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2024年5月

2024年5月29日 (水)

こんな泉健太立憲民主党執行部は総入替だ! 政治資金パーティ禁止法案を国会に上程しながら自らはパーティを開催する立民幹部たち:ホンモノの政治資金改革から政治改革へ、そして「世直し」へ、野党第1党をちゃんと立て直して成功させましょう

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(チラシ)(5.31)WHOから命を守る国民運動大決起大会(日比谷野音)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlHIaFtKYh80L4o8z?e=lfoveb

(関連)もうワクチンはやめなさい(故母里啓子さん):タダの毒物である2つのワクチンで甚大な健康被害 mRNAコロナワクチン HPV(遺伝子組換え)ワクチン=健康な体をつぶしたいですか?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-e1c03a.html


 <その他イベント>

(1)(5.31)開沼氏との訴訟 第8回口頭弁論期日と報告会(ハイブリッド開催)のお知らせ
 https://www.ourplanet-tv.org/topics/48478/

(2)通信No.2788 (2024-5-26 6月1日の集会4つin東京)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlHX_J5WwlSIeJslV?e=3dGEFI

(3)(チラシ)(6.9)第15期沖縄意見広告運動 報告集会(日本教育会館)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlHPx5QzmaEQTECTe?e=jLVFxd

(4)(チラシ)(6.16)巨大地震と原発=司法の在り方を問い直す(明大リバティタワー)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGxnS7TtmOlvIMvi?e=ruynmW

(5)(チラシ)(6.17)司法の劣化を許さない6.17最高裁共同行動(最高裁前&衆1大会議室)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlG0DnnKV_6H_NqUw?e=zJAIXq

(6)(チラシ)(7.18)食の未来を考える:天笠啓祐氏(飯田橋)
 https://static.wixstatic.com/media/c97df0_6a15ff7a111f45d28fbd7545913ae91c~mv2.png


2.報道特集 能登半島地震 被災地の課題 - 無料見逃し配信中!<TBS FREE>
https://cu.tbs.co.jp/episode/20093_2064906_1000076313?utm_source=tbs_official&utm_medium=organic

(再掲)(必見:約15分間)山本太郎の国会質問!参議院・予算委員会(2024年4月24日17-48頃~) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=EyigSwJdG6Y
 https://www.youtube.com/watch?v=EyigSwJdG6Y

 震災後4カ月にもなろうというのに奥能登・珠洲市では水がない=総理大臣に直接、直ちに対策してほしいと訴えるも、はぐらかして何もしない岸田政権と霞が関官僚ども 今の奥能登・珠洲市の現場の状況実態が、我々都会に住む人間たちの近未来のありさまを示現している!(山本太郎氏)= こんな政権、こんな総理大臣、こんな政党、こんな霞が関幹部官僚、いいんですか、ほっといて。誰が主権者ですか?(田中一郎)

アメリカに行って、アメリカに寄り添うのではなく、今、復旧復興が遅れに遅れている能登半島の住民の方々と寄り添うのが総理大臣の仕事ではないのですか?(山本太郎氏)=その通り(田中一郎)。

選挙で落とせばいいのです、こんな連中は。主権者は私達です。自然災害で大変な事態になっても、助けにも来ない・助けるための予算も組まない政府・政権・政治・霞が関官僚、ふざけるな、と思いますよね。だったら、入れ替えればいいんです。選挙で自民党や公明党を落とせばいい。こいつら、国民をナメテかかっているんですよ。だから、ズバッと、選挙で落として国会や政界や永田町から追い払えばいい。簡単な話です。そして、こんなふざけた自民党・公明党の政権政治家どもをクビにして(責任幹部官僚は左遷して)、山本太郎(れいわ新選組)他のホンモノ野党に投票をして、政権と政治と政治家をチェンジしてしまえばいいのです。簡単な話です。(田中一郎)


3.新刊書

(1)不死の亡命者 劉燕子(著-文) - 集広舎 - 版元ドットコム
 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784867350539

(2)(チラシ)ブックレットの申込用紙『国会議員の任期延長改憲』その危険な本質
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlHb7GzBaoX9sqXJs?e=wO2wBI

(3)わたしたちは見ている:原発事故の落とし前のつけ方を - 新曜社
 https://qr.paps.jp/qQK7


4.自民党補完勢力=公明、「日本維新の会」、国民民主党

 よく見ておいてください。これだけではありません。この連中が自民党の弱みに付け込んで政治的駆け引きをする中で自民党政治を補完しバックアップしている事例は他にも山のようにあります。こんな政党・こんな連中に投票をすることが日本を破滅へと導いていくのです。自民党とともに国会や地方議会から一掃いたしましょう。TVその他によるイメージだけで投票していてはダメです。資本主義社会はオバカが「食いもの」にされる社会です。

(1)政治資金規正法改正、公明が「現実的な路線」で自民修正案に賛成へ [自民] [公明]:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/IF0Gq

(2)維新・馬場代表が自民に“助け船”で大炎上! 裏金事件の実態解明「無理じゃないか」発言の姑息な狙い|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/340107

(3)地方自治法改正案 国に事後報告義務づけ修正 衆院総務委で可決 - NHK - 国会(国民民主党も賛成:維新・公明も賛成=自民党補完勢力そろい踏み)
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240528/k10014463171000.html


5.静岡知事選 野党推薦の新顔が勝利 自民は4月の3補選に続き敗北 朝日新聞デジタル
 https://x.gd/M9DB1

(関連)「300年枯れない井戸が…」 リニア工事の裏で異変 住民の本音は - 毎日新聞
 https://x.gd/7N4Zo

 <田中一郎コメント>

 静岡県知事選挙の真の争点はリニア新幹線と浜岡原発の再稼働問題である。この最重要争点を報道もせず、この県知事選挙を国政の延長上で、あたかも自民・立民のバカバカしい対立であるかのごとき「劇場」報道を繰り返したマスごみ(その代表格が朝日カバカバ新聞)、そしてそのゴミ報道にまんまと乗せられて投票行動に出てしまった(あるいはシラケて投票に行かなかった)静岡県民有権者の愚かさは申し上げるまでもない。ほんとに「いつまでやってんだ!! アホウども」、です。

今回の自民・立民の候補は両方ともリニア新幹線推進・浜岡原発再稼働容認である。このどちらかを県知事として選べというのは、メクソかハナクソか、ノミかシラミか、ババかウンコか、の選択にすぎない。今回の選挙で申し上げれば(私は日本共産党だけの支持者ではないが)、上位2人に大きく引き離されて3位につけた日本共産党の候補者(リニア新幹線廃止・浜岡原発再稼働反対)に投票をすべきであって(少なくとも大井川流域住民や浜岡原発30km圏内の住民)、仮に当選できなくても接戦にして、反リニア新幹線・反浜岡原発の県民の声が無視できないほどに大きいことを投票で示しておくべきだった。愚かな有権者の投票行動は、そのツケをすべて有権者が支払うことになる。静岡県もまもなくそうなるだろう。既に岐阜県ではリニア新幹線建設工事が原因で「水枯れ」が起き始めている。岐阜県知事や瑞浪市長は何をしとるのか?

(関連)水位低下に住民嘆き「見に行ったら枯れていた…」 リニア工事進む岐阜・瑞浪市の井戸やため池 (24-05-15 18-08) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=wb8qFFIkSbQ


6.人生の贈り物:哲学者 長谷川宏(1)~(14)(朝日新聞連載)

 少し前にご紹介した在野のヘーゲル研究家・哲学者・思想家の長谷川宏さんに関する朝日新聞の連載が終わりましたのでご紹介します。是非、図書館等で朝日新聞原本にあたってご覧ください。長谷川さんは、故丸山真男のような「学問としての学問」にのみ優れた業績を残す「片肺飛行学者」ではなく、「学問としての学問」に高い評価を受ける在野の思想家であるとともに(ヘーゲル研究を中心とする現代哲学・思想史)、「人としての学問」についても立派な態度を示し続けてこられた数少ない学者ではないかと、私は見ています。

朝日新聞記事にあった、私が知らなかった2冊の著書を併せてご紹介しつつ、以前にお送りしたメールを再送いたします。まもなく、同氏の著書『日本精神史 近代篇 上・下』を読み始めます。

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◆(別添PDFファイル)人生の贈り物:哲学者 長谷川宏(1)~(14)(朝日新聞連載)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15922939.html

 <田中一郎コメント>

 長谷川宏氏とは、お会いしたこともなければ、お話したこともなく、もちろんメールでの文通などもありません。私が同氏を知ったのは、下記の故丸山真男批判の著書を発見したことによります。ちなみに長谷川宏氏は、東京大学文学部大学院自主退学でヘーゲル哲学研究家でいらっしゃるようです。「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である」などという懐かしいヘーゲルのテーゼが出てきて、自分の学生時代を思い出します。

ご承知の通り、私は戦後の日本の政治・社会思想史において故丸山真男の研究を高く評価していて(逆に故丸山真男を批判している吉本隆明他の知識人たちの多くを評価していません)、アベ政権以降、戦後民主主義を否定する言論が勢いを増す今こそ、故丸山真男を読み返す時だと申し上げてきました。そういう気持ちも込めて、数年前には故丸山真男の著作『現代政治の思想と行動(増補版)』の読書会もしてきました。

◆丸山真男をどう読むか-長谷川宏/著(講談社現代新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030833265&Action_id=121&Sza_id=F3

◆増補版 現代政治の思想と行動-丸山眞男著(未来社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000018788050&Action_id=121&Sza_id=F2

しかし他方で故丸山真男は、あの東大闘争ただ中の1960年代後半に、異議申し立てをする学生たちを前に、他の東京大学教員たちとともに、首をかしげたくなるような態度を取り、自分の同業者たちが築く「アカデミズムの白亜の虚像」に対して、固守し、しがみつく側に立ち続けました。以前にも申し上げましたが、故丸山真男は「学問としての学問」研究者としては超一流であり、その成果は今日の日本においても輝きを一層増しているように思えますが、他方では「人としての学問」研究者としては、そこら辺にいくらでもいるタダの保守反動オヤジに過ぎなかったということなのでしょう。

そして、私はこの「故丸山真男=タダの保守反動オヤジ」をキチンと批判している人はいないモノかと探していたところ、この長谷川宏氏に巡り合ったということです。私は故丸山真男の研究者ではありませんから、多くの書物を読んでいるわけではないのですが、およそ私が目を通した、耳で聞いた、故丸山真男批判できちんとしていたのは、この長谷川宏氏だけでした(多くの故丸山真男批判は「アレがない、コレがない」式の「丸山かいかぶりのないものねだり」批判のようです。故丸山真男も「そんなこと言われたってねえ」という受け止めではないか推測します)。

ところで、長谷川宏氏は最近、終活的な大著を完成されたそうで(下記)、近々読んでみようかなと思っているところです。吉本隆明や鶴見俊輔が新著には出てこないらしいので、少し残念です。長谷川宏氏の吉本隆明論は是非お聞きしたいものです。また、マルクスやマルクス主義についても、是非、お考えをお聞きしたいと思っています。

◆日本精神史 近代篇 上・下 - 長谷川宏/著(講談社選書メチエ)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034527777&Action_id=121&Sza_id=C0
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034527779&Action_id=121&Sza_id=C0
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(下記は今回、記事を見て追加した著書)

◆生活を哲学する-長谷川宏/著(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032135589&Action_id=121&Sza_id=F3

◆幸福とは何か ソクラテスからアラン、ラッセルまで-長谷川宏/著(中公新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033780044&Action_id=121&Sza_id=E1


7.日刊IWJガイド・非会員版:<新記事紹介>「情報戦」の時代をどう生き抜くか? 巨大組織メディア報道の罠を検証!【第2部】新型コロナウイルス危機とmRNAワクチン危機(第5回)~岩上安身によるインタビュー第1158回ゲスト 在野研究者・嶋崎史崇氏  2024.5.25号~No.4236 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53527
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「こんな泉健太立憲民主党執行部は総入替だ! 政治資金パーティ禁止法案を国会に上程しながら自らはパーティを開催する立民幹部たち:ホンモノの政治資金改革から政治改革へ、そして「世直し」へ、野党第1党をちゃんと立て直して成功させましょう」をお送りいたします。

呆れたニュースが飛び込んできました。今回の自民党「金権政治」の許しがたい醜態が表面化したことを契機に、立憲野党が全力で「抜本的な政治資金改革」に蛮勇をふるって取り組もうとしているその矢先に、まるでその足をすくうように、泉健太立憲民主党の幹部どもが各々各自・組織的に政治資金パーティを開催しようとして、各方面から猛烈な批判を浴びることになりました。

今回名前が挙がったのが、安住淳(既に開催済み)、 岡田克也(批判を浴びて居直りながらも中止)、大串博志(中止に追い込まれた)の3人(他に階猛(しなたけし)の名前もネット上で発見・真偽は???)ですが、加えて、この3人をかばう泉健太立民代表の記者会見の「糞オマケ」までがついて、呆れて口がふさがらなくなってしまいました(口をふさぐためにこのメールを発信=怒りおさまらず)。要するに、自民党と同じことをやって、同じように居直っている、ということです。こんな執行部・幹部が牛耳る野党第1党の言うことなど、誰が信じるか、ということではないでしょうか。

更に怒りに火をつけたのが、下記の簡単な朝日新聞記事、要するに幹部だけは政治資金パーティは(自民党からも含め激しい批判を受けたからイヤイヤながら)自粛するが、他の党員議員は自由にやってよろしい、ということらしい。政治資金改革よりもカネカネカネだ、立憲民主党の政治にも自民党と同じようにカネが必要だ、企業団体のカネでもいい、議員の地位が守れるなら金権政治でもいいではないか、というこの党の「本音」が出てしまったということでしょう。

◆(別添PDFファイル)立憲パーティー、役員10人は自粛「判断委ねる」一律禁止なし(朝日 2024.5.28)
 https://qr.paps.jp/1wZRp

もう終わりにしないといけません。1990年代初頭の似非政治改革(小選挙区制と既成政党優先の政党制、そして「政治とカネ」問題は棚上げ・尻抜け)のなれの果てに生まれてきたのが今日の民主民進党であり、その後身の立憲民主党・国民民主党です。そして枝野幸男から泉健太へと続く執行部体制が牛耳る、この野党第1党の立憲民主党では、いつまでたっても日本の政治改革や「世直し」は進まず「夜明け前」状態は続きます。それはそのまま政治が主導する日本破壊を容認することに結果し、今以上の日本の没落と破壊、そして近未来の破滅(アメリカの代理戦争又は原発・核燃料サイクル施設の再びの過酷事故、ないしは際限のない円安併発による)=大日本帝国の二度目の滅亡となっていくでしょう。

しかし、危機感が欠如しているのか、それとも日和見なのか、日本の左翼・左派・リベラルの市民運動・社会運動や政治運動の一部のリーダーたちは、この出来損ないの枝野幸男・泉健太立憲民主党に対して「フンギリ」がつかず、今もって迷走を続けたままです(あるいは「政治的カマトト主義」(政治的中立主義)で政治ノーコメントという「もう1つの日和見」)。御用組合「連合」とその代理店の国民民主党とは仲良く共闘しなければいけないとか、「脱原発」よりも「脱炭素」だとか、政治学者の山口二郎が言っているようなことをオウム返しに(口に出して言わすに)態度で示している(だから余計にタチが悪い)、そんな状態です。政治が主導して日本を破壊し破滅に追いやろうとしている、まさにその危機の時に日和見をする、この日本の市民運動・社会運動のリーダーたちって、いったい何なのでしょうか!?

実は、泉健太立憲民主党の体たらくは、何も政治資金問題だけではありません。みなさま既にご承知のように、自民党が公明党や「日本維新の会」や国民民主党と協力して次々と国会に上程してくる「戦争準備法案(FOR AMERICA)」のほとんどすべてに賛成票を投じるという醜態まで演じています。立憲主義を捨てて「脱憲反民主党」に転落しています。もうかような野党第1党は「存在悪」と言ってもいいような状態に陥っているのです。事態は甘くありません。

以下、昨今の私の発信したメールをご紹介し、私達のための政治を実現する「世直し」実現へ向けたアピールを繰り返したいと思います。立憲民主党へも「ラストチャンス」の選択肢を提案しています(メールは加筆修正しました)。一刻も早く野党第1党を立て直し、つまりは立憲民主党の態勢と「市民と野党の共闘」の態勢をきちんとさせ、「世直し」実現の中核勢力を創っていきましょう。従来型のワンイシュー追及の市民運動・社会運動を繰り返しているだけでは世の中は変えられません(それ自体は重要な取組ですが)。変えられないから危機の時代なのです。危機の時代の日和見は、危機の深刻化を加速します。


1.次期衆院選、政党別議席予測 自公が衝撃の過半数割れ 立民は躍進、維新は伸び悩み…日本保守党は2議席獲得の可能性(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/445ec8c9938f7d32647d58b62e07213528559b3b

(こういう中途半端な立憲民主党の勝ち方はかえってよろしくないのです。政治が混乱するだけで、ほとんどまともなことは決まらず(あるいは立憲民主党が自民党などの日本破壊勢力に飲み込まれていく)、これまでの中途半端勢力である公明党や国民民主党がターニングポイントを握り、他方で「日本維新の会」のような反動ファシスト勢力がその混乱を利用してのし上がってくるのです。危機は深まるばかりです。こういう選挙結果にさせないためには、野党第1党の立憲民主党の執行部を入れ替え、体制立て直しが必要です。:田中一郎)


2.(他のMLでの議論です)(別添PDFファイル)資金パーティー、苦悩の立憲(朝日 2024.5.25)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15942526.html

(関連)立憲幹部 政治資金パーティーの扱いを改めて協議へ 泉代表「私も違和感」(2024年5月27日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=wklho6hWnxQ

(泉健太立民代表が言っている「違和感」とは、「何で政治資金パーティをやめなあかんねん」ということだろうと思われます。 泉健太立民代表は同党幹部の岡田克也幹事長や大串博志選対委員長が自粛してパーティを中止したのは「個人の判断」だと強弁していますからネ。:田中一郎)

(関連)立憲若手議員「法案の理念を体現していく」パーティー開催めぐり幹部に提言書(2024年5月25日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=eHbGvD0cd4o

(関連)【速報】 自民が逆襲 立憲のパーティーを追及 岡田氏や安住氏の開催を指摘 立憲側「成立までは議員判断」(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9cbce4273912d66cbb4cebf91976585564774e3d

(関連)立民に自公からツッコミ相次ぐ 政治資金パーティー全面禁止法案を出しつつ、岡田克也幹事長らは開催 衆院政治改革特別委:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/329115

(関連)立民・大串博志氏、6月に政治資金パーティー開催 党は「全面禁止」法案を提出したが… 本人の説明は?【一問一答】:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/328898

(関連)「パーティー二枚舌」問題で立民泉代表が反論「法案提出したからすべて禁止は現実的ではない」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/65c54c93bced8db43c4f557d94b1980d716edc64

(関連)立憲・岡田幹事長 27日にパーティー開催「禁止法案出したからといって自分の手を縛らない」(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d6838a0894f015d4a273d7a92ce2bfcf685c3acd

(関連)批判やまず…立憲幹部ら一転「パーティー中止」自民はひそかな笑み:朝日新聞デジタル https://digital.asahi.com/articles/ASS5T3H3SS5TUTFK003M.html?linkType=article&id=ASS5T3H3SS5TUTFK003M&ref=mor_mail_free_topix3_6_20240526 

(関連)岡田、大串氏がパーティー中止 政治改革への影響回避―立民:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024052500311&g=pol

(だから泉健太立憲民主党の現執行部とそのとり巻き達は「後ろに下がれ」と申し上げているのです。こんなことをやっていて、政治資金改革ができると思っているのか!? です。また、まもなくの都知事選挙へのネガティブな影響も甚大です。今回名前が挙がった 岡田克也、安住淳、大串博志の3人と、これをかばった泉健太の4人は、全員、党のすべての役職から退け!」 市民運動・社会運動は「4人の更迭と立憲民主党の党体制一新」の声を挙げよ!!:田中一郎)

(関連)小沢氏、党方針に異論 企業献金禁止の立民案:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/327083

(この人は死ぬまでダメなようです。今現在は党の役職についていない「一兵卒」だったと思いますが、そのまま引退していただくのが、世のため、日本のため、のようです。企業団体献金、政治資金パーティ、政治活動費の3点セットは全廃・厳禁、単純連座制、違反罰則としての政党交付金の交付停止・裏金は全額没収・重加算税、時効の延長、関連法制・ルール(国会議員文書費、斡旋利得罪、政党支部への寄付(尻抜け)の禁止など)の抜本改正をしっかり遂行する執行部を一刻も早く創り、ホンモノの政権交代を目指すべき。もう時間がないよ。;田中一郎)


3.(他のMLでの議論です)「戦争準備法案」への泉健太立憲民主党の賛成言動について

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 アベスガキシダと続く日本破壊政権の下で、野党第1党である立憲民主党は、本来ならば断固たる態度でこの政権を批判し、この政権が打ち出す「戦争準備法案」に対しては徹底して反対の態度を貫き、かつこの政権を補完する勢力も併せて批判して(公明、維新、国民民主党、「連合」ら)、本来の立憲主義=つまりは日本国憲法主義に基づく憲法政治を実現すべく政権交代を目指すべきなのです。しかし、現実はそれとは正反対の方向に向かっています。以下、他のMLでの議論を転送いたします。

 <立憲民主党が賛成票を投じた主な(アメリカのための)戦争準備法案>
*経済安全保障推進法
*経済秘密保護法(「SC=セキュリティ・クリアランス」他)
*自衛隊法改悪(「統合作戦司令部」の設置、米軍との指揮命令系統の統合他)
*防衛産業強化法(武器輸出促進と軍事工場国有化)
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*重要土地等調査規制法(衆院でよりひどい修正案を提出)
*軍拡予算(2024年度)がさしたる抵抗もなく衆議院を通過

(関連)日刊IWJガイド・非会員版「自衛隊を米軍指揮下の一部隊にする『統合司令部』創設法が成立! 米国の利益のための戦争準備法に立憲民主党までもが賛成!!」2024.5.15号~No.4227 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53497

 <田中一郎コメント>

 枝野幸男&泉健太立憲民主党は戦前の社会大衆党と似たような動きになってきています。

◆社会大衆党 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%A4%A7%E8%A1%86%E5%85%9A


この政党(立憲民主党)は政権に近づくと「地肌」「本音」「正体」が現れるということなのでしょうか。党内には「よろしくない」と思っている議員もいるようですが、態度で示せない・発言できない、そんな腰抜け議員がほとんどなのでしょう(かつての(小池タヌキ百合子が抜けた後の)東京10区衆院補選の民主民進党候補・鈴木庸介のあの態度です=もちろん補選はダブルスコアで自民党候補に惨敗)。
 https://tinyurl.com/3prud42m

問題は、この野党第1党に、市民運動・社会運動がどういう態度を取るか、です。私が「市民連合」や山口二郎を批判するのは、この立憲民主党のよろしくない方針や態度に「合わせる」ようにして妥協を導き出し、「市民と野党の共闘」を何とか「文書ベース」でまとめようとしていることがダメだ、と申し上げています。「市民連合」や山口二郎に、みそクソ一緒の野党各党をまとめるだけの政治力はありません。力量がない組織が背伸びをするからおかしくなるのです。一歩下がって、勝手連的に動いて、立憲民主党所属の政治家を峻別し、応援する・しない、の基準をはっきりさせる、そして、野田佳彦・玄葉光一郎・岡田克也・安住淳他とその周りにいるロクデモナイ立憲民主党議員に対しては、容赦なく批判する、ということが必要です。御用組合「連合」批判も、もっと徹底的にやらなければいけない。

私はいまのところ、こうした動きがはっきりしているのは、山本太郎(れいわ新選組)(バラマキ政策への固執という致命的な誤りを正そうとはしていませんが)くらいかな、と思っています。また、日本共産党には、しっかりと感謝した方がいい。立憲民主党の日本共産党や「れいわ新選組」に対する態度が悪いのはもちろんですが、市民運動・社会運動の中にも日本共産党への態度の悪さが目立つ人たちがいます。日本共産党には民主集中制という時代錯誤にしがみつくなど、問題もありますが、「市民と野党の共闘」への協力や国会内での言動などは、既成政党の中では山本太郎「れいわ新選組」と並んで最もまともです。

でも、それでは、いつまでたっても少数派のままではないか、と思われるかもしれませんが、市民運動・社会運動は、そういう宿命にある、と思って動けば、考え方や見方も少しは変わるでしょう。ともかくも、現状を追認し、既成事実が積みあがっていくことに対して、批判や異議申し立てをしない、すべては共闘と選挙に勝つため、などという行動は、市民運動・社会運動は取ってはいけない、それをやりたければ、政治運動・政党活動としてやればいい。

これまでも申し上げてきましたが、日本が政治が主導する形でどんどん悪くなっていくのは、これを食い止め、政治を転換していく「世直し」勢力が形成されていないからです。今の国会の既成政党で申し上げれば、「世直し」勢力を広げていけそうなのは山本太郎「れいわ新選組」くらいではないですか?(これを制度として妨害しているのが、既成政党に対して理不尽に有利に創られている我が国の小選挙区制度です)

日本共産党は委員長交代によるイメージアップに事実上失敗しています。委員長交代を演出しながら、昔の日本共産党に逆戻りしていてどうするのでしょうか。福島原発事故以降、私は同党の方針転換を高く評価してきましたが、残念でなりません。社民党・新社もまたしかりで、福島みずほ氏しかこの党にはいないのでしょうか? という状態で、依然として絶滅危惧種のままです。

こんな中で、さて、「世直し」をどうするのか、具体的に、リアリスティックに、考えないといけない。泉健太立憲民主党に追随するということには絶対にならない。むしろ1990年代初頭の、あの似非政治改革(小選挙区制と政党制、政治資金問題棚上げ)で生まれてきた立憲民主党・国民民主党は解体していく方向で、考えるということだろうと思っています。しかし、今の市民運動・社会運動は、こうしたことを放り出したまま、もぐら叩き的な従来型ワンイシュウ運動を繰り返し、しかも政治的には「好き嫌い先行型」の言動になっているようにも思えます。これでは「世直し」は実現しないでしょう。

「では、お前の処方箋を示せ」ということでしたら、こうです。

市民運動・社会運動は、一致協力して、泉健太執行部の早期の総退陣を求め、変わって、辻元清美氏を代表とする女性が大半の新執行部を創設、従来のおっさん立憲民主党のイメージを大きく転換して、フレッシュでクリーンな政治(二度と汚いカネの問題=金権政治は起こさせない)、脱原発、積極的日本国憲法主義の政治、国民生活最優先、新しい民主主義、くらいをかかげ(対米自立は最も困難が伴う仕事で慎重にいかないといけない、公約やスローガンにはせず、まずは日米地位協定の独伊並への改定交渉くらいから着手でしょう、

もちろん日本国内の小泉政権以降の戦争準備法は少しずつ廃止です、長期安定「世直し」政権ができるまでは辛抱です、アメリカさまは現代日本(第二次(プチ)大日本帝国)の天皇陛下ですから)、立憲民主党に挙党体制をとらせ(おっさんやじじいの古参議員は後ろへ引っ込む、長妻昭氏=この政治家も腰抜け政治家の1人です も同様)、「市民と野党の共闘」をWINWINの関係で再構築し、消費税では山本太郎「れいわ新選組」と妥協して5%減税をOKとし(ただしバラマキはダメ=市民運動・社会運動はもっとこの「れいわ新選組」のバラマキを松尾匡立命館大学教授とともに叩かないとダメです)、仮に衆参2つの選挙で大勝したら、山本太郎氏を総理大臣とする方向で政権を考える、くらいでしょうか。

1990年代初頭は大政党でもなかった日本新党の細川護熙が首相になった、あれと同じパターンです。そして、辻元清美氏と山本太郎氏は衆議院にカンバック、特に辻元清美氏は「昔は水の都、今はアホの都」大阪で立候補するのではなく、菅直人氏の選挙区を引き継げばいい。私はこれが立憲民主党のラストチャンスとも考えています。

(地域によっては、新しい動きが出ているところもあるのではありませんか、私のいる北区はまだまだですね、そもそも市民運動・社会運動がTOO LITTLE です、昭和レトロの政治運動はありますが)

これくらいのドラスティックなことを考えられないようなら、「世直し」のための政権を実現させるのは難しいでしょう。自民党が政権にしがみつくためにこの30年間、どういう風に動いてきたか、それに比べて、左翼・左派・リベラルの、本来あるべき方向での頑固・石頭・幼稚・お気楽と、右派・保守勢力への愚かなすり寄り、の私から見ると情けない政治的態度が「世直し」を遅らせている(あるいは不可能なものにしている、流れを止められないでいる)。まさに問題は「世直し」勢力の日和見的態度だと思います。「ほんとは家で寝ていたい」というプラカードをどこかで見かけましたが、今の市民運動・社会運動や左翼・左派・リベラルの動きを見ていると、そう感じます。
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4.(他のMLでの議論です)「仏造って魂入れず」の立憲民主党の外国人政策

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◆(別添PDFファイル)育成就労法案 成立の公算、衆院通過、技能実習廃止 転籍可能(東京 2024.5.22)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/328438

◆【コメント】入管法等改正案の可決について - 立憲民主党
 https://cdp-japan.jp/news/20240521_7784

泉健太立憲民主党が、このロクデモナイ法案に反対をしたのは評価できます。しかし、もろ手を挙げてこの泉健太立憲民主党の「入管法等改正案反対」のコメントに賛同できるかと言えば、そうではありません。簡単に申し上げれば立憲民主党の外国人政策が「仏造って魂入れず」だと思うからです。以下、簡単に箇条書きにしましょう。

(1)何故に外国人労働者を日本に招くのか。従来は「単純(肉体)労働は入国・就労を認めない」という基本方針でした。それを何故転換するのでしょうか? 人手不足だからですか? でも、その人手不足は、3K労働であり、エッセンシャルワークであり、生活が可能なまともな賃金が得られず、労働条件が劣悪だから、ではありませんか? それを外国人だったら我慢して働くだろうということで、根本問題を覆い隠したまま、美辞麗句の法律で飾り立て、労働者を増やすことで、問題と対決することなく、対決より解決、をしているからではありませんか?

