本日(11/27)のいろいろ情報:(1)被ばく裁判の証人尋問を却下する石栗裁判長(仙台高裁)(2)ウクライナ戦争とIWJ報道(3)福島・宮城県産の奇形柿大量発生(4)相続贈与税をめぐるバカバカしい税制議論他
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.(別添PDFファイル)(予約優先)(チラシ)(12.15)電力自由化と電力システム改革(その4):「電力システムの基礎知識」及び「歪められた電力システム改革」 (田中一郎 ちょぼゼミ:たんぽぽ舎)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwfflVAbIOyMkiti?e=OW6vdd
(関連)(拡散希望)(報告)(11.22)電力自由化と電力システム改革(第3回目):歪められた電力システム改革(1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-e59cf2.html
(関連)キャンペーン · 再エネ新電力が倒産のピンチ!政府は対策を講じてください · Change.org
https://tinyurl.com/3vfdw696
2.(メール転送です)(12.6)東京外環道訴訟第17回口頭弁論と報告集会
◆東京外環道訴訟第17回口頭弁論
12月6日(火)15時~(傍聴券抽選14時40分)
東京地方裁判所1階103号法廷(地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口)
傍聴お願いします。コロナ禍なので、ご無理なさらないでください。傍聴券抽選14時40分。14時30分頃(まで)にお越しください。(傍聴席は98席に戻ってますが)
■東京外環道訴訟は、2017年12月の外環道事業の無効確認・取消訴訟に2020年12月の事業施行期間延伸取消訴訟を併合して、大深度地下使用認可と都市計画事業承認認可の違法性を追及しています。
前回9/14の法廷では、地盤工学の専門家による本件事故現場周辺地域の地盤調査に基づき、本件トンネル工事によってトンネルの周辺地域においても広く地盤のゆるみが生じていることを明らかにしました。今度の12/6の口頭弁論では、調布陥没事故原因と再発防止策について原告側の求釈明に対する事業者の応答が予定されています。また、原告の意見陳述も予定しています。
◆裁判終了後(16時頃~) 報告集会
衆議院第2議員会館(地下1階)第1会議室
(16:00頃~1階ロビーで入館証配布します)
丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」1番出口より徒歩6分
弁護団から解説がされます。
(関連)(別添PDFファイル)東京外環道訴訟を支える会ニュース NO.18(2022.11.12)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwzpMGlPhdrRtatU?e=ifkz14
3.(メール転送です)【OurPlanet-TVより】年末寄付キャンペーンと「年末特番」のご案内
いつもOurPlanet-TVをご支援いただきありがとうございます。2022年もあと1ヶ月ほどとなりました。ロシアによるウクライナ侵攻、安倍元首相銃撃と国葬、旧統一教会問題、急激な円安と物価高。今年もさまざまなニュースがテレビ画面を賑わせました。一方、そのかげで、大手のメディアからタブー視され、「可視化」されない出来事もあります。OurPlanet-TVは21年間、そうした出来事にカメラを向けてきました。現在、活動継続のためのご寄付を広く募る「年末寄付キャンペーン2022」を実施しています。ご協力をお願い申し上げます。
小さくてもコツコツと積み上げる報道を、これからも丁寧に続けるために、引き続きみなさまの力が必要です。ご支援をお願いいたします。クレジットカード・郵便振替・銀行振込にてご寄付を受け付けています。
https://syncable.biz/campaign/4047
■期 間 2022年11月18日(金)~12月26日(月)
■目 標 200万円
※OurPlanet-TV へのご寄付は、寄付金控除等の対象です。
ご寄付お振込の翌月に寄付控除に必要な領収書をお送りいたします。
(OUR PLANET TVは、「福島県民健康調査検討委員会」の動向をはじめ、脱原発・脱被ばく・福島原発事故・各種裁判・その他の多くの諸問題について、覆い隠された真実をキチンと私たちに伝える批判的ジャーナリズム活動を粘り強く続けています。日本の大手マスコミ報道が翼賛化し、支配権力や大資本の御用報道となり下がる中で、OUR PLANET TVは私たちにとって今や貴重な存在となっています。昨今では開沼博(東京大学大学院情報学環准教授)というロクでもない人物からスラップ訴訟を提訴されるなど、その経営に厳しさが増しています。みなさまのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。:田中一郎)
