「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(162):「原発大推進」「核燃料サイクル」は「滅びへの道」、福島原発事故を思い出せ!(核と命の共存はありえない)
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.新春お勧め図書&VTR
(1)沈む日本4つの大罪 経済、政治、外交、メディアの大嘘にダマされるな!-植草一秀/著 白井聡/著(ビジネス社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034622562&Action_id=121&Sza_id=B0
(内容はこれから少しずつご紹介していきましょう。私が常日頃より申し上げていることと同じことがたくさん議論されています。ただ、白井聡氏については、①「新型コロナ」&mRNAコロナワクチンについて態度が曖昧(mRNAコロナワクチンは4回接種)、②「人工排出CO2による地球温暖化」説を「当然のこと」として疑いもなく信じ込んでしまっていること、の2点において、他の多くの左翼・左派・リベラルの諸君とほぼ同じであることが残念です(植草一秀氏はそうではありません)。この2点については、マスゴミ情報や御用学者に惑わされず、しっかりと事実を確かめていただきたいと思います(mRNAコロナワクチンについては疑い始めている様子)。なお、ウクライナ戦争については、お二人とも私と同じ認識の様子で安心しました。また、この本の最後の方に書かれていた、私が詳しくないLGBTQ問題についての議論には驚いています。:田中一郎)
(2)ヤバいぞ関西 岸和田 - 兵庫 - 万博【横田一 × 西谷文和 とざいトーザイ】 20241230 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cdWC4zQ7Elg
(関連)「内部告発の“犯人探し”を徹底」兵庫県庁の職員は“特定”を恐れて顔も手も隠し…それでも「クロ現」に証言した“壮絶な背景” - 文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/-/75803
(「昔は水の都、今はアホの都」大阪のビョーキが隣の兵庫県にも感染しているようです。石丸伸二・斎藤元彦・N国現象は現代日本における「ネオ・ファシズム」と見ておいた方がいいでしょう。これに警察や軍が同調し始めるとやばいのです。VTRの中に出てくる動画は、さながな「ナチス突撃隊」の雰囲気があり、また、それを取り囲む群衆(シンパ達)の様子も、まるでどこか糸が切れたような感じです。統一教会などのカルト集団と並んで、公職選挙を破壊するこの連中に対して、日本の警察・検察や司法の対応が甘いところも、かつてのドイツにおけるナチス台頭の時と似ています(ドイツの場合は、ミュンヘン一揆に対するヒトラー一派へのアマアマの判決に加え、その後の警察と軍のナチスによる乗っ取りが、ワイマール共和国を崩壊させた決定的要因になっています。社会民主党を含む政治家どもはヒトラー・ナチスを利用しようとし、ヒトラー・ナチスと取引をし、逆に手玉に取られて、まもなく政界から追放・根絶されることになります)。この没落途上国ニッポンが政治的に「新しいフェーズ」に突入し始めている様子がうかがえます。いやな1年にならなければいいのですが。
2.【署名サイトVoice】自己増殖型(レプリコン)ワクチンを含むmRNAワクチン全般の即時中止を求めます。- オンライン署名&クラウドファンディング - Voice -日本の署名活動を変えるサイト
https://voice.charity/events/721
3.イベント情報
(1)(1.7)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 最高裁に集まろう! 「子ども脱被ばく裁判」棄却決定への抗議集会を開催!
