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2024年7月23日 (火)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(152):①泉健太立憲民主党代表の(事実上の)「脱・脱原発」宣言、②能登半島地震の教訓=自宅待機は危なくてできない、ならば待機も避難もしなくていい(原子力「寄生」委) 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(ナツメロ)夏休み 吉田拓郎
 https://www.youtube.com/watch?v=-ifakPNfkz8

(夏になると、このなつかしい歌を聞きたくなります。歌もいいですが、上記サイトの画像は、かつて日本のどこにでもあった「夏の風景」です=真っ青な空に大きな入道雲、大地は緑一色の田んぼが広がり(その現場にいれば独特の田んぼ・稲の香りが漂い)、小川の透きとおった浅い清流を見たら水浴びしたくなり、トンボやカエルやメダカやセミや虫たちがたくさんいて野鳥も飛び、木造でちょっと古い建物の学校はお休み、近くの神社では露店の店が出る夏祭りがあって、ヨーヨー釣りや金魚すくいをして・・・・・。見ていてほんとうにまぶしくて、なつかしくて、そして私は涙が少しこぼれます。日本人は戦後の75年間で大事なものを失った、もうこの風景はこの国にはほとんど残っていない。この歌は、鹿児島生まれの広島育ちの吉田拓郎が「反戦歌」として創ったという説があるそうですが、私はそうではなくて、壊されていく日本の原風景への鎮魂歌だったのではないかと思っています。:田中一郎)


2.「新ちょぼゼミ」を再開します、よろしくお願い申し上げます=(9.25)日本の司法はこうすれば変えられる(BY 田中一郎)(たんぽぽ舎<水道橋> 午後6時~9時)

◆ご協力のお願い - ノーモア原発公害市民連絡会
 https://tinyurl.com/4mv6uz93

(関連)ホーム - ノーモア原発公害市民連絡会
 https://www.genpatsu-kogai.net/


3.イベント情報

(1)(チラシ)(7.28)国の原発事故の責任を認めさせ原発再稼働をとめよう!(エルおおさか)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlUn6SbKn4jjRpqk1?e=ehWtSt

(2)(チラシ)(7.28)出版記念講演 地震と虐殺 19231924:安田浩一(新宿区)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlUokYGPL0G6dUy5P?e=vxL6oc

(3)開沼氏との訴訟 第9回口頭弁論期日のご報告と次回期日のご案内
 https://youtu.be/sgVqAYZhWyc

 <次回:第10回>
 日 時:2024年9月19日(木)14:00~
 場 所:東京地方裁判所415号法廷 抽選なし


4.よくもまあ、次から次へと…自民党の不正底なし沼はかくも必然(日刊ゲンダイ 2024.7.20)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlUuub5zUR4dxhfIm?e=BoOsIX

(ねえねえ選挙では誰に投票してるの? まさか自民党じゃないでしょうネ。みんなからアホだと思われるからヤメときな)


5.(新刊書)核燃料サイクルという迷宮 核ナショナリズムがもたらしたもの-山本義隆著:みすず書房
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034605971&Action_id=121&Sza_id=B0


6.アメリカの「頭」がおかしくなってきた 危ない!
 バイデンじじいが引退したんだから、トランプじじいも引退するのが、アメリカ国民にとってはBESTなのです。

(1)20分前に不審者察知、なぜトランプ氏銃撃は防げなかったか…警備当局に責任追及の声 - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/world/uspresident/20240721-OYT1T50017/

(2)トランプ前大統領銃撃事件 - 判明している情報 - :朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/special/trump-rally-shooting/?ref=kokusaiweekly_mail_20240722

(3)バイデン氏が大統領選から撤退表明 後任候補にハリス副大統領を支持 [アメリカ大統領選挙2024]:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/GNJHm

(4)ハリス氏、民主党の多様性の象徴 移民対応で批判、指導力に疑問符も [アメリカ大統領選挙2024]:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/n7sAk

(5)トランプ氏銃撃で飛び交った「陰謀論」「偽情報」 歯止めをかける手だてはあるのか、考えてみた:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/340932?rct=tokuhou

