「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(161):とにもかくにも、なりふり構わぬ「原発大推進」の「基本計画」、それ以外には何もない=「合言葉」の「脱炭素」を叫べば叫ぶほど「原発大推進」に帰結、それに気が付かない政治的幼稚・未熟・お気楽
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.(再掲)(人工排出CO2よ、地球温暖化は)お前がやったんだろう! 決めつけ刑事(デカ)(ACJAPAN 日経 2024.12.21)
https://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/self_all_01.html
◆(報告)(10.31)再開第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎 2024年10月31日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/11/post-9a8f12.html
(関連)(報告)(12.18)脱原発と脱炭素(追補):科学的実証的根拠のない「人工CO2温暖化」説に基づき「脱炭素」を叫べば叫ぶほど「原発大推進」(GX推進)は進む(新ちょぼゼミ:田中一郎 2024年12月18日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-055d9e.html
2.(予約必要)(1.16)再開新ちょぼゼミ第4回:オルタナティブな日本を目指して 「シリーズ戦後改革(第2回):日本国憲法で日本はどう変わったか」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-1fa39a.html
(会場が狭いので、参加ご希望の方は、お早めにご予約下さい:35名程度が限界)
3.野田佳彦立憲民主党の2024衆院選での議席増は有権者の支持を示すものではない
下記の「MEMO」をご覧ください。私の知人が整理されたものですが、この「MEMO」が示すことは、野田佳彦立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」の2024衆院選での議席は増えていますが、比例区でも小選挙区でも獲得票数は増えておらず、特に小選挙区では得票数を減らしながらも「小選挙区マジック」で議席増に結果しているのです。つまり、あれだけ「敵失」でフォローの風が吹いていたにもかかわらず、それをバネにして衆院選での地滑り的な大勝利を得ることができないまま、第1党の自民党が得票を大きく減らしたことで、自身の議席が増えたということにすぎません。
◆2024年10月27日衆院選挙結果 および前回(2021年)からの変化(MEMO)
https://drive.google.com/file/d/1rmapF_GuBlNlufDnV6yDFodXK9wrcz_p/view?usp=sharing
このことから言えることは2つ、①現在の小選挙区・比例代表並立制という選挙制度は民意を反映しない欠陥選挙制度であり、こんなものを続けていたら日本は腐った無能な政治・政治家のおかげでどんどんひどくなる(変えられない)、②野田佳彦「脱憲反民主党」ではホンモノの政権交代は実現しないので、野田佳彦を代表・執行部から退陣させるか、「脱憲反民主党」を野党第1党から引きずり下ろす必要がある、ということです。
(関連)衆議院選挙2024 選挙結果 -衆院選- NHK
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/
(関連)【白井聡 ニッポンの正体】「自公」終焉と新しい対立 ~有権者は、何を求めているのか~ - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=jGWerV3n01A
4.(別添PDFファイル)医療費引き上げにがん患者の悲鳴…来年度予算案を見る限り、この政権は「国民の敵」(日刊ゲンダイ 2024.12.28)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/365611
(関連)(別添PDFファイル)高額療養費見直し全容解明、平均層は5.9万円増(東京 2024.12.24)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/375912
https://www.tokyo-np.co.jp/article/373938
5.(別添PDFファイル)自民党派閥裏金事件:議員ら65人、一斉不起訴、うち現・元5議員起訴猶予(東京・朝日 2024.12.27)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/376098
(これは自民党ならびに現在の検察による有権者・国民に対する「挑戦状」だ。悔しかったら選挙で変えてみろ! ということ。どうせお前ら有権者・国民は、踏ん切りがつかないまま直に忘れて、結局は我々自民党・検察連合軍に投票(投降)するんだよ、へへへ、まあ、せいぜい検察批判でもやってなよ、じゃあな、の笑い声が永田町や霞が関から聞こえてくる。検察審査会は仕組みがダメで機能不全。:田中一郎)
