前略,田中一郎です。
(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(7.20)オルタナティブな日本をめざして(第88回):「日本の官僚制:内務省の戦後そして現在」(中野晃一上智大学教授:新ちょぼゼミ)(2023年7月20日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-351105.html
(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)
2.キャンペーン
(1)(ウクライナ戦争)目を覚まそう❣️ 早期停戦に向けて! · Change.org
https://tinyurl.com/mr2x3ar4
(2)目黒区は、東日本大震災被災者に800万円を請求する裁判を止めてください! 被災者を追い出さず、災害救助法に基づいた生活再建のための話し合いを求めます。 · Change.org
https://tinyurl.com/2p87sb9d
https://tinyurl.com/4sp29698
(3)お知らせ【神宮外苑】6-24 国際影響評価学会シンポジウムと国会質問&最近の報道 · Change.org
https://tinyurl.com/m47j9rt7
(4)Avaaz - 今すぐ自然の再生を
https://tinyurl.com/wj86abuw
3.イベント情報
(1)(6.17)【提訴13周年年次活動報告会・冠木克彦弁護団長講演会】玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会
https://saga-genkai.jimdo.com/2023/05/06/a/
(2)(6.19)<ご案内>原発事故避難者住まいの権利裁判第5回期日のお知らせ
*住まいの権利裁判第5回期日
6月19日(月)16時~ 東京地裁103号法廷
15時に東京地裁前にお集まりください。15時30分から傍聴券配布
*報告集会
場所 衆議院第一議員会館国際会議室
入館証配布 17時
開催時間 17時30分~19時30分
(3)(6.20)日本弁護士連合会:シンポジウム「失業時の生活保障を考える-勤労権を守るための雇用保険改革-」
https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2023/230620_2.html
(4)(6.21)ウクライナ戦争「今こそ停戦を」シンポジウム(衆議院第1議員会館 国際会議室)
https://ceasefire-now.jimdofree.com/
(5)(チラシ)(6.25)川内博史さんを囲んでのトーク茶和解のご案内(ISF主催:港区)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhXeifH5H7mxLRZ7G?e=hxCetK
(6)(6.29)第4回シンポジウム 「中国・朝鮮の脅威論を越えて」(共同テーブル:衆議院第一議員会館 要予約)
https://www.kyodotable.com/
4.福島原発かながわ訴訟
(1)【かながわ訴訟第1陣:東京高裁 6月30日(金)13時集合!】
場所:東京高等裁判所(霞が関)
日時:6月30日(金)14時開廷(13時40分傍聴抽選見込み)
〇事前集会 13時~13時30分 東京高裁前
〇傍聴抽選整理券交付締切 13時40分見込み、締切時刻に遅れないようにご協力ください。
〇第19回口頭弁論 101号法廷 14時から40分程度の予定、弁護団が「国の責任なし」とした最高裁判決の問題点を陳述します。
〇報告集会 裁判終了後、衆議院第二議員会館多目的会議室に移動して開催します。
〇新橋駅前スタンディングアピール 17時30頃~18時30分頃まで
(裁判報告集会終了後に新橋駅SL広場に移動して、各地の訴訟報告や原発回帰政策批判のアピールを行います。)
参加出来る方はお願いします。
(開催時間は予定です。裁判及び報告集会の進行状況により変更があります。)
(2)【かながわ訴訟第1陣:東京高裁 8月25日(金)14時 結審予定で準備中!】
場所:東京高等裁判所(霞が関)
日時:8月25日(金)14時開廷(13時40分傍聴抽選見込み)
〇事前集会 13時~13時30分 東京高裁前、原告団・弁護団の入廷行進を歌と音楽で力づけます。
〇傍聴抽選整理券交付締切 13時40分見込み
〇第20回口頭弁論 101号法廷 14時から、原告及び被告双方の最終意見陳述が行われると17時頃までかかります。
〇報告集会 裁判終了後:日比谷コンベンションホール(日比谷図書館B1)に移動して開催します。
(3)【かながわ訴訟第2陣:横浜地裁7月6日(木)10時30分開廷です】
場所:横浜地方裁判所(関内)
日時:7月6日(木)10時30分開廷(10時10分傍聴抽選見込み)
〇事前集会 9時30分~10時 横浜地裁前
〇第5回口頭弁論 101号法廷 10時30分~11時10分頃 弁護団が国と東電は事故を回避できたとしてその責任を追及します。
〇報告集会 11時15分頃~11時45分頃 横浜地裁前
※今後の期日のご案内
第6回9月28日(木)14時開廷、第7回12月14日(木)14時開廷です。
5.(メール転送です)環境省、経産省から話し合い拒否の回答!再考を求めよう!
