« (2つの重要な講演会:講師お二人からのメール掲載)(1)(6.24)「原発大暴走&リニア新幹線を斬る」講演会(広瀬隆さん・川村晃生さん)(2)(6.27)「入管法のどこが問題か」(福島みずほさん) | トップページ | (予約必要)(8.21)オルタナティブな日本をめざして(第89回)「続”複合汚染”:医師の目から見た日本の破壊」(西尾正道北海道がんセンター名誉院長:新ちょぼゼミ)(2023年8月21日) »

2023年6月21日 (水)

(他のMLでの議論です)ホンモノの政権交代と日本の「世直し」を求めて:ポイントは野党第一党のリーダーシップと市民運動・社会運動の取り組み姿勢の転換にあり

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(6.27)オルタナティブな日本をめざして(第87回):「入管法のどこが問題か」(福島みずほさん:新ちょぼゼミ)(2023年6月27日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-f1ca42.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)

(関連)日刊IWJガイド「<インタビュー報告>立法事実もめちゃくちゃな入管法『改悪法』が成立! 岩上安身による社民党党首 福島みずほ参議院議員インタビュー!!」2023.6.17号~No.3929号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52407

(関連)日刊IWJガイド・非会員版「朝鮮人虐殺の原因は政府発のデマだった!! 関東大震災で『朝鮮人が爆弾を所持し放火する』という、警察が発した電信文の存在が明らかに!」2023.6.19号~No.3931号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52420


2.イベント情報

(1)(チラシ)(6.24)原発大暴走を斬る + リニア新幹線を斬る・講演会(広瀬隆&川村晃生)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhX_DS2KYldeur3M-?e=U7Gwg5

(2)(チラシ)(6.25)川内博史さんを囲んでのトーク茶和解のご案内(ISF主催:港区)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhXeifH5H7mxLRZ7G?e=o3IDWX

(3)(チラシ)(6.25)連続講座:事故から10年以上経過しても影響を及ぼす放射能汚染(アスナロ:板橋)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhgCtm3kusi162omT?e=R08DQN

(4)(6.29)第4回シンポジウム 「中国・朝鮮の脅威論を越えて」(共同テーブル)
 https://www.kyodotable.com/

(5)(チラシ)(6.30)(8.25)福島原発かながわ訴訟 第1陣 第19・20回(東京高裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhgGp4p_X8TUU38fV?e=mQYqhv

(6)(チラシ)(7.1)伊達判決64周年記念集会(北とぴあ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhWpgFsYUQWaoVwVa?e=EbdpVf

(7)(チラシ)(7.2)柳田真(たんぽぽ舎)さん原発講演会(豊島区)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhgJs5ReixRFLdWfQ?e=FCPLJ3

(8)(チラシ)(7.6)福島原発かながわ訴訟 第2陣第5回(横浜地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhgMIKo-Fpy3N_eqo?e=2CwR49

(9)(チラシ)(7.9)ネオニコチノイド農薬勉強会(NPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhXTXIbPAQWmKCmSH?e=Wt0IQR

(10)(7.22/23)大間原発反対現地集会実行委員会 - 大間原発反対!
 https://nonukesooma.wordpress.com/

(11)(9.11)砂川事件裁判国賠請求訴訟 第31回公判(結審予定:東京地裁)(同ニュース)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhWsVo2js2Bmdzn1K?e=5aTQkP

◆開沼氏との訴訟 第2回口頭弁論期日と報告会のお知らせ:OUR PLANET TV
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OurPlanet-TVの報道が名誉毀損であるとして、社会学者の開沼博氏がOurPlanet-TVを訴えた裁判の第2回口頭弁論が6月29日(木)午前11時から東京地裁で開かれます。応援、傍聴にぜひお越し下さい。

<第2回口頭弁論 期日>
■日時:2023年6月29日(金)11:00~
■場所:東京地方裁判所415号法廷
■傍聴:抽選などはせずに傍聴いただけます

また、期日後の報告集会を下記のとおりオンライン開催いたします。参加をご希望の方は事前にご登録をお済ませください。

<期日報告会>
■日時:2023年6月29日(木)12:30~13:30
■場所:ZOOMウェビナー
■参加者: 小川 隆太郎(弁護士)
     中川 亮(弁護士)
     光前 幸一(弁護士)、
     まさのあつこ(ジャーナリスト)
     白石 草(OurPlanet-TV代表理事)予定
■お申込:以下より事前にウェビナー登録をお願いいたします。
  https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_0Ng2-IRhQuW3Tng7IWVwiw

(当日お時間になりましたら案内メールのリンクよりご参加ください)
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3.キャンペーン

(1)署名活動についてのお知らせ · 「部落アウティング裁判の控訴審判決(6-28)」とtwitterスペースでイベント(6-22)のお知らせ · Change.org
 https://tinyurl.com/4x3yw7s2

(2)【みんなの杜を守りたい】品川区保存樹、樹齢100年から中には200年とも推定される樹木伐採を一緒に止めてください! · Change.org
 https://tinyurl.com/52ws7eak

(関連)署名活動についてのお知らせ · 神社さまサイドとの対話会について · Change.org
 https://tinyurl.com/2tckjr6n

(3)チャットGPTに見抜かれ酷評された小池都知事の「正体」…外苑樹木伐採でまた“言い訳”日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/324725

