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2023年8月

2023年8月31日 (木)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(65)(抜粋)(2023年7月~8月)

1.大日本帝国に続き二度目の滅亡へ向かう「大日本原子力帝国」=GX推進法(脱炭素原発大推進)で国力を使い果たし、最後は原発・核施設過酷事故でお陀仏か?- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-5c9fd2.html

 

2.福島第一原発1号機の原子炉土台(ペデスタル)が崩壊寸前:危険な状態を前にして無能・無策を合理化する事態の楽観視=末期症状の原子力ムラ(「三陸の海を放射能から守る岩手の会」&川田龍平参議院議員の質問主意書より)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-40405b.html

 

3.(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は①老朽原発、②環境破壊型「再エネ」、③旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります- いちろうちゃん
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8189d3.html

 

4.(報告)(6.24)「原発大暴走&リニア新幹線を斬る」講演会:広瀬隆さん・川村晃生さん(全水道会館:2023年6月24日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-459a18.html

 

5.福島第一原発汚染水 海洋投棄 10のウソ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-672cf2.html

 

6.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(144):違法行為、手抜き、いい加減、デタラメ、ポンミス、不都合隠蔽、ゴマカシなどが次々と続く原発・核燃施設=近未来の過酷事故を予感させる- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-2d6b9c.html

 

7.直近の「脱被ばく」情報から:(1)第48回「福島県民健康調査検討委員会」結果(OUR PLANET TV)(2)311子ども甲状腺がん裁判NEWS_vol6 2023.7.15(3)汚染水「市民と経産省・東電の意見交換会」(郡山市)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-bf555f.html

 

8.「戦争」と「原発」にのめり込む没落途上国ニッポンの見苦しい2つの「茶番劇」:(1)「はだしのゲン」を平和教育教材から削除した広島市教育委(NHK録画)、(2)老朽原発運転期間延長のための「規制(解除)基準」パブリックコメント- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-b36836.html

 

9.(他のMLでの議論です)科学的実証的根拠がないままに「人工排出CO2による地球温暖化」説を信じ込み、原子力ムラ代理店政府の大宣伝に乗せられて「脱炭素」を叫んではいけない=それでは「原発大推進」の片棒を担ぐことになります- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-4d5647.html

 

10.地球の気候変動の原因を隠蔽するためにNHKがネット上から削除した放送録画を発見(必見):「【ドキュメンタリー】見えた!銀河系の全貌」=これが気候変動周期の3つのうちの1つ「シャビブ・ヴァイツァー循環」(周期1億3千万年)です- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-61bfda.html

 

11.(他のMLでの議論です)(1)NHK番組「事件の涙 何が彼女を追いつめたのか~ある自主避難者の死~」を視聴して、(2)核廃棄物の海洋投棄と福島第一原発汚染水・トリチウム(ロンドン条約・ロンドン議定書はどうした!?)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-a75d65.html

 

12.(報告)(8.21)(だまされてはいけない)「脱炭素(NO FOSSIL)」=GX推進法は原発大推進のプロパガンダである(田中一郎「新ちょぼゼミ」)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-d2a122.html


(その他)

◆本日(7/16)のいろいろ情報:(1)全世界デジタル課税のインチキ(2)「日本学術会議」近況(3)砂川裁判再審請求を蹴飛ばした最高裁裁判長も菅野博之だった(4)左派を含む「リフレ派」を徹底批判せよ他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-10469a.html


◆(拡散希望)(報告)(7.20)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第1回目):日本国憲法の「司法」関連条文から裁判や裁判所の抜本改革を考える(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-c71de4.html

 

◆(報告)(7.20)オルタナティブな日本をめざして(第88回):「日本の官僚制:内務省の戦後そして現在」(中野晃一上智大学教授:新ちょぼゼミ)(2023年7月20日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-7e81c4.html

 

◆大阪万博 中止!中止!中止!:行政劣化、経済低迷、政治サイテーの維新大阪が、高度経済成長時代の国家イベント「万博」の「二番煎じ」をやろうとして頓挫=ここから更に突っ込めば巨額税金のムダとなる、やめちまえ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-3fce38.html

 

◆ふざけるな!! 憲法違反(財産権侵害)の2つの「大深度地下工事」を止められない日本の司法・裁判所は解体せよ!:首相官邸・行政追随で「出鱈目を屁理屈で合理化」して迷走する「外環道訴訟」と「リニア新幹線訴訟」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-7faebc.html

 

◆泉健太立憲民主党執行部の退陣なくして「世直し」なし、日本破壊は止まらず:(メール転送です)(報告)「市民連合」による立憲野党各党への選挙協力の申入れ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-89dfb6.html

 

◆「マイナンバー・パラノイア」翼賛政権がもたらす「デジタル管理ディストピア」=プライバシー丸裸で政治政権が個人情報を好き勝手に使い、他方で「成りすまし犯罪」多発の「自己責任社会」(責任被害者押しつけ社会)が誕生する- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-e8d402.html

 

◆またか日本大学不祥事、今度は薬物汚染(大麻):林真理子理事長新体制に早くもボロが出ている=組織を抜本改革することの難しさなのか、それとも別人による別のタイプの腐敗・堕落なのか? 昔からロクでもなかったこの大学当局は生まれ変われるのか?- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-cb7aee.html

 

◆これはひどい 個人情報が中国にじゃじゃ漏れの作業再委託、年金機構と厚労省の幹部は国会で虚偽答弁:日本人の「マイナンバーと年収情報」はこうして中国に流出した(岩瀬達哉『週刊現代 2023.7.1,8』)+ 直近のマイナ・マイナス情報- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-b7917e.html

 

◆(報告)(8.21)オルタナティブな日本をめざして(第89回)「続”複合汚染”:医師の目から見た日本の破壊」(西尾正道北海道がんセンター名誉院長:新ちょぼゼミ)(2023年8月21日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-6cead2.html

 

◆復活するスパイ防止法:国家重要情報非公開化と対米隷属国家の「国民選別制度」がSC(セキュリティ・クリアランス)制度だ:(必読重要論文)「大軍拡とSC(セキュリティ・クリアランス)制度法制化の危険性(井原總『経済 2023.9』)」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-ab2dc0.html

 

◆泉健太「脱憲民主党」抜きで、立憲野党は長期ビジョンを持った「市民と野党の共闘」体制構築を急いでください:(もはやこんな政党に期待してもムダ)原発再稼働、相次ぐ容認発言 「現実路線」で国民に秋波、反発も―立民:時事ドットコム- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-17db70.html

 

◆本日(8/31)のいろいろ情報:(1)サラリーマン増税に怒り、(2)まだやるの札幌五輪!? (3)史上最悪の介護保険改定 (4)中小零細企業の大倒産時代到来か 他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-2261fe.html
以 上

本日(8/31)のいろいろ情報:(1)サラリーマン増税に怒り、(2)まだやるの札幌五輪!? (3)史上最悪の介護保険改定 (4)中小零細企業の大倒産時代到来か 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)オルタナティブな日本をめざして(第92回):「どうした、どうする、NHK」(長井曉さん:新ちょぼゼミ)(2023年10月11日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-9975fd.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください


2.キャンペーン

(1)#海洋放出NO 漁業者との約束を守り、福島県民・国民合意のないALPS処理水の海洋放出は強行しないことを求める緊急要請署名 · Change.org
 https://tinyurl.com/4x9scn8d

(2)(署名用紙)原発事故は国の責任です(全国共通)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhwk-e5vZyxuGe1pK?e=csnnXh

(3)(チラシ)東海第二原発の廃炉を求めます:7つの危険
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhx4yYwDgIRpRina2?e=Gm8Ctf

(4)(チラシ)(第15期:2024年度掲載)沖縄意見広告運動
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhn-mGnRJ1lkhqjBE?e=JVedV3

(関連)沖縄意見広告運動 HP
 http://www.okinawaiken.org/


3.米軍オスプレイ墜落、3人死亡を確認 豪(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b31b0a8ea9ff21709830183847b26d8708059a02

(関連)沖縄県、飛行停止要求を検討 豪のオスプレイ墜落受け 防衛省「普天間所属ではない」 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1774579.html

(関連)佐賀空港オスプレイ駐屯地建設 反対住民が工事差し止め求め仮処分申し立て|サガテレビ
 https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2023082914173 

(関連)米軍、V-22オスプレイの調達終了。不具合多発も原因か│ミリレポ|ミリタリー関係の総合メディア
https://milirepo.sabatech.jp/us-army-completes-procurement-of-v-22-osprey-frequent-occurrence-of-defects-is-also-the-cause/

(オスプレイを購入した国は日米以外にはないそうですし、今後のオスプレイの追加製造はもう行わないことになったようです。日本政府、というよりは自公政権は、こんなものを何故に大量にアメリカから購入するのでしょうか!? また、佐賀県知事をはじめ、オスプレイ基地のある自治体の首長たちは、何故、住民を守ろうとはしないのでしょうか!? 日本でもオスプレイが間もなく国民居住地に落下して死傷者が出るのは時間の問題であるように思われます。ここ東京・関東地方でもオスプレイは「やりたい放題」に飛んでいるようで、深刻な事故にならなければいいがと、気が気ではありません。何故に我々国民がかような心配を余儀なくされるのでしょうか? 日本では、オスプレイは、アメリカでは飛べないようなところを平気で飛んでいる、と言われています。在日米軍も自衛隊もです。:田中一郎)

(関連)陸自オスプレイ 関東上空を40分間“初飛行”(2020年11月20日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7AHRJbOSCG0


4.(別添PDFファイル)トランプ劇場再演、現実味 逮捕を「魔女狩り」演出、共和最有力 米大統領選(朝日 2023.8.26)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15725702.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

(関連)IWJ直近報道:ワクチン懐疑派として知られる米民主党のロバート・ケネディ・ジュニア氏が、米大統領選に出馬を表明! 軍産とバイデン政権の癒着を批判、ウクライナへの関与は「米国の国益にならない」!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-08cec1.html

(8/26付朝日カバカバ新聞の朝刊1面に掲載された上記記事は、またしても「野次馬根性」丸出しでアメリカ大統領選を「トランプ劇場」にせんとする、カバカバしい限りのクズ記事でした。バイデンか、それともトランプか、これは、スケールはずっとずっと小さいですか、日本の国民民主党党首選=玉木雄一郎か、それとも前原誠司か、とそっくりです。要するに、メクソかハナクソか、ノミかシラミか、ゴミかクズか、の選択だということです。上記にはIWJの記事も紹介しておきます。まともな新聞ジャーナリスト精神があれば、当然ながら、ロバート・ケネディ・ジュニア氏に注目するでしょう。マスごみがこんな調子だから有権者が同じようにボケていく。アメリカも日本も、政治が先頭に立って国をおかしくしているようですが、しかし、東アジアの対米隷属成金国家ニッポンならばともかく、アメリカのような超大国がおかしくなると、全世界に深刻なネガティブな影響が出てきます。アメリカの有権者には、しっかりしてほしいものです。:田中一郎)

(関連)世界中に流布されたトランプの被告人写真は破壊度抜群、万事休すか 米国に31%いる無党派層はこれでトランプに票を入れなくなる(1-6) - JBpress (ジェイビープレス)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/76706?utm_source=smartnews&utm_medium=feed&utm_campaign=link&utm_content=title

(関連)【Lesson8】トランプ党と化した米国共和党 歴史と現状 Wedge ONLINE
 https://wedge.ismedia.jp/articles/-/31261
(米国共和党もどこまでおかしくなるのでしょうか? よりによって、トランプなどという下劣な人物をこぞって支持ですか!?)


5.(別添PDFファイル)通信No.2291 (2023-8-30 『黒三ダムと朝鮮人労働者』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhyAWDw0Vr-yUNYGC?e=6Dbb79

(関連)黒三ダムと朝鮮人労働者 高熱隧道の向こうへ-堀江節子/著(桂書房)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034503036&Action_id=121&Sza_id=GG

(関連)黒部川のダム建設工事で亡くなった朝鮮人労働者の墓標 85年の命日にあわせ追悼の集い 富山・黒部市 - 富山県のニュース|チューリップテレビ (1ページ)
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tut/175550?display=1

(黒部川ダムと朝鮮人労働者のこと、全く知りませんでした。どういう経過を経て朝鮮人労働者が黒部川ダムの工事現場に来たのかもわかりませんが、故郷から遠く離れた地で過酷な労働環境で働き命を落とした朝鮮人労働者のことを思うと胸が痛みます。大日本帝国の朝鮮・朝鮮人支配の「罪」の歴史発掘はまだまだ十分ではないように思えます。:田中一郎)


6.政治が主導して日本を破壊する

(1)岸田政権また増税…10月に「インボイス制度」導入で1兆円徴収、国民には大ダメージ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/328326

(2)インボイスで生産農家に価格引き下げ通告、公取委がJTを注意|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12213-2520809/

(3)菅前首相「ふるさと納税」2兆円目標ブチ上げ…歪んだ制度を“手柄”と勘違いする無知と無神経日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327832

(4)古賀茂明氏、政府・与党の「台湾有事で中国と戦う」発言で「今まさに同じ過ち(政府の流言飛語によるジェノサイド)が繰り返されようとしている」と指摘!〜8.25「関東大震災朝鮮人・中国人虐殺100年追悼大会」記者会見 - IWJ Independent W
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518092

(5)自民・寺田稔前総務相を任意聴取 衆院選で市議らに報酬支払いか - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230825/k00/00m/040/359000c?utm_source=article&utm_medium=email&utm_campaign=mailasa 

(6)石綿被害の給付金「対象限定は不当」 遺族の義姉ら、国提訴へ:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15727896.html?linkType=article&id=DA3S15727896&ref=mor_mail_free_newspaper_20230829

(7)西村環境相「福島のみならず日本の未来考えて」福島第1原発事故の除染土の再生利用に理解求む(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2fcb292837bbfc6867a3eaecb9d0256d47c179e6

(西村明宏環境相(宮城3区=県南:自民党)とやら、頭がおかしくなっているのでは? 宮城県の皆さま、次の選挙でこんなのに投票してはいけませんよ。)


7.日刊IWJガイド・非会員版「プリゴジン氏を殺害したのはプーチン大統領ではなくロシア軍だった!- IWJは孫崎享元外務省情報局長に直接取材!」2023.8.31号~No.4004号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52690

【第1弾!『TBS』が、ウクライナの「反転攻勢」について「南部ザポリージャ州の集落ロボティネを奪還し、南東方面に向けて前進している」、「今後、反転攻勢を進める上でより早い進軍が可能になる」とウクライナ側の主張だけを報じる!】他方、ロシア国防省は「ロシア軍部隊が、ザポリージャ地方のヴェルボベ付近で、第46AFU航空機動旅団による2回の攻撃を撃退した」と発表し、8月29日のウクライナ軍の全戦闘地域での損失をウクライナ兵780人死傷、装甲戦闘車両15台、車両28台、榴弾砲12門破壊と報告! 両方を見なければ「停戦」の必要性が見えてこない!(『TBS NEWS DIG』、8月29日)
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「本日(8/31)のいろいろ情報」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>
(1)札幌五輪招致 どうなっている? 公開討論会で侃々々(東京 2023.8.29)
(2)選手村用地の「譲渡価格適正」、高裁も住民請求棄却(東京 2023.8.4)
(3)万博 苦肉の「プレハブ方式」、建設支援策 迫る回答期限、進まぬ海外パリオン(毎日 2023.8.26)
(4)はじめに(『史上最悪の介護保険改定?!』上野・樋口:岩波ブックレット)
(5)私たちは以下の改悪に反対します(『史上最悪の介護保険改定?!』上野・樋口:岩波ブックレット)
(6)ケアマネジメントも有料化?:服部万里子(『史上最悪の介護保険改定?!』上野・樋口:岩波ブックレット)
(7)4対1基準は不可能:高口光子(『史上最悪の介護保険改定?!』上野・樋口:岩波ブックレット)
(8)中小倒産「5類」でも増、コロナ支援終了「ゼロゼロ」返済本格化、物価高も追い打ち(朝日 2023.8.21)


1.(財務省御用審議会の「政府税調」が、額に汗して働く労働者から徹底的に税金をむしり取れ、と提言、ふざけるな!)

◆「サラリーマン増税」政府は火消しに躍起も、やまない批判 年末に議論の可能性も(東京 2023.8.29)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/273280

(関連)「むしりとりますとも! 最期まで! 自由民主党」(2014.6)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/facist_2_mmusiritoru.pdf

 <田中一郎コメント>
 「むしりとりますとも! 最期まで! 自由民主党」は、今は亡き安倍晋三元首相の遺言のようなものだった。その遺言を、史上最低レベルのスカタン凡人首相=岸田文雄がそのまんま受け継ぎ、財務省に「やらせ」て、メールの表題にも書いたような「財務省御用審議会の「政府税調」が、額に汗して働く労働者から徹底的に税金をむしり取れ、と提言」に結果した。当然ながらネット上では直ちにこれに対する批判が展開されているという。まさに、岸田文雄よ、財務省よ、ふざけるな! である。

東京新聞記事を一部抜粋してみよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)答申は退職金の優遇税制や給与所得控除の見直しなどの課税を示唆しているとも読み取れ、財政の専門家からは「取れるところから取る発想だ」などの指摘が上がる。

(中略)現行では非課税対象となっているさまざまな会社からの支給も、税制のありかたについて「検討」となった。答申に列挙されたのは、社宅の貸与、残業時の夜食支給、自社製品の値引き販売、通勤手当、雇用保険上の失業等給付などだ。

(中略)この答申について、批判はなかなかやみそうもない。ネット上で「サラリーマン増税」という批判が拡大。首相が7月下旬、官邸で自民党税調の宮沢洋一会長に「増税は全く考えていない」と述べ、火消しに走る異例の事態に。その後も、「これだけ増税されたら生活していけない」「増税しても結局、議員の視察という名の海外旅行資金になってしまう」といった意見が並んだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「増税しても結局、議員の視察という名の海外旅行資金になってしまう」とは、まさに物事の核心を射抜く見事な批判である(みなさまへ、これから当分の間、いろいろな人にお会いした時の自分のポーズとして、エッフェル姉さん「松川るい16世」のように、エッフェル塔の格好をして見せませんか? 自民党をはじめとする国会議員どもの税金乱費を皮肉るいい方法だと思います:https://www.hokkaido-np.co.jp/article_photo/list/?article_id=886245&pid=13283878)。

それにしても、この東京新聞記事の横っちょに、あの、国民民主党の元祖「口先やるやる詐欺」=前原誠司とグルになり、消費税増税を画策してやまない似非改革財政学者の井出英策がコメントを書いている。議論は結構なことだ、とかだそうである。

日本の税制の三大巨悪=①税金を払わない大企業、②税金を払わない富裕層(相続税・贈与税を含む)、③税金を払わない外国企業・非居住者や、世界の「悪の巣窟・暗黒大陸」=タックスヘイブン、をほったらかしにして、額に汗して働く者たちへの税負担の更なる加重を如何に展開するか、どうしたら大衆課税を実現できるかに知恵を絞っているようだ。

「ばらまきとならないよう、給付と負担をセットにした選択肢を示し選挙を戦う。そんな当たり前の政治を実現する方策を、国民もメディアも本気で考えなければならない」(井出英策)。いい気なものである。そんな「当たり前」のことは、まずは上記で見た、①大企業、②富裕層、③外国企業、④タックスヘイブン、に向かって言え! 善人ずらして、側面から政権や財務省の援護射撃をやるような「偽善」こそが、今日のような「市場原理主義アホダラ教」社会では、徹底的に嫌われるということを知っておいた方がいい。今の日本の大学は、かような似非学者・欺瞞学者・御用学者で溢れかえっている。解体したらいい。


2.史上最悪の介護保険改定?!-上野千鶴子/編 樋口恵子/編(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034476332&Action_id=121&Sza_id=B0

 <別添PDFファイル>

◆はじめに(『史上最悪の介護保険改定?!』上野・樋口:岩波ブックレット)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhyHU_khqjrVA2vhT?e=HfqfLZ

◆私たちは以下の改悪に反対します(『史上最悪の介護保険改定?!』上野・樋口:岩波ブックレット)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhyJld0N6OOAqNSPb?e=dA7Ug3

◆ケアマネジメントも有料化?:服部万里子(『史上最悪の介護保険改定?!』上野・樋口:岩波ブックレット)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhyNtTf6TxansKmKP?e=KI0Lcc

◆4対1基準は不可能:高口光子(『史上最悪の介護保険改定?!』上野・樋口:岩波ブックレット)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhyRCMhkyB-0S5m_5?e=vParBZ

 <田中一郎コメント>
 これは「(介護保険)制度改正」ではなくて、一部の重度の要介護者を除き、介護保険制度を事実上廃止する(機能停止にする)、ということだと見ておいていいと思われます。こんなことをされたら、介護の現場は今現在以上に疲弊し、人的経済的な余裕のない地方から介護は崩壊するでしょう。アメリカからの役に立たない「お古」の武器兵器を中心に43兆円もの軍事費は予算計上するけれども、老人の介護はカネがかかるから面倒は見ない、年を取ったら早く死んでほしい、というのがこの国の政治の「一般意思」(本音)らしい?! それでホントにいいの?! 政治主導で老人は姨捨山に行っていただきます、ということだそうです。我々には「選挙権」という最後の武器があります。それそろこれを使いましょう。


3.まだやる気なのか、札幌五輪!?
 おいしい五輪利権をやめられない銭ゲバグループが、住民投票条例案を蹴飛ばして強行開催の構え=その先頭に立っているのが「民主市民連合」、つまりは札幌市の泉健太「脱憲非民主党」会派だ

◆(別添PDFファイル)札幌五輪招致 どうなっている? 公開討論会で侃々々(東京 2023.8.29)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/273371
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/273371

(関連)札幌市議会、住民投票実施の請願を否決 札幌オリンピック招致住民投票 - ウィキニュース
 https://tinyurl.com/2ufahr9t

【2022年12月17日】
 2030年に行われる冬季オリンピック・パラリンピック大会の招致活動を巡り、その賛否を問う住民投票の実施を求める請願が12月13日の市議会本会議で不採択にされた[1]。投票結果は賛成11、反対55[2]。与党3会派(自民党・民主市民連合・公明党)が反対した(3会派のうち、民主市民連合は旧民主党系の会派[3])。

(関連)札幌、五輪招致巡り住民投票を 市民団体が公開質問状:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/267384

(関連)「運営費に税金投入しない」 五輪招致討論会で札幌市長:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/271686

(関連)北海道・札幌2030オリンピック・パラリンピック招致へ向けた市民対話事業/札幌市
 https://www.city.sapporo.jp/sports/olympic/shimintaiwa2023.html


 <田中一郎コメント>
 よほどオリンピック利権がおいしいのでしょうか。2021年東京オリンピックが汚職・談合・利権・侮辱・税金大散財・無責任・デタラメのてんこ盛り状態で終わり、その真摯な反省も総括も教訓化もなく、「逃げるが勝ち」とばかりにIOC・JOC・組織委が一瞬にして消えてしまった今、いったい何のレガシーが残ったのでしょうか? 小池百合子たぬき女帝都知事にまたまた騙された東京愚民が、巨額の都財政のカネをドブに捨てたことを意識することもなく、まもなく東京都の財政が高齢化社会の到来とともに、にっちもさっちもいかぬくらいに厳しくなっていく、そんな入り口にいることにも気が付かない、そのような状態が今日の東京に生まれています。「バカは死ななきゃ治らない」とはよく言ったもの、現代資本主義は、お人好しやマヌケを徹底的に食いものにして肥え太るのだという「経済法則」が、この2021年東京オリンピックに典型的に現れていた、そんな「銭ゲバ」イベントだったと思われます。

(関連)(別添PDFファイル)選手村用地の「譲渡価格適正」、高裁も住民請求棄却(東京 2023.8.4)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/267680

(関連)東京都の土地「地価の1/10」 五輪選手村 払い下げは適正か - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=koc9gZw-o1M

(関連)特集 オリンピック選手村疑惑 – 全日本民医連
 https://www.min-iren.gr.jp/?p=38119

(まさに東京都有資産の「談合型むしり取り」ともいうべきオリンピック選手村用都有地の時価1/10相当での払い下げで、こんな方法がOKということになれば、全国各地で似たような方法で公有資産の私物化が横行することになるだろう。よくもまあ、地裁・高裁と、かような事件を追認したものである。日本の司法・裁判所が腐りきっているという1つの証拠と言えるだろう。信じがたい話である。:田中一郎)

(関連)晴海「選手村」開発疑惑(『週刊金曜日』シリーズ記事より):これは2020年東京オリンピックを口実にして、官民癒着の利権集団が東京都所有の公共資産をかすめ取った悪質な経済犯罪だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/2020-acfc.html


 それにしても、にもかかわらず、今度もまた札幌で、冬季オリンピックをやるのだと騒いでいる馬鹿どもがいる。2021年東京オリンピックなんて、オレたちにはカンケーネー、と思っているらしい。オリンピックとはスポーツの祭典、世界規模のスポーツの祭典として、純粋に大会を追いかけて開催したいというのなら、まだわからないでもないが、札幌でうごめく「銭ゲバ五輪」へのタカリグループは、この冬季オリンピックを「地域振興」、いや「札幌市だけの振興」の手段として使いたい、そう言ってはばからないという。まさにオリンピック利権を赤裸々に追い求めて、これから札幌市と国と北海道の税金・公金を食いものにして、自分たちだけが潤いたい、そんな算段であることが透けて見えている。

(関連)「談合せず何ができたのか…」 組織委元次長、罪認めたが言葉に含み 五輪事件:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15725586.html?linkType=article&id=DA3S15725586&ref=mor_mail_free_newspaper_20230826


腹立たしいのは、そもそも札幌市で冬季五輪を開催するか否かを判断するのは、札幌市民一人ひとりではないのかということ。2021年東京オリンピックがあんなことになったのだから、それでも札幌でまたオリンピックをやるのかどうかは、札幌市民こそが判断するものではないのか? それが民主主義というものでしょうに。しかし、その札幌市民の主権行使を制度化する「住民投票条例案」を、何と札幌市議会は否決してしまっている(秋元克広札幌市長の条例案に対する態度はネット報道からは不明だが、おそらく反対)。そして、その先頭に立っていたのが、札幌市議会の「脱憲民主党」会派である「民主市民連合」だった。あきれて開いた口が塞がらない。

小池百合子・前原誠司にだまされて民主党が奪われてしまった際に、枝野幸男がビール箱の上に立って、市民による市民のための市民の政治を実現するために立憲民主党という新しい政党を創設すると訴え、あっというまに野党第1党の座を獲得した、あの時の精神、あの時の感動をもう忘れたのか!? 札幌市民の住民投票権を踏みにじって「銭ゲバ五輪」を強行しようとする今日の「脱憲民主党」には、もはや「民主」の文字さえもふさわしくなくなっている。

泉健太「脱憲非民主党」と党の名前を変更したらどうか。そして、有権者・札幌市民は、この「民主市民連合」ならぬ「脱憲非民主連合」の市議会議員どもを、次回の選挙で一人残らず落選させればいい。それくらいしなければ、この連中の「政治体質」は変わらないだろう。もちろん、条例案反対を言い、常にさまざまな利権と「なかよしこよし」の自民・公明なんぞには、今後一切の選挙で投票をしてはならないことは申し上げるまでもない。

この国は、いつまでかようなバカバカしい政治・行政を続けていくのだろうか。やればやるだけ、将来に向けた様々な課題を解決していくための財源を失い、じりじりと貧困な行政や生活苦に追い詰められていく。今回の札幌「銭ゲバ五輪」にしても、五輪よりも除雪、オリンピックよりも介護と子育て、という声が、多くの札幌市民から出ていたという。当然のことではないかと私は思う次第である。

今、私が生まれ育った「昔は水の都、今はアホの都」大阪では、維新(日本維新&大阪維新)という能力乏しきトンチキ集団が、時代遅れの万博開催を企て、それに失敗して「プレハブ万博」になりそうだという。まさに正真正銘の「ドアホ」である。プレハブ建てて何が万博だ! まだわからないのだろうか? この国は、もはやかつての経済成長時代の日本ではなくなっており、政治が主導する形で、行政も、経済も、企業も、人材も、ボロボロになっていて、五輪や万博など、まともに開催する能力もなく、責任感さえ失くしてしまっているということだ。税金・公金を使うから自分たちの腹は痛まない、だから使いたい放題使って、マヌケのボランティアをおだててこき使い、アスリートというジコチューのスポーツ人形を躍らせて、しこたま儲けてトンズラする、これが五輪であり、万博である。そんなものに、いったい何を期待するというのか? 

(3)(別添PDFファイル)万博 苦肉の「プレハブ方式」、建設支援策 迫る回答期限、進まぬ海外パリオン(毎日 2023.8.26)
 https://mainichi.jp/articles/20230826/ddm/003/040/149000c

(関連)大阪万博 中止!中止!中止!:行政劣化、経済低迷、政治サイテーの維新大阪が、高度経済成長時代の国家イベント「万博」の「二番煎じ」をやろうとして頓挫=ここから更に突っ込めば巨額税金のムダとなる、やめちまえ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-3fce38.html

札幌市民の有権者のみなさまには、東京や大阪の愚民の仲間入りを、投票権の行使で、全力で回避していただきたいと願っている。北海道にも、札幌市にも、これからもずっと、ちゃんとしたいい街、いい地方でいてほしいと願っている。銭ゲバ・タカリにだまされてはいけない。

◆虹と雪のバラード トワ・エ・モワ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hSLjAMDYs7Q&list=RDMM&index=13

(この頃の日本は今よりもずっとずっと「まとも」で、輝いていたように思います。多くの日本人がまじめで真剣で良識と希望を持って生きていました。ジャネットリンのフィギアスケートや、日本勢が大活躍したスキージャンプ、あるいは回転・大回転競技のVTRを見ると、当時の感動を思い出します。今、札幌でうごめく「銭ゲバ五輪」の寄生虫どもの言動を見ていると、このトワエモアの曲とともに流れる72年札幌冬季オリンピックの思い出に対する侮辱のように思えてなりません。消え失せろ! と怒鳴りつけたいですね。:田中一郎)


4.(別添PDFファイル)中小倒産「5類」でも増、コロナ支援終了「ゼロゼロ」返済本格化、物価高も追い打ち(朝日 2023.8.21)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/af4278b4b41fe542df61beb72c5372827dbc0793

(関連)(動画)NHKスペシャル「大廃業時代~会社を看取(みと)るおくりびと~」
 https://musiccosmos.ru/2019/10/12/62449.html

(関連)NHKスペシャル 大廃業時代~会社を看取(みと)るおくりびと~|番組|NHKアーカイブス
 https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009051110_00000

 <田中一郎コメント>
 今やボンクラばかりが利権と私物化の甘い汁を吸うために一国の政治権力を乱用する時代、日々のマスごみ報道は、令和の鳥獣戯画ドラマをおもしろおかしく伝えるばかりで、この国を襲う真の危機を伝えていません。現代日本における真の危機とは何か、それは戦後の平和民主主義と経済成長を支えた2つの資源=つまり、勤勉で、まじめて、正直で、協調的で、働き者だった、一人一人の日本人であり、そして、その日本人が、何の権力の助けも借りずにたくましくも営み続けてきた、中小零細企業・自営事業という、生きていくための組織です。

でも、悲しいことに、上記記事にあるように、それが、今、一気に、大挙してこの日本列島から消えて行こうとしています。「大廃業時代」、これを今の愚かな政治家・官僚・斜陽化する大企業経営者・御用学者たちに、なすがままにさせておくことが、私は、非正規労働者の増大という、人間を徹底して愚弄する世の中の仕組みとともに、この日本という国を不可逆的にダメにしてしまう、もう一つの失敗になるだろうと思っています。日本経済・社会にとって、農林水産業の自営業者を含む中小零細事業とは、かけがえのない活力の源であり、宝物なのです。:田中一郎)
草々

2023年8月28日 (月)

泉健太「脱憲民主党」抜きで、立憲野党は長期ビジョンを持った「市民と野党の共闘」体制構築を急いでください:(もはやこんな政党に期待してもムダ)原発再稼働、相次ぐ容認発言 「現実路線」で国民に秋波、反発も―立民:時事ドットコム

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(9.26)オルタナティブな日本をめざして(第91回)「台湾有事と日本外交・日米同盟」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)(2023年9月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-de2e96.html

(関連)(新刊書)同盟は家臣ではない 日本独自の安全保障について-孫崎享/著(青灯社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034509621&Action_id=121&Sza_id=F2

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.イベント情報

(1)(8.31)関東大震災朝鮮人・中国人虐殺100年-【8・31追悼大会】要・事前お申込み!
 https://100nen-jikkoui.blogspot.com/2023/05/831.html

(2)(9.1)関電前「一食断食」行動~老朽原発うごかすな!とめよう!原発依存社会への暴走~
 https://blog.goo.ne.jp/takahamakarakanden
(このサイトの2つめの文章をご覧ください)

(3)澤地久枝さん 国会前 毎月3日13時 全国でもスタンディング
 https://sites.google.com/view/313standing/

(4)(9.5)東京外環道訴訟第20回口頭弁論(15時~ 東京地裁103号法廷)
 裁判終了後 16時(予定)から報告集会(16:30頃~ 衆議院第2議員会館(地下1階)第1会議室)

(関連)東京外環道訴訟を支える会ニュース NO.21  2023.8.12
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhx3ZY2aoYPeb7wRy?e=tc3Vye

(5)ワクチン問題研究会が設立 9月7日に記者会見-オンライン署名サイトVoice
 https://voice.charity/events/112/reports/1535


3.キャンペーン

(1)#海洋放出NO 漁業者との約束を守り、福島県民・国民合意のないALPS処理水の海洋放出は強行しないことを求める緊急要請署名 · Change.org
 https://tinyurl.com/4x9scn8d

(2)【要請書】土地規制法による沖縄県久高島への注視区域指定に厳重に抗議し解除を求めます
 http://juyotochi-haian.org/2023/08/19/youseisyo_20230818/

(3)署名活動についてのお知らせ · 【拡散希望】今のままでは30万筆達成が危ないです!! · Change.org
 https://onl.tw/G49zkmg
(署名がまだな方は、このサイト左上の「署名ページ」をクリックして、署名サイトから署名をお願いいたします)


4.武器輸出を勝手に決めるな(前川喜平 東京 2023.8.27)
 https://twitter.com/HiroshiMatsuur2/status/1695576990840209848


5.(別添PDFファイル)24色のペン:小泉悠さんと小田実、60点の日本=鈴木英生(オピニオン編集部)(毎日 2023.8.20)
 https://onl.tw/GsaWsfL

 <田中一郎コメント>
 TVにしょっちゅう出て来ては政府御用の「戦争扇動」発言を繰り返している小泉悠東京大学講師を「さん」づけで呼び、歴史に名を残す作家でホンモノの平和活動家だった小田実氏(故人)を「呼び捨て」にする、この毎日新聞のトンチキ記者だが、ちーとばかり、ぶっ叩いておきましょう。

「今どき日本が中国を侵略すると思う人はいませんよね」とか言って、日本が非武装や無抵抗を選んだら、東アジアのパワーバランスが崩れ、台湾海峡などで戦争の可能性を高める、だの、抑止力が効いていれば先島に中国軍が上陸することはない、などと言っている。何が「パワーバランス」だ、何が「抑止力」だ、お前はアホか、事態をよく見ろ! という話。それでもって「だから沖縄は軍事負担を黙って我慢しろなどとは言わない」とも書いているが、しかし、沖縄がどうすればいいのかは書いていない。無責任もはなはだしい、である。

日本の時の政権=岸田文雄自公チンピラ政権が、米バイデン政権の下僕のように成り下がって、米国から言われるがままに、台湾をにらみながら戦争の準備をし(米軍の肩代わり)、他方で米国・在日米軍の虎の威を借りて、中共中国を威圧したり徴発したりしているだけの話だ。中共中国のこともよく知らずに、バランスだの抑止だの、そんなものは、東アジアに軍拡競争を生み、益々軍事的緊張を高めることになるということがわからんのか!? 世界中は「ウクライナの次は台湾・日本ではないか」と見ているというのにである。御用報道もここまでくると、どうしようもないほど低レベルだ。くだらねえこと言ってないで、中共中国や台湾に行って現地の人々の動きでも調べて来い! 