資本主義が常に相対的過剰人人口(産業予備軍)を人為的につくりだし、コスト意識化された賃金を抑え込むことは、今から150年以上も前にKマルクスが指摘していることです。それを立憲民主党は体裁よくやろうとしているのではありませんか? 今の日本に大量の外国人労働者を入れれば、人間労働の悲惨な状態はそのまま続くと思いますが、いかがですか? いやちがう、というほどの法案内容に立憲民主党の提出法案はなっていますか? すくなくとも、他の国内の労働者の労働抜本改善法案=たとえば労働者派遣法廃止や偽装請負処罰法とか労基法改正とかフリーランス保護法とか、そういうものがセットで提案されていないとダメなのではありませんか?

私は、立憲民主党の法案などは、大日本帝国「市場原理主義アホダラ教」政策延命法案として、反対します。「担い手・支え手を必要とする地域や産業分野で中長期的により多くの”外国人労働者”(注目!)が活躍してもらえる環境をつくるもの」ではなく、全ての働く労働者がそうである法案を出して来い、と申し上げたい。その上での外国人労働者の在り方・受け入れ方を、リアリティの上で検討するということです。きれいごと法案はダメなのです。

(2)日本には昔から長く日本に定住をしている「在日」(韓国朝鮮台湾中国)がいらっしゃる。その方々に対する政策はどうなっているのでしょうか? 差別や嫌がらせ、不当行為はなくなったのですか? 国際的にも大問題のこの不当な扱いが、私は今でも大手を振ってまかり通っているのではないかと思いますが、違いますか?  それとも「在日」(韓国朝鮮台湾中国)は外国人ではない、とでもいうのでしょうか? そもそも立憲民主党の前身の民主党政権が、朝鮮学校への差別的待遇行政をしていませんでしたか? それについては立憲民主党になってからは転換したのでしょうか。

政党・政治集団として、一刻も早く解決しなければいけない「在日」(韓国朝鮮台湾中国)の問題については、棚上げどころか差別的意識を温存させたまま、新たに「低賃金・劣悪労働条件・3K労働分野」にやってくる外国人労働者に対しては「猫なで声」でお迎えするなど、私は許せんな、と思いますけれど、いかがでしょうか?

(3)このところ増えている外国人留学生についても同様です。この人たちは本当に「留学生」ですか? また、本当の留学生なら、もっとフレンドリーに学業支援や在日中の生活支援・各種相談をしっかりと実施する体制を取り、卒業ないしは留学が終了して母国へ帰った後は、日本の大切な友人として、日本を好きになってくれる、母国という日本にとっては外国にいらっしゃる日本の理解者になっていただきたい、そういうことを念頭に置いた対応・対策があってしかるべきです。立憲民主党から、そんな話は聞いたことがない。自民党が出してくる法案に、その場限りの場当たり対応で、きれいごとを並べている、ビジョンなき野党第1党が今の泉健太立憲民主党でしょう。違いますか?

(4)労働貴族の御用組合「連合」を突き放せず、従ってまた、不当な労働環境・労働条件と低賃金に苦しむ労働者の「解放」にきちんと取組めないまま迷走しているのが今の泉健太立憲民主党です。出来損ないは、安保政策だけではありません。かような政党を野党第1党にしている限り、日本の「世直し」はいつまでたっても来ない、立憲民主党を」抜本的に変えるか(先ほどの私のメールの「ラスト・チャンス」の女性執行部他)、あるいは、別の野党第1党を育てるか、いずれかしかないと思います。
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5.裁判所までが一緒になってかようなことをしている国が外国人労働者をきちんとした形で受け入れられるのか?!

◆(別添PDFファイル)「3歳娘に「おまえ」警官不当聴取」、外国籍女性の訴え棄却(東京 2024.5.22)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/328533

(関連)「外国人も人間として扱って」 警察に不当聴取受けた南アジア出身親子 東京都を提訴 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=NrHeS8xephQ

(関連)「おむつ替えも許されず」外国籍母親と当時3歳の娘が「警察官から不当な任意聴取」訴えた裁判で母親が胸中語る 東京地裁|TBS NEWS DIG - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ydDDpKxOtzE

(関連)外国人母親と当時3歳の娘の訴え退ける 「警察官から不当な任意聴取」訴えた裁判 東京地裁|TBS NEWS DIG - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Ze5Y-n1vlCY

(警察官・警察のみならず、その姿勢を正させるべき司法・裁判所までもが、かような外国人差別とも言うべきことをやり、警察権力や司法権力を濫用している。こんな国が外国人労働者をきちんとした形で受け入れることができるとはとても思えない。お気楽リベラルの「外国人との共存社会形成論」には私は賛同できません。まずは、今日本に在住する「在日」を含めたすべての外国人の人権を確たるものとし、外国人への差別に対して厳格なる対応をしてそれを根絶することが先決でしょう。泉健太立憲民主党提案の法案も含めて、外国人労働者の弱みに付け込んで、低コストの労働力を利用しようとするような法案には断固として賛同できません。人手が足りない労働力の不足は、まずは国内で解決する方法をよく考えろということです。:田中一郎)
草々


(追)中国駐日大使 「中国分裂を企てる戦車に縛られれば、日本の民衆が火の中に」台湾総統就任式の日本議員出席に反発
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-3052429/?utm_source=niftymail&utm_medium=referral&utm_campaign=niftymail_ranking_title

(関連)不死の亡命者 劉燕子(著-文) - 集広舎 - 版元ドットコム
 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784867350539

 <田中一郎コメント>
 5月21日朝の「羽鳥慎一モーニングショー」でもこの問題を取り上げていましたが、中共中国批判の一方的な内容でした。駐日中国大使の暴言がひどいことはわかりますが、しかし、この暴言を招いているのは日本側の態度にありますから、本来、この「事件」を伝えるマスコミ報道は、そのことに言及して「戦争を招きかねない愚かなことはヤメロ」という日本の政治家どもや日本の外交・安保政策の批判を報じなければいけないところです。

ところが、コメンテーターの玉川徹氏でさえ、ところどころおかしなことを言いつつ(中共中国の国内体制=特にジョージオーウェルの『1984』を思い出させるような超監視社会と政治的弾圧体制に対する批判と懸念はその通りですが)、台湾を訪問した政治家どもに対する批判はおろか、コメントすらしない状態でした。政治家の固有名詞もわからないし報じないありさまです。(映像から判断して政治家だけでなく安部昭惠までいたようです)

多くの日本人・有権者はマスごみ報道に対してあまりに無防備です。これは左翼・左派・リベラルにも言えます。コロナとワクチンやウクライナ戦争や「人工CO2温暖化」でいやというほど見せつけられています。気が付いた人からこれを改めるよう、日々の活動の中にビルトインして動かなければいけないと私は思っています。ただ、左翼・左派・リベラルは、無謬性や一貫性にこだわる頑固者・石頭が多いので、一般市民よりも厄介なところもあるようです。

それはともかく、こんな報道が繰り返され、国全体が対中共中国との戦争=しかも「アメリカの代理戦争」へとジリジリと向かっていく、この状態は、何としても転換しないと、日本は大日本帝国滅亡の2回目を迎えることになるでしょう。戦争のリアリティを知らず、19~20世紀の戦争観のまま「平和ボケ」した現代日本は、「原発ボケ」と併せて、集団自決へ向かっていると言っても過言ではありません。深刻な状態になってきました。

対中共中国との関係について言えば、1970年代の日中国交正常化の時代に戻り、平和外交を立て直す、ということです。道行く多くの人々を見ていると、聞く耳を持っていないようにも見えますが、めげないで、繰り返し訴えることです。

 

 

2024年5月23日 (木)

国際原子力機関(IAEA)の再処理工場過酷事故時の安全基準に関する「原典」文言を改竄してまで覆い隠す「高レベル放射性廃液」貯留タンクの爆発事故=原子力「寄生」委員会が原子力に「寄生」して「原子力規制」を放棄!

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.5月27日控訴審第4回口頭弁論期日 - 東電株主代表訴訟
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-429.html

(東電株主代表訴訟第1審(東京地裁)での原告のみごとな全面勝訴を「茶番」にしないために、みなさまの高いご関心と裁判闘争へのご協力をお願い申し上げます。未来へ向けて原発の安全対策の徹底をはかる「実質的効果」としては、この東電株主代表訴訟が最も重要な裁判です。目先の会社経営だけにしか注力しない腐った電力会社のお粗末経営者どもに原発の安全対策・過酷事故回避対策に真剣に取り組ませる大きなインパクトを与えます。ひいては、ここまで安全対策をするには費用が掛かりすぎるとして、原発をあきらめさせる大きな動機の1つにもなるでしょう。よろしくお願い申し上げます。:田中一郎)


2.(メール転送です)ALPS処理汚染水の海洋放出を差し止める会より

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「ALPS処理汚染水の海洋放出を差し止めるクラウドファンディング・スタート~いのちの海をまもろう!リレートーク~」にお申し込み、ご参加いただき、ありがとうございました。

「みなさんの思いがすごく伝わるいい集会だった」「 深く考えさせられた」「実り多かった」「クラファンについてもよく理解できた」等の感想をいただいています。ありがとうございます。

【記録動画をYouTube「福島・発」にて公開しました】
 https://youtu.be/eillha0L7BA

 開会前のBGMから、閉会時の歌「これでいいのげ」と動画まで収録、「概要」欄にプログラム目次(時分)、動画再生画面下部にチャプターも入っています。お知り合いに広めていただけると、とてもうれしいです! どうぞよろしくお願いいたします。

【6月1日イベントのお知らせ詳細(先着25名)】
<ALPS処理汚染水の海洋放出を差し止める会クラウドファンディング応援・特別出演>

 オンライン開催・ほんじもよぉ語りの会
(井上美和子さん福島浪江ことば朗読)

 原発事故により京都府へ避難した井上美和子さんの「ほんじもよぉ語り」は、喪失の先に浮かび上がるぬくもり、見えづらい存在や記憶を、故郷の言葉にのせて伝えます。

日時 6月1日(土)16:30〜18:00
定員 先着25名            *6月末ごろ第2回開催を調整中

要事前申込み・下記申込みフォームに入力送信ください。
https://forms.gle/eLGRjKk3ppf167im7

プログラム

☆汚染水放出を受けて書いた2021年「あたりまえ」、2024年「ムダナテイコウハヤメヨ」の語り実演、そして参加者の皆さんと共に語り合う時間を予定しています。

主催 ALPS処理汚染水の海洋放出を差し止める会
問合せ alps.sashitomeru@gmail.com

【クラウドファンディングご支援のお願い】
福島原発ALPS処理汚染水の海洋放出を差し止めるクラウドファンディング
https://readyfor.jp/projects/139320

#いのちの海をまもろう #ALPS処理汚染水の海洋投棄を差し止めよう

☆クラファンページを、SNSやラインで広めてください!

☆Twitter/Xのフォロー・リポストもお願いします!
 https://twitter.com/ALPS93485265109

*インターネットを使わないご支援方法もあります。
 https://readyfor.jp/projects/139320/announcements/324100

☆カラー紙ちらし(裏面は申込み書)を使って広めてくださる方は、下記へ必要枚数と必要日、宛先をご請求ください。

 ALPS処理汚染水の海洋放出を差し止める会
 メール alps.sashitomeru@gmail.com 電話080-1807-6999

どうぞよろしくお願いいたします。
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◆日刊IWJガイド・非会員版 2024.5.23号~No.4234

 ゼレンスキー大統領が要請し、スイスが主催し、当事国のロシアを排除した「ウクライナ平和サミット」に、なんと紛争の火付け役であり、旗振り役で、兵器・弾薬の最大の供与国である米国のバイデン大統領は出席せず!? スイスは160ヶ国に招待状を送るも、参加表明は50ヶ国のみ! ブラジルのルラ大統領、南アフリカのラマポーザ大統領は、「紛争当事者双方が出席しない限り意味はない」と欠席を表明! 中国も「ロシアの参加が不可欠だ」などと、BRICS各国はまともな常識にもとづく主張を展開! プーチン大統領も、当事国のロシアは停戦を協議する準備があるが、ロシアを排除した「サミット」は「真剣な交渉ではない」と、批判!
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53519

(かつての永世中立国スイスがかようなことをしている=これもまた欧州政治家どもの劣化を示す1つの事例です)
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「国際原子力機関(IAEA)の再処理工場過酷事故時の安全基準に関する「原典」文言を改竄してまで覆い隠す「高レベル放射性廃液」貯留タンクの爆発事故=原子力「寄生」委員会が原子力に「寄生」して「原子力規制」を放棄!」をお送りいたします。

先般、みなさまに私からメールとブログで下記をお知らせいたしましたが、今回はその続きです。核燃料サイクル事業において最も重要な安全問題の最重要事項ですので、このワンイシューに集中して、岩手県の「三陸の海を放射能から守る岩手の会」永田文夫氏が発見された「原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の許されないゴマカシと隠蔽」について、ご紹介いたします。しっかりとご覧ください。

◆ガンバレ山崎誠議員(立憲民主党):再処理工場「高レベル放射性廃液」タンクの「蒸発乾固」後の硝酸塩爆発事故の危険性を隠蔽して審査をパスし、住民避難計画を矮小化する原子力「寄生」委員会・山中伸介委員長を国会で追及- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/05/post-234254.html

◆(今回:必見必読)山崎誠衆議院議員(立憲民主党)への原子力規制委員会回答に対するコメント(2024.5)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlHGyVia60loDuu9W?e=fN4sYo
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlHGyVia60loDuu9W?e=fN4sYo


知らなかった重要な点が2つありました。
トンデモナイ話であり、また、トンデモナイ危険性です。
下記は上記文書(別添PDFファイル)からの一部抜粋です。

(1)(P1下段アンダーライン箇所)「しかしIAEA原典には「蒸発乾固」に相当する英語はなく、IAEAの原典の改ざんをし、検討チーム会合資料に提示し、あたかもIAEAが蒸発乾固を定義しているように見せかけ審議し、その後IAEA定義「大容量液体貯槽の破裂」を除外し「冷却機能喪失による蒸発乾固」と重大事故を定義していたことがわかった。このことは重大事故を超過小評価する、事故が起こるとこの国の存亡に関わる施設であることから国民への重大な背信行為でありとても許されない改ざん行為である。」

(2)(最後尾)「(参考)日本原燃の資料から高レベル廃液貯槽と不溶解性残渣廃液貯槽に臨界量を超えるプルトニウム239が含まれていることがわかっています。このことが審査されたのか質問に答えていません。プルトニウムやウランは比重が大きく撹拌が止まると容器底に早期に沈み濃縮し臨界になる可能性があります。」


(これで青森県六ケ所村再処理工場の高レベル放射性廃液タンクが冷却不能となって爆発したら(大地震・大津波・火山噴火・大停電など)、泣くに泣けません。前もってわかっているのに、私たちは何をしていたんだと、強く後悔することになります。こんなことは一刻も早くやめさせなければなりません。:田中一郎)


 <「三陸の海を放射能から守る岩手の会」永田文夫氏より>

(下記はメール転送です)
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(1)蒸発乾固に誘導するためIAEA文書の改ざんについては、山崎議員へのコメントの1ページめの下にあるURLに詳しくまとめてあります。質問5のところです。酷いごまかしをするものだと驚あきれて会議録などを見てまとめたものです。
  http://sanriku.my.coocan.jp/210805addQ&A&C.pdf

(2)高レベル廃液貯槽(2種類)に臨界量を超えるプルトニウム239が含まれていることは、日本原燃の資料からわかりました。アクティブ試験の使用済燃料中のプルトニウムの回収量がかなり悪いので、実際の廃液にはさらに多いプルトニウムが含まれていると推測しております。非常に危険な状況にあるのかもしれません。詳しくは以下をご覧ください。
  ○http://sanriku.my.coocan.jp/200402HLW_Pu.pdf

 臨界量を超えていることは日本原燃の資料からわかりました。その根拠関連です。
  ○http://sanriku.my.coocan.jp/200525abeQ&A&C.pdf

   4,9ページをご覧ください。
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草々

(追)子ども脱被ばく裁判決起集会、最高裁行動動画

(1)「最高裁の扉をこじ開けよう!~被ばく問題と裁判所の現状」UPLANpart3 20240519 【第1部】
 https://www.youtube.com/watch?v=qnEgfchHvTI

(2)20240519 【第2部】
 https://www.youtube.com/watch?v=83dDfLRgMAY

(3)20240520 UPLAN【最高裁前アピール行動】
 https://www.youtube.com/watch?v=jBvbZsYGBR0

 

2024年5月21日 (火)

(東京都知事選挙2024 情報 その1)東京都知事選挙2024 を日本の政治の転換点にいたしましょう:市民が創る都知事選挙・市民が築く東京都政=都民そっちのけのタヌキ都政・詐称(ウソつき)都知事はもういらない

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(ナツメロ)岬めぐり - 山本コウタローとウイークエンド (歌詞入り) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=VYBjfhnTqFc


2.ALPS処理汚染水を海に捨てないで!海洋投棄を止める活動にご支援を(ALPS処理汚染水の海洋放出を差し止める会 2024-05-20 公開) - クラウドファンディング READYFOR
 https://readyfor.jp/projects/139320

(支援の方法)汚染水差止_クラファンチラシ.pdf - Google ドライブ
 https://drive.google.com/file/d/1vHLPceeUfv871ippxuvJ5IKdkQ7kPH3n/view


3.(新刊雑誌)(チラシ)月刊『地平』 2024.6.5 創刊
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGkuI9eN1d9imhwk?e=uVnJlM

(堕落・劣化した岩波書店月刊誌『世界』に代わる新しいリベラル系の月刊誌です)

(関連)地平社 - 「地」球と「平」和を考える出版社
 https://chiheisha.co.jp/


4.キャンペーン

(1)オンライン署名 · #小池百合子都知事に対し、学歴詐称疑惑について国民が納得できる詳細な説明を求めます。 - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/doZRd

(2)オンライン署名 · 止めるなら今!あなたのまちに放射能汚染土がやってくる|Oppose -reuse- of contaminated soil that spreads radioactivity! - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/9DsGZ


5.イベント情報

(1)(チラシ)(5.27)地方自治法「改正案」は廃案に!(北区北とぴあ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFmXSxF_wX0_fMHV?e=R3G8AA

(2)(チラシ)(6.5)福島原発被害東京訴訟 第2陣3次訴訟 公判(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGqiS-2uMNBe6vbN?e=cVaQ8j

(3)(チラシ)(6.8)化学物質は世代を超える(豊島区)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGvhmkOlS5E5cvF-?e=P0bMwD

(4)(チラシ)(6.12)子ども甲状腺がん裁判 第10回公判(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGAlIzOIf3hd2LfH?e=svpfkH

(5)(チラシ)(6.16)巨大地震と原発=司法の在り方を問い直す(明大リバティタワー)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGxnS7TtmOlvIMvi?e=0QpsXM

(6)(チラシ)(6.17)司法の劣化を許さない6.17最高裁共同行動(最高裁前&衆1大会議室)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlG0DnnKV_6H_NqUw?e=mLUjPc

(7)(チラシ)(6.18)総理は訪沖前に遺骨土砂使用断念を表明せよ‗6.18政府交渉(衆2)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFXhcW5koZknUHC0?e=9C62ps

(8)(チラシ)(7.13)伊達判決65周年記念 講演「砂川闘争と日米安保」(高原太一:成城大学)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlG5JoYgLOflLFQ6W?e=hurklP


6.神奈川 小田原市長選挙 加藤憲一氏が現職ら破り4回目の当選|NHK 首都圏のニュース
 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240520/1000104712.html

((抜粋)「元市長の加藤氏が、現職で自民党、日本維新の会、国民民主党が推薦した守屋氏らを破り、4回目の当選を果たしました。」 国民民主党が落選した現職市長を応援していた。私は小田原市政のことも、当選した元市長の加藤憲一氏のことも詳細は知らないが、国民民主党が自民や維新と平気で手を組むということはよくわかった。こんな国民民主党など、自民党政治の補完物にすぎないことが毎日のように具体的に明らかになっている。:田中一郎)

(関連)加藤憲一 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E6%86%B2%E4%B8%80


7.連合「与党を過半数割れに追い込む」 次期衆院選、立民、国民民主を仲介
 https://www.sankei.com/article/20240516-ODZHZECVIVJMZMSBALDBW6U2ZE/

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 連合は16日の中央執行委員会で、次期衆院選の基本方針を改定した。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け「与党を過半数割れに追い込み、今の政治をリセットする」と明記、岸田政権との対決姿勢を明確にした。共に支援する立憲民主、国民民主両党の連携に向けて、両党を仲介する考えを打ち出した。芳野友子会長は記者会見で、立民が全勝した4月の衆院3補欠選挙に触れ「国民に政治不信が広がり、怒りも強まっている。政治を変える最大のチャンス」と強調した。立民、国民民主両党を「もう一つの政治勢力の結集の核」と位置付け、安全保障や憲法など国の根幹に関わる政策で一定の合意が得られるよう働きかけるとした。関係強化のため、3者で衆院選に向けた申し合わせを行うと表明。両党と合意できれば「連携政党」から「支援政党」に対応を格上げする方針も示したーーと「産経」。
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 <田中一郎コメント>

 バカバカしいにもほどがある。「立憲民主、国民民主両党の連携に向けて、両党を仲介」しながら「今の政治をリセットする」ことなどできるわけがない。国民民主党は去る4月の衆院補選の東京15区や目黒区長選挙では小池タヌキ百合子のシッポにぶら下がっていたし、上記でご紹介した小田原市長選では自民・維新と3人4脚をしているではないか。また国民民主党は、これまでも様々な方法で「自民党政治の補完勢力」を演じ、あの元祖「口先やるやる詐欺」の前原誠司でさえ愛想を尽かして去って行ったではないか。「国民に政治不信が広がり、怒りも強まっている。」などとお前たちには言われたくはない。何故なら政治(そして労組)への不信と怒りは、お前たちが原因だからだ。引っ込め!!:田中一郎)


8.上川陽子(外相)は次期首相候補から転落で当然=「生まずして何が女性か」発言を撤回
 上川陽子(外相)というお粗末女政治家の正体がいみじくも露呈しました(記事3つ)。

(1)(別添PDFファイル)上川外相、知事選の発言を撤回「誤解招く表現避けよ」と首相(東京 2024.5.20)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/328044

(2)上川外相は首相候補から脱落…「うまずして何が女性か」発言撤回、静岡県知事選は自民絶望的|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/340415

