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2025年1月 1日 (水)

本日(1/2)のいろいろ情報:(1)大阪維新の教育破壊政策と闘う(ガンバレ平井美津子先生、そして応援する市民のみなさん)(2)兵庫県庁「お家騒動」の行方は?(3)日本の裁判所・裁判官はデタラメや、腐っとる=つぶせ・解体しろ!他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(1.16)再開新ちょぼゼミ第4回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第2回):日本国憲法で日本はどう変わったか」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-1fa39a.html

第2回 1月16日(木)『日本国憲法で日本はどう変わったか』
第3回 2月20日(木)『GHQの経済民主化政策』
第4回 3月17日(月)『戦後労働運動と2.1ゼネスト』
第5回 4月17日(木)『ドッジラインとシャウプ勧告』
第6回 5月15日(木)『Gと「逆コース」、朝鮮戦争と再軍備』
第7回 6月26日(木)『サンフランシスコ講和条約と日米安保』

(関連)(報告)(12.18)再開第3回:オルタナティブな日本をめざして :「シリーズ「戦後改革」 (第1回目)「敗戦と占領、民主化指令」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-36da87.html


2.(チラシ)(1.26)シンポ:原発と司法:いま私たちに問われていること(明治大学駿河台)
 https://drive.google.com/file/d/1PblMv4yc8yeVVST3ZRJmIBX7nlsx_IIn/view?usp=sharing


3.中条きよし - うそ - YouTube(「日本維新の会」参議院議員)
 https://www.youtube.com/watch?v=qBWn48tOaTw

(この議員、及びその所属政党にピッタリの題名の歌だから、歌詞を少し変えて「党歌」にしたらいい。:田中一郎)


4.(お勧め新刊書)沈む日本4つの大罪 経済、政治、外交、メディアの大嘘にダマされるな!-植草一秀/著 白井聡/著(ビジネス社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034622562&Action_id=121&Sza_id=B0


5.(もう1冊:こちらはご紹介)アメリカ不正選挙2020 忘れてはいけない歴史記録 JFK暗殺、9・11を凌ぐ巨大陰謀-船瀬俊介/著(成甲書房)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034209406&Action_id=121&Sza_id=F3

 <田中一郎コメント>
 アメリカの大統領選・上下院議会選挙をめぐり、2020年の巨大規模不正を筆頭に、アメリカでは、ここ20年くらいの間、選挙不正が横行しているということが、こと細かに赤裸々に描かれています。ご紹介しておきます。どこまでが真実かは「???」のところがありますが、しかし、こんなものはフェイクだ、と一笑に付すことは難しいように思われます。何故、日本のマスゴミはこの問題の真偽を確かめるために、追跡調査報道をしないのでしょうか?(しないということは、書かれていることが「本当だ」ということを間接的に立証することになるのですが)

また、巨大IT企業やプラットフォーマーに「適正な検閲」を期待して策定された欧州の「EU DSA法(Digital Services Act)」は大問題の法律です。欧州の政治家どもは「言論・表現の自由」の意味がよくわかっていないのではないかと思われます。この問題については、先般お送りした私のメール&ブログに少し書いていますので、ご参考までにお送りいたします。

◆現代戦争論(その2):(1)(報告)(12.16)トランプ当選後、戦争はどうなる(2)「日米密約」というやっかいなもの(3)モノ言う学者を「抹殺」可能なカラクリ(日本学術会議改組案)(4)ネット空間の検閲と言論妨害 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-f03206.html

(この日本でも、グーグルをはじめGAFAMなど、巨大IT企業の言論妨害が看過できなくなってきています)


6.【最新記者会見】国会で悔し涙を流した件について。政府のあまりにやる気のない悲惨な対応に記者会見で苦言を呈する!【山本太郎 国会 れいわ新選組 記者会見】 - YouTube

