« 2023年2月 | トップページ | 2023年4月 »

2023年3月

2023年3月31日 (金)

(報告)(3.28)オルタナティブな日本をめざして(第83回)「台湾有事と日米軍事同盟」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)(2023年3月28日)

前略,田中一郎です。
(2023年3月の「新ちょぼゼミ」の報告です)


◆(イベント情報)(3.28)オルタナティブな日本をめざして(第83回)「台湾有事と日米軍事同盟」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-6aa931.html

 「安全保障環境が厳しさを増している」などと称して台湾周辺での中国との軍事的対立や緊張を煽る岸田文雄自公政権。安倍晋三政権時代の戦争法制・集団的自衛権行使容認からさらに一歩進め、敵基地攻撃可能な兵器装備や軍事費をGDP2%にまで拡大する大軍拡に踏み切った。わが国には多くの政治的政策的課題があり、今後も軍拡などよりも必要性の高い取組に大きな財源が必要であるにもかかわらず、である。しかし、中国や台湾を巡る情勢は日米のマスコミが報道するように中国の侵略的態度により「緊迫の度を増している」のだろうか? むしろ事態は逆で、米国の世界戦略の中で極東が「第二のウクライナ」として位置づけられ、中国というよりも米国の方が軍事的挑発的態度を示していて、対米隷属を続ける日本がそれに追従をしているだけなのではないのか。今回は外交問題に詳しい孫崎享氏(元外務省国際情報局長)においでいただき、日米軍事同盟の現状も視野に入れての台湾情勢について解説していただきます。

講師:孫崎 享 (まごさき うける)さん
東アジア共同体研究所理事・所長。東京大学法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。大学を中途退学し外務省に入省。外務省国際情報局長、駐イラン大使などを歴任。著書『戦後史の正体1945-2012』(創元社)、共著『「対米従属」という宿痾(しゅくあ)』(飛鳥新社)他多数


◆(当日録画)20230328 UPLAN 孫崎享「台湾有事と日米軍事同盟」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Pg0e3aAkGjQ
 https://www.youtube.com/watch?v=Pg0e3aAkGjQ

◆IWJ:ウクライナ戦争と安倍晋三銃撃事件の間にある「つながり」とは?そして、そもそもなぜウクライナ戦争は勃発したのか?~3.28たんぽぽ舎・新ちょぼゼミシリーズ「オルタナティブな日本を目指して」~台湾有事と日米軍事同盟―登壇:孫崎享氏(元外務省国際情報局長)
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515007
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515007


◆(別添PDFファイル)参考資料

(1)ウクライナと台湾問題(上)(琉球新報 2023.1.18)
 https://nordot.app/997020161687076864?c=113147194022725109

(2)迫りくる戦争(上)(沖縄タイムス )
(3)迫りくる戦争(下)(沖縄タイムス )
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1102303

(4)(必読)ロシアのウクライナ侵攻後の安倍元首相の発言(孫崎享 日刊ゲンダイ 2023.3.31)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320801


 <孫崎享さんのご著書>

(1)世界が破壊される前に日本に何ができるか-孫崎享/著 副島隆彦/著(徳間書店)
 https://tinyurl.com/yckjje8z

(2)ゾルゲ事件の正体 日米開戦とスパイ-孫崎享/著(祥伝社文庫)
 https://bit.ly/3XTRK6a

(3)平和を創る道の探求 ウクライナ危機の「糾弾」「制裁」を超えて-孫崎享/著(かもがわ出版)
 https://tinyurl.com/5n95ukhu

(4)アメリカは中国に負ける 日本はどう生きるのか-孫崎享/著(河出文庫)
 https://bit.ly/3Je6xUY

(5)アメリカに潰された政治家たち-孫崎享/著(河出文庫)
 https://tinyurl.com/y992k6wb

(6)朝鮮戦争の正体 なぜ戦争協力の全貌は隠されたのか-孫崎享/著(祥伝社)
 https://cutt.ly/JgD79Sr

(7)日本国の正体 「異国の眼」で見た真実の歴史-孫崎享/著(毎日新聞出版)
 https://cutt.ly/FgD75v4

(8)日米開戦の正体 なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか 下-孫崎享/著(祥伝社)
 https://cutt.ly/pgD5q9x

(9)戦後史の正体 1945-2012-孫崎享/著(創元社)
 https://cutt.ly/3gD5flh

(10)台湾有事をめぐり米中が軍事衝突すれば、負けるのは米国だ|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/309478


◆日本外交と政治の正体|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2185

◆孫崎享のつぶやき-孫崎享チャンネル(孫崎享) - ニコニコチャンネル-社会・言論
 https://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga


 <関連情報など>

(1)台湾有事を直視せよ、人・者・カネ 全部止まる(『日経ビジネス 2022.12.26』)
 https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/special/01313/

(2)専守防衛の行く末は…熟議なき“安保政策の大転換” 自民党の重鎮語る「安倍政治に大きな問題があった」【報道特集】|TBS NEWS DIG - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=KS67dnsmYNw

(3)台湾海峡を「平和の海」にするために~戦争は始まると終わらない - 藤原秀人|論座
 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2023011900004.html

(4)台湾有事 民間の被害避けられないのに触れない米有力シンクタンクの机上演習:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/225802

(5)台湾有事なら日本も軍事介入迫られる合意の意味 - 安全保障 - 東洋経済オンライン
 https://bit.ly/3JfiJ8e

(6)日米共同で敵基地攻撃-大軍拡 米「強く支持」-米海兵隊 沖縄に新部隊-2プラス2共同発表
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2023-01-13/2023011301_01_0.html

(7)米国のお先棒を担いで敵基地攻撃に走るのは「匹夫の勇」 何がしたくて首相になったのか?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/317345

(8)トマホークは敵基地攻撃には使えない 米国からの爆買いを岸田首相はどう説明するのか?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/317405

(9)日米同盟に殺される日本人 古賀茂明〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c3a94bff225f4d0d90290b3050cd7997442e48af

(10)台湾有事のリアル~台米日とも損失甚大【田岡俊次の徹底解説】230117 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=IxPQUc1VRSg


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2023)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々

2023年3月30日 (木)

もはや瀕死の立憲民主党、最大野党が聞いて呆れる幼稚園レベルの安保論議(高野孟):大日本帝国下の社会大衆党の道を歩む泉健太立民現執行部は一刻も早く退陣せよ=危機の時代に「中道」「中間」など存在しえない

前略,田中一郎です。 


(最初に若干のことです)
================================
1.(予約必要)(5.22)オルタナティブな日本をめざして(第85回)「台湾有事と自衛隊」(纐纈厚山口大学名誉教授:新ちょぼゼミ)(2023年5月22日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-11e709.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.(ご紹介)(チラシ)こんな区議・区長さんであってほしい(2023年春)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhEUj8b2O68Mo3riU?e=h4nqCP


3.新刊書

(1)脱原発弁護団全国連絡会 - 新刊『3.11 大津波の対策を邪魔した男たち』
 http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/23-3-23/

(2)(新刊書)チェルノブイリ並み被ばくで多発する福島甲状腺がん:線量過少評価で墓穴をほったUNSCEAR報告(耕文社)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhEaHNV51HY3FHkDl?e=az2IIM

(3)日本の電機産業はなぜ凋落したのか 体験的考察から見えた五つの大罪-桂幹/著(集英社新書)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034438703&Action_id=121&Sza_id=E2

(日本経済再生のためには適切な産業政策が不可欠です。これからの日本経済再生を目指すには、急がば回れで、「プランA」(IT,インターネット、バイオ、宇宙、新素材他)ではなく「プランB」(QOL=生活の質的向上のための様々な技術の拡充を軸に地方再生を図る政策)でいきましょう。上記図書はその参考となる1冊です。念のために申し上げておきますが、上記の著者が書いている処方箋(労働力の流動化促進など)には私は反対です。むしろその逆の方向で政策を考えましょう。:田中一郎)


4.(チラシ)(4.3)職場九条の会・共同記者会見 ご案内
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhEc-SMXg0cV1u6-W?e=0e0Jlx

(関連)大江健三郎さんを追悼する(「九条の会」事務局 2023年3月22日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhElP47qf-mnfuno2?e=MdrtEk


5.ノーテンキ・しゃもじ外交の岸田文雄首相
 日本という国は「アホの国」でごぜますと世界に向けて言っているような、このトンチキ総理大臣、こんな奴を一国の首相に選んだC級国会議員と、その国会議員を選挙で選んだB級有権者・国民たちよ、コレ恥さらしなんだよ、わかってんの?

(1)岸田首相キーウ手土産「必勝しゃもじ」の能天気…広島訪問オバマ氏持参「折り鶴」とは大違い|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320567

(2)岸田首相の後援会が配った「サミットまんじゅう」 ロゴ使用ルールを逸脱? 外務省は「基準に合致」強弁:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/240035

(3)「戦争する国」にまっしぐら 対立を煽り軍拡を急ぐ岸田首相でいいのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320633

(4)どうしても「戦争する国」にしたい岸田政権「今日のウクライナは明日の東アジア」という国民騙し|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320743

(5)岸田首相が中国駐日大使に異例の面会拒否…チグハグ外交の裏に透ける保身と米国への忖度|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320634

(6)戦争回避よりも準備に加速 見えてきた岸田首相の危険な正体|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320679


◆<IWJ取材報告><シリーズ特集! 福島第一原発事故から12年、進む事故への危機感と恐怖の記憶の風化! 他方、急激に高まる原発への武力攻撃リスク!>「低効果、遅すぎ、原発回帰、不透明」と「四拍子揃った」問題法案!~3.24 オンライン緊急記者会見:問題だらけの「GX推進法案」は廃案にすべき
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52058#idx-5
================================


◆もはや瀕死の立憲民主党。最大野党が聞いて呆れる幼稚園レベルの安保論議 - まぐまぐニュース!
 https://bit.ly/42O7NFQ
 https://www.mag2.com/p/news/571030?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000001_tue&utm_campaign=mag_9999_0328&trflg=1

 <田中一郎コメント>

 みなさまにはご一読をお願いしたい、内外政経ニュースレター『インサイダー』代表・編集長の高野孟氏の政治時事評論です。立憲民主党が今日に至るまでの経過については、私と見解が違う部分もありますが、しかし、この評論の要旨・大筋には全面的に賛成です。

詳しくは別メールで申し上げたいと思いますが、今日の泉健太立憲民主党は、もはやこのままでは「右肩下がり」の中途半端で出来損ないの政党として衰退・消滅の道を歩むことになるでしょう。危機の時代の「中間」「中道」とは、2つの処方箋を足して2で割るような、中途半端で、いい加減で、日和見で、優柔不断で、虻蜂取らずの、役立たずのことを意味し、事態の抜本的な解決をいたずらに遅らせるだけでなく、いずれ支配的な潮流に飲まれていく「補完勢力」と化していくのです。今日にいたって「中間」「中道」をしきりに強調する立憲民主党は、さながら、大日本帝国下で昭和軍閥が支配する戦争翼賛体制に自ら進んで合流していった戦前・社会大衆党の再現を見るかのごとしです。

前回の参議院選挙で、自公政治の抜本転換と「世直し」を望む有権者・国民の支持は得られないことがはっきりした、この泉健太という人物が率いる立憲民主党ですが、選挙大敗の結果を真摯に受け止めることもなく居直りの代表就任継続を決め、こともあろうにネオ・ファシスト勢力とも言うべき「日本維新の会」と共闘を行うなど、その背信行為は目に余ります。

各論レベルでも、「重要土地等調査規制法」で自民党よりもひどい内容の改正案を出す、「経済安全保障推進法」には賛成をする、「マイナンバー制度」は推進、脱原発はなし崩し的に放棄して原発推進に加担(今回のGX法案についても党内で賛成すべきとの議員どもが多くて党としての反対を決めるのに苦労している)、そして挙句の果てが、高野孟氏が指摘するように、敵基地攻撃能力の保有・整備にまで賛成をしてしまう体たらくです。

彼らにとっては、これが現実的な対応であり、責任政党のなすべきことだというのです。トンチンカン認識もいい加減にしろ、という話です。自爆用の核時限爆弾ともいうべき原発・核燃を60基近くもこの狭い日本列島に並べ、食料自給率は38%、エネルギー資源の大半を海外に頼り、大都市圏に数千万人が集中して居住するこの国が、アメリカから大量の武器兵器を買って武装ハリネズミのようになろうとしている、こんな時に、その自民党の自滅的とも言うべき政策を側面から応援するような野党第1党でいて、どうするのかという話です。

現在の泉健太立憲民主党は、もはやリベラル政党としても、「市民と野党の共闘」の総大将としても、野党第1党としても、失格であり、有権者・国民に対して背信的であり、そして何よりもそうしたこの党の基本的態度が有権者・国民によって、見定められています。要するに、こんな政党には何も期待できない、自民党政治の補完物・二流三流の自民党に過ぎないのだ、という評価が、毎回の選挙結果として現れてきているということです。

(今回の統一地方選挙では、自公候補に対して対峙する自前の候補をほとんどの選挙区で擁立できず、自公候補に相乗りしたり、自公候補よりもよりひどい候補(例:冬季オリンピックにしがみつく現職市長を推す札幌市立民会派)を推薦したりと、泉健太立憲民主党の迷走はさらにひどくなってきています)

従って立民の今後は、自分たちの党の維持存続を最優先する態度が次第に顕著になり、どこかのタイミングで自民党政治の完成した補完勢力となり果てるのは目に見えています。まずは旧民主党の劣悪グループが国民民主党などというガラクタ政党を創って、その先頭を走っています。玉木雄一郎や前原誠司という、愚にもつかぬ連中がこの党を牛耳り、御用組合「連合」と二人三脚で「第二次大政翼賛会」をデファクトで創る動きを見せています。

泉健太立憲民主党は、このままでは、おそらくは御用組合「連合」によって手を引かれつつ、この連中の尻にくっついて行くことになるでしょう。補完政党化・御用化する時も、他の勢力の後塵を拝するという情けなさ、これが泉健太立憲民主党の生の本性です。それを断ち切るには、泉健太現立民執行部を総退陣させて新執行部を打ち立て、「市民と野党の共闘」の態勢を立て直すか、あるいは、高野孟氏が言うように、この党をリベラル・民主平和・脱原発勢力と、その正反対の「口先やるやる詐欺」勢力に割るか、2つに1つの方法しかありません。

(朝日カバカバ新聞などの忖度御用新聞各紙は、この泉健太立憲民主党の「背信」の動きを側面からフォローし、応援している様子がうかがえます。ゴミ新聞がクズ政党を褒めて応援する、反吐が出そうな「新翼賛情況」が生まれています。)

(関連)立憲と維新、国会では連携もすれ違う選挙協力 問われる野党「共闘」 [立憲] [維新]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASR145V6LR14UTFK005.html


立憲民主党の分裂を促す高野孟氏の処方箋の前に、私は次のような「最後のTRY」がなされてしかるべきだと考えています。まずは泉健太現執行部を総退陣させ、辻元清美氏を代表とする女性がほとんどの新執行部を擁立し、挙党態勢を取って党内を引き締めるとともに、「市民と野党の共闘」態勢を再建し、骨太で下記に掲げるような斬新的で文字通りリベラルな共通政策を掲げる「オルタナティブな日本」(自民党政治が支配する日本ではない「もう1つの日本」の意味)を、裏切らずに誠実に目指していく政治勢力として形成していくという方法です。女性が担う立憲民主党新執行部を総大将にして、第二次「マドンナ旋風」を起こしましょう。

その主旨は簡単で、自公政治・アベスガキシダ政治によって危機の時代に突入させられたこの国を、危機から救い、政治の方向や在り方を大きく転換するには、覚悟が決まった、ちゃんとした、決断力と行動力を併せ持つ、かつ、政治的に魅力のある「世直し」中心勢力を形成する以外に方法はないということです。毎度毎度の選挙で、目先の有権者の人気取のようなことをやって「あっちウロウロ、こっちチョロチョロ」のようなことを繰り返す野党第1党から抜け出て、日本のこれ以上の「右肩下がり」=没落・衰退・破滅への動きに断固として立ちはだかり、ホンモノの政権交代を実現させて、日本の再生へと舵を切っていく、そんな本来の野党第1党勢力を形成するということです。変革・改革は、それを遂行していく「中心勢力」がなくてはできないことは自明ではありませんか?

・・・・・・・・・・・
 <「市民と野党の共闘」が掲げるべき共通政策>

 急進的である必要は全くありません。マイナス状態をまずは「±ゼロ」まで持ち上げる、という意識で、斬新的で慎重な政治綱領・政策公約・マニエストであればいいのです。

(1)日本国憲法(徹底平和主義、国民主権、基本的人権の尊重、三権分立、地方分権自治他)の継承発展=新政権の政治は日本国憲法の具体化として展開される。

(2)徹底平和主義(専守防衛、自衛隊の海外派兵禁止・ジブチ撤退、日米地位協定の独・伊並への改正、東アジアでの諸問題への武力解決絶対反対=戦争への非協力宣言、平和外交具体化・中露外交正常化、核兵器禁止条約署名・批准など)

(3)再稼働ナシの脱原発・核燃廃棄とエネルギー革命・電力システム改革の適正化(脱原発ロードマップの策定、使用済み核燃料安全対策の徹底、原子力規制委員会・規制庁解散と新組織の立ち上げ、立地自治体への代替振興政策の拡充、福島原発事故後対応の見直しと原発事故被害者政策の抜本見直し、電力自由化・電力システム改革の適正化など)=「化石燃料に過度に依存しない脱原発」

(4)生活最優先と地方再生のための経済政策(バラマキをやめ、①セイフティネット抜本拡充、②労働政策の転換(働く者が主役、失業保険制度の抜本拡充他)、③リノベーションを中心に地方を再生、④農林水産政策と食料政策の転換、⑤税制の抜本改革、⑥公共サービスの拡充と公務員大幅採用増、⑦アホノミクスによる負の遺産対策など)

(5)社会正義にかなう社会政策(ジェンダー平等や反差別・ヘイト)と、子どもの主体性を育てる教育政策(愛国心・道徳教育の押し付けの撤廃、学習環境の整備他)、人口減少社会への対応(子育て支援を含む)

(6)第二次司法民主化

(7)新しい民主主義の創造(市民・住民参加の新制度創設:公選法・選挙制度の抜本改正、情報公開制度・公文書管理法の抜本改正、オンブズマン制度創設、政府審議会のあり方見直し、国民投票・住民投票の制度常設、リコール制度の拡充、パブリックコメント適正化、環境アセス見直しなど)
・・・・・・・・・・・

 自公政治による日本破壊を食い止める・阻止する・反対する政治運動から早く脱却して、新しい日本を民主的につくっていく政治に転換させたい。そのためには、覚悟が決まったきちんとした改革勢力が「中心・中核」となる政治情勢が必要なのは自明のこと。市民運動・社会運動は、これを実現するために、一致協力して全力を挙げるべきである。
草々

 

 

2023年3月26日 (日)

(予約必要)(5.22)オルタナティブな日本をめざして(第85回)「台湾有事と自衛隊」(纐纈厚山口大学名誉教授:新ちょぼゼミ)(2023年5月22日)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


====================================
(2023年5月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)

◆(別添PDFファイル)(チラシ)(5.22)「台湾有事と自衛隊」(纐纈厚山口大学名誉教授:新ちょぼゼミ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhEHs6k28Jk1z3vks?e=I8uSRM

 岸田文雄自公政権は、アベスガ政権時代以上に米国の意向を優先させ、一つには、防衛費の対GDP比を2%にすべく、今後2027年度までの5年間で43兆円もの防衛費支出を決め、さっそく米国製兵器の爆買い(トマホーク他)を始めています。また他方では、敵基地攻撃能力を反撃能力などと言い換え、憲法違反疑わしき攻撃兵器を装備し、宇宙やサイバーにまで戦闘可能性領域を広げ、かつ、南西諸島を中心にさながら臨戦態勢を思わせるようなミサイル基地やレーダー基地などを配備しています。そんな情勢の中、自衛隊の在日米軍との更なる一体化や、自衛隊組織の戦争実戦に向けた再編の動きもあり、アベスガ政権時代よりも一層きな臭い日本列島周辺での情勢が生まれつつあります。今回は台湾情勢と自衛隊についてお詳しい纐纈厚山口大学名誉教授においでいただき、お話をしていただきます。(なお、最初の1時間は主催者より別テーマでのプレゼンを行います)。

講 師:纐纈厚(こうけつ あつし)さん
日本の歴史、政治学者、山口大学名誉教授(政治学博士)。専門は日本・アジア近現代史、政軍関係史論。元山口大学副学長・理事(情報機構長・教育機構長・図書館長等)、山口大学名誉教授。明治大学教授を経て、現在同大学国際武器移転史研究所客員研究員。植民地文化学会代表理事、「重慶大爆撃を継承する会」「中国文化財返還を進める会」共同代表など務める。

 <次第>
日 時:2023年5月22日(月)18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
 セブンイレブン、鉄建建設ビルを過ぎて、次の交差点(酒屋)を右折、
 ケバブ店(今は空き家)の隣

 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: tanpopo3238@yahoo.co.jp   URL: http://www.tanpoposya.com/      

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


 <纐纈厚さんのご著書>
(1)ロシアのウクライナ侵略と日本の安全保障 長期化する戦争の果てに-纐纈厚/著(日本機関紙出版センター) https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034407268&Action_id=121&Sza_id=GG

(2)リベラリズムはどこへ行ったか 米中対立から安保・歴史問題まで-纐纈厚/著(緑風出版) https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034319695&Action_id=121&Sza_id=GG

(3)重い扉の向こうに 歴史和解と戦前回帰の相克-纐纈厚/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034022373&Action_id=121&Sza_id=GG

(4)戦争と弾圧 三・一五事件と特高課長・纐纈弥三の軌跡-纐纈厚/著(新日本出版社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034130717&Action_id=121&Sza_id=GG

(5)崩れゆく文民統制 自衛隊の現段階-纐纈厚/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033979013&Action_id=121&Sza_id=GG

(他、著書多数)


 <別添PDFファイル>
(1)半田滋の新・安全保障論:南西諸島の要塞化は沖縄戦再来を招くおそれ(『週刊金曜日 2023.2.10』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhESbqhDxz8TgipTX?e=BoK8yD
(2)海保、埋まるか能力の穴、大型船・無人機テコ入れ(日経 2023.3.3夕刊)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2628T0W3A120C2000000/
(3)台湾有事被害、日米も甚大、民間の机上演習(日経 2023.2.24)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68716950T20C23A2PE8000/
(4)敵基地攻撃力 南西諸島に、防衛省検討、沖縄本島 ミサイル保管(朝日 2023.3.18)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15584429.html
(5)知事、有力議員と面談 外交での緊張緩和訴え PFASで協力姿勢 23年3月10日沖縄タイムス
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1116849


 <関連サイト>
(1)防衛費5年間で大幅増の43兆円、実際は60兆円近くに膨張 そのわけは…:東京新聞TOKYO
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/222914
(2)米軍が台湾駐留要員の増派を計画 100~200人、訓練支援を強化 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20230224/k00/00m/030/048000c
(3)台湾有事で何が起きるのか 米研究機関が日本に突きつけた課題 - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/hssxjpbc
(4)陸自石垣駐屯地 避難シェルター求める声、「長射程ミサイルの配備先になるのでは」不安も 沖縄・石垣で住民説明会 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1682106.html
(5)石垣市長への抗議決議否決 長射程ミサイル発言巡り(八重山日報) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c7e04ae52df83b40dc22de48dfaf2a042430468f
(6)攻撃受けたらどう逃げる-実現性は- 武力攻撃想定、宮古・八重山の離島の住民や観光客は…沖縄県庁で初の図上訓練 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1679494.html
(7)下地島空港を軍事利用させない 沖縄県、国との「覚書」の条例化を検討 自衛隊や米軍に拘束力 - 沖縄タイムス+
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1108322
(8)戦争巻き込まれ、86%が危惧 09年以降最多、内閣府世論調査(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/de5b27330b5811fdabbfbb95cca3d54fbe0d7d40
(9)自衛隊「石垣島駐屯地」開設で高まる“台湾有事”の現実味 - ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/319815?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20230322
(10)(社説)南西諸島防衛 住民を守る備えなのか:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15585450.html?iref=pc_rensai_long_16_article


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2023)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々

 

 

劣化ウランはなぜ恐ろしいのか(矢ケ崎克馬琉球大学名誉教授)=福島原発事故後の福島県では、この劣化ウランに相当するものとしてホットパーティクルが存在しています & タネ裁判原告敗訴(東京地裁)と世界フードショック

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.主催団体より連絡があり、下記イベントは中止となりました。

◆(4.2)放射線はなぜ危険なのか考えましょう(落合栄一郎さん:渋谷光塾)
 https://1drv.ms/i/s!ArtBTVAHlosVhCMiMRT4ykj-3vxk?e=S47PFz


2.イベント情報

(1)(チラシ)(4.22)世界で最初に飢えるのは日本:鈴木宜弘東京大学教授(中野サンプラザ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhD9cRG1Zfsc5czVV?e=OdsGGw

(2)(予約必要)(4.25)オルタナティブな日本をめざして(第84回)「原発をやめるべきこれだけの理由:老朽化と安全工学」(後藤政志さん:新ちょぼゼミ)(2023年4月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-fb234d.html

(3)(チラシ)(4.30)原発被害者は6.17判決を許さない:原発事故の責任は国にあり(小野寺利孝弁護士)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCoTdGpkcTdzjQ90?e=RdHG5L

(4)(チラシ)(5.20)たんぽぽ舎第35回定例総会記念講演会(上岡直見さん&杉森弘之さん:東京学院・水道橋)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhEBfT51kfN5VKRnN?e=fhS3QQ

(5)(チラシ)(5.22)「台湾有事と自衛隊」(纐纈厚山口大学名誉教授:新ちょぼゼミ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhEHs6k28Jk1z3vks?e=UYDBXh

(予約の受付窓口)
 上記(2)と(5)は予約が必要です

*たんぽぽ舎 地図(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


3.(チラシ)(3.31)(4.28)福島原発かながわ訴訟第1陣控訴審 & (4.20)同第2陣
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCFTUNzIPcETcF_e?e=9RyXAo

(関連)福島原発訴訟 かながわ原告団だより 第55号(2023.3.23)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhEKHC8OZJk8tHqgm?e=Vz9Cys


4.東京地裁は憲法25条に「食料の権利」を認めるも「種子法には国民の食への権利を保障することまでは書いていない」と原告の請求を却下!〜3.24 種子法廃止等に関する違憲確認訴訟 判決後の記者会見と報告集会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=n-AHr67jfv0

(関連)種子法廃止は合憲、農家らの訴え退ける 山田元農相「安全な食への権利求め戦い続ける」(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8df4e5cc3e76224f96f14db23d1f4c7462a8ab0c

(関連)「種子法」廃止の違憲訴訟 地裁は原告の請求を棄却…「食料への権利」は一歩前進|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320568

◆声明(種子法廃止違憲確認訴訟原告団・弁護団、TPP交渉差止・違憲訴訟の会 2023.3.24)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhEP3aDUTY1qQX6JQ?e=JMRNvX

(日本の食料自給率37%、種子法が守ってきた米麦大豆の種子を除く農作物の種子の自給率はほぼゼロ、その米麦大豆の種子をノウハウとともに国内外の企業に売り渡せというのが、今般の種子法廃止法と「農業競争力強化支援法」だ。自民党「市場原理主義アホダラ教」信者たちが国会でまともな審議もしないで可決成立させた、この亡国法律を違憲だとして訴えた原告側の主張を、同じく亡国ヒラメ司法・裁判官が退けています。まともな審理をしないのは裁判所も国会も同じで、判決では実質審査に入らずに形式論の門前払い(しかも歪み切った法律ジャーゴンの塊)で敗訴させています。この国に食いものが乏しくなっても、自分たち裁判官は食えるだろうから、ここは自己保身を優先させ、政府には逆らうのはやめとこ、という判決のようです。これを司法の腐敗・堕落と言い、司法権力の濫用というのです。

(こういう裁判官どもは、近未来に制度改正を経て、時効ナシで弾劾裁判にかけた上で、法曹界から永久追放する必要があります。なお、日本の司法・検察の抜本改革については下記をご参照ください。司法権力の濫用を民主主義国家は許しません)

◆(拡散希望)(継続サイト)日本の司法・検察は抜本改革されなければならない:ポイントは(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの解放と、(2)有権者・国民からのフィードバック機能の強化、です- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-bbc6f8.html


日本の司法・裁判所が機能しないのは、もちろん裁判所・裁判官に責任があるのですが、それを改めさせるための制度改正の知恵を絞らない日本の法曹界・日本弁護士連合会や、最高裁判事の国民審査で「××××」の不信任投票を放棄している思考停止の有権者にも責任があります。つまりこの国は「三権分立」さえ維持・確保できない非民主主義の「没落後進国」ということでしょう。早く目を覚ませ! こんな司法・裁判所で裁判などしても茶番だぞ、ということです。:田中一郎)

(関連)※東京地裁は憲法25条に「食糧の権利」を認めるも「種子法には国民の食への権利を保障することまでは書いていない」と原告の請求を却下!~3.24 種子法廃止等に関する違憲確認訴訟 判決後の記者会見と報告集会
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514913
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52043


5.混迷の世紀 「第4回 世界フードショック 〜揺らぐ『食』の秩序〜」 - NHKスペシャル - NHK
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/478P8L78KZ/

(関連)20221127 [混迷の世紀 第4回 世界フードショック~揺らぐ『食』の秩序~]NHKスペシャル - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8iv36v

 <田中一郎コメント>
 ジャパン・アズ・ナンバーワン=世界に冠たる円高ニッポンが、カネの力に任せて世界中から食料を好きなように好きな時に好きなだけ買いあされる時代はとうの昔に終わっている。バブルが崩壊して「失われた30年」が経過、今は落ちぶれはてて、世界各地で食料の調達で「買い負け」している状態だ。その最大のライバルが人口大国=中共中国である。上記VTRでは、南米最大の食料輸出国・ブラジルに、中国の国営企業が巨大な輸出港ターミナルを建設し、何と日本がブラジルから輸入する量をはるかに超える量の穀物の中共中国向け輸出を取り扱うことになるのだという。

上記でご紹介した日本のドアホ裁判官どもは、このNHK番組をキチンと見ているのだろうか? どうせ「門前払い」してしまう訴訟だからと、日本のタネのことも、日本の農業のことも、日本の食料のことも、日本の将来のことも、考えてはいないのだろう(考えていたら、こんな判決にはならない)。こういうクソ野郎が日本をおかしくし国を亡ぼすのだ。下記の毎日新聞記事は、上記のVTRと平仄を合わせるように報道されたもの。もう一つのドアホであるマスゴミは中共中国といえば米国との対立を煽る材料くらいにしか考えていないようで、くだらない見出しをつけているが、私はこのルラ大統領の訪中は、食料・農業の世界で、世界最大規模の輸出国と輸入国との新しい関係づくりが始まる一つの契機になっていくのではないかと見ているところだ。種子法を廃止する日本のドアホ政治、キチンと審理もしないで自己保身の政府追従判決を出すヒラメ司法、批判的ジャーナリズムを放棄して久しいマスゴミ、こうした連中が日本を三流国・四流国に転落させ、国民を飢餓の苦しみに陥れていくことになるのだろう。タネを支配する者は食料を支配し、食料を支配する者がその国を支配する。

(関連)(別添PDFファイル)ブラジル 対中国関係修復へ、ルラ大統領 26日訪中(毎日 2023.3.24)
 https://mainichi.jp/articles/20230323/k00/00m/030/322000c


6.維新の擁立数、立民上回る 政令市議選、自民に次ぐ(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/57efcb95ed6233a7abdfaa47bdcc7d03f1b0836a

(野党第1党の座を「日本維新の会」にお譲りしますので、これからも仲良くしてくださいと、この腰抜け政党=泉健太立憲民主党が態度で示しているようです。こんな政党にみなさまはまだ投票されますか? 投票用紙をドブに捨てるようなものですよ。こんな政党に期待しても日本は微塵も変わりません。こうした連中こそが自民党政治の補完を仰せつかり、ホンモノの改革を妨害して遅らせていくのです。よくなるどころか悪くなる速度が増すだけでしょう。まずは泉健太執行部を退陣させるべく、来たる統一地方選挙では立憲民主党候補への投票をやめて、他の「世直し」政党に投票してください。それが日本の「世直し」の「急がば回れ」です。:田中一郎)
================================


「劣化ウランはなぜ恐ろしいのか(矢ケ崎克馬琉球大学名誉教授)=福島原発事故後の福島県では、この劣化ウランに相当するものとしてホットパーティクルが存在しています & タネ裁判原告敗訴(東京地裁)と世界フードショック」をお送りいたします。

◆英 “ウクライナに劣化ウラン弾供与” 被爆者団体が抗議声明|NHK 広島のニュース
 https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20230324/4000021709.html

(関連)プーチン氏、イギリスからウクライナへの劣化ウラン弾供与に警告(BBC News) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f92c2336e104979121631e31ed1d42dc1fb0514d

◆劣化ウランはなぜ恐ろしいのか(矢ケ崎克馬琉球大学名誉教授 2004.1)
 http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~kameyama/JSAOKleaflet1.pdf

 (欧米軍による劣化ウラン弾の使用状況)
*第一次湾岸戦争 350トン
*コソボ紛争   10~100トン
*アフガン戦争  1500トン
*イラク戦争   1700トン
*今回のウクライナ戦争では???