(3)(別添PDFファイル)自民党はどんな展開でも下野、こんな岸田を付けあがらせるポスト岸田の不甲斐なさ(日刊ゲンダイ 2024.5.21)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/340424

 <田中一郎コメント>

 上川陽子(外相)=自民党脳内化石ジジイ・オヤジ達におもねることで台頭してきたが、この女は「ただ国会議員バッチを付けているだけの政治家」(政治評論家の野上忠興氏:日刊ゲンダイ)で、官僚がつくったシナリオや自民党脳内化石ジジイ・オヤジの期待どおりに演出する「浄瑠璃政治人形」にすぎなかった。今回の失言もまた、自民党脳内化石ジジイ・オヤジの期待におもねってしまった結果の1つであるに違いない。何故なら、彼らは戦前の家制度や男尊女卑、富国強兵や殖産興業等を今でも夢見ていて、つい12年ほど前にはそれを「自民党2012年憲法改正草案」としてまとめたりもしているからだ。

(関連)日本国憲法改正草案(2012年) - 資料 - 自由民主党 憲法改正実現本部
 https://constitution.jimin.jp/document/draft/

英断のように言われることもあるオウム死刑囚の一斉処刑もまた、そのたぐいで、この女の英断でも何でもない。法務省の役人が書いた書類に、法務省役人が言うようにハンコを押しただけの話である。政治家としての、あるいは次期総裁(首相)候補としての「日本のあるべき姿」についての確たる構想や信念があるわけでもなく、今回のように、ちょっとばかり本音を出すと、トンデモナイ発言になってしまうというお粗末さが、この女の特徴であり正体である。この女が「次期総裁(首相)候補」など、笑止千万のトンチキチンである。

(関連)玉川徹氏「潜在意識としてある、根深い問題」上川陽子外相「うまずして」発言受けて私見  (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/62bacd46c8695609bbce7a81eb706f6e6960e98a

(関連)上川外相は首相候補から脱落…「うまずして何が女性か」発言撤回、静岡県知事選は自民絶望的|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/340415

加えて、上記(3)でご紹介する日刊ゲンダイ記事には、ポスト岸田の自民党総裁(首相)候補と言われている議員たちの名前が並んでいるが(2枚目中段)、日刊ゲンダイが報じるように、「これだけ裏金問題が騒がれている時にポスト岸田の候補者たちは何を言いましたか? 沈黙しています」ということであり、これはこの連中が、今、自業自得で襲いかかる「政治とカネ」問題の難局が、有権者・国民が「いつもの通り忘却してくれる」ことで解消していくであろうという「見通し」の下にかような態度をとり続けているに違いない、

つまり、「今後もまたカネについては同じようにやりますから、どうぞよろしく、「沈黙は金」で押し通しますので」、という意思表示をしているということを意味しており、こんな連中にまた政権を「たらい回し」していていいのか、という強い疑問を感じざるを得ない。来たるさまざまな選挙で自民党に投票を続けるということは、こうした我が国の体たらくの政治を、これからも続けていいよ、とGOサインを出すに等しい。愚かなことはもうやめようではないか!(選挙に行かなければ、組織票が多い自民党の政権政治は継続されるので同じこと) 今後のあらゆる選挙で、自民党への投票をやめ、彼らを政治の世界から追放する(=追放しなければ、また当選してきて同じことを繰り返す)、これが現代日本に住む有権者の歴史的使命であり責任だ。

(関連)ここまで劣化してしまった自民党にはもはや日本を任せられない/村上誠一郎氏(自民党衆院議員)(ビデオニュース・ドットコム) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/033c23680b82942624b08fb9bfe27ac8af867bd2

(関連)内閣支持率横ばい27.7% 政治資金規正法の自民案「再発防止にならず」7割 次の衆院選後「野党中心の政権交代」5割【FNN5月世論調査】 (FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3016a26e5e0837f1badcc841f549705e429c88e4

◆日刊IWJガイド・非会員版「中東騒乱の予感のただなかで、イランのライシ大統領が、ヘリコプターで墜落死! 暗殺か!- 偶然の事故死か!-」2024.5.21号~No.4232 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53511
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「(東京都知事選挙2024 情報)東京都知事選挙2024 を日本の政治の転換点にいたしましょう:市民が創る都知事選挙・市民が築く東京都政=都民そっちのけのタヌキ都政・詐称(ウソつき)都知事はもういらない」をお送りいたします。


◆署名活動についてのお知らせ · 都議会・百条委員会を設置し、都知事の学歴詐称疑惑の解明に向けて徹底調査するよう要望書を5月20日に議長と各会派へ提出、集会も開催します!ご参加を! · Change.org · Change.org
 https://qr.paps.jp/SBd4z

(イベントは終わっていますが、こういう動きがあることをご承知置き下さい。:田中一郎)

(関連)オンライン署名 · #小池百合子都知事に対し、学歴詐称疑惑について国民が納得できる詳細な説明を求めます。 - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/doZRd


 <別添PDFファイル>

(1)小池百合子知事の「決断」に振り回される区市町村「我々は下請けじゃない」 スピード感の裏で〈検証小池都政〉(東京 2024.5.20)

(2)小池百合子学歴詐称(1):最側近 小島敏郎(上)前回の都知事選直前に告げられた衝撃の言葉(日刊ゲンダイ 2024.5.21)

(3)「カイロ大卒」元側近が疑義、声明提案を主張、小池知事は反論(東京 2024.4.13)

(4)小池都知事も終わりだろう、国民も覚悟を、政界からの悪人一掃が急務(日刊ゲンダイ 2024.4.15)

(5)小池氏3期目?近づく自民 都知事選告示まで1カ月、見えぬ構図(朝日 2024.5.19)

(6)小池百合子 背中に込めたメッセージ(『週刊新潮 2024.4.18』)

(7)五輪ボート会場、まだ続いていた東京五輪の戦い…相手は「カキ」 東京都が億単位のカネを投じて延命する「負の遺産」(東京 2024.4.18)

(8)築地に5万人スタジアム、築地再開発 事業者が決定(東京 2024.4.20)


◆CHANGE都政 市民プロジェクト HP
 https://tochijix.jimdofree.com/

 <2つの注目>

(1)2024/5/17 市民参加・ボトムアップによる政策提案が一覧表に!
 https://qr.paps.jp/Jx9iA

(2)「Change都政 市民プロジェクト」の幟旗ができました(1枚1000円)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlG-idV5H108MQcZ6?e=SxtdZH

(これだけの「ボトムアップ型」の都政政策提案が市民の手で出され、まとめられたのは今回が初めてです。画期的なことだと思います。東京では「市民の手に政治を取り戻す」試みが着々と進んでいます。小異はそのままに、大同について、日本の政治を大きく転換していきましょう。東京都知事選挙2024 を日本の政治の転換点にするのです。問題は野党第1党の泉健太立憲民主党をはじめ、野党各党がこうした有権者・市民・都民の切なる思いや要望にどこまで真摯に応えられるかです。:田中一郎)

◆(Change都政市民プロジェクトが発足)小池百合子たぬき都政を抜本的に改め、都民生活を支援する都政の実現(その1)(「Change都政市民プロジェクト」の行動キャッチフレーズ、ないしは象徴的スローガン、及びマニフェストは別途検討が必要)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/02/post-6e188f.html


1.(必見)【ジャーナリスト浅川芳裕氏と語る小池百合子氏学歴詐称「カイロ大学声明」の本質】郷原信郎の「日本の権力を斬る!」#329 - YouTube (このサイトだけは拡散可能)
 https://www.youtube.com/watch?v=xoKR8TXE2FQ

(関連)注目の人直撃インタビュー:浅川芳裕=「小池都知事はエジプトのエージェント同然」カイロ大の体質を知り尽くすジャーナリストが看破(日刊ゲンダイ 2024.5.10)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339961?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(関連)“闘争と平和”の混沌(カオス)カイロ大学-浅川芳裕/著(ベスト新書)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033696920&Action_id=121&Sza_id=F3

(小池タヌキ百合子の「学歴詐称・成績詐称」問題の記事はたくさんありますが、今回はこれくらいのご紹介にします。ポイントはまさに浅川芳裕氏の言う通り、エジプト軍事独裁政権の完全支配下にあるカイロ大学の特性から見て、この問題は日本国内での「学歴詐称・成績詐称」問題一般のレベルではなく、東京都知事や(かつて)国会議員であり(今後もありうるし日本初の女性総理との観測もある)日本の政治の中枢にいる人物が、エジプト軍事独裁政権政府にあたかも「借り」をつくるように弱みを握られ、まるでエジプト政府の「エージェント」(子飼い)のような状態にいること自体が大問題である、ということです。:田中一郎)

(1)<論壇時評>小池都知事の「学歴詐称」再燃 「国益損ねる」背景か追及を 中島岳志:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/323247

(2)〈百合子疑惑再び〉カイロ大学首席卒業のはずが…「アラビア語はしどろもどろ」「会話は2歳児レベル」小池都知事(71)の学歴詐称疑惑を追及し続けた元側近都議「この人をかばい続けるのは嫌だ!」 - 集英社オンライン
 https://shueisha.online/articles/-/250296

(3)小池百合子都知事 元ルームメイト・北原百代さんが語る「彼女のアラビア語は3歳児レベルでした」(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c2c1cedefe9375acb1f2ec0b2d07d71db580b6ef

(4)小池百合子都知事の“元側近”小島敏郎氏が激白! 2020年都知事選直前に告げられた「衝撃の言葉」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/340430?utm_source=newsletter&utm_medium=email#goog_rewarded

(5)小池都知事 次の選挙公報に「カイロ大卒」と明記できるのか(日刊ゲンダイ 2024.4.15)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/338882

(6)(別添PDFファイル)「カイロ大卒」元側近が疑義、声明提案を主張、小池知事は反論(東京 2024.4.13)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/320945

(7)(別添PDFファイル)小池都知事も終わりだろう、国民も覚悟を、政界からの悪人一掃が急務(日刊ゲンダイ 2024.4.15)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338887

(8)学風は“混沌” エジプトの東大「カイロ大学」の謎 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/6411#goog_rewarded


2.(要注目)小池タヌキ百合子都政の検証シリーズ記事連載が始まりました(東京新聞&日刊ゲンダイ)

(1)小池百合子知事の「決断」に振り回される区市町村「我々は下請けじゃない」 スピード感の裏で〈検証小池都政〉:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/328102

(2)東京五輪はレガシーどころか「負のイメージ」 小池百合子氏は自賛するが都民の負担まだ続く〈検証小池都政〉:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/328267

(東京新聞で小池タヌキ百合子都政の検証記事の連載が始まりました。必見必読です。第1回と第2回は上記です。小池タヌキ百合子都知事の思い付きやパフォーマンス目的で、検討や協議不十分な施策=「独断専行」や「拙速」なものを、マスごみが「スピード感重視」などと報道するから上記のようになるのです。ただでさえ質の悪い都庁役人の行政の劣化がタヌキ女のおかげで拍車をかけられています。:田中一郎)

(3)小池百合子学歴詐称(1):最側近 小島敏郎(上)前回の都知事選直前に告げられた衝撃の言葉(日刊ゲンダイ 2024.5.21)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/340430?utm_source=newsletter&utm_medium=email#goog_rewarded

(東京新聞に続いて日刊ゲンダイでも小池タヌキ百合子都政の検証記事の連載が始まりました。)


3.【小池百合子都知事 元側近の爆弾告発】小島敏郎「『私は学歴詐称工作に加担してしまった』」フルバージョン(月刊文藝春秋5月号掲載) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=NT8cBOCxHjU
 https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7940

(関連)小池百合子元側近・小島敏郎が激白「公選法違反で刑事告発します」《「文藝春秋」で学歴詐称工作を懺悔暴露》 - 週刊文春 電子版
 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b8493


4.小池タヌキ百合子の取り巻きや都民Fという「小池百合子幼稚園タヌキ組」もロクでもない

(1)《小池百合子“学歴詐称疑惑”》「文藝春秋」告発手記で渦中の千代田区長が「公務ドタキャン」行方不明になっていた! - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/70292#goog_rewarded

(関連)小池都知事の学歴詐称・隠蔽に「現千代田区区長が加担」と告発状…その全内幕(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://gendai.media/articles/-/128085

(関連)単なる学歴詐称ではない。小池都知事と樋口千代田区長の“共犯関係”は一大疑獄事件に発展も。自殺隠蔽、イチョウ伐採、疑惑火消しの見返り… - まぐまぐニュース!
 https://x.gd/vVk4i

(関連)樋口高顕 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%8B%E5%8F%A3%E9%AB%98%E9%A1%95
(小池タヌキ百合子の子飼いの都民F政治家だ)

(2)【思った以上に悪質】酔っ払い?イジメ?パワハラ?女性議員に2時間近く恫喝する都民ファーストの会の伊藤ゆう都議が目黒区長選挙に立候補? - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-skR7_pj8rg

(関連)目黒区長選で現職が「6選」した背景は? 多選に厳しい視線、得票を前回から5000も減らしたが…:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/322866

(関連)目黒区長選敗北・東京15区劣勢、小池氏の影響力に陰りの声…「補選落とせば国政復帰や都知事3選プランに影響」 - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20240422-OYT1T50149/

(この目黒区長選2024で2位となり落選した伊藤悠を小池タヌキ百合子が全力で応援し、そのタヌキのシッポにつかまってご利益を期待していたゲス政党が国民民主党である。そして、そのゲス政党を泉健太立憲民主党とつなげて日本の政治改革を遅らせ、自分たちだけの利益を確保しようとしているのが労働貴族の集まり=御用組合「連合」である。上記で申し上げた通り。伊藤悠とかいう小池百合子幼稚園タヌキ組の女が都議会内部で如何に態度が悪いかは上記VTRをご覧いただければ幸いだ。有権者がこうしたガラクタどもを選挙で見抜いてしっかりと落選させないから、この国の政治がぐちゃぐちゃになり、国全体が滅びゆく事態に陥っている。何でこんな女が目黒区長選で2位につけるのか!?:田中一郎)


5.(別添PDFファイル)小池氏3期目?近づく自民 都知事選告示まで1カ月、見えぬ構図(朝日 2024.5.19)
 https://x.gd/HUtJ7

(関連)都知事選告示まで1か月、まだ固まらない構図…連日メディア露出の小池氏も出馬表明は行わず(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1f4762b9642b46bfdf3339650f71f6264b065f77

(関連)「役職停止」でも萩生田都連会長 続投方針決定 都知事選へ小池氏と連携:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/ug3En

(自民党がカネの問題で「処分」した人物が同じ自民党の都連会長を続ける??? 茶番の「処分」か!:田中一郎)


6.(別添PDFファイル)小池百合子 背中に込めたメッセージ(『週刊新潮 2024.4.18』)
 https://www.shinchosha.co.jp/ebook/F804981/

(陸上自衛隊第1師団創立62周年・練馬駐屯地創設73年周年記念式典に出席し、背中に何やら怪しげな文字を書いたものをひけらかし、自衛隊員と一緒に装甲車の上に乗って、この女は何を思ってかようなことをしているのだろうか? 首相就任の予行演習か? みなさま、原本の『週刊新潮』に当たってみて下さい。:田中一郎)


7.五輪ボート会場、まだ続いていた東京五輪の戦い…相手は「カキ」 東京都が億単位のカネを投じて延命する「負の遺産」(東京 2024.4.18)
 https://tinyurl.com/3jwjhpfe

(「新型コロナ」感染下、中止せよとの多くの声を踏みにじって巨額の税金を無駄にしながら開催された2021年東京オリンピックだったが、結果は「土建・利権・銭ゲバと単細胞オバカとジコチューアスリートの時代遅れのバカ騒ぎにすぎなかった。その総括も、費用の総額や内容チェックも、第三者の目でしっかりとやらぬまま、早々に委員会は解散した。「逃げるが勝ち」ということだろう。総責任者の1人である小池タヌキ百合子都知事もまた、「もう終わったことよ」という態度で、オリンピックに言及することはない。このタヌキ女にとっては、オリンピックなどは自分のパフォーマンスを浮き立たせるための道具にすぎず、このイベントで自分が注目を浴びて、自分が相応に評価されて人々の記憶にプラスの形で残れば、あとはどうでもよかったのである。その結果が、たとえば上記のような負のレガシーとして残ることになっても、都財政が緊迫して都民の生活支援のための財源が足りなくなってしまってもである。都民はまたしても人をたぶらかすタヌキによって「馬のクソ饅頭」をたっぷりと食わされたということだ。:田中一郎)

(参考)たぬきの駆除方法を教えてください。家の庭に、毎日たぬきが来て糞をしていきます... - Yahoo!知恵袋
 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1367872718


8.(別添PDFファイル)築地に5万人スタジアム、築地再開発 事業者が決定(東京 2024.4.20)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/322321

◆♪♪東京(化け)タヌキの都政小唄♪♪
 https://tinyurl.com/49vjrpza
 https://www.youtube.com/watch?v=9HwvPjasyxg

(世界遺産とも言うべき築地市場の豊洲への移転とは、銀座に隣接するまとまった面積の超1等地である市場跡地を狙った「官製地上げ」がその正体でした。これを卸売市場の移転問題などと「お人好しの勘違い」をしたところに、反対する側の甘さがあったと言えるでしょう。ですから、築地市場跡地は、また再び、「生まれ変わった築地の卸売市場」にすればいいのです。おかしなことをされてしまったら、それを既成事実として容認・追認するのではなく、愚直にスタート時点に戻る、これが問題解決のための出発点です。(諫早湾干拓事業なども同様です):田中一郎)
草々

2024年5月14日 (火)

ガンバレ山崎誠議員(立憲民主党):再処理工場「高レベル放射性廃液」タンクの「蒸発乾固」後の硝酸塩爆発事故の危険性を隠蔽して審査をパスし、住民避難計画を矮小化する原子力「寄生」委員会・山中伸介委員長を国会で追及

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(6.4)第6回「ENJOY DEBATE 資本論読書会」のご案内

日 時:2024年6月4日(火曜日) 午後1時~5時
場 所:東京都中央区明石町区民館
    https://kyobashi7cityhall.jp/about/akashi.html
参加費:会場費1500円+レジメ印刷費を参加人数で割り算(300円程度)
二次会:希望者のみ近所のレストランで

テキスト:『資本論 2』Kマルクス(新日本出版社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033999343&Action_id=121&Sza_id=GG

テーマ (1)資本論 第6章 不変資本と可変資本
           第7章 剰余価値率

    (2)小宮隆太郎著『週刊エコノミスト』論文
      第11回 合理的な企業経営者は平和、国際主義者であれ
      第12回 民主主義国家の政治は国民の支持なしに成り立たず

    (3)意見交換のテーマ
      現代における社会革命と「世直し」
     (立憲民主党、日本共産党、社会民主党、「れいわ新選組」、その他)

(参加ご希望の方はレジメの用意がありますので私=田中一郎までご一報ください:飛び入り・様子見歓迎、この読書会は一種の「おしゃべり会」であって何かを決める会合ではありません。お気軽にご参加ください)


2.署名:空襲被害者等への補償と実態調査のための救済法を一日も早く成立させてください!Change.org
 https://chng.it/QQLRK9FPYJ


3.♪原発あぶく銭に目がくらんで頭がイカレた者たちのサンバ♪
 https://x.gd/y3xAO
(こんなもの、聞きたくねえなあ)

◆命がけだよ お注射は!! on Vimeo
 https://vimeo.com/705817825
(こっちはいいね、どんどん歌って!)


4.(お勧め新刊書)だからあれほど言ったのに-内田樹著(マガジンハウス新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034587768&Action_id=121&Sza_id=G1

(抜粋1)「21世紀の囲い込み」をめざす現代の新本主義(内田樹『だからあれほど言ったのに』マガジンハウス新書)  
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFaYtmpmdspy8bn_?e=nUXY1C

(抜粋2)現代における「公共」の意味:「貧しく、不自由で、生きづらい国」をどう立て直すか(内田樹『だからあれほど言ったのに』マガジンハウス新書)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFs_7PVu8Z8DYxlF?e=GyB5OW


5.(別添PDFファイル)寅子の憲法教科書(前川喜平 東京 2024.5.12)
 https://sasakitosi.exblog.jp/30197624/
 https://twitter.com/akykoda/status/1789503095594270774

(関連)虎に翼 - NHK
 https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/


6.伊藤信太郎環境相(自民党:宮城県)と神ノ田昌博(厚労省官僚)は政治・行政の世界から追放だ

(下記はメール転送です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水俣のマイク音切り事件の首謀者?神ノ田昌博さんは、福島県民健康調査検討委員として参加しています。さらに、2007年の「リハビリ日数制限問題」でも「最悪」な官僚対応でした。レッドカード3枚で退場してもらいましょう。

・神ノ田昌博さんは5月10日の福島県民健康調査検討委員会に欠席でしたが福島県内の母親から抗議文が渡されました。

 福島の母が訴える「環境省に福島の健康問題を預けないで」
 水俣病被害者の口を塞ぐ環境省、福島でも同様の手口
 https://www.youtube.com/watch?v=rBs17h8ZfjU

・神ノ田昌博医師はリハビリ日数制限でも「最悪」な官僚対応

脳卒中でリハビリ中の多田富雄先生が2006年に「リハビリ中止は死刑宣告だ」と訴えて、「リハビリ日数制限」撤回を求めて立ち上がりました。青森県保険医協会も青森市の患者さんとともに撤回の運動を展開し、永田町でも集会を開きました。

そして、多田富雄先生と一緒に両国で全国の市民が集まる2007/3/10集会を準備し、厚労省も参加し説明するように要請しました。その窓口だったのが保険局 医療課 課長補佐だった神ノ田昌博医系技官でした。彼は医師ですが「リハビリは無駄だ」と考えていたようで、私が20分間粘り強く電話で参加を要請しましたが、結局、不参加・無視でした。

そんな厚労省の対応でしたが、患者市民の声が中医協の委員に届き、2007年の診療報酬改定で前代未聞の日数制限撤回が実現しました。今回、水俣と福島で同じような「最悪」な官僚対応が明らかになりました。亡くなった多田富雄先生が天国から叱ってくれているように感じています。患者や被害者のおもいを理解できないお役人は、彼も含めて退場してもらいましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)本日(5/13)のいろいろ情報(1)ミナマタ被害者発言マイク切断=伊藤環境相は辞任せよ!(2)小池百合子はエジプト軍事政権のエージェントか?!(3)偽マイナ スマホ乗っ取り「成りすまし」(4)山本太郎「憲法審査会」他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/05/post-a494e4.html

 <田中一郎コメント>

「リハビリ日数制限」のことは知りませんでした(怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒)。この悪質官僚は天皇主義者の伊藤信太郎環境相(*)とともに厳重処分が必要です。こういう人権無視の不遜な人間を政治や行政など公正性が必要な仕事場での存在を許してはいけない、こういう連中がはびこるようになると、戦前の大日本帝国やネタニエフのような暴力極右支配下のイスラエルのような国柄が形成されていく事になるからです。政権交代後に必ず厳重処分(左遷)が必要です。絶対に許さない。伊藤信太郎環境相は宮城県の有権者が落選させればよい。

(*)数日前の日刊ゲンダイの斎藤貴男氏の時評をご覧ください。要するに右翼ファシストです。似非ですが。
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339840


7.(別添PDFファイル)有明ノリが不漁なの?(毎日 2024.5.10)
 https://mainichi.jp/articles/20240510/ddm/003/070/078000c

(関連)海苔 今年も値上げ 有明回復せず 共販単価、21年度比8割増
 https://shokuhin.net/95270/2024/03/27/topnews/

(原因は諫早湾干拓事業の「ギロチン」で海水が滞留し、プランクトンの大量発生などで海の栄養塩が減少したこと。解決策は諫早湾ギロチン堤防の撤去です。解体作業で地元の土建業者も潤うでしょう。並行して、干拓地農地を海水から守る防潮堤も建設すればいい。バカバカしい農林水産省の公共事業の後始末です。返す刀で農林水産省から公共事業権限を取り上げ、別の第三者委員会(仮称)「農林水産業公共事業適正化委員会」で決めていくようにすればいい。もちろん、こういう事業に寄生して甘い汁を吸っている自民党は撲滅するのです。:田中一郎)


8.20240510 UPLAN オスプレイ飛ばすな!院内集会と政府申し入れ - YouTube 
 https://www.youtube.com/watch?v=Sp0YAMQJfuA


9.撤去された「群馬の森」朝鮮人追悼碑、管理の市民団体が解散決定 県から行政代執行費用を請求された:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/326657

群馬県のチンピラ知事=山本一太のスタンドプレイだから山本一太に支払わせよ! この問題は「日本のパレスチナ問題」と言っていいもの、大日本帝国が犯した国家犯罪を巡る東アジアの大問題の1つだ)

(関連VTR)報道特集:「群馬の森」朝鮮人追悼碑が撤去に 「記憶 反省 友好」の思いはどこへ(2024/02/10)
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/archive/20240210_2.html


10.「不適切にもほどがある」

(1)「官房機密費、選挙に使わず」波紋 自民議員発言 「陣中見舞いに」と明かす元官房長官も:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/cYb3z

(2)岸田政権が邁進「認知症いじめ」…超高齢化で患者激増予測なのにマイナ保険証ゴリ押し|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/340008

(3)マイナ保険証強行 税金使ってアメとムチ【荻原博子のこんなことが】20240427 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7sB9Fy0BzSE

(4)「コント?」河野太郎氏にSNSで疑問噴出「偽装マイナカード」対策で目視言及に「開いた口が」(日刊スポーツ) -  
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202405100000640.html

(5)訪問介護の基本報酬引き下げ 政府の失策と介護難民続出の「確実な未来」 結城康博 毎日新聞「政治プレミア」
 https://x.gd/Eylua

(6)竹田恒泰氏の敗訴確定を受け、山崎雅弘氏らが会見「『日本は素晴らしい』も差別につながる」:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/173143?dicbo=v2-buepX3Y

(7)子ども・子育て支援金の負担 保険料に上乗せは「不適切にもほどがある」 中里透 毎日新聞「政治プレミア」
 https://x.gd/rVUiv

(8)「ごめんじゃ…」岸田総理“パーティー疑惑”で「祝う会」代表を再び取材(20240413)TBSテレビ:報道特集
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/archive/20240413_1.html

(9)環境活動家グレタ・トゥーンベリさん逮捕 スウェーデンの反イスラエルデモに参加(日刊スポーツ)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4132016eb0e08c67ae4f29686f5ae8385046e194