自衛隊は災害救助から撤退を始めているという「噂」がある=本業の戦争に特化していくという、それゆえ、仮に部隊を出しても、人数や装備や期間などが足りない・不十分、などということもありうる、そんな事態になりつつあるのだという。デファクトでこれを見ていく必要あり。そしてタローが言うように、「れいわ新選組」が一丸となって、今年ももっと徹底して追及してほしい。応援しているぞ!:田中一郎)
 https://www.youtube.com/watch?v=d_4z2Lh4nE8

(関連)今も230人が避難所生活 死者数は504人 能登半島地震1年 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20241231/k00/00m/040/035000c

(1年たっても地震直後とあまり変わっていない能登、この国のフザケタ腐った「反国民」政治や行政の原点がここにある。野党のことではない。この国の政権・政治をずっと握り続けてきた自民党と、その政治家ども(石川県知事の馳浩も含む)、そして霞が関の幹部官僚どものことだ。これを目の当たりにした有権者・国民は、次期以降の選挙で自民党への投票をやめ、馳浩石川県知事を含むこの連中を、国会や内閣や自治体などを含む政治や行政の場から追放しなければいけない。これをするかどうかは、「あなたは日本に住む人間ですか? 大災害が起きた時、政府には何をさせなければいけないのですか?」と、一人一人の有権者・国民が厳しく問われている、ということを意味します。何故なら、次はあなたの番、かもしれないからです。また、馳浩石川県知事は、あの大阪万博に県費を寄付することの方が気になっているようで、能登の方々も石川県民も、こんな知事を選んだことを「まずかった」と反省した方がいい。:田中一郎)


7.ラジオにもタブー:小倉志郎さん
 https://docs.google.com/document/d/1eBUjoQiU6HnwWq936R10NsBgOh3OScLN/edit


8.(別添PDFファイル)老後に特化IDeCo(個人型確定拠出年金)、バブル期以来の最高値 自社株買いで下支え(東京 2024.12.31)
 https://mainichi.jp/articles/20241224/ddm/012/020/087000c
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/376830

(株高に便乗して毎日新聞が、またぞろ金融界・証券界のステマもどきの記事を載せた。年率3.8%で20年間運用した結果はこうだと示して見せ、低金利時代が長期化する中で定期預金に預けていたって利子はつかないのも同じ、株や投資信託に投資いたしましょうと、露骨には言わずに間接的に「個人積み立て年金」制度を紹介しつつお勧めするという手の込みよう。しかし、だ。これから株や投資信託に投資して「年率3.8%で20年間運用」できるかどうかは何の保障もないどころか、既に高値になっているのだから、いつ何時暴落するかもしれない。ド素人にこういうものを勧める狙いというのは、これまでも、これからも、決まって、ド素人に最初は少し勝たせてその気にさせて、まもなく全財産をどっと突っ込ませて大量に株や投資信託を買わせ、これまで相場をつくってきたプロのみなさまはドシロウトに売りつけてトンズラする、そういうシナリオになっている。だから、その筋の人たちが言うのは、マスごみが「これはいい、今だ」などと言いだした時が、相場は売り時だ、ということだそうである。2枚目には関連の東京新聞の記事も添付しておいた。日銀がアホノミクスの下でやってきた株式の購入をやめ始めた、その代わりを「自社株買い」が担い、それを利用して今まで日本株「買い越し」をしてきた外人投資家が「売り越し」に回り「日本株離れ」を起こしているという。今年は「ブラックマンデー」の年かもね?! 山高ければ谷深し。:田中一郎)


9.注目情報いろいろ

(1)「どれだけお金ないのよ」と驚きの声 トイレ改修できず、“洋式待ち渋滞”が起きる国立大学の限界(朝日新聞デジタル)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e904e45774c5141fb9c849ca51005b7217b9f398

(2)なぜ経営難に陥る「神社」が増えたのか? 神社本庁システムの“限界”に迫る(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2cb84e73fe71b7201641b2b7ee70d7bc807f3663

(3)司馬遼太郎が恐れた誤解と弊害 映像化を断り続けた「坂の上の雲」:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/uHLLa