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<話し合い拒否に抗議メールを!>
放射線被ばくを学習する会から、環境省・地球 連携、経産省 泉井・室長補佐宛に抗議のメールを送りましたが、皆さんからも、個人あるいは団体名で抗議のメールを送ってください。
CCに anti-hibaku@ab.auone-net.jp を入れていただけるとありがたいです。
送信先:環境省 地球 連携(地球環境局 国際連携課らしい)
Chikyu_Renkei@env.go.jp
経産省 泉井厚志・原子力発電所事故収束対応室 室長補佐(国際担当)
wakui-atsushi@meti.go.jp
CC:anti-hibaku@ab.auone-net.jp
よろしくお願いいたします。温品惇一
**************
「オンライン話し合い拒否に断固抗議します!」
環境省 地球連携 御中
経産省 泉井・原子力発電所事故収束対応室 室長補佐 殿
G7共同声明日本語訳の改ざん問題に関するオンライン話し合い申し入れについて、本日、下記のメールを受信しました。
「先般回答しているとおり、仮訳に重大な誤りはなく修正する必要はないと考えており、面談のお時間をお取りすることはいたしかねます。申し訳ありませんが、ご了承ください。」
これが公務員のメールとは、にわかには信じられないようなメールです。国民が話し合いを求めているのに、応じないとは、どういうわけですか?
私たちはどう改ざんされているか、具体的に指摘しているにもかかわらず、あなた方は何の根拠も示さずに、「重大な誤りはなく」と言っておられます。あなた方には、話し合いの場でその根拠をきちんと説明する義務があります。
「ALPS処理水の処分」について国民の理解を求める経産省ウェブページに掲載されている資料
https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/alps.html
「ALPS処理水の処分に関する安全対策・風評対策の最近の動向 トピック 集2023年5月」16頁には
https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/pdf/2305.pdf
「G7広島首脳声明でのALPS処理水への言及」と題して「我々は、同発電所の廃炉及び福島の復興に不可欠である多核種除去システム(ALPS)処理水の放出が」と、改ざんされた日本語訳がそのまま引用されています。ALPS処理水の放出が廃炉と復興に不可欠だと、G7首脳声明で認められたと虚偽宣伝しています。改ざんされた日本語訳を撤回しないと、虚偽宣伝が蔓延します。ALPS処理水の放出や除去土壌の再利用について、国民の理解を求めている立場からも、オンライン話し合いに応じるよう、再考してください。(以上、放射線被ばくを学習する会)
6.IWJより
(1)日刊IWJガイド・非会員版「子ども未来戦略方針を閣議決定し、岸田文雄総理が記者会見! 20~25年前に対策していれば第三次ベビーブームは起きていたはず!」2023.6.14号~No.3926号 - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52394
(2)日刊IWJガイド・非会員版「英国に続き米国も劣化ウラン弾をウクライナへ供給! 米国はクラスター弾の供与も検討中! NATOによる史上最大の演習に自衛隊も参加!」2023.6.15号~No.3927号 - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52400
(なんで日本がNATOの演習に参加しとるのか!? 平和憲法・平和国家の日本がNATOと何の関係があるのか!? NATOの「NA」は「North Atlantic」=つまりは北大西洋だぞ。英語が読めないのか? こんなことをしろと命令している連中は、鉄兜でもかぶせてウクライナ戦争の最前線へ送り出してやれ。戦争のリアリティが少しは身に浸みるだろう。:田中一郎)