◆日刊IWJガイド・非会員版 2024.5.11号~No.4224

<明日の撮りおろしインタビュー初配信!>小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑が再燃する裏で、小池チルドレンが区長の千代田区で「第2の森友問題」ともいえる官製談合と職員自殺事件が起きていた! 明日5月12日午後6時から、5月3日収録「岩上安身によるジャーナリスト・『アクセスジャーナル』編集長山岡俊介氏インタビュー」を冒頭のみオープンで、その後は会員限定で撮りおろし初配信します!
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53487
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「ガンバレ山崎誠議員(立憲民主党):再処理工場「高レベル放射性廃液」タンクの「蒸発乾固」後の硝酸塩爆発事故の危険性を隠蔽して審査をパスし、住民避難計画を矮小化する原子力「寄生」委員会・山中伸介委員長を国会で追及」をお送りします。

こんな手抜き審査は許せません。青森県六ケ所村再処理工場の再稼働審査について、同工場の敷地内にある重要関連施設「高レベル放射性廃液」貯留タンクの安全性(過酷事故対策)に関する審査で、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、最も重要で、最も懸念される、「蒸発乾固後の硝酸塩爆発」について、その危険性を隠蔽するため「審査をパス(無視省略)」しています。こんなことが許されていいはずがありません。

「蒸発乾固」後の爆発とは、何十年・何百年にもわたって発熱を続ける貯留タンク内の「高レベル放射性廃液」が地震・津波・火山噴火などのために冷却不能となった場合、16時間程度(極めて短時間で)で廃液が沸騰して水分が蒸発し、あとに残る「硝酸塩」(爆薬の原料と思ってください)が高熱で溶融した後に引火して爆発する危険性があるのです。これは「想像の産物」などではなく、1950年代の旧ソ連・ウラル山脈近辺にあるマヤークという街の(軍事用)再処理工場の「高レベル放射性廃液」貯留タンクで冷却不能後に「硝酸塩」が爆発し、たいへんな惨事が起きたという、実例もある「再処理工場過酷事故」の1つです(下記参照)。また、「蒸発乾固」するまでの過程で大量の様々な核種の放射能が環境に漏れ出る可能性が高い他、水素爆発の可能性もあります。

(関連)ウラル核惨事 - Wikipedia
 https://tinyurl.com/mzd7bf8d

(関連)「ウラルの核惨事」とその健康影響に関する情報の整理・分析:日本原子力研究所 1992.2
 https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-92-010.pdf

(「原子力ムラ」が書いたレポートですから、マユツバでご覧ください。内容は???ですが、原子力ムラでさえ、この旧ソ連の核施設大事故を認識している、という点が重要です。:田中一郎)


硝酸塩の爆発にせよ、水素爆発にせよ、万が一にでも爆発などして貯留タンクが破壊されたら、ソ連の事故の状況から類推して、少なくとも東北や北海道は壊滅、いやそれどころか日本全土を含む東アジア一帯が居住不可能なくらいに放射能汚染される可能性が高いのです(貯留タンクは厚さ1mくらいのコンクリートでカバーされているとはいえ、密閉されているわけではありません。さまざまな配管や配線が内部に差し込まれていて、要するに「穴だらけ」です)。そのことが地元青森県や東北・北海道をはじめとする全有権者・国民に知れ渡ることが怖くて(マスごみはこのことを報道もしないで何をしているのかと思いますが!!)、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁をはじめ、原子力ムラは総力を挙げて、この「高レベル放射性廃液」貯留タンクの「蒸発乾固後の硝酸塩爆発」の危険性を隠蔽し、再処理工場稼働審査で「パス(無視省略)」しているのです。何故、審査で過酷事故時の事態を「蒸発乾固」までで止めて、それ以降の最重要リスク(硝酸塩爆発)について審査しないのでしょうか? 信じがたい態度です。

「蒸発乾固後の硝酸塩爆発」については、原子力推進組織の国際原子力機関(IAEA)でさえもが指摘・言及していることであり、また、西ドイツでは1970年代にこの再処理工場での「蒸発乾固後の硝酸塩爆発」の場合の「最悪シナリオ」をシミュレーションしたところ国民の半数が死亡するという結論となったため、再処理事業から徹底をしています。狭い国土にかような危険な核施設を置いて、その「最悪のリスク」について審査も検討もしないで、事態をゴマカシて再処理・核燃料サイクルという「亡国破滅の虚構事業」を進めるこの国の原子力ムラや自公政権を許すわけにはいかないでしょう。

更に、この「高レベル放射性廃液」貯留タンクを含む青森県六ケ所村再処理工場の事故時に於ける地域住民の避難計画では、わずかに周辺5km(UPZ:原則屋内退避)の住民に対する対策を決めるだけで、恐ろしいほどの地域住民無視=大事故が起きたら放射能まみれになって死んでください、と言わんばかりのこの「対策」(何が「対策」なのか?!)は、およそ規制当局として、行政当局として、政策当局として、許されるものではありません。

以下、この問題に詳しい「三陸の海を放射能から守る岩手の会」からの報告をご紹介します。このほど、立憲民主党の山崎誠衆議院議員(神奈川選出)が、この問題について鋭く原子力「寄生」委員会の山中伸介委員長を国会で追及してくれました。まともに回答しない山中伸介に対して、徹底して追及する姿勢を見せてくれています。ガンバレ山崎誠議員! です。立憲民主党も、こういう(脱原発)議員が大半となり、こういう(脱原発)議員が党をリードして運営してくれれば、全面的に応援したいのですが、実際はそうではないので、誠に残念です。

◆国会中継 原子力問題調査特別委員会(2024-04-18) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ZlmO0HDC4lY
(1時間12分以降の山崎誠議員の質問部分をご覧ください、最大の山は1時間17分当たりからです)

◆山崎誠(立憲民主党衆議院議員、神奈川県第5区(戸塚区・泉区)総支部長)公式サイト
 https://yamazakimakoto.jp/


(関連)立民 岡田幹事長 原発の再稼働 一定条件で認めるべき - NHK - 各地の原発
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230725/k10014141971000.html
(党の方針違反! この方には玄葉光一郎や野田佳彦らとともに自民党にお移りいただくのがいいと思います)

(関連)立憲民主党・玄葉光一郎氏「野田佳彦元首相に期待」 政権交代前に近い空気 - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA054TQ0V00C24A4000000/


もう1つ、現在の原子力規制委員会・規制庁は、もはや規制当局の体をなしておりません。この再処理工場の問題だけではありません。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁となっているのが実態です。原発に「寄生」して、原発の「規制」はできません。現在の原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、その根拠法を廃止して解散させ、原子力ムラの御用学者らとともに、この委員会の委員や「寄生」庁の幹部らを「(第二次)公職追放」した上で、新たにホンモノの規制当局=(仮称)「原発核燃安全委員会」を設置する必要があります(メンバーに要注意)。更に、全ての現存原発は有償で廃止するとともに、法律で原発の新設や新規稼働を禁止して、新たに「廃炉推進委員会」と「廃炉庁」を創設する必要もあります。立憲民主党は「脱原発」へ向けた具体的な「脱原発ロードマップ」を一刻も早くつくり、有権者・国民に提示していただきたい。下記はその参考情報です。

(参考)(報告)(新ちょぼゼミ 「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 当日録画 & レジメ(2017年9月7日)- いちろうちゃんのブログ
 https://www.youtube.com/watch?v=ngkS6_K_XC8


◆(必見必読)再処理工場の重大事故 高レベル廃液蒸発乾固止まりの評価 山崎誠議員追及 山中伸介原子力規制委員長答えられず、2024.4.18衆議院原子力問題調査特別委員会
 http://sanriku.my.coocan.jp/240418yamazaki.pdf
 http://sanriku.my.coocan.jp/240418yamazaki.pdf

(関連)「三陸の海を放射能から守る岩手の会」HP
 http://sanriku.my.coocan.jp/

(下記はメール転送です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この間、4月11日衆議院議員会館で行われた「脱原発政策実現ネット全国会議」に出席された山崎誠議員(立憲)が4月18日(金)に会議の議論を踏まえ「原子力問題調査特別委員会」において山中伸介原子力規制委員長に六ヶ所再処理工場の重大事故の定義(高レベル廃液の蒸発乾固)について核心を突く質問「蒸発乾固後乾固物はどうなるのか、評価しないでよいのか」と質し追及されました。継続審議になっています。

山中委員長「さまざまな条件を考えた上で想定している。実用炉(原発)と比べて放射性物質の放出はかなり低く押さえられていると評価している」とと回答になっていない回答。

・・・省略・・・

山崎議員「答弁納得できませんので、理事会で協議を頂いて見解を委員会に報告してほしい。」
平将明議長「後刻理事会で協議します。」
山崎議員「終わります。」

*2年4ヶ月前に福島みずほ議員から質問主意書を提出していただいていた件ですが、今回山崎議員から直接規制委員長へ直接質問していただき、とても効果的であり、理事会協議がどうなるのか推移を見守っていきたいと考えています。山崎議員も理事のようです。


++++++++++++++++++++++++++++
*山崎議員の核心を突く実際の質問は以下です。

山崎議員:・・・ 私がですね、この再処理を早く撤退したほうがよいという大きな理由は再処理の事故のリスクです。規制委員長、事故のリスクをどのように想定し、放射性物質の放出を予想されていますか。

山中委員長:お答えいたします。再処理施設は運転時の実用原子力発電所施設のような高温高圧になるような施設ではございません。その上で再処理施設の重大事故としては臨界事故、冷却機能喪失による蒸発乾固、水素爆発等を想定することを事業者に対して要求しているところでございます。再処理施設における重大事故は同種の事故が複数箇所で同時に発生する可能性がある一方、事故対応の時間余裕が比較的大きく事故対応時における大容量電源への依存度が低いと言った特徴がございます。新規制基準の適合性審査においてはこのような特徴を踏まえまして事業者が可搬型設備を用いた対応するなど事故対策を講じることを確認しているところでございます。

このような対策を講じることによって仮に再処理施設で重大事故が発生した場合でも放射性物質の放出が基準であるセシウム換算で東京電力福島第一原子力発電所事故の100分の1に相当する100テラベクレルに対して十分低くなることを確認しているところでございます。

山崎議員:これ、事故リスク小さいという評価が非常に心配なのです。冷却機能喪失し蒸発乾固という話がありましたが、これ蒸発乾固でとどまるとしてよろしいのですか。というのは乾固以降に溶融が起きて揮発がおきて化学爆発が起こるそこまでの事象を想定してこのリスクを計らなければいけないのではないですか。なぜ蒸発乾固で止まるということでよしとしているのかそれを教えてください。

IAEAの定義でも貯槽の破裂というのが蒸発乾固のところに書いてある。もっと昔のことを言えばですがウラルの核惨事と呼ばれている大事故があった、高レベル廃液の化学爆発によって大量の放射性物質が放出されて汚染が広がりました。これは今言った化学爆発です。またドイツでもリスクについて調査をしています。レポートがあります。そこでもですね大規模な爆発そして放射能の大量放出が想定され、風向きによっては死者が3000万人とする恐るべき報告書が出ている。蒸発乾固で留めるとこうした事象は全部無視されてしまう。蒸発乾固以降の大惨事のリスクをどうして評価しないのか、あるいは評価するとどうなるのか教えてください。

山中委員長:繰り返しになりますけども、重大事故として臨界事故、冷却機能喪失による蒸発乾固、水素爆発これら等を考慮しているところでございますけれども、これらが複数箇所で同時に発生することについても評価した上で実用発電炉の有効性評価において放射性物質の放出度は概ね数テラベクレルと想定されていることと日本原燃の再処理施設の評価は最大でも0.002テラベクレルになるとされています。

山崎議員:全然質問に答えてくれていない。蒸発乾固以降に起こる事象についてどうして評価をしないのですか。溶融、揮発、化学爆発をなんで評価しないでいいのですか。
++++++++++++++++++++++++++++

委員会の動画は以下から月日と議員名から(1時間27分〜1時間38分のところ)視聴できます。

◆衆議院インターネット審議中継
 https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=55159&media_type=
(上記でご紹介したVTRと同じです:田中一郎)

詳しくは上記「原子力問題調査特別委員会」の動画から該当箇所の文字起こしをし、HPにアップしましたので以下をご覧ください。
 http://sanriku.my.coocan.jp/240418yamazaki.pdf

*補足:IAEAは再処理工場の重大事故を「(高レベル廃液)貯槽の破裂」と定義し、「蒸発乾固」という定義はしておりません。詳しくは以下URLをご覧ください。
 http://sanriku.my.coocan.jp/211228Q&A&C.pdf
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)(報告)(6.29)オルタナティブな日本をめざして(第61回)「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん:三陸の海を放射能から守る岩手の会)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-d07347.html


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 <以下、直近の原発関連情報から>

 原発・核燃を巡って、手抜き・インチキ・歪曲、ゴマカシ・デタラメ・ハチャメチャ・隠蔽・法令違反・すっとこどっこい、などなど、近未来での再びの原発・核施設過酷事故へ向けて、電力会社・原子力ムラ・自公政権の「日本破壊政策」が続いています。これを止めるにはホンモノの政権交代が必要であり、それがなければこのままズルズルと行って、まもなくこの国は放射能汚染地獄に沈んで滅亡する運命にあります。原発・核燃に未来はないのです。

 <別添PDFファイル>
(1)青森からの訴え:核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会事務局長 中道雅史(2024.4)
(2)六ケ所通信 VOL6(2024.5.3)
(3)柏崎刈羽 火災対策に不備、電源ケーブル 昨年点検見逃し(朝日 2024.5.10)
(4)愛媛で震度6弱 リスク再燃、半島の原発 避難可能か、不安 司法に届かず(東京 2024.4.19)
(5)屋内退避見直し「福島」想定せず、原発事故時 検討チーム初会合(東京 2024.4.23)
(6)大手電力の不正「電事法に罰則必要」、認可取り消し条件の明文化、課徴金の新設を(朝日 2024.4.25夕刊)
(7)福島原発訴訟かながわ原告団だより NO.62(2024.4)
(8)私がおすすめしたい本「チェルノブイリの犯罪」上下 紹介第1回(山田耕作京都大学名誉教授 2024.5)


1.青森からの訴え
 私も以前、青森に住んでいたことがありますが、脱原発運動を展開するには厳しい環境です。全国のみなさまのご支援を切にお願い申し上げます。

◆青森からの訴え:核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会事務局長 中道雅史(2024.4)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGNoEIPJG3TXztwe?e=cFV9ev

(関連)(チラシ)(5.19)むつ中間貯蔵施設:使用済み核燃料搬入反対現地集会(青森県むつ市)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlE4jlNaP9k5XdMFE?e=NkiqSK

(関連)(署名用紙)むつ中間貯蔵施設への使用済み核燃料装填キャスクの搬入開始に反対します
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGRVrN51TSaK50Xw?e=lT9xfV

(関連)(別添PDFファイル)六ケ所通信 VOL6(2024.5.3)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGapHIkolqE6QB1G?e=7iesPb

(関連)SAVE OUR AOMORI(核のゴミから未来を守る青森県民の会)
 http://www.kenminnokai.shop/


2.(メール転送です)【美浜の会メールニュース】ニュース187号の紹介
 https://www.jca.apc.org/mihama/

──────────────────────────
◇◆美浜の会メールニュース 2024.5.9◇◆

国内初のむつ中間貯蔵に全国から反対しよう
各地で進む敷地内の乾式貯蔵計画に反対し、原発を運転停止に追い込もう
滋賀県は関電の乾式貯蔵に懸念を表明 各地から反対する声を自治体へ
──────────────────────────

皆さまへ、BCC配信で失礼します。
美浜の会メールニュースをお送りします。拡散歓迎です。
定期購読の皆さまには、まもなくお手元に紙版のニュースが届くと思います。

◆美浜の会ニュース187号(5月5日付)の紹介です(目次↓)
 https://www.jca.apc.org/mihama/News/news187/index_news187.htm

◎今号では、関電が使用済燃料の敷地内乾式貯蔵の申請を国に出したため、その内容の批判、「個別格納方式」という関電独自の貯蔵方式について、除熱が困難なこと等を紹介しています。また、国内初となるむつ中間貯蔵や、全国各地で軒並み進んでいる敷地内乾式貯蔵の状況も紹介しています。

六ヶ所再処理工場が事実上破綻している状況で、各地の原発では使用済燃料プールが満杯に近づいています。原発の運転を継続するための中間貯蔵、乾式貯蔵の計画を止め、老朽原発を運転停止に追い込んでいきましょう。

滋賀県は関電に対して意見書を出し、乾式貯蔵施設に懸念を表明しています。滋賀県意見書を活用し、各地からも反対の声を強めていきましょう。

◎「核の中間貯蔵施設はいらない!下北の会」の栗橋さんから、むつ中間貯蔵の状況や反対する視点、署名の呼びかけを投稿していただきました。署名にご協力ください。

 署名:青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の操業反対を求めます
 ネット署名 https://chng.it/N9KCzq8Y4n 紙版署名 https://x.gd/ZhKdd

また、「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」の石丸さんからは、玄海町議会の高レベル廃棄物文献調査について、マスコミが伝えない町議会のひどすぎる議論の様子が紹介されています。この二つの投稿は、公開版でHPから読むことができます。

【目次 美浜の会ニュース 187号】
 https://www.jca.apc.org/mihama/News/news187/index_news187.htm
(ホームページでは、◎印のついた記事を公開しています)

◎中間貯蔵・敷地内の乾式貯蔵計画に反対し、原発を運転停止に追い込もう
 https://x.gd/HGd5b

◎関電の「個別格納方式」で本当に除熱は成り立つのか? https://x.gd/a76Rp

◎むつ中間貯蔵施設の操業開始は認められません https://x.gd/Dc28Y
  [投稿:核の中間貯蔵施設はいらない!下北の会]

・山口県の5団体が上関中間貯蔵反対の署名を関電に提出

・4月8日京都府申入れの報告 乾式貯蔵反対!

・再処理を開始すれば、Pu保有量は1.3トン(核爆弾160発分)も増加

◎玄海町・文献調査の拙速過ぎる採決に抗議 https://x.gd/8qcmP
  [投稿:玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会]

・5月1日活断層評価等の院内集会・政府交渉の報告
  [投稿:原子力規制を監視する市民の会]

・滋賀県の意見書・申入れの紹介

■ 美浜の会ニュースは、ホームページでは一部しか公開していません。
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3.(別添PDFファイル)柏崎刈羽 火災対策に不備、電源ケーブル 昨年点検見逃し(朝日 2024.5.10)
 https://qr.paps.jp/R3vRf

(柏崎刈羽原発など、再稼働の必要なし、東電にその資格なし、福島原発事故の後始末をきちんとやれ!!:田中一郎)

(関連)立ち入り困難…福島第1原発の「中間貯蔵施設」に囲まれる民家の現状は 原発直近の放射線量と家族の願い:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/324862

(関連)福島原発事故を引き起こして経営破綻したゾンビ企業=東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することなどありえない(その1):(必読)池内検証特別報告(反県民的で原子力ムラの手先となった花角英世現新潟県知事の検証妨害を乗り越える)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-5f0237.html

(関連)福島原発事故を引き起こして経営破綻したゾンビ企業=東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することなどありえない(その2)福島原発事故の実態解明・原因究明いい加減、東電の当事者能力欠如のまま、緊急避難などとても無理、これで原発再稼働するのか!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-a4eef8.html


4.(別添PDFファイル)愛媛で震度6弱 リスク再燃、半島の原発 避難可能か、不安 司法に届かず(東京 2024.4.19)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/322130

(関連)(別添PDFファイル)屋内退避見直し「福島」想定せず、原発事故時 検討チーム初会合(東京 2024.4.23)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/322861

 <田中一郎コメント>

 原発過酷事故時の屋内退避の見直しをするのに「福島」を想定せず、とは何事ぞ、です。これでは福島原発事故のみならず能登半島地震の教訓さえも活かされません。地域住民の命と健康を何と心得ているのか、です。ふざけるな! です。

原子力「寄生」委員長の山中伸介(私は山中ポン助と呼んでいます)はサイテーの腐れ男です、他にも似たようなことをたくさんしております。

例えば、老朽原発の運転期限延長の時もそうでした。定期検査その他の行政措置で原発が止められたときは、その期間分、運転期間を延長できる、なんて、アタマ腐ってるのか、という話でしょう。また、事実上倒産している東京電力や日本原電に原発の再稼働を認める「審査」って、いったい何? ですよ(新規制基準には、原発を運転できる事業者は十分な財務内容を持っていなければならない、くらいの規定があるのではないかと思いますが・・・)

こんな奴が、原子力「寄生」委員会に来る前は、大阪大学の副学長だったわけで、日本の今日の国立大学の運営幹部たちが如何に腐っているか、いかにロクでもない奴が牛耳っているか、の象徴のような話です。

私は今度原発が大事故を起こした場合には、この山中ポン介他の原子力「寄生」委員会メンバー全員を民事と刑事の両面で起訴し、終身刑にしなければいけないと思っています。他の原子力「寄生」委員会のメンバー4人も似たり寄ったりです。特に核燃料サイクル事業で申し上げれば、ご承知のように「寄生」委員の田中知はこれまで再処理事業を先頭に立って推進してきた人物で、規制当局メンバーとしては最悪、こんな奴が規制当局の側にいること自体が大問題です。そして、これが国会で問題になっていないことも、この国の政治や民主主義の機能不全を示しています。

これまで何度もメール・ブログで申し上げてきましたが、原発問題も含めて、この国は政治(家)を変えないとダメです。かつての大日本帝国のごとく、着々と政治(家)が主導して、没落から破滅・滅亡への道を降りて行っています。


5.20240422 UPLAN 訪米報告会―アメリカの最新原子力事情と日本― - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=JaO4b53LR6E


6.(別添PDFファイル)大手電力の不正「電事法に罰則必要」、認可取り消し条件の明文化、課徴金の新設を(朝日 2024.4.25夕刊)
 https://digital.asahi.com/articles/ASS4736R4S1DULZU00G.html

(関連)(拡散希望)(報告)(6.27)電力自由化と電力システム改革(第8回目:最終回)新時代の公正で持続可能な電力システムを創るためには地域独占(原発)電力会社(「毒電」)の私物化支配体制を解体しなければならない- いちろうちゃんのブログ(第1回目から第8回目まで報告を掲載しています)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-c80b11.html


7.(別添PDFファイル)福島原発訴訟かながわ原告団だより NO.62(2024.4)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGi-Cfi8hdylPmGI?e=oSEcnb

(関連)(チラシ)(6.16&17)司法の劣化を許さない 最高裁共同行動
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlD7dddy90gpiSQY8?e=Ryr1gL


8.私がおすすめしたい本「チェルノブイリの犯罪」上下 紹介第1回(山田耕作京都大学名誉教授 2024.5)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGcml2pb9a5TgfVZ?e=qWWfke

(関連)論評 「世界」2024年2月号星暁雄論文  山田耕作 - どうしても取り返すために
 http://blog.torikaesu.net/?eid=115

(関連)国際原子力ロビーの犯罪 チェルノブイリから福島へ-コリン・コバヤシ/著(以文社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032943449&Action_id=121&Sza_id=GG

(関連)どこまで堕落・転落するのか岩波書店:国際原子力マフィア・放射線ムラが福島原発事故による放射能汚染・被ばくとの「共存」を地域住民に押し付ける「フクシマ・エートス」=それを「壊れた対話を取り戻す」などと称して書かれた論文を月刊誌『世界』に掲載!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/02/post-4a2c9c.html
草々

 

 

2024年5月13日 (月)

本日(5/13)のいろいろ情報(1)ミナマタ被害者発言マイク切断=伊藤環境相は辞任せよ!(2)小池百合子はエジプト軍事政権のエージェントか?!(3)偽マイナ スマホ乗っ取り「成りすまし」(4)山本太郎「憲法審査会」他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.オンライン署名 · #freepalestine イスラエル代表を平和記念式典に招待しないよう広島市に要請します!【5-14 (火) 24時〆切】 - Hiroshima, 日本 · Change.org
 https://www.change.org/IsraelNotWelcomeinHiroshima

(関連)広島市が平和記念式典にイスラエル招待へ、ロシアは侵攻以降招いていないのに…それダブルスタンダードでは?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/326420

(上記の記事を見た時に驚きました。広島市長はどうもおかしいですね。この件だけではないでしょう。たとえば下記でも批判されています。この吹禅の著者の田中利幸氏(今はシドニー在住?)は確か広島市立大学平和研究所を、今は奈良大学にいる歴史家の高橋博子氏とともに、新たに赴任してきたロクでもない所長によって追い出されてしまった人だったとも思います)

(関連)吹禅 Yuki Tanaka 田中利幸- 核兵器を抱きしめて(4)
 http://yjtanaka.blogspot.com/2023/11/blog-post.html

(関連)「何度聞いても理解できない」職員研修で教育勅語を引用の松井広島市長に市民団体が中止要請 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=qPScprI75Jg

(関連)「はだしのゲン」巡り揺れる広島 教材から削除、販売は急増―原爆忌:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023080600229&g=soc#goog_rewarded


2.東電株主代表訴訟

(1)(チラシ)(5.14)東電株主代表訴訟 学習会(衆2)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlF2JA2tk9w7-UJnk?e=Uhdh8X

(2)(5.27)東電株主代表訴訟控訴審 第4回公判(東京高裁)
 https://tepcodaihyososho.jimdosite.com/

 <その他イベント情報>

(1)(5.14)院内集会「地方自治法改正案に異議あり!-自治体首長・職員から寄せられる現場からの懸念の声」(5-14 18-30~ 参議院議員会館〔ライブ配信あり〕)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1714038949717matuzawa

(2)(チラシ)(5.16)自衛隊神社集団参拝問題(平和宗教者ネット:参議院会館)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlF7p8QGrUrQUJp6O?e=glA0HL

(3)(チラシ)(5.19,29)「子ども脱被ばく裁判」 決起集会・最高裁前アピール
 https://1drv.ms/i/s!ArtBTVAHlosVlDPyHdnZ7cNiGnkf?e=EbZLxs

(4)(チラシ)(5.23)共同テーブル第10回シンポ「経済版秘密保護法」(文京区民センター)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlD2x1TUnRqeuuWr-?e=dPkc1W

(5)(チラシ)(5.27)地方自治法「改正案」は廃案に!(北区北とぴあ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFmXSxF_wX0_fMHV?e=DHdsSK

(6)(チラシ)(5.28)都知事選へ向け町田キックオフ集会「市民のための政治とは?」(前川喜平さん)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlF8SoHvfxUo4UfAy?e=eThHWU

(7)(チラシ)(5.28)福島原発さいたま訴訟控訴審第3回公判(東京高裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlC6yH8pRwmUPCzq6?e=sEJkMb

(8)(チラシ)(6.5)福島原発被害東京訴訟第2陣3次訴訟(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCvw8N3yL5PaelTH?e=gs2sQ3

(9)(チラシ)(6.11)原発事故避難少年がローマ教皇に会い、そして今伝えたい事(武蔵野公会堂)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlC8drBpHqc9Mxkb1?e=JXddur

(10)(チラシ)(6.12)子ども甲状腺がん裁判 第10回公判(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGH2z9-2qiFf08nZ?e=9eOGpJ

◆(チラシ)(6.16&17)司法の劣化を許さない 最高裁共同行動
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlD7dddy90gpiSQY8?e=Ryr1gL


3.創業0年 地平社、6点一挙刊行(毎日 2024.5.8)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFqxtYeg-y9cwExS?e=QJLXYU

(新刊書)経済安保が社会を壊す-島薗進/〔ほか〕著(地平社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034600748&Action_id=121&Sza_id=E1

(関連)地平社 - 「地」球と「平」和を考える出版社
 https://chiheisha.co.jp/

(岩波書店の編集方針と対立して岩波を退社した『世界』前編集長の私の知人が立ち上げたのが、上記の「地平社」です。直近の毎日新聞に掲載された同社の新刊書の広告宣伝は上記の通りです。その中でも上記新刊書はタイムリーでもあり、かなり売れているのではないかと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。:田中一郎)


4.(別添PDFファイル)静岡知事選告示 リニア焦点、新顔6氏、立候補届け出(朝日 2024.5.10)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15931263.html

(関連)自民苦境 補選全敗、続く不祥事…背水の静岡知事選 きょう告示:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/zMXqN

(この県知事選挙の争点は、自民か立民か、ではない。①リニア新幹線をどうするか、②浜岡原発をどうするか、が最大最重要の争点だ。上記の朝日カバカバ新聞のような報道をするから、有権者・県民が何の是非を問うていいのかがわからなくなり、千年一日のようなボケたような選挙になって投票率が落ち、停滞したダラダラ地方政治・行政が続くことになる。今日の日本の政治や行政の劣化は、マスごみにも大きな責任がある。下記のNHKも似たようなものだ。:田中一郎)

(関連)静岡県知事選挙 告示 6人立候補表明 投票日は26日 川勝知事4期目途中で辞職 リニア中央新幹線対応など争点 - NHK - 選挙
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240509/k10014443631000.html

(リニア新幹線の工事や沿線住民の状況、JR東海の劣悪な態度、醜悪なるリニア利権の状況、そしてこの新幹線の必要性や危険性や環境破壊など、リニア諸問題についてマスコミとしてコメントしなければ、県知事選挙の争点にはならないではないか!:田中一郎)

(関連)リニア計画の浮沈がかかる静岡県知事選は9日告示 辞職する現職は着工を認めなかったが…各候補の主張は:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/325919

(関連)リニア2027年開業断念 「静岡工区」だけじゃない山積する課題 - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/cZvNr


5.(別添PDFファイル)岸田政権によって壊される日本の健康保険(金子勝慶応大学名誉教授 日刊ゲンダイ)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/105d70799aa169a43a9fc5195053bcc0b4159879


6.維新って、こんなんでっせ!!

