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2024年8月 6日 (火)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(154):なぜ日本は原発を止められないのか?

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(9.11)第11回口頭弁論のお知らせ - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://qr.paps.jp/OS48R

(関連)(別添PDFファイル)ニュースレターvol.10をUPしました! - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://www.311support.net/news-240729/

(関連)ニュースレター - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://www.311support.net/newsletter

(関連)ホーム - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://www.311support.net/


2.(チラシ)(8.7)原子力規制庁との懇談:むつ市RFS搬入キャスクの安全性(要申込 衆2会議室)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlW54qHDW5q7tSOUa?e=l7GLyI


3.キャンペーン

(1)オンライン署名·松井一實広島市政による原爆ドーム周辺での入場規制「表現の自由」圧殺に反対する緊急共同声明·Change.org
 https://qr.paps.jp/x0Z0y

(左翼・左派・リベラルが主催するイベントでも似たようなことをしているけどネ、近々1つの事例をご紹介します:田中一郎)

(2)オンライン署名 · #freepalestine【署名再開!】イスラエル代表を平和記念式典に招待しないよう広島市に要請します! - Hiroshima, Change.org
 https://qr.paps.jp/cy6dC


4.魔術的言葉「抑止力」 - 非武装中立「美しい日本」を目指すピースアゴラ
 https://peaceforever-realize-by2025.com/2024/08/post-9364/


5.魑魅魍魎が蠢く9月自民党総裁選=野党に転落させるのがBESTシナリオ

◆(別添PDFファイル)1%男 茂木首相が誕生しそうな2つのワケ(鮫島浩『サンデー毎日 2024.8.18/25』』)
 https://x.com/SamejimaH/status/1820591172852777404

 <田中一郎コメント>
 2枚目の最後の方が結論的注目点です。9月自民党総裁選は事実上、石破茂(菅義偉)X茂木敏充(麻生太郎)なのだそうです。

*国民人気が高い(ウソつけ!)石破茂は自民党派閥力学では劣勢、他方、派閥力学では優勢な茂木敏充は国民人気はサイテー

*軍事オタクの石破茂は、日本国憲法第9条2項を削除することを打ち出し(!!)、高市早苗や安部派の取り込みに躍起

*都知事選で泉健太立憲民主党に勢いがなくなり、政権交代の可能性が再び低迷、しかし、立憲民主党が態勢一新すれば状況変化

*小泉進次郎(父の純一郎が50歳まで総裁選に出るなと制止するも森喜朗元総理が後押しして出てくるかも)が出ると当確か?

*今のまま行けば、本命は茂木敏充、でも、茂木敏充総裁・総理では、選挙は自民党敗北かもしれない。


6.御用組合「連合」さん、コンニチワ、「世直し」市民の皆さま、サヨウナラ
 「脱原発」は遠い未来の絵に描いた餅、日本国憲法「立憲」は「論憲」を経て「壊憲」へ、泉健太立憲民主党の行きつく先は第5自民党(第五列)

◆(別添PDFファイル)次期衆院選 立国連携、原発障壁に 連合議員の要請受け協議入りの方向 憲法論でも続くさや当て(毎日 2024.8.3)
 https://mainichi.jp/articles/20240803/ddm/005/010/103000c

 <田中一郎コメント>

 8/3の毎日腰抜忖度提灯新聞の記事です。一種の催促記事=「市民と野党の共闘」をつぶせという自公政権・自民党への忖度記事だろうと思われます。よく見ておいてください。要約すれば「御用組合「連合」さん、コンニチワ、「世直し」市民の皆さま、サヨウナラです。

(参考)ユーチューブ 値上げは致しません 高田渡
 https://qr.paps.jp/PDkJE

「脱原発」は遠い未来の「絵に描いた餅」、日本国憲法「立憲」は「論憲」を経て「壊憲」へ、泉健太立憲民主党の行きつく先は第5自民党(第五列)」ということです。「第5自民党(第五列)」とは、公明党、維新、国民民主党、ガラクタ系に続く「第5番目の自民党補完政党」という意味です。昔はこういう連中のことを「第5列(The Fifth)」と言っておりました。

(参考)第五列 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%BA%94%E5%88%97

「市民連合」という名の「日和見連合」(ひよれん)もまた、この動きに「脱炭素」の旗を掲げて合流していくのでしょうか? 「脱炭素」とは「GX推進」のことであり、それは文字通りの「原発大推進」です。「人工排出CO2による地球温暖化」説の科学的実証的根拠を厳格に確認もしないままです。また、違憲安保法制は「違憲部分だけを削除」とか言いながら、要するに違憲アベ戦争法は残しましょう、ということのようです。

この国の「破滅へ向けての翼賛的体質」は昔とあまり変わっていませんね。諸悪の根源=政治を抜本転換しなければ、原発も戦争もなくならず、近未来は、ほぼ間違いなく「破滅」です。この国は、どうしてかくも「チョウチン屋」が多いのでしょうか?


