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2025年2月15日 (土)

柏崎刈羽原発をうごかしていいのか?!:「柏崎刈羽原子力発電所の安全対策の確認(新潟県技術委 2025.2.12)」が公表されました=御用委員会では役に立たない

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(2.20)再開新ちょぼゼミ第5回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第3回):GHQの経済民主化政策」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-35f84c.html

(その次)(予約必要)(3.17)再開新ちょぼゼミ第6回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第4回):戦後労働運動と2.1ゼネスト」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-e19e19.html


2.(3.3)第12回 最高裁行動&集会のお知らせ – 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/20250303-event/


3.死神=再処理工場の稼働を許さない

(1)(必読)(別添PDFファイル)【リーフレット】止めよう 六ヶ所再処理工場の環境放射能汚染(原子力資料情報室 2025.2)
 https://cnic.jp/51974

(2)(必読)(チラシ)制作冊子『再処理工場の核惨事』=ご注文とカンパのおねがい(ストップ・ザ・もんじゅ)
 https://drive.google.com/file/d/1-USnuT3PTiOYeDUm_EVbTqniW5g_IpKD/view?usp=sharing

(上記の振込用紙は私がお配りしている「レポート&チラシ」にセットしています。また、冊子は私が持ち歩いて販売していますので、お声がけ下さい。:田中一郎)


4.外環道建設を中止せよ!

(1)(署名用紙)「外環道路計画」の中止を求めます(国交相・都知事宛)
 https://drive.google.com/file/d/1ySJLRXNAu5N0b05pv-aPqKpPfttbijQ3/view?usp=sharing

(2)(チラシ)(3.2)とめよう!外環道路、どうなっているのか外環道路(井の頭)
 https://drive.google.com/file/d/19VFmLbbWNKi1IweCxmk-ozuFnFA_Ma6Q/view?usp=sharing


5.小倉志郎 さんから:「昭和100年」
   https://tinyurl.com/2wek6aaz


6.いちろうちゃんのブログ

(1)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(165):幻想の核融合発電=毒を食らわば皿までも(核融合発電原型炉を青森県が誘致するという朝日新聞ニュースに関連して)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/02/post-fd4c7d.html

(必ずご覧になっておいてください=核融合など発電利用はできません、無理にやったら大事故を引き起こします)

(2)(報告)(2.4)「子ども脱被ばく裁判」最終総括報告会:このままでは、同じことがまた再び、もっとひどい形で、もっと広い地域で、繰り返されることになる=新たな「脱被ばく」運動への出発点であり決意表明だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/02/post-4a37ef.html

(3)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(164):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その25):矢ケ崎克馬琉球大学名誉教授「避難者通信154号=科学と人権に立脚した被ばく評価体系の確立に向けて」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-1e9329.html
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「柏崎刈羽原発をうごかしていいのか?!:「柏崎刈羽原子力発電所の安全対策の確認(新潟県技術委 2025.2.12)」が公表されました=御用委員会では役に立たない」をお送りいたします。

 つい先日、「新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」が柏崎刈羽原発の再稼働へ向けて、内容がスカスカと思わしき報告書を公表いたしました。この委員会は、原子力ムラ政府の代理人でもある花角英世新潟県知事(元国土交通省の役人で二階俊博自民党衆議院議員の腰巾着の仕事もしていた人物)による反県民的な背信行為により、柏崎刈羽原発再稼働に批判的な委員を解任し、近未来での同原発の再稼働を確実なものとするための「地ならし」委員会へと換骨奪胎されてしまいました。また、2017~2018年に米山隆一前新潟県知事が柏崎刈羽原発の再稼働問題を徹底検証するために設けた「3つの検証委員会とそれを総括する委員会」は、柏崎刈羽原発に言及できないよう封じ込められ、総括委員会の座長だった池内了名古屋大学名誉教授は、総括委員会を開催できないまま、2023年3月に解任されてしまっています。そして検証委員会に代わって、今や原子力ムラ代理店政府のいいなりとなってしまった花角英世知事以下の新潟県庁は、県庁役人だけで作業をして、3つの委員会から上がってきた内容吟味不十分の報告書を形式的にまとめた「とりまとめ」を公表し、この「3つの検証委員会とそれを総括する委員会」をクローズしてしまいました。福島原発事故を柏崎刈羽原発にどのように教訓として生かすのか、またそれを踏まえて柏崎刈羽原発はそもそも再稼働が許されるのかという、肝心要の問題点はベールに包まれたまま、御用委員会の戯言陳列でことを済ませようとしているのです。許しがたい「出鱈目県政」と言わざるを得ません。

