伊方原発広島新規仮処分 広島高裁抗告審決定に寄せて(抗告人団声明)「立証責任転換論を放棄した広島高裁の裁判所・裁判官には、国民1人1人の人格権を護ろうとする姿勢は微塵もない」=これでいいのか、日本の司法・裁判所!?
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.「新ちょぼゼミ」予定
いずれも最初の1時間は、事務連絡の他、主催者側から別テーマでのプレゼンを計画しています。
(1)(予約必要)(4.25)オルタナティブな日本をめざして(第84回)「原発をやめるべきこれだけの理由:老朽化と安全工学」(後藤政志さん:新ちょぼゼミ)(2023年4月25日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-fb234d.html
(2)(予約必要)(5.22)オルタナティブな日本をめざして(第85回)「台湾有事と自衛隊」(纐纈厚山口大学名誉教授:新ちょぼゼミ)(2023年5月22日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-11e709.html
(3)(予約必要)(6.8)オルタナティブな日本をめざして(第86回):「教育基本法改悪と日本の教育:子どものための教育からお国のための教育へ」(前川喜平さん:新ちょぼゼミ)(2023年6月8日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-3d44ee.html
(4)(予定)オルタナティブな日本をめざして(第87回):「入管法のどこが問題か」(福島みずほさん:新ちょぼゼミ)(2023年6月27日)(まだ予定段階です)
(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)
2.Avaaz - 超富裕層に課税せよ!
(「税金というもんワナ、正直な貧乏人がせっせと働いて納めるもんや、世の中はそういう風になっとるのや、大金持ちはそんなもん払わんでもいいように政治家にちゃんとさせとる、それがいややったら、選挙で政治家替えてみろ、それもできんのに、つべこべ言わんと黙って働け」、そんな大金持ちたちの本音の高笑いが聞こえてくるようだ)
https://bit.ly/4039gWh
3,検証「戦後民主主義」わたしたちはなぜ戦争責任問題を解決できないのか-田中利幸著(三一書房)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033919214&Action_id=121&Sza_id=E1
4.政府、Jアラート「ただちに避難を」北朝鮮が弾道ミサイル発射 - 毎日新聞
https://tinyurl.com/bdhy4a6b
(関連)国民保護情報 - Yahoo!天気・災害
https://emergency-weather.yahoo.co.jp/weather/jp/jalert/
(この国には「オオカミ少年」ならぬ「戦争屋オオカミ」と、エサをもらえれば、それに忠実に従う事務屋の「Jアラート」ならぬ「Jアイヒマン」が少なからずいるようだ。日本列島に騒々しいサイレンを鳴らして、まるで「戦時体制」の「国体」を創り上げんとするかのごとき、バカバカしくもハッタリ丸出しの「Jアラート」(じゃかましいアラートの略)が、今朝、出勤時間帯に実施された。
ねらいは国民の(戦時体制へ向けた)「ゆでガエル」化、何度もこうしたことを繰り返し、戦争危機感を煽り立て、近未来に予定している日米合同の第二次中国・朝鮮半島侵略戦争に備えるということだろう。あきれるのは、この猿芝居について、あの朝日カバカバ新聞が「Jアラートありがたい」などと報じていることだ。「カバカバ新聞」はこれで「カバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバ」の「バカカ新聞」となった。朝日カバカバ新聞よ、もう廃業してもいいぞ! :田中一郎)
(関連)「Jアラートありがたい」「海上では隠れようない」弾道ミサイル、戸惑う道民:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/DA3S15610680.html
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日本の裁判所・裁判官の劣化がひどい。これでいいのか、日本の司法・裁判所!?
◆(必読)(別添PDFファイル)抗告人団声明:伊方原発広島新規仮処分 広島高裁抗告審決定に寄せて(2023年3月24日)
http://saiban.hiroshima-net.org/pdf/karishobun3/20230324_koukokunin.pdf
http://saiban.hiroshima-net.org/pdf/karishobun3/20230324_koukokunin.pdf
(関連)伊方原発運転差止広島裁判-訴状・裁判資料
https://saiban.hiroshima-net.org/source.html
(関連)(必見)伊方原発運転差止広島裁判
https://saiban.hiroshima-net.org/
(参考)伊方3号機の運転容認、広島高裁 住民側の抗告退ける(東京・毎日 2023.3.25)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/239927
(参考)“伊方原発3号機の運転差し止め”求める抗告審…棄却 広島高裁(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b7670216dd469d1828019639e9fcb3126a7c9f4
(参考)伊方原発運転差し止め抗告審、耐震目安 妥当性あす判断(毎日 2023.3.23)
https://mainichi.jp/articles/20230323/ddm/012/040/100000c
(この仮処分裁判では、伊方原発3号機の耐震性を巡り、四国電力が定める基準地震動(耐震設計の目安となる揺れ)650ガルの妥当性が主に争われた。四国電力は、近未来に発生がほぼ確実で、その場合には大規模な被害が懸念されている「南海大地震」において、伊方原発での地震動を181ガルと予測し規制委の審査をパスしたと説明している。伊方原発の目の前には「中央構造線」という日本最大の活断層が海底を走っているというのにである。それを広島高裁のゴミクズカスのヒラメ裁判官は、四国電力の言い分を認めて原告敗訴としたということらしい。これは「裁判」ではなくて「(四国電力による原発基準地震動に関する(低レベル内容の)詐欺犯罪への加担」=共同共謀正犯であり、「判決」ではなくて「居直り合理化」ではないか! 広島高裁を閉鎖しろ!:田中一郎)
(関連)中央構造線 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0%E7%B7%9A
◆「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(140):①原発訴訟における立証責任転換論(井戸謙一弁護士)、②福島第一原発 ペデスタル破損問題、③小口電力料金値上げ申請に根拠なし、 ④夏目漱石「私の個人主義」他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-ef49c2.html
