« 「敵基地攻撃能力」容認へ向けて動き出す泉健太立憲民主党=立憲主義をかなぐり捨て、「市民と野党の共闘」に背を向け、原発を容認しながら、何をやっとるのか? かつての社会大衆党が大政翼賛運動になだれ込んで行った二の舞か? | トップページ | 広島原爆「黒い雨」訴訟の原告全面勝訴(国の上告断念)と長崎原爆「黒い雨」被ばく被害者=何故、国は広島と長崎で被ばく被害者を区別・差別・分断するのか!? »

2022年12月 5日 (月)

3つの報告:(1)(12.2)第46回「福島県民健康調査検討委員会」結果、(2)(12.3)講演会 「チェルノブイリ並み初期被ばくにより多発した福島甲状腺がん」、(3)40年廃炉訴訟市民の会メールマガジン 第31号

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
================================
1.新春(2023年1月24日火曜夜)&(2月24日金曜夜):広瀬隆さん講演会(全水道会館:水道橋)
 演題(予定)「地球温暖化と宇宙物理学」(主催はたんぽぽ舎)
 チラシができましたらお送りします。予約受付はそのあとからです。

(関連)(報告)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ (今年1月の広瀬隆さんの6時間半講演の報告です。この時のレジメ冊子(カラー版)と録画DVDをセット販売しています。田中一郎にお声掛けください)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-9c90ec.html


2.(メール転送です)[東京外環道訴訟](お知らせ_傍聴を)第17回口頭弁論12月6日(火)15時(東京地裁#103)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[1](お知らせ_傍聴を)東京外環道訴訟第17回口頭弁論と報告集会

 東京外環道訴訟第17回口頭弁論
  12月6日(火)15時~(傍聴券抽選14時40分)
  東京地方裁判所1階103号法廷
   (地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口)

 傍聴お願いします。コロナ禍なので、ご無理なさらないでください。
 傍聴券抽選14時40分。14時30分頃(まで)にお越しください。
 (傍聴席は98席に戻ってますが)

■東京外環道訴訟は、2017年12月の外環道事業の無効確認・取消訴訟に2020年12月の事業施行期間延伸取消訴訟を併合して、大深度地下使用認可と都市計画事業承認認可の違法性を追及しています。

前回9/14の法廷では、地盤工学の専門家による本件事故現場周辺地域の地盤調査に基づき、本件トンネル工事によってトンネルの周辺地域においても広く地盤のゆるみが生じていることを明らかにしました。今度の12/6の口頭弁論では、調布陥没事故原因と再発防止策について原告側の求釈明に対する事業者の応答が予定されています。また、原告の意見陳述も予定しています。

◆ 裁判終了後(16時頃~) 報告集会 
  衆議院第2議員会館(地下1階)第1会議室
     (16:00頃~1階ロビーで入館証配布します)
  丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」1番出口より徒歩6分
  弁護団から解説がされます。

[2](別添PDFファイル)東京外環道訴訟を支える会ニュース⒙号を添付いたします。
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxld5ISVaPIBW3p1?e=n0pnt7


3.(1.31)控訴審第1回公判 東京高裁(東海第二原発運転差止訴訟 原告団 News 2022-1)
 https://drive.google.com/file/d/1AE4zd5CG_qvb4qDHGB7SZ0a0fO55DszA/view

(関連)(新刊書)原発再稼働 葬られた過酷事故の教訓-日野行介/著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034370332&Action_id=121&Sza_id=B0

(別メールで詳しくお伝えいたしますが、この日野行介さん(元毎日新聞)の新著の「第2部 避難計画編」で、首都圏唯一の超危険な老朽原発である東海第二原発(日本原電)にかかる避難計画が、茨城県庁他の自治体によって如何にデタラメでいい加減な形ででっちあげられていたかが、徹底した取材をもとに記載されています。少なくとも茨城県民の皆様は必読です。:田中一郎)

(関連)自民現職が初めて東海第2原発再稼働賛成を鮮明に 茨城県議選(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/128b5e0d6b77ff004b24d9df11db1c232515e14c


