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2024年4月

2024年4月30日 (火)

(報告)(4.25)【緊急集会】参議院で実質審議を!-経済安保が社会を壊す=「経済秘密保護法(SC法)」をはじめ、次々と自公政権の戦争準備法に賛成をする泉健太立憲民主党、もはやこの党は「脱憲主義」の反民主主義政党だ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.2024年4月、3つの衆議院補欠選挙結果を受けて:泉健太立憲民主党の3戦全勝をどう見るか、そして私達「世直し」市民はどう動けばいいのか- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-8ba6a7.html


2.(メール転送です)玄海町・最終処分場受入反対!緊急署名(5/1締切)・行動

(1)玄海町長に対する緊急賛同署名
「核のごみ最終処分場文献調査を受け入れないでください」要請への賛同をお願いします。5/2に脇山伸太郎玄海町長に対して提出したいと思いますので、5/1(水)締切です。個人・団体、どちらも募集します。できましたら県名、コメントもお願いします。以下の署名フォームからお願いします。
 https://chng.it/W7vsV2KC6Q

(2)玄海町への電話かけ
 町長に対して、鳴りやまない電話、途切れないFAX受信で、玄海町HPの意見フォームで、1人ひとりが受入反対の思いを伝えましょう。

<玄海町役場>
 Tel:0955-52-2111(代表) 公表されている番号はこれのみ。
 Fax:0955-52-5008
 HP意見フォーム https://www.town.genkai.lg.jp/form/detail.php?sec_sec1=2&check

(3)玄海町民への電話かけ
 選挙デンカツシステムを使って、町民に電話し、簡潔なアンケートで声を拾って、集約し、町長に届けます。「玄海最終処分場問題を考える会」として行います。手伝える方は、鳥栖市議の牧瀬昭子さん
(080-3221-6997、makiseakiko@gmail.com )に連絡お願いします。

(4)玄海町役場前スタンディング・街頭宣伝
 4月30日以降、時間の都合のつく限り、玄海町役場前でスタンディング行動を行います。町内を回る街宣車も手配中です。駆けつけられるよという方、玄海原発反対からつ事務所の北川浩一さん(090-7926-5591)、牧瀬昭子さんに連絡をお願いします。遠方の方は、からつ事務所にどうぞお泊りください。


3.イベント情報

(1)(チラシ)(5.23)共同テーブル第10回シンポ「経済版秘密保護法」(文京区民センター)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlD2x1TUnRqeuuWr-?e=wkP3tK

(2)(チラシ)(7.18)食の未来を考える 「これ、本当に(食べもの)ですか?」(天笠啓祐さん 飯田橋)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlENTkyOn7qAbYDyN?e=AQJHAA


4.(5.10)集会:小池都政のここがモンダイ vol.2(日比谷コンベンションホール)
 <「Change都政 市民プロジェクト」の幟旗ができました>
 https://tochijix.jimdofree.com/

(関連)都政を希望に変える(日本共産党都議団報告 2024.5)
 https://www.jcptogidan.gr.jp/download/8011/

(日本共産党都議団による上記報告の内容は概ね知っていることでしたが、①学校給食無償化について多摩地区が置き去りにされている様子であること、②プロジェクションマッピングなどという税金の無駄遣いを電通とグルになってやっていること、③グレー水素(化石燃料起源の水素)の利用拡大というバカ丸出しの「脱炭素」政策(原発大推進の言い換え)をしていることなどが目新しいところです。小池百合子タヌキ都政のロクデモナイ話は、まだまだたくさんあると思われます。:田中一郎)

(関連)オンライン署名·小池百合子都知事に対し学歴詐称疑惑について国民が納得できる詳細な説明を求めます Change.org
 https://qr.paps.jp/doZRd

(関連)お知らせ·小池百合子が犯した101の大罪〜まとめ· Change.org
 https://qr.paps.jp/Vth1D

(関連)特集ワイド:輝く都庁の下、食求め700人 困窮者増える一方、華やかイベントに違和感 - 毎日新聞
 https://x.gd/eaFvu


6.沖縄にとっての4.28

(1)<社説>「屈辱の日」 対米従属の犠牲にならぬ - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-3024036.html

(2)[社説]きょう「4・28」 知ることから始めよう - 社説 - 沖縄タイムス+プラス
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1350593


7.オンライン署名 · 河村たかし名古屋市長の発言撤回と謝罪を求めます - Nagoya, 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/U0hS2

◆河村市長「祖国のため命捨てるのは道徳的行為」会見で持論、釈明も [愛知県]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS4Q3CDDS4QOIPE01MM.html

(関連)(必読)河村たかし名古屋市長のトンデモ発言は浅薄な頭にネトウヨ思想を流し込んだだけ:ラサール石井|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339368

よくできた内容の批判です、この河村たかしも確か「保守党」とかいうガラクタ系の政党だったと思うが=ガラクタはガラクタどうしで集まる、類は友を呼ぶ、ですね、ところであの名古屋のくだらない「減税」(党)はどうなった?)

(関連)名古屋市の河村たかし市長が作家の百田尚樹氏とタッグ 日本保守党の共同代表に就任 (23-10-17 18-38) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=_XE6AFZnMcQ

(関連)自民・杉田水脈氏が排外的投稿 教育勅語礼賛巡る批判に:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/323283

(この杉田水脈と河村たかしは、四捨五入ゼロでほとんど同じだな、両方ともチンピラ似非右翼のガラクタだ。最近はこんなのばっかし、いやになるよ、まったく。名古屋人たちよ、しっかりせいよ!)


8.初詣のたびに思い出せ。神社本庁の不正土地取引と「原発建設計画」 用地買収で中傷ビラ、金まみれエセ神道カルトの正体 - まぐまぐニュース!
 https://www.mag2.com/p/news/597637
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「(報告)(4.25)【緊急集会】参議院で実質審議を!-経済安保が社会を壊す=「経済秘密保護法(SC法)」をはじめ、次々と自公政権の戦争準備法に賛成をする泉健太立憲民主党、もはやこの党は「脱憲主義」の反民主主義政党だ」をお送りいたします。

去る2024年4月25日、参議院議員会館に於いて、標記院内集会「参議院で実質審議を!-経済安保が社会を壊す」が開催されました。当日の録画、ならびにレジメその他の関係資料を添付して簡単にご報告申し上げます。既に法律となってしまっている「特定秘密保護法」や「経済安全保障推進法」と今回のその改悪法案「経済秘密保護+「SC=セキュリティ・クリアランス」法案」はアベ戦争法や「共謀罪法」と並ぶ天下の悪法です。仮に衆議院に続いて参議院でも可決成立となった場合には、ホンモノの政権交代実現後に、他の違憲悪法などとともに一括して廃棄いたしましょう。


 <別添PDFファイル>

(1)(レジメ1:論文)経済秘密保護法案の危険な人権侵害の本質がますます明らかに(海渡雄一弁護士 2024.4.25)
(2)法律家6団体連絡会 重要経済安保情報法案に反対する声明(2024.4.25)
(3)「経済安保情報保護法案」詳細見えず、身辺調査どこまで 企業不安(東京 2024.4.24)
(4)疑問は消えないまま「経済安全情報保護法案」が衆院委員会で修正可決 知る権利は、プライバシー侵害は…(東京 2024.4.6)
(5)軍民両用技術の規制強化、経産省 輸出管理方針で中間報告、悪質な違反には罰則(日経  2024.4.25)
(6)経済安保、機密資格が軸、政府提出法案60本弱、通常国会に、企業活動に影響大きく(日経 2024.1.10)
(7)経済安保情報保護法案 参院審議入り、運用基準 答えず、首相「成立後に閣議決定」(東京 2024.4.18)
(8)経済安保情報保護法案 問題点は、企業の自由な活動 損なう恐れ、誤った機密指定 国民にも被害(東京 2024.4.28)
(9)統一教会系団体が推した「スパイ法」と相似形…閣議決定された経済安保情報保護法案の背後に何が(東京 2024.3.5)
(10)特定秘密遺漏 5人処分、陸・海自 無資格隊員に情報(朝日 2024.4.27)


1.(必見:当日録画)【緊急集会】参議院で実質審議を!-経済安保が社会を壊す。
 https://www.youtube.com/watch?v=GRT5qzOnEN4
 https://www.youtube.com/watch?v=GRT5qzOnEN4

 上記録画の1時間27分ごろに、私から「戦争準備法でもある、この法案のポイント(重大悪質性)は「SC=セキュリティ・クリアランス」にあること、この法案は「スパイ防止法案現代版」であることを申し上げ、この法案と統一教会との関連を質問しています。1980年代の「スパイ防止法案」は統一教会が自民党の岸信介(故安倍晋三の祖父)とともに推し進めていました。

(関連)経済安全保障推進法 - 経済安保法に異議ありキャンペーン - 情報
 https://keizaianpoigi.wixsite.com/com-com

(このサイトに3人の講師の方々のレジメや当日の録画もありますが、下記に改めて抜き出しておきます。ご覧になれば一目瞭然ですが、海渡雄一弁護士がこの法律の問題についても大活躍しています)

(関連)経済安保が社会を壊す 島薗 進(著-文) - 地平社 - 版元ドットコム
 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784911256046


 <当日のレジメ>

(1)(レジメ)経済安保法とは何か(井原總東北大学名誉教授 2024.4.25)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlEQQ8F2d5KEub3O6?e=fYhOwa

(2)(レジメ2:パワポ) 経済秘密保護法案ますます明らかになってきた危険な人権侵害の本質(海渡雄一弁護士 2024.4.25)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlEXmYZOo0mAAMl7N?e=cceIgt

(3)(レジメ)総合化する戦争態勢:経済安全保障と食料安全保障(科学ジャーナリスト天笠啓祐 2024.4.25)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlEabD01eS-qYhw2B?e=leermd

(特に下記の2つの文献は重要ですので必ず目を通してください)

(4)(レジメ1:論文)経済秘密保護法案の危険な人権侵害の本質がますます明らかに(海渡雄一弁護士 2024.4.25)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlEf36q8iw10wCLHZ?e=sArQrv

(5)法律家6団体連絡会 重要経済安保情報法案に反対する声明(2024.4.25)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlEi5o7Xdv3ISkF_F?e=xWpwQT


 <田中一郎コメント>

 「経済の安全保障」だとか何だとか、もっともらしい言葉を使って、政府内に巣くう対米隷属の戦争屋たちと、その代理店と化している岸田文雄自公政権、そして信じがたくも許しがたい、この悪法制定に協力して更にひどい内容にせんとする国民民主党や「日本維新の会」などの勢力が狙っているものは、いわゆる「全国民のプロファイリング」に他なりません。今回の法律は、まずは主として自衛隊員や公務員を対象にした(秘密の目的や対象も限定的と言い訳する=独立・公正な第三者検証がなく怪しい限りであるが)特定秘密保護法からさらに進んで、今度は兵器・軍事関連のデュアルユース技術(軍民両用)の開発・研究に携わる民間企業や大学・研究機関の研究者・スタッフらを対象にするものです。

目的は「経済活動全般」に広がり、対象者は数十万人~数百万人に拡大するでしょう(法的には無限大)。政府の戦争屋たちがアメリカに言われるがままに「仮想敵国」とした国々への技術を含む輸出に対して(何の制約もなく)網をかけるとともに、水面下で見えない形で軍事に少しでも関連する技術や科学的知見が漏出しないよう、対象者を「仮想スパイ」扱いして身体検査をし、かつ、「漏らしたら厳罰にするぞ」と脅して、技術や知見の漏出を防ごうというわけです。

今回の法律(「経済秘密保護法(SC法)」)は、この「情報漏出防止」のために、バカバカしい管理事務負担を企業や大学・研究機関の現場に激増させるだけでなく(それ自体が科学の発展や技術開発に甚大な支障・ネガティブな影響を及ぼすことになる)、研究・開発従事者たちや私たち一般有権者・国民を「敵国のスパイ」扱いして潜在的な危険人物として上から見下し、ありとあらゆるプライバシー情報を調べ上げて権力的に査定し、「こいつはお上(政府)に逆らわない従順な人間で心配ない」(=従って研究・開発に従事してよい)、「こいつはお上(政府)に対して反抗的で要注意だ」(=従って研究・開発には従事させない)という形で区別・選別していく仕組みを法律で強制しようというものです(これを「SC=セキュリティ・クリアランス」という)。(あのボンクラで人品骨柄極めて怪しげなる自民党・公明党他の国会議員たちはSCの対象外とされていることにも留意をしていただきたい)

SCについて岸田文雄自公政権政府は「本人の承諾を得て実施」「対象は限定的」などと言い訳をしていますが、そうではないから、そうであるかのような答弁をしているのです。最初のうちは、デュアルユース技術や科学研究の従事者に限定した運営がなされていても、時間の経過とともに秘密指定の範囲がなし崩し的に広がり、やがてSCは全有権者・国民をカバーするようになっていくでしょう。秘密指定について、その適正性をチェックする独立した外部監査機関の設置は、この法律では見送りになっています。

海渡雄一弁護士の説明では、「SC=セキュリティ・クリアランス」の結果で対象者の処遇を差別してはいけない・不利益を与えてはいけない、という禁止条項もこの法律案には存在しないそうですから、だとすれば、SCで「危険人物」とされた人が、それぞれの帰属組織(職場)で日常的にもさまざまな形で差別・選別・排除され、不利益どころか職場にいられなくなって失職する可能性が高いことは目に見えています。この国は、「上に向かっての頂点盲従、横に向かっての強い同調圧力、下に向かっての無限の無責任(責任転嫁)」の社会文化(江戸徳川幕府以来の伝統的なムラ社会=「隣組社会」「田吾作文化」(宮台真司氏))を持つ国であることを強く認識しておく必要があります。

また、海渡雄一弁護士の説明では、このSCによる個人情報の収集・管理・保管を新たな組織を創って大規模に組織的に展開するそうです。収集した膨大な個人情報をデジタル化してストックし、PCの端末キーをたたけば個々の人物のプロフィールが一瞬にして画面に集約して登場する、そんな「プロファイリング」を狙っていると考えていいでしょう。

具体的には、「プロファイリング」を業務として展開するための組織として総理大臣の下に(おそらくは内閣府か「経済安全保障室」か、あるいは「内閣情報調査室」のようなところに)数百人規模の「スパイ監視組織」が新設され、まずは「特定秘密」(トップ・シークレット、シークレット)に加えて「経済秘密」(コンフィデンシャル)の人的管理に着手し、時間がたつにつれて、それをどんどん他のことにも広げていく(個人情報の収集範囲を広げていき)ことで、主権者である有権者・国民に対する完璧な監視体制・管理社会を完成させるという算段でしょう。まるでハリウッドの「スパイ映画」を見るようですが、これが現実です。

 <推測される黒幕(ブレイン)は誰???>

◆(元)国家安全保障局長 北村滋(きたむらしげる)|内閣官房ホームページ
 https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/kanbu/2019/kitamura_shigeru.html

◆北村滋 - Wikipedia(直近はこちらのサイトをご覧ください)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%91%E6%BB%8B


更に申し上げれば、(軽微な罪の疑いで警察署に連行して収集した)既に1千万人以上のDNA、指紋、血液型、写真、職業、学歴、帰属組織、住所、戸籍その他の個人情報を集めたと言われている警察の持つ情報や、その他さまざまな個人情報をマイナンバー制度によって「横串」をさしてつなぎ合わせ、それをデジタル化して1カ所にまとめて管理・保管・追加していく、そんな対米隷属売国奴たちにとっての「夢のような」有権者・国民の監視・管理体制=「スパイ防止法体制」が完成へ向けて動いていきます。

そして事態はそれで終わりません。このSCと「国民プロファイリング」「個人情報の総合デジタル管理」が進展していくとともに、監視社会化はこの国の少なくない「田吾作」たちに「密告」(タレコミ)の誘惑を与え、徐々に徐々に、あることないこと、気に入らない人間を悪人にでっちあげた「密告」が横行するようになるでしょう。既に申し上げているように、マイナンバー制度がもたらす「成りすまし社会」とともに、この「監視社会」&「密告社会」が、この国を実にうっとうしい社会にしていくに違いないのです。これはかつての「悪の帝国=ソ連」の支配下にあった東ドイツの「秘密警察(シュタージ)」がもたらした「監視社会」&「密告社会」さながらであり、決して空想の産物ではないことを心得ておいていただければと思います(1980年代の「スパイ防止法案」(廃案)騒動の時にもそうだったように、統一教会のような悪質な似非右翼ないしは反日反共団体による(異議申し立て市民運動・社会運動などへの)「スパイ呼ばわり」のプロパガンダ活動も活発化することも予想されます)。

21世紀日本の「戦争国家&監視ディストピア社会」へむけた法的準備は着々と進んでいます。腹立たしい限りです。およそプライバシー保護が徹底せず、支配権力による国民監視と選別に巨大な法的権限が与えられている社会には、民主主義も国民主権も基本的人権もないのです。

繰り返しますが、今回の法律の肝は、「SC=セキュリティ・クリアランス」にあります(更にあえて言えば、戦争関連と言われる秘密範囲の拡大=戦争準備法の1つ、です)。上記の集会録画での私の質問に対して海渡雄一弁護士は「(既に制定されている)「特定秘密保護法」は「スパイ防止法」とほとんど同じで、違うのは罰則が死刑か懲役10年かの違いだ、今回の「経済秘密保護法(SC法)」案はその「特定秘密保護法」の対象範囲を大きく広めたもの」だとの説明をしています。もはや結論は明らかです。断固としてこの法案を廃案に追い込みましょう。万が一、可決成立した場合には、ホンモノの政権交代を一刻も早く実現し、この「経済秘密保護法(SC法)」を廃止いたしましょう。

そして最後にもう一つ、申し上げておかなければなりません。今回の「経済秘密保護法(SC法)」のような基本的人権踏みにじりの違憲立法を含め、この間、次々と自公政権が打ち出す戦争準備法案に賛成をし続けてきたのが泉健太立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」です。この党のことについては下記でもう少しご説明します。こんな政党を野党第1党にしているから、この国はいつまでたってもよくならない、政治は変わらない、のだと思います。日本の有権者・国民は、そろそろこの泉健太立憲民主党(「脱憲反民主党」)に見切りをつけ、自民党に代わる政権担当可能な、真に立憲主義の政治を、有権者・国民のためのオルタナティブな政治を展開できる、野党第1党を育てていく必要があると思われます。

(関連)復活するスパイ防止法:国家重要情報非公開化と対米隷属国家の「国民選別制度」がSC(セキュリティ・クリアランス)制度だ:(必読重要論文)「大軍拡とSC(セキュリティ・クリアランス)制度法制化の危険性(井原總『経済 2023.9』)」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-ab2dc0.html


2.経済安保情報保護法案 参院審議入り 運用基準答えず 首相「成立後に閣議決定」(東京 2024.4.18)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/321850

(この法案もアベ政権以降がそうであったように法律の中では何も定めないでおいて(形だけの枠組み・抽象的規定だけ)、法律成立後に好き勝手に政省令や通達などで決めていく格好になっているようです。「ふざけるな!」の国会軽視です)


3.(別添PDFファイル)特定秘密遺漏 5人処分、陸・海自 無資格隊員に情報(朝日 2024.4.27)
 https://digital.asahi.com/articles/ASS4V011GS4VUTIL01WM.html

(関連)(別添PDFファイル)軍民両用技術の規制強化、経産省 輸出管理方針で中間報告、悪質な違反には罰則(日経  2024.4.25)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80258190U4A420C2EP0000/
この記事は重要ですので原本に当たってご一読いただければと思います)

(関連)先端技術移転、事前報告に 軍事転用防止へ規制強化、経産省:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/323353


 <田中一郎コメント>

 特定秘密保護法違反者への罰則の記事と、今後予想される軍民両用技術にかかる貿易・交流等に関する具体的な規制について報じられた2つのマスごみ記事についてコメントします。

(1)「特定秘密」の数が多いと秘密管理が困難となる。「重要経済安保情報」や「重要経済基盤保護情報」などに秘密を広げれば益々困難さが増す。わずらわしいだけでくだらない情報管理・秘密厳守・人事管理・書類づくり・システム整備・その他の仕事が大幅に増え、肝心の科学や技術の研究・開発・発明の足を引っ張る事態に陥るだろう。

(2)しかも現場に向かって具体的に個々の管理事務をするのは、経済産業省や内閣府などにいる現場を知らないボンクラの無責任官僚たちだ。上記の「軍民両用技術にかかる貿易・交流等に関する具体的な規制」の制定とその管理や「SC=セキュリティ・クリアランス」による個人情報の収集や管理などなど、できそこないの人間たちが「官の無謬性」の傲慢な基本姿勢で上から目線で君臨し、経済活動や学門・研究・開発の現場にさまざまな形で規制や事務負担を持込み混乱をもたらしていくことは、先般の「大川原加工機事件」を見れば明らかである(未だにこの冤罪ならぬ犯罪を、警視庁を含むどの官庁も謝罪していないこと、更には、東京地裁での損害賠償裁判で同社に敗訴した警視庁は、反省・謝罪をするどころか「何が悪い!」と居直るがごとく東京高裁に控訴していることに留意)。

(関連)「捏造ですね」捜査員が異例証言 大川原化工機巡る“冤罪事件”【スーパーJチャンネル】(20231227) YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=svp1TxBd9x8

(3)諸外国では「重要経済安保情報」や「重要経済基盤保護情報」(「コンフィデンシャル」級)などの秘密指定を廃止し「特定秘密」に集約している。日本はここでも周期遅れのくだらない規制を導入しようとしている(水道事業の民営化など他の諸国が失敗をして撤退をしている時に「市場原理主義アホダラ教」政策の導入を強引に押し通す動きと酷似)。

(4)「秘密情報」を独占的に保有して活用する政府機関や自衛隊や企業や大学・研究機関などが、その「秘密情報」を社会的に見て適正に指定し、適正に管理・活用するという保障は全くない。しかも、「秘密」なので事後的な検証もできない(やりたい放題「秘密情報」となる)。(違法行為を根絶できない政府機関や、パワハラ・セクハラ・違法な靖国神社への組織的訪問を繰り返す自衛隊、不当労働行為をはじめデタラメな運営を繰り返す大学など、およそ「秘密情報」を収集して管理・活用する側に対して一般の有権者・国民の信頼はないに等しい。

(5)「特定秘密」を漏らした場合の罰則判例が今回の記事で確認できる。自衛隊はまさに安全保障のど真ん中にある組織であるが故、「特定秘密」の漏えいに対しては厳しい対応がなされるものと判断してしかるべし、である。その結果が今回の処分だということか。ならば、この処分が民間組織における法律違反の「罰則」の「天井」と考えておくべきで、この遺漏に対して、この程度の罰則、という受け止めをしておくべきだろう。(何が言いたいかというと、違反した自衛隊や幹部官僚に対してはゆるい罰則を課す一方で、民間や官庁の下級官僚に対してはやたらめったらに厳格な罰則を課す可能性があり、そうした不公正な罰則運営は認められないとうことである)

(6)新聞記事には「秘密情報」は自衛隊の外にはもれなかった、などと伝えているが、それはどうやって確認したのか? 「秘密情報」の管理など、所詮は「適正にできない」虚構であり、こんなものに罰則を付けたり、「SC=セキュリティ・クリアランス」などで一般有権者・国民を選別して心理的に威圧をかけること自体が決定的な誤りである(できもしない「秘密情報」管理)。ものごとは、内閣府や経済産業省のボンクラ官僚たちが作文したようには進まないのであり、今回の法律は「労多くして益皆無し」の悲惨な結果を導くであろうこと必定である。

(7)科学や技術を秘密にして罰則までつけ、「SC=セキュリティ・クリアランス」などを法制で強制すれば、肝心の科学や技術の発展は決定的に疎外される。「秘密・ヒミツ」で組織が内向き志向となり、現場の人間たちは災難を回避するために委縮し、他方でくだらない管理の雑用だけが増えて、まるでタコツボの中のタコが自分の足を食べてやせ細っていくように、日本の科学や技術、そして経済活動が弱体化していくのである。アメリカに言われるがままに、経済産業省の悪質忖度官僚の作文で法律を作ってみても、そんなものが日本にプラスに働くことなど、ありえない話である。

「特定秘密保護法」「経済安全保障推進法」「経済秘密保護法(SC法)」=この国の没落・衰退を加速する悪法として、今後、日本社会をむしばみながら跋扈していくでしょう。ホンモノの政権交代後に、他の戦争準備法などとともに「即時廃止」しなければいけません。


4.関連団体等の反対声明

(1)(チラシ)経済安保版 秘密保護法案に反対を!(秘密保護法対策弁護団 2024.2)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlEmbewiDW7ra58ek?e=w1A6ac

(2)経済安全保障分野にセキュリティ・クリアランス制度を導入し、厳罰を伴う秘密保護法制を拡大することに反対する意見書(日弁連 2024.1.18)
 https://www.nichibenren.or.jp/document/opinion/year/2024/240118.html

(3)声明:「重要経済安保秘密保護法」は民主主義を危うくする:世界平和アピール七人委員会(2024.4.8) 
 https://worldpeace7.jp/?p=1551

(4)(再掲)法律家6団体連絡会 重要経済安保情報法案に反対する声明(2024.4.25)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlEi5o7Xdv3ISkF_F?e=xWpwQT

(5)動画「【徹底解説】平和・人権・民主主義を揺るがす 経済安保情報保護・活用法案」
 http://www.peace-forum.com/video/tetteikaisetsu01.html

(6)秘密法と共謀罪に反対する愛知の会
 https://nohimityu.exblog.jp/


5.泉健太立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」

◆泉健太立憲民主党が下記の「戦争準備法案」に次々と賛成=「脱憲非民主党」へ変質=戦前の社会大衆党に似てきた

 「経済安全保障推進法」
 「軍事産業育成保護法」
 「SC=セキュリティ・クリアランス法」(「経済秘密保護法」)
 「重要土地等調査規制法」で与党案よりひどい修正案を衆議院に提出
 「防衛省設置法等改正案」(下記)=自衛隊が「米衛隊」に転換、指揮命令系統の統合でクーデタ危機深刻化(226事件再現の可能性?)

(関連)自衛隊に「統合作戦司令部」設置、衆院委で可決 くすぶる「米軍の指揮下に組み込まれる」懸念:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/320696

(関連)「防衛庁設置法等の一部を改正する法律案」に反対する声明
 https://www.jlaf.jp/old/jlaf_file/061113boueisyou.pdf

(関連)社会大衆党 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%A4%A7%E8%A1%86%E5%85%9A


◆泉健太立憲民主党が水面下で野田佳彦を総理に立てて「日本維新の会」との連立政権樹立を画策

(関連)立憲民主党・玄葉光一郎氏「野田佳彦元首相に期待」政権交代前に近い空気 - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA054TQ0V00C24A4000000/
(玄葉光一郎のくだらない政策ビジョンのカケラのようなことも付記されている)

◆枝野幸男の「消費税減税は今後口にしない」という発言を契機に、党全体が「消費税率維持ないしは消費税増税による財政健全化路線or普遍主義政策路線」に転換の気配(井出英策(慶應義塾大学教授)他、リベラルの一部がこれに追随)

◆脱原発政策を放棄(原発は政治家や有識者を評価する時のリトマス試験紙)

 立民 岡田幹事長 原発の再稼働 一定条件で認めるべき - NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230725/k10014141971000.html

◆【共産連携の立民候補 推薦せず】連合会長 芳野友子(2023年10月15日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=LjR0vaAB7cA

(御用組合総大将の芳野友子=共産とではなく岸田文雄・自民党と連携し、「市民と野党の共闘」は徹底して破壊する方針=1990年代初頭の似非政治改革「旗振り役」の政治学者=山口二郎は「御用組合「連合」と組まない「市民と野党の共闘」など考えられない、勝手にやれ」、「脱原発など共闘の共通政策に入れる必要はない」などと暴言)


 <別添PDFファイル>

(1)と(2)は上記参照

(3)「経済安保情報保護法案」詳細見えず、身辺調査どこまで 企業不安(東京 2024.4.24)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/323115

(4)疑問は消えないまま「経済安全情報保護法案」が衆院委員会で修正可決 知る権利は、プライバシー侵害は…(東京 2024.4.6)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/319560

(5)(再掲)軍民両用技術の規制強化、経産省 輸出管理方針で中間報告、悪質な違反には罰則(日経  2024.4.25)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80258190U4A420C2EP0000/

(6)経済安保、機密資格が軸、政府提出法案60本弱、通常国会に、企業活動に影響大きく(日経 2024.1.10)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77533860Z00C24A1PD0000/

(7)(再掲)経済安保情報保護法案 参院審議入り、運用基準 答えず、首相「成立後に閣議決定」(東京 2024.4.18)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/321850

(8)経済安保情報保護法案 問題点は、企業の自由な活動 損なう恐れ、誤った機密指定 国民にも被害(東京 2024.4.28)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/323964

(9)統一教会系団体が推した「スパイ法」と相似形…閣議決定された経済安保情報保護法案の背後に何が(東京 2024.3.5)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/313099

(10)(再掲)特定秘密遺漏 5人処分、陸・海自 無資格隊員に情報(朝日 2024.4.27)
 https://digital.asahi.com/articles/ASS4V011GS4VUTIL01WM.html


 <関連サイト>

(1)誰のための機密保護強化か? SC法めぐり山本太郎が参院内閣委で指摘 対中包囲に日本使う米国 - 長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/30117

(2)(時時刻刻)経済安保、「身辺調査」民間人も なぜ導入?拒否できる?:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/309Pa

(3)「セキュリティ・クリアランス」導入で何が変わる? 経済安保情報法案が審議入り 労使のキーマンに聞いた:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/316258

(4)経済安全保障推進法とは?「4つの柱」はサプライチェーン、基幹インフラ、先端技術開発、非公開特許【ゼロからわかる】 - ハフポスト NEWS
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_62592bdfe4b0723f8017d353

(5)高市早苗担当大臣も「まだ分からない」連発なのに…「経済安保情報保護法案」を閣議決定 識者の見方は?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/311825

(6)身辺調査は「中小企業社員も含め相当な数」に 「経済安保」法案、自民と公明は異論なく条文案を了承:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/309537

(7)性的関係にまで踏み込むのか…政府による「身辺調査」 経済安保法案 プライバシー不安が民間企業に広がる:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/323115
草々

 

2024年4月29日 (月)

2024年4月、3つの衆議院補欠選挙結果を受けて:泉健太立憲民主党の3戦全勝をどう見るか、そして私達「世直し」市民はどう動けばいいのか

前略、田中一郎です。


◆衆議院補欠選挙、東京15区・島根1区・長崎3区の開票結果 - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20240428-SYT8T5305121/

(関連)東京15区補選、割れた自民支持層 2割が須藤氏に 本社出口調査(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/521f63e1d140d2ca2f64a5ab452052408cc864e3

(関連)「岸田おろし」自民内で気配薄く - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6499449

(関連)衆院3補選、投票率は過去最低|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-3000131/


 <田中一郎コメント>

 下馬評通りの結果となったが、これで「世直し」勢力は浮かれていてはいけない。今回の泉健太立憲民主党候補の3勝は、①「敵失」によるもので泉健太立憲民主党への積極支持ではない(一過性)(低投票率がそれを示唆している)、②日本共産党や社会民主党や「世直し」市民の協力があってこその結果、③候補者個々人がよかった(泉健太立憲民主党には自民党と同じくロクでもないのがたくさんいる)、④終始一貫、立民の候補者の足を引っ張っていたのが泉健太執行部とそのとり巻きの古株男性議員達(特に国会運営で裏取引をして、あいまいに予算案を通してしまった衆院の立民の動きなど)であり、逆に、徹底して政治改革・政治資金改革を求めたのが若手を中心とする立民の女性議員たちだった。

こういう事情だから、今後の政治情勢についてはとても楽観視出来る状態にない。衆院補選3敗を受けて岸田文雄は退陣する、ないしは9月の総裁選には立候補しない(菅義偉と同じパターン)かと思いきや、上記報道にもあるように「他に総理になる人間がいない」とやらで岸田文雄続投の声もあるという。衆院総選挙が先延ばしされる可能性も大きいし、逆に、有権者の支持が高くなった人物が自民党に現れれば総裁選が前倒しされ、その人物を総理にして総選挙が実施されるかもしれない。先行き、予断を許さない状態が続く(「ちょうちん」屋のマスごみが裏で自民党とツルんで世論づくりをする=野党の方では「もしもの時のために自民党政治の補完」の用意ということで「野田佳彦政権」樹立勢力のプレゼンスがマスごみによって高められている=マスごみが「政権たらい回し」を画策する)。

(関連)立憲民主党・玄葉光一郎氏「野田佳彦元首相に期待」 政権交代前に近い空気 - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA054TQ0V00C24A4000000/

(この玄葉とかいう古参オヤジには、野田佳彦と一緒に自民党の方へお移りいただけばいいのではないでしょうか、コイツが考える政権構想のカケラのようなものもこの記事には書かれています=アホか、という中身です。日本国憲法を読み直して出直すか、自民党に行くか、どっちかしかないでしょう=コイツは確か選挙区が福島だと思います。どうなっとるの?)


