「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(171):(1)だまされてはいけない柏崎刈羽原発再稼働!(後藤政志さん迫真の講演から)、(2)小型モジュール炉も欠陥炉、(3)核燃・再処理に今度こそ終止符を打とう(院内集会)他
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.山本太郎のアンチにれいわ支持者がブチギレて現場の空気がヤバくなる #れいわ新選組 #山本太郎 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=J08H5Nhtllc
(ユーチューブの表題は、この録画の内容にはふさわしくありません。くだらない言いがかりを吹っ掛ける「木っ端屁理屈アンチ」に対して、山本太郎「れいわ新選組」代表の回答は見事なものです。私たちも見習うべきところ大です。:田中一郎)
2.キャンペーン
(1)9月29日〜10月2日に実施する台湾調査のためのクラウドファンディング
【プロジェクトページ】https://x.gd/IXaWt
(2)【訴訟費用ご支援のお願い】(OUR PLANET TV)
https://www.ourplanet-tv.org/topics/45791/
(3)オンライン署名 · 彦根市男女共同参画センター「ウィズ」を存続させてください! - 日本 · Change.org
https://qr.paps.jp/8SdyH
3.イベント情報
(1)(チラシ)(9.27)「廃炉」って何ですか?:木野龍逸(東京農工大)
https://drive.google.com/file/d/1DrbSfArZYLJUJR5dQfaK8uYgYq3IIYmA/view?usp=sharing
(2)(9.28)公開シンポジウム:改憲・緊急事態条項と スパイ防止法を問う 9-28 - ISF独立言論フォーラム
https://isfweb.org/post-61476/
(3)(予約必要)(9.29)オルタナティブな日本を目指して:緊急特別開催「令和の農政転換:持続可能な日本農業を目指して」(「新ちょぼゼミ」たんぽぽ舎:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/08/post-9e9277.html
(4)(9.30)国葬文書隠蔽裁判、勝機はどこに? Tansa×弁護団オンラインシンポジウム - YouTube
https://www.youtube.com/live/76M5FWYbrvE
(5)(チラシ)(10.16-20)映画「知事抹殺」の真実(フォーラム福島)
https://drive.google.com/file/d/1K8mrpGPTUcRv_RpgZBEdu4y-0Y5MOa8I/view?usp=sharing
4.注目情報
(1)(別添PDFファイル)「日本人ファースト」、学校で言わないで、子どもの差別やいじめ助長懸念(東京 2025.9.2)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/432582
(2)(別添PDFファイル)「地方創生」と逆行する石破政権、「ふるさと住民登録」は詐欺政策(『選択 2025.9』)
https://www.sentaku.co.jp/articles/view/25567
(3)(別添PDFファイル)「排外主義」政党の台頭、「懸念理由」がピンボケの読売(早川タダノリ『週刊金曜日 2025.8.29』)
https://x.com/hayakawa2600/status/1961285640848298468
(4)「南京事件」描く映画、中国で大ヒット 残虐描写を多くの子どもが鑑賞:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=20250829047842a&g=afp
(5)就労支援、数分の書類記入で1日1万円の報酬 相次ぐ不適切請求なぜ [福岡県]:朝日新聞
https://x.gd/IRqOF
◆(別添PDFファイル)急に給付付き税額控除(三木義一 東京 2025.9.25)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/438191
(サラリーマンの必要経費である「給与所得控除」を除いて、基礎控除を含む全ての所得控除を廃止し、税額控除方式に移行せよと申し上げてきたので、野田佳彦「脱憲反民主党」らが提唱する「給付付き税額控除」には賛成だが、だからといって消費税減税や廃止をしなくていいということにはならない。消費税制には「逆累進性」以外にも深刻な弊害がある。消費税は天下の悪税であり、廃止すべきものであることに変わりはない。:田中一郎)
(関連)(報告)(7.28)新ちょぼゼミ:「税制改正のポイント(その3):歪みきった日本の税制の問題は消費税だけではない」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ ((その1)(その2)はこのサイトに載せています)
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/08/post-3cdbb5.html
5.政治がメチャクチャで日本がメチャクチャや!
