政治ジジ時事解説(13):(1)支配権力忖度報道やデマ情報にまみれる沖縄県知事選=沖縄の平和と繁栄を目指す最後の砦を守れ、(2)祝「中道改革連合」空中分解・解党解散(3)内田樹×斎藤幸平対談について私のコメント他
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.【響け9条「合唱」】7月編!「全国デモ画像が集結」新形態の渋谷スクランブルデモに繋ぐ! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Fct-HC31MIU&list=RDFct-HC31MIU&start_radio=1
2.(9.2)福島原発被害損害賠償 関西訴訟 判決 - YouTube(2026.9.2)
https://www.youtube.com/watch?v=jy_0VrKyrkY
(対米隷属・行政追従・首相官邸忖度で腐りきった日本の司法・裁判所が再生するラストチャンスといってもよい。理不尽極まる福島原発事故について、法治国家の番人として、東京電力と国の責任を認めた上で被害者・原告の人権を守り、被害者ら家族の生活が再建できるだけの損害賠償金の支払いを(東京電力と国に連帯責任で)命じる判決を下せ。それが今の日本の司法・裁判所が生き残る唯一の方法だ=これまでのように不当判決を繰り返すのであれば、お前たちを国民主権の行使により叩き潰すから、そのつもりでいろ!!:田中一郎)
3.オンライン署名 · 中部電力に浜岡原発を稼動する資格はない!! 世界一危険と言われる浜岡原発は、即時 廃炉に!! - 日本 · Change.org
https://x.gd/4tVmA
(関連)(チラシ)今こそえらぼう原発のない未来を(浜岡原発やめて! 緊急アクション:イベントスケジュール)
https://drive.google.com/file/d/10gXyTNugGmTxBXctH36MuUgKp-tIiuk7/view?usp=sharing
(関連)浜岡 廃炉費請求で改ざん、中部電謝罪 14件8億円分(東京 2026.8.28)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/511171
(最近、浜岡原発で3度目の不正=コンプライアンス違反が発覚したようである。①浜岡原発の改修費不払い事件(副社長が引責辞任:2025年11月)、②浜岡原発の基準地震動データのインチキ操作(2026年2月)、③.今回の「廃炉費用の不正水増し申請」(2026年8月)、もはや中部電力の原発ビジネスはもう終わりだ。原発大事故の再発防止のための安全確保に全力尽くすべき規制当局であるにもかかわらず「やる気なし」の原子力「寄生」委員会・「寄生」庁のドウタラコウタラの前に、経済産業省が同社の原発運転免許を取り消せばそれで事は終わる。ここまで背信・背任の組織体質を抱える中部電力に原発稼働の資格はない。危険すぎる。:田中一郎)
(追:中部電力の勝野哲会長と林欣吾社長はトップにとどまり続投(居座り)する意向を示しています。=ざけんじゃねーぞ!!:田中一郎)
(関連)中部電力の株主総会、トップ2人の再任案可決 データ不正問題は陳謝 [浜岡原発データ不正問題]:朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASV6T1H38V6TULFA00CM.html
(よく見ておいてください。これが資本主義という経済体制の「物事の決め方」「人事のあり方」です。叩き潰す必要があると思いませんか? 未来永劫、こんな「仕組み」の下でやっていくのですか? 地域住民や一般市民は大企業・大資本の下僕ですか?! 最後は原発過酷事故で生活・生存を奪われ殺されますよ。簡単明瞭な話ではないですか?!:田中一郎)
4.イベント情報
(1)(9.4)最高裁前行動と講演会:関西電力、めちゃくちゃでっせ!〜結審迎える関電株主代表訴訟は勝利できるか〜 - 東電株主代表訴訟
http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-464.html
(2)(チラシ)(9.11-21)喜劇:ワタクシたちの道徳(紀伊国屋サザンシアター:青年劇場)
https://drive.google.com/file/d/1MkFgm3g1oDHR6Q2g1njhbd5FOtY799A5/view?usp=sharing
(3)(チラシ)(9.12)国際シンポ「3.11」フクシマから15年 現状と課題(コラッセふくしま)
https://drive.google.com/file/d/1StCxCgc5cZxG9GiI_t1PiNkFxdBIt-vn/view?usp=sharing
(4)(10.9)公開シンポジウム:イラン・ウクライナ危機と変容する世界秩序~日本はいかに対応すべきか - ISF独立言論フォーラム
https://isfweb.org/post-81110/
◆[東京外環道訴訟](お知らせ_傍聴を)第30回口頭弁論9月11日(金)15時(東京地裁#103)
https://drive.google.com/file/d/1VhhdmjV3IjbtVPfsNANW_9z646_WJ2hq/view?usp=sharing
5.(メール転送です)徹底検証「消された初期被曝」被ばく評価は本当か 出版記念パーティー:OUR PLANET TV
日 時:2026年9月9日(水)18時半〜20時
会 場:PRONTOライブラリーダイニング日比谷店
(日比谷コンベンションホール地下大ホール隣)
会 費:4000円(フリードリンク)
