「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(138):原発推進・容認を唱えているのは福島第一原発事故を忘れた原発の実態を知らない軽率な連中だ=強まる原発「再推進」圧力、このままでは過酷事故の悪夢が再来する
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.(メール転送です)水俣病被害者互助会棄却処分取り消し、認定義務付け訴訟 控訴審 第1回口頭弁論のご案内
日 時:12月20日(火)午後2時30分
場 所:福岡高等裁判所1階101号法廷
水俣病被害者互助会・棄却処分取り消し、認定義務付け訴訟控訴審は第1回の口頭弁論 が開始されます。今回は原告らの本人陳述と弁護士による陳述が行われます。原告らは胎児期、幼少期にメチル水銀のばく露を受け、今も様々な被害に苦しんでいます。関西訴訟や溝口訴訟、Fさん訴訟、新潟水俣病東京高裁判決など水俣病を巡る多くの訴訟で明らかとなったように水俣病認定制度の誤りは明白です。しかし、環境省や熊本県はその制度の誤りを糺すことをおこなわず、被害者を切り捨て続いています。2014年3月環境省は「総合的検討についての通知」を発出、最高裁判決を無視する勝手な解釈を行い熊本県、鹿児島県は棄却処分を繰り返しています。この様なやり方を決して許してはなりません。原告全員の勝訴判決に向けて頑張りましょう。
当日の予定
13:00 福岡高裁(福岡市六本松)(弁護士会館、2階中会議室)
14:30 福岡高裁1階101号法廷第1回口頭弁論
15:30すぎ 法廷終了後、報告集会、福岡高裁門前にて
(参加を予定される方は、事務局までご連絡をお願いします。水俣市南福寺108番地 水俣・ほたるの家 電話・FAX 0966-63-8779)
(関連)(新刊書)『水俣病闘争史』(米本浩二著 河出書房新社):国家ぐるみでチッソ・水俣の犯罪を今もなお続けるこの国が、今度は福島で東京電力や原子力ムラとともに、原発・被ばくの国家犯罪を繰り返している、許せない!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-1aac71.html
2.(メール転送です)宗教者が核燃料サイクル事業廃止を求める裁判核燃裁判 第5回口頭弁論期日(12月20日(火)11:00)
10:00 門前集会 (東京地裁正門前) ※抽選はしない予定です、
11:00 開廷(東京地裁103号法廷)
13:00 弁護団報告集会 (会場:聖アンデレ教会/オンライン)
13:30 学習会「宗教者が司法に訴える意義」(会場:同上)
15:00 閉会
会場:聖アンデレ教会
https://goo.gl/maps/yGM3SpT3Qm7acB13A
〒105-0011港区芝公園3-6-18 電話:03-3431-2822
最寄り駅は東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
※報告集会に参加予定の方は下記のURLからお申し込みください
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScNvzuAPjCffgQQTHFLydaiDLO1m8t9jTSIRyocNkF32LJwZg/viewform
▼宗教者核燃裁判 HP
https://www.kakunensaiban.tokyo
3.「いわき市民訴訟」仙台高裁第2民事部裁判官宛「緊急要請」署名のお願い(最終確定版 2022.12)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgzDTLueWo1iKbGtx?e=eAKUrn
4.69年 新宿駅の西口地下広場で起きた反戦運動「フォークゲリラ」のドキュメンタリー NHK BSで11月26日放送 - amass
https://amass.jp/162545/
(関連)新宿西口フォーク集会|中日映画社
http://wx08.wadax.ne.jp/~chunichieigasha-co-jp/?p=31326
(この国には「広場」(アゴラ)がない。アゴラがないことに違和感を持たない有権者・国民、そして小さなアゴラができると、逆にそれに違和感を持って潰しにかかるドアホもいる。この国が世界でもまれにみる市民革命を自力でやり遂げたことがない「夜明け前」の国であり、従ってまた、この国に市民のためのアゴラがないことが、ホンモノの民主主義がないことの1つの明白な証拠ともなっている。
いや、東京では、アゴラがないだけでなく、市民・都民が大規模な集会や講演会を開催する公的会場さえ、次々とつぶされているのが現状だ。一例は日比谷公会堂、かくもくだらない理由をつけて閉鎖が延々と続いていることに何の異議も出てこない悲惨な現実がある(日比谷公会堂工事を口実に、日比谷公園内の貴重な欅(けやき)やニレの木を伐採することはさっさと始めているというのに、である:工事用の資材置き場にするというのがその理由 ⇒ 木を伐った工事責任者をクビにしろ! まさにタヌキ女(小池百合子・都民F)が支配するアホの都だ)。
