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2025年6月

2025年6月29日 (日)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(76)(抜粋)(2025年5月~6月)

1.3つのこと:(1)面白い「ディープ・ステートの正体」シリーズ開始(広瀬隆)(2)人為的地球温暖化説の大ウソを暴く(松田智:元静岡大(工)教員、木村朗ISF(独立言論フォーラム) (3)ウクライナ戦争論(安斎育郎)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-c00da6.html

 

2.福島・甲状腺検査評価部会報告書:利益相反丸出しの部会長が、様々な非科学的手練手管を弄して、福島原発事故による放射能汚染と子どもたちの被ばく線量をゴマカすインチキ犯罪行為を堂々と展開(現地報告:OUR PLANET TV)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-0e85fc.html

 

3.(報告)(5.29)「新ちょぼゼミ」:「放射線被曝の基本知識(その2):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(2)」(田中一郎:たんぽぽ舎)+「コメの値段が高い」を徹底批判します- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-9c4fd6.html

 

4.日本の邪悪を追認する反社会的勢力に転落した腐敗司法を許すな!=裁判所での闘争から裁判所に対する闘争に切り替えましょう(東電株主代表訴訟、OUR PLANET TVスラップ訴訟、日航123便情報公開、砂川裁判国賠他)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-396e18.html

 

5.(報告)(6.10)「新ちょぼゼミ」:「放射線被曝の基本知識(その3):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(3)」(田中一郎:たんぽぽ舎)+「コメの値段が高い」を徹底批判します- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-3e5150.html

 

6.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(168):核融合と核融合発電では技術のレベルが違う=今中哲二氏の論文より & 有権者・国民の税金で収入を得ながら有権者・国民のためには仕事をしない日本の司法・裁判所- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-e1ce0c.html


7.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(169):福島原発事故で実質経営破綻した会社=東京電力に柏崎刈羽原発を再稼働させるなど狂気の沙汰だ=規制基準適合審査をパスさせた規制委を解散・廃止せよ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-965117.html


(その他)

◆(報告)(5.2)緊急シンポ:「戦争ができる国」から「戦争をする国」へ=「台湾」有事に突き進む日米同盟(石井曉さん(共同通信編集委員)、纐纈厚山口大学名誉教授)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-f7c69b.html

◆国民民主党=こんな政党にだまされて投票してはダメ! 「手取り増」インチキ・キャンペーン、原発大推進、対米隷属で戦争準備協力、企業団体献金維持継続、御用組合「連合」の代理店、「不倫パラダイス」の党、他イロイロ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-54d71f.html

◆本日(5/7)のいろいろ情報:(1)記者が見たヒロシマ(2)1985日航ジャンボ機墜落の真相と隠蔽(3)日本国憲法今こそ旬(4)「イバラギが変われば日本が変わる」ルポ・イバラギ(小林美希『地平』)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-c676a5.html

◆本日(5/23)のちょっとだけ情報:(1)You are fired!(お前はクビだ!)=江藤拓自民党農相(宮崎)&西田昌司参議院議員(京都)(2)文春砲「石破茂首相に「裏金・脱税」疑惑」(3)万博会場に大量の虫「シオユスリカ」他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-e20984.html

◆現代戦争論(その3):アベスガキシダイシバと続く軍拡財政の愚かさ(半田滋さん講演レジメと永山茂樹さん月刊誌『地平 2025.6』論文)=戦争のリアリズムを喪失した自公維国の「戦争屋」政治家たち- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-bb1cf3.html

◆(報告)(5.29)再開第10回:オルタナティブな日本を目指して 「トランプ政権とこれからの日本」(孫崎享さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-0ab9ee.html

◆(他のMLでの議論)野田佳彦「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、「三本の矢」(れいわ、共産、社民・新社)を軸とする新たな「市民リベラル(ホンモノ)」党派を立ち上げ、「世直し」勢力総結集で政治を大きく変えていきましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-07c44f.html

◆(報告)(6.10)オルタナティブな日本を目指して:再開「新ちょぼゼミ」第11回: 「バイオテクノロジーと現代社会」(天笠啓祐さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-b2447d.html

◆本日(6/16)のちょっとだけ情報:(1)対談「茨城をどうするのか」村上達也×小林美希(2)デジタル時代の国際課税(3)「両陛下お出迎え」=学徒動員の広島市通知で混乱他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-3caad7.html

◆2025参議院選挙をめぐる議論(その1):野田佳彦「脱憲反民主党」を一刻も早く野党第1党から降ろし、「三本の矢」(「れいわ新選組」・日本共産党・社民・新社)を軸とする新たな「世直し」中核勢力・党派形成のキックオフ選挙にいたしましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-696293.html

◆山本太郎「れいわ新選組」快進撃(3):「2025参院選は国民の生きる闘いだ」、山本太郎が与野党茶番を弾劾(『サンデー毎日』)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-740568.html

◆(報告)(6.26)(新ちょぼゼミ)「三本の矢」を軸に市民運動・社会運動に「最大公約数」としての政治運動を合体させ、ホンモノの「世直し」を実現しよう=立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、新しい第1党で政権交代を!!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-76c6b5.html

◆今国会活動の総括と参議院選挙へ向けて=山本太郎「れいわ新選組」代表が吠える:石破茂自公政権がお話にならないだけでなく、野党第1党の野田佳彦「脱憲反民主党」も、「ゆ党(ゆちゃく党)」の「日本維新の会」・国民民主党も全くダメ 他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-3362a7.html

◆(報告)(6.26)再開新ちょぼゼミ第12回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第7回目):サンフランシスコ講和条約と日米安保」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-a77647.html
以 上

(報告)(6.26)再開新ちょぼゼミ第12回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第7回目):サンフランシスコ講和条約と日米安保」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)

前略,田中一郎です。


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 去る2025年6月26日、水道橋のたんぽぽ舎に於きまして、「再開新ちょぼゼミ第12回:オルタナティブな日本をめざして:シリーズ「戦後改革」(第7回目)「サンフランシスコ講和条約と日米安保」を開催いたしました。講師をお引き受け下さった山田朗明治大学教授にはご多忙のところ、ご無理を申し上げ、ご講演いただきましたことを心より感謝申し上げます。以下、当日のレジメや録画、関連情報などを添付して簡単にご報告申し上げます。

◆(イベント情報)(予約必要)(6.26)再開新ちょぼゼミ第12回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第7回目):サンフランシスコ講和条約と日米安保」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-c5729d.html

 戦後日本は、日本国憲法の下で、国民主権、基本的人権の尊重、徹底的平和主義に加え、三権分立や地方自治などを加えた民主主義社会を曲がりなりにも形成し(いろいろと問題はあったけれども)、平和で豊かで合理的な法治国家と市民社会を築いてきました。しかし、ここにきて、この日本国憲法を改悪し、大日本帝国時代に逆戻りせんとする勢力が台頭してきています。こうした動きに対して、戦後日本のスタート時点だった「戦後改革」の詳細を知り、日本国憲法の時代が、どのように大日本帝国憲法の時代と変わったのか・変えられたのかを確認しておこうと思います。日本近現代史がご専門の山田朗明治大学教授に講師をお願いして、シリーズ「戦後改革」で全7回のゼミナールを開催いたします。第7回目(最終回)は「サンフランシスコ講和条約と日米安保」です。

◆講 師:山田朗明治大学教授
 博士(史学/東京都立大学) 明治大学文学部教授 明治大学平和教育登戸研究所資料館館長
 日本近現代の国家戦略史・軍事史・天皇制・植民地支配・戦争責任の諸問題、歴史認識・歴史教育論


◆(当日の録画)20250626 UPLAN 山田朗「サンフランシスコ講和条約と日米安保」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4
 https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4

◆(レジメ)シリーズ戦後改革07サンフランシスコ講和条約と日米安保(山田朗明治大学教授:2025.6.26)
 https://drive.google.com/file/d/13IEN4aZMduTMtfd9X6KoUX0rdl1FLWjF/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/13IEN4aZMduTMtfd9X6KoUX0rdl1FLWjF/view?usp=sharing


 <山田朗明治大学教授のご著書>

(1)関東大震災一〇〇年の今を問う 虐殺否定・歴史改ざんを許さず-山田朗/監修 関東大震災朝鮮人・中国人虐殺一〇〇年犠牲者追悼大会実行委員会/編(日本経済評論社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034645103&Action_id=121&Sza_id=E1

(2)昭和天皇の戦争:「昭和天皇実録」に残されたこと・消されたこと-山田朗/著(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034511389&Action_id=121&Sza_id=C0

(3)軍事力で平和は守れるのか 歴史から考える-南塚信吾/油井大三郎/木畑洋一/山田朗/著(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034499586&Action_id=121&Sza_id=C0

(4)昭和天皇の戦争認識 『拝謁記』を中心に-山田朗/著(新日本出版社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034491694&Action_id=121&Sza_id=GG

(5)帝銀事件と日本の秘密戦-山田朗/著(新日本出版社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034089960&Action_id=121&Sza_id=GG


 <関連サイト>

(1)日本史縦横無尽:森正蔵『解禁 昭和裏面史』(保阪正康 日刊ゲンダイ 2024.11.27-28)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/364008
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/364077

(2)経済民主化(けいざいみんしゅか)とは? 意味や使い方 - コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%8C%96-58784

(3)敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人 上-ジョン・ダワー〔著〕 三浦陽一/高杉忠明/訳(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031329945&Action_id=121&Sza_id=C0

(4)敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人 下-ジョン・ダワー〔著〕 三浦陽一/高杉忠明/田代泰子/訳(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031329948&Action_id=121&Sza_id=C0

◆(報告)(9.13)オルタナティブな日本をめざして(第78回):「戦後改革の歴史的位相:帝国の解体と象徴天皇制」(山田朗明治大学教授:新ちょぼゼミ)(2022年9月13日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-ab8c45.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html
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草々

 

今国会活動の総括と参議院選挙へ向けて=山本太郎「れいわ新選組」代表が吠える:石破茂自公政権がお話にならないだけでなく、野党第1党の野田佳彦「脱憲反民主党」も、「ゆ党(ゆちゃく党)」の「日本維新の会」・国民民主党も全くダメ 他

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.オリバー・ストーンがエネルギー戦争の裏側を暴くドキュメンタリー「未来への警鐘 原発を問う」8月1日公開 - 映画ニュース
 https://eiga.com/news/20250605/8/

(関連)オリヴァー・ストーンがエネルギー問題に切り込む「未来への警鐘 原発を問う」(キネマ旬報WEB) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b71c764c9d89355e243adb18c35057440d52d660


2.名主(なぬし)の滝公園|東京都北区
 https://www.city.kita.lg.jp/parks/list/1009560/1009561.html


3.(あと1ヶ月)7-7(月)わたしの戦後80年・リレートーク集会を開きます!|わたしの戦後80年・リレートーク集会(25年7月7日@国会前)
 https://note.com/20250707/n/n8d706cdfcd33


4.なつかしマンガ:笑ゥせぇるすまん (78)「日曜クラブ」【笑ゥせぇるすまん 公式チャンネル デジタルリマスター版】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=e5nSsB289HI
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「今国会活動の総括と参議院選挙へ向けて=山本太郎「れいわ新選組」代表が吠える:石破茂自公政権がお話にならないだけでなく、野党第1党の野田佳彦「脱憲反民主党」も、「ゆ党(ゆちゃく党)」の「日本維新の会」・国民民主党も全くダメ 他」をお送りいたします。

1.Hiroji - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=dlXg3ksEHHk
 https://www.youtube.com/watch?v=dlXg3ksEHHk

80年前、沖縄では地上戦があった。
 その戦場で、爆弾を抱え戦車に特攻、自爆するはずだった父のもとに生まれた。
 米兵犯罪が横行する米国施政下の沖縄で育った。
 主権の返されない沖縄で、米国・日本本土と向き合い生きてきた。
 山城博治の半生を描いたドキュメンタリー『Hiroji』。

(山城博治さんは今般の参議院選挙に社会民主党から全国比例区に立候補します)

(関連)山城ひろじ 社民党公認 参議院選挙予定候補者 出馬記者会見 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=gcUPMptElhw


2.下記の山本太郎代表の記者会見録画をご覧ください。

「ゆ党(ゆちゃく党)」の「日本維新の会」や国民民主党はそうだろうな、と思っていましたが、野田佳彦「脱憲反民主党」もまた、似たようなものだったことがよくわかります。

 これでもあなたは、「日本維新の会」、国民民主党や、「脱憲反民主党」に投票するんですか?

◆【山本太郎-参議院選挙-れいわ新選組】今国会活動の総括と参議院選挙へ向けて - YouTube
(記者からの理解せずの失礼すぎる質問に太郎久々の大激怒!「こうなったら止まらない」石破総理のちゃぶ台返しも一つひとつ批判)
 https://www.youtube.com/watch?v=ICJTTTFRN-M
 https://www.youtube.com/watch?v=ICJTTTFRN-M

「記者からの理解せずの失礼すぎる質問」は最後の方に出てきます。
 この記者だけでなく、こんな人物は、巷にはたくさんいます。

(関連)(報告)(6.26)(新ちょぼゼミ)「三本の矢」を軸に市民運動・社会運動に「最大公約数」としての政治運動を合体させ、ホンモノの「世直し」を実現しよう=立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、新しい第1党で政権交代を!!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-76c6b5.html

(関連)野田佳彦「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、「三本の矢」(れいわ、共産、社民・新社)を軸とする新たな「市民リベラル(ホンモノ)」党派を立ち上げ、政治を大きく変えていきましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-07c44f.html

(関連)2025参議院選挙をめぐる議論(その1):野田佳彦「脱憲反民主党」を一刻も早く野党第1党から降ろし、「三本の矢」「世直し」中核勢力形成のキックオフ選挙に- いちろうちゃん
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-696293.html


 ところで、「れいわ新選組」は、日本の似非右翼に多い排外主義(在日や外国人へのヘイトなど)を利用して、右チックな有権者への支持を拡大している・しようとしている、という話を耳に挟んだので、若干の山本太郎「れいわ新選組」のVTRをご紹介しておきます。下記を見る限りでは、むしろ山本太郎(れいわ新選組)は排外主義者から攻撃される側ではあっても、排外主義を標榜したり利用したりする側ではないことは明らかではないかと思います(「れいわ新選組」の支持者の中には、そういう不心得者がいるかもしれませんが、そういうことはどの党派・政党でも言えることで、党の方針や姿勢に100%、一糸乱れず統率されて動いている、などというのは、むしろ気持ちが悪いとも言えます)。

ただ私は、山本太郎代表に「右サイドへのスケベー根性」のようなものを感じることがあるので、その点は十分に注意してほしいと思っています。既成の左翼・左派・リベラル勢力と、自分たち「れいわ新選組」とは違うという「差別化」をはかるために、右派・右翼勢力を取り込む、あるいは右派・右翼勢力のロクデモナイ振る舞い(これ自体が似非右翼ですが)に対する批判を控えてバランスをとる、ような態度は感心しません。そのようなことをして広げた支持などは、安物のメッキのようなもので、やがて剥がれ落ちるだけでなく、今後の山本太郎「れいわ新選組」の発展・飛躍に大きなネックとなって現れてくるでしょう。くれぐれもご注意を願いたいと思っています。

◆山本太郎「外国人参政権は認められるべき (条件有)」【れいわ新選組】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=RNwEkgDHwP8&list=PLIma990wAaIOic3MIZZ_I50ES5ur64XuC&index=1

◆山本太郎「難民をもっと受け入れるべき」【入管法】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=kvKbIX6Gfe0&list=PLIma990wAaIOic3MIZZ_I50ES5ur64XuC&index=24


3.小倉志郎さんから::「攻められたら」

(1)https://tinyurl.com/2mxfp58e

(2)https://tinyurl.com/23hf5vpr

 侵略戦争だろうが、防衛戦争だろうが、①狭い日本列島に原発・核燃料サイクル施設を60基以上も並べて戦争などできない(使用済み核燃料プールを含む)、種子や肥料や飼料やエネルギーや労働力などを勘案した総合食料自給率は10%を切っている、こんな状態で戦争に突入したら日本はあっという間に飢餓状態となる、大都市に人口が集中して住んでいて、大都市に大規模ミサイル攻撃やドローン攻撃を受ければひとたまりもない、国土を戦場にすれば第二のウクライナである、・・・・・・「国際紛争を解決する手段として、日本こそ自衛戦争も含めて戦争は使えない」ことは自明。これは戦争のリアリズムの問題です。


4.(再掲)「鬼怒川大水害国家賠償請求訴訟」東京高裁判決を不服として最高裁へ上告(原告団 2025.3.27)
 https://drive.google.com/file/d/15nEAm-e2O6D0toMlsxjoNA--DCwpfYEm/view

 まさのあつこさんから、この訴訟の最新レポートが送られてきましたので再掲します(でも、そのサイトは会員限定になっていて、一般の人は最初の部分しか見れないのが残念です)。最近は、集中豪雨が多くなり、毎年のように水害が発生していますが、これには国土交通省による「ダム最優先」どころか「ダムだけで治水」政策のデタラメが大きく関係しています。そのデタラメの赤裸々な在りようが、この裁判でオープンにされています。そしてご多分に漏れず、ここでも日本の司法・裁判所は不当判決を続け、被害者を切り捨てています(こんな司法・裁判所は叩き潰しましょう:ところで、この鬼怒川水害訴訟の原告弁護団には、原発訴訟でも大活躍の只野靖弁護士がいらっしゃいます。みんなで応援いたしましょう)

「ダムは人工的な鉄砲水の製造所」と私が申し上げてきましたが、昨今の市民運動・社会運動は、我が国のダムと歪んだ治水政策の問題への関心が薄れてきているようで残念です。その背景には、2009年の「口先やるやる詐欺」政権だった民主党政権の(当時)前原誠司国交相他による「嘘八百脱ダム宣言」があるように思われてなりません。当時、建設中止だとされた八ッ場ダムも川辺川ダムもゾンビのごとく復活し、長崎県の石木ダムも工事決行寸前まで来ています。ダムや治水の世界でも、自民党と民主党(「脱憲反民主党」+国民民主党)は変わらないことが立証済みなのです。野田佳彦「脱憲反民主党」へのあらゆる選挙での投票はもうやめにいたしましょう。

(1)鬼怒川水害の2022年地裁判決について|まさのあつこ 地味な取材ノート
 https://note.com/masanoatsuko/n/n23c0c68d5c77

(2)歴史に残る判決を!鬼怒川水害控訴審が結審|まさのあつこ 地味な取材ノート
 https://note.com/masanoatsuko/n/nb5e59fadc196

(3)(最新)高裁で原告一部勝訴の鬼怒川水害訴訟が最高裁に、裁判で国交省が開陳した説明の「ウソ」を筆者が発見、【川から考える日本】河川管理の瑕疵を認めようとしない国交省、本来すべきことは何なのか
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/87889 


(無関係)まさのあつこさんの『週刊金曜日』への最新投稿
 福島第一原発 改めて問う、失われた事故回避のための6度の機会(イントロ部分)(まさのあつこ『週刊金曜日 2025.6.27』)
 https://drive.google.com/file/d/16tRPTRppwVWqzZGAtQUvFYs7gomGSmCg/view?usp=sharing


5.柏崎原発の避難計画、政府が了承 残る地元同意が焦点(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2e5e41f4c880d0a743958e1532972e439bc4e5a1

 <田中一郎コメント>

 原発事故時の避難計画を了承するか否かの権限を持つのは、原発発狂推進政府(原子力ムラ代理店)などではなく、当該原発事故で被害を受ける地域に住む全ての住民です。出来損ないで実効性のない避難計画の「了承ごっこ」なんぞをやっていないで、周辺100km圏内の全ての自治体で住民投票を国が(あるいは自治体が)主催して実施し、全ての自治体でOKが出ることを、原発・核燃料サイクル施設稼働の最低限の条件とすることを法制化しなければいけません。

また、原発に「寄生」している原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、避難計画審査から逃げ回り、避難計画は各立地自治体のマターであって、オレたち「寄生」当局にはカンケーネー、との態度ですから、原子力規制委員会・規制庁設置根拠法を改正して避難計画審査を義務付けるか、そもそもこの原子力「寄生」委員会・「寄生」庁を、設置法を廃止することでスクラップするか、のいずれかです(新たに原子力ムラと利益相反のない、今の原発・原子力のあり方に批判的な人物を委員にする新たな規制監督組織を立ち上げるのです)。

更に、政府や与党自公がこうした法案を出してこないのなら、野党第1党である立憲民主党が各法案を策定して国会に出してくればいい。立憲民主党が「脱原発の党」だと自称するのならば、それは当然のことではないか。何をしとるのか?! ということです。(出してこないで、原発は必要悪だ、みたいなことを言い、安全の確保された最低限の原発は認めるとか何とか、いい加減なことを言うとるのが、野田佳彦「脱憲反民主党」の中にはワンサと繁殖している。だからこんな党派はもう駄目だと申し上げている。脱原発の市民運動・社会運動が、この野党第1党の野田佳彦「脱憲反民主党」問題を避けて通っていてどうするのか?! 原発は政治を変えなければ止められませんよ。


6.公明党・創価学会の記事
 珍しいのでご紹介しておきます。内容については皆様でご判断下さい。

◆【創価学会はなぜ怖い?】政治に熱心なのはなぜ/日蓮の教え/平和思想家・池田大作氏の真の姿/創価学会にお布施はあるのか/創価大学が駅伝に力を入れるワケ #創価学会 #島田裕巳 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Myr4Q7BOkos

(関連)公明党「聖地での歴史的敗北」が予言するすぐそこにある「終焉」…支持母体・創価学会の高齢化、4年で得票数15%減が止まらない(島田 裕巳) - 現代ビジネス - 講談社
 https://gendai.media/articles/-/153994


7.国民民主党「旧文通費」非公表の姑息…前年分使途「5月公開」からシレッと方針変更した理由|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373852

(この政党は自民党とカネの問題でも大差ないようですね。:田中一郎)
草々

2025年6月28日 (土)

(報告)(6.26)(新ちょぼゼミ)「三本の矢」を軸に市民運動・社会運動に「最大公約数」としての政治運動を合体させ、ホンモノの「世直し」を実現しよう=立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、新しい第1党で政権交代を!!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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 去る6月26日、水道橋にあるたんぽぽ舎に於きまして、標記「新ちょぼゼミ:「三本の矢」を軸に市民運動・社会運動に「最大公約数」としての政治運動を合体させ、ホンモノの「世直し」を実現しよう=立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、新しい第1党で政権交代を!!」を開催いたしました。以下、当日のレジメ・資料と録画(VTR)を添付して簡単にご報告申し上げます。

「三本の矢」とは、「れいわ新選組」、日本共産党、社会民主党・新社会党、の3党派のことです。社会民主党と新社会党は「2つで1つ」と見ています。また、「最大公約数としての政治運動」とは、政治の歴史的反動の下で日本が没落・破滅へ向かう中、元来ワンイシュー実現を目指す市民運動・社会運動が、自分たちのそれぞれの目標実現のためにも「共通して必要な政治的・経済的・社会的基盤」を確立し堅固にしていくための政治運動のことを意味します。これは言い換えれば、1980年代から顕著になった「脱イデ・イデオロギー」に基づく市民運動・社会運動の「政治的中立主義」からの脱却です(私はこの「脱イデ・イデオロギー」に基づく「政治的中立主義」を「政治的カマトト主義」と皮肉っています)。そしてその具体的な内容は「積極的日本国憲法主義」=つまり、個々の政治や政策の中に日本国憲法を活かしていく、国民主権・基本的人権・徹底平和主義・三権分立・地方分権自治を具体的に実現する、そんな「ホンモノの政治」を実現するための運動だということです。

今日の日本において、この国をダメにしていく諸悪の根源は政治(反日本国憲法政治)であり、この国の様々な重要事項は全て政治が采配して決めています(原発も戦争も経済も)。かつての自民党のように、たまには反対勢力の意向も取り入れながら、政治的バランスを取り国家を運営していくなどという政治スタイルは、小泉純一郎政権を経て安倍晋三第二次政権の発足により消え去りました。今日では、自民党・公明党の低レベル議員どもが政権を牛耳り、その周りを「日本維新の会」、国民民主党、参政党、日本保守党などの「自公政治補完勢力」(いわゆる「ゆ党(ゆちゃく党)」)が取り巻き、対米隷属の下で、陳腐化した似非右翼イデオロギーに基づく私物化政治を展開し、ゆくゆくは日本国憲法を「壊憲」しようとしています。つまり、こうした「日本破壊勢力」が私たち日本の有権者・国民の上に君臨し、一握りの支配勢力のために政治を私物化し、自分たちの愚かな時代錯誤のイデオロギー実現のために、戦後の日本を壊していこうとしているということです(既に経済はかなり壊れてしまいました)。

今回私が問題提起した「新たな市民運動・社会運動と政治運動との合体」は、こうした日本の自滅の流れに「NO!」をつきつけ、ホンモノの政権交代を実現して、この「没落・破滅への流れ」を転換させようというものです。そのためには、現在の立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、「三本の矢」を軸とする新たな野党第1党で政権交代を実現することを考えています。「脱憲反民主党」が何故ダメなのかは、レジメの(3)「各論」でご説明していますのでご参照ください。私から言わせれば「もういい加減にしろ!」ということです。

もちろん、その政権交代は少なくとも10年以上続く長期安定政権でなくてはいけませんし、そうした政権を維持していくためには、政権を担う政治家たちだけでなく、その支持者群が「政治的に成熟」していないといけません。そのためにはどうすればいいのか、それを皆様に具体的にお考えいただきたく、今回の私からのプレゼンを行っています。与えられた時間が30分とわずかな時間であるために、思うところのことを十分には話しきれておりません。その分を少し多めのレジメに書き落としておりますので、当日の録画(VTR)とともにご参照いただければ幸いです。

また今後、機会がありましたら、今回のテーマにつきまして、もう少し詳しくお話し申し上げたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。


◆(当日の録画)20250626UPLAN 田中一郎「GOOD BY 立憲民主党」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=NYtuEDnhQbE
 https://www.youtube.com/watch?v=NYtuEDnhQbE

(以下、資料先頭の括弧内番号は私が便宜的に付けているものですので無視して下さい)

◆当日のレジメ

(1)(別添PDFファイル)(0-5)GOOD BY 立憲民主党(MEMO)(田中一郎 2025年6月26日)
 https://drive.google.com/file/d/1N7GPYBSv6_a1m05Gcduia80gzKxez515/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1N7GPYBSv6_a1m05Gcduia80gzKxez515/view?usp=sharing

(2)(別添PDFファイル)(1)(ホンモノの)政権交代実現へ向けて(プレゼン)(田中一郎 2025年6月26日)
 https://drive.google.com/file/d/1zAP4Gq9CpdwzuqZK3itgz3Qe8W5uX3YQ/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1zAP4Gq9CpdwzuqZK3itgz3Qe8W5uX3YQ/view?usp=sharing

(3)(別添PDFファイル)(2)(ホンモノの)政権交代実現へ向けて(各論)(田中一郎 2025.6.26)
 https://drive.google.com/file/d/1VdkxAzoHkcAN1aIv3Q7k-n_Ul8oMUvhX/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1VdkxAzoHkcAN1aIv3Q7k-n_Ul8oMUvhX/view?usp=sharing


◆関連資料など(ご紹介順)

(0-1)【太郎が最終兵器投入】戦争を知り尽くした男が危機的状況を語る…太郎「お花畑の幼稚園レベルの国会に本物送り込む」【伊勢崎賢治-山本太郎-れいわ新選組-国際情勢-参議院選挙】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=njiy8bQOqJ4

(5-1)(別添PDFファイル)こんな政党にこれ以上政権を委ねていたら日本は滅びます(内田・山崎『動乱期を生きる』祥伝社新書)
 https://drive.google.com/file/d/1L-6_y1TU9YCU70o_KY_qeYzKxo8T1W0a/view?usp=sharing

(5-2)(別添PDFファイル)為政者の劣化と三流腐敗国家ニッポン(内田・山崎『動乱期を生きる』祥伝社新書)
 https://drive.google.com/file/d/1M4dpQCGlmQOZ7KNtwzsJ_FGgSToVqEph/view?usp=sharing


◆ご参考

(1)(4-3)衆議院選挙2024 選挙結果 -衆院選- NHK
 https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/

(関連)(3-1)立憲民主党「躍進」の盲点…衆院選で比例票増えず「批判の受け皿=支持ではない」と識者指摘|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362653

(2)(別添PDFファイル)(4-4)投票「ネット動画参考」2倍、都知事選 20.30代 5割超える(東京 2025.6.2)
 https://drive.google.com/file/d/1btli0K-AjoqIiRdRPKVTHnRd_YiwG0qK/view?usp=sharing

(3)(拡散希望)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第100回 最終回):「現代日本の政治改革」(「新ちょぼゼミ」 BY 田中一郎:2024年3月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-baa90c.html


◆「いちろうちゃんのブログ」

(1)(3)野田佳彦「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、「三本の矢」(れいわ、共産、社民・新社)を軸とする新たな「市民リベラル(ホンモノ)」党派を立ち上げ、政治を大きく変えていきましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-07c44f.html

(2)(3-0)2025参議院選挙をめぐる議論(その1):野田佳彦「脱憲反民主党」を一刻も早く野党第1党から降ろし、「三本の矢」「世直し」中核勢力形成のキックオフ選挙に- いちろうちゃん
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-696293.html

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 <おまけ>

◆(0-3)感染症研究 悪用される危険性、生物兵器やバイオテロ、指針求める声も(朝日 2025.6.13)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16234098.html

 <ご紹介した本>

◆動乱期を生きる-内田樹/〔述〕 山崎雅弘/〔述〕(祥伝社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034708762&Action_id=121&Sza_id=B0
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(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html
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草々

 

2025年6月26日 (木)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(169):福島原発事故で実質経営破綻した会社=東京電力に柏崎刈羽原発を再稼働させるなど狂気の沙汰だ=規制基準適合審査をパスさせた規制委を解散・廃止せよ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.緊急キャンペーン!提訴会見を報道したら名誉毀損?!メディアの独立と知る権利を問うアワプラ裁判を応援してください - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/event/51066/


2.(予約必要)(7.14)オルタナティブな日本を目指して:緊急開催「新ちょぼゼミ」: 「令和の米騒動(日本農業とコメ政策のあり方)」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-de5ddb.html

(日本農業が崩壊寸前まで追い詰められているというのに、今回の米騒動におけるこの国の論壇や有識者たちの、いい加減でお気楽な議論は一体何なのか?! 今回は、政治的立場の左右リベラルを問わず、そうした多くの謬論を退けて、これこそが日本農業再生の道だという「オルタナティブ」をお示ししたいと思います。なお当日は、会場が狭いので入れなくなる可能性があります。たんぽぽ舎に予約のお電話をしていただき受付番号をもらってください。:田中一郎)


3.オンライン署名《#365日ずっと主権者》主権者が[発案権・拒否権・決定権]を行使できる「国民発議制度」を導入したい-Change.org
 https://qr.paps.jp/W1ksk


4.20250430 UPLAN 東電刑事裁判~被害者を踏みにじり、次の原発事故を準備する最高裁決定を許さない! - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=6p9ztrjTYzI

(福島原発事故という犯罪を日本の司法・裁判所が裁けないのなら、再びGHQにでも来てもらって「第二次東京裁判」でも開催するか?! 機能しない日本の司法・裁判所を解体せよ。有権者は私達だ。私達が「やる気」になれば裁判所など直ちに解体できる。「裁判しました、負けました、終わりました」ではダメ。下記をご参考にしていただき、直ちに「司法・検察」解体に着手いたしましょう。:田中一郎)

◆(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html


5.ディープ・ステートの正体【第1部】CO2温暖化カルト教ヨーロッパ・アメリカ篇 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=gs-g2i04iC8


6.小倉志郎 さんから:「憎しみこそ脅威」
 https://tinyurl.com/4z2b3vat

 
7.注目報道

(1)再審法改正、国会の多数が賛成なのに実現しないのはなぜ? 法務省に忖度する自民の「経験者」と「体質」:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/413164?rct=tokuhou

