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2023年10月29日 (日)

2つのこと:(1)(他のMLでの議論)立憲フォーラム院内集会での内田樹氏講演「日本の没落」への批判に対する私の反論(2)貴重な見解=安斎育郎さんのウクライナ戦争論 & 左翼・左派・リベラルの4つの誤りについて

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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◆追悼:谷村新司ー遠くで汽笛を聞きながら 札幌の先輩、石川鷹彦さんと - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=8JcXURVJ2_I

(また一人、昭和の名物人間が去りました。アリスの生コンサートはもう聞けません。寂しい限りです。;田中一郎)


1.「新ちょぼゼミ」の年内予定

(1)(予約必要)(11.9)オルタナティブな日本をめざして(第94回)「砂川事件最高裁大法廷判決の裏側:米国と通じていた田中耕太郎裁判長(最高裁長官)」(武内更一弁護士:新ちょぼゼミ)(2023年11月9日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-2399b6.html

(2)(予約必要)(11.27)オルタナティブな日本をめざして(第95回)「いまさら聞けない原発と基準地震動:その基本を解説」(只野靖弁護士:新ちょぼゼミ)(2023年11月27日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-261dff.html

(3)(予約必要)(12.7)オルタナティブな日本をめざして(第96回)「9.11再検証の好機 世界中に遺族を増やさないために」(藤田幸久さん:新ちょぼゼミ)(2023年12月7日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-483c2f.html

(4)(チラシ(12.20)日本の司法・法曹界と原子力ムラ(後藤秀典さん:新ちょぼゼミ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkVkGC2oxH1JMkYdV?e=ptAL9i

 なお、来たる11/9「新ちょぼゼミ」の最初の1時間で「(ホンモノの)政権交代で経済政策の抜本転換を(第1回):アホノミクスという経済政策の「ゴミ屋敷」」を主催者よりプレゼンいたします。アベスガキシダと続く自公政権のデタラメな財政運営により、国の貴重な財源が浪費され、かつ私物化されています。これを徹底的に批判したいと考えています(司法改革はお休みです)。

(いずれも予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)

2.キャンペーン

(1)放射性廃棄物最終処分場「文献調査」に 応募しないという比田勝尚喜・対馬市長の決断を支持する署名 · Change.org
 https://tinyurl.com/2mm5vdjr

(2)万博のために労働者の命を犠牲にしないで!大阪・関西万博にかかわる労働者の命と健康を守ってください! · Change.org
 https://tinyurl.com/7y4bu3r9


3.イベント情報

◆11月1日(水)控訴審第2回審尋期日 - 東電株主代表訴訟
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-423.html

(1)[上映+トーク] ストーキング・チェルノブイリ 終末後の探検 - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/49915

(2)(チラシ)(11.5)「サイレント・フォールアウト」上映会(日比谷図書館地階)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkVcc6L2zTDfKhQUF?e=uiKKe3

(3)(チラシ)(11.7)緊急院内集会:非正規公務員問題を政治課題!に(参議院101)
 https://1drv.ms/i/s!ArtBTVAHlosVkVrud02Sm9U9eVxt?e=FbdMQf

(4)(チラシ)(11.11)原発はやっぱり割に合わない:大島堅一龍谷大学教授(葛飾区)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkStXuXvI38DaJ74o?e=y4iynV

(5)(11.11)脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)第19回新宿デモ 子ども脱被ばく裁判判決勝利に向けて!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2023/08/20230824-1111-19.html 

(6)(チラシ)(11.12)ふくしま原発被害東京訴訟 控訴審判決前集会(飯田橋)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkVvpUvSU_wWYIjPv?e=QwL4FT

(7)(チラシ)(11.16)第17回 はんかく井戸端会議:原発さよなら四国ネットワークからの報告(オンライン)
 https://1drv.ms/i/s!ArtBTVAHlosVkVxTsIX88XtNMqHg?e=dhDlyH

(8)(チラシ)(11.17)「ノーモア原発公害市民連絡会」発足記念シンポ(衆一議員会館)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkSxALph9C73kHnB1?e=stbG08

(9)(チラシ)(11.17)原発いらない金曜行動(首相官邸前)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkV36Q50z0_WhNtbo?e=Z5on6F

(10)(11.18)東海第二原発の再稼働を許さない首都圏大集会&デモ - 原発いらない首都圏ネットワーク(日本教育会館)
 https://atcube8.main.jp/24/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/

(11)(チラシ)(11.22)だまっちゃおれん! 原発事故人権侵害訴訟・愛知岐阜 名古屋高裁判決(東京会場)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkV5ilAhJXQIG6uJM?e=efxAUb

