(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は①老朽原発、②環境破壊型「再エネ」、③旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.イムジン河~李政美コンサート2011年3月12日 愛知県清須市カルチバ新川ホールにて~ YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=eQF1xdghzGM
(すばらしい歌声です、このコンサートの日付も何かの縁なのかもしれません。:田中一郎)
2.(別添PDFファイル)マンションは生き延びられるか?(イントロ部分)(五十嵐敬喜『世界 2023.8』)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhj8p4G-k-qZ4maxI?e=FyV2tX
(関連)土地は誰のものか 人口減少時代の所有と利用-五十嵐敬喜/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034295042&Action_id=121&Sza_id=C0
(久しぶりの五十嵐敬喜先生(法政大学名誉教授)の論文です。強すぎる所有権=土地所有権至上主義の日本の経済法制度、これを人口減少社会となる21世紀日本において徐々に克服・解体し、生活権を優先した「総有」的考え方で法制度を再編していく、その一例として大都市を中心とするマンションについて論じられています。今のままでは、近未来において、タワーマンションなど大都市のコンクリート建造物は、老朽化したまま「廃墟」となっていくでしょう。だれも責任を取らないグロテスクな鉄とコンクリートのゴミ捨て場となるのです。そうなるのを防ぐために、今から新しい発想でのまちづくりと、それを支える法制や政策が望まれます。:田中一郎)
3.厄介な“土”熱海土石流2年 身近に潜む危険|NNNドキュメント|日本テレビ
https://www.ntv.co.jp/document/backnumber/articles/1894a4mxk8k9kcxetn98.html
(トンデモナイ内容でした。日本の法律も甘ければ、取り締まりも甘く、産廃業者やそのまわりに蠢く魑魅魍魎の悪党たちが、一般市民の命や生活を踏みつぶしてやりたい放題をしているのがよくわかりました。こんなのを放置して、この国は法治国家と言えるのでしょうか!? ネット上でこの番組の録画が見つかれば、是非ご覧ください。静岡県や熱海市も含めて、被害者に対して誰も謝罪しないというのも全く理解できません。:田中一郎)
4.(一部メール転送です)泉健太立憲民主党代表「候補者調整はするが、選挙協力はしない」
またアホなことを言ってますワ、救いようナシ。こんなのが野党第1党である限り、日本の政治は絶対に変わらない。
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泉代表は7/7の記者会見で、「候補者調整はするが、選挙協力はしない」と繰り返しました。(28分のところ)
https://www.youtube.com/watch?v=cULd3fzXt4A
つまり、候補者が一本化された場合でも、立民候補者の場合は他党からの応援は断わる、他党候補者の場合は応援しない、という連合依存、他党忌避の旧来スタイルと思われます。政治を変えるために野党共闘が必要という基本的な考え方を否定しています。この連合依存の排他的なスタイルでは、他党は大義のために候補者を降ろして協力しようとならず、比例票獲得のために候補者を立てる方向となりかねません。
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(関連)国民・玉木氏、候補者調整を拒否 衆院選巡る立民の呼びかけに(共同通信) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/894096421366089429f4bdf099cd7c8482362163
(関連)(他のMLでの議論です)ホンモノの政権交代と日本の「世直し」を求めて:ポイントは野党第一党のリーダーシップと市民運動・社会運動の取り組み姿勢の転換にあり- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-26acfa.html
(泉健太執行部を一刻も早く退陣させること、これが肝要です。野党第1党の立憲民主党が変わらなければ、国政選挙で野党は大敗・「世直し」どころか日本の破壊=没落は加速するばかりです。脱原発を含め「世直し」市民運動・社会運動の目標は何一つ実現いたしません。これを転換し、日本の「世直し」を軌道に乗せるべく、有権者・市民がなすべきことは、今後、泉健太執行部が居座り・居直りを続ける限り、国政選挙を含むあらゆる選挙において立憲民主党候補者を全員落選させることです。泉健太がやめるまで、他の「世直し」政党・勢力に投票して下さい。立憲民主党は放っておいても次期国政選挙でドマケしそうですが、一議席もないという状態にして差し上げれば、身に浸みてわかるでしょう。立憲民主党は「昔は水の都、今はアホの都」大阪では既にそれに近い状態になっています。:田中一郎)