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2つの重要な講演会をご紹介します。講師お二人からメールをいただいていますので、下記に掲載しておきます。
1.(チラシ)(6.24)「原発大暴走&リニア新幹線を斬る」講演会:広瀬隆・川村晃生(全水道会館)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhTNq7OJQoxH5l3hj?e=mDLVCs
(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)
(関連)「GX脱炭素電源法案」は「脱炭素」で国民をだまして進める「原発原子力やりたい放題法案」だ:「人工排出CO2による地球温暖化」説に科学的根拠はない=世界の多くの学者たちは地球の気候を「宇宙からの影響」と見ている- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-5c796a.html
(関連)(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html
(関連)(報告)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-9c90ec.html
(関連)優れた女性科学者に贈られる猿橋賞を受ける宇宙気候学者:宮原ひろ子さん(朝日 2023.5.8)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15630249.html
(下記はメール転送です)
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■2.6/24日(土)原発大暴走を斬る リニア新幹線を斬る
| ストップ・リニア!訴訟原告団長・川村晃生(慶応義塾大学名誉教授)+ 広瀬隆
| たんぽぽ舎主催講演会のお知らせです (上) (2回の連載)
└──── 広瀬 隆(作家)
◎6月24日に全水道会館で、私(広瀬隆)と一緒に講演して下さる川村晃生(てるお)先生は、現在の日本で、私が最も尊敬する方で、文句なしに、「最高の見識」の持ち主です。川村先生は「ストップ・リニア!訴訟」の原告団長として、粉骨砕身、まさに毎日のように1都6県を走り回って、真の住民運動・市民運動を率いています。それだけではなく、この方の人格は、とてつもなく深い哲学と、知性に満ちています。
リニア新幹線の建設工事が自然を破壊し続けていることに、敢然と立ち向かって、建設工事をストップさせる直前まで追い詰めてきたのは、何と言っても、川村先生と、「リニア・市民ネット」のみなさんが展開してきた反対運動のおかげです。川村先生は、驚くべきことに、パソコンも、E-mailも、使わない人です。ところが、ありとあらゆるジャンルの、広大な知識人と交流を持つ、稀有のインテリジェンスの持ち主です。大変に奥の深い、とてつもなく面白い人格者です。
◎かく言う私は、リニア新幹線なんてバカなものは絶対に完成しないとタカをくくっていたので、2010年までは、特別に反対運動をしてこなかった人間です。ところが、あの3・11の直後、2011年3月12日に福島第一原発1号機が水素爆発し、その後に次々と原子炉爆発が続いて、日本壊滅の破局が訪れた、その真っ最中のことでした。
この大惨事からほんの1ヶ月後の、4月21日にいきなり、どさくさにまぎれて、国土交通省の小委員会が最終答申案をまとめ、リニア新幹線の建設計画をブチあげたのです。それにビックリした私も、それ以来、川村先生と一緒に、リニア反対
運動をするようになりました。
何しろ、その建設を計画している「JR東海」という鉄道会社は、非常識のかたまりだからです。東京~新大阪間の新幹線を運転しているその「JR東海」会長の葛西敬之(かさい・よしゆき)が、2011年5月24日の産経新聞に、次のような、信じがたい暴言を書いたのですよ。
──原子力を利用する以上、リスクを承知の上で、それを克服・制御する国民的な覚悟が必要である。腹を据えてこれまで通り原子力を利用し続ける以外に日本の活路はない。政府は稼働できる原発をすべて稼働させて電力の安定供給を堅持する方針を宣言し、政府の責任で速やかに稼働させるべきだ。──葛西敬之
