« 最重要な裁判「いのちのとりで裁判」=生活保護制度を機能不全に陥れ、経済弱者から「健康で文化的な最低限度の生活」を奪う自公政治と厚生労働省、そしてそれを追認する司法・裁判所の人権侵害トライアングル=制度の抜本改正と運営転換が必要だ | トップページ | 本日(3/9)のちょっとだけ情報:(1)「311子ども甲状腺がん裁判」第13回口頭弁論:判決は3年後他(2)賛同のお願い「共同声明:サイバー安全保障関連法案を廃案に」(3)(緊急3.11)東電刑事裁判不当判決=最高裁への抗議行動 »

2025年3月 7日 (金)

(メール転送です)東電刑事裁判、最高裁の上告棄却決定 & それに対して抗議する声明(福島原発告訴団)他 ➾ 福島原発事故の責任を誰も取らない・取らせないこの国の異様と異常、最高裁以下、日本の司法・裁判所を解体せよ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.福島第一原発事故|ニュース|NHKアーカイブス
 https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009030366_00000

(福島原発事故を忘れた最高裁(サイテーサイ)が福島原発過酷事故犯罪人たちを無罪放免にしています。あれだけの悲惨な事態をまねいた「原発手抜き管理責任者」を「しょーがなかったね、責任ないよ」だそうです。日本の司法・裁判所は一旦、叩き潰す必要があります。既に機能しなくなっており、巨悪を見逃し、基本的人権を踏みにじり、社会正義を無視して、無実の人々を死刑にしています。日本の法治国家を崩壊させています。今回もその1例となりました。ですので、「裁判しました、負けました、終わりました」ではダメです。主権者として日本の司法組織・裁判制度を抜本転換すればいいのです。福島原発事故とNHK朝ドラ「虎に翼」を思い出しましょう。:田中一郎)

(関連)連続テレビ小説 虎に翼 総集編 ブルーレイ PR動画 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=dvXRSho74nw


2.大事な(関連)イベント

(1)(チラシ)(5.13)福島原発さいたま訴訟 第6回公判&報告会(東京高裁#101)
 https://drive.google.com/file/d/1narfz0qRV_hj0KLmybm5Yo950azmY059/view?usp=sharing

(2)(6.6)東電株主代表訴訟 控訴審判決(東京高裁#101)
 https://tepcodaihyososho.jimdosite.com/

(3)(チラシ)(6.16)2025最高裁包囲ヒューマンチェーン共同行動!(前日6.15にプレ企画あり)
 https://drive.google.com/file/d/1G-pcyBA7pWECRoyQKCClgjtGJxmotyr0/view?usp=sharing


3.日本学術会議の「特殊法人」化に反対する記者会見・院内集会のお知らせです。

◆日時 3月13日(木)15:30-17:3
◆会場 参議院会館B1F・B107会議室
◆14時半から、参議院会館入口で「入館証」を配布します。

◇主催 日本学術会議の「特殊法人」化に反対するChang.org署名参加団体

◆「記者会見・院内集会」配信 https://www.youtube.com/@cl-p/videos
◆日本学術会議「法人化」反対署名提出 院内集会・記者会見

◇内閣府への署名提出 記者会見

登壇者:広渡清吾(元日本学術会議会長)、榎木英介(医師)、駒込武(京都大学大学院教授)、本田由紀(東京大学学院教授)、赤井純治(新潟大学名誉教授)ほか

◇記者会見後、院内集会
発言予定 日本学術会議の「特殊法人」化に反対するChang.org署名参加各団体 ほか

◆署名は、以下をクリックして、署名をお願いします。
 https://chng.it/h5SRtCDBDk

署名は、2万名を超えています。当面、2万5千名の署名を目指しています。よろしくお願いいたします。

(関連)学術会議の任命拒否問題、石破首相、拒否理由の開示に否定的(朝日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/76afbcaab77abe12564fa24be2bb1e3a66fc0c33

(関連)「軍学共同反対連絡会」NEWSLETTER NO.100 (2025.3.3)
 http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2025/03/NL100.pdf