加えて、故小田実氏の「ちょぼちょぼ人間」論まで間違って引用している。「人間はみな、ちょぼちょぼや」という格言の主旨は、人間の能力や判断力や道徳感や倫理観や実行力や、その他、さまざまなことについて、大して違いはない、皆たいしたことはない、だから、様々な工夫や仕組みをつくって、その「足りないところ」をお互いに補い合って生きていけばいい。また、そんな「ちょぼちょぼ人間」に無理をさせて、「国家のため、陛下のために、命を投げうて、愛国心を持て」だとか、「革命的精神を高く掲げ、赤く、もっと赤く、更に赤く、理想の社会をつくるのだ」などという右左からの「強要型精神論」もまた、願い下げである、という含意がある。私のペンネームが「ちょぼちょぼ市民連合」(故小田実氏からいただいた言葉)だから、こんなボケたような解説をしてもらっては困るのだ。マスごみのゴミ記者のゴミ解説、顔を洗って出直して来い、という話です。

(追:「ちょぼちょぼ人間論」はKマルクス著「資本論(経済学批判)」に出てくる経済学方法論の1つである「経済的諸範疇の人格化」の根拠の1つとも私は解釈しています=要するに、(社会的)人間の意思決定に決定的な影響を及ぼすものが経済的な利害関係である、ということです。ちょぼちょぼ人間は、その利害を容易には乗り越えられないし、また、その利害に正直にふるまうことで、新しい時代を醸成していく契機となる、という弁証法的な意味あいも含んでいます。)


6.文春砲3発轟く:馬場伸幸「日本維新の会」代表
(正確を期すため、『週刊文春』の原本にあたってみてください)

◆維新・馬場伸幸代表による社会福祉法人“乗っ取り疑惑” 創設者の前理事長が「なんで馬場が…」「絶対許せへん」悲痛告白 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/64997?page=3
 https://bunshun.jp/articles/-/65194

(1)(別添PDFファイル)「改革政党」のウソと暗部、維新を暴く!(河野嘉誠他『週刊文春 2023.8.10』)
 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6587

(2)(別添PDFファイル)維新馬場代表、社会福祉法人 疑惑の乗っ取りを告発(『週刊文春 2023.8.17/24』)
 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6635

(3)(別添PDFファイル)維新代表“疑惑の乗っ取り”に新展開 「馬場、許せへん」前理事長が悲痛告白(『週刊文春 2023.8.31』)
 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6694

・・・・・・・・・・・・・・
<維新(日本維新&大阪維新)のグチャグチャ話はネット上になんぼでもあります>

*(別添PDFファイル)「元暴走族」維新・馬場側近市議が女性府議イジメ、市民と警察沙汰(『週刊文春 2023.8.31』)
 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6695

*(別添PDFファイル)維新=「第2自民党」? 馬場代表発言が波紋(東京 2023.7.25)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/265162

*「維新は第2自民でいい」「共産なくなっていい」馬場代表:朝日新聞デジタル
 https://onl.tw/GTEKXwc

*吉村洋文知事「韓流高校制服」コスプレで大阪万博PR「府知事の仕事?」あきれる大阪府民たち - Smart FLASH-スマフラ
 https://smart-flash.jp/sociopolitics/247238/

*維新の会は国民ハラスメント集団! 審判が下らなければおかしい|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/306543

*「国際情勢も知らないで万博」維新議員の“チェコスロバキア歓迎”ツイートに呆れ声(女性自身) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/094ac39d5d098a0dabeed54d700c377ecdb636fc

(関連)これが維新(日本維新&大阪維新)という政党・政治家たちの生々しい現実の姿です(直近報道から)(その1):よく見ておいてください=これでもまだ、こんな政党・政治家に投票しますか!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-5c7c7d.html


7.迷走(「昔は水の都、今はアホの都」の)大阪万博
 これも維新がやってまんねん、もうアカンやん、やめなはれ! やることなすことロクでもないワ、あんたそれ知らんのん?

(1)「大阪万博」遅々とするパビリオン建設、強行開催に残された唯一の手段に“飯場”造成論|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327663

(2)怪しい無法国家の大阪・関西万博強行 開催する意味もなければ力もなし|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/327393

(3)大阪万博 参加国と建設業者マッチング、7月に協会 自前整備 決定6か国止まり(東京 2023.8.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/268835

(4)玉川徹氏が大阪・関西万博巡り「税負担上がるの納得できない」と発言 ネットで称賛|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-2514670/


8.日刊IWJガイド・非会員版 2023.8.28号~No.4001号
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52680

【日本政府はコミュ障!? あれだけ強く中国政府から警告されていたのに、「想定外」で危機管理能力ゼロ! 野村農林水産大臣が記者会見で、中国による全面的な日本の水産物の輸入禁止は「全く想定外」と自身の無能を暴露!】
 萩生田光一自民党政調会長は「外交交渉で解決したい」と、はからずも、今までは中国と外交交渉をする気もなかった腹の中をぶちまけ! 海洋放出反対国は中国だけではなく、ロシアや太平洋の島嶼国も懸念! 2021年の清華大学の汚染水の拡散研究の重要性が再浮上!(『農林水産省』、2023年8月25日)
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「泉健太「脱憲民主党」抜きで、立憲野党は長期ビジョンを持った「市民と野党の共闘」体制構築を急いでください:(もはやこんな政党に期待してもムダ)原発再稼働、相次ぐ容認発言「現実路線」で国民に秋波、反発も―立民:時事ドットコム」をお送りいたします。他のMLに発信したものに加筆・修正をしています。

 <別添PDFファイル>

(1)どうなる?次の衆院選 野党連携が進まない…立憲民主党と共産党の候補者が各地で競合(東京 2023.8.27)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/272807

(2)野党一本化 立憲ピリピリ、「選挙協力」でなく「候補者調整」、表現に苦慮(朝日 2023.7.15)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15688735.html

(3)立憲・泉氏 選挙協力で迷走、共産、国民民主から不満(毎日 2023.7.15)
 https://mainichi.jp/articles/20230715/ddm/005/010/160000c

(4)野党連携 地域レベルで、市民連合 山口二郎・法政大教授に聞く(東京 2023.7.15)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/263201

 <田中一郎コメント>
 上記のような記事を全国紙各紙に書かれていて、次期国政選挙に勝てるはずがない。こういうことを書かれてしまう事態を創ってしまったことが泉健太「脱憲民主党」執行部の決定的な失敗である。選挙は実施する前からだいたい勝敗はわかっているものだ。選挙戦は、選挙運動期間が始まった時が「終盤戦」なのである。今まで何回も選挙をやってきて、まだわからんのか、ということだ。つまり、この新聞各紙の記事に見られることは、要するに泉健太「脱憲民主党」が、野党第1党としての責務を担い、協力野党をまとめて政権を奪い取るという意欲・気力・覚悟・やる気・迫力がない、ということを意味している。

ものの考え方や価値観が多様化している現代社会において、政治の世界ではなおさらのこと、「連立政権」の時代が来ていると言えるだろう。そんな時代に、この泉健太「脱憲民主党」は、御用組合「連合」にゴマをすってすり寄るくらいのことしかできず、政権をどう担っていくか、どう奪取するかなど、二の次・三の次くらいにしか考えていなさそうだ。今の自分たちの議席さえ確保できればいい、野党でいれば批判だけして楽でいい、くらいに思っているのだろう。情けないにもほどがある。上記新聞記事「「候補者調整」、表現に苦慮」を見ると、この期に及んで「言葉遊び」をやっているお粗末さ、いっそのこと、お前ら全員、政治家を辞めてしまえ、と怒鳴りつけたくなるではないか。

そして、ここでも登場の政治学者の山口二郎氏、もうあんたの話はいいよ、と言いたいところ。中央がダメだから、地方で選挙協力を下から積上げればいい、などと言っている。余計なお世話だ。あんたの使命は、その中央のダメなのを「世直し」本部として立て直すことだ。にもかかわらず、共通政策に脱原発は入れなくていい、とか、国民民主党や御用組合「連合」と一緒にやらない・やれない野党共闘なら、とても面倒は見れません、などとボヤイテいる。そもそも、こうした事態・政治情勢を生み出しているのは、あんたたち一部の政治学者が率先して推し進めた1990年代初頭の似非政治改革(小選挙区制+既成政党優先制=似非2大政党制の虚構)のなれの果てだ、という意識というか、反省はあるのか? 肝心な時に、肝心なことを言えない学者先生など、必要ありません。引っ込んでいてください。

 <関連サイト>

(1)振り向かせたい立憲、つれない国民民主 選挙協力、トップに温度差:朝日新聞デジタル
 https://onl.tw/776NXjN

(2)野党共闘が進まないのは「立憲・泉代表の発言が壁」共産・小池氏:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASR7L6KH3R7LUTFK01J.html

(3)立憲民主が「行き倒れ危機」に追い込まれたワケ -泉降ろし-顕在化、政権奪取は「夢のまた夢」 -東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/683219

(4)連合を労働組合と御用組合に分割せよ|NetIB-News
 https://www.data-max.co.jp/article/37353

(5)委員は学生ら11人 立憲が「未来世代委員会」若い世代の支持狙う - 毎日新聞
 https://onl.tw/Zgg6kJv
(↑ こういう「毒にも薬にもならない」どうでもいいイベントには熱心だ。まあ、せいぜい学生さんたちと遊んでたらいい)


・・・・・・・・
◆原発再稼働、相次ぐ容認発言 「現実路線」で国民に秋波、反発も―立民:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082600346&g=pol
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082600346&g=pol

 <田中一郎コメント>
 原発・核燃は、それ自体がトンデモなく危険で邪悪な事業であることに加え、現代日本のあらゆる「邪悪が凝縮」した、即時に廃棄すべき人間の「最悪」の振る舞いです。いわば、原発・核燃に対してどのような態度を取るか・取っているかが、それぞれの組織や人間の「リトマス試験紙」とでも言っていいものです。原発・核燃という「危険と邪悪の塊」に対して、即座に、はっきりと、「NO!」と言えないような組織や人間は、その他の様々な問題についても、まともな判断は下せない、ということを意味します。上記の時事通信の記事から、泉健太「脱憲民主党」は、もう駄目だ、ということが赤裸々にわかるということです。こんな政党に期待しても何も生まれてきません。野党第1党から引きずり下ろす必要があります。1990年代初頭の似非政治改革(小選挙区制+既成政党優先制=似非2大政党制の虚構)の「なれの果て」と言っていいでしょう。

決断は遅らせれば遅らせるほど、既成事実が積み重なって行って、事態を転換するのが難しくなります。日本の日和見リベラルの中には、この泉健太「脱憲民主党」にまだしがみつこうとしている人たちがいますが、愚かなことです。過去の歴史を振り返ってみればいい。危機の時代に、ぐずぐずと従来の「対立スキーム」から脱却出来ないまま、魂と気力と覚悟と能力を失った従来型「改革勢力(似非化している)」にしがみついて、結局は時代から取り残されて没落していく、そんなことがたくさんありました。泉健太「脱憲民主党」は、まさにその「歴史のゴミ箱」へ消えていく「没落似非改革勢力」なのです。こんなものにまだしがみつく「グズラ」はやがて滅びていく、というのが「歴史法則」です。判断が遅れれば致命傷になります。

メールの表題にも書きましたように、「泉健太「脱憲民主党」抜きで、立憲野党は、長期ビジョンを持った「市民と野党の共闘」体制構築を急いでください」ということです。「共闘」はホンモノの「共闘」でなければならず、お互いがお互いを応援し合う、対等でWINWINの関係でなければいけません。泉健太「脱憲民主党」の中には、まともな人間もいる、という方々もいらっしゃいますから、その方々に配慮して、次の4つを「試金石」(踏み絵)にして、「市民と野党の共闘」が応援すべき政治家なのかどうかを確認してください。いくらリベラルに見えても、これを確認できなければ(こっちはいいけれど、これはダメ、式の「値切り」も不可)、そんな政治家は、政権を取る前も、政権を取ってからも、クソの役にも立たないのです。要するに覚悟が決まっていない、ということを意味し、覚悟が決まっていないような政治家には「世直し」や「政治改革」はできません。そのリベラルポーズは「絵に描いた餅」なのです。

 <「市民と野党の共闘」候補が高く掲げるべき政治課題>

(1)再稼働ナシの脱原発と被害者救済(福島原発事故+ヒロシマ・ナガサキ)

(2)アベ戦争法とそれ以降の戦争準備の全部即時廃止 & 対米隷属安全保障政策の抜本見直し(まずは日米地位協定改定から着手)

(3)国民の生活最優先と地方再生の経済政策(但しバラマキはダメ)

(4)泉健太「脱憲民主党」執行部の総退陣

「急がば回れ」です。「世直し」には、将来ビジョンをはっきりと持った「中核勢力」が必要です。今日の日本政治の低迷は、この「中核勢力」が存在しないところに原因があります。「市民と野党の共闘」がそれを担えばいい。長期戦になるでしょう。最初はボロ負けするかもしれません。一向に気にしなくていい。ホンモノの「世直し」が最後に勝つのです。


(参考)泉健太「脱憲民主党」の背信 具体例
*脱原発放棄
*汚染水を処理水とゴマカス
*経済安全保障推進法に賛成
*軍事産業育成法に賛成
*重要土地等調査規制法に与党案よりひどい修正案を国会提出
*敵基地攻撃力容認
*「マイナンバー制度」推進
*社会保障を口実にした消費税(増税)賛成(少なくとも減税・廃止はしない)
(他にもまだたくさんあるでしょうけれど)
草々


(追1)昨日の私のメールから
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(最初に若干のこと)

4.立民・泉氏「党の見解は『処理水』」 一部の「汚染水」表現で - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/article/20230825-HL2QFAOIB5NGBK3JZZLQATQZZA/

(関連)立民が阿部氏注意 韓国議員と処理水放出中止で連携 - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/article/20230718-YFHASYT7MFJB7DRYNASEKP7VHM/

(やはり泉健太には立憲民主党代表を降りてもらうしかないし、同党の現執行部には総退陣していただくほかない。また、福島第1原発から海に捨てられる「汚染水」を「党の見解は『処理水』」などと言い張るのなら(いつどうやって決めたの?)、立憲民主党も野党第1党にしておくわけにはいかない。原子力ムラ・放射線ムラ・国際原子力マフィアが言っていることを、そのまま垂れ流すだけの野党第1党など我が国には必要ない。この福島第1原発の「汚染水」の実態がどのようなものなのか、しっかりと確認してから言え、という話である。泉健太立憲民主党は一事が万事、こんな調子である。:田中一郎) 

(中略)
(追)大事なことを2点ばかり追記しておきます。

(1)このSC「セキュリティ・クリアランス法」制定自体が、「宗主国アメリカさま」に指示されてやっている属国法制化だということ。日本の守秘義務法制度でいいものを、アメリカが「言うがまま」にやっているという点が、事態をより悪化させている。特定秘密保護法も同類です。

(2)泉健太「脱憲民主党」がひょっとすると、高市早苗担当大臣が国会にまもなく出してくるこのSC法案に賛成するかもしれないということ。何故なら、この裏切り政党の泉健太「脱憲民主党」は、経済安全保障推進法に賛成をしているからです。こんな政党を野党第1党にしておいたらダメですよ。有権者・市民ないしは市民運動・社会運動は、つまらない「ほころび修理」のような日和見をやっていないで、泉健太「脱憲」執行部の総退陣に全力を挙げた方がいい。このまま泉健太「脱憲民主党」が突っ走るというのなら、こんな政党への投票はやめて、他の「世直し」政党に投票をすればいいのです。有権者をなめんなよ!
 https://www.youtube.com/watch?v=aa97iFlE5yg

(関連)復活するスパイ防止法:国家重要情報非公開化と対米隷属国家の「国民選別制度」がSC(セキュリティ・クリアランス)制度だ:(必読重要論文)「大軍拡とSC(セキュリティ・クリアランス)制度法制化の危険性(井原總『経済 2023.9』)」- いちろうちゃんの

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-ab2dc0.html
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(追2)「いちろうちゃんのブログ」から

(1)泉健太立憲民主党執行部の退陣なくして「世直し」なし、日本破壊は止まらず:(メール転送です)(報告)「市民連合」による立憲野党各党への選挙協力の申入れ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-89dfb6.html

(2)(他のMLでの議論です)ホンモノの政権交代と日本の「世直し」を求めて:ポイントは野党第一党のリーダーシップと市民運動・社会運動の取り組み姿勢の転換にあり- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-26acfa.html

(3)2023年 統一地方選挙(後半)・衆参補欠選挙の結果について:簡単なコメント(衆参補欠選挙で野党候補全滅=負け続きの泉健太立憲民主党では選挙に勝てず、日本の政治は変えられないことがはっきりした)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-169426.html

(4)「市民連合」安全保障政策の考え方への根本的批判:「世直し」市民代表を装い、日米安保体制を追認しながら、立民右派や国民民主などの岸田軍拡政権補完勢力とハーモナイズを図る中途半端な態度=反戦平和運動に混乱をもたらすだけだ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-375e5c.html

 

 

2023年8月26日 (土)

復活するスパイ防止法:国家重要情報非公開化と対米隷属国家の「国民選別制度」がSC(セキュリティ・クリアランス)制度だ:(必読重要論文)「大軍拡とSC(セキュリティ・クリアランス)制度法制化の危険性(井原總『経済 2023.9』)」

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(9.14)オルタナティブな日本をめざして(第90回):「福島原発事故とUNSCEAR報告:過小評価される放射線被曝」(黒川眞一さん:新ちょぼゼミ)(2023年9月14日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-d3f0b0.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.キャンペーン

(1)平和をつくりだす宗教者ネット:「戦争する国」に反対し、脱原発・共謀罪廃止を求める 要請書 (毎月署名できます)
 http://www.shukyosha9jonowa.org/news/youbou201706_n1.pdf

(2)『憲法改悪を許さない全国署名』(正義と平和協議会とりまとめの署名用紙はこちらからダウンロードできます)
 https://www.jccjp.org/wordpress/wp-content/uploads/2022/01/No-kaiken-syomei.pdf

(3)平和、いのち、くらしを壊す 大軍拡、大増税に反対する請願署名
(正義と平和協議会とりまとめの署名用紙はこちらからダウンロードできます)
 https://www.jccjp.org/wordpress/wp-content/uploads/2023/03/daigunkakuhantai.pdf

(4)#JusticeForWishma ウィシュマさん死亡事件について、名古屋地検に起訴処分を求めます · Change.org
 https://tinyurl.com/4rezkrxf

(5)児童生徒を守って負傷した教職員への補償を最後まで行ってください · Change.org
 https://tinyurl.com/3vzvp4ha


3.イベント情報

(1)(9.1)第3回口頭弁論期日と期日報告のお知らせ~開沼氏との訴訟 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/topics/47598/

(2)(チラシ)(9.4)避難住宅追い出し訴訟 第8回公判(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxuWpPMfJCd_m3d6?e=cjFAql

(3)(9.8)オンライン学習・懇談会「福島復興の暗い闇」- ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
http://chikurin.org/wp/?p=6690&fbclid=IwAR2S-aaEVeLohq9_RNF7k4Y4jn9E93IVTUNZgu-mtcNa7JZOk4_cdfll1CM

◆#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)(11.11)第19回新宿デモ 子ども脱被ばく裁判判決勝利に向けて! 子どもを被ばくから守ろう! 家族も、自分も!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2023/08/20230824-1111-19.html


4.立民・泉氏「党の見解は『処理水』」 一部の「汚染水」表現で - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/article/20230825-HL2QFAOIB5NGBK3JZZLQATQZZA/

(やはり泉健太には立憲民主党代表を降りてもらうしかないし、同党の現執行部には総退陣していただくほかない。また、福島第1原発から海に捨てられる「汚染水」を「党の見解は『処理水』」などと言い張るのなら(いつどうやって決めたの?)、立憲民主党も野党第1党にしておくわけにはいかない。原子力ムラ・放射線ムラ・国際原子力マフィアが言っていることを、そのまま垂れ流すだけの野党第1党など我が国には必要ない。この福島第1原発の「汚染水」の実態がどのようなものなのか、しっかりと確認してから言え、という話である。泉健太「脱憲民主党」は一事が万事、こんな調子である。:田中一郎) 


5.共同テーブル(前回集会報告と次回集会のご案内)
 https://www.kyodotable.com/ 

(次回の集会はこのサイトに案内があります(9/12 「新しい戦前にさせない」シンポ 第6回「マイナ保険証はいらない」:文京区民センター2A会議室)。また、前回8/11の録画「「新しい戦前にさせない」シンポ 第5回「軍拡と『ゾンビ家制度』の罠」」もこのサイトにありますので、参加できなかった方は是非ご覧ください。竹信三恵子さんのプレゼンや司会進行(コメントなど)がなかなかいいです。:田中一郎)


6.やっぱり「京都ぎらい」の井上章一氏と国際日本文化研究センター:「日文研」問題って、何ですか?

 去る8/22の朝日カバカバ新聞朝刊に「やっぱり「京都ぎらい」:井上章一国際日本文化研究センター所長(朝日 2023.8)」(別添PDFファイル)という記事が載りました。まあ、どうでもよさそうだけれど、読んでみるか、と思って記事を読みました。世の中にはずいぶんと「ヒマ人」もいるのだなという印象を受けただけでした。そもそも私は民俗学や文化人類学にはあまり興味がわかないので、必然の結果になったのでしょう。

◆(別添PDFファイル)やっぱり「京都ぎらい」:井上章一国際日本文化研究センター所長(朝日 2023.8)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15722150.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

 でも私は、著者の肩書の「国際日本文化研究センター」というのが少しだけ気になったので、これをネット上で若干調べて見ましたら、別添PDFファイルの「「日文研」問題をめぐって」という鼎談の議事録のようなものがヒットしました。そしてそこには1980年代に「国際日本文化研究センター」が設立される際に歴史学関連の各学会で「ひと悶着」あったようなことが書かれています。

◆鼎談:「日文研」問題をめぐって(2016.9.11)
(下記URLをクリックするとPDFファイルがダウンロードできます)
 https://nichibun.repo.nii.ac.jp/record/6602/files/nike_055_171.pdf

◆国際日本文化研究センター(日文研)
 https://www.nichibun.ac.jp/ja/

また、この「日文研」の初代所長が梅原猛氏だというので、これも少し驚きでした。梅原猛氏のことを私はほとんど何も知りません。京都学派の延長上にある右派の論客かな、という程度(おそらく誤解)ですが、しかし、同氏は「九条の会」の熱心なリーダーで日本の平和勢力の形成に寄与してきた、という認識はありました。その梅原猛氏が日文研代表を退く際の記念講演(演題)「哲学と私」のVTRも見つけて少し聞いてみましたが、これまたのんびりとしたしゃべり方で、ずいぶんと「スローな人」なのかなと、思った次第です。

◆梅原猛所長退任記念講演会(1995-05-13) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=GTDuIQzX04c

◆人類哲学序説-梅原猛/著(岩波新書)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032911715&Action_id=121&Sza_id=C0
(この新書でも読んでみようかなと思っているとこです)

それで何が申し上げたいかと言いますと、上記で発見した「日文研問題」とは何か、ということです。どなたかご存じの方がおられたら、ご教授いただければ幸いです。そして、今の「日文研」は、もう問題はなくなって、上記にあるような「ヒマなテーマ」で「研究」をしておられるのでしょうか。あわせてご教授いただければさらに幸いです。


7.日刊IWJガイド・非会員版「ロシアのプーチン大統領がBRICSでビデオ演説、『我々の経済関係の脱ドル化プロセスは不可逆的であり、加速している』!」2023.8.26号~No.3999号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52672
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「復活するスパイ防止法:国家重要情報非公開化と対米隷属国家の「国民選別制度」がSC(セキュリティ・クリアランス)制度だ:(必読重要論文)「大軍拡とSC(セキュリティ・クリアランス)制度法制化の危険性(井原總『経済 2023.9』)」」をお送りいたします。他のMLに発信したものに大幅に加筆・修正しています。


◆(別添PDFファイル)大軍拡とSC(セキュリティ・クリアランス)制度法制化の危険性(イントロ部分)(井原總『経済 2023.9』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxyBRsOVYgTIhDk7?e=iO2Fqw
 https://www.shinnihon-net.co.jp/magazine/keizai/current/

(関連)経済安保と「スパイ防止」の悪夢 ~ 研究者らが学術研究の軍事化を懸念 - 社民党 SDP Japan
 https://sdp.or.jp/sdp-paper/keizaianpo/


 <田中一郎コメント>

 今月号の(2023/9)『経済』という月刊誌で全文を是非ご覧ください。同誌に掲載された井原總東北大学名誉教授の上記論文は必読の重要論文です。この「SC=セキュリティ・クリアランス」という制度は、1980年代に中曽根康弘政権の時に統一教会などが担ぎ上げて出てきた「スパイ防止法」の焼き直しのような制度です。そして更に、だいぶ前に制定された「特定秘密保護法」を際限なく拡張して、国家の重要情報(最初のうちは安全保障関連と言っていますが、そのうちに何でもありになるでしょう)を支配権力を握るものが恣意的に自在に非公開(重要秘密)にし、かつ、それにアクセスできる人間を限定していく、そんなトンデモナイ制度なのです。まもなく国会に法案となって出てくるでしょう。

著者の井原總氏はこの論文の中で、この法律が持つ危険性を平易に、かつ多面的に、かつ詳細に、解説をしてくれています。また、このSC法案が生まれてくるまでの日米間のやりとりを「日米安全保障協議委員会」(「2+2」)に見て、この会議の模様を各年次ごとにまとめながら追いかけてくれています。

更に、岸田文雄自公政権になってからは、SC制度が「経済安全保障推進法」の「やり残し」として位置づけられた上で、法制化を念頭に置いた下記の「有識者会議」なるものが開催され、ここが「中間論点整理」を出すまでの審議状況についても井原總氏が簡潔にまとめてくれています。

(関連)経済安全保障分野におけるセキュリティ・クリアランス制度等に関する有識者会議|内閣官房ホームページ
 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/keizai_anzen_hosyo_sc/index.html

(関連)同メンバー
 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/keizai_anzen_hosyo_sc/pdf/konkyo.pdf
(「冨田珠代 日本労働組合総連合会 総合政策推進局総合局長」=こんな人間までもがメンバーに加わっています)

(関連)セキュリティ・クリアランス制度に関する有識者会議の中間論点整理を公表(内閣官房) - 日本商工会議所
 https://www.jcci.or.jp/news/trend-box/2023/0614165223.html


 <著者・井原總氏のまとめ>

 この論文の最後に著者がまとめてくれているSC制度の危険性を箇条書きで略記してみます。いずれも的を射た鋭い指摘であり、SC制度を今後見ていくにあたって念頭に置いておくべきものばかりです。

(1)SC制度の導入は日米共同軍事研究を遂行するためのもの

(2)「特定秘密保護法」の対象と対象者と機能を飛躍的に拡大し、基本的人権を侵害しかねない

(3)SC資格認定がなければ米国などの諸外国が共同兵器開発事業の相手として承知せず参加できない(平和国家として日本がこれまで参加できなかったことは、むしろ「喜ぶべき事」ではないか)

(4)情報保全行政を監視する機能のない「情報監視審査会」(国会内)を廃止して、米国のように政府を監視するシステムの創設が求められる

(5)SC制度が日本社会にどのような(悪)影響をもたらすかを検証せずに制度設計を政権の意のままに任せると、監視社会という戦前回帰につながる

(6)機密指定を通じ、多くの分野に対して国家権力の管理・統制強化がなされると、産業の国家統制となって戦前回帰への道の危険性がある

(7)「大川原化工機事件」のような経済安全保障推進法やSC制度などの恣意的運用がまかり通る危険性がある

(8)SC制度は権力による監視行動と不可分の関係にあり、大学や研究機関が監視の対象になれば、密告社会・監視社会という戦前回帰が危惧される

(9)SC制度の導入は、研究発表や研究交流の自由を阻害し、日本の学術研究の発展に重大な阻害となりかねない。また、大学教育への(悪)影響も避けがたい

(10)「日本学術会議」の政府御用機関化の画策とSC制度導入の動きは軌を一にしている


 この法律の行きつく先は、かつての東ドイツ=ドイツ社会主義統一党が支配した超監視・密告社会、です。かつての大日本帝国の「伝統」で申し上げれば「隣組密告奨励制度法」とでも言えるでしょうか? 自滅型没落途上国ニッポンの、まさに「自滅的法制化」がSCです。うっとうしい限りの密告・監視社会ができあがります。あの、チンピラ似非右翼の自民党・維新らが支配権力を握り、異議申し立てをする人々や、政府政権の指示に従わない人たちに対して、「あいつは〇〇のスパイだ!」とやるわけです。そしてバカ国民どもが「そうだ、そうだ、そんな奴はこの国から叩き出せ!」と騒ぎ立てる、そんな社会がこの法律の最終ゴールです。

最初の法律の建前は「日本の安全保障に関係する重要情報の秘密管理の厳格化」といったような、もっともらしい建前で登場してきます。しかし、何が「日本の安全保障に関係する重要情報」なのかは、支配権力を握るものが、恣意的にいい加減に決めるのです。重要秘密だから、第三者やチェック機関による検証もできない、気に喰わない奴らを、この法律に引っ掛けて、全部逮捕、監獄送りにできる。厳罰を法制化するから、一般有権者・市民を委縮させて、黙らせることもできる、そんな法律です。自分自身を支配権力と一体化させて「いい気」になっている「オバカ」くらいは支持するのでしょうが、こんな法律が制定されて厳格に執行されれば、ただでさえ「虫の息」の日本の民主主義や自由権・基本的人権は、いよいよ死滅の時を迎えるでしょう。