(関連)トイレが大問題…どうなる日比谷公会堂の改修 着工めど立たず:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/105972
(関連)日比谷公会堂の着工めど立たないのに…公園内のニレとケヤキの一斉伐採に疑問声:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/105973
◆写真:日比谷コンベンションホール(図書館地下)内の貼り紙
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgzYHZ1w-yfy9r0he?e=gIgH90
(公共施設が署名活動やチラシ配布の妨害をしている事例です、東京では東京都庁の施設が特に妨害がひどい。アゴラがない、どころの話ではありません。市民運動・社会運動・政治運動の一挙手一投足が平気で妨害されているのが、この国の現実です)
5.防衛省が企む「世論誘導」の戦慄! 反戦ムードの払拭狙い研究に着手、識者は憲法違反と警鐘|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/315801
(関連)フェイク情報が社会全体を駆け回る…防衛省がAI活用で情報操作など正気の沙汰ではない|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/315916
(関連)防衛省、フェイクニュース対策強化へ AIによる自動情報収集機能の整備も “世論誘導研究”一部報道を否定(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8b038939ca726e825eb51090fe0c9fd5e3bb924
(防衛省・自衛隊こそがフェイクニュース発祥の地である。そしてそれは戦争が起きれば益々ひどくなり、国民を戦争へと動員していくための道具と化していく。かつての大日本帝国時代の大本営発表を思い出せば自明のこと、その際、マスごみは、その「ゴミ」としての本領をいっそう発揮して、フェイク情報の広報機関となる。ジャーナリストの高野孟氏が言うように「防衛省がAI活用で情報操作など正気の沙汰ではない」のである。:田中一郎)
6.脅威あおり防衛費拡大、その手法 まるで戦前、危うき仮想敵国設定、軍拡競争の果て 衝突か財政破綻(東京 2022.12.14)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/219740?rct=national
(関連)岸田ガブ政権(斎藤美奈子 東京 2022.12.14)
https://mobile.twitter.com/yuga_tetsu00055/status/1602800123863441409/photo/1
(関連)「敵基地攻撃能力を持てば抑止力、は楽観的すぎる」流通経済大・植村秀樹教授が語る戦争への危惧:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/219057
(岸田文雄と自公のドアホ議員どもよ、お前らは、国会での熟議や国民への説明責任をすっ飛ばして、何を勝手なことをやってんだよ! 武器弾薬に今の倍の金額のカネをかけること自体の是非や日本国憲法との関係について、何の議論も説明もしとらんのに、その財源をどうするか、だと!? ふざんけんじゃねーぞ。ものごとには「進め方」ってもんがあんだ。べらぼうなカネがかかって危険極まりないことをやろうというのに、それがいいことか悪いことかの検討も議論もしないでおいて、そのカネをどうやって調達するかの算段を始めるなんぞ、民主主義の「ミ」の字もないではないか。政治を私物化してんじゃねーぞ、このクソ野郎ども。頭の中が単細胞でご都合主義の人間たちが集まってボケたこと言ってんじゃねえんだよ、ボケたことやってんじゃねえんだよ、ということだ。
たとえば、原発どうすんだ? 敵は原発をわざわざ避けて攻撃してくれるのか? あるいは、あらゆることが大都市に集中しているこの狭い島国の日本がハリネズミみたいに武装して、何をどう守るのか!? 敵基地を攻撃すりゃ(反撃すりゃ)、敵から反撃されるだろ、そのときどうすんの? 有権者・国民のことなど何にも考えてねえだろ。お前らの頭の中、完璧にイカレてんじゃないのケ!? 自分たちに不都合なことには思考停止か? 役に立たないものを大金はたいて山ほど買い集めたって、昔の戦艦大和みたいになるのは必定だ、それがわからんのか!? 「抑止力」? 誰に対するどんな「抑止力」だ? 説明してみろ! 子どものケンカやガキの戦争ごっこの域を出てねえじゃねえか このドアホども! :田中一郎)