7.カバカバTV朝日の都知事選報道姿勢に猛烈な批判

◆(別添PDFファイル)都知選TV朝日報道姿勢に疑問「なぜ学歴詐称問題より『勝負服』を優先したのですか」(田幸和歌子『週刊金曜日 2024_8_2』)
 https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003917.php

カバカバTV朝日の都知事選報道姿勢に猛烈な批判です。
まさにマスゴミ、というよりも、政治選択妨害の御用クズTVです。


8.日刊IWJガイド・非会員版「世界金融恐慌か!- 5日の東京株式市場は先週末に続き、3日連続の大暴落! 下げ幅は『ブラックマンデー』を超えて過去最大! 6日は反発!」2024.8.6号~No.4296 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53766
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(154):なぜ日本は原発を止められないのか?」をお送りいたします。

◆(別添PDFファイル)なぜ原発は止められないのか 2024.8
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlW8Asa4IpLtaJanM?e=guSMZL
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlW8Asa4IpLtaJanM?e=guSMZL

◆なぜ日本は原発を止められないのか?-青木美希/著(文春新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034542370&Action_id=121&Sza_id=C0

(関連)「怒鳴られながらも取材を続け、本音を引き出した」原発安全神話を徹底取材した青木美希さんの新刊は、なぜ勤務先の新聞社から「出版は許可できない」と言われたのか 『なぜ日本は原発を止められないのか』(文春新書)著者インタビュー - 読書オンライン - 本の ( この「新聞社」とは、ひょっとして朝日カバカバ新聞かな???:田中一郎)
 https://books.bunshun.jp/articles/-/8539

(関連)おとりつぶし! 朝日新聞「記事審査室」の珍事:FACTA ONLINE
 https://facta.co.jp/article/202406032.html

(関連)青木美希 - 著者ページ - 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/list/author/%E9%9D%92%E6%9C%A8+%E7%BE%8E%E5%B8%8C

 <田中一郎コメント>
 上記別添PDFファイルをいただきましたので、それに対して発信した私のメールに加筆修正したのが下記です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<原発を続ける理由・続けてしまう理由・続けられる理由>

(1)「原発は安全、安い、クリーン、これ全部ウソ」の小泉純一郎元首相(対米隷属の「市場原理主義アホダラ教」信者)の言う通りで、①原発は超危険(大事故を起こすと国土の狭い日本は破滅する)、②メチャクチャ高コスト(後始末に何万年もかかる放射性廃棄物が山のように残ることだけを考えてみても自明)、③原発から出る放射能は汚い(クリーンだと言い張るのなら放射能に囲まれて暮らせばよい)、だから、こんなものは民間商業ベースでできるビジネスではありえない。そもそも、原発大事故に備えた損害賠償保険をまともに掛けていない(まともに掛ければとてつもない金額の保険料となる。原発損害賠償保険の再保険を引き受ける保険会社も存在しない=これが経済界の原発を見る場合の本音である)(今現在は、原子力損害賠償法に従って、保険金額がわずか1200億円の民間損害保険と国の損害補償保険に加入しているだけ)。

形は電力会社が営利目的で営んでいるような格好にしてあるが、本当は自民党を中心とする核兵器保有を狙う政治家どもが牛耳る政府政権が「国策民営」として推進している(下記の(2)参照)。いわば本音を隠しながら、アレヤコレヤと政治的政策的テコ入れをして原発および核燃料サイクルが経済的に有利になるように仕組み、財界にも関連ビジネスで潤うようにして、「最後はカネメ」で原子力業界を国が丸抱えして強引に推進している。従って、電力会社はやめるにやめられない状態に陥れられている。

実際問題としても、既成事実が積みあがっており、福島原発事故直後であれば原発廃棄=脱原発の可能性もあったにもかかわらず、野田佳彦民主党政権が原発を延命し(大飯原発再稼働=嘉田由紀子滋賀県知事容認)、安倍晋三自公政権が再び原発推進を軌道に乗せた。自民党と民主党、ニセモノ与党とインチキ野党の見事なコラボレーションだ。原発を推進しているのは、ひとえに政治であり、原発をやめようと思えば政治政権を抜本的に変えるしかない。(しかし、未だに日本の脱原発運動は、このことをホントウに理解できず、相変わらず脱原発をワンイシューの市民運動・社会運動として追いかけている。原発ビジネスは止まるどころか、岸田文雄政権を経て、どんどん巨大化しつつある)