(2)三鷹市の玉川上水沿いで樹木伐採へ 住民が反発、反対署名1万7千筆 [東京都]:朝日新聞
 https://x.gd/ZVzsv

(3)すき家「ネズミ混入」、焼肉きんぐ「嘔吐トラブル」…店員を見れば一発でわかる〈不祥事チェーン〉の共通点 - 今週もナナメに考えた 鈴木貴博 - ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/362392?utm_campaign=20250405&utm_medium=email&utm_source=daily_dol


8.(別添PDFファイル)「鬼怒川大水害国家賠償請求訴訟」東京高裁判決を不服として最高裁へ上告(原告団 2025.3.27)
 https://drive.google.com/file/d/15nEAm-e2O6D0toMlsxjoNA--DCwpfYEm/view?usp=sharing

(関連)「意義深い」判決も賠償額が…鬼怒川氾濫訴訟、弁護士が見た課題 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20250329/k00/00m/040/111000c

(関連)専門家「国のやり方不十分と判断」 鬼怒川氾濫訴訟判決、ポイントは - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20250329/k00/00m/040/113000c

(関連)鬼怒川水害の2022年地裁判決について|まさのあつこ 地味な取材ノート
 https://note.com/masanoatsuko/n/n23c0c68d5c77

(関連)歴史に残る判決を!鬼怒川水害控訴審が結審|まさのあつこ 地味な取材ノート
 https://note.com/masanoatsuko/n/nb5e59fadc196


9.国民民主党に石丸新党=こんな政党に投票したらアカン

(1)(別添PDFファイル)醜聞塗れ国民民主、玉木代表 美人妻が消えた、山尾志桜里 不倫相手元妻の自殺に大暴言(『週刊文春 2025.5.29』)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/731232ac132e59a1e1d213a0ed3035243c3d3a6a

(2)“汚物まみれの四人衆” 国民民主党を酷評したカメラマンが本音を明かす「こんな候補しか立てられないのは、それだけ人材がいないってこと」榛葉幹事長の見解は(デイリー新潮)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8297b00b5287f6db86ed3685e2ed824ae5b4b103

(3)9日間の都議選で露呈した「国民民主党」「再生の道」の凋落ぶり…玉木vs石丸“代表負け比べ”の様相|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373619

(4)トップ当選した国民民主公認の埼玉・入間市議、「居住実態」ないとして当選無効に - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/national/20250620-OYT1T50200/

(5)「華麗にスルーされてる」石丸伸二氏 NHKに“噛みつき”も相手にされず呆れ声続出…都議選も全員落選で「旋風の終焉」(女性自身) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/29879905baf9ae2d73142d50b264d924e86ce5c2

(6)落ち目の国民民主党を自公が“買い叩き”…ささやかれる参院選後「連立」取り込み説|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373496?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(7)「対決より解決」が党是の国民民主党が「解決よりも対決」「解決よりも挑発」に舵? 人気急降下で大迷走|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372814


10.こっちはもっとアカン=自民党

(1)〈自民・歴史的大敗〉都議選で透けて見えた「参院選惨敗」の予感…秘策として掲げる「2万円バラマキ」政策の乏しい根拠と効果(集英社オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/65bc38f49755d780b7d741e3385950e7dfb64189

(2)2万円で何をしろと? それでも「カネを配る」ことにした石破茂首相 参院選、人気取りバトルはどこへ行く:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/412888?rct=tokuhou

(3)自民がすがった“進次郎効果”は幻想だった…東京都議選「応援」選挙区は3勝7敗と負け越しの衝撃|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373723?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(4)自民党の深刻な支持者離れ…都議選は有利なはずの「低投票率」「1人区」でも惨敗で参院選に影|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373736?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(5)石原伸晃氏「政界引退」表明も「まだいたの-」の声相次ぐ存在感の薄さ...衆院落選で“鞍替え”画策に自民党内でも“総スカン”(SmartFLASH) - グノシー
 https://gunosy.com/articles/tZKHu

(6)石破首相がボヤく「悪口ばかり」がSNSで飛び交う必然…師と仰ぐ田中角栄元首相とは正反対の言動ばかり|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373705

(7)石破首相は愚鈍なのか、洗脳されているのか…口を開けば「何もやらない」言い訳ばかり|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/371717
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(169):福島原発事故で実質経営破綻した会社=東京電力に柏崎刈羽原発を再稼働させるなど狂気の沙汰だ=規制基準適合審査をパスさせた規制委を解散・廃止せよ」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>
(1)原発事故「反省消失」の野放図経営、東京電力「資金繰り破綻」が目前(『選択 2025.3』)
(2)柏崎刈羽 県民投票条例案否決、原発民意示す機会認めず、否決 怒号と失意(東京 2025.4.19)
(3)柏崎刈羽の県民投票案 否決、新潟県議会、政府・東電「今夏再稼働」維持(日経 2025.4.19)
(4)柏崎刈羽 避難計画、修正せず最終案に、原発5~30キロ屋内退避「不安」(東京 2025.6.12)
(5)「原発事故時、使用道路確保を」、相次ぐ不備の発覚、規制委文書通知へ(朝日 2025.5.22)
(6)東電再稼働を問う:柏崎刈羽6号機も核燃料装填、7号機に続き地元同意なし(東京 2025.6.11)
(7)地元同意待たず 核燃料装填、柏崎刈羽6号機 再稼働「本命」に(朝日 2025.6.11)
(8)柏崎刈羽6号機 核燃料装填完了、事故時 立地自治体以外にも影響、広域の民意必要(東京 2025.6.22)

◆柏崎刈羽原発再稼働問題をめぐる直近情勢
 現在の 新潟県知事(花角英世)は2026年6月9日に、県議会議員は2027年4月29日に、それぞれ任期満了、
 https://www.pref.niigata.lg.jp/site/senkyo/1198018603173.htm

(1)柏崎刈羽原発「緊急時対応」6月27日に原子力防災会議で議論へ 了承なら再稼働に向けた国の手続きほぼ完了 - 新潟日報
 https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/634795

(2)柏崎刈羽再稼働の可否、選挙などの後に国に回答へ 新潟知事が表明 [新潟県]:朝日新聞
 https://digital.asahi.com/articles/AST6M3FXJT6MOXIE03LM.html

 新潟県民は福島原発事故を忘れていないのであれば、今後やってくる様々な選挙で、原発は再稼働ナシで廃炉にする=柏崎刈羽原発は動かさない、と公約し、それをストレートに実践できる政党・党派や候補者に投票しないといけません(目前には参議院選挙が迫っています)。柏崎刈羽原発は福島原発事故を引き起こした同じ型の原発で、同じ会社の東京電力が、原発事故で事実上経営破綻しているにもかかわらず原発を動かすなどと言っているのですから、これをやめさせないことはそのまま新潟県の近未来における破滅を招きます。自分たちのところの原発は大丈夫だろう・一度大事故も経験しているのだから過剰に心配しなくてもよい、などという「正常化バイアス」をやっていたら、近未来にすべてを失うことになります。原発を甘く見てはいけませんし、そもそも東京電力は福島原発事故を経験しても、依然としていい加減な原発管理を続けています。原子力規制委員会・規制庁も「安全を確保」するような厳しい規制を実施しておらず、シロウトだましの「安全管理ポーズ」を取っているだけです(原子力「寄生」委員会・「寄生」庁=原子力に「寄生」して、原子力の「規制」はできません)。彼ら原子力ムラ連合は、目先のことだけを考え、「今だけ、カネだけ、自分だけ」を実践する典型的な「邪悪の塊」です。こんなものは断固として拒否いたしましょう。新潟県は将来へ向けて大きな可能性を持った豊かな県です。原発などに寄りかからなくても、政治を転換すれば、立派にやっていけます。

 柏崎刈羽原発については、既にだいぶ前に私からおおよそのことを申し上げています。下記ブログをご参照ください。また、新潟県の柏崎刈羽原発の検証委員会総括の担当だった池内了名古屋大学名誉教授(最近、体調を壊されていると聞きます=一刻も早い健康回復を願うばかりです)の著書も下記に再度、ご紹介しておきます。柏崎刈羽原発を巡る安全性その他については、この本を熟読ください。

(1)福島原発事故を引き起こして経営破綻したゾンビ企業=東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することなどありえない(その1):(必読)池内検証特別報告(反県民的で原子力ムラの手先となった花角英世現新潟県知事の検証妨害を乗り越える)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-5f0237.html

(2)福島原発事故を引き起こして経営破綻したゾンビ企業=東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することなどありえない(その2)福島原発事故の実態解明・原因究明いい加減、東電の当事者能力欠如のまま、緊急避難などとても無理、これで原発再稼働するのか!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-a4eef8.html

(3)新潟から問いかける原発問題 福島事故の検証と柏崎刈羽原発の再稼働-池内了/著(明石書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034595112&Action_id=121&Sza_id=C0


1.(別添PDFファイル)原発事故「反省消失」の野放図経営、東京電力「資金繰り破綻」が目前(『選択 2025.3』)
 https://plus.smartnews.com/article/4798917869972758286

 <田中一郎コメント>

 少し前の通信販売月刊誌『選択』(2025.3)に掲載された記事です。決算上は何とか黒字の体裁を整えているが、現金の出入りを示すキャッシュフローで見たら毎年連続の赤字続き、このままでは「資金繰り倒産」しかねないという主旨の記事です。私から言わせれば、何をアホなことを言うとるのか、です。東京電力という会社は福島原発事故を引き起こして、すでに実質破綻の状態にあります。それをゾンビのごとくよみがえらせたのは、原発事故時の政権党だった菅直人民主党です。原子力損害賠償法では巨大な天災により原発が過酷事故に見舞われた場合は政府が事故後の様々な面倒を見る、原発会社は免責される、という条項があり、その適用を回避するため、東京電力を政府が支えて生かす代わりに、東京電力は事故後対策に全力を尽くすという約束をさせたようです。

(関連)原子力損害の賠償に関する法律 - e-Gov 法令検索
 https://laws.e-gov.go.jp/law/336AC0000000147

第三条 原子炉の運転等の際、当該原子炉の運転等により原子力損害を与えたときは、当該原子炉の運転等に係る原子力事業者がその損害を賠償する責めに任ずる。ただし、その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によつて生じたものであるときは、この限りでない。

(しかし、そうであっても、会社更生法を適用するとか(株主及び大口債権者の責任を明確化して応分の負担をさせる)、事故後対策を適切に設計するとか、脱原発と電力システム改革を実践させるとか、いろいろやり方はあったでしょう。残念ながら、菅直人氏は未だにこの経緯を詳細には語ろうとはしません。そもそも巨大な天災の場合の原発事故に対する電力会社の免責条項は原子力損害賠償法に残ったままですし、逆に原子力ムラはこの免責条項をもっと強くして、電力会社は巨大な天災地変による過酷事故時のみならず、 一般事故に於いても政府が定める損害賠償保険(保険金額1200億円)の範囲内だけで賠償責任を負担すればいいというトンデモ内容の法改正を行おうとしているのです。民主民進党は、菅直人氏も含めて、福島原発事故の前も後も、さまざまな誤りや不正義や不公正や判断ミスを行い、自民党と並んで今日の原発情勢について責任があります。その末裔の立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」が電力労組の手先である国民民主党と並んで、原発再稼働を容認するという姿勢に出始めています。ふざけるなと思いませんか?)。

(関連)(逐条的)徹底検証『東電福島原発事故、総理大臣として考えたこと』(菅直人著:幻冬舎新書)(その1):菅直人さん、総理大臣時代の「回想録」を不都合なことも含めて包み隠さず全て著書にして残してください- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-d1528b.html

つまり、今日の東京電力は、過半の株式を政府が握って経営権を持ち、原子力損害賠償・廃炉等支援機構という政府の別動隊が東京電力に対して交付国債を授与し(これは東京電力の債務として位置づけられます)、東京電力はこれを市場で売却して現金化し資金繰りに充てる、ということを繰り返しているのです。少し前に経済産業省という原子力ムラ代理店が決めた福島原発事故後の処理費用21.5兆円(その後23.2兆円に膨張)の大半は東京電力が負担するのですが、しかし、実際は交付国債の形で政府が立て替えているわけです。東京電力の資金繰りも経営も、福島原発事故の後処理も、政府の腹積もり一つでいかようにもできます。上記のような月刊誌『選択』記事が出るということは、東京電力の経営が厳しい状況にあるということを「演出」することで、関係者=とりわけ柏崎刈羽原発の再稼働承認を渋る新潟県民や、東京電力管内の電力消費者に対して、原発再稼働へ向けて一種のショックドクトリンを迫っていると見ておいていいでしょう。要するに茶番です。

(関連)東電HD厳しさ増す資金繰り 原発動かず投資先行 東日本大震災14年:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2025031000669&g=eco#goog_rewarded

(関連)東電、悪化する資金繰り 本業だけで必要投資賄えず借金 頼みの柏崎刈羽再稼働、見通せず:朝日新聞
 https://x.gd/xEex0

(関連)福島第1原発の事故処理費用は23兆円…2023年末に2兆円引き上げ 収束の道筋が見えず、さらに膨らむ恐れ:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/312473

(福島原発事故の後始末にかかる費用がこんな少額で済むわけがありません。23兆円ではなく230兆円以上です。つまり23兆円などと言っていることの意味は、放射能汚染の除去費用や原発事故被害者への賠償金は「必ず踏み倒す」ということなのです。もちろん、これから間もなく起きる再びの原発過酷事故の場合も、様々な賠償責任は「踏み倒される」ということです。:田中一郎)


2.東京電力は様々な粉飾決算をしているのではないか

 東京電力だけではありません。経済産業省という原発犯罪推進省が主導して会計基準を歪めに歪め、地域独占(原発)電力会社(「毒電」)の決算が「優良誤認」されるよう粉飾しているようです。ここでは東京電力についてだけ申し上げておきますが、日本の公認会計士協会は、「独電」に対する経済産業省の「粉飾決算のすすめ」を問題にすべきです(ホンモノの政権交代がないと難しい=つぶされますから)。

(関連)東京電力の有価証券報告書の損益計算書(抜粋)
 https://drive.google.com/file/d/1uCeyvXjSt8R4HIcWXjwO0SQptf4IzQ9t/view?usp=sharing

 <田中一郎コメント>

 特別利益のところに「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」資金交付金(交付国債)が利益計上されています。しかしこれは、東京電力の資金繰り支援のために交付されているものであり、将来、東京電力の経営が立ち直った時に政府に返還すべき「(ある時払いの催促なし)超長期債務」として計上すべきもので、利益計上は許されないハズです。どこの国に、借金してカネを受け取ったら、そのカネは利益計上してもよい、などという会計基準がありますか? 「この金はオラがもらったもんだもん」と言う東京電力の言い分を政府・経済産業省が認めて「非合法の合法化」をする原子力無法地帯を創っているのです。

これ以外にも、①廃炉になった原子炉の廃炉・後始末費用の損金扱いを廃炉期間にわたって少しずつ費用計上する損失先送り(本来は一括計上すべき)、②過去にさかのぼって電力消費者に福島原発事故の被害者向け損害賠償金を相当分負担させる(昔のツケを請求するのを忘れていたから今から払え、ということ)、③タダの核ゴミにすぎない使用済み核燃料を資産計上、などなど、他の産業界・実業界では通用しないような決算粉飾を、原子力ムラ代理店政府のお墨付きで、白昼堂々とやっています。それがバレないようにするため、東京電力の有価証券報告書は、分厚くて、わけのわからない説明が山のように書かれている「ビョーキ」の決算書になっています。

こうした悪性の「ビョーキ」を治療するためにも、ホンモノの政権交代が必要なのです。


3.柏崎刈羽 県民投票条例案否決、原発民意示す機会認めず、否決 怒号と失意(東京 2025.4.19)
 https://digital.asahi.com/articles/AST4L417BT4LOXIE02QM.html

(関連)「うそ言うな」「責任取れ」議場で飛び交う怒号と失意の声 柏崎刈羽原発の再稼働問う県民投票条例案否決 :東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/399538

(関連)柏崎刈羽の県民投票案 否決、新潟県議会、政府・東電「今夏再稼働」維持(日経 2025.4.19)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC181HV0Y5A410C2000000/

(柏崎刈羽原発は、新潟県にいる「原発タカリ連合」(自民党・公明党に加えて地元のタカリオヤジ議員や多くの首長・市町村議員、そして御用組合「連合」たち)にとっては(ラクしてカネが天から降てくる)「カネのなる木」だから、そう簡単には手放さない。グズグズする方が、原子力ムラ代理店政府も、もっと地元にカネを落とすだろう、一般シモジモの県民は柏崎刈羽原発に口を出すな・引っ込んでろ、ということだそうだ。だったら、新潟県の有権者・県民は、新潟県の主権者が誰であるのかを来たる様々な選挙でビシッと教えてやろうではありませんか。柏崎刈羽原発を再稼働して原発を推進するお前たちは「You are fired!!」だ、と。:田中一郎)

(関連)県民投票で決める会 公式サイト|柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会(新潟県)
 https://www.kenmintouhyou.net/

(有権者の一定割合が住民投票に賛同したら、県議会の議決を経ずに自動的に住民投票が実施されるという「常設県民投票条例」を制定しておいたらいかがですか? また、その場合、県知事・県庁は、その住民投票の結果に拘束される旨の規定も入れておくべきです。:田中一郎)


4.(別添PDFファイル)柏崎刈羽 避難計画、修正せず最終案に、原発5~30キロ屋内退避「不安」(東京 2025.6.12)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/407398

(関連)避難バス 隣県稼働台数見通せず 柏崎刈羽原発 事故対応に不安(共同通信)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/37bb1459659d86fed7e087fafa504621506f84b9

(関連)「柏崎刈羽」周辺道路にも無数の亀裂…「原発は本当に大丈夫か?」地元に広がる不安の声:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/301911?rct=tokuhou

(柏崎刈羽原発が過酷事故を起こせば、新潟県民の大半は逃げることができず、地震で壊れた自宅や建物の中で、あるいは大渋滞した車道の車の中で、ゆっくりと放射能を吸い込まされ、その放射線で焼き殺されることになるでしょう。いやいや、早く動けば避難できると思っている(自分たちだけは大丈夫と思っている)「正常性バイアス」の強い方は、福島原発事故後間もなく経済産業省の役人が書きベストセラーになった下記の小説を読んでみてください。これが原発過酷事故のリアリズムです。2年ほど前の能登半島地震のあり様を見れば、大地震・大津波・大雪・集中豪雨の中で原発過酷事故が起きれば、避難などできないし、救出活動もまず無理(そもそも政府も自衛隊も原発事故時の救出活動などちゃんとやろうという気はありません)であることは明々白々です。:田中一郎)

◆原発ホワイトアウト-若杉冽〔著〕(講談社文庫)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033287058&Action_id=121&Sza_id=F3

◆東京ブラックアウト-若杉冽[著](講談社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033189138&Action_id=121&Sza_id=F2

 <これが原子力「寄生」委員会・「寄生」庁だ>
 こいつらは、原発の危険性から地域住民や国民を守るために仕事をしているのではなく、逆に、危険な原発の再稼働を押し付けるための屁理屈と猿芝居の開発のために仕事をしている「亡国集団」です。即時廃止・(第二次)公職追放以外にないのです。

(関連)(別添PDFファイル)「原発事故時、使用道路確保を」、相次ぐ不備の発覚、規制委文書通知へ(朝日 2025.5.22)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16218791.html

(関連)原子力災害指針を改正へ 規制委、屋内退避盛り込む:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/412508

(関連)「屋内退避困難」検証せず…原子力規制委員会検討チーム10月18日中間まとめ 地元懸念と依然ずれ - 新潟日報
 https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/494392

(関連)政府 柏崎刈羽原発の緊急時の対応策 了承する方向で最終調整|NHK 新潟県のニュース
 https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20250626/1030033449.html

(およそ避難計画とは、原子力推進機関である国際原子力機関(IAEA)が「深層防護」の第5層として位置づけているもので、海外では、これを審査しない原子力規制当局など考えられません(従ってまた、日本の原子力規制は世界一厳しいなどという言説も嘘八百です)。しかし、審査すれば、この狭い島国の日本で、実効性のある避難計画など出来るハズもないですから、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、それを回避して逃げ回り、原子力ムラ代理店政府と一緒になって、原発立地自治体に避難計画を丸投げにしているのです。そうしておけば、大事故になった時でも、政府も「寄生」委も責任を問われなくて済みますから。この事情をマスゴミがきちんと報道することなく、あたかも実効性のある避難計画が可能であるかのごときデマ報道を繰り返していることが、原発再稼働に道を開いている面があることも認識しておくべきです。:田中一郎)


5.泊原発の再稼働反対せず 地元の合意が条件 立憲道連定期大会 参院選の重点政策:北海道新聞デジタル
 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1173129/

(地元の合意を原発再稼働の条件とするなどと言うのなら、その「地元」の範囲を明確にし、その範囲内に存在する「地元」自治体が全部OKを出すまでは再稼働はまかりならん、くらいは言ってみたらどうか。もちろん、その範囲とは、原発過酷事故時に放射能汚染をはじめ様々な被害を受ける可能性のある自治体であり、北海道泊原発で言えば、北海道全道の基礎自治体全部ということになる。一般に、原発の周辺100kmくらいの範囲内にあるすべての自治体、及びその住民は、原発再稼働の是非を決める判断権限を持っていると考えるべきである。立民ならぬ「脱憲反民主党」は、原発周囲100km圏内の全ての自治体で住民投票が実施され、全ての投票結果がOKでなければ原発・核燃料サイクル施設は稼働できない旨の「法案」を策定して、国会に出せよ。それもしないで、口先だけの「地元合意が必要」などと言ってみても、意味がない。単なる「刺身のツマ」のような粉飾用語にすぎない。:田中一郎)

(記事の写真は北海道立憲民主党の最高責任者の逢坂誠二衆議院議員である。この人物は本当にリベラルなのか? 脱原発もはっきり言えないリベラルなどはありえない。「干からびたリベラル」とでも言うか?!:田中一郎)


6.(別添PDFファイル)東電再稼働を問う:柏崎刈羽6号機も核燃料装填、7号機に続き地元同意なし(東京 2025.6.11)
 https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/624400

(関連)柏崎刈羽の再稼働、6号機を優先 7号機先送り、原発所長が表明:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/414570

(関連)(別添PDFファイル)地元同意待たず 核燃料装填、柏崎刈羽6号機 再稼働「本命」に(朝日 2025.6.11)
 https://digital.asahi.com/articles/AST697S1VT69ULFA00WM.html

(関連)(別添PDFファイル)柏崎刈羽6号機 核燃料装填完了、事故時 立地自治体以外にも影響、広域の民意必要(東京 2025.6.22)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/413359

 <田中一郎コメント>

 この地元無視の核燃料装填もまた、上記で申し上げた住民投票や避難計画などと同じで、柏崎刈羽原発の再稼働については「こっちで勝手に決めるから、お前らシモジモの一般新潟県民はつべこべ言わなくていい、黙ってろ!」ということです。これは、東京電力や政府・経済産業省らが、福島原発事故の損害賠償裁判で原告事故被害者らに対して示している態度と同じで、「お前ら被害者とやらには既に賠償金を支払っている(1人12万円=この金額自体、バカにした金額だ)、放射能汚染などとうの昔になくなっているのに(大嘘)、神経過剰で勝手に逃げている連中に追加で賠償金など支払う必要なし」(東京電力及び国)に通底しています。「原発事故を心からお詫びします」だの「最後の1人まで原発事故被害者に寄り添い続け償いをいたします」などという東京電力や政府の「歯の浮くような」外ズラ美辞麗句は、その赤裸々な人権踏みにじりの態度により、はっきりと欺瞞の大嘘八百であることが証明されています。柏崎刈羽原発の再稼働もしかりで、新潟県民など、東京電力をはじめとする原子力ムラにとっては、カンケーネー、どうでもええ、が本音です。こんな原発や原子力ムラの連中は、一刻も早く追い払いましょう。


7.「夏場も電力に余裕」で原発再稼働のロジックは崩れた… 推進側が持ち出す「新たな理屈」も苦しさありあり:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/410861

(柏崎刈羽原発や東京電力だけではありません。およそ「脱炭素」などという科学的実証的根拠の怪しい「人工CO2温暖化」説を振り回さなければ、電気は十分に足りています。原発などいっさい要らないのです。:田中一郎)

(関連)(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は老朽原発、環境破壊型「再エネ」、旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります- いちろうちゃん
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8189d3.html


8.(メール転送です)目指そう、新潟県柏崎刈羽原発への依存からの脱却(たんぽぽ舎MG)
  首都圏全体が他県の原発への依存から脱却することを目指すべき
   ──── 田中三彦(元新潟県技術委員会委員、元国会事故調委員)

◎東京都は電力をへらす(H)、つくる(T)、ためる(T)のHTTで気候変動対策に寄与しエネルギーの安定的確保を目指すという。しかし、だから今後は新潟県の原発からの電力は不要という話は聞かないし、国のエネルギー基本計画は新潟県柏崎刈羽原発を首都圏に電力を供給する重要な電源と位置づけている。

首都圏が、それもとくに東京が柏崎刈羽原発を頼りにする限り、新潟県民の原発大事故への不安は解消されないし、原発由来の行き場のない大量の核のゴミ問題もますます深刻度を増していく。

◎問題は、こうしたことが都民にはけっして自分事としては見えていないことだ。首都圏の為政者たちは、福島第一原発以降、原発の安全性は独立性の高い原子力規制委員会により厳格に審査されているから、原発がさらなる大事故を起こすことは考えていないかもしれないが、それは大きな誤りだ。

◎規制委員会初代委員長の田中俊一氏は、「規制委員会は規制基準への適合性を審査しているのであり、原発が安全だとは申していない。国会でも何でも、何回もそう答えてきた。」(注1)と明言している。テロ対策施設が完成していない、大雪の際の事故時避難方法が定まらないなど、柏崎刈羽原発再稼働は問題山積で、花角知事は再稼働の判断に苦慮しており、近いうち、再稼働を巡る県民の意識調査を実施することを表明している。

◎そんな中、県の主要紙『新潟日報』はこの4月、東電の営業範囲内の1都8県の知事へ再稼働が必要かなど14の質問に対する文書によるアンケート調査結果を公表した。(注2) これに対して小池東京都知事はほとんどの質問にたとえば「原子力政策は国レベルで議論、検討がなされものであり、回答を差し控えたい」といった血の通わぬ定型文で応じている。

◎柏崎刈羽原発問題はけっして国と新潟県だけの問題ではない。東京都の大問題でもある。静観ではなく、今こそ東京都がリーダーシップをとって首都圏全体が他県の原発への依存から段階的に脱却することを目指してほしい。

(注1)2014年7月16日、川内原発1、2号機の規制基準適合性審査書案についての記者会見での発言から。

(注2)新潟日報デジタルプラス2025年4月21日WEB配信記事<小池百合子都知事や黒岩祐治・神奈川県知事らに聞く「柏崎刈羽原発再稼働問題」首都圏トップの見解は?>


9.(メール転送です)東電柏崎刈羽原発の耐震性問題と津波問題(上)(2回の連載) (たんぽぽ舎MG)
 甘すぎる地震想定と津波対策、新たな知見で津波を考えるべき、地震本部長期評価に対する東電の考え方は誤り
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

はじめに

 4月21日、参議院議員会館で、院内集会「柏崎刈羽原発の再稼働問題ヒアリング」が、社民党大椿ゆうこ参議院議員の紹介で実施された。この集会で、規制庁と経産省に提出し、当日回答と共に議論を行った質問項目のうち、地震と津波に関するところを解説し、国側の見解を明らかにする。

(1)新潟県の住民投票に圧力をかける経産省

◎再稼働に向けて経産省は地元の同意を迫る行動を取っている。住民投票条例制定を目指した署名運動が行われている期間中に、資源エネルギー庁の村瀬佳史長官は新潟県議会で再稼働の同意を求める発言を行った。新潟県議会はその後、住民投票条例案を否決し、13万余の署名により県民の総意で再稼働の是否を決める機会を奪う結果になった。長官の再稼働を求める議会発言の意図は、これら住民自治への圧力だった。

◎経産省資源エネルギー庁は、こうした指摘について否定したが、時期が住民投票条例の制定署名活動にかかっていること、署名に基づく住民投票条例の審議と採決を行う議会で、再稼働を推進する発言を行ったことについて、時期は県議会議長により指定されたものと、自らの責任は回避しつつ、こうした影響の存在は認めなかった。

(2)柏崎刈羽原発の耐震問題

◎規制庁による現状聴取会合

・「日本海側の海域活断層の長期評価(令和6年8月版)への対応の現状聴取に係る会合が2024年12月23日に開催され、その場では規制庁から東電に対して、津波の発生に重要な地震評価の実施条件に関して、さらに検討を重ねるように指示された。事実上、東電の見解に規制庁が疑義を出した結果だが、この会合について今後の予定はまだ明らかにされていない。

・聴取会合の結果で、柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働において影響を与える基準地震動、基準津波の評価結果に大きな影響があった場合、一般的には現状の既許可では原発の安全に大きな影響を与える可能性が否定できないことになると、再稼働はできなくなる。その可能性については規制庁は否定しなかった。

・「ならば再稼働を推進するべきではないと考えるがどうか」と問うたが、今の段階では長期評価が既許可に影響があると示されないので再稼働に影響があるとは考えていないという。しかしこれは安全側にたった姿勢とは言えない。その点について参加者から大いに批判があった。

(3)地震本部長期評価に対する東電の考え方は誤り

◎東電の「柏崎刈羽原子力発電所6号及び7号炉日本海側の海域活断層の長期評価―兵庫県北方沖~新潟県上越地方沖―(令和6年8月版)の影響について」(2024年12月23日付け)では、以下の記載がある。「土木学会手法に記載されている武村(1998)が準拠している内陸地殻

内地震データのうち、最大の断層長さは1891年濃尾地震の85kmであり、それ以上の断層長さは外挿領域となっている。」能登半島地震の「断層長さを150kmと仮定し,武村(1998)を用いて地震規模を算定するとMw7.9となり、現状、各種機関において推定されている地震規模(Mw7.5程度以下)と乖離する。」そこで「令和6年能登半島地震の実績を踏まえ,地震本部(2010)の考え方に基づき地震規模を設定することとする。」とし、地震津波評価を行っている。

◎この考え方は、震災前の既往最大を基本とする考え方で、現在の地震動ハザード評価では「地震規模や発生領域のモデル化で既往最大に囚われずに、物理現象や物理探査等に基づく科学的想像力を働かせて設定すること」としている。東電の評価方法は、その観点からは間違っている。  (下)に続く

        (初出:2025年4月25日たんぽぽ舎発行「金曜ビラ」)


9.新潟県が意見を反映できる機会(住民投票)をつぶすのはおかしい(たんぽぽ舎MG)
 愛知県豊橋市は「多目的屋内施設(新アリーナ)」計画の賛否を問う住民投票を決定した、新潟県も愛知県豊橋市をみならうべきだ
  菅井益郎(柏崎巻原発に反対する在京者の会)

 5月17日の『東京新聞』の特報部の記事を送ります。非常にすっきりとしていい記事です。新潟県議会はへんちくりんな新潟大学の教授ではなく成蹊大の武田真一郎教授のような人を呼んで話を聞くべきでした。それにしても原発の再稼働は県民全体に関わる重大事項ですから、直接請求にもっと真摯に向き合う必要があったと思います。

 「電気は首都圏に、放射能は新潟に」ではほんとに困りますし、いかに事故対策を練ろうとも、いつ事故の危険が生活を襲うとも限らないという状況で暮らすなんて精神的にも受け入れることなど出来ないわけですから。花角英世新潟県知事は、最初に知事選に立候補した時に「脱原発の社会をめざします」と言っていたわけですから、政治家として筋を通してもらいたいものですね。

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※記事紹介【5/17東京新聞朝刊20面「こちら特報部」】

◆愛知・豊橋「新アリーナ」計画一転、住民投票へ その意義とは、民意反映、絶好の機会 「政治的思惑でつぶすな」
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/405335

