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2024年10月

2024年10月27日 (日)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(159):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その23):放射線被曝の危険性ゴマカシを許さない

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.選挙では、こういう姿勢で投票してはいけない
 https://www.youtube.com/watch?v=qzRG4WUXJjQ


2.イベント情報

(1)(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html

(2)(11.9)社会に風穴を開ける「探査報道」って?広告もPVも不要!市民が支え、市民のために報じるメディアTansa
 https://hachidorisha.com/event/241109/

(3)(チラシ)(11.10)何ができる? 声をあげた甲状腺がんの子と私たち(立教大学池袋) https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EWsbu_PxkpBIqNwHEX1SoEwBB00pBnKlmAGGrFKemlrKYg?e=MWlEUM

(4)(チラシ)(11.13昼)福島原発被害東京訴訟第2陣3次訴訟公判(東京地裁)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/ETWM3_wWsnVLh6LN3pWTLW4B6EPIY5APclZUi9Lv6kM7uw?e=puEgmS

(5)(11.13夜)国際セミナー「国際プラスチック条約に求められるもの 国際NGOの立場から」のご案内 - JEPA
 https://kokumin-kaigi.org/?p=11213

(6)(11.17)公開シンポジウム:アメリカ大統領選挙と分断する社会〜激動する世界の行方 -ISF独立言論フォーラム
 https://isfweb.org/post-44197/

(7)(12.11)次回裁判期日のお知らせ - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://qr.paps.jp/66ETq

(関連)ホーム - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://www.311support.net/


3.(ご紹介)241023自由と人権通信48
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EWpOtpgJgzFJjv57TOtiiq8B-9dXYBly1m3s5--UHQj9tg?e=MdvoB3


4.(別添PDFファイル)金権選挙トランプ(三木義一 東京 2024.10.24)

(関連)有権者に毎日「100万ドルあげる」ってマジか…!イーロン・マスクがトランプを必死に応援する「本当の狙い」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a433c4d53f14e6cc7b85b72cad73f42a23da7348

(関連)日米で同時に噴出した「選挙とお金配り」 日本はアメリカより少額だけど…使途不明な分、ヤバさは上?:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/362585?rct=tokuhou


5.20241025 UPLAN 山崎裕待「声を上げることの意味~総選挙直前でヤジ排除問題を考える~」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=sIdYROIBzOg

(終わりの方、2時間27分あたりから若干の発言をしています。また、私の後に発言した男性の方も傾聴に値すると思いました。「翼の党」の件、その他です。なお、日本のケイサツは「日本最大の暴力団」と思っていただいて結構です。:田中一郎)

(関連)(必見)ヤジと民主主義 劇場拡大版|HBC北海道放送
 https://www.hbc.co.jp/tv/yaji-democracy/

(関連)「ヤジ排除裁判」札幌高裁で予想外の判決…舞台は最高裁へ(2023年7月20日放送「取材現場から」) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=9QYeBZI3M3A

(関連)やじ排除訴訟 男性への賠償命令、札幌高裁が取り消し - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE228CT0S3A620C2000000/

(関連)首相にやじで警察官に排除 男女が訴えた裁判 最高裁 男性の訴え退け 北海道に女性への賠償命じる判決確定-NHK北海道
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240820/k10014553641000.html

(札幌地裁は言論の自由を守ってまともな判決を下したものの、札幌高裁や最高裁は、それを覆す人権蹂躙の判決を書いています。みごとなまでに高裁が最高裁の「裾払い」役を務めています。こうした許しがたいロクデモナイ判決は、毎度のように濫造され、そのたびに良民が踏みつけにされ涙を流しています。だから、私から何度も何度も、最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけて投票してくださいとお願いしているわけです。これは裁判官個人の問題ではなく、構造的な司法・裁判所のゆがみであり腐敗なのです。抜本的な制度改革が必要です。:田中一郎)

(関連)「腐りきってる」と言わしめた北海道警察…旭川・内田梨瑚被告と“親密ショット”警部補らへの“激甘処分”に再び怒りの声(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/591e8d2d08a81c8b66cd147dd6e86491fc0156d0


6.総額36兆円! 大手軍需企業が冷戦終結以降に受注/自民党への献金と政策要望の末に【政治と軍需企業-1】 - Tansa
 https://tansajp.org/investigativejournal/11105/

(関連)自民支えた企業の半世紀 - Tansa 
 https://tansajp.org/investigativejournal_category/jimin/


7.政治とカネ:自民党を解体しなければ、いつまでたってもラチがあかない
 https://www.youtube.com/watch?v=aa97iFlE5yg

(1)【ヨコスカ解説】自民党が非公認候補が代表を務める党支部などにも2000万円を支給…ここにきての“政治とカネ”の疑惑ナゼ? - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=r-cL912_sZ4

(2)(別添PDFファイル)旧統一教会、見えない審理(朝日 2024.10.13)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16057867.html
(半腐れの裁判所は、何故、非公開でこんなことをやっているのかな? 張りたおせ!:田中一郎)

(3)「裏金議員」35人を推薦…公明の「クリーンな政治」看板にキズ それでも推薦やめない理由とは?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/360692

(4)「失われた30年取り戻すたたかいを」 躍進目指すれいわ新選組 山本太郎の街宣に熱気 衆院選に35人擁立 - 長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/32285

(5)変節石破 裏金総選挙「全289区」当落予想|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/5177

(6)自公政権に厳しい下馬評の衆院選 過半数割れしたら連立の枠組みは? 野党側には簡単に乗れない事情も:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/362579?rct=tokuhou

◆日刊IWJガイド・非会員版「10月16日収録の岩上安身によるウクライナ問題に詳しい評論家・塩原俊彦氏インタビュー(第3回)を、本日午後7時から初配信します!」2024.10.21号~No.4358 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54029

(関連)帝国主義アメリカの野望 リベラルデモクラシーの仮面を剥ぐ-塩原俊彦著(社会評論社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034616653&Action_id=121&Sza_id=GG
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(159):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その23):放射線被曝の危険性ゴマカシを許さない」をお送りいたします。

◆(最初に)(増補版) 放射線被ばく評価の単位 「シーベルト」 への疑問- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-9ead.html

◆(最初に)放射性ストロンチウムをなぜ調べないのか (放射性セシウムの数百倍の危険性を警戒しよう)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-4cee.html


 <別添PDFファイル>
(1)「福島県民健康調査検討委員会」、異論封殺の内幕、開示文書で明らかに(イントロ部分)(白石草『週刊金曜日 2024.9.6』) 
(2)子ども脱被ばく裁判の会、文部科学省、環境省への質問事項(井戸謙一弁護士 2024.9.26)
(3)原発避難者に賠償命令、宿舎無償終了後も使用、東京地裁判決(東京 2024.10.8夕刊)
(4)複合災害時 実効性に疑問、原発事故「屋内退避」3日間、「避難」へ切り替え 国判断(東京 2024.10.19)
(5)福島第1処理水 海洋放出1年、7回で5.5万トン、収まらぬ漁業被害(東京 2024.8.24)
(6)処理水放出後 漁続ける中国、日本産禁輸でも近海で操業(朝日 2024.8.24)
(7)放射線被曝毒性と化学物質毒性、防護規制値の違い(田中一郎 2022.5.28)
(8)わたしがお薦めしたい本『トリチウムの危険性を探る』(山田耕作京都大学名誉教授 2024.10.8)


1.(必見VTR)福島原発事故による住民の放射線初期被曝を隠蔽・歪曲する放射線ムラに加担したNHK放送番組

(前編:全くお粗末な原発事故対応への準備のため、たくさんの地域住民が無用の被ばくを余儀なくされた。そんな中、放射線医学総合研究所という放射線ムラのインチキ組織が福島の現場に乗り込んできて、スクリーニング基準を13,000CPM(甲状腺等価線量100mSv)から当時の現場で使われていた測定機器の上限である100,000CPMに引き上げた。初期被ばくを見えなくするためである。そしてこの隠蔽工作の口実とされたのが「低体温症防止」「避難の迅速化」だった。バカバカしい限りである。また、このスクリーニングの結果の記録さえ被検査者に手交されることもなく、うやむやにされて事後的には全くわからなくされてしまった。

(13,000CPM~100,000CPMの方々が何人いらっしゃったのかもわからないし、その方々それぞれに記録手交も通知もなされていませんので、完璧に初期被ばくは隠蔽されました 後になって子ども甲状腺ガンが多発してから、初期被ばくは測定されていないからわからないことが強調され、被ばく被害がもみ消されています=放射能ムラの隠ぺい行為の大成功ということです)

更に、甲状腺被ばくの測定検査さえも放棄され、安定ヨウ素剤の服用指示もなされていない。その理由や経緯や責任がどういうものだったかも追及されることなく、あいまいに不明のまま、事後的で情緒的な評論ばかりを放送している。事故直後は、重度入院患者や要介護老人らのことなど念頭にもないまま後回しにされ、ようやく数日後に避難先さえ未確定のままバスに乗せられてあちこちへと振り回され、結果的に多くの方がなくなった。番組では厳重な雰囲気を醸し出しながら、大変だ、大変だったと騒ぎ立てることで、東京本部や福島県庁にいる幹部たちがデタラメをしていたことを隠蔽し、原発事故による被害者住民が切り捨てられたことをゴマカス悪質な御用放送となっている。よくもかような「事後的合理化」を放送するものだと思い、見ていて怒りがこみあがる。これがNHKの本質なのだ。:田中一郎)

(後編:3号機爆発により負傷して重症の自衛隊員が放射線被曝をして体が汚染している可能性があるとして、治療の受入れをしてくれる病院がない、などと騒いでいたが、結局は自衛隊のヘリで福島県立医大に運ばれたという。最初からそうすればよかっただけの話だ。自衛隊員のケガの治療のために自衛隊員を病院まで運ぶのは自衛隊であることは「あたりまえ」のことではないか。なお、住民らには与えられなかった安定ヨウ素剤を福島県立医大だけはこっそりと家族にまで全員で服用していた。NHKはそれくらい放送したらどうか。

また、東京消防庁のレスキュー隊と付き添いの山口芳裕医師の活躍・尽力(事故原子炉への高所からの放水)の映像は感動的です、また山口医師の発言についても要注目です。この部分だけが価値ある番組だと言えるように思います。:田中一郎)

(1)BS1スペシャル「緊急被ばく医療の闘い~誰が命を救うのか~」(前編)20190310 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x73z3wp

(2)BS1スペシャル「緊急被ばく医療の闘い~誰が命を救うのか~」(後編)20190310 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x740t3o

(なお、この「福島原発事故による初期被ばく隠蔽・歪曲番組」は、NHKとNHK教育から、何度も再放送されていました。NHKは、原子力ムラ・放射線ムラとその代理店政府(当時は民主党政権であったことも忘れてはいけません)に、しっかりとご奉公していました。許しがたいことだと思います。ネット上に上記番組が著作権侵害で削除されずに残っているのもそのせいなのかもしれません:田中一郎)

(関連)見捨てられた初期被曝-STUDY2007/著(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033278680&Action_id=121&Sza_id=C0


2.子ども甲状腺ガンの歪曲・隠蔽を許すな!

(1)(必読)(別添PDFファイル)「福島県民健康調査検討委員会」、異論封殺の内幕、開示文書で明らかに(イントロ部分)(白石草『週刊金曜日 2024.9.6』) 
 https://www.instagram.com/hamemen/p/C_m0ZBQyR4u/?hl=te

(関連)小児甲状腺がん380人に〜福島県検査 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/49381/

(関連)ご寄付のお願い - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/donation/

(2)311子ども甲状腺がん裁判口頭弁論

*第10回 20240612
 https://www.youtube.com/watch?v=0ti23o-6FWQ

(関連)原告本人の弁論めぐり原告側と裁判所が綱引き〜甲状腺がん裁判 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/48698/

*第11回 20240911
 https://www.youtube.com/watch?v=z_TXshjOy1I

(関連)UNSCEAR報告書の過小評価の原因特定か〜甲状腺がん裁判(第11回 20240911) OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/49579/

(3)311子ども甲状腺がん裁判 ニュースレター

*vol.11をUPしました - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://www.311support.net/news-241024/

*vol.10をUPしました! - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://www.311support.net/news-240729/


3.省庁(環境省、内閣府、原子力規制庁、文科省)との意見交換動画(子ども脱被ばく裁判第3回最高裁要請行動/2024.9.26)-子ども脱被ばく裁判ホームページ
 https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2024/10/32024926.html

(関連)(別添PDFファイル)子ども脱被ばく裁判の会、文部科学省、環境省への質問事項(井戸謙一弁護士 2024.9.26)
 https://drive.google.com/file/d/1vi4IyAp05xjMdg_GVAh5K2fae9cDKHAT/view

(関連)(別添PDFファイル)放射線被曝毒性と化学物質毒性、防護規制値の違い(田中一郎 2022.5.28)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EZJcvBilgC1EgcYWZwugR2cBB139qE_ZOpNXUw4JvlxdhA?e=zCrm8W

(下記はメール転送です:他のMLに私が発信したものです、一部加筆修正しています)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(備忘記録)本日(9/26)の「子ども脱被ばく裁判の会」による環境省(+規制委+経済産業省+内閣府)及び文部科学省との政府交渉(意見交換会?):今までの通りの無内容な回答の連続でした

 本日ご参加のみなさま、ご苦労様でした。現段階では、当日の録画がありませんので、後日、録画を入手次第、追ってお送りいたします。ただ、これまで何度も何度も同じような政府交渉に参加された方であれば、下記の私の備忘記録をご覧になれば、凡その推測はつくであろうと思っています。

当日、やってきた各省庁(環境省+規制委+経済産業省+内閣府+文部科学省)の役人たちは、終始一貫、まともに質問には答えず(いつもの通り)、井戸謙一弁護士や田辺保雄弁護士他の弁護団各位の(言葉も言い方も優しいけれども内容的には)鋭く厳しい質問に対して答えられず、さながら「上から、組織から、国から、命令指示されている通りに」、まるでナチスドイツのアイヒマン(ナチス国家からユダヤ人を絶滅収容所にて大量殺害せよと命じられて、それをそのまま杓子定規に実行した人物。戦後イスラエルにアルゼンチンで捕縛され、裁判の後、死刑となった)のごとき回答の仕方でした。本日の彼らの回答に対する私たちの評価は「(単なる国際原子力マフィアの民間組織である)国際放射線防護委員会(ICRP)の言うとおりにやっています」ということ以外は何もわからない、回答になっていない、というものでした。

当日、井戸謙一弁護士が質問用に作成され事前に関係省庁に送ったペーパーを別添しておきます(別添PDFファイル)。

<1>井戸謙一弁護士作成の別添PDFファイルの中の「環境省宛ての質問」について私からコメントがてら質問しました( 井戸謙一弁護士からは「そのことは承知しています」とのご回答でした)。

(1)別添PDFファイルの「4.」のところです。「閾値のない公害物質」のリスク(増)は「ガンに罹患するリスク」であるのに対して、放射線被曝のリスクは「ガンで死亡するリスク」であり、この2つは単純には比較できない。何故なら、ガンに罹患しても死亡しない人は多くいるからです。後者を前者と同レベルで比較するには、ガンに罹患して死亡する人が全体の1/3と仮定すると、後者の数字を3倍すればいいことになる。つまり、井戸謙一弁護士の書かれている「7000倍」(年間20mSvの場合)は、正しくは「7000×3」=「21000倍」ということになります。

(2)同じく別添PDFファイルの「4.」のところです。今度は、年間20mSvではなく1mSvで「閾値のない公害物質」のリスク(増)と比較すると、「21000倍」を20で割り算して1mSvあたりに換算すると「1050倍」ということになります。年間1mSvの被ばくなら安全だ、などと考えていたらトンデモナイことで、一般の化学物質や重金属などの有害物質によるリスク管理の基準に対して、放射線被曝の福島原発事故前の基準の1mSv/年であっても、約1千倍の危険性があるということで、放射線被曝が如何に恐ろしく、逆に言うと、ひとたび原発事故のようなことが起きれば、トンデモないスケールの健康被害リスクを被るということを意味しています。

(3)(会場ではお話しできませんでしたが)上記でさえ、①ガン以外のさまざまな疾患や健康障害については無視していること(例:白内障、小児糖尿病、ブラブラ病、ガン以外の甲状腺疾患他)、②大人や老人に比べて子どもや青年(20歳以下)は放射線被曝の感受性が何倍も何十倍も高いことを鑑みれば、上記になお、数倍から数十倍を掛け算しなければいけないことになります。仮にで5倍、で20倍とすれば、5×20=100倍で、上記の数字「21000倍」×100=「2,100,000倍」のリスクということになります。

<2>そんな中、環境省らの役人が苦し紛れにしゃべったうち、下記の3点は少なくとも嘘八百ですので、書き留めておきます(あまり話題にならなかった)。

(1)「環境基準」という目標の基準は、一般的な事業に伴う汚染を対象にしている

  嘘八百だ、自動車の排気ガスや家庭から出る生活排水などは、非事業性の汚染であっても「環境基準」の対象である。(ICRPが必要ないと言っているから放射能については「環境基準」を設けない、などと言うことを繰り返して言っていました。アホか! という話です)

(2)帰還困難区域の制限を解除した地域では、帰還された住民たちに対して、きめ細かく相談にのり、放射線被曝リスクの説明や、ガラスバッジやWBC(ホールボディカウンター)による被ばく量の測定(希望者のみ)も行っている

  大嘘だ。何もしていないハズ。住民に説明していたとすると、放射線被曝に関するICRPの嘘八百の屁理屈を「教育」しているにすぎず、しかもそれはご都合主義的に、都合のいい部分だけをピックアップして、安全安心キャンペーンの一環としてやっているだけ。

(3)帰還困難区域を解除されたとしても、その区域は年20mSv以内とは限らない

  判断の根拠となる各家庭の家屋及びその敷地などの空間線量が極めていい加減なやり方で測定されているだけで、土壌の汚染やホットパーティクルは無視、ホットスポットなどは意識的に避けて計測されているようです。このことは南相馬20mSv訴訟の第1審の過程で明らかにされました(残念ながら、この裁判は1審敗訴で控訴を断念)。

<3>何故、福島県だけが20mSv基準なのか?

 他の都道府県では1mSvが基準になっています。そこでは当然ながら放射線管理区域は年5.2mSv以上です。福島だけが20mSvということには、何の科学的根拠もありません。福島原発事故による放射能汚染は、県境という行政区分けに従って汚染しているわけではないですから。(これは避難指示区域とそうでない区域を線引きし、賠償・補償の金額に大きな差をつけたことに科学的根拠がない、とされたやり方と同じです)

それから、会場でも私が2回叫びましたが、20mSvなどという数字は、放射線管理区域の約4倍の数字です。冗談ではありません。この絶対値は断固として問題にすべきです。福島県以外では放射線管理区域は危険な区域とされていて、青少年の立ち入りや飲食は禁止ですが、福島県に行くと、その4倍の被ばくまで、一般の地域が許容され、かえって放射線管理区域の中にいた方が被ばく量が少なくて済む、などというバカバカしい逆転現象が起きています。これは許されない事態です。ICRPがどうたらこうたら、では済まない話です。

<4>荒木田さんの文部科学省への質問(重要)

(1)福島原発事故まもなくのころ、環境汚染状況を調べるために放射能測定を福島県の役人が(身の危険を承知で)やっていたが、それが文部科学省による「やめろ」という指示で中止になった。そのため、この福島原発事故直後の周辺地域の放射能汚染状況が分からない事態となっている。何故、誰が、どういう手続きを経て、福島県に対して「やめろ」と指示したのか?

(2)福島原発事故直後、SPEEDIの所管官庁が、文部科学省から原子力安全委員会に移管された。事故直後の大事な時に、何故、誰が、どういう手続きを経て、そのような移管を行ったのか?(移管はいかん)

 両方とも、文部科学省が調べて後日、回答することとなった。

<5>最後に、

 今回もまた、各省庁の役人たちは「顔を写すな」などと注文を付けて、この会合に臨んできた。怪しからん話である。こういうことを定着させるわけにはいかないので、法律で「顔も含めて全部公開」(説明責任の一環)の規定を政府の情報公開法に条文として入れる必要が出てきた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


4.(別添PDFファイル)原発避難者に賠償命令、宿舎無償終了後も使用、東京地裁判決(東京 2024.10.8夕刊)
 https://x.gd/7IEGb

(東京新聞記事はネット上になく、代替としてサンケイ新聞という似非右翼団体機関紙のURLを載せました。記事にはひどい法廷運営のことや判決の問題点などが書かれていないだけでなく、このロクデモナイ判決を下した裁判長の名前すら書かれていません。まさにマスゴミ報道の典型事例であり、また、似非右翼の体制擁護広報であるとも言えるでしょう。同様に、東京新聞も何故、この事件をきちんと報道しないのでしょうか? 逃げるなよ、と申し上げたい。:田中一郎)

(関連)20241007 UPLAN【裁判長が退廷命令まで発した大荒れの判決】避難住宅追い出し訴訟 判決 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=eY3WVZw-wRc

(ひどい法廷運営のみならず、公正な司法の観点から見ても、ロクでもない判決を下しています。まずは原発事故被害者に対して裁判を起こしてまで追出しをするという行為自体が異常です。加えて裁判官は、被告の置かれた様々な事情に事細かく配慮し、被害者に極力負担がかからない解決方法を考えなければいけないハズです(被告被害者は大腸がんの手術を受けたばかりで現在も抗がん剤治療中です=こうした点も考慮されるべき重要な点の1つです)。東京都との和解という方法も考えられたハズです。また、原告の東京都は、被告に対して居住する住居から出てほしいというのであれば、少なくともその代替住居を、移住前と同等の負担レベルで用意してしかるべきですし、また、その負担については、加害者=東京電力や事故責任者=国に請求してしかるべきでしょう。小池タヌキ百合子都政のサカサマ冷血行政がここでも炸裂しています。

更に、そもそもの最重要な点は、国や福島県が「子ども被災者支援法」に違反して、避難指示区域外からの避難者に対して、全くと言っていいほど支援を行わないどころか、さまざまな「いやがらせ行政」をしているという点を断罪すべきなのです。避難指示区域外であっても放射能汚染がひどく、避難せざるを得ない・帰還することもできない地域は、福島県内外にたくさん存在します。そうしたことを全く考慮せずに、国や福島県や東京都がきめたことだからと、形式的に被告を敗訴にしてカネを払え、とは何事か、ということです。

また、避難指示区域外からの避難者については、わずかに12万円の「見舞金」にもならない、被害者を小馬鹿にしたような金額しか賠償金として払われていません。これこそが諸悪の根源であり、これを断罪して、東京都には加害者=東京電力や事故責任者=国に、求める金額を請求せよと、判決を下すべきでしょう。避難指示の区域線引きには何の根拠もありません。

他の原発事故損害賠償裁判でも同様です。こんな被害者人権無視の判例を積み重ねていくことは、今後のことを鑑みた場合、深刻なまでによろしくありません。重大な人権侵害です。最重要の問題は「支払われた賠償金額がいくらなのか」です。こんな金額では、生活の再建すらできません。十分な賠償金が支払われていたら家賃も払えたでしょう。これでは、原発事故で被害を受けても、じっと我慢していろ、と言われているのと同じです。何度でも申し上げますが、要するにポイントは「金額の問題」です。

ご多分に漏れず、今回のクソ判決を下した、この裁判の裁判長=大須賀博之他3名の裁判官どもは、私が申し上げている裁判員制度に基づく裁判官弾劾裁判にかけ、何らかの「処分」をする必要があります。お前たちは一体誰のために裁判官の仕事をしているのか、ということです。原発事故の加害者=東京電力や事故責任者=国を無罪放免しながら、他方で、原発事故の被害者を踏みつけるような判決を次々と下していて、それで裁判官が務まると思っているのか、ということです。この事態を変えるためには、今の司法・裁判所の抜本改革が必要です。具体的な方法は下記をご覧ください。そして本日10/27の最高裁判事の国民審査においては、候補者全員に「×××××」を付して投票してください。それが最初の第1歩となります。

◆(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html

(下記はメール転送です:たんぽぽ舎MG)
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◆「鴨下さんに対し273万7,000円を東京都へ支払うこと、裁判費用を被告が負担」

 息子さん・全生(まつき)さんの涙ながらの「こんなひどい法廷はさっさと出ましょう」の言葉に抗議鳴り止まぬ法廷を後にした(10/7避難住宅追い出し訴訟判決  Y.S 東京都在住)

10月7日(月)、季節外れの暑さの中、東京の避難住宅追い出しをめぐる裁判の判決には、大法廷96席が抽選になるだけの人が並んだ。原発事故の被害者でありながら、被告席に座らされる鴨下さんは、大腸がんを患いながらも声を上げ続ける。満杯の法廷に裁判官が入ってくるが始まらない。東京都側は弁護士もいない。来るまで待っているのか?

「これから判決を言い渡します!」いきなり始まった。裁判長は後ろめたい気持ちでもあるのか異様なテンション。「主文!」と叫んだ後、鴨下さんに対し、「273万7,000円を東京都へ支払うこと、裁判費用を被告が負担すること、この判決は仮執行を行うことができる」ことが言い渡された。

どんな理屈をこねた判決かと傍聴席が身構えたとたん、「判決文の読み上げは略します!」と言い放つ。誰も立たない。帰る理由がない。「理由を言えよ!」「判決を読め!」-次から次へと抗議の声。有給休暇を取ったり、遠方からきた人もいるのに、この裁判はなんだ。それでも裁判官は「手続きは全て終了しました」「退去してください」などと繰り返すのみで、立ち去る気配もなく座り続け「退廷命令」。「そそくさと裁判長は立ち去った」と書かれたくないといった自己顕示にも見えた。

弁護士が抗議の意思を示し「この場は終わりましょう」と呼びかけ、鴨下さんの息子さん・全生(まつき)さんの涙ながらの「こんなひどい法廷はさっさと出ましょう」の言葉に抗議鳴り止まぬ法廷を後にした。

鴨下さんのいわきの自宅は、今年1月の時点でも放射線管理区域を超えた汚染があり、裁判所も認定した。広島「黒い雨」裁判判決でいう「放射能環境」は今も続いている。にもかかわらず避難住宅にいる権利はないと判決はいう。これだけの国・県の「安心・安全」キャンペーンにも負けずに避難を続けるのは当然であるとともに素晴らしい行動であると思う。こうした人たちから住まいを奪い、数百万の支払いまで科すこの判決は、「国にたてついたらこうなるぞ」という見せしめ以外の意味を持たない。

控訴については鴨下さんの体調も考え検討するとのこと。
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5.あなたの意思、最高裁に伝わる 元裁判官「『×』は批判の表れと受け止めた」国民審査 総選挙と同時に:朝日新聞デジタル
 https://qr.paps.jp/HvNwG

(この記事の左側の写真の男が、極悪腐敗の最高裁判事で、歴史的低レベルで民事訴訟法違反の617判決文(福島原発事故に国の責任は無い)を書いた菅野博之という人物です。朝日カバカバ新聞が何故にかような人物を写真付きで、あたかも誠実な法曹家のごとき雰囲気を醸し出す「印象操作」写真を掲載しているのか、意味不明・意図明確です。朝日カバカバ新聞の御用新聞としての正体がうっすらとサイトに浮き出ているように思えます。朝日カバカバ新聞は読者数が減って困っているとか、どんどん減って、そのままつぶれていただいて結構です。それがいやなら、かような記事を掲載した記者と編集デスクをクビにせよ、ということです。:田中一郎)


6.複合災害時 実効性に疑問、原発事故「屋内退避」3日間、「避難」へ切り替え 国判断(東京 2024.10.19)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/361181

(関連)原発事故時「放射性物質が大気中に滞留していないこと」が確認できれば屋内退避の“解除”も 原子力規制委員会が中間とりまとめ - 新潟のニュース・天気|BSN NEWS|BSN新潟放送
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/1497908

(能登半島地震の教訓として、大地震の場合には住宅が倒壊してしまうか大破して、屋内避難など危なくてできないこと、また、道路がいたるところで寸断される一方で避難する車両が道路にあふれて渋滞し、避難することもままならない(要介護者などの移動困難者もたくさんいらっしゃる)、の2つがある。原発震災の場合は、ここに原発から放出された大量の放射能が襲い掛かることになり、地域住民は、「屋内退避できない、避難もできない」という事態に追い込まれる。当然、大量被ばくによる健康被害が出ることは間違いない。そして原発事故の後の損害賠償は1人12万円、健康被害が出ても、それは原発事故とはカンケーネー、ということが、あらかじめ原子力ムラ代理店政府によって決められている。・・・・・原発を止めるしかないでしょうに、電気は足りているし、他の方法で調達できる。また、原発を止めても電気の供給に何の支障もないことも実証済みです(「脱炭素」などというバカみたいなことを言わなければ、ですが)。

原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が今般決めた原発災害対策指針の中間原案=バカバカしくて読んでいられない。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の委員や役人を原発にくくり付けて「人柱」にでもしておけばいいのではないか? :田中一郎)


7.(別添PDFファイル)福島第1処理水 海洋放出1年、7回で5.5万トン、収まらぬ漁業被害(東京 2024.8.24)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/349321

(関連)(別添PDFファイル)処理水放出後 漁続ける中国、日本産禁輸でも近海で操業(朝日 2024.8.24)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16017401.html

(関連)処理水放出から一年 奇しくも朝日と産経が 絶妙なコンビで中国批判 - COLUMN - 原子力産業新聞
 https://www.jaif.or.jp/journal/column/kojima/24683.html

(東京新聞と朝日カバカバ新聞のそれぞれの記事を比較してみてほしい。どちらが新聞らしいかだ。そもそも朝日カバカバ新聞の記事見出しは一体なんだ、という話である。朝日カバカバ新聞にしろ、元毎日新聞の小島正美にしろ、ロクデモナイことに変わりはない。こんな新聞、こんな連中が繁殖しているうちは、この国はいつまでたっても「夜明け」が来ない。もういい加減うんざりしているが、もう一度書いておこう。「処理水」ではなく「汚染水」ないしは「処理しても処理しきれず、やっぱり汚染水」だということ、そして、中共中国が日本産水産物の輸入を止めていることは、①ひどい放射能汚染の可能性があり危険であること、②汚染水海外廃棄への経済制裁、なので「当然のこと」だということだ。問題の解決のためには、汚染水の海洋廃棄をやめればいいのである。:田中一郎)


8.野生キノコ「ショウゲンジ」から基準値超え放射性セシウム検出「静岡産と山梨産のキノコ盛り合わせ」としてネット販売 厚生労働省が抜き取り調査(静岡放送(SBS)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2cdd2000b167df36d1884078903d5ac1a06d86ef

(食べものの放射能汚染は、そう簡単に消えるものではありません。放射性セシウムや放射性ストロンチウムの半減期は約30年ですから、それがほぼ無視できる程度まで減衰するには約400年~500年かかります。ましてや放射性ヨウ素129の半減期は1560万年ですから、これは永久に消えることはないとみていいです。そして、福島原発事故では、さまざまな危険な放射性核種が環境に大量放出されており、それは陸上や海洋で、生物の食物連鎖による放射能の蓄積効果で、年月が経つにつれて危険な量にまで汚染が大きくなって行くのです。放射性セシウムだけをわずかな数のサンプルで検査してみても、放射能汚染の実態はわかりません。また、キノコや山菜などは、その栽培用の原木や栽培土が汚染されたまま出回っている可能性も否定できず、危険です。

日本全国どこでも、絶対に避けた方がいいものは、キノコ、山菜、川魚、家畜の内臓肉、ジビエ、東日本の太平洋産(宮城県から千葉県沖合くらいまで)の海産物、南東北・関東の牛乳や乳製品、骨ごと食べる小魚(放射性ストロンチウム汚染の可能性)、などでしょうか? 日本では産地表示がアテにならないので、食品の種類で選択する他ありません。こうしたことは、政府・厚生労働省・自治体が、食品や飲料水について、放射能汚染をきちんと調べないままに、「安全安心キャンペーン」を行っていることに最大の原因があります。チェルノブイリ原発事故後の旧ソ連諸国のように、市民が気軽に無料で飲食物の放射能汚染を検査する場所も提供されていません。また、愚かにも福島原発事故は終わったものと考えて、飲食品の放射能汚染に警戒心を失っている一般市民にも問題があります。:田中一郎)

(関連)「食べものの放射能汚染」のここが問題(ちょぼちょぼ市民連合:田中一郎、2017年1月24日)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EU0lXnkYGGdFtshjaCQiCtcB48LsKErnUyzkDEJN_yZZNA?e=jLbWe0


9.(論文)隠蔽され続ける内部被曝(矢ケ崎克馬琉球大学名誉教授 2024.8.9)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EVYzOzkvwoRCjt6Ga_DYeHUBDbmm0aajQMAp0mmDRvdIuQ?e=OQozMf


10.その他関連サイトなど

(1)なぜ福島の甲状腺がんは増え続けるのか? UNSCEAR報告書の問題点と被ばくの深刻な現実(耕文社)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034611433&Action_id=121&Sza_id=GG

(2)(別添PDFファイル)わたしがお薦めしたい本『トリチウムの危険性を探る』(山田耕作京都大学名誉教授 2024.10.8)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EaEjagbPzSNDgn0CH-4Vi6YB7eEeNUZgDA-FdBm5EE0SeA?e=DQ7C0G

(3)援護区域外の原告の一部”被爆者”と認定〜長崎地裁 OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/49605/

(4)被ばく研究の灯は消さない 国や自治体が「風化待ち」の中、独協医科大分室が移転してまで続ける活動の意義:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/358513?rct=national

◆放射線被曝の遺伝的影響について日本政府のゴマカシは看過できない:「放射線防護の考え方原案に「10ミリ基準」〜内閣府の意向で削除 - OurPlanet-TV」より + 「黒い雨」裁判関連情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-9cf012.html
草々

 

2024年10月26日 (土)

(10/27衆議院選挙)最終選挙情勢と「世直し」市民の投票戦術

前略、田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html

(日本のエネルギー政策、ひいては日本の基幹政策の中でも最も重要な問題について議論します。今の「大勢」のまま、科学的実証的根拠の怪しい「人工排出CO2による地球温暖化」説に乗せられて「脱炭素」の旗を振り、新型火力発電つぶしにまい進しながら「CO2を出さない(代わりに放射能を出す)」原発の大推進の片棒を結果的に担がされることは、あまりに愚かです。また、「脱原発」と「脱炭素」を両方掲げて「再生エネ」一本槍で「きれいごと」を並べるのも、「再生エネ」のすさまじい環境並びに地域社会の破壊性と巨大利権ビジネスとしての実態を鑑みた場合、リアリティに欠けた「もう一つの愚かな選択」と言わざるを得ません。今回のちょぼゼミでは、オルタナティブな処方箋を提示しながら、脱産業社会・脱炭化水素文明・脱資本主義への道を展望したいと考えています。みなさまのご参加をお待ちしております。:田中一郎)


2.世界初承認のレプリコンワクチン定期接種の中止を求めるオンライン署名
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdxpnUoXEOLPypdGRyXj2J7hsAXGOyFaWoDQUt8AlcHFZsnxQ/viewform?pli=1

(関連)命がけだよお注射は!! on Vimeo
 https://vimeo.com/705817825

(関連)科学という名の信仰 新型コロナ「ワクチン」政策を問う-福島雅典/著(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034653801&Action_id=121&Sza_id=A0

(堕落・転落してしまったリベラル代表書店の岩波書店が「反ワク」(反ワクチン)などというくだらないコメントを付けていますが、著者の福島雅典京都大学名誉教授は、そんなバカバカしいコメントとは無関係な方です。:田中一郎)


(関連)今月号の『文藝春秋』(2024.4)掲載論文は必読必見です:やっぱりmRNAコロナワクチンは「タダの猛毒物」だった:コロナワクチン後遺症の真実(福島雅典京都大学名誉教授『文藝春秋 2024.4』)(一部加筆修正)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-5cf09d.html

(関連)(別添PDFファイル)新型コロナワクチンとは何かを改めて問う、日本人の超過死亡の原因を探る(『サンデー毎日 2024.11.3』)
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20241007/se1/00m/020/002000d


3.河野太郎氏、応援演説で聴衆に敵意ムキ出し「独裁政権」「工作員」のナゾ発言|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/item/neta/12136-3504770/

(この唯我独尊の「デマ太郎」は、マイナ保険証一本化だけでなく、原発・核燃料サイクルやmRNAコロナワクチンなど、さまざまな問題について、アホンダラの一語に尽きる言動を権力を濫用しながら繰り返しており、国会から永久追放すべき政治家です。父君の河野洋平氏は、どうも子育てに失敗したようです。:田中一郎)
============================


 10/27衆議院選挙の投票日が目前に迫りました。今後の日本の行方を決める大事な選挙です。棄権などせず、政治を皮肉ってばかりいないで、誰にどの党に政治を託するのがいいか真剣に考えた上で投票所に向かってください。以下では、最終選挙情勢と「世直し」市民の投票戦術を(くどいようですが)改めて提示いたします。それぞれの情報紙誌は、図書館や書店にて、原本にあたってその内容をお確かめください。

 <別添PDFファイル>

(1)衆院選「最終予測」、自民197議席で石破退陣!(『週刊文春 2024.10.31』)
 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b9873

(2)衆院選「接戦区」最終攻防 焦点は自公過半数ではなく、石破退陣(日刊ゲンダイ 2024.10.26)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362497

(3)石破首相ら自民最高幹部が「極秘会議」をやっていた…衆院選過半数割れ想定し対策か|日刊ゲンダイ 2024.10.26
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362484

(4)公示前から波乱…取材から逃げる衆院選候補への審判は?(鈴木エイト 日刊ゲンダイ 2024.10.26)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362507

(5)法治と人治の岐路に立つ司法、弾劾されるべき最高裁判事たち(イントロ部分)(宮腰直子弁護士『地平 2024.11』)
 https://chiheisha.co.jp/2024/10/02/chihei202411/

 <関連サイト>

(1)自民“裏金非公認”は偽装だった!赤旗砲またも炸裂「党本部が非公認の支部に2000万円振り込み」の衝撃|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/362408?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(2)衆院選最終盤「自民大物33人」が落選危機…牧原法相ら現職閣僚5人も崖っぷち【一覧付き】|日刊ゲンダイDIGITAL)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362483?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(3)「本当に教団と接点はないのか」鈴木エイト氏の選挙ウオッチ同行記 旧統一教会「関係ありなし」サイト登場:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/362378?rct=tokuhou