立憲民主党内部では、今回の3勝を得て、早くも泉健太続投の声が出ているとも伝えられている。バカかと申し上げたい。一過性の勝利で情勢判断を誤り、そのあとの国政選挙で敗北を喫した事例は最近でも事欠かない。そもそも価値観多様化の時代を迎え連立政権の時代が来ているのに、御用組合「連合」のご機嫌取りくらいしかできない泉健太執行部、しかも下記で申し上げるように、戦争準備法案・国民迷惑法案に次々と賛成をして自民党政治の補完勢力に成り下がっている現執行部が、政権交代を担えるような広く厚い有権者・国民の支持を得られるはずもないのである。

また、「市民と野党の共闘」に背を向けて、御用組合「連合」の代理店のように行動し、独善的な歪んだイデオロギーに基づき有権者・国民の利益や生活改善とは無縁な政策(軍拡+原発容認)をゴリ押しして屁理屈を並べる泉健太執行部が、全国規模で選挙で勝利できるはずもない。そんな野党第1党なら、自民党でもいいではないか、ということになるだろう。仮に選挙で勝ったとしても、「世直し」など、どこ吹く風となるのは目に見えている。さながら、先頭に立って軍閥主導の戦争ファシズム体制に突っ込んで行った戦前の社会大衆党のような様相を呈してきた立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」のごとしである。

(参考)泉健太立憲民主党が下記の「戦争準備法案」に次々と賛成=「脱憲反民主党」へ変質
 「軍事産業育成保護法」
 「経済安全保障推進法」
 「SC=セキュリティ・クリアランス法」(「経済秘密保護法」)
 「重要土地等調査規制法」で与党案よりひどい修正案を衆議院に提出
 「防衛省設置法等改正案」(下記参照)=指揮権の事実上の米国への譲渡とあいまって自衛隊が「米衛隊」に転換、指揮命令系統の統合でクーデタ危機深刻化(226事件再現の可能性?)

(関連)「防衛庁設置法等の一部を改正する法律案」に反対する声明
 https://www.jlaf.jp/old/jlaf_file/061113boueisyou.pdf

(関連)社会大衆党 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%A4%A7%E8%A1%86%E5%85%9A


このまま泉健太立憲民主党執行部を続けることは、今後日本の政治を襲うであろう、政界の右翼的再編を歓迎する格好になるであろうことは必定だと私は考えている。一刻も早く、泉健太執行部を退陣させ、ホンモノの「世直し」を断行できる=自公政治の否定とオルタナティブな日本を築ける、そんなリーダーシップを持った新執行部を創り、挙党体制と「市民と野党の共闘」の態勢立て直しを経て、立憲民主党が積極攻勢に出ていくことを強く希望・期待する。それができる立憲民主党内の唯一のグループが、元気のいい女性議員たちではないのか?!(古参のインチキ保守の男性議員や腰抜け若手男性議員は後ろに下がれ!)

私たち「世直し」市民の使命は、来たる国政選挙へ向けて、泉健太執行部の退陣、戦争準備法に加担するな、脱原発方針を徹底しその実現へ向けた各論政策を打ち出せ、「市民と野党の共闘」の態勢を立て直せ、の声を挙げていくことにある。間違っても時流に流され、「脱憲主義」に陥って「死に体」となっている泉健太立憲民主党に修正主義で臨むことではない。ホンモノの「世直し」ができないインチキ政権交代は2009年民主党政権の二の舞であり、そういうインチキ改革の後には、今以上にヒドイ保守反動が出現してくることを忘れてはならない(アベ政権が一例)。

衆院3補選は、新たな政治闘争の幕開けを伝える号砲である。情勢は「世直し」勢力に有利ではない。日和見は去れ、時流迎合では世の中は変えられない、中途半端は危機の時代においては最悪の結果を生む、「世直し」へ向けて中核勢力の形成を図り、地滑り的な勝利で「少なくとも10年間の安定政権」を樹立し、日本を「私たちの国」として取り戻す必要がある。


◆(拡散希望)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第100回 最終回):「現代日本の政治改革」(「新ちょぼゼミ」 BY 田中一郎:2024年3月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-baa90c.html
草々


(2点ばかり補足、①日本の市民運動・社会運動には、いわゆる「グズラ」が少なくない。「グズグズ」していれば情勢はひどくなるばかりである(既成事実が積みあがってニッチモサッチモ行かなくなってからでは遅い)、②上記のように申し上げたからと言って、掲げる政策や政治行動は急進的である必要は全くない。むしろ急進的であってはいけない。有権者・国民とともに進むという基本スタンスをしっかりととり、まずは穏健保守くらいのところからスタートすればいい。詳しくは上記「いちろうちゃんのブログ」の「現代日本の政治改革」(「新ちょぼゼミ」)をご覧ください。)

 

 

2024年4月27日 (土)

本日(4/27)のメール(その1):(1)現代における「公共」の意味と重要性 (2)731部隊情報:元少年兵が激白…「残虐な人体実験が我々の日常だった」(3)福島みずほ議員がNHK朝ドラ「虎に翼」に感銘他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(ナツメロ)ピーター・ポール&マリー(PPM)/花はどこへ行った(Where Have All The Flowers Gone) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=bOTCa1F3F0c


2.キャンペーン

(1)オンライン署名 · #森元首相と裏金議員の証人喚問 と #政治資金規正法の改正を求めます - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/fH0QF

(2)お知らせ · 7000人中、91.9%の人がインボイスの「見直し・廃止を希望」、登録者の6割超が税負担分を値上げできず、貯蓄などを削って補填【7000人実態調査結果報告】· Change.org
 https://qr.paps.jp/h9s7W


3.(別添PDFファイル)巨人が移転? 小池知事「築地は守る」の公約を忘れたのか(日刊ゲンダイ 2024.4.27)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339466

◆♪♪東京 化け ダヌキの都政小唄♪♪
 https://tinyurl.com/49vjrpza
 https://www.youtube.com/watch?v=9HwvPjasyxg

♪ 1 番♪    築地も豊洲もダメになる
    「守る」も「生かす」もウソなのに(ハどした)
      目にはいっぱいウロコため 
      小池タヌキにだまされた

♪ 2 番♪    口がうまくてウソつきで
      死ぬまでやめないサギ政治(ンだども)
      知事という字にゃ勝てやせぬ
      泣いて落選 次期選挙

(東京在住の有権者・愚民たち、いったいこのタヌキ女に何度だまされれば気がすむのかしら? 築地市場は「世界遺産」並の貴重なものでしたが、石原慎太郎が主導して東京都が行った「官製地上げ」で追い出されてしまったのです。狙いは「築地市場の跡地」(カネ目的の再開発)であり、「卸売市場」などどうでもよかったのです(だから土壌が毒物まみれの豊洲なんぞに移転させたわけです)。このデタラメを「卸売市場の移転問題」などと認識しているようでは、また騙されます。:田中一郎)


4.麻生氏のトランプ会談に透ける下心丸出しな“片思い”…前大統領にいたっては親友シンゾーの死を忘れた?|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339412

(これは、ムカデとゲジゲジのベッドシーンのようなものですな、おぞましい限り:田中一郎)


5.「庶民の状況分かってるのか」と批判相次ぐ 慶應義塾長が国立大の学費増額を提言「年55万→150万に」 文科省の会合で(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/239d1b06f58bd8ae769c2e490c6951fb76407f59

(わかっているわけないでしょう。この大学はこの程度のオツムの人間たちが行く大学です。みんなで避けて通りましょう。違うと言うなら、この塾長を早く大学から追い出すことです。こういうのを「未塾」児というのです。:田中一郎)


6.(別添PDFファイル)有言実行より悪質…「やったデマ集団」維新を叩き潰さねばならない理由(適菜収 日刊ゲンダイ 2024.4.27)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339468


7.「政策活動費」廃止、企業献金や政治資金パーティーも禁止 れいわ新選組が政治改革案:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/323547

(関連)岸田自民「政治資金規正法」改正案は“抜け穴”だらけのザル…専門家「悪質な論点ずらし」とバッサリ 日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339349

(上記2つを比べてみて下さい。どちらの政党・どちらの代表が、政治・政権を担った方がいいか、明らかではありませんか? では、素直にそれを投票行動に移しましょう。自民党・岸田文雄、コレ、現代の政治の世界のゴミクズカスです。:田中一郎)


8.与党のみなさん、嘘をついて、物事を決めていくのやめてもらっていいですか?|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339426

(1)岸田自民は補選「全敗」確定情報…島根1区も水面下で“白旗”揚げちゃった? 党幹部すら諦めモードの末期状態|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339411

(2)自民の「ザル法」改正案は穴だらけ 野党は批判や皮肉で照準 - 毎日新聞
 https://x.gd/tjs8e0

(3)自民はやっぱり反省ゼロ!「衆院政治改革特別委員会」ついに初開催も…野党も呆れるグダグダぶり|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339495

(4)衆院3補選「自民全敗」で号砲か? 議員バッジかけた「岸田降ろし」と「会期末解散」の攻防|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339454

(5)保身ばかりの萩生田光一氏に派内から「誰が付いていくものか」 乙武氏への推薦撤回も「萩生田が復権することへの嫌悪」(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0601420ce3e76770d3d43a810dbc5a075f53b399 
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「本日(4/27)のメール(その1):(1)現代における「公共」の意味と重要性 (2)731部隊情報:元少年兵が激白…「残虐な人体実験が我々の日常だった」(3)福島みずほ議員がNHK朝ドラ「虎に翼」に感銘」をお送りします。


1.現代における「公共」の意味と重要性

 今月号の『住民と自治』(2024/5)で「「公共」のいきる社会と公務労働」が特集されています。「市場原理主義アホダラ教」に長く毒されてきたこの国では、支配権力を握って「アホノミクス」を振り回していた安倍晋三もいなくなった今こそ、「公共」の意味とその重要性を、改めて具体的に考え直してみる必要がありそうです。特にこの雑誌がテーマにしている地方自治や地方行政においては、「公共」の復権がとても重い意味を持っているように思います。規制緩和というやりたい放題、民営化・民活という私物化、の流れを、これから逆転してく必要があるのです。

◆月刊『住民と自治』2024年5月号 - 自治体問題研究所(自治体研究社)
 https://www.jichiken.jp/jj/202405/

◆(別添PDFファイル)「公共」の生きる社会の実現を目指して(桜井眞吾『住民と自治 2024.5』)

この月刊誌は「自治体問題研究所(自治体研究社)」が出していて、まもなく知事選挙・都議会議員選挙が行われる東京都の政治・行政についてはココが詳しくウォッチしているのではないかと推測します。


数年前に、この自治体問題研究所が東京都政問題で一般市民向けの講演会を文教区民センターで開催した際に私も参加しようとしたのですが、その際に、主催の責任者らしい男に(石田?と言ったか、忘れました)署名の妨害をされたため、少し言い合いになりました。私は「市民運動・社会運動は署名妨害などのようなことをしてはいけないではないか、私は署名収集の代理店のようにして、いろいろな団体の署名集めを手伝っている、内容は全部見ての通りで怪しいものは何もない」と抗弁しましたが、その男は「この講演会は市民運動・社会運動としてやっているのではない」などと苦しい弁明をして、最後まで譲りませんでした。なので、私は参加せずに帰りました。

こういう経緯があるので、自治体問題研究所についての印象はよろしくありません。ただ、月刊誌『住民と自治』は継続的に見ていますが、この月刊誌に関する限り、おかしな記述や論文は今までなかったように思います(むしろ有意義な論文が多い)。

署名やチラシ配布などの「当たり前」の市民の活動を妨害する「スターリンのミニブタ」が未だに市民運動・社会運動に散見されるのは非常に残念です。かようなことを各主催者がやれば、個々の運動は孤立してタコツボ化し、独りよがりでやせ細った「仲良しクラブ」に転落していくでしょう。みなさまも、主催されている運動団体で、こうした「活動妨害」「言論妨害」は、是非、お控えください。そして更に、こうした「妨害」をしている人間達や団体が主催しているイベントその他には参加されないようにしていただければと思います。こんなものがデファクト・スタンダードになっていけば、実にうっとうしい市民運動・社会運動の社会環境ができあがってしまいます。みなさまが参加されなければ、こういう「妨害」はやがて消えていくでしょう。(排除しなければいけない例外は、ヘイト・差別、児童ポルノ、暴力(イベント妨害目的を含む)、くらいかなと思います)

知る人は知っていますが、今日の日本では、およそ「公共施設」や「公共の場」では市民の自由な言論・表現や活動が妨害されたり排除されたりしている事例は後を絶ちません。中には裁判沙汰にまでなっていますが、日本の司法・裁判所もまた、この言論妨害や活動妨害を追認する判決を出す傾向にあります。私が呆れているのは、東京都の施設や議員会館や弁護士会館の中でさえ、かような妨害が「当たり前」状態になっています(多くの弁護士たちが叫んでいる「言論・表現・活動の自由」とは「自分たち法曹界だけの自由」であって、一般市民の自由など、どうでもいいと思っているのでしょう。違うというのなら弁護士会館の中を自由にしたらどうですか?)

また、議員会館もそうです。時折、野党政治家も参加して憲法集会が開かれたりしていますが、ここでも一般市民の会館内での市民運動・社会運動の自由は排除されています。少し前には「ゲバラ写真プリントのシャツ」を着ていた市民が「シャツを脱げ」などと言われて大喧嘩になりました=しかし、集会で市民に向かって偉そうに「憲法を守れ」とか言っている議員たちは、まさに自分たちの足元である議員会館で行われている一般市民への自由権侵害については素知らぬ顔を続けています。憲法9条バッチは外せ、などと警備員は言いますが、赤い羽根や緑の羽根(これは霞が関官僚の天下り先組織の給与・賞与・退職金の財源確保のための募金?)は、募金活動も含めて、どうぞ、どうぞ、フリーパス、ということのようです。いい気なものです。

こういう状況だからこそ、こういう事態が日本社会では改まらないからこそ、せめて市民運動・社会運動の中では、参加される一般市民の方々の自由な言論・表現や活動が保障されなければなりません。妨害をするのではなく、その逆に、どんどん持ってきて、どしどし情報交換や活動をして、市民同士がお互いに交流し合えるように、様々なイベントの主催者は十分以上の配慮をする必要があります。しかしながら、依然として「妨害本家」の「スターリンのミニブタ」は後を絶たないのが現状です。

(「妨害」がなくなりそうでなければ、そのうちに固有名詞で公開・告発して、徹底的にぶっ叩くつもりでいます)


◆(別添PDFファイル)現代における「公共」の意味:「貧しく、不自由で、生きづらい国」をどう立て直すか(内田樹『だからあれほど言ったのに』マガジンハウス新書)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlEKwuGHzw3wCidE3?e=Fklblm

(関連)だからあれほど言ったのに-内田樹/著(マガジンハウス新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034587768&Action_id=121&Sza_id=G1

(「公共(財)」について内田樹氏が平易にうまくまとめてくれています。故宇沢弘文(東京大学名誉教授)氏の「社会的共通資本」ともつながる考え方です。私は内田樹氏よりももう少し積極的に「公共」を求めたらいいのではないかと思っています。多くの有権者・国民が「市場原理主義アホダラ教」に洗脳されてしまって早35年近くが過ぎました。それでもまだ、この「邪教」から抜けきれない人間たちが少なからずいて、引き続き有権者・国民をだまし続ける道具にされています。まさに「市場原理主義アホダラ教」VS「公共(コモン)」の闘いが続いています。:田中一郎)

(関連)(報告)現代経済政策論(最終回):経済政策の「ゴミ屋敷」としてのアホノミクス=日本経済を破壊して負の遺産を山のように残した「アホダラ経済政策ミックス」がアホノミクスだ(新ちょぼゼミ:2024年2月27日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-066391.html


2.731部隊情報:元少年兵が激白…「残虐な人体実験が我々の日常だった」

◆(必見)「標本室は目の開けられないくらい・・・」731部隊の実態、元少年兵の目に焼きついた光景【報道特集】 - TBS NEWS DIG - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=CJhcPWp6Ilo

(この「悪魔の飽食」の731部隊の「なれの果て」(孫弟子・ヒ孫弟子)が今日の日本の「新型コロナ」を含む感染症対策を牛耳っています(731部隊に多くの人間を送っていた大学は、東京大学、京都大学、慶應義塾大学、の3つです)。mRNAコロナワクチンが「現代の薬物人体実験」であり、たくさんの副作用被害者が出ていることも、私は「同じことの繰り返し」だと見ています。

科学(者)が支配権力に包摂される時代、あるいは包摂される体制(ファシズム・全体主義・スターリニズム)の時代に私たちは生きているということを強く意識し、体制内化されてしまっている科学(者)を無条件に信奉しないこと=言い換えれば、常識的なリテラシーを常に保持しておくこと、彼らも「専門領域」を一歩出れば「ただのおっさん・おばはん」にすぎないことをしっかりと認識しておくこと、が大事だと思われます。:田中一郎)

(関連)今月号の『文藝春秋』(2024.4)掲載論文は必読必見です:やっぱりmRNAコロナワクチンは「タダの猛毒物」だった:コロナワクチン後遺症の真実(福島雅典京都大学名誉教授『文藝春秋 2024.4』)(一部加筆修正)-いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-5cf09d.html

 <731部隊関連の関連サイト>

(1)「731部隊と100部隊」と「人獣共通感染症」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=07T2ZS86VOk

(2)青山貞一:「731舞台の真実」 731部隊の組織と関係者
 https://eritokyo.jp/independent/aoyama-col5820.htm

(3)青山貞一・池田こみち編 731部隊関与者(医師、医学)
 https://eritokyo.jp/independent/aoyama-731orgf2.htm

(4)731部隊の元少年兵が激白…「残虐な人体実験が我々の日常だった」(現代ビジネス編集部)講談社
 https://gendai.media/articles/-/74905?page=1&imp=0

(関連)(報告)特別集中講座:「パンデミックと731部隊」(加藤哲郎一橋大学名誉教授)+ 若干の731部隊関連情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/05/post-139fca.html

(関連)(報告)(1.29)オルタナティブな日本をめざして(第70回)「日本の感染症対策と731部隊」(加藤哲郎一橋大学名誉教授:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-6c64bb.html


3.(メール転送です)福島みずほ議員がNHK朝ドラ「虎に翼」に感銘

◆虎に翼 – NHK
https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/?cid=jp-g-blog-drama-selection-link03

(関連)朝ドラ100|番組|NHKアーカイブス
 https://www.nhk.or.jp/archives/bangumi/special/asadora/

(私も最近、朝ドラにはまっています。#105の「カムカム」(上記アーカイブ参照)以降なので6作目になります。いずれのドラマも面白かったですが、中でも今回の「虎に翼」は最もおもしろい、というか、興味深いものがあります。変なジェンダー平等イベントなどよりも、よほど良くできているように思えます(今のところ)。

この番組に関連して私から強調して申し上げておきたいことは、今この朝ドラで演じられている「戦前の家制度」と、その下での女性のあまりにひどい法的「身分」規定や、政府や官憲に対して一般市民(当時は臣民)が法的に対抗することがほとんど不可能な法制度などは、見ていて腹立たしい限りですが、実は、この戦前の「家制度」や「一般市民の無権利社会」へ今日の日本を戻そうとしているのが自民党の議員ども(統一教会の力を借りてでも)であるということです(自民党だけでなく、野党の中にもそういうヤカラがいますから要注意)。いい加減な投票行動や選挙権放棄などをしていると、いずれこの戦前の「家制度」や「一般市民の無権利社会」が、まさかの現実化となりかねません。お気を付けください。いまどき、日本国憲法を変えよう、などと言っている連中の大半は、この「戦前回帰」の傾向だ、と見ておいていいでしょう。気をつけましょう。

(下記はメール転送です)
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[福島みずほ元気ニュース] 【第293号】『虎に翼』を見て 2024.4.26

NHK朝のドラマ「虎に翼」を見ている。

日本で初めて弁護士になり、後に裁判官になった三淵嘉子さんをモデルとした話。
法学部に行き法学を勉強し弁護士になった自分の出発点を見るようでワクワクする。嘉子さんを演ずる寅子さんだけでなく、いろんな女性がいて、それぞれ悩みを抱えながら、支え合っているということにも励まされる。

妻は婚姻によりて夫の家に入る
妻は無能力者
夫は妻の財産を管理する
子はその家にある夫の親権に服す

これらは明治民法の規定で、何と妻は無能力者だったのである。

こんな民法の中で、法律家をめざす女性たちの話である。

憲法24条(家族のなかの個人の尊厳と両性の本質的平等)ができて、民法の親族編・相続編の部分は大改正をされた。
だから私は日本国憲法、とりわけ憲法24条が大好きなのである。

子どもを産んでも、その子の親権を結婚中も離婚後も原則として持つことができなかった女性たち。このドラマの中でもそのことの問題点が出てくる。涙なしには見ることができなかった。

コミカルなところも愉快なところも次はどうなるのかという期待もそれぞれの人物に対する興味や共感もあり、ワクワクしながら心待ちにして見ている。

登場人物の考えや人格が変わっていくのも素敵なところである。

ところで「虎に翼」を見ながら、思い出したことがある。
1976年、司法研修所で、事務局長を含め4人の裁判官から差別発言が出た。

A裁判官「男が生命をかけている司法界に女を入れることは許されない」

B裁判官 「修習をおえたら、判検事や弁護士になろうなんて思わないで、修習で得た能力を家庭に入ってくさらせて子供のために使うのが、最も幸せな生き方なのだよ、その能力を子供のために使えば、ここにいる男の人よりもっと優秀な子供ができるでしょう」

C裁判官「日本民族の伝統を継承して行くことは大切なことだと思いませんか。女性には家庭に入って子供を育てるという役割がある」「研修所を出ても裁判官や弁護士などになることは考えないで、研修所にいる間はおとなしくしていて家庭に入って良い妻になるほうがいい」

「勉強好きな女性は議論好きで理屈を言うから嫌いだ」

「親御さんは司法試験に通って嘆かなかったかね」

D裁判官「女性裁判官は生理休暇などで休むから他の裁判官に迷惑をかける。弁護士も迷惑をかける点で同じだ」

1976年5月18日日本弁護士連合会は、「司法研修所のおける女子修習生差別問題に関する報告書」を出している。

私は、この時法学部の学生だった。
驚きである。

月日が流れた。随分変わったとは思う。
多くの先輩たちのおかげである。

でも「虎に翼」を見てものすごく共感をするのは、あるある、わかるわかると言う面があるからである。怒りも涙も喜びも。その中に入っていきたい。

地続きでつながっている。
今もいろんな女の人とつながっていると思うと滅茶苦茶元気になる。
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草々

2024年4月20日 (土)

(文句あるなら選挙で落としてみろよ)ガラクタ・ゴミクズカスの自民党政治家どもが居直りながら有権者・国民の上に君臨して日本を破壊している=その自民を利用して勢力拡大を図る「お笑いファシスト」の維新=なめんなよ!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(メール転送です)(お知らせ_傍聴を)東京外環道訴訟第22回口頭弁論

4月24日(水)15時~(傍聴先着順)
東京地方裁判所1階103号法廷

◆東京外環道訴訟は、2017年12月の外環道事業の無効確認・取消訴訟に、2020年12月の事業施行期間延伸取消訴訟を併合して、大深度地下使用認可と都市計画事業承認認可の違法性を追及しています。前回12/13第21回弁論では、原告準備書面(54)~(55)により、交通量減少して公共性が欠落していることと、「大深度法」が、法令自体違憲であることを論証しました。

4/24の法廷で原告は、被告国の準備書面(26),(27)に再反論予定です。これらは、「陥没事故を起こした大深度地下使用認可の違法性」と「事業施行期間が適切でないことと、NEXCO両社が事業区域の一部で大深度地下使用認可を受けてないことの違法性」に関するものです。また、原告意見陳述を予定しています。

*裁判終了後 16時頃(予定)から報告集会 
 衆議院第2議員会館(地下1階)第4会議室
(16時頃~1階ロビーで入館証配布します)

弁護団から口頭弁論の内容、訴訟の状況について解説されます。また、最近の外環工事と異変のその後の動きや陥没地域での住民監視・盗撮問題についての報告、 参加者間の情報交換を予定しています。

(関連)20230414_東京外環道訴訟ニュース23号
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlDy8CpvX0QH5DiNb?e=pxtYCb


2.イベント情報

(1)(チラシ)(5.23)共同テーブル第10回シンポ「経済版秘密保護法」(文京区民センター)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlD2x1TUnRqeuuWr-?e=RHqrd5

(2)(チラシ)(6.17)司法の劣化を許さない 最高裁共同行動
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlD7dddy90gpiSQY8?e=mjXOu0


3.キャンペーン

(1)お知らせ· 4月8日控訴:裁判費用などのクラウドファンディングにご協力を· Change.org
 https://qr.paps.jp/olHFm

(2)樹木を切らないで! · Movement · Change.org
 https://qr.paps.jp/igyR1


4.(新刊書)戦雲 要塞化する沖縄、島々の記録-三上智恵著 紀伊國屋書店
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784087212990


5.「静岡県知事選挙は来たるべき衆院選の前哨戦」支援体制の構図が固まる 次の焦点は一枚岩になれるか【記者解説】(静岡放送(SBS)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/68bdd5de4f6f34a99df27720b8804f6a22c6d5d1

(アホラシイ解説だ。両候補ともリニア新幹線を推進すると言っている。メクソかハナクソか、ノミかシラミか、ゴミかクズか、の選択に過ぎない。静岡県にはまともな知事候補はいないのか? この国の終りの始まりのような知事選挙になりそうだ)


6.【12年の服役後に無罪確定】「うその自白引き起こした」捜査機関の責任追及の裁判 関係者に証人尋問〈カンテレNEWS〉 - YouTube (日本の司法・裁判所・検察は、一度、叩き潰さないとダメです、こんなことばかりやっています)
 https://www.youtube.com/watch?v=c7MEPlgCg28

 

7.戦争する国 日本とアメリカ

(1)パレスチナの国連加盟めぐる決議案 アメリカが拒否権行使 否決-NHK-イスラエル・パレスチナ
 https://tinyurl.com/2hv96dpf

(2)イスラエルの長期格付け、「A+」に引き下げ=S&P - ロイター
 https://jp.reuters.com/markets/bonds/TFLIIUSNCVKRFGKOV4WXQ6T7WA-2024-04-18/

(3)ケネディ家、バイデン氏支持を表明 ロバート氏に逆風―米大統領選:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024041900186&g=int

(4)(社説)海自でも参拝 靖国との関係 総点検を:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/iW4oS

(5)(社説)戦闘機の輸出 平和国家の信用揺らぐ:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15870275.html

(6)機密の範囲はヒミツです? 「経済安保情報保護法案」参院審議入りするのに、運用の詳細は「後で決める」 :東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/321850

◆日刊IWJガイド・非会員版「イランは極超音速ミサイルを実戦使用していた! 核弾頭を搭載すればイスラエルは防ぐすべ無し!」2024.4.18号~No.4204 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53413

■<IWJ取材報告>政府は2025年までに、放射線を使って遺伝子を壊し、カドミウムを吸えなくした米「あきたこまちR」を、3割の都道府県へ導入することを目標にかかげている!~3.29「あきたこまち」をどう守る? 東京集会~重イオンビーム放射線育種「あきたこまちR」への2025年全量転換に対して

「あきたこまち」が「ゲロゲロこまち」にされるのか?! 今後一切・秋田のコメは絶対に買わない・口コミその他で広めたる、生きもの・食いものをおもちゃにするな! 秋田米の不買運動開始!! 拡散してネ:田中一郎)
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「(文句あるなら選挙で落としてみろよ)ガラクタ・ゴミクズカスの自民党政治家どもが居直りながら有権者・国民の上に君臨して日本を破壊している=その自民を利用して勢力拡大を図る「お笑いファシスト」の維新=なめんなよ!」をお送りいたします。

こんなバカバカしい話、いちいち見てられるか、とおっしゃる方は、記事の表題だけでもザっと目を通してください。惨憺たる状況ですから。たかが政治ですが、されど政治なのです。権力を握るものは強いですから。

この国は、政治・政治家どもが先頭に立って破壊していく「放置国家」となって久しいが、そのロクデモナイ政治家どもは、何度選挙をしても自分たちが当選するから、有権者・国民はアホだ、と決めてかかって、「文句あるなら選挙で落としてみろよ」と無言で居直っています。確かにこの期に及んでも、自民党を支持だと言ってみたり、自民党よりも更に似非右翼でゴロツキ・詐欺集団に過ぎない維新(日本維新&大阪維新)を支持したりしているドアホもかなりいるようだから、付け込まれているのは確かなこと。早く目を覚ましてこの国の破壊勢力を除去しないと、どんどんドツボにはまっていくぞ。全身クソだらけになってもいいのか?!

◆なめんなよ Nameneko MV matakiti M-BAND Don't Pelorian - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=GepzCwJmyeY

◆(別添PDFファイル)この危機は、対米従属に甘んじる政府と自立志向しない国民の合作だ!(白井聡『サンデー毎日 2024.4.28』)
 https://mainichi.jp/articles/20240415/org/00m/010/001000d

(関連)絶望の「自民党依存症」【白井聡 ニッポンの正体】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=rJF5G6ocD5w


1.廃止するのは保険証ではなくて、お前ら国会議員と自民党だ

(マイナカードつくってポイントもらって喜んでいるオバカども、早うポイントだけもらってカードとはおさらばし(マイナカード返上申請)、返す刀で自民党の政治家どもを選挙で落として来い。ほんとにお前たち、マヌケ、だな!!)

(1)利用率(低迷5.47%)に関係なく健康保険証廃止 マイナカード一本化で厚労相(武見敬三):東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/322077

(ふざけるなよ! 東京の有権者は次回の参議院選挙でコイツを絶対落選させなければいけない、なめられてるぞ! 「どうせ有権者・都民は参議院選では「オレサマ」(武見敬三)に投票するんだから大丈夫・大丈夫」と思うとるわけよ)

*武見敬三:参議院東京選挙区、麻生太郎の又従兄弟、オヤジが医療界のドン・武見太郎
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%A6%8B%E6%95%AC%E4%B8%89

(2)マイナ保険証低迷で「通報」促す- 河野氏が自民議員に文書送付 - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/mrxpvhzz

(関連)(別添PDFファイル)低迷マイナ保険証 使えぬ医療機関の「通報」促す 河野デジタル相、自民議員に要請文書(朝日 2024.4.20)
 https://tinyurl.com/54vy5j7a

(タレコミ奨励のオレサマ・トンチキ野郎が「大臣」??? ワクチン大被害とマイナ騒動の元凶張本人=河野太郎、こいつも政界から永久追放だ! こういうタイプの人間が国を亡ぼすのだ。平塚・茅ケ崎・大磯に住んどるマヌケ有権者ども、今度はコイツにだけは投票すんなよ! わかったか!)

*河野太郎:神奈川15区(平塚・茅ケ崎・大磯)、父は子育てに失敗した河野洋平(自民 元衆院議長)、祖父は河野一郎(自民)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E9%87%8E%E5%A4%AA%E9%83%8E


2.20140419 UPLAN 菱山南帆子「ジェンダー平等実現は、金権カルト政治終焉への一里塚」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-_XRDxPJE50

(胸がすっきりした。「フェミ・ブリッジ=自民でも維新でもないもう一つの選択」、なかなかいいぞ)

(関連)女性の半数以上が「非正規」の地獄…なぜ日本はこんなに貧しくなったのか「人を使い捨てる日本社会」男女200万人超が”不本意”(みんかぶマガジン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/777f39736ca073e8716e79d61859b26f8c6c6ddf


3.維新(日本維新&大阪維新)て、こんなんでっせ

(1)《案内状入手》維新“関東のドン”が「企業団体お抱えパーティ」を開催する!《維新の馬場代表も発起人、特別講演の“お墨付き”》(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/80b104a42d0ad448e4c48f5fcf1ece9155c3352c

(維新(日本維新&大阪維新)=デマゴーグ これもその1つかな?)

(2)リコール事務局長(田中孝博)に有罪判決 署名偽造 愛知県知事巡り 共同通信Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/408752a6d7d7dc19e03fe7c6c257a5b04b34429d

(この有罪被告=田中孝博もまた、元維新、である、維新とはこういう連中の「たまり場」だ)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%AD%9D%E5%8D%9A

(3)リコール署名偽造判決巡り大村知事「河村市長らの説明責任消えず」 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240419/k00/00m/040/285000c

(減税=河村たかしも維新と似たようなもの、こんなのが名古屋で繁殖しているらしい、アホやのう、と思いません???。「昔は水の都、今はアホの都」大阪は維新、名古屋は減税・河村、東京はタヌキ小池百合子と都民Fならぬ小池F(タヌキ組幼稚園)、日本の3大主要都市の有権者が「総痴呆症」にかかったようなお粗末政治情勢だ=破滅へ向かう「末法時代」)

(4)維新・馬場代表「立憲をたたきつぶす必要ある」 自民党とは将来「お互い切磋琢磨」(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/021953c826cfb4e4c5047a1c529290a6595dc3a2

(5)維新・馬場伸幸代表「立民には投票しないでください」衆院補選で舌戦過熱 今週の野党(産経新聞)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/84d159293e338f823e2ffbd80071ae8803aa35bd

(関連)立民・泉代表「イッツ・ア大阪ジョークとの弁解を期待」維新馬場代表「たたきつぶす」発言に見解(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/558a320065ffdaeb304105bf9de302e234b67e0c

(維新の猛攻撃に対して泉健太立憲民主党の方は「ほほえみ返し」ですか? 大した余裕ですナ? いや、ひょっとして違うのでは。水面下では、野田佳彦を次期総理にするための謀略計画が着々と進んでいて、維新に協力してもらって連立政権にしたい「下心」があっての態度ではないの? 違うなら、これだけネットで野田佳彦次期政権のうわさが流れているんだから、はっきりと「NO!」の態度を示して、維新への反撃を開始したらどうなの? しないところを見ると、やはりホントの話かナ。泉健太立憲民主党に漂う「維新臭」=反吐が出そうな悪臭だ)


4.連合会長、立民候補への共産支援「容認できぬ」 東京15区補選巡り苦言、自主投票に - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/article/20240418-VMQVELOXCVMN7G2LDRDK6ANG4Q/

 <田中一郎コメント>

「市民と野党の共闘」を否定・妨害する御用組合「連合」を認めない、と立憲民主党が言い返せばいい。併せて、御用組合「連合」の中の単産や単組が、こういう会長は認めない、と声明を出せばいい。

 いつまでニセモノやってんだ、バカヤロー!!!