(12)(チラシ)(11.23)国会正門前アクション:沖縄も日本も線上にさせるな!
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkV8jf2-HdBhp00w5?e=twGpdf

 (総がかり)

(1)『つなごう 憲法をいかす未来へ「11・3憲法大行動」』( #1103憲法大行動 ) - 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動
 http://sogakari.com/?p=6899

(2)「パレスチナに平和を!11・5-11・10緊急行動」( #パレスチナに平和を緊急行動 ) - 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動
 http://sogakari.com/?p=6951


4.原発ショー歌(小林旭の「自動車ショー歌」の替え歌) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=nOH6BBlbqv0


5.こんな泉健太立憲民主党では政権交代も政治改革もできっこない
 去る10月22日(日)の国会議員補欠選挙や地方選挙の結果に刺激され、日本政治に対する責任政党とも言うべき野党第1党の泉健太立憲民主党は、日本共産党と次期衆院選での連携をようやく合意いたしました。しかし、その選挙結果自体が近未来のホンモノの政権交代を予測させる内容からは程遠いものであったことに加え、当の泉健太立憲民主党代表が、合意直後にマスごみ記者団に向かって、日本共産党との合意に背を向けるかのごとき発言をしています。かつて枝野幸男・福山哲郎執行部がやった「「市民と野党の共闘」壊し」を「連携合意」と並行して行うという「野党共闘 やる気のなさ」を見せ、これまでの失敗と同じことを繰り返しているのです(下記の朝日 2023.10.25記事参照)。

他方で、今や野党でも国民の代表でもなくなった国民民主党(泉健太の古巣)にはスケベー根性丸出しで「共闘」への誘いを繰り返すものの、国民民主党からは面会拒否をくらい、更に、御用組合「連合」という労働組合の風上にも置けない反労働者組織からは、日本共産党(及び「世直し」市民)と組むなら応援しない(国民民主党と全く同じ)などといい放たれて反論もできず、ついには愛知県で「次の衆議院選では立民と国民の候補者を推薦しない方針だ」(連合愛知)などと言われてしまっている。

結構なことではないか。日本の有権者・国民の中で、国民民主党や御用組合「連合」の票など、たかが知れているし、こんな連中に期待などしても何の意味もないこと(自分たちの目先の利益しか念頭にないジコチュー勢力)もよく知られていることである。特にアベ政権以降は、両者は自公政権にスリ寄ってそのおこぼれを預かるべく、ズル賢く立ち回るだけの「日本破壊勢力協賛団体」のようになっているのだから、こんな連中は突き放しておけばいいだけの話である(先方から寄ってくるのはどうぞご勝手にという態度でいい)。

市民運動にしろ社会運動にしろ、自分たち本来の目標である「ワンイシュー」を超えて、広く政治改革のために連帯しながら政治活動を並行して展開するのは、ひとえに今現在の日本の政治があまりにひどいからであり、これを抜本的に転換して、ホンモノの政権交代・政治改革が必要だと考えるからである。そうすることで、自分たちの運動の「ワンイシュー」の目標も達成できる条件が整ってくるというわけだ。

しかし、時の野党第1党(泉健太立憲民主党)は、選挙のたびにかような体たらくを繰り返し、自公政治の枠組みは微塵も変えずに、妥協と称する政権スリ寄り翼賛行動を取って、日本破壊を食い止めるという責務まで放棄して、「今だけ、議席だけ、自分だけ」の、愚かな日和見行動を繰り返しているわけである。はっきり申し上げて、こんな野党第1党などいらないし、こんな野党第1党を応援して政治や選挙に参加しようとも思わない。そんなことなら、ホントは家で寝ていたい、である。
 https://tinyurl.com/r42jzvua

処方箋ははっきりしている。泉健太執行部を一刻も早く総退陣させ、辻元清美氏あたりを代表にして女性が大半の執行部を形成して挙党体制(立憲民主党再建)をとり、「市民と野党の共闘」の立て直しと次期衆参選挙の統一候補を決めて、その人を先頭に立てた全国規模の自公政治打倒運動を各地方・各地域で展開することである。日本国憲法を土台とした共通政策を骨太につくり(平和、脱原発、対米自立、生活最優先、地方再生の5つのポイント)、繰り返し繰り返し有権者・国民に訴え、しぶとく一喜一憂せずホンモノの政権交代・政治改革を目指せばいいのである。