(東京新聞の「こちら特報部」も「陰謀論」だとか「フェイク情報」だとかいった話になると、トンチンカンなことを言い出す。ネットに流れる情報の真偽は、それを見る人それぞれが判断するしかないのです。誰かが代わって、これは正しい、これはニセモノ、なんてやってくれるわけではありませんし、仮にやってくれたものがあったとしたら、それはそれで怪しいのです。ましてや「フェイク」や「陰謀論」はネットから削除などということになれば、それは明らかな言論妨害です。ネットを管理監督する側が、ネットを健全な言論空間にするためには何が必要なのか、できるのか、すればいいのかを、もっと批判的な観点で考えないとダメだ。記事に出ている国際大の山口真一准教授とかいう若造の言うことなど絶対にダメです。権力を持つものに言論や表現の取捨選択や規制などはさせてはいけない、というのが原則中の原則です。:田中一郎)

◆イスラエルがイエメン空爆 「レッドライン越えた」フーシ派に報復 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240721/k00/00m/030/024000c

(トランプが米大統領になれば、イスラエルへの軍事支援を一層強化し、中東は今以上に悲惨なことになりそうだ)


7.その他直近注目情報

(1)「ハルビンからホルマリン漬けの生首が」新宿・旧陸軍軍医学校の人骨 731部隊と関連か 生々しい証言開示:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/341389

(2)マイナ保険証ゴリ押しへ新たな「ニンジン作戦」…10月からこっそり診療報酬4割アップの姑息|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/357832

(3)岸田首相「交代した方がいい」70% 自民支持層では5割 世論調査 - 毎日新聞
 https://x.gd/wcQ8I

(4)「2024年問題」直撃で深刻なバス運転手不足…合同採用説明会で行われていた“争奪戦”の熾烈|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/357843

(5)自民・茂木幹事長「説明責任を」どの口が? 自身にも燻る香典疑惑は堀井学氏とウリ二つ|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/357831

(6)首すげ替えで生き残り画策の自民党にどう対応すべき? 適菜収さん「一度腐った国は元には戻らない」|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/357824

(7)選挙と無関係のポスター、条例で規制できる? 都選管を「集団催眠にかかっている」と批判した鳥取知事の思惑とは:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/340925?rct=tokuhou

◆日刊IWJガイド・非会員版「ウクライナのネオナチ『アゾフ』が欧州資金集めツアーを開催! ドイツはナチスの反省も忘れ、ベルリンとハンブルクでトークショーを実施!」2024.7.22号~No.4284 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53711
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(152):泉健太立憲民主党代表の(事実上の)「脱・脱原発」宣言、能登半島地震の教訓=自宅待機は危なくてできない、ならば待機も避難もしなくていい(原子力「寄生」委) 他」をお送りいたします。一刻も早く、原発・核燃料サイクルから足を洗わないと、この国は「第二の敗戦」ならぬ「第二の滅亡=再起不能」となります。半永久的な放射能汚染列島に沈むのです。今の原子力「寄生」委員会・「寄生」庁がOKを出した原発・核燃料サイクル施設など、近未来に必ず巨大事故を引き起こします。このことは皆様にお約束いたします。地震・津波・火山噴火は日本人の自己都合を待っていてくれはしないのです。

 <別添PDFファイル>
(1)泉・立憲民主代表:「原発ゼロ、国民民主と合意可能」 泉氏、衆院選連携へ秋波(毎日 2024.7.20)
(2)女川原発再稼働を憂慮する理由他(永田文夫さん「三陸の海を放射能から守る岩手の会」2024.7.22)
(3)原発事故対応 規制委見直し、「屋内退避」縮小案に懸念(毎日 2024.7.6)
(4)自宅避難 残る倒壊リスク、基礎損傷・生活インフラ整わず(日経 2024.6.29)
(5)脱炭素化社会と見え透いた嘘(天笠啓祐『DNA通信 NO.163』2024.7.11)
(6)GX推進機構が始動、保証枠1兆円 民間の脱炭素後押し(日経 2024.7.2)
(7)「長期脱炭素電源オークション」開始、発電所新設支援策 原発も後押し(朝日 2024.6.7)
(8)原発建て替え どう「推進」? コスト・不明瞭な活用方針、具体化に壁(朝日 2024.7.3)
(9)高浜3,4号機延長、福井県容認伝える(毎日 2024.7.10)
(10)敦賀2号機 審査大詰め、初の「不適合」の可能性(東京 2024.6.29)


1.(何度でも申し上げる)泉健太立憲民主党代表の(事実上の)「脱・脱原発」宣言

◆(別添PDFファイル)泉・立憲民主代表:「原発ゼロ、国民民主と合意可能」 泉氏、衆院選連携へ秋波(毎日 2024.7.20)
 https://mainichi.jp/articles/20240720/ddm/005/010/101000c