(関連)「何が何でも来年の通常国会に」高市大臣 経済安保推進法改正案提出を明言 セキュリティ・クリアランス法制化で - TBS NEWS DIG
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/679507

(関連)ウクライナ戦争で急浮上!日本の「徴兵制復活」これだけの可能性 - Asagei Biz-アサ芸ビズ
 https://asagei.biz/excerpt/53683

(関連)今の日本に「徴兵制」が絶対にないと言い切れないこれだけの理由…世界60カ国以上が採用|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/316282

どうもこの国は、2回目の滅亡、へ向けて、速度を上げているように思えます。なお、SC「セキュリティ・クリアランス」法制化は、経済安全保障推進法具体化の第二ステージとして現れ、政治や社会の問題をきちんと考えたことのない「平和ボケ」有権者・国民によって、簡単に受け入れられてしまうかもしれません。担当大臣は高市早苗、この名前を聞いただけでも、こんな法律は絶対に成立させてはいけないことが分かります。そして、このSC制度が法案として国会提出され、一部の似非野党の賛成も含めて可決成立してしまうと、その次にやってくるのが「スコアリング」と「徴兵制」、そして「壊憲」です。

(関連)(報告)(6.27)(緊急編)オルタナティブな日本をめざして:「徹底解説「経済安全保障推進法」 =危険な現代の国家総動員法」(海渡雄一弁護士 新ちょぼゼミ)(2022年6月27日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/06/post-888fe3.html

(関連)隠せ、隠せ、隠せ、都合悪けりゃみな隠せ:特定秘密保護法とは実は不都合秘密無制限保護法のことだった、典型的な「由らしむべし・知らしむべからず」政策なり- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-72ca.html

(関連)特定秘密保護法2年:名ばかり?「監視審査会」、機能しないチェックシステム & 手前勝手な秘密主義行政とでたらめな公文書管理、貫かれる「由らしむべし知らしむべからず」の前近代的統治- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-dee2.html


(追)大事なことを2点ばかり追記しておきます。

(1)このSC「セキュリティ・クリアランス法」制定自体が、「宗主国アメリカさま」に指示されてやっている属国法制化だということ。日本の守秘義務法制度でいいものを、アメリカが「言うがまま」にやっているという点が、事態をより悪化させている。特定秘密保護法も同類です。

(2)泉健太「脱憲民主党」がひょっとすると、高市早苗担当大臣が国会にまもなく出してくるこのSC法に賛成するかもしれないということ。何故なら、この裏切り政党の泉健太「脱憲民主党」は、経済安全保障推進法に賛成をしているからです。こんな政党を野党第1党にしておいたらダメですよ。有権者・市民ないしは市民運動・社会運動は、つまらない「ほころび修理」のような日和見をやっていないで、泉健太「脱憲」執行部の総退陣に全力を挙げた方がいい。このまま泉健太「脱憲民主党」が突っ走るというのなら、こんな政党への投票はやめて、他の「世直し」政党に投票をすればいいのです。有権者をなめんなよ!
 https://www.youtube.com/watch?v=aa97iFlE5yg

(関連)重要法案の政党別賛否表(2023年7月)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxTkw8le0UfTt5Le?e=Tlrlaf


 <「SC制度」の「御用」解説サイトの事例>

(1)セキュリティークリアランスって何? 経済安全保障の強化に必要な機密情報の保全 NHK
 https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/485341.html

(2)セキュリティ・クリアランスとは?なぜ日本で必要性が高まっているのか? - トレンドマイクロ
 https://www.trendmicro.com/ja_jp/jp-security/23/d/securitytrend-20230410-01.html

(3)セキュリティ・クリアランスで法整備を経済安保推進本部・安全保障調査会・サイバーセキュリティ対策本部・デジタル社会推進本部が提言 - 政策 - ニュース - 自由民主党
 https://www.jimin.jp/news/policy/205611.html

 <「スコアリング」の「御用」解説サイトの事例>

(1)「スコアリング」とは? - マーケティング用語集 - シナジーマーケティング株式会社
 https://onl.tw/PPTTQJq

(2)スコアリングとは?必要な理由や種類、取り組み方を解説
 https://business.adobe.com/jp/blog/basics/scoring

(3)中国で普及している信用スコアとは?導入のメリットデメリットを解説 - Digital Shift Times(デジタル シフト タイムズ) その変革に勇気と希望を
 https://digital-shift.jp/flash_news/s_210426_2

(「スコアリング」が信用調査のように使われるだけだとは限りません。全国民を国家への忠誠度に応じて「A~E」の5段階で評定し、その結果に対応した「合法的な差別選別」を行政機関が実施することだって、できなくはないのです。中共中国における「スコアリング」の運用実態を詳しく知っておきたいところです。:田中一郎)


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(報告)4.14セミナー:軍拡と弱者切り捨ての経済政策を問う(ゲノム問題検討会議)
 https://www.gnomeke06.net/

(関連)(レジメ)大軍拡・経済安保と科学・技術の軍事動員(井原總:ゲノム問題検討会議 2023.4.14)
https://ada686a5-64c9-46eb-b0dc-bc67490fed36.usrfiles.com/ugd/ada686_3b57f05f8c454c969f8091ccaa0088a5.pdf

(関連)(当日録画)20230414 UPLAN 軍拡と弱者切り捨ての経済政策を問う - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=XiuGuKWSRbc&t=11s

(詳しくは下記サイトをご覧ください=本文の最初のところ)
◆「市民連合」安全保障政策の考え方への根本的批判:「世直し」市民代表を装い、日米安保体制を追認しながら、立民右派や国民民主などの岸田軍拡政権補完勢力とハーモナイズを図る中途半端な態度=反戦平和運動に混乱をもたらすだけだ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-375e5c.html
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草々

2023年8月24日 (木)

(報告)(8.21)オルタナティブな日本をめざして(第89回)「続”複合汚染”:医師の目から見た日本の破壊」(西尾正道北海道がんセンター名誉院長:新ちょぼゼミ)(2023年8月21日)

前略,田中一郎です。


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(2023年8月の「新ちょぼゼミ」のご報告です)

◆(イベント情報)(8.21)続”複合汚染” 医師の目から見た日本の破壊(西尾正道北海道がんセンター名誉院長:新ちょぼゼミ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhgp4p1sLezVzB8Er?e=caFoHe

 現代日本は科学技術の発達や国際貿易の拡大などにより、日常生活において、さまざまな新素材や技術、化学物質などが利用され、便利になっている。しかし他方では、それらが人間に及ぼす負の影響、とりわけ健康を害したり、遺伝的な障害を招いたりする危険性について、これまであまり関心が払われてこなかった。しかし、福島原発事故が起きたこともあり、まずもって放射能による被ばくの健康影響が懸念される他、飲食品における農薬や食品添加物などの有害物質、あるいは昨今では遺伝子組換えやゲノム編集の飲食品がもたらす人体危険性が注目されるようになった。今回は、こうした現代人の健康を害するさまざまな問題を総括的に取り上げ、それに現代の医療体制や医薬品提供の問題なども加えて、西尾正道北海道がんセンター名誉院長に医師の目で見たお話をしていただきます。

講 師:西尾正道 (にしお まさみち)さん
 札幌医科大学を卒業後、国立病院機構北海道がんセンター(旧名:国立札幌病院・北海道地方がんセンター)放射線科に39年間務め、2013年に同院名誉院長に就任。


◆(当日録画)20230821 UPLAN 西尾正道「続”複合汚染”:医師の目から見た日本の破壊」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=NxZQIKTzXBA
 https://www.youtube.com/watch?v=NxZQIKTzXBA

◆(当日レジメ)続”複合汚染” 医師の目から見た日本の破壊(西尾正道北海道がんセンター名誉院長:2023年8月21日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxr0GWBaY-fALB0f?e=oxLsfW
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxr0GWBaY-fALB0f?e=oxLsfW


 <西尾正道北海道がんセンター名誉院長のご著書>

(1)原発汚染水はどこへ 海洋放出の危険性を問う-岩佐茂/著 中山一夫/著 西尾正道/著(学習の友社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034379442&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)被曝インフォデミック トリチウム、内部被曝-ICRPによるエセ科学の拡散-西尾正道/著(寿郎社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034185573&Action_id=121&Sza_id=GG

(3)患者よ、がんと賢く闘え! 放射線の光と闇-西尾正道/著(旬報社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033692921&Action_id=121&Sza_id=C0

(4)被ばく列島 放射線医療と原子炉-小出裕章/〔著〕西尾正道/〔著〕(角川新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033163383&Action_id=121&Sza_id=F3

(5)放射線健康障害の真実 がんセンター院長が語る-西尾正道/著(旬報社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032747179&Action_id=121&Sza_id=C0


 <西尾正道先生の執筆活動>

(1)『雑感-滅亡への道を歩む日本の現状』市民のためのがん治療の会
 http://www.com-info.org/www_test/medical.php?ima_20230509_nishio

(2)JASTROニュースレター134号名誉会員だより(西尾正道 2019.12.25)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhgt7JI2A3k0R1ENd?e=V81bSU

(3)西尾正道講演会報告(2019年7月 会報63号)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhgwBGeoI44qJthvD?e=WDclaj

(4)「がん医療の今」 掲載西尾正道原稿一覧(2020.7.21)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhg0MAfeFWhF_0dtA?e=6HlmIp

 

 <関連サイト>

(1)市民のためのがん治療の会
 http://www.com-info.org/www_test/index.php

(2)複合汚染-有吉佐和子/著(新潮文庫)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030976265&Action_id=121&Sza_id=C0


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2023)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々

2023年8月23日 (水)

(報告)(8.21)(だまされてはいけない)「脱炭素(NO FOSSIL)」=GX推進法は原発大推進のプロパガンダである(田中一郎「新ちょぼゼミ」)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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 去る2023年8月21日(月)、水道橋のたんぽぽ舎において、標記「「脱炭素(NO FOSSIL)」=GX推進法は原発大推進のプロパガンダである(新ちょぼゼミ:田中一郎)」を開催いたしました。以下、当日のレジメと録画を添付して簡単にご報告申し上げます。

今回は、できるだけ長い講演時間を「新ちょぼゼミ」講師の西尾正道先生から要請されましたので、前回からシリーズでお届けしている「日本の司法・裁判所の抜本改革」についてはお休みにして、「GX推進法=脱炭素=人口CO2温暖化」論の批判的検討を「30分間ショートモード」でプレゼンいたしました。ご覧いただければ幸いです。

◆(当日録画)20230821 UPLAN 田中一郎「小プレゼンテーション・(人工排出CO2による)温暖化のウソ」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=nr7-EJx46Gs
 https://www.youtube.com/watch?v=nr7-EJx46Gs

◆(当日レジメ)(別添PDFファイル)主催者からのプレゼン用レジメ(田中一郎:2023年8月21日「新ちょぼゼミ」)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxjc5n5moIfvUEwz?e=fmlFOG
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxjc5n5moIfvUEwz?e=fmlFOG

◆「いちろうちゃんのブログ」より

(1)(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は老朽原発、環境破壊型「再エネ」、旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8189d3.html

◆(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

◆(必見保存版:報告)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-9c90ec.html

(2)地球の気候変動の原因を隠蔽するためにNHKがネット上から削除した放送録画を発見(必見):「【ドキュメンタリー】見えた!銀河系の全貌」=これが気候変動周期の3つのうちの1つ「シャビブ・ヴァイツァー循環」(周期1億3千万年)です- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-61bfda.html

(この放送番組で、私が上記プレゼンVTRの中でご紹介している「銀河系の中での太陽系の運動に伴う地球の気候変動(1億3000万年周期)」が説明されています。是非ご覧ください。:田中一郎)

(3)(他のMLでの議論です)科学的実証的根拠がないままに「人工排出CO2による地球温暖化」説を信じ込み、原子力ムラ代理店政府の大宣伝に乗せられて「脱炭素」を叫んではいけない=それでは「原発大推進」の片棒を担ぐことになります- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-4d5647.html


 <参考資料1>

◆(別添PDFファイル)(レジメ)原発が歪める電力自由化と電力システム改革:稲城市(田中一郎 2023年3月11日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxmfglzLhcfbCrCR?e=n6dVvO

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.何もしないでも原発に大金が転がり込む仕組みが山のようにある

*東京電力の福島原発事故後始末費用=奉加帳方式(原発賠償損害保険料の後払い)
*東京電力賠償費用を過去に遡って「託送料」に上乗せ 電気料金へ転嫁
*福島第一原発以外の原発廃炉費用も過去分を「託送料」に上乗せ 電気料金へ転嫁
(経済産業省がこっそり「毒電」の年間負担金を減額、顧客からの徴収金を「毒電」がネコババ)
*容量市場(老朽原発・老朽火力の温存へのインセンティブとなる)(独は戦略的予備電源)
  容量市場 2024年(1年目)入札 約1兆5千億円   
   同上  2025年(2年目)入札 約   5千億円  価格が政治的に決められている?

*新容量市場(23年):CO2排出ナシの新規発電が対象(原発×、更新火力認めろ他)
*非化石価値市場(原発を含む)、ベースロード電源市場(=事実上の原発電力市場)
*2030年非化石電源比率44%の法的強制(原発を含む=ゴマカシ表示:ENERGY供給構造高度化法)
*ベースロード電源市場は廃止せよ(電力取引の卸売市場への集中義務で存在意味なし)

*原発損害賠償保険掛け金(保険料)の正常化(大幅引き上げ)(= 特別会計が巨額の赤字)
*電源三法や粉飾決算会計基準など、原発優遇の制度を全て廃止せよ
(廃炉にかかる損金会計処理を「繰延資産」として先送りする粉飾会計(会計基準踏みにじり))
*再処理機構と再処理費用の上乗せ、バックエンド(核ゴミ処分)費用の上乗せ
 「薄く広く」=一般の電力ユーザーは気が付いていない、再処理機構は再処理やめさせない仕組

(ポイント) 原発は運転期間中の燃料費が安いというだけで、それ以外のコストはべらぼうに高い。そのコストを他に転嫁している(もっぱら政府が税金で丸抱えして「国策民営」)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)(別添PDFファイル)大規模発電所に収入保証、経産省 20年間 電力不足解消へ(日経 22022.10.24)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65384110T21C22A0MM8000/

(関連)(別添PDFファイル)安全対策費を公的支援 原発再稼働、新電力利用者も負担 経産省検討(朝日 2023.7.26)
 https://digital.asahi.com/articles/ASR7T5QZMR7TUTFK005.html

(関連)(別添PDFファイル)脱炭素投資 税優遇拡大、政府検討 長期的支援 新枠組み(毎日 2023.8.19)
 https://mainichi.jp/articles/20230819/ddm/002/020/088000c


 <参考資料2:猛暑>

(1)今夏は「観測史上最も暑い」可能性も 偏西風蛇行で異常気象  - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/article/20230723-WIZNQM5SLZN7ZJ3QGRD7NJAYQU/

(2)「ヒートアイランド」ってどんな現象? - 埼玉県環境科学国際センター
 https://www.pref.saitama.lg.jp/cess/cess-kokosiri/cess-koko5.html

(3)気象庁 - エルニーニョ-ラニーニャ現象とは
 https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino.html

(4)エルニーニョ現象、ラニーニャ現象とは?日本への影響は | お天気.com
 https://hp.otenki.com/4496/

(5)フェーン現象 気象庁
 https://www.data.jma.go.jp/cpd/j_climate/hokuriku/column01.html


 <参考資料3:リニア新幹線>

(1)(別添PDFファイル)活かされなかった被害住民の声「ストップ・リニア!訴訟」事業認可の取り消し認めず(イントロ部分)(樫田秀樹『週刊金曜日 2023.7.28』)
 https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003698.php
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhwNQUuNdBGe9bJVz?e=Ggw24Q

(2)(報告)(6.24)「原発大暴走&リニア新幹線を斬る」講演会:広瀬隆さん・川村晃生さん(全水道会館:2023年6月24日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-459a18.html

(3)(報告)(1.30)オルタナティブな日本をめざして(第81回)「リニア新幹線は実現可能か?」(樫田秀樹さん:新ちょぼゼミ)(2023年1月30日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-27d1bc.html


 <参考資料4:PFAS>

(1)(有料カラーパンフ)PFAS(有機フッ素化合物)汚染 環境と人体を蝕む「永遠の化学物質」の規制に向けて 2022年2月10日発行(2023年6月28日一部改訂)(NPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 ¥100)
 https://tinyurl.com/4sxj8mk4
 https://kokumin-kaigi.org/

(2)井戸の地下水から基準値400倍、進まぬ実態把握「PFAS」汚染 人体への有害性も…【報道特集】- YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=HsquaMc7JyE

(3)横田基地のPFAS漏れを防衛省は4年前に把握していた 地元は「公表遅れで汚染が広がった」と批判:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/264654

(4)米軍横田基地内で泡消火剤漏れ 確認された3件のほかに4件発生 - NHK - 基地問題
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230721/k10014137291000.html


 <おすすめ図書>

(1)“歪んだ法”に壊される日本 事件・事故の裏側にある「闇」-郷原信郎/著(KADOKAWA)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034451748&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)新しい戦前 この国の“いま”を読み解く-内田樹/著 白井聡/著(朝日新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034506559&Action_id=121&Sza_id=A0

 <ダメ本>

(3)ウクライナ戦争をどう終わらせるか「和平調停」の限界と可能性-東大作/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034433658&Action_id=121&Sza_id=C0
(岩波書店が「おかしくなっている」1つの証拠物件がこの新書です。:田中一郎)


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2023)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々

2023年8月22日 (火)

(他のMLでの議論です)(1)NHK番組「事件の涙 何が彼女を追いつめたのか~ある自主避難者の死~」を視聴して、(2)核廃棄物の海洋投棄と福島第一原発汚染水・トリチウム(ロンドン条約・ロンドン議定書はどうした!?)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(新刊書)同盟は家臣ではない 日本独自の安全保障について-孫崎享/著(青灯社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034509621&Action_id=121&Sza_id=F2

(関連)(予約必要)(9.26)オルタナティブな日本をめざして(第91回)「台湾有事と日本外交・日米同盟」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)(2023年9月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-de2e96.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.キャンペーン

(1)厚労省の不手際で足の不自由な人たちが困っています。「通知」の不適切な記述を訂正してください。 · Change.org
 https://onl.tw/qTBjyRG

(関連)お知らせ · 裁判は控訴審へ · Change.org
 https://onl.tw/8Jhp9KN

(2)お知らせ【活動報告】63年ぶりに国が行った家事労働者の実態調査の結果が8-1に出ました! · Change.org
 https://onl.tw/LVnJyvN

(3)お知らせ·「SDGsに逆行する神宮外苑再開発」シンポジウム 8月5日 オンライン · Change.org
 https://tinyurl.com/57vrbw7k


3.イベント情報

(1)(チラシ)(8.25)脱原発 汚染水海洋放出反対 新橋駅前アピール行動
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxO7KFLmcIuTu0qZ?e=lRnpGZ

(2)(8.26)(土)18-00- 「地盤補修工事は地下水にどう影響するのか」(連続学習会「東京外環道の工事のリスクを知る」第2回) – 市民科学研究室
 https://www.shiminkagaku.org/gaikan-stiv_seminar_20230826/

(3)(9.27)【第26回口頭弁論期日】福島被ばく訴訟(井戸川裁判:東京地裁)
 http://idogawasupport.sub.jp/

◆東海第二原発いらない一斉行動(脱被ばく実現ネット)
 新宿アルタ前 街頭宣伝
「東海第二原発いらない一斉行動」第9弾に参加
 日 時:2023年9月9日(土)16:30~17:30


4.連続テレビ小説「らんまん」 - YouTube
 https://www.youtube.com/playlist?list=PLcynJ47QaWNtUL-3EqSXtPQS3W1uokoJ0

(関連)東京都立大学 牧野標本館企画室展の開催!【牧野標本館基金へのご支援のお願い】 - 東京都公立大学法人
 https://www.houjin-tmu.ac.jp/topics/topics13407/


5.(別添PDFファイル)歴史に探る未来への指針(日野川静枝拓殖大名誉教授『経済 2023.9』)
 https://www.shinnihon-net.co.jp/magazine/keizai/

 <田中一郎コメント>
 日野川先生の「随想」が月刊誌『経済 2023.9』に掲載されましたのでご紹介申し上げます。全く同感です。この記事の中の「軍需産業支援法」には自公や維新・国民のみならず、脱立憲主義に走る泉健太立憲民主党も賛成しています(他にも、敵基地攻撃能力容認、経済安全保障推進法賛成、重要土地等調査規制法のより一層の改悪修正案を国会提出、原発・核燃料サイクル容認、「マイナンバー制度」推進など)。日野川先生がおっしゃるとおり「国会で決められた法律である限り、その責任は主権者である私たちひとりひとりにある」、「その自覚を持つことが最重要」を実践するため、今後いっさいの選挙において、泉健太立憲民主党の候補者(推薦や支持を含む)に投票するのをやめ、他の「世直し」政党に投票して下さい。日本共産党や山本太郎「れいわ新選組」が嫌いな人には社会民主党があります(参政党などのガラクタ系には投票をしない)。自公や維新・国民に投票をしてはいけないことは、この「軍事産業支援法」だけのことではありません。彼らは日本破壊勢力です。

(関連)重要法案の政党別賛否表(2023年7月)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxTkw8le0UfTt5Le?e=FEnCtv

 日本は政治が主導して崩壊・没落を加速させています。自公や維新・国民の政治とは「日本破壊」の言い換えです(昨今なら「マイナンバー制度」です)。さまざまなことを「政治の改革」に集約して「世直し」をしていくことをしない限り(これが日本人はどうも苦手の様子)、この「破滅への道」は止まることがなく、やがて対米隷従大日本原子力帝国は、大日本帝国に続いて第二の「帝国の滅亡」となる日が来ることでしょう。泉健太立民執行部を退陣させ、「世直し」をしっかりと着実に、しかし、穏健にゆっくりと遂行して行ける体制をつくるため、「市民と野党の共闘」の総大将として立憲民主党を建て直さなければなりません。そのためには、泉健太執行部が退陣するまで、立憲民主党への投票をやめる、この「急がば回れ」の投票行動が、有権者・国民の「世直し」責任と言えるでしょう。


6.ビーバーテール通信第⒖回 諜報機関は情報源として信頼できるのか:「国家安全保障上の脅威」のつくり方 NPJ(小笠原みどり)
 http://www.news-pj.net/news/148977


7.(別添PDFファイル)河野太郎、加藤勝信、松本剛明…マイナひも付け未了の欠陥知り“放置”した3大臣の大罪(日刊ゲンダイ 2023.8.22)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327830

(関連)資格確認書つぶしへ次なるペナルティー画策…2回目以降は「申請」しないと届かず10割負担?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327837

 <いちろうちゃんのブログ>

◆「マイナンバー・パラノイア」翼賛政権がもたらす「デジタル管理ディストピア」=プライバシー丸裸で政治政権が個人情報を好き勝手に使い、他方で「成りすまし犯罪」多発の「自己責任社会」(責任被害者押しつけ社会)が誕生する- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-e8d402.html

◆これはひどい 個人情報が中国にじゃじゃ漏れの作業再委託、年金機構と厚労省の幹部は国会で虚偽答弁:日本人の「マイナンバーと年収情報」はこうして中国に流出した(岩瀬達哉『週刊現代 2023.7.1,8』)+ 直近のマイナ・マイナス情報- いちろうちゃんの
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-b7917e.html


8.みんなと知る戦争:消火せず避難は「非国民」青森空襲、死者1000人の裏に“脅し” - 毎日新聞
 https://onl.tw/sfNyNC8

(これは昔の話、今は「みんなと知る原発事故、復興に協力せず避難は「非国民」、福島原発事故、被ばく被害は隠蔽して、裏に被害者への差別・切り捨て・脅し」である。ふざけるなバカヤロー! :田中一郎)


9.連記制含む「新中選挙区制」提唱 自民・河野洋平元総裁インタビュー:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023081100420&g=pol

<選挙制度改正はもう少し広い視野で検討されてほしい>
 私の基本的な発想は、
(1)衆議院は完全比例代表制(今の参議院比例区のような非拘束名簿式)
(2)参議院は政党を廃止して個人投票、選挙区は大選挙区制
(可能ならば、参議院は、衆議院可決案件の再議決をするのではなく、国民投票にかけるか否かを決められる制度に法改正)
(3)選挙の公営化(カネがかからない)と市民参加・自由度拡大
(4)国政・地方で、有権者発議・有権者投票制度やリコール制度を充実させる
(5)贈収賄禁止のための政治資金規正法や公職選挙法、斡旋利得処罰法など、ザルと言われる関連法規を抜本見直しして厳格化、企業団体献金禁止
(6)小中学校で現代日本の政治・経済・社会の仕組みと、民主主義の基本をもっとしっかりと教えないといけないのではないか? 


◆日刊IWJガイド・非会員版「中国の不動産問題は、2025年大阪万博の来場者激減に直結する!!」2023.8.22号~No.3995号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52660

■【第1弾 米国がメキシコへ遺伝子組み換えトウモロコシを無理やり輸出!】米国は、メキシコによる遺伝子組み換えトウモロコシの輸入制限に対する異議をエスカレートさせ、北米貿易協定(FTA)にもとづく紛争解決パネルを要請した、と米国通商代表部(USTR)が発表!(『アルジャジーラ』2023年8月17日)

■【第2弾 英国の銀行、ウクライナとの取引を敬遠!】リスクを回避する銀行から口座閉鎖の脅しを受けた英国企業は、「ウクライナとの取引を恐れている!」と、企業経営者らが銀行を非難! しかし、政治が作り出したリスクを、銀行に引き受けさせるのは筋が通るのか!?(『ポリティコ』、2023年8月15日)
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「(他のMLでの議論です)(1)NHK番組「事件の涙 何が彼女を追いつめたのか~ある自主避難者の死~」を視聴して、(2)核廃棄物の海洋投棄と福島第一原発汚染水・トリチウム(ロンドン条約・ロンドン議定書はどうした!?)」をお送りいたします。一部加筆修正しています。


1.彼女を死に追いやった責任は加害者=東京電力や事故責任者=国にあるが、NHKにもその責任の一端はある

◆何が彼女を追いつめたのか 〜ある自主避難者の死〜 - 事件の涙 - NHK
 https://www.nhk.jp/p/ts/GP9LGJJN9N/episode/te/KZQ2KL13KJ/

(関連)事件の涙「何が彼女を追いつめたのか~ある自主避難者の死~」20230808 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8n3nm7
 https://www.dailymotion.com/video/x8n3nm7

◆(別添PDFファイル)NHK「事件の涙 何が彼女を追い詰めたのか」放送を視聴して思うこと(山田耕作京大名誉教授 2023.8.10)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxW2BXinlxFc_QSS?e=uglTdD

 別添PDFファイルの山田耕作先生のご意見に基本的に賛同いたしますが、少し違うところもあります。以下、箇条書きします。

(1)彼女を死に追いやったのは、やはり経済的な苦しさだと思う。大変な苦労が伴う貧困生活が休みなく続いていた。生活苦をもたらしたのは下記(2)の事情=原子力ムラ及びその代理店政府や下請け自治体による広範な人権侵害があった。本来は加害者・責任者として、国や東京電力が万全な形で原発事故被害者を守り、支援し、賠償・補償で生活を支え、人生の再建を助け、精神的なケアもしていて当然である。本人の責任ではない。子どもを連れての避難の決断は全く正しい。何の問題もない、間違っているのは、山田先生もおっしゃっているように夫の判断の方である。夫はこの女性と子供を連れて避難すべきだった。もし様々な事情で避難ができなかったのであれば、妻が子どもを連れて避難した先でしっかりと遠方からでも支えてあげるべきだった。しかし、この夫を責めるのも酷なような気がする。愚かな判断だとは思うが、彼もまた被害者だ。

番組を見ていて思ったのは、①原発被害者に対する賠償・補償・支援のための法律がない(「子ども被災者支援法」はあるのに、これを具体化した法律がない、災害救助法では間に合わない=政治の責任だ)、②そもそも社会的セイフティネットがない。日本国憲法第25条の生存権保障を具体化する法律もない。生活保護は機能していない。=すべて政治の責任だ)。この国の政治や行政は、誰のために、何のためにあるのか?

(山本太郎「れいわ新選組」の諸君へ、一過性の巨額現金バラマキ政策に固執するのではなく、上記で申し上げた「政治の責任」を「法制度化」を念頭に丁寧に考えてほしい。原発事故対応だけの話ではない。)

(2)福島原発事故では加害者=東京電力や事故責任者=国がきちんとした賠償・補償や被害者支援を行わず、合理性が全くない避難指示区域の線引きを行って、区域外被害者を切り捨てた。(この場合は福島原発事故被害者を)「分割し統治せよ」の支配者格言の通りの人権侵害が、こうした悲劇を生んでいる根本原因である。つまりはこの女性の死は日本の政治や行政によってもたらされた(再発を防ぐには政治を変え、行政を建て直すしかない=しかし、このことから逃げている市民運動・社会運動はやたら多い)。

(3)政治をつかさどっていたのは・いるのは、原子力ムラ代理店政府(自公政権も民主党政権も大差なし)、その下僕と化している福島県および県内市町村、そして原子力ムラ代理店政府から下僕の福島県に派遣された内堀雅雄という(サイテー最悪の)死神県知事。だから一義的にはこうした組織や人間達が加害者であり、責任を問われるべきだ。

(関連)地元福島の処理水放出問題でも影薄く…「闘わない知事」内堀雅雄氏のルーツと評判|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327896

(4)しかし、加害者はそれでだけではない。

①司法・裁判所=被害者の訴えを認めず、だらだらと長期間にわたり裁判を続けて、結果的に被害者を追い詰めて切り捨てる。損害賠償裁判なのに区域外避難者にはスズメの涙にもならない金額しか賠償・補償を認めない人権侵害(判決)を司法が自らやっている。中には国の責任を認めないなどというバカバカしい判決まである。また責任を認めてもそれで賠償金が加算さることもない(こんな反有権者的な司法・裁判所は叩き潰せ)。

(関連)(腐る日本の司法・裁判所&原子力ムラと団子状態の法曹界)6.17福島原発損害賠償訴訟で民訴法違反の原告敗訴判決を下した最高裁裁判長=菅野博之が、関連裁判被告東電の弁護代理人法律事務所に天下り(他にも多数の事例)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-b3e3cc.html

②御用学者(特に福島原発事故後に「大活躍」(しなくていいのに)をしていて、一方で被害者を切る捨てることを合理化しながら、他方で原発再稼働・再推進の片棒を担いでいる)に御用弁護士。昨今は日本の5大法律事務所の3つまでが原子力ムラと癒着していることも明らかとなった。

③マスゴミ(NHKも含めて:下記(5)参照)、

④バカ国民(福島原発事故の被害者をバッシングしている、ふざけるなという話=今度はお前らの番だぞ。こうした理不尽極まるバッシングに対しては、すべて訴訟を起こして巨額賠償金(慰謝料等)を払わせるべき。必要なら法制化も検討)

そもそも日本社会は伝統的に、①上に向かっての頂点盲従、②横に向かっての強い同調圧力、③下に向かっての無限の責任転嫁(無責任)という、歪んだ歴史的体質を引きずっている。今回この女性を襲った不幸も、こうした日本社会独特の「社会的慣習・体質・国民性」のようなものがある。しかし、この克服は容易ではない。

(5)NHKはこの番組の中でも被害者を事実上貶めるようなことを放送している(例:①「自主避難者」という言葉=自主的に避難などしている人はいない=こういう言葉づかいが上記「バカ国民」を被害者バッシングに導く、②「バカ国民」の被害者に対する罵詈雑言を放送で文字化して示す=こんなものは必要ない、③そしてそれが日本社会全体を覆っていたかのように説明する(嘘八百だ)=これは上記「バカ国民」に自信を持たせる結果となる、など)

そしてNHKなどのマスゴミは、くだらないことを、くだらないやりかたで報道・放送するのではなく、たとえば、①福島原発事故の被害者をきちんと救済する必要があると訴えている有識者・知識人がいること、その内容も含めて伝えよ、②放射線被曝の危険性が政府や原子力ムラ・放射線ムラが言うよりも高いことを訴える科学者がいること、その内容も含めて伝えよ、③政治や行政がなすべきことをしないので、裁判所に訴えた被害者がいて、それを手弁当で損得勘定を度外視して支援・弁護する弁護士がいること、その人たちの活躍ぶりを伝えよ、等々ということだ。マスコミ(報道機関)という「社会の公器」を本来あるべき形で使わないから、今回の女性のような犠牲者が出てしまう、つまり、NHK(を含む報道機関=マスごみ)にもその責任の一端はある、ということだ。

(6)依然として放射線被曝についての認識不足がある。

◆「1ミリシーベルト/年以下なら被曝しても差し支えない」(この放送の中でNHKが言っている)

 ⇒「1ミリシーベルト」は原子力ムラが強引につくった「我慢強制値」であり、まったく安全ではない(逆に危険だ)。安全だと言い張るなら、NHK全役職員が家族も含めて、毎年1ミリシーベルトを被爆し続けてみろ! そもそも内部被曝を無視して、「シーベルト」などというインチキ被ばく単位を使っているところに大問題がある。

(関連)(増補版) 放射線被ばく評価の単位 「シーベルト」 への疑問 いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-9ead.html

◆「確定的影響」と「確率的影響」の区分はインチキ
 放射線被曝を原理的に考えれば、放射線被曝はすべて「確定的影響」をもたらす、ルーレットのような「確率的影響」などではない。放射線の当たり所が悪かったり、個体ごとに具体的な症状がでるかでないか、の違いがあるだけで、放射線被曝は必ず生物の体のどこかを破壊している。特に内部被曝は決定的に破壊する。それは「確率的」ではなく「確定」だ。「的」でもない。また、放射線被曝は、体内に活性酸素を生み出し、健康を壊していく。これも「確定」だ。

◆「生物学的半減期」などは個体差が大きく一概には言えない(つまり「生物学的半減期」などアテにならない)。どうしても数値にしたいのなら、なかなか体の外に放射性物質を排出できない、もっとも「生物学的半減期」の長い人の数字(にアローワンスを加えて)を使え。「生物学的半減期」は内部被曝の放射線防護の在り方に大きく影響する。

(7)最後に
 福島原発事故からの避難者の方々には、どうか気持ちを強く持ってほしいと願っています。みなさまの判断は全く正しい。間違っているのは、日本の政府・政治・自治体・行政・司法裁判所や日本社会であって、みなさまではありません。そして、ともに手を取り合って、この理不尽と闘っていきましょう。

(関連)(別添PDFファイル)福島の避難解除要件 柔軟化、政府、新設の「特定帰還居住区域」(朝日 2023.8.16)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15717788.html

(上記は8/16日付の朝日新聞記事ですが、こんなものにたぶらかされてはいけない、ということです。「特定帰還居住区域」は被ばく危険ゾーンです。放射線被曝は超ミクロの世界で起きるので、長期にわたり人間の五感には感じません。しかし、放射線被曝は放射線の巨大なエネルギーが人間の体の細胞をつくる分子の結合を破壊するわけですから、内部被曝の場合には、時間がたつにつれて徐々に徐々に確実に人間の体が放射線で壊されていき、やがて自覚症状となって現れてきます。しかし、自覚症状が出た時は、もう「末期的状態」(手遅れ)だと思ってください。そして放射線被曝による健康被害を治療する方法はなく、生殖器が被曝していれば、子々孫々に遺伝的影響が及ぶことになるでしょう。放射線被曝は徹底して避ける、それ以外の対応方法はありません。言い換えれば、放射線被曝を生み出す放射能は徹底して閉じ込める、ということです。原子力ムラ代理店政府の「安全安心キャンペーン」にだまされてしまったら全ては終わりです。:田中一郎)


2.核廃棄物の海洋投棄と福島第一原発汚染水・トリチウム(ロンドン条約・ロンドン議定書はどうした!?)