とみんなで声を挙げればいいのです。「総がかり行動」は今度は連合会館の前でやったらどうでしょう?


5.(別添PDFファイル)これはズルいよ、「議員特権」一覧(『週刊現代 2024.2.17』)
 https://wgen.kodansha.ne.jp/archives/89875/

(唖然とするで、このデタラメ、この他に「裏金・脱税」をやっとるわけか。こんな自民党国会議員に投票しとる奴は、ホンマにアホや、死ななきゃ治らんのかネ!? しかし、この議員特権、自民党だけやないで、国会議員どもは何しとるねん?)

(参考)訪問介護「基本報酬マイナス」の衝撃 有効求人倍率15.53倍なのにイメージ悪化で「さらに人材集まらない」現場から悲鳴(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dfbf400be0717e0e87738f00496e20d5029437ec

(自民党の裏金に課税し、更に自民党への政党交付金を懲罰的に3年間ゼロ、そして上記の議員特権を大幅に削減して、それらで浮いたカネ(財源)を、この訪問介護報酬支援金として交付せよ。すぐにでもできるぞ!)


6.不公平にも程がある! 75歳以上「月750円」負担の非情、問題だらけの子育て支援金|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/339089

(関連)子ども・子育て支援法可決で負担増確実 散々繰り返した岸田首相「実質的な負担にはつながらない」の大嘘|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/339122

(関連)保険料上乗せは「隠蔽増税」 子育て支援で経済学者が撤回求める - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/exl6Y

(だから、文句あるなら、選挙で落とせ、と自民党・公明党の国会議員どもが無言で居直っとるやないの。それでも選挙で当選させたら、そら、なんぼ取られても、税金無駄遣いされても、シャーないワな。選挙に行かなんでもおんなじや)


7.<社説>PFAS濃度の厳格化 国民納得の基準設けよ - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-2996774.html

(アメリカさまの逆鱗に触れない限りで、チマチマと猛毒PFASの調査研究をやってます、今年は初めてPFAS調査研究に2億円ばかりの予算を付けました、時間稼ぎですけれど、国民・県民の命と健康よりも在日米軍の方が大事ですからネ = 自民党・公明党売国奴連立政権より)


8.(別添PDFファイル)政府の戯言に騙されるな いつまで待っても実質賃金は上がらない(日刊ゲンダイ 2024.4.17)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338982


9.ごりっぱ・はっぱの自民党議員さん

(1)《虐待禁止条例を撤回》 自民党埼玉県議団長・田村琢実県議が“北川景子似”受付嬢と「不倫キス」写真 「こちらのほうが子どもへの“虐待”では…」 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/66364

(2)がっくりの塩谷立氏に《男だろ!》の声…裏金問題の再審査請求却下で「離党or除名」選挙も弱い|日刊ゲンダイDIGITAL ( サイナラだわ!)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339072

(3)自民派閥「偽装解散」指摘も 政治団体、事務所が存続:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024041801088&g=pol

(4)(別添PDFファイル)(政治改革2024)政治資金の移動、規正法骨抜き 寄付集めやすい議員関係団体→使途公開ルール緩い団体:朝日新聞
 https://x.gd/KyNY5

(5)政治資金規正法改正、26日に特別委 自民は案出さず…公明も苦言 - 毎日新聞
 https://x.gd/BxkPs

(6)長谷川岳議員への「一斉お礼メール」公開 副知事ら26人私費で祝電 北海道 朝日新聞デジタル
 https://x.gd/ihpxu

(7)杉田水脈議員が“裏金”で通っていたスナックのママを直撃!赤旗に宛名ナシ領収書スッパ抜かれた|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339143


10.その他

(1)投票前から国民は唖然 島根に候補を立てる自民党は反省ゼロ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339087

(2)(別添PDFファイル)二階俊博と世耕弘成…正反対の2人がともに深い傷を負った「和歌山戦争」の行方(高野孟 日刊ゲンダイ 2024.2.1)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335519

(3)(別添PDFファイル)政治資金だけでなく選挙制度の改革から必要だ(斎藤貴男 日刊ゲンダイ 2024.2.14)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/336092

(4)なんで政治家は脱税で捕まらないの? 政治資金規正法、もっと厳しくしろよ。|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339104

(5)岸田自民「政治とカネ」改革はヤル気ゼロ! 政活費の見直しは先送りと朝日新聞が連日報道|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339125
草々

2024年4月15日 (月)

基本的人権を守らず、国民主権を踏みつぶし、対米隷属を追認して平和を破壊する「反社会的勢力」=日本の司法・裁判所・検察を叩き潰せ(その1)=①弾劾裁判の在り方、②巨悪を逃す検察の言い訳、③司法が株主代表訴訟を骨抜きにする

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(メール転送です)原発事故は国の責任「司法の劣化を許さない 6・17最高裁共同行動」に賛同を!

個人賛同:https://drive.google.com/file/d/1EQoNZdeQ05Hf-__xlD9LzYOQ5GMw7UTq/view?usp=sharing

団体賛同:https://drive.google.com/file/d/1zmChjESc6k5qZNJkNfhESJRMqEJP5ngu/view?usp=sharing

カンパお願い:https://drive.google.com/file/d/1sBomQWcweWyTYsuGF0SOvLjHMbMSMoBV/view?usp=sharing

(関連)「第4次最高裁署名提出行動」&集会「元裁判官から見た東電刑事裁判の核心」のお知らせ · Change.org
 https://qr.paps.jp/GqvBg

(関連)(拡散希望)(報告)(1.22)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第6回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-ec0fb4.html 


2.イベント情報

(1)(チラシ)(4.18)軍学共同反対連絡会4.18記者会見のお知らせ
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlDZ7s7SKj36FGdv3?e=cTk01A

(2)(4.19)_軍学共同反対:6208_ 4・19対談「重要経済情報秘密保護法案に反対しよう」の紹介(リアル集会は下記参照)
 https://www.youtube.com/watch?v=PFNQCdlATaY

(3)(チラシ)(4.25)緊急集会:経済安保が社会を壊す(参議院議員会館講堂)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlDeV2FECH-Pk2ikO?e=RREaEj

(4)(5.5)泊原発を再稼働させるな!! 核ゴミを北海道に持ち込ませるな!! 北海道大行進(2024) - 泊原発の廃炉をめざす会
 https://tomari816.com/blog/?p=3492

<4・19対談「重要経済情報秘密保護法案に反対しよう」>

4
・19対談!海渡さん、青木さん、佐高さん 
重要経済情報秘密保護法案に反対しよう!

とき 4月19日(金)11時~13時
会場 衆議院第二議員会館第1面談室
対談(青木理さん、海渡雄一さん、佐高信さん)
共催「秘密保護法」廃止へ!実行委員会 共謀罪No!実行委員会

さしあたり、ちょっと古いですが、下記を2つ、ご紹介します。簡単に言うと、「重要経済情報秘密保護法」とは、令和版スパイ防止法+兵器開発国際協力促進法です。米軍の指揮下に自衛隊が入ることを公然と進めている動きと平仄があっています。

対米隷属をより深化させています。だからドアホの売国奴=岸田文雄は米国に国賓待遇で招待されるのです。近未来に、対中共中国との日本の自衛隊による米国代理戦争が待ち構えています。

こんな状態にしてしまえば、日本に中共中国との戦争を止める自主的な力はなくなります。完璧なるアメリカの手下国家・手下軍隊でしょう。日本国憲法など、あってなきがごとし。岸田文雄は日本版ゼレンスキーです。

(1)(報告)(6.27)(緊急編)オルタナティブな日本をめざして:「徹底解説「経済安全保障推進法」 =危険な現代の国家総動員法」(海渡雄一弁護士 新ちょぼゼミ)(2022年6月27日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/06/post-888fe3.html

(2)復活するスパイ防止法:国家重要情報非公開化と対米隷属国家の「国民選別制度」がSC(セキュリティ・クリアランス)制度だ:(必読重要論文)「大軍拡とSC(セキュリティ・クリアランス)制度法制化の危険性(井原總『経済 2023.9』)」- いちろうちゃんの
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-ab2dc0.html

(3)(新刊書)(チラシ)緊急出版:経済安保が社会を壊す(地平社)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlDgZvxJN1QWIoB8C?e=fHXW9R

(関連)疑問は消えないまま「経済安全情報保護法案」が衆院委員会で修正可決 知る権利は、プライバシー侵害は…:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/319560

(関連)経済状況や「飲酒の節度」まで民間人を調べ上げる「経済安保」法案 乱用の不安が解消しないまま衆院通過:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/320268

(泉健太立憲民主党までもがこの戦争準備法案に賛成しとるわけよ。だから泉健太立憲民主党なんぞを野党第1党にしていたらダメや、と申し上げている。日本の有権者・国民だけでなく、「世直し」市民運動・社会運動もまた、これだけ言うても、グズグズグズグズ、優柔不断に、事態がにっちもさっちもいかなくなってくるまで、態度や判断を変えない人たちで溢れている。こんな調子じゃ、大日本脱炭素原子力推進mRNAコロナワクチン打ちまくり対米隷属帝国の2回目の滅亡も近いですナ。:田中一郎)


3.(必見)TBS・TV 報道特集

(1)731部隊 14歳の証言 | TVer(まもなく公開終了=早く見てください)
 https://tver.jp/episodes/ep3w0560bq

(2)報道特集 政治とカネ7「処分議員」の不満 - 無料見逃し配信中!<TBS FREE>
https://cu.tbs.co.jp/episode/20093_2062587_1000073460?utm_source=tbs_official&utm_medium=organic


4.(メール転送です)「Change都政 市民プロジェクト」からのお知らせ

(1)「小池都政のここが問題」
(2)「都知事選の政策提案」 
を募集しており、寄せられた提案をHPに公開しました。
URLは、https://bit.ly/3JxPT1P

何が問題で、どんな政策転換が求められているかの全体像が見えてくると存じます。皆様、上記URLからご提案よろしくお願いします。第一次締切4/15、第二次締切5/4で集約しています。4/18(木)に、候補者選定委員会に併設された政策部会の会合があり、各党、各団体から出される提案の統合作業の検討が行われます。

(関連)元側近と全面対決、小池都知事は学歴詐称疑惑を否定「カイロ大学が卒業を認めている」小島氏は刑事告発も視野「証拠を全部出してほしい」(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d4796fed9911100a0462d5df4e17b76ecbe33603

(今後の小島敏郎氏の言動に注目! タヌキの方は、私は、都知事選ではなく、国政選挙の方に、学歴を書かずに立候補してくるように予想します。外れるかもしれませんが・・・・・:田中一郎)

(関連)小池百合子都知事、カイロ大卒「証書ある」と強調も…首席には「良い成績と言われた」月刊誌報道受け - イザ!
https://www.iza.ne.jp/article/20180615-FPL7ISC7BVK5BB3OTZXDJWFUG4/?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link

(この記事は古いけれど、「首席卒業」は大嘘だ。恥さらしの見え張りもいいとこだ。カイロ大学への侮辱にもなる(こんなレベルの低いタヌキ女を首席で卒業させたレベルの低い大学という評価を受けかねない)。今回の学歴詐称問題と同時並行で、徹底追及する必要あり。特に野党の立憲民主党、しっかりせいよ!:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)政治家小池百合子の命運(前川喜平 東京 2024.4.14)
 https://twitter.com/brahmslover/status/1779318757120438698

(関連)(別添PDFファイル)小池都知事の学歴詐称・偽装工作疑惑を証言、元側近の「爆弾告発」主要メディア黙殺のナゼ(日刊ゲンダイ 2024.4.16)(まもなく日刊ゲンダイのHPに記事が掲載されます)
 https://www.nikkan-gendai.com/

(関連)都知事 経歴巡るヤジに淡々|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/item/neta/12265-2959619/


5.どれだけ自民党が嫌いでも、「無能な野党」しか選択肢がない…米政治学者が憂う「日本政治の機能不全」(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6fd5f3b19ae2ac9aa23fe7f71e3f366afdaf4d35

 <田中一郎コメント>

 半分は米大統領選の現状の評論、日本のことについてはたいしたことのないコメント、日本の野党が政権を担う能力のないボンクラだと批判しているようだが、その点では自民党だって同じだ。大事なことは、野党第1党の泉健太立憲民主党や第2党の「日本維新の会」が、自民党とほとんど同じか、それ以上に出来損ない(日本維新の会)であることで、日本の有権者・国民には「選択肢がない」という点。だから投票率も低迷する。


6.注目のネット記事を若干

(1)乙武氏の応援に国民民主・玉木代表が駆けつける 過去の女性問題「それはしょうがない」 - 東スポWEB
 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/298910

(この泣きべそ男の玉木雄一郎とニセモノ野党の国民民主党だが、御用組合「連合」とともに反吐が出る思いがする。消えてなくなれ!!:田中一郎)

(2)企業団体献金「容認せず」8割 理解得られぬ首相主張 朝日世論調査:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS4C1S35S4CUZPS007M.html

(3)米国に差し出す自衛隊 国民には詐欺のような負担増と地獄の円安|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338839

(4)もはや「神社本庁・崩壊」の危機...総長の「不正土地取引」に「超有名神社の離脱」と「2000人関係者激怒」が相次いで勃発(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース(この神社本庁の連中が「日本会議」を組織して9条「壊憲」運動をやっているのです:田中一郎)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dfe9f80f08db34e8c401802f9c0b53a82d719320

(5)国会で「もう詰んでいるんです!」マイナンバー流出の「週刊現代」記事は国会でなぜ問題にされたのか(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/04383dbcb20086297776f1bb2cd3466b7df4983f

(6)過疎地よりも東京周辺で深刻化…これから確実に「買い物難民」になる人が住んでいる-家と立地-の特徴(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a22dde6d345374d397f6e0486461fbaf9cfd350d

◆日刊IWJガイド・非会員版「シリアのイラン大使館へのミサイル攻撃に対し、イランが『国連憲章第51条にもとづく正当防衛』としてイスラエルに史上初の直接攻撃!」2024.4.15号~No.4201 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53405

■【第1弾! 英国統合軍司令部の元司令官が、「ウクライナは戦意を失い、2024年内に、ロシアに敗北する深刻なリスクに直面している」と警告! 英シンクタンク・英国王立サービス研究所は、ロシアはハリコフ、ドンバス、ザポロージエで前進する可能性があると指摘!】ロシアは、自分で敷いた地雷原のラインに束縛されていて、西へと攻め込めないとも分析するが、それはロシアが、西へ西へと侵略し、新ロシア帝国を作ろうとしているという西側の妄想による、自縄自縛! ロシアの滑空爆弾による空爆の前に、ウクライナはなすすべなし!(『BBC』、2024年4月13日)
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「基本的人権を守らず、国民主権を踏みつぶし、対米隷属を追認して平和を破壊する「反社会的勢力」=日本の司法・裁判所・検察を叩き潰せ(その1)=①弾劾裁判の在り方、②巨悪を逃す検察の言い訳、③司法が株主代表訴訟を骨抜きにする」をお送りいたします。

日本の司法・裁判所・検察は、自らに課せられた使命・責任や有権者・国民からの負託を棚上げにし、自己保身最優先で対米隷属・霞が関追従・首相官邸忖度・特権的大企業保護の反国民的「悪代官所」、魂の抜かれたアイヒマン=第二法務ヒラメ官僚組織に成り下がっています。この状態を放置することは、日本が法治国家から「放置国家」へと転落していくことを意味し、将来へ向けて由々しき事態だと言えるでしょう。

結論は簡単で、裁判というものの実際を目の当たりにした覚醒市民や、権力犯罪の巨悪の犠牲になった被害者らが先頭に立ち、「裁判しました、負けました、終わりました」にしないで、今度は自分たちが持つ「国民主権」を使って、この「悪の巣窟」「巨大権力犯罪の追認機関」の日本の司法・裁判所・検察を叩き潰せばいいのです。そして、一から日本の司法が、ちゃんと期待された機能を発揮し、社会正義の立場に立って、基本的人権を守り、世界でもまれな先進的で理想的な憲法と言われる日本国憲法を順守させていく判決を下せるよう、組織転換していくようにすればいいのです。

この期に及んで、個々の裁判官の個人的な倫理観や道徳観念に期待することは愚かです。下記に見るように、ほとんど全部と言っていいくらいの裁判官どもが、最高裁その他の悪性判決(*)をコピペするような判決を下し、最高裁は、そういう裁判官こそを裁判所の人事制度の下で栄転させる暴挙を繰り返しているのです。また昨今では、最高裁をはじめ各クラスの裁判所・裁判官と巨大法律事務所に原子力ムラが加わって「悪の泥団子」(ハナクソ丸めた黒仁丹連合)=「邪悪翼賛司法」を形成するようにまで至っています。もはや看過できるものではないのです・

(*)6.17最高裁判決(生業訴訟他4訴訟判決)は民事訴訟法違反のお粗末判決でした
 https://shien-dan.org/news-letter-no014/

みなさまには、衆議院総選挙時に実施されている最高裁判事の「国民審査」において、候補者全員に「×××××」を付けて投票していただきたい。これは最高裁判事を審査する仕組みにはなっていない「国民審査」において、私たち有権者・国民が、今の司法・裁判所・裁判官に「NO!」を突きつける唯一の方法です。マスごみ報道に乗せられて、〇×をどうつけるか、などと悩む必要などありません(時期尚早)。日本の司法がまともになるまでは候補者全員に「×××××」です。そして、それ以上の処方箋=腐りきった日本の司法・裁判所・検察を叩き潰して再建する方法は下記の「いちろうちゃんのブログ」をご覧ください。もちろん司法改革は政治改革よりもハードルが高く、その実現には困難が伴いますが、有権者・国民がやる気になればできることです。ですので、やる気になりましょう。

◆(拡散希望)(報告)(1.22)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第6回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-ec0fb4.html

 <別添PDFファイル>
(1)不適切投稿の判事 罷免、弾劾裁判 表現行為めぐり初(朝日 2024.4.4)
(2)不適切投稿 岡口判事を罷免、弾劾裁判 表現巡り初「著しい非行」(東京 2024.4.4)
(3)岡口基一判事の弾劾裁判、SNS投稿で罷免判決、最後は国会議員の「良識」に(佐藤和雄『週刊金曜日 2024.4.12』)
(4)買収・上場廃止株式併合で「原告の資格なし」、東芝株主代表訴訟「訴え却下」続く(朝日 2024.4.10)
(5)東芝株主代表訴訟 訴えを棄却=原告株主敗訴(朝日 2024.3.7)
(6)東芝の「巨悪」を逃がす大甘判決(『FACTA 2023.5』)
(7)特捜部はなぜ五人衆を逮捕できないか(イントロ部分)(五十嵐紀男『文藝春秋 2042.5』)
(8)裁判所と巨大法律事務所との関係深化を暴く 第2弾(イントロ部分)(後藤秀典『経済 2024.5』)


1.岡口基一元裁判官への弾劾裁判について考えたこと

  今般、判決が下された仙台高裁判事の岡口基一に対する弾劾裁判を通じて、日本の裁判官訴追&弾劾裁判制度のあり方について考えてみました。私はこの制度は抜本的に見直され、今日の日本の司法・裁判所・裁判官を正す有力な手段・制度の1つにすべきではないかと考えています。

岡口基一元裁判官への弾劾裁判そのものについては、その具体的内容の詳細が報道されていないので、その判決の是非については量刑の妥当性も含めて下記では問わないことにします。私が疑問に感じているのは、弾劾裁判の制度そのものです。

(関連)不適切投稿の判事 罷免、弾劾裁判 表現行為めぐり初(朝日 2024.4.4)
 https://www.youtube.com/watch?v=01xT13aCOfQ

(関連)不適切投稿 岡口判事を罷免、弾劾裁判 表現巡り初「著しい非行」(東京 2024.4.4)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/318830

(関連)仙台高裁判事、遺族侮辱で罷免判決 SNS投稿巡り初 弾劾裁判所 - 毎日新聞
 https://x.gd/b1sW0

(関連)岡口基一判事の弾劾裁判、SNS投稿で罷免判決、最後は国会議員の「良識」に(佐藤和雄『週刊金曜日 2024.4.12』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlDnLsDkuRd3mADHK?e=D2Qedk

 <田中一郎コメント>

 この事件の被害者は岡口基一が担当した刑事裁判事件の被害者なのか(担当はしていないのか)、肝心なことが書かれていない。また何故、かような低レベルの裁判官の愚行が裁判所内部できちんと処分されないのか、である。最高裁の処分は「戒告」2回というバカバカしいものであり(この弾劾裁判の原告弁護人でさえ「裁判官として許されない行為だ」と言っている)、この最高裁の態度が、今回の弾劾裁判の提訴を招いていると言えるのではないか(時間と労力のムダ)。

そもそも論で恐縮ながら、弾劾裁判の制度自体がまことによろしくない(司法・裁判所・裁判官を社会的公正や正義の観点から正すものになっておらず、かつ、有権者・国民の参加もない)。以下、この制度をどう変えればいいのかを箇条書きにする。今回の岡口基一の弾劾裁判とは直接関係がない。

(1)訴追することを国会だけで決めている 法曹界の専門家を入れた「訴追検討委員会」(法曹界中心)を国会の下に設けよ。国会は基本的にその結果に従って訴追する(しない場合はそれ相応の理由が必要)。

(2)不訴追処分に対して「弾劾裁判訴追審査会」を設け、有権者・国民が異議申し立てを行うことができる。過半数で訴追の是非を決定。この審査会のメンバーは「検察審査会」と同様の形で一般有権者・国民から選ばれたもので形成する(11名)。

(3)いずれにせよ、訴追後は、上記の「訴追検討委員会」が検事役を担当する。検事役の方々には、きちんとした報酬やアシスタントを国が費用負担して用意する。(「訴追検討委員会」メンバーの全員が検事役を拒否した場合は、広く法曹界から検事役を募集する)

(4)裁判官が国会議員だけ=しかも大半が与党議員という形は最悪のパターンである 国会議員は与野党から輪番制で3人(与党2、野党1)、法曹界から2人(弁護士1、学者1)、陪審員(裁判員)6人の11人で裁判官を構成せよ。そして、原則として、多忙を理由にした交代や欠席を認めない(厳格に正当な理由なく欠席したら処罰する)

訴追を国会だけが決め、裁判官を大半が与党の国会議員が担う、ということから、弾劾裁判が与党の「私物化」を招きやすいい。要するに、ロクでもない裁判官の愚行を裁く弾劾裁判を利用して、それを厳しく断罪することで、自分たちの社会正義の立場を強調する(他方で陰に隠れて政治腐敗を繰り返す)ような「猿芝居」をする、という意味だ。

(巷では「政治利用」と言われるが、私は司法・裁判も政治だと考えているので、この言葉は使わない。与党政治家どもの「(弾劾裁判の)私物化」と申し上げておく。この国では司法・裁判所・裁判官を、何か正義の味方のような位置づけをして、政治からの独立などと「祭り上げる」雰囲気があるので、そんなものは断固として拒否したい。裁判官どもは「水戸黄門さま」や「遠山の金さん」ではないし、実際に今の裁判官どもがやっていることは、日本国憲法棚上げの対米隷属・自民党政治への忖度・追従・追認である。いわば一種の政治的反社会的勢力なのだ。マスごみは、弾劾裁判で被告裁判官に対して厳しい判決が出ると「司法の独立」などと言いだすが、日頃は散々に司法の独立を疑わせる反社会的で違憲あるいは日本国憲法トンズラのクソ判決が山のように出ているにもかかわらず、「司法の独立」などは歯牙にもかけていないのだ。マスごみの報道に踊らされてはいけない)

与党政治家たちのこうしたふるまいを防ぐため、弾劾裁判に法曹界と有権者・国民が参加をする仕組みを創るということである。自民党(与党)政治家どもは、(弾劾)裁判官にさせるのではなく、むしろ刑事・民事の裁判の被告人にして、裁判でさばいていく必要がある人間達である。そんな連中に裁判をゆだねてまともに機能するはずはない。

(5)1審制ではなく3審制とし、上記の形(陪審制ないしは裁判官制度)を控訴審・上告審でも続ける

(6)量刑は、最も重いものが「司法界を含む法曹界からの追放」で、そこから少しずつ、量刑の軽いものへと下げていけばいい

(7)弾劾裁判が取り上げる裁判官の愚行は、何も刑事沙汰のものだけとは限らない。訴追対象の裁判官は、個人的な刑事事件的な不祥事を起こした裁判官だけではなく(むしろそんな裁判官は裁判所内部で厳格に処分すればいい)、反社会的な、社会正義に反する、基本的人権を踏みにじる、国家を危機に陥れる、日本国憲法を踏みにじるかトンズラする、そんな判決を下した裁判官こそを訴追すべきである。反社会的な判決や、日本国憲法に明らかに反する判決を下した、ロクでもない裁判官もまた、弾劾裁判にかけられる、という仕組みが、今の司法・裁判所を見ていると絶対に必要であるように思われる。司法権力を濫用する[腐ったヒラメ裁判官]を有権者・国民が逆に裁く仕組みが、私は必要ではないかと強く思っている。民主主義の制度は必ずどこかにフィードバックシステムが必要であり、その1つが有権者・国民参加の裁判官弾劾裁判制度であると考えている。

(8)最後に
 日本国憲法を杓子定規に解釈して、上記のような弾劾裁判制度を違憲だという法曹界のバカ者たちは必ず存在する(それを言うなら、まずは安保法制について言え!!)。その連中を退けてでも、こうした制度を実現しておかないと、この国はいつまでたっても民主主義や社会正義や基本的人権を実現できないように思う(上記なら憲法的にも実現可能=この国の民主主義が成熟したら日本国憲法の司法条項を改正すればいい=今は日本国憲法には触らぬ方がいい)。いくらホンモノの政権交代を実現して、いい法律をたくさん制定しても、その法律を厳格に守らせる仕組みが整っていなければ、そんな法律は「絵にかいた餅」となる。司法はその意味で極めて重要な機能なのだ。

司法・裁判所・裁判官を聖域化してはならない。彼らは「聖域」どころか、今やどうしようもない反社会的勢力の端くれ=ヘドロ裁判所・裁判官の塊になっている。主権は国民にあるのであって、最高裁や裁判所にあるのではない。ヘドロ裁判所は国民主権で叩き潰せばいい。

 <関連サイト>

(1)(社説)裁判官の罷免 制度への国民の責任:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15903953.html?iref=pc_rensai_long_16_article

(2)<社説>岡口判事を罷免 制裁が苛烈に過ぎる:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/319197?rct=editorial

(3)社説:SNS投稿で判事罷免 司法の発信考える契機に - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240406/ddm/005/070/094000c


2.(別添PDFファイル)買収・上場廃止株式併合で「原告の資格なし」、東芝株主代表訴訟「訴え却下」続く(朝日 2024.4.10)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15908664.html

(関連)(別添PDFファイル)東芝株主代表訴訟 訴えを棄却=原告株主敗訴(朝日 2024.3.7)
 https://digital.asahi.com/articles/ASS366SJFS36UTIL03T.html

(関連)(別添PDFファイル)東芝の「巨悪」を逃がす大甘判決(『FACTA 2023.5』)
 https://facta.co.jp/article/202305003.html

 株式併合したら原告所有の株式が1株未満となったため「原告の資格なし」となり、株主代表訴訟ではこの形式用件で「訴えの却下」となる、だって!? 何言ってんだ、ではないか。朝日新聞(2024.4.10)の記事に書かれている通りである。株主代表訴訟は、経営者の背信・背任行為の結果生まれた会社の損害を株主が(低額印紙1枚で)賠償請求する・できることで、経営者の不正や企業犯罪などを未然に防ぐ(会社経営の健全化)効果を狙った法制度である。それを経営者側による株主代表訴訟提訴後の作為(買収・上場廃止株式併合)で簡単に却下してしまえるなら、こんな制度は意味がないではないか。

朝日新聞の記事によれば、既に少し前に同様のこと=「株式交換で株主が親会社の株主になってしまったから訴訟適格性を喪失して株主代表訴訟が裁判所で却下される」などというバカバカしいことが相次いで、おかしいと多くの異議が出たため法改正により却下できなくなったという経緯がある。にもかかわらず、裁判所・裁判官がまたぞろ同じようなことを繰り返しているというわけだ。株式併合と株式交換は違う、とでも裁判官は言いたいのだろうが、お前たちはイチイチ、法律に一挙手一投足を規定するように書かれていないと何にも決められないのかということだ(バカバカしい事細かな校則や決まりごとに順応して育ってきた若い「いい子ちゃま・おぼっちゃま」の専門バカ裁判官だということか?)。そんなことでは世にはびこる悪は退治できず裁判官など務まらないから、さっさと辞めちまえということだ。

裁判官なら、法律の主旨に沿って、条文に書かれていないことは行間にそれを読み取って、社会正義を実現する方向で判決を書いていく、その判決がまた事実上の慣習法のようになっていく、というのが「法の正義」の実現であり、裁判の必要性・好回転でもあるのではないのか?! 経営者側を何とか勝たせ、経営者側の背信・背任行為は極力告発・処罰されないように、裁判所・裁判官が法律の抜け穴を探してやって、悪を無罪放免する、日本の司法・裁判所・裁判官がやっていることはそういうことだ(一種の司法権力の濫用だ)。

ついでに申し上げれば、東京地裁の第1審で被告の東芝旧経営陣に3億円余の賠償金の支払いを命じた裁判長は、あの東電株主代表訴訟において東電旧経営陣に対して13兆3千億円余の支払いを命じた朝倉佳秀裁判長だった。朝日新聞は賠償を命じたことを評価するような書き方をしているが、冗談ではない。別添PDFファイルの月刊誌『FACTA』の記事を見てほしい。旧東芝経営陣による多くの粉飾や不正を見逃し、申し訳程度にわずかな賠償支払い(3億円余)を命じただけのクソ判決・反社会的判決で、これがあの東電株主代表訴訟の画期的判決を書いた裁判長だった人間が出す判決なのかと、私はこの記事を読んだときに自分の目を疑った。

しかし、よく考えてみると、私は、東電株主代表訴訟の朝倉佳秀他の裁判官による判決も、一種の「(ガス抜き)やらせ」だったのではないかと思うようになった。最高裁の覚え目出度いエリート裁判官の朝倉佳秀だから、最高裁も「地裁だから、どんな判決を出したところで控訴審・高裁以降の上級審で何とでもなる、だから第一審は朝倉佳秀の思うとおりに、仮に原告勝訴の判決でもいいから好きにやれ、原告勝訴なら、それはそれで怒り狂っている反原発の連中のガス抜きにもなるだろう」くらいの指示で「やらせ」判決を出していたのではないのか。朝倉佳秀とて、日本の司法・裁判所という組織の中の1人の「駒」にすぎない。一部の脱原発の人たちのように、「神さま、仏さま、朝倉さま」のような雰囲気で東電株主代表訴訟の東京地裁判決を称賛するのはどうしたものかと思えてならない。何故なら、日本の司法・裁判所は、トータルとして徹底的にロクでもないからである。


3.巨悪を逃がす検察のずる賢いエクスキューズを見抜け!