(一部抜粋)
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 泉氏は「新たな電源が安定して供給されるまでは、従来の様々な発電は活用していく、すぐ原発を停止するという話はしていない」と説明。再生可能エネルギーを基本とした安定的で安価な供給を可能とした上で「原子力エネルギーに依存しない原発ゼロ社会をいち早く実現する」と強調した。
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  <田中一郎コメント>

 立憲民主党に依然としてはびこる「口先やるやる詐欺」師たちのいつもの「言葉のお遊び」である。いつまでやってんだ、ボケ! という話だ。説明するのもバカバカしいが、「市民連合」という「日和見連合」が、この泉健太のような連中の口車と平仄を合わせて「脱原発」運動を「脱炭素」運動に換骨奪胎させようとしているので、念のために書いておく。

(1)「新たな電源が安定して供給されるまでは」(泉健太)=こんなものはいつになるかわからないし、定義もはっきりしないのだから、要するに「脱原発」を「絵に描いた餅」にして神棚に上げ、原発再稼働・原発推進にまい進するという意味である。「市民連合」ならぬ「日和見連合」は、その神棚に向かって手を合わせて拝み、他方で、泉健太などの原発推進執行部が牛耳る立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」の議席増のために、無料奉仕でかけずりまわる、ということを意味している。「すぐ原発を停止するという話はしていない」(泉健太)=つまり原発はやめねえよ、ということだ。「直ちに健康に影響はない」(枝野幸男)と同じ。

(誤:「市民連合」)原発に依存しない「脱炭素」(田中一郎)化石燃料に過度に依存しない「脱原発」

(2)「再生可能エネルギーを基本とした安定的で安価な供給を可能とした上で」=これも上記と同じ性格のもので、泉健太が発言したのではなく、毎日腰抜忖度提灯新聞が書いた部分ではないか。付け加えることは、①「再生エネ」なら何でもいいということではない。自然環境や地域社会を破壊しない「再生エネ」でなければ話にならない。しかし実際は、メガソーラーやメガ風力団地などが日本国中を荒らしまわり、釧路湿原にソーラーパネルを敷き詰めたり、地域住民居住地域に近い場所で風車を建てて低周波公害を招いたりしていて、いわゆる「再生エネ」暴力が金権利権の上で大手を振って地域や住民を踏みつぶしている。北海道の人の話では、数千件もの猛烈な数の環境破壊型・地域社会破壊型の「再生エネ」開発申請が出ているという。冗談ではない。

そもそもこの狭い日本列島には「再生エネ」電源設置の適地はそう多くはなく、「再生エネ」を活用していくには、電力消費者の側のビジネススタイルやライフスタイルの在り方の抜本的な見直しも含めて、時間をかけて徐々に徐々に進めていくしかない。その間に原発が過酷事故を引き起こしたらどうするのか?

それからもう一つが「安価」のこと。まだ言っているのか! まじめに言っているのかと言いたくなる。原発は高コスト、はもはや常識、「再生エネ」のその多くもまた高コスト(少なくとも日本では)、「再生エネ」を低コストにするために、太陽光パネルはダンピング販売をし始めている中共中国製のものをほとんど全部に使う、こんなことでいいのか? ここでも「安価」の意味やその背景事情は一顧だにされていない、こんな「安価」、絶対にトラブルの素になることをお約束してもいい。

(3)核燃料サイクル事業をどうするかの態度が立憲民主党から発信されない。私は少し前に泉健太立憲民主党に下記を公開質問したが、何の返答もない。返答もないということは、熱意を持って核燃料サイクル事業をやめようという意思が泉健太立憲民主党にはないことを示している。そもそも泉健太は、核燃料サイクル事業が今、どういう状態にあるのかを知っているのか?

◆泉健太立憲民主党への公開質問状「核燃料サイクル事業を即時中止しますか? YES・NOでお答えください」:(メール転送です)<むつ中間貯蔵>青森県議会原子力特別委員会で鹿内議員が圧巻の質疑- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-7ce059.html

(4)原子力「寄生」委員会・「寄生」庁という原子力ムラの手先・手下どもが占拠する「原子力”寄生”当局」が、原発の再稼働や新規建設の許認可審査でどういう出鱈目をやっているのか、立憲民主党として、党として、徹底的に調査したことがあるのか?! 原発の危険性について、ほんとうは何にも知らない「アホウの集団」になっているのではないのか? それでいて、よく「安全」「安全」と言えたものだと思う。原発(核燃)が再び過酷事故を起こせば日本という国が亡ぶかもしれないというのに、泉健太をはじめとする「脱憲反民主党」の原発推進・容認の議員どものいい加減な態度は一体何なのだ!(これに同調する「市民連合」=「日和見連合」も同じだ!)

