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2024年1月16日 (火)

(メール転送です)日刊IWJガイド「IWJが配信したワクチン問題研究会の会見取材動画をYouTubeが削除! 言論の自由の危機! どうかIWJをご支援ください!」2024.1.15号~No.4123

前略、田中一郎です。
(メール転送です)

 

◆日刊IWJガイド・非会員版「IWJが配信したワクチン問題研究会の会見取材動画をYouTubeが削除! 言論の自由の危機! どうかIWJをご支援ください!」2024.1.15号~No.4123 - What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53113

 

(mRNAワクチン(コロナワクチン)は米国国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が開発したもの。今回の「新型コロナ」騒動とmRNAワクチンの大量摂取は、巨大な規模の人体実験だった可能性が高いと思われます。対米隷属色を強める日本政府は、途中で考えを見直したイスラエルなど諸外国とは違い、最も米国および米国巨大医薬品資本に忠実に自国有権者・国民に危険なmRNAワクチンを打ち続け、今日では世界最大のmRNAワクチン接種国となってしまっています。今後はワクチンだけでなく、mRNAあるいはDNAを使う遺伝子操作医薬品が危険です。くれぐれもご注意を! :田中一郎)

 

(グーグル&ユーチューブの言論妨害はコロナワクチンに関するものだけではありません。先般、私が主催した「(米国)911同時多発自爆攻撃」に関する藤田幸久さんの録画もユーチューブから削除されました。Gメールでの妨害の可能性もうかがえます(『通信の秘密』を定めた日本国憲法に違反)。それ以外でも地球温暖化問題その他に対するグーグル&ユーチューブによる言論妨害は続いています。そんな中、政治家どもと民主主義が劣化し始めているヨーロッパ・EUでは、愚かにも「デジタルサービス法(DSA:Digital Services Act)」を制定し、グーグルなどの巨大IT企業(プラットフォーマー)たちにネット言論の検閲を法律で義務付けるなどということをしてしまっています(フェイク追放がその口実)。しかし、巨大IT企業がネット言論を適切に検閲できるなどという保障はどこにもありません。それどころか、中共中国などにおいては、政府当局と癒着して、ネット言論の統制に手を貸すようなことまでしてきているのが現実です。デジタル運営の適正化については、日本の左翼・左派・リベラルもまた、今後判断を間違いそうな問題です。(既に、「人工排出CO2による地球温暖化」説、mRNAワクチンを含むコロナワクチン、ウクライナ戦争の3つで、日本の左翼・左派・リベラルは判断を間違いました=未だに反省の様子は見えません。:田中一郎)

 

(関連)(タダの毒物)「新型コロナ」mRNAワクチンをめぐる直近情報:(1)新型コロナ変異株は「人工製造物」だった(宮沢孝幸京都大学准教授:ISF独立言論フォーラム)(2)ワクチン問題研究会記者会見(IWJ)他- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/09/post-f3d638.html

 

(関連)(メール転送)パンデミック条約と国際保健規則改定:国家主権を放棄して国際医薬品資本が支配するWHOの指図通りに政府が動くことを強制される、そんな条約が2024年5月を目途に締結される=何故、報道もされず有権者への説明もないのか?!- いちろうちゃんの

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-059075.html

 

(WHOは国際医薬品資本(マフィア)、及び、その代理店政府であるアメリカ政府の植民地です。:田中一郎)

草々

 

-----Original Message-----

From: IWJ OFFICE

Sent: Monday, January 15, 2024 8:01 AM

Subject: 日刊IWJガイド「IWJが配信したワクチン問題研究会の会見取材動画をYouTubeが削除! 言論の自由の危機! どうかIWJをご支援ください!」2024.1.15号~No.4123

 

┏━━【目次】━━━━

┠■はじめに~松の内が明けて早々、岩上安身がインフルエンザにかかり、1週間たっても発熱がやまず! さらにピンチは重なり、IWJが収録した福島雅典京都大学名誉教授らが登壇する「ワクチン問題研究会」の記者会見動画がYouTubeから一方的に削除された上、警告を受け、1週間ライブ配信、動画アップができなくなりました! 今後、警告が繰り返されるとアカウント停止・削除の可能性も! 科学的議論は賛否あれど公開で自由に行われるべき! IWJは、新型コロナワクチンの賛否にかかわらず、言論と学問の自由を守るため、YouTubeだけに頼らない手段で情報発信を続けます! どうぞIWJをご支援ください!

┠■IWJへの緊急支援をお願いいたします! この1月は、1日から10日までの間に、28件、32万3400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の8%であり、1月のあと半月の間で、92%が必要です!! 代表の岩上安身もインフルエンザに倒れ、1週間経っても発熱が続くなど、新年早々、IWJはピンチに見舞われています。IWJは市民に支えられる独立メディアとして、真実を、市民の皆さまに伝え続けていきます! そのためには、市民の皆さんのご支持とご支援が何よりも必要です! 本年1月こそ毎月の月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

┠■【中継番組表】

┠■<本日早朝、号外を出しました!>「ミアシャイマー教授、南アフリカが国際司法裁判所に提出したイスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する申請書を「真に重要な文書」として解題!」

┠■世界で次々と注目の選挙が行われる2024年、その皮切りとなる台湾総統選挙で、親米派の与党民進党の頼清徳候補が40%の得票率で勝利! しかし「親中」の国民党候補と、「中立」の民衆党候補の合計得票率が、実は6割を占める! 総統選と同時投開票された立法委員(国会議員)選挙では民進党が敗北! 総統の権力と、議会とでねじれ現象。米中の2つの大国の間で揺れる台湾選挙の結果は、どちらにも傾きすぎず、結果的に現状維持となる「模範解答」!?

┠■<IWJ取材報告 1>重要! YouTubeに動画を削除された会見の報告記事につき必読! ワクチン問題研究会の会見で、新型コロナワクチン接種による健康被害について「ただならぬことが起こっている」と福島雅典氏が報告!!「副作用はすべての臓器にわたっている! 全身に複数の疾患が同時に起こっている! 見たことがない」~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか

┠■<IWJ取材報告 2>その1との関連で重要! 必読! ワクチン問題研究会は「新型コロナワクチンの副作用の報告数は3071本の論文が把握されおり、一つのワクチンでこれだけの論文が出ているのは人類史上初めて」と懸念を表明! 前回会見でIWJ記者の質問に対し「健康被害は極めてまれ」と答えた武見大臣に発言のエビデンスを問うと「あくまで予防接種法にもとづく健康被害救済制度の趣旨・背景をうたったもの」と、大臣は発言のエビデンスを示せず!~1.12武見敬三厚生労働大臣定例会見

┗━━━━━

 

■はじめに~松の内が明けて早々、岩上安身がインフルエンザにかかり、1週間たっても発熱がやまず! さらにピンチは重なり、IWJが収録した福島雅典京都大学名誉教授らが登壇する「ワクチン問題研究会」の記者会見動画がYouTubeから一方的に削除された上、警告を受け、1週間ライブ配信、動画アップができなくなりました! 今後、警告が繰り返されるとアカウント停止・削除の可能性も! 科学的議論は賛否あれど公開で自由に行われるべき! IWJは、新型コロナワクチンの賛否にかかわらず、言論と学問の自由を守るため、YouTubeだけに頼らない手段で情報発信を続けます! どうぞIWJをご支援ください!