長く続く自公政権により日本破壊は年々ひどくなっている。岸田文雄政権では日本の没落にさらに拍車がかかる事態である。これを方向転換させ、きたる人口減少社会に対応しながら、日本の経済や社会を再生していくには、たくさんの政策課題・政治的使命があり、一刻の猶予もならない状態だ。泉健太執行部や、枝野幸男・福山哲郎執行部のような、中途半端で覚悟が決まらない日和見の連中に、今日の日本の危機は救えないのである(福山哲郎は京都市長選挙で、また自公と組んで市民に背を向けているようだ)。

◆衆参補選、自民1勝1敗 年内解散「困難」の見方も:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102200402&g=pol

関連) 自民、公明が過半数割れ 宮城県議選、維新は初議席 | 共同通信
 https://nordot.app/1088915904608158359

(低投票率の下、自民の議席減が維新・参政・公明他のガラクタ系へ:政治変わらず)

◆(別添PDFファイル)立憲主導「共闘」はや暗雲、共産は「合意」国民は面会拒否(朝日 2023.10.25)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/970e182e2a83c73b3705cc881ad66c58ef95959f

(一部抜粋)
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(中略)(国民民主党の)玉木氏はかねて「共産と組む党とは候補者調整しない」と繰り返し、この日の会見では「(立憲は)だんだん我々が近づきにくい存在になってきた」と話した。

泉氏は早速火消しに走った。24日午後には記者団に、共産側と「具体的な話を何かしたわけではない」と強調。玉木氏の面会拒否については「どの方の発言が気になったのか。断られるようなものはない」と述べ、再考を求めた。ある党幹部は「玉木さんもこういう時は共産の言うことを信じる」とぼやいた。
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(選挙が近づくと、マスごみが野党でもない政党を持ち出して来ては、野党は足並みがそろっていない・野合だ・烏合の衆だ、と言わんばかりに、野党叩きの報道を繰り返す。今回は朝日カバカバ新聞だが、こうした報道というよりは自公政権のための忖度記事による間接応援の御用広報ともいうべきものが、アベ政権以降目に余る状態になっている。こんな記事を真に受けていては、彼らの思うツボ、に落ち込むことになる。それにしても、これが野党第1党の党首の言うべき事か!? ですよ。こんな人物を総理にするわけにはいかないでしょうに、まだお判りいただけませんか? :田中一郎)

(関連)立・共、次期衆院選で連携 両党首が合意、政策協議へ:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102300694&g=pol

(関連)国民、立民との面会拒否 共産との連携に反発(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a230d1751e631607e249d767931465760f2e74c6

(関連)国民民主・玉木代表が立憲の挨拶「お断り」 立憲・岡田幹事長「『来るな』というのは普通ではない」不快感示す(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/321346a0673656bf448df32fe731224d55ad8e68

(関連)次の衆院選 愛知16区の立民と国民の候補者を推薦しない方針 連合愛知(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/bc64f3b709130a5da95c1151f1d7c1f6d21d0260

(関連)(別添PDFファイル)吉村大阪府知事どの口が? 京都市長選「自公&立憲」相乗りにショボすぎイチャモンで物議(日刊ゲンダイ 2023.10.28)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/331194

(日刊ゲンダイの言う通りです。維新や吉村洋文に立憲民主党の自公抱きつきを批判する資格なし。お前らこそ、アベスガや自民党・公明党とべったりでやっとるではないか、ということだ。カジノは誰のおかげで推進できてるんか? それにしても、京都では立憲民主党は自公と対決しようとは全く思っていない様子。国政でも似たようなもんじゃないのか? 福山哲郎効果、いや前原誠司効果かな? こんな野党第1党、信用できるか!?:田中一郎)

(関連)「インフレ手当」に消費税減税…野党各党が掲げる経済対策の中身 自公政権との違いは「スピード感」:東京新聞 TOKYO
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/286179

(野党・ゆ党の経済政策が報じられている。各党が消費税減税ないしは廃止をかかげ、また社会保険料減免など、ポイントとなる政策を掲げているにもかかわらず、立憲民主党だけがずっこけているのがよくわかる。バカ丸出しの一過性現金バラマキだそうだ。消費税に対する姿勢が根本的に間違っているのだ。だから、それ以外の経済政策もまた歪んでくる。一般の有権者・国民の生活を第一に考えていない証拠だ。

それと、言いたくはないが、1つ申し上げておくと、社民党の消費税減税は確か「時限立法」(3年間)だったと思ったが違うのかな? もしそうなら、何でこの大事な問題でかような日和見をやるのかだ!? 党存続が危ういと言っている時に、ノーテンキに(立民に寄り添うように)日和見していてどうするのか! 応援しがいナシ!だぞ。覚悟を決めよ!:田中一郎)