(関連)外苑再開発のアセス、小池都知事「適切」と反論 専門学会の批判に:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/2dkt9su5

(関連)お知らせ【神宮外苑】環境アセスの国際学会が工事停止を勧告、デモや勉強会などのイベントに参加しましょう! · Change.org
 https://tinyurl.com/3xfhuk2z


4.ゲス不倫エログロイワ(黒岩祐治)は神奈川県知事を辞任せよ
 この神奈川県の恥さらし男、日本の恥さらし男、を神奈川県知事から引きずり降ろせ! 黒岩祐治を選挙で知事推薦した自民党、公明党、国民民主党と御用組合「連合」は、この件について見解を示せ! こんなのを知事にしておいていいのか!? いいというのなら理由を明らかにせよ! ふざけるな!という話だ。ゲス不倫エログロイワ=黒岩祐治に知事辞任を求める県民大集会を県庁前で開いてみてはどうか。

(関連)「生放送前のナマだよ~!!」「アワビにバナナ」黒岩祐治・神奈川県知事(68)“11年不倫”〈証拠メール入手〉 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/61913

(関連)神奈川県知事選、構図固まる 現職に2女性ら挑む:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/238720

(関連)神奈川県知事選挙 黒岩祐治氏 4回目制すも万歳ではなくお詫び - NHK政治マガジン
 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/97919.html
(ゴメンですんだら警察いらん、というのが大阪下町のジャリンコ言葉だ! さっさと辞任しろ!)


5.(あれから63年)60年安保闘争 - 回想法ライブラリー - NHKアーカイブス
https://www2.nhk.or.jp/archives/kaisou/detail/?das_id=D0009030036_00000&category=program&state=news&year=1960

(関連)長野)樺美智子の死「なぜ」問い続け小説に:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN6H6WVJN6HUOOB00F.html

(関連)樺さんへ:6月15日と今(三上治 2023.6.16)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhgVvmS2ksaCSBu63?e=8NsfPG 

(三上さんはブント全学連の若き闘志として60年安保を闘われました。毎年6月16日には国会南門の前で樺美智子さんの追悼集会がささやかに開催され、三上さんが開催委員長をなさっています。60年安保や当時のブント全学連についての評価はさまざまですが、私が上記の三上さんの追悼文で着目した個所2カ所に「太字アンダーライン」を引きました。21世紀の日本で、いわゆる「新左翼」が復権することができるとすれば、まさにこの2カ所をどう総括し、新時代にどう具体的に活かしていけるか、にかかっていると言えるのではないかと思います。

そしてそれ以上に、私が大学に入学した1970年代の新左翼の多くは、堕落と怠惰と暴力的な態度で充満していて、まるでチンピラやくざのごとき連中が後を絶たなかったことが思い出されます。その後の日本左翼の凋落を招いたのは、この連中ではなかったかと思えてなりません(1960年代新左翼と1970年代新左翼は決定的に違うのではないかと推測しています)。このことについての深い反省と自己批判・矯正がないかぎり、新左翼は今後も政治勢力として復権することはない、と思います。

(私がよく例に挙げるのは、中国革命における人民解放軍のことで、中国革命の成功は、毛沢東思想なんぞによるものではなく、人民解放軍が文字通りの「人民を解放する軍隊」であり、行軍する領域で、略奪・強姦・放火・暴力など、国民党軍や軍閥や日本軍のようなことは絶対にやらない厳しい規律により統制されていたこと、にあるということです。言い換えれば、「世直し」をする人間集団は、世の中の一般的なモラルよりは少し高いモラルを持って行動しない限り、多くの民衆に信頼され支持されることはない、ということです。このことは今の政治運動や市民運動・社会運動についても言えることです。(「スターリンのミニブタ」による言論妨害・活動排除などは、このことができていない典型的な事例でしょう)

◆六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー-西部邁/著(『文藝春秋』)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033772171&Action_id=121&Sza_id=C0

(かような人物にかようなコメントをさせておいていいのかと、読んでいて腹が立ちました。60年安保闘争当事者からの徹底した批判が望まれます。「センチメンタル・ジャーニー」などというこの本の表題自体が、60年安保闘争を侮辱するものであり、また、60年安保闘争でブント全学連の幹部として暴れまわった当事者としての責任を棚上げにして、自分自身を「安全地帯」に置くものに他なりません。私は、戦後にネガティブな影響力を持った体制批判の知識人として、この西部邁と吉本隆明を挙げています。

『週刊金曜日』でおなじみの中島岳志氏(東京工業大学教授)が、この西部邁を「師」と仰ぎ、敬意を表し、自分自身を(西部邁にならい)「(リベラル)保守」などと称していることに強い違和感と時流迎合の気配を感じています。西部邁こそ、戦後、特に1980年代以降の日本のリベラル論壇を混乱させ、ありもしない「(リベラル)保守」などという虚構に屁理屈を付けていた、一種のインテリ・デマゴーグだと見ています。この本もまた、そうした許しがたい態度の一環としてみれば、整合的であるように思えます。:田中一郎)


6.伊波洋一参議院議員@ihayoichi さんから:
 6月13日「辺野古新基地建設断念を求める請願署名 国会提出に向けた院内集会」を参院議員会館で開催。署名数は約56万筆。衆参院両議長への請願書提出協力をいただいた衆参両院議員も25名超で参加者約180名。