 戦闘機のウクライナへの供与やノルドストリーム爆破事件の実態調査拒否・妨害による隠蔽など、ウクライナ戦争では、「戦争の論理」が貫かれて、徐々に徐々に、東西激突による破滅的な全面戦争への道を歩み続けています。プーチン・ロシアを悪玉にしているだけでは事態はどんどん悪化していきます。アメリカとロシアの代理戦争と化している、この愚かな戦争を一刻も早くやめさせることが重要です。本来はその先頭に立たなければならない「平和国家・日本」ですが、何をしているのでしょうか!? 総理大臣が「サミットまんじゅう」を配っている時なのでしょうか!?

(関連)遠い戦争に前のめり 日本がやるべきはウクライナへの加担なのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320523

(関連)岸田首相の後援会が配った「サミットまんじゅう」ロゴ使用ルールを逸脱? 外務省は「基準に合致」強弁:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/240035

(関連)(別添PDFファイル)劣化ウラン弾 英の供与巡り応酬、ロシア反発「核用いた兵器だ」(朝日 2023.3.25)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/910a0abab1fd5141bdf4d39ca632090848ef5898

◆日刊IWJガイド・非会員版「デンマークがロシア企業をノルドストリーム爆破事件の調査に招待! ロシアを調査から排除してきた方針に変化?」2023.3.26号~No.3846号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52048


 上記でご紹介した劣化ウラン弾に関する矢ケ崎克馬琉球大学名誉教授の論文は是非ご覧ください。読んでいて恐ろしくなります。米英は、自国内ではいっさい使うことのない劣化ウラン弾を、途上国をはじめ海外だからと「危険性はほとんどない」などと大嘘を言って、使いたい放題に使っています。そこまで「安全だ」というのなら、自国の大都市の中に劣化ウラン弾射撃練習場でも作って、そこで毎日大量の劣化ウラン弾の爆破訓練を繰り返してみればいいでしょう。もちろん青空環境で、爆破後の放射性物質プルーム(エアロゾル)が周りに飛び散るようにして、です。

ところで、私がこの論文から連想したのは、上記のようなことに加えて、福島原発事故の後に発見されているホットパーティクルのことでした。ホットパーティクルはNHKが「セシウムボウル」とも呼んでTV放送で紹介しましたが、その表現はミスリーディングです。ホットパーティクルは、放射性セシウムだけでなく、ウランやプルトニウムなども含め、炉心溶融を起こしていた原子炉内で発生した様々な放射性物質の「カクテル凝縮物(微粒子)」で、その大きさはミリサイズからナノサイズまでいろいろあり、ガラス状になっていて水に溶けないため、いったん人体に入ってしまうと、体のどこかに長くとどまって、ひどい内部被曝をもたらす超危険な物質です(呼吸で吸い込んで肺にとどまることが最も予測されることであり、また、それが原因で肺がんになって死亡する危険性が高い被ばくです)。

そして、このホットパーティクルは、数千度の熱で放射性物質が溶けてくっついて固まったとされていますから、核爆発の可能性が指摘される福島第一原発3号機から大量に放出された可能性があります。福島原発事故後の福島は、福島第一原発の敷地内やその周辺が危険なのはもちろんですが、福島県及びその周辺県もまた、ホットパーティクルによる呼吸被ばくの危険性が払しょくできず、危険なままなのです。

ですから、福島・放射能汚染地域への帰還政策などはトンデモナイ話ですが、更に、「安全安心キャンペーン」に乗せられて、さしたる用もないのに福島県やその周辺の汚染地域には近づかないようにした方がいいでしょう。そして必要なことは、帰還政策などではなくてその逆、つまり、原発事故の被害者に対して万全の賠償補償を行った上で、汚染地域に住む方々の生活を、しっかりと国が支えつつ避難していただく、というのが本来の福島原発事故後のあるべき政策なのです。

今の日本は、その逆=つまり、福島原発事故を終わったことにして被害者を切り捨てて放射能・ホットパーティクル環境に居住させ、返す刀で原発・核燃料サイクルの再推進に走り出しています。許しがたい話です。(福島原発事故被害者向けの「特別生活保障制度」(特別法)を法制化せよ!)

このロクデモナイ事態を転換するためには、今の日本の政治を変えるしか方法はないと思われます。オルタナティブな日本を目指すホンモノの政治改革勢力を一刻も早く創っていきましょう。
草々

2023年3月25日 (土)

戦争する国絶対反対(8):①日本の徹底平和主義破壊の先兵となる東京大学政治学、②ウクライナ戦争で劣化ウラン弾戦車を西側が提供(いよいよ核兵器登場)、③公的年金積立金200兆円・日銀保有ETF崩壊危機 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(別添PDFファイル)(チラシ)(4.7)やすこフェス(北とぴあ 飛鳥ホール)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDygAAYSF1XhBZ5y?e=A3Wioa

(関連)子ども食堂運営・橋本やすこさん 北区長選 出馬へ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/234057

(東京都北区の区長選が面白くなってきました。保守系・ガラクタ系の候補者が乱立する中、無所属市民派の候補が本格稼働開始です。巨額の借金を抱えて退職金狙いだと言われてきた現職の老害区長のあとを誰が担うのか、注目です。:田中一郎)


2.(予約必要)(3.28)オルタナティブな日本をめざして(第83回)「台湾有事と日米軍事同盟」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)(2023年3月28日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-6aa931.html

(申し訳ございませんが、既に予約で満席になっております。この告知は予約された方向けのものです)


3.伊方原発3号機の運転停止認めず 広島高裁、住民抗告退ける-47NEWS(よんななニュース):47都道府県52参加新聞社と共同通信のニュース・情報・速報を束ねた総合サイト
 https://www.47news.jp/9101550.html

(関連)(別添PDFファイル)伊方原発運転差し止め抗告審、耐震目安 妥当性あす判断(毎日 2023.3.23)
 https://mainichi.jp/articles/20230323/ddm/012/040/100000c

◆(パンフ)私たちの訴訟物は「人格権に基づく妨害予防請求権」です
 https://saiban.hiroshima-net.org/pub/pdf/panf_202303.pdf

◆(別添PDFファイル)新規応援団(仮称「広島からわずか100kmの伊方原発を止める会」)についての提案・説明会のご案内(2023.3)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhD2YOrwhDbr1lwD_?e=aV0noN

4月1日の提案・説明会のURLは次のとおりです。

***
zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/89323885544?pwd=S3ltZWJmNmdEVWx1bGE0c2JsdWNkdz09

ミーティングID: 893 2388 5544
パスコード: 705092
***

ご参加をお待ちしております。

(関連)伊方原発運転差止広島裁判
 https://saiban.hiroshima-net.org/


4.(4.22)有害化学物質から子どもを守るネットワーク (子どもケミネット)(仮称)設立記念講演会のご案内(NPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)
 https://bit.ly/40qSLDK
 https://kokumin-kaigi.org/?p=9864

(関連)有害化学物質から子どもを守るネットワーク設立の呼びかけ
 https://kokumin-kaigi.org/wp-content/uploads/2023/03/有害化学物質から子どもを守るネットワーク設立の呼びかけ.pdf

また「有害化学物質から子どもを守るネットワーク」では、趣旨の賛同していただける団体・個人のご参加を募集中です。会費は無料です。ネットワーク参加の呼び掛け、申込書はこちらをご覧ください。
 https://kokumin-kaigi.org/?p=9837


5.キャンペーン · 福島原発事故除染土壌再利用実証実験 in 所沢の中止を求める署名 · Change.org
 https://tinyurl.com/drdr93ve


6.第47回「福島県民健康調査検討委員会」(2023.3.22)

(1)甲状腺がんは342人〜県民健康調査データの第三者提供は先延ばしへ - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/46581/
(2)第47回「県民健康調査」検討委員会(令和5年3月22日)の資料について-福島県HP
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/kenkocyosa-kentoiinkai-47.html

(3)線量の高い集団で甲状腺がん人数増加〜福島県評価部会 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/46577/
(4)第20回甲状腺検査評価部会(令和5年3月20日)の資料について - 福島県HP
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/kenkocyosa-kentoiinkai-b20.html

(関連)(別添PDFファイル)(レジメ)放射線被曝の理解のために(一部加筆修正)(田中一郎 2021.11.13)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhD4B_Mf-6dIgP-1V?e=juhNMK


7.(別添PDFファイル)「袴田事件」再審開始 この国で冤罪事件がたびたび起こる原因を改められるのか(高野孟 日刊ゲンダイ 2023.3.23)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320405

(関連)(別添PDFファイル)デコちゃん(斎藤美奈子 東京 2023.3.22)
 https://blog.goo.ne.jp/setuko70/e/fd5e5cb2daea69eff6812fb08611a25f


8.福島瑞穂氏「日本ゼロ、カナダ98%」-難民鎖国-批判に入管次官の「反論」が露わにしたものは?(志葉玲) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20230322-00342226

(関連)(別添PDFファイル)望月衣塑子の政治時評:入管の事件映像公開、法案は廃案しかない(『週刊金曜日 2023.2.24』)
 https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003604.php


9.(別添PDFファイル)漂流10年 沈む二大政党(3)立憲 中道めざし「民主回帰」、急な路線転換 党内に火種(朝日 2023.3.23)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15588934.html

(「中道」とは、問題の解決策が正反対の形で2つあった場合に、それらをたして2で割るようなもの。言い換えれば、中途半端で日和見で無責任、覚悟が決まらず「どっちつかず」で「フラフラしている」ということだ。危機の時代に「中道」などあり得ず、問題の解決をいたずらに遅らせ混乱を招くだけの「おじゃま虫」「支配権力補完物」に結果していく。「中道」の立民など、現代の日本には必要ない。:田中一郎)

◆中途半端はやめて・・奥村チヨ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Gn0EKu_OhtA
================================


1.(メール転送です)西側がウクライナに供与するアメリカ製の戦車M1エイブラハムス、イギリス製の戦車チャレンジャー2には、劣化ウラン弾の砲弾が使用されている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
関連URLは以下のとおり。
https://nordot.app/1011624990545281024
https://www.tokyo-np.co.jp/article/239785

=====川根眞也さんのフェイスブックからの転送=====

 恐れていたことがウクライナで起きようとしている。チェルノブイリ原発事故で世界最悪の放射能汚染を受けたウクライナ。その人々の住む大地に、今度は劣化ウラン弾と劣化ウランを使った戦車で、放射能がばら蒔かれようとしている。西側がウクライナに供与するアメリカ製の戦車M1エイブラハムス、イギリス製の戦車チャレンジャー2には、劣化ウラン弾の砲弾が使用されている。

2023年3月21日、イギリス国防省は「ウクライナに供与する主力戦車 チャレンジャー2の弾薬に劣化ウラン弾が含まれる」という報道を認めた。[記事1]

アメリカは、戦車M1エイブラハムズの供与を渋ってきたが、それは、劣化ウラン弾を使用し、また、装甲や砲塔に劣化ウランを使用しているからだ、という。[記事2]

劣化ウラン弾の砲弾は、第一次湾岸戦争で米軍が、アフガニスタン戦争で米軍が使用、ユーゴスラビアでNATO軍が使用、イラク戦争で米軍、イギリス軍が使用した。米軍などは、第一湾岸戦争で350トン、アフガニスタン戦争で1500トン、ユーゴスラビア、コソボ紛争で10~100トン、アフガニスタン戦争で1500トン、イラク戦争で1700トンの劣化ウラン弾を使用した。

〈参考〉
劣化ウランはなぜ恐ろしいのかー身体に入った劣化ウランがガンを誘発するー(日本科学者会議沖縄支部 矢ケ崎克馬( 琉球大学理学部)
 http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~kameyama/JSAOKleaflet1.pdf

(以下省略)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2.(別添PDFファイル)GPIF9カ月で赤字7兆円、年金積立金200兆円消滅危機(日刊ゲンダイ 2023.3.21)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320333

(公的年金基金(GPIF)と日銀が国内外株式やETF(上場株式投資信託)などのリスク資産を巨額に(両者合計で約100兆円)買い入れたのはアホノミクスの最大の失敗であり負の遺産だ。売るに売れない(売ろうとしただけで株式相場が崩れる)、逃げるに逃げられない(保有金額が巨額すぎる)状態で、次の「リーマンショック」(国際金融恐慌)を待つだけになっている。場合によっては、これに国内外の長期金利の上昇(保有債券価格の下落)や際限のない円安が伴うかもしれない(トリプル安・日本売り)。もし仮に原発過酷事故や極東での戦争などがあれば、ほぼ間違いなくひどい円安に襲われるのではないか。

大切な我々の退職後の年金原資は一瞬にして「泡と消える」。この国内外株式の巨額購入を始めたのは、年金は塩崎彰久(当時厚生労働大臣)と安倍晋三、日銀ETFは黒田東彦と安倍晋三だ。万が一、世界金融恐慌になった場合には、既にこの世にいない安倍晋三をのぞく上記2人を裁判にかけ、損害賠償を含め、その責任をとらせる必要がある。こういう連中が国を亡ぼすのである。江戸時代なら、即刻、切腹だ。:田中一郎)


3.東京大学政治学もここまで落ちたか:左派系週刊誌『週刊金曜日』に掲載された「平和のための防衛戦争」「軍拡防止のための軍拡競争」を訴える論文=「今こそ、アップデートを、問われる日本の「平和主義」(遠藤乾『週刊金曜日 2023_2_24』)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 いやはや驚きました。かような論文がこともあろうに左派系週刊誌の『週刊金曜日』に掲載され、しかもこの論文の著者である東京大学政治学者が執筆した著書が、こともあろうにリベラル系出版社の岩波書店から刊行されている。故丸山真男が、箸にも棒にもかからなかった日本の政治学を曲がりなりにも学問として確立してのち、東京大学では、その後はその遺産を掘り崩す人間しか現れてこない様子である。何が「アップデート」か! 何が「問われる日本の「平和主義」」か! 問われているのは、東京大学教員どもの、対自民党政権(それも清和会タカ派)追従・忖度&対米隷属の態度である。その合理化を行う唾棄すべき屁理屈である。

◆(別添PDFファイル)今こそ、アップデートを、問われる日本の「平和主義」(遠藤乾『週刊金曜日 2023.2.24』)
 https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003604.php

「プーチン・ロシア悪玉、ゼレンスキー・ウクライナ善玉」論に立脚し、ウクライナ戦争の原因と悪はロシアにあり、ロシアが言うウクライナ戦争の理由は全て嘘八百だ、などとぶち上げている。ウクライナ政権や、それと一体となったネオナチを含む暴力極右による東ウクライナのロシア系住民への暴力や虐殺などはなかった(ロシアのデマだ)、ブチャの虐殺はロシアの仕業だ、NATO拡大は東欧諸国の求めに応じただけだ、中共中国や北朝鮮が軍拡をしているから日本もしなければならない、平和平和と言っているだけでは平和は来ない、独立と民主主義を守るため「平和のための防衛戦争」「軍拡防止のための軍拡競争」を中共中国を意識しながら訴えている(体裁を変えた一種の「攻めてきたらどうする」論だ)・・・・・あまたのチンピラ似非右翼たちが言っていることとほとんど大差のないことを、もったいぶって展開している。日本列島に「原子力時限爆弾」の原発・核燃を60基近くも並べていることをもう忘れたのか!? そもそも「ミンスク合意2」を破ったのはウクライナ政権側ではなかったのか?

停戦・休戦(話し合いによる解決のスタート台)と和解・平和条約締結の区別もつかず、ロシアは約束を守らないから信用できない、停戦せよというならウクライナの安全保障を担保する方策を提示しろと吠えている。

私が常々申し上げていたことが、この迷走論文によく出ている。この論文が掲載されている『週刊金曜日 2023.2.24』の冊子の裏には「武力で平和はつくれない」という市民意見広告運動のCMが記載されている。編集者は矛盾を感じないのだろうか?

日本の左翼・左派・リベラルは下記の直近の3つの問題で判断を誤った。愚かという他ない。

(1)「人工排出CO2による地球温暖化」説=脱原発よりも脱炭素が優先だ
(2)「新型コロナ」とコロナワクチン
(3)ウクライナ戦争

『週刊金曜日』よ、おまえもか!?

岩波書店は既に全面的な没落傾向(時流に流されて批判力を落とし、「ベーシックインカム」「ヘリコプターマネー」歓迎のバラマキ経済政策推奨、「新型コロナ」・コロナワクチンでは感染症利権グループ側にたち、「人工排出CO2による地球温暖化」説では公開討論から逃げ回る3人の主要論客を持ち上げ、ウクライナ戦争論ではピンボケ論文を掲載している。そして私が許しがたいと思っているのは、岩波書店『科学』という雑誌が、岸田文雄政権がまさに原発再推進に踏み切り、他方で福島原発事故の被害者・被ばく者を切り捨てに走り出したそのタイミングで、原発・放射能・被ばくの論文を一切掲載しなくなった。私は岩波書店の編集責任者を全部入れ替えた方がいいと思い始めている)。

そして、全国の多くの大学が、アベスガキシダ政権によって研究費を干されて、カネ欲しさに政権忖度の似非研究に走り出し、既に「産学共同は当たり前」、「軍学共同」もまた自衛戦争のためのものならいいではないか、デュアルユースならさけられないからしかたがない、などと言って、腐ったカネにしがみつく、人殺し道具の開発も、放射線被曝のゴマカシ研究も、バイオテクノロジーの破壊的な危険性も、みんな見ないふりして、カネおくれ、と、多くの日本の大学がひな鳥のように口を開けている。

更に、その先頭に立っているのが、まさに東京大学であり、そのまた先頭にいるのが、東京大学政治学、ではないか。軍学共同どころか、世界平和は武力で守れ・軍備だ軍備だ・国民は覚悟を決めろ、と叫びながら、はるか先を走るのが、この論文の著者である。見上げたもんだね、屋根屋のフンドシだ。ウクライナ戦争の最前線にでも行ってこい=終わるまで帰ってこなくていいぞ。悪の塊=プーチンとロシアをやっつけてこい。

今こそ、日本の大学は解体されるべきである。

かつて大学紛争を闘った全共闘のおじいさん・おばあさん、今こそ立ち上がって、この産学共同・軍学共同・支配権力追従組織に転落していく今日の大学を粉砕し、解体していただきたい。但し、ヘルメット・手ぬぐい・ゲバ棒は、年を取ってからのスタイルとしては、道路工事か下水道工事の労働者と間違えられかねないので要注意。(大学解体ドンキホーテより)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*東大紛争

(関連)吉見俊哉 最終講義「東大紛争 1968-69」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-hCYiDXQWVk

(関連)最終講義_東大紛争1968-69_講義スライド.pdf - Google ドライブ
 https://drive.google.com/file/d/1NygDjQeKPCtx7VoRfcCwoMBdHzn1MXHX/view

*人類は自滅の危機に瀕している(落合栄一郎氏 カナダ在住)

(1)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202301131009505
(2)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202301211355296
(3)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202302131600491
(4)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202302201340001

(関連)(チラシ)(4.2)放射線はなぜ危険なのか考えましょう(落合栄一郎さん:渋谷光塾)
 https://1drv.ms/i/s!ArtBTVAHlosVhCMiMRT4ykj-3vxk?e=S47PFz


4.(必見)立憲民主党参議院議員の辻元清美氏が「”いろいろ”言うてゴマカシ」の鈍牛総理・岸田文雄を国会で徹底追及:GX脱炭素・老朽原発法案、トマホーク・グローバルホークの巨額大量購入、そして子育て予算

 さる3/1に国会(参議院予算委員会)で、立憲民主党の辻元清美氏が、岸田文雄総理を徹底追及しています。鈍牛総理の岸田文雄は、ものごとをゴマカス時ほど「いろいろな意見、いろいろな見解」などと言っていることから、質問の最初で「いろいろと言うな(逃げるな)」とクギを刺したうえで質問を始めています。その質問の内容は、GX脱炭素・老朽原発法案、トマホーク(ミサイル)の大量購入やグローバルホーク(無人偵察機)の巨額整備費など、アメリカからつかまされる役に立たないポンコツ兵器類に巨額の税金をつぎ込む愚昧、そして子育て予算をどうするのか、など、現下の最重要争点について、鋭く切り込んでいます。質問の前によく下調べをし、急所を逃がさず、見事なまでに、この岸田文雄「鈍牛」自公政権の愚かさ、いい加減さ、反国民性などを浮き彫りにしています。見ていて退屈しないので、是非、下記録画をご覧ください。

◆【国会中継】参院予算委 岸田首相出席で基本的質疑(2023年3月1日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=02DPY7X7To0
 https://www.youtube.com/watch?v=02DPY7X7To0

(辻元清美氏の質問は1時間28分くらいのところからです。画面の下の赤い横線上で、1時間28分くらいのところへカーソルを持って行きクリックしてください。辻元清美氏の前の杉尾秀哉参議院議員(立憲民主党)の質問も注目ですので、時間があればご覧ください。)

(なお、上記の文字起こしは下記のサイトにあります)

◆<シリーズ特集! 福島第一原発事故から12年、進む事故への危機感と恐怖の記憶の風化! 他方、急激に高まる原発への武力攻撃リスク!>GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案は、「第2の安全神話」の始まり! 立憲民主党の辻元清美参議院議員と岸田総理が参議院予算委員会で対決! IWJは、両者の議論のすれ違いを読み解き、政権側の「世界的なエネルギー危機」という原発運転期間延長の根拠が福島原発事故には及ばないことを分析!
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51973

(関連)はじめに~<特集! 福島第一原発事故から12年、進む事故への危機感と恐怖の記憶の風化! 他方、急激に高まる原発×戦争リスク!>原発の60年超の運転延長を含む法改正案を閣議決定! この法改正で最悪の部分は経産省が安全規制権限を強奪したところ! IWJは河合弘之弁護士と原子力規制庁に直接取材!(日刊IWJガイド、2023年3月5日)
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51961#idx-1


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(余談ですが、今の立憲民主党は、「市民と野党の共闘」をないがしろにして昨年の参議院選挙を大敗北した泉健太代表とその執行部の主導ないしは容認の下、ネオファシスト党派の「日本維新の会」との共闘だの、敵基地攻撃能力を認めるだの、脱炭素のために原発再稼働・再推進を容認するだの、党内のあちこちでセクハラ・パワハラを繰り返すなど、ロクでもないことばかりをやって、広く日本の有権者・国民だけでなく、立憲民主党自身の支持者や「世直し」を求める多くの市民の信頼や期待を失っています。

一刻も早く、このダメな立憲民主党のヘッドを入れ替え、来たる統一地方選挙や国政選挙で闘える体制を整えていかなければなりません。その場合、私は、人材不足の野党第1党=立憲民主党にあっては、辻元清美氏が党の代表に最もふさわしいのではないかと考えています。一刻も早く、泉健太代表とその執行部を退陣させ、辻元清美氏を代表とする、ほとんどが女性の新執行部を打ち立て、「市民と野党の共闘」の態勢を立て直しましょう。

みなさまには、それまでの間、あらゆる選挙において、立憲民主党推薦候補への投票をお控えください(但し「市民と野党の共闘」統一候補は除く)。今のところ、泉健太一派とそれに連なる立憲民主党内部のロクデモナイ議員どもが、立憲民主党という野党第1党を私物化しています。これを断固として許さない、有権者・国民への背信をするなら政治家をヤメロ、の声を、立憲民主党に対しても私たちは挙げていく必要があるのです)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々

2023年3月22日 (水)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(139):原発のことを何も知らない連中が、原発を推進し、原発を容認する

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.いつかまた浪江の空を2020' 牛来美佳 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=djSHtMq1f3E


2.イベント・裁判

(1)(3.30)ZOOMオンライン・カフェ:田村バイオマス控訴審の不当判決と放射能ごみ焼却を考える - ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
 http://chikurin.org/wp/?p=6603

(2)(チラシ)(3.31)(4.28)福島原発かながわ訴訟第1陣控訴審 & (4.20)同第2陣
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCFTUNzIPcETcF_e?e=IWByFU

(3)(チラシ)(4.2)放射線はなぜ危険なのか考えましょう(落合栄一郎さん:渋谷光塾)
 https://1drv.ms/i/s!ArtBTVAHlosVhCMiMRT4ykj-3vxk?e=S47PFz


3.統一地方選 東京都北区が久しぶりに面白い(立候補5人)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/234057

(関連)(チラシ)橋本やすこ、やさしいまちへキックオフ:東京都北区(2023.3)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDNFKg8kzugDlvTM?e=i0hNtF

(関連)(チラシ)旧統一教会問題、どうする!?北区、区議アンケート&区長要請の結果報告(2023.3)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDQ9qHThel2IlyW6?e=Cy1L1y

(関連)東京各地で首長選の共同候補
 https://tunagu2.jimdofree.com/


4.キャンペーン

(1)難民を虐げ、在留資格のない人の命を危うくする、 入管法改悪に反対します! · Change.org
 https://bit.ly/3Z5mXn8

(関連)署名活動についてのお知らせ · #難民の送還ではなく保護を – 入管法改正案へのキャンペーン · Change.org
 https://tinyurl.com/y4s3wy38

(2)70年以上改善がない4・5歳児の配置基準は先進諸国の中でも最低のレベルです。子どもたちのために保育所等の職員配置基準を今すぐ改善してください! · Change.org
 https://tinyurl.com/39pmvfsj

(3)お知らせ·千代田区内の3住民団体が合同でアピールし記者会見を開きました· Change.org
 https://bit.ly/3JY2axn

(関連)神田っ子の誇り・神田警察通りの32本のイチョウを伐採せずに工事してください!· Change.org
 https://tinyurl.com/58mmy8wt

(4)日本から酪農・畜産の灯を消すな!政府は経営支援策をいますぐに! · Change.org
 https://bit.ly/40c6TRJ

(関連)東大教授が緊急提言「牛乳廃棄、コメ減反」で日本は滅びる!(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/52d3ee8f5ff0ef3f37cc570731dd23e7b152fb53


5.大学フォーラム緊急研究会「日本学術会議の独立性を否定する法改正はただちに中止を」(2023.3.11)
 https://youtu.be/4DyeuLVXS6A

