« 3つのこと:(1)政治資金規正法と公職選挙法の改正を軸に「政治とカネ」問題の抜本改革実現を(2)メディア改革なくして民主主義ナシ(3)この国は社会保障福祉を「やる気」あるのか?!(まともな生存権保障ができない政府は入れ替えましょう) | トップページ | (再掲)基準地震動に関する「新規制基準」は作り直せ!:能登半島地震で(1)志賀町北部で1万ガルを越える地震動を記録(2)5km程度までしか連動しないと規制委が言っていたが、20km遠方の断層が連動した能登半島地震 »

2024年8月18日 (日)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(156):1KWの電力も発電・供給しない日本原電に、毎年毎年約1千億円の「前払い金」を13年間もくれてやる東電・関電他の電力会社は背任だ=第二次株主代表訴訟を提訴せよ!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(9.25)再開「新ちょぼゼミ」第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-ef8a7e.html
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1722778277144staff01


2.オンライン署名 福島原発事故は国の責任!最高裁は国を免責した判決を正してください Change.org
 https://qr.paps.jp/4UW73


3.イベント情報(9月)

(1)(チラシ)(9.1)外環道路と住民主権:岩見良太郎氏(井の頭)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlgbP40amMyPXe5Wm?e=fZx7Vh

(2)(チラシ)(9.2)函館市大間原発建設差止裁判 第32回公判&報告会(東京地裁&参) 
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlUUEZf8wXT5l_yT0?e=4XvbMT

(3)(9.3)国会前スタンディング・モブ(澤地久枝:毎月3日13時)
 https://sites.google.com/view/313standing/

(4)(プログラム)(9.4)総選挙で日本をアップデート ガーベラの風 国会イベント:衆2多目的
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlgfWpSqJTIq6pmQe?e=jkmmiI

(5)(チラシ)(9.6)砂川事件裁判故国家賠償請求訴訟 控訴審公判(東京高裁#101)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlgmRUJjR3EH868z-?e=TTN4Jo

(6)(チラシ)(9.6)シンポ「戦争ではなく平和の準備を」(衆2多目的)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlWZBkUfPsKXYSTJD?e=WrAg2z

(7)(チラシ)(9.7)原発と再生エネルギー(青木美希さん:たんぽぽ舎)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlXh6k2MpBMExBCT5?e=WcZsys

(8)(9.11)第11回口頭弁論のお知らせ - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://qr.paps.jp/OS48R

(9)(チラシ)(9.19)福島原発さいたま訴訟控訴審第4回公判&報告集会:東京高裁#101 衆2
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlgwQSJ5_d8q7hHPq?e=b35n8v

(10)開沼氏との訴訟 第9回口頭弁論期日のご報告と次回期日のご案内
 日 時:2024年9月19日(木)14:00~
 場 所:東京地方裁判所415号法廷
 監 視:抽選などはせずに傍聴いただけます
 https://youtu.be/sgVqAYZhWyc

(関連)砂川事件裁判故国家賠償請求訴訟ニュース 第16号 2024.8.10
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlgvh4mUfxaVhITt9?e=xJYrLc


4,(メール転送です)緊急のお知らせ 集会賛同団体募集

 賛同してくださる道内外の個人、団体を募集しています。紙媒体の締め切り日は19日と間近かなので、ご案内します。泊原発の廃炉をめざす会 世話人 マシオン恵美香 ご連絡は 下記のメールアドレスまでお願いいたします。
 emika69@yahoo.co.jp 

◆「ディアブロキャニオン原発周辺事情~老朽原発の稼働延長と廃炉後の核ゴミの未来~」

開催日:2024年9月24日 午後1時~ (会場設営は午前中から)
場 所: 衆議院議員第2会館地階 第一会議室
主 催:泊原発の廃炉をめざす会 賛同団体を募集

<基調講演>
講 師 キャロル久末 プロフィール:
東京でFMラジオ、テレビなどのパーソナリティ、ナレーター、コメンテーター、映像プロデューサー、ライターなどに携わる。2006年から主にサンルイスオビスポ・カウンティの牧場で自給自足の生活を求め始めるが、福島第一原発の事故以降、地元をはじめ、カリフォルニア、日本の脱原発、反核運動の活動家に。現在はマザーズ・フォー・ピースの役員として講演、イベント企画実行などと共にスポークスパーソンの役割も。集会タイトル:アメリカ ディアブロキャニオン原発周辺事情~老朽原発の稼働延長と廃炉後の核ゴミの未来~講演タイトル:2024年廃炉予定だったディアブロキャニオン原発が稼働延長に?!

