« 脱原発脱被曝バック・ナンバー(71)(抜粋)(2024年7月~8月) | トップページ | (報告)(9.4)院内集会「災害・食料・消費税、総選挙で日本をアップデート「ガーベラの風」国会イベント(私もお誘いを受け登壇させていただきました:化石燃料に過度に依存しない「脱原発」を目指せ! 「脱炭素」は有害無益) »

2024年9月 1日 (日)

猛暑の夏の「経綸問答」:末法政治をどう突き破るか? 「世直し」へ向けて真っすぐに進む「中核勢力」の形成が必要不可欠=ゴミクズカスの政治家を国会へ送るな!! 与党も野党もない!!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.2つの津軽じょんがら節

(1)(三味線)吉田兄弟「津軽じょんがら節」ライブ映像 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=m-9bVMKlfJM

(2)(エレキギター)津軽じょんがら節 寺内たけし - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=76bZpHgKriw


2.イベント情

(1)(チラシ)(9.2)函館市大間原発建設差止裁判 第32回公判&報告会(東京地裁&参)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlUUEZf8wXT5l_yT0?e=0hhYAb

(2)(9.14)ジャーナリズムが生き残るためにー当事者が問うメディアと安倍政治 - Peatix
 https://journalism20240914.peatix.com/


3.オンライン署名 · 自民党の巨悪を眠らせた畝本直美検事総長の適格性審査を要求しましょう! - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/GZWWF

(下記はメール転送です)
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 自民党のウラガネ・脱税を許さない会の事務局SNS担当です。去る27日に自民党のウラガネ・脱税疑惑の中心人物と菅義偉元官房長官による官房機密費の流用に伴う告発について、検察審査会へ審査申立てを行いました。本件は、そもそも検察が捜査を行い起訴すべき事案であり、それを東京高検で85人を畝本直美高検長が不起訴にしたことが根本的な問題です。

従って、主権者が直接声をあげることで主権者は、監視しているぞと示すために、検察官適格審査会へ申立てる制度があります。多くの人の賛同の声を添えて申立てを行いたく、ご理解ご協力をお願いします。まずは、下記のChange orgのサイトでの賛同の署名をお願いします。

 https://chng.it/zChBdpsgtm
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4.(別添PDFファイル)HACCP強制、農家の手作り漬物が消える?(安田節子『いのちの講座 NO.147 2024.6.29』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVli1dUdN-H3gIk-hS?e=AlFIps

(厚生労働省・農林水産省の生活現場・生産現場を知らない役人たちのやりそうな愚かな失敗政策の1つである。安田節子さんが言うように、農家の手作り漬物などはHACCPの対象から外せばいいだけだ。それを「官僚の無謬性」に固執して、いったん決めたものは翻さないという態度で事に臨んでいるようである。やることもダメなら、やってからの対応もダメ、これを行政の劣化という。さっさと農家の手作り漬物などはHACCPの対象から外し、それ以外にもこのバカバカしい形だけの食の安全対策で困ったことになる業態がないか、全国に向けてヒヤリングや現場との意見交換会を開催し、施策のきめ細かな変更を行え! 申し上げておきますが、HACCPなどで食の安全の確保などはできません。食の安全を守るというなら、他にすべきことは山ほどあります。それをすっぽかして、何をしておるのか、ということです。:田中一郎)


5.運転士から「草むしりやトイレ掃除」の部署に配転…「国鉄民営化」に苦しんだ元組合員がいま伝えたいこと:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/350799

(国鉄民営化とは不当労働行為の塊だったことを忘れてはならない。先般死んだアベ友でJR東海の葛西敬之(よしゆき)は「歩く不当労働行為」と呼ばれていた。また、ひどい差別的境遇に置かれた国労組合員を少しでも救済しようとして、ある程度の妥協的成果の獲得に尽力したのは当時国交副大臣の辻元清美氏だったことも記憶に残しておくべきである。もちろん被害者にとっては十分ではなかったかもしれないが。:田中一郎)

(関連)誰もが年度内解決を期待 辻元国交副大臣 - 2010.3 田中ひろはるブログ!
 https://blog.goo.ne.jp/katosayu/e/824ec1b471caef5b11c188bed67458bc/?st=0