(レジメ1)小森田さん 資料 大学フォーラム2023.3
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDVmtEiVxuc4kv6G?e=dLZGnH

(レジメ2)廣渡さん 資料 大学フォーラム2023年3月コメント・科学者コミュニティの視点から
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDZnopYh6fpV390_?e=h5iNPY

(レジメ3)山本さん 資料 230311大学フォーラム学術会議
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDfQ1eEm1T063xZV?e=RVTtQU

(当日、私がチャットに書き込んだこと)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)支配権力や巨大資本に科学が包摂され、科学がご都合主義の似非科学と化していく21世紀において(原子力・核・被ばく、バイオの世界がその代表)、如何に真理探究の科学を守り抜くかという総合的な戦略・戦術が欠けているように思われ。その場合、科学者・アカデミズム・学会と市民とが如何に共同・協力をしていくのか、そこにもっと議論を豊かにする努力が必要であるように思う。日本の科学は、大学という「白い巨塔」と、大企業の営利主義実験室の中にとどまっていて、今般、安倍政権以降顕著となった「科学抱え込み」の攻勢に対して有効に対抗できていないように思う。私は科学が科学として展開できないような組織は、みな、(大学も含めて)解体すべきであると思う。(田中一郎)

(2)山際寿一氏などは、本人が京都大学総長時代に、京都大学内の自治や伝統的文化が踏みにじられ、大学運営そのものもゆがんだ運営がなされていたと聞いているので、まずは、山際氏が、そのことについて、関係者も参加した形で詳細な説明を行うべきではないかと思う(田中一郎)。

とりわけ、大学総長として、何故にあのような運営をしたのか、あるいは、したくはなかったのだが、止められなかったのか、止められなかったとすればそれは何故なのか、そうしたことが明らかにされない限りは、この日本の大学の「総御用化」への動きは止められないように思う。もちろん、京都大学よりもひどい大学も少なくなく、それらの大学もまた同様である。(田中一郎)

(3)日本学術会議については、新聞記事情報だが、歴史的に始めて、次期委員の候補者選考の際に、財界にも呼び掛けていることが伝えられている。これはどういう主旨なのか? 我々一般市民から見れば、軍学共同はダメだが、産学共同は大いに結構というように見えるが、それでいいと思っているのだろうか? 両方ともよろしくないのではないのか?(田中一郎)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


6.山本太郎代表が米CIAによる自民党への資金援助や対日工作の実態を追及!、「米戦争屋のため軍拡」の危険性を指摘(2023.3.7)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDh9MMGh1olRqo5l?e=zfoz0o


7.政府は権力を使ってマスコミ報道にちょっかいを出すな
 マスゴミは覚悟を決めて自民党政府・政権の報道への容喙に対して毅然と対応せよ!(情けないゴミみたいな報道をするな)

(1)高市早苗「行政文書」の本丸は安倍晋三。見失ってはいけない放送法“改悪”の本質 - まぐまぐニュース!
 https://tinyurl.com/4ymm93jh
(2)放送法「官邸圧力」かすむ論戦 高市氏発言で論点拡散(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://bit.ly/3Z1ZEKF
(3)放送法解釈変更は「負の遺産」 “I am not ABE”の古賀茂明さん - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/474stbsj

◆IWJ日報:岸田総理がウクライナを訪問! ゼレンスキー大統領との首脳会談で「ウクライナへの連帯と揺るぎない支援」を表明!! 腐敗認識指数世界116位という、世界有数の腐敗国家ウクライナで、日本人の善意と血税の人道支援が、マフィアに支配されるブラックマーケットに横流しされないか大きな不安が!! きちんとウクライナ国民に届くように、日本政府は流通にも責任を持つべき!2023.3.22号~No.3842号
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52034
================================


「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(139):原発のことを何も知らない連中が、原発を推進し、原発を容認する」をお送りします。昨今、経産省前などの街頭でチラシを配っていると、「オレは原発には賛成だ」とか「原発なくなったら電気はどうするの!」などとグー垂れているツッパリ男女がチラホラ現れています。こんな連中は、まず間違いなく原発について何も知らないトンチキ達であり、まともに対応する必要などなく、例えば「お前の会社・組織の役員達は原発をやめた方がいいと言っているぞ、お前はどうすんだ? 」とか「福島原発事故のあと原発は1基も動いていなかったが停電したか? もう忘れたのか? 物忘れがひどすぎるな」くらいを言い返しておけばいいのです。私の経験では、日本には、こういうヘソマガリのドアホは必ずいるので、こんな連中の言葉で傷ついたり、頭を悩ませたりする必要はありません。政府政権が脱原発に舵を切れば、この連中もまた、同じ方向に向くのですから(頂点盲従主義者)。


 <別添PDFファイル>
(1)インタビュー:原発ゼロ、やらない岸田首相こそ「変人」だ(イントロ部分)(小泉純一郎『世界 2023.4』)
(2)志賀原発に「活断層なし」、規制委 従来と異なる判断、2号機新基準審査(東京 2023.3.4)
(3)断層 識者に再聴取せず、志賀原発巡り規制委決定(東京 2023.3.16)
(4)老朽原発運転期間延長の自滅的危険性:岸田文雄政権の原発回帰政策批判(田中一郎 2023.1.1)
(5)電力の容量市場 6割高、今年度約定分 先高観で相対取引増、安定供給へ乱高下課題(日経 2023.3.14)
(6)原発回帰、GXの正体と民意の行方(イントロ部分)(満田夏花『世界 2023.4』)
(7)大手電力値上げ、消費者相が牽制、不祥事対応含め議論し判断(朝日 2023.3.14)
(8)送配電の中立性確保、不正閲覧、大手10社再発防止策(毎日 2023.3.18他)
(9)電事連会長 異例の4年目、大手電不祥事対応 いばら道」(朝日 2023.3.18)
(10)原発事故の記憶 新井雄治さん、放水指示 指揮官の宿命(東京 2023.3.14)


1.(別添PDFファイル)インタビュー:原発ゼロ、やらない岸田首相こそ「変人」だ(イントロ部分)(小泉純一郎『世界 2023.4』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDlpLF_kKvCGbT2y?e=ayO4iM

(変人中の変人がこうおっしゃるのですから、まず間違いないでしょう。総理大臣在任中はロクでもないことを繰り返していた人物ながら、原発廃棄に関しては一貫している。立憲民主党の腰抜けどもは同氏の爪のアカでも煎じて飲めばいい。原発ゼロをやらない岸田首相が「変人」なら、原発ゼロを争点にしない野党もまた「変人」でしょう。:田中一郎)


2.(別添PDFファイル)志賀原発に「活断層なし」、規制委 従来と異なる判断、2号機新基準審査(東京 2023.3.4)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/234462
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/234494

(関連)(別添PDFファイル)断層 識者に再聴取せず、志賀原発巡り規制委決定(東京 2023.3.16)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f7a13350e8f31d363f2408547c9fb0b8dc9d510a

 <田中一郎コメント>
(石川県)志賀(しか)原発再稼働へ向けての「政治的」断定はおかしい。原子炉建屋真下を走る断層は「活断層ではない」(石渡明「寄生」委)=しかし、数年前の専門家委員会では「活断層の疑い濃厚」=何故変わったの?

(「活断層ではない」断定のおかしなプロセス=極めて大事なことを独断でそそくさと決めるな!)

(1)志賀原発の周りは活断層だらけ(原発訴訟原告団サイト(下記)参照=原子炉建屋の真下の断層だけが活断層じゃないなんて、おかしくない?)

(2)志賀原発建設時に「活断層の疑いのある地層」は掘削除去され、地層を判断するための写真などの材料もなし(北陸電の証拠隠滅)

(3)石渡明独断で決めるのではなく、何故、①数年前の委員会メンバーに再度集まってもらって再検証、②原子力ムラではない地質学者・地震学者・変動地形学者・市民を入れた公聴会開催、をしてから慎重に判断しないのか?(そもそも「真下の活断層」だけ注目は変だ)

(4)老朽原発運転期限無期延長に反対したこととのバランスを取り、原子力ムラに尻尾を振った?(石渡明)、それとも脅されたのか?

(関連)志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団ホームページ
 https://bit.ly/3JYu3p1
 https://shika-hairo.com/

(関連)志賀原発の拙速な再稼働に反対する会長声明|金沢弁護士会
 https://kanazawa-bengo.com/info/2012/05/post-22.html

(関連)志賀原子力発電所 - Wikipedia
 https://tinyurl.com/2av3axvz

(関連)北陸電力志賀原発の敷地断層「活断層でない」規制委審査で了承 - NHK - 各地の原発
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230303/k10013997331000.html


3.20230317 UPLAN 原発いらない金曜行動 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=8v9DX96YTt4

(およそ44分くらいのところで3分間スピーチをさせていただいています。スピーチの関連情報を下記に若干掲載しておきます。なお、電力料金の不当な値上げを含む「電力自由化=電力システム改革」の問題については、来たる3/28の「新ちょぼゼミ」の際に詳しくお話いたします。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)大手電力値上げ、消費者相が牽制、不祥事対応含め議論し判断(朝日 2023.3.14)
 https://tinyurl.com/393mbedn

(関連)「不可能」と言われた送電網の所有分離 有識者が国の会議で示した解決策とは…:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/237522

(関連)発電と送電を分ける「送配電分離」問題 内閣府の有識者会議で新たな動き...電力会社と送電子会社の資本関係切り離す「所有権分離」を迫った理由 - Yahoo! JAPAN(コレ、もっともらしく書かれた「御用記事」ですから要注意:田中一郎)
 https://article.yahoo.co.jp/detail/27d97942b8b562b50cf525deebf518f2ac9d3fb4

◆(拡散希望)(報告)(2.9)電力自由化と電力システム改革(第5回目):歪められた電力システム改革(3)(新ちょぼゼミ:田中一郎)(2023年2月9日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-1ff966.html


4.(別添PDFファイル)老朽原発運転期間延長の自滅的危険性:岸田文雄政権の原発回帰政策批判(田中一郎 2023.1.1)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDqUUi5yv6Mh5bJM?e=aKdk7T

(上記は、地元の区議さんからお誘いを受け、ある月刊誌に投稿したものです。発言の機会を与えて下さった区議さんには心より感謝申し上げます。:田中一郎)

(関連)老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その1):何十年も前に造られた古い原発全体をくまなく点検・検査することなどできない=形式・体裁を整えて、さも安全審査を厳格にやっているかのように見せかける原子力「寄生」委員会のペテン- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-5b0861.html

(関連)老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その2):古い原発は「時限核爆弾」=40年超の運転や廃炉を前提としていない、設計図行方不明、人も入れ替わり設備の詳細を知らず、山のようにある老朽原発の超危険性- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-82e981.html


5.(別添PDFファイル)電力の容量市場 6割高、今年度約定分 先高観で相対取引増、安定供給へ乱高下課題(日経 2023.3.14)
 https://tinyurl.com/yc37fb28

 <田中一郎コメント>
*容量市場(老朽原発・老朽火力の温存へのインセンティブとなる)(独は戦略的予備電源)
   容量市場 2024年(1年目)入札 約1兆5千億円   
    同上  2025年(2年目)入札 約   5千億円
(今回)同上  2026年(3年目)入札 約  8千億円  価格が政治的に決められている?

(発電施設を、ただ発電できる状態にしておくだけで、発電会社に数千億円が(寝転がって何もしていなくても)転がり込んでくる仕組み。そして、その発電のシェアの80%超を握っているのが地域独占(原発)電力会社である。笑いが止まらないのではないか。こんなバカバカしい制度は直ちに廃止すべきである。:田中一郎)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(関連)どうする?容量市場 リーフレット │ eシフト
 http://e-shift.org/?p=3958

(以下、一部抜粋)
1)原発・石炭火力が温存され、エネルギーシフトを妨げる
2)古い電源は収入の二重取り、消費者にとっては二重払いになる
3)大手電力と再エネ新電力とで負担に格差、再エネ新電力の経営負担で電力自由化も危機
4)消費者の知る権利を損ねる

 <田中一郎コメント>
 容量市場でなくても、停電防止のための電源確保の手段は「戦略的予備電源」という方法もあり(ドイツなど)、また、デマンド・リスポンスなど、需給調整の方法を工夫すれば、予備電源を極力小さく押さえ込むことも可能です。容量市場で決まった価格は電力小売り会社を通じて私たち一般の電力ユーザーに転嫁されてきます。かようなインチキ制度に毎年毎年、数千億円~1兆数千億円ものカネを支払う必要はないのです。なお、容量市場の入札を運営しているのは「電力広域的運営推進機関」という経済産業省の外郭団体です。つまり、経済産業省が地域独占(原発)電力会社の利益を最優先して創った制度です。:田中一郎)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*新容量市場(23年スタート):CO2排出ナシの新規発電が対象( 原発を外せ、再生エネだけでなく更新火力も認めろ!)
(今ある容量市場に上乗せして、かような制度を上乗せしようと画策しています。こちらの方は新規電源が対象のようです)


6.(別添PDFファイル)原発回帰、GXの正体と民意の行方(イントロ部分)(満田夏花『世界 2023.4』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDskzZUq0Q0ZDvt2?e=uhUXMy

 <田中一郎コメント>
 概ね満田夏花さんの書いているとおりですが、一部、私の見方と違う部分がありますので、下記に略記しておきます。私の方が、もう少し事態を厳しく見ています。

(1)「2022年以降、ウクライナ危機による世界的なエネルギー資源の逼迫、円安もあいまって生じた電力価格の高騰などにより、世論は「原発利用やむなし」の方向に変化したように見える」

 ⇒ 日本の電力会社の仕入れる天然ガスは長期契約なので国際価格には連動していない(大して上がっていない:下記参照)。また、石炭価格は1年契約がほとんどながら、1カ月ほど前の日経が石炭価格の急落を伝えている(天然ガスの国際価格もそれに先駆けて大きく低下)。円安も150円/ドルどまりで大騒ぎするほどではない。そもそもアメリカがウクライナに味方をしたからといって、日本がロシア(天然ガスその他の資源輸入先)と敵対する必要もない。更に、地域独占(原発)電力会社たちは発電市場の独占的地位を利用して電力を売り渋り価格を引き上げている様子もうかがえる。つまり、この電力価格の高騰は、必然性のない、極めて政治的作為的に創造されたものであって、その狙いを「原発再推進」とする一種の官製(経済産業省)主導のプロパガンダだった可能性が高い。

(関連)直近の卸電力市場の動向(資源エネルギー庁 2022年4月26日)(注目:P7 天然ガス輸入価格)
 https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/denryoku_gas/pdf/048_03_02.pdf

(2)「昨年3月および6月の電力需給逼迫もそれを後押しした」

広瀬隆氏の著書によれば、福島原発事故直後の電力需給ひっ迫は地域独占(原発)電力会社が演出した大嘘だった。今回もまた、東京電力の火力発電に詳しい方の話によれば、約1000万KWの石油火力発電設備がスタンバイ状態で用意されていて、永久にとは言わないものの、当面2~3年間は、少なくとも関東地方で電力需給はひっ迫などしないだろうとのこと。他の地域でも、再生可能エネルギー電源や自家発電などを勘案すれば電力供給余力は十分にあり、かつ、ピーク電力の需要サイドの調整(ディマンド・リスポンス)をきちんとやれば、電力需給ひっ迫などあり得ない話だったはず。ここでも上記と同じように、狙いを「原発再推進」とする一種の官製(経済産業省)主導のプロパガンダだった可能性が高い。


7.(別添PDFファイル)大手電力値上げ、消費者相が牽制、不祥事対応含め議論し判断(朝日 2023.3.14)
 https://bit.ly/3yXbtat

(消費者相とは河野太郎のこと。こいつは、ついこの間まで、原発・核燃反対とか言って、市民集会などに出て来ては大言壮語を吹きまくっていた「ほら吹き男」だ。この電力料金の問題にしても、最後はどうなるか、分かったものではない。誰も信用しない「口先担当大臣」である。:田中一郎)


8.(別添PDFファイル)送配電の中立性確保、不正閲覧、大手10社再発防止策(毎日 2023.3.18他)
 https://mainichi.jp/articles/20230318/ddm/008/020/136000c

(関連)関電社員に情報閲覧権限 - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69400090X10C23A3TB0000/

(関連)「不可能」と言われた送電網の所有分離 有識者が国の会議で示した解決策とは…:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/237522

(発送電会社は「法的分離」にとどまらず「所有分離」をして、東西(50HZ・60HZ)の2社に整理統合して、公営化(共同利用施設)する必要がある。今回の地域独占(原発)電力会社による「違法なのぞき見」事件を契機に、この送配電会社の「所有分離」をしない限り、日本の電力自由化=電力システム改革は歪んだままである。しかし、経済産業省が、地域独占(原発)電力会社の利益を代弁して反対している。ならば経済産業省も「解体」してしまえばよい。日本の未来のためだ。:田中一郎)


9.(別添PDFファイル)電事連会長 異例の4年目、大手電不祥事対応 いばら道」(朝日 2023.3.18)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15584298.html

(東京電力は破綻会社、関西電力は極悪人会社、中部電力と九州電力は電力価格カルテルを結んでいた犯罪企業、東北電力会長は電事連会長になるのは嫌だと言っている、要するに電事連会長に適任者はいないということ。だったら解散すればいい。それが世のため人のためだ。:田中一郎)


10.(別添PDFファイル)原発事故の記憶 新井雄治さん、放水指示 指揮官の宿命(東京 2023.3.14)
 https://www.chukei-news.co.jp/news/2023/03/04/OK0002303040601_01/

(過酷事故を起こした原発の現場で対応する人たちは文字通りの「命がけ」である。しかし、誰も、「現場に行って対応して来い」と命令することは出来ないし、命令されても拒否することは合法的に可能である。新井雄治という人は福島原発事故当時のことを回想していろいろと話しているが、何故に「非常事態となった時に、誰かが命を懸けて解決に向けた作業をしなければならない、こんな原発などと言う発電設備は、やめるべきである」と言わないのか? 逆に申し上げれば、非常時には「命を懸けて解決します」という人間が確保できないのなら、原発は法的に稼働させない=廃止すべきである。:田中一郎)


11.その他
(1)「最悪の事態」想定せぬ皮算用がもたらす「人災」「3.11の経験から学ぶこと」思想家内田樹氏|JAcom 農業協同組合新聞
 https://www.jacom.or.jp/nousei/tokusyu/2023/03/230309-65242.php

(2)プルサーマル発電、2基中断へ 玄海と伊方、高浜は継続(共同通信)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/88de06d3ff97467904e0ece134242a5c825f3406

(3)原発支持の技術者が処理現場で見た「利益優先、安全軽視」「人類が適切に扱えるのか、もう分からない」:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/235812

(4)原発事故の教訓はどこへ…原発回帰を強める岸田政権、不十分な議論、再生可能エネルギーに消極姿勢:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/235879

(5)自民・細野豪志氏の呆れた変節…「原発運転40年」から一転、再稼働容認に国民ゲンナリ|日刊ゲンダイDIGITAL 
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320012

◆1月30日 高浜原発4号で原子炉自動停止
 高浜3・4号の40年超え運転など認められません。即刻廃炉にすべきです。高浜原発は、この間事故やトラブルが頻発していました。今回は、運転中の原発が自動停止するという事故です。核分裂の状態を示す中性子の量が急激に減少し、検出器が異常を知らせる信号が出て自動停止したようです。詳しいことはまだ分かっていません。

 ・関西電力 高浜原発4号機が自動停止 原因を調査
  NHK 2023年1月30日 19時29分 
  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230130/k10013965291000.html

(関連)美浜の会 HP
 https://www.jca.apc.org/mihama/
草々

 

2023年3月19日 (日)

戦争する国絶対反対(7):①ICCが出したプーチン逮捕状は戦争を長期化させるだけの愚かな政治的決定、②食料安全保障を棚上げにして米国お下がりの役立たず高額兵器でハリネズミ武装する「ドアホ帝国」ニッポン 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(明日)(チラシ)(3.20)避難住宅追い出し訴訟 第4回公判&報告会(東京地裁606号法廷)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhBp7qPioUdc2F2gD?e=eIVOJ2


2.(3.24)(金)種子法廃止等に関する違憲確認訴訟 判決期日(判決言渡し)のご案内 - TPP交渉差止・違憲訴訟の会
http://tpphantai.com/info/20230228-announcement-of-rendition-of-judgment-about-seeds-act/


3.(別添PDFファイル)青森2023知事選:立民も自主投票、候補者擁立を断念、県議会会派は宮下氏(陸奥新法 2023.3.19)
 http://www.mutusinpou.co.jp/news/2023/03/75066.html

(青森県は福井県と並んで、日本では原発・核燃施設が集中立地している県である。申し上げるまでもなく、この県の知事は脱原発運動にとっては最重要ポストの1つである。ところが、この大事な県知事選に臨む野党第1党の泉健太立憲民主党の「不戦敗=闘わずして白旗」のこの態度はいったい何なのか!? しかも青森県議会の立民会派は、あのむつ市市長で原発・核燃推進に何の疑念も持ち合わせないチンピラ風の若造を応援するという。これが党綱領で「脱原発」を謳い、国策として脱原発へ向かう政党のやることなのか。「口先やるやる詐欺」もいい加減にしろという話である。

私がこれまで申し上げていた通り、泉健太立憲民主党なんぞを応援して投票などしても無意味、無意味どころか、政権を取らせたりしたら、また再び公約にもないようなロクでもないことを次々とやる「第二次口先やるやる詐欺」政権となること必定である。一刻も早く泉健太現執行部を退陣させるべく、今回の統一地方選挙では立民候補には投票をなさらず、他の「世直し」政党に投票をお願いします。こんな政党が野党第1党である間は、この国に「夜明け」が訪れることはありません。有権者も覚悟を決めましょう。:田中一郎)


4.Nスペ「南海トラフ巨大地震」ドラマで原発事故リスク描かずスルー…視聴者から疑念噴出|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/319662

(関連)(別添PDFファイル)巨大地震のドラマなのに なぜ?~ライター島崎今日子(朝日 2023.3.19)

(関連)南海トラフ巨大地震・第1部・ドラマ(前編)- 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8ityaa

(関連)NHスペシャル南海トラフ巨大地震・第1部ドラマ(後編)- 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8itypt

(関連)「南海トラフ巨大地震 第2部 “最悪のシナリオ”にどう備えるか」NHKスペシャル - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8iy8og

(福島原発事故が起きた福島県では、原発事故を想定した非常時訓練を繰り返していたにもかかわらず、それらはいざ原発事故となった時には顧みられることもなく反故にされた。今、それについて、井戸川裁判(福島被ばく訴訟)で責任追及がなされている。おそらく南海大地震が起きても今のままでは同じことが起きるだろうと予想される。原発震災で最悪の事態を迎えるのは、今度は浜岡原発=静岡県ということになるだろう。広瀬隆氏の予言が現実化するのである(下記参照)。少なくともこのドラマに出てきた「2度の連続する大地震」に日本の原発は耐えられるようには設計・施工されていない。:田中一郎)

◆井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会
 http://idogawasupport.sub.jp/

◆原子炉時限爆弾 大地震におびえる日本列島-広瀬隆/著(ダイヤモンド社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032471409&Action_id=121&Sza_id=F2


5.原発資料、誤り続発 敦賀2号機「審査できず」:朝日新聞デジタル
 https://bit.ly/3JqYByo

(いつまで「原発安全審査ごっこ」をやってんだよ、ボケ! この日本原電という会社は、組織として原発を運営する能力がないことを実証しているんだから、さっさと審査を打ち切って、この活断層真上の敦賀2号機の運転を差し止めろよ。原発に「寄生」している「寄生」委だから、ぐずぐずいつまでもひっぱんてるんだろうが、いい加減にしろ! :田中一郎)


6.「止めよう!再処理」天恵の海 第243号(2023.3.14)
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.243.pdf

(こっちも上記と同じだ。日本原燃という似たような名前の会社もまた、核燃料サイクルなんぞ運営する能力がないことは、とうの昔に実証されている。バカバカしい猿芝居はやめて、核燃・再処理工場の稼働を禁止しろ! 田中知などという原子力ムラ字(あざ)再処理、みたいな奴が審査をしているからこうなるのだ(利益相反)。まずは田中知を解任せよ!:田中一郎)


7.くだらない政治をやめさせる責任は有権者にある(日米・東京都 みな同じ)

(1)トランプ氏、「来週逮捕される」と自ら投稿 支持者らに抗議呼びかけ [アメリカ大統領選挙2024]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASR3L7G6RR3LUHBI01T.html

(2)近づく衆院補選…そして「安倍晋三」の神格化は生前以上に進む|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320247

(3)安倍政治を検証した「妖怪の孫」監督「成熟した大人の言動とは思えない」〈週刊朝日〉AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2023031500025.html

(4)首相長男の写真「不存在」 内閣官房「撮影したが行政文書でない」 公用車で観光地に:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/56ez5r8f

(5)かつては「首相候補」だったが…高市早苗・経済安全保障担当大臣 “逆ギレ女王”が迎えた「崖っぷち」(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4aebce690bb23419d97b6fb3c59f3dd8f3c7dfe1

(6)坂本龍一さん「神宮外苑の再開発見直すべき」と手紙で訴えたが…小池知事「事業者にも送ったら」東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/238684

(小池知事「事業者にも送ったら」 知事の仕事をしないタヌキは都庁には必要ないから「あんた知事やめて上野の動物園にでも行ったらいかが?」:田中一郎)
================================


「戦争する国絶対反対(7):①ICCが出したプーチン逮捕状は戦争を長期化させるだけの愚かな政治的決定、②食料安全保障を棚上げにして米国お下がりの役立たず高額兵器でハリネズミ武装する「ドアホ帝国」ニッポン」を送ります。


1.日刊IWJガイド・非会員版「逮捕権のない国際刑事裁判所がプーチン大統領に逮捕状を発行! その目的はプーチン大統領・習近平国家主席の会談にミソをつけるため?」2023.3.19号~No.3839号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52023

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 オランダ・ハーグに本拠地を置く国際刑事裁判所(ICC、International Criminal Court)が17日、ロシアのプーチン大統領とリボヴァ=ベロヴァ露大統領全権代表(子どもの権利担当)の2名に対し、ウクライナでの戦争犯罪の責任を問う逮捕状を発行しました。『ロイター』(17日)を始め、世界の主要メディアが一斉に報じました。プーチン大統領の容疑は、「子どもの不法な送還とウクライナ領土からロシア連邦への不法移送の疑い」です。

ウクライナでのロシアによる戦争犯罪については、「ブチャの虐殺」をはじめとする民間人の殺害など、数多くの戦争犯罪をウクライナ(と西側諸国)は批判してきましたが、これがプーチン大統領に対する最初の起訴となります。

(中略)14日には『CNN』が、ICCは「ロシアによるウクライナの子どもたちの強制連行」と、「水道やガスなどの民間インフラに対する執拗な攻撃」の2件について、立件を目指しているとされていました。

※国際刑事裁判所、ロシアの戦争犯罪を立件へ 米紙など報道(CNN、2023年3月14日)
 https://www.cnn.co.jp/world/35201248.html

(中略)『AFP』(17日)によると、国連の調査委員会は、「ロシアがウクライナの子どもを強制的に移送しているのは、戦争犯罪に当たる」との見解を示しつつ、エリック・モーセ委員長は、これまでのところ「ウクライナで(ウクライナ政府によるロシア語話者に対する)ジェノサイドが行われたことは確認できていない」と述べ、調査継続に意欲を示しました。

これはおかしな話です。ウクライナにおいて、ロシア語話者に対するジェノサイド、もしくは差別的政策、弾圧・迫害、無差別で無謀な暴力の行使、民族浄化が起こっていなければ、ロシアがウクライナ政府に散々、抗議する必要もなく、特にウクライナ東部に集住するロシア語話者を保護するために侵攻する必要はなかったでしょう。

ドンバスで紛争は2014年から起こっていました。ウクライナ政府とウクライナ軍、そしてネオナチ部隊と、ウクライナ東部に住む住民からなる分離独立勢力こと、2つの人民共和国の部隊です。圧倒的に劣勢な戦いを強いられ、1万数千人の犠牲者を出したのは、ドンバスの住民達の方です。

国際社会がこの非道な暴力を見逃し続けたことが、ロシアの軍事侵攻を呼びこんだのだと断言できます。そのウクライナ政府による、自国の国民をロシア側者であるというだけで命まで奪い、土地も奪うという暴力を無視し続けることは、犯罪的ですらあります。

また、ロシアが、戦地のドンバスなどの子ども達を移送したというのも、戦地から子どもを避難させ、疎開させる目的である可能性が高く、そもそも、ウクライナ政府こそ、自国民の子どもというならば、そこを戦地にしてしまう前に、なぜ、疎開させたり、保護したりしなかったのか。

いや、そもそもなぜ、自国民であるロシア語話者に対して、ロシア語話者だというだけで、言葉を禁じ、職を奪い、年金の支給を止め、路上でもどこでも、ウクライナのネオナチがロシア語話者に対して暴力を振るうことを看過し、彼らが自衛団を結成すると、ウクライナ軍を出して、砲撃や空爆を加えてきたのか。

移送された子どもの、真の保護者として、資格があるのはウクライナ政府なのか、ロシア政府なのか、どちらなのか、という議論がすっぱり抜け落ちています。インモラルなこと、この上ない、逮捕状です。

(中略)ICCのウェブサイトによると、「国際刑事裁判所(ICC)は独立した、常設の裁判所で、国際社会全体の関心事であるもっとも重大な犯罪、すなわち集団殺害犯罪、人道に対する罪、戦争犯罪に問われる個人を訴追する。また、2017年に締約国が行う決定によっては、侵略犯罪に対しても管轄権を持つことになる。刑事裁判所は、1998年7月17日、ローマで開かれた全権大使会議で採択された『国際刑事裁判所ローマ規程』によって設立された。ローマ規程は2002年7月1日に発効した。2016年11月現在、締約国は124カ国である」とされています。