◆平井憲夫:原発がどんなものか知ってほしい(全)
 https://iam-k.com/HIRAI/pageall.html

(5)これまでも何度も申し上げてきたように、原発(&核燃)は現代日本の全ての邪悪が凝縮した「サイテー最悪」の代物である。ウラン採掘から核ゴミまで、すべてのことについて、原発を使う理由は一切なく、合理化している屁理屈は全部ウソ、である。だから、政治家でも、学者でも、芸能人でも、経済人でも、有識者でも、誰でも、原発に対する態度はその人を評価する際の「リトマス試験紙」であり、原発に再稼働ナシの全部廃止をはっきりと言えない人間は、みなニセモノである。何故ならここまではっきりしている「サイテー最悪」の代物に対して(しかも破滅的に危険である)、きちんとした判断が下せないようなドアホは、他の諸問題についても、およそまともな判断は下せないからである。原発に対していい加減な態度をとる連中は、みなニセモノ、これは現代社会の一般法則である。

泉健太や「脱憲反民主党」のボンクラ議員どもは、「安定」だの「安全」だの「安心」だの、口先だけの「安全安心安定キャンペーン」で有権者・国民が騙せるとでも思っているのだろうか。労働貴族の御用組合「連合」と、それに全面おんぶにだっこの自民党補完政党の国民民主党=「壊憲」推進の先頭バッターでもある、このロクデモナイ政党と、来たる国政選挙で共闘をしたいばかりに、原発・核燃料サイクルを軽々しくも棚上げにして秋波を送る、こんなバカ者政治家の代表格のような尻軽「口先」男を党の代表しておく「脱憲反民主党」、もはや野党第1党にしておくわけにはいかないのは、誰の目にも明らかではないか。

白いネコも黒いネコもネズミを獲るネコはいいネコだ(故鄧小平)
保守ネコも革新ネコも 原発 を獲るネコはいいネコだ(田中一郎)

「原発は安全、安い、クリーン」これ全部ウソ(小泉純一郎)


2.東日本大震災で被災の女川原発2号機、事故対策は(東京 2024.7.15)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/339551

(関連)(NEW!)(別添PDFファイル)女川原発再稼働を憂慮する理由他(永田文夫さん「三陸の海を放射能から守る岩手の会」2024.7.22)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlUz55RKrkAFSJ8Is?e=BgYtX2

(関連)3つのこと:(1)能登半島地震と女川原発再稼働に関する質問主意書Q&A&Cです(岩手県:永田文夫さん)(2)『被曝影響の本態は内部被曝である』(西尾正道北海道がんセンター名誉院長)(3)「再生エネ」電気のマイナス価格- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/07/post-f86d9d.html

◆脱原発社会をめざして 女川原発を廃炉に!
 https://miyagi-kazenokai.com/


3.(別添PDFファイル)原発事故対応 規制委見直し、「屋内退避」縮小案に懸念(毎日 2024.7.6)
 https://mainichi.jp/articles/20240706/ddm/012/040/089000c

(関連)(別添PDFファイル)自宅避難 残る倒壊リスク、基礎損傷・生活インフラ整わず(日経 2024.6.29)(
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE251QB0V20C24A6000000/

(能登半島地震での教訓は、大地震が襲って原発が破損し、放射能が大量に環境に拡散したとしても、原子力「寄生」委員会が言うように、自宅などの建物の中で待機し、環境の放射能汚染がひどくなったら避難を開始する、などというような悠長なことは言っておれないということだった。何故なら、待機すべき自宅をはじめ多くの建物が地震の揺れで破損し、危なくてその中にいることはできないからだ。また、道路という道路が寸断・破損し、車が通れなくなって移動さえままならない、そんな事態も起きてしまっている。さあ、どうするのか? というのが、原子力「寄生」委員会に突き付けられた課題だった。