(1)「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の永田文夫さんからのメール

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<放射線は人種差別をしない。白人のDNAを放射線は切断することを知りながら、なぜ、アメリカは汚染水の放出を認めるのか と思います。>

この件について,ご存知の通り六ヶ所再処理工場のアクティブ試験におけるトリチウム海洋放出状況は日本原燃の資料によると
2006年度約 500兆Bq
2007年度約1300兆Bq
2008年度約 360兆Bq 
合計    2160兆Bq
 を海洋へ放出しました。(年平均約720兆Bq)

福島第一原発の敷地の貯槽には2020年段階で合計約860兆Bq存在しているとされています。これを毎年約22兆Bq海洋放出し約40年で放出終了させる予定のようです。1年の放出量で比較しますと約33倍濃いトリチウム汚染水を3年間にわたり放出したことになります。原発の基準値6万Bq/Lの2800倍の高濃度汚染水を放出したことがありました。

福島の汚染水が放出できないことは,六ヶ所再処理工場の操業は無理ということになります。そんなこともあり,国は躍起になり海洋放出しようとしている側面があるように思います。

それにしても再処理工場から福一汚染水よりも大量のトリチウムが発生して海洋放出されました。その影響について公的資料から追跡したものが以下です。(表面のみ)
 http://sanriku.my.coocan.jp/osenmap.pdf

米国には再処理工場がハンフォードを含め11工場があり(2006年時点)ました。過去形なのはみな運転終了しているからです。ハンフォードにはそのうち4工場があり1944年運転開始1958年終了しておりますが(長崎原爆のプルトニウムがここで抽出されました。)

その間ウラン使用済燃料を82000トン再処理しています。六ケ所は425トンですから約193倍再処理されたことになります。

*使用済燃料の燃焼度によりトリチウムの発生が異なってきますが,そこは不明なので概算で比較してみます。

米国でもトリチウムは除去できませんので,再処理の過程で環境放出されたはずです。ハンフォードには212000m3の高レベル廃液が149の地下タンクに貯蔵され,そのうち72個のタンクから廃液が漏れ出したとのことです。日常的に中低レベルの廃液が敷地内溝等に捨てられてきたとのことです。これらの汚染水は近くを流れるコロンビア川へ流出したはずです。
 https://www.hiroshimapeacemedia.jp/abom/nuclear_age/us/020224.html
 https://tank-accident.blogspot.com/2014/03/blog-post_25.html

現在もハンフォードではこの汚染の防止対策に追われているとのことです。当然トリチウムも大量に放出されているはずです。

このようなことから米国は,福島汚染水の海洋放出に何も言える状況にないのだと思います。また米国のジェネラルエレクトリックGE社の技術による原発の事故であり,責任上からも何も言えないのではないでしょうか。米国の核汚染の実態は大変酷い状況のようですし。

○ 韓国の医師のハンギョレ新聞への投稿 7/28「安全なら海に捨ててもよいのか」
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a73d92a4788ea6d3889385ce5ca654bf72b36ca5

「・・・・・・・・・・・・・・・もちろん福島第一原発事故は一回限りの事件だ。しかし原発事故は絶えず起きており、今後も起きるだろう。人間は失敗する存在であり、今後1千年に1度あるかないかの豪雨、豪雪、暴風、猛暑、寒波、地震もいつでも襲ってくるはずだからだ。膨大な数の原発が稼動中であり、今後さらに多く建設される中国東海岸はもちろん、韓国でもいつでも福島のような事故が起こり得る。これが現実だ。

稲は実るほど頭を垂れる。科学もそうだ。知れば知るほど知らないことが増え、私たちが知っていることは真実の近似値に過ぎないことを悟るからだ。医学もそうだ。数年間にわたって数千億ウォンをかけて数千人に試験した新薬が発売され、その後に致命的な副作用が見つかったことは一度や二度ではない。科学の名で他人の無知を批判したいという誘惑にかられた時は、まず自分が十分に知っていのるかを振り返ってみるべきだ。

政府与党が先頭に立って汚染水の海洋放出の安全性を擁護しているのは、おかしなことという次元を超え、超現実的だ。日本の立場を理解したとしても、それは日本政府がなすべきことではないのか。私は、今回のことが悪い先例となって放射性物質の海洋投棄が日常化するのではないかという恐怖を感じる。人類が気候や環境の問題に対処できず絶滅に向かってひた走っているのは、将来を考えず、当面の利便性を追求する態度が日常化しているからではないのか。目の前の政治的有利・不利を問うのではなく、自国か他国かを問わずより多くの人を保護するために、北東アジア、いや世界の指導者たちが膝を突き合わせる「大きな政治」を期待することはできないのだろうか。」

*私はこの海洋放出については,前にもお知らせしましたが、福島原発事故後,核施設も環境基本法の管轄になったのにかかわらず。全く環境基本法の視点が抜けている。マスコミもこのことを報道しないことが疑問です。未だに核施設は依然として特別扱いです。他の化学工場などで仮に青酸カリや水銀を薄めて流して安全だから良いという理屈は通りません。環境基本法の理念(第3条〜第5条)から,放射能の海洋放出は許されないはずです。
 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=405AC0000000091
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(2)私からの返信
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残暑お見舞い申し上げます。
上記のテーマ(核廃棄物の海洋投棄)について、2点ばかり簡単に申し上げます。

<1>アメリカだけではなく、ロシア(旧ソ連)とイギリスもひどい、フランスもおそらく同じ

 軍事関連の核廃棄物の海洋投棄については、アメリカだけでなく、核兵器保有国のロシア(旧ソ連)、イギリス、フランスもまた同じで、民間施設とは比べ物にならないくらいの大量の核廃棄物を海に捨てているものと思われます。軍事機密なのではっきりしませんが。

 アメリカ=太平洋、ロシア(旧ソ連)=北極海、イギリス=大西洋、フランス=おそらく南太平洋
(昔、この軍事施設関連の核廃棄物の海洋投棄のレポートを見たことがあります)

◆歴史は繰り返す – ロシアの核廃棄物投棄と福島第一原発の放射能汚染水 - 国際環境NGOグリーンピース
 https://www.greenpeace.org/japan/campaigns/story/2021/11/12/53756/

<2>加圧水型の原発は沸騰水型の原発の100倍以上のトリチウムを環境放出する

 玄海原発や泊原発の周辺地域は、この原発放出トリチウムが原因と思われる白血病が多発しています。何故、加圧水型の原発はトリチウム放出が多いのかは、別添PDFファイルの原子力資料情報室の上澤千尋氏のレポートをご覧ください。また、実際の加圧水型の原発別のトリチウム放出量は下記を参照。

◆(別添PDFファイル)福島第1原発のトリチウム汚染水(上澤千尋 『科学 2013.5』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxfMw1aEJgxAwKos?e=YGQEPE

◆その危険が過評価されてきたトリチウムの影響:広島2人デモ
 http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20150627.pdf

 中共中国や韓国も加圧水型の原子炉が主流ですから、トリチウムの環境・海洋放出はすさまじいものがあります。他国のことに口出しするのなら、自分の国の原発が放出しているトリチウムにも言及しろ! ということです。

(関連)中国原発の廃水と福島の汚染水は根本的に異なる 中国権威機関
 https://tinyurl.com/3bjwezc3

(一部抜粋)
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福島原発事故の処理廃水と通常運転する原発の廃水には本質的な違いがある。第一に発生源が異なり、第二に放射性核種の種類が異なり、第三に処理難度が異なる。福島原発事故の廃水は、事故後に溶融した炉心に注入された冷却水と原子炉内に浸透した地下水や雨水であり、溶融炉心に存在する各種の放射性核種を含み、処理難度が高い。一方で通常運転で生じる原発廃水はプロセス排水や地表排水などが中心で、微量の核分裂性核種を含むものの国際基準を厳格に順守しており、利用可能な最高の技術で処理され、厳格な監視・測定を通じて基準を満たしたものを計画的に排出している。排出量も規定の基準値を大幅に下回る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)中国は海洋放出に猛反発! 福島原発「処理水」と「汚染水」認識のズレはどこに?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/326037

(両者に違いがあるのはわかるが、しかし、両方とも環境を汚染する放射能であることに違いはない。また、上記の後半部分を中共中国が国際社会に理解してもらいたいのであれば、その内容の詳細を情報公開することがまず第一のなすべき事。これをしないまま、いくら国際基準を守って安全で・・・・・どうのこうの言ったところで、説得力はない。同じ穴のムジナ、ではないか。:田中一郎)
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(3)ロンドン条約、及びロンドン議定書
 「廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約(通称:ロンドン条約)」及び「1972年の廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約の1996年の議定書(通称:ロンドン議定書)」という2つの国際条約に従えば、今般の福島第一原発の汚染水海洋投棄は、この国際条約に違反しているのではないかと思われます。日本の法曹界は、この問題について見解を示していただきたい。(違反ではない、というのなら、かような条約はほとんど意味がないどころか、環境汚染防止の観点からは「有害無益」と思われる。何故なら、きちんとした国際条約締結の妨害となるからだ(御用組合のようなもの)。

◆ロンドン条約及びロンドン議定書|外務省
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ge/page23_002532.html

(関連)ロンドン条約 - ATOMICA -
 https://atomica.jaea.go.jp/dic/detail/dic_detail_2040.html

(関連)海事:IMO(国際海事機関)の概要 - 国土交通省(ロンドン条約事務局)
 https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk1_000035.html

(加盟国に注意が必要)
◆ロンドン条約およびロンドン条約96年議定書加盟国一覧(2003年6月)
 https://www.env.go.jp/council/content/i_05/900425113.pdf

(4)青森県 大竹整形外科院長 大竹進さんからのメール

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ヒラメのトリチウム迅速分析
大竹整形外科 院長 大竹進

水産庁は、8月からトリチウムに関して海産物の迅速分析を始めました。8月8日に福島沖で採取されたヒラメの筋肉のトリチウム濃度は不検出(検出限界値 8.76Bq/L)と報告しました。ヒラメの筋肉には、水分として存在する組織内自由水トリチウムと、炭素とトリチウムが結合した有機結合型トリチウムがあります。

今回の分析は、抽出した水分から有機物を取り除いて測定するもので、組織内自由水トリチウムだけを測定していると思われます。有機結合型トリチウムは植物プランクトンや海藻が、海水中に含まれるトリチウム水と二酸化炭素から光合成することで作られます。アオサをアワビや甲殻類が食べ、植物プランクトンを小魚が食べて食物連鎖します。

一方、六ヶ所村の環境科学技術研究所は長期間ヒラメの有機結合型トリチウムを測定しています。その濃度は0.1~0.6 Bq/kgで、大量のトリチウムを放出した時期には2~6倍に上昇しています。迅速分析結果は六ヶ所村の分析に比べて検出限界値が大きく、「不検出」には意味がないことがわかります。

「科学的」という評価について専門家の中でも意見が分かれているのは、有機結合型トリチウムについてです。国や東電が「科学的に安全」というなら「有機結合型トリチウムを正確に測定してから」宣言してほしいと思います。有機結合型トリチウムの測定方法が難しく簡単に分析できないという問題があります。分析方法が進歩しない限り「科学論争」は続きます。

図が入ったwordも添付します。

◆(別添PDFファイル)ヒラメのトリチウム迅速分析(大竹整形外科院長 大竹進 2023.8)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxbaIulPL8bdkIBm?e=iUwjrx

(追)もっと詳しく知りたい方は、以下もご覧ください。以下も拡散大歓迎です。
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トリチウム水と有機結合型トリチウム(OBT)  大竹整形外科 院長 大竹進
医療ガバナンス学会 (2023年7月27日 06:00)
http://medg.jp/mt/?p=11777

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大竹進:トリチウム汚染水の海洋放出をやめさせよう!~中学校理科の知識で考える
https://note.com/otake_susumu/n/ne3dbb609fa4b

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UNSCEAR 2016
https://www.unscear.org/.../publ.../UNSCEAR_2016_Annex-C.pdf

DNAの水素結合がトリチウムで置き換わった時の問題については、175.でCarsten論文を引用していました。これは1979年の論文で、最近の研究については調べていないようです。

最近の論文では、以下がありました。
藤原進:「置換トリチウムのβ崩壊に伴う高分子・DNA構造変化の分子シミュレーション」分子研レターズ 84 September 2021 https://www.ims.ac.jp/publications/letters84/84_15.pdf

トリチウムによるDNA 損傷のメカニズム――二本鎖切断の蛍光顕微鏡観察およびシミュレーション
https://www.jps.or.jp/.../2022/01/77-01_035_researches3.pd

Carsten [C11] discussed the possibility that such effects would be manifest in humans after ingesting HTO or OBT as food. He suggested that the risk was small enough to pose no significant hazard, primarily because only 2% of the hydrogen atoms in DNA were located at the 5-position of the cytosine ring and damage would be minimal. Feinendegen and Bond [F3] reached the same conclusion-that “the effects of intracellular tritium are overwhelmingly due to beta irradiation of the nucleus” and “transmutation effects do not produce a measurably increased effect under most conditions.” The United Kingdom Advisory Group on Ionising Radiation (AGIR) [H16] came to a similar conclusion. If DNA damage in mammals did occur from transmutation, it is unlikely that it could be distinguished from radiation-induced damage and thus would be already accounted for in measured RBE values.

Carsten [C11] は、HTO または OBT を食品として摂取した後にそのような影響がヒトに現れる可能性について議論した。 彼は、主に DNA 内の水素原子のわずか2% がシトシン環の 5 位に位置しており、損傷は最小限であるため、リスクは十分に小さく、重大な危険を引き起こすことはないと示唆しました。 Feinendegen と Bond [F3] は同じ結論に達しました。「細胞内トリチウムの影響は、圧倒的に核のベータ線照射によるものである」そして「核変換効果は、ほとんどの条件下で目に見えるほど増加した効果をもたらさない」というものです。 英国電離放射線諮問グループ(AGIR) [H16] も同様の結論に達しました。 哺乳類の DNA 損傷が核変換によって起こったとしても、それが放射線誘発性損傷と区別できる可能性は低く、したがって測定された RBE 値ですでに説明されているでしょう。

C11 Carsten, A.L. Tritium in the environment: isotopic effects and transmutation. pp.419-458 in:
Advances in Radiation Biology (J.T. Lett and H. Adler, eds.). Academic Press, New York, 1979.

F3 Feinendegen, L.E. and V.P. Bond. Transmutation versus beta irradiation in the pathological effects of tritium decay. pp.221-231 in: Tritium (A.A. Moghissi and M.W.Carter, eds.).
Messenger Graphics, Phoenix, 1973.

H16 HPA. Review of risks from tritium. RCE-4. Health Protection Agency, Chilton, 2007.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(5)私から大竹さんに返信
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この情報は重要だと思いますので、拡散させていただいていいでしょうか?

私は有機結合型トリチウム(OBT)は、海藻類の光合成以外にも生成するプロセスがあるように思います。

分子生物学者の福岡伸一氏は、あらゆる生物の体を構成する分子は、すべて一定期間の間に全部入れ替わる、と言っています。ともあれ、大竹様がおっしゃるように、トリチウムを含めて、福島沖近海で獲れる水産物のすべてについて、しっかりとした放射能汚染モニタリング(トリチウム以外、特に放射性ストロンチウムなどのベータ核種)の体制が、全面公開・第三者検証付の形で創られない限り、政府の「安全安心キャンペーン」は信用されないでしょう。
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(6)福島第一原発汚染水の海洋投棄関連

a.鮮魚空輸事実上ストップ、輸出増にも影…処理水放出計画 - 毎日新聞
 https://onl.tw/mJAu1h8

b.鮮魚空輸事実上ストップ、輸出増にも影…処理水放出計画 - 毎日新聞
 https://onl.tw/ksnwhXh

c,迫る「処理水」の海洋放出 ヘリから見た福島第一原発の今 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=eV1eK2c7jjg&t=611s
草々

2023年8月21日 (月)

これはひどい 個人情報が中国にじゃじゃ漏れの作業再委託、年金機構と厚労省の幹部は国会で虚偽答弁:日本人の「マイナンバーと年収情報」はこうして中国に流出した(岩瀬達哉『週刊現代 2023.7.1,8』)+ 直近のマイナ・マイナス情報

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(緊急署名)署名用紙:原発事故は国の責任です
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhwk-e5vZyxuGe1pK?e=PbhVkP

(昨年の6/17最高裁判決を撤回させ、最高裁に上告中の「ノーモア・フクシマ いわき市民訴訟」について、口頭弁論を開くことを要請する署名です。可能な限り多くの署名を大至急で集めていただき、いわき市民訴訟の方にお送りください。よろしくお願い申し上げます。:田中一郎)


2.イベント情報

(1)(チラシ)(8.25 & 10.6)福島原発かながわ訴訟 第1陣控訴審(結審)(東京高裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhwDMLIoEpNZpsjIM?e=yiTMSO

(2)(チラシ)(10.9)福島原発かながわ訴訟を支援する会 第10回総会&記念シンポ(神奈川県民センター)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxGgwYn6hmQz7eyC?e=Em6iZE

(3)(チラシ)(8.26)STOP! 東海第二原発再稼働 いばらぎ集会(水戸市)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhxJIA-j0QCxq8W6c?e=q7hQrF

(4)(チラシ)(8.26)STOP東海第2 いばらぎ大集会バスツアー(窓口:たんぽぽ舎)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhn1xHGhX_NZAJZqV?e=Whyzc0

(5)(8.27)東電テレビ会議 49時間の記録 « Morc阿佐ヶ谷
 https://www.morc-asagaya.com/film/toden49/
(まだご覧になっていない方は、この機会を見逃さず是非ご覧ください。この日は小出裕章さんがアフタートークします) 


3.キャンペーン

(1)2023年「防災の日」に追悼文を出して #ヘイトクライムを抑止しよう · Change.org
 https://tinyurl.com/2rdx7hms

(2)繁殖中のアオバズクの棲む川戸の森の、危険を伴う伐採を止めて! · Change.org
 https://tinyurl.com/4fntbvbs

(3)お知らせ· 7月31日の弁論・報告集会の模様が報道され、めぐろ被災者を支援する会は区役所前宣伝を実施 · Change.org
 https://tinyurl.com/mu84fpy4
(署名がまだな方は、サイト上段の「署名のページ」をクリックして、署名の方もよろしくお願い申し上げます。:田中一郎)


4.的を射た時事評論

(1)(別添PDFファイル)自民党支配で完全に底抜け…歴史も国家も消え、米国隷属だけが残った(適菜収 日刊ゲンダイ 2023.8.19)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/327737

(2)(別添PDFファイル)総与党化に「戦前」の気配:ジャーナリスト 鮫島浩さん(毎日 2023.8.18夕刊)
 https://mainichi.jp/articles/20230818/dde/012/010/004000c

(鮫島浩さんという人物は、元朝日カバカバ新聞の政治部記者でマスゴミのど真ん中にいた人だったから、私の印象はよくなかったけれど、退職して独立してからの言動には注目すべきものがあり、まるで別人のような雰囲気です。著書もあるようですので、そのうちに目を通してみようと思います。:田中一郎)

◆(お勧めの新刊書)新しい戦前 この国の“いま”を読み解く-内田樹/著 白井聡/著(朝日新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034506559&Action_id=121&Sza_id=A0

(今が戦後日本で最悪だ、というのが両著者の共通認識だそうです。私もそう思います。政治家や官僚の劣化は申し上げるまでもありませんが、この国の有権者・国民がここまでダメだったことはこれまでなかったことでしょう。そのダメ有権者・国民が日本破壊の先頭に立つ政治家たちを毎回の選挙で選出しています。その典型が世襲議員、故安倍晋三とその一派、そして維新です(白井聡氏が聞いた話では、自民党の公募で集まってくる議員候補はどうしようもなく質の悪い政治ゴロツキのようなのがほとんどで、世襲議員の方がよほどマシ、だそうです。わかるような気がします。維新もそうでしょう)。時代を切り開ける「ホンモノの野党」再生が強く望まれます。内田樹氏の発言には首をかしげる箇所も多いし、白井聡氏の物言いの仕方には「おやっ?」と思うところもありますが、それ以上に注目すべき議論がたくさん展開されています。必読書として皆様にお勧めいたします。お二人の対談書はこれで3冊目だそうです。:田中一郎)


5.「日本維新の会」は日本破壊勢力の先兵=現代のファシスト=その実態を知らずにこんな政党に投票をする人間は「ドアホ」なり

(1)「日本維新の会」また炎上! 新マスコットに「歴史を知らんのか」とツッコミ殺到|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327796

(2)維新、国民が改憲シンポ 共同歩調アピール:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/271257
(まもなくつぶれてなくなる予定の国民民主党、「日本維新の会」に入れてもらったらいかが? 我々は「同じ連中」と見てますよ)

 <これが維新(日本維新&大阪維新)を代表する方々です>

◆【独自】維新・梅村みずほ議員の処分にウィシュマさん遺族「発言の撤回・謝罪を」- TBS NEWS DIG
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/508083?display=1

◆《維新が除名処分》〈一回えっちさせたる〉維新・大阪府議団 笹川理代表のセクハラ・ストーカー疑惑に新証拠 性的関係要求か 「週刊文春」取材申し入れ直後に辞意(文春オンライン)
 https://bunshun.jp/articles/-/63354

◆【日本維新の会】維新支持層を浮かび上がらせた「長谷川豊発言」貧富の格差を分断へと転化|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/302193

◆酔って「戦争」発言の丸山穂高議員、過去に飲酒暴行 - 日刊スポーツ( 維新除名)
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201905140000014.html

◆維新、元県議逮捕に「遺憾」、愛知リコール偽造問題で:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASP5M6HDKP5MUTFK01X.html

◆大阪池田“サウナ市長” 血税で吉村知事懇親会参加のドケチ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/288836

(上記以外にも、まだまだ「ごりっぱ・はっぱ・ぱっぱらぱー」な方々が維新(日本維新&大阪維新)にはいらっしゃいます)

(再掲:党首にしてからがコレだからネ)

(1)日本維新の会は「第2自民党」だった 馬場伸幸代表が異例の「自白」…その狙いは何なのか?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/265162

(2)維新馬場代表、社会福祉法人 疑惑の乗っ取りを告発(『週刊文春 2023.8.17/24』)
 https://bunshun.jp/articles/-/64997


6.原子力業界から自民党にカネが行く
 本音はコレか?「原発はおいしいでっせ、3日やったらやめられまへん、原発は危ないだって? そんなことはわしらは知らん、安全優先・安全優先と言うとけばいいねん、どうせ選挙になったらわしらに投票しよるさかいにな」

(1)甘利経済再生相パーティー券、電力9社覆面購入 via 朝日新聞 - The Atomic Age
 https://tinyurl.com/yc2ahwbp

(2)原発推進の9電力会社役員206人-自民に献金2800万円-やらせメールの九電も157万円-09年
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-16/2011071615_01_1.html

(3)東京電力ホールディングス - 政治家との繋がり - わかりやすく解説 Weblio辞書
 https://onl.sc/EsCjNGS


7.日刊IWJガイド・非会員版「日米韓首脳会談で『日米韓の安全保障協力を新たな高みへと引き上げる』との共同声明を発表! 東アジアでのミニNATO創設との懸念!!」2023.8.21号~No.3994号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52657

(IWJの会員になって、このネットジャーナリズムを支えつつ、偏りのないしっかりとした国内外情報をゲットしませんか?)
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「これはひどい 個人情報が中国にじゃじゃ漏れの作業再委託、年金機構と厚労省の幹部は国会で虚偽答弁:日本人の「マイナンバーと年収情報」はこうして中国に流出した(岩瀬達哉『週刊現代 2023.7.1,8』)+ 直近のマイナ・マイナス情報」をお送りいたします。今日は私主催の「新ちょぼゼミ」なので、簡略モードで失礼いたします。どうかご容赦を!

(前回)「マイナンバー・パラノイア」翼賛政権がもたらす「デジタル管理ディストピア」=プライバシー丸裸で政治政権が個人情報を好き勝手に使い、他方で「成りすまし犯罪」多発の「自己責任社会」(責任被害者押しつけ社会)が誕生する- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-e8d402.html


1.(別添PDFファイル)日本人の「マイナンバーと年収情報」はこうして中国に流出した(岩瀬達哉『週刊現代 2023.7.1,8』)
 https://gendai.media/articles/-/113087

 <上記関連のネット上の記事>

(1)中国にマイナンバーと年金情報が「大量流出」していた…厚労省が隠蔽し続ける「不祥事」の全容(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cc25f79ca2c1e109461c20c1508f8bd496572996

(2)【追及スクープ】日本人500万人のマイナンバーと年収情報は、池袋の一室から中国の工場に「丸投げ」されていた(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3bc5b1231e8448a81a5ae810142777eb4c039321

(3)【追及スクープ】マイナンバー500万人分を中国に流出させた「実行犯」のヤバすぎる告白
 https://gendai.media/articles/-/113680

(4)500万人のマイナンバー「中国流出」の口止めに支払われた2億5000万円の血税(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c6fa61d3e8360ae150bdbf4d5725d6aab81cb362

(政治や行政が劣化して「自滅型没落途上国」となった現代ニッポンには「マイナンバー制度」も「マイナ保険証」も危険な代物です。マイナカードもマイナ保険証も「返上」いたしましょう。この制度は廃止以外にありません。今現在、マスごみ情報に乗って騒いでいる泉健太立憲民主党もまた、同じ穴のムジナ、です。そもそも「マイナンバー制度」創設は民主党政権の時代からスタートしています。推進役の筆頭格が 岡田克也(立民)と古川元久(国民)です。私たち有権者・国民は、もっと政治家・国会議員・地方議員を「ちゃんと選ぶ」ことを真剣に考えないと、いずれ、かつての大日本帝国のように滅亡してしまいます。ことは「マイナンバー制度」や「マイナ保険証」だけの話ではありません。:田中一郎)


2.こっちもひどい=日刊ゲンダイが報じるように、マイナカードを持っていない人が苦労させられるよりも、マイナカードを持っている人の方が大変なことになりそうです。対策は、マイナ保険証はまずは返上、いっしょにマイナカードも返上、です。

(関連)衝撃!ひも付けなしで利用不能40万人 来年秋は「マイナ保険証」保有者の無保険扱いラッシュ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327735

(関連)マイナ保険証ひも付け未了36万人の元凶はポイント事業 7500Pゲット=利用登録と勘違い続出?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327792

(関連)約40万人ひも付けされず…マイナ保険証“未登録”国が調査(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/709c04855d9150168711e0e90354f68208069e62


3.さらに追い打ち、マイナンバー日本破壊

(1)(別添PDFファイル)マイナ保険証 70歳以上の負担割合、370医療機関で誤表示(東京 2023.8.10)
 https://tinyurl.com/3du6dyy7

(2)「資格確認書」利用で窓口負担増の“ペナルティー”を政府検討 露骨な格差に識者も怒り露わに|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327536

(3)マイナ保険証問題とガソリン高は「財界」の意向…岸田首相は「消費増税」も言いなりか?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327469

(4)情報共有する病歴選べず マイナ保険証、3区分ごとに同意:朝日新聞デジタル
 https://onl.tw/MS41yFn

(5)知らぬ間に年金口座が紐づけられることも…知っておきたい「マイナカードの落とし穴」 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/64621

(6)法改正でマイナンバーを人に知られると「これだけの実害」が!公的個人認証はiPhone未対応の残念ぶり - マイナンバーカードの落とし穴 - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/327577?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=2023summer

(7)「マイナ保険証」登録後に解除可能へ…ゴリ押し河野デジタル相に厚労省が“NO”のクーデター|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327421

(8)「マイナ事務負担重い」90% 全市区町村アンケート、不安も:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/269631

(9)マイナ保険証で窓口負担異なるトラブル続出 規模不明、厚労省調査へ:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASR8L5RLHR8BUTFL009.html

(10)河野デジタル相「閣僚給与3カ月分返納」はたった35万円…あまりに姑息な“大甘けじめ”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327600

(河野太郎=今がもし江戸時代だったら、こいつは、市中引き回し・獄門はりつけ・首さらし、になっていただろう。今の時代はそれは無理だが、しかし、せめて二度と同じようなことができぬよう(このままのさばらせば他の分野でも同じようなことを繰り返すに違いない)、国会・政界から追放いたしましょう。河野太郎を廃止せよ!:田中一郎)


◆マイナ保険証は誰のため? なぜ政府は普及を急ぐ? 理解できない“不合理”政策の謎 連載:野口悠紀雄のデジタルイノベーションの本質|FinTech Journal
 https://www.sbbit.jp/article/fj/119848

(あ~ら、「市場原理主義アホダラ教」布教司祭の野口センセ、あなたもマイナ保険証に反対でございますか、どうぞよろしくお願い申し上げます。:田中一郎)


4.デジタル庁より「デジタル監視庁」を創設せよ - 元文春編集長が「今」語りたいこと - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/327733

(ついに私と同じことを言う人が現れました。「デジタル監視庁」(「デジタル規制庁」と同じこと)の外殻に「3条委員会」として「個人情報保護委員会」(実働部隊付)と「デジタルサービス・ユーザー保護委員会」(オンブズマン機能兼務)を創設し、「デジタル監視庁」とともに、公正・公平で基本的人権を守るデジタル化対応体制を早急につくる必要があります。また、「デジタル庁」なんぞをつくって「デジタル化」を統合・中央集権化するのではなく、それぞれの官庁や自治体が、それぞれの創意工夫をしてデジタル化をしていけばいいのであって(分権分散ネットワーク型)、特定の「政商」デジタル業者が利権まみれで「デジタル庁」行政を私物化していくような体制は、早急に解体すべきです。おわかりですか、泉健太立憲民主党! :田中一郎)


5.日本の司法・裁判所は機能せず
 衆議院選挙の時に、最高裁判事の国民審査投票で、白紙投票をするからこうなるのです。常々申し上げているように、最高裁判事候補全員に「×××××」をつけて投票して下さい。当面、1000万票以上の「×××××」が出てくれば雰囲気は変わってきます。自公政権や維新などに有権者・国民が甘く見られているように、日本の司法・裁判所からも有権者・国民はバカにされています。なお、日本の司法・裁判所の抜本改革については、「新ちょぼゼミ」で取り上げて、現在、プレゼンを続けています(下記「いちろうちゃんのブログ」参照)。よかったらご参加ください。

(1)“マイナンバー制度 憲法違反でない” 集団訴訟で最高裁初判断 - NHK - マイナンバー
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230309/k10014003271000.html

(2)マイナンバー制度違憲訴訟 最高裁が初の合憲判断
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000290823.html

(関連)(拡散希望)(報告)(7.20)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第1回目):日本国憲法の「司法」関連条文から裁判や裁判所の抜本改革を考える(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-c71de4.html
草々 

2023年8月20日 (日)

(予約必要)(10.11)オルタナティブな日本をめざして(第92回):「どうした、どうする、NHK」(長井曉さん:新ちょぼゼミ)(2023年10月11日)

前略,田中一郎です。
(2023年10月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)


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◆(別添PDFファイル)(チラシ)(10.11)オルタナティブな日本をめざして(第92回)「どうした、どうする、NHK」(長井曉さん:新ちょぼゼミ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhwgZs51m7bBg5iv4?e=sL4LSY

 2001年1月、NHK教育テレビのETV2001「シリーズ 戦争をどう裁くか 第2回問われる戦時性暴力(従軍慰安婦問題)の放送内容に、自民党の安倍晋三・中川昭一両議員から事前に注文を受けたNHK幹部が、現場に番組内容の改変を命じた事件から早20年。2005年にこの事件の内幕を告発し、その後NHKを去った元チーフ・プロデューサーでジャーナリストの長井曉さんに、今回は「公共放送としてのNHK問題」を論じていただきます。「公共放送と銘打ってはいるものの、実際には予算と人事で 国会承認を必要としているため、いざ政権与党の中に放送内容に介入することも辞さない政治家が現れた時、その圧力に対してはあまりにも脆弱なのがNHKの実態だという。そして今、そのNHKで番組内容への権力の介入が再び常態化しているという」のです(「VIDEO NEWS」より)。皆様とともに今回の講演会を通じて、今後のNHKの在り方や公共放送のあるべき姿を考えてみたいと思います。是非ご参加ください。なお。当日は最初の1時間で主催者より別テーマのプレゼンを行います。

講 師:長井暁(ながい さとる)さん
 ジャーナリスト、元NHKチーフ・プロデューサー
 1987 年東京学芸大学教育学部卒業。同年NHKに入局。 2005年、ETV 2001「戦争をどう裁くか」(2001年1月30日放送)の自民党幹部からの圧力による番組改変を内部告発。その後、NHK放送文化研究所主任研究員などを経て 2009年退職。以後、東京大学大学院客員准教授などを歴任し現在に至る。


 <次 第>
日 時:2023年10月11日(水)18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 
参加費:(資料代含む)800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分:水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、
 グローバルスポーツビル、セブンイレブン、鉄建建設ビルを過ぎて、次の交差点(酒屋)を右折、
 ケバブ店(今は空き家)の隣

 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: tanpopo3238@yahoo.co.jp  URL: http://www.tanpoposya.com/    

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください


 <関連サイト>

(1)暴かれた真実 NHK番組改ざん事件
 http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-5642-2.htm

(2)NHK番組制作局、チーフ・プロデューサー 長井暁さんの記者会見発表全文
 http://www.moo-azumino.com/main/Diary/kakono_nikki/nhk.html

(3)柴田鉄治のメディア時評|長井氏の退職、NHKは恥ずかしくないのか|マガジン9 - マガジン9
 http://www.magazine9.jp/article/shibata/7454/

(4)権力からの圧力で番組内容が歪められてしまうNHKのままではいけない/長井暁氏(ジャーナリスト、元NHKチーフ・プロデューサー)(ビデオニュース・ドットコム) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/06fd78cdd30638260fe8aafeead614afe863d2d9

(5)NHKに再び何が起きているのか(長井暁ジャーナリスト、元NHKチーフ・プロデューサー ) -マル激
 https://www.videonews.com/marugeki-talk/1053

(6)(社説)前会長の処分 NHKの説明は不可解:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15701845.html?linkType=article&id=DA3S15701845&ref=mor_mail_free_editorial_20230728


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2023)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
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草々

2023年8月15日 (火)

またか日本大学不祥事、今度は薬物汚染(大麻):林真理子理事長新体制に早くもボロが出ている=組織を抜本改革することの難しさなのか、それとも別人による別のタイプの腐敗・堕落なのか? 昔からロクでもなかったこの大学当局は生まれ変われるのか?