(4)東京からベンチが消えた! 「座れない街」急増中、効率的な再開発が庶民のオアシスを奪う(Merkmal) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8099433f689d0479b9315c0c1c16293da75d5ef2

(5)揺れる石木ダム建設計画 反対住民側の「市民委員会」が県の説明を再要請【長崎】|FNNプライムオンライン
 https://www.fnn.jp/articles/-/803859

(この石木ダムもまた「再生可能エネルギー」で、「脱炭素」のためには必要不可欠な電源なのか? 大型火力発電よりはずっといいCO2を出さない発電設備なのか? 違うというなら(石木ダムはダメだと言うなら)、OKと言える水力発電はこの国にどれくらいあるのか? 「脱炭素」アホダラ教信者たちに聞きたいものである。ものごとを「きれいごと」でゴマカスな!:田中一郎)
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「本日(1/2)のいろいろ情報:(1)大阪維新の教育破壊政策と闘う(ガンバレ平井美津子先生、そして応援する市民のみなさん)(2)兵庫県庁「お家騒動」の行方は?(3)日本の裁判所・裁判官はデタラメや、腐っとる=つぶせ・解体しろ!他」をお送りします。今年も、この国の邪悪と欺瞞に満ちた矛盾だらけの政治・経済・社会を徹底して告発していきます。もちろんその目的は、それを正反対の方向に転換していくためです。日本破壊勢力との対決です。日和見の市民運動・社会運動・政治運動の克服のためでもあります。

 <別添PDFファイル>
(1)就任前の発言 翻す首相、やはり野に置け「石破草」(池内了 東京 2024.12.28夕刊)
(2)「曖昧な決着」への疑問(鎌田慧 東京 2024.12.31)
(3)見逃される「事件性」、解剖が死因共鳴のカギ、人手・予算に課題(朝日 2024.12.23)
(4)「罪は作られた」、61年の訴え、再審請求3度 狭山事件・石川一雄さん(毎日 2024.11.5夕刊)
(5)大阪から教育の希望を紡ぐために、維新政治のもとの学校で起きてきたこと(イントロ部分)(平井美津子『地平 2025.1』)
(6)日の丸・君が代「都立高での強制やめて」、国連勧告軽視する国・都、「法的拘束力 有しない」(東京 2024.6.6)


1.このお二人には今年も期待します

(1)「日本人」のつくり方(前川喜平 東京 2024.12.29)
 https://x.com/yuiyuiyui1114/status/1873141950398021692/photo/1

(2)(別添PDFファイル)就任前の発言 翻す首相、やはり野に置け「石破草」(池内了 東京 2024.12.28夕刊)
 https://drive.google.com/file/d/1WUPhzdscNAZFBPBG-OdDXQM9mYBRW1jP/view?usp=sharing


2.(メール転送です)(日本の司法・裁判所は「第二法務省」にすぎません=解体して再建しないと、まともには機能しないでしょう)RE【大崎市放射能ごみ焼却住民訴訟】仙台高裁で不当判決ー放射能汚染基準の80倍緩和の恒久化先取り

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 唖然とする判決です。日本の司法・裁判所は「第二法務省」にすぎません。解体して再建しないと、まともには機能しないでしょう。昨今では、日本の5大法律事務所と癒着して、腐り始めています。このまま放っておくのは、近未来に、保守反動・反社会的勢力の牙城になっていく可能性大です。下記を参考に、日本の司法・裁判所の抜本改革に着手いたしましょう。

◆(9.25)再開「新ちょぼゼミ」第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-ef8a7e.html

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Sent: Tuesday, December 31, 2024 10:50 AM
Subject:【大崎市放射能ごみ焼却住民訴訟】仙台高裁で不当判決ー放射能汚染基準の80倍緩和の恒久化先取り