◎これが、福島原発事故の渦中の、鉄道会社「JR東海」の会長の文章ですよ。その後、この葛西敬之という悪党は、安倍晋三の「集団的自衛権」の行使容認政策を動かしている最悪の、しかもトップのブレーンであることが明らかになり、ここまで日本を地獄に引っ張ってきたのです。
リニア新幹線と、原発再稼働と、集団的自衛権の行使が、まったく同じ人間集団によって動かされてきた、という事実を、あなたは本気で自覚してきましたか? それだけではありません。今やそこに、CO2地球温暖化論が加わって、「四つ巴の悪事」となっているのです。
現在の川村先生の地元である山梨県の甲府には、「みどり・山梨」という住民グループがあります。しかし「みどり」とか「グリーン」に、だまされないでください!! 最近は「みどり」とか「グリーン」という名称の組織は、ドイツの「緑の党」が軍国主義化して極悪の集団になっているように、世界的に腐敗しきった化け物だらけで、日本の「みどり」とか「グリーン」という名称の組織も、ほとんど、全部、「自然破壊に熱中する悪党グループ」です。岸田文雄首相の「GX(グリーントランスフォーメーション)」がその代表です。
それに対して、私が時々参加している「みどり・山梨」は、真剣に自然保護を守ろうと、「リニア新幹線反対運動」をはじめとして、本物の活動を続けている珍しいグループです。そのグループを率いているのが、川村先生なのです。(下)に続く
さあ、6月24日(土)の「原発大暴走を斬る/リニア新幹線を斬る」講演会に集まって、川村先生の話を聞いてください。当日、たくさんの資料をお渡しします。今すぐ、たんぽぽ舎に講演会の参加を申し込んでください。
日 時:6月24日(土)13時15分より16時40分 12時50分開場
会 場:「全水道会館」5F会議室
主 催:たんぽぽ舎
参加費:1000円 定員90人
◇予約受付中 たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。
■2.たんぽぽ舎主催講演会のお知らせです (下) (了)
| 6/24日(土)原発大暴走を斬る リニア新幹線を斬る
| ストップ・リニア!訴訟原告団長・川村晃生(慶応義塾大学名誉教授)+ 広瀬隆
└──── 広瀬 隆(作家)(下)
◎私(広瀬隆)と一緒に講演して下さる川村晃生(てるお)先生は、CO2地球温暖化説が科学的に大嘘であること、そして、そのために「自然エネルギー」という名の機械の普及が叫ばれていることによって、自然界が破壊されている事実を見抜くと、直ちに行動を起こして、美麗なリーフレット【「脱炭素」にだまされないために~CO2温暖化はホント?】を「みどり・山梨」で作成して、「地球温暖化がCO2によるものではない理由」を実証して、これを大量に配布しています。
昨年の私のたんぽぽ舎・講演録「温暖化パンフ」【二酸化炭素CO2によって地球が温暖化しているという説は科学的にまったく根拠がないデマである】のカラーパンフレット(64頁)も、川村先生お一人で70部も購入してくださり、あらゆるジャンルの川村先生の広い交流範囲の人たちに、これを送り続けています。
その人たちに「地球が温暖化しているという説が流布しているからには、この広瀬隆の「温暖化パンフ」に反論があるはずだから、回答をしてくれるように」と、返事を求めてきました。その結果、1年間それを続けても、「誰も、答えられないので返事が来ない」というのです。
◎それで最近、もっと簡単な、小中学生でも答えられるような「温暖化」に関する質問状を、東京新聞・朝日新聞・毎日新聞・日本経済新聞に送ったところ、どの新聞社の論説委員たちも、返事をよこさない。こうして、これらの新聞社が、偉そうにCO2地球温暖化の脅威を記事にしながら、まったく科学的に温暖化について考えたこともない人間集団である、つまり詐欺師であることを確認してきたのです。
みなさん、ぼぅーっとして、人の話を聞いて、うなずいているだけでは、何もしないうちに人生が終りますよ!! どうすれば、この世の悪事を「自分の手で食い止めることができるか」、その行動を起こすことの必要性を、このように行動力のある川村先生から学んでください。