*地元紙記事・沖縄タイムス 
 https://okinawatimes.co.jp/articles/-/1169372

*地元紙記事・琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1728220.html


7.日刊IWJガイド・日曜版「『ペンタゴン・ペーパーズ』の、ダニエル・エルズバーグ氏が92歳で死去! 死の床から、現在を『すべてが危機に瀕しているとき』と警鐘!」2023.6.18号~No.3930号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52413

(関連)ベトナム戦争 マクナマラの誤謬(ごびゅう) - 映像の世紀バタフライエフェクト - NHK
 https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/episode/te/Z18PZ1RJX9/
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「(他のMLでの議論です)ホンモノの政権交代と日本の「世直し」を求めて:ポイントは野党第一党のリーダーシップと市民運動・社会運動の取り組み姿勢の転換にあり」をお送りいたします。今後もこうした議論を可能な限りご紹介したいと思っております。戦後の日本は、まさに今が正念場であり、ここで動かなければ、もうこの国はどうしようもない状態に陥っていくであろうことが予想されます。

 <別添PDFファイル>

(1)「自公」から「自維」への地殻変動、絶好の機会を前に「どうする岸田?」(赤坂太郎『文藝春秋 2023.7』)
 https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h6524

(2)自公連立が破綻の危機、政界に「地殻変動」も(星浩『AERA 2023.6.19』)
 https://dot.asahi.com/aera/2023061300025.html?page=1

(3)自民と維新 やっぱり「優勢」?(毎日 2023.6.9夕刊)
 https://mainichi.jp/articles/20230609/dde/012/010/004000c

(4)「150議席未満なら辞任」、次期衆院選、立憲・泉代表が表明(毎日 2023.5.12)
 https://mainichi.jp/articles/20230512/k00/00m/010/224000c

(5)立憲民主党が「次期衆院選で150議席」は夢のまた夢か(高野孟:日刊ゲンダイ 2023.5.18)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/323087

(6)立憲が政権追及にシフト 防衛財源確保めぐり財務相不信任案 維新との「共闘」見直し受け(朝日 2023.5.17)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15637641.html

(7)自民党の石橋湛山派は決起せよ、蠢き始めた政界大再編:佐高信x田原総一朗(『サンデー毎日 2026.6.25』)
 https://tinyurl.com/43fmjf67

(8)立憲に「非泉」の動き、小川氏ら、野党候補一本化求める会(朝日 2023.6.17)
 https://www.asahi.com/articles/ASR6N6SB9R6NUTFK01M.html


 <関連サイト>

(1)岸田内閣支持率33%、1カ月で12ポイント下落 毎日新聞世論調査 - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/yckh4whk

(2)自民党が東京で6議席減?もし2021年衆院選で自民党と公明党の選挙協力がなかったら計算してみた - TBS NEWS DIG (1ページ)
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/524328?display=1

(3)要警戒の茂木幹事長は選挙前にクビ? 公明党との関係劣悪、岸田首相“人事”最優先の舵切りなるか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/324554

(4)どうする泉代表…剛腕小沢一郎氏が動き立憲衆院53人決起「野党候補一本化で政権交代実現」日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/324671

(5)小沢一郎(事務所)さんはTwitterを使っています- 「このたび「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」を立ち上げました。野党が乱立すれば自民党を利するだけで、野党は勝てません。党内も野党間の協力と候補の一本化が大事だと思っている人が大多数
 https://twitter.com/ozawa_jimusho/status/1669532658135867392

(6)立憲民主党「今すぐ選挙したい」情けない理由…ハイテンション泉代表が狙うは現状維持|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/324490

(7)補選全敗の立憲民主「泉降ろし」加速も展望ナシ 次の代表に“昔の名前”野田元首相担ぐ動き|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/322596

(8)立憲・泉代表「衆院選150議席未満で辞任」断言…現実味ゼロの勝敗ラインに腹案あるのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/322908


 与党系の自公、及び維新、国民民主党、御用組合「連合」に政界再編の気配あれば、野党第1党の立憲民主党にも動きが出てきている。次期衆院選・参院選で、何のアテもなく覚悟もなく方策もなく、旧態依然のまま御用組合「連合」に「おんぶにだっこ」で寄りかかり、選挙戦に突入しようとしている泉健太現執行部、「150議席確保」などと豪語しているが、これもまた自己保身のために立憲民主党全体を、ひいては日本全土の「世直し」運動を人質にとっての「居直り」にすぎない。

このままではいつまでたってもホンモノの政権交代は実現せず、従ってまた、自公政権あるいは自維政権による日本破壊は続いて、日本の没落は益々深刻な状態へと進んでいくことになる。一刻も早く泉健太現執行部を退陣させ、「市民と野党の共闘」の態勢を立て直し、次期国政選挙に臨まなければならないタイミングである。今日の政治情勢は、「マイナンバー制度」の相次ぐ不祥事や入管法をめぐる大きな反対の動き、軍拡予算を優先して子育て支援・少子化対策を後回しにしている背信行為、「脱炭素」を口実に原発を大々的に推進しようとするGX法、沖縄・南西諸島に軍備拡張を行って中共中国との対立関係・緊張状態を作り出すなどなど、政府・与党のロクデモナイ政治に対して有権者からの批判は高まっている(内閣支持率も急低下)。つまり、国政選挙で与党・自公政権を追い込んでいく政治情勢はできているのである。にもかかわらず、野党への期待が高まらず評価もパッとしないのは、ひとえに野党第1党の泉健太立憲民主党現執行部のだらしなさと歪んだ(日和見)政治イデオロギーがネックとなって、「世直し」勢力形成がスムーズに進んでいかないからである。なすべきことはただ一つ、邪魔なカードは消せ、ということだ。