※重複ご容赦、転載はご自由に。
http://chikurin.org/wp/?page_id=6792

12月25日、仙台高裁において大崎市放射能汚染廃棄物一斉焼却住民訴訟の判決言い渡しがありました。

結論から言えば、単に地裁の不当判決を踏襲、住民の訴えを棄却しただけでなく、地裁判決を補足強化し、あからさまに現状追認、原発推進、ひいては現体制擁護の判決だということです。本判決は放射能汚染廃棄物のクリアランスレベル(汚染物として取り扱わなくてよい基準)100Bq/kgを80倍にも緩め、8000Bq/kg以下であれば実質的に一般廃棄物と同様な取り扱いで良いとする汚染対処特措法を恒久化させるという意味を持ちます。8000Bq/kg以下であれば放射性廃棄物がいくらあろうと、それに取り囲まれた生活・被ばくは忍従せよという原発推進派にとって極めて都合の良い宣言文のような判決です。「被ばくはできるだけ少なく」から「ある程度の被ばくは我慢しろ」という大転換の先取り判決と言えます。
http://chikurin.org/wp/?page_id=6792

*******************************************
フクロウの会事務局長
NPO市民放射能監視センター(ちくりん舎)
青木一政
mailto:lab.chikurin@gmail.com
mailto:QZL00322@nifty.com

〒190-0181東京都西多摩郡日の出町大久野7444
TEL&FAX  042-519-9378
*******************************************

◆2024年度全国キャンペーン:決めつけ刑事(デカ)|ACジャパン
 https://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/self_all_01.html

 <関連サイトなど>

(1)袴田巌さんの人生壊した「証拠捏造」をスルー…最高検が「検証」公表 再審無罪なのに「立証に問題なし」:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/376158

(2)(別添PDFファイル)「曖昧な決着」への疑問(鎌田慧 東京 2024.12.31)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/376795

(3)(別添PDFファイル)「罪は作られた」、61年の訴え、再審請求3度 狭山事件・石川一雄さん(毎日 2024.11.5夕刊)
 https://mainichi.jp/articles/20241105/dde/001/040/030000c

(袴田さんの人生を破壊しておいて、検察のこの総括・反省はないだろう。またやりますから、と言っているのと同じだ。上記の石川一雄さんの裁判も同じで、証拠物件の万年筆は袴田さんの場合と同じパターンの「証拠捏造」である。そもそもこうした(冤罪)人権侵害+真犯人見逃しという大失策を繰り返しているにもかかわらず、検察のこの総括のいい加減なプロセスは一体なんだ! 検事総長の首を飛ばせ!! ふざけるな!!:田中一郎)

(4)最高検、取り調べ適正化求め通知 独自事件など対象外も可視化を:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/376675

(5)(別添PDFファイル)見逃される「事件性」、解剖が死因共鳴のカギ、人手・予算に課題(朝日 2024.12.23)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16111829.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

(6)法医学者たちの告白 - NHKスペシャル - NHK
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/J551X96W97/

(7)法医学者が告発 日本の裁判制度の問題点-科学的証拠の軽視と暗黒裁判の実態-文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/72085

(袴田事件の結果を受けて最高検が上記のような通知を全国の地検に対して出している。しかし、こんな小中学生向けの「検事心得状」みたいなものは、やってまっせのアリバイ行為の域を出ない。たとえばその下の記事(5)(6)(7)をご覧いただければ、日本の法医学体制のあまりのお粗末さに唖然とするばかりである(このことは少し前の私のメール&ブログでもお伝えしました)。いくら高圧的・暴力的な自白強要はやめなさい、自白だけにたよる捜査はよろしくない、などと言ったって、それじゃ「科学的捜査」ができる体制が取られているのか・取ろうとされているのか、といったら、そんなものは何十年も前から「ほったらかし」のスッカラカンだ。

毎年、万人単位で死因不明の死者が出ているこの国で、その死者の死因すら解剖してきちんと調べられない・調べる体制ができていない・体制を創ろうともしていない(予算がつかない)、そんな「無責任放置状態」をそのままにしておいて、「通知では、自白を得ることに過度に固執しないよう求めたほか、法律上対象外となっている独自捜査事件の任意の取り調べでも、必要に応じて録音・録画(可視化)することも要請した。」なのか!? 有権者・国民をバカにしているだろ! だから検事総長の首を飛ばせ、と言っているのだ。もちろん司法・裁判所・裁判官もグルで責任重大であることは申し上げるまでもない。この国の刑事司法は江戸時代レベルのお粗末さだと言われている。:田中一郎)