あんたらが、自公や「ゆ党(ゆちゃく党)」(維新・国民・参政・保守)に投票しとるから、こんなことになるんやがな。
(1)(別添PDFファイル)お笑い自民党総裁選…「解党的出直し」のはずが「挙党一致」をほざくアホらしさ(日刊ゲンダイ 2025.9.20)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377791
(2)「進次郎隠し」を森山幹事長が画策か? 自民党総裁選いよいよ告示もテレビ討論会激減の不可解|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377864
(3)自民党総裁選「小泉進次郎vs高市早苗」の一騎打ちにとんだ“伏兵”現る|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377837
(4)維新・吉村代表が自民との連立「排除せず」 総裁選の結果見極め判断(ABCニュース) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/223d514b147cfe8f428dda0ceaf62756503456c0
(5)高市早苗氏が抱えるジレンマ…必ず突っ込まれる「首相でも靖国参拝するのか」にどう答えるのか|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377710
(6)焦る高市早苗氏“八方美人”路線の成否は…総裁選出馬会見で野党に露骨な秋波、公明党もヨイショ|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377827
(7)総裁選出馬の高市早苗氏を担ぐ裏金議員らが目論む安倍政権時代への「先祖返り」国民生活はそっちのけ|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377814
(8)林官房長官が総裁選“撃沈”危機…石破首相辞任「必定」発言を謝罪&撤回も後の祭りか|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377863
(9)直撃取材に河村代表は…地域政党・減税日本が日本保守党との特別友党関係を解消か 百田代表から“疑惑”の指摘も(東海テレビ) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/03ffb506d35d65027a031950b266ada36b0886f3
◆【速報】自民党裏金事件の公判で、旧安倍派の元会計責任者は、政治資金パーティー収入の還流再開を要望したのは下村博文元政調会長だったと明らかにした:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025092500804&g=flash
(選挙のたびに下村博文・自民党に投票をしていた東京都板橋区の有権者・愚民たちよ、この記事をよく見てみろ!:田中一郎)
◆高市早苗氏と小林鷹之氏、自民党裏金問題『決着済み』との認識にネットでは怒りやあきれ「えっ、いつ?」「それを決めるのは国民」(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb7dfe8fb9fd3b6014704d49be2c4806efda3f07
(へぇ~、そうでっか、政治とカネの問題、終わってまんのんでっか?! いつ、どうやって、終わったん?:田中一郎)
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「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(171):(1)だまされてはいけない柏崎刈羽原発再稼働!(後藤政志さん迫真の講演から)、(2)小型モジュール炉も欠陥炉、(3)核燃・再処理に今度こそ終止符を打とう(院内集会)他」をお送りいたします。
<別添PDFファイル>
(1)若狭の原発を考える はとぽっぽ 通信 NO.177(原発設置反対小浜市民の会 2010.4)他
(2)原発の財政支援、30キロ圏に拡大へ、政府 再稼働促進念頭か(東京 2025.8.29)
(3)東京電力「破綻回避」で醜悪な金策、「社債発行」誰が買うのか(『選択 2025.10』)
(4)美浜原発新設、11月から調査、関電、最長2030年ごろまで(東京 2025.9.18)
(5)福島汚染土処分、有識者が初会合、環境相「踏み込んで検討」(東京 2025.9.23)
◆20250923 UPLAN【集会】さようなら原発1000万人アクション全国集会 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UDnP3KKLL20
1.だまされてはいけない柏崎刈羽原発再稼働!(後藤政志さん迫真の講演から)
◆“だまされてはいけない!柏崎刈羽原発の再稼働”~柏崎刈羽原発6号機の設計技術者が原発事故の危険性を語る~ - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=haEK1eABx-A&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=haEK1eABx-A&feature=youtu.be
(私の拡散メール)
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原発再稼働の動きを憂慮されている全国のみなさまへ
長岡での講演のユーチューブ動画が公開されました。長めな動画ですが、原発問題の根幹に関わる重要な視点を取り上げたつもりですので、是非一部でもご高覧をお願い申し上げます。さらに、周囲の皆様とも情報を共有し、脱原発へ向けた活動の一助にできれば幸いです。元東芝原発設計技術者、後藤政志
https://youtu.be/haEK1eABx-A
https://youtu.be/haEK1eABx-A
以下本件の企画、録画、編集いただいた方からの紹介文です。
再稼働を考える会・長岡では、8月16日、だまされてはいけない!柏崎刈羽原発の再稼働”~柏崎刈羽原発6号機の設計技術者・後藤政志さんが原発事故の危険性を語る~と題して講演会を開催しました。たいへん分かりやすく、情熱を持って、後藤政志さんからお話いただきました。日本語字幕作成に時間がかかりましたが、このたび、後藤さんの了解を得て全面公開いたします。
柏崎刈羽原発6号機が、たびたびトラブルを再発しながらも再稼働にむけて一気に動きだしているいま、あらためてその危険性を再確認する貴重な講演です。是非拡散、ご利用ください。 以上