6.日本破壊勢力の動向

(1)(社説)自民党総裁選 裏金のけじめはまだだ:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/L6uob

(2)【日本終わる】の声も…上司に「お前、元気か?」総裁候補・小泉進次郎が犯した”とんでもない非礼”(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/66ddcb2b93551187b0937d49bdb9da14d9d6f327

(3)なぜ新聞テレビは小泉進次郎氏の「本命」報道を量産するのか…識者が明かす「いまの総裁選報道は競馬の予想と同じ」「政治部記者は永田町の住民」(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f26c84118a5333abe652ef1c4642a954d8d19dd2

(4)小泉進次郎は裏金議員を「再処分」か? 安倍派は戦々恐々…総裁選出馬表明「1週間延期」の思惑|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/359798?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(5)給与「上納」常態化か 別の秘書からも 広瀬前議員:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/KC1Cv

(6)自民党総裁選で一切触れられぬ。政権与党が“無意識化”して国民に気づかせまいと必死な「最重要問題」 - まぐまぐニュース!
 https://www.mag2.com/p/news/616419

(7)【元運転手が決意の告白】官房機密費が内閣府送迎スタッフへの「特別手当」として使われていた!(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e04de55daf0d39f05ceeef4c9bc9a088577c17d8

(8)【速報】「つぶし合いするのは愚の骨頂」教育・前原氏が立民・泉代表に不快感 衆院滋賀1区擁立巡り(京都新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/68c20098ec475d9dddaf29003bde81cc4ebd3572

(9)自民党の信頼は地に落ちたまま…石破茂「ルール守る」に《そこから?》と総ツッコミの当然|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359887

(10)小池都知事は朝鮮人虐殺「追悼文」8年連続で不送付…会見で半笑い“負の歴史”直視せず|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/359899

◆岸田首相が残す「原発再稼働」という負のレガシー…任期終了まで“延命”を政策で後押し|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/359845

(原発のゲの字も知らないデクノボウおやじが最後の最後までロクなことはしない。ゲゲゲの原発、やめちまえ!!:田中一郎)
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「猛暑の夏の「経綸問答」:末法政治をどう突き破るか? 「世直し」へ向けて真っすぐに進む「中核勢力」の形成が必要不可欠=ゴミクズカスの政治家を国会へ送るな!! 与党も野党もない!!」をお送りいたします。全て他のMLでの議論です。

1.立憲民主党代表選挙

 一昨日の8/30に「立憲民主党にもの申す市民集会」があったようで、そこで「次の立憲民主党代表は誰がいいか」のアンケートを取ったところ、野田佳彦と枝野幸男がいいという人は一人もいなかったそうです。当然でしょう。立憲民主党がこうした一般有権者・国民の意向を無視して代表を決めれば、近未来の国政選挙その他の選挙では、一段と敗北色を強くすることになるだろうと思われます。いわゆる立民リベラルの国会議員たちは枝野幸男を推すようですが、本命は野田佳彦だと報道されています。やはりこの政党は、もう終わりにしなければいけない時が来ているのでしょう。賞味期限が切れた似非改革政党は歴史のゴミ箱へ消えていただきましょう。ちゃんとした野党第1党を創る、それが有権者・国民や市民運動・社会運動のこれからの課題です。しかも大至急で。

(1)立憲民主党の代表選は埋没しっぱなし…「前現犯新」で争い? 自民に劣らぬ人材払底の深刻|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359903

(2)立憲民主党代表選が自民の“お祭り騒ぎ”で完全埋没…若手や女性候補以上に大事な起死回生策|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359444#goog_rewarded

(3)野田佳彦氏が小沢一郎氏とわだかまりを越え、一致した戦略 「もう一度政権を取る」ためのポイントは…:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/350874

(4)野田佳彦氏には消費税アップ含む「7つの大罪」…立憲代表選に意欲満々の裏で透ける魂胆(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/687abeeb7af52fc8c1a9f7e5db33eaa416a6dca3

(5)野田氏保守層取り込み狙う 政権交代へ経験アピール 立民代表選(時事通信)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7dfcb4491af49083eb81283b6967c6595bf7feac