3.大阪維新の教育破壊政策と闘う(ガンバレ平井美津子先生、そして応援する市民のみなさん)

 久しぶりにリベラル系月刊誌の論文で「胸のすく」ものを拝見させてもらった。著者の平井美津子先生は少し前にTVでも見たような気がするが、それが何の番組だったかまでは覚えていない。たんたんと書かれた論文だが、これを大阪維新が支配する大阪の公立中学の教育現場で実践し続けることは並みたいていのことではない。ただただエールを送りたいし、平井美津子先生の周りで支えるいろいろな人たちの努力も大変なものであろうことは容易に想像がつく。私はこの論文を読んでいて、自分が鞭撃たれる思いがした。平井美津子先生に続け!と。

岩波書店月刊誌『世界』と、その『世界』から飛び出た人が創刊した『地平』という2つのリベラル系月刊誌が、両方とも同時多発で、2024年12月に「人工排出CO2による地球温暖化」説に基づく「脱炭素」アホダラ教論文を寄せ集めて掲載する特集を組むなど、批判的ジャーナリズムを自らが捨ててしまっていることに気が付かないその愚かさを見せつけられた直後だっただけに、この2つの雑誌のうちの片方にだけでも、かすかな希望を抱き続けられそうなことにほっとした次第である。

それはともかく、維新支配下の大阪の中学校で奮闘する平井美津子先生に励まされる先生たちは全国にたくさんいらっしゃるだろう。その方々のためにも、私たち有権者・国民は、一刻も早く政治の場から維新(日本維新&大阪維新)を一掃し、平井美津子先生のような方々が、元気に思い切ってハツラツと教育の仕事ができるよう、社会環境づくりをしていく責任があるように思う。そしてそれはまた、日本にとって大切な隣国である韓国・朝鮮との真の友好関係を築いていく礎となることでもあると私は思う。アジア太平洋戦争の歴史を「加害の歴史」としてしっかりと学び直すことと一体だ。がんばりましょう。

◆(別添PDFファイル)大阪から教育の希望を紡ぐために、維新政治のもとの学校で起きてきたこと(イントロ部分)(平井美津子『地平 2025.1』)
 https://drive.google.com/file/d/1gt4uotBLSyAoj_9PwGTI-dAVB2MbwqlY/view?usp=sharing

(関連)(別添PDFファイル)日の丸・君が代「都立高での強制やめて」、国連勧告軽視する国・都、「法的拘束力 有しない」(東京 2024.6.6)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/331743


*世界 2024年12月号 - 岩波書店
 https://www.iwanami.co.jp/book/b655032.html
 https://websekai.iwanami.co.jp/

*地平社 - 「地」球と「平」和を考える出版社
 https://chiheisha.co.jp/category/chihei/
 https://chiheisha.co.jp/

 <関連サイト>

(1)「慰安婦」問題を子どもにどう教えるか-平井美津子/著(高文研)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034604047&Action_id=121&Sza_id=B0

(2)「慰安婦・日本軍兵士」教える平井教員にバッシング/許せない大阪の異常な教育介入
 http://www.labornetjp.org/news/2018/1216osaka

(3)『「慰安婦」問題を子どもにどう教えるか』悲しみ共有し想像力育む - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-650332.html

(4)平井美津子さんに聞いた(その2):教員の分断、競争原理の導入──教育現場で今、起こっていること - マガジン9
 https://maga9.jp/220727-1/

(5)平井美津子さんに聞いた(その1):「慰安婦」問題と学校教科書 - マガジン9
 https://maga9.jp/220720-2/


4.崩壊する日本の公教育
 維新(日本維新&大阪維新)による公教育の破壊を許してはならない。

◆なぜ今になって…? 教育研究者が「日本の公教育の崩壊が大阪から始まる」と嘆く“納得の理由”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ae8f572714aab26c905da1faaff153013ad05fab