(関連)福島第一原発事故に関する3つの検証について - 新潟県ホームページ
 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/kensyo.html

 ここにきて、月刊誌『地平』(2025/3号)が「原発特集」を掲載し、それに池内了名古屋大学名誉教授他2人の方が柏崎刈羽原発と新潟県のこれまでの経緯などについて書いた論文を載せていますので、以下、関連する情報と共にご紹介いたします。みなさまには是非、原本に当たっていただいて、全文をご覧いただければと思います。問題の「新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」が公表した「柏崎刈羽原子力発電所の安全対策の確認(新潟県技術委 2025.2.12)」はページ数で131ページもありますので、読むのは少し大変ですが、力量のある方は是非、目を通されてください。池内了氏の『地平』論文によれば、まもなくこの「安全対策の確認」なるニセモノ文書について、同氏がコメントをしてくださるようなので、それを待ちましょう(私もこれからこのくだらなさそうな新潟県庁御用作文に目を通したいと思っています)。

原子力ムラやその代理店政府、東京電力や御用学者、そしてその下僕となってしまっている花角英世知事以下の新潟県庁に惑わされることなく、柏崎刈羽原発は新潟県民とともに廃炉に追い込んでいきましょう。常識的に考えても、福島原発事故を引き起こしてその後始末も被害者救済もできていない東京電力が、財務的には実質的に破綻会社で(銀行の貸出債権査定では経営破綻先として全額償却の対象です)、国民の税金であるカネを使って政府に巨額の資金交付を受けて支えてもらっているにもかかわらず、またぞろ事故を起こした原発と同じ型の原発を再稼働するなど、ありえない話です。再び過酷事故を起こせば、もう対処の仕様も余力もありません。まるでアジア太平洋戦争末期の日本軍部のようです。

新潟県には下記の2つの市民運動団体が立ち上がり、多くの県民の支持支援を得て、柏崎刈羽原発再稼働阻止・廃炉に向けて精力的に活動しています。私たちもこの方々と強く連帯し、協力し合って、脱原発と柏崎刈羽原発廃炉へ向け、一丸となって進んでいきましょう。2026年には新潟県知事選挙もあるようです。この知事選が大きな山場=決戦場になるでしょう。負けられません、勝つまでは、です。私達の命と健康と生活のみならず、子どもや孫や延々と続くであろう、まだ生まれていない子々孫々の命と健康と生活を守り抜くためです。打倒! 原発亡国連合!

 <新潟県の2つの脱原発市民団体>

(1)県民投票で決める会 公式サイト|柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会(新潟県)
 https://www.kenmintouhyou.net/

(2)Home 市民検証委員会 - 柏崎刈羽原発の安全性を検証する
 https://shiminkenshouiinkai.jimdosite.com/


 <新潟県庁>

(1)新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会 - 新潟県ホームページ
 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/gijyututop.html

(2)(問題文書はコレです)柏崎刈羽原子力発電所の安全対策の確認(新潟県技術委 2025.2.12)
 https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/434806.pdf

(新潟県庁の上記サイトに関連資料なども掲載されていますので、サイトと共にご覧ください)


 <別添PDFファイル>

(1)(必読)柏崎刈羽原発をうごかしていいのか(イントロ部分)(池内了『地平 2025.3』)
 https://drive.google.com/file/d/12mN-D13C3kcCdurxMlpBebynbULAsam4/view?usp=sharing