4.小倉志郎 さんから:「ミニコミ」。 
 https://tinyurl.com/46rvzvwd


5.石破茂政権って、こんなんでっせ=早うやめさせましょう

 総理大臣になる前は、あれやこれやと改革話をしまくって「善人ズラ」をしていた、この「軍事オタク」男だが、総理大臣になってからはそれらと正反対のことばかりをやり、最近の国会答弁では、「丁寧にご説明」「熟議の国会」などと言いつつ、気持ちの悪いしゃべり方をしては問題をはぐらかし、「裏金・脱税」の政治資金問題では、実態解明も真相究明もしない、抜本改革もしない、アベ派(清和会)追及・除名もしない、のナイナイずくしのまま、「日本維新の会」や国民民主党といった自公政権補完の「ゆ党」(ゆちゃくとう)をうまくつかって予算案を通すなど、ロクなことをしない。一刻も早く退場させないと日本が益々沈みます。

(1)(別添PDFファイル)「政治とカネ」のふざけた対応にはもう唖然だ! 舐められている野党、愚弄されている国民|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/368704

(2)今や石破首相こそが“抵抗勢力”…「高額療養費」引き上げ凍結をかたくなに拒否する理由|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/368690

(3)石破首相が退職金課税度「見直し」意向…またも氷河期世代狙い撃ち、国民の怒り再燃|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/368623

(4)石破首相が党保守派に配慮? 自民が参院選に杉田水脈氏を擁立へ…広がる“人権侵犯議員リターンズ”の懸念|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/368691

(5)介護事業者の倒産・休廃業が過去最多の784件、うち7割は「訪問介護事業」 “介護難民”の増加に待ったなしの現状から脱却するには?(介護ポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/226b3a42330ce8da1a17ca87ce0d1176a11cc963

(6)石破茂首相、マイナ保険証一本化「スケジュール通り」 現行保険証「併用」発言の説明なし:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/358949


(それにしても野田佳彦「脱憲反民主党」はダメやなあ、何しとるのかな? マイナ保険証や物価高や消費税インボイスで国民がみな苦しんでいるのに、何にもせんのか? 野党第1党やめるか? こんなんじゃもうアカンで! 御用組合「連合」や国民民主党や「日本維新の会」にスケベー根性を持っとるから、こうなるんや。いつまでたっても覚悟が決まらん腰抜け無能集団。:田中一郎)
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「(メール転送です)東電刑事裁判、最高裁の上告棄却決定 & それに対して抗議する声明(福島原発告訴団)他=福島原発事故の責任を誰も取らない・取らせないこの国の異様と異常、最高裁以下、日本の司法・裁判所を解体せよ」をお送りいたします。私からのコメントは最低限にしました。このメールの最後のところの「メール転送部分」は必ずご覧ください。原発事故被害を全面的に受けた福島県やその近隣県の方々の無念さを思うと胸が痛みます。

1,(別添PDFファイル)主要4紙の3/7付朝刊記事

(1)東電旧経営陣 無罪確定へ、最高裁「津波予見できず」、強制起訴 上告を棄却(東京 2025.3.7)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/389968

(2)東電旧経営陣 無罪確定へ、福島原発事故 最高裁も予見性否定(朝日 2025.3.7)
 https://digital.asahi.com/articles/AST361DNCT36UTIL02QM.html

(3)東電旧経営陣 無罪確定へ、原発事故 刑事責任不問、最高裁上告棄却(毎日 2025.3.7)
 https://mainichi.jp/articles/20250306/k00/00m/040/100000c

(4)東電旧経営陣 無罪確定へ、最高裁 原発事故で上告棄却(日経 2025.3.7)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE252BX0V20C25A1000000/

(関連)原発事故の強制起訴裁判 東電元副社長2人 無罪確定へ 最高裁 - NHK - 福島第一原発
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250306/k10014741291000.html