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(関連)柏崎刈羽原発の再稼働を巡る「民意確認」最終段階と言うが…新潟県民1万2000人への調査に賛否の設問なし:東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/434567
(参考)柏崎刈羽原子力発電所の設備概要 - 新潟県ホームページ
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/kk-plant.html
(東京電力は福島原発事故により事実上経営破綻した会社です。経営破綻会社が原発を稼働させるなど、ありえない話です。また、東京電力は、福島原発事故の後始末のために政府から巨額の支援を受け、破綻処理されずに経営が維持できているわけですが、その実質破綻会社が、東海第2原発を運営する日本原電という「もう一つの経営破綻会社」に巨額の資金援助を行っています(福島原発事故以降、発電ゼロの日本原電に対して毎年、数百億円~1千億円を超える資金を交付しています)。いわば破綻原発会社が破綻原発会社を、政府のカネで、つまりは私たちの税金を勝手に使って経営を支援し、その経営を支えるという、他の業界では考えられないデタラメが公然と行われているわけです。
「国策民営」と言われる原発の世界は、まさに「デタラメのデパート」であり、日本における「あらゆる邪悪」が凝集した最悪の世界なのです。東京電力はいったん解体して全ての原発を廃棄させ(政府買取による有償廃棄)、福島第1原発は国が引き取ってその始末をつけていく必要があります(二次災害防止のための「石棺化」と、周辺の放射能汚染地帯からの地域住民の避難と、生活や人生の再スタートへの万全の補償・支援が必要不可欠です)。:田中一郎)
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<田中一郎コメント>
元東芝の原子炉格納容器の設計技術者である後藤政志さんの、柏崎刈羽原発再稼働強行突破を阻止するための迫真の講演録画です。是非ご覧になってみてください。原発・原子炉の安全性の基本的な考え方から始まり、福島原発事故において明らかとなった原発・原子炉の根本的な欠陥(①基準地震動はこれから発生する地震の最大規模を必ずしも示すものではなく、ひょっとしたら基準地震動を上回る地震が発生するかもしれないという「地震評価」の下では「安全な原発設計などできない」こと、②過酷事故時には正常に機能しないという原子炉の水位計の装置としての致命的な不備が今も放置されたままであること、③SR弁(Safety Relief valve)とそれを作動させる直流・交流電源の配備の矛盾など)に加えて、
④改良沸騰水型原子炉(ABWR)と呼ばれる柏崎刈羽原発6号機・7号機の根本的欠陥(格納容器が従来型の「マークⅠ型、マークⅡ型」よりも更に小さく過酷事故時にはあっという間に破綻へ向かうこと)、⑤再循環ポンプが外付けで格納容器にぶら下がる形となっていて、長期の金属劣化や地震等の再三にわたる揺れに耐えられず脱落する危険性の無視=脱落すればたちまちLOCA(冷却水喪失事故)、⑥水素爆発の危険性軽視(格納容器に爆発防止のための窒素ガスを入れているとはいえ、過酷事故が終息せずに長引いた場合には外部から酸素が入って来て水素爆発へ至る可能性大=格納容器が小さいこともこれを促進、⑦炉心溶融を止める努力をしないまま溶融デブリが格納容器下部に落ちるに任せ、そこに水を張っておいて冷やすという「信じがたい水蒸気爆発の無視」など、柏崎刈羽原発の致命的な欠陥や危険性が具体的に指摘されています。
更には、格納容器が破壊された際の最後の対策が「大気中に放出される放射能を放水水鉄砲で打ち落とす」(第二次世界大戦末期の日本軍大本営作戦による「竹槍を突いてB29爆撃機を打ち落とす」に酷似)であることにあきれ、また、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が「我々は規制基準に適合しているかどうかを評価判断しているのであって、原発・原子炉の安全性を保障するものではない」という発言に対して、規制当局の体をなしていないし、これを放置したまま、政治家・官僚どもやマスゴミ・御用学者が、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の「世界一厳しい原発安全審査をパスした原発・核燃料サイクル施設は大丈夫・安心していい」などとうそぶいていることに激しい憤りを示しています。
既に沸騰水型の原発は、東北電力の女川原発と中国電力の島根原発が稼働していますが、いずれも上記を無視して見切り発車しているものです。そして更に今回は、福島原発事故で事実上経営破綻して倒産している会社の東京電力に柏崎刈羽原発を再稼働させようとするものであり、その次には、同じく福島原発事故以降1WHの電力も発電できず、様々な不都合隠しや審査書類改竄や、度重なる原子炉建屋での火災事故を引き起こしている実質経営破綻会社の日本原電(東京電力と関西電力の共同子会社)に東海第2原発を再稼働させることが予定されているのです。福島原発事故の巨大な悲劇と恐怖、そして不幸中の幸いで「最終的な破局」までには至らなかった偶然性を忘却し、目先のカネのことだけで原発再稼働に走るこの国の原子力翼賛体制(地域住民やふるさとを原発・核燃料サイクルから守るべき立場にある自治体がその機能を放棄しているのも「翼賛体制」の一環です)は、この国を近未来に「永久の破滅」に導くこと必定です。
(メール転送です)
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東京電力、しつこい、いい加減にしましょう(怒)
東電“柏崎刈羽原発6号機 来月にも再稼働の準備整う見通し” NHK新潟 2025年09月25日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20250925/1030034528.html
柏崎刈羽原発重大事故時の避難道路整備で国と県が協議 NHK新潟 2025年09月25日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20250925/1030034530.html
新潟 柏崎 原発事故想定し児童を保護者に引き渡す訓練 NHK新潟 2025年09月20日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20250920/1030034495.html
柏崎刈羽原子力発電所 9月定例所長会見における発電所長の挨拶 東京電力 2025年09月25日(木)