 愛知県豊橋市の多目的屋内施設(新アリーナ)計画で、市議会が15日、賛否を問う住民投票を行うことを決めた。計画中止を掲げた市長が昨年当選したが、議会が反発し事態は膠着(こうちゃく)。その打開策とされたのが、過去3回市議会が否決した住民投票だ。住民が求めても議会に拒まれ、実現しない例も多い。民意を反映するため、どう生かすべきか。(中川紘希)

(関連)「やらない理由を探しているのでは?」原発再稼働の是非を問う県民投票をめぐる新潟県知事の姿勢を批判 - 新潟のニュース・天気|BSN NEWS|BSN新潟放送 (1ページ)
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/1844620?display=1
草々 

2025年6月24日 (火)

山本太郎「れいわ新選組」快進撃(3):「2025参院選は国民の生きる闘いだ」、山本太郎が与野党茶番を弾劾(『サンデー毎日』)他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(6.26)再開新ちょぼゼミ第12回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第7回目):サンフランシスコ講和条約と日米安保」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-c5729d.html

(あと若干名の参加が可能です。参加ご希望の方は、たんぽぽ舎にお電話してください。:田中一郎)


2.緊急キャンペーン!提訴会見を報道したら名誉毀損?!メディアの独立と知る権利を問うアワプラ裁判を応援してください - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/event/51066/

(信じがたい話ですが、SLAP訴訟を追認するのが今日の日本の司法・裁判所です。日本の言論表現の自由や報道の自由が脅かされ、民主主義が危機に陥れられています。被害者OUR PLANET TVを応援するとともに、有権者・国民の税金で収入を得ながら有権者・国民のためには絶対に仕事をしない日本の司法・裁判所を叩き潰しましょう。主権者は私たちですから、私たちがその気になれば可能です。:田中一郎)

◆(9.25)再開「新ちょぼゼミ」第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-ef8a7e.html


3.イベント情報

(1)(チラシ)(6.28)メディアは誰のためにあるのか、行政は誰のためにあるのか:砂川浩慶立教大教授(横浜)
 https://drive.google.com/file/d/1bM2V-outj3OppxtUFqSKyNr6JxFoxWf4/view?usp=sharing

(2)(チラシ)(7.11)横浜市によるメディア報道への検閲・容喙違憲裁判 第1回公判(横浜地裁)
 https://drive.google.com/file/d/1bM2V-outj3OppxtUFqSKyNr6JxFoxWf4/view?usp=sharing

(3)(7.24)『司法が原発を止める』刊行記念シンポジウムのお知らせ - 株式会社旬報社
 https://www.junposha.com/news/n61181.html


4.太陽(ティダ)の運命 - 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com
 https://eiga.com/movie/103257/


5.小倉志郎 さんから:「ベター」 
 https://tinyurl.com/yhjzm889   


6.(別添PDFファイル)安倍晋三元首相の遺産3700万円を甥っ子(岸信千世議員)が「無税相続」していた(『週刊ポスト 2025.2.28』)
 https://www.news-postseven.com/archives/20250228_2026196.html?DETAIL

(なんやねん、コレ! こんなのありか?! 政治家の特権なのか?! 税務署は何をしとるのか?! こいつも自民党や!:田中一郎)


7.沖縄と戦争

(1)<社説>[沖縄戦80年]第32軍崩壊 軍は住民守らなかった- 沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1609404

(2)<社説>週のはじめに考える 沖縄戦の惨禍を伝える:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/413459

(3)沖縄に147カ所の日本軍慰安所 激しい地上戦、女性たちはどこへ - 毎日新聞
 https://x.gd/clzBq


8.その他

(1)24色のペン:水産行政の「しがらみ」 小泉農相は断ち切れるか=町野幸 - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/35ynt36x

(2)上水道危険度ランキング【全312自治体】老朽化度と財務的に維持が危ういのは…5位はいすみ、4位は夕張、1位は? - あなたの街の管があぶない - ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/366571?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20250620

(3)ガソリン減税法案、廃案へ 野党提出、土曜国会で攻防:朝日新聞
 https://x.gd/93X61

(かような「スジの悪い」バラマキ法案は廃案になって当然。野党の政策能力のなさと政治力の乏しさを示す。:田中一郎)

◆日刊IWJガイド・非会員版「ジョン・ミアシャイマー・シカゴ大教授が想定する最悪のシナリオ『イランがペルシャ湾を封鎖し、フーシ派が紅海を封鎖する』!」2025.6.20号~No.4554 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54773
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「山本太郎「れいわ新選組」快進撃(3):「2025参院選は国民の生きる闘いだ」、山本太郎が与野党茶番を弾劾(『サンデー毎日』)他」をお送りします。

 <別添PDFファイル>
(1)「参院選は国民の生きる闘いだ」、山本太郎が与野党茶番を弾劾(倉重篤郎『サンデー毎日 2025.7.6』)
(2)れいわ・舩後氏、政界引退の意向、国会バリアフリー化に貢献、「体力を考慮」(東京 2025.6.18)
(3)共同通信世論調査:自民現金給付「反対」54%、コメ高騰対策「不十分」56%(東京 2025.6.16)


1.(別添PDFファイル)「参院選は国民の生きる闘いだ」、山本太郎が与野党茶番を弾劾(倉重篤郎『サンデー毎日 2025.7.6』)
 https://qr.paps.jp/y6T93


2.東京都議会議員選挙2025 結果

◆東京都議選2025 - 朝日新聞・NHK
 https://www.asahi.com/senkyo/togisen/?ref=yahoo_togisen_2025
 https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/togisen/2025/

(1)東京 都議選 2025 自民 都民 公明 共産 立民 国民 れいわ 参政 保守 社民 再生 各党各会派幹部の発言まとめ - NHK - 都議選
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250622/k10014841471000.html

(2)自民は過去最低21議席…都民ファースト31議席で第1党 国民9・参政3で初議席 投票率5.2ポイント上昇【東京都議会議員選挙】(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6e81dd1a097539f8495e282c67171517fa7a61b2

(3)都議選で自民党が大敗 過去最低議席に 来月に参院選控え自民から焦りの声 「都民ファーストの会」が第一党に返り咲く|TBS NEWS DIG - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=y66vYdazt5A

(4)国民民主党の都議選「9議席」獲得は大躍進にあらず…勝敗ラインを「11→5→1」と下げまくったセコさ|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373657?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(5)「これひどい」自民党の都議選「追加公認」、倉田真由美氏が憤り 「『自民じゃないから投票した』って人も」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3b693d63b16e75a3762bb0f9b29fdeb0faca9b50

(6)石破自民は都議選惨敗で真っ青! 過去最低議席で都議会第1党から陥落…7.20参院選もボロボロ確実|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373658?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(7)「再生の道」都議選議席ゼロで存亡危機も…石丸伸二氏は“構文”大展開、減らず口で勝利宣言のナゾ|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373659?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(「再生の道」は「再起不能の道」へ、さようなら!)

◆東京都議会議員選挙の結果を受けて(共同代表・談話)(れいわ新選組 2025.6.22)
 https://reiwa-shinsengumi.com/comment/25024/

(低投票率(48%)の下、自民党に投票していた有権者が、都民Fや国民民主党に投票しただけの選挙ではなかったか? 有権者・都民の投票行動(棄権を含む)の愚かさが、また浮き彫りとなった。「れいわ新選組」は議席を取れず大変残念。東京都内では有権者への食い込みが今ひとつ足りなかったということか。これに懲りずに再起を祈る。ガンバレ!:田中一郎)

(関連)2025年都議選、1,2,3人区は一本化で大きな成功
 https://tunagu2.jimdofree.com/

(「れいわ新選組」が3人区以下の定数選挙区には候補者を立てなかったことに立民や共産は感謝しなければいけない:田中一郎)


3.SNSでシェアされる「期日前投票、不正起きやすい?」って… 期日前投票所に行ってチェックしてみました:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/412605?utm_source=tokyo_mailmag&utm_medium=email

(今回の都議選でも、投票所では投票用紙に書き込む筆記用具が依然としてエンピツでした。私は数年前から消しゴムで容易に消せる鉛筆書きはヤメロ、およそ役所の窓口で記入する書類でエンピツガキのものなどないのだから、簡単には消せない筆記用具を用意しろと言い続けてきましたが、選管は全く聞く耳を持っていません。しかしこれは、やろうと思えばできる選挙不正の温床になります。各党=特に野党各党は、一度、公正な選挙を実現するため、今まで続けている公職選挙の慣例を総見直ししてみたらどうですか(鉛筆書き以外にも、期日前投票の投票箱の管理、得票カウントマシーン(ムサシ)、投票所から開票所まで運搬する際の管理状況など):田中一郎)

(関連)【ファクトチェック】都議選の投票で鉛筆を使うと書き換えられる? - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/election/togisen/20250620-OYT1T50129/

(問題をすり替えている、いい加減なチェック内容です。コレではダメ)


4.山本太郎「れいわ新選組」快進撃

(1)【日本の将来に希望が持てない若者たちへ】山本太郎 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7G6WLec7K-4

(2)【このままの日本の先に待っているのは戦争しか無い理由】山本太郎 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=yuxGJBhTcC8

(3)「財源がない」は大嘘?国債のデメリットを山本太郎が解説 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=fFK4cOUxn1E

(4)【山本太郎】誠に残念ですが参政党について言います...賢い人だけが気付いている自民党の現金給付案について解説します。政治家になって良いことは〇〇も一つもありません。 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hbpkmW7YZj4

(5)【山本太郎】参議院選挙前哨戦...れいわ新選組がテレビ新聞で絶対に流せないことを言います...この話をするとメディアから完全に無視されます!! - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=5imib6mLsXM

(6)【山本太郎】自民党が好きな人は覚悟して見てください...参議院選挙前にこの事実を暴露します!!実は日本だけ特別な事情で大変な事が起きてます。 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=r8hkitMkWEM

(7)【声優・岡本麻弥! 】が参議院に立候補!れいわ新撰組から全国比例区で出馬!インボイスは絶対に廃止する!という強い思いから、ついに政治家になることを決意! - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=spnzkqBkuTM

(8)【※この動画を拡散して下さい】れいわ新選組は移民政策反対です。【れいわ新選組 国会】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=FzPMw8zHb8U


5.(別添PDFファイル)れいわ・舩後氏、政界引退の意向、国会バリアフリー化に貢献、「体力を考慮」(東京 2025.6.18)
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250617/k10014837561000.html

(関連)【山本太郎男泣き】最後の涙のご挨拶『舩後さん本当に6年間お疲れ様でした そして全身全霊支えられた介助者の皆様もお疲れ様でした』- 舩後靖彦 木村英子 障害 ALS れいわ新選組 参議院選挙 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=K4FxlDC0kto


6.立憲・野田代表やっぱり腰抜け…58人の衆院議員有志が提出求めるも「内閣不信任決議案」出せず|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373556?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(関連)(他のMLでの議論)野田佳彦「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、「三本の矢」(れいわ、共産、社民・新社)を軸とする新たな「市民リベラル(ホンモノ)」党派を立ち上げ、「世直し」勢力総結集で政治を大きく変えていきましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-07c44f.html


7.「さっさと消費税廃止、もっと現金給付」れいわ新選組が参院選の公約発表 財源は法人税の引き上げ、超富裕層への課税強化など|FNNプライムオンライン
 https://www.fnn.jp/articles/-/891516

(関連)【会見文字起こし&動画】次期参院選 公認候補予定者発表 伊勢崎賢治(#比例全国区)、山本太郎(れいわ新選組 代表)- 2025年6月23日 国会内 - れいわ新選組
 https://reiwa-shinsengumi.com/activity/25037/
 https://www.youtube.com/watch?v=Fnmw9hBDrCI

(関連)2025参議院選挙をめぐる議論(その1):野田佳彦「脱憲反民主党」を一刻も早く野党第1党から降ろし、「三本の矢」(「れいわ新選組」・日本共産党・社民・新社)を軸とする新たな「世直し」中核勢力・党派形成のキックオフ選挙にいたしましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-696293.html


8.(他のMLでの議論です)山本太郎「れいわ新選組」と日本の当面の政治について(一部加筆修正)

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下記のご意見には全く同感です。

****************
私も「れいわ」のチラシを地方で配っています。今の日本を変えることのできるのは彼しかいないか、と。それと同時に、「個人商店」の危うさも感じています。山本太郎の一言で動かされる社会になったら、それこそヒトラーを選んだドイツ市民と同じ立場になってしまうのではないか、と思うのです。
****************

維新(日本維新&大阪維新)のチンピラ似非右翼支配下の「昔は水の都、今はアホの都」大阪が、山本太郎オーナー「れいわ新選組」ポピュリズム支配に切り替わっても意味がないと思います。そうならないためのベースは、私は「自公政治とその補完勢力(維新や国民民主や参政等のその他ガラクタ)」によるニセモノ政治を抜本転換させる「強力連立政権の樹立」ではないかと思っていて、多様な価値観に基づくより良き政治を、日本国憲法を継承発展させ、平和を守り、脱原発とエネルギー革命をやり抜き、国民経済と地方経済社会を再建する形で徐々に実現していく、そんな政治を打ち立てることだと思っています。

現在の山本太郎「れいわ新選組」の問題点は次の3つと見ていて、一刻も早くこれを克服してほしいと思います。

(1)松尾匡立命館大学教授らの左派リフレ派に洗脳された一過性の巨額現金バラマキ政策の公約をやめること。積極財政も消費税廃止もOKなので、経済政策はもっと丁寧に設計する他、常に「制度化」を検討すること、そして、不公正・不公平な日本の税制も抜本改革を目指して具体的な検討をしてほしいこと。

(関連)(別添PDFファイル)共同通信世論調査:自民現金給付「反対」54%、コメ高騰対策「不十分」56%(東京 2025.6.16)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/873ab6f7b820c84b086c2708b7dcd6a71a0c7422

(関連)現金給付に自治体から批判の声「下請けではない」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/94c2f4cbaeea4c90ff17286dbefcb300cab53dda

(関連)千葉県知事「無駄で自治体疲弊、うんざり」現金2万円給付めぐり自民党内からも“疑問視”の声(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1786fa9816e630c924f83cec6e95680520cc4b3c

(関連)(社説)全国民に給付 結局は公金ばらまきか:朝日新聞
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16235777.htm

(当面の政策の8本柱:①積極的日本国憲法主義、②再稼働ナシの脱原発、③地方再生と農林水産業の復興、④労働政策の抜本改革、⑤教育・保育(公立化・無償化を含む)、⑥医療・介護政策の患者・受給者の立場を尊重した見直し、⑦税財政の抜本転換(軍拡予算廃棄、消費税減税から廃止へ、大企業・富裕層優遇税財政の廃止他)、⑧「政治とカネ」問題の最終決着と小選挙区制度の廃止)

(2)「市民と野党の共闘」にもっと積極的・肯定的に取り組む=将来の政権では山本太郎氏が総理と想定、その時の練習としてもっと辛抱して粘り強くしないといけない。いわゆる政権獲得への執着である。現段階での山本太郎「れいわ新選組」の最優良のパートナーは日本共産党だと思うので、当面は同党との協力共闘を中核軸にした新「市民と野党の共闘」構築が理想的、しかも両党とも、徹底的に柔軟でなければいけない。自公維国政治を再起不能に叩き潰すことが最大の目的であることを忘れないことが肝要。政治は最後は「数」ですから、「人間、辛抱」=「れいわも辛抱」です。当面大事なことは、日本共産党(及び社会民主党)の数少ない基盤選挙区に殴り込みをかけるような立候補はしてはいけない(衆院沖縄1区(日本共産党)、沖縄2区(社会民主党)、参院京都選挙区(日本共産党))。参議院選挙2025へ向けて立候補戦略を練り直してほしい。また逆に、日本共産党も社会民主党も、「れいわ新選組」の候補者を応援する選挙区も、「れいわ新選組」とよく相談して、つくっておくべきです。

(3)右(右派)へのスケベー根性を断ち切ること。目先、右からの投票があっても、そんなものに依存したら、中長期的にはマイナスにしかならない。山本太郎氏や「れいわ新選組」の国会議員にはあまり感じないが、地方議員や支持者には右翼チックな人も少なくないのではないか。ポイントは新人国会議員候補や新人地方議員候補の選定であり、新人議員が「維新」や名古屋の「減税」のように不祥事を多く起こすとイメージダウンになり、今の勢いはなくなります。築くのは大変な苦労ですが、つぶすのは一瞬で簡単です。

・・・・・
本来なら、私は、立憲民主党のリベラルが中軸・総大将となって「市民と野党の共闘」を築き、自公維国に対して全面対決をするのがもっともいい政治決戦のあり方だと思っていますが、今の、野田佳彦を代表にして、自公が国会に出す戦争法案や原発推進政策に賛成をし、消費税減税に反対をするような立憲民主党では、お話になりません。今の立憲民主党は解体して、野田佳彦につらなる政治家たちは自民党へ、枝野幸男につらなる政治家たちは国民民主党へ、残りのリベラル議員で、社民党と一緒に新党を立ち上げればいい。それが一番すっきりする。日本の政治を抜本的にちゃんとするためには、こういう「大手術」が必要なのだけれど、どうも踏ん切りがつかない様子です(それと少なくとも衆議院は小選挙区制度を廃止して、(願わくば全国1区の)比例代表制を入れる選挙制度改革の実現も目標に入れてほしい)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々

 

2025年6月22日 (日)

2025参議院選挙をめぐる議論(その1):野田佳彦「脱憲反民主党」を一刻も早く野党第1党から降ろし、「三本の矢」(「れいわ新選組」・日本共産党・社民・新社)を軸とする新たな「世直し」中核勢力・党派形成のキックオフ選挙にいたしましょう

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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(速報)米軍がイランの核施設を攻撃 トランプ大統領がSNSで発表 - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/bfGYS


1.(予約必要)(6.26)再開新ちょぼゼミ第12回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第7回目):サンフランシスコ講和条約と日米安保」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-c5729d.html

(最初の30分で、今回の都議選・参議院選について、ごく簡単に主催者の方からプレゼンを行う予定です。:田中一郎)

(その次)(予約必要)(7.14)オルタナティブな日本を目指して:緊急開催「新ちょぼゼミ」: 「令和の米騒動(日本農業とコメ政策のあり方)」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-de5ddb.html

(会場が狭いので入れなくなる可能性があります。たんぽぽ舎に予約のお電話をしていただき受付番号をもらってください)


2.介護支援専門員・相談支援専門員の処遇改善を要望する署名
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdjTQfzrBqy1vAMF_Z012grwGGfquZ2Xrsb6BtatygM48k-Pw/viewform

(関連)一般社団法人 日本介護支援専門員協会 » (再掲・5月19日付)署名活動にご協力ください!介護支援専門員・相談支援専門員への処遇改善を緊急要望します
 https://www.jcma.or.jp/?p=843213


3.自公+補完勢力による政治のおかげで戦争が近づいてきた

(1)港区ホームページ/在日米軍基地防護態勢の引き上げについて
(東京都の各基礎自治体で同様の告知がなされているようです)
 https://www.city.minato.tokyo.jp/jinken/beigun.html

(2)「イランの原発爆発ならチェルノブイリ級の災難」…専門家らが懸念(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0d797256d1256abf2a6c33d58d371103042bb9f3

(3)「核」をめぐるイスラエルとイランの衝突で、「核抑止論」の破綻が浮き彫りに 被爆国・日本が取るべき対応は:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/412166?rct=tokuhou

(4)【IWJ号外】ジェフリー・サックス教授が、イラン・イスラエル戦争について、「イスラエルによる狂気じみた攻撃が、世界を破滅に導く」と指摘! 破滅は「聖書の黙示録に預言された終末・ハルマゲドンの前兆」!- - IWJ Independent Web Jo
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527919

◆小倉志郎 さんから:「憎しみ」 <イスラエルは大きな判断ミスをしてしまいました>
  https://tinyurl.com/4jnzzysh


4.斎藤元彦兵庫県知事の3つの犯罪疑惑がはっきりした=即刻辞任せよ!
 辞任しないのなら、県議会が再度、辞任勧告をつきつけよ。時間がたてばたつほど、兵庫県庁は機能不全に陥っていく。

(1)兵庫・斎藤知事を公選法違反容疑で書類送検 知事選でPR会社に報酬(毎日新)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b6df641f11c1d4e0ec49b05de1f53489efa3723a

(2)(別添PDFファイル)兵庫知事ら書類送検、優勝パレード経費不正疑い(東京 2025.6.14)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/411509

(関連)プロ野球の優勝パレードを巡る補助金還流疑惑 斎藤知事と片山元副知事 背任容疑で書類送検 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=l86hjNrTd94

(3)社説:公益通報の処分 兵庫知事は違法認めよ | 京都新聞
 https://nordot.app/1278252868361732731?c=39546741839462401

(関連)兵庫県 斎藤知事の不正行為やパワハラ問題影響かー公益通報者保護法改正案が通常国会で可決、職場への影響 #エキスパートトピ(舟木彩乃) - エキスパート - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/6760b484daee95f324753a72cf9fb3213efa6977


5.(別添PDFファイル)マイナ保険証利用、国家公務員29.57%、共済組合、4月時点(東京 2025.6.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/410762

(与野党の議席が逆転した衆議院で、何故、このマイナ保険証の議論がなされ、今ある保検証を存続させようという動きがでてこないのか? 圧倒的多数の有権者がそれを求めているではないか! 特に野党第1党の野田佳彦「脱憲反民主党」よ、お前ら議席の数だけ増やして何やってんだよ。もっと有権者・国民のために働けよ!(自民党や公明党がダメだからと2024衆院選で国民民主党や「日本維新の会」に投票したアホウがかなりいたため、今度の国会では政治資金改革も含め、ほとんど何も決まらなかった。中途半端な投票をするからこういうことになる。有権者・国民の生活がよくなるどころか、どんどんひどくなるのは、自公政権や政治家のためだけでなく、有権者・国民の投票態度にも原因がある。:田中一郎)


6.下請未払い・レジオネラ・救急車~見えてきた万博の闇(西谷文和さん)【The Burning Issues】20250612 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=YodE7hHlsn0

(関連)(別添PDFファイル)EXPO2025:万博館移築 先行き見えず17.5館目標、サイトで仲介ゼロ(日経 2025.6.14)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89356490T10C25A6CT0000/


7.「世界で最も美しい島」を守るため殺された仲間も… フィリピン・パラワン島で命懸けの自然保護活動が続く:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/411947?rct=tokuhou

(「脱炭素」などよりも森林を守るこうした活動への支援の方がよほど重要である=しかしIPCC一派は見向きもしない。:田中一郎)


8.シンジロー(進次郎)といわれても信じられません=自民党

 コメと日本農政の話は7/14の「新ちょぼゼミ」でいたしますが、それにしても小泉進次郎という無知蒙昧で自信過剰のトンチキ人士が毎日マスごみのつくる舞台の上で「劇場」政治をやっている、いつか見た景色の中で日本の農業が滅びていきそうである。これで有権者・国民が進次郎に引きずられて、来たる参議院選挙で自民党に投票するようなら、近未来にこの国が深刻な飢餓に襲われても、それは自業自得というものだ。(そもそも、お茶碗一杯が今現在57円程度(小売価格4400円/5kg相当)のコメの値段が、他の食品と比べてマスゴミどもが大騒ぎするほど高いのか? 落ち着いてよく考えてみることだ)

(1)《進次郎劇場で支持率反転》自民党内に高まる「衆参ダブル選挙をやれば勝てる」の声 自民党の参院選情勢調査では与党で61議席 過半数を12議席上回る予測(NEWSポストセブン)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a4af547fa7bf046c60353e15efc74ed3820ed313

(2)小泉進次郎農相のお膝元“壊滅”危機…三浦市長選の敗北に続き、横須賀市長選でも大逆風|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373618

(3)進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/373611

(4)小泉進次郎農相、SNS投稿が物議 ネット「『コメ買ったことない』よりヤバいと…」「不適切にもほどがある」 識者も「一企業を利益誘導?」(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/57a079f464badb7eeb5c2ce543d4c44b1cb9ffca

(5)進次郎農相いきなり「作況指数」廃止のお粗末…“統計のブレ”は父・純一郎元首相の農水省リストラのツケが原因|日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/373436?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(6)進次郎氏に自民党内から不安の声…お膝元の三浦市長選で推薦候補まさかの敗北、都議選応援は“諸刃の剣”に|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373377
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「2025参議院選挙をめぐる議論(その1):野田佳彦「脱憲反民主党」を一刻も早く野党第1党から降ろし、「三本の矢」(「れいわ新選組」・日本共産党・社民・新社)を軸とする新たな「世直し」中核勢力・党派形成のキックオフ選挙にいたしましょう」をお送りいたします。

 このほど、北海道の立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」は、国民民主党との選挙協力を優先させ、これまで反対してきた北海道電力泊原発の再稼働を容認する党の方針を公表しました(下記参照)。同党は、茨城県に於いても、まるで日立製作所の使い走りヨロシク東海第2原発再稼働の反対声明を少し前の茨城県党大会で決議することをしませんでした。おそらく今後、東海第2原発が再稼働の動きを強めた場合、容認していく姿勢でいるでしょう。この党の「脱原発」とはいったい何なのでしょうか? 「脱原発」を叫ぶ市民のための「ガス抜き」目的のポーズですか? それとも、北海道電力労組や日立製作所労働組合の下請けとして、グズグズ・グー垂れしながら、原発再稼働を進めていく・容認していくことなのでしょうか? 笑止千万とはこのことです。もはやかような政党には野党第1党から降りてもらうしかないでしょう。この国を破壊勢力から守るためには、政治家に覚悟を求めるだけでなく、私たち有権者もまた、覚悟を決めなくてはいけないのです。「脱原発」もまともにできない党派が、今日の日本が抱える多くの難題をきちんと解決して行けるわけがありません。私が常々申し上げているように、「原発は再稼働ナシの即時廃棄」という態度をゆるぎなく打ち出せるかどうかが、その組織・党派・人物のリトマス試験紙です。そして野田佳彦「脱憲反民主党」はそのリトマス試験紙で「こいつらはダメ」という結果が出ているのです。

「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」のような「立憲民主党翼賛運動」のような態度では、日本の没落・破滅・滅亡は防ぐことはできません。それどころか、ニセモノ政党の「脱憲反民主党」にうまく政治利用される結果となるだけです(その一例が、立憲民主党の蓮舫氏を「市民と野党の共闘」の統一候補として担いで闘った先般の東京都知事選挙です。手塚仁雄という野田佳彦の手下のような衆議院議員が都知事選挙を取り仕切り、いわゆる「プロ市民」は、来るな・さわるな・近づくな、の方針を取り(応援に駆け付けた市民に対して「お帰り下さい」と言ったとか言わなかったとか)、他党との共闘もいつもの通り「応援するなら勝手にしろ」の態度でいい加減でした。そして、東京都立民の最高責任者である長妻昭は、関ケ原の合戦時の毛利勢よろしく「高みの見物」を決め込み、「市民と野党の共闘」には進んで協力しようとしなかったのです。もはや、手塚仁雄も、長妻昭も、そして立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」も、「世直し」市民が応援をするような政党ではありません。「脱憲反民主党」による「世直し」の「失われた15年(2009年の政権交代から)、あるいは10年(2015年の戦争法反対共闘から)を繰り返してはいけないのです。

◆泊原発の再稼働反対せず 地元の合意が条件、立憲道連定期大会 参院選の重点政策(北海道新聞 2025年6月14日)
 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1173129/

 (一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 立憲民主党道連は14日決めた参院選の重点政策に、北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働について、地元の合意が得られた場合は反対しない方針を盛り込んだ。原発を推進する国民民主党道連との協調をにらみ、昨年衆院選の重点政策で「再稼働に反対」だった立場を修正した。

 今回の重点政策では将来的に「原発ゼロ社会を目指す」としつつ、泊原発について「実効性のある避難計画の策定、地元合意がないままの再稼働に反対」と明記。逢坂誠二代表は大会後の記者会見で「事実上再稼働は難しい」としたが、地元合意などの条件が整えば再稼働を容認すると解釈できる表現に改めた。

 立憲道連は参院選道選挙区(改選数3)で同じ旧民主党系の国民民主道連と協議の結果、候補を1人ずつ擁立し、2議席を獲得する戦略を描く。国民民主道連を支持する北電労組などは再稼働を推進し、「原発政策で大きな隔たりがないと示す必要がある」(立憲道連関係者)と判断した。

(以下省略)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(記事の写真には「定期大会で「国の危機的状況を変えるために参院選で勝利しよう」とあいさつする逢坂氏(浜本道夫撮影)」とのキャプションが付いています。お前たちが全国各地で福島原発事故のことも忘れて原発再稼働を容認したり、それを止めようとする動きを妨害したりして、「国の危機的状況」を招いているのではないか! どのツラ下げて、かような欺瞞的な発言ができるのか!? また加えて、写真の人物=逢坂誠二は立憲民主党リベラルの代表的な幹部であり、函館市提訴の大間原発建設差止訴訟の裁判にも原告側でしょっちゅう顔を出していた議員だが、その逢坂誠二がかような声明を発することがどれほどショッキングなことなのかを本人はどこまで自覚しているのだろうか? 大間原発はダメだけれど、泊原発は動かしてよい、などという考え方に如何ほどの合理性があるのか?!:田中一郎)


 <別添PDFファイル>
(1)25都議選:自民、第1会派維持か、都民フ、奪還にらむ(毎日 2025.5.17)
(2)GOOD BY 立憲民主党(MEMO)(田中一郎 2025年6月26日)
(3)共同通信世論調査:自民現金給付「反対」54%、コメ高騰対策「不十分」56%(東京 2025.6.16)
(4)立・国 滋賀で候補者一本化、1人区 立憲が擁立を取り下げ(朝日 2025.6.18)
(5)参院選で与党過半数割れへ連携、田村委員長と立民・野田代表が一致(しんぶん赤旗 2025.6.20)


1.(別添PDFファイル)25都議選:自民、第1会派維持か、都民フ、奪還にらむ(毎日 2025.5.17)
 https://mainichi.jp/articles/20250616/k00/00m/010/013000c

(関連)9日間の都議選で露呈した「国民民主党」「再生の道」の凋落ぶり…玉木vs石丸“代表負け比べ”の様相|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373619

(私は自民党がしぶといと見ています。国政自民と同様の「裏金・脱税・居直り」を決め込んでいるにもかかわらず、都議会各党は日本共産党をのぞいて、国政と同じように自民党への徹底追及をしようとはしていません(現状では「れいわ新選組」や社民・新社は都議会に議席がない)。厳しく追及したら、それが自分たちにも及ぶかもしれないとでも思っているのかもしれません。他方で、日本共産党や「れいわ新選組」、そして社会民主党・新社会党も伸び悩む様相です。その理由として、①野田佳彦「脱憲反民主党」の国政での政治方針・選挙協力方針が誤りで、オルタナティブ勢力としての野党第1党の体をなしていないこと(自民党とほとんど同じの補完勢力なんだから、それなら自民党でいいわ、との有権者の判断)、従って、国政と並行して本格的な「市民と野党の共闘」の態勢を組めないこと、②日本共産党が依然として「脱憲反民主党」へのスリ寄り方針を変えず、その返す刀で「れいわ新選組」とケンカをし始めるなど、「三本の矢」(「れいわ新選組」・日本共産党・社民・新社)内部でのいざこざが絶えないこと、が挙げられます。都議会選挙は来たる参議院選挙の前哨戦です。このままだと、「世直し」勢力は壊滅的な結果となりかねません。すべては争点を明確化できない日和見のなせる結果です。:田中一郎)


2.(別添PDFファイル)GOOD BY 立憲民主党(MEMO)(田中一郎 2025年6月26日)
 https://drive.google.com/file/d/1N7GPYBSv6_a1m05Gcduia80gzKxez515/view?usp=sharing
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/ETfg9BqzgmpInKP1YXDiBfsBqj447h4Anbb1kmZFwHo9qA?e=AjjFDf

(きたる6/26の「新ちょぼゼミ」(下記)の最初の30分で簡単にご説明します。よろしければご参加下さい。必要であれば、別途、意見交換の場を用意しますので、ご意見を私宛、お送りください。:田中一郎)

(拡散歓迎:下記サイトはSNSなどで広げていただければ幸いです:下記メールと同内容)