(6)<詳報>野田佳彦元首相「安易な消費税減税しない」 共産党とは「一緒に政権担えない」 立民代表選に出馬表明:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/350637

(7)泉健太は不出馬? 立憲代表選で推薦人20人確保できず…“言うだけ番長”バレて不人気|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359510

(8)立憲最大グループ、枝野氏を支援も強制なし 小川氏は出馬見送り [立憲]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS8Z2QYVS8ZUTFK00BM.html

(9)立民代表選、吉田晴美氏が出馬に意欲 党内の中堅・若手に「男性のベテラン議員ばかり」と危機感:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/349768

(1)の一部抜粋
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「立憲代表選は『昔の顔』ばかりとの揶揄に危機感を強めた辻元清美代表代行らが『若手、女性を出さなアカン』と担ぎ出したのが吉田氏。今週、小沢氏から呼ばれ、代表選に向けた恥ずかしくない戦い方などをコンコンと説かれ、だいぶ小さくなっていましたが、出馬へのお墨付きを得たということ。代表選に関心を集める起爆剤になってくれればいいのですが」(立憲中堅議員)
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(ベテランの辻元清美代表代行らが吉田晴美(1期生;杉並区衆院)を代表選に担ぎだしたそうだ。やっとることが真逆だ。吉田晴美が辻元清美を担ぎ出さなければいけない。そういえば8/30の市民集会(上記)では辻元清美氏に代表になってほしいという声は挙がらなかったようだ。代わりに、小沢一郎や江田憲司の名前が出たという。市民運動・社会運動の方も(というよりも参加者の多くが「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」だったのでしょう)政治改革や「世直し」に関してはセンスが悪そうだ。この国の迷走は今後も続くでしょう。:田中一郎)


2.田辺久人さんからの受信メール

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皆さん、鈴木さん、入会したばかりの田辺です。恐縮ですが、発言させて戴きます。

「政権交代の為に立憲民主党に物申す市民集会」の案内チラシが、オプチャ「蓮舫さんに投票した、政治の変化をあきらめない市民」にのっていました。開催者筆頭に、この会を代表して、鈴木さんが表記されていますが、いつも冷静な鈴木さんのご判断としては、多いに如何なものかと、感じました。登壇をおやめになったという事ですので、私の危惧を共有なさっているのだとは、思いますが。この会が、主催者になる事は、そもそも合意されているのでしょうか。私は、多いに反対です。

Mさんも、地域ネットワークの集まりで、「物申すなら立憲野党すべてに対してであるべき。私は反対した。」と。故安倍氏の言葉「自民党は3割の岩盤支持層に支えられている。野党が分裂している限り、勝てる。」は全くの真実で、野党が「一本化」しない限り、政権交代はあり得ません。「一本化」は、全ての立憲野党の思いと意向をバインディングして初めて成り立つもので、そこに、第三者としての「つなぐ会」がコミットする意味があるわけです。「立憲に物申す? 我々とは話さなくていいの? 野党共闘は、立憲の考えだけで成り立つの?ちがうでしょ。」と、

共産初め、他の野党が受け止める事は容易に想像がつきます。そもそも、他の野党に対して失礼です。開催するなら、(仮)「市民と立憲野党の協力をより強力にし、政権交代を実現するための、全員集会」です。異論の表明歓迎致します、建設的な意見交換なら。
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3、私の返信メール

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(ポイントは(抵抗勢力ではなくて)「世直し」中核勢力を形成です)

残暑お見舞い申し上げます。メールをお送りいただき感謝です。

(8.30)「政権交代の為に立憲民主党に物申す市民集会」のチラシをお持ちでしたら私にもお送りください(掲載サイトのURLを教えていただいてもいいです)。実は私も参加予定です。当日は会場入り口(文京区民センター2F)でいつもの通りチラシの配布をしています。もし妨害されたら帰ります。上記の件、事情はよく呑み込めませんが、若干のことを申し上げます。

1.「立憲民主党に物申す市民集会」での私の発言予定
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVliRjEgg7XynGohfu?e=B3Y0P4

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◆立憲民主党綱領にある「脱原発」にきちんと取り組んでいただきたい(脱原発基本法案だけをつくって「口先やるやる詐欺」をしていてはダメ)。