 

 新年早々、IWJはピンチに見舞われています。

 

 岩上安身は1月8日に喉の痛みや悪寒、発熱などの症状があらわれ、9日に病院でインフルエンザと診断されました。8日以降も発熱が続き、自宅で療養しながら、毎日のこの日刊IWJガイドへの赤入れや、スタッフへの指示を続けています。

 

 インフルエンザ発症から1週間がたった14日現在も、まだ治ったとは言えない状態です。現在は高熱は出なくなったものの、夜になると微熱が出てくる状態で、薬を服用していても、喉や鼻の症状、咳、全身の倦怠感などは消えていません。この長引き方は、ストレスなどで抵抗力が落ちていて、回復力が下がっているのではないかと思われます。薬が1週間分しか出ておらず、本日月曜日にも、再度、病院に行く予定です。

 

 さらに、別の問題も発生しました。

 

 後段の「IWJ取材報告」でもお伝えしているように、1月11日に一般社団法人ワクチン問題研究会による「設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見」が、厚生労働省で開催されました。

 

※ワクチン問題研究会が新型コロナワクチン接種による健康被害について、見て見ぬふりをされている「驚愕する事実」を報告!!~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか 2024.1.11

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520969

 

 IWJはこの会見を録画収録で取材し、動画をYouTubeにアップしたところ、1月12日に、YouTube側から一方的に「誤った医療情報(地域の医療および関連行政機関や世界保健機関(WHO)によって安全かつ有効であると認定され、現在接種が実施されているワクチンに関して誤った医学的情報を拡散し、深刻な危害を及ぼしかねないコンテンツ)」だと判定され、ガイドラインに違反しているとして、動画が削除されてしまいました。

 

 さらに、YouTube側からは、1月12日から1週間、コンテンツのアップロード、投稿、ライブ配信ができないと警告を受けました。YouTubeによると、今後2回目の警告を受けると、同様の操作が2週間できなくなり、さらに違反を繰り返すと、アカウント停止・削除の措置を受けてしまう(いわゆる「バンされる」)ことになります。

 

 このYouTube側の措置は、あまりに無茶なものです。WHOは、まるで、医学的真理を独占している(と信じ込んでいる)中世のカトリック教会のような存在のようです。

 

 異端派は許さず、魔女のレッテルを貼って火炙りにする。現代では、それが、YouTube側のものではない発信者の情報を消してしまうという暴挙となっているわけです。

 

 発信者が情報のバックアップを持っていなければ、すべて失われてしまいます。この非主流派の意見を弾圧する態度は、科学的な姿勢とは、まったく相反する姿勢です。

 

 科学とは、固定したドグマに安住し、異論を暴力的に排除するような姿勢をとるものではありません。

 

 科学は、定説に満足したり、ドグマ化したりせず、絶えず疑いを持ち、観察や実験を通じて、新たな仮説を立て、実証してゆく絶え間ない営みです。その挙げ句、定説が覆されて、新説が新たな定説となっていくことは少しも珍しくもありません。

 

 それが医学に限らず、科学の進歩であり、ドグマに陥りやすい他の思想と大きく一線を画すものです。

 

 YouTubeの姿勢をWHOが指示したり、支持しているとまでは思いたくはありませんが、YouTubeのこの非科学的で、強権的で検閲的な姿勢を、まったくあずかり知らず、とも思えません。黙認を与えているのではないか、とも疑いたくなります。

 

 それは結局、新型コロナワクチンを開発して、有無を言わさず、世界中の国々に使わせて、巨額の利益を上げようという連中の言いなりになっているか、忖度しているか、どちらかでしょう。

 

 国家やWHOのような国際機関すらを超えるパワーを発揮できるのは、メガファーマとそれに莫大な投資をしてきた巨大投資家しか考えられません。

 

 新しいメディアの可能性を秘めたSNSの有力な一角であるYouTubeが、このようなグローバルパワーの前に屈して、その使い走りのように検閲官としてバンして回るとは、残念至極です。YouTubeは、独立した企業として創業されましたが、現在はGoogleに買収され、その傘下の企業です。

 

 IWJは、中継やハイライトではYouTubeを多用しますが(ツイキャスも併用しています)、会員用アーカイブには、ずっと以前からYouTubeより高画質・高音質のVimeoを用いてきているので、YouTubeにオープンに出していたものが削除されても、会員の方には今回の記者会見も含めて、全編、問題なく視聴可能です。

 

 しかし、今後のことを考えると、先回りして対策を立てる必要を感じます。

 

 各SNSに、それぞれ特徴があって、ツイッターは短文だけ、Instagramは写真中心、といった制約がかつてありましたが、それらがどんどんと取り払われているため、どのSNSも、長文テキストも、動画もアップできるようになっており、動画の配信を、強権的検閲を行うような、YouTubeに頼らなくても、人々に届かせることができるようになりつつあると思います。

 

 IWJとして、速やかに、他のSNSを使用していくようにリスク分散をし始めたいと思います。これをお読みの会員の方でも、非会員の方でも、どのSNSがいいか、ご意見を、ぜひ、お聞かせください。

 

 さて、話を戻します。

 

 福島雅典氏が代表理事を務める「一般社団法人ワクチン問題研究会」は、新型コロナのmRNAワクチンについて、その接種による死亡や健康被害の危険性について、声をあげ続けています。

 

※【IWJ号外】ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典医師、「核酸医薬(mRNAワクチン)なるまったく不完全な、薬でもないものをばらまいて!『殺人』ですよ!『虐殺が起きた』と言ってもいい」! 2023.9.8

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518401

 

※【IWJ号外】ワクチン問題研究会記者会見第2弾「こんなに多彩な病気が報告されたことは今までなかった」、「どれだけ今まで苦しかったんだろう」、「mRNAワクチンで薬害が発生することは必然だった」! 2023.9.9

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518430

 

※【IWJ号外】ワクチン問題研究会記者会見第3弾、福島雅典医師が咆哮する!「ワクチン契約は『不平等条約』」! 報じないマスコミに向かっては「ジャーナリストとしての気概と行動力を持て!」と檄も!! 2023.9.19

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518597

 

 過去には、昨年9月7日に行われた「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立に関する記者会見で、この記者会見をYouTubeでライブ配信していた『CBC』(中部日本放送)が、配信中にYouTubeによって配信停止されました。

 

 IWJはこの会見をツイキャスで中継し、その後IWJサイトにアップしています。

 

※「『リスクよりも利益が勝る』と厚労省はずっと言ってきた。じゃあ、その『利益』とは何なのか」レプリコンワクチンの接種が迫る中、私たち日本人がなすべきことは?~9.7「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立に関する記者会見 ―内容:会の設立とその経緯 2023.9.7

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518359

 