ウクライナもロシア(2016年脱退)も、そしてアフガニスタンなどでの米兵の戦争犯罪の責任を追及されることを回避したい米国もICCに加盟していませんが、ウクライナは「自国の領土で起こった犯罪を起訴する権限をICCに許諾」しています。

一方、ICCには容疑者を逮捕する権限がなく、ICCに加盟していない国が「容疑者」を引き渡す可能性はきわめて低いといわざるを得ません。

(中略)上述の通り、ロシアはICCに加盟していないため、プーリン大統領がICC加盟国に渡航しない限り、実際に拘束することは困難です。

(中略)『NBC』(18日)によると、英国の弁護士で、ウクライナと国際的な検察官・捜査官のチームを率いているウェイン・ジョーダッシュ氏は、ICCの逮捕状は「プーチン大統領の旅行能力に影響を与え、ロシアの外交を妨げる可能性がある」、「現在、ICCやローマ規程に署名している国には、彼がこれらの国に旅行した場合、彼を逮捕するよう圧力をかけている」と述べています。

(中略) 『ニューヨークタイムズ』は17日、「習主席は、平和を築く者としてロシアのウクライナ戦争に登場する」というもう一つの記事を出しています。

すでに中国は、停戦と平和を求めるメッセージを出していますが、『ニューヨークタイムズ』は「中国の指導者は来週、ロシアのウラジーミル・V・プーチン大統領と直接会談する予定であり、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との電話がそれに続く可能性がある」と指摘し、中国は米国に代わって世界秩序のリーダーとしての正当性を求めていると分析しました。

「北京にとって枢要なのは、米国が支配する世界秩序に代わる世界秩序のリーダーとしての正当性を求めることであり、習近平氏がワシントンの『中国の封じ込め、包囲、抑圧』と表現したものに抵抗する緊急性が高まっているため、中国政府はその役割を求めてきた」(『ニューヨークタイムズ』)

『ニューヨークタイムズ』は、仮に中国がロシアに武器を供給するといった直接的な役割を果たせば、「戦場のダイナミクスを根本的に変えることができる」と、ロシアもウクライナも認識していると認めています。

その上で、『ニューヨークタイムズ』は、北京人民大学の国際関係学教授である時殷弘(じ・いんこう、Shi Yinhong)氏の「大国としての中国の国際的影響力は、これまで以上に平和のために必要とされている」という言葉を引き、「テヘランとリヤドの間の合意に続いて、その世界的な重要性が高まっているという北京自身の感覚」を表していると分析しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 <田中一郎コメント>

(1)ロシアもアメリカも国際刑事裁判所(ICC)に加盟しておらず、プーチンの逮捕状を出しても事実上、ロシア国内外で逮捕することができないことはわかっていたはず。なのに逮捕状を出しているということは、このICCの行為が政治的プロパガンダに過ぎないということを意味している。

(2)しかし、この逮捕状により、プーチン他2人は今後、世界を自由には行き来出来なくなり、行動範囲が狭まるだけでなく、西側の秘密工作員やPMC(民間軍事会社)などにより付け狙われる可能性が高まる。特に、プーチンが政権から降りたりすると、ロシアでの支配権力を失うので、身の危険は高まることになるだろう。その結果、プーチン及びその支配権力と共存している勢力は、極力プーチン支配を長期化させることを画策するだろうから、ロシアにおける政変ないしは政権交代による停戦・休戦の可能性もまた、低くなってしまうのだ。私はICCの狙いはここにあったのではないかと推察する。戦争を長期化させて喜ぶのはいったい誰なのか、よーく考えてみればいい。

(3)「プーチン・ロシア悪玉、ゼレンスキー・ウクライナ善玉」論を情緒的に持ち上げる単純単細胞諸君は、今回のICCの戦犯プーチン逮捕状に小躍りをして喜んでいるかもしれない。戦争の何たるかを知らない、官製情報に完璧に毒された愚かな「勧善懲悪」判断である。こんな人間達がウクライナの国内外に増えれば、戦争はいつまでたっても終わらず、やがて下記のようなバカな国も出て来て、世界が第三次世界大戦という「破局」へ向けて突っ込んでいくことになるだろう。

(関連)ポーランド(&スロバキア)がウクライナにNATO初の戦闘機供与へ 旧ソ連製ミグ29(2023年3月17日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=keh0q2KDQDE

(4)戦争当事国の片方だけの戦争犯罪を裁くなどと言っていて、どうやって停戦・休戦に持ち込むのか? ロシア叩きをやり、その勢いで戦犯を捕まえて裁け、などと言っていて、ロシアが休戦・停戦に応じるのか? 片方が軍事的に徹底的に負けるまで、この戦争は終わらなくていいのか? アメリカや欧州の兵器産業や民間軍事会社は、この戦争で莫大な利益をあげ笑いが止まらないという。その一方で、ウクライナやロシアの兵士たち・国民らの死傷者が積み上がり、戦場となっているウクライナの国土は日に日に破壊されていく。真っ先にやらなければいけないことは、戦犯裁判ではなく、戦争停止であり、両国の和解である。

(5)戦犯を裁くよりも大事なのは、戦争を開始した人間たち・戦争を準備した人間たち・戦争になるように仕掛けをした人間たちを裁くことだ。戦争こそが最大の国際犯罪である。戦争こそが最悪の環境破壊であり、生活・生存の破壊である。戦犯の調査は、戦争当事国両方がオブザーバ参加する中で、改めて、戦争開始を裁いてのちに時間をかけてやればいい。

(6)「14日には『CNN』が、ICCは「ロシアによるウクライナの子どもたちの強制連行」と、「水道やガスなどの民間インフラに対する執拗な攻撃」の2件について、立件を目指しているとされていました。」「水道やガスなどの民間インフラに対する執拗な攻撃」についてもICCが逮捕状を出すのなら、これはロシアだけでなく、アメリカがこれまでも今でも世界中でやっていること・やってきたことであり、また、イスラエルがパレスチナでやっていることでもある。ロシアに対して出すのなら、アメリカやイスラエルに対しても出すというのが国際法治の基本だろう(法の下に平等)。

(7)国際刑事裁判所(ICC)は、今回の逮捕状を出したことで、その政治的中立性が怪しいことが明らかとなった。こんな裁判所は国際機関としては不適切である。平和国家で全方位外交を日本が目指すのなら、ICCの今後の動きを見定めながら、脱退のタイミングを見計らう必要があるのではないか。

(8)中共中国の習近平がロシア・プーチンを訪問するという。海外メディアはそのあとに習近平はゼレンスキーにもコンタクトをとり、停戦・休戦の申入れをする可能性があると報じた。是非、そうして欲しい。そうすることが、中共中国の国際的なステイタスアップにもつながるに違いない。それにしても「名ばかり平和国家」のニッポンは何をしているのか? 今回も「ご主人様」のアメリカの尻をなめて終わりなのか? それでは、国を挙げて「将軍さま」などと騒いでいるどこかの国とちっとも変わらないではないか。情けないと思わないのか。


(関連)(社説)中国の外交 平和の責任 行動で示せ:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15584333.html

(朝日カバカバ新聞よ、こんなことは、お前の国の総理大臣に言えばいい、何をトチ狂ってんだ! 但し、アメリカの尻だけでなく、自民党安部派の尻もなめて、みっともない茶坊主稼業に忙しいデクノボウ=岸田文雄に言っても無駄でしょうけどね。:田中一郎)

(関連)プーチン氏、国外移動制約 ICC逮捕状、執行にはハードル:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/y7smbzyd

(関連)習近平氏がロシア公式訪問へ 中国政府発表、ウクライナ侵攻後では初:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASR3K5JRHR3KUHBI02W.html 

(関連)米共和、ウクライナ支援巡り亀裂 大統領有力候補が「反対」:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023031700796&g=int

(立憲フォーラムMGより転記)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)は17日、ウクライナでの戦争犯罪に責任があるとして、ロシアのプーチン大統領に逮捕状を発行した。ウクライナ国内の露軍の占領地域から、ウクライナ人の子供をロシア領に不法に連行するなどした疑い。リボワベロワ露大統領全権代表(子供の権利担当)に対しても、同じ容疑で逮捕状を発行した――と「毎日」。

ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援を巡り、米野党・共和党が割れている。「米国第一」を旗印に2024年大統領選での返り咲きを目指すトランプ前大統領らが、支援反対を明言。一方、もともと「反ロシア」の傾向が強い伝統的保守派は支援強化を訴え、党内の亀裂があらわになっている。「ウクライナとロシアの『領土紛争』にこれ以上巻き込まれることは、米国の重要な国益でない」。トランプ氏と並んで「次期大統領」の呼び声が高いフロリダ州のデサンティス知事は13日、FOXテレビが主要候補を対象に行った調査にこう答えた。デサンティス氏は立候補を表明していないが、主要メディアは発言を大きく取り上げた。同調査ではトランプ氏も、ロシアとの対決は「米国ではなく欧州の利益だ」と述べ、支援の必要性を否定した――と「時事」。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2.(別添PDFファイル)有事で「日本人の6割」が餓死、「危険食品」に支えられる「食料自給率」危機(鈴木宜弘『週刊新潮 2023.3.23』)
 https://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/

(関連)6000万人以上の日本人は餓死する…台湾有事からの「輸入途絶」で起きる現代の大飢饉を警告する 米の生産量を減らし続けた農水省とJA農協の罪 - PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
 https://president.jp/articles/-/60700?page=1

(関連)食料危機が突きつける農業再生の課題――正念場迎えた日本の食料生産 東京大学大学院教授・鈴木宣弘 - 長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/25439

(関連)【農業問題を考える(上)】「日本の本当の食料自給率は10%前後にすぎない!」 東大大学院 農学生命科学研究所の鈴木宣弘教授に聞く(オーヴォ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cbfe9253289373a76d1d66617aabef166a2630f2

(関連)【農業問題を考える(下)】農家でなく大企業・先端技術のための農水省「みどりの食料システム戦略」 ジャーナリスト天笠啓祐さんに聞く(オーヴォ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/98b9bd24555724fdb6ce04e24d2fd701f0748d92


(もっと詳しく知りたい方はコレ)

◆2023年4月号 編集だより/目次 - 文藝春秋 電子版
 https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h5717
 https://www.youtube.com/watch?v=nzAfceOkmDk

(活字が苦手な方はコレ)

◆「食の安全保障」を確立しなければ危ない食品が日本に集まる。鈴木宣弘・東大大学院教授に聞く - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=x0YQr6zqggY

◆【クオリテLab】食料安全保障シンポジウムin茨城 鈴木宣弘教授 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=qBl5LrGDgWA

<田中一郎コメント>
(アジア太平洋戦争で死んでいった日本の多くの兵士たちの死は、戦闘による戦死ではなく、大半が餓死だった。兵站を無視して戦線を拡大し、食料や武器弾薬の補給がままならなくなって、最後は食料を求めて地面をはいずり回りながら無念の死を迎えて行ったのである。東京にある大本営にいる昭和軍閥の将軍や参謀たちは、こうしたことを無視軽視して戦争を遂行し、多くの日本兵士を虫けら同然に扱って死に追いやっていた。この大日本帝国の戦争遂行の実態は、知れば知るほど怒りがこみ上げる。「腹が減ってはイクサもできぬ」は、古くは中世・戦国時代から言いつがれてきた自明の真実である。

しかし、この過去の愚かしい歴史も知らなければ、戦争のリアリズムも知らず、「平和ボケ」の頭で「お花畑」の「自衛戦争」なるものを想像しては、「ご主人様」のアメリカさまから、役に立たなくなったお下がりの兵器をバカ高い値段で山のように払い下げてもらい、みずからをハリネズミのように武装して、中共中国や北朝鮮や、最近ではロシアを、蛇蝎のように忌み嫌って悪者に仕立て上げ、罵詈雑言を吐きかける。こんなバカ丸出しの政治家が岸田文雄を筆頭に増殖し、これに輪をかけて単純単細胞の連中が、もう台湾有事だ、戦争前夜だと、騒ぎ始めている。この国はどこまで転落していくのだろうか?

鈴木宜弘東京大学教授は、かつて農林水産省の依頼を受けて、食料農業農村基本計画の策定審議会の座長もおやりになった東京大学の農業経済学者である。今から20年くらい前は、鈴木宜弘東京大学教授だけでなく、多くの農業経済学者が日本の農業や食料の問題で、自民党農政・農林水産省政策を批判して、食料自給率の引上げや食の安全、農村振興の論陣を張っていた。しかし今や、こうした議論をする農業経済学者は鈴木宜弘氏ただ一人になってしまったかの観がある。要するに、今日の日本の大学は、農業経済学の分野でも腐ってしまって「御用学」に転落したということだろう。時折書店などで見る日本農業論の図書はトンチンカンなものばかりで、日本農業が崩壊の危機に瀕している時に、日本の農業経済学は「お先に失礼」とばかりに早々に崩壊してしまったようである(失礼なことを言うなという農業経済学者がいるなら論壇に出てこい!)。

いずれにせよ、今、日本の農業は崩壊過程に入っている。真っ先に倒れ始めているのが酪農、および畜産である。また、稲作農業も全国のあちこちで後継者が不在のまま、幕が下りようとしている。銘柄米ばかりをつくる競争が激化し、米作農家が疲弊、高齢化に伴い自分の代で稲作が終わる、というところが急激に増えている。のんきにソーラーシェアリングなどやっている時ではないのである。

(関連)酪農戸数、6・5%減少 飼料高騰、離農進行に危機感:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/233011


日本の農業政策・食料政策が具体的にどのように行われているか、解説されたことはほとんどないし、書店に行っても解説した図書は皆無である。いつからこんなことになってしまったのか。そして、「日本農業は甘やかされている、楽して儲けている」などという誹謗中傷丸出しの謬論がまかり通っている。政府は減反政策をやめよ、などと言っているマスごみも、まだ健在だ。アホかといいたくなる(「減反」ではなく「生産調整」と言え!)。「日本農業甘やかし」論は、いわば「在特会」の在日批判と似たような、トンデモ論・悪意の「市場原理主義アホダラ教」である。

まずは、上記でご紹介した、今や日本で最後の1人となった農業経済学者の鈴木宜弘東京大学教授の主張をしっかりと見聞きしておいていただきたい。こんな農業政策・食料政策で、食料自給率38%をそのままにして、イクサなどできるか、という話である。原発・核燃を狭い日本列島に並べて戦争ができない日本は、食料自給率38%でもまた、戦争はできないのである。戦争はできないのだから、アメリカのお下がりの兵器もいらない。沖縄・南西諸島にミサイル基地もレーダー基地も軍港も軍事基地もいらない。必要なのは、日本国憲法第9条を掲げる平和国家にふさわしい「全方位外交」であり、食料の地産地消である。兵器を買う金を農業政策・食料自給に回せ、これが日本を守る最も効果的な方法である。

近々、私とたんぽぽ舎で主催している「新ちょぼゼミ」で日本の農業政策を取り上げます。乞うご期待です。

◆(3.24)(金)種子法廃止等に関する違憲確認訴訟 判決期日(判決言渡し)のご案内 - TPP交渉差止・違憲訴訟の会 http://tpphantai.com/info/20230228-announcement-of-rendition-of-judgment-about-seeds-act/

(米麦大豆以外の種子やひな鳥は、ほぼ100%輸入だそうだ。肥料も大半は輸入。これらを勘案した食料自給率の実態は、わずかに10%程度に過ぎないと鈴木宜弘東京大学教授は言う。にもかかわらず、その虎の子の最後の自給種子である米麦大豆の公的種子をそのノウハウも含めて外資を含む企業に売り渡せ、と法律で強制しているのが種子法廃止関連法である。日本の裁判官どもは、このことを理解できているのかな? 何にもわからんまま、ヒラメ稼業で、またぞろロクデモナイ政府政権・行政への追随判決を出すのではないか? 日本の司法・裁判所もまた十分に腐っている。クサレ大国日本である)
草々

2023年3月18日 (土)

(報告)(3.15)3.11子ども甲状腺がん裁判 第5回口頭弁論(東京地裁 2023.3.15)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.イベント情報

(1)署名活動についてのお知らせ · 3月25日(土)神宮外苑の工事開始に抗議!森の周りにヒューマンチェーンを作りましょう · Change.org
 https://bit.ly/3lm4kxg

(関連)神宮外苑の樹木大量伐採「世界のサカモト」反対メッセージ 小池都知事“完全スルー”の真意 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320291

(2)(チラシ)(4.19)福島原発事故損害賠償訴訟 津島訴訟団との交流会案内(東京 日比谷)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCyf2r-sHhKPDQ5L?e=tzpsPh


2.【独自】厚労省 新型コロナワクチン購入契約書は不開示~有害事象全データは段階的に開示決定~情報開示請求に対して厚労省が回答 #新型コロナ #ワクチン - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=zpUpdNXjf4M

(コロナワクチンによる死者・重傷者が報告ベースで1万人を超えているというのに(ほとんどが報告されていないので実際にはその数十倍の犠牲者がいるのではないか)、コロナワクチンを進めた厚生労働省・国立感染症研究所や御用学者どもの態度は「隠せ、隠せ、隠せ、都合悪けりゃみな隠せ」をモットーに動いている様子です。国民の命と健康を何だと思っているのか!? ワクチンメーカーが厚生労働省に提出したであろう認可申請時の臨床結果・副作用データなどは、私は早い段階から公開させろ、御用学者どもはこれをちゃんと見た上で発言しているのか? と申し上げてきました。昨日、私のブログ(下記3でご紹介しているもの=いちろうちゃんのブログ「科学的根拠あやふやで説明責任を果たさずに・・・」を参照)で言及した岡山大学医学部の某教授などは、そんなものは見ていない、と開き直っていました。ある方が言ったことですが、日本は医者・医学者がひどいから世の中がロクデモナイ、のだそうです。今回のコロナワクチン被害は、さながら関東軍731部隊の人体実験を連想させます。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)ワクチン7783万回分廃棄、契約数の9%、2120億円相当か、自治体アンケート(毎日 2023.3.18)
 https://mainichi.jp/articles/20230318/ddm/001/010/141000c

(少し前にインフルエンザが流行した時も、同じようにワクチンを大量に海外から買い込んでは、それを使わずに大量に捨てていた。また同じことを巨額の税金を使ってコロナワクチンでもやっている。この財源もまた消費税増税分である。厚生労働省の責任者をクビにしろ。誰が税金を湯水のように使っていいと言ったか! ふざけるな!:田中一郎)

(関連)なぜ男子もHPVワクチン(子宮頚がんワクチン)を接種した方がいいのか|上昌広 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/31998

(上昌広=この人物は放射能・被ばくの世界では前科1犯である。福島原発事故後の言動が看過できない。コロナワクチンについては、最初のうちは政府・厚生労働省の対応を批判してリベラルな言論を展開していたようだが、この記事で、いよいよその正体を現したかの観がある。HPVワクチンは既に数百人の若い女の子たちの人生を奪う重篤な健康被害をもたらし、今現在、裁判も提訴されている。それに言及することもなく、かようなワクチンを男子にまで推奨するとは何事か。この人物もワクチン村の同じ穴のムジナだったということだ。HPVワクチンを含むワクチンについては下記が必読です。:田中一郎)

◆もうワクチンはやめなさい 予防接種を打つ前に知っておきたい33の真実-母里啓子/著(双葉社)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033682386&Action_id=121&Sza_id=F3


3.(別添PDFファイル)「流氷の天使」クリオネの涙、進む海洋酸性化、主食の巻貝消滅の恐れ(朝日 2023.3.15夕刊)
 https://www.asahi.com/articles/ASR3F5G7KR36IIPE00R.html

(関連)海の異変 しのびよる酸性化の脅威 - NHKスペシャル - NHK
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/p3KAyJQ0J4/

(関連)20220717「海の異変 しのびよる酸性化の脅威」NHKスペシャル - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8cq5rp

◆科学的根拠あやふやで説明責任を果たさずに逃げ回る代表的論客たちが持ち上げる「人工排出CO2による地球温暖化」説=こんなものは原発・核燃(再)推進の根拠にはならない(CO2と放射能、どっちが危険かよく考えろ!)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-dca796.html

(私は「人工排出CO2による地球温暖化」説などよりも、人工排出CO2がもたらす可能性のある海洋を含む地球の酸性化(南北極地の海水が冷たく寒い地域など)や、熱帯雨林・冷寒帯天然林の破壊、あるいは「プラスチックスープの海」や巨大工業施設が排出する有害化学物質・金属廃棄物(放射能を含む)などがもたらす環境破壊、つまりは生物多様性破壊の方が心配です。しかし、この日本では、環境保護派の市民運動・社会運動も含めて、気候変動COP27には注目しても、生物多様性COP⒖には関心が薄いという「真逆の関心度合い」が支配的で、私の懸念は増すばかりです。:田中一郎)


4.ギロチンにかけられた有明海 下重暁子「あの豊かな海は戻らない」〈週刊朝日〉Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/11a8a6def3064d061397cbc911caedb783ba7a89

(今度はリニア新幹線建設が南アルプスを刺し殺し、東京外環道建設が地上住民の暮らしをギロチンにかけています。いずれも「民間」の形式で工事が実施されていますが、実態は国主導の公共事業です。大深度地下利用法という憲法違反(財産権侵害他)の人権侵害法が事業の根拠とされているのも共通しています。この法律は日本共産党以外のすべての政党が賛成して成立した法律だそうです。この国の政治・行政は、いったいいつになったら「まとも」になるのでしょうか? :田中一郎)


5.IWJ日報:袴田事件、検察が最高裁に特別抗告する方向で協議!? すでに東京高裁は袴田さん有罪の証拠とされた「血染めの5点の衣類」について「捜査機関による証拠捏造の可能性が極めて高い」として検察の抗告を棄却! 事件から57年、一刻も早く再審開始すべき!「袴田巌さんの再審無罪を求める実行委員会」は東京高裁前での座り込み抗議を予定!
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52020

<IWJ取材報告 1>東京高裁が袴田事件の再審開始を決定!! 歓喜の中、弁護団は、検察の「特別抗告」についての警戒を解かず、「特別抗告をするな」と検察庁へ申し入れ!! ~3.13「袴田事件」東京高裁前での決定報告 ―登壇:袴田ひで子さん、袴田事件弁護団

<IWJ取材報告 2>袴田事件弁護団・事務局長 小川氏「『特別抗告』をするなんて考えられないし、するということになれば、検察のわけのわからない権限乱用であり、検察にあるまじき行為だと思う」~3.13日本弁護士連合会主催 袴田事件弁護団 記者会見

(関連)検察の即時抗告を棄却した高裁決定は、捜査機関による証拠捏造の可能性が極めて高いと断定! 検察は特別抗告断念を!!〜3.14 今度こそ! 誤った裁判のやり直しを「袴田事件」高裁決定報告集会 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514722

(IWJは今、経営危機にあります。みなさまの浄財によるご支援をお願い申し上げます。:田中一郎)


6.政治スキャンダルか?

(1)日本医師会の政治団体が麻生派に異例の高額献金 診療報酬改定で関係改善狙う? 21年秋に5000万円:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/238436

(2)「物言う医師会長」に与党反発「あれはいかん」と麻生太郎氏 日医連が異例の高額献金に走った背景とは:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/238478


7.悪あがきのチンピラ極右の般若

(1)高市大臣「信用できないなら質問しないで」総務省の行政文書めぐり野党追及(2023年3月15日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ef-KBus_mfg

(2)高市氏一任で混乱 自民県連の分断深めた「シナリオ」奈良知事選 - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/43ary7c3

(3)高市大臣ますます逆切れ暴走…最大NGワード「質問するな!」を放ち、自民党内でも大ブーイング|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320161

(4)放送法文書 官僚に広がる困惑 高市氏「捏造」発言に「する理由ない」「記録残さなくなる」懸念も:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/4jvzzez9

(5)(別添PDFファイル)放送法「解釈変更」文書巡る高市氏の迷走答弁、裏の動きわかった(東京 2023.3.18)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/238786?rct=politics

(高市早苗もひどいが、国民民主党の玉木雄一郎のひどさはそれとどっこいどっこいだ。こういうちょこざいなる権力亡者の言動には反吐が出る思いだ。高市早苗・礒崎陽輔らとともに、お前=玉木雄一郎も政治の世界から消えうせろ!:田中一郎)

◆「アベとともに去りぬ」の高市早苗・礒崎陽輔=権力を濫用し報道を自分たちの意のままにしようとした罪:安倍晋三がかわいがったチンピラ似非右翼たちへの退場勧告(文書の真贋論争に話を逸らすな…現に言論統制が起きている:小林節氏)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-6d52c6.html
================================


「(報告)(3.15)3.11子ども甲状腺がん裁判 第5回口頭弁論(東京地裁 2023.3.15)」をコンパクトな形でお送り申し上げます。また、そのあとに関連情報その他を添付いたします。

 <別添PDFファイル>
(1)原発事故12年後の「子どもたち」(上)被害「漂白」が進む中で(イントロ部分)(吉田千亜『世界 2023.3』)
(2)原発事故12年後の「子どもたち」(下)法廷で語られる「いのち」の言葉(イントロ部分)(吉田千亜『世界 2023.4』)
(3)県民健康調査検討委員会への要望書(原発事故による被ばくの真相を明らかにする会 2023.2.20)


1.(必読必見)UNSCEAR報告書は放射性プルームを100分の1に過小評価〜甲状腺がん裁判で原告ら批判 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/46571/
 https://www.ourplanet-tv.org/46571/

(関連)20230313 UPLAN【記者プリーフィング】3月15日こども甲状腺がん裁判第5回期日のスケジュール - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=66ZFyNnKCrY

(関連)20230315 UPLAN 311子ども甲状腺がん裁判第5回口頭弁論 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=LhGh5xPVmaQ

・・・・・・・・・・
(1)(必見)第5回口頭弁論・第8準備書面プレゼン(只野弁護士)
  https://youtu.be/cjGOzTQVa6M

(2)(必見)第5回口頭弁論・第9準備書面プレゼン(井戸弁護士)
 https://youtu.be/YO44QpzGthw

(3)(必見)第5回口頭弁論・第10準備書面プレゼン(田辺弁護士)
 https://youtu.be/Na36zTLn2G8

・・・・・・・・・・
(4)原告からみなさんへ〜第5回口頭弁論
(2023年3月15日)【311子ども甲状腺がん裁判】
 https://youtu.be/XKM6IQQwuMQ

(5)原告1意見陳述〜第5回口頭弁論
(2023年3月15日)【311子ども甲状腺がん裁判】
 https://youtu.be/hnjR9Schikc

(6)原告3意見陳述〜第5回口頭弁論
(2023年3月15日)【311子ども甲状腺がん裁判】
 https://youtu.be/jQOMPqIGMJ0

(7)これまでの口頭弁論プレゼンテーションの再生リストはこちらから
 https://youtube.com/playlist?list=PL2jWFoLTxbOmdSUeA8DH1wG75eXLeX0xd

(8)原告意見陳述の再生リストはこちらから
 https://youtube.com/playlist?list=PL2jWFoLTxbOnB834FPkKj80HMLE1TNy4x

311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
----------------------------------------------------
 311子ども甲状腺がん裁判
 事務局:さくら共同法律事務所
  〒160-0004 新宿区四谷1-6-1 四谷タワー8階
  TEL:03-6384-1158  FAX:03-6384-1121
  Email :info@311support.net
     HP:https://www.311support.net/
----------------------------------------------------


◆ホーム - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://www.311support.net/
 https://twitter.com/311supportnet
 https://www.facebook.com/311supportnet.0127/

(1)第5回口頭弁論が開かれました‼️
 https://tinyurl.com/4atnxnwv

(2)YouTubeに第5回口頭弁論の関連動画をUPしました🎥 「311子ども甲状腺がん裁判」を支援してください!(311甲状腺がん子ども支援ネットワーク 2023-03-16 投稿) - クラウドファンディング READYFOR
 https://readyfor.jp/projects/311supportnetwork/announcements/258423

(3)【資料】3月15日(水)第5回口頭弁論の準備書面と原告の意見陳述を掲載いたしました‼️
 https://bit.ly/3TtWSwD


2.「福島県民健康調査検討委員会」

(1)(3.20)ライブ配信「第20回甲状腺検査評価部会」OurPlanet-TV特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/46577/

(2)(3.22)ライブ配信「第47回県民健康調査検討委員会」OurPlanet-TV特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/46581/

(関連)小児甲状腺がんの高率発生(矢ケ崎克馬琉球大学名誉教授 2022.11.15)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDDqerUI5-_l6Ps-?e=eqxIZS


3.(メール転送です)福島県民健康調査検討委員会への要望書をおくりました
 近く福島県県民調査検等委員会、同甲状腺評価部会が開かれる予定です。「原発事故による甲状腺被ばくの真相を明らかにする会」では添付のような要望書をそれぞれの委員会委員に要望書を送付しました。60倍の小児甲状腺がんの多発の原因が12年経っても明らかにできない委員会は一体どうなっているのでしょう。

◆(別添PDFファイル)県民健康調査検討委員会への要望書(原発事故による被ばくの真相を明らかにする会 2023.2.20)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhC2NsKh0FTHeaf5a?e=eGQkfk

(関連)福島甲状腺がん:医大(福島県立医科大学)論文を検証する(加藤聡子理学博士 2023.3)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhC4yO5tHFQYjbr9K?e=H2hAHq

(関連)UNSCEAR 2020/2021報告書の問題点(本行忠志大阪大学名誉教授 2023.3)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhC9YlINIcY6obpnd?e=9PMbes


4.吉田千亜さんの岩波書店月刊誌『世界』掲載論文

(1)(別添PDFファイル)原発事故12年後の「子どもたち」(上)被害「漂白」が進む中で(イントロ部分)(吉田千亜『世界 2023.3』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDES-Ply9ulwSg03?e=84wlT6

(2)(別添PDFファイル)原発事故12年後の「子どもたち」(下)法廷で語られる「いのち」の言葉(イントロ部分)(吉田千亜『世界 2023.4』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhDKu9i7K5iDDOceb?e=reii1W

(吉田千亜さんは、福島原発事故後の早い時期から存じ上げているライターです。この約10年間、しっかりとした調査と温かく熱い心で、読み応えのある、信頼の置けるレポートを私たちに送ってくれています。そして今や、ライターとして押しも押されもせぬ立派なステイタスを築かれています。何か「賞」を差し上げたいですね。みんなで応援致しましょう。:田中一郎)
草々

(追1)(メール転送です)【動画案内】原発政策の大転換・運転期間延長を許すな!院内集会,~原子力基本法・炉規法・電事法など束ね法案を糾弾~

(1)20230317 UPLAN
原発政策の大転換・運転期間延長を許すな!院内集会~原子力基本法・炉規法・電事法など束ね法案を糾弾~
 https://www.youtube.com/watch?v=r2OpzIRA3ko

(2)20230317 UPLAN
【記者会見】原発政策の大転換・運転期間延長を許すな!院内集会~原子力基本法・炉規法・電事法など束ね法案を糾弾~
 https://www.youtube.com/watch?v=UwrW6DBJlKE

(3)IWJ
【記者会見】「原発大転換GX糾弾、原子力基本法・炉規法・電事法他を勝手に変えるな」原発政策の大転換・運転期間延長を許すな!院内集会2023.3.17
 https://www.youtube.com/watch?v=2YOzDUof2Yk


(追2)(メール転送です)【ふくかな通信 第80号】かながわ訴訟第1陣:東京高裁 3月31日(金)14時開廷です

━━★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…━…━
【転送・転載歓迎】

『ふくかな通信』第80号(2023.3.18)
発行:福島原発かながわ訴訟を支援する会

★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…━…━━…

「ふくかな通信」第80号をお送りします。このメルマガでは、主として訴訟の状況を皆さんに知らせ共有し、避難者の方への支援を続けていくことを目的としています。各団体の活動へのご理解及びご支援を何卒よろしくお願い致します。
(2023年3月18日現在 会員395名 サポーター216名 計611名)

-----------------------------------------------------------

★Index
【かながわ訴訟第1陣:東京高裁 3月31日(金)14時開廷です】
【かながわ訴訟第2陣:横浜地裁 4月20日(木)14時開廷です】
【さようなら原発全国集会3月21日@代々木公園 ブース出します】
【避難者の住まいの権利を守ろう!】
【今年の春は集会・イベントがたくさん!】
【全国で高裁法廷が山場に・地裁段階も続く】

みなさま、国の責任を否定した昨年6月17日の最高裁判決後、初の判決が高裁と地裁で続けて出ました。仙台高裁は3月10日、いわき市民訴訟で一審の福島地裁いわき支部が認めた国の責任を取り消し、国に責任なしとしました。3月14日には、岡山地裁おかやま訴訟、福島地裁南相馬市小高区・鹿島区の訴訟で、すべて最高裁判決に追従して国の責任が認められませんでした。この流れを断ち切り、原発回帰の動きを止めなければ!