■ZOOM参加
ZOOMでオンライン参加の方は、下記のID、パスコードを利用ください。

「20240924ディアブロキャニオン原発周辺事情13:00衆議院議員第2会館」
時 刻: 2024年9月24日 01:00 PM
参 加 Zoom ミーティング
https://us02web.zoom.us/j/81215476189...
ミーティング ID: 812 1547 6189
パスコード: 052694

◆(チラシ)(9.24)ディアブロキャニオン原発周辺事情:キャロル久未さん(衆2-1)
 https://1drv.ms/i/s!ArtBTVAHlosVlgoTPhoA20XifBs1?e=UE3kCA


5.(新刊書)検証政治とカネ-上脇博之/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034620454&Action_id=121&Sza_id=A0

(関連)終わらない告発 自民裏金問題火付け役の上脇博之教授 「あきらめたら議員のおもうつぼ」(北海道新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/72f293331f763847974ff3cfa46faa01a86f59e6


6.現行の健康保険証の廃止・マイナ保険証への一本化を強行しないよう求める申し入れ(地方議員有志 2024.9.2)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlg17X2JChdZhBNo_?e=ujIkvT


7.ほぼ黒塗り!半導体ラピダスへ「巨額支援」は正当か 経産省は前のめり、浮上した政府保証付き融資 - 最新の週刊東洋経済 - 東洋経済オンライン( 民間がほんの申し訳程度の数十億円しか出資していない中で、政府・自民党・経済産業省が前のめりで数兆円の出資をするという。失敗確実で、失敗した時の責任を問われないように、今から「海苔弁当」の情報公開だ:田中一郎)
 https://toyokeizai.net/articles/-/789470?display=b


8.ガラクタの、ガラクタによる、ガラクタのための政治
 あのね、自民党や維新に投票したらアカン、て言うてるやろ、わからんのケ?!

(1)(別添PDFファイル)今ごろ「刷新」も何もない 誰が自民党総裁になっても国民はドッチラケ(日刊ゲンダイ 2024.8.19)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359229

(2)シャッポのすげ替えではどうにもならない 八方塞がりで再選出馬断念 絶望的な自民党の今後 日刊ゲンダイ
 https://x.gd/uVRTQ

(3)ポスト岸田は誰だ? 記者「小林鷹之氏は地味だが実直で誰からも嫌われない。小泉進次郎氏と対照的」「カギは“刷新感”」(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース( この「ABEMA TIMES」って、ゴミ記事ばかり集めたところなの?)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9743cebb839ec4d71ce428f3d594c42456f9502e

(4)広瀬めぐみ氏、議員辞職の意向 任意聴取に「秘書は勤務せず」 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240814/k00/00m/010/291000c

(5)自民・小林鷹之氏、小泉進次郎氏が靖国参拝 党内に総裁選「待望論」 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240815/k00/00m/010/027000c

(6)木原稔防衛相、終戦の日に靖国神社に参拝 韓国「時代錯誤的」と反発:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/xlojX

(7)総裁選は大乱戦の様相だが…岸田の次は“貧乏クジ”で「短命政権」確定 自民選挙対策のプロが説く根拠|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359177

(8)パーティー「解禁」に立民苦慮 続く自粛ムードで資金不安(共同通信) Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3fd0ce6a23fe38bbb097d1a7b63bab8e0c181aea