(1)(別添PDFファイル)大阪市長に異論唱え処分の元校長、「教育への政治介入に沈黙」しない、現場の思考停止危惧(東京 2024.5.7)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/325523

(2)(別添PDFファイル)維新3議員が連続告発、馬場代表じゃ衆院選は惨敗です(『週刊文春 2024.5.16』
 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b8604


7.岸田文雄ノーナシそうじ大臣も含めて自民党政権よ、さようなら

(1)岸田首相「6月解散」まだ画策? 囁かれる6.25公示、7.7投開票“出し抜き自爆選挙”の不気味|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339718?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(2)国民は大歓迎、自民は真っ青 自爆解散に突き進む岸田首相の“蛮勇”に拍手|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339892?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(3)自民への献金「やめる」と答えた企業ゼロ 「社会貢献」という理由に納得できる? 34社・団体アンケート:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/325503

(4)自民党・茂木幹事長が地元でポスター張り替え作戦 「ポスト岸田」へ野心ムキ出し!|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339835?utm_source=newsletter&utm_medium=email 

(5)衆院政倫審に44人出席要求 野党、申し立て方針で一致(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/77f5fe7ef6af4c2fccf35bc26610194e5914e176 

(6)政権交代ムードに水を差す野党競合36選挙区 このままでは自民裏金議員を“救済”することに|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339836?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(7)岸田首相の十八番“なんちゃって”手法 連座制に続き政策活動費の使途公開でも国民を騙すのか?|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339873?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(8)<社説>裏金事件と政権選択 選ぶスキルを磨きたい:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/325412?rct=editorial

◆衆院補選「立憲民主党3選全勝」政権交代に向け野党が国会でやるべき「3つ」のこと 古賀茂明 - AERA dot
 https://dot.asahi.com/articles/-/221699?page=1

(岸田文雄のみならず、自民党が、そして財界企業が、政治とカネの問題をちゃんとしようなどとは全く考えていないことは、この間のマスごみ報道だけからでも明らかだ。ここまできて、なお、選挙で自民党や公明党に投票する連中は、文字通りのアホウである。大昔、山口百恵さんの歌に♪「あなたが望むなら、私、何をされてもいいわ」♪というのがあったけれど、そんな奴は、この百恵さんの歌を自民党のゴミクズカスに対して実践しているようなものだ。情けないとは思わんのか?!:田中一郎)
 https://www.youtube.com/watch?v=EwZ80opBwa4

(返す刀で、泉健太立憲民主党、まるで自民党という「屋敷」の裏にある「古びた汲み取り便所」のような政党になってしまっているが、こんなんだったら、自民党と一緒に消えてもらってもいいんだけどね。早く、泉健太執行部を入れ替えろ、と言うておるのがわからんのか! 15年ぶりに「敵失」で訪れた政権交代のチャンスを生かし、ホンモノの政治改革の長期安定政権(最低でも10年間)を創る・創れる機会をみすみす逃してしまうのか? 脱原発・積極的日本国憲法主義・対米自立・国民生活最優先の経済政策と地方再生・新しい民主主義くらいの5つの柱を立てて、党と「市民と野党の共闘」の態勢を一新しろ!!:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)政権交代実現に向けて野党に課された「宿題」 カギを握る候補者一本化や立民・国民の再結集 - フォーカス政治(山口二郎『週刊東洋経済 2024.5.11』)
 https://toyokeizai.net/articles/-/750447

(↑ かつて1990年代初頭の似非政治改革の先頭に立ったこの政治学者の言うことは益々色あせてきているようです。危機の時代の日本でこんな程度のことしかできない政権交代など、ほとんど意味がありません。山口二郎さん、そろそろ引退されたらどうですか?:田中一郎)
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「本日(5/13)のいろいろ情報(1)ミナマタ被害者発言マイク切断=伊藤環境相は辞任せよ!(2)小池百合子はエジプト軍事政権のエージェントか?!(3)偽マイナ スマホ乗っ取り「成りすまし」(4)山本太郎「憲法審査会」他」をお送りいたします。

◆<社説>裏金事件と政権選択 選ぶスキルを磨きたい:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/325412?rct=editorial


 政治(家)が主導して、ロクでもない話ばかりがニュースになっている今日この頃です。有権者が選挙その他の投票時に於いてきちんとした判断を下せば、こうしたことの多くは消えてなくなります(全部はなくならない)。それをしないで政治(家)選択をねじれた根性でやるため、その結果がブーメランのように自分たちに返って来て、ひどいことになっているのです。まるで「悪貨(悪政)が良貨(良政)を駆逐する」がごとしです。事態を転換するのはそれほど難しい話ではありません。選挙には必ず行って、今の政権当事者であり「諸悪の根源」政党の自民党・公明党と、その補完物に成り下がっている「日本維新の会」や国民民主党や都民Fや泉健太立憲民主党の一部の候補者たちを落選させればいいのです。さすれば「世の中」は見る見るうちに変わっていくでしょう(逆に政治政権を変えなければ、この国は滅亡へ向かってどんどん悪くなっていきます)。

 <別添PDFファイル>
(1)注目の人直撃インタビュー:浅川芳裕「小池はエジプトのエージェント同然だ(日刊ゲンダイ 2024.5.10)
(2)偽マイナ スマホ乗っ取り、議員公表の個人情報悪用(毎日 2024.5.10)
(3)環境相、水俣病団体に謝罪、現地再訪問 マイク遮断「反省」(朝日 2024.5.9)
(4)「聞く力」看板倒れ 政権打撃、環境相 水俣病被害者に謝罪、懇談 マイク切断問題(東京 2024.5.9)
(5)核燃料 脱ロシア依存へ、日米欧「制裁の尻抜け穴」封じ狙う(朝日 2024.5.7)


1.(必見)【ジャーナリスト浅川芳裕氏と語る小池百合子氏学歴詐称「カイロ大学声明」の本質】郷原信郎の「日本の権力を斬る!」#329 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=xoKR8TXE2FQ

(関連)(別添PDFファイル)注目の人直撃インタビュー:浅川芳裕「小池はエジプトのエージェント同然だから「超放棄的卒業」ができた(日刊ゲンダイ 2024.5.10)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2102


2.議員が被害訴え『偽造マイナカード』で機種変更…電話やクレカを停止でも「225万円ロレックス」不正購入される “乗っ取り”防ぐにはどうすれば? - MBSニュース
 https://tinyurl.com/2s4d4h6y

(関連)急に電波がなくなったと思ったら...偽造マイナンバーカードで勝手に機種変&電子マネー使い込み 議員から被害訴え相次ぐ (J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ed1aecf74ef80609d6df4484895181770f5d1992

(関連)(別添PDFファイル)偽マイナ スマホ乗っ取り、議員公表の個人情報悪用(毎日 2024.5.10)
 https://mainichi.jp/articles/20240510/ddm/041/040/081000c

 <田中一郎コメント>

 ついにマイナンバーカードで「成りすまし事件」発生です。みなさまがもしマイナンバーカードをお持ちだったら、もう使うことをやめて、箪笥の奥にしまっておいて下さい。廃止を届け出て、カード保持をやめてしまう手もあります。マイナンバーカードは作ってはいけない、使ってはいけないです。持ち歩いていて、紛失したり、置き忘れたり、落としたりしたら、やっかいなことになりかねません。

このままでは危険です。「マイナンバー制度」にはクレジットカードのような「保険」などありません。また、犯罪事故が起きても、マイナンバーでは国は絶対に助けてはくれないでしょう。全部「自己責任」「当事者責任」にされてしまいます。

更に、キャッシュレス決済について、もっと厳格な本人確認と、事故の際の「保険」制度を徹底する必要があります。特にスマホ経由のものが、非常にずさんなようです。いろいろなものをスマホにリンクさせないことも1つの対処方法です。

それから、ネット上にはメールも含めて個人情報を乗せないこと、要するに、パソコンやスマホに個人情報を打ち込まないということも対処方法の1つです。もちろん他人の個人情報をネット上でやりとりしてはいけません。(日本の市民運動・社会運動では、ここがどうも緩すぎます:ネット署名やイベントの申し込みなどなど、再考する時です)

個人情報は分散して厳重管理が原則です。共通番号制度のマイナンバー制度・カードは廃止すべきです。おまけに「マイナンバー制度」の管理システムもかなり時代遅れのポンコツだと聞いています。大量の個人情報漏出は時間の問題かもしれません。こんなものはさっさとやめるべきです。


3.(必見)Xユーザーのコダマさん- 「憲法審査会で正論を連発する山本太郎代表! 『憲法遵守よりも私腹を肥やすことだけに熱心な国会議員。その存在自体が憲法違反な者達が訴える薄っぺらい憲法改正を数の力で進めようとする現在こそが日本における憲法問題』… https-
 https://twitter.com/kodama1234567/status/1788205088626151825


4.伊藤信太郎環境省の引責辞任と環境省クソ役人の処分を断行せよ
 そして、伊藤信太郎の選挙区である宮城県の有権者は、この人物を(及びこの人物の推薦候補)を政界から永久追放すべく、今後一切の選挙で落選させるように投票していただきたい! 野党は国会に於いて伊藤信太郎の責任追及を徹底的に行え! また、法律に書かれている被害者実態調査を広域にわたり直ちに行うよう政府を追及願いたい。絶対に許せない。

◆【これが一部始終】マイクが切れた…環境省“問題”の懇談会 水俣病被害者らの訴えが… 怒号の中で大臣退席 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=lAKmIOES4W4

◆「3分でマイクオフ」環境省の司会の台本に明記 「後でしゃべらせろと言われた場合」も想定 水俣病の懇談会でマイク切った問題(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/5bdc02e8b6dc4c299e6101af3d39f49b3aacbff1

(1)(別添PDFファイル)「聞く力」看板倒れ 政権打撃、環境相 水俣病被害者に謝罪、懇談 マイク切断問題(東京 2024.5.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/325925

(2)環境省、マイク音切ったと認める 水俣病被害者側に謝罪へ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/325659

(3)(別添PDFファイル)環境相、水俣病団体に謝罪、現地再訪問 マイク遮断「反省」(朝日 2024.5.9)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15930348.html

(4)伊藤信太郎環境相は“ボンボン”2世議員…六本木の大豪邸、幼稚舎から慶応育ちで「弱者の気持ち」分かるワケなし|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/339954?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(5)(社説)水俣病と環境省 役所の原点に立ち返れ:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/ilkdE

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)発言は一団体あたり3分間とされ、それを超えた人がマイクを切られた。参加団体側は当初、進行に協力していたが、水俣病と認められないまま亡くなった妻について切々と語っていた男性がマイクを切られ、怒りと抗議の声が噴出した。

暴挙というほかない。

とりわけ伊藤環境相の責任は重い。会場の混乱を目にしながら指示もせず、「(マイクを切ったことは)私は認識していない」「私は全部聞き取れた」などと、ひとごとのような発言に終始した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)福島県民が環境保健部長の退任要求〜福島県・検討委員会
 https://www.ourplanet-tv.org/48625/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)要望書は、水俣病犠牲者の追悼慰霊式のあとの懇談の場で、患者団体などのメンバーが発言している途中で環境省の職員がマイクの音を切った問題を受けて、作成されたもの。要望書では、「公害被害の救済を担当する環境省が被害者にどのように向き合ったかを明らかにした」とした上で、神ノ田部長が甲状腺検査の縮小を主張してきたのは「被害者救済とは正反対の姿勢」だと指摘。検討委員会の委員を辞任するよう求めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(会合の途中で環境省のクソ役人が被害者の発言を妨害しているのは、VTRを見れば明らか。その場にいた伊藤信太郎は政府側総責任者として、環境省役人に対して「そういうことはやめなさい」と注意できたはず。しかも、会合終了後に被害者に抗議されて詰め寄られた際に「(マイクを切ったことは)私は認識していない」などと居直っている。ふざけるなだ。この一連の最高責任者であり、直接の責任者は、環境大臣の伊藤信太郎、を置いて他にいない。謝罪への動きも伊藤信太郎から出たような様子は報道から見る限りうかがえない。つまり「何か文句あるのか?」と、いまでも腹の底で思っているのではないのか?! 謝罪するというのなら、さっさと環境大臣を辞任し、国会議員もやめろ! ミナマタの被害の巨大さ、そして、チッソや国が加害性を認めたその後でも、まるでセカンドレイプのごとく、被害者を踏みつけにし続けているという自覚はないのか?! 法律にも書いてある、被害者実態調査は何故実施しないのか?! :田中一郎)

(この環境省・ミナマタ被害者の事件については数日前のメール・ブログにもう少し詳しくお伝えしています:下記)

◆(他のMLでの議論です)ドイツは虐殺大国の謝罪と償いを:イスラエルへの軍事支援大国となったドイツと欧州の政治家たちの劣化(日本政府・財界は更にひどい下劣な態度の「戦争利権屋」)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/05/post-09f6e5.html


4.(別添PDFファイル)核燃料 脱ロシア依存へ、日米欧「制裁の尻抜け穴」封じ狙う(朝日 2024.5.7)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15928572.html

(関連)「プーチン・ロシア悪玉、ゼレンスキー・ウクライナ善玉」の単純体細胞的善悪二元論ではウクライナ戦争は解決できない=①核兵器原料&原発燃料のウランを例外にする茶番の経済制裁、②経産省現役官僚が語るウクライナ戦争他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/07/post-622f6b.html

(対ロシア経済制裁では、原発用ウラン燃料は米国も欧州もロシア依存を続けているのだそうである。まさに茶番のご都合主義の「経済なれあい制裁」だ。日本がこんなものに付き合う必要などない。この関連の朝日新聞報道はこれで3回目、少し前には日本経済新聞も報道していた。:田中一郎)

(関連)米原発燃料、ロシア依存続く 28年も15%輸入 濃縮ウラン自給整わず - 日本経済新聞
 https://x.gd/bgbAl


5.日刊IWJガイド・非会員版「スクープ! イスラエル軍によるラファへの地上攻撃に、米国はGOサインを出し協力していた! バイデン政権の地上侵攻反対は偽りのポーズ!」2024.5.9号~No.4222 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53481

<米国内の大学で親パレスチナ、シオニスト・イスラエルによるジェノサイド反対学生運動が拡大(その5)>
【5月2日、コロンビア大学ハミルトン・ホールで警察が発砲!? ニューヨーク市警は地元メディアの指摘を受けるまで発砲事件を隠蔽! UCLAでは、数百人の警察がキャンプを強制撤去し、209人の学生を逮捕! バイデン大統領は、「我々は人々を黙らせたり、反対意見を鎮圧したりする権威主義国家ではない」が、「我々は無法国家ではない、秩序が勝たなければならない」と、一連の親パレスチナデモに初声明! これこそ「虐待者が突然、被害者に変身する反作用的な虐待(reactive abuse)」の典型的なケース!】

(関連)シファ病院ビルシュ医師の死 EuroParestine
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlGIvoCFmTxNZK1Q8?e=CdlrPa

(関連)(メール転送です)これは中国から見たら「キューバ危機」だ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
週刊金曜日5月17日号に掲載予定

これは中国から見たら「キューバ危機」だ

岸田文雄首相は日米共同声明において、日本は米国の「未来のためのグローバル・パートナー」であるとして、自衛隊と米軍の連携強化、さらにAI(人工知能)や半導体を含めた軍事産業の推進を打ち出した。

軍事力を背景にした「米国のリーダーシップは必要不可欠」であると、その世界戦略を肯定したうえで「米国は独りではない。日本は共にある」と宣言したのである。

かつて小泉純一郎首相(当時)はPKO(国連平和維持活動)協力法を改正し、自衛隊を海外派兵させ「名犬ポチの面目躍如」と揶揄されたが、岸田首相は「日本は米国の一の子分になりたい」と宣言したようなものだ。軍事費倍増の約束と安全保障関連3文章の改定によりバイデン大統領に褒められ、おもてなしを受け大喜びである。

2021年、米国は米英壕による軍事同盟AUKUSを創設し、オーストラリアに原子力潜水艦を売りつけた。

日本に対しても自民党に集団的自衛権を認めさせ、平和憲法をないがしろにしたうえ、巡航ミサイルの生産と配備を強要し、私たちに米国の軍事ブロックの片棒をかつがせようとしているのである。20世紀、軍事力の拡大によって自壊したソビエト連邦の例をあげるまでもなく、このままでは、私たちの暮らしは苦しくなるばかりだ。

「米国と共にある」などと一方向を向いて、喜んでいる場合ではない。中国から見たならば、日本の巡航ミサイル配備は「キューバ危機」である。NATO(北大西洋条約機構)の拡大がロシアの脅威となったように、太平洋における米国を中心とした軍事グロックの形成は中国にとって大きな脅威だ。

平和をつくる努力を怠ったとき、平和は平和ではなくなる。戦争の原因となる脅威を一つひとつ取り除く努力、その努力を続ける以外、平和への道はない。安保法制を廃案とし平和憲法を取り戻し、軍事費を減らし私たちの平穏な暮らしを回復する。これこそ平和への道である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 <田中一郎コメント>

「これは中国から見たら「キューバ危機」です。」は名言です。同じく「ウクライナのNATO加盟や東欧・北欧諸国の中距離核ミサイル配備もまた、ロシアから見たら「キューバ危機」です。

アメリカは従来の延長線上にありますが、欧州の政治家たちの劣化が目立ちます。必要なのは、ロシア封じ込めではなく、ロシアを含む全欧州安全保障体制の確立です。核兵器も膨大な兵器武器弾薬も必要ありません。ほんとうは独が、独緑の党が先頭に立たなければなりませんが、彼らは正反対をやっています。対パレスチナ・イスラエルも同様です。
草々

 

2024年5月 8日 (水)

(他のMLでの議論です)ドイツは虐殺大国の謝罪と償いを:イスラエルへの軍事支援大国となったドイツと欧州の政治家たちの劣化(日本政府・財界は更にひどい下劣な態度の「戦争利権屋」)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(大ヒット中)♪命がけだよ、注射は♪
 https://vimeo.com/705817825
 https://note.com/yabuka737/n/nc2847c4b8307
 https://www.nicovideo.jp/watch/sm40405540 (2番まで)

打てと言われて素直に打った
効くと言われてその気になった
嘘のメディアが煽りに煽り
よせばいいのに4回目
全部嘘だよ 茶番だ コロナは 
ただの風邪

打って熱出て苦しみぬいた
医者の言う事信じて打った
免疫下がって病気になっても
国は責任取りません
命がけだよ注射は 危険だ
治験中

誰が仕組んだ ソロスにゲイツ
ファウチ テドロス みんなグル
人を減らして景気を下げて
メディアを手玉に金儲け
早く気づけよコロナは 世紀の
大茶番


2.オンライン署名 · 経済情報秘密保護法案(重要経済安保情報の保護及び活動に関する法律案)について、参議院で徹底的な審議を尽くし、廃案にすることを求めます。 - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/Veek7


3.(チラシ)(6.18)総理は訪沖前に遺骨土砂使用断念を表明せよ‗6.18政府交渉(衆2)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFXhcW5koZknUHC0?e=9C62ps


4.署名活動についてのお知らせ · 【神宮外苑】イベント情報「都知事選2024の課題~緑・公園・環境」5月10日(金) · Change.org
 https://qr.paps.jp/XLaRG

(関連)玉川上水緑道の樹木守った住民の声 渋谷区が方針転換、伐採予定の8割残す 今後は維持管理が課題:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/325345


5.(別添PDFファイル)立憲民主党に広がる選挙楽観論(『選択 2024.5』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/24160

(関連)2024年4月、3つの衆議院補欠選挙結果を受けて:泉健太立憲民主党の3戦全勝をどう見るか、そして私達「世直し」市民はどう動けばいいのか- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-8ba6a7.html

(泉健太立憲民主党の支持率は、下がりに下がった岸田文雄政権の、まだその下をはいずっているんですよ、わかってんのかなあ?:田中一郎)


6.(新刊書)だからあれほど言ったのに-内田樹/著(マガジンハウス新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034587768&Action_id=121&Sza_id=G1

(関連)(別添PDFファイル)「21世紀の囲い込み」をめざす現代の新本主義(内田樹『だからあれほど言ったのに』マガジンハウス新書)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFaYtmpmdspy8bn_?e=HE1Ufe

(ホンモノの「世直し」政権=つまりはホンモノの「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策の大黒柱の1つが「地方再生」です。それがない野党は、みなニセモノとみなしていいと私は考えています。別メールで議論します。:田中一郎)


7.環境省、患者団体に謝罪へ 水俣病懇談のマイクオフ問題:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/17ivh

(関連)(別添PDFファイル)水俣病被害者に環境省謝罪へ、発言制止 マイク切断認める(東京 2024.5.8他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/325659

(関連)水俣病患者団体など発言中にマイクの音切り 伊藤信太郎環境相「深くおわび」現地で直接謝罪へ-NHK-環境省
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240508/k10014442771000.html

(関連)(必見必読)(別添PDFファイル)水俣病の患者団体を怒らせた伊藤信太郎環境大臣の憲法観(斎藤貴男 日刊ゲンダイ 2024.5.8)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFj9GzpyGhkwF2xl?e=mLmzCj
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339840?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(斎藤貴男氏の時事評論は必見必読です。このチンピラ似非右翼男の正体はこれで明らかとなりました。私が予想をしていた通りの人物です。謝罪などする気はないけれど、首相官邸あたりから何か言われたのかもしれませんね。こういう人物は、たとえばあの同じくチンピラ似非右翼だった故石原慎太郎とどことなく似ているし、また、イスラエルのシオニストで暴力極右のネタニヤフ首相やその周りにいる暴力極右集団の雰囲気ともどことなく似ています。ともかくミナマタの加害者である国の代表として「態度がなってない」のですが、本人はとんと、そんな風には思っていないのでしょう。こういう人物は政治の世界から永久追放しなければなりません。謝れば済む、という話ではないのです。:田中一郎)

(関連)小沢一郎氏が環境省に再び怒り「人々の苦しみをあざ笑う狂った政治」水俣病被害者への対応問題(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e5b3de09db1e883e363aa9c7a057695f3e4b2c40

(小沢一郎氏も、若い頃からこういう態度で政治に臨んでいれば、今ごろは総理大臣=小沢一郎長期政権の時代が来ていただろうにと思います。後悔先に立たず、です。:田中一郎)

◆本日(5/4)のいろいろ情報:(1)またひどい判決=新潟水俣病 新潟地裁判決(2)じいちゃんその足どんげんしたと(3)GDPデフレータはドメインフレ指標(4)会社法のデタラメ(5)過剰剪定される都市樹木・街路樹他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/05/post-7ade03.html

(関連)伊藤信太郎 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E7%AC%AC4%E5%8C%BA

 選挙区は衆議院宮城4区(石巻市、塩竈市、多賀城市、東松島市、富谷市、宮城郡、黒川郡、牡鹿郡)。今後の選挙でコイツ(およびコイツが応援する候補者)には一切投票しないこと。こんな奴を国会議員に選んでいるから、この国はいつまでたってもよくならない。宮城4区の有権者は既に東日本大震災の経験で、そのことをいやというほど思い知ったハズ。投票に行ってない人は、投票に行って、こいつを落選させてちょうだい。

