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2024年1月

2024年1月31日 (水)

本日(1/30)のちょっとだけ情報:(1)国会乱戦とデクノボウ総理(2)新潟佐渡沖で大地震の恐れ(3)「群馬の森」朝鮮人追悼碑を県が撤去(4)金子勝慶応大学名誉教授の経済時評(5)白井聡京都精華大学准教授の政治時評他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(3.26)オルタナティブな日本をめざして(第100回:最終回):「現代日本の政治改革」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-8b7c61.html


2.キャンペーン

(1)オンライン署名 · #最低賃金1500円 をすぐに実現してください! · Change.org
 https://qr.paps.jp/QS9G1

(関連)署名活動についてのお知らせ · 「非正規春闘生活・賃金実態調査2024」ご協力のお願い · Change.org
 https://qr.paps.jp/vuGt

(2)署名活動についてのお知らせ【2-4(日)〆切延長】第2次提出決定!#大阪万博中止でええやん · Change.org
 https://x.gd/CzN17

(関連)オンライン署名 · 夢洲で開催する「大阪万博」の中止を求める要請署名 #大阪万博中止でええやん · Change.org
 https://x.gd/RFxVt

(3)オンライン署名 · 人種差別的(じんしゅさべつてき)な職務質問(しょくむしつもん)の改善(かいぜん)を求めます #STOPレイシャルプロファイリング · Change.org
 http://tinyurl.com/bdyn5ffv


3.イベント情報

(1)(2.3)岡村聡さんオンライン学習会のお知らせ(泊原発の廃炉をめざす会)
 https://us06web.zoom.us/j/81688399897?pwd=sDyxFmGb48r3jBRrRXwujs1p64fKh8.1

(2)(チラシ)(3.10)東日本大震災かながわ追悼の夕べ(横浜市役所1F)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkm7LLVwumaV9slXH?e=jyAw3u

(3)(チラシ)(3.16)2024原発のない福島を! 県民大集会(パルセいいざか)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknEYj-ydlAHZocHY?e=aE00aX

(4)(チラシ)(3.23)さようなら原発全国集会in宮城:STOP! 女川原発愛稼働(勾当台公園)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknIKblGZM1c4pu7O?e=ih8wzx


4.(新刊書)消えた核科学者 北朝鮮の核開発と拉致-渡辺周/著(岩波書店)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034535648&Action_id=121&Sza_id=B0


5,府中市長選挙2024年 開票結果や投票率は? 投開票1月28日 - NHK
 https://x.gd/XnT97

(また、「世直し」派が負けとる。これで何敗目か? 野党第1党(泉健太立憲民主党)、何やっとんじゃ?! 選挙サボってて野党第1党が務まるとでも思っているのか?!)


6.こんな自民党に投票する奴はアホじゃ

◆(チラシ)裏金問題の全容解明を(新日本婦人の会 2024.1.24 JR中野駅東口)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkwkzq-m5zTjgBYsT?e=4WBR0e

(1)安倍派解散、政治責任は棚上げで政治資金の行方は…億単位の余剰金には「山分け」の噂が|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/335349

(2)小学生じゃあるまいし「派閥の指示だった」などという言い訳が通じるのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/333604

(3)「闇パーティーやりたい放題」…岸田首相「就任祝う会」の巧妙さ 野党が批判、首相は「純粋な祝賀会」主張:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/306033

(4)自民裏金疑惑の根源は、安倍元首相がつくった「2015年体制」にある|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/333611

(5)(時時刻刻)自民「刷新」穴だらけ 派閥存続に道、麻生氏への配慮 中間とりまとめ:朝日新聞デジタル
 https://qr.paps.jp/CLmJf

(6)高木氏、離党・辞職を否定=「役職辞任も責任の取り方」―自民党|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-2759712/
(それじゃあんた、パンツ泥棒したときと同じような態度じゃんか、またやる気だろ!:田中一郎)

(7)自民・茂木幹事長が「ポスト岸田」から消えた…小渕優子氏の派閥退会が“号砲”で離脱者続出|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335348

(8)派閥解散で未曾有の混乱 岸田首相は「政治とカネ」国会を乗り切れるのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335347

(9)萩生田氏もタジタジ…? 自民党の「裏金問題」のウラで、じつは「公明党の力」がめちゃくちゃ強くなっていた(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/54bcde130cc4866fe5d23af00852015856cf01ed 

(10)“暴言大王”麻生太郎氏が上川陽子外相の容姿を揶揄…「オバサン」発言も|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335385

(こういうのは全ての女性が選挙の時にコイツに投票をやめることで落選させられるのに、それでも投票をしとる女がいるから、いつまでたっても国会議員をやってヘラズ口を叩いているのです。石原慎太郎の時と同じだ。:田中一郎)


◆日刊IWJガイド・非会員版「ウクライナ軍がウクライナ人捕虜65人が搭乗したロシア輸送機撃墜! ウクライナは自国民・原発に対する攻撃も厭わないのか!-」2024.1.30号~No.4136 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53155
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「本日(1/30)のちょっとだけ情報:(1)国会乱戦とデクノボウ総理(2)新潟佐渡沖で大地震の恐れ(3)「群馬の森」朝鮮人追悼碑を県が撤去(4)金子勝慶大名誉教授の経済時評(5)白井聡氏政治時評他」をお送りいたします。


1.(今年夏)都知事選挙スタート:(仮称)「ストップ小池都政、ゆびとま市民」準備会の呼び掛け
 https://docs.google.com/document/d/1Iv4d-S3XxaJnJ_mXakEX-uxkvOvmXPJS/edit#heading=h.gjdgxs

(関連)(別添PDFファイル)(チラシ)日比谷公園を守ってください(1)(2024.1)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkwoP0DH5Fz9t8WO7?e=daCZvd
(関連)(別添PDFファイル)(チラシ)日比谷公園を守ってください(2)(2024.1)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkws-iN3dFHGx2ZoI?e=PO3Ze1

 <♪♪東京 化け ダヌキの都政小唄♪♪>
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkmqjM6hr8NfwmzZ6?e=PetCuL

(1番と2番の間に次の2つを入れてください)

2番 神宮外苑だめにする
     日比谷公園ぶちこわし
     葛西の森もめった伐り
     土建優先 小池都政

3番 東京改革ウソッパチ
     自民批判もウソッパチ
     情報公開ウソッパチ
     タヌキが言うことウソッパチ


2.立憲民主党の最後の「切り札」=辻元清美氏が代表代行へ
 辻元さん、一刻も早く「代表」になって全国を遊説して回ってください。そして立憲民主党の性根を叩き直して「文字通り」の「市民とともに育ち、市民とともに考え、市民とともに支え合って、市民とともに歩む」ホンモノの野党第1党=自公政治を大きく転換し「オルタナティブな国民・市民のための政治」を実現していく新時代を切り開いていただきたい。

(1)立民、代表代行に辻元清美氏 衆院選に向け体制強化:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/305405

(2)辻元清美氏が立憲民主の代表代行に…西村智奈美氏・逢坂誠二氏と3人体制 - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240126-OYT1T50149/

(3)「ソーリ、ソーリ」の辻元清美氏、立民の代表代行に昇格 「国民主役の政治の受け皿に」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e690a1817b1bd14a7d72f4791f79680adb05d387

(ネット上にいる便所虫みたいなのが辻元清美さんのアラサガシをしてグチャグチャ言っているようですが無視しましょう。相手にするのは時間と手間ヒマのムダになるだけです。:田中一郎)


3.(メール転送です)通常国会論戦とデクノボウ総理

◆その場しのぎの岸田首相、具体論を避け「信なくば立たず」連呼 裏金問題めぐる国会審議でどんな進展が?:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/306034

(一部抜粋)
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岸田文雄首相の施政方針演説など政府4演説を後回しにする異例の日程で開かれた衆参予算委員会の「政治とカネ」に関する集中審議。野党各党に加え、与党の公明党も自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について、自民党総裁としての首相の責任や対応を追及した。「信なくば立たず」と繰り返す首相は、実態解明や再発防止策などで、国民の政治不信や疑問を解消することができたのか。裏金事件の真相究明に関しては、立憲民主党の山井和則衆院議員が「まず全容を明らかにすることが先決だ」と指摘。何人が裏金を受け取っていたか説明するよう求めただが、首相は「政治資金収支報告書の訂正などをしている議員が志帥会(二階派)関係では7人、清和政策研究会(安倍派)関係では30人以上いると承知している」とだけ答弁。全容を把握しておらず、これから議員の聞き取り調査などを実施するとしたーーと「東京」。
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4.(メール転送です)新潟佐渡沖で大地震の恐れ

◆新潟・佐渡沖に活断層の“割れ残り” 2週間以内に“大きな揺れ”引き起こす恐れ…M7級の地震で3mの津波も(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
 http://tinyurl.com/nhkknawa

(関連)過去の日本海側地震 約1か月後に震源から離れた場所で大きな地震 津波 揺れ 注意点は?-NHK-令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240122/k10014330681000.html

(関連)震度5強以上、今後も注意 1週間程度 気象庁呼びかけ 能登半島地震から3週間 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/news/202401220000718.html

(一部抜粋)
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能登半島地震から4週間。専門家は今後2週間以内に大きな揺れが起こる恐れがあると警鐘を鳴らしている。この専門家が明らかにしたのは、能登半島地震では佐渡沖の活断層にほとんど動きがなかったという分析結果だった。(略)幸い元日の地震では動きが小さかった佐渡沖の活断層だが…「(日本海側の)M7.5以上の地震は一番大きな余震が1カ月くらい経って起きるということは結構ある」これまで日本海側で起きた3度の地震は約1カ月後に最大余震が起きているという。「佐渡沖では十分注意する必要がある。1月1日から1カ月なので、あと1週間~2週間くらいは十分注意が必要だと思う」。さらに、佐渡沖の活断層は新潟沿岸に近いため、津波が到達するまでの時間の短さに注意が必要だ。「場所にもよるが5分~10分以内には到達するところが多い」佐渡沖で大きな余震が起きれば、高さ3mほどの津波が元日の地震よりも早く押し寄せる可能性がある。「特に津波が大きくなりそうなのは佐渡の小木、断層の真向かいにある上越・柏崎あたりで津波が大きくなると考えられる」――と「FNN」。
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5.(メール転送です)「群馬の森」朝鮮人追悼碑を県が撤去

◆朝鮮人追悼碑、群馬県が撤去開始 取り外された銘板、所有団体に返却(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fe7e355dcad30f6f6e95ba27c08e3159a658332d

(一部抜粋)
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群馬県は29日、行政代執行法に基づき、県立公園「群馬の森」(高崎市)にある朝鮮人追悼碑の撤去工事を始めた。午前9時40分ごろ、県の都市整備課長が碑の前で代執行の宣言文を読み上げ、工事が始まった。関係者によると、「記憶 反省 そして友好」と刻まれた追悼碑の銘板と碑文、ハトをあしらった陶板の計3枚のプレートが取り外され、県から碑を所有する「追悼碑を守る会」側へ返却されたという。守る会メンバーの一人は「プレートは追悼碑の魂。過去の歴史を学び、友好を築くための運動を続けるために大事にしたい」と話した。撤去が気がかりで公園を訪れた在日3世の女性(34)は「撤去することは、過去にあった事実を記憶していかないという意思表示のようだ」と批判。別の通行人の男性も「お金をかけて追悼碑をどかすなんて無駄なこと」と話した。県庁前では、碑の撤去に抗議する訴えもあった。碑は、戦時中に軍需工場や鉱山などに労務動員されて亡くなった植民地支配下の朝鮮人を悼む目的で、守る会の前身団体が2004年に建立した。県議会が全会一致で趣旨に賛同し、県が設置場所を提供したが、追悼式で「強制連行」と発言するなど、設置条件に反する政治的な行事がされたとして、県が14年、設置を「不許可」としたーーと「朝日」。
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(関連)(別添PDFファイル)通信No.2568 (2024-1-27 群馬の森・朝鮮人追悼碑)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkwwlMeWneo-0Ritt?e=bFtiKJ

(関連)(別添PDFファイル)通信No.2574 (2024-1-30 ドキュメント朝鮮人追悼碑(群馬の森)撤去前日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkw3QKcz7AMNU6V_P?e=yGiIi6

(関連)(別添PDFファイル)通信No.2575 (2024-1-30 ドキュメント朝鮮人追悼碑(群馬の森)撤去前日 つづき)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkw53uCjEbY1AJD3C?e=d9d2dB

◆(メール転送です)群馬県 山本一太知事へ
 高裁判決は<朝鮮人追悼碑>撤去まで求めていない、行政代執行を直ちに止めよ

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日本政府は日韓、日朝の友好を阻害する「群馬県立公園・群馬の森にある朝鮮人追悼碑」撤去・代執行を直ちに止めさせよ。これは国際的問題である。(掲載2024.1.22東京・1.29朝日.1.30東京)

群馬県立公園に貴重な朝鮮人追悼碑がある。これは「真実・謝罪・和解・記憶・共生」の基に1995年に建立されたものである。この追悼碑を撤去請求した団体は「日本女性の会・そよ風」で、過去の集会で参加者が「強制連行の事実を訴え、正しい歴史認識を持てるようにしたい」などと言う人がいた、ということを問題視したことで裁判になった。

裁判は地裁で「追悼碑を守る会」が勝訴、高裁で敗訴、最高裁でも敗訴となった。そのため群馬県山本一太知事の下に代執行となった。「日韓友好」は日韓条約の基本であり、「日朝友好」も先のピョンヤン宣言でもうたわれた文言である。韓国の歴史博物館には「過去を許すが忘れない」という文字が掲載されている。まさにこの言葉こそ、日韓・日朝の友好を表すシンボルではないか。群馬県立公園は単に群馬県だけでなく、日本の公園のひとつである。

日韓、日朝の平和を持続させるために、過去の悲しい歴史(戦争・殺し合い)を繰り返さないために創られた、この追悼碑を撤去する代執行は国際的問題であり、ただちに止めさせよ。【藤井正希・群馬大准教授(憲法学)は「高裁判決は撤去まで求めていない」と述べている。】 2024.1.30
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(群馬県庁のやっていることは、まるでイチャモン付けのチンピラヤクザがやるような下劣なことだ。県知事は何をやっとるのか、と思ったが、その群馬県知事は、あの上州のチンピラ尻軽男の山本一太だった。群馬県は、全世界中から軽蔑され、隣国の韓国・朝鮮との友好関係をバカバカしい自己都合で叩き潰し(これは国際的には侮辱とみなされる)、そして井の中の蛙のようになって縮こまっていく。日本には在日の韓国・朝鮮人の方々もいらっしゃるということを忘れているのではないか? こんなことを日本人が繰り返していたら、やがて大日本帝国のような最期が待ち受けているぞ。:田中一郎)


6.(別添PDFファイル)金子勝慶応大名誉教授の50周年周期カタストロフ到来論、バブル崩壊に備えよ(『サンデー毎日 2024.2.4』)
 https://mainichi.jp/sunday/articles/20240122/org/00m/010/001000d

(読み応えのある、鋭い経済時評です。が、いつもの金子勝慶応大学名誉教授のように、じゃあ、どうすればいいのか、という処方箋(オルタナティブな経済政策)のところが貧弱です。原本に当たってみてください。:田中一郎)


7.(別添PDFファイル)腐敗と不正の政治権力は崩れるか!(イントロ部分)(白井聡『サンデー毎日 2024.2.4』)
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20240123/se1/00m/020/002000d

(私が指摘している現代日本の「絶対に避けなければいけない3つの危機(原発過酷事故、(アメリカの代理)戦争、際限のない円安)のうちの2つがズバリ指摘されている。白井聡氏が言うように「この社会を批判し、打倒するしかない」。:田中一郎)


8.子宮頸がんワクチン

◆(別添PDFファイル)子宮頸がんワクチン訴訟、原告「接種前の体に」(毎日 2024.1.23)
 https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20240123-OYTNT50025/

(関連)自治体の子宮頸がん検診にHPV検査導入へ 30歳以上で5年おき:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/cIz2Z

(インターネット上には、子宮頸がんワクチンを打て打てと言っているサイトがわんさと見つかる。その連中は、上記のような子宮頸がんワクチン接種の犠牲者に対して、どう向き合っているのか。ワクチンの副作用が出たら、そりゃ運が悪かったね、オレにはカンケーネーとか、それはワクチンのせいではないとか、見て見ぬふりをするとか、いい加減な態度でいるのではないのか?! ともかくmRNAワクチンも含めて、ワクチンなんぞは「もうやめなさい」だ。自分の命と健康を守るためにです。:田中一郎)

(子宮頸がんワクチンについては下記の本がよくわかります)

(参考)もうワクチンはやめなさい 予防接種を打つ前に知っておきたい33の真実-母里啓子/著(双葉社)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033682386&Action_id=121&Sza_id=F3


9.その他

(1)(別添PDFファイル)(チラシ)経済安保版 秘密保護法案に反対を!(2023.11 秘密保護法対策弁護団)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkw9F0HQlKfH-tZFE?e=2yaQ3r

(関連)復活するスパイ防止法:国家重要情報非公開化と対米隷属国家の「国民選別制度」がSC(セキュリティ・クリアランス)制度だ:(必読重要論文)「大軍拡とSC(セキュリティ・クリアランス)制度法制化の危険性(井原總『経済 2023.9』)」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-ab2dc0.html

(2)自由民権と教育(前川喜平 東京 2024.1.28)
 http://tinyurl.com/3xkyvxz3

(3)(別添PDFファイル)維新的民主主義(内田樹 東京 2024.1.28)
 http://blog.tatsuru.com/2024/01/29_1730.html

(内田樹さん、これはいくら何でもおかしいのではありませんか? こんなのは民主政治ではありませんよ、(「昔は水の都、今はアホの都」大阪の)衆愚政治というのです。従ってまた、追認するわけにはいきません。そしてもう少し言えば、泉健太立憲民主党の執行部とそのとり巻き連中が(小沢一郎を「愛の連立キューピット」にして)、こんなチンピラ似非右翼政党と連立政権樹立を水面下で画策しているなどという「噂」(本当に「噂」にすぎないのか?)があり、それを同執行部が断固として否定していない現状があります。ひょっとして内田樹さんもそれを間接的に応援するためにこんなことをおっしゃっているのですか?:田中一郎)

◆愛のキューピットのイラスト素材 - PIXTA
 https://qr.paps.jp/1AGX
草々

2024年1月28日 (日)

能登半島地震情報(原発以外:その1):大地震被災地・被害者を全力で救済しない岸田文雄自公政権と自衛隊=アベ政権以降、自衛隊は災害救助をだんだんとやめていく方向で動いていたのか? 「命の72時間」で動かずに習志野では軍事訓練

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(3.26)オルタナティブな日本をめざして(第100回:最終回):「現代日本の政治改革」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-8b7c61.html

(日本を破壊していく「諸悪の根源」の自公政治をどう変えればいいのか、運動論も含めて皆様と意見交換を期待しています)


2.(メール転送です)賛同要請⇒2月2日 申し入れ・原発周辺に暮らす地元の声を伝える緊急行動

原子力規制委員会 山中伸介委員長宛
1、国の地震本部等で新たな知見がまとまるまで、現在、進めている新規制基準適合審査および使用前検査を凍結してください。
2、新知見に関する検討をしている間も、従来の想定を上回る地震被害の恐れは払拭されません。稼働中の原発を動かさないようにしてください。

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ご賛同いただける方は以下のフォームにお名前をご記入ください。

原子力規制委員会への申し入れ賛同フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd6IhQv3nZK2cFF_wTusyx67RDzY6bJF2Dk3k5xiMjdqfHjcw/viewform

*要望書には、30キロ圏内の方の個人のお名前を記載します。30キロ圏外の方は人数を記載します。締切は1月31日です。拡散、ご協力をお願いいたします。


3.イベント情報

(1)(1.28)【後援事業】緊急シンポ「能登半島地震から考える原発のこれから」日本ペンクラブ
 https://notosympo0128.peatix.com/

(2)(2.9)第6回口頭弁論期日と期日報告のお知らせ~開沼氏との訴訟 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/topics/48123/

(3)(チラシ)(2.10)原発事故は国の責任です(日比谷図書館地下)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkwjjLMBhvDharGaT?e=JAuU0r

(4)(1.30)最高裁署名提出行動と(2.11)東京集会のお知らせ – 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/20240130-0211-event/

(5)(3.9~10)2024年・第14回大倉山ドキュメンタリー映画祭 開催概要
 http://o-kurayama.jugem.jp/?eid=88


4.福島原発かながわ訴訟「国の責任認めず」東京高裁判決 - OurPlanet-TV
 https://www.ourplanet-tv.org/48159/

(関連)(拡散希望)(報告)(1.22)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第6回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-ec0fb4.html

(またクズ判決が1つ積みあがりました。福島原発事故被害者は切り捨てられ、国に責任は無いとのことで、原発事故はまた起きてもいい、という裁判官ならぬ第2法務省アイヒマン官僚の「ゴタク並べ立て」宣言です。かような日本の司法・裁判所はぶっ潰す以外にないのです。上記「新ちょぼゼミ」報告をご覧ください。:田中一郎)


5.れいわ新選組ポスター - れいわ新選組
 https://supporters.reiwa-shinsengumi.com/poster/entry.php


6.イスラエル-臼杵陽/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032237283&Action_id=121&Sza_id=E1

 <田中一郎コメント> 
 2009年出版の新書なので、少し古いですが、イスラエルという国を歴史的な経緯から理解するには格好の参考書です。まだ1/3ほどしか読んでいませんが、イスラエルについて、ほとんど何も知らないことがよくわかりました。例えば、移民国家イスラエルでは、どこから移民してきたかで、アシュケナジーム、スファラディーム、ミズラヒームの3つに区分でき、それぞれが社会層を形成していて経済格差が大きい。また、シオニズムにも様々な流派があり、歴史的には、政治的シオニズム(列強依存型) 社会主義シオニズム(イスラエル初代首相のベングリオンがその代表)⇒ 修正主義シオニズム(極右強硬派)と移り変わってきたこと、などです。また、イスラエルは、ユダヤ人の国というよりはユダヤ教信者の国、という色彩が強いようです。「ユダヤ人」とは何かがイスラエル内でも時々、問題になっている様子です。

 なお、来たる1/29(月)の夜にたんぽぽ舎(水道橋)で岡真理(早大教授)氏の講演があります。会場が狭いため40人定員で既に予約は満席状態です(私が最後の予約40番目で、受付終了となりました)。ただ、当日はUPLAN(三輪さん)が録画撮りをしてくれるそうなので、会場参加できなかった人もその録画をユーチューブで見ることができます(但し、グーグル・ユーチューブが言論妨害をしなければ、ですが)。UPLAN(三輪さん)のユーチューブサイトは下記です。
 https://www.youtube.com/channel/UCoTAl82vUQlWaMQ59qGHCoQ


7.どうする東京 変えよう都政! 2024キックオフ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=oENtd5EtyNs

(関連)2024東京都知事選挙に向け 市民と野党の共闘候補の勝利に向けた運動がスタート
 http://www.labornetjp.org/news/2024/1706230029594yumo

 <田中一郎コメント>
 1/24に中野ゼロで開催された「都知事選キックオフ」集会は参加者があまりに少なく(参加者は500人もいなかったかもしれない?=会場は2000人くらいは入れるのでガラガラだった=会場が満席となった半年前の憲法集会とは真逆の情況=「世直し」を政治改革と結び付けられない今の市民運動・社会運動の限界を示しているのかもしれません)、都知事候補人選も難航している様子で、今年夏の「世直し」市民派の知事選敗北は、現段階でほぼ確実となった模様だ(再び小池百合子女帝ダヌキが都知事継続となる可能性大)。都知事選をまともにやる気のない泉健太立憲民主党が「敵前逃亡」しているのがその最大の理由と推測する(立民は塩村あやか参議院議員1人が登壇・参加か?)。何度も申し上げるが、もう泉健太立憲民主党執行部を入れ替えないと、これからの選挙にはことごとく勝てず、日本の「世直し」はいつまでたっても実現しない。


8.このヘドロ泥泥政治は、皆、有権者が選んだ自民党議員がやってんですよ=自民党に投票したドアホたちよ、反省しろ!

◆報道特集 自民党パーティー券問題で起訴 - 無料見逃し配信中!<TBS FREE>
https://cu.tbs.co.jp/episode/20093_2057694_1000064625?utm_source=tbs_official&utm_medium=organic

 自民党内で、アベ派幹部に対して、自民党離党か国会議員辞職を求める動きが出ている旨の報道がなされている。私はこの2つとも茶番と見ています。もし本気なら、前者は自民党が彼らを永久除名すればいい話=さもなくば、ほとぼりが冷めた頃に自民党に復帰してくるのは確実。後者なら、少なくとも10年間は国会議員に立候補しないという誓約書を書かせて辞任させるべき=そうでなければ、来たる衆院選または参院選で、ドアホ有権者の票を集めて再び国会議員として登場してくるのは必定、それで「みそぎ」は終わったとして、従来通りの政治活動を続けることになる。

岸田文雄自民党政権がここまで批判されていて、どうしようもない体たらくであるにもかかわらず、江東区長選、武蔵野市長選、八王子市長選とつづく東京都の自治体首長選挙での自民党候補の勝利=野党敗北を見れば、今の政治情勢は決して日本をいい方向に導くものではないことは明らか。泉健太立憲民主党執行部は国政選挙でも、地方選挙でも、選挙敗北の責任を取らない連中であり、それはまもなくの立憲民主党の空中分解(政界再編)を予想して、その時に有利に動けることを念頭に置いて彼らは動いているものと推測。

(1)(別添PDFファイル)自壊する裏金自民党 国民ソッチノケで内ゲバの醜悪(日刊ゲンダイ  2024.1.27)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335292

(2)“岸田一狂”がもう止まらない…自民党政治刷新「中間とりまとめ」めぐり場当たり男の本領発揮|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335281

(3)「安倍派5人衆」の離党処分阻止へ遮二無二…森喜朗氏が麻生太郎・自民副総裁に直談判か|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335293

(4)安倍派の裏金幹部7人は大ピンチ! 党執行部が処分検討、“銀座3兄妹”基準なら「除名」も|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335282

(5)自民・鈴木英敬議員の公選法違反に呆れる声…自ら「政治資金の透明化」訴えたばかり|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/335319

(6)政党が党幹部に渡す「政策活動費」 非課税、使途公開義務もなし - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/aiU1

(7)池田佳隆議員を起訴 政治資金規正法違反の疑い 自民党裏金事件 - 毎日新聞
 https://x.gd/Gv7Pf

(8)(別添PDFファイル)裏金問題で安倍晋三に責任を押しつけた連中が今度は「おわび」…祟りでも恐れたのか?(日刊ゲンダイ 2024.1.27)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335298

(9)政治資金パーティーめぐり野党グダグダ 維新は内部対立 立憲は泉代表が派閥解散論も足並み揃わず 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335283

(歯切れの悪い、最後は政権忖度・御用の朝日カバカバ新聞や毎日腰抜忖度提灯新聞よりも日刊ゲンダイの方が、政治政権批判ははっきり明快で、ずっとずっといいですよ、みなさまにもおすすめです。:田中一郎)


◆日刊IWJガイド・非会員版「<復刻連載>岩上安身が1988年に、志賀原発(当時の名称は「能登原発」)建設着工直前の能登半島を取材していた!」2024.1.27号~No.4134 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53149

■能登半島地震をめぐる参院予算委で、立憲民主党の杉尾秀哉議員が、北陸地方整備局だけ、災害の発生時に緊急車両等の通行のための「道路啓開計画」を策定していなかったことを指摘! 復旧の遅れのを批判! 能登半島地震では、道路寸断に加え、地盤の隆起で多くの漁港や港湾が使用不可能に! IWJは2016年、中央構造線断層帯の真上に立地する、佐田岬半島付け根の「日本一危険な」伊方原発を現地取材! 陸路も海上も、避難計画が机上の空論であることは明らか!!(下記でご紹介する東京新聞参照)
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「能登半島地震情報(原発以外:その1):大地震被災地・被害者を全力で救済しない岸田文雄自公政権と自衛隊=アベ政権以降、自衛隊は災害救助をだんだんとやめていく方向で動いていたのか? 「命の72時間」で動かずに習志野では軍事訓練」をお送りいたします。

こんなクサレ自公政治、こんなデクノボウ岸田文雄政権、まだ続けさせますか? いやダメだ、とおっしゃるのなら、何故、今般実施された江東区、武蔵野市、八王子市の各首長選挙で自民党の推薦候補者を当選させたのですか(棄権も含めて)? この3つの選挙結果が岸田文雄や自民党に「自信・安心」をもたらしていることは明らかです。「どうせ有権者はワシら自民党に投票するんや、しばらくしたら、またぞろ忘れてしまうやろ」てな具合です。そんな程度の有権者なら、こんな程度の政治政権ですよ。

 <別添PDFファイル>
(1)能登半島 地震で寸断、初動遅れ、「道路啓開計画」なかった、半島孤立 どう対処?(東京 2024.1.26)
(2)石川県、M7.0地震想定、四半世紀見直さず 津波は震災後に変更(毎日 2024.1.24)
(3)遅きに失した被災地入り、必要だった初動での訪問(中島岳志 東京 2024.1.25夕刊)
(4)消火栓が使えれば 輪島の火災、なぜ拡大 元消防団員「初期消火で消せたはず」 能登地震(朝日 2024.1.25)
(5)能登地震支援に1553億円、企業再建や北陸市町村応援割 住宅再建「追加支援を検討」(朝日 2024.1.25)
(6)北陸へ旅行支援「起爆剤に」 相次ぐキャンセル、地元は歓迎、政府が支援パッケージ(朝日・毎日 2024.1.26)
(7)傷む悩む、北陸の観光地 和倉温泉、断水で全旅館休業 相次ぐキャンセル(朝日 2024.1.23夕刊他)
(8)災害列島に必要な議論とは:森健(毎日 2024.1.25)


1.救出活動やる気がない自衛隊と岸田官邸 - なぜ施設科を本格投入しないのか|世に倦む日日
 https://note.com/yoniumuhibi/n/ne119da2174e9

 <田中一郎コメント>
 毎日TVで放送され、新聞や雑誌で報道される能登半島地震後の被害者救出・支援活動の様子を、どうも変だな、おかしいな、能登半島の被害者の方々は本当にきちんと救出・救援・支援を受けているのだろうか、と思って見ていたが、このブログの記事を見て、やはりそうだったのかと思った。アベ政権以降、現在の岸田文雄政権もまた、大震災を含む自然災害の被害者救出・支援に対しては、基本的にやる気がない=被害者(被害を受けた地元)が自己責任で勝手にやれ、という姿勢だという。上記ブログには、警察、消防隊、自衛隊の3つの救援組織の出動状況が書かれているが、警察と消防隊は、派遣された隊員数が派遣可能人員に比べてあまりに少ないけれども、派遣された隊員たちはそれなりに現場で頑張っているとのことである。

しかし、自衛隊の方は全くダメで、まずもって派遣された隊員数が絶句するほどに少ない(何と震災直後の一番最初はわずか1000人だった)。東日本大震災や熊本地震の際には万人単位の自衛隊が派遣されたにもかかわらず、今回は1万人にも満たない人数で、しかもノロクサ・ノロクサと派遣され、命の72時間、に間に合った自衛隊の人数はほんのわずかではなかったかと推測される。また、道路改修などの復旧工事を豪華な装備を備えていて専門に行う「施設隊(工兵)」がほとんど派遣されていないだけでなく(だから道路の改修やがれきの撤去が進みにくい)、その他の自衛隊員も、救出活動はほとんどしないで遺体の回収に専念しているという驚くべきことが書かれている。これでは被災地の救出・救援・支援がままならないのは理の当然とでもいうべきではないか?! 

アベスガキシダと続く自公政権下の自衛隊は、対米隷属下でのアメリカの代理戦争の準備と靖国参拝などの右翼的思想活動強化に専念するかのごとしであり、今や有権者・国民を守る本来使命を忘れて「無用の長物」に成り下がっている様子がうかがわれる(靖国神社参拝を公用車で行った自衛隊幹部を懲戒解雇し、付き従った隊員たちを厳重処分せよ=こういう違法行為に甘い態度を取ることが後々の自衛隊=軍隊の暴走行為を日常化させていくことにつながる:最初の対応が大事)

(関連)陸幕ナンバー2らが靖国神社に組織的に参拝か? 防衛省が調査開始(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/270f05d53db3e363973daaaaf0fd443625981b8b

(関連)自衛隊員が集団で神社参拝、宮古島でも「通達違反」の疑い 20人が公用車のマイクロバスなど使用:東京新聞
 http://tinyurl.com/a5248mjh

(関連)陸自空挺団が降下訓練始め 災害時も「国防万全」と強調 船橋・習志野演習場(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ae7c0786dd3616f35fa51c6f035b9aa4abdcaf55

(関連)〈報告〉自衛隊習志野演習場の軍事合同訓練への抗議行動 - 市民ネットワーク千葉県
 https://chiba-kennet.com/8862

そして、今回もマスゴミは例のごとく、道路が破壊されて自衛隊が現地に入り込めないなどと(マスゴミは入り込んでいるのに)、自衛隊のため・政府政権のために、大震災救出活動の「手抜き」を「エクスキューズ報道」でかばい続けているというのである。呆れた話である。

*警察災害派遣隊(ブルーの制服) 総勢2600人(2011年計画)のうち639人の派遣 
*緊急消防援助隊(オレンジの制服)総勢6000人のうち2080人の派遣
*自衛隊    (迷彩服)    1/1~2で1000人、工兵はほとんど派遣されず(派遣状況は下記東京新聞参照)

(関連)自衛隊派遣、なぜ小出し?熊本地震時の5分の1 対応できない救助要請たくさんあったのに…首相の説明は:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/300853
(東日本大震災の際は熊本地震の時よりも更に大人数の自衛隊が震災初日から現地に派遣されている)

こんなことだから、私が申し上げている「二次避難」(ひどい住環境でお粗末極まりない「避難所」から近隣・他地域の温泉旅館やホテルなどの宿泊施設への被災者の移動=旅館やホテルは政府が一括借り上げ、近隣地域の旅館やホテルはキャンセルが殺到しているので、政府による借り上げは当分の間は歓迎のハズ:一石二鳥では?)もまともには対応されないだろう。また、そのあとにつづく仮設住宅も、旧態依然で家畜小屋に毛の生えた程度のお粗末極まりないものが繰り返されるのだろうと推測する。

自然大災害は、いつでもどこでもだれでも、被災する可能性があり、場合によっては全てのものを失う可能性もある。そんな時こそ、政府が(地元自治体は被災しているから対応は困難)しっかりと被災者を支え、今後のことは心配しないでいい、住宅も、生活も、仕事も、学校も、その他のことも、みな全力で支援・応援するから、今はゆっくりと体を休めて病気になったり健康を害さないように気をつけてくださいと、何故、被災者の方々に言えないのか!? 態度で示せないのか?! である。

こんなクソ政府政権=岸田文雄自公政権は直ちに更迭し、私たちのための政府にすべく、ホンモノの政権交代が必要だ。岸田文雄よ、お前はクビだ!(You are fired!)
https://depositphotos.com/jp/editorial/july-05-2016-character-portrait-of-donald-trump-giving-a-spee-115568106.html

(関連)(別添PDFファイル)遅きに失した被災地入り、必要だった初動での訪問(中島岳志 東京 2024.1.25夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/tags/rondan

(関連)自粛の背景(斎藤美奈子 2024.1.17)
 https://bbs10-imgs.fc2.com//bbs/img/_653100/653072/full/653072_1705467484.jpg


◆「コップの中の嵐」の外では(96) - Tansa
 https://tansajp.org/columnists/10488/

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「コップの中の嵐」の外で

能登半島の被災地を取材してきた。「大本営」から発表するアナウンスとは裏腹に、岸田政権は人命救助活動で重大な過ちを犯していると確信した。1月2日午前9時23分から、官邸4階大会議室で開かれた「非常災害対策本部会議」。岸田文雄首相は関係閣僚の前で「被災者の救命救助は時間との勝負。特に建物の倒壊等による被害者は一刻も早く救出する必要がある」と言った。ところが、自衛隊の投入は2日までに1000人、3日は2000人。救助のための統合任務部隊は1万人で編成していたのに、地震から3日目でも5分の1しか投入しなかった。残りの8000人は「待機」だ。

救命活動が成功するために重要な72時間は、そうして過ぎていった。初動の遅れは明らかだ。木原稔防衛大臣は、道路が地震で損壊したことが救助活動の妨げになったと釈明して、初動の遅れを否定。1月7日付の毎日新聞の記事「自衛隊派遣、増員が容易でない背景/能登半島地震と熊本地震の差」には、脱力する自衛隊幹部の匿名コメントが載った。「陸の孤島と言われている半島での未曽有の震災。一番起きてほしくない場所で起こった」。この自衛隊幹部は現場に行った上でコメントしているのだろうか。

私とインターンの古波津優育(こはつ・ゆうすけ)がレンタカーを借りて現地を走ると、七尾市、穴水町、輪島市、珠洲市など被災地までたどり着けた。道路がめくれ上がったり隆起したりしている箇所も随所にあったが、徐行で避けながら通れた。使った車はホンダのフィット。普通の乗用車で行けたのだから、自衛隊の車両なら問題ないだろう。現地で自衛隊の車両を間近で見た古波津は「おお、強そう」と言っていた。

市街地はもちろん、道すがら全壊している家屋があちこちにあった。爆撃を受けたような状態だ。建物の下敷きになった人や、土砂に埋もれている人を救い出すためには、とにかく人員が多い方がよかったはずだ。土砂崩れやトンネルの崩落で通行できない道路もあった。それでも、ヘリが着陸できる広い土地はグラウンドや競技場など随所にあった。海岸沿いの被害が大きかったのだから、海からどんどん上陸する方法もある。そもそも、他国やテロリストからの攻撃に備えるのが自衛隊だ。半島を攻撃された時はどうするつもりなのだろうか。道路事情のせいにして、半島の住民を見捨てるのか。

自衛隊の最高指揮官は首相

被災地では自衛隊員たちが懸命に活動していた。しかし、いくら現場の隊員が頑張っても指揮官に能力がなければ目的を遂げられない。72時間という時間との闘いがある中では尚更だ。自衛隊の最高指揮官は総理大臣だ。自衛隊法第七条で定められている。岸田首相は一人でも多くの命を救うことに、全身全霊を捧げるべきだった。しかし、岸田首相にとっては自身の政治生命を守ることの方が重要なようだ。自民党の裏金問題による自身への影響を、いかに食い止めるかに必死だ。派閥を解消するとかしないとか、有権者にとったら選挙で派閥に投票できるわけではない。不毛だ。

マスコミ各社は「権力闘争」をドラマチックに報じることに必死だ。私にはどこが権力闘争なのか分からない。あいつは嫌いだ、こいつは落ち目だと挙動不審になって右往左往している集団の揉め事にしか思えない。権力闘争には本来、理想を実現するために力を手に入れたい者たちが争うという側面がある。それが岸田首相以下、今の自民党の政治家たちには感じられない。

結局、「コップの中の嵐」なのだ。コップの中で溺れて、外では本物の嵐に見舞われている人たちがいることに思いが至っていない。能登半島での救命活動の初動については、さらに取材を重ねて詳報する。
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(お願い)記者を増やしたい!新たなマンスリーサポーターを募集!(Tansa)
 https://syncable.biz/campaign/5453


2.【声明】石川県能登半島地震の復興にかかるれいわビジョン(れいわ新選組 2024年1月17日) - れいわ新選組
 https://reiwa-shinsengumi.com/comment/19639/

(関連)(必見!)【山本太郎】たった2時間半の質疑で、どうやって被災地救うんですか 2024年1月24日 参議院・予算委員会【国会ダイジェスト】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=0pwvDQqH0Vc

(インターネット上で、ロクでもないカスみたいなのが山本太郎「れいわ新選組」の能登半島地震対応を国賊のごとくに悪口を言っているという。カレーライスを食ったの食ってないのと、くだらないことでからんでいるとも聞いた。相手にする必要なし。山本太郎(れいわ新選組)は今回も大活躍である。ボンクラは岸田文雄首相と首相官邸・閣僚、そして「裏金」自民党だ。:田中一郎)

(関連)【LIVE 不定例記者会見】山本太郎代表、くしぶち万里・大石あきこ共同代表、高井たかし幹事長(1月26日15時〜 国会内) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-pim4_HhtYg

(関連)れいわ新選組
 https://reiwa-shinsengumi.com/


3.(別添PDFファイル)能登半島 地震で寸断 初動遅れ「道路啓開計画」なかった 半島孤立 どう対処?(東京 2024.1.26)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/305216

(関連)(別添PDFファイル)石川県、M7.0地震想定、四半世紀見直さず 津波は震災後に変更(毎日 2024.1.24)
 https://mainichi.jp/articles/20240120/k00/00m/040/081000c

(上記の2つの記事は必読です。津波を引き起こす地震については(Mを大きくする)改定をしたけれど、地震そのものの改定は先送りしていた、のだそうだ。私の推測は、志賀原発再稼働の認可に影響しないよう、石川県が改定をわざと遅らせ、政府に問い合わせていたウンヌンカンヌンと、今になって言い訳をしているということではないか。県民の命や健康や生活を守ることを第一とせず、原発や国の政策を優先するこんな県庁でいいのか。

新聞記事によれば、今の馳浩(こいつも問題だらけの故安倍晋三の金魚のフンである)の前の谷本正憲とかいう知事は、1994年~2022年まで何と7期・28年も知事職にあったというから驚きだ。こういう県知事の石川県民による選び方にも問題が大ありで、地方政治や行政を担うものが、こういう投票をする県民をバカにして見下し、「県民のための政治や行政」を後回しにしてきたということだろうと私は思う。民主主義が形骸化して死んでいた=その結果、県民のための真の防災対策が後回しにされたということではないか。石川県民は自県の県政や行政をよく監視して、頂点に立つ者たちのチェックを怠ってはいけなかったのだ。:田中一郎)