上記の毎日新聞記事を読んで驚きあきれたのは、福島原発事故以降、いろいろと原発への安全対策をしてきたから、今後は福島原発事故並みの大事故は起きるはずがなく、事故を過大に見積もって対策すると弊害も大きいので、新たな対応としては、避難や待機などの対応を取るべき地域(UPZ)を今の30km圏内よりももっと狭くして(おそらくは5km~10km)、対策を考えればよい(おそらくは今の5km圏内(PAZ)と同じように直ちに避難する)、などと言っていることだ。信じがたいご都合主義であり、許しがたい無責任である。

原発周辺地域の住民への対策など、もうどうしようもないから考えなくていい、逃げるなり、被ばくするなり、勝手にしろ、原子力「寄生」委員会がコミットするのは、ごくごく狭い範囲だけに限り、それ以上のことにはコミットしない、だから責任も負わない、それでも原発は予定通り動かす、というものだ。もう末期症状である。地震・津波・火山列島ニッポンの原発・核燃料サイクル施設は、もしもの事故の際には地域住民が逃げられず、原発と心中させられる、そしてそれを原発の安全を規制する委員会が、それでいい、住民は原発と一緒に被ばくして死んでくれ、これが原子力「寄生」委員会のホンネであり正体だった。

ヤメロ原発、つぶせ原子力「寄生」委員会・「寄生」庁、これは日本の有権者・国民の共通の声である。

◆(終了)オンライン署名 · 原子力規制委員会 山中伸介委員長の罷免を求める緊急署名 - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/LTWeS


4.原発事故時の賠償は「東京の人が負担してくれるのか」 柏崎刈羽、住民説明会で噴出した国と東京電力への不信(東京 2024.7.17)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/340431

(関連)東京電力に意見できる「大株主」東京都…原発再稼働はスルー 福島からの避難者「その電気、本当に必要か議論を」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/337516

(一部抜粋)
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 「国の方針を県民に知らしめようという、上意下達の姿勢が明らかだ」。新潟で始まった説明会を池内了(さとる)・名古屋大名誉教授(宇宙物理学)は批判し、「県民の声を反映する場がないなら、声を聴いているかのように見せるパフォーマンスにすぎない」と指摘した。
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◆福島原発事故を引き起こして経営破綻したゾンビ企業=東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することなどありえない(その2)福島原発事故の実態解明・原因究明いい加減、東電の当事者能力欠如のまま、緊急避難などとても無理、これで原発再稼働するのか!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-a4eef8.html

◆柏崎刈羽原発:池内特別検証報告(2023年11月)
 https://qr.paps.jp/m2S60
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlBRWwF3arV0_ZU5P?e=WTTYDg
 https://twitter.com/sayawudon/status/1727890196040147237

(柏崎刈羽原発を再稼働するなどというのであれば、上記の報告書に書かれた懸念事項を全て「懸念なし」にしてからにしろ!)


5.(別添PDFファイル)脱炭素化社会と見え透いた嘘(天笠啓祐『DNA通信 NO.163』2024.7.11)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlU1LtxFY0hoGHAqK?e=wLXVbc

(「脱炭素」を大義名分にして、まったくバカバカしい開発がバイオテクノロジーを使って大々的に展開されている、ということを批判するレポートです(例:バイオマス・プラスチック)。また、この技術の大規模活用は、とうもろこし(大半がGM:遺伝子組換え)を原料としてバイオ・エタノールを大量に生産することが(約40%)、家畜の飼料としてのとうもろこしの値段を吊り上げ、結果として食肉の値段の高騰につながるという結果をもたらしている事例にみられるように、「脱炭素」と人類の食料とのバッティングを生み、貧しい地域の人々の飢餓をより深刻なものにすることが懸念される。「脱炭素」盲従主義のカルト集団が世界中で登場しはじめ、科学技術の使い方を誤って、地球の未来をより一層暗いものにしている。「人工排出CO2による地球温暖化」説の科学的実証的根拠をしっかりと確認することもなく、である。バカは死ななきゃ、治らないのか? :田中一郎)


6.(別添PDFファイル)GX推進機構が始動、保証枠1兆円 民間の脱炭素後押し(日経 2024.7.2)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO81793020R00C24A7EP0000/

(全く見込みのない技術開発に巨額の税金が無責任に投じられようとしている。巨大なムダが巨大な利権となり、我が国の財政やエネルギー政策を歪め弱らせていく。どうみてもアホウの集団としか思えない自民党の政治家どもに、エネルギー革命のノウハウなどあろうはずがない。大穴を開け、場合によっては深刻な環境汚染や人的被害をもたらす前に、こんなものはさっさとやめればいい。所詮は「GX推進」=「脱炭素」=原発大推進であり、下記に見るように、原発に対しては「完璧なる親方日の丸」の破格の優遇措置を講じて、その推進拡大をはかろうとしている。まさに、なりふりかまわずのグロテスクな肥大化策である。仮に必要性が高いとしても、こんなことをしている業界が原発・原子力以外のどこにあるのか?!