(関連)防衛増税に反対する自民議員が会合「内閣不信任案に値する」との声 [自民] [岸田政権]:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQDF5QN7QDFUTFK00X.html
「内閣不信任案に値する」「財務省の陰謀だ」。岸田文雄首相が防衛費増額の安定財源として増税の検討を表明したことについて、増税に反対する自民党議員が13日午前に会合を開き、岸田首相へ反発姿勢を鮮明にした。会合は、増税による財源確保に慎重な立場の城内実衆院議員らが呼びかけた。自民議員20人程度が出席し、意見を述べた。複数の出席者によると、参加議員からは「増税方針を決めるまでの岸田首相の決定プロセスはあまりに乱暴だ」などの批判や、「増税する税目などを税調幹部だけで一方的に決めるようなことになれば政局になる」と首相を牽制(けんせい)する発言があった。さらには、「内閣不信任案に値する」といった批判まで飛び出したという、と「朝日」。(立憲フォーラムMGより一部抜粋)
同じく立憲フォーラムMGによれば、「立憲民主党の蓮舫参院議員はツイッターで「国民に(財源責任を)なすり付ける前に、責任ある防衛予算の中身を示すのが首相の仕事だ」と強調した」という。何を言っとるか、このボケだ。「責任ある防衛予算の中身を示す」前にやるべきことがあっだろうが!(たとえばアメリカ政府や在日米軍との関係は今のままでいいのか) この野田佳彦の腰巾着女もまた、自公とは別種のドアホのようである。「立憲主義」ならぬ「脱憲主義」と、ちゃいまっか(違いますかの大阪弁)!?
7.(別添PDFファイル)大阪府特例天下り問題、疑念招く「抜け穴」ふさげ(毎日 2022.11.14)
https://mainichi.jp/articles/20221214/ddm/005/070/004000c
(ダブルスタンダードに二枚舌、ご都合主義のフェイク政党=維新(日本維新&大阪維新)が、また「天下り」で自分たちの正体を現している。「市場原理主義アホダラ教」が「1%のために99%をダシにするご都合主義」であり、「今だけ、カネだけ、自分だけ」をその実践綱領としているけれども、この維新(日本維新&大阪維新)という政治勢力が「市場原理主義アホダラ教」政策を掲げることも、その政治的体質とぴったり平仄があっている。そして「昔は水の都、今はアホの都」大阪の「府市あわせ」愚民が、この維新というチンピラ似非右翼のネオ・ファシスト集団を支持して支えているわけだ。徹底的にボロボロにされたらいい。そしたら大阪愚民も身に染みて自分の愚かさに気が付くだろう。それにしても、この維新に対して「来年もよろしくお願いしま~す」と言うている愚か者集団がいる。いったい誰だって? 泣く子も黙る「脱憲主義」の泉健太立憲民主党だ。消えてもらっていいぞ。いっそのこと「日本維新の会」に吸収合併でもしてもらったらどうか?:田中一郎)
(関連)立憲・維新、「共闘」継続へ 次の通常国会も 「行政改革一緒に」:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/DA3S15501286.html
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「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(138)をお送りします。昨今の原発関連情報(山のようにありますが)を若干集めて簡単なコメント付きでお送りします。既にみなさまご承知のことも多いとは思いますが、その場合は備忘のためのご確認として活用いただければ幸いです。昨今の原発を巡る騒動を一言で総括いたしますと、メールの表題の通り、「原発推進・容認を唱えているのは福島第一原発事故を忘れた原発の実態を知らない軽率な連中だ=強まる原発「再推進」圧力、このままでは過酷事故の悪夢が再来する」ということになります。「福島第一原発事故を忘れた原発の実態を知らない軽率な連中」とは、岸田文雄政権であり、自民党・公明党の政治家どもだということです。彼らから政治権力を奪い取り、ホンモノの政権交代を実現しなければ、原発・核燃料サイクル推進は止まりそうにありません。頑張りましょう。
<別添PDFファイル>
(1)技術の原理を無視する政府と原子力業界(後藤政志『原子力資料情報室通信 NO.582 2022.12.1』)
(2)関電不正事件、大阪地検が元役員らに再度の不起訴決定、「告発する会」怒りの会見(『週刊金曜日 2022.12.9』)
(3)関電クサレ原発推進小唄
(4)原発運転 上限撤廃に道、「60年超」指針案了承、経産省有識者会議(東京 2022.12.9)
(5)原子力規制委の独立性 疑問、自ら経産省に政府方針聴取(東京 2022.11.11)
(6)使用済み核燃料 長引く補完、茨城県内 6施設で30年超(東京 222022.12.7)