◎現在の原発再稼働問題の根源にある口実は、何ですか?「電力消費量の激増」と「CO2地球温暖化論」だけにあるのです。それ以外には、原発を動かす口実は、一切、何もありません。言い換えると、電力消費量を激増させる「リニア新幹線」と、「電気自動車」と、「CO2を出さない原発」というエセ解説にあるのです。
この三つを、すべて完全に消し去らないと、原発再稼働は食い止められないのですよ。逆に言えば、この三つを、すべて完全に消し去れば、日本からすべての原発を消すことができるのです。市民運動には、それが分っていない。「原発は危険だ」と、子供のようなことを百回言っても、何の効果もないのです。原発を動かしたい人間たちが、何を主張しているか、しっかり耳を傾けてご覧なさい。
頭の悪い(精神も腐り切っている)岸田文雄首相が叫んできた「GX(グリーントランスフォーメーション)」が、原発大暴走の始まりだったことは、明々白々の事実じゃないですか。CO2地球温暖化論が、諸悪の根源なのですよ。それを実証するのが、6月24日の「原発大暴走を斬る/リニア新幹線を斬る」講演会です。
来月…7月18日(火)午後2時に、「ストップ・ リニア!訴訟団」の行政訴訟の一審判決が東京地方裁判所で出されるのです。その日が、目前に迫ってきました。この訴訟の原告団長である川村先生が願っているのは、当日、「全国の方がこの判決の傍聴におしかけ、裁判長に“ことの重大性”を認識してもらう」ことです。みなさんが東京地裁におしかけて、国民の力量を裁判官に見せて、リニア新幹線の建設を差し止める判決を出させることです。じっとしていないで、すぐに「社会を変える行動」を起こして下さい!!
「原発大暴走を斬る/リニア新幹線を斬る」講演会
日 時:6月24日(土)13時15分より16時40分 12時50分開場
会 場:「全水道会館」5F会議室
参加費:1000円 定員90人
◇予約受付中 たんぽぽ舎 電話 03-3238-9035 か「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。
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2.(予約必要)(6.27)オルタナティブな日本をめざして(第87回):「入管法のどこが問題か」(福島みずほさん:新ちょぼゼミ)(2023年6月27日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-f1ca42.html
(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)
(下記はメール転送です)
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[福島みずほ元気ニュース] 【第226号】入管法改悪法案について
みなさん、こんにちは。福島みずほです。いつも福島みずほを応援してくださり、ありがとうございます。長いですが、ぜひ読んでください。
入管法改悪法案が、参議院の本会議で成立をしました。本当に悔しいです。とりわけ参議院の法務委員会で、問題点が毎日噴出しました。
25年前、手紙をもらい、牛久の収容施設に行きます。そこで会った青年はミャンマーから来た人、収容されて8ヶ月ほどでした、ミャンマーに帰ったら、迫害される、難民認定がされない、収容所にずっーといることは耐えられない、涙を流していました。彼は、ロヒンギャです。渡辺彰悟弁護士などが代理人となった裁判の途中で彼は難民認定をされます。彼は、日本で働き、家族がいて、日本や日本の友人たちに感謝しながら生きています。と同時にミャンマーにおけるロヒンギャの人たちへの虐殺や弾圧などをなんとかしたいと長期に渡り、日本政府に対して、一緒に交渉してきました。
日本で難民認定されず第三国に出国した人を見送ったりしてきました。難民と言えるかどうかわかりませんが、世界のチェス王、ボビー・フィッシャーさんも長期に渡り牛久に収容されていました。オーバーステイです。ブッシュ政権を痛烈に批判をしていて、米国への送還は危険であると言われていました。裁判もなかなかうまくいきません。