4.消火栓が使えれば 輪島の火災、なぜ拡大 元消防団員「初期消火で消せたはず」 能登地震(朝日 2024.1.25)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15847053.html

(同じことは阪神大震災の時に神戸市長田区の大火災でも起きていた。何故、その教訓が生かされなかったのか。輪島市や石川県の行政は何をしていたのか? 防災行政はどうだったのか? 輪島の貴重な文化資産があっという間に消失してしまった。今ごろ後悔しても後の祭りでではないか。火事は火が小さいうちに消すのがポイント。消火栓を使う前に、消火器類や簡易の消化用水桶などは置いていなかったのか? 今からでは後の祭りながら、今後の復旧復興の中で「防災都市」づくりを一からスタートしていただきたい。私は輪島市には何度か訪れていて、とても他人事とは思えない痛々しい気持ちでいる。:田中一郎)


5.原自連メルマガ第92号20240125(抜粋)

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地震と共に2024年が始まりました。能登半島の先端珠洲市は最も被害が大きく、道路も分断され孤立した集落が多い地域でした。珠洲原発が建設されていなくて良かったと、真っ先に思いました。身を寄せ合って暮らしていた地域の人びとを分断し、挨拶もし合えない憎しみを残した28年間の闘い。NNNドキュメントの映像をご覧ください。
 https://www.dailymotion.com/video/x2e3fj8

全国には珠洲をはじめ、原発建設を拒否した、拒否し続けている町が64箇所もあります。原発は建設されても、建設が中止されても放射能の被害の前に地域の人びとの心を蝕んでしまうのです。「地域振興・地域発展・生活向上」という美辞麗句で。

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被災者置き去りの能登半島地震──即刻見直すべき「原子力災害対策指針」

能登半島地震で亡くなられた被災者のご冥福をお祈りし、被災された方にお見舞いを申し上げたい。
2024年は悲しい災害からはじまったが、東日本大震災や熊本地震などと比べても、政府の災害対応が劣化している。災害や原発への危機感、被災者への共感力も乏しくなったように感じる。まず、時系列に見ていきたい。

・致命的だった初動の遅れ

1月2日、自衛隊派遣は初動でわずか1000人。航空局が早々に能登半島全体を緊急用務区域に指定し、ドローンが飛ばせなくなった。3日からは関東圏ではテレビが報じなくなった。正月の番組編成のせいかL字テロップすら消えた。

4日頃から報道が少しずつ戻る。石川県と北陸地方整備局は被災地での人命救助や復旧作業を進めるため、能登地方への一般車両の移動を控えるよう協力を呼びかけ。この頃からSNSでは「ボランティアは能登半島に行くな」「迷惑だ」の嵐。一方、岸田首相は『BSフジLIVE プライムニュース』に出演し、総裁選について笑顔で語った。

5日、岸田首相は防災服にバラを付けて3つの新年会(経済3団体、連合、時事通信社)に参加。同日、馳浩石川県知事は県災害対策本部員会議後の取材に「親戚を見に行きたい、炊き出しに行きたい気持ちはわかるが、車で駆けつけることはやめてほしい」と強調。また「県道国道のひび割れで段差が10センチから1メートルくらいあって進めない」「自衛隊のヘリの、空の部隊で運ばざるを得ないということがよくわかりましたので」とテレビ金沢が報じると、「(把握が)遅すぎる」とSNSで批判された。

6日、自衛隊派遣人数は5400人。熊本地震では発災5日後には2万人を超えていた。自衛隊幹部は「一番起きてほしくない場所で起こった」と毎日新聞に語ったが、対応の遅れは、地形だけのせいではないように思えた。

7日、本来予算対応に動くべき与党・小泉進次郎衆議院議員が街頭募金活動のパフォーマンス。千葉県では、陸上自衛隊第1空挺団が8カ国合同で「降下訓練始め」を実施。まさに空からの支援こそが被災地で求められていたが、「貴重な訓練機会だから中止せず実施した」という。

8日には、なぜこれほど道路復旧が遅れているのかと問われた七尾市の建設業者が「行政から発注を受けないと工事ができない。公の道だから自分たちで勝手なことはできない」とNHKの取材に答え、発注が後手に回っている可能性も示唆された。

9日、ようやく閣議で今年度の予備費から47億3790万円を支出することを決定(後に1000億円)。発災13日後になり岸田首相が被災地を視察、馳知事すら初の訪問だった。1月23日時点で死者233人、災害関連死は15人。安否不明者は19人と発表された。

ここまで被災地の人々が初動から見捨てられるとは思わなかった。これらを踏まえ、原発避難について考えたい。

・不信つのる志賀原発の対応

東北大学災害国際研究所が9日、緊急開催した令和6年能登半島地震に関する速報会では、能登半島真下の活断層群が動き土地が4m隆起したことについて「3〜4千年に1度の大ごと」と発表された。今回の津波は陸地の近いところで発生し、珠洲市では、地震発生の1分後に第1波が押し寄せるなど、到達が早かった。津波は能登半島を回り込むように伝わり、弧を描く終着が志賀原発付近となるシミュレーションも披露された。

能登半島の大地震と聞き、人々は当然志賀原発を案じた。今回の震源はまさに志賀原発直近。地震から1時間半後に3メートルの津波が襲来も、9日まで「水位上昇」の言葉でごまかし、漏れた油は3500リットルから5倍強の約2万リットルと修正。10 日には新たな油漏れも報じられた。直後は計測不能のモニタリングポストも14ヶ所に上った。

幸い稼働していない原発であったため現時点で事故の報道はない。しかし放射能漏れを起こすような原発事故が起きた場合、避難は相当厳しい。

9日時点で22地区、3千人以上が孤立し、例えば石川県珠洲市大谷町では、携帯電話の通信状況の改善にはほど遠く、防災無線もラジオの電波も届かないと報じられた。情報もなく、道を寸断されている地域は、文字通りの「孤立」だ。

・原発からの避難は不可能

避難はまず「情報」だ。携帯電話は、一部エリアでは復旧したところもあるが、発災9日後の10日午後になっても通信障害が継続している(ケータイWatch)。

次に「移動」だが、図に示した通り、道路の通行止め、しかも主要幹線道路の寸断が激しく、志賀原発だけでなく、柏崎刈羽原発も厳しい状況があった。

さらに避難計画では、UPZ(30キロ圏内)の住民は、PAZ(5キロ圏内)の住民が避難するまで、「屋内退避」で待て、とされている。いま能登半島で「屋内」を確保できている人がどれほどいるだろうか。

ちなみに、奥能登の高齢化率は高く、令和2年で48・9%。令和4年度のUPZの住民を調査したところ、避難時に福祉車両を要する避難行動要支援者数(推計値)は、車いす用で1236人、寝台用で340人とある。一般住民ですら避難が不可能なのに、避難行動要支援者の福祉車両がくるとは思えない。

また、地震直後はガソリンがないというSNSの投稿も多かった。10日時点で7割のガソリンスタンドが回復したというが、大型タンクローリーによる燃料の輸送が始まったのは5日からだ。

原子力規制委員会の山中伸介委員長は、10日、原発で重大な事故が起きた際の対応を定めた「原子力災害対策指針」を見直す必要があるか検討する、と記者の質問に答えた。悠長に「見直しの検討」などと言っている場合ではなく、根本から見直すべきだ。

そもそもこれほど災害の多い日本で原発の存在自体が無理だ。それは、13年前にすでに明らかになっていたのではなかったのか。

(I女のしんぶん 2024年1月31日号より転載/ライター・吉田千亜)

吉田千亜さんの書籍
*「孤塁 双葉消防士たちの3.11」岩波書店、岩波現代文庫もあり
*「ルポ母子避難―消されゆく原発被害者」岩波新書
*「その後の福島:原発事故を生きる人びと」人文書院
*「原発事故、ひとりひとりの記憶―3.11から今に続くこと」岩波ジュニア文庫2/22発売
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6.(別添PDFファイル)能登地震支援に1553億円 企業再建や北陸市町村応援割 住宅再建「追加支援を検討」(朝日 2024.1.25)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/304957
 https://digital.asahi.com/articles/ASS1V3JV1S1TULFA01L.html?iref=pc_business_top__n

(関連)地震の復旧・復興支援策 今年度予備費1500億円余支出決定 政府-NHK-令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240126/k10014335441000.html

(岸田文雄はこの復旧・復興支援策を記者会見で公表する際に「支援金については「災害による財産の損失補塡(ほてん)ではない」と強調」したという。阪神、東日本、熊本と、大震災・大原発震災を幾度も経験をしてきて、まだかようなことを言っている。災害支援とは、文字通り被災者の「住宅を含む災害による財産の損失補塡」をしながら被害者の生活再建を支援することである。財務省の官僚どもがずいぶんと昔に勝手に決めたジャーゴンのような「決め事」を官僚に言われるがままに記者会見で発言する、このデクノボウの出来損ない首相は一刻も早く駆除しなければいけない。

それともう一つ、東日本大震災の際の復旧・復興支援策では、霞が関や全国の地方行政にたくさんの「シロアリ」がわいて予算にタカリ、震災復旧・復興とは全く無関係な事業その他に巨額のカネ(税金)を使っていた「前科」がある。予算執行オンブズマンを任命して、カネ(税金)の使い方を厳重監視する必要がある。:田中一郎)


7.北陸へ旅行支援「起爆剤に」相次ぐキャンセル、地元は歓迎、政府が支援パッケージ(朝日・毎日 2024.1.26)
 https://x.gd/2BY2D https://digital.asahi.com/articles/ASS1T6RWKS1SULFA021.html

(関連)被災4県「北陸応援割」3・4月から実施方針に賛否 SNSでは《GoTo歓迎》の一方で《まだ早い》と慎重論|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/335259

(関連)傷む悩む、北陸の観光地 和倉温泉、断水で全旅館休業 相次ぐキャンセル(朝日 2024.1.23夕刊他)
 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20240123001611.html

(「GoTo北陸応援割」なんぞをやる前に、できるだけ能登に近い近隣の旅館やホテルを政府が有料で借り上げ、そこに被災した住民の方々を食費も含めて滞在・宿泊料無料で「二次避難」させ、「震災関連死」をなくす努力をする方が先ではないか。期間は最大限6カ月くらいとしておき、仮設住宅のでき状況や生活インフラの復旧状況などの様子を見ながら、ホテルとも相談して滞在期間を決めていけばいい。近場のホテルなら車で自宅まで通える利点もある。また、予約キャンセルが殺到している北陸3県の旅館やホテルは、一部の豪華ホテルを除き、ほとんどが歓迎ではないか。ならば、これこそが一石二鳥の災害復旧支援になる。:田中一郎)

(関連)<社説>避難生活支援 「助かった命」を守り抜く:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/301738?rct=editorial

(関連)「体育館で雑魚寝」は今回も変わらず...自然災害の多い日本で、避難所の劣悪な環境が改善されないワケ(webマガジン mi-mollet) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d2803ae529eebf22b701dbf1aac1190e32c7d61d

(関連)ホテル・旅館への2次避難、全体の2割程度…「寝たきりの母動かせない」「自分たちだけ申し訳ない」とためらう-読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/national/20240123-OYT1T50010/

(NHKを始めタチの悪いマスごみは、被災者の命と健康を守らない政府を(エクスキューズ)代弁するように、かような「二次避難はそもそも被災者が望んでいない」とでも言いたげな下劣報道を繰り返している。誰も嫌がる人を無理やり二次避難させろなどとは言っていない。希望者や緊急を要する容態の悪い人や高齢者から、政府負担で(無料で)遠慮なく居心地のいい近場のホテルや旅館に一時的に避難してもらえばいいと申し上げているのだ。マスゴミは被災現場のニーズをしっかりと伝えよ!:田中一郎)

(関連)何から何まで遅すぎる能登対応 寒さと飢え、災害関連死は岸田人災|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334476

(関連)岸田首相まさかのニヤニヤ答弁 避難所の環境改善問われ「全力で取り組む」連発するだけの軽さ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/335224


8.災害列島に必要な議論とは:森健(毎日 2024.1.25)
 https://qr.paps.jp/Tbn7a

(ネット上にこの記事は見つけられず。よかったら図書館等で毎日新聞記事の原本に当たってみていただきたい。この記事での議論もピンボケだ。そもそも災害現場で頑張っているのは、自衛隊ではなくて、警察・消防・地元・他所からのボランティアである。国も県も政治・行政は全然ダメ。「災害列島に必要な議論」とは、このダメ政治・ダメ行政をどうするか、被災者のための災害救助や復旧・復興はどう進めるべきか、である。このピンボケ記事で唯一評価できるのは、被災者の命と健康を守るための「二次避難」の重要性を訴えているところである。毎日新聞の編集部よ、もっとちゃんと編集しろ!:田中一郎)

(関連)(社説)関連死を防ぐ 安心な「住」を複線で:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15836931.html?iref=pc_rensai_long_16_article


9.「原子力災害対策指針」見直し言及〜能登地震受け規制委員長 OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/48108/

(「指針見直し」という「机上の空論」の作文書き換えだけでなく、原発・核施設過酷事故時の避難計画の妥当性・実効性の審査を行え!(世界中どこを見ても避難計画を審査しない原発規制当局など存在しないぞ!) また、大幅な過小評価となっている現行の基準地震動の決め方の抜本的な見直しも必要だ。「シロウトだまし」のもっともらしい体裁を装って、肝心要なことから逃亡するな! :田中一郎)


10.IWJ

(1)2024.1.16号~No.4124 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53116

■【第1弾! 地震発生から2週間経ち、岸田総理がやっと現地を視察!「改めて被害の甚大さを感じ、一瞬言葉を失った」と表明】絶句とは国民の側のセリフ! 今まで現地視察すらもしないで、ウクライナ支援を約10億円も下回る被災地支援の予算を決定していたのかと、日本国民全員が言葉を失う!! 地震翌日に自衛隊は派遣に備えて1万人を待機! しかし岸田総理はなぜか出動命令を出さず、5日目にやっと5000人を派遣! この間に命を落とした人がどれだけいたか!「逐次投入」を批判されても「与えられた条件の中で最大限投入をしてきた」と中間管理職のような反論!(『朝日新聞デジタル』、2024年1月14日)

■【第2弾! 能登半島地震で志賀原発が想定を上回る揺れに見舞われていた!】規制委で報告された、津波、防潮壁基礎の沈下、モニタリングポストの故障など、志賀原発への数々の影響! 変圧器の損壊で外部電源とつながる最大の送電線が使えなくなったことについて、伴信彦委員から「想定していなかったのでは」との発言も!(『原子力規制委員会』、2024年1月10日)

(2)2024.1.18号~No.4126 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53123

■<IWJ取材報告1>「令和6年能登半島地震の初動から日本の災害対策の課題を考える」―講演:石井美恵子氏(国際医療福祉大学大学院教授)、青木美希氏(ジャーナリスト)


11.その他

(1)海外や軍事に湯水のように金を使うなら、同じだけ防災にも予算をつけろ|ラサール石井 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/334507

(2)岸田首相、地震の被災者に「最大20万円貸します」であふれる憤激「こんなひどい政府聞いたことない」(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/49c73339a7e4bdc3dab125d2c197eb9274bedfae

(3)岸田首相は被災地に寄り添う気なし 会見打ち切り→TV出演で「ニヤけて政局話」に批判殺到!|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/334346

(4)繰り返される悲劇と不安 この地震大国で自民党政権では命がいくつあっても足りゃしない|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334599

(5)後手後手対応に言い訳ばかり 岸田・馳人災が広がる懸念|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334535

◆河野デジタル相「マイナカードと一緒に避難して」発言…「停電ならただのカード」「まだ言ってる」SNSで批判殺到(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/bb3915a480af1d840532e26f4e72aed53c9bb0cc

(一刻も早く国会や永田町や霞が関からこの男を追い払う必要あり)
草々 

2024年1月25日 (木)

(3.26)オルタナティブな日本をめざして(第100回:最終回):「現代日本の政治改革」(新ちょぼゼミ:田中一郎)

前略,田中一郎です。
(最終回の「新ちょぼゼミ」のご案内です)


◆(チラシ)(3.26)オルタナティブな日本をめざして(最終回)「現代日本の政治改革」(新ちょぼゼミ:田中一郎)(2023年3月26日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknjUc-TD5yXfueR8?e=ZWqgMp

 長い間、「新ちょぼゼミ」をご支援いただき感謝申し上げます。今回で100回目の開催となりますので、ここで一旦区切りをつけ、これまでの100回分のとりまとめとして「現代日本の政治改革」と題したプレゼンを行いたいと思います。今日の日本では、政治が主導する形で、先人たちが築き上げてきた戦後日本のさまざまなことが破壊され、日々刻々と悲惨極まる没落・破滅への道を歩んでいるように感じられます。そしてその最終総括として、いよいよ日本国憲法が定める平和主義や基本的人権や国民主権などをないがしろせんとする「壊憲」がなされようとしています。こうした動きに歯止めをかけ、更にこの動きを逆転して、政治を私たち市民の手に取り戻す「世直し」(改革)をどのようにしたら実現できるか、「ちょぼちょぼ市民」(故小田実氏)の発想でみなさまとともに考えてみたいと思います。ご参加をお待ちしております。(プレゼン:田中一郎(たなか いちろう))

 <次 第>
日 時:2024年3月26日(火)18時~20時30分(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分:水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、
 グローバルスポーツビル、セブンイレブン、鉄建建設本社ビルを過ぎて、
 次の交差点(酒屋さん)を右折、ケバブ店(今は空き家)の隣

東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
Email: tanpopo3238@yahoo.co.jp URL: http://www.tanpoposya.com/


 <プレゼン内容:計画中>
 政治(家)が主導して招いている日本の破壊・没落・破滅の危機が深刻化する中、絶対に避けなければいけない3つのリスクの顕在化(①原発・核燃料サイクル施設の過酷事故、②極東でのアメリカの代理戦争(対米隷属)、③際限のない円安と悪性インフレによる生活破壊)を念頭に、今後の政治改革の具体的な課題を極力各論的にご説明します。エネルギー政策と福島原発事故後の宿題、積極的日本国憲法主義(国民主権、基本的人権、徹底平和主義)、経済政策の当面の5つの大黒柱(最優先)、対米自立の外交・防衛・安全保障論、新しい民主主義と司法改革、「市民と野党の共闘」運動論、などについてご説明し、参加者の方々と意見交換を予定しています。


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2023)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
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草々

 

(報告)(1.22)オルタナティブな日本をめざして(第98回)「電磁波の何が問題か」(大久保貞利さん:新ちょぼゼミ)(2024年1月22日)

前略,田中一郎です。
(2024年1月の「新ちょぼゼミ」のご報告です)


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 さる2024年1月22日(月)、水道橋のたんぽぽ舎に於きまして標記学習会「オルタナティブな日本をめざして(第98回)「電磁波の何が問題か」(大久保貞利さん:新ちょぼゼミ)」を開催いたしました。以下、当日の録画やレジメなどを添付して簡単にご報告申し上げます。


◆(イベント情報)(1.22)オルタナティブな日本をめざして(第98回)「電磁波の何が問題か」(大久保貞利さん:新ちょぼゼミ)(2024年1月22日)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-5d6132.html

 電磁波とは、空間を走る電磁気の波であり、エネルギーの波である。現在国際的に問題になっている電磁波問題とは、電離放射線や光の仲間より波長の長い、いわゆる「電波」の領域の話である。「電波」は長い間、安全なのではと思われてきた。だが、ここ20~30年、「電波」も安全ではないとする研究結果が次々と出てきている。電磁波問題は大きく分けて3分野ある。極低周波問題(送電線、電気製品、パソコン等)、高周波問題(携帯電話、基地局、スマートメーター等)、電磁波過敏症、の3つである。電磁波は何が問題かというと2つある。電磁波干渉(ある機器から出る電磁波が他の機器にノイズとなって誤作動させる問題)、②生体への影響、の2つである(以上、大久保貞利さん著『電磁波の何が問題か(増補改訂版)』(緑風出版)より抜粋)。今回は、この電磁波問題に詳しい大久保貞利さんに講演をしていただきます。


講 師:大久保貞利( おおくぼ さだとし)さん
 1949年生まれ。中大卒。電磁波問題市民研究会事務局長。カネミ油症被害者支援センター共同代表。著書に「電磁波の何が問題か」「知っておきたい身近な電磁波被曝 5Gで増大するリスク」「電磁波過敏症」など


◆(当日録画)20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI
 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

◆(当日のレジメ)PPT今日の電磁波問題を考える(大久保貞利さん 2024.1.22)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkwABsMJUfeV44q9h?e=3wU4Ek
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkwABsMJUfeV44q9h?e=3wU4Ek


 <大久保貞利さんのご著書>
(1)電磁波過敏症-大久保貞利/著(緑風出版)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033830786&Action_id=121&Sza_id=GG

(2)電磁波の何が問題か どうする基地局・携帯電話・変電所・過敏症-大久保貞利/著(緑風出版)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033512822&Action_id=121&Sza_id=GG 

(参考)カネミ油症事件から55年、いま、なお続く被害(大久保貞利『食べもの通信 2023.11』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkknr1I7Ly89L5z8a?e=eJiAwp


 <関連サイト>

(1)電磁波問題市民研究会 - 電磁波問題市民研究会は、環境中の電磁波による健康影響で悩む方々が支援される社会、電磁波による健康影響が予防される社会の実現を目指すNGOです。
 http://dennjiha.org/

(2)電磁波問題市民研究会 (@JapanEMFAction) · X
 https://twitter.com/JapanEMFAction?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2023)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
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草々

2024年1月24日 (水)

(拡散希望)(報告)(1.22)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第6回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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 去る2024年1月22日(月)、水道橋のたんぽぽ舎において、標記「日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第6回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)」を開催いたしました。以下、当日の録画並びにレジメ・資料などを添付してご報告申し上げます。(項目の前に付けている番号は私が整理用に適当に付けたものですので無視して下さい)

日本の司法・裁判所・検察は異常なまでにおかしくなっています。裁判所は日々、社会正義に反し、基本的人権を踏みにじり、憲法解釈からトンズラするなどの下劣でデタラメな判決を乱発し、かつ、組織として首相官邸・永田町や霞が関に加え大手弁護士事務所などとも癒着しながら、日本破壊勢力の追認機関、ないしは担い手機関に転落しています。また検察は、「権力巨悪を逃し、無罪・微罪を厳罰に処する」という「サカサマ検察」を繰り返しており、そのことは今般の自民党アベ派幹部たちの起訴見送りや明々白々の冤罪事件=警察組織犯罪事件だった大川原加工機事件とその国賠訴訟を見れば明らかです。

私は福島原発事故以降、さまざまな裁判に関わり法廷で裁判の行方を監視してきましたが、今日の日本の司法・裁判所・検察の在り方は、その法廷運営も含めて我慢ならないまでにデタラメであることを確認いたしました。政治改革さえもままならないこの国の民度では、司法・裁判所および検察の抜本改革はハードルが高いですが、「裁判やりました・負けました・終わりました」にしないで、こんな裁判所は許せない、と感じた人たちが連帯しながら、抜本改革の厳しい階段を上り始めていただければと思い、今回の「新ちょぼゼミ」シリーズを開催いたしました。私のプレゼンが、日本の司法・裁判所・検察改革の一助になれば幸いと思っております。

◆(当日の録画)20240122 UPLAN 田中一郎「日本の司法・裁判所を立て直す」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=AgsvIUin_H0
 https://www.youtube.com/watch?v=AgsvIUin_H0

 <第1回~第5回は下記サイトに掲載しています> 
◆(拡散希望)(報告)(12.20)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第5回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-827a26.html


(以下、当日のレジメ・資料を使いました順に下記に並べておきます)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1-1)(別添PDFファイル)(レジメ:一部修正)日本の司法・裁判所を立て直す(その2)(田中一郎 2024年1月22日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknxg6SZr4IlkIm6o?e=QLoJzz

(1-2)(別添PDFファイル)(レジメ:一部修正)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(その1)(田中一郎 2023年7月20日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkn0SM3NE1fRN1oyw?e=G4eAiw

(2-1)日本国憲法 司法
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkn7OAPOJh6X6Drwx?e=5swCY7

(2-2)日本国憲法 - e-Gov法令検索
 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=321CONSTITUTION_19470503_000000000000000

(3-1)(別添PDFファイル)「逮捕・起訴は違法」、大川原訴訟 1.6億円賠償命令、東京地裁判決(東京 2023.12.28)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/298550

(3-1)(別添PDFファイル)大川原社長「あきれた」、国賠訴訟 国・都の控訴受け(東京 2024.1.12他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/302120

(3-2)(別添PDFファイル)辺野古「代執行」訴訟 沖縄県敗訴、矛盾判決、国と地方崩れる判決(東京 2023.12.22)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/297437

(3-3)(別添PDFファイル)事件から67年、国賠訴訟あす判決、「砂川闘争 終わっていない」、国民の権利軽視 現代も(東京 2024.1.14)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/302644

(3-3)(別添PDFファイル)最高裁判決前に米と密談「公平性侵害」、砂川事件元被告の請求棄却、東京地裁「具体的内容伝えず」(東京 2024.1.16)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/303014 

(3-4)(別添PDFファイル)(声明)避難者追い出し裁判 仙台高裁の即日結審に抗議し弁論の再開を求める(2023年8月11日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkn-w4Gpfl_P-6SnP?e=U9NhMp

(3-5-3)(別添PDFファイル)安部派幹部「不起訴」で問われる法の下の平等(適菜収 日刊ゲンダイ 2024.1.20)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334969

(4-1)絶望の裁判所-瀬木比呂志/著(講談社現代新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033051213&Action_id=121&Sza_id=E1

(4-2)裁判官弾劾裁判所公式サイト - トップページ (音声ブラウザ対応)
 https://www.dangai.go.jp/

(4-2)裁判官弾劾裁判と裁判官訴追委員会.pdf
 https://www.dangai.go.jp/intro/pdf/pamphlet_06-09.pdf

(5-1)日本弁護士連合会:再審法改正に向けた取組(再審法改正実現本部)
 https://www.nichibenren.or.jp/activity/human/retrial.html

(5-2)なぜ変える?どう変える?刑事再審のルール【2023年11月発行】
https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/jfba_info/publication/pamphlet/keijisaishin_pam.pdf

(5-3)「冤罪の人をもっと早く無罪に」日弁連が再審法の改正を求める市民集会 袴田巌さんの姉らが訴えかける:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/297855
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(下記はプレゼンの最初にご紹介した図書及びサイトです)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(0)救出活動やる気がない自衛隊と岸田官邸-なぜ施設科を本格投入しないのか|世に倦む日日
 https://note.com/yoniumuhibi/n/ne119da2174e9

(1)電磁波の何が問題か どうする基地局・携帯電話・変電所・過敏症-大久保貞利/著(緑風出版)    https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033512822&Action_id=121&Sza_id=GG

(2)若者よ マルクスを読もう 20歳代の模索と情熱-内田樹・石川康宏〔著〕(角川ソフィア文庫)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032984389&Action_id=121&Sza_id=C0

(3)街場の天皇論-内田樹/著(文春文庫)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034143823&Action_id=121&Sza_id=C0

(4)「私物化」される国公立大学-駒込武/編(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034240643&Action_id=121&Sza_id=C0 

(5)日米安保と砂川判決の黒い霧 最高裁長官の情報漏洩を訴える国賠訴訟-吉田敏浩/著(彩流社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034123905&Action_id=121&Sza_id=Z1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2023)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
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草々

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(149):能登半島地震続報(3)=志賀原発や柏崎刈羽原発の危険はこれから顕在化する、2回以上の連続大地震に対して全く備えの無い原発の規制基準、志賀も柏崎刈羽も危険極まりなし

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.【公式】八代亜紀ちゃんねる - YouTube
 https://www.youtube.com/channel/UCUY267fGP_RViWWYN_7BeAw
(演歌の女王・八代亜紀さんの突然の死去にショック、医療ミスはなかったの?)


2.八王子市長選挙2024年 開票結果や投票率は? 投開票1月21日 - NHK
 https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20240121a.html

(関連)自民支持過去最低の14.6% 内閣支持は微増18.6%―時事世論調査:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024011800793&g=pol&logo=logo_6

(関連)派閥解散「信頼回復せず」72% 内閣支持低迷23% 朝日新聞社世論調査
 https://x.gd/cI2Zi 

(江東区、武蔵野市につづいて、これで野党は3連敗。来る衆議院選挙の結果をしっかりと暗示している。上記2つの関連記事に見るような政治情勢であるにもかかわらず野党が勝てない理由は、投票率の低迷が示しているのではないのか。つまり、「市民と野党の共闘」の総大将=泉健太立憲民主党に全く持って魅力がない=期待しない・できない=自民党と変わらないから、それなら岸田文雄を変えて自民党でええじゃないか、ということではないか。今回は都民Fの政策幹部だった人間が野党統一候補という信じがたい背信人選で臨んでいることも敗因の1つ。要するに、泉健太立憲民主党では、来たる衆参の国政選挙では絶対に勝ち目はないということだ。それどころか、私が見るところ、泉健太立憲民主党は「大阪の立民」(議席ほぼゼロ)へ向けて徐々に徐々に転落しつつある、という雰囲気が強く、一刻も早く泉健太執行部を退陣させ、党の体制を立て直さないと、この党は歴史のゴミ箱へ消えていくことになる。

頑なな立民支持者たちも同じだ。時間がたてばたつほど情勢は悪くなっていく。戦国時代にイクサで負けてばかりいる大将は、それ自体が悪とみなされ、次第に誰も付き従わなくなる。選挙は現代のイクサである。様々な選挙で負けることに慣れてしまって、負けても屁とも思わず、また同じことを繰り返す、これじゃ、支持者は離れていくだろうし、無党派と言われる浮動層からは投票をますます期待できそうもない。繰り返す。国政選挙で勝ってホンモノの「世直し」をするというのなら、立憲民主党は泉健太執行部を退陣させ、党の体制と「市民と野党の共闘」の態勢を抜本的に立て直せ。さもなくば、同じことの繰り返しになるだけだ。:田中一郎)

(最初に都知事に立候補する時は散々に自民党を批判して出てきたタヌキ女帝の小池百合子、今年夏の3期目をかけた都知事選を強く意識し、頼りない都民Fだけでは当選がおぼつかないと見て、今度は自民党にすり寄るべく、自民党候補の応援に入っている。あろうことか、八王子を地盤とし、あの統一教会代理店・裏金&脱税アベ派の番頭ともいうべき萩生田光一(自民)と裏取引をして、「自分ファースト」のクソダヌキぶりだと日刊ゲンダイが報じた。「自民党は来たる都知事選で候補者を出さないでね、私(小池百合子)を応援してね」の間接的な意思表示である。「裏金・脱税、そんなの私とカンケーないわ」が小池百合子の本音なのだろう。こんな女に投票する奴の顔が見てみたい。私は政治のことはよくわからないドアホでございますと、態度で示しているようなものだ。馬の糞饅頭が、そんなにうまいのか? だます奴は悪いが、だまされる奴も悪い。:田中一郎)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkmqjM6hr8NfwmzZ6?e=RYiqlQ


3.(チラシ)(3.26)オルタナティブな日本をめざして(最終回)「現代日本の政治改革」(新ちょぼゼミ:田中一郎)(2023年3月26日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknjUc-TD5yXfueR8?e=nLXPCn


4.記者を増やしたい!新たなマンスリーサポーターを募集!(NPO法人 Tansa)
 https://syncable.biz/campaign/5453


5.イベント情報

(1)(2.4)第48回原子力・エネルギー教育研究会のご案内(ZOOM)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknmlmIe0lLtcmxot?e=jmPKFG

(2)(2.11)wamセミナー 天皇制を考える(13):伊藤晃さん–アクティブ・ミュージアム 女たちの戦争と平和資料館
 https://wam-peace.org/news/9952


6.安保機密漏えいに懲役10年 身辺調査し資格判断、法制化へ(共同通信) - goo ニュース
 https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2024011701001685.html

(関連)復活するスパイ防止法:国家重要情報非公開化と対米隷属国家の「国民選別制度」がSC(セキュリティ・クリアランス)制度だ:(必読重要論文)「大軍拡とSC(セキュリティ・クリアランス)制度法制化の危険性(井原總『経済 2023.9』)」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-ab2dc0.html

(この「SC法」=「新スパイ防止法」で真っ先に犠牲になるのは大学教授たちです。しかし、今の若手の大学教授たちに危機感はあるのかな? 大学が「戦争屋」や「特権的大企業」の「安上がり下僕(研究開発)機関」にされようとしている時に、ボサーとしていて大丈夫か? 既成事実が進んでニッチもサッチもいかなくなってから騒いでももう遅いのだぞ。:田中一郎)


7.弁護士と一緒に考えてみませんか 自衛隊や自衛の措置を憲法に書き加えても何も変わらないの?
 https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/kenpo_pmf.pdf

(関連)パンフレット「憲法に緊急事態条項?災害などの際に国会議員任期延長?No!それ、いりません!」
https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/jfba_info/publication/pamphlet/kenpo_pmf_202311.pdf

(能登半島地震に対する首相官邸や自民党ら与党の国会議員どもがどういう状態か、よく見てみたらどうなの。あの連中、今何をしてる? あんな連中に憲法を変えてまで、全権委任するワケ? 頭おかしいのとちゃうか? 自滅行為やぞ。:田中一郎)

(関連)岸田首相は改憲について何も分かっていない…任期中の実現はまず不可能|小林節 日刊ゲンダイDIGITAL 
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknpE6H1Li9X80xDC?e=1EB4Tp
(あ~ら小林センセ、また応援して下さって、素敵な方ね、もう一回 キスして差し上げます。大好き チュッチュ!:田中一郎)


8.100年の残響:日比谷野音ストーリー 番外編(上下)(東京 2024.1.17,18)
 左翼というよりはマルクス原理主義(マルクスあほだら教)の終わりの始まりだったということか?

(上)https://www.tokyo-np.co.jp/article/303283?rct=t_news
(下)https://www.tokyo-np.co.jp/article/303503?rct=t_news


9.【派閥のパーティー券めぐる事件】自民党・茂木幹事長「深く反省する」 二階派は派閥の解散決定… - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Q--quVijosQ

(関連)政策活動費見直し、茂木幹事長が言及「政党助成金含め議論を」:朝日新聞デジタル
 https://qr.paps.jp/6yyO

(関連)茂木派に新たに280万の裏金疑惑 茂木幹事長、新藤議員ら4人を刑事告発 「裏金は極めて悪質。検察は捜査尽くして起訴を」と専門家(アジアプレス・ネットワーク)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/77f9039c2bfcc997f9987c06043156c461e25d7b

(あのな、自民党パワハラ四天王の茂木敏充よ、反省だけならサルでもするぞ。自民党は今まさに「猿山」状態ではないか? 政治刷新についても裏金・脱税の犯人=自民党なんぞに期待などしない。あんたは自民党の幹事長なんだろ、まずは上記「Yahoo!ニュース」にある自分の派閥のことから始めて「裏金・脱税」の実態を白日の下に明らかにしろよ、お前ら何してたんだ、ということだ。全てはそこから始まる話である。「政党助成金含め議論を」などと、お前らから言われたくないね。:田中一郎)


10.有権者が選んだ「ゴミクズ政治家」の「末法政治」が日本をつぶす
 いよいよこの国はダメか!? ドイツも2回失敗して破滅したが、この国も「もう一回」破滅するか? しかし、原発の大事故で破滅したら、二度と再建・再生は出来ません。放射能にゆっくりと焼き殺される汚染列島になるからね。(最近、市民運動・社会運動の中には、福島原発事故を早くも忘れて原発や放射線被曝を甘く見ているようなのを散見するけれど、ダメよ それじゃ!!)