お申し込みフォーム:https://forms.gle/c4XV5H7JunPvW1R9A
◆徹底検証 消された初期被曝/黒川眞一, 白石草|岩波ブックレット - 岩波書店
https://www.iwanami.co.jp/book/b10194095.html
(最初の10ページが試し読みできるようになり、予約も開始しています。ぜひチェックしてください。:OUR PLANET TV)
6.さらん日記(『週刊金曜日 2026.8.28』)
https://drive.google.com/file/d/1juSVxQqapek6XOeNtDlSmlXVlyF6-g0w/view?usp=sharing
7.【LIVE】いのちの党 定例会見 やはた愛副代表・高井たかし幹事長(8月27日14時30分~国会内) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=8yyclq_mIMY
(関連)トップページ - いのちの党
https://inochinoto.jp/
(「れいわ新選組」改め「いのちの党」として再スタートした。党の名前もよくなったし、人心一新して「滅びゆくこの国」を食い止めるため、そして反転再生ニッポンのため全力で前進してほしい。この記者会見もそうだが、その後開催された「れいわ・オーナーズ」会員たちの会合でも、くだらない質問をして執行部を困らせる「ガラクタ記者」たちや「危機感欠如」の「お気楽似非改革市民」が依然としてチラホラいるようだ。高井たかし幹事長もやはた愛副代表・広報部長も、よく辛抱して立派な記者会見や会員対応をこなしている(くだらない質問はテキトーにかわしておけばいい*)。「党改革」もいいが、それ自体を自己目的化して「内向き」にならずに、少し前の山本太郎のように、自民党や「ゆ党(ゆちゃく党)」に苦しめられる有権者・市民に徹底して「世直し」を訴えて、かつての「勢い」を取り戻していただきたい。応援している。それと、やはた愛さん、会見する時は、深呼吸をして「ゆっくりしゃべって」下さい。おかしなことは言っていませんから、自信を持って、落ち着いて!!:田中一郎)
*そもそも、イスラエル・ネタニヤフ政権によるガザやヨルダン川西岸でのジェノサイドが国際的な批判を受けているさなかに、イスラエルの費用負担で、自民党の「戦争屋議員」どもと一緒に、党に無断でイスラエルを訪問し、ネタニヤフと握手をしながら「ニッポンには大変お世話になっております」などとおだてられて、対話が大事などと喜んで帰ってきた多賀谷亮が、その後その責任を問われても「何が悪いんだ」という態度で居直り、ついには国政選挙時に「れいわ新選組」の推薦を受けられなくなった。それで「れいわ新選組」を自分から脱退し、その腹いせになのか『週刊新潮』などの似非右翼雑誌やネトウヨのたぐいと一緒になって「れいわ新選組」➾「いのちの党」を批判する、そんな資格などあるのか?! ということだ。そしてその「批判」なるものには、高井たかし幹事長が言うように「言いがかりはおやめください」という内容も多々含んでいるようだし、である。(下記サイトで多賀谷亮の党派遍歴を見てみるといい。今は「中道改革連合」に所属だそうだ。こんな人物が信用できるのか?! 現在は衆院選で落選中)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E3%82%B1%E8%B0%B7%E4%BA%AE
8.TACO市サナエ(ピョンピョン)対米隷属売国奴政権、まもなく終了へ
(1)「SAMEJIMA TIMES」まさかの茂木幹事長!?麻生と密談3時間〜高市完敗シナリオの全貌 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0KJvMN_9Kz8
(2)「高市政権だからチャンスとみられている」農業経済学者が警鐘 米国産ジャガイモ輸入解禁「日本は拒否できない」:女性自身Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/919db8e38dcf4f91c52577ee5d357562a1f204ad
(3)「反省なんかしておりません」反戦、不戦の誓いに言及しなかった高市首相と天皇の“緊迫会談”《1対1の内奏で…》 - 文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/-/91543
(4)高市首相の「ゴキブリ投稿」に海外メディア嘲笑! キモ画像とペアで猛拡散され世界の恥に|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/392265
(5)靖国参拝でメディアを“統制” 小泉進次郎 右翼化の裏でSNS「サイレント削除」《言論統制との指摘も》 - 週刊文春
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b14692
(いまだにマスごみの「為にする」世論調査なるものに「高市早苗政権を支持します」などと答えている「死ぬまで治らない馬鹿」は放っておいて、そうでない有権者・国民は、一刻も早くTACO市サナエ(ピョンピョン)と自民党、そしてそれに協力し補完する「ゆ党(ゆちゃく党)」(維新、国民、参政、中道、未来、保守、保守系無所属と参院立民の一部)を国会や地方議会から一掃してしまいましょう。それはまるで便秘のお腹からたまりにたまった長年の貯め糞がどっと出せて、すっきりした気分になれる、そのたとえ話がぴったりくる「有権者として当然の行為」です。さしあたり統一地方選あたりから始めましょう。クソの塊みたいな政治家に選挙で投票してはいけません。:田中一郎)