(7)原発交付金、倍増10億円、立地市町村の隣接県にも最大5億円(朝日 2022.11.11)
(8)「地域新電力」に試練 自前電源足りず、価格高騰直撃、8割が新規契約を停止(朝日 2022.12.5)
(9)生物多様性 「相殺」に懸念、オフセットで環境破壊も(日経 2022.12.9)
1.(別添PDFファイル)技術の原理を無視する政府と原子力業界(後藤政志『原子力資料情報室通信 NO.582 2022.12.1』)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgzFd-gah_pFeDvDI?e=Omhm06
(関連)空想から妄想へ あまりに非現実的な原発増設計画 - 原子力資料情報室(CNIC)
https://cnic.jp/45990
<田中一郎コメント>
後藤正志さんは今現在、「鹿児島県原子力安全・避難計画等防災専門委員会」の「川内原子力発電所の運転期間延長の検証に関する分科会」に正式メンバーとして招請され奮闘されています(下記サイト参照)。既に原発推進の御用委員たちとの闘いが始まっており、九州電力が、この分科会の検討の結果を待たずに川内原発の運転期間延長を原子力「寄生」委員会に申請したり、川内原発の各種機器類や設備・装備品に関して企業秘密を口実に「具体的な数字」や「肝心な部分」を「黒塗り」にした資料を出してくる(これでは専門的な検討や議論ができない)など、看過できないデタラメが強引に押し通されようとしています。みなさまのご注目をお願い申し上げます。
◆鹿児島県/鹿児島県原子力安全・避難計画等防災専門委員会
https://www.pref.kagoshima.jp/aj02/senmoniinkai.html
◆鹿児島県/川内原子力発電所の運転期間延長の検証に関する分科会(後藤政志さんが委員の1人)
https://www.pref.kagoshima.jp/aj02/bunkakaimeibo.html
◆鹿児島県/開催状況(分科会)(議事録など)
https://www.pref.kagoshima.jp/aj02/bunkakai-kaisaijyoukyou.html
2.(別添PDFファイル)関電不正事件、大阪地検が元役員らに再度の不起訴決定、「告発する会」怒りの会見(『週刊金曜日 2022.12.9』)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgzIUSHmiiKNZKx81?e=qhtexi
(関連)(別添PDFファイル)(拡散希望)♪関電クサレ原発推進小唄♪
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgzPdLKzQfXmR1wAx?e=oVTSMi
https://www.youtube.com/watch?v=2EIN7DLUBSs
♪森山さん、森山さん
お腰につけた毒まんじゅう
一つ私にくださいな
♪あげましょう、あげましょう
これから高浜原発の
工事をくれたらあげましょう
♪もらいましょう、もらいましょう
森山さんをかつぎあげ
原発推進 エンヤラヤ
(「森山さん」とは、関西電力経営陣に「小判」や高価背広仕立券他、さまざまな金品類を送っていた、元福井県高浜町の元助役・森山栄治(故人)のことです)
<田中一郎コメント>
2000年代初頭に実施された「司法民主化」が中途半端で、最高裁及び最高検察庁を頂点とする日本の司法権力が、民主化の動きをうまくかわして骨抜きにしてしまった結果がコレです。検察審査会を創ったのはいいのですが、その際、起訴相当とするには「11人の検察審査員のうち8人以上が「検察官が不起訴にしたのは正しくなく,起訴して裁判にかけるべきだ」という判断」が2回続けて議決とならなければいけません。針の穴に象を通すような困難さです。過半数では、不起訴不当、の議決となり、これがなされると、その案件は検察の判断次第となって、ほとんどが不起訴となってしまいます。死刑判決が裁判官の過半数で決まっている時に、検察の起訴権限の濫用=不行使に対して検察審査会の「起訴相当」議決要件がこれでは、あまりにバランスに欠けています。本来は逆に、つまり、検察審査会は過半数の1回の議決で起訴、死刑判決は2/3以上の裁判官の判断で決められてしかるべきです。なお、我が国の司法改革のあり方については、少し前に書いた私の「いちろうちゃんのブログ」(下記)をご覧いただければ幸いです。
(関連)検察審査会 - 裁判所
https://www.courts.go.jp/links/kensin/index.html
https://www.courts.go.jp/links/kensin/q_a/index.html