◆「今はまるで『シャブ漬け』状態だ…」大阪府の元教員が明かすグロテスクな教育環境の“実情” - 文春オンライン 
 https://qr.paps.jp/4ouv9

(関連)崩壊する日本の公教育-鈴木大裕/著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034662318&Action_id=121&Sza_id=E2

 <田中一郎コメント>

 アベ政権と維新(日本維新&大阪維新)が組んで行った「破壊的教育行政」の内容は、アメリカの失敗教育政策の猿真似的な「市場原理主義アホダラ教」政策だった。中学生に年13回のテストを行い、日常的にそのテスト対策に教師たちが明け暮れる、教育委員会とその代理人の校長・教頭が、教員の尻を蹴飛ばしながら、テストテストで旗を振る、そして、そのテストの結果で学校を「業績評価」し、校長を「業績評価」し、教員を「業績評価」する、そのために学校別にテスト結果をランキングして公表し、低成績の学校をみんなしてぶっ叩く、こんな、まったくもってバカバカしい「教育現場」ができあがっていたというから驚きだ。

こともあろうに私の出身地の「昔は水の都、今はアホの都」大阪で、あの不勉強で不道徳でチンピラ似非右翼の維新(日本維新&大阪維新)が教育に政治的に介入して、強引に「市場原理主義アホダラ教」教育行政を現場に押付けたというから、事は穏やかではない。大阪の「親」達は何をやっとるのか? いつまで「維新」ボケしているのか!? 記事を読んでいて怒りがこみあがる。そういえば、大阪では、あの下らなくも危険極まりない大阪万博(会場の夢洲はメタンガス発生で爆発の危険性+自然災害対応不可能他)に小中学校の生徒たちを動員しようとしていて、しかも、その「学徒動員」に反対する小中学校がほんのわずかしかない、という有様だ。大阪の小中学校は、生徒のための学びの場から、維新のためのビジネスの場・政治的イベントへの動員の場と化し、お国のための教育が行われている。

大阪のアホウな有権者どもよ、早う目を覚まさんか! 先般の衆議院選挙の大阪府下小選挙区の結果はいったい何のこっちゃダ。そろいもそろってドアホ丸出しの投票行動をするな、ボケ! だ。自分たちの子どもたちが、毎日、維新(日本維新&大阪維新)のチンピラどもに翻弄されているのがわからんのか? 自虐的・自滅的行政を、人品骨柄サイテーレベルの人間たちが、お前たちの選挙での投票のおかげで「政治家」にしてもらい、日々、アホ丸出しのことをどこかの猿真似で税金使ってやっていることが理解できないのか? 維新(日本維新&大阪維新)のチンピラどもは「現代の嘘八百」の権化だということが、まだわからんのか! 有権者がアホウなら、教育も、行政も、福祉も、街づくりも、公共事業も(例:水道)、何もかも、そのアホウの有権者が選ぶチンピラ政治家が、ボロボロにして、その結果を有権者が全部引き受けさせられるということが、まだわからんのか?!

(関連)キケンでムダな大阪化石万博(西谷文和さん)【The Burning Issues】20241126 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=jnA06fNLOuk

夢洲の、大阪万博とカジノが、大阪のアホウの有権者の「選択」を象徴している。そして、その大阪の教育もまた、ボロボロだ。怒りが収まらない。私の生まれ育った故郷が破壊されてゆく。


(追加)くそくらえ節・岡林信康 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=l0KhetHAbiE

(大阪も日本のことも、この歌でよく理解できます。半世紀前の歌です。日本人は、この歌が流行した時代から、ずっとずり下がってきています。中でも大阪はサイテーレベルまで来てしまいました。私が言う「アホ」とは、自分たちの利害が理解できない、という意味にとってもらって結構です。:田中一郎)