4.原発関連の裁判

(1)(チラシ)(12.12)福島原発事故 新潟避難者訴訟控訴審 第2回口頭弁論(東京高裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxZmZYxA0wlXSjBx?e=avREjs

(2)(チラシ)(12.14)福島原発被害東京訴訟 第2陣(3次訴訟)(東京地裁#103)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgkTT-Xd89Cl-BAg_?e=HBlIr8

(3)(チラシ)(12.16)福島原発かながわ訴訟 第1陣第⒔回控訴審(東京高裁#101)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxPaLoE5LKhpvsZV?e=Rjag5O

(4)(チラシ)(12.20)福島原発被害東京訴訟 第1陣控訴審(東京地裁#101)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgkWtEmaWZheX3TMS?e=uX9VHg

(5)(チラシ)(1.12)福島原発かながわ訴訟 第2陣第3回公判(横浜地裁#101)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxTk5Pu4ryAN3hJW?e=L8SeSo

(6)(チラシ)(1.23)東日本大震災による目黒区区民住宅への避難者に対する建物明渡等請求裁判(東京地裁#606)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxejKoE65_uJg-E4?e=M7RyvA


5.キャンペーン

(1)「狭山事件」万年筆の鑑定と11人の鑑定人尋問を求めます · Change.org
 https://tinyurl.com/4uzmm2ny

(2)お知らせ · 合計で10万筆を超えました! · Change.org
 https://bit.ly/3BxpygL


6.(別添PDFファイル)共謀罪対象犯罪拡大反対声明(2022.12.4)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxgmUoFm8omWFbdj?e=i3Iqv1

(自公政権政府は、姑息なことをして共謀罪の対象犯罪を広げているようだ。マネーロンダリングを厳しく取り締まりたいのだったら、まずはタックスヘイブンの退治に真剣に取り組めよという話だ。規制逃れ、非公開、脱税の3点セットで、現代の「悪の巣窟」になっているではないか。また、下記のような仮想通貨もまたマネーロンダリングに使われているともっぱらの評判だ(例:ウクライナ戦争をめぐるアメリカの動き)。そもそも仮想通貨などは「ニセがねつくり」のようなもの、こんなものが巨額な金額でやりとりされ、取引の決済に使われるようになれば、一国の金融制度や金融政策はぐちゃぐちゃになってしまう。中共中国のように、仮想通貨などは全面禁止にすべきである。さすればマネーロンダリングも仮想通貨を使っては出来なくなる。:田中一郎)

(関連)FTX「7兆円破綻」の衝撃、業界“超優良児”の杜撰すぎる経営実態とは?(ビジネス+IT)  
 https://www.sbbit.jp/article/fj/99825


7.「いちろうちゃんのブログ」から

(1)「敵基地攻撃能力」容認へ向けて動き出す泉健太立憲民主党=立憲主義をかなぐり捨て、「市民と野党の共闘」に背を向け、原発を容認しながら、何をやっとるのか? かつての社会大衆党が大政翼賛運動になだれ込んで行った二の舞か?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/12/post-bd7980.html

(2)頭をよぎる「第三次世界大戦」の悪夢 (ポーランドへの)ミサイル着弾で世界に緊張 - 毎日新聞、他のTVニュースがウクライナミサイル説を報道する中、NHKだけがロシア攻撃説を放送、本日のIWJが詳細を報じています- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-edd884.html

(3)本日(11/27)のいろいろ情報:(1)被ばく裁判の証人尋問を却下する石栗裁判長(仙台高裁)(2)ウクライナ戦争とIWJ報道(3)福島・宮城県産の奇形柿大量発生(4)相続贈与税をめぐるバカバカしい税制議論他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-69e49a.html
================================


3つばかりご報告いたします。

1.第46回「福島県民健康調査検討委員会」結果(2022年12月2日)について

◆小児甲状腺がん338人に〜福島県民健康調査 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/45983/
 https://www.ourplanet-tv.org/45983/