(関連)裏金実態解明の“本丸”か? 森喜朗元首相の国会招致いよいよ現実味…野党の多数決「やむなし」のムード|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/365613
6.大浦湾海底に砂の投入を開始 沖縄防衛局、地盤改良に「着手」 年内のくい打ちには至らず 辺野古新基地建設 (琉球新報)
https://ryukyushimpo.jp/news/politics/entry-3814796.html
(関連)[社説]軟弱地盤「着手」 強行やめ国会で議論を- 沖縄タイムス+
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1499367
(関連)<社説>大浦湾地盤改良着手 工事を止めて再試算示せ - 琉球新報デジタル
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-3816430.html
(関連)沖縄市長選 仲村未央氏が出馬表明 市政刷新し県と連携(琉球新報)- Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/0eb1f01f791bb6037056be278f69e463eb0b6163
7.ヘドロ政治=諸悪の根源・破滅への階段
(1)石破首相、衆参同日選「やっちゃいけない決まりはない」…予算案や重要法案の否決を例に挙げる(読売新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20241228-OYT1T50036/
(来年以降の政局がある程度読めるのではないか。1つは、2025予算案採決後の4月頃石破茂首相が解散権を行使して石破茂自民党で衆議院選挙、もう一つは、石破茂降ろしの後にポスト石破茂の自民党新総裁を担いで7月に(20日?)衆参同日選挙、いずれになるかは今のところ「???」だが、いずれにせよ、自民党大勝・野党(特に立憲民主党・日本共産党)大敗の可能性アリ。:田中一郎)
(2)旧文通費改革法が成立 改正に3年、使途公開へ:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/374879
(「公開や返納の具体的な方法は衆参両院議長が協議して決める。使途として認める範囲は、衆参で見解に隔たりがあり、協議を続ける」=これでは何も決まっていないのとほとんど同じ=野党は何をしているのか?!:田中一郎)
(3)自民党が党費など8億円を共同募金に寄付、高市早苗氏「党員に申し訳ない気持ちでいっぱい」 - 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20241228-OYT1T50159/
(「裏金・脱税」で税金ゴマカしたカネで「赤い羽根」に募金して、それで胸に赤い羽根を付けて歩き回って、ケジメがつくのか?! コレ、中学生に説明できるか? オヤジやカカアが税金ちょろまかして募金して赤い羽根付けてエラソーに歩いています、立派やなあ、って、ほめごろし、ではないか!! また、チンピラ似非右翼女でジコチュー丸出しの高市早苗が、有権者・国民にお詫びしないで、「裏金・脱税・居直り」の自民党員に「申し訳ない」だとさ。高市早苗に選挙で投票している奈良バカ県民よ、愚民投票をやめて、この女を次の選挙で落とせ! お前たちの恥さらしだ! :田中一郎)
(4)創設者・橋下徹氏が石丸伸二氏に露骨な“抱きつき”…政界プチ再編で「維新瓦解」待ったなし?|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/365612
(5)立維国 同床異夢の連携 給食無償化へ法案提出 与党と協議「抜け駆け」警戒 朝日新聞デジタル
https://x.gd/KbW7C
◆【石破敗北】痛快すぎる質疑!終わらぬ裏金問題の徹底的に詰める日本共産党の最強議員に石破総理も涙目…! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=SOl9KV7XNjc
8.注目情報
(1)「9割以上が赤字」の衝撃…いま「路線バス事業者」が直面している「厳しすぎる現実」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/690c1ad52bc1e9a2dad24c335d431190e693fe66
(道路に投じている巨額の財政資金を「路線バス」に回せ。たとえば外環道建設を中止すればいい。それだけで兆円単位が回る。:田中一郎)
(2)憲法25条と避難所 - 中国新聞デジタル
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/578027
(関連)(新刊書)健康で文化的な最低限度の生活 13-柏木ハルコ/著(小学館)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000007536691&Action_id=121&Sza_id=B0