https://fukusima-sokai.blogspot.com/2024/12/20241217-17.html
(2)(1.8)日本原電本店抗議行動/東電本店合同抗議行動 - 東京・生活者ネットワーク
https://www.seikatsusha.me/blog/news/22406/
(3)(1.13)有明海の不漁問題に関するシンポジウム-(ZOOMあり)
https://ariake-gyomin.net/info/250100sympo.html
(4)(予約必要)(1.16)再開新ちょぼゼミ第4回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第2回):日本国憲法で日本はどう変わったか」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-1fa39a.html
(5)(チラシ)(1.17)福島原発さいたま訴訟 控訴審第5回公判(東京高裁)
https://drive.google.com/file/d/14qgAh2De-6rC5dOrAoBcDeuAZP94d0Ok/view?usp=sharing
(6)(チラシ)(1.26)シンポ:原発と司法:いま私たちに問われていること(明治大学駿河台)
https://drive.google.com/file/d/1PblMv4yc8yeVVST3ZRJmIBX7nlsx_IIn/view?usp=sharing
(7)(チラシ)(1.29)広がる新たなバイオテクノロジーを受け容れることができるか(飯田橋)
https://6237eb3f-424b-4527-9cc8-ec0e9ac2d8d9.usrfiles.com/ugd/6237eb_f14fe835abfb4c89b870cd35a6bbc463.pdf
(8)(チラシ)(1.31)砂川事件裁判国家賠償請求訴訟控訴審 第2回公判(東京高裁)
https://drive.google.com/file/d/1gU5R1Zkzsa0o9dmKs385CGWzeIVMzBOV/view?usp=sharing
(9)(チラシ)(2.1)PFAS問題を検証する:天笠啓祐さん(飯田橋)
https://6237eb3f-424b-4527-9cc8-ec0e9ac2d8d9.usrfiles.com/ugd/6237eb_fb9c46be88fe4673abe96847a76e35c6.pdf
4.スフィア基準(スフィアスタンダード)とは・意味 - 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン - IDEAS FOR GOOD
https://ideasforgood.jp/glossary/sphere-standards/
スフィア基準(スフィアスタンダード)とは、災害や紛争の被災者に対する人道支援活動のために策定された、「人道憲章と人道対応に関する国際的な最低基準」の通称。1997年に初版が作られ、現在は2018年版が最新だ。被災者に劣悪な避難所での我慢を強いるのではなく、今後の生活の再建に希望を持ちながら生活ができるよう、スフィアの原理は以下2つの基本理念に基づいている。
(東日本大震災、熊本地震、能登半島地震と、この国の政府は、大災害が起きるたびに被災者を悲惨な境遇に陥れてきちんと救済しようともしない。戦国大名でももっとまともである。こんな連中(政治家・官僚・財界人・御用学者・マスゴミ)に限って愛国心を他人に押付け国防が最重要だなどと平然とのたまわく。「何が国を守る」だ、ドアホ! 国を守るとか言う前に国民を災害から守れ!
私たちは、国際基準として「スフィア基準」というものがあり、この国の政府がこれを全く無視するような災害政策・防災対策をとっていること知っておいた方がいい。底冷えがする体育館のようなところに段ボールにくるまって来る日も来る日も雑魚寝を続けさせられるこの国の被災者は、そろそろ反乱を起こした方がいい。一票一揆で、この国の政治や行政を握るロクデモない「カスども」を一掃するのだ。次は今夏の参議院選挙=自民党はゼロ議席でいい。:田中一郎)
5.都政の大黒柱の1つが「まちづくり」です:小池タヌキ百合子都政が私物化する都市計画と再開発=街並つぶし・公園つぶしの一例が(私の地元)北区にもあった
◆(別添PDFファイル)東京都と裁判所の闇:北区志茂一丁目・補助八六号線(『東京きたほうりつ 2025年第44号新春』)
https://drive.google.com/file/d/1WdfkYm8i5sTao0uiXRAyEnQnt7fHfpbV/view?usp=sharing
(関連)(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html