(無関連)中原めいこ - エモーション - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=NuooFujI9AM
邪魔なカードは消して愛し合いましょう♪)


以下、今日の政治問題について、昨今のあるMLでの議論をご紹介いたします。田辺様には議論の公開・拡散をご承諾いただいたことに感謝申し上げます。

なお、直近の政局や政治情勢については、別添PDFファイルないしは関連サイトの記事に、ざっと目を通しておいていただければと思います。私からは下記を特記しておきます。

◆公明が自民を裏切り、維新と「選挙協力」の現実味…両党の思惑合致でバーター成立|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/323675

(公明党は大阪府の衆議院小選挙区議席を守るため、維新と水面下で取引し、東京での維新候補への応援と引き換えに、大阪での維新の公明現職小選挙区への立候補を控えてくれるよう要請している可能性があります。この間までは、大阪市議会で過半数を取れなかった大阪維新を公明党が議会で協力する見返りに、衆議院の公明現職小選挙区への維新立候補を見合わせるというバーター取引をしていたようです。しかし、先般の統一地方選で大阪市議会でも維新が過半数を得たため、同じようなことを今度は東京を使ってやろうということなのでしょうか。こんな公明党、支持して投票する意味がありません。自分たちの現有議席維持のために汲々とし、自民党よりもタチが悪いチンピラ似非右翼政党の維新(日本維新&大阪維新)がのさばるのを手助けをしているのですから、こんな政党は存在そのものが害悪だと言えるでしょう。:田中一郎)


(以下、他のMLでの議論です:一部修正加筆)
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1.立民「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」に賛同多数
(つなぐ・つながる通信2023/6/18:転送歓迎、重複ご容赦)

野党間で選挙協力をしないという泉発言があり、つなぐ会をはじめ全国の市民組織などが立憲民主党に対して、共闘路線復帰を強く要請してきました。こうした世論も背景にして、立憲民主党の内部からも大きな動きが出てきました。

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NHK  立民 衆院選小選挙区での野党候補一本化へ 党内に「有志の会」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230616/k10014101401000.html

小沢一郎(事務所) Twitter 
https://twitter.com/ozawa_jimusho/status/1669532658135867392

このたび「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」を立ち上げました。野党が乱立すれば自民党を利するだけで、野党は勝てません。党内も野党間の協力と候補の一本化が大事だと思っている人が大多数です。心ある勢力を結集して自民党を倒し、政権交代を実現するために全力で闘って参ります。(以上 転載)

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党所属の衆議院議員は97名で、執行部を除く約80名に呼びかけ、賛同者は、16日時点で53名、その後60名に増えたとのことで、立民党内で多数の声となっています。
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2.(田中一郎)あたり前のことで大騒ぎするのは政権担当能力がないことの証拠
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簡単に申し上げます。

単純な合従連衡論では選挙は勝てないことは、これまでの経験で認識されているハズ。また、万が一の奇跡で選挙に勝ち政権交代を実現しても、2009年民主党政権に続く第二次「口先やるやる詐欺」政権となり、有権者・国民の巨大な幻滅をもたらして間もなく政権は崩壊、そのあとには政権交代前よりも、ずっとずっとグロテスクな反動政権が現れてくることになるでしょう。積み木崩し=同じようなことの繰り返しでは、いつまでたっても日本の政治は変わりません。

価値観が多様化している現代社会で、政治党派がいろいろと現れてくるのは自然な流れ、そういう時代での政権獲得・政権運営の基本は「連立内閣」(政策妥協内閣)です。これがきちんとできないような政党や政治集団は、いつまでたってもダメな野党でいる他ありません。国政選挙で合従連衡=つまりは可能な限りで大きい選挙協力・共闘態勢を組むのは、当たり前の当たり前です。その当り前のことで大騒ぎするのは政権担当能力がないことの証拠と言えるでしょう。

3つだけもうしあげます。立憲民主党は滅び去りたくないのなら、直ちに下記に着手せよ、ということです。

(1)泉健太現執行部を退陣させ、女性中心・メンバーが女性大半の新執行部を創設し挙党体制をつくる(私は辻元清美氏が党の代表でいいのではないかと思っている)。泉健太現執行部は「立憲民主党滅びの道」である。一刻も早く退陣させなければ禍根を残すことになる。

(2)日本国憲法の継承発展(国民主権、基本的人権の尊重、徹底平和主義、三権分立、地方分権自治)、再稼働ナシの脱原発、日米地位協定見直しからスタートする日米関係の新たな再構築を含む全方位平和外交の段階的展開、アベスガキシダ悪法の全面廃止、国民生活最優先の経済政策(さしあたり生活保障、子育て支援、失業保険拡充の3つ)、労働法制の抜本見直し、地方経済社会の再生(特に農林水産業)、ジェンダー平等、くらいを柱にした新政権構想を打ち出す。(あれもこれもは絶対にダメ、少しずつやっていく、というスタンスで、優先順位をつけて取り組む:ポイントは財源)