(4)安倍さんをリスペクトした?石破茂首相の「悪夢の民主党」発言 専門家が心配する「悪口合戦の悪い効果」:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/362377?rct=tokuhou

(5)関心は「政治家の議論」より「卵の値段」だけど…食品配布を利用する人たちが衆院選に期待すること:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/362574?rct=sou_shu24

◆衆院選2024:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/senkyo/shuin2024


 <「世直し」市民の投票戦術>

 好き嫌いで投票しないこと、今の政治を正してくれるのは誰か・どの政党かをよく考えて投票いたしましょう。また、投票結果の全体も予測して、特定の政党に議席が偏り過ぎないよう、与野党とも一定のバランスが保てるような「全体最適」を目指す投票行動も重要です。なお、棄権は最悪です。棄権すれば、今日の政治情勢から鑑みて、意図せざるして自民党に投票していることと同じことになります。

(1)自民・公明・「日本維新の会」・国民民主党・参政党・保守党は皆、「壊憲」勢力(&原発大推進)=日本破壊勢力とその腰巾着であり、小選挙区でも比例区でも、絶対に投票しない。

(2)比例区では、上記の6党に加えて、立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」にも投票もしない。野田佳彦「脱憲反民主党」を大勝させれば、2012年の野田佳彦政権をもう一度やってくださいということになります。今回は政権交代はなさそうですから、議席増となる(上記の自民党補完勢力以外の)野党勢力内のバランスのとれた議席配分が望まれます。

(3)最高裁判事の国民審査は、候補者全員に「×××××」を付ける(特に最高裁長官の今崎幸彦には絶対的に「×」)

(4)上記を口コミその他、あらゆる方法で広めてください。


  <田中一郎コメント>

 最高裁判事たちは日本全国の裁判所裁判官の人事を握り、日本のロクデモナイ裁判を仕切っている「第二法務官僚」です。日本の司法・裁判所をまともなものにするためには、衆議院選挙のたびに実施されている最高裁判事の国民審査において、現在の日本の司法・裁判所の在り方そのものに「NO!」を突きつける意味で、候補者全員に「×××××」を付けて投票することが必要です。別添PDFファイルの宮腰直子弁護士の月刊誌『地平』掲載論文は非常に優れたものですので、是非、原本にあたってご一読ください。

この論文に関するコメントは別メール&ブログにてコメントしたいと思っていますが、一言だけ申し上げれば、一旦、いい加減な(よく考えずに白票投票をして信認してしまうこと)国民審査により、候補者を最高裁判事に就任させてしまえば、これを裁判官弾劾裁判にて罷免することは容易ではない、ということです。最高裁判事はロクデモナイ人間だから指名されているとお考えください。今の司法・裁判所の体制を抜本的に転換しなければ、この状態は解消いたしません。従ってまた、最高裁判事はその入口のところで追い払う、ことが大変重要な有権者・国民の使命と言えるでしょう。その態度を変える時は、今申し上げた「日本の司法・裁判所の抜本改革(第二次司法民主化)」が成就した時です。どのように変えるのかは、下記サイトをご参照ください。

◆(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html

 

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(関連)(討論 10.27衆議院選挙(1))選挙の争点は「裏金・脱税」や「統一教会」等の低レベル問題だけではない=「壊憲」(戦争)と「脱原発」という国の存亡に関わる問題で、日和見・「観客民主主義」・好き嫌い・既成事実追従を退けた判断を!!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-9c63b8.html

(関連)(日本の税制は簡単に相続・贈与税や、株式の配当金・売却益の所得税を納税回避できる仕組みになっているのか?!)パン・パシフィック・インターナショナルHD(下)ドンキ創業者は23歳の息子にオーナーの座と財産を譲る|日刊ゲンダイ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-262945.html
草々

(10/27衆議院選挙)最終選挙情勢と「世直し」市民の投票戦術

前略、田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html

(日本のエネルギー政策、ひいては日本の基幹政策の中でも最も重要な問題について議論します。今の「大勢」のまま、科学的実証的根拠の怪しい「人工排出CO2による地球温暖化」説に乗せられて「脱炭素」の旗を振り、新型火力発電つぶしにまい進しながら「CO2を出さない(代わりに放射能を出す)」原発の大推進の片棒を結果的に担がされることは、あまりに愚かです。また、「脱原発」と「脱炭素」を両方掲げて「再生エネ」一本槍で「きれいごと」を並べるのも、「再生エネ」のすさまじい環境並びに地域社会の破壊性と巨大利権ビジネスとしての実態を鑑みた場合、リアリティに欠けた「もう一つの愚かな選択」と言わざるを得ません。今回のちょぼゼミでは、オルタナティブな処方箋を提示しながら、脱産業社会・脱炭化水素文明・脱資本主義への道を展望したいと考えています。みなさまのご参加をお待ちしております。:田中一郎)


2.世界初承認のレプリコンワクチン定期接種の中止を求めるオンライン署名
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdxpnUoXEOLPypdGRyXj2J7hsAXGOyFaWoDQUt8AlcHFZsnxQ/viewform?pli=1

(関連)命がけだよお注射は!! on Vimeo
 https://vimeo.com/705817825

(関連)科学という名の信仰 新型コロナ「ワクチン」政策を問う-福島雅典/著(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034653801&Action_id=121&Sza_id=A0

(堕落・転落してしまったリベラル代表書店の岩波書店が「反ワク」(反ワクチン)などというくだらないコメントを付けていますが、著者の福島雅典京都大学名誉教授は、そんなバカバカしいコメントとは無関係な方です。:田中一郎)


(関連)今月号の『文藝春秋』(2024.4)掲載論文は必読必見です:やっぱりmRNAコロナワクチンは「タダの猛毒物」だった:コロナワクチン後遺症の真実(福島雅典京都大学名誉教授『文藝春秋 2024.4』)(一部加筆修正)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-5cf09d.html

(関連)(別添PDFファイル)新型コロナワクチンとは何かを改めて問う、日本人の超過死亡の原因を探る(『サンデー毎日 2024.11.3』)
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20241007/se1/00m/020/002000d


3.河野太郎氏、応援演説で聴衆に敵意ムキ出し「独裁政権」「工作員」のナゾ発言|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/item/neta/12136-3504770/

(この唯我独尊の「デマ太郎」は、マイナ保険証一本化だけでなく、原発・核燃料サイクルやmRNAコロナワクチンなど、さまざまな問題について、アホンダラの一語に尽きる言動を権力を濫用しながら繰り返しており、国会から永久追放すべき政治家です。父君の河野洋平氏は、どうも子育てに失敗したようです。:田中一郎)
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 10/27衆議院選挙の投票日が目前に迫りました。今後の日本の行方を決める大事な選挙です。棄権などせず、政治を皮肉ってばかりいないで、誰にどの党に政治を託するのがいいか真剣に考えた上で投票所に向かってください。以下では、最終選挙情勢と「世直し」市民の投票戦術を(くどいようですが)改めて提示いたします。それぞれの情報紙誌は、図書館や書店にて、原本にあたってその内容をお確かめください。

 <別添PDFファイル>

(1)衆院選「最終予測」、自民197議席で石破退陣!(『週刊文春 2024.10.31』)
 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b9873

(2)衆院選「接戦区」最終攻防 焦点は自公過半数ではなく、石破退陣(日刊ゲンダイ 2024.10.26)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362497

(3)石破首相ら自民最高幹部が「極秘会議」をやっていた…衆院選過半数割れ想定し対策か|日刊ゲンダイ 2024.10.26
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362484

(4)公示前から波乱…取材から逃げる衆院選候補への審判は?(鈴木エイト 日刊ゲンダイ 2024.10.26)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362507

(5)法治と人治の岐路に立つ司法、弾劾されるべき最高裁判事たち(イントロ部分)(宮腰直子弁護士『地平 2024.11』)
 https://chiheisha.co.jp/2024/10/02/chihei202411/

 <関連サイト>

(1)自民“裏金非公認”は偽装だった!赤旗砲またも炸裂「党本部が非公認の支部に2000万円振り込み」の衝撃|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/362408?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(2)衆院選最終盤「自民大物33人」が落選危機…牧原法相ら現職閣僚5人も崖っぷち【一覧付き】|日刊ゲンダイDIGITAL)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362483?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(3)「本当に教団と接点はないのか」鈴木エイト氏の選挙ウオッチ同行記 旧統一教会「関係ありなし」サイト登場:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/362378?rct=tokuhou

(4)安倍さんをリスペクトした?石破茂首相の「悪夢の民主党」発言 専門家が心配する「悪口合戦の悪い効果」:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/362377?rct=tokuhou

(5)関心は「政治家の議論」より「卵の値段」だけど…食品配布を利用する人たちが衆院選に期待すること:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/362574?rct=sou_shu24

◆衆院選2024:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/senkyo/shuin2024


 <「世直し」市民の投票戦術>

 好き嫌いで投票しないこと、今の政治を正してくれるのは誰か・どの政党かをよく考えて投票いたしましょう。また、投票結果の全体も予測して、特定の政党に議席が偏り過ぎないよう、与野党とも一定のバランスが保てるような「全体最適」を目指す投票行動も重要です。なお、棄権は最悪です。棄権すれば、今日の政治情勢から鑑みて、意図せざるして自民党に投票していることと同じことになります。

(1)自民・公明・「日本維新の会」・国民民主党・参政党・保守党は皆、「壊憲」勢力(&原発大推進)=日本破壊勢力とその腰巾着であり、小選挙区でも比例区でも、絶対に投票しない。

(2)比例区では、上記の6党に加えて、立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」にも投票もしない。野田佳彦「脱憲反民主党」を大勝させれば、2012年の野田佳彦政権をもう一度やってくださいということになります。今回は政権交代はなさそうですから、議席増となる(上記の自民党補完勢力以外の)野党勢力内のバランスにとれた議席配分が望まれます。

(3)最高裁判事の国民審査は、候補者全員に「×××××」を付ける(特に最高裁長官の今崎幸彦には絶対的に「×」)

(4)上記を口コミその他、あらゆる方法で広めてください。


  <田中一郎コメント>

 最高裁判事たちは日本全国の裁判所裁判官の人事を握り、日本のロクデモナイ裁判を仕切っている「第二法務官僚」です。日本の司法・裁判所をまともなものにするためには、衆議院選挙のたびに実施されている最高裁判事の国民審査において、現在の日本の司法・裁判所の在り方そのものに「NO!」を突きつける意味で、候補者全員に「×××××」を付けて投票することが必要です。別添PDFファイルの宮腰直子弁護士の月刊誌『地平』掲載論文は非常に優れたものですので、是非、原本にあたってご一読ください。

この論文に関するコメントは別メール&ブログにてコメントしたいと思っていますが、一言だけ申し上げれば、一旦、いい加減な(よく考えずに白票投票をして信認してしまうこと)国民審査により、候補者を最高裁判事に就任させてしまえば、これを裁判官弾劾裁判にて罷免することは容易ではない、ということです。最高裁判事はロクデモナイ人間だから指名されているとお考えください。今の司法・裁判所の体制を抜本的に転換しなければ、この状態は解消いたしません。従ってまた、最高裁判事はその入口のところで追い払う、ことが大変重要な有権者・国民の使命と言えるでしょう。その態度を変える時は、今申し上げた「日本の司法・裁判所の抜本改革(第二次司法民主化)」が成就した時です。どのように変えるのかは、下記サイトをご参照ください。

◆(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html

 

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(関連)(討論 10.27衆議院選挙(1))選挙の争点は「裏金・脱税」や「統一教会」等の低レベル問題だけではない=「壊憲」(戦争)と「脱原発」という国の存亡に関わる問題で、日和見・「観客民主主義」・好き嫌い・既成事実追従を退けた判断を!!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-9c63b8.html

(関連)(日本の税制は簡単に相続・贈与税や、株式の配当金・売却益の所得税を納税回避できる仕組みになっているのか?!)パン・パシフィック・インターナショナルHD(下)ドンキ創業者は23歳の息子にオーナーの座と財産を譲る|日刊ゲンダイ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-262945.html
草々

(10/27衆議院選挙)最終選挙情勢と「世直し」市民の投票戦術

前略、田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html

(日本のエネルギー政策、ひいては日本の基幹政策の中でも最も重要な問題について議論します。今の「大勢」のまま、科学的実証的根拠の怪しい「人工排出CO2による地球温暖化」説に乗せられて「脱炭素」の旗を振り、新型火力発電つぶしにまい進しながら「CO2を出さない(代わりに放射能を出す)」原発の大推進の片棒を結果的に担がされることは、あまりに愚かです。また、「脱原発」と「脱炭素」を両方掲げて「再生エネ」一本槍で「きれいごと」を並べるのも、「再生エネ」のすさまじい環境並びに地域社会の破壊性と巨大利権ビジネスとしての実態を鑑みた場合、リアリティに欠けた「もう一つの愚かな認識」と言わざるを得ません。今回のちょぼゼミでは、オルタナティブな処方箋を提示しながら、脱産業社会・脱炭化水素文明・脱資本主義への道を展望したいと考えています。みなさまのご参加をお待ちしております。:田中一郎)


2.世界初承認のレプリコンワクチン定期接種の中止を求めるオンライン署名
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdxpnUoXEOLPypdGRyXj2J7hsAXGOyFaWoDQUt8AlcHFZsnxQ/viewform?pli=1

(関連)命がけだよお注射は!! on Vimeo
 https://vimeo.com/705817825

(関連)科学という名の信仰 新型コロナ「ワクチン」政策を問う-福島雅典/著(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034653801&Action_id=121&Sza_id=A0

(堕落・転落してしまったリベラル代表書店の岩波書店が「反ワク」(反ワクチン)などというくだらないコメントを付けていますが、著者の福島雅典京都大学名誉教授は、そんなバカバカしいコメントとは無関係な方です。:田中一郎)


(関連)今月号の『文藝春秋』(2024.4)掲載論文は必読必見です:やっぱりmRNAコロナワクチンは「タダの猛毒物」だった:コロナワクチン後遺症の真実(福島雅典京都大学名誉教授『文藝春秋 2024.4』)(一部加筆修正)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-5cf09d.html

(関連)(別添PDFファイル)新型コロナワクチンとは何かを改めて問う、日本人の超過死亡の原因を探る(『サンデー毎日 2024.11.3』)
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20241007/se1/00m/020/002000d


3.河野太郎氏、応援演説で聴衆に敵意ムキ出し「独裁政権」「工作員」のナゾ発言|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/item/neta/12136-3504770/

(この唯我独尊の「デマ太郎」は、マイナ保険証一本化だけでなく、原発・核燃料サイクルやmRNAコロナワクチンなど、さまざまな問題について、アホンダラの一語に尽きる言動を権力を濫用しながら繰り返しており、国会から永久追放すべき政治家です。父君の河野洋平氏は、どうも子育てに失敗したようです。:田中一郎)
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 10/27衆議院選挙の投票日が目前に迫りました。今後の日本の行方を決める大事な選挙です。棄権などせず、政治を皮肉ってばかりいないで、誰にどの党に政治を託するのがいいか真剣に考えた上で投票所に向かってください。以下では、最終選挙情勢と「世直し」市民の投票戦術を(くどいようですが)改めて提示いたします。それぞれの情報紙誌は、図書館や書店にて、原本にあたってその内容をお確かめください。

 <別添PDFファイル>

(1)衆院選「最終予測」、自民197議席で石破退陣!(『週刊文春 2024.10.31』)
 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b9873

(2)衆院選「接戦区」最終攻防 焦点は自公過半数ではなく、石破退陣(日刊ゲンダイ 2024.10.26)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362497

(3)石破首相ら自民最高幹部が「極秘会議」をやっていた…衆院選過半数割れ想定し対策か|日刊ゲンダイ 2024.10.26
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362484

(4)公示前から波乱…取材から逃げる衆院選候補への審判は?(鈴木エイト 日刊ゲンダイ 2024.10.26)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362507

(5)法治と人治の岐路に立つ司法、弾劾されるべき最高裁判事たち(イントロ部分)(宮腰直子弁護士『地平 2024.11』)
 https://chiheisha.co.jp/2024/10/02/chihei202411/

 <関連サイト>

(1)自民“裏金非公認”は偽装だった!赤旗砲またも炸裂「党本部が非公認の支部に2000万円振り込み」の衝撃|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/362408?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(2)衆院選最終盤「自民大物33人」が落選危機…牧原法相ら現職閣僚5人も崖っぷち【一覧付き】|日刊ゲンダイDIGITAL)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362483?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(3)「本当に教団と接点はないのか」鈴木エイト氏の選挙ウオッチ同行記 旧統一教会「関係ありなし」サイト登場:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/362378?rct=tokuhou

(4)安倍さんをリスペクトした?石破茂首相の「悪夢の民主党」発言 専門家が心配する「悪口合戦の悪い効果」:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/362377?rct=tokuhou

(5)関心は「政治家の議論」より「卵の値段」だけど…食品配布を利用する人たちが衆院選に期待すること:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/362574?rct=sou_shu24

◆衆院選2024:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/senkyo/shuin2024


 <「世直し」市民の投票戦術>

 好き嫌いで投票しないこと、今の政治を正してくれるのは誰か・どの政党かをよく考えて投票いたしましょう。また、投票結果の全体も予測して、特定の政党に議席が偏り過ぎないよう、与野党とも一定のバランスが保てるような「全体最適」を目指す投票行動も重要です。なお、棄権は最悪です。棄権すれば、今日の政治情勢から鑑みて、意図せざるして自民党に投票していることと同じことになります。

(1)自民・公明・「日本維新の会」・国民民主党・参政党・保守党は皆、「壊憲」勢力(&原発大推進)=日本破壊勢力とその腰巾着であり、小選挙区でも比例区でも、絶対に投票しない。

(2)比例区では、上記の6党に加えて、立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」にも投票もしない。野田佳彦「脱憲反民主党」を大勝させれば、2012年の野田佳彦政権をもう一度やってくださいということになります。今回は政権交代はなさそうですから、議席増となる(上記の自民党補完勢力以外の)野党勢力内のバランスにとれた議席配分が望まれます。

(3)最高裁判事の国民審査は、候補者全員に「×××××」を付ける(特に最高裁長官の今崎幸彦には絶対的に「×」)

(4)上記を口コミその他、あらゆる方法で広めてください。


  <田中一郎コメント>

 最高裁判事たちは日本全国の裁判所裁判官の人事を握り、日本のロクデモナイ裁判を仕切っている「第二法務官僚」です。日本の司法・裁判所をまともなものにするためには、衆議院選挙のたびに実施されている最高裁判事の国民審査において、現在の日本の司法・裁判所の在り方そのものに「NO!」を突きつける意味で、候補者全員に「×××××」を付けて投票することが必要です。別添PDFファイルの宮腰直子弁護士の月刊誌『地平』掲載論文は非常に優れたものですので、是非、原本にあたってご一読ください。

この論文に関するコメントは別メール&ブログにてコメントしたいと思っていますが、一言だけ申し上げれば、一旦、いい加減な(よく考えずに白票投票をして信認してしまうこと)国民審査により、候補者を最高裁判事に就任させてしまえば、これを裁判官弾劾裁判にて罷免することは容易ではない、ということです。最高裁判事はロクデモナイ人間だから指名されているとお考えください。今の司法・裁判所の体制を抜本的に転換しなければ、この状態は解消いたしません。従ってまた、最高裁判事はその入口のところで追い払う、ことが大変重要な有権者・国民の使命と言えるでしょう。その態度を変える時は、今申し上げた「日本の司法・裁判所の抜本改革(第二次司法民主化)」が成就した時です。どのように変えるのかは、下記サイトをご参照ください。

◆(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html

 

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(関連)(討論 10.27衆議院選挙(1))選挙の争点は「裏金・脱税」や「統一教会」等の低レベル問題だけではない=「壊憲」(戦争)と「脱原発」という国の存亡に関わる問題で、日和見・「観客民主主義」・好き嫌い・既成事実追従を退けた判断を!!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-9c63b8.html

(関連)(日本の税制は簡単に相続・贈与税や、株式の配当金・売却益の所得税を納税回避できる仕組みになっているのか?!)パン・パシフィック・インターナショナルHD(下)ドンキ創業者は23歳の息子にオーナーの座と財産を譲る|日刊ゲンダイ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-262945.html
草々

2024年10月24日 (木)

(日本の税制は簡単に相続・贈与税や、株式の配当金・売却益の所得税を納税回避できる仕組みになっているのか?!)パン・パシフィック・インターナショナルHD(下)ドンキ創業者は23歳の息子にオーナーの座と財産を譲る|日刊ゲンダイ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(10.27)衆議院選挙:自民200議席下回る可能性 選挙区40超で競り合い 終盤情勢調査 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20241023/k00/00m/010/289000c

 <「世直し」市民の投票戦術>

(1)自民・公明・「日本維新の会」・国民民主党・参政党・保守党=「壊憲」勢力(&原発大推進)には絶対に投票しない

(2)小選挙区では、「立憲主義」統一候補に投票する。いない場合は最も当選圏にある「立憲主義」野党候補に投票する(立憲民主党にこだわらない、またニセモノ立憲がいるので、それにもご注意を!)

(3)比例区では、立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」への投票はヤメて、他の「立憲主義」野党に投票する。野田佳彦「脱憲反民主党」の比例区での獲得目標議席は「ゼロ」=野田佳彦を立憲民主党代表から引きずり下ろすため

(4)最高裁判事の国民審査は、候補者全員に「×××××」を付ける(特に最高裁長官の今崎幸彦には絶対的に「×」)

(5)上記を口コミその他、あらゆる方法で広めてください。


2.#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 20241019 官邸前抗議行動 福島で380人の小児甲状腺がん発症! 100万人に1・2人が事故後1000人に1人に増加
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2024/10/20241019-3801001210001.html

(久しぶりに街宣スピーチをさせていただきました(上記VTRの42分頃から)。改めて自分のスピーチのVTRを見て、こりゃダメだ、と思いました。へたくそのへたくそで、緊張しすぎて体がこわばっているのが見て取れます。緊張のせいで呼吸がうまくできず、声も苦し紛れです。そもそもメモも何にもありませんから、しゃべることを次から次へと頭に思い浮かべないといけないのですが、マイクを持つとどういうわけか、頭の中が真っ白になるのです。次回から遠慮するか、真夜中に公衆便所にでも行って練習してきます。:田中一郎)


3.(11.17)ISF主催公開シンポジウム:アメリカ大統領選挙と分断する社会〜激動する世界の行方 - ISF独立言論フォーラム
 https://isfweb.org/post-44197/

(関連)ISF独立言論フォーラム
 https://isfweb.org/


4.オンライン署名 · YouTubeは同和地区を晒す動画を削除してください - 日本 · Change.org
 https://chng.it/5LGVfRnRyM


5.社会に風穴を開ける「探査報道」って?広告もPVも不要!市民が支え、市民のために報じるメディアTansa
 https://hachidorisha.com/event/241109/


6.ウソツキ総理=石破茂の1カ月天下

 石破茂は国民的英雄として歴史に名を残す総理になる「二度と来ないチャンス」を自分の手で破棄してしまった。タダの馬鹿だったということだ。もし石破茂が、かつての小泉純一郎のように「裏金自民党をぶっ潰す」「裏金・脱税一掃なくして自民党ナシ」と声をあげ、「裏金・脱税」議員たちを非公認にして、その中でも悪質な議員のところには公募で募集した刺客候補でも立てて衆議院選に臨めば、おそらくは選挙は圧勝となったのではないか。そして自分自身は「やってくれたか石破茂さん」とばかりに広範な圧倒的多数の国民的支持を受け、その後は、①「政治とカネ」問題根絶のための厳格な法律改正、②マイナ保険証と従来の保険証の両方存続、③脱原発へ舵を切る(まずは有償買い取りで老朽原発の廃炉あたりから)、④能登半島復興に重点を置いた地域支援と地方再生の経済政策、⑤費用が掛かり過ぎることを理由に辺野古基地建設の中止と南西諸島の軍事基地化の中止=中共中国との安全保障会話開始、くらいをスタートさせれば、ほぼ間違いなく長期石破茂政権が樹立で来ただろうと思われる。①~⑤は、妙なバイアスのかかった思い入れがなければ、保守政党のバランス感覚に基づいてやれる、いずれもハードルの低い施策である。しかし、残念ながら石破茂という愚か者は、それができなかった。まもなくゴミ箱行だ。

◆歌金議員・旧統一教会関連議員、今回の選挙は彼らを落選させるための選挙だ(日刊ゲンダイ 2024.10.24)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362381

(1)(別添PDFファイル)さらに徹底的な断罪が必要 石破首相よ、自公過半数割れでも政権にしがみつくのか(日刊ゲンダイ 2024.1024)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362367

(2)(別添PDFファイル)衆院選は自民に落とし穴…「単独過半数」未達なら石破首相は袋叩き|高野孟 日刊ゲンダイ 2024.10.24
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362375

(3)萩生田帝国の崩壊秒読み、選挙支援あてにできない、「カルト議員」壊滅状態(日刊ゲンダイ 2024.10.24)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362368

(4)「#国民民主党に騙されるな」トレンド、榛葉幹事長が憤慨「直接答える」玉木代表「オイオイ」(よろず~ニュース)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3120bfa058724140f8dcfb426839d7978ae0b4fc

(5)【衆院選】自民党に赤旗砲!“ステルス公認”バレて万事休す「国民への裏切り」と郷原信郎氏 - 東スポWEB
 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/321284

(6)高市早苗が再び総裁選出馬へ!-自公過半数割れ、石破総理の引責辞任で起こる永田町激震の「仰天シナリオ」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b13e597bcec8fd11adf46a44abf1da02908e0e45

(7)自民“裏金非公認”は偽装だった!赤旗砲またも炸裂「党本部が非公認の支部に2000万円振り込み」の衝撃|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/362408?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(8)総選挙惨敗予測で「石破おろし」加速も次期首相最有力は「高市早苗氏」ではない 急浮上した“意外な人物” 古賀茂明(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/63ba4512ba81b0a536db7b0892fabc6bd5de4299


◆日刊IWJガイド・非会員版「ゼレンスキー氏がEU首脳会議で『NATOが速やかにウクライナ加盟を受け入れるか、ウクライナが核保有国になるかのどちらかだ』と脅迫!」2024.10.22号~No.4359 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54034

■<IWJ取材報告>山田正彦元農水大臣「民間の種子に頼ると言いつつ、民間の種子は代表格の三井化学が撤退を決めたということになれば、種子法廃止の根拠はまったくなくなる。そういう主張を今、控訴審でやっている」~9.25 種子法廃止違憲確認訴訟 高裁結審期日・記者レク ―登壇:山田正彦弁護士、田井勝弁護士 ほか 近日、山田正彦氏に岩上安身がインタビュー!
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 いつまでたっても是正されない日本の歪んだ税制の話です。「日本の税制は簡単に相続・贈与税や、株式の配当金・売却益の所得税を納税回避できる仕組みになっているのか?!」をお送りいたします。(加筆修正後)

◆パン・パシフィック・インターナショナルHD(下)ドンキ創業者は23歳の息子にオーナーの座と財産を譲る|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/362385
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/362385

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)もう一つの重要な点は相続問題である。巨万の富を創業家一族が相続するには、莫大な相続税を払う必要がある。そのために、相続した株を売却するケースも目立つ。米誌フォーブス「日本の長者番付」(24年版)によると、安田隆夫氏の資産額は9位の41億ドル(約6580億円)。大半が保有するPPIH株の資産額とみられる。相続税の最高税率は55%で、相続税は巨額にのぼる。

では、どうするか。創業者の隆夫氏は怠りない。十重二十重の税金対策を施した。隆夫氏は15年6月にPPIHの代表取締役会長兼CEOを退任し、創業会長兼最高顧問に就任した。そしてシンガポールに移住。この国には相続税や贈与税がない。日本政府は相続税逃れ対策として「10年ルール」を設定している。海外に家族が全員移住しても、10年未満の場合は海外に移した資産について相続税や贈与税が課せられる。

言い方を変えると、海外に移した資産は10年を超えれば日本の相続税や贈与税は課せられずに済む。安田氏は間もなく「10年ルール」の縛りが消える。

(2)PPIH(ドンキの持ち株会社:田中一郎)の筆頭株主は「DQ WINDMOLLEN B.V.」。所在地はオランダのアムステルダム市となっている。持ち株比率は22.45%(6月30日時点)。隆夫氏は保有する自社株約1550万株をオランダにある本人の資産管理会社に約650億円で売却(移転)した。オランダには、居住する法人が同国または外国の事業体の発行済み株式の5%以上を継続保有すれば非課税(配当や売却益)となる制度がある。

(3)裕作氏は、父親の隆夫氏からオランダの資産管理会社を相続しても、居住するニュージーランドには贈与税や相続税はない。相続税を払うことなく、息子は父親の莫大な財産を相続できることになる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)パン・パシフィック・インターナショナルHD(上)ドンキ創業者の長男、23歳の安田裕作氏を取締役に選任|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/362318

 <田中一郎コメント>

 大手ディスカウント店「ドン・キホーテ」の創業者オーナー家の相続・贈与税、ならびに所得税(所有株式にかかる配当金・キャピタルゲイン)にかかる納税回避行為を報じる記事である。上記「一部抜粋」の(1)と(3)が相続・贈与税、(2)が所得税に関する納税回避行為の説明だ。かつてサラキン会社の武富士の創業者オーナー家の相続・贈与税の納税回避行為が裁判沙汰となり、最高裁で約1800億円相当額の課税が違法ということになり、利子税5%までを付けて返金したという日本の国税当局の大失策が大きな話題となって久しい。我々零細納税者は、唖然としてその様を見ていたが、しかし、当然のことながら、あの武富士のような巨額納税回避は、その後の法改正で封じられているものと素朴に考えていた。ところがだ。

(関連)武富士元専務への課税取り消し 2000億円還付へ- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG17022_Y1A210C1000000/

今回、日刊ゲンダイのこの記事を見て驚いた。今度はドンキの創業者オーナー家が、またぞろ武富士と同じように、海外に移住し、海外に所有財産を移転することで、相続・贈与税や所得税を「合法的」に納税回避しているではないか! その金額たるや、数千億円、と推定され、武富士の場合の金額を上回る。一体全体、日本の国税当局は何をしているのか?! 海外に10年間家族全員で住み続けたら、相続税も贈与税も払わなくてもいいですよ、オランダなどのタックスヘイブンに財産をシフトしておけば、その財産がもたらす所得にかかる所得税は払わなくてもいいですよ、こんな税金尻抜けルールを超富裕層のためにわざわざ用意してやっているということのようだ。ふざけるな、と思いませんか?

前々から申し上げてきたように、日本では、私の若いころから、1年間に納税される相続・贈与税の金額合計が、2兆円前後でほとんど変化がない。これはまったくもっておかしな話で、日本はこの半世紀の間に大きく経済成長し、毎年のGDPも増えてきたわけだから、その累積資産は私の若い頃に比べれば巨額に増えているはずで、従ってまた、それにかかる相続・贈与税も、数十兆円になっていて不思議はない。それが2兆円前後で変わらないということは、何らかの形で巨額の相続・贈与税が「尻抜け」「遺漏」しているということを意味している。いわゆる典型的な「課税ベースのエロージョン」である。

ドンキだけでなく、日本一の大富豪と言われる、ソルトバンクの孫正義やユニクロの柳井正らの相続・贈与税はどうなっているのだろうか。ネット上で検索してみたら、下記がヒットした。

(関連)孫正義と柳井正の「相続税対策」はいったいどうなっているのか!-~総資産は各1兆4000億円。税額はウン千億円(週刊現代) - 現代ビジネス - 講談社(1-4)
 https://gendai.media/articles/-/47103?imp=0
 https://gendai.media/articles/-/47103?imp=0

読んでみると、かなりいい加減な書き方の記事だが、「両家が相続税額を大幅に減らす方法はほかに何が残されているのか。専門家たちが口を揃えていうのは「財団設立」と「海外移住」だ。」と書かれている。つまり、海外を利用して、相続・贈与税の尻抜けがなされていることは、今や公知の事実ということなのだ。だから、ドンキも、ソフトバンクも、ユニクロも、それ以外の日本の超富裕層も、みんな海外利用により相続・贈与税を納税回避していると見て間違いはないだろう。だから相続・贈与税の税収が、いつまでたっても2兆円前後のままなのだ。要するに、取りやすいところから=中小金額の相続財産をもつ小金持ちからだけ相続・贈与税を厳しく取りたて、他方で、超富裕層の納税回避については、見てみぬふりをしている、ということなのだ。

一般の小口・零細の納税者に対しては、事細かな制度を網の目のように創ってチマチマ・ネチネチと税金を取りたて、他方で、超富裕層に対しては特権的に巨額の納税回避のための抜け穴を用意する、普段はバレないように秘密裏にやっているが、バレてしまったら、無言で居直って逃げ回る。こんな国税当局や政治家どもの姿が目に浮かぶ。このことは、今般問題になっている自民党の「裏金・脱税」問題と通底している不公正な国政・政策の在り方であるとも言え、国政選挙の争点の1つになっておかしくない(マスゴミがきちんと報道しない)。

諸外国では、パナマ文書やパラダイス文書などの暴露で、タックスヘイブン利用の納税回避行為・脱税をしていた富裕層や著名人の名前がバレて大騒ぎになっているが、日本人や日本の会社の名前はあまりない。それは、そんな非合法のことをしなくても、合法的に税金を納めなくてもいい仕組みが、一部の特権的な富裕層や企業のために用意されているからだと、少し前に、ネット上の記事で読んだことがある。その一例が今回の日刊ゲンダイ記事なのだろう。

こんな不公正丸出しの税制を前にして、消費税など、バカバカしくて払ってられるか、ということだ。消費税は必須の税制だ、みたいなことを言っている世間知らずの経済学者どもに言いたいのは、消費税必須論や増税論を言う前に、やるべきことがあるだろう、ということ、巨大な不公正税制をそのままに放置して、一般大衆・中小零細企業から税金を厳しく吸い上げる消費税など、百年早い、ということだ。消費税必須論の経済学者など、無用のガラクタのたぐいである。(当然ながら消費税増税で普遍主義的政策を言う経済学者も含む=バカぬかせ、ということだ!!)

日本の国税当局は何をしているのか?! 白昼堂々と税金逃れがなされ、超富裕層はこぞって巨額の納税回避をしている、これを知っていて放置している国税当局とは何か? 納税回避金額は、私の推測では、毎年数兆円~数十兆円にも上るだろう。何故なら、日本は長期間に伴う経済成長により、資産の金額が累積的に巨額に増えているからだ。

公正な税制を言うのなら、この超富裕層による、相続・贈与税と所得税の、海外を使った納税回避行為を「根絶せよ」という声を大きく挙げていかなければならない。看過できるような金額ではない。

(もちろん、「裏金・脱税・居直り」の自民党は、納税回避をしている富裕層や大企業群の味方である。彼らが政権にある限り、こうした税制の不公正な歪みは正されることはない。何故なら、彼らもまた、この不公正税制の受益者であるからだ。アベ政権以降、政治家に人事権を牛耳られて頭を押さえつけられた霞が関・財務省・国税局の幹部官僚たちは、政治家や富裕層や大企業群が混然一体となった税制の私物化に対して、それを正すことはできない。正そうとすれば左遷されるからだ。こうした世の中の仕組みを知らないい愚か者たちが、国政選挙のたびに情緒的に判断して自民党やその腰巾着政党に投票を繰り返している。この納税者・国民の投票態度が変わらない限り、税制を含めた日本の政治の歪み・不公正・私物化は、止まることはない。自分たちの利害を自覚できない愚かな有権者達よ、早く目を覚ませ!)