(1)「世間が忘れるのを待つ」自民・安倍派の裏金問題めぐる岸田首相の姑息な思惑(金子勝淑徳大学客員教授 日刊ゲンダイ 2024.1.10)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334416

(2)トマホーク400発、2540億円で契約 半数を性能が劣る旧型にして導入前倒し:東京新聞
 http://tinyurl.com/mr264v5v 

(3)自民党裏金問題を告発の上脇教授が提言「政党助成金、企業献金をなくす」「選挙は完全な比例代表制に」 - 東スポWEB
 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/286607

(4)石川・馳知事、衆院議員時代に819万円還流 報告書に不記載 - 毎日新聞
(そういえば、こいつも安倍晋三とべったりだった。こんなのを大地震で被災した石川県の知事にしておいていいの?)
 https://x.gd/nDVeC

(5)派閥解散「信頼回復せず」72% 内閣支持低迷23% 朝日新聞社世論調査
(そう思うなら選挙で自民党の候補を落選させろ。でなきゃ、飲み屋でくたびれオヤジが酒飲んでグダグダ言ってるのと同じ)
 https://qr.paps.jp/OeS2

(6)辺野古の工事、国が着手 代執行受け防衛省 県の反対押し切り - 毎日新聞
(震災救援はグズグズしてやろうとしないのに、こういうくだらないことはアメリカのために最優先でやる。岸田文雄自公政権の反国民性があらわになっている)
 https://x.gd/nUUra

(7)自民党パーティー券収入還流問題、我々は納得できない!(その1)~なぜ政治の世界だけがここまで税を払わなくてよいのか、理由がわからない(野口悠紀雄×郷原信郎-現代ビジネス-講談社)
 https://gendai.media/articles/-/123002

(8)自民党パーティー券収入還流問題、我々は納得できない!(その2)~政治資金規正法違反? 違うでしょう、これは脱税でしょう(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dee29ee9a74ff7aed3e4cd670686ba79552b0bbf

◆震災復興に支障ない万博を 首相、経産相に指示(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0415270669f032a61b0d012288b117798bc178c4

(なるほど、万博など、やりたい奴らが自分のカネで日本の国の外に行ってやって来い、というご指示ですな、それなら納得! ところで岸田さん、あんたも万博と一緒に国外に行きなさい。もう帰ってこんでよろしいですよ。:田中一郎)

◆NHK世論調査 内閣支持率 政党支持率 毎月の最新情報 - NHK選挙WEB
 https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(149):能登半島地震続報(3)=志賀原発や柏崎刈羽原発の危険はこれから顕在化する、2回以上の連続大地震に対して全く備えの無い原発の規制基準、志賀も柏崎刈羽も危険極まりなし」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>
(1)M7予想できた「能登半島地震」沿岸の活断層認定は急務(鈴木康弘明大教授 東京 2024.1.16夕)
(2)内陸の活断層 ずれ確認、能登半島地震 志賀原発の北9キロ(東京 2024.1.17)
(3)志賀原発リスク露呈、規制委 能登地震の知見収集、断層の活動範囲 想定超す(朝日 2024.1.11)
(4)屋内退避の指針見直し検討、原子力規制委 事故時の解除条件(朝日 2024.1.18)
(5)志賀原発 非常電源停止、3台中1台「安全問題ない」(毎日 2024.1.18)
(6)検証能登地震、志賀原発トラブル続出(毎日 2024.1.13)
(7)志賀原発クライシス:主電源喪失、燃料プールからは水が漏れ(『週刊文春 2024.1.18』)
(8)志賀原発の揺れ、設計の想定超え、北陸電力 見込みの甘さ露呈(東京 2024.1.11)
(9)能登震源域の断層 地震リスク高まる変化、両端の志賀沖周辺と佐渡島近く「注意を」(朝日 2024.1.16)
(10)柏崎刈羽原発は大丈夫か、大動脈使えず 事故時の避難に暗雲、日本海側も大地震は起きる(東京 2024.1.11)


◆【国民を守らない岸田政権】能登半島地震の初動が遅れ国民の命が失われたのは無能だからか故意か?万博中止、原発反対の声を恐れ被害を隠蔽?救命活動より自衛隊の出初式を優先する異常さ。【内田樹-維新-裏金】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hT05bPjQp70

 <十倉雅和会長=これが日本の財界を代表する人間だ>

(1)志賀原発「早く再稼働を」十倉経団連会長が視察|北日本新聞webunプラス
 https://webun.jp/articles/-/509835

(2)経団連会長が今ごろ巨大リング視察で「復興と万博の同時並行」強調のリアリティー欠如|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/334939


 既にご案内申し上げている通り、能登半島地震で大きなダメージを受けた志賀原発をめぐり、北陸電力は最初の激震があった元旦以降、原子力「寄生」委員会や経済産業省などの原子力ムラと結託しながら「異常なし」「安全上の問題なし」の繰り返しを垂れ流してきた。しかし、日がたつにつれてイロイロと公表内容にボロが出てきて修正を繰り返し、たちまち地域住民や国民からの信頼を喪失して、経済産業省からは「正確な情報を流せ」と厳重注意まで受ける事態となっている。

(関連)経産省、北陸電に正確な情報発信指示 訂正続く志賀原発の発表めぐり [能登半島地震]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS1B5JV3S1BUTFK00H.html

しかしこれは、原発の情報の流し方だけの問題ではない。それどころか、当の主務官庁=経済産業省や規制当局の原子力「寄生」委員会・「寄生」庁も含めて岸田文雄政権政府は、今後、志賀原発(並びに柏崎刈羽原発)を襲うであろう地震や津波の危険性について、全く認識の甘い我田引水型の楽観論に立脚していて、このままでは再びの福島原発事故並みの、いやそれ以上に過酷な原発大事故をもたらしてしまいかねない事態に陥っている。口を開けば「原発の安全性には問題はない」を繰り返しているが、我々シロウトの市民の目から見ても、どうして「ワースト・シナリオ」に沿って既存の原発の設備・装備・装置の点検を行い、その結果、考えられるあらゆる事態について懸念なしとなるまで、慎重な態度を示せないのかと頭をかしげるばかりである。

◆原発・核燃施設を大地震が襲った時の着眼点(田中一郎 2024.1.1)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkk9cbmCU42_AVAB1?e=2mfjfu

具体的に申し上げよう。第一に、日本の原発・施設の対地震の安全性については、基準地震動を定めて、それを最大地震と想定した上での原子力工学的な耐震補強を行うことになっている。しかし、みなさま既知の通り、基準地震動は、震源を特定して策定するものと、震源を特定せず策定するものの2つがあるが、2つともイロイロな屁理屈を付けては可能性のある地震の規模を小さく見せる「偽装工作」を繰り返している。特に「震源を特定せず策定する地震動」については、わずか震度5強の過去の北海道の内陸地震を仮の想定にしながら基準地震動を算定している始末で、まずもって危険極まりない原発の「安全基準」としては失格なのである。それは今日まで5回も基準地震動を上回る規模の地震が原発を襲っている事実からも既に実証済みのことだ。今回も志賀原発では想定していた地震動を上回る揺れに襲われている。許しがたいザル審査だったことが示された。

(関連)(別添PDFファイル)志賀原発の揺れ、設計の想定超え、北陸電力 見込みの甘さ露呈(東京 2024.1.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/301921

(関連)(別添PDFファイル)志賀原発リスク露呈、規制委 能登地震の知見収集、断層の活動範囲 想定超す(朝日 2024.1.11)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15835347.html

よく言われているのは、民間のプレハブメーカーの住宅が数千ガルの耐震性を備えて販売されているのに、何故原発・核燃料サイクル施設は、わずか1千ガル前後の耐震性でいいとされているのか、という根本的な疑問である(しかも、その1千ガルでさえ、机上の計算上のことにすぎず、基準地震動が引き上げられても、それに対応して完璧な工学的な耐震補強ができているとは限らない。特に老朽原発は設計上、30~40年を寿命として設計され建設されているため、何十年もたってからの耐震補強など、とても十分にはできるはずもなく(原子炉設計がそのようなことが完璧にはできないようになっている)、さて、本当に原発が引き上げ後の基準地震動に耐えられるかどうかは定かではないのである。(下記の故平井憲夫氏の議論も参照)

(参考)「震源を特定せず策定する地震動に関する検討チーム」の検討結果を受けた規制上の対応について(規制庁 2019.9.11)
 https://www.nra.go.jp/data/000287429.pdf

(関連)過去10年間で5回も基準地震動を超える地震動が原発を襲った(下記の「目次」をご覧ください)
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031100330/files/271006_jyunbisyo9_genkoku.pdf

(関連)(報告)(11.27)オルタナティブな日本をめざして(第95回)「いまさら聞けない原発と基準地震動:その基本を解説」(只野靖弁護士:新ちょぼゼミ)(2023年11月27日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-79cd9e.html

◆原発がどんなものか知ってほしい:平井憲夫
 https://iam-k.com/HIRAI/
(まだお読みでない方は必ず目を通してください)


第二に、現在の新規制基準の場合には、大地震は1回限りのものについて対応するよう組み立てられていて、2016年の熊本地震や今回の能登半島地震のように、震度6~7クラスの巨大地震が短期間の間に連続して襲ってくる場合には、2回目の大地震以降は原発・核施設に何が起きるかわからない=つまり、1回の大きな揺れで、原発・核施設が「止める、冷やす、閉じ込める」の機能さえ失わなければ(つまりはこの3つに関係する重要施設さえ大きく破壊されなければ)、他のことはやむを得ないと割り切って、安全基準が定められ、規制審査がなされているということである。そしてその理由は「建設コストの最大限圧縮」である(そのための屁理屈の1つが「確率論的リスク評価」である)。

◆繰り返し地震に対する安全性を確保していない耐震基準(滝谷紘一:元・原子力安全委員会事務局技術参与、工学博士)
 http://tinyurl.com/2k5a2fb4

(関連)巨大地震は一度で終わらないかもしれない…「南海トラフ巨大地震」の「激しすぎる揺れ」の想定(山村 武彦) - 現代ビジネス - 講談社(1-3)
 https://gendai.media/articles/-/122104

しかし、下記の報道が示すように、多くの地震学者・科学者が、今後、能登半島周辺では巨大な地震が繰り返し起きる可能性が高くなっており、単に余震だけでなく、再度の大規模地震についても万全の警戒が必要だと論じている。朝日新聞の記事にははっきりと「志賀沖周辺」と書かれているので、まさに志賀原発が再度の大地震に加えて巨大津波にも襲われる可能性もあることを意味し、更に「佐渡島近く」とも書かれているのだから、柏崎刈羽原発も同様だということだ。柏崎刈羽原発については、この能登半島から延びてきている活断層の一連の連なりに加えて、佐渡島南部にも海底断層が東西に走っていて、これらとも連動して地震が発生した場合には2007年の中越沖地震を上回る破滅的な大地震が柏崎刈羽原発を襲う可能性もないわけではない。まさに、メールの表題に書いた通り「志賀原発や柏崎刈羽原発の危険はこれから顕在化する、2回以上の連続大地震に対して全く備えの無い原発の規制基準、志賀も柏崎刈羽も危険極まりなし」ということなのだ。

(関連)(別添PDFファイル)能登震源域の断層 地震リスク高まる変化、両端の志賀沖周辺と佐渡島近く「注意を」(朝日 2024.1.16)
 https://digital.asahi.com/articles/ASS197301S19ULBH01J.html

(関連)能登半島北東の活断層動かず 新潟沿岸に津波リスク残る 地震研 - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/grNaB


第三に、原発・核施設の安全規制では「重要度分類」という「コスト優先原則」に基づく各種装置や機器類の「安全上の重要度」が決められている。上記で申し上げた基準地震動の揺れに耐えられるだけの設計上の頑丈さは、下記の解説にある「S、B、C」の重要度の3つのランクのうち、最上位(最重要)のSランクの機器類のみである。それより下位ランクのBおよびCランクの装置類については、地震の揺れで壊れても構わないという方針なのだ。原発が超危険な施設だとしても、そのすべての設備や装置をSランクにすれば、カネがかかって仕方がないから、建設コストを抑えるため、耐震補強をする部分を可能な限り小さな範囲に絞り込んでいるわけだ。こんなコスト優先の重要度分類が原発の安全性を保障するわけもなく、例えばスリーマイル島原発事故では、ほんの末端の小さな装置の故障がたまたま2つ重なったために大事故につながっている。カネやコスト削減のために安全性を絞り込む発想に、およそ安全を期待する方が無茶である。

端的に申し上げれば、重要度の低い多くの原発装備(B,Cランク)は簡単に壊れる。そして今回も、外部電源やその取入れ窓口である変圧器が壊れてしまった。2007年中越沖地震時の柏崎刈羽原発の時と同じことが繰り返されている。しかし、外部電源や変圧器は本当に原発の安全性には関係がない、いわばどうでもいい装置と言えるのかである。外部電源を喪失した場合に頼ることになる非常用電源は、外部電源が回復するまでの「ツナギ」として使うことになっている。

しかし、非常用電源は長期間にわたって使えるものではない。特に原発が大地震に見舞われた時は、たまたま大雪による積雪なども加われば、被災原発現地への物資の運搬さえままならなくなる中で(原発ホワイトアウト)、万が一、非常用電源が壊れたり、燃料の補充が間に合わなくなったり、故障した変圧器の修理が容易ではなかったり、外部電源の復旧には半年も1年もかかる激甚被害だった場合(福島原発事故の際がそうだった、外部電源の鉄塔のある敷地が液状化を起こしグチャグチャになった=こんな場所に原発用の外部電源を置いていることがダメなのだ)、福島原発事故の際のようなSBO(全電源喪失)が再現する可能性は大いにある。そして今回の能登半島地震の際の志賀原発では、3つある非常用電源のうちの1つが理由不明で動かない事態が起きている。ワーストシナリオは容易に現実の悪夢の再現と化す。

(関連)耐震重要度分類 - ATOMICA -
 https://atomica.jaea.go.jp/dic/detail/dic_detail_2699.html

(関連)発電用軽水型原子炉施設の安全機能の重要度分類に閨する審査指針(原子力安全委員会 1990.8.30)
 http://tinyurl.com/2sbxpjny

(上記は福島原発事故前の旧基準なので今現在のものとは少し違っているとは思いますが、3つのランクに分類されている原発の個々の具体的な装置や機器類は、今でも概ねこのような分類がされているものと推察します。ちなみに外部電源とその関連機器(変圧器など)は福島原発事故の前も事故当時もその後も「Cランク」のままです。私はコレが問題だと思っています。(どなたか今使われている重要度分類をお知りの方がおられたら私宛、当該URLなどをお送りください、ネット検索で見つけられず、でした):田中一郎)

◆(別添PDFファイル)志賀原発 非常電源停止、3台中1台「安全問題ない」(毎日 2024.1.18)
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240117/k10014325041000.html

(非常用なのに、試運転とはいえ、いざ動かしてみようとしたら止まってしまう、しかも、何故、停止したかが不明だという。これでどうして「安全性に問題ない」なのか? 動いている非常用電源こそ、偶然で動いただけかもしれないではないか。北陸電力やそれを規制する当局の原発の安全性に対する認識があまりに甘すぎる。国民や地域住民に対して「何でもかんでも安全だ」と言えば、それを信じて「安全だ」と思ってくれるとでも考えているのだろうか? 福島原発事故をもう忘れたか? バカは死ななきゃ治らないというが、原発を運営ないしは規制する人間達がバカでは我々の命がいくらあっても足りないではないか!?:田中一郎)


第四に、使用済み核燃料プールの危険性だ。福島原発事故の際には4号機のプールが大問題となり、近藤駿介(当時原子力委員長)が菅直人首相に依頼されて策定した事故の最悪シナリオでは、4号機プールの冷却不能から使用済み核燃料がメルトダウンして環境に大量の放射能をまき散らし、そのために人が近づけなくなって福島第一原発・第二原発のすべての原子炉がやがて制御不能になり東日本が壊滅するというものだった。アメリカが特にそのことを懸念して日本政府(当時は菅直人民主党政権)に強く対応を申し入れてきて、結局、自衛隊員を猛烈な被ばくの危険性にさらしながら、福島第一原発の上空にヘリコプターを飛ばしてわずかばかりの水を上から落とす、などという茶番のアリバイ行為までして対米追従の姿勢を示していた。結局は全くの「偶然」に助けられて最悪の事態は回避された。回避されたのは「偶然」のなすところであって、東京電力や保安院・安全委などの原子力ムラの事故対策によるものではない。

志賀原発にも使用済み核燃料プールはある。志賀原発のような沸騰水型の原子炉は使用済み核燃料プールが「ビルの4階」の高さの「半ば空中」にあり、耐震性の怪しげな鉄筋コンクリートの支柱に支えられている。地震の大きな揺れにより、①プールの冷却水を供給する装置が破損=プールの水がやがて沸騰してなくなる、②プールのどこかに大きな亀裂が入って水が抜ける、③プールが建屋ごと倒壊する(倒れる)、のいずれかのパターンで使用済み核燃料が冷却できなくなった場合には、福島原発事故時の近藤駿介シナリオが再現することになる。さて、志賀原発の使用済み核燃料プールは既に志賀町を襲った震度7の地震により相当程度に痛めつけられているはずながら、それがはたして今後繰り返される次の地震・次の大きな揺れに耐えられるのかどうか、全く分からない状態だ。今なすべきことは、一刻も早い、使用済み核燃料プールの安全対策である。


第五に、避難計画の非現実性、および志賀原発北方の環境放射能モニタリングの破損ないしは故障について、指摘だけ申し上げておく。原発事故時の避難計画に実効性はない。絵に描いた餅にすぎず、東海第二原発運転差止訴訟で水戸地裁もそれを理由に運転差止・原告勝訴の判決を下している。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁はそのことをよく理解しているので、避難計画は原発の多重防護の第5層で、原発運転許可時の重要審査事項であることが国際基準であるにもかかわらず、自分たちの所管ではないと逃げ回っている。地震による道路寸断と避難を急ぐマイカーなどの交通渋滞に加え、北陸や新潟県やそれ以北の豪雪地帯では、冬場に大雪が降ってしまえば、避難などできるはずもない。つまり、原発に何か起きれば、原発地域の住民は原発と心中せよ、ということを意味している。かような発電所など全く不要だ。(それ以外にも「原子力災害対策指針」(避難計画等)にはたくさんの矛盾や欠陥がある。地域住民無視・踏み付けの決定的証拠として見ておくべきだ)

(関連)【賛同募集】要請書 能登半島地震で露呈した「原子力災害対策指針」の欠陥-原発をこれ以上動かすべきではない - 国際環境NGO FoE Japan
 https://foejapan.org/issue/20240119/15765/


以上のように、北陸地方の立地する2つの原発=志賀原発と柏崎刈羽原発の危険は、今のままでは、これから顕在化してきます。なすべきことは、能登半島地震によるダメージをごまかしたり隠したりして両原発の再稼働を画策することではなく、今回の地震を契機にして原発政策を抜本的に見直し、両原発を即時廃炉にして、政府に原発関連設備を有償で買い取らせて原発からの撤退を北陸電力と東京電力に迫ることです。柏崎刈羽原発を再稼働させようとしている東京電力は、既に福島原発事故により会社経営が実質的に破綻している会社であり、新規制基準には原発稼働会社の資格として「相当程度の良好な財務内容」があったと思いますが、これに明確に違反していて、そもそも原発を動かす資格などないのです。東京電力も原子力「寄生」委員会・「寄生」庁も、柏崎刈羽原発の再稼働を違法行為によって実現しようとする、今や「犯罪者集団」に成り下がっていることを強調して付記しておきます。まさに、ふざけるな! です。

(関連)(別添PDFファイル)志賀原発 外部電源の一部喪失、「想定外」でも動かぬ規制委、避難指針も前提崩れる(東京 2024.1.13)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/302420

(関連)柏崎刈羽原発は大丈夫か、大動脈使えず 事故時の避難に暗雲、日本海側も大地震は起きる(東京 2024.1.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/301911?rct=tokuhou


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 以下、マスコミ報道に加えて、今般の能登半島地震が襲った志賀原発に関連した有識者や諸団体などのコメントをいくつかご紹介いたします。日々、原発や放射線被曝に関しておかしな報道を繰り返しているTV・新聞・雑誌などよりも、よほど信頼がおける内容ですので、少しずつでも目を通していただけると幸いです。このメールに全部は載せられませんので、メールを複数に分けることにいたします。

◆「屋内退避」など 指針の見直し含めた検討を指示 原子力規制委 - NHK - 令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240117/k10014324261000.html

(関連)(別添PDFファイル)屋内退避の指針見直し検討、原子力規制委 事故時の解除条件(朝日 2024.1.18)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15841039.html

(NHK記事の一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)原子力規制委員会の山中伸介委員長は17日に開かれた会合で、「屋内退避の考え方を大きく変える必要はないが、屋内退避をいつまで実施するか、タイミングや期間の考え方を再検討する必要がある」などと述べ、事務局の原子力規制庁に対して指針の見直しを含め検討するよう指示しました。

(中略)特に能登半島の状況から『原子力災害対策指針』の見直しに至った訳ではない。今回の地震の状況を踏まえると、現在の指針で対応が不十分だったかと言われると、そうではない」と述べ、地震によって指針の不備が明らかになったのではなく、今月13日に宮城県にある女川原発周辺の自治体関係者と行った意見交換の際に、屋内退避についての質問が多かったことが理由だと強調しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(この原子力ムラのクサレ野郎=山中伸介「寄生」委員長は何を言うとるのかネ?! 地震で家屋が全壊したり大破している状態で、どうやって原発の大事故時に屋内退避をするのか? お前はドアホか、それとも無責任男か? 原発の過酷事故が起きた時、こいつを縄でくくって直ちに事故原発の破損家屋に連れて行き、そこで原子力「寄生」委員会が指示を出すまで動けないように、鉄の柱にでもくくりつけておいたらどうか。地域住民のことなど微塵も考慮していないことが赤裸々に現れている。原発周辺の自治体住民が原子力「寄生」委員会の委員長を含む委員をリコールできる仕組みが必要だ。こんな奴に命と健康を預けるわけにはいかない。:田中一郎)


1.(別添PDFファイル)M7予想できた「能登半島地震」、沿岸の活断層認定は急務(鈴木康弘名大教授 東京 2024.1.16夕刊)
 https://www.at-s.com/news/article/national/1387757.html

(関連)(別添PDFファイル)内陸の活断層 ずれ確認、能登半島地震 志賀原発の北9キロ(東京 2024.1.17)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/303233

(関連)能登半島地震 内陸の別の断層も動いたか 志賀原発から約9km(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4f3040e89249325cead636628559d02d305dc8a2

(上記3つの記事にある鈴木康弘名古屋大学教授の発言は重要である。同氏は志賀原発の原子炉建屋の真下を走る断層もまた、活断層の疑い濃厚としていたが、先般、「寄生」委の御用学者=石渡明(東北大学教授:地質学)が老朽原発に関する規制基準を改悪した際に反対を表明したこととバランスを取るかのように、志賀原発真下の断層は活断層ではないと、関係者からのヒヤリングや公開討論を全く経ずに、勝手に決めてしまっている。現在の「寄生」委のメンバーを総入替して、改めて志賀原発の活断層を敷地内外で徹底して調査する必要があると思われる。すべての活断層が連動して動いたら厄介なことになりかねない。:田中一郎)

(関連)国の予測「震度6弱以上0.1~3%」「安全と誤解 油断生む」能登半島地震、専門家が警鐘(東京 2024.1.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/301633

(関連)M7.6は「想定されていた」 能登半島地震の活断層は「未知」でもなかった? 周知や対策はなぜ遅れた:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/302805


2.(別添PDFファイル)志賀原発クライシス:主電源喪失、燃料プールからは水が漏れ(『週刊文春 2024.1.18』)
 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b7747

(関連)(別添PDFファイル)検証能登地震、志賀原発トラブル続出(毎日 2024.1.13)
 https://mainichi.jp/articles/20240113/ddm/012/040/122000c

(今回の志賀原発で起きた全てのトラブルは、徹底的に調査してその全容を明らかにするとともに、原因解明もしっかりとさせ、再発防止策を取らせないといけない。また、あくまでも再稼働を言い張るのであれば、2基の原発全ての機器類や装置類その他について、隅から隅まで点検して回れということも義務付けなくてはならない。巨大装置である原発を隅から隅まで点検することは不可能に近く、ならば再稼働の許可は出せない、というのが原発の安全を優先する規制当局の当然の態度である。:田中一郎)


3.珠洲原発を止めて「本当によかった」 無言電話や不買運動に耐えた阻止活動28年の感慨:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/304462?rct=tokuhou


4.能登半島地震・避難できない、全ての原発を停止せよ! 活断層評価のやり直しを!(規制監視ニュース 2024.1.19)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknvpVWORp5B4IZFW?e=lW1716

(関連)原子力規制を監視する市民の会 HP
 https://kiseikanshi.main.jp/


5.<IWJ取材報告1>「令和6年能登半島地震の初動から日本の災害対策の課題を考える」―講演:石井美恵子氏(国際医療福祉大学大学院教授)、青木美希氏(ジャーナリスト)
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53123#idx-6

 1月9日、20時より、「政権交代を実現する会」主催によるZoom講演会「令和6年能登半島地震の初動から日本の災害対策の課題を考える」がありました。

 講演は、2部構成で第1部が国際医療福祉大学大学院石井恵美子教授による講演と質疑応答、第2部が、ジャーナリストの青木美希氏による講演と質疑応答でした。

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第2部で講演したジャーナリストの青木美希氏も、この点に触れて、「ガイドラインでは、障害者避難の具体的な計画が示されず、障害者の避難は各施設任せになっている」と指摘しています。

青木美希氏は、能登半島の被災地で取材を続けており、その見聞を織り交ぜながら、講演を行いました。青木氏の講演のテーマは、大きく分けて2つあり、一つが志賀原発について、二つがフクイチこと、福島第1原発の現在でした。

青木氏は講演の冒頭、大地震でダメージを受けた志賀原発が、現在も続く大きな余震によって、配管や外部電源などがますます破壊されるのではないかと、多くの人が懸念していると述べた上で、「志賀原発は1号機、2号機ともに、2011年以降は発電を行っておらず、燃料を冷やし続けています。そのため外部電源が止まっても水温が100度に上がるまで17日間あります」と述べました。

ただし、志賀原発が再稼働した場合について、青木氏は、深刻な問題を2つ指摘しています。それは、能登半島の北西岸の海岸線の海底が85キロにわたって隆起し、陸地になったことに関連します。青木氏は、もし、原発で海岸線の海底の隆起が起きたらどうなるかと問いかけます。2つの問題を、青木氏は指摘します。

一つは、原子炉の燃料を冷却するには、電気と水が必要で、その水は海から取水している。もし、稼働していた場合、海底が隆起して陸地になったら、海から冷却水を取水できなくなるという問題です。これに対して、電力会社は、隆起が起きない場所に原発を建設するから大丈夫だと反論するだろうといいます。

しかし、能登半島地震では、現に未知の断層が動いて、M7.6の地震が起きました。未知の断層は多く存在しており、隆起が起きない場所は、どこなのか、明確に言うことはできないのです。これが能登半島地震が突きつけた現実です。

青木氏が指摘する第二のポイントは、原発事故が起きた場合、逃げられるのかという問題です。避難所に避難すると逆に避難中に亡くなるケースがあるので、政府は屋内退避させる指針を定めています。しかし、今回の地震では待機するはずの屋内は震度7の地震ですでに倒壊してしまう事態が起きています。逃げる場所が物理的にあるのか、という問題です。

さらに、放射能を避けて適切に逃げるルートを確保するには、放射能漏れがわかることが必要ですが、志賀原発では、モニタリングポストの147ヶ所で欠測があり、これができなくなりました。

「今日、石川県にポストについて取材したところ、電力の問題、自家発電しているところもあるけれど、何らかの原因で電力が途絶えたものや、通信の問題、NTTやドコモを使っているということだったので、通信が途絶えたという問題だということでした。なぜ、衛星(通信)を使わないのですか、という質問をしたところ、衛星はコストがかかるんですよね、という答えでした」。

さらに、青木氏は国に取材し、国の言い分も紹介しています。「こういう対策費(モニタリングポスト設置費)は、交付金で出しています。100分の100、100%で出していますと。衛星設備が可能なほど出しているのですか、と問うと、国の方では、3.11を踏まえ、衛星で通信できるように、言葉で書いていますと。交付金は衛星で通信できるほどの予算はつけているのですか、と重ねて問うと、これから調べますということでした」

青木氏は、「3.11の教訓がよく生かされていないことがわかった地震だった」と令和6年能登半島地震の原発の影響について総括しています。IWJは、青木氏に、次のような質問をしました。

「未知の断層がある以上、どこで、地震が起きても不思議ではなく、また、その正確な位置の予測も不可能です。原発の廃止は必然的なことなのに、なぜ、日本は原発を止められないのでしょうか」

青木氏は、こう答えています。「一部の利益集団(日本の人口に比して少数者でしかない)が自分たちのために(原発を)やっている。脱原発を決める政権にする必要がある」。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


6.(メール転送です)志賀原発 外部電源と変圧器の損傷~ニュージーランド地震で寸断されたOFケーブルは健在か?|大竹進
 https://note.com/otake_susumu/n/n21add5015077

 志賀原発の電気系統のトラブルについてまとめました。私は電気の専門家ではないので誤解している部分もあると思いますので、ご指摘いただけますようお願い申し上げます。かなり、重大な損傷が起きていますが、小さく・小さく見せるようにプレスリリースが行われていると感じました。(大竹進さん:青森県)


7.その他

(1)「サンモニ」元村有希子氏 能登半島地震での志賀原発トラブル「情報公開に大変な課題」「安全審査、今まで通りには疑問」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/05733e3c7519e0cf9dbc1d29c4b6d087bc022440

(2)「原子力災害対策指針」見直し言及〜能登地震受け、規制委員長 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/48108/

(3)志賀原発 能登 地震で何が?現状は?詳しく 火災や爆発音って…北陸電力の情報発信に大きな課題 - NHK - 各地の原発
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240122/k10014329711000.html

(4)志賀原発に複数回の津波到達 震度7当日 付近の水位3メートル上昇(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dbb310573a3297ae15b3e3d97c5d7c0264c911d6

(5)志賀原発の前の海にまた油膜 約6リットル 北陸電「反省している」 [能登半島地震]:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/R6XzP

(6)能登半島地震で露呈した原発の「不都合な真実」政府が志賀原発を“異常なし”と強弁した理由 古賀茂明(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0c2d886acd2cb8e16a476baed0dfeaadba714ee6
草々

2024年1月21日 (日)

ちょぼちょぼ市民から日本共産党と新委員長への願望と期待:「鉄の団結・統制」(20世紀)よりも「多様性・包容力・活動活力」(21世紀)=民主集中制を廃止して、開かれたみんなから信頼され愛される国民政党としての共産党になって下さい

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.♪♪東京 化け ダヌキの都政小唄♪♪
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkmqjM6hr8NfwmzZ6?e=PetCuL

◆(チラシ)(1.24)どうする東京、変えよう都政! 2024キックオフ(なかのゼロホール)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkjMxQGi3aqs4rnDn?e=Lz6v3d

(関連)女帝小池百合子-石井妙子/著(文春文庫)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034536524&Action_id=121&Sza_id=C0

(今度の都知事選挙は「みんなでタヌキ狩り」です。女帝タヌキに「馬の糞饅頭」政策を食わされて喜んでいたらダメやと、東京都内を騒いで回りましょう。この歌が再流行したら都知事選挙は勝ったようなものです。:田中一郎)


2.キャンペーン

(1)(チラシ)原発推進策を強行する岸田文雄政権に抗議!
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkmuTFbUt9iAkrwtf?e=gTagms

(2)オンライン署名 · 2024年のノーベル平和賞に、ガザ地区の医療従事者を公式にノミネートして下さい · Change.org
 http://tinyurl.com/2jafcrev

(3)(チラシ)STOP! 上関中間貯蔵施設 意見広告運動
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkmwrU-mCGAv9sW-m?e=a7W09N

(4)東電と密接な関係にある最高裁・草野耕一裁判官に「東電刑事裁判」の審理回避を求める署名用紙
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknR65-1yfbRZrzIg?e=GSdB2I
 https://x.gd/Wspkv


3.イベント情報

(1)(チラシ)(1.26)福島原発かながわ訴訟 第1陣控訴審判決(東京高裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkXqDWcNzY-fCsMD9?e=d9fQrH

(関連)(パンフ)福島原発訴訟 かながわ原告団だより NO.60:1.26東京高裁判決(2024.1.12)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkm3zUsMZLG_QBGKx?e=2zhWz8

(関連)(チラシ)(3.10)東日本大震災かながわ追悼の夕べ(横浜市役所1F)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkm7LLVwumaV9slXH?e=dokXtc

(2)(チラシ)(1.26)シンポジウム「沖縄・辺野古訴訟と地方自治」(専修大学)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknMKCIS3BatxNgqF?e=ZQh3XK

(3)(チラシ)(2.25)北区 いま平和の国日本にするために(八百川孝さん元北区議)(東京土建北支部会館)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkm9yB4vRYA6Xasmk?e=nDubN3

(4)(チラシ)(2.26)函館市大間原発建設差し止め裁判第31回公判(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkieyq-8mwKQh22C2?e=OVIphN

(5)(チラシ)(2.27)オルタナティブな日本をめざして(第99回):「原発と火山リスク」(中野宏典弁護士:新ちょぼゼミ)(2024年2月27日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkiPWG7CgYoOA3R-3?e=k4dn1L

(6)(チラシ)(3.4)ALPS処理汚染水放出差し止め訴訟 第1回公判(福島地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkiaPF1r-qx2-xGzJ?e=B33Jt0

(7)(チラシ)(3.16)2024原発のない福島を! 県民大集会(パルセいいざか)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknEYj-ydlAHZocHY?e=ceUMIo

(8)(チラシ)(3.16から)戦雲 いくさふむ:三上智恵監督最新作(ポレポレ東中野)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkkadd5MAd7AuSkk4?e=3IaFCU

(9)3月20日「さようなら原発全国集会」開催(さよなら原発1000万人アクション)
 http://sayonara-nukes.org/2024/01/20240320sayounara/

(10)(チラシ)(3.23)さようなら原発全国集会in宮城:STOP! 女川原発愛稼働(勾当台公園)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknIKblGZM1c4pu7O?e=VyKePH

◆(1.28)緊急シンポ「能登半島地震から考える原発のこれから」 - Peatix
 https://notosympo0128.peatix.com/


4.日航516便炎上の偏向報道についての考察 - 青山透子公式サイト 日航123便墜落の真相
 https://tenku123.hateblo.jp/entry/2024/01/15/005321

(関連)(必見)JAL機炎上、そのとき何が 検証・羽田空港衝突事故:日本経済新聞
 https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/haneda-runway-collision/

(関連)「衝突までの猶予は20数秒」【羽田炎上事故】複数パイロットが証言“JAL機はなぜ海保機に気づかなかったのか” 女性自身
 https://jisin.jp/domestic/2283901/

(関連)JAL機 一部で不適切整備 記録削除も 国交省が業務改善勧告 - NHK - 航空
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231222/k10014296051000.html

(関連)(必見)青山透子公式サイト 日航123便墜落の真相
 https://tenku123.hateblo.jp/


5.(別添PDFファイル)国立大学はどこへ行く、失われた自主性(池内了 東京 2024.1.12夕刊)

(関連)自公政権政府・財界による日本の大学・アカデミズムの「総御用化」を許してはならない(1)=ホンモノの政権交代により大学政策・学術会議政策の抜本転換を図り、学問の自由・科学研究の自治を尊重する法制度化と豊富な研究教育費を大学へ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-77d3bd.html

(関連)自公政権政府・財界による日本の大学・アカデミズムの「総御用化」を許してはならない(2)=日本学術会議の独立法人化とは、同会議を政府政権の御用組織・代弁機関とするための(国立大学改変と同じような)「猿芝居・猿回し」である- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-2e7fb7.html


6.政治資金規正法のあらまし:総務省
 https://www.soumu.go.jp/main_content/000174716.pdf

(関連)「政治とお金の仕組みを知ろう」【変えよう!選挙制度の会】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=D1cYoy4pCJE


7.大山鳴動してドブネズミ3匹(トカゲの尻尾数本)
 全国から検察官を集めて捜査した結果がコレか?! 安部派を含む自民党各派閥の幹部どもを即刻逮捕し、携帯電話やPCその他の身の回りを徹底的に洗い出し、かつ、内部告発などの秘密の申し出なども利用すれば、立件可能性は十分にあったハズだ。また、政治資金規正法違反だけでなく「脱税」容疑でも立件できたはずで、国税局とともに日本の検察は権力巨悪に対して機能不全状態である。「権力巨悪を見逃し、無罪・微罪を厳罰に処す」歪み切った日本の検察の赤裸々な醜態を今回も見せつけられた。この役所は解体しなければいけない(「仕置き」が必要だ)。このまま検察や国税を放置することは、日本社会を歪めて、腐らせて、堕落させて、破壊していくことになる。

◆必殺仕事人
 https://www.youtube.com/watch?v=HtGi2BKIf2o

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近頃世間に流行るもの、押し込み強盗 高利貸し、賄賂をもらう えれえ人
金 金 金の世の中で、泣くのは弱い者ばかり、涙をふいて おいでなせえ
恨みをはらす 仕事人、陰膳据えて待っておりやす
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(仕事人はあんただよ、選挙でバッサリやっちまっておくんなせえ)

◆自民支持、過去最低の14.6% 内閣支持は微増18.6%―時事世論調査:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024011800793&g=pol&logo=logo_6
(今や保守政党でも何でもないガラクタの集まり・猿山政党の自民党をぶっ潰す時が来ているぞ!)

(1)(別添PDFファイル)安部派幹部「裏金」不問、会計責任者ら8人立件、自民3派閥 解散へ(東京 2023.1.20)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/303839?rct=national

(2)自民派閥裏金 幹部立件見送り、刑事責任 議員は過保護? 秘書ら身代わり 昔も今も(東京 2024.1.20)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/303957

(3)(別添PDFファイル)春の補選、政権正念場に、政治資金不記載、自民3議員立件、大敗なら総裁再選に影(日経 2024.1.20)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA070OC0X00C24A1000000/

(4)(別添PDFファイル)安部派幹部「不起訴」で問われる法の下の平等(適菜収 日刊ゲンダイ 2024.1.20)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334969

(5)議員の刑事責任追及、3人に - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77825650Z10C24A1CM0000/

(6)「茶番劇」「許せない」幹部立件見送り、有権者ら憤り 安倍派パーティー事件(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/be88a7c8ccd3928aa8af52d6e36b59160c328ed0

(7)岸田派の元会計責任者を立件へ 二階氏秘書も裏金3千万円で立件方針:朝日新聞デジタル
 https://qr.paps.jp/T77Wk

(8)池田議員、急転直下の逮捕劇 検察に方針転換させた「データ破壊」:朝日新聞デジタル
 https://qr.paps.jp/YSoqg

(9)谷川議員は記者に「頭悪いね」、政治家一族の大野議員 その経歴は - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240119/k00/00m/010/175000c

(10)自民安倍派・5人衆の世耕氏「秘書が…」 裏金事件を陳謝、釈明 - 毎日新聞
 https://x.gd/VszfQ

◆岸田内閣の支持率上昇 裏金問題で安倍派幹部の立件見送り方針も〝追い風〟に… 東スポWEB
 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/288966
(何やコレ?! 統計の誤差を摘み上げて下らん報道をしているのか? それともドアホの有権者がたくさんいるということ?)


8.日刊IWJガイド・非会員版「欧州最大のドイツ経済が『壊れた』! 実質GDP縮小の最大要因はノルドストリーム爆破によるエネルギー高騰であることは明らか!」2024.1.19号~No.4127 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53128

(ドイツの愚かさも目立つ。ウクライナ戦争で判断を間違い、エネルギー政策で失敗をし、経済が低迷し始め、極右台頭を招いている。現政権(社民・自由・緑の連立)の支持率も歴史的な低迷状態、そんな中、原発回帰の動きまで出てきてしまう始末。日本にとっての「反面教師」国家だ。:田中一郎)
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「ちょぼちょぼ市民から日本共産党と新委員長への願望と期待:「鉄の団結・統制」(20世紀)よりも「多様性・包容力・活動活力」(21世紀)=民主集中制を廃止して、開かれたみんなから信頼され愛される国民政党としての共産党になって下さい」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>

(1)共産委員長に田村氏、23年ぶり交代 志位氏は議長に(朝日 2024.1.19)
 https://digital.asahi.com/articles/ASS1L4RS0S1LUTFK00H.html

(2)共産 志位委員長退任、後任田村氏、23年ぶり交代(毎日 2024.1.19)
 https://mainichi.jp/articles/20240117/k00/00m/010/277000c

(3)共産新委員長に田村氏、党大会 23年ぶり交代、女性初(東京・日経 2024.1.19)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/303658

(4)共産、消えた「野党連合政権」党大会決議案、立憲に配慮?(朝日 2024.1.15)
 https://digital.asahi.com/articles/ASRCG6V41RCGUTFK00S.html

(5)志位委員長よ、なぜ私が除名なのか:松竹伸幸&佐藤優(イントロ部分)(『文藝春秋 2024.2』)
 https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7499

(6)不破前議長、幹部退任へ、共産党大会(東京 2024.1.18)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/303392

◆第1章 国際情勢と改定綱領の生命力(日本共産党第29回大会決議案 2024.1)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknVIfdtRUpi0avzl?e=glvGTr

◆サンデー毎日:共産党随一の俊英 山添拓が岸田政治の断末魔を暴く - 週刊エコノミスト Online
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20231221/se1/00m/020/002000d


 日本共産党の第29回党大会が2024年1月15日~18日の日程で開催され、党を代表する委員長が志位和夫氏から田村智子氏に交代となった。現委員長の志位和夫氏は中央委員会幹部会に残りながら「議長」職に就き、引き続き党を指導するという。また、長く党の幹部を務めてきた不破哲三氏も中央委員会のメンバーから外れ幹部退任をすることになった。日本共産党のトップ人事が変わり、新たな体制の党がスタートしていく。以下、日本共産党に期待するものとして、今後の共産党の在り方について、若干の願望というか、提言というか、期待というか、そんなことを少しばかり申し上げたいと思う。

まずは誤解を防ぐために私の政治的立場を簡単に申し上げておく。私は2011年の福島原発事故を契機にカミングアウトする形で市民運動・社会運動に加わり、最初は脱原発・脱被ばく・被害者完全救済の運動に専念していたが、その後、アベ政権になってからは政治がロクでもないことを次々と繰り返し行うので、それを追いかけるようにして取り組む問題や課題が増え、今や時々の選挙活動も含めて、山のようにいろいろなことにクビを突っ込むようになった(昨今、数があまりに多くなってクビが回らなくなり戦線縮小を余儀なくされている 政治が主導して日本を破壊していく時代には、ワンイシューを追いかけるだけの市民運動・社会運動では「もぐら叩き」状態となり、事態の改善には容易にはつながらない=つまり今日の市民運動・社会運動の在り方を見直す必要性が高まっているということだと思う)。

私は運動を始めた当初から、自分の立場を「改革主義的無党派主義」と自称し、一方で政治的見解如何にかかわらず1点で一致協力して「ワンイシュー」を追いかけて動く市民運動・社会運動と、政治が主導する日本破壊を止めてそれを方向転換させるべく「世直し」の政治を実現していく「市民政治活動」の両輪で動いてきたつもりである。アベ政権が憲法違反の戦争法を可決成立させた2015年頃からは、「市民と野党の共闘」とともにその先頭に立って活動する日本共産党を高く評価して支持し、様々な選挙で「市民と野党の共闘」の統一候補を応援して活動してきた。従ってまた、私の支持政党は「市民と野党の共闘」を本気で取り組んでくれて、かつ、ホンモノの「世直し」をしてくれる政党であり、今なら日本共産党や「れいわ新選組」や社会民主党や沖縄の風その他の無所属革新議員ということになる。

立憲民主党については微妙で、今でも多くの所属議員は真剣に「市民と野党の共闘」に取り組み、かつ、ホンモノの「世直し」に向けて努力してくれていると信じているが、しかし、少し前の枝野幸男・福山哲郎執行部や現在の泉健太執行部とそのとり巻き連中については支持できない。立憲民主党発足の2017年以降、脱原発への背信も含めてロクでもないことを繰り返し、御用組合「連合」に「おんぶにだっこ」をされながら、自民党政治の補完物のような党に成り下がっている。そのため、選挙期間に突入するまでに何とか立憲民主党の執行部を、本気の「市民と野党の共闘」と「ホンモノ世直し」を担える執行部にすべく、何とか党内で対処していただきたいと願っている(あくまでも自己都合で背信を続けるのなら次期選挙では立民候補全員を落選させればいいとも考えている=そうしなければ、いつまでたっても改まらないからだ=今現在、野田佳彦を党首にして「日本維新の会」との連立政権を、自民党政権に代わる政権の受け皿として、水面下で画策している連中が立憲民主党の中にいるという噂を耳にした。小沢一郎が音頭を取っているのかどうか? 仮にそんなことをするのなら、他の「世直し」政党に投票することで立民全員を落選させればいい)。(なお、国民民主党や前原誠司党、「日本維新の会」、N国や参政党や無所属などのガラクタ系政治勢力は、自民党政治を転換するという意味での野党とは認められない=つまり公明党も含めて、この連中は自民党政治の補完勢力だということだ)

(関連)小沢氏、維新含む野党共闘を:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024010100218&g=pol

従って、私は当分の間、特定の党派を支持することはない。既成政党は、どこもすべて問題があると見ており、もちろん日本共産党もそうだと見ている。そして今回、それについて、若干のことを申し上げようと思っている。当分の間は、「市民と野党の共闘」と「ホンモノ世直し」を本気で取り組んでくれる政党・政治勢力を(妥協して)支持する。参考までに、政治や市民運動・社会運動について、私が評価している有識者の名前を若干上げると、故小田実氏(私の「ちょぼちょぼ市民連合」の言葉は同氏からいただいた)、故丸山真男氏、そして、故カール・マルクス氏、である。そんなこともあり、少し前までは『日本共産党』(中北浩爾一橋大学大学院教授著:中公新書)の読書会をやり、昨今は『資本論』(Kマルクス著:新日本出版)の読書会を始めている。マルクス主義については是々非々の考えながら、故Kマルクス氏については、偉大な思想家であり、優秀な経済学者であり、力量のある革命家であって、その鋭い分析力や影響力は巨大で、彼の著作物は彼が死去して約150年たった今日においてさえも未だに有効なことが多くあるという認識でいる。その確認と可能性を探る意味でも、『資本論』読書会は貴重な機会にしたいと考えている(みなさまも参加されませんか?)。


 <日本共産党についての私の評価>

(1)福島原発事故以降の13年間を高く評価している。従来の「原子力の平和利用」路線を原発事故直後に転換し「原発・核燃料サイクルの再稼働ナシの即時廃棄」の方針を取り、しかも他の野党各党よりもより徹底した脱原発政党になっていること。アベ政権による戦争法制定を憲法違反として即時廃止を提唱し、それを実現すべく従来の正義貫徹型孤立主義を捨てて「野党共闘」に本気で乗り出し、更に「世直し」市民とも協力し合って、今や「市民と野党の共闘」の先頭に立つ政党となったこと、この2点が今日的に政治的にも最も妥当な方針だと思われ、同党に対して高い評価をする所以である。(この2点について、枝野幸男・福山哲郎執行部や泉健太執行部の立憲民主党の中途半端で無礼で(特に日本共産党に対して)背信的な態度と比較してみればいい、私は野党第1党を立民と共産が入れ替わればいい、とまで思うことがある)