東京高裁、横浜地裁とかながわの裁判が続きますが、東京高裁は現在の志田原裁判長が判決を書く見通しです。傍聴人数の制限が解除され傍聴席を満席にすることが難しくなっています。勝訴のためには傍聴席を満席にすることが不可欠です。6月結審ならば後4回、傍聴席を満席にするよう誘い合わせて傍聴にお出かけ下さい。

【かながわ訴訟第1陣:東京高裁 3月31日(金)14時開廷です】
 場所:東京高等裁判所(霞が関)
 日時:3月31日(金)14時開廷(13時40分傍聴抽選見込み)
 ○第16回口頭弁論 101号法廷 14時から14時40分頃まで
 「被曝の健康影響」についてのUNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)報告を弁護団が批判します。

○報告集会 15時30分頃から17時頃まで
   衆議院第二議員会館多目的会議室

※第1陣訴訟は、6月または8月に結審の見込みです。

※今後の期日のご案内
 第17回4月28日(金)14時、第18回5月26日(金)10時15分、第19回6月30日(金)14時、第20回8月25日(金)14時開廷

○新橋駅前スタンディングアピール 17時30分~18時30分

2月24日の第15回期日に引き続き、3月31日も裁判報告集会終了後に新橋駅SL広場に移動して、各地の訴訟報告や原発回帰政策批判のアピールを行います。

【かながわ訴訟第2陣:横浜地裁 4月20日(木)14時開廷です】
 場所:横浜地方裁判所(関内)
  日時:4月20日(木)14時開廷(13時40分傍聴抽選見込み)

○第4回口頭弁論 101号法廷 14時40分頃終了予定
 原告本人が陳述します。弁護団は被ばくについて陳述します。
 ○報告集会 14時45分頃~15時15分頃 横浜地裁前

※今後の期日のご案内
  第5回7月6日(木)10時30分、第6回9月28日(木)14時開廷です。


【さようなら原発全国集会3月21日@代々木公園 ブース出します】
 3月21日(火・祝) 13時オープン、13時30分トークライブ、15時15分デモ出発
 代々木公園B地区イベント広場
 12時頃には原告団でブースを出して、ちらし配布や署名の呼びかけを行います。
 是非お立ち寄りください。応援参加も歓迎です!

【避難者の住まいの権利を守ろう!】
東京都が避難住宅からの退去を求めて避難者を訴えた「避難住宅追い出し訴訟」。避難者が被告にされた裁判の第6回目です。

○3月20日(月)11時30分~ 東京地裁606号法廷(6Fの小法廷)

国家公務員住宅から追い出されようとしている避難者11名が、福島県の違法行為で精神的苦痛を受けたと東京地裁に福島県を訴えました。福島県は今も家賃2倍相当の損害金を請求し、退去届けの提出を求め続けています。

○「住まいの権利裁判」 3月22日(水)16時~ 東京地裁103号法廷
 15時に東京地裁前にお集まりください。

○報告集会と住まいの権利シンポジウム
 17時30分~19時30分 入館証配布17時から
 衆議院第二議員会館多目的会議室

1.住まいの権利裁判第4回期日報告 弁護団より
2.検証「借上復興公営住宅」の強制退去問題 津久井進弁護士 (兵庫県震災復興研究センター)


【今年の春は集会・イベントがたくさん!】
○さようなら原発 オンライン学習会 みんなの声で、ストップ!汚染水海洋放出
 3月23日(木)18:00~19:30
 お話:織田千代さん(これ以上海を汚すな!市民会議/いわき市)
    片岡輝美さん(これ以上海を汚すな!市民会議/会津若松市)

 ユーチューブ視聴は下記ホームページからどうぞ
 http://sayonara-nukes.org/

○『福島は語る』(土井敏邦監督)上映会
 3月25日(土)16:55~
 大倉山記念館(大倉山駅徒歩8分)
 主催:大倉山ドキュメンタリー映画祭

○「原発をとめた裁判長そして原発をとめる農家たち」上映会
 4月9日(日)14:00~15:40
 あーすプラザ 5F映像ホール
 主催:ぶんぶんトークの会 《ふくかなも後援》
 前売り800円 当日1000円
 申込み:Tel.090-2650-8240 Email bunbuntalk@yahoo.co.jp

○愛知・岐阜だまっちゃおれん訴訟の全国キャラバン
 かながわ要請行動 4月19日(水)・20日(木)

○福島原発被害者訴訟原告団連絡会総会・講演会
 4月30日(日) 日比谷コンベンションホール

【全国で高裁法廷が山場に・地裁段階も続く】
◎東京高裁
 東京訴訟(第1陣)6月20日(火)14:00【結審】
 新潟訴訟 7月14日(金)13:45【結審】
 飯舘・浪江訴訟 3月20日(月)16:00

◎仙台高裁
 津島訴訟 3月20日
 子ども脱被ばく裁判(親子裁判) 3月27日(月)15:00

◎名古屋高裁
 愛知・岐阜だまっちゃおれん訴訟 7月11日(火)14時【結審】

〇福岡地裁 九州訴訟(第2陣) 4月20日(木)11時

※4月までの主な裁判期日と結審が決まった裁判です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※本メールは自動配信メールです。
こちらのメールにご返信いただいても お答えできませんのでご了承ください。

※メールが崩れて見える場合は「MSゴシック」「Osaka等幅」などの等幅フォントでご覧ください。

▽ ご質問・ご要望はこちらへお願いします。

また、ふくかなのパンフレットが必要な方はご連絡ください。
パンフレットの内容はこちらでご覧になれます。
https://sites.google.com/site/fukukanaweb/download

連絡先:fukukana.shien@gmail.com

■「ふくかな通信」発行元:
かながわ訴訟を支援する会「ふくかな」事務局
Mailfukukana.shien@gmail.com
URL: https://sites.google.com/site/fukukanaweb/
〒231-0001横浜市中区太田町4-55 横浜馬車道ビル6F(馬車道法律事務所内)
TEL 070-1316-4575
--

★これは「福島原発かながわ訴訟を支援する会(ふくかな)」のメールマガジンです。

★本メールに返信することはできませんので、ご連絡は以下のメールアドレスまで宜しくお願い致します。
 fukukana.shien@gmail.com
--- 

 

2023年3月17日 (金)

科学的根拠あやふやで説明責任を果たさずに逃げ回る代表的論客たちが持ち上げる「人工排出CO2による地球温暖化」説=こんなものは原発・核燃(再)推進の根拠にはならない(CO2と放射能、どっちが危険かよく考えろ!)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.日刊IWJガイド・非会員版「ワクチン! 日本はファイザーからぼったくられていた!- シーモア・ハーシュ氏がノルドストリーム爆破事件の『続報』はIWJ『号外』で!」2023.3.17号~No.3837号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52013

■はじめに~京都大学名誉教授・福島雅典一般財団法人LHS研究所代表らが、厚生労働省に「新型コロナワクチンの購入契約書」等の開示請求を行うも、厚生労働省は「不開示」と通知! 福島雅典教授らは、不開示という決定の取り消しを求めて訴訟する予定であると表明! 誰をかばって情報を隠すのか!? 他方、実は日本は欧米諸国の2倍の価格でファイザーからぼったくられていた!? ぼったくり被害をひた隠しにする日本政府はどこを向いているのか?

(ふざけるな! ですよ、まったく。ワクチン・マフィアの手下・手先のようなのが、この国にはワンサカといるような気配です(岡山大学医学部の某教授もその1人かと思わせるような言論をしているようですが、そのうちに固有名詞を明らかにして批判いたします)。巨額の国費をドブに捨てるようなことをしながら、たくさんのコロナワクチン犠牲者を隠蔽しているこの国の政治、カルト宗教に近いワクチン信仰に洗脳されているマスごみを信じ込むことは危険です。自分たちの身は自分たちで守りましょう。特に判断ができない子どもたちはそうです。そういう時代になってしまったのです。諸悪の根源は政治ですが、その政治をいつまでたっても自民党やその補完政党にゆだねたままで思考停止していることが、こうしたことの根本原因です。:田中一郎)

(関連)(報告)コロナワクチンの現状(『週刊新潮』のシリーズ特集記事の解説を兼ねて)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-449c27.html

(関連)コロナワクチン接種後の死亡で初の認定「因果関係否定できず」- NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230310/k10014004681000.html

(散々煽りまくっておいて、煽られて散々打ちまくられて、今ごろ、かようなことを言っています。打つ前に言え!! 厚生労働省の専門家とは。こんな連中のことを言うのです。信じる者こそ殺される、のです。:田中一郎)


2.キャンペーン

(1)キャンペーン · 難民を虐げ、在留資格のない人の命を危うくする、 入管法改悪に反対します! · Change.org
 https://bit.ly/3yJnHmT

(2)署名活動についてのお知らせ · 坂本龍一さんの思い 〜神宮外苑再開発計画の見直しを求めます。 · Change.org
 https://bit.ly/3yLzf9q

(関連)神宮外苑の樹木1000本の伐採に強く反対します 〜蓋を開けたら1000本のはずが3000本に増えていた。ますます反対! · Change.org
 https://tinyurl.com/4hj8cn3v


3.(チラシ)(4.30)原発被害者は6.17判決を許さない:原発事故の責任は国にあり(小野寺利孝弁護士)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCoTdGpkcTdzjQ90?e=34bARl


4.袴田さん再審、特別抗告へ 検察、高裁決定に不服:東京新聞 TOKYO Web 許されない!
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/238477

(関連)袴田巌さん再審開始決定、証拠開示がカギに 裁判官の裁量で「格差」法律改正を求める声:東京新聞TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/237803

(関連)次は狭山事件再審開始へ(鎌田慧 東京 2023.3.14)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCt8H8oo72IWokoq?e=zTKM0v

(関連)新社会党-鎌田慧コラム-腐敗する政権と司法  第138回
 https://www.sinsyakai.or.jp/board/detail.cgi?sheet=hp7&no=639

(巨悪を不起訴ないしは無罪判決で逃がす一方で、無実の人を長期間拘束して冤罪で起訴・有罪とし処刑する。この国の司法・検察はもはや権力犯罪機関(及びその追認機関)に転落している。解体しなければならない。まずは最高裁国民審査で全員に「×××××」を! また、再審については法改正が必要だ。こっちは国会の仕事。いずれ裁判官・検察官どもは「司法権力濫用の罪」で弾劾裁判にかける。:田中一郎)


5.ガーシー氏、議員資格失う 72年ぶりの除名、参院で可決 - 毎日新聞
 https://bit.ly/3mXTqOG

(関連)ガーシー元参院議員の逮捕状請求 著名人脅迫の疑い 国際手配へ - 毎日新聞
 https://bit.ly/3JruzdC

(関連)「ガーシー問題」は単純明快だ 任務を自ら放棄した者には除名しかない|小林節 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320166

(国会議員がいくら催促されても、さしたる正当な理由もないのに国会に出てこないのなら、処分されても仕方がない。小林節慶応大学名誉教授のおっしゃる通りである。今回のことは国会にとっては歴史的な汚点となった。この人物にしろ「ひろゆき」なる者にせよ、「便所の落書き屋」のような連中が言っていることを真に受けて「相手にする」こと自体が時間の無駄である。少し考えてみればいい、公衆便所の大便室の落書きを見て、ああだこうだ、と言いますか? お前はアホか・ヒマか? とバカにされるだけでしょうに。今回の「事件」の責任は有権者・国民=こんな人物に投票をした人間達にある。:田中一郎)


6.「アベとともに去りぬ」の高市早苗・礒崎陽輔=権力を濫用し報道を自分たちの意のままにしようとした罪:安倍晋三がかわいがったチンピラ似非右翼たちへの退場勧告(文書の真贋論争に話を逸らすな…現に言論統制が起きている:小林節氏)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-6d52c6.html

(関連)高市大臣ますます逆切れ暴走…最大NGワード「質問するな!」を放ち、自民党内でも大ブーイング|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320161

(関連)放送法文書、官僚に広がる困惑 高市氏「捏造」発言に「する理由ない」 「記録残さなくなる」懸念も:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/4jvzzez9

(関連)どこまでズブズブ!岸田首相と大メディア上層部が“談合”会食…「放送法解釈変更」炎上中に|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320160

(見上げたもんだぜ、屋根屋のフンドシだ。まさにマスごみ、支配権力広報機関でごぜーますだ。談合会食、さぞ、うまかろう、悪かろう、恥さらしだろう、だな。:田中一郎)
================================


岸田文雄自公政権は、これまでアベスガ政権でさえ手を付けなかった原発・核燃の再推進を、「人工排出CO2による地球温暖化」防止を口実にして開始しています。その具体策や、老朽原発延命をはじめとして、まさに「自滅的決断」とでも言うべきもので、近未来の日本の破滅を予感させるものがあります。福島原発事故後は、主に西日本の加圧水型原子炉が再稼働しており、これらの1つでも火を噴けば、日本上空の風は西から東へ向けて吹いているため、日本全土が放射能まみれになるのです。そしておそらくは、大地震・大津波・火山噴火などの自然大災害が同時に起きているでしょうから、日本とその経済への国際的な信頼が急落し、円相場が破滅的に際限のない「円安」へと導かれる可能性もあります。そうなれば日本は地獄となるでしょう。愚かさにもほどがあるというものです。

(関連)「脱原発」の理想と現実 回帰路線の政権、ギャップに悩む公明党 - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/2kcxjvcm

(ウソツキ政党公明党がなりふり構わず政権にしがみついているようです。「昔は水の都、今はアホの都」大阪でも、維新がやろうとしている都構想の住民投票に妥協して賛成し、政党として矜持を捨てています(国会や府市議会の議席を維新から守るためです=維新が立てば落選する:結果は2度にわたり否決)。こんな政党に投票する意味がありますか? 公明党に投票をしている数百万人の諸君に再考を促したい。:田中一郎)


この動きを止めていくための仕事の1つには、口実とされている「人工排出CO2による地球温暖化」防止という「あやしげな」科学的根拠あやふやな「御高説」について徹底検証する必要があります。先般、たんぽぽ舎が主催をして、2023年1月と2月に、原発と地球温暖化に詳しい広瀬隆氏の講演会が開催されました。当日の録画はありませんが、既にご紹介申し上げたように、同氏はその講演をもっと詳しく、さまざまな科学的実証的根拠を挙げながら解説した動画をネット上に掲載しています。全部で19回(各1回が約90分くらいなので、全部で1710時間という膨大なもの)のネット動画ですが、時間がかかっても、みなさまには全部ご覧いただきたいと思っています。「人工排出CO2による地球温暖化」説を信じていない方はもちろんですが、信じている方もまた(いや信じているからこそ)、ご覧になっていただきたいと思っています。

昨今は、市民運動・社会運動に積極的に参加する人たちの中にも、「自分たちのお気に入りの情報だけを見る」(気に入らない情報は見ない)、「自分が好きな人の発言だけを聞く」(嫌いな人の言うことは聞かない)という行動パターンの人が増えてきました。そして、そんな偏った情報に依拠して、「自分が言いたいことは120%発言し、他人の言うことは1%も聞かない」という人たちもまた増えているようです。私はこういう人たちのことを「逆Qアノン」族(サカダチQアノン)と呼んでいます。はっきり申し上げて、こんなことではダメなのです。「世直し」など、とてもできません。

以下、若干の関連情報を添付して、再度、広瀬隆氏の解説動画をご紹介しておきます。私が現段階で申し上げられることは、私がブログに書いた次の4点です。政治的なスローガンで表現すれば、「原発に依存しない脱炭素」(市民連合という日和見集団)ではなく、「化石燃料に過度に依存しない脱原発」(田中一郎)です。また、再生可能エネルギーについては、電源として利用するなら、その環境影響をきちんと評価すること、発電以外の分野でのCO2の排出(日本全体の約6割)をどうするのか、ちゃんと考えることです。その代表格は、海をプラスチックスープにしている、化石原料の化学物質です。この中には燃やすと有害な添加物が含まれているものが多くあります。

(1)脱炭素を脱原発の上に置いてはいけない(CO2と放射能のどちらが危険かを素直に考えれば自明なこと)。

(2)従って、「人工排出CO2による地球温暖化」説なるものを原発再推進の口実にすることは許されない。

(3)原発・核燃は、軍事(核兵器製造能力)と表裏一体となり、政治の力だけで推進されています。小泉純一郎元首相が言うように「原発は安全、安い、クリーン、これ全部ウソ」です。従ってまた、原発は政治を変えなければ止めることは出来ないと思います。

(4)地震・津波・火山大国の日本にとって、原発・核燃は致命的なまでに危険です。特に老朽原発の運転期間延長は、近未来に原発の再びの過酷事故を引き起こすこと必定です。日和見をせず、断固として止めていきましょう。


・・・・・・・・・・
1.(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

◆第1話 IPCC気候変動説の大矛盾
 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

◆第14話 恐怖の氷河時代が目前に迫りながら放置している人類
#「気候変動の宇宙物理学」シリーズの最終話です。近年、黒点が激減して、恐怖の氷河時代が目前に迫っていると言われます。実態はどうなのでしょうか。
 https://youtu.be/zFZMW6ZGSbk

(上記以外に「特別編」が5本あります)


 <私が経済産業省前の抗議行動でスピーチした時の原稿>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆(必見)広瀬隆氏「気候変動の宇宙物理学」全録画収録
 「いちろうちゃんのブログ」に全部で19本(1本約90分)を掲載

(地球の気候変動を決定づける3つの宇宙要因:広瀬隆氏)

(1)超長期「ヴァイツァー&シャヴィヴ・サイクル」(約1億4000万年の周期)
 ⇒ 銀河系の中で中心部のブラックホールを太陽系が回る周期(楕円形)

(2)中期「ミランコビッチ・サイクル」(約10万年の周期)
 ⇒ 太陽系の中で地球が太陽の周りを回る周期(楕円形)、現在は温暖期から氷河期へと向かう途中

(3)短期「太陽の黒点=太陽の活動の度合い」(約10~13年周期)
 ⇒ 黒点が増えれば太陽の活動が活発=熱くなる、その逆は寒冷化、現在は太陽の黒点が減少期に入っている

*上記(1)(2)の気温変化は10を超える(パリ協定の2どころではない)
*一時的に温暖化しているかもしれないが、人工排出CO2が原因だという科学的実証的証拠はない
*大気中に占めるCO2の割合はわずか0.06% これが2倍になっても? 水蒸気は10%=効果大

<少なくとも、「人工排出CO2による地球温暖化」防止のために原発を推進するなどというのは、馬鹿言うな、です。×××××>


2.クライメート・ゲート事件(巨大な地球規模の詐欺の暴露なのか!?)

 内部告発か、ハッキングか、よくわかりませんが、IPCCの構成員たち・協力(似非)学者たちの「実態」が暴露された事件ですが、事件発覚後の全容究明がいい加減な形で終わっているように見えます。ネット上では「クライメート・ゲート事件」ないしは「Climate gate」で検索すると、いくつかのサイトがヒットしますが、シロウトの私がざっと見て、信頼がおけそうなのは月刊誌『化学』掲載の渡辺正東京大学名誉教授・東京理科大学教授が書いた2つの論文だけです。下記に添付しておきますので、是非ご覧ください。(ウィキペディアの解説などは全くの無内容で何の検証もされていないダボラ文です。「利益相反」くらいには着目しろよ、と言いたくなります)

(1)(別添PDFファイル)Climategate事件 渡辺正(『化学 Vol.65 No.3 2010』)
https://www.env01.net/main_subjects/global_warming/contents/climategate/climategate02.pdf

(2)(別添PDFファイル)続Climategate事件 渡辺正(『化学 Vol.65 No.5 2010』)
 https://www.env01.net/main_subjects/global_warming/contents/climategate/gate2.pdf


3.上記以外の関連問題(いずれも「人工排出CO2による地球温暖化」説を疑わせるもの)

(1)過去の記録を振り返ると、CO2が増えて地球の気温が上昇するのではなく、地球の気温が上昇してからCO2が増えている。つまり、地球の気温とCO2は相関関係がありそうだが、因果関係は、CO2気温、ではなく、気温CO2ではないのか? 因果関係が言われていることとは逆。

(2)地球温暖化とヒートアイランド現象との混同はないのか?
 この2つを区別して見極めるためにも、IPCCが依拠している温度の原データや、それがどのように加工されて公表される地球温度の推移表になっているかが明確に明らかにされ情報公開されなければならない。しかし、ここがどうも怪しいようだ。どうなってまんねん!? (ある日、経済産業省前テント広場にやってきた知らない人が、最近は「暑い」ことを肌で感じる、地球温暖化は間違いない、などと言うので、あなた、それはヒートアイランド現象と勘違いしているのでは? と反論しておきました。お住まいは東京周辺のようですので。仮に温暖化しているとしてもIPCCが言っているのは平均気温で1~1.5程度のものなので、少し前の暑さとの比較を「体感」できるものではありません。)

(3)「人工排出CO2による地球温暖化」説論者は広瀬隆氏との公開討論会に応じてください
 広瀬隆氏の公開討論会の呼びかけにもかかわらず、江守正多氏、斎藤幸平氏、平田仁子氏(気候ネットワーク)の3人の「人工排出CO2による地球温暖化」説の代表的論客は、みなさん、逃げ回っているとのことです(私も斎藤幸平氏・平田仁子氏の両氏に公開討論会への参加を呼びかけましたが、斎藤氏は「NO!」、平田氏からは返事がありません)。逃げ回るくらいなら発言しなければいい。特に斎藤幸平氏は大学の教員ですから説明責任があるでしょう。きちんと公の場に出て来て議論すればいいのです。代表的論客がこうしたことをしていること自体が、「人工排出CO2による地球温暖化」説を疑わしいものとさせてしまいます。(原発推進を声高に言っている原子力ムラ御用人間達が、誰一人として、反原発・脱原発派の科学者や市民との公開討論に応じないのも、これとよく似ています)

(4)忖度御用の報道しかできなくなったゴミ広報機関の日本の新聞・TV・雑誌ばかりを見ていたら、「人工排出CO2による地球温暖化」説は、今や疑うことのない絶対的な科学的真実だと思わされてしまいます。これに疑いをはさむなどと言うことは、Qアノンのような陰謀論者や頭がおかしい人たちであって、今はそんなことを議論している場合ではなく、如何にカーボンゼロ・脱炭素を実現するかの方法論を議論する時だ、と思わされてしまいます。「ユデガエル」にされてしまえば、こう考えてもおかしくありません。

しかし、事実は違っているようです。海外では、多くの宇宙物理学者、地球物理学者、気象学者らが、「人工排出CO2による地球温暖化」説に疑いを持って、様々な形で議論している様子がうかがえます(ただ、この10年くらいは、ひょっとすると組織に属する科学者たちは政治権力によって、その検討や議論や研究を押しつぶされている可能性があります)。「井の中の蛙」になることなく、情報収集アンテナを高く立て、常に物事を相対的に見て、暫定的、かつ反省的な認識や評価を繰り返していく、騙されない「ちょぼちょぼ市民」になりましょう。「人工排出CO2による地球温暖化」説(およびその結果導かれるエネルギー論)は、その格好の対象であり、かつ、私たちの未来を決めていく最重要の問題の1つでもありますから。


◆「人工排出CO2による地球温暖化」説を巡る議論(その1):(1)石炭火力スクラップよりも、2030年再生可能エネルギー電源50%実現を目指しましょう(2)「脱炭素」を口実に「原子力基本法」改悪に走る自民党政権- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-64f2fa.html
草々

2023年3月15日 (水)

「アベとともに去りぬ」の高市早苗・礒崎陽輔=権力を濫用し報道を自分たちの意のままにしようとした罪:安倍晋三がかわいがったチンピラ似非右翼たちへの退場勧告(文書の真贋論争に話を逸らすな…現に言論統制が起きている:小林節氏)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(予約必要)(4.25)オルタナティブな日本をめざして(第84回)「原発をやめるべきこれだけの理由:老朽化と安全工学」(後藤政志さん 新ちょぼゼミ)(2023年4月25日)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-fb234d.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎 地図(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.福島原発事故関連裁判

(1)(チラシ)(3.16)目黒区区民住宅への避難者に対する追い出し訴訟&報告会(東京地裁721号法廷)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCjHuXdZVo6Ju1Pp?e=RiOAye

(関連)キャンペーン · 目黒区は、東日本大震災被災者に800万円を請求する裁判を止めてください! 被災者を追い出さず、災害救助法に基づいた生活再建のための話し合いを求めます。 · Change.org
 https://bit.ly/42f2W08

(関連)署名活動についてのお知らせ·証人を出し法廷で明らかにするよう3月⒔日 目黒区に申し入れ· Change.org
 https://tinyurl.com/bdtcnzj

(2)(チラシ)(3.16)福島原発被害東京訴訟 第1陣控訴審 口頭弁論&報告会(東京高裁)
https://onedrive.live.com/?cid=158B9607504D41BB&id=158B9607504D41BB%21537&parId=root&o=OneUp

(3)(チラシ)(3.20)避難住宅追い出し訴訟 第4回公判&報告会(東京地裁606号法廷)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhBp7qPioUdc2F2gD?e=fmtjtt


3.イベント情報

(1)(チラシ)(3.18)政治と宗教の関係を斬る!:有田芳生さん講演会(立川市:大河原まさこ政治サロン)
 https://1drv.ms/u/s!ArtBTVAHlosVhCkDf9bpK5B9aTtf?e=xpqCTw

(2)(3.23)マイナンバーカード強制をやめて 国会内集会(衆2多目的)
 https://bit.ly/3mNTyjH

(関連)キャンペーン · #保険証廃止やめて !税金の無駄使い資格確認書発行は必要ありません。マイナンバーカードの強制で差別・不平等を押し付けないでください · Change.org
 https://tinyurl.com/3fjyaveh

(3)(3.30)オンライン・カフェ:田村バイオマス控訴審の不当判決と放射能ごみ焼却を考える - ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
 http://chikurin.org/wp/?p=6603


4.(メール転送)原発事故避難者住まいの権利裁判第4回期日のお知らせ(拡散希望)立ちあがった原告を支えてください

★住まいの権利裁判第4回期日★
 2023年3月22日(水)16時~東京地裁103号法廷
 15時に東京地裁前にお集まりください!(傍聴券配布15時30分)

