(メール転送です)女川原発は東日本大震災で破損し放射能を環境に大量放出していた?(「三陸の海を放射能から守る岩手の会」からの報告)=11.18東北電力の回答・質疑の報告(疑問に真摯に答えず回答をはぐらかす東北電力)
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.(秋の歌)旅愁:なつかしいメロディーです
https://qr.paps.jp/ZqPkD
https://www.youtube.com/watch?v=wCL1d6hegvg
2.(予約必要)(12.18)再開新ちょぼゼミ第3回 :オルタナティブな日本を目指して「シリーズ戦後改革(第1回):敗戦と占領、民主化指令」(山田朗明治大学教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/11/post-af915c.html
(大日本帝国と日本国憲法の日本とでは、何が何故どう変えられたのか、戦後日本のスタート時点に立ち返り、私たちの今日の社会の「原点」を確認したいと思います。シリーズ7回の講演を快くお引き受け下さった山田朗先生に心より感謝申し上げます。:田中一郎)
(参考)OBも拍手喝采!明大が「山の上ホテル」を取得、寄付もわんさか集まる?|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/364147
3.(12.5)院内集会「原発・核燃サイクルの中止を求めて」 質問事項 最終訂正版
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EZRC0xqO7HVJjReW1C5ir7MB2nYaQY0PveohF1GlLV-lRw?e=ibW8E9
(関連)(別添PDFファイル)(12.5)院内集会「原発・核燃サイクルの中止を求めて」 質問事項 最終訂正版
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EfV3ZlZH7uxIltAJLuK4BqABDNlg-giYAjdUtd9lsVOa_g?e=4zQSkH
4.ポスト兵庫県知事選挙の政治
ゴロツキ・ガラクタどものやりたい放題の跋扈を許さず、違法行為を徹底して告発・提訴せよ。この国の選管・ケイサツ・検察は何をやっとるのか?! まともな民主主義の基本ルールをぶち壊すヤカラを放置すれば、かつてのドイツ・ナチス台頭と同じ結果となる。ナチ台頭の最大要因の1つに、ナチの違法行為に対する司法・検察・ケイサツの甘い対応の積み重ねがあった。
◆Xユーザーの小西ひろゆき (参議院議員)さん
https://x.com/konishihiroyuki/status/1858828254322606190
【総務省への確認】一般論として候補者Bが候補者Aの当選のために街宣車、拡声器、選挙ビラ、政見放送などを使用することは数量制限等に違反し公選法の犯罪となる。当選者AがBと共犯関係にあればAは失職し公民権停止となる。例えばAとBが同じ場所で演説会を連続開催する場合も犯罪は成立し得る。
(1)(別添PDFファイル)おぞましい結果をもたらした兵庫県知事選 疑惑追及の手を緩めてはダメだ(金子勝慶応大学名誉教授 日刊ゲンダイ 2024.11.27)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/364012
(2)稲村氏後援会、X凍結で告訴告発 百条委員長も県警に名誉毀損訴え:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/368824
(3)斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/363938
(4)立花孝志氏の立候補は選挙制度の明白な悪用 だから受け付け拒否できるはずだ|小林節 日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/364146
(5)立花孝志氏の行為「調査要求」オンライン署名3万6000件に…同氏の次なるターゲットは立憲民主党に|日刊ゲンダイDIGITAL
https://qr.paps.jp/1OMPa
(6)斎藤知事の嘘 立花孝志氏の罪 兵庫県民の愚 小林よしのり氏が日本の「一億総狂人化」を憂慮する理由-まぐまぐニュース!