 岩上安身は昨年11月16日に、福島氏に録画収録でインタビューを行い、12月4日と5日に前後編の2回に分けてYouTubeで配信しました。この配信は非常に大きな反響を呼びましたが、YouTube側から警告を受ける恐れがあったため、配信後すぐに、IWJ自ら、YouTubeから動画を削除しました。

 

 これに対して、YouTube側からの削除ではないか、との心配の声も寄せられましたが、先述したように、完全版はVimeoに載せており、会員の方にのみ、直後から公開をしていました。

 

 この岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビューは、今、IWJサイトで公開しています。現在、期間限定でフルオープンですので、どなたでも御覧いただけます。

 

※「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機~岩上安身によるインタビュー第1142回 ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏 2023.12.7

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519765

 

 本来これは、年末年始向けの特設サイトで、フルオープンは、松の内の7日までを予定していたのですが、8日に岩上安身がインフルエンザとなってしまい、自宅でできる日刊IWJガイドの作成以外の、新たな動画撮影などができなくなったため、自動延長しています。

 

 YouTubeからの削除懸念は、実際に間違いではなかったことがはしなくも今回立証されたことも含めて、ぜひ、会見やインタビューの内容を御覧になって、これが有害な情報と言えるのか、むしろ公開の議論の俎上に載せるべきことではないのか、皆さんご自身で、お考えいただきたいと思います。

 

 一人ひとりが考え、判断し、時に議論する材料を提供していくのが、メディアの仕事であり使命です。グローバル資本の不当利益のために奉仕する下僕になる気は、我々IWJには毛頭ありません。我々は市民の皆さんのために存在し、活動するメディアです。市民の皆さんのご支援をお待ちしています。

 

 YouTubeの方にもう一度、話を戻せば、この検閲が、非常に雑なものであることがわかります。

 

 世の中に流布する言説の中には、まったく荒唐無稽だったり、人の不安につけ込む詐欺や、詐欺まがいの言説もあります。悪質極まりない誹謗中傷も絶えることがありません。

 

 言論の自由は、無責任な自由を意味しません。

 

 そうした明らかに悪意に満ちた、虚偽の言説や、詐欺の口上のようなものは、犯罪性があり、削除にまで至らなくても、警告を与えるとか、その警告を動画上に上乗せするとか、やり方はいろいろあるでしょう。

 

 しかし、純粋に医学的な議論であり、新型コロナワクチンの副反応の悲惨な事例について、数々、エビデンスを集め、世界中で論文が書かれていることも示しているのに、問答無用で削除とは、あまりにおかしな判断です。

 

 YouTubeは、科学的に間違った話をしているわけではなくても、ビッグファーマの利益や政府の方針に真っ向から批判する内容であれば、それが仮に科学的に正しくても、一方的に「誤った医学的情報を拡散し、深刻な危害を及ぼしかねないコンテンツ」だと決めつけて、削除・警告してしまうようです。

 

 ワクチンの賛否は、純粋に科学的議論として、憲法の定める通り、言論の自由(第21条)と、学問の自由(第23条)が保証された状態で行われるべきです。政治的決定、あるいはたかだか一企業の検閲によって賛否の議論を封じるべきではありません。

 

 YouTubeの検閲は、憲法違反の可能性があります。ここまできたら、違憲訴訟を起こす必要性があるのではないか、とも考えます。

 

 YouTubeの削除や警告の措置は、おそらく何らかのキーワードなどでフィルターをかけ、AIが判断して行っているのでしょうが、プログラムしているのは人間です。その方針を決定しているのはYouTubeという企業です。「WHOが安全かつ有効であると認定」したものに異を唱えればすべて「深刻な危害を及ぼしかねないコンテンツ」だと決めつけてペナルティを課すのは、先述した通り、中世の魔女狩りと同じレベルです。

 

 我々IWJは、賛否が拮抗するテーマであっても、こうした政治的・経済的抑圧には断固、抗議します。YouTubeが権力に恣意的な検閲を行うのであれば、YouTube以外の手段で情報を伝えると同時に、その違憲性について、つどつど批判を展開していきたいと思います。

 

 幸い、IWJ記者が厚生労働大臣会見で、新型コロナワクチンの副反応被害について追及した動画は、YouTubeのガイドラインに抵触していないようで、いずれもたいへんな反響を呼んでいます。

 

※【IWJ記者質問部分】「レプリコンワクチン接種で、再び想定を大きく超える健康被害が発生した場合の責任は?」武見敬三厚生労働大臣定例会見

https://youtu.be/k9PR6IvtHtg

 

※【IWJ記者質問部分】2023.12.26「死亡例含む1878件の副反応でも、レプリコンワクチンの安全性は許容範囲?」武見敬三厚生労働大臣定例会見

https://youtu.be/UZ3tIiV8jww

 

※2023.12.19【IWJ記者質問部分PickUP】7回もの追加接種とそれによる免疫力の低下の関係性についての調査は?~武見敬三 厚生労働大臣 定例会見

https://youtu.be/aHkb-TwnCZo

 

※【IWJ質問】「一度走り始めたワクチン接種キャンペーンは製薬会社との契約満了までは、どんな重症事例が何件発生しようとも、どのような数値のデータが出ようとも、止まることはないのか?」武見大臣の答弁とは~

https://youtu.be/u0r_ks3Kl9Y

 

※【IWJ記者質問部分】武見大臣「症状が一定数に達した際に接種を見合わせる基準は設定していない」つまり、新型コロナワクチンで何人死のうが「許容範囲」!?~12.12武見敬三 厚生労働大臣 定例会見

https://youtu.be/BdEtTb4pGMo

 

 WHOが今年5月に採択しようとしている「パンデミック条約」、第一三共が進める国産mRNAワクチン、日本でも承認された自己増殖型のmRNAワクチン「レプリコンワクチン」など、コロナ・パンデミックを契機としてmRNAワクチンの開発が急速に進められています。

 

 IWJは、市民の生活と命に関わるワクチン問題について、しっかりと検証し、日本政府の方針を問いただしてゆきます。

 

 どうか、IWJへのご支援をよろしくお願いいたします!

 

■IWJへの緊急支援をお願いいたします! この1月は、1日から10日までの間に、28件、32万3400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の8%であり、1月のあと半月の間で、92%が必要です!! 代表の岩上安身もインフルエンザに倒れ、1週間経っても発熱が続くなど、新年早々、IWJはピンチに見舞われています。IWJは市民に支えられる独立メディアとして、真実を、市民の皆さまに伝え続けていきます! そのためには、市民の皆さんのご支持とご支援が何よりも必要です! 本年1月こそ毎月の月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 

 12月は192件、271万8500円のご寄付をいただきました。ありがとうございます!

 

 これは、毎月の活動費の月間目標額400万円の68%です。残念ながら、12月はあと32%、128万1500円、目標額に届きませんでした。

 

 11月、12月と、2ヶ月連続で目標金額に到達していません。この状況は非常に厳しいと申し上げざるを得ません!

 

 年が改まったこの1月は、1月1日から10日までの間に、暫定ではありますが、28件、32万3400円のご寄付をいただきました。新年早々、ありがとうございました!