(2)福島原発事故の前も後も、日本共産党は既成政党の中では最もまともであり、政治判断や政策が妥当であり(もちろん全てではない=あくまでも立民などの他党と比較しての話)、優秀な人材・議員が多くいる政党だとも思う。国会などで自民党ら、与党議員や閣僚のロクデモナイ言動を追及したり、反国民的な法案が出てくると、これを論理的に徹底的に叩きに行く、その日本共産党の姿は、私たちちょぼちょぼ市民・有権者から見ているといかにも頼もしく、輝いて見える。発言も歯切れよく、聞いていて見ていて、胸がスカッとすることが度々だ(今回の自民党派閥「裏金・脱税」を暴いたのも赤旗報道だし、東海第二原発の防潮堤手抜き工事を調査報道したのも地元共産党だし、安倍晋三による「桜を見る会」の私物化告発も赤旗報道が先陣を切っていた。そうした事例は過去に枚挙にいとまがない。まさに感謝である)。

一般党員は人数が多いから、ボンクラも含めていろいろな人がいるけれど、代々木の党本部や国会議員(所によっては都道府県議会議員や市区町村議会議員も)になる党員たちは概して優秀であり、勉強家であり、党に対して忠実であり、努力を惜しまない立派な活動家が多い。つまり頼りになる「社会正義の党」のイメージが強い。政治が主導する日本破壊を食い止め、それを転換していく「末法の世」の「世直し」には心強い政治勢力である。

(3)日本共産党は、マルクス主義やレーニン主義については、ご承知の通り、1950年代の後半に「自主独立路線」を取ってから以降は、ソ連や中共中国など既存の大国からの党への干渉を受け付けず、マルクス主義イデオロギーの外部からの押し付けには動じないようになっている。長く党の幹部を務めてきた不破哲三氏がマルクス研究者でもあり、同党の社研の代表を務めていることもあり、マルクス文献の解釈や理解は高い水準にあることも事実である。問題は、同党がマルクス主義やその後のレーニン主義・スターリン主義をどう扱っているかである(トロツキズムは昔から否定されてきた)。私は、政党が政権を担える国民政党であるためには、マルクス主義を含む全てのイデオロギー(世界観・未来ビジョン)に対して中立・中性でなくてはならず、特定の考え方に肩入れしてはならないと考えている。あくまでも現在の具体的な政治的政策的課題について、その問題の範囲の中で、現代社会の諸関係の中で具体的に検討し、プラグマティックで暫定的な結論をもって動いていく、くれぐれも「天の声」のような「特定イデオロギー」から演繹的に各論を導き出すようなことはしてはいけない、と考えている。

この観点から日本共産党を見た場合、マルクスの後の世代のレーニン主義とは十分な距離が取れているように思われるし(一部、たとえば『前衛』などという月刊誌が今でも同党から出ているなど、完全に絶縁しているわけではなさそう)、暗黒社会を招きたくさんの犠牲者を出したスターリニズムや毛沢東主義(「もうたくさん主義」と読む)に対しては突き放して批判的であるように見える。しかし、マルクスないしはマルクス主義については怪しいところがある。私は日本共産党のためにも、マルクス主義を含む様々なイデオロギーとは絶縁した方がいいと思っている。そもそも党の名前が「共産」だから、この「共産」の印象が日本の有権者・国民には非常によろしくない(それには旧ソ連や中共中国などの影響が甚大)こともあり、ゆくゆくは党の名前の変更も検討した方がいいと考えている。

約150年前の思想に多くを学び、それを参考にして政治を考えていくことに何の問題もないけれど、その古典的思想をいちいち引用したり、マルクス思想を党の政策に反映させているかのごとき態度を取ることは、私は政権を担える国民政党になることを拒否している態度だと見なしている。ある市民集会に参加した際、主催者が「日本共産党はマルクスの理論の解釈について、党としての正式見解を示すべきである」などと発言したので、私が「そんなことは学者に任せておけばいい、政党はあらゆる思想や古典的文献については沈黙を守り、それとは十分な距離を取って現実の政治課題に現実の中で現実の言葉を使って取り組むべきである」と反論した覚えがある。かつて「プロレタリア独裁」をめぐり不毛な論争が左翼内部で展開されていた。そんなことには時間とエネルギーを割いていただきたくない。そのためには日本共産党は、マルクス主義とはきっぱりと絶縁し、自由な立場で、時々の最も適切な政治選択をし、その時々の情勢から導き出せる限りでの未来ビジョンを示せばそれで十分だと考えている(実際、日本共産党の日々の活動はそうなっている、デファクトで実現している)。日本共産党がマルクスやマルクス主義の「正統なる老舗」である必要はないのである。

(4)問題は、党の体質というか、組織の前世紀性と硬直性、その結果生まれていると思われる党組織の官僚的体質と閉鎖性である。党組織がヒエラルキー型で上意下達を常とし、閉鎖的(仲間内だけで話す・群れる)で理屈っぽくて、どちらかというと暗い、そんな印象が多くの有権者・国民の間に定着してしまっている。党内では、さまざまなことについて統制色が強く、一般党員の自由な言論・討論や活動や自然の発信がはばかられ、常に党の上を見、党の横を見て、やや小さくなりながら遠慮がちに動いている、よりどころは赤旗などの党の刊行物で、そこに書かれていることに反することはもちろん、書かれていないことは発言・発信してはいけない、という意識が常につきまとい(分派活動だと言われかねない)、日本共産党の党員の人は気の毒な生活や人生を送っているのではないかと同情までしてしまうほどである。全ては日本革命成就のため、と割り切っているのかもしれないがだ。

この原因は、私は、共産党の過去の歴史(暴力的な弾圧を何度も受け、地下潜航した時代もあり、今もなお警察・公安から理不尽な対応をされている=憲法違反)がなせるものであるだけでなく、民主集中制という、20世紀半ばくらいまでの、スターリニズム色が強い、党の組織原則を今もなお、この党が堅持しているからではないかと考えている。過去に路線や政策をめぐって党内対立が先鋭化し、党の分裂の危機を何度も乗り越えてきた経緯があるからだということは理解できるが、しかし、そろそろ、この党の組織原則である民主集中制とはお別れした方がいいと、私は思っている。

過去のような、革命政党として「鉄の規律」型の統制ではないけれど、今日の日本共産党全体が、まるで数十万人の社員がいる株式会社のような雰囲気であり、党の組織は、6段階くらいのピラミッド型のヒエラルキー組織で(中国共産党とよく似ている)、末端に行くほど党員の活動・言論の自由は狭くなっていく。つまりあらゆることについて「権限」や「判断の自由」「発言の自由」「活動の自由」が乏しい。

確かに、志位和夫委員長が少し前に、朝日新聞の日本共産党に対する批判に対して「結社の自由」を言って、党の綱領や党規則や政策などに賛同し理解した上で党員として迎え入れ、党を形成しているのだから、外部からその綱領や規則について、とやかく批判されるいわれはない、そもそも半ば御用新聞社の朝日新聞ごときに批判されたくもない、という反論をしていたが、理屈から言えばそうでしょう。

でも、しかし、それでは、党としての筋は通せても、多くの有権者・国民からは愛してもらえないのです。批判に対して突っぱねる・反発するだけでなく、それを自分たちの「糧」にしていく「懐の深さ」が日本共産党にはほしい、昔から「負けるが勝ち」とか言うように、アメーバのように、ねばねばと、かつ内田樹氏が言うように「左翼はいつも怒っていないでニコニコしていましょう」を演出して、柔軟に対応できるよう、党の組織原則を転換していくべきではないかと私は思う。そしてこれは、若い活力のある世代を党に迎え入れて「世直し」を継承していくためにも必要不可欠で、共産党に入ったら「世直し」を楽しくのびのびとやっていける、という雰囲気が、党員が高齢化してきている日本共産党には今後益々大事になってくるように思うのである。

民主集中制をいきなり廃止というのは、さすがに難しいかもしれない。ならば、徐々に徐々に、ということで、さしあたり、①都道府県段階より下部の3ランク(都道府県委員会、地区委員会、末端支部)での党員の出入りを自由にし、発言や討論は党内外で自由とする(外とも自由に議論できることが大事)、②中央委員はこの下部組織3ランクでフラットな形で秘密投票で選出し、その際、党から主たる生活費を支給されている党の事務局員は中央委員には立候補できないこととする(利益相反防止:選挙権はアリ・被選挙権はナシ)、③党の幹部の選出は当面は中央委員で決めるとしても、近未来には他の政党と同じく、党首及びその幹部の「公選」の形にしていけるよう、党内の活動の自由・党内民主主義・活力の醸成などに尽力する、④委員長や党幹部は3期12年まで(あるいは2期8年まで)、議長やその他の名誉職は党の運営自体には口を出さない(院政をしない=今回、志位和夫氏は幹部会に残存するというが、常識的には委員長職に慣れていない田村智子氏への引継ぎ期間を1年程度、長くても2年程度で、退くべきだと思われる。また、不破哲三氏(93歳)の中央委員退任はあまりにも遅く非常識(20年遅い))、中央委員以上の役職には定年退職を入れる、などを決めておく、などが常識的な党の組織規則の改正案ではないだろうか。

(4)党財政については、私は日本共産党には是非、政党交付金を受け取ってほしいと願っている。志位和夫氏から田村智子氏に委員長が代わった、このタイミングで是非、決断してほしい。そして、その資金使途を厳格にして、政党交付金の使い方とその管理の見本を見せてほしい。現状では、日本共産党が政党交付金を受け取らなければ、その分は他の党に配分されてしまうだけなので、ほとんど何の意味もない。そして更に、公職選挙法を改正し、供託金の廃止ないしは大幅な減額をはじめ、カネのかからない選挙活動(選挙の公営化)と、市民による選挙への参加を法的に保障すべく、選挙の自由化を目指してほしいと思う。そしてゆくゆくは、政党交付金ではなく、国会議員政治活動交付金とし、その資金使途を厳格・かつ全面公開にして、貧乏人であっても国会議員や地方議員になって活躍ができるよう、法制度の仕組みを整えていただきたい。小選挙区制の現状を改め、少なくとも衆議院では完全比例代表制の選挙制度も同時並行で実現していただきたい。

(5)マスコミ報道をいくつかご紹介しておくが、中でも1月19日の朝日新聞朝刊が最も詳しく報じているので、それをご一読願えればいいのではないかと思う。朝日新聞の記事についても、いろいろ思うところがあるが省略し、読書会その他の機会に詳しくお話ししたいとも思っている。(『日本共産党』という本を書いた関係で政治学者の中北浩爾一橋大学大学院教授がよく新聞・雑誌に登場するが、日本共産党についてのみならず、日本の政治のあり方に関してロクでもないことを言っていることが多いので要注意である。同氏については『日本共産党』(中公新書)だけが優れた学術的な書物であり、それ以外の日常的な発言等については全く評価できない。いずれまとめて批判したい=例:対米隷属の日米関係や日米軍事同盟の欠陥とその解消について何らのコメントもしないまま、日本共産党に対して日米安保条約体制の容認を迫っている)


(以下、これまで他のMLで発信したものを一部修正加筆して、ご参考までに掲載しておきます)

1.日本共産党をめぐる『FACTA』(2023_8)の2つの記事:こうしたことも含めて、お誘い中の(いろいろ議論のための)『資本論』読書会で意見交換したいと考えています

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◆(別添PDFファイル)日本共産党、「革命政党」に先祖返り(中北浩爾『FACTA 2023.8』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknY88DsN9qdqWPc-?e=YHzgMW

◆(別添PDFファイル)共産党初の女性委員長「田村智子」の超インパクト(『FACTA 2023.8』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVknfy2E31RaHE6YpC?e=s0tcij

(関連)日本共産党「革命」を夢見た100年-中北浩爾/著(中公新書)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034340231&Action_id=121&Sza_id=B0

(関連)人新世の「資本論」-斎藤幸平/著(集英社新書)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034111188&Action_id=121&Sza_id=B0

(関連)シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由-松竹伸幸/著(文春新書)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034426438&Action_id=121&Sza_id=C0

 <田中一郎コメント>

 私は、福島原発事故以降の日本共産党の「原発・核燃料サイクル即時廃棄(再稼働認めない)」方針や、特にアベ戦争法制以降の日本共産党の「柔軟路線」=「市民と野党の共闘」路線を高く評価してきました。しかし、中北浩爾一橋大学大学院教授のこの記事にもあるように、何故かはわかりませんが、少し「巻き戻し・歴史逆行」の雰囲気が党内に出ているのかもしれません。

私は、日本共産党に、20世紀型の革命政党(特にレーニン・スターリン主義的な)に純化してほしいなどとは微塵も考えておりません。その逆です。一刻も早く、日本国内で「世直し」多数派を形成できる中核勢力として、政権を担える国民政党へと脱皮してほしいと思っています。そのためには、スターリニズムの色が濃い民主集中制を克服し、党内民主主義を徹底して、みんなから愛される共産党(故野坂参三氏)、やさしく柔らかくたくましい共産党へと変身してほしいと願っています。(少し時間はかかると思いますが) 

また、党の財政が厳しくなっている点については、志位和夫委員長が交代したことを契機に政党交付金を受け取るようにして、武士は食わねど高楊枝、の方針を転換すればいいと考えています。取るべき方針は逆で、政党や選挙などの運営は、極力公費で行うようにし、他方でその資金使途を透明にして、かつ厳しくするとともに(罰則付き)、企業団体献金の禁止=その尻抜け防止のため、特定企業の役員・幹部の個人寄付にも総額規制をかけ、更にさまざまな政治家や政党への便宜供与も禁止して、利益誘導型の政治から脱却していく方向で動いてほしいと願っています。(今の政治家や幹部官僚の腐敗ぶりから見て、ルール違反に厳罰を処する手当てが必要であるように思っています=罰則が甘っちょろいから、ナメられているのです:例 エッフェルねえちゃんの松川ルイ16世)
 https://nameneko.co.jp/

上記の記事や著書に出てくる方々=中北浩爾一橋大学大学院教授、斎藤幸平東京大学准教授、松竹伸幸さん、は3人それぞれに主義主張に問題アリ、と見ていて、特に中北浩爾一橋大学大学院教授の政治時評については厳しく批判しなければいけないと考えています(ただ、中公新書『日本共産党』は名著だと思います)。

また、日本共産党についての議論をすると、好き嫌いが先行し、議論のタネになっている上記のような原本著作を読まないままに、偏った議論をする方が少なくありません。市民運動・社会運動では、そうしたことを克服し、建設的に議論することが必要です。更にまた、日本共産党員の方々は、ただただ「赤旗しんぶん」の記載を繰り返しているだけで、自分の頭と価値判断を棚上げにしている人もいらっしゃる様子なので、これではいつまでたっても日本共産党や日本の「世直し」・政治改革をめぐる議論の充実はおぼつかないでしょう。

こうしたことも含め、可能ならば、お誘いをしている(いろいろな議論のための)『資本論』読書会(資本論を読むだけでなく、さまざまな今日の政治・経済・社会のことについて意見交換を目的にしています)で意見交換したいと考えています。飛び入り参加も歓迎ですので、参加ご希望の方は私宛、ご一報ください。よろしくお願い申し上げます。
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2.志位委員長よ、なぜ私が除名なのか:松竹伸幸&佐藤優(『文藝春秋 2024_2』)=私が日本共産党に期待するもの

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◆(別添PDFファイル)志位委員長よ、なぜ私が除名なのか:松竹伸幸&佐藤優(イントロ部分)(『文藝春秋 2024.2』)
 https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7499

(関連)「文藝春秋」2月号で元外務官僚の佐藤優氏と対談 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=uD_rI6uwNfM

(松竹伸幸さんへ、佐藤優のような人物とは対談はしない方がいいと思います。上記VTRにあることを佐藤優に申入れしたいのなら、その旨を書いて送り付けるか、VTRに録画して拡散すればいいのです。別のもっとまともな有識者と対談を重ねてください。それとこれも既に申し上げていますが、私は松竹伸幸さんや鈴木元さん(この人は少し態度がよろしくないですね)の安全保障論や政策論には反対です。安全保障で言えば、対米隷属に追随するのではなく、現実主義という既成事実の容認でもなく、平和主義を断固として貫く姿勢を示していただきたいと思っています(中共中国による台湾への武力侵攻の際には米国・米軍とともに台湾の側に立ち、後方支援などを行うなどということは断じて認められません)。今の日本では、対米自立こそが安全保障政策上の最重要・最優先事項ですから)

◆(文春新書)『シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由-松竹伸幸著』が提起する日本共産党への提言について:同党が持つ未来への可能性を最大限に活かせ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-0b6da1.html

 <田中一郎コメント>

 松竹伸幸氏と鈴木元氏の復党は、日本共産党が民主集中制を段階的に廃止して、レーニン・スターリン型の革命政党から民主国家の国民政党へと脱皮していく契機になるものと考えられますが、どうもこの『文藝春秋』の記事を読む限りでは、今回もダメな様子です。しかし私は、民主集中制を維持したままでは日本共産党はいつまでたっても政権を担える政党にはならない・なりえないと見ています。小粒で鉄の団結を誇る万年野党の左翼批判政党であれば、これからも維持存続するだろうと思いますが、既存党員やシンパの高齢化とともに党勢は右肩下がりに落ちていくでしょうし、また、民主集中制のような「疑似株式会社」のような制度の組織は官僚化が進んで、若い世代には人気がなくなっていき、世代交代も進みにくいだろうと思います。要するに党の活力が削がれていきます。

しっかりとした、オルタナティブな日本を実現していく、覚悟が決まった野党勢力がない中で、日本共産党への期待は大きいのです。既に私から何度も申し上げてきたように、既成政党の中では日本共産党が最もまともです。ですから、今般、決まると言われている志位和夫氏から田村智子氏への委員長の交代を契機に、党の国民政党への脱皮=圧倒的多数の有権者から愛され、支持され、投票される大きな政党=政権を担える政党へと生まれ変わる「元年」=スタート地点としていただきたいと願っています。

私が民主集中制解消の第一歩として考えられると思っているのは、都道府県委員会以下、地区委、支部の3段階での党員の行き来や討論・意見交換を自由にし、党外に対しても一定の範囲内で自由にモノが言える体制を一刻も早く創っていただくことです(党への敵意丸出しの批判や攻撃はダメという程度に制限を控える)。そして更に、①中央委員会委員の選出を民主化し、②党からの収入で生活をしている党員は中央委員から外す(利益相反)、③中央委員選挙は立候補を自由化した上で都道府県委員会以下の一斉秘密自由選挙で投票、④意識的に党の閉鎖的な雰囲気を払拭する「運動」を展開し、イメージチェンジを図る、くらいの取組から始めてはいかがでしょうか。党首選挙の自由化や党名称の変更、民主集中制の完全廃止、ヒエラルキー型党組織の改革などは、こうした「柔らかく優しい」日本共産党のイメージがある程度定着してから取り組んでいけばいいのではないかと思います。

それと、今回委員長が交代するという前提で、これを契機に政党交付金を受け取っていただきたい。その条件は資金使途を厳格にして全部公開し、これが模範的な政党交付金の使い方です、という見本を見せていただきたい。そしてゆくゆくは、政党交付金ではなく、国会議員活動交付金に衣替えさせて(党の運営費は国会議員が主に負担・一部一般党員)、資金使途は国会議員(及び政党)の健全な政治活動に厳格に限定するよう法制化も目指してほしいと思います。今般の自民党各派閥の裏金・脱税問題を契機に、企業団体献金の禁止、政治資金規正法や公職選挙法の政治資金規定の厳格化、斡旋利得処罰法の厳格化、政治資金の第三者監視制度、など、徹底した適正化に向けて尽力していただくとともに、「カネのかからない選挙」=選挙の公営化と市民参加にも着手してほしいと願っています(さしあたり選挙供託金を廃止するか、極少額のものにし、選挙グッズの公費負担などを実現していただきたい)。

私は近々、今のままの立憲民主党=泉健太立憲民主党(代表や執行部を泉健太のような国会議員たちが牛耳る党)は政界再編のあおりを受けて空中分解するのではないかと予想しています。聞くところによれば、小沢一郎が音頭を取り、野田佳彦あたりを代表にして、立憲民主党+「日本維新の会」の連立政権を目指して、問題だらけの自民党から政権を奪取しようとする動きが立憲民主党内に蠢いているそうです。もし、それが事実ならトンデモナイ話で、そのような愚かな「政権たらいまわし」は、2009年の「口先やるやる詐欺」民主民進党政権や、2017年の「希望という名の絶望の党」への「バビロン捕囚」的合流の二の舞になるに違いありません。

要するにそんな政権交代では、日本の政治は何も変わることがなく、日本の破壊は止まることもなく、日本の未来は政治が主導して暗いままであり、国民生活は微塵もよくならないどころかひどくなり、政権は短期間の間に内紛を起こしたり、ロクでもないことを閣僚や国会議員どもがやって、これじゃ自民党と変わらない、だったら自民党でいいではないか、という話になっていくだろうと、私は予測します。そんなものは最初からいらないという態度を、有権者・市民は、泉健太立憲民主党に突き付けていく必要があるだろうと、私は強く思っています。

脱原発・対米自立と平和・国民生活最優先・地方経済社会再生・新しい民主主義などを政策の柱とする「日本国憲法政治」(国民主権、基本的人権(権利としての生存権を含む)、平和主義 + 三権分立、地方自治)の実現へ向けて、日本共産党はその先頭に立っていただきたいと思うし、そのためには、今の党の体質や組織の在り方を、少し時間がかかるかもしれませんが、見直していただきたいと思っています。
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3.最近の2つのことについて

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(1)共産除名 再審請求を却下(朝日 2024.1.17)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15840061.html

(せめて「新委員長」の下で慎重に検討することにして継続審議くらいにしておいてほしかった。これで日本共産党は事実上、民主集中制を継続する意思を示したわけで、従ってまた、日本共産党が政権を担う可能性は今後、当分の間はほとんどなくなってしまったと見るべきでしょう。小粒で団結最優先の万年批判野党で今後もやっていく、という意思表示をしたようなもので、日本共産党に期待する者からは残念な結果になりました。再審請求をしている2人の主張に賛同できないことはこれまでも申し上げてきた通りですが、異論の存在を容認し、党の体質を転換する契機にしていただきたかったというのが私の思いです。:田中一郎)

(関連)在任23年志位氏 去就焦点、共産党大会 世代交代求める声(毎日 2023.1.16他)
 https://mainichi.jp/articles/20240116/ddm/005/010/024000c

(2)どこよりも早い2024年議席予測:三浦博史(『サンデー毎日 2024.1.28』)
 https://mainichibooks.com/sundaymainichi/backnumber/2024/01/28/

(与党22議席減、維新11議席増、こんなことでは日本の政治はちっとも変わらない。有権者の「ボケ老人化」が最大の原因なのかもしれませんが、政権交代のみならず自民党政治の一掃を目標とせずして、日本の政治は変えられるのか、真剣に問われるべきでしょう。この『サンデー毎日』の選挙結果の観測記事が伝えていることは、政権の受け皿体制=つまりは野党第1党の泉健太立憲民主党の新政権と「市民と野党の共闘」の在り方が、有権者にとっては全く魅力を感じさせない、ということなのではないでしょうか。だったら、立憲民主党の泉健太執行部をさっさと退陣させ、有権者・国民がワクワクするような「オルタナティブな日本」実現のための選挙公約=マニフェストをつくり、ホンモノの「市民と野党の共闘」の態勢をつくって、次の国政選挙で勝利できるよう一刻も早く取り組むことでしょう。 今のままの泉健太立憲民主党では、日本の政治は変わらない・変えられない、このままでは選挙には勝てない、ダメなままだ、ということをこの記事はいみじくも示していると思います。:田中一郎)
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草々 

 

2024年1月16日 (火)

(メール転送です)日刊IWJガイド「IWJが配信したワクチン問題研究会の会見取材動画をYouTubeが削除! 言論の自由の危機! どうかIWJをご支援ください!」2024.1.15号~No.4123

前略、田中一郎です。
(メール転送です)

 

◆日刊IWJガイド・非会員版「IWJが配信したワクチン問題研究会の会見取材動画をYouTubeが削除! 言論の自由の危機! どうかIWJをご支援ください!」2024.1.15号~No.4123 - What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53113

 

(mRNAワクチン(コロナワクチン)は米国国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が開発したもの。今回の「新型コロナ」騒動とmRNAワクチンの大量摂取は、巨大な規模の人体実験だった可能性が高いと思われます。対米隷属色を強める日本政府は、途中で考えを見直したイスラエルなど諸外国とは違い、最も米国および米国巨大医薬品資本に忠実に自国有権者・国民に危険なmRNAワクチンを打ち続け、今日では世界最大のmRNAワクチン接種国となってしまっています。今後はワクチンだけでなく、mRNAあるいはDNAを使う遺伝子操作医薬品が危険です。くれぐれもご注意を! :田中一郎)

 

(グーグル&ユーチューブの言論妨害はコロナワクチンに関するものだけではありません。先般、私が主催した「(米国)911同時多発自爆攻撃」に関する藤田幸久さんの録画もユーチューブから削除されました。Gメールでの妨害の可能性もうかがえます(『通信の秘密』を定めた日本国憲法に違反)。それ以外でも地球温暖化問題その他に対するグーグル&ユーチューブによる言論妨害は続いています。そんな中、政治家どもと民主主義が劣化し始めているヨーロッパ・EUでは、愚かにも「デジタルサービス法(DSA:Digital Services Act)」を制定し、グーグルなどの巨大IT企業(プラットフォーマー)たちにネット言論の検閲を法律で義務付けるなどということをしてしまっています(フェイク追放がその口実)。しかし、巨大IT企業がネット言論を適切に検閲できるなどという保障はどこにもありません。それどころか、中共中国などにおいては、政府当局と癒着して、ネット言論の統制に手を貸すようなことまでしてきているのが現実です。デジタル運営の適正化については、日本の左翼・左派・リベラルもまた、今後判断を間違いそうな問題です。(既に、「人工排出CO2による地球温暖化」説、mRNAワクチンを含むコロナワクチン、ウクライナ戦争の3つで、日本の左翼・左派・リベラルは判断を間違いました=未だに反省の様子は見えません。:田中一郎)

 

(関連)(タダの毒物)「新型コロナ」mRNAワクチンをめぐる直近情報:(1)新型コロナ変異株は「人工製造物」だった(宮沢孝幸京都大学准教授:ISF独立言論フォーラム)(2)ワクチン問題研究会記者会見(IWJ)他- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/09/post-f3d638.html

 

(関連)(メール転送)パンデミック条約と国際保健規則改定:国家主権を放棄して国際医薬品資本が支配するWHOの指図通りに政府が動くことを強制される、そんな条約が2024年5月を目途に締結される=何故、報道もされず有権者への説明もないのか?!- いちろうちゃんの

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-059075.html

 

(WHOは国際医薬品資本(マフィア)、及び、その代理店政府であるアメリカ政府の植民地です。:田中一郎)

草々

 

-----Original Message-----

From: IWJ OFFICE

Sent: Monday, January 15, 2024 8:01 AM

Subject: 日刊IWJガイド「IWJが配信したワクチン問題研究会の会見取材動画をYouTubeが削除! 言論の自由の危機! どうかIWJをご支援ください!」2024.1.15号~No.4123

 

┏━━【目次】━━━━

┠■はじめに~松の内が明けて早々、岩上安身がインフルエンザにかかり、1週間たっても発熱がやまず! さらにピンチは重なり、IWJが収録した福島雅典京都大学名誉教授らが登壇する「ワクチン問題研究会」の記者会見動画がYouTubeから一方的に削除された上、警告を受け、1週間ライブ配信、動画アップができなくなりました! 今後、警告が繰り返されるとアカウント停止・削除の可能性も! 科学的議論は賛否あれど公開で自由に行われるべき! IWJは、新型コロナワクチンの賛否にかかわらず、言論と学問の自由を守るため、YouTubeだけに頼らない手段で情報発信を続けます! どうぞIWJをご支援ください!

┠■IWJへの緊急支援をお願いいたします! この1月は、1日から10日までの間に、28件、32万3400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の8%であり、1月のあと半月の間で、92%が必要です!! 代表の岩上安身もインフルエンザに倒れ、1週間経っても発熱が続くなど、新年早々、IWJはピンチに見舞われています。IWJは市民に支えられる独立メディアとして、真実を、市民の皆さまに伝え続けていきます! そのためには、市民の皆さんのご支持とご支援が何よりも必要です! 本年1月こそ毎月の月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

┠■【中継番組表】

┠■<本日早朝、号外を出しました!>「ミアシャイマー教授、南アフリカが国際司法裁判所に提出したイスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する申請書を「真に重要な文書」として解題!」

┠■世界で次々と注目の選挙が行われる2024年、その皮切りとなる台湾総統選挙で、親米派の与党民進党の頼清徳候補が40%の得票率で勝利! しかし「親中」の国民党候補と、「中立」の民衆党候補の合計得票率が、実は6割を占める! 総統選と同時投開票された立法委員(国会議員)選挙では民進党が敗北! 総統の権力と、議会とでねじれ現象。米中の2つの大国の間で揺れる台湾選挙の結果は、どちらにも傾きすぎず、結果的に現状維持となる「模範解答」!?

┠■<IWJ取材報告 1>重要! YouTubeに動画を削除された会見の報告記事につき必読! ワクチン問題研究会の会見で、新型コロナワクチン接種による健康被害について「ただならぬことが起こっている」と福島雅典氏が報告!!「副作用はすべての臓器にわたっている! 全身に複数の疾患が同時に起こっている! 見たことがない」~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか

┠■<IWJ取材報告 2>その1との関連で重要! 必読! ワクチン問題研究会は「新型コロナワクチンの副作用の報告数は3071本の論文が把握されおり、一つのワクチンでこれだけの論文が出ているのは人類史上初めて」と懸念を表明! 前回会見でIWJ記者の質問に対し「健康被害は極めてまれ」と答えた武見大臣に発言のエビデンスを問うと「あくまで予防接種法にもとづく健康被害救済制度の趣旨・背景をうたったもの」と、大臣は発言のエビデンスを示せず!~1.12武見敬三厚生労働大臣定例会見

┗━━━━━

 

■はじめに~松の内が明けて早々、岩上安身がインフルエンザにかかり、1週間たっても発熱がやまず! さらにピンチは重なり、IWJが収録した福島雅典京都大学名誉教授らが登壇する「ワクチン問題研究会」の記者会見動画がYouTubeから一方的に削除された上、警告を受け、1週間ライブ配信、動画アップができなくなりました! 今後、警告が繰り返されるとアカウント停止・削除の可能性も! 科学的議論は賛否あれど公開で自由に行われるべき! IWJは、新型コロナワクチンの賛否にかかわらず、言論と学問の自由を守るため、YouTubeだけに頼らない手段で情報発信を続けます! どうぞIWJをご支援ください!

 

 新年早々、IWJはピンチに見舞われています。

 

 岩上安身は1月8日に喉の痛みや悪寒、発熱などの症状があらわれ、9日に病院でインフルエンザと診断されました。8日以降も発熱が続き、自宅で療養しながら、毎日のこの日刊IWJガイドへの赤入れや、スタッフへの指示を続けています。

 

 インフルエンザ発症から1週間がたった14日現在も、まだ治ったとは言えない状態です。現在は高熱は出なくなったものの、夜になると微熱が出てくる状態で、薬を服用していても、喉や鼻の症状、咳、全身の倦怠感などは消えていません。この長引き方は、ストレスなどで抵抗力が落ちていて、回復力が下がっているのではないかと思われます。薬が1週間分しか出ておらず、本日月曜日にも、再度、病院に行く予定です。

 

 さらに、別の問題も発生しました。

 

 後段の「IWJ取材報告」でもお伝えしているように、1月11日に一般社団法人ワクチン問題研究会による「設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見」が、厚生労働省で開催されました。

 

※ワクチン問題研究会が新型コロナワクチン接種による健康被害について、見て見ぬふりをされている「驚愕する事実」を報告!!~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか 2024.1.11

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520969

 

 IWJはこの会見を録画収録で取材し、動画をYouTubeにアップしたところ、1月12日に、YouTube側から一方的に「誤った医療情報(地域の医療および関連行政機関や世界保健機関(WHO)によって安全かつ有効であると認定され、現在接種が実施されているワクチンに関して誤った医学的情報を拡散し、深刻な危害を及ぼしかねないコンテンツ)」だと判定され、ガイドラインに違反しているとして、動画が削除されてしまいました。

 

 さらに、YouTube側からは、1月12日から1週間、コンテンツのアップロード、投稿、ライブ配信ができないと警告を受けました。YouTubeによると、今後2回目の警告を受けると、同様の操作が2週間できなくなり、さらに違反を繰り返すと、アカウント停止・削除の措置を受けてしまう(いわゆる「バンされる」)ことになります。

 

 このYouTube側の措置は、あまりに無茶なものです。WHOは、まるで、医学的真理を独占している(と信じ込んでいる)中世のカトリック教会のような存在のようです。

 

 異端派は許さず、魔女のレッテルを貼って火炙りにする。現代では、それが、YouTube側のものではない発信者の情報を消してしまうという暴挙となっているわけです。

 

 発信者が情報のバックアップを持っていなければ、すべて失われてしまいます。この非主流派の意見を弾圧する態度は、科学的な姿勢とは、まったく相反する姿勢です。

 

 科学とは、固定したドグマに安住し、異論を暴力的に排除するような姿勢をとるものではありません。

 

 科学は、定説に満足したり、ドグマ化したりせず、絶えず疑いを持ち、観察や実験を通じて、新たな仮説を立て、実証してゆく絶え間ない営みです。その挙げ句、定説が覆されて、新説が新たな定説となっていくことは少しも珍しくもありません。

 

 それが医学に限らず、科学の進歩であり、ドグマに陥りやすい他の思想と大きく一線を画すものです。

 

 YouTubeの姿勢をWHOが指示したり、支持しているとまでは思いたくはありませんが、YouTubeのこの非科学的で、強権的で検閲的な姿勢を、まったくあずかり知らず、とも思えません。黙認を与えているのではないか、とも疑いたくなります。

 

 それは結局、新型コロナワクチンを開発して、有無を言わさず、世界中の国々に使わせて、巨額の利益を上げようという連中の言いなりになっているか、忖度しているか、どちらかでしょう。

 

 国家やWHOのような国際機関すらを超えるパワーを発揮できるのは、メガファーマとそれに莫大な投資をしてきた巨大投資家しか考えられません。

 

 新しいメディアの可能性を秘めたSNSの有力な一角であるYouTubeが、このようなグローバルパワーの前に屈して、その使い走りのように検閲官としてバンして回るとは、残念至極です。YouTubeは、独立した企業として創業されましたが、現在はGoogleに買収され、その傘下の企業です。

 

 IWJは、中継やハイライトではYouTubeを多用しますが(ツイキャスも併用しています)、会員用アーカイブには、ずっと以前からYouTubeより高画質・高音質のVimeoを用いてきているので、YouTubeにオープンに出していたものが削除されても、会員の方には今回の記者会見も含めて、全編、問題なく視聴可能です。

 

 しかし、今後のことを考えると、先回りして対策を立てる必要を感じます。

 

 各SNSに、それぞれ特徴があって、ツイッターは短文だけ、Instagramは写真中心、といった制約がかつてありましたが、それらがどんどんと取り払われているため、どのSNSも、長文テキストも、動画もアップできるようになっており、動画の配信を、強権的検閲を行うような、YouTubeに頼らなくても、人々に届かせることができるようになりつつあると思います。

 

 IWJとして、速やかに、他のSNSを使用していくようにリスク分散をし始めたいと思います。これをお読みの会員の方でも、非会員の方でも、どのSNSがいいか、ご意見を、ぜひ、お聞かせください。

 

 さて、話を戻します。

 

 福島雅典氏が代表理事を務める「一般社団法人ワクチン問題研究会」は、新型コロナのmRNAワクチンについて、その接種による死亡や健康被害の危険性について、声をあげ続けています。

 

※【IWJ号外】ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典医師、「核酸医薬(mRNAワクチン)なるまったく不完全な、薬でもないものをばらまいて!『殺人』ですよ!『虐殺が起きた』と言ってもいい」! 2023.9.8

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518401

 

※【IWJ号外】ワクチン問題研究会記者会見第2弾「こんなに多彩な病気が報告されたことは今までなかった」、「どれだけ今まで苦しかったんだろう」、「mRNAワクチンで薬害が発生することは必然だった」! 2023.9.9

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518430

 

※【IWJ号外】ワクチン問題研究会記者会見第3弾、福島雅典医師が咆哮する!「ワクチン契約は『不平等条約』」! 報じないマスコミに向かっては「ジャーナリストとしての気概と行動力を持て!」と檄も!! 2023.9.19

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518597

 

 過去には、昨年9月7日に行われた「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立に関する記者会見で、この記者会見をYouTubeでライブ配信していた『CBC』(中部日本放送)が、配信中にYouTubeによって配信停止されました。

 

 IWJはこの会見をツイキャスで中継し、その後IWJサイトにアップしています。

 

※「『リスクよりも利益が勝る』と厚労省はずっと言ってきた。じゃあ、その『利益』とは何なのか」レプリコンワクチンの接種が迫る中、私たち日本人がなすべきことは?~9.7「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立に関する記者会見 ―内容:会の設立とその経緯 2023.9.7

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518359

 

 岩上安身は昨年11月16日に、福島氏に録画収録でインタビューを行い、12月4日と5日に前後編の2回に分けてYouTubeで配信しました。この配信は非常に大きな反響を呼びましたが、YouTube側から警告を受ける恐れがあったため、配信後すぐに、IWJ自ら、YouTubeから動画を削除しました。

 

 これに対して、YouTube側からの削除ではないか、との心配の声も寄せられましたが、先述したように、完全版はVimeoに載せており、会員の方にのみ、直後から公開をしていました。

 

 この岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビューは、今、IWJサイトで公開しています。現在、期間限定でフルオープンですので、どなたでも御覧いただけます。

 

※「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機~岩上安身によるインタビュー第1142回 ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏 2023.12.7

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519765

 

 本来これは、年末年始向けの特設サイトで、フルオープンは、松の内の7日までを予定していたのですが、8日に岩上安身がインフルエンザとなってしまい、自宅でできる日刊IWJガイドの作成以外の、新たな動画撮影などができなくなったため、自動延長しています。

 

 YouTubeからの削除懸念は、実際に間違いではなかったことがはしなくも今回立証されたことも含めて、ぜひ、会見やインタビューの内容を御覧になって、これが有害な情報と言えるのか、むしろ公開の議論の俎上に載せるべきことではないのか、皆さんご自身で、お考えいただきたいと思います。

 

 一人ひとりが考え、判断し、時に議論する材料を提供していくのが、メディアの仕事であり使命です。グローバル資本の不当利益のために奉仕する下僕になる気は、我々IWJには毛頭ありません。我々は市民の皆さんのために存在し、活動するメディアです。市民の皆さんのご支援をお待ちしています。

 

 YouTubeの方にもう一度、話を戻せば、この検閲が、非常に雑なものであることがわかります。

 

 世の中に流布する言説の中には、まったく荒唐無稽だったり、人の不安につけ込む詐欺や、詐欺まがいの言説もあります。悪質極まりない誹謗中傷も絶えることがありません。

 

 言論の自由は、無責任な自由を意味しません。

 

 そうした明らかに悪意に満ちた、虚偽の言説や、詐欺の口上のようなものは、犯罪性があり、削除にまで至らなくても、警告を与えるとか、その警告を動画上に上乗せするとか、やり方はいろいろあるでしょう。

 

 しかし、純粋に医学的な議論であり、新型コロナワクチンの副反応の悲惨な事例について、数々、エビデンスを集め、世界中で論文が書かれていることも示しているのに、問答無用で削除とは、あまりにおかしな判断です。

 

 YouTubeは、科学的に間違った話をしているわけではなくても、ビッグファーマの利益や政府の方針に真っ向から批判する内容であれば、それが仮に科学的に正しくても、一方的に「誤った医学的情報を拡散し、深刻な危害を及ぼしかねないコンテンツ」だと決めつけて、削除・警告してしまうようです。

 

 ワクチンの賛否は、純粋に科学的議論として、憲法の定める通り、言論の自由(第21条)と、学問の自由(第23条)が保証された状態で行われるべきです。政治的決定、あるいはたかだか一企業の検閲によって賛否の議論を封じるべきではありません。

 

 YouTubeの検閲は、憲法違反の可能性があります。ここまできたら、違憲訴訟を起こす必要性があるのではないか、とも考えます。

 

 YouTubeの削除や警告の措置は、おそらく何らかのキーワードなどでフィルターをかけ、AIが判断して行っているのでしょうが、プログラムしているのは人間です。その方針を決定しているのはYouTubeという企業です。「WHOが安全かつ有効であると認定」したものに異を唱えればすべて「深刻な危害を及ぼしかねないコンテンツ」だと決めつけてペナルティを課すのは、先述した通り、中世の魔女狩りと同じレベルです。

 

 我々IWJは、賛否が拮抗するテーマであっても、こうした政治的・経済的抑圧には断固、抗議します。YouTubeが権力に恣意的な検閲を行うのであれば、YouTube以外の手段で情報を伝えると同時に、その違憲性について、つどつど批判を展開していきたいと思います。

 

 幸い、IWJ記者が厚生労働大臣会見で、新型コロナワクチンの副反応被害について追及した動画は、YouTubeのガイドラインに抵触していないようで、いずれもたいへんな反響を呼んでいます。

 

※【IWJ記者質問部分】「レプリコンワクチン接種で、再び想定を大きく超える健康被害が発生した場合の責任は?」武見敬三厚生労働大臣定例会見

https://youtu.be/k9PR6IvtHtg

 

※【IWJ記者質問部分】2023.12.26「死亡例含む1878件の副反応でも、レプリコンワクチンの安全性は許容範囲?」武見敬三厚生労働大臣定例会見

https://youtu.be/UZ3tIiV8jww

 

※2023.12.19【IWJ記者質問部分PickUP】7回もの追加接種とそれによる免疫力の低下の関係性についての調査は?~武見敬三 厚生労働大臣 定例会見

https://youtu.be/aHkb-TwnCZo

 

※【IWJ質問】「一度走り始めたワクチン接種キャンペーンは製薬会社との契約満了までは、どんな重症事例が何件発生しようとも、どのような数値のデータが出ようとも、止まることはないのか?」武見大臣の答弁とは~

https://youtu.be/u0r_ks3Kl9Y

 

※【IWJ記者質問部分】武見大臣「症状が一定数に達した際に接種を見合わせる基準は設定していない」つまり、新型コロナワクチンで何人死のうが「許容範囲」!?~12.12武見敬三 厚生労働大臣 定例会見

https://youtu.be/BdEtTb4pGMo

 

 WHOが今年5月に採択しようとしている「パンデミック条約」、第一三共が進める国産mRNAワクチン、日本でも承認された自己増殖型のmRNAワクチン「レプリコンワクチン」など、コロナ・パンデミックを契機としてmRNAワクチンの開発が急速に進められています。

 

 IWJは、市民の生活と命に関わるワクチン問題について、しっかりと検証し、日本政府の方針を問いただしてゆきます。

 

 どうか、IWJへのご支援をよろしくお願いいたします!