 <田中一郎コメント>

 アジア太平洋戦争の時も、誰一人として「戦争責任」=アジア侵略戦争の責任を取らないまま、そして日本国として誰にも責任を取らせないまま、諸外国の連合軍管理下の東京裁判で「戦犯」の責任が厳しく問われ処罰されました。それと全く同じことが、今度は諸外国の連合軍がいない状態で、福島原発事故の責任が誰一人として問われないまま、この悲惨な事故の責任問題の幕引きがなされることになりそうです。まさに「第二の敗戦」が確定したのです。日本では、最高裁(サイテーサイ)以下の司法・裁判所が首相官邸忖度・霞が関追従・対米隷属の体たらくを続け、既に司法としての使命と機能を放棄してしまっています。巨悪を逃し、社会正義を棚上げにし、基本的人権を守らず、無実の人々を死刑にしています。日本の司法・裁判所は、一旦叩き潰す必要があります。「叩き潰す」ことによって、同じことの繰り返しが止まるからです。どうやってやればいいのかは、たとえば下記をご覧ください。

◆(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html


 各紙の記事をご覧になればお判りになりますが、この裁判は、福島原発事故の原因は津波(だけ)だったとの前提に立ち、①その津波は「予見可能性」がなかったのか、②予見できたとしても「回避可能だったのか」、が争われた事件でした。私はこの「裁判の争点」の置き方がそもそもの間違いではないかと今でも思っています。既にだいぶ前に申し上げていますが、「予見可能性」ではなく「予見義務」、「回避可能性」ではなく「回避義務」を追及する形での裁判を進めるべきだったと思っています。何故なら、原発は大事故を起こせば国が放射能汚染で再起不能となり(人が住めなくなり)、国が亡びることにもなりかねない超危険なものであるから、その安全管理については徹底して厳しい法的な規制が重い罰則付きで課されていなければならないからです。ですので、福島原発事故の刑事責任を、一般の業務上過失の責任を問うスキームで(つまり「予見可能性」「回避可能性」)はなく、より一段と厳しい視点である「予見義務」「回避義務」をどこまで果たしたのか、で問われるべきです。

 (東日本大震災や津波の)「予見可能性」➾「予見義務」をどこまで果たしたか

 (津波による被害を)    「回避可能性」➾「回避義務」をどこまで果たしたか

(だいぶ前に申し上げたことを載せた私のブログ)
◆東電福島原発事故刑事裁判 東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その3):真相究明も、社会正義の実現も、日本を亡ぼす原発・核施設過酷事故再発防止も実現できない日本の裁判- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-679855.html

(上記サイトの、「5.「事故原因を津波だけに絞り、予見と回避の「可能性」の2点だけを争点にしている裁判のやり方」に問題あり(その1)」と、「6.「事故原因を津波だけに絞り、予見と回避の「可能性」の2点を争点にしている裁判のやり方」に問題あり(その2)」をご覧ください。:田中一郎)

(関連)(報告)(3.16)古川元晴弁護士講演「東電元幹部の刑事責任ー無罪のままでは済まされない:危惧感説(合理的危険説)で考えてみよう」+ 転載・拡散のお願い=森下俊三氏のNHK経営委員辞任を求める署名- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-ff8c9b.html

(「予見義務」「回避義務」をどこまで果たしたのかを問うて裁判を展開すれば勝訴できただろう、という意味で申し上げているのではありません。今の最高裁以下の日本の司法・裁判所では、どのようなやり方をしても勝訴はあり得なかったと思われます。しかしそれでも、今後の法廷闘争のことを念頭に置けば、どのように論陣を張って裁判を闘ったか、という歴史的な意味が私は重要なポイントになると思っており、今後この裁判の総括が進む中では、「予見義務」「回避義務」を争点にすべきだったという議論が大きくなればいいと思っています。:田中一郎)

◆(別添PDFファイル)東電旧経営陣 無罪確定へ、最高裁「津波予見できず」、強制起訴 上告を棄却(東京 2025.3.7)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/389968