彼は、アイスランドの世界大会で、当時ソ連の選手を破って、世界一になります。アイスランドではとても有名でした。
アイスランド大使館と掛け合いました。法務省は、市民権を持っている国が引き受けてくれればそこに送ると言っていました。アイスランド国営放送に出て訴えました。アイスランドの国会は、ボビー・フィッシャーさんに市民権を緊急に付与してくれました。アイスランドに心から感謝です。
それで、彼は、牛久から、成田空港経由で、アイスランドに行きました。数年して、彼がアイスランドで亡くなったと言うことを知りました。アイスランドの国の人々には、心から感謝をしています。
ゲイをカミングアウトしていたイラン人のシェイダ(仮名)さんもみんなの力で第三国へ。でもここ日本でなぜ難民認定されないのか。裁判で争っても難民認定されませんでした。
クルドの人たちは難民認定されません。トルコ政府との関係でしょうか。20年位前に政府に質問をしました。政府の答えは、トルコの国会にクルド人がいるので、トルコにクルド人差別はないと言うひどいものでした。この論理で言えば、日本の国会に女性の国会議員がいるので、日本に女性差別はないと言うことになります。とんでもありません。諸外国では、クルド人を難民として受け入れているのに、日本では去年政府が裁判で敗訴して認められた1人だけです。
日本で難民認定制度が機能していない、入管の裁量があまりに大きくブラックボックスであるということは痛感をしていました。今回、法務委員会で質問するにつれ、問題がどんどん明らかになっていきました。参議院の法務委員会で、この法案に反対なのは、立憲民主党の牧山ひろえさん、石川大我さん、社民党の私、福島みずほ、共産党の仁比聡平さんの4人だけでした。難民認定制度は全く機能していません。
そもそも、難民の認定を難民調査官が判断するわけですが、これは入管の職員で、難民認定調査官からまた配転をしたりします。つまり、入管の中で判断をするので、難民認定については、本省、入管庁の枠の中でしかやることができません。トルコにクルド人差別は存在しないと考える法務省のもとで、ここでクルド人難民などを認めるでしょうか。
次に、難民審査参与員の制度があります。これは1次審査に対する不服申し立てを扱うところで、3人1組です。どんなに難民認定をこの人についてすべきだと考えても、あとの2人が難民認定しないと言う立場の人であれば、評議で通すことができません。そういう組ませ方をしているのではないかとも聞きました。参議院の参考人として発言をした阿部浩己さんも10年間で500人ほど審査をし、40人ほど難民認定の意見を出したけれども、通らなかったと語っています。
今回常設班の他に臨時班が存在し、臨時班だけでてベルトコンベアのように、1人4分6分といったスピードで処理する臨時班の存在が明らかになりました。ここに属する人たちは13人。ほとんどの参与員はこの臨時班の所在を知りませんでした。柳瀬房子さんは、1人で全体の20%から25%を処理していました。
柳瀬房子さんは、審議会等で、また、衆議院の法務委員会の参考人質疑で、難民申請している人たちの中で、難民はほとんどいないと発言をしています。そして、その言葉を法務省は何度も何度も引用し、今回参議院の法務委員会でも、法務省は、難民申請してる人たちの中に難民はほとんどいないと言明していきました。
それが、2回難民申請をして認められていなければ、3回目申請中でも本国に送還すると言う根拠になっています。立法事実は崩壊をしています。立法事実が無茶苦茶なのです。
がんばっている難民審査参与員の人もいるのです。しかし、記者会見などで明らかになったように、その人の所には全く事件が来ないか年に数件と言ったり状況です。そして、難民認定参与員が3人で評議し、この人は不認定ではなく認定すべきだと意見を言った13人の人たちに対して法務大臣は難民不認定にしました。政治的介入ではないでしょうか。そして、難民審査参与員が不認定にすべきだといった意見を認定に切り替えた例はゼロなのです。13人の内訳は、ミャンマー、トルコ、スリランカ、中国です。
日本は、あらゆる手段を使って難民認定しない方向にしています。難民認定制度を時間をかけて骨抜きにしてしまったと思います。