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「政治ジジ時事解説(13):(1)支配権力忖度報道やデマ情報にまみれる沖縄県知事選=沖縄の平和と繁栄を目指す最後の砦を守れ、(2)祝「中道改革連合」空中分解・解党解散(3)内田樹×斎藤幸平対談について私のコメント他」をお送りいたします。
<別添PDFファイル>
(1)沖縄県知事選、軍事要塞化の圧力下、どんな首長が求められるか(イントロ部分)(南彰『週刊金曜日 2026.8.21』)
(2)高市首相への野次こそ民意 こんな裏工作で自民が勝ったら沖縄はオシマイ(日刊ゲンダイ 2026.8.31)
(3)沖縄県知事選挙、「政策合意」撤退の波乱、地方自治ゆがめる介入(東京 2026.8.28)
(4)沖縄県知事選告示(朝日 2026.8.27夕、28)
(5)沖縄県知事選告示(東京 2026.8.28)
(6)沖縄知事選を考える:野添・崎浜(朝日 2026.8.26)
(7)分水嶺 沖縄県知事選2026 上中下(毎日 2026.8.23-25)
(8)中立公合流 白紙に、31日再会談 統一会派結成も困難(東京・日経 2026.8.29)
(9)中立公 結集頓挫、立憲楽観 招いた誤算、公明の覚悟 想定外(毎日 2026.8.29)
(10)沖縄県知事選挙の関連X投稿の発信地は「東京」が最多、沖縄を上回る デマ、候補者攻撃(東京 2026.8.30)
◆(新刊書)戦争を甘く見る空気 1930年代と似た道を進む現代日本-山崎雅弘/著(朝日新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034883092&Action_id=121&Sza_id=A0
(関連)はじめに(山崎雅弘『戦争を甘く見る空気 1930年代と似た道を進む現代日本』朝日新書)
https://drive.google.com/file/d/1IqHZDnZsk0KSNFkYu5DcKi1pJSnJZvXQ/view?usp=sharing
(関連)日本の「次の戦争」(内田樹『週刊金曜日 2026.8.7』)
https://drive.google.com/file/d/1xsTGQTQDDfQ7zR7pMfmPq0OXnClDowaV/view?usp=sharing
1.支配権力忖度報道やデマ情報にまみれる沖縄県知事選=沖縄の平和と繁栄を目指す最後の砦を守れ
支配権力忖度報道とは大手マスごみのことで、要するに沖縄県民・有権者が選挙で候補者を判断・選択する場合の重要事項や肝心なことを報じない=端的に言えば、今のTACO市サナエ(ピョンピョン)自維連立政権の推薦候補者に投票が集まるよう、有権者を間接的に誘導するような報道をしているということだ。また、デマ情報とはもっぱらネット上のサイトのことで、文字通り、嘘八百を垂れ流して関係者を混乱させることを喜びにしている印象を受ける(愉快犯??)。東京新聞記事によれば、玉城デニー候補を批判するもの=つまりチンピラ似非右翼やネトウヨのたぐいが発信するフェイク情報が氾濫しているらしい。お気を付けください(少し前の東京都知事選挙の時の「スッカラカンの石丸伸二」現象にしてはいけない)。
◆(別添PDFファイル)沖縄県知事選挙の関連X投稿の発信地は「東京」が最多、沖縄を上回る デマ、候補者攻撃(東京 2026.8.30)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/512094?utm_source=tokyo_mailmag&utm_medium=email
<目を通しておいた方がいい記事>
(1)(別添PDFファイル)沖縄県知事選、軍事要塞化の圧力下、どんな首長が求められるか(イントロ部分)(南彰『週刊金曜日 2026.8.21』)
https://drive.google.com/file/d/1F8qWV3Lp0l0oJ_gP9pWid6Sw2tVJpZE9/view?usp=sharing
(①自民党推薦の古謝玄太は元総務官僚(少し前まで菅義偉や高市早苗が大臣をやっていた役所で、まともな幹部役人は皆無)、②その古謝と真っ先に政策協定を結んで応援に駆け付けたのが、あのガラクタ系チンピラ似非右翼で歴史改ざんが得意の参政党、もちろん沖縄の歴史も改ざんしている、そしてこの参政党との政策協定には自陣営内からもクレームがついた、③大票田の那覇市での古謝への支持動向は知事選直後に実施される那覇市長選と密接に関係していて、現那覇市長の知念覚(さとる)氏をめぐる人間関係や同氏の去就が微妙に影響、④東大の学生団体がインチキAIを使って古謝側を間接的に応援するような「詐欺的対話」を提供(これが今の東大生なのか?!)、⑤沖縄全島エイサーまつりへの自衛隊の組織的介入と世論操作、事務局の沖縄市は何と市長が自衛隊出身という軍人だ(=今の沖縄や県民はどうなっとるの? 沖縄が戦場になってもどうってことないのかな?)、その他のことが報じられている。:田中一郎)
(2)(別添PDFファイル)沖縄県知事選挙、「政策合意」撤退の波乱、地方自治ゆがめる介入(東京 2026.8.28)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/511564