(野党各党は、この伊藤信太郎環境相の態度を国会で徹底追及して大臣辞任に追い込んでいただきたい。これは被害者や県民に対する許しがたい侮辱です。甘い態度で見過ごしてはいけないのです。怒りで体が震えます。:田中一郎)
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「(他のMLでの議論です)ドイツは虐殺大国の謝罪と償いを:イスラエルへの軍事支援大国となったドイツと欧州の政治家たちの劣化(日本政府・財界は更にひどい下劣な態度の「戦争利権屋」)」をお送りします。

◆(別添PDFファイル)青年よ、正義とともに立て(前川喜平 2024.5.5)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFcJbMmGu0Tp_wAd?e=y9zPI5

(関連)The Circle Game - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=3Z9-ofKoL-U
 https://www.youtube.com/watch?v=1dFlyQU6u4A

(関連)いちご白書の予告編・関連動画|MOVIE WALKER PRESS 映画
 https://moviewalker.jp/mv753/trailer/14043/

(関連)(別添PDFファイル)米大学デモ、世界に飛び火、反イスラエル 仏では警察が介入(日経 2024.5.7夕刊)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80483290X00C24A5EAF000/


1.(受信メール)ドイツは虐殺大国の謝罪と償いを

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駐日ドイツ大使館御中

ドイツ大使館への問い合わせ - ドイツ外務省
https://japan.diplo.de/ja-ja/vertretungen/botschaft/kontakt-formular

ユダヤ教を利用して強権政治を進めるネタニヤフが実効支配するイスラエルは、ラファの地上侵攻を始めました。当初の計画通り、一貫して民族浄化を進めています。

貴国は、過去に虐殺したユダヤ人への謝罪を通り越して、イスラエルに武器を送るなどして、ガザ虐殺/パレスチナ占領に加担し続けています。20世紀人にユダヤ人、21世紀にパレスチナ人の虐殺に手を染めた貴国は、人類史に消すことのできない汚名を刻み込みました。

日本も貴国と同類であり、日本の過去と現在の悪行を忘れないで言うのですが、貴国は虐殺大国というしかありません。ツイッター(現X)上では、貴国は「いつも歴史の間違った側に立つ」などの意見が見られます。

貴国によるこの間のユダヤ人への謝罪は、国際世間体を意識しての壮大な演技だったのか。パレスチナ連帯デモ参加者に暴力を加えている貴国警察の姿を見れば、ファシズム体質から抜けきっていないのだろうと、推察せざるを得ません。

貴国は米英などと同様、ガザ虐殺/パレスチナ占領を終結させる上で重要な責任を持つ国です。正義と平和の国に立ち返り、虐殺大国の謝罪と償いを行ってください。

太田光征
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2.(私からの発信メール)おっしゃるとおり、拡散しておきます

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ドイツはウクライナ戦争や対ロシア政策でも判断を誤っています。

太田光征さん、
ドイツ緑の党の、今回のイスラエルによるジェノサイドへの態度についてはどいうものか、ご存じありませんか?
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3.(太田光征さんからの返信メール)

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田中一郎さん、皆さん

ドイツ緑の党に所属するドイツ外相のアンナレーナ・ベアボックもイスラエル支持、同党系のハインリヒ・ベル財団が同財団のハンナ・アーレント賞をロシア系米国人ジャーナリスト、マーシャ・ゲッセン氏から、イスラエル批判とドイツの対イスラエル政策批判のエッセイを理由に取り下げた、などの情報が得られます。

ガザ虐殺への党見解は調べがつきませんが、何しろ外相を出しているのですから、政府見解と同様なのでしょう。

欧州はいかにして中東での信頼を回復し得るか|ARAB NEWS
https://www.arabnews.jp/article/opinion/article_106418/

「緑の党に所属するドイツの外相もイスラエルを擁護した。」

Germany’s crackdown on criticism of Israel betrays European values | Opinions | Al Jazeera https://www.aljazeera.com/opinions/2024/4/30/germanys-crackdown-on-criticism-of-israel-betrays-european-values

In December, In a symbolically revealing move, Germany’s Green Party-affiliated Heinrich Boll Foundation withdrew the Hannah Arendt Prize for Political Thought from Masha Gessen, citing Gessen’s New Yorker essay titled “In the Shadow of the Holocaust” as the reason for the decision. In the essay, Gessen criticised Germany’s Israel policy and politics of remembrance, comparing the situation in besieged Gaza to the plight of Jews in Nazi-occupied ghettos in Eastern Europe during the Holocaust.

Masha Gessen’s Hannah Arendt Prize has been canceled because of their essay on Gaza. ‹ Literary Hub https://lithub.com/masha-gessens-hannah-arendt-prize-has-been-cancelled-because-of-their-essay-on-gaza/

XユーザーのDaisuke Tanoさん: 「ハインリヒ・ベル財団がイスラエルのガザ侵攻をユダヤ人ゲットーに例えたエッセイを発表したことを理由にマーシャ・ゲッセンへのハンナ・アーレント賞を取り下げた件、「アーレントを引用したことでアーレント賞を取り下げられる」という異常な事態になっている。」 / X
https://twitter.com/tanosensei/status/1735126638592168433

XユーザーのDaisuke Tanoさん: 「ハンナ・アーレント賞をめぐる騒動についてのマーシャ・ゲッセンへのインタビュー。イスラエル批判をタブーとする現在のドイツ世論の問題が浮き彫りになっている。(ホロコーストへの)罪(罪悪感)に固執するだけで(民主主義を守る)責任を果たしていないと手厳しい批判。 https://t.co/LJWt0P2chq」 / X
https://twitter.com/tanosensei/status/1736256667988480237

ベアボックもイスラエル側の入植活動を批判したり、ガザへの人道支援の必要性を主張したりしているので、ドイツの左派有権者も完全に見切りをつけるまでには至っていないのでしょう。

Germany's Baerbock demands access for aid at Gaza crossing – DW – 03/26/2024

https://www.dw.com/en/germanys-baerbock-demands-access-for-aid-at-gaza-crossing/a-68673893

太田光征
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4.(私からの御礼返信メール)どうもありがとう

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前略、田中一郎です。

太田光征さん、どうもありがとう。
このメールも一緒に拡散します。

ドイツ政府・経済界のパレスチナ・イスラエルへの政治的軍事的対応(=アメリカに次ぐイスラエルへの軍事支援大国)もまた、ウクライナ戦争への対応と同じように、ロクでもない、対米同調型の「戦争屋」丸出しの態度なのですね。「反ユダヤ主義」などというレッテルを張って、アメリカ共和党・トランプ一味や朝日カバカバ新聞と同じようにイスラエル批判・ジェノサイド批判をする人たちを抑圧しているのでしょう。ウクライナ戦争については、ドイツ社民党よりも緑の党の方が好戦的でタカ派です(これには本当に驚きました)。パレスチナ・イスラエルについてはどうなのでしょうか、いずれにせよ似たようなものですね。

私は欧州の政治家たちの劣化の中でも、ひときわ目立つのが、ドイツ緑の党と北欧諸国だと見ています(フランス・マクロン政権などは予想通り)。ウクライナ戦争、「新型コロナ」とmRNAコロナワクチン、「人工CO2温暖化」のリベラル・左派の間違いに加え、今度はパレスチナ・イスラエル問題でも過ちが上乗せされますね。

しかし、日本政府は、このドイツ政府の態度よりも、さらに一段とひどく下劣で、対米関係は「隷従」状態です。抜本転換しなければいけません。ホンモノの政権交代が必要です。


(参考)日刊IWJガイド・非会員版「ロシア内務省がウクライナのゼレンスキー大統領の指名手配を開始! NATOはここ数十年で最大規模の軍事演習を展開中!」2024.5.7号~No.4220 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53475

■はじめに~<速報>ロシア内務省がウクライナのゼレンスキー大統領の指名手配を発表! NATOはここ数十年で最大規模の軍事演習を展開中! ロシア外務省のザハロワ報道官は、「NATOが我々との『潜在的な紛争』に向けて真剣に準備していることを、我々は認めなければならない」と受けて立つ構え! 米国は射程300kmの「ATACMS」をウクライナに追加供与! 英国外務大臣は「ウクライナはロシア領土の目標を攻撃するために、ロンドンから提供された武器を使用する権利がある」と明言! ますます、ロシアとNATOの直接対決は回避が困難に! プーチン大統領は戦術核兵器演習を指示!

こんなことをしていたら、そのうちに第三次世界大戦へと転落していくことになります。もちろんロシア側にも問題は山積みです。

(参考)テイラー・スウィフトは米大統領選挙の行方を左右するか|2024年 - 木内登英のGlobal Economy & Policy Insight - 野村総合研究所(NRI)
 https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2024/fis/kiuchi/0222

(後半部分を中心に、あまり的を射た時事コメントのようには思えませんが、アメリカの世論動向は困ったものです。日本と似たようなところもあります)

(テイラー・スウィフト氏のZ世代への影響力は、バイデンの票を食うのか、それともトランプの票を食うのか? いずれにせよ、「ゴミのバイデンか、クズのトランプか、ノミかシラミか、ウンコ味のカレーかカレー味のウンコか」、実にくだらない政治選択・大統領選択を米国民は強いられているようですが、しかし、今秋の米大統領選挙にはロバート・ケネディ氏が立候補していて、彼が大統領になれば、パレスチナ・イスラエルもウクライナも、少し違った動きになってくるように思えます。但し、暗殺される可能性ありか?)

(参考)ロバート・ケネディ・ジュニア氏とは?アメリカ大統領選挙2024 候補者|NHK
 https://tinyurl.com/mrukdnbv
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草々

 

2024年5月 5日 (日)

ネット言論をフェイク情報のたまり場のように報じて「規制」を世論誘導する朝日カバカバ新聞=日本では大手新聞・TV・雑誌による「忖度腰抜提灯御用ステマ報道」の方がよほど大問題、そもそも「フェイクか否か」は誰がどのようにして決めるのかを考えているのか!?

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(5.7)第5回「ENJOY DEBATE 資本論読書会」のご案内
 参加ご希望の方はレジメの用意がありますので私までご一報ください。飛び入り参加歓迎です。マルクス批判は大いに結構ですが、但し、的を射た批判をお願いいたします。

日 時:2024年5月7日(火曜日) 午後1時~5時
場 所:東京都中央区明石町区民館
    https://kyobashi7cityhall.jp/about/akashi.html
参加費:会場費1500円+レジメ印刷費を参加人数で割り算(300円程度)
二次会:希望者のみ近所のレストランで
テキスト:『資本論 2』Kマルクス(新日本出版社)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033999343&Action_id=121&Sza_id=GG

テーマ (1)資本論 第5章 労働過程と価値増殖過程
    (2)小宮隆太郎著『週刊エコノミスト』論文
      第9回「資本家階級」は存在しない
      第10回「マルクス主義の帝国主義論」は戦後世界ではあてはまらない
    (3)意見交換のテーマ
     *山本太郎「れいわ新選組」の経済政策
     *428衆院補選後の政治情勢
     *都知事選挙を巡って


2.(別添PDFファイル)(必見)放射線被曝毒性と化学物質毒性、防護規制値の違い(田中一郎 2022.5.28)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFH5Bvh7IL_wdpvC?e=8nI0ru

(関連)(必読)国際原子力ロビーの犯罪 チェルノブイリから福島へ-コリン・コバヤシ/著(以文社)
 https://tinyurl.com/3xdbdvy3


3.(別添PDFファイル)(必読)声明:自衛隊と米軍の「統合」に関する声明(立憲デモクラシーの会 2024.4.19)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFAq_Dp73S6Frxqh?e=xA97lM

(こんなことまで自民党のゴミクズカス政治家どもにさせておいていいのですか? 選挙で落として下さい。そうしないと、この国がアメリカの戦争に巻き込まれて滅びます。狭い日本列島に60基近くの原発・核施設を並べて戦争などできません。そんな国が日米同盟とハリネズミ軍備で「抑止力」だなどと言ってみても、何の抑止力にもなりません。:田中一郎)

(関連)立憲デモクラシーの会による緊急記者会見「自衛隊と米軍の「統合」に関する声明」を発表 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=v3rD6JSBlss

(関連)陸囃子(岡林?)信康 アメリカちゃん 1969年 – YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ASjRiz1bmIM


4.イベント情報

(1)(5.10)都知事選2024の課題:緑・公園・環境(日比谷:「Change都政 市民プロジェクト」)
 https://drive.google.com/file/d/1sTFRh7_vn_m7AEmwaJdMpP16GX1LnldQ/view

(上記申込)参加の申し込みフォーム(空席があれば当日参加もOKですが)
 https://bit.ly/4b7PJdt

(2)(チラシ)(6.2)沖縄戦の現場から声をあげる:戦没者の声なき声を聞く(練馬)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFKSR1--PDmZsIOc?e=0RPqaM

(3)(チラシ)(7.7)青木美希さん講演会:原発ゼロで生きる方法(女川町)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFPv4nuaVrtG02Ha?e=SWYAei


5.「虎に翼」主人公のモデル・三淵嘉子さんの歩みを追った女性弁護士 - 毎日新聞
 https://x.gd/eD8D6

(関連)虎に翼 - NHK
 https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/

(立憲フォーラムMGより)
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 NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公のモデルは、三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんだ。1940年に女性で初めて弁護士になった。納得できない時の口癖「はて?」はドラマの創作のようだが、自身が味わった悔しさを書き残している▲法律を勉強していることを知人に話すと驚きあきれられ「他人には言うまいと決心した」。民法の講義で女性の地位の惨めさを知り「じだんだ踏んだ」。法律家になるための試験会場で、裁判官募集の書類に「帝国男子に限る」とあった。同じ試験を受けているのに、と憤りを覚えた。「男女差別に対する怒りの開眼」だったという▲先人の業績を調べた佐賀千恵美弁護士の著作「日本初の女性法律家たち」に紹介されている。戦前は、女性に参政権がなく、結婚すれば「法的無能力者」として夫に財産を管理されていた▲戦後、三淵さんは裁判官に就いた。新潟家庭裁判所で初の女性裁判所長になった。定年退官後、「男性と同じように生きてきた」と振り返っている。男女平等をうたう現憲法下でも、長らく男性優位の社会が続いてきた▲女性法律家の誕生から80年以上を経て、今年、渕上玲子(ふちがみ・れいこ)さんが日本弁護士連合会の会長に就任した。法曹三者(ほうそうさんしゃ)と呼ばれる裁判官、検察官、弁護士のそれぞれの組織で、女性がトップに就くのは初めてだ▲昨年3月時点で、全国の弁護士に占める女性の割合は20%にとどまる。裁判官や検察官も3割に満たない。多様性ある社会の実現に向け、人権を守る法律家が果たすべき役割は大きい――と「毎日」コラム。―私も1週5話をまとめて見、まだ見ていないとの友人弁護士に録画のDVDを送ったりしています。NHK嫌いの人も、このドラマは是非。
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6.キャンペーン

(1)お知らせ・玄海町「核ごみ文献調査」反対署名提出、4日間で1万筆! ありがとうございました· Change.org
 https://qr.paps.jp/P8e04

(2)お知らせ· 書籍『インボイスは廃止一択』5月20日発売/7000人実態調査結果報告と御礼 · Change.org
 https://qr.paps.jp/5DWMP5


7.(別添PDFファイル)岸田政権の目玉「定額減税」、給付組み合わせ、現場に重荷、作業膨大 土日返上で疲弊、人件費増(毎日 2024.5.2)
 https://mainichi.jp/articles/20240430/k00/00m/020/172000c

(だから、経済支援政策で「減税」を使うのは、消費税減税以外は原則ダメ、と申し上げているのです(補助金・交付金にする)。そもそも減税は、所得や利益が乏しくて税金を納めていない人や企業には何の役にも立ちません。だから今回の自然人向けの支援では低所得者には「減税」に加えて「交付金」が支給されるのですが、この組み合わせのおかげで、税務署現場(特に自治体)では無用の事務が山のように積み上がり、たいへんな負担がかかっています。現場のことを知ろうともしない霞が関のボンクラ官僚や岸田文雄自民党のゴミクズカスの政治家が決めたことは、ことほどさようにロクなものはないのです。そもそも「減税」は、その政策効果がほとんど見えず、事後的な政策検証も難しく、いわゆる「闇のつかみ金」になってしまいます。「減税」は経済政策としては「禁じ手」と考えておいていいものです。:田中一郎)


8.円、一時160円台 一転154円台、介入の見方強まる:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/g3xP4

(関連)円安で暮らしはどうなる? 物価高時代を生き抜くには - マネーまるわかり
 https://mwakari.dhbk.co.jp/save_ts_2301_01/
(こんなコメントを信用していると、そのうちにひどい目にあいますよ)

 <田中一郎コメント>
 円相場は日本経済の「相対的価値形態」(Kマルクス)です。円という一国通貨を使って、日本経済への諸外国の「信用度」が表現されています。他方で円相場は、国際的な投機資本に翻弄されていますから、時々の相場には一喜一憂せず、大きな流れ・動きを見定めておけばいいのです。国内外の金利差などでは円相場は合理的に説明できませんから、ドル金利がどうしたこうしたなどと言っている人は、円相場・外為市場の実際について何も知らない人たち(例:経済学者)の「後講釈」と見ておけばいいでしょう。現在の1ドル=150~160円/ドル前後の動きであれば、そう深刻に考えることもないでしょうが、これが200円を下に切って円安が止まらなくなると厄介です。そしてその可能性は、今日の「政治が主導して日本を破壊していく」さまを見ていると「さもありなん」と思われます。例えば西日本で原発が再び大事故を起こしたり、東シナ海で中共中国と米日が軍事衝突をしてウクライナのようになった場合などは、際限のない円安に襲われるかもしれません。そうなると悲惨です。最大の円安防止対策は、自民党の政治を一掃して、日本国憲法の下で政治を私たちに取り戻すことです。ホンモノの政治改革こそが最大の円安防止対策です。 

◆(拡散希望)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第100回 最終回):「現代日本の政治改革」(「新ちょぼゼミ」 BY 田中一郎:2024年3月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-baa90c.html
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「ネット言論をフェイク情報のたまり場のように報じて「規制」を世論誘導する朝日カバカバ新聞=日本では大手新聞・TV・雑誌による「忖度腰抜提灯御用ステマ報道」の方がよほど大問題、そもそも「フェイクか否か」は誰がどのようにして決めるのかを考えているのか!?」をお送りします。

全知全能の「神」がいて、どの言論や情報が真実であり、どれが偽言論・偽情報であるかを、適時適切に教えてくれる、その「神」をネット言論・情報の規制監督官にする、というのならわからないでもない。しかし、そんなものがあるわけがないでしょう。昨今は、いわゆるリベラルや左派・左翼と言われる人たちの間にも広がってきた「ネット・フェイク」撲滅論ですが、それこそが言論・表現の自由、つまりは民主主義の自殺行為であることが理解できていないようです。

ひょっとして、幼い時から困ったことがあると、親か学校の先生が出てきて解決してくれる、事前にそういうことが起きないように、がんじがらめの学校規則を作って不祥事を先手で抑制してくれる、先生や官僚たちはマニュアル作りに精を出す、こんなバカげた社会状況の中で成長してきたことが、こういう愚かな反応(NET言論・情報規制は必要だ)をもたらしているのではないのでしょうか。いったい誰が、どういう風にして、規制するのか? 考えてみたのですか?

結論だけを先に申し上げましょう。「どの言論や情報が真実であり、どれが偽言論・偽情報であるかを、適時適切に判断する」のは、あなた、です。言い換えれば、1人1人の有権者・国民です。水戸黄門さんや東山の金さんがしてくれるのではないのです。ネット上でのコンテンツに対する禁止的な規制は、ごくごく例外的な、誰でもが認める事項に限定しないと、マイナスの効果の方が甚大となります(禁止例:ヘイト・差別、児童ポルノ、暴力・脅迫、成りすましなどの詐欺等)。何故なら、真偽判断を伴う規制は、それそのものが支配権力や巨大資本による「検閲」となり、ネット言論が彼らに包摂されて、ネット情報が世論操作・誘導に使われてしまうからです。

私がネットを含む「デジタル規制」が必要と考えているのは、コンテンツの権力的検閲のことではありません。ハード・ソフト両面において、デジタル業者がフェアな形で事業を営んでいるかをチェックし、ユーザーの泣き寝入りを防ぐ、という点に主眼があります。自公政権のみならず、愚か者の立憲民主党までもが賛成をした「デジタル推進関連法」など不要(廃止すべき)であり、「デジタル(推進)庁」は「デジタル規制庁」に変身させるべきです。そして、個人情報保護を徹底するなど、ユーザーあってのデジタル社会である、という文化をこの国で徹底させることが重要です。

なお、この問題と併せて、昨今のマスコミをめぐる動きも若干、下記にご紹介しておきます。


 <別添PDFファイル>
(1)SNS規制「必要」85%、選挙に偽情報影響「心配」82%、世論調査(朝日 2024.5.3)
(2)報道の自由度 日本70位に後退(東京 2024.5.5)
(3)米 未成年 SNS規制(毎日 2024.5.5)
(4)ガザ反戦 米大学で拡大、占拠に警察突入 政権痛手、学生ら 抗議のうねり(朝日 2024.5.2)
(5)米大学 計1500人超逮捕、ガザ攻撃抗議デモ 30校以上に(東京 2024.5.3)
(6)注目の人直撃インタビュー:田中優子法政大前総長 忖度するテレ朝に株主提案(日刊ゲンダイ 2024.5.3)
(7)読売編集局長ら更迭へ、談話捏造、社会部主任を論旨退職(朝日 2024.5.2他) 


1.(別添PDFファイル)SNS規制「必要」85%、選挙に偽情報影響「心配」82%、世論調査(朝日 2024.5.3)
 https://digital.asahi.com/articles/ASS4P7TXDS4PUZPS01SM.html

(関連)EU メタに対し調査開始 偽情報対策が不十分で法律違反の疑い - NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240430/k10014437521000.html


(1)何故「ネット言論・情報」だけがやり玉にされているのか?

 言論・表現・情報が掲載される場所はネットやSNSだけではありません。フェイクや誹謗中傷はどこにでも存在しえます。日本では、PCやインターネットが普及したとはいえ、地方に行けばまだまだマイナーな媒体ですし、高齢者にとっては使えるものにはなりきっていません。むしろ、大手新聞・TV・雑誌など、従来の媒体の言論や情報の方が影響力は大きいと言えるでしょう(特に地方の道府県では地方紙の購読率が高く影響が大きい)。

にもかかわらず、何故に朝日カバカバ新聞はネットについてだけ、かようなことを問題にするのでしょうか? 自分たち新聞やTVや雑誌は申し分なくきちんとしているので、問題なのはネットだ、とでも言いたいのでしょうか? 冗談ではないです。毎日忖度腰抜提灯御用ステマの報道を流し続け、この国の世論を歪めてきたのはあなたたち大手新聞社やTV局ではないですか? 週刊誌などの雑誌も褒められたモノではありません。自分の責任を棚上げにして、何を言うておるのか、ということです。かような特集記事を組む前に、人の振り見て我が振りなおせ、です。

(関連)(別添PDFファイル)報道の自由度 日本70位に後退(東京 2024.5.5)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/325162?rct=world

(関連)報道の自由度ランキング、日本は70位に後退。G7で最下位、ウクライナや韓国を下回る。その要因は? - ハフポスト NEWS
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6635c397e4b0e44cfb119834

(ひょっとして、ネット上でのニュース提供で競争に負けて腹いせにやっているのですか? この問題については、あなた方新聞社の責任だけではなく、若い世代を中心に「活字嫌い」「モノ事の単純化」「エコーチェンバー(我田引水情報以外は聞く耳持たず)」の態度がもたらしているとも思えますから、あまり言いたくはありませんが、しかし、ネット情報を問題だというのなら、あなた方大手マスごみの報道こそ、もっと問題です。影響度の大きさが違います。)

(関連)東京新聞「こちら特報部」記事に見る「陰謀論」批判報道の乱暴と職務放棄:報道機関は一般市民の「疑義申し立て」を攻撃するのではなく、支配権力側の説明責任全く不十分を徹底して追及せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-4c3b54.html


(2)「全知全能の神はいない」=判断の適正性を完璧には担保しようがない

 フェイク情報だ、誹謗中傷だ、とは、誰が、どんな基準で、どうやって決定するのでしょうか? この日本には、これを適時適切に行える人間や組織が存在するのですか? ひょっとして、政府にやってもらおうとか、ネット事業者にやってもらおうとか、学校の先生にやってもらおうとか、誰か偉い人にやってもらおうとか、水戸黄門か東山の金さんに出てきてもらおうとか、そんなトンチンカンなことを思っているのではないでしょうね? いったいどこに、そうした人たちや組織が適時適切に情報の真偽を判断して公表できる保障があるのでしょう? おねだりすれば、誰かが提供してくれるのですか?

(3)法律で定めてうまくいくのか?

 いくわけないでしょう。真偽の判断はよくわからないか、時間とともに明らかになってくることも多いですし、その評価となると是非の判断は正反対に割れることもあります(mRNAコロナワクチンやウクライナ戦争など)。誹謗中傷はよくないと言っていますが、厳しい批判や権力への「茶化し」・皮肉などとどうやって区別できますか? 

昨今、タヌキ女の小池百合子が言い出した、カスハラ(カスタマーハラスメント)もそうです。行政を含むサービス提供者に大きな非がある時には被提供者の市民は厳しい態度で提供者に臨むことは自然ですし、暴力沙汰になるようなら警察を呼ぶなど、カスハラ法・条例など、なくても今までやってきています。自分たち行政や事業者の側がいい加減なことをやっている場合が多いにもかかわらず(例:小池百合子の築地市場問題への対応)、行政サービスを受ける側や事業ユーザーの態度云々をつまみ上げて問題にするのは、「お前らつべこべ言わずに黙って従え」と言っているようなものです。

私の経験でも、行政の窓口の態度は一般的によろしくなく(桐生市の生活保護の窓口の対応を見て下さい!)、ユーザーのことなど何も考えていない、サービス内容をよくしようという意欲を感じない、昔からやっているおかしなことを千年一日のごとく繰り返している、状態が目につきます。そんな時、大きな声で怒鳴りつけないときちんとしないことはたびたびあります。「カスハラ」などと言う前に、行政サービスなどを提供する側がちゃんとしろという話です。今回の大手マスごみによるネット言論・情報批判も似たようなものです。

(関連)「税金で飯食ってる自覚あるのか」生活保護受給者に窓口で威圧 桐生 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240405/k00/00m/040/048000c
(これこそが本当のカスハラ(ゴミクズカスの役人によるカス・ハラスメント)というものです。これ違法行為ですよ!)