都政の大黒柱の1つが「まちづくり」です。小池タヌキ百合子都政が私物化する都市計画と再開発を許してはいけません(故石原慎太郎の時代は鹿島建設、そのあとは三井不動産が土建利権の中核企業)。神宮外苑や築地市場跡地や日比谷公園だけではありません。外環道をはじめとする道路行政もまた、しかり、です。その街並つぶし・公園つぶしの一例が北区にもありました。政治家・天下りの幹部官僚・土建屋・御用学者、そして最近では裁判所・裁判官・法曹界までもが団子状態で東京都政を食いものにしています。私たちに突きつけられた課題は、東京都政は「奪還」、日本の司法・裁判所は「解体」です。(北区法律事務所の会報から)
誰かがやってくれるわけではありません。気が付いた者から手を付けていく他ないのです。
6.「一本化」できなかったのは小沢一郎のせい。“政界の壊し屋”が (高野孟)- タマちゃんの暇つぶし
https://ameblo.jp/tamaichi2/entry-12877260499.html
(私は高野孟氏のこの見解に賛同できません。立憲民主党を挟んで維新と共産党のブリッジ共闘などというのは、政権交代してもまもなく閣内不一致で崩壊します。ホンモノの政権交代をするためには、ホンモノの「世直し」のための中核的な改革勢力が必要です。それがないままの「選挙互助会」では「世直し」はできません。また、高野孟氏は小選挙区制廃止にも反対しています。おかしな話です。今の自民党1強翼賛体制ないしは2大腐敗政党制を維持したいのでしょうか? 政治のよどみを長期化させるだけです。
これからの選挙制度についての私の考えは、①衆議院は全国一区の非拘束名簿式完全比例代表制(政策本位)、②参議院は候補者個人への投票制(全国一区、政党廃止:政策を明確にしたアドホックな政策集団はOK)で衆議院のシャドウ議会から脱却、③常設国民投票・常設住民投票制度の新設と、参議院に国民投票付議権限を付与(その他直接民主主義制度の導入)、を目指せ、です。「新しい民主主義」を実現する制度として考えています。:田中一郎)
(関連)政権目指さぬ野党に苦言=立民・小沢氏|ニフティニュース
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-3703201/
(おっしゃることはごもっともですが、しかし、野田佳彦で野党一本化、などというのはダメだ、ということが、まだお分かりではないのですか? 上記の高野孟氏と少し似ていますね。:田中一郎)
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(162):「原発大推進」「核燃料サイクル」は「滅びへの道」、福島原発事故を思い出せ!(核と命の共存はありえない)」をお送りします。
「原発大推進」のロクでもない動きが「脱炭素」を旗印にして大きくなってきました。この国の愚か者たちは福島原発事故をもう忘れてしまったのでしょうか? 放射能汚染よりもCO2が少し増えることが、そんなに恐ろしいことだと思い込まされてしまったのでしょうか? 有権者・国民が愚かなら、政治も行政も、経済も社会も、愚かになっていきます。もういい加減、目を覚まさないと、この国自体が沈没します。(このメールの最後に、日本の司法・裁判所関連の、知っておいていただきたいロクデモナイ話を「追」記しましたので、併せてご覧いただければ幸いです)。没落途上国ニッポンの諸悪の根源は政治=脱原発を実現するためにも、政治の抜本改革は必要不可欠です。
<別添PDFファイル>
(1)原発「最大限活用」に転換、政府 エネルギー基本計画原案公表(東京 2024.12.18)
(2)エネ基改定 原発ありき、審議会メンバー「推進」に偏重(毎日 2024.12.25)
(3)細る原発技術つなぐ(日経 2024.11.18)
(4)「核のごみ」最終処分場選定の第二段階へ進められるのか、北海道知事は反対くずさず(『週刊金曜日 2024.12.20』)
(5)福島第一 霧中の廃炉、デブリ回収難航 根拠なき「2051年完了」(朝日 2024.11.4)
(6)海底活断層 過小評価恐れ、日本海側6道県 想定にずれ(毎日 2024.12.31)
(7)島根原発2号機再稼働、13年ぶり 30キロ圏内に県庁(東京 2024.12.8)
(8)中国電力「島根原発再稼働」で最新鋭石炭火力発電所が頭痛の種に(『選択 2024.12』)
(9)柏崎刈羽 今年度再稼働困難に、東電 来夏へ仕切り直し(日経 2024.12.10)
◆脱原発弁護団が原子力規制委員会の新委員任命に抗議 「虚偽繰り返す人物選ぶな」(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9a34924d05f12c2c76b3a11d1e83b3710cf7265
(コイツらのことです)「9月19日から委員となった1人は、名古屋大学地震火山研究センター所長や東京大学地震研究所の教授などを務めた山岡耕春氏」「今回新任されたもう1人は、カナダのマクマスター大学元教授である長崎晋也氏。規制委HPでは「放射性廃棄物の処分に関する原子力研究の第一人者」と紹介されている。しかし脱原発弁護団は、長崎氏が1988年4月に四国電力に入社し、同社で約3年間勤務していたという経歴を挙げ「規制される側である原子炉設置事業者の従業員だった」と問題視」、下記VTRでは後半部分が該当箇所。