4.キャンペーン
(1)「普天間の子どもたちへ安全な空を!安全な土を!~ママたちからのお願い~」 · Change.org
https://tinyurl.com/2a9a88k7
(2)自衛隊への18・22歳の名簿提供を撤回して下さい! · Change.org
https://bit.ly/3F5JkSE
(3)前川喜平さんを次期NHK会長に! · Change.org
https://bit.ly/3EH4iFT
(関連)20221122 UPLAN 「前川喜平さんを次期NHK会長に推薦します」NHK西口玄関前街宣 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=my4ZDxmv8ew
5.NPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議からイベントのお知らせ
https://kokumin-kaigi.org/?page_id=6925
(11/28と12/5の2回に分けて、食品容器・包装から溶け出す有害物質についてのセミナーがあります:ZOOM無料)
6.永田町をめぐるゴミクズカス
(1)死人に口なしでは許されない 「安倍晋三とジャパンライフ」のずぶずぶの関係|適菜収 日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/314995
(2)中条きよし氏(参議院議員:日本維新の会)、国会で新曲とディナーショー宣伝「不謹慎」と批判 - 毎日新聞 ⇒ この「必殺仕置人」もそろそろ我々「必殺仕置有権者」が選挙で葬り去る時が来ているようです:田中一郎)
https://tinyurl.com/mwj5cwxb
(3)岸田の次は自分。総理の椅子狙う茂木幹事長の隠せぬパワハラ体質 - まぐまぐニュース!
https://tinyurl.com/3vsbw9p7
(4)松本剛明新総務相もう「カネと爆睡」で批判の嵐! 緊急登板で“政権短命”のジンクス繰り返すのか|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/314892
(5)「#三浦瑠麗をテレビに出すな」がトレンド入りの一方で…朝生2カ月連続“お休み”に心配の声|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/314688
(6)秋葉復興相の政治資金めぐり追及 “統一教会”関連団体に会費支払い 野党が岸田総理に更迭求める(日テレNEWS)Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/eff526d861026e4d1988efa57cb577d2359ada41
7.自民党パワハラ四天王(他にも「このハゲ!」女もいました)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/314571
(一部抜粋)
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(中略)「パワハラ四天王」と名指しされている自民党の茂木敏充幹事長(67)、西村康稔経産相(60)、河野太郎消費者担当相(59)、元デジタル相の平井卓也衆院議員(64)の4人。
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8.日刊IWJガイド・非会員版「台湾統一地方選で独立派の与党・民進党が大敗! 親中派の国民党が伸長すれば、米中関係にも大きく影響、台湾有事が遠のく!-」2022.11.27号~No.3727号 - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51579
(関連)台湾の蔡英文総統、民進党主席辞任を表明 統一地方選での惨敗受け(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/5935ae1c6aa192bcf6389d6763cd83f408c0b4c5
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「本日(11/27)のいろいろ情報:(1)被ばく裁判の証人尋問を却下する石栗裁判長(仙台高裁)(2)ウクライナ戦争とIWJ報道(3)福島・宮城県産の奇形柿大量発生(4)相続贈与税をめぐるバカバカしい税制議論他」をお送りいたします。昨今、いくつかのMLに発信したものをまとめてブログアップいたしました。ご参考になれば幸いです。(それぞれ加筆修正しています)
1.被ばく裁判の証人尋問を却下する石栗裁判長(仙台高裁)
