東京都知事選・都議補選を振り返って(その4):石丸伸二=新しい形のファシズムの台頭、非常識で中身すっからかんのオワコン男よりも、その背後にいた自民党別動隊及び統一教会、その周りに集まってきた「群衆」こそが大問題、そしてマスゴミの愚
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.(7.29)再び最高裁前で声を上げます!-子ども脱被ばく裁判ホームページ
https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2024/07/blog-post_13.html
2.キャンペーン
(1)オンライン署名 · 止めるなら今!あなたのまちに放射能汚染土がやってくる· Change.org
https://qr.paps.jp/9DsGZ
(2)オンライン署名 · 青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の操業反対を求めます - 日本 · Change.org
https://qr.paps.jp/8MRtS
(3)ネット署名「青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の操業反対を求めます」
https://chng.it/N9KCzq8Y4n
3.(必見:よ~見とっとくなはれヤ、こんなどうしようもない連中を誰が支持しとんねん?!)
お笑い維新研究 2024年上半期編 万博 パワハラ・おねだり オシャレな動画(西谷文和さん)【佐高信の隠し味】20240604 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=dx1PYVWhiuM&t=174s
(関連)「万博大赤字になるけど見逃せよって事?」吉村洋文知事、大阪府“大幅黒字”アピールも止まぬ辛辣皮肉(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/654b893cb5cf86995aa70df7840fac6d8930674d
4.「記者クラブなしでスクープをとれるか-」に答える(122) - Tansa
https://tansajp.org/columnists/10887/
5.複雑すぎる「定額減税」また不備が 生活保護費を減らされる人も…一部の自治体は「把握していなかった」:東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/343213?rct=tokuhou
(経済政策で「減税」を使っていいのは消費税減税だけ、あとは全部ダメ。イロイロ理由があって、そのことはこれまでも説明してきましたが、今回はそれに加えて「納税事務をつかさどる現場が煩雑で仕方ない=事務負担甚大」という理由が加わり、更に生活保護受給者に対して配慮もなく、ひどいことをしている、が付け加わりました。この政策を立案した役人は、その責任を取らせて更迭・左遷せよ。:田中一郎)
6.(別添PDFファイル)介護事業者の倒産81件、上半期で過去最多 訪問介護が約半数占める(朝日 2024.7.26)
https://qr.paps.jp/rvl4v
(関連)報酬減・人材難、苦しむ訪問介護 事業者「先行き見えない」:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15994056.html?iref=mor_articlelink01
(関連)史上最悪の介護保険改定?!-上野千鶴子/編 樋口恵子/編(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034476332&Action_id=121&Sza_id=C0
(由々しき事態です。この国の介護は崩壊に向かっています。足りない足りないと言われている訪問介護要員の賃金を切り下げるという支離滅裂の政策を行い、追及されると居直る厚生労働省と厚労大臣の武見敬三(こいつは河野太郎と一緒になってマイナ保険証を権力的に押し付けようとしている極悪人)、ふざけるな、です。ついに介護事業者の倒産・廃業が急増し始めました。
霞が関で仕事をしている厚生労働省の役人どもを、霞が関の仕事をいったん中止させ、全員を介護現場に介護職員と同等の給料で派遣し、介護現場の仕事をさせるのがいい。また、我々有権者・国民は、この「介護崩壊始まる」の大問題をあらゆる選挙において問題とし(マイナ保険証やマイナ介護保険証の押し付けとともに)、河野太郎や武見敬三をはじめ、反国民的で金権腐敗の自民党・公明党の議員・候補者どもを全員、選挙で落選させることが必要です。それが諸悪の根源=自公政治を転換する最も容易な方法なのです。自民党・公明党に投票をしている限り、この国の人間は年老いたら「姥捨て山」に死にに行く他なくなるでしょう。
(追)グーグル(今回はML)による検閲(日本国憲法違反)と通信=言論妨害が露骨になっています(下記がグーグルから届きました。何が通信妨害されたのかはよくわかりませんが、どうも上記の「介護問題」のメールのようです)。
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7.(別添PDFファイル)G20財務相、国際課税宣言採択 巨大IT企業念頭、富裕層などへ:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/343020
(関連)巨大ITデジタル課税の実現促す G20、初の宣言も期限示せず:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/343294?rct=economics
(「巨大ITデジタル課税」及び「法人税全世界一律最低税率」の問題がOECD、つまり欧州が中心になって取り組み始めて、私が知る限りでも、もうかれこれ15~20年近くなる。それが今日に至っても「こんな程度の表明」しか出せない・出さない状態だということ、つまりG20の首脳たちは、各国内の政治情勢もあるのだろうが、基本的に、国際的な租税制度・特に巨大IT企業をはじめとする多国籍企業からの徴税について、適正化しようという強い意志に欠けていることを示している。
仮に記事に書かれているような「適正化」が実現したとしても、今回の「巨大ITデジタル課税」の程度の話だと、おそらく脱税・納税回避されている金額の10%も取り戻すことはできないだろうと推定する。巨大多国籍企業の不当利得のほんのわずかを取り戻すだけでも、容易ならざる時間とエネルギーが必要になっている。現実は歯がゆいけれど、こういう状態だ。
反対、ないしは難色を示しているのは、もちろん圧倒的に比較優位の巨大IT企業を抱えるアメリカだ(ひょっとすると、それに続く中共中国も表に出てはこないけれど同じなのかもしれない)。アメリカはこの20年間、一貫して国際的な納税回避行為ないしは脱税を退治する取組にことごとく反対・難色・抵抗を示してきた。