(1)脱原発ロードマップを策定し、脱原発を具体化する各法や各施策を公表し、その実現に向けて全力を尽くしていただきたい(原発は再稼働ナシの廃炉・廃止、核燃料サイクル事業は中止・廃炉・廃止)。

(2)現在の設置根拠法を廃止して原子力「寄生」委員会・「寄生」庁を解体し、新たな原子力・核の規制当局を創っていただきたい(原発・核施設の稼働許可権を持ち、IAEAの「深層防護」第5層の「避難計画」も審査すること、審査過程は全部公開、原子力ムラやその御用人間は委員にしないことを法案に明記した新法が必要:「脱原発規制委員会設置法」(仮称))

(3)福島原発事故後、政府がなすべきだった各種の原子力関連法改正を直ちに実施していただきたい(例:①原子力基本法廃止(代わって廃炉基本法(仮称)制定)、②放射能汚染防止法制定(新)(環境法として制定=今あるのは事業推進法)、③原子力災害救助法制定(新)(日本版チェルノブイリ法=福島原発事故被害者も対象にする)、④原子力損害賠償法改正(付保金額の引上げ、原子炉メーカーなどにも賠償責任他)、⑤原発輸出禁止法制定(新)、⑥環境各法に残留放射能規制値を定める(政令マター:現状は手つかず状態)、⑦コスト高の原発維持のために作為的に創った電力システム関連の悪制をすべて廃止など)。

(4)福島原発事故後の福島第1原発後始末の抜本的見直し(汚染水海洋放出は中止、二次被害防止優先=石棺化、労務管理の厳格化他)と原発事故被害者の救済
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2.おっしゃるように、このイベントが立憲民主党テコ入れ応援のために開催されるのなら、それは実に馬鹿馬鹿しい話です。そうさせるか否かは、会場参加者次第ではないかと思います。

3.田辺さんは、まだ東京の市民運動・社会運動に「全ての立憲野党の思いと意向をバインディングして初めて成り立つもので、そこに、第三者としての「つなぐ会」がコミットする意味があるわけです。」という形で期待されているようですが、私は客観的に見て「政治的力量がなく、それは無理」という認識です。このまえもメールで申し上げた通り、当分の間、日本の市民運動・社会運動は、私が申し上げている「政治的覚醒」がない間は、勝手連として活動するしかないし、それの方が自由が効いて、どこの政党にも遠慮することなく自由に動けていいと思います。政治力もないのに、無理に磁石のN極とS極をくっつけようとすると、逆に、立憲民主党のような狡猾なプロ政治家たちに手玉に取られて利用されるだけとなります。どこの政党だろうと、候補者を見極めて支援する運動を自由に展開するか、この前の都知事選で私がやったように、ロクでもない候補者の落選運動をやればいい。

4.「そもそも「野党が分裂している限り、(与党連合は)勝てる。」は全くの真実で、野党が「一本化」しない限り、政権交代はあり得ません。「一本化」は、全ての立憲野党の思いと意向をバインディングして初めて成り立つもので、」(田辺さん)のところの認識が違います。

あえて申し上げれば、ホンモノの政権交代は、ホンモノの「世直し」中核勢力がしっかりと形成されて初めて実現します。今はそれがないために、毎回選挙のたびに迷走している状態です。「小異をそのままに大同につく」というのはその通りで、価値観・世界観が多様化している現代社会で、政権の基本は連立政権だと考えますから、選挙は「ホンモノの共闘」によって闘い、その結果として政権交代ができるということは間違いありません。

問題は、今の日本の政治情勢、です。およそ旧民主民進党にいた政治勢力は、すべからくだめ、です。こういう連中には今の危機の日本を乗り越え切り開いていく能力も力量も覚悟もありません。厳しい表現を使えば、「全ての立憲野党」の議員の中に山のように「脱憲反民主」議員がいて、選挙のために党を利用しているだけです。そんなところの人間たちをかき集めて結束をはかってみても、それで仮に政権交代が実現しても、日本の政治は微塵も変わりません。新たな困難と矛盾が噴き出てくるだけです。枝野幸男、野田佳彦、泉健太に代表される政治家と、そのとり巻きたちのことです。