(関連)20241219 UPLAN 島崎邦彦『「長期評価」の見解の科学的信頼性と津波対策、原判決の誤りをただす』 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=X6fCJj6-lNw&t=11s
(関連)3.11大津波の対策を邪魔した男たち-島崎邦彦/著(青志社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034455466&Action_id=121&Sza_id=E1
(原子力に「寄生」して原子力の「規制」はできない、原子力「寄生」委員会「寄生」庁=根拠法を廃止して解体することが必要不可欠)
1.(別添PDFファイル)原発「最大限活用」に転換、政府 エネルギー基本計画原案公表(東京 2024.12.18)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/374112
(関連)(別添PDFファイル)エネ基改定 原発ありき、審議会メンバー「推進」に偏重(毎日 2024.12.25)
https://mainichi.jp/articles/20241216/k00/00m/020/014000c
(関連)原発建て替え 敷地外容認、次期エネ計画で経産省案(日経 2024.12.6)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA021XB0S4A201C2000000/
(関連)<社説>エネ基本計画 「原発依存」は続かない:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/374541
(関連)政府、発電コスト「原子力12.5円、太陽光8.5円」と試算…それでも原発を優位に導く「逆転」のトリック:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/374011
(数日前にもブログ&メールに書きました。いつもの通り、御用学者ばかりを集めてきて、嘘八百を並べ立て(原発が一番安い、だって、アホぬかせ!)、目先のことだけ考えた上でずる賢い経済産業省官僚の作文をしゃんしゃんと決めて、はいおしまい、そのココロは「「脱炭素」を合言葉に原発大推進=ゲゲゲの原発、ゲゲゲのゲ」である。茶番のセレモニーを基本計画とは言わない。例えば、エネルギー計画と言うのなら、日本全体の排出CO2の60%を占める電力以外の分野でのエネルギーのことはどうするの? 関心あるの? :田中一郎)
◆「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(161):とにもかくにも、なりふり構わぬ「原発大推進」の「基本計画」、それ以外には何もない=「合言葉」の「脱炭素」を叫べば叫ぶほど「原発大推進」に帰結、それに気が付かない政治的幼稚・未熟・お気楽- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-f26621.html
2.『原子力資料情報室通信』第607号(2025-1-1)もくじ - 原子力資料情報室(CNIC)
https://cnic.jp/52450
(1)原子力小委員会参加(13) 原子力政策の確実性とは? - 原子力資料情報室(CNIC)
https://cnic.jp/52479
(2)(必読)問題だらけのNUMOの文献調査報告書 - 原子力資料情報室(CNIC)
https://cnic.jp/52482
(3)敦賀2号炉 原子炉直下の活断層により再稼働不許可(上澤千尋『原子力資料情報室通信 NO.606 2024.12』)
https://drive.google.com/file/d/1_Z9akh8nP6jJ6j6YSUOyPiDUlyymyMeF/view?usp=sharing
3.(別添PDFファイル)細る原発技術つなぐ(日経 2024.11.18)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO84857160X11C24A1TB1000/
(「技術をつなぐ」どころの話ではない。原発運転や修理点検の現場に経験を積んだ職員がほとんどいなくなった。その結果、どのスイッチをひねれば「こうなるに違いない」ということだけを知っている「職員もどき」のような人間ばかりが増え、何かイレギュラーや非常事態が生じた場合には、その対応が全くお手上げのマンパワー状態で、老朽化した原発を稼働させ、これからも稼働させようとしている。そして、修理点検の現場となるともっと悲惨で、ベテランの現場監督などはとうの昔にいなくなり、しかも、この手の「汚れ仕事」は下請けへの押し付けと相場が決まっているから、かつて故平井憲夫さんが告発していた原発作業現場の支離滅裂のひどさは、かつて以上に目も当てられないようなことになっていると見ておいて間違いはないだろう。