(参考)9条変えぬ 消費税3年間ゼロ~日本記者クラブの党首討論で福島党首訴え~ - 社民党 SDP Japan
 https://sdp.or.jp/sdp-paper/japan-national-press-club/
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「2つの子と:(1)(他のMLでの議論)立憲フォーラム院内集会での内田樹氏講演「日本の没落」への批判に対する私の反論(2)貴重な見解=安斎育郎さんのウクライナ戦争論 & 左翼・左派・リベラルの4つの誤りについて」をお送りします。


1.’他のMLでの議論です)立憲フォーラム院内集会での内田樹氏講演「日本の没落」への批判に対する私の反論
 2つありますが、2つとも私が発信した部分だけをご紹介します。このうち1人の方は「メールのやり取りを公開しましょうか」と申し上げましたが、「いやだ」とのことでした。(一部加筆修正しました:主旨は変わりません)

(1)(必見必聴)(講演録画)(10.19)内田樹さん「日本の没落」(立憲フォーラム)

◆20231019 UPLAN 内田樹 講演 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=sGu47OSaoB4
 https://www.youtube.com/watch?v=sGu47OSaoB4

(関連)当日の配布チラシ
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkUpVlaqs65SNnv8d?e=ceY7ao

(必見必聴の講演です(下記に全部ではありませんが、内田樹さんの講演内容のいくつかを箇条書きに要約して列記しておきます)。「目からウロコ」で大変感服いたしました。改めて内田樹さんに敬意を表します。左翼・左派・リベラルの方々は怒りすぎだ、とおっしゃっていました。私が左翼・左派・リベラルかどうかは定かではありませんが、反省しなければいけないなと、聞いていて思った次第です。:田中一郎)

(1)マネジメント(管理)とイノベーション(創造)は相性が悪い
(2)映画:日本統一(日本変革は極道がやる)
 https://nihontouitsu.jp/ 
(3)人口減少問題をどう見るか:韓国、中国、日本
(4)大都市集中と資本主義末期症状(SGP化)=地方再生・復興の重要性
(5)大阪万博と道頓堀プールと堺屋太一:たこ焼きと吉本興業の万博か?
(6)日本にはないリスクヘッジとフェイルセーフの概念(最悪事態に備える)
(7)日本人はプランAしかない(落ち目で何もできない・対策浮ばない:プランB)
(8)アンサング・ヒーロー(歌われない英雄)を多く創るのが組織運営の重要点
(9)日本の有権者・国民は「幼稚」、感情主義の危険性(マッカーサーも同じ発言)
(10)日本の左派・左翼・リベラルは怒りすぎ、若者は怒る老人をあこがれない


(2)私の反論 その1
 「内田樹氏は、今日の天皇が、政権の暴走を抑止し、国民を統合する貴重な機能を果たしているなどと、自著『街場の天皇論』に書いていて、天皇制を賛美している。こんな人物の論説に感心する人がいるとは、驚きだ」との主旨のメールに反論しています。

(私が発信したメール)
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 Aという人物は、こっちでこういうことを言っているから、Aの言うことは全部けしからん、ということにはならないでしょう。誰であろうと、言っていることがまともであれば(今回の場合は「まとも」以上の内容があります)、そのことを素直に評価すればいいだけの話です。それはそれ、これはこれ、です。

また、「「今」の天皇制システムの存在は政権の暴走を抑止し、国民を統合する貴重な機能を果たしている。」は、少なくとも平成天皇(今は上皇)の時代では、一定のレベルでそのようにも言えることは、アベ政権時代のアベ政権勢力と平成天皇との対立状況を見ていれば、そんなにはおかしくないないでしょう。そもそも、白井聡氏が言うように、今の天皇は昔の天皇ではなく、天皇制という社会の仕組み(国体とか国民性とも言う)が戦前とあまり変わらないままに、今日ではその天皇の位置にあるのは、平成天皇や令和天皇ではなく、アメリカです。

古臭い天皇制批判では、21世紀のこの国の政治の在り方を徹底批判することはできません。
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(3)ファシズム(やスターリニズム)は善意の民主主義から生まれ、広く大衆との連帯の中で「化けもの」と化していくのです=「(お客様や)有権者は神様」ではありません