https://www.tepco.co.jp/niigata_hq/data/press_conference/kk-np/pdf/2025/20250925.pdf
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<関連情報・サイト等>
(1)(別添PDFファイル)原発の財政支援、30キロ圏に拡大へ、政府 再稼働促進念頭か(東京 2025.8.29)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/431942
(2)(別添PDFファイル)東京電力「破綻回避」で醜悪な金策、「社債発行」誰が買うのか(『選択 2025.10』)
https://www.sentaku.co.jp/articles/view/25565
(3)「デブリ取り出しで赤字なら東電の借金返済ゼロ」本当か? - 環境エネルギー最前線 - 川口雅浩 - 毎日新聞「経済プレミア」
https://x.gd/duWVD
(4)原発再稼働に反対する団体が集会 県民投票の必要性強調 新潟・柏崎(朝日新聞) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/4af484e716e6dbeb6be9068e1ddb7f827e5afe6d
(5)(重要・必見)柏崎刈羽原発の一部に出された「使用停止命令」、18年経ても未解除(朝日新聞) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf49c2ce146157a9ca97e6380f693ef04157d473
柏崎刈羽原発の再稼働を許してはならない。それは新潟県民だけでなく、私たち日本人の共通の使命であり、未来への責任です。なお、この後藤政志さんの講演録画を見た私の知人で元造船関係の技術者だった方からいただいたメールをめぐり、若干のやりとりをしましたので、下記にご紹介しておきます。実は、原子炉格納容器の設計技術と、造船の技術は共通するところが多く、いただいたメールは貴重なご意見だと私は考えています。そういえば、後藤政志さんもまた、東芝へ転職する前は造船関連の技術者でいらっしゃいました。
(1)私が受信したメール
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田中さん
後藤政志さんの講演動画をみました。有難うございます。
格納容器が3種あって、新潟のが最新のようですが、コンクリートと鋼板のハイブリットとは知りませんでした。一例を挙げれば、実績のない新たな技術を採用する場合は計算上だけでなく、実験などの細心の裏付けが必要です。後藤さんの指摘を待つまでもなく、原子力委員会は東電と同じ穴のムジナですから、一層懸念されます。
こうした重要なことを、たいへん熱意ある話しぶりでしたが、技術用語を説明なく(聴衆は知っているとの前提?)進むので、どれだけの方が理解できたか疑問を感じました。 拡散するには一般素人にも理解できる説明だとイイナと感じました。それにしても国の委員会の劣化ぶりは原子力に限りませんが、国の先行きがますます懸念されます。
話しは違いますが、自公政権が官僚と共にやってきたことの多くが安保法制を始め既成事実化でしょう。そうした既成事実化に異論の声を上げる野党は共産党とれいわ、社民だけになりました。気が付いた時は既に法制化が済んで、「法治国家だ」という錦の御旗を掲げれば、国民は諦めるだろうとでも思っているのでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)私からの返信
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拙文メールをご覧いただき感謝申し上げます。
ご懸念・ご指摘の通りだと思います。
どんどんひどくなってきて、原発だと、また大事故が起きそうな気配です。
そこへ、参政党というトンデモ集団が殴り込みをかけてきました。
いよいよ「容易ではありません」事態です。
さきほど、参政党と山本太郎「れいわ新選組」について書いたメールを
お送りしましたので、併せてご覧いただければ幸いです。
◆(ガラクタ系)幼稚なお笑いデマゴーグ・ファシスト集団=参政党への投票は自分で自分の首を絞め日本を亡ぼす(その3):この党派の正体は ①新日本憲法(構想案)と ②終戦80年談話 にある- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-6eba92.html
(3)私にいただいた追信
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田中さん
後藤政志さんの講演を見ていて思い出したことをお伝えします。
私は長年、外航大型船舶の推進プラントの設計をやっていました。推進プラントの主流はディーゼルエンジンですが、未だ蒸気タービン船もあります。蒸気タービン推進は重油炊きボイラーで60kg/cm2程度の蒸気を発生させ、タービンに送り、回転力を歯車を介してプロペラに伝え推進します。そうしたプラントには必要な補機類が沢山あります。
一方、ご存知の通り原子力発電は原子炉で30~40kg/cm2程度の蒸気を発生させ、発電機タービンに送り、発電させます。即ち、蒸気発生源が異なるだけで、他はほぼ同じです。船は完成時に1隻ごとに試運転を行いますが、(国際ルールによって)【ブラックアウト試験】即ち全電源喪失試験を船舶が常用出力で航走中に行うことが義務づけられています。
大分以前から、船舶は機関室は無人化されており、万一何らかの理由で電源が喪失しても、適正なプロセスを経て自動的に復旧するように設計・製造されていることを確認する訳です。 さもないと、電源を喪失した船舶は推進力を失い、方向を定める舵も効かないので、衝突や座礁の恐れがあり、海洋汚染にもつながるからです。東芝の原発設計者だった方に、「原発は全電源喪失試験をやってますか?」と聞いたら、「そんな危険な試験はやってない」との返事でした。
私は、「そんな危険な(自信のない)プラントは稼働すべきでない」と思いますが、如何でしょうか。
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(4)私からの2回目の返信
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非常用電源も含む全電源喪失時には自動的にECCSが作動する仕組みが必要です
原発は「最悪シナリオ」の下でも「フェイル・セーフ(自動的に安全な形で終息する)」の仕組みが整えられていなければなりません。しかし、この原則はとうの昔に忘れられ、原発推進の維持継続やコスト削減ばかりに創意工夫が集中されるようになり、とりわけ福島原発事故以降は、より一層この傾向が強くなりました。日本の原発・核燃料サイクル施設は、福島原発事故により、より一層危険になっているわけです。福島原発事故の教訓は、住民・国民の放射線被曝防護の軽視・無視・切捨て・ゴマカシも含めて「サカサマ利用」されています。