(TACO市サナエ(ピョンピョン)の指示を受けた自民党本部の鈴木俊一幹事長と西村康稔選対委員長、自身に近い鈴木宗男参院議員たちが、沖縄県知事選に立候補した下地幹郎と水面下で「裏取引」をし、4カ条の約束で立候補をやめさせたという記事である。沖縄現地の頭越しになされており、沖縄選出の国会議員が自民党本部に抗議したと伝えられている(茶番)。4カ条の合意書には「実現に向けて努力する」とは書いてあるが「実現する」とは書いていない。しかし、このことを詳しく報じたのは東京新聞と日刊ゲンダイだけで、他の大手新聞各紙は「古謝陣営は政党色を極力薄めたい」などと書いて、まるで「高市早苗自民党本部の傀儡」のような古謝候補を「政治的中立の沖縄県民党」であるかのごとく報じている。バカバカしい忖度報道の一種だろう。東京所在の政権党が沖縄の地方自治選挙に「裏取引」で介入しているのに古謝候補はこれに断固として抗議したのか?!:田中一郎)
(3)(別添PDFファイル)高市首相への野次こそ民意 こんな裏工作で自民が勝ったら沖縄はオシマイ(日刊ゲンダイ 2026.8.31)
https://drive.google.com/file/d/1Pbe2yu9sUDakJIm1e1OYZ4QQcRoIzq7n/view?usp=sharing
(上記の下地幹郎の立候補降ろしの「裏工作」がより手厳しく報道されている。ご一読されるのがいい。噂では、下地幹郎に副知事のポストが約束されている、などという情報もあり、これが真実なら公職選挙法違反である。下地幹郎は古謝候補を応援すると言っているようだが、古謝側はこれを受け容れるのか? そもそもこの自民党本部による「裏工作」のことを古謝は詳しく聞いているのか? 聞いていないのならそれは何故か?:田中一郎)
(4)(別添PDFファイル)沖縄県知事選告示(赤旗日曜版 2026.8.30)
https://drive.google.com/file/d/1QmGL3hUd9lQmgkD7PO9l_pWmOj6-fZkR/view?usp=sharing
(辺野古基地は海底地盤がユルユルで容易には完成しないこと(莫大な金額の建設費が必要になる)、沖縄に長距離射程ミサイルが配備されて中共中国との間で一触即発の戦争前夜状態であることなどが報じられているが、加えて最重要なポイントは、辺野古新基地の滑走路は短いため米軍のニーズに合わない=現在、民間と自衛隊が使っている軍民共用空港の那覇空港を米軍にも使わせろ、というのが普天間返還の米側の条件であり、その他にも7つの条件が出されていて、全部で8つの普天間返還条件が米側から日米合同委員会などで示されているという(下記参照)。しかし、今回の沖縄県知事選に際して、このことを報じる大手新聞は今のところ皆無である。古謝候補はこれを知っていながら「普天間基地返還のためには辺野古新基地建設容認が最速である」などとうそぶいている。この古謝候補に対して、大手マスごみは何故、この点を厳しく問わないのか?!:田中一郎)
<普天間飛行場返還の「8つの条件」: Google AI>
(1)キャンプ・シュワブ(名護市辺野古)への飛行場関連施設の移設
(2)海兵隊の航空部隊・司令部機能などの辺野古新基地への移設
(3)航空自衛隊の新田原基地(宮崎県)および築城基地(福岡県)の緊急時使用のための施設整備(米軍機の代替滑走路としての整備)
(4)長い滑走路を用いた活動のための、緊急時における民間施設(民間空港等)の使用の改善
※普天間の2,700mに対し辺野古は1,800mと短いため、米軍は3,000m級の「長い滑走路」として那覇空港などの民間利用の確保を求めています。
(5)周辺道路の交通渋滞、その他関連する諸問題の回避
(6)近隣する水域(辺野古周辺海域等)の必要な調整
(7)辺野古新基地における完全な運用上の能力の取得
(8)KC-130空中給油機部隊の岩国基地(山口県)への移駐=完了している
上記のうち、最大の問題は(4)、これについては下記の記事の最後の方を参照してください
◆【まとめてわかる】普天間飛行場の返還、なぜ30年も進まない- [沖縄県]:朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASV490DQFV49TPOB003M.html
◆普天間返還条件に「那覇空港」 文書に残る米側の思惑、避ける日本 [沖縄県]:朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASV4B4F92V4BTPOB001M.html?iref=pc_extlink
<どうでもい大手マスごみの忖度報道=的外し報道>
(1)(別添PDFファイル)沖縄県知事選告示(朝日カバカバ新聞 2026.8.27夕、28)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S16534897.html
(「県には辺野古新基地建設を止める手段はなく、知事選の争点は県民の暮らしになっている」などと書いて、沖縄が抱える最重要の問題である、米軍基地、自衛隊基地、辺野古新基地建設、対中共中国の戦争準備、などの「戦争と平和」の問題から有権者の目をそらそうとしている。典型的な支配権力忖度型の御用記事である。:田中一郎)
(2)(別添PDFファイル)沖縄県知事選告示(東京 2026.8.28)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/511363
(朝日カバカバ新聞や毎日腰抜忖度提灯新聞ほどではないが、やはり沖縄の置かれた現在の状況から鑑みて、この知事選の真の争点は何なのかが書かれていない「(バカバカしいまでの)形式的記事」。東京新聞でも、まともなものは「こちら特報部」くらいに限られてきた今日この頃。:田中一郎)
(3)(別添PDFファイル)分水嶺 沖縄県知事選2026 上中下(毎日 2026.8.23-25)
https://qr.paps.jp/vJ3m3
