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2026年5月27日 (水)

(報告)(5.25)新ちょぼゼミ 「いのちのとりで裁判と生活保障法制:第4回(最終回)」(田中一郎:たんぽぽ舎):生活保護制度は社会保障福祉の土台であり大黒柱=「生活保護法」から「生活保障法」へ(2026年5月25日)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


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 去る5月25日(月)、水道橋のたんぽぽ舎に於きまして、(新ちょぼゼミ)「いのちのとりで裁判と生活保障法制:第4回(最終回)」を開催いたしました。ご多忙中にもかかわらず多くのみなさまにご参集いただき感謝申し上げます。以下、当日の録画、及びレジメ・資料を添付して簡単にご報告申し上げます。

◆(当日の録画)20260525 UPLAN 田中一郎「いのちのとりで裁判」と生活保護法制 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=cAL2mw6dSY4&t=6s
 https://www.youtube.com/watch?v=cAL2mw6dSY4&t=6s

◆(当日レジメ)(1)(別添PDFファイル)「いのちのとりで裁判」と生活保障法制(修正版)(田中一郎 2025年12月23日)
 https://drive.google.com/file/d/11uW-A2hKIk2h1pGK-Rt2pBBiWWCYI5Yn/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/11uW-A2hKIk2h1pGK-Rt2pBBiWWCYI5Yn/view?usp=sharing

◆(追加)(1-2)(別添PDFファイル)生活保護バッシングの社会的背景(田中一郎 2026年4月28日)
 https://drive.google.com/file/d/1ee835V7zhFcWFqikQIIYKGB_TjJwvH07/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1ee835V7zhFcWFqikQIIYKGB_TjJwvH07/view?usp=sharing

◆(追加)(1-3)(別添PDFファイル)(まとめ)(座談会)「いのちのとりで裁判」最高裁勝利判決の意義とこれから:月刊誌『経済』(2026.6)から(田中一郎:2026年5月25日)
 https://drive.google.com/file/d/1PpbPRfvJ1zrplk0xWpckEYzwilZ347DO/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1PpbPRfvJ1zrplk0xWpckEYzwilZ347DO/view?usp=sharing

(関連)(1-3)経済-最新号|新日本出版社
 https://www.shinnihon-net.co.jp/magazine/keizai/current


 (補足説明)
 当日も時間に追われながらのプレゼンでしたので、下記の3点を申し上げられませんでした。簡単に箇条書きで列記して補足いたします。

(1)親族等への扶養の打診(実態は強制調査に近い)は罰則付きで禁止すべきである。親族の扶養は生活保護の条件ではない。保護申請者本人が望む場合に生活保護担当の役所が扶養を親族に打診することはあっても、保護申請者が「やめてくれ」と言うのに反して無理やり打診を実施することは重大なプライバシーの侵害(人権侵害)である(「やめてくれ」にはそれぞれ深刻な事情がある場合が多い:例=DV)。そもそもこの扶養打診によって親族等が扶養を申し出て生活保護費の削減につながった事例はほとんどない。つまり労多くして実効性がない措置である。今の生活保護行政では保護申請者への「いやがらせ」の一環として実施されており、一種の「瀬戸際政策」であって、日本国憲法第25条が保障する生存権の侵害以外の何物でもない。親族等への扶養の打診は、18歳未満の子どもと配偶者の場合(但し、申請者の了解がある場合に限る)、かつ申請者が要望している場合に限定すべきである。禁止の周知徹底と違反者への厳格な罰則が必要であると思われる。(前回4/28のプレゼンで少し詳しく話しております:ご参考)

(2)(4-3)(別添PDFファイル)大学等進学による世帯分離の廃止(世帯内就学)(『生活保護法から生活保障法へ』明石書店)
 https://drive.google.com/file/d/18_XMabKh7U_nh9KRxD0IWNFEUkt5USab/view?usp=sharing