(3)次期国政選挙(衆院+参院)の候補者を一刻も早く決め、その人を先頭に立てた「世直し一揆」運動を政治運動として展開(主張するのは上記の新政権構想=マニフェスト)

 合従連衡の話は、上記の後のこと、特に(2)について、ともに実現へ向けて動ける政治勢力や政党が「選挙協力」をするというのが基本、そして協力関係は対等でWINWINでなくてはならない。単純な「一本化」などは、これまでの経験からみてもほとんど無意味。烏合の衆の選挙互助会の域を出ないものは力にはならない。1+1=0.5となる。

御用組合「連合」が推す国民民主党の候補者に1本化しても無意味、しない方がいい。御用組合「連合」は「突き放す」、国民民主党は合従連衡の協議相手ではない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


3.(田辺久人様)「立民主導の政権交代の為にやるべきこと」
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皆さん:

「子・孫の為に,今立ち上がらなければいけない」と考えているリタイア・シニアです。現政権の政策を全否定はしていない一方、不満・疑問は多々あります。また、立民シンパでも自民シンパでもありませんので、「黒い猫でも、白い猫でも、ネズミを捕る猫は良い猫」と考えております。批判勢力なき政権は最悪であることは論を待ちませんが、世論の風向きを敏感に読んで、野党の提案を必要ならパクってしまう与党ですから、野党が、魅力的なビジョンと政策を打ち出し、魅力的なリーダーと体制を組み、政権交代は実現できないまでも、与党に危機感を抱かせる程度に票を伸ばすことが出来れば、それだけでも大きな前進であり、与党の一定の政策軌道修正を導けるのではないかと小生は考えております。

田中一郎さん:
田中一郎さんの包括的なご提案については大きくは賛成です。個別に質問をさせて戴きたい点がいくつかありますので、お忙しい中恐縮でありますが、ご返答戴ければ幸いです。同じような疑問をお持ちの方もいらっしゃるだろうと想像しますので。

(1)「女性が全面にたった体制」大賛成です。加えて「若者」も主要メンバーにいれるべきでは。世の中は女性・若者の活躍なくして良くなりませんが、老齢な男性重鎮が牛耳る自民には間違ってもできませんから。個人的には将来の有望株と考えている都議・五十嵐えりさんを応援(寄付・後援会入会他)しており、なんらかの形で役割を果たして欲しいと思っております。

(2)・小生大きなビジョンは「誰も取り残さず、持続可能なサーキュラーエコノミー(循環型経済)へ」で良いのではと思っております。訳のわからない総花的な「新しい資本主義」よりよほど説得力と魅力があるのでは。

・いかなるエネルギーミックスで原発再稼働なしで電源確保できるという具体論(霞が関を納得させうるもの)が必要では。

・子育て支援の非常識さを徹底的に突くべきでは。所得制限撤廃?ナンセンス。本当に困っている層に思い切った額を支給したほうが効果的なのは火をみるより明らかでは。(同友会代表幹事・新浪氏も徹底反対と言ってるようですね)。また、第一子より、第二子以降を増額するというのも意味不明。先ずは、第一子のハードルをクリアさせるのが、先決では。

・「全方位平和外交への段階的展開」にはおおいに賛成なのですが、その前提となる「日米関係の再構築」ですが、「米との良好な同盟関係なくして日本の安全保障(含む食料)は危ういという現実認識」を過半の有権者が持ってい、また、現況の中国の威圧的行動(台湾、尖閣、東シナ海他)下で米にとっても日米同盟が死活的に重要になっている今、具体的にどのようなビジョンと段取りで地位協定の見直しが可能になるとお考えでしょうか。

(3)与党と野党の間で揺れている層の票なくして野党の躍進はありえないのでは。「世直し一揆」も良いですが、小生はより広いウイング(与野党を超えた)に訴求する、例えば、「連帯―子と孫たちの未来の為に」とかどうですか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


4,(田中一郎)私見を申し上げます
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田辺様、コメントに感謝します。
以下、それぞれの項目の下に私見を書き込みました。

From: 田辺久人
Sent: Monday, June 19, 2023 1:21 AM
Subject: 「立民主導の政権交代の為にやるべきこと」

田辺ともうします。

皆さん:
「子・孫の為に,今立ち上がらなければいけない」と考えているリタイア・シニアです。現政権の政策を全否定はしていない一方、不満・疑問は多々あります。また、立民シンパでも自民シンパでもありませんので、「黒い猫でも、白い猫でも、ネズミを捕る猫は良い猫」と考えております。批判勢力なき政権は最悪であることは論を待ちませんが、世論の風向きを敏感に読んで、野党の提案を必要ならパクってしまう与党ですから、野党が、魅力的なビジョンと政策を打ち出し、魅力的なリーダーと体制を組み、政権交代は実現できないまでも、与党に危機感を抱かせる程度に票を伸ばすことが出来れば、それだけでも大きな前進であり、与党の一定の政策軌道修正を導けるのではないかと小生は考えております。

(田中一郎私見)おっしゃる通りですが、日本は危機の時代に入っており、ホンモノの政権交代を実現しなければ、この国はやがて、大日本帝国に続く「第二の滅亡」に突入していくだろうと予測しています(可能性が高いのが、原発・核燃施設の再びの過酷事故と放射能汚染、または戦争(対米従属で戦争をして捨て駒となる=今日のウクライナと似たような事態)、または際限のない円安とコントロールできないインフレ・生活苦、あるいはこれらの同時多発)。政権交代のためには、コアとなる政治勢力の形成が必要で、それには百戦錬磨の「政治改革経験」が政党にも有権者・市民にも必要になります。当面は世論転換のためにも、所要時間10年を覚悟して、ブレずに続けていくことが肝要かと思われます(危機の時代の日和見や中途半端は最悪=マイナスにしかならない、但し、急進的である必要はない)。