 <「いちろうちゃんのブログ」>

(1)租税民主主義こそが民主主義の基本の基本(1): 「パラダイス文書」発覚報道、「パナマ文書」に続く「タックスヘイブン」の闇=これでは、まともに税金など払っていられない いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-27f2.html 

(2)パナマ文書:追いつめられる国際租税回避行為(消費税などバカバカしくて払ってられるか!!) いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-dd96.html

(3)「消費税不可欠神話」を崩壊させよう! 相続税をきちんと納税させれば毎年どれくらいの税収が見込めるか いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-30e0.html
草々

(追)選挙戦いろいろ

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*2024年 衆議院選挙 沖縄1区 オール沖縄代表 あかみね政賢 政見放送 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=qUghmGRoE5k

*2024総選挙政策 山添拓政策委員長 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=adp6vug2jyk

*日本共産党 衆院総選挙 比例政見リハーサル動画 字幕入り - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=PyFvRwNP5EQ

*【第50回 衆議院選挙】ながさき由美子(大阪9区)政見放送 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=8z5oqssSWu4

*【衆院選2024】れいわ新選組 政見放送(比例代表)#比例はれいわ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=B2xOc5M-Q9U

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2024年10月21日 (月)

(討論 10.27衆議院選挙(1))選挙の争点は「裏金・脱税」や「統一教会」等の低レベル問題だけではない=「壊憲」(戦争)と「脱原発」という国の存亡に関わる問題で、日和見・「観客民主主義」・好き嫌い・既成事実追従を退けた判断を!!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.山本太郎の心に秘めた熱い気持ちが爆発する!日本を変えたいと思う本気の叫びを聞いてください。【れいわ新選組 日本 国会 消費税 インボイス 石破 高市早苗 小泉 岸田 石丸 選挙 増税 衆院選】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=YhWAiT57VNA


2.キャンペーン

(1)オンライン署名 巨額の原発新増設コストを国民からこっそり徴収する新たな制度 #RABモデル の導入をやめてください· Change.org
 https://qr.paps.jp/GFcDT

(関連)3分でわかる!巨額の原発コストをこっそり徴収?RABモデルとは? - YouTube
 https://tinyurl.com/yr22m7ae

(2)ご寄付のお願い - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/donation/

(3)オンライン署名 · 日航ジャンボ機事故の真相を明らかにすべく再調査をして下さい!· Change.org
 https://x.gd/aDfAL

(関連)日航123便墜落圧力隔壁説をくつがえす-青山透子/著(河出書房新社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034092037&Action_id=121&Sza_id=C0


3.イベント情報

(1)(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html

(2)『憲法変えさせない!戦争反対!今こそ平和と人権11.3国会大行動』( #1103憲法大行動 ) - 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動
 http://sogakari.com/?p=7705

(3)(チラシ)(11.13)福島原発被害東京訴訟第2陣3次訴訟公判(東京地裁)
 https://x.gd/wrUki

(4)(チラシ)(1.31)砂川事件裁判国家賠償請求訴訟控訴審 第2回公判(東京高裁)
 https://x.gd/Pwgk0

(関連)砂川事件裁判国家賠償請求訴訟ニュース 第17号 2024.10.14
 https://x.gd/BAbLo


4.直言(2015年3月23日)日本型文民統制の消滅――箍が外れた安保法制論議(1)
 https://www.asaho.com/jpn/bkno/2015/0323.html

(関連)(必読)崩れゆく文民統制 自衛隊の現段階-纐纈厚/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033979013&Action_id=121&Sza_id=GG

(関連)『必要ですか?さらなる軍事力』リーフレット( #大軍拡反対 #軍拡反対署名 ) - 9条改憲NO!全国市民アクション
 http://kaikenno.com/?p=2277


5.ノーベル経済学賞?(三木義一 東京 2024.10.17)
 https://x.com/taketake1w/status/1846870585277927510/photo/
 (ノーベル経済学賞はノーベル賞とは似て非なるもの)


6.「公示」と「告示」の使い分け - ことば(放送用語) - 放送現場の疑問・視聴者の疑問 - NHK放送文化研究所
 https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/054.html


7.政治情勢・選挙情勢

 毎日新聞と日本経済新聞の選挙結果予測が正反対です=要するに「よくわからない」ということでしょう。しかし、争いのボーダーラインは自公が過半数か否かであって、立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」は「お呼びじゃない」ということ、つまり政権交代など問題外だということのようです。さもありなん、だと思われます。

(1)石破内閣支持28%、発足時最低 比例投票先、自民26%・立民10%―時事世論調査:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101700714&g=pol

(2)(別添PDFファイル)時事通信「支持率28%」の驚きと必然…総選挙直前、まるで政権末期の阿鼻叫喚(日刊ゲンダイ 2024.10.21)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362200

(3)自公、過半数維持の公算大 毎日新聞・衆院選序盤情勢調査 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20241016/k00/00m/010/251000c

(4)自民、過半数割れの可能性 衆院選序盤情勢 100超の選挙区が接戦 立民など野党に勢い - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO84157840X11C24A0MM8000/

(5)「国民を不幸にしているのでは」マイナ保険証のトラブル、7割の医療機関が経験 医師らの団体が調査結果を発表(弁護士JPニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/39c3795b617e8775c2d6c5fef53a06ef28013983

(6)萩生田光一氏は「裏金・壺」で総選挙へ首筋寒く…「高市氏を幹事長に」の恨み節でSNS大荒れ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361393

(7)与野党一騎打ち「自公落選危機」は23人!裏金、旧統一教会、高市推しが「凶」に【一覧あり】|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362197

(8)公明・石井啓一代表「低所得世帯へ10万円給付」の“買収”宣言にSNS激怒…立憲・小沢一郎氏も《馬鹿馬鹿しい恒例行事》とバッサリ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362185

(9)「自民党と統一教会との癒着も総選挙の争点にならなければおかしい」教団問題に取り組む弁護士が訴え|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362102

(10)自民・丸川珠代候補まるで「悲劇のヒロイン」…昭恵夫人を傍らに“安倍先生”にすがる涙の街頭演説|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362079?utm_source=newsletter&utm_medium=email

◆変節石破 裏金総選挙「全289区」当落予想|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/5177
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「(討論 10.27衆議院選挙(1))選挙の争点は「裏金・脱税」や「統一教会」等の低レベル問題だけではない=「壊憲」(戦争)と「脱原発」という国の存亡に関わる問題で、日和見・「観客民主主義」・好き嫌い・既成事実追従を退けた判断を!!」をお送りいたします。

10/27衆議院選挙が公示され、選挙戦さながらの今日この頃です。これまでに他のMLで議論した若干のことを下記にご紹介いたします。一部加筆修正しています。この選挙は、自民党の「裏金・脱税」や「統一教会」等の低レベルな問題が焦点となっていますが、これ自体が日本の政治のあまりのお粗末さを示しているとともに、1990年代初頭に行われた(似非)政治改革の「なれの果て」とでも言うべき「ニセモノ政治」の行きつく先とも言えるでしょう。「政治とカネ」の問題とか言って、いつまでやってんだ、ボケ! という話です。

ホントウは、というか、これこそが、というか、表現はともかく、今日的なこの国の政治がもたらしている数多ある危機的な諸問題の中でも、「壊憲」(戦争)と「脱原発」の問題、この2つが、私たち有権者・国民にとっては死活的に重要な問題です。そして、この2つは、私たちの日々の経済生活、つまり国の経済政策とも密接に関わっていて、戦時的経済と対米隷従と核(兵器と原発)に依存しながら、この国が破滅へと向かって行進することをこのまま続けていくのか否か、が問われているということです。今回の選挙の真の争点はまさにコレです。

ところが、この国の存亡にかかわる真の選挙争点から鑑みた場合、今回の衆議院選挙では、政権交代の受け皿として、「世直し」勢力の総大将として、野党第1党の立民ならぬ「脱憲反民主党」の、あまりのお粗末さ・ひどさ・背任性が、許しがたいほどに際立ってしまっています。推薦議員を党中央が裏調整で配分しながら行われた「茶番の代表選」の結果(というより最初から決まっていた)、野田佳彦という、悪名高き松下政経塾出身で、福島原発事故後に初めて原発を再稼働した人物で、それに抗議して官邸前に集まった市民に対して「遠くで声が聞こえて少しうるさい」とか言い、かつて総理大臣として、その後のアベ政権時代の多数のロクデモナイ法制化を先駆けて準備していた「背信」政治家、その野田佳彦を党の代表に選出し、30年ぶりの「政治改革」なるものを演出しています。バカバカしくて見ておれません。

2009年の「口先やるやる詐欺」政権交代以降、民主民進党とその後身の立憲民主党には、何度も政権交代のチャンスがあったにもかかわらず、「市民と野党の共闘」の取組に何度も失敗し、協力してくれる他の立憲野党や「世直し」市民に対しても無礼極まる態度を繰り返し、やることと言えば御用組合「連合」のご機嫌取りと、勢いを付けた「日本維新の会」にスケベー根性を出してすり寄り、あわよくば立民・維新・国民民主党の「壊憲」連立政権まで画策する始末です。

党内にはこうした動きに対して批判的な議員もいるという話は聞こえてきますが、じゃあ、ハテ、そうした議員は自分の政治生命を賭して、こうした動きに立ちはだかったのか、代表選に出ようとしたのか、党方針に明確にNO!の意思表示をしたのかというと、そんな覚悟の決まった議員は皆無でした。指をくわえて黙って見ているだけで、裏に回って愚痴を垂れる程度の「裏愚痴リベラル」ばかりでした。政治家として情けないの一語に尽きます。日本共産党や山本太郎「れいわ新選組」の爪のアカでも煎じて飲めよ、と言いたくもなります。そして、その挙句の果てが、野田佳彦「脱憲反民主党」です。もはや堪忍袋の緒が切れた、というよりも、福島原発事故以降だけでも13年間が無為無策と無駄に過ぎ去り、更にこれからも、こんな調子で、与野党団子状態の茶番と破壊・破滅の政治が続いていく、ということを露骨に示されてしまった以上、もはやこの日本政治の流れは、ここで断ち切らなければいけないということになってきたと言うべきです。(2017年の「希望という名の絶望の党」への合流の時も民主民進党の国会議員達は同じように腰抜けでした)

以下、今回の選挙を、日本政治の抜本転換の契機とすべく、すなわちホンモノの「世直し」を実現していくホンモノの政権交代を獲得すべく、「世直し」市民は動きを始めるべきである、という訴えを兼ねて、下記の討論をご紹介します。さしあたり10/27の衆議院選挙では、下記の「戦術」をメルクマールにして、みなさまの投票行動に期待いたします。また、何度も申し上げて恐縮ですが、選挙と同時に実施される最高裁判事の国民審査では、その候補者全員に「×××××」を付けて投票してください。今回は、邪悪と反動の牙城=最高裁の長官=今崎幸彦も候補者の1人ですので、こいつには怒りをこめて「×印」を付していただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。


 <10.27衆院選 投票戦術>

 政治家や政党、最高裁の判事候補に対して、「ポワン」とした期待や信頼を持たないことが、まず最低限のスタンスです。その上で、①「裏金・脱税」及び統一教会、②「壊憲」阻止、③脱原発(「脱炭素」ではない!)、④消費税減税・マイナ保険証・非正規雇用対策・地方経済再生、くらいをメルクマールにして候補者と政党(比例区)を選択すればいい。おのずと下記の「戦術」が浮き上がってくるはずです。

(1)自民・公明・「日本維新の会」・国民民主党・参政党=「壊憲」勢力には絶対に投票しない

(2)小選挙区では、立憲統一候補に投票する。いない場合は最も当選圏にある立憲野党候補に投票する(立民にこだわらない、またニセモノ立憲がいるので、それにもご注意を!)

(3)比例区では、立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」への投票はヤメて、他の立憲野党に投票する。野田佳彦「脱憲反民主党」の比例区での獲得目標議席は「ゼロ」=野田佳彦を立民代表から引きずり下ろすため

(4)最高裁判事の国民審査は、候補者全員に「×××××」を付ける(特に最高裁長官の今崎幸彦には絶対的に「×」)

(5)上記を口コミその他、あらゆる方法で広めてください。


 <別添PDFファイル>
(1)改憲派「自衛隊を明記」、自民97%、公明8%、立憲 改憲反対派63%(朝日 2024.10.20)
(2)エネ、原発推進で隔たり、自民 次世代型の開発支援、立民 新設や増設は認めず(日経 2024.10.20)
(3)原発回帰 各党にジワリ、首相は「ゼロ」発言を封印(毎日 2024.10.19)
(4)総選挙・地域変革ニュースno1:対話で政権交代へ(2024.10.17)
(5)野党共闘ができないのは立憲民主党が狭量だからだ(小林節 日刊ゲンダイ 2024..10.18)


1.(拡散希望)10/27衆院選 比例は「立民ならぬ野田佳彦・脱憲反民主党」には投票しないでください=立民以外の立憲野党に期待しましょう(その1)(必見)【10月18日 速報】入院の原因は…?【れいわ新選組:山本太郎】 - YouTube

 10/27衆議院選挙では、比例区で「立民ならぬ野田佳彦・脱憲反民主党」には投票しないでください。野田佳彦はダメ、自民党と同じという下馬評ですが、自分自身が岸田自民党政治を継続すると言っています。安保政策、原発政策、消費税、・・・・、無駄な投票はやめましょう。比例は立民以外の立憲野党へ、比例は立民に投票しないでください。野田佳彦「脱憲反民主党」はダメです。比例は立民以外、どんどん広げてください。野田佳彦を立民の代表から引きずり下ろすには、比例議席をゼロにする必要があります。比例の立民はゼロ!!

◆(必見)【10月18日 速報】入院の原因は…?そして最後に【れいわ新選組 日本 国会 消費税 インボイス 石破 高市早苗 小泉 岸田 石丸 選挙 中国 増税 財務省】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=KQg_p-W29l0
 https://www.youtube.com/watch?v=KQg_p-W29l0

<維新(日本維新&大阪維新)、もうあかん、2024年酷暑 夏ふりかえりワースト10>

 維新に投票しとる奴はアホじゃ。何にもわかっとらんドアホじゃ。いつまで口車に乗せられとるのか、維新(日本維新&大阪維新)が実際に何をやっとるのか、よく見てみんか!!

(無関連)世界最長回転ずし 相手陣営スパイ作戦 請願書の偽造 兵庫のドタバタ:お笑い維新研究9(西谷文和さん)【佐高信の隠し味】20241001 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=9sgsWTBHUOk
 https://www.youtube.com/watch?v=9sgsWTBHUOk


2.(反論)立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」について

私の上記メールに「反論」がありました。
簡単に再反論しておきます(拡散します)。
自分の好き嫌いに後付けで屁理屈を付けるからこうなるのです。

・立憲民主党に是非投票して頂きたいと思います。

  立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」に投票しても、日本の政治は微塵も変わりません。今までの与野党の茶番が繰り返されるだけでなく、戦争への道と原発・核燃料サイクル施設巨大事故への道を降りていくことになります。福島原発事故以降、13年間、この政党には日本を転換するチャンスが何度もありましたが、ことごとく失敗をしています。同じことを繰り返させることは投票用紙をドブに捨てることと同じことです。10年ひと昔、ここで踏ん切らなければ、将来後悔することになるでしょう。好き嫌いで投票してはいけないのです。

・野党の中では一番まともです。

  どこを見ているのでしょうね? そうでないことは、いくらでも挙げられますが、1つだけ申し上げておきますと、「経済安全保障推進法」や「経済秘密保護法(SC法)」に賛成をする政党が一番まともなのですか?

・国民の人気も(比較的)高い。

  常に「裏金・脱税・居直り」「統一教会癒着」政党の自民党の1/3~1/4以下の支持率、こんなもので政権が担えるはずもなく、今後も支持率が上昇する見込みはほとんどありません。あるとすれば、この党が野田佳彦を代表から降ろして、女性中心のホンモノの「世直し」政党に生まれ変わった時です。そのチャンスはラストチャンスとして来年夏の参議院選挙があります。この時に有権者は、この党を「世直し」の総大将(つまり野党第1党)とするか、解体して葬り去るかの判断をしなければいけません。もういい加減にしろという話です。

・立憲民主党の綱領を読みましたが、実にまともです。

  同党の綱領には「脱原発」が書かれていますが、守る様子はありません(ごく一部の議員だけが守ろうとしている=山崎誠議員たち)。野田佳彦「脱憲反民主党」は原発を維持すると言い、脱原発は先送りしています。「口先やるやる詐欺」です。これは重大なことだという認識を持たなければいけないのです。再稼働をさせれば、必ず過酷事故は起きます。稼働していなくても使用済み核燃料の安全対策をきちんとしておかなければ、過酷事故は再発します(福島原発事故時の4号機をお忘れか?)。つまり、日本は永久の放射能汚染地獄に沈み、立ち直ることもできないのです。戦争と並んで、この原発再稼働容認が、2大「亡国政策」です。「実にまとも」って、どういう判断なの????

・「専守防衛」もはっきり書いてあるし、「原発」にも「石炭火力」にも反対しています。

 「専守防衛」と言いながら、自公政権が国会に提出した戦争準備法案にことごとく賛成をしています。アメリカの手下として日本が戦争へ向かうことも、党を挙げて反対をする様子はありません。戦前の社会大衆党と似たような動きをしていて、野党の体をなしていないのです。2つの経済戦争法にも賛成したことは上記に書いた通りです。

 脱原発も口先だけ、御用組合「連合」に言われるがままに、原発大推進に加担する動きが強くなっています。「脱炭素」=これこそが原発大推進のスローガンです。これまでも私のメールとブログで散々書いてきました。まともに見ていないのでしょう。原発やめて、火力発電をやめて、再エネだけでやっていく??? やれると思っているの? しっかり考えろよ!! 地球の気候が人工排出CO2のワンイシューで変動している??? あなた「ミランコビッチサイクル」って、知っていますか? 宇宙物理学の「ウ」の字も知らないでしょう!

(関連)(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html

・大勢いる候補者たちも、それなりにまともな議論をしています。

  議論だけならサルでもする。2009年の民主党「口先やるやる詐欺」政権のことをもうお忘れか? 子ども手当が失敗した理由、調べてみましたか? あれは、児童手当の財源の大半を企業が負担していたものを、企業の負担をゼロにしてやろうとしたために、財源が見つけられなくて頓挫したのです。そんなこと、説明していましたか? 中公新書『民主党政権失敗の研究』という本があるから、ご覧になるといい。この本に書かれている失敗どころではない、それを上回るトンチンカンや出鱈目を、いまの立民ならぬ「脱憲反民主党」はやっているのです。(かつて最低保障年金制度の新設でも、同じように企業の負担をゼロにしてやろうとしていた疑いがあります)

(関連)子ども手当―チルドレン・ファーストの蹉跌(『民主党政権失敗の検証』中公新書)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EewCWcx0LFdGnTA7_E_Z0QwBInFnur3leCAQETWjPTUZfQ?e=AyAyFv

・野田さんたちの歯切れが悪いのは、恐らく前回政権を取った際のトラウマがあるからではないでしょうか。

  やる気がないからです。口先で言っていることとは別のことを考えているからです。代表になるべき人間ではありません。枝野幸男と同様に「失敗組」です。

・つまり前回は三大敵(アメリカと官僚と財界)を一挙に敵に回したので潰されてしまった。今回は時間を掛けてじっくり攻めようとしているのでは無いかと思います。

  自滅したのです。そもそも立民ならぬ「脱憲反民主党」にとって、アメリカと官僚と財界は「三大敵」ではありません。2009年の時は官僚を敵にしていましたが、長妻昭厚労相が潰されたように、やり方で失敗してアウトです。愚か極まりない。政権党として無能と言ってもいい。

・細かい点をほじくれば、勿論いろいろありますが、それはどの政党も大同小異です。

  立民ならぬ「脱憲反民主党」の場合は「細かい点」ではありません。「世直し」の大黒柱が歪んでいます。覚悟もできていない。また、「どの政党も大同小異です」などといい加減なことを言ってもらっては困ります。AKB総選挙をやっているのではありませんから。

・今もっとも期待すべき立憲民主党を落とす動きは、日本の為にするべきではありません。

  トートロジーです。これこそが「好き嫌い」に基づく極めて大雑把な発言で、こういう態度が日本の迷走を続けさせることになります。今は、衆議院比例区に於いて、立民ならぬ「脱憲反民主党」の議席をその他の立憲野党に入れ替え、可能な限り、それを増やすことです。立民ならぬ「脱憲反民主党」の比例区議席は「ゼロ」でいい。維新や国民民主党などの「壊憲」勢力と共闘を組みたい立民ならぬ「脱憲反民主党」は退けて、立憲野党で統一候補を擁立することを早急に検討しなければいけません。

日本の政治はボロボロで、日本が劣化し、没落し、衰退し、破滅へと向かう、諸悪の根源です。しかし、これを許していることは、野党第1党の立民ならぬ「脱憲反民主党」の責任です。その「脱憲反民主党」をそろそろ「始末」して、新しい「世直し」の中核勢力を創り上げていく仕事に着手しないと、今の流れは止まらない、ということです。既成事実追従の日和見は最悪、「観客民主主義」もダメ、好き嫌い先行型はAKB総選挙へ行ってください。有権者1人1人が「このままではまずい」という気持ちを強く持ち、まずは投票行動や市民運動・社会運動の中で動いていくことです。情勢が最悪となり、ニッチもサッチも行かなくなってからではもう遅いのです。ニーメラー牧師の言葉を常に念頭においてください。

(追)最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけて投票してください。白票投票はおやめください。日本の司法・裁判所もまた、デタラメの山積するロクデモナイ役所であり、「第二法務省」のようなものです。「×××××」はそれに対する有権者の「NO!」の意思表示です。個々人の裁判官を審査できる仕組みにもなっていません。


3.つまり「既成事実に追従する」ということです=これは意見の相違ではありません

「これほど意見が違うと議論を繰り返すつもりはありません。確かに共産党・社民党・令和の主張は正論が多いけれど、黙っていても自公政権が半分(近く?)は取る現実を冷静に考えると、これでは多数になりません。着実に前進するためには皆さま、どうぞ自信を持って立憲民主党に投票をしましょう。」なるメールが再び送られてきましたので、私から「追撃」しました。

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つまり「既成事実に追従する」ということです。これは意見の相違ではありません。

何度も申し上げていますが、ニッチもサッチもいかなくなってから、判断しても手遅れだ、ということです。ああ、やっぱり立憲民主党はダメだったか、などと近未来に破滅的な局面を迎えて嘆いてみても後の祭りだということ、余力のあるうちに着手をし、それを大きく育てていくことです。

昨日お送りした山本太郎「れいわ新選組」の街宣VTRもまた、そうしたチャレンジの(しかも命がけの)1つです。日和見、「観客民主主義」、好き嫌い先行、先入観、こうしたものを拭い去り、ホンモノの「世直し」運動で、ちゃんとした社会を創る、という基本中の基本を実践していくことが大事です。

故丸山真男氏は「現実主義の陥穽」という論文のなかで、「現実主義は往々にして、既成事実を追認するだけに終わる」と書いています。重要な指摘です。千里の道も1票から、頑張りましょう。
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4.(受信メール)2024年衆院選:情勢調査と虐殺加担議員の落選など
  (転送・転載歓迎します。重複受信の際はご容赦ください)

皆さん
自公、過半数維持の公算大 毎日新聞・衆院選序盤情勢調査 | 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20241016/k00/00m/010/251000c

「立憲は公示前から議席を増やす見通し。強い支持基盤を誇る北海道などで議席の上積みを視野に入れる。比例も前回(39議席)から積み増しそうだ。…共産党は、沖縄の1選挙区での議席獲得が見通せず、比例も前回の9議席を下回りそうな情勢だ。国民民主党は比例が堅調で、小選挙区を含む全体で公示前の7議席からの倍増を視野に入れる。れいわ新選組は公示前の3議席から倍増の勢い。社民党は公示前と同じ1議席獲得のめどは立ちつつある。」

杉尾ひでや参議院議員も信濃毎日新聞の情勢調査を紹介しています。
 https://x.com/TeamSugioHideya/status/1847107197601493307

信濃毎日新聞の情勢調査では、比例の投票先は立憲民主党が3割程度を占め、2割の自民党に先行して最多で、無党派層の支持に差があることが原因と分析されているそうです。

立憲野党内におけるこれ程の立民優位は、沖縄1区での情勢も考慮すれば(全国からインターネットなどで応援すれば勝てる差であると推測できる)、それ以外の少数立憲野党が小選挙区に立候補しないため比例区票を掘り起こすことができていないためと思われますか。それは定量的におかしいと気づきますね。選挙運動量の差ではなく、何らかの情報(SNS上での立憲野党支持者間での罵り合いなど)に基づいて、有権者が判断していることによるものです。

小選挙区擁立による比例区積み増し効果は、政党の別にかかわらず、最大で0.5ポイント程度しかありません。

【選挙結果の分析】複数の立憲野党が小選挙区に複数の候補者を立てることで比例区票を積み増しできるのか
 http://unitingforpeace.seesaa.net/article/485397078.html
 https://www.facebook.com/mitsumasa.ohta/posts/1542036612855822

自公を過半数割れにできず、ただ立民だけが議席を伸ばしても、政治の中身は変わりません。現在の選挙共同の運動に小選挙区制の廃止など、保守二大政党制の阻止という潮流がないのが残念です。政権交代すれば確実にいい方向に向かうと確信を持てる共通政策がほしい。立民の一部にとっての選挙共同は、自民・立民という保守二大政党制を追求するためのものでしかありません。共産・社民・れいわを最大化させる形の選挙共同と政権交代が必要です。

立憲野党は他野党打撃論に立たず、長期的な政策推進・党勢拡大(比例区中心)と短期的な政権交代(小選挙区での自公維国落選)を同時並行で進めるべきです。選挙区によっては悩ましい事情がありますが、小選挙区では立憲野党の統一候補か有力候補に投票しましょう。立民内の脱原発候補などまで落とすと、原発再稼働が一層進んでしまいます。

#比例区は立民以外の共産・社民・れいわ をどこまで徹底できるかが、今回の選挙結果を有意義なものにするかどうかの鍵だと思います。

人類史の汚点たるガザ/パレスチナ虐殺がライブ中継されているというのに、その終結を訴えない選挙が、世界のすべての人々の平和的生存権を確認し、この理念を全力で達成すると宣言した憲法を持つ日本で、あり得るのでしょうか。裏金・統一教会の問題はすでに広範な有権者の知るところとなっています。虐殺加担議員の落選にも力を入れましょう。

【参考】ジェノサイドに加担しない投票行動を考えるための候補者情報(随時更新)|安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
https://note.com/natsukiyasuda/n/n3b84dbd6c262

相変わらず立憲野党はYouTube選挙で与党と国民民主党に負けています。YouTubeの検索窓で衆院選の情報を得るべくキーワード「衆院選」の検索を行うと、上位に表示されるのは報道機関の動画、その下に公明党と国民民主党の玉木さんの動画という具合です。これを克服する方法は既に立憲野党各党にお伝えしてありますが、採用したとかの返事はいただいていません。

太田光征


5.(上記メールを受けて私から発信)概ねこんな予想ですが、このパターンが最悪です=日本の政治は何も変わりません

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10/27の衆院選予測は、今のところ、概ね太田光征さんの言う通りでしょう。

立憲民主党や国民民主党が中途半端に少し増えて、自公政権は過半数を維持するか、維新などの補完勢力を入れて過半数、といった形です。全体の議席の2/3を「壊憲」勢力が取るか否か、というところがもう一つの着眼点ですが、これとても野田佳彦「脱憲反民主党」が寝返れば無意味となるのです。こんな結果では日本の政治は何も変わりません、このパターンが最悪です。この国の有権者の愚かさを示していて、こんな程度の有権者にこの程度の政治、とか、だいぶ前に誰かが言っていました。私は有権者の危機感の欠如だと思っています。

(関連)(別添PDFファイル)改憲派「自衛隊を明記」、自民97%、公明8%、立憲 改憲反対派63%(朝日 2024.10.20)
 https://digital.asahi.com/articles/ASSBM3J4ZSBMUTFK00WM.html

情勢分析はともかく、なすべき投票行動は、これもまた太田光征さんが言う通り、

(1)小選挙区では立憲野党の統一候補か有力候補に投票しましょう(立民に固執しない)

(2)比例区は立民以外の共産・社民・れいわ をどこまで徹底できるかが、今回の選挙結果を有意義なものにするかどうかの鍵だと思います。

ですが、大事なことは、野田佳彦「脱憲反民主党」の比例区の議席を「ゼロ」にすることです。野田佳彦「脱憲反民主党」に対して、はっきりと「NO!」を突きつけるには、これしかありません。

10/27衆院選が、また再び野党第1党の「大失敗」により政権交代が実現できませんでした。その責任を野田佳彦代表に取らせて退陣させるためには、比例区での立民ならぬ「脱憲反民主党」への投票をやめ、その他の立憲野党に投票をし、参議院選挙へ向け、その議席を大きく増やしておくことです。残りの期間は、このことに集中いたしましょう。

太田光征さんが言う「選挙制度改革」も、立民ならぬ「脱憲反民主党」が圧倒的多数の議席を持った形での政権交代では、恐らく実現いたしません。立民以外の立憲政党が、合計で少なくとも100議席に近いくらいの議席(=発言権)を持っていないと、「脱憲反民主党」の妥協は引き出せないでしょう。私は来年夏の参議院選挙が「政治決戦」だと思っていますが、その参議院選挙でも、今までのような「牛のヨダレ」のようなダラーとした選挙対応・選挙運動・選挙結果にしかならないのであれば、もはや「脱憲反民主党」は野党第1党から引きずり降ろさなければいけないと考えています。要するに、自公・維新と同レベルに扱うということです。

野田佳彦「脱憲反民主党」の比例区議席は「ゼロ」へ、背信の代表を退陣させ、ホンモノの政治改革を実現させましょう。

(関連)(別添PDFファイル)野党共闘ができないのは立憲民主党が狭量だからだ(小林節 日刊ゲンダイ 2024..10.18)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362089

(追1)総選挙̶各党からの食の安全に関する政策についての回答 – 食の安全・監視市民委員会
 https://www.fswatch.org/?p=2026

(2009年の民主党「口先やるやる詐欺」政権交代の時に、真っ先に公約違反を行ったのが長妻昭(当時厚労相)の「(BSE=狂牛病)全頭検査実施のとりやめ」と「生活保護の高齢者加算の廃止の撤廃の撤廃」でした。そこから次々に公約破りが続いて行きましたが、その中でも特に記憶にとどめておくべきは、元祖「口先やるやる詐欺」=前原誠司の「八ッ場ダム・川辺川ダムの建設中止と全国のダム建設の総見直し」の骨抜き・棚上げでした(御用学者を集めて非公開でやっていました)。今現在は、八ッ場は建設終了(これからこのダムに絡んでロクでもないことが起きてきます)、川辺川ダムはこれから建設される予定です。民主党なんぞに投票したって、こんな調子で平気で公約を破り、政治は変わらないのです。淡い期待をお捨て下さい。その前原誠司ですが、今はあの嘉田由紀子(元滋賀県知事)とお手てつないで「日本維新の会」に行きました。しかるべき場所に収まったということでしょう。前原誠司や嘉田由紀子に投票した有権者は深く反省をした方がいい。:田中一郎)

(ついでに申し上げておくと、「脱炭素」アホダラ教の市民運動・社会運動が、巨大ダム発電をCO2を出さない「再生エネ」発電だと称し、「再生エネ」電力にカウントして喜んでいるようです。他にも、自然環境や地域社会を破壊し、住民に健康被害を及ぼしかねない、巨大メガソーラー団地や、巨大風力発電団地を賞賛しては、「脱炭素」「再生エネ」、「脱炭素」「再生エネ」と、念仏を唱えています。頭から巨大ダムの水でもぶっかけて差し上げましょうか? 巨大ダムは別名「人工鉄砲水製造所」と言われ、大水害発生の一原因です)

(追2)今崎幸彦 - こいつが最高裁長官で、今回の国民審査にかかっています。
 https://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/imasaki/index.html

 最高裁判事の国民審査は、候補者全員に「×××××」をつけて投票してください。白票投票は信任されたと見なされるので、おやめになってください。これは今の司法・裁判所の、あまりにひどい在り方への「NO!」の意思表示です。明日は自分が冤罪事件で死刑になるかもしれません。袴田さんのことは他人事ではありません。あさっては、原発事故をくらって身ぐるみはがされて家や故郷を追われ、たったの12万円の賠償金で、加害電力会社から「もらい過ぎだ」と言われることになるかもしれません。もちろん、こいつが最高裁長官であれば、「あなたへの賠償金は12万円でいい」という判決を下すでしょう。そして被害を受けた私やあなたとその家族を、避難住宅から出ていけ、という判決を下します。そんなのいやだ、おかしい、と思われる方は、何度も言いますが、全員に「×××××」をつけて投票してください。
 https://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/imasaki/index.html

◆最高裁判事の国民審査に関し、日本民主法律家協会というところがリーフレットを作成しましたので、ご紹介します。下記からダウンロードできますので、周知拡散していただけると幸いです。

 リーフ:https://www.jdla.jp/shinsa/images/kokuminshinsa24_6.pdf

 サイト:https://www.jdla.jp/shinsa/index.html

(関連)(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html

(参考)衆院選と同時なのに影薄い「国民審査」 最高裁裁判官を「クビ」にできる、世界でも珍しい制度を生かすには:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/360247?rct=tokuhou

(参考)最高裁判事2人をやめさせたい理由とは…原発訴訟で国の責任を否定した不可解な経緯 弁護士らが弾劾請求:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/344577

(参考)最高裁判所裁判官の国民審査2024 経歴と注目裁判での判断は|NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/kokuminshinsa/index.html

(参考)金沢市役所前広場での護憲集会不許可は憲法違反か|最高裁判所 裁判官の国民審査2024 NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/kokuminshinsa/2024/trial-3sh20230221.html
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6.野田佳彦が代表の立民ならぬ「脱憲反民主党」に対する評価・態度がおかしい

◆(別添PDFファイル)総選挙・地域変革ニュースno1:対話で政権交代へ
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EaLwlM2H7oRNqAlxKJwMB-QB2Av4Lgjsi0UwT23WZeftdw?e=icXgER

(上記に対して私が「異論」を発信)
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野田佳彦が代表の立民ならぬ「脱憲反民主党」に対する評価・態度がおかしい(上記ニュースにある選挙の方法は、前回国政選挙までなら、とてもよかった。野田佳彦が代表となった立憲民主党では、もうやめないといけません)

活動のやり方や方向性は評価できますが、大問題は野田佳彦が代表の立民ならぬ「脱憲反民主党」に対する評価・態度がおかしい点です。彼らに期待をして彼らに協力して投票しても、戦争と平和の問題(日本国憲法の継承発展)や、脱原発・核燃料サイクル廃止の問題や、経済政策(消費税や社会保障や「マイナンバー制度」など)などにおいて、期待を裏切られることは、これまで数年間の彼らの態度や今般の都知事選挙の過程を見れば明らかです。私の方から何度も申し上げてきたことですが、しっかりとご覧いただけていないのは残念です。

立民ならぬ「脱憲反民主党」(野田佳彦だけでなく、その前の枝野幸男や泉健太が代表の時もそうでした)に対して、ここまで出鱈目をやられても、なお、その政党を「立憲主義」政党だと虚偽の宣伝をし、投票を呼び掛けることは、政治のデタラメを覆い隠すことにもなります。御用組合「連合」を最優先し、「経済安全保障推進法」や「経済秘密保護法(SC法)」他の戦争準備法に賛成をしてきた「脱憲反民主党」が、今度は野田佳彦を代表にして、①岸田文雄自民党政治の継続、②脱原発はしない、③消費税は減税・廃止しない、④対米関係最重要(対米隷属の言い換え)、などなど、自民党政治と何ら変わらない方針を打ち出し、かつ、「市民と野党の共闘」など「やる気ありません」「プロ市民は近寄らないでください」ということを都知事選その他の選挙で「態度で示した」「脱憲反民主党」に期待を寄せるなど、愚かです。そういう態度だと、立民ならぬ「脱憲反民主党」に「ナメられます」。自民党が有権者をナメてかかっているように、です。

(関連)(別添PDFファイル)原発回帰 各党にジワリ、首相は「ゼロ」発言を封印(毎日 2024.10.19)
 https://mainichi.jp/articles/20241019/ddm/005/010/130000c

(関連)(別添PDFファイル)エネ、原発推進で隔たり、自民 次世代型の開発支援、立民 新設や増設は認めず(日経 2024.10.20)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO84228770Z11C24A0EA2000/

ものごとには踏ん切りが必要です。「世直し」や政治活動においてはなおさらです。負け組互助会を応援しても、関ケ原の合戦の西軍と同じようなことになります。「世直し」は、覚悟が決まった(踏ん切りがついた)中核勢力がなければ実現することはありません。選挙で「なんとなく改革派の雰囲気」勢力が国会で多数を占めたとしても、日本の政治は変わらないのです。それどころか、2012年の野田佳彦民進党政権がそうだったように(アベ政権時代のロクデモナイ政策群の発祥の地は野田佳彦政権だと言われている:ジャーナリストの高野孟氏)、仮に彼らが政権に就けば(私は不可能だと思っていますが)、自公政権ですらしなかったようなロクデモナイことを、自分たちの保守独自性をひけらかすために、やりかねないのです。立民ならぬ「脱憲反民主党」に対する「淡い期待」はもう捨てましょう。「脱憲反民主党」を応援するくらいなら「家で寝ている」方がいい。

今回の選挙では野田佳彦を代表にする立民ならぬ「脱憲反民主党」には投票せず、特に比例区では立民ならぬ「脱憲反民主党」の獲得議席を「ゼロ」に追い込んでください。そしてその代わりに、立民ならぬ「脱憲反民主党」以外の立憲政党の議席増や支持が広がることを目指して活動して下さることを願っています。今や立民ならぬ「脱憲反民主党」の代理店・ちょうちん持ちとなった「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」は無視して下さるよう、お願いいたします。

「脱憲反民主党」に期待をしても、日本の政治は何一つ変わることはありません。野田佳彦を一刻も早く立憲民主党の代表から引きずり降ろし、これまでの3代表(枝野幸男、泉健太、野田佳彦)の時代の党の在り方を根本的に反省し、ホンモノの「世直し」政党として一から出直した時、「世直し」市民も改めて期待を寄せ、支持して議席増を呼びかければいいのです。それは今般の衆議院選ではなく、来年の参議院選挙です(私はラストチャンスだと申し上げています)。

野田佳彦「脱憲反民主党」よ、いい加減にしろよ! 今回の選挙でのお前たちの議席はゼロでいい、そして、態度や方針を変えないのなら「永遠のゼロ」だ。それはお前たちがやってきたことの必然的結果だ。有権者・国民を欺き愚弄するのもいい加減にしろ、ということだ。

(関連)10/27衆院選でのオススメ投票行動:石破自民とその補完勢力の石井公明・馬場維新・玉木国民・野田「「脱憲」には投票せず、立民以外の立憲野党に投票しましょう、特に立民の比例区議席の目標は「ゼロ」、そして最高裁判事は全員「×××××」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-40fe7d.html
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草々

 

(討論 10.27衆議院選挙(1))選挙の争点は「裏金・脱税」や「統一教会」等の低レベル問題だけではない=「壊憲」(戦争)と「脱原発」という国の存亡に関わる問題で、日和見・「観客民主主義」・好き嫌い・既成事実追従を退けた判断を!!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.山本太郎の心に秘めた熱い気持ちが爆発する!日本を変えたいと思う本気の叫びを聞いてください。【れいわ新選組 日本 国会 消費税 インボイス 石破 高市早苗 小泉 岸田 石丸 選挙 増税 衆院選】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=YhWAiT57VNA


2.キャンペーン

(1)オンライン署名 巨額の原発新増設コストを国民からこっそり徴収する新たな制度 #RABモデル の導入をやめてください· Change.org
 https://qr.paps.jp/GFcDT

(関連)3分でわかる!巨額の原発コストをこっそり徴収?RABモデルとは? - YouTube
 https://tinyurl.com/yr22m7ae

(2)ご寄付のお願い - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/donation/

(3)オンライン署名 · 日航ジャンボ機事故の真相を明らかにすべく再調査をして下さい!· Change.org
 https://x.gd/aDfAL

(関連)日航123便墜落圧力隔壁説をくつがえす-青山透子/著(河出書房新社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034092037&Action_id=121&Sza_id=C0


3.イベント情報

(1)(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html

(2)『憲法変えさせない!戦争反対!今こそ平和と人権11.3国会大行動』( #1103憲法大行動 ) - 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動
 http://sogakari.com/?p=7705