(3)「選択的夫婦別姓」が通常国会の重要テーマに浮上…石破首相が与党・公明党に追い込まれる大誤算!|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/365686?utm_source=newsletter&utm_medium=email
(あらゆることについてプレゼンスがよろしくない野田佳彦立憲民主党だが、この問題についてもしかり。さっさと法案だせよ!! 何やってんだ!! 自民党が反対して否決に回ったら、参議院選挙あるいは間もなく来る衆議院選挙での「最大の争点の1つ」にすればいい。愚図愚図するな!! この前議員会館で開催された立憲フォーラムの「選択的夫婦別姓」テーマの講演会録画もネット上にはありません。事務局は何をしているのか? 要するに、多くの有権者に訴えよう、今が旬だ、というセンスがないのだ(野田)。:田中一郎)
https://www.youtube.com/watch?v=Nc_JEf9UAUo
(4)韓国国会、首相弾劾訴追案も可決 大統領代行の職務停止は初(共同通信) - goo ニュース
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2024122701001500.html
(5)韓国捜査当局、尹大統領の逮捕状を請求 内乱容疑 不訴追特権も例外 - 毎日新聞
https://x.gd/DZIwP
(「尹氏は職務停止に追い込まれたが、警護などの特権は維持。ソウル市内の高台にある大統領官邸で生活している。高捜庁は、大統領警護庁などが逮捕を阻止しようとすれば公務執行妨害罪に当たる可能性があるとけん制している。」(一部抜粋)=この大統領警護庁の「武力」が大統領の「強気」の一因ではないかという情報が流れています。また私は、大統領の背後には、在韓米軍や米国政府、それに韓国軍部内の保守反動派もついている可能性があり、油断できない情勢が続いている、と懸念しています。根拠はありません。:田中一郎)
(6)「信じられない」裁判官、想定外のインサイダー容疑 勤務中も取引 - 毎日新聞
https://x.gd/jp8EC
(こんな奴が「裁判官」と称して法廷の壇上に座って、基本的人権と社会正義を踏みにじり、日本国憲法を棚上げにして、無実の人を死刑にし、巨悪権力犯罪を見逃して無罪釈放している(現在進行形)。この事件は氷山の一角と見るべき。叩き潰せ、日本の司法・裁判所:田中一郎)
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(161):とにもかくにも、なりふり構わぬ「原発大推進」の「基本計画」、それ以外には何もない=「合言葉」の「脱炭素」を叫べば叫ぶほど「原発大推進」に帰結、それに気が付かない政治的幼稚・未熟・お気楽」をお送りします。この「脱炭素」原発大推進に乗せられていく今日の日本のリベラル勢力は、その情けないほどの劣化を示すものに他なりません。今まで何度も書いてきましたが、再度書いておきましょう。左翼・左派・リベラルが判断を間違った3つの問題と、これから間違いそうなこと。
<左翼・左派・リベラルが判断を間違った3つの問題>
(1)「人工排出CO2による地球温暖化」説と「脱炭素」
(2)「新型コロナ」とmRNAコロナワクチン
(3)ウクライナ戦争
<左翼・左派・リベラルがこれから判断を間違いそうな問題>
(4)デジタル・ネット言論のフェイク問題
<別添PDFファイル>
(1)再処理工場の重大事故についての評価(『再処理工場の核惨事』2024.12)
(2)核燃料サイクルの本当の話をしよう(澤井正子『科学 2014 5』)
(3)コラム study2007と被ばく(study2007『見捨てられた初期被曝』岩波書店)
(4)15年で「半分再エネ」へ、次期エネ計画原案了承:経産省(日経 2024.12.26)
(5)原発災害拠点 停電2度、7日間正常稼働できず、佐賀・玄海(毎日 2024.12.19)
(6)除染土搬出へ道筋示せるか、政府が基本方針策定へ(東京 2024.12.21)
(7)原発回帰は亡国への道:古賀茂明の年末激論(倉重篤郎『サンデー毎日 2025.1.5,12』)
1.破綻した再処理・核燃料サイクルにしがみつく政府・自民党
去る12月5日「院内集会:原発・核燃料サイクルの中止を求めて」が衆議院第2議員会館にて開催されました。以下、簡単にご報告いたします。当日、私も会場参加者としていくつか発言しましたが、特に主催者側が触れていない下記3点を強調すべく、列記しておきます。但し、このことを申し上げるのはこれで何度目かになり、そろそろ共通認識としていただきたいとも思っています。
(1)当日録画
*20241205 UPLAN【第1部・第2部】原発・核燃サイクルの中止を求めて 省庁・全国市民・議員の院内集会 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tSYEoHpf8-E
*20241205 UPLAN【第3部】原発・核燃サイクルの中止を求めて 省庁・全国市民・議員の院内集会 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=__6F1F5qYbg
(第3部のVTRの35分くらい経過したあたりから私が重要なことを申し上げています。この会に参加した国会議員達(来るだけまだいい方だとはいえ)は、自分たちが言いたいことを言い終わるとさっさと退席するか、残った数名の国会議員も、会場の講談席に座りながら私の話に耳を傾けようともせず、私語っぽい雑談をかわしている様子が見て取れます。こんな調子だからこの国の国会議員の姿勢が疑われるのでしょう。)