◆日刊IWJガイド・非会員版「伊方原発が福島第一のような事故を起こせば、瀬戸内海は死の海に! 中国地方の西側と四国、九州の主要都市は壊滅!-(後編)」2024.8.17号~No.4304 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53801
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(156):1KWの電力も発電・供給しない日本原電に、毎年毎年約1千億円の「前払い金」を13年間もくれてやる東電・関電他の電力会社は背任だ=第二次株主代表訴訟を提訴せよ!」をお送りします。

 <別添PDFファイル>
(1)東電、原電に「電力料金の前払い」1400億円 運転停止中でも(毎日 2024.8.8)
(2)厳しい再稼働 あがく原電、敦賀2号機 追加調査に望み(朝日 2024.7.25)
(3)防潮堤不備 原電「補強で対応」、規制委要求は造り直し、東海第2 工事完了見通せず(東京 2024.8.14)
(4)柏崎刈羽再稼働の前に「福島への責任果たしたか」 新潟県検証委員長を務めた池内了氏が東電に問う「資格」(東京 2024.8.12)
(5)「原発利権」は永久に不滅、鹿島と日本原燃「不正入札」の腐臭(『選択 2024.8』)
(6)「M7以上」活断層25カ所、日本海の新潟ー兵庫、地震調査委(東京 2024.8.3)
(7)使用済み核燃料中間貯蔵 地元に懸念 50年後の出口定まらず 青森・むつ(毎日 2024.8.8)
(8)中間貯蔵完成に十数年、関電「操業30年ごろ」間に合わず:山口上関(毎日 2024.8.14)
(9)届かぬ訴え、「被爆者」の壁:上中下(毎日 2024.8.2~4)


1.(別添PDFファイル)東電、原電に「電力料金の前払い」1400億円 運転停止中でも(毎日 2024.8.8)
 https://mainichi.jp/articles/20240807/k00/00m/040/291000c

 <田中一郎コメント>

 福島原発事故以降の約13年間、1KWの電力も提供していない・提供できない卸売電力会社に、しかも、13年たっても電力供給の見込みが立たないどころか、片肺の敦賀原発2号機については原子力「寄生」委員会にでさえ「新規制基準」不適合とされてしまった電力会社日本原電に、毎年毎年、1千億円近いカネを交付し続けてきた地域独占(原発)電力会社(「毒電」)数社(13年間の累計で1兆円を優に超えている)、かような非常識はもはや背任行為です。

東京電力や関西電力をはじめ、日本原電の株主会社の「毒電」の経営者たちに対して、それぞれの「毒電」の株主がそろい踏みで、(第二次)株主代表訴訟を提訴すべきだと思います。弁護士の皆さま、よろしくご検討ください。(市民側は「全国連絡会」でも組織すべき)また、日本原電を直接、訴える方法はないものでしょうか? これも併せてご検討ください。よろしくお願い申し上げます。

(関連)日本原子力発電 - 大株主の状況
 https://irbank.net/E04507/holder
(具体的には、東京電力、関西電力、中部電力、北陸電力、東北電力、電源開発の6社かな?)

(関連)東電、原電に「電力料金の前払い」1400億円 運転停止中でも 毎日新聞 2024.8.7
 https://mainichi.jp/articles/20240807/k00/00m/040/291000c

(関連)原発しか持たない日本原子力発電が大ピンチ 敦賀の2号機も東海第2もメド立たず 一方で岸田政権は新増設に前向き東京新聞 2024年8月3日
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/344827

(関連)東海・東海第二発電所の近況について 日本原子力発電株式会社 2024.8.8 https://www.japc.co.jp/tokai/news/2024/pdf/tokai2408.pdf

(関連)敦賀発電所2号機 新規制基準適合性に係る審査状況について 日本原子力発電株式会社 2024年08月06日(火)
 https://www.japc.co.jp/plant/tsuruga/shinsa/tsuruga3_1.html


2.敦賀原発2号機が再稼働不可能に 原子力規制委員会が初めて不適合審査書を取りまとめへ :東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/344825