 アベ派幹部の5人衆や森喜朗元総理、あるいは岸田文雄総理や二階俊博元自民党幹事長ら、政権党の自民党幹部を刑事告訴・告発できなかった日本の検察だが、他方では、無実の人を有罪にしたり、ちょっとした軽犯罪に人生を破壊するような重罰で報いようとする、その情けない反社会的組織の検察が、今般、月刊誌『文藝春秋』(2024.5)にその言い訳を掲載した。書いたのはかつての東京地検特捜部長のエリート法務官僚である。以下、私から怒りのコメントを申し上げる。

◆特捜部はなぜ五人衆を逮捕できないか(イントロ部分)(五十嵐紀男『文藝春秋 2042.5』)
 https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7889

(関連)安倍派5人衆を逮捕できなかったのはなぜか――元東京地検特捜部長が苦言「政治資金規正法がザル法のせいだ」(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/75259cb20ab012d4e174f0c9c8929a002c667fd1

 <田中一郎コメント>

 著者の元東京地検特捜部長=五十嵐紀男という検察庁のエリート官僚は、この『文藝春秋』(2024.5)の論文において、今回のアベ派5人衆を逮捕・起訴できなかったことだけでなく、「金竹小:こんちくしょう=金丸・竹下・小沢」が引き起こした過去の事件にまで遡って言及し、検察庁は組織を挙げて犯人逮捕・起訴のために尽力したが、政治資金規正法が「ザル法」だったから、それがかなわなかった。残念でならない。悪いのは検察ではなくて法律であり、法律を定めた国会=つまりは逮捕・起訴されるべき政治家たちだった、旨の主張をしている。有権者・国民としては納得がいかない、という話である。文章を読んでいて無性に腹が立った。以下、どこがおかしいのか、私なりにまとめてみた。

また『文藝春秋』という雑誌は、かようなもっともらしく体裁を整えた「権力犯罪(見逃し)言い訳」論文のようなものをたびたび掲載してきた経緯があり、またやってるのか、という印象が強い。私が『文藝春秋』を有権者・国民の立場に立脚したクオリティ雑誌とは認めない大きな理由の1つでもある。この雑誌は時折、巷間を騒がせるスクープ記事を掲載するが(今回もmRNAコロナワクチン問題や小池百合子学歴詐称問題で話題となっている)、それを読む場合には眉にツバを付けて読む必要があることを皆様にも知っておいていただきたいと思う次第である。

以下、具体的かつ簡潔に見ていく。

(1)「政治資金規正法は、違反の処罰対象が政治資金を使用する議員ではなく、その事務を取り扱う会計責任者に限定されている点が問題である。議員の責任を問うためには会計責任者との共謀を立証しなければならないが、実は、これがかなり難しい。規制法が「ザル法」と言われるゆえんはここにある。」(抜粋)

 ⇒ 議員の責任を問うのに「共謀の立証」だけしかないというのはおかしな話である。会社法にも「善管注意義務」というものがあるように、政治資金規正法に従って政治家がカネの管理をする場合にも同様の法的義務があると考えるのが法解釈の正道である。また、政治資金収支報告書も議員の名義で出されるわけだから、そこに記載漏れを含む不実記載があれば、当然、政治家の法的責任が問われてしかるべきである。政治資金規正法の本来の主旨に沿う形での法運営をするのが裁判所や検察の本来的な務めであることを忘却しているのではないか。

また、会計責任者と議員との「共謀」についても、当然ながら政治資金については常日頃から両者の間で詳細な情報交換や意思疎通がなされていると「推定」してかかるのが捜査当局の当然の態度であって、捜査によってこれが明々白々に否定されない限りは、「共謀」という名の情報交換や意思疎通は両者の間であったと「見なす」のは当然なことである。法令の条文にイチイチ関係当事者の一挙手一投足について書かれていなければ逮捕も起訴もできない、などということは断固としてない。

(起訴後は裁判官が条文の間を読み込んで有罪判決を書き、それを判例として積み重ね(事実上の法令として)持続していけばいい=それは検察の仕事ではなくて裁判所・裁判官の仕事である。しかし、今日の日本の司法・裁判所・検察は、グルになって巨悪権力犯罪を逃す・無罪放免する「努力を積み重ねている」様子がうかがえ、それを継続的に担保するためか「判検交流」などという三権分立踏みにじりの「もう一つの権力犯罪」に手を染めているのが現状だ。当然かもしれないが、このことについての言及は、この『文藝春秋』の論文ではなされていない)

(2)「同氏(金丸氏)の政治団体の会計責任者は金丸氏の地元山梨県で農業を営む男性で、会計事務にも収支報告書にも関与しておらず、名目上の存在にすぎないことが分かった。会計責任者を処罰できない以上、その共犯としての金丸氏を処罰することはできない」(抜粋)

  これほどバカバカしいエクスキューズはない。会計責任者は「職務放棄ないしは怠慢」で逮捕・起訴すればいいし、会計責任者が全く知らないところで勝手に名前だけを使われていたのなら、勝手に使った人間を逮捕・起訴し(他の法律の違反でもある)、実際に資金管理をしていた人間を会計責任者と「みなし」て逮捕・起訴し、併せてそうした状態を放置した議員も同様とすればいい(職務放棄・怠慢の「共謀」だ)。ここでも「善管注意義務」の法理が生きている。逆に、こんなものを無罪放免したら、すべての議員は会計責任者をテキトーに選んで職務放棄させ、実際は別の人間が極秘裏に資金管理をして、バレたら政治資金規正法違反ではありません、と居直ればいいことになる。冗談ではない。

(3)「(金丸事件を契機に罰則が強化され)さらに、会計責任者の選任・監督に相当の注意を怠った政治団体の代表に対して50万円以下の罰金刑が新設された。」(抜粋)

  しかしその後も「政治団体の代表は議員ではない」などと言って、議員は逮捕・起訴されない状態が続いているという。罰則も50万円以下の罰金刑では軽すぎる。これも「ザル法のザル改正」だ。しかし、上記で申し上げた通り、議員を逮捕・起訴することは可能である。(裁判所・裁判官の問題は残るが)

(4)小沢一郎議員と政治団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件(記載漏れ・不実記載)は、検察審査会による強制起訴で裁判となったが、裁判所は(会計責任者の秘書らは有罪となったけれども)、小沢氏本人の違法性の認識についての立証が不十分であるとして小沢氏に対しては無罪を言い渡し、控訴審でも無罪となった。

  この事件はいわゆる「国策捜査」と言われているもので、民主党の代表であった小沢氏を、政権交代が予想されていた総選挙の前に代表の座から引きずり下ろすために仕組まれた自民党権力側の謀略だという説が有力である。わざわざ裁判まで起こして争うような内容なのか、という点こそが問われなくてはいけない案件だ。

おまけにこの事件の教訓として「この事件以降、収支報告書の不記載罪・虚偽記入罪で処罰するには、会計責任者の供述だけでは十分でなく、メールや電話の交信記録、その他会計責任者の付けていた業務日誌やメモ等客観的な物証が必要であるとの認識が広まった」(抜粋)などとも書かれている。我々下々の人間を刑事起訴する時は、暴力的に強要した自白だけで平気で起訴している検察が、よく言うで、という話である。議員については、あれもこれもさまざまな証拠をそろえなければ起訴できない、などという、これは議員や犯人の人権のためではなく、検察の仕事を楽にするための(政治的圧力を受けなくて済むための)方便として強調されている、と見た方がよく理解できる。検察のズル、とはここまで醜悪なのか。

(5)「(金丸闇献金事件や小沢不動産取引事件などの経緯から)会計責任者と議員との共謀を認定するのは至難といってよい」(抜粋)

  だったらそれぞれの事件が「熱い」うちに、その旨の記者会見を行い、政治資金規正法がザル法で役に立たない・巨大権力悪を断罪するのが困難だ、という旨の説明を有権者・国民向けに行えばよかったではないか。当時は「逮捕・起訴できまへん」とばかりに「頬かむり」をして逃げ回っていたから、検察庁舎の看板にペンキがぶっかけられたのだ。

(6)「パーティー券収入のノルマ超過分のキックバック自体は違法ではない。あくまでも、その収受を収支報告書に記載しなかったことが違法であるのに、野党議員はそこを追及することはなかった」(抜粋)

  野党議員がどうのこうのよりも「ノルマ超過分のキックバック自体は違法ではない」ということについては、政治資金に詳しくない私でも疑義がある。一つは、脱税容疑(言い換えれば、資金使途の問題)、もう一つは、政治団体である派閥から議員個人にカネが渡ってもいいのか? 議員個人はカネは受け取れないのではないのか(受け取れるのは議員個人1人に1つ指定される資金管理団体または政党支部)。また、カネの受取は銀行送金を使い痕跡がわかる形になっているのか?(つまり一旦は派閥政治団体に渡されたのちに、改めて議員に送金された形になっているのか? 派閥政治団体に渡さなくてもよくて、そのままポケットに入れてください。などという形式だと、カネが闇から闇へ流れるとともに、ネコババする議員も出てくるし、企業がパー券を買っていたら、名寄せすらできなくなる。これ全部、政治資金規正法違反ではないか、法律の主旨に明確に反している)。つまらぬ野党議員批判などやってないで、検察に期待された仕事に沿って物事を説明せよ。

ということで、このもっともらしく書かれた元検察・地検特捜部エリートの『文藝春秋』(2024.5)論文は、考え抜かれたインチキ文書、と私は見ますが、みなさまはいかがでしょうか?

また、日本の政界の「汚いカネ」を巡る事件がいつまでたっても浄化されないのは、検察の不作為・逃亡だけでなく、司法・裁判所・裁判官どもが(検察とグルになって)巨悪権力犯罪を無罪放免しているからでもある。この日本を本来の法治国家に戻すため、日本国憲法の定める国民主権を使い、この司法・裁判所・検察を一旦叩き潰し、改めて正常な形で再建する「法制度改正」を実現させていく必要がある。詳しくは下記をご覧下さい。

◆(拡散希望)(報告)(1.22)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第6回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-ec0fb4.html


4.(必読)(別添PDFファイル)裁判所と巨大法律事務所との関係深化を暴く 第2弾(イントロ部分)(後藤秀典『経済 2024.5』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlDr6ioVP5KykCylB?e=IGSZ94

(関連)最高裁を侵食する巨大弁護士事務所 東電原発訴訟で明らかになった「不都合な真実」とは - 弁護士ドットコム
 https://qr.paps.jp/oJfCU

(ジャーナリストの後藤秀典さんによる日本の司法・裁判所告発の第2弾です。必読必見です。最高裁以下、目も当てられないクサレぶりが見て取れます。こんなものを放置しておくわけにはいかないでしょう。:田中一郎)

 <いちろうちゃんのブログ>

(1)(報告)(12.20)オルタナティブな日本をめざして(第97回):「日本の司法・法曹界と原子力ムラ」(後藤秀典さん:新ちょぼゼミ)(2023年12月20日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-ee595b.html

(2)(報告)(2.13)オルタナティブな日本をめざして(第40回):「日本の司法制度と裁判官:何故おかしな判決が相次ぐのか」(新ちょぼゼミ:澤藤統一郎弁護士 )- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-ab6361.html
草々

2024年4月13日 (土)

本日(4/13)のちょっとだけ情報:(1)小池百合子学歴詐称問題再炎上(2)朝ドラ「寅子」に見る「戦前」家制度に戻ろうとする自民党のジジババ(3)国立大学政策 失敗を直視し見直す時(4)衆院選結果予測(『週刊文春』)他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(イベント情報)(チラシ)(5,19&20)子ども脱被ばく裁判 決起集会&最高裁前アピール(みなとパーク芝浦)
 https://1drv.ms/i/s!ArtBTVAHlosVlDPyHdnZ7cNiGnkf?e=GHMOmH


2.内閣支持16.6%、過去最低更新 裏金処分「軽い」5割超―時事世論調査:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024041100763&g=pol&logo=logo_6
(こんな内閣を、この期に及んでまだ支持しとるのがいるのか? 頭の中が腐ってるのかな?)


3.「れいわ新選組」イベント
 のど自慢大会だって、私もウガイをして参加してこようかな・・・・!!

(1)【街宣】れいわ新選組 政治的のど自慢大会2024 東京都・池袋駅!4月27日(土) 開催のお知らせ
 https://reiwa-shinsengumi.com/reiwanews/20196/

(2)【街宣・屋内集会】れいわ新選組 街宣とおしゃべり会 in 東京都・新宿区 4月28日(日)  開催のお知らせ
 https://reiwa-shinsengumi.com/reiwanews/20203/

(3)【街宣】れいわ新選組 政治的のど自慢大会2024 東京都・秋葉原駅!4月29日(月・祝) 開催のお知らせ
 https://reiwa-shinsengumi.com/reiwanews/20206/


4,立憲民主党内「くずれ三流自民不純派」
 この2人には、立憲民主党から自民党の方へお移りいただくのが我が国の政治にとってはとてもいいことだと思います。一刻もお早く、どうぞ。ついでに野田佳彦やその芋のつるに絡まっている連中も何人か連れて行ってください。

(1)(別添PDFファイル)立民・玄葉元外相、代表選「野田元首相に期待」(日経 2024.4.10)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79913430Q4A410C2PD0000/

(2)立民 岡田幹事長 原発の再稼働 一定条件で認めるべき - NHK政治マガジン
 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/101117.html


5.「異次元緩和」の反動はこれからが本番…1ドル=200円の衝撃に備えよ!「ヤバすぎる円安」が止まらない「残念な理由」(現代ビジネス)
 https://gendai.media/articles/-/126765

(関連)円相場、一時153円台 34年ぶり円安水準 米物価が予想上回る:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/hU0d5

(1ドル=200円で済むかなあ? それならあまり心配しないけど、200円で円安が止まるという保障はないからネ。そのうちド~と来るかも)


6.「お前、言う-」 愛知・大村知事、川勝知事の会見を痛烈批判 - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/dWbEI

 <田中一郎コメント>

 大村秀章(愛知県知事)よ、お前、こんなこと言ってんのか? 「推進論者であれば専門家、科学者が科学的論拠で作った報告書をもっと尊重すべきだったのに、すべていちゃもん(言いがかり)をつけていた。実際にやっていたことは違うんじゃないか」

だったら、お前に聞きたい。下記に私がリニア新幹線で問題だと考えることを箇条書きにしてあるから、それぞれについて、どう解決してリニア新幹線を完成させるのか、丁寧に説明してみろ! 御用学者の書いた「エソラ事」を「科学的論拠」などと言って、誤魔化してんじゃないぞ、このろくでなし野郎。お前が望むのなら、リニア新幹線の是非を問う公開討論会の場を用意してやってもいいぞ。知った口、きくな、ボケ!!

◆(別添PDFファイル)戦後最悪の公共事業=リニア新幹線(田中一郎 2023年10月11日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlDS14dIE35e_noEJ?e=vmKl45

(それにしても、長野県知事や神奈川県知事は何をしとるのかナ? 神奈川のエロ黒岩祐治はエログロ遊びで忙しいだろうけれど、長野の阿部守一(しゅいち)は何をしとるのかナ? お前の県もリニア新幹線が通るのではないのか? 沿線地域の環境や住民生活がグチャグチャになってもいいのか? 何故、悪徳会社=JR東海から県民を守ろうとせんのか?!:田中一郎)

(関連)「生放送前のナマだよ~!!」「アワビにバナナ」黒岩祐治・神奈川県知事(68)“11年不倫”〈証拠メール入手〉 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/61913

(関連)「今から向かいます」黒岩祐治・神奈川県知事 当選後も“不倫メール”- 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/62338#goog_rewarded

(このエロ黒岩祐治を支持して支えているのが、和歌山ハレンチパーティー自民党と、銀座クラブ飲み歩き政党の公明党だ。どの面下げて政治家やってんのかな?!恥さらし事件で黒岩祐治に辞任を求めるのが筋だろうに。神奈川が世界に恥を晒しているということが分からんのか!?:田中一郎)


7.(別添PDFファイル)何しに行った?(斎藤美奈子 東京 2024.4.10)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlDX7KA2NJxuQig9j?e=TmT7d5

(関連)自衛隊に「統合作戦司令部」設置、衆院委で可決 くすぶる「米軍の指揮下に組み込まれる」懸念:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/320696

(関連)岸田首相、“戦争可能な正常国家”公式化…「歴史的転換点に直面」(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/54537734f5679dc35bec4834e3ff3488d0ac55f9

(関連)岸田首相、世界は「歴史的転換点」と警鐘 首脳会談前に日米同盟アピール - CNN.co.jp
 https://tinyurl.com/mr77dppp

(関連)日米首脳会談で「死のビジネス」 こんな首相を訪米させていいのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338617

(支持率15%前後の首相が、何が「歴史的転換点」だ。それも言うなら「(岸田文雄とその政権の)歴史的転落点」だ。もう日本には帰ってこんでいいぞ。アメリカに面倒を見てもらえ! やってることは全て日本国憲法違反=政権交代を経て全てスクラップ。:田中一郎)


8.この世にはヘドロやドブよりも汚いものがある=自民党政治

(1)「フザケルナ!」萩生田光一氏が自民安倍派で総スカン 裏金処分でのズルい立ち回りはもう限界|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338675

(2)「岸田降ろし?」「党内分裂?」 泥船が沈むのをただ待っている自民党|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338674

(3)「知れば知るほどひどい奴」北海道庁の幹部が “パワハラ議員” への説明で「東京出張」年70回の理不尽…議員辞職を求める声も(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/82168c7f16fa834aeb35eb289bfa18d55094badb

(4)「離党勧告」処分の塩谷立氏が自民党に“逆襲”する日…裏金事件の全貌暴露を国民も切望|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/338759

(5)安倍派5人衆を逮捕できなかったのはなぜか――元東京地検特捜部長が苦言「政治資金規正法がザル法のせいだ」 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/70065

(6)安倍派裏金議員の“お詫び行脚”は完全裏目…批判噴出「よく出てこられるな」と有権者もア然|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/338619

(7)国民の“真の声”が日本を救う。やりたい放題の自民政権に鉄槌を下せる「ミニ・パブリックス」とは - まぐまぐニュース!
 https://x.gd/rzqo1

(8)自分の処分を棚上げした岸田首相が「国民に判断してもらう」…そしてアメリカへ こんな幕引き許される?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/320044

(9)自分は処分もせずにいい気なものだ 嵐のごとく吹き荒れる岸田訪米花道論|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338724

(10)処分見送りの45人、幹事長が厳重注意 自民裏金、幕引き急ぐ:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/mrxcdpuw


◆日刊IWJガイド・非会員版「イスラエルからのテロ攻撃に、ついにイランが報復攻撃を決意!- 第5次中東戦争は世界戦争へ!-」2024.4.12号~No.4199 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53395

【第1弾! ニカラグアが、イスラエルへの武器売却を巡って「ジェノサイドを幇助した」として、ドイツを国際司法裁判所(ICJ)に提訴した件で、ICJが公聴会を開催! ニカラグア側弁護士は「片方の手でパレスチナの子供たちや女性、男性を抹殺するための軍需品を(イスラエルに)提供しながら、もう片方の手で空中投下などを通じた人道支援を行うというのは、彼らに対する実に拙劣な詭弁だ」!】(『国際司法裁判所プレスリリース』、9日ほか)実は、ドイツは、イスラエルに対する軍事支援では、米国についでナンバー2! 南アフリカ、ニカラグアと、グローバル・マジョリティからの「G7」中核国への提訴が続く!

◆独英、イランに自制促す イスラエルへの報復宣言で情勢緊張 - ロイター
 https://jp.reuters.com/world/security/FPWPWLAW3JMHZBV32X2NQCN4Q4-2024-04-11/

(欧州の政治家ども、特にドイツの政治家どもの劣化が目立つ。とりわけドイツ緑の党がひどい。「独英、イランに自制促す」前にお前たちが自制しろ!)
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「本日(4/13)のちょっとだけ情報:(1)小池百合子学歴詐称問題再炎上(2)朝ドラ「寅子」に見る「戦前」家制度に戻ろうとする自民党のジジババ(3)国立大学政策 失敗を直視し見直す時(4)衆院選結果予測(『週刊文春』)他」をお送りいたします。タヌキ女の小池百合子の学歴詐称問題が関係者の爆弾告発(『文藝春秋』他)で再炎上し始めました。今度こそ退治して、タヌキ汁にいたしましょう。

 <別添PDFファイル>
(1)自公83議席減! 過半数割れで自民分裂、衆院選激戦区予測(『週刊文春 2024.4.18』)
(2)小池百合子都知事元側近の爆弾告発(一部抜粋)(小島敏郎『文藝春秋 2024.5』)
(3)私が東京ケチ事です(『週刊文春 2016.5.26』)


1.(別添PDFファイル)自公83議席減! 過半数割れで自民分裂、衆院選激戦区予測(『週刊文春 2024.4.18』)
 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b8445

 <予想結果>
自民 259 186
公明  32   22
・・・・・・・・・
立民  95 147
維新  41   62
国民   7   16
教育  4    3
・・・・・・・・・
共産   10   10
社民  1    1
れいわ 3   10
・・・・・・・・・
無所属 10    6
参政、保守 各1

(みなさまは、いいぞ、いいぞ、と思っておられるかもしれませんが、私は仮に来たる衆院総選挙がこのような結果になるとしたら、最悪パターンだと見ています。この辺の議論は、来たる5/7(火)「ENJOY DBATE 資本論読書会」でやりたいと考えています。:田中一郎)

◆(5.7)第5回「ENJOY DEBATE 資本論読書会」(東京・中央区)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1712297956517staff01


2.GOOD BY 悪質女タヌキ=小池百合子 自業自得の自爆時限爆弾がさく裂:小池百合子都知事元側近の爆弾告発(小島敏郎『文藝春秋 2024.5』)

◆小池都知事「元側近」の爆弾告発「私は学歴詐称疑惑の“隠蔽工作”に手を貸してしまった」 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/70026

(関連)カイロで共に暮らした友への手紙 - 文藝春秋 電子版
 https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7888

(関連)【文藝春秋 目次】小池百合子都知事 元側近の爆弾告発「私は学歴詐称工作に加担してしまった」小島敏郎/コロナワクチン後遺症 疑問に答える/昭和海軍に見る日本型エリート - 文藝春秋2024年5月号 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/70067#goog_rewarded

◆【小池都知事「学歴」に新証言①】「私がカイロ大声明を発案した」小島敏郎 元都民ファーストの会事務総長(月刊文藝春秋5月号掲載)YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=l8FiqyDBANA

◆【小池都知事「学歴」に新証言②】「声明の原案を書いたのはA氏」小島敏郎 元都民ファーストの会事務総長(月刊文藝春秋5月号掲載)YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=TKR9Wnt8fDM

(関連)<小池百合子と元側近・二階と小池・裏金・立憲・岸田>平野貞夫×前川喜平×佐高信【3ジジ放談】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=fVL_tlhaa_8

(関連)偽造私文書行使で刑事告発までされた小池都知事 「カイロ大卒」の経歴で知事選出馬なら、さらなる告発の可能性も(1-3) - JBpress (ジェイビープレス)
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60873

(今月号の『文藝春秋』(2024.5)は他にも注目すべき記事が掲載されています。ご一読をお勧めします。:田中一郎)

(関連)女帝小池百合子-石井妙子/著(北原百代さんが実名で告発)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034536524&Action_id=121&Sza_id=G2


3.小池百合子女帝ダヌキの「学歴詐称」問題は、法令違反・モラル破壊だけでなく、都政そのものにも深刻な悪影響を及ぼしている(『文藝春秋』記事から)

既にみなさまは、今月号の『文藝春秋』(2024.5)の「小池百合子都知事元側近の爆弾告発(小島敏郎著)」をお読みの方も多いと思いますが、あえて別添PDFファイルに、この問題が及ぼしている都政への悪影響について書かれた部分を抜粋いたします。

◆(別添PDFファイル)小池百合子都知事元側近の爆弾告発(一部抜粋)(小島敏郎『文藝春秋 2024.5』)

(1)神宮外苑の再開発と樹木伐採問題、(2)築地市場跡地の再開発問題(築地市場の豊洲移転は「卸売市場の移転問題」などではなく「跡地狙いの官製地上げ」でした)、(3)2021年東京オリンピックにおけるIOC・JOC・電通の取分の妥当性、(4)都立高校入試の英語スピーキングテストとベネッセ問題、(5)都議会での審議(質疑応答)と小池百合子・都民Fの態度、(6)子ども手当一人5000円をはじめとする巨額のバラマキ(選挙対策)、などが言及されています。読んでいて腹立たしい限りです。

都市再開発にせよ、オリンピックにせよ、英語のテストにせよ、その背後には都政に群がるハイエナ・ハゲタカ・タカリ集団の利権の所在を強く感じますし、また、都民Fという「小池百合子幼稚園タヌキ組」の連中が、少しばかり「悪成長」して「チンピラ風の不良」っぽく、自民党や公明党のヤクザ崩れの都議どもと一緒になって都議会で審議潰し(正確には小池百合子都政の是非を問う質問潰し)をし始めている、そんな状況も読み取れます。都民Fなどは発足当初から、私は「こんなのダメダメダメ」と申し上げてきましたが、これもまた、私の申し上げてきた通りになってきています。他にもまだまだ小池都政のデタラメは山積していると思われます(報道されないから私たちが知らないだけでしょう:オリンピック村都有地の時価1/10での超格安価格での払い下げ問題など)

(関連)都議会・予特委が大荒れ「知事厳しい質問に応じず」発言取り消しへ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=oN5zpuJ-CdU

(関連)2024-3-29 またもや「排除します」!- - #都議会やばい 抗議集会
 https://qr.paps.jp/dzx5p

この『文藝春秋』の記事に書かれたことは、これから都議会内外で徹底的に追求し、小池百合子女帝ダヌキの不透明都政の実態を暴露し、石原慎太郎以降続く歪み切った東京都政に終止符を打つ必要があります。これ以上、愚連隊のような連中に都政を牛耳らせるわけにはいかないでしょう。また、東京都庁の人事も適正化し、悪性木っ端役人が幹部の席に座っている現状を一掃してしまう「大ナタ」をふるう必要もありそうです(市民運動・社会運動が都庁幹部をウォッチドッグしているという話は聞いたことがありません=これもまずい)。要するに人事が滞留し、都庁内に人事ヘドロ状態が生まれて、汚物が清きを駆逐する状態ができているのです。

都政に青空・清流を取り戻しましょう。腐ったインチキ知事からは、まともな都政は生まれないのです。私は、石原慎太郎時代にさかのぼって過去の都政の「総括」をするチームを創設し、報告書を書いてもらうのがいいのではないか、と思っています。(チンピラ似非右翼の石原慎太郎だけでなく、徳州会の徳田虎雄から毒饅頭をもらって追放となった右翼転向チンピラ作家の猪瀬直樹(よくクチャクチャとチューインガムをかんでいる、チンピラ石原のお抱え子分もやはりチンピラ猪瀬とチンピラ浜渦でした、類は友を呼ぶのです)、「私が東京ケチジです」(別添PDFファイル『週刊文春』)のトンチキ国際政治学者の舛添要一らもひどかった=東京都民は政治家を見定める能力がないのかな?)

(関連)(別添PDFファイル)私が東京ケチ事です(『週刊文春 2016.5.26』)

(関連)国会中「ガムかみ」SNSで拡散 猪瀬議員に厳重注意(2023年4月14日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=CH4Ecwhky_A


(追)法律では「学歴詐称」の罪(公職選挙法)は時効3年になっていて(卒業証書を偽造していたら時効はもう少し長いようですが、当選が法的に無効になるかどうかは???)、現段階ではもう告発は難しいとされますが、政治責任は問えます。自民党の「裏金・脱税」問題も同様です。徹底的に追求しなければいけません。また、政治家・官僚どもや企業の犯罪・法律違反の時効が短すぎます。これは法律の総見直しが必要なことを意味しています。学歴詐称の時効だけでなく、政治資金や選挙違反、脱税や利得斡旋など、多岐にわたります。腐敗を根絶するための日本の政治改革・法制度改革の大きな課題の一つです。

要するに、ワルの政治をやった奴は絶対に許さんぞ、墓の中まで追いかけていくから覚悟しとけ、ということです。

(関連)偽造私文書行使で刑事告発までされた小池都知事 「カイロ大卒」の経歴で知事選出馬なら、さらなる告発の可能性も(3-3) - JBpress (ジェイビープレス)
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60873?page=3


4.大日本帝国時代の旧民法における女性の法的地位をドラマ化したNHK朝ドラ「虎に翼」(自民党は現代日本をこの大日本帝国時代に戻そうとしている)

◆虎に翼 - NHK
 https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/
 https://www.youtube.com/watch?v=OGpfHEUpv6o

(関連)[虎に翼] 次週予告 第2週「女三人寄ればかしましい?」4-8(月)~放送予定 - 朝ドラ - 連続テレビ小説 - NHK - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=et4KyyGhAxI

 近年、朝ドラにはまり続けているものですが、今4月から始まった「虎に翼」もなかなかいいスタートを切っています。日本という国における「女性」の問題を考えるにいい素材と言えます。それ以上に、このドラマで描かれている大日本帝国の旧民法の時代(家父長制・家制度=今の若い世代は知らない可能性が高い)に日本を戻そうとしているのが、故安倍晋三をはじめとする自民党のガラクタ政治家どもであることを(特に若い世代の)有権者に伝えていくことが大事で、その際に、このドラマは最適な材料の1つだと思われます。使わない手はない。

私見:主人公の女優さん、名前は知りませんが、なかなかいいです。


(追)全然関係ないのですが、下記の番組もなかなかの迫力でした。再放送に期待。「キャノン機関」なんて何年ぶりに聞いたことか。

◆未解決事件 File.10 下山事件 第1部 - NHKスペシャル - NHK
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/ZZY4N9Y6XV/

◆未解決事件 File.10 下山事件 第2部 - NHKスペシャル - NHK
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/DX9VRJRJ6B/

(これがアメリカという国の正体であり、アメリカという国が戦後一貫して日本に対してとってきた態度であり、そしてそれは今も変わらないし、変わらないどころか、岸田文雄ガラクタ政権の卑屈な態度のために、アメリカがより一層露骨な態度になって来ている、という状態です。この国をちゃんとした主権国家にするためには、政権を変えなければなりません。しかもニセモノ政権交代ではなく、ホンモノに、です。:田中一郎)


5.(社説)国立大学政策 失敗を直視し見直す時:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15908615.html?linkType=article&id=DA3S15908615&ref=mor_mail_free_editorial_20240410

(関連)「どんだけお金ないの」 国立大が批判覚悟の寄付募り改修したいもの [石川県]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASRBV74PDRBVPISC003.html

(関連)福島:「おらがエフレイ」目指す 山崎光悦理事長に聞く 浜通り日本一住みやすく :地域ニュース - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20230922-OYTNT50132/

(悪名高きエフレイの理事長におなりあそばしている、この山崎光悦理事長とかいう御仁は、前金沢大学長らしい。山崎光悦よ、お前な、浮かれたようなことを言ってないで、金沢大学長時代にちゃんとトイレくらい造っとけよ! お前だってクソするだろ! エフレイにはトイレはあるのか? なければクラウドファンディングするのか? :田中一郎)

 <田中一郎コメント>

 「軍学共同」だけが問題ではありません。「産学共同」もしかり、大学運営の「私物化・メチャクチャ化」もしかり、文部科学省や各地の教育委員会の教育への不当介入もシカリ、対学生政策もしかり、です。私が不満なのは、こういう状態に陥って久しいにもかかわらず、当事者である大学の構成員=特に大学教授や教員の多くが、まるで他人事のように、まるで羊のごとく、牧場犬に調教されるがごとく、無言で「我関せず」を決め込んでいることです(大学生の大半は??? パッパラパーか?)。そういう人たちに聞きたいのは、今、立ち上がらなくて、いったいいつ、立ち上がるのですか? じっとしていて、今後はよくなっていくと思いますか? そもそも何のために大学教授になったのですか? 何のための学問・研究ですか? 支配権力の御用聞き=イヌの役回りでご満足ですか? ということです。尻を蹴飛ばしてやりたい「大学教授」が山のようにいます。「大学歩けばイヌにぶちあたる」状態です。大学関連法案の抜本改正案を、大学の当事者から提起していただきたい。

 <必読2冊>

(1)ルポ大学崩壊-田中圭太郎/著(ちくま新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034436361&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)「私物化」される国公立大学-駒込武/編(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034240643&Action_id=121&Sza_id=C0
草々

 

2024年4月12日 (金)

もうワクチンはやめなさい(故母里啓子さん):タダの毒物である2つのワクチンで甚大な健康被害 ①mRNAコロナワクチン ②HPV(遺伝子組換え)ワクチン=健康な体をつぶしたいですか?

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイル一部は添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(メール転送です)原発事故は国の責任「司法の劣化を許さない 6・17最高裁共同行動」に賛同を!