要するに、もう、マンパワーから見ても、ノウハウや技術の引継ぎから見ても、原発は事実上の「御臨終」状態なのだ(原発メーカーにはまだ少し残っているかもしれない)。東京電力の福島と新潟の2カ所の原発現場で不祥事やトラブルが絶えないのは、こうした「管理しきれない人手不足」の必然的結果としてもたらされているのであって、何か「気を引き締める」とか「精神注入棒で尻をぶっ叩く」ようなことでは解決しない状態になっている。原発は、知れば知るほど、やめなければいけない、前時代的で超危険な「原子爆弾」である。:田中一郎)
(関連)原発がどんなものか知ってほしい:平井憲夫さん(故人)
https://iam-k.com/HIRAI/
4.(別添PDFファイル)「核のごみ」最終処分場選定の第二段階へ進められるのか、北海道知事は反対くずさず(『週刊金曜日 2024.12.20』)
https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003998.php
(関連)(必読)問題だらけのNUMOの文献調査報告書 - 原子力資料情報室(CNIC)
https://cnic.jp/52482
(関連)知事反対なら核ごみ住民投票せず 北海道・寿都町長が言及(共同通信) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbc2ee90f66e4e721f7d4929a8d45762e2fca95a
◆核のごみ最終処分地選定 関連ニュース:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/v7?id=202010kakunogomi#goog_rewarded
5.(別添PDFファイル)福島第一 霧中の廃炉、デブリ回収難航 根拠なき「2051年完了」(朝日 2024.11.4)
https://digital.asahi.com/articles/ASSB041PWSB0ULBH00QM.html
(関連)採取のデブリ 回収へ、福島第1 放射線量 基準下回る(東京 2024.11.6)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/364995
<田中一郎コメント>
福島第一原発という事故原発の二次被害リスクを全面的に背負いながら、「できもしない」廃炉に巨額のカネを投じて、福島県民にはさもできるかのような幻想を振りまき、福島原発事故から早14年が過ぎようとしている。この廃炉の最大の問題は、放射能の度合いがひどいデブリの大量取り出しの技術的困難性もしかりながら(いつになったら取り出せるか全く見込みが立たない)、更に、①取り出した900トン弱もの超危険物デブリを一体どこへ持って行くのか見込みなし(受け入れる自治体などない)、②デブリだけでなく廃炉に伴って発生する放射能汚染ゴミが膨大な量になるため、事実上廃炉は不可能と、原子力学会が数年前に報告・提言している(下記)、③深刻な被ばく労働が伴う可能性が高いこと、④費用がどこまで膨張するか不明(今のところ8兆円などと言っているが、とてもこんなものでは済みそうにない)、などの問題がある。そもそも福島原発事故の後始末の根本方針が誤っているということだ。
(関連)2051年までの廃炉完了は「現実的に困難である」、日本原子力学会委員会が「廃炉」報告(佐藤和雄『週刊金曜日 2021.5.28』)
https://drive.google.com/file/d/150-zqrMpFSLJYIRYWb20TsEd7LGUBzjx/view?usp=sharing
福島第一原発については、今後の二次災害(巨大地震・巨大津波など)を防ぐことを最上位の目標に置き、放射能レベルの低減をはかるため時間の経過を待つことにして、チェルノブイリ原発と同様の「石棺化」をしてしまうのがベターな選択である。そして、依然として環境放射能レベルが高い福島第一原発周辺数十km圏内は居住禁止区域として、万全の賠償・補償を行いつつ避難・移住をうながすことが住民対策としてもベターな選択である。今は、できもしない「廃炉」を政治的に押し通して、無駄な費用を積み上げながら、福島県民・地域住民を二次災害や放射線被曝の危険性にさらすようなことをしており、最悪の選択である。政府も福島県も、帰還政策ではなく、引き続き避難支援政策を打ち出すべきである。
(関連)燃料デブリ「長期遮蔽管理」の提言(原子力市民委員会 2021.4.5)
http://www.ccnejapan.com/CCNE_specialreport8.pdf
6.(別添PDFファイル)海底活断層 過小評価恐れ、日本海側6道県 想定にずれ(毎日 2024.12.31)
https://mainichi.jp/articles/20241228/k00/00m/040/167000c