(4)政府に規制をさせて大丈夫か?

 アベ政権政府やスガ政権政府がやったことを忘れたのですか? あるいは岸田文雄政権政府がやっていることを知らないのですか? 朝日カバカバ新聞の記事では、慶応大学の憲法の教授とやらが政府にやってもらえと言っています。アホかという話でしょう。支配権力に物事の是非判断をしてもらいなさい、と言っているに等しいことです。この憲法学の教授は憲法学や大学教授をお辞めになった方がいい。言論・表現・情報の自由には政治権力や支配権力は介入させない、これが民主主義社会の大原則です。誹謗中傷や侮辱問題は刑事問題化(権力的治安問題化)させない=必要ならば民事事件として解決する、というのも、民主主義社会のもう1つの原則です。


(5)「業者の自主対応」が信頼できるのか?

 できるわけがない。私が知っているだけでも、グーグルやその支配下にあるユーチューブは、自分たちが判断する「フェイク」(mRNAコロナワクチン、ウクライナ戦争、パレスチナ・イスラエル問題など)とやらを検閲によってつまみ出し、自分たちの提供サービスから消去するという暴挙を繰り返しています。同じことを繰り返せばアカウントそのものが廃止されます。これはまさに言論・表現の自由を侵害する「優越的地位の濫用」であり、また、日本国憲法が保障している「通信の秘密」の侵害=憲法違反(第21条)です。私は使わないので具体的な事例は知りませんが、FACEBOOKやツイッター(X)でも同じようなことが行われていると聞きます。これはネットファシズムのハシリだと考えていいものです。ファシズムと原発大推進(「脱炭素」)は善意に担がれてやってくるのです。

(6)EUの誤り=デジタルサービス法(DSA:Digital Services Act)

 巨大ITがネット検閲のようなことを始めたのは、政治家たちが軒並み劣化しているEUが、愚かにもデジタルサービス法(DSA:Digital Services Act)を制定し、ネット事業者に情報の検閲を義務付けたからです。民主主義と自由の自己放棄と言っていいでしょう。このEU当局や政治家たちの態度は我が国のリベラルや左派・左翼の一部にも共通して見られます。このままではデジタル社会の言論・表現・情報を巡るコンフリクトの対応に失敗し、うっとうしい言論規制=忖度自粛密告社会が生まれてきそうです。日本のリベラル・左派・左翼は、これまで判断を誤った3つ(「新型コロナ」とmRNAコロナワクチン、ウクライナ戦争、「人工CO2温暖化」)に加え、更にデジタル世界における言論・表現の自由の抑圧・弾圧にも手を貸しそうな気配です。

(7)市民運動・社会運動に少なからずいる「スターリンのミニブタ」

 これも既に何度も私から申し上げてきました。今回の朝日カバカバ新聞の特集記事と通底しています。自分たちの狭い了見や不勉強な頭で考えて、自分たちの気に入らない言論や主義主張などを排除していく、その際に屁理屈を付けて排除して、屁理屈も通用しなくなったら、主催者が決めることだ、施設の管理者が決めることだ、などと権力的に居直っています。私が参加しているイベントやMLなどは全て「世直し」目的のものですから、私が経験してきたことはロシア革命(「世直し」)の失敗のアナロジーで「スターリンのミニブタ」による言論妨害・活動妨害(署名など)とネーミングしています。

私がネット上で厳しく批判し続けているからでしょうか、昨今では、この「スターリンのミニブタ」の妨害行為は少し少なくなりました。しかし、まだまだ根絶には至っておりません。MLなどでは特にひどい(ML管理人がまさにスターリニズムそのもの)。先般の有明の憲法集会でも、チラシ等の配布や署名活動は会場から排除されていました。主催者がリベラル・左翼・左派の「スターリンのミニブタ」たちが取り仕切っているからでしょう。私は強い違和感を感じています。今日の日本では、公共の場では市民の自由な言論活動や異議申し立て型の社会活動は制限され排除され困難になっています。そんな時だからこそ、せめて市民運動・社会運動のイベントでは、さまざまな志や方向性を同じくする市民が自由に言論や活動や情報交換ができるようにしなくてはならないハズです。私から言わせれば、何をやっとるのか、です。

(8)言論・表現の自由が分かっていない

 最後に総括的に申し上げると、今回の朝日カバカバ新聞の特集記事も含めて、この国の民主主義や自由権の理解はまだまだ遅れたままであって、事態の改善の先頭に立つべきリベラルや左翼・左派にしてからが、多くの人間たちがおかしなままです。私はこの言論の自由やフェイク問題に対するこの国のあり方を見ていると、江戸城の御シラスに正座をさせられて、お目付け役から審判を仰せつかる田吾作(社会学者の宮台真司氏)たちの姿が思い浮かびます。要するに、自分たちで決められないから、お代官様、お目付け役様、お偉い方に決めていただこう、下々はそれに粛々と従えばいい、お上は間違いをなさらない=政府が間違いをすることはない、だから「上から規制」をしてもらえば問題は解決する、と思っているのではないかということです。しかし、現代社会では、そして昔々も、全知全能の「神」は存在しないのであり、全ての人間は生産諸関係の担い手として、経済土台構造に縛られて生きており、当然ながらそれぞれの利害に従って生きていますから、公平中立に常に正義の味方で、情報の真偽や誹謗中傷・侮辱問題を裁断してくれる人間や組織など、存在しないのです。

では、ネット上も含めて、さまざまなことの真偽や批判の是非判断は誰がするのか、それはだれでもない、その情報や対立事件をまのあたりにした、あなた、です。私たち一人一人が、真剣勝負で、暫定的にでも決めていくしかないのです。代行業者はいないのです。それを民主主義というのです。( 現代のような情報過多で価値観多様化の時代における「ちょぼちょぼ市民」の認識の仕方については別稿で改めて論じます)

(関連)(別添PDFファイル)米 未成年 SNS規制(毎日 2024.5.5)
 https://mainichi.jp/articles/20240505/ddm/005/070/068000c

(どういう規制にするかという問題は残りますが、こういう規制には原則賛成します。フェイクか否か・言論の是非を決める話ではないからです。:田中一郎)


(関連)ガザ反戦 米大学で拡大、占拠に警察突入 政権痛手、学生ら 抗議のうねり(朝日 2024.5.2)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15925653.html

(関連)米大学 計1500人超逮捕、ガザ攻撃抗議デモ 30校以上に(東京 2024.5.3)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/324756

(ネット上では読めませんが、同じことを報道するのに、朝日カバカバ新聞には「(学生たちの抗議行動は)反ユダヤ主義だとの見方もある」などと書かれていて、東京新聞にはそんな記載はありません。私が朝日新聞が朝日カバカバ新聞だと茶化しているのは、こういうことがしばしばあるからです。朝日カバカバ新聞よ、ネット情報・SNSどころじゃない、お前たちの日々の報道内容が問題だと言っているのだよ、おわかりか!!)


2.(別添PDFファイル)注目の人直撃インタビュー:田中優子法政大前総長 忖度するテレ朝に株主提案(日刊ゲンダイ 2024.5.3)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlFRs2ZPuCm9CPQ4C?e=kZczg9

(田中優子さん、前川喜平さん、いいですね、この動き、断固支持します。拡散しておきます。それとみなさま、日刊ゲンダイを是非、定期購読いたしましょう。ちょっとエッチですが、なかなか面白いです。:田中一郎)

◆テレビ輝け!市民ネットワーク
 https://tv-shine-more.awe.jp/

◆活動報告・予定 – テレビ輝け!市民ネットワーク
 https://tinyurl.com/ynnz8p4r

(関連)「テレビ輝け!市民ネットワーク」田中優子氏 前川喜平氏 梓澤和幸氏が記者会見ー日本外国特派員協会YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=u-wM6s-9U00

(関連)【ライブ配信 2024年4月8日】「テレビ会社に株主提案するのは初めて」~テレビ輝け!市民ネットワーク・株主提案提出後の記者会見 ―登壇:田中優子氏、前川喜平氏、梓澤和幸氏ほか - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=XMvhEpFk5qU

(関連)「政権に擦り寄る」テレ朝HDにモノ申す 株主提案を目指す前川喜平さんたちが案じる日本メディアの行く末:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/317827


3.(別添PDFファイル)読売編集局長ら更迭へ 談話捏造 社会部主任を論旨退職 朝日2024.5.2他
 https://digital.asahi.com/articles/ASS510PN1S51PTIL001M.html

(関連)(必読)モノが言えない組織では(110) - Tansa
 https://tansajp.org/columnists/10637/
 https://tansajp.org/columnists_category/eic/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)読売新聞は今回の捏造事件を受けて、「記者の経験に応じた研修などを実施してきましたが、信頼回復のため、記者教育をさらに徹底し再発防止に取り組みます」という。だが、記者教育を徹底すればそれでいいのだろうか。

問題の本質は組織体質にあると思う。

部下は上司に、支局は本社にモノを言えない。対外的には、政府や大企業、世の中の空気に抗えない。そういう組織体質だ。組織は一つの生き物だ。その体質が行動に影響を与える。

読売新聞に限ったことではない。捏造事件などメディア企業が不祥事を起こす時、モノが言えない組織体質が影響していることが多い。

例えば2005年、朝日新聞で「虚偽メモ事件」があった。

長野総局のA記者(当時28)が、長野県の田中康夫知事と、郵政民営化に反対していた亀井静香氏が県内で会談したとのメモを作成。政治部に送った。政治部はそのメモを元に記事を出した。だが田中知事と亀井氏は会っていなかった。田中知事が定例の記者会見で記事の間違いを指摘した。A記者は朝日新聞社からの調べを受け、懲戒免職となった。

事の始まりは、政治部から長野総局への取材依頼のメールだ。「田中知事と亀井氏が長野県内で会談したとの情報がある。裏付け取材をしてほしい」。そういう内容だ。

政治部から依頼され、取材を担当したのがA記者だ。長野総局で県政を担当していた。政治部からのメールの2日後、総局長から「田中知事はなんか言ってた?」と尋ねられた。

A記者はその日は総局の泊まり勤務。翌日の地方版の校閲作業中だった。「はい。亀井さんと会ったと言っていました」。そう答えてしまった。

総局長はA記者に、田中知事の発言内容を、政治部の与党キャップにメールで送るよう指示した。田中知事との一問一答をでっち上げたメモを作成し、送信した。

政治部はそれをもとに、どんどん原稿を作っていく。翌日の朝刊の見本である「大刷り」ができた時、A記者は「頭が真っ白」になった。当時、朝日新聞社からの聴取に対してこう語っている。

「社会面の記事と地域面の記事を執筆してヘトヘトになったところで、紙面の大刷りを見ました。頭の中が真っ白になりました。この段階でほとんど私のメモで作っていますから、紙面を取り換えるのは大変なことだと思いました。気力がなかったというか、ヘトヘトで、なるようになれと思ったところもありました。また、このまま記事にする以上は当然、亀井氏周辺に取材しているとも思いました」

私は当時、朝日新聞の阪神支局員だった。前任地の松江支局以来、本社の部署から来る取材依頼にうんざりしていた。「そんなのお前が自分で取材せーよ、支局の記者は召使いやないで」と言いたくなるものが多かった。このA記者とは面識はないが、ほぼ同い年でもある。他人事とは思えなかった。

もちろん、メモの捏造が許されるわけではない。記者失格だ。

だが私が疑問だったのは、政治部の責任はどうなっているのかということだ。記事を出したのは政治部だ。朝日新聞は「虚偽メモ問題」と呼んでいたが、それはごまかしだ。「虚偽記事問題」だ。

当時、この問題を社員全員で議論しようということで、「信頼回復フォーラム」という掲示板が社内ウェブサイトに設けられた。実名で投稿することが条件で、社員なら誰でも投稿できる。私は投稿した。

「記事にしたのは政治部です。記事にするまでの過程について、政治部から詳しく説明してください」

だが政治部は沈黙する。

そもそもあの社内掲示板に投稿したのは、ごく一部の人だった。掲示板の運用を始める際、「自身の人事への影響が心配な社員のため、匿名での投稿も認めたらどうか」という意見があった。自由にモノが言える組織体質ではないということだ。

もし、自由にモノが言える組織体質だったなら、A記者は素直にこう言えたかもしれない。

「忙しくて田中知事にはまだ取材できていません」
「さっき送ったメモは嘘なんです、記事から削除してください。ごめんなさい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々

 

2024年5月 4日 (土)

本日(5/4)のいろいろ情報:(1)またひどい判決=新潟水俣病 新潟地裁判決(2)じいちゃんその足どんげんしたと(3)GDPデフレータはドメインフレ指標(4)会社法のデタラメ(5)過剰剪定される都市樹木・街路樹他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.沖縄意見広告運動【まだまだ賛同件数が足りません、皆さまのお力をお貸しください】
 (賛同締め切りは5月15日(水)です)
 http://www.okinawaiken.org/#20240430
 http://www.okinawaiken.org/index.html


2.イベント情報

(1)(チラシ)(5.10)集会:小池都政のここがモンダイ vol.2(日比谷コンベンションホール)
 https://drive.google.com/file/d/1_t4gJ_YNeeF2fW0rY2TmNz1lMTNy0kvP/view

(関連)「Change都政 市民プロジェクト」の幟旗ができました
 https://tochijix.jimdofree.com/


(2)(チラシ)(5.19)むつ中間貯蔵施設への使用済み核燃料搬入反対現地集会(青森県むつ市)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlE4jlNaP9k5XdMFE?e=XOTLmv

(関連)むつ中間貯蔵施設に使用済核燃料を搬入させない特別決議(2024.4.27)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlE9OulEfEltxL4Kv?e=3ebAmd


3.キャンペーン

(1)署名·小池百合子都知事に対し学歴詐称疑惑について国民が納得できる詳細な説明を求めます。Change.org
 https://qr.paps.jp/doZRd

(2)署名·青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の操業反対を求めます· Change.org
 https://qr.paps.jp/8MRtS

(3)お知らせ【支援の呼びかけ】青山学院非常勤講師雇止め訴訟 第1回期日(5月8日(水)13時30分 東京地裁606号法廷)傍聴支援のお願い · Change.org
 https://qr.paps.jp/DGOZV


4.改憲「賛成」27% 2年連続で減少 毎日新聞世論調査 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240501/k00/00m/010/109000c

(関連)20240503 UPLAN【集会】武力で平和はつくれない!とりもどそう憲法いかす政治を2024第10回憲法大集会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Rs2iaHcbbz4

(関連)20240503 UPLAN【デモ】武力で平和はつくれない!とりもどそう憲法いかす政治を2024第10回憲法大集会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=N9l0c1qfZNQ

(私は会場の入り口で「日本の司法・裁判所(&検察)を変えよう」との呼びかけをしながら自筆レポートとチラシのセットを配っていましたが(他にも同主旨のチラシを配っている人がいらっしゃいました)、それを受け取ってくれる参加者が少なくなっていることを残念に思います。私が配っているものが避けられたのではなく、私の周りにいる多くの人たちの配るものも受け取らずに、足早に通り抜けていく人が多かったです。また、こうした市民集会の会場でのチラシ配布や署名集めが依然として排除されていることに強い違和感を感じます。日本の市民運動・社会運動はまだまだ未熟だなと感じました。主催者に問題があるように思います。:田中一郎)


5.「第3の候補」結果左右も 無所属ケネディ氏が存在感―米大統領選まで半年:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024050200659&g=int

(アメリカ国民が次期大統領選挙で投票すべきはこの人物です、それをしないからアメリカと世界に不幸があふれかえるのです。:田中一郎)


6.北区議会自民会派 7人離脱し分裂:東京新聞 TOKYO Web
 https://tinyurl.com/2zbzw2uy

(私の地元=北区区議会の自民党会派が事実上の分裂か? あるいは「茶番」か? 他の地区でも同じような動きが出るかもしれません。依然として「自民党」を名乗り、統一教会との深い関係を持っていた(今も持つ?)「壺区長」の山田加奈子区長(自民党)を支える点では一致する、などとしているので、「なんちゃって別会派」のようにも見えます。自民党議員は(及び自民党推薦の候補者は)、区議(&市町村議会議員・市町村首長)だろうと、都道府県議(&知事)だろうと、国会議員だろうと、今後一切の選挙で投票してはいけません。将来へ向けて、日本のためです。広めましょう。:田中一郎)


7.立民への追い風、閣僚経験者「微風程度だ」…泉体制に渦巻く不満 - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240502-OYT1T50022/

(関連)立憲民主 いいとこ取りの〝共産票利用 いつまで 補選全勝も次期衆院選へ課題-産経ニュース
 https://x.gd/g1YUn

(国政選挙が近づくと、必ずと言っていいほど、こうした「野党の分裂状況」をことさらに強調するマスごみ報道が増えてきます。上記も、自民党広報ゴミ新聞の印象がある読売と産経が報じています。一種の忖度報道だと見ておいていいでしょう。しかし、ことはそれで済みません。批判される泉健太立憲民主党の側にも重大な欠陥、ないしは選挙方針・政治戦略の誤りがあるからです。

「連立政権の時代」に「〇〇と一緒はイヤ」などと、小学生のようなことを未だに言っている「政治未熟児」状態(〇〇さんの隣には座りたくない、と駄々をこねる小学生に似ている)を続ける愚か者がこの泉健太立憲民主党には少なからずいます。御用組合「連合」のご機嫌伺いでもあるのでしょう。そういう立民政治家たちには、そうした発言をはっきりとさせて、退場してもらえばいい=その発言を受けて有権者はそいつを落選させればいい、ということです。ホンモノの「市民と野党の共闘」に反対する人間たちは、日本のホンモノの政治改革に反対しているということを意味します。:田中一郎)


8.直近の政治情報=反吐が出そう

(1)岸田首相「6月解散」まだ画策? 囁かれる6.25公示、7.7投開票“出し抜き自爆選挙”の不気味|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339718

(2)自民「補選全敗」効果で政倫審が再始動 二階・萩生田・杉田ら“ケタ違い”裏金議員への追及が始まる 日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339719

(3)日米、新型迎撃ミサイルに4700億円 中露朝の極超音速弾に対応 - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/4uddt3rn

(4)ほぼ国民への宣戦布告。岸田自民が導入図る「インチキ連座制」のふざけた正体 日本を欺く集団に #政権交代 の裁き下るか - まぐまぐニュース!
 https://tinyurl.com/2vsv22ja

(5)小池知事、しぼむ国政復帰 支援の乙武氏惨敗、都幹部「勢いない」 衆院東京15区補選:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/c4dyf7mr

(6)政界引退は全くの白紙「人格を疑う」と厳しい声も 宮沢元衆議院議員が地元で謝罪 週刊誌掲載の女性問題で辞職=静岡(静岡放送(SBS)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f417627c67dde83d897742878104f7b8ef9c09d9

(7)玉川徹氏「企業、団体献金の禁止がキモ」自民党改革で持論「これ、できなきゃ誰が総裁なっても」(日刊スポーツ)
 https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202404290000646.html  

(8)「岸田降ろし」静寂の自民党 八方ふさがり露呈 衆院3補選全敗 [春の衆院補選2024]:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/PG6mR

(これで自民党に投票したり、投票にイカなんだりしとる奴は、はっきり言うてアホ、でっせ!!)


◆日刊IWJガイド・非会員版「『日本政府にドル売り円買い介入しかできないと見透かされれば、日本円がターゲットになる!-』岩上安身による田代秀敏氏インタビュー!」2024.5.4号~No.4218 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53468

<IWJ取材報告>井戸川克隆・前双葉町長が指弾!「原発事故以来の国と東電の悪行は、加害者の都合と権益保全を優先させ、被害者の口を封じ、原発事故の責任を意図的に隠している!」~4.24 井戸川裁判(福島被ばく訴訟)第28回口頭弁論後の報告集会
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「本日(5/4)のいろいろ情報:(1)またひどい判決=新潟水俣病 新潟地裁判決(2)じいちゃんその足どんげんしたと(3)GDPデフレータはドメインフレ指標(4)会社法のデタラメ(5)過剰剪定される都市樹木・街路樹他」をお送りいたします。既に他のMLに発信したものを大幅に加筆修正しています。よろしくお願い申し上げます。


1.新潟水俣病 損害賠償請求訴訟 新潟地裁判決をめぐって(日本の司法・裁判所は解体しなければならない)

◆(別添PDFファイル)新潟水俣病 企業に賠償命令、地裁判決 国の責任は認めず、26人患者認定(毎日 2024.4.19)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/66e7c2d62593ac8c60af7689f466aaa87ce1ed69

◆新潟水俣病 原因企業に1億円賠償命令 特措法救済外 26人認定 新潟地裁(東京 2024.4.19)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/322034

(関連)新潟水俣病、旧昭和電工が控訴 26人に計1億円の賠償命令:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/322295

(関連)環境相、新潟水俣病判決に見解 「科学的知見に基づかない」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/322229

(関連)<香山リカ てのひら診察室>新潟水俣病訴訟 苦しむ人の思いをくみ取る姿勢望む:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/322273

 <田中一郎コメント>

*旧昭和電工(現レゾナック・ホールディングス)「判決内容を総合的に判断し、上級審の判断を仰ぐため控訴を決めた」

*伊藤信太郎環境相は「国際的、科学的な知見に基づかない理由により原告が水俣病と認めるなど、国の主張が認められない部分があった」、「できる限りの水俣病対策を講じてきた」、(特措法について)「法の不備というなら、もともと議員立法なので立法府での検討が必要になる」

*新潟県の花角英世知事は、「本県は当該訴訟の当事者でないため、コメントは差し控えさせていただきますが、本県の水俣病に関する訴訟であることから今後の動向を注視してまいります」といった談話を発表した。

 責任当事者たちのこの言いぐさは一体なんだ! コイツらのホンネはたとえばこういうことだ。昭和電工=「謝罪も賠償もしねえ」、国(伊藤信太郎環境相)「何か文句あんのか?!」、新潟県知事(花角英世)「オレにはカンケーネー」、まさにふざけるなバカヤローである。

そして肝心要の司法・裁判所はどうか?

*新潟地裁 ①国の責任は認めない(これは最初から決めてある)、②被害者は半分だけ認めて半分は切り捨てる(これも最初から決めてあって、裁判とはその正当化の屁理屈探しの場)、③賠償金額は加害者会社に大きな負担がかからないよう金額を絞り込む、④地元民間医師による診断書などは認めない、⑤判決の結果で最高裁人事局(事務総局)ににらまれたり左遷されたりしないように、自分の自己栄達を最優先にして判決を出す、つまり少しだけ救済してガス抜きし、加害者側の負担にならぬように努める ⇒ これが被害者の基本的人権を守るべき立場の司法・裁判所のやることか?!

(関連)(拡散希望)(報告)(1.22)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第6回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-ec0fb4.html

国は一度たりともミナマタの健康被害実態調査をやったことがない。新たに制定された法律には早急に実施するように書かれているにもかかわらずです。それでいて被害者認定に必要以上の条件を付けて被害者を切り捨ててきた。しかも、被害者を救済せずに、加害者犯罪企業のチッソの救済までしている。まさにサカサマ政治だ。伊藤信太郎とかいう野郎は、国政選挙で多数派を形成すれば、何をやってもいい、と思っているチンピラ・ゴロツキのような記者会見発言をしている。こいつもまた、選挙で政界から永久追放の必要ありだ。

(関連)伊藤信太郎 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E7%AC%AC4%E5%8C%BA

 選挙区は衆議院宮城4区(石巻市、塩竈市、多賀城市、東松島市、富谷市、宮城郡、黒川郡、牡鹿郡)。今後の選挙でコイツ(およびコイツが応援する候補者)には一切投票しないこと。こんな奴を国会議員に選んでいるから、この国はいつまでたってもよくならない。宮城4区の有権者は既に東日本大震災の経験で、そのことをいやというほど思い知ったハズ。投票に行ってない人は、投票に行って、こいつを落選させてちょうだい。

有機水銀汚染水を垂れ流してたくさんの人に健康被害を与えた犯罪企業や、それを止めるべき立場にあった国が、被害が広がって大変な事態になるまでほったらかしにして、そして被害者の救済すらまともにしないで切り捨てる、被害者が住む県(自治体)は「そんなのシラネー」などと言っている(花角英世は柏崎刈羽原発再稼働が焦眉の問題となっている新潟県の知事だが、この態度は柏崎刈羽原発が大事故を起こした時のコイツの態度を推測させるのに十分ではないか)。そして司法・裁判所もまた、加害犯罪企業や国に加担して、政治や行政のデタラメ・犯罪的行為を追認する司法権力の乱用を繰り返す。

どいつもこいつもロクでもない。政治だ、政治が悪い、諸悪の根源だ。行政は政治に支配されて実施される。政治が変わらぬのに、行政だけが変わるわけもない。国政選挙をはじめ、選挙権をきちんと行使して、上記のようなロクデモナイ人間たちを政治の世界で入れ替えて、自分たち有権者・国民のために仕事をさせる=する人間を選ぶ、その当たり前のことが、この国の大人たち=有権者・国民にはできないというのか? どのツラ下げて、大人やってんだ?! 子どもの前で恥ずかしくないのか? ミナマタでは子どもたちにもたくさんの被害が出ているぞ!! 企業犯罪(ミナマタ)の被害者を切り捨てて、他方で、ハレンチ・スケベー・パーティを政治家どもにやらせておいていいのか? ミナマタで健康が害されて仕事がままならず結果的に経済苦・生活苦にさいなまれる人たちがいる中で、自民党政治家どもの裏金・脱税を自由放任するのか? どういう神経してんだ?!