個人賛同:https://drive.google.com/file/d/1EQoNZdeQ05Hf-__xlD9LzYOQ5GMw7UTq/view?usp=sharing

団体賛同:https://drive.google.com/file/d/1zmChjESc6k5qZNJkNfhESJRMqEJP5ngu/view?usp=sharing

カンパお願い:https://drive.google.com/file/d/1sBomQWcweWyTYsuGF0SOvLjHMbMSMoBV/view?usp=sharing

(関連)「第4次最高裁署名提出行動」&集会「元裁判官から見た東電刑事裁判の核心」のお知らせ · Change.org
 https://qr.paps.jp/GqvBg

(関連)(拡散希望)(報告)(1.22)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第6回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-ec0fb4.html 


2.オンライン署名 · 2024年4月「東中野駅西口の桜並木」ー「桜と菜の花と中央線の風景」を守りたい!人々の心の拠り所、平和のシンボルを守り、新たな桜の苗木を植え、次世代へ繋いでいこう! - Nakano City, 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/qH642


3.イベント情報

(1)(4.14)「講演会」・12日~14日「ミサイル要塞化写真展」のお知らせ - ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会
 https://nomore-okinawasen.org/21056/

(2)(チラシ)(4.19)立憲フォーラム:金権カルト政治とジェンダー平等(菱山南帆子さん 参議院議員会館)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlC1y3mouQn-SgQk4?e=Gg5oRc

(3)(チラシ)(4.22)避難住宅追い出し訴訟 第11回公判(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCpLzUEqKSKjD0rA?e=DggyWq

(4)(5.7)第5回「ENJOY DEBATE 資本論読書会」(東京・中央区)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1712297956517staff01

(5)(チラシ)(5.28)福島原発さいたま訴訟控訴審第3回公判(東京高裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlC6yH8pRwmUPCzq6?e=xpQpv6

(6)(チラシ)(6.5)福島原発被害東京訴訟 第2陣3次訴訟 公判(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCvw8N3yL5PaelTH?e=wkpvvp

(7)(チラシ)(6.11)原発事故避難少年がローマ教皇に会い、そして今伝えたい事(武蔵野市)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlC8drBpHqc9Mxkb1?e=Yenvfp

(8)(6.12)第10回口頭弁論のお知らせ - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://www.311support.net/news-240307/

(関連)ニュースレターvol.9をUPしました! - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://www.311support.net/news-240410/


4.立民 岡田幹事長 原発の再稼働 一定条件で認めるべき - NHK政治マガジン
 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/101117.html

(岡田克也立憲民主党幹事長に対して退場勧告を言い渡す。お前のような政治家は野党第一党にもいらないし、この日本にもいらない。原発再稼働の容認だと?! 寝言は寝て言え! 福島県双葉町か飯館村に家族ともども移り住んだらどうか?:田中一郎)


5.(別添PDFファイル)衆院東京15区補選はカオスな展開…乙武洋匡氏めぐり2つの異変、自民vsファーストの会“泥仕合”|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338841


6.(別添PDFファイル)現在もガス噴出、大阪のあらゆる腐敗が爆発した万博騒動(適菜収 日刊ゲンダイ 2024.4.13)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338224

(関連)(チラシ)2025大阪万博 中止でええやん、もっと身近なことに税金使おう(2024.4)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlDIlK9ACuQeYrgzq?e=CgbUTM

(このくだらないイベント「二番煎じの大阪万博」にかかる不祥事費用を含む全ての費用は、「大阪府市合わせ」愚民たちに負担させろ! バカは死ななきゃ治らない、のを、死ぬ前に激辛治療で治してやればいい。維新(日本維新&大阪維新)を狂ったように支持し、大阪万博に期待してやまない、私の生まれ故郷の「昔は水の都、今はアホの都」大阪の愚民どもが如何に愚かなのかは、この記事を読めばよくわかる。;田中一郎)


7.「中国が危ない!」と国民を洗脳し武器輸出を目論む政府、利権をむさぼる政治家を許すな 古賀茂明(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e69728e137350921efba5ac4b4c0345cee7dfe0f

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)中国に対する国民の嫌悪・憎悪感と恐怖感が十分に高まるという条件が整った今、「中国が危ない」という短い言葉を提示すると、国民は自己防衛本能を働かせ、具体的な政策の内容如何に関わらず、何よりも中国に対抗するための政策を他に優先すべきだと判断するようになる。

 こうした国民の思考回路、いや思考停止というべきかもしれないが、それが定着したために、本来であれば、大きな議論が起きるはずの政策大転換の際にも、小さなデモは起きるが、国全体で議論するには至らないという現象が起きているのだ。これは、ある意味で、国民が洗脳されてしまった状態だと言っても良いのだが、この段階に至ると、さらにのっぴきならない事態が生じることに気づく。
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(これは「新型コロナ」やmRNAコロナワクチンの時と同じ大衆社会現象だ。それでコロナワクチンの方はどうなりましたか? デマに煽られた「嫌中」「恐中」もまた、それと同じような結果になるでしょう。マスごみ報道に対してリテラシーが求められています。特にテレビのニュースやワイドショウがひどい。:田中一郎)
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「もうワクチンはやめなさい(故母里啓子さん):タダの毒物である2つのワクチンで甚大な健康被害 mRNAコロナワクチン HPV(遺伝子組換え)ワクチン=健康な体をつぶしたいですか?」をお送りします。今月号の『文藝春秋』(2024.5)でも、前月号に続いてmRNAコロナワクチンについての様々な疑問と、その危険性について、福島雅典京都大学名誉教授(ワクチン問題研究会代表)が平易に解説をしてくれています。必読です。

 <別添PDFファイル>
(1)コロナワクチン後遺症、読者の疑問に答える:福島雅典京都大学名誉教授(秋山千佳『文藝春秋 2024.5』)
(2)日本国内においてコロナワクチン接種後、急に発症するなど医学学会で報告や検討された疾患(ワクチン問題研究会 2024年)
(3)要望書(特定非営利活動法人予防接種被害者をささえる会 2021.2.19)
(4)HPVワクチン勧奨再開から2年、副反応に苦しむ被害者たち(イントロ部分)(高波淳『週刊金曜日 2024.4.5』)
(5)子宮頸がんワクチン 早めに、キャッチアップ接種 来年3月まで(東京 2024.4.9)
(6)子宮頸がん患者減らそう、市区町村検診でHPV検査可能に「高精度かつ低負担」(東京 2024.4.3』)


1.mRNAコロナワクチン

 臨床試験もきちんとしないまま、巨額の財政資金を投じ(少し前のインフルエンザの時もワクチンで似たようなことをして、その時はワクチンを大量廃棄しています)、日本の人口の約8割の人が摂取させられたトンデモのワクチン。しかし我が国では、今もなお、「ワクチン打て打て」宣伝が続いています。こんな国は世界広しと言えども、どこにも存在しません。イスラエルなどは途中で変だと気が付いてやめてしまいました。

このワクチンを打ってしまうと、短期的だけでなく中長期的に、その人の一生を通じて、何が起きるかわからない「タダの毒物」であるところの、その正体が、様々な副作用報告から浮かび上がってきています。記事を読んでいて恐ろしくなりました。こんなものを、ファイザーなどの国際医薬品企業の言うがままに、安全性を確かめもせず、副作用が出てもメーカーの責任は問わないなどの特約まで与えて、(他の国よりも高い値段で?購入し)、全ての国民に接種を奨励して、問題が起きてくると不都合事項は「隠せ、隠せ、隠せ、都合悪けりゃ、みな隠せ!」を徹底している厚生労働省・国立感染症研究所、そして御用医師・医学者たち。許せんなと思います。

(記事内容は、まさに現代における「人体実験」そのものではないですか! ちなみに、日本で感染症に携わる医学者や医師たちは、その多くが「悪魔の飽食731部隊」の末裔・成れの果てと言われています。)

そして今回ばかりは情けないことに、軽率・早とちり・頑固者の左翼・左派・リベラルの多くも判断を間違いました(反省しているのかな?)。キチンと反省しないと、また同じことを繰り返すことになります(「反ワク」などとレッテル張りをしてワクチン批判を侮辱しているだけの似非リベラルも散見します(私に侮辱メールを送り付けてきた岡山大学医学部の著名な某教授もその1人=いずれ氏名を明らかにして徹底的に叩くからそのつもりでいろよ)。

mRNAコロナワクチンだけでなく、およそ人間の遺伝子作用を利用したり、遺伝子をいじくるような医療や医薬品に対しては要注意です。原子力・放射能・被ばくについての話の時も、私から「素朴な科学・科学者振興はもはや危険だ」(支配権力や巨大資本による科学(科学者)の包摂)と申し上げてきましたが、バイオや医薬品の世界も同様です。今回はワクチンでしたが、今後は医薬品そのものが「遺伝子治療薬」として出てきます。これに対しても十分な警戒をしておかないと、mRNAコロナワクチンと同じようなことになりかねません。無責任なマスごみ報道など、簡単に信じてはいけないのです。


(1)(別添PDFファイル)コロナワクチン後遺症、読者の疑問に答える:福島雅典京都大学名誉教授(秋山千佳『文藝春秋 2024.5』)
 https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7847

(カナダ在住の落合栄一郎氏(米ジュニアータ大学教授:生化学専攻)が論文中に登場します)

(関連)(必見)【冒頭30分】福島雅典×秋山千佳「コロナワクチン後遺症 読者の疑問に答える」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=vmXffmFJ9Sw

(関連)《認定者数は5735件、死亡認定420件》コロナワクチン後遺症の調査結果を京大名誉教授が発表 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/69632#goog_rewarded

 <田中一郎コメント>
 『文藝春秋』(2024.5)掲載の福島雅典京都大学名誉教授の論文を読んで特に記憶に残ったこと・思ったことを簡単に列記しておきます。

(a)世界中のワクチン副作用報告( 国際的には「薬物有害反応」または「副作用」といい「副反応」(日本・厚生労働省)などとは言わない:福島雅典京都大学名誉教授)を集めたところ、最も多かったのが血小板減少だった、月経過多も典型的なワクチン後遺症の1つだ、質問者の場合は「血小板減少性紫斑病」という、のだそうである。mRNAコロナワクチン接種後に紫斑が出る話はたくさんあり、それは産生されたスパイクたんぱくが原因ではないかとも言われている(他方、件数はまれながら、今まで考えられなかったような疾患(ヤコブ病、心臓融解死亡、子宮出血肥大化、血圧急上昇など)が出ていて、どういうことなのか、その機序も不明のままである)。

(b)次に恐ろしいのは、ワクチン接種者の免疫機能をおかしくしてしまい、一方では、自己免疫疾患(例:リウマチ、1型糖尿病、劇症内臓疾患など)を引き起こし、mRNAコロナワクチンによってスパイクたんぱくを産生するようになった自分の細胞に自分の免疫機能が猛烈な攻撃をかける事態が起きる、だけでなく、他方では、武漢株などの古株「新型コロナ」ウィルスに対してだけ免疫が強くなる一方で、他の病原菌・ウィルスやコロナ変異株に対しては免疫機能が低下して、ガンの進行が早くなったり、ワクチンを打った人の方がコロナにかかりやすくなったり、帯状疱疹やヘルペスなど、今までほとんど見られなかった疾患が、あちこちで現れるようになってきたりしている。また、mRNAコロナワクチンは、生殖機能への悪影響もあるとされていて、この免疫機能不全化は場合によっては遺伝する可能性もないとは言えないのではないか(シロウト考えであってほしい)。

(c)mRNAコロナワクチン接種によって体内で大量に産生されるようになったスパイクたんぱくが様々な悪さをするようで、今回の論文には、スパイクたんぱくがエストロゲン(女性ホルモンの一種)受容体と接合し、乳がんなどのガンの発生・増殖を促進する働きをしている、などと書かれている。それ以外でも、スパイクたんぱくは血管の内壁を痛めつけ、さまざまな血管器系・循環器系の疾患をもたらす、などとも言われている。血管器系・循環器系疾患はmRNAコロナワクチンの後遺症でも多いのだそうだ。更に、神経毒性もあるのだそうだ。要するにスパイクたんぱく自体が人間にとっては毒物なのだ。そして更に深刻なのは、当初言われていたようには注入されたmRNAが体内からは容易に消えず(場合によっては人間のDNAに入り込んでいるのではないかという研究者もいる)、1年以上の中長期にわたり、悪性のスパイクたんぱくを産生し続けるという悲劇が生じている。(上記(必見)VTR参照)

(d)質問提出者の疑問を読むと、それぞれの方の臨床医の対応が実にヒドイ。私が常々「医者ほど信用ができない人種はいない」と申し上げてきたことが裏付けられたようにも思えるひどさである(『文藝春秋』(2004.5)を読んでみて下さい)。患者の体や健康を何と考えているのかと問い詰めたくなります(福島雅典京都大学名誉教授は控えめに発言していますが)。

(e)「予防接種健康被害救済制度」がちゃんと機能していない。予防接種を安心に見せかけるための「絵に描いた餅」になっている様子がうかがえる。そもそも少なくない医者が、mRNAコロナワクチンの副作用被害を厚生労働省に報告することをいやがる、避けて通る、事実上報告させない、といった態度を取っている様子があり、制度の骨抜きがされてしまっている(こういう医者は処罰できないのか?)。また、厚生労働省に報告がされても、必要書類をそろえるのに手間ヒマ・費用がかかりすぎ、審査にあまりに時間がかかりすぎで結論がいつまでも出ない、適否判断を留保した棚上げ案件が多い、など、とても被害者のことに配慮した制度にはなっていない。これもふざけた話である。(ホント、この国、何とかならんのか?! おかしな政治家ばかり選挙で選ぶからこうなるのだ!)

(f)そして福島雅典京都大学名誉教授のこの言葉に注目。「薬は毒にもなります。「匙加減」という言葉は、患者を生かすも殺すも匙ですくう薬量によって変わるということから来ています。薬でもサプリでも、体の中に異物を入れることに対して、私たちは慎重であるべきなのです」。この国は、サプリ大好き・クスリ信仰・医療崇拝・医師盲従の人間が多すぎるのではないか?


(2)(別添PDFファイル)日本国内においてコロナワクチン接種後、急に発症するなど医学学会で報告や検討された疾患(ワクチン問題研究会 2024年)(すさまじい種類の副作用がジャンル別に一覧表になっています)
  https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVk2UL4EQr717BtP2D?e=PcTWsB
  http://cont.o.oo7.jp/51_3/p479-521.pdf

(3)(別添PDFファイル)要望書(特定非営利活動法人予防接種被害者をささえる会 2021.2.19)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlDBj4MwcnPjtnR4C?e=nqP564


◆今月号の『文藝春秋』(2024.4)掲載論文は必読必見です:やっぱりmRNAコロナワクチンは「タダの猛毒物」だった:コロナワクチン後遺症の真実(福島雅典京都大学名誉教授『文藝春秋 2024.4』)(一部加筆修正)- いちろうちゃんのブログ (先月分です)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-5cf09d.html

 <関連サイト>

(1)「ノーベル賞を取っても被害をなかったことにするわけにはいかない」 コロナワクチンの問題指摘する専門家に聞いた - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Z2V9WN8toYg

(2)コロナワクチン接種 遺族団体“健康被害の救済認定速やかに” - NHK - 新型コロナ ワクチン(日本国内)
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230309/k10014003591000.html

(3)急増するコロナワクチンによる健康被害 国が調査を:日経ビジネス電子版
 https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00108/00269/

(4)厚労省に乗り込み研究者たちが会見 「ワクチン問題研究会」の医師らが訴えたかったこと【大石が深掘り解説】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=s9I9TV8usSk

◆一般社団法人 ワクチン問題研究会
 https://jsvrc.jp/

◆LHS研究所 - Learning Health Society Institute
 https://www.lhsi.jp/

(関連)代表理事よりご挨拶 – 一般社団法人 ワクチン問題研究会
 https://jsvrc.jp/chairman/

◆予防接種健康被害救済制度について|厚生労働省
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_kenkouhigaikyuusai.html


2.HPV(遺伝子組換え)ワクチン(ヒト・パピローマウィルス・ワクチン、子宮頸がんワクチン)

 遺伝子組換え技術を使って作られたこのワクチンも副作用が半端ではない。既に数百人~数千人の被害が出ているのではないかと思われ、そのうちの数百人の被害者が裁判を起こしている。厚生労働省は、多くの被害とたくさんの抗議の声を受け、一時はこのHPV(遺伝子組換え)ワクチンの接種推奨を取りやめていたが、昨今またぞろ御用学者を引き連れて、HPV(遺伝子組換え)ワクチンの接種奨励を再開した。そんなことをするまえに、既にこのワクチンで深刻な健康被害を発症した方々(若い女性たち)の健康回復や医療・生活の補償をきちんとすべきであり、また、この方々の協力を得て、このワクチンのどこに問題があったのか、健康被害の原因は何か、を明らかにすべきである。

(およそ厚生労働省は、これまでも大規模な薬害や公害の健康被害が出た場合に、その実態調査などは自主的にしたことがないし、しかたなくする場合も、その実態調査で判明した健康被害に対しては、さまざまな屁理屈を付けて切り捨てる算段を続けてきた経緯がある。原発による放射線被曝被害などは、補償するようにみせかけて、そのほとんどを切り捨ててきたのが実態である。)

にもかかわらず、HPV(遺伝子組換え)ワクチンには副作用などないと言わんばかりの態度で、厚生労働省や御用医師・医学者らは、また再びHPV(遺伝子組換え)ワクチン接種の大宣伝・大推進をマスごみ報道を使って開始した(ステマの一種)。ひょっとして、HPV(遺伝子組換え)ワクチンを大量に買い込みすぎて、その在庫処分をしているということなのか?(今回は男性にまで接種を勧めている!) そしてさっそくながら、健康被害者が出始めている(下記の『週刊金曜日』記事を参照)。ここまでくると、もはや「未必の故意」による医療犯罪なのではないか。

mRNAコロナワクチンなどの「遺伝子ワクチン&治療薬」とともに、HPVワクチンを含む「遺伝子組換えワクチン・医薬品」には、当分の間、近づいてはいけない。接種をするときは、命がなくなるか、重篤な副作用の健康疾患で一生を棒に振る覚悟をした上で、ということになる。なお、HPV(遺伝子組換え)ワクチンについては、下記の(惜しまれて亡くなられた専門家)故母里啓子さんの著書に詳しいのでご一読されるといい(HPV=ヒト・パピローマウィルスは200種くらいの様々な株があるが、そのワクチンは数種類の株にしか対応していないため、打っても効かないことが大半、と書かれている、ワクチンなど打たなくても、早期発見早期治療で十分に対応できる、とも書かれている)。

◆もうワクチンはやめなさい 予防接種を打つ前に知っておきたい33の真実-母里啓子/著(双葉社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033682386&Action_id=121&Sza_id=F3

◆HPVワクチン勧奨再開から2年、副反応に苦しむ被害者たち(イントロ部分)(高波淳『週刊金曜日 2024.4.5』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlDH28gMcpVTdlYIH?e=pN48En  

(関連)(別添PDFファイル)子宮頸がんワクチン 早めに、キャッチアップ接種 来年3月まで(東京 2024.4.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/320143

(関連)(別添PDFファイル)子宮頸がん患者減らそう、市区町村検診でHPV検査可能に「高精度かつ低負担」(東京 2024.4.3』)
 https://digital.asahi.com/articles/ASS1F6J0GS1FTIPE005.html

(よさそうな内容の記事ですが、新検診とHPVワクチン接種がセットになっている可能性がありますから、要注意です。検診だけにしましょう)


 <関連サイト>

(1)ワクチンのしくみ - 子宮頸がん予防
 http://cczeropro.jp/kenshin/preventive/cnst.html

(2)HPVワクチン 男性も接種して 子宮頸がん予防だけじゃない 高い費用、助成する自治体も:東京新聞 TOKYO Web
 https://x.gd/HKVlK

(3)子宮頸がんの予防効果が高い9価HPVワクチンが公費で接種可能に - 政府広報オンライン
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_kenkouhigaikyuusai.html


 mRNAコロナワクチンとHPV(遺伝子組換え)ワクチンには絶対に近づかない、打ってしまった人は、これ以上は絶対に打たない、子どもや孫にも打たせない、事が肝要です。そもそもワクチンなど必要ですか? ワクチンは健康な人の体に打つもので、絶対に安全でなければいけません。にもかかわらず、その安全性の検証が疎かになっているのです。遺伝子がらみは皆そうだ、と見ておいて、当分の間はいいと思います(今回の大被害に対しても医薬品業界や政府・厚生労働省や医療界・医学界は真摯に反省している様子はありませんから、おそらくまた同じことを繰り返すでしょう)。

人間には自然免疫がありますから、それを大切にして、日々、自然な生活で健康づくりに励みましょう。薬漬け、ワクチン漬け、サプリ漬け、では、人間は本当の意味での健康にはなれないと思います。ワクチンよ、さようなら、健康よ、こんにちわ、です。
草々

 

2024年4月10日 (水)

福島原発事故を引き起こして経営破綻したゾンビ企業=東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することなどありえない(その2)福島原発事故の実態解明・原因究明いい加減、東電の当事者能力欠如のまま、緊急避難などとても無理、これで原発再稼働するのか!?

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(拡散希望)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第100回 最終回):「現代日本の政治改革」(「新ちょぼゼミ」 BY 田中一郎:2024年3月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-baa90c.html

(関連)「政権交代望む声が5割のいま、維新は“野党第一党”を目指している場合じゃない!馬場さんは私情を捨てて立憲と組み、自公に引導を」【泉房穂の「ケンカは勝つ!」第40回】(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/61a6da8e948bb80341808cb636b3852cce419ed5

(立憲民主党は維新(=現代のファシスト)と組んで連立で政権交代を図れだって?! 冗談ではないワ! こんなことを言っているから、この人物は信用できないのだ。泉房穂=ここ半年くらい、マスごみとネット上で「注目の人物」となってプレゼンスが目立つが、そういう人物は今までまともだったためしがない。政権交代は「ホンモノ」でなければ無意味だ。いや「ニセモノ」では、政権交代をしても日本の政治が変わらなければ意味がないどころか、政治改革に失敗して政権交代前よりもひどくなるのが落ち。立民内部で秘密裏に進む動きを応援するかようなこんな発言は断固として拒否・徹底批判だ(総理大臣には野田佳彦が予定されているらしい=ドアホか!という話だ)。:田中一郎)


2.イベント情報

(1)(4.11)申込み 原子力資料情報室連続ウェビナー「能登半島地震から考える原発の安全性」(全4回)第2回:地震と原子炉 後藤政志さん(4-11 14-00~ Zoom)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1710927561673matuzawa

(2)(チラシ)(4.22)避難住宅追い出し訴訟 第11回公判(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCpLzUEqKSKjD0rA?e=DggyWq

(3)「第4次最高裁署名提出行動」&集会「元裁判官から見た東電刑事裁判の核心」のお知らせ · Change.org
 https://qr.paps.jp/GqvBg

(4)(チラシ)(6.5)福島原発被害東京訴訟 第2陣3次訴訟 公判(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCvw8N3yL5PaelTH?e=wkpvvp


3.オンライン署名 学校法人近畿大学 #世耕弘成理事長の辞任を求めます· Change.org
 https://qr.paps.jp/LGFME

(関連)世耕弘成氏の近大理事長辞任求める署名に4万筆超 教職員組合Xは「政治家の片手間で続投迷惑」(日刊スポーツ)
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202404070001047.html

(関連)離党の世耕氏、崖っぷち 二階氏と暗闘?「衆院くら替え」明言せず - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/4hzs4x3u

 <その他キャンペーン>

(1)オンライン署名·拓匠開発は崖崩れの危険を伴う、繁殖中のアオバズクの棲む川戸の森の伐採を止めて下さい! Change.org
 https://qr.paps.jp/mrPit

(関連)署名活動についてのお知らせ · 残された川戸の森で絶滅危惧種「ウラシマソウ」を発見しました! · Change.org
 https://qr.paps.jp/UvegV

(2)オンライン署名 · 禰冝田碧南市長は統一協会との関わりを明らかにし、その関係を断ち切り、被害者や市民に謝罪することを求めます - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/K49up

(3)お知らせ·4月1日、公園の現場に着工を知らせる看板が立ちました!· Change.org · Change.org
 https://x.gd/pmeUP

(4)お知らせ· 環境省ヒアリングを実施しました! · Change.org(汚染土バラマキ反対)
 https://x.gd/DhOfw


4.2月の実質賃金1.3%減、23カ月連続マイナス 歴代最長タイ - 毎日新聞
   https://tinyurl.com/49wc7phf

 *実質賃金、23カ月連続で減少 2月1.3%減、給与増でも物価高く:朝日新聞デジタル
   https://x.gd/cpoDv

(物価が上昇しはじめ、賃金がコレに追い付かないことが明らかになった頃から、いわゆる「リフレ派」(左派を含む)とやらの連中は「霧隠れ」してしまった。こうなるから「インフレターゲットなどだめだ」と散々申し上げてきたが、案の定、その通りになった。実態経済を知らない「お気楽リベラル」「トンチキ経済学者」が「お気楽経済政策」を宣伝しまくって、おかしなことになったらトンズラか。ご立派な態度だ!!:田中一郎)


5.注目ニュース

(1)「リニア」の遅れは静岡だけのせい? ほかの工区でも後ずれする工事、未解決の問題を考えた:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/319345

(2)「日中戦争」と「大阪万博」は残念なほど似ている…日本人が「ぐだぐだ」「ダラダラ」を止められない根本原因 「旧日本軍的」な意思決定の正体 - PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
 https://president.jp/articles/-/80081?page=1

(3)自治体の使い道はザル!「森林環境税」なる国民1人当たり1000円徴収のムダ遣い|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/338528

(4)大学生の生活費「1日653円」の計算に…首都圏私立大に2023年度入学した自宅外通学生 東京私大教連:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/319553

(5)日産、賃上げ税優遇の対象外に 下請法違反で最低1年:時事ドットコム
 https://x.gd/eBKfK

(6)郵政民営化撤回、動く局長会 維持コスト捻出狙い 自民議連が法改正検討:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/rGFjo


6.アホらし政治=自民党に投票した(&選挙で棄権した)あんたらが原因や!!

(1)読む政治:知らぬ存ぜぬの果ての離党勧告 裏金処分、明暗分かれた「5人衆」 - 毎日新聞
 https://x.gd/E3d0y

(2)北海道庁、国予算成立時に自民・長谷川岳議員への「お礼」指示:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/333wxb3v

(3)幕引き急いだ首相、土壇場で迷走 公明党から「自民党は空中分解」:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/htrfrfsp

(4)野党一斉に批判、追及継続 「茶番」「見せしめの処分」「けじめ遠く」… 自民裏金:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/2923mkct

(5)裏金2728万円でも「実質おとがめナシ」萩生田光一氏に寄せられる批判…自民関係者は「東京15区」の大失敗に怒り心頭(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/aa7f124612b35d1d759f1109c79546b08674946f


◆日刊IWJガイド・非会員版「ガザ難民への食糧支援の米NGOへのイスラエル軍の攻撃で米国側の姿勢が急変! その理由は、死亡者のうち6人が白人だったから!-」2024.4.8号~No.4195 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53380

<IWJ取材報告 1>岡本厚氏「パレスチナの即時停戦については市民運動も平和運動も大体一致するが、ウクライナの停戦についてだけは、なお賛成・反対入り乱れている」~4.1 今こそ停戦を Cease All Fire Now!「停戦をためらう構造について」シンポジウム

<IWJ取材報告 2>政府がウクライナへ1492億円を拠出!「最終的に対ロシア戦争まで覚悟しているのか?」とのIWJ記者の質問に「自らの安全保障問題として対露制裁とウクライナ支援を行ってきた」と上川大臣!!~4.5上川陽子 外務大臣 定例記者会見
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「福島原発事故を引き起こして経営破綻したゾンビ企業=東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することなどありえない(その2)福島原発事故の実態解明・原因究明いい加減、東電の当事者能力欠如のまま、緊急避難などとても無理、これで原発再稼働するのか!?」をお送りします。

 <別添PDFファイル>

(1)柏崎刈羽 運転禁止を解除、規制委 テロ対策の不備「改善」(朝日 2023.12.28)

(2)柏崎刈羽再稼働 国が前面、政府 新潟知事に理解求める、避難路整備へ調整(日経 2024.3.22)

(3)柏崎刈羽の運転禁止解除、規制委 東電テロ対策「妥当」、再稼働 地元同意 見通せず(東京 2023.12.28)

(4)柏崎刈羽再稼働の同意要請、経産相 新潟知事は慎重姿勢「ほんとうに避難できるか」地元に不安(東京 2024.3.20)

(5)柏崎刈羽原発は大丈夫か、大動脈使えず 事故時の避難に暗雲、日本海側も大地震は起きる(東京 2024.1.11)

(6)「約束」の今 東京電力と原発(東京 2023.12.21-23)

(7)日本のサンクチュアリ:東京電力「柏崎刈羽原発」、再稼働するのか(『選択 2024.3』)

(8)原発・出口なき迷走:再稼働へ「信」問えるか、柏崎刈羽、知事選も視野(毎日 2024.3.26)

(9)東電、汚染水ゼロへの計画示せず、処理水放出 終わらぬ恐れ、福島第一原発(東京 2024.3.11)

(10)処理水汚泥行き場なく、高線量 容器劣化も、燃料デブリ 廃炉へ最難関(毎日 2024.4.4)


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<「池内検証特別報告」から>

◆福島原発事故を引き起こして経営破綻したゾンビ企業=東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することなどありえない(その1):(必読)池内検証特別報告(反県民的で原子力ムラの手先となった花角英世現新潟県知事の検証妨害を乗り越える)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-5f0237.html

◆柏崎刈羽原発:池内特別検証報告(2023年11月)
 https://qr.paps.jp/m2S60
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlBRWwF3arV0_ZU5P?e=WTTYDg
 https://twitter.com/sayawudon/status/1727890196040147237


 例えば前回ご紹介した「池内検証特別報告」から、その一部を抜粋してみる。

2-3 未解明問題(P23)

(1)1号機IC(非常用復水器)は地震で破損しなかったのか?

(2)SBO(全交流電源喪失)は、本当に津波によるのか?

(3)建屋4 階の出水事象は何か?(東電は知らなかったと言うが・・・)

(4)格納容器ベントがスムースに行われなかったのはなぜか?

(5)水素爆発は東電が主張するように5階のみか、4階にも起こったのではないか?

(6)1号機SR弁は本当に作動したのか?(地震で壊れて作動しなかったのではないか?)

(7)2号機格納容器は地震で破損しなかったか?

(8)1号機圧力容器の主フランジからの高温高圧ガスの噴出が起こったのではないか? 

さらに、2021 年に入ってから指摘された新たな「未解明問題」がある。それらは、

(9)ベントラインの不通(1,2 号機配管が途中で止まっている)はなぜか?

(10)シールドプラグ上の汚染は何を物語るか?

(11)格納器ベント配管と非常用ガス処理系の問題で、ベント時にバルブが開いた際、水素の逆流が生じた疑いがあるが事実か?

(12)圧力容器からの高温高圧ガスの漏洩から、圧力容器の破損、そして格納容器の直接加熱と破損の疑いがあるが事実か?

(13)地震による1,3 号機の格納容器の水位低下は事実か?


((11)~(13)は、私にもその内容がよくわかりません。また、(9)の「1,2 号機配管が途中で止まっている」というのは、何が止まっているのでしょう? 配管が途中で存在しない・製造されていない、ということですか? それとも配管が詰まっていてベントされた気体が大気中に出て行かないということ?:田中一郎)

(上記以外にも、①ECCSの事故時の動きとその有効性・実効性、3号機核爆発問題(少なくとも1号機爆発との形態の相違が科学的に説明されていない)、4号機爆発の不思議(3号機との共通ベント配管から水素が逆流という説明は苦しい)、東京電力本社からの支援の有効性や問題点、水位計や圧力計や温度計など原子炉の状況を観測・把握する計器類は問題ないのかなど、多くの疑問や問題も「ほったらかし」である。:田中一郎)


2-4 東電の「安全文化」の問題点(P24)

(1)過酷事故対策をアクシデント・マネージメントと言い換え、事業者の自主的取り組みにおいてアクシデントの原因を内的事象(機器の故障や不具合)に限っており、外的事象(天災やテロなど外部からもたらされる損傷や破壊)への対策が疎かであった。

(2)東電は事故が起こってから、ようやくそれと関連する事項にも対策を講じるという姿勢、いわゆる「水平展開」に終始してきた。また、法令上要求されるレベルの教育に留まり、それを上回る能力向上の教育がなされなかった。法令は最低限の要求なのだが最大限の要請とみなし、それを満たすことが目標となっていた。「規制基準」に対する対応とまったく同じ発想である。

(3)特に緊急時対応能力が脆弱で、専門職掌別の縦割り組織の欠点が曝け出された。職員は専門以外の問題に対処できなかったからだ。また機能班と呼ばれる「発電、復旧、技術」を担当する職員は、基幹要員であるにも拘わらず総合的視点が欠如していた。

(4)さらに技術職員は専門化・細分化していて、専門以外の技術については無知であり、緊急時に分野横断した総合的姿勢が欠けていた。そのため、組織として責任を持った意思決定ができず、過酷事故に対する訓練・対処が欠如していた。

(5)東電には、過度の下請け依存体質があった。例えば、事故の際の必要機材を社員は使えなかった。また、東電の社員が担うべき緊急時や異常時の対応について何ら取り決めがなく、社員は右往左往するのみであった。そのため、被曝の危険性のある作業や下請け契約内容に入っていない作業等への要請に応えられなかった。

(6)以上の反省から、東電の社員は、重要施設・設備のみでなく周辺設備など設備全体に目配りして、常に全体像を捉える訓練をしておく必要がある。さらに、そこに「もしXXが起こったなら」というような仮想的事象を想起し、事故の進展について想像力を磨いておく必要がある。

(7)事故は予期せずに起こるのだから、考えていたこと以外の対処はできないのは明らかである。さらに緊急事態の進行は速いから臨機応変にならざるを得ず、最善の策を期待できないのが当然である。従って、平時の段階で予め有事があることを考え尽くしておき、いざというときに何をすべきかを正しく選択できる準備をしておかねばならない。
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 みなさまには、すこし長文で、一部は専門的な内容の報告書である「池内検証特別報告」を全文、苦労されたとしてもお読みいただきたいですが、その報告書のほんの一部を抜き取って転記しただけでも上記のような状態である。福島原発事故について、未解決の問題が山積みとなったのは、当事者である東京電力が不都合な資料や情報を提供しないこと、また、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁にいたっては、新潟県の3つの委員会(+総括委員会の4つ)の調査・検証にはほとんどと言っていいほど協力しなかったことが、大きな原因の1つなのだ。東京電力にしろ、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁にしろ、いったい誰のために、何のために仕事をしているのかと言いたくなるような態度が続いていたという。

更にこれに福島原発事故当時の東京電力の当事者としての対応ぶりのお粗末・デタラメ・後手後手・虚偽報告などや、福島原発事故以降の停止中の原発現場(福島第1・第2、柏崎刈羽原発)における様々な不祥事や規則違反、手抜きやいい加減な管理なども指摘されており、こんな状態で東京電力に柏崎刈羽原発の再稼働を許していいのか、という根本的な問題が未解決のままである。新聞等のマスごみが、しつこく繰り返し繰り返し報道している「テロ対策の不備」などは、上記で申し上げた様々なトラブルや不祥事や諸問題群と比較すれば、one of them の1つに過ぎない。つまり、原発事業者としての東京電力の不適格性を「テロ対策の不備」だけに矮小化するような報道はヤメロ、ということである。

加えて、柏崎刈羽原発には、沖合日本海の海底に「佐渡海盆断層」という長大な活断層があり、これが能登半島地震の影響を受けて動き出す可能性があるとか(第二次中越沖大地震)、原発の敷地が豆腐のような軟弱地盤で、かつ活断層に囲まれているとか(その割には基準地震動の査定が極めて甘いし、調査を尽くさないままの我田引水の判断をしている)、運転停止してから10年以上が経過しており、老朽化や劣化・破損の懸念が高まっているが、巨大設備の原発は巨大・複雑すぎて全部を調べきれないだけでなく、そのほとんどのパーツが直接調査・検査ができない構造であり、かつ劣化していて危険だと分かっても取り換えることができない構造のものも多数ある(不燃性のケーブルではないものが多数あり、過酷事故時には燃えだして原子炉の制御が不能になる可能性等々)など、たくさんの危険性や未解決問題が山積しているのである。

おまけに「重要度分類」などといって、原発の多くの部位やパーツが安全確保にあまり関係しないと判断されれば、通常の建物程度かそれ以下の強度でも構わないなどと言う、経済コスト優先の「手抜き設計合理化」の仕組みまであるため、さて、再稼働になれば、いつ何時、原発のどこの場所がおかしくなるか、全く見当がつかないなどということも十分にありうる(福島原発事故の教訓で申し上げれば、外部電源が依然として最低クラスの「重要度分類 ”C”」のままであり、大きな地震や津波があると、再び深刻な外部電源喪失となる可能性は高い=非常用電源は燃料補給も必要なこともあり、あまり長い期間の利用継続は難しい。外部電源復旧までの「つなぎ」と考えておくべき)(今回の能登半島地震でも外部電源系で安全性について軽視されている変圧器がおかしくなった=外部電源が使えなくなる)。

更に私は次の2点を強調しておきたい。一つは、過酷事故時・緊急事態時における広範囲の地域住民の避難計画の実効性の問題(能登半島地震の悲惨な実態を見れば避難などできないことは明らかだし、豪雪地帯の新潟で真冬の大雪の中を大地震後の道路事情の下で避難できるのかという従来から言われてきた問題)である。そもそも原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が「避難計画は自治体のマターであり自分たちの問題ではない」として審査を拒否していることがIAEAの定める深層防護の原則に違反していることは、もう明々白々だが、これを当事者の「寄生」委が改めようともせず、また、政府・国会も、「寄生」委の設置根拠法を改正してでも避難計画の審査を義務付けるという動きもない(こんな国は世界のどこにもない)。つまり、原発を推進する側は、避難計画などどうでもよくて、地域住民(といってもかなり広域)のことなど二の次でいい、と考えていることを意味している。地域住民の生活や仕事や命や健康などは、踏み潰してでも原発再稼働が最優先だと意思表示しているわけである。ふざけるな!ではないか。

そしてもう一つ、東京電力という会社は福島原発事故により事実上経営破綻して倒産している会社であること、これが大問題だ。私は新規制基準に詳しくないが、常識的に考えれば、原発事業会社は東京電力に限らず事業を安全に継続していけるだけの財務上の健全性を持ち、いざという時は(つまり事故で地域に迷惑をかける時などは)自力で様々な補償や対策などを遂行する実行力と技術力と経済力を持っている必要があるハズである。そしてそれは、何らかの形で規制当局が原発稼働時の必要条件として「新規制基準」などに明記して定めていなければならないハズである。しかし、事実上倒産状態にある東京電力や、その事実上の子会社である同じく事実上の破綻会社の日本原電(社長は東京電力の天下り)が、何故に規制委によって「基準適合」とされているのだろうか。そういうことなら、今度は新規制基準そのものがいい加減であり、デタラメである、と言えるのではないか。つまり、新規制基準への適合性審査だけでは原発の稼働審査としてはダメだということだ。

未だ、柏崎刈羽原発については、いろいろと山のような問題があり、それらは福島原発事故後13年を経ても、ほとんど何も解決していない。このまま再稼働となれば、また再び福島原発事故のような(いや、それ以上に深刻な)原発過酷事故を招くことは確実である。柏崎刈羽原発の現段階での再稼働など、断固として認められない。再稼働したければ、安全面で提起されている全ての問題を解決してからにせよ、そして、東京電力にとっては、そんなことに傾斜・尽力するよりも、この際思い切って脱原発に舵を切り、新しい(圧倒的多数のユーザーに支持される原発ナシの)電力会社に生まれ変わってはどうか?