(3)(チラシ)(11.13)福島原発被害東京訴訟第2陣3次訴訟公判(東京地裁)
 https://x.gd/wrUki

(4)(チラシ)(1.31)砂川事件裁判国家賠償請求訴訟控訴審 第2回公判(東京高裁)
 https://x.gd/Pwgk0

(関連)砂川事件裁判国家賠償請求訴訟ニュース 第17号 2024.10.14
 https://x.gd/BAbLo


4.直言(2015年3月23日)日本型文民統制の消滅――箍が外れた安保法制論議(1)
 https://www.asaho.com/jpn/bkno/2015/0323.html

(関連)(必読)崩れゆく文民統制 自衛隊の現段階-纐纈厚/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033979013&Action_id=121&Sza_id=GG

(関連)『必要ですか?さらなる軍事力』リーフレット( #大軍拡反対 #軍拡反対署名 ) - 9条改憲NO!全国市民アクション
 http://kaikenno.com/?p=2277


5.ノーベル経済学賞?(三木義一 東京 2024.10.17)
 https://x.com/taketake1w/status/1846870585277927510/photo/
 (ノーベル経済学賞はノーベル賞とは似て非なるもの)


6.「公示」と「告示」の使い分け - ことば(放送用語) - 放送現場の疑問・視聴者の疑問 - NHK放送文化研究所
 https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/054.html


7.政治情勢・選挙情勢

 毎日新聞と日本経済新聞の選挙結果予測が正反対です=要するに「よくわからない」ということでしょう。しかし、争いのボーダーラインは自公が過半数か否かであって、立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」は「お呼びじゃない」ということ、つまり政権交代など問題外だということのようです。さもありなん、だと思われます。

(1)石破内閣支持28%、発足時最低 比例投票先、自民26%・立民10%―時事世論調査:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101700714&g=pol

(2)(別添PDFファイル)時事通信「支持率28%」の驚きと必然…総選挙直前、まるで政権末期の阿鼻叫喚(日刊ゲンダイ 2024.10.21)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362200

(3)自公、過半数維持の公算大 毎日新聞・衆院選序盤情勢調査 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20241016/k00/00m/010/251000c

(4)自民、過半数割れの可能性 衆院選序盤情勢 100超の選挙区が接戦 立民など野党に勢い - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO84157840X11C24A0MM8000/

(5)「国民を不幸にしているのでは」マイナ保険証のトラブル、7割の医療機関が経験 医師らの団体が調査結果を発表(弁護士JPニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/39c3795b617e8775c2d6c5fef53a06ef28013983

(6)萩生田光一氏は「裏金・壺」で総選挙へ首筋寒く…「高市氏を幹事長に」の恨み節でSNS大荒れ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361393

(7)与野党一騎打ち「自公落選危機」は23人!裏金、旧統一教会、高市推しが「凶」に【一覧あり】|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362197

(8)公明・石井啓一代表「低所得世帯へ10万円給付」の“買収”宣言にSNS激怒…立憲・小沢一郎氏も《馬鹿馬鹿しい恒例行事》とバッサリ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362185

(9)「自民党と統一教会との癒着も総選挙の争点にならなければおかしい」教団問題に取り組む弁護士が訴え|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362102

(10)自民・丸川珠代候補まるで「悲劇のヒロイン」…昭恵夫人を傍らに“安倍先生”にすがる涙の街頭演説|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362079?utm_source=newsletter&utm_medium=email

◆変節石破 裏金総選挙「全289区」当落予想|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/5177
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「(討論 10.27衆議院選挙(1))選挙の争点は「裏金・脱税」や「統一教会」等の低レベル問題だけではない=「壊憲」(戦争)と「脱原発」という国の存亡に関わる問題で、日和見・「観客民主主義」・好き嫌い・既成事実追従を退けた判断を!!」をお送りいたします。

10/27衆議院選挙が公示され、選挙戦さながらの今日この頃です。これまでに他のMLで議論した若干のことを下記にご紹介いたします。一部加筆修正しています。この選挙は、自民党の「裏金・脱税」や「統一教会」等の低レベルな問題が焦点となっていますが、これ自体が日本の政治のあまりのお粗末さを示しているとともに、1990年代初頭に行われた(似非)政治改革の「なれの果て」とでも言うべき「ニセモノ政治」の行きつく先とも言えるでしょう。「政治とカネ」の問題とか言って、いつまでやってんだ、ボケ! という話です。

ホントウは、というか、これこそが、というか、表現はともかく、今日的なこの国の政治がもたらしている数多ある危機的な諸問題の中でも、「壊憲」(戦争)と「脱原発」の問題、この2つが、私たち有権者・国民にとっては死活的に重要な問題です。そして、この2つは、私たちの日々の経済生活、つまり国の経済政策とも密接に関わっていて、戦時的経済と対米隷従と核(兵器と原発)に依存しながら、この国が破滅へと向かって行進することをこのまま続けていくのか否か、が問われているということです。今回の選挙の真の争点はまさにコレです。

ところが、この国の存亡にかかわる真の選挙争点から鑑みた場合、今回の衆議院選挙では、政権交代の受け皿として、「世直し」勢力の総大将として、野党第1党の立民ならぬ「脱憲反民主党」の、あまりのお粗末さ・ひどさ・背任性が、許しがたいほどに際立ってしまっています。推薦議員を党中央が裏調整で配分しながら行われた「茶番の代表選」の結果(というより最初から決まっていた)、野田佳彦という、悪名高き松下政経塾出身で、福島原発事故後に初めて原発を再稼働した人物で、それに抗議して官邸前に集まった市民に対して「遠くで声が聞こえて少しうるさい」とか言い、かつて総理大臣として、その後のアベ政権時代の多数のロクデモナイ法制化を先駆けて準備していた「背信」政治家、その野田佳彦を党の代表に選出し、30年ぶりの「政治改革」なるものを演出しています。バカバカしくて見ておれません。

2009年の「口先やるやる詐欺」政権交代以降、民主民進党とその後身の立憲民主党には、何度も政権交代のチャンスがあったにもかかわらず、「市民と野党の共闘」の取組に何度も失敗し、協力してくれる他の立憲野党や「世直し」市民に対しても無礼極まる態度を繰り返し、やることと言えば御用組合「連合」のご機嫌取りと、勢いを付けた「日本維新の会」にスケベー根性を出してすり寄り、あわよくば立民・維新・国民民主党の「壊憲」連立政権まで画策する始末です。

党内にはこうした動きに対して批判的な議員もいるという話は聞こえてきますが、じゃあ、ハテ、そうした議員は自分の政治生命を賭して、こうした動きに立ちはだかったのか、代表選に出ようとしたのか、党方針に明確にNO!の意思表示をしたのかというと、そんな覚悟の決まった議員は皆無でした。指をくわえて黙って見ているだけで、裏に回って愚痴を垂れる程度の「裏愚痴リベラル」ばかりでした。政治家として情けないの一語に尽きます。日本共産党や山本太郎「れいわ新選組」の爪のアカでも煎じて飲めよ、と言いたくもなります。そして、その挙句の果てが、野田佳彦「脱憲反民主党」です。もはや堪忍袋の緒が切れた、というよりも、福島原発事故以降だけでも13年間が無為無策と無駄に過ぎ去り、更にこれからも、こんな調子で、与野党団子状態の茶番と破壊・破滅の政治が続いていく、ということを露骨に示されてしまった以上、もはやこの日本政治の流れは、ここで断ち切らなければいけないということになってきたと言うべきです。(2017年の「希望という名の絶望の党」への合流の時も民主民進党の国会議員達は同じように腰抜けでした)

以下、今回の選挙を、日本政治の抜本転換の契機とすべく、すなわちホンモノの「世直し」を実現していくホンモノの政権交代を獲得すべく、「世直し」市民は動きを始めるべきである、という訴えを兼ねて、下記の討論をご紹介します。さしあたり10/27の衆議院選挙では、下記の「戦術」をメルクマールにして、みなさまの投票行動に期待いたします。また、何度も申し上げて恐縮ですが、選挙と同時に実施される最高裁判事の国民審査では、その候補者全員に「×××××」を付けて投票してください。今回は、邪悪と反動の牙城=最高裁の長官=今崎幸彦も候補者の1人ですので、こいつには怒りをこめて「×印」を付していただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。


 <10.27衆院選 投票戦術>

 政治家や政党、最高裁の判事候補に対して、「ポワン」とした期待や信頼を持たないことが、まず最低限のスタンスです。その上で、①「裏金・脱税」及び統一教会、②「壊憲」阻止、③脱原発(「脱炭素」ではない!)、④消費税減税・マイナ保険証・非正規雇用対策・地方経済再生、くらいをメルクマールにして候補者と政党(比例区)を選択すればいい。おのずと下記の「戦術」が浮き上がってくるはずです。

(1)自民・公明・「日本維新の会」・国民民主党・参政党=「壊憲」勢力には絶対に投票しない

(2)小選挙区では、立憲統一候補に投票する。いない場合は最も当選圏にある立憲野党候補に投票する(立民にこだわらない、またニセモノ立憲がいるので、それにもご注意を!)

(3)比例区では、立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」への投票はヤメて、他の立憲野党に投票する。野田佳彦「脱憲反民主党」の比例区での獲得目標議席は「ゼロ」=野田佳彦を立民代表から引きずり下ろすため

(4)最高裁判事の国民審査は、候補者全員に「×××××」を付ける(特に最高裁長官の今崎幸彦には絶対的に「×」)

(5)上記を口コミその他、あらゆる方法で広めてください。


 <別添PDFファイル>

(1)改憲派「自衛隊を明記」、自民97%、公明8%、立憲 改憲反対派63%(朝日 2024.10.20)

(2)エネ、原発推進で隔たり、自民 次世代型の開発支援、立民 新設や増設は認めず(日経 2024.10.20)

(3)原発回帰 各党にジワリ、首相は「ゼロ」発言を封印(毎日 2024.10.19)

(4)総選挙・地域変革ニュースno1:対話で政権交代へ(2024.10.17)

(5)野党共闘ができないのは立憲民主党が狭量だからだ(小林節 日刊ゲンダイ 2024..10.18)


1.(拡散希望)10/27衆院選 比例は「立民ならぬ野田佳彦・脱憲反民主党」には投票しないでください=立民以外の立憲野党に期待しましょう(その1)(必見)【10月18日 速報】入院の原因は…?【れいわ新選組:山本太郎】 - YouTube

 10/27衆議院選挙では、比例区で「立民ならぬ野田佳彦・脱憲反民主党」には投票しないでください。野田佳彦はダメ、自民党と同じという下馬評ですが、自分自身が岸田自民党政治を継続すると言っています。安保政策、原発政策、消費税、・・・・、無駄な投票はやめましょう。比例は立民以外の立憲野党へ、比例は立民に投票しないでください。野田佳彦「脱憲反民主党」はダメです。比例は立民以外、どんどん広げてください。野田佳彦を立民の代表から引きずり下ろすには、比例議席をゼロにする必要があります。比例の立民はゼロ!!

◆(必見)【10月18日 速報】入院の原因は…?そして最後に【れいわ新選組 日本 国会 消費税 インボイス 石破 高市早苗 小泉 岸田 石丸 選挙 中国 増税 財務省】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=KQg_p-W29l0
 https://www.youtube.com/watch?v=KQg_p-W29l0

<維新(日本維新&大阪維新)、もうあかん、2024年酷暑 夏ふりかえりワースト10>

 維新に投票しとる奴はアホじゃ。何にもわかっとらんドアホじゃ。いつまで口車に乗せられとるのか、維新(日本維新&大阪維新)が実際に何をやっとるのか、よく見てみんか!!

(無関連)世界最長回転ずし 相手陣営スパイ作戦 請願書の偽造 兵庫のドタバタ:お笑い維新研究9(西谷文和さん)【佐高信の隠し味】20241001 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=9sgsWTBHUOk
 https://www.youtube.com/watch?v=9sgsWTBHUOk


2.(反論)立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」について

私の上記メールに「反論」がありました。
簡単に再反論しておきます(拡散します)。
自分の好き嫌いに後付けで屁理屈を付けるからこうなるのです。

・立憲民主党に是非投票して頂きたいと思います。

  立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」に投票しても、日本の政治は微塵も変わりません。今までの与野党の茶番が繰り返されるだけでなく、戦争への道と原発・核燃料サイクル施設巨大事故への道を降りていくことになります。福島原発事故以降、13年間、この政党には日本を転換するチャンスが何度もありましたが、ことごとく失敗をしています。同じことを繰り返させることは投票用紙をドブに捨てることと同じことです。10年ひと昔、ここで踏ん切らなければ、将来後悔することになるでしょう。好き嫌いで投票してはいけないのです。

・野党の中では一番まともです。

  どこを見ているのでしょうね? そうでないことは、いくらでも挙げられますが、1つだけ申し上げておきますと、「経済安全保障推進法」や「経済秘密保護法(SC法)」に賛成をする政党が一番まともなのですか?

・国民の人気も(比較的)高い。

  常に「裏金・脱税・居直り」「統一教会癒着」政党の自民党の1/3~1/4以下の支持率、こんなもので政権が担えるはずもなく、今後も支持率が上昇する見込みはほとんどありません。あるとすれば、この党が野田佳彦を代表から降ろして、女性中心のホンモノの「世直し」政党に生まれ変わった時です。そのチャンスはラストチャンスとして来年夏の参議院選挙があります。この時に有権者は、この党を「世直し」の総大将(つまり野党第1党)とするか、解体して葬り去るかの判断をしなければいけません。もういい加減にしろという話です。

・立憲民主党の綱領を読みましたが、実にまともです。

  同党の綱領には「脱原発」が書かれていますが、守る様子はありません(ごく一部の議員だけが守ろうとしている=山崎誠議員たち)。野田佳彦「脱憲反民主党」は原発を維持すると言い、脱原発は先送りしています。「口先やるやる詐欺」です。これは重大なことだという認識を持たなければいけないのです。再稼働をさせれば、必ず過酷事故は起きます。稼働していなくても使用済み核燃料の安全対策をきちんとしておかなければ、過酷事故は再発します(福島原発事故時の4号機をお忘れか?)。つまり、日本は永久の放射能汚染地獄に沈み、立ち直ることもできないのです。戦争と並んで、この原発再稼働容認が、2大「亡国政策」です。「実にまとも」って、どういう判断なの????

・「専守防衛」もはっきり書いてあるし、「原発」にも「石炭火力」にも反対しています。

 「専守防衛」と言いながら、自公政権が国会に提出した戦争準備法案にことごとく賛成をしています。アメリカの手下として日本が戦争へ向かうことも、党を挙げて反対をする様子はありません。戦前の社会大衆党と似たような動きをしていて、野党の体をなしていないのです。2つの経済戦争法にも賛成したことは上記に書いた通りです。

 脱原発も口先だけ、御用組合「連合」に言われるがままに、原発大推進に加担する動きが強くなっています。「脱炭素」=これこそが原発大推進のスローガンです。これまでも私のメールとブログで散々書いてきました。まともに見ていないのでしょう。原発やめて、火力発電をやめて、再エネだけでやっていく??? やれると思っているの? しっかり考えろよ!! 地球の気候が人工排出CO2のワンイシューで変動している??? あなた「ミランコビッチサイクル」って、知っていますか? 宇宙物理学の「ウ」の字も知らないでしょう!

(関連)(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html

・大勢いる候補者たちも、それなりにまともな議論をしています。

  議論だけならサルでもする。2009年の民主党「口先やるやる詐欺」政権のことをもうお忘れか? 子ども手当が失敗した理由、調べてみましたか? あれは、児童手当の財源の大半を企業が負担していたものを、企業の負担をゼロにしてやろうとしたために、財源が見つけられなくて頓挫したのです。そんなこと、説明していましたか? 中公新書『民主党政権失敗の研究』という本があるから、ご覧になるといい。この本に書かれている失敗どころではない、それを上回るトンチンカンや出鱈目を、いまの立民ならぬ「脱憲反民主党」はやっているのです。(かつて最低保障年金制度の新設でも、同じように企業の負担をゼロにしてやろうとしていた疑いがあります)

(関連)子ども手当―チルドレン・ファーストの蹉跌(『民主党政権失敗の検証』中公新書)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EewCWcx0LFdGnTA7_E_Z0QwBInFnur3leCAQETWjPTUZfQ?e=AyAyFv

・野田さんたちの歯切れが悪いのは、恐らく前回政権を取った際のトラウマがあるからではないでしょうか。

  やる気がないからです。口先で言っていることとは別のことを考えているからです。代表になるべき人間ではありません。枝野幸男と同様に「失敗組」です。

・つまり前回は三大敵(アメリカと官僚と財界)を一挙に敵に回したので潰されてしまった。今回は時間を掛けてじっくり攻めようとしているのでは無いかと思います。

  自滅したのです。そもそも立民ならぬ「脱憲反民主党」にとって、アメリカと官僚と財界は「三大敵」ではありません。2009年の時は官僚を敵にしていましたが、長妻昭厚労相が潰されたように、やり方で失敗してアウトです。愚か極まりない。政権党として無能と言ってもいい。

・細かい点をほじくれば、勿論いろいろありますが、それはどの政党も大同小異です。

  立民ならぬ「脱憲反民主党」の場合は「細かい点」ではありません。「世直し」の大黒柱が歪んでいます。覚悟もできていない。また、「どの政党も大同小異です」などといい加減なことを言ってもらっては困ります。AKB総選挙をやっているのではありませんから。

・今もっとも期待すべき立憲民主党を落とす動きは、日本の為にするべきではありません。

  トートロジーです。これこそが「好き嫌い」に基づく極めて大雑把な発言で、こういう態度が日本の迷走を続けさせることになります。今は、衆議院比例区に於いて、立民ならぬ「脱憲反民主党」の議席をその他の立憲野党に入れ替え、可能な限り、それを増やすことです。立民ならぬ「脱憲反民主党」の比例区議席は「ゼロ」でいい。維新や国民民主党などの「壊憲」勢力と共闘を組みたい立民ならぬ「脱憲反民主党」は退けて、立憲野党で統一候補を擁立することを早急に検討しなければいけません。

日本の政治はボロボロで、日本が劣化し、没落し、衰退し、破滅へと向かう、諸悪の根源です。しかし、これを許していることは、野党第1党の立民ならぬ「脱憲反民主党」の責任です。その「脱憲反民主党」をそろそろ「始末」して、新しい「世直し」の中核勢力を創り上げていく仕事に着手しないと、今の流れは止まらない、ということです。既成事実追従の日和見は最悪、「観客民主主義」もダメ、好き嫌い先行型はAKB総選挙へ行ってください。有権者1人1人が「このままではまずい」という気持ちを強く持ち、まずは投票行動や市民運動・社会運動の中で動いていくことです。情勢が最悪となり、ニッチもサッチも行かなくなってからではもう遅いのです。ニーメラー牧師の言葉を常に念頭においてください。

(追)最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけて投票してください。白票投票はおやめください。日本の司法・裁判所もまた、デタラメの山積するロクデモナイ役所であり、「第二法務省」のようなものです。「×××××」はそれに対する有権者の「NO!」の意思表示です。個々人の裁判官を審査できる仕組みにもなっていません。


3.つまり「既成事実に追従する」ということです=これは意見の相違ではありません

「これほど意見が違うと議論を繰り返すつもりはありません。確かに共産党・社民党・令和の主張は正論が多いけれど、黙っていても自公政権が半分(近く?)は取る現実を冷静に考えると、これでは多数になりません。着実に前進するためには皆さま、どうぞ自信を持って立憲民主党に投票をしましょう。」なるメールが再び送られてきましたので、私から「追撃」しました。

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つまり「既成事実に追従する」ということです。これは意見の相違ではありません。

何度も申し上げていますが、ニッチもサッチもいかなくなってから、判断しても手遅れだ、ということです。ああ、やっぱり立憲民主党はダメだったか、などと近未来に破滅的な局面を迎えて嘆いてみても後の祭りだということ、余力のあるうちに着手をし、それを大きく育てていくことです。

昨日お送りした山本太郎「れいわ新選組」の街宣VTRもまた、そうしたチャレンジの(しかも命がけの)1つです。日和見、「観客民主主義」、好き嫌い先行、先入観、こうしたものを拭い去り、ホンモノの「世直し」運動で、ちゃんとした社会を創る、という基本中の基本を実践していくことが大事です。

故丸山真男氏は「現実主義の陥穽」という論文のなかで、「現実主義は往々にして、既成事実を追認するだけに終わる」と書いています。重要な指摘です。千里の道も1票から、頑張りましょう。
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4.(受信メール)2024年衆院選:情勢調査と虐殺加担議員の落選など
  (転送・転載歓迎します。重複受信の際はご容赦ください)

皆さん
自公、過半数維持の公算大 毎日新聞・衆院選序盤情勢調査 | 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20241016/k00/00m/010/251000c

「立憲は公示前から議席を増やす見通し。強い支持基盤を誇る北海道などで議席の上積みを視野に入れる。比例も前回(39議席)から積み増しそうだ。…共産党は、沖縄の1選挙区での議席獲得が見通せず、比例も前回の9議席を下回りそうな情勢だ。国民民主党は比例が堅調で、小選挙区を含む全体で公示前の7議席からの倍増を視野に入れる。れいわ新選組は公示前の3議席から倍増の勢い。社民党は公示前と同じ1議席獲得のめどは立ちつつある。」

杉尾ひでや参議院議員も信濃毎日新聞の情勢調査を紹介しています。
 https://x.com/TeamSugioHideya/status/1847107197601493307

信濃毎日新聞の情勢調査では、比例の投票先は立憲民主党が3割程度を占め、2割の自民党に先行して最多で、無党派層の支持に差があることが原因と分析されているそうです。

立憲野党内におけるこれ程の立民優位は、沖縄1区での情勢も考慮すれば(全国からインターネットなどで応援すれば勝てる差であると推測できる)、それ以外の少数立憲野党が小選挙区に立候補しないため比例区票を掘り起こすことができていないためと思われますか。それは定量的におかしいと気づきますね。選挙運動量の差ではなく、何らかの情報(SNS上での立憲野党支持者間での罵り合いなど)に基づいて、有権者が判断していることによるものです。

小選挙区擁立による比例区積み増し効果は、政党の別にかかわらず、最大で0.5ポイント程度しかありません。

【選挙結果の分析】複数の立憲野党が小選挙区に複数の候補者を立てることで比例区票を積み増しできるのか
 http://unitingforpeace.seesaa.net/article/485397078.html
 https://www.facebook.com/mitsumasa.ohta/posts/1542036612855822

自公を過半数割れにできず、ただ立民だけが議席を伸ばしても、政治の中身は変わりません。現在の選挙共同の運動に小選挙区制の廃止など、保守二大政党制の阻止という潮流がないのが残念です。政権交代すれば確実にいい方向に向かうと確信を持てる共通政策がほしい。立民の一部にとっての選挙共同は、自民・立民という保守二大政党制を追求するためのものでしかありません。共産・社民・れいわを最大化させる形の選挙共同と政権交代が必要です。

立憲野党は他野党打撃論に立たず、長期的な政策推進・党勢拡大(比例区中心)と短期的な政権交代(小選挙区での自公維国落選)を同時並行で進めるべきです。選挙区によっては悩ましい事情がありますが、小選挙区では立憲野党の統一候補か有力候補に投票しましょう。立民内の脱原発候補などまで落とすと、原発再稼働が一層進んでしまいます。

#比例区は立民以外の共産・社民・れいわ をどこまで徹底できるかが、今回の選挙結果を有意義なものにするかどうかの鍵だと思います。

人類史の汚点たるガザ/パレスチナ虐殺がライブ中継されているというのに、その終結を訴えない選挙が、世界のすべての人々の平和的生存権を確認し、この理念を全力で達成すると宣言した憲法を持つ日本で、あり得るのでしょうか。裏金・統一教会の問題はすでに広範な有権者の知るところとなっています。虐殺加担議員の落選にも力を入れましょう。

【参考】ジェノサイドに加担しない投票行動を考えるための候補者情報(随時更新)|安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
https://note.com/natsukiyasuda/n/n3b84dbd6c262

相変わらず立憲野党はYouTube選挙で与党と国民民主党に負けています。YouTubeの検索窓で衆院選の情報を得るべくキーワード「衆院選」の検索を行うと、上位に表示されるのは報道機関の動画、その下に公明党と国民民主党の玉木さんの動画という具合です。これを克服する方法は既に立憲野党各党にお伝えしてありますが、採用したとかの返事はいただいていません。

太田光征


5.(上記メールを受けて私から発信)概ねこんな予想ですが、このパターンが最悪です=日本の政治は何も変わりません

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10/27の衆院選予測は、今のところ、概ね太田光征さんの言う通りでしょう。

立憲民主党や国民民主党が中途半端に少し増えて、自公政権は過半数を維持するか、維新などの補完勢力を入れて過半数、といった形です。全体の議席の2/3を「壊憲」勢力が取るか否か、というところがもう一つの着眼点ですが、これとても野田佳彦「脱憲反民主党」が寝返れば無意味となるのです。こんな結果では日本の政治は何も変わりません、このパターンが最悪です。この国の有権者の愚かさを示していて、こんな程度の有権者にこの程度の政治、とか、だいぶ前に誰かが言っていました。私は有権者の危機感の欠如だと思っています。

(関連)(別添PDFファイル)改憲派「自衛隊を明記」、自民97%、公明8%、立憲 改憲反対派63%(朝日 2024.10.20)
 https://digital.asahi.com/articles/ASSBM3J4ZSBMUTFK00WM.html

情勢分析はともかく、なすべき投票行動は、これもまた太田光征さんが言う通り、

(1)小選挙区では立憲野党の統一候補か有力候補に投票しましょう(立民に固執しない)

(2)比例区は立民以外の共産・社民・れいわ をどこまで徹底できるかが、今回の選挙結果を有意義なものにするかどうかの鍵だと思います。

ですが、大事なことは、野田佳彦「脱憲反民主党」の比例区の議席を「ゼロ」にすることです。野田佳彦「脱憲反民主党」に対して、はっきりと「NO!」を突きつけるには、これしかありません。

10/27衆院選が、また再び野党第1党の「大失敗」により政権交代が実現できませんでした。その責任を野田佳彦代表に取らせて退陣させるためには、比例区での立民ならぬ「脱憲反民主党」への投票をやめ、その他の立憲野党に投票をし、参議院選挙へ向け、その議席を大きく増やしておくことです。残りの期間は、このことに集中いたしましょう。

太田光征さんが言う「選挙制度改革」も、立民ならぬ「脱憲反民主党」が圧倒的多数の議席を持った形での政権交代では、恐らく実現いたしません。立民以外の立憲政党が、合計で少なくとも100議席に近いくらいの議席(=発言権)を持っていないと、「脱憲反民主党」の妥協は引き出せないでしょう。私は来年夏の参議院選挙が「政治決戦」だと思っていますが、その参議院選挙でも、今までのような「牛のヨダレ」のようなダラーとした選挙対応・選挙運動・選挙結果にしかならないのであれば、もはや「脱憲反民主党」は野党第1党から引きずり降ろさなければいけないと考えています。要するに、自公・維新と同レベルに扱うということです。

野田佳彦「脱憲反民主党」の比例区議席は「ゼロ」へ、背信の代表を退陣させ、ホンモノの政治改革を実現させましょう。

(関連)(別添PDFファイル)野党共闘ができないのは立憲民主党が狭量だからだ(小林節 日刊ゲンダイ 2024..10.18)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362089

(追1)総選挙̶各党からの食の安全に関する政策についての回答 – 食の安全・監視市民委員会
 https://www.fswatch.org/?p=2026

(2009年の民主党「口先やるやる詐欺」政権交代の時に、真っ先に公約違反を行ったのが長妻昭(当時厚労相)の「(BSE=狂牛病)全頭検査実施のとりやめ」と「生活保護の高齢者加算の廃止の撤廃の撤廃」でした。そこから次々に公約破りが続いて行きましたが、その中でも特に記憶にとどめておくべきは、元祖「口先やるやる詐欺」=前原誠司の「八ッ場ダム・川辺川ダムの建設中止と全国のダム建設の総見直し」の骨抜き・棚上げでした(御用学者を集めて非公開でやっていました)。今現在は、八ッ場は建設終了(これからこのダムに絡んでロクでもないことが起きてきます)、川辺川ダムはこれから建設される予定です。民主党なんぞに投票したって、こんな調子で平気で公約を破り、政治は変わらないのです。淡い期待をお捨て下さい。その前原誠司ですが、今はあの嘉田由紀子(元滋賀県知事)とお手てつないで「日本維新の会」に行きました。しかるべき場所に収まったということでしょう。前原誠司や嘉田由紀子に投票した有権者は深く反省をした方がいい。:田中一郎)

(ついでに申し上げておくと、「脱炭素」アホダラ教の市民運動・社会運動が、巨大ダム発電をCO2を出さない「再生エネ」発電だと称し、「再生エネ」電力にカウントして喜んでいるようです。他にも、自然環境や地域社会を破壊し、住民に健康被害を及ぼしかねない、巨大メガソーラー団地や、巨大風力発電団地を賞賛しては、「脱炭素」「再生エネ」、「脱炭素」「再生エネ」と、念仏を唱えています。頭から巨大ダムの水でもぶっかけて差し上げましょうか? 巨大ダムは別名「人工鉄砲水製造所」と言われ、大水害発生の一原因です)

(追2)今崎幸彦 - こいつが最高裁長官で、今回の国民審査にかかっています。
 https://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/imasaki/index.html

 最高裁判事の国民審査は、候補者全員に「×××××」をつけて投票してください。白票投票は信任されたと見なされるので、おやめになってください。これは今の司法・裁判所の、あまりにひどい在り方への「NO!」の意思表示です。明日は自分が冤罪事件で死刑になるかもしれません。袴田さんのことは他人事ではありません。あさっては、原発事故をくらって身ぐるみはがされて家や故郷を追われ、たったの12万円の賠償金で、加害電力会社から「もらい過ぎだ」と言われることになるかもしれません。もちろん、こいつが最高裁長官であれば、「あなたへの賠償金は12万円でいい」という判決を下すでしょう。そして被害を受けた私やあなたとその家族を、避難住宅から出ていけ、という判決を下します。そんなのいやだ、おかしい、と思われる方は、何度も言いますが、全員に「×××××」をつけて投票してください。
 https://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/imasaki/index.html

◆最高裁判事の国民審査に関し、日本民主法律家協会というところがリーフレットを作成しましたので、ご紹介します。下記からダウンロードできますので、周知拡散していただけると幸いです。

 リーフ:https://www.jdla.jp/shinsa/images/kokuminshinsa24_6.pdf

 サイト:https://www.jdla.jp/shinsa/index.html

(関連)(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html

(参考)衆院選と同時なのに影薄い「国民審査」 最高裁裁判官を「クビ」にできる、世界でも珍しい制度を生かすには:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/360247?rct=tokuhou

(参考)最高裁判事2人をやめさせたい理由とは…原発訴訟で国の責任を否定した不可解な経緯 弁護士らが弾劾請求:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/344577

(参考)最高裁判所裁判官の国民審査2024 経歴と注目裁判での判断は|NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/kokuminshinsa/index.html

(参考)金沢市役所前広場での護憲集会不許可は憲法違反か|最高裁判所 裁判官の国民審査2024 NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/kokuminshinsa/2024/trial-3sh20230221.html
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6.野田佳彦が代表の立民ならぬ「脱憲反民主党」に対する評価・態度がおかしい

◆(別添PDFファイル)総選挙・地域変革ニュースno1:対話で政権交代へ
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EaLwlM2H7oRNqAlxKJwMB-QB2Av4Lgjsi0UwT23WZeftdw?e=icXgER

(上記に対して私が「異論」を発信)
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野田佳彦が代表の立民ならぬ「脱憲反民主党」に対する評価・態度がおかしい(上記ニュースにある選挙の方法は、前回国政選挙までなら、とてもよかった。野田佳彦が代表となった立憲民主党では、もうやめないといけません)

活動のやり方や方向性は評価できますが、大問題は野田佳彦が代表の立民ならぬ「脱憲反民主党」に対する評価・態度がおかしい点です。彼らに期待をして彼らに協力して投票しても、戦争と平和の問題(日本国憲法の継承発展)や、脱原発・核燃料サイクル廃止の問題や、経済政策(消費税や社会保障や「マイナンバー制度」など)などにおいて、期待を裏切られることは、これまで数年間の彼らの態度や今般の都知事選挙の過程を見れば明らかです。私の方から何度も申し上げてきたことですが、しっかりとご覧いただけていないのは残念です。

立民ならぬ「脱憲反民主党」(野田佳彦だけでなく、その前の枝野幸男や泉健太が代表の時もそうでした)に対して、ここまで出鱈目をやられても、なお、その政党を「立憲主義」政党だと虚偽の宣伝をし、投票を呼び掛けることは、政治のデタラメを覆い隠すことにもなります。御用組合「連合」を最優先し、「経済安全保障推進法」や「経済秘密保護法(SC法)」他の戦争準備法に賛成をしてきた「脱憲反民主党」が、今度は野田佳彦を代表にして、①岸田文雄自民党政治の継続、②脱原発はしない、③消費税は減税・廃止しない、④対米関係最重要(対米隷属の言い換え)、などなど、自民党政治と何ら変わらない方針を打ち出し、かつ、「市民と野党の共闘」など「やる気ありません」「プロ市民は近寄らないでください」ということを都知事選その他の選挙で「態度で示した」「脱憲反民主党」に期待を寄せるなど、愚かです。そういう態度だと、立民ならぬ「脱憲反民主党」に「ナメられます」。自民党が有権者をナメてかかっているように、です。

(関連)(別添PDFファイル)原発回帰 各党にジワリ、首相は「ゼロ」発言を封印(毎日 2024.10.19)
 https://mainichi.jp/articles/20241019/ddm/005/010/130000c

(関連)(別添PDFファイル)エネ、原発推進で隔たり、自民 次世代型の開発支援、立民 新設や増設は認めず(日経 2024.10.20)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO84228770Z11C24A0EA2000/

ものごとには踏ん切りが必要です。「世直し」や政治活動においてはなおさらです。負け組互助会を応援しても、関ケ原の合戦の西軍と同じようなことになります。「世直し」は、覚悟が決まった(踏ん切りがついた)中核勢力がなければ実現することはありません。選挙で「なんとなく改革派の雰囲気」勢力が国会で多数を占めたとしても、日本の政治は変わらないのです。それどころか、2012年の野田佳彦民進党政権がそうだったように(アベ政権時代のロクデモナイ政策群の発祥の地は野田佳彦政権だと言われている:ジャーナリストの高野孟氏)、仮に彼らが政権に就けば(私は不可能だと思っていますが)、自公政権ですらしなかったようなロクデモナイことを、自分たちの保守独自性をひけらかすために、やりかねないのです。立民ならぬ「脱憲反民主党」に対する「淡い期待」はもう捨てましょう。「脱憲反民主党」を応援するくらいなら「家で寝ている」方がいい。

今回の選挙では野田佳彦を代表にする立民ならぬ「脱憲反民主党」には投票せず、特に比例区では立民ならぬ「脱憲反民主党」の獲得議席を「ゼロ」に追い込んでください。そしてその代わりに、立民ならぬ「脱憲反民主党」以外の立憲政党の議席増や支持が広がることを目指して活動して下さることを願っています。今や立民ならぬ「脱憲反民主党」の代理店・ちょうちん持ちとなった「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」は無視して下さるよう、お願いいたします。

「脱憲反民主党」に期待をしても、日本の政治は何一つ変わることはありません。野田佳彦を一刻も早く立憲民主党の代表から引きずり降ろし、これまでの3代表(枝野幸男、泉健太、野田佳彦)の時代の党の在り方を根本的に反省し、ホンモノの「世直し」政党として一から出直した時、「世直し」市民も改めて期待を寄せ、支持して議席増を呼びかければいいのです。それは今般の衆議院選ではなく、来年の参議院選挙です(私はラストチャンスだと申し上げています)。

野田佳彦「脱憲反民主党」よ、いい加減にしろよ! 今回の選挙でのお前たちの議席はゼロでいい、そして、態度や方針を変えないのなら「永遠のゼロ」だ。それはお前たちがやってきたことの必然的結果だ。有権者・国民を欺き愚弄するのもいい加減にしろ、ということだ。

(関連)10/27衆院選でのオススメ投票行動:石破自民とその補完勢力の石井公明・馬場維新・玉木国民・野田「「脱憲」には投票せず、立民以外の立憲野党に投票しましょう、特に立民の比例区議席の目標は「ゼロ」、そして最高裁判事は全員「×××××」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-40fe7d.html
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草々

 

2024年10月17日 (木)

現代経済政策論(各論編その3):(1)国連租税条約の創設へ主導権の転換(2)日本の大企業への期待は「共同幻想」(ハリボテ)です(3)自公政権政府の「子ども未来戦略」と「加速化プラン」(2023年12月)批判 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.10/27衆院選でのオススメ投票行動:石破自民とその補完勢力の石井公明・馬場維新・玉木国民・野田「「脱憲」には投票せず、立民以外の立憲野党に投票しましょう、特に立民の比例区議席の目標は「ゼロ」、そして最高裁判事は全員「×××××」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-40fe7d.html

(関連)衆院選と同時なのに影薄い「国民審査」 最高裁裁判官を「クビ」にできる、世界でも珍しい制度を生かすには:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/360247?rct=tokuhou

(最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」を付けて投票してください。現在の国民審査は有権者に最高裁判事の審査をお願いする「形」が整っておりません。「つべこべ言わずに白紙で投票すればいい」(信認と見なされます)、「有権者・国民は司法・裁判所に口出しなどしなくていい」、という姿勢で、形だけの国民審査が行われています。そして、この最高裁の判事達が、下級審に対しても人事権を行使して組織統制をかけ、司法権力を濫用しながらロクでもない判決を大量生産しているのです。この日本の非民主的で歪み切った司法・裁判所のあり方全体に対して「NO!」を突きつけるため、今回の最高裁判事の国民審査では(衆議院選挙のたびに実施されます)、その候補者全員に「×××××」を付けて投票してください。白紙投票は信認したと見なされますから、白紙投票はしないでください。そしてこのことを口コミその他さまざまな方法で広めてください。日本の司法・裁判所はひどすぎます。一刻も早く改革する必要があります。:田中一郎)


2.(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html


3.イベント情報

(1)(10.20)伊方原発再稼働阻止ヒロシマ集会のご案内(小出裕章氏他)
 https://saiban.hiroshima-net.org/report/2024/pdf/20241020.pdf

(2)(10.21)原発事故避難者・住まいの権利裁判へ!
 東京地裁前集会 13:00~13:30
 第⒒回公判期日 103法廷 14:00~
 報告集会 15:30くらい~(飯田橋セントラルプラザ18階 ユースホステル会議室)

(3)(10.26)戦場にさせない ー 米軍指揮下の「沖縄と日本」/伊波洋一参議院議員(沖縄の風)講演会(ZOOM)
 https://x.gd/VQKlK

(4)『憲法変えさせない!戦争反対!今こそ平和と人権11.3国会大行動』( #1103憲法大行動 ) - 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動
 http://sogakari.com/?p=7705

(5)(11.3~4)第2回放射線防護の民主化フォーラム 真実に目を向ける:福島が問いかける未来への選択を、いわき市から考える(仮)
 https://sites.google.com/view/democratize-rp/home/democrp2024

◆東海第二原発が危ない!(原電&東電)(11.6)(12.4)(1.8)=第1水曜日
https://1drv.ms/i/c/158b9607504d41bb/EWXFb15tZn9LmSM_NopKO9kBXSX9W_TJ8ijXEYMZ_hic5g?e=K6Jl0N


4.柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会 on Strikingly
 https://kenmintouhyou.mystrikingly.com/
 https://qr.paps.jp/JSL6u (FACEBOOK)

(関連)(別添PDFファイル)(チラシ)あなたも受任者に:柏崎刈羽原発再稼働の是非を問う県民投票
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EQhLzS3eYI9MiRly_uEj38EBnu-9IE4SKzW1U977S4eImw?e=J05X3D


5.山本代表の過労ぶりに心配も|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12268-3473499/

(心配したよ、無理しないで、体が資本だから、体を大事にしながら、頑張って! 街宣などで拡散したいものがあればメールで動画のURLを送ってください。私の方で全国に向けて拡散しておきます。衆院選挙は必勝を祈ります。日本共産党や社会民主党とは仲良くやってね、立民ならぬ「脱憲反民主党」はどうでもいいけれど。:田中一郎)

◆大阪5区の候補者|第50回衆議院議員総選挙(衆院選2024)|選挙ドットコム
 https://shugiin.go2senkyo.com/50/senkyoku/44222/

(日本共産党さんへ、沖縄1区では「れいわ新選組」に候補者を下ろしてもらったのだから、ここでは「れいわ新選組」の大石あき子共同代表が立候補しているんだから、共産候補者は比例に行くか、他の選挙区に移ってよ。共産の宮本さんは大事な候補だけど、譲り合ってこそ「候補者の統一」がかなうわけだからネ。下記の東京14区の櫛渕万里さん(「れいわ新選組」共同代表)のところも同じ。ここも「れいわ新選組」の顔をたてて共産の候補を下ろし、返す刀で他の選挙区で日本共産党の候補を絶対に当選させたいところで「あと、もうちょっと」というところを「れいわ新選組」に応援してもらうようにしてください(私のいる東京12区が「あと、もうちょっと」かな?)。この程度のことができないと「市民と野党の共闘」は永久にできませんし、国会で安定多数派の形成はできません。日本共産党も「れいわ新選組」も、もそっと政治的に成熟してほしいです。:田中一郎)

◆東京14区の候補者|第50回衆議院議員総選挙(衆院選2024)|選挙ドットコム
 https://shugiin.go2senkyo.com/50/senkyoku/44128/


6.(メール転送です) 今の戦争:小倉志郎さん

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 日本国憲法には「戦争放棄」「非武装」が明記されています。にもかかわらず、自衛隊という武力組織があります。自民党は自衛隊が憲法に違反しないと公認されるために、憲法の条文を書き換えるべきと、何十年も宣伝を続けてきました。その「成果」でしょう。国民の間では「丸腰では怖い」「自衛隊は我々を守るもの」「専守防衛なら軍備も許される」「攻撃されたら反撃するのは当然」などなど、軍備を持つことを是認する多様な理屈が世間にまかり通っています。その一方で、実際に軍備を使う事態=戦争=になったら国民の生活がどうなるかについての議論は全くと言って良いほど行われて来ませんでした。

戦後79年を経て戦争体験者はわずかになり、国民のほとんどが戦争の体験がありません。しかし、体験をしなくても、ミサイルやドローン兵器が飛び交うウクライナやパレスティナで今起きている事態を観れば、日本が戦争をすれば自分たちの暮らしがどうなるか想像できます。即ち、どんな軍備があろうと、戦争になったら国民の命と暮らしを守ることは不可能です。憲法を厳守し、絶対に戦争をしないことが一番安全で安心できるのです。このことを身近な人々にできる限り伝え広めましょう。黙っていては戦争を防げません。(小倉志郎)
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(そのためにも、選挙では立民以外の立憲野党に投票し、最高裁国民審査では全員に「×××××」を付して投票してください)


7,(メール転送です)あきれる内容の記事です:「広島市の道路陥没事故、機械操作も工法も「問題なかった」 業者と市が報告」
 https://news.yahoo.co.jp/articles/aaf421174509fd7bc73a5055164e105a97da9b23

(あれもこれも「適切」なら、何故、陥没事故が起きたのだ?! 広島市の説明は説明になっとらん。:田中一郎)


8.今の政治はこんなんでっせ、今度の10/27衆院選で「終わり」にしましょう!