(関連)「維新の国会対応、大政翼賛会みたい」 立憲・岡田幹事長が批判 [立憲]:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASR786J99R78UTFK010.html
(その維新と「お手てつないで」国会に通ってたのはお前らではないか! 何を今さら言ってんの! さっさと退陣してよ。:田中一郎)
5.【署名】放射能汚染水を海洋放出しないで
https://act.greenpeace.org/page/80053/petition/1?locale=ja-JP
(関連)市民団体が「汚染水」海洋放出に反対するキャンペーン - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
https://www.ourplanet-tv.org/47387/
(関連)福島第一原発の処理水の海洋放出 開始時期に岸田首相「夏頃までという方針に変更はない」:ニュース - FTV 福島テレビ
https://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/2023/07/2023070800000005.html
(そうですか、しかし、我々有権者も、あんた(岸田文雄)には総理大臣も国会議員も辞めてもらう、という方針に変更はありません)
6.チンピラを政治家にしてはいけない・調子に乗らせてはいけない
(1)河野大臣「返納 微々たる数」、マイナトラブル楽観視(東京 2023.7.9)
https://nordot.app/1050322977680015403?c=899922300288598016
(2)橋下徹氏 マイナカードで私見「現在の申請主義を止めればいい…全国民に出生時に配布すべき」(スポニチ) - 毎日新聞
https://tinyurl.com/46sn6fa3
7.(別添PDFファイル)大学ファンド 604億円赤字、昨年度 運用難続けば助成に支障(日経 2023.7.8)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB071Q90X00C23A7000000/
(記事に出てくる運用実績の数字が合わない=意味がよく分からないので、詳細な実態は不明ながら、どうも運用実績は振るわなかったようである。「大学ファンド」ができる前から言われていたことが現実になっている。運用目標4.5%など、とてもとても、の水準で、無理するとリスクを取りすぎて大穴を開けることになる。近未来には大損こいで廃止ではないか? 税金をドブに捨てるようなもの。日本の学問・研究・科学のためにもならない。:田中一郎)
8.アメリカがウクライナにクラスター弾を供与へ 民間人の死傷事例多数、人権団体は批判:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/261801
(関連)クラスター弾、NATO一部反対 米のウクライナ支援:東京新聞 TOKYO Web
https://tinyurl.com/3pmvkws4
(国連で禁止条約が発効しているこんな兵器まで使って戦争をエスカレートさせるアメリカ、これが「正義の戦争」なのか!? おそらくは多くの一般市民や子どもたちが不発弾で犠牲になるだろう。そして攻撃されたロシアもまた、同じような兵器で反撃する。何の解決にもならない。アメリカの軍産複合体がほくそ笑んでいるだけである。こんな中、日本はウクライナに武器輸出を画策中だ。:田中一郎)
(関連)(別添PDFファイル)殺傷武器輸出「否定されず」「密室協議」で解釈変更か、政府・与党 国会経ず議事録非公開(東京 2023.7.4)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/260721
9.IWJ
(1)日刊IWJガイド・非会員版「中南米諸国がEUとの首脳会議へのゼレンスキー大統領の出席を阻止! 上海協力機構が共同宣言、イランも加盟! グローバルサウスの連帯が拡大」2023.7.8号~No.3950号 - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52502
(2)日刊IWJガイド・非会員版「米国で初の全国規模のPFAS汚染調査!『米国の水道水の少なくとも45%には、1種類以上のPFAS化合物が含まれていると推定』」2023.7.9号~No.3951号 - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52506
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「(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は①老朽原発、②環境破壊型「再エネ」、③旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります」をお送りいたします。
◆(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html
◆(必見保存版:報告)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-9c90ec.html