(こんな状態であるにもかかわらず、柏崎刈羽原発の地元=柏崎市と刈羽村の首長や議会多数派は「再稼働促進」の態度を強めている。信じがたい話である。柏崎も刈羽も原発タカリじじいどもに町を牛耳らせておいていいのか? こんなことでは近未来に必ず再びの大事故に見舞われ、フクシマと同様の、あるいはそれ以上の、再起不能の大惨事に陥ること必定である。柏崎市民も刈羽村民も、もういい加減、市村の政治や行政を牛耳るタカリじじいどもを追い払い、市や村の未来のためにちゃんと判断し動いてくれる人間を選挙で選ばないとダメだ。目先のカネ、今だけのカネ、自分たちだけのカネ、そんなものにしがみつけば、近未来にそれが命取りになるのである。原発のために故郷を捨ててもいいのか?!)

(関連)花角英世 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E8%A7%92%E8%8B%B1%E4%B8%96

(そして新潟県知事の花角英世である。この、かつては自民党・二階俊博(裏金・脱税の大将軍)の腰巾着だった国土交通省の官僚上がりの知事は、やはりご多分に漏れず柏崎刈羽原発の再稼働問題に対して毅然とした態度が取れず、新潟県民の命と健康と生活と仕事を優先して原発再稼働の是非を判断しないまま、ずるずると再稼働容認の方向に引きずられているようである。情けない。そんなことでは県民を守る知事にはなれない。先般は経済産業相が柏崎刈羽原発の早期再稼働の要請をしたそうなので、これに対しては知事として直ちに、現段階では再稼働は容認できない、と明確に申し送りすべきである。もしそれができないで、時間ばかりを稼いで、県議会選挙とか知事選挙とか、形だけの県民「合意」手続きで再稼働容認をするというのなら、辞めてもらう他ない。新潟県民は、子どもたちに健全な新潟県を譲り渡していく決意として、次期県知事選で、脱原発候補=柏崎刈羽原発の再稼働を許さない候補に投票をし、その知事が音頭を取って県民投票で「柏崎刈羽原発NO!」を明確化させ、新潟の原発問題に終止符を打つべきである。それが最も賢明な選択であり、判断であることは、ちょうど能登半島地震の際に圧倒的多数の珠洲市民が「原発などなくてよかった」と思った、あの思いを新潟でも現実化することだと思えば、うなずけることではないか。


1.(別添PDFファイル)柏崎刈羽 運転禁止を解除、規制委 テロ対策の不備「改善」(朝日 2023.12.28)
 https://digital.asahi.com/articles/ASRDV7K2FRDTULBH00C.html

(原子力「寄生」委員会のいつもの「猿芝居」である。上記で申し上げたように、現状の東京電力の問題は「テロ対策の不備」だけが問題なのではない。まさに柏崎刈羽原発を再稼働などさせれば、近未来に大事故・破局事故を引き起こしそうだという点が問題であり、ひとたびそういう事故が起きれば、今の東京電力にそれに対処対応する能力はないと言っていい。東京電力に柏崎刈羽原発再稼働の資格はない=これがまともな規制当局の判断だ。:田中一郎)

2.(別添PDFファイル)柏崎刈羽再稼働 国が前面、政府 新潟知事に理解求める、避難路整備へ調整(日経 2024.3.22)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79429900S4A320C2EA2000/

 <田中一郎コメント>

 原発関連の記事は東京新聞を使って説明するのが通常は最適なのだが、今回は日本経済新聞が少し丁寧に記事を書いていたので、それを使って下記に逐条的な解説をしてみよう。記事の注目(要説明箇所)に丸印を付けておいた。

(1)「東日本エリアは電力需給は厳しい」 常套手段の大嘘だ。東京電力は予備火力電源を1000万KWばかり持っていて停電の危険性はない。むしろ柏崎刈羽原発が供給側に割り込んでくることで電力が過剰となり、「再生エネ」電源が停止の割を食うことにつながる。

(2)「政府は脱炭素政策にカジを切るため柏崎刈羽原発の早期再稼働を掲げてきた」「脱炭素」が原発大推進の口実にされている。運転中に炭素を出さなくったって「放射能」を出すのだから、よりひどい話だ。また、運転していない期間=つまりカーボンフットプリントで見たら、原発は「脱炭素」などと言えたものではない。そもそも「脱炭素」など必要ない。「人工CO2温暖化」説は原発推進のための大嘘である。

(関連)(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は老朽原発、環境破壊型「再エネ」、旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8189d3.html

(3)「地元同意は法的な要件ではない」いよいよこんなことを言い出した。以前から申し上げているが、原発(再)稼働の際は、大事故の場合に迷惑を受けるであろう全地域(少なくとも原発を中心に半径80km圏内)の全自治体の了解が必要である旨の法制化をすればいい。当たり前のことだ。脱原発を党の方針だという泉健太立憲民主党は何をしているのだろうか?

(関連)立民 岡田幹事長 原発の再稼働 一定条件で認めるべき - NHK政治マガジン
 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/101117.html
(だから立憲民主党の現執行部は退陣せよと申し上げている、もちろんコイツもだ)

(4)「政府は県が求める災害時の避難インフラ整備の支援策の検討に入る」 避難インフラを整備したところで避難などできないだろう。能登半島地震の悲惨な状況を見てもまだわからんのか?! 原子力ムラ代理店政府である岸田文雄自公政権は、新潟県民はタカリ体質だから「カネで釣れる」と思っているのではないか?

(5)「柏崎刈羽原発を早期に再稼働することは、市にとっても大きな意義がある」(柏崎市議会決議) タカリじじい市議会だ。解散しろ!

(6)「原発再稼働は東京電力ホールディングの経営改善にも欠かせない」 バックエンドをはじめ、さまざまなことで原発は政府から支援を受け、親方日の丸電源となっているため、原発をやれば電力会社はもうかる仕組みが創られている。しかし、政府の負担=つまりは国民の負担を考慮に入れた全部のコストで見れば、原発は最も高コストの電源である。福島原発事故の後始末の費用だけでもトンデモナイ金額であるが、これも原発のコストの1つである。「原発は安い、安全、クリーン、これ全部ウソ」(小泉純一郎元首相)

(7)「再稼働が進めば割高な化石燃料の利用が減り電気を安く調達できるようになる」 大嘘である。上記参照。原発電力会社がコストとしてカウントしていないだけで、そのツケは国と(ざまざまな)被害者が全部被る(一部自治体に行く)。

(8)花角英世知事は「最終判断には県民の信を問う方法が最も重たく明確」との意思を重ねて示している 要するに「県知事選挙」をやって決着をつける=自分が再選されたら柏崎刈羽原発の再稼働はGOだ、と言っている。=県知事選挙で花角英世を落選させないと新潟は危ない。


3.柏崎刈羽原発に関する情報

 以下、東京新聞を中心に柏崎刈羽原発をめぐる情報を列記しておきます。私から色々申し上げずとも、下記をお読みになれば、だいたいのことはわかります(東京新聞のネット記事は全文が読めます)。私達は原発マニアではないので、現段階ではこれで十分すぎるくらいです。今後更に出てくる情報にはご注目下さい。

(1)(別添PDFファイル)柏崎刈羽の運転禁止解除、規制委 東電テロ対策「妥当」、再稼働 地元同意 見通せず(東京 2023.12.28)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/298081 

(2)(別添PDFファイル)柏崎刈羽再稼働の同意要請、経産相 新潟知事は慎重姿勢「ほんとうに避難できるか」地元に不安(東京 2024.3.20)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/316028

(3)(別添PDFファイル)柏崎刈羽原発は大丈夫か、大動脈使えず 事故時の避難に暗雲、日本海側も大地震は起きる(東京 2024.1.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/301911

(4)(別添PDFファイル)「約束」の今 東京電力と原発(東京 2023.12.21-23)
 (上)https://www.tokyo-np.co.jp/article/297198
 (中)https://www.tokyo-np.co.jp/article/297373 
 (下)https://www.tokyo-np.co.jp/article/297680

(5)大動乱の時代、柏崎刈羽原発に迫る地震と津波(山崎久隆 たんぽぽ舎 2024.2.16)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCzHYPpqUHEpkoKs?e=G2Ys2p

(6)(別添PDFファイル)日本のサンクチュアリ:東京電力「柏崎刈羽原発」、再稼働するのか(『選択 2024.3』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/24046

(7)原発・出口なき迷走:再稼働へ「信」問えるか、柏崎刈羽、知事選も視野(毎日 2024.3.26)
 https://mainichi.jp/articles/20240326/ddm/001/040/105000c


4.東京電力 福島第1原発

 事故原子炉の福島第1原発では、出来もしない廃炉を原子力ムラの食い扶持事業として巨額のカネをかけて強行し(カネばかりかかって成果は挙がらず、当面8兆円が廃炉のために用意されているが、そのうち更にカネをくれと言い出すに決まっている)、他方で、処分に困った汚染水を海にぶん投げたり、増大する福島第1原発汚染物(固形物)の扱いに苦慮したり(そのうちにまたいい加減なことをやりだすに違いない)、来たる巨大地震・巨大津波に備えての二次災害防止は手抜き状態、そして日々、下請け業者を中心に被ばく労働を増やしながら、他方では、バカバカしい低レベルの不祥事や規則違反を繰り返している。全く、何をやっとるのか! である。

成すべき事のポイントは3つである。①廃炉をやめて石棺化する(少なくとも100年間は厳重密閉保管)、地下水のデブリとの接触をシャットアウト(事故原子炉の周りに大きな「堀」を掘って、そこで地下水侵入を止める=汚染水の増加が止まる)、原発周辺地域から人々を避難させ被ばく防護を徹底する(廃炉や除染にかかる巨額費用を賠償・補償に回せ)。福島県民は覚悟を決めないと、「故郷に住みたい」という郷愁に付け込まれて、健康まで原子力ムラどもに奪われることになる。

(1)東電、汚染水ゼロへの計画示せず、処理水放出 終わらぬ恐れ、福島第一原発(東京 2024.3.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/314345

(2)処理水汚泥行き場なく、高線量 容器劣化も、燃料デブリ 廃炉へ最難関(毎日 2024.4.4)
 https://mainichi.jp/articles/20240404/ddm/001/040/125000c 
 https://mainichi.jp/articles/20240404/ddm/003/040/109000c

 <田中一郎コメント>
 この毎日新聞記事の後半部分のポイントは次の3点である

(1)福島原発事故後13年が経過しても、未だに「耳かき1杯」(1g)分のデブリの破片さえ取り出せていない。デブリは合計で800トンあるという。仮に今年中に1gのデブリが取り出せたとして、13年かけて1gだから、800トン=800,000kg=800,000,000gということで、全部のデブリを取り出すには、8億g÷1g×13年=104億年の歳月がかかるということである。こんなものに巨額のカネをかけて「お付き合い」するの? バカですよ。

(2)廃炉は40年かけて、工程を3段階に分けて進めていく。現段階は2段階目で、もし「耳かき1杯」(1g)分のデブリの破片が取り出せたら第3段階=最終段階に進むのだそうである。頭がイカレているのかな? こんな廃炉がMAX40年で計画通りに進むと思っている人間は誰一人としていないと記事には書いてある。子どもでも分かる話だ。

(3)(最重要)仮に800トンのデブリを全部取りだせたとしても、そんな危険なものをどこへ持って行くのか? また、原子力学会という原子力ムラの御用学会が数年前に試算したところでは、福島第一原発の廃炉によって総計で780万トンの放射性廃棄物も出てくるという。膨大な量の危険なデブリと放射性廃棄物、こんなものは県外へ持って行くこともできず、結局は「そこへ置いておけ」となるのは必定、だったら最初から「廃炉」などやめて「石棺化」し、放射能を閉じ込めた上で二次災害を防ぐとともに、廃炉にかかる費用を原発事故被害者への避難支援に使う方がよほど有意義である。

 原子力ムラ企業・事業者・御用学者の食い扶持事業である福島第1原発の廃炉を直ちに中止し、福島第1原発の事故後対策を総見直しせよ!


5.地元 新潟県での報道

(1)「地元のことを考えていないのでは…」県民から不安の声も 福島第一原発の事故をめぐる新潟県県独自の『3つの検証』 - TBS NEWS DIG
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/865813

(2)[誰のための原発か・新潟から問う]住民避難編―複合災害<上>大雪でみるみる埋まる道路、柏崎刈羽原発の事故が重なったら… 「結局、田舎の私たちがリスクを」 - 新潟日報デジタルプラス
 https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/334763

(3)[誰のための原発か・新潟から問う]住民避難編―複合災害<下>大雪なら5キロ圏でも屋内にとどまる、自衛隊が来て除雪…「雪国の暮らしがどんなものか、体験してみてほしい」 - 新潟日報デジタルプラス
 https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/334759 

(4)原子力規制庁が事実上の“運転禁止命令”解除の経緯や災害対策を市町村長に説明も質問相次ぐ 柏崎刈羽原発 - TBS NEWS DIG
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/gallery/1016386?image=2#goog_rewarded

(5)「今の避難計画で屋内避難は難しい」「再稼働を議論する時期ではない」新潟県内の市町村長から懸念噴出 柏崎刈羽原発の「原子力安全対策に関する研究会」、国・県に検討要求 - 新潟日報デジタルプラス
 https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/364308

(6)【独自】柏崎刈羽原発 再稼働へ動き出す政府 経産省が県に「理解要請」へ【新潟】スーパーJにいがた3月13日OA - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=c6NIGLjKkZc

(7)テロ対策の改善状況は…“柏崎刈羽原発”IAEAの調査終了「前回調査より改善」【新潟】|FNNプライムオンライン
 https://www.fnn.jp/articles/-/679992

(8)柏崎刈羽原発7号機 来月15日にも核燃料を入れることを申請|NHK 新潟県のニュース
 https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20240328/1030028842.html

(9)柏崎刈羽原発 再稼働めぐり 桜井柏崎市長が市民と直接対話|NHK 新潟県のニュース
 https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20240328/1030028843.html

(10)柏崎刈羽原発事故発生時の避難経路整備、国に改めて要望へ 新潟県の花角英世知事「6方向の放射状で逃げられるように」 - 新潟日報デジタルプラス
 https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/384906


6.脱原発市民団体・独立系ネットメディアなど

(1)【声明】柏崎刈羽原発「運転禁止」解除、規制委に判断する資格があるのか - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/50383

(2)<イラストチラシ>柏崎刈羽原発の運転禁止措置の解除に反対! - 原子力規制を監視する市民の会
 https://kiseikanshi.main.jp/2023/12/26/20222/

(3)共同声明:柏崎刈羽原発の運転禁止措置の解除に抗議する-東電にも規制委にも適格性はない - 国際環境NGO FoE Japan
 https://foejapan.org/issue/20231227/15615/

(4)柏崎原発「安全に避難できない」7割〜市民緊急調査-OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://tinyurl.com/yjpmu82b


7.関連サイト

(1)柏崎刈羽原発説明会で東電に批判 新潟市民「運転する資格なし」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/318917

(2)柏崎原発7号機、燃料装填を申請 4月15日実施、規制委に東電:東京新聞 TOKYO Web コレ、ふざけるな! ですよ 花角英世新潟県知事よ、何故、強く抗議しないのか!!(田中一郎)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/317831

(3)東京電力、柏崎刈羽原発再稼働に向けIAEAの調査受け入れへ「お墨付き」を説得材料にする狙いか:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/315473

(4)福島第1原発の事故処理費用は23兆円…2023年末に2兆円引き上げ 収束の道筋が見えず、さらに膨らむ恐れ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/312473

(5)<社説>地震国の原発 安全な場所はあるのか:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/307854?rct=editorial

(6)<社説>東電の原発管理 安全安心にはほど遠い:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/298403?rct=editorial

(7)原発・出口なき迷走:「国民をなめている」 信もない、出口もない ツケだらけの国策 - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/45zqw

(8)原発・出口なき迷走:「やっぱり選挙か」 原発の信を問う新潟県知事、覚悟と周囲の思惑 - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/nhzr8wtd

(9)自民新潟県連、国に厳しい意見 柏崎刈羽原発の再稼働問題で - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/article/20240313-K43Q7WVAGNMWBI53FPFP2NEPJQ/

(10)新潟・佐渡沖に活断層の「割れ残り」、2週間以内に「大きな揺」引き起こす恐れ…M7級の地震で3mの津波も|FNNプライムオンライン
 https://www.fnn.jp/articles/-/649486
草々

 

2024年4月 7日 (日)

本日(4/8)のちょっとだけ情報(1)日米安保条約が廃棄される日(内田樹氏)(2)裏金で離党 世耕氏、近大理事長は続投(居直り恥知らず)(3)衆院島根補選 原発でも注目(4)「ENJOY DBATE 資本論読書会」参考資料他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.オンライン署名 · 《#STOPインボイス》日本に生きるすべての人の暮らしに悪影響を及ぼすインボイス制度に抗議します · Change.org
 https://qr.paps.jp/S64CI

(関連)STOP!インボイス
 https://stopinvoice.org/


2.イベント情報

(1)(4.13)これ以上海を汚すな! 市民会議- 国際フォーラム『放射能で海を汚すな!福島の海に生きる人々の声』
 https://ko-reumi.blogspot.com/2024/03/blog-post.html

(2)(チラシ)(4.14)シンポジウム:平和を求め軍拡を許さない女たちの会(専修大学神田キャンパス)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCZHoWMLRKVGYNWX?e=XMSWhF


3.新刊書:経済安保が社会を壊す 島薗 進(著-文) - 地平社 - 版元ドットコム
 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784911256046


4.衆院補選 東京15区

(1)乙武洋匡氏に思わぬ逆風! 公明党&国民民主〝撤退〟なら東京15区補選は乱戦ムードに - 東スポWEB
 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/298078

(2)国民民主、乙武洋匡氏を自民推薦なら応援せず 衆院東京15区補選 - 毎日新聞
 https://x.gd/uEsdY

(これで泉健太立憲民主党推薦の候補が勝てないなら、今度こそ泉健太執行部を更迭せよ!:田中一郎)

(関連)裏金議員が駆け込む先は小池百合子都知事? 自民党大量処分の混乱に乗じて「小池劇場」再来の予感(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f72d0370662658a3ac29261ac83263f8827f587f

(東京タヌキ小屋は「政治家肥溜め」(どつぼ)ということです。まとめて駆除いたしましょう。都知事選と国政選挙は一体です。)


5.誰がこんな連中を国会議員にしたんだ!!
 反吐が出るような連中ばかり、次の選挙では消えてもらいましょう。必殺(投票)です!
 https://www.youtube.com/watch?v=wx3h7T4Q4GQ

◆「脱税しているひとが納税を呼びかけ、法律を守らない人が憲法改正を訴え、戦争に行かない人が戦争の準備」国民が感じている「違和感」は9割正しい? 堤未果最新著作が初登場1位[新書ベストセラー](Book Bang) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/82776fcd6768a94a5bbbf6c67bdfbea4f06918fa

(1)岸田首相、裏金議員に「甘すぎる処分」で墓穴掘る 際立つ「ご都合主義」で-内ゲバ-、政権危機拡大 - 東洋経済オンライン
 https://tinyurl.com/4e56bvbc

(2)国民愚弄の裏金議員党内処分 ふざけた内幕と今後の内ゲバ(上)|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338531

(3)自民裏金、39人処分 世耕氏離党、近く塩谷氏も:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/oqGbE

(4)自民裏金議員16人が次期衆院選で“討ち死に”濃厚 処分対象「500万円以上」で丸川珠代氏もピンチ【リスト付き】|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/338354

(5)処分「市民感覚とズレ」 自民裏金、有権者厳しい目:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/CIj4j

◆「裏金・脱税」自民党政治を終わらせるのも、小池百合子タヌキ都政を終わらせるのも、私達有権者だ:(1)政倫審、リンリリンリと、鈴虫の鳴く、ほとぼりさめれば、またやればいい(自民党議員ホンネ族)(2)CHANGE都政市民プロジェクト- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-18ef38.html
================================


「本日(4/8)のちょっとだけ情報(1)日米安保条約が廃棄される日(内田樹氏)(2)裏金で離党 世耕氏、近大理事長は続投(居直り恥知らず)(3)衆院島根補選 原発でも注目(4)「ENJOY DBATE 資本論読書会」参考資料他」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>

(1)コップの中の泥仕合(前川喜平 東京 2024.4.7)

(2)保育士給与 施設別公開へ、賃上げ検証、人材確保狙い、25年度から(東京 2024.4.7)

(3)衆院島根補選 原発でも注目、不安拡大、容認か慎重か(東京 2024.4.7)

(4)マルクスは決定論者や自動崩壊論者ではない(石川康宏『若者よ、マルクスを読もう』かもがわ出版)

(5)資本主義の無政府的生産と計画経済(石川康宏『若者よ、マルクスを読もう』かもがわ出版)

(6)日米安保条約が廃棄される日(内田樹 東京 2024.4.7)

(7)スリランカの債務問題(日経 2024.4.7)

(8)「日大」泥仕合、居残る林真理子にみんなウンザリ(『FACTA 2024.2』)

(9)遠のく利下げ、再エネ憂鬱(日経 2024.4.5夕刊)

(10)裏金で離党 世耕氏、近代理事長は続投、「建学精神語れぬ」教職員有志 辞任求め署名活動(毎日 2024.4.6)


1.(別添PDFファイル)コップの中の泥仕合(前川喜平 東京 2024.4.7)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCdaG6Rgfir4kBBm?e=RIfbQd

(この国の政治がしなければいけないことは山のようにあるのに、アホが自民党に投票するから、またこんな状態だ!)


2.(別添PDFファイル)保育士給与 施設別公開へ、賃上げ検証、人材確保狙い、25年度から(東京 2024.4.7)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/319676

(やっていることは悪くなくて一歩前進だけれど、どうも中途半端で不十分極まりない。まず、国や自治体から補助金その他の支援を受けている保育園経営は、その経営内容や財務内容をディスクローズするというルールを確立し、ディスクロ内容を法律で定めろよ。今のままではユーザーが保育園の選択すらまともにできないほど「秘密主義」だ。そして大事なことは、保育士の給与や処遇を改善するためだとして交付されている補助金・交付金に「資金使途の限定(給与・処遇改善に限る)」が法律・条例で定められておらず、まるで保育園経営体への「つかみ金」のように与えられているから、もらった方の保育園はそれを他の用途に流用している。ひどいときには役員報酬や配当金、あるいは役員用の黒塗りの高級乗用車に化けていることもある。生ぬるいことをやってないで、一発で事態改善になるようなことをやれよ。わざと遠回りしてんじゃないの? 下記「いちろうちゃんのブログ」参照:田中一郎)

(関連)保育園行政に見る「市場原理主義アホダラ教」政策の結末=保育士の給料を削りに削って何してんだよ、株式会社保育園!(「ルポ 保育園株式会社 職業としての保育2」小林美希さん『世界』論文から)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-96cfc7.html


3.(別添PDFファイル)衆院島根補選 原発でも注目、不安拡大、容認か慎重か(東京 2024.4.7)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/319713?rct=tokuhou

(関連)保守王国なのに…「過去一厳しい」自民に焦り 衆院島根1区補選の空気感 立憲民主は「宿願」なるか:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/319136

 私から申し上げたいことは次の2点

(a)島根県民・松江市民が、島根原発は危ない・ヤバイ、自分の住んでいるところに原発などいらない、故郷は今の美しいままに子どもたちに引き継ぎたい、福島原発事故のようなことは絶対にお断りだ、と思うのなら、島根原発の再稼働を認めてしまっている島根県知事の丸山達也と松江市長の上定昭仁、それに県議会・市議会・国会の原発賛成会派の議員どもを、これからのすべての選挙で落選させることである。それをしないでおいて、〇〇議員先生にはお世話になっとるから云々カンヌンとか、経済効果がどうたらこうたらとタカリ根性丸出しのようなことをしていたら、やがて出雲の「魔神さま」がお怒りになり、島根原発は大地震・大津波・大噴火により大爆発を起こすでしょう。おっしゃる通り、地域住民は逃げることなどできませんし、うまく逃げたところで二度と故郷には戻れないのです。大事故を引き起こす前の今なら、やめさせて故郷を守れます。(能登半島地震をご覧になったでしょ。珠洲原発などなくてよかった、あったら大変なことになっていた、とみなさん言っています。島根も近未来に於いて同じです)

(b)元通産省官僚で原子力ムラの代理店政治家だった細田博之の後継の原子力ムラの手先候補=自民党・錦織功政(にしこりのりまさ)は島根原発推進だが、その理由として「カーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだ」と言っているそうだ(記事参照)。私が常々申し上げているように、脱炭素=カーボンニュートラル=GX推進、これみんな「原発大推進」の言い換え・口実なのだ。しかし、まだ私が申し上げていることが理解できずに「脱炭素」「脱炭素」「カーボンゼロ」「カーボンニュートラル」と、まるで宗教念仏のように繰り返している似非環境活動家が少なくない。そういう人間たちは、この自民党・錦織功政(にしこりのりまさ)の発言「カーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだ」を、錦織の名前とともに1万回ばかり書き写せ! そしたら少しは頭の中に残るだろう。カルト集団のようなことをしていると、原発だらけになるぞ!