◆(予約必要)(6.26)再開新ちょぼゼミ第12回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第7回目):サンフランシスコ講和条約と日米安保」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-c5729d.html

(その次)(予約必要)(7.14)オルタナティブな日本を目指して:緊急開催「新ちょぼゼミ」: 「令和の米騒動(日本農業とコメ政策のあり方)」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-de5ddb.html

(会場が狭いので入れなくなる可能性があります。たんぽぽ舎に予約のお電話をしていただき受付番号をもらってください)


3.共同通信世論調査:自民現金給付「反対」54%、コメ高騰対策「不十分」56%(東京 2025.6.16)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/411915

(以前から、山本太郎「れいわ新選組」に繰り返し申し上げていますが、一過性の巨額現金のバラマキ(全国民にのべつくまなく給付すること)は経済政策として無意味=財源の無駄遣いになるので撤回し、消費税減税・廃止も含めて国債発行を活用して積極財政を展開するのはそれでいいから、もっと財政支出の中身を、スクラップする政策も含めて、きめ細かく設計し取捨選択してほしい、常に制度化を心掛け一過性のものにならないよう工夫してほしい旨を申し上げています。この世論調査結果は、それを間接的に支持するものと思われます。念のために申し上げておきますが、ターゲットを決めて、困っている方々に現金給付をすることは当然の政策で、遠慮することはありません。たとえば、生活保護世帯や、保護未受給の貧困世帯に対して、現金給付は即刻なされるべきでしょう。日本国憲法が保障している基本的人権の「生存権」保障を政府が実践するということですから。:田中一郎)


4.(他のMLでの議論です)青森県の知人との議論です
 約10年間以上繰り返して来てダメだったことを、まだ繰り返そうということです。

(下記の記事を受けて青森県内で日本共産党と「脱憲反民主党」を軸に共闘を組もうという主旨のメールに対して私が発信したものです)

◆(別添PDFファイル)参院選で与党過半数割れへ連携、田村委員長と立民・野田代表が一致(しんぶん赤旗 2025.6.20)
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik25/2025-06-20/2025062001_01_0.html

(関連)市民連合の政策要望:「信じられる未来」へ――平和を守り、真に豊かな生活をとりもどす(「市民連合」 2025.6.12)
 https://shiminrengo.com/wp/wp-content/uploads/2025/06/bf58165557c3c3b677afe9ebaf203ffe-1.pdf

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 私は青森県の政治事情は、以前に住んでいたこともあって、よく理解しているつもりですが、しかし、この野田佳彦「脱憲反民主党」との共闘に無条件に進むなどということは、約10年間以上繰り返して来てダメだったことを、まだ繰り返そうということです。その歴史的な意味をよくご理解いただいた上で、取組んでいただきたいです。私は、もはや野田佳彦「脱憲反民主党」などとは、縁を切るべきであると考えています。

青森県では、何もしないでいると、寝ても覚めても、開けても暮れても、自民党のカスみたいな政治家か、維新・公明・国民のような自民党腰巾着のようなのが選ばれてきてしまい、いつまでたっても「夜明け」は来ない、だから少しでもマシな政治家を選ぶには、野党第1党の立憲民主党を立ててやっていくしかない、ということだろうと思いますが、しかし、はたして、それで日本は変わりますか? 青森で申し上げれば、脱原発や脱核燃料サイクルはできますか? 私はできないと思いますよ。そして日本はちっとも変わらないどころか、野田佳彦「脱憲反民主党」なんぞに政権を取らせたら、今よりも一層悪くなる、そんな気がします。対米隷属だって自民党と変わりませんから、三沢の米軍基地も戦争時には標的になるということも微塵も変わりません。

私は、「三本の矢」と申し上げる3党派(「れいわ新選組」、日本共産党、社会民主党・新社会党)を当面は立てて、最初は小さいながらも、8つの政策を軸に、地道な支持者拡大をしていくしかないのではないかと考えています。もちろん、この3党派にも問題はありますが、しかし、8つの政策ではほぼ、方向が同じであるように思われます。(経済政策が中心です=賛否が分かれる社会政策は後回し、か「ついで」でいい=人間は衣食住足りて礼節を知るですから)

8つの政策 ①積極的日本国憲法主義、②再稼働ナシの脱原発、③地方再生と農林水産業の復興、④労働政策の抜本改革、⑤教育・保育(公立化・無償化を含む)、⑥医療・介護政策の患者・受給者の立場を尊重した見直し、⑦税財政の抜本転換(軍拡予算廃棄、消費税減税から廃止へ、大企業・富裕層優遇税財政の廃止他)、⑧「政治とカネ」問題の最終決着と小選挙区制度の廃止、

「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」の政策提言は、きれいごとの陳列にすぎず(立憲民主党のご機嫌取りをやっているのです)、具体性にかけ、役に立ちません。いつまで同じことを繰り返しているのかということです(私の寿命もあと10年程度、10年以内に政治が転換できなければ、私にとっては意味がない)。

およそ、歴史を振り返ってみていただきたい。世の中が大きく変わる時は、その最初のスタートは「小さな抜本的取組」から始まるのです。危機の時代に入ったこの国では、いや現在の世界では、日和見のスタンスで、失敗したことやうまくいかなかったことを繰り返している余裕はありません。同じ結果になるだけです。気が付いた人間から、世の中を大きく変える「世直し」へ着手していく、そういうスタンスが大事かなと思われます。

野田佳彦「脱憲反民主党」との妥協的な取組は、自分たちの基本的な姿勢や大黒柱がきちんとしてからにした方がいいでしょう。そして、野田佳彦「脱憲反民主党」に対して、微塵も遠慮することなく、ロクデモナイことに対しては批判していく、そういう毅然とした態度が大事です。政治は妥協のアート(芸術)と言われますが、下手なアートは保守反動に手を貸すことになりますので、要注意です。

(関連)(他のMLでの議論)野田佳彦「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、「三本の矢」(れいわ、共産、社民・新社)を軸とする新たな「市民リベラル(ホンモノ)」党派を立ち上げ、「世直し」勢力総結集で政治を大きく変えていきましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-07c44f.html


5.(他のMLでの議論です)東京在・太田光征さんとの議論です。

(1)太田光征さんからのメール

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[転送・転載歓迎します。重複受信の際はご容赦ください。]

立憲4野党は、福島・沖縄・パレスチナなどをめぐる喫緊の政治課題で平和選挙共同を。

立民と共産の協力を歓迎します。れいわ新選組と社民党も選挙共同に加わってください。

【速報】立民、共産が参院選での協力で一致|47NEWS(よんななニュース)
 https://www.47news.jp/12745579.html

1人区だけではありません。特に2人区の京都選挙区では、歴史偽造の西田昌司参議院議員を落選させるため、立憲野党は候補者を2人に絞ってもらいたい。

2人区の京都選挙区には、立憲民主党新人の山本和嘉子氏、国民民主党新人の酒井常雄氏(いずれも連合京都推薦)、共産党現職の倉林明子氏、れいわ新選組新人の西郷南海子氏などが立候補を予定しています。

つながろう!ちば6区市民連合として、立憲民主党、れいわ新選組、日本共産党、社会民主党に送付した要望書です。皆さんの地元からも要望書を送ってください。

今こそ立憲野党は平和選挙共同を!
https://facebook.com/groups/chiba6shimin/posts/2447459182286548/

#平和選挙共同
太田光征
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(2)私からの返

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太田光征さん、みなさま、
野田佳彦「脱憲反民主党」の候補は相手をしっかりと見定めないとダメですよ。

「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」の「きれいごと政策提言」にたぶらかされ(これは「脱憲反民主党」に嫌われないために造られた焦点ボカシのニセモノです)、野党共闘万歳、などとやっていたら、これまでの「民主民進総大将での失われた10年」を繰り返すことになります。

まもなく別メールで発信しますが(このメールのことです)、私は「三本の矢」(「れいわ新選組」日本共産党、社会民主党・新社会党)をまずは軸にして「世直し」の中核勢力を形成し、その上で、野田佳彦「脱憲反民主党」リベラルとは、候補者個人・政治家個人との連携でやっていけばいいと申し上げ始めています。そして、できるだけ早く野田佳彦「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろすのです。さもなければ、日本の政治は微塵も変わらず、また、日本の右下がりの没落も止まることはないでしょう。

 <選挙間際になって、こんなことをしていて、何の意味があるのでしょうか?>

 しかも相手は「日本維新の会」と国民民主党です。前者については小沢一郎が、後者については御用組合「連合」が、裏にいます。どっちを向いて選挙共闘してんだ、このアホウ! ではないですか?

(関連)立民と維新 参議院 岐阜・和歌山選挙区で候補者の一本化を合意 - NHK - 参議院選挙
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250606/k10014828101000.html

(関連)(別添PDFファイル)立・国 滋賀で候補者一本化、1人区 立憲が擁立を取り下げ(朝日 2025.6.18)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16237571.html

また、「三本の矢」(「れいわ新選組」・日本共産党・社民・新社)の中でのケンカや「オレサマ」主義はやめないと、足の引っ張り合いで自滅していくことになります。参議院選京都選挙区は「れいわ新選組」が候補者を下すべきですし、他方で日本共産党は「れいわ新選組」と仲直りをして、全国で共闘態勢を組むべきです(消費税減税・廃止の共闘でもいい)。ともかく日本共産党は「れいわ新選組」を応援する選挙区をつくるべきです。

◆「三本の矢」の間でケンカをすれば、黒澤明監督の映画「乱」のような結果になる(小さな議席の奪い合いは愚かである。WINWIN共闘して大幅議席増を狙え!)。
  https://www.youtube.com/watch?v=uqG3X9ocJ1s

このテーマで、6/26の「新ちょぼゼミ」で最初の30分で私からお話をします。よかったらご参加下さい。

◆(予約必要)(6.26)再開新ちょぼゼミ第12回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第7回目):サンフランシスコ講和条約と日米安保」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-c5729d.html

(関連)(他のMLでの議論)野田佳彦「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、「三本の矢」(れいわ、共産、社民・新社)を軸とする新たな「市民リベラル(ホンモノ)」党派を立ち上げ、「世直し」勢力総結集で政治を大きく変えていきましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-07c44f.htm
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草々


(追)(メール転送です)ユーチューブ(グーグル支配下)が貴重な広瀬隆氏の歴史解説動画を無断で削除する言論妨害を行っています:全国のみなさま・・・広瀬隆です 「ディープ・ステートの正体」がついにYouTubeで全面的に掲載禁止になりました!!

前略、田中一郎です。
(メール転送です)

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 ユーチューブ(グーグル支配下)が貴重な広瀬隆氏の歴史解説動画を無断で削除する言論妨害を行っています。ネット空間を我が物顔に支配し、優越的地位の濫用を行いながら、ネットサイトやEメールなどの検閲を行い、自分たちの不都合な言論や表現その他を削除・排除しているのです。日本国憲法が定める言論表現の自由や、政治運動・社会運動・市民運動の自由を侵害するものに他なりません。まるで、戦前の大日本帝国か、スターリン体制が支配していた旧ソ連ないしは東欧諸国並みの雰囲気に近づきつつあります。

こんな中、我が国では、「ネット上のフェイク情報」を退治するなどという口実で、グーグルやユーチューブなどの巨大IT企業(ビッグテックとかプラットフォーマーとも言われる)や、どこの馬の骨が創ったかわからない「ファクトチェック機関」なる組織に、ネット上の言論・表現や主義主張を検閲させ、彼らの判断でネット上から当該情報を抹殺してもよいという権限を与える法律を創ろう・創れ、という愚かな動きが見られます。しかも、こうしたことに反対する立場にある左翼・左派・リベラル勢力の中にも、これに同調してはばからない愚か者が少なからずいるのです。

また、マスごみ・大手メディア各社は、ファクトチェックに政府が直接関与していなければOKだとして、これまた上記の「第三者検閲」を推奨してはばからずです。自分たちの取材能力の低迷や批判的ジャーナリズム精神を棚上げにして、下記のような諸問題について、いわゆる「陰謀論」なる、バカバカしい誹謗中傷を「報道」などとして日々垂れ流しています。今日の諸問題についての困難の1つの大きな原因が(特に政治問題についての困難が)、自分たちメディアの報道内容にあるという自覚さえ.怪しくなっているのが現状です。

 <日本の左翼・左派・リベラルが判断を誤った3つの問題>
(1)ウクライナ戦争
(2)「新型コロナ」とmRNAコロナワクチン
(3)「人工排出CO2による地球温暖化」説と「脱炭素」
(そしてこれに加わりそうなのが「デジタル社会対応」と「ネット言論の適正化対策(フェイク撲滅)」です)

およそ、この地球上に、広範な人類社会がもたらす様々な出来事や主義主張について、全知全能ですべてを知り尽くし、常に適時適切に判断を下せる、まるで神のような人間や人間集団や組織が、あるわけがありません。にもかかわらず、さまざまな諸問題をめぐるネット上の言論表現や情報について、政府が関与していないから大丈夫とばかりに、特定の組織や人間集団に判断を丸投げにしていてどうするのでしょう?! GAFAMをはじめとする巨大IT企業や、得体のはっきりしない「ファクトチェック機関」の判断が適切である根拠など、どこにもありません。

そして、上記のような「当たり前」の判断を無視して、GAFAMをはじめとする巨大IT企業などに検閲や削除などをさせる結果が、今回のような貴重な情報や真実情報(特に体制批判的な情報)が消し去られ、逆に体制迎合的・順応的なフェイク情報ないしは急所外し情報がネット上にあふれかえるという事態を生み出していくのです。他力本願のフェイク情報退治は、逆に、ネット上から真実情報を消し去り、支配権力に都合のいいフェイク情報を氾濫させる結果となる「逆説・皮肉」を自覚する必要があります。

およそ情報の真偽や是非の判断を完全に他者に委ねてはいけないのであって、常々私が申し上げているように、①情報は多面的に偏らず収集して目を通す、②特に、SNSを含むネット情報は、まずは「公衆便所の落書き」と思って突き放して見る、③得た情報は相対的に認識する(正しい確率〇〇%・誤りの確立●●%=常に自分の認識が誤っている可能性があることを強く意識しておく)、④認識以降は次々と起きる事象により自分が一旦認識した判断が正しかったかどうかを自分で不断に検証する、⑤権威や権力におもねったり、思考停止状態で横並びの同調意識に甘んじたり(安きに流れる)、してはいけないのであって、物事の判断は、最後は自己責任でしっかりとしなければいけません。「ファクトチェック機関」が出してくる情報は、あくまで参考にすぎず、そんなところに言論排除の権限を与えるわけにはいかないのです。

(関連)東京新聞「こちら特報部」記事に見る「陰謀論」批判報道の乱暴と職務放棄:報道機関は一般市民の「疑義申し立て」を攻撃するのではなく、支配権力側の説明責任全く不十分を徹底して追及せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-4c3b54.html

(デジタル社会でのネット情報への対応と言論・表現の自由の問題については、別メールでもう少し詳しく申し上げたいと思っています)

最後に、広瀬隆氏のシリーズ解説録画「ディープ・ステートの正体」と「広瀬隆の探偵手法」を「広瀬隆の地球千一夜物語」チャンネルから抜き出して、ご紹介しておきます。いずれも現代日本・現代社会に生きるものとして、他の媒体などでは入手できない貴重な情報が満載されており、必見必須の録画ですので、みなさまにも是非ご覧いただきたく思います。また、こうした情報を提供して下さる広瀬隆氏へのご支援も、併せてお願い申し上げます。

 <ディープ・ステートの正体>

(1)ディープ・ステートの正体【第1部】CO2温暖化カルト教ヨーロッパ・アメリカ篇 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=gs-g2i04iC8

(2)ディープ・ステートの正体【第2部】ウクライナ戦争の殺人部隊 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=9Ritx5zCQRs&t=7s

(3)ディープ・ステートの正体【第3部】シオニズムが間違いの源 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Mf-vaV0sR6g&t=2s

(4)ディープ・ステートの正体【第4部】アメリカ民主党を腐敗させたもの - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=IxVAZiPF4MA

 <広瀬隆の探偵手法>

(1)【広瀬隆の探偵手法】第1話 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=U8iMOhOHZkc&t=5s

(2)【広瀬隆の探偵手法】第2話 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=kPu2ZT2jRH0&t=5s

(3)【広瀬隆の探偵手法】第3話 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=c4hzYS3xc94&t=2s

(4)【広瀬隆の探偵手法】第4話 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=J9Wb_drzJ7s

◆広瀬隆の地球千一夜物語チャンネル - YouTube
 https://www.youtube.com/channel/UCpI78ZH9kLXgKdqTX8FxovA/videos
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(下記はメール転送です)
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From: 広瀬隆
Sent: Tuesday, June 10, 2025 5:25 PM
Subject: 全国のみなさま・・・広瀬隆です 「ディープ・ステートの正体」がついにYouTubeで全面的に掲載禁止になりました!!

全国のみなさま・・・広瀬隆です

 YouTube
「ディープ・ステートの正体」シリーズを驚くほどたくさんの方に見ていただき、ありがとうございます。心からの感謝を申し上げます。

 ところが昨日【6月9日】、そのシリーズで最も面白いクライマックス版「第5部 アメリカ民主党の凋落が始まった時」をアップロードしたところ、私のYouTubeが全面的に掲載禁止になり、今後みなさまにまったく見て貰えなくなりました。

 そのクライマックス版の内容は、ディープ・ステートの利権者どもが「全世界を混乱に導いた“グローバリズム”が誕生した顛末」についての報告です。そして「ウクライナ戦争を起こした最大の原因──欧米軍事組織NATOの東方拡大」作戦が始動したくわしい経過と、「イスラエルとネオコンが中東和平を破壊し始め」、同時に「CO2温暖化脅威論」を生み出し、どのようにして同じ人間集団によってそれら4つが同時に地球を呑みこんだか、その人脈の実名と、動機をすべて分りやすく説明し、史上初の巨大な秘密を暴露した作品です。

 YouTubeに掲載されれば、ネットの世界で炎上必至の作品でした。地球を支配する極悪人グループが「まずい」と判断して全面的に掲載禁止にしたのも当然です。言論の自由を標榜する悪人たちがそのおそろしい正体を示したのです。

 私は、トランプ大統領の政策に対しては、賛成できる政策と、反対する政策を、ホワイトハウス・ネットワーク(Truth Social)に直接伝えて、検討するよう求めていますが、YouTube上では、一切の発言を禁止されました。2000人近くまで増えた私のチャンネル登録者には、その実情さえ伝えることができず、この敵陣のYouTube舞台では、ゲリラ戦の手段も失われました。

 しかしここで極悪人の人殺しグループ「戦争屋」を放任して、引き下がることはできません。取り急ぎ、掲載禁止になった貴重な宝物のクライマックス版「第5部」をディスクにして、【不特定多数のネット視聴者ではなく】、本心から史実を知って地球を平和に導こうとするインテリジェンスの高い方たちから、「広瀬隆文庫」に直接注文をいただいて、実費1部 500円で郵送することにしました。

  郵便振替  口座名「広瀬隆文庫」 口座番号00160-8-588281

に、「ディープ第5部」と明記し、「◆部数、住所、電話番号、氏名」を書いて、振り込んで下されば、6月15日以後に私から直送します。郵送料は無料ですが、カンパは大歓迎です。

 振替用紙の手書き住所が読みにくいこともありますし、「反グローバリズム」の意志を持つ方とは今後ご連絡も取りたいので、必ずお電話と、メールアドレスを書いていただけると助かります。よろしくお願い致します。

 このディスクは、すでにプロの方に作成を依頼してありますので、6月15日以後に発送できますが、一休みしてから(おそらく20日以内には)、その次の「ロシアがウクライナ侵攻を開始した」いきさつ を正確に記述した「ディープ第6部」も同様に、これからディスク作成にかかりますので、そちらのご予約注文もまとめて受けます。

 これまでYouTubeに掲載した「広瀬隆の地球千一夜物語」チャンネルの100を超える作品は、今日までは生き残っていますが、すべてが、バッサリ全部削除される日も近いと予想されます。

 熱い闘いは、これからです。お元気でお過ごしください。広瀬隆文庫でお待ちしています。草々不一

 【2025年6月10日】広瀬隆

2025年6月21日 (土)

(予約必要)(8.25)オルタナティブな日本を目指して:再開「新ちょぼゼミ」第14回: 「関西生コン事件」(渡辺周さん(Tansa):たんぽぽ舎)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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2025年8月の(再開)「新ちょぼゼミ」(第14回目)のご案内です。会場のたんぽぽ舎が昨年11/23に近所の雑居ビルに引っ越しました。会場の場所をお間違いなくおいで下さい。

◆(別添PDFファイル)(予約必要)(チラシ)(8.25)再開第14回「関西生コン事件」(渡辺周さん:たんぽぽ舎)
 https://drive.google.com/file/d/1TB1y2ve8iY9FT4qANPVQBKs13m4fVgGY/view?usp=sharing

 人質司法をこれまでにない規模でフル稼働させ、権力機構が潰しにかかっている組織があります。ミキサー車の運転手らでつくる労働組合、通称「関生(かんなま)支部」です。関生支部の組合員たちは、委員長の644日をはじめ、長期間勾留されました。2018年から始まった摘発で、逮捕者数は延べ87人に上ります。警察は、大阪府警、京都府警、滋賀県警、和歌山県警が一斉に動きました。深刻なのは、警察と検察が、ストライキや経営側との団体交渉など労組の活動を「犯罪」として扱っていることです。労組の活動は憲法28条で認められた権利です。堂々と捜査機関が憲法に反しているのです(以上、Tansaサイトより)。今回は、まるで戦前の特高警察・検察と、それと一体となって労働運動を弾圧していた戦前司法のなせるものかと思わせる、戦後最大の人権侵害・労働運動弾圧事件となりつつある「関西生コン事件」を、徹底した現場主義の調査報道を貫く「Tansa」代表の渡辺周氏に解説していただきます。みなさまのご参加をお待ちします。(最初の1時間は主催者から別テーマでプレゼンを行います。)

◆講 師:渡辺周(わたなべ まこと)さん
 Tokyo Investigative Newsroom Tansa(旧ワセクロ)編集長、16年間勤めた朝日新聞を辞めて創刊。マスコミの「明日わかることを今日報じる」競争からは足を洗い、報じなければ埋もれてしまう真実を掘り起こす「探査報道」(調査報道)に没頭する。体重110キロでフルマラソンを完走。


 <次 第>
日 時:2025年8月25日(月)  18時~21時(開場17時30分)
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 参加費(資料代含む):900円(学生500円)
 TKiビル3階 JR水道橋駅西口から4分:水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、
 グローバルスポーツビルを過ぎて左側にセブンイレブンのある6差路の信号を右に渡り、
 右側の2軒目。

東京都千代田区神田三崎町3-3-1 TKiビル3階  TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
Email: tanpopo3238@yahoo.co.jp  URL: http://www.tanpoposya.com

◆たんぽぽ舎新住所 地図
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
 https://drive.google.com/file/d/1fUqSgZogRVZ-7IJJjiA63yigRrFB3F1W/view?usp=sharing

・・・・・・・・・
◆Tansa HP- 探査報道に特化したジャーナリズム組織 Tansa
 https://tansajp.org/

(関連)Tansa - サポーターになる
 https://tansajp.org/support/

◆オンライン署名 · #ないわけないだろ国葬文書/政府が開示を拒否する、安倍晋三元首相の「国葬文書」の開示を求めます - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/qUENL


 <渡辺周さん・Tansaのご著書>

(1)自由への逃走 ナオはジャーナリズムに出会っていい子でいるだけの毎日をやめた-渡辺周/著 花田達朗/著(旬報社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034731702&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)消えた核科学者 北朝鮮の核開発と拉致-渡辺周/著(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034535648&Action_id=121&Sza_id=C0

(3)探査ジャーナリズム/調査報道 アジアで台頭する非営利ニュース組織-花田達朗/編著 スティーブン・バトラー/編著 渡辺周/編著 木村英昭/編著 ワセダクロニクル/編著(彩流社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033828445&Action_id=121&Sza_id=E1

(4)終わらないPFOA汚染 公害温存システムのある国で-中川七海/著(旬報社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034656822&Action_id=121&Sza_id=B0


 <TansaのHPから>

(1)人質司法 なぜ労組は狙われたのか - Tansa
 https://tansajp.org/investigativejournal_category/union/

(直近)「会社を困らせよう」と入った労組、なぜ「人権」に行き着いたのか 国連調査のきっかけ作った「人権部長」/関生支部執行委員・西島大輔さん<関西生コン事件・証言#17> - Tansa
 https://tansajp.org/investigativejournal/12065/

(2)記録のない国 - Tansa
 https://tansajp.org/investigativejournal_category/koubunsho/

(3)消えた核科学者 - Tansa
 https://tansajp.org/investigativejournal_category/nuclearscientist/

(4)公害「PFOA」 - Tansa
 https://tansajp.org/investigativejournal_category/pfoa/

(5)監視社会ニッポン - Tansa
 https://tansajp.org/investigativejournal_category/kanshi/

(関連)(報告)(6.4)オルタナティブな日本をめざして(第46回)「ジャーナリズムと日本の危機:ワセダクロニクルの挑戦」(新ちょぼゼミ:渡辺周さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-ff83d4.html

(関連)(報告)(10.25)オルタナティブな日本をめざして(第80回)「『虚構の地方創生』にみる自民党政治の末路(Tansa 新ジャーナリズム報道)」(渡辺周代表:新ちょぼゼミ)(2022年10月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-10c6a7.html


 <別添PDFファイル>

(1)「黙秘します」143回それでも取り調べ 労働組合めぐる事件 国に賠償請求(朝日 2025.6.16夕刊)
 https://digital.asahi.com/articles/AST6G43DXT6GPTIL00RM.html

(2)関西生コン労組幹部に無罪判決、争議中の威圧的言動認めず(東京 2025.2.28)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/388566

(3)警察・検察による産業労働組合『関生支部』弾圧事件(上)(『週刊金曜日 2023.3.24』)
 https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003623.php

(4)警察・検察による産業労働組合『関生支部』弾圧事件(下)(『週刊金曜日 2023.3.31』)
 https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003624.php

(5)「関西生コン事件」で初の無罪判決(イントロ部分)(『週刊金曜日 2021.7.30』)
 https://drive.google.com/file/d/1my0VAwUSeIZzrgxsFiTCWxOvEyMt2-uq/view?usp=sharing

(6)労契法20条訴訟と関西生コン事件、相次ぐ判決が浮き彫りにする「企業ファースト化」の影(イントロ部分)(竹信三恵子『週刊金曜日 2020.10.30』)
 https://drive.google.com/file/d/1l-rVE6y0tZ7idtBGegleE_AYkJALub6j/view?usp=sharing

(7)労働運動への共謀罪型弾圧が始まっている((イントロ部分))(海渡雄一『世界 2019.5』)
 https://drive.google.com/file/d/1J1_3AHQplmqBAadXa2OhFr5LqcNFKU4m/view?usp=sharing

◆賃下げ社会の崖を示す 二つの関生事件判決 |竹信三恵子 週刊金曜日オンライン
 https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2023/03/24/news-132/


(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html
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草々 

2025年6月17日 (火)

本日(6/16)のちょっとだけ情報:(1)対談「茨城をどうするのか」村上達也×小林美希(2)デジタル時代の国際課税(3)「両陛下お出迎え」=学徒動員の広島市通知で混乱他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(7.14)オルタナティブな日本を目指して:緊急開催「新ちょぼゼミ」: 「令和の米騒動(日本農業とコメ政策のあり方)」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-de5ddb.html

(会場が狭いので入れなくなる可能性があります。たんぽぽ舎に予約のお電話をしていただき受付番号をもらってください)


2.イベント情報

(1)第56 回「老朽原発うごかすな!実行委員会」のご案内
 日 時;6月17日(火)14:00~16:30
 場 所;大阪市北区(国労大阪会館・3階大会議室:添付地図参照)
 ZOOM参加も可能です。ZOOM参加ご希望の方は、事前に下記にご連絡下さい。
 masahiko@mbp.nifty.com(山本) または、dkddw406@kyoto.zaq.ne.jp (橋田)

(2)(チラシ)(6.28)メディアは誰のためにあるのか、行政は誰のためにあるのか:砂川浩慶立教大教授(横浜)
 https://drive.google.com/file/d/1bM2V-outj3OppxtUFqSKyNr6JxFoxWf4/view?usp=sharing

(関連)県民センター:交通アクセス・駐車場 - 神奈川県ホームページ
 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u3x/cnt/f5681/access.html

(3)(チラシ)(7.11)横浜市によるメディア報道への検閲・容喙違憲裁判 第1回公判(横浜地裁)
 https://drive.google.com/file/d/1bM2V-outj3OppxtUFqSKyNr6JxFoxWf4/view?usp=sharing

(4)(7.24)『司法が原発を止める』刊行記念シンポジウムのお知らせ - 株式会社旬報社
 https://www.junposha.com/news/n61181.html

(関連)(新刊書)司法が原発を止める - 株式会社旬報社 働く、学ぶ、育てる、暮らすなどをテーマにする生活に身近な出版社
 https://www.junposha.com/book/b662940.html


3.「もう限界だ」医療現場から悲鳴…診療報酬の抑制で病院経営が苦しく 「崩壊の危機」保団連が訴え(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/293469825d9c635f9167c3a4eb33f3e11dad8a61

(この国の政府は、対米隷属のまま巨額の軍事費予算を湯水のように使い、ハリネズミのようになりながら、他方で、国民の命や健康にかかわる予算を削るという愚かなことを続けている。一刻も早く「ホンモノの政権交代」をしなければ、この国はもう引き返せないところに来てしまっている(ニセモノの政権交代ではダメ=かえって事態は悪くなる)。:田中一郎)まで


4.山尾志桜里と玉木雄一郎の不倫国民民主党コンビのブザマ
 こんな政党=国民民主党に、まだ投票しようというのですか? 頭の中、大丈夫ですか?

(1)山尾志桜里氏が不倫相手の元妻“自死”にゼロ回答で「公認見送り」…党内にくすぶる玉木代表の責任論(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/01f1ced8f841532fbc4b20c8062db53d6e66c480

(2)山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/373156

(3)山尾志桜里氏が不倫相手の元妻“自死”にゼロ回答で「公認見送り」…党内にくすぶる玉木代表の責任論(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/01f1ced8f841532fbc4b20c8062db53d6e66c480

(4)山尾志桜里氏が国民民主に離党届 公認撤回に不満 「党の統治能力に疑問」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e8ab93083ebfcac8c15cd025b4df0f1d5f64c6b4

(5)玉木雄一郎代表(55)の不倫相手・小泉みゆき(39)は国民民主党の候補者だった! - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/75105

(関連)前原氏は謝罪、玉木氏は涙、蓮舫氏「男が泣くな」(16-09-08) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Hv_ZiRV7xfk

(玉木雄一郎=こんな「泣きべそ男」に責任感などあるのかな? 国民民主党の不倫騒動=徹底追及したらいい:田中一郎)


5.日刊IWJガイド・非会員版「イラン・イスラエル戦争と米国の分裂、2つのとんでもない出来事が、偶然か、必然か、今、米国内外で同時進行中! カリフォルニアが独立!-」2025.6.16号~No.4550 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54755

■イスラエルとイランの戦争の危険なエスカレーションが続く! イスラエルの先制攻撃に対して、イランもイスラエルに弾道ミサイルとドローンで報復攻撃! イスラエルは攻撃対象を核施設だけでなく、石油・ガス関連施設にも向ける! イラン議員は、ホルムズ海峡封鎖を検討していると言及!! 第3次石油危機の到来か!? 石油・天然ガスを中東に依存している日本経済はこの戦争の直撃を受ける! G7で唯一、停戦を求めた日本! 今こそ独自外交が必要!!