 

 この金額はしかし、月間目標額400万円の8%であり、あと92%必要です!!

 

 今年こそ、この1月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 

 IWJは新年早々、ピンチに見舞われています。

 

 岩上安身は1月9日にインフルエンザと診断され、自宅で療養しながら毎日のこの日刊IWJガイドの校正や、スタッフへの指示を続けています。

 

 厚生労働省は、インフルエンザにかかった場合、「一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。ウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります」として、その期間の目安については「現在、学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では『発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで』をインフルエンザによる出席停止期間としています(ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません)」と示しています。

 

※令和5年度インフルエンザQ&A(厚生労働省、)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2023.html

 

 岩上安身は、1月8日に喉の痛みや発熱などの症状が出始めましたが、発症から1週間たった14日現在も、まだ治ったというのにはほど遠い感じで、発熱が続いています。これは、抵抗力が落ちていて、回復力が下がっているのだと思います。

 

 国内も不況で、元旦には能登半島地震にも見舞われ、生活の厳しい方がいらっしゃると思います。そうした状況下で、我々の経済的苦境を訴えるのは、心苦しくもありますが、どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 

 前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その額は合計で2200万円となってしまいました。第13期のこの事態は、IWJ創業以来初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。

 

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 

 今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。今期は、赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。

 

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!

 

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、ぜひとも会員登録をお願いします!

 

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

 

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。

https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

 

みずほ銀行

支店名 広尾支店

店番号 057

預金種目 普通

口座番号 2043789

口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

 

城南信用金庫

支店名 新橋支店

店番号 022

預金種目 普通

口座番号 472535

口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

 

ゆうちょ銀行

店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)

店番 008

預金種目 普通

口座番号 3080612

口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

 

※ご寄付・カンパのお願い

https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 

 岩上安身拝

 

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◆中継番組表◆

 

**2024.1.15 Mon.**

 

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

 

【IWJ・Ch5】15:00~「〈パレスチナ〉を生きる人々を想う学生若者有志の会『伊藤忠にパレスチナ虐殺への加担をやめるよう求めるオンライン署名2万筆の署名簿の提出と記者会見』」

視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 

「〈パレスチナ〉を生きる人々を想う学生若者有志の会」主催の会見を中継します。これまでIWJが報じてきたパレスチナ関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/palestina

 

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◆中継番組表◆

 

**2024.1.16 Tue.**

 

調整中

 

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

 

ワクチン問題研究会が新型コロナワクチン接種による健康被害について、見て見ぬふりをされている「驚愕する事実」を報告!!~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520969

 

新型コロナワクチンについて、前回会見でIWJ記者の質問に対し「健康被害は極めてまれ」と答えた武見大臣に発言のエビデンスを問うと「あくまで予防接種法にもとづく健康被害救済制度の趣旨・背景をうたったもの」と答弁!~1.12 武見敬三厚生労働大臣定例会見

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520978

 

志賀原発:地震で変圧器から油、燃料プールから水が流出。「想定外で原発を作っていたのなら、そもそも想定自身がおかしいんだから、そんなものはやっぱり設計ミスではないのか?」~1.12 原発反対八王子行動

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520986

 

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■<本日早朝、号外を出しました!>「ミアシャイマー教授、南アフリカが国際司法裁判所に提出したイスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する申請書を「真に重要な文書」として解題!」

 

 ジョン・ミアシャイマー・シカゴ大学名誉教授が1月5日自身の『サブスタック』アカウントで、BRICSの一角を成す南アフリカが、昨年2023年12月29日に国際司法裁判所(ICJ)に提出した、イスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する文書(申請書)を、「真に重要な文書」であるとして紹介しました。

 

※Genocide in Gaza(JOHN J. MEARSHEIMER、2024年1月5日)

https://mearsheimer.substack.com/p/genocide-in-gaza

 

 ミアシャイマー教授は、「イスラエルが行っているジェノサイドに関するすべての事実を1ヶ所に集め、イスラエルによるジェノサイドについて、包括的かつ徹底的に裏付けされた記述を提供している点」が非常に重要だと指摘しています。

 

 イスラエル側は、南アフリカがICJに提出した文書に対して、「イスラエルに対して行われた最も非道で、不条理で、根拠のない主張」だと強く反発、イスラエル外務省が、各国のイスラエル大使館あてに、緊急公電で反対声明を出すよう支持を出しました。

 

 ICJは、2024年1月11日、12日と南アフリカの提訴を受けて審理を行いました。この一連の経緯について、IWJも『日刊IWJガイド』などでお伝えしてきました。

 

※【第1弾! イスラエルは10月7日以降、ガザで2万3000人を超える民間人を殺害! そのうち1万人近くが子供!!】イスラエルのやっているジェノサイドは明々白々な国際法違反の人道犯罪! なぜ、米国はこの国への制裁を妨げるのか!? ダブルスタンダードを隠さない米国に、世界のリーダーを気取る覇権国の資格はない! 1月11日と12日、オランダのハーグの国際司法裁判所(ICJ)で、南アフリカが提訴したイスラエルのパレスチナ人ジェノサイドの初公判が開催!(『アルジャジーラ』、2024年1月10日)(日刊IWJガイド2024.1.13号)

会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240113#idx-6

非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53110#idx-6

 

※【第2弾! 国際司法裁判所(ICJ)で南アフリカは「イスラエルの空爆と地上攻撃はガザの『人口の破壊』を狙っていると主張」! イスラエルは「我々は今日、南アがテロ組織ハマスの法的な代理人になったという、史上最大の偽善を目の当たりにした」と反発!】(『ロイター』2024年1月12日、『タス通信』2024年1月11日)(日刊IWJガイド2024.1.13号)

会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240113#idx-7

非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53110#idx-7

 

※【第1弾! 南アフリカが「イスラエルはガザでジェノサイドを繰り広げている」と、国際司法裁判所に提訴! イスラエル外務省は、各国政府に反対声明を出すよう圧力をかけろと、在外大使館に公電を送信!】イスラエルは「ガザへの人道援助を増やし、民間人殺害を減らす努力をすれば『ジェノサイド条約』の定義にあてはまらない」などと、連続大量強盗殺人犯がまだ人殺しは続けるが、少しペースダウンする、と言っているのに等しい開き直り! メシアニック・ジューの登場と増加が、キリスト教原理主義・福音派の終末論の期待をより一層高めている!(『アクシオス』、2024年1月5日)(日刊IWJガイド2024.1.8号)

会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240108#idx-6

非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53096#idx-6

 

 IWJが全文仮訳・粗訳した、ミアシャイマー教授による、南アフリカがICJに提出した「申請書」の解題を本日早朝にお送りしました。詳しくは、ぜひ号外でお読みください。

 

■世界で次々と注目の選挙が行われる2024年、その皮切りとなる台湾総統選挙で、親米派の与党民進党の頼清徳候補が40%の得票率で勝利! しかし「親中」の国民党候補と、「中立」の民衆党候補の合計得票率が、実は6割を占める! 総統選と同時投開票された立法委員(国会議員)選挙では民進党が敗北! 総統の権力と、議会とでねじれ現象。米中の2つの大国の間で揺れる台湾選挙の結果は、どちらにも傾きすぎず、結果的に現状維持となる「模範解答」!?