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(9.26)オルタナティブな日本をめざして(第91回)「台湾有事と日本外交・日米同盟」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)(2023年9月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-de2e96.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.(9.13)311子ども甲状腺がん裁判 第7回公判(東京地裁)
 https://www.311support.net/


3.(福島みずほさんから)(8.15)20:00〜21:00 でYouTubeライブをやります!
 https://sdp.or.jp/information/20230815/

 <イベント情報>

(1)(チラシ)(8.17)ノーモア・フクシマ いわき市民訴訟最高裁行動&報告集会
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhnGam5rJgBtrcSzi?e=YPINEl

(2)(8.18)原発いらない金曜行動 - 東京・生活者ネットワーク
 https://www.seikatsusha.me/blog/news/20628/

(3)(8.24)<院内集会>行政に聞いてみよう! 4G・5G携帯電話基地局は安全か - 電磁波問題市民研究会
 http://dennjiha.org/?p=16276

(4)(チラシ)(9.12)福島原発さいたま訴訟控訴審 第1回公判(東京高裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhwdFWJInEG5GnX87?e=blCtyO

(5)(チラシ)(9.12)函館市大間原発建設差し止め裁判 第30回公判&報告会(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhl1X4hWZL4aVITEt?e=JyZwWs

◆澤地久枝の新たな提案 - 毎月3日午後1時きっかり、全国いっせいに「アベ政治を許さない」ポスターを掲げよう
 http://www.labornetjp.org/news/2015/1445052266406staff01
(次回は9/3 午後1時、国会前です。今は「アベ政治を許さない」ではなく「キシダ政治を許さない」です)


4.キャンペーン

(1)沖縄意見広告運動
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhn-mGnRJ1lkhqjBE?e=nrUaUN

(2)福島原発事故による避難者の生存権・居住権を守るため、仙台高裁の即時結審に抗議し 弁論再開を求めます。 · Change.org
 https://tinyurl.com/5n6pv7z8

(3)福島原発事故被害者への医療費、及び医療・介護保険料減免
 https://drive.google.com/file/d/1J0tbM9IMtW49ad0l1Tmds_LqhB25zFB8/view


5.夢みる校長先生 - 作品情報 - 映画.com
 https://eiga.com/movie/99854/

(関連)映画「夢みる校長先生」(前川喜平 東京 2023.8.6)
 https://twitter.com/yuga_tetsu00055/status/1687965289764577280


6.モニターから消えた123便 墜落事故を知るJAL社員が託す覚悟:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/y7v6352e

(1985年のこの日航機は「墜落」ではなくて「撃墜」だった!!! ボイスレコーダー・フライトレコーダーの公開裁判提訴中。先般、東京高裁が原告申し立てを却下、歴代政府政権やJAL他の隠ぺい行為を追認しています。現在は最高裁へ上告中です。戦後最大規模の国家犯罪ではないかと思われます。マスコミは毎年「お涙ちょうだい」のゴミ報道を繰り返しています:田中一郎)

(関連)【日航機墜落事故128】激白!納得できるわけない!聞け!ご遺族の声 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=b5ZMWLkTbtA

(関連)青山透子公式サイト 日航123便墜落の真相
 https://tenku123.hateblo.jp/

(関連)(必読新刊書)JAL裁判 日航123便墜落事件-青山透子/著:何故ボイスレコーダーは公開されないのか!? 日航ジャンボ123便は「墜落」ではなく(陸自の練習用ミサイルによる)「撃墜」だったという疑いが濃厚- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/12/post-25c2a1.html

(関連)直言(2019年7月22日)34年間隠蔽されている「日航123便事件」、法廷へ――早大法学部シンポジウム
 http://www.asaho.com/jpn/bkno/2019/0722.html


7.次の国政選挙では「日本維新の会」に投票するって!? あんたバカじゃないの!?
 維新(日本維新&大阪維新)が何をしているか、維新(日本維新&大阪維新)にいる政治家はどんな奴か、よく見るべし。

(1)梅村みずほ議員のウィシュマさんをめぐる「悪質な責任転嫁」と過去の発言との同型性(ニューズウィーク日本版)- Yahoo!
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d2ad911b133dc6193179e9845eee1f527c1773

(2)酔って「戦争」発言の丸山穂高議員、過去に飲酒暴行 - 社会 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201905140000014.html

(3)愛知県知事のリコール署名偽造容疑 団体の事務局長(元維新)ら4人逮捕 - NHK政治マガジン
 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/60733.html

(4)維新、野党第1党へ攻勢 不祥事続出、「風頼み」に不安も:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023081200274&g=pol

(5)参院選迫るも問題人物しか公認しない? 自分にひたすら甘い「維新精神」全開|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/305849

(6)維新の会は国民ハラスメント集団! 審判が下らなければおかしい|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/306543

(党首にしてからがコレだからネ)

(1)日本維新の会は「第2自民党」だった 馬場伸幸代表が異例の「自白」…その狙いは何なのか?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/265162

(2)(別添PDFファイル)維新馬場代表、社会福祉法人 疑惑の乗っ取りを告発(『週刊文春 2023.8.17/24』)
 https://bunshun.jp/articles/-/64997

(維新(日本維新&大阪維新)にはロクデモナイ実話がネット上に山ほどあるので、近日中にまとめて送ってさしあげます。それにしても泉健太立憲民主党は、こんな「日本維新の会」とついこの間まで国会で「共闘」して、お手てつないで国会に通っていたんですよ。何をやっとるのか、でしょ!? 泉健太立民執行部は責任を取って総退陣するしかないのです。この前の参議院選挙でもボロ負けして、その原因を、自党の候補者を降ろしてまで選挙で応援してくれた日本共産党のせいにしとるわけだから、こんな執行部なら次の国政選挙では立憲民主党はボロ負けや。:田中一郎)


8.次の国政選挙では国民民主党に投票するって!? あんたアホじゃないの!?
 この政党は、御用組合「連合」とともに「第3自民党」をするつもりで、私たち一般有権者・国民のことなどどうでもええらしい。このロクデモナイ政党は、原発推進、マイナンバー推進、日本の軍事態勢推進で、与党の国会提出予算案にまで賛成して、日本破壊勢力の一角を形成している。でも、ここでも泉健太立民執行部は、この国民民主党と、その背後にいる御用組合「連合」に色気を示し、御用学者・山口二郎らと一緒になって、立民・国民・御用「連合」を創ろうとしとるわけです。みんなでこの連中のケツでも蹴飛ばしましょう。

◆(別添PDFファイル)国民民主・玉木氏「アクセル役」発言、自民補完勢力化 加速か(東京 2023.8.4)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/267725

(関連)自民と一部労組「接近」? 国民代表選前に消えない臆測 - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/mr7ucztw


9.日刊IWJガイド・非会員版「ダグラス・マクレガー米元陸軍司令官、多数の死者傷者を出しているウクライナ軍が部隊単位でロシア軍に降伏し『崩壊の瀬戸際にある』と指摘!」2023.8.14号~No.3987号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52638

■【第1弾!「日本のネオコン」東野篤子・筑波大教授が、米国は「ロシアの反応を過度に恐れている」と妄言!】東野教授は、「ウクライナ侵攻における米国の責任は、ロシアの反応を過度に恐れ、(ウクライナが求める武器を提供しないなど)優柔不断な姿勢を取り続けること」だとバイデン政権を批判! 東野教授は第3次世界大戦を求めているのか!? 最も不足しているのは「兵士」だという現状を無視か!? 昨年「プーチン辞任」の予測を外した「ヘボ予言者」筑波大学名誉教授・中村逸郎氏の薫陶を受けたのがアホの理由か!?「ネオコン」のように好戦的な日本「親ウクライナ派」というアホデミック集団の存在が可視化されてきた!(『アエラ』、2023年8月14-21日合併号)

■【第2弾! ゼレンスキー大統領、賄賂スキャンダルで、ウクライナ軍の新兵募集責任者を解任!】兵士の確保に苦慮するウクライナの新兵募集センターで、賄賂をとって徴兵逃れを支援、(『ロイター』2023年8月12日、ほか)
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「またか日本大学不祥事、今度は薬物汚染(大麻):林真理子理事長新体制に早くもボロが出ている=組織を抜本改革することの難しさなのか、それとも別人による別のタイプの腐敗・堕落なのか? 昔からロクでもなかったこの大学当局は生まれ変われるのか?」をお送りします。

日本大学は、昔から大学当局が歪んでいた大学で、1960年代に全国に先駆けて、大学当局の腐りきったような事件が表面化して「日大闘争」がはじまった。一時は当時の古田重二良会頭を相手に数千人の学生が大衆団交を行い、情報公開や理事退任などの約束を勝ち取ったものの(1968年9月:下記参照)、その直後に時の佐藤栄作自民党政権から大学運営への介入があり、学生との約束が反故となった。結局、1968~1970年にかけて燃え上がった大学闘争でも、この大学は生まれ変わることができず、闘争が下火になるにつれて日本大学への関心も薄れていった経緯がある。

(関連)日大紛争 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%A4%A7%E7%B4%9B%E4%BA%89

(日大闘争の経緯を適切に、コンパクトに、記載したサイトを見つけられなかったので、使いたくはないのですが、このウィキペディアで代替します。私は日大闘争を闘った当事者の方々に、当時の記録を歴史的文書として残しておいてほしいと願っています:長いものと要約版の2つ 長いものは下記サイトかな?)

(関連)日大闘争年表   日大闘争年表編集委員会
 https://keitoui.web.fc2.com/nenpyou.htm

(関連)日大闘争ドキュメント 日大全共闘
(このサイトにある「NEXT」をクリックすると年を追いかけて記述が続きます)
 https://keitoui.web.fc2.com/nichidaitousou1958.htm


 この当時の事態の経緯から見えることは、この日本最大の私立大学の運営が一部の理事たちによって私物化され、かつ、日大卒業のOB(及びOB会)や学生父兄の一部も巻き込んで巨大暗黒体制のようなものができてしまい、その「悪の巣窟」のような大学の支配者たちが、自民党を中心とする政治家や、その息がかかった官僚や財界人、そしてあろうことか日本の裏社会(暴力団)などともつながって、歪められた大学運営を続けていたということではないか(私の推測)。そしてその際に、大学内で「弾圧行動隊」として「抗議する学生」潰しに動いていたのが体育会系の各部や右翼集団だった(暴力団ともつながっていたか?)。

私が大学に入学したのは1970年代に入ってからで、かつ地方に所在する大学だったから、日大闘争はおろか、東大闘争など中央や大都市の大学闘争は経験しておらず、その実態を知らない。しかも70年代の学生新左翼や全共闘派の連中の多くはかなり堕落していて、まともに相手にすることもできなかった。全共闘や各新左翼セクトの名前と概要くらいは聞きかじりで知っていたし、東大闘争のこともその経緯は自然に知ったような気がするが、日大闘争のことはほとんど知らないまま、その後7年もいた大学(そのうちの1つは中退)をやっとのことで卒業して企業に就職したとたんに大学闘争は忘却の彼方となった。日本大学も1980年代以降、どう変遷していったのか、全くの無知である。

それから半世紀、私はダメ・サラリーマンとして、だらだらと人生を過ごして(反原発と消費者運動だけは会社に隠れてやっていた)、出がらし・濡れ落ち葉となったところで退職、その退職間際に311福島原発事故を契機にカミングアウトして市民運動・社会運動に飛び込み、あれこれと首を突っ込んでいるうちに第二次とでもいうべき(田中英寿理事長支配下の)「日本大学犯罪」に出くわした。

良識と良心を持った日本大学の構成員やOBらでつくる「新しい日大をつくる会」が、クラウドファンディングで1千万円を超える資金を集めて、田中英寿理事長他の当時の日大経営陣に損害賠償訴訟を提訴していることを知り、その裁判の応援にも加わった。私とたんぽぽ舎で主催する「新ちょぼゼミ」にも「つくる会」のリーダーの方に来ていただきお話をしていただいたこともある。(たんぽぽ舎の事務所は水道橋にあり、その周辺は日本大学校舎がたくさんあるのに、日本大学の学生どもがほとんどこの問題に無関心な様子なのが私には信じがたかった。就職に差し支えるため表立っては動けない、ということなのかもしれないが、私にはそのようには見えなかった。私はこの今日の日大生の姿勢に大変失望している)

(関連)(報告)(2.22)オルタナティブな日本をめざして(第71回):「いま日本大学でなにがおきているのか:日本の私立大学が抱える諸問題」(長沼宗昭元日本大学法学部教授:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/02/post-292236.html


私がその時念頭にあったのが、半世紀前の日大闘争である。田中英寿理事長が日本大学内部でのし上がってくる経緯も、雑誌などの報道で知り、とりわけ気になったのが、田中英寿理事長と裏社会(暴力団)とのつながり、そして体育会系の各部である。アメフト部やラグビー部などが不祥事を起こし、田中英寿理事長の出身母体でもある相撲部もまた、胡散臭かった。これまでの経緯は省略するが、今回、薬物事件が発覚したのは、その体育会系の、まさに「またか!」のアメフト部である。

(関連)《日大前理事長逮捕》権力の秘密は相撲部監督時代の「日大内八百長」にあった なぜ前理事長は“田中帝国”を作れたのか? - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/51334

(関連)名門相撲部OB、“指導”と称した異常な暴力 上下関係がエスカレート「熱したスプーンを腹に押しつけられた」(47NEWS) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c57aa82f47c48ba97422a3b97b0f070928d1f1f7


 下記は今回の日大アメフト部員による薬物事件を報道する週刊誌の記事である。私がこの記事で気になる点が3つある。1つは、薬物を使った学生が最低でも2人いて、そのうちの1人は今回逮捕された学生だが、もう1人は昨年秋に大学に「自分は大麻を吸いました」と連絡をしてきた学生である。その時は、学生の言うことに確たる証拠がないため、厳重注意にして処分も警察への連絡もしなかったという。その時の大学の対応はこれでよかったのかという問題はあるが、私が気になるのは、そのことよりも、薬物を使っている学生は本当にこの2人だけだったのか、という点だ。これについて日大当局はもっとナーバスになるべきではないか。

(関連)(別添PDFファイル)アメフト部「薬物汚染」「林真理子理事長」ですら膿を出し切れない「日大」魔窟に「ドン」の影(『週刊新潮 2023.8.17/24』)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/36462dab6f2123b949545607e116e8ac47d69927

(関連)日大アメフト部にやっぱり晴れない証拠隠滅の疑念 10年前から「部内薬物汚染」の可能性も|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sportsx/327328

もう一つは、記事にある「今回の違法薬物を“OBからもらった”とする情報もある」という記載だ。もしこれが事実だったとすると、これは深刻な問題に発展していく可能性がある。田中英寿理事長の時代にできてしまった裏社会(暴力団他)とのつながりが、田中英寿理事長が退いた後も続いていることになるからだ。今後の警察の捜査結果次第だが、実は上記でも申し上げたように、日大当局と自民党政権・政治家たちとの関係は水面下でどうなっているかよくわからず、日大OBもからんで、警察の捜査そのものを歪めてしまう可能性もないとは言えない。今後は日本大学のみならず、警察に対しても、しっかりと市民が睨みを利かす必要がある。

そして最後の1つは、記事にある次の部分だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「薬物の調査の実働部隊は澤田副学長に加え、学内の競技スポーツ部が担当していました。その部が問題で……」と、別の見解を示す。競技スポーツ部とは、日大本部に属する、運動部を統括する組織のことだ。もちろん、アメフト部も競技スポーツ部所管の一つである。

「そこの部長はゴリゴリの“田中派”で知られています。例えば、理事長時代の田中さんと外部で打ち合わせがあれば、ともに出かけて行って、その後の実務を任されていました。競技スポーツ部はその部長を頂点として、各運動部の指導者たちが部下に連なっている。彼らは皆、田中さんの寵愛を受けた人たちで、“田中派”として組織に残ってしまっているんです」(同)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この記事が事実なら、8月8日記者会見での林真理子理事長の「スポーツ部には遠慮があった」という発言は大問題だと言わざるを得ない。田中英寿理事長時代も、その前の時代も、日大は体育会系の各部が現役・OBも含めて問題となってきた経緯があり、かつ、田中英寿理事長が退いて後も大学内の体育会系が上記記事のようなことだったとすれば、日大改革など「絵に描いた餅」になてしまうであろうことは明らかではないか。まさに今回の薬物汚染は、こうした旧態依然の因縁を放置し、あるいは「触らぬ神にたたりなし」の姿勢を続けてしまった必然的結果なのではないか。

私は、日本大学関係者でもないし、日本大学には何の縁もゆかりもない。組織内部のことなどわかるはずもない。だから今回の事件についても、今後の推移を注意深く見守るしかないが、しかし、今回の薬物汚染問題は、事実関係が明らかになってくるにつれて、新聞その他が騒いでいるように「どうもおかしい、林真理子理事長以下、日大当局・幹部の説明も理解に苦しむ点が多々ある」というのが実際のところではないだろうか。メールの表題にも書いたように、「組織を抜本改革することの難しさなのか、それとも別人による別のタイプの腐敗・堕落なのか? 昔からロクでもなかったこの大学当局は生まれ変われるのか?」ということである。


それから、日本大学の運営に関連して、更に3つのことが私には気になっている。1つは、田中英寿理事長支配の時代に、裁判まで起こして日大の正常化に尽力していた「新しい日大をつくる会」のメンバーが誰一人として理事会に参画していない点である。それどころか、この会が、林真理子理事長以下の現執行部に質問状を出しても、まともに回答すらしていない様子もある。これは一体どうしたことなのか。日本大学をよくしたいという一点で一致できるなら、幅広くさまざまな考え方の人を理事会に迎えて大学運営をしていくべきで、特に「新しい日大をつくる会」の人たちは、今後の日大改革にはなくてはならない人たちのように思うのだが、どうなのか?

2点目は、文部科学省主導による私学改革(大学だけでなく私立学校全部)の動きである。ついこの間まで、大学運営を大学の当事者から奪い取り、学外者(おそらくは文部科学省や財界、あるいは自民党らの息のかかったような連中)で構成する評議会に決定権限を持たせる法改正が画策され、おおモメにモメていた経緯がある。既に国公立大学は幾度かの法令改悪により文部科学省の植民地のようにされてしまい、大学の自治を奪われて「軍産学情報共同体」形成の組織に変質されつつある。まもなく国公立大学が政府の御用研究機関となり、かつ、一部の大企業の使い捨ての安上がり研究開発組織にもなっていく、そんな時代への曲がり角に来ている様子である。文部科学省とその背後にいる勢力の意図としては、国公立大学だけでなく、私学もまたこれに続け、と言いたいところなのだろう。今現在はまだ、年配の教授たちを中心に、こうした「支配権力や巨大資本による科学(科学者)及び学問の包摂」に抵抗する根強い動きがあり、必ずしも政府や文部科学省、あるいは自民党文教族の思惑通りには事態は推移していない。大学、科学、学問研究をめぐる今後の「闘い」の行方を見定める必要がある。(下記は、最近私が書いた、日本大学も含めてこの辺の動きをまとめたものです。ご参考になれば幸いです)

(関連)日本の大学は腐っている(7):(1)日本大学は立ち直れるか、(2)「ヘタレ牛」が先頭を歩く「日本学術会議」ならぬ「日本処世術会議」の「ヘタレぶり」と「御用化」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/08/post-d55d0d.html

3点目は、大学自治の構成員による大学運営への参加の問題だ。上記でご紹介した「新しい日大をつくる会」による田中英寿理事長下の日大当局に対する訴訟は、原告適格がない、このような訴訟を提訴できるという法的な根拠がない、ということで、提訴内容が全く審査されずに東京地裁で門前払いされている。今日のヒラメ裁判官どもはヒラメのクソほどの役にも立たない。それはともかく、問題はこんなことでいいのか、ということだ。現在の「私立学校法」には、大学運営について、どんなひどい不正や社会正義に反するようなデタラメが行われても、大学の重要な利害関係人である、教員、学生及びその父兄、労務員、そして卒業生(OB)は、法的には一切口出しができないような仕組みになっているらしい。しかし、私立大学も法人なんだから、株主代表訴訟のような形で、こうした利害関係人(ステイクホルダー)にも、一定の「不正防止・異議申し立て」の権利=つまり大学運営へのチェック機能の権利を持たせるべきである、というのが私の考えだ。「新しい日大をつくる会」の訴訟弁護団が、関係法令を詳細に調べて論陣を張ったけれども、ヒラメのクソのような裁判官どもは見向きもしなかった。相手が日本大学だから、恐れをなしたのかもしれない。こうした理不尽を防ぐためにも「私立学校法」の改正は必要ではないかと私は思っている。しかし、上記の2点目でご紹介した文部科学省主導の私学再編の動きは、私が申し上げていることとは正反対の動きであることは申し上げるまでもない。

(関連)私立学校法 - e-Gov法令検索
 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=324AC0000000270


・・・・・・・
以下、日本大学アメフト部の薬物汚染問題に関するマスコミ報道その他をまとめてご紹介します。今現在、進行中の事件ですので、今後もしっかりとウォッチドッグを続けていきたいと考えています。

 <別添PDFファイル>

(1)アメフト部「薬物汚染」「林真理子理事長」ですら膿を出し切れない「日大」魔窟に「ドン」の影(『週刊新潮 2023.8.17/24』)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/36462dab6f2123b949545607e116e8ac47d69927

(2)アメフト部員逮捕、きょう会見、経緯の説明どこまで、日大 警察相談まで10日超(日経 2023.8.8)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE049UZ0U3A800C2000000/

(3)日大アメフト部員、「大麻・薬物 うわさも聞かず」「連帯責任で処分 絶対違う」(朝日 2023.8.8)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15711772.html

(4)日大アメフト部員逮捕、空白12日間「自主させようと」、昨年11月「大麻吸引」申告も(東京 2023.8.9他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/268151

(5)日大 不可解説明に終始、「大麻吸った」部内処分、薬物問題会見(毎日 2023.8.9)
 https://mainichi.jp/articles/20230809/ddm/035/050/082000c

(6)日大説明 警察認識とずれ、「立証困難」「自首させて」発言 否定(朝日 2023.8.10)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15713637.html

(7)「覚醒剤は大麻おまけ」、日大アメフト部 逮捕前に部員説明(毎日 2023.8.10)
 https://mainichi.jp/articles/20230810/ddm/041/040/032000c

(8)アメフト部薬物事件 日大会見 経営トップ「介入」どこまで(東京 2023.8.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/269163


◆(8/8記者会見)林真理子理事長「混乱招いた」 “薬物発見一切ない”が一転 – YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=JlsmBSp0LuA

(同上:【ノーカット動画】日大アメフト部の違法薬物問題、林理事長が会見:朝日新聞)
 https://www.asahi.com/articles/ASR884J8VR87UTIL027.html

◆日大報道の錯覚(三木義一 東京 2023.8.10)
 https://tinyurl.com/yckaezmx

(噺家になり損ねて税制専門の大学教授になったらしい同氏のこのコメント、同氏が青山学院大学の学長経験者であるところから発せられた発言だと思うのだが、はて、その是非はどうか? 一般論としては傾聴に値するようにも思うが、しかし、これまで体育会系の不祥事が大学当局と一体の形で続いてきたこの大学で、この議論は私は少しズレているように思うのだが、どうだろうか? そもそもアメフト部の監督や部長は何故、記者会見等で、日頃の管理監督の事情も含めて詳しく説明しないのだろうか? 同じ青山学院大学の陸上部監督が下記のような発言をしている。)

(関連)日大アメフト部の問題について青学大駅伝チームの原晋監督が言及「監督が説明しないことはおかしい」(スポーツ報知) - goo ニュース
 https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20230813-OHT1T51280.html

◆「寮から大麻の現物が出てきて…」日大アメフト部が突然の「活動休止」のウラに大麻汚染 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/64762

◆京大前総長・山極壽一氏、「サンモニ」で日大アメフト部の薬物事件で提言…「林真理子さん自覚して欲しい」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/43f5ae05fec83fbc2135e618a07b75ae99ee3aa2

悪いけど、大学運営について、こいつにだけは言われたくないね。山極壽一は自分の京都大学学長時代の様々なことについて説明責任がある=日本大学のことなど言える資格があるのか!?)