田辺様のお考えは、私が求める「世直し」のソフトランディングの段階の考え方として賛同できます。しかし、「巨大でまとまった、しっかりとした万年野党」ではダメなのであって、危機の時代の政治運動は常に政権交代・政権獲得をにらんだものでなければなりません。言い換えれば、政権獲得ないしは維持への徹底した執着態度が求められます。今の立憲民主党や日本共産党にはそれが欠けているように思えます(しかし、だからと言って、今ある愚かな世論に迎合して、それに自分たちを合わせて政権を取る、というのもダメです、それでは日本の政治は変わらない)。

また、今日の市民運動・社会運動の在り方も転換しなければなりません。私から見ると、旧態依然の左翼型運動と、かつての大学のサークル活動のような「情緒的タコツボ運動」のようなものが多く、未来の日本を担い支えていけるようなものは見当たらないのが現状です。まずもって市民運動・社会運動は、自分たちの個々の目標を実現するためにも、日本国憲法を共通のプラットフォームとし、最大公約数的な政治課題を共有して動く機動的なものとする必要があると思われます。「政治的カマトト主義」(政治的中立主義)では、これからの市民運動・社会運動はダメなのです。


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田中一郎さん:

田中一郎さんの包括的なご提案については大きくは賛成です。個別に質問をさせて戴きたい点がいくつかありますので、お忙しい中恐縮でありますが、ご返答戴ければ幸いです。同じような疑問をお持ちの方もいらっしゃるだろうと想像しますので。

(1)(田辺様質問)「女性が全面にたった体制」大賛成です。加えて、「若者」も主要メンバーにいれるべきでは。世の中は女性・若者の活躍なくして良くなりませんが、老齢な男性重鎮が牛耳る自民には間違ってもできませんから。個人的には将来の有望株と考えている都議・五十嵐えりさんを応援(寄付・後援会入会他)しており、なんらかの形で役割を果たして欲しいと思っております。

 ⇒(田中一郎私見)「「若者」も主要メンバーに入れる」ことに何の異議もありません。しかし、悲しいかな現実は、入ってくれるしっかりした若者が見当たらないのが現状ではありませんか? (立憲民主党に執行部に入れた方がいいと思われる若者がいますでしょうか?  先般、泉健太執行部に立憲民主党若手議員たちが連名で出した意見書を見て、私は絶望的な気持ちになりました。中身が全く無内容な「みんなで力を合わせてガンバンベ」のような、体育会系のダボラ文だったからです、バカバカしくて付き合っておれません)。また、私は若者を甘やかしてはいけないと考えています。何かというと若者を持ち上げては善人ぶっている人がたまにいらっしゃいますが、いただけません。若者はいろいろな意味で鍛えられなければいけないし、また、社会的に支えられる必要もあります。

(関連)立民の若手中堅議員が泉健太代表らへ「背水の陣」覚悟せまる 次期衆院選へ向け緊急提言を発表 - 社会 - 日刊スポーツ
 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202305080000912.html

(関連)立憲民主党若手・中堅国会議員有志による代表への緊急提言(案)(2023.5.6)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhgaFWP5tmZtU8lT1?e=3Re5bn

(関連)(5.8)立憲民主党 中堅・若手 衆議院議員有志による代表への緊急提言:記者会見のご案内(2023.5.7)
 https://1drv.ms/i/s!ArtBTVAHlosVhgdpDS6O7RaUjU8i?e=sbFVcE

(入管法改悪反対で国会前や議員会館前に集まっていた若者達ですが、私は彼らに「311子ども甲状腺ガン裁判」のきれいなカラーパンフを配ってみましたが、ほとんどの若者は受け取りを拒否していました(議員会館前の月例総がかり運動の同時刻に隣接地で抗議行動をしていた若者達)。なので、私は入管法反対の運動には加わっていません。ニセモノ、ないしは情緒的一時的な運動、に過ぎないのではないか、という疑念からです。福島原発事故の被害者も、「出入国管理及び難民認定法」で苦しむ在日外国人も、根っこは同じ問題です。それに気が付いている若者はまだまだ少なく、この状態では運動の先頭に立たせるわけにはいかないのです。


(2)(田辺様質問)
・小生大きなビジョンは「誰も取り残さず、持続可能なサーキュラーエコノミー(循環型経済)へ」で良いのではと思っております。訳のわからない総花的な「新しい資本主義」よりよほど説得力と魅力があるのでは。

・いかなるエネルギーミックスで原発再稼働なしで電源確保できるという具体論(霞が関を納得させうるもの)が必要では。

 ⇒(田中一郎私見)「循環型経済」ではアピール力が弱いかもしれませんね。スローガンの文言は結構重要なので、じっくりと考えた方がいいでしょう。私は特定の表現にこだわってはいません。