(関連)(拡散希望)(継続サイト)日本の司法・検察は抜本改革されなければならない:ポイントは(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの解放と、(2)有権者・国民からのフィードバック機能の強化、です- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-bbc6f8.html
(第二次司法民主化について、日本の法曹界(弁護士や大学教授たち)があまりに無関心・無気力なことに私は呆れています。所詮、法律とは、有権者・国民を守るためにあるのではなく、伝統的にそうであったように、支配権力を有権者・国民から守るためにある、ということなのでしょうか? 歯がゆい限りです。:田中一郎)
3.次世代革新炉「前倒し」明記、経産省・有識者会議が大筋了承した原発行動指針案の中身(ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e12e77d6665e36b94bff7102b75ae78d4ceb34f
(関連)安全性に優れた次世代炉・新型炉の追求:研究開発 - 原子力 - 東芝エネルギーシステムズ
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/nuclearenergy/research/safety-reactor.html
(関連)「革新的軽水炉」2030年代に運転 経産省が工程表案 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20220729-D3CQ3N437JML3P4QWZ5BJFVPVM/
(関連)原発新増設は「火事場泥棒的な転換」 原自連が政府へ提言 「全力あげ再エネ100%を」:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/198958
(次世代革新炉と言われる5つの原子炉(①革新的軽水炉、②小型原子炉、③高速炉、④高温ガス炉、⑤核融合炉)のうち、今のところ日本で実現可能性があるのは ①革新的軽水炉だけです。そしてこの①革新的軽水炉とは、20世紀技術で作った陳腐化したジジババ原発に、あれこれと役に立つのかどうかわからない安全装置という厚化粧をほどこした、化け物のような顔をした原発のことです。タヌキ経済産業省よ、原発狂言はやめたらどうか。頭隠しても、尻尾が丸見えだ。:田中一郎)
4.(別添PDFファイル)原発運転 上限撤廃に道、「60年超」指針案了承、経産省有識者会議(東京 2022.12.9)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/218827
(関連)原子力規制委の独立性 疑問、自ら経産省に政府方針聴取(東京 2022.11.11)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/213272
(関連)老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その1):何十年も前に造られた古い原発全体をくまなく点検・検査することなどできない=形式・体裁を整えて、さも安全審査を厳格にやっているかのように見せかける原子力「寄生」委員会のペテン- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-5b0861.html
(関連)老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その2):古い原発は「時限核爆弾」=40年超の運転や廃炉を前提としていない、設計図行方不明、人も入れ替わり設備の詳細を知らず、山のようにある老朽原発の超危険性- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-82e981.html
<老朽原発関連>
(1)「原発の運転期間 「原則40年」ルール 緩めてしまっていいの!?」(FoE Japan)
https://youtu.be/bL1B1QrdUSQ
https://youtu.be/nwXCAILyoNM (短縮版)
https://foejapan.org/issue/20221207/10552/ Q&A
(2)【緊急署名】原発運転期間「原則40年」規定の削除方針の撤回を - 原子力資料情報室(CNIC)
https://cnic.jp/45791
(3)運転60年超の原発、世界で実例なし 設計時の耐用年数は40年 配管破れ、腐食で穴...トラブル続発:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/218838
(4)世界の原発の“平均寿命”は29年…日本政府がもくろむ「運転期間60年超」は世界の非常識|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/315564