■<岩上安身によるインタビュー配信!!>本日午後7時より、「大阪・関西万博の開催を口実に、大阪府・市と関西財界はカジノ・IR運営に必要なインフラを税金で整備する算段!! しかし、カジノを中核とした統合型リゾートは既に時代遅れ! 岩上安身によるインタビュー第1196回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト森山高至氏 第2回前編」を撮りおろし初配信します! 配信終了後、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップします! ぜひ、お見逃しなく!
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「本日(6/16)のちょっとだけ情報:(1)対談「茨城をどうするのか」村上達也×小林美希(2)デジタル時代の国際課税(3)「両陛下お出迎え」=学徒動員の広島市通知で混乱他」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>
(1)(レジメ)いかに闘ってきたか(安原幸彦弁護士 2025.6.15 明治大学)
(2)(レジメ)どう再生をめざすか~「司法崩壊」の現実を見据えて(後藤秀典 2025.6.15 明治大学)
(3)茨城をどうするのか? 進むべき道をめぐって:村上達也×小林美希(イントロ部分)(『地平 2025.7』)
(4)デジタル時代の国際課税(1)~(8)(篠田剛立命館大学教授 日経 2025.5.23―6.3)
(5)その「お願い」問題ない?「両陛下お出迎え」広島市通知でドタバタ、児童名簿要求=実は不要(東京 2025.6.13)
(6)米国と米穀(三木義一 東京 2025.6.12)
(7)感染症研究 悪用される危険性、生物兵器やバイオテロ、指針求める声も(毎日 2025.6.13)
(8)中国軍機 45メートル、異常接近、自衛隊の監視に圧力(日経 2025.6.13)


1.「6・17最高裁包囲行動」実行委員からのご案内|イベント情報|生協の宅配 │ パルシステム神奈川
 https://www.palsystem-kanagawa.coop/event/detail/fukushima_0617/

(1)20250615 UPLAN【公開市民シンポジウム第3弾!】人権と司法~揺らぐ「最後の砦」を前にして - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=rxZr8ZGQ7bw

(関連)(別添PDFファイル)(レジメ)いかに闘ってきたか(安原幸彦弁護士 2025.6.15 明治大学)
 https://drive.google.com/file/d/1NXDP157OO2XId6TrYaUhgiVqhvY_3Hbx/view?usp=sharing

(関連)(別添PDFファイル)(レジメ)どう再生をめざすか~「司法崩壊」の現実を見据えて(後藤秀典 2025.6.15 明治大学)
 https://drive.google.com/file/d/1EFpA9fq2DYmOBIb9KUf3V0zgTXnpxK67/view?usp=sharing

(2)20250615 UPLAN【デモ】人権と司法~揺らぐ「最後の砦」を前にして - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=C3AAWeBK5JA

(3)2025最高裁包囲ヒューマンチェーン - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=LZtsqSiJch4


2.釧路市は「ノーモア メガソーラー宣言」をしました|釧路市ホームページ
 https://www.city.kushiro.lg.jp/machi/kankyou/1004263/1004289/no-more-mega-solar.html

<社説>メガソーラー 釧路市の「ノー宣言」重い:北海道新聞デジタル
 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1173408/

(「再生エネ」だったら何でもいい、ではありません。今日では、「再生エネ」は太陽光パネルに限らず、日本全国いたるところで自然環境を破壊し、地域社会を破壊し、地域住民の健康を害しています。科学的実証的根拠のない「人工CO2温暖化」説に基づいて「脱炭素」「脱炭素」と騒いでいる人間たちほど、「再生エネ」盲従の度合いはひどい。早く目を覚ませ!!:田中一郎)

(関連)(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html


3.(別添PDFファイル)デジタル時代の国際課税(1)~(8)(篠田剛立命館大学教授 日経 2025.5.23―6.3)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88848660S5A520C2KE8000/

(この日経記事は非常に重要です。熟読して頭に叩き込んでおいてください。米トランプ政権の成立で、ここに書かれている「国際デジタル税制」は成立する見込みがなくなりました。そこでどうするかを考え、有権者・市民として対策を打ち出していく必要があります。課税主権を多国籍巨大企業からどう守るかという問題です。:田中一郎)

(記事の後半(5)~(8)の内容がわかりにくいですね。別の文献で調べないといけません)

(関連)デジタル経済課税を巡る動向:OECD公表による合意内容および第1の柱・第2の柱の概要 - PwC Japanグループ
 https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/column/oecd-digital-economy-tax.html

(関連)デジタル課税 BEPS 2.0 第1の柱「利益B」対応のための移転価格管理 - デロイト トーマツ グループ
 https://www.deloitte.com/jp/ja/services/tax/perspectives/amount-b.html


4.(別添PDFファイル)茨城をどうするのか? 進むべき道をめぐって:村上達也×小林美希(イントロ部分)(『地平 2025.7』)
 https://drive.google.com/file/d/17OP3Zr3eGCTc9uNp3gL_dW7CiBufxY-w/view?usp=sharing

(関連)(チラシ)(7.5)とめよう! 東海第二原発、東海村前村長 村上達也講演会(足立区)
 https://drive.google.com/file/d/1I-KBbWvstJUwLzFWZmcqZAM-xQiJPnYD/view?usp=sharing

 <田中一郎コメント>

 数年前、岩波書店月刊誌『世界』に連載された「ルポ 保育園株式会社 職業としての保育」により優秀な独立系ジャーナリストとしてゆるぎない地位を築いた小林美希氏だが、今般は媒体を月刊誌『地平』に変えて、自身の出身地である茨城県の大井川和彦という東京(頭狂)大学出身のトンデモ知事による県政大混乱をルポし、今回のこの対談は、その総括特別編にあたるものである。一方の、元東海村村長の村上達也氏だが、原発推進には慎重な姿勢を続けて村長を4期務めて引退、その後は脱原発の市民集会などに講師として時々顔を出しては、東海第2原発再稼働を含む原発の再稼働や原子力推進に反対の主張をしてきた人物だ。

私はこの対談を見るまでは、村上達也氏の評価はあまりよろしくなかった。なんとなく「ボー」としていて「昼行燈」のごとしであり、話の内容もメリハリが効いていないため、どこにでもあるような平凡な、わざわざ聞かなくても大丈夫みたいな話が多く、まあ、それでも脱原発派の一人だから「許す!」みたいな感じで受け止めていた。

しかし、この対談を読んで村上達也氏に対する評価と見方は大きく転換した。内容豊かで、その内容はもっぱら村上氏が提供している状態を見て、同氏の「昼行燈」雰囲気は実はポーズであり、周りを原子力ムラの乱暴な連中に囲まれる中で、まるで「能ある鷹は爪を隠す」がごときに振る舞い、長期にわたって村長を務めあげ、立派にその職責を果たしていたのだな、と推察させてもらった。それほどこの対談は一読に値する充実した内容になっている。

先般は、この村上氏の後継者だった東海村の現村長の山田修が東海第2原発の再稼働を容認する発言をし、天下に恥をさらしてしまった。滅亡へ向かう原発再稼働の動きに抗うこともできない、小心者でちょうちん持ちのような現村長の情けない姿勢が浮き彫りになった出来事だった。村上達也氏は、自分が後継者に選んだ山田修のこの哀れなる姿を見て「裏切者」と評している。

茨城県民は、自分や自分たちの家族の命と健康、生活と子供たちの健全な成長を確保するために、きたる県知事選挙と東海村村長選挙で、大井川和彦と山田修を落選させる投票行動に打って出るべきである。そして、こうしたくだらない、県民そっちのけの県政や基礎自治体行政を牛耳る、今の与党集団(自民、公明、維新、国民、地元保守系党派、日立製作所の手下に成り下がっている立憲民主党)を地方議会から一掃することが必要だ。さすれば、「都道府県魅力度ランキング - 日本全国ご当地ランキング」(ダイヤモンド)で、毎年毎年最下位やブービー賞に甘んじることもなく、もっと住みよい安全で楽しく豊かな県に生まれ変わるだろう。茨城県の行方は、当然のことながら、有権者・県民が握っているのである。

(関連)都道府県魅力度ランキング2024【47都道府県・完全版】 - 日本全国ご当地ランキング - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/351956

(関連)西の兵庫・東の茨城:デタラメ知事による県庁お家騒動(その1)「冷血の知事」(1~5『週刊文春』)=トラブル発祥・発展の原因はここでも「維新」、そしてネット・デマゴーグに煽られて投票する愚かな県民たちが事態悪化を招いた- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/03/post-bcf9ea.html

(関連)西の兵庫・東の茨城:デタラメ知事による県庁お家騒動(その2):経産省エリート官僚出身の「殿様知事」大井川和彦が魅力度ランキング最下位の茨城県の知事に君臨して猛威をふるい、県の翼賛的体質がこれを支える悲惨と愚かしさ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/03/post-2fb975.html


5.(別添PDFファイル)その「お願い」問題ない?「両陛下お出迎え」広島市通知でドタバタ、児童名簿要求=実は不要(東京 2025.6.13)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/411354?rct=tokuhou

 <田中一郎コメント>

 この東京新聞「こちら特報部」の記事の最後のところに編集デスクが次のように書いている。「デスクメモ:80年前、主権は天皇にあり、国民は「臣民」だった。広島への原爆投下をへて敗戦後、日本は主権在民の民主主義国家に生まれ変わった。社会科の一環として、その重い歴史まで教えるのだろうか。それをせずに国旗を振っての「お出迎え」だけなら、歴史観に欠け教育的意義は薄い。」=なかなかいいコメントだ。教育的意義は薄い、というよりも、教育的にはマイナスの意義しかない。


6.(別添PDFファイル)米国と米穀(三木義一 東京 2025.6.12)
 https://x.com/tokyonewsroom/status/1933002534102429802


7.(別添PDFファイル)感染症研究 悪用される危険性、生物兵器やバイオテロ、指針求める声も(朝日 2025.6.13)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16234098.html

(関連)新型コロナは人工物か? パンデミックとワクチンをウイルス学者が検証する (PHP新書) 宮沢孝幸 通販 - Amazon
 https://qr.paps.jp/LnNq1
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034630874&Action_id=121&Sza_id=C0

(関連)迅速・簡便な新型コロナウイルス人工合成技術を開発(松浦研がCell Reportsに発表) - 研究成果 - 大阪大学微生物病研究所 RIMD 文部科学省共同利用・共同研究拠点
 https://www.biken.osaka-u.ac.jp/achievement/research/2021/152

(「新型コロナ」ウィルスは人工物だった。そして、mRNAコロナワクチンはアメリカ「国防高等研究計画局(DARPA)」が開発に大きく関与していた。つまり、ウィルスもワクチンも、両方とも人工物=生物兵器として開発されていた、ということになる。これは大変なことだ。徹底して調べて真相を明らかにすること、これが科学者の使命である。:田中一郎)


8.(別添PDFファイル)中国軍機 45メートル、異常接近、自衛隊の監視に圧力(日経 2025.6.13)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89330040S5A610C2PD0000/

(関連)中国機が自衛隊機に異常接近繰り返す…40分間と80分間にわたりつきまとい最接近は約45m 空母から発艦 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=2rU9J4nYSMY

(確かに「異常接近」は危険だから、やめてもらわないといけないけれど、その前に、この自衛隊機は「太平洋上」で何をしていたの? また、太平洋上というけれど、それは公海上なの? それとも200カイリ内? それとも領海内? 場所のこともはっきり言わないね。この自衛隊機はP3Cだから、対潜哨戒機であり、海に潜る潜水艦の追跡などを行う「索敵機」でしょ、違いますか? だったら、そんな飛行機を飛ばして「何をしていたの?」。ちなみに中国側の反論は下記の通りです。マスゴミは、わざと対中共中国との緊張関係を煽るような報道はやめてもらえないかな。日本側の行動が何だったのかについて、何故、報道しないの?

(関連)中国国防省「危険な挑発行為停止せよ」日本に厳重抗議 中国軍戦闘機が異常接近|TBS NEWS DIG - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-PcMR1MfWSA


9.その他

(1)下請未払い・レジオネラ・救急車~見えてきた万博の闇(西谷文和さん)【The Burning Issues】20250612 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=YodE7hHlsn0

(2)イスラエルがドローン攻撃 イラン石油ガス施設を爆破 インフラ施設への攻撃は初【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年6月15日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=kliaL1bcFIg

(3)USスチールの黄金株、米政府の保有は「永続的」で設備投資や調達にも影響…商務長官が明らかに(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7fe6eecde776b6be4462a3c07d893b179d8b0dae

(アメリカの斜陽鉄鋼企業を米政府の黄金株まで認めて買収するなんて、こんなアホラシイことして、何になるの?)

(4)小泉進次郎農相の地元で自民推薦の現職が敗北 神奈川・三浦市長選、43歳新人が初当選(日刊スポーツ)
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202506160000133.html

(なんで当選した人の写真を記事にアップしないで、小泉進次郎の写真を載せているのか? 日刊スポーツ=この新聞も「ゴミ」新聞ということなのか?:田中一郎)

(5)裏金問題は有権者の6割が「重視する」 自民支持層は25%だけ 東京都議会議員選挙 電話調査で意識を探った:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/411950?utm_source=tokyo_mailmag&utm_medium=email


◆市民と野党をつなぐ会@東京 - 市民と野党の共闘
<2025/6/13  都議選3人区まで候補者一本化に共闘が進化した>
 https://tunagu2.jimdofree.com/

 <田中一郎コメント>

 「(注2)れいわは、3人区以下の選挙区で候補者を立てていません。」だそうです。少なくとも日本共産党は、この件で「れいわ新選組」に「御礼」の申入れをした上で「仲直り」を模索したらどうか。ほとんど同じような公約を掲げている共産とれいわがケンカをして候補者を乱立させ共倒れになったら、一体誰が喜ぶの? れいわもれいわだ。早く日本共産党と仲直りするきっかけを見つけて頂戴。れいわ、共産、社民・新社は、日本のホンモノの「世直し」の先頭に立つ「三本の矢」ですから、その自覚を持って行動してください(野田佳彦「脱憲反民主党」は突き放していいですよ)。
草々

2025年6月15日 (日)

(報告)(6.10)オルタナティブな日本を目指して:再開「新ちょぼゼミ」第11回: 「バイオテクノロジーと現代社会」(天笠啓祐さん:たんぽぽ舎)

前略,田中一郎です。


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 去る2025年6月10日、水道橋のたんぽぽ舎に於きまして、「再開新ちょぼゼミ第11回:オルタナティブな日本をめざして:「バイオテクノロジーと現代社会」を開催いたしました。講師をお引き受け下さった天笠啓祐様にはご多忙のところ、ご無理を申し上げ、ご講演いただきましたことを心より感謝申し上げます。以下、当日のレジメや録画、関連情報などを添付して簡単にご報告申し上げます。


◆(イベント情報)(予約必要)(6.10)オルタナティブな日本を目指して:再開「新ちょぼゼミ」第11回: 「バイオテクノロジーと現代社会」(天笠啓祐さん:たんぽぽ舎)+ 「放射線被曝の基本知識(その3)」(BY田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-d98ccb.html

 1995年に遺伝子組換え食品が世界に大々的に登場してから約30年が経過しました。人間を含む生物の遺伝子を操作するバイオ技術の高度化とその拡大・拡張はめまぐるしく、その後、クローン技術、合成生物学、人工細胞(ES細胞やiPS細胞関連の技術を含む)、ゲノム編集、そしてmRNAコロナワクチンとバイオ医薬品など、まるでビックバン後の宇宙のように、分子生物学の新知見を次々と積み重ねながらバイオテクノロジーの利用領域を広げてきています。しかし他方ではこの技術が、例えば昭和電工のトリプトファン事件に見られるような人体に有害な物質生産や食料品につながったり、今般のmRNAコロナワクチンに象徴されるように、広範囲に使われて甚大な人体被害をもたらす医薬品やワクチンの開発に結果したりと、その危険性もまた巨大化しています。今回は科学ジャーナリストの天笠啓祐さんに、昨今のバイオテクノロジーの動向を教えていただきながら、今日のバイオ技術に潜む「楽観主義的ご都合主義」の危険性を明らかにしていきたいと思います。

◆講 師:天笠啓祐(あまがさ けいすけ)さん
 フリージャーナリスト: 環境問題が専門、市民バイオテクノロジー情報室代表


◆(当日録画)20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジーと現代社会」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw
 https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw

◆(当日レジメ)バイオテクノロジーと現代社会(天笠啓祐さん 2025-6-10・たんぽぽ舎)
https://drive.google.com/file/d/1VEV6X0T-rGAbmqF6kMZF-mmDizRil4vK/view?usp=sharing
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EZpI2XvIcElBpSJo-bUZnKYB0yuhO46l86e_MHRG5aNypA?e=hEWh8O


 <天笠啓祐さんのご著書>

(1)(新刊書)フッ素の社会史 天笠啓祐(著) - 地平社
 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784911256237

(2)食品添加物よりはるかにこわいゲノム編集食品 みんな知らずに食べている-天笠啓祐/著(ユサブル)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034722398&Action_id=121&Sza_id=C0

(3)これ、本当に「食べもの」ですか?-天笠啓祐/〔著〕(食べもの通信社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034580000&Action_id=121&Sza_id=C0

(4)新地球とからだに優しい生き方・暮らし方-天笠啓祐/著(柘植書房新社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034551035&Action_id=121&Sza_id=GG

(5)新型コロナワクチン その実像と問題点-天笠啓祐/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034213107&Action_id=121&Sza_id=GG

(6)ゲノム操作と人権 新たな優生学の時代を迎えて-天笠啓祐/著(解放出版社)
 https://cutt.ly/afYRs2f

(7)ゲノム操作・遺伝子組み換え食品入門 食卓の安全は守られるのか?-天笠啓祐/著(緑風出版)
 https://cutt.ly/tfYRgnn

(8)ゲノム操作食品の争点-天笠啓祐/著(緑風出版)
 http://urx.space/Wa5b

(9)子どもに飲ませたくない清涼飲料-天笠啓祐/編著 食べもの文化編集部/編著(芽ばえ社)
 http://urx.space/Zv54

(10)子どもに食べさせたくない遺伝子組み換え食品-天笠啓祐/編著 食べもの文化編集部/編著(芽ばえ社)
 http://urx.space/DVAX

(11)子どもに食べさせたくない食品添加物-天笠啓祐/編著 食べもの文化編集部/編著(芽ばえ社)
 http://urx.space/Z09a

(関連)20250605 UPLAN【出版記念討論会】天笠啓祐「食品添加物よりはるかにこわいゲノム編集食品」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=g7lieRJ_JQ0

(関連)(報告)(2.9)オルタナティブな日本をめざして(第82回):「みどりの食料システム戦略(農林水産省)」の概要と問題点(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)(2023年2月9日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-8c8cb2.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html
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草々

 

2025年6月14日 (土)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(168):核融合と核融合発電では技術のレベルが違う=今中哲二氏の論文より & 有権者・国民の税金で収入を得ながら有権者・国民のためには仕事をしない日本の司法・裁判所

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(ナツメロ)かぐや姫 僕の胸でおやすみ 2005 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=bh3x5p43QnQ
 https://www.youtube.com/watch?v=acY-MtH21KU


2.(予約必要)(7.14)オルタナティブな日本を目指して:緊急開催「新ちょぼゼミ」: 「令和の米騒動(日本農業とコメ政策のあり方)」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-de5ddb.html

(会場が狭いので入れなくなる可能性があります。たんぽぽ舎に予約のお電話をしていただき受付番号をもらってください)

 日本の主食であるコメの小売価格が上昇し始め、今では昨年の2倍以上の値段となっています。TVや新聞・雑誌等のマスコミは「コメは高い、高い」と世論を煽り続け、一刻も早く備蓄米を放出してでもコメの値段を引き下げろの大合唱となっています。石破政権では、失言で退任した江藤拓の後任農相に小泉進次郎を任命し、来たる参議院選挙向けのPRも兼ねながら、煽られた世論に迎合するような対策を取ろうとしています。この動きをどう見ればいいのでしょうか。これまでコメをはじめ多くの国産農産物の価格が、市場原理主義的な農業政策と自民党NO政のおかげで低迷し、他方で、円安やインフレのために農業資材が高騰する中、生産者・農家ではコストカバーさえままならない事態に陥っています。そしてその生産者・農家も経営難と高齢化のため、担い手や後継者がどんどんいなくなり、崩壊寸前の状況にあるのです。今回はコメ問題をテーマに、持続可能な稲作農業を確保できる農業政策を考えます。みなさまのご参加をお待ちしています。


3.(新刊書)フッ素の社会史 天笠啓祐(著) - 地平社
 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784911256237


4.裁判長、国の説明を一蹴「5W1Hを意識して」と再提出を求める 国葬文書隠蔽裁判・第3回口頭弁論 - Tansa
 https://qr.paps.jp/UKmTY

(関連)オンライン署名 · #ないわけないだろ国葬文書/政府が開示を拒否する、安倍晋三元首相の「国葬文書」の開示を求めます - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/qUENL


5.イベント情報

(1)(チラシ)(6.16)2025最高裁包囲ヒューマンチェーン共同行動!&(6.15)プレ集会&デモ行進(明治大学)
 https://drive.google.com/file/d/1ce_U1-2sJbH5Dn1vwI-K7TSbPHUH9d5v/view?usp=sharing

(2)(チラシ)(6.16)原発(震災)避難者の住まいと人権保障を求める交流集会(衆2-1)
 https://drive.google.com/file/d/1DmHegX8BBOdrOgYVgpKyn7WQzCMh1xFf/view?usp=sharing

(3)(6.21)2025沖縄シンポジウム「沖縄とともに―慰霊の日を迎えて―」のご案内 - 東京弁護士会(弁護士会館)
 https://www.toben.or.jp/know/iinkai/jinken/cat188/2025.html

(4)(6.21)日韓条約と植民地主義を問う:太田修同志社大学教授他(明大リバティタワー)
 http://nikkan-net.cocolog-nifty.com/

(5)(6.24)戦後80周年の沖縄から国際平和を考える(新外交イニシアティブ)(オンライン配信あり:無料)
 https://www.nd-initiative.org/event/13378/

(6)(6.25)311子ども甲状腺がん裁判 第14回口頭弁論期日のお知らせ(東京地裁)
 https://www.311support.net/news-250523/

(7)(予約必要)(6.26)再開新ちょぼゼミ第12回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第7回目):サンフランシスコ講和条約と日米安保」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-c5729d.html

(8)(チラシ)(7.2)福島原発被害東京訴訟 第二陣控訴審(東京地裁#103)
 https://drive.google.com/file/d/1m5JqPMcmm5KPaxa3Yf_QVaw2HHF-hy2r/view?usp=sharing

(9)(7.3)アベスガキシダイシバ政治を許さない=国会前行動(毎月3日の午後1時:澤地久枝さんは入院中)
 http://www.labornetjp.org/news/2020/0903shasin

(10)(チラシ)(7.26―27)第17回大間原発反対現地集会 Oh!MAGROCK17(青森県)
 https://drive.google.com/file/d/1iwRMRs7PElzzj-KmUBMRWLiroLmb0bil/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1fKUwsAUXaycNRjjC8hpj4EhFd0LSNvGf/view?usp=sharing


6.埼玉 志木市長選挙2025 立候補者は 開票結果もこちらで6月15日投開票 - NHK
 https://www.nhk.or.jp/shutoken/saitama/articles/101/024/49/

(関連)水谷としみ 〜明るい志木市をつくる会〜 - YouTube
 https://www.youtube.com/channel/UCgPhD12GtbYD9-p_imnKEMw


7.(別添PDFファイル)その「お願い」問題ない?「両陛下お出迎え」広島市通知でドタバタ、児童名簿要求=実は不要(東京 2025.6.13)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/411354?rct=tokuhou

(関連)小学生を天皇来広行事に参加させない要請書(Knet 2025.6)
 https://drive.google.com/file/d/1j7pS2_4t0lNJsRZOdSpvWICfh6CBisgq/view?usp=sharing

(これは天皇陛下の「政治利用」であり、また、現代版「学徒動員」である。断固として許されない。昨今の広島市は、はだしのゲン、のこともあるし、その他さまざまなことで頭がおかしくなっているようだ。まずは現在の市長と市議会議員たちを総入替したらどうか。今のままでは、同県呉市と共に、昔の「軍都ヒロシマ」へ向けてまっしぐらではないか?! 再度、核兵器での攻撃を受けかねない。:田中一郎)

(関連)広島市平和教育教材『はだしのゲン』削除問題を考える 日本図書館協会・図書館の自由委員長 西河内靖泰-長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/kyoikubunka/26101

(関連)(現代の肖像)講談師 神田香織:「悲しみを勇気に変える(『AERA 2025.6.9』)」
 https://x.com/kandakaori/status/1929417830480396302


8.日刊IWJガイド・非会員版「イーロン・マスク氏、トランプ大統領、イスラエルは、三位一体の強力なレイシスト・チーム! マスク氏『西欧文明の弱点は共感』と発言!」2025.6.13号~No.4549 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54752

■<シリーズ特集 2025年7月20日参院選! 投票に行こう! 第15回>国民民主党が山尾しおり氏の公認取り消しで、山尾氏は逆ギレコメントを発表し離党届を提出! 不倫相手とされる倉持氏が突然YouTubeに出演の怪!! メディアもネットも手の平返しで、国民民主党の対応を猛批判! 玉木代表、榛葉幹事長の会見は山尾氏の言い分との間にズレ! 自分には甘い不適切な処分しかしない代表の、不適切な候補の擁立と、不適切なやり方での取り消し、国民民主党の支持率は、どのみちダウン!? 山尾・国民民主が進めたい政策は、改憲による緊急事態条項の一択という不適切な政策!

■<号外報告>「<速報>イスラエルがイランの軍事施設と核施設に大規模攻撃を開始!」を発行しました!
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(168):核融合と核融合発電では技術のレベルが違う=今中哲二氏の論文より & 有権者・国民の税金で収入を得ながら有権者・国民のためには仕事をしない日本の司法・裁判所」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>
(1)(集会決議案)司法よ、国民の憂いは頂点に達している(617最高裁共同行動2025)
(2)核融合から”核融合発電”への遙かなる道(イントロ部分)(今中哲二 『原子力資料情報室通信 NO.612 2025.6』]
(3)核融合発電という蜃気楼(イントロ部分)(今中哲二『地平 2025.3』)
(4)核融合はできないし、やってもいけない(小出裕章 『季節 2024 年冬』 )
(5)核融合発電 実証めざし議論へ、安全規制方針まとまる、新技術に懸念の声も(朝日 2025.3.28)
(6)核融合の投資熱とリスク、冷静に柔軟な戦略を(日経 2025.3.2)
(7)核融合発電「30年代に実証」、国家戦略に明記へ(日経 2025.5.20)
(8)再稼働へ規制委、「常陽」審査 事実上の適合、高速炉「もんじゅ」より古く(東京 2023.5.25)
(9)「新試験研究炉」長期化か、もんじゅ敷地内 推定活断層調査に時間(東京 2025.6.9夕刊)

◆(チラシ)(6.16)2025最高裁包囲ヒューマンチェーン共同行動!&(6.15)プレ集会&デモ行進(明治大学)
 https://drive.google.com/file/d/1ce_U1-2sJbH5Dn1vwI-K7TSbPHUH9d5v/view?usp=sharing

(関連)(別添PDFファイル)(集会決議案)司法よ、国民の憂いは頂点に達している(617最高裁共同行動2025)
 https://drive.google.com/file/d/1UVBkLfo6hxllg1vBUDUMK7bYeT8fPKgh/view?usp=sharing

(関連)(6.16)プログラム他(617最高裁共同行動2025)
 https://drive.google.com/file/d/1WDQ-yQLQYTf0_VmWl_peZqmBNQ3Ieewq/view?usp=sharing

(明日・明後日のイベントです。たくさん集まって最高裁に対して抗議の意思表示をみんなで致しましょう。:田中一郎)


1.ALPS処理汚染水差止訴訟- 【緊急】6月20日の口頭弁論が延期になりました
 https://alps-sashitome.blogspot.com/2025/06/620.html

(知人よりいただいたメール)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
またまたこんな理不尽な事態に巻き込まれています。
ほんとに裁判所という所にうんざりしてます。

緊急告知!
裁判所のミス!汚染水海洋投棄差止訴訟期日延期(中止)!