「いかなるエネルギーミックスで原発再稼働なしで電源確保できるという具体論」は重要なので箇条書きにします。

(a)オンサイト、コジェネ、最先端技術、分散型(中小型)がポイントです。これでエネルギー効率が2倍近くの80%以上になりますから、理論的には発電能力は1/2で済むことになります(実際にはそうはいかない)。太陽光パネルも、発電と給熱の両方ができるものを開発。

(b)省エネに加えて「少エネ=エネルギーや資源を大量消費しない経済社会」へ徐々に近づいていく

(c)脱炭素(「人工排出CO2による地球温暖化」説=インチキ)は破棄して化石燃料を環境を害さずに上手に効率的に使う(化石燃料からの水素ガス取り出しは最悪)。老朽化石炭火力は新型天然ガス火力(上記(a))へシフト。

(d)電源多様化の観点から「環境を破壊しない」再生可能エネルギーを伸ばす=「環境を破壊しない」が決定的に重要で、その結果、量的には大きな期待はできない。新技術の「ペロブスカイト太陽電池」は注目、また、プラスチックなどの電力以外の化石燃料起源の環境汚染物質についても対応が求められる(CO2削減が目的ではない)。バイオマスを口実にした国内外の森林破壊はやめる。

(e)EVのような電力消費を大規模に拡大させるようなものは基本的に取組まない、FCV(燃料電池車)も水素の大量確保が容易でないためダメ。EVもFCVもローカルに小規模ならOK(ゴルフ場のカート車(EVまたはFCV)のようなものを大都市都心で走らせ一般車両は進入禁止にする)、また、燃料電池は家庭用の小型コジェネのものならばOK。電力消費は人口減少に伴い漸減していくことを妨げてはいけない。

(f)エネルギー革命を乗り切るには、適正な電力システム改革が必要不可欠。そのためには地域独占(原発)電力会社(「毒電」)の横暴を押さえ込み、現在の電力体制を解体して再編する必要があります。(脱原発派の関心が低すぎます)


・(田辺様質問)子育て支援の非常識さを徹底的に突くべきでは。所得制限撤廃?ナンセンス。本当に困っている層に思い切った額を支給したほうが効果的なのは火をみるより明らかでは。(同友会代表幹事・新浪氏も徹底反対と言ってるようですね)。また、第一子より、第二子以降を増額するというのも意味不明。先ずは、第一子のハードルをクリアさせるのが、先決では。

 ⇒(田中一郎私見)「子育て支援」と「少子化対策」は別物と見ています。政策的に必要なのは前者であり、後者については私は賛成していません。人口減少社会は人口が少ない日本列島形成までの過渡期なので、過渡期として政策対応が必要で(例:老人介護)、それは「少子化対策」(人口減少防止対策)とは違いますし、また「子育て支援」とは切り離すべきです。「所得制限撤廃?ナンセンス。本当に困っている層に思い切った額を支給したほうが効果的なのは火をみるより明らかでは。」はおっしゃる通り。ただ、普遍主義的政策は財源をにらみながら選択的に行うのもいいと思うので、たとえば学校教育(保育園・幼稚園から大学院まで)の無償化を段階的に進めていくのはいいのではないかと思っています。またそれは、有力な「子育て支援」でもあります(さしあたり国公立大学の入学金と授業料を私の学生時代と同額にしたらどうか=入学金10万円、授業料年3万6千円)。「第一子、第二子」の問題は、子育ての負担実態に合わせて支援すればいいのであって、カネをやるからたくさん産めよ増やせよ、はいただけません。現代は明治時代の富国強兵時代ではありません。


・(田辺様質問)「全方位平和外交への段階的展開」にはおおいに賛成なのですが、その前提となる「日米関係の再構築」ですが、「米との良好な同盟関係なくして日本の安全保障(含む食料)は危ういという現実認識」を過半の有権者が持ってい、また、現況の中国の威圧的行動(台湾、尖閣、東シナ海他)下で米にとっても日米同盟が死活的に重要になっている今、具体的にどのようなビジョンと段取りで地位協定の見直しが可能になるとお考えでしょうか。

 (田中一郎私見)これが最大の難問ですね。アメリカという尊大なジコチュー国家という相手もあることですから、日本側の自己都合だけでは事態は変えることができないでしょう。まずは、冷戦が終結した1990年頃にカンバックすることを当面の目標にし、かつての自民党ハト派(かつての宏池会など)がとっていた「日本国憲法第9条をしっかりと堅持する」政治政策に戻すことでいいのではないかと思います。そして、並行しながら、対等な国家関係という観点から見て全くおかしな状態を、まずは日米地位協定と日米合同委員会に象徴的に見て、これを同じ第二次世界大戦敗戦国のドイツやイタリア並みにする、という目標を掲げて取り組めばいいでしょう。

この問題は「匍匐前進」「一歩後退二歩前進」でやっていくしかないと思います。言い換えれば、巨大な設計図を描いて天下国家論のような安全保障論はやらない方がいい・無内容な「攻めてきたらどうする」論も幼稚なのでしない(私はこれらを「空中戦」と言っています)、そうではなくて、目の前にある各論の問題に、日米関係を極力友好な関係にする(但し、日米友好至上主義にはしない)という前提で徐々に進めていく、というスタンスです。今のような状態では、やがて日米関係は破綻していくように思いますから、日米友好関係の維持のためにも理不尽なありようを転換しなければならないと思います。