(関連)(別添PDFファイル)厳しい再稼働 あがく原電、敦賀2号機 追加調査に望み(朝日 2024.7.25)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15992977.html

(日本原電による審査書類の大規模な改竄や、審査の過程での日本原電のピンボケ回答・返答を経ての結果がコレである。いったいこの危険極まる老朽原発に原子力「寄生」委員会・「寄生」庁はどれだけの時間を費やしたのか。資源と時間の無駄である。少なくとも今から数年前、審査書類の改竄が発覚した段階で「審査不合格」ならぬ「原発稼働資格なし」で審査打ち切りとすべきだったし、そもそも日本原電の財務状態から鑑みて、相応の財務力があることが原発稼働認可の条件としているはずの「新規制基準」にも違反していることも、ずっと前の段階で自明だった。それを今までズルズルと引っ張って来てこのザマである。そもそも福島原発事故後13年間で「新規制基準」不適合が今回初めてなどという事態が、この日本原電とのズルズルべったりの13年間と併せ、原子力規制委員会・規制庁が原子力「寄生」委員会・「寄生」庁であることを示す1つの証拠となっている。不合格は、敦賀2号機と日本原電だけでなく、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁もである。原子力に「寄生」して原子力の「規制」はできない。:田中一郎)


3.(別添PDFファイル)防潮堤不備 原電「補強で対応」規制委要求は造り直し 東海第2工事完了見通せず(東京 2024.8.14)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/347309

 <田中一郎コメント>

 次の4点を指摘しておく。首都圏において、ここまで危険でデタラメな老朽原発を再稼働させるわけにはいかない。しかも水戸地裁は、もしもの時の住民の避難計画に実効性がないとして再稼働不可の判決も下している。これで何故に原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は改めて東海第二原発の「新規制基準」不適合の判断を下さないのだろうか。「新規制基準」では下せないのなら、こんな「新規制基準」は廃止して新たに作り直せということだ。

規制当局が危険極まる老朽原発を、デタラメと法令違反を繰り返す原発会社=日本原電に再稼働してもいい、などという態度を示していることがどうかしている。何度も申し上げて恐縮ながら、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は機能不全に陥っており、この組織は根拠法を廃止することで解散させ、再度、新たな厳格な安全規制委員会を創らないとダメだ。このままだと再びの東海第二原発過酷事故により、首都圏が今度こそ壊滅すること必定である。手抜き防潮堤を補強・手直しすればいいとい話ではない。

(1)日本原電は防潮堤の手抜き工事を早い段階で把握していたが、それをずっと隠し続けてきた。茨城県の日本共産党がこれを発見し、記者会見に及ぶということで、同社はようやくそれを追いかけるようにして、同党の記者会見の日程に合わせて公表する始末である。この辺のいきさつを第三者委員会を設けて検証し、隠蔽事実の悪質性が明らかになった段階で日本原電の原発の稼働資格を剥奪せよ。

(2)原子力「寄生」委員会でさえ防潮堤は「造り直し」だと言っているにもかかわらず、日本原電の方はそれをせせら笑うかのように「補強で済ませる」と言い張っている。それはまるで「我々日本原電が「補強」だと言っているものを原子力「寄生」委員会ごときが「造り直し」だというのなら従う気はないぞ。それで再稼働を認めないというのなら、やれるものならやってみろ、ということだ」という態度さながらである。日本原電のような小規模のチンピラ原発会社にして、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁などは「再稼働のお墨付き」を与えるために設けてある原子力ムラの浄瑠璃人形のような御用組織だ、と認識していることが、敦賀2号機=「新規制基準」不適合とされても、また再審査だという不敵な態度とともに、原発を巡る力関係の実態を我々に見せつけている。