 

 2024年は世界で、台湾総統選だけではなく、2月にはインドネシア大統領選、3月にはロシア大統領選、4月には韓国総選挙とインド総選挙(4-5月)、6月には欧州議会選挙、そして11月に米大統領選挙と、重要な選挙が続きます。

 

※【特集】2024年 選挙は世界を変えるのか:岐路に立つ民主主義(地経学研究所、2024年1月14日閲覧)

https://apinitiative.org/election-year-2024/

 

 「2024年選挙イヤー」の皮切りとなる台湾総統選挙で、1月13日に投開票が行われました。

 

 中華民国の国家通信社で、台湾で最も影響力のあるメディア「中央通信社」が運営するネットメディア『フォーカス台湾』は13日、与党民進党の副総統・頼清徳(らいせいとく)総統候補と、蕭美琴(しょうびきん)副総裁候補のコンビが得票率40.05%、558万6019票を獲得し、勝利した、と報じました。

 

 最大野党・国民党の総統候補、侯友宜(こうゆうぎ)新北市長と副総統候補、趙少康(ちょうしょうこう)氏のペアは467万1021票で得票率33.49%でした。

 

 第2野党・民衆党の総統候補、柯文哲(かぶんてつ)前台北市長と副総統候補、呉欣盈(ごきんえい)立法委員(国会議員)のペアは369万466票で得票率26.46%でした。

 

 速報値による投票率は71.86%でした。

 

 民進党は「親米」、国民党は「親中」、民衆党は「中立」と目されています。

 

 台湾総統の任期は4年、1996年に総統選が民主主義的な選挙になってからは、民進党と国民党で2期8年ごとに政権交代をしてきましたが、今回、民進党の頼候補が勝利したことで、民進党政権が前例のない3期目を迎えることになります。

 

※総統選/総統選、開票終了 民進党・頼氏が得票率40.05%で勝利 与党3期目へ/台湾(フォーカス台湾、日本語版)

https://japan.focustaiwan.tw/politics/202401130010

 

※ここから先は【会員版】となります。

 

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 民進党の蔡英文現総統は、2016年、トランプ氏が大統領選挙に勝利するや否や、電話会談を行い、米国とのつながりを重要視する姿勢を鮮明にしました。

 

※トランプ氏と台湾総統の電話、中国の冷静な対応に感心=元国務長官(ロイター、2016年12月6日)

https://jp.reuters.com/article/idJPL4N1E1010/

 

 副総裁候補の蕭氏は、駐米代表(台湾の米国大使に相当する、2020年7月から2023年11月)です。2021年1月21日に行われた、バイデン大統領大統領の就任式に「正式に招待」され、出席しています。

 

※台湾の駐米代表、バイデン大統領就任式に出席 正式招待を称賛(ロイター、2021年1月21日)

https://jp.reuters.com/article/idUSKBN29Q0P7/

 

 蕭氏は台湾人の父と米国人の母の間に、日本の兵庫県神戸市で生まれ、台湾の台南市で育った政治家です。

 

※蕭美琴(wikipwdia、2024年1月14日閲覧)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%95%AD%E7%BE%8E%E7%90%B4

 

 『産経新聞』は、蕭氏について、「大の猫好きで、自らの外交姿勢を中国の『戦狼外交』と対比した『戦猫外交』と表現」していると紹介しています。

 

 蕭氏は、選挙戦では『YouTube』に「飼い猫と映る『ゆるい』動画を投稿し、頼清徳氏が取りこぼしがちな若者や女性への浸透を図った」と、同紙は指摘しています。

 

※米国の信頼厚い「戦猫」 台湾の新副総統・蕭美琴氏(産経新聞、2021年1月13日)

https://www.sankei.com/article/20240113-HVICTYPXYZNIXITWQUKOFF23SA/

 

 「戦猫ニャーニャーニャー」と題された動画の中で、蕭氏は被災地で拾った猫を、親友である蔡英文氏に託したエピソードや、4匹の飼い猫の写真を紹介しています。

 

 蕭氏は動画の後半で、「戦猫」と自称する理由を、「国際的に(※中国の)狼戦士と対決する」からだと述べています。

 

 蕭氏は「狼より猫の方が愛されていると思う」「猫にはバランス感覚があり」「すごく狭いところに追い込まれていても、切り抜け方を知っている」「猫には9つの命があると言われている」などと、猫の特色をあげ、自分が外国の人たちと接するときの姿勢と同じだと説明しています。

 

 蕭氏・民進党は、若年層に訴える広告戦略にも長けているようです。

 

※【Bi-khim 戦猫ニャーニャーニャー EP.01】蕭美琴はなぜバトル・キャットと呼ばれるのか? 猫のかわいい写真をたくさん掲載! @Bi-khimHsiao(頼清徳、2023年11月28日)

https://www.youtube.com/watch?v=fAxt1RRkNqk

 

 民進党の選挙戦略で、深緑色のフライトジャケットを採用したファッション戦略が功を奏した、とする指摘もあります。

 

 民進党は2020年の総統選でもフライトジャケットを採用していました。

 

 台湾4代新聞のひとつで、親米的な『自由時報』は14日、民進党の頼氏・蕭氏のコンビが台湾総統選で勝利したと報じた記事の中で、民進党の主要政治家らが選挙キャンペーンで着用してきた「緑色のフライトジャケット」に注目しました。

 

 同『自由時報』は、頼氏・蕭氏の勝利を喜ぶ蔡英文氏をはじめとする民進党の党関係者が全員、おそろいの「緑色のフライトジャケット」を着て整列した「衝撃的な」写真を掲載しました。

 

 『自由時報』によると、「この緑のフライト ジャケットは、この選挙キャンペーン中で非常に多く露出」し、「緑の陣営(民進党)のメンバーは全員、プロモーションの際にこのジャケットを着用し」「人々に深い印象を残した」と分析しています。

 

 「緑色のフライトジャケット」には、背中に英語で「TEAM TAIWAN」と書かれたステッカーが貼られています。

 

 2023年6月にこの「緑色のフライトジャケット」が2024着販売されると、即完売し、隔月で1000枚ずつ追加発売したものも即完売し、現在は在庫がないということです。

 

 『自由時報』は、ファッション史の中で重要な役割を果たしているフライトジャケットは、1950年代の米空軍のパイロットに由来する、と補足しました。

 

※頼清徳と蕭美琴が総統選に勝利! このダークグリーンのフライトジャケットがまた話題になるだろう(自由時報、2024年1月14日)

https://istyle.ltn.com.tw/article/29169

 

 13日付『フォーカス台湾』によると、台湾総統選で勝利した頼氏は、13日午後8時半過ぎ、台北市内で国際記者会見を開き、勝利宣言をしました。

 