(2)国、というよりは政権を維持している政治勢力が、原発推進により潜在的な核兵器開発能力や核物質取扱のノウハウや技術を維持しておきたい(いざとなったら核兵器を製造・保有する)という軍事的ニーズが根底にある(原発よりも核燃料サイクル(原爆)や核融合(水爆)の方がより重要=この2つがやめられるかどうかが1つの「山」)。軍事的ニーズなので採算性は関係なし。いくら費用が掛かってもいい。

(関連)(別添PDFファイル)青森県六ケ所村再処理工場の来歴(「三陸の海を放射能から守る岩手の会」2024年8月2日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlXDxi_biZcuVdPan?e=TnHGy6

(3)「人工排出CO2による地球温暖化」説による「脱炭素」政策が世界的に展開されていて、これに逆らいにくい。それならいっそのこと、これを逆手にとって、いろいろ政治家にとってもメリットがある原発を、消極的推進ないしは脱原発から大推進に切り替え、あまり役に立たない再生可能エネルギー電力の代わりをさせるという政策選択が浮上。首相官邸に出向している経済産業省のゴミ官僚が自民党のボンクラ政治家に知恵を付けた可能性が大きい。

(4)国が進めると言っているものを、一電力会社では逆らえない。2000年代の初頭に、経済産業省の一部官僚と東京電力経営陣が核燃料サイクル事業からの撤退を画策したが、自民党政治家どもや経済産業省幹部官僚たちに激怒され、左遷・撲滅の憂き目にあった経験もあり、軽々には動けない。自分が役員や幹部をしている間は、大勢に従っておけばいいというサラリーマン根性丸出し。

(5)その代わり、何かとカネのかかる原発に対しては国がしっかりとフォローして、損をしないどころか確実に儲かるビジネスにしてほしい、バックエンドは国が責任を持ってやってくれ、などと得手勝手な要求を国に突き付ける電力会社経営陣。その結果、国の原発大推進方針への転換を受け、特に何もしないでも原発にカネが転がり込んでくる「制度」(電力システム)が経済産業省によって山のように創られている(*)。電力会社としては、それでは少し前向きにやりましょう、ということです。

(*)経済産業省官僚たちの頭に天から降ってくる「原発を推進せよ」という至上命令が、各セクション(課またはその下の組織単位)に「頑張って成果を出す」という強いインセンティブを働かせ、それぞれのセクションが次から次へと競争するかのように制度を創るというバカなことをやった結果、こうなってしまった。官僚たちにとっては原発を有利にする制度を創ることが自身の昇進に響く成果であり実績だから、当然ながらドンドン創る(ヒトラー・ナチ時代のアイヒマンと同じ行動様式)=そしてもちろん、ボンクラ自民党の政治家どもに、これを常識的な量に調整するという能力などあるわけがない)

(関連)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(153):寝ていても原発に大金が転がり込む仕組みが山のようにつくられている=また2つ 「長期脱炭素電源オークション」制度 「原発の新増設費、電気代上乗せ」制度(これから制度設計)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/07/post-06a2e5.html

(6)原発をやめるとなると、地域独占(原発)電力会社(「毒電」)にとっては、資産計上している使用済み核燃料や原発関連施設が全部「ゼロ円評価」のゴミの山となり、その後片付けも含めて巨額のマイナス資産となる。たちまち債務超過となって会社は事実上倒産状態となる。やめるにやめられない。電力は自由化されており、地域独占(原発)電力会社(「毒電」)としては、原発にしがみつくしかない(逆に言えば、巨額にはなるけれど、お荷物化してきている原発(及び核燃料サイクル)を有償廃炉=国が「廃炉義務付」で買取をしてやればソフトランディングできる)。

(7)原発立地地域のタカリ経済・社会構造が原発を握って離さない。原発立地地域は衰退する日本の過疎地域で、こういうところでは、たいていの場合、タカリじじいたちが地域の政治や行政を牛耳っている。しかし、タカリじじいはカネで解決可能だ。問題はそのあとである。衰退してしまい、自立性を喪失して久しいこういう原発立地地域で、はたして原発に代わる地域の経済や社会の再生計画を上手に立てて成功させられるか、大きな懸念が残る。今年発生した能登半島地震の被災地域の無残な状態を見るにつけ、この国の政治政権を抜本的に変えなければいけないと強く思うけれど、それと同じことがこの脱原発後の原発立地地域についても言える。そう簡単なことではない。