ご指摘の「全電源喪失(SBO)実験はしていない」もその1つでしょう。ただ、その場合、その全電源の中に非常用電源が含まれているかどうかは決定的に重要です。原子力ムラの連中は、外部電源が喪失しても非常用電源を複数用意しているから心配はいらないというスタンスです。しかし、これでは、未曾有の巨大津波(世界最大の津波は波高524mのアラスカ・リツヤ湾大津波です)に襲われた時は完全にアウトでしょう。
(関連)リツヤ湾大津波 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%84%E3%83%A4%E6%B9%BE%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E6%B3%A2
実は、非常用電源も含めての全電源喪失(SBO)が起きた場合でも、緊急停止(スクラム)した原子炉を冷やす非常用炉心冷却装置(ECCS)は、原子炉の余熱を使って一定期間、稼働することができる仕組みになっています。しかし、福島原発事故の際には、これが有効に働かなかった。それは、この非常用炉心冷却装置(ECCS)(具体的にはRCIC(原子炉隔離時冷却系)とHPCI(高圧注水系)の2つです)が稼働するには、最初にスイッチを入れる時に電源が必要になるからで、全電源喪失(SBO)となってしまってはそれができないため、正常には稼働しませんでした(偶然により2号機のRCICと3号機のHPCIは稼働したようですが、2号機は4日間で停止、3号機は人為的に止めたため、スクラムした原子炉の冷却にはほとんど役に立ちませんでした。
田辺文也氏(社会技術システム安全研究所)によれば、原子炉等規制法に定められている「徴候ベース」の事故対策マニュアルに違反した、場当たり的な事故対応を東京電力の連中はしていたと批判していて、これは脱法行為=法律違反で、逮捕・処罰すべきものでもあるのです(東京電力の役職員は原子炉事故対策マニュアルを福島原発事故の前から完全に無視していて(いわゆる「書いとくだけマニュアル」)、非常時訓練もなされていなかったことが明らかになっています)。
一方、型の古い1号機には非常用炉心冷却装置(ECCS)として非常用復水器(Isolation Cooling Condenser:IC=略称イソコン)が付いていましたが、こちらは地震の揺れで配管が破損したため機能しなかったようです。そもそも故吉田昌郎福島第一原発所長も含めて、ICの使い方・作動の仕方について、全く理解していなかったというのですから驚きです。ちなみにこのICですが、実は過酷事故時に大量に発生する水素が配管の中にたまる可能性があり、水素爆発を誘発するため危険だということで、使われなくなっていたそうです。そんなことも東京電力の役職員は知らなかった=まるで原子炉事故には無防備・準備なしで、いい加減な手抜きの原発管理をし続けていたということです。福島原発事故は起きるべくして起きたというべきでしょう。今の柏崎刈羽原発と同じです。
こうした情勢がある中で、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、何と、炉心溶融が始まる過酷事故がおきたら、今度は炉心冷却をあきらめて=つまり非常用炉心冷却装置(ECCS)などは稼働させず、炉心が溶融するに任せて、その間に原子炉格納容器の下部に冷却用水を1m以上の厚さでためておき、そこへ炉心溶融デブリを落とせばいいなどと言っているのです。そんなことをすれば、水蒸気爆発をすることは誰もが知っていることです。呆れるばかりです。
もちろん、非常用炉心冷却装置(ECCS)が何故、福島原発事故時にほとんど役に立たなかったかの真剣で深堀した検証や、今後の有効化対策をどうするかなど、きちんとした事故後の検討などなされていません。福島原発事故を引き起こした責任もまた、司法判断も含めて、誰一人として問われておりません。
この国がかような愚かでバカげたことを続けていくのなら、近未来に再度の原発・核燃料サイクル施設の過酷事故を引き起こし、日本全土が放射能汚染地獄となって、永遠に滅亡することになるでしょう。これは大げさでも何でもなくて、原発・核燃料サイクル施設のリアリティです。多くの日本人は、様々な意味で「正常性バイアス」に染められてしまっていて、平和ボケ・原子力翼賛の度が過ぎているようです。(今般の兵庫県知事選=斎藤元彦とN国、都知事選=石丸伸二現象、参院選2025=参政党ブームの3つの政治的迷走もまた同根です)
◆「もう一度原発が破裂したら、日本人は生きていけない」(大江健三郎)(『季節 2025夏秋』)
https://drive.google.com/file/d/1WdF4fjxACCoXRwAUYr6t8b1I6-tuWqM2/view?usp=sharing
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(5)3度目の受信
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田中さま
若干追記しますと、船舶が完成時に行う試運転での【ブラックアウト試験】(全電源喪失試験)を補足します。
・公海を常用出力で航行中を想定して試験する。
・推進機関と発電機が常用負荷で運転させる。
・そこで発電機とその供給先を繋いでいる部分を人為的に遮断する(電源喪失)
・非常用発電機が自動的に起動する。 (一般に非常用発電機だけでは不安であれば、更にバッテリーを搭載している船舶もある) 船舶の場合は非常用発電機もバッテリーも機関室とは離れ、海面から遠い船の上部構造の上の方に設置している。
・非常用の電源が確保出来れば、自動的に予め計画された航海に必要な最小限の機械に電力を供給し減速航海を続ける。(非常用発電機の容量は小さい)
・この時点で、それまで無人であった機関室にエンジニアが入り、電源喪失の原因などを確認してから、予備の発電機を起動するなどして減速状態から順次常用出力レベルへ移行させてゆく。
追記:
「全電源喪失」とは非常用発電機も含めて喪失するとするなら、そうした試験は実施していません。太平洋の真ん中で、非常用発電機も機能し無くなれば、漂流して、原因を突き止め、修理・復旧することになります。船舶には常用発電機は複数台設置が義務付けられており、港の近くで「全電源喪失」が起きないように、入港、出港時には、機関室にはエンジニアが居り、予備の発電機をスタンバイさせ、万一に備えています。
追記その2