6月20日に指定されていた第5回口頭弁論期日ですが、裁判所の予定調整(?)ミスにより、10月1日の第6回口頭弁論予定日に延期されました。第4回裁判が今年1月に開かれてから9か月、審理が止まることになります。その間にもALPS処理汚染水はじゃぶじゃぶ流され続けています。弁護団からも裁判所に対し、この件に対する抗議と説明を求める書面を提出しました。(改めて別途公開予定)

傍聴支援を予定されていた皆様から「飛行機チケットのキャンセル料発生」や事務局の告知費用、当日の対応費用など様々な実害も報告されています。関係者の皆様には本当に申し訳ありません。

私達原告団事務局も先例のない今回の突然の事態に困惑と、裁判所不審、怒りも覚えるものです。次回10月1日期日には裁判冒頭に、裁判長より今回の事態の経緯報告や6.20に予定していた原告陳述も含め、弁護団の陳述時間を予定より長くし、弁論更新陳述をしっかり受け止める事を求める申し入れもしています。ぜひ10月1日皆様の傍聴支援お願いいたします。

さらに、至急6.20裁判が延期になったことをお知り合いの方などへご周知お手伝い頂けますと幸いです。勿論、6月20日には私ら事務局が裁判所で待機、いらして下さった皆様に事情説明をする準備も進めています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 <私からの返信>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
腹立たしい限りですね。

日本の裁判所は、福島原発事故以来、約14年間付き合って、こいつら、国民の税金で飯食わせてもらって、国民のために仕事しとらんな、ということがはっきりと目に見えるようにわかりました。

なので、ぶっ潰しましょう。
新しく「国民のための裁判所、裁判所システム」を創ればいいのです。

◆日本の邪悪を追認する反社会的勢力に転落した腐敗司法を許すな!=裁判所での闘争から裁判所に対する闘争に切り替えましょう(東電株主代表訴訟、OUR PLANET TVスラップ訴訟、日航123便情報公開、砂川裁判国賠他)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-396e18.html

(今の裁判所のままでは、原発事故の責任追及も、被害者救済も、原発再稼働差し止めもできません。そうだとわかったわけですから、ぶっつぶすのです。おまけに原子力ムラやその弁護代理人の弁護士事務所と癒着までして腐っています。:田中一郎)

(関連)(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html


2.(別添PDFファイル)「新試験研究炉」長期化か、もんじゅ敷地内 推定活断層調査に時間(東京 2025.6.9夕刊)
 https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20250318/3050020176.html

(関連)(別添PDFファイル)再稼働へ規制委、「常陽」審査 事実上の適合、高速炉「もんじゅ」より古く(東京 2023.5.25)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/252273

 <田中一郎コメント>

 核燃料サイクル推進の原子力ムラのガラクタ研究者たちは、とうの昔にオシャカにされたと思っていた高速増殖炉「もんじゅ」の一世代前の高速炉「常陽」(茨城県大洗町)にしがみついていたかと思いきや、今度は廃炉になった「もんじゅ」の跡地に「核分裂で発生する中性子を先端材料や医薬品の開発などに利用する目的で、建設費用1,500億円をかけて新たに試験研究炉を建設する」(東京新聞記事より)という。全くアホラシイ研究実験炉だ。こんな研究がうまくいって先端材料や医薬品の開発につながるという証拠を見せろ、という話で、日本の国公立大学や公的研究機関はどこも研究費を絞られてヒイヒイ言っている時に、原子力ムラのガラクタ研究費が、あれもこれもと湯水のように用意されるというのはいったい何なのか? しかも1,500億円と巨額である。ロクデモナイ使い方をされるのは目に見えている。老朽炉「常陽」などは、さっさと廃炉にしてしまえ、だし、活断層は間違いなくい存在する「もんじゅ」跡地の試験研究炉など危険で無用の長物で論外だ。「もんじゅ」が廃炉になったにもかかわらず、その研究・推進組織(日本原子力研究開発機構)をそのままにしておくから、こういうロクデモナイ無駄遣いを、巨額のカネを使ってやろうとするのだ。日本原子力研究開発機構は政権交代により直ちに廃止すべきムラ組織であり、かようなところに予算など付けてはいけない。:田中一郎)


3.巨大太陽嵐の新たな最悪シナリオ、科学者が警鐘 衛星観測史上最大の500倍規模も(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f3e9bd7ea0debb45e2d5133ef111bfd91611436e

(「太陽嵐」は太陽から地球に降り注いでくる「磁気嵐」のこと(記事では「太陽粒子嵐」と書かれているが、おそらく「磁気嵐」の間違い)。この「太陽嵐」(「磁気嵐」)は地球上の気候変動に決定的な影響を及ぼしており、そのメカニズムは下記サイトにある「気候変動の宇宙物理学」(広瀬隆氏)により詳しく説明されている。知らない方は必ずご覧ください。地球上の気候変動が、人間の活動が排出するCO2によって引き起こされているという科学的実証的根拠のない、おかしな説にたぶらかされている方々は、なおさらこのサイトのVTRは必見です。「人工CO2温暖化」説に基づいて「脱炭素」「脱炭素」と言って火力発電をつぶして回り、結局は原子力ムラ代理店政府の原発大推進の片棒を担がされている、そんな愚かな構図が見て取れるからです。百聞は一見に如かず、善は急げで、早く見ましょう。:田中一郎)

(関連)(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

(関連)(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は老朽原発、環境破壊型「再エネ」、旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8189d3.html


4.「新ちょぼゼミ」開催中:放射線被ばくの基本知識

 今年4月から、たんぽぽ舎で毎月開催しています「新ちょぼゼミ」で、このテーマの勉強会を始めています。放射能汚染と放射線被ばくについて、基本的なことを一からきちんと知りたい方のご参加をお誘いしています。下記は今まで実施した3回分の報告です。次回は来たる8月25日(月)(夜6時から)に開催予定です。

(1)(報告)(4.21)「新ちょぼゼミ」:「放射線被曝の基本知識(その1):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(1)」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-ef5b7f.html

(2)(報告)(5.29)「新ちょぼゼミ」:「放射線被曝の基本知識(その2):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(2)」(田中一郎:たんぽぽ舎)+「コメの値段が高い」を徹底批判します- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-9c4fd6.html

(3)(報告)(6.10)「新ちょぼゼミ」:「放射線被曝の基本知識(その3):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(3)」(田中一郎:たんぽぽ舎)+「コメの値段が高い」を徹底批判します- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-3e5150.html


5.核融合と核融合発電は技術のレベルが違う=今中哲二氏の論文より

◆(別添PDFファイル)核融合から”核融合発電”への遙かなる道(イントロ部分)(今中哲二 『原子力資料情報室通信 NO.612 2025.6』)
 https://drive.google.com/file/d/1_h2zM2ihVFUY5cgkTaDs0oZepZyn9Y1W/view?usp=sharing

 <田中一郎の備忘録メモ>

 今中哲二氏の上記論文を読んで下記の備忘録メモを書き落としました。核融合を発電として利用することは途方もないレベルの話であって、詐欺師が語る夢物語の域を出ないと、同氏は具体的に説明をされています。核融合の地上での制御された状態での実現と(制御されないままの核融合の実現は「水爆」です)、その核融合反応をもとに発電して人間社会がその電力を使う、ということとは全く別のことと考えるべきだということが強調されています。

(参考)実際の核融合炉と発電の仕組み:核融合発電 基本のキ(2)(1-3 ページ) - MONOist
 https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2410/17/news008.html

 <核融合発電が困難な理由>

(1)超高温プラズマを真空磁場の中に閉じ込める方式で、プラズマ状態を制御可能な形で(つまり出力調整ができる形で)長時間にわたって持続させることは困難

(2)核融合DT反応(二重水素(D:デューテリウム)と三重水素(T:トリチウム)の融合反応)で生成する中性子の運動エネルギーを熱エネルギーとして集めて電気エネルギーに転換することになるが、その中性子を受け止めるのが「ブランケット」と呼ばれるプラズマを取り囲むドーナツ型の壁である。この「ブランケット」がどこまで効率的に中性子エネルギーを集めてタービンを回す熱エネルギーに転換して行けるかは「やってみなければわからない」(今現在、国際協力で進められているフランス所在の「イーター(ITER)」がその実験炉である)。

(3)核融合DT反応の原料のうち、トリチウムは自然界にはわずかしかなく、大規模発電のためには大量のトリチウムを人工的に作りだす必要がある。今考えられているのは、上記「ブランケット」に細工をして、熱エネルギー回収系とトリチウム再生産回収系の2系統を配管として用意する必要があるが、大規模発電用の炉の場合の「ブランケット」は500体以上も連結されるため、極めて複雑な装置となる。これを無事、長時間にわたって制御するのは容易ではない。

(4)上記のトリチウム再生産回収のプロセスでは、生産・精製が気体を通して行われるため、トリチウムが遺漏して深刻な環境汚染につながる可能性が高い。

(5)「ブランケット」は劣化が激しく、2-3年で交換されることになっている。その「ブランケット」は1つが約4トンで、これが500個もある。しかも単純な壁ではなく、トリチウム再生産回収系や冷却系(熱の電気への転換系)の配管も付属している複雑系の装置、更に核融合炉内部の放射線量は250Sv(Gy)もあるため人は近づけず、ロボットアームなどの遠隔操作になる。4トンの複雑系の装置を遠隔操作で500個も取り換える作業=こんなものがうまくいくわけがない(必ず放射能00遺漏事故を起こす)。

(6)結論です:核融合発電は「スジの悪い技術」=たどりつけそうもない蜃気楼のようなスローガンを掲げて、多額の税金を投入するような愚をすべきではない。(上記のポンコツ炉「常陽」や、「もんじゅ」跡地に巨額なカネを使って建設しようとしている新型実験炉と「そっくり」な形になっていることに注目)。原子力ムラのアホウどもに貴重な財源を浪費させるな!! 凡そ、今現在、「脱炭素」「GX推進」などと言われて進められているほとんどのPJが、このたぐい、であることにも注意してください。すべては、科学的実証的根拠のない「人工排出CO2による地球温暖化」説にたぶらかされているところから来ているのです。

(関連)(別添PDFファイル)核融合発電という蜃気楼(イントロ部分)(今中哲二『地平 2025.3』)
 https://drive.google.com/file/d/1KBQgnsaGeeCzm5NAmbMF2ETuZtdmFqMo/view?usp=sharing

(関連)(別添PDFファイル)核融合はできないし、やってもいけない(小出裕章 『季節 2024 年冬』)
 https://drive.google.com/file/d/11v-LeeIogFZondIOBS8sVktDtotvR_Av/view?usp=sharing

(関連)20170303 小出裕章先生にきいてみた!!〜土岐市核融合科学研究所 重水素実験について - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=QdLNEqDfvmc&list=PLHrniIMvBsTWCj2TCR-riwCy0MO_uj7rK&index=2&t=5s

(関連)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(165):幻想の核融合発電=毒を食らわば皿までも(核融合発電原型炉を青森県が誘致するという朝日新聞ニュースに関連して)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/02/post-fd4c7d.html


 <関連:別添PDFファイル>

(1)核融合発電 実証めざし議論へ、安全規制方針まとまる、新技術に懸念の声も(朝日 2025.3.28)
 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20250328000342.html

(2)核融合の投資熱とリスク、冷静に柔軟な戦略を(日経 2025.3.2)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO87061340R00C25A3TYC000/

(3)核融合発電「30年代に実証」、国家戦略に明記へ(日経 2025.5.20)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO88781810Q5A520C2EA2000/

 <関連サイト>

(1)脱原発団体が次世代革新炉計画中止求め知事に要請 - 鹿児島のニュース|MBC NEWS|南日本放送 (1ページ)
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mbc/1959791?display=1

(2)米研究所「太陽の力を再現」に成功も、「核融合発電」の実用化に壁 実現は「数十年先」か - AERA dot. (アエラドット)
 https://dot.asahi.com/articles/-/658?page=1

(3)一般の方向けページのご案内|核融合実験炉ITER日本国内機関
 https://www.fusion.qst.go.jp/ITER/iter/about.html
草々

2025年6月13日 (金)

(予約必要)(7.14)オルタナティブな日本を目指して:緊急開催「新ちょぼゼミ」: 「令和の米騒動(日本農業とコメ政策のあり方)」(田中一郎:たんぽぽ舎)

前略,田中一郎です。


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2025年7月の(緊急開催)「新ちょぼゼミ」のご案内です。会場のたんぽぽ舎が昨年11/23に近所の雑居ビルに引っ越しました。会場の場所をお間違いなくおいで下さい。


◆(別添PDFファイル)(予約必要)(チラシ)(7.14)緊急開催「令和の米騒動:日本農業とコメ政策のあり方」(田中一郎:新ちょぼゼミ)
 https://drive.google.com/file/d/16iv-dUJwhrQCYOZWOefTTFlmB6Cxg3Tv/view?usp=sharing

 日本の主食であるコメの小売価格が上昇し始め、今では昨年の2倍以上の値段となっています。TVや新聞・雑誌等のマスコミは「コメは高い、高い」と世論を煽り続け、一刻も早く備蓄米を放出してでもコメの値段を引き下げろの大合唱となっています。石破政権では、失言で退任した江藤拓の後任農相に小泉進次郎を任命し、来たる参議院選挙向けのPRも兼ねながら、煽られた世論に迎合するような対策を取ろうとしています。この動きをどう見ればいいのでしょうか。これまでコメをはじめ多くの国産農産物の価格が、市場原理主義的な農業政策と自民党NO政のおかげで低迷し、他方で、円安やインフレのために農業資材が高騰する中、生産者・農家ではコストカバーさえままならない事態に陥っています。そしてその生産者・農家も経営難と高齢化のため、担い手や後継者がどんどんいなくなり、崩壊寸前の状況にあるのです。今回はコメ問題をテーマに、持続可能な稲作農業を確保できる農業政策を考えます。みなさまのご参加をお待ちしています。


 <次 第>
プレゼン:田中一郎(たなか いちろう)
日  時:2025年7月14日(月) 18時~20時30分(開場17時30分)
会  場:たんぽぽ舎セミナー室 参加費(資料代含む):900円(学生500円)
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/

 TKiビル3階 JR水道橋駅西口から4分:水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、
 グローバルスポーツビルを過ぎて左側にセブンイレブンのある6差路の信号を右に渡り、
 右側の2軒目。

東京都千代田区神田三崎町3-3-1 TKiビル3階  TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
Email: tanpopo3238@yahoo.co.jp  URL: http://www.tanpoposya.com 


 <関連資料・サイトなど>

(1)(別添PDFファイル)日米「コメ密約」の闇、ミニマム・アクセス米と塩飽文書(イントロ部分)(山田優『世界 2025.7』)
 https://drive.google.com/file/d/1Is5bVBlEBGm-pceJjupJJefUM1bhTmu6/view?usp=sharing

(2)迫る!食料・農業危機 私たちは何をすべきか―ミサイルでは守れない命と生活、地域の未来 東京大学大学院教授・鈴木宣弘  - 長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/27563

(3)米 値上がり続く 去年の2倍超に 備蓄米でどれだけ下がるか?「ブレンド米として販売 数百円安く」大手卸売 - NHK - 物価高騰
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250324/k10014758561000.html

(4)日本の食料自給率:農林水産省
 https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.html
 https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/attach/pdf/012-9.pdf

(5)米価格の推移 - 世界経済のネタ帳
 https://ecodb.net/commodity/rice_05.html

(6)(報告)(6.10)「新ちょぼゼミ」:「放射線被曝の基本知識(その3):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(3)」(田中一郎:たんぽぽ舎)+「コメの値段が高い」を徹底批判します- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-3e5150.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html
草々

 

2025年6月12日 (木)

(報告)(6.10)「新ちょぼゼミ」:「放射線被曝の基本知識(その3):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(3)」(田中一郎:たんぽぽ舎)+「コメの値段が高い」を徹底批判します

前略,田中一郎です。


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 さる2025年6月10日、水道橋のたんぽぽ舎に於きまして、「新ちょぼゼミ:放射線被曝の基本知識(その3):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(3)」を開催いたしました。以下、当日の資料と録画をアップして簡単にご報告申し上げます。今回の続きは、来たる8/25の「新ちょぼゼミ」の際に最初の1時間でプレゼンを行いますので、よろしくお願い申し上げます。

このシリーズでは、放射線被曝問題に関して、これだけは知っておいていただきたいということを、私が知る限りで全部お話しするつもりでおりますので(逆に、私たち一般市民は「被ばく問題マニア・おたく」ではないので、あまり詳しく難解なことまでは知る必要はない、と考えています。初歩的なことを含め必要最低限のことをお話しするつもりです)、この機会に放射能と放射線被曝のことをきちんと知っておきたいと思われる方はぜひご参加下さい。ところどころで「質問タイム」も入れて、質疑応答を繰り返しながら進めたいとも思っています(すべての疑問に私が答えられるかどうかは定かではありませんが)。よろしくお願い申し上げます。

 <みなさまへの主催者からのお願い>
 https://www.youtube.com/watch?v=WO6RLTTvoTc

(「新ちょぼゼミ」は小さな勉強会ですが、みなさまのご参加がないとコスト的に支障が出て開催が困難となります。今後とも、みなさまのご参加をお待ちしています)

 <緊急開催のお知らせ>

◆(別添PDFファイル)(予約必要)(チラシ)(7.14)緊急開催「令和の米騒動:日本農業とコメ政策のあり方(田中一郎:新ちょぼゼミ)
 https://drive.google.com/file/d/16iv-dUJwhrQCYOZWOefTTFlmB6Cxg3Tv/view?usp=sharing

(日本農業や稲作が崩壊寸前にあるにもかかわらず、メディアの報道や言論界の議論があまりにひどいので、急遽、それを正すべく緊急開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。:今回もこの「コメ問題」について若干触れておりますので、下記のVTRをご覧ください。:田中一郎)


・・・・・・・・・・・・
記載先頭の番号は主催者の方で便宜的に付けているものですので無視して下さい。

◆(当日録画)20250610 UPLAN 田中一郎「コメ問題・確率的影響と確定的影響・シーベルトなど」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Wk8pkIa4ib4
 https://www.youtube.com/watch?v=Wk8pkIa4ib4

◆(当日のレジメ)

(1-1)(別添PDFファイル)MEMO(放射線被曝評価のインチキ:その3)(田中一郎 2025年6月10日)
 https://drive.google.com/file/d/1GASC25yh46WsC9XT9KATABLA2NwkpsQ0/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1GASC25yh46WsC9XT9KATABLA2NwkpsQ0/view?usp=sharing

(2)(別添PDFファイル)放射線被曝の評価単位=シーベルトは内部被曝の実態を現さないインチキ概念です(田中一郎 2025年4月21日)
 https://drive.google.com/file/d/10ZFAmj0BV0dwuyhIwuwWrSohZurq6qjY/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/10ZFAmj0BV0dwuyhIwuwWrSohZurq6qjY/view?usp=sharing

 <前回まで>

◆(前々回)(0-3)(報告)(4.21)「新ちょぼゼミ」:「放射線被曝の基本知識(その1):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(1)」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-ef5b7f.html

◆(前回)(1-3)(報告)(5.29)「新ちょぼゼミ」:「放射線被曝の基本知識(その2):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(2)」(田中一郎:たんぽぽ舎)+「コメの値段が高い」を徹底批判します- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-9c4fd6.html


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(以下、当日のご紹介資料など)

(0-0)(必見重要録画)追跡!真相ファイル 「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/xncvsv
 https://www.dailymotion.com/video/xncvsv

(国際放射線防護委員会(ICRP)が被ばく防護の基準を、科学的に決めるのではなく政治的に決めているということを立証した貴重な映像です。必ずご覧ください。)

(1-1-2)食品中の放射性銀について教えて下さい :放射線診療への疑問にお答えします
 https://ndrecovery.niph.go.jp/trustrad/ag-110m.html

(1-1-3)認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね - トップページ
 https://tarachineiwaki.org/
 https://tarachineiwaki.org/radiation/result

(2)多核種除去設備 (ALPS)|東京電力
(福島原発事故で生まれた危険極まりない人工放射性核種の一覧表があります)
 https://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/genkyo/fp_cc/fp_alps/

(私が問題にしているのは、汚染水に含まれる放射性核種だけを事故を起こした東京電力が示すのではなく、福島原発事故により環境放出された様々な放射性核種について、全ての核種名と、それぞれの、放出量(推定値)、半減期、人体内や環境生態系での悪影響や危険性、その他必要事項を明らかにして、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が責任を持って有権者・国民や福島県民に対して説明すべきですが、そんなことは全く歯牙にもかけていないことです。:田中一郎)

(3)(増補版) 放射線被ばく評価の単位 「シーベルト」 への疑問- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-9ead.html

(冊子化したものを、当日、会場で、¥100で販売しています=印刷費だけをいただいています)

(4)(セシウムの百倍の危険性) 放射性ストロンチウムをなぜ調べないのか- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-cc7b.html

(冊子化したものを、当日、会場で、¥150で販売しています=印刷費だけをいただいています)

 用意しておいた資料はまだまだたくさんありますが、時間の関係で話しきれておりません。次回以降、追ってご紹介していきます。さしあたり、下記だけは目を通しておいていただければ幸いです。次回以降、この「表」の見方もご説明します。

(1-4)悪性疑い400人〜福島県の甲状腺検査 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/50877/

(1-4-4)(別添PDFファイル)青森県 小児がん調査
 https://drive.google.com/file/d/1fVFAH9HMeDn1_vZShW9Lo-MKx7V-G63z/view?usp=sharing


 <コメ問題>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(A-1)(別添PDFファイル)「コメが高い」を煽るマスゴミ(田中一郎 2025年6月10日)
 https://drive.google.com/file/d/1oSqL1wi5EzNTDWxupgy5-NBbjCxm1_-P/view?usp=sharing

(A-2)(別添PDFファイル)(資料)コメ問題と食料安全保障(一部抜粋)(神山安雄 2025.5.19 立憲フォーラム院内集会)
 https://drive.google.com/file/d/15GJOTu1umB9BsZ2UfeMT7w1jvRPrHqya/view?usp=sharing

(A-3)日本の食料自給率:農林水産省
 https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/attach/pdf/012-9.pdf
 https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆推薦図書・物販

(1)(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

(関連)(必見保存版:報告)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-9c90ec.html

(2)打ってはいけない! ーレプリコンワクチンの不都合な真実ー』(表紙)(川田龍平・堤未果 2024.11)
https://drive.google.com/file/d/1Vt-J50mW0COWf6Tm9pspl5TgY4s_fawt/view?usp=sharing
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EYAda-KorypGuDl3TniisT8BAmy4FhgrsxehcjX41Vu5Mg?e=Aa15R8
(開けない時は2~3度、クリックしてみてください。それでもダメならMSによる言論妨害です:田中一郎)

(3)今だから分かる、コロナワクチンの真実 世界の実態と日本の現実-村上康文/著 山路徹/著(花伝社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034603926&Action_id=121&Sza_id=C0

(4)高齢者の予防接種は危ない 私は薬害を黙っていられない-川田龍平/著(飛鳥新社)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034728077&Action_id=121&Sza_id=G1
・・・・・・・・


(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html
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草々

2025年6月 9日 (月)

日本の邪悪を追認する反社会的勢力に転落した腐敗司法を許すな!=裁判所での闘争から裁判所に対する闘争に切り替えましょう(東電株主代表訴訟、OUR PLANET TVスラップ訴訟、日航123便情報公開、砂川裁判国賠他)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(6.10)オルタナティブな日本を目指して:再開「新ちょぼゼミ」第11回: 「バイオテクノロジーと現代社会」(天笠啓祐さん:たんぽぽ舎)+ 「放射線被曝の基本知識(その3)」(BY田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-d98ccb.html


2.イベント情報

(1)(チラシ)(6.9)院内集会 「非戦の安全保障論」:柳澤協二さん(参議院議員会館)
 https://drive.google.com/file/d/1kmomFzMQHlb0GZB7IZsXj6ZHBN0Y5zIt/view?usp=sharing

(2)(チラシ)(6.14)「台湾有事」に突き進む日米同盟“参戦”しないために:石井曉(早稲田大)
 https://drive.google.com/file/d/1qGPBAoOo5g2K3MnrGJRVWoXx2LI2cV8t/view?usp=sharing

(3)(チラシ)(6.15)シンポ「人権と司法」(明治大学)&デモ行進、(6.16)最高裁包囲行動
 https://drive.google.com/file/d/1zrvJn7kGX7fuCZmacWZNMRFyiXXwzlp1/view?usp=sharing

(4)(チラシ)(7.2)福島原発被害東京訴訟 第二陣控訴審(東京地裁#103)
 https://drive.google.com/file/d/1m5JqPMcmm5KPaxa3Yf_QVaw2HHF-hy2r/view?usp=sharing

◆(予約必要)(6.26)再開新ちょぼゼミ第12回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第7回目):サンフランシスコ講和条約と日米安保」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-c5729d.html

(会場が狭いので入れなくなる可能性があります。たんぽぽ舎に予約のお電話をしていただき受付番号をもらってください)


3.緊急のお願い「小学生を天皇来広島行事に参加させないことを求める要請書」に賛同をしてください(教科書ネット・ひろしま)(締め切り:6/12)

(1)【個人賛同用フォーム】
 https://forms.gle/VpWH39DbZm3kPufG6

(2)【団体賛同用フォーム】
 https://forms.gle/ji2zQtzPMuGw7DuR7


4.(別添PDFファイル)近未来の人間国宝:(現代の肖像)講談師 神田香織:「悲しみを勇気に変える(『AERA 2025.6.9』)」(みんなで応援しましょう:田中一郎)
 https://x.com/kandakaori/status/1929417830480396302


5.公共施設で子どもたちに戦闘訓練
 信じがたい話ですね。岸本聡子杉並区長他、板橋区や豊島区の各区長の見解は? 区議会の動きはどうですか?

◆都内公共施設で子ども向け「戦闘訓練」 埼玉の法人 市民団体が反発 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20250602/k00/00m/040/282000c

(関連)板橋区長宛 要望書(市民団体 2025.5.15)
 https://drive.google.com/file/d/1UIy78sC-7fXfpQtMosQt2FMkH5y1Z298/view?usp=sharing


6.小倉志郎 さんから:「自衛隊員の意識」
 https://tinyurl.com/49nrwwrr

(クーデタを引き起こす軍隊にしないために、自衛隊内における民主教育や日本国憲法教育を抜本的に見直す必要があります。また、文民統制(シビリアン・コントロール)についても制度として、しっかりとしたものを創っておく必要があります。そして、こうした平和国家の軍隊としてふさわしくない振る舞いをする自衛官達は毅然と更迭することも大事です。:田中一郎)


7.(新刊書)高齢者の予防接種は危ない 私は薬害を黙っていられない-川田龍平/著(飛鳥新社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034728077&Action_id=121&Sza_id=C0


8.その他

(1)【対談】Tansaが国を提訴、国葬文書「不存在」のウソを問う(ゲスト:日刊ゲンダイ小塚かおるさん) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=tW1ekg-xAD8

(2)山尾志桜里氏、参院選に出馬表明も「不倫疑惑」「不正請求」蒸し返される数々のトラブル(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/20f0e2bd23b35338c70b18153393a91f4b4316f9

(この女、一回議員を辞める前に「改憲の話し合いは国会でしっかりやりましょう」などと言い、当時所属していた立憲民主党に相手にされなくなるや、今度は小林よしのりの「ゴー宣道場」にまで乗り込んで「壊憲」論をぶっていた人物だ(今現在のネット上では、山尾志桜里を応援する「ゴー宣道場」のサイトで溢れている状態である=似非右翼の巣窟か?)。国会を小中学校のホームルームと間違えていたのではないか? 下記のウィキペディアはどこまで信用できるかわからないけれど、ロクデモナイことがいっぱい書いてある。チラッと見ておいてもいいかもしれない。こんな女を国民民主党は推薦するのか?! どういう感覚をしているのか?!:田中一郎)
 https://qr.paps.jp/ZFvk3

(3)情報漏洩、斎藤知事の「指示」巡り全面対立 蜜月「牛タン倶楽部」の複数側近が〝反旗〟(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/aece7be6c4a7722b97056b9c1dea7fcd289cb7f0

(4)泉房穂氏 公明党の消費減税“見送り”の意向に「“国民の生活”より“自民党に嫌われないこと”を優先」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b21959ecab35747b20b2c306a09601d576dfa5b7

(公明党とやら、昔は「平和と福祉の党」とか言っていたんだけれど、今はここまで堕ちましたか。まだかような政党に投票する人がいることが七不思議の1つです。有権者・国民に嫌われないようにすることを「ポピュリズム」とか言うそうですが、自民党に嫌われないようにすることは何というのでしょうネ? 「金魚のフン」? 「下駄の雪」? それとも何? 下記サイトから選んでください)
 https://rakublog-style.com/?p=17747

(5)グレタさん、ガザに向けて船で出航 「ジェノサイドに沈黙は危険」 [イスラエル・パレスチナ問題]:朝日新聞
 https://x.gd/f9oig

(6)大川原冤罪 警察・検察、捜査の問題点検証へ 国など上告断念の方針(毎日新聞)
 https://mainichi.jp/articles/20250607/k00/00m/040/184000c

(7)福岡厚労相ついに“白旗”…健康保険証の代わり「資格確認書」の一律送付「最後は自治体の判断に委ねる」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372947

(8)日刊IWJガイド: <IWJ取材報告>ウクライナがデフォルトへ!「ウクライナの6億6500万ドルの債務不履行について、日本が肩代わりするのか?」IWJ記者の質問に、「日本政府はかかる債権を保有していない。日本政府保有の公的債権に債務不履行が発生した場合、日本が直ちに肩代わりするのではなく、国際的な協議の枠組みの中で対応を検討する」と岩屋外務大臣~6.3岩屋毅 外務大臣 定例会見 2025.6.5号~No.4543
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54723
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「日本の邪悪を追認する反社会的勢力に転落した腐敗司法を許すな!=裁判所での闘争から裁判所に対する闘争に切り替えましょう(東電株主代表訴訟、OUR PLANET TVスラップ訴訟、日航123便情報公開、砂川裁判国賠他)」をお送りします。

◆(チラシ)(6.15)シンポ「人権と司法」(明治大学)& デモ行進、(6.16)最高裁包囲行動
  https://drive.google.com/file/d/1zrvJn7kGX7fuCZmacWZNMRFyiXXwzlp1/view?usp=sharing

(昨年)(報告)司法よ 本来の姿を取り戻せ! 617最高裁共同行動 ヒューマンチェーン:この運動が、腐敗堕落する日本の司法・裁判所の民主化、というよりは「正常化」のための継続的な動きになることを願う- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-2908f9.html


 <別添PDFファイル>

(1)東電株主代表訴訟控訴審、旧経営陣の責任認めず、賠償取り消し(東京 2025.6.7)
(2)東電株主代表訴訟控訴審、旧経営陣の賠償取り消し、一審13兆円(朝日 2025.6.7)
(3)東電株主代表訴訟控訴審、東電旧経営陣の責任否定、株主逆転敗訴、13兆円賠償取り消し(毎日 2025.6.7)
(4)東電株主代表訴訟控訴審、東電旧経営陣の賠償命じず、株主ら逆転敗訴、一審13兆円(日経 2025.6.7)
(5)東芝の「巨悪」を逃がす大甘判決(『FACTA 2023.5』)
(6)日航ジャンボ機を撃墜したとの疑いがある自衛隊練習用ミサイル(青山透子『日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす』河出書房新社)
(7)日本は独立国家なのか、日米安保・地位協定体制と砂川最高裁判決の「黒い霧」(吉田敏浩『サンデー毎日 2025.6.15,22』)


1.東電株主代表訴訟 原告逆転敗訴、「13兆円払わなくてもいい」判決

◆福島第1原発事故めぐる株主訴訟、最後に裁判長が言ったこと 東京電力旧経営陣の賠償責任認めず 東京高裁:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/409797

(関連)福島第1原発事故、問われなかった東京電力の責任「安全よりコストの無責任体質」は今の経営陣にも:東京新聞
 https://x.gd/v2qvR

「13兆円超の賠償命令から一転して、東京電力旧経営陣の責任を否定した東京高裁判決。これによって福島第1原発事故を巡る主要な民事や刑事の三つの裁判は、いずれも東京電力旧経営陣や国の責任を認めず、被災者や株主側の訴えは退けられる結果となった。追い風を受けるように、事故当事者の東京電力は原発の再稼働に突き進もうとするが、世界最悪レベルの原発事故を起こした企業体質は変わらない。」(東京新聞)

▼判決書、弁護団声明など
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-450.html

▼報告集会の動画
 https://youtu.be/PyH6ElhkO8Y?si=CepZrov_gODp_9HU

(関連)福島第一原発事故 東電旧経営陣の責任認めず 1審と逆の判断 東京高裁 - NHK - 福島第一原発
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250606/k10014827481000.html

 <社 説>

(1)<社説>東電株主訴訟 原発事故の責任どこへ:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/410145?rct=column

(2)<社説>東電株主訴訟控訴審 誰も責任を負わないのか - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-4311789.html

(3)(社説)東電株主訴訟 甘い判断 問わぬ理不尽:朝日新聞
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16230426.html?iref=pc_rensai_long_16_article


 <田中一郎コメント>
 裁判の概要や判決は各報道をご覧いただくことにして、私からは若干の補足的コメントをいたします。

(1)13兆円の損害賠償を旧東電経営陣に命じた第1審の判決は、一種の「ヤラセ」(茶番)であり、裁判長の朝倉佳秀の履歴に「箔をつける」とともに、脱原発派の「ガス抜き」を狙ったものではないかと私は思っている。この1審裁判長の朝倉佳秀は裁判所組織内ではエリート裁判官の1人であり、将来の最高裁判事・最高裁長官の候補者の1人と推察する。その幹部エリート候補に「リベラル判決」の履歴を持たせることで、朝倉佳秀という人物は「立派な裁判官である」という「虚像」を創り上げておきたかったのではないか。また、1審から「門前払い」の判決を出すと脱原発派の反発もそれだけ強くなるので、ガス抜きを兼ねて原告全面勝訴の判決を下させたのでしょう。地裁判決など、高裁や最高裁で何とでもなるので、地裁で原告を勝たしても構わないという判断を裁判所はしていたのだろうと推測する。

(関連)朝倉佳秀 - Wikipedia
 https://x.gd/KeXGI

(「2017年4月1日東京地裁部総括判事、2019年内閣官房内閣審議官などを経て、2020年10月26日東京地裁部総括判事」(上記Wikipediaの一部抜粋)=首相官邸と裁判所が「人事交流」をしているのが見て取れる。こういうことを平気でやっているから今回のような判決が出てくることになるのだ。ところでこの人事異動から見て、「東電株主代表訴訟2012年提訴、2022年7月に1審判決」なので、朝倉佳秀がこの裁判の裁判長に就任したのは2020年10月以降ということか? 東京地裁部総括判事から内閣官房内閣審議官に出向し、再び東京地裁部総括判事に戻ったというところが気になる。内閣官房に行って何を「相談」していたのか?:田中一郎)

私が東電株主代表訴訟での朝倉佳秀裁判長の判決を「ヤラセ」(茶番)だと感じた契機は、下記の東京地裁での「東芝株主代表訴訟」での判決だった。同氏は東芝の株主代表訴訟に於いても裁判長をやっていたそうだ。そしてこちらの判決では、下記の月刊誌『FACTA』記事にもあるように、かつての東芝幹部たち(被告)の、会社を事実上つぶすまでの放漫経営と(最大の要因はアメリカの原発メーカーであるウェスチングハウス(WH)を破格の値段で買収したこと)、その結果、極度の経営不振に陥った会社の決算を粉飾するという大罪を、具体的にほとんど認めることなく、わずかの賠償を命じただけで終わらせた(2審では全面無罪)。もし朝倉佳秀が「正義の味方」の良識のある裁判官なら、東芝に対してこんな甘い判決は出すはずがないと、私は思ったのである。ということは、東電株主代表訴訟の方は、多分に政治的に動いた結果なのではないか、と想像力を働かせたのだ。

◆(別添PDFファイル)東芝の「巨悪」を逃がす大甘判決(『FACTA 2023.5』)
 https://news.facta.co.jp/article/202305003.html

(『FACTA』は通販の月刊誌なので、図書館等でご覧になるか、定期購読されてください)
 https://facta.co.jp/outline/

そして、その私の判断の是非は、東電株主代表訴訟の高裁での控訴審の判決の結果で明らかになるだろうと考えていた。恐らく私は原告が敗訴するだろうと思っていたし、2審判決までのこれまでの各地での原発関連の裁判での判決の状況を見る限りでも、司法・裁判所などにはもはや期待できないと思っていたので、6/6の東電株主代表訴訟2審判決は「予想通り」となった。そして、如何に「予想通り」とはいえ、怒りがこみあげてきて、それを押しとどめるのに苦労をした次第である。

福島原発事故関連の裁判では、以前にも申し上げたことがあるが、①東電刑事裁判(最高裁まで行って3審とも原告敗訴)、②東電株主代表訴訟(今回2審で敗訴=上告予定)、各地の福島原発事故損害賠償裁判(2023年6月17日の最高裁判決での原告敗訴以降、原告敗訴が下級審で続く)、原発事故後の国や自治体の放射線防護政策のひどさを追求する裁判(「子ども脱被ばく裁判」と「井戸川裁判」=うち前者は最高裁まで行って3審とも敗訴、「井戸川裁判」は来たる2025年7月末に第1審の判決が予定されている=情勢は厳しい)、原発メーカー訴訟(早々に原子力損害賠償法(=違憲)を根拠に3審とも原告敗訴)、といった状況にあり、一部を除いて、ほぼ全部で被害者側・追及する側の敗訴となり、日本の司法・裁判所は、福島原発事故の責任とその償いを加害者=東京電力や事故責任者=国に「取る必要はない」と言い放ったわけである(東京電力による被害者への賠償は、基本的に原子力損害賠償法に基づく「無過失責任」によるもので、この法律のこの「無過失責任」条項も間もなく葬り去られようとしていることを忘れてはならない)。

(東京電力の責任を認める判決もあるが、責任を認めても、それで賠償金額が増えるわけではない=被害者をバカにしていると思われるような「スズメの涙」にもならないような「はした金」で、裁判所は全ての損害賠償裁判で原発事故被害者を切り捨てた=いわば今世紀最大の人権侵害が私たちの面前で展開されているということだ。私は体が震えるほどの怒りを感じるし、明日は我が身で、今度は自分が原発事故により同様の悲劇に見舞われ、国から切り捨てられるだろうと想像し、更に怒りと恐怖が増していく状況である。この国はいったいどうなってんだ!!)