先般、国会で可決成立した「GX推進法」(脱炭素法)とは「原発大推進」の言い換えです。原子力ムラ代理店政府(岸田文雄自公政権+「日本維新の会」+ 国民民主党などの似非野党)は、「再生可能エネルギー推進」とは言わずに「脱炭素推進」と言っています。それは「脱炭素」が「再生可能エネルギー」(以下「再生エネ」)などではなく「原発(&核燃)」であることを覆い隠すためです。こんなものに騙されて、この期に及んでもなお「脱炭素」などと言っていれば、原子力ムラ代理店政府により、それを手玉に取られて、次々と火力発電所がスクラップされ、それに代えて原発が再稼働、ないしは新設されていくことになります。
私は「再生エネ」電源はもっと増やせばいいと思っていますが(注)、しかし、それは「環境を破壊するもの」であってはなりません。しかし今日、日本全土で展開されている大型の「再生エネ」電源は、メガソーラーや風力発電団地をはじめとして、その多くが環境を破壊し、森林を根こそぎ伐採し、貴重な農地を潰し、低周波公害を周辺地域住民にもたらし、集中豪雨などの際には土砂崩れなどの災害をもたらしている代物です。また、バイオマスなどというインチキ理屈で合理化された「再生エネ」なるものも、その多くが、熱帯雨林・冷帯針葉樹林を大規模乱伐した結果の木材製品やパーム油などの輸入で賄われ、また、国内森林の大規模皆伐(再造林ナシ)で調達された木材を原料とし、世界の、日本の、自然破壊につながっています。まったくのインチキ宣伝の「再生エネ」が、世界の、日本の、環境を破壊しているのです。
・・・・・・
注:下記で申し上げますが、私は「再生エネ」電源拡大を「脱炭素」の一環で申し上げているのではありません。私の「再生エネ」への期待は、エネルギー革命への取組の一環として、具体的には、オンサイト・コジェネ・FEC自給圏・エネルギー源の多様化、を目的としてのものであり、従ってまた主に「小型再生エネ」です。人口減少社会での、地方分散型分権自治社会、地方経済再生、エネルギー消費減少社会・脱工業化社会(大量生産・大量消費・大量廃棄の克服)、無公害社会、などを目指すものです。「人工排出CO2による地球温暖化」説は私は十中八九インチキだろうと見ています。
(上記を実現するには、地域独占(原発)電力会社(「毒電」)が支配する現状の電力システムを抜本的に改革しなければなりません。特に、独占・寡占解体が必要不可欠です。「電力システム改革」については下記「報告」をご覧ください。私は脱原発派の「電力システム改革」への関心が低すぎると見ています。原発もまた「最後はカネメ」であることを忘れないでください)
(関連)(拡散希望)(報告)(6.27)電力自由化と電力システム改革(第8回目:最終回)新時代の公正で持続可能な電力システムを創るためには地域独占(原発)電力会社(「毒電」)の私物化支配体制を解体しなければならない- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-c80b11.html
◆(当日録画)20230627 UPLAN 田中一郎「(当面する)電力システム改革のポイント」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1FFoeinO1K8
(この録画の最初の部分で「脱炭素」スローガンが何故ダメなのかをコンパクトに説明しています)
注:FEC自給圏は故内橋克人氏が提唱したもの。F=FOOD(食べ物)、E=ENERGY(電力などのエネルギー)、C=CARE(介護:子ども、老人、身障者、社会的弱者)を極力、各地域で自給していきましょう、という考え方です。
・・・・・・
昨今、ついには下記のような市民団体も立ち上げられました。今や「再生エネ」ビジネスが「利権化」し、悪性利権の指令塔となっている内閣官房や経済産業省を中心に、日本の貴重な自然を破壊し、世界の自然環境をグチャグチャにして、馬鹿みたいな「再生エネ」と称するインチキ電源を日本全国各地あちこちに乱立させているのが現状です。
◆全国再エネ問題連絡会 - 再生可能エネルギーの問題を解決するための市民ネットワーク
https://saiene-news.com/
<環境破壊型「再生エネ」の事例>
(1)北海道「釧路湿原」侵食するソーラーパネルの深刻 天然記念物も生息する日本最大の湿原に異変 - 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/676109
(2)世界遺産登録が大ピンチ!阿蘇山の周辺景観が激変 「大地を覆う無数の太陽光パネル」衝撃写真 - FRIDAYデジタル
https://friday.kodansha.co.jp/article/318278
(3)太陽光パネルと土砂災害、解明迫られる因果関係 盛り土や建設残土の問題と併せて総点検が必要だ - 災害・事件・裁判 - 東洋経済オンライン(熱海土石流)
https://toyokeizai.net/articles/-/440093
(4)埼玉・小川町メガソーラー、希少野生動物への懸念 予定地で絶滅危惧種のミゾゴイとサシバが繁殖 - 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/449210