(一部抜粋)
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<原発訴訟における立証責任転換論>
◆伊方原発運転差止広島裁判-井戸謙一講演会
https://saiban.hiroshima-net.org/report/2022/20220224.html
*VTR
https://saiban.hiroshima-net.org/report/2022/20220224.html
*レジメ(別添PDFファイル)原発訴訟における立証責任転換論(井戸謙一弁護士 2022.2.24)
https://saiban.hiroshima-net.org/report/2022/pdf/20220224_ido.pdf
巨大企業や国から、その事業や政策に伴って市民が何らかの被害を受け、その結果、彼らを相手取って、責任の追及や損害賠償その他を請求訴訟を起こす場合には、「情報の格差」や「財力の格差」、そして「被害の度合い」が大きく被害者にとってダメージが大きいほど、様々な点で、弱者である被害者原告個人は、保護され、格差によるハンディキャプをクリアできる「差」を付けてもらい、つまりは立証責任度合いを軽く(蓋然性の証明)してもらって当然です。そうすることで、本当の意味で、原告被害者個人と被告の加害者国や大企業とが「対等」な関係となります。
福島原発事故損害賠償請求訴訟の場合の「放射線被曝の危険性」ついての論証も同様のことが言えます。その場合、私が申し上げたように、原告側は放射線被曝によって「被害が出た・被害が出る」蓋然性を示せばいいのであって、それ以上のこと、つまり、因果関係も含めて「被ばくの被害は出ない」というのであれば、それを立証するのは加害者側の被告にある、ということです。言い換えれば、「情報の格差」や「財力の格差」と「被害の度合い」が大きい場合には、「危険性の完全立証を原告側がする」のではなく、「完璧な安全性の立証を被告側がする」(できなければ被告を敗訴にする)ということです。
これが50年以上前の公害裁判の時に=とりわけイタイイタイ病裁判の高裁判決で認められ、それがその後の我が国の司法判例として定着していった経緯があります。あくまで零細で弱者の一般市民個人と、情報を一手に握り財政基盤もしっかりした巨大組織との格差を重く見る立場から、社会的公正の実現を念頭に置いて、立証責任に差をつけた、ということです。
(道路交通法でも「交通弱者」は「生身の人間」とされ、法律で最高のレベルで保護されています。交通事故が起きた場合には、まずは「交通弱者」の「生身の人間」ではなく、「交通強者」の自動車の側に問題がある、と仮説的に問題を立て、自動車の側がきちんとした安全運転の義務を遂行していたかどうかが問われることが出発点であり争点です。決して「交通事故予見可能性があったかどうか」とか「交通事故回避可能性があったかどうか」を出発点や争点にして争われることはありません。原発事故に伴う損害賠償訴訟でも、立証弱者・情報弱者・財力弱者である個人被害者は、相応に保護されてしかるべきですし、加害者=東京電力や事故責任者=国の責任を問う裁判では、予見可能性・回避可能性の有無ではなく、予見義務・回避義務が万全に果たされたかどうかが問われなくてはならないのです)
ところが、この半世紀近く続いてきた「立証責任の転換」の法理を、福島原発事故以降の原発裁判では(それ以外の裁判でもおそらく)、ほとんどの裁判で軽視・無視されて審理が進み、原告敗訴の判決が増えています。
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(原発裁判だけでなく、これから「加害者企業や加害者国」を被告として、市民個人から提訴される権力犯罪的な事件の多くの裁判において(公害裁判がその典型、原発事故被害裁判ももちろんその1つ)、被害者原告の基本的人権を守る観点からは、この立証責任の転換、に関する判例・認識は極めて重要です。私たち先人たちが築いてきた、この「法理」を、私たちもしっかりと守り発展させていく必要があります。:田中一郎)
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(原発関連のお知らせなど)
◆(署名用紙)国の責任をあいまいにせず避難の権利を認めてください(原発賠償訴訟京都原告団を支援する会)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhGsFdYy8PFfJXYG0?e=CjqT6X
(関連)原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会 トップページ 大阪高裁控訴審に傍聴に来てください!
http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/index
◆イベント情報
(1)(チラシ)(4.30)私たちは6.17判決を許さない:原発事故は国の責任です(日比谷コンベンションホール)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhGyPZ6RqgunH5F9Q?e=Sn2sr8
(2)(チラシ)(5.14)「311子ども甲状腺がん裁判」が問いかけること:井戸謙一弁護士(ZOOM)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhG11qK0F1Zua1uYF?e=atVdOr
(3)(チラシ)(5.21)脱被ばく実現ネット 第18回新宿デモ
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhG6DVsr6me7RRiI7?e=Aszez5
◆「いちろうちゃんのブログ」
(1)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(141):日本原電(茨城/福井)・日本原燃(青森)に原発・核施設を運転・運営する資格はない- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-b2bc02.html
(2)劣化ウランはなぜ恐ろしいのか(矢ケ崎克馬琉球大学名誉教授)=福島原発事故後の福島県では、この劣化ウランに相当するものとしてホットパーティクルが存在しています & タネ裁判原告敗訴(東京地裁)と世界フードショック- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-e66d55.html
(3)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(139):原発のことを何も知らない連中が、原発を推進し、原発を容認する- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-16cb2c.html
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草々
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