(上記記事にある「第2小法廷に所属する三浦守裁判官は審理に加わらなかった。検察官時代にこの事件処理に関わっていたためとみられる。」は、如何にも不自然である。こんな理由で三浦守裁判官が審理に加わらないのであれば、審理する裁判官は3人になってしまうことは最初から分かっていたわけで(加わらないあと1人は最高裁長官)、それなら第2小法廷にこの事件を担当させなければよかっただけの話である。裁判の審理に加わるべきでなかったのは、三浦守裁判官だけでなく草野耕一裁判官も利益相反の観点から望ましくなかった。しかし、三浦を外し草野を残したのは、全裁判官一致で原告の訴えを却下したかったから、猿芝居をしたのではないかと思われてならない。)


2.(再掲)この裁判に直接関係する大事なイベント2つ

(1)(6.6)東電株主代表訴訟 控訴審判決(東京高裁#101)
 https://tepcodaihyososho.jimdosite.com/

(関連)東電 残るは株主訴訟、旧経営陣の刑事責任認めず、6月に二審判決(日経 2025.3.7)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO87178150X00C25A3EA1000/

(私は東電株主代表訴訟の第1審(東京地裁:朝倉佳秀裁判長)での原告勝訴判決(被告は東京電力に対し13兆円余の支払いを行え)は「ヤラセ」だったのではないかと推測している。最高裁事務総局経験者でエリート裁判官・裁判長である朝倉佳秀(この裁判官は東芝株主代表訴訟において、被告・旧東芝経営陣の粉飾決算のほとんどを違法ではないと認め、東電株主代表訴訟とは違って、被告に対してほんのわずかの金額しか損害賠償を認めなかったロクデモナイ判決を下している)のキャリア形成に使ったのではないかという疑惑だ。つまり、内々にどこやらから連絡があり、この東電株主代表訴訟は2審・3審でどのようにでもできるから、1審はお前(朝倉佳秀)の好きなようにやっていい、という「天の声」が降りてきていたのではないかという疑惑である。それがウソか本当かは6/6に東京高裁で判決が出れば明らかとなる。:田中一郎)

(2)(チラシ)(6.16)2025最高裁包囲ヒューマンチェーン共同行動!(前日6.15にプレ企画あり)
 https://drive.google.com/file/d/1G-pcyBA7pWECRoyQKCClgjtGJxmotyr0/view?usp=sharing


3.関連サイト

(1)(社説)原発事故「無罪」 東電の責任は揺るがず:朝日新聞
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16164626.html?iref=pc_rensai_long_16_article

(2)東電旧経営陣の強制起訴裁判の上告棄却に県内からさまざまな反応が(福島)(KFB福島放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f693fdda0f94250418ee38452ab46757b8393e97


(下記はメール転送です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Sent: Friday, March 7, 2025 5:30 PM
Subject:東電刑事裁判、最高裁の上告棄却決定に抗議する声明


日々のご支援、ご協力に感謝いたします。福島原発刑事訴訟支援団と福島原発告訴団は、3月5日付けの最高裁決定をうけて、抗議文を出しました。ぜひ、拡散をお願いいたします。

東電刑事裁判、最高裁の上告棄却決定に抗議する声明
被害者を踏みにじり、次の原発事故を準備する最高裁を許さない!

           2025年3月6日
           福島原発告訴団
       福島原発刑事訴訟支援団


東京電力福島第一原発事故の刑事責任を問う東電刑事裁判において、最高裁判所第2小法廷(岡村和美裁判長)は3月5日付で、業務上過失致死傷罪で強制起訴された武黒一郎、武藤栄両被告について、検察官役の指定弁護士の上告を棄却し、1~2審の「無罪」の判決を維持する決定をしました。

最高裁第2小法廷は、三浦守裁判官を除く裁判官3人(岡村和美裁判長、草野耕一裁判官、尾島明裁判官)全員一致として「業務上過失致死罪の成立に必要な予見可能性があったものと認定できず」「発電所の運転停止措置を講じるべき業務上の注意義務が認められない」とし、被告人を無罪とした第1審判決を是認した原判決の判断は「不合理な点があるとはいえない」と最悪の決定をしました。