(5)日高市メガソーラー訴訟「地裁で却下」の重大背景 山の斜面の太陽光発電設備、土砂災害への懸念 - 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/592428
(6)小樽市と余市町にまたがる風力発電所建設、双日が計画中止発表…資材高騰や地元の賛同得られず「投資基準に合致しない」(HBCニュース北海道) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/c10cebd7826b1d91d9b9063d39e416cd69110f29
(他にも事例は山のようにあります)
さて、今日の日本の「再生エネ」電源のうち「環境破壊型」を除けば、いったい電源に占める(まともな)「再生エネ」の割合はいかほどあるのでしょうか。上記で申し上げたように、大型の出力レベル(KW)が高い「再生エネ」電源ほど「環境破壊型」のものが多いですから、仮にそれを2/3(KWベース)とすると、日本全体での「環境破壊型」でないものの「再生エネ」電源割合は(巨大ダム水力を除く「再生エネ」電源割合)10%×1/3=3~4%ということになります。こんな状態で、「脱炭素」だとか何とか言って次々と火力発電所をスクラップし、他方でEV(電気自動車)などの巨大な電源を必要とするものを増やしていけばどうなりますか? 「再生エネ」電源が伸びるなどというのは全く楽観的でバカげています。原子力ムラ代理店政府は「再生エネ」など、本気で伸ばそうとは思っていません。火力の代わりに増えてくるのは原発に決まっているではないですか。GX推進法の狙いはそこにあるのです。
そして私が「脱炭素」推進で懸念するもう一つのことは、今後、老朽化火力発電所の更新も含めて、高エネルギー効率の天然ガス発電などの最新技術の新型火力発電所が建設されなくなり、日本の発電の主力である火力発電所が全体として老朽化・旧式発電化していき、電力供給力の減退を招いていくという事態です。「脱炭素」などという空虚で無意味・弊害の大きいスローガンを振り回しているうちに、気が付いたら日本全国の火力発電所は老朽化した旧式でボロボロのものばかりとなり、老朽化した火力発電所はしょっちゅうトラブルを起こすでしょうから、やがて日本は「停電王国」となっていって、「ああ、もうこれじゃダメだから、しっかりと原発を推進していきましょう」となっていくように思います。
スクラップ火力や不安定老朽化火力の代替を「再生エネ」電源が担うなどという話は、リアリティの欠けた「美しきヨモヤマ話」にすぎません。上記で申し上げたように、わずか3~4%程度の「環境を破壊しない再生エネ」を頼りにして、火力発電所を「脱炭素」などと言いつつスクラップしていくなど、まさに愚の骨頂です。ものごとは、現実味を持って、ちゃんと考えなければなりません。きれい事だけを言っていても事態は解決しないのです。せいぜいのところが、メガソーラーやメガ風力が、日本国中で貴重な自然環境を破壊して、災害を招きやすい国土を造っていくだけです。「再生エネ」はあくまでも「オンサイト、コジェネ、最新技術、小規模、環境や地域社会との調和」などが基本でなければなりません。従ってまた、巨大規模での火力発電スクラップを代替することなどできないのです(処方箋については下記の私のブログをご覧ください)。
(関連)(他のMLでの議論です)ホンモノの政権交代と日本の「世直し」を求めて:ポイントは野党第一党のリーダーシップと市民運動・社会運動の取り組み姿勢の転換にあり- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-26acfa.html
(「再生エネ」電源は、期待されるほどにCO2の排出を減らすこともできません。カーボン・フット・プリント(CFP)という言葉があります。商品 やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量を CO2 に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示する 仕組みのことです。太陽光発電にしても、風力にしても、このCFPを推測してみると、目先ではCO2が減らせたように見えても、原材料調達から据え付け、メンテナンス、そして廃棄までの全体で、相当量のCO2を排出し、場合によっては「再生エネ」電源の方がCO2排出が多いということにもなりかねません(下記参照)。「再生エネ」推進はCO2排出量ウンヌンとは切り離して考えましょう。
◆(別添PDFファイル)ウソ12:太陽光発電や風力発電は国のCO2排出を減らす(渡辺正『「気候変動・脱炭素」14のウソ』丸善出版)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhkDliDLq7ZrQy9jE?e=boDc18
(関連)「気候変動・脱炭素」⒕のウソ-渡辺正(東京大学名誉教授)著(丸善出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034364165&Action_id=121&Sza_id=B0
そもそも「人工排出CO2による地球温暖化」説などは科学的実証的根拠を持たない「世界規模での巨大なデマ」である可能性が高いものです。私は科学者ではないので断定はしませんが、上記の広瀬隆氏の「19本のVTR」や「昨年のたんぽぽ舎での講演録画」をご覧になれば、このことははっきりとわかります。まだ「信じられない」方こそ、是非、このVTR・録画をご覧いただき、広瀬隆氏の説明をしっかりと聞いて、この問題を自分の頭で考えてください。