(関連)第46回「県民健康調査」検討委員会(令和4年12月2日)の資料について - 福島県ホームページ
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-46.html

(関連)(別添PDFファイル)<田中一郎コメント>
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxpveT2lTVbfpscd?e=CtUpFE

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)福島県の子どもの甲状腺がんは338人(検査外での発見が43人):2022年6月末現在

(2)「福島県民健康調査」の受診者が激減しています=このままでは福島原発事故の環境放出放射能による健康被害者・遺伝的障害者は「闇から闇へ」葬られることになります。

(3)マスごみが「福島県民健康調査」や「福島県民健康調査検討委員会」をきちんと報道しない中で、OUR PLANET TVの報道活動は非常に貴重なものになっています。このほど開沼博(東京大学准教授)という人物にSLAP訴訟を仕掛けられ苦慮しています。みなさまの浄財でOUR PLANET TVへのご支援・ご寄付をお願い申し上げます。(OUR PLANET TVは非課税法人ですので寄付金にかかる税還付が可能です)

(関連)ご寄付のお願い - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/donation/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 <関連サイト>
(1)(報告)「311子ども甲状腺がん裁判」第3回口頭弁論(東京地裁)+ 若干の時事NEWS- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-453f59.html

(2)原告「被曝が原因」9割以上と主張〜甲状腺がん裁判 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/45931/

(3)20221124 UPLAN 議員と被害者+メディアともに未来を考える~全国の原発事故被害者議員会館に結集 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=przlG3XLQ3Y

(4)(別添PDFファイル)小児甲状腺がんの高率発生(矢ケ崎克馬琉球大学名誉教授 2022.11.15)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxv7QQ8oGtbUT7Wt?e=A19yFf


2.(報告)講演会 「チェルノブイリ並み初期被ばくにより多発した福島甲状腺がん」(2022.12.3)
 http://fukushimakyoto.namaste.jp/akiraka/event/event_index.html

(1)(別添PDFファイル)(レジメ) チェルノブイリ並み初期被ばくにより多発した福島甲状腺がん:被ばく由来のがん発生を否定するUNSCEAR報告は崩れた(加藤聡子 2022.12.3)
 http://natureflow.web.fc2.com/HP/KTS221203.pdf

(2)(別添PDFファイル)(レジメ) 「推定甲状腺被ばく量は1/70の過小評価」は本当か(大阪大学名誉教授(放射線生物学)本行忠志 2022.12.3)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxzQJfJzHuSnrz0u?e=7hO34J

 当日の録画はまもなくネット上にアップされるものと思われます。皆さまの方で、しばらくしてから、上記イベント名と「ユーチューブ」あるいは「動画」と入力して検索なさってみてください。

 <当日私から問題提起をした点>

(1)「福島県民健康調査」では、①経過観察の子どもたちが多すぎる(5000人以上)、②穿刺吸引細胞診を意図的に遅らせている疑いがある、③「福島県民健康調査」では、福島県立医大をはじめ限られた医院での検査や手術の結果しか報告されていないため、子ども甲状腺ガンの全数把握が全くできていない(直近でも338人のうち43人が報告外で把握された人数だ)、④健康調査の受検率が大きく低下してきているのに、「受検しなくていい、受検すると不利益を受ける」などといったデマのような告知をして、更に受検者を減少させようとしている、などの理由で、子ども甲状腺ガンの全体数把握ができていない。こんな状態では科学的実証的な議論は難しいのではないか。何故、全数把握をちゃんとやれという声が高まらないのか!?