◆自民和歌山ハレンチ懇親会の仰天実態…“チップ口移し”は世耕弘成氏「新旧秘書」の低俗コラボだった!|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/337396

◆『エッフェル姉さん』松川るい議員が阪神日本一を祝福して炎上「その前に…することがあるのでは?」流行語大賞のライバル、皮肉る声も:中日スポーツ
 https://www.chunichi.co.jp/article/802547

この国を「法治国家」ならぬ「放置国家」の崩壊・破滅から救い出すには、政治を変えるしかない。もうどうしようもない段階にきている。いつまでもボケ状態に甘えていたら、ほんとうにこの国は滅び去る。そして返す刀で、この国の司法・裁判所をぶっ潰して立て直しだ。こんな司法なら、ない方がいい。まずは徹底してぶっ潰すことが肝心。


2.(追:会合の録画ニュースです=必見)“水俣病患者の訴え”発言中に環境省がマイクの音声絞る(マイクを切る)、参加者の抗議に大臣は? KSBニュース
 https://news.ksb.co.jp/ann/article/15255223

(関連)「時間です」水俣病患者側の発言遮りマイク切る 環境相と懇談で国側 [熊本県]:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/wGC3C

(加害者=国側(環境省)が勝手にごく短い発言制限時間を決めて、その時間が過ぎたらマイクの電源を切る、などということを平然とやっている。これは被害者の方々に対する許しがたい侮辱であり、また、熊本県民・鹿児島県民への侮辱でもある。伊藤信太郎環境相(自民党)(何と「マイクを切ったという認識はしていない」旨の発言をして居直り)と環境省のクソ役人どものこの態度は許せない。政権交代後にこのクソ役人どもは厳重処分・左遷させなければいけない。覚悟しとけ、という話である。伊藤信太郎環境相(自民党)は直ちに引責辞任、その後は宮城県民の責任で今後一切の選挙で落選させよ! ともかく、ここまで態度が卑劣・極悪になっているものを、しょうがないなどと看過してはいけない、国会でも追及するとともに、やった人間を最後まで徹底的に追及せよ! これが多くの罪なき人々を国家ぐるみの企業犯罪(公害)で苦しめた加害者がすることか!?)

(関連)水俣病68年、犠牲者慰霊式 遺族代表「混乱状態の終結を」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/324679


3.日本の街路樹はなぜ寂しい- 〜街路樹から見える人と社会:過剰剪定される日本の都市の街路樹・都市樹木

◆署名活動についてのお知らせ · 【イベント情報】日本の街路樹はなぜ寂しい- 〜街路樹から見える人と社会〜 オンライン視聴も可能  · Change.org
 https://qr.paps.jp/Ysimn

(以前に申し上げた通り、日本の街路樹や公園木は「過剰剪定」されて電信柱のようになってしまっています。見ていて木がかわいそうですし、こうしたお粗末な「手入れ」をしている管理責任者(基礎自治体なのか都道府県なのか、はっきりしない)に対して憤りを感じます。街路樹のある場所の民家住民が「葉っぱが散って掃除が大変だ」などとグズグズ言っているのかもしれませんが、樹木が葉っぱを落とすのは自然なことです。東京都では、以前にこの「過剰剪定」問題を改めようとする審議会があったようですが、小池百合子タヌキが知事になって以降は、都市樹木があちこちでメッタ伐りにされ「過剰剪定」の改善どころではなくなっています。東京都のことで申し上げれば、知事に問題があり、トップが変わればある程度是正されると思いますが、他方で、都庁職員や都庁組織にも問題があるように思えます。「街の緑を大切にする」という東京都を挙げた住民運動が必要であるような気がします。:田中一郎)


4.(見ごたえあり)NHK ドキュメンタリー番組
 残念ながらネット上に録画は見当たりません。文字要約のサイトをご紹介しておきます。

(1)「激変物流 どうなる-2024年問題」 - ザ・ライフ - NHK
 https://www.nhk.jp/p/ts/9RZY9ZG1Q1/episode/te/17JR3Q1VPG/?cid=orjp-ala400

(関連)便利な物流どう維持する?「2024年問題」解決のヒントは-NHKビジネス特集-働き方改革
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240426/k10014433871000.html

(関連)「休憩したいけど止められない」物流の“2024年問題” でトラック運転手は 若手ドライバー“TikTok”で交流の輪を拡大も - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=_a7lQz4c0aI

(関連)時間外労働の上限規制 わかりやすい解説:厚生労働省
 https://www.mhlw.go.jp/content/000463185.pdf

(この「2024物流問題」の解決は容易ではありません。年間残業時間累計が960時間以内だったらいいというレベルの話ではないですし、ましてや高速道路のトラック制限速度を時速80kmから100kmに上げるとか、高速道路を無料化するなどという愚かな対症療法ではお話になりません。私なら真っ先に、長距離輸送物資を少なくすることを考えます=つまり首都圏・大都市一極集中型の国土形成から地方分散型で分権自治ネットワーク経済社会への転換です。そのためには、直接的な「物流」以外のさまざまなことを検討しなければいけません。私は人口減少社会を迎えてのシンクタンクの大きな仕事の1つだと思っています:田中一郎)。

(関連)(別添PDFファイル)荷待ち削減、計画義務化、物流24年問題 法改正案を決定(日経 2024.2.13夕刊)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA130QB0T10C24A2000000/

(現場を知らない人間たちがつくったと思われるこの法案ですが、ほんとうにこんなことで物流問題が解決するのでしょうか? 物流問題などと言われていますが、本当はそうではなくて、これはトラック運転手の労働問題=労働条件の問題です。私はこの法案は「汲み取り便所をそのままにしておいて、出てきたハエを追いかけているようなもの」(岡林信康「おまわりさんにささげる歌」)のような気がします。労働者のために改善しようという意欲が伝わってきません。:田中一郎)
 https://www.youtube.com/watch?v=Hg1Fes8j5po

(関連)(別添PDFファイル)移動クライシス(1)~(5)(「朝日 2024.4.15~19)
 https://www.asahi.com/rensai/list.html?id=2129


(2)NHKスペシャル 未解決事件 File.10「下山事件」ドラマ主演 森山未來さんに聞く - NHK - WEB特集 - 事件
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240401/k10014409111000.html

(関連)未解決事件 File.10 下山事件 第1部 - NHKスペシャル - NHK
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/ZZY4N9Y6XV/

(関連)未解決事件 File.10 下山事件 第2部 - NHKスペシャル - NHK
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/DX9VRJRJ6B/

(かなり突っ込んだ調査報道です。この事件が法的な意味だけでなく政治的にもほぼ「時効」となったということでしょうか。しかし私は今日の日米関係(特に岸田文雄をはじめとする自民党ゴミクズカス政権の目に余る対米隷従)がこの下山事件にルーツがあるように思いますから、この番組は現在につながる事件として必見ではないかと思います。GHQ内のG2とウィロビー少将、その下にあったキャノン機関あたりがこの事件の下手人で、それを当時の共産党員や労働組合運動のリーダーたちの仕業にでっちあげようとしたのではないかという疑いが濃厚です。

「アメリカさま」は日米安保条約で日本をお守り下さる大切な友好国=戦後の事実上の日本国「天皇」となった(政治学者白井聡氏)「アメリカさま」を盲目的に崇拝する日本の「お花畑」人間たち(似非右翼に多い)は、日米地位協定をはじめ、ここまで日本人を「黄色いサル」扱いしているアメリカのホンネをまだ見抜けていないようです。そういう「お気楽国民」の目を覚まさせる意味でも、この番組は必見であるように思います。:田中一郎)

(関連)布施健 - Wikipedia
 https://x.gd/QhEsJ

(この番組の主役として登場する布施健という検事は、その後のロッキード事件の時の検事総長でもあります。はたしてこの人物が、番組が描くように正義感あふれるすばらしい検事だったかどうかは、私は怪しい限りであると見ています。:田中一郎)


5.じいちゃんその足どんげんしたと:原爆は人間に何をしたのか 小峰秀孝の半生をマンガで - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=teo2IheYfpU

(関連)小峰秀孝さんの被爆証言漫画を紙芝居風動画に - 一般財団法人長崎原爆被災者協議会
 https://hisaikyo.jp/2133/

(関連)じいちゃんその足どんげんしたと - 小峰 秀孝【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784882693581

(関連)他の証言・資料 - 広島・長崎の記憶~被爆者からのメッセージ - 朝日新聞社
 http://www.asahi.com/hibakusha/others/komine/komine-003j.html


6.(ビジブルな日本経済の現状分析です)GDPデフレータはドメスティック・インフレの指標

◆(別添PDFファイル)「物価指標」でわかる株高・消費低迷・賃上げ・低金利(門間一夫『週刊エコノミスト 2024.5.7』)
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20240507/se1/00m/020/030000c

(関連)GDPデフレーター│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券
 https://www.smbcnikko.co.jp/terms/eng/g/E0043.html

(関連)(必読)経済学の基礎で考える日本経済11「物価の指標としてのGDPデフレータについて」|小峰隆夫
 https://note.com/tkomine/n/nd5b492c3155d

(関連)GDPデフレータが意味すること - 公益社団法人 日本経済研究センター
 https://www.jcer.or.jp/j-column/column-komine/20210921.htm

 <田中一郎コメント>
 『週刊エコノミスト 2024.5.7』に掲載された門間一夫氏の論文の前半部分(上記URLサイトに掲載された分)はビジブルに日本経済の現状分析をしていて一読に値します(逆に後半部分の「賃金と物価の好循環論」や、それを大義名分にしている日銀による金融政策に関する議論は、いわゆるリフレ派の議論に即したもので、批判されるべき内容です)。ここで使われているGDPデフレータについてネット上の解説も添付しておきましたので、GDPデフレータについて詳しく知らない方はこれも併せてご覧ください。GDPデフレータがドメスティック・インフレの指標(輸出入の影響を排除した国内要因のみのインフレ指標)であるというのは貴重な知見だと思います。(小峰隆夫氏のその他の議論はさしあたり無視)


7.日本の会社法は経営者側のアンフェアなやりたい放題を許す法制度なのか(事例集その1)

 資本主義社会は終焉を迎えている、そんなキャッチフレーズがちらほらとネット上で散見します。しかし、そういうことを言っている人物ほど、生々しい現実の資本主義のありようを知らないことが多いのです。つまり、昔からいる大言壮語が大好きな「オオカミ少年」的終末論者です。資本主義社会が行き詰っているというなら、それがどのように行き詰っているか、また、その社会で「主役である資本=巨大株式会社」は、どのような法制度の下で、どのような経営をしているのかを、具体的に知っておく必要があるでしょう。

私は、資本主義とはそもそも何だ、と聞かれた時には、それは(人間を横に退けて)「資本を主人公にする、資本を社会の柱にする、資本を「主」とする社会・経済制度のことだ、と答え、その具体的実例は東京電力の株主総会を見ればいい、と付け加えています。詳しくは、今現在「資本論読書会」が進行中ですので、ご興味があればご参加ください。次回は連休明けの5/7(火曜日)午後1時から、中央区明石町区民館205号室で行います。参加ご希望の方は私までご一報ください。

私はだいぶ前から(2000年頃から)日本の会社法がご都合主義的に経営者にとって不公正に有利に改変されていくことに強い違和感を感じてきました。それはこの国で「市場原理主義アホダラ教」という新興宗教が蔓延していくことと並行して進んでいきました。いわば「会社私物化のための法制化」、つまりは経済版「日本破壊政策」の1つだったと思います。しかし、これまで様々なことに忙殺されて、会社法を具体的に監視し、その不公正や不合理を告発する時間が持てませんでした。これからは少しばかり時間を割いてでも、この問題にとりかかってみようかなと思っています。今回は「事例紹介のその1」としてスタートします。みなさまからも高いご関心と活発なご意見発信に期待しています。

(1)日の丸半導体産業はこんなことでいいのか
 下記の日刊ゲンダイ記事(著者の有森隆氏はバブル崩壊期から日本経済の「裏側」を描いてきた著名なライターです)を見て驚きました。

◆エルピーダメモリ(上)坂本幸雄元社長が76歳で死去…元祖“日の丸半導体”経営者の栄枯盛衰|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339574

◆エルピーダメモリ(下)計画倒産の疑惑が消えないまま坂本幸雄元社長は表舞台から退場した|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339633 

 <田中一郎コメント>

 私がこの記事で着目したのは次のくだりです。
「2009年から導入されたDIP型と呼ばれる新しい会社更生手続きが、坂本の“出来レース”を可能にした。DIPは「占有継続債務者」と訳されている。破綻企業の経営陣が退陣せず、更生計画に関与するのが最大の特徴。DIP型では破綻した企業の社長が管財人になるという一人二役が可能になった。管財人は支援企業の選定に大きな影響力を持つ。スポンサー選びも意のままとなる。DIP型会社更生手続きは経営再建のスピードを上げるために導入された。これを導入した司法の官僚は、経営者が保身のために悪用するなどとは、露ほども思わなかったはずだ。」

 これはまさに経営者側の「利益相反行為」を会社法が法的に認めたということを意味しているのではありませんか? この国は原発・電力業界を筆頭に「官製利益相反行為合法化」がはびこり、支配権力者たちのよろしからぬ利益相反の我田引水的な振る舞いを、厳しくチェックしたり、未然に防止したり、厳重に処罰したりする法制度が整っておりません。それどころか上記のような、ご都合主義的に「効率化」を大義名分として、自分たちで好き勝手できるような仕組みが合法化・法制化される事態に陥っています。会社法などでは、よく、米国法制をまねて創ったなどといわれますが、それもマユツバで、元来、米国は「保安官主義」といって、市場取引におけるアンフェア(不公正)を非常に嫌う(例:インサイダー情報利用処罰が非常に厳しい)のですが、その部分はオミットして引用することはせず、米国法制のうち自分たちに都合のいいところだけを抜き取る(これをチェリー・ピッキングといいます)ご都合主義で間に合わせているのです。今日の日本の政財官のありようそのものではありませんか?

(関連)(社説)半導体「復権」 政府丸抱えでいいのか:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15861453.html

(関連)(別添PDFファイル)ラピダス秘録(上中下)(朝日 2024.4.30~5.2)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15923629.html
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15924774.html
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15925657.html

(関連)(別添PDFファイル)北海道「半導体利権」、5兆円投資の代償は「核のゴミ」(『選択 2024.1』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/23880

(月刊誌『選択』は通信販売ですので書店にはありません。図書館等でご覧ください)

また、更に申し上げれば、エルピーダメモリの失敗を、今度はその10倍以上の金額で、岸田文雄ボンクラ政権が繰り返そうとしています。司令塔になるのは霞が関で最悪のノーナシ官庁の経済産業省です。官製ベンチャー事業はこれまでも何度も失敗をし、何度もモラルハザードを引き起こしています。今回はその投資金額が国民の税金を使った巨額なものである点が違うだけで、失敗しても推進した側には何の痛みもありません。失敗するのは今から目に見えています。また、今度の失敗はおそらく深刻な環境破壊や地域社会の崩壊を伴うように思います。

北海道の千歳空港近くに大工場を建設中の、エルピーダメモリに続く国策会社=ラピダスという半導体製造会社もまた同様です。そもそも日本の半導体技術は現状では40ナノ(回路の線幅)の水準なのに、2ナノ技術の半導体製造を成功させられるのか、という根本的な問題についての評価はこの記事にはありません。日本の半導体メーカーが軒並み「2ナノ半導体製造」に尻込みをしている中で、岸田文雄ボンクラ政権と最悪ノーナシ官庁の経済産業省が二人三脚で国民の巨額血税を、成功の確信が見えない、かようなPJに投じるというのは私は「???」と見ています。この話がIBMというアメリカの会社からの誘いであることも、私は「裏がある」のではないかと推測します。(「ラピダス」とはラテン語で「迅速」を意味するそうです。「迅速」ではなく「拙速」の間違いでは?)。

いずれにせよ政治や政策や行政が「私物化」されていることがよく見えます。更に詳しい情報を得たらまたご連絡します。


(2)株主代表訴訟を「骨抜き」にして「陳腐化」させる日本の司法・裁判所=東芝の事例

 何をやっとるのでしょうね、このクソ裁判官・裁判所どもは、です。国際的に見てもこの司法判決はデタラメです。こんなことを認めてしまったら、仮に株主代表訴訟で経営陣が告発されても、事後的に会社をいじくれば株主代表訴訟は原告適格否定で簡単に退けることができることになります。裁判官どもは頭が腐っている=株式会社経営を適正化させる制度・仕組みが気に喰わないから、屁理屈を探して株主代表訴訟をスクラップしたということでしょう。スクラップすべきは株主代表訴訟ではなく、判決を下した裁判官どもです。弾劾裁判で司法界・法曹界から追放いたしましょう。

(関連)(別添PDFファイル)東芝株主代表訴訟 訴えを棄却=原告株主敗訴(朝日 2024.3.7)
 https://digital.asahi.com/articles/ASS366SJFS36UTIL03T.html

(関連)(別添PDFファイル)買収・上場廃止株式併合で「原告の資格なし」、東芝株主代表訴訟「訴え却下」続く(朝日 2024.4.10)
 https://x.gd/2IoBD

 <こちらは別件の東芝株主代表訴訟>
(関連)(別添PDFファイル)実質株主、裁判から「除外」、東芝の賠償訴訟、海外の投資家は反発(日経 2024.4.29)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80347780Y4A420C2TCJ000/

(ここまでするということは、この東芝株主代表訴訟を含む東芝という会社について、水面下で政治的な何かがあるということなのか? 不透明極まりなし。これは司法・裁判所のすることではない。こんな司法・裁判所は叩き潰せ!:田中一郎)


(関連)(別添PDFファイル)東芝の「巨悪」を逃がす大甘判決(『FACTA 2023.5』)
 https://facta.co.jp/article/202305003.html

(こちらは株主代表訴訟を一応認めた判決だ。さすがは東電株主代表訴訟で13兆円余の賠償を命じた「神様、仏様、朝倉様」と拝される朝倉佳秀裁判長だけある。が、しかし、である。この月刊誌『FACTA』を読めば、「神様、仏様、朝倉様」だったはずの朝倉佳秀裁判長は、東芝経営者の粉飾決算の大部分を問題ないとして認めるという、信じがたい判決を下している。被告の東芝旧経営陣たちが賠償すべき金額はわずかに3億円程度の「大甘判決」となった。何だコレは?! である。

アメリカの加圧水型原発メーカーのWH(ウェスチングハウス)を非常識な破格の値段(約6000億円)で買収して原発ビジネスにのめり込み、東芝を倒産寸前の経営破綻に追い込んで自滅経営に陥り、その後はそれを隠蔽するために、電機部品の「現先取引」のようなことを含む様々な不正経理をしていた経営陣に対して、それは別に違法でもなく問題ありません、などという判決を下している。こんな判決がまかり通れば、今後は経営不振に陥った会社は、自己保身のために東芝が使った粉飾決算手法を喜んで使いだすに違いない。企業を規制する経理基準をないがしろにし、金融商品取引法や会社法にも違反する犯罪を、この「神様、仏様、朝倉様」はあっさりと許してしまったわけである。

私はこの判決を見てふと思ったのだが、ひょっとして、あの東電株主代表訴訟における画期的とも言われる判決は「やらせ」だったのではないかということだ。所詮は地裁の第一審判決、その後の上級審で何とでもひっくり返せる。脱原発派のガス抜きのためにも、この第一審は朝倉佳秀の思うようにやっていい、最高裁の覚え目出度い裁判官だから、ここで司法の正義を顕示して、その後の自己栄達の糧にでもしろ、そういう段取りだったのではないか? これが「ゲスの勘繰り」であることを祈るばかりである。それはともかく、朝倉佳秀もまた、日本の腐った司法・裁判所制度の中の「部分品」に過ぎないということだ。「神様、仏様、朝倉様」崇拝はもう終わりにしましょう。
草々

2024年5月 2日 (木)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(69)(抜粋)(2024年3月~4月)

1.(報告)(2.26)函館市大間原発建設差止裁判 第31回公判(東京地裁)と報告及び講演会:「能登半島地震と志賀原発」について重要な報告があります(能登半島地震の教訓:井戸謙一弁護士)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-da7c55.html

 

2.(報告)(2.27)オルタナティブな日本をめざして(第99回):「原発と火山リスク」(中野宏典弁護士:新ちょぼゼミ)(2024年2月27日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-4c3118.html

 

3.脱被ばくをめぐる議論(1):①(報告)子ども甲状腺がん裁判第9回口頭弁論、②よみがえるフクシマエートス批判、③矢ケ崎克馬琉球大学名誉教授から、④(他のMLでの議論です)福島第一原発汚染水をめぐって- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-96cbd4.html

 

4.福島原発事故を引き起こして経営破綻したゾンビ企業=東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することなどありえない(その1):(必読)池内検証特別報告(反県民的で原子力ムラの手先となった花角英世現新潟県知事の検証妨害を乗り越える)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-5f0237.html


(その他)

◆(他のMLでの議論です)松尾匡立命館大学教授のNOTE投稿をめぐって:(1)円相場暴落リスクについて(2)生活保護費切り下げ意見違法裁判(3)日本共産党「経済再生プラン」他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-edcd1f.html

 

◆(報告)現代経済政策論(最終回):経済政策の「ゴミ屋敷」としてのアホノミクス=日本経済を破壊して負の遺産を山のように残した「アホダラ経済政策ミックス」がアホノミクスだ(新ちょぼゼミ:2024年2月27日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-066391.html

 

◆今月号の『文藝春秋』(2024.4)掲載論文は必読必見です:やっぱりmRNAコロナワクチンは「タダの猛毒物」だった:コロナワクチン後遺症の真実(福島雅典京都大学名誉教授『文藝春秋 2024.4』)(一部加筆修正)
https://tyoborengou.blogspot.com/2024/03/20244rna-20244.html

 

◆(迷走する政局)小池百合子、「日本維新の会」、国民民主党、御用組合「連合」など、市民運動・社会運動は自民党補完勢力を徹底的に叩かないと、またぞろ同じことが起きる(村山富市政権に次ぐ「第二次自民党延命政権」への動き)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-028507.html


◆「裏金・脱税」自民党政治を終わらせるのも、小池百合子タヌキ都政を終わらせるのも、私達有権者だ:(1)政倫審、リンリリンリと、鈴虫の鳴く、ほとぼりさめれば、またやればいい(自民党議員ホンネ族)(2)CHANGE都政市民プロジェクト- いちろうちゃんのブ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-18ef38.html

 

◆本日(3/18)のちょっとだけ情報(1)広瀬隆です、反戦運動・護憲運動をしている人たちへ(2)「ベーシックインカム」再考の愚(朝日カバカバ新聞)(3)外環道 盗撮・監視事件追及(第2弾)(3)映画「オッペンハイマー」他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-ed244f.html

 

◆戦争する国絶対反対(9):①長期兵器ローン恒久化法案が衆議院を通過、②「SC=セキュリティ・クリアランス」法(新スパイ防止法)審議始まる=原発という自爆用核兵器を山ほど抱えて「武装ハリネズミ」化する対米隷属の愚かな戦争国家ニッポン他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-7b3f89.html

 

◆本日(3/26)のちょっとだけ情報(1)チッソミナマタ企業犯罪被害者を切捨てる反社会組織=熊本地裁(2)(必読)堤未果さん新刊書『国民の違和感は9割正しい』【PHP新書】(3)熊本県知事選挙で自公候補当選の意味すること他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-da5d1a.html

 

◆本日(3/28)のちょっとだけ情報:(1)ビッグテックによるネット言論妨害(2)原発事故被害者を避難住宅から追い出す強制執行追認の反社会組織=仙台高裁(3)自民党、アホちゃいまんねん、パー(券)でんねん他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-4c8711.html

 

◆(拡散希望)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第100回 最終回):「現代日本の政治改革」(「新ちょぼゼミ」 BY 田中一郎:2024年3月26日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-baa90c.html

 

◆戦争する国絶対反対(10):「(自衛含め)戦争の出来ない日本という国」が、戦場となる南西諸島住民の死体収納袋まで用意して、米国代理の対中共中国戦争を準備する愚かさ(必読:ルポ軍事優先社会(第1回)吉田敏浩氏著『世界 2024.4』)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-bc2746.html

 

◆3人の立憲民主党中堅衆議院議員による経済政策のプレゼンテーション報告=せっかくですが、これでは有権者・市民は受け入れることができません & 泉健太立憲民主党が立憲主義を捨てた日(現代版スパイ防止法案(SC)に賛成)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-05c9a5.html

 

◆本日(4/8)のちょっとだけ情報(1)日米安保条約が廃棄される日(内田樹氏)(2)裏金で離党 世耕氏、近大理事長は続投(居直り恥知らず)(3)衆院島根補選 原発でも注目(4)「ENJOY DBATE 資本論読書会」参考資料他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-417ccf.html

 

◆もうワクチンはやめなさい(故母里啓子さん):タダの毒物である2つのワクチンで甚大な健康被害 ①mRNAコロナワクチン ②HPV(遺伝子組換え)ワクチン=健康な体をつぶしたいですか?- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-e1c03a.html

 

◆本日(4/13)のちょっとだけ情報:(1)小池百合子学歴詐称問題再炎上(2)朝ドラ「寅子」に見る「戦前」家制度に戻ろうとする自民党のジジババ(3)国立大学政策 失敗を直視し見直す時(4)衆院選結果予測(『週刊文春』)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-f28604.html

 

◆基本的人権を守らず、国民主権を踏みつぶし、対米隷属を追認して平和を破壊する「反社会的勢力」=日本の司法・裁判所・検察を叩き潰せ(その1)=①弾劾裁判の在り方、②巨悪を逃す検察の言い訳、③司法が株主代表訴訟を骨抜きにする- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-464871.html

 

◆(文句あるなら選挙で落としてみろよ)ガラクタ・ゴミクズカスの自民党政治家どもが居直りながら有権者・国民の上に君臨して日本を破壊している=その自民を利用して勢力拡大を図る「お笑いファシスト」の維新=なめんなよ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-a40360.html

 

◆本日(4/27)のメール(その1):(1)現代における「公共」の意味と重要性 (2)731部隊情報:元少年兵が激白…「残虐な人体実験が我々の日常だった」(3)福島みずほ議員がNHK朝ドラ「虎に翼」に感銘他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-370f46.html

 

◆2024年4月、3つの衆議院補欠選挙結果を受けて:泉健太立憲民主党の3戦全勝をどう見るか、そして私達「世直し」市民はどう動けばいいのか- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-8ba6a7.html

 

◆(報告)(4.25)【緊急集会】参議院で実質審議を!-経済安保が社会を壊す=「経済秘密保護法(SC法)」をはじめ、次々と自公政権の戦争準備法に賛成をする泉健太立憲民主党、もはやこの党は「脱憲主義」の反民主主義政党だ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-babcdd.html
以 上

 

 

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