いろいろな学説を自分で見聞きして知って、自分の頭で考えることなく、ただ〇○が言っているから信じる、などという態度は、この非常に重要な問題についてよろしくない態度ですし、また、「見ざる・聞かざる・言わざる」に至っては、似非カルト宗教の信者と同じ態度と言わざるを得ません。
https://stock.adobe.com/jp/images/%E8%A6%8B%E3%81%96%E3%82%8B%E8%A8%80%E3%82%8F%E3%81%96%E3%82%8B%E8%81%9E%E3%81%8B%E3%81%96%E3%82%8B/445298607
(でも、そういう人が市民運動・社会運動の中には結構いらっしゃいます、それではダメなのです。「世界中の科学者が言っているんだからCO2温暖化はホントでしょ」などと言っている方もいますが、それは日本のマスごみが世界の多くの科学者の見解を報道せず、IPCCの御用広報係のようなことばかりをしているからです。世界中で日本だけがCO2地球温暖化の「ホントの話」を知らない可能性が高いのです。「不都合な真実」の「不都合な真実」とは、「人工排出CO2による地球温暖化」説は嘘八百であるということではないかと思われます)。
注:何度も申し上げますが、「人工排出CO2による地球温暖化」説を否定したからと言って、化石燃料をこれまで通りに野放図に使いたい放題使えばいい、などとは申し上げていませんので、妙な極論はなさらないでください。
そして、世界中の科学者たちは、「人工排出CO2による地球温暖化」説など信じてはおらず、逆に、そんなものは虚偽の仮説だ、として批判している科学者も少なからずいらっしゃるのです。ノーベル物理学(あやしいで)賞を受賞した眞鍋淑郞の提唱する気候変動モデルについても、そのパラメータを不自然にいじくりまわしてつじつまを合わせているだけのものにすぎず、とても科学的実証的モデルとは言えないと批判される科学者もいます(今日では科学が支配権力や巨大資本に包摂され、研究費や人事などでがんじがらめに押さえつけられていますから、科学者と言えども自由に発言できなくなっています)。
(関連)(別添PDFファイル)これだけはホント、大気中にCO2が増え続けている(渡辺正『「気候変動・脱炭素」14のウソ』丸善出版)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhkHuDyzf1YEQ6AVO?e=W1otIh
(関連)優れた女性科学者に贈られる猿橋賞を受ける宇宙気候学者:宮原ひろ子さん(朝日 2023.5.8)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15630249.html
(広瀬隆氏が講演録画の中で何度も引用している宇宙物理学者の1人です)
だいたいが、IPCCというインチキ集団は、測定した地球上の気温データの原本を、その測定場所や測定方法・測定環境などとともに公表しておらず、伝え聞くところによれば極めてずさんな形で観測したものを使っていると言います。しかもIPCCは、それでも自分たちの結論に観測結果を合致させるべく、測定気温を改ざんまでしているというから驚きです(事例:①クライメートゲート事件(2009年)、②地球上気温のホッケースティック図のでっち上げ、③米国の都市と農村の気温の推移の改ざん)。こんなものが科学的実証的であるはずがないのです。
(更に、日本の「人工排出CO2による地球温暖化」説のオピニオンリーダーである江守正多、斎藤幸平、平田仁子(気候ネットワーク)の3人は、広瀬隆氏の公開討論会開催の呼びかけから逃げ回っています。このこと1つをとってみても、「人工排出CO2による地球温暖化」説が如何にも怪しいものであることがわかるというものです)
他方で、福島原発事故を経た日本では、もう二度と原発・核燃料サイクル施設の過酷事故は許されません。にもかかわらず老朽原発の運転可能期限の法規制を外したり、事実上倒産している会社(東電と日本原電)の原発再稼働を認めたり、日常の原発安全審査で基準地震動その他の審査をごまかしたりしている現状は、近未来に再びの原発・核燃料サイクル施設過酷事故を予測させます。また、福島原発事故を収束させられず、収束のさせ方もわからず、汚染水は海にぶんなげる、放射能汚染ゴミはたまる一方、被害者の救済も進まないどころか司法が原子力ムラと一緒になって被害者を切り捨てているというあり様です。こんな情勢で原発の再推進・大推進など許されるはずもありません。
一刻も早く、再稼働ナシの脱原発・核燃料サイクル廃棄が求められていますが、いまここで、GX推進法が制定された現段階で、あいもかわらずアホダラ教の呪文に近い「脱炭素」などを叫び続けることは、火力発電所を潰してそれを原発に置き換えていく原子力ムラの思惑に、その背後から(結果的に)エールを送ることになるのです。環境破壊型ではない「再生エネ」電源は、出力ベース(KW)で見れば容易には増えませんし、また増えても火力発電をフルカバーできる規模にはおそらくなりません。EVなどの大量電気食い虫を普及させればなおさらです。愚かな向こう見ずの「脱炭素」スローガンなどは廃棄してしまいましょう。「きれいごとで塗り固められた虚構=お人好しで世間知らずのお気楽エネルギー政策」は、今日の日本のエネルギー革命を挫折させ、グロテスクな原発帝国(フランスのような)へと導いていきます。ファシズムは善意に担がれてやってくるように、破滅的な原発大帝国は「脱炭素」に担がれてやってくるのです。