(8)似非環境派の市民運動・社会運動が、「人工排出CO2による地球温暖化」説の科学的実証的根拠を厳格に確認することなく信じ込み、情緒的に「脱原発」よりも「脱炭素」を優先し出した。その結果、愚かにも若い人たちを中心に「脱原発」などには興味を示さず、「脱炭素」が環境をよくする市民運動・社会運動だと思い込み、「脱炭素」の旗を振るようになっている。その結果、原発賛成が反対を上回るというマスごみの世論調査結果が出るようになった。原発推進を「GX推進」=「脱炭素」と言い換えてアクセルを踏み始めた原発・核推進の政治勢力にとっては、やったやった、うまくいった、ということで、笑いが止まらない(しかし「脱炭素」優先のドアホ市民運動・社会運動(例:「市民連合」という「日和見連合」(ひよれん)、緑の党)は「脱炭素」優先をやめる気配はない。政治的に極めて幼稚、その頑固さはまるで「カルト宗教集団」のごとき)。

(関連)(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

(関連)(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は老朽原発、環境破壊型「再エネ」、旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8189d3.html

(9)アメリカは民主党を中心に、日本の核兵器保有・製造は、核拡散防止の観点からずっと反対してきた。核の平和利用は原子力協定でウラン・プルトニウムの利用に関して縛りを入れて日本をコントロールし、プルトニウムの大量製造になる日本の再処理についてはできればやめてほしいという態度を取り続けている(日本側は断固として続けたい=理由は上記「軍事目的」)。

しかし、問題はトランプだ。トランプはアメリカが良ければいい、という態度なので、日本や韓国が核兵器を持ちたいなら持てばいい、その分、アメリカは日本や韓国を核の傘に入れなくて済む、ということになり、あまり強くは反対しないだろうと思われている。

(10)原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が全然ダメで全く機能していない。機能していないことは彼ら自身も自覚していて、だから原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の原発稼働・建設にかかる審査は、安全性を保障するものではなく、ただ「新規制基準」への適合性だけを見ているのだと言い張り、原発の安全確保については事業者である電力会社にその責任がある、などと自らの責任は棚上げにし、昨今では、原発の現場検証や定期検査などでも、自らの手は汚さず電力会社自身にやらせて、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁はその結果を書類審査するだけという「完璧なる責任回避の手抜き」を法制化(原子炉等規制法改悪)してしまっている。

国際原子力機関(IAEA)でさえ原発事故対策=深層防護の「第5層」として定めている「避難計画」についても、そんなことはオレたちにはケンケーネーとして、その審査を拒否し続ける始末だ。老朽原発の稼働延長も60年超という非常識の域まで認めたのもこの連中である。どこが世界一厳しい安全基準(自民党)なのか?(似非脱原発の立憲民主党はこの原子力「寄生」委員会・「寄生」庁については何のコメントもせず、昨今では原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が稼働を認めた原発は動かしてもいい、などと言い始めている。=アホか!だ)

つまり、原発・核燃料サイクル施設の安全性確保・管理は完全に手抜き状態。原発事故で被害を受ける地域住民のことなどどうでもいいという態度。トヨタの認証不正など、原発・核燃料サイクル施設のデタラメに比べたらかわいいもの。近未来に必ず再びの過酷事故を起こすこと、ほぼ間違いなし、なのである。日本は第二の滅亡へ向かっている。が、しかし、核施設の過酷事故は国土に深刻な放射能汚染をもたらし、回復は不可能だ。日本は永遠の放射能汚染に沈むだろう。それでいいのか、という話である。電力など他の方法で造れる。「人工排出CO2による地球温暖化」説も根拠ナシだから、化石燃料は上手に使い続けていけばいい(政治の問題)。

(11)かつての日米開戦と同じように、この国は原発・核燃料サイクル施設に関して「一億総無責任」状態となっている。嘆かわしい限りだ。立憲民主党などというお粗末ニセモノ野党がその典型である(戦前の社会大衆党とそっくりだ)。「原発は安全、安い、クリーン、これ全部ウソ」の小泉純一郎元首相の方が、ずっとマシ。白いネコも、黒いネコも、原発をやめるネコは、いいネコなのだ。

(12)原発・核燃料サイクルは日本の全ての邪悪が凝縮した最悪サイテーのビジネスである。これに対して「再稼働ナシの即時廃棄」というきちんとした態度を取れない人間は、全てニセモノだ(政治家、官僚、企業経営者、大学教授、有識者、タレント、マスゴミ他)。何故なら、この日本国最悪サイテーのものに対してきちんとした態度が取れないのだから、それ以外の諸問題に対しても、いい加減になること必定だからである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々

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