納税を避ける・くぐり抜ける仕組みの典型はタックスヘイブンだが、もともとタックスヘイブンは英国王室支配下で生まれたもの、だから欧州でも英国はタックスヘイブン退治については乗り気ではない。
こんな情勢の下で日本はただただ対米隷従を続け、リップサービスでもっともらしいことを演説しているだけ、記事にある鈴木俊一財務相の記者会見など、まともに聞く人間などいない、と見ておいていい。
私は財務省にタックスヘイブン対策室をつくり、主として欧州の大陸諸国の国際課税対応をよく研究し、他方で、民間経営コンサルから、どのような納税回避スキームが利用されているか、情報収集を強化した方がいいと思っている(スキームが分かれば直ちにストップさせる法制化を実施)。それとは別に上記のような国際デジタル課税・法人税問題があり、アメリカからの制裁を念頭にどこまで欧州の、たとえばフランスのような国とタイアップして、税制の適正化が図れるか、ということかなと思っている。
現実の国際的な税制の適正化は、理屈や正義感だけでは、一筋縄ではいかない。もろに政治や経済の力関係に左右される。
以下はご参考
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下記は、税制・税法通りの納税がなされていない(脱税)ことに加え、税制・税法をすり抜ける、納税回避行為(おそらく合法)が、それぞれの特権的地位を利用してなされているという意味です。背後におそらくは経営コンサルがいます。
事例は、サラキン会社・武富士オーナーの息子の相続税(約1800億円)の納税回避行為です。最高裁で「適法・無罪」となりました。
◆「税金を払わない4つのズル」を解消する=「公正な税制の実現」
(1)税金を払わない大企業(法人税、その他)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033150910&Action_id=121&Sza_id=F3
(2)税金を払わない富裕層(所得税、相続贈与税、その他)
(3)税金を払わない外国企業・非居住者(法人税、所得税、その他)
(4)タックスヘイブン(非公開、規制尻抜け(無規制=マネーロンダリングなど)、非課税)
日本の現代税制のこの4悪を退治しない限り、消費税など、もっての外、ということです。
◆日刊IWJガイド・非会員版「米国の中心で大嘘を叫ぶ! その2! ネタニヤフ首相が米議会で『中東版NATO』構想を提唱し、侵略の歴史を美化・正当化!」2024.7.27号~No.4289 - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53728
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「東京都知事選・都議補選を振り返って(その4):石丸伸二=新しい形のファシズムの台頭、非常識で中身すっからかんのオワコン男よりも、その背後にいた自民党別動隊及び統一教会、その周りに集まってきた「群衆」こそが大問題、そしてマスゴミの愚」をお送りいたします。
(参考)ファシズムとは? 意味や使い方 - コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%82%BA%E3%83%A0-122286
(P2~4の政治学者・ドイツ政治史専門の山口定(やすし)氏の執筆部分が注目)
(ファシズムは、単なる独裁主義ではありません。大衆社会の大衆の熱狂によって「下から」ボトムアップの形で政権=暴力的な政治権力が形成され、危機的な経済社会情勢下、ものごとの単純化とデマゴーグ、そして自己中心的な国家主義(ないしは民族主義)により、一刀両断のもとに諸問題を「解決」していく「運動」であり「イデオロギー」であり「政治体制」です。「下から」「単純化」「デマ」「国家主義・民族主義」「暴力」などのキーワードが欠かせません。:田中一郎)
<別添PDFファイル>
(1)石丸伸二から感じる耐えがたい危うさ(古谷経衡 日刊ゲンダイ 2024.6.27)
(2)東京都知事選で石丸伸二氏を支持した「意識高い系」の空っぽさ(古谷経衡(つねひら)日刊ゲンダイ 2024.7.11)
(3)都知事選で2位になった石丸氏に熱狂する若者たちの姿はいつか見た光景と重なる(ラサール石井 日刊ゲンダイ 2024.7.11)
(4)都民はまだ悪夢の結末にうなされている 石丸躍進の危うさ、怖さの分析が改めて必須(日刊ゲンダイ 2024.7.10)
(5)河野太郎を脅かす 石丸伸二の「伸びしろ」(適菜収 日刊ゲンダイ 2024.7.27)
(6)都知事選は小池勝利…日本を救うために野党が着手すべきこと(金子勝 日刊ゲンダイ 2024.7.10)
(7)「石丸改革」 地元に残ったのは 広島安芸高田氏(朝日 2024.7.15)
(8)「SNSの病理」が生んだ「偶像」「石丸伸二」の正体(『週刊新潮 2024.7.18』)
1.選挙の後で分かったこと(前川喜平 東京 2024.7.14)
https://blog.goo.ne.jp/setuko70/e/3f9ea92dbf7daf2f47c9fc2cf6a9b305
(石丸伸二陣営=「自民党別動隊+アベ友+維新OB+統一教会関係者」連合艦隊がバックアップ)
(関連)若者の声(前川喜平 東京 2024.7.21)
https://38300902.seesaa.net/article/504079290.html
2.(他のMLでの議論)蓮舫候補の票を奪ったのは誰だ?
(1)田中一郎メール
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(他のメールの選挙結果分析から)「石丸氏の得票率が高い地域は、逆に小池氏の得票率が下がっており、小池氏への批判票が石丸氏支持となっていることが伺えます。」
➾ 私が申し上げていたように、石丸伸二は小池票を食っていたのであって、蓮舫氏の票を食っていたとは言い難いのでは? つまり、蓮舫氏は多くの浮動票・無党派層の票を獲得できなかったということ=蓮舫氏個人に問題があるというよりも、泉健太立憲民主党に問題があるのではないか。にもかかわらず、泉健太代表周辺は「立民東京都連」の責任だ、と放言しているようです。何を言っとるか、お前の=泉健太、お前たちの=泉健太執行部、の責任だぞ、他人のせいにするな、見苦しい。
(関連)蓮舫氏3位、立民に衝撃 共産との共闘限界論―都知事選:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024070800978&g=pol
ましてや日本共産党と組んだのがまずかったなどとも言い始めている様子。こんな泉健太立憲民主党にまだしがみつくのですか?