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内田樹さんの講演については先般メールでお送りしています。きれい事ばかりを並べている人たちとは違って、物事の核心を突く優れた内容のお話をされています。しっかりとご覧ください。好き嫌いで判断してはいけません。該当箇所は1時間10分くらいのところです。「感情主義」の危険性を切々とお話しされています。

(先般お送りしたメール)
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◆20231019 UPLAN 内田樹 講演 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=sGu47OSaoB4
 https://www.youtube.com/watch?v=sGu47OSaoB4

(関連)当日の配布チラシ
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkUpVlaqs65SNnv8d?e=ceY7ao
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あなた様のお考え方だと、ファシズムを防ぐことはできないような気がします。かつてドイツのほとんどの人たちがヒトラーに心酔し、「国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)」を持ち上げた、あの「下からの政治(反)革命」は、まさに大衆社会の善意や民主主義から生まれたものです。同時期、日本もまた、似たような状況にあり、アジア蔑視と対欧米コンプレックスの塊のような情緒を振り回して自滅戦争へ突入していったのです。(日本の場合は「上からの包摂」と軍部による「下からの暴力」とが融合していて、ドイツ・ファシズムとは少し違ったタイプでしたが(ドイツに比べて封建色の強い遅れた全体主義)、いずれも大衆社会の善意や民主主義から生まれて来ています(日本の場合は貧弱な大正デモクラシーですが)。そして、そのかつてのファシズム(ファッショ的社会現象)によく似た政治的動きとして、維新(日本維新&大阪維新)や参政党や自民党の右派連中(清和会アベ派など)らの言動と、それを支持してやまない大衆が、今日では膨張傾向にあるということです。

要するに「(お客様や)有権者は神様」ではありません、ということです。ダメなものはダメ、バカなことはバカだ、幼稚なことはヤメロ、とはっきりと言うことが、私は必要だと思っています。これと似たようなものに「若者賛美論」があります。これなども、私は今のリアリティを喪失し、責任感が乏しくて、言い訳ばかりしている若い世代に対して、非常によろしくないと思っています。今日の多くの若者は、不勉強で、情緒的で、好き嫌いが先行し、他力本願で、体制順応的で、それが高じて、たとえば「CO2温暖化論」が「原発容認」とセットになって出てくるのです。

ここでいう若者とは、貧困や劣悪な生活条件に苦しむ若者たちのことではなく、いわゆる社会のエリート層=つまり、例えば大企業の若い職員や霞が関にいる若い官僚たち、を念頭に置いています。自分の過去を振り返ってみても、若い頃の自分の恥ずかしいばかりの至らなさに、思い出しては嫌になるように、こうした連中は、自分のよって立つ場所を意識しないまま、愚かな言動を繰り返していると私は見ていて、こういう連中が将来権力・権限を握って日本を牛耳るようになるのだから、放っておけばロクデモナイ世の中になるだろう、と容易に推測できるわけです(人間は年を取るにつれて堕落していきますから、若い時がこれでは、年を取ったらどうしようもない状態になるだろうと推測します)。政治や行政だけでなく、企業経営や検察・裁判所など、日本のあらゆる場所での「劣化」は、私はこの「(リーダー格の)若い世代の劣化」が(つまりは世代交代が)、大きな原因の1つだと見ているのです。

(左翼・左派・リベラルが無条件に持ち上げるものに、「大衆・有権者」「若者」に加えて「外国人」があります。常に言われるのは「日本は開かれた移民大国になれ」ですが、私はトンデモナイことだと思っています。言い換えれば時期尚早。そんなことを言う前に、この100年間ずっと続いている在日に対する差別・ヘイトを根絶せよ(表面化しているヘイトデモなどだけでなく、陰に隠れて陰湿に続く在日差別もです)、具体的な制度化と国民文化を転換してから言え、と申し上げたい。きれいごとを言って、それを向こう見ずに実践すれば、結果は逆方向にひどくなっていく、その1例だと思っています。外国人研修制度の無残な実態がその1つです。私は、市民運動・社会運動における(人気とり的な)「接客商売」態度をやめよ、と言っています。)

(「接客商売」態度は政治家の場合は「票の獲得」が至上命題としてあるので、やむを得ない宿命のようなものですが、それをいいことに、日本の幼稚なるバカ有権者・国民は、自公や維新の安っぽい「有権者持ち上げ言論」を真に受けて舞い上がり、政治をシニカルに見下すだけの思考停止に陥っているのです。)