(3)手抜き工事をやり、それを隠し続けてきた「安藤ハザマなどの共同企業体」を許すわけにはいかない。このJVの仕事についても第三者委員会を設けて検証の上、悪質性が認められた段階でゼネコン・建設会社に対する許認可の法的措置を使い、可能な限りでの処分をすべきである(ゼネコン免許というものがあるのなら、それを剥奪すればいい)。少なくとも、この工事業者たちは原発業界からは永久追放すべきである。こういう犯罪行為が発覚した際には、その犯罪行為を行った組織に対して厳罰を持って臨むことが、再発防止の最重要の方法である。もし「安藤ハザマなどの共同企業体」が処分や原発業界からの追放を受けて業績が悪化すれば、今度は同社の株主達が株主代表訴訟を提訴して、役員たちをとっちめてくれるだろう。日本はまがりなりにも一応の「適正化」制度は用意されている(その制度は不十分だが 例えば日本原電のように株式会社しか株主がいないような会社の場合には、株主代表訴訟による経営適正化のアクションは起こしにくい=分社化や子会社設立による責任債務の遮断は認めないなどを含め、株式会社の子会社・関連会社の管理責任について会社法改正が必要だ)。それをフルに使って危険な原発を止めていくことが肝要である。

(4)それにしても、東海第二原発と日本原電に対して茨城県や地元市町村は何をしているのだろうか? まずは真っ先に真相究明委員会を設置しろとの声が出てこなければいけない。東京新聞記事の最後にあるように、アリバイ的に「ブー垂れ」していても仕方がないではないか。また、茨城県の有権者は、東海第二原発の過酷事故から自分たちを未然に守ってくれる人間たちを議員や首長として選挙で選ばないと、近未来にあなた方の今の生活やこれからの人生や健康は原子力ムラに奪われて失うことになるぞ。福島原発事故を繰り返したいのか、ということだ。


4.(別添PDFファイル)柏崎刈羽再稼働の前に「福島への責任果たしたか」 新潟県検証委員長を務めた池内了氏が東電に問う「資格」(東京 2024.8.12)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/346950

◆(新刊書)新潟から問いかける原発問題 福島事故の検証と柏崎刈羽原発の再稼働-池内了著:明石書店
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034595112&Action_id=121&Sza_id=E1

(一部抜粋)はじめに(池内了『新潟から問いかける原発問題 福島事故の検証と柏崎刈羽原発の再稼働』明石書店)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlg60ug4D7vR6bPaG?e=vRxPFF

(関連)柏崎刈羽原発:池内特別検証報告(2023年11月)
 https://qr.paps.jp/m2S60
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlBRWwF3arV0_ZU5P?e=WTTYDg
 https://twitter.com/sayawudon/status/1727890196040147237

(関連)Home 市民検証委員会 - 柏崎刈羽原発の安全性を検証する
 https://shiminkenshouiinkai.jimdosite.com/

(関連)福島原発事故を引き起こして経営破綻したゾンビ企業=東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することなどありえない(その1):(必読)池内検証特別報告(反県民的で原子力ムラの手先となった花角英世現新潟県知事の検証妨害を乗り越える)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-5f0237.html

(池内了名古屋大学名誉教授がおっしゃる通りです。全部読むのはちょっと大変かもしれませんが、頑張って読了いたしましょう。私の方では「柏崎刈羽原発:池内特別検証報告(2023年11月)」について逐条的な解説を予定しています。:田中一郎)


5.(別添PDFファイル)「原発利権」は永久に不滅、鹿島と日本原燃「不正入札」の腐臭(『選択 2024.8』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/24469

(PDFファイルを開くと、表題が真っ黒けで読めませんが、その表題はPDFファイルの題名に転記しています(上記)。核燃料サイクルなど、超危険を抱え込んで巨額のカネをドブに捨てるような、全くバカバカしいもので、日本にとっては巨大なマイナスにすぎません。それはともかく、上記の記事は低レベル放射性廃棄物の埋設施設をめぐる鹿島と日本原燃の癒着・利権を報じているものです。こんな連中は、原発・核燃料サイクル施設を含むあらゆる公共公益事業から追放しなければいけません。:田中一郎)

(月刊誌『選択』は通信販売なので書店では入手できません。図書館等でご覧になるか定期購読されてください。)


6.(別添PDFファイル)「M7以上」活断層25カ所、日本海の新潟ー兵庫、地震調査委(東京 2024.8.3)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/344706