さて、今や戦後最大どころか、世界最大規模の「刑事犯罪巨大原発事故」について、その責任や償いを無罪放免してしまった日本の司法・裁判所のおかげで、今後どのような影響が出てくるかを、今思いつくところで個条書きにしておく。

一連の原発関連裁判の不当判決の積み重ねにより、日本の司法・裁判所は「邪悪を追認する反社会的勢力に転落した腐敗司法」となったわけで(「腐敗」については下記で簡単に説明します)、その結果日本は「法治国家」から「放置国家」となって、権力巨悪の犯罪はますます増長してはびこるようになり、悪貨が良貨を駆逐していく腐敗堕落の没落を経て、やがて再びの原発過酷事故などにより(他に対米隷属戦争がある)滅亡していく羽目になるであろうということだ。まさに福島原発事故が「第二の敗戦」のごときありさまとなり、誰もこの原発の手抜き管理による破局事故の責任を取らず取らせず、被害の賠償も保障も事実上棚上げにされていく。被害者は、まずは財産的に決定的な打撃を受け、続いて恒常的な低線量被ばく(外部被曝・内部被曝)による深刻な健康被害も現れ、その結果、加害者=東京電力や事故責任者=国からは、きちんとした償いも補償も受けることなく切り捨てられて、闇から闇へと葬られていくであろうことが推測される。

これはまるで80年前のアジア太平洋での侵略戦争で大日本帝国が犯した戦争犯罪(例:中国大陸での「三光作戦」やシンガポール華僑知識人の大量虐殺=リクアンユー自伝にも出てくる)について、誰も何一つ責任を取らず、ただ日本を占領した米国を中心とした連合軍による軍事裁判のみが実施されただけに終わった、あの時とそっくりの展開になってきた。

(先の大戦当時、空襲を受けた都市では、逃げる人間は非国民とされ、集団でバケツリレーで消火活動を行えという強制が行なわれ、それによりたくさんの人々が空襲の犠牲となった=翻って福島原発事故では、放射線被曝を回避するため福島県から避難した人々に対して、加害者側の権力がバッシングを行い、そのちょうちん持ちたちが避難者を非国民扱いし、被害者が事故後に更に社会的被害を受けるという事態が現出している。そして日本の司法・裁判所は、ここでも被害者の人権を守るどころか、加害権力側の追認者となり、もう1人の「ちょうちん持ち」ヨロシク、被害者を叩く「ちょうちん判決」を出し続けているのが今日の状況である。私は、この国のかような弱者・被害者踏みつけの在りようを耐えがたいと感じている。)

従って、私の結論はこのメールの表題に書いた通りである。「裁判所での闘争から裁判所に対する闘争に切り替えましょう」=そのココロは、日本の司法・裁判所をいったん叩き潰し、改めて「まともな裁判官・検察官による、まともな司法・裁判所・検察を創り直しましょう」ということです。そのやり方を下記にまとめておきました。そこにも書いていますが、今回の東電株主代表訴訟2審判決の裁判長・裁判官どもを含め、およそ巨悪を見逃し、罪なき無垢な被害者を踏みつけにする、極悪判決を下した裁判官どもは、時効なしの「裁判官弾劾裁判」にかけ、司法界のみならず法曹界から永久追放(第二次公職追放)する必要があると考えています。司法権力を濫用してロクデモナイ判決を濫造する裁判官どもに対しては厳罰を持って臨むべし、これが私の結論です。裁判所は不当判決の屁理屈製造所ではないのですから。

◆(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html


 <(今のままの司法を続けた場合の)今後予想されるこの国の進路>

(1)今日の司法・裁判所は様々な方面でロクデモナイ判決を濫造し、日本社会の破壊に大きく寄与している(その例を下記にいくつかご紹介している)ため、日本の法治主義は形骸化し、権力や財力のあるものが好き勝手をやる社会が次第にできてくる。支配権力の周辺にいる巨悪の犯罪者は裁かれず罰せられず、無実の人が冤罪で裁かれ処刑されていく、この無残なサカサマ事態が今以上に広がるだろう。

(2)原発・核燃料サイクルについて言えば、福島原発事故のような過酷事故を引き起こしても、何らの責任を取らされるわけではないので、今以上に経営や原発管理は弛緩して放漫丸出しとなる。やがて第二の原発・核燃料サイクル施設過酷事故を引き起こして、日本列島は悲惨な放射能汚染状態に沈み、同時に際限のない円安や株安などを招いて経済的にも破綻、大半の国民は、安全に住むところもなく、安全な食べ物や水もなく、地獄の状態に放り込まれることになるだろう。

(3)福島原発事故により環境放出された大量の放射能に対する環境規制も進まず(規制せよという訴えは、今のところことごとく裁判所で排除されている)、低線量放射線被ばくによる健康障害の晩発的発現が、今後大きく懸念される。しかし、今日の司法・裁判所をこのままにしておく限り、福島原発事故による健康被害は、ほんの一部の例外を除いて公式に認められることはなく、被害者は時間の経過とともに切り捨てられ、闇の中に葬られていくことになるだろう。福島原発事故の次に来る原発過酷事故の場合も、福島原発事故以上にデタラメな方法で放射能汚染や放射線被曝被害が隠蔽され、同様の国家犯罪が継続されることになる(既に原子力「寄生」委員会・「寄生」庁により、過酷事故時の初期被ばく隠蔽のための対策が次々と決定されている状態だ:例 「スクリーニング」の新たな決まり)。

もう一度、申し上げる。「日本の邪悪を追認する反社会的勢力に転落した腐敗司法を許すな!=裁判所での闘争から裁判所に対する闘争に切り替えましょう」=司法権力濫用の館=日本の裁判所を叩き潰せ!!


2.(腐敗)原子力ムラと一心同体化している5大法律事務所と癒着し、人的交流などで団子状態となった日本の裁判所

◆(報告)「大手法律事務所に支配される最高裁!東電刑事裁判で改めて問われる司法の独立」(後藤秀典さん:福島原発刑事訴訟支援団)(2)「(第50回)福島県民健康調査検討委員会」:小児甲状腺がん悪性370人- OurPlanet-TV- いちろうちゃんのブ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/02/post-866608.html

(関連)ルポ司法崩壊-後藤秀典/著(地平社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034733907&Action_id=121&Sza_id=C0

(関連)(腐る日本の司法・裁判所&原子力ムラと団子状態の法曹界)6.17福島原発損害賠償訴訟で民訴法違反の原告敗訴判決を下した最高裁裁判長=菅野博之が、関連裁判被告東電の弁護代理人法律事務所に天下り(他にも多数の事例)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-b3e3cc.html

(この617判決では、三浦守裁判官の少数意見というものが付いていました。三浦守という最高裁判事は元検察官だった人物で、私は同氏の在任中の詳細は知りませんが、この世界に詳しい人に言わせれば、あの少数意見のような社会正義の判決文を書くような人間とは思えないのだそうです。私はこれも「ヤラセ」(茶番)の一種だと見ていて、その狙いは原告(原発事故被害者)及び原告応援団の「ガス抜き」だったと見ています。何故なら、この三浦守は、下記の「子ども脱被ばく裁判」の上告をケンモホロロに棄却した時の最高裁の裁判長で、かような人物があのような立派な判決文を書くわけがないと判断しました。「子ども脱被ばく裁判」の1審福島地裁(遠藤東路裁判長)、2審仙台高裁(石栗正子裁判長)における判決文はいずれもひどいもので、かような判決文を許せば、また再び同じことが起きるであろうと思わせる、最悪の判決でした。高裁への差し戻しくらいを命ずるかと思いましたが、そんなことはお構いなしで、三下り半の判決文により棄却しています。

(関連)「子ども脱被ばく裁判」上告棄却に怒りを持って抗議:このままでは同じことがまた起きる=福島原発事故により子どもたちが被ばくするのを防ぐ何らの措置も取らないどころか、放射能の危険性をごまかし、被害を隠蔽し続ける政府・福島県・自治体- いちろうちゃんのブロ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-1f29a8.html

(関連)最高裁の「棄却」決定に抗議します!-子ども脱被ばく裁判ホームページ
 https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2024/12/blog-post.html


3.(メール転送です)東電刑事裁判、最高裁の上告棄却決定 & それに対して抗議する声明(福島原発告訴団)他 福島原発事故の責任を誰も取らない・取らせないこの国の異様と異常、最高裁以下、日本の司法・裁判所を解体せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/03/post-03bdc8.html

 <田中一郎コメント>

 福島原発事故をめぐる裁判の中でも、脱原発派の注目は、この東電刑事裁判に最も集まったが、しかし、原発事故防止の観点からは、東電刑事裁判よりも東電株主代表訴訟の方が「実効性」が高く重要である。もしも東電株主代表訴訟の1審判決がそのまま確定して今後もその判決に従うことになれば、原発運営電力会社の幹部どもが、今のままの原発手抜き管理を続けて過酷事故を起こせば、全財産をもってしても償いきれないほどの巨額の(兆円単位の)賠償金を取られるということになるので、おのずと原発運営から離れるか、原発を続けるにしてもその安全管理には万全を尽くすだろうからである。13兆円などという金額の賠償金を、株主代表訴訟に備えての経営者損害補償保険でカバーすることも不可能である。有罪判決が出ても、執行猶予付きか、厳しくても数年程度の実刑判決となるであろう刑事裁判などよりも、株主代表訴訟の方が、原発経営者にとっては大きな脅威であるからだ。しかし、いずれにせよ、日本の司法・裁判所が、原発過酷事故から国民と国土を守るまともな組織だったら、東電株主代表訴訟も東電刑事裁判も原告勝訴の判決で終わっていただろうと思われる。まともでない裁判所などは、この日本には要らない。


4.提訴報道で名誉毀損〜OurPlanet-TV敗訴
 https://www.ourplanet-tv.org/50974/

(下記はメール転送です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
OurPlanet-TVの報道が名誉毀損であるとして、社会学者の開沼博氏がOurPlanet-TVを訴えた裁判は、本日14時判決をむかえ、東京地裁は原告・開沼氏の訴えを認める判決を下しました。

大寄麻代裁判長は、OurPlanet-TVの配信している記事と動画について、原告の社会的地位を低下させたとして名誉毀損の成立を認め、OurPlanet-Tに55万円の支払いを命じました。

News「提訴報道で名誉毀損~OurPlanet-TV敗訴」
https://www.ourplanet-tv.org/50974/

OurPlanet-TVとしては、この判決は、報道機関が第三者の声を伝えることによって成り立っているという前提を理解しない、極めて問題のある判断であると考えます。

OurPlanet-TVとしては控訴を検討中です。みなさまからの財政的なご支援を、心よりお願い申し上げます。
https://www.ourplanet-tv.org/topics/45791/

*判決文
 https://www.ourplanet-tv.org/wp/wp-content/uploads/2025/06/hanketsu20250606.pdf

*東京地裁判決に対するOurPlanet-TVの声明
 https://www.ourplanet-tv.org/wp/wp-content/uploads/2025/06/seimei20250606.pdf

(中略)

判決をうけての報告会を、小川隆太郎弁護士、ジャーナリストの金平茂紀さん、七沢潔さんとともに行います。

*判決報告会 ※ハイブリッド開催
 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_RpweKKCDQqaxIOG_kbRu5w

引き続き、本訴訟にご関心をお寄せいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(この判決も許しがたいデタラメ判決だ。こんな判決がはびこれば、この国の言論・表現の自由は踏み潰され、報道の自由も妨害されて、さながら、かつての旧ソ連・東欧諸国や、今日の中共中国・北朝鮮のようになってしまうだろう。後先見極めずに、何という愚かな判決を下すのか。そもそも日本国憲法違反の判決である。自己保身あるいは支配権力忖度だけで判決を書いてくるのなら、裁判官など辞めちまえ! この判決を下した大寄麻代裁判長以下、3人の裁判官も、弾劾裁判の上で公職追放だ。:田中一郎)


5.「JAL123便ボイスレコーダー公開請求」裁判は最高裁まで3審で敗訴

(下記はネット検索の結果です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 1985年の日航123便墜落事故に関するボイスレコーダー(音声記録装置)とフライトレコーダー(飛行記録装置)の生データの開示を求めた裁判において、最高裁判所は上告棄却および上告受理申立の不受理を決定しました。これは、遺族が日航に事故機の記録開示を求めた訴訟の最終的な判決です。

◆訴訟の背景:
 1985年8月12日、日航123便が御巣鷹の尾根に墜落し、乗客乗員520人が死亡しました。

◆遺族の主張:
 遺族は、夫や家族を亡くした遺族として、事故原因を明確にしたい、夫や家族がどのように死に至ったかを知りたい、プライバシー権に基づき事故機のデータを開示請求できると主張しました。

◆裁判経過:
 1審の東京地裁では、遺族の請求が棄却されました。
 2審の東京高裁でも、1審の判決が支持され、遺族の請求が再び棄却されました。
 最終的に、最高裁判所も上告を棄却し、裁判は終結しました.

◆裁判所の判断:
 裁判所は、ボイスレコーダー等の記録は個人情報に該当しない、プライバシー権に基づく開示請求は認められない、日航に事故原因の解明への協力義務はないなどの理由で、遺族の請求を棄却しました.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(史上最悪の犠牲者数を出した日航ジャンボ123便の墜落は、事故ではなく「事件」だった。その大きな根拠となりうる同機のボイスレコーダー&フライトレコーダーの公開請求裁判が、3審でことごとく、説得力のある理由もなく原告敗訴となっている。自衛隊の練習用ミサイルで撃墜された疑いが濃厚の、この日航ジャンボ123便の墜落は、ミサイルが当たった垂直尾翼が相模湾に落ちて沈んでいて、その場所もわかっているのに引き上げようともしない、そのおかしさとともに、ボイスレコーダー&フライトレコーダーの隠蔽とともに、国家犯罪として闇から闇へと流されようとしています。政治の力で食い止めましょう。それがせめてもの犠牲になった方々への供養でもあります。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)日航ジャンボ機を撃墜したとの疑いがある自衛隊練習用ミサイル(青山透子『日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす』河出書房新社)
 https://drive.google.com/file/d/1ZLrPQ-FNAV9I_FwIVBFxIFM6pyU0-3W7/view?usp=sharing

(関連)(必読新刊書)JAL裁判 日航123便墜落事件-青山透子/著:何故ボイスレコーダーは公開されないのか!? 日航ジャンボ123便は「墜落」ではなく(陸自の練習用ミサイルによる)「撃墜」だったという疑いが濃厚- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/12/post-25c2a1.html

(関連)青山透子氏著書 一覧
 https://qr.paps.jp/TIZv7

(関連)マンガ誰も書かない「真実」日航123便はなぜ墜落したのか-森永卓郎著 青山透子監修 前山三都里マンガ(宝島社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034632441&Action_id=121&Sza_id=C0

(関連)日航123便はなぜ墜落したのか 水島朝穂早稲田大学教授
 http://www.asaho.com/jpn/bkno/2010/0809.html

(関連)日航123便墜落ー真相究明に政治の言論封殺 「紙の爆弾」雑誌にインタビュー掲載中 - 青山透子公式サイト 日航123便墜落の真相
 https://tenku123.hateblo.jp/entry/2025/06/06/012949


6.砂川事件裁判長の「不適切行為」を認めた判決なのに… アメリカ側への情報漏えい訴訟、原告が敗訴に憤り:東京新聞デジタル (控訴審判決です=現在、最高裁に上告中)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/383046

(関連)(別添PDFファイル)日本は独立国家なのか、日米安保・地位協定体制と砂川最高裁判決の「黒い霧」(吉田敏浩『サンデー毎日 2025.6.15,22』)
 https://www.yodobashi.com/product/100000086602816064/

(関連)日米安保と砂川判決の黒い霧 - 吉田敏浩著 彩流社
 https://www.sairyusha.co.jp/book/b10015508.html

(田中耕太郎最高裁長官による不公正な裁判により、歴史的な銘判決だった伊達(秋雄)判決は権力的に葬り去られました。その理不尽さについての解説は上記の吉田敏浩氏の著書をご覧になっていただければと思います。「統治行為論」などという「憲法判断回避=違憲立法審査権行使からの逃亡」を合理化した、全くバカバカしいまでの屁理屈がこの時に生まれ、戦後日本の司法は、日本国憲法の下で、この時に死んだのです。今日の司法・裁判所は、その屍が生き続けて国民弾圧と巨悪を追認する「ゾンビ司法」として、今もなお機能し続けています。有権者・国民は、まずもってこれを完璧に退治する必要があるのです。砂川裁判は戦後日本の司法・裁判所の堕落の原点です。:田中一郎)


このほかにも、日本の司法・裁判所は、様々な分野で、山のように不当判決=ガラクタ判決を大量に濫造し、日本社会の破壊行為を追認、今日の日本の没落に大いに寄与しています(その代表格が、上記の原発関連裁判であり、各種スラップ訴訟であり、安保法制違憲訴訟であり、JAL裁判であり、砂川裁判国賠訴訟であり、生活保護費削減違憲訴訟などです)。この日本破壊勢力に属する反社会的組織=日本の司法・裁判所を一刻も早くぶっ潰し、ここを占拠している腐ったヒラメ裁判官どもを「第二次公職追放」にして、本当の意味で法治国家と日本国憲法、そして平和と国民主権と基本的人権を守る、新しい「ホンモノの裁判所」を創っていきましょう。主権者は私たちです。その気になればできないはずはないのです。
草々

2025年6月 3日 (火)

(他のMLでの議論)野田佳彦「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、「三本の矢」(れいわ、共産、社民・新社)を軸とする新たな「市民リベラル(ホンモノ)」党派を立ち上げ、「世直し」勢力総結集で政治を大きく変えていきましょう

前略、田中一郎です。
(他のMLでの議論です)


1.(5.27)「共同テーブル」集会(第16回シンポ動画公開 : 私たちが実現を望む政策はこれだ!)での私の発言
 https://www.kyodotable.com/
 https://www.youtube.com/watch?v=9ondXFyWO4Q&t=6168s

 1時間44分あたりのところで私から発言をいたしましたが、発言途中でさえぎられ、申し上げたかったことが全く伝わっておりません。改めて下記に簡単に申し上げようとしたことを箇条書きにしておきます。また、5月29日開催の「新ちょぼゼミ」でも若干の時間でこの件について話しておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。

◆(5.29)「新ちょぼゼミ」(最初の6分30秒くらいのところから数分間)
 https://www.youtube.com/watch?v=7hfY6NOMptk&t=399s

 <私の発言の主旨>

1.野田佳彦「脱憲反民主党」を野党第1党から降ろし、「三本の矢」(れいわ、共産、社民・新社)を軸とする新たな「市民リベラル(ホンモノ)」党派を立ち上げ、「世直し」勢力総結集で政治を大きく変えていきましょう。狙いは「日本政治の対立軸=争点の明確化」です。

(1)馬鹿な大将、敵よりこわい

*アベスガキシダイシバ自公政権が国会に出してくる大半の「戦争準備法」や「新治安維持法」の多くに賛成(最近では「経済秘密保護法(SC法)」や「能動的サイバー防御」法に賛成)。また、対米隷属的態度は自公政権とほとんど変わらない。
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2025051600923&g=pol

*原発再稼働を容認し、いつまでたっても脱原発に着手しようとしない(例:脱原発を具体的に実施する各法の案(脱原発ロードマップ)を提示せず基本法案のようなものを作って事実上の棚上げ、他方で、原発再稼働を容認する発言が相次いでいる)

*国家財政や大企業の利益を国民生活に優先させるような経済関連法や経済政策を持ち込んだり(消費税減税については野党の中で唯一最後まで抵抗)、国民生活向上の経済政策を展開するのかどうかも怪しい限り(2009年政権交代の反省なし)。

*「失敗団子3兄弟」の泉健太、枝野幸男、野田佳彦と、「刺身のツマ」のような新米議員である吉田晴美の4人で「茶番の代表選挙」を展開(最初から野田佳彦か枝野幸男かの選択であることが党内では自明だった=吉田晴美に支持者を融通していた)。有権者・国民をバカにしているのではないか。こんな代表で選挙に勝てるわけがないのに、自己都合だけで代表を決める愚かなことを繰り返す。

*2009年の「口先やるやる詐欺」政権交代から約15年が経過したが、選挙では敗北を続け、今もまだ得票を増やして政権の奪還できるような雰囲気は全くない。それでいて小選挙区制に固執したり、与党の自公政権と馴れ合いをやり「御しやすい野党第1党」(山本太郎氏)と言われたり、対決すべき相手である「日本維新の会」と選挙協力をしてみたり(小沢一郎氏が仕掛け人)、御用組合「連合」の「下僕」のような態度でいたりと、野党第1党にはふさわしくない愚かなことを繰り返している。

◆衆議院選挙2024 選挙結果 -衆院選- NHK
 https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/

(立憲民主党は得票を増やして議席増となったのではなく、従来、自民党や公明党に投票をしていた有権者が棄権したか国民民主党に投票したため、小選挙区マジックで浮上して議席を増やしている。この選挙を立憲民主党の勝利と見るのは甘い。)

(2)新たな「市民リベラル(ホンモノ)」党派の「四本の柱」の政策

*積極的日本国憲法主義(国民主権、徹底平和主義、基本的人権、三権分立、地方分権自治)

*再稼働ナシの脱原発・核燃料サイクルは即時廃棄

*国民生活最優先の経済政策(①セイフティネットの拡充(生活保障制度)、②労働力政策の抜本的改革(働く人が主役)と失業対策の拡充、③地方再生と農林水産業の復興、④子育て支援と保育・教育、⑤老人及び身障者の介護、の5本の重点政策)と、税財政の抜本改革(大軍拡予算の中止と、税金を払わない4悪を退治、消費税はまず減税他)

*「政治とカネ」問題の最終解決と選挙制度の抜本改革(少なくとも衆議院は小選挙区制から完全比例代表制へ)

(関連)(レジメ)税制改正のポイント(田中一郎 2025年4月17日)
 https://drive.google.com/file/d/1D36HEQLpc8Tw9pnXHxW3jLDOLZTEN89D/view?usp=sharing

(3)新たな「市民リベラル(ホンモノ)」党派の「三本の矢」

 山本太郎「れいわ新選組」、日本共産党、社会民主党・新社会党の3党が軸となるべく、強力な政治協力体制を敷き、WINWIN関係を前提に選挙協力や国会内での統一会派など、具体的な政治行動で日本政治の抜本改革を目指す先頭に立つ。立憲民主党リベラルや沖縄の風など、3党以外のリベラル政治家とは、党派ではなく固有名詞で個々に協力関係を築く。政権獲得後は山本太郎氏(「れいわ新選組」)が総理大臣候補となるのが自然(若い世代を中心に支持層を拡大していることがその理由)。

*山本太郎「れいわ新選組」と日本共産党はケンカをやめてください。

*山本太郎「れいわ新選組」は「オレサマ」型単独行動主義をやめ、連立政権を前提とする野党協力共闘の先頭に立て。

*来たる今夏の参議院選挙では、定数1~3人の選挙区に於いて道府県域を越えた選挙協力を実現し、各党候補者乱立による共倒れを回避していただきたい。(選挙協力は「三本の矢」以外のリベラル議員とも個別に対応を検討(立憲民主党は当面は道府県域越えの選挙協力は困難か?=だからこの党はダメなのだ)。また、その次に来る衆院選でも同様で、小選挙区での選挙協力だけでなく、比例区がブロックで細かく刻まれてしまっていて死票が多いため、更に進んで「比例区にオリーブの木方式」の導入も検討されたい)

(関連)石破自民「参院選戦略」ダダ漏れの体たらく…流出の“内部資料”では野党共闘をピリピリ警戒|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372656


2.鈴木国夫さんからのメール

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質疑と応答(立民は譲るべきは譲って、野党をまとめ政権を目指すべし)

「新しい戦前にさせない」連続シンポジウム第16回 (5/27)
参議院選挙でも与党過半数割れ 次の衆議院選挙で政権交代を目指して!  私たちが実現を望む政策はこれだ! の動画がアップされました。映像も、音声もクリアで、主催者の努力に感謝します。
 https://youtu.be/E3rw27FZTOI

53分 司会者の清水雅彦先生が、鋭い直球質問をしました。「立民は譲るべきは譲って野党をまとめ、政権を目指すべき。なんで偉そうなのか」「共産党は1人区で競合候補を出している」。この質問に対して、続けて立憲民主党の落合貴之 衆議院議員と日本共産党の吉良よし子 参議院議員が答えていますのでご覧ください。

【注釈】実はこの「なぜ共闘しないのか」という問いに対する答えは、東京の10年間の市民と野党の共闘の積重ねが「やれば出来る」と実証しています。共闘以前の2014年に東京の小選挙区で当選出来たのは、長妻さん1議席だけでした。それが2024年には15議席獲得まで前進しています。
 http://tunagu2.jimdo.com/

落合議員も、共闘により小選挙区(世田谷)当選した一人です。また共闘で当選した手塚よしお議員は、東京都連の幹事長として東京全域を調整する推進役となっています。その流れは定着しており、今回の都議選でも1から3人区の予定候補者は、競合しないようかなり調整されています(次の課題は相互応援です)。立民、共産だけではなく、下記の少数会派も一本化枠組みに入っています。

・北多摩第二選挙区  東京・生活者ネットワーク 岩永 やす代
・小金井市選挙区   緑の党グリーンズジャパン(無所属)漢人あきこ

中央レベルで出来ていない共闘を、東京地域で先駆けて出来ている大きな要素は、各種の困難を乗り越える市民と各党の努力の積重ねであると思います。質疑司会の佐高さんが「頑張っている議員を責めることはしてはいけない」と言っておられましたが、頑張る議員を応援し、増やすことが市民が出来る有効な方策と考えます。

初登壇の、参議院選予定候補者、社民党の西さん、新社会党の甲斐さんもそれぞれのキャラを発揮されています。また、後半では、会場からの質問で「新しい市民党をつくったらどうか」「汚染土の東京での実証実験への態度表明を問う」等の質問も出て、それぞれ登壇者が答えています。

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日時  5月27日(火)1 文京区民センター3A
主催  共同テーブル

第1部 私たち(共同テーブル発起人)が望む政策

杉浦ひとみ(弁護士)「選択的夫婦別姓問題など女性問題」
竹信三恵子(和光大学名誉教授)「非正規雇用問題などジェンダーと労働問題」
白石孝(官製ワーキングプア研究会理事長)「民間委託・民営化など自治体問題」
佐高信(評論家)「原発問題」
纐纈厚(山口大学名誉教授)「現在の国際情勢から考える平和問題」
清水雅彦(日体大教授)「教育問題」

第2部 立憲野党はどう受け止めたか   コーディネーター:佐高信

立憲民主党(落合貴之・衆議院議員)
日本共産党(吉良よし子・東京選出参議院議員)
社会民主党(西みゆか・参議院選挙東京選挙区予定候補者)
新社会党(かい正康・参議院選挙社民党比例区予定候補者)

補足:音声は大事です。主催者であれば、別マイクをテープ止め、
または音声出力接続によりクリアな録音が可能です。
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2.私(田中一郎)からの発信メール その1(一部加筆修正)

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立憲民主党なんぞを総大将にしていても、日本の政治は微塵も変わらない

今、ゆっくり論じている時間がないので、簡単に書いておきます。
もし、ある程度人数が集まるのであれば、座談会のような市民の会を設けてもいいですが、その場合、何人ぐらいの方が参加されますか? ご一報ください。

(昨日の「新ちょぼゼミ」で少しだけしゃべっています。下記VTRと、その時のホワイトボードをご覧ください。)
 https://www.youtube.com/watch?v=7hfY6NOMptk

(1)立憲民主党なんぞを総大将にしていても、日本の政治は微塵も変わらない。

(2)東京の衆議院小選挙区では、比較的うまくいっているという感覚があるのでしょうが、それは「部分最適」にすぎない。

(3)立憲民主党、日本共産党、社会民主党・新社会党は、日本全国に目をやれば「総負け状態」(原因はそれぞれの党のオウンゴールによるものが大半=少なくとも、没落・滅亡へ向かう最大の原因である政治を根本転換できていない)。

(4)そんな中、躍進しているのは山本太郎「れいわ新選組」のみ、何故、山本太郎「れいわ新選組」が左翼・左派・リベラル衰退の中で一人躍進しているのか、理由を考えたことがあるか? 何故、山本太郎「れいわ新選組」を中心に左翼・左派・リベラルはまとまろうとしないのか?(犬ザル関係にあった自民と公明が連立を組んで20年以上、政権への固執というか、政権を握って政治を転換しなければいけない、という「絶対的な危機感・使命感」が今のリベラル系野党にはない・感じない)

(5)立憲民主党なんぞを総大将にしていても選挙には勝てないし(東京は例外)、仮に奇跡的に勝ったとしても、再びの「口先やるやる詐欺」のようなことをやり、2009年政権交代の時と同じようなことになるのは必定(いや、もっとひどいことになる)。バカバカしくて応援などしておれるか! ということ。

(6)その東京でさえ、この前の都知事選挙の際に、手塚仁雄(野田佳彦派)をはじめ、立民幹部たちによる「世直し」市民排除の経験をさせられたことをもうお忘れか? 1月開催の市民主催の第1回総決起大会には、立民幹部は誰1人来なかった。お忘れか?