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(2)再度、私のメール
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◆無党派層の4割が小池氏に投票 毎日新聞ネット調査 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240707/k00/00m/010/114000c
(一部抜粋)
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毎日新聞社と社会調査研究センターは7日、東京都知事選の投票を終えた有権者を対象にインターネット調査を実施した。無党派層の4割が投票したと答えるなど現職の小池百合子氏(71)が幅広い支持を集めた。
無党派層の投票先は、小池氏に次ぐ3割が前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)。続いて2割弱が元参院議員の蓮舫氏(56)だった。
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一般的に言われている無党派層(支持政党なし)の得票順番=①石丸伸二、②小池百合子、③蓮舫とはちがい、小池と石丸とが順序が入れ替わっています。ネット調査という特性がなせるものでしょうか? 私は違和感があります。
(1)石丸伸二には組織票がないから(自民党の「隠れ組織票」などあるのかな?)、あれだけの大量得票をするには無党派層の投票が大量に流れたと見るべきではないか?
(2)そもそも「無党派層」とか[支持政党なし・あり」の区別が怪しい。「支持」がどの程度かにもよる。
(3)「共産党支持層の6割弱は蓮舫氏だが、3割は小池氏にも流れた。」は本当かな、という気がする(共産との共闘をつぶすための「ためにする結果」???)。共産の東京での票は参議院選挙の結果などから見て約60万票程度、しかも「固い」(必ず投票する)層のハズ。3割も小池に投票するというのは考えにくい。
(4)逆に「立憲民主党支持層は7割が蓮舫氏だったが、2割弱が小池氏に、1割強が石丸氏に入れた。」が怪しい。もしそうなら、蓮舫の得票が少なすぎる。かなりの票が石丸に流れたのではないか? 東京の立憲民主党は、御用組合「連合」とともに、政治的には「総崩れ」になりつつあるのではないか。「昔は水の都、今はアホの都」大阪では既にそうなっていて、立憲民主党は、府議会・市議会ではほとんど議席がゼロ、国政でも小選挙区制のせいもあり衆参とも議席が取れない。日常的な活動さえままならない状態だったと思う。東京も間もなくそうなるのか?
(5)石丸伸二が立候補しなければ投票所に来なかった、正真正銘の「無党派層」(ボンクラ層)の票が大量に石丸伸二に流れているのではないか。だから投票率も少しアップした。ということで、やはり「無党派層」得票のトップは石丸伸二ではないかと推測。
以上が私の推測です。
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(3)田辺久人さんからのメール
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田中一郎さん
すいません、チョット違う見解を述べさせて戴きますね。(徹底反論されるのは、覚悟の上ですよ)
石丸氏と蓮舫氏の票の合計が、小池批判票であり、本来であればその全て(論理的には)が蓮舫氏に行くべき所を、石丸氏が奪った、という解釈になると、小生は思うのですが。石丸氏は、蓮舫氏の票を奪ったのです。
既に、述べましたが、ポット出の石丸氏が、勝利請負人と呼ばれるプロを、多額の費用(間違いないと思います)で陣営にいれ、赤子の手をひねるように、蓮舫陣営を粉砕できたのは、この選挙が国政の風景をも変えかねない分水嶺であることを痛いほど認識してい、何がなんでも蓮舫氏を排除したかった、
自民党が背後にいたからに違いないと思います。そうでなければ、石丸氏にこのような「芸当」ができる訳がありません。パトロンのドトールコーヒー会長(元?)が、安倍元首相の「谷町」であった事からも、それは明らかでは。
石丸氏は自民党のパペットに過ぎず、政治的な力は殆ど皆無の、小生の表現によれば、一人の「政治的詐欺師」に過ぎません。ただ、その「虚言」が、蓮舫氏の言葉より、訴求力を持っていたという「不都合な真実」を、我々は、謙虚に受け止める必要があります。
また、責任の追求よりも、客観的な敗因分析を行い、何が足りなかったかを知り、次に活かすのが、今やるべき事と思います。上記のように、小生を含む蓮舫支持者全員が、石丸陣営、即ち自民党の地力というべき「知恵」に破れたのです。
PS:武蔵野市で蓮舫氏支持が一番高かったのは、勿論嬉しいですし、〇〇さんの過分なお言葉も嬉しいです。事実としては、〇〇さんご指摘のように、前回市長選で立憲の笹岡さんが3百票強の僅差で敗れる、という反・保守の「風土」が大きいと思います。その割に、小生の「一人街宣」の協力者が〇〇さんだけであったのは、歯がゆいというか、不思議です。(「@武蔵野」メンバーの皆さん:小生が皆さんと共有したい認識、その1です。)
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(4)田中一郎の返信
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田辺さんの説もごもっともだと思います。この選挙を見るアングルが違うため、違う結論になっているような気がします。
私は最初、この都知事選は、小池と蓮舫の対決選挙だと見ました。石丸伸二はただの泡沫候補に毛が生えたくらい、そんなイメージです。なので、この状態で、石丸伸二が得票するとなれば、小池と蓮舫と、どちらの得票と競合するか、といえば、おそらく石丸伸二の言動から見て、小池に近いから、小池と票を取り合うだろう、というイメージです。だから逆説的に、石丸は頑張ってくれた方がいい、と思っていたわけです。小池の票を減らしますから。それと〇〇さんの報告が重なった、という次第です。
ところが選挙の後半から一挙に石丸伸二に人気が出てきたと言われ始めた。おそらくこの石丸ブームのドライブが効いて、小池の浮動票も一部奪い、蓮舫の浮動票も一部奪い、更に投票に来る予定がなかった票をかなり引きずり込んで、大量得票になったのではないかと思われます。どうでしょう? 最初のうちは、浮動票を一番多く引き付けていたのは小池です。蓮舫は最初から浮動票が石丸にも劣後し、3番手だった。いやな予感がしたが、それが的中してしまった。こうなった背景に田辺さんがおっしゃるような仕掛けがあった、ということなのでしょう。
投票した人にいちいち聞いているわけではないので、推測の域を出ませんが、小池批判の票を石丸が蓮舫から奪った、という見方は十分にありえます。しかし、石丸には組織票はない、と見ていいと思いますから、その大半は浮動票で、それが当初の泡沫候補どころではなくなった、つまり本来は投票に来なかったか、来ても仕方なく蓮舫に投票したであろう有権者の票を石丸が持って行った、ということではないかと思います。つまり蓮舫に来るはずはなかったか、きてもいやいや来るような票が、石丸に流れた、のではないかということです。