私たちは、東京電力との深い関係にある草野耕一裁判官が裁判の公正を妨げると考え、事件の回避を求めてきましたが、3月21日の定年退官の直前の判断に強い憤りを禁じえません。一方で、2022年、東電民事裁判の最高裁6.17判決で、少数意見を書いた三浦守裁判官が事件を回避したことにも驚きました。

そもそも、第1審判決は、地震本部の長期評価に基づいて東電設計が算出した15.7メートルの津波高をもとに、東京電力が常務会で津波対策を承認していながら武藤らによって先送りした事実が公判で明らかになり、予見可能性は十分立証されたにもかかわらず、東京地裁永渕健一裁判長が握り潰した不当判決でした。

この最高裁の決定は、本件の双葉病院から避難の途中で亡くなった被害者とその遺族をはじめ、万余の人々の生活と人生を壊した、日本最大の公害事件である福島第一原発事故の全ての被害者と被災者を踏みにじるものです。

さらに、人災事故を引き起こし、国民の生命と財産を窮地に陥れ、甚大な被害をもたらしながら、原子力発電事業者は何らの責任も問われず免責されるという法的前例をつくり、むしろ、新たな原発事故を準備するものです。決して許されるものではありません。満腔の怒りをもって抗議するものです。

私たちは、2012年、福島原発告訴団を結成し福島地検に告訴して以来、事件が移送された東京地検における不起訴処分と検察審査会の起訴議決を経て、市民の力で強制起訴を勝ち取り、2016年の福島原発刑事訴訟支援団結成、2017年から東京地裁の37回の公判の中で多くの真実を明らかにしました。2019年東京地裁の不当判決。2021年からの控訴審と23年の控訴審判決、さらに23年から24年にかけての最高裁で上告審と13年にわたる道のりでした。

私たちは、改めて無念の死を遂げた被害者、その遺族、そして被災者の14年の想い、これまでの道のりの中で鬼籍に入られた多くの方々の想いを、決して忘れることはできません。

私たちは、兄弟姉妹関係の東電株主代表訴訟はじめ、全国で裁判を続ける仲間の皆さん、各地に生きる原発事故被災者の皆さんと共に、今も続く過酷な福島原発事故の被害に真摯に向き合い、原子力行政におもねる司法をも変えるためにも、これからもあきらめずに活動を継続して参ります。

<PDF版>
https://www.dropbox.com/scl/fi/u62ab7mavum8b53fti8we/25.3.6-_.pdf?rlkey=ngpklfcmw1jcff5l68thf8nlz&st=7ijo7xqx&dl=0

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■最高裁決定
https://www.dropbox.com/scl/fi/3603gjeqyyei4e8bkebn7/.pdf?rlkey=7qays04q4tgz3z2qf2po6cw67&st=00rmo9g7&dl=0

■最高裁決定に対する指定弁護士のコメント
https://www.dropbox.com/scl/fi/kwekgudeqhlw4nwqz2vtm/250306.pdf?rlkey=sgevuisbhclzyvoqq4mv5a1s3&st=rtjddvpb&dl=0

*東電刑事裁判の歩み
https://www.dropbox.com/scl/fi/baoh7mssea9lcmysu8s89/2025.1.31.pdf?rlkey=q6al303dynpf3ry57juv8xcvz&st=yivmjk3d&dl=0

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月6日に開かれた福島原発刑事訴訟支援団・福島原発告訴団の記者会見、
及び検察官役の指定弁護士の記者会見の動画がyoutubeで公開されました。

■福島原発刑事訴訟指定弁護士会見(改訂版)
https://youtu.be/j2VnwraSAzk

■福島原発刑事訴訟支援団、福島原発告訴団記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=FuAC68WDAOs

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
***福島原発刑事訴訟支援団***

福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1
 https://shien-dan.org/

080-5739-7279
https://shien-dan.org/

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草々

 

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