(毎日腰抜忖度提灯新聞もまた、朝日カバカバ新聞と同様に、「県は辺野古基地建設を止める方法を持たず八方ふさがり」などと、あたかも辺野古基地問題は沖縄県の方の能力に問題があるかのような書き方をしている。しかし、こうした事態を招いているのは、①政権政府が地方自治の本旨を踏みにじって現行法を歪めて使っていること(行政の被害者となった一般市民の権利を守るための「異議申し立て制度」を政府自身が使って沖縄県知事の埋め立て許可撤回を覆した一種の「利益相反行為」)、②司法・裁判所が行政追従・首相官邸忖度の態度で、この不当な政府の処置を追認する判決を出し、沖縄県を無権利状態に貶めていること、が原因である。毎日腰抜忖度提灯新聞は何故そのことを書いて、沖縄県民・有権者にその是非を問わないのか?! 何故、選挙の時には黙るのか?!:田中一郎)
(更には、沖縄で政府の政策に反対する県政が続いているため、沖縄振興費をはじめ政府からの交付金が減らされている、などと詳しくその事情を書き、古謝候補が県知事なれば政府の交付金は増えるだろう、のようなことを報じている。呆れた話である。そもそも、自分たちの言うことを聞かない自治体だから交付金は減らしてやれ、などということを自民党政権・政府はこれまでも繰り返し行ってきたが、それ自体が違法だ。更に、沖縄は観光ブームに沸いていて、ツーリズム関連収入も沖縄県の税収その他の収入も過去最高となっていて、島全体が平和であってこその経済的な繁栄と県財政の好転が実現している。毎日腰抜忖度提灯新聞は、何故そのことを強調する記事を書かないのか?:田中一郎)
(4)(別添PDFファイル)沖縄知事選を考える:野添・崎浜(朝日 2026.8.26)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S16533444.html
(若い研究者2人が、沖縄の悲惨な歴史も、理不尽な基地社会の現状も、危険極まりない対中共中国との戦争準備の実相も知らぬまま(あるいは知ろうともせず)、お気楽な机上の空論に近い屁理屈を並べて、ああだこうだと、沖縄県知事選のことを論じている。しかもその態度は政治的中立(「政治的カマトト主義」(政治的中立主義))か、あるいは、どちらかといえば支配権力側と思えるようなもので、ただただ知事選の争点を混乱させるだけの効果しかないような、ガラクタ記事・評論である。さきほど上記でご紹介した東大学生によるインチキAIを使った支配権力側への間接応援もそうだが、今の若造どもは、そのほとんどがこんな感じなのだろうか。もしそうなら、この国の近未来は暗い。:田中一郎)
<その他関連サイト>
(1)デニー危うし? 「オール沖縄」分裂と「3期目のジンクス」で大激戦、高市政権の行方も左右する「沖縄知事選」の超緊迫構図 - 政治・経済・投資 - 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/955545?display=b
(2)沖縄県知事選 下地幹郎氏が一転して不出馬表明「自民党と政策協定」(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/797ffe0e4eb30c1177b094b58fbe998e8fe1fe7e
(3)沖縄知事選告示 土壇場での下地幹郎氏不出馬のウラに自民との「密約」はあったのか?|日刊ゲンダイDIGITAL}https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/392211?utm_source=newsletter&utm_medium=email
(4)国場衆院議員、自民本部に抗議 下地氏との政策協定「地元を頭越しにする決定」(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fdd197117a3cce07475a29cf975e54ce33a27ad
(5)混迷の「天王山」沖縄県知事選…自民系は内輪モメ、現職の玉城氏陣営も足並み乱れ黄信号の“泥仕合”|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/392263
(6)沖縄知事選2026:決定打なき基地問題 「結果がすべて」か「声を上げ続ける」か - 毎日新聞
https://x.gd/3PIC8
(7)沖縄知事選2026:高市首相が「マイナスとも…」 沖縄知事選、総力戦の自民に懸念 - 毎日新聞
https://x.gd/JQoV1
(8)沖縄知事選2026:保守王国化する沖縄 「足し算すれば、ぼろ負け」焦る現職知事側 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20260823/k00/00m/010/115000c
◆玉城デニー候補のユーチューブ動画=チャンネル登録をして「いいね」ボタンを押して下さい(指が上を向いているボタンです)、「X」は「フォロー」ボタンを押してください
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*玉城デニー(@tamakidenny)さん / X
https://x.com/tamakidenny
*玉城デニー公式アカウント - YouTube
https://www.youtube.com/@dennyoffical
(1)「沖縄を二度と再び戦場にしない」沖縄県知事 玉城デニー - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=HSd-DpWul_s
(2)玉城デニー県知事候補スピーチ 普天間基地は即時運用停止、閉鎖・返還を! 宜野湾市長田 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1_1T20pm7z4