私は(田辺さんがおっしゃる)上記のような認識で闘えたのは、政権党に勝手なことはさせないという国会で相当多数の(しかし過半数には達しない)「抵抗勢力」形成を目指した、ここ20年間くらいのことであって、そろそろこれではダメだ、政界の右翼的再編と対米隷属・原発自滅帝国日本が第2の滅亡に向かって行進を始めた今現在では、もうこんなことでは太刀打ちできないだろうと思っています。

しっかりとした(抵抗勢力ではなくて)「世直し」中核勢力を形成し、その勢力が精鋭「市民と野党の共闘」で打って出る時、最初は少数でも、いずれ山が動くだろう、と思っています。原発過酷事故か戦争でこの国が亡ぶか、しっかりとした「世直し」中核勢力による政権交代が実現するか、時間との勝負です。別添PDFファイルは昨日の日刊ゲンダイの記事で、適菜収が「もう駄目だ」と書いています。これをどう読むか、どう反論するか、です。ガラクタ寄せ集め連合軍は、それ自体では何の役にも立ちません(関ヶ原の合戦のごとし)。しっかりとした中核勢力が真ん中にいて「命(政治生命)を賭して」闘うから、そのガラクタ連合軍が役に立つのです。

いまの立憲民主党にそんなことを期待しても、それは適菜収が言う通り、「無理」です。

◆(別添PDFファイル)適菜収インタビュー:有権者はまた自民党に騙される!(日刊ゲンダイ 2024.8.26)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/357824
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4.田辺久人さん追信

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Sさん

会内部での非難の応酬は全く意図しておりませんが、建設的な意見交換はあって良いのではないでしょうか。私は、吉祥寺駅頭で平日毎日一人街宣を行い、共産市議の方の個人としてのよりそいに多いに助けられ、一方、立憲さんからは、何もなかった等の経験から、Sさんの思いは良くわかりますが、その上で、下記の見解を表明致しました。

下記には記しませんでしたが、そもそも立憲さん内部も、連合に押さえ込まれて、共産・市民との共闘に鼻から消極的で、そのスタンスが変わる事は期待出来ない「立憲あちら側」と、「立憲どっちつかず」と、「立憲こちら側」(少数派)に分かれており、働きかけるべきは「立憲こちら側」という認識を、鈴木さんからの認識表明もあり、「CHANGE都政市民プロジェクト」では、概ね共有しております。

この「もの申す」が仮に立憲サイドの、「あちら側」に向けてのものであるとすれば、その効果は極めて限定的な筈です。下記にも記しましたが、他の野党、例えば私により沿って下さった共産党市議の方を念頭に置きますと、やはり、「失礼であり、片手落ち」だと思います。つまり、市民と野党の共闘を改善されたい塩川さんの思いに対して逆効果になりかねないと、私は.心配に思います。Sさんの、ご見解を伺いたいです。

(別メール)

私の考えでは、「もの申す」という「つるし上げ」イメージの表現は不適切だと思います。では、市民の側は、反省すべき点、「もの申される」点はありませんか?大有りですよね?「共に考える」が適切だと思います。また、立憲野党すべてと、市民が、一堂に会して「政権交代の為に、如何に共闘すべきかを、共に考える会」は、不可欠ですし、むしろ、それを先に開催すべきです。

(更に追加のメール)

田中一郎さん

下記のメール(*)もご参照下さい。添付戴いた、一郎さんの「発言」原稿の内容は、立憲全体に対する、極めて妥当な「提言」と認識します。私がお伝えしたいのは、この集会が、知事選における立憲の、市民・共産との共闘に対して極めて消極的、むしろ、抑圧的だった事への「糾弾」の場として意図されていると感じる、という事です。いくつかのメールでおつたえしている様に、それは、市民と野党の共闘の改善に対して、無益、逆効果と認識している、という事です。あくまで推測ですが、鈴木さんが「もさく連」、「地域ネット」にこの会のチラシを載せないのは、私と同様の危惧を抱かれているからだと思います。事実、当初予定されていた登壇を、会企画者からの批判をうけながらも、取りやめていらっしゃいます。