◆変節石破 裏金総選挙「全289区」当落予想|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/5177

(1)エセ政権交代では何も変わらない 有権者は10.27衆院選の歴史的な審判に手ぐすね|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361935

(2)自民58議席減・自公で過半数割れの衝撃!政治評論家・野上忠興氏が予想【表あり】=衆院選公示|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361924?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(3)石破首相の「非公認」「比例重複禁止」にゴマカされてはタメだ|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361938?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(4)二階俊博Jr.vs世耕弘成前参院幹事長…和歌山2区で「裏金」同士の醜悪すぎる罵り合戦【総選挙ルポ】|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361999

(5)野党一本化は53選挙区止まり、目立つ調整不足 選挙後見据え思惑も - 毎日新聞
 https://x.gd/hVoDU

(6)裏金議員の非公認は「差別」に当たるのか?《影の総理》自民・森山幹事長の仰天発言が大荒れ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361940

(7)4年前の石破茂インタビューを再読すると…同じ人間の言葉とは到底思えない|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://tinyurl.com/jn5z7ca9

(8)石破新政権誕生にショックを受ける高市早苗応援団の「懲りない面々」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361353

(9)初入閣の牧原秀樹法相にSNSザワつく…《全員逮捕》《サヨクは工作員》などトンデモ投稿連発の過去|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361392

(10)(必見)自民党と企業献金 蜜月の半世紀|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/5163

◆日刊IWJガイド・非会員版「シーモア・ハーシュ氏が『アルジャジーラ』のガザの殺戮映像は『第二次大戦以降、まれに見る無慈悲な集団処罰の一形態』だったと指摘!」2024.10.16号~No.4354 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54012

<IWJ取材報告>川田龍平議員「政策決定段階での国民の生命・健康の軽視。国民や患者への科学的根拠にもとづく正確な情報の不開示。パンデミックを理由に『薬害エイズ』と同じ状況が、再び展開されようとしている!!」~9.27 第6回国際危機サミット3日目 参議院議員会館 発表プログラムと記者会見
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「現代経済政策論(各論編その3):(1)国連租税条約の創設へ主導権の転換(2)日本の大企業への期待は「共同幻想」(ハリボテ)です(3)自公政権政府の「子ども未来戦略」と「加速化プラン」(2023年12月)批判 他」をお送りいたします。いずれも他のMLでの議論ですが、一部加筆修正をしています。

 <別添PDFファイル>
(1)国連租税条約の創設へ、国際課税制度をめぐる主導権の転換(金子文雄『地平 2024.11』)
(2)街を歩けば広告に当たる 時空のほとんどが巨大資本に支配されている(斎藤貴男 日刊ゲンダイ 2024.1.31)
(3)「子ども未来戦略」と「加速化プラン」(諸富徹『税と社会保障』平凡社新書)

(関連)現代経済政策論(各論編その1):政策支援は、支援実態や費用対効果が見えにくい減税や免税ではなく、補助金・交付金の支給の形を取れ、また、法人税減税や所得税減税は結果的に大企業・富裕層への優遇なのでやめよ 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-6db9b8.html

(関連)現代経済政策論(各論編その2):私たちの生活が年々苦しくなっていくのは、肝心なことをしないで、くだらないことに巨額の財源を突っ込み、特権巨大企業や利権集団の利益を優先している自民党議員たちの政治のおかげだ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/02/post-9e246b.html


1.(重要論文)国連租税条約の創設へ、国際課税制度をめぐる主導権の転換(金子文雄『地平 2024.11』)

◆(別添PDFファイル)国連租税条約の創設へ、国際課税制度をめぐる主導権の転換(金子文雄『地平 2024.11』)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EV6A7C96puRBqvSPJ9jcVaQBoRB3Vrtlg3--7gZb41OauA?e=rIn7Cs

(英米系の「私物化グローバリズム」(「市場原理主義アホダラ教」国際政策)の必然的結果の1つである現在の国際租税体制(その典型事例がタックスヘイブン)を、主に発展途上国がリーダーシップを取り是正しようとする動きが表面化してきました。これまで巨大多国籍企業資本により、やりたい放題に搾取され、脱税・納税回避されてきた「被略奪国家」が「略奪国家」に対して、その抜本的な制度改革・是正を求める動きです。今後の動きが注目されます。ちなみに、対米隷属のチンピラ右翼国家に成り下がりつつある日本は、コバンザメのごとく英米に付き従って、この国際租税体制の是正に対して「妨害国家」として立ちはだかっているようです。情けない限りです。一刻も早いホンモノの政権交代が望まれます。:田中一郎)

(関連)デジタル経済課税を巡る動向:OECD公表による合意内容および第1の柱・第2の柱の概要 - PwC Japanグループ
 https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/column/oecd-digital-economy-tax.html

(注)(上記サイトにある言葉)「DST」は売上から費用を差引いた利益に課税する通常の法人税と違い、グロスの売上高に課税する事から、本当にフランスで儲かっていない企業にとっては非常に重い負担となる。 一定以上の規模の企業のみを課税対象にしたことで、対象の殆どがフランス国外企業(特に米国企業)となっており、差別的課税と見做されるおそれがある。(一種の外形標準課税のことのようだ。巨大多国籍企業が正直に納税申告をしないため、やむを得ない措置として制度化されたものと思われる=日本も制度化を検討すればいい)
 https://qr.paps.jp/lNXm

(関連)グローバル・タックス 国境を超える課税権力-諸富徹/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034129637&Action_id=121&Sza_id=C0

(追1)今月号(2024/11)の月刊誌『地平』は、掲載論文がいままでになく充実していて、必読のものが多数あるように思われました。みなさまも浄財にてご購読いただければ幸いです。他方、以前からお伝えしておりますが、堕落・没落の一途をたどる、かつての第1級のリベラル月刊誌=岩波書店『世界』(2024/11)の方は、いよいよ持って「危機感希薄」のガラクタ論文集のような雰囲気が強くなってきました。みなさまが定期購読を、岩波書店月刊誌『世界』から、地平社月刊誌『地平』に切り替えられることをお勧めいたします。

◆地平社 - 「地」球と「平」和を考える出版社
 https://chiheisha.co.jp/

(追2)この論文の著者の金子文夫氏が共同代表をつとめる「グローバル連帯税フォーラム」が、もし「国際連帯税メーリングリスト <ml-isl-forum@googlegroups.com>というMLを運営していたとすれば、私の言論活動を妨害した「スターリンのミニブタ」がMLを牛耳る、どこにでもある「左翼・左派・リベラル系」の団体ということになります。みなさまには、ご参加を控えていただきたいと思います。危機の時代に異論を排除していてどうするのか! という話ですから。日本の「左翼・左派・リベラル系」の市民運動・社会運動への取組態度は、私の若い頃とあまり変化がないようで(「内ゲバ」という暴力的解決策は取らなくなった)、それが多くの一般有権者・市民から嫌われている1つの理由だということが、まだわかっていないようです。

(下記はメール転送です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
田中一郎様、当メーリングリスト(ML)の管理者の田中徹二です。

先に[ml-islf:1127]を送ってもらいましたが、このメールは国際金融問題を含んで「いちろうちゃんのブログ」の紹介となっています。ブログをざっと見ますと、政治社会的問題の羅列と並んで、「アベスガ自公政治批判や一部野党の批判」など政党批判も行われています。

ところで、当MLへの登録呼びかけにあたって、MLの役割は「国際連帯税を軸に金融や税制の問題を議論していく場」という案内を差し上げました。だからと言って、一定政治的なコメントは行うべきでないとは言いませんが、個別政党への一方的な批判は止めていただくようお願いします。

グローバル連帯税フォーラムとしては、国際連帯税を実現するには国会で超党派による共同した作業が必要と考えています。実際、国会においては「国際連帯税創設を求める議員連盟」があり(当フォーラムはその事務局のお手伝いをしている)、この議連は自民党から共産党まで超党派で成り立っています。従って、当フォーラムとしてはどの政党も必要、重要と考えております。

重ねてのお願いですが、個別政党への一方的な批判を記したものを当MLに投稿しないようお願いします。

(その後まもなくして)

田中一郎様
残念ながら、あなたの主張は国際連帯税MLの趣旨・目的に反しますので登録を外させていただきます。

(私からの返信)

そうですか、
「国際連帯税を実現するには国会で超党派による共同した作業が必要と考えています。」「当フォーラムとしてはどの政党も必要、重要と考えております。」⇒ これは、あなたか、あなたの周辺の一部の人たちの考えにすぎません。

「個別政党への一方的な批判を記したものを当MLに投稿しないようお願いします」
⇒ 既成政党への批判は必要不可欠なものです。「一方的」なのはあなたの方です。

それでは、この一連の言論妨害を全国に向けて拡散いたします。あなたのような方を私は「オレサマ自称活動家」と呼び、また「スターリンのミニブタ」とも呼んでいます。市民運動・社会運動に参加する一般市民の言論活動への恣意的な妨害はおやめなさい!!

以後、私宛のメールは無用です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(田中徹二という「スターリンのミニブタ」が私の言論妨害を行った直接の契機は、河野太郎(自民党)がわずかばかりの税率でトービン税について肯定的に発言したことを、この愚か者(田中徹二)が評価したことについて、私が批判したことです。その後、河野太郎がいかなることをする政治家であるかは、みなさまご承知の通りです。かような人物の発言を評価すること自体がどうかしています。また、国際税制にせよ、国内税制にせよ、今日の与党政治や与党政治家たちを批判せずして、どうして適切な議論ができるでしょうか?!(アメリカ批判や多国籍企業やタックスヘイブンなどへの批判も絶対に必要です)

こうした「スターリンのミニブタ」が独断的・独善的に運動やMLや言論活動の場を統制し、仕切っている団体は、左翼・左派・リベラル系には少なからず存在します(上記は左派系ではなさそうですが)。みなさまへのお願いは、かような参加市民の言論活動を統制したり恣意的に妨害するような団体や運動には参加なさらないでいただきたいということです。そんなの、オレにはカンケーネー、などとやっていると、そのうち、このような「スターリンのミニブタ」統制型の市民運動・社会運動がデファクト・スタンダードになっていきます。ケンカなどしているヒマもエネルギーもないので、ともかく屁理屈を付けて統制をかけてくる団体や運動には参加しない、を徹底して下さるようお願いいたします。:田中一郎)


2.(他のMLでの議論です)日本の大企業への期待は「共同幻想」(ハリボテ)です

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前略、田中一郎です。

だいぶ涼しくなってきました。
足痛とシビレは相変わらずですが、気候に恵まれて快く過ごせる季節になりました。この自然の恵みを、原発・核燃料サイクル施設の再びの大事故で失わないように、政治を転換しなければいけません。ノーモア・フクシマです。

ところで、メールを拝見して思ったことは、ひょっとして、今日の大企業(とりあえず欧米の多国籍企業ではなく、その手下になり始めている日本の大企業のことだけを考えます)の実態をあまりご存じないのでは、と思いました。

よく言われていることは、かつての日本型経営から、1995年の日経連の提言とその関連「改革」(改悪)提案(総合職、専門職、一般職の3つに労働者を区分し、人口の大半を占める一般職を「切り替え可能な(流動性の高い)低賃金劣悪労働条件の労働者」として位置づけて、徹底的に搾取する、バブル経済までの「ステイクホルダー資本主義」は捨てる=会社員は家族同然であり、その家族を解雇することは最後の最後までしない、年功序列・企業内労働組合、株式持ち合いとメイン銀行制度による安定経営という「経営哲学」等を捨てる)を契機に大きく変わりました。その実証的な証拠が、巨額の内部留保(5百数十兆円)と実質賃金の30年連続低下という「コントラスト」です(日本の大企業経営者どもは恥ずかしくないのかと思いますが・・・)。

大半の一般労働者(上記③一般職のこと:なお、①総合職や②専門職の労働者はごく少数のパワー・エリートです)が低賃金・劣悪労働条件でも働かざるを得ないように、大企業の利益団体の経団連が、政治献金(表と裏の両方)や政治力その他を使って自民党を動かし、労働法制をボロボロにしてしまった、ということです。ここまでのことは、よく言われている通りです。その象徴的なものとして、資本主義って何だ? コレだ! そのココロは、地域独占(原発)電力会社=東京電力の株主総会、と私が申し上げています。

しかし、日本の大企業のダメさ加減はそれだけではないのです。日本はかつて「技術立国」でしたが、今では「インチキ技術立国」です。ほとんど毎週のように、日本の大企業や役所のボンクラ幹部どもがTVに現れては、自身の会社や組織のインチキを謝罪し「申し訳ありませんでした」と、そのハゲた頭を下げています。かつては世界的なトップ企業であったトヨタでさえ、会社で組織的にインチキをやっていてバレて謝罪しています(トヨタファミリーの御曹司=CEOの豊田章夫は居直っていますけれど)。東芝しかり、雪印しかり、自動車産業しかり、JRしかり、三菱電機しかり、住宅メーカーしかり、建材メーカーしかり、米穀卸や食肉小売しかり、ゼネコンは日常茶飯、・・・・、今思いつくだけでも、日本の大企業のインチキ技術はたいしたものです。

日本の大企業群は、ステークホルダー資本主義を捨てて、アメリカ型の株主資本主義に移行したようなことを言う、これまた世の中のことを知らない(知っていて言っている悪人もいます)ボンクラ経済経営学者も多くいますが、トンデモナイ嘘八百です。日本の大企業と自民党政治は、アメリカの法制度のうち、自分たちに都合のいい部分だけを抜き取って、日本の会社法を「やりたい放題合法化法」に変えてしまいました。例えば、アメリカの産業政策は「保安官主義」と言って、アンフェアを徹底的に嫌い、スパイ捜査も含めて、独禁法違反や金融商品取引法(昔の証券取引法)違反などを厳しく取り締まり、インサイダー取引も含めて、違反者を厳しい経済罰(要するに巨額の罰金)で罰します。つまり、機会の平等・法の下での平等を、少なくとも表の政治では、かなり徹底してやるのです(裏の政治では恐ろしいくらいにロクでもないですが)。

しかし、日本の会社法制は典型的なご都合主義になっていて、日本の新自由主義ならぬ「市場原理主義アホダラ教」政策は、一握りの人間や組織の利益のためのご都合主義が露骨に見える形で展開されているのです。また、大企業の業界団体である経団連は、その組織内に40近い「政策提案分科会」を持っており、霞が関の役所群が政策を検討する前の段階で、この経団連分科会でその「原案」が事実上、作成されて霞が関の各省庁に持ち込まれる仕組みができてしまっています。いわば霞が関は経団連の「下請け作業部隊」のようなものだと言ってもいいのでしょう。(こうしたことを見抜けない日本の有権者・国民が、如何にボンクラか、アホウか、愚かか、がわかるというものです)

それだけではありません。今や日本の大企業の大半は「ハリボテ」になっていて、実際の革新的な技術開発や生産の組織化などは、その下請け・系列企業がやって、大企業に献上する形になっていること、しかも、かつての日本資本主義であれば、その下請け群の貢献に応えて大企業の方では下請け企業群を大事にしたものですが、1995年以降は、単なる「使い捨ての搾取先」にすぎなくされ、目先の経営をすることでアップアップのボンクラ経営者どもが、自身の在任中の経営や会社収支のことだけを念頭に置いた企業経営をやるものだから、下請け企業群が次々と疲弊していったわけです。

いわば、日本の大企業の大半は、ボンクラ経営者にウスノロ幹部職員で形成されていて、その連中が政治を使って我田引水型の利権政策を取らせつつ(民営化という私物化、規制緩和というやりたい放題、市場化という公共の破壊など)、他人様のふんどしで相撲を取るようなことばかりを続けてきました。M&A経営などと言われているものもそのうちの1つですが、日本の多くの大企業は、欧米の「盛りを過ぎたボロ企業」を高い値段でつかまされ失敗する事例が後を絶たず、世界中から「愚かな成金国家」だと軽蔑されていることも忘れてはならないでしょう。日本の大企業とは、今や多くの可能性を持った日本の中小企業や技術者の上に君臨する「寄生虫」のような存在に転落しているのです。日本の経済や産業が停滞から衰退へと転落していくわけです。こんなことを繰り返しているのですから、当然の結果と言えるのです。

大企業の人事に関して申し上げれば、かつて私が申し上げたように「人事の縮小再生産」というメカニズムが働き(人間は自分より器の少しだけ小さい人間を最も優秀だと認識してしまいがちであり、自分よりも器の大きい人間を見ると「異端児」として退けたくなる)、このことについての反省がないままに「成果主義的・能力主義的」な人事評価と昇進制度を長期にわたって運営してくと、会社や組織の上層部がボンクラや低能力者の「蜘蛛の巣城」となり、政治的に経営を安定させてもらってラクチンになればなるほど(例:原発産業)、権力争いを繰り返す(今の自民党補完勢力の似非野党群と似ています)、そんな組織に成り下がっていくのです。

更にこれに、ボンクラの、ボンクラによる、ボンクラのための「管理強化」がなされ、会社組織がギチギチに窮屈なものになっていきます。内田樹氏が言っているように、イノベーションと管理は相性が悪く、ボンクラが下手な管理をやれば、組織の「ハンドルの遊び」がなくなって、くだらないブルシットジョブばかりが組織の中に蔓延していくのです。おそらく、能力のある優秀な人は、日本の大企業には居心地が悪すぎて、そのうちに転職していくように思います。こうして、カスみないな人間達だけが大企業組織に滞留して、「ハリボテ」にすぎなくなったブランドにしがみつき、政治にもしがみつき、(危険で陳腐で古い技術の)原発にもしがみついて、なりふり構わぬ組織生き残り戦術が展開されることになるのです。コレが今日の日本の大企業の大半です。

今や、史的唯物論的に申し上げれば、日本の大企業群は、日本の生産力(技術力、生産性、可能性など)の桎梏となっており、これに対して政治がメスを入れなければならない段階に達しています。それは、大企業を、政治が余計なことをして優遇する・その利益を楽して確保してやる(税制がその典型)、ようなことをまずやめる、独禁法が禁止する「優越的地位の濫用」を巨額罰金を科してやめさせる(アメリカと同じ)、そうした低レベルのところから、日本の大企業・産業立て直しをしなければならないということです。政治を使って、特権的な地位やビジネス機会や利益を「チューチュー」(アベ自民党バカ女の杉田水脈の言葉)させない、これが今現在の経済政策のポイントです。

その後も、ポスト産業社会・ポスト資本主義経済へむけての、さまざまな政策が求められていますが、ともかくも今の大企業体制とそれに癒着する自民党政治を抜本転換しないことには、この国の経済も社会も変わることはなく、没落から破滅へ、破滅から滅亡へと、地獄への階段を少しずつ降りていくことになるのです。「淡い大企業への期待」は捨てた方がいいでしょう。現実の日本の大企業は、原発関連企業を中心に、まともな企業はほとんどありません。情けない限りですが。

下記の図書は、今読み始めたばかりのものです。日本の大企業のことよりも、米系多国籍企業とアメリカ政府の帝国主義的侵略が、どのようにつながり、どのように一体となって世界制覇を展開しているかが書かれているだろうと思って買ってきました。ご紹介しておきます。

近々、日本の会社法の徹底批判をやりたいと思っているのですが、時間がなくてできていません。お詫びします。

◆帝国主義アメリカの野望 リベラルデモクラシーの仮面を剥ぐ-塩原俊彦/著(社会評論社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034616653&Action_id=121&Sza_id=GG

(関連)(別添PDFファイル)街を歩けば広告に当たる 時空のほとんどが巨大資本に支配されている(斎藤貴男 日刊ゲンダイ 2024.1.31)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/335463


3.(別添PDFファイル)「子ども未来戦略」と「加速化プラン」(諸富徹『税と社会保障』平凡社新書) https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EUPBG3JBdAlMgOH3h8h4bVABxCm16sdt2DEp0b25SW0KCQ?e=VGOtTW

(関連)税と社会保障 少子化対策の財源はどうあるべきか-諸富徹/著(平凡社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034627225&Action_id=121&Sza_id=C0

 <田中一郎コメント>

 私には子どもがいないので、子育てとか学校教育のことなどについては関心が低く、新聞・雑誌情報程度の知識しか持ち合わせておりません。たまたま今般、書店をぶらついていたら、定評のある諸富徹京都大学大学院教授著のタイムリーな新しい新書を見つけましたので、早速買ってきて読み始めました。まだ1/5程度までしか読んでおりませんが、最初に登場した(紹介された)政府の「子ども未来戦略」と「加速化プラン」(2023年12月)に目を通したところ「なんじゃ、コレ! こんなのダメに決まっている」と思いましたの、以下、私の批判コメントをお届けいたします。別添PDFファイルの本文に①から⑤までの番号を付けていますので、それぞれの番号のところについてコメントします。なお、別添PDFファイルの4枚目は参考データとして添付しました(ページが連続していません)。

最初に申し上げておかなければいけないことは、下記の様々な支援政策は、健康保険と雇用保険という社会保険制度を活用して行われるという点である。私はコレがそもそもの間違いであると思う。こんなことをすれば、若い世代では過半数に達している(特に若い女性では7割に近いとも言われる)非正規雇用やフリーランスや自営業者など、社会保険制度から意図的に外された人たちが支援網から外れてしまい、圧倒的に多くの一般国民には「少子化対策」にも「子育て支援」にもならない。役所勤めや大企業労働者だけに限られた特権的な支援制度となり、政策の目的を達しえないだけでなく、新たな差別主義的な政策に堕してしまうように思われる。再検討が必要だ。

(1)①「出産に伴う費用の支援」=交付金(10万円)や一時金引上げ(42万円50万円)の金額がケチ臭い。もっと大きな金額で差し上げるべきだ。また、出産経費については悪質な医者が出産夫婦の足元を見て、「国からの交付金があるでしょ」とばかりに請求金額を吊り上げているという報道もあるので、これに対する対策も必要だ(健康保険の対象となった医療行為に対して無駄がないのかどうかのチェックが甘すぎるのではないか? 患者にばかり負担をかけてないで、医師や医療機関を厳しく監査する組織が必要だ、また、「今の病院は検査漬けだ」と言われる検査結果は患者に還元してそれを広範に継続的に活用し(病院が預かればいい)、医療機関が変わるたびに検査を繰り返すようなことはやめるべきである)。

(2)②「保育サービスの質的向上」=「待機児童」解消が数値目標とされたとたんに、数値をいじくったり、保育の質を問わない数字合わせをやったりと、この国の行政のロクでもなさ・無責任体質が浮き上がったここ10年間だった。オンブズマン制度を入れて徹底して正さないと、被害を受けるのは子どもたちだ。また、「市場原理主義アホダラ教」政策の一環で「保育の民営化」=「私物化+行政責任の放棄」がなされ、保育園に交付される保育士人件費補助のための公金までが他の用途に流用され、それを止める法的な縛りもなく、また、保育園の経営内容・財務内容の公開義務もない状態である。この保育政策の「市場原理主義アホダラ教」的ゆがみを抜本的に改正しない限り、この国の保育はよくならず、子どもたちの被害や迷惑は続いていく。この本に書かれている「保育士1人あたりの担当する子どもの人数=5歳児で30人から25人に引き下げ」などという「お話にならないレベルのチョコザイな改善」では、保育の質は低迷したままだ。日本の政治や行政は、保育に何故、カネをケチるのか?! 「保育園落ちた、日本死ね!」「保育園で子どもがひどい目にあった、日本死ね!」である。

(関連)保育園行政に見る「市場原理主義アホダラ教」政策の結末=保育士の給料を削りに削って何してんだよ、株式会社保育園!(「ルポ 保育園株式会社 職業としての保育2」小林美希さん『世界』論文から)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-96cfc7.html

(日本の保育行政の実態=その至らなさ・ひどさについては、2019年から2020年にかけて岩波書店月刊誌『世界』に掲載された小林美希さんの「ルポ 保育園株式会社 職業としての保育2」という優れた調査レポートがある。これに是非、目を通していただきたい。特に、保育行政をつかさどる役人たちや、それを監視監督すべき議員・政治家たちには必読の文書である。:田中一郎)=この頃の岩波書店月刊誌『世界』はまともだった。

(3)③「こども誰でも通園制度(仮称)」=ネット上の説明は「こども誰でも通園制度とは、保護者の就労有無や理由を問わず、未就園児を保育施設などに時間単位で預けられる制度です。2023年6月に「こども未来戦略方針」で発表され、2026年度からの本格的な実施が予定されています」とありました。もう少し詳しく説明してください。

(4)④「男性の育休取得率引き上げ」や「育休期間終了後の時短制度」=結構なことだと思うけれど、さてはたして、日本の中小零細企業で、かようなことが実現できるだろうか? 結局は役所と大企業、それに羽振りのいい中堅企業くらいができることで、多くの中小零細企業では「絵にかいた夢」になるような気がする。これに言及がない、この格差に対策がない、こうした政策は、富めるものを益々富ませる、政策になるのではないか? 最低賃金引き上げの際には「中小零細・中小零細」と、ウルサイ限りの御用学者たちは何も言わないのか?

(5)⑤「非正規雇用、自営業者、フリーランスへの対応」=著者の諸富徹京都大学大学院教授が指摘するように、「格差是正なくして少子化対策なし」である。この層に対する「対応」として提起されているのは、①社会保険適用対象労働者の範囲の拡大と、②育休期間の保険料免除、のたった2つだけである。こんなことでは政策目的は達せられないし、政策に期待する有権者・国民をバカにしていると言わざるを得ない。非正規・フリーランスの皆さま、自公政権とそれに忖度する霞が関官僚どもからバカにされていますよ、10/27の衆院選では、自民党・公明党の候補者どもが落選するよう投票してください。

(6)最後に総論的なことを若干、ごく簡単に申し上げます。詳しくは原本図書をご覧ください。

*「子育て支援」と「人口減少社会への対応」は必要だが「少子化対策」はいらない。子どもをさずかるか否かは、各それぞれの夫婦が相談して決めればいいことで、第三者や国・行政が口出しすべきことではない。ましてや戦前の「家制度」の発想で、「産めよ増やせよ」の殖産興業・富国強兵政策は時代錯誤である。子どもを持ちたいが経済的な理由や仕事の関係で持てない、という状態を解消することがまず先決だ。そして、21世紀の日本が人口減少社会に突入することはもはや明らかなのだから、それに対して日本の経済や社会の在り方を抜本的に見直す必要があるのだが、日本の政治家も行政官僚も、そして何よりも有権者・国民も、この「子育て支援」の在り方や「人口減少社会への対応」を真剣に考えている様子は全くと言っていいほどない。このままだと、近未来に混乱と苦難が待ち受けている。

*格差是正が大きなポイントだと的確に指摘しながら、その対策が甘すぎる(詳しくは本書をご覧ください)。まずは、非正規労働を原則として禁止し(段階的に)、民間企業が非正規でないと雇用できないというのなら、公共機関が正規雇用をして、行政サービスを拡充させればいい。いわゆる「公共の復権」である。それに伴い、行政の監視機関の拡充など、やるべきことは山ほどある。また、上記でも申し上げたが、大企業や「政商」(電通がその例)へ理不尽なつかみ金供与のような政策はやめることだ。(有権者・国民は、この「つかみ金」政策の理不尽に早く気が付いて、自民党への投票や投票権放棄をやめなければいけない=自分で自分の首を絞めるな!!)

*上記で申し上げた通り、社会保険制度を「子育て支援」にまで「恣意的に延長」するのは考え物だ。国がカネをケチりたいのが丸見えの制度設計である。何が「異次元の子育て支援政策」か!!

*障害児や幼児・子どもの健康問題と、それに対する支援制度や施設の充実、未然防止の規制の強化など、出産・育児の環境の整備も貧弱である。ネオニコチノイド農薬による発達障害の多発やPFAS公害、食品添加物や電磁波、原発事故による放射能・被ばくの問題などもこれに該当する。こんな日本では、安心して子どもを産めないし、育てることもできない、不安ばかりが先行する。

(メールが長くなりましたので、今回はココで止めます。次の「現代経済政策論(各論編その4)」で続きをやります。みなさまに申し上げたい最後のことは、政治家・行政官僚(国や自治体)に騙されないようにするだけでなく、経済学者という世間知らず・実体経済知らずのトンチキ人種にくれぐれもたぶらかされないようご注意ください。およそ大学にいる研究者たちで、経済学者ほどお粗末な人種はこの世には存在しないでしょう。彼らが書く圧倒的多数の論文は「ガラクタの山」ですので、ご注意を。既に日銀や首相官邸が、アメリカ譲りの「市場原理主義アホダラ教」経済学=アホノミクスに占領され、私たち有権者・国民をひどい目に合わせています。これをお忘れなく。現代経済学とは、昔で言うところの「怪僧ラスプーチン」の呪文のようなものです。
草々

2024年10月14日 (月)

10/27衆院選でのオススメ投票行動:石破自民とその補完勢力の石井公明・馬場維新・玉木国民・野田「脱憲」には投票せず、立民以外の立憲野党に投票しましょう、特に立民の比例区議席の目標は「ゼロ」、そして最高裁判事は全員「×××××」

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.最高裁判所裁判官の国民審査2024|経歴と注目裁判での判断は|NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/kokuminshinsa/

 <田中一郎コメント>

 最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」を付けて投票してください。現在の国民審査は有権者に最高裁判事の審査をお願いする「形」が整っておりません。「つべこべ言わずに白紙で投票すればいい」(信認と見なされます)、「有権者・国民は司法・裁判所に口出しなどしなくていい」、という姿勢で、形だけの国民審査が行われています。そして、この最高裁の判事達が、下級審に対しても人事権を行使して組織統制をかけ、司法権力を濫用しながらロクでもない判決を大量生産しているのです。この日本の非民主的で歪み切った司法・裁判所のあり方全体に対して「NO!」を突きつけるため、今回の最高裁判事の国民審査では(衆議院選挙のたびに実施されます)、その候補者全員に「×××××」を付けて投票してください。白紙投票は信認したと見なされますから、白紙投票はしないでください。そしてこのことを口コミその他さまざまな方法で広めてください。日本の司法・裁判所はひどすぎます。一刻も早く改革する必要があります。

◆(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html

<今の司法・裁判所がちゃんとしていたら、こういう問題は生じません>

(関連)(11.1)「最高裁は口頭弁論を開け! 東電元経営陣の刑事責任を問う集会」第9回最高裁行動のお知らせ – 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/20241101-event/

(関連)本日(9/27)がNHK朝ドラ「虎に翼」の最終回:①福島寅子(みずほ)さんからのメール、②寅子(みずほ)さんの「事実婚」連れ合い=海渡雄一弁護士の「虎に翼」評論- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-13ed70.html


2.(必読新刊書)検証政治とカネ-上脇博之/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034620454&Action_id=121&Sza_id=B0

(上記新書にある下記の2点は気が付いている人が少ないので重要事項です。ここだけでもご一読ください:田中一郎)

(1)(別添PDFファイル)(一部抜粋)カネはどう規制されているのか(上脇博之『検証:政治とカネ』岩波新書)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EbVhBakjxV5DoT9yO8KtOuYBb5eJDx3mSHH_Nxn3HdUZxA?e=vbj7Sr

(2)(別添PDFファイル)(一部抜粋)抜け道だらけの政治資金規正法(上脇博之『検証:政治とカネ』岩波新書)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/Eegalxf-PXROlDkQDYho_MoBZdsMceXRqxt8u4zSqPA6tg?e=OccVwU


3.統一教会という反日団体と「ベタベタ・いちゃいちゃ」の自民党に投票しますか?(やめなはれ!)