(2)福島原発事故後11年を過ぎ、子どもの甲状腺ガンを含む甲状腺疾患への影響は、短半減期の放射性ヨウ素131による初期被曝だけでなく、放射性ヨウ素129や放射性セシウム137もまた、悪い影響を及ぼしているのではないか。放射性ヨウ素129(半減期1560万年)は環境放出量が放射性ヨウ素131に比べると量が少ないと言われるが、半減期が長いため長く環境にとどまり、時間がたつにつれて人体内に少しずつ入り込み甲状腺に集まってくるのではないか。また、放射性セシウムについては、子どもの場合には甲状腺にたまりやすいと、ベラルーシのバンダジェフスキー医師は、チェルノブイリ原発事故後にガンなどで死去した子どもの死体を解剖分析して結論付けている(法医学の体制が貧弱な日本では、死体解剖による福島原発事故による放射能の人体内への取り込みに関する調査・検査が全くと言っていいほどなされていない=何とかしろ! 例:放射性ヨウ素と甲状腺、放射性セシウムと心臓)。

(3)月刊誌の岩波書店『科学』が今年6月以降、原発や放射能・被ばくに関係する論文をいっさい掲載しなくなり、津田敏秀岡山大学医学部教授や白井草さん(OUR PLANET TV)ら、多くの論者の論文が見れなくなり、原発・放射能・被ばく・福島の状況などの様子が分からなくなった。ついては津田敏秀先生から岩波書店に論文を載せろと、強く申入れしていただけないか。

(原発の再推進を岸田文雄政権が大々的にやりはじめ、他方で、福島原発事故の放射線被曝被害が矮小化され、被害者が切り捨てられようとしている、まさにその時に、原発や放射能・被ばくの論文掲載をやめてしまうという岩波書店、そのセンスの悪さは言うまでもない。それとも政府や御用学者どもから圧力を受け、それに屈したのか!? 世代交代による様々なことの劣化は、こんなところにも見られているのではないか。情けない限りである。:田中一郎)

(関連)原発事故による甲状腺被ばくの真相を明らかにする会(講演会主催者)
 http://fukushimakyoto.namaste.jp/akiraka/

(関連)福島甲状腺がん多発 被ばく原因はもはや隠せないUNSCEAR2020レポート批判:新品本・書籍:福島原発事故による甲状腺被ばくの真相を明らかにする会(著者):ブックオフオンライン
 https://www.bookoffonline.co.jp/new/0019844892


3.(メール転送です)40年廃炉訴訟市民の会メールマガジン 第31号 2022_12_02
 https://toold-40-takahama.com/2022/12/03/mailmag31/

(関連)老朽原発40年廃炉・名古屋訴訟
 https://toold-40-takahama.com/

◆【緊急署名】原発運転期間延長に反対 - 国際環境NGO FoE Japan
 https://foejapan.org/issue/20221010/9607/


 <「いちろうちゃんのブログ」>

(1)老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その1):何十年も前に造られた古い原発全体をくまなく点検・検査することなどできない=形式・体裁を整えて、さも安全審査を厳格にやっているかのように見せかける原子力「寄生」委員会のペテン- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-5b0861.html

(2)老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その2):古い原発は「時限核爆弾」=40年超の運転や廃炉を前提としていない、設計図行方不明、人も入れ替わり設備の詳細を知らず、山のようにある老朽原発の超危険性- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-82e981.html
草々

« 「敵基地攻撃能力」容認へ向けて動き出す泉健太立憲民主党=立憲主義をかなぐり捨て、「市民と野党の共闘」に背を向け、原発を容認しながら、何をやっとるのか? かつての社会大衆党が大政翼賛運動になだれ込んで行った二の舞か? | トップページ | 広島原爆「黒い雨」訴訟の原告全面勝訴(国の上告断念)と長崎原爆「黒い雨」被ばく被害者=何故、国は広島と長崎で被ばく被害者を区別・差別・分断するのか!? »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 「敵基地攻撃能力」容認へ向けて動き出す泉健太立憲民主党=立憲主義をかなぐり捨て、「市民と野党の共闘」に背を向け、原発を容認しながら、何をやっとるのか? かつての社会大衆党が大政翼賛運動になだれ込んで行った二の舞か? | トップページ | 広島原爆「黒い雨」訴訟の原告全面勝訴(国の上告断念)と長崎原爆「黒い雨」被ばく被害者=何故、国は広島と長崎で被ばく被害者を区別・差別・分断するのか!? »

最近の記事

無料ブログはココログ