 <井戸謙一弁護士からいただいた最重要資料>

◆1万ガルのグラフは京都大学境有紀教授の研究室のホームページにあります。
 https://qr.paps.jp/lxWx

(サイトの中ほどのカラーの5本の線グラフの1つ目(弾性加速度応答スペクトル(減衰定数5%,水平2方向ベクトル和))をご覧ください。この中の「(志賀町)(5)K-NET富来」(薄い桃色)はグラフの天井を上方へ突き破っています。グラフの縦軸は「加速度(g)」で最大値が5g=5×980ガル=約5000ガルです。どこまで上方に伸びているかというと、1万ガルを越えているそうです。つまり、志賀原発がある志賀町のわずか10kmほど北方の観測点「旧富来町」で1万ガルを越える強い地震動があったということを意味します。この揺れの場所が少し南で、かつ志賀原発が稼働していたら、日本は志賀原発の大破壊により「終末」を迎えていたでしょう。珠洲原発が動いていなくてよかったと喜んでいる場合ではありません。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が進めている基準地震動の「新規制基準」を抜本的に見直さなければなりません。:田中一郎)

◆20km離れた断層の連動のニュースは下記にあります。
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000334245.html

(原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、これまで活断層や断層は、せいぜいのところ5kmくらいのところまでしか連動しないと言ってきました。それがものの見事に打ち破られ、能登半島地震に際には20kmも離れたところにある断層が連動しています。このことは、上記でご紹介した東京新聞記事も念頭に置いて、同じく「新規制基準」を抜本的に見直す必要があることを実証しています。それにしてもマスゴミは、何故、上記(井戸謙一弁護士が指摘している)2点を報道しないのでしょうか? だから原子力ムラの再稼働追認推進組織である原子力「寄生」委員会・「寄生」庁も、福島原発事故の教訓を活かさないだけでなく、能登半島地震の教訓もまた活かそうとはしておりません。このままでは全国各地の原発立地で危険極まりない状態が続きます。:田中一郎)

(関連)震度7観測の石川県志賀町 揺れは東日本大震災に匹敵 気象庁 - NHK - 令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240103/k10014307941000.html

(「気象庁によりますと、今回の地震で震度7の揺れを観測した石川県志賀町の地震計から算出された、揺れの強さを表す「加速度」は2825.8ガルに達していたということです。」(NHK)ではないのだよ。1万ガルを越えているのだ!! もっとしっかり取材して報道しろよ!! 京都大学境有紀教授の研究室へ行ってこい!!:田中一郎)


7.(別添PDFファイル)使用済み核燃料 中間貯蔵、地元に懸念 50年後の出口、定まらず 青森・むつ(毎日 2024.8.8)
 https://mainichi.jp/articles/20240807/k00/00m/020/177000c
 https://mainichi.jp/articles/20240808/ddm/002/040/086000c

(宮下宗一郎とかいう若造の青森県知事は、同県を核のゴミ捨て場にした知事として歴史に名を残すだろう。いったん受け入れた核のゴミや使用済み核燃料は、県外搬出などほぼ不可能である。青森県民は、自分たちの故郷を守る気があるのであれば、県知事や県議会など、あるいはむつ市長やむつ市議会など、タカリじじいたちの「蜘蛛の巣城」になっている組織のメンバーを抜本的に入れ替える投票行動をしないといけない。きれいごとなど言っておれない。返す刀で、全国の有権者・国民は、福島原発事故を見てもなお、原発推進だなどと言っている連中を選挙で落とさなければ、今度こそ国が亡ぶことになる。神様は二度、微笑まない。:田中一郎)

(関連)(社説)核燃料の貯蔵 「約束」に責任負えるか:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16010465.html

(関連)社説:中間貯蔵施設が稼働へ 原発政策の矛盾残るまま - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240808/ddm/005/070/135000c