 『フォーカス台湾』によると、頼氏は「蔡総統の路線を継承し、自由民主主義憲政体制の堅持と台湾海峡の現状維持を掲げる」姿勢です。2020年5月から、蔡英文政権で副総統を務めてきました。

 

 この、「親米」であり、「自由民主主義」を信奉している民進党であっても、中国との関係においては、「独立」を主張するのではなく、「併合」でもなく、「現状維持」を求めている、という点が、最も重要です。

 

 頼氏は「民主主義体制を大切にする立場を世界に示した」と台湾の人々に感謝し、自身の勝利は「国家が正確な道を歩み、方向を変えたり、古い道(※中国政府が主張する『ひとつの中国』を指すと思われる)に戻ったりしないことを意味している」と述べました。

 

 御覧の通り、選挙に勝利し、民意は我にあり、と有頂天の時にあっても、民進党のトップ政治家は、台湾は台湾というひとつの国家であり、中国の一部ではない、と断言することは、慎重に避けています。この点に注意を払う必要があります。

 

 『フォーカス台湾』から、頼氏の略歴を引用します。

 

 「頼氏は1959年、北部・新北市生まれの64歳。台湾大学リハビリテーション学科、成功大学学士後医学科を卒業後、2003年に米ハーバード公衆衛生大学院で修士号を取得した。1991~94年に南部・台南の成功大学病院と新楼病院で医師として勤務した後、96年から国民大会代表(国会議員)、99年から立法委員(同)を11年務め、続いて台南市長(2010年~17年)、行政院長(首相、17年9月~19年1月)を歴任。20年5月から蔡英文(さいえいぶん)政権下で副総統を務めている」。

 

※総統選/民進党・頼氏が勝利宣言「民主主義を大切にする立場を世界に示した」総統選/台湾(フォーカス台湾日本語版、2024年1月13日)

https://japan.focustaiwan.tw/politics/202401130009

 

 上記のように、米国との関係が深く、「古い道には戻らない」と意味深長な発言をする頼氏と、「国際的に(猫戦士として)狼戦士と対決する」と述べる蕭氏の「親米」コンビの勝利に、早速、米国のブリンケン国務長官が祝意を表しました。

 

 『フォーカス台湾』は14日、「ブリンケン米国務長官が13日の声明で、同日投開票された総統選で初当選した与党・民進党候補の頼清徳副総統に祝意を表明した上で、頼氏や台湾の他の政党と共に米台間の非公式関係を深化させることに意欲を見せた」と報じました。

 

 ブリンケン長官は、「台湾は今後も自由、民主主義、繁栄を追い求めるすべての人々の手本であり続けると米国は信じている」と述べています。

 

 ジョンソン米下院議長も『X(旧ツイッター)』で、5月の総統就任式にあわせて、代表団を派遣するよう下院の関連委員会の委員長に求めると表明しました。

 

※総統選/米国務長官、総統初当選の頼氏に祝意 米下院議長は就任式に代表団派遣の意向/台湾(フォーカス台湾日本語版、2024年1月14日)

https://japan.focustaiwan.tw/politics/202401140003

 

 他方、バイデン大統領は、この選挙結果に対して、さして浮かれたところを見せませんでした。台湾総統選の結果について問われ、「我々は台湾の独立を支持していない…」と述べるにとどめました。つまり、「現状維持」ということです。台湾の選挙結果にかかわらず、中国との関係に波風を立てない、ということのようです。

 

※バイデン氏「米国は台湾独立を支持しない」(ロイター、2024年1月14日)

https://www.reuters.com/world/biden-us-does-not-support-taiwan-independence-2024-01-13/

 

 一方、中国メディアは、ほとんど台湾総統選に言及していません。

 

 日本時間14日14時現在、『人民網日本語版』、『新華網日本語版』のトップページに「台湾」の文字はありません。

 

 『グローバル・タイムズ』は13日、「本土報道官、台湾の選挙結果についてコメント」と題する短い記事を出し、国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官のコメントを紹介しました。

 

※Mainland spokesperson comments on Taiwan election results(The Global Times、2024年1月13日)

https://www.globaltimes.cn/page/202401/1305321.shtml

 

 中国外交部は、『グローバル・タイムズ』が言及した、国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官のコメントを、記者の質問への回答として公開しています。以下に引用します。

 

 「台湾問題は中国の内政問題である。台湾情勢がどう変化しても、中国は世界にひとつしかなく、台湾は中国の一部であるという基本的事実は変わらない。

 

 『ひとつの中国』という原則を堅持し、『台湾独立』分離主義、『二つの中国』と『ひとつの中国、ひとつの台湾』に反対する中国政府の立場は変わらない。

 

 『ひとつの中国』という原則を堅持するという国際社会の共通認識と、確固としたパターンも変わらない。

 

 『ひとつの中国』の原則は、台湾海峡の両岸の平和と安定の錨である。我々は、国際社会が今後も引き続き『ひとつの中国』の原則を堅持し、『台湾独立』分離主義活動に反対し、祖国統一を目指す中国人民の大義の正当性を理解し、支持すると信じている」。

 

※台湾の選挙に関する記者の質問に外務省報道官が答える(中国外交部、2024年1月13日)

https://www.fmprc.gov.cn/fyrbt_673021/202401/t20240113_11223310.shtml

 

 台湾は、この総統選挙の結果を踏まえて、これから中国と厳しく対立し、親米的な路線を歩むのでしょうか?

 

 事はそれほど単純ではなさそうです。

 

 まず、台湾経済は中国大陸の経済と切っても切り離せません。台湾企業や資本家はこぞって、大陸に投資し、安価な中国大陸の労働力を使って利益を上げてきました。

 

 大陸中国側も、台湾からの投資には、他国からの投資とは違い、特別扱いをして、さまざまなアドバンテージを与えてきました。WTO違反と言われても仕方がないような特権が、「台湾同胞」には与えられてきたのです。その特別な仲をこじらせるような外交政策を、台湾の新たな総統が採れるとは思いません。

 

 仮に採ろうとすれば、中国との関係で利益を得ている資本家層、投資家層などから、強いクレームが飛んでくることでしょう。

 

※米国覇権の凋落と日本の転落、少子高齢化が始まった中国経済にも「翳り」が見え始めた? そして世界各地で続く紛争は台湾・東アジア情勢にどう影響するのか!? 岩上安身によるインタビュー第1140回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2023.11.24

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519920

 

※米国覇権の凋落と日本の転落、少子高齢化が始まった中国経済にも「翳り」が見え始めた? そして世界各地で続く紛争は台湾・東アジア情勢にどう影響するのか!? 岩上安身によるインタビュー第1141回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏(その2)2023.11.28

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520032

 

 中国と台湾の切っても切れない関係は、経済面だけではありません。今回の選挙結果を見ても、親米派が勝利した、とは決して言えない結果になっているのです。

 

 実は、2022年11月の台湾統一地方選挙では、与党・民進党が大敗し、蔡英文総裁は民進党党首辞任を表明せざるをえませんでした。

 

 IWJは、台湾党一地方選挙について、台湾の有権者は「内政は中国に宥和的な国民党、外政は親米的な民進党」というしたたかな政治バランスで動いている、という分析を出しました。