https://www.mag2.com/p/news/629905
◆(別添PDFファイル)出直し選挙で斎藤元彦氏が再選、兵庫県知事選はなぜ(『AERA 2024.12.2』)
(泉房穂)https://dot.asahi.com/articles/-/241426
(谷口真由美)https://dot.asahi.com/articles/-/241435
(畠山理仁)https://dot.asahi.com/articles/-/241437
(斎藤元彦が再選された先般の兵庫県知事選挙に関する、マスゴミが使いやすい人物3人のコメントを読んでみた。いずれも「下らない」の一言に尽きる。この県知事選の争点は、①「公益通報者保護制度」の違法濫用を許すのか、②プロ野球球団のパレード費用に信金業界を使った公的資金のキックバックの違法性疑惑(パレードは維新が人気取りを狙って企画していた)、③斎藤元彦の県知事としての資質(特にパワハラや私物化)、などだった。しかし、この3人はいずれについても何もコメントしていない=どうでもいいということなのだろう。日々、こんな連中の言うことをまともに聞いていたら、こっちまで頭が狂ってくる。私が泉や谷口をほとんど評価しないのは、こういうところだ。要するにマスゴミ報道の「ツマ」のような言論だからである。みなさまも、こんな3人の言うことなどテキトーに流しておきましょう。:田中一郎)
5.自民党補完物であることをさらけ出す「国民民主党ならぬ不倫国民党」
日本不倫代表=玉木雄一郎は、自身の恥さらし不始末にけじめもつけず、自民党補完へまっしぐら=挙句の果ては「原発をエネルギー基本計画にしっかりと位置付けて大推進せよ」などと首相官邸に申入れしている。衆院選でかような政党に投票した愚か者の有権者たちよ、マナコを開けてよく見ておけ! お前たちが投票したこの政党は、お前たちのことなど微塵も考えていない、分かったか!!
(1)「誠実さのかけらもない」国民・玉木代表 不倫釈明での“ハニトラ発言”が波紋(女性自身) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd8903650d1d897b9bcd01cdb693832121abf13d
(2)国民民主 野党協議を欠席、企業・団体献金どうなる? あす召集 臨時国会【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=vecAW9yDKw4
(3)与野党間を揺れ動く国民民主 「部分与党」とも 野党協議には欠席 - 毎日新聞
https://x.gd/gYJrj
(4)立維共が企業献金禁止法案 臨時国会に共同提出、国民不参加(共同通信) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/08b43f3e2d36fe03e0ad06d3e605de70cb432182
(5)国民民主・玉木氏、異例の官邸訪問 石破首相に原発新増設を要望:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024112701177&g=pol
(関連)(別添PDFファイル)教えて年収の壁:納税額減り手取り増加、高所得者は恩恵大きく(東京 2024.11.24)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EY6z-5G7d0ZLjQyAJ27wFC0BZyQGBfFZQSVjedeE-UbD6w?e=PWb5cj
(基礎控除・給与所得控除を拡大することだけしか考えていないから、こういうことになっても提案者としてまともに答えられない。上記記事によれば「減税割合%」でみれば低所得者の方が大きいなどと、バカ丸出しのことを言っている。そもそも「所得控除」を使う税制は逆累進型で不平等だという話は、立民ならぬ「脱憲反民主党」とともに数年前から自分たちが言ってきたこと。税制改革もまた、まともに考えていないから、元財務省のクセして、まともな税制政策の提案さえ出てこない。ボンクラ「ゆ党」は消えろ!!:田中一郎)
(関連)10.27衆議院選挙後に、肝心な政治争点を棚上げにして、国民民主「103万円の壁」を巡り馬鹿騒ぎ報道を繰り返すマスゴミ、しかも従来発想の「所得控除」論から抜け出せない貧困なる税制改革論議の低迷ぶり、水でもぶっかけてやれ!!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/11/post-dfbb42.html
6.ヒトの血液から微細なプラスチック検出…プラごみ汚染から世界を守れるのか? 合意目指し政府間交渉が続く:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/370254?rct=tokuhou
(関連)カフェ、コンビニが問われる「脱使い捨て」の責任 グリーンピースがごみ大量排出の実態を解明-東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/842869?utm_source=author-mail&utm_medium=email&utm_campaign=2024-11-28