田辺さんの説も十分にあり得ます。私と田辺さんに共通した課題は、何故、蓮舫は浮動票=無党派の票を獲得できなかったのか、という点です。また、私はさらに、既にメールで書きましたように、立憲民主党の支持者がほんとうにきちんと蓮舫に投票したかどうかが怪しい、何故なら得票数が少なすぎる、と思うからです(共産60万、れいわその他40万、と見ています)。
この立憲民主党支持者の「浮気投票」が、石丸か小池か、どちらに行ったかは???です。私は半々かな、という気がします。(私が勘違いしているようでしたらご指摘ください)
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3.「(都知事選)石丸伸二とその周りに集まった若い世代の人間たちはどういう連中か(私はこれを「新しい形のファシズム」と呼ぶ):日刊ゲンダイ20240711 の2つの簡単な記事」
(1)(別添PDFファイル)東京都知事選で石丸伸二氏を支持した「意識高い系」の空っぽさ(古谷経衡(つねひら)日刊ゲンダイ 2024.7.11)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/357399
https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/4705/761
(2)(別添PDFファイル)都知事選で2位になった石丸氏に熱狂する若者たちの姿はいつか見た光景と重なる(ラサール石井 日刊ゲンダイ 2024.7.11)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3950/593
(関連)(別添PDFファイル)石丸伸二から感じる耐えがたい危うさ(古谷経衡 日刊ゲンダイ 2024.6.27)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/356711
(関連)“石丸新党”にビビる維新は分裂・消滅へまっしぐら…都知事選の内幕を急に暴露した理由(日刊ゲンダイ 2024.7.11)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/357391
(維新(日本維新&大阪維新)、小池タヌキ百合子と都民F、名古屋減税(河村たかし名古屋市長)、参政党・N国、そして今回の石丸伸二、このガラクタ・チンピラ・ゴロツキ集団は、根っこがみな同じの「新しい形のファシズム」を形成していく「日本破壊勢力」の「突撃隊」:田中一郎)
4.石丸伸二=新しい形のファシズムの台頭
非常識で中身すっからかんのオワコン男よりも、その背後にいた自民党別動隊及び統一教会、その周りに集まってきた「群衆」こそが大問題、そしてマスゴミの愚
◆石丸伸二氏は本当に「無所属」だったのか?チラつく旧統一教会の影…「蓮舫帰れ」コール100人集団、八王子の怪
https://i.mag2.jp/r?aid=a6697a034aba86
(下記はメール転送です)
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有田芳生さんが――その演説を少しだけ聞いたのは八王子だった。蓮舫陣営の街宣カーが移動したとき、「帰れ」コールを投げつける100人ほどの人たちが、石丸街宣の聴衆に入っていった。あの集団は何だったのだろうか。石丸陣営には統一教会系の『世界日報』が主催するYouTube番組の司会者である田村重信氏(元自民党本部職員)や「TOKYO自民党政経塾」塾長代行の小田全宏氏がいた。さらには「選挙の神様」とまで呼ばれる藤川晋之助氏が選対事務局長だった。石丸現象をYouTubeなどの切り取り動画が若い世代に浸透したとする解説は多い。たしかに新聞やテレビを見ずにスマートフォンで動画を見る世代への影響は大きかったのだろう。石丸氏の政策には体系的な内容はない。そこにあったのは小泉純一郎元総理や橋下徹氏などのような「強い」=「乱暴な」大衆迎合主義だった。
重要なことは若い世代がそこに惹かれた意味だ。八王子の街宣は不思議な雰囲気だった。聴衆はいた。上手くない演説に静かで整然とした拍手が起きた。政治集会ではなく自己開発セミナーに集まった集団のように見えた。「石丸伸二とは何者か?」(『月刊Hanada』8月号)は現地匿名座談会だ。「現地」とは安芸高田市で、「匿名」とは元市議と現職市議の4人。「議会で議論は進まず」「何でも『無駄だ』と潰す」「人を見下す発言が多い」は中見出しだ。雰囲気はわかるだろう。評価が高かったのは教育関連で、学校の冷暖房を充実させ、「生徒が決める百万事業」といって教師が口出しできない100万円を2つの高校に出したことだ。小中学校と保育園の給食費を無償化するのに1億円を投じ、廃止した施設の管理費などから捻出したが、次年度からの予算をどこから出すのかはハッキリしていなかった。石丸氏は「政治屋」を批判するが、政治家としての蓄積はそうない。広島1区か広島県知事選に出る可能性はあるが、石丸現象は一過性だろう。その乱暴な言動は政治的魅力にならないからだ。しかし若い世代に接近するためのSNS対策については検討に値する重要な課題だ、と「まぐまぐニュース」
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<田中一郎コメント>
「石丸現象は一過性だろう。その乱暴な言動は政治的魅力にならないからだ」かどうかは、これからの情勢次第である。情勢には、国際を含む政治のみならず、経済や社会の情勢も含む。とりわけ経済情勢は重要だ。国内の情勢もしかりながら、国際情勢、つまり日本近海での戦争がどうなるか、が大きな1つの要因である。また、石丸伸二という人物は中身がないすっからかんのスカタンの若造だとしても、また再び別の人物が現れて、言動をエスカレートさせながら同じような政治・社会現象を引き起こす可能性もある。問題は、候補者やその背後に蠢くネオ・ファシスト勢力、ないしはゴロツキ・日本破壊集団よりも、その周りに群がってくる一般大衆・有権者の方に、より深刻な問題がある。私が若い頃なら、石丸伸二ようなドアホは、世にはびこる似非右翼集団とともに相手にされなかったように思うからだ。
私は今の日本の現状が、1920年代のワイマール共和国のドイツによく似ているような気がしている。今の政治情勢は、若い世代を中心に、政治的アパシー・社会的アノミーがひどくなり、政治不信が極限化し、あちこちで雨後の筍のように、「すぐに問題が解決するかのごとく言うデマゴーグ処方箋」を掲げたり、既存の政治的権威に対して罵声を浴びせかける言動を繰り返す、いわゆる「さまよえる似非右翼」集団ができ、それが世の中を引っ掻き回す、いわゆる「危機の時代」が到来しているのではないか、と見ている。幕末期の日本で「尊王攘夷」というトンチキチンの「アナクロ思想」が、チャンバラ・テロ・内ゲバとともに日本中に吹き荒れた現象とも似ていて、一種の社会的ヒステリー現象のようなものが蔓延しているのではないか、とも思う次第である。
