« シロウトの目から見た能登半島地震と志賀原発:間一髪で助かった志賀原発なのに、影響は軽微です・安全確保されてます、と居直る北陸電と原子力「寄生」委員会=大地震に襲われた原発・核燃料サイクル施設を見定めるポイントはココです | トップページ | 本日(9/27)がNHK朝ドラ「虎に翼」の最終回:①福島寅子(みずほ)さんからのメール、②寅子(みずほ)さんの「事実婚」連れ合い=海渡雄一弁護士の「虎に翼」評論 他 »

2024年9月22日 (日)

「公益通報者保護制度」濫用と兵庫県・兵庫県知事・副知事:「維新」の県政を強引にやろうとして失敗し、内部告発者を違法に不利益処分した、県庁ぐるみの犯罪 & 「日本維新の会」と自民党の党派的欺瞞が顕著

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(9.25)再開「新ちょぼゼミ」第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-ef8a7e.html

(開始時刻は午後6時30分ですが、6時くらいから、お知らせや事務連絡に加え、雑談風に「番外編」をしゃべりたいと思っていますので、可能な方は午後6時くらいに会場のたんぽぽ舎(水道橋)においで下さい。日本の司法・裁判所・検察は今のままではいけません。裁判官や検察官の良心や良識に期待しても何も変わることはありません。制度としての司法・裁判所や検察のありようをよく考えて、その抜本的改革を大胆に進めるほかないと考えています。司法や検察のことはもういいや、なんてやっていると、その司法や検察が日本の進歩や発展を妨害する「反社会的・反民主主義的な反動勢力」の牙城となりかねません(既にもう半分はそうなっている=例:スラップ訴訟の多発化傾向とその裁判での追認)。みなさまとともに、どうしたら日本の司法・裁判所・検察を正常なものに変えられるか、考えたいと思います。:田中一郎)


2.(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html

(参考書)地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか 太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来-宮原ひろ子/著(化学同人)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034413947&Action_id=121&Sza_id=C0


◆日刊IWJガイド・非会員版「第3次世界大戦直前の危機! 米英がウクライナに長距離ミサイルでのロシア領内攻撃を許可! しかし英スターマー首相は直前に『撤回』!」2024.9.16号~No.4328 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53919

(「プーチン・ロシア悪玉、ゼレンスキー・ウクライナ善玉」論などという単純単細胞の幼稚な議論をしているうちに「第三次世界大戦」という話になりかねない情勢が形成されてくるかもしれない。ヨーロッパ各国の政治家たちの劣化がひどく、ロシアを含めた全欧州の安全保障体制が築けない状態が続いている。障害になっているのは各国の右翼・右派勢力ではなく、何と対米従属色を強める左派・左翼勢力であるというのが何とも痛ましい(例:独緑の党)。翻って日本、対米従属どころではない、アメリカに「顎で使われ」ながら、対中共中国戦争の準備にまい進し、それを戦後約80年の平和ボケ(外交や安全保障を真剣に考えずにアメリカに丸投げ)を続けてきた多くの有権者・国民をひきずりながら、安保・自衛隊の合憲を認めるなどという日和見勢力とも和合し、「第三次世界大戦」へ向けてまっしぐらに進んで行きそうな気配がする今日の日本である。危険極まりない。:」田中一郎)
================================


「「公益通報者保護制度」濫用と兵庫県・兵庫県知事・副知事:「維新」の県政を強引にやろうとして失敗し、内部告発者を違法に不利益処分した、県庁ぐるみの犯罪 &「日本維新の会」と自民党の党派的欺瞞が顕著」をお送りします。

 兵庫県の斎藤元彦知事は、そもそも「日本維新の会」が推薦した人物で、これに「勝ち馬に乗れ」式で名前を連ねた自民党タカリ派の連中が当選させた知事である。この事件が表面化した当初の頃は、「日本維新の会」は斎藤元彦知事をバックアップして、100条委員会の開催に反対する他、内部告発者のプライバシー情報までもを公開して、その告発をつぶそうとしていた様子がうかがえる。その「日本維新の会」が、兵庫県民のみならぬ全国の世論の斎藤元彦知事への批判が高まるにつれて、手のひらを返すように、知事批判へと態度を変えた。このご都合主義たるや、チンピラ似非右翼政党としての本領発揮というべきか。カジノ・万博や不祥事の連発で、もはや政治をつかさどる公党として資格失墜状態、今後、有権者は容赦なく、この悪性政治勢力の筆頭格=「日本維新の会」をあらゆ選挙で落選させていくべきである。

他方の自民党、機を見るに敏なタカリ政党(特に地方の自民党はそうである)だけあって、「日本維新の会」よりも先駆けて斎藤元彦知事に「辞任せよ」の最後通牒を突きつけた。いい気なものである。推薦責任はどう取るつもりなのか、また自民党兵庫は、斎藤元彦が知事に就任して以降、県議会でどのように県政をチェックしてきたのかも知りたいものである。斎藤元彦知事をめぐる「日本維新の会」と自民党の態度は、まさに欺瞞の塊である。斎藤元彦知事とともに県議を辞職せよ。

(関連)兵庫県知事選2021|神戸新聞NEXT
 https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/hyogotiji/2021/

(関連)灼熱ワースト1は 断崖の斎藤知事~ お笑い維新研究8(西谷文和さん)【佐高信の隠し味】20240828 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=9VGoSfmFOIM


1.TBS報道特集から

(1)TBS報道特集:兵庫県知事のパワハラ疑惑を内部告発した職員は、なぜ死に追い込まれたのか 県の“告発者捜しマニュアル”を独自入手(20240831)
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/archive/20240831_1.html