◆<岩上安身による最新インタビュー報告!>ケネディJr.氏と同じく、貪欲に利権を拡大するグローバル企業と戦う! 種子法を廃止し、「農民の権利」を守る種苗法を改悪する自公政権は「食料安全保障」を自ら壊していると批判! 岩上安身によるインタビュー第1171回のゲストは「日本の種子を守る会」元農林水産大臣で弁護士の山田正彦氏!(第1回) 次期米保健福祉長官に指名されたケネディJr.氏とは旧知の仲! 山田氏が学生時代に父親のR・F・ケネディ元司法長官を日本に招いて大学で講演してもらった経緯も!:2024.11.28号~No.4391
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54163
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「(メール転送です)女川原発は東日本大震災で破損し放射能を環境に大量放出していた?(「三陸の海を放射能から守る岩手の会」からの報告)=11.18東北電力の回答・質疑の報告(疑問に真摯に答えず回答をはぐらかす東北電力)」をお送りいたします。
1.腐ったヒラメの第二法務官僚(裁判官とも言う)では、もはや、原発は止められない
女川原発の再稼働を止めるべく、避難計画の全くの実効性のなさに焦点を絞って法廷で東北電力・女川原発を追及した原告だったが、腐ったヒラメの第二法務官僚(裁判官とも言う)に屁理屈で蹴飛ばされてしまった。対政治・行政追従で、司法権力の濫用が横行するこの国は、もはや法治国家ではなくなっている。原発を含むあらゆる裁判は、司法・裁判所を叩き潰す闘争に切り替え、原発裁判は脱原発・反原発運動のPR手段の1つと位置付けよ!!
◆女川原発2号機 運転差し止め訴訟 1審に続いて住民側訴え退ける判決 仙台高裁 - NHK - 各地の原発
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241127/k10014651051000.html
(一部抜粋)
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(中略)仙台高等裁判所の倉澤守春裁判長は、判断の前提として「避難計画に実効性がなく、住民の生命や身体に関わる権利が侵害される具体的な危険があることを立証をした場合は、運転の差し止めが認められる」と述べました。そのうえで今回の原告側の主張について「避難計画では対処できない事象が発生する具体的な危険性を立証していない」と指摘しました。
また、バスの確保や放射線量の検査場所の開設などに必要な要員や資材について検討されていないという主張については「避難計画は発生した事態に応じて臨機応変に決定し、段階的に避難することを想定している。計画を了承するまでの過程に看過しがたい誤りがあるとはいえない」として、1審に続いて訴えを退けました。
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<田中一郎コメント>
あまり詳しいコメントはいらないでしょう。判決は「ただのゴミクズカス」ですから。原発過酷事故に伴い地域住民が避難を余儀なくされる場合には、1人残らず無事に、健康なままに、生活や生存の質的な低下なく避難できることを、事業主である電力会社と、その規制当局である国が、立証できてこそ許されることである。ところが、この裁判では、「女川原発再稼働は認める」との結論を先に決めているヒラメ野郎(裁判官)が、その立証責任を住民側に転換してしまい、まるでサカサマの論理展開で原告を敗訴にしている。戦後、公害裁判や薬害裁判などで、延々と積み重ねてきた「立証責任」義務の加害者・事業者側への転嫁の「公理」を、またぞろ「ご都合主義」でひっくり返して判決を下す始末である。そうしないと、避難計画の合理性・実効性など、とても立証できないからだ。
そして、実効性など実証できないことは、誰よりも当の規制当局である原子力「寄生」委員会がよく心得ており、原発過酷事故に伴う避難計画などは立地自治体に押付けておけばいいのであって、そんなことは原発推進側にとっては「カンケーネー」という態度を一貫してとり続けていることで分かる。そしてこれは、国際原子力機関(IAEA)が定める核施設の「深層防護」の原則にも反しており、この原子力「寄生」委員会の態度だけでも、原子力規制法制違反として、全ての原発再稼働は認めてはいけないことなのだ(注)。
仙台高裁の腐れヒラメだけでなく、この国の司法・裁判所全体が、政治・行政追従を合理化するために、判決をご都合主義に委ね甚大な人権侵害や社会正義の踏みにじりを繰り返している。もはや堪忍袋の限界であり、この国の司法は一旦、叩き潰す必要がある。裁判で権力犯罪を裁いてもらおうなどという「お気楽夢物語」はきっぱりと捨てた方がいい。この国では、政府・政治・行政と司法・裁判所は一体である。「三権分立」ではなく「三権役割分担」なのだ。
(注)党の綱領にまで脱原発を書いている立憲民主党だが、口先ばかりでなく、たとえばこの原発過酷事故時の緊急避難計画について、その実効性を原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は審査する義務がある旨や、原発周辺半径80km圏内の全ての自治体は原発再稼働や避難計画について、法的に事前にOK(同意)か否かを決める権限を持つ旨を、法律で定めるよう動いたらどうか?