さしあたり、これ以外には、①アベスガキシダ戦争法制・軍拡予算の全部一括即時廃棄、②辺野古基地建設や南西諸島の軍事化は中止、③日米合同委員会の情報公開と組織替え、④在日米軍駐留費負担金のドイツ・イタリア並みへの転換、⑤PFAS汚染防止、⑥自衛隊の200カイリ海域外への派遣禁止法の制定(専守防衛)、対中共中国、対ロシア、対北朝鮮との外交関係の再構築、自衛隊組織体質の民主化と文民統制体制の再構築、武器輸出三原則回復、歴史歪曲主義の克服・教育の正常化 くらいでしょうか。有権者・国民への安全保障に関する情報提供の在り方も再検討されるべきです。原発・核燃料サイクルを狭い日本列島に60基近くも並べて、戦争は自衛戦争と言えどもできませんし、食料自給率が38%(タネ、飼料、肥料、労働力、エネルギーまでを入れれば自給率は10%以下)ではお話になりません。


(3)(田辺様質問)与党と野党の間で揺れている層の票なくして野党の躍進はありえないのでは。「世直し一揆」も良いですが、小生はより広いウイング(与野党を超えた)に訴求する、例えば、「連帯―子と孫たちの未来の為に」とかどうですか。

 (田中一郎私見)スローガンの文言にはこだわりません。多くの有権者・国民の心に響くものであれば、何でもいいです。


5.(田辺久人様)上記メールへの返信
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田中一郎様:

・早速の懇切丁寧かつ、いつもながら内容の濃いご高見有難うございます。良く読んで、参考にさせて戴きます。
・「拡散」は無論大歓迎です。より多くの方からさらなるレスポンスを期待したいものです。

・若干の「感想」だけ蛇足ながら述べさせて戴きます。

1)「おっしゃる通りですが、日本は危機の時代に入っており、ホンモノの政権交代を実現しなければ、この国はやがて、大日本帝国に続く「第二の滅亡」に突入していくだろうと予測しています。(中略)当面は世論転換のためにも、所要時間10年を覚悟して、ブレずに続けていくことが肝要かと思われます。」

⇒危機感が小生はまだ足りないのかもしれませんが、一方で、「10年も待てません。5年内外で結果を出さないと、それこそ国を誤るのでは」と思料いたします。

2)「全方位外交への段階的展開」の前提としての「日米関係の再構築」につき、「日米関係を極力友好な関係にする(日米友好至上主義にはしない)という前提で徐々に進めていく、というスタンスです。今のような状態では、やがて日米関係は破綻していくように思いますから、日米友好関係の維持のためにも理不尽なありようを転換しなければならないと思います。」とのご指摘、ちょっと意外でした。批判的に論評されている尊大なジコチュー国家米国とは、マクロンのように、「距離を置いていくべき」とお考えなのだと思っていました。「今のような状態では、やがて日米関係は破綻していく」のはなぜかも、無知な小生には今一歩理解できませんでした。
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6.(田中一郎)ご質問・ご感想への私からのひとこと

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◆上記 1)について:「⒑年も待てません。5年内外で結果を出さないと、それこそ国を誤るのでは」

 ⇒ おっしゃる通り、政治の抜本改革は待ったなしであり、深刻な事態が現出する前に一刻も早く結果を出せるようにしないといけないと思います。その意味で、ホンモノの政権交代を急ぐべく、負けてもいい、などといういい加減な態度で「150議席目標」などと言っている泉健太現執行部を直ちに退陣させ、新しい体制づくりを急がなければなりません。しかし、これまでの日本政治・日本社会の迷走期間が長かっただけに、その転換もまた時間がかかると見ています。急進的である必要はなく、少しずつ成果を出していけばいいのですが、それでも、日本の世論の抜本転換をはかりつつ政治の改革改善を進め実績を積み重ねていくには、やはり10年タームの期間が必要だろうと思っています。改革を中途半端なものやいい加減なものにしないためには、有権者・国民とともに政治を変えていくスタンスが重要で、それを実現するには時間がかかるのです。(従ってまた、ホンモノの政権交代は「長期安定政権」でなければなりませんし、そうするためにはそれなりの方策・対策・体制づくりが必要です:例=シンクタンク創設など)

◆上記 2)について:尊大なジコチュー国家米国とは、マクロンのように、「距離を置いていくべき」

 ⇒ これもおっしゃる通りです。がしかし、今日の日本は「マクロンのフランス」のようには動けない、そういう社会ができてしまっています。日米地位協定や在日米軍駐留経費負担見直しをはじめ、さまざまな日米関係を対等なものにしていく努力も、最初の段階では、あくまで対米友好関係の維持をベースに置いたうえで、徐々に進めていく必要があり、それが一定程度進んだ段階で、第二ステップとして「マクロンのように、「距離を置いていくべき」に移行していくのだろうと考えています。

そもそも外交のベースとなるスタンスは、利害関係で対立的な相手国家であっても、常に外交交渉は友好的建設的であらねばならないという原則があります(今の自公・維新・国民民主党や立憲民主党の一部議員たちを見ていると、この原則が危ういようにも感じます)。まるで日本が米国の新植民地であるかのごとき振る舞いが目立つ日米関係ですが、こうしたことは長続きしない旨を米国に遠慮せずにしっかりと伝え、粘り強く、さしあたり米独・米伊並の関係にたどりつくまで努力をすることが肝要かと思われます。距離を取るのはそのあとでも遅くはないでしょう。
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草々

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