(3)「沖縄県は、いま、こども真ん中社会を実現する施策に取り組んでいます」沖縄県知事 玉城デニー - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=_DZSHwo07qM
(4)玉城デニー公式アカウント - YouTube
https://www.youtube.com/@dennyoffical
(5)「うちなーんちゅが 守り続けてきたこの言葉の強さと優しさを誰もが実感できる、平和と誇りある豊かな沖縄の実現へ」沖縄県知事 玉城デニー - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=hmsV7hxwEXM
(6)玉城デニー 県知事選第一声の模様を、YouTubeでライブ配信します。物価高、子育て、福祉、平和、そして基地問題――。私たちが暮らす沖縄の未来を、これから誰に託すのか。 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=znMHlL4oHcE
(7)「沖縄を二度と、再び戦場にしない」沖縄県知事 玉城デニー - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=8QKKpU4lYbc
(8)#玉城デニー うるま市街頭演説 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=SLmCk5aysEg
(9)【沖縄県知事選挙】玉城デニー氏の第一声 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-9zHFSdI2DI
(10)【ノーカット】沖縄県知事選・玉城デニー候補の「第一声」 辺野古移設・経済振興…訴えは? 9月13日投開票 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UfYdcfaQ69Y
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2.祝「中道改革連合」空中分解・解党解散
今年2月の衆議院選挙直前に、どさくさ紛れで背信政党を立ち上げ、その結果、選挙でボロ負けした「中道改革」=「空洞改革」連合だが、その後は、ああだこうだ、あっちウロウロ、こっちチョロチョロを、参議院立憲民主党の腰抜けたちと一緒に6カ月近くも繰り返して時間を浪費した挙句、「3党合流せず」「公明は中道からいち抜けた」「「中道改革連合」は解党解散」の雰囲気になってきた。この間、この3党の有権者支持率は1~2%まで下がり、ほぼ誰も支持しない状態となり、自民党1強体制(と言っても支持率が低迷する野党や「ゆ党(ゆちゃく党)」に比べての話、絶対支持率では自民党も弱体)を間接的に支える結果となった。
このバカ丸出しの政界再編の狙いは、これまでも申し上げてきた通り、自民党の反タコイチ早苗(=反旧アベ派・清和会)や非アベ派の(いわゆる穏健保守と言われる)政治家どもを糾合して、国民民主党なども巻き込みながら、新たな「新自民党」を創設しようとしたところにあった。しかし、選挙でボロ負けしたのだから、その段階でこの野望は雲散霧消、さっさと「中道改革連合」など解党・解散してしまえばいいものを、今まで約6か月間、引っ張り続けて、また失敗した。A級戦犯は、野田佳彦、斎藤鉄夫、そして小川淳也(中道代表)である。この3人は引責して国会議員を辞め引退せよ。小川淳也などは立憲民主党内部での評判がすこぶる悪く、もう立憲民主党に戻れる場所はない。かような馬鹿をし続けるから、小川淳也は「何故君は総理になれないのか」という映画で描かれたように「総理になれず」で、しかも今後永久に、である。
(参考)映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」公式サイト
https://nazekimi.com/
(少し前に見たような気がするけれど、印象に残らない、つまらない映画だった。:田中一郎)
今後は、2026衆院選落選組の元立憲民主党議員や、「中道改革連合」に嫌気がさした現職議員や、腰抜けぞろいのような参院立憲民主党の議員たちは、こんどこそ覚悟を決めて「護憲リベラル共生(ゴリラ)」に結集し、統一地方選へ向けて新党を年内に立ち上げよ(政党交付金の関係で年内でないとダメ)。そしてこんどこそ、ホンモノの「世直し」改革へ向けて、真剣に取り組みを開始せよ。それができないで、国会内の統一会派だの、部分的な選挙協力だので、お茶を濁しているようなら、お前たちの議席は次回の国政選挙でほぼ全て消え去ることになるだろう。実際問題として、そんな程度の、覚悟の決まらない政治家なら、今のこの国には不要であるばかりか有害ですらある。
失敗に終わった似非政治改革だった1990年代初頭の非自民の野党再編と政治改革は、小選挙区制と既成大政党に有利な政党制、それに政党交付金という、自民党にとっては願ってもないボタ餅をもたらして今日に至っている。絶対支持率が20%程度で国会議席の2/3近くを獲得でき、かつ、毎年何もしないでも政党交付金が国会議席数に応じて天から降ってくる。きっと笑いが止まらないだろう。他方で、中途半端で、口先だけで、覚悟も能力もないまま、集散離合を繰り返す野党ならぬ「ゆ党(ゆちゃく党)」は、この1990年代初頭の似非政治改革を(有権者・国民をだまして)行った三流政治家どもが大半である。そして今回の「中道改革連合」結成の失敗は、新進党の失敗、「希望という名の絶望の党」の失敗に続く3度目である。「仏の顔も3度まで」と昔から言うではないか。立憲民主党という中途半端な党派の人間達には、もう後がないのである。「世直し」をキチンとやる気がない・やれないのなら、さっさと消えてなくなれと言うことだ。