しかし、大事なことは、日本の有権者・国民は、今のところ、1人残らず幼稚でバカな有権者・国民ではないことです。「世直し」は、そうした方々を大事にし、そうした方々とつながり、連帯することで始まります。決して、無条件に、(おかしくなってしまった)大衆社会と直結し、賛美したりすることからは始まりません。それをやってしまったら、市民運動・社会運動は、いわゆる「ポピュリズム」と化し、今日の政治情勢だと、歪んだファシズム(ナチスドイツのような「直立のファシズム」ではなく)=コンプレックスの塊のようなファシズムに転落していくだろうと、私は見ているのです。
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2.「アメリカ帝国主義の「ウクライナNATO化」が戦争の真の原因」(安斎育郎さん)=日本の左翼・左派・リベラルが間違った3つのことと、更に間違いそうなもう1つのこと

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◆(別添PDFファイル)アメリカ帝国主義の「ウクライナNATO化」が戦争の真の原因(安斎育郎『百万人署名運動先刻通信 2023.11.1』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkVhSkqib7Gl98dHB?e=OeHWIw

(関連)2023.8.25 版 最新版『ウクライナ戦争論』増補改訂第 6 版 - ASAP 安斎科学・平和事務所
 https://tinyurl.com/5n9ymbb6

(関連)ASAP 安斎科学・平和事務所 - 安斎育郎公式事務所
 https://asap-anzai.com/

 <田中一郎コメント>
 日本の左翼・左派・リベラルが判断を誤ったことが、最近で3つあります。その1つが、上記「ウクライナ戦争」です。ある日突然、悪玉プーチンが領土的野心を持ってウクライナに攻め込んできた、という全く歴史的経緯を無視した単純単細胞の謬論が「プーチン・ロシア悪玉、ゼレンスキー・ウクライナ善玉」論に立って展開され、米日の戦争屋たちに踊らされています。この態度を真摯に反省しない限り、同じ過ちはこれからも繰り返されることになります。

(今回は左翼・左派・リベラルではありませんが、同じことが、パレスチナ紛争でなされています。ある日突然ハマスがイスラエルにテロ攻撃を仕掛け、それに対してイスラエルが自衛措置を行っている、などという悪質なデマ情報です。今回のパレスチナ紛争の全責任はイスラエル、及びそれを背後から応援する英米、及び欧州の政治家たちにあります。1948年から続く一部の極右ユダヤ人たちによる暴力主義的な領土獲得主義と、それを背後から陰に陽に応援・支援をしているアメリカ・イギリスが諸悪の根源です。そして情けないことに、平和憲法を持ち世界平和に貢献すべき立場にある没落途上国のニッポンが、アメリカと一緒になってハマスに対する批判を繰り返しているのです。ウクライナ戦争の際のニッポンの対応と酷似しています。

下記の東京新聞記事をご覧ください・「反日」などという表現を新聞がつかっていることはいかがなものかと思いますが、それはさておき、小泉純一郎政権以降に続く「アメリカのポチ」と化すニッポン、及びその首相・自公政権は、戦後長らく先人たちが築いてきた「平和国家ニッポン」という国際的評価を喪失させました。イスラエルに行って、イスラエルを喜ばせる演説をしていた、バカ息子首相もいました(目的は兵器開発とアメリカへのゴマすり)。簡単には得ることのできない貴重な国際的地位を、日本のボンクラ二世政治家どもが、まるで老舗商店のバカ息子が店をつぶす如く、失くしてしまったのです。日本の有権者は、自分たちがたくさんのバカの政治家集団を国会議員・地方議員・首長として選挙で選んでいることを一刻も早く自覚することです。自滅しないためにです)

(関連)「反日」がアラブの一部で高まる ガザ情勢への対応で「絶対に日本製品は買わない」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/285200

(参考)適菜収「それでもバカとは戦え」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3524

残りの2つは、②科学的実証的根拠のない「人工排出CO2による地球温暖化」説に基づく脱炭素(NO FOSSIL)運動です。私はこれを現代の「福田村事件」と申し上げています=科学的実証的根拠のない「風評」に基づいて「CO2は人類の敵だ!」「CO2を殺せ!」、などと大騒ぎしているからです。結果として、岸田文雄自公政権の「GX推進」=「脱炭素」=「原発大推進」を側面から応援していることになるからです。ファシズムとスターリニズムと原発大推進は善意に担がれてやってくるのです。

◆(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は老朽原発、環境破壊型「再エネ」、旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります- いちろうちゃん
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8189d3.html