 

※<速報>台湾統一地方選で与党・民進党が大敗! 蔡英文総裁が民進党党首辞任を表明! 独立派の民進党が大敗し、親中派の国民党が台頭すれば、米中関係にも大きく影響!(日刊IWJガイド、2022年11月27日)

会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20221127#idx-4

非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51579#idx-4

 

※はじめに~台湾統一地方選挙詳報! 与党・民進党の大敗を受けて、中国政府は「平和を求める主流の世論」が反映されたとさりげなく評価、台湾の政治学者は「国際社会は危険を冒しすぎた」ことが原因と『NBC』にコメント! 内政は中国に宥和的な国民党、外政は親米的な民進党と、台湾の有権者はしたたかな政治バランスで動いている!?(日刊IWJガイド、2022年11月28日)

会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20221128#idx-1

非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51581#idx-1

 

 今回の台湾総統選挙では、野党共闘が成立しませんでした。野党第一党である「親中」の国民党と、親米でも親中でもない第三の選択肢を与えたいという「中立」の民衆党が、それぞれに候補を出し、「親米」ではない台湾有権者の票が割れました。

 

 結果、「親米」である与党民進党が勝利しましたが、得票率は4割にとどまりました。もし野党共闘が成立していたら、頼氏・蕭氏のコンビは勝利できなかったかもしれない、とも受け取れる微妙な選挙結果です。

 

 もうひとつ、見落とせないことがあります。

 

 台湾総統選挙と同日投開票された立法委員選挙(国会議員選挙)では、「親米」の民進党が議席を減らし、第1党の地位から転落しているのです。

 

 13日付『フォーカス台湾』によると、与党・民進党は立法委員選で113議席中、51議席を獲得しましたが、現有の62議席から11議席減らし、単独過半数には届きませんでした。

 

 民進党は2016年は68議席でしたが、選挙のたびに議席を減らし、今回は第2党に後退しました。民進党は、少数与党となり、「ねじれ」状態となります。

 

 最大野党である「親中」の国民党は、現有37議席から15議席増やし、52議席を獲得、民進党の議席数を1議席上回って、第1党に躍進しました。

 

 第2野党である「中立」の民衆党も、現有5議席を8議席に増やしています。

 

 国民党52議席、民進党51議席、民衆党8議席、その他2議席ですから、「中立」を掲げた民衆党がどちらに傾くか次第で、法案が可決されるか、否決されるか、キャスティングボードを握る形になりました。

 

※立法委員選 与党・民進党、単独過半数ならず 野党・国民党が第1党に/台湾(フォーカス台湾、2024年1月13日)

https://japan.focustaiwan.tw/politics/202401130012

 

 上記のように、2024年選挙イヤーの皮切りとなった台湾総統選挙は、「親米」与党民進党候補が総統選で勝つ一方、得票率は4割にとどまり、「親中」国民党は国会で第一党に躍進、「中立」を掲げた民衆党がキャスティングボードを握る形になりました。

 

 米中の2大国の間で揺さぶられているように見える台湾ですが、大きく報道されることはあまりないものの、先述したように中国との特別な関係で、大きな利益を得ており、それを手放すことはあり得ないと思われます。

 

 中国も、「ひとつの中国」という原則は1ミリも崩す様子はありませんが、現状維持ならば構わないという、気長な姿勢も変わりそうにありません。中国の人々の政治的な時間軸は、途方もなく長射程であると思われます。

 

 2022年の統一地方選挙に続き、台湾の人々は絶妙のバランス感覚で、米国にも中国にも傾ききることのない、「現状維持」の「模範解答」を出した、といえるのではないでしょうか。

 

 いずれにせよ、台湾と中国の関係は、肉親同士の関係です。他人がとやかく口出しする問題ではありません。台湾が独立を激しく求め、赤の他人の米国が軍を出して、中国の人民解放軍と戦争に陥り、集団的自衛権によって日本も巻き込まれていく、というどうしようもないほど馬鹿馬鹿しい話が、間違っても現実にならないよう、願いたいと思います。

 

■<IWJ取材報告 1>重要! YouTubeに動画を削除された会見の報告記事につき必読! ワクチン問題研究会の会見で、新型コロナワクチン接種による健康被害について「ただならぬことが起こっている」と福島雅典氏が報告!!「副作用はすべての臓器にわたっている! 全身に複数の疾患が同時に起こっている! 見たことがない」~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか

 

 1月11日午後1時15分より、東京都千代田区の厚生労働省にて、「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見(ワクチン副作用被害の拡大とその内容の事実確認)が開催されました。

 

 会見冒頭、「現在の予防接種健康被害救済制度申請並びに認定状況の確認と成果報告」として、研究会・代表理事で京都大学名誉教授の福島雅典氏より、次のように説明がありました。

 

 「9月7日に設立の記者会見を行ってから半年たちました。鋭意この間、研究を続けてまいりました。皆さま方の温かいご寄付と我々の手弁当によって、研究を続けてきました。

 

 この間に、重要な一つの研究課題は、世界全般でどういうふうになっているかということでした。その件に関して、文献を系統的に調査しましたところ、驚愕する事実が判明しました。

 

 数千に上る論文が、『ワクチン接種後の副作用』として報告されている。その数はさることながら、すべての臓器にわたっている。もう眼科から、それから一般の内科から、それから神経・精神までですね。

 

 そこで、それを論文にまとめて、昨日、公開されました(※)。(中略)

 

 これは『有志医師の会』が事前に調査しました。日本の学会で、どれだけの症例が報告されているのか。こういうことは、今まで薬の副作用とか何かでも、一切なかったことです。

 

 私は『がん』が専門ですから、抗がん剤というのは副作用の嵐に見舞われるわけですけれども、パターンは決まっているし、知れているわけです。このワクチンによる副作用というのは、パターンが決まってない。全身に起こる。複数の疾患が同時に起こる。見たことがないというのが医者の率直な意見です」。

 

※「COVID-19ワクチンの副作用:日本における学会発表と世界における論文報告の現状」(本論文を含め、当日会見で配布された資料については、一般社団法人ワクチン問題研究会のウェブサイトで閲覧可能となっている)

https://jsvrc.jp/kaiken240111/

 

 福島氏は、この新型コロナワクチン接種による健康被害の現状を「ただならぬことが起こっている」と表現しました。

 

 福島氏はまた、記者会見に先立ち、武見敬三厚生労働大臣に「新型コロナ接種による健康被害者の速やかな救済に関する要望書」を提出したことも報告しました。

 

※新型コロナ接種による健康被害者の速やかな救済に関する要望書(一般社団法人ワクチン問題研究会、2024年1月11日)

https://iwj.co.jp/wj/open/wp-content/uploads/2024/01/54ab366a3cc066bf55039284deb9c4e6.pdf

 

 この要望書は、1.ワクチン接種死亡者の前例調査、2.ワクチン接種後の健康被害者の全例調査、3.全被害者の救済・補償及び適切な医療の提供、4.国のワクチン政策の検証、5.ワクチン接種後健康被害者に対する適切な診断と治療に関する研究の推進について、直ちに適切に実行することを求めるものです。