(2)<TBS FREE>報道特集 兵庫県知事の疑惑 告発者聴取の全容判明 - 無料見逃し配信中!
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/

(早くもネット掲載の配信番組が切り替わってしまいました。まもなく上記サイトの「アーカイブ」に掲載されます)


2.若干の報道

(!)兵庫県議会 “斎藤知事のパワハラ疑い”など告発文書めぐり百条委「知事ら公益通報者保護法に違反」専門家 - NHK - 兵庫県
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240905/k10014572991000.html

(2)兵庫知事問題で注目の公益通報制度、「犯人捜し」禁止も通報者守れず…消費者庁は罰則新設を検討 - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/national/20240918-OYT1T50036/

(3)(別添PDFファイル)兵庫県知事・斎藤元彦の自死局長ガサ入れ指示書をスッパ抜く!(『週刊文春 2024.9.5』)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3aa4f4ace0f7fb185d047d002690445710dc27ca

(上記『週刊文春』記事の左側のページの終わりのほうに次の記述がある。要注目だ。「斎藤氏(県知事)はこの判断(利害関係者を退けてきちんとした調査をせずに「誹謗中傷」のたぐいと決めつけて内部告発者を懲戒処分した)の根拠に『弁護士の見解を得た』と胸を張っているが、そもそもこの弁護士は、県信用保証協会の顧問弁護士でもある〇〇氏、告発文書には県信用保証協会関連の疑惑もあったため、本件における利害関係者であり、中立性に疑義がある」(県OB):田中一郎)


3.「公益通報者保護制度」についての解説

(1)法改正後(令和4年6月1日から)の公益通報者保護制度:消費者庁 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=R0-Bs4a6qcg

(2022年改正の折には、この制度の多くの弱点や問題点が指摘されて改善が求められていたにもかかわらず、消費者庁はそのほとんどを無視して、スカみたいな改正しかしなかった。その背後には財界の猛反対があったと言われる。そのボロが今ごろになって出てきたということだ。よくもまあ、ぬけぬけと、かようなVTRをつくって公表しているものである。これを信じて公益通報した方々の多くが不利益処分をくらったり、組織的な極度の嫌がらせを受けている話は後を絶たない。

今日では、この「公益通報者保護制度」で告発される側の権力犯罪・逸脱・濫用事件が、日本国中のあちこちで吹き出している様子である。例としては、鹿児島県警や和歌山市などがある。概して、企業よりも公的機関の方が事件が多発傾向にあるようで、今回問題になっている自治体などでは、そもそも「公益通報者保護制度」に合法的に適切に対応できる「体制」「組織制度」が整っていないという、信じがたい「後進性」を示すところも多いようだ。

法改正を行い、制度の濫用や体制未整備について、厳罰を持って対処できるようにすべきである。公益通報=内部告発は、組織犯罪を防ぎ、組織の不断の改善や適正化や民主化を進める「特効薬」のようなものであり、この制度を健全に使いこなせない組織やそのトップ・幹部は、もはやお話にならない失格者である。:田中一郎)

(関連)公益通報した職員の自殺めぐり審査会の初会合 和歌山市|NHK 和歌山県のニュース
 https://x.gd/NMzSk

(関連)法治国家ならぬ「放置」国家ニッポン:日本最大の暴力団=ケイサツの鹿児島事務所=鹿児島県警のデタラメと腐敗:公安委員会は何をしているのか?! & ゆうちょ銀行による市民活動に対する陰険な嫌がらせ(理由も言わずに口座開設を拒否)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/07/post-6c8e0d.html

(2)通報者の方へ - 消費者庁
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_partnerships/whisleblower_protection_system/detail/report

(3)公益通報者保護法 - Wikipedia
 https://qr.paps.jp/JszvP

 <以下、参考書>

(3)解説改正公益通報者保護法 山本隆司-水町勇一郎-中野真-竹村知己【著】紀伊國屋書店ウェブストア
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784335359293

(4)内部通報制度運用の手引き 中島茂-原正雄-寺田寛【著】紀伊國屋書店ウェブストア
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784785730055

(5)Q&A 改正公益通報者保護法 中原健夫-結城大輔-横瀬大輝-福塚侑也【著】紀伊國屋書店ウェブストア
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784322141696


4.公益通報者保護法 - e-Gov 法令検索
 https://laws.e-gov.go.jp/law/416AC0000000122
草々

 

« シロウトの目から見た能登半島地震と志賀原発:間一髪で助かった志賀原発なのに、影響は軽微です・安全確保されてます、と居直る北陸電と原子力「寄生」委員会=大地震に襲われた原発・核燃料サイクル施設を見定めるポイントはココです | トップページ | 本日(9/27)がNHK朝ドラ「虎に翼」の最終回:①福島寅子(みずほ)さんからのメール、②寅子(みずほ)さんの「事実婚」連れ合い=海渡雄一弁護士の「虎に翼」評論 他 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« シロウトの目から見た能登半島地震と志賀原発:間一髪で助かった志賀原発なのに、影響は軽微です・安全確保されてます、と居直る北陸電と原子力「寄生」委員会=大地震に襲われた原発・核燃料サイクル施設を見定めるポイントはココです | トップページ | 本日(9/27)がNHK朝ドラ「虎に翼」の最終回:①福島寅子(みずほ)さんからのメール、②寅子(みずほ)さんの「事実婚」連れ合い=海渡雄一弁護士の「虎に翼」評論 他 »

最近の記事

無料ブログはココログ