もう1つが、③「新型コロナ」感染及びコロナワクチンです。「新型コロナ」についてよくわからないうちから、DARPA(国防高等研究計画局=米国防総省の一組織)が開発を手掛けたmRNAワクチンを(つまり生物兵器だということです)、安全性を慎重に確かめることもなく日本国民の7割以上の人間に打ちまくって、更に今も追加接種を推進しています。しかし、この「タダの毒物」にすぎない(副作用が激烈・致命的かつ中長期的であることに加えて人間の免疫がおかしくなる=mRNAワクチンを打てば打つほど「新型コロナ」変異株に感染しやすくなり、かつ、他の病気に対しても抵抗力が弱くなる)ことが分かってきたmRNAワクチンで、たくさんの犠牲者が出ているにもかかわらず、こんなものにノーベル賞が授与されるなど、問題は医療・医学の問題から政治及び経済の問題にすり替わりつつあります。

◆(タダの毒物)「新型コロナ」mRNAワクチンをめぐる直近情報:(1)新型コロナ変異株は「人工製造物」だった(宮沢孝幸京都大学准教授:ISF独立言論フォーラム)(2)ワクチン問題研究会記者会見(IWJ)他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/09/post-f3d638.html

(関連)(別添PDFファイル)抗原抗体複合体、大阪大学の2つの研究成果(宮沢孝幸『ウィルス学者の絶望』宝島社新書)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkWBVyKeHEWZcbzYr?e=zpMpUJ

(関連)(別添PDFファイル)子どもや妊婦にmRNAワクチンを接種してよいのか?(宮沢孝幸『ウィルス学者の絶望』宝島社新書)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkWHjqCIdG_8i-AGS?e=Re3ei8

(関連)(別添PDFファイル)コロナ騒動は医療利権と政治が招いた災禍(宮沢孝幸『ウィルス学者の絶望』宝島社新書)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkWI5Auq9xl-cev8L?e=7tSdxp


そして更に、左翼・左派・リベラルが、新たに間違いそうなのが「デジタル政策」に関する認識になりそうな様相になっています。たとえば、デジタル化を推進する「デジタル庁」などは不要であり(有害無益)、必要なのは「デジタル監視庁・規制庁」であること(不正防止、独占的地位の乱用の防止、ユーザー保護、個人情報主権の徹底など)、また、インターネット上の情報がフェイクかどうかの判断は、GAFAMなどの巨大プラットフォーマーに「丸投げ」したり委託してはいけない、ということです。今やかつてのクヲリティ誌の面影を喪失して没落・堕落の道を歩む岩波書店の月刊誌『世界』を筆頭に、デジタル亡国論が広がる気配を感じさせます。

左翼・左派・リベラルの誤りの多発は、ひとえに「不勉強」(ないしは「無知」)ということに尽きます。「不勉強」の私が申し上げているのですから間違いはございません。こんなことでは、危機の時代のニッポンの「世直し」はおぼつかなくなります。
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3.(メール転送です)ガザ・ジェノサイド:通信が遮断され、抹殺が進行中

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「イスラエル対ハマスの衝突」ではありません。イスラエルによるガザ抹殺が進行中なのです。それでも沈黙する政党、イスラエル擁護プロパガンダを流すメディアは何なのか。

(1)ガザはついに通信遮断

 Xユーザーの国連広報センターさん: 「砲撃が増す中、ガザでは電話、ネット、モバイルNTが遮断されています。病院、人道支援は、連絡、燃料、食料、水、薬品なしには継続できません。市民、医療従事者、報道人、国連職員の安全が危機的状況です。戦争にはルールがあります。市民は守られなければなりません。 パレスチナ担当常駐人道調整官」 / X
 https://twitter.com/UNIC_Tokyo/status/1718074107328430459

Xユーザーの国境なき医師団日本さん: 「【ガザにいるスタッフと連絡が取れなくなっています】 国境なき医師団(MSF)は、ガザ地区の状況を深く憂慮しています。複数のパレスチナ人スタッフと連絡が取れなくなっており、特に北部最大のアル・シファ病院やその他の医療施設に避難している患者、医療スタッフ、ご家族のことを心配しています。   
 https://t.co/lIguI8FWow」/ X
 https://twitter.com/MSFJapan/status/1718085196489371689

XユーザーのBDS Japan Bulletin #パレスチナ連帯 #イスラエル・ボイコットさん: 「昨夜、ガザ地区に対し、イスラエルは猛烈な空爆を行い、通信・インターネットのシステムを壊滅させた。世界から切断されたガザでは、集団抹殺と民族浄化が続けられている。」 / X
 https://twitter.com/BDSjapan/status/1718055140035551327