「「辻元清美さん、あなた何しているんですか、今立たなくてどうしますか、ご自身の年齢を考えても、立つのは今です」と書きました、ような状態で、そんな「立憲こちら側」(少数派)なら、これからまだまだ激しく厳しい政治的対決が近未来に待ち構えている中で、役に立たない、まるで腰抜けだ、と私は見ています。」(田中一郎)

このご指摘に、全く異論ありません。「政治は戦争をさせない為にある。」を政治信条としながら、私からの、「戦争犯罪者ネタ二ヤフを止めろ!超党派議員連盟」結成を、の呼びかけはスルー、国会での発言も殆ど「糾弾」になっていず、また、前例に捕らわれない、清新な女性党首にしか、立憲の再生は期待出来ないのは、市民から見ても自明の理である事が理解出来ているのか、いないのか、いずれにせよ今回の代表戦に立つ気配すら見えない、辻元さんは、そもそも「こちら側」に立つ勇気のある方なのか、「こちら側」に立つべきとそもそもお考えになる方なのか、私も大いに疑問です。因みに、最新情報では、吉田晴美衆院議員に立候補の動きがあるようですね。吉田党首が実現すれば、素晴らしい。と言うことで、添付された「提言」をされる事に、なんら異論はありません。田辺拝

(*)(下記のメール)

 私の考えでは、「もの申す」という「つるし上げ」イメージの表現は不適切だと思います。では、市民の側は、反省すべき点、「もの申される」点はありませんか?大有りですよね?「共に考える」が適切だと思います。また、立憲野党すべてと、市民が、一堂に会して「政権交代の為に、如何に共闘すべきかを、共に考える会」は、不可欠ですし、むしろ、それを先に開催すべきです。

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5.(メール転送です)紹介 8_30「政権交代のために立憲民主党にもの申す市民集会」.

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集会紹介です(転送歓迎)。

ストレートな市民集会名称ですが、立憲民主党にしっかりして欲しいと望む幾つかの小グループの意見発表会です。鈴木は登壇致しませんが、遠慮なく声を上げる市民の集会を応援したいと思います。

-----転載------

「政権交代のために立憲民主党にもの申す市民集会」

国民の生活をないがしろにする自公政治を終わらせるために、政権交代を実現しなければならない。そのためには、市民と野党の共闘の中心を担うしっかりした政党が必要である。しかるに、現在の立憲民主党にはいろいろな問題があるのではないか?これらを意見集約し、改善を期待していく。また、地域と市民に根差した支部組織が弱く、それを「市民が支える構造」にすること、すなわち市民が真の国民政党を育てることが重要となる。これらは従来から、半ばあきらめ気味に指摘されてきたことではあるが、政権交代のために今回真正面から論ずることとした。

日時:2024年8月30日(金) 19時~21時
場所:文京区民センター2A会議室 + Zoom
主催:政権交代のために立憲民主党にもの申す市民集会実行委員会
概要:パネリスト(市民)が意見表明(5分)する。
その後、参加者から発言(2分)してもらう。

実行委員会
政権交代を実現する会、政権交代を目指す立憲パートナーズ有志の会、北多摩の市政を考える会(有志)、かながわ市民連絡会(有志)、立憲町田市民の会、国民の生活が第一の政治を実現する会

参加グループ、グループ有志:
YMF経済研究会、自由三多摩の会、土曜夜会、平和・民主・革新の日本をめざす北区の会
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6.田辺久人さんからの受信

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田辺です。

田中一郎さん、小生の見解表明は常に拡散OKです。私の1:50AMの「つなぐ会」Sさん宛メールもご参照下さい。一郎さんの、「「つなぐ会」には、立憲野党をバインディングする政治的力量が無いので、期待は出来ない」とのご指摘に対して、今現在の私の限られた知見では、「もう少し、期待してみたい。他に、選択肢も見当たらないし。」という感じです。

また、1:50AJMのメールにも記しましたが、この会が立憲の「どちら側」に対して「もの申す」のか不明である事、他の立憲野党に対して「失礼」であり、市民と野党の共闘の改善に対して逆効果になりかねない事などを考えた時、田中一郎さんともあろう方が登壇されるのは、正直、どんなもんか、というのが正直な感想です。