 統一教会と一体化している牧原秀樹法務大臣は大臣をクビにして、かつ、選挙で落とさないといけません。選挙区は、衆議院の「比例・北関東ブロック(埼玉など)」なので、当該選挙区の有権者は、統一教会自民党への投票をおやめください(少なくとも自民党が明確に統一教会と絶縁するまでは)。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A7%E5%8E%9F%E7%A7%80%E6%A8%B9

(1)旧統一教会の解散命令請求から1年 元2世「苦しみは続いている」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9595efa0267dbbaf970f1dc88f6b21ef0585b61f

(2)聖本3000万円、多宝塔7000万円…旧統一教会「霊感商法」の底知れない被害 「一刻も早く解散命令を」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/360093

(3)牧原法相は旧統一教会とズブズブ! 自民「点検」に含まれず、メディアにも隠し続けた悪質ぶり|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361689

(4)初入閣の牧原法相「統一教会との接点」「SNS問題」で落選危機…閣僚の威光が逆風に? - 東スポWEB
 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/319780

 <同じく法務省外局の検察庁・検事総長もクビにしましょう=今後の冤罪防止のためには発言撤回だけでは済まない>

(1)袴田さん無罪…なのに検事総長コメントは「犯人に等しい表現」 弁護団が撤回を要求「反省の弁がない」:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359896

(2)袴田さん再審で検察が控訴断念「判決は到底承服できない。しかしながら…」畝本直美検事総長が談話【全文】:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359173


4.【一覧】自民党国会議員の“裏金”リスト|日テレNEWS NNN|日本テレビ系NNN30局のニュースサイト
 https://news.ntv.co.jp/pages/uragane


5.こんな人たちが自民党です。

 こういう人たちに、有権者が選挙で投票したり、投票に行かなかったりするから、こういう人たちが繁殖して好き勝手をするのです。念のために申し上げておきますが、下記は「氷山の一角」であって、自民党にはこういう人たちはたくさんいます。裏金議員・脱税議員・居直り議員もたくさんいます。これまで自民党に投票したり選挙に行かなかった皆さんは、自民党からバカにされていますよ(どうせお前ら、結局は自民党に投票するんだからな、まあ、今度もたのんだぜ!! という本音)。

(1)《利益相反に繋がる疑いも》木原稔防衛相の大臣秘書官が“防衛コンサル企業”を経営していた 秘書官は取材に「代表取締役を辞任した」 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/66015

(2)「愚か者の所業」三原じゅん子大臣 親族からの“借金踏み倒しトラブル”告発に説明ナシで疑問噴出…過去の「恥を知れ」発言もブーメラン(女性自身) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/345b265c6f47df124418c9d50358febd77df19b9

(3)「誹謗中傷は全員逮捕」と言った牧原秀樹法相、「愚か者」発言の三原じゅん子担当相…石破内閣の不思議な人選:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/358037

(4)杉田水脈氏に「国会議員の資格なし」 衆院選を控え問われる自民党の人権感覚、公認しないよう学者らが気炎:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359676?rct=tokuhou

(5)吉川赳衆院議員に「ボーナス」含む約500万円が国庫から 「パパ活」疑惑で離党後雲隠れも…:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/186715

(6)自民・薗浦健太郎氏側、パーティー収入4千万円過少記載か 地検捜査:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASQCY7H20QCYUTIL03M.html


6.引退…菅直人元首相が最後の会見「元気に活動してきたがもう77歳」(FNNプライムオンライン(フジテレビ系))Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3cef215b309e6b74ef3b4ee4c5096970c063888e

(菅直人さん、長い間ご苦労様でした、と言いたいところですが、あと1つ、重大な仕事が残っています。元総理大臣として、少なくとも在職中のこと=特に福島原発事故以降のこと、願わくば民主党発足時から引退までの全期間について、「本当のことが書かれた回想録」を詳細に残していただけませんか? 「死後に公開する」(つまり遺言)でも最低限やむをえないとも思います(願わくば質疑応答ができる生前に書いて出版してください)。よろしくお願い申し上げます。:田中一郎)


◆日刊IWJガイド・非会員版「少女性的人身売買『エプスタイン事件』で顧客リストに名前の上がっているトランプ氏が関与を否定! 大統領になればリストの公開を表明!」2024.10.14号~No.4352 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54004

<IWJ取材報告 1>伊勢崎賢治氏「世界平和のために『緩衝国家』だからこそできる役割があるはずだが、岸田政権では真逆のことをやってきた。これに対して、僕は日本の防衛の観点から非常に危機感を覚えている」~10.7 れいわ新選組 次期衆議院議員選挙 公認候補予定者発表会見( 伊勢崎賢治氏が「れいわ新選組」から「比例東京ブロック」に立候補)
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「10/27衆院選でのオススメ投票行動:石破自民とその補完勢力の石井公明・馬場維新・玉木国民・野田「「脱憲」には投票せず、立民以外の立憲野党に投票しましょう、特に立民の比例区議席の目標は「ゼロ」、そして最高裁判事は全員「「×××××」」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>
(1)政権交代のための野党選挙協力の薦め(田中久雄:変えよう! 選挙制度の会 2024.10.14)
(2)6団体2024声明(市民向け)(完成版)
(3)市民と立憲野党の共闘を各地で力強く進めよう(完成版)
(4)石破茂氏の集団安全保障論(前川喜平 東京 2024.10.13)
(5)愚にもつかない自民党の選挙公約 衆院選の争点は「政治とカネ」と「統一教会」(日刊ゲンダイ 2024.10.14)
(6)裏金疑惑 2018年から手渡し→口座送金 「麻生氏決断」の証言も(毎日 2024.9.26)

◆変節石破 裏金総選挙「全289区」当落予想|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/5177


1.(他のMLでの議論です:よくまとまったレジメですが、残念ながら主旨には賛成できません)FW: 政権交代を目指す野党協力について

◆(別添PDFファイル)政権交代のための野党選挙協力の薦め(田中久雄:変えよう! 選挙制度の会 2024.10.14)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EUgC58rGkl1DvSPTpAT7nRsB-94xfq9i72EJxEvCv6-AhQ?e=KD4hk1

(私からの発信)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
拝見しました。
よくまとまったレジメですが、残念ながら主旨には賛成できません。

(1)自公の議席を減らすための作戦ですが、維新や国民民主党もまた、同じ穴のムジナです。自公が減って維新や国民民主党が増えても、何の意味もありません。

(2)立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」もまた、同じです。要するに国会が大政翼賛化しているのです。これまで民主民進党や立憲民主党・国民民主党に対して、「世直し」市民や有権者がきちんと対応してこなかったツケが回ってきています。

(3)民主民進党が政党合併で大きくなった2005年頃から数えて、もうかれこれ20年になります。これ以上、立民ならぬ「脱憲反民主党」や国民民主党に投票を続け、立民ならぬ「脱憲反民主党」を野党第1党にしていても、日本の政治は変わるどころか、どんどん悪くなっていきます。これをどうやって食い止めるかを考え、投票行動で示さなければなりません。

(4)今回の表面上の争点は「裏金・脱税」=政治とカネ、ですが、真の争点は、「壊憲」=戦争と脱原発です。「壊憲」の中には経済政策も含まれます。ですので、「裏金・脱税」だけを唯一の争点にし、それ以外のことは選挙の後へ先送りという態度はよろしくありません。また、脱炭素を争点にしろなどと言っている人たちがいるようですが(例:緑の党の一部)、愚かです。科学的実証的な根拠があやしいものを政治で決着をつけるというのは、中世ヨーロッパのカトリック教会による天動説・地動説の政治決定と同じ意味を持ちます。現代のガリレオ・ガリレイが大量に発生します。科学の問題は科学で決着させるべきです。それに加えて脱炭素は原発大推進の宣伝用プロパガンダにされています。

(5)今回の選挙では、小選挙区では立憲野党の統一候補ができた選挙区では、政党を問わずその候補に投票=ただし、「壊憲」政党の「日本維新の会」と国民民主党はだめです。自民、公明、維新、国民民主党、参政党には絶対に投票するな、を徹底させる必要があります(特に出来損ないの自民党である維新は、この間、万博問題や兵庫県知事問題やたくさんの不祥事などを引き起こし、かつ、「壊憲」の先頭に立ってきた極悪政党です、その結果、党として凋落傾向にあります=これに助け舟を出してはいけない)。統一候補がいない小選挙区では、立民ならぬ「脱憲反民主党」以外の立憲野党に投票してください。

(6)比例区では野田佳彦「脱憲反民主党」には絶対に投票せず、野田佳彦「脱憲反民主党」の議席を「ゼロ」にすることが大事です。目的は野田佳彦を立憲民主党代表の座から引きずり下ろすことです。そして、穏健保守などとバカみたいなことを言って自民党の補完政党へと転落していく立憲民主党の凋落を考え直させることです(そんなことは有権者も支持者も望んでいないということを思い知らせるのです)。比例区では、立憲民主党以外の立憲野党に投票してください。

そして、野田佳彦に代わって、女性が大半の執行部とNEXTキャビネットの新執行部・ニュー立憲民主党でイメージチェンジを行い、直ちに来年夏の参議院選挙へ向けた活動を開始する、という作戦です。候補者一本化の調整は、少数議席党の立憲野党に十分な配慮を行い、WINWINの関係でなされること、多様多彩な政権交代運動や選挙運動での協力はホンモノでなければならないこと(妨害勢力の御用組合「連合」は突き放す)、などがポイントです。これが来夏の参議院選での作戦ですが、もし立民ならぬ「脱憲反民主党」がこれを主導できないのなら、その後は自民党やその補完勢力と同じと見なし(第5列)、打倒すべき政治勢力として位置づける。もういい加減に中途半端で日和見のようなことはやめなければ、この国は変われないどころか、政治が主導して、没落・破綻・滅亡への歩みを速めることになるからです。

(関連)第五列(ダイゴレツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
 https://qr.paps.jp/fM4mj

(7)野田佳彦「脱憲反民主党」を中途半端に勝たせることは(つまり現有議席から少し増える)、これまでの与野党団子状態のバカバカしい政治が今後も続くことを意味し、相手がアベスガキシダか、石破茂か、高市早苗か、の違いしかありません。「世直し」は、その中核勢力が形成されていなければ、できません。負け組寄せ集めの勢力では、関ケ原の合戦の西軍のようになるだけです。千里の道も1票から、です。日和見・中途半端はもうやめましょう。

今回の選挙のメルクマールは、①自公を過半数割れに追い込むと同時に、②野田佳彦「脱憲反民主党」の議席を激減させ、立憲民主党の「一からの出直し」をさせることです(執行部の交代)。野田佳彦「脱憲反民主党」の比例区議席をゼロにいたしましょう、③立民ならぬ「脱憲反民主党」以外の立憲野党の議席を大幅に増やすことです=これが「世直し」市民の統一スローガンです。
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(関連)石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(1):10.27衆院選では自民・立民両党への投票をやめ、他の立憲野党に投票しましょう<日本国憲法主義、再稼働ナシ脱原発、国民生活優先が3つの柱>- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-f4966a.html

(関連)石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(2):10/27衆院選の争点は、裏金・統一教会一掃、「壊憲」阻止、脱原発、アベスガキシダ政治の抜本転換、野田佳彦「脱憲反民主党」の全滅だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-f4eb97.html


2.(感謝)【声明】沖縄1区について(2024年10月11日 れいわ新選組代表 山本太郎)=沖縄1区の候補者擁立を取りやめます( 立憲民主党が「脱憲反民主党」に転落している今は、れいわ・共産を含む立憲野党は力を合わせてください:田中一郎)

(私からの発信)
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◆【声明】沖縄1区について(2024年10月11日 れいわ新選組代表 山本太郎) - れいわ新選組
 https://reiwa-shinsengumi.com/comment/21731/

(一部抜粋)
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≪本件経緯について≫

なぜこうなったのか、沖縄1区に擁立を考えた大きな理由は2つです。

①沖縄4区におけるオール沖縄の候補者決定が、事実上、密室談合となったこと。

②立憲民主党による誤った経済政策と、軍事ビジネス推進、米国追従への加担を無視した形での「野党共闘」は、日本を滅ぼす大きなスイッチとなり得ると私たちは認識しており、普段の発信からその警鐘を鳴らすとともに、沖縄を含めてれいわの独自候補の擁立を目指していること。

※上記の理由から、4区に関しては引き続き、山川ひとしが勝利を目指して闘います。

(上記サイトの全文を是非、お読みください)

上記の「②立憲民主党による誤った経済政策と、軍事ビジネス推進、米国追従への加担を無視した形での「野党共闘」は、日本を滅ぼす大きなスイッチとなり得ると私たちは認識しており、普段の発信からその警鐘を鳴らすとともに、沖縄を含めてれいわの独自候補の擁立を目指していること。」=コレが決定的に重要です。
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(関連)衆院選 れいわ新選組 沖縄1区からの候補擁立を撤回「心からお詫び」(RBC琉球放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2249d5872547cba3e5770710bed886be6d36eaf7

 <田中一郎コメント>

 沖縄1区での候補者統一のための調整に協力していただいた山本太郎「れいわ新選組」、及びその支持者(私もその熱烈な1人ですが)のみなさまに対し心より感謝申し上げます。

日本全土で、政治情勢・社会情勢が右傾化・翼賛化・ファシズム化し、他方で、政治への絶望から政治に対してシニカルに構えた有権者の逃避・逃亡(選挙権放棄)が進む中、そして何よりもこの国が危機の時代に、野党第1党の立憲民主党がその使命を果たさずに立憲主義から「脱憲反民主党」に転落する中で、危険極まりない「壊憲」と、「脱炭素」を口実にした原発大推進を何とか防ぐため、国会に少なくとも1/3以上の立憲野党の議席を確保することが最重要の課題となっています。

そのためには、立民ならぬ「脱憲反民主党」以外の「立憲主義」政党(日本共産党、「れいわ新選組」、社会民主党、緑の党、地域政党(例:生活者ネット)他)は、小異を捨てずに大同につき、力を合わせて「統一候補」を擁立し、「世直し」市民とともに闘ってほしいと願っています。これは「選挙の時だけお祭り騒ぎ」ではなく、恒常的・日常的に行動を同じくしつつ、常に様々な選挙での協力・共同を進めてほしいということを意味しています。そうしませんと、今日の保守・反動のまま政治について覚醒ができない有権者が多い中では、各党派が分裂しバラバラに動いていたのでは、勝てる選挙も勝てない、という状態が恒常化します(立民は「脱憲反民主党」である間は相手にしなくていいです=単なる自民党補完勢力ですから)。

「常に様々な選挙での協力・共同を進めてほしいということ」は、選挙の日程はたいていの場合はあらかじめわかっているわけですから、地方選挙を含む全ての選挙で、そのだいぶ前の段階から、丁寧に候補者調整をして、統一候補を決めてほしい、ということを意味します。そしてその後は、その統一候補を先頭に立てての多様多彩な政治活動を協力しながら仲良く展開するのです。「共倒れ」が最悪である、という認識の下、これを全力でやってほしい(各党の全権を持つ選対委員長の定期会合を設置したらいいと思います。立民は「脱憲反民主党」でなくなってからでいい)。

もちろん、この候補者調整の過程は、固有名詞はオープンにはできないでしょうけれど、プロセスそのものや決定の過程はオープンにできると思います。今回の「オール沖縄」の候補者統一過程が、れいわ排除型だったという批判は、「オール沖縄」がしっかりと受け止め反省をしなければいけませんし、選挙に限らず、沖縄での運動の進め方、そして、全国レベルでの運動や選挙への取組についても、今のままでいいのかを真剣にレビューし、改善すべきところを改善すべきでしょう。(私は、立民ならぬ「脱憲反民主党」と癒着し、その提灯持ちをしている様子がうかがえる「市民連合」=「日和見連合」を厳しく批判しています。その「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」もまた、閉鎖的でタコツボ的です)

議会制民主主義はたいていが多数決主義の形式民主主義です。これを様々な方法で改善し、それを制度化しなければいけません(私が申し上げる「新しい民主主義」)。しかし、今の日本の政治情勢は「それどころではない」のです。上記でも申し上げたように、日本全土で、政治情勢が右傾化・翼賛化・ファシズム化と、政治への絶望から政治に対してシニカルに構えた有権者の逃避・逃亡(選挙権放棄)が進む中、自公政権とその補完勢力が、対中共中国との戦争(しかも対米隷属下で米国の代理戦争)に突入しそうであることに加え、「脱炭素」を口実に原発大推進=老朽原発再稼働を強引に進めており、この2つのことは、日本という国を再起不能にまで滅亡させる「亡国犯罪政治」です。絶対に断固としてやめさせなければならない=そのための政治力の結集がどうしても必要です。

自公政権の戦争準備に加担し、原発・核燃料サイクルをやめる気が全くない立憲民主党などは、もはや支持するに当たらない自公政権の「第5」の補完勢力です(第5列)(第1列自民、第2列公明、第3列維新、第4列国民民主党、第5列立民)。同党が態度を改め、日本国憲法主義と再稼働ナシの脱原発・核燃料サイクル廃止を明確にさせた時、共闘の仲間として迎え入れればいいのであって、今回の茶番の代表選で選ばれた野田佳彦「脱憲反民主党」など、相手にする必要はありません。

(関連)第五列(ダイゴレツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
 https://qr.paps.jp/fM4mj

その意味で、沖縄4区の候補者統一の過程の非民主的な経過や、統一候補の金森氏が立憲民主党所属だという点を考えれば(しかも政治資金の問題でクレームありの人物)、「れいわ新選組」から山川ひとし氏が立候補して闘うことに何の異議もありません。「れいわ新選組」の山川ひとし氏は、自公候補と共に、立民ならぬ「脱憲反民主党」の金森氏を落選させ、沖縄4区から必ず当選すべく、全力を挙げてほしいと願っています。

繰り返します。立民ならぬ「脱憲反民主党」を除く立憲野党(少なくとも3党=共産、社民、れいわ)は常日頃から連絡や協力・共同を密にして、選挙の際は必ず統一候補を擁立し、日本の破滅を防ぐ「3匹の侍」として動いて下さい。この3党の中では、日本共産党が最大ですから、日本共産党がまとめ役の責任者です。福島原発事故前のような「石頭の党」ではなく、私が高く評価した福島原発事故後の、再稼働ナシの脱原発、積極的日本国憲法主義、「市民と野党の共闘」の先頭に立つ、の新日本共産党であり続けていただきたい。柔軟で、ソフトで、民主的で、頼りになって、誰からも愛される、開かれた日本共産党、であっていただきたい。

(参考)総選挙政策 日本共産党の躍進で、自民党政治のゆがみを正す改革を│総選挙政策│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会
 https://www.jcp.or.jp/web_policy/2024/10/202410-SosenkyoSisaku.html

(たいへん立派な公約が詳細に説明されていますが、唯1点、私が理解に苦しむところがあります。「4、気候危機打開へ――本気で取り組む政治に」のところの「2030年度に原発ゼロ」という記述です。何故、原発ゼロが2030年度ですか? 何故、先延ばしするのですか? それまでに巨大地震や巨大津波や巨大噴火が原発や核燃料サイクル施設を襲えば日本は破滅するかもしれません。「原発は再稼働ナシの脱原発、稼働中の原発は即時停止(安全審査・避難計画の不備が理由)、核燃料サイクルは永久に中止・廃棄、既存原発は使用済み核燃料プールなど危険施設への万全の安全対策」に切り替えていただきたいです。原発・核燃料サイクル施設の超危険性を甘く見ないでください。:田中一郎)

(追)その後、私の地元の日本共産党の集まりに参加した際に上記のことを聞いてみました。たまたまその時にもらったチラシには「原発再稼働許さず」と書いてあったので、ほっとしました。地元の共産党の地方議員さんも、脱原発には微塵も疑いを持っていなくて、私の質問にはキョトンとした感じでした。私からは、日本共産党の「再稼働ナシの脱原発」の方針変更はないものと信じているので、であれば、ネットサイトに掲載されている選挙公約の表現は誤解を生むので、機会を見て変更していただくよう、党中央に言ってほしい、と申し上げました。
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(関連)石破茂自民と野田佳彦立民:石破茂は口先だけでなく、①日米地位協定改定(独・伊並み)②「脱原発」、のいずれかでも実現すれば歴史に名を残す、野田佳彦立民は、執行部にカスばかり集めて絶望的、総選挙で負けてさっさと退陣せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-6ee21f.html


3.候補の一本化「諦めていない」、野党3党が政策合意結ぶ 北海道 [北海道]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASSBC4QS6SBCIIPE009M.html

(立憲フォーラムMGより)
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 衆院選に向けて立憲と共産、社民の3党の北海道内の組織が11日、経済政策など5項目の政策について合意した。2021年の前回に続き、市民団体「戦争をさせない市民の風・北海道」が仲立ちした。市民の風は昨年10月や先月にも各党とシンポジウムを開催。野党候補者の一本化や政策のすりあわせを進めてきた。山口たか共同代表は「どうやって選挙協力をして、1議席でも自公の議席を減らすか、働きかけをしてきた。1枚の紙に3党が署名する重みをかみしめている」と話した。

ただ、道内の9選挙区で、立憲と共産がそれぞれ擁立を予定し、競合している。前回衆院選では、市民の風の仲立ちによる政策合意で共産党が取り下げ、競合は3選挙区だった。立憲道総支部連合会の笹田浩幹事長は野党候補の一本化について「諦めていない」と言及。共産道委員会の金倉昌俊書記長も賛同した上で「全国的な両党間の話し合いに難しい問題が生じている」と指摘。「それを乗り越えていくため、北海道でのこのような政策での合意、共闘に努力する意思を示すことは全国的な影響を与えるうえでも大きい」と期待を込めた。

野党3党と市民の風が合意した政策項目は、憲法に基づく政治、社会、外交関係の実現国民生活優先の経済への転換あらゆる領域での差別の禁止省エネや脱原発を実現し、再生可能エネルギーへの転換野党共闘の実現の5本柱――と「朝日」
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 <田中一郎コメント>

 北海道でも、「市民と野党の共闘」が成立しない全責任は、野田佳彦「立民ならぬ「脱憲反民主党」」にある。野田佳彦執行部の「共闘」とは、「壊憲」勢力である「日本維新の会」や国民民主党との共闘であって、違憲「戦争法」廃棄や「脱原発」の目標を同じくする勢力との共闘ではない。いわば自民党補完勢力を糾合して政権をかすめ取ろうという、ろくでもない「共闘」ならぬ「共謀」のことを意味する。かような愚かな政治的陰謀に「世直し」勢力や立憲野党各党は乗るわけにはいかない。今回の選挙では、この野田佳彦執行部とそのとり巻きを、如何に除去・清掃するかが、自公勢力一掃と併せて、「もう一つの課題」である。(衆議院比例区では、野田佳彦「脱憲反民主党」の議席をゼロにすべく、比例での立民ならぬ「脱憲反民主党」への投票をやめようキャンペーンを大々的に展開してください)


4.あなたの1票が政治を変えます!
 https://www.anti-war.info/information/2410121/

(立憲フォーラムMGより)
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 清水雅彦さん(日本体育大学教授・憲法学)が――「選挙に行っても何も変わらない」。本当ですか?(略)日本の国立大学の学費は年間53万円以上ですが、ヨーロッパの多くの国では国立大学の学費は無償か非常に低額です。日本の医療費は健康保険で一般的に本人負担3割ですが、ヨーロッパでは基本的に税金で無償化している国が多いです。以上の労働や教育、医療の問題は、国会・議会が制定する法律で定めたり、政府が決めるものです。この国会・議会や政府を選んでいるのは、主権者国民です。特にヨーロッパで労働条件や教育環境、医療がいいのは、国民がそのような政策を実現する人々を選んでいるからではないでしょうか。

日本でも、選挙でいくらでも政治は変わるのです。2016年度から2022年度まで防衛費(当初予算)は5兆円台でした。それが、この間の自公政権によって、2023年度が6.8兆円、2024年度が7.9兆円、2025年度が8.5兆円と、急速に膨れ上がっています。2027年度は約11兆円ほどになるようです。しかし、全国の小中学校の給食を無償化するには1年間で約0.5兆円、国公私立の大学授業料を無償化するには約1.8兆円、健康保険の本人負担をゼロにするには約5.2兆円の費用で実現できるのです。防衛費より、こういったものにお金をかけた方がいいと思いませんか? そのためには、こられの実現を目指す政党を選挙で多数派にすればいいだけなのです。選挙の結果で政治はいくらでも変わります。選挙に行きましょう!と「戦争をさせない1000人委員会」コラムで。
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5.石破首相の核共有論は「論外、怒り心頭」 ノーベル平和賞の日本被団協が会見 「間違っていると説得したい」:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/360095

(立憲フォーラムMGより)
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 ノーベル平和賞の受賞が決まった日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は、受賞発表から一夜明けた12日、東京都内で記者会見を開いた。代表委員の田中熙巳(てるみ)さん(92)=埼玉県新座市=は、石破茂首相が自民党総裁選で言及した「核共有」に対し、「論外。政治のトップが必要だと言っていること自体が怒り心頭」と厳しく批判した。記者会見にはオンラインを含め、広島と長崎の被爆者の役員7人が参加した。「今の世界情勢から、核兵器をなくすことを真剣に考えなくてはいけないと、ノーベル賞委員会が考えた」。田中さんは今回の受賞の背景をこう推測した。12日正午過ぎには、石破首相と電話で話し、後日に面談したいと伝えたことを明かした。その際は、米国の核兵器を日本で運用する核共有について「考え方が間違っていると説得したい」と話した。受賞の知らせを聞いたときは「本当かいな」と思ったが、「今朝になったらうれしくなってきた」と振り返った田中さん。13歳の時、長崎市の爆心地から3.2キロの自宅で被爆し、親族5人を亡くした。「けが人と遺体が散乱していた。原爆は使っちゃいけない」と訴えた――と「東京」。
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(関連)日本被団協にノーベル平和賞 「被爆者の体験、広く訴えた」 - 毎日新聞
 https://x.gd/eLuRK


6.立派な声明内容に異議はありませんが、これでは一般有権者はどう投票したらいいか、わかりません!

 書いている人たちが、「政治的カマトト主義」(政治的中立主義)で、どの政党や政治家を今回の選挙で選択するのが適切なのか言わないものだから、読んでいても「ひきつけられるもの」がない。ああ、そうですね、で終わる。これまでこうした声明を何度繰り返してきたことか?! 番号でもつけておけばいいのかもしれない。危機の時代の政治活動は、これではダメなのです。まずは書いた人たちが覚悟を決めて、どの政党・どの候補者がいいのか・悪いのか、を言わないと、始まりません。

(1)(別添PDFファイル)6団体2024声明(市民向け)(完成版)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EcV1DR368W5HqvT7_e1mJxQBwzzefn3jx7VUjG3ZDUgdyQ?e=2hv8VW

(2)(別添PDFファイル)市民と立憲野党の共闘を各地で力強く進めよう(完成版)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EYMlvZuOL59LgIYNZyqbXnABqkky39Nr44S6H9ZxCs6EIw?e=OhyXMj


7.公明不記載(裏金)推薦、32人に【24衆院選】|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-3468196/

(この「罰当たり・仏罰政党」は、何をやっとるのか! いったい何のために政界に進出してきたのか? 創価学会と共に、一度初心に戻り、仏の道が如何にあるべきかを考え直した方がいい。公明党というよりも、今の創価学会の幹部たちに問題があるのではないか?:田中一郎)


8.総裁選前にずっと言い続けてきたことは全部、嘘八百、だった「石破茂」(=ただのウソツキ野郎)

 裏金・脱税・統一教会を一掃するため「自民党をぶっ潰す」と言って、敢然と難局に立ち向かい、返す刀で、日米地位協定改定か、あるいは脱原発・核燃料サイクル廃棄のいずれか1つでも実現すれば、石破茂は歴史に名が残る立派な総理大臣となることができた。そのチャンスを自ら棒に振り、愚にもつかない「党内融和」なんぞにかまけてしまい、これまで言ってきたことと真逆のことを総裁・総理就任後に言い出し・やりだしたため、早くも「首相官邸から追放されるべきガラクタ政治家」に成り下がってしまった。石破茂よ、さいならだワ!!

(1)(別添PDFファイル)石破茂氏の集団安全保障論(前川喜平 東京 2024.10.13)
 https://www.threads.net/@moriyama_masao/post/DBDk0UySepN

(2)自民“第2の裏金”問題で鳥取県連代表の石破首相と神奈川県連代表の小泉氏らを東京地検に刑事告発(SlowNews)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3677bbb7bb17055ab7a4e3f996dd03aa966c588e

(3)石破首相「岸田路線」前面に - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6515975

(4)石破首相「政策活動費」温存→“裏金隠し”に20億円実弾投入!党首討論で「衆院選に使う」明言の二枚舌|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361825

(5)石破首相「裏切り解散→10.27総選挙」で国民の恨みを買う!学校行事と“丸かぶり”投開票日に批判殺到|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361563

(6)石破茂首相、それはルール違反では 「日銀は利上げすべきでない」と圧力発言…「経済は苦手」が露呈した?:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359681?rct=tokuhou

(7)米国は石破首相の安保構想を潰しにかかる|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361766

(8)裏金処分議員は「適材適所」 首相、当選後の役職起用も示唆 石破氏、単独会見:朝日新聞デジタル
 https://qr.paps.jp/sdl2R
(「裏金・脱税」議員の「適材適所」とはよく言ったものだ。盗人省や脱税奨励庁でも新設するのか?:田中一郎)


9.その他関連サイト等

(1)(別添PDFファイル)愚にもつかない自民党の選挙公約 衆院選の争点は「政治とカネ」と「統一教会」(日刊ゲンダイ 2024.10.14)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361876

(2)(別添PDFファイル)裏金疑惑 2018年から手渡し→口座送金 「麻生氏決断」の証言も(毎日 2024.9.26)
 https://mainichi.jp/articles/20240925/k00/00m/010/301000c

(3)高市氏 自民党内から応援依頼殺到 - Yahoo!ニュース
ネオナチ・ツーショットの似非右翼チンピラ女が自民党内では引っ張りダコなのか!? 呆れた話である。:田中一郎))
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6515985

(4)衆院選比例の投票先 自民26%、立憲12% 共同通信世論調査 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20241013/k00/00m/010/146000c

(5)杉田水脈氏、来夏参院選に比例立候補へ 裏金事件で衆院不出馬 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20241012/k00/00m/010/161000c

(6)保守分裂の和歌山2区に立民が切り込み 候補者は元維新の女性市議(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/bc434d31d661167d37f91925d815bbefe12aa5f8

(7)自民都連も「裏金」に手を染めていたのか…選挙戦スタート直後“もうひとつの疑惑”噴出の不穏|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361754?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(8)河村たかし氏“オワコン”一転 日本保守党で「総理を狙う男アゲイン」 - 毎日新聞
 https://x.gd/F7hWx

(9)【京都】野党乱立も遠い自民“漁夫の利”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361642
(「日本維新の会」や国民民主党や野田佳彦「脱憲反民主党」は「野党」ではありませんので、念のために:田中一郎)

◆20241010 UPLAN【共同声明】杉田水脈氏は衆議員議員にふさわしくありません - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=NvpcHytqVhs
草々

2024年10月13日 (日)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(158):後始末もできない原発が膨れ上がる日本=青森県六ケ所村再処理工場の現状、稼働が許されない柏崎刈羽の使用済み核燃料を青森に運ぶな!、笑止千万の福島第1廃炉

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(ナツメロ)あざみの歌(昭和24年)
 https://www.youtube.com/watch?v=k_0Gy4j1aPU
 https://www.youtube.com/watch?v=v3kXcsb7hWY


2.(11.1)「最高裁は口頭弁論を開け! 東電元経営陣の刑事責任を問う集会」第9回最高裁行動のお知らせ – 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/20241101-event/


3.(新作)映画「母と子の絆~カネミ油症の真実」– 公式ホームページ
 https://hahatokonokizuna.com/

(関連)カネミ油症、いまだ救済されない被害者 ドキュメンタリー映画が完成 政府の消極姿勢は「紅麹」と同じ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/352853?rct=tokuhou

(関連)カネミ油症被害者の恒久救済に関する請願:付託された同趣旨の請願一覧:参議院
 https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/177/futaku/fu17700691644.htm

(関連)カネミ油症事件 - Wikipedia
 https://qr.paps.jp/6nAC6

(この事件は、未然防止を含めた食品衛生法上の扱いをキチンとせずに被害者をいたずらに増やしてしまったことに加え、事件発覚後も被害者を認定と非認定の2つに分断して補償負担と要請運動を抑え込むなど、国・厚生労働省の責任が甚大である。それに加えて、被害者を救済しない・できない司法・裁判所(特に最高裁)や御用学者(恥ずかしくないのか?!)に加え、訴訟を上告審の最終段階で取り下げるという被害者原告弁護団にも問題があり、事件の加害者だけでなく、こうした被害者ではない事件関係者の悪質な対応ないしは愚かな失敗が積み重なり、被害者にすべてのしわ寄せが行って、今日においても一向に解決する様子がうかがえない悲惨な事件である。この国は、これで「先進国」などと言えるのだろうか。日本国憲法の規定(基本的人権)を積極的に生かし、とにもかくにも全被害者を無条件で救済せよ、ということである。:田中一郎)


4.(再掲)灼熱ワースト1は 断崖の斎藤知事~ お笑い維新研究8(西谷文和さん)【佐高信の隠し味】20240828 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=9VGoSfmFOIM

(上記VTRの中ほど、約27分経過あたりから、兵庫県の斎藤元彦知事や兵庫県の「日本維新の会」県議に関する西谷文和さんのプレゼンが見れます。必見の非常に鋭いコメントがなされています。:田中一郎)

(関連)「独裁者が反対者を粛清するかのような構図」 公益通報巡り百条委員会で専門家が指摘 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=eQo1OLjtBbU

(関連)最側近・片山安孝元兵庫県副知事が語る“告発者さがし”「知事から『徹底的に調べて』と」 斎藤知事も「そのように記憶している」と指示を認める  (2024年9月6日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=74YT8ddApBA

(関連)兵庫県の片山前副知事「徹底的に調べてくれと指示を受けた」、斎藤知事めぐる告発文書問題、百条委で証人尋問<前半>(2024年9月6日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=BJ3faLvWhLI

(関連)兵庫県の片山前副知事、元職員を急ぎ処分「知事から指示が出ていると聞いた」、斎藤知事めぐる告発文書問題、百条委で証人尋問<後半>(2024年9月6日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=PWKkuMXIvdE


5.市民団体が斎藤前知事と片山前副知事を背任の疑いで兵庫県警に刑事告発 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=xcEXFlUE1kQ

(関連)【独自】兵庫県元副知事が補助金増額を指示した県職員メモ 阪神・オリックスの優勝パレードの約1週間前 - サンテレビニュース
 https://www.sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2024/08/06/80317/


6.お笑い維新劇場 大阪万博を利用する「半グレ」政党-佐高信著、西谷文和著(平凡社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034637561&Action_id=121&Sza_id=C0

(西谷文和さん曰く、これで維新(日本維新&大阪維新)は、関西電力、JR西日本、サントリーの言うこと、やることには、逆らえなくなるでしょう、とのこと。その通りでございます。とりわけ関西電力に逆らえないということは、若狭湾の危険極まりない原発の再稼働に反対できないということを意味し、大阪府市あわせ住民にとっては由々しき事態です。:田中一郎)

(関連)関西電力グループ、大阪万博チケット20万枚購入 - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF3081N0Q3A031C2000000/

(関連)<独自>万博前売り入場券、サントリーホールディングスが15万枚購入へ - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/article/20231204-2LVMGC2MJVNPPHMKXTQPT3KAOU/

(関連)山陽新幹線のワゴン販売廃止も JR西日本、万博入場券20万枚購入 - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/article/20231025-2EFZEFSBEZLDPJVEMVRBAZGUKQ/

(みなさま、大阪万博なんぞに行ったらあきまへんで。危ないでっさかい。ガス爆発、地震・津波、熱中症、ウンコ臭いガス(SOx)、弁当持ち込禁止で飲食店少ない、能登復興再生の事実上の妨害、1970年の大阪万博などとは全く違う低レベルのイベントです。そもそも博打場・カジノを誘致する目的で、その準備のための公共事業狙いのイベントです。だから万博開催中のカジノ施設工事もやめようとはしていないのです。みなさまが万博に行ってしまったら、こんな低レベルのイベントでも「よかった、よかった」ということになり、また、維新(日本維新&大阪維新)は次のイベントばか騒ぎを企画するでしょう(何だかF1サーキットをやろうとしているという話も聞こえてきます)。カジノ・万博の全ての責任は維新(日本維新&大阪維新)にあります。維新(日本維新&大阪維新)を大阪から一掃すること、これが私が生まれ育った街=大阪が救われる唯一の近道です。このままいけば、大阪はボロボロにされてしまうでしょう(「新型コロナ」感染の最悪都道府県が大阪でした、お忘れなく)。:田中一郎)


7.マイナ保険証の欠陥補うたび「紙」の書類が増えた 受診方法なんと8パターン 混乱する利用者、役所も取り違え:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359184

(関連)「便利だから」では進まない マイナ保険証・電子処方箋はなぜ国民から避けられるのか  - 総合診療医の視点-命を救う5分の知識- - 谷口恭 - 毎日新聞「医療プレミア」
 https://x.gd/yQ7F7

(関連)マイナ保険証押しつけをやめさせ、今の保険証を残すためには、「押しつけ」犯罪人の河野太郎を次の衆議院選挙(今年10月か?)で落選させることが最重要=神奈川15区(茅ヶ崎・平塚他)で落選運動の全国大集会・大運動を!!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-9b30a9.html


8.日刊IWJガイド・非会員版「エマニュエル・トッド氏が腹をくくった!『ウクライナで米国が敗北すれば、NATOは崩壊し、欧州は自由になる』と大胆発言!」2024.10.12号~No.4351 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54000

(関連)【IWJ号外】タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビューの翻訳!(第3回)クリミア半島は、ウクライナとは歴史的に何の関りもなかった! ウクライナは、スターリンの意のままに形作られた人工国家だった! - IWJ Independent We
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525037
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(158):後始末もできない原発が膨れ上がる日本=青森県六ケ所村再処理工場の現状、稼働が許されない柏崎刈羽の使用済み核燃料を青森に運ぶな!、笑止千万の福島第1廃炉」をお送りします。

 この国の原子力ムラは、デタラメに次ぐデタラメを続けて、まもなく2回目の原発・核燃料サイクル施設の過酷事故へと突入していきます。福島原発事故の教訓が生かされているとすれば、それは原子力ムラのために、事故後に責任追及をされないように、また、事故被害者への賠償・補償や保護・支援にカネがかからないように、そして、どれだけ被害や損害や犠牲が出ても原発や核燃料サイクルは続けて行けるように、前もって「準備しておく」、ということくらいでしょうか。

「原発は安全、安い、クリーン、これ全部ウソ」(小泉純一郎)であるだけでなく、「原発推進の3種の神器=ウソ、カネ、オドシ」に代表されるように、原発・核燃料サイクルは「日本国中の邪悪を凝集した最悪サイテーの有害事業」であるということをお忘れなく。一刻も早く、絶滅させる、必要ありです。

 <別添PDFファイル>
(1)使用済み核燃料 初搬出、東電 柏崎刈羽から青森の施設へ、再稼働「地ならし」、矛盾先送り(東京 2024.9.25)
(2)核燃サイクル訴訟の経過と今後の展開(核燃阻止1万人訴訟弁護団 伊東良徳弁護士 2024.9.10)
(3)青森県六ケ所村再処理工場の近況(田中一郎 2024.9.24)
(4)デブリ回収難航、作業振出しに、カメラ不具合 再開時期見通せず(日経 2024.9.21)
(5)2051年までの廃炉完了は「現実的に困難である」、日本原子力学会委員会が「廃炉」報告(佐藤和雄『週刊金曜日 2021.5.28』)
(6)「研究」放射性廃棄物の処分(東京 2024.9.19夕刊)
(7)迷走プルトニウム:関西電力が抱える「特殊事情」、乾式貯蔵・拡大する急場しのぎ(毎日 2024.9.5)
(8)迷走プルトニウム:「先進」米独も難問の地層処分、乾式貯蔵・拡大する急場しのぎ(毎日 2024.9.12)