 

■IWJへの緊急支援をお願いいたします! この1月は、1日から10日までの間に、28件、32万3400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の8%であり、1月のあと半月の間で、92%が必要です!! 代表の岩上安身もインフルエンザに倒れ、1週間経っても発熱が続くなど、新年早々、IWJはピンチに見舞われています。IWJは市民に支えられる独立メディアとして、真実を、市民の皆さまに伝え続けていきます! そのためには、市民の皆さんのご支持とご支援が何よりも必要です! 本年1月こそ毎月の月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 

 12月は192件、271万8500円のご寄付をいただきました。ありがとうございます!

 

 これは、毎月の活動費の月間目標額400万円の68%です。残念ながら、12月はあと32%、128万1500円、目標額に届きませんでした。

 

 11月、12月と、2ヶ月連続で目標金額に到達していません。この状況は非常に厳しいと申し上げざるを得ません!

 

 年が改まったこの1月は、1月1日から10日までの間に、暫定ではありますが、28件、32万3400円のご寄付をいただきました。新年早々、ありがとうございました!

 

 この金額はしかし、月間目標額400万円の8%であり、あと92%必要です!!

 

 今年こそ、この1月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 

 IWJは新年早々、ピンチに見舞われています。

 

 岩上安身は1月9日にインフルエンザと診断され、自宅で療養しながら毎日のこの日刊IWJガイドの校正や、スタッフへの指示を続けています。

 

 厚生労働省は、インフルエンザにかかった場合、「一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。ウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります」として、その期間の目安については「現在、学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では『発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで』をインフルエンザによる出席停止期間としています(ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません)」と示しています。

 

※令和5年度インフルエンザQ&A(厚生労働省、)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2023.html

 

 岩上安身は、1月8日に喉の痛みや発熱などの症状が出始めましたが、発症から1週間たった14日現在も、まだ治ったというのにはほど遠い感じで、発熱が続いています。これは、抵抗力が落ちていて、回復力が下がっているのだと思います。

 

 国内も不況で、元旦には能登半島地震にも見舞われ、生活の厳しい方がいらっしゃると思います。そうした状況下で、我々の経済的苦境を訴えるのは、心苦しくもありますが、どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 

 前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その額は合計で2200万円となってしまいました。第13期のこの事態は、IWJ創業以来初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。

 

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 

 今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。今期は、赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。

 

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!

 

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、ぜひとも会員登録をお願いします!

 

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

 

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。

https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

 

みずほ銀行

支店名 広尾支店

店番号 057

預金種目 普通

口座番号 2043789

口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

 

城南信用金庫

支店名 新橋支店

店番号 022

預金種目 普通

口座番号 472535

口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

 

ゆうちょ銀行

店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)

店番 008

預金種目 普通

口座番号 3080612

口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

 

※ご寄付・カンパのお願い

https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 

 岩上安身拝

 

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◆中継番組表◆

 

**2024.1.15 Mon.**

 

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

 

【IWJ・Ch5】15:00~「〈パレスチナ〉を生きる人々を想う学生若者有志の会『伊藤忠にパレスチナ虐殺への加担をやめるよう求めるオンライン署名2万筆の署名簿の提出と記者会見』」

視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 

「〈パレスチナ〉を生きる人々を想う学生若者有志の会」主催の会見を中継します。これまでIWJが報じてきたパレスチナ関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/palestina

 

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◆中継番組表◆

 

**2024.1.16 Tue.**

 

調整中

 

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

 

ワクチン問題研究会が新型コロナワクチン接種による健康被害について、見て見ぬふりをされている「驚愕する事実」を報告!!~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520969

 

新型コロナワクチンについて、前回会見でIWJ記者の質問に対し「健康被害は極めてまれ」と答えた武見大臣に発言のエビデンスを問うと「あくまで予防接種法にもとづく健康被害救済制度の趣旨・背景をうたったもの」と答弁!~1.12 武見敬三厚生労働大臣定例会見

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520978

 

志賀原発:地震で変圧器から油、燃料プールから水が流出。「想定外で原発を作っていたのなら、そもそも想定自身がおかしいんだから、そんなものはやっぱり設計ミスではないのか?」~1.12 原発反対八王子行動

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520986

 

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■<本日早朝、号外を出しました!>「ミアシャイマー教授、南アフリカが国際司法裁判所に提出したイスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する申請書を「真に重要な文書」として解題!」

 

 ジョン・ミアシャイマー・シカゴ大学名誉教授が1月5日自身の『サブスタック』アカウントで、BRICSの一角を成す南アフリカが、昨年2023年12月29日に国際司法裁判所(ICJ)に提出した、イスラエルのパレスチナ人に対するジェノサイドを告発する文書(申請書)を、「真に重要な文書」であるとして紹介しました。

 

※Genocide in Gaza(JOHN J. MEARSHEIMER、2024年1月5日)

https://mearsheimer.substack.com/p/genocide-in-gaza

 

 ミアシャイマー教授は、「イスラエルが行っているジェノサイドに関するすべての事実を1ヶ所に集め、イスラエルによるジェノサイドについて、包括的かつ徹底的に裏付けされた記述を提供している点」が非常に重要だと指摘しています。

 

 イスラエル側は、南アフリカがICJに提出した文書に対して、「イスラエルに対して行われた最も非道で、不条理で、根拠のない主張」だと強く反発、イスラエル外務省が、各国のイスラエル大使館あてに、緊急公電で反対声明を出すよう支持を出しました。

 

 ICJは、2024年1月11日、12日と南アフリカの提訴を受けて審理を行いました。この一連の経緯について、IWJも『日刊IWJガイド』などでお伝えしてきました。

 

※【第1弾! イスラエルは10月7日以降、ガザで2万3000人を超える民間人を殺害! そのうち1万人近くが子供!!】イスラエルのやっているジェノサイドは明々白々な国際法違反の人道犯罪! なぜ、米国はこの国への制裁を妨げるのか!? ダブルスタンダードを隠さない米国に、世界のリーダーを気取る覇権国の資格はない! 1月11日と12日、オランダのハーグの国際司法裁判所(ICJ)で、南アフリカが提訴したイスラエルのパレスチナ人ジェノサイドの初公判が開催!(『アルジャジーラ』、2024年1月10日)(日刊IWJガイド2024.1.13号)

会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240113#idx-6

非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53110#idx-6

 

※【第2弾! 国際司法裁判所(ICJ)で南アフリカは「イスラエルの空爆と地上攻撃はガザの『人口の破壊』を狙っていると主張」! イスラエルは「我々は今日、南アがテロ組織ハマスの法的な代理人になったという、史上最大の偽善を目の当たりにした」と反発!】(『ロイター』2024年1月12日、『タス通信』2024年1月11日)(日刊IWJガイド2024.1.13号)

会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240113#idx-7

非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53110#idx-7

 

※【第1弾! 南アフリカが「イスラエルはガザでジェノサイドを繰り広げている」と、国際司法裁判所に提訴! イスラエル外務省は、各国政府に反対声明を出すよう圧力をかけろと、在外大使館に公電を送信!】イスラエルは「ガザへの人道援助を増やし、民間人殺害を減らす努力をすれば『ジェノサイド条約』の定義にあてはまらない」などと、連続大量強盗殺人犯がまだ人殺しは続けるが、少しペースダウンする、と言っているのに等しい開き直り! メシアニック・ジューの登場と増加が、キリスト教原理主義・福音派の終末論の期待をより一層高めている!(『アクシオス』、2024年1月5日)(日刊IWJガイド2024.1.8号)

会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240108#idx-6

非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53096#idx-6

 

 IWJが全文仮訳・粗訳した、ミアシャイマー教授による、南アフリカがICJに提出した「申請書」の解題を本日早朝にお送りしました。詳しくは、ぜひ号外でお読みください。

 

■世界で次々と注目の選挙が行われる2024年、その皮切りとなる台湾総統選挙で、親米派の与党民進党の頼清徳候補が40%の得票率で勝利! しかし「親中」の国民党候補と、「中立」の民衆党候補の合計得票率が、実は6割を占める! 総統選と同時投開票された立法委員(国会議員)選挙では民進党が敗北! 総統の権力と、議会とでねじれ現象。米中の2つの大国の間で揺れる台湾選挙の結果は、どちらにも傾きすぎず、結果的に現状維持となる「模範解答」!?

 

 2024年は世界で、台湾総統選だけではなく、2月にはインドネシア大統領選、3月にはロシア大統領選、4月には韓国総選挙とインド総選挙(4-5月)、6月には欧州議会選挙、そして11月に米大統領選挙と、重要な選挙が続きます。

 

※【特集】2024年 選挙は世界を変えるのか:岐路に立つ民主主義(地経学研究所、2024年1月14日閲覧)

https://apinitiative.org/election-year-2024/

 

 「2024年選挙イヤー」の皮切りとなる台湾総統選挙で、1月13日に投開票が行われました。

 

 中華民国の国家通信社で、台湾で最も影響力のあるメディア「中央通信社」が運営するネットメディア『フォーカス台湾』は13日、与党民進党の副総統・頼清徳(らいせいとく)総統候補と、蕭美琴(しょうびきん)副総裁候補のコンビが得票率40.05%、558万6019票を獲得し、勝利した、と報じました。

 

 最大野党・国民党の総統候補、侯友宜(こうゆうぎ)新北市長と副総統候補、趙少康(ちょうしょうこう)氏のペアは467万1021票で得票率33.49%でした。

 

 第2野党・民衆党の総統候補、柯文哲(かぶんてつ)前台北市長と副総統候補、呉欣盈(ごきんえい)立法委員(国会議員)のペアは369万466票で得票率26.46%でした。

 

 速報値による投票率は71.86%でした。

 

 民進党は「親米」、国民党は「親中」、民衆党は「中立」と目されています。

 

 台湾総統の任期は4年、1996年に総統選が民主主義的な選挙になってからは、民進党と国民党で2期8年ごとに政権交代をしてきましたが、今回、民進党の頼候補が勝利したことで、民進党政権が前例のない3期目を迎えることになります。

 

※総統選/総統選、開票終了 民進党・頼氏が得票率40.05%で勝利 与党3期目へ/台湾(フォーカス台湾、日本語版)

https://japan.focustaiwan.tw/politics/202401130010

 

※ここから先は【会員版】となります。

 

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 民進党の蔡英文現総統は、2016年、トランプ氏が大統領選挙に勝利するや否や、電話会談を行い、米国とのつながりを重要視する姿勢を鮮明にしました。

 

※トランプ氏と台湾総統の電話、中国の冷静な対応に感心=元国務長官(ロイター、2016年12月6日)

https://jp.reuters.com/article/idJPL4N1E1010/

 

 副総裁候補の蕭氏は、駐米代表(台湾の米国大使に相当する、2020年7月から2023年11月)です。2021年1月21日に行われた、バイデン大統領大統領の就任式に「正式に招待」され、出席しています。

 

※台湾の駐米代表、バイデン大統領就任式に出席 正式招待を称賛(ロイター、2021年1月21日)

https://jp.reuters.com/article/idUSKBN29Q0P7/

 

 蕭氏は台湾人の父と米国人の母の間に、日本の兵庫県神戸市で生まれ、台湾の台南市で育った政治家です。

 

※蕭美琴(wikipwdia、2024年1月14日閲覧)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%95%AD%E7%BE%8E%E7%90%B4

 

 『産経新聞』は、蕭氏について、「大の猫好きで、自らの外交姿勢を中国の『戦狼外交』と対比した『戦猫外交』と表現」していると紹介しています。

 

 蕭氏は、選挙戦では『YouTube』に「飼い猫と映る『ゆるい』動画を投稿し、頼清徳氏が取りこぼしがちな若者や女性への浸透を図った」と、同紙は指摘しています。

 

※米国の信頼厚い「戦猫」 台湾の新副総統・蕭美琴氏(産経新聞、2021年1月13日)

https://www.sankei.com/article/20240113-HVICTYPXYZNIXITWQUKOFF23SA/

 

 「戦猫ニャーニャーニャー」と題された動画の中で、蕭氏は被災地で拾った猫を、親友である蔡英文氏に託したエピソードや、4匹の飼い猫の写真を紹介しています。

 

 蕭氏は動画の後半で、「戦猫」と自称する理由を、「国際的に(※中国の)狼戦士と対決する」からだと述べています。

 

 蕭氏は「狼より猫の方が愛されていると思う」「猫にはバランス感覚があり」「すごく狭いところに追い込まれていても、切り抜け方を知っている」「猫には9つの命があると言われている」などと、猫の特色をあげ、自分が外国の人たちと接するときの姿勢と同じだと説明しています。

 

 蕭氏・民進党は、若年層に訴える広告戦略にも長けているようです。

 

※【Bi-khim 戦猫ニャーニャーニャー EP.01】蕭美琴はなぜバトル・キャットと呼ばれるのか? 猫のかわいい写真をたくさん掲載! @Bi-khimHsiao(頼清徳、2023年11月28日)

https://www.youtube.com/watch?v=fAxt1RRkNqk

 

 民進党の選挙戦略で、深緑色のフライトジャケットを採用したファッション戦略が功を奏した、とする指摘もあります。

 

 民進党は2020年の総統選でもフライトジャケットを採用していました。

 

 台湾4代新聞のひとつで、親米的な『自由時報』は14日、民進党の頼氏・蕭氏のコンビが台湾総統選で勝利したと報じた記事の中で、民進党の主要政治家らが選挙キャンペーンで着用してきた「緑色のフライトジャケット」に注目しました。

 

 同『自由時報』は、頼氏・蕭氏の勝利を喜ぶ蔡英文氏をはじめとする民進党の党関係者が全員、おそろいの「緑色のフライトジャケット」を着て整列した「衝撃的な」写真を掲載しました。

 

 『自由時報』によると、「この緑のフライト ジャケットは、この選挙キャンペーン中で非常に多く露出」し、「緑の陣営(民進党)のメンバーは全員、プロモーションの際にこのジャケットを着用し」「人々に深い印象を残した」と分析しています。

 

 「緑色のフライトジャケット」には、背中に英語で「TEAM TAIWAN」と書かれたステッカーが貼られています。

 

 2023年6月にこの「緑色のフライトジャケット」が2024着販売されると、即完売し、隔月で1000枚ずつ追加発売したものも即完売し、現在は在庫がないということです。

 

 『自由時報』は、ファッション史の中で重要な役割を果たしているフライトジャケットは、1950年代の米空軍のパイロットに由来する、と補足しました。

 

※頼清徳と蕭美琴が総統選に勝利! このダークグリーンのフライトジャケットがまた話題になるだろう(自由時報、2024年1月14日)

https://istyle.ltn.com.tw/article/29169

 

 13日付『フォーカス台湾』によると、台湾総統選で勝利した頼氏は、13日午後8時半過ぎ、台北市内で国際記者会見を開き、勝利宣言をしました。

 

 『フォーカス台湾』によると、頼氏は「蔡総統の路線を継承し、自由民主主義憲政体制の堅持と台湾海峡の現状維持を掲げる」姿勢です。2020年5月から、蔡英文政権で副総統を務めてきました。

 

 この、「親米」であり、「自由民主主義」を信奉している民進党であっても、中国との関係においては、「独立」を主張するのではなく、「併合」でもなく、「現状維持」を求めている、という点が、最も重要です。

 

 頼氏は「民主主義体制を大切にする立場を世界に示した」と台湾の人々に感謝し、自身の勝利は「国家が正確な道を歩み、方向を変えたり、古い道(※中国政府が主張する『ひとつの中国』を指すと思われる)に戻ったりしないことを意味している」と述べました。

 

 御覧の通り、選挙に勝利し、民意は我にあり、と有頂天の時にあっても、民進党のトップ政治家は、台湾は台湾というひとつの国家であり、中国の一部ではない、と断言することは、慎重に避けています。この点に注意を払う必要があります。

 

 『フォーカス台湾』から、頼氏の略歴を引用します。

 

 「頼氏は1959年、北部・新北市生まれの64歳。台湾大学リハビリテーション学科、成功大学学士後医学科を卒業後、2003年に米ハーバード公衆衛生大学院で修士号を取得した。1991~94年に南部・台南の成功大学病院と新楼病院で医師として勤務した後、96年から国民大会代表(国会議員)、99年から立法委員(同)を11年務め、続いて台南市長(2010年~17年)、行政院長(首相、17年9月~19年1月)を歴任。20年5月から蔡英文(さいえいぶん)政権下で副総統を務めている」。

 

※総統選/民進党・頼氏が勝利宣言「民主主義を大切にする立場を世界に示した」総統選/台湾(フォーカス台湾日本語版、2024年1月13日)

https://japan.focustaiwan.tw/politics/202401130009

 

 上記のように、米国との関係が深く、「古い道には戻らない」と意味深長な発言をする頼氏と、「国際的に(猫戦士として)狼戦士と対決する」と述べる蕭氏の「親米」コンビの勝利に、早速、米国のブリンケン国務長官が祝意を表しました。

 

 『フォーカス台湾』は14日、「ブリンケン米国務長官が13日の声明で、同日投開票された総統選で初当選した与党・民進党候補の頼清徳副総統に祝意を表明した上で、頼氏や台湾の他の政党と共に米台間の非公式関係を深化させることに意欲を見せた」と報じました。

 

 ブリンケン長官は、「台湾は今後も自由、民主主義、繁栄を追い求めるすべての人々の手本であり続けると米国は信じている」と述べています。

 

 ジョンソン米下院議長も『X(旧ツイッター)』で、5月の総統就任式にあわせて、代表団を派遣するよう下院の関連委員会の委員長に求めると表明しました。

 

※総統選/米国務長官、総統初当選の頼氏に祝意 米下院議長は就任式に代表団派遣の意向/台湾(フォーカス台湾日本語版、2024年1月14日)

https://japan.focustaiwan.tw/politics/202401140003

 

 他方、バイデン大統領は、この選挙結果に対して、さして浮かれたところを見せませんでした。台湾総統選の結果について問われ、「我々は台湾の独立を支持していない…」と述べるにとどめました。つまり、「現状維持」ということです。台湾の選挙結果にかかわらず、中国との関係に波風を立てない、ということのようです。

 

※バイデン氏「米国は台湾独立を支持しない」(ロイター、2024年1月14日)

https://www.reuters.com/world/biden-us-does-not-support-taiwan-independence-2024-01-13/

 

 一方、中国メディアは、ほとんど台湾総統選に言及していません。

 

 日本時間14日14時現在、『人民網日本語版』、『新華網日本語版』のトップページに「台湾」の文字はありません。

 

 『グローバル・タイムズ』は13日、「本土報道官、台湾の選挙結果についてコメント」と題する短い記事を出し、国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官のコメントを紹介しました。

 

※Mainland spokesperson comments on Taiwan election results(The Global Times、2024年1月13日)

https://www.globaltimes.cn/page/202401/1305321.shtml

 

 中国外交部は、『グローバル・タイムズ』が言及した、国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官のコメントを、記者の質問への回答として公開しています。以下に引用します。

 

 「台湾問題は中国の内政問題である。台湾情勢がどう変化しても、中国は世界にひとつしかなく、台湾は中国の一部であるという基本的事実は変わらない。

 

 『ひとつの中国』という原則を堅持し、『台湾独立』分離主義、『二つの中国』と『ひとつの中国、ひとつの台湾』に反対する中国政府の立場は変わらない。

 

 『ひとつの中国』という原則を堅持するという国際社会の共通認識と、確固としたパターンも変わらない。

 

 『ひとつの中国』の原則は、台湾海峡の両岸の平和と安定の錨である。我々は、国際社会が今後も引き続き『ひとつの中国』の原則を堅持し、『台湾独立』分離主義活動に反対し、祖国統一を目指す中国人民の大義の正当性を理解し、支持すると信じている」。

 

※台湾の選挙に関する記者の質問に外務省報道官が答える(中国外交部、2024年1月13日)

https://www.fmprc.gov.cn/fyrbt_673021/202401/t20240113_11223310.shtml

 

 台湾は、この総統選挙の結果を踏まえて、これから中国と厳しく対立し、親米的な路線を歩むのでしょうか?

 

 事はそれほど単純ではなさそうです。

 

 まず、台湾経済は中国大陸の経済と切っても切り離せません。台湾企業や資本家はこぞって、大陸に投資し、安価な中国大陸の労働力を使って利益を上げてきました。

 

 大陸中国側も、台湾からの投資には、他国からの投資とは違い、特別扱いをして、さまざまなアドバンテージを与えてきました。WTO違反と言われても仕方がないような特権が、「台湾同胞」には与えられてきたのです。その特別な仲をこじらせるような外交政策を、台湾の新たな総統が採れるとは思いません。

 

 仮に採ろうとすれば、中国との関係で利益を得ている資本家層、投資家層などから、強いクレームが飛んでくることでしょう。

 

※米国覇権の凋落と日本の転落、少子高齢化が始まった中国経済にも「翳り」が見え始めた? そして世界各地で続く紛争は台湾・東アジア情勢にどう影響するのか!? 岩上安身によるインタビュー第1140回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2023.11.24

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519920

 

※米国覇権の凋落と日本の転落、少子高齢化が始まった中国経済にも「翳り」が見え始めた? そして世界各地で続く紛争は台湾・東アジア情勢にどう影響するのか!? 岩上安身によるインタビュー第1141回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏(その2)2023.11.28

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520032

 

 中国と台湾の切っても切れない関係は、経済面だけではありません。今回の選挙結果を見ても、親米派が勝利した、とは決して言えない結果になっているのです。

 

 実は、2022年11月の台湾統一地方選挙では、与党・民進党が大敗し、蔡英文総裁は民進党党首辞任を表明せざるをえませんでした。

 

 IWJは、台湾党一地方選挙について、台湾の有権者は「内政は中国に宥和的な国民党、外政は親米的な民進党」というしたたかな政治バランスで動いている、という分析を出しました。

 

※<速報>台湾統一地方選で与党・民進党が大敗! 蔡英文総裁が民進党党首辞任を表明! 独立派の民進党が大敗し、親中派の国民党が台頭すれば、米中関係にも大きく影響!(日刊IWJガイド、2022年11月27日)

会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20221127#idx-4

非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51579#idx-4

 

※はじめに~台湾統一地方選挙詳報! 与党・民進党の大敗を受けて、中国政府は「平和を求める主流の世論」が反映されたとさりげなく評価、台湾の政治学者は「国際社会は危険を冒しすぎた」ことが原因と『NBC』にコメント! 内政は中国に宥和的な国民党、外政は親米的な民進党と、台湾の有権者はしたたかな政治バランスで動いている!?(日刊IWJガイド、2022年11月28日)

会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20221128#idx-1

非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51581#idx-1

 

 今回の台湾総統選挙では、野党共闘が成立しませんでした。野党第一党である「親中」の国民党と、親米でも親中でもない第三の選択肢を与えたいという「中立」の民衆党が、それぞれに候補を出し、「親米」ではない台湾有権者の票が割れました。

 

 結果、「親米」である与党民進党が勝利しましたが、得票率は4割にとどまりました。もし野党共闘が成立していたら、頼氏・蕭氏のコンビは勝利できなかったかもしれない、とも受け取れる微妙な選挙結果です。

 

 もうひとつ、見落とせないことがあります。

 

 台湾総統選挙と同日投開票された立法委員選挙(国会議員選挙)では、「親米」の民進党が議席を減らし、第1党の地位から転落しているのです。

 

 13日付『フォーカス台湾』によると、与党・民進党は立法委員選で113議席中、51議席を獲得しましたが、現有の62議席から11議席減らし、単独過半数には届きませんでした。

 

 民進党は2016年は68議席でしたが、選挙のたびに議席を減らし、今回は第2党に後退しました。民進党は、少数与党となり、「ねじれ」状態となります。

 

 最大野党である「親中」の国民党は、現有37議席から15議席増やし、52議席を獲得、民進党の議席数を1議席上回って、第1党に躍進しました。

 

 第2野党である「中立」の民衆党も、現有5議席を8議席に増やしています。

 

 国民党52議席、民進党51議席、民衆党8議席、その他2議席ですから、「中立」を掲げた民衆党がどちらに傾くか次第で、法案が可決されるか、否決されるか、キャスティングボードを握る形になりました。

 

※立法委員選 与党・民進党、単独過半数ならず 野党・国民党が第1党に/台湾(フォーカス台湾、2024年1月13日)

https://japan.focustaiwan.tw/politics/202401130012

 

 上記のように、2024年選挙イヤーの皮切りとなった台湾総統選挙は、「親米」与党民進党候補が総統選で勝つ一方、得票率は4割にとどまり、「親中」国民党は国会で第一党に躍進、「中立」を掲げた民衆党がキャスティングボードを握る形になりました。

 

 米中の2大国の間で揺さぶられているように見える台湾ですが、大きく報道されることはあまりないものの、先述したように中国との特別な関係で、大きな利益を得ており、それを手放すことはあり得ないと思われます。

 

 中国も、「ひとつの中国」という原則は1ミリも崩す様子はありませんが、現状維持ならば構わないという、気長な姿勢も変わりそうにありません。中国の人々の政治的な時間軸は、途方もなく長射程であると思われます。

 

 2022年の統一地方選挙に続き、台湾の人々は絶妙のバランス感覚で、米国にも中国にも傾ききることのない、「現状維持」の「模範解答」を出した、といえるのではないでしょうか。

 

 いずれにせよ、台湾と中国の関係は、肉親同士の関係です。他人がとやかく口出しする問題ではありません。台湾が独立を激しく求め、赤の他人の米国が軍を出して、中国の人民解放軍と戦争に陥り、集団的自衛権によって日本も巻き込まれていく、というどうしようもないほど馬鹿馬鹿しい話が、間違っても現実にならないよう、願いたいと思います。

 

■<IWJ取材報告 1>重要! YouTubeに動画を削除された会見の報告記事につき必読! ワクチン問題研究会の会見で、新型コロナワクチン接種による健康被害について「ただならぬことが起こっている」と福島雅典氏が報告!!「副作用はすべての臓器にわたっている! 全身に複数の疾患が同時に起こっている! 見たことがない」~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか

 

 1月11日午後1時15分より、東京都千代田区の厚生労働省にて、「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見(ワクチン副作用被害の拡大とその内容の事実確認)が開催されました。

 

 会見冒頭、「現在の予防接種健康被害救済制度申請並びに認定状況の確認と成果報告」として、研究会・代表理事で京都大学名誉教授の福島雅典氏より、次のように説明がありました。

 

 「9月7日に設立の記者会見を行ってから半年たちました。鋭意この間、研究を続けてまいりました。皆さま方の温かいご寄付と我々の手弁当によって、研究を続けてきました。

 

 この間に、重要な一つの研究課題は、世界全般でどういうふうになっているかということでした。その件に関して、文献を系統的に調査しましたところ、驚愕する事実が判明しました。

 

 数千に上る論文が、『ワクチン接種後の副作用』として報告されている。その数はさることながら、すべての臓器にわたっている。もう眼科から、それから一般の内科から、それから神経・精神までですね。

 

 そこで、それを論文にまとめて、昨日、公開されました(※)。(中略)

 

 これは『有志医師の会』が事前に調査しました。日本の学会で、どれだけの症例が報告されているのか。こういうことは、今まで薬の副作用とか何かでも、一切なかったことです。

 

 私は『がん』が専門ですから、抗がん剤というのは副作用の嵐に見舞われるわけですけれども、パターンは決まっているし、知れているわけです。このワクチンによる副作用というのは、パターンが決まってない。全身に起こる。複数の疾患が同時に起こる。見たことがないというのが医者の率直な意見です」。

 

※「COVID-19ワクチンの副作用:日本における学会発表と世界における論文報告の現状」(本論文を含め、当日会見で配布された資料については、一般社団法人ワクチン問題研究会のウェブサイトで閲覧可能となっている)

https://jsvrc.jp/kaiken240111/

 

 福島氏は、この新型コロナワクチン接種による健康被害の現状を「ただならぬことが起こっている」と表現しました。

 

 福島氏はまた、記者会見に先立ち、武見敬三厚生労働大臣に「新型コロナ接種による健康被害者の速やかな救済に関する要望書」を提出したことも報告しました。

 

※新型コロナ接種による健康被害者の速やかな救済に関する要望書(一般社団法人ワクチン問題研究会、2024年1月11日)

https://iwj.co.jp/wj/open/wp-content/uploads/2024/01/54ab366a3cc066bf55039284deb9c4e6.pdf

 

 この要望書は、1.ワクチン接種死亡者の前例調査、2.ワクチン接種後の健康被害者の全例調査、3.全被害者の救済・補償及び適切な医療の提供、4.国のワクチン政策の検証、5.ワクチン接種後健康被害者に対する適切な診断と治療に関する研究の推進について、直ちに適切に実行することを求めるものです。

 

 福島氏からの報告に続いて、症例・文献データベースの構築や検査法の開発、そして、今後の研究予定など、研究会の各ワーキンググループからの成果報告があり、その後、会見に参加した各社記者との質疑応答が行われました。

 

 記者会見の詳細は、ぜひ全編動画を御覧ください。

 

※ワクチン問題研究会が新型コロナワクチン接種による健康被害について、見て見ぬふりをされている「驚愕する事実」を報告!!~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520969

 

 岩上安身は2023年11月16日に、京都大学名誉教授でワクチン問題研究会代表理事の福島雅典氏にインタビューを行っています。ぜひ、あわせて御覧ください。

 

※「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機~岩上安身によるインタビュー第1142回 ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519765

 

■<IWJ取材報告 2>その1との関連で重要! 必読! ワクチン問題研究会は「新型コロナワクチンの副作用の報告数は3071本の論文が把握されおり、一つのワクチンでこれだけの論文が出ているのは人類史上初めて」と懸念を表明! 前回会見でIWJ記者の質問に対し「健康被害は極めてまれ」と答えた武見大臣に発言のエビデンスを問うと「あくまで予防接種法にもとづく健康被害救済制度の趣旨・背景をうたったもの」と、大臣は発言のエビデンスを示せず!~1.12武見敬三厚生労働大臣定例会見

 

 1月12日午前11時頃より、武見敬三厚生労働大臣の定例会見が、東京都千代田区の厚生労働省にて開催されました。

 

 この会見の前日1月11日には、厚生労働省で、一般社団法人ワクチン問題研究会の記者会見が開催され、「新型コロナワクチンの副作用の報告数は、3071本の論文が把握されおり、一つのワクチンでこれだけの論文が出ているのは人類史上初めて」と発表しました。

 

※ワクチン問題研究会が新型コロナワクチン接種による健康被害について、見て見ぬふりをされている「驚愕する事実」を報告!!~1.9「一般社団法人ワクチン問題研究会」設立後6ヵ月の成果報告に関する記者会見 ―登壇:福島雅典氏(代表理事・京都大学名誉教授)ほか

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520969

 

 IWJ記者は、新型コロナワクチン接種後の健康被害について、継続的に武見大臣に質問を続けていますが、武見大臣は一貫して「新型コロナワクチン接種後の副反応が疑われる症状の報告については、定期的に開催をしている審議会において、現時点ではこれまでの報告によって、『ワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない』と評価をしている」と繰り返しています。

 

 また、1月9日の定例会見では、武見大臣は「予防接種後の健康被害が、『極めて』まれではあるが、不可避的に生ずるものである」との見解を示しました。

 

※「新型コロナワクチンの健康被害・死亡認定件数は過去45年間のすべてのワクチンの認定件数を上回っている。レプリコンワクチンのリスクは?」とのIWJ記者の質問に「安全性は許容範囲」と武見大臣~1.9 武見敬三 厚生労働大臣 定例会見 2024.1.9

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520949

 

 IWJ記者はこの武見大臣の発言について、以下の通り質問しました。

 

 「昨日、1月11日、この会見室にて、一般社団法人ワクチン問題研究会の記者会見が開催されました。

 

 ワクチン問題研究会は、『PubMed』という論文検索エンジンを使って、新型コロナワクチンの副作用に関する論文のデータベース構築作業をおこなっていますが、その過程で、現在、『副作用の報告数としては3071本の論文が把握されおり、一つのワクチンでこれだけの論文が出ているというのは人類史上初めてであり、ただならぬ事態が現在進行中である』とのことでした。

 

 2024年1月9日の定例会見で、大臣は『予防接種後の健康被害が極めてまれではある』とおっしゃいましたが、ワクチン問題研究会の現状把握と、大臣の『極めてまれ』という認識に非常に大きな乖離があります。

 

 武見大臣、および、厚生労働省は、新型コロナワクチンの副作用について、ワクチン問題研究会の報告を受け止め、認識を改めるという考えがおありでしょうか?

 

 それでもなお、『極めてまれ』であるとおっしゃるのであれば、ワクチン一般論ではなく、新型コロナワクチンに限定し、PMDA(厚生労働省所管の独立行政法人医薬品医療機器総合機構。医薬品・医療機器・再生医療等製品等の承認審査と安全対策、健康被害救済の3つの業務を行う)から提示された根拠を含め、『副作用が起こるのは極めてまれ』であるというエビデンスを示した上で、答弁していただきたいと思います。

 

 ぜひ、大臣の主張を支えるエビデンスをお示しください」。

 

 この質問に対して、武見大臣は次のように答弁しました。

 

 「御指摘の『予防接種後の健康被害が極めてまれではあるが、不可避的に生ずる』ということについては、あくまで予防接種法にもとづく健康被害救済制度の趣旨・背景をうたったものでございます。

 

 ワクチンの副反応を疑う症状については、医療機関などから報告された情報を収集をして、関係審議会において接種総数に対する副反応の報告頻度も評価をし、現時点において、新型コロナワクチン接種を見あわせるなどの意見はいただいておりません。

 

 厚生労働省としては、今後も科学的な知見の収集、それから、専門家によるワクチンの安全性の適切な評価、それから、新たな情報の速やかな医療機関などへの提供などは、必要なことは確実に対応し、実行していきたい。こういうふうに考えているところでございます」。

 

 御覧の通り、「極めてまれ」と、前回、大臣自身の口から出た状況判断の言葉は、エビデンスのあるものではない、一般論を述べたに過ぎないことが明らかになりました。

 

 福島医師らのグループは、エビデンスをそろえ、世界中から、副作用の症例報告やそれに関する論文が出ていることを述べています。

 

 政府の姿勢と、福島医師らのグループの姿勢に、真剣さにおいて大きな差があることをまざまざと感じさせられます。

 

 また、こうした重大な議論は、医学者、専門家の科学的議論が必要なだけでなく、一人ひとりの国民のワクチン接種の判断に関わることですから、可能な限り、多くの人々に知られて、関心を持ってもらう必要があります。

 

 それを、この重要な記者会見を削除するYouTubeという企業の姿勢には、憤慨を超えて危険なものすら感じます。また、IWJに先んじて、バンされた他の人々も泣き寝入りが多く、マスメディアも、YouTubeのあり方を問題視しようとすらしていません。

 

 ワクチンの危険性とともに、こうした言論統制、学問の自由の侵害についても、広く国民的議論とすべきです。

 

 この危機的状況に、IWJは、警鐘を鳴らし続けたいと思いますので、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いします。

 

 質疑応答の内容など、記者会見の詳細については、ぜひ全編動画を御覧ください。vimeoに載せた動画ですので、YouTubeのようにバンされません。ひとまずご安心ください。

 

※新型コロナワクチンについて、前回会見でIWJ記者の質問に対し「健康被害は極めてまれ」と答えた武見大臣に発言のエビデンスを問うと「あくまで予防接種法にもとづく健康被害救済制度の趣旨・背景をうたったもの」と答弁!~1.12 武見敬三厚生労働大臣定例会見

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520978

 

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

 

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、浜本信貴)

 

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

岩上安身サポーターズクラブ事務局

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なお、手作業で解除の手続きを行っておりますため、返信後も数回、当メールマガジンが届く場合がありますが、ご了承ください。

 

2024年1月 8日 (月)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(148):(1)能登半島地震・志賀原発続報(2)「子ども脱被ばく裁判」仙台高裁判決批判(弁護団)(3)やる気なし「再生エネ」と「脱炭素・GX」(4)北海道半導体利権と核のゴミ他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(必見)TBS報道特集「農薬・肥料使わず、土も耕さない、多様な作物を育てる「協生農法」の可能性とは(2023/11/25)」
  http://www.tbs.co.jp/houtoku/ 

(上記サイトの一番上の「特集アーカイブ」をクリックし、更に画面下の「月別アーカイブ」の「2023年11月」をクリックすると、上記動画のサイトが見れます)


2.イベント情報

(1)(チラシ)(1.13)東日本大震災被災者 目黒区住宅追い出し訴訟(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVklIZxyNwrxsFbWU4?e=cbwB1Y

(2)(チラシ)(1.14)小出裕章さん講演会:朝鮮半島の核問題(全水道会館:要予約)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVki4EhQNd-iY-5-PF?e=Cfniq2

(3)(チラシ)(1.16)福島原発さいたま訴訟 第2回公判(東京高裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVki_wt4ACKC1ukS5U?e=GDpWK2

(4)(1.19)(金)子ども脱被ばく裁判・最高裁正門前アピール行動
 日 時:2024年1月19日(金)16時00分~16時40分
 場 所:最高裁 正門前    
 主 催:脱被ばく実現ネット
 協 力:子ども脱被ばく裁判の会


3.記者を増やしたい!新たなマンスリーサポーターを募集!(Tansa)
 https://syncable.biz/campaign/5453


4.「沖縄を馬鹿にするなよ!」繰り返された国と沖縄県の法廷闘争、民意置き去り 苦悩の歴史(20231223):報道特集
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/archive/20231223_2.html
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/

◆プレスリリース日本語訳 国際声明 米国と日本は沖縄の軍事植民地支配をやめよ 2014年1月
 https://qr.paps.jp/6THWp
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVklOiN_0lSn7RERcj?e=dTlpNH

◆辺野古基地建設の断念を求める請願書
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkkMi6tbIPSzZ8J7m?e=HZXNag

(1) 辺野古「代執行」訴訟 沖縄県敗訴、矛盾判決、国と地方崩れる判決(東京 2023.12.22)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/297437

(2)辺野古への移設工事 1月にも再開…普天間飛行場の返還は30年代半ばの見通し-読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20231220-OYT1T50293/

(3)「まだ基地押し付けるのか」 沖縄住民、怒りの声―辺野古代執行:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023122800795&g=soc

(4)焦点:「沖縄の基地負担軽減」逆行 米無人機、嘉手納移駐 配備終了の鹿児島・鹿屋「また迷惑が」 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20231227/ddm/002/010/097000c

(関連)NHKスペシャル 戦後50年 その時日本は 第7回 沖縄返還 日米の密約 19951007 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8bx22w


5.「リニアに何の意味があるかよく分からない」 鉄オタ・石破茂氏が語る、本当に必要な鉄道整備とは(J-CASTニュース)
 https://www.j-cast.com/2024/01/04475761.html

(何の意味もありません。南アルプスの自然を壊し、沿線住民の生活や健康や住居を破壊し、JR東海の経営を破綻させるだけです。戦後最悪の公共事業であるリニア新幹線建設を始めたのは故葛西敬之(よしゆき)の「鶴の一声」、その後葛西は既に死去したにもかかわらず、葛西の茶坊主ばかりが役員をやっているJR東海というクソ会社はリニアをやめられない。JR東海にとってもリニア新幹線は経営的に何のメリットもないどころか、逆に経営破綻へと会社を追いやっていく無謀な事業です。:田中一郎)

(関連)戦後最悪の公共事業=リニア新幹線(田中一郎 2023年10月11日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkiHuU8W_5s8BniuE?e=D4VMGO

(関連)安倍派とともに消えゆく安倍元首相が主導した「5大国策プロジェクト」|斎藤貴男 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/333954


6.朝鮮半島がキナ臭い

(1)北朝鮮が黄海で200発砲撃 韓国軍も射撃訓練で対抗「二度と挑発する勇気を持てないよう報復体制を」:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/300831

(2)韓国最大野党代表・李在明氏、襲撃され流血 釜山で取材対応中 - 毎日新聞
 https://x.gd/UPUeh


7.末法政治:ドアホ有権者が選挙で選んだ自民党政治家どもと「汚いカネ」
 麻生太郎と菅義偉がトップで、メンバーが自民党またはその御用人間の「政治刷新本部」、こんなもの何の役に立つの?