 

 福島氏からの報告に続いて、症例・文献データベースの構築や検査法の開発、そして、今後の研究予定など、研究会の各ワーキンググループからの成果報告があり、その後、会見に参加した各社記者との質疑応答が行われました。

 

 記者会見の詳細は、ぜひ全編動画を御覧ください。

 

※ワクチン問題研究会が新型コロナワクチン接種による健康被害について、見て見ぬふりをされている「驚愕する事実」を報告!!~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520969

 

 岩上安身は2023年11月16日に、京都大学名誉教授でワクチン問題研究会代表理事の福島雅典氏にインタビューを行っています。ぜひ、あわせて御覧ください。

 

※「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機~岩上安身によるインタビュー第1142回 ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519765

 

■<IWJ取材報告 2>その1との関連で重要! 必読! ワクチン問題研究会は「新型コロナワクチンの副作用の報告数は3071本の論文が把握されおり、一つのワクチンでこれだけの論文が出ているのは人類史上初めて」と懸念を表明! 前回会見でIWJ記者の質問に対し「健康被害は極めてまれ」と答えた武見大臣に発言のエビデンスを問うと「あくまで予防接種法にもとづく健康被害救済制度の趣旨・背景をうたったもの」と、大臣は発言のエビデンスを示せず!~1.12武見敬三厚生労働大臣定例会見

 

 1月12日午前11時頃より、武見敬三厚生労働大臣の定例会見が、東京都千代田区の厚生労働省にて開催されました。

 

 この会見の前日1月11日には、厚生労働省で、一般社団法人ワクチン問題研究会の記者会見が開催され、「新型コロナワクチンの副作用の報告数は、3071本の論文が把握されおり、一つのワクチンでこれだけの論文が出ているのは人類史上初めて」と発表しました。

 

※ワクチン問題研究会が新型コロナワクチン接種による健康被害について、見て見ぬふりをされている「驚愕する事実」を報告!!~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520969

 

 IWJ記者は、新型コロナワクチン接種後の健康被害について、継続的に武見大臣に質問を続けていますが、武見大臣は一貫して「新型コロナワクチン接種後の副反応が疑われる症状の報告については、定期的に開催をしている審議会において、現時点ではこれまでの報告によって、『ワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない』と評価をしている」と繰り返しています。

 

 また、1月9日の定例会見では、武見大臣は「予防接種後の健康被害が、『極めて』まれではあるが、不可避的に生ずるものである」との見解を示しました。

 

※「新型コロナワクチンの健康被害・死亡認定件数は過去45年間のすべてのワクチンの認定件数を上回っている。レプリコンワクチンのリスクは?」とのIWJ記者の質問に「安全性は許容範囲」と武見大臣~1.9 武見敬三 厚生労働大臣 定例会見 2024.1.9

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520949

 

 IWJ記者はこの武見大臣の発言について、以下の通り質問しました。

 

 「昨日、1月11日、この会見室にて、一般社団法人ワクチン問題研究会の記者会見が開催されました。

 

 ワクチン問題研究会は、『PubMed』という論文検索エンジンを使って、新型コロナワクチンの副作用に関する論文のデータベース構築作業をおこなっていますが、その過程で、現在、『副作用の報告数としては3071本の論文が把握されおり、一つのワクチンでこれだけの論文が出ているというのは人類史上初めてであり、ただならぬ事態が現在進行中である』とのことでした。

 

 2024年1月9日の定例会見で、大臣は『予防接種後の健康被害が極めてまれではある』とおっしゃいましたが、ワクチン問題研究会の現状把握と、大臣の『極めてまれ』という認識に非常に大きな乖離があります。

 

 武見大臣、および、厚生労働省は、新型コロナワクチンの副作用について、ワクチン問題研究会の報告を受け止め、認識を改めるという考えがおありでしょうか?

 

 それでもなお、『極めてまれ』であるとおっしゃるのであれば、ワクチン一般論ではなく、新型コロナワクチンに限定し、PMDA(厚生労働省所管の独立行政法人医薬品医療機器総合機構。医薬品・医療機器・再生医療等製品等の承認審査と安全対策、健康被害救済の3つの業務を行う)から提示された根拠を含め、『副作用が起こるのは極めてまれ』であるというエビデンスを示した上で、答弁していただきたいと思います。

 

 ぜひ、大臣の主張を支えるエビデンスをお示しください」。

 

 この質問に対して、武見大臣は次のように答弁しました。

 

 「御指摘の『予防接種後の健康被害が極めてまれではあるが、不可避的に生ずる』ということについては、あくまで予防接種法にもとづく健康被害救済制度の趣旨・背景をうたったものでございます。

 

 ワクチンの副反応を疑う症状については、医療機関などから報告された情報を収集をして、関係審議会において接種総数に対する副反応の報告頻度も評価をし、現時点において、新型コロナワクチン接種を見あわせるなどの意見はいただいておりません。

 

 厚生労働省としては、今後も科学的な知見の収集、それから、専門家によるワクチンの安全性の適切な評価、それから、新たな情報の速やかな医療機関などへの提供などは、必要なことは確実に対応し、実行していきたい。こういうふうに考えているところでございます」。

 

 御覧の通り、「極めてまれ」と、前回、大臣自身の口から出た状況判断の言葉は、エビデンスのあるものではない、一般論を述べたに過ぎないことが明らかになりました。

 

 福島医師らのグループは、エビデンスをそろえ、世界中から、副作用の症例報告やそれに関する論文が出ていることを述べています。

 

 政府の姿勢と、福島医師らのグループの姿勢に、真剣さにおいて大きな差があることをまざまざと感じさせられます。

 

 また、こうした重大な議論は、医学者、専門家の科学的議論が必要なだけでなく、一人ひとりの国民のワクチン接種の判断に関わることですから、可能な限り、多くの人々に知られて、関心を持ってもらう必要があります。

 

 それを、この重要な記者会見を削除するYouTubeという企業の姿勢には、憤慨を超えて危険なものすら感じます。また、IWJに先んじて、バンされた他の人々も泣き寝入りが多く、マスメディアも、YouTubeのあり方を問題視しようとすらしていません。

 

 ワクチンの危険性とともに、こうした言論統制、学問の自由の侵害についても、広く国民的議論とすべきです。

 

 この危機的状況に、IWJは、警鐘を鳴らし続けたいと思いますので、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いします。

 

 質疑応答の内容など、記者会見の詳細については、ぜひ全編動画を御覧ください。vimeoに載せた動画ですので、YouTubeのようにバンされません。ひとまずご安心ください。

 

※新型コロナワクチンについて、前回会見でIWJ記者の質問に対し「健康被害は極めてまれ」と答えた武見大臣に発言のエビデンスを問うと「あくまで予防接種法にもとづく健康被害救済制度の趣旨・背景をうたったもの」と答弁!~1.12 武見敬三厚生労働大臣定例会見

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520978

 

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

 

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、浜本信貴)

 

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

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