★報告集会と住まいの権利シンポジウム★
 場所 衆議院第二議員会館多目的会議室
 入館証配布 ⒘時
 開催時間 17時30分~19時30分

1)住まいの権利裁判第4回期日報告 弁護団より

(2)検証「借上復興公営住宅」の強制退去問題 津久井進弁護士

(兵庫県震災復興研究センター)クリエイツかもがわ | まもられなかった人たち (creates-k.co.jp)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 阪神・淡路大震災から15年が過ぎた2010年、突然、神戸市は、借上復興住宅の入居者に立ち退きを求める方針を打ち出しました。借上復興住宅で生じる経費が財政を圧迫していること、入居当初から20年間の期間を切った契約だったことを理由にあげています。しかし入居者は当時入居期間の説明をされておらず、書面に記載がない場合もありました。震災後、避難所や仮設住宅に移り、公的な復興住宅に入った人たちは高齢者や生活に困難を抱える人たちも多くいます。ようやく近隣との人間関係を形成し、安心して生活を送っていたかつての被災者は、突然、ふたたび住まいを失うことになります。その後、借上復興住宅制度は自治体によって方針が変わり、住み続けたり住み替えたりするだけでなく、明渡しを求める裁判闘争にまで深刻化しました。裁判所が出て行かなければならないと言うのであれば、この部屋を出てどうやって生きていったらいいのか、この問いに答える責任があります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(3)討論  

(4)原告からの決意表明

◆住まいの権利裁判
 昨年3月11日、国家公務員宿舎から追われようとしている11名の原発事故避難者が、福島県の違法行為によって受けた精神的苦痛に対する損害賠償を求め、東京地方裁判所に集団提訴をしました。東電原発事故によって国家公務員住宅に避難区域外から避難した世帯に対し、福島県は、家賃2倍相当の損害金を請求し続け、退去届の提出を求め続けています。親族宅にも訪問して退去を迫り、家族の分断を図りました。原発事故被害者である避難者に対し個別に圧力を加え、追い込むことは、避難の権利のみならず、生存権・居住権の侵害に相当します。

国内避難民の人権に関する国連特別報告者セシリア・ヒメネス・ダマリーさんは「予備的所見」を引用したうえで「避難を続ける必要がある避難者から強制的に住居を奪うということは明白な人権侵害であり、許されてはならない」と訴えました。そして、裁判所が国際人権法の問題から逃げないよう求めています。1月16日の第3回口頭弁論では、避難者側代理人弁護士が「わが国は原発事故という大災害の発生を想定していなかった。その結果、本件原発事故避難者の救済に直接適用すべき法令はない」「上位規範である憲法の『生存権』や国際人権法の人権保障に適合するように『法の欠缺』が補充されるべき」などと陳述しました。


5.3.11避難者が、本音を語れる居場所の危機。存続と防災発信の拠点へ(一般社団法人ほっと岡山 2023-01-14 公開) - クラウドファンディング READYFOR
 https://readyfor.jp/projects/hinan0311

(関連)【特集】東日本大震災から12年 今も苦しむ避難者 岡山市の支援団体は補助金大幅減で存続の危機 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=BG9qTjdB1h8
 https://news.yahoo.co.jp/articles/edf0f02b4f4e8256932820349120284640d71918

(関連)頼れる岡山、避難者 西日本最多 大阪しのぐ、長期化の壁 問題見えにくく深刻に(東京 2023.3.4)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/234495


6.映画『飯舘村 べこやの母ちゃんーそれぞれの選択』予告編/2023年3月11日公開 - YouTube(ポレポレ東中野)
 https://www.youtube.com/watch?v=WT28LLVfjS0

(関連)映画『飯舘村の母ちゃん』制作支援の会
 https://www.youtube.com/watch?v=WT28LLVfjS0

(関連)生業の牛を奪われ それでも働いて…福島・飯館に10年余 映画監督が見つめた女性たちの姿 東京新聞TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/237510


7.諸悪の根源は政治=この国の政治(家)を変えなければこの国は間もなく壊れる

(1)自民党は主権者国民に嘘をつくのか? 改憲は「先送りできない課題」ではない|小林節 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/319293

(2)古賀茂明氏「アベ政治は終わったはずなのに、何か得体の知れないものに支配されている」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319824

(3)《奨学金返済の条件が結婚?》衛藤晟一元少子化相のトンデモ発言にSNS大荒れ…立憲・蓮舫氏も怒り|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320081

(4)自民・細野豪志氏の呆れた変節…「原発運転40年」から一転、再稼働容認に国民ゲンナリ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320012

(5)敏腕記者たちが「完敗」した…闇献金疑惑も追及させない「自民党の超大物政治家」の「凄まじい剛腕」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/45957a073486d949ace5051267eab4d122cb14e6

(6)萩生田、加藤、武田“非主流派トリオ”が菅前首相と会食…岸田体制を揺さぶる三者三様の思惑|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320033

(7)何サマ世耕参院幹事長…安倍派新会長「一周忌までに」に難色示しライバル牽制のうぬぼれ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/319977

(8)あまりに愚か...岸田首相の長男「情報漏洩」疑惑、トランプ時代の米国でもあり得なかった訳(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/538ac93f02e36ecbf45d4dbb1d998b1f1870823f


◆日刊ゲンダイ HP
 https://www.nikkan-gendai.com/

◆日刊ゲンダイ 無料会員登録
 https://www.nikkan-gendai.com/users/info_plan

(日刊ゲンダイの定期購読をお勧めしますが、ネット無料会員になれば、ある程度まで記事を読むことができます)
================================


「「アベとともに去りぬ」の高市早苗・礒崎陽輔=権力を濫用し報道を自分たちの意のままにしようとした罪:安倍晋三がかわいがったチンピラ似非右翼たちへの退場勧告」をお送りいたします。

この問題についての関連ネットサイトは「馬に喰わせるほど」ありますが、この問題の核心は下記の小林節慶応大学名誉教授(憲法学)執筆の記事です。必読です。(但し、小西洋之立憲民主党議員が「総務省文書が捏造でなかったら大臣も議員も辞職するか?」と高市早苗に迫ったことは悪くありません。当然のことです。:田中一郎)

◆文書の真贋論争に話を逸らすな…現に言論統制が起きている事実が問題なのだ|小林節 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320038

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320038


(下記は既に一部の方々にメールでお送りしています)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆(メール転送です)お前たちはクビだ!(YOU ARE FIRED!):政治権力を使って自分たちに都合のいい報道に導こうとした安倍晋三とその「金魚のフン」=高市早苗&礒崎陽輔は政治家・国会議員の資格なし

 政治権力を使って自分たちに都合のいい報道に導こうとした安倍晋三とその「金魚のフン」=高市早苗&礒崎陽輔は政治家・国会議員の資格なし。トランプ元米大統領の口癖で申し上げれば、お前たちはクビだ!(YOU ARE FIRED!)、ということだ。即刻大臣も国会議員も辞めて退場せよ。政治家として存在していることが、私たち有権者・国民にとっては迷惑千万な話である。(礒崎陽輔はあつかましくも今回4月の参議院補欠選挙(大分選挙区)に立候補予定と伝えられている)
 https://www.asahi.com/articles/ASR3D71VGR3DTIPE001.html

既に2日前のメールにも書いたように「政治政権がマスメディアの報道の在り方に口を出すのはご法度だ、しかも放送局の許認可権限まで振り回している。旧ソ連や中共中国と大差ない。放送内容に異議があるなら、異議のある政治家が個人として、あるいは政党として「反論」すればいいのであって、メディアに対して許認可権限を握る政府政権が「政治的公平」を維持せよ、などと言い渡すこと自体が権力的言論妨害であり、言論・報道の自由の侵害だ。」ということだ。

安倍晋三の尻にくっつく「金魚のフン」のチンピラ似非右翼女で、往生際の悪い高市早苗は、文書が「完全な捏造(デマ)」とは言えなくなったため、今度は「正確性がない」などと言い始めている。文書の内容にナングセをつけて、この「政治権力の濫用による言論・表現・報道の自由の侵害」事件をあいまい・あやふやなものにしてしまおうという魂胆である。

許すわけにはいかない。もう一度申し上げる。お前たちはクビだ!(YOU ARE FIRED!) 即刻退場せよ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


以下、この問題に関する代表的な直近サイトをご紹介しておきます。

 <関連動画>
(1)3-9 放送は誰のためにあるのか? #放送法を取り戻す - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=aXILG1fGmRY

(2)総務省「大臣レクあった可能性」 行政文書めぐり高市大臣と食い違い(2023年3月13日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=DEv5w7llu8Y

(3)【元総務省官僚が証言】放送法解釈めぐる文書「忖度の走り」【報道特集】TBS NEWS DIG
 https://bit.ly/3Frha49

https://cu.tbs.co.jp/episode/20093_2036478_1000039710?utm_source=tbs_official&utm_medium=organic

 <関連サイト>
(1)(別添PDFファイル)牙を抜かれたTV局 高市辞任でも幕引きというわけにはいかない|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320106

(2)(別添PDFファイル)放送法総務省文書 書高市氏「捏造」主張 窮地に「大臣に説明」に中身で反論(毎日 2023.3.15)
 https://mainichi.jp/articles/20230315/ddn/012/010/004000c

(3)高市氏「強気の主張」後退 根拠揺らぐ、野党は辞任要求―放送法文書:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023031301051&g=pol

(4)高市氏にレク「あった可能性高い」 放送法文書めぐり総務省側 本人は「話した事実一切ない」:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/7jz2hbec

(5)高市早苗氏「羽鳥アナの大ファン」の支離滅裂…行政文書をめぐる国会質疑は“学級崩壊”状態|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320017

(6)高市早苗氏「礒崎さん知らない」発言の矛盾露呈で猛批判殺到「知らなかったら逆に問題」「大嘘つき」(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/06105f9dfb337e1e7654247c0de6e4075b4ed038

(7)高市早苗氏に「更迭」浮上! 謝罪はしても辞職拒否、火ダルマ必至の岸田首相が決断も|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319933

(8)高市早苗氏に「大臣レク」はあったのか? 同氏のHPで“2015年2月13日”の記録を辿ると…|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320034

(9)高市早苗氏は往生際最悪…放送法解釈の行政文書めぐり“辞めなくて済む理屈”探し(日刊ゲンダイDIGITAL)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319740

(10)次から次へとデタラメ発覚 側近のチンピラを重用、国民を舐めていた安倍政治|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/319980


(11)社説:高市氏の「捏造」発言 耳を疑う責任転嫁の強弁 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20230312/ddm/005/070/105000c

(12)総務省文書で問われるべきは言論弾圧があったか 放置すれば日本経済は致命傷を負いかねない|金子勝立教大学教授 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320043

(13)放送法文書で高市氏、窮地 「捏造」から「不正確」に軌道修正 - 毎日新聞
 https://tinyurl.com/h39vaj2m

(14)歴代政権に唯々諾々 放送法の解釈の前にTV局トップの態度が問題だ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320037

(15)礒崎氏の行為は報道の自由に「介入」65%、高市氏の捏造発言「納得いかない」73%=共同調査|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320028

(16)高市早苗氏は往生際最悪…放送法解釈の行政文書めぐり“辞めなくて済む理屈”探し|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319740

(17)青木理氏、放送法を巡る行政文書で首相補佐官が「けしからん番組は取り締まる」発言は「一体、我々の社会に何をもたらすのか」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/07537d2c2604236bf1daaf22de0209665776d89f

(18)高市早苗氏は総務省の内部文書を「捏造」と断言 その根拠は? 立証責任は追及側にあるのか?:東京新聞TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/235193

(19)「行政文書」と認め異例の公表 総務省、安倍政権下で作成:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/235150

(20)総務省の内部文書に“クビ”を懸けた高市早苗氏の誤算と窮地…行政文書認定でも「捏造」強調|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319680

◆放送法解釈をめぐる総務省行政文書について「『捏造』なのか? 高市大臣が嘘をついているのか?」とのIWJ記者の質問に、松本大臣は「国会に行く時間なので」と何も答えず遁走!-~3.10 松本剛明 総務大臣 定例会見 - IWJ Independent W
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514650


(追)
============================
(言いたくもありませんが、ついでに申し上げておきます)

 日本の(左翼・左派・リベラル系の)市民運動・社会運動の内部では、依然として、「スターリンのミニブタ」(オレサマ活動家)たちが、運動に参加する一般市民の言論・表現・活動などのうち、自分たちに気に入らないものを妨害したり排除したりしている「無残な現状」がなくなりません。イベントの主催スタッフとかML管理人とか、ちょっとした「小権力」をもつと、たちまちそれを濫用して自分たちの気に入らない言論や活動を排除し、運動を私物化する連中がいるということです。

中には、会場を団体に貸し出す自治体やその外郭団体と一緒になって、署名活動はこの施設内では禁止だとか、チラシ配布はダメです、などとやっています。一種の「政治的カマトト主義」(政治的中立主義イデオロギー)のトンチンカン観念を引きずっているのだろうと思われますが、「私たちはチューリツで~す」などと、みっともなくも顔に書いてあるようで、バカバカしくて見ていられません。

市民運動・社会運動は、さまざまな考え方を持つ市民を前提に、1つないしは複数のテーマに賛同する人が集まってなす集団行動です。テーマの結論(○○反対など:白い猫も黒い猫もネズミを捕る猫はいい猫だ)以外で1つの考え方に統一しようとすること自体が運動をダメにします。また、今日の日本では、公共施設のほとんどが自由な言論や表現や活動を締め出していて、デファクトとして言論・表現・政治社会活動の自由はありません。そんな時代だからこそ、市民運動・社会運動は、参加される市民に広くさまざまな言論や表現や活動の場を提供・保障し、各種イベントを「市民の社交場」として育てていかなければならないハズです。ちなみに私が主催する「新ちょぼゼミ」では、3つの例外を除き、チラシ配布や署名活動は一切自由にしています(例外:ヘイト・差別、児童ポルノ、暴力)。

こう申し上げると、今度は、だったら先日の日本共産党による松竹伸幸氏の除名問題はどうなのか、などと言ってくる人もたまにいらっしゃる。しかしそれは市民運動・社会運動と政治党派運動との混同です。政治党派は綱領や党規則を承認して入党し、政治権力の獲得を目指して活動する人間集団であり、それは「結社の自由」と志位和夫委員長が言うように、その党派内部でどれくらい強い統制を掛けるかは、その党派の自由です。統制に従わない者に対する処分は、その最も重いものが除名処分であり、それ以上のものはありません(しかし、スターリニズムのソ連共産党は刺客を差し向けて反対派のトロツキーを暗殺していますし、中共中国では党を除名された人に対する弾圧継続のあり方もひどい、また、かつての新左翼党派は見方・考え方の違いを「党派分裂」に続いて「内ゲバ」という暴力で解決しようとしました=左翼・左派・リベラルだけではありませんが、政治の世界では往々にしてこうしたことがつきまといます)。それと、不特定多数に呼びかけて、さまざまな考え方の一般市民を対象にして展開する市民運動・社会運動とは、おのずとその運動の進め方は異なるのです。このことを理解できていない市民が、日本にはあまりに多すぎます。また、スターリニズムという政治社会現象に対する理解も全くと言っていいほど不十分のように思われます。

(「共産党はアカだ」などと、支配権力が言うがままに、無内容なことをオームのものまねのごとくやってきたこの国の民主主義のお粗末が影響しているのかもしれません。がしかし、今でもこの「アカ攻撃」は、京都では立憲民主党・福山哲郎が応援する首長選挙で、あるいは新潟県知事選で御用組合「連合」がやっています。情けないとは思わないのでしょうか)。

(そして今回、日本共産党の松竹伸幸氏除名問題を取り上げて「意見交換会」を開催するのは、その除名がいいとか悪いとかではなく(それは日本共産党の自由である)、そういうことをしている政党に対して、私たちはどう向き合えばいいのか、今後の「世直し」運動からみて、どう判断しどう行動していけばいいのかを話し合うためです:それと今回の事件に深く関係している日本の外交・防衛・安保のあり方について意見交換するためです)

いずれにせよ、一般参加市民の自由な言論・表現・活動(署名活動など)を妨害し、自分たちの思うような形に統制しようとする市民運動・社会運動内の「スターリンのミニブタ」(オレサマ活動家)には退場を勧告したい。また、市民のみなさまは、そういうものを目にした市民運動・社会運動には、(「スターリンのミニブタ」とケンカなどしている暇はないので)参加なさらないように、あるいは運動の先頭に立てたり、スタッフにして仕事を与えたりしないでいただきたい。そうすれば、今の段階であれば、やがてこの「スターリンのミニブタ」現象は消えていくでしょう。

しかし逆に、オレにはカンケーネー、ことだという態度を取り、自分と同じ方向だからいいや、などとやっていると、こうした運動内での気に入らない考え方に対する妨害・排除がデファクト・スタンダードになり、やがて彼らが権力を握るようになれば、かつてのソ連や今の中共中国のように、今以上にうっとうしい社会が生まれてくるのです。ファシズム・全体主義は善意に担がれてやってくる、ということをお忘れなく。

(日本弁護士連合会の弁護士会館が、会館内でのチラシ配布や署名活動を禁止して、妨害行為を繰り返しています。日本国憲法を守れ、などと言って、あちこちで演説会や集会を開催している弁護士たちがこんな調子です。どのツラ下げて、日本国憲法を守れ、言論・表現・政治活動の自由を守れ、と言っているのでしょう? 呆れますよ。(井戸謙一さんが講演をされる議員会館内でのイベントで開催前にチラシを配っていたら、やめろ、と言って迫ってくるオヤジ弁護士のようなのに追いかけ回されたこともあります。名前などはわかりません。):田中一郎)
============================
草々

 

 

2023年3月13日 (月)

3つのこと:(1)教育基本法「改定」とその後(大内裕和『徹底検証:日本の右傾化』筑摩選書)、(2)映画『教育と愛国』について、(3)アメリカ民主社会主義者

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.福島原発事故関連の裁判

(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(3.27)子ども脱被ばく裁判控訴審 第6回公判(仙台高裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCBruR3_zPbDPUW0?e=AsQKBa

(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(3.31)(4.28)福島原発かながわ訴訟第1陣控訴審 & (4.20)同第2陣
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCFTUNzIPcETcF_e?e=l2kQ3Z

(関連)(別添PDFファイル)福島原発訴訟 かながわ原告団だより 第53号(2023.1.12)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCIKwwXhkp56Z1pR?e=6hFVjv


2.署名活動についてのお知らせ · 緊急署名をさらに広げよう!―配置基準改善求めて国会で記者会見 · Change.org
 https://bit.ly/3Fj3Dvt

(関連)キャンペーン · 70年以上改善がない4・5歳児の配置基準は先進諸国の中でも最低のレベルです。子どもたちのために保育所等の職員配置基準を今すぐ改善してください! · Change.org
 https://tinyurl.com/39pmvfsj


3.イベント情報

(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(3.17)原発政策の大転換・運転期間延長を許すな!院内集会
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCIKwwXhkp56Z1pR?e=ohlREU

(2)(チラシ)(4.2)放射線はなぜ危険なのか:考えましょう(落合栄一郎:光塾(渋谷))
 https://1drv.ms/u/s!ArtBTVAHlosVhCMiMRT4ykj-3vxk?e=bey3p6

(3)(チラシ)(4.23)映像と詩と音楽で伝える福島原発の大惨事(景山ゆうりさん:東京都港区)
 https://1drv.ms/u/s!ArtBTVAHlosVhCTwd3J_R32YUbUe?e=v16XS4


4.日刊IWJガイド・非会員版「習近平氏が国家主席に三選! 長期独裁体制の確立!- その中国の仲介でイランとサウジアラビアが歴史的な和解!! 米国の覇権は衰退へ!-」2023.3.11号~No.3831号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51986
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/
================================


3つの事柄をお伝えいたします。

1.(別添PDFファイル)教育基本法「改定」とその後(イントロ部分)(大内裕和『徹底検証:日本の右傾化』筑摩選書)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCWOTEuIHxMIHRcC?e=7h8gSb

(関連)徹底検証 日本の右傾化-塚田穂高/編著(筑摩選書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033578322&Action_id=121&Sza_id=C0

(関連)(別添PDFファイル)片山善博の「日本を診る」:日銀総裁人事をめぐる国会審議=地方議会はこれを見習うべき(『世界 2023.4』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCaxvN-DS0zb2F-k?e=4wfQcg

 <田中一郎コメント>
 2006年12月、第一次安倍晋三内閣により、教育基本法が改悪され、日本の教育が「子どもたち一人ひとりのため」から「国家・お国のため」に180度転換されました。同時に政治や行政が支配権力を使って教育内容に介入する法的な制度化も行われ、ちょうど今、アベ政権時代に政治政権がメディアの報道内容に介入・干渉したことが問題となっている、それと同様のことが、初等・中等教育の場で先駆け的に行われていたのです(そして今は大学や日本学術会議など、高等教育やアカデミズムの世界で、その延長戦が行われています)。

上記にご紹介する大内裕和氏の論文は、この教育基本法の改悪を主題に、それに関連する、例えば教育委員会・教育長の任命に関する法制度の改悪(地方分権自治の否定=中央集権型に転換し全国の教育現場に対して政治の力で教育内容に介入していく体制づくり)や、教育基本法改悪後の教育界での目を覆いたくなるばかりの教育行政の権力的歪曲など、日本の教育の今日的情況を伝えています。既にそうしたことは、ご存じの方も少なくないと思いますが、この大内裕和氏の論文は、それをとてもわかりやすくコンパクトにまとめたものとして、みなさまにもご一読いただきたく、ご紹介させていただきます。

なお、この論文は、上記にあります『徹底検証 日本の右傾化-塚田穂高/編著』(筑摩選書)の第8論文として掲載されたものです。この書籍では、多くの論文が「日本は全面的に右傾化しているとは言えない」とする結論を述べていますが、私は大内裕和氏のこの論文が記述するように、日本の右傾化は、まずは教育界が狙われ、それが成功する中で、若い世代を中心に、じりじりと、支配権力や巨大資本を批判する能力や精神や気力が失われつつ進行中だと思っています(ですから「右傾化していない」という認識は甘い)。

私の認識では、日本では、伝統尊重や保守という慎重な判断と行動を旨とする純粋な右翼というものはほとんど存在したためしがなく、また今も存在せず、ただ、きちんと物事を考える努力をしないまま、支配権力に迎合するように、情緒的に、あるいはセコイ利害に背中を押されて、「左翼・左派・リベラル」の反対を言っているだけの似非右翼=つまりは「人間の堕落」が広範に広がっているに過ぎないのではないかと見ています。日本は昔も今も、右翼も保守も、似非、がその大半を支配してきているのです。みなさまには、この大内論文だけでなく、「徹底検証 日本の右傾化」という図書に掲載された論文全体のご一読もお勧めしたいと思います。

なお、岩波書店月刊誌『世界』(2023/4)に掲載されている片山善博氏の論文では、今からずいぶん前に改悪されてしまった教育委員会・教育長を選出する法制度が、今、全国の各自治体でどのように運営されているかが論じられています。そして、こんな選ばれ方をしている教育委員会・教育長だからこそ、全国の至るところで、子どもたちを犠牲にして様々なトラブルが同時多発しているのでしょう。教育界の腐敗堕落は、産業界や政治の世界と並んで看過できない状態になっています。)


2.(別添PDFファイル)映画『教育と愛国』と共に全国を訪ねて(イントロ部分)(斉加尚代『世界 2023.4』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhCfLblvIlVZjg_RT?e=6FpCJ9

(関連)映画「教育と愛国」公式WEBサイト
 https://www.mbs.jp/kyoiku-aikoku/

 <田中一郎コメント>

 岩波書店月刊誌『世界』(2023/4)に掲載された、この映画の製作者の斉加尚代氏の発言内容には何の違和感もないどころか、大いに賛同・共鳴いたします。しかし私は、この映画の中身について不満があります。それは簡単に申し上げれば、「映画の中で、あまりに多く長く、チンピラ似非右翼のような連中にしゃべらせ、登場させすぎている」という点です。映画を見に来る人が、この教育と愛国=つまりは教育基本法マターの問題について、歴史的経緯も含めて詳しい方々ばかりなら、この映画を見れば、斉加尚代氏が期待するところの反応や反響があるでしょう。

しかし、映画は不特定多数の人々に向けて公開されますから、いろいろな人が見に来ます。そしておそらくは、教育基本法マターの問題についてはあまり詳しい知識がなく、日頃は教育の右翼的再編のことについても深く考えてはいない、いわゆる「フツーの人」が圧倒的に多いのではないかと思います。

しかし、そういう方々がこの映画を見た場合、ここで嘘八百やいい加減なことを言っている(しかし、一般人向けには聞きやすくわかりやすいデマや歪んだ主張)連中の発言内容が、「ああ、この国では、それが一般的なんだな、そういうものなのか」という受け止め方をされてしまう可能性が、私はあるように思えてなりません。何故なら、この映画が、執拗なまでにそういう連中の言動を映像として流しているからです。

特に今の若い世代に対しては心配になります。アジア太平洋戦争のことも知らない、戦前の皇民化教育や戦争国家・軍国主義のことも知らない、君が代・日の丸・元号について何の疑問も起こらず自然に存在するものだと受け止めて来て、今も受け止めている、そういう若い世代に、チンピラ似非右翼たちが、自身の正体を隠しながら、戯言のような美辞麗句を並べている、そんな映像を繰り返し繰り返し見せられたら、どうでしょう? そんなものか、と思ってしまうのではありませんか? それでは、この映画が意図したこととは逆の効果をもたらしてしまうのではないかと懸念します。

何故、チンピラ似非右翼たちの嘘八百や戯言のたびに、そのあとに「正しくはこうである」という別の人物の言動を入れておかなかったのでしょうか? 私は一種の「政治的カマトト主義」(政治的中立主義)が、この映画の製作の過程で、製作者たちに少なからぬ影響を及ぼしているのではないか、と推測しました。

だから、私でさえ、この映画を見終わったときに。「日本の教育はこれじゃだめだ、危険な方向に向かっていることがよくわかった」という印象は持たなかったのです。私は多くの方々の高い評価とは逆に、この映画は失敗作の1つではないかと思っています。

肝心なこと=つまり、支配権力を握るロクでもない連中が、日本の教育に政治的に介入してきて、その歪み切った認識を押し付け、教育を自分たちの意のままになる、従順でおとなしい人間を創り上げるための道具にしようとしている、その危険性と反動性、教育をゆがめる悪質性が、誰にもわかる形で浮き彫りになっていない、そう思った、ということです。誰にでもわかる、が担保されていないのです。


3.アメリカ民主社会主義者 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E6%B0%91%E4%B8%BB%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E8%80%85

(ウィキペディアの解説はいい加減だから見ないほうがいい、というご注告はよくいただきますが、このサイトもおそらくはそうなのでしょう。しかし、現在のアメリカで若い世代に急速に広まっている「民主社会主義」の動きを、さしあたりコンパクトに解説したものとしては、このサイトも捨てたものではないのでは、と思いました。100%信じ込んだりしないで、ざっと見ておくのは無駄ではないと思われます。私は、現在の日本を含む世界に支配的な経済体制である資本主義(「資本を主とする経済体制」)は、大きな時間軸で見て、社会主義(「社会全体を主とする経済体制」)へ向かっていると考えています。その現在進行形の具体的な像をつかむに際して、アメリカという資本主義総本山のような国内での社会主義の動きは、注目すべきものではないかと思っています。ご一読、いかがですか? :田中一郎)
草々

 

 

2023年3月 6日 (月)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(62)(抜粋)(2023年1月~2月)

1.原子力損害賠償紛争審査会中間指針第五次追補(集団訴訟の確定判決等を踏まえた指針の見直しについて)批判:福島原発事故の被害者を完全救済する指針が創れないのなら、さっさと解散せよ! いい加減にしろ、このバカヤローども!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-fc0ced.html

 

2.悪質フェイク映画『Fukushima50』の地上波初放送を行う「デマスゴミ」=菅直人元首相の福島原発事故対応と安倍晋三元首相の「新型コロナ」対応の比較検証から見るこの国のビョーキ & 乃木神社元旦参拝の「ご立派葉っぱ」な泉健太立民代表- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-881c6b.html

 

3.三権分立に立脚した期待される使命・役割を放棄し、今ある法令にも反する「違法判決」を繰り返し(法治国家の破壊)、法廷を茶番と化す日本の司法・裁判所・検察:かような無法組織=日本の司法・裁判所・検察は解体せよ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-e82903.html

 

4.本日(1/26)の少しだけ情報:原発のデタラメを中心に(①形骸化する電力自由化、②破滅へ向かう茨城県原子力翼賛体制=この連中は死ぬまで目が覚めないドアホたちだ、③放射能汚染土を全国にバラマク環境省 他)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-7c5fdf.html

 

5.3つのこと:(1)鈴木邦夫氏(一水会元代表)死去、(2)東北電力女川原発=こんな原発、危なくて再稼働させられるか!、(3)安全保障はミサイルよりも食料自給率だ(鈴木宜弘東京大学教授)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-7d4882.html

 

7.(拡散希望)(報告)(2.9)電力自由化と電力システム改革(第5回目):歪められた電力システム改革(3)(新ちょぼゼミ:田中一郎)(2023年2月9日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-1ff966.html

 

8.(3つのメール転送)老朽原発の運転期限延長を追認する原子力「寄生」委員会・「寄生」庁:原発・原子力に「寄生」して、原発・原子力の「規制」はできない=現在の規制委員会・規制庁を解体せよ もはや単なる原発推進追認機関だ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-ee0ec0.html

 

9.放射能・被ばくの遺伝的障害を甘く見てはいけない:既にネズミによる動物実験で子々孫々までの遺伝的障害が確認されている=「ゲノム不安定性」という現象はエピジェネティクス異常か? & 長崎・広島の被ばく2世裁判- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-0b92e5.html

 

10.(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

 

11.「人工排出CO2による地球温暖化」説を巡る議論(その1):(1)石炭火力スクラップよりも、2030年再生可能エネルギー電源50%実現を目指しましょう(2)「脱炭素」を口実に「原子力基本法」改悪に走る自民党政権- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-64f2fa.html