(2)原発と対峙する新潟の市民、その歴史的文脈を概観する(イントロ部分)(佐々木寛月刊誌『地平 2025.3』)
 https://drive.google.com/file/d/1lNJagbhBVj407_I_20exNNa-jtk9tppr/view?usp=sharing

(3)柏崎刈羽原発、緊急用の衛星電話不具合、4件目 規制委の検査対象か(東京 2025.2.2)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/383263

(↑ まだこんな調子である。原発過酷事故時における通信網の確保は福島原発事故の重要な教訓の1つだ。こんなレベルの低いことでさえ、今もってまともにできない東京電力には、およそ原発稼働の資格も能力もない、と見るのは「当たり前」のことではないか。原発現場を知らないし知ろうともしない東京電力の社長や役員、あるいは経済産業省の役人どもや政治家たちが、いくら足しげく新潟に通ったところで事態は改善するものではない。福島原発事故直後から言われてきたことだが、この東京電力という会社は、会社更生法にかけて、いったん解体した方がいいのではないか。もちろん、原発運転免許など、剥奪である。原発事故を起こして倒産した会社に原発の再稼働などさせられないからだ。)

 <いちろうちゃんのブログ>

(1)福島原発事故を引き起こして経営破綻したゾンビ企業=東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することなどありえない(その1):(必読)池内検証特別報告(反県民的で原子力ムラの手先となった花角英世現新潟県知事の検証妨害を乗り越える)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-5f0237.html

(2)福島原発事故を引き起こして経営破綻したゾンビ企業=東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することなどありえない(その2)福島原発事故の実態解明・原因究明いい加減、東電の当事者能力欠如のまま、緊急避難などとても無理、これで原発再稼働するのか!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-a4eef8.html


 <関連サイト、講演会録画など>

(1)新規制基準と柏崎刈羽原発 後藤政志講演会 新潟市 2013年09月08日 – YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=fQeHrLeU9GQ

(2)20250121 UPLAN【院内集会】東京電力に原発を動かす資格があるのか?~柏崎刈羽原発の再稼働問題を考える~ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=t0Mqqg-NO9w

(3)20250121 UPLAN【政府交渉】東京電力に原発を動かす資格があるのか?~柏崎刈羽原発の再稼働問題を考える~ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=MxPHlgNIvME

(4)(パンフ)東電刑事裁判:福島原発事故における責任のあり方を明確にした新しい判決を求めます
 https://drive.google.com/file/d/12tH257I7XcjkXvZXlpjVPEDZsbfJnUJB/view?usp=sharing

(5)“安全性の確保を最優先”に原発を運転できるのか住民が問う、東電柏崎刈羽原発 - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/59831

(6)原発再稼働の是非は?“住民投票”求める署名14万筆超集まる 12年前には県議会で否決も…倍近く増えた署名に「重み感じてほしい」 - 新潟ニュース NST
 https://news.nsttv.com/post/20250107-00000010-nst/

(7)柏崎刈羽原発“再稼働”新潟県技術委員会の報告書 知事に提出|NHK 新潟県のニュース
 https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20250212/1030032149.html

(8)「柏崎刈羽再稼働の判断材料」に 屋内退避見直し案、活用急ぐ新潟 - 毎日新聞
 https://x.gd/pqrSZ

(こんな大事な問題を、まるで擬似政府広報のようなこんな記事で報道するな! まずは原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が原発過酷事故時の避難計画の審査をしないなどと言っていることについて、(原子力推進機関である)国際原子力機関(IAEA)の深層防護規定にも反していることを問いただすところから始めて、この原発にかかる当局規制のデタラメを、もっと深く掘り下げて詳細に報道すべきではないのか?! マスごみがこういう態度だから、この国の原発を巡るハチャメチャのデタラメがいつまでたっても広範な有権者・国民に伝わらない。アジア太平洋戦争の時の報道機関とそっくりではないか?!:田中一郎)

◆柏崎刈羽原発「安全対策報告書」を新潟県知事に提出 大部分は問題なし 新潟県技術委 - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/article/20250212-FXIQB6ADWVJHHNYAWRHJLMS5I4/

(何が大部分問題なしだ!:田中一郎)
草々

 

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