田中さんのメールで、「・・・原子炉の余熱を使って一定期間、稼働することができる仕組みになっています」とあります。これは余熱で蒸気の発生を一定期間確保できるので、その蒸気で所内用の蒸気発電機タービンを稼働し、所内必要電力を確保する仕組みだと思います。私の記憶では、チェルノブイリ事故は、この仕組みのテストをしたところ、設計通りに仕組みが稼働せず、事故に至ったようです。(福島事故後にCNICに通っていた頃に同所の書棚の本にありました。)
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2.小型モジュール炉もまた、欠陥原子炉です
(下記はメール転送です)
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皆さま
先ほど毎日新聞の小型モジュール炉(SMR)に関する取材記事が出ました。
記者からのコメントです。
「SMRについての記事が14日(日)に弊紙ニュースサイトに、紙面には15日(月)朝刊に掲載される予定です。ただ、紙幅の都合により後藤様のコメントはニュースサイト版の記事にのみ引用されております。お忙しいところ取材にご協力下さったにも関わらず、恐縮です。」(毎日記者より)
以下、後藤の私見です。
本件を含めて最近の「新型炉」に関するマスコミ情報はほとんどがいわゆる”原子力ムラ”の全くその根拠すら疑わしい情報が無批判に垂れ流されているものだと思います。多少なりと原発の技術に携わってきた立場から言わせていただくと、「革新型軽水炉とか、高温ガス炉、小型モジュール炉(SMR)など、盛んに、原発回帰に向けた一見何か意味がありそうな情報が矢継ぎ早に出されています。
しかし、実態は当該原発の一部の仕組みの特徴をただ強調するだけで、基本的な原発の問題点には一切触れていません。もっともらしく安全性が高いとか、小型でどこでも容易に運べるとか、目先の実現性すら怪しい炉型が大半です。原子炉メーカーの中では、その大半の炉型は30年も昔から言われているもので、目先を変えているだけで、全く新しいものなどありません。(なお、誌面の都合で、革新型軽水炉については、別途お話させていただきます。)
後藤政志
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<田中一郎コメント>
◆世界が注目する小型原発「SMR」 期待と課題、未知の可能性とは - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20250912/k00/00m/040/094000c
(後藤政志さんのコメントがカットされているそうです。マスゴミ報道さながらです。:田中一郎)
小型モジュール炉(SMR)の欠陥が伝えられています。簡単にまとめると、
(1)原子炉の熱効率が悪く、その分余分な核燃料が必要になるため、それだけ「核のゴミ」の量が多い(MAX30倍)
(2)オーダーメイド型である従来型の巨大原子炉は、設計上のミスなどの欠陥が見つかっても、それはその原子炉に限定された欠陥にすぎないけれど、小型モジュール炉(SMR)の場合は、全ての原子炉に共通するものとなる。欠陥部分の取り換えが必要となった場合には、全部を取り替えなければいけないが、既に稼働運転している場合には放射能汚染の関係で困難かもしれない。つまり廃炉になる。とすると、欠陥の発覚とその結果の欠陥部分の交換、できなければ廃炉というプロセスは、発電会社や原子炉メーカーにとっては大きな経済的負担となるため、その隠蔽に向けて大きな圧力となる=つまり今以上に、原発の不都合隠しは強まることが予想される。
(3)アメリカでは小型モジュール炉(SMR)の経済性の悪さから開発・製造を中止した企業がある。
https://digital.asahi.com/articles/ASRCB446ZRC9UHBI03G.html
(4)日本の地域独占(原発)電力会社は小型モジュール炉(SMR)にはあまり乗り気ではない(大型炉に比べて様々な意味で効率が悪い)。やる気満々なのは、経済産業省と自民党の族議員たち、それと一部の不勉強野党議員。
(今後、小型モジュール炉(SMR)の原子炉詳細が公開されるにつれて、更にその欠陥が露呈してくるでしょう。特に安全性の問題については、更なる追求が必要です。小型モジュール炉(SMR)とはいえ、所詮は原発・原子炉ですから、後藤さんがおっしゃるように、その根本的・致命的欠陥は変わりません)。
3.小倉さんから
(1)小倉志郎 さんから:「小学生の率直さ」
https://tinyurl.com/5dzhw8w2
(2)小倉志郎 さんから:「小学生と政治」
https://tinyurl.com/2uh785an
(3)小倉志郎 さんから:「正直」
https://tinyurl.com/58wa5r35
(4)小倉志郎 さんから:「勘」
https://tinyurl.com/5sj833u8
4.(9.24)核燃・再処理に今度こそ終止符を打とう(院内集会)
◆20250924 UPLAN【第1部】政党・議員との懇談会「再処理を止めるために」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Wq8Xyoyt5z4
https://www.youtube.com/watch?v=Wq8Xyoyt5z4
◆20250924 UPLAN【第2部】資源エネ庁・電事連・会計検査院ヒアリング - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=rGH0mMFip7w
https://www.youtube.com/watch?v=rGH0mMFip7w
<田中一郎コメント>
「ワンウェイ瓶型」集会(参加者との意見交換に消極的で、主催者側からの言いたいことを一方的に話して終わるスタイルの市民集会=昨今の「タコツボ型仲良しクラブ」市民運動・社会運動に多いイベントスタイルで、異論に対する排他性や参加者への統制色も強い。だいぶ前に誰かが「日本の市民運動・社会運動団体は「雨後のタケノコ」のようにたくさんあるが、それらが協力し合って大きな力にしていこうという雰囲気は全くと言っていいほどない」とコメントしていましたが、その通りです。私はこれまでこの集会に何度も参加しましたが、同じようなことを繰り返していて、やっていることは悪くないですが、典型的な「ワンウェイ瓶型」運動のように思われました。少し運営の仕方を変えた方がいいでしょう。以下、項目ごとに、私見を簡単に申し上げます。
<関係資料>
(1)(PROGRAM)(9.24)原発・核燃サイクルの中止を求めて(院内集会)(脱原発政策実現全国ネット)
https://drive.google.com/file/d/1GWgJNMc30Bs3d4nZnIz962l1IX6WyswG/view?usp=sharing