(5)原発新増設は「火事場泥棒的な転換」 原自連が政府へ提言 「全力あげ再エネ100%を」:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/198958
5.「美浜の会」が初期被曝完全隠蔽ルール制定の動きを告発
<美浜の会HP>
https://www.jca.apc.org/mihama/
◆原発事故時の避難退域時検査・簡易除染の新マニュアル(2022.10.10)
・検査の基準は高すぎる:1歳時の甲状腺被ばく300mSvに相当(4万cpm)
・住民の検査記録は保存せず/ 基準値以下なら数値のない「通行証」のみ
・車両の検査はワイパーとタイヤ側面だけ。タイヤの接地面等は実施せず
簡易除染はウエットティッシュでふき取るだけ
これでは住民の安全は守れない。避難先にも汚染は拡大する
https://www.jca.apc.org/mihama/bousai/probl_manual20221010.pdf
◆パブコメ出そう! 7月29日締切
原子力災害時における避難退域時検査及び簡易除染マニュアル案
住民の安全を軽視した、検査と除染の簡略化は許されない
問題点の紹介 避難計画を案ずる関西連絡会
https://www.jca.apc.org/mihama/bousai/pubcomme20220718.pdf
6.(別添PDFファイル)使用済み核燃料 長引く補完、茨城県内 6施設で30年超(東京 222022.12.7)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/216021
(危険極まりない使用済み核燃料を山のように抱えてにっちもさっちもいかない茨城県、この県は日本の近未来を先取りしています。福井県や青森県もまた、同様と考えていいでしょう。原発推進のツケは結局は地域住民が支払うことになります。しかも近未来の世代が、ということです。未来世代の人権侵害であり、許されることではありません。:田中一郎)
(関連)プルサーマル発電で交付金 経産省、新たな自治体向け- 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2906E0Z21C21A2000000/
(プルサーマルの結果生まれてくる使用済みMOX燃料は、通常の使用済み核燃料よりもはるかに危険で厄介なものです。上記のわずかばかりの「交付金」は、それを立地地域の住民に押しつけるための原子力ムラの差し出すエサです。お気を付けください。:田中一郎)
(関連)(別添PDFファイル)原発交付金、倍増10億円、立地市町村の隣接県にも最大5億円(朝日 2022.11.11)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15471108.html
(こんなものにタカリ行為を働いて、原子力ムラに釣り上げられてしまうダボハゼになってはいけません。故郷を原子力ムラに売り飛ばしてはいけないのです。あとに大きな後悔が残るだけでなく、これから生まれてくる未来世代への侮辱でもあります。:田中一郎)
7.(メール転送です)「⼥川原発天井クレーン⽀持台き裂事故」に関する報告(「三陸の海を放射能から守る岩手の会」)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女川原発質問状回答と意見交換会の議事録が「女川原発の再稼働を許さない!みやぎアクション」と本会が協力し作成されました。
http://sanriku.my.coocan.jp/221102touhokuQ&A.pdf
加えて,この議事録とその他の情報からわかったこと等をまとめました。
http://sanriku.my.coocan.jp/221102onaform.pdf
明らかになってきた重要な課題の項目は以下の5項目です。(詳しくは上記まとめをご覧ください)
(1)劣化した建屋の5階にある使用済燃料プールは大地震に耐えるのか
(2)観測史上最大の地表変動(水平変動,沈降)の原発建屋への影響は解明されたのか
(3)基準地震動Ss1000ガルは2号機だけの適合でよいのか1・3号機の耐震はどうするのか。
(4)天井クレーン支持台車のき裂は今年3月16日の地震が原因か実は不明,耐震の信頼性がない
(5)天井クレーンが重量物や使用済燃料を搬送中大地震が襲来したとき,最悪事態の想定答えず
「まとめ(感想)」について以下です。
「電力の広報から質問状の回答は電話で行いますとあり唖然としました。しかし宮城県のみなさんのご尽力 により,11月2日本店で1時間という制限や直接口頭での回答がありましたが,意見交換ができ良かったです。 東北電力は,一号機の廃炉作業で待機中の天井クレーンのき裂事故を使用していないからとし原子力規制委員会へ報告せず,詳細事故報告書を一般公開せず,事故を忘れた時期に公開するなど,隠蔽体質であり人々から理解を得ようとする姿勢が乏しく,これにより多くの人々は女川原発の実情を理解できずに来たのでは ないかと思いました。