◆ワイマール ヒトラーを生んだ自由の国 - 映像の世紀バタフライエフェクト - NHK
https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/episode/te/M98R8WRGG3/
(関連)NHK映像の世紀『ワイマール ヒトラーを生んだ自由の国』 - 哲学堂60のblog
http://blog.livedoor.jp/tetsugakudou60/archives/36162882.html
申し上げるまでもなく、こうした危険な兆候・危機の時代情況をもたらした要因は3つだ。一つは、自民党政治と、それを転換するとして現れた似非改革政治勢力(1990年初頭の政治改革勢力=今は自民党政治の補完勢力に成り下がっている=その後現れた維新(日本維新&大阪維新)もまた同じ)の政治活動である。
もう1つがマスごみ。石丸伸二やその他のガラクタ系を、あたかも政治改革の新しい旗手であるかの如く報道しては「劇場政治」を演出してくる現代のマスゴミは、引き続き自民党権力の広報役として公共電波を占拠して私物化するNHK(にほんハッタリきょうかい)を筆頭に腐りきっていることは知る人ぞ知る。だが、多くの日本の一般大衆は、そのことに気が付いていない。諸外国に比べて、この日本ではマスゴミ報道に対する盲目的な信頼度が高すぎる状態だ。日頃の政治問題・社会問題に対するシニカルな態度が、結局はマスごみ報道に対するリテラシーを劣化させているわけである(マスゴミ報道への盲目性は、情けないことに昨今の左翼・左派・リベラルもまた同じ傾向にある)。
最後の1つは、小泉竹中改革や安倍晋三「アホノミクス」に代表される「市場原理主義アホダラ教」政策によるバブル崩壊以降の経済政策の失敗と、日本経済の低迷である。これについては多言を要しないだろう。
ワイマール共和国の当時のドイツの愚かな政治的支配者たちが、無能な政治を繰り返して追い詰められる中、台頭してくる「力強き破壊者=ヒトラー・ナチス」に対し、その本質を見抜けないまま、この連中をうまく使って難儀な時代を何とか切り抜けようと考え、結局は墓穴を掘り、利用するはずだったヒトラー・ナチスに逆に利用され、最後は葬り去られることとなるのである。今日の日本も少なからずそうした愚かな傾向がチラチラと見えていて、危機の時代を迎えた日本の近未来を懸念多きものにしている。
ヒトラー・ナチスが1930年代初頭にあっという間に全権を掌握できたポイントは、暴力装置の3つを握ったからである。1つは突撃隊・親衛隊という自前の直轄暴力組織、2つめはケイサツ権力、3つめは軍隊である。ナチスが最も完全掌握に苦労したのがドイツ軍部だったが、当時のドイツでは、軍の中に突撃隊・親衛隊のメンバーが大勢入り込むと同時に、軍の上層部に親ナチの勢力が広がり、最後は全面協力の形となっていったことに注目すべきである。翻って日本、既に自衛隊の中に危険な「右傾化」「歴史歪曲主義」が容認される状況が生まれ、他方で、日本最大の暴力団=ケイサツの目に余る行動が目立ち始めた(例:鹿児島県警)。田母神俊雄現象のような、冗談でしょ、のようなことが、これからは世の中を騒がせる台風の目のようになり、それが政治家どもを巻き込みながら「暴力による解決」が指向されたり、容認されたりしてくると、いよいよこの国は危ない。
(もう1つ付け加えておけば、ワイマールドイツにおける司法・裁判所のいい加減・ないしはデタラメである。ミュンヘン一揆という右翼クーデタに失敗して逮捕され起訴されたヒトラーを微罪で釈放したのはドイツの裁判所である。法の秩序や社会正義をきちんと守ることなく、権力巨悪を見逃し、社会正義を踏みにじり、日本国憲法からはトンズラして基本的人権を守らず、無罪微罪の人々を厳罰に処するという、今日の日本のサカサマ司法、これに対して強い怒りの声さえもがあまり上がってこないこの国の在り方は、ヒトラーを微罪で再び世に放ったワイマール共和国の愚かな司法・裁判所の像ともダブって見える。)
◆(拡散希望)(報告)(1.22)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第6回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-ec0fb4.html
「世直し」勢力に中核勢力がないまま、日本は時々刻々と、破滅への階段を下りて行っているように私には見える。「世直し」を訴える勢力が、一方で高齢化し、他方で日和見を決め込む中で、若い世代を中心に擬似ファシズムの社会現象が台頭し始めている今、残された時間はあまりないかもしれない。
◆(拡散希望)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第100回 最終回):「現代日本の政治改革」(「新ちょぼゼミ」 BY 田中一郎:2024年3月26日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-baa90c.html
5.石丸伸二は統一教会に対しても節操ナシ
◆既成政党に与しない”石丸伸二の選対本部長は「自民党政経塾」塾長代行! 応援団筆頭に統一教会系番組キャスターの元自民党職員も |LITERA/リテラ(変な画面が出たら、いったん戻って、再度クリックしてみて下さい)
https://lite-ra.com/2024/07/post-6338.html
(関連)日刊IWJガイド・非会員版「小池百合子氏と蓮舫氏の与野党対決と見られた東京都知事選は、石丸伸二氏を交えた三つ巴の末、現職の小池百合子氏が『ゼロ打ち』で圧勝!!」2024.7.8号~No.4273 - What's New お知らせ
■はじめに~小池百合子氏と蓮舫氏の与野党対決と見られた東京都知事選は、急伸した石丸伸二氏を交えた三つ巴の末、現職の小池百合子氏が「ゼロ打ち」で圧勝! 政治経済学者の植草一秀氏は、石丸氏に対するメディアの「異常大宣伝」を、小沢(一郎)新党が潰された2012年の総選挙と「酷似している」と指摘! 選挙戦終盤、石丸氏には自民党、統一教会との関連の指摘も! (➾ この記事は全文が読めるかたちで先般メールをお送りしています)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53662
(石丸伸二=自民党=統一教会と見ておいていいでしょう。少なくとも、打倒すべき団体・勢力とは考えていない、一緒に都知事選挙をやり、宣伝カーに乗せてマイクを持たせているのですから、徹底批判あるのみです、プラスなどなし、永遠のゼロというよりも、日本にとってマイナスになるだけ)
6.石丸伸二=隠れ自民=隠れ統一教会シンパ
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(1)(別添PDFファイル)都民はまだ悪夢の結末にうなされている 石丸躍進の危うさ、怖さの分析が改めて必須(日刊ゲンダイ 2024.7.10)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/357329