(1)1からわかる 政治資金問題 自民党派閥 安倍派でキックバック不記載疑い 安倍派・二階派に強制捜査 いったい何が? NHK
 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/104266.html

(2)「麻生太郎最高顧問」のもとで自民党をどう変える? 野党が一斉批判した「政治刷新本部」構想の生ぬるさ:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/300841

(3)パー券、自ら売り込み 萩生田氏慕う―池田容疑者:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024010700203&g=soc&logo=logo_6

(4)安倍派の池田議員を逮捕 パーティー券収入4000万円超不記載の疑い - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/nVbB

(5)巨額の裏金どこへ 自民県連会長「不思議。政治活動に使う額でない」:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS1762RWS17OIPE00L.html

(6)西村前経産相が「裏金スキーム」継続主導か…事務総長時にキックバック中止の方針撤回で決着|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334353

(7)“一般人”昭恵夫人の懐に政治資金2.1億円!「非課税で全額相続」がまかり通るのはおかしい|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/332733

(8)裏金捜査を「検察のクーデターだ!」と安倍派議員が逆ギレ…呆れた感覚に国民の怒り爆発|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/334290


◆日刊IWJガイド・非会員版「自民党『裏金問題』で特捜が安倍派の現職・2018年教育現場不当介入問題の池田佳隆衆院議員を逮捕! 自民党は池田議員の除名を発表!」2024.1.8号~No.4117 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53096

■<令和6年能登半島地震>能登半島沖でマグニチュード4.3の地震、志賀原発の北10km弱の志賀町香能で震度6弱の揺れが観測される! 北陸電力は「志賀原発内は震度2で異常なし」と緊急速報! 気象庁は「この地域では3年以上地震活動が継続しており、当面継続する」と警鐘! 3年以上にわたって続く能登地方の群発地震の原因は、太平洋プレートが沈み込んで日本海側に供給した「流体」が海底断層に流入したことと研究者は推測! 再稼働に向けて動いている志賀原発は廃炉にすべき!! 日本はロシアとウクライナの和平を実現させ、対露制裁を解いてロシア産石油・天然ガスを輸入し、原発再稼働による2度目の3.11を防げ!

■【第1弾! 南アフリカが「イスラエルはガザでジェノサイドを繰り広げている」と、国際司法裁判所に提訴! イスラエル外務省は、各国政府に反対声明を出すよう圧力をかけろと、在外大使館に公電を送信!】イスラエルは「ガザへの人道援助を増やし、民間人殺害を減らす努力をすれば『ジェノサイド条約』の定義にあてはまらない」などと、連続大量強盗殺人犯がまだ人殺しは続けるが、少しペースダウンする、と言っているのに等しい開き直り! メシアニック・ジューの登場と増加が、キリスト教原理主義・福音派の終末論の期待をより一層高めている!(『アクシオス』、2024年1月5日)

■<IWJ取材報告>「現在のウクライナ戦争も2014年のウクライナ危機も、核心は第2次大戦後のヤルタ会談での米ソによる領土決定だった!」ウクライナ研究の第一人者・塩原俊彦氏が、リヴィウ出身の親ナチス・ウクライナ民族主義者ステパーン・バンデーラにも言及し、ロシア語話者とウクライナ語話者の歴史的確執を解説!~12.2 平和のための学習会 塩原俊彦さんが語る「ウクライナ戦争をどうみるか」
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(148):(1)能登半島地震・志賀原発続報(2)「子ども脱被ばく裁判」仙台高裁判決批判(弁護団)(3)やる気なし「再生エネ」と「脱炭素・GX」(4)北海道半導体利権と核のゴミ他」をお送りします。

 <別添PDFファイル>
(1)改めて国民は戦慄 活断層ばかりの国でまだ原発を動かしている狂気(日刊ゲンダイ 2024.1.5)
(2)黒い雨:黒い雨だけでは広島原爆の被ばく被害は過小評価(小川進『核問題の隠された真実』緑風出版)
(3)冷却水停止事故と空間線量の増加:青森県六ケ所村再処理工場(小川進『核問題の隠された真実』緑風出版)
(4)再エネ出力抑制 最多194回、大手電力上半期、原発稼働など背景、前年比の3倍(東京 2023.10.17)
(5)再エネ設備 保険料が高騰、太陽光発電 災害・盗難被害で2倍、事業者に負担、増設に壁(日経 2023.12.29)
(6)太陽光発電 事業に暗雲施設売却急増、大手の出力制御影響下(東京 2023.11.13夕刊)
(7)大手電力8社が急転直下の過去最高益、「新電力が恐れる」展開とは(『週刊ダイヤモンド 2023.11.25』)
(8)独に「エネルギーショック」露産禁輸でガス高騰、対中EV出遅れ(毎日 2023.11.14)
(9)北海道「半導体利権」、5兆円投資の代償は「核のゴミ」(『選択 2024.1』)

◆【被害状況 8日】石川県で168人死亡 安否不明者323人(14時)NHK-令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240108/k10014313221000.html


1.能登半島地震 続報
 この国は、この国の政府は、能登半島を含む過疎地域での震災などの自然災害から地域住民を本気で救済し、生活再建・支援をする気があるのだろうか? また、福島原発事故の後に創設された原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、今回の地震で大きく影響を受ける日本海側在の原発=(志賀原発、柏崎刈羽原発、福井若狭湾原発・核施設)が地震・津波・火山などの災害で過酷事故を引き起こさないよう、万全を尽くしているのだろうか?

前者について申し上げれば、岸田文雄首相自らが自衛隊や財政手当などの救援・支援を小出しにして後手に回るような采配を続け、現場の惨状が益々ひどくなるに任せたままであるにもかかわらず、他方では、TV出演して笑いながら総裁選や当面の政局について雄弁に語り、また東京で開催される新年会と称する複数の宴会に参加・出席するなど、被災地の悲劇をよそにふざけた態度を取り続けている。そして、たまにマスゴミ記者会見に出てきては官僚が作文した紙を読み上げて、質問には答えずに後ろ足で砂をかけるように去っていく。

更に、それぞれの役割分担で大震災被害への対応に責任を持つ閣僚たちもまた、記者会見での対応はデタラメそのもの、大半の閣僚たちが被災現場の現状把握もしないまま、官僚作文を読み上げているのが明々白々の対応を続けている。要するに社会人として失格の、低レベルのただの「おっさん」や「おばはん」が「大臣」などという大役の椅子に座って威張り続け、何か事が起きると何にもできない・何かしようという気もない、ノーナシ・無責任の「アホちゃいまんねん、パー(券)でんねん」内閣ぶりを存分に発揮しているのである。腹立たしくも、情けない、この日本の政治家どもは一体なんだ! どこのドアホがこんなのを選挙で選んだのだ! と叫びたくなるのをこらえるのが精いっぱいである。

一方、後者についても、全くダメ、東日本大震災と福島原発事故を経験しているのだから、その教訓を直ちに生かしてもっとまともに対応しなければいけないのに、やっていることは東日本大震災の時とほぼ同じである。「由らしむべし、知らしむべからず」なのか、地震発生直後に現場の確認もままならないうちから、北陸電力をはじめ各原発・核施設の電力会社や組織が電話その他で伝えてくる情報を、そのまま記者会見で垂れ流し、あらかじめ決めてある結論の「異常なし」「放射能汚染ナシ」を繰り返し言って、それで終了、その後の時間の経過によって明らかになってきたことや、余震も含めて第2弾・第3弾の追撃地震に対しての警戒もないままに、地域住民や有権者・国民への説明責任を全く果たそうとはしていないのである。しかし、下記に見るように、志賀原発だけでも、様々なトラブルが出ていたことが明らかになってきているし、新潟や福井の原発についても、たとえば液状化や周辺地域の道路破損など、原発を危険な状態においやる事態の有無ですら、なしのつぶてで全く公表されないのだ。

原発に「寄生」して原発の「規制」はできない。原子力ムラの住民のような連中が原子力「寄生」委員会・「寄生」庁を占拠し続け(特に原子力「寄生」庁は福島原発事故を引き起こした=安全管理手抜きに手を貸した連中が何の責任も取らずに、その後栄達して幹部となっている)、地域住民や有権者・国民を二の次にして、原発・核燃料サイクル施設の再稼働にまい進しているのである。今や原発・核燃料サイクル施設の安全規制はほぼ完ぺきに形骸化し(基準地震動をゴマカシ、火山リスクをゴマカシ、耐震性をゴマカシ、原発機器類の脆弱化・不十分をゴマカシ、危険なものを安全だとの虚偽の強弁を繰り返している)、福島原発事故以前よりも深刻な状態で(老朽化、現場人員の高齢化退職と質的劣化など)、再びの過酷事故を準備する状態に陥っている。このままいけば必ずや近未来に、日本列島のどこかで原発・核燃料サイクル施設が福島原発事故を上回るレベルの過酷事故を引き起こし、この国は深刻な事態に陥るであろう。今回の能登半島地震は、それに対する「最後の警告」と受け止めるべきなのだ。

以下、下記2つのメール&ブログでお伝えしたこと以上のことを若干、整理してお知らせいたします。是非、目を通していただければと願っています。

(関連)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(147):2024年は石川県能登・志賀の正月元旦大地震(震度7、M7.6)から始まった=これは原発・核燃をやめよという「天の声」であり、日本人に対する「最後の警告」だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-7ad675.html

(関連)能登半島地震続報:志賀原発「異常なし」って、ウソついたらアカンで!:私が懸念したことが現実になっている=福島原発事故の教訓が生かされないこの国のお粗末極まりない原子力政治や行政(被災地をよそにヘラヘラ笑ってTV出演の岸田文雄首相)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-23e643.html


◆(必見必読)(別添PDFファイル)改めて国民は戦慄 活断層ばかりの国でまだ原発を動かしている狂気(日刊ゲンダイ 2024.1.5)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334244

(1)北陸の揺れどう見る? 南海トラフ巨大地震の現実味、警鐘を鳴らしていた専門家に改めて聞く|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/334237

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)「能登半島は地滑りが起きやすい地域なので非常に心配です」と警鐘を鳴らしていた。今回は地下20~30キロにたまっていた水などの流体が10~15キロ付近まで上昇したため、断層が滑りやすくなり、内陸型地震が発生したとされる。高橋教授が言う。

「局所的には、流体の上昇が地震を引き起こしたように見えます。しかし、もっと広い視野で地震の原因を考えなければ、北陸地方に限定した話に矮小化されてしまいます。今回の地震は動きが活発な太平洋プレートが北米プレートを東から押し、北陸周辺でユーラシアプレートに正面衝突したため起きたのです」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(2)最新報告 能登半島地震 〜命の危機いまも〜 - NHKスペシャル
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/V2VVJ64821/

 <田中一郎コメント>
 必見の番組でしたが、残念ながらネット上にはこの番組の録画がありません。ポイントを3つだけ書いておきます。

*大地震の原因をつくったのは地下における「流体」の上昇(この説明は下記サイトの45分くらいのところからご覧ください。上記日刊ゲンダイの記事にも少し言及があります)
 https://www.youtube.com/watch?v=Qz8RK3YuUjQ

*大きく揺らしたのはF43断層というかなり大きな(活)断層だった。そのF43の断層の西の端は、その後南へと枝を伸ばし志賀原発周辺まで伸びている(志賀原発の基準地震動や基準津波は抜本的な見直しが必要)

*能登半島地震もそうだし、熊本地震など他の大地震の場合もそうだが、大きな揺れは1回とは限らない。短いインターバルで複数回襲ってくるかもしれず、しかもそれは「余震」(最初の揺れよりは小さい)とは限らない。およそ地上の建物は「累積損傷」を積み上げていくもので、特に原発・核燃料サイクル施設は、1回の揺れに対して耐震性を用意しているに過ぎない(つまり2回以上の強い揺れが襲ってきたら、原発・核燃料サイクル施設は倒壊する、と考えておいていいということ、倒壊しなかったら、それは偶然にすぎない)

◆IWJ
 <令和6年能登半島地震>能登半島沖でマグニチュード4.3の地震、志賀原発の北10km弱の志賀町香能で震度6弱の揺れが観測される! 北陸電力は「志賀原発内は震度2で異常なし」と緊急速報! 気象庁は「この地域では3年以上地震活動が継続しており、当面継続する」と警鐘! 3年以上にわたって続く能登地方の群発地震の原因は、太平洋プレートが沈み込んで日本海側に供給した「流体」が海底断層に流入したことと研究者は推測! 再稼働に向けて動いている志賀原発は廃炉にすべき!! 日本はロシアとウクライナの和平を実現させ、対露制裁を解いてロシア産石油・天然ガスを輸入し、原発再稼働による2度目の3.11を防げ!
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53096

(3)志賀原発 付近の海面に少量の油流出も放射性物質は含まれず - NHK - 各地の原発
 http://tinyurl.com/ycx9udh9

(4)【能登半島地震】解説 地面が約4m隆起 極めて異例な現象が…『バンキシャ!』 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=eiGpx-QOExk

(5)「避難弱者」障害者や認知症患者が孤立する恐れ 福祉避難所、輪島市内まだゼロ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/301281

(6)「支援待っていたら全員飢えていた」被災者あふれ住民独自に避難所開設も多く 能登半島地震発生から1週間:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/301286

(7)(メール転送です)変圧器故障
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2024/1/6発表(第5報)の「1、2号機単線結線図」では、この図面中の8個の変圧器中5個の変圧器に障害が生じました。現在生きているのは3個ですが、2号機主変圧器がやられましたので2号機所内変圧器は無傷でも使えません。つまり、1号機(赤住線・予備電源変圧器)も2号機(予備電源変圧器)も予備電源変圧器のみで生きている、と理解できます。

外部電源強化の説明として、中能登変電所からの送電線のほかに、若葉大変電所から赤住線で1号機、2号機にも供給ルートを整備したと書かれていますが、「1、2号機単線結線図」では、1号機のみに接続され2号機には接続になっていません。

ひょっとして、1号機に電気を送っているときは2号機には送れないのかもしれません。つまり、今後余震によって更なる異常が出現した時は、電源車による予備電源だけとも考えられます。だとしたら、綱渡り状態といえます。

2024/1/7本日発表の第6報では変圧器からの油漏れ(2号機から?)が追加発表になっています。

第4報 https://www.rikuden.co.jp/press/attach/24010302.pdf

第5報 https://www.rikuden.co.jp/press/attach/24010599.pdf

第6報 https://www.rikuden.co.jp/press/attach/24010799.pdf

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モニタリングポストが測定できていない原因は、停電ではないでしょうか?
ポストの位置と停電範囲が一致しているように見えますが、停電するとモニターできない仕組みでしょうか?
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2.最高裁上告と仙台高裁判決への弁護団見解まとめ-子ども脱被ばく裁判ホームページ
 https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2024/01/blog-post.html

(関連)子ども脱被ばく裁判HP
 https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/

(関連)完璧な立証・弁論を展開した原告団を蹴飛ばし、今後も国や自治体は事実上原発事故による被ばくから住民を守らなくてもよいという判決を下した石栗正子(裁判長)というトンチキ下劣女:(12.18)子ども脱被ばく裁判「親子裁判」判決報告- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-19342a.html

(仙台高裁(石栗正子裁判長)によるかような下劣判決では、今後、原発過酷事故を含むさまざまな施設が大事故を引き起こして深刻な環境汚染を引き起こした場合、国や自治体は有権者・国民や地域住民を守るための何等の法的義務も法的責任も負わなくていい、有権者・国民や地域住民の命や健康などはどうでもいい=政治や行政はそんなことには気を遣わずにやりたい放題にふるまっていい、ということになります。上記の弁護団見解を一読すればすぐにわかると思いますが、この仙台高裁の裁判官どもは、最初に「原告を敗訴させる」という結論を決めてから、それを何とか屁理屈で合理化するために判決ダボラ文を書いていた、ということのようです。裁判官として失格=司法・法曹界からの追放が必要です。)

(関連)(拡散希望)(報告)(12.20)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第5回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-827a26.html

(日本の司法・裁判所が出鱈目な判決ばかりを繰り返している原因は、裁判官個人の資質や倫理感の欠如だけではありません。制度としての日本の司法・裁判所がそうさせているという面が強いのです。次回の「新ちょぼゼミ」(1/22:下記)で上記の2回目を開催し、具体的に日本の司法・裁判所の在り方を転換する制度改革案をプレゼンいたします。是非、ご参加ください。)

(関連)(予約必要)(1.22)オルタナティブな日本をめざして(第98回)「電磁波の何が問題か」(大久保貞利さん:新ちょぼゼミ)(2024年1月22日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-5d6132.html


3.「再生エネ」電源推進など本気でやる気がない政権政府
 しかも、「再生エネ」電源は環境や地域社会を破壊しないものに限定すれば、現在の日本ではわずか3~5%(推定)程度しかない。こんな情勢・政治政権の下で、「脱炭素」の旗を振り回し、新型火力発電つぶしに邁進すればどうなるか、「脱炭素」に脳内が洗脳された諸君はリアリティをしっかりと持って、よく考える必要がある。政府政権は、そういう「脱炭素」イカレ族も巻き込んで、原発大推進を推し進めるために「GX推進」を法制化し、「脱炭素」を猛烈にPRしている。市民運動・社会運動が「脱炭素」に固執することは、この原子力ムラ代理店政府の「思うツボ」にはまることを意味している。

(関連)「原発3倍」宣言、なぜ日本も賛同- 気候変動に役立たぬと批判も - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/tFCOb

(「人工排出CO2による地球温暖化」説がどうこうという問題ではない。「人工CO2温暖化」を信じ込んでいる諸君は「脱炭素」と言わずに「環境や地域社会を破壊しない「再生エネ」を推進せよ」と主張して運動を展開していただきたい。私は「人工排出CO2による地球温暖化」説など信用できない、これまで申し上げてきたとおりである。)

(関連)再エネ「30年までに3倍」日本含む100カ国超賛同 COP28:朝日新聞デジタル
 http://tinyurl.com/3h4ef56v

◆COP28(「人工CO2温暖化」)と脱原発(ちょぼちょぼ市民連合 田中一郎 2024.1.9)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVklRiJ6NGuL_5h-II?e=VQpvMu


 <太陽光発電をめぐる3つの記事>
 政府政権や経済産業省が「再生エネ」電源(太陽光発電)推進を本気で考えているなら、こんなものを放置することはない。

(1)(別添PDFファイル)再エネ出力抑制 最多194回、大手電力上半期、原発稼働など背景、前年比の3倍(東京 2023.10.17)
 https://www.at-s.com/news/article/national/1337635.html

(2)(別添PDFファイル)再エネ設備 保険料が高騰、太陽光発電 災害・盗難被害で2倍、事業者に負担、増設に壁(日経 2023.12.29)
 https://x.gd/YH2K2

(3)(別添PDFファイル)太陽光発電 事業に暗雲施設売却急増、大手の出力制御影響下(東京 2023.11.13夕刊)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d71694d54d4b3bb5744d3b498cb47617546d28
 https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/19/news/00001/03502/?ST=msb

(関連)日本のEV、風力が危ない! 中国依存をやめよ 脱炭素と脱中国、「グリーン経済安保」が必須 - 東洋経済オンライン
 https://qr.paps.jp/sawO

(関連)大手電力8社が急転直下の過去最高益、「新電力が恐れる」展開とは(『週刊ダイヤモンド 2023.11.25』)
 http://tinyurl.com/mr3zvjct

(だから電力料金値上げなど認められない・認めてはいけないと申し上げた 下記参照:田中一郎)

◆「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(140):原発訴訟における立証責任転換論(井戸謙一弁護士)、福島第一原発 ペデスタル破損問題、小口電力料金値上げ申請に根拠なし、 夏目漱石「私の個人主義」他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-ef49c2.html


(関連)(別添PDFファイル)独に「エネルギーショック」露産禁輸でガス高騰、対中EV出遅れ(毎日 2023.11.14)
 https://mainichi.jp/articles/20231114/ddm/008/020/092000c

(ドイツがウクライナ戦争にのめり込み、エネルギー政策まで浸食されて苦境に陥りつつあります。少し前にはアメリカとノルウェーの合同秘密工作員により「ノルドストリーム」というバルト海海底を走るパイプラインを破壊されてしまい、ロシアからの天然ガスがストップしました。愚かという他ありません。欧州の政治家どもの質的劣化の結果ということでしょう。中でも反ロシアで好戦的なドイツ緑の党は最悪の選択をしています。:田中一郎)

(関連)ロシア、ノルドストリーム爆破の真相解明要求 - ロイター
 https://jp.reuters.com/article/idUSKBN2UJ1N0/


4.核問題の隠された真実 ヒロシマから六ヶ所まで-小川進/著 (緑風出版)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034522836&Action_id=121&Sza_id=C0

(この本で取り上げられているテーマはいずれも重要ですが、一般市民が読むには実にわかりにくく厄介な本でした。お勧めは致しません。下記には2つだけ、特に重要で、かつ比較的わかりやすい部分を切り取ってご紹介しておきます。ご興味がある方は原本にあたってください。:田中一郎)

(1)黒い雨:黒い雨だけでは広島原爆の被ばく被害は過小評価(小川進『核問題の隠された真実』緑風出版)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVklUBqzNYw9WJKTOe?e=hfClWA

(2)冷却水停止事故と空間線量の増加:青森県六ケ所村再処理工場(小川進『核問題の隠された真実』緑風出版)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVklZ_Z4RT9zaZ3Dnc?e=wATQya

(沸点が低い硝酸化合物がいくつかあるようですが、それが液体のまま=硝酸溶液の状態で、その溶液の温度が上がってきた場合、硝酸爆発を引き起こす、というのは本当なのでしょうか? 私としてはちょっと違和感があります。硝酸溶液=高レベル放射性廃液が蒸発乾固して、あとに残った硝酸化合物(爆薬の原料)が引火爆発するというのならわかりますが・・・・・:田中一郎)


5.(メール転送です)年の始め、長崎市のパブコメ+IWJガイド2023総まくり【イスラエル編】

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みなさま (遅い送信になってしまいました。お許しください。)

こんばんは/こんにちは。
能登・石川県の震災があり、約400人を乗せた羽田の事故・火災があり、辛い年明けとなりました

英語教育の研究会・長崎のSさんが、MLで大事な長崎市へのパブコメ(1月10日〆切)を紹介されました。
 https://www.city.nagasaki.lg.jp/syokai/770020/721020/p041266.html

長崎の原爆資料館展示から加害の部分を削除すべく長崎市と資料館が検討しているというのです。歴史修正主義者の圧力によるもののようです。

広島の詩人・栗原貞子さんの詩「ヒロシマというとき」をこのパブコメに送ろうと思います。もちろん「ナガサキというとき」と置き換えて読めば、長崎市と原爆資料館がやろうとしていることの愚かさが判るはずです。
 https://www.hiroshima-diocese.net/hp/kw/heiwanosito_24.htm

意見を殺到させられないでしょうか。

◆パレスチナの虐殺の問題です。
今やガザ・パレスチナの民間人の死者は今日のAljazeera によれば、22,722人に上ったそうです。40%が子どもということで計算すると、3ヶ月で 8900人を越える子どもたちが亡くなっていることになります。イスラエル軍の蛮行を止められないのか。その答えがこの下にあると思います。

◆◆2時間ほど前にIWJ(Independent Web Journal、岩上安身代表)の大事なページに行き当たりました。◆◆

■日刊IWJガイド2023年総まくり【イスラエル編】 2023.12.29 --とあります。ここまでの報道の総まとめです。少し長いですが、一つ一つが短くまとめられ読み易いので、ぜひご覧ください。(ただし『1月7日ごろまで』とあります。どうか早めに)
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520743

これほどのことが裏側にあるのかと驚きの連続ですが、まだ全部に目を通せません。しかし、〆切ありですからご紹介を優先します。

◆最後の部分に下の『 』のようにあります。本当のニュース報道をし続けるIWJですが、スポンサーなし、会員の会費と志ある方のカンパだけで運営していて経営的には非常に厳しいものがあるようです。ぜひご支援ください。『IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。ーー新規会員登録/カンパでご支援ーー』

今年もどうかよろしくお願いします。
管 幹雄
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6.その他

(1)(別添PDFファイル)北海道「半導体利権」、5兆円投資の代償は「核のゴミ」(『選択 2024.1』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/23880

(何だこれは! という記事でした。ワルはここでも経済産業省と、その背後にいる自民党政治家どもです。技術的に未確立で販売先さえまったくわからないような投資案件に(持ち込んできたのはIBM)2兆円もの公金を投じるバカみたいな放漫財政があっていいのか?(これでも財務省が経済産業省の3兆数千億円の予算請求を2兆円まで引き下げさせたそうだ)、民間企業はいずれも数億円から数十億円しか出資していないというのに(つまり経済産業省がやるから「お付き合い」のレベル)、である。失敗したら誰がどう責任を取るのか。経済産業大臣をやめた西村康稔に個人保証させたらどうか!? 半導体産業をめぐる政府・経済産業省の動きがおかしい。水面下で巨額の「税金チューチュー」になっているような気がする。そして、この北海道での投資話に乗せられた北海道知事をはじめとした地元は、今現在進められている核のゴミ地層処分の押し付けを受け容れざるを得なくなるだろうという観測までついている。どうなってるの? 図書館等で記事原本に当たっていただければと思います。:田中一郎)

(2)「情報公開が社会を変える」日野行介氏|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/334033
草々

2024年1月 7日 (日)

能登半島地震続報:志賀原発「異常なし」って、ウソついたらアカンで!:私が懸念したことが現実になっている=福島原発事故の教訓が生かされないこの国のお粗末極まりない原子力政治や行政(被災地をよそにヘラヘラ笑ってTV出演の岸田文雄首相)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(1.22)オルタナティブな日本をめざして(第98回)「電磁波の何が問題か」(大久保貞利さん:新ちょぼゼミ)(2024年1月22日)- いちろうちゃんのブログ (最初の1時間で主催者より「日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)」のプレゼンを行います)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-5d6132.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)

(関連)カネミ油症事件から55年、いま、なお続く被害(大久保貞利『食べもの通信 2023.11』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkknr1I7Ly89L5z8a?e=KqdbCt

(関連)(拡散希望)(報告)(12.20)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第5回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-827a26.html


2.(必見)【共産・志位委員長に問う】地震対応 政治改革 今年の決意 2024-1-5放送<前編> - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=lQssoWL1RxM

(一部書き出し)
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志位和夫日本共産党委員長曰く「今は「政治刷新本部」を立ち上げてどうするかということよりも、まずは「裏金づくり」や「脱税」などの政治資金違法疑惑について、その実態を明らかにすることが先決で最重要だ。これなくしては改革も何もできない。しかし、岸田文雄総理はこの肝心要の「疑惑の実態解明」について何事も言わず、また、自民党の国会議員たちもだんまりを続けたままである」(=まさにその通り。:田中一郎)
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(関連)(別添PDFファイル)国民をバカにしているのか “党刷新”を麻生 菅に頼る岸田首相の茶番劇(日刊ゲンダイ 2024.1.8)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334359


3.イベント情報

(1)東京高裁(安保法制違憲山梨訴訟控訴審)判決

 裁判所名  東京高等裁判所 第14民事部
 日時・場所 令和6年1月11日 午後1時40分 2番交付所
 事件名 国家賠償法1条1項に基づく国家賠償請求控訴事件 令和3年(ネ)第2235号
 備考【抽選】当日、午後1時40分までに2番交付所に来られた方へ抽選券を交付します。開廷時刻は午後2時00分です。

(2)震災から13年で「311のキャンドルナイト」開催 「原発事故を過去のものにさせない」(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/194a06c742751e34ef5488bee5681e392edfceb5


4.小沢氏、維新含む野党共闘を(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7e9579cd0ddb8c76f3d9e6617320caf9b4b8e2e3

(この人はこういうことを言って頑固にズケズケとふるまうから、皆から嫌われるし信用もされないのです。「日本維新の会」と組んで政権を取って、うまくいきますか? 世の中が変わりますか? 政治がよくなりますか? 「昔は水の都、今はアホの都」大阪をご覧になりましたか? 安部政権よりも危険でロクデモナイ連中ですよ! デマゴーグ常習のネオファシストたちですよ。この人が総理大臣になれないのはひとえに「身から出た錆」です。一流の政局男=小沢一郎氏は最後の最後までダメなようです。:田中一郎)

(関連)適菜収「それでもバカとは戦え」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3524

(維新(日本維新&大阪維新)がどんな政治勢力なのか、どんな連中なのかは、このサイトにいろいろ出ています:田中一郎)


5.(別添PDFファイル)二度と権力者に騙されるな(大矢英代 東京 2024.1.1)
 https://sasakitosi.exblog.jp/29805125/
(日本を破壊する自公政権の「末法政治」を次期国政選挙で終わらせましょう)

◆岸田首相は被災地に寄り添う気なし 会見打ち切り→TV出演で「ニヤけて政局話」に批判殺到!|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/334346

(こんなの、いつまで総理大臣にしておくの? 自民党自身がやめさせればいいのに、それもできないガラクタ・ゴミクズカスの政治家どもの集まりが自民党だということらしい。だったら有権者が選挙で落選させ、岸田文雄もろとも自民党を一掃するしかないではないか!:田中一郎)

(まずは悪質極まりない2人の逮捕・起訴から)

(1)池田佳隆衆院議員を逮捕へ 裏金4800万円不記載か 安倍派の政治資金事件(FNNプライムオンライン)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1a2c8cb228679523b7d56d97501ac5995225e7e4

(2)柿沢前法務副大臣 否認していた買収容疑 認める意向に転じる - NHK - 事件
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240106/k10014311921000.html

(柿沢とグルになってカネの問題を引き起こして辞任した前区長(いずれも自民党)の後に、またぞろ自民党の区長を選挙で選ぶ江東区の有権者って、ドアホばかりなのか? 世の中を甘く見てんじゃないの? それとこの区長選挙では、泉健太立憲民主党を中心に野党統一候補も立候補していたが落選した。革新が強い地盤と言われる武蔵野市長選挙でも野党統一候補は負けた(これには引退表明した菅直人氏や国政進出で辞任した前市長にも多大な責任があるが)。つまり泉健太立憲民主党を総大将にしていては次の国政選挙も勝てない=自公政治ないしはその補完勢力助っ人のクソ政治が続くということだ。泉健太立憲民主党よ、わかってんのか? 一刻も早く泉健太執行部を退陣させ、次期国政選挙へ向けて立憲民主党と「市民と野党の共闘」の態勢刷新をはかれ! :田中一郎)

(関連)自民 大野泰正(やすただ)参院議員の地元事務所や自宅を捜索 派閥の政治資金パーティーめぐる事件 東京地検 - NHK - 政治資金( 次はコイツかな? コイツはかつての自民党大物で米CIAのエージェントと言われた大野伴睦の孫にあたる世襲議員らしい。岐阜が地盤だった大野伴睦は東海道新幹線に岐阜羽島駅を強引につくらせたという話で有名な政治家だ。その孫が政治とカネのことでかような嫌疑を掛けられ、祖父は天国で泣いているのではないか?)
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231229/k10014303211000.html

(4)(別添PDFファイル)安部派「中抜き」裏金8000万円か、派閥に収めず、下村氏約500万円(朝日 2024.1.1)
 https://digital.asahi.com/articles/ASRD05631RDZUTIL00S.html

(5)すべてがドン詰まった自民党の年の暮れ|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334012  

(6)一夜で派閥を乗っ取った「山賊」二階俊博が子分たちにバラまいた“汚いカネ” - まぐまぐニュース!
 https://x.gd/ybtSu

(7)岸田首相に追い込まれた最大派閥・安倍派が進める逆襲の準備 野党に岸田氏の医師会献金問題を追及させ、主流3派の大炎上を狙うか(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d7ef9c1ddc16a409864d813616aa97e70f38196e

(8)自民党「政治刷新本部」に期待が高まらない理由 派閥、パーティー券…岸田首相は本気で見直すつもりなのか:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/300545

◆政治資金疑獄の本質は透明性の問題ではない「政権交代」すれば即、解決する問題だ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334245
(正論中の正論をズバッとおっしゃる小林節先生、大好き! チュッ!)


6.【IWJ号外】元米国防副次官スティーブン・ブライエン氏が、ウクライナによるロシア領ベルゴロドへのロケット弾攻撃について、「ゼレンスキーは致命的なミスを犯した可能性がある」と警告! - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520911

(関連)平和への最大のチャンス、ウクライナ和平合意を壊したのは誰か 交渉当事者から新証言相次ぐ 「ロシアを追い詰めろ」が生んだ悲劇(47NEWS) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ff53de37e631d2baba99327193dfc1573090ac84

(これまでも申し上げてきたように、ウクライナ戦争は米英の「軍産情報複合体」とその代理人であるバイデン民主党政権のネオコン勢力が、ウクライナの愚かなナショナリズムや暴力極右を使って(欧州諸国の質的劣化を引き起こした政治家どもも巻き込んで=その典型が独緑の党と北欧3カ国である)ロシアを挑発し続けたことに根本原因がある。さすがに日本の左翼左派リベラル勢力内でも「プーチン・ロシア悪玉、ゼレンスキー・ウクライナ善玉」論はいよいよ言われなくなってきているが、しかし、依然として、この単純単細胞型の思考は根強く、今後の日本の安全保障や外交が懸念される。もちろん岸田文雄自公政権を含めて対米隷属派のガラクタ政治家どもは、みなアメリカ様に従ってロシア叩きにご執心である。政治家の体をなしていない。:田中一郎)
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「能登半島地震続報:志賀原発「異常なし」(原子力「寄生」委員会)って、ウソついたらアカンで!(私が懸念申し上げたことが現実になっている=福島原発事故の教訓が全く生かされていないこの国のお粗末極まりない原子力政治や行政)」をお送りします。

 <別添PDFファイル>
(1)原発・核燃施設を大地震が襲った時の着眼点(田中一郎 2024.1.1)
(2)2原発 外部への影響なし、志賀・柏崎刈羽、プールの水こぼれる(朝日 2024.1.3)
(3)志賀原発周辺モニタリングポスト、15カ所で線量測定できず、復旧の見通しなく(東京 2024.1.5)
(4)志賀原発 冷却海水3m上昇、当初「変動なし」を訂正(朝日 2024.1.4)
(5)志賀原発、能登半島地震「異常なし」の裏側、過去に臨界事故隠し、「珠洲原発」なら大変だった(東京 2024.1.5)
(6)道路亀裂、建物倒壊・炎上、能登寸断:原発過酷事故の際にこれで避難できるのか?!(東京・朝日 2024.1.3)
(7)能登半島地震、木造住宅の耐震化途上 被害拡大の要因に(日経 2024.1.6)

◆(別添PDFファイル)原発・核燃施設を大地震が襲った時の着眼点(田中一郎 2024.1.1)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkk9cbmCU42_AVAB1?e=aK7mvT

(関連)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(147):2024年は石川県能登・志賀の正月元旦大地震(震度7、M7.6)から始まった=これは原発・核燃をやめよという「天の声」であり、日本人に対する「最後の警告」だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-7ad675.html


 2024年の元旦初日に能登半島を襲った大地震ですが、その後、時間が経過するにつれて悲惨極まりない被害状況が少しずつ分かってきました。志賀(しか)原発が福島原発事故のような過酷事故を引き起こさなかったこと(今のところ)、また、珠洲原発という過去に計画された原発建設が住民・市民の猛反対で実現しなかったことだけが「不幸中の幸い」で、新年早々の日々のTVニュースを見るたびに、かつての阪神淡路大震災や東日本大震災を思い出しつつ、涙することが続いています。

(関連)樫田準一郎(1931〜2022年)石川県珠洲市 珠洲原発に反対した教育者:北陸中日新聞
 https://www.chunichi.co.jp/article/540385

それにしても、この国のお粗末極まりない原子力・原発行政に加え、自然大災害に対する対処対応=とりわけ深刻な被害を受けている被災者への支援・救済の在り方は、いったい何なんでしょうか? わずか30年あまりの短い期間に3回の大地震被害があり、これにそれ以外の集中豪雨等々のさまざまな自然災害の経験を勘案すれば、もういい加減に災害救助・支援の在り方が抜本的に見直されていいはずです。それが毎回毎回、まるで被災者は二の次であるかのような政府政権の対応には、憤りを隠せない思いです。現場は必死に頑張っていることがよくわかります。問題は東京にいて緊張感なく使命を忘れた政治家・官僚どもの振る舞いです。今回もまた、岸田文雄というガラクタ首相が(まるで阪神淡路大震災の時の村山富市政権のように)被災地の惨状をきちんと受け止めない、理解できていない、愚かで腹立たしい行動を続けています。この政権の対応の悪さが、救えた人を救えずに死に追いやっている、そういう印象を強く受けました。

(関連)自衛隊派遣なぜ小出し? 熊本地震時の5分の1 対応できない救助要請たくさんあったのに…首相の説明は:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/300853

(関連)「全くスピード感ない」岸田首相 自衛隊派遣の「初動1000人」に集まる疑問…識者も“人数不足”を指摘(SmartFLASH)
 https://smart-flash.jp/sociopolitics/267886/1/1/

(関連)石川県 珠洲市長 “対応できていない救助要請が72件”- NHK - 令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240103/k10014307721000.html

(再掲)岸田首相は被災地に寄り添う気なし 会見打ち切り→TV出演で「ニヤけて政局話」に批判殺到!|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/334346

(関連)岸田首相、1月5日だけで3つの新年会に参加 経済三団体や連合など 「今新年会するべきなのか」 - 情報速報ドットコム
 https://johosokuhou.com/2024/01/06/71711/

(関連)「原発について質問させてください!」 記者問い掛けも岸田首相答えず…SNS「無視はありえない」と疑問(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c5186ad8dd59fb026752f1b204a467675aadbc81

◆元祖 おまえはクビだっ!.jpg - 大富豪ドナルドトランプ臭!
 https://qr.paps.jp/KufMh


原子力・原発行政についてもしかりです。大地震発生後まもなくして原子力「寄生」委員会の記者会見が行われ、現地をしっかり確認もしないうちから志賀原発や柏崎刈羽原発や若狭湾原発・核施設群について「異常なし」の有権者愚弄の発表を行い、その後、次第に明らかとなってくる志賀原発の異常については、ナシのつぶて、で対応しています。つまりは東日本大震災時の福島原発事故の際と同じように、地域住民や有権者・国民のことなど二の次で、今後の原発再稼働や原発推進(とりわけ「GX推進=脱炭素」)に支障が出ないように布石を打ち、原発反対の声が挙がってこないように、世論誘導に余念がない状態を続けています。

しかし、不都合な事実を隠し続けるご都合主義は時間がたつにつれてボロが出てきます。上記で私がまとめておきました「原発・核燃施設を大地震が襲った時の着眼点(田中一郎 2024.1.1)」で書いたことがさっそく露呈している状態です。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は今まで何をやっていたのかと思います。福島原発事故の教訓など、原発復活・大推進のためには邪魔になりこそすれ、まともに検討しようという気はない、当面は沸騰水型原発である柏崎刈羽原発と東海第二原発の再稼働に全力を挙げる=それに妨げになるようなことは極力避ける、というスタンスなのでしょう。腐った大学(大阪大学)からやってきた腐った副学長の山中伸介(ポン助)が差配する原子力「寄生」委員会ならではの「亡国原子力政策」が一環して続いています。

(関連)(別添PDFファイル)2原発 外部への影響なし、志賀・柏崎刈羽、プールの水こぼれる(朝日 2024.1.3)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f55d48d1ec4cf105493f562731f5d55c1a88a0c4

(関連)(別添PDFファイル)志賀原発周辺モニタリングポスト、15カ所で線量測定できず、復旧の見通しなく(東京 2024.1.5)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/300509

 <田中一郎コメント>
 やはり私が懸念した通りだった。原発周辺の空間線量モニター機器類が肝心な時に役に立たない状態がまた再現している。こんな状態で、どうして志賀原発から放射能は漏れていない・放射能環境汚染はないと記者会見で強弁したのか? 少なくとも原発北方ではモニターが機能せず、その状態の確認も不可能で復旧のめども立っていない、と何故、正直に報告しないのか?! 

そもそも環境放射能のモニターは福島原発事故の際は全く機能しなかった(ほぼ全滅状態で機能停止)。当時は「現在の技術力なら、モニターが停電や津波をかぶっても稼働し続け、それをわざわざ人間が見に行かなくても遠隔地で自動的に情報収集する「仕組み」「堅固な自動モニタリング・ネットワーク」は造れるはずだ」と議論されていた。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、これを受けて真剣に原発周辺地域の放射能モニターの態勢づくりの見直しをしてきたのか?! してこなかった、原発再稼働の屁理屈づくりに邁進していたから、こんな地域住民の命と健康のことなど、かまってられなかった、というのが実態ではないのか。ともあれ、原発・核燃料サイクル施設周辺地域(「周辺」と言っても福島原発事故の教訓から鑑みれば、半径80~100km程度の広範囲な地域ということだが)の環境放射能モニタリング体制は即時に見直しが必要である。


1.(メール転送です)「志賀原発外部電源一部トラブル 漏出の油量は当初発表の5倍超」NHK(1/6)

(関連)(別添PDFファイル)志賀原発 冷却海水3m上昇、当初「変動なし」を訂正(朝日 2024.1.4)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/615ee28e5e1a51491081b16bcdaf7576c933e0db

(関連)(別添PDFファイル)志賀原発、能登半島地震「異常なし」の裏側、過去に臨界事故隠し、「珠洲原発」なら大変だった(東京 2024.1.5)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/300551

(下記はメール転送です)
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下記情報を時系列にご参照下さい@原子力規制委員会の対応が遅く受け身であると考えざるを得ません!