1.(別添PDFファイル)使用済み核燃料 初搬出、東電 柏崎刈羽から青森の施設へ、再稼働「地ならし」、矛盾先送り(東京 2024.9.25)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/356319

(関連)原発再稼働の賛否「新潟県民の民意を住民投票で示そう」…有志が署名集めへ 選挙じゃ物足りない理由とは:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359219?rct=tokuhou

(関連)「柏崎刈羽原発“再稼働”の是非は県民投票で」とする市民有志が条例制定の署名活動開始へ 新潟県 - 新潟のニュース・天気|BSN NEWS|BSN新潟放送 (1ページ)
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/1430312?display=1

(関連)【柏崎刈羽原発】“再稼働の是非を県民投票で” 市民団体が署名活動へ 《新潟》 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Zd2AsN_L8gc

(①この「核ゴミ」の青森県搬入は、地元新潟県での合意ができていない中での柏崎刈羽原発の再稼働準備(許されないフライング)、②一旦青森県に搬入されると永久に県外には出て行かない可能性大(許されない無責任)、③運搬用のキャスクの安全性に疑義アリ(インチキ会社が製造した)、④使用済み核燃料を船舶で運搬することは危険(沈没するリスクの軽視)、⑤青森県が「核ゴミ」の最終処分場になりかねない(「核ゴミ」問題の先送り・押しつけ)、 新潟県知事・青森県知事は何をしているのか?! 両県民は、かような知事を選挙で選んではいけない=いざという時には、みなさま県民のことなどは二の次・三の次にされ、福島原発事故の時のようなことになります。ところで原子力規制委員会はどこへ行った???、何をしている???:田中一郎)


2.関電 使用済み核燃料の搬出計画 “年度末までに見直し”|NHK 関西のニュース
 https://qr.paps.jp/4jCXM

(関連)福井県知事 関電の核燃料搬出計画見直しで経産相に指導求める - NHK - 福井県
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014574991000.html

(県民や県土を守らず、原子力ムラとその代理店政府の福井出張所みたいな知事ではダメじゃないの? 更迭したら?:田中一郎)
 <田中一郎コメント>
 関西電力若狭湾原発群の使用済み核燃料が青森県にある中間貯蔵施設=「リサイクル燃料貯蔵(RFS)」への搬入が拒否され、かつ再処理事業が進まないため、関西電力が福井県に約束した使用済み核燃料の県外搬出が進まない。これを自民党が過半数を握る県議会が問題視して、「搬出できないのなら老朽原発の再稼働は認めない」と関電に迫っている。いわゆるNIMBYで、決して褒められたものではない勝手なものだけれど、「トイレなきマンション」の原発の稼働がとまることは結構なことである。自分たちが原発マネーあぶく銭を欲しくて誘致した原発なのだから、そこから出てきた「核ゴミ」は自分のところで始末しろ、という話である(法制化が必要:そもそも使用済み核燃料の運搬が危険だという認識が必要)。他の県にとっては迷惑千万の話である。
 https://x.gd/LY1mw


3.核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団 - 核燃基礎講座(No.11)核燃サイクル訴訟の経過とこれから 伊東良徳弁護士
 https://1mangenkoku.org/news/20240902/

(9/10に開催されたZOOM講演です。当日の録画も資料も上記サイトにあります。話の中身は青森県六ケ所村再処理工場の建設差止裁判2つ他、全部で6つの裁判の現状(何故、こんなに長い裁判になってしまったか等)が解説されています。法律と裁判の話なので、ちょっととっつきにくいかもしれませんが貴重な講演ですので、是非ご覧ください。当日、私もイロイロと質問をしました。一番最後の「レッドセル問題」がこの話のキモです。既に再処理工場の規制基準違反が指摘されています。この国が原発・核燃に関しては法治国家ではないことを示しています。:田中一郎)

(関連)核燃基礎講座( No11) お話:伊東良徳弁護士 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Ux3W-Rh2YAM

(関連)(別添PDFファイル)核燃サイクル訴訟の経過と今後の展開(核燃阻止1万人訴訟弁護団 伊東良徳弁護士 2024.9.10)
 https://qr.paps.jp/ymcXb


4.(別添PDFファイル)青森県六ケ所村再処理工場の近況(田中一郎 2024.9.24)
 https://qr.paps.jp/K9P

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1.完成が2026年中に延期(27回目) 2024年9月までが約束
 (東電からの応援だけでなく関電などからもスタッフを応援派遣)

  2023年4月 3100ページ/6万ページ 間違いだらけ
  技術的能力に疑問(建設許可だけでなく管理運営能力にも疑問)
 (通常の民間ビジネスではありえない話=破綻プロジェクト)

  事故無くても大量の放射能を大気中と海に垂れ流す
  クリプトン85(ベータ核種・不活性ガス)
  トリチウム、放射性ストロンチウム、放射性ヨウ素129、炭素14他

  落雷で重要施設が共倒れ事故―六ケ所で再処理工場・基本設計の欠陥- 原子力資料情報室(CNIC)(2015年8月)
  https://cnic.jp/6847

  再処理工場だけでなく高レベル放射性廃液も危険(固化できない)

2.MOX燃料工場も完成を2027年度中に延期(8回目)
  MOX燃料は、危険(制御・冷却)、高コスト、再処理無意味

3.レッドセル問題と基本設計(伊東良徳弁護士)
 下記の通り、現状では青森県六ケ所村再処理工場は「指定基準」(原発の設置基準に該当)に適合しない状態

(1)再処理事業指定基準規則第7条第1項「安全機能を有する施設は、地震力に十分に耐えることができるものでなければならない。」

 当初の基準地震動は375ガル 少しずつ「机上」引上げ 600ガルへ
 東通原発他の核施設の基準地震動への影響防止=変えられず
 2006年アクティブ試験で放射能汚染=耐震補強工事が困難に 2016年
 基準地震動 700ガルへ変更(震度6強は最大加速度830~1500ガル)↑

 千島海溝大地震・大陸棚外縁断層(活断層)・再処理工場直下に活断層
 http://sanriku.my.coocan.jp/211221nihonkaikouE.pdf

(2)再処理事業指定基準規則第15条第4項「安全機能を有する施設は、その健全性及び能力を確認するため、その安全機能の重要度に応じ、再処理施設の運転中又は停止中に検査又は試験ができるものでなければならない。」
  アクティブ試験による放射能汚染で困難に

(3)同条第5項「安全機能を有する施設は、その安全機能を健全に維持するための適切な保守及び修理ができるものでなければならない。」
  アクティブ試験による放射能汚染で困難に

(4)レッドセルではこれらが満たされていないし、規制委員会はこの要件適合性を審査していない→変更許可の許可要件を満たしていないし審査もしていない=それだけで違法:基本設計とかは関係ない

4.再処理+MOX燃料の両工場の建設費用 17.5兆円(+4200億円)
  ずるずると費用が膨れ上がる=利権化

 再処理費用を電力料金から薄く広く徴収し積み立てしている(数兆円)
 電力会社が再処理から撤退しないよう「再処理機構」という屋上屋組織をつくり事実上の強制(法令も全量再処理主義)= 軍事目的の可能性

5.使用済み核燃料の青森県六ケ所村再処理工場への搬入計画に狂い
 福井県議会が激怒 2024年度中の計画再作成・老朽原発運転認めず
 経済産業大臣に関西電力への強い指導を要請

6.使用済み核燃料の乾式貯蔵の増加 豪雪地帯で安全性に疑義(空冷)

7.関西電力用(+中国電力)の使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画
  山口県上関町(伊方、上関、中間貯蔵) タカリ町長の個人プレイ
 (山口県側の反対が根強く、建設の見込み立たず)
以 上
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)日本原燃再処理工場、申請書3100ページに誤り 日程ありきで提出:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASR4G66F1R4FULBH005.html

 <田中一郎コメント>

 上記は日本原燃という会社に核燃料サイクルを運営する能力がないことを示している。完成延期ではなく、中止命令を出すべきである。このまま再処理事業を日本原燃にやらせることは極めて危険で、破局的な大事故につながる。また、この日本原燃も日本原電(茨城県)と同様に、もうかれこれ何十年もの間、何のアウトプットもないままに、危険な「核ゴミ」だけを生産し(2006年のアクティブ試験で大量に発生)、海と空に危険な放射能を大量にまき散らした他、再処理設備を汚染してしまったため「レッドセル問題」を引き起こし、にっちもさっちもいかなくなっている。

会社の経理も不透明極まりなく、我々の電気料金に上乗せされた「再処理費用」とやらが無駄にデタラメに使われ、それについての詳細な説明もなければ、国会での追及もない状態である。上記でも申し上げたが「この国が原発・核燃に関しては法治国家ではないことを示しています」が典型的に現れているのが、この再処理と核燃料サイクルである(最近では日本原燃は有価証券報告書も作成・公開しなくなったらしい)。諸悪の根源は政治であり、この核燃料サイクルもまた原発と同様に「政治の力」だけで推進されている。一刻も早くホンモノの政権交代を実現しないと、我々の命が危ない。

(関連)落雷で共倒れ事故―六ケ所で再処理工場・基本設計の欠陥― - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/6847

(原理的には福島原発事故時に於ける電源確保問題と酷似している。いわゆる「共倒れ」である。能力のない組織=想像力の欠如した事務屋にやらせるとこうなる。この事故はまた再び、スケールを大きくして再発するだろう。危険が危ない! 青森だけでなく東日本全部が青森県六ケ所村再処理工場の大事故で破滅する!!:田中一郎)

(関連)青森・六ケ所村の核燃料再処理工場、27回目の完成延期が確実 「サイクル政策」破綻で各原発内長期保管が常態化:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/314183

(関連)27回目の完成延期、使用済み核燃料の再処理工場 MOX燃料工場も:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS8R1F3XS8RUBNB002M.html

(関連)またも延期された「核燃料サイクルの肝」再処理工場の完成 27回目、青森知事もあきれる事態に…何が原因?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/353720

(関連)度重なる再処理工場の完成延期 国の核燃料サイクル政策への影響は 青森県議が質疑(ABA青森朝日放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fbe011d5ebb156277674d3b1726b5ade579b0845


5.専門家が指摘、福島の廃炉「2051年完了」は無理 宮野廣・原子力学会廃炉委委員長に聞く- 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/829505?display=b

(関連)(別添PDFファイル)デブリ回収難航、作業振出しに、カメラ不具合 再開時期見通せず(日経 2024.9.21)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO83611250Q4A920C2EA4000/

(関連)採取装置がデブリに触れたのに…福島第1原発、今度はカメラに異常 「原因が分かるまで進めない」と東電:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/354755

(関連)燃料デブリの取り出し作業中断 再開の見通し立たず 福島第1原発 - 毎日新聞
 https://x.gd/vClYk

 <田中一郎コメント>
 福島第1原発の廃炉は次の理由からできません。①放射能がきつくて作業が技術的に不可能であることに加え、無理に強行すると被ばく労働を大量に発生させる(人権問題)=「ヤレヤレ・やるやる」と言うとる奴がヤレ!!、②取り出した800トン近くの危険極まりない放射能デブリをどこへ持って行くのか? そんなものを受け入れてくれる都道府県もなければ地域もない。結局そこへ置いておけ、ということになるのは必定で、だったら最初から取り出さなくてもよい、事故原子炉を廃炉にして解体すると膨大の量の「核ゴミ」が発生する。これも後始末できない。原子力ムラの原子力学会がこのように言っているのだから、できないものはできない。

結局、福島第1原発の廃炉は原発の新規建設が進まずに業界として斜陽化している原子力産業界を救済するために、福島県民をだまして「できもしない廃炉」を「さもできるかのような粉飾された廃炉」にして、自分たちのためのビジネスとして展開し、「できない・できない」で事業が長引けば長引くほど、収入は確保されるという、原発過酷事故後の詐欺ビジネスとなっているわけである。税金と電力料金のムダの極致、かつ、二次災害のリスクがあるので、さっさとやめさせて「石棺化」するのがBESTの選択だ(福島県民よ、もっとしっかりしろよ、また騙されているぞ、このインチキ廃炉ビジネスの費用を、自分たちの生活再建のために使わせろと、立ち上がるべきだ)。

◆(別添PDFファイル)(必読・重要)2051年までの廃炉完了は「現実的に困難である」、日本原子力学会委員会が「廃炉」報告(佐藤和雄『週刊金曜日 2021.5.28』)=廃炉不可能の最大の理由は、大量に発生する「核ゴミ」です。
 https://qr.paps.jp/lZpo


6.(別添PDFファイル)「研究」放射性廃棄物の処分(東京 2024.9.19夕刊)
 https://qr.paps.jp/hRdOH

(関連)(必要な知識)放射性廃棄物とは - 放射性廃棄物の処理・処分 | 電気事業連合会
 https://www.fepc.or.jp/nuclear/haikibutsu/about/index.html

(関連)低レベル放射性廃棄物等の処理・処分を巡る動向等について(原子力委員会2021.12.21)
 https://www.aec.go.jp/kaigi/teirei/2021/siryo43/2_haifu.pdf

(関連)低レベル放射性廃棄物輸送 島根、伊方両原発から青森:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/357498

(関連)20240918【放射能拡散に反対する会】汚染土再生利用は安全なのか?実証事業の実態を暴く!オンライン学習会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hzp8SLxnpyo&t=23s

(原発で発電した後に出てくる「核ゴミ」をどうするかを決めないで、わずかの期間の発電を利用し、後は気の遠くなる期間の「核ゴミ」管理が必要になる、そんな「アリとキリギリス」(イソップ童話)のキリギリス発電を繰り返してきた日本、いよいよ「フン詰まり」に苦しむことになりそうだ。にもかかわらず、経団連というノーナシ・マヌケ・無責任の経営者の集まり組織が下記のような「アンケート」ならぬ「印象操作」イベントまでやって、原発にしがみついている。日本経済が没落していくのも、かようなノーナシ・マヌケ・無責任の経営者のおかげだと認識して、まず間違いない。:田中一郎)

◆経団連の「9割の企業が原発再稼働必要」は、印象操作ではないか? 傘下1700社のうち回答わずか167社なのに:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359912

(関連)核のごみ最終処分は「国の責任」っていうけど…大丈夫? 文献調査が進む北海道の町村で起きていること:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/231170

(関連)「核のごみ」を困窮する自治体に…まるで「悪徳商法」 脱原発依存を貫く元札幌市長、「国のやり方」に警鐘:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/326855


7.迷走プルトニウム - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/plutonium/

(1)(別添PDFファイル)迷走プルトニウム:関西電力が抱える「特殊事情」、乾式貯蔵・拡大する急場しのぎ(毎日 2024.9.5)
 https://mainichi.jp/articles/20240813/k00/00m/040/100000c

(2)(別添PDFファイル)迷走プルトニウム:「先進」米独も難問の地層処分、乾式貯蔵・拡大する急場しのぎ(毎日 2024.9.12)
 https://mainichi.jp/articles/20240814/k00/00m/040/113000c

(3)迷走プルトニウム:利用計画は年間わずか0.7トン 日本にたまり続けるプルトニウム 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240815/k00/00m/040/106000c


8.立民代表選、薄れる「原発ゼロ」 衆院選見据え現実路線:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024091901040&g=pol

(関連)立憲民主党代表候補、原発巡り現実路線 「即ゼロ」印象払拭狙う - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1424J0U4A910C2000000/

(「現実路線」ではなくて「破綻路線」「破滅路線」「ボケボケ路線」である。党綱領に違反して原発推進を言い、党綱領に反して中共中国との戦争準備法案にことごとく賛成をする、この立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」に未来はない。さっさと消えろ!:田中一郎)

◆石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(1):10.27衆院選では自民・立民両党への投票をやめ、他の立憲野党に投票しましょう<日本国憲法主義、再稼働ナシ脱原発、国民生活優先が3つの柱>- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-f4966a.html

◆石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(2):10/27衆院選の争点は、裏金・統一教会一掃、「壊憲」阻止、脱原発、アベスガキシダ政治の抜本転換、野田佳彦「脱憲反民主党」の全滅だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-f4eb97.html


9.その他関連サイト

(1)あおタイムス AO-TIMES - YouTube
 https://www.youtube.com/channel/UCMIjZvJTHXimDJ-VfI4w74A

(2)原発・出口なき迷走 原発は「脱炭素電源」か 続々と回帰する世界 日本はどうする?-毎日新聞
 https://x.gd/8hpAi

(3)超危険な老朽原発 美浜3号機を止めろ! | 週刊金曜日オンライン
 https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2023/02/02/genpatsu-37/

(4)南海トラフ臨時情報が出ても対応なしの原発も「注意」でも「即停止すべき」識者が批判 AERA dot.
 https://dot.asahi.com/articles/-/233064

(5)「柏崎刈羽だけ国が特別扱いするのはなぜ?」 原発の住民避難対策、島根県の丸山達也知事が怒ったワケは:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/354088?rct=tokuhou

(このタカリ野郎、オレたちにも原発あぶく銭をよこせ、などとほざいている。お前それでも県知事なのか?!:田中一郎)
草々

2024年10月12日 (土)

石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(2):10/27衆院選の争点は、裏金・統一教会一掃、「壊憲」阻止、脱原発、アベスガキシダ政治の抜本転換、野田佳彦「脱憲反民主党」の全滅だ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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 「石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(2):10/27衆院選の争点は、裏金・統一教会一掃、「壊憲」阻止、脱原発、アベスガキシダ政治の抜本転換、野田佳彦「脱憲反民主党」の全滅だ」をお送りいたします。2日前の下記の続きです。

◆石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(1):10.27衆院選では自民・立民両党への投票をやめ、他の立憲野党に投票しましょう<日本国憲法主義、再稼働ナシ脱原発、国民生活優先が3つの柱>- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-f4966a.html

これまで数日間の他のMLでの議論をまとめて掲載いたします。少し長いので2回に分けることにしました。自分自身で再読して、一部表現その他を加筆修正していますが、主旨に違いはありません。石破茂新総理の公約違反=極端に早期の国会解散選挙を受けて立ち、2024年が日本の政治の転換点=「世直し」スタートの地点となることを祈っています。可能な限り広範に上記の私の2つのブログ(1)(2)を拡散していただければ幸いです。

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 <10/27衆院選の争点は、裏金・統一教会一掃、「壊憲」阻止、脱原発、アベスガキシダ政治の抜本転換、野田佳彦「脱憲反民主党」の全滅だ>

 最優先の争点は「壊憲」阻止です。「壊憲」派が衆議院の2/3以上を占めないよう立憲主義の野党に投票しなければいけません。しかも立民ならぬ「脱憲反民主党」以外の立憲野党に、です。「壊憲」阻止勢力は「裏金・統一教会一掃」勢力とほぼ一致しますから、明言はなくても両者は概ね同じ勢力に投票すればいいことになります。問題は脱原発と「アベスガキシダ政治の抜本転換」です。「アベスガキシダ政治の抜本転換」には「国民生活最優先の経済政策」を含みます。

立民ならぬ「脱憲反民主党」の野田佳彦代表は、岸田政治を継続するようなことを言い、また、脱原発はしない、と明言していますので、この野田佳彦「脱憲反民主党」へもまた、投票しない方がいい、ということを意味します。これらを総合的にまとめ、「世直し」を願う有権者・市民の投票方針は下記のようなことになるのではないかと思われます。みなさま、おそろいで、下記の通りの投票を大挙してお願い申し上げます。

*石破茂自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党、参政党は「壊憲」勢力であり、また、日本維新の会の代表の馬場伸幸が自民党と慣れあって、自民党の政治資金規正法改正案に賛成をしてしまうなど、様々な事柄について自民党補完勢力です。絶対に投票をしてはいけない政党(及び所属候補)です。この連中が主導して日本を破壊し、没落・破滅へと導いていると言っても過言ではありません。こうした「壊憲」勢力との選挙共闘もあり得ません。(もし共闘していたら、その政党らに投票はしないことが肝要)

*「裏金・脱税・居直り」議員がいる小選挙では、「脱憲反民主党」も含めて、「壊憲」勢力以外の野党統一候補に投票してください(野党統一候補がいない場合は最も当選しそうな「壊憲」勢力以外の候補)。他方、「裏金・脱税・居直り」議員がいない小選挙区では、「脱憲反民主党」以外の立憲野党に投票をして、極力、「脱憲反民主党」候補を落選させてください。

*比例区では、「脱憲反民主党」への投票はせず、彼らの比例区議席を「ゼロ」に落とし込むとともに、他方で、比例区では、「脱憲反民主党」以外の立憲野党に投票してください。極力、今回の衆議院選では、日本国憲法の継承・発展を主張する立憲主義勢力を増やしておく必要があります。
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1.(石破茂総理は、裏金議員は今回も今後も党の公認としない、と何故、言えないのか?)石破首相、裏金議員の重複立候補認めぬ方針 一部は非公認も 衆院選 - 毎日新聞

(1)石破首相、裏金議員の重複立候補認めぬ方針 一部は非公認も 衆院選 - 毎日新聞
 https://x.gd/dasSo

(関連)「高市、用意しとけ」次の総裁選に向けた麻生氏の助言 高市早苗氏が目指す総理の座 石破政権の次を見据え課題払しょくに動き - TBS NEWS DIG
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1471404?display=1

 <田中一郎コメント>

 石破茂総理は、裏金議員は今回も今後も党の公認とはしない、と何故、言えないのか? 小泉純一郎の郵政選挙の時は、郵政法案に反対した党員議員は公認されず、かつ、刺客候補が擁立された。裏金議員に対しては、野党に統一候補の刺客候補を立てられるのではなく、自分たちが刺客候補を立てればいい。そうしてこそ、総理としての「裏金・脱税・居直り」は断固として認めないという覚悟が明確に見えるのだ。

有権者・国民の最も関心の高い「裏金・脱税・居直り」問題で、総裁選前の発言を翻して「党内融和」などと言っている腰抜けには、短命政権の憂き目が待っている。大きな政治的な賭けから逃げて自己保身を図るような人物に、今の自民党を変えることなどできない(このことはガラクタばかりの集合体となりつつある立憲民主党についても言える)。

そして、この腰抜け・単純うそつきの石破茂の政権の後に控えるのは、ネオナチ・ツーショットの高市早苗チンピラ似非右翼と、ヒトラーの手法を見習ったらよいと強弁するアホウタロー(麻生太郎)のコンビが日本政治の権力を握るスケジュールである。アホらしい政治がいつまでも続いていく。これを止めるには、自民党を来たる衆参両院の選挙で少数政党に転落させることである。簡単なことだ。有権者・国民次第である。)

(2)完全に剥げた石破茂新首相の善人ヅラ 自民裏金議員公認に国民の驚愕|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361532

 <田中一郎コメント>

 この日刊ゲンダイ記事の終わりの方に次のような記載がある。

「(立憲民主党の小川淳也幹事長の地元・香川一区に対立候補を擁立した日本共産党の香川委員会関係者の談)今年に入り、県連代表代行で小川氏の元秘書の県議が、自民県議と共に国防思想の普及・啓蒙を目的とする『四国防衛議連』を結成。選挙区・高松市の立憲系市議は、軍事利用に道を開く高松港の『特定利用港湾』指定に反対していません。いずれも共闘条件に逆行する動きであり、残念ながら一本化は難しい」

 野田佳彦立憲民主党など、野党第1党の名に値しないのではないか。その1つ前の泉健太立憲民主党もまた、菅義偉や岸田文雄の政権時代においてもご多分に漏れず、「経済安全保障推進法」や「経済秘密保護法(SC法)」をはじめ、自民党が国会に提出してくる戦争法や戦争準備法にことごとく賛成をし、立憲主義を放棄していた。野田佳彦が代表になっても、その戦争準備方針や対米隷属最優先の政策は変わらず、また、ホンモノの「世直し」勢力形成のための地道な活動もせず、消費税減税や廃止はしないとはっきり明言してリベラル勢力や「世直し」市民を拒絶している状態だ。

他方で、ゴロツキ不祥事「日本維新の会」ににじり寄り、野田佳彦立憲民主党にとっての「候補者統一」とは、「日本維新の会」&国民民主党(御用組合「連合」の小間使い)との「壊憲」共闘にすぎない。こんな第2自民党のような政党など、もはや相手にしなくてもいい。自公や「日本維新の会」・国民民主党と同じように、「ゆ党」として扱い、まとめて落選・一掃する勢力とみなして動けばいいのだ。何故なら、こんな連中が政権交代を担っても、日本の政治は微塵も変わらないからだ。要するに、時間のムダ、である。

有権者・国民が選択すべき投票行動は、自民・公明・維新・国民・立民をまとめて落選させ一掃するべく、立憲民主党以外の立憲野党に大挙して投票することである。立憲野党はそのための統一候補を全国の小選挙区に用意していただきたい。歴史の転換点=政治が主導する危機の時代において、未だに選挙での投票先を「好き嫌い」で判断して投票する愚かしさは申し上げるまでもない。かつて大日本帝国が滅亡したように、また再び日本国が滅び去ってもいいのですか? という話である。今度は、半永久的に、戦後復活などあり得ないかもしれないのに、だ。(最大の危機は原発大推進)

(3)れいわ大石晃子氏は「正論」掲げ懲罰動議…かつて国会ではプラカード抗議で怒声など日常茶飯事(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d7b9a8f9649a446ab8fe23c323dbb95c7831e08a

(れいわ大石晃子氏、断固支持!! 徹底的にやるべし、マスゴミは大石議員を応援する報道を行え! 懲罰にかけるべきは「裏金・脱税・居直り」議員どもだ。国会が無法サカサマ地帯になってしまっているぞ、:田中一郎)

(4)佐藤優「ニッポン有事!」モサド元高官が筆者に語った! ヒズボラ「ポケベル爆破工作」真相 - Asagei Biz-アサ芸ビズ
 https://asagei.biz/excerpt/81356

(この人物をどこまで信用していいかは???である。)

(関連)日刊IWJガイド・非会員版「米国では追加増税と徴兵制の復活が待っている!- 米国のランド研究所『国家防衛戦略委員会』報告書は軍拡と同盟国の『協力』を求める!」2024.10.5号~No.4345 What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53972


2.(受信メール)中央で一本化が成立しない場合でも、期限を決めて候補者を一本化し、推薦・支援する決断
 <つなぐ・つながる通信2024/10/7(転送歓迎、重複ご容赦)>

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 市民連合あだちでは、東京13区において共産党からの立候補予定者と政策協定を手交し、さらに10月5日に開催した決起集会において推薦・支援を表明しました。

(1)過去2回、一本化は上から降って来なかった足立では、過去2回の衆議院選挙において立憲民主党と共産党候補の一本化がならず、自民党政治を倒すための取り組みが十分には実行できませんでした。この経験から市民組織としての力をつけるために、昨年の足立区長選には「市民連合あだち」が主体となって候補者を擁立し、選挙戦を戦いました。その活動の中から運動の進め方、選挙での活動の要点などを学ぶことができたのではないかと思います。

(2)独自に期限を決めて候補者を一本化し推薦・支援する、そういった経験をもとに今回の衆議院選挙では、立憲野党の共闘と候補者の一本化を求める活動を立憲野党の地域組織、本部へと働きかけを一層強めてきました。

それだけでは前回と同じ取り組みになってしまいます。今回新たに私たちが方針として決めたことは、中央で候補者の一本化が成立しない場合でも、立憲野党の地域での日常の活動から判断して、独自に期限を決めて候補者を一本化し推薦・支援するということでした。今回、東京13区では、共産党の沢田しんごさんのみが予定候補者として名乗りを上げていましたので、推薦・支援するという決断に至った次第です。

写真と報告:: https://tunagu2.jimdofree.com/

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(私の返信:賛同します:モデルケースにいたしましょう)

(1)野田佳彦立憲民主党(「脱憲民主党」)を排除すること、

 今回の衆議院選の課題は、石破茂「単純ウソツキ政権」と野田佳彦「第二次「口先やるやる詐欺」政権」(第5列)を大敗北に追い込むことです。(第1列=自民党、第2列=公明党、第3列=「日本維新の会」、第4列=国民民主党、第5列=野田佳彦(枝野幸男)(泉健太)立憲民主党)

(関連)第五列(ダイゴレツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
 https://qr.paps.jp/fM4mj

(2)「れいわ新選組」と社会民主党、生活者ネットや緑の党にも声を掛け、日本国憲法主義と脱原発(脱炭素=GX推進=原発大推進ではありません)と、消費税減税・廃止を含む国民生活最優先の政策の3つを基本とする。

(3)継続的な組織に成長させる

をメイン課題にしてほしいです。私の地元12区にも声を掛けます。

(板橋は立憲民主党・日本共産党のいずれかの候補に一本化し、下村博文を落選させてください=有田芳生氏と萩生田光一が対決する八王子と同様に最重要選挙区の1つです)


3.(他のMLでの議論です)「壊憲」阻止の立憲野党は立民ならぬ「脱憲反民主党」以外にもあります

(受信メール)
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みなさん、田中一郎さん

田中さんのお気持ちはわかるのですが。立憲の人はすべて9条改憲に賛成なのですか。野田氏は嫌いでも9条改憲阻止の方は、過半数はいると思いますが。国民・市民は騙され敵が攻めてきたら、という脅しに負けていると思います。しかし、本音は真から平和を願っています。

野党は折り合って改憲阻止1/3を超える議員を確保しなければなりません。

(以下、中略=省略部分に異議はありません)

国民の多数は改憲阻止だと思い、それをどう議員の数の力にするか、問われていると考えますが。コメントお願いします。
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(私からのコメント)

 お気持ちはわかりますが、「壊憲」阻止の立憲政党は野田佳彦立民ならぬ「脱憲反民主党」以外にもあります。10/27の衆議院選では、そうした「脱憲反民主党」以外の立憲政党に投票いたしましょう、ということです。また、そうした政党は、常日頃より連携を強め、小選挙区での当選確率を高める努力をお願いします。日頃の努力失くして、「選挙の時だけお祭り騒ぎ」をしていても、日本の今日の政治情勢ではラチがあきません。

野田佳彦「脱憲反民主党」については、今回の選挙で「厳罰」に処する必要があります。十数年ぶりにやってきた政権交代のチャンスに、泉健太というノーナシ代表を長く続けさせ、そのあとの代表選挙には、野田佳彦と枝野幸男という失敗2兄弟しか、事実上立候補しないという体たらくぶり、こんな野党第1党を甘やかして長生きさせているから、日本の政治はどんどんひどくなり、その政治が主導して日本の没落や破滅が迫ってくる事態となっているのです。(1990年代の政治改革はことごとく失敗です=今日の窮状はその失敗の必然的結果です)

(立民代表選は上記2人があとの2人に推薦人を「ご用達」してやって行った茶番劇だった)。「脱憲反民主党」のどいつもこいつも自分で政治的なリスクを取って、有権者・国民のために代表選を闘い、そのあと政権奪取へ向けて立ち上がろうとはしない、つまり現状では、口先だけできれいごとを並べているだけの、「改革お飾り」政党にすぎない。自分の議席さえ確保できれば、あとはどうでもいいのでしょう。だからこそ、「何とか基本法」案とやらをつくって脱原発は棚上げしたまま、原発再推進・再稼働容認・核燃料サイクル見てみぬふりをする、あるいはまた、平和主義を標榜しながら、「経済安全保障推進法」や「経済秘密保護法(SC法)」(令和版スパイ防止法)をはじめ自公政権が国会に提出したほとんどすべての戦争準備法案・戦争挑発法案に賛成をし、日本の戦争屋たちに、らくらくと対中共中国や北朝鮮との戦争を、アメリカの言われるがままに、アメリカの虎の威を借りて、アメリカの手下として、仕掛け始めさせる状態を許してしまっている。

こんな連中、何が野党第1党でしょうか? 有権者が厳しく「しつけ」ればいいのです。日本国憲法を文字通り実践する立憲主義を強力に実践できない人間は、自民党か国民民主党にでも行け、立憲・護憲と言っているが、本音は「壊憲」、こんなのが今の「脱憲反民主党」には相当数在籍している(野田佳彦や泉健太のグループなどはその典型ではないか?)可能性は高い。だから、今こそここで、「脱憲反民主党」の候補者たちを、一部の例外選挙区を除き、全滅させるとともに、比例区でも「脱憲反民主党」には投票するのをやめましょう・他の立憲政党に投票しましょうの「一大国民運動」を展開するのです。

枝野幸男、泉健太、野田佳彦と続く、有権者無視・支持者踏みにじり・御用組合「連合」最優先のこの失敗団子3兄弟で代表選挙をヌケヌケト行った、このダメ政党に、私たちは怒りの「NO!」を今こそ突きつけるべきです。でなければ、恐らく今後も、このダメ政党は、我々を小馬鹿にして無視し続けるでしょう(都知事選を見ればお判りですね)。それは自民党が、自分たちに投票する有権者を「B級愚民」だと見下して、「つべこべ言っていても、どうせ国民とやらは我々自民党に投票するのだ」と、タカをくくっているのと同じです。

(事実、やっぱり多くの有権者は自公に投票しているでしょう、こんな状態で政権交代などあり得ません)
◆昭島市長選挙 2024年 開票結果や投票率は? 投開票10月6日 - NHK
 https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/012/81/

 にっちもさっちも行かなくなってから、やっぱり立民ならぬ「脱憲反民主党」はだめだった、などと言ってももう手遅れです。日和見・中途半端な人たちは、目先のことしか考えずに、よりまし選択、とか言って、自分の好き嫌いを優先させて投票して、結果的に、政治が主導する日本の危機を深めていきます。愚かという他ありません。

私からの提案は、もうご認識いただけたと思いますが、再度、略記しておきます。

10/27衆院選では、石破茂自民党&その補完勢力(公明・維新・国民)と野田佳彦「脱憲反民主党」の両方全員落選させる、みなさまは、「脱憲反民主党」以外の立憲政党に大挙して投票してください。その他の立憲政党は、そのための受け皿の「一本化候補」を用意してください。「日本維新の会」と国民民主党はいりません。両方とも「壊憲」勢力です。

来夏参議院選挙では、「脱憲反民主党」の代表を交代させ、女性が大半の執行部とNEXTキャビネットを早急に立ち上げ、今度こそ、この清新マドンナ立憲民主党執行部を総大将にして、(絶対に有権者を裏切らない)積極的日本国憲法主義、再稼働ナシの脱原発と福島原発事故の後始末、消費税減税をはじめとする有権者・国民の生活最優先の経済政策、の3つを大黒柱とする政策公約を掲げ、協力野党がWINWINの関係で取り組むホンモノの「市民と野党の共闘」を極力早く展開することで、参議院選挙で一気に自公、及びその補完勢力の過半数割れを実現させましょう。政治改革は、まずは参議院を制することから始めるのがやりやすい、短命政権の石破茂の後が誰であろうとも、ともかく、政治が主導して日本を没落させ、破滅に導く事態を防ぐ、政治や行政の私物化を許さず、日本の「世直し」を少しずつしっかりと実現していく、そんな政治情勢や社会環境を創っていく、ということです。

石破茂自民も、野田佳彦「脱憲反民主党」も、ともに退陣ありき、です。くれぐれもお間違いなく。危機の時代の日和見や中途半端は事態をどんどん悪くし、「世直し」改革を遅らせて、危機を深めていくことになります。それは歴史が証明しています。「千里の道も一票から」ですので、よろしくお願い申し上げます。


4.野田佳彦「脱憲反民主党」候補は自民党と大差なし=それ以外の立憲政党に「好き嫌い」を捨てて大挙して投票してください

(受信メール)
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<今回は裏金追放選挙でしょう>

みなさんありがとうございます。一緒に努力しましょう。同じ考えのメーリスから、街頭に立って訴えてくださると良いと思います。

今回は裏金追放選挙でしょう過去民主党政権が誕生したのは「年金問題と反貧困」でした。●勝因はこれまでの浮動票、棄権者が大多数投票所に足を運んだからです。★それゆえ今回裏金議員を全員落選させる。裏金議員(自民党)以外は立憲・共産・れいわ等どの政党に投票してもかまいません。それには、これまで棄権していた方に投票所に向っていただく、と言うことでしょう。★このことに重点を置くことでしょう。これが実現できれば、野党は大勝利となるでしょう。

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(私からのコメント)

 野田佳彦「脱憲反民主党」の候補たちは自民党と大差ありません。10/27衆院選では、それ以外の立憲政党に「好き嫌い」を捨てて大挙して投票してください。野田佳彦「脱憲反民主党」に投票して中途半端な形で議席増の「勝利」を「脱憲反民主党」にもたらせば、そのあとがロクデモナイ、与野党入り混じってのヘドロ政治につながっていきます。10/27衆院選は、似非「立憲主義」の「脱憲反民主党」に代わって、しっかりと日本国憲法主義、脱原発、国民最優先の経済政策を担える勢力を増やしておくことが重要です。間違っても「脱憲反民主党」に投票することは禁物です(そんなことをしても日本の政治は悪くなるばかりです)。

そして、政治決戦は、来年夏の参議院選挙です。ここで「地滑り的な大勝利」を期して、これから「立憲主義」各野党と市民との全力共闘がスタートです。

いつまでもニセモノ野党第1党に「しがみつく」のはやめましょう。裏切られて、近未来に、やっぱり駄目か、と後悔するのが落ちです。しかし、その時になってからでは遅いのです。野田佳彦「脱憲反民主党」は政権を取れば、2009年民主民進党の時よりももっともっと露骨に背信的な政策を次々とやること必定です。甘い考えは捨ててください。(既に都知事選で経験済みです。)


(10/8の「共同テーブル」の集会でスピーチをした沖縄の山城博治さんは、今度の衆院選のホントウの争点は「裏金」なんかじゃない、と強調していました。沖縄が戦場になりそうな今、その発言には重みがあります)(下記サイトの58分くらいのところからです)

(関連)20241008 UPLAN 共同テーブルシンポジウム:自治・分権を壊し中央集権国家が誕生~地方自治法改悪の真の狙い - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=wLQNkdNb-m4

(余談:上記の最後のところで「会場からの質問」がありますが、ここで私は「自治体のシステム仕様が国・総務省によって画一的に統一されようとしており、これでは自治体の多様性・独自性・柔軟性が、事務取扱の面からがんじがらめにされて、失われるのではないか(つまり地方自治の観点から、そんなシステム仕様の統一などしなくていいという意味)」と質問しています。回答しているのは多摩市の阿部市長です。私はその回答に「???」を感じます。田中一郎)


5.石破大敗なら「高市首相・立憲野田」コンビで“右翼政治”:古賀茂明

◆次の総選挙で迫られる「究極の選択」 石破大敗なら「高市首相・立憲野田」コンビで“右翼政治”の恐怖も…古賀茂明(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a0762b720f06b62ec82493881194cd5547672057

 <田中一郎コメント>

 石破茂自民を「裏金・脱税・居直り」議員落選に追い込んでも、それが野田佳彦「脱憲反民主党」の勝利と結びついているのなら、古賀茂明氏が言うように、今度は「高市首相・立憲野田」コンビによる与野党巻き込んでの、有権者・国民そっちのけの「ヘドロ政治」へと推移していくことになるでしょう。いずれにせよ、野党第1党が野田佳彦「脱憲反民主党」では、日本の政治は変わらない・変えられない、のです。

この歴史的なタイミングで、まだこの期に及んで、野田佳彦なんぞを枝野幸男なんぞと党首戦を闘わせて、その結果、野田佳彦なんぞを代表に選ぶような政党、そんなものには、さっさと消えていただく、党そのものを解散に追い込んでもいいのだけれど、ラストチャンスで、女性大半の執行部・閣僚の「新執行部・ニュー立憲民主党」を立ち上げてイメチェンの上、積極的日本国憲法主義と、再稼働ナシの脱原発と、国民生活最優先で、一気に政権奪取を狙ったらどうですか、と申し上げているのです。目先の裏金・脱税問題など、ホンモノの政権交代が実現すれば、3カ月もしないうちに、ほぼ全部片づけられるでしょう。つまり、そんなものは、本当の選挙の争点などではないということです。

ともかく、10/27衆院選は、裏金脱税議員の落選と、野田佳彦「脱憲反民主党」の消滅、この2つが、「世直し」勢力が全力を挙げて実現すべき目標です。「世直し」は、それを実現する中核勢力なくして不可能です。野田佳彦「脱憲反民主党」の比例区議席は「ゼロ」へ、これを「永遠のゼロ」にするか否かは、立憲民主党の態度如何です。「きれいごと」にたぶらかされて、迷走していては「世直し」はできません。


6.何故、「脱憲反民主党」以外の立憲野党への投票集中を強く呼びかけないのか?!