(2)(12.5)院内集会「原発・核燃料サイクルの中止を求めて」対政府各省庁質問事項(衆2-1 2024.12.5)
https://drive.google.com/file/d/19HXOaNVdY9UpkSPNPL9tI0_2fra9Ofoe/view?usp=sharing
(3)(別添PDFファイル)再処理工場の重大事故についての評価(『再処理工場の核惨事』2024.12)
https://drive.google.com/file/d/1s1A9_VFGA5aWeMzkN-Ew12cHU5Ermc4p/view?usp=sharing
<私から発言したこと:抜粋>
(a)詳しくは当日録画の第3部の35分くらいのところからの私の発言をご覧ください。上記(3)にP33の図というものを添付しておきました。政府各省庁とのやりとりの中では、主催者側から「蒸発乾固」(「冷却に失敗した高レベル放射性廃液貯留タンクの内部が沸騰して水分が蒸発しタンク外部に放出、後に残った硝酸塩などが乾いて固まる、くらいの意味。しかし、「蒸発乾固」なる言葉はIAEAの文書にはなく、かつ、IAEAは高レベル放射性廃液貯留タンクの(大)爆発のリスクをちゃんと見ておけという指摘をしていることを主催者側の質問者から説明があった=爆発には、水素爆発と硝酸塩爆発がありうる)後の硝酸塩爆発の可能性についての追及はなされたのですが、その前段の「蒸発」中の放射能の環境への拡散の可能性については、日本原燃やIAEAが作成した図のままを信じ込んでいるような感じがしたので、あえて申し上げた。福島原発事故の際も、格納容器が破損しないままであってもあれだけの放射能が環境に出てきているのに、すさまじい量で、さまざまな核種を含む高レベル放射性廃液貯留タンクの冷却失敗後の放射能漏れ(環境放出)が、図に書いてあるレベル程度のものではありえないのではないか(もっと大量に出てくる:注*)、というのが私の疑問である。出てこないというのであれば、その実証的根拠を示せ、また、出てくる放射能の量をベクレル数で核種ごとに示せ、というのも私が申し上げたことです。
(注*)図には「非揮発性元素の放出量は全量の0.01%」と小さな文字で書かれていて、かつ、揮発性元素は蒸発乾固するまでは揮発する温度にまでは上昇しないから放出されることはない、と言いたいのだろう。原典はIAEAである。揮発性であろうとなかろうと、放射性物質は例えば気体ではなくエアロゾル(微小な液体の粒)として出る可能性もある。
(b)六ケ所村も東海村も、使用済み核燃料の再処理工場は、事故を起こさなくても、正常に運転されている時であっても、様々な核種の恐ろしいほどの量の放射能を海と空に、つまり環境中に放出する。脱原発運動内部では、一般の100万KW級の原発が1年間に環境中に放出する放射能の量の1年分を、わずか1日で出してしまう、と言われてきた。しかし、このことに関する脱原発側・主催者側からの追及がこれまでも全くと言っていいほど具体的になされてこず、従って、圧倒的に多くの一般国民や若い世代はもちろん、脱原発派の中でも知らない人が増えている現状にある(例:東京電力が海洋投棄する汚染水に含まれるトリチウムの量どころではない、すさまじい量のトリチウムが、青森県の太平洋側の海や、青森県の大気中に放出されることになる)。次回以降、これを改め、まずは正常運転時(事故なし)に青森県六ケ所村再処理工場は具体的に「どんな放射性核種を、1年間に、どれだけの量(ベクレル)を海と大気中とにそれぞれ排出するのか」を提示させ、更に、これを推進側は青森県民に対しては「被ばく量として0.0023mSv/年の被ばく」程度だから心配いらないとしている計算根拠を提示させていただきたい(あるいは追及していただきたい)。つまり、再処理工場は事故を起こさなくても、すさまじい放射能の汚染源になり、北海道を含む北日本(日本の北半分)全域を人間が住むにはふさわしくない地域にしてしまうことを明らかにしていただきたい。
(c)使用済み核燃料の再処理で分離されるプルトニウムについては「使い道がない」ではないかという追及が主催者側からなされていた。しかし、下記の少し前の岩波書店『科学』論文(澤井正子著:当時原子力資料情報室)をご覧いただきたい。分離されるもう片方はウランだが、そのウランは238だけでなく、いくつかの同位体が含まれており、その中のU232は強いガンマ線を放出するために燃料として使えない(作業員が被ばくしてしまうから=海外では利用している事例はない)。つまり、再処理で出てくるプルトニウムは使い道がないだけでなく、多方、ウランは放射線が危険で使えない、ということで、再処理という工場・作業が、全くの無意味なことであることが明白である。
◆(別添PDFファイル)核燃料サイクルの本当の話をしよう(澤井正子『科学 2014 5』)
https://drive.google.com/file/d/1zLcfl0ICikVVjPTYcoS-KtAekbHL7OzC/view?usp=sharing
(具体的には、この論文の3枚目の最初のあたりをご覧ください:田中一郎)
2.コラム study2007と被ばく(study2007『見捨てられた初期被曝』岩波書店)