 自民党候補・錦織功正(にしこりのりまさ)「カーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだ」
 自民党候補・錦織功正(にしこりのりまさ)「カーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだ」
 自民党候補・錦織功正(にしこりのりまさ)「カーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだ」
 自民党候補・錦織功正(にしこりのりまさ)「カーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだ」
 自民党候補・錦織功正(にしこりのりまさ)「カーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだ」
 自民党候補・錦織功正(にしこりのりまさ)「カーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだ」
 自民党候補・錦織功正(にしこりのりまさ)「カーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだ」
 自民党候補・錦織功正(にしこりのりまさ)「カーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだ」
 自民党候補・錦織功正(にしこりのりまさ)「カーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだ」
 自民党候補・錦織功正(にしこりのりまさ)「カーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだ」


4.「われわれは現場監督ではない。事業者の問題」東海第2原発の「不備」問題で原子力規制庁:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/319411

(原子力規制委員会・規制庁が原発の安全を厳しく規制してチェックしてくれている、と思っている(思わされている)人は少なくないだろうけれど、その実態は上記のようなことだ。それに原子力規制委員会・規制庁の人間たちは、信じがたいことに原発の現場についてはドシロウトであり、何か異常が起きても何の対処もできない連中だから、そんな人間たちをアテにしても、何物も担保されないのである。「安全だ、安全だ」と言われているものは、それだけ危ないということである。:田中一郎)

(関連)原発がどんなものか知ってほしい(全):故平井憲夫さん
 https://iam-k.com/HIRAI/pageall.html

(まだ読んでいない人は必ず読んで下さい:難しくありません、故平井憲夫さんは原発現場のベテラン監督でした)


5.(メール転送です)(5.7)「(第5回)ENJOY DBATE 資本論読書会」参考資料

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(5.7)「ENJOY DBATE 資本論読書会」参考資料(1)をお送りいたします。意見交換のタネです。

(1)(別添PDFファイル)マルクスは決定論者や自動崩壊論者ではない(石川康宏『若者よ、マルクスを読もう』かもがわ出版)」
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCjFPtDM_tFMg8eP?e=n4szWZ

  石川康宏神戸女学院大学教授が書いた文章です。1847年の『共産党宣言』の記述から、「マルクスは決定論者や自動崩壊論者ではない」ことが明らかだとされています。私もそう思います。マルクスは資本主義生産様式を含む過去の人類史を論じるのに「自然史的過程」とか「鉄の(歴史)法則」とかいう表現を使うため(資本主義生産様式をはじめ、マルクスが考えている各歴史的発展段階の体制の経済的社会的な「縛り」が強いことを強調する表現)、決定論者や自動崩壊論者と誤解されがちですが、決してそうではありません。

(2)(別添PDFファイル)資本主義の無政府的生産と計画経済(石川康宏『若者よ、マルクスを読もう』かもがわ出版)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCkBHzteaR7pzM00?e=mcdfiP

 ⇒ 19世紀の人だったマルクスの限界とも言うべき点です。ソ連のゴスプラン方式(中央集権的計画経済)は見事に失敗に終わり、国民経済は分権型で展開しなければうまくいかず、その場合、どうしても市場経済(商品交換社会)というものが必要となる、というのが20世紀の人類の歴史的教訓です。問題は、分権型のミクロ経済と、マルクスが言う計画的なマクロ経済とを、どう組み合わせて、どのような法規則や運営方法を取ればうまくいくのか、このことが現代経済における最大に重要な論点です。

(3)(別添PDFファイル)日米安保条約が廃棄される日(内田樹 東京 2024.4.7)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3a5eaa82f0f4deda47cef13314631f942c64a720

 ⇒ この記事に書かれている内田樹氏の議論はまさに現代日本の焦眉の問題です。私は自民党の尻を追いかけるように「日米関係が最重要」「日米同盟基軸」などと言っている似非立憲主義の泉健太立憲民主党の政治家たちに、この内田樹氏の議論をどう受け止めるのかを聞いてみたいものだと思う。アジア太平洋戦争敗戦から75年以上が経過した今日でも、未だに対米自立ができない情けない「平和ボケ国家」ニッポンをどうするのか、重要な問題です。

(4)シリーズ混迷の世紀 第13回 世界-債務危機-は止められるか - NHKスペシャル - NHK
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/p8bVPovgv8/

(関連)経済危機のスリランカ 日本主導の債務再編を高く評価 大統領 - NHK - インド太平洋情勢
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230902/k10014182081000.html

(関連)スリランカの債務問題解決へ 債権国 返済条件変更で基本合意 - NHK - 財務省
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231130/k10014272601000.html

(関連)(別添PDFファイル)スリランカの債務問題(日経 2024.4.7)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM0625O0W4A400C2000000/

  少し前の二次会でご紹介したスリランカの国際債務デフォルトとそのリスケジュール、及び中共中国の振る舞いの悪質性の問題です。中共中国はスリランカの国情に付け込み、他の国々よりも多い巨額の貸し付けを他の国々よりも高い金利で実施し(優先的に返済させることが目的)、返済が滞ると、スリランカ南部の国際貿易港を担保として「99年間の運営権を中共中国に譲渡させる」などと言うことまでをやっています。自分たちの先祖が香港について英国からやられたことと同じようなことを、今度は自分たちがスリランカに対して行うという「恥さらしの銭ゲバ」のような態度です。また、中共中国は、国際的なリスケチームにも参加せず、スタンドプレイを繰り返し、スリランカの弱みに付け込んだ「債務金縛り交渉」を押し付けているのです(*)。これが長く続いた帝国主義諸国による植民地支配に苦しみ、民族解放戦争を通じて社会主義と言われる国家に移行した国がやることか!! と強く思います。

(*)まるで故青木雄二氏作の人気漫画「なにわ金融道」に出てくる”マチキン”「帝国金融」のごとしです。
(♪「貸したカネ、かえせよ!」♪ 「ペキン金融道」かな?)
 https://www.youtube.com/watch?v=JtQ_9H5HFt8
https://www.youtube.com/hashtag/%E3%83%8A%E3%83%8B%E3%83%AF%E9%87%91%E8%9E%8D%E9%81%93

 中共中国以外の資本主義先進国その他の国々が素晴らしい、などとは思いませんが、この中共中国の国際経済社会への進出の在り方は、アメリカ帝国主義の覇権が弱体化する新時代に望ましいものだなどとは、口が裂けても言えません。それどころか、BRICSと言われる欧米諸国に代わる世界支配可能性を持った大国諸国が、欧米以上にグロテスクであることも、念頭に置いておく必要があるでしょう。こういう時代に、市民運動・社会運動や日本の政治改革はどうあるべきなのかを真剣に考えてみる必要があります。米・露・中・EU・インドを好き嫌いで論じていても、何の得ることもありません。


6.社説:ガソリン補助また延長 いつまで愚策続けるのか - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240406/ddm/005/070/093000c
 (全くその通り、ご一読ください)


7.玉川徹氏「これがなぜ日本でできないんだろう」台湾東部沖地震受けた両国対応の「差」に言及(日刊スポーツ)
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202404050000237.html

(関連)日本の避難所は劣悪?台湾の避難所テントに注目 福島は数時間で整備 能登、東京都は…
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900002034.html

(災害で被災した国民や地域住民を助けよう、しっかり支えよう、などという気持ちはサラサラない、それが今の自民党や政府のホンネです。彼らの態度を見れば明らかでしょう。そんな連中を選挙で国会議員にするからこうなるのです。何が「憲法変えて緊急事態条項を導入」ですか、そんなことをしたら、益々ひどくなるばかりです。「お人好し」もほどほどにしないと、付け込まれて散々に利用され、捨てられることになりますよ。:田中一郎)

(関連)能登半島地震情報(原発以外:その1):大地震被災地・被害者を全力で救済しない岸田文雄自公政権と自衛隊=アベ政権以降、自衛隊は災害救助をだんだんとやめていく方向で動いていたのか? 「命の72時間」で動かずに習志野では軍事訓練- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-d59ed8.html

(関連)【出発進行】復旧・復興へのあしがかりに のと鉄道が全線で運行を再開 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=2sGIXongrag

 (いいニュースはコレだけです、もらい泣きしそうです)


8.(別添PDFファイル)「日大」泥仕合、居残る林真理子にみんなウンザリ(『FACTA 2024.2』)
 https://facta.co.jp/article/202401025.html

(関連)本学アメリカンフットボール部の廃止(廃部)について
 https://www.nihon-u.ac.jp/information/2024/01/14357/

(この日本最大の私立大学、どうしようもないのかね? 私からは3点ばかり申し上げておく。①林真理子理事長以下、今回の薬物事件に関係して愚かな行為をした大学運営幹部は理事会・教授会・事務局のそれぞれ全員、辞職したらどうですか? 不祥事を連続して引き起こしているアメフト部は廃止にすると言っていたのが、あいまいになっているという=それじゃダメで、予定通り廃部にして、少なくとも5年間はアメフト部なしでやっていかないとダメ(OBとの関係を絶つ他)、加えて他の体育会系のスポーツ部も不祥事を出したら厳しく処断すること(私の学生時代から日大の体育会系は全部ではないとしても悪質な暴力右翼の巣窟のような雰囲気のあるところで、その文化はその後も続いているのではないか?)、③この記事では文部科学省が「正義の味方」のような書き方がされているが、トンデモナイ話。文部科学省はおそらく度重なる不祥事を理由に日大を自分たちの「植民地」にしたいと思っているのではないか。下記の図書では、全国の国公立・私立大学に対する文部科学省の対応・態度の悪さが赤裸々に描かれている。こんな文部科学省など、アテにしてはいけない。:田中一郎)

(関連)ルポ大学崩壊-田中圭太郎/著(ちくま新書)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034436361&Action_id=121&Sza_id=C0


9.(別添PDFファイル)遠のく利下げ、再エネ憂鬱(日経 2024.4.5夕刊)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79808140V00C24A4ENI000/

(アメリカの「再生エネ」業界の最近事情が書かれている。先行き暗い。)


10.裏金で離党 世耕氏、近代理事長は続投、「建学精神語れぬ」教職員有志 辞任求め署名活動(毎日 2024.4.6)
 https://mainichi.jp/articles/20240406/ddm/041/010/067000c

(関連)世耕弘成氏の近大理事長辞任求める署名に4万筆超 教職員組合Xは「政治家の片手間で続投迷惑」(日刊スポーツ)
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202404070001047.html
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6628a0ed5aaecd58a93432939c12e353ba68d164

(こいつ、何の反省もしとらんな、ふてえ野郎だ。この世耕弘成はかつて経済産業大臣だった時には「原発は最もコストが安い」などと大嘘を平気でついていた詐欺師でもある。和歌山県の有権者がちゃんとコイツを選挙で落選させないといけない。ところで、近畿大学を創立したのは、この世耕弘成の祖父だとは知らなかった。おじいさんは孫のブザマを見て天国で泣いているのではないか。:田中一郎)
草々 

2024年4月 6日 (土)

3人の立憲民主党中堅衆議院議員による経済政策のプレゼンテーション報告=せっかくですが、これでは有権者・市民は受け入れることができません & 泉健太立憲民主党が立憲主義を捨てた日(現代版スパイ防止法案(SC)に賛成)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(イベント情報)(チラシ)(4.17)緊急国会前行動:こんな農基法は認められない
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCJT999xQV9ZYGop?e=gFv3iL

(関連)【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】農業基本法改定に寄せて~日本の農家を守らずして国民の食料は守れない~|JAcom 農業協同組合新聞
 https://www.jacom.or.jp/column/2024/03/240314-73016.php

(関連)有事に日本国民は餓死する。農水省がコッソリ降ろした「食料自給率向上」の看板 高野孟 - まぐまぐニュース!
 https://qr.paps.jp/Trh61

(4/4に参議院議員会館で農基法改定反対の大集会がありました。追って、もう少し詳しくご報告いたします。:田中一郎)


2.キャンペーン

(1)福島県に対して『福島県は避難者に対する強制執行の申立てを撤回し、国際人権法にづく人道的な措置を実行して下さい。』
  https://www.change.org/Jutaku-240311

(2)最高裁に対して『最高裁は、「福島県の避難者に対する強制執行」の一時停止を求める避難者のささやかな願いに、「人権の最後の砦」として真摯に耳を傾けて下さい。』
 https://chng.it/fgkXr8d6D2


3.セキュリティークリアランス制度の修正法案 衆院内閣委で可決 - NHK - 経済安全保障
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240405/k10014413271000.html

(関連)復活するスパイ防止法:国家重要情報非公開化と対米隷属国家の「国民選別制度」がSC(セキュリティ・クリアランス)制度だ:(必読重要論文)「大軍拡とSC(セキュリティ・クリアランス)制度法制化の危険性(井原總『経済 2023.9』)」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-ab2dc0.html

(現代版スパイ防止法に立憲主義を掲げる野党第1党が賛成票を投じています。泉健太立憲民主党が立憲主義を捨てた日として歴史に記録が残るでしょう。この国は市民運動・社会運動の一部参加者も含めて、野党第1党をちゃんと選ばず、現状追認・既成事実追認のいい加減で中途半端な政治選択・政治家選択を繰り返して、没落・滅亡への階段を降りて行っているようです。「世直し」による政治の抜本転換のためには、新しい時代を切り開く「中核勢力」の形成が必要不可欠です。それは急進的である必要はありませんが、脱原発と日本国憲法主義(国民主権、平和、基本的人権)と対米自立をしっかりと掲げる勢力でなければなりません。:田中一郎)


4.500年後の日本は全員「佐藤さん」になる!- 選択的夫婦別姓を導入しない場合を東北大教授が試算:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/318487

(氏名は究極の自己アイデンティティである。政府や自治体が法律を盾にどうのこうの言う話ではなく、まさに本人が自己決定するものだ。「下々の人間どもの名前は「お上」が付けてやる、本来ならば名前だけのところを姓までもらっているのだからありがたく思え」という、この江戸時代さながらの姓名問題で揺れるこの国の政治や行政の低レベルと、田吾作根性丸出しの有権者・国民の民度の低さ、そしてマスごみのバカさ加減(何故、徹底的に批判しないのか?!)、呆れて口がふさがらない。処方箋は簡単な話で、夫婦別姓の選択自由に反対をしている議員どもを選挙で落とせばいい、それだけの話だ。

しかし、この国は、何と司法・裁判所が、最高裁が、夫婦別姓の選択の自由は認めなくていい、などという判決を下しているのだから驚きである。こちらは、腐ったヒラメ裁判官どもの養殖場と化した司法・裁判所を国民主権でぶっ潰し、返す刀で反社会的判決を下した裁判官どもを陪審員(裁判員)裁判で罷免・司法界から追放処分にすればいいのだ。要は有権者・国民の意識と覚悟の問題。裁判官どもに「お願い」しているようなら今後もダメだろう。司法の潰し方・再建の仕方は下記をご覧あれ。田中一郎)

◆(拡散希望)(報告)(1.22)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第6回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-ec0fb4.html


5.安倍元首相“トップダウン”の罪…「機能性表示食品」導入決定に消費者庁もブチ切れていた!|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/338355

(関連)(別添PDFファイル)「機能性表示」急伸ひずみ、食品安全性 国審査なく、「事業者任せ」(東京 2024.4.1)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/318702

(2015年頃に導入された「機能性表示」食品だが、これはまさに「トクホ」(特定保健用食品)の尻抜け用として創られたインチキ制度で、それまで氾濫していた「健康強調の誇大表示」容認・黙認とともに「岩盤規制を打ち破る」のキャンペーンの一環で実施されてきた。当時、私もその危険性とインチキ性(健康にプラス効果があるかどうかは不明)への懸念から猛反対をした記憶があるが、その反対の声に耳を傾ける消費者・国民は少なかった。安倍晋三サマサマの旗を振るのに忙しかったのだろう。この事件の半分は消費者・国民の自業自得である。アホノミクスに代表される「やりたい放題の規制緩和」という「市場原理主義アホダラ教」政策が何をもたらすかがはっきりと分かったのが今回の事件と言える。その当時も申し上げたが、健康を維持するには「健康食品・サプリメント」に近づかないことが必要不可欠だということ、このことが立証された。

ところで、今度は「ゲノム編集食品」という得体の知れぬフランケンシュタイン食品(生物改造食品)が、安全性審査なしはもちろん、表示もされず、ステルス型化け物食品として市場に出回り始めているのをご存じか? クリスパー・キャス9のキットが低価格で無規制で出回ったこともあり、手当たり次第に地球上の生物の遺伝子をいじくり回すバカヤローが増えてきているが、「ゲノム編集食品」という安直極まりないものを創って売っているのもそういう連中である。植物だけでなく家畜や養殖魚などでも商品化されそうなので、環境の遺伝子汚染(バイオハザード)の危険すらある。これについても散々に警告・警鐘を鳴らしてきたが、耳を貸す人はそう多くない。人類を滅ぼす3つの危機(放射能、化学物質、遺伝子操作(バイオ))のうちの1つが、この「ゲノム編集(遺伝子操作)」だということが理解できないらしい。近未来に、再び消費者・国民の自業自得の「ゲノム編集食品」健康被害・死者のニュースを聞くことになるかもしれない。しかし、「ゲノム編集食品」の場合には、今回の事件の比ではない大変な事態が大規模に起きることになるだろう。愚か極まりなしである。:田中一郎)


6.(別添PDFファイル)黒幕は森元首相なのだろうが、醜悪な責任のなすり合い 裏金議員は全員辞職が当たり前(日刊ゲンダイ 2024.4.1)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338260

(関連)(別添PDFファイル)自民党はシッチャカメッチャカ 強まる岸田首相退陣論(日刊ゲンダイ 2024.4.8)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338581

(自民党の関係議員処分??? 同じことをしていた二階俊博や岸田文雄は処分されないのか?! アホらしくて聞いてられない茶番を大手マスごみがさも重要そうに報じている。頭から水でもぶっかけてやろうか! 日刊ゲンダイだけがまとも? 記事に書かれているように「裏金議員は全員辞職が当たり前」、そして重加算税付の裏金課税と10年間の公民権停止処分だ。:田中一郎)


7.(別添PDFファイル)米軍 日本撤退へ(大矢英代 東京 2024.4.1)

(関連)大矢英代氏(元QAB)が早大で講演 「ジャーナリスト個人としてどう生きていくか」 - 民放online
 https://minpo.online/article/content-10.html

(少し前から東京新聞「こちら特報部」のコラム記事を書き始めている大矢英代(はなよ)氏だが、なかなか迫力のある書きぶりだ。今回の記事は「エイプリルフール」特集の記事なので嘘八百なのだが、私は最初、それに気が付かず、本当のことだと思って読んでしまった。でも、近未来にそうなるのでは?? また、そうなるべきでしょう。原本に当たってみて下さい:田中一郎)


8.(メール転送です)立憲フォーラムMGより

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(1)日米統合で同盟強化を 知日派元高官ら報告書:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/319369

【ワシントン共同】知日派のアーミテージ元米国防次官補ら超党派のグループは、より統合された形であらゆる事態に対処できる日米同盟を目指し、経済と安全保障の関連性を高めて連携強化を図るべきだとする報告書を発表した。台頭する中国をにらみ、米軍と自衛隊の指揮統制の再構築を提言した。戦略国際問題研究所(CSIS)が4日公表した。報告書はアーミテージ氏やナイ元国防次官補らによるもので、今回が第6弾。2000年の第1弾は日本に集団的自衛権の行使容認を求め、日米両政府の政策に影響を与えた。

(2)キックバックの真相究明せず幕引き? 基準不明の「処分」に不満の自民党議員「二つのピースが欠けている」:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/319344

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で85人がキックバック(還流)を受けていたにもかかわらず、離党勧告や党員資格停止の比較的重い処分は5人にとどまった。責任を押し付けられた格好の安倍派からは、処分を逃れた岸田文雄首相に「道義的・政治的責任も問われるべきだ」(塩谷立元文部科学相)と不満が渦巻く。首相が真相究明や自らの責任に向き合わず、政治不信が極まる中、恣意的(しいてき)な処分でけじめを演出できるのか。「長期にわたり大規模かつ継続的に組織的な不正が疑われている。派閥幹部の立場にありながら適正な対応を取らなかった政治責任は極めて重い」。党紀委員会の報告を受けた茂木敏充幹事長は4日夕、党本部で安倍派幹部に厳しい処分を科した理由を説明した。その40分ほど後、安倍派で座長を務めた塩谷氏は議員会館で記者団に囲まれていた。離党勧告と知らされて「非常に厳重な処分で残念。なぜこうなったかの説明を聞きたい」と表情をこわばらせた。塩谷氏は党紀委に提出した弁明書で、首相らが処分の原案を綿密に検討したことに対して「独裁的・専制的な党運営には断固として抗議する」と強く非難。他にも「処分に合理性がない」と不信の声が相次ぐ――と「東京」。

(3)静岡県・川勝知事「差別発言」謝罪で再注目…“筋金入り差別主義者”杉田水脈氏の面の皮|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/338513

 「あの政治家」とは自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、安倍派(清和政策研究会)からキックバックされたカネ計1564万円が資金管理団体の収支報告書に記載されていなかった杉田水脈衆議院議員(56=中国比例ブロック選出)のことだ。杉田氏といえば“筋金入り”の差別主義者として知られる。2016年にスイスで開かれた国連女性差別撤廃委員会に関するブログでは、「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」「日本国の恥さらし」などと差別表現のオンパレード。これに対し、札幌と大阪の法務局から「人権侵犯」と認定された。国会議員が「人権侵犯」を認定されること自体が前代未聞なのだが、杉田氏は謝罪することもなく、いまだに会見すら開いていない。それどころか、自身のX(旧ツイッター)に《人権の定義に関する根拠法令がない》《今回の措置は行政処分ではなく、強制力のない任意の措置》《行政処分ではない以上、人権侵犯を認定された者は名誉回復の機会さえも奪われる》などと持論を展開する有様だ。《川勝知事の発言も問題だが、杉田氏の投稿はもっと問題》《差別発言で謝罪した川勝氏と、差別投稿を繰り返していまだに反省ゼロの杉田氏。質が悪いのは?》。メディアも川勝氏を追及した勢いで、杉田氏に迫るべきではないかーーと「日刊ゲンダイ」。
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「3人の立憲民主党中堅衆議院議員による経済政策のプレゼンテーション報告=せっかくですが、これでは有権者・市民は受け入れることができません & 泉健太立憲民主党が立憲主義を捨てた日(現代版スパイ防止法案(SC)に賛成)」をお送りいたします。他のMLでの議論を一部修正加筆したものです。

◆(イベント情報)2024/4/4(木)【第10回】野党第一党、経済政策を大いに語る
 https://99forum.jimdofree.com/

◆20240404 UPLAN【第10回「99%のための経済政策フォーラム」】「野党第一党、経済政策を大いに語る」 ----市民と野党の共通政策をつくるために(その1)--- - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=k8qqbPyr_9Y
 https://www.youtube.com/watch?v=k8qqbPyr_9Y

 <当日の配布資料>

(1)一経済政策一 人からはじまる経済再生 - 立憲民主党
 https://cdp-japan.jp/visions/economic-policies

(2)(別添PDFファイル)(資料グラフ)日本の資本金10億円以上の企業の売上高、給与、配当金、設備投資等の推移(1997年以降)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCOQI1AsZNmBqBmD?e=Rp8B9J

(3)(別添PDFファイル)(資料グラフ)物価、名目賃金、実質賃金、消費支出の推移(2012年以降)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCTTG3DzUQPF3f3T?e=NAxqnN


(関連)(拡散希望)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第100回 最終回):「現代日本の政治改革」(「新ちょぼゼミ」 BY 田中一郎:2024年3月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-baa90c.html

(関連)(報告)現代経済政策論(最終回):経済政策の「ゴミ屋敷」としてのアホノミクス=日本経済を破壊して負の遺産を山のように残した「アホダラ経済政策ミックス」がアホノミクスだ(新ちょぼゼミ:2024年2月27日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-066391.html


 <3人の中堅立憲民主党衆議院議員:発言順>

(1)小川淳也 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E6%B7%B3%E4%B9%9F

(2)末松義規 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AB%E6%9D%BE%E7%BE%A9%E8%A6%8F

(3)落合貴之 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E5%90%88%E8%B2%B4%E4%B9%8B


1.最初の私のメール

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【第10回「99%のための経済政策フォーラム」】「野党第一党、経済政策を大いに語る」----市民と野党の共通政策をつくるために

 参加しました。主催者のみなさまには申し訳ないのですが、3人の立憲民主党中堅の衆議院議員の話を聞いて、少しがっかりしました。この3人は、まだ一般庶民、とりわけ生活苦にある多くの人たちのことを理解しきれていないな、というのが私の感じた印象です。例えば小川淳也議員の「競争力のある福祉国家」というスローガンですが、「競争力のある」と「福祉国家」とは相矛盾するという認識がない、暗に「市場原理主義アホダラ教」政策であることを示している、あるいは、かすかに矛盾しているとは思っているけれど、ご都合主義的にくっつけて間に合わせている、本音は「競争力」の方にある、ということかもしれません。

「競争力のある」とは、大企業・財界やそれと組むベンチャー会社などを応援し、日本を偉大なる経済大国として再興するという「大国主義」の主張であり、日本企業を国際競争の中で勝たせて海外への帝国主義的な進出を是とする、という旧態依然の発想が隠れているのです。福祉を犠牲にしないと、今日の「プランA」産業を巡る国際競争には勝てませんし、今ごろから「プランA」で欧米諸国や台頭する中進国を追いかけても(正確には巨額財源を投じて政策支援しても)、徒労と財源の浪費に終わるでしょう。少子高齢化していく日本でのかような政策は不幸を増やすことになるのではないかと懸念します。まだわからんのか、ということです。

(関連)(社説)半導体「復権」 政府丸抱えでいいのか:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15861453.html

半導体産業への政府による巨額な投資も「OK」と発言しています。民間資本がわずか80億円程度の出資しかしていない半導体産業へ、政府が数兆円もの投資をすることをOKという、全く愚かしい政策方針と言わざるを得ません。「競争力のある福祉国家」ではなく「持続可能な福祉国家」とか「安心して生活が確保できるホンモノの福祉国家」とか、そういう雰囲気のスローガンにならない限り、「競争力」などと言っている間は、「市場原理主義アホダラ教」に立脚した財界奉仕の政治・政策となるのは目に見えています。要するに「福祉国家」は「グリコのおまけ」、競争力強化政策を覆い隠すためのオブラートとなっていく、ということです。

税制談議についても同様です。私が質問した「日本税制「4つの悪」をどうする、税金を払わない大企業、富裕層、外国企業、タックスヘイブン」については、取り上げていただけませんでしたね。日本の不公正な税制の「本丸」に攻め込まない税制改革論など、ほとんど「子どものお遊び」です。近々、別メールとブログで厳しく批判せざるを得ませんね。泉健太立憲民主党は、知れば知るほど、がっかりさせられるニセモノ政党のようです。

◆(拡散希望)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第100回 最終回):「現代日本の政治改革」(「新ちょぼゼミ」 BY 田中一郎:2024年3月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-baa90c.html
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2.(追記)現在の日本の歪んだ税制の抜本改革は避けられない課題

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(1)日本税制の「4つの悪」について

*税金を払わない大企業

 日本の名だたる大企業の多くが、法人事業税も含めた法人課税トータルの実質負担が10%未満であり、そのかなりの部分が「租税特別措置」に基づいている点について、どうするのかという問題。立憲民主党の国会議員は、少なくとも下記の著書に目を通した上で、この本で著者の富岡氏が問題提起していることについて、丁寧にその評価と対応策を明確化させる必要がある。

◆税金を払わない巨大企業-富岡幸雄/著(文春新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033150910&Action_id=121&Sza_id=F3

*税金を払わない富裕層

 所得税
金融課税が20%分離課税にされているため、所得額2億円の手前が課税負担のピークで、それ以上所得が増えると課税負担率は低減していくという、全く理不尽な逆累進制度になっているのをどうするのか? 岸田文雄政権は最初のうちは改めると言っていたが、その後、納税者・国民を裏切って撤回している。立憲民主党はどうするのか明確にせよ。

 相続・贈与税 サラ金会社武富士のオーナーの息子が所有資産を海外に持ち出し、2000億円近い相続税納税を回避していた事件が裁判沙汰となり、何と最高裁はこの納税回避を問題ないとして追認する判決を下している。また、相続・贈与税は、私の若い頃から日本全体の徴税総額が2兆円前後でずっと変わらず今日に至っている。日本は経済成長を続けてきたから、納税者・国民が所有する資産も年々増え続けているはずだが、その相続・贈与税の総額が何十年間もほとんど変わらないという事態は明らかにおかしい。富裕層が相続・贈与税を脱税ないしは納税回避している状況証拠であると言えるだろう。これを立憲民主党はどうするのか? 明確化していただきたい。(今回のプレゼン議員の1人が「相続税はきちんと徴税して、次世代の教育・保育や次世代のための投資に充てていくべきだ」という発言をしていたのは評価できる。問題は本当に相続・贈与税徴税の是正をちゃんとやるのかどうか、「口先やるやる詐欺」ではないかどうかがポイントだ)

*税金を払わない外国企業

 GAFAMをはじめ、日本で営業をして利益を得ている欧米系多国籍企業型(特に米国系)の外国法人が日本にほとんど納税していないのをどう抜本的に改めるのか。国際デジタル課税を実効あるものにする努力をします、などという「逃げ口上」ではダメで、小川淳也議員が言う「税の3原則」の「公正」を確保するため、どうするのか明らかにしていただきたい。

*タックスヘイブン

 脱税・納税回避、規制逃れ(マネーロンダリング他)、非公開・秘密という「現代の邪悪の3つ」を完璧に備えた、まさに悪の巣窟であるタックスヘイブン対策をどうするのか? 今現在の対策では実効性がほとんどないのが実情だ。

 上記でも申し上げた通り、この日本税制「4つの悪」に切り込まない税制改革論議など「子どものお遊び」に過ぎない。巨悪を見逃しておいて、何が改革だ、何が抜本対策だ、ということです。

(2)消費税を巡る議論について

 小川淳也議員が言う「税制は中立・公平・簡素でなくてはならない」のうち、最も重要なものが「公正な税制」である。特権的な一部の集団が、企業にせよ、自然人にせよ、納税を回避している、税金を逃れている、などと言うことでは、納税制度の正当性・安定性・公平性が損なわれる。それについての認識が足りないのではないか? また、消費税は、徴税された金額が、法人税減税と富裕層への減税(累進課税の緩和など)に使われてきた経緯についても、もっと強調して納税者・国民にPRすべきである。

自民党の裏金・脱税を厳しく追及するのは当然だが、しかし、金額的に言えば、もっと巨額で、もっと悪質なものが、上記の「4悪」に隠れているのだから、徹底的に退治していただかないと困る。2009年の「口先やるやる詐欺」政権交代の前科があるだけに、立憲民主党は不退転の決意で税制抜本改革に臨まなければ未来はない。不公正な税制を是正し、理不尽極まる納税回避や脱税をなくしていくことは「増税」ではない。「税制(及び運営)の適正化」=「払うべきものを払っていただく」ということであり、(増税ではなく)「脱税・納税回避の是正」として有権者・国民に説明願いたい。また、消費税論議については、次の3点を申し上げておく。

(a)小川淳也議員が党の「政策調査会長」などの役職についていて、党内に賛否両論がある消費税問題について、具体的なことが言及しにくいのであれば、今回登壇したあとの2人の議員に考えるところを話してもらえばいい。また、立憲民主党内部で、誰が消費税減税ないしは廃止に反対をしているのかも明らかにしていただかないと困る。もちろん、減税に反対だ、などと言っている立憲民主党議員には落選していただくよう、我々市民運動・社会運動の方で動きますよ、という含意である。「経済政策としては、ないに越したことはない消費税、しかし、財政政策としては(要するに財源確保のためには)必要だ」などという「どっちつかずの説明」は意味がないので、していただかなくて結構である。(たいていの場合、消費税減税・廃止の見送りの口実だからだ)

(b)「消費税減税・廃止をした場合の代替財源が見つからない」という話。「見つからない」のではなくて「代替財源確保の政治的なインパクトが読めず決められない」ということでしょう。何も100%穴埋め財源がないと消費税減税・廃止はできないということではないので、さしあたり上記4悪の退治で税収増を図り、もう一つは、当日の議論の中で出ていた奢侈品物品税への移行をすればいいのではないか。消費税がダメなのは「付加価値税」の形式を取っている点だから、奢侈品物品税ならOKだ。

(c)消費税減税で、言われているような消費の喚起・消費増がどれだけ生まれるかを実証的に研究したものがない(から、消費税減税・廃止は言い出しにくいの含意)、という議論も「為にする議論」に近い。消費税の減税や廃止は、インボイスという国家規模での無駄な事務の押し付けも含めて、消費税という税制が弱者いじめの「悪税」だから減税をして、その後廃止せよ、と申し上げている。減税や廃止の消費押し上げの効果があるかないかが、この政策の決め手ではない。また、消費税を増税して、他方で、全国民への一時給付金のようなバラマキをすれば、消費という有効需要を税制で押さえつけておいて、他方で、給付された現金の「タンス預金化」(貯蓄への移行)を促すことになり、日本のデフレ経済・不景気をより増進してしまう愚かな政策であることも付記しておく。立憲民主党という政党が、真に有権者・国民のために、99%のために働くというのであれば、消費税減税・廃止は必然的な政策選択である。


3,(他のMLでの質問に答える形で)2通目の私のメール

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国際競争力を政府が政策的に推進するという点、内容が「プランA]である点、などがいけません

私見を申し上げます。

1.小川淳也議員ら立憲民主党中堅が提案していた経済政策・産業政策では、別途配布されたパンフなどを見ても、その内容はデジタル・IT・ネット技術やAIやバイオや医薬品など、いわゆる「プランA」に属するものです(「プランA」にはこれ以外に宇宙開発、軍事、スマート農業、新素材、フードテック、脱炭素などなどがある)。こうしたものは、いわゆるグローバリズムに属する産業であり、米中と欧州の多国籍企業がしのぎを削って競争している分野です。ここで競争力をつけたところで、私たち一般有権者・市民・消費者にとっては、それがどうした、の世界であり、私たちの生活には何の関係もありません。トリクルダウンを期待しても無駄なことは、この30年でいやというほど思い知ったのではありませんか?