(2)石丸氏躍進、165万票の衝撃、都知事選(朝日 2024.79)
https://digital.asahi.com/articles/ASS783JP4S78OXIE042M.html
(3)“石丸爆弾”に浮足立つ永田町…東京都知事選で大きな爪痕、まさかの2位に激震|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/357332
(4)既成政党に与しない”石丸伸二の選対本部長は「自民党政経塾」塾長代行! 応援団筆頭に統一教会系番組キャスターの元自民党職員も |LITERA/リテラ(変な画面が出たら、いったん戻って、再度クリックしてみて下さい)
https://lite-ra.com/2024/07/post-6338.html
(関連)日刊IWJガイド・非会員版「小池百合子氏と蓮舫氏の与野党対決と見られた東京都知事選は、石丸伸二氏を交えた三つ巴の末、現職の小池百合子氏が『ゼロ打ち』で圧勝!!」2024.7.8号~No.4273 - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53662
■はじめに~小池百合子氏と蓮舫氏の与野党対決と見られた東京都知事選は、急伸した石丸伸二氏を交えた三つ巴の末、現職の小池百合子氏が「ゼロ打ち」で圧勝! 政治経済学者の植草一秀氏は、石丸氏に対するメディアの「異常大宣伝」を、小沢(一郎)新党が潰された2012年の総選挙と「酷似している」と指摘! 選挙戦終盤、石丸氏には自民党、統一教会との関連の指摘も! (➾ この記事は全文が読めるかたちで先般メールをお送りしています)
(石丸伸二=自民党=統一教会と見ておいていいでしょう。少なくとも、打倒すべき団体・勢力とは考えていない、一緒に都知事選挙をやり、宣伝カーに乗せてマイクを持たせているのですから、徹底批判あるのみです、プラスなどなし、永遠のゼロというよりも、日本にとってマイナスになるだけ)
(関連)「パワハラ臭ぷんぷん」石丸伸二氏「本当に熟読されました?」とライターを逆質問…ラジオ番組での対応が“高圧的”と批判続出 - 女性自身
https://jisin.jp/domestic/2347417/
(関連)石丸伸二氏は「ほとんどモンスタークレーマー」ポスター代不払いを紀藤弁護士が非難(日刊スポーツ)Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/742c4dea089b23506482ee3bccf5a568cc58b0b2
(5)(別添PDFファイル)都知事選は小池勝利…日本を救うために野党が着手すべきこと(金子勝 日刊ゲンダイ 2024.7.10)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/357336
(おっしゃる通りですが、「着手すべきこと」の経済政策について、いつもの通り、具体的なものがありません。次回の日刊ゲンダイ(来週)に是非、書いて載せてください)
(6)国政政党への不信感あらわ(東京 2024.7.9)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/338772
(関連)<社説>東京の民意 政党不信と受け止めよ:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/338821
(7)立憲、無党派層へ浸透急務、都知事選 蓮舫氏、石丸氏にも及ばず(朝日 2024.7.9)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15978476.html
(立憲民主党が負けるたびに、日本共産党との共闘がよくなかった、見直しだ、再検討だ、などと、マスごみが同じパターンで繰り返し報道している。しかし、負けた原因は「野党共闘」にあるのではなくて、立憲民主党自身に、立民執行部に、あるのではないのか? 逆に、立憲民主党と国民民主党や「日本維新の会」が組む時は、選挙で負けようが勝とうが、組めてよかったよかった、という報道でごったがえす。日本のマスごみは、自民党政権維持のため、ホンモノの野党共闘はよっぽど潰したいようだ。消えていただいて結構!!:田中一郎)
(8)辻元清美氏「負けた蓮舫氏はさらに強くなる」 都知事選敗北確実に「一回よろい脱いで」 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20240708-I2XXKHIO6ZGZ7COCLRNAG5TXMA/
(友情を感じるいい励ましの言葉ですね、みなさま、蓮舫さんに御礼と労い・励ましの言葉、お忘れなく)
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立憲民主党の辻元清美代表代行は7日、東京都知事選の敗北が確実となった無所属新人の前参院議員、蓮舫氏=立憲民主党を離党=に対して「負けた蓮舫氏を初めて見た。政治家は挫折から学ぶことはものすごく大きい。負けた蓮舫氏はさらに強くなると思う」と述べた上で、「もう一度一緒に政治家として働きたい。もったいない」と政治活動の継続を訴えた。都内のホールに設けられた蓮舫氏の選挙事務所で語った。
蓮舫氏は初めて出馬した平成16年の参院選以来、4期連続当選。28年の民進党代表選も勝利している。蓮舫氏と盟友関係にある辻元氏は今回の選挙結果について「蓮舫氏が飛躍する天命の結果だ。次への大きな力を彼女自身が蓄える」と語った。「お互いに国会で仕事をしてきて、やはりよろいを着て生きている。隙見せたらあかんとか。戦い続けなあかんとか。特に女性の場合は。一回蓮舫というよろいを脱いで、休んで、そして挫折を大事にしてほしい」とエールを送った――と「産経」。
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(関連)都知事選敗北の蓮舫氏が苦しい胸中を吐露 「水に落ちた犬は打て」とばかり叩くテレビ報道の醜悪|日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/357347
(関連)蓮舫氏、都知事選落選から一夜…やまぬ批判にうんざり「男性になら言わない表現…さすがに酷い」(スポニチ) - 毎日新聞
https://x.gd/aOIoJ
(関連)立憲・辻元氏「もう通用せえへんのかな」 蓮舫氏の敗北に弱気 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240708/k00/00m/010/213000c
(辻元さん、あなたが弱気になってどうするのですか。あなたが立憲民主党と日本を救う「最後の1人」ですよ。映画「ターミネーター」で未来から来た殺人機械に追いかけ回されて、それでも生き残る、あの1人の女性、あれが辻元清美さんです。これからが国政選挙が来る本番です。いっちょ、たのみまっせ!!)