(関連)大阪維新「改革」の副作用が全国へ、「私立高校授業料無償化」で公立セーフティネット高校が潰される皮肉 - ニュースな本 - ダイヤモンド・オンライン
 https://tinyurl.com/454r2jrh

(関連)次期学習指導要領「先生の業務の見直し」も着手を 学校は何をするところ?教員のコア業務とは?(東洋経済education×ICT) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c7377c73e5812c4f401cdbef93574953db6e5ba9


5.兵庫県庁「お家騒動」の行方は?
 IWJから既往のマスごみ報道とは真逆の報道がなされ、この「お家騒動」は訳が分からなくなってきました。今後の動向が注目です。

(1)日刊IWJガイド:12月25日に開かれた兵庫県の百条委員会で片山元副知事が驚くべき「真相」を証言! 百条委員会の委員のモラルは崩壊! 百条委員会の県会議員2人と兵庫県総務部と『神戸新聞』は、ズブズブの関係にあり、提出された虚偽情報がバラまかれて、斎藤知事と片山元副知事の名誉が毀損された!?  2024.12.26号
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54255

 <田中一郎コメント>

「■12月25日に開かれた兵庫県の百条委員会で片山元副知事が驚くべき「真相」を証言! 百条委員会の委員のモラルは崩壊! 百条委員会の県会議員2人と兵庫県総務部と『神戸新聞』は、ズブズブの関係にあり、提出された虚偽情報がバラまかれて、斎藤知事と片山元副知事の名誉が毀損された!?」

 をご覧ください。その上の2つ=兵庫県庁舎建て替えの記事は関連記事です。

 IWJの報道の仕方には、やや客観性に欠けるというか、世の中あるいは報道界の多数派との対抗意識を強く打ち出すあまり、斎藤元彦知事・片山安孝元兵庫県副知事の側に加勢し、両者を厳しく批判する側を叩く理由として、①非公開で開催された100条委員会の内容が神戸新聞などの外部に漏れたことが守秘義務違反である、自殺した西播磨の元県民局長の7つの内部告発は、阪神・オリックス優勝パレードへの公金流用疑惑を除いて全て事実ではない、などを挙げています。

しかし、前者①については、100条委員会が非公開で開催されたこと自体に問題があること、また、不合理な非公開会議などからの遺漏を使ってマスごみなどが報道することは今回に限ったことではないので、このことが「兵庫県庁お家騒動」の核心部分ではないこと、従って、あまり強調され過ぎると首を傾げざるを得なくなる。

また、後者②については、その「事実ではない」という6項目について、IWJ自身が詳細に報道してくれないと、読者は判断しようがないでしょう。いずれも、私はIWJ報道の勇み足・片手落ちだと見ます。

それから、昨日12/28の「TBS報道特集」では、まさにこの「兵庫県庁お家騒動」の問題を取り上げていましたので、併せてご紹介しておきます。この日の「TBS報道特集」の放送内容も、IWJが批判する「捏造内容」なるものに沿ったものでした。
http://www.tbs.co.jp/houtoku/
https://cu.tbs.co.jp/episode/20093_2080047_1000102215?utm_source=tbs_official&utm_medium=organic

IWJも他のマスゴミ・報道界も、まだしばらくはこの「兵庫県庁お家騒動」問題で振り回されることになると思われます。IWJ他の報道にご注目下さい。


(2)日刊IWJガイド:仰天! 渡瀬康英元西播磨県民局長が公用パソコンで作成・保存していた「クーデター文書」の中身が、百条委員会で初めて明らかに! 悪質なことに、斎藤知事が就任した直後の2021年から2022年にかけて、斎藤県政に打撃を与える嘘まみれの怪文書(公益通報ではない!)配布計画と斎藤知事を孤立させる人事案が計画されていた! そのクーデター計画の中心人物の一人が自死した渡瀬県民局長! しかも渡瀬県民局長は、自らの告発文書を「公益通報」ではなく「怪文書」だと自認していた! 背景には 井戸敏三前兵庫県知事の存在! 退任後も人事に介入! その2 2024.12.28号
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54260