 <関連サイト>

(1)日大アメフト部員の違法薬物問題、大学側が公式ホームページにコメント(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fa12a6ce3f6e57f3c17da9a52c2efada6278eb59

(2)警察上層部カンカン! 日大アメフト部薬物問題を仕切る元検事・澤田康広副学長の嘘八百 |日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327343

(3)鈴木エイト氏 〝日大OB〟として林真理子理事長の会見に言及「今回の大学側の対応は残念」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d68167467a4509ae29db9d5d9f34ba6c75fdd8de

(4)【日大会見】パケ、ブツ…業界用語連発の沢田康広副学長は元検事 林真理子理事長同席の幹部経歴(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/67e644dc57f01a55b39a48283765c5030e1e61fd

(5)日大アメフト部の薬物事件…「サンモニ」で法大前総長が林真理子氏に疑問…「組織改革をちゃんとしていたのかな?」 - スポーツ報知
 https://hochi.news/articles/20230813-OHT1T51036.html?page=1

(6)日大アメフト部薬物問題 2時間超の会見で大学側が言わなかった“2つのこと”(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
 https://tinyurl.com/4dvchcj2

(7)日大がアメフト部員薬物使用の情報提供を半年放置のトンデモ!「危機管理学部」も名ばかり|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/327207

(8)【日大会見】元検事の沢田副学長「我々は捜査機関でなく教育機関」メディアと丁々発止のやり取り - スポーツ - 日刊スポーツ
 https://tinyurl.com/5n8tnakj

(この事件は、林真理子理事長を退けて、沢田副学長が仕切っていたのではないか? 日大当局による一連の対応が「適切だった」と居直られると、「おかしい」「7/6に大麻のようなものを寮で発見後、12日間も警察への連絡が遅れたのは一種の「法律違反(麻薬取締法)」では? 8月2日になっても林真理子理事長が「薬物なんか出ていない」などと記者に話していたのは一体何なんだ? 日大当局内での対応状況を、この2つを中心にもっと追及すべきだ。:田中一郎)


◆日大アメフト部は「当面出場資格停止」参加意向も関東学連NO!開幕戦中止、甲子園ボウルも消滅(日刊スポーツ)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/850f21c12921af7a330bb666e8877bf37659941f

(関連)部員逮捕の日大アメフト部、練習再開…大学の決定に「あまりに早すぎる」と疑問視も - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20230811-OYT1T50235/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
部員が大麻と覚醒剤を所持した疑いで逮捕された日本大学アメリカンフットボール部11日、練習を再開した。部員の逮捕を受け、日大がアメフト部を無期限活動停止処分にしたのが今月5日。5日後の10日に処分を解除したが、関係者からは「あまりに早すぎる」と、大学の決定を疑問視する声が聞かれた。
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(何だコレ! これじゃ田中英寿理事長時代と変わらないではないか!? 居直りか!?:田中一郎)


 <社説>

(1)(社説)日大の不祥事 本当に再生できるのか:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15713549.html?iref=pc_rensai_long_16_article

(2)社説:アメフト部の薬物事件 自浄能力欠く日大の体質 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20230811/ddm/005/070/114000c

(3)日大どうなってるの- - 中国新聞デジタル
 https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/346315

(4)日大の薬物事件 ふに落ちない大学の対応 - 新潟日報デジタルプラス
 https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/263504

(5)<社説>日大薬物事件/危機感を欠いた大学当局-オピニオン-神戸新聞NEXT
 https://www.kobe-np.co.jp/opinion/202308/0016690027.shtml

(6)【日大の違法薬物】危機管理になおも課題 - 高知新聞
 https://www.kochinews.co.jp/article/detail/672561
草々

2023年8月14日 (月)

「マイナンバー・パラノイア」翼賛政権がもたらす「デジタル管理ディストピア」=プライバシー丸裸で政治政権が個人情報を好き勝手に使い、他方で「成りすまし犯罪」多発の「自己責任社会」(責任被害者押しつけ社会)が誕生する

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.ミンミンゼミの鳴き声 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ruaRIUn3x9s

(残暑お見舞い申し上げます。私の地元・北区は、山手線で唯一の踏切がある東京都内の「田舎」、なので、夏になるとセミがたくさん鳴いています。私は中でもミンミンゼミが大好き、暑くてたまらない時はミンミンゼミになって鳴いてみたいと思う時があります。今日もミンミンたちは気持ちよさそうに全力を挙げて鳴いています。:田中一郎)

*夏休み 吉田拓郎 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=s8v1ChzkgS4


2.(予約必要)(9.14)オルタナティブな日本をめざして(第90回):「福島原発事故とUNSCEAR報告:過小評価される放射線被曝」(黒川眞一さん:新ちょぼゼミ)(2023年9月14日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-d3f0b0.html

(最初の1時間で主催者より「日本の司法・裁判所をどう改革するか(その2)」をプレゼンいたします)

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


3.映画『こんにちは、母さん』公式サイト|9月1日(金)全国公開
 https://movies.shochiku.co.jp/konnichiha-kasan/
(山田洋次さん、いつまでもお元気でいてください)

(1)【戦争体験】「僕たちは中国人に“復讐”される」山田洋次監督が戦争体験の“恐怖”を語る――今の世界情勢については“なぜ、無気力になったのか…それを変えていかなきゃならない” - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=XHel3ppgeeY

(2)【証言】「砂糖で1日を過ごせと…」引き揚げ後も続く飢えとの戦い…山田洋次監督 戦争の原体験【第2回】(全3回)- YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=CD_j0zbzsjM

(3)【証言】“次の時代を考えてこの国を動かしているのだろうか”…山田洋次監督 戦争の原体験【第3回】(全3回) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=_sybX7aurh0


4.なぜ「ハゲ山」を増やすことに、血税を浪費するのか…林野庁の「国産木材振興政策」は根本的に間違っている いま「木材自給率」を高める必要はない - PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
 https://president.jp/articles/-/71789

(関連)森林・林業基本法(森林・林業基本法関連情報):林野庁
 https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/law/

(2001年に、多面的機能に着目した森林管理・新しい林業の展開を期する「森林・林業基本法」が制定されたにもかかわらず、この国は政府・林野庁を先頭に一貫して森林を「木材生産畑」とみなす旧態依然の産業政策から抜け出すことができませんでした。国有林野を中心に「拡大造林」と称する天然林皆伐の住宅用材用針葉樹林造林事業が終わることなく続けられ、日本列島の美しい自然林は白神山地などの一部を残して壊滅しています。そうしたことの紆余曲折の結果が上記です。今後どこかで「新ちょぼゼミ」でも、この我が国の森林・林業政策のおかしなあり方、について取り上げてみたいと思っています。:田中一郎)

(関連)日本の森林・林業政策のどこがおかしいのか=森林を木材生産畑としか見ない産業至上主義が「人工単一樹種針葉樹単層林」という貧相な生態系森林を「拡大造林」と称して造り続けたところに根本問題がある- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-c69e.html


5.(別添PDFファイル)マルレ回天 特攻の真実、都内の91歳 証言集DVD、「隊員は無謀な戦争の被害者」(東京 2023.8.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/269181

(大日本帝国陸海軍で「特攻」作戦を立て「特攻」兵を見送った大半の将兵たちは戦後生き残った。戦争とは「あなた戦って死ぬ人、私それを指揮して生き残る人」という(人を2分する)「階級社会」がなければ成立しない人間の愚かな営みである。命は1つしかない。どんなに煽られても、どんなにおだてられても、どんなに強制されても、戦争などに加担してはいけない。それがアジア太平洋戦争の教訓である。:田中一郎)
 https://tinyurl.com/2s4fxm7n


6.(別添PDFファイル)円続落、一時145円台。1カ月ぶり、日米金利差拡大の見方(日経 2023.8.12夕刊)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN113V70R10C23A8000000/

(円安が合理性のない内外金利差で後講釈の説明がなされているうちは、その円安はたいしたことはない。問題は、金利差などでは説明がつかない、円という通貨に対する国際的な信認が乏しくなった時に起きる「際限のない円安」である。日本はこの通貨危機を間もなく迎えようとしている。有権者・国民が一国の政治や経済をきちんと考えず、ドアホ丸出しの政治家どもを選挙で選び、放漫財政・放漫経済を続けていることの必然的結果である。戦後の日本国憲法下で先人たちが努力して築いた平和な経済大国はまもなく終わる。:田中一郎)


◆日刊IWJガイド・非会員版「バイデンの汚職がウクライナの破滅を招いた! 元ウクライナ政府高官『2016年米大統領選挙でトランプ陣営の「汚職」をでっちあげた』!」2023.8.13号~No.3986号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52635

■【第1弾! ウクライナ、ロシア軍が占領地域の北方のハリコフ地域に進軍しているとの報告を受け、同地域近郊の主要都市に避難命令!】ウクライナ当局は、ロシアのドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国に隣接するハリコフ州の一部で強制避難を発表! この命令は、モスクワの国防省が同地域で部隊が前進したと発表した後に出された(『RT』、2023年8月10日)。

■【第2弾! 西側メディアが変調!?『ワシントン・ポスト』が「反攻が鈍化してウクライナは暗いムードに」「この国は疲弊している」と報じる】(『ワシントン・ポスト』、2023年8月10日)
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「「マイナンバー・パラノイア」翼賛政権がもたらす「デジタル管理ディストピア」=プライバシー丸裸で政治政権が個人情報を好き勝手に使い、他方で「成りすまし犯罪」多発の「自己責任社会」(責任被害者押しつけ社会)が誕生する」をお送りいたします。

政治(家)が主導して没落・破滅への道を速めるこの国だが、その典型の1つが「マイナンバー制度」である。連日、マスごみが報道するように、河野太郎という出来損ないの政治家が「マイナンバー・パラノイア」のビョーキにかかり、日頃から有権者・国民を上から目線で見下しているせいか、多くの国民の迷惑顧みずに、何の問題も起きていない健康保険証を強制的に「マイナ保険証」に切り替えることを強要している。こんなものは政策でもなんでもなくて、「パラノイア」政治家による国家権力を使った「犯罪」の何物でもない。ばかばかしくて付き合ってられるか、ということだ。

(関連)20210428 UPLAN 田中一郎「マイナンバー制度の危険性」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=tkx0wuTURIk

(今回の話は、「マイナンバー制度」が高度なITシステムにより運営されていると思わされていたものが、実はそうではなくて、ポンコツ機械とそれを補う人海戦術で運営がなされていたことが衆目の下、明らかとなったということである。これはあたかも、ATMという完全自動キャッシュ受払機が、実はその受払機の中におじさんが入っていて、客がATMに打ち込んだ金額や口座番号などを見て手作業で処理していた、という話のようなものである。笑い話のようなお粗末さだが、笑い話では済まない危険極まりない事件である)

岸田文雄というボンクラ昼行燈のウロチョロ男・(掃除もできない)内閣そうじ大臣が、これを止めることも修正することもできずに、ずるずると既成事実だけが先行している。まるでミッドウェーやガダルカナルやインパールで大日本帝国陸海軍が失敗を繰り返した時の様相に似てきている。しかし、このアジア太平洋戦争の時も、多くの兵士たちが犠牲となったことを忘れてはならない。「マイナンバー制度」もまた、現代のインパール作戦のようなものだ。今回のみならず、これから多数の有権者・国民が犠牲となっていき、その原因をつくった「パラノイア政治家」どもや劣化した行政は、その責任を負わない、


この「マイナ保険証」強要の「自滅犯罪」については、更に下記の諸点を強調しておきたい。政治が主導し、劣化した行政がそれを実行して、日本が破壊されていく、まさに「自滅の没落国家」の典型事例として、この「マイナンバー制度」は歴史に記録されていくだろう。

(1)政策遂行の際の態度の悪さ=「便利になる」の嘘八百の宣伝と、マイナポイントというエサを巨額に用意して(貴重な財源を浪費して)、支配権力を乱暴に使いながら有権者・国民に対して「上から目線」の押しつけをしていること。どうせ有権者・国民なんぞ、アホだから、今はマスコミ報道に乗せられて騒いでいるけれど、そのうちに忘れてしまい、「マイナンバー制度」はマイナンバーカードとともに定着していく、くらいに考えているのだろう。だって、消費税の時も、脱ダム宣言の時も、消えた年金の時も、そうだったではないか。

(2)国(中央政府=霞が関)はもちろんのこと、全国各地の多くの自治体の行政もまた、ひどいレベルまで劣化していること=「消えた年金」の時も「新型コロナ」騒動の時もそうだったが、およそ普通の行政事務がまともにできず、ミスを繰り返して日本社会がパニックのようになり、それを政治が主導して修正したり方針転換したりして、抜本改善できないまま時間が過ぎていくという状態が続く。そもそも政府や自治体が、物件費予算で非正規の職員を大量に雇用するとか、得体のしれない業者に下請けに出し、そこがまた別の得体のしれない業者に下請けに出す、などという「論外の不当労働行為・不適切アウトソースや契約違反」を繰り返しているのだから、その必然的帰結といっていいだろう。自己改善能力を失った組織はいずれ滅ぶのは歴史的必然である(紐付け作業をするのに、同姓同名者について住所を確認しないでひも付けし、ダブルチェックも行わない、そんなバカな作業の仕方があるか! 無責任極まりないという他ない、いちいち事細かに国から指示されなければ、まともに仕事もできんのか、という話である。民間企業なら即刻人事処分である。各自治体の首長どもは、作業が大変だとか何とかグー垂れる前に、自分の自治体組織の事務処理能力の適正化に着手しろ! 事はマイナンバーだけの話ではない)。

(3)今回のマイナンバーと個人情報のひも付けの錯誤は「マイナ保険証」に限らない。マイナンバーといろいろな属性のひも付けが人海戦術に依存し、間違いだらけになっているという、制度の根本的欠陥が今回明らかになった(楽観的な見通しの下、人海戦術で物事を解決しようとして失敗を繰り返すなどという態度は、まるで大日本帝国さながらではないか!)。このことは重要である。有権者・国民のプライバシーを守り、個人情報主権を確立し、有権者・国民の権利と安全を守ることを第一義的に考えるのなら、この制度は廃止すべきだ、ということが、今回の事の顛末からはっきりと見えたというべきだ。

たとえば、「マイナ保険証」に別人の医療情報がひも付けられ、それを知らずに医師が処方箋を書き、あるいは治療行為をすればどうなるのか!? 間違って健康な人の腎臓を摘出してしまった、間違って患者には関係のない劇薬を処方してしまった、などという医療事故・医療ミスが頻発する可能性が高まるではないか。(この話には「落ち」があり、実は「マイナ保険証」と個人の医療情報のひも付け作業もまた人海戦術で行われるため、医師による診察・診断・処方が行われて、その情報が登録されるまでにタイムラグがあり、実際の現場では情報が遅くて役に立たない=つまり相手にされない、ということのようだ。バカバカしくて、こんなものに付き合ってられるか、という話だ:怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒)

(4)「マイナンバー制度」存続が既成事実化され、追認される雰囲気が強まっている。マスごみの報道が「マイナ保険証」に集中し、しかも、「マイナ保険証」廃止論ではなく、「マイナ保険証」導入延期論、ないしは「任意制度にしろ」論にすり替えられている。新聞やTVや雑誌などには、「マイナンバー制度」はデジタル化社会の中では避けて通れない必然の取組であり、やり方によってはぐっと今よりも便利になるものだから、今眼前で展開されている「マイナ保険証」をめぐる混乱は、政治が主導して一から見直して、改めて「マイナンバー制度」を丁寧に構築して行け、という言論を、大なり小なり展開する似非有識者・知識人たちを、次々と登場させている(あるいは、批判的であっても「マイナンバー制度」はダメだ・廃止だという有識者・知識人は登場しない=放送禁止物体)。またもやいつもの手口である。原発の時も、消費税のときも、労働者派遣制度の時も、農業政策の時も、これまでロクでもない結果になった政策のほぼすべての場合に、同じような世論誘導、ないしは忖度報道が行われてきた。いい加減、有権者・国民も、このことに気が付かなければいけない。かつて伊丹万作が言ったように、「国民を騙す奴は確かに悪いが、騙される方も悪い、騙されたと怒っているだけでは、また騙される」である。

(5)利権化する「マイナンバー制度」=多言を要しない。ITゼネコンと言われるNTTや富士通など、一握りの特権的システム政商が、このトラブルの背後にいて「高笑い」をしているのではないか。彼らにとってはトラブルは「飯のタネ」である。新たなシステム改善の商機が発現し、かつ、システムのレベルアップにもつながるからだ。そしてこうした特権的政商は、水面下で支配権力を握る政治家や幹部官僚どもと「利権」でつながっている。菅義偉政権時代に発覚したNTT接待疑惑などは、その氷山の一角である。「マイナンバー制度」や「マイナ保険証」のおかげで、ひどい目にあっている有権者・国民を尻目に、彼らはどこかの料亭でへらへら笑談議でもしているのではないか。

(関連)(別添PDFファイル)マイナンバーと富士通:欠陥システムで「ぼろ儲け」の背徳(『選択 2023.8』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/23400

(関連)(別添PDFファイル)マイナ誤発行 続く富士通、識者疑問「システム稚拙では」(朝日 2023.7.4)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15678175.html

(関連)富士通、マイナ誤交付で揺らぐ「IT最大手」の足元 システム障害が頻発、大規模組織再編が遠因か - IT・電機・半導体・部品 - 東洋経済オンライン
 https://tinyurl.com/423km8ck

(6)「マイナンバー制度」「マイナンバーカード」はそもそも民主党政権が始めたものである(推進役筆頭格は岡田克也(立民)と古川元久(国民))=そして、野党をリードすべき泉健太立憲民主党は「マイナンバー制度」廃止ではない。今の保険証廃止を延期しろ(廃止をヤメロでもない)と言っているだけで、「マイナンバー制度」や「マイナ保険証」や「マイナ免許証」や「マイナ〇〇」は全て推進せよ、というスタンスである。かような愚かな野党第1党を有権者・国民が頂いている限り、この国のロクデモナイ政治が変わることはない。

「マイナンバー制度」も「マイナ保険証」も全て廃止だ。この国が選択すべきはこの全廃方針である(そして同時に河野太郎も廃止せよ)。この制度の根本的欠陥は、①共通番号制度であること(個人情報がイモズル式に漏洩してしまうリスク大=人間が個人情報取扱に携わっているのだから漏洩は必然)、②マイナンバーが、限られた人しか目にすることができない内部管理用としてでなく、「表出し」の記号として、たくさんの人間が目にする仕組みの中で使われる点=これではマイナンバーと個人情報を意図的にさらけ出しているようなものである、③従って「成りすまし」犯罪が多発して、うっとうしい社会状況が生まれること(持ち歩いていてマイナンバーカードを紛失すると厄介なことになりかねない危険なもの)、④その場合であっても「自己責任原則」が貫かれ、国や自治体など行政は一切面倒を見てくれない(マイナポータルの規約にそう書いてある)、クレジットカードのような損害保険もない、⑤支配権力や巨大企業などに個人情報が流用され、有権者・国民が牛馬並のデジタル管理をされ、あるいはビジネス(カネ儲け)での利活用がなされる(プロファイリングの恐怖、セキュリティクリアランスがその一例=デジタル監視社会の主軸となる)、⑥コスト・パフォーマンスが極めて悪く、喜ぶのはITゼネコンばかり、などである。この欠陥を克服することは不可能だからだ。


以下、直近の関連マスコミ報道をご紹介するとともに、8/9の「マイナ総点検中間報告」の報道記事(東京新聞と朝日新聞)の中で注目しておくべきところを切り抜いて、コメント付きで列記しておきます。ご参考になれば幸いです。

 <別添PDFファイル>

(1)マイナ総点検中間報告、保険証ミス新たに1069件、ひも付け 公務員年金も118件(東京 2023.8.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/268737
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/268841

(2)保険証 誤登録8000件超す、マイナ中間報告 1069件追加、ミス膨らむ可能性 保険証以外にも(朝日 2023.8.9)
 https://digital.asahi.com/articles/ASR8851FYR87ULFA01N.html
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15712657.html

(3)マイナ保険証 70歳以上の負担割合、370医療機関で誤表示(東京 2023.8.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/269149

(4)「確認書」5.5億円コスト増、マイナ保険証、取得率5割試算で(東京 2023.8.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/269150

(5)「マイナ事務負担重い」90% 全市区町村アンケート、資格確認書に不安の声(東京 2023.8.12)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/269631

(6)「マイナ保険証」登録後に解除可能へ…ゴリ押し河野デジタル相に厚労省が“NO”のクーデター(日刊ゲンダイ 2023.8.14)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327421

(7)マイナンバーと富士通:欠陥システムで「ぼろ儲け」の背徳(『選択 2023.8』)   
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/23400

(8)マイナ誤発行 続く富士通、識者疑問「システム稚拙では」(朝日 2023.7.4)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15678175.html


1.マイナ総点検中間報告、保険証ミス新たに1069件、ひも付け 公務員年金も118件(東京 2023.8.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/268737
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/268841

◆「ひも付けの方法が不適切な自治体や健康保険組合があったのは保険証や傷害者手帳、住民税といった九情報」(東京新聞)
 ⇒ つまり「マイナ保険証」に限らず、マイナンバーと個人情報のひも付けが間違っていたということだから、これは「マイナ保険証」の問題ではなく、「マイナンバー制度」そのものの問題である。

◆「再発防止策も公表した。各種制度の自治体などへの申請者にマイナンバーの記載を求めるよう省令改正する」(東京新聞)
 ⇒ これではマイナンバーの利用範囲を際限なく広げ、ますますトラブルを多発させる種をまくようなものだ。頭がイカレているのでは?

◆「相次いだミスの1つが同姓同名の人とのひも付けだ。デジタル庁によると、住所の照合を怠った事例が目立つという。」(東京新聞)
 ⇒ 上記でご紹介した通り。バカでねえのか、という話。絶対に間違ってはいけないという緊張感がないからこういうことになる。行政の劣化の典型的な事例の1つである。国が指示しなかった、などというのは責任転嫁の言い訳にすぎない。イチイチ手取足取り指示しなければ仕事ができないのか、という話である。

◆「中間報告では、健康保険証で別人の情報をひも付けた事例が新たに1000件見つかるなど、トラブルは底なしの様相を見せている」(東京新聞)
 ⇒「底なし」は解消されない。「マイナンバー制度」が欠陥だらけだからだ。制度廃止まで、次々とトラブルが発生し、その中には致命的に深刻なものも出てくるだろう。重大な人権侵害であるという意識が政府・自治体や政治家・行政側にないから、いくらでも発生する。「お前ら有権者・国民のために便利にしてやってるんだから、少しは辛抱しろ」くらいの認識ではないか。

◆「点検作業は自治体だけでなく健康保険の運営者も行う。慢性的な人手不足に悩まされている」「人の目での確認が必要な作業は多く、相当な負荷がかかっている」「人員は簡単に増やせず」(東京新聞)
 ⇒ 明らかな制度欠陥であり、また、健康保険組合などにひも付け作業を強制することもおかしい。健保組合は作業をサボタージュしたらどうか。「こんなこと、できない」と国に突き返せばいい。


2.保険証 誤登録8000件超す、マイナ中間報告 1069件追加、ミス膨らむ可能性 保険証以外にも(朝日 2023.8.9)
 https://digital.asahi.com/articles/ASR8851FYR87ULFA01N.html
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15712657.html

◆「誤ひも付けは登録作業を担当する機関による本人確認が不十分だったことなどが主な原因だという。(中略)その結果、生活保護は市町村など約80機関、介護保険は約90機関、住民税は約200機関、児童手当は約60機関など、多くの機関で該当があり」(朝日新聞)
 ⇒ この記載も、今回のトラブルが「マイナ保険証」だけでなく「マイナンバー制度」全体に及ぶものであることを示している。

◆「健康保険組合などの全保険者のうち、本人確認が不十分だった1313機関の計1570万件の登録データを調べてわかった」「全加入者のデータは約1.6億件」「これらは不適切だった可能性があると「自己申告」した団体に限られる」(朝日新聞)
 ⇒ つまり中間報告段階で確認できたのは全データのうちのわずか1/10だということだ。しかも「自己申告」だから、点検をしたことにして流しているかもしれないということでもある。いい加減極まりないし、また、いつになったら終わることやら、である。「消えた年金」の時と同じような具合になってきていて、おそらく、年金と同じような形で(はっきりしないまま、あいまいに、いい加減に)終わるのではないか。号令をかけている河野太郎が責任を取るわけがないし、取れるわけもない、

◆「健康保険組合などは、転勤や引っ越しによる住所変更の情報を把握していないことも珍しくない」(朝日新聞)
 ⇒ こりゃ、だめだ。現住所を確認するところまでを期待する方がどうかしている。

◆「照合先のシステムでは、旧字や異体字に対応していないため、照合できない。結局、人海戦術で1件1件目視確認・照合が必要」(朝日新聞)
 ⇒ こんなことが今ごろわかって大騒ぎするのか? システム開発をした奴は誰なのか? こんなレベルで「デジタル化」など無理無理。

◆「マイナ保険証では2021年3月の運用開始の直前にも、約3万5千件の誤登録が発覚。当時もデータを修正したハズだったが、再度のミスを防げなかった」(朝日新聞)
 ⇒ ふざけた話である。当時の一部始終を明らかにし責任を追及せよ。2度あることは3度ある、何度でも起きる。制度廃止しかない。

◆「デジタル庁は、課税情報でマイナンバーのひも付け誤りがあり、所得などが別人に漏えいしたと発表、所得情報が別人に閲覧された事例は初めてだという」(朝日新聞)
 ⇒ 自然現象のように言うな! ボケ! これからいくらでも起きることだ。その第1号ということ。

◆「全国知事会議でも「誤りが見つかれば永遠に続くのでは」「都道府県や市町村に新たに仕事をさせる時に、タダだと思っている」など、作業の過大な負担に対する警戒と憤りの声が相次いだ」(朝日新聞)
 ⇒ その通り「永遠に続く」のです。河野太郎と「マイナンバー制度」を廃止するまでです。

◆「マイナ保険証をめぐるトラブルでは、患者が医療機関の窓口で支払う費用の負担割合が誤って登録されるミスが少なくとも17都府県で57件確認された。しかし、こうしたひも付け誤りとは異なる分野のミスは、総点検の網にもかからないと見られ・・・」(朝日新聞)
 ⇒ こりゃ、あかん、底なし地獄だ。被害者はどんどん増える。


 <関連サイト>

(1)【健康保険証は2024年で廃止】マイナ保険証移行への暫定措置、最長5年間有効の「資格確認書」とはどのようなものか?(マネーポストWEB) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7264889d5be82c80ed29ff2eb289cca8a324edfa

(2)<Q&A>どうする?私の健康保険証 マイナ保険証と資格確認書、何が違うの?解除や再登録はできる?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/269438

(3)マイナンバー口座、家族名義10万件超え 「1、2年での正常化は無理だが、解消しないと使い物にならない」辛坊治郎が指摘(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/660e85fded1c7f3cfcd5109a3c046a62deb6aff1

(4)マイナ総点検は政府のアリバイ作り 河野デジタル相が企む「国民に丸投げ自己責任」の姑息|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327206

(5)マイナ保険証のIT現場は「死の行進」が起きている…日本が「デジタル敗戦」を繰り返す4つの根本原因(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b20dc3f6bb0ccb35528fb74c4f715e10a8ea5790

(6)国は「ミス激減する」と楽観 マイナンバー総点検、自治体「怖い」 - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/342mkzd8

(7)資格確認書コスト増は10年591億円! 岸田首相「減る」は眉ツバ…マイナ保険証に拭えぬ不安|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327273

(8)兆単位の税金をかけてトラブル…その割に利便性は?「マイナ制度ここがおかしい」 サイボウズ青野慶久社長に聞く:東京新聞 TOKYO Web( この発言はダメ:田中一郎)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/269394

(9)内閣支持26.6%、過去最低水準 マイナ対応、7割評価せず 時事世論調査(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c07c33baff7f77854cc8b81e4a01e123f5b75d38

(10)「バカな大将、敵より怖い」岸田政権を揺るがす河野太郎の暴走|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/326339
草々

 

2023年8月13日 (日)

泉健太立憲民主党執行部の退陣なくして「世直し」なし、日本破壊は止まらず:(メール転送です)(報告)「市民連合」による立憲野党各党への選挙協力の申入れ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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(お詫び)昨日お送りしたメール&ブログに一部ケアレスミスによる誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

◆地球の気候変動の原因を隠蔽するためにNHKがネット上から削除した放送録画を発見(必見):「【ドキュメンタリー】見えた!銀河系の全貌」=これが気候変動周期の3つのうちの1つ「シャビブ・ヴァイツァー循環」(周期1億3千万年)です- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-61bfda.html
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-61bfda.html

「(2)ミランコビッチサイクル(循環)地球の太陽系内での楕円形の公転運動がもたらす約10億年周期の地球上の気候変動」
のところですが、
(誤)10億年 (正)10万年 (ブログの方は訂正いたしました)


1.(予約必要)(8.21)オルタナティブな日本をめざして(第89回)「続”複合汚染”:医師の目から見た日本の破壊」(西尾正道北海道がんセンター名誉院長:新ちょぼゼミ)(2023年8月21日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-ef5d5f.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.イベント情報

(1)8/18(金)〜20(日)、8/27(日):東電テレビ会議 49時間の記録 « Morc阿佐ヶ谷
 https://www.morc-asagaya.com/film/toden49/

(2)(チラシ)(8.24)三上智恵監督スピンオフ作品上映会へのお誘い「沖縄、再び戦場へ」(参議院議員会館101)
 https://1drv.ms/i/s!ArtBTVAHlosVhnwe0dcrznne6jkK?e=Uu6aPK

(3)(別添PDFファイル)(チラシ)(8.24)院内集会:行政に聞いてみよう! 4G・5G携帯電話基地局は安全か(衆2第1)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhwTwOjDSvG3rHkMC?e=IEANaT


3.キャンペーン

(1)『福島原発事故による避難者の生存権・居住権を守るため、仙台高裁の即時結審に抗議し弁論再開を求めます。』に賛同をお願いします。
 https://chng.it/tFjVLQ76

(2)平和をつくりだす宗教者ネット「戦争する国」に反対し、脱原発・共謀罪廃止を求める 要請書 (毎月署名できます)
 http://www.shukyosha9jonowa.org/news/youbou201706_n1.pdf

(3)『憲法改悪を許さない全国署名』(正義と平和協議会とりまとめの署名用紙はこちらからダウンロードできます)
 https://www.jccjp.org/wordpress/wp-content/uploads/2022/01/No-kaiken-syomei.pdf

(4)平和、いのち、くらしを壊す 大軍拡、大増税に反対する請願署名
(正義と平和協議会とりまとめの署名用紙はこちらからダウンロードできます)
 https://www.jccjp.org/wordpress/wp-content/uploads/2023/03/daigunkakuhantai.pdf

(5)「核の使用と脅しは許されない」を法的規範に! · Change.org
 https://tinyurl.com/3u6xnhtf

(6)福島原発事故被害者 医療費減免他
 https://drive.google.com/file/d/1J0tbM9IMtW49ad0l1Tmds_LqhB25zFB8/view

(7)戦争させない・9条壊すな 軍拡反対署名
 https://www.jccjp.org/wordpress/wp-content/uploads/2023/03/daigunkakuhantai.pdf


4.(メール転送です)【要請書】への賛同をお願いします。
「土地規制法による沖縄県久高島への注視区域指定に厳重に抗議し解除を求めます」。               

(中略)つきましては、要請文をお読みいただき、要請に賛同していただけますようお願いいたします。賛同に当たっては以下の事項をご留意ください。

(1)団体賛同と国会議員及び地方議員の賛同に限らせていただきます。
(2)賛同の〆切は8月16日(水)23時59分までとします。
 *8月後半に審議会が開催されるのでその前に提出する必要があります。賛同期間が短くて申し訳ありません。
(3)賛同の連絡は以下のメールアドレスにお願いします。
 taniyama@ngo-jvc.net (土地規制法廃止アクション事務局 谷山)
(4)賛同メールに以下の記載をお願いします。
  ・団体名
  ・連絡先メールアドレスと電話番号
(5)賛同してくれそうな団体・議員への働きかけをお願いします。

要請書を内閣総理大臣に提出したあろ、各方面に改めて指定解除を政府に働きかけるように求めます。

久高島のケースは悪法の恣意的かつずさんな運用の象徴的な事例です。このケースを突破口に法の問題点を広く知ってもらい、運用の監視をさらに強めていきたいと思います。ご協力をお願いします。

土地規制法廃止アクション事務局

◆(別添PDFファイル)【要請書】沖縄県久高島の土地規制法注視区域指定を抗議し、指定解除を求める要請
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhwWW_ZBbZMbfvi74?e=LwyGUV


5.「産学共同」体制から「軍産学情報共同」時代へ、なのか???=日本のアカデミズムの腐敗と没落を止めることは出来るか:防衛省・自衛隊、大学・研究機関と定例協議、軍民両用技術 開発促す(日経 2023_8_12)

◆(別添PDFファイル)防衛省・自衛隊、大学・研究機関と定例協議、軍民両用技術 開発促す(日経 2023.8.12)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA051BU0V00C23A8000000/

(関連)(別添PDFファイル)軍民両用(デュアルユース)とは ネットやGPSなど多岐に - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA111XK0R10C23A8000000/

 <田中一郎コメント>
 「日本学術会議が22年に「従来のようにデュアルユースとそうでないものを単純に二分することは困難」との見解を出したのを受け、研究者との関係を強化する。」と記事にある。つまらないことを日和見根性で発言するから、その部分をフィッシングされて、うまく戦争屋権力に利用されてしまうのだ。覚悟が決まっていない態度の結果、常にこんな具合に事態は流れていく。

それにしても、この国は、また再びの翼賛国家となり、かつての大日本帝国を(かつては悲劇として)、今回は茶番として再現していくのだろうか。昭和の時代は、厳しく批判されたものの、「産学共同」体制確立の時代だった。そして今日、令和の時代は、それに軍事・軍隊と情報企業・操作が加わる「軍産学情報共同」の確立する時代となっていくのだろうか。これを止めるのは今しかない。

かつて神野直彦東京大学名誉教授や故岸本重陳横浜国大教授から聞いた「学者はいかに乞食たりうるか」の精神を死守してほしいと思う。くれぐれも「学者はいかにタカリたりうるか」ではなく、だ。


6.麻生氏「戦う覚悟」で抑止力強化 台湾訪問中に講演:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/268734

(1)<社説>麻生氏抑止力発言 「覚悟」の強要許されない - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1763337.html
(2)立民・岡田幹事長、麻生氏を批判 台湾巡る発言「非常に軽率」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/268834
(3)麻生氏「戦う覚悟」発言に抗議 中国「身の程知らず」と批判:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/269139

(また麻生太郎(あほうたれー)がひん曲がった口で「へらず口」を叩いている。「戦う覚悟を決めろ」と言うならお前がまず決めろ。そして真っ先に戦争の最前線へ一兵卒として行ってこい。鉄兜と鉄砲くらいはくれてやる。また、お前がそういう風に動きやすいように、「麻生太郎戦争先陣法」という法律でも制定してやるぞ。ドアホはこの日本には要らないのだ。:田中一郎)


7.日刊IWJガイド・非会員版「バイデン・ファミリーの蓄財はユーロマイダン・クーデターが原点! 第3回銀行記録覚書はバイデン大統領の収賄罪の可能性を明記!!」2023.8.12号~No.3985号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52628

(ウクライナ戦争は、実質的にはアメリカのネオコンなどの戦争屋と「軍産情報複合体」が、ウクライナのネオナチなどの暴力極右やナショナリズムを扇動し、けしかけてロシアに仕掛けた戦争であり、それは1989年の冷戦終結以降、ずっと続いてきた一連のアメリカの対ロ戦略の一環なのです。2022年の2月に、領土野心を持った悪玉男のプーチンが突如としてウクライナの侵略を始めた、というものではありません。この認識がなければ、この戦争の解決さえままならなくなります。:田中一郎)
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「泉健太立憲民主党執行部の退陣なくして「世直し」なし、日本破壊は止まらず:(メール転送です)(報告)「市民連合」による立憲野党各党への選挙協力の申入れ」をお送りいたします。

◆野党共闘の実現に向けて、立憲野党に要請を行いました(2023.8.10)「立憲野党と市民の共闘で、憲法9条と13条の政治の実現を」 - 市民連合
 https://shiminrengo.com/archives/7055
 https://shiminrengo.com/archives/7055

(関連)(別添PDFファイル)立憲野党と市民の共闘で、憲法9条と13条の政治の実現を(「市民連合」2023.8)
https://shiminrengo.com/wp/wp-content/uploads/2023/08/5e23705ded5ab785cc24b246d2a0c59d.pdf
https://shiminrengo.com/wp/wp-content/uploads/2023/08/5e23705ded5ab785cc24b246d2a0c59d.pdf

(下記はメール転送です)
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つなぐ・つながる通信2023/8/12(転送歓迎、重複ご容赦)

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・市民連合と「市民と野党をつなぐ会@東京」は、8月8,9,10日で立憲野党4党を訪問し、大義のもとでの共闘の要請と域市民組織の声を直接伝える活動を行いました。