(この記事も、読んでいて全く理解ができない首をかしげる記事でした。日本列島の沿岸沿いに(特に日本海側)海底活断層が走っていて、その活断層の評価を巡って、文部科学省(「地震調査研究推進本部」)と国土交通省の縦割り行政がどうのこうのだの、震源活断層を地震の揺れの元と見るか津波の元と見るかで、全然別々の評価手続きをして、それを整合させないとか(今回の能登半島地震に襲われた石川県がそうだった)、信じがたい「形だけの地震津波災害対策」をしている自治体が複数ある、という内容です。何という仕事の仕方をしているのでしょうか?! 毎日新聞が今回この記事で「おかしいぞ!」と報道しなければ、今後も放置される運命にあったのでしょうか? 行政の劣化が言われて久しいですが、何でもかんでも国の責任、などと責任転嫁ばかりしているのではなくて、地域住民に直結する行政機関として、住民の命や生活を守る最強力な「砦」として、自治体防災対策をしっかりとやってもらわないと、本当に困ります。:田中一郎)
7.(別添PDFファイル)島根原発2号機再稼働、13年ぶり 30キロ圏内に県庁(東京 2024.12.8)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/372235
(関連)(別添PDFファイル)中国電力「島根原発再稼働」で最新鋭石炭火力発電所が頭痛の種に(『選択 2024.12』)
https://www.sentaku.co.jp/articles/view/24832
(島根2号機を止めて廃炉にし、最新鋭石炭火力発電所を動かしなさい。そうすれば大きな懸念は消えます。島根原発の廃炉費用は国が負担すればいい。全国に先駆けた「脱原発」モデルケースにすればいい。まずは島根県知事と隣接県の鳥取県知事が二人三脚で決断をすればいい。逆に、原発アブク銭にタカリ根性をむき出しにしているのなら、近未来に天罰が下るだろう。松江市長もだ。:田中一郎)
(下記はメール転送です)
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島根原発@再稼働NO! 即時廃炉がいいね!
(1)「自社発電の15%を賄える」中国電力・島根原発2号機の再稼働 電気料金の価格は? 広島でも賛否の声 中国放送RCC 2024.12.07
https://iraw.rcc.jp/topics/articles/24509
(2)武藤経済産業相 島根原発2号機再稼働 “安全最優先で”NHK島根 2024年12月06日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20241206/4030020577.html
(3)島根原発2号機再稼働へ 住民と避難計画 NHK島根 2024年12月06日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20241206/4030020574.html
(4)島根原発2号機再稼働へ 松江市長 “安全安心を強く要望”NHK島根 2024年12月06日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20241206/4030020571.html
(5)島根原発2号機再稼働へ 医療現場の不安 NHK島根 2024年12月05日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20241205/4030020564.html
(6)島根原発2号機再稼働へ 自治体と交付金 NHK島根 2024年12月04日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20241204/4030020560.html
(7)原発交付金や核燃料税 島根県と4市「必要不可欠」NHK島根 2024年12月04日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20241204/4030020553.html
(8)島根原発2号機再稼働へ 中国電力が安全対策公開 NHK島根 2024年12月02日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20241202/4030020542.html
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8.(別添PDFファイル)柏崎刈羽 今年度再稼働困難に、東電 来夏へ仕切り直し(日経 2024.12.10)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO85351700Z01C24A2EA1000/
(関連)柏崎刈羽原発廃炉要請・日本原電への資金提供中止要請(反原発自治体議員市民連盟 2024.12.4)
https://drive.google.com/file/d/1PVn-zd73tukGLY5czPOpLD1B6WO3QTAw/view?usp=sharing
(関連)柏崎刈羽原発の再稼働是非を問う新潟県民投票 署名10万筆突破 政府の「原発活用」方針に危機感か:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/376409