 私が理解しがたいのは、「何故、野田佳彦「脱憲反民主党」以外の立憲野党への投票集中を強く呼びかけないのか?!」という点です。「裏金・脱税・居直り」や統一教会との癒着・融合などは許しがたいという点では、何の違いもないのですから、あとは野田佳彦「脱憲反民主党」に対する対応や、目の前に迫る衆院選、そして来年の参院選に、立憲野党や「世直し」市民はどう立ち向かえばいいのかという議論です。

これまで何度も書いてきたように、石破茂自民も、高市早苗チンピラ似非右翼・ファシスト自民もダメですが、他方で、野党第1党の立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」も看過できないほどにダメなのです。既に広範な有権者・国民の信頼を失っており、それを回復しようとして、自民党の戦争・原発路線に露骨にすり寄るようなことをし始めていて(何が穏健保守だ! ボケ!)、これは戦前の大政翼賛会的な動きの再現(戦前でも、社会大衆党は翼賛政治体制構築の先頭に立ち、結局それも、近衛政権の挫折と共にグロテスクな戦争ファシズム体制へと変質していきました)と言わざるを得ません。歴史は繰り返す、のです。自民・公明 VS 立憲民主党・国民民主党(おまけがチンピラ似非右翼の「日本維新の会」)という、この似非与野党の泥仕合政治体制そのものが、戦前の政友会・民政党のカネまみれ・無能政治の繰り返しではありませんか?

この情勢下で、まるで観客民主主義の本領を発揮するかのように、「裏金・脱税・居直り」と反日統一教会を退治するためと称して、今度の選挙は「脱憲反民主党」へ投票をとか、自民の議席を減らせれば何でもよくて、それが野党共闘のあるべき形だ、そのあとのことは知らない、などと言うことでは、これまでの繰り返しになりますよ、と申し上げているのです。

戦前のように、社会大衆党・社会民衆党以外には、政治弾圧によりまともな野党政党が存在しないのならともかく、立憲野党は他にも存在するわけですから、有権者は彼らに大挙して投票をすることで、今日のヘドロ化する政治情勢を転換しながら「世直し」を進められると申し上げているのです。何故、「脱憲反民主党」以外の立憲野党への投票集中を忌避するのか理解に苦しみます。(これも何度も言いますが「脱憲反民主党」以外の立憲野党は少なくとも小選挙区では候補者を統一してください)

他の立憲野党では勝てない、他の立憲野党は嫌いだ、これが私が申し上げている観客民主主義だ、日和見・優柔不断・AKB総選挙だ、ということです。山の上から「勝てそうなのはどこだ」とばかりに様子見をし、従来の発想から抜け出せずに、うまく行かなかった従来通りの判断で投票を繰り返す。似非リベラルをリベラルと勘違いし、何だかおかしいぞと思っても、立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」はリベラルだと自分に言い聞かす、自分の政党への好き嫌いを優先させてそれに理屈をつける、そんなことを繰り返すのですか? ということです。

言ってみれば、関ケ原の合戦の際に、南宮山に陣取って東西両軍のイクサをながめていた毛利勢や、石田三成の軍の近くにいて全く戦おうとはしなかった島津勢の態度と似ています(また、西軍(枝野幸男)から東軍(野田佳彦)に寝返った小早川秀秋に似ているのが小川淳也現幹事長)。要するに、そのような勢力は、その後のイクサの結末と時代の流れが示すように、天下を取る(政権を取る)ことができず、敗者となって消えていくのです。私はそのような態度をとらずに、石破茂自民も野田佳彦「脱憲反民主党」も拒否して、他の立憲野党にかけてみましょう、他の立憲野党を育てて、「世直し」を進めましょう、と申し上げているのです。

目先の「裏金・脱税・居直り」自民を退治できれば何だっていい、ではないのです。「裏金・脱税・居直り」が許せないのは「当たり前」、統一教会との癒着が許せないのも「当たり前」、それでどうする? です。私は同時に野田佳彦「脱憲反民主党」も許せない、と申し上げているのです。それを態度で示しましょう。10/27衆院選では、小選挙区では「裏金」自民落選作戦以外の選挙区で、また、比例区ではいっさい立憲民主党に投票しないでください。「世直し」市民の立憲民主党比例区議席の目標は「ゼロ」です。立憲民主党が態度を抜本的に改めない限り「永遠のゼロ」です。

(こうしたことを含め、今日の低迷する政治情勢があるのは、ひとえに1990年代初頭の「(似非)政治改革」の必然的結果です。そして「脱憲反民主党」の幹部の多くは、その推進勢力でした。松下政経塾や日本新党や新党さきがけや、その他の政党です。その失敗を教訓にいたしましょう。似非保守による「二大政党政治」など、クソくらえ、です。おわかりかな、山口二郎他のボンクラ政治学者諸君!)

自民党が自分たちに投票する有権者をナメてかかっているように、「世直し」市民は「脱憲反民主党」に有権者や支持者をナメた態度を取らせてはいけません。その最も効果的な方法は、選挙で大敗北をさせることです。

私が申し上げていることをご理解いただき,10/27衆議院選が日本の「世直し」運動と、諸悪の根源である日本政治の転換点となることを、そのような投票行動が行われることを、願っています。

まもなくこれまでの議論をブログに一括して掲載いたしますので、それを可能な限り拡散していただければ幸いです。


7.解散総選挙全議席予測、石破自民24減、単独過半数割れギリギリ(『サンデー毎日 2024.10.20-27)』)

◆(別添PDFファイル)解散総選挙全議席予測、石破自民24減、単独過半数割れギリギリ(『サンデー毎日 2024.10.20-27)』)
 https://x.gd/MlKV8

 <田中一郎コメント>

 こちらは『サンデー毎日』の選挙結果予測です。『サンデー毎日』の常連予測屋の三浦博史氏は、他の週刊誌の予測に比べていつも保守的=つまり議席数はあまり変わらない、という予測をする傾向があります。しかし、こういうものは、私がいつも申し上げているように「あたらずとも、はずれず」です。今のままでは、石破茂自公政権から野田佳彦「脱憲反民主党」政権に交代する見込みは「ゼロ」です。それどころか、今の立民ならぬ「脱憲反民主党」(以下同じ)では「永遠のゼロ」です。

既にメールとブログで申し上げていますが、『週刊文春』の予測(もう少し自公が負け「脱憲」がもう少し勝つ予測です)と同様に、今回の『サンデー毎日』予測も中途半端に野田佳彦「脱憲反民主党」が議席を増やしており、このパターンが最悪です。別添PDFファイルをご覧いただければすぐにお判りいただけますが、「脱憲反民主党」は小選挙区でわずかばかりの議席増となりますが、比例区では変わらない、という予測になっています。当然です。(『週刊文春』の選挙結果予測は下記サイトの「4.」に掲載しておきました)

(関連)石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(1):10.27衆院選では自民・立民両党への投票をやめ、他の立憲野党に投票しましょう<日本国憲法主義、再稼働ナシ脱原発、国民生活優先が3つの柱>- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-f4966a.html

有権者・国民や支持者を愚弄するような代表選・代表=野田佳彦では、政権交代もままならず、かつ。奇跡的に選挙で勝って政権交代になったとしても、日本の政治は微塵も変わらないのです。そんな政治家たち・そんな政党などを支持して応援したところで、何の意味もありません。比例区議席激減を狙う理由は、とにもかくにも野田佳彦と同執行部を選挙敗北の責任を取らせて退陣させることです。また、野田佳彦「脱憲反民主党」などは、いつ何時、「壊憲」派に代わるかもしれませんから、油断もできません(既に自公政権が出してきた多くの戦争準備法案に賛成しています)。

(関連)【10.27総選挙289全選挙区緊急予測】自民党が「53議席減」、自公でも過半数割れの衝撃シミュレーション結果 新閣僚3人も落選危機(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/27d9788fb1fc28b82d1ba2237c4feea7816359ee

(こちらは『週刊文春』に似た予測です。中途半端な結果だということに違いはありません。これではロクデモナイ政治は続いて行きます。この国の有権者・国民は、いつまでこんなことを許すのでしょうか?:田中一郎)


8.別添PDFファイル

(1)ダブル党首選大批判、泉房穂が咆哮(倉重篤郎『サンデー毎日 2024.10.6』)
 https://x.gd/9GoDZ

(2)わが国は首の皮一枚で繋がったが…石破政権も日和るのか(適菜収 日刊ゲンダイ 2024.10.5)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361489

(3)安保巡る法整備検討指示、首相 地位協定やNATO構想で、防衛相・外相から慎重論(日経 2024.10..3)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO83851500T01C24A0PD0000/

(4)検証マイナ保険証、首相 総裁選では「併用」主張、「保険証廃止」新内閣も踏襲(東京 2024.10.3)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/357919

(5)完全に剥げた石破茂新首相の善人ヅラ 自民裏金議員公認に国民の驚愕(日刊ゲンダイ 2024.10.7)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361532

(6)石破茂の国賦人権説(前川喜平 東京 2024.10.6)
 https://www.threads.net/@moriyama_masao/post/DAxLQXDSboK

(7)裏金議員、一部は非公認 萩生田・高木氏ら、世論反発で一転 「不記載」比例重複認めず(朝日 2024.10.7)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16052310.html

(8)立憲「次の内閣」、反発かわす狙い、最高顧問に代表選争った枝野氏(朝日 2024.10.1)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fde1179c1f4b5573335a42e4261efe75df3e9641

(9)立憲、決戦へ急加速、選挙区擁立200人台、選対幹部には小沢氏起用(朝日 2024.10.3)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16049527.html

◆これが裏金議員50人の選挙区だ! 焦る石破自民「非公認」「比例重複なし」に方針転換も戦況悪化は加速【一覧表あり】|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361575?utm_source=newsletter&utm_medium=email


9.関連サイト

(1)「自民党政治のゆがみを正す改革を」共産党が衆院選の公約を発表(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c89abaf31812a0be051c5e42d7f986234895e40d

(2)共産党、衆議院選挙に216人 立憲民主党と140超で競合 - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA10C5D0Q4A011C2000000/

(3)自民都連も「裏金」に手を染めていたのか…選挙戦スタート直後“もうひとつの疑惑”噴出の不穏|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361754?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(4)石破自民は反省ゼロ!「非公認」逃れた“裏金議員”34選挙区はココだ【一覧付き】|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361765?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(5)社民党、衆院選に向けたマニフェスト発表 “消費税3年間ゼロ”など訴え(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/17620841135e54eda7a3b3a6bfe9f2feec1c6315

(6)野党いまだ19選挙区に候補乱立…自民は裏金議員非公認で内輪モメでも“漁夫の利”を与えるのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361690

(7)石破首相に対する告発状を新たに提出(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2f0eff748d84fd554eb24fb8ca6fd0924d1ee7df

(8)自民、非公認議員に「刺客」は立てず 再選できれば「みそぎ」認める - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20241007/k00/00m/010/001000c

(9)「茶番劇だ」「ぶれすぎ」…裏金が響いて「非公認」の議員ら不満顔 萩生田光一氏、下村博文氏の胸中は:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359386

(10)不都合は裏金だけでなく 無所属・西村元経産相、メディアに不信も - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/Vaa9g

◆日刊IWJガイド・非会員版「新しい事実が明らかになっても裏金再調査やる気なし!『これは裏金隠し解散だ!』(野田立憲民主党代表)あの杉田水脈議員も公認か!-」2024.10.10号~No.4349 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53995
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草々

2024年10月10日 (木)

石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(1):10.27衆院選では自民・立民両党への投票をやめ、他の立憲野党に投票しましょう<日本国憲法主義、再稼働ナシ脱原発、国民生活優先が3つの柱>

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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「石破茂自公政権 VS 野田佳彦立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」:10.27衆院選では自民・立民両党への投票をやめ、他の立憲野党に投票しましょう<日本国憲法主義、再稼働ナシ脱原発、国民生活優先が3つの柱>」をお送りいたします。

これまで数日間の他のMLでの議論をまとめて掲載いたします。少し長いので2回に分けることにしました。自分自身で再読して、一部表現その他を加筆修正していますが、主旨に違いはありません。石破茂新総理の公約違反=極端に早期の国会解散選挙を受けて立ち、2024年が日本の政治の転換点=「世直し」スタートの地点となることを祈っています。可能な限り、上記の私のブログを拡散して下さることを願います。


1.石破茂新政権を見る目(水島朝穂早稲田大学法学部教授の「直言」より)

◆直言(2024年9月30日)石破茂内閣発足の意味――「改憲大連立」への道-
 http://www.asaho.com/jpn/bkno/2024/0930.html

(軍事オタクの石破茂は、防衛庁長官時代に制服組を背広組と対等の地位に引上げ、かつ統合幕僚監部の組織編成により、(日本型)文民統制(シビリアン・コントロール)を壊してしまった調本人である。今日では、日米対等の安保条約、アジア版NATO、フィリピンへの自衛隊派兵、日米地位協定改定、日本国憲法第9条第2項の削除(自衛隊の国軍化)などを提唱している。日米地位協定改定はともかく、その他の石破茂軍事戦略は非常に危険で、しかも強硬派であることも念頭に置いておく必要がある。:田中一郎)

(水島朝穂早稲田大学法学部教授のコメントから>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ 石破氏とは2回、直接議論しています。周辺事態法制定を前にして、中国新聞の企画で、議員会館の事務所でお会いしました。プラモデルも拝見しています。早大法学部卒の女性秘書が、かなり軍事オタクであることをその時知りました。その方が26年後に首相秘書官という予測が出ています。本文をお読みください。

石破氏は、ゆっくりと言葉を選んで話す方という印象で、必ず「先生、そうおっしゃいますけどね」と私のいったことを確認した上で意見を述べました。これまで政治家ともいろいろと議論したことがありますが、一方的に話す方が多いのに対して、石破氏は、私のような正反対の意見の人間のいうことでも、まず何をいっているか確認しようという姿勢は感じました。

 本文で書いたように、この首相は相当手ごわい存在になると思います。改憲論も安倍氏のような姑息なやり方はとらず、正面から9条2項削除を主張してくるでしょう。腰を据えた議論をしていく必要があります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)防衛省・統合幕僚監部ホームページ
 https://www.mod.go.jp/js/

(関連)直言(2024年9月9日)自由民主党第2代総裁のこと――時代は「誰」を求めるか !-
 https://www.asaho.com/jpn/bkno/2024/0909.html

(関連)<水島朝穂の新聞への直言>9月 「自民・立民W党首選」 安保法9年 問われる軍拡路線:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/357257?rct=asaho_chokugen

(関連)直言(2015年3月23日)日本型文民統制の消滅――箍が外れた安保法制論議(1)
 https://www.asaho.com/jpn/bkno/2015/0323.html


2.(他のMLでの議論です)

◆(受信メール)
Sent: Wednesday, October 2, 2024 6:14 PM
Subject:候補者予想状況表(9/30現在)、政策協定案、各種バナー

つなぐ・つながる通信2024/10/2(転送歓迎、重複ご容赦)

(1)東京選挙区の候補者予想状況表(9/30現在)をHPに掲載しました。 
 立憲民主党21名、日本共産党18名、れいわ新選組2名。
 https://tunagu2.jimdofree.com/

 東京では、当初全30地区での一本化が提唱されてきましたが、残念ながら、前提となる政党中央間での共闘合意が出来ていません。市民連合は間に入り、合意文書案(下記)を提案し、各党勢揃いして文書を受け取る場をセットすべく交渉中とのことです。予定候補者一覧表の中では、日本維新の会が21名立てていることが目を引きます。

(2)各地の政策協定案等をHPに掲載しました。

・市民連合(2024/9/24版)

・市民連合 めぐろ・せたがや2024/9/29版)

・東京25区市民連合連絡会

・東京27区市民連合「にいなな」
 https://bit.ly/3Uu9TsO

(3)一人街宣にも使い易い各種バナーが、フェミブリッジからダウンロード提供されました。
 https://tunagu2.jimdofree.com/


◆(私の返信)次期衆院選は野田佳彦立憲民主党「全滅」へ向けて新「市民と野党の共闘」形成を!

 野党第1党が野田佳彦立憲民主党では、日本の政治は変えられません・変わりません。次期衆議院選では立憲民主党「全滅」を目指し、日本共産党・「れいわ新選組」・社会民主党・その他「世直し」勢力で新「市民と野党の共闘」を組み、選挙戦に臨んでください。個々に候補を立てていても蹴散らされるだけです。

野田佳彦立憲民主党を大敗北に追い込み、野田佳彦に代表をやめさせた後、女性代表(辻元清美氏)+女性がほとんどの新執行部の新体制を立憲民主党の中に築いてもらった上で、来年夏の参議院選挙で、石破茂自民党を大敗北に追い込む「一大決戦」に臨む、そんな戦略・戦術でやっていくのがいいと思います。

10/27の衆議院選で、旧態依然の「市民と野党の共闘」などをダラダラと組んで選挙に臨み、中途半端に勝ったり、中途半端に負けたりしていては、野田佳彦が野党第1党の立民代表を退くわけがなく、従って、日本の政治改革も、「世直し」も、すべて先送りとなります。つまり「時間のムダ」を続けるだけです。

繰り返します。10/27衆議院総選挙の最大の眼目=目標は、野田佳彦立憲民主党の「全滅」です。全国規模で展開するのです。そのココロは、立憲民主党よ、有権者・支持者に対して、なめたマネ、するんじゃねーぞ、ということです。有権者が投票という態度で示し、立憲民主党を厳しくしつけないと、この連中は平気で有権者・支持者をコケにするのです。痛い目に合わせないとダメ。

(例外)

(1)八王子の有田芳生さん VS 萩生田光一 有田芳生さんで統一してください。

(2)板橋区の「統一候補」 VS 下村博文(無所属) 立憲民主党で統一してください。

(3)北区の「統一候補」  VS 自民党のロクデモナイ候補 日本共産党で統一してください(これまでずっとそうでした)


3.(他のMLでの議論です)その可能性が高いとは思いますが、もう少し自民党やその補完勢力、そしてアメリカの動きを見定めたいと思います

「石破政権の意味は、難しいことではないのではないでしょうか。「表紙を変える」内閣であり、新閣僚13人に見るように、選挙に「大臣」の肩書をつけさせる意味を持つだけ/つまり、「選挙対策内閣」の意味でしかないように思います。」というご意見をいただいたので、それに私から下記を返信いたしました。

◆(私の返信)その可能性が高いとは思いますが、もう少し自民党やその補完勢力、そしてアメリカの動きを見定めたいと思います。

 その可能性が高いとは思いますが、もう少し自民党やその補完勢力、そしてアメリカの動きを見定めたいと思います。入閣を断った高市早苗や小林鷹之は、来年夏の参議院選後をにらみ、この内閣が下記の本日付け日刊ゲンダイ記事のように「短命政権」だと見ている様子がうかがえます。しかし、現実の動きは何がどう跳ねてどう転がるか、予想できないところもありますので、石破茂が覚悟を決めて何かをやりだすかもしれません。それを見定めたいと思っています。

(年を越えて来年夏ころまでには、この政権の基本的性格ははっきりするでしょう。いずれにせよ、「政治決戦」は10/27の衆院選ではありません。こんなところで、野田佳彦を総大将にして「市民と野党の共闘」などを組む必要はありません。むしろ衆院選で野田佳彦立憲民主党を「全滅」に追い込み、野田佳彦を立民代表から追い払った上で、闘う新執行部をつくり、その新立憲民主党執行部を総大将にして、来夏の参議院選挙に新「市民と野党の共闘」で臨むのです。もちろん今度は自民党「全滅」作戦です)

(さながら、第一次長州征伐のあと俗論派に乗っ取られた幕末長州藩を、正義派がひっくりかえす、あの政治劇に似ています)

(関連)発足前からこれだけケチが付くのも珍しい 石破さんには悪いがこの内閣は長く持たない予感 日刊ゲンダイ
 (前)https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361346
 (後)https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361348

(関連)(別添PDFファイル)石破新政権は弱点続出必至も…「野田立憲」では勝てない(金子勝慶応大学名誉教授 日刊ゲンダイ 2024.10.2)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361300


4.(『週刊文春 )10.27衆議院総選挙 当落予測:こういう中途半端な勝ち方が最もよろしくない=日本の政治は微塵も変わらないどころか、自民党補完勢力を引きずりながら更にズルズルと奈落の底へ落ちていく結果に・・・

◆“裏金議員”34%が落選危機…衆院選289選挙区「完全予測」→あの“国会ヤジ女帝”も劣勢の衝撃結果に!〈旧安倍派幹部の下村氏、高木氏、西村氏は?〉 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/73893

 今週号の『週刊文春 2024.10.10』が、急遽決まった10.27衆議院総選挙の結果予測を掲載しています。詳細は同誌をご覧いただきたいですが、全体の結果だけを書き出しますと、下記の通りです。「あたらずとも、はずれず」というのが、こういう週刊誌による選挙結果予測の記事を見る場合の私の見方です。

    現有議席  予測
自民   255   219
公明    32    25
維新    40    50
国民     7    11
教育    4    1
(小計)(338)  (306)

・・・・・・・・・・・・・
立民    98   131   
共産    10    10
れいわ   3    6
社民    1    1
無所属   15    11

合計   465   465

 私がこの予測で全く理解できないのが「「日本維新の会」の10議席増」です。もしもこういうことになるとしたら、関西方面を中心にドアホの「B級」有権者が相当数いるということを意味しています。

それはともかく、10.27総選挙結果がこのようなことになったとしたら、これはメール表題にも書きました通り、「こういう中途半端な勝ち方が最もよろしくない=日本の政治は微塵も変わらないどころか、自民党補完勢力を引きずりながら更にズルズルと奈落の底へ落ちていく結果に・・・」ということです。

唯一の「利点」は、野田佳彦立憲民主党が裏切らなければ、日本国憲法の改悪はできなくなる、ということに尽きるでしょうか? 国会の憲法審査会の行方にもよりますが、アベスガキシダと続いた「壊憲」の動きは、一時お休みとなる可能性が高いといえます。しかし、野田佳彦立憲民主党が「壊憲」阻止勢力として断固たる対応をするかどうかは怪しいところですし、また、石破茂政権が、総選挙後の与野党対立、というよりは、与野党馴れ合いの大政翼賛会的な国会運営の下で(くだらないことで)ゴタゴタの連続となり、短命政権に終わる可能性もあり得ます(特に、反主流派となった旧安部派や高市早苗・小林鷹之といった「統一教会」連合のタカ派似非右翼勢力が虎視眈々と政権奪取を狙っている)。

要するに、こんな中途半端な反自民「世直し」勢力の勝ち方では、これまでの様々な悪政や悪法は変わることなく続いていくということを意味します(例:現行の保険証廃止・マイナ保険証一本化は変わらない、原発大推進も継続、辺野古基地建設や「SC=セキュリティ・クリアランス」(新スパイ防止法)も存続他)。

既にメールで申し上げましたが、私は、この10.27総選挙では、野田佳彦立憲民主党をボロ負けにして、一部の例外的な選挙区を除き、全員落選させて全滅させるのが一番いい(つまり、他の立憲野党に大挙して投票してほしい、他の立憲野党はそれに応えられるよう、候補者を統一・一本化してほしい)と申し上げています=人呼んで新「市民と野党の共闘」です。

そして、その選挙大敗の責任を取らせて野田佳彦を立民代表から引きずり降ろし、新しく女性を代表にした(私は辻元清美氏を推薦)、執行部やネクストキャビネットも女性が大半の「立民新体制」を構築した上で、来年夏の参議院選挙で一気に自民党と公明党と「日本維新の会」に攻めかかる、という戦略です。政治を抜本的に転換し、真の意味で私たち有権者・国民のための政治を実現する、がその目標です。

少なくとも、この「新体制」立憲民主党が主導する新「市民と野党の共闘」が、与党グループ及びその補完勢力を合計した議席を過半数割れに追い込めば、日本の政治は大きく変わるチャンスが到来するでしょう。過半数を制した参議院を土台にして、徹底的に自民党政権・政府を追及して追い込んでいけばいいのです。

10.27総選挙に於いて、中途半端な野党共闘などはできないこと、立民以外の立憲野党が議席を大きく伸ばしていくことを願っています。ニセモノ集団・似非「立憲主義」の野田佳彦「脱憲反民主党」よ、早くくたばれ!


5.衆議院選挙の争点:①「単なるウソツキ」だった石破茂政権を短命に終わらせる、②「壊憲」勢力と手を組み自民党政治継続で政権を狙う野田佳彦代表を退陣させる=自民党とその補完勢力、及び立憲民主党以外の「立憲主義」政党に投票を!!

<必読報道:石破茂新政権>

(1)石破茂首相「デモはテロ」と断言した「タカ派」の地金がジワジワ 「民意に寄り添う」は総理のイスに座るまで?:東京新聞 TOKYO Web 2024.10.4
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/358257?rct=tokuhou

(2)論功行賞、滞貨一掃、「もはや痛いレベル」の党内統治…識者たちが見る石破茂新内閣の正体、その実効性は:東京新聞 TOKYO Web 2024.10.2
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/357791?rct=tokuhou

(3)これでは岸田政権と同じ轍…刹那の緩和継続ではなくアベノミクスに断罪を|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361480?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(4)石破新首相ウソ重ね、新たな裏切りのニオイぷんぷん…持論「党首討論は最低2時間」もウヤムヤ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361527

(5)「誹謗中傷は全員逮捕」と言った牧原秀樹法相、「愚か者」発言の三原じゅん子担当相…石破内閣の不思議な人選:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/358037?rct=tokuhou

「公式サイトによると、牧原氏は東大法学部在学中に司法試験に合格し、日本、米ニューヨーク州の両方で弁護士登録している。」(東京新聞記事から抜粋)=こういうのが一番危ない。辞任させましょう。これからも失言を繰り返すでしょうから。こんな人物を法務大臣にするということは、すなわち、日本を法治国家から放置国家に切り替えることを意味します。その象徴的人物です。:田中一郎)

(6)(別添PDFファイル)「信頼・共感」、これじゃ無理…石破首相の“二枚舌”は衆院解散だけじゃない|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361414

(7)【独自】石破内閣に早くも「政治とカネ」醜聞! 伊東良孝・地方創生相に政治資金使途隠蔽が発覚|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361467?utm_source=newsletter&utm_medium=email

<必読報道:野田佳彦「脱憲反民主党」勢力)

(1)立憲・野田代表、自公過半数割れ「可能性は十分」 比較第1党目指す [立憲]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASSB43J52SB4UTFK013M.html

(2)「裏金議員」当選阻止へ野党候補一本化を 立憲民主の呼びかけに、国民民主、維新、共産各党はどうする?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/358248

(3)立憲民主『また野田』で大丈夫? リーダー再登板、経済・スポーツ界は珍しくないが…政権交代へ必要なもの:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/356527

 <田中一郎コメント>

「衆議院選挙の争点:①「単なるウソツキ」だった石破茂政権を短命に終わらせる、②「壊憲」勢力と手を組み自民党政治継続で政権を狙う野田佳彦代表を退陣させる=自民党とその補完勢力、及び立憲民主党以外の「立憲主義」政党に投票を!!」

 <石破茂自民党新政権>

(1)石破茂新政権の2つの犯罪=「裏金・脱税・居直り」問題と「統一教会・壺被害」問題は棚上げ 「裏金・脱税・居直り」「統一教会べったべた」の議員達を公認し、比例重複立候補もOK その後一部修正するも根本的な問題解決にならず「政治とカネ」の問題はひきずったまま。統一教会との癒着は不問。

 「いやだったら10/27衆議院選挙で自民党候補を落としてみろよ、つべこべグー垂れてたって結局は我々自民党に投票するんだから、こんなことどうでもいいのよ、政治や選挙にはカネがかかる、統一教会には選挙でちょっと手伝ってもらっただけや、ダメだというなら代わりにやってくれよ、まあ、ともかく、選挙の時にはよろしくな、今後もいろいろと便宜を図ってやっからよ」(これが石破茂自民党=特に安部派「裏金・脱税・居直り」議員たちの本音です) これで石破茂自民党に投票するなら、〇〇○だ!! 死ななきゃ、なおんねえ、・・・のか?

(2)(総裁選決着までの)石破茂のリベラル発言=「これみんなウソ!」

 ①総裁選後の予算委員会開催と十分な討論・熟議(45分間のチョロっと党首討論で代替)

 ②「裏金・脱税・居直り」議員の再調査

 ③「統一教会」と自民党との完全絶縁と被害者救済

 ④日米対等の日米同盟と日米地位協定の改定

 ⑤選択的夫婦別性

 ⑥辺野古への基地移設に関する沖縄県民の理解

 ⑦日本国憲法第7条解散には反対

 ⑧マイナ保険証一本化の中止または延期

 ⑨金利引き上げとアホノミクスからの脱却

 ⑩脱原発=原発からの早期脱却

(まだあると思うけど、よかったら教えてください)

(3)石破茂がこれから犯しそうな日本破壊の政治的犯罪

 ①アメリカの核兵器持ち込み・共有

 ②中共中国を仮想敵国とするアジア版NATOの出来損ない版を形成

 ③原発・核燃料サイクル大推進、新型炉の開発・導入

 ④日本破壊勢力台頭・繁殖に対する無為無策

 ⑤日本国憲法改悪(第9条2項の削除と国防軍創設条項の新設)

 ⑥基本的人権の侵害はとどまるところを知らず

(4)さっそくアメリカが石破茂新政権に「恫喝」=余計なことするんじゃねえぞ!(地位協定、アジア版NATO等)、田中角栄がどうなったか、知ってるだろ!!

◆ブリンケン国務長官、石破首相に祝意 「日米の連携強化」に期待示す:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASSB162DLSB1UHBI03DM.html

(5)自民党補完勢力

 *公明党「衆院選は最も早い日程が望ましい=裏金・脱税のことはどうでもいい、統一教会のことでいろいろつつかれると、今度は創価学会がやばくなる」

 *朝日カバカバ新聞「衆院選を自民党が一致団結して向かうには党内融和が優先」=安部派他の裏金・脱税議員から、選挙の後に倒閣運動をするぞ、と恫喝を受けた結果

 *Q.立憲民主党となぜ共闘しないのか? #日本維新の会 #藤田文武 #政治資金規正法 - YouTube
➾ 不祥事を繰り返す維新にかようなことを言われる立民ならぬ「脱憲反民主党」よ、恥ずかしくないのか?)

 <野田佳彦「脱憲反民主党」の「口先やるやる詐欺」>

 これまでの「安保法制・戦争法廃棄」と「脱原発」「日本国憲法を守り育てる」の3つを基本とする「市民と野党の共闘」を全面否定し、「世直し」市民や護憲野党を突き放す(お前らとは一緒に政治も選挙もしない)、他方で、「壊憲」勢力の先兵となって旗を振る「日本維新の会」や国民民主党としっかり腕を組み、自民党政治をほとんどそのまま引き継いで、政権をかすめ取ろうとする「コソドロ野郎」連合の形成に躍起となっている。

すっとこどっこい男の小沢一郎の手まで借りて、党是である立憲主義や脱原発はあっさりと捨てて、「中道右派」などという存在しているかいないかわからない、霧や霞のような「政治的塊」を標榜し、とにかくどんなことでもして選挙に勝てばいいのだという党利党派党略丸出しの「サギ戦略」で10/27衆議院選挙に臨む様子だ。やる気もない・できもしない「きれいごと」を並べて、再びの「口先やるやる詐欺」自民党政治模倣政権を目指すらしい。

情けないことに、かような野田佳彦立憲民主党の動きに、さっそく「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」らを中心に「立民すり寄り」「立民代弁」「立民応援」「立民べたべた」の対応をする人たちが市民運動・社会運動の中に現れつつある。何度言ってもわからない人たちである。

過去の歴史を振り返っても、危機の時代には野田佳彦立憲民主党のようなニセモノ勢力が台頭しては消え、「世直し」をどんどん遅らせて、場合によっては大日本帝国のように国を滅ぼしてしまうことさえある。そういう時代に、日和見・中途半端ほど、愚かしいことはない。ダメな連中はどこまで行ってもダメなのであって、そんな連中にすがりついたところで、何かが変わるわけでもない。今は昔と違い、武装蜂起などしなくても、一票一揆により支配政権はすぐにでも打ち倒すことができる。しかし、日和見・中途半端は、こうしたホンモノの「世直し」の、非常にタチの悪い妨害勢力・肩透かし勢力・すり替え勢力として現れ、ホンモノの「世直し」を頓挫させてしまうのだ。

世の中を変えたいと思う私たちがなすべき投票行動は、メールの表題にも書いたように、自民党とその補完勢力及び「脱憲反民主党」、以外の「立憲主義」野党に投票をし続けることである。根気よく、あきらめないで、妥協すべきところは妥協しても、妥協できないところは頑固一徹で、ホンモノの「世直し」を求め続けることが大切だ。みなさまには、「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」なんぞにそそのかされず(「ひよれん」は「たよれん」でお願いします)、野田佳彦立憲民主党の(一部例外の「裏金」選挙区以外で)候補者全員を自民党候補者とともに落選させることが、今回の衆院選でお願いしたい投票行動である。

そして、野田佳彦執行部が選挙大敗の責任取り退陣した後に、ホンモノの「世直し」(「積極的日本国憲法主義」と「(再稼働ナシの)脱原発」と「消費税減税から廃止」に代表される国民生活最優先の政策実現)を目指せる女性中心の新執行部を擁立し、来年夏に参議院選挙以降、一気に攻勢をかけ、自公政権をなぎ倒す、そんな戦略で動いていただきたい。

来たる衆議院選挙では、野田佳彦立憲民主党以外の「立憲主義」政党に投票してください。それが日本の「世直し」=「夜明け」への最短距離になります。愚かな妥協的投票(野田佳彦立民への投票)は、アベスガキシダと続いたくだらない政治の継続延長となるだけです。みなさまの一票を大切にしていただくようお願い申し上げます。

6.関連サイト等

 「岸田路線を踏襲」=こんなことなら岸田文雄政権のままでいいではないか?! 石破茂よ、お前、このままでは、史上最悪サイテーの「腰抜け」首相として歴史に名が残るぞ! 何やってんだよ! アベ政権時代から総裁選の勝利までの間の自分の発言・発信をしっかりと振り返り、せめて日米地位協定改定か脱原発くらいはきちんとやって、歴史に名を残せよ。最優先は有権者・国民ではなかったのか?! 政治家にとって、首相は最終ゴールの「上がりポスト」だ。覚悟を決めろよ! みっともないからフラフラするなよ。同じ世代の、同じ「キャンディーズ」ファンとして、ご注告申し上げる。

(1)原発・デジタル推進強調、新閣僚、岸田路線を踏襲(日経 2024.10.3)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO83851190T01C24A0EA2000/

(2)鳥取出身の首相 歴代初、初当選から38年かけ宰相に、石破茂氏の歩み(朝日 2024.10.1)
 https://www.fnn.jp/articles/-/765164

(3)裏金議員を原則公認へ、首相、比例重複も容認(朝日 2024.10.4)
 https://digital.asahi.com/articles/ASSB33HGLSB3UTFK00ZM.html

(4)共産、選挙協力に黄色信号? 安保法制の立場めぐり 立憲と距離感(朝日 2024.9.18)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16036700.html

(5)「納得と共感」の政治はどこへ 石破首相、初の国会論戦は守りの答弁 - 毎日新聞
 https://x.gd/5ArMj

(6)教育の前原誠司氏ら維新合流へ 衆院選、公認で出馬:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/357820

(7)野党候補の一本化、玉木氏「無理」明言 野田氏、各党首と会談 衆院選:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16050453.html

(8)問われる“石破語法”の実効性…総裁選で言及「保険証廃止見直し」「マイナ併用」忘るべからず|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361283

(9)裏金議員の非公認、追加を検討 「仲間にむち打つ」党内に不満や怒り [自民]:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/3NazU

(10)首相、日米地位協定改定は後退 「一朝一夕で実現せず」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/358964

(「一歩前進、二歩後退」の石破茂と野田佳彦を10/27選挙で共に引きずり下ろすこと、これが課題です)
草々

 


草々

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