チラシ添付します。PS:足の痛みは私もあります。この年になると、何らかの痛みとの共生は、避けられませんね。
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7.私の追信

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田辺様へ、

チラシ送付に感謝します。それにしても、鈴木国夫さんは、何故、「もさく連」のMLや「地域ネット」のMLに、この集会のチラシを送信しないのでしょうか? どうも変ですね。(その後、両MLに送信されました)

ところで、田辺さんのメールにある「田中一郎さんともあろう方が登壇されるのは、正直、どんなもんか、というのが正直な感想です。」という部分なんですが、「登壇しないかと声を掛けられている」わけではありませんし、登壇するつもりもないのですが、しかし、集会では、登壇者が一通りしゃべったあとで、会場参加者およびZOOM参加者からの発言を呼びかけるということだったので、それじゃ、行って発言するか、と思って参加しようとしていたのですが、(よくある市民集会のパターン)、この集会はそうではない、ということですか? 何だかよくわからなくなってきました。

田辺さんがおっしゃる立憲民主党の中が「「立憲あちら側」と、「立憲どっちつかず」と、「立憲こちら側」(少数派)に分かれており」はその通りなんですが、その「立憲こちら側」(少数派)でさえもが、今動かなくてはいけないのに、ボサーとして日和見をしている(少し前の私のメールに「辻元清美さん、あなた何しているんですか、今立たなくてどうしますか、ご自身の年齢を考えても、立つのは今です」と書きました)、ような状態で、そんな「立憲こちら側」(少数派)なら、これからまだまだ激しく厳しい政治的対決が近未来に待ち構えている中で、役に立たない、まるで腰抜けだ、と私は見ています。要するに、危機が深まれば、消えていくような人達だ、ということです。いや、違う、というなら、本人たちが、それを態度で示してほしい。

(私は勝手連方式で各地域で政治活動をする(応援するなら候補者を厳しくチェック、あるいはロクでもない奴を落選運動)、都道府県レベルや全国レベルでは「緩やかな連絡会・情報交換レベル」、「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」は解散せよ、と訴えていますが)田辺さんが、他に方法が思いつかない、ということでしたら、当面、思うように動かれてみて下さい。

私は2012年の第一次宇都宮健児都知事選以来、10年間以上やってきて、こんなんではラチがあかない、こんな調子で立憲民主党にすり寄るような市民運動・社会運動を続けても、時間のムダ、と評価していますから、今後は立憲民主党に対しては厳しい批判を繰り返すことになるでしょう。有権者をバカにするんじゃねーぞ、という怒りをこめてです。この間、「経済秘密保護法(SC法)」や自衛隊法改悪法(日米両軍統合)をはじめ、自公政権が国会に提出した対米隷属型戦争法案にことごとく賛成し、また、脱原発を棚上げにしようとしています。戦争と原発、この2つが、近未来に日本を破滅させるかもしれないのに、ですよ。ふざけるな! です。また、下記についても何の回答も動きもありません(むしろ逆噴射している様子です)。

◆泉健太立憲民主党への公開質問状「核燃料サイクル事業を即時中止しますか? YES・NOでお答えください」:(メール転送です)<むつ中間貯蔵>青森県議会原子力特別委員会で鹿内議員が圧巻の質疑- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-7ce059.html

また、この間の立憲民主党すり寄り運動を進めてきた「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」(及びその御用学者の山口二郎)に対しても厳しい態度になります。「脱炭素」と「安保法制違憲部分のみ削除」、などという致命的な亡国公約で妥協するなどということが、あたかも市民の代表を現すかのごとき(市民代表の詐称です)、その組織のネーミングにそぐわないことです。政党との交渉を言葉遊びで決着をつけるから、こんなことになるのでしょう。自分たちは「市民の代表」であるという「自意識過剰」心理がなせるものではないかと私などは思いますね。

ですので、昨日私がお送りしたような(当面の)結論になっています。

でも、この集会が、田辺さんの言うように、よろしくないもので、私が勘違いをしているのであれば、参加は見合わせますが、そんなにいけませんか? 確かに何か変ですね。直感的に感じます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(結局、「政権交代のために立憲民主党にもの申す市民集会」には不参加でした:田中一郎)
草々

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