いつから起算するによりますが、60件ほど、原告が勝訴している判決があります。トルコ人やカメルーン人の人たちの判決では、捜査書類があるにもかかわらず、難民認定をされていなかったケースです。ウガンダでレズビアンとして迫害を受けた女性は、日本に来てすぐ難民申請をしますが、難民の審査が、書面審査だけで、不認定になります。判決で、ウガンダの法律の状況が詳しく検討され、迫害、虐待を受ける可能性があるとして難民認定がされました。最近、ウガンダは同性愛について死刑としました。
何人もの弁護士さんから判決を送ってもらい読みました。なぜこのケースで難民認定されなかったのか。裁判までしなければ、難民認定されなかったのか、痛感をしました。弁護士につながり、裁判を提訴できた人は本当に一握りの人たちです。
このことがわかった以上、まともな難民認定制度を作るしかありません。立憲民主党、社民党、日本共産党、れいわ新撰組、沖縄の風で、議員立法で、難民保護法案と入管法改正法案を提出をして、参議院では政府提案立法と両方審議をしました。私たちの難民認定制度案は、難民認定制度について、独立した第三者機関を作り、ここでしっかり難民認定していくというものです。その制度を作ることがなんとしても必要です。そのことにかけていきます。
また、収容について、司法チェックがなく、無期限収容です。これも改めなければなりません。入管法改正はまさに必要です。難民認定制度が機能しておらず、収容し、仮放免を認めず、いつまで収容され続けるか分からないと言う恐怖心の中で、未来が描けず、やむなく本国に帰ることを選択するように仕向けているようにも思います。長期収容は、いじめか罰のように機能しているのではないでしょうか。
医療の問題も深刻です。大阪入管で明らかになったのは、呼気検査でアルコール濃度が検出され、1月20日以降全く医療業務に従事していないにもかかわらず、4月1日常勤医師として医療の改善の説明の中で掲載されていると言うことです。本省も大阪入管も、常勤医師としての勤務実績が一切ないことがわかっていながら、常勤医師1名と掲載し、説明をし、医療の改善を説明してきました。これは虚偽記載ではないでしょうか。
刑務所も入管も医療の問題を抱えています。医者がなかなか来てくれないなどの問題も正直あります。イギリスやフランスのように、総合病院などが、責任を持って医者をローテンションを組んで、送り込む、つまり、総合病院の1部の機能として、刑務所などの医療を機能させると言う改革が必要だと考えます。医者は、総合病院の医者で、キャリアアップに支障が生じるのではなく、まさにキャリアアップに資すると言う仕組みを作るわけです。
入管法改悪法案が施行されるのはあと1年後です。このまま施行させてはなりません。まず入管法改悪法の廃止法案を出す必要があると考えます。施行前だととりわけ簡単で、入管法改正法を廃止すると言う1行で可能なのです。そしてまともな難民認定制度を作ること、入管制度を改革することをたくさんの人と力を合わせてやっていきます。既に議員立法はあるのです。
どうやって人々の命を守っていくのか、それをやらなければならない1年でもあります。私は政権交代をして、なんとしてもまともな法案を成立させたいです。2年前に、政府提案の入管法改悪法案は廃案になります。骨格がほぼ同じものを今回提出してきたことに激しい怒りを感じています。
困難な中、当事者の思いを語ってくれたたくさんの皆さん、たくさんの友人の皆さん、ウシュマさんの妹さんたち、ジャーナリストのみなさん、そして、長年にわたり難民や入管制度にかかわってきたたくさんの市民やユニオンのみなさん、弁護士の皆さん、命を守るために、稀代の悪法入管法改悪法案をなんとしても廃案にしようと、国会の前で、全国で街頭演説をし、スタンディングをし、また様々な形で力や知恵を与えてくれたたくさんの皆さんに心から感謝をいたします。また一緒に闘い続けている同僚の議員の皆さんにも心から感謝をいたします。
これからです。がんばりますし、力を合わせていきましょう。福島みずほ
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草々