(1)「志賀原発 外部電源一部トラブル 漏出の油量は当初発表の5倍超」NHK 2024年1月6日(土) 0時05分
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240106/k10014311011000.html

(2)「2024 01 05 令和6年能登半島地震による志賀原子力発電所の影響について(第5報) 北陸電力プレスリリース 
 https://www.rikuden.co.jp/press/attach/24010599.pdf

(3)「令和6年能登半島地震」について(第9報)気象庁 令和6年1月5日(金)
 https://www.jma.go.jp/jma/press/2401/05b/202401051400.html

(4)原子力規制委員会 2024年1月4日(木):北陸電力(株)から志賀原子力発電所における原子力発電工作物に係る電気関係報告規則に基づく報告(変圧器からの油漏えい)を受理
 https://www.nra.go.jp/activity/bousai/trouble/houkoku_new/220000107.html
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2.(メール転送です)「緊急情報 異常なし (第1報)能登半島沖で発生した地震の影響」原子力規制委員会(1/7)

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(1)「緊急情報 異常なし(第1報)能登半島沖で発生した地震の影響」原子力規制委員会 2024/01/07(日) 00:38更新
 https://kinkyu.nra.go.jp/kinkyu/2024/01/post-97.html

(2)2024 01 07 1月6日 石川県能登地方での地震発生について(速報)北陸電力 プレスリリース
 https://www.rikuden.co.jp/press/attach/24010702.pdf

(3)「令和6年能登半島地震」について(第11報)~令和6年1月6日23時20分頃の能登半島沖の地震について~ 気象庁 令和6年1月7日
 https://www.jma.go.jp/jma/press/2401/07a/202401070130.html

 <抜粋>(今後の地震活動の見通し)
 過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、1月1日に発生したM7.6の地震により揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度7程度の地震に注意してください。この地域では、3年以上地震活動が続いており、当面、継続すると考えられますので、引き続き注意してください。なお、1月1日以降、地震活動の範囲は広がっており、従来より広範囲で強い揺れを観測しています。海底で規模の大きな地震が発生した場合、津波に注意する必要があります。

(4)石川 志賀町震度6弱と発表 気象庁 “地震計に異常ないか調査” NHK 2024.1.7
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240107/k10014312471000.html

(5)日本の原子力発電所マップ 2023年版
 https://www.nippon.com/ja/japan-data/h01752/

(6)<日本原子力発電・東京電力・関西電力:情報が古すぎます。アップデートが必要>
 2024年01月04日 石川県能登地方を震源とする地震による施設への影響について 日本原子力発電 敦賀原発
 https://www.japc.co.jp/tsuruga/news/2023/pdf/240104.pdf

(7)柏崎刈羽原子力発電所プレスリリース 地震発生後のプラント状況について(13時30分現在、第10報(最終報))東京電力 2024年01月02日
 https://www.tepco.co.jp/niigata_hq/data/press/pdf/2023/2024010202p.pdf

(8)2024年1月1日 当社からのお知らせ 能登地方を震源とした地震の原子力発電所への影響について:異常なし 関西電力
 https://www.kepco.co.jp/corporate/notice/notice_pdf/20240101_1.pdf
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


3.大地震が起きて原発が過酷事故を起こし、こんな事態になるなら避難計画など「絵に描いた餅」だ(原発再稼働の抜本的見直しが必要:東海第二原発再稼働差止の水戸地裁判決に続け!)

(関連)道路亀裂、建物倒壊・炎上、能登寸断:原発過酷事故の際にこれで避難できるのか?!(東京・朝日 2024.1.3)                    
 https://digital.asahi.com/articles/ASS123DP1S12PPTB003.html

(関連)「街がぺしゃんこになっている」…能登半島地震に遭った人たちが「陸の孤島」で目撃した惨状:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/300849

(関連)能登半島のあちこちに陥没やひび割れ 20キロの道のりに2時間 [能登半島地震] [石川県]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS123DP1S12PPTB003.html

(関連)能登半島北部で土砂崩れ100か所以上…道路寸断・陥没、物資の輸送困難に - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/science/20240105-OYT1T50250/


 多言を要しません。原発を大地震が襲って原発を破壊したら(外部電源と非常用電源が全部だめになるだけで、あるいは使用済み核燃料プールが破損して冷却水が抜けるだけで原発は大惨事となる)、あたり一面を放射能だらけにすると同時に、道路亀裂・陥没、建物倒壊・炎上となり、地域住民は避難などできなくなります。また、倒壊した建物の下敷き・生き埋めとなった住民の救出も放射能汚染のためにままなりません。こんなことは申し上げなくても写真を見ただけで自明です。

だからこそ原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、避難計画の審査はオレたちとはカンケーネーと、原発の国際的安全基準の1つである深層防護第5層(避難計画)から無責任にもトンズラし、再稼働のための屁理屈づくりや猿芝居にご執心なわけです。他方、政治家や政府や地元自治体は避難計画の実効性の責任をお互いに押し付け合い、原発タカリじじいどもは避難計画にかこつけて日頃は熊や鹿が通る豪華道路を建設せよと政府に迫り、返す刀で「原発あぶく銭でもいいからもっとカネくれ」と「税金チューチュー」をせがみ続けます。そして原発過酷事故が再発すれば、予知された通り、地域住民は猛烈な放射能汚染にさらされ命と健康が失われるのです。

建物倒壊で生き埋めとなり、救助に向かおうとした消防署・消防団の人たちの行く手を阻んだのは、原発放射能による汚染だったことは、福島原発事故時の浪江町・請戸地区の悲劇でよく知られています。地元住民の安全を優先した原発過酷事故対策をきちんとしないまま、また同じことを繰り返すのですか? 東海第二原発や川内原発の運転期間延長や再稼働促進の決議を地方議会で挙げさせたアホウどもの頭を、新聞丸めた「ドアホ矯正棒」でぶっ叩いて回らなければいけませんね。


4.(メール一部転送です)志賀原発を止めた裁判官=井戸謙一弁護士

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(中略)原発を止めた裁判官 井戸謙一元裁判官が語る原発訴訟と司法の責任」(現代人文社)を、特に「2 志賀原発2号機運転差し止め判決」を読み直しておりました。井戸先生が問題だ、危険だと判断し判決に至った危惧が、今現実のものとなっていると思いますが、井戸先生はどのような気持ちをおられるのでしょうか。志賀原発の状況が今後悪化した場合、半島の上半分の住民は海から避難しなくてはならないのではないか、一方で道路が寸断されている現状でそれはどれほど現実的なものなのか、また偏西風によって日本列島に汚染が拡がるのではないかと、私は不安が尽きません。少しでも早く、失われた外部電源の復旧を祈るばかりです。

■「原発を止めた裁判官 井戸謙一元裁判官が語る原発訴訟と司法の責任」(現代人文社) 
 http://www.genjin.jp/book/b276470.html

既にご存じのことと思いますが、昨年3月に原子力規制委員会は以下の判断をしていました。

■2023/3/4北國新聞 志賀原発「活断層なし」規制委、評価妥当と判断 8年越し 再稼働へ前進
 https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1004341

能登半島で繰り返し地震が起きていたにもかかわらず、そして今回の大地震が現実に起きたことで、このような判断をした責任は問われないでしょうか。北陸電力も規制委も何らかの見解を出すべきだと思います。

こちらのインタビュー記事でも、井戸先生が志賀原発2号機運転差し止めについてお話されています。今回のマグニチュード7.6が、2005年春、政府の調査委員会が志賀原発2号機の近くにある長さ44キロメートルの邑知潟(おうちがた)断層帯について、全部同時に動く可能性があって、その場合の想定マグニチュードは7.6程度だという評価を出したとの事実に合致すること、とても恐ろしく感じています。(一方、北陸電力は全部同時に動くことはないと主張。今回、断層がどのような動きをしたのか、私は分かりませんが、それにしても自然の力を疎んじるかのような主張は人間の驕りだと言わざるを得ません)

■【特別インタビュー】高浜原発3,4号機停止命令大津地裁決定は「原発ゼロ」をめざす世論から
弁護団長/元金沢地裁裁判長 井戸謙一さんに聞く
聞き手岡田知弘
住民と自治2016年8月号より  https://www.jichiken.jp/download/article/article_30.pdf
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◆「志賀原発敷地内に活断層はない」規制委が北陸電力の主張を了承、規制委調査団の判断覆る 再稼働に進展:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/234494

(関連)能登半島地震 震源の活断層を誰も知らなかった衝撃 「未知の活断層は列島に3万本」と専門家|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/334300

(原発建屋の真下に活断層があるかないか、などというレベルの話ではなく、能登半島全体の地下を走る地層の状態やその動きをすべて見直すというスタンスで、この結論に批判的な学者も入れて再検討が必要です。それをしないまま志賀原発の再稼働など、ありえない話です。また、わかりにくい下記サイトですが、ここでは志賀原発付近で同時並行的に起きていた震度7(M2828ガル程度)の地震が気象庁のサイトから消されていると告発しています。志賀原発敷地地下及び周辺で余震も含めてどの程度の地震が連続して起きていたのか、徹底して調査が必要です。志賀原発の基準地震動の見直しは必至ではないかと思われます。:田中一郎)


◆令和6年能登半島地震で、気象庁は志賀原発付近の地震を消した.docx - Google ドキュメント
 https://docs.google.com/document/d/1184F73zOv3E08fPOuGpdh4QWTnhrcMg5/edit

(一部抜粋)
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(中略)志賀原発付近で地震が起き、震度7(実測値2828ガル)を観測したとなると、原発推進派は困ったことになります。志賀原発の基準地震動は、建設時はS2(設計用限界地震)490ガルです。それを600ガルに引き上げ現在は1000ガルにしています。S2は「実際には到底起こり得ない地震だから、装置は変形してもよいが、放射能は漏れないこと」という設計思想です。材料の弾性限界を超えて破断するまでの力を使ってよいとして建設費を抑えました。490ガルを超えれば変形してもよいとして建設した設備を2倍の1000ガルに耐えるように補強する必要があります。ふつうに考えれば、耐震力を2倍にするには、同じ柱なら2本必要です。1本なら断面積を2倍にする必要があります。原発は作り直すほどの補強が必要です。しかし、それほどの大工事はしていません。計算して安全とごまかしています。
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5.その後の志賀原発情報から
 「異常なし」ではなく「異常あり」ですね、原因究明と再発防止を早急に明らかにしてください。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は電力会社に「丸投げ」をしないように!!(たとえば下記の(2)「海水をためる水槽の水位が津波の影響によって、一時的に約3メートル上昇していたと発表」の報道は深刻です。この水槽は11メートルまで貯められるそうですが、ならば11m超の津波が来たら海水が原発建屋内にあふれ出すということを意味します。それでいいのか、という話です。原発建屋から外に出す=大きな津波が来ても原発には影響が出ないようにする必要ありではありませんか? また、志賀原発だけでなく他の原発についても言えることではありませんか?)

◆志賀原発「異常なし」から考えた 運転中だったら?「珠洲原発」だったら? 震度7の地震は想定内なのか:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/300551

(1)(別添PDFファイル)2原発 外部への影響なし、志賀・柏崎刈羽、プールの水こぼれる(朝日 2024.1.3)
 https://www.yomiuri.co.jp/science/20240101-OYT1T50147/

(2)(別添PDFファイル)志賀原発 冷却海水3m上昇、当初「変動なし」を訂正(朝日 2024.1.4)
 https://digital.asahi.com/articles/ASS13660NS13ULBH003.html

(3)「地震活動は当分続く可能性がある」と地震調査委 震源断層は約150キロと評価:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/299917

(4)Xユーザーのcocodokoさん- 「RT @emil418- 原子力規制庁会見より #志賀原発 で確認した異常 ・使用済み燃料プールの水が溢れる ・冷却ポンプが一時停止 ・変圧器付近で爆発音と焦げ臭い匂い ・変圧器付近で油漏れ #地震 https-
 https://twitter.com/cocodoko116/status/1741832047524774006

(5)Xユーザーの平野啓一郎さん- 「南海トラフも懸念されているし、脱原発を再確認すべき。推進してる人たちは、事故があっても責任を取れないのだから。 - 志賀原発 敷地内の水位計で約3メートルの水位上昇を観測 (NHKニュース) #NewsPicks ht
 https://twitter.com/hiranok/status/1742389543867928880

(6)改めて国民は戦慄 活断層ばかりの国でまだ原発を動かしている狂気|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334244

(7)震源域150km、桁違いの断層破壊か 専門家「日本海側で最大級」 [能登半島地震]:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/P73fc

(下記はメール転送です)
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 本年は年明け早々から大災害に見舞われました。この「危機」はまだ終了していません。志賀原発は、メルトダウンの危機すら去っていないことを肝に銘ずるべきです。地震の震源は、点では無く面です。その意味がお分かりになると存じます。

震源が珠洲市のみに×が付いているのがメディアで流されています。これ自体がプロパガンダです。彼らは初発地点と言うでしょうが、それはあまり意味がありません。震源はあくまで面で捉えるべきです。地震の震源が面であるなら、能登半島の先の部分を東西方向に活断層は動いているはずですから、志賀原発の直下にまで及んでいる可能性があります。

震源を志賀原発から出来るだけ遠くにあるように国民に印象付け、電源系統が3電源のうち2系統が切れ、冷却水すら漏れているのに、問題は無いと言い切る政府、北電を信じない方が良いと思います。大変なアクシデントが起きたと考えるべきでしょう。今後は一層の注視が必要です。政府の要人は現地に行こうともしていません。知事まで。それは何故でしょうか。
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6.大災害の際の政府の被災者救援・支援の在り方を抜本的に見直せ

◆能登半島地震 石川県内であわせて126人の死亡を確認 - NHK - 令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240106/k10014311621000.html

◆能登地方で震度7 各地の様子|NHK NEWS WEB
 https://www3.nhk.or.jp/news/realtime/rt0009994.html

 <田中一郎コメント>
 災害被害に対する政府や自治体の救援・支援の在り方を抜本的に見直すべきです。たとえば、①緊急避難所はそのお粗末な在り方から鑑みて、最大でも滞在日数は10日前後でしょう。従って、たくさんの避難被災者を別の場所に移ってもらって、まずは体を休めていただく必要があります(近隣の温泉旅館やホテルを政府が借り上げて、そこへ移ってもらえばいい)、道路復旧を急ぎ支援部隊が入りやすい状況を早急につくる、空輸や海運の活用も考える、その後建設される仮設住宅は、これまでのような「犬小屋・家畜畜舎」に毛の生えたようなお粗末なものではなく、木造で簡易ながらも住み心地が良好なものを(例:室温空調、隣接住宅の騒音遮断とプライバシーの確保、入浴設備や水光熱無料化、一定程度の広さなど)ちゃんとカネをかけてつくれ、ということ(住宅メーカーに有料で特注すれば即時につくってくれるでしょう)、⑤下記の日刊ゲンダイ記事などを参考に、現場のニーズをしっかりと把握し、緊急の支援策を検討する必要あり(例;医療費・介護費無料化、清潔な仮設トイレなど)、⑥被災者の住宅再建、及び仕事や学校通学など、被災前の状態を早急に、被災者に負担がない形で政府や自治体が創っていくことが大事=被災者の自己責任にするな、⑦福島原発事故後に見られた被災者イジメなどはもっての外で、新法で「重大犯罪」扱いとせよ、などが、私のようなドシロウト部外者でも思いつきます。

総理や防災担当大臣が、被災者の方々に向けて「今後のことは心配しないでいい。被災者の生活再建を最優先にして政府が全力で復旧復興に取り組むから、安心していてください。」と声明を発し、それを文字通り実践していく、そんな災害対策や支援が何故できないのかと私は強く思います。日本政府・自治体・行政の災害救助法に基づく被害者対策・対応・支援・救済のやり方はデタラメで人権踏みにじりです。抜本的な見直しが必要です。また、福島原発事故後に散々言われた「災害救助法とは別の原発災害救助法(日本版チェルノブイリ法)」や「(環境規制法としての)放射能汚染防止法」の新法制定も必要不可欠です。

(関連)能登半島地震 被災者の医療費・保険料負担「一刻も早く免除を!」保団連が強く要望 |日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/334361

(関連)制定しよう放射能汚染防止法 総理!逃げた後はどうなりますか-山本行雄/著(ブイツーソリューション)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033545713&Action_id=121&Sza_id=C0

(関連)日本版チェルノブイリ法(柳原敏夫弁護士)
 http://1am.sakura.ne.jp/Chernobyl/211120IdeaofChernobyl-Jversion.pdf


(1)「街がぺしゃんこになっている」…能登半島地震に遭った人たちが「陸の孤島」で目撃した惨状(東京 2024.1.6)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/300849

(2)通信No.2526 (2024-1-5 大地震の能登のいま~志田弘子さんからのメ-ル)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVklDYqDGKSPcw-gTV?e=ukxDds

(3)珠洲の街「壊滅状態」、高齢者多く 耐震遅れ、木造住宅損傷蓄積も(毎日 2024.1.4)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d46f3c286ddfeb7083564e203c99f5c7179dc4ba

(4)(別添PDFファイル)能登半島地震、木造住宅の耐震化途上 被害拡大の要因に(日経 2024.1.6)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0439V0U4A100C2000000/

(5)(時時刻刻)地震頻発、傷む街襲う 22年に震度6弱 23年に震度6強 改修前の家、次々倒壊 能登半島:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/El5Sn

(6)(時時刻刻)避難所、募る不安 停電・断水・物資不足、想定上回る人数 能登地震:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/zRhuc

(7)「能登大地震」の被災地に救援物資も送れない「空飛ぶクルマ」を大阪万博の目玉にする荒唐無稽 - アサ芸プラス
 https://www.asagei.com/excerpt/295527

(8)【動画】石川 能登町 孤立地区の高齢者3人をヘリで救助(4日)NHK令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240105/k10014310741000.html

(9)災害時トイレ「3つの深刻な問題」解決のポイント 被災していない私たちができることとは? - 東洋経済オンライン
 http://tinyurl.com/mww34d4x

(10)続く避難所生活 女性や高齢者の声拾う態勢づくりを 静岡大教授 - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/Q1weo

(11)津波がのんだ漁師町 家財に泥、船は陸に「どう暮らしていけば」 - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/6KwNn

(12)道路寸断「避難者1万75人に2000食しか届いていない」…輪島市長が窮状訴え-読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/national/20240103-OYT1T50150/

(13)道路寸断で届かぬ物資、携帯電話も通じず 不安の中で続く避難所生活 動画:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/video/articles/ASS143QV4S13PTIL013.html

(14)能登 地震 石川で孤立状態の地域相次ぐ 孤立者少なくとも約780人 珠洲市に自衛隊ヘリコプターが物資 - NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240103/k10014307791000.html

(15)能登 地震 石川県で孤立状態の地域は 自衛隊が徒歩で状況確認 支援物資届かないところも – NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240105/k10014309991000.html 

(16)富山・氷見市の小学校敷地で大きな“地割れ”能登半島地震(日テレNEWS)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fbf43d0d7cb603781223505da843a591bb534b31


◆(メール転送です)石川県能登半島地震について山本太郎代表からのメッセージ

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代表山本太郎です。改めて、ご連絡いたします。

1月1日に発生した石川県能登半島地震により被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、いまだ現地に取り残されている人の救命救助、住まいを失った方々、避難している方々の生活保障と復旧を最優先として、やるべきことをやっていきます。

私は明日に被災地入りします。相談しているNPOなどから、混乱の過程も含めて私が視察することが有益だと判断があったので、そうさせていただきます。

みなさまにおかれましては、何かしたいという思いがきっとあると思いますが、1月1日にお伝えしたように、闇雲に動くことは逆に足を引っ張ってしまう恐れもありますので、それは避けてください。私が知り得たことは皆さんに一定共有させていただきます。

(参考)1月4日19時時点の石川県HPでも以下のように「問い合わせもやめてくれ」と掲載されています。「市役所・社会福祉協議会等に、電話のお問い合せを控えていただきますようお願いいたします。災害ボランティアに関する情報があった場合、当ページでお知らせいたします。」
 https://www.pref.ishikawa.lg.jp/saigai/202401jishin-mokutekibetsu.html#honbu

党のやるべき一番大事なことは、この国の災害対応のあまりのやる気のなさを、有権者にお伝えしつつ、一刻も早くこの政治状況を変えることです。

本日、岸田総理が、予備費たったの40億円の使用を9日に閣議決定すると言いました。スピード感も規模もフザケきっていますが驚くべきことではありません。これまでの災害においても、基本的に対応は同じです。被災者の生活再建のための財政出動をやらない政府は倒すしかありません。

長くなりましたが以上です。行ってきます。
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草々

2024年1月 5日 (金)

自公政権政府・財界による日本の大学・アカデミズムの「総御用化」を許してはならない(2)=日本学術会議の独立法人化とは、同会議を政府政権の御用組織・代弁機関とするための(国立大学改変と同じような)「猿芝居・猿回し」である

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.「ブギウギ」!第14週「戦争とうた」!戦争が終わろうとするころ!羽鳥は軍の支援を受けた音楽会を!軍の意向を無視して開催し成功させていました!NHK連続テレビ小説!(朝ドラ) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=IgggLMIyOyc
 https://www.youtube.com/watch?v=-ef6X7xV8p4

(少しオーバーアクションのところはありますが、よくできた反戦ドラマです。昔々の自分には関係がない想い出話しだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今の日本はこの時代に猛スピードでカンバックしています。自公・維新・国民などのガラクタ政治家を選挙で選び続ければ、まもなくこのドラマにある時代情況が再び現実化するでしょう。:田中一郎) 

 「気をつけよう、暗い夜道に、ドアホ政治家、お国のためには、政治家の道具になること(字余り)」
  https://www.youtube.com/watch?v=FSaMY7TRgFI


2.「政治とお金の仕組みを知ろう」【変えよう!選挙制度の会】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=D1cYoy4pCJE

(関連)企業・団体献金とは?|政治・選挙プラットフォーム【政治山】
 https://seijiyama.jp/article/news/nws20150330-001.html


3.イベント情報

(1)(チラシ)(1.28) 被爆二世は いかに原爆を語るべきか? 未来世代に引き継ぐために(ZOOM)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkkXwuuFaTzO3OnNs?e=Dc4gns

(2)(チラシ)(3.16)戦雲 いくさふむ:三上智恵監督最新作(ポレポレ東中野)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkkadd5MAd7AuSkk4?e=oxL5Vi

(関連)映画『戦雲 -いくさふむ-』公式サイト|『標的の村』『沖縄スパイ戦史』三上智恵監督最新作
 https://ikusafumu.jp/


4.(新刊書)『佐高信評伝選』完結(田中優子週刊金曜日)
 https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2023/12/21/fuusokukei-69/

*佐高信評伝選 1-佐高信/著(旬報社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034402055&Action_id=121&Sza_id=C0

*佐高信評伝選 3-佐高信/著(旬報社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034442640&Action_id=121&Sza_id=C0


5.続報 “冤(えん)罪”の深層〜新資料は何を語るのか〜 - ETV特集 - NHK
 https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/Q6Z6W8271L/

(関連)ETV特集 続報「“冤(えん)罪”の深層~新資料は何を語るのか~」20231223 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8qytgl

(関連)警視庁と地検の捜査は「違法」 起訴取り消し訴訟、国・都に賠償命令 - 毎日新聞
 https://x.gd/Zm4I5

(関連)公安と検察の捏造に言及不足の大川原化工機判決 冤罪逮捕の社長らへの捜査の違法性は認める-東洋経済オンライン
 https://x.gd/Lv6Zy

(関連)被告のまま病死 違法捜査に妻「謝罪を」 起訴取り消し訴訟判決 - 毎日新聞
 http://tinyurl.com/mv5t3sdt

(関連)抗議声明 - 経済安保法に異議ありキャンペーン(大川原化工機事件)
 https://qr.paps.jp/sQUuH


6.それからの「カネミ油症事件」

(1)(別添PDFファイル)食品公害「カネミ油症」被害者集会、次世代救済のため新たな診断基準を(明石昇二郎『週刊金曜日 2023.12.15』)
 http://tinyurl.com/2uff7b4t

(2)(別添PDFファイル)カネミ油症事件から55年、いま、なお続く被害(大久保貞利『食べもの通信 2023.11』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkknr1I7Ly89L5z8a?e=KqdbCt

(関連)(予約必要)(1.22)オルタナティブな日本をめざして(第98回)「電磁波の何が問題か」(大久保貞利さん:新ちょぼゼミ)(2024年1月22日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-5d6132.html

(関連)【カネミ油症・子どもたちの苦しみ】毒の油を口にした家族は・・・今も続く”食品公害” - [ザ・ライフ] - NHK - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=WE4_EmAAGq4

(カネミ油症事件が被害者及びその子孫に多大な不幸をもたらした原因は、ひとえに国・自治体ならびに司法・裁判所の態度にあります。今を遡ること約半世紀前にこの事件が起きたのち、食品衛生法違反の事件であるにもかかわらず、親会社のカネカを含む加害企業グループや、国・自治体などの行政がその「結果責任」を取らずに被害者を放置し、たまりかねた被害者が裁判で訴えても、1986年に福岡高裁が親会社のカネカや国・自治体などの行政の責任を認めず、被害者は悲惨な状況に陥れられることになったのです。この事件で事実上の倒産会社になったカネミ倉庫では、広範に広がった被害者の救済には経済的に対応不可能でした。この時、この事件は、この後ひどいことになると即時に思いましたし、被害者に思いもはせずにかような判決を下す司法・裁判官は許せんなとも思った記憶があります。

そもそも株式会社の提供商品が株式会社が原因の欠陥食料品で起きた事件ですから、その賠償を含む責任債務は、会社が違うから、という理由だけで切断していいものではありません(これは他の事件で株式会社が他者に迷惑をかけた場合も同じです:例えば環境汚染公害)。また、上記にも書きましたように、国や自治体などの行政には「結果責任」もあります。こうしたことを司法・裁判所が被害者の立場に立って法的に認めないから、多くの被害者がその子孫までも含めて苦境に追い込まれ、理不尽な人生を強いられているのです。

私なら、加害企業グループと国・自治体・そして裁判官どもを「処分」します。(最高裁の和解とかいうのも被害者を踏みつぶすようなインチキ内容だったのでしょう。そしてその後は、裁判勝訴を前提に被害者の生活支援・医療費支援を目的に国が交付していた仮払金を返還せよ、などというトンデモ話まで持ち上がり、被害者イジメは極限に達しています。この国は何という国かと思わざるを得ません。この国の政治家たちはどこへ行ったのでしょうか。一刻も早く全ての被害者を手厚く支援し、長期間にわたる苦しみから救って差し上げよ、そして返す刀で、行政追従・首相官邸忖度・対米隷属・日本国憲法トンズラのクソ判決を出し続ける司法・裁判所に厳罰の鉄槌を振り下ろせ、ということです。主権者とは誰のことか、よく考えれば自明だと思います。:田中一郎)


7.注目記事

(1)(別添PDFファイル)感情の批准(内田樹『週刊金曜日 2023.110.17』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkkhGPUxH5RicmCY0?e=WlEFeh

(2)(別添PDFファイル)イスラエル支持の裏にある西側主要国の資源投資(半田滋『週刊金曜日 2023.11.17』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkkeTevMAZk4r0NI1?e=giBirs

(3)革新的火力発電、遠い実用化 ガスからCO2、回収すれば排出量9割削減:朝日新聞デジタル
 https://qr.paps.jp/m6WMb

(「火力発電燃料の排出ガスからCO2回収」などというバカなことをするのではなくて、オンサイト・コジェネの天然ガス(中小型)発電を本格的に推進すれば、エネルギー効率が現在の30%程度から80%近くまで引き上げ可能となり、化石燃料の使用量はぐっと少なくできるのです。これをやってもらっては困るのが、現在、電力業界を支配している地域独占の原発電力会社(「独電」ならぬ「毒電」)です。つまり、日本のエネルギー革命は、この「毒電」支配体制を解体しないと進まないということです。お判りですか? 似非脱原発の泉健太立憲民主党さん。:田中一郎)


8.元祖「口先やるやる詐欺」=前原誠司への退場勧告

◆前原誠司氏、国民民主党を離党し新党結成へ 12月は新党設立の季節?(選挙ドットコム) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8e93af313afd4b0879391956bd6c089e2d80e97c

(関連)「前原新党」が一大野党勢力出現へのトリガーにならない理由|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/333020

(関連)『ただの嘘つき』国民民主党から離党表明の前原誠司衆院議員「誤報です!」ブチ切れ投稿から6日後の『結末』にネット総ツッコミ:中日スポーツ・東京中日スポーツ
 https://www.chunichi.co.jp/article/815024

(関連)国民民主、前原氏らを除名処分と正式決定「新党設立は党規約違反」斎藤氏、嘉田氏らも|京都新聞
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1165146

 <田中一郎コメント>
 何が野党は結束しようだ! お前こそが野党を分断して自民党延命に手を貸しているではないか! 数年前の「希望という名の絶望の党」への民進党合流の時もそうだったし、今回も「日本維新の会」という「日本破壊党」への合流の助産婦になろうとしているだけの話ではないのか。口を開けば、対米隷属の武装チンピラ国家、「市場原理主義アホダラ教」経済政策、原発・核燃料サイクル推進、日本共産党・「世直し」市民排除の、自民党顔負けの反動政治家ぶりである。お前に政治を任せて、日本がよくなる可能性は皆無だ。京都の有権者はかような政治家を一刻も早く退場させないと(選挙で落選させないと)、米国代理戦争に伴うミサイル攻撃を受けて壊滅するか、あるいは京都の街が若狭湾原発大事故による放射能で永久に住めなくなるか、さもなくば大深度地下工事の新幹線で京都の街が広範囲に陥没する羽目になりかねない。そうなってから後悔しても、もう遅いのです。

それにしても、この元祖「口先やるやる詐欺」に付き従った国会議員のメンバーの中に嘉田由紀子(元滋賀県知事)がいたのには驚きました。この政治家は2012年6月、野田佳彦民主党政権が大飯原発を福島原発事故後初めて再稼働した際に、さしたる抵抗もせずに容認した滋賀県知事でした(この大飯再稼働を契機に数十万人の人たちが反原発・脱原発に立ち上がりました。嘉田由紀子は本来ならこうした市民の先頭に立つべきでしたが、それができない政治家だったのです。そして民主民進党なる政党がニセモノ詐欺政党であることもはっきりしました)。私はこの時にこの人物の政治生命は終わったと見ています。その後は知事をやめて国会議員になる中で政治家として堕落・転落していくプロセスだったと言えるでしょう。この政治家にも退場勧告が必要です。
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「自公政権政府・財界による日本の大学・アカデミズムの「総御用化」を許してはならない(2)=日本学術会議の独立法人化とは、同会議を政府政権の御用組織・代弁機関とするための(国立大学改変と同じような)「猿芝居・猿回し」である」をお送りします。

◆「日本学術会議の法人化に向けて」(令和5年12月22日) - 内閣府
 https://www.cao.go.jp/scjarikata/20231222houshin.html

◆日本学術会議の在り方に関する有識者懇談会 - 内閣府
 https://www.cao.go.jp/scjarikata/kondankai.html

◆(別添PDFファイル)学術会議、国と別法人に、内閣府有識者懇が中間報告、見通せぬ独立性(朝日 2023.12.22)
 https://digital.asahi.com/articles/ASRDP6QYFRDNULBH006.html

◆学術会議法人化案のワナ(前川喜平 東京 2023.12.24)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkkpjCKnMnVLEj0FN?e=0BbifQ

 <田中一郎コメント>
 この朝日新聞(2ページ)が日本学術会議をめぐる情勢をコンパクトによく整理して報道しています。記事原本にあたって全文をお読みください。また、東京新聞コラムの前川喜平氏が書かれた記事は、この問題の核心をズバリと指摘しています。


 <別添PDFファイル>

(1)学術会議 新法人移行へ、有識者懇 報告書、国の機関から分離(東京 2023.12.22)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/297384

(2)学術会議、国と別法人に、内閣府有識者懇が中間報告、見通せぬ独立性(朝日 2023.12.22)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15822662.html

(3)学術会議法人化案のワナ(前川喜平 東京 2023.12.24)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkkpjCKnMnVLEj0FN?e=0BbifQ

(4)急ピッチで進む日本学術会議法人化の動きを知るために(2023年12月18日資料のまとめ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkktVcdiHCWybeftB?e=lUCDcu

(5)声明:学術会議会員の任命拒否理由の情報公開を求める弁護団(2023.8.28)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkkwXVHDOlXeCRTkL?e=uTCF3x

(6)政府による「 日本学術会議の 在り方に関する有識者懇談会」の設置について(大学フォーラム 2023.7.27).
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkk2RSt6D3lwdGxWs?e=7xKXE9

◆6人の日本学術会議会員候補をすみやかに任命することと、日本学術会議法を「改正」しないことを求めるアピール [日本科学者会議]
 https://jsa.gr.jp/d/statement/20211228scj

(関連)【6人の経歴】任命されない教授はどんな研究を 日本学術会議 - NHK政治マガジン
 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/45860.html


1.この問題のポイントは次の3点かと私は考えています

(1)日本学術会議委員6名を政府が理由も言わずに任命しないという違法行為を撤回すること、これが日本学術会議問題のそもそもの出発点です。6名の人事に関しては情報公開請求も出ていますし、情報公開公開せよという答申を出した組織もありますが、政府は無視したままです。こんな状態では、日本学術会議は現政府と建設的な意見交換や交渉は不可能でしょう。そもそも日本学術会議の組織の在り方問題などというのは、この不当人事をゴマカシ、問題を脇にそらせる・別の問題を引き起こして関心を削ぐ、ために提起された話であって、これに梶田隆章ヘタレ牛会長がやすやすと乗ってしまったことに問題の歪んだ出発点があります。

日本学術会議は、理不尽にも排除された6名の任命を政府に強く迫るべきであって、それがなされないうちは組織の在り方問題の協議は出来る状態にないと突っぱねておけばいいのではないでしょうか? かような人事をする政府が、下記に見るように、改変後の日本学術会議組織にいろいろと口出しをしてくることになりそうですから、日本学術会議としても、私たち有権者・国民としても、冗談ではない・ふざけるな、という話です。日本学術会議は(大学も、です)、時の政府政権や企業・財界に対して厳しい意見や提言をする場合も大いにありですから、かような人事をすることを前提に健全な日本学術会議=つまりは日本のアカデミズムはあり得ない話です。

(関連)学術会議、任命拒否の文書 情報審査会が答申「存否明らかに」:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASR8X6D4WR8XUTIL00V.html

(関連)新会長に光石東大名誉教授 「基本姿勢変わらず」―学術会議:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023100200878&g=soc


(2)独立法人化をどうするか
 日本学術会議は独立法人化に反対しています。何故、独立法人化がダメなのかという理由を日本学術会議が説明していないと、先般報告書を出した有識者懇のある委員は言っているようですから、日本学術会議はその理由を明らかにした方がいいでしょう。そもそも組織の在り方をめぐって日本学術会議と政府政権(というよりは自民党ないしは自民党文教族(大半がアベ派)とその忖度腐敗官庁の文部科学省)との間で対立が続いていますが、今一つ日本学術会議に対して国民的な支持支援が広がらない理由の1つに、梶田隆章ヘタレ牛前会長に代表されるように、当事者の日本学術会議自体が「はっきりしていない」(日和見)という事情があります。

2004年の独立行政法人化以降、これまで国立大学で起きてきたこと、すなわち、大学運営交付金を減額して経済的に大学を絞り上げ、返す刀で、学長独裁体制と大学運営の私物化を公認、従来までの教授会自治を形骸化させ、更に大学自治そのものを否定(教授会自治も問題はあったけれど、それ以上にひどい体制にされてしまった)、評議会や学長選考会議や監査役などなど、次々と屋上屋を重ねる形で大学の組織をいじくり、人事権・運営権を大学から奪って外部から支配権限を行使できるようにし、政府・文部科学省(及びその背後にいるチンピラ似非右翼さながらの自民党文教族)の植民地にしてしまったこと、を振り返ってみれば、日本学術会議が今回の政府の提案に対して懐疑的・警戒的であるのは十分に理解できることです。

ここは当事者主権の発想に立ち、組織形態をどうするかも、日本学術会議自身の「学問・教育の自治」や「科学・研究の自由」に委ねる形で日本学術会議が決めればいいことだと思われます(政府は日本学術会議の反対を押し切り、下記に見るように、日本学術会議の独立性を奪いながら、これを自分たちの御用機関・代弁機関に改変しようとしています。これには国を挙げて、全有権者が反対しなければいけないと思います。(今般の大学の反動的再編も同様です))。

(関連)日本学術会議「政府案はのめない」国から独立した法人への移行案 容認しない声明-読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/science/20231209-OYT1T50195/


(3)(ポイント)これは「独立法人化」ではなく「従属法人化」です
 難しい話ではありません。上記でご紹介した内閣府の文書から一部抜粋をします。こんなものが法制度化されたら日本学術会議の(政府や財界からの)独立性が失われるのは火を見るよりも明らかです。日本学術会議に関する報告書を答申した「日本学術会議の在り方に関する有識者懇談会」は、何故、この核心部分に言及せず、一般論・抽象論で「日本学術会議は独立性が高くなければいけない」などと、当たり前の美辞麗句を並べているだけなのでしょうか? いつものように時の政府政権の御用懇談会だったということですか? ならば座長の大学教授は「恥さらし」ということでしょうね。(日本の大学教授=特に東京大学教授はこんなのがやたらに多い=東京(頭狂)大学と言われても仕方がない)

◆「日本学術会議の法人化に向けて」(令和5年12月22日) - 内閣府
 https://www.cao.go.jp/scjarikata/20231222houshin.html

*「新たな日本学術会議に会長が任命した外部の有識者からなる選考助言委員会(仮称)を置き、選考に関する方針等を策定する際にあらかじめ意見を聴くものとする。」(「会長が任命した」が形骸化しやすい「外部の有識者」の助言は不要)

*「新たな日本学術会議に運営助言委員会(仮称)を置き、予算・決算、中期的な計画その他の運営に関する重要事項(科学的助言の内容等に関することを除く。)について意見を述べる。委員は、会員及び連携会員以外の者が過半数となるよう会長が任命する。」( 外部の人間が過半の委員会などロクなことに結果しない=日本学術会議の自治と独立性を脅かす)

*「新たな日本学術会議に監事を置く。監事は主務大臣が任命し、業務、財務及び幹事会構成員の業務執行の状況を監査する。」( 文部科学省が任命する監事など全く不要。政府政権の容喙の窓口になるだけだ)

*「主務大臣が任命する外部の有識者で構成される日本学術会議評価委員会(仮称)を置き、新たな日本学術会議に求められる機能が適切に発揮されているかという観点から、業務執行、組織及び運営等の総合的な状況について、中期的な計画の期間ごとに評価を行う。新たな日本学術会議が中期的な計画を策定するに当たっては、その意見を聴くものとする。」

これが現政府政権の一番実現したい本音でしょう。「主務大臣が任命する外部の有識者で構成される日本学術会議評価委員会(仮称)を置き」=オレたちの手下になれ、と言っているようなものです。バカバカしくて相手にできないほどの組織改悪案です=日本学術会議さん、ガラクタ政治家・忖度腐敗官僚どもにバカにされてますよ)

*「新たな日本学術会議は、活動・運営の活性化、独立性の徹底という観点からも、財政基盤の多様化に努める。 その上で、必要な財政的支援を行う。外部資金獲得の支援に必要な措置も検討する。」

大学の独立行政法人化の時とほぼ同じです。独立色を強めるかのように言いながら、他方で運営費を削減して首を絞め、カネは自分で稼げなどといって「軍学共同」予算や「産学共同」マネーへ誘導していく。仮に日本学術会議も同じようにされたら、調査研究活動費を出してくれる組織(大半は大企業・財界と予想される)に対して、厳しい結果や提言などを出して行けるのか? 企業からカネをもらえと言っているこの政府見解は、とりもなおさず「産学共同」の下、日本学術会議もカネを出す企業・財界の下僕となれ、と言っているようなものでしょう)


2.(他のMLでの議論です)学術会議を国からおいだし独立させる中間報告案について

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皆さま、新聞で報道されていますように、昨日、有識者懇談会に国から独立させるという中間報告案が出され、それが案にすぎないにもかかわらず内閣府は、独立法人にするための法整備の検討を進める考え方を示しました。一方学術会議光石会長は、たたき台が「政府の機関であることは不適切である」と結論づけている点は容認できないとしています。しかし懇談会岸座長は、年内にも中間報告をとりまとめたいとの考えを示し、それが決まれば、内閣府は来年早々に制度設計を進め、春の通常国会に法案を出すでしょう。事態は急ピッチで進んでいます。

早急に反対の声をあげるために、まず何が議論されているのかを知っていただきたいと思います。とりあえず昨日の会議で出された資料をまとめましたので添付します。ご活用ください

◆急ピッチで進む日本学術会議法人化の動きを知るために(2023年12月18日資料のまとめ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkktVcdiHCWybeftB?e=lUCDcu
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 <田中一郎コメント>
◆日本学術会議、法人化へ 会員選考や運営に外部委:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/296743

 上記東京新聞記事でも、添付WORDファイルでも、どちらでもいいですが、《会員選考》は日本学術会議の外部の政府・政権御用委員会が決定権を握るような制度であり、こんなものは「独立法人」などとは言えたものではありません。「(政府・政権・政治への御用化)従属法人」(案)と呼ぶことにします。

私はまず、6人の委員を認めろ、の原点へ戻るべきではないかと思っています。


3.(他のMLでの議論です)学術会議についての有識者懇談会発足

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本日、日本学術会議の在り方に関する第一回有識者懇談会が開催されました。資料は下記からダウンロードできます。
 https://www.cao.go.jp/scjarikata/kondankai.html

月2回ほど行われるようです。学術会議梶田会長は会員ではなく参加されます。学術会議としては、法改定か独立法人かの二者択一ではなく、学術の在り方について広く議論することを求めています。審議のめどは決まっていないそうですので、秋の臨時国会に何か出ることはなさそうです。ともかく議論を注視し、独立法人化を許さないという声をあげていきたいと思います。

メンバーは下記の方々です。
座長  岸 輝雄 東京大学名誉教授(材料工学)、元外務大臣科学技術顧問 元日本学術会議副会長
副座長 佐々木 泰子 お茶の水女子大学長(社会言語学)