(関連)-12,054 筆 -むつ中間貯蔵の安全協定締結やめて!緊急要請9日9時30~青森県庁にて提出行動 - 原子力規制を監視する市民の会
 http://kiseikanshi.main.jp/2024/08/09/22334455/

(関連)中古容器の不正疑惑について規制庁に質問~50年貯蔵キャスク|大竹 進
 https://note.com/otake_susumu/n/nc60ad262575e

(関連)原子力規制庁との懇談 
 https://www.youtube.com/watch?v=_KD2nZISK0o 
(「懇談」という表現はいただけません:田中一郎)


8.(別添PDFファイル)中間貯蔵 完成に「十数年」、関電「操業30年ごろ」間に合わず:山口 上関(毎日 2024.8.14)
 https://mainichi.jp/articles/20240814/ddm/041/040/094000c

(関連)迷走プルトニウム:乾式貯蔵・拡大する急場しのぎ 関西電力が抱える特殊事情 - 毎日新聞
 https://x.gd/7nUT0

(関連)迷走プルトニウム:上関中間貯蔵完成に10年以上か 福井県外への核燃料搬出は不透明に - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240813/k00/00m/040/077000c

(関連)中止署名26万超を関電に提出 上関の中間貯蔵施設計画で市民団体 山口 朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS4M46M0S4MTZNB00FM.html

(過疎化が進む山口県上関町、ここでもタカリじじいたちが跋扈しているようである。原発銀座の福井県が原発あぶく銭で潤ったあとの「残りカス」とでもいうべき使用済み核燃料を、自分たちの県に置いておきたくないから、どこかカネをくれてやるので引き取ってくれ(と言っても、そのカネは関西電力が出し、その原資は関西電力の電力ユーザーが払うのだが)、と言っているものに飛びついて、カネくれるなら何だっていい、などと、勝手に受け入れを決めた上関町長、こんな奴を上関の町民は町長にしておくのか?! かような町には若い世代は寄り付くはずがない、とは思わないのか?! 毒を食らわば皿までも、あまりに卑しく見苦しい。耐えがたい。:田中一郎)

◆「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(155):今頃になって、使用済み核燃料の持って行き場所がなくて慌てふためく「トイレなきマンション=原発」政策、場当たりエネルギー政策の行きつく先は「核ゴミだらけ列島」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-24c88e.html


9.(別添PDFファイル)届かぬ訴え、「被爆者」の壁:上中下(毎日 2024.8.2~4)
 https://mainichi.jp/hibakushanokabe/

(関連)広島原爆「黒い雨」訴訟の原告全面勝訴(国の上告断念)と長崎原爆「黒い雨」被ばく被害者=何故、国は広島と長崎で被ばく被害者を区別・差別・分断するのか!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/12/post-a5a9b3.html


10,規制庁職員トンデモ発言「原発と一般施設は同じ」 川内原発設置変更許可処分取消訴訟  | 週刊金曜日オンライン
 https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2024/08/12/genpatsu-56/

(関連)宮崎で震度6弱 M7.1 震源地は日向灘 - 毎日新聞
 https://x.gd/zw5QE

(関連)気象庁が「巨大地震注意」発表 南海トラフ巨大地震への注意が必要 - 毎日新聞
 https://x.gd/YmLdC

(関連)南海トラフ地震がこの猛暑に起きたら…たどり着いた避難所で命を失いかねない「エアコンなし体育館」の実態:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/347300?rct=tokuhou

(そのトンデモ発言の規制庁職員をクビにしたらどうか。非常識にもほどがあるし、そもそも規制庁という役所は原発の再びの過酷事故を防ぐために新たに設置された規制当局ではないか。かようなことを言って許されると思っていること自体が、この組織のタルミ(弛緩)を示している。:田中一郎)


11.(社説)原発建設支援 国民負担で特別扱いか:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16005569.html

(関連)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(153):寝ていても原発に大金が転がり込む仕組みが山のようにつくられている=また2つ 「長期脱炭素電源オークション」制度 「原発の新増設費、電気代上乗せ」制度(これから制度設計)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/07/post-06a2e5.html
草々

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