 <田中一郎コメント>

しょっぱなに「仰天!」と書かれている記事をご覧ください。
善人と悪人、正義と不正義、攻め側と守り側が、逆転する話(記事)です。

しかし私は、IWJが少し一方的に、スキャンダラスに、書きすぎているように思えます。というのは、斎藤元彦兵庫県知事が批判された次の2つのポイントについては、依然として斎藤元彦知事側に非があるように思われるからだ。

(a)「公益通報者保護制度(法)」の逸脱
 この法律は「手続き要件」が重要なので、斎藤元彦が前回の知事時代にやったことは、やはりルール違反(違法)だと思われること。特に内部告発された側の知事が、した側に対して、公益通報であるか否かを判断し、通報者サガシをやって処分までしてしまっていること=第三者委員会の判断を待ち、かつ、処分するにしても第三者の意見をよく聞くべきだった。

(b)阪神タイガース・オリックス優勝パレードの県イベント(大阪維新が画策)に信金業界を使って、公金をカンバックさせた疑惑(寄付が集まらなかったから)は消えていない。

 兵庫県の百条委員会は、この問題の急所を押えた尋問や調査をしているのかな? 維新や自民が邪魔をしていないかな?


(3)日刊IWJガイド:百条委員会で7月31日~8月14日に百条委員会が実施した「パワハラ・アンケート調査」のデタラメぶりを増山誠委員(維新の会)が暴露! 事前選挙活動にまったく関与していないと判明した職員の名前が、アンケートに25回も出てくる! その職員のおじさんが、斎藤知事の後援会長をしているとの記載があったが、そのおじさんはすでに他界していた! 誰でも、何回でも、無記名で書いていいそのインチキ・アンケートの集計で、「職員の4割が、斎藤知事のパワハラを見聞きしていた」と虚偽の結論を下していたのが百条委員会! 2024.12.30号
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54266

 <関連サイトなど>

◆【横田一の現場直撃 No.300】斎藤暗黒政治、露呈 *2024横田疾走!小池、万博、石破、斎藤、立花、玉木… 20241230 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hD9CHUy_WPQ

(1)「こんな奴が書いた告発文書なんて…」元県民局長のプライベートな情報、なぜ漏えい?県関係者が新証言【報道特集】 - TBS NEWS DIG
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1644898

(2)「内部告発の“犯人探し”を徹底」兵庫県庁の職員は“特定”を恐れて顔も手も隠し…それでも「クロ現」に証言した“壮絶な背景”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/44a470e152a23520e5ab53f3c6b948f37d0af4a7

(3)【兵庫県知事選】恐ろしいまでの熱狂は「政治離れ」の放置が生み出した|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/365619

(4)公用PCに残された「私的情報」のプライバシー権は…茨城の裁判での判例 兵庫・斎藤知事の問題で注目|よろず〜ニュース
 https://yorozoonews.jp/article/15554335

(5)斎藤知事「適切な対応」繰り返す 識者は県の対応問題視 百条委(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0b4fabb8c2ff211a7e092d51aa2fc11140a72363

(6)斎藤知事のパワハラを断定、立花孝志氏のマスコミ叩きに便乗…デマを指摘する「ファクトチェック団体」の欠陥(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fa9bc82af41ae605681253fbc3c4dd83eff1d99b

(7)泉房穂氏 知事再選の斎藤元彦氏に直接謝罪 TV生中継で異例「お詫びです。民意見て反省」一面的見方で厳しく批判してきたと 斎藤氏驚いた表情(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/435d01a8368a8674282adb228ea5ac7e0ea01cf4

(8)泉房穂氏は斎藤元彦知事に謝罪後「テレビから消えた」騒動が…-物言う-コメンテーターの現在地|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/364341?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(9)兵庫・斎藤知事、元県民局長「3月告発文書」と「4月公益通報」は“別物”扱い 百条委が切り抜きに警鐘(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8238dc00a2875c5b5f4a2481e84a3c0b1ff2f41c
草々

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