・志位委員長に、つなぐ会共同代表の松井さんが、「市民との信頼関係を大切にして、候補者調整を」と直言した場面が、日本共産党が公開している動画の43:40のところでご覧いただけます。
 https://www.youtube.com/watch?v=BXuIS7_xgE4

------報告-----------

市民連合とつなぐ会は、立憲野党4党を訪問し、大義のもとでの共闘を要請しました。

(1)立憲民主党(泉健太代表、岡田幹事長、大串選対委員長)。
市民連合(佐々木、高田、福山、竹内)、
市民と野党をつなぐ会@東京(松井、鈴木、韮澤、大西)

*泉代表: 立憲民主党は論憲の政党である。我が党は9条狙い射ちの改憲にはくみしない。広い国民支持を集めるために、中道から穏健保守までを含めた幅広い層からの支持を集めたい。いかに多数派を形成していくかに取り組んでいる。今日のお話も受け止めて前へ進んでいきたい。

*岡田幹事長: 単に政党同士の野党共闘ではなく「市民と野党の共闘」と考えている。市民連合の政策にそれぞれ政党が賛同するというブリッジ形で共闘していくというスタンスは変わらない。


(2)日本共産党(志位和夫委員長、小池書記局長、田村副委員長)
市民連合(中野、高田、土井、福山、竹内)、
市民と野党をつなぐ会@東京(松井、韮澤、岡本、山下)

*志位委員長: 要請の趣旨は全面的に賛同です。政治の現状に対する
危機感は同じ。市民と野党の共闘は難しい局面があるが、乗り越えていく努力をしていきたい。単なる候補者調整ではなく選挙協力を求めたい。

(地域ごとの共闘合意の形成については)中央レベルでの合意がないと難しい。地域で合意しても全国レベルで実現される保証がない。また候補者調整は対等平等で譲り合っていくことが大事。全国的な調整が発生してくるので、やはり中央での合意は必要。選挙協力をやりましょうというよびかけがあれば、(泉発言を)撤回しますと言わなくても同じことなので構わない。)

(市民と野党の共闘の経過と到達点について)2015年から足掛け8年市民連合と一緒にやってきた。共闘が危機になったときには、いつも市民連合に背中を押していただいた。2021年総選挙の評価は『野党共闘の失敗』と一部メディアは書いたが、私共はそう思っていない。20項目の政策合意はいい内容だった。立憲との政権合意も出来た。59の選挙区で共闘候補が勝った。自民党の大物を落とした。これは野党共闘の成果。しかし残念ながら立憲・共産が比例で落とした。これは政党の側の問題で、共闘の失敗ではない。ここまでやってきた到達点をさらに前へ進める必要がある。野党共闘の道へ踏み出して良かったと考えている。)

(中野晃一さんからの「野党共闘か?党の主体性強化か?という問題設定は誤った2択だ」という提起について)比例の問題は政党の責任で努力すべき問題であり、誤った2択については同感である。それぞれの党が魅力を発信した上で共闘をしていくことが大事。

(3)社会民主党(福島みずほ党首、服部良一幹事長)
市民連合(中野、高田、土井、福山、竹内)、
市民と野党をつなぐ会@東京(松井、韮澤、岡本)

*福島党首: 市民連合の働きかけに心から感謝。思いは一緒です。憲法破壊と軍拡を変えたい。そのためには市民と野党が共闘して、未来を提言することが大切。政党ごとに違いがあるのを承知したうえで、悪政を変える立場で、こういう社会を目指しているという大きなところで一致して進めていきたい。社民党はつなぎ役も担える位置にいる。選挙協力の場合、社民党はギブ&ギブになる。それは悪政を変えたいから。各地域で5党と連合のそれぞれの関係は異なる。各地域の実情に合わせて組んでいくべきだと思う。


(4)れいわ新選組 (くしぶち万理共同代表)
市民連合(福山、竹内)、
市民と野党をつなぐ会@東京(松井、鈴木、韮澤)

*くしぶち共同代表: いただいたご意見の趣旨に大いに賛同です。れいわは、国民の利益を第一に考えて、前回の衆議院選挙で、消費税5%を約束して候補者を降ろしてきた。東京8区(山本共同代表が選挙区から比例に回った)では残念な状況があり、これについては、きちんとした総括が必要だ。通常国会でも戦う野党の復活をかかげた。野党共闘は、国民のために政策を実現するためのものでなければならない。日本には、平和憲法や民主主義を培ってきた経緯がある。核についてもどちらを選ぶのかの岐路に立たされている。維新の東京進出は阻止したい。立憲にはブレずに戦う姿勢をもってほしい。そこが共闘のもとになる。

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・泉発言の公式撤回にはこだわらないという志位委員長発言は大きな一歩です。引き続きプランAとプランBの両方で推し進めましょう。

プランA:政党の中央で選挙協力の合意をつくり、地域で共闘を進める正攻法。

プランB:もし中央での合意が中々出来なかったとしても、勝利の可能性のある小選挙区においては、候補者の一本化を追求する。共闘の立場に立つ候補者(地域によって所属政党は異なる)を数多く当選させることによって、政党内部で共闘路線が力を得ていく好循環をつくり出す。

◆写真と報告は、つなぐ会HPに公開しています。
 https://tunagu2.jimdofree.com/

◆市民連合HPで、要請文書と報告詳細もご覧ください。
 https://shiminrengo.com/archives/7055
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 <田中一郎コメント>
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(泉健太立憲民主党への申入れ内容が薄い=泉健太立憲民主党は「ハレモノ」か?)

ご苦労様でした。
私が受けた印象・感想を簡単に申し上げます。 

(最初に誤解の無いように申し上げますが、私自身の政治的立場は「改革主義的無党派主義」であり、「市民と野党の共闘」に本気で協力をしてホンモノの政治改革(新市民革命)を目指す勢力・政党であれば、全て支持しています。)


1.「市民と野党の共闘」態勢の崩れの原因は、ひとえに泉健太立憲民主党にある。泉健太立憲民主党が、自公政権及びそれに追従する「翼賛政党=似非野党の維新や国民民主党」ら(及び私が「ガラクタ系」と呼ぶ「N国」や参政党など)による日本破壊を食い止めるべく、野党第1党としての使命を果たさず、御用組合「連合」のご機嫌伺いのようなことばかりをやり、かつ、自民党政策を補完するような非立憲的態度をとり(敵基地攻撃能力容認、軍事産業育成法案賛成、経済安全保障推進法賛成、重要土地等調査規制法の自公政権案よりもひどい内容の修正案を国会提出など)、あげくは「日本維新の会」と国会内共闘をやるなどという、愚かな政治行動を繰り返してきたことにある。これを転換させるためには、泉健太執行部を退陣させる以外にはないはずだ。

(関連)連合・芳野会長、2期目続投へ 初の女性会長、賃上げ継続など課題:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/ASR89358CR7BULFA01X.html?linkType=article&id=ASR89358CR7BULFA01X&ref=hiru_mail_topix2_6_20230810

(これは、この自民党翼賛団体が、これまでの態度を微塵も反省していないということを意味している=解体せよ! こんな労組連合の存在は、日本にととってはマイナスにしかならない。旧総評系の労組は何をしているのか!?:田中一郎)


今回の会合でも、泉健太代表は「中道から穏健保守までを含めた幅広い層からの支持を集めたい」などといい、共産・社民・れいわを排除するかのごときことを発言している。(発言するなら「立憲主義に賛同し、平和と脱原発と国民最優先の経済政策に賛同する全ての政治勢力を結集し、多数派を形成したい」と言うべきである)

かような連中が執行部を握り、日本破壊阻止=「世直し」を歪め、時々の時事問題に右往左往しているような状態では、仮に選挙で勝ったところで日本の政治は微塵も変わらない。「世直し」には、そのための「軸」が必要であり、その「軸」をしっかりと支える中核勢力が必要なのだ。それが「市民と野党の共闘」態勢にほかならず、そのためには、相応の覚悟が必要であり、また、ある程度具体的な共通政策が必要となる(急進的でも、詳細でも、ある必要はない)。今回の会合では、それが全くと言っていいほど感じられない。簡単に言えば、バラバラに選挙戦を闘えば負けるから、一緒にやりましょうと言っているだけの、いわゆる「負け組選挙互助会」である。これでは、ほとんど意味がない。政治の改革は、「世直し」は、選挙で勝利することは「スタート」にすぎず、肝心かなめのことは「選挙の後の政権運営」から始まる。選挙共闘による選挙戦の勝利と「世直し」は、当然ながら、選挙に勝った後のことを十分に考えて、その作戦を考えるべきであり、それがない、まるでフヌケのような「選挙協力」では、今日の強力・強引な右翼的・翼賛的潮流には勝てない・対抗できないということは、これまでの選挙戦で十分に経験したはずである。

このままでは、自公に勝てないどころか、「日本維新の会」に野党第1党の座を奪われる、と見ておいていいだろう。繰り返すが、泉健太立憲民主党執行部は、「市民と野党の共闘」の総大将にはなれないし、なる資格もない。そもそも総大将として、選挙というイクサに勝とうという気迫が感じられない。戦国大名のイクサの仕方をよく見習え、と言いたい。自分の味方をしてくれる勢力に対して「好き嫌い」で対応していてどうするのか!?  小沢一郎が言うように、立憲民主党には「政権への執着心」がなさすぎる(かくいう小沢一郎は、国民民主党や「日本維新の会」までもを共闘の仲間に入れようとしていて支離滅裂、そんなことをして出来た政権など、ロクでもないことは自明である。「世直し」などできっこないし、2009年の「口先やるやる詐欺」政権の二の舞だ)。


2.日本共産党は、「市民と野党の共闘」に関しては、よく協力をしてくれている。泉健太立憲民主党の無礼な態度によく辛抱をしてくれている。それを何故、高く評価しないのか。かつての日本共産党では考えられないほどの柔軟性である。しかし、下記のやりとりを見ていると、立憲民主党に物申すよりも、日本共産党に物申す姿勢の方が強く感じられ、その背景には「つべこべいわずに日本共産党が候補者を降ろせばいい、立憲民主党と日本共産党では、ほとんどの選挙区で立憲民主党の方に支持が多いのだから当然だ」という態度があるのではないか。トンデモナイ話だと私は思う。日本共産党にいろいろ言うのではなく、立憲民主党にもっと厳しく迫れ、ということだ。それは立憲民主党のためでもある、このままでは、この政党は、日本の翼賛化の過程で消滅する可能性がある。志位和夫委員長の発言「泉健太代表の発言がネックになっている」は、全くその通りである。かつて犬猿の仲だった自民党と公明党が、政権維持のためには「共闘」を続けているのに対して、「世直し」勢力の立憲野党の方は、泉健太ら立憲民主党の一部がことあるごとにツベコベ言って共闘を妨害する、その背後には御用組合「連合」がいる、そんな構図である。これでは「世直し」どころか、選挙に勝てるはずもない。

(関連)共産・志位氏、市民連合と懇談 次期衆院選「泉氏の発言ネック」 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20230810/k00/00m/010/337000c


3.社会民主党については、福島みずほ代表以外の党員が、もっと頑張らなくてはいけない。また、新社会党と早く一緒になり、組織を大きくすることも考えないといけない。このままでは「絶滅危惧種」である。今回の会合での福島みずほ代表の発言で気になるのは、「選挙協力の場合、社民党はギブ&ギブになる。」というところ。それでも社会民主党は協力を惜しまない、というのだから頭が下がる。この問題は、社会民主党の問題ではなくて、野党第1党の立憲民主党=「市民と野党の共闘」総大将としての立憲民主党の問題だ。戦国時代のイクサで、加勢しても自分たちに何のメリットもないようなことなら、だれがそんな総大将の味方をするのか、ということだ。

総大将の立憲民主党は、協力する立憲野党が協力することで議席が少しでも増える、という状態をつくった上で選挙協力を求め、選挙戦では、自分の党の候補者と同等か、それ以上の支援をして選挙戦を展開し、その代わりに、協力野党が候補を降ろしてくれた圧倒的多数の選挙区では、野党第1党の立憲民主党応援に全力を挙げてくれ、とお願いをするのである、自民党は公明党に対して、そうしているではないか。しかし、立憲民主党は、それができない。私のいる東京都北区は、これまでずっと、公明党と日本共産党との直接対決の選挙区だった(自民も立民も候補者を立てず)が、自民党が幹部を次々と派遣して公明候補を応援に来るのに対して、立憲民主党はただの一度も共産候補の応援に来たためしがない。また、東京繁華街での選挙カーの上で、日本共産党の幹部が立憲民主党幹部に握手を求めても、そっぽを向く、などということをやっている。こんな政党に野党第1党、共闘総大将が、つとまるはずがないのである。


4.山本太郎「れいわ新選組」については、かねてから申し上げているように、その「世直し」意欲とパワー・行動力を高く評価している。私もまた、山本太郎(れいわ新選組)の熱烈な支持者である。今回は櫛渕万里議員が対応し、「市民と野党の共闘」についても協力的な姿勢を見せてくれた、感謝申し上げる。ただ、山本太郎(れいわ新選組)については2つばかり問題があり、①松尾匡立命館大学教授に代表される左派リフレ派の経済学者たちにそそのかされ、巨額現金バラマキ型の経済政策に固執しすぎていること(社会保障セイフティネットや労働力政策などについて、恒久的法制度化を視野に入れ、丁寧に経済政策を検討すべき)、③ポピュリズム的に右派・右翼勢力に触手を伸ばすスケベー根性が見え隠れしている(自殺行為)、の2点が問題、追って、別メールで詳述したい。


5.「市民連合」が各党に要請した内容(下記サイトの一番下にPDFがある)が薄すぎる。「市民と野党の共闘」を始めてもうかれこれ10年近くなるのに、まだこんな程度なのか、という印象だ。これでは、一緒に選挙で闘ってね、と言っているだけの、ただの合従連衡の勧め、に過ぎない、お粗末すぎる。少し前の「市民連合」の共通政策にも大問題があった。「原発に依存しない脱炭素」ではなくて「化石燃料に過度に依存しない脱原発」、戦争法は、違憲部分を削除ではなくて、いったん全部廃止、などである。経済政策なども弱かったりピンボケだったりしている。要するに「市民連合」の側で、「世直し」にとって何がポイントなのかが十分に理解されていないということを示している。「選挙の時だけお祭り騒ぎ」「選挙が終わればお任せ民主主義」「選挙で燃え尽き症候群」の色合いが濃い。これでは「世直し」はできない。

以上です。物事が浮き彫りになるように、辛口トーン、で書いています。ご理解ください。一言で申し上げれば、泉健太立憲民主党執行部の退陣なくして「世直し」なし、日本破壊は止まらず、です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々

 

 

2023年8月12日 (土)

地球の気候変動の原因を隠蔽するためにNHKがネット上から削除した放送録画を発見(必見):「【ドキュメンタリー】見えた!銀河系の全貌」=これが気候変動周期の3つのうちの1つ「シャビブ・ヴァイツァー循環」(周期1億3千万年)です

前略、田中一郎です。


◆(必見)【ドキュメンタリー】COSMIC FRONT:見えた!銀河系の全貌 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=qj0-OGTLcxI 
 https://www.youtube.com/watch?v=qj0-OGTLcxI


(関連)第2話 NHKの動画がネット上から消えた!!~気候変動の研究史~(広瀬隆さん)
 https://youtu.be/vcvkPkZ2EXM
 https://youtu.be/vcvkPkZ2EXM

(このVTRを含めて、全部で19本の「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」が下記サイトにアップされています。必ずご覧になってみてください。今が脱原発・反原発運動の正念場であり、その際の判断に必要不可欠です。「脱炭素」などと言っている場合ではありません。:田中一郎)

◆(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

◆(必見保存版:報告)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-9c90ec.html

(この時に使われたカラー版のレジメは私(田中一郎)が持ち歩いていますので、お声がけください。一部400円で販売しております。また、この続編もあり、そちらの方は一部100円です)


 <田中一郎コメント>
 上記でご紹介する「【ドキュメンタリー】COSMIC FRONT:見えた!銀河系の全貌」は、宇宙探訪のロマンを感じさせる魅力的で優れた放送番組でした。公共放送NHKの取材・製作現場の能力水準の高さを感じさせます。しかし最近、この番組VTRがネット上から消されてしまいました。上記はたまたま私が発見したものですが、間違いなく地球の気候変動の真の原因を隠蔽するためにNHKがネット上から削除したのでしょう。政治家や腐敗忖度官僚や御用学者などからNHKに圧力がかかったのかもしれません。

今の日本は、こうしたNHKの潜在的な能力の高さが、ゴロツキ政治・政治家やその意を忖度するガラクタ経営陣によって「封じ込め」られ「歪められ」てしまっています。ここでも諸悪の根源は政治です。私たちの国は、このロクデモナイ政治を一掃する「新市民革命」を実現しなければ、もう立ち行かないところまで来ています(「人工CO2温暖化」と「脱炭素」=原発大推進を結び付けたGX推進法だけの話ではありません)。

それはともかく、下記に地球上の気候変動・気温変化の3つの法則(周期)を簡単に整理しておきます。現在の科学は、地球の気候変動を、宇宙物理学・地球物理学・地質学などにより、ここまで説明できるようになっています。幼稚な「人工排出CO2による地球温暖化」説を盲目的・情緒的に信仰する科学者などは存在しないと言ってもいいかもしれません、IPCCというインチキ集団が仕掛け人ですが、しかし、まるで新興カルト宗教を信じるかの如く、「人工CO2温暖化」の呪文を唱え続けているのは、日本の政治家・官僚、御用学者、そしてマスごみ、に加えて、悲しいかな一部の市民運動・社会運動たちです。しかもひょっとすると、これは日本だけの話かもしれません。何故なら諸外国では「人工排出CO2による地球温暖化」説の非科学性の理解が一般市民に拡大し、また、マスコミにより報道されているからです。

 <地球の気候変動の3つの循環:ネーミングは私>

(1)シャビブ・ヴァイツァー循環  太陽系の銀河系内での運動がもたらす約1億3千万年周期の地球上の気候変動

(2)ミランコビッチサイクル(循環)地球の太陽系内での楕円形の公転運動がもたらす約10万年周期の地球上の気候変動

(3)スヴェンスマルク循環     太陽の黒点と地球上に降り注ぐ宇宙線がもたらす約11年周期の地球上の気候変動


(関連)第3話 宇宙誕生とミランコヴィッチ・サイクルの不思議
 https://youtu.be/q04HmDODofM
 https://youtu.be/q04HmDODofM


 みなさま、地球上の気候変動を科学的実証的に理解するため、これまで政府・自治体やマスごみにより繰り返し「洗脳」されてきた私たちの頭脳を、いったん「初期化」して白紙にし、あらためて上記のVTRをご覧になってみてください。かく申し上げる私も少なくないみなさまと同じように、ついこの間までは、「予防原則」で、「人工排出CO2による地球温暖化」説を仮説として受け入れていました。しかし、だんだんとそのおかしさがさまざまな文献に目を通すうちに感じられるようになり、今般、自公政権が維新や国民民主党の賛同も得てGX推進法=「脱炭素」(NO FOSSIL)を口実にした原発大推進法を制定するに至り決定的になりました。「脱炭素」に乗せられてはいけない・騙されてはいけない、大事なことは、脱原発・反原発(NO NUKES)と生物多様性破壊の防止だ、ということです。その科学的・理論的なバックボーンは、上記のVTRをご覧になれば(他にも多くの文献があり、宇宙物理学の図書もあります)、即刻得ることができるでしょう。

市民運動・社会運動の中には、依然として「見ざる・聞かざる・言わざる」の日和見猿を続けている人が散見されます。それではダメなのです。誰かが言っているから正しい、ではなく、何を言っているかを見定めて自分の頭で判断していく、ことがこれからの市民運動・社会運動には必要不可欠です。実証科学が深く関連する社会問題・健康問題・環境問題は、これからもどんどん出てきます。しかし、他方では、21世紀は「支配権力・巨大資本による科学(及び科学者)の包摂」の時代でもあり、科学が似非科学と化していく危険な時代でもあります。市民運動・社会運動は、自力で、こうした似非科学を退け、市民科学(故高木仁三郎氏)とでもいうものを多くの経験と試行錯誤の上に、方法論をも含めて構築していく必要があるのです
草々

2023年8月 9日 (水)

(他のMLでの議論です)科学的実証的根拠がないままに「人工排出CO2による地球温暖化」説を信じ込み、原子力ムラ代理店政府の大宣伝に乗せられて「脱炭素」を叫んではいけない=それでは「原発大推進」の片棒を担ぐことになります

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(ナツメロ唱歌)今日の日はさようなら- YouTube
(1)https://www.youtube.com/watch?v=a5SaHfNiOO0
(2)https://www.youtube.com/watch?v=ar2be-N74b4

(小学校高学年から中学校までの約5年間、生まれ育った大阪市内の(公立)小中学校の先生方は、私達生徒を毎年のように「宿泊付きの旅行」(林間学校、臨海学校、修学旅行、夏休み合宿など)に連れて行ってくれて、夜になるとキャンプファイアーをして、最後にこの歌をみんなで歌ったものです。私たちの世代は、戦後の民主教育のピークの時代で、今になって思えば恵まれた環境にあったのかもしれません。中学校の学芸会では「日本国憲法第9条」の演劇をやり、今でも9条は丸暗記しています。当時は貧しかったけれども、みんなが貧しいので、あまり回りが気にならず(中には裕福そうな家庭の子もいたが少人数)、かつ、何年かすれば生活も含めていろいろなことがよくなっていくという、みんなに共通した「予感」のようなものがあったように思います。そんな古き良き日本が、どうしてここまでひどくなってしまったのでしょうか? 特に私の生まれ故郷の大阪は維新(日本維新&大阪維新)のおかげでボロボロです。でも、これだけは、大阪の「自業自得」だと言っていい。:田中一郎)


2.キャンペーン

(1)(チラシ)2024年度 沖縄・意見広告運動
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhn-mGnRJ1lkhqjBE?e=yDyHX1
 http://www.okinawaiken.org/

(2)(チラシ)ストップ! 女川原発再稼働 意見広告にご協力を!
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhhkpAHBAnAj2Cvf0?e=a7IgvY
 https://stop-onagawa-nuke.jp/

(3)#NoBarbenheimer 映画『バービー』と『オッペンハイマー』の配給会社に行動を求めます · Change.org
 https://tinyurl.com/yck48rva

(4)署名活動についてのお知らせ · 【神宮外苑】2つのセミナー録画アップ・国連人権作業部会・#イチョウの異変を無視した環境アセス · Change.org
 https://tinyurl.com/bds9hjws


3.イベント情報

(1)(8.18)汚染水を海に流すな!8.18首相官邸要請行動(金曜日)
 10:00〜10:40 汚染水を海に流すな!8.18首相官邸前集会 
 11:00〜12:30 汚染水を海に流すな!8.18国会内集会(参議院議員会館101会議室)
  ―政府(総理大臣)と東京電力に要請書提出、国会議員の挨拶、市民団体のアピール

(2)(チラシ)(8.25 & 10.6)福島原発かながわ訴訟 第1陣控訴審(結審)(東京高裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhwDMLIoEpNZpsjIM?e=QcuOSD

(3)(チラシ)(10.9)福島原発かながわ訴訟を支援する会 第10回総会&記念シンポ(神奈川県民センター)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhwGfdIGnmQYIVacl?e=rMvcQO

(関連)福島原発訴訟 かながわ原告団だより 第57号(抜粋)(2023.8.3)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhwKQX-awBMkKHkJb?e=nA6UGL


4.(別添PDFファイル)川勝静岡県知事が次期不出馬の意向、「リニア問題」の行方は不透明(『選択 2023.8』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/23423

(川勝さん、後継者、育ってますか? リニア新幹線と浜岡原発は、あなたの肩に、その命運がかかっているのです。お願いしますよ、最後の最後まで、静岡と南アルプスと、そしてこの日本を守り抜いて下さい。:田中一郎)


5.警察を甘く見てはいけない
 特に下記記事の右下、警察=検察=司法の三段階が癒着して「人質司法」がまかり通っている旨の記載部分にご注目下さい。

◆(別添PDFファイル)抵抗の拠点から:大川原加工機事件のその後(青木理『サンデー毎日 2023.8.13』)
 https://mainichibooks.com/sundaymainichi/backnumber/2023/08/13/

◆高橋玄監督「ポチの告白」に見る警察腐敗の実態 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=D1HonuIFk-c&list=PLC9CD3DE553EAB0A3&index=2
 https://www.youtube.com/playlist?list=PLC9CD3DE553EAB0A3

(必見の映画ですが上映している映画館は今現在はないと思います。DVDが市販されているようです)


6.(別添PDFファイル)自民議員らパリ視察、松川氏のSNS炎上、そりゃ観光にしか見えないですから(東京 2023.8.1)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/266864

(関連)国会議員150人ホイホイ外遊に「予算5.3億円」…《文通費で行け!》などと国民カンカン|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327150

(関連)自民・松川るい氏の出世プランがパー…エッフェル塔写真居直り釈明、次女同行もバレて大炎上|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/326982

(関連)【予算は5億円】自民女性局「エッフェル塔ポーズ」は氷山の一角 この夏だけで55人が渡航、国会議員の外遊先リスト(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d58cc6ff2c32793be9709d0ab5af077138706af9

(関連)自民女性局「パリ研修」はたった6時間…今井絵理子、松川るい両議員ほぼ観光旅行バレバレ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327145 

(関連)フランス視察で大炎上の松川るい氏、地元からも総スカン…元選挙事務長も「議員辞職すべき」の四面楚歌
 https://tinyurl.com/yeymx3fa

(みなさま、これから他人様にご挨拶をする時は、みんなでエッフェル塔の真似ポーズをとることにいたしましょう。それって何なの、と聞かれたら、これね、自民党の松川ルイ16世(フランス革命の時にギロチンで処刑された国王)がパリに行ってやってたことを真似してんのよ、と答えるといいです。:田中一郎)


7.(別添PDFファイル)国民民主・玉木氏「アクセル役」発言、自民補完勢力化 加速か(東京 2023.8.4)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/267725

(関連)国民民主党は「第3自民党」なのか…自民・総務会長の「選挙協力」発言で注目される「党代表選」の行方(SmartFLASH)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ce5f691273fa87659c1f1e09acc99a458db60ff4

*第1自民党補完 公明党
*第2自民党補完 日本維新の会
*第3自民党補完 国民民主党
(御用組合「連合」のオマケ付)
*第4自民党補完 さて、いったいどこかな?

◆岸田内閣の支持率37.1% 先月から3.6ポイント下落 30%台は5か月ぶり JNN世論調査(TBS NEWS DIG)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6eb450a377f6de1ec6ce022987a3452befcf7ca3

(まだアホが37.1%もおるのか!? 絶望的な国だな、この国は!! こんな懐かしい歌が思い浮かぶ。:田中一郎)
 https://www.youtube.com/watch?v=EwZ80opBwa4
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「(他のMLでの議論です)科学的実証的根拠がないままに「人工排出CO2による地球温暖化」説を信じ込み、原子力ムラ代理店政府の大宣伝に乗せられて「脱炭素」を叫んではいけない=それでは「原発大推進」の片棒を担ぐことになります」をお送りいたします。

他のMLでの議論の際に、私が発信した4つのメールをご紹介します。ご参考になれば幸いです。わが国の脱原発とその運動が正念場に来ており、妥協できない大事なところなので、少々「辛口」の物言いになっております。下記文章では誤字脱字やテニオハ修正をいたしましたが、私の主義主張の内容は発信時と変わっておりません。よろしくお願い申し上げます。

申し上げたいことはただ一つ、「脱炭素」=「カーボンゼロ」=「GX推進」はダメ、原発大推進の言い換えです。こんなものを脱原発市民運動・社会運動は掲げてはいけないのであって、ただただまっすぐに、脱原発&核兵器廃絶を愚直に訴え続けましょう。「人工排出CO2による地球温暖化」説などは、おそらく嘘八百です(私は科学者ではないので断定は致しませんが)。


1.発信メールその1

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<科学的根拠のない「人工排出CO2による地球温暖化」説に基づき火力発電潰しなどをやることよりも、こちらの問題への取組の方がはるかに重要だ>

◆(別添PDFファイル)アマゾン保護へ国際警察、ブラジル 近隣国と合意めざす(日経 2023.8.5)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73393970V00C23A8NNE000/

(関連)Avaaz - アマゾンを守るため「人々の宣言」にご署名を
 https://tinyurl.com/mtacupps

 <田中一郎コメント>
 科学的根拠のない「人工排出CO2による地球温暖化」説に基づき火力発電潰しなどをやることよりも、こちらの問題への取組の方がはるかに重要だ。アマゾンは「地球の肺」と言われ、生物多様性の保護とも密接に関係している。この記事は、アマゾン流域の近隣諸国の国際協力に関する記事だが、欧米や中ロを含む国際社会からのアマゾン保全の国際協力の実態は、今、どうなっているのか? アマゾン流域産品の全面禁輸でもやればどうなのか? 日本のマスごみはほとんど報道せず、毎日のように「人工CO2温暖化」のバカ騒ぎを繰り返している。愚かなことは「いい加減にしろ」、という話だ。同様のことはアジア・アフリカの熱帯雨林やロシア・カナダ・アメリカの針葉樹天然林などについても言えることである。日本などは輸入を通じて世界中の天然林破壊に大きく「寄与」しているのではないか? :田中一郎)
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2.発信メールその2

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(上記1の私のメールに「異議あり」で送られてきたメールに反論)

◆(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は老朽原発、環境破壊型「再エネ」、旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8189d3.html

 <田中一郎コメント>
 他人と議論をする時は、その相手の言っていることをよく踏まえてから議論しないと、議論になりません。IPCCは気温をゴマかすインチキ集団だというのが私の認識ですから(上記サイトにも記載しています:「クライメートゲート事件」がその一例)、そのIPCCの報告書などを持ち出して来ても説得力はありません。

CO2は廃棄物ではなく、植物の光合成の原料です。その結果、地球上に酸素が生まれているのです。過去数十年の話ではなく、過去5億年の地球でCO2が増えて地球が温暖化したことなど一度もないのです(その逆、つまり温暖化してCO2が増えた例はあります)。

今現在、地球上では温暖化は進んでいるのかもしれませんが、少なくとも人工排出のCO2とは無関係です。また、逆に、温暖化とは異なる寒冷化現象が起きている、という主張もあります。IPCCのおかしな動きが、今現在の地球の気温・気候をわからなくしていると言っていいでしょう。そもそもIPCCのスタッフどもは、気候や宇宙物理や地球物理の研究とは無関係な、ド素人集団だというではありませんか。

あなたの言うとおりにしたら、原発ダメ・化石燃料ダメ、ですから、あとは「再生エネ」で電気を造ることになりますが、その「再生エネ」は多くが環境破壊型で、そうでないものは数%程度です。そんなものに依存するわけにはいかないということです。電気なしで暮らしますか? そもそも「再生エネ」電源を補完するためにも火力は必要です。ともかくも、今の自公政権、あるいは立憲民主党・国民民主党・「日本維新の会」らの政治家たちの政権を変えなければ、お話にならない状態です。政治的に見ても「脱炭素」が「原発大推進」になるのは目に見えています。「人工排出CO2による地球温暖化」説がどうであってもです。政治的向こう見ずも限界を超えています。

まあ、上記のサイトにある、広瀬隆氏のVTRをしっかりと見て、考え直すことです。「人工排出CO2による地球温暖化」説に科学的実証的根拠はありません。これが覆らない限り、あなたの議論は成り立たないのです。私は化石燃料を野放図に使っていいなどとは一言も言っていません。また、CO2の大量排出は「酸性化」をもたらす可能性もあり、さらに環境規制がゆるい途上国などでは、火力発電所はSOxやNOxやPM2.5などによる大気汚染や地域社会の破壊を生み、更には、プラスチック・スープの海など、電力以外での化石資源の使い方も見直さなければなりません。しかも地球規模での話です。「人工排出CO2による地球温暖化」説の幼稚な議論に付き合っている暇はないのです。

つまらない議論をしているよりも、この日本で火力潰しなどをしているよりも、熱帯雨林を守れ、と言っているのです。熱帯雨林はCO2を吸収してくれるでしょうし。
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3.発信メールその3

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(更に反論への反論:多くの科学者が「人工CO2温暖化」には科学的実証的な根拠がないと言っている)

◆「気候変動・脱炭素」14のウソ-渡辺正/著(丸善出版)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034364165&Action_id=121&Sza_id=B0

 多くの科学者が科学的実証的な根拠がないと言っているものを、IPCCのインチキグラフを持ってきて「立証だ」と言うから、おかしなことになるのです。上記の本に書かれていることすべてに賛同するわけではありませんが、「人工排出CO2による地球温暖化」説が信用ならないことは理解できるでしょう。他にも科学者が「人工CO2温暖化」を批判して書いた多くの本が国内外にあります。広瀬隆氏は、こうした国内外の文献を詳細に調べ、それをわかりやすく整理して我々に伝えてくれているから、彼のVTRをちゃんと見ればいい、ということです。宇宙物理学的に説明できますよ、と教えてくれているわけです。