(9)都議補選 自民離れなお、2章6敗 岸田降ろし加速か(朝日 2024.7.9)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15978466.html
(関連)裏金自民に衝撃!東京都議補選「2勝6敗」の大惨敗…ステルス支援の都知事選勝利ふっ飛ぶ|日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/357274
(関連)自民「大惨敗」に危機感広がる 東京都議補選、総裁選に影響も:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/338683
(10)自民裏金、16人不起訴 4派閥の議員と元議員 東京地検(朝日 2024.7.9)
https://digital.asahi.com/articles/ASS783PZRS78UTIL010M.html
(11)菅野志桜里元衆院議員、「『何が原因か分からない』幹部たちが、立憲民主党の時代感覚を圧倒的にズレさせている」都知事選惨敗の蓮舫氏陣営の分析を嘆く(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c39c9b6522338e6c123fe260a52e64442f56b1b
(国会を小中学校のホームルームと間違えて、憲法改正の話し合いをどんどんやりましょう、などと騒ぎまくり、小林よしのりの「ゴー宣道場」にまで乗り込んで右翼連中と気勢を上げたりして、ガラクタ自民やゴロツキ維新がうじゃうじゃいる国会での憲法論議には消極的だった立憲民主党から総スカンをくらい、その後、玉木雄一郎国民民主党に行って、ここでも浮いて、結局は政治家廃業となった女=かつての名前は山尾志桜里、このサイトでこの女が言っていることを見て、改めて、世間知らずのアホの度合いがより一段とヒートアップして、ドアホ、になっていることを確認した。「民間企業が公共の観点もふまえ積み上げた再開発計画を都民投票にかける筋悪な提起が唐突に行われ」などと言っておる。水でもぶっかけタレ!)
(12)その他
(a)「犯罪者みたいな人が何を?」裏金自民・丸川珠代氏が犯罪防止イベントで住民からツッコミ!|日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/357324
(b)小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは|日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/357323
(c)「勘違いし過ぎ」自民・小渕優子氏 小池知事3選は党勢に「大きな弾み」発言が「馬鹿を言っちゃぁダメだよ」冷笑買う(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bfaf2a9ebc1f81211ccc19734a2d23fac3c3c6e
(d)小社会 地方から見た都知事選 - 高知新聞
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/759332
(e)東京の出生率が低いのはワケがある 専門家が説く「0.99」のカラクリ 3選の小池百合子氏に求められる対策とは:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/338781
(f)森永卓郎氏 蓮舫氏の敗因を分析「若者にとって民主党政権の幹部はオワコン。オワコン代表の蓮舫さんを…」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/07/08/kiji/20240708s00041000173000c.html
(g)(別添PDFファイル)河野太郎を脅かす 石丸伸二の「伸びしろ」(適菜収 日刊ゲンダイ 2024.7.27)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/358186
(h)(別添PDFファイル)「石丸改革」 地元に残ったのは 広島安芸高田氏(朝日 2024.7.15)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15983500.html
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7.新しい「ファシズムの時代」が到来している:このままでは来たる次期国政選挙も「世直し」勢力が大敗する可能性あり
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都知事選と都議補選の「世直し勢力」大敗を伝えるネット情報を若干お送りします。私は、新しい形での「ファシズムの時代」が到来していると感じます。このままでは来たる次期国政選挙も「世直し」勢力が大敗する可能性があります。自民党総裁選(9月)の行方はまだ不透明ですが、場合によっては世論調査の動向次第で総裁選直後の衆議院総選挙の可能性が出てきました。その場合、政治資金改革も吹き飛ぶかもしれません。
ここまで自民党政治がひどい中で、「世直し」勢力が勝てない理由は何なのか、熟慮する必要があります。私は最大の要因は「「世直し」中核勢力」の形成ができていない=野党第1党の立憲民主党が大問題であることではないかと思っています。有権者に「政権交代」の選択肢がないため、投票行動が迷走しています。
ただ、有権者の側も、棄権も含めた投票行動におかしな「自閉症的傾向」や「逃避的態度」が目立ち、政治的アパシー・社会的アノミー状態がかなりひどい様子です(日本破壊の諸悪の根源が政治であるにもかかわらず、その政治をきちんと受け止め考えることができない状態)。私はこの状態を「新しい形でのファシズムの台頭」と見ています。今回の石丸伸二現象のようなことが、今後は次々と起きてくるように思われます。(参政党もまたその1つ)
日本の危機は深まるばかりです。マスごみのピンボケ解説が腹立たしい限りです。
*【速報】都知事選 小池百合子氏が当選確実 石丸伸二氏 蓮舫氏ら引き離す 出口調査- NHK-選挙
https://x.gd/TcFbe
*小池氏、自公支持層固める 女性の5割近くから得票 都知事選出口調査:朝日新聞デジタル
https://x.gd/VSgFS
*蓮舫氏、まさかの惨敗に涙も…選対幹部「何が原因かよくわからない」 [東京都知事選2024] [東京の政治] [東京都]:朝日新聞デジタル
https://qr.paps.jp/sY4qW
*蓮舫氏〝大敗〟に立憲衝撃「信じられない」 共産との連携、裏目か - 毎日新聞
https://qr.paps.jp/o9XqT
*東京都議9補選の結果 自民は八王子などで6人落選、獲得は2議席 都民ファ3議席、立民1、諸派1、無所属2:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/338600