 

 

(その他)

◆(報告)(1.5)(シンポジウム)危機に迫る私たちの生活と軍事問題:天笠啓祐さん、小寺隆幸さん、司会:島薗進さん(ゲノム問題検討会議主催)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-52dcc4.html

 

◆本日(23.1.8)のいろいろ情報:(1)犯罪企業 関西電力(2)「使い捨て」される研究者(3)ある反戦集会への私のコメント(4)多摩の井戸水 広範囲にPFAS汚染(5)ウクライナ戦争をめぐる情報他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-da50e3.html

 

◆4つのこと:(1)2030札幌冬季五輪に過半数の札幌市民・北海道民が反対している(2)東京都北区が学校給食無償化へ(次は100%有機給食の実現だ)(3)コロナワクチン『週刊新潮』記事(4)安保関連3文書関連他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-186e42.html

 

◆(報告)(1.30)オルタナティブな日本をめざして(第81回)「リニア新幹線は実現可能か?」(樫田秀樹さん:新ちょぼゼミ)(2023年1月30日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-27d1bc.html

 

◆(文春新書)『シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由-松竹伸幸著』が提起する日本共産党への提言について:同党が持つ未来への可能性を最大限に活かせ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-0b6da1.html

 

◆(報告)(1.30)コロナワクチンの現状(『週刊新潮』のシリーズ特集記事の解説を兼ねて)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-449c27.html

 

◆(報告)(2.9)オルタナティブな日本をめざして(第82回):「みどりの食料システム戦略(農林水産省)」の概要と問題点(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)(2023年2月9日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-8c8cb2.html

 

◆【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! ピューリッツァー賞を受賞した米国の最も著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-3339ab.html

 

◆本日(2/20)のいろいろ情報:(1)電力料金値上げは許さない(2)アメリカによるノルドストリーム爆破告発の続報(3)有機学校給食が日本を救う(4)「核抑止抜きの専守防衛」(松竹伸幸氏)支持できない他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-5507cf.html

 

◆マイナンバーカード=有権者・国民を「家畜並」に管理するための道具が普及しないので露骨な強制・押し付けに踏み切る岸田文雄政権=民主党が小さく生んで、アベスガキシダ自公政権が巨大グロテスクに育てた「共同作業」がマイナンバー- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-8f46ad.html

 

◆4つのこと:(1)小池百合子「緑のタヌキ」の「緑」も「大ウソ」(2)ウクライナ戦争を巡ってIWJvs岩波『世界』(劣化するリベラル言論)(3)護憲集会不許可は合憲、最高裁(4)「私物化される私立大学」への道 他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-aceb5f.html

 

◆【IWJ続報】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは米軍&ノルウェー海軍だった!:『デモクラシー・ナウ!』によるシーモア・ハーシュ氏(告発したジャーナリスト)インタビュー(その1)(その2)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-f263b8.html
以上

 

「諫早」は決着などしていない:ギロチン堤防開門の確定判決無視の国の違憲・違法行為を追認する最高裁:この最高裁裁判官どもに裁判をする資格はない=次は諫早湾の「原状復帰」、つまりギロチン堤防の全面完全撤去裁判だ!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(予約必要)(3.28)オルタナティブな日本をめざして(第83回)「台湾有事と日米軍事同盟」(孫崎享さん:新ちょぼゼミ)(2023年3月28日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-6aa931.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)

(参加ご希望の方はたんぽぽ舎への予約電話を急いでください。会場はあまり広くないので、まもなく予約締切になりそうです。なお、この日は、最初の1時間で、主催者より「電力自由化と電力システム改革」のプレゼンを行います。これまでの分は下記のブログをご参照ください。地域独占(原発)電力会社が経済産業省とグルになり、やりたい放題をしています。看過するわけにはいきません。そんな中での今般の岸田文雄政権による「GX」です。:田中一郎)

(関連)(拡散希望)(報告)(2.9)電力自由化と電力システム改革(第5回目):歪められた電力システム改革(3)(新ちょぼゼミ:田中一郎)(2023年2月9日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-1ff966.html


2.イベント情報
(1)(チラシ)(3.11)わすれないで! 3.11 原発再稼働はやめて(稲城市城山公民館)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhBzfHXvnoy-gUe0q?e=DC250y

(2)申込み オンライン 文明フォーラム@北多摩 研究会「第三の寿都・神恵内は貴方の町かも 普通の住民が反対派と言われるようになって」(3-18 14-00~ Zoom)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1677931598413staff01

(3)公開セミナー「戦争ではなく平和の準備を」第3回 軍事化される琉球弧 安保3文書と南西諸島
--------------------------------------------------
日時 3月7日(火)19:00~20:30
講師 前泊博盛(沖縄国際大学教授)
司会 川崎哲(ピースボート共同代表、平和構想提言会議共同座長)
形式 オンライン(YouTube配信)https://youtube.com/live/k-VoyxpdbPI
   登録不要、無料。ご質問はチャットで受け付けます
主催 平和構想研究会
 ウェブサイト http://heiwakosoken.org/
 詳細 http://heiwakosoken.org/2023/03/02/seminar-3/
 連絡先 shudantekijieiken@gmail.com

※平和構想提言会議が2022年12月に発表した提言「戦争ではなく平和の準備を」は、こちらをご覧下さい 
 http://heiwakosoken.org/teigenkaigi/
※平和構想研究会は、平和構想提言会議の事務局を担っています。
※平和構想研究会の活動は、皆さんからの寄付に支えられています。ご支援をよろしくお願いします 
 http://heiwakosoken.org/campaign/

◆公開セミナー「戦争ではなく平和の準備を」アーカイブ

第1回「憲法の視点から安保3文書を読み解く」(青井未帆さん)
2023.1.26 http://heiwakosoken.org/2023/01/23/seminar/

第2回「軍事費増大――その歴史と構造を検証する」(山田朗さん)
2023.2.28 http://heiwakosoken.org/2023/02/28/seminar-2/
--------------------------------------------------


3.キャンペーン
(1)お知らせ · 原発推進「束ね法案」が閣議決定/まもなく国会に! · Change.org
 https://bit.ly/3YqYQ1L
 https://tinyurl.com/2dsmey52

(2)お知らせ · 再送:オール沖縄の辺野古基地建設断念を求める署名のお願い · Change.org
 https://bit.ly/3SV9bll
 https://tinyurl.com/zs22432t

(3)お知らせ · 【報告】神宮外苑再開発認可取消裁判、提訴しました〜皆さんの参加を求めています · Change.org
 https://bit.ly/3EV6Cd9
 https://tinyurl.com/36zkkmwm

(4)市民意見広告運動-再度ご賛同ご協力のお願い/最新版チラシ「ストップ大軍拡!武力で平和はつくれない!」配布中
 https://www.ikenkoukoku.jp/news/792/


4.快挙:市民が区長候補を立てた!(杉並に続き、北区で)(3/1)
 https://tunagu2.jimdofree.com/

(関連)東京都北区長選に橋本弥寿子氏が立候補表明 子ども食堂など運営 [統一地方選挙2023]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASR3162CHR31OXIE01G.html

 対する相手は、多選批判が出ている現職の高齢区長=花川よそうたを筆頭に、統一教会問題を引きずる自公推薦の山田かなこ他、4人が立候補し、5人による大接戦となりそうな気配です。久しぶりに、この北区でも、熱い統一地方選挙になりそうです。問題はここでも立憲民主党の態度です。立憲民主党はこれまでずっと花川よそうた区長の与党でやってきました。今回はどうするのか未だはっきりしませんが、写真の決起集会に立憲民主党の区議はいなかったように思います(共産、新社、れいわは橋本氏を応援すると聞いています)。立憲民主党には、しっかりと「世直し」側についてほしいものです。


5.戦争する国 絶対反対
(1)(別添PDFファイル)「同志国」の軍事支援、不明だらけの新制度、最初の対象 人権侵害深刻なフィリピン?(東京 2023.3.3)( ネット上に記事はありませんでした、下記サイトは代替記事です、図書館等でご覧ください)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/228393

(2)何も答えない岸田首相 デタラメ予算案が衆院無風通過の国会茶番|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/319528

(3)時代遅れにも程がある。石破茂が岸田首相トマホーク2000億円爆買いに「猛反対」する理由 - まぐまぐニュース!
 https://www.mag2.com/p/news/568190

(4)石垣への陸自配備、駐屯地への車両搬入を開始 ミサイル発射機など200台 石垣港から公道を使用- 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1672402.html

(5)立憲・辻元清美議員が追及 米軍がポンコツとした幽霊機体の維持費が3000億円!のナゼ(日刊ゲンダイDIGITAL)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319603


6.注目時事問題
(1)(別添PDFファイル)区議選投票率向上へ選管主導、杉並区「ボートマッチ」断念、総務省「公選法抵触の恐れ」(東京 2023.2.16)

市民団体がやればいいものを、選管がやるんだとというから問題になる。当たり前の話。岸本聡子区長もこんなものに期待をしていたのなら、いかにもセンスが悪い。:田中一郎)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/231283

(2)(別添PDFファイル)脱原発プラカード、バス・電車 乗れないの? 運転手ら「外して」(東京 2023.1.20)

「サイレント・モブ」とか言って、これと同じことを、たくさんの人と一緒に、それとなくやって、山手線を一周するというのをやったことがあります。みなさんもいかがですか? プラカードは「タダの荷物」という扱いです。:田中一郎)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/226106

(3)(別添PDFファイル)奈良知事選 自民分裂の様相、漁夫の利狙う維新(朝日 2023.3.4)

奈良県の有権者も自民党や維新になめられたものです。寝ても覚めても自民党に投票をしている(あるいは投票に行かない)からこうなるのです(言っときますが、維新は自民党のアクタレ部分が分離独立した勢力ですからね)。高市早苗、こいつは安倍晋三の尻にくっついていたチンピラ似非右翼女で、アベの金魚のフン、みたいなもの。議員から引きずり降ろしたらよろしい。もういい加減、まともな人を知事にしないとダメでしょ。:田中一郎)
 https://www.asahi.com/articles/ASR336HGCR33UTFK009.html

(4)(別添PDFファイル)放送法の「政治的公平」新解釈要求、安倍政権の内部文書か、立憲・小西議員が公表(朝日 2023.3.3)

これにも高市早苗(当時総務大臣)が深く関係しているようだ。政治政権がマスメディアの報道の在り方に口を出すのはご法度だ、しかも放送局の許認可権限まで振り回している。旧ソ連や中共中国と大差ない。放送内容に異議があるなら、異議のある政治家が個人として、あるいは政党として「反論」すればいいのであって、メディアに対して許認可権限を握る政府政権が「政治的公平」を維持せよ、などと言い渡すこと自体が権力的言論妨害であり、言論・報道の自由の侵害だ。高市早苗は、この文書を「捏造(デマ)」だと言っていて、本当だったら議員をやめるとまで発言した。これも安倍晋三と似ている。それはともかく、徹底追及して、もし本当なら、お辞めいただこう。:田中一郎)
 https://www.asahi.com/articles/ASR326JRMR32UTFK00P.html

(関連)(別添PDFファイル)新解釈 官邸側の意向認める、磯崎元補佐官「放送法 総務省と意見交換」(朝日 2023.3.4)
 https://www.asahi.com/articles/ASR336JYQR33UTFK01B.html

(関連)(別添PDFファイル)「放送法の解釈変更要求」文書で国会紛糾、「事実なら容認できない」民放関係者ら(東京・毎日 2023.3.4)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/234453


◆日刊IWJガイド・非会員版「シリーズ特集! 福島第一原発事故から12年、進む事故への危機感と恐怖の記憶の風化! 他方、急激に高まる原発への武力攻撃リスク!」2023.3.5号~No.3825号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51961
================================


 去る3月3日、全国各紙が「諫早、開門せず、で決着」という記事を一斉に報道した。堤防排水門の開門を命じた確定判決の「無力化」を国が求めた裁判の上告審で、最高裁(永嶺安政裁判長)は3/1付の決定で漁業者側の上告を棄却した。つまり開門を求める漁業者の訴えを退けたということだ。新聞各紙は、これで司法判断は「開門せず」で統一され、諫早のギロチン堤防問題は決着したなどと伝えている。冗談ではないワ!

(関連)有明弁護団声明.docx - Google ドキュメント
 https://docs.google.com/document/d/1tOMSwGAsQvkRHWLlIZWb1tbdGvqjZ4Q1/edit

この最高裁の判決は「いつもの通り」お粗末の限りで、朝日新聞記事によれば「上告理由にあたる憲法違反などがない」などと述べるだけで、他に判断理由を示さなかったとある。この諫早湾干拓事業に伴うギロチン堤防を巡っての裁判の経緯は、それぞれの新聞記事の説明をご覧いただきたいが(朝日新聞記事が比較的わかりやすい)、少なくとも「憲法違反はない」はありえない。この問題を巡っての判決は、2010年に福岡高裁が「開門せよ」との判決を出し(その理由も相当・妥当なものだった)、その時の被告の国(菅直人政権)が上告をしなかったため、その判決が確定していた。

(関連)諫早ギロチン堤防開門訴訟の経緯:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20230303000316.html

その確定判決を国がいつまでたっても履行せず、グズグズとごねて、ごねまくって時間ばかりが経過し、とうとう今日の事態となっている。最高裁に聞くが、では、確定した判決というものは、守らなくていい・履行しなくていい・グズグズごねて時間を稼いで「無効だ」とまた裁判を起こせばいいのか? それとも国だったらそれでいいのか? 何故、国なら許されるのか? 最高裁は何の説明もしていない。ふざけんなよ!

記事を読むと、国は裁判所が勧告をした漁業者たちとの「和解協議」にすら応じない、かたくなな態度だったという。そんな悪たれの国に全面的に勝たせるような判決を最高裁が出していてどうするのか。自分たち裁判所の出す判決は、守りたくなければ守らなくてもいいですよ、私たち日本の司法権力を私物化し濫用している裁判官は、全員そろって国の味方であり、あなた方有権者・国民の味方ではありませんから、と言っているようなものだ。日本国憲法が土台を創る法治国家の秩序を、それを守るべき役回りにある最高裁・日本の裁判所裁判官が、先頭を切ってぶち壊す、そんなことをしていていいのか!?

つまり、メールの表題にも書いた通り、「ギロチン堤防開門の確定判決無視の国の違憲・違法行為を追認する最高裁:この最高裁裁判官どもに裁判をする資格はない」ということだ。最高裁が法治国家を破壊する判決(中には違法判決まである)を繰り返し繰り返し垂れ流す事態は、この裁判に限らない。原発や福島原発事故関連の裁判を散見するだけでも、山積み状態になっている。もはやこのロクデモナイ役所はいったん叩き潰すしかない状態だ。みなさまも覚悟を決めて、最高裁判事の国民審査で候補者全員に「×××××」を付けるところから始めていただきたい。そのあとは、下記を参考に、まずは政治を抜本転換することから始めていきましょう。政治がダメのままでは、司法も検察も変えることは出来ません。

◆(拡散希望)(継続サイト)日本の司法・検察は抜本改革されなければならない:ポイントは(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの解放と、(2)有権者・国民からのフィードバック機能の強化、です- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-bbc6f8.html


 以下、諫早湾干拓事業とギロチン堤防に関して、私が思うところを下記に箇条書きにいたします。有明海産の高級海苔をこれからも食べていきたいと思われる方は、是非、ご覧いただきたいと思います。

 <別添PDFファイル>
(1)諫早 非開門で決着、最高裁、司法判断を統一、国の勝訴確定 閉め切りから26年(朝日 2023.3.3)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4643c924fe7d224e5512ed65e67b5c09aeead530

(2)諫早「開門認めず」決着、20年の法廷闘争終結、請求異議審で最高裁(毎日 2023.3.3)
 https://mainichi.jp/articles/20230302/k00/00m/040/170000c

(3)諫早「開門せず」で司法決着、最高裁 係争20年、ねじれ解消(東京 2023.3.3)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/234196


 <「諫早」は決着などしていない:田中一郎>
1.「憲政史上初めて確定判決に従わなかった国を免罪し、司法本来の役割を放棄したものと言わざるを得ない。確定判決に従わないのは「憲法違反」と繰り返し訴えてきた」(漁業者側弁護団)

2.「確定判決に従わず、和解協議にも応じないやり方で判決を勝ち取ることがかなうとすれば、法治国家って何だとすら考えざるを得ない」(山口祥義佐賀県知事)

3.「海苔の前期売上が50万円だけ、今季はゼロ。国の「有明海再生策」はどれもうまくいかない。諫早湾の潮受け堤防の開門調査が「唯一の望み」だった。決定を聞いて「もう海苔養殖はやめた」と思った(佐賀県太良町の漁師)。

4.「判決が決まっても、駄々をこねれば認められる。おかしか話よね。どうしたら良いかわからない気持ちにもなるけど、ここで諦めたらおしまいやけんさ。後継者に元の海を戻せるように、死ぬまでは何とか頑張りたい。国が駄々をこねたように、こっちも駄々をこねるさ。」(長崎県島原市の漁師)

5.確定判決後に「請求異議訴訟」というものがあり、事情の変化がある場合に認められることがあるが、ほとんど異例だという。最高裁は「確定判決は守らなくていい」という判決を下しているが、今回の裁判が「請求異議訴訟」にあたるのなら、どういう場合に「確定判決は守らなくていい」のか、明らかにすべきところだが、ノーコメントのトンズラ判決だった。

6.2022年の福岡高裁判決では、漁獲量は増加傾向、干拓地の営農が定着している、開門には防災上のリスクがある、などと、のデマも含めて、開門しない理由にもならない理由を並べて、確定判決を踏みにじった。最高裁がそれを今回追認したということだ。ふざけるな、このバカヤローども、である。

7.国は確定判決不履行で、裁判所から制裁金支払いを命じられ、これまで12億円を漁業者側に支払ってきたが、今回の判決を受けて、この12億円の返還請求を国が行う可能性がある、などと毎日新聞が報じている。あり得ない話だ。くだらない推測記事を書くな! ボケ!

8.「有明海振興基金 100億円」を国が和解条件として提示するも、有明海漁協(佐賀県)が拒否した。ここでも国がやっていることは、福島原発事故による放射能汚染水を海にぶん投げる際に、福島県の漁業者だけに示した「最後はカネメでしょ」対策と同じことである。漁業者をバカにしている。

9.調整池の水は農業用水のようなことが新聞記事に書かれていたが、本当の話か? あの水は「ヘドロ水=毒水」で、あんなものを農業用にはとても使えないのではないのか? 本当に農業用として使っているのなら、諫早湾干拓地で獲れる農作物はとても食べる気にはなれません。

10.ギロチン潮受け堤防の開門はあくまで「調査」が目的。しかし、開門調査するまでもなく、ギロチンの前と後とで諫早湾の海に異変が起き、漁業が壊滅状態になっただけでなく、「恵みの海・豊穣の海」が「死の海・赤潮の海」に変わってしまっている。このギロチン潮受け堤防の建設が諸悪の根源であることは明確なのであって、このことを前提にして、今後どうするかを検討していくべきである。

11.他方で、干拓地で展開される農業は他の土地でもできる農業であり、かつコメなどは生産過剰で減反などをやっている作目だから、この干拓地で絶対にしなければいけない農業ではない。この点も重要だ。

12.私は「開門調査」は飛ばして、ギロチン堤防の全面撤去=「諫早湾の原状復帰」が今後の解決策となるべきだと考える。あんなものは壊してしまえばいい・撤去すればいいのだ。その場合、上記でも申し上げたが、調整池の「ヘドロ水=毒水」には、その取扱いに十分な注意が必要である。ギロチン堤防開門に反対する1つの理由が、この調整池の「ヘドロ水=毒水」が諫早湾内に出てくることに大きな懸念があることである。他方、農業者に対しては、他の土地へ移転してもらって、その費用はすべて国が面倒を見ればいい。相当大規模なことになるが、それは、こうしたくだらない巨大公共事業を、反対を押しつぶしてまでやった国の責任で、元通りの状態に戻していく、ということでなければいけない。(潮受け堤防を、農地と調整池の境目に移設するという方法もあるかもしれないが、これの是非は専門家に聞いてほしい)

13.返す刀で、農林水産省の公共事業の在り方に徹底したメスを入れ、二度とかような公共事業はできないような「仕組み」を創る必要がある。まずは今、農林水産省が抱える公共事業を徹底監査・検査して見たらいい。会計検査院だけでなく、そこに外部から責任ある有識者やNPO・NGOにも入ってもらい、農林水産省のすべての部門のすべての公共事業をしらみつぶしに調査し尽くすということだ。私が特に問題があるのではないかと思っているものに、農業部門=農道事業と土地改良事業、集落用施設建設(ハコモノ)、水産部門=漁港・漁場整備事業、官業捕鯨、③森林林業部門=森林整備事業を語るインチキ事業(林道事業、砂防ダム、拡大造林など:国有林野と民有林の2つがあるので注意)、バイオマス事業、などなどだ。

そして、こうした検証・調査から明らかになったロクデモナイ公共事業について、再発防止のため、①担当セクションを廃止し、幹部クラスの責任者を更迭する、②公共事業予算を必要なものに限定して大きく減額、③再発防止のため、農林水産省の公共事業オンブズマン制度を導入し、今後、全公共事業案件について、事前検証を入れる、などの対応をする。④そして更にこうした取組を国土交通省や経済産業省、環境省など他の省庁にも広げて、霞が関の公共事業の抜本改革につなげていく。

14.美しく、豊かで、恵みの海を復活再生させ、同時並行で、農林水産省を含む国や自治体のくだらない公共事業を全部潰してしまう、そしてそれで浮いた財源で、本当の農林水産業振興に、丁寧に、しっかりと取り組んでいく、これが私が求める「諫早の決着」である。これを妨害する勢力は、政治も司法も、断固として、民主主義の力で排除していきたい。


(関連)(メール転送です)矢嶋悟(有明海漁民・市民ネットワーク) さんから:有明海(福岡県)のノリ色落ち被害の推移
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 諫早湾干拓事業の堤防閉め切りが、有明海奥部のノリ養殖に影響を与えていることを示唆する資料として、有明海・八代海等総合調査評価委員会の2022年中間取りまとめに掲載されている図 

◆ノリの色落ち被害の推移の図
 https://tinyurl.com/bhudrkhh

 この図は有明海の福岡県のノリ養殖場において発生した赤潮とノリの色落ちの期間を示したものです。1997年の堤防閉め切り以降、赤潮の発生が多く、長期間になり、それに応じて色落ち被害も増加しています。

堤防閉め切り以降も有明海奥部の養殖ノリの生産は減っていないとよく言われますが、閉め切りの1年前からノリ網の撤去期限が1か月ほど遅くなり、漁業者は色落ちに苦しめられながらも、養殖期間を延長して収量を維持しているのが分かります。

有明海の赤潮増加について農水省は、ノリの不作が注目されるようになってからは、ノリの被害に応じて海水の着色を確認できない赤潮もカウントするようになったからであると主張しています。しかし、1997年の諫早湾の堤防閉め切り以降に赤潮が急増していることは、この図のノリの色落ち被害の発生状況からも明らかだと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(関連)(メール転送です)【報告】諫早湾の開門をめぐる よみがえれ!有明 11・15(火)東京行動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 有明海漁業の苦境に対して、政府は冷た過ぎる。よみがえれ有明!訴訟原告団・弁護団の皆さんと、国会内で院内集会を開催し、引き続き農水省・水産庁と協議を行いました。
 https://www.facebook.com/photo/?fbid=534078028536320&set=pcb.534078541869602

 農水省・水産庁に対して、私たちからは引き続き、海苔の不漁問題について有明海特措法に基づく特別な支援を求めましたが、水産庁の説明は相変わらず極めて冷淡なものでした。今年の海苔漁は10月末から種付けが始まっていますが、すでに今のところ、赤潮の影響で厳しい状況にあります。しかも、今年は有明海西南部のみならず、東部の方まで厳しい状況が広がっています。(写真)

この深刻な状況下でも、なぜ水産庁は、そして政府はこうも漁業者に対して冷たくいられるのか、私には信じられません。
また、今日の協議の中で、水産庁から、西南部の状況の厳しい海苔漁業者に対して、漁場を他の場所に変えることもひとつの策だとしてすすめているということも述べていました。

海苔漁は多くの「装備」を使います。したがって漁場を変えるということは、生活の拠点も含めてごそっと移動することを意味しかねません。「西南部で獲れないのであれば、東部に引っ越せばいいじゃないか」ということなのでしょうか。簡単なことではありません。こんな重いことをさらっと言い放つ、水産庁の姿勢に、私は怒りすら覚えました。今の政府は冷たい。岸田総理は「聞く力」などと言いますが、とんでもない。冷た過ぎます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 <関連サイト>
(1)「なぜ開門(調査)が必要か」高橋徹氏の講演 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=5Tl2nzYtftw

(2)開門調査見送りの経緯と現状 堀良一弁護士の講演 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=DTfmcIRBs5k

(3)「ギロチン」が断った漁業・営農・国 諫早湾干拓、必要な協議 - 毎日新聞
 https://bit.ly/3ykihOY

(4)司法判断のねじれ “開門せず” で統一 開門求める漁業者「有明海をどう再生するのか質していく」(NBC長崎放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fc0b25afb510d9b267d450d967ace7ae8f47d476 

(5)社説:諫早開門せず 「宝の海」再生は国の責任 | 京都新聞
 https://nordot.app/1004645088338690048?c=39546741839462401

(参考)海をよみがえらせる 諫早湾の再生から考える-佐藤正典/著(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033030567&Action_id=121&Sza_id=F3
草々

 

2023年3月 5日 (日)

(予約必要)(4.25)オルタナティブな日本をめざして(第84回)「原発をやめるべきこれだけの理由:老朽化と安全工学」(後藤政志さん:新ちょぼゼミ)(2023年4月25日)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


====================================
(2023年4月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)

◆(別添PDFファイル)(チラシ)(4.25)オルタナティブな日本をめざして(第84回)「原発をやめるべきこれだけの理由:老朽化と安全工学」(後藤政志さん:新ちょぼゼミ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhBs7Wsf8QvP3xaSz?e=nGYN3y

 まるで福島原発事故などなかったかのように、岸田文雄自公政権は政府方針を180度転換し、原発の再推進に舵をきりました。老朽原発の運転期間を最大60年を超えて長期化させたり、原発の新増設に着手したり、新型原子炉の開発にも乗り出すとしています。そして「核のゴミ」については地方の過疎地域に押付けるべく政府が全力で取り組むという看過できない方針まで出しました。こうした我が国の動きについては、その根底に原発の工学的な安全設計に関する重大な認識不足があるのではないかと思われ、愚かにも再びの「原発安全神話」に陥っている観が強く感じられます。今回は、元東芝の原子炉格納容器の設計技術者で、原発を含めた安全工学や設計思想に詳しい後藤政志さんに、原発とはどういう危険性を抱えているのかという原点に立ち戻り、後藤さんが就任した鹿児島県の川内原発にかかる検証委員会での現状報告も兼ねて、お話をいただくことにします。皆様のご参加をお待ちしています(なお、最初の1時間は主催者からの別テーマでのプレゼンを行います)。


講師:後藤 政志(ごとう まさし)さん
元東芝、原子炉格納容器設計者、博士(工学)。東芝で原子炉格納容器の設計に従事。柏崎刈羽原発の6号機、浜岡原発の4号機、5号機、女川原発の2号機、3号機の設計に携わる。

 <次第>
日 時:2023年4月25日(火)18時~21時(開場17時30分) 
会 場:たんぽぽ舎(水道橋) 
参加費:(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
 セブンイレブン、鉄建建設ビルを過ぎて、次の交差点(酒屋)を右折、ケバブ店(今は空き家)の隣

東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
Email: tanpopo3238@yahoo.co.jp  URL: http://www.tanpoposya.com/   

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎 地図(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


◆鹿児島県/鹿児島県原子力安全・避難計画等防災専門委員会
 https://www.pref.kagoshima.jp/aj02/senmoniinkai.html

(関連)鹿児島県/川内原子力発電所の運転期間延長の検証に関する分科会 委員
 https://www.pref.kagoshima.jp/aj02/bunkakaimeibo.html

(関連)川内原子力発電所の運転期間延長の検証に関する分科会 開催状況
 https://www.pref.kagoshima.jp/aj02/bunkakai-kaisaijyoukyou.html


 <後藤政志さんのご著書>
(1)原発は日本を滅ぼす-青谷知己,小倉志郎,草野秀一,後藤政志,後藤康彦,山際正道/著(緑風出版)  https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034029114&Action_id=121&Sza_id=GG

(2)「原発をつくった」から言えること-後藤政志/著(クレヨンハウス)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032674921&Action_id=121&Sza_id=C0

(3)福島原発事故はなぜ起きたか-井野博満/編 井野博満、後藤政志、瀬川嘉之/〔著〕(藤原書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032607650&Action_id=121&Sza_id=C0


◆「GX実現に向けた基本方針」が閣議決定されました (METI-経済産業省)
 https://www.meti.go.jp/press/2022/02/20230210002/20230210002.html


 <関連サイト>
(1)(別添PDFファイル)「原発60年超」へ閣議決定 老朽運転 助長の恐れ、追加延長の基準あいまい(東京 2023.3.1)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/233783

(2)原発運転60年超を石渡委員反対のまま多数決で決定 原子力規制委 独立性はどこへ…:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/230990

(3)原発回帰へのお墨付きか 老朽原発の稼働延長に大阪地裁がGOサイン | 週刊金曜日オンライン
 https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2023/01/14/antena-1190/

(4)社説:原発60年超運転 安全性の担保が見えぬ|社会|社説|京都新聞
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/981271

(5)「新型原子炉」に未来はあるのか?(後藤政志、松久保肇、大林ミカ):原子力市民委員会
 http://www.ccnejapan.com/?page_id=11776
 (上から5つ目の動画です)