(2)2025.9 プルトニウム利用政策の見直しを求める緊急団体署名 脱原発政策実現全国ネットワーク
https://drive.google.com/file/d/17j2rm4YaxBy8Ceuauda-qsEiSs5joif2/view?usp=sharing
(3)(別添PDFファイル)若狭の原発を考える はとぽっぽ 通信 NO.177(原発設置反対小浜市民の会 2010.4)他
https://drive.google.com/file/d/1LWwNBrwOFg5OOw179-oVIaekWwofXRvk/view?usp=sharing
(1)「反核燃料サイクル・反再処理」議連の結成について
参加した国会議員は、立憲民主党が山崎誠衆議院議員・阿部知子衆議院議員・大河原雅子衆議院議員・川田龍平元参議院議員、社会民主党が福島瑞穂参議院議員、「れいわ新選組」が上村英明衆議院議員でした。日本共産党からの出席議員がいなかったのが気になります。声をかけていたのかどうか、声はかけたけれど誰も来なかったのか、不明です。参加された国会議員はどなたも「反核燃料サイクル・反再処理」には理解があり、これまでも市民運動・社会運動に協力して下さっている貴重な議員さんたちです。
しかし、各議員さんたちの発言は、どうも歯切れが悪い。議連結成に対して反対ではない、むしろ賛成なんだけれども、さて、やってみてうまくいくのかな、そもそも結成できるのかな、結成できても持続的に有効な議連活動ができるのかな、という本音の懸念がチラチラと見えるものでした。特に私は阿部知子衆議院議員の発言の「議連は与野党がともに参加していないと実効性がない」ということが非常に気になりました。阿部知子氏は脱原発議連の「原発ゼロの会」の共同代表を14年間続けてきた方で、その経験から来る発言は重いでしょう。その阿部知子氏が、「原発ゼロの会」議連の与党側の共同代表は、あの「自民党パワハラ四天王」のひとりで「Mrマイナ保険証」の河野太郎だと伝えてくれたことは、いまさらながら驚きであり、がっかりでした。河野太郎は閣僚として政権に参画したとたんにそれまでの発言を180度翻して原発・核燃料サイクル推進の旗を振り始めています。総理になる前に言っていたことを総理になったら全てひっくり返して有権者・国民の期待を裏切り、支持を失ってクビになった石破茂という「口先やるやる詐欺」総理大臣とそっくりです。そして阿部知子氏が言うように「グチャグチャの政局」の中で、はたしてちゃんとした議連ができるのか懸念大というのもうなずけるところです。
(関連)原発ゼロの会 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%AE%E4%BC%9A
目下、自民党総裁選の最中で、これが終われば首相指名となり、さて、だれが首相になるのか五里霧中です。また、首相が与党自民党から決まると、私はおそらく与党少数の衆議院を解散してくると思いますから、この流動的で与野党入り乱れてのグチャグチャ国会で、「反核燃料サイクル・反再処理」議連の結成は容易ではないということを、誰しも感じるのでしょう。
私は現在の政治情勢から鑑みて、「反核燃料サイクル・反再処理」へむけて動ける政治家や党派は、「三本の矢」(「れいわ新選組」、日本共産党、社会民主党・新社会党)と立憲民主党の脱原発リベラル議員しかいないだろうと見ていて、ならば今の段階で無理して河野太郎のようなニセモノ政治家どもを入れた議連などつくらない方がいいように思えます。河野太郎のようなニセモノは、原発も核燃も世論を自分たちの政治目的に利用はするが、本気で脱原発や反核燃・反再処理に取り組むわけではなく、むしろ核燃・再処理の完全廃棄の機運が盛り上がると逆にその足を引っ張るようなこと(例:物事を相対化して先延ばしするなど)を平気でやる政治家どもだからです。
今は、自民党総裁選とその後の政局をにらみながら、反核燃・反再処理を本気で進めていける国会議員たちと市民が協力した「議連準備会」のようなものを結成し、核燃・再処理反対の世論形成と政治問題化へ向けた取り組みを市民と一緒になって強めた方がいいように思えます。とりわけ核燃・再処理は、所在地の青森県や茨城県を中心に、大事故の場合の被害想定域を考えた場合、北海道を含む東日本全域でのこのデタラメ事業の、①超危険性、②環境の放射能汚染の破滅的なひどさ、③成り立たない経済性、④核兵器開発の潜在能力維持という軍事的本音、⑤核拡散防止、などの諸問題を平易に有権者に訴え、世論形成を進めていくことが重要ではないかと思われます。各都道県単位で政治家と市民に加え有識者にも参加してもらい、何度も何度も有権者向けの説明会を開催したり、街宣アピールを繰り返したりするのがいいのではないでしょうか? これを投票行動に結び付けるものに質的にアップし、核燃・再処理を巡る政治情勢を転換して初めて、与党側や「ゆ党(ゆちゃく党)」側にも、原発はともかく再処理はダメだ・やめたほうがいい、というムードが出てくるのではないかと思われます。その段階で議連を結成すればいい。
もう一つ、私は会場から発言しようと思っていて出来なかったことを2つばかり下記に書いておきます。こういう発言の場を設けないことが、私がこの集会主催側が「ワンウェイ瓶型」だと申し上げる所以であります。
(2)核燃・再処理で見逃してはいけない3つの点
これまでのこの会の運動が取り上げてこなかった重要事項が3つあります。下記の書いておきました。具体的には、
①高レベル放射性廃液タンクの冷却機能喪失時の危険性について認識が全く不十分=具体的には、蒸発乾固後の硝酸塩爆発の危険性と共に、蒸発乾固前の段階での様々な放射能の環境放出の可能性(沸点が低いルテニウムだけしか出てこないなどというのはおかしい)、
②再処理工場が事故もなく正常稼働していても、それにより膨大な量のさまざまな放射能が海と大気中に環境放出されるという恐怖、その放射能の量たるや福島第1原発の汚染水どころの話ではありません(すさまじい環境汚染を推進側がシーベルトという放射線被曝の評価単位でごまかしていること)。
③再処理により生まれるプルトニウムに使い道がないことに加え、同時に生産される再処理ウランもまた、強いガンマ線を出すU232などの同位体が多く含まれていて、原発作業員の被ばく防止の観点から使えないこと、つまり、再処理というバカバカしい作業は、使えないプルトニウム、使えないウラン、超危険極まりない高レベル放射性廃液を生み出すだけの、「フル・マイナス・トンデモ事業」にすぎないこと
の3点です。下記の私のブログをご覧ください。
◆使用済み核燃料再処理工場の核惨事(破綻した再処理・核燃料サイクルにしがみつく政府・自民党)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-95e903.html