◆(別添PDFファイル)コラム study2007と被ばく(study2007『見捨てられた初期被曝』岩波書店)
https://drive.google.com/file/d/11C5PQLjhpJoJZI-UpLGPNnMkk0xTMttD/view?usp=sharing
(関連)見捨てられた初期被曝-study2007/著(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033278680&Action_id=121&Sza_id=C0
(「study2007」というのは、この本の著者のペンネームで、本名はついに未公開のまま、今は亡くなられています。どこかの理系(物理学系)の大学か研究所の教授と思わしき方です。別添PDFファイルは、この本の一番最後に掲載されていたもので、「あとがき:福島原発事故雑感」という論文名にふさわしい内容のものであるように思います。一読して私が思ったことは、この文章から(もちろんこの本全体から)、ペンネームstudy2007さんは、福島原発事故後の国や自治体や学校や文部科学省など、いわゆる公的機関の被ばく防護政策や福島県地元の住民対策のデタラメを目の当たりにして、義憤にかられながらこの文章や本をお書きになったのだろうなと推測しました。study2007さんは、岩波書店『科学』にも、福島原発事故後まもなく複数回にわたって論文を投稿していて、決して一般シロウト市民には読みやすい・分かりやすい論文ではありませんが、福島原発事故後、結構有名になっていたように思います。
あのころを今になって思い出してみて、メールの表題にも書きましたが、「あの頃の科学者も、岩波書店『科学』も、岩波書店も、今よりもずっとまともでした」。残念でなりません。
3.(メール転送です)「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の永田さんから
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3.11時女川原発敷地内放射線急上昇はやはり同原発起源であった!
みなさんへ 永田です。
新年の準備などでご多忙のところとお察しします。女川原発に関わり重要な事実が明らかになってきました。天恵の海第261号で報じております。以下はその報告です。
http://sanriku.my.coocan.jp/no.261.pdf
14年前になろうとする東日本大地震時3月12日に女川原発敷地内のモニタリングポスト(以下:MP)で放射線量が急上昇しました。この原因は120km離れた福島第一原発事故(以下:福一事故)による放射性の雲(以下:プルーム)によると国や電力が説明してきました。
当時はこの世界史に残る福一大事故による各地の放射能汚染、そして連続する水素爆発、16万にも登る避難民等による大混乱の最中、女川原発は大事故にならず良かったとの思いでした。
しかし、3月12日深夜からの女川原発MPが急上昇しているグラフは本当に福一起源か、疑念が払拭できず仲間とともにこの13年間資料を集めてきました。そして、電力や宮城県のモニタリングデータや、福一1号機の水素爆発後風下の線量率データが整理でき、福一1号機の爆発時のプルーム(放射性の雲)がこの急上昇の前に届いていたらしいことなどがわかり、福一起源ではなく女川原発から出たものとすると全てが説明できることがわかってきました。
※添付図は2011.3.12〜13(23:50)の電力発表の図と線量率のグラフです。事故前の値は30〜50nGy/h。それが最大で21000nGy/hまで上昇したのです。Gy≒Sv
◯2024年秋に東北電力が女川原発を再稼働するとの報道があり、その前に女川原発起源ではないかと私達の疑問を提出し回答を得ることにしました。
10月5日電力社長宛質問書を岩手県内3団体で提出。
天恵の海第260号 http://sanriku.my.coocan.jp/no.260.pdf
11月18日電力本店で口頭で回答を得ました。
この回答は私達が示した電力起源とする3つの論点に一つも答えず 以下を繰り返すだけでした。
①MPのデータは測定した場所の諸条件が関係し高い理由は「一概に言えない」。
②原子炉は全て冷温停止しており排気筒のモニタの値は通常よりも高いが十分に低い値であった。
これに対し、排気筒以外の建屋、例えばタービン建屋のブローパネルが外れていたが排気筒ではなく建屋から直接漏れ出すのではないかと質しましたが、答えがありませんでした。自社が測定したデータを元に行った質問への回答ができませんでした。
◎私達のデータを基にした女川原発起源とする考察に、電力内の細部にわたるデータを基にした厳しい反論が当然あるものと想定しておりましたが、ひとつもなかったこと。そして東北電力の福一からのプルームとする根拠の正当性がなに一つ示されなかったこと。
以上の根拠より私達は「東日本震災時、⼥川原発で放射線量急上昇はやはり同原発起源だった」と判断しました。
以上の経過をまとめました。
1)宮城県のみやぎ風の会機関紙「鳴り砂」に原稿として提出しました。
「東⽇本⼤地震時⼥川原発で放射線量急上昇はやはり同原発起源だった ―東北電⼒のデータを基にした私達の質問に回答できずー」
http://sanriku.my.coocan.jp/241213onagawa.pdf