◆(別添PDFファイル)中立公 結集頓挫、立憲楽観 招いた誤算、公明の覚悟 想定外(毎日 2026.8.29)
https://mainichi.jp/articles/20260829/ddm/003/010/113000c
https://mainichi.jp/articles/20260828/k00/00m/010/364000c
◆(別添PDFファイル)中立公合流 白紙に、31日再会談 統一会派結成も困難(東京・日経 2026.8.29)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/511766
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO98465990Y6A820C2EA3000/
◆中立公3党合流協議が大詰めを迎える中で護憲リベラル共生「ゴリラ」発足(『週刊金曜日 2026.8.28』)
https://drive.google.com/file/d/1FK5yizAg3rLapm5ADXsLY8r24u9PTLlg/view?usp=sharing
(関連)「もう解党した方がいい」中道改革連合が支持率1.7%に急落、小川代表の“無策”で3党合流は破綻寸前か - 女性自身
https://jisin.jp/domestic/2595913/?rf=2
(関連)「SAMEJIMA TIMES」公明ついに撤収!-立憲に激怒、中道崩壊が始まった - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Fu084v5uADE
(関連)前川喜平が語る新団体「ゴリラ」の真価!リベラルの旗印は本物か?立憲民主党の右傾化と共産アレルギーの歴史的背景、そして排除の論理に抗う「護憲・リベラル・共生」の理念を徹底分析|望月いそこ×オッカ君 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=SlmsqrjAbOo
(前川喜平氏の横にいる望月衣塑子がうるさくて、前川喜平氏が存分に話せていない。少し黙って引っ込んでろ!:田中一郎)
(関連)中道への3党合流断念、立憲内で反対論根強く 統一会派結成もなし [中道改革連合][立憲民主党][公明党]:朝日新聞
https://x.gd/coUlW
(関連)中道、分裂の公算大 公明出身議員の離脱を調整 31日に結論へ - 毎日新聞
https://x.gd/6P46s
<いちろうちゃんのブログ>
(1)政治ジジ時事解説(12):政界のキングコング(「護憲リベラル共生(ゴリラ)」)対インチキどじょう仏罰怪獣(「中道改革連合」)=巨大TACO怪獣「嫌われ」サナエ「戦争屋」自維連立政権を倒して日本を再生できるのはどちらか?!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2026/08/post-d5102d.html
(2)本日(8/24)のいろいろ情報:(1)「護憲リベラル共生(ゴリラ)」基本政策について(2)不敬罪復活? 国旗損壊罪は廃止に向けて動け(3)小林よしのり「現代皇室論」(4)沖縄県知事選(5)ソーラーシェアリング規制の是非他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2026/08/post-a1967f.html
3.(他のMLでの議論です)内田樹×斎藤幸平対談について私のコメント
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ご紹介いただいた内田樹×斎藤幸平の対談VTRを見ました。
内田樹氏の議論が円熟していてなかなかいいと思いました。でも、私とは見解の違う点も散見されました。
◆【斎藤幸平vs内田樹】右肩上がりの成長は幻想…加速主義と公共- YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=m0-qkW2xxEU
(関連)SaHacQ - YouTube(斎藤幸平の対談チャンネル)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLOI7QjtBx9_z5pp5V-iIaP7Q-GcIRn-68
(関連)加速主義
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E9%80%9F%E4%B8%BB%E7%BE%A9
AI による概要 加速主義(かそくしゅぎ、英: accelerationism)とは、資本主義やテクノロジーの発展・拡大をあえて「加速」させることで、既存のシステムを限界まで追い詰め、その先にある抜本的な変革や新たな地平を目指そうとする思想です。資本主義の矛盾やテクノロジーの進歩に抵抗したり抑制したりするのではなく、「もっと先に進めよう」とする点が特徴です。
(社会保障や福祉などがあるから一般市民をぬるま湯につからせて社会の進展を遅らせることになる、そんなものはすべて取り払って人々を裸のまま厳しい環境に置くことで、社会の進展を加速させればいい、という一種のエキストリーミスト(極端主義)発想:田中一郎)