(関連)「GX脱炭素電源法案」は「脱炭素」で国民をだまして進める「原発原子力やりたい放題法案」だ:「人工排出CO2による地球温暖化」説に科学的根拠はない=世界の多くの学者たちは地球の気候を「宇宙からの影響」と見ている- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-5c796a.html
(関連)気候変動に関する私の7つの質問に(科学者としてでなく一般市民として)答えられますか?=胡散臭い「人工排出CO2による地球温暖化」説を根拠なく妄信するのは「似非宗教カルト」信者と同じ行為です、原発推進の加担に結果します- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/05/post-1fa63b.html
(関連)大日本帝国に続き二度目の滅亡へ向かう「大日本原子力帝国」=GX推進法(脱炭素原発大推進)で国力を使い果たし、最後は原発・核施設過酷事故でお陀仏か?- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-5c9fd2.html
(関連)(チラシ)(9.18)「NO FOSSIL(脱化石燃料)」代々木集会
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhiDY8fmVvqLGxeU5?e=3XcWo4
(党派色の強い一部の連中が集会事務局を牛耳り、脱原発で例年通り開催すればいいものを、少なくない反対論や慎重論を押し切って、強引に「脱炭素」を入れ込む集会にしてしまったと聞いています。こんな集会には不参加で臨みましょう。このままいくと、従来通り脱原発をしっかりと進める市民グループと、政府の口車に乗せられて「脱炭素」などと言いつつ結果的に火力をやめて原発にシフトしていく(事実上の・結果的に)御用運動に加担する市民グループに分裂していきそうです。愚かな一部集会事務局の人間たちの招く「人災」です。)
草々
(追)有力な援軍が現れました。必読必見の言論をご紹介します。
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◆堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法-堤未果/著(幻冬舎新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034477473&Action_id=121&Sza_id=A0
(「マイナンバー制度」、「新型コロナ」&コロナワクチン、「人工排出CO2による地球温暖化」説、の3つがテーマです。私は読了しています。現代人必読のよくできた新書です。広瀬隆氏の19本のVTRや、堤未果さん(川田龍平参議院議員の妻)のこの新書を読まないで「脱炭素」などとは言わないでいただきたい、そんな1冊です。そして、「マイナンバー制度」やコロナワクチンについても、目が飛び出るほどの驚きの内容です。ご一読をお勧めです。:田中一郎)
◆(チラシ)NHK Eテレ 100分で名著(毎週月曜日):ショック・ドクトリン=BYナオミ・クライン(堤未果さん)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhgjRl5BawiWAsvI9?e=b6HeCt
(関連)名著130「ショック・ドクトリン」ナオミ・クライン - 100分de名著 - NHK
https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/pEwB9LAbAN/bp/p3zjVmO7p3/
(新書だけでも素晴らしいのですが、更に堤未果さんがNHK放送にも登場したようです)
(1)100分de名著 “ショック・ドクトリン”(1)ショック・ドクトリンの誕生_0210_202306052225 - 動画 Dailymotion
https://www.dailymotion.com/video/x8lu46c
(2)100分de名著 “ショック・ドクトリン”(2)国際機関というプレイヤー_0210_202306122225 - 動画 Dailymotion
https://www.dailymotion.com/video/x8lu47d
(3)100分de名著 “ショック・ドクトリン”(3)戦争ショック・ドクトリン_0210_202306192225 - 動画 Dailymotion
https://www.dailymotion.com/video/x8lw5a1
(4)100分de名著 “ショック・ドクトリン”(4)日本、そして民衆のショックドクトリン_0210_202306262225 - 動画 Dailymotion
https://www.dailymotion.com/video/x8m2hni
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