 生活保護世帯の子どもたちの大学進学率が一般世帯に比べてかなり低くなっている。教育の機会均等が経済的理由から奪われている。大学等進学による世帯分離は、中高校生(及び世帯内就学の大学生)の少額のアルバイト収入の家計収入としてのカウント(その分生活保護支給を減額する)とともに廃止すべきである(世帯内就学を可能とする)。また、入学金・授業料の減免や返済不要の奨学金制度の充実などの必要性も申し上げるまでもない。

(3)1967年の「朝日訴訟」の最高裁判決を根拠に、なくなられた原告の法的な請求権は消滅したとされているが問題である(見直しが必要=権利の継承・相続の問題)。また、「社会保障制度改革推進法」という法律には「自助、共助、公助」が記載され、その中の自助や共助、あるいは自立が強要され、他方で公助については生存権を政府がしっかりと保障して様々な施策を行いつつ努力するという義務が薄い法律になっている。これを抜本的に改める必要がありそうだ。詳しくは上記でご紹介した月刊誌『経済』(2026/6:新日本出版社)掲載の「(座談会)「いのちのとりで裁判」最高裁勝利判決の意義とこれから」をご覧ください。

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 メールの表題にも書きましたが、生活保護制度は社会保障福祉の土台であり大黒柱です。実際のところ、生活保護制度の水準が他の社会保障福祉制度の水準とリンクして運営されており、全部で少なくとも47の制度とリンクしています。(政治が主導して)生活保護の水準を理不尽にも引き下げることは、日本の社会保障福祉の水準も連動して引き下げられることを意味しています。日本の社会保障福祉の拡充のためには、まずは「生活保護法」から「生活保障法」への転換を行い、「権利性(生存権)」がはっきりとした制度に切り替えるとともに、自治体の生活保障政策運営費用の全額政府負担(ナショナルミニマムとしての法定受託事務:今は自治体が1/4を負担させられている)や、自治体の生活保障窓口体制の充実など、なすべき改革課題は山積しています。少なくとも、現状のような「健康で文化的な生活水準」とはとても言えないような生活保護支給の内容を改善し、日本国憲法第25条の主旨に沿った「まっとうな制度とその運営」に転換していかなくてはなりません。

それから、5/25プレゼン当日にホワイトボードに書いたものの言及できなかった「ロスジェネ世代の救済=キャリア形成可能な正規職員としての公的機関による大人数採用」や「地方経済社会と農林水産業の再生・復興」の2つが、当面する日本の最重要経済政策であることを強調しておきます。

(関連)ロスジェネ世代の救済(正規職員として安定雇用)は日本経済の救済・再建と同義である=ニュー・ニューディール政策(NND)による「地方振興公社」(新設)を軸に経済政策の抜本転換をはかれ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-5333dd.html


 <これまでの開催分>
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(1)(前々々回)(報告)(10.30)新ちょぼゼミ 「いのちのとりで裁判と生活保障法制:第1回」(田中一郎:たんぽぽ舎)(2025年10月30日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/11/post-7f65c5.html

(2)(前々回)(報告)(12.23)新ちょぼゼミ 「いのちのとりで裁判と生活保障法制:第2回」(田中一郎:たんぽぽ舎)(2025年12月23日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/12/post-45fd0d.html

(3)(前回)(報告)(4.28)新ちょぼゼミ 「いのちのとりで裁判と生活保障法制:第3回」(田中一郎:たんぽぽ舎)(2026年4月28日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2026/04/post-feb2de.html
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 <最初に参政党のことを若干>
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◆(0)参政党に反対宣言/「生活保護」最高裁判決 その後【探査報道最前線】20250806 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=318oJ7satjw

(関連)(別添PDFファイル)五月祭で参政党代表の講演会中止、東大本郷キャンパスの学生有志と党員らが教室前で開催巡り紛糾(『週刊金曜日 2026.5.22』)
 https://drive.google.com/file/d/1Xpl0O-ZGP9eieQh5KYcSONdLRR9_qkAE/view
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 <当日の資料など>
 下記に列記いたします。最初の部分の括弧書きの番号は私が便宜的に付けているもので無視してください。