◆県民投票で決める会 公式サイト|柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会
https://www.kenmintouhyou.net/
(県民投票を実現し(県民投票に反対する地方議員を全て落選させ)、知事や市町村長(特に柏崎市と刈羽村)を入れ替え、柏崎刈羽原発を完全廃炉にして、使用済み核燃料の安全対策を万全に行わせ、新潟県を未来永劫、健康で文化的できれいな土地にしていきましょう。東京電力・原子力ムラよ、さようなら、クリーンでのびのびした新潟県よ、コンニチワ。:田中一郎)
9.(現代版「人柱」)福島県大熊町・富岡町の移住定住促進
https://www.town.okuma.fukushima.jp/life/1/1/170/
https://www.city.tomioka.lg.jp/www/contents/1553844919752/index.html
◆福島・大熊町「お試し住宅」で移住促進…町の暮らしを無料で体験、農作業も - 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230201-OYT1T50187/
(関連)大熊で働く|おおくまStyle
https://qr.paps.jp/vryqa
(関連)東電側「専門家の意見書」次回以降へ〜甲状腺がん裁判 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
https://www.ourplanet-tv.org/49986/
(こんなことは放射能と放射線被曝について、よく学んでからにしてください。放射能が安全安心なら、原発も安全安心でしょう。そうではないのなら、福島原発事故で放射能に汚れた地域に人が住むのは危ない、特に子どもや若者は危ない、ということです。およそ人間の五感に感じないから安全安心などと思うことは、愚か極まる自殺自滅行為です。原子力ムラ・放射線ムラとその手先(政治家、霞が関、福島県庁、御用学者たち)に騙されてはいけません。信じる者こそ殺される、のが、核・原子力・放射能・被ばくの世界ですから。:田中一郎)
10.その他
(1)「重大事故が防げるか疑問」女川原発2号機計測機器トラブルで市民団体が東北電力の姿勢を批判(khb東日本放送)Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/b16863a691b1ebdf55c71598f46c8d05a957120f
(2)汚染土搬入開始から10年 中間貯蔵施設は今 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=8FPWzqVRTU0
(3)原発「割安」に疑問の声も 事故リスクの低下前提(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024121600968&g=eco
(4)原発新設で電気料金が上がる?政府は何と答えたか - 環境エネルギー最前線 - 川口雅浩 - 毎日新聞「経済プレミア」
https://x.gd/DV184
(5)原発事故で京都に避難した166人の集団訴訟、東電に1億1200万円の賠償命令…国の責任は認めず - 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241218-OYT1T50076/
(6)発電最大手JERA、電力取引で「相場操縦」の深層 4年半もルール違反、ユーザーの利益侵害も - 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/844143?utm_source=author-mail&utm_medium=email&utm_campaign=2024-12-05
(7)被爆2世訴訟 広島高裁が原告側の控訴を棄却 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=B6tx9lEpKBw
(8)被爆者と2世にゲノム解析、令和6年度から 放射線影響研究所 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20240302-OKHNPYEG7RJA3LTU5T3HVYXM4U/
(9)原発被害訴訟の現状:国の法的責任を問う闘い(『東京きたほうりつ 2025年第44号新春』)
https://drive.google.com/file/d/1DX7H4VE-ehqKw8IIxlNROMymSenQsdWa/view?usp=sharing
(10)核燃料サイクル政策中止要望書(脱原発政策実現ネットワーク 2024.12.5)
https://drive.google.com/file/d/1LaDpakv4eHUGaFhRonfzS8DSIdJ8VUPx/view?usp=sharing