2)私達の会の機関紙「天恵の海」第261号12月27日発行に掲載
「3.11での女川原発敷地内放射線量急上昇:建屋内からの漏洩が原因だった」
天恵の海第261号 http://sanriku.my.coocan.jp/no.261.pdf
大震災で福一原発が大事故を起こし、加えて女川原発までもとなると世界的にも恥であり道路寸断、1号機火災鎮火対応、MPの線量は低下せず等大混乱の最中の3月13日に原子力安全保安院と東北電力は“緊急情報”で「女川原発の事故によるものではない」と公表し収拾を図ろうとしたのでしょう。
しかし事故後14年になろうとする今、女川原発を再稼働させるにあたり、MP2を中心とする放射線量率の急上昇の原因について真実を明らかにすることは電力が人々への誠意を示す重要な事柄であったはずです。このようなことを曖昧のまま済ます姿勢は深い反省がないことを意味し重大事故の元になります。何と言っても人々の信頼を回復することができません。私達は女川原発起源の放射能の漏洩と判断しました。電力がこれを受け止め、真実を明らかにすることを求めます。
*電力回答の際には地元風の会から〇〇さん、●●さんに参加して頂き感謝しております。
*質問書、回答の議事録Q&A&C等は上記風の会原稿や天恵の海にURLを掲載しています。
◆添付図
https://drive.google.com/file/d/1gORCcku3j_i6pIMg3Wa73eG3sbBi9Vmt/view?usp=sharing
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.(別添PDFファイル)15年で「半分再エネ」へ、次期エネ計画原案了承:経産省(日経 2024.12.26)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO85727770W4A221C2EA2000/
<田中一郎コメント>
何が「基本計画」だ!! アホらしくて付き合ってられるか!! 「脱炭素」電源の原発を益々大胆に、政府でテコ入れして、やっていきます、以外のことは、事実上、何も書かれていないに等しい。唯一、前回「再生エネ」を最優先にしますと言って、実際はしなかった、その結果、この「最優先」が消えたくらいでしょう。原子力ムラ・電力業界・経済産業省・自民党らの日本破壊勢力にとって不都合なことはいっさい何も書かれておらず、逆に我々一般国民・電力ユーザーにとっては不都合なことばかりが、これみよがしにたくさん書かれている。しかし、その原発も含めて、具体的な数字も積上げたわけではないから実際的な根拠もない。タダの役人の作文だ。原発のコストが未だに「安い」などと言っているのだから、もう救いようもなく、相手にする必要もないだろう。「原発は安全、安い、クリーン、これ全部ウソ」、小泉純一郎氏を再度総理大臣か経済産業大臣にする方が話が早い。要するに、ホンモノの政権交代を実現して、自民党や経済産業省を筆頭に、こんな連中を公的機関から追放すればいい(第二次公職追放)。
(関連)政府、発電コスト「原子力12.5円、太陽光8.5円」と試算…それでも原発を優位に導く「逆転」のトリック:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/374011
メールの表題にも書いた通り、原発の「ゲ」の字も知らない自民党のドアホ政治家どもが、なりふり構わぬ「原発大推進」・とにもかくにも「原発大推進」、それ以外には何もない、という「基本計画」を経済産業省につくらせ、「脱炭素」を「合言葉」に、環境市民団体らと手を取り合って「原発大推進に突入します」という宣言をしたようなもの。だから、「脱炭素」を叫べば叫ぶほど「原発大推進」に帰結していくのだが、それに気が付かない昨今の市民運動・社会運動、ないしは環境保護団体の政治的幼稚・未熟・お気楽が、あきれるほどになってきた。まもなくこの国は「原子力破滅国家」へと向かって驀進していくに違いない。
(参考)今般、原発の積極大推進を決めた経済産業省審議会「総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会」のメンバーに、東京大学の「高村ゆかり」の名前があります。典型的な「偽善的似非環境派原発御用学者」です。岩波書店月刊誌『世界』にたびたび論文を掲載しています。
https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/
<関連サイト>
(1)「福島の反省」の文言は残ったけど…「脱炭素」を盾に原発産業の存続を猛プッシュするエネルギー基本計画案:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/374229
(2)「原発コスト電気代上乗せ」エネルギー基本計画どうなった? - 環境エネルギー最前線 - 川口雅浩 - 毎日新聞「経済プレミア」
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20241223/biz/00m/020/007000c
(3)<社説>エネ基本計画 「原発依存」は続かない:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/374541?rct=editorial
