上関原発を目先の政治情勢判断でもてあそばないでください=きっぱりと建設中止を決める勇気を持って下さい
前略,田中一郎です。
下記は、上関原発に反対する山口県の方からのメールの転送です。
みなさまも、よろしければ、山口県知事と山口県庁に、抗議のシグナルをお送りいただければ幸いです。
私が送ったメールを添付しておきます。
以下はメール転送です。
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上関原発を建てさせない山口県民大集会に
ご協力くださった皆さまへ
集会事務局長を務めました、草地大作です。
皆さん報道等でご承知の通り、4月14日に山口県が
受領した中国電力からの公有水面埋立免許延長
申請に対して、昨日村岡嗣政山口県知事は、来年
2015年5月15日(金)を期限とする6度目の質問を
中国電力に発送しました。
毎日新聞 http://goo.gl/0rr5WL
読売新聞 http://goo.gl/GUKYO6
先ほど港湾課に問合せ、抗議を伝えましたが、
その中でも「一年の回答期限の法的根拠はない」
と担当者は応答しています。
昨年3月に山本繁太郎前知事が「一年間の先送り」を
表明したこと自体、すでに法的根拠のないことでしたが、
今回の村岡知事は、その「法に基づかない先送り」を
重ねるという、県知事としてまったくふさわしくない判断を
したことに対して、憤懣やるかたない思いで一杯です。
3.8集会実行委員会事務局としても、今後の対応を協議
しておりますが、さしあたっては知事室、港湾課に対して
この判断に対する抗議を伝える必要があると思います。
以下に連絡先を記します。あくまでも、各自のご判断に
お委ねすることになりますが、県民の意思を無視した
暴挙に対して、共に声を上げていただければと願います。
抗議行動などの要請については、確定次第、改めて
ご連絡いたします。
「知事への提言」
山口県総合企画部広報広聴課内 中央県民相談室
電話 083‐933‐2570
FAX 083‐933‐2599
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/chiji-room/proposal.html
「山口県港湾課」
電話 083-933-3810
FAX 083-933-3829
メール a18700@pref.yamaguchi.lg.jp
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a18700/index/
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下記は私が送ったメールです。ご参考までに。
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前略,田中一郎です。
村岡嗣政山口県知事さま
山口県庁のみなさま
このほど、受領した中国電力からの公有水面埋立免許延長申請に対して、知事は、来年2015年5月15日(金)を期限とする6度目の質問を中国電力に発送したとの知らせをお聞きしました。
中国新聞 http://goo.gl/shgrXp
毎日新聞 http://goo.gl/0rr5WL
日経新聞 http://goo.gl/3slTbW
読売新聞 http://goo.gl/GUKYO6
福島第1原発事故とその後の東日本の状況をご覧になればお分かりの通り、原発はひとたび事故となれば、大変な事態を巻き起こし、多くの人々を苦しみのどん底に陥れるだけでなく、広い範囲を放射能で汚染してしまい、取り返しがつかない事態を招きます。原発は「失敗が許されない」施設です。
原発は安全だなどという話を信じる人は、もう日本にはいません。それに、人間のやることに「失敗が許されない」と言うことはあり得ない話で、地震大国・津波大国・火山大国の日本では、近い将来、再びの失敗が原発で繰り返されることになるでしょう。
もう、原発はやめないといけません。福島第1原発事故は不幸中の幸いで、かろうじて格納容器や使用済み核燃料プールが生き残るなど、とことんひどい状態までは行きませんでした。でも、今度はそうはいかないでしょう。
上関原発が事故を起こせば、私が愛する美しい瀬戸内海と山口県を含む瀬戸内地方や中国・四国・関西地方は、放射能で壊滅状態となります。何ゆえにかようなリスクを抱えて原発を続けなければならないのでしょう。まして上関原発はこれからつくるという話です。愚かなことです。
上関原発の建設中止=埋め立て不許可の決断をして下さい。国の顔色をうかがうような政治的風見鶏行為はいけません。表面化していることに流されて、故郷=瀬戸内海をもてあそぶのはやめましょう。きっぱりと中止の決断をお願い致します。
私は、美しい瀬戸内海と山口県をこよなく愛しております。
どうぞこれをしっかりと守って下さい。
原発などなくても、電気は足りていますし、これからも何の心配も要りません。
原発は、危険で汚く効率の悪い、20世紀の老朽化技術にすぎないのです。こんなものにしがみついていては、未来が破壊されてしまいます。
早々