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(2-1)(別添PDFファイル)生活保護再減額「不服表明を」、原告団呼びかけ、過去の検証かすむ(毎日 2026.4.3)
 https://drive.google.com/file/d/1XpPepu29dAnxtAgH40fKc__icZpy1jgu/view

(3-1)最高裁判決への対応に関する専門委員会報告書等を踏まえた対応の方向性(厚生労働省 2025.11.21)
 https://www.mhlw.go.jp/content/11909500/001598873.pdf
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66228.html
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60482.html
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60582.html

(4-1)生活保護減額「全面補償」程遠く、差別意識利用する政府:新里宏二弁護士に聞く(東京 2026.5.15)
 https://drive.google.com/file/d/1PRiOd1PKBVF0NwdrLni0QWlRZhN6mqcB/view?usp=sharing

(4-1)(重要・必見必読)(別添PDFファイル)私たちの生活保護法・実施要領改正案(『生活保護法から生活保障法へ』明石書店)
 https://drive.google.com/file/d/1OYOJ9A-1ZupCJL7fL4CFVmk8QK2dHw-E/view?usp=sharing

(4-2)(別添PDFファイル)職員の専門性と人員体制(『生活保護法から生活保障法へ』明石書店)
 https://drive.google.com/file/d/1WCGrZ-B2jvSovWywWM1kzZYcZUJepyxh/view?usp=sharing

(4-3)(別添PDFファイル)大学等進学による世帯分離の廃止(世帯内就学)(『生活保護法から生活保障法へ』明石書店)
 https://drive.google.com/file/d/18_XMabKh7U_nh9KRxD0IWNFEUkt5USab/view?usp=sharing

(4-4)(別添PDFファイル)稼働能力活用要件の改正(『生活保護法から生活保障法へ』明石書店)
 https://drive.google.com/file/d/1qerHbwmQELp0guzlLuCIvgtP5RKcqkUh/view?usp=sharing

(5)生活困窮者自立支援制度の概要(赤色が「必須事業」、青色が「任意事業」です。:田中一郎)
 https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/watersupply/content/001881410.pdf
 https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/001397920.pdf

(5-2)(別添PDFファイル)判決に従わない政府、いのちのとりで裁判の現在(イントロ部分)(小久保哲郎『地平 2026.4』)
 https://drive.google.com/file/d/1YH9mO3xHZqGrJUwuEOmO_OT5c_2WS_CY/view?usp=sharing

(6)生活保護の申請で「財布チェック」 現場が抱えるジレンマとは - 毎日新聞
 https://x.gd/lqayf
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(ご紹介図書、及び物販等)
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(1)「生活保護法」から「生活保障法」へ これがホントの生活保護改革-生活保護問題対策全国会議/編(明石書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033809423&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)間違いだらけの生活保護「改革」 Q&Aでわかる基準引き下げと法「改正」の問題点-生活保護問題対策全国会議/編(明石書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032970655&Action_id=121&Sza_id=C0

(3)日本医師会の正体 なぜ医療費のムダは減らないのか-杉谷剛/著(文藝春秋)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034802865&Action_id=121&Sza_id=C0

(4)自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体-石井暁/著(講談社現代新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033831098&Action_id=121&Sza_id=C0

(関連)(別添PDFファイル)自衛隊情報保全隊、対スパイ精鋭組織の秘された実情(『選択 2026.5』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/26228

(5)(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

(6)(関連)(必見保存版:報告)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-9c90ec.html

(7)(増補版) 放射線被ばく評価の単位 「シーベルト」 への疑問- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-9ead.html

(8)(セシウムの百倍の危険性) 放射性ストロンチウムをなぜ調べないのか- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-cc7b.html

(9)(パンフ)南海トラフ巨大地震と伊方原発の危険(伊方原発広島訴訟)
 https://saiban.hiroshima-net.org/pub/panf07/panf07.pdf
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(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html

(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2023)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
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草々

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