(関連)国際原子力機関(IAEA)の再処理工場過酷事故時の安全基準に関する「原典」文言を改竄してまで覆い隠す「高レベル放射性廃液」貯留タンクの爆発事故=原子力「寄生」委員会が原子力に「寄生」して「原子力規制」を放棄!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/05/post-cbb619.html
(関連)ガンバレ山崎誠議員(立憲民主党):再処理工場「高レベル放射性廃液」タンクの「蒸発乾固」後の硝酸塩爆発事故の危険性を隠蔽して審査をパスし、住民避難計画を矮小化する原子力「寄生」委員会・山中伸介委員長を国会で追及- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/05/post-234254.html
(3)山本太郎「れいわ新選組」へのお願い
集会に参加されていた「れいわ新選組」の上村英明衆議院議員にお願いしたかったことは、「れいわ新選組」は山本太郎代表を中心に全国各地で街宣活動や集会を精力的に展開されていますが、その際に、核燃料サイクルと再処理事業のデタラメと危険性と環境汚染性を、一般有権者に訴えていただきたいということです。特に山本太郎代表のスピーチは、若い世代にも、一般の有権者に対しても、大きな影響力を持っており、また、山本太郎代表もまた、福島原発事故後の脱原発運動の中から出てきた政治家でもありますから、その本領を発揮してほしいという主旨です。よろしくお願い申し上げます。
(4)資源エネルギー庁、電事連、会計検査院へのヒヤリング
これまでも霞が関の省庁の若造官僚を引っ張り出して、イロイロと質疑応答をしてきましたが、全く無意味であったことが既に「立証」されており、今回もまた同様でした。時間の無駄と言っていいでしょう。こんなことよりも、国会議員に国会で質問をしてもらったり、質問主意書を出してもらって内閣閣議決定の答弁書を出させる方が有意義です。市民や報道機関がその結果を批判して広めればいい。
ただ今回は、電事連への申入れの際に、福井・若狭小浜市の中嶌哲演さんと、岩手・三陸の海の会の永田文夫さんが、素晴らしい発言をしていますので、それだけは見逃さずにお聞きいただければ幸いです。お二人とも不屈の精神で、脱原発・反核燃をこれまで長きにわたり闘ってこられた闘志であり、その発言は傾聴に値します。お二人には、これまでのご尽力に心より敬意を表し感謝申し上げたいと思います。(中嶌哲演さんの話に出てくる「はとぽっぽ 通信」は別添を、永田文夫さんの会のHPは下記をご覧ください)
(関連)「三陸の海を放射能から守る岩手の会」HP
http://sanriku.my.coocan.jp/
それと会計検査院の回答ですが、この会の集会では初めてだと思うので注目していましたが、ここもご多分に漏れず霞が関省庁の木っ端役人たちと並んで「ひねもすのたら、くたらかな」でした。会計検査院は国会に所属する組織で、首相官邸や行政府・霞が関省庁からは形式的には独立しているはずですが、議院内閣制で行政権力が強い日本の政治システムの中で、愚かな有権者の政治家選択のおかげでまともな政権交代がいつまでたっても実現しない政治情勢が、国会の機能のみならず、国会所属機関である会計検査院の機能をも不全にさせてしまっているようです(少し前には会計検査院の退職者の天下りも問題になっておりました)。この国は、政治や行政の誤りや不正・不正義を正すことのできない遅れた没落途上国であることが、またぞろ今回の会計検査院のヒヤリングで明らかになりました。ホンモノの政権交代は、核燃料サイクル・再処理事業や原発をやめるだけでなく、霞が関省庁の抜本改革に加えて、会計検査院という国会帰属組織の行政チェック機能の回復も図る必要がありそうです。さしあたり、エネルギー政策オンブズマン制度でも導入してはいかがですか?
5.その他
(1)(別添PDFファイル)美浜原発新設、11月から調査、関電、最長2030年ごろまで(東京 2025.9.18)
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20250918-OYO1T50016/
(2)(別添PDFファイル)福島汚染土処分、有識者が初会合、環境相「踏み込んで検討」(東京 2025.9.23)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/437687
(3)巨大津波の教訓は生かされたのか カムチャツカ地震で日本の沿岸地域はどう行動? 記憶の風化を止めるには:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/437942?rct=tokuhou
(4)スリーマイル島、チェルノブイリ、福島……原発事故で企業の経営者はどのように裁かれたか。復権を阻むために必要な「事故後責任」の追及 - 震災と復興 - 尾松亮 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/905506?display=b
(5)原発事故めぐる津島訴訟 国の責任、原告側が新たな争点で問う 福島(TUFテレビユー福島) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/dafa5751308277cfdec33355739a6192c4204c84
(6)除染土は「復興再生土」に 安全性強調、利用を推進 環境省(時事通信) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/01e3891d861b5007f09727705a77501fd22c84da
(7)福島原発刑事訴訟支援団ニュース青空20号 – 福島原発刑事訴訟支援団
https://shien-dan.org/news-letter-no20/
◆原子力規制委に神田玲子委員就任「組織理念を形骸化させない」(共同通信)- Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/46b700d1180e9673dbac2cd2d207c2ca11b214f4
(「量子科学技術研究開発機構の放射線医学研究所長など歴任。原発事故時に被ばく線量評価に取り組んだ」と記事にあります。この女も原子力ムラ・放射線ムラの一員であり、その役目は「放射線被曝の危険性の矮小化・ゴマカシ」だと思われます。「放射線の影響が心配で苦しみ傷ついた人がいる。」などと言っていますが、それも言うなら「放射線の影響で苦しみ傷ついた人がいる。」でしょうが。放射線被曝の影響は「心配」などという精神問題ではなくてリアルの問題=物理的な健康障害の問題です。:田中一郎)
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