 <後藤政志さん「新ちょぼゼミ」>
(1)(報告)(7.24)オルタナティブな日本をめざして(第62回)「東海第二原発運転差止水戸地裁判決:今後の原発裁判へ向けて」(後藤政志さん・上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-cd84b3.html

(2)(報告)(4.11)オルタナティブな日本をめざして(第26回):「なぜ原発の再稼働は認められないのか-原発の仕組みから安全性の根拠を問う-」(新ちょぼゼミ:後藤政志さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-f02127.html

(3)(報告)(10.14)オルタナティブな日本をめざして(第65回)「幻想の新型原子炉:高温ガス炉(HTGR)と小型原子炉」(後藤政志さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-c2b04c.html

(4)(報告)(3.26)オルタナティブな日本をめざして(第72回)「福島原発事故の技術的教訓」(後藤政志さん:新ちょぼゼミ)(2022年3月26日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-0fbd6b.html


 <いちろうちゃんのブログ>
(1)老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その1):何十年も前に造られた古い原発全体をくまなく点検・検査することなどできない=形式・体裁を整えて、さも安全審査を厳格にやっているかのように見せかける原子力「寄生」委員会のペテン- いちろ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-5b0861.html

(2)老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その2):古い原発は「時限核爆弾」=40年超の運転や廃炉を前提としていない、設計図行方不明、人も入れ替わり設備の詳細を知らず、山のようにある老朽原発の超危険性- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-82e981.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2023)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々  

2023年3月 2日 (木)

「人工排出CO2による地球温暖化」説を巡る議論(その1):(1)石炭火力スクラップよりも、2030年再生可能エネルギー電源50%実現を目指しましょう(2)「脱炭素」を口実に「原子力基本法」改悪に走る自民党政権

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.市民意見広告運動 - 再度ご賛同ご協力のお願い/最新版チラシ「ストップ大軍拡! 武力で平和はつくれない!」配布中
 https://www.ikenkoukoku.jp/news/792/  
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhBgRGeuJ9oWcokc3?e=YnahuA


2.福島原発事故関連裁判

(1)(チラシ)(3.16)福島原発被害東京訴訟 第1陣控訴審(東京高裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhBlOnEugVtZcf1dW?e=uqyfkm

(2)(チラシ)(3.20)避難住宅追い出し訴訟 メモ付き(東京地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVhBp7qPioUdc2F2gD?e=gnxNdJ


3.(チラシ)(3.4)緊急講談 はだしのゲン:神田香織さん(広島)
 https://drive.google.com/file/d/1jVWGUjGv7kAVQS_SfKhQEsVWQQJeg5u-/view
(神田香織さん、東京でも是非、やってください)

(関連)キャンペーン ・ ヒロシマの心『はだしのゲン』を「平和ノート」から削除しないで! ・ Change.org
 https://tinyurl.com/4b3469nv

(関連)「はだしのゲン」なぜ削除、広島市の平和学習教材 23年度から(東京2023.2.18他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/231806

(関連)「はだしのゲン」平和教材から削除…日本をむしばみ続ける属国根性と無責任体質|適菜収 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/319207

(時の支配権力の意向に尻尾を振り、子どもたちをないがしろにする今日の日本の教育界の堕落ぶりが赤裸々に現れています。「はだしのゲン」を削除した理由が笑止千万、バカバカしくて聞いてられません(上記の日刊ゲンダイ・適菜収氏のコメントを参照)。これを決めた連中を教育界から追い払え、と申し上げたいですね。:田中一郎)


4.署名活動についてのお知らせ · 原発推進「束ね法案」が閣議決定/まもなく国会に! · Change.org
 https://tinyurl.com/mv92xtbw

(関連)キャンペーン · 原発の運転期間の延長に反対します · Change.org
 https://tinyurl.com/2dsmey52


5.(要熟読)旧統一教会が春の統一選で“議員道連れ作戦”画策か…自治体を次々提訴で自民党は戦々恐々(日刊ゲンダイ 2023.3.1)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319350

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)「教団側は訴訟を通じて“教団との関係を断つ決議に賛成するなら、関係のある議員を暴露するぞ”と牽制しているのでしょう。地方議会での決議を繰り返されると、教団側は請願が難しくなるだけでなく、自治体の公共施設が使用できなくなるなど、さまざまな問題に直面しかねない。今後、公判や会見などで密接な関係にある議員を名指しで暴露し、決議への賛成をためらわせるつもりではないか。統一選を意識しているのは明らかです。最も大きな“被害”を被るのは、密接関係にある自民党でしょう」(鈴木エイト氏)

「党の方針として関係を断つ」と公言していた岸田首相は、党大会で教団との関係に一切触れなかった。世間が問題を忘れるのを待っているかのような態度だったが、とても無理そうだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


6.(別添PDFファイル)子どもよりミサイルの数が上回る「異次元の少子化対策」(金子勝 日刊ゲンダイ 2023.3.1)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/319356

(関連)2022年の出生数、初の80万人割れ 想定より8年ほど早く - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230228/k00/00m/040/057000c?cx_fm=mailsokuho&cx_ml=article

 <田中一郎コメント>
 切れ味のいい、まさに「金子節」の政権批判である。全面的なエールを送りたいところだが、しかし、この文章にも金子勝立教大学教授の議論の「弱点」が現れている。

文章後半部分の「この国の先端産業の低迷は著しい。情報通信、RNA医薬品、再生エネルギーへの転換、電気自動車分野などの産業育成によって雇用不安を解消し、女性の正社員化と共働きという条件がそろって、初めて子どもを持つ環境が整う。その上で、明石市のような対策や教育費への公的支出拡大で子育て負担が大幅に改善されるのだ。」のところだ。

「再生エネルギーへの転換」はともかく、「情報通信、RNA医薬品、電気自動車分野などの産業育成によって雇用不安を解消し」のところは、いわゆる「プランA」ビジネスであり、基幹特許を海外企業に握られたまま、20年以上も出遅れた今の日本が、これにキャッチアップして競争力を持つのは容易ではない。いかにボンクラの政治家や無能な官僚たちが、巨額の税金を補助金等でこれらに突っ込んだところで、事態の改善は難しいのではないか。

(これまでのベンチャービジネス支援やシーズ開発を目的とする「官民投資FUND」の体たらくがその1つの証拠だ=成功しない1つの原因に「投資結果への無責任」がある。大日本帝国海軍の提督たちが自分の乗る軍艦に体を縛り付け、沈没する時は自分と一緒、という覚悟を決めていたように、FUNDの投資運用をしている人間たちをFUNDに縛り付け(まとまった金額の身銭を切らせる)、かつ成功報酬制にしなければ、まともなリスク投資はできないだろう(ヘッジファンドなどは皆そうしているハズ)。その意味では、日本の投資FUNDのうち最も巨額で危険なのは「公的年金基金」(GPIF)である。今までのように優良銘柄の債券投資に限定している限りでならいいのだが、よせばいいのに巨額の基金を国内外株式等のリスク資産に投じてしまっている。いかに長期投資でパッシブ運用だとはいえ、植木等の歌謡曲に出てくるような(投資結果に責任を持たない)「無責任大明神」のようなのがFUNDの運用を預かっている。海外のプロ投資家の餌食にしてくださいと言っているようなものだ。アホノミクス最大の失敗=負の遺産がGPIFの巨額リスク資産投資と日銀の巨額ETF買い込みである=どうしようもない!)。

そもそも今の日本企業の多くの経営者たちが無能と無責任の塊である。更に、RNA医薬品(ワクチンを含む)は致命的な危険性が指摘されているにもかかわらず安全性確認や被害者救済もほったらかしだし、EVやFCVについては、大量普及と原発電気は表裏一体である。かつての高度経済成長の成功体験にいつまでもしがみついている印象が強く、現在の日本経済にシュンペーターの「新結合」を「プランA」の官民一体推進で、と説いて回るのは、私はいかがなものかと考えている。

大きな変革は周辺ないしは辺境部分から起きてくる、とよく言われる。今日の日本経済を救うのは、こうした「プランA」への「大国でありたい主義」的な執着ではなく、「プランB」と言われる「オルタナティブな日本」を目指す新しい動きではないかと、私は直感的に思っている。その「プランB」とは「イノベーションよりリノベーション:QOL(クオリティ オブ ライフ:生活の質)を高める従来技術の革新・刷新と、そのローカルな拡大・発展=分散分権型社会の形成とビジネススタイル・ライフスタイルの大転換ではないかということだ。

「プランB」の事例として下記の2つをご紹介しておく。また、昨今出版された下記の新書は、この問題を考える際の良き参考書になると思われるので、ご一読をお勧めしたい(下記の3つのことを「ものまね」すればいいと言っているのではありません。どうすればいいかは、みなさまのそれぞれの現場で、みなさまでお考え下さい。下記はあくまでも「参考」です)。

(事例1)大改造!!劇的ビフォーアフター - 朝日放送テレビ
 https://www.asahi.co.jp/beforeafter/

(住宅リフォーム市場はやり方によっては巨大市場となります。日本には「ウサギ小屋」に毛が生えた程度の住宅は山のようにあります。日本の伝統的な、大工、左官、木材加工、その他の住宅関連技術は、大きな潜在的可能性を持っています。木材建築・木材加工はそのすそ野も広く、森林林業の再生にもつながって、21世紀型産業にふさわしいものです。:田中一郎)

(事例2)第22週 冒険のはじまり - 予告動画|NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』
 https://www.nhk.or.jp/maiagare/movie/week22/

(新聞記者の女性から提案された「オープン・ファクトリー」を契機に、東大阪の中小零細企業を「横につなげて」新しい(QOLアップを目指す)製造業のとりまとめ会社起業へと向かう「ネジの岩倉」の岩倉舞ちゃん。私の生まれ故郷でもある東大阪の中小零細の町工場が生き残る1つの道を示しているのではないか。NHK朝ドラにしては、よくできたストーリーである。:田中一郎)

(関連)日本の電機産業はなぜ凋落したのか 体験的考察から見えた五つの大罪 桂幹著(集英社新書)   https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034438703&Action_id=121&Sza_id=A0


(追)上記の後、議論の中で下記をさらに発信

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
半導体がさまざまな電気製品に必要だ、などということは、誰にでもわかっていることでしょう。「そうした技術を国内で持つか海外に依存するか」だけでなく、「どのように持つか」を私は問うているのです。金子勝立教大学教授は、欧米の電子産業・ネット産業と肩を並べるように日本の企業・産業を立て直せ・政府主導でやれ、と言っていて、私は、それは今までもやってきて、失敗に次ぐ失敗だったでしょ、まだやるの? と疑問を呈しているわけです。

議論のテーマは日本の産業政策です。私が見るところ、日本の大企業・産業のトップは今やボンクラぞろい、政治家はゴミクズカス、官僚どもは無能・腐敗、学者はインチキ・御用、医者はヤブ・御用、マスごみは忖度・御用、全部ではないにしても、多くがこんな感じだと申し上げています。こうした集団に何かを期待するよりも、まずは作為=政策による日本の転換のための産業政策は、「プランB」で「周辺・辺境」で本格的に開始したらどうか、ということを申し上げています。金子勝立教大学教授が言うところの「プランA」では、これまでと同じように、税金をドブに捨てることになりかねませんよ、ということです。

そもそも、自民党政権、霞が関官僚、経団連大企業、御用学者が、そろって、衰退産業・没落装置である原発に巨額の税金をつぎ込んでまで、更に拡大しようとしているわけですから、こんなセンスの人間たちに何ができるの? という話です。(それとついでに、EV・FCVの大量生産は原発電力を前提としたものであり、こんなものは不必要だけでなくヤメロということです=EVはゴルフカートでいい(低速・チョイ乗り)、FCVは、大手電力の供給電力に代えて、家庭用燃料電池なら(コジェネ)OKです。車FCVなどいらないのです)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


7.その他

(1)異例の自民党大会…苦境の岸田首相「安倍称賛」「野党叩き」で露骨な保守層スリ寄り|日刊ゲンダイDIGITAL( 岸田文雄首相がスリ寄っているのは「保守層」ではなく「日本破壊勢力」という「非保守・似非保守」です:田中一郎)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/319286

(2)自民、「連合と連携」明示 統一選・5補選、結束訴え 党大会:朝日新聞デジタル( 御用組合「連合」よ、もっとしっかりと働く人たちを裏切れと、自民党からエールが出ているぞ、見上げたもんだぜ、屋根屋のフンドシだ:田中一郎)
 https://bit.ly/3IENd1f

(3)特集ワイド:この国はどこへ これだけは言いたい 「反撃能力」は平和主義の放棄 元内閣法制局長官 阪田雅裕さん 79歳 - 毎日新聞
 https://bit.ly/3y0au98

(4)日本人は低い食料自給率の深刻さをわかってない - 政策 - 東洋経済オンライン
タネや肥料、燃料などもカウントすれば食料自給率は10%程度、それでいて兵器で武装してハリネズミになるんだそうな、アホのやることでしょう。今の島国日本は兵糧攻めにするのは簡単なことです。それと、上記サイトの最後に書いてある処方箋は全くダメ、農業は日本の地域の未来を担う21世紀産業として、本腰を入れて再生・復興するのです。:田中一郎)
 https://bit.ly/3J2ICHM

(5)韓国・尹大統領「過激な労組・市民団体」根絶で日韓改善へ、元駐韓大使が解説 - 元駐韓大使・武藤正敏の「韓国ウォッチ」 - ダイヤモンド・オンライン( こんなことをしている大統領や政権にロクなのはいない。:田中一郎
https://diamond.jp/articles/-/318539?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20230228


◆日刊IWJガイド・非会員版「24日の岸田総理会見での岩上安身の質問が『スプートニク』の記事に!『岸田首相、米国の立場に追従』と報道!!」2023.2.28号~No.3820号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51937

(関連)【IWJ続報】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは米軍&ノルウェー海軍だった!:『デモクラシー・ナウ!』によるシーモア・ハーシュ氏(告発したジャーナリスト)インタビュー(その1)(その2)他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-f263b8.html
================================


「「人工排出CO2による地球温暖化」説を巡る議論(その1)」をお送りいたします。下記はいずれも他のMLでの議論(私が発信したもの)ですが、修正加筆しています。

1.石炭火力スクラップよりも、2030年再生可能エネルギー電源50%実現を目指しましょう

◆気候変動の宇宙物理学第1話IPCC気候変動説の大矛盾(広瀬隆さん)YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=JSD2PyaOEmw

◆(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

(1)最初の私の発信

◆明日香壽川著『グリーン・ニューディール』岩波新書
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034207835&Action_id=121&Sza_id=E1

 明日香壽川氏については、岩波新書の『グリーンニューディール』を読んでいますので、概ね概要は理解しているつもりですが、別添ファイルで示していただいた数字と同じようなものが同書にも書かれていたように思います。しかし私には「タダの数字」の羅列にしか見えませんでした。どうやってそういう数字が実現できるのかという肝心なところが全く不明だったからです。

広瀬隆氏の立論のことはともかく、私も再生可能エネルギーの電源をもっと増やすべきだと思っているのですが、しかし、この狭い日本列島で、はたして再生可能エネルギー電源をどこまで増やせるのかは、かなりしんどいような予感がしています。(なお、再生可能エネルギーと言われるもののうち、巨大ダム発電はカウントしないでください。これは1つ残らずとまではいいませんが、近未来に少しずつスクラップしていくものですから)

まずは(カーボンゼロではなく)原発ゼロ=廃棄して再稼働できなくする、ということと、再生可能エネルギー電源を大きく増やす、この2点で、もっと綿密、かつ具体的な方策が必要だと考えています。石炭火力のスクラップは急がなくていい、必要がないなら動かさなければいいだけですから。また、遠い先の2050年の数字などよりも、2030年に再生可能エネルギー電源をどこまで増やせるか、別表だと44%となっていますから、さてはたして、どこに、どんな、どれだけのものを、いくらのコストや財政支援をして、再生可能エネルギー電源を据え付けていくのか、それを実現する仕組みはどうするか、などの議論をもっとしなければいけません。

おそらく、今の自公政権+経済産業省では、私はできないだろう、と思っているのです。原発にのめり込みながら、環境破壊・災害誘発のメガソーラーや低周波公害の風力発電、あるいはニセモノ・バイオマス発電(森林破壊・パーム油など)を、全国各地に作りまくるようなことをするのではないかと、大きな懸念を持っています。

今、私は、「電力自由化と電力システム改革」をテーマにした「チョボゼミ」を続けていますが、反原発・脱原発の人たちの関心が低いことに、やや閉口しているところです。政治体制が自公政権・経済産業省、電力システムが今のままか今の延長では、おそらく2030年になっても、再生可能エネルギー電源はあまり増えていないだろうと推測します。日本はエネルギー革命を原発にのめり込むことで、肩すかししつつ、目先のつじつま合わせに走っているとしか思えないのです。EVとかFCVとか(大量生産は原発電気や原発水素とセット)、やらなくてもいいものにまで手を出し、愚かな政策にしがみついています。アンモニアや水素もおっしゃる通り、バカバカしい限りです。

更に、これもすでに何度も申し上げてきましたが、この国の電力を含むエネルギーや資源の消費構造にもメスを入れ、経済や社会の在り方も大きく時間をかけて転換しなければいけないのですが(要するにエネルギーや資源の消費量を構造的に減らす=省エネではなく)、これについても現政権がダメだというだけでなく、脱原発・反原発の側にいる人々もまた、まともに考えていないという惨状にあります。

今のままでは、日本は近未来に悲惨なことになりそうです。それを象徴しているのが「人工排出CO2による地球温暖化」説と、それを口実にした「脱炭素=原発再推進」なのです。「人工排出CO2による地球温暖化」説には科学的根拠が乏しい、温暖化しているかもしれないが、それが人工排出CO2が原因だと科学的に実証できているかというと、できていない、ということです(温暖化の原因ではなくて結果?)。でも、私は予防原則で、一定程度の構えはしておくべきだとも思っているのです。

結論は最初に申し上げたことです。再生可能エネルギー電源を2030年に44%にするというのなら、それを実現する方法を綿密に具体的に提案提言していく必要があります。原発・核燃料サイクル施設は廃止です。再稼働はしない。これは絶対です。そして廃止するだけではなく、使用済み核燃料の安全対策をしっかりしなければいけませんし、既存の地域独占(原発)電力会社が倒産しないようにしないといけません(つまり原発は有償廃止にする)。やるべきことはたくさんあり、そのために必要となる財源も巨額だと思いますが、その具体的各論が、政権側からだけでなく、脱原発・反原発の側からも提起されていないということです。

石炭火力のスクラップは後回しでいいのです。2050年の目標なども、当面はどうでもいい。2030年までにどこまでどうやるか、これが肝心なことです。

(それにしても、「人工排出CO2による地球温暖化」説のオピニオンリーダーである、江守正多、斎藤幸平、平田仁子(気候ネットワーク)の3人が、公開討論会の呼びかけから逃げ回っているというのは、いかにも情けないと思いませんか? 私も後者2人に呼びかけましたが、斎藤幸平は「NO」、平田仁子(気候ネットワーク)は返事もよこさないという状態です。これだけで私は、「人工排出CO2による地球温暖化」説はアウトだと思います)

(関連)(拡散希望)(報告)(2.9)電力自由化と電力システム改革(第5回目):歪められた電力システム改革(3)(新ちょぼゼミ:田中一郎)(2023年2月9日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-1ff966.html


(2)追発信
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
a.それぞれの数字の根拠
 ⇒ 私には、著者の明日香壽川氏が、自分の思いや楽観的な見通しを書いているだけで客観性に欠けている、という受け止めです。実現するために、どういう具体的な政策をするのか不明です。今のままでは再生可能エネルギー電源は伸びません。経済産業省と「毒電」が事実上、妨害しています。そんな中で数字だけ並べても無意味です。

b.「資本投下額(公的資金と民間資金も分けて)や雇用の増加の数字」
 ⇒ これも同上です。特に「民間の資金」などはどうなるかわかりません。民間の雇用も同じです。

c.経済産業省が検討すべきは、①欧州の事例を参考に再生可能エネルギー妨害の仕組みをやめること、②新電力を含むすべての電力会社の公正で公平な競争条件を確保するために何が必要か要検討(少なくとも地域独占(原発)電力会社を分割・解体・民営化し、地域独占を解消すること、送配電会社を所有分離することなどが必要不可欠)、③原発・核燃料サイクル施設への政策的政治的テコ入れをいっさいやめる、などです。つまり、電力システム改革の抜本的見直しです。

d.「石炭火力の新設」
 ⇒ 古い石炭火力を同レベルだけスクラップすればいい、石炭火力を目の敵にしてスクラップを優先する必要はないどころか、そういうことはしないほうがいい。エネルギー効率面からも、環境面からも、石炭火力発電設備を更新して悪いということはない(再生可能エネルギー電源普及が先決、石炭火力の処分方法はそのあとでいい)=更なる原発導入を導く原因となるから。

e.「再生可能エネルギーが一部で問題を指摘されている」
 ⇒ 一部ではありません。メガソーラーや居住地域近隣の風力の大半はそうです。バイオマスも怪しい(ノーチェック、放射能汚染木材の焼却、ないしは森林認証を偽っていてバレて大問題化:下記参照)=ただの産廃焼却ないしは森林破壊になっているのでは? そもそもバイオマスが再生可能エネルギーだなどということ自体がおかしな話)。再生可能エネルギー電源は、その「質」を徹底検証する必要あり。環境破壊型やインチキ・エコはやめさせる。

(関連)再エネ業界に激震、バイオマス燃料で「認証偽装」 - ニュース・リポート - 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/633934

f.「ソーラーシェアリング」は農作業の邪魔になる(効率悪化=農業コスト増)ので、一部特定の作物だけ(労働集約型の果実や野菜など)で有効。日本の課題は田畑にソーラーパネルを置くことではなく、食料自給率を向上させるため、コメ・麦・大豆・露地野菜などの耕作農業の再生をはかることです(コメ・麦・大豆の田畑ではソーラーシェアはしにくい)。耕作放棄地は、再び耕作されるように、農業の再生(政策)が必要。ソーラーパネル設置が課題ではありません。ソーラーパネルは他に設置するところがまだたくさんあります。(企業団地にしたけれどペンペン草が生えている土地や、高速道路の中央分離帯に何故、ソーラーパネルをおかないのでしょうか?)

g.「洋上水力」は漁業への影響が心配な上にコスト問題アリ(福島県沖は失敗して撤退)、バイオマスはインチキ=補助金詐欺の可能性と森林破壊・熱帯雨林破壊(パーム油、チップなど)、地熱は温泉をからしたり観光地を台無しにする・最初の熱源探しに巨額コスト、などなど、今出てきている問題に、きちんと向き合わなければ、前には進めないでしょう。しかも、この3つは、量的にアテにならない。

ざっと、こんなことです。一般論ですが、日本の市民運動・社会運動では、再生可能エネルギーへの見方が甘いことに加えて、科学的根拠あやふやな「人工排出CO2による地球温暖化」論をバックに、石炭火力を叩くことばかりに熱中している印象があります(石炭火力を新旧無差別に叩いていることなどは愚かというべきです=老朽石炭火力をやめて天然ガス・コジェネに移行せよならOKです)。それに再生可能エネルギーを増やすと、それに伴って火力電源が調整電源として必要になってきます。この問題もまだ解決していません。

上記のような「火力叩き」はやめないと、結果的に原発の拡大増加につながっていきます。電力会社の方で、意識的に石炭火力をスクラップしていけば、いずれ大型大停電を引き起こし、こんなことなら原発は必要悪でも絶対にいる、などという、停電ショックドクトリンをやられてしまいます。原子力ムラや地域独占(原発)電力会社は、それを狙っているのかもしれません。


2.「脱炭素」を口実に「原子力基本法」改悪に走る自民党政権

◆(別添PDFファイル)「原子力の憲法」改正へ動く政権、今国会提出へ、60年超運転 規定移管の根拠強める(朝日 2023.2.28)
 https://www.asahi.com/articles/ASR2W73BSR2KULBH01R.html

 <田中一郎コメント>
 批判的な観点を失い、思考停止のまま、まるでカルト宗教信者のごとく「人工排出CO2による地球温暖化」説を鵜呑みにしてきた結末が、原発再推進・老朽原発運転期限延長の、この劣悪非常識法案にいみじくも現れている(政治的帰結)。もはやここまでくると、「人工排出CO2による地球温暖化」説が原発推進の口実に使われている、程度の話ではなくなってきているということだ。教育基本法や宇宙基本法を改悪したのも自民党政権だが、原子力基本法の改悪もまた、この「戦争、原発、統一教会」にしがみつく、令和のガラクタ亡国ご都合主義の政治集団の仕業である。大日本帝国が滅亡したごとく、この国は、戦争と原発と統一教会により、第二の滅亡へと向かうのだろうか。諸悪の根源は政治であり、政治を変えなければ、この第二の滅亡=亡国への道は転換できないだろう。みなさま、お覚悟を!

(関連)(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

(何度も申し上げてきましたが)
<少なくない日本の左翼・左派・リベラルが判断を間違った3つの世界的大問題>
(1)「人工排出CO2による地球温暖化」説
(2)「新型コロナ」とコロナワクチン
(3)ウクライナ戦争

 そして、その愚かさを上塗りするがごとく、市民運動・社会運動の中に少なからず存在する「スターリンのミニブタ」(オレサマ活動家)たちが、上記の3つの問題に異を唱える言論や活動を妨害し、排除しているのが現状です(政府政権やその下請けと化している自治体、あるいはGAFAなどの巨大IT企業らの言論・表現妨害と並行して)。「戦争、原発、統一教会」の自民党と心中するつもりなのでしょうか? 

(関連)(別添PDFファイル)「原発60年超」へ閣議決定、老朽運転 助長の恐れ、追加延長の基準あいまい(東京 2023.3.1)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/233783

(関連)(別添PDFファイル)原発 長期利用に道、電力安定供給へ「60年超」閣議決定、建て替えには時間(日経 2023.3.1)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68854940Y3A220C2EP0000/


3.人類の当面する基本問題(落合栄一郎氏:カナダ在住の科学者(化学専攻))
 http://www.nikkanberita.com/index.cgi?cat=writer&id=200702261518121

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
落合栄一郎さんの主張(日刊ベリタ記事 抜粋)

広島・長崎での眼に見える原爆による破壊は、世界中の人々に印象づけられた。爆発時の高放射線による死者は観察されたが、外傷もない、外部からの強烈な放射線による内部組織の破壊であった。原爆爆発時に放出された放射性物質(死の灰)からの放射線による内部被ばくという目に見えない、肌に感じられないし、直ちには現れない影響を受けた人々は、後々まで、深刻な健康への影響に苦しんだが、多くの人には見えなかった。いや、米国が行った原爆後の調査から得たそうした内部被ばくの健康への影響の事実・データは長い間隠蔽されていた(注1)。(2023/01/21)

2019年12月の中国武漢に端を発し、2020年の3月11日にWHO(World Health Organization世界保健機構)がCovid-19なる感染症のパンデミックを宣言。それが、人類全体へ非常に危険な状態をもたらした。すでに、3年になろうとしているが、病気そのものは収束傾向にあるとはいえ、ワクチンの副作用と考えられる(ばかりでなく、検証されつつある)現象として、多くの人が、突然に死亡するケースが増えている。このことは、人々の意識に登り出しているようである。その上、パンデミックは人類全体の社会観、生き方の変化にも重大な影響を及ぼし続けている。この操作に使われているのが、科学的真実の隠蔽である。このことは、パンデミック宣言後にこの欄で、様々な観点から検討してきたが、ここで、再検討してみる。(2022/12/23)

まず、人類の一部である筆者自身の周辺でのワクチンの影響とみられる現象が増えてきていることを2、3。直接の家族(息子、孫)に、ワクチンを3回摂取したにも拘らず、Covid様の症状が出たこと。幸い、孫の方は、1週間ぐらいで、健康を回復したし、息子の症状は軽かった。友人の一人は、ワクチン摂取後、心臓の具合が悪く、狭心症とされた。幸い、数週間後には、回復した。もう一人の友人は、3回目のワクチン摂取数日後に、帯状疱疹症状が出た。筆者自身には、血栓と考えられる現象が摂取後2度ほど起きた。幸い、周辺に死者はまだ出ていないが。おそらく、こうした現象は、多くの人が見聞きしているのではないかと思われるが、あまり問題視する意識が少ないようなのが、気に掛かる。おそらく、ワクチンの有効性、安全性を喧伝する政府、情報機関などの意見が、いまだに人々の意識を支配しているのであろう。洗脳に等しい。(2022/08/29)

地球温暖化問題は1980年代ぐらいから世界を支配し始めた。温暖化も寒冷化も地球の全歴史では、人類のいるなしに拘らず、起こってきたし、今後も起こり続ける。現在の温度変化は、中世の温暖期と大して違わない。ところが、この機会に何か大変なことを画策し始めた人たちがいて、こうした変化は人間のやっていることが原因であると主張し始めた。だから、人間のやっていることを変えなければならないと。(2022/08/22)

◆(関連)日刊ベリタ - 記事 - (46)とんでもない無知が地球上の生物界を破壊しかねない 落合栄一郎
 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202208221011251

◆(関連)日刊ベリタ - 記事 - (45)ワクチン関連のより深刻な問題 落合栄一郎
 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202206161124144

◆(関連)日刊ベリタ - 記事 - (47)ワクチン関連のより深刻な問題-2 落合栄一郎
 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202208291054061

◆(関連)日刊ベリタ - 記事 - (48)Covid-19パンデミック関連の科学的真実の隠蔽 落合栄一郎
 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202212231057375
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々

« 2023年2月 | トップページ | 2023年4月 »

最近の記事

無料ブログはココログ