(4)原発回帰いっそう鮮明-エネ基本計画原案 新規建設も踏み込む しんぶん赤旗
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-12-18/2024121801_03_0.html
(5)第7次エネルギー基本計画への視座 許されない原発積極活用路線 - 原子力資料情報室(CNIC)
https://cnic.jp/52273
◆【経済産業省】第7次エネルギー基本計画案について意見募集|SOLAR JOURNAL
https://solarjournal.jp/policy/57468/
5.(別添PDFファイル)原発災害拠点 停電2度、7日間正常稼働できず、佐賀・玄海(毎日 2024.12.19)
https://mainichi.jp/articles/20241219/ddm/041/040/062000c
https://mainichi.jp/articles/20241219/ddp/041/040/004000c
(関連)原発“災害対応拠点”落雷で装置が故障 短期間に2度の停電被害【佐賀県】サガテレビ
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2024121918606
(これが如何に深刻で危険なトラブルだったか、九州電力はもちろん、県民を守るべき立場にあった佐賀県庁などはどこまで認識しているだろうか。国や原子力「寄生」委員会・「寄生」庁などは全く頼りにならないことは、既に経験則で知っているはずだから、県民を守り抜くには、もうこの玄海原発は廃炉にして、使用済み核燃料の安全対策に全力を挙げなければいけない時である。この原発が落雷に対して、ほとんど何の備えもしていなかった(おそらくこれからもしない)ことを、このトラブルは県民や私たちに対して具体的に示して見せたわけで、この落雷によるトラブルと巨大地震・津波による原発震災の発生とが重なれば、たちまちSBO(全電源喪失)となって原子炉は危機的事態に陥っていた可能性は高い。
別添PDFファイルには、注目箇所を〇で囲っておいたのでご参考にしていただければ幸いである。なお、福島原発事故の際にオフサイトセンターが役に立たなかった理由は記事に書かれているようなことではなく、放射能の部屋内部への侵入を防ぐ放射線防護が設備されておらず、室内線量が高くなったためである。オフサイトセンターという名のハコモノをつくっておけばいい、という態度で物事に臨んでいたことを示していて、原発・核燃料サイクル施設の関係の設備は、みな、このたぐい=つまり建前だけで、いざ本番ではクソの役にも立たない、ということだ(福島原発事故の際はSPEEDIとERSS(緊急時支援システム)も役に立たなかったし、モニタリング装置もほぼ全滅だった、外部電源破損は毎度繰り返している=議論することさえもがアホラシイ)。:田中一郎)
(参考)○日本原燃六ケ所再処理工場へ「六ケ所再処理工場落雷による故障事故、その他に関する質問状」を6月20日東北・北海道の7市民団体連名で提出しました。昨年8月2日の三つの落雷事故により、工場の主要な建屋の設備の計器が破損し、落雷対策として270カ所の計測器に保安器を設置するとのことです。計測と制 御は一体であり、本格稼働中の事故であったなら制御不能に陥り、重大事故に発展していた可能性があります。他高レベル廃液のガラス固化の問題、その他の質 問内容になっています。回答は7月20日まで求めています。(16.6.20) ・日本原燃からの回答(16.7.20) 日本原燃から追加質問の回答(16.8.10) まとめ(16.8.16)
http://sanriku.my.coocan.jp/
(既に青森県六ケ所村再処理工場でも数年前に落雷で工場施設に被害が出ていたにもかかわらず、これが全くの教訓になっていないのです。上記サイトのかなり下の方、2016年夏ころの記述をご覧ください。:田中一郎)
6.(別添PDFファイル)除染土搬出へ道筋示せるか、政府が基本方針策定へ(東京 2024.12.21)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/374823
<田中一郎コメント>
広域の森林が放射能で汚染されたままだから、できもしない除染を(ちょっと考えれば理解できる)、あたかもできるかのように言って、巨額の税金を使って、原子力ムラ企業群を元受けなどにしてしこたま儲けさせて(ひょっとしたら裏でキックバックももらって)、無理無理やって、結果的に、手抜き除染で効果なしの結果と、膨大な量の汚染物・汚染土を作り出した。これは「除染」ではなく「移染」という。放射能に汚染されたものを「あっちからこっちに」移してみても、放射能の量が減るわけではナシ、一カ所に集めることによる「汚染物・汚染土体積の集中集積」で、むしろ「弱った・困った」状態に陥ってしまっている。まるでアホのやる政策さながらだ。使った税金は数兆円。
こんどは、そのたまりにたまった汚染土・汚染物を、公共事業などで全国にばら撒こうというのだから穏やかではない。これをアホの上塗りという。この国の政治や行政がこんなレベルまで堕ちてきた、このザマを見ていると、この国もそう長くはないな、と思わされる次第だ。そんな中、野党第一党の党首が、下記のようにのたまわった。唖然!