福島地裁で争われた下記の2つの裁判ですが、福島地裁ではクソヒラメ裁判官により、アンフェアな公判運営の下、ロクでもない御用判決を下され仙台高裁に控訴されていたものです。仙台高裁では、担当する石栗正子裁判長が、福島地裁に比べれば、ずっとずっとまともな法廷運営をして、これまで原告の主張と被告の抗弁を闘わさせてきたわけですが、ここにきて、この2つの裁判にとっては必要不可欠と思われる証人尋問の原告側からの申し立てをすべて却下する判断を下しました。そしてその理由さえきちんと説明しようとはしていません。何故にこの裁判長はここにきて態度を豹変させたのでしょうか? 水面下で許しがたい不当な圧力がかけられている気配がします。
(1)子ども脱被ばく裁判第5回口頭弁論期日のご報告-子ども脱被ばく裁判ホームページ
https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2022/11/5.html
(他のMLに発信したもの:抜粋)
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(中略)私は少なくとも内堀雅雄福島県知事については絶対に証人尋問をしなければいけないと思っています。証人尋問に関して私の推測は、裁判所から内々に証人が所属する組織に打診したところ、けんもほろろに断られ、それだけでなく、法務省か首相官邸を通じて最高裁事務総局に苦情が行き、そこから裁判長の石栗正子氏に圧力がかかったのではないかと推察します。およそ日本の司法は全く腐っていて信用できません。常々私が申し上げている「第二次司法民主化」=日本の司法・検察の抜本改革をしない限り、これを正すことは出来ないでしょう(その割には、法曹界(弁護士界・大学教授たち)の関心の低さ・改革の必要性の認識の低さには呆れるばかりです)。判決にも期待できません。脱被ばくの裁判は、脱被ばく運動の一つの手段として位置づけ、法廷でのことに一喜一憂しないこと、ロクでもない判決や法廷運営を繰り返す裁判所に対しては、常に反撃の方法を考え抜いて行動することが大事かと思います。
◆(拡散希望)(継続サイト)日本の司法・検察は抜本改革されなければならない:ポイントは(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの解放と、(2)有権者・国民からのフィードバック機能の強化、です- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-bbc6f8.html
脱被ばくの裁判で唯一完全勝訴した判決があります。それはついこの間に広島高裁が出した「黒い雨訴訟」の原告勝訴判決です。この「黒い雨訴訟」については、脱被ばく運動を進める上でしっかりと認識をしておく必要があります。
◆「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(137):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その21)=山田耕作京都大学名誉教授による福島子ども甲状腺ガン英語長論文解説、田村市バイオマス発電訴訟、黒い雨と原爆関連文献他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-31c475.html
(まもなく「黒い雨訴訟」のまとまったメールをお送りしますが、さしあたり上記サイトの下の方にある該当箇所をご覧ください)
(関連)「黒い雨」広島高裁判決から私たちが学ぶもの
https://saiban.hiroshima-net.org/pub/panf02/20210830_kuroiame.pdf
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(2)(メール転送です)石栗正子裁判長が結審を宣言ー田村バイオマス住民訴訟
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2022年11月18日14時30分から田村バイオマス住民訴訟の第3回口頭弁論期日が開かれました。被告から第2準備書面、こちらから準備書面(4)(5)などを提出しました。
近日までに提出された書類の確認をした後、裁判長が、「これまでに提出された資料から、この事件の判決を書くことが可能だと思う。控訴人から出されている人証の申請、検証申立、文書提出命令申立、調査嘱託申立は、必要がないと考えるので、却下します。本日で結審します。判決の言い渡しは、来年2月14日(火)午後1時20分~に指定します」と言いました。この裁判は、結局、証人尋問も現地検証もしないで結審ということになりました。さらに詳しくはこちらから。
http://chikurin.org/wp/?p=6516
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(なお、田村バイオマス発電訴訟の経緯については、上記でご紹介した「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(137)」(いちろうちゃんのブログ)に載せておきましたので、ご参考にしていただければと思います。:田中一郎)