(関連)(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html
(日本の司法・裁判所・検察は、誰かがまともなものに変えてくれるのではない、それは主権者である私たち1人1人の仕事であり、責任であり、使命である。国会がいくら素晴らしい法律を制定しても、それを守らせる司法・裁判所(守らないものを罰する)がきちんと機能していなければ、そんなものは「絵に描いた餅」である。法律にもとづいて政治や行政が行われる法治国家とは、司法・裁判所がきちんと機能している国家である。そうではない、今日の日本のような国は、法治国家ならぬ「(やりたい放題)放置国家」ということになる。没落途上国のこの国がこれ以上没落しないように、司法・裁判所の改革は、政治改革と共に待ったなしである。:田中一郎)
(今般の衆議員選挙時の最高裁判事国民審査では、不承認が500万票を超え、10%超に達していたそうだ。その調子、その調子、次回以降もどんどん「×××××」を増やしていき、当面、「×」が2000万票を上回ってくれば司法も尻に火が付くだろう。それまで大いに「ダメ司法・裁判所・裁判官」を叩きに叩き、がんばって追い込んでいきましょう。:田中一郎)
<女川原発関連サイト>
(1)<社説>女川原発判決 能登の教訓への認識欠く:北海道新聞デジタル
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1094186/
(2)女川原発関連 第170回「協議会」傍聴記 —ナットの緩みで 原子炉停止、力量不足か?—
https://qr.paps.jp/61WXQ
(3)女川原発再稼働 半世紀の闘い | TVer(TBS報道特集録画)
https://tver.jp/episodes/epljk2yaoc
(4)脱原発社会をめざして 女川原発を廃炉に!
https://miyagi-kazenokai.com/
2.(メール転送です)女川原発は東日本大震災で破損し放射能を環境に大量放出していた?(「三陸の海を放射能から守る岩手の会」からの報告)=11.18東北電力の回答・質疑の報告(疑問に真摯に答えず回答をはぐらかす東北電力)
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「三陸の海を放射能から守る岩手の会」永田文夫さんより
◆止めよう 再処理! 活動と六ケ所再処理工場の動きがよくわかる 《天恵の海》第260号 女川原発3・11大地震時,敷地内で放射線量急上昇は女川原発が原因では?東北電へ質問書提出(10.25)
http://sanriku.my.coocan.jp/no.260.pdf
この間、10月5日に岩手県三市民団体から東北電力社長に提出していました。質問書の口頭回答が11月18日(月)に仙台の電力本店で行われました。時間は11時から50分間でした。
出席者 東北電力:秋葉氏、山田氏、他書紀1名 計3名
市 民 :三陸の海・岩手の会、みやぎ脱原発・風の会
原田さんに録音の文字起こしをしていただき、それを基に「質問Q&回答A&コメントC」をようやくまとめHPにアップすることができました。
http://sanriku.my.coocan.jp/241118Q&A&C.pdf
http://sanriku.my.coocan.jp/241118Q&A&C.pdf
最初の1,2ページに回答の要点についてまとめてみました。ここだけでもご覧いただけると、様子がわかるかと思います(要点2ページ、Q&A&C+議事録14ページ、添付参考資料7ページ 計23ページ)。要点の感想のところだけ以下にペーストします。
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「MP(モニタリングポスト)線量急上昇の原因は女川原発と考えられるとした、私達の論点の否定は一切なく、ただ「福一の影響と考えている」、論点に係る私達のデータの考察については「一概に言えない」と回答が繰り返されるだけであった。「福一の影響である」と言い切れず「影響と考えている」としているがこれは誰が考えているのだろうか、自信のなさを表している。このことは電力側が私達の論点を覆す根拠がないためであり、やはり女川原発内の事故により発生したプルームによりMPの線量率が急上昇したことを示唆するものと結論付けられる。