7.(別添PDFファイル)「長期脱炭素電源オークション」開始、発電所新設支援策 原発も後押し(朝日 2024.6.7)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15952767.html

(関連)記者レク「長期脱炭素電源オークションの現状と課題」【2024-4-8】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=FR3OwhMudcU

(関連)長期脱炭素電源オークションって? 電力広域的運営推進機関・横谷亮さんに聞く<教えてQ&A>:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/336544


8.(別添PDFファイル)原発建て替え どう「推進」? コスト・不明瞭な活用方針、具体化に壁(朝日 2024.7.3)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15973034.html

(この記事の左上に列記されている「原発の課題」には、コストや使用済み核燃料のことは書かれているが、最も肝心な原発の安全性や運転稼働に伴う環境汚染については何も書かれていない。そんなことは念頭にない、と言わんばかりである。「今だけ、カネだけ、自分たちだけ」を地で行く「サイテー最悪」のエネルギーであり電源である原発を「推進」するなど狂気の沙汰である。しかも巨額の税金を投じてまでだ。:田中一郎)


9.(別添PDFファイル)高浜3,4号機延長、福井県容認伝える(毎日 2024.7.10)
 https://mainichi.jp/articles/20240709/k00/00m/040/029000c

(これで高浜原発は1号機から4号機まで、全部、老朽原発として運転期間延長となる。若狭湾には他にも大飯原発が老朽化したまま稼働OKとされている。この高浜や大飯の原発を同時多発の過酷事故が襲ったらどうなるのか? 手も足も出ないまま滅亡する、ということだ。たかが関西電力1社のためにか、バカバカしいとはおもわないのか? それとも、高浜老朽原発には過酷事故は起こらないとでも言うのか? かような重大なことを、福井県はまるで単なるスケジュール化された事務のごときに扱ってやり過ごしている。ここでも、バカは死ななきゃ、治らないのか?:田中一郎)


10.(別添PDFファイル)敦賀2号機 審査大詰め、初の「不適合」の可能性(東京 2024.6.29)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/336691

(さまざまなところから原子力「寄生」委員会に圧力がかかっていて、山中ポン介原子力「寄生」委員長がさっそく腰砕け、半年間くらい結論を先送りにして、ダメだと言っている石渡明委員が退任するのを待って、より御用色の強い後任委員を選んだ後に結論を出す(活断層ではない)、そんな「陰謀」が進んでいる、などという話が伝わってきた。私は仮に、この敦賀原発2号機が「不適合」となった場合には、バランスを取って東海第二原発の再稼働をOKとするのではないかと懸念している。だいぶ前に、原発の運転期間延長を認める法改正に反対をした石渡明委員が、返す刀で志賀原発敷地を走る断層が活断層ではない、などと、独断と偏見で決めてしまった、あの時のようにである。:田中一郎)


11.その他

(1)【核燃料の冷却停止】再発防止策の徹底を(6月27日) - 福島民報
 https://www.minpo.jp/news/moredetail/20240627117465

(2)原発「40年運転」を新制度で初認可 大飯3、4号機 使用済み核燃料保管先などリスク先送り:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/336154

(3)原発ゴミの行方|まさのあつこ 地味な取材ノート
 https://note.com/masanoatsuko/n/n6e9103957e64

(4)原発の使用済み核燃料・中間貯蔵施設計画に反対する集会…上関町で開催(KRY山口放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/976494cb49a27a36cffcf7cb70b4da6c3ed3bbe1

(5)使用済み核燃料「50年後搬出の担保は?」懸念の声相次ぐ 青森県むつ市・中間貯蔵施設の県民説明会(Web東奥)
 https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1811826

(6)住まいを追われる原発避難者~末期がん女性の苦悩を聞く - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/49118/

◆20240718 UPLAN 避難者追出し裁判結審(東京地裁) - YouTube
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草々

 

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