本日(9/24)のちょっとだけ情報:「現実」主義の陥穽=ある編集者へ(丸山真男 1952年『増補版 現代政治の思想と行動』:未来社)=丸山真男 今響く、戦後代表する政治学者 没後30年(東京 2026.9.21)
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.イベント情報
◆本日です!(チラシ)(9.24)公開シンポ:武器輸出による成長は可能か?(明治大学駿河台キャンパス)
https://drive.google.com/file/d/1GstYNdSpsTH2jJ-Z0D4E42RJ-zLo1QEz/view?usp=sharing
◆NEW!(チラシ)(10.15)福島原発かながわ訴訟 第2陣控訴審 第2回公判(東京高裁#101)
https://drive.google.com/file/d/1jkBU6HUgfBuqlM9rdL08F-3_WHQU1PLo/view?usp=sharing
◆NEW!(チラシ)(11.1)本田由紀講演:「そこをどけ!」から「いかにどかすか」へ(商社九条の会:日比谷図書文化館B1)
https://drive.google.com/file/d/1htkt7uGirqci4lzi3O1Ew8UiRzQhyDsJ/view?usp=sharing
2.キャンペーン
(1)署名活動についてのお知らせ · 判決は不当判決でした!控訴します! · Change.org
https://qr.paps.jp/arCwo
(2)オンライン署名 · 防衛省の「まるわかり 日本の防衛」(こども防衛白書)の小中高校生への配布反対 - 日本 · Change.org
https://www.change.org/Kodomo_Bouei_Book
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「本日(9/24)のちょっとだけ情報:「現実」主義の陥穽=ある編集者へ(丸山真男 1952年『増補版 現代政治の思想と行動』:未来社)=丸山真男 今響く、戦後代表する政治学者 没後30年(東京 2026.9.21)」をお送りいたします。
<別添PDFファイル>
(1)丸山真男 今響く、戦後代表する政治学者 没後30年(東京 2026.9.21)
(2)「現実」主義の陥穽:ある編集者へ(丸山真男 1952年『増補版 現代政治の思想と行動』:未来社)
1.映画『八つ墓村』特別主題歌予告【9月18日(金)全国公開】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Q1s93-kSQ5M
(「たたりじゃー!」と叫んでいます。自民党に投票するからですよ。:田中一郎)
2.9/23代々木脱原発集会で
(1)(チラシ)追浜の100年先を語ろう:歴史は軍都から平和産業のまちへ(2026.8)
https://drive.google.com/file/d/1tyZIXf_PV3e8OXnyPVIJUQOq1KEPQ2bg/view?usp=sharing
(2)花博汚染土 - 9月22日発足集会
https://qr.paps.jp/U2WKV
(関連)横浜でも、除染で発生した「汚染土」再利用へ? 国際園芸博覧会が候補に…反対ネット署名1万3000筆超:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/516593
(3)(イラスト)汚染水問題って何だ? コレだ!
https://drive.google.com/file/d/1wnIOJd7GeGmssGOOElEyvNwmDjA_n6qs/view
(4)(報告)(7.27)オルタナティブな日本を目指して:再開第25回「「脱原発」と「脱炭素」」(「新ちょぼゼミ」たんぽぽ舎:田中一郎)(2026年7月26日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2026/07/post-132494.html
(5)(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html
3.小倉志郎さんから:「選挙」
https://tinyurl.com/2f5hef53
4.(別添PDFファイル)丸山真男 今響く、戦後代表する政治学者 没後30年(東京 2026.9.21)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/516762
(関連)別添PDFファイル「現実」主義の陥穽:ある編集者へ(丸山真男 1952年『増補版 現代政治の思想と行動』(未来社))
https://drive.google.com/file/d/1BrvyFyp17rRpVcj3NUOffnfu3uj3F5_F/view?usp=sharing
<田中一郎コメント>
丸山真男の読書会を数年前にやって、この「「現実」主義の陥穽」という論文についてもテーマにして、参加者で議論した記憶があります。60年安保崩れの元全学連幹部で自称ニッポンのオルテガ=故西部邁や、自身を「リベラル保守」(そんなものは少なくとも日本にはない)と称し故西部邁を恩師と仰ぐ中島岳志東京科学大学教授らは、現代日本において保守主義の効用を説き、多くの民衆が長期間にわたり守り続けてきた伝統や慣習こそ、時代を超えて社会をよりよくしていく基礎的な考え方の土台であるように言う。逆に、浅学の浅知恵とも言うべき設計主義的な改革や革新など、これまでの人類史に於いて良き結果を生み出したためしなどないのだから、そんなものを振り回すよりも、伝統や慣習を大切にし、是々非々の態度で漸進的に物事のあり方を変えていけばいい、目的や理想は「現実主義」をわきまえた上での努力の積み重ねの上に実現可能となるのだ、と説いて、現実主義に立脚する保守主義(中島岳志の場合はリベラル保守主義)の効用を強調する。
私は、こうしたこの2人の言説が大嫌いである。故西部邁の場合は、左翼運動ないしは現代革命に挫折した精神的屈折の結果のいわば「腹いせ保守主義=オルテガ論」であり、そもそもの主義主張の根本の根性がねじ曲がっている(少し前に論じた小林よしのりの右翼言論によく似ている)。他方、中島岳志東京科学大学教授の方は、1970年代の左翼勢力の体たらくを経て、その反動として世の中が「右へ、右へと、草木もなびく」時代の潮流に迎合した、寄せ集め細工の「保守讃美歌」にすぎない。彼らに共通するのは、あまりにひどい現代の日本社会を抜本的に転換しようとする左翼・左派・リベラルの動きに対して、否定的・妨害的(故西部邁)であるか、肯定的・応援的(中島岳志)であるかの違いはあっても、現実の重みを伝統や慣習などという言葉で表現して「世直し」勢力に突き付け、結局は「現実主義」の陥穽(故丸山真男)に左翼・左派・リベラルとともに転落していくのである。
かく私が申し上げることの具体的政治的事例が、お粗末極まりなかった「中道改革」=「空洞改革」連合の衆院選大敗北と、その後の半年間以上の時間を浪費しての空中分解であり、ものの見事に「歴史のゴミ箱」へ消え去ったことである。ものごとは、故西部邁や中島岳志のように、難しく考えることはないのであって、危機の時代において中途半端は最悪の選択であり、優柔不断と「足して2で割る無意味」を意味する「中道」などは、仏教の世界ではともかく、現実世界の「世直し」のためには、クソの役にも立たないのである。保守主義者が尊重するという伝統や慣習(それが何かは人それぞれによって言うことが違い、往々にして歪んだ我田引水やご都合主義を含んでいる)は、むしろ「世直し」の障害物・妨害物として登場することになる。中島岳志の言うようなことには、少なくともこの日本では、実現する可能性はないと言っていい。
こうした思想的混迷の時代が危機の時代とともにやってきている今日にあって、私は故丸山真男が、様々な意味で読み直され、再評価されるべきであると考えている。今回の東京新聞記事は、常々私が申し上げてきた「丸山真男ルネサンス」の代弁をしてくれるような記事で、皆様にも別添PDFファイルの丸山真男論文とともに、是非見ていただきたいと思った次第です。
草々