2.更に私がよろしくないと考えているのは、政府がしょしょり出ようとしていて、かつ、その背後にアメリカの政府・多国籍企業・「軍産情報複合体」の影が見えることです。国際競争が激しい分野で、日本の企業がしっかりと闘っていけるのなら、闘えばいい。しかしそれは、他の産業分野と同様同等の経済政策・産業政策、環境規制・安全規制などの様々な規制や税制や法制度の下で闘ってもらうことになります。特別扱いをすることはまかりならぬ、というのが私の申し上げたいもう一つの点です。

3.そして、バブル崩壊以降、この「プランA」の分野は、人事の縮小再生産で質的に劣化した大企業のボンクラ経営者たちや、無能が露呈した経済産業省をはじめとする幹部官僚たち、そして何よりも対米隷属の自民党政治家どもが、対応や政策や取組に失敗し、その責任を取りもせずに、その尻を働く人々の賃金や処遇のカットで乗り切ってきた、というのが「失われた30年」の実際の姿です。それを今ごろから、つまり、失われた30年の間に敗退を続けた「プランA」分野で、今度はボンクラ政治家やゴマすり無能官僚しか残っていない日本政府が、国民の税金を湯水のように使って、国際競争力強化を口実に、出しゃばっていくのか、ということです。巨額の税金を使って失敗するのは目に見えています。半導体なら、既にエルピーダメモリーという国策会社が倒産しているではないですか。海上風力発電なら福島沖でやったものはどうなったのですか? 「脱炭素」=アホか!という話です。

(関連)(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は老朽原発、環境破壊型「再エネ」、旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8189d3.html

4.そして、その国際競争力を口実にした企業や事業への政府の支援・巨額出資にとどまらず、おそらくはその国策特権企業達のために、環境規制の緩和、労働規制の緩和、産業規制の緩和、などなど、「市場原理主義アホダラ教」政策の様々なメニューが、特別待遇で与えられていくことになるでのしょう。今まで小泉純一郎政権以降、特にアベ政権になってから、政府がやってきたことを体裁よく繰り返す、ということを意味しているのです。ボンクラ化した経営者がバブル崩壊後に失敗し、さらにそれを桁違いのボンクラ政治家やボンクラ官僚が税金を使って無責任に追いかけてやってみて、また、失敗する、そんな近未来が目に見えるようです。今の政府の政治家や官僚がボンクラでなければ、原発・核燃料サイクルなど、直ちにやめるでしょうから、やはり彼らは桁違いの無責任のボンクラなのです。そんな連中に国際競争力が付く経済政策を期待する方が愚かです。

5.彼らが提唱したものではない、オルタナティブな私の提案する経済政策(下記の「いちろうちゃんのブログ」を参照)のうち、産業政策は、「プランB」で、地方再生を主軸に、生活の質の向上(QOL向上)を目標に、身近な生活改善技術を磨き上げていく、という戦略です。イノベーションよりもリノベーション、地域がFEC自給圏(FOOD、ENERGY、CARE:故内橋克人氏)を形成しながら、共生共存の地域経済を創造し、海外での競争力をつけて海外から収奪するような経済ではない、自分たちが身の丈に合った経済圏を形成し、エネルギーや資源の大量消費・大量生産・大量廃棄から徐々に脱却していく、という戦略です。政府や自治体の経済政策は、税金を使うのなら、この「プランB」の地方経済再生政策に大胆に踏み込めということを意味しています。「プランB」の中身は、質的向上を図る生活関連であれば何でもよくて、FEC自給圏の他に、医療・教育保育・地場産業・住宅や居住環境整備・農林水産業・観光・自然探索研究・地元商店街などなどです。特定分野のファウンドリーという台湾企業のような産業形成でもいいと思います。

(事例)大改造!!劇的ビフォーアフター スペシャル「母親と同居できない家 YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=twhhv8aEU3k

問題は、特定の特権的企業を優遇する結果となるに決まっている国際競争力をつけるかどうかではなく、人口減少社会で資源に乏しい、国土の狭い、しかし、自然環境や気候に恵まれたこの日本列島で、一人一人の有権者・市民・消費者が、人間らしく暮らしていける社会や経済をどう創るかという問題です。もちろん、「プランA」で国際競争力をつけて頑張る、という企業はそうすればいいのであって、別に止めはしません。しかし、優遇政策はとりませんよ、ということです。

輸出や海外進出や国際競争力がないと日本は生きていけないと思うのは、高度経済成長時代の「成功体験」の残像が残っているということです。私が申し上げている、大国主義を捨てて、「ひょっこりひょうたん島戦略」で、小さく、しかし、美しく、安全で、安心して、楽しく、豊かに、暮らしていける島にする、そんな経済へ向けてスタートしましょう、と申し上げたいのです。

(他方で私は、「プランB」による地方再生が主軸の経済政策が成功し、日本が生活の質を高めながら、経済を理由とする不幸を大きく削減させ、圧倒的多数の有権者・市民・消費者が幸せに暮らしていることが世界に知れ渡れば、それはそれで別の意味での国際競争力を持つことになり、従ってまた、別の意味での経済的優位に立つことができるのではないか、とも思っています。従来型の発想にしがみつくことはないのです。)

具体的な政策項目は、下記の「新ちょぼゼミ」のレジメをご覧ください。プレゼンは時間不足で十分に説明しきれていませんが、レジメの方は、「政策メニュー」として見ていただけるようにしてあります。

◆(拡散希望)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第100回 最終回):「現代日本の政治改革」(「新ちょぼゼミ」 BY 田中一郎:2024年3月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-baa90c.html
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4.(他のMLでの更なる質問に答える形で)3通目の私のメール

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先ほどのメールで概ねお答えしたと思いますが、若干追記いたします

(1)私が今回の立憲民主党議員の経済政策提案に賛成できないのは、「競争力のある」の中身の多くが先ほどのメールで書いた通り、アホノミクスが行ってきたことのほぼ二番煎じのような、形や体裁を少し変えた「繰り返し」だからです。当日配布された経済政策のパンフもご覧になってください。

◆一経済政策一 人からはじまる経済再生 - 立憲民主党
 https://cdp-japan.jp/visions/economic-policies

「中小企業も含めて、企業の(国際)競争力が必要なのではないでしょうか。」「プランA」の分野での国際競争力など、日本が生きていくためには必要不可欠ではありません。海外と競争をして勝たないと、日本は生きていけないのだ、という強迫観念は、戦前における「満蒙は帝国の生命線だ」「アジアの盟主として大東亜共栄圏を創り上げる」と通底した「大国主義」の考え方です。現状の日本は、約8割強が国内生産・消費でやっていて、これからもやっていける経済力を既に持っています。長時間利用で長く使っていると目が悪くなるスマートフォンなどなくても、米と野菜と新鮮な魚ときれいな空気と水があれば、生きて行けるでしょう。海外と競争して勝たねばならぬ、という強迫観念は捨てた方がいいです。内需を中心とした自律経済=アメリカに依存しない自立経済、それを目指して少しずつ進めばいいのです。大国主義を捨てて、小国主義で、ひそやかに、幸せな国に、なればいい。

「生き残る為には、中小企業も海外市場にアプローチせざるをえない、のが現状ではないでしょうか」 そんなことはありません。日本は韓国などと違い、貿易依存度が低い国ですし、今でもまだそうでしょう。にもかかわらず、こういう認識が広がっているのは、政治が農林水産業も含めて中小企業を国内で大事に育ててこなかった結果です。日本の活力の源泉は中小企業にあるのであって、その活力を活かす政策、つまり、中小企業が(たいていが大企業の尻を追いかけて)海外に出て行って産業の空洞化を招くような経済政策ではなく、国内の需要に対応して生きて行けるように、FEC自給圏を中心に「新産業(文化)革命」とでもいうべきことを、国内で政策的に誘導していけばいいのです。それが「イノベーション」よりも「リノベーション」であり、「プランB」計画であり、「ひょっこりひょうたん島」戦略です。(日本は少子高齢化社会に突入し始めていることもお忘れなく。)

(くりかえしますが、極度の不勉強でボンクラ中のボンクラの政治家どもや、無能な霞が関の官僚たちが、最先端技術の分野である「プランA]の分野で、巨額の税金を使って先頭に立って取り組み、国際競争力をつけることに成功して「勝ち組」になる、などということはあり得ない話です。鳴り物入りで始まったデジタル庁の出来損ないぶりや、マイナンバー制度・マイナカード・マイナ保険証のザマを見れば一目瞭然ではないですか? 「新型コロナ」やコロナワクチンではどうでしたか? あのようなことをしている連中に、巨額の財源を渡して、日本に国際競争力をつけてくださいと、お願いをするのですか? バカなことはおやめなさいということだと私は思います。もっと、目で見える、体で感じられる、財源の使い方が必要です。)

「国内だけで成立する「循環型経済」で、アフォーダブルなのは、江戸時代と同じ人口3千万人とも聞きますし、当面非現実的な気もするのですが。」 そんなこともないでしょう。日本はサービス産業が7割近い高度資本主義社会ですから、海外に出て行かなくてもやっていけるだけの経済基盤は既にできていると見るべきです。海外へ、海外へ、これからはグローバリズムの時代だ、というのは、1%が我々99%をだましたぶらかす決まり文句ですから、それに引きずられることはありません。人口が減少していくとしても日本は数千万人の国ですから、その国が国内経済で自立できないで、どうしますか。できますよ。要はやる気と覚悟の問題です。海外で「プランA」で闘える企業はそうすればいい、とも申し上げています。(速度の問題もあります。少しずつ、という点も大事です。要は力点を(海外)競争力に置くのではなく、国内繁栄力に置く、それを時間をかけて、たくさんの人の(大都市から地方への)移動・移住を伴いつつ、ビジネススタイルを変え、ライフスタイルを変えていく、ということです。)

(2)「「プランA」産業とは何か 既に先ほどのメールで申し上げました。

「なぜ勝てないのか」 社会保障や福祉に回す財源が「プランA」のために大きく投入される(「プランA」は軍事とも一体化しており、軍事にも巨額の財源が投じられる)、プランA」企業の多くは国際的な納税回避行為を繰り返しており福祉財源が乏しくなる、余裕と人間らしさが確保できる労働力政策はしない・できない(やればコスト高でコスト競争に勝てない=非正規労働はなくならない=立憲民主党のパンフもそうなっています(非正規雇用は廃止ではなく処遇格差の是正)しかしドイツでは非正規労働は存在しない=下記の岩波書店月刊誌『世界』論文参照)、「プランA」産業がもたらす外部不経済(環境汚染など)の発生者負担もさせない・させられない(やればコスト高でコスト競争に勝てない)、先ほども申し上げたように、「競争力を持つ」ということは「福祉」に「競争力」を優先させるということであり(福祉のためと言われた消費税増税が何に使われたかを見ればいい)、過去の推移を見た場合、競争も福祉も、という都合のいい話は、成立しえない・したためしがないのです。

(関連)(別添PDFファイル)低賃金社会はなぜ続くのか:田中洋子(イントロ部分)(和田静香『世界 2024.3』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlCUYE3JiIW4j1cRm?e=qbL8HZ

また、軍事や核との共存共栄が強要され、これを拒否すると、欧米諸国との軋轢が大きくなり国際取引に影響が出てくる、などなど、「競争力を持つ」ことで、一握りの特権的企業・関係者たち(1%)の優遇政策と、圧倒的多数の一般有権者・市民・消費者(99%)の困窮化・貧困化(さまざまな意味での困窮化・貧困化)が同時並行で進む・進められるからです。「勝てない」だけでなく「(国民経済向上のためには)勝つ必要もない」のです。
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草々 

 

2024年4月 3日 (水)

戦争する国絶対反対(10):「(自衛含め)戦争の出来ない日本という国」が、戦場となる南西諸島住民の死体収納袋まで用意して、米国代理の対中共中国戦争を準備する愚かさ(必読:ルポ軍事優先社会(第1回)吉田敏浩氏著『世界 2024.4』)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(4.25)「第4次最高裁署名提出行動」&集会「元裁判官から見た東電刑事裁判の核心」のお知らせ(2024-4-25) – 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/20240425-event/


2.(お知らせ_傍聴を)東京外環道訴訟第22回口頭弁論

*東京外環道訴訟第22回口頭弁論
 4月24日(水)15時~(傍聴先着順)
 東京地方裁判所1階103号法廷
 (地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口)
 傍聴お願いします。傍聴は先着順(傍聴席は約98席)

*裁判終了後 16時頃(予定)から報告集会 
 衆議院第2議員会館(地下1階)第4会議室
 (16時頃~1階ロビーで入館証配布します)
 弁護団から口頭弁論の内容、訴訟の状況について解説されます。


3.(チラシ)ドキュメンタリー映画「決断」(2024年4月 UPLINK)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlBhGdZhl5hWOxdmC?e=g9ao6n

(1)ドキュメンタリー映画「決断」予告編1分ver - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Xu5i_uLnvbI

(2)映画『決断』完成記者発表(東京・中野)2024-02-26 – YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=xqnYb9YWMUw

(3)ミルフィルムのドキュメンタリー映画 - ミルフィルム公式サイト
 https://mirufilm.jimdofree.com/

(4)ドキュメンタリー映画「決断」運命を変えた3.11母子避難の全国公開(映画決断製作委員会 映画監督 安孫子亘 2023-12-07 公開) - クラウドファンディング READYFOR
 https://readyfor.jp/projects/fukushima311

(5)決断 運命を変えた3.11母子避難 - 作品情報 - 映画.com
 https://eiga.com/movie/101252/


4.キャンペーン

(1)オンライン署名 · 青山学院は5年無期転換逃れの雇止めを撤回して! - 日本 · Change.org
 https://x.gd/AjkXq

(2)オンライン署名 · 100年前の先人の思いを、坂本龍一さんの遺志を未来に繋ぎ〜神宮外苑の景観と樹木たちを未来永劫守りたい。 神宮外苑を「日本の名勝」に指定してください。 - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/NiFrm

(3)オンライン署名 · 企業・団体献金の廃止を~個人献金の抜け穴防止も - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/umH87 

(4)オンライン署名 · 青山学院は5年無期転換逃れの雇止めを撤回して! - 日本 · Change.org
 https://x.gd/7SBqX


5.(別添PDFファイル)米国EVブームに陰り、大寒波で立ち往生、充電施設不足、HV乗り換え、業界も投資縮小(東京 2024.4.2)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/318682

 <田中一郎コメント>

 環境や地域を破壊しない「再生エネ」電気など5%にも満たない状態で新旧火力発電をつぶして、それでもってEVを大推進する=いったいその電気はどこから持ってくるの?? 決まっているでしょ、岸田文雄自公政権・経済産業省をはじめ原子力ムラやその御用聞きが目を輝かして期待・希望している「明るい未来のエネルギー」ならぬ「暗い未来破壊のエネルギー」の原子力・原発ですよ。EVはエコだ、「脱炭素」だ、などと、自動車のことだけしか考えないで大騒ぎをしている「お気楽環境活動家」のみなさま、もういい加減にバカ騒ぎはおやめなさい!! この国は原発だらけになりますよ。大事なことは「脱炭素」ではなくて「脱放射能」であり「脱原発」です。

化石燃料を含む地球資源・エネルギー資源の野放図な、使いたい放題の、捨てたい放題の資本主義的利用に対して、そろそろ「STOP!」と言いたいところです。しかし、その場合に「QOL」(クオリティオブライフ=生活の質」を低下させてはいけないのであって、逆に「QOL」を向上させながら進むことが肝要です。そのためには地域地域を大事にして、地方分散型のネットワーク社会を少しずつ形成していき、オンサイト型の「FEC自給圏」(故内橋克人氏 F:FOOD、E:ENERGY、C:CARE)を実現していくべきだと考えています。

(関連)(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は老朽原発、環境破壊型「再エネ」、旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8189d3.html


6.(別添PDFファイル)世論調査も政権交代へ 形式的な大甘処分に国民の驚愕(日刊ゲンダイ 2024.4.3)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlBmbdO6-x00dHJWH?e=udwtcA

(日刊ゲンダイのこの記事が、今般の一連の「裏金・脱税」騒動を適切に伝えています。真相究明もしないで何が「処分」だ、タダの幕引きではないか! 誤魔化すな! くたばれ自民党です。:田中一郎)

◆刷新本部幹部の岸田派小林氏がパーティー(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/20b31aebb05c365936a6abdc649f9f60bf808a67

(「自民党は、アホちゃいまんねん、パー(券)でんねん」が問題になっている時に、こともあろうに政治刷新本部幹部の岸田派の議員が政治資金パーティを開いているぞ。「いろいろ言われとるけど、何が悪いねん、どうせお前ら国民はワシら自民党に投票するんやから、どうってことない」という自民党議員どものホンネが見える。こいつも「処分」しろ!:田中一郎)

(関連)<Q&A>離党勧告…それでも「しれっと復党」するのでは? 自民の裏金議員の「処分」って重い?軽い?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/318902

(関連)自民裏金議員16人が次期衆院選で“討ち死に”濃厚 処分対象「500万円以上」で丸川珠代氏もピンチ【リスト付き】|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/338354

(関連)衆院3補選、自民は「不祥事」の東京、長崎で擁立を断念 敗北のダメージ恐れ? 与野党対決は島根だけ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/318909

(関連)「岸田派の3000万円どうなった」首相処分見送り、自民でも反発 - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/yc2rjhy7


7.(別添PDFファイル)急転直下、衆院補選に乙武氏擁立へ 小池百合子都知事が動いた舞台裏(朝日 2024.3.31)
 https://digital.asahi.com/articles/ASS3Z3PTWS3ZOXIE025M.html

(関連)東京15区補選で“小池印”にすがる自公…都ファ擁立の乙武洋匡氏に相乗りでも現場は脱力気味|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338259
(この記事が最も的を射ているように思われます:田中一郎)

 乙武洋匡(ひろただ)=かような人物を国会議員にしてはいけないでしょう。(田中一郎)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%99%E6%AD%A6%E6%B4%8B%E5%8C%A1

(関連)立憲、東京15区補選で酒井氏擁立へ 共産とも連携の可能性 [立憲] [春の衆院補選2024]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS3Y1T37S3YUTFK00CM.html

(関連)小池知事にすがる自民、足並みそろわぬ野党 東京15区は政界の縮図 [春の衆院補選2024]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS3Y3S29S3YUTFK00GM.html

(関連)「カタカナで煙に巻く作戦」乙武氏擁立で勢いに乗る小池都知事、相変わらずの横文字多用に辟易の声(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c22286d234180f7ebfb28a0ba311ae0ac98d4e0e

◆都議会のファシズム(前川喜平 東京 2024.3.31)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlBdmopjOjew0_rjZ?e=D3kF0B


3.党内部からも「パフォーマンス」と厳しい声…自民裏金問題で野党が躍進できない「残念すぎる理由」(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/73ddd0f2485f8857c2087a90c5b903a0b08fcb5f

 <田中一郎コメント>

 衆院 東京15区(江東区)補選は、来たる東京都知事選の前哨戦であり、また、衆議院解散総選挙の前哨戦とも言えるでしょう。しかし私は、今の泉健太立憲民主党執行部のままでは勝てないのではないか懸念しています。私が申し上げているように、泉健太現執行部を退陣させ、辻元清美氏を代表にして、女性がほとんどの執行部を創設し、立憲民主党内部と「市民と野党の共闘」の両態勢を抜本的に立て直して現状の野党沈滞ムードを一新すれば、政局の雰囲気は大きくチェンジしてくるように思います。御用組合「連合」や国民民主党など、どうでもいい、突き放しておけばいいのです。しかし、立憲民主党内部からも、市民運動・社会運動からも、そのような声・動きは聞こえてきません。今の「世直し」勢力の在り方では、決断力ないしは勇気を持てないまま、優柔不断に時間を浪費して、「敵失」による政権交代のチャンスを逃してしまうような気がしてなりません。

いずれにせよ、都知事選挙と衆議院選挙は「一体」で考えた方がいいでしょう。小池百合子は今回の東京15区の乙武洋匡擁立で、都知事選挙への3選出馬の可能性が高まったと報道されていますが、私は怪しい限りだと見ています。所詮、タヌキはタヌキですから。この女の最終ゴールは「総理大臣という最高権力」であり、ただただ「権力の座」を欲しがっているだけなのです。

◆(拡散希望)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第100回 最終回):「現代日本の政治改革」(「新ちょぼゼミ」 BY 田中一郎:2024年3月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-baa90c.html


8.「昔は水の都、今はアホの都」大阪の愚劣維新(日本維新&大阪維新)
 彼らは現代のファシストです。こんな連中をもてはやしていると、いずれ身を滅ぼします。

(1)(別添PDFファイル)維新にとって選挙のデマは「言いぶり」…政界の嘘つきは排除しなければはじまらない(適菜収 日刊ゲンダイ 2024.3.30)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338224

(2)大阪万博「玉川徹氏は禁止」…吉村府知事オラオラ発言で大炎上→詭弁屁理屈で釈明の何サマ(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6942934cfbf9986e7230d14d34570ef8b54ba413

(3)「最低の言い訳」吉村大阪府知事の「出禁発言」を維新・馬場代表が“まさかの言葉”で擁護…寄せられる怒りの声(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/86ae06dd7d4baa443187cc9e763c16e14396e57f

(4)「自公政権の交代」望む声42%の一方…日本維新の会が《この政党だけはダメ》と言われるワケ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338305

(5)「大阪の笑いってこんなにレベル低い?」維新・馬場氏「大阪ジョーク」に総ツッコミ「おもんない」「aじゃなくてan」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c8d6a209b4d5cd823f7f8b90e4a65579daa3b732

(6)吉村府知事 玉川徹氏“出禁”発言は「政治的主張」 撤回、謝罪なし(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/27f2dc3758e0c614ef187f9fb3cd1bb51ba0d91a

◆日刊IWJガイド・非会員版「本日午後6時から、3月21日収録『岩上安身による東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員インタビュー第1回』(前半)を配信します!」2024.4.1号~No.4189 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53353
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「戦争する国絶対反対(10):「(自衛含め)戦争の出来ない日本という国」が、戦場となる南西諸島住民の死体収納袋まで用意して、米国代理の対中共中国戦争を準備する愚かさ(必読:ルポ軍事優先社会(第1回)吉田敏浩氏著『世界 2024.4』)をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>

(1)ルポ軍事優先社会(第1回):ミサイル基地・弾薬庫と棄民政策に抗う=沖縄県宮古島と大分(イントロ部分)(吉田敏浩『世界 2024.4』)

(2)台湾有事の避難具体策 判明、先島から2日で1000人輸送、熊本が1カ月間受け入れ(東京 2024.4.1)

(3)沖縄・先島に「有事シェルター」、上陸侵攻やミサイル攻撃想定(朝日 2024.3.31)

(4)有事に防衛拠点とする空港と港、16カ所を選定 つきまとう「標的になる不安」、22カ所は了解せず(東京 2024.4.2)

(5)経済安保保護法案 日本に必要? 人権侵害 防ぐ仕組みなし、英仏は秘密指定廃止(東京 2024.3.31)

(6)靖国と自衛隊 問われる距離、新宮司に元海将、現役隊員の「集団参拝」(朝日 2024.3.31)


1.(別添PDFファイル)ルポ軍事優先社会(第1回):ミサイル基地・弾薬庫と棄民政策に抗う=沖縄県宮古島と大分(イントロ部分)(吉田敏浩『世界 2024.4』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlBvSSgFS--uEK51a?e=KzCMoD

(これらが「戦争準備」でなくて何なのだ!)

(関連)(別添PDFファイル)台湾有事の避難具体策 判明、先島から2日で1000人輸送、熊本が1カ月間受け入れ(東京 2024.4.1)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/307364

(関連)(別添PDFファイル)沖縄・先島に「有事シェルター」、上陸侵攻やミサイル攻撃想定(朝日 2024.3.31)
 https://www.qab.co.jp/news/20240330206657.html

(関連)(別添PDFファイル)有事に防衛拠点とする空港と港、16カ所を選定 つきまとう「標的になる不安」、22カ所は了解せず(東京 2024.4.2)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/318699


 <田中一郎コメント>

 この岩波書店月刊誌『世界』(2024.4)掲載の吉田敏浩氏執筆の論文は必読だと思われます。書店や図書館で原本に当たっていただければ幸いです。また今回が「第1回」とあり今後も連載が続いていきますので、今後も追跡していただければと思います。吉田敏浩氏の著書も定評があります。下記に2点ばかり、必読書をご紹介しておきます。1つは日本の裁判所をダメにした田中耕太郎最高裁長官の砂川裁判判決(伊達判決を破棄)、もう1つは日米同盟の正体である「日米合同委員会」、についてです。

*日米安保と砂川判決の黒い霧 最高裁長官の情報漏洩を訴える国賠訴訟-吉田敏浩/著(彩流社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034123905&Action_id=121&Sza_id=Z1

*「日米合同委員会」の研究 謎の権力構造の正体に迫る-吉田敏浩/著(創元社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033536035&Action_id=121&Sza_id=C0


(以下、私からのコメントです)

(1)日本は自衛戦争といえども戦争の出来ない国である= 狭い日本列島にまるで射撃の的のように原発・核施設を60基近くも並べている(=自爆用原水爆)、食料自給率38%(実質10%未満:タネ・飼料・肥料・農機具燃油・労働力他)で戦争が始まれば海外から船舶に乗せてやってくる食料や飼料や肥料やタネなどが止まる=真っ先に飢えるのは家畜であり、その次が日本人、大都市への人口集中や全土が都市化した日本社会は戦場になり得ない(悲惨さはウクライナどころではなくなる)。無理に戦争を始めれば自滅するだけ。

(2)軍隊は軍隊を守るのであって、住民や国民を守らない。自衛隊は自衛隊を最優先で守り、在日米軍は米軍を最優先で守る。戦争になった時に自衛隊が自分たち一般日本国民・地域住民を優先して守ってくれると思うのは考えが甘いのであり、ましてや他国の軍隊である在日米軍が自分たち一般日本国民・地域住民を守ってくれるなどと思うのは全くの幻想(お人好し、マヌケ、オバカ)である。米国は米国の利益のために在日米軍を日本に置いているのであって、日本のため・日本国民住民のためではない。そんなことは国際関係においては常識中の常識だ。

(3)下記の2つの条約の条文を比べていただきたい。日米安保条約が日本を守る条約でないことがNATO条約との条約文言の違いで浮き上がる。米国の交戦権は大統領ではなくて上院が持っており、ここが(例えばトランプ派共和党議員多数で)(日本のために)米国参戦不可と議決すれば米国の参戦はない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆外務省- 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku.html

第五条
 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。

 前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従つて直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執つたときは、終止しなければならない。

◆北大西洋条約 - データベース「世界と日本」
 https://worldjpn.net/documents/texts/docs/19490404.T1J.html

第五条
 締約国は、ヨーロッパ又は北アメリカにおける一又は二以上の締約国に対する武力攻撃を全締約国に対する攻撃とみなすことに同意する。したがつて、締約国は、そのような武力攻撃が行われたときは、各締約国が、国際連合憲章第五十一条の規定によつて認められている個別的又は集団的自衛権を行使して、北大西洋地域の安全を回復し及び維持するためにその必要と認める行動(兵力の使用を含む。)を個別的に及び他の締約国と共同して直ちに執ることにより、その攻撃を受けた締約国を援助することに同意する。

前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執つたときは、終止しなければならない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(4)軍人(自衛隊員)は、私人として動くときは、1人1人それぞれ礼儀正しく親切であったとしても、彼らが軍隊という「殺し合い組織」の一員として動くときは、命令により文字通り「何でもする」。軍人(自衛隊員)に対する甘い見方は禁物だ。

(5)戦争は、「私・指揮命令する人、あなた・戦って死ぬ人」、という、究極の人間差別の「階級構造」の上で初めて可能になる殺し合いである。従ってまた、下記のような「アホウ太郎」を含めて、戦争開始を決めた人間どもは(内閣閣僚や国会議員・幹部官僚たち)、直ちに一兵卒として(家族ともども)戦場の最前線に戦争が終わるまで最優先で送られる、という法律を創っておけば、戦争が始まることはまずない。戦争を始める奴らは、ほとんどの場合、自分やその家族は死なない・傷つかない、と思っている。まずは下記のような麻生太郎(アホウタレー)のような人間達に、「戦争を始めるなら一兵卒として戦争が終わるまで最前線に行く覚悟」を決めさせる、ことがポイント。

(関連)麻生副総裁「戦う覚悟が求められている」台湾で講演(2023年8月8日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hrGTm3F3jeU

(6)戦後75年以上にわたり対米隷属の下、自国の安全保障や外交努力について、いささかもきちんと考えたことのない自民党や公明党、あるいは一部の野党国会議員どもは、今のまま行くと「日米関係最優先」などと言いつつ、米国の指示・指揮・統率の下で、米国の代理戦争をやりそうである。米軍は世界最強であり、米軍と一緒に戦えば(米軍の尻にくっついておけば)、そこどけそこどけ日米が通る、で「敵」を蹴散らしていける、くらいの軽率な発想をしているのだろう(かつて中国大陸を侵略した大日本帝国陸軍とよく似ている)。まさにアホウの考えだ。世の中はそう甘くはない。そもそも米国・米軍の方がもっとしたたかであり、日本を戦場にして、日本が主力で戦い、限定的な地域戦争である限り、米国は(米国の「軍産情報複合体」は)歓迎であり、米国本国に塁が及ばない形で世界中がそうなってくれれば結構なことだと思っている。ウクライナがその事例の1つだ。

(7)日本の軍事産業は、戦後長く続いた平和憲法体制のおかげで、ほとんどもうからないニッチ産業となっていた。主なお客は自衛隊だけで、毎年受注できる金額も限られていて、できればやめたい、という企業が多かった。国民も軍事産業・企業に対してはいい顔をせず、いわば「日陰者」のような「つまらない産業」の1つという認識が一般的だった(それでいいのだ!)。これを英米仏並みの軍事産業に転換すべく政治を動かし始めたのが故安倍晋三とそのとり巻き達(経済産業省他)である。一方で、国内にさまざまな兵器開発研究や武器弾薬製造工業を巨大化させる法制度を駆け足で導入し(しかもそれは米国の指示・指導の下で行われている)、他方で、その武器兵器を海外に輸出販売していく「死の商人」国家への道を歩み始めた。この日本国憲法違反の政治は、もちろん集団的自衛権行使容認のもう一つの日本国憲法違反とセットである。

(8)「戦争できない国」「しない国」だった日本を「戦争できる国」「戦争する国(但し米国の手下として)」に変えていく政治の先頭に立っているのが、自民党、日本維新の会、国民民主党であり、そのあとをとぼとぼとついて行くのが公明党と泉健太立憲民主党である。そして、その動きを司法・裁判所が追認していく。今や腐りきった日本の司法・裁判所が日本を戦争国家にする違憲の暴挙の片棒を担いでいるのだ。そして私が腹立たしいのは、「市民連合」という、市民の代表でも何でもない日和見グループが市民の代表を名乗りつつ、「アベ戦争法のうち違憲の部分を廃止する」(*)などという中途半端な選挙公約を野党各党に求めるという、末期的市民運動まで展開し始めた。日本は今や愚かな戦争へと向かう「末法翼賛国家」となっている。

(*)アベ戦争法は一括廃棄以外にはない。そこは違憲、ココは違憲ではない、などと議論していたら「小田原評定」となり、いつになったら戦争法がなくなるかわかったものではない。そもそも「アベ戦争法反対」を契機に世の中に登場してきた「市民連合」が何を日和っているのか?!

◆(拡散希望)(報告)(1.22)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第6回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-ec0fb4.html


2.吹禅 Yuki Tanaka 田中利幸- 核兵器を抱きしめて(2023-2024)
 http://yjtanaka.blogspot.com/

*核兵器を抱きしめて(1)(田中利幸 2023.8)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlBzV2vKTr6jyNqgK?e=ATamcq
 https://tanaka282.rssing.com/chan-70000498/latest-article3-live.php

*核兵器を抱きしめて(2)(田中利幸 2023.8)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlB0RRycOWlYvqDav?e=3PMk7k
 https://tanaka282.rssing.com/chan-70000498/latest-article3-live.php

*核兵器を抱きしめて(3)(田中利幸 2023.9)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlB5aYP14pkc0camN?e=qm58tQ
 http://yjtanaka.blogspot.com/2023/09/

*吹禅 Yuki Tanaka 田中利幸- 核兵器を抱きしめて(4)
 http://yjtanaka.blogspot.com/2023/11/blog-post.html

*吹禅 Yuki Tanaka 田中利幸- 核兵器を抱きしめて(5)
 http://yjtanaka.blogspot.com/2024/02/blog-post.html

(追)吹禅 Yuki Tanaka 田中利幸- 「象徴天皇制の虚妄に賭ける」-?!
 http://yjtanaka.blogspot.com/2018/09/blog-post.html?spref=tw

((1)と(2)のURLが同じで(2)が見れないため、PDFをつけておきました。映画「オッペンハイマー」については(4)の論文をご覧ください。:田中一郎)。


3.(チラシ)ノースドック全面返還を:米軍 揚陸艇部隊の配備・運用開始に抗議! 横浜港を戦争拠点にするな!
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVlB8jvNh9YWiDx734?e=EbPieD


4.軍学共同反対連絡会ニュース86号24.3.28
 http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2024/03/NL86.pdf

(関連)軍学共同反対連絡会 – Japanese Coalition Against Military Research in Academia
 http://no-military-research.jp/


5.(別添PDFファイル)経済安保保護法案 日本に必要? 人権侵害 防ぐ仕組みなし、英仏は秘密指定廃止(東京 2024.3.31)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/318319

(関連)復活するスパイ防止法:国家重要情報非公開化と対米隷属国家の「国民選別制度」がSC(セキュリティ・クリアランス)制度だ:(必読重要論文)「大軍拡とSC(セキュリティ・クリアランス)制度法制化の危険性(井原總『経済 2023.9』)」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-ab2dc0.html

(関連)20240322 UPLAN 知る権利、報道の自由を守ろう!~経済安保版秘密保護法案(重要経済安保情報の保護及び活用法案)を廃案に!市民の集い - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=2XWV9N0CfaY

(私の耳には、泉健太立憲民主党が「条件付き」で、この「SC法」に賛成する動きを見せているという話が聞こえてきています。もしそれが本当なら、この政党のどこが「立憲」なのでしょうか? また、どこが「民主」なのでしょうか? これまでも何度も申し上げてきましたが、かような政党を野党第1党にしていることが日本の政治や行政の改革を遅らせ、日本を没落の道に追いやっているのです。選挙における投票行動で「NO!」を突きつけましょう。泉健太立憲民主党に対して甘い態度は禁物です。ホンモノの政権交代・政治改革を遅らせ、日本を破滅・滅亡に導きます。:田中一郎)


6.(別添PDFファイル)靖国と自衛隊 問われる距離、新宮司に元海将、現役隊員の「集団参拝」(朝日 2024.3.31)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15900854.html

(とんでもない戦前回帰の動きであり、日本国憲法違反の振る舞いです。厳重処分で対処すべきです。こういうことには早い段階から厳しく対処しないと、自衛隊の組織全体が緩みに緩み、やがて戦前の巨大暴力団のような集団に変わっていくのです。ちょうど5.15事件が2.26事件につながっていったようにです。今の自公政権にできないのなら、政権交代を待って厳正対処しなければいけません。そもそも今日の自衛隊は組織として旧大日本帝国時代からの悪しき伝統を引きずりつつ、多くの問題を抱えています。隊員の民主教育を含め、組織の体質や文化を抜本的に改革する必要があります。:田中一郎)


7.ウクライナ戦争

(1)タッカー・カールソン、プーチン大統領インタビュー(2024年2月)

◆タッカー・カールソン、プーチン大統領インタビュー 日本語全文字幕付き.mp4 - FC2動画
 https://video.fc2.com/ja/content/20240211Lqd4R0dV

◆タッカー・カールソンによるプーチン大統領のインタビュー全解説
 https://curanzsounds.com/president-putin-interview/

(2)このTVニュースもフェイクだというのか?!

◆「ブチャの大虐殺」をめぐる矛盾 - 地平線の彼方への視線 - 日本語 - Medien-Klagemauer.TV
 https://www.kla.tv/22232&autoplay=true

◆ガンザー博士が語るウクライナ紛争:真実の裏側 - 日本語 - Medien-Klagemauer.TV
 https://www.kla.tv/index.php?a=showlanguage&lang=ja&id=22242&date=2022-04-12

◆(マイダン革命他)平和的なデモ隊によるテロ行為 - 日本語 - Medien-Klagemauer.TV
 https://www.kla.tv/21962&autoplay=true


8.その他

(1)既に防衛費の半分を占める「兵器ローン」 ますます借金しやすくする法が成立、防衛費全体が膨れ上がる恐れ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/317949

(2)「兵器ローン法案に賛成したのは誰か」の記録が残らない 「押しボタン」休止中の対応、参院は検討すらせず:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/317943

(3)「説明より基地運用を優先」と批判 沖縄県議会が抗議決議を可決 オスプレイ飛行再開 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/politics/entry-2936569.html

(4)嘉手納に米軍F22ステルス戦闘機6機が飛来 F35Aの交代機か 約1年ぶりの配備となる可能性-沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1332160 

(5)<社説>オスプレイ抗議決議 政府は全会一致直視せよ - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-2938543.html

(6)(社説)戦闘機の輸出解禁 国民的議論なき原則の空洞化:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15896812.html?iref=pc_rensai_long_16_article
草々 

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