福島原発事故時4号機で1535体貯蔵されていた使用済燃料のプールの水が漏れ抜けると燃料がメルトダウンし半径170kmは強制移住,250kmは避難対象との評価が出されましたが,今回の質問で女川原発各号機上層階の燃料プールに使用済燃料が合計2790体(U約480トン)貯蔵されていることがわかりました。 福一原発4号機の2.1倍*もの放射能を貯蔵していることがわかりました。
2号機建屋の剛性が建設時の7割も減少し,燃料プールのひび,き裂は本当に大丈夫なのでしょうか。この危うい現実をしっかりと認識し,対応を迫っていきたいと思いました。
東北電力担当者からは福島原発事故を自分のこととして真摯に反省している様子がみられず,経営層のガバナンスが 旧態然としているように伺えました。また、電力の対応は人々の人権を尊重し安全を守るため,大事故を絶対に起こさないとする真摯な姿勢に乏しく非常に危険なものを感じました。 さまざま課題が見えてきました。今後国や県,議員そしてマスコミ,電力へ宮城県のみなさんと共に粘り強く訴えていくようにしたいと考えています。私達が黙ることは大事故への道です。」
(関連)参考図(女川原発)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgzSEJmDJBW4bzaGL?e=ZWE6Ng
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8.「地域新電力」に試練 自前電源足りず、価格高騰直撃、8割が新規契約を停止(朝日 2022.12.5)
https://bit.ly/3j6wBpX
(今現在、たんぽぽ舎の軒先をお借りして「電力自由化と電力システム改革」の勉強会を続けています。皆さまがご関心を高めて下さることを切に願っております。また、時間と興味がおありの方は、是非、たんぽぽ舎での勉強会にご参加ください:田中一郎)
◆(拡散希望)(報告)(11.22)電力自由化と電力システム改革(第3回目):歪められた電力システム改革(1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-e59cf2.html
9.(別添PDFファイル)生物多様性 「相殺」に懸念、オフセットで環境破壊も(日経 2022.12.9)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN07DNV0X01C22A2000000/
(関連する図書を2冊ばかりご紹介しておきます。私も今、読んでいる最中です。私は人工排出のCO2による地球温暖化説については懐疑的ですが、しかし、化石資源の野放図な大量使用や森林の破壊などはやめなければいけないと考えています。:田中一郎)
(関連)人新世の科学 ニュー・エコロジーがひらく地平-オズワルド・シュミッツ/著 浦勉/訳(岩波新書) https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034308912&Action_id=121&Sza_id=E1
(関連)知っておきたい地球科学 ビッグバンから大地変動まで-鎌田浩毅/著(岩波新書) https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034398978&Action_id=121&Sza_id=B0
<なお、新年1月に下記のイベントが計画されています>
◆新春(2023年1月24日火曜夜)&(2月24日金曜夜):広瀬隆さん講演会(全水道会館:水道橋)
演題(予定)「地球温暖化と宇宙物理学」(主催はたんぽぽ舎)
チラシができましたらお送りします。予約受付はそのあとからです。
(関連)(報告)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ ⇒(今年1月の広瀬隆さんの6時間半講演の報告です。この時のレジメ冊子(カラー版)と録画DVDをセット販売しています。田中一郎にお声掛けください)
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-9c90ec.html
10.電力大手3社に過去最高の“罰金”総額1000億円 関電は自主申告で処分対象外|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/315576
(関電のタレコミで発覚したそうだ=この極悪会社を電力業界から叩き出せ! また、公正取引委員会その他の監視管理監督組織は、いわゆる「内部告発制度」(公益通報者保護制度)をきちんと整えているのか? 自前の調査能力をちゃんと持てよ! :田中一郎)
草々
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