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内田樹氏は、ビッグテックをはじめとする欧米を中心とするビリオネアー(億万長者)たちや、それに尻尾を振り「加速主義」などを意固地に主張している連中のことを、①「公共性」がまったくない=自分のことだけ、②幼児の行動様式そのもの、と批判し、解決策は「彼らをもっと大人にすればいい」というもの。今の世の中が世界も日本もおかしいのは、こうした幼児たちが巷に溢れ、圧倒的な多数派を形成し、常識のある大人が少数派に転落していることが根本的な原因だとも主張する。また、「公共性」は政治によって広範囲・普遍的に実現するというよりは、それぞれの諸個人が自分の達成可能な範囲で頑張って実現すればよく、しかもそういう人は、10人とか20人とかに1人いればよくて、自分(内田樹氏)もまたその1人としてこれまでもやってきたし、これからもやっていく。
この内田樹氏の議論は、人間関係を、いわゆるどうしようもない保守反動の行儀の悪い人間であっても対立関係には持ち込まないで、衝突を避け、可能ならば対話で円満に物事を解決していこうとする態度の一環であるようで、同氏は他方で、「お前はどう考えるのか?」「そう言うなら処方箋を示せ」といった追求型・人間査定型の質問には応じない、「助けてほしい」とか「協力してほしい」とか、手を差し伸べてくる相手に対しては全力で対応したいと考えている、と述べている。内田樹氏は長きにわたり教育者(大学教授や塾長)としてやってきて「人は悪い点を指摘したり罰したりすることでは成長しない。いい点こそを伸ばしてあげることが教育の真骨頂だ」という結論に達し、それを長年実践してきた「いい先生」でもあるということなのでしょう。私には容易にはマネができそうにありませんが、その教育論には賛成します。会社や組織の人事なども、そういうスタンスで運営するのが成功の秘訣だろうと思います。(かつて私も大会社組織で中間管理職をやっていましたが、内田樹氏の考えで実践しようとすると、何度も何度も煮え湯を飲まされる思いをさせられました、人間組織はそう甘いものではありません。)
問題はこれをどう評価するかです。私の考えは、日常的にはそれでいいかもしれないが、さて、それで社会全体や日本国、いや世界が変わるのか、いい方向に向かえるのか、というと、私は大いに疑問だと思っています。やはり、諸悪の根源とは闘わなければ前には進まない、マルクスの言う「アウフヘーベン(止揚)」は実現しないと思っています。限られた時間軸の中では、ダメなものはダメ(故土井たか子氏)と言わないと、言う人間が増えないと、それを態度で示す人が過半数にならないと、私は人間社会が団子状態で奈落の底へ転落していくだろうと思っています(それがかつてのファシズムであり、スターリニズムであり、今のニッポンです)。(内田樹氏は、「世直し」の基盤となる「まともな人」=「常識のある人」は15%程度いればいい、と発言しています)。
上記のことは、内田樹氏のマルクスについての評価にも反映しています。晩年のマルクスが協同組合論(アソシエーション論)を展開していたと言われていることと通じる内田樹氏の議論は、マルクス思想の核心は「コミューン」だと言っていて、それは人間社会における「公共性」と通じるのだということ、そしてマルクスの書く文章の行間からは、この公共性の欠如にともなう非人間性の蔓延に対する強い憤りと悲しみと、その苦しみにさいなまれるプロレタリアートへの熱い愛情=ヒューマニズムがあふれていると言っています。内田樹氏は共産党系の学者と共著で「若者よ、マルクスを読もう」という著書をシリーズで複数冊書いています。内田樹氏がマルクスの「コミューン」論に着目するのは現代的に見ても妥当だと思います(私は不勉強でマルクスの晩年のアソシエーション論については読んだことがなく、皆がそう言うからそんなものなのだろうと思っています)。
(参考)若者よ、マルクスを読もう 20歳代の模索と情熱-内田樹/著 石川康宏/著(かもがわ出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032438586&Action_id=121&Sza_id=F3
しかし、マルクスは、それだけの思想家ではありません。私がマルクスが史上最高峰の思想家であると評価するものの1つに「史的唯物論」があります。史的唯物論の大きな柱は、①生産力と生産関係の矛盾がもたらす人間社会の発展、②自然史的過程としての人類の歴史的発展段階、③生産関係が究極的には社会の思想や政治や法体系を決定づけるとする土台上部構造論、④社会が抱える矛盾が闘争を通じて止揚され、新たな社会が生まれてくるという弁証法的論理展開(テーゼ(正)、アンチテーゼ(反)、ジンテーゼ(合)という3段論法)などです。内田樹氏の考え方は、私から見ると、このマルクスの史的唯物論とは相容れない、どちらかといえば対立的な思想の立ち位置にあるのではないかと見ています。
私はマルクスの150年前の議論を現代社会でどう解釈するか、どう適用できるか、資本論の記述内容も含めて、そういう観点で読み直されるべきだろうと思っているのですが、内田樹氏の議論では、そういう視点は出てきにくいような気がしています。たとえば、現代の先進資本主義国と言われる国々では、新しい階級社会が形成されつつあり、しかもその支配権力の支配力は昔に比べると格段に強力になっていて、これを打ち破りながら「世直し」を進めるには、内田樹氏の言うようなことで果たしていいのだろうかという疑問がわいてきます。急がば回れ、なのかもしれませんが、一度聞いてみたいものです。
まだほかにもいろいろと論点があるように思いますが、書くの大変なのと、私の能力が乏しい故に、この辺でやめておきます。
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草々