(2)アントニオ・グテーレス国連事務総長「歴史は私たちすべてを裁くことになるでしょう。」

中東における人道的停戦、無条件の全人質の解放、要求の規模に見合った救命物資の輸送を、私... - 国連広報センター (UNIC Tokyo) | Facebook  https://www.facebook.com/UN.Japan/posts/pfbid0eVBT7RjUvsRNVRGw47NwnaPaurYbsZzmirR43hwJ94oADFa1DMuYxzAq5Jf77XDhl

XユーザーのAntónio Guterresさん: 「I repeat my call for a humanitarian ceasefire in the Middle East, the unconditional release of all hostages, and the delivery of life-saving supplies at the scale needed. Everyone must assume their responsibilities. This is a moment of truth. History will judge us all.
 https://t.co/z562jVDKri」 / X
 https://twitter.com/antonioguterres/status/1717979644421411301

(3)ハッシュタグ #CeasefireNOW でのツイッターデモ

ハッシュタグ #CeasefireNOW でのツイッターデモが呼びかけられています。署名サイトと併せて広めましょう。ほんの短時間、タグ「ガザ地区」がトレンド入りしました。

【署名サイト】
#CeasefireNow ガザ地区とイスラエルにおける即時停戦を求めます https://chng.it/n9VK5NWQ @change_jpより

【ツイッターデモ用画像置き場】
 https://drive.google.com/drive/folders/1CcShuwalKdFz9RuKZf-u7meEXh0PvLn-

画像はグテーレス国連事務総長の言葉「History will judge us all.」をそのまま使ったものです。

(4)声を上げる米国の若者たち

既にお伝えしたように、米国では10月25日に全国一斉のウオークアウト(授業をボイコットしてのアクション)が取り組まれ、1つの学校だけで数百から数千の規模のデモや学長室の占拠などを実施しています。

XユーザーのDissenters 🌊さん: 「On Wednesday thousands of young people across the continent walked out of their classes to demand an end to Israel’s genocidal bombardment of Palestine and an immediate ceasefire Many campuses also protested their university’s investment in weapons contractors who arm Israel. https://t.co/7xOyceUY6B」 / X
 https://twitter.com/wearedissenters/status/1717940387132604836

しかし、パレスチナ連帯を表明する若者に対する凄まじいバックラッシュが吹き荒れています。例えば、ニューヨーク大学の法学生であるライナ・ワークマンさんは、就職の内定を取り消されました。しかし、若者は黙りません。

XユーザーのDissenters 🌊さん: 「Young people and students are facing an unprecedented wave of backlash directly targeting their future careers & livelihoods. They will not stop us. Now more than ever, we must speak up and take action to defend the Palestinian people against Israeli genocide.」 / X
 https://twitter.com/wearedissenters/status/1717963592698360305

(5)ユダヤ系アメリカ人の果敢な行動

ユダヤ系アメリカ人は、先日の連邦議事堂ビルの占拠に続き、今度はニューヨークのグランド・セントラル駅を占拠して、ガザとパレスチナの解放を唱えています。

XユーザーのPHARM.DENNIS (B.PHARM,MPSN)さん: 「The Jews are calling for cease fire, have taken over the NYC’s grand central station. The whole world is praying for Gaza, Israel is committing a genocide on Palestine. #starlinkforgaza #CeasefireNOW #Gazabombing #Gaza_Genocide #Palestine  https://t.co/JSbRslJgu5」 / X
 https://twitter.com/DeChegzi/status/1718095312705683540

(6)ヘイト国家イスラエルの宣伝動画

人間性を崩壊させた一部イスラエル国民が、パレスチナ人を嘲笑する動画を制作することで、自身の醜い自画像を世界に向けて発信しています。

XユーザーのAl Jazeera Englishさん: 「Videos of Israeli content creators making fun of Palestinians suffering without water, and electricity in Gaza are going viral https://t.co/nwnC4kucMb」 / X
 https://twitter.com/AJEnglish/status/1717578277777555773

太田光征
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(関連)パレスチナ連帯シリーズ開始にあたって【リブ・イン・ピース☆9+25】
 https://www.liveinpeace925.com/palestine/stop_gaza_attack231027.htm

(関連)イスラエルのガザ地上侵攻・大虐殺開始を糾弾する【リブ・イン・ピース☆9+25】
 https://www.liveinpeace925.com/palestine/stop_gaza_attack231028.htm

(関連)国連総会、ガザ「人道休戦」決議を採択 日本は棄権、地上侵攻再考促す:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102800128&g=int

(日本は何をやっとるのか!? です)
草々

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