電力会社自体が測定したデータについて考察することは日常的に行われていることであろう、それを「一概に言えない」で済ませてはモニタリングデータ評価の意味がないことになる。これでは目に見えない放射性物質のただ一つの評価手法のモニタリングの重要性が配慮されないことになる。これが放射性物質を大量に抱える大企業の姿勢なのだろうか、多数の技術者・専門家を抱えてこのような非科学的姿勢に疑問を禁じ得ない。
大震災で福一原発が大事故を起こし、加えて女川原発までも、となると世界的にも恥であり火災の後始末などでまだ大混乱の最中にある3月13日に原子力安全保安院と東北電力は緊急情報で女川原発の事故によるものではない(福一原発事故のプルーム)と公表し収拾を図ったのではないだろうか。しかし13年経過し女川原発を再稼働させるにあたり、長年の疑問MP2を中心とする放射線量率の急上昇の原因について真実を明らかにすることは電力の誠意を示す重要な事柄であろう。
このようなことを曖昧に済ませたままにしていることは深い反省がないことになり、重大事故のもとになる。そして人々の信頼も回復できないままになる。」
この回答を受けて、13時から宮城県庁の記者室で記者会見をしました。大きな地図を作成し、そこに添付参考資料の3、4ページの図のデータを書き込み、説明しました。共同通信、読売新聞、朝日新聞の記者が対応してくれました。後で議事録などまとまったなら知らせてほしいとの記者がおりました。
この問題は過去のことで済ますことは、真実を人々に知らせず、被災原発を動かすことであり、許すことは重大事故への道だと思います。今後、機会を捉えて広く事実をお知らせして行きたいと考えております。13年間資料を収拾しこれに基づき疑問を整理し市民三団体で東北電力に質問することができました。電力は私達の質問に全く反論、回答ができないということがわかりました。女川原発自身による放射性物質の放出があったことになります。
ご意見があればお願いします。
*私は1997.8に女川原発2号機の建屋の見学をし、その際放射線測定器の持ち込みを許可してもらい原子炉の屋上階等格納容器外を調べたことがあります。そのときタービン建屋が最も高い2μSv/hを示し驚きました。タービンから10mほど離れたところです。1mまで近寄ると200μSv/hになる放射線源になり、タービンを回す水蒸気そしてその復水の放射線の強さに驚いた経験があります。もちろん案内者のみで従業員は誰もいませんでした。(はんげんぱつ新聞237号に掲載)
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(追)永田文夫さんの感想
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原子力安全保安院と東北電力と組んで、福一原発からの影響だとし、人々を誤魔化してきたのだと思います。
120kmも離れた女川原発にピンポイントでプルームが飛んでいくはずはないと最初思いました。しかし当時発行された放射能汚染地図=早川マップには福一原発から牡鹿半島に流れたような図になっていました。保安院と東北電力のいち早いアピールが功を奏したのだと思います。また、当時の空間線量率の経月日変化のグラフでは時間軸が圧縮され、経時変化グラフで12日に現れていた2つの山は消されていました。そのため、福一1号機の水素爆発による線量上昇であろうと思うより他ありませんでした。
疑問を持ち続け、会のメンバーともども情報をかき集め質問をまとめることができました。わずかなデータからでも見えてくるものがあるものですね。 永田
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