大学からはほかに
相原 道子 横浜市立大学長(皮膚科学)、公立大学協会会長
上山 隆大 元政策研究大学院大学副学長(科学技術政策)内閣府総合科学技術・イノベーション会議議員
大栗 博司 カリフォルニア工科大学フレッド・カブリ冠教授(理論物理学、数学)東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構機構長
小幡 純子 日本大学大学院法務研究科教授(行政法)
永井 良三 自治医科大学長(循環器学)元日本学術会議会員
永田 恭介 筑波大学長(分子生物学)、国立大学協会会長

研究機関から
久間 和生 農業・食品産業技術総合研究機構理事長 国立研究開発法人協議会会長

産業界から
五十嵐 仁一 ENEOS 総研株式会社顧問 産業競争力懇談会(COCN)専務理事・実行委員長
山西 健一郎 元日本経済団体連合会副会長・イノベーション委員長 (元三菱電機会長)

ジャーナリストから
瀧澤 美奈子 科学ジャーナリスト 日本科学技術ジャーナリスト会議副会長
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 <田中一郎コメント>
◆筑波大学長選への批判は「いちゃもん」 再任の永田恭介学長ら正当性訴える :東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/63374 

(関連)(必読必見)「私物化」される国公立大学-駒込武/編(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034240643&Action_id=121&Sza_id=C0

(上記岩波ブックレットの「筑波大学」のところをご覧ください。もう、メチャクチャな大学運営がなされ、この永田恭介とかいう野郎は「終身学長」に御成りあそばしているようです。こんな奴がメンバーになっている「有識者懇談会」など、まともな議論ができるとは思えません。:田中一郎)


4.(メール転送です)

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すでにご報告を受け取っておられる方もいらっしゃると思いますが、お許し下さい。

2020年の学術会議会員任命拒否に抗議し、任命拒否の理由のわかる文書等の情報公開を求めていた件で、情報公開・個人情報保護審査会の答申が出ました。基本的に、私たちの主張を真摯に受け止めてくれた答申だと思います。しかし、肝心の任命拒否の理由に関しては、全ての処分庁の「文書を保有していない」との主張に阻まれ、結果的には、一番知りたかったことを知ることができませんでした。詳しくは、添付の声明にお目通しいただければ幸いです。答申によって、新たな重大な事実が判明した面もあります。特に、声明の「3⑹」にご注目下さい。

なお、声明では、政府はすみやかに答申に従った裁決をせよと訴えておりますが、記者会見とクロスする形で、内閣府の裁決書が届きました。基本的に答申に従い、黒塗り部分を開示する内容になっています。これほど早期に裁決が出たのは、29日から学術会議の組織改革等を話し合う有識者懇談会が始まったので、その前に、ということではないかと推測しています。

私たち弁護団は、今後訴訟も視野に入れ引き続き任命拒否問題を追及していきますので、これからもよろしくお願いいたします。

◆声明:学術会議会員の任命拒否理由の情報公開を求める弁護団(2023.8.28)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkkwXVHDOlXeCRTkL?e=uTCF3x
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5.(メール転送です)学術会議法人化の急ピッチな動きに抗して

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皆さま、報道されていますように政府は日本学術会議を政府から切り離し法人化することを決め、来年法制化することをめざしています。12月13日の有識者懇談会で中間報告案にむけたまとめがだされ、それについて光石会長が18日に多数の疑問点を出したのですが、3日後の21日にその疑問を簡単に切り捨てて中間報告決定(しかもこれは事実上最終報告のようです)、その日の懇談会には内閣府方針案も出され、翌22日に内閣府が方針を決定し記者会見するという異常なスピードで法人化に向けて動いています。それに対し学術会議は懸念解消のために主体的に政府との話し合いに参加するという立場です。しかしこれでは法人化を前提とした議論になりかねません。

この法人化の狙いは明らかです。日経新聞は明確に「組織改革で軍事と産業の両方に使える軍民両用(デュアルユース)技術の推進など幅広い研究に弾みをつける期待がある。」と書いています。産経新聞は、「国を代表する「ナショナルアカデミー」という位置付けを堅持する以上、今の軍事忌避の体質のままでは、国費の投入は到底受け入れられない。学術会議は東西冷戦期に「軍事目的のための科学研究を行わない声明」などを出し、平成29年にその継承を宣言した。これらが、防衛力の充実に関する研究を妨害する動きに利用されてきた。「ナショナルアカデミー」として存続したいなら、過去の間違った言動の反省と声明の撤回は最低限必要だ。」とまで書いています。

これは自民党の本音でしょう。更に日経は識者の声として「軍事技術であれば抑止力確保のためにも、内容を明かさない秘匿性の担保が不可欠だ。研究の内容・場所の公開を制限するセキュリティー・クリアランス(適格性評価)制度の確立を急ぐべきだ」とまで書き、来年の通常国会にむけて高市大臣が準備しているセキュリティー・クリアランス法にも言及しています。

もちろんまだ多くの国民は大学での軍事研究には否定的だと思いますが、「報告書は、国と別組織の方が活動・運営の自由度が高まると強調。政府に対して批判的であることも必要だとし、独立性を徹底的に担保することが重要だと結論づけた。」(共同通信記事)という論理に幻惑されて、法人化もよいとなりかねません。

そこで法人化の問題として、それが軍事研究解禁と連動していることを明らかにするとともに、学術の独立性を歪め、政策のための科学にする意図があることも暴露していかねばと思います。内閣府方針には「、国民及び社会との対話の促進などにより、科学の発展と社会課題の解決に資すること。」と書かれています。一見もっともらしいことですが、懇談会で内閣府室長が繰り返し語ったのは、「処理水のような国民の関心が高いテーマについて、素早く対応することも必要」(内閣府室長が懇談会の中で発言)だったがIAEAが科学的根拠に基づき見解を出したのに学術会議はなにも言わなかったということでした。つまり政府の政策にお墨付きを与える学術会議となれということなのです。

また財源についても、産業界からの諮問に対する答申の対価をうけ取る、などの自主的努力を前提に国が金を出すといっています。もちろん産業界は、意に反する答申に金を出すことはないでしょう。これで学術会議の独立性が守れるでしょうか。今にもつぶれそうな岸田政権ですが、それでも戦後憲法体制の大きな柱である学術会議を解体的に改組するのは、戦争ができる国作りの最後の仕上げとして、学術を動員する体制を作るためであり、自民党の総意として強引に押し通そうとするでしょう。大学や地域でこの問題について早急に学びあい、理解を深め、反対の声をあげていかねばと思います。
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(関連)復活するスパイ防止法:国家重要情報非公開化と対米隷属国家の「国民選別制度」がSC(セキュリティ・クリアランス)制度だ:(必読重要論文)「大軍拡とSC(セキュリティ・クリアランス)制度法制化の危険性(井原總『経済 2023.9』)」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-ab2dc0.html


6.その他関連サイト等

(1)「日本学術会議」法人化の“真の狙い”とは…どうしても軍事研究をさせたい政府の本音|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/333777

(2)日本学術会議の独立性尊重求め声明 元京大総長山極氏ら歴代会長5人が抗議|京都新聞
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/972828

(3)「改正大学法人化法」強行成立に抗議し、「学術会議」法人化に反対する声明(「ひのきみ全国ネット」)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkk7SfUEvrkyNPJcd?e=dybXZa

◆自公政権政府・財界による日本の大学・アカデミズムの「総御用化」を許してはならない(1)=ホンモノの政権交代により大学政策・学術会議政策の抜本転換を図り、学問の自由・科学研究の自治を尊重する法制度化と豊富な研究教育費を大学へ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-77d3bd.html
草々

2024年1月 2日 (火)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(147):2024年は石川県能登・志賀の正月元旦大地震(震度7、M7.6)から始まった=これは原発・核燃をやめよという「天の声」であり、日本人に対する「最後の警告」だ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(チラシ)(1.24)どうする東京、変えよう都政! 2024キックオフ(なかのゼロホール)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkjMxQGi3aqs4rnDn?e=0eH6Y0

(関連)♪♪東京(化け)ダヌキの都政小唄♪♪ http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/e299aae299aae69db1e4baacefbc88e58c96e38191efbc89e38380e3838ce382ade381aee983bde694bfe5b08fe59484e299aae299aaefbc92.pdf

(曲)https://www.youtube.com/watch?v=9HwvPjasyxg


2.キャンペーン

(1)辺野古基地建設の断念を求める請願書
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkkMi6tbIPSzZ8J7m?e=ADlQfT

(2)オンライン署名 · 現行の健康保険証を残してください · Change.org
 http://tinyurl.com/95b5459p

(関連)<社説>現行保険証 来秋の廃止は撤回せよ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/295924?rct=editorial

(関連)注目の人直撃インタビュー 黒田充:上からのデジタル化は人権を蔑ろにする(日刊ゲンダイ 2023.12.29)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkjHkdLHBdZJNEbi4?e=C6ZQeY

(現行保険証を廃止させる前に、河野太郎+岸田文雄を廃止いたしましょう。:田中一郎)

(3)オンライン署名 · 夢洲で開催する「大阪万博」の中止を求める要請署名 #大阪万博中止でええやん · Change.org
 http://tinyurl.com/mv4xmvr3

(関連)署名活動についてのお知らせ · 【1-31〆切延期】#大阪万博中止でええやん 万博より被災地に税金投入を! · Change.org
 https://qr.paps.jp/lkNuY

(関連)(ヤメロ万博、つぶせカジノ、追い払え維新)お粗末万博だけでも13兆円を超える「税金チューチュー」の公金詐欺、それをチンピラ似非右翼・維新が大好きのカジノ博打場建設に底なし経費の夢洲地盤改良が追いかける=「夢洲」が「悪夢の洲」に生まれ変わる- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-3aaba7.html

(4)署名活動についてのお知らせ · 「杉並区善福寺川流域の自然と暮らしを守りたい!1000億円工事計画を再考し水害対策と環境保護の両立を!」2024年もみなさんと一緒に声を上げていきます。 · Change.org
 https://x.gd/g0H9K


3.(別添PDFファイル)この人倫の奈落において、ガザのジェノサイド(イントロ部分)(岡真理早大教授『世界 2024.1』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkkT2fytaSGcrcjT5?e=avxLBu

 <田中一郎コメント>
 ネット上はともかく、日本の新聞・雑誌では、やっとホンモノの議論に出会えたと言える正論です。以前から私が申し上げているように、ガザやヨルダン川西岸や中東でのイスラエルによるジェノサイド行為の全責任はイスラエルにあり、かつ、その背後にいて直接・間接にイスラエルを支援する米英にあります。更に申し上げれば、その歴史的経緯から見て、欧米諸国やロシア・東欧のユダヤ人政策にあるのです。ハマスを含むパレスチナの人々の武装蜂起は、イスラエルの新植民地主義=レイシズムに基づく民族浄化政策に対する「命がけの武力抵抗」です(上記論文の記載にご注目いただきたいですが、イスラエルにいてジェノサイドを強行している暴力極右のユダヤ人どもは、国内外を含めればユダヤ人を代表するものではないことも重要な観点です)。「イスラエルも悪いがハマスも悪い」式の中途半端で日和見のリベラルに多い言論は、この問題の核心を捕まえ切れていません。自分がパレスチナの若者だったらどうするかを少し考えてみればいい。

それにしても、岸田文雄自公政権は、この問題についてもアメリカさまの金魚のフンをやっていて、全面的加害者イスラエルの応援団に参加して、平和憲法を踏みにじっています。かつて私たちの親の世代がアジア太平洋戦争への反省と平和憲法に立脚し、戦後一貫して曲がりなりにも平和外交を続けることで得てきた中東・アラブ諸国の人たちからの信頼と共感は、ドアホ有権者が選挙で選んだ(棄権した)ガラクタ政治家どもによって踏みにじられ、露と消えてしまっています。「平和国家日本への信頼と共感」という容易には得難い国際的無形国富が、「アメリカの飼い犬没落国家ニッポンへの軽蔑と憎悪」に転換してしまっています。自公・維新・国民らが代表するガラクタ政治家どもは、もはや日本の国益を害する「亡国の国賊ども」になり果てたのです。

(関連)「イスラエル側に立ったアメリカは信頼を損なった」内外から批判にさらされるバイデン政権の現在地:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/286768

【署名】今月初旬の米国ガザ虐殺補正予算(約2兆1400億円)を成立させるな
 U.S. should never pass $14.3 bn. Military Aid to Israeli Genocide 2兆円のイスラエル軍事支援をするな#End_USMilitaryAid_for_Israel
 https://t.co/j2El3IHLVH


4.注目サイトいろいろ

(1)アメリカ「最高齢の大統領」バイデン氏vs「初の起訴された大統領経験者」トランプ氏――再対決に漂う“閉塞感”(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/534aa3f5ff1027628d008b6127b2329759011371

(関連)【IWJ号外】ロバート・ケネディ・ジュニア氏が大統領予備選立候補発表後に行った歴史的なボストン・スピーチをIWJが全文仮訳! (第4回)「政治家の最も安易なやり方は、怒りや憎しみに訴えること」! - IWJ Independent Web Journ
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518492

(日本のマスごみは、アメリカ大統領選挙をめぐって、何故、この人のことを報道しないのか?! バイデン VS トランプではつまらない、と言っているだけでは話にならんぞ!:田中一郎)

(2)ふるさと納税不正疑惑の自治体が「資料は破棄」 「サーバー負荷下げるため」とあきれた言い分 - 東洋経済オンライン(福島県国見町)
 https://qr.paps.jp/1USXD

(税金使ってかような散財浪費をする制度はもう廃止にしたらどうか。やるなら返礼品禁止でやれ!)

(関連)寄付額1兆円突破「ふるさと納税」大衆化の危うさ 上位10%の自治体が-寡占状態-で広がる格差 - 東洋経済オンライン
 https://x.gd/ZWp8i

(3)塩の行進 ガンジーの志を継ぐ者たち - 映像の世紀バタフライエフェクト - NHK
 https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/episode/te/164L8V2MY4/
 https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/movie/

(4)虐殺の痕跡をたどって〜川崎市・桜本から見た関東大震災 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/48069/


5.「政治とお金の仕組みを知ろう」【田中久雄:変えよう!選挙制度の会 代表】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=D1cYoy4pCJE

 <関連サイト>

(1)(別添PDFファイル)やはり自民党は解党しかない 「政治にはカネがかかる」と辟易するような言い訳ばかり(日刊ゲンダイ 2023.12.23)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/333794

(2)「岸田派裏金はもっと闇」不記載額は3年で2000万円超か しんぶん赤旗・編集長が新たな疑惑の真相を語る「“領収書をもらっていない分を不記載にした”という証言が取れている」(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3df9cd64fc2eaea36abcbba6d6cb6e0ff28206a0

(3)安倍派 裏金化は約6億円規模の疑い 複数議員側がパーティー収入 約1億円を派閥側に納入せずか - NHK - 政治資金
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231231/k10014304561000.html

(4)安倍派「中抜き」裏金8000万円か 派閥に納めず 下村氏約500万円 5年で十数人:朝日新聞デジタル
 https://qr.paps.jp/XUCdi

(5)【イチからスッキリ解説】自民党政治資金問題ってなに?(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2507c140f57d3cc1829ed08d7b923bb73ae7fb57

(6)(別添PDFファイル)自民・池田議員事務所を捜索、安倍派の裏金還流事件、東京地検 4000万円超を受領か(朝日 2023.12.27、東京 12.28)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/faceaf255d8588997571541c5ac053bb1883f759

(関連)前川氏講演を文科省が問い合わせた背景に二人の議員。どんな経緯なのか
 https://www.buzzfeed.com/jp/yoshihirokando/toiawase

(関連)前川喜平氏講演で照会の自民・池田佳隆議員「地元の懸念伝えるのは議員の務め」と説明 - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/article/20180322-CIPT7TQV7VI35AH24MSKU7OPZE/

(この自民党の池田佳隆衆院議員とかいうガラクタは、上記の通り、タチの悪いチンピラ似非右翼であることが分かります。ホンモノの右翼なら、カネにはきちんとしているもの、こんなガラクタ議員は次の選挙で絶対に落選させ、国会から永久追放する必要があります。:田中一郎)

◆企業団体献金、パーティー禁止… 立憲、政治改革4項目を明らかに(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/94bbe9b76bcb6303049ea8d0e52f0a10a5c8c145

(やけに早い提案だけれど、こんな程度の改革案ではダメなんじゃないのか?! もっと深く、広く、徹底して検討したらどうか。お前たちの党にいる少なくない議員たちがやった「1990年代初頭の似非政治改革」が失敗だったということだから、その反省も含めてだ。:田中一郎)
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(147):2024年は石川県能登・志賀の正月元旦大地震(震度7、M7.6)から始まった=これは原発・核燃をやめよという「天の声」であり、日本人に対する「最後の警告」だ」をお送りいたします。

このたびの能登半島・北陸を襲った大地震で被害を受けられたみなさまに対し慎んでお見舞い申し上げます。また、亡くなられた方々に対して慎んでお悔やみ申し上げます。被災後の生活再建や復旧復興は大変ですが、お気持ちを強く持たれて取り組んでいただければ幸いです。一刻も早い回復を陰ながら祈っております。また、今回は志賀原発をはじめ、柏崎刈羽原発や若狭湾の原発・核施設に破滅的な被害が今のところ認められないことを不幸中の幸いと受け止めています。もしもこの大災害の中で各地の原発が火を噴いていたらと思うと、心の底からゾッといたします。2024年の年初めに改めて脱原発=原発・核燃料サイクル施設の再稼働ナシ・即時廃止の誓いを確かなものにしたいと思っています。


1.2024年能登半島地震による被害情報

◆2024年能登半島地震(石川・能登地方で震度7)の最新ニュース:朝日新聞デジタル
 http://tinyurl.com/323ew5tr
 https://digital.asahi.com/articles/ASS115SQ9S11DIFI008.html

(1)【写真まとめ】ビル倒壊、焼けた建物…能登半島地震、一夜明けた現場 [能登半島地震]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS123V87S12DIFI003.html

(2)【被害まとめ 1日詳細】石川 七尾で2人心肺停止 輪島 ビル倒壊の通報 けが人 石川 富山 新潟 福井 岐阜で - NHK - 令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240101/k10014305271000.html

(3)珠洲市長「市内は壊滅状態」 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6486984

(4)【ヘリ映像】津波で船転覆か-石川・珠洲市の港で複数沈み岸に打ち上げられた船も 家屋倒壊も複数(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cf62613289d20a615298bf49446a93ab0a4bb958

(5)【動画】石川 輪島「朝市通り」周辺で火災 約200棟焼けたか - NHK - 令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014306951000.html

(6)石川県内で48人死亡確認 新潟 福井 富山 岐阜でもけが人など情報多数 - NHK - 令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014306401000.html

(7)「生き埋め助けて」 石川で地震 救助求め、SNS投稿相次ぐ - 毎日新聞
 https://x.gd/zOedx

(8)石川で震度7 現地からのSNS投稿 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6486872

(9)【被害状況】新潟市西区で地盤の液状化現象被害も、令和6年能登半島地震 - 新潟県内のニュース
 https://www.niikei.jp/927989/

(10)富山県内で震度5強 石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生 津波警報等発表中(富山テレビ)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/82351bc1f70526f90d6712d90498ef8cf33c2451

◆津波注意報を全て解除 石川・能登地震で気象庁 - 毎日新聞
 https://x.gd/Pj3lf

◆北陸新幹線 全線で運転再開 新幹線の運転見合わせすべて解消 - NHK - 令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014307061000.html


2.(メール転送です)原子力規制委員会「緊急情報 (第2報)石川県能登半島沖で発生した地震の影響」[2024/01/01 16:57更新]
 https://kinkyu.nra.go.jp/kinkyu/2024/01/post-93.html

(関連)原子力規制庁臨時ブリーフィング(2024年01月01日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=lPe-4aBNbhk

本日(01日)16時06分及び16時10分頃に石川県能登地方で発生した地震による原子力施設への影響について、お知らせします(16時45分現在)。現在、施設の状況は以下のとおりです。 所在市町村震度が「-」は震度2以下を示しております。

1.原子力発電所

<北陸電力・志賀(BWR)>
石川県:最大震度7
志賀町:震度7
1号機:停止中(定検)
2号機:停止中(定検)
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし
原子炉の「停止・冷却・閉じ込め」及び使用済燃料の「冷却」の状態
(2)排気筒モニタ、モニタリングポストの値:現時点で異常なし
(3)その他施設の状況:現時点で異常なし

<東京電力・柏崎刈羽(BWR)>
新潟県:最大震度6弱
柏崎市:震度5強
1から7号機:停止中(定検)
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし
原子炉の「停止・冷却・閉じ込め」及び使用済燃料の「冷却」の状態
(2)排気筒モニタ、モニタリングポストの値:現時点で異常なし
(3)その他施設の状況:現時点で異常なし

<日本原子力発電・敦賀>
福井県:最大震度5強
敦賀市:震度4
1号機:停止中(定検)
2号機:停止中(定検)
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし
原子炉の「停止・冷却・閉じ込め」及び使用済燃料の「冷却」の状態
(2)排気筒モニタ、モニタリングポストの値:現時点で異常なし
(3)その他施設の状況:現時点で異常なし

<関西電力・美浜>
福井県:最大震度5強
美浜町:震度3
3号機:停止中(定検)
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし
原子炉の「停止・冷却・閉じ込め」及び使用済燃料の「冷却」の状態
(2)排気筒モニタ、モニタリングポストの値:現時点で異常なし
(3)その他施設の状況:現時点で異常なし

<関西電力・大飯>
福井県:最大震度5強
大飯町:震度4
3、4号機運転中
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし
原子炉の「停止・冷却・閉じ込め」及び使用済燃料の「冷却」の状態
(2)排気筒モニタ、モニタリングポストの値:異常なし
(3)その他施設の状況:異常なし

<関西電力・高浜>
福井県:最大震度5強
高浜町:震度4
1から3号機:運転中
4号機:停止中(定検)
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし
原子炉の「停止・冷却・閉じ込め」及び使用済燃料の「冷却」の状態
(2)排気筒モニタ、モニタリングポストの値:現時点で異常なし
(3)その他施設の状況:現時点で異常なし

2.その他施設

<JAEA
もんじゅ・ふげん>
福井県:最大震度5強
敦賀市:震度4
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし

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◇緊急時情報ホームページ(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
 http://kinkyu.nra.go.jp/m/


(関連)石川、福井、新潟の6原発で異常確認されず 原子力規制庁 石川・能登地方で最大震度7:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/299361


 <田中一郎コメント>

 まだ安心はできませんし、既に判明したことで問題も山のようにあります(下記参照)。変圧器の故障は2007年中越沖地震の際の柏崎刈羽原発に続いて2度目です。2度あることは3度あるのです。変圧器の機能確認や故障の原因の徹底究明で再発を防止しなければなりません。また、北陸電力を含め、国も県も「寄生」委「寄生」庁も、原発を推進する者たちは、周辺地域住民を含め有権者・国民の命と健康、生業や生活のことなど二の次にしか考えておらず、仮に原発事故で被害が出ても、それに対してきちんとした償いなどする気もありません。福島原発事故後のこの13年間で実証済みです。司法・裁判所もそれを追認しています。ですから、彼らは、必ず自分たちにとって不都合なことは公開せずに隠し続けるのです。油断大敵です。甘い態度はダメです。徹底追及あるのみ、これが原発を巡るトラブルにして私たちが取るべき基本的態度です。

(下記は、原発・核燃料サイクルの何たるかを知らず知ろうともせず、「脱炭素」のためには原発も一部やむをえないとか、地域経済の振興のためには「原発」も必要だとか、国が原発は安全だと言っているのだから安全だろうとか、原発を廃絶するかどうかは今後話し合いで決めていけばいいとか、ボケたようなことを言っているお気楽人士たちにこそ読んでいただきたいものです)

(関連)志賀原発 外部電源一部使えない状況続く 故障の変圧器写真公開-NHK-令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014306991000.html


 <原発・核燃料サイクル施設を大地震が襲った時の着眼点>

 これまでの経験則で頭に浮かぶことを下記に箇条書きにしておきます。ともかく電力会社、日本原子力研究開発機構、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁、経済産業省、政府・自治体などの行政、原子力ムラ・放射線ムラ・国際原子力マフィアの御用学者、マスごみなどの報道発表を鵜呑みにしてはいけません。「直ちに健康に影響はない」(枝野幸男)「ニコニコ笑っている人には放射能は来ません」(だました(山下)俊一長崎大学教授)「あれは水素爆発ではなくて爆破弁です」(関村直人東京大学大学院工学系研究科教授)をお忘れなく!!

(関連)「爆破弁、関村発言」記録資料 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=CQf8bUCmYog

(1)熊本地震の教訓です。大地震は1回とは限りません。震度6以上の大地震に襲われて間もなく(数日から数週間後)、また再び震度6以上(熊本地震の場合は震度7)の大地震に連続して襲われることがあるのです(しかも1回ではなく複数回)。しかし、日本の原発・核燃料サイクル施設は、1回限りの大地震に対してしか耐震性能を備えていません(そういう規制基準でやってきている)。従って、二度以上の大地震に連続して襲われた原発・核燃料サイクル施設は、ほぼ確実に過酷事故を引き起こすと考えていて間違いないでしょう。(無事だったとすれば偶然)(再び襲ってくるのは「余震」ばかりとは限りません)

(関連)令和6年能登半島地震 過去24時間に震度5弱以上は9回(気象予報士 日直主任 2024年01月02日) - 日本気象協会
 https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2024/01/02/26819.html

(関連)気象庁「1週間は震度7程度の地震に注意」 津波への警戒も - 毎日新聞
 http://tinyurl.com/2pz3ne2z

(関連)専門家「日本海側で最大級」「これで終わりではない」 能登の震度7 [能登半島地震]:朝日新聞デジタル
 http://tinyurl.com/ys94vhy8

(2)原子炉スクラム(緊急停止)のために、地震の揺れが襲った直後に圧力容器内に制御棒が予定通りに挿入出来たかどうかがまず真っ先に問題になります。しかし、沸騰水型原子炉は圧力容器の下から水圧を使って挿入する仕組み、加圧水型は圧力容器の上から自然重力を使って落下させる仕組みで、いずれも挿入が様々な理由で困難な場合に対応する仕組みを持っていません。地震が左右上下に大きく原子炉を揺すっている時に、原子炉緊急停止のための制御棒が核燃料棒の隙間に確実に入るという保障はないのです。入らなかったときはどうなるか? 原子炉は止まらず、原発は巨大自爆用原爆にきり変わり、それはほぼ確実に「破滅国家ニッポン」の悪夢が現実となります。

(3)原子炉停止後に「冷やす、(放射能)閉じ込める」が継続してできているか。福島原発事故では、これが 地震の揺れによる原子炉機器類の破損・故障、津波その他の理由による全電源喪失(SBO:ステーションブラックアウト)により破綻し、その結果、水素爆発(1号機)や核爆発(3号機)や謎の爆発(4号機)を引き起こして、レベル7の原発過酷事故となりました。こうしたことの背景には東京電力による原発の安全管理・対策の信じがたいほどの「手抜き」があったのです。

(4)原発が運転停止していても安全ではありません。使用済み核燃料プールという、もう1つの「核爆弾」が横たわっています。最も懸念されるのは、外部電源の全部停止(しかも復旧困難で長期間の停止)により使用済み核燃料プールの冷却ができなくなった時(非常用電源は長くても1週間~10日くらいが限度)、あるいは、地震の揺れによりプールの底や側面に穴が空いて冷却水が抜けてしまって冷却不能となった場合、上記のような原発過酷事故が現実化します。使用済み核燃料プールは原子炉のように圧力容器や格納容器で保護されているわけではない=つまり「危険極まりない使用済み核燃料が裸の状態で水につかっているだけ」なので、原子炉より以上に危険と言ってもいいのです(今現在、日本で取るべき原発対応は、使用済み核燃料プールの安全対策です。すべての原発で「手抜き」状態のままです)。今回の能登半島地震で最も懸念されたのは志賀原発の使用済み核燃料プールでした。

(5)原発を敷地内外からモニターできる体制が整っているのか? いちいちヘリコプターを飛ばさなくても原発をモニターできる状態か? 原発から放射能が漏れ出していないのか、エビデンスを持って証明できるか?(大気中だけでなく放射能汚染水流出も含めて) という点が重要です。福島原発事故の時もそうでしたが、放射能の空間線量を計測できる機器類は機能しているのか(停電になっても長期間動くようにバッテリーや自家発電などの独自電源を備えているか)、原発の現状をTVカメラで外から見れるようなモニター機器類は備えられているか? 福島原発事故の時はこの2つのことが全然ダメで、偶然の重なりで、事後的に何とかデータや映像が取れました(しかし福島第一原発4号機爆発の映像はありませんし、福島県を中心に事故直後の空間線量の値もほとんどわからないままです=大停電のために動かない放射能モニター、津波をかぶって故障したモニター、がほとんど)。(こうしたモニターやTVカメラは日本全国どこの原発にもないと思います=危機に陥った原発をモニターするような機器類は絶対に備え付けない、というのが原子力ムラの福島原発事故の教訓ではないか!?)。

(6)原発施設内に設置された地震計をはじめ、原子炉の状況を時々刻々と示すデータ(温度、圧力、圧力容器内水位など)がきちんと残されたのかどうか。また、東京と現地、あるいは電力会社と現地原発との間のTV会議設備は整えられているのか、また、その記録もきちんと保存されるようになっているのか。これがきちんとしていなければ、原発過酷事故が起きても、関係者の対応も含めて、何が起きているのか・いたのかが、時事的にも事後的にも全く分からなくなります。原発事故対応を「ブラックボックス化」すれば、原子力ムラの連中は地域住民や有権者・国民を無視して好き勝手なことをやり、それを徹底して秘密にするでしょう。福島原発事故の教訓として、この点も重要です。

(7)住民対策(放射線防護)はどうするのか。東海第二原発の運転差止裁判の水戸地裁判決は、住民の避難計画に実効性がないとして原告勝訴=差止を認めています。今回の能登半島地震は、福島原発事故に続いて、原発過酷事故時の住民避難は不可能である、ということを、事実を持って実証したのではないでしょうか? 国や自治体、及び北陸電力や東京電力(柏崎刈羽原発)、関西電力(若狭湾原発)その他の原発電力会社を徹底追及する必要があります。

(関連)石川県能登町で道路に陥没や亀裂 通行をあきらめる車も [能登半島地震] [石川県]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS1235KKS12PTIL00D.html

(関連)【地震】国道359号と国道471号、道路陥没や亀裂などでの通行止め 道路や公園など24か所で被害 富山(チューリップテレビ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2ea3b9cd95a4b7d1cbdf56f4b104a5cfd11da86d

(原発事故がなくてもこの状態であり(下記参照)、また、日本政府・自治体の災害被害者への救済・支援対応はデタラメです。ましてや原発震災の被害者に対する対応については、福島原発事故後の人権侵害対応のひどさが今も続いており、司法・裁判所までがグルになってこれを追認し、被害者バッシングを続けています。これは国家犯罪とでも言うべきものです)

(関連)石川県内の避難者3万人超 さらに膨らむ可能性 能登半島地震 - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/oNo9O

(関連)収容人数290人の避難所に700人超 負傷者多数 地震被害の珠洲 - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/34BIc

(関連)(別添PDFファイル)(解説パンフ)「避難者」から「被告」にされたAさんと、市民が歩んだ875日(むぐろ被災者を支援する会 2023.12)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkjAZxSKk34Hq9_MQ?e=MhyG44  

(この方は宮城県気仙沼市に在住だった方で、いわゆる福島原発事故の直接の被害者ではありません。行政(目黒区)によるひどい「被災者いじめ」です。許せんなと思います。:田中一郎)

(7)最後に志賀原発に特有の問題として、原発敷地内を走る(原子炉の真下)断層が活断層ではないのかという問題があります。もし活断層だった場合、近未来に今回の能登半島地震などと連動して大きく動き出す可能性があります。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁による「活断層ではない」という判断には大きな疑問があり、この問題について、手続き的なことも含めて(活断層の疑いが濃いと主張していた科学者の方々の意見も広く聞くことなく、まるで石渡明(東北大学教授)という原子力「寄生」委員会委員の独断専行で決めたような雰囲気が強い)、徹底して追及する必要があります。いい加減な状態で放置すれば、後日、大きな後悔をすることになりかねません。

(関連)(別添PDFファイル)断層 識者に再聴取せず、志賀原発巡り規制委決定(東京 2023.3.16)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/234494

(関連)「活断層」から一転「活断層ではない」 志賀原発の敷地内にある断層問題 住民の反応・これまでの経緯は - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=CyytvMvCTiA

(関連)委員の紹介|原子力規制委員会
 https://www.nra.go.jp/nra/gaiyou/profile02.html


3.(メール転送です)気象庁による地震情報(報道発表資料)
 https://www.jma.go.jp/jma/press/2401/01a/202401011810.html
 https://www.jma.go.jp/jma/press/2401/01b/202401011810_2.html

◆海陸断層とは?日本海側 地震直後に津波が到達するリスクの高い活断層 - NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/select-news/20210422_01.html                     

◆ 岡村行信2019.日本海における活断層の分布と今後の課題,地震第2輯71巻
 https://www.jstage.jst.go.jp/article/zisin/71/0/71_185/_article/-char/ja/
 https://www.jstage.jst.go.jp/article/zisin/71/0/71_185/_pdf/-char/ja

◆テレ朝ニュース
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000330647.html


 <能登半島地震関連のニュース>

(1)石川県輪島市、地震で西に1.3メートル移動 国土地理院が暫定値 [能登半島地震] [石川県]:朝日新聞デジタル
 https://qr.paps.jp/skYc1

(2)専門家「日本海側で最大級」「これで終わりではない」 能登の震度7 [能登半島地震]:朝日新聞デジタル
 http://tinyurl.com/ys94vhy8

(3)海陸断層とは?日本海側 地震直後に津波が到達するリスクの高い活断層 - NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/select-news/20210422_01.html


4.その他関連情報

 最近の山のようにある原発関連情報(ほとんどすべてが「原発ヤメロ」を示しています)から若干をご紹介します。柏崎刈羽原発や川内原発については別メールでお送りします。

(1)(別添PDFファイル)ガラス固化 7~10年延長、東海再処理施設の廃止作業(朝日 2023.12.21夕刊)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15822422.html

(数年前の政府交渉では、ガラス固化技術は完成したので、今後はスムーズにやっていけるなどと、経済産業省の若造官僚が嘘八百を回答していました。私が「ウソをつくな!」と言って怒鳴りつけた記憶があります。:田中一郎)

(2)(別添PDFファイル)「活・原子力」提言、色あせる新浪経済同友会の「先進性」(日刊ゲンダイ 2023.12.27)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/333956

(3)元財務省・佐川氏をかばい続ける絶望的な司法 「上級国民」なら故意の犯罪も許されるのか 古賀茂明(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d524f9ef6965e597a8be519787b511aa78f16567

(4)上関町の中間貯蔵「反対」59% 永続的処分場に懸念、住民調査:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/297969

(5)放射性物質を漏らさない装置、本来と異なる電源切り80分停止…そもそもの作業計画が間違い(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース ( アホか! という話です。こんな組織に核燃料サイクルを運営させてはいけない!)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/70af3b4b4e076c51341a2d3cc034086132934c20

(6)熱狂フュージョン:核融合の実現には原発が必要 投資熱は「バブル」 英専門家 - 毎日新聞
 https://x.gd/nLirs

(7)安倍首相が原発事故前に「全電源喪失はありえない」と地震対策を拒否していた|LITERA
 https://lite-ra.com/2015/03/post-933.html
草々

2024年1月 1日 (月)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(67)(抜粋)(2023年11月~12月)

1.(たんぽぽ舎MG)柏崎刈羽原発「三つの検証」で池内了元総括委員長が独自の検証報告書、市民委員会のHPで公表「新潟県の検証は不十分」(上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-d49682.html

 

2.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(146):「のど元過ぎれば熱さ忘れる」=全国規模で福島原発事故の忘却が進み危機感の風化が感じられます=しかし原発廃絶は今しかありません、このままでは本当に危ない!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-965c8a.html

 

3.(報告)(11.27)オルタナティブな日本をめざして(第95回)「いまさら聞けない原発と基準地震動:その基本を解説」(只野靖弁護士:新ちょぼゼミ)(2023年11月27日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-79cd9e.html

 

4.完璧な立証・弁論を展開した原告団を蹴飛ばし、今後も国や自治体は事実上原発事故による被ばくから住民を守らなくてもよいという判決を下した石栗正子(裁判長)というトンチキ下劣女:(12.18)子ども脱被ばく裁判「親子裁判」判決報告- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-19342a.html



(その他)

◆戦争する国絶対反対(11):(戦争の残忍・悲惨・愚かさのリアリティを伝える番組)“玉砕”の島 語られなかった真実 前編・テニアン島-後編・サイパン島 - BS1スペシャル - NHK:軍隊は国民・民間人を守らない 他- いちろうちゃんのブログhttp://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-79e70c.html

 

◆現代経済政策論(各論編その1):政策支援は、支援実態や費用対効果が見えにくい減税や免税ではなく、補助金・交付金の支給の形を取れ、また、法人税減税や所得税減税は結果的に大企業・富裕層への優遇なのでやめよ 他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-6db9b8.html

 

◆(報告)(11/9)(ホンモノの)政権交代で経済政策の抜本転換を(第1回):総論 末期症状を示す日本の政治・行政・司法と、絶対に回避しなければいけない3つの危機(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログhttp://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-f74215.html

 

◆(報告)(11.9)オルタナティブな日本をめざして(第94回)「砂川事件最高裁大法廷判決の裏側:米国と通じていた田中耕太郎裁判長(最高裁長官)」(武内更一弁護士:新ちょぼゼミ)(2023年11月9日)- いちろうちゃんのブログhttp://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-e41e4c.html

 

◆国立大学「統治強化」法案断固反対:21世紀は「支配権力(及び巨大資本)による科学の包摂」の時代=科学が御用(似非)科学に変質、日本のアカデミズムがどこまでこれに対抗し、有権者・国民がそれをどこまで応援・支援できるかが問われている- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-dfd5ca.html

 

◆泉健太現立民執行部は直ちに総退陣せよ!=新たに女性が大半の革新的「マドンナ執行部」が立ち上がり、「市民と野党の共闘」態勢がしっかりと整うまでの間、全ての選挙で泉健太立憲民主党候補への投票を控えてください(他の「世直し」政党に投票を!)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-55ffa4.html

 

◆(必読政局解説)衝撃のシナリオ、来春にも岸田電撃辞任、最後に笑うのはあの2人(鮫島浩『サンデー毎日 2023.11.26-12.3』)=ポスト岸田の「本命候補」は茂木敏充、新総理就任後に衆議院は即時解散・総選挙となる- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-5cb8dd.html

 

◆本日(11/22)のいろいろ情報:(1)事故多発の「エクソソーム医療」によく似たmRNAワクチン(2)養鶏に見る日本の「アニマル・ウェルフェア」(3)インフレを再考する(日経)(4)やっぱり「銭ゲバ」買収五輪だった?!他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-bac5d7.html

 

◆(報告)(11/27)(ホンモノの)政権交代で経済政策の抜本転換を(第2回):外為市場(円相場)の見方・基礎知識、天下の悪税=消費税論争、現在の日銀事情(金融政策の現状)など- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-2c6971.html

 

◆大阪万博 中止!中止!中止!(その2):圧倒的多数の世論も、維新の支持者も、AIの大ちゃんも、みんな「カジノ博打場の前座」で「プレハブ・タコ焼き・よしもと万博」なんていらないと言ってます! やめなはれ! 税金の無駄や!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-3b53c4.html

 

◆(報告)(12/7)(ホンモノの)政権交代で経済政策の抜本転換を(第3回):不況下の輸入インフレで苦しむ国民生活とは何の関係もない巨額浪費の「増税メガネ補正予算」=将来へ向けた何の布石も備えもナシの放漫財政の典型- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-d5fdaf.html

 

◆(報告)(12.7)オルタナティブな日本をめざして(第96回)「9.11再検証の好機 世界中に遺族を増やさないために」(藤田幸久さん:新ちょぼゼミ)(2023年12月7日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-a6a044.html

 

◆(拡散希望)(報告)(12.20)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第5回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-827a26.html

 

◆本日(12/24)のいろいろ情報:①リベラル月刊誌・岩波書店『世界』の堕落と転落、②新型火力潰しは原発大推進に結果する、③憲法違反「大深度地下法」と外環道訴訟、④日本国憲法の発展的活用を目指す大きな運動を創ろう他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-7ab841.html

 

◆(報告)(12.20)オルタナティブな日本をめざして(第97回):「日本の司法・法曹界と原子力ムラ」(後藤秀典さん:新ちょぼゼミ)(2023年12月20日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-ee595b.html

 

◆(ヤメロ万博、つぶせカジノ、追い払え維新)お粗末万博だけでも13兆円を超える「税金チューチュー」の公金詐欺、それをチンピラ似非右翼・維新が大好きのカジノ博打場建設に底なし経費の夢洲地盤改良が追いかける=「夢洲」が「悪夢の洲」に生まれ変わる- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-3aaba7.html

 

◆(メール転送)パンデミック条約と国際保健規則改定:国家主権を放棄して国際医薬品資本が支配するWHOの指図通りに政府が動くことを強制される、そんな条約が2024年5月を目途に締結される=何故、報道もされず有権者への説明もないのか?!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-059075.html

 

◆自公政権政府・財界による日本の大学・アカデミズムの「総御用化」を許してはならない(1)=ホンモノの政権交代により大学政策・学術会議政策の抜本転換を図り、学問の自由・科学研究の自治を尊重する法制度化と豊富な研究教育費を大学へ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-77d3bd.html

以 上

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