大気中のCO2はわずかに0.0数%。そのうち人工CO2はいかほどでしょうか? そしてそんなものが仮に倍になったところで、どの程度の影響が出るのでしょう? そもそも大気中のCO2の増加が人間の化石燃料使用のせいだ、ということでさえ、あやしいのです。温暖化が先行している可能性もあります。IPCCのおかげでわからないままです。

それにしても、私が言っていることについて、依然としてきちんと考えられないようですね。たとえば「ともかくも、今の自公政権、あるいは立憲民主党・国民民主党・「日本維新の会」らの政治家たちの政権を変えなければお話にならない状態です。政治的に見ても「脱炭素」が「原発大推進」になるのは目に見えています。「人工排出CO2による地球温暖化」説がどうであっても、です。政治的向こう見ずも限界を超えています。」です。原子力ムラ代理店政府の「幼稚でバカバカしい原発大推進キャンペーン=「脱炭素」=GX推進」の片棒を、意図せずに担いでしまっている、と申し上げているのです。こんな(政治・政権の)状態で「脱炭素」などをやれば、原発大推進になるのは目に見えています。政治的音痴もいい加減にしないといけない。ファシズムが善意に担がれてやってくるように、原発大推進は「脱炭素」に担がれてやってくるのです。

原子力ムラ代理店政府が、「再生エネ」電源など本気でやる気がないことは、下記の本日(8/8)の毎日新聞記事を見ても明らかです。

◆(別添PDFファイル)気候革命:再生エネ、原発5基分ムダ(その1) 500万キロワット、出力制御 九州、3~5月に9日間 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20230808/ddm/001/020/112000c
 https://mainichi.jp/articles/20230808/ddm/002/020/047000c

「前のボルソナロ大統領やその同輩米国トランプ大統領のように、人為的温暖化否定論を主張してきた政治家たちが森林破壊を加速してきたことは田中さんも知っておくべきことです。」=そんなことは指摘されるまでもなく、誰でも知っているでしょう。主張していること、主張の仕方が、カルト似非宗教集団と似ています。気をつけた方がいいでしょう。
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4.発信メールその4

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(「脱炭素」などいらない:今後、私のことは相手にしないとおっしゃるので、少し詳しく陳述)

 地球上のCO2は、大気中、大地の中、海の中、の3カ所を循環しています。人間の営みによる化石燃料の使用は、このうちの大地の中からの排出の一環と言えるような気がします。しかし、大地と大気中との間でのCO2の循環は、人間が化石資源を掘り出して燃やす、以外にも、自然界の現象として、大地の中へ入っていくものと、大地の中から出てくるもの(その典型が火山噴火です)とがあります。

こうした自然現象によるCO2循環は、海と大気中とのCO2の行き来もあり、そうした自然循環のCO2の量は1年間に3桁億トン、であるのに対して、人間の営みのそれは2桁億トン、だと推測されています。あくまで推測だ、という点にも留意が必要です。そして、既に申し上げたように、大気中のCO2は0.0数%程度しかなく、それが温室効果を持ったとしても、たかが知れているのではないかというのが科学的な見方でしょう。何故なら同じくCO2以上に強い温室効果を持つ水蒸気は、数%もあるから(CO2の100倍以上)、温室効果を言うなら水蒸気の方に着目すべきです。

そして、こうしたものをトータルした地球上のCO2は増大しているのですが、さて、その原因が何にあるのかは依然として科学的に実証されていないと言っているのです。ましてや、CO2が増えたから地球が温暖化しているなどという証拠はどこにもありません。過去5億年の間に一度もなかったことが、今現在進行している、などというのは、いかにもおかしな話です。温暖期・寒冷期を繰り返す地球の自然循環のなかで(それは宇宙物理学的に説明ができるというのが広瀬隆氏のVTRです)、それに従属変数としてCO2が動いている可能性があります。

「人工CO2温暖化」説を「予防原則」でとらえるべきだという議論はあり得ますが(かつて私もそうでした)、しかし、そうした場合でも「脱炭素」「カーボンゼロ」などという達成目標はあり得ない話です。さまざまな弊害を、人間社会だけでなく、自然界に対してももたらすからです。そして、私がその主張をしなくなったのは、原発との関係です。「脱原発」と「脱炭素」の同時達成は、環境破壊の「再生エネ」と「電気なし生活」を意味します。こんなものはリアリティがありません。停電頻発のショックドクトリンで「原発支配社会」がもたらされる結果になるでしょう。

人間の化石資源・燃料の使用(電力だけではありません、日本で言えば、電力が40%、電力以外が60%、電力以外のCO2を無視して「脱炭素」を叫び、火力発電廃棄・新型火力発電建設妨害を繰り返す一部の市民運動・社会運動の「愚かさ」には呆れるばかりです)でCO2が「廃棄物」として垂れ流しになっている、というのなら、それ以上に強調しなければいけないのは、原発・核燃料サイクル・核兵器により、CO2に比べてはるかに危険極まりない放射能が、それこそ「廃棄物」として、「時限爆弾」として、排出され続けていること・垂れ流しになっていることを、最もっと強調しなければいけないハズです。

そして、人間にとっては「廃棄物」のCO2は、植物にとっては生存のための糧であり、植物の体を造る様々な栄養源(有機物)の原料となっているのです。人間を含むほとんどすべての動物は、植物が光合成で生み出す酸素と栄養素(有機物)に「寄生」して生きているのであって、熱帯雨林や冷帯針葉樹天然林を破壊し続けることは、人類にとっては自滅行為なのだということですから、「CO2」排出をゼロに、などというお気楽な話ではないのです。

そして、私が最重視している原発・核と放射能は、脱炭素を口実にして、火力発電をつぶすことによって益々繁殖し、地球上を放射能だらけにして、人類・生物が安全に暮らすことのできない地獄に変えてしまう危険性がどんどん高くなっている。そういうことだから、最優先に「脱原発」を掲げ(核兵器禁止とともに)、「脱炭素」(NO FOSSIL)なるインチキスローガンは取り下げろと言っているのです。人類や全生物にとって「その及ぼす被害(公害)の規模をも確認すること」(確認だけでなく無くすること)はCO2などよりも放射能なのです(及び氾濫する化学物質)。それが全くできていない。危ない!

議論をする相手の発言内容をきちんと確認・認識しないで、下世話なヤジのような発言を繰り返すのなら、相手にしていただかなくて結構です。時間の無駄ですから。これから私たちがしなければいけないことは、原発と核兵器の退治、ですが、並行して、生物多様性破壊の現状をもっとシビアに見て告発する必要があります。CO2について言えば、気候変動などよりも、酸性化など、まずは海洋生態系(寒い海域で酸性化が起きているというNHK番組がありました)に対する影響を見定めるということでしょう。

また、気候変動が気になってしょうがない人は、まずは広瀬隆氏が言うように、宇宙物理学・地球物理学を学び、過去の地球での気候変動のメカニズムを含め、この分野の研究が今、どの段階にきているのかを自分の目で確かめることです(簡単ではないですよ)。現段階では「定説はない」というのが一般的なようですが、有力な仮説は、たとえばスヴェンスマルクの議論です(太陽の黒点と、地球に降り注ぐ宇宙線と、地球上の気温の並行関係)。そして、この気候変動の分野では、IPCCなるものを解散させ、別のメンバーで、様々な見解を持つ科学者で構成される「気候観測チーム」をつくり、まずは気温の正確な(科学的な)測定から始めればいいでしょう。我々市民運動・社会運動は、IPCCの気温・気候をめぐるおかしな言説を徹底して批判し、それを追いつめていくことが重要なのです。IPCCのデータを持ってきて、原子力ムラ代理店や国際原子力マフィアの代弁をするかのように、インチキ丸出しの「人工排出CO2による地球温暖化」説を合理化してみせることではないのです。

(関連)(チラシ)(9.18)「NO FOSSIL(脱化石燃料)」代々木集会
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhiDY8fmVvqLGxeU5?e=3XcWo4

9・18の代々木公園「脱炭素」集会(NO FOSSIL)は中止せよ。「脱炭素」を口実に「原発大推進」に猪突猛進する原子力ムラ代理店政府の片棒を担ぐようなことはヤメロ。「脱炭素」を強引に集会に持ち込んできた「党派色の強い」一部の連中は、集会事務局から立ち去れ、そして改めて、脱原発・核兵器廃絶の、きちんとした集会の準備を進めよ、ということです。
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草々

2023年8月 4日 (金)

「戦争」と「原発」にのめり込む没落途上国ニッポンの見苦しい2つの「茶番劇」:(1)「はだしのゲン」を平和教育教材から削除した広島市教育委(NHK録画)、(2)老朽原発運転期間延長のための「規制(解除)基準」パブリックコメント

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

 

(最初に若干のことです)

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1.(予約必要)(8.21)オルタナティブな日本をめざして(第89回)「続複合汚染:医師の目から見た日本の破壊」(西尾正道北海道がんセンター名誉院長:新ちょぼゼミ)(2023821日)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-ef5d5f.html

 

(予約の受付窓口)

*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/

(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください

 

2.キャンペーン · 現行の健康保険証を残してください · Change.org

 https://tinyurl.com/5n92xueh

 

3.(お勧め)知っておきたい身近な電磁波被ばく 5Gで増大するリスク-家庭栄養研究会/編(食べもの通信社)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034132491&Action_id=121&Sza_id=C0

 

4.TV番組のご案内

(1)(8.8)福島・甲状腺がん 語りはじめた若者の声をきく:NHK ハートネットTV

 https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/heart-net/2456/

(2)(8.9)消えた原爆ニュース - 歴史探偵 - NHK

 https://www.nhk.jp/p/rekishi-tantei/ts/VR22V15XWL/episode/te/EY6NM7G3Z6/

 

5.イベント情報

(1)(8.11)「新しい戦前にさせない」シンポ 第5回「軍拡と『ゾンビ家制度』の罠」:共同テーブル(要予約:文教区民センター2A)

 https://www.kyodotable.com/

(2)(チラシ)(8.11-13)汚染水海洋投棄反対 in 福島(浪江)

 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhnvjPwgaIHU1OROb?e=19MoJB

(3)(チラシ)(8.24)三上千恵スピンオフ作品上映会「沖縄、再び戦場へ」(参院 101

 https://1drv.ms/i/s!ArtBTVAHlosVhnwe0dcrznne6jkK?e=DDSzWL

(4)(チラシ)(8.26)東海村視察:いばらぎ大集会バスツアー

 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhn1xHGhX_NZAJZqV?e=Odjuf7

(5)(チラシ)(9.1)関電前「一食断食」行動

 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhn55T2KyHA1co1_r?e=gSPwcd

 

6.日刊ゲンダイ

(1)自民党女性局のフランス研修旅行の観光気分の写真に「赤坂自民亭」を思い出した|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/326957

(2)松川るい氏に「ルイ16世」の不名誉なあだ名が「ドリル優子」小渕優子氏の事件を皮肉ったその先|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327021

(3)維新公約の大阪公立大「府民授業料免除」の功罪 26年度に実施予定も他県学生はどうなる?|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/323186?dicbo=v2-b3JXDKB

(4)“弱り目”木原官房副長官vs“落ち目河野大臣の蠢く暗闘劇 岸田首相が「保険証廃止」に煮え切らないワケ|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/326983

(5)「共産党嫌い」に対する反論は同党の正論だ(1)「暴力革命」政党なのか?|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/326928

(6)米国の「RKJ現象」は基地問題を解決に導く可能性もある|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/326930

(7)歴史を変えそうな一枚の写真 満天下に拡散された岸田異次元少子化対策の正体|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/326927

 

◆日刊IWJガイド・非会員版「バイデン大統領はブリズマを救った『ブランド』だった! ハンター氏の会社に投資とコンサルティング料で、ロシアのオリガルヒ制裁免除!-2023.8.3号~No.3976 - What's New お知らせ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52596

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「「戦争」と「原発」にのめり込む没落途上国ニッポンの見苦しい2つの「茶番劇」:(1)「はだしのゲン」を平和教育教材から削除した広島市教育委(NHK録画)、(2)老朽原発運転期間延長のための「規制(解除)基準」パブリックコメント」をお送りいたします。

 

1.(ヒロシマがヒロシマでなくなった日)

 クローズアップ現代「はだしのゲン」はなぜ“消えた”?20230802 - 動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x8myhjn

 https://www.dailymotion.com/video/x8myhjn

 

(日本国憲法下の平和国家=日本を、戦前の戦争国家=大日本帝国に戻さんとする「戦争屋」ないしは「ゴロツキ似非右翼」たちの圧力に負けて、名作漫画「はだしのゲン」を平和教育の教材から外してしまった広島市教育委員会、その歴史的な汚点・恥ずべき腰抜け態度は「ヒロシマがヒロシマでなくなった日」として記憶されるだろう。NHK「クロ現」がこの題材で放送したことは評価できるが、放送内容が中途半端で、こちらも腰が引けている。NHKが取材をした広島市民やアンケート結果もまた、中途半端で腰が引けており、こんな調子なら、政治権力を握った戦争勢力に押し切られてしまうことはほぼ間違いがないだろう。「のど元過ぎれば熱さ忘れる」の愚かさを感じさせる典型的な番組だった。これからも勇気ある教員が、教育現場で「はだしのゲン」を今まで通りに使って平和教育を継続し、今回の教育委員会の決定を葬り去ってくれることを祈っている。広島市民は、そうした教員の方々とともに協力しあい、そのための行動=選挙での投票行動を含めてのあらゆる行動を取っていただきたい。それが原爆廃絶・平和な世界実現の「正道」になるだろうと私は思う。:田中一郎)

 

(関連)「はだしのゲン」削除し正式改訂 新教材を各学校に配布 賛否の声に広島市教委「文書や電話で説明続ける」- TBS NEWS DIG

 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/418485?display=1

 

2.(原子力規制委員会が原子力「寄生」委員会としての正体をあらわにした日)

<パブコメ文例集>老朽炉の審査基準案のパブコメを出そう!危険な老朽炉の運転に反対しよう! - 原子力規制を監視する市民の会

 http://kiseikanshi.main.jp/2023/07/28/11223344555/

 http://kiseikanshi.main.jp/2023/07/28/11223344555/

 

(巨大で複雑で超危険な原発の全体(各部位・部品の相互連関を含む)を細部にわたってまで理解している技術者も学者も存在しない(一部分だけしか知らない専門バカばかり=福島原発事故がこれを実証した)、古い原発はそれに携わった人々がとうの昔にリタイアーないしは死去し、かつ設計図さえも紛失したりしていて、何がどうなっているかもよくわからない、原発という巨大な施設は、その経年劣化を隅から隅まで調べて検査して、危険な箇所を悉皆的に抽出することは出来ない(配線ケーブルだけでも数十km、配管網も数km以上、こんなものをどうやって全部調べるのか!?)、仮に劣化して危険な箇所が見つかっても、原子炉の構造が古くて取り換えることができない、取り換えるには巨額の費用が掛かる、ものも山のようにある、古い原発は製造時点では30年程度の運転期間しか想定していない、だからこうしたことを踏まえて、いくら何で40年で原発は廃炉にする、と決めてあるのだ、などなど、ド素人でもわかる老朽原発を稼働してはいけない安全面からの最も重要なポイントである。

 

地域独占(原発)電力会社(「毒電」)や原子力ムラによる「カネ儲け優先」の老朽原発再稼働を推し進めるための「猿芝居」が今回のパブリックコメントだ(実はボロ原発のために追加安全投資その他で巨額の費用が掛かり「カネ儲け優先」にもなっていない=捨てるべき技術・設備にしがみつく無能な電力経営者に、潜在的な核兵器開発能力を維持しておきたい政治家どもがのしかかり、その両者の意向を忖度して腐敗官僚たちが屁理屈を積み上げ、これに便乗して原発産業が金もうけに走る、マスごみがはやし立てる、という具合=人呼んで「原子力翼賛社会」)。仕掛けは簡単、要するに調べにくいところ・検査しにくいところ・調べたら危険なことが分かるかもしれないところ、などは「審査の基準」から外してしまう=さわらぬに神にタタリなし、にしてしまう、ということだ(実は「タタリあり」ですが)。バカバカしくて見ていられない・読んでいられない。どう転んだって、40年超の原発など、危険極まりないことに変わりはない。このことが実証される時(たとえば南海大地震・大津波や日本海大地震・大津波)が、今日の「大日本原子力帝国」が滅亡する時である。

 

上記サイトでは、「4.未知なる劣化を見つける仕組みがない」や「◆原子炉圧力容器の脆化監視について」の個所を熟読されるといいでしょう。よく書けています。念のために申し上げると、経年劣化・脆化するのは圧力容器だけでなく、格納容器も脆化し、外的ショックでパリンと割れる可能性があることも心得ておいていただきたい。:田中一郎)

 

(関連)規制委「長期管理計画」パブコメ、老朽化原発の安全性確保の理屈は成り立つのか(山崎久隆:たんぽぽ舎 2023.8.4

 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhnoZUSehqo1bo2Fq?e=mSC1zh

草々

2023年8月 1日 (火)

ふざけるな!! 憲法違反(財産権侵害)の2つの「大深度地下工事」を止められない日本の司法・裁判所は解体せよ!:首相官邸・行政追随で「出鱈目を屁理屈で合理化」して迷走する「外環道訴訟」と「リニア新幹線訴訟」

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
(今日のお昼のTVニュースで、山口県上関町に使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設の話が持ち上がっている旨の放送がありました。詳細が分かり次第、お知らせいたします)


1.(予約必要)(9.14)オルタナティブな日本をめざして(第90回):「福島原発事故とUNSCEAR報告:過小評価される放射線被曝」(黒川眞一さん:新ちょぼゼミ)(2023年9月14日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-d3f0b0.html

(その次)
◆(予約必要)(9.26)オルタナティブな日本をめざして(第91回)「台湾有事と日本外交・日米同盟」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)(2023年9月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-de2e96.html

(いずれも予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.イベント情報

(1)(8.11)「新しい戦前にさせない」シンポ 第5回「軍拡と『ゾンビ家制度』の罠」
 https://www.kyodotable.com/

(2)(チラシ)(8.17)ノーモア・フクシマ いわき市民訴訟最高裁要請行動 & 報告集会
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhnGam5rJgBtrcSzi?e=T8YDOH

(3)(8.24)-院内集会- 行政に聞いてみよう! 4G・5G携帯電話基地局は安全か ~ヒトへの健康リスク、動植物等生態系へのリスクをどうみるか~ 2023年8月24日(東京都) - こくちーずプロ
 https://www.kokuchpro.com/event/3d81b8dd1d788392dbcd81dd5b26404f/

(4)(チラシ)(9.12)函館市大間原発建設差し止め裁判 第30回公判&報告会(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhl1X4hWZL4aVITEt?e=1HjqdD

(5)(9.27)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)第26回口頭弁論(東京地方裁判所)
 http://idogawasupport.sub.jp/


3.キャンペーン

(1)学校の断熱改修を、早急に進めてください · Change.org
 https://tinyurl.com/2p8zk93e

(2)キャンペーン · 伐採間近!西荻北2丁目・樹齢数百年のご神木けやきを切らないで!SAVE THIS SACRED TREE IN NISHIOGIKUBO! · Change.org
 https://tinyurl.com/kcuzzzrh


4.山田洋次 Official Site
 https://movies.shochiku.co.jp/yamadayoji/

(関連)山田洋次監督が初の公式サイト開設 渥美清さんとの貴重な2ショット画像も(スポニチ) - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/2jsa692m

(山田洋次さんは大事にしたい高齢者のお一人です。新しい映画をおつくりになったようです。:田中一郎)


5.ちいさな哲学-長谷川 宏:honto
 https://honto.jp/netstore/pd-book_03155212.html

(関連)(別添PDFファイル)集団生活と自由(長谷川宏『小さな哲学』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhnKea29CElNqfLpH?e=8mYXkt

(関連)丸山真男をどう読むか-長谷川宏/著(講談社現代新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030833265&Action_id=121&Sza_id=F3

(長谷川宏さんは、かつて若きヘーゲル哲学の研究者で、1960年代の後半、東京大学文学部で東大紛争に直面、その際、同大学の旧態依然たる体質や大半の大学教授たちの欺瞞的態度にあきれ果て、大学と決別、独立して小中学生を相手に学習塾を経営して、その傍らでヘーゲル哲学研究その他の多くの人文・社会問題にコメントして来られた方です。私が同氏を知ったのは、私が今こそ再評価されるべきだと申し上げている故丸山真男氏に対する、すぐれた批判の書を発見したことがきっかけです(上記参照)。私が今まで遭遇した故丸山真男氏批判の議論はことごとく「為にする過剰要求」のようなものや「ピンボケ型迷走左翼言論」のようなもので溢れかえっていて、こんなものは見れば見るほど逆に故丸山真男氏の精緻な議論をより輝かせるように感じたものでした。そんな中、長谷川宏氏の鋭い批判は、当時、東京大学の大教授サマであった故丸山真男氏の「上から目線」の横柄な態度を鋭く批判したもので「目からウロコ」でした。それ以来、私は長谷川宏氏(及び故小田実氏)を私淑している次第です。残念ながら長谷川宏氏には、未だお会いしたことはありません(少し前に岩波書店が長谷川宏氏の講演会を主催していましたが、気が付いた時は終了していて、見逃してしまいました。残念です)。:田中一郎)


6.(別添PDFファイル)宇宙を先頭領域にしないために!(西川純子独協大名誉教授『軍学共同反対連絡会 NEWS LETTER NO.81』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhnQd_Un7_PNeAacT?e=K3LA5f

(関連)なぜ日本はこれほど歪んだのか…ヤバすぎる「9つのオキテ」が招いた「日本の悲劇」(矢部宏治)現代新書 - 講談社
 https://gendai.media/articles/-/113586

(関連)米中新冷戦の落とし穴 抜け出せない思考トリック-岡田充/著(花伝社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034162196&Action_id=121&Sza_id=C0
================================


「ふざけるな!! 憲法違反(財産権侵害)の2つの「大深度地下工事」を止められない日本の司法・裁判所は解体せよ!:首相官邸・行政追随で「出鱈目を屁理屈で合理化」して迷走する「外環道訴訟」と「リニア新幹線訴訟」」をお送りします。この国の司法・裁判所は完璧に腐り、その使命を放棄して、政治や行政が主導する「日本破壊」政策の追認・追従・追随を繰り返しています。判決とは、それを合理化するための屁理屈にすぎません。立法・行政・司法の三権分立は三権役割分担に変質し、日本の多くの良識・良心・常識の屍を山のように裁判所の門前に積上げているのです。みなさま、かような司法・裁判所は「百害あって一利なし」です。ふざけるな! です。さっさと叩き潰しましょう。そして新たに一から日本の司法・裁判所を「真に有権者・国民のために」創りなおしましょう。

(現在、日本の司法・裁判所の抜本改革、をテーマに、たんぽぽ舎で数回にわたるプレゼンを始めています。皆様のご参加に期待しています。さまざまなご意見をお寄せください。次回2回目は8/21夜です:上記「新ちょぼゼミ」イベント情報参照)

◆(拡散希望)(報告)(7.20)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第1回目):日本国憲法の「司法」関連条文から裁判や裁判所の抜本改革を考える(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-c71de4.html


 <別添PDFファイル>
(1)外環道工事差し止め棄却、最高裁 陥没区間のみ中止 確定(東京 2023.7.11)
(2)原告団声明_外環道工事差止仮処分(一部区間以外)_最高裁の上告棄却に抗議(2023年7月12日)_
(3)リニア工事取り消し認めず、東京地裁「認可に違法性なし」(東京 2023.7.19)
(4)活かされなかった被害住民の声「ストップ・リニア!訴訟」事業認可の取り消し認めず(イントロ部分)(樫田秀樹『週刊金曜日 2023.7.28』)

◆日本国憲法 - e-Gov法令検索
 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=321CONSTITUTION_19470503_000000000000000

第二十九条 財産権は、これを侵してはならない。
② 財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。
③ 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。

(私は「リニア新幹線」訴訟判決と「外環道」訴訟判決を下した裁判官どもに聞きたいのだが、お前たちは上記の日本国憲法第29条の条文が読めないのか? 読めないなら漢字にカナでもふってやろうか? 他人様の居住住宅の地下を、何の断りもなく、地上には迷惑はお掛けしませんとか何とか嘘八百を言って勝手に掘り返し、多くの人々が懸念していた通り、巨大な陥没や地下空洞を造ってしまって、更には巨大な化け物のような「穴掘り機」(かっこつけてシールドマシンとかいうらしい)を地下で動けなくしてしまって、その地上の居宅を壊して取り出すなどと言うことまでして、それで法律や日本国憲法には違反しないのか!? お前たちが住んでいる住宅の地下で同じようなことをしてやろうか!?

地上に影響なしということで制定された「大深度地下利用法」は、今回の事件で、もう違憲だということがはっきりしたのだから、違憲立法審査権を使って「無効」宣言をしなければいかんだろうに、何をやっとるのか!? まったく、どういう神経をしてるのかね? そもそもお前たちは誰のために何のために裁判官という仕事をしてんだよ!? こんなものもキチンと裁けないなら、もう仕事はしなくていい。さっさと司法の世界から消え失せろ! 近未来に私たちが制度をきちんと作り、お前たちのような「似非裁判官」どもは残らず司法の世界から追放してやるから(第二次公職追放)、首でも洗って待っていればいい。:田中一郎)


1.外環道工事差止訴訟
 特にコメントは致しません。何が社会正義であり、どういう判決を下すことが基本的人権を守ることになるのかは自明です。

(1)(別添PDFファイル)外環道工事差し止め棄却、最高裁 陥没区間のみ中止 確定(東京 2023.7.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/262219

(2)(別添PDFファイル)原告団声明_外環道工事差止仮処分(一部区間以外)_最高裁の上告棄却に抗議(2023年7月12日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhnVShFLErMAVDYpS?e=AzqaCo

◆20230726 UPLAN【記者会見】最高裁の工事差止仮処分特別抗告棄却について - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=XGcBH4ozVUQ

(関連)「また事故を起こす」住民懸念~東京外環道訴訟 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー
 https://www.ourplanet-tv.org/46506/

(関連)8-26(土)18-00- 「地盤補修工事は地下水にどう影響するのか」(連続学習会「東京外環道の工事のリスクを知る」第2回) – 市民科学研究室
 https://www.shiminkagaku.org/gaikan-stiv_seminar_20230826/

(関連)東京外環道訴訟を支える会のブログ
 http://nongaikan.sblo.jp/

(下記はメール転送です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
陥没地盤補修工事8月2日以降に実施

家屋解体を含め、まちが壊され、工事現場になり、騒音・振動・低周波音、地下水流動阻害による地表面変位、緩んだ地盤の上のクレーン倒壊、380気圧の超高圧配管のリスクなど、危険な環境が出現しつつある。

(1)7月25日に陥没地盤補修地域に配布されたチラシ
「地盤補修工事に関するお知らせ」(添付)
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1689920939303/simple/01.pdf

・8月2日以降、地盤補修を実施します。
・地盤補修は、地盤補修範囲の北側中継ヤード②付近から着手します。
・今後の具体な施工箇所や作業内容については、事前に周辺の皆さまに掲示板等でお知らせします。

(2)調布市のHP 7月26日
東京外環陥没事故にともなう地盤補修工事の着手
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/sp/contents/1689920939303/index.html

工事期間:令和5年8月2日(水曜日)以降に着手
土日祝日、夏季休暇及び年末年始は休工
地盤補修工事の期間は概ね2年程度(仮移転・買取等の状況を踏まえ変更となる場合があります)
作業時間:午前8時から午後5時まで(準備・後片付け含む)
作業車両通行時間:午前8時30分から午後5時まで

(3)三鷹市のHP 公開日:2023年7月25日 最終更新日:2023年7月26日
東京外かく環状道路(関越~東名)地盤補修の実施について(お知らせ)
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/104/104171.html

(4)業界紙? トラベルWatch 7月26日
NEXCO東日本、外環道トンネル工事による陥没事故の地盤補修は8月2日以降着手
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1519170.html

NEXCO東日本は7月26日、霞が関の本社で定例会見を実施した。・・

(5)NEXCO東日本 7月25日付
『地盤補修の施工に関するオープンハウス 陥没・空洞事故の
現況に関するオープンハウス 令和5年6月16日・17日 開催結果』
https://www.e-nexco.co.jp/news/important_info/2023/0619/00012557.html

「地盤補修の施工に関するオープンハウス及び意見交換の場におけるご意見とその対応のとりまとめ」
https://www.e-nexco.co.jp/news/cms_assets/news/2023/07/25/01.pdf

この一覧のNo.24の
「 ○本線シールド工事の再開に向けて、地盤補修を早く実施するために、買取を希望する方へ、対応すべきではないか。」との意見に対する「対応」に「○引き続き、家屋補償など必要な補償を誠意を持って対応しつつ、地盤補修は、8月2日以降に北側から着手します。」とある。

(6)家屋解体を含め、まちが壊され、工事現場になり、騒音・振動・低周波音、地下水流動阻害による地表面変位、緩んだ地盤の上のクレーン倒壊、タイタニック号が眠る深海3,800mの水圧相当の380気圧の超高圧配管のリスクなどの危険な環境が出現しつつある。
以上
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(司法が止めない・止められないから、人権侵害工事は延々と続いていく。これが「法治国家」なのか!?:田中一郎)


2.リニア新幹線工事差し止め訴訟
 こちらは「大深度地下(勝手に)利用法」による人権侵害だけでなく、南アルプスを中心に巨大な環境破壊が並行して進み、やがて各地で大量の残土や汚泥がもたらす災害が発生してくることになるでしょう。熱海土石流事件の二の舞です。 また、リニア新幹線による電磁波問題も深刻です。あらゆる面で、この「リニア新幹線」こそは、史上最悪サイテーの公共事業です。没落途上国ニッポンを象徴しています。

(地域住民の権利や地域の自然環境・居住環境を守るべき立場にある知事や市町村長たち、地方議員たちは何をやっとるのでしょう? 川勝平太静岡県知事だけが奮闘しているようにしか見えません。この国の「翼賛体制」はリニア新幹線でも貫かれているようです。集団自決のようなものです)

(1)(別添PDFファイル)リニア工事取り消し認めず、東京地裁「認可に違法性なし」(東京 2023.7.19)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/263867

(2)(別添PDFファイル)活かされなかった被害住民の声「ストップ・リニア!訴訟」事業認可の取り消し認めず(イントロ部分)(樫田秀樹『週刊金曜日 2023.7.28』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhnbXq1ieMNxbzst4?e=SOxQho
 https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2023/02/13/antena-1208/

◆20230718 UPLAN【地裁前集会・記者会見・院内報告集会 】ストップ・リニア!訴訟判決 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=bcH_0QattTA&t=5s

(判決文を精査しているわけではありませんが、東京新聞記事などから判断して、この判決は、工事の内容を問わない形式的な手続き整合性だけを理由に異議申し立てを切り捨てた判決です。こんな判決がまかり通れば、どんなひどい内容の巨大公共事業もOKになるでしょう。ふざけるな! ということです。東京地裁のこの3人の裁判官も、後日、その責任を追及して、しかるべき「処分」を行う必要があると私は考えています。

この10年間、司法権力の劣化による権力の濫用が目に余ります。日本の司法・裁判所・裁判官は、抜本的に改革しなければなりません。それにしても、昨日から本日にかけての全国紙新聞・マスごみで、このリニア判決を報道したのは東京新聞とNHKだけではありませんか? 朝日新聞や毎日新聞は何をしているのでしょうか?:田中一郎)

(関連)(報告)(6.24)「原発大暴走&リニア新幹線を斬る」講演会:広瀬隆さん・川村晃生さん(全水道会館:2023年6月24日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-459a18.html

(↑ この時に使われた内容充実のカラー版レジメは、私(田中一郎)が持ち歩いていますので、ご希望の方はお声掛けください。1部200円でご提供しています)

(関連)stoplinearのブログ:「リニアはなぜ失敗したか」川村晃生(編)緑風出版
 https://stoplinear.hatenablog.com/

(関連)リニア中央新幹線の認可取り消しの訴え退ける判決 東京地裁 - NHK - 鉄道
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230718/k10014134291000.html

(関連)リニア中央新幹線の認可取消請求棄却~東京地裁判決 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/47425/


(関連)リニア新幹線関連の市民団体
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)リニア訴訟-ストップリニア訴訟原告団
 https://linearstop.wixsite.com/mysite

(2)リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会
 http://web-asao.jp/hp/linear/

(3)ホーム - 静岡県リニア工事差止訴訟の会
 https://sashitomesoshonoka.wixsite.com/my-site-6

(4)リニア新幹線を考える相模原連絡会-ストップリニア!訴訟
 http://sagamihara-g.mond.jp/appeal.html

(5)ストップリニア訴訟判決 - リニア訴訟
https://linearstop.wixsite.com/mysite/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%A2%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E5%88%A4%E6%B1%BA
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々

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