草々
(追記:日本の司法・裁判所は解体して人間を入れ替え、新たに再建しないといけない)
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◆(受信メール)表現の自由弾圧から・裁判所の暴力と警察の対応:転送歓迎
経過説明2024年1月11日、東京高等裁判所101号法廷(安保法制違憲訴訟・やまなし)で、山梨県の原告14名(団長金野奉晴)が「主権者国民は棄却を認めない」と印刷されたTシャツを着用して着席した際、松本利幸裁判長が「シャツを脱ぐか、文字を隠すかにせよ」という発言を繰り返した。控訴人・原告らは「裁判長の見解は憲法21条の『表現の自由はこれを保障する』に抵触している」と訴え、裁判長に「法的根拠」を求めた。裁判長はこれに応ぜず、「退廷命令」を下した。(これは憲法違反行為である)
1)その後、すぐ法廷警備員20名が入廷し、控訴人(原告)を暴力的(ごぼう抜き)に退去を強制した。この際、原告の女性が一人倒れ、救急車が呼ばれた。
2)傍聴人の一人石垣(現在原告)は、法廷警備員のそばに近づき「暴力を止めよ」と述べたところ。法廷警備員の一人が、突然石垣の背広の左襟をつかみ「お前も妨害者だ」とやまなし控訴人の中に連れ込み暴力的に排除した。その際、石垣は右肋骨を痛めた。(診断書:右肋骨打撲・全治約3週間)「刑法195条・(特別公務員暴行陵虐罪・に該当)」
*5月15日 第1回公判さいたま地裁101号室
〇原告・石垣:意見陳述「憲法15条に、すべての公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と記載されていると主張)
〇被告:診断結果は過剰なものとの疑念を禁じ得ない」と記載。
*9月20日第2回公判さいたま地裁101号室
1)公判 原告:裁判所の職員なら、「傍聴人を裁判長の許可なく、退廷することはできない」ことを知っているはず、今回の法廷警備員は職員であるのか、ないのか。国指定代理人は答えられない。
2)被告は診断書の内容に「疑念を禁じ得ない」と書いているが、医師の確認をとったのか。国指定代理人:答えられない。
3)次回:やまなし金野原告団長等も参加予定(終了後県庁前東側・平和センターで報告集会を行う予定)
2024年11月「石垣さんへの裁判所の暴力を許さない会」代表 仲村正昭
◆(私の発信メール)
石垣さん、ひどい話ですね。断固、応援します。
(足痛がひどく、明日も家にいます)
下記の通り、全く同主旨の裁判が提訴されています。日本国中で裁判官から同じような人権侵害を受けている人々は他にもいらっしゃるということです。
(関連)法廷は誰のもの? その秩序を問う訴訟(青柳雄介『サンデー毎日 2024.12.1』)
https://www.fujisan.co.jp/product/1017/b/2593898/
少し前にも私の「新ちょぼゼミ」でも何度も申し上げていますが、日本の裁判所・裁判官どもの恣意的な法廷運営は、許しがたいレベルです。服装だけではありません。ふざけるなよ、この野郎、というレベルのものも多くあります。判決だけがひどいということではないのです。大日本帝国・オレサマ法廷が、今の日本の裁判所です。
法廷をまるで治外法権の「司法租界」のようにし、わずか100名あまりの人間しか入れない法廷でTVカメラを入れさせず、事実上、非公開・秘密裁判が繰り広げられています。こんな治外法権型第二法務省としての裁判所など、叩き潰すしかないのです。(叩き潰すとは、火炎瓶とゲバ棒を持って襲い掛かることではありません)
石垣さんは、かつて今回と似たような、服装・持ち物チェックをしていた議員会館で、ゲバラのTシャツを脱げと言ったガードマンと大喧嘩をし、その後、団体交渉までやってくれて、おかげで、昨今の議員会館は、少しばかりうるさくなくなりました。感謝しています。
(私の経験上で申し上げれば、中間管理職に体育会系のロクでもないのがいて、左翼系やリベラル系のPR物はすべて取り締まって見えないようにさせろ、チラシ配布はやめさせろ、などと命令しているのがいる、と思われ、東京都の施設などは今でもそうです)
日本の司法・裁判所は、ロクデモナイ物の筆頭格です。抜本的な改革が必要です。法曹界は(大学教授は特に)何をしているのかと思いますね。弁護士会館で、言論妨害や活動妨害をしている場合か!! ですよ。
石垣さんの勇気ある提訴を契機に、まずは、法廷運営をあらためさせ、恣意的なことはさせない、全国的な運動に盛り上げていきましょう。このメールは雑に書きましたので、追って、別途、昨今の司法・裁判所裁判官・検察・ケイサツのロクデモナイ無法ぶりなども含めて、メール&ブログでお送りいたします。石垣さん、頑張ってください。日本の全ての良識と良心はあなたの味方です。
(関連)(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html
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