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8.マスごみが早速始めた「石丸伸二の巨大怪獣化ドアホ・キャンペーン」=橋下徹・維新の二の舞、ことあるごとに石丸伸二叩きが必要
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◆石丸氏躍進、165万票の衝撃 若者・無党派が支持「新たな劇場型」都知事選:朝日新聞デジタル
https://tinyurl.com/zt7xcrp8
(関連)ポスター費、石丸氏の敗訴確定:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15978412.html?linkType=article&id=DA3S15978412&ref=mor_mail_free_newspaper_20240709
<田中一郎コメント>
いずれの朝日カバカバ新聞の記事もネット上では読めませんが、今日の朝刊の社会面に記事があります。かつて橋下徹と維新(日本維新&大阪維新)をやっかいな「巨大怪獣」に育て上げた馬鹿マスごみ報道の二番煎じをやっています。まるでアホウ丸出しの記事で、こんな報道を繰り返せば、今後はますます第二の石丸伸二、第三の石丸伸二が、現れてくるでしょう。私が申し上げている「新しい形のファシズム運動」がボトムアップ型で台頭してきます。
この国は、絶望と滅亡へ向かって、一歩一歩、階段を下りて行っている状態にありますが、今ならまだストップをかける可能性はあるでしょう。今後は何かにつけて、この石丸伸二を叩き、国会議員になる動きをつぶす必要があります。(ガラクタ系政党の参政党批判などもそうです)。
そして更に申し上げれば、都知事選・都議補選の敗北の原因が、日本共産党との共闘のせいだ、などと言っている連中が泉健太立憲民主党の中に少なからずいて、「市民と野党の共闘」の破壊と自民党政治への補完勢力に向かおうとする動きもあります。今日も朝のNHKニュースが放送をしていました。御用マスごみもしきりに野党共闘の破壊を報じます(例:毎日新聞)。しかし、日本共産党との共闘・協力がなければ、都議補選で足立区での立民当選もなかったでしょう。
そもそも今回の都知事選では、またもや立憲民主党の支持層の多くが蓮舫氏に投票しなかった可能性が高いのではないかと私は疑っています(前回の衆院選(2021年秋)の時もそうだった=国民民主党からやってきたいい加減な議員たちが得票に寄与せずに選挙で敗北している➾当時の岩波書店月刊誌『世界』論文を参照されたい)。既に東京や大阪など、大都市部では、立憲民主党の支持層離れが起きている、と見ておいてもいいのではないか。
今回の都知事選での手塚仁雄選対(市民団体・市民運動・社会運動を突き放す)でも見られたように、いつまでもかような野党第1党にすがりついている市民運動・社会運動では、未来へ向けた展望はありません。後々になって、にっちもさっちもいかなくなってから、やっぱり立憲民主党はだめだった、などと後悔しないよう、そろそろかような政党には見切りをつけて、「世直し」中核勢力の形成に向かわないといけないと思います(容易ではありませんが)。
(関連)蓮舫氏3位、立民に衝撃 共産との共闘限界論―都知事選:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024070800978&g=elc&ref=2022san
(一気に立憲民主党=「×××××」ではなく、選挙などいろいろな機会に「具体的な個々の政策の是非」を問う公開質問状を立憲民主党に送り、その返答を確認して公約にしていく方法をとり、立憲民主党の中のまともそうな議員だけを、勝手連的に応援する、ような形でスタートしていくしかないでしょう。「市民連合」のような「限定メンバーによる(立憲民主党のご機嫌をうかがう)日和見連合」のような運動の仕方ではダメだと、私は見ています)(山本太郎「れいわ新選組」が立憲民主党を中心とする野党共闘に参加してこないのも同じ理由だと思います)
中国革命を成功させた人民解放軍の「成功の理由」は、毛沢東(もうたくさん、と読む)思想が正しかったことではなく、人民解放軍が高いモラルと社会正義をきちんと実践したからです。今日の日本の市民運動・社会運動もまた、この「経験」をしっかりと認識しておくべきでしょう。(その真逆をやったのが日帝陸軍の「三光作戦」(やきつくす(焼光)、殺しつくす(殺光)、奪いつくす(搶光))です)
(事例)泉健太立憲民主党への公開質問状「核燃料サイクル事業を即時中止しますか? YES・NOでお答えください」:(メール転送です)<むつ中間貯蔵>青森県議会原子力特別委員会で鹿内議員が圧巻の質疑- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-7ce059.html
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9.予想通り始まったマスゴミによる「石丸伸二」ヨイショ=狙いは「劇場型政治」の再現、橋下徹・維新(日本維新&大阪維新)の時と全く同じ
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◆リベラルにはわからない? Z世代が石丸伸二氏を支持する理由 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240711/k00/00m/010/328000c?utm_source=article&utm_medium=email&utm_campaign=mailasa&utm_content=20240712
(記事は全文読めませんが、屁理屈を付けて石丸伸二をヨイショしているようです。橋下徹・維新(日本維新&大阪維新)の時と全く同じです。新聞にしてコレですから、TVや週刊誌ではもっとひどいでしょう。
また、下記(別添PDFファイル:転送厳禁)は今週号の『週刊新潮』です。大宅映子とかいう猪口才な評論家がバカ丸出しのコメントをしています。TVや週刊誌は「騒ぎ立てて」面白くすればいい、が主眼ですから、こういうカスみたいな評論家を使うのです。加えて、石丸伸二には、鳥羽博道ドトールコーヒー名誉会長につづいて千本倖生(せんもとさちお)というジジイの実業家が応援に回っていたことが報じられています。こいつもアベトモだったのかな? :田中一郎)
石丸伸二や橋下徹・維新は「日本破壊勢力の突撃隊(日本版SA)」です。危険な兆候です。
◆(別添PDFファイル)「SNSの病理」が生んだ「偶像」「石丸伸二」の正体(『週刊新潮 2024.7.18』)
https://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/backnumber/20240711/
(参考)突撃隊(SA)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AA%81%E6%92%83%E9%9A%8A
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