(7)結論=新しい市民政党・党派・政治団体を立ち上げ、「れいわ新選組」+日本共産党+社会民主党・新社会の3党を軸にして、市民を含む「世直し」勢力が結集、立憲民主党に代わって野党第1党の議席を獲得し、ホンモノの「世直し」を実現させる。ホンモノとは、①再稼働ナシの脱原発、②積極的日本国憲法主義、③国民生活最優先の経済政策、④公職選挙法・政治資金規正法・選挙制度の抜本改正、の4つを柱とすることを意味。立民のうち、リベラル議員は、タイミングを見て合流すればいい。ねらいは、政治の対立軸をはっきりさせること、日本の没落・滅亡を防ぐための政治方針を明らかにして、自公維国+野田佳彦「脱憲反民主党」らの日本破壊勢力との対決色を明確にする。総理大臣候補は山本太郎。

(8)危機の時代に、優柔不断のまま、従来の政治迷走にしがみつき、合従連衡を組み立てている限りでは、諸悪の根源である日本の政治を転換させることはできず、近未来に(大日本帝国のごとき)「第二の滅亡」が待ち構えている。

(これが優柔不断がもたらす1つの失敗事例です)

日本学術会議の政府御用代理人をやっていた4人の日本学術会議元・現会長が、アカデミズム抹殺法案が可決される寸前になって、まるでアリバイ行為のごとく「私たちは日本学術会議法案に反対でーす=私たちはリベラルでーす」などと声明を出している。アホか! という話だ。お前らが会長だった時代に、お前らが覚悟を持ってキチンと行動していたら、こんなことにはなっていないし、仮に法案が可決されたら、お前らが中心になって「本家日本学術会議」を創立して、アカデミズムを死守すればいいのだ。闘いもしないで、のほほんといい加減なことをやってきた、この4人こそ、日本学術会議と日本のアカデミズムの正体を現していると言える。そして、法案がどうなろうとも、この連中の態度は変わらない。

追い詰められてから、立憲民主党じゃダメだったんだ、などと騒いでももう遅い!! 決断するのは今しかない。立憲民主党は野党第1党から降りてもらいましょう。
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3.Iさんからのメール

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皆さん、田中一郎さん

今大切なのは、「インド・ガンディーの非暴力・不服従」ではないですか。結果を重視せず、行動することでしょう。ガンディーの思想は憲法九条の実現です。 今の世界は大国が小国を利用している時代です。国連も総会が実権を握らないと世界平和は来ないようです。
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4.私(田中一郎)からの発信メール その2(一部加筆修正)

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Iさん、もう少し具体的に想像してみてください。

容易ではありませんが、働いている組織をクビになっても、左遷されても、不服従を貫いたとします。まず、経済的に非常に苦しくなります。

その上で、政治の方は従来と変わりませんから、好き勝手なことをやるでしょう。それで私が心配をしているのは、①原発・核燃料サイクル施設の過酷事故です。今のまま行けば近未来に再び必ず起きます。お約束してもいい。これにより、際限のない円安に食料や物資の極端な不足が発生する可能性が高い。放射能で汚染したものは食べられませんからね。地獄ですよ。不服従していてもラチはあきません。

②戦争です。しかも対米隷属下で、米国の代理戦争のような戦争をして、そして、日本は今のウクライナのようになる。そこで抵抗ですか? 不服従ですか? 非国民扱いされますよ。日本が対米隷属の米国代理戦争に突入した後では不服従や抵抗は非常に困難になるでしょう。

そんなことが起きる前に、日本の政治を変えることに全力を挙げた方がいい。全力を挙げたけれども変わらないとしたら、その時は運命だと思ってあきらめましょう。日本を去るのもいいかもしれません(但し、経済的に余裕がないとできない)。

「インド・ガンディーの非暴力・不服従」は口で言うほどたやすくはありません。原発建設や再稼働を阻止しようとして、「非暴力・不服従」で座り込んだとしても、ごぼう抜きにされて、それでも抵抗すると公務執行妨害で逮捕されます。どうしますか? インドでは、こん棒でぶん殴られて、身体障害者になったり、死亡してしまった人もいたでしょう。ガンジー自身が暗殺されました。

そういう社会にしないように、今、選挙権を行使して頑張る方が、ずっとずっといいに決まっている、と思いませんか?

イヤイヤ、そんな想像をするのは極端だよ、と思われるかもしれませんが、そう思うことは「甘い」=つまり平和ボケ=一種の「正常性バイアス」です。今の日本は、原発・核燃料サイクル施設過酷事故前夜、& 戦争前夜です。何かを契機として、一気に社会の雰囲気が悪い方に変わる可能性が高まっています。そういうことを引き起こさないためには、ホンモノの政治改革のためのホンモノの政権交代が必要不可欠です。

そして立憲民主党が野党第1党では、それはかないません。そんなところを応援しても意味がない、と申し上げているのです。民主民進党や、立民・国民が、応援するに値する政党なら、2009年の政権はあんな形で終わりはしなかったし、その後も、とうの昔に政権交代を実現していたでしょう。15年近くも付き合って応援して、事態はどんどん悪くなり、それでいて立憲民主党は国会でも各種選挙でも運動でも、ろくなことはしない。

ダメなものを応援したところで、ダメはダメ、です。「よりマシ」で選べ、などと、あの立民御用学者の山口二郎が言っていますが、立民は決して「よりマシ」ではないのです。同じ穴のムジナか、より悪い・よりダメ」な政党です。万年負け組で、抵抗している格好をつけているだけです。
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5.再びIさんからのメール

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みなさん田中一郎さん、返信ありがとうございます。

1)容易ではありませんが、働いている組織をクビになっても、左遷されても、不服従を貫いたとします。まず、経済的に非常に苦しくなります。

A1、これは労組問題です。私は労組で永い間役員をやっていました。これは日本共産党が組合分裂させたことです。この分裂より、新入社員は労組に入らなくなり、組合員は激減、非正規従業員は一気増大し、労働運動は確実に後退しました。

2-1)それで私が心配をしているのは、原発・核燃料サイクル施設の過酷事故です。今のまま行けば近未来に再び必ず起きます。お約束してもいい。これにより、際限のない円安に食料や物資の極端な不足が発生する可能性が高い。放射能で汚染したものは食べられませんからね。地獄ですよ。不服従していてもラチはあきません。

A2-1、原発は原爆同様、人類を破滅に向かわせる、創造物です。これに変わる、例えば海水から、水素を産みだす物等を創り出すことでしょう。

2-2)戦争です。しかも対米隷属下で、米国の代理戦争のような戦争をして、そして、日本は今のウクライナのようになる。そこで抵抗ですか? 不服従ですか?非国民扱いされますよ。日本が対米隷属の米国代理戦争に突入した後では不服従や抵抗は非常に困難になるでしょう。そんなことが起きる前に、日本の政治を変えることに全力を挙げた方がいい。全力を挙げたけれども変わらないとしたら、その時は運命だと思ってあきらめましょう。日本を去るのもいいかもしれません(但し、経済的に余裕がないとできない)。

A2-2、田中さんは米軍が去れば、中国が攻めてくる、とお考えですか。これはない、と考えています。これは政治で日中、日韓、日朝の平和共存を成立させることでしょう。この視点がなければ、対米従属は永久に続くでしょう。(米政府はウクライナ・ロシア同様、同じ民族アジア人どうし戦わせようとしています。そうすれば、武器を売り、莫大な利益を上げ続けます)

3)「インド・ガンディーの非暴力・不服従」は口で言うほどたやすくはありません。原発建設や再稼働を阻止しようとして、非暴力・不服従」で座り込んだとしてもごぼう抜きにされて、それでも抵抗すると公務執行妨害で逮捕されます。どうしますか? インドでは、こん棒でぶん殴られて、身体障碍者になったり、死亡してしまった人もいたでしょう。ガンジー自身が暗殺されました。

A3、これはおっしゃる通りです。勿論選挙運動は継続させます。しかし、市民庶民の非暴力・不服従が無ければ、どのような政党が生まれても反動は進みます。(国家とは暴力装置・マルクス)世界中が平和共存を結ばなければ、戦争は無くなりません。

4)そういう社会にしないように、今、選挙権を行使して頑張る方が、ずっとずっといいに決まっている、と思いませんか? イヤイヤ、そんな想像をするのは極端だよ、と思われるかもしれませんが、そう思うことは「甘い」=つまり平和ボケ=一種の「正常性バイアス」です。

A4、私は選挙制度を否定はしていません。

5)今の日本は、原発・核燃料サイクル施設過酷事故前夜、& 戦争前夜です。何かを契機として、一気に社会の雰囲気が悪い方に変わる可能性が高まっています。そういうことを引き起こさないためには、ホンモノの政治改革が必要不可欠です。そして立憲民主党が野党第1党では、それはかないません。そんなところを応援しても意味がない、と申し上げているのです。民主民進党や、立民・国民が、応援するに値する政党なら、2009年の政権はあんな形で終わりはしなかったし、その後も、とうの昔に政権交代を実現していたでしょう。15年近くも付き合って応援して、事態はどんどん悪くなり、それでいて立憲民主党は国会でも各種選挙でも運動でも、ろくなことはしない。

A5.2009年は野田のアホーが解散を許してしまったからです。

6)ダメなものを応援したところで、ダメはダメ、です。「よりマシ」で選べ、などと、あの立民御用学者の山口二郎が言っていますが、立民は決して「よりマシ」ではないのです。同じ穴のムジナか、より悪い・よりダメ」な政党です。万年負け組で、抵抗している格好をつけているだけです。(立憲民主党なんぞを総大将にしていても、日本の政治は微塵も変わらない)

A6、これは同感です。立民の議員にも、野田のアホー状況をいつも言っています。枝野も日米の協力を訴えていますね。これでは防衛費が上るだけで、米国に対する、隷属は深まるだけでしょう。

・・・・・・・
(追)みなさん、田中一郎さん、お世話さま
 社民党で立候補される、花岡しげるさんはどうですか。

米軍撤退、恒久平和、この方がとても面白く、ユニークであり、現実的だと思いますが。私は「米軍追い出しは簡単だと思います」。「駐留経費を日本は出しません。よろしかったら、米国にお帰りください」。これでOKです。米軍がいなくなれば、中国は攻めてきません。

日本と戦争すれば、原発60基ある日本は放射能だらけになり、住めなくなり、韓国・北朝鮮・中国等東アジアは放射能だらけになり、住めなくなります。米政府は・「戦争は金儲けのため」でウクライナ・ロシア、イスラエル・パレスチナ、等戦わせ、米国は兵器を売り莫大な収入をあげています。アフガンから引き揚げた米政府は金儲けに路線を変えています。  
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6.私(田中一郎)からの発信メール その3(一部加筆修正)

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花岡さんだけでなく、社会民主党がもっと大きくならないといけません

花岡さんだけでなく、社会民主党がもっと大きくならないといけません。社会民主主義という、21世紀に於いても有効な政治イデオロギーに立脚する政党が、この国から消えてなくなっていいはずはありません。この政党が苦境にあるのは、逆に、社民党のかわりに立憲民主党などという中途半端でご都合主義の政党が一定の勢力を保っているのは、主体的な要因に加えて、日本の有権者・国民がアホウであることの証左の1つです。何回かの選挙の際に(例えば菅直人政権時の2010参議院選挙)、立憲民主党がいやなら、再び自民党に投票せずに社民党に投票しておけば、あの政権交代はもう少しまともに展開したでしょうし、福島原発事故を含む日本の転落はもう少し食い止められたと思われます。

今回の参院選では、辺野古基地建設反対を含め、沖縄を中心に日本の平和を守り、反戦運動を人生をかけて闘い貫いてきた山城ひろじさんが立候補を予定しています。こういう方々が国会で多数の議席を占めることで、日本の政治は大きく変わる可能性が出てきます。

社民党が衰退していった原因は、社民党自身と有権者との、両方に原因があります。それに適切に対応してこなかったことが今日の厳しい情勢をもたらしていると言えるでしょう。政治は良心的であるだけでは勝利することはできず、従ってまた、それを主体的に変えていくことは困難なのです。様々な情報や知識と共に、知恵が要ります。

日本共産党が再び退潮となり(まるで社会民主党のあとを追いかけるように)、「れいわ新選組」が若い世代を中心に支持を伸ばしている、これが何故なのかを、具体的にしっかりと考え抜いて、試行錯誤で取り組むしかありません。その際大事なことは、概ね同じ方向を向き、同じ政策を掲げている、「れいわ新選組」と日本共産党と社民党・新社会の「三本の矢」は、すくなくとも政治情勢が変わってくるまでは、しっかりと結束して、「世直し」政治の先頭に立つということです。ケンカなんかしている場合ではありません。ケンカは自公維国を相手にやっていただきたい。

中途半端な姿勢でアンシャンレジームの似非対決構図にしがみつき、ニセモノ勢力にすがりついて、事態をどんどん悪化させていく、こんなことは過去の歴史を振り返ればいくらでもあるし、直近では、2024衆議院選挙がそうでした。有権者・国民の投票態度が、「政治とカネ」が焦点の選挙であったにもかかわらず、自公に投票する愚か者や、維新・国民に投票する日和見・中途半端が少なくなく、「世直し」勢力も支援の焦点が定まらないままに総花的なスローガンを掲げ、合従連衡のことばかりに執心していました。結果は、従来から自公に投票していた有権者が棄権したため、小選挙区制度という歪み切った選挙制度の下で、得票を増やさないままに野田佳彦「脱憲反民主党」が議席を中途半端に得たということになり、案の定、新議席で構成された国会では、維新と国民が有権者・国民そっちのけのパフォーマンスをやり、野田佳彦「脱憲反民主党」は政治の争点を明確にできないままダラダラと政局を流し続けて、少数派に転落した石破茂自公政権にとっては「御しやすい野党代表」(山本太郎「れいわ新選組」代表)を担い続けているのです。「ゆ党(ゆちゃく党)」を野党などといって虚偽報道する自公政権忖度報道のマスごみのせいでもあります。

こんな政治はバカバカしい、ふざけるな、と思う人が立ち上がり、私が申し上げているように、自公+補完似非野党との対立軸(争点)をはっきりさせる「世直し」新党に、総力を結集して最終決戦に臨んでいく、これが今時点で最も求められていることです。政治はリアリティと機動力がないとダメですから、既成政党を軸にことを始めるのは当たり前のこと。一定の擬制的結集をこなして、政治を大きく変える=日本破壊勢力を破壊する、このことを日本が追い詰められて、にっちもさっちもいかなくなってしまう前にスタートしていく、それが強く求められているのです。いよいよ戦前の社会大衆党と似たような政党になってきた立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」は、歴史のゴミ箱へ消えていただきましょう。ホンモノのリベラルは「三本の矢」党派に結集すればいい。狙いは政治争点の明確化、そして「石の上にも3年」のみならず「世直し」政治活動の上では10年を覚悟してやっていくのです。

それとも優柔不断を続けて、「世直し」市民が歴史のゴミ箱へ消えていきますか?
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7.Iさんから「最後に一言」

 私は「インド・ガンディの優れているところは」「結果を恐れて、行動を自粛してはいけない」。と述べていることです。自称インテリは言葉だけで行動しないことです。
草々

2025年6月 2日 (月)

(報告)(5.29)再開第10回:オルタナティブな日本を目指して 「トランプ政権とこれからの日本」(孫崎享さん:たんぽぽ舎)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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 去る2025年5月29日、水道橋のたんぽぽ舎に於きまして、「再開新ちょぼゼミ第10回:オルタナティブな日本をめざして:トランプ政権とこれからの日本」を開催いたしました。講師をお引き受け下さった孫崎享様にはご多忙のところ、ご無理を申し上げ、ご講演いただきましたことを心より感謝申し上げます。以下、当日のレジメや録画、関連情報などを添付して簡単にご報告申し上げます。

◆(イベント情報)(5.29)再開第10回:オルタナティブな日本を目指して 「トランプ政権とこれからの日本」(孫崎享さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-2f3b02.html

「トランプ政権の特徴は、①敵味方を厳しく峻別し、敵には報復する、媚びる者は優遇する、②短期的米国の利益の獲得を追求するにある。この基本姿勢の下、トランプ大統領は国際関係において次々に提言をする。だが彼にその提言を貫徹するつもりはない。(中略)私は「トランプ大統領は極めて高い知的能力を有する人物」と思っている。彼のアドバルーン的発言と真の狙いとを峻別する能力が問われる。」「米国が同盟国だからと言って特別の厚遇を与える時代は終わった。そして、経済・安全保障面で米国に依存すれば安全が確保され、経済が繁栄する時期は終わった。日本は今、自ら自己の国益を基礎に外交・安全保障政策を考えなければならない時にいる」(以上、孫崎享さん)。米国に第二次トランプ政権が発足し、日本も含めて世界は「大騒動」となっています。今まで対米従属一辺倒だった日本の外交や安全保障について、いよいよ真剣に考える時が来ています。今回は元外務省の孫崎享氏においでいただき「トランプ政権とこれからの日本」をテーマにお話しいただきます。

講師:孫崎享(まごさき うける)さん
東アジア共同体研究所理事・所長。東京大学法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。大学を中途退学し外務省に入省。外務省国際情報局長、駐イラン大使などを歴任。著書『戦後史の正体1945-2012』(創元社)、『朝鮮戦争の正体』(祥伝社)『私とスパイの物語』(ワニブックス)など多数

◆(当日の録画)20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0
 https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0

◆(当日のレジメ)(別添PDFファイル)どうなるトランプの世界第2次政権始動特徴を読み解く(孫崎享)
 https://drive.google.com/file/d/1OBHRveIQUXbcpXmpic-_PLS_7iR0O_x0/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1OBHRveIQUXbcpXmpic-_PLS_7iR0O_x0/view?usp=sharing

(関連)(別添PDFファイル)(2.19)(簡単なレジメ)立憲フォーラム「トランプ政権とわたしたち=日本の進むべき道」(孫崎享さん)
 https://drive.google.com/file/d/1fA0AedWnwcx79xjIIolStAMixbt2B3bX/view?usp=sharing

(関連)(別添PDFファイル)米・ウクライナ首脳会談が決裂した意味(孫崎享 日刊ゲンダイ 2025.3.7)」
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/368651

(関連)(別添PDFファイル)トランプ政権の政策変更で米国は台湾を「捨てる0」可能性(孫崎享 日刊ゲンダイ 2025.5.23)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372181

(参考)国連憲章テキスト - 国連広報センター
 https://www.unic.or.jp/info/un/charter/text_japanese/

(「第1条(国際連合の目的)第2項 人民の同権及び自決の原則の尊重に基礎をおく諸国間の友好関係を発展させること並びに世界平和を強化するために他の適当な措置をとること」に注目 東ウクライナ問題の解決の基本となる条項:田中一郎)


 <孫崎享さんのご著書>

(1)私とスパイの物語-孫崎享/著(ワニブックス)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034697570&Action_id=121&Sza_id=B0

(2)同盟は家臣ではない 日本独自の安全保障について-孫崎享/著
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034509621&Action_id=121&Sza_id=C0

(3)世界が破壊される前に日本に何ができるか-孫崎享/著 副島隆彦/著(徳間書店)
 https://tinyurl.com/yckjje8z

(4)ゾルゲ事件の正体 日米開戦とスパイ-孫崎享/著(祥伝社文庫)
 https://bit.ly/3XTRK6a

(5)平和を創る道の探求 ウクライナ危機の「糾弾」「制裁」を超えて-孫崎享著(かもがわ出版)
 https://tinyurl.com/5n95ukhu

(6)アメリカは中国に負ける 日本はどう生きるのか-孫崎享/著(河出文庫)
 https://bit.ly/3Je6xUY

(7)アメリカに潰された政治家たち-孫崎享/著(河出文庫)
 https://tinyurl.com/y992k6wb

(8)朝鮮戦争の正体 なぜ戦争協力の全貌は隠されたのか-孫崎享/著(祥伝社)
 https://cutt.ly/JgD79Sr

(9)日本国の正体 「異国の眼」で見た真実の歴史-孫崎享/著(毎日新聞出版)
 https://cutt.ly/FgD75v4

(10)戦後史の正体 1945-2012-孫崎享/著(創元社)
 https://cutt.ly/3gD5flh


 <関連サイト>

(1)日本外交と政治の正体|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2185

(2)孫崎享のつぶやき-孫崎享チャンネル(孫崎享) - ニコニコチャンネル-社会・言論
 https://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga

(3)孫崎享(@magosaki_ukeru)さん - X
https://twitter.com/magosaki_ukeru?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

(4)トランプ政権誕生と国際情勢の劇的変化
 https://kokuminrengo.net/2025/03/30/post-9736/

(5)米・ウクライナ首脳会談が決裂した意味(孫崎享 日刊ゲンダイ 2025.3.7)」
 https://drive.google.com/file/d/1iiS5aJflyMWqSLXOsI6w3G9-oZQ_xd4n/view?usp=sharing

(6)戦争をさせない1000人委員会・立憲フォーラム2 19院内集会「トランプ政権とわたしたち――日本の進むべき道」―講演:孫崎享氏(元外務省国際情報局長) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=JQ_1HDPZxYM

(7)<社説>多極世界と日本 対米追随外交の転機だ:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/388636

(前回)(報告)(9.26)オルタナティブな日本をめざして(第91回)「台湾有事と日本外交・日米同盟」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)(2023年9月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/09/post-35d31b.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html
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草々 

2025年6月 1日 (日)

(報告)(5.29)「新ちょぼゼミ」:「放射線被曝の基本知識(その2):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(2)」(田中一郎:たんぽぽ舎)+「コメの値段が高い」を徹底批判します

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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 さる2025年5月29日、水道橋のたんぽぽ舎に於きまして、「新ちょぼゼミ:放射線被曝の基本知識(その2):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(2)」を開催いたしました。以下、当日の資料と録画をアップして簡単にご報告申し上げます。今回の続きは、来たる6/10の「新ちょぼゼミ」(下記参照)の際に、最初の1時間でプレゼンを行いますので、よろしくお願い申し上げます。

◆(予約必要)(6.10)オルタナティブな日本を目指して:再開「新ちょぼゼミ」第11回: 「バイオテクノロジーと現代社会」(天笠啓祐さん:たんぽぽ舎)+ 「放射線被曝の基本知識(その3)」(BY田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-d98ccb.html


 今回以降、放射線被曝問題に関して、これだけは知っておいていただきたいということを、私が知る限りで全部お話しするつもりでおりますので(逆に、私たち一般市民は「被ばく問題マニア・おたく」ではないので、あまり詳しく難解なことは知る必要はない、と考えています。必要最低限のことをお話しするつもりです)、この機会に放射能と放射線被曝のことをきちんと知っておきたいと思われる方はぜひご参加下さい。次回以降は、ところどころで「質問タイム」も入れて、質疑応答を繰り返しながら進めたいとも思っています(すべての疑問に私が答えられるかどうかは定かではありませんが)。よろしくお願い申し上げます。

◆(当日録画)20250529 UPLAN 田中一郎「シーベルトへの疑問」「放射線被曝評価のインチキ」その他 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7hfY6NOMptk
 https://www.youtube.com/watch?v=7hfY6NOMptk

(必見重要録画)(0-0)追跡!真相ファイル 「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/xncvsv
 https://www.dailymotion.com/video/xncvsv

(国際放射線防護委員会(ICRP)が被ばく防護の基準を、科学的に決めるのではなく政治的に決めているということを立証した貴重な映像です。必ずご覧ください。)

◆(前回)(0-3)(報告)(4.21)「新ちょぼゼミ」:「放射線被曝の基本知識(その1):放射線被曝の評価単位「シーベルト」への疑問(1)」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-ef5b7f.html


◆(当日のレジメ)

(1)(別添PDFファイル)MEMO(ホワイトボード:放射線被曝評価のインチキ)(一部修正)(田中一郎 2025年4月21日)
 https://drive.google.com/file/d/1LwwAMHt4WdZ4guOdQ-WLhdSG2bF3fiDO/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1LwwAMHt4WdZ4guOdQ-WLhdSG2bF3fiDO/view?usp=sharing

(2)(別添PDFファイル)(0-5)MEMO(放射線被曝評価のインチキ:その2)(田中一郎 2025年5月29日)
 https://drive.google.com/file/d/1-ls-iPDylaYlSIW_HppsJ9CFexL_N7mK/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1-ls-iPDylaYlSIW_HppsJ9CFexL_N7mK/view?usp=sharing

(3)(別添PDFファイル)(レジメ)放射線被曝の評価単位=シーベルトはインチキです(田中一郎 2025年4月21日)
 https://drive.google.com/file/d/10ZFAmj0BV0dwuyhIwuwWrSohZurq6qjY/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/10ZFAmj0BV0dwuyhIwuwWrSohZurq6qjY/view?usp=sharing

◆当日の資料など
(先頭についている番号は私が整理のため便宜的に付けているもので無視して下さい)

(1)(別添PDFファイル)(5)被爆者傷害調査の致命的欠陥と被ばく危険の過小評価(中川保雄『(増補)放射線被曝の歴史』明石書店)
 https://drive.google.com/file/d/1hpltEfGF_uZFxHqFuLRgVAn9KIbrITTg/view?usp=sharing

(2)(別添PDFファイル)(5-1)書評:中川保雄『(増補版)放射線被曝の歴史』(明石書店)(天笠啓祐『社会運動 2012.4.15』)
 https://drive.google.com/file/d/1-4qMaeRUZs7mnMH2q8kDhz1BZ62wrWic/view?usp=sharing

(3)(別添PDFファイル)車の炭素繊維 EU禁止案、東レや三菱ケミ 先端素材に打撃、廃棄時 人体に悪影響懸念(日経 2025.4.9)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO87911040Z00C25A4MM8000/

(有害なナノサイズ物質と体内の放射性物質による被ばくの「相乗効果」が懸念されます:田中一郎)
 https://qr.paps.jp/vQd8G

(4)(増補版) 放射線被ばく評価の単位 「シーベルト」 への疑問- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-9ead.html

(冊子化したものを、当日、会場で、¥100で販売しています=印刷費だけをいただいています)

(5)(セシウムの百倍の危険性) 放射性ストロンチウムをなぜ調べないのか- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-cc7b.html

(冊子化したものを、当日、会場で、¥150で販売しています=印刷費だけをいただいています)


◆当日の脱線番外編
 立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」の話と、コメ問題について、ごく簡単にお話ししました。この2点については、別メールにて詳しく書いて別途お送りいたします。

 <コメ問題について私が申し上げた4点を少し詳しくご説明します>

◆(別添PDFファイル)(資料)コメ問題と食料安全保障(一部抜粋)(神山安雄 2025.5.19 立憲フォーラム院内集会)
 https://drive.google.com/file/d/15GJOTu1umB9BsZ2UfeMT7w1jvRPrHqya/view?usp=sharing

(1)精米小売価格4,000円/5kg(0.8円/g)は茶碗1杯分(約65g)にすると52円です。この値段が「高い」と言えますか?(農家の手取りはその半分の約26円) 「高い」という人にお聞きしますが、アンパン1個いくらで売っていますか? ペットボトルの水は1本いくらですか? コーヒー1杯はいくらですか? コメ5kg=4,000円が「高い」などと感じるのは、①今までが安すぎた、②給料や所得が少なすぎる、の2つから来る「錯覚」です。それで更にお聞きしますが、生産者・農家が精魂込めて作ったおいしいコメの値段が、茶碗1杯25円でいいと思いますか? 「それでいいと思う」などと答えるなら、それは生産者・農家をあまりにバカにしていませんか?

(2)「コメが暴騰して高い」は、マスごみに煽られた結果です。そして情けないことに、リベラルや左翼左派を代表するような有識者が一緒になって「高いから何とかしなければいけない」などと、大衆迎合のポピュリズムをやっています。その代表格が金子勝慶応大学名誉教授であり、「羽鳥慎一モーニングショー」の常連メンバーである玉川徹氏(コメを輸入して値段を下げろなどと言っています)です。

(関連)(別添PDFファイル)小泉進次郎農相の「コメ高騰」対策は詰めが甘い(金子勝慶応大学名誉教授 日刊ゲンダイ 2025.5.28) ➾「詰めが甘い」のはあなたも同じです!!(田中一郎)
 https://drive.google.com/file/d/1Lo7AZ3g0SY7KPUkd3WurtIElX0tEDtbT/view?usp=sharing

(当日の録画(上記)の中で、コメを自由に作れるようにして価格が暴落した場合、政府による直接支払いで生産者・農家の所得保障をする場合に、およそ「1兆円」近い財源が必要になるのではないか、というべきところを「1億円」近いと言い間違えています。お詫びして訂正いたします。ところで、こんなことをしても益々コメ余りが生ずるだけで、ミニマムアクセス米と合わさって、毎年1百万トン以上の過剰米に苦慮し、バカバカしくも巨額の税金を突っ込むことになるでしょう。それでいて、日本の食料自給率はちっとも上昇しません。そんなことに財源を使うのなら、コメの生産調整を行い、需要に見合った生産体制を敷くべく、転作奨励金をコメ作収入以上になるよう生産者・農家に交付すればいいのです。これを「減反だ」などといってピンボケな批判をするからおかしなことになるのです。また、学校給食など、米飯需要拡大政策も非常に重要で、有機食材=自校方式=米飯100%の学校給食無料化=現場食育の推進をセットで行うことで、教育再生と日本農業の再興の大きな契機となるでしょう。:田中一郎)

(3)日本は「米を作らせないことに補助金を出す減反政策」など、とうの昔にやめています。実施しているのは、コメの潜在的自給率140%程度、小麦自給率15%前後、大麦自給率10%前後(ビール原料麦はもっと低い)、大豆自給率5%前後、ソバ自給率30%程度、という状態の中で、極力、消費者の有効需要に合わせた生産を行えるよう、コメからその他穀物への転作政策を進めてきています。これが必ずしもうまくいっていないのは、転作奨励金をケチって十分な所得確保のための安定した補助金を出さないため、コメ優先の生産者・農家の経営姿勢が変わらないからです。
 https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/ohanasi01/01-11.html

(4)狭い国土で、山あり岡あり谷あり起伏ありの変化にとんだ土地事情に加え、伝統的な分散錯圃と戦後の農地改革により、1つ1つが小さな圃場のまま、あちこちに散在するという「分散錯圃」が一般的で、そうした農村事情の下で、それぞれの生産者・農家が創意工夫を凝らして付加価値が高い労働集約型の精密農業を展開してきました。これが日本の農産物の高品質と美味の所以です。しかし、1990年頃から、この国は「市場原理主義アホダラ教」政策をこの日本農業にも強引に押し付け、今申し上げた日本農業の長所であり優れた特性であるところの農業文化・稲作文化を踏みつぶし、新大陸型の大規模農業一点張りの政策を生産者・農家に強要したのです。しかし、経営の大規模化は、上記のような事情からコスト削減には必ずしもつながらず、一定規模以上になると逆に手間暇がかかってコストは上昇気味となり、かつ昨今では高齢化・後継者なし・人手不足のため、経営規模拡大そのものが困難になってきています。日本農業における「市場原理主義アホダラ教」政策の破綻です。(その典型のバカ者が山下一仁(キャノン・グローバル)です。)

(5)日本農業は苦労多くして所得があまりにわずかであることに加え、「市場原理主義アホダラ教」政策により政府からも見放され、財界やマスゴミやボンクラ有識者からはバッシングを受け、高齢化して後継者もなく、耕作放棄地が増える中、次第に安楽死状態となりつつあります。日本農業がなくなろうとしているまさにこの時に、小泉進次郎という中身スッカラカンのドアホが農水大臣として登場し、古古古米などを使ってコメの価格破壊を始めました。マスごみが大はしゃぎをしています。この国は間もなく、広範な生産者・農家がいなくなり(特殊な金持ち向けの高価格高付加価値農産物生産者だけが残る)、貧乏人は輸入される家畜のエサ(安かろう、まずかろう、危なかろう)を食う時代がやってくるでしょう。まさに自業自得では??


◆推薦図書・物販

(1)(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

(関連)(必見保存版:報告)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-9c90ec.html

(2)打ってはいけない! ーレプリコンワクチンの不都合な真実ー』(表紙)(川田龍平・堤未果 2024.11)
https://drive.google.com/file/d/1Vt-J50mW0COWf6Tm9pspl5TgY4s_fawt/view?usp=sharing
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EYAda-KorypGuDl3TniisT8BAmy4FhgrsxehcjX41Vu5Mg?e=Aa15R8
(開けない時は2~3度、クリックしてみてください。それでもダメならMSによる言論妨害です:田中一郎)

(3)今だから分かる、コロナワクチンの真実 世界の実態と日本の現実-村上康文/著 山路徹/著(花伝社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034603926&Action_id=121&Sza_id=C0

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(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html
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