(関連)野田立民代表「除染土減容化が重要」 県外最終処分閣僚会議、一定の評価(福島民友新聞) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/d71a717a5debf133898f2f8206bfad4632dc2e7e
放射線防護の基本=放射能は閉じ込める、放射線被曝は避ける・逃げる・よける、放射能発生源(原発・核施設)を絶つ、ことだ。何故なら、放射線被曝による健康被害に治療法はなく、放射線被曝(特に内部被曝)はミクロの世界で起きているから長期間、人間の五感に感じず、五巻に感じた時は、既に手遅れである。
6.NUMOが核ゴミの地層処分について、嘘八百の広告を出しました
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◆(別添PDFファイル)地層処分の国民的議論について:NUMO(日経 2024.12.3)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/Eamp-e_FAKNCmQT9p1M0nn4B9_-Yu5fMAw6YdeRHrcAQPA?e=Sqo8tY
NUMOが核ゴミの地層処分について、嘘八百の広告を出しました。
今ごろ、何を言ってんだ! というのが私の評価です。
(1)原発を動かせば核ゴミができるのは初めから分かっていた。動かす前に、つまり、原発推進をする前に核ゴミをどうするのか、決めてからやれよ!! 散々、好き勝手やっておいて、福島原発事故まで引き起こして、今ごろ何言ってんだよ! 責任者は全員、原発業界から立ち去れ(廃炉や後始末の作業手順が決まれば、また呼び出すから、その時は、お前らがその「被ばく労働」を担って、核ゴミ処分をきちんとすればいい=何だったら、そういう法律でも制定してあげましょうか?)。
(2)(嘘八百その1)「高レベル放射性廃棄物は地下深部の安定した岩盤に「地層処分」することが法律で定められています」
➾「地下深部の安定した岩盤」などは、この日本列島にはどこにもない。あたかも「存在する」かのような嘘八百をついて、法律まで創って、何をやっとるのか! ボケ! この法律は廃止しなければいけない。「地層処分」など危険極まりなし。
(3)(嘘八百その2)「私たちNUMOは、地域の皆さまのお考えを真摯に受け止め、全国の皆さまにもこうした北海道の情況を知っていただき、地層処分への理解が全国的に深まるよう積極的な情報提供に努めてまいります」
➾ よくもまあ、かような「歯の浮くような嘘八百」をヌケヌケと言うとるものだ。「地域の皆さまのお考えを真摯に受け止め」るのなら、核廃棄物の持ち込みを禁止する条例もあり、知事も反対を表明している北海道から、さっさと出て行けよ。また、「全国の皆さま・・・云々」も、北海道をねじ伏せるために全国を動員しようとしているだけで、お前たちの「積極的な情報提供」とは、そのための嘘八百、ないしは偏った情報と、あとは北海道をバカにしたような「あぶく銭」の交付情報、くらいのものだ。これまでお前たちNUMOと様々な場で意見交換や交渉やいろいろやったけれど、お前たちに「皆さまのお考えを真摯に受け止め」る姿勢は微塵も感じなかった。偽善者を装って、嘘八百の宣伝を、新聞などに載せるな! 読むだけで不愉快だ!
(追)そもそもお前たちのNUMOとかいう組織の名前が嘘八百だ。「原子力発電環境整備機構」の英語読みを略してNUMOというのだろうけれど、何が「環境整備」だ! 「核ゴミ処分=環境破壊機構」とでもしておけ!
(NUMOの「報告書」なるものを読まれた方は、その批判をお願いいたします)
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7.その他関連情報
(1)(別添PDFファイル)原発回帰は亡国への道:古賀茂明の年末激論(倉重篤郎『サンデー毎日 2025.1.5,12』)
https://mainichi.jp/sunday/articles/20241223/org/00m/040/004000d
(2)ハイロニュース50号発行のお知らせ - 泊原発の廃炉をめざす会
https://tomari816.com/blog/?p=3660
(3)柏崎刈羽原発の再稼働是非を問う新潟県民投票 署名10万筆突破 政府の「原発活用」方針に危機感か:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/376409
(4)九州電力社長、原発建て替え「個別の開発は今後の議論」…エネルギー基本計画原案を評価:地域ニュース - 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20241219-OYTNT50000/
(5)仏最大原発が発電開始 12年遅れ、事業費4倍に膨張:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024122200283&g=int
草々
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