<これからの脱被ばく運動について>
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私はこれまでの脱被ばく運動は完全敗北でもないと思っています。何故なら、福島原発事故前の状態まで人々は帰還していないからです。飯館村では「老人ばかり村」になっているのではありませんか? 恒常的な低線量被ばく(外部被曝・内部被曝)の危険性についての認識はある程度、浸透しています。
しかし、先般の県知事選挙で内堀雅雄が福島県知事に再選されるなど、福島県民の政治的覚醒がいまだできていないことに加え、福島原発事故後の脱被ばく運動は鳴かず飛ばずが続いていますし、福島県民をはじめ、福島原発事故による放射能汚染地域での「運動づかれ」があるようにも見えます。
国・霞が関各省庁・外郭団体やその下僕と化している自治体の官僚たちは、官僚組織として組織化され、役割分担の上で専門的に特定問題に特化し、継続的計画的に被ばくをごまかし、被害者を切り捨て、原発・核燃料サイクルを推進し続けます。他方、我々は「よろず屋」稼業で、彼らが行うたくさんのロクでもないことに、たった1つの体で対応しなければならない宿命にあります。やってられませんよ、まったく。しかし、おっしゃる通り、これに対して私たちが、場当たり的に、情緒的に、無計画的に対応対抗していても、おそらくは、いつまでたっても「夜明け」は来ないような気がします。要するに、覚悟を決めて、戦線を立て直すしかないのです。
脱被ばく運動で申し上げれば、ポイントは、恒常的な低線量被ばく(外部被曝・内部被曝)が危険であることを圧倒的多数の方々に納得をしてもらうということ、また、原発・核燃料サイクル施設の事故も、他の事故と同じように、加害者が罰せられ、加害者が賠償・補償をシッカリとしなければいけない、という「当たり前」のことを、同じように、圧倒的多数の方々に納得をしてもらうということです。
そして、それに加えて更に重要なことは、上記で申し上げたことや原発・核燃料サイクル廃棄を含めて、脱原発・脱被ばく・被害者完全救済の三位一体を政治の抜本改革と結び付け、今日の自公中心の政治・国会・内閣を一掃することが必要不可欠です。私が見るところ、この覚悟が脱原発・脱被ばく・被害者完全救済の市民運動・社会運動に、まだ未成熟のままであること、これが大きな問題だと思われます。
原発も、核燃料サイクルも、放射線被曝も、被害者のひどい苦しみも、本当のことが多くの人々に伝わり、それをバネにして政治や行政を転換させるエネルギーにできた時、運動は大きく羽ばたくでしょう。そのためには知恵が必要です。
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2.(どうして異常柿のゲノムや染色体異常を調べないのでしょうか?)RE_ 変形した“柿”が大量発生その原因は?調べてみると大変なコトが…農家困惑 - TBS NEWS DIG
◆変形した“柿”が大量発生その原因は?調べてみると大変なコトが…農家困惑 - TBS NEWS DIG (1ページ)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/198529?display=1
(参考)福島原発周辺で「動植物異常」相次ぐ チョウやニホンザルなどに異常、研究者が被曝影響と指摘(東洋経済オンライン) - 一般社団法人環境金融研究機構(2013-04-03 21:54:15)
https://rief-jp.org/ct10/28769
<田中一郎コメント>
いい加減なことを言ってないで、何故、異常柿のゲノムや染色体異常を調べないのでしょうか? 真っ先に懸念されるのは福島原発事故による放射能汚染ですよ。もしこれが、放射能汚染の影響だとしたら大変なことです。柿で起きていることは、他の動植物でも起きることですから。もちろん人間も含めてです。福島県北から宮城県丸森町あたりの農産物や動植物をよく調べてみる必要がありそうです。柿は放射性セシウムを取り込み蓄積しやすい作物で、それを干したもの(あんぽ柿など)は放射能を濃縮させます。
これまで何度も申し上げてきましたが、福島県を含む福島原発事故による放射能で汚染された地域で生産される飲食物(水産物・林産物・加工食品を含む)の安全性は(農作業者も含めて)確保されていません。検査される食品の種類やサンプル数が極度に少なく(「統計学的に有意ではない」とはこういう時に使う言葉です)、定期的な土壌検査も行われず、放射性セシウム以外は調べられることもなく、検査の仕方も非公開で、かつ、たまに出る規制値オーバーのものの所在地や処分の仕方も不透明、生産された場所だけでなく流通の末端=小売店舗でも十分な検査も行われていない、出荷禁止作物の禁止解除のルールが甘い、農作業する人の放射線被曝が全く考慮されていない、などなど、要するに、食べる側・つくる人の懸念に対応した、公正でオープンな食品検査・労働環境調査が福島原発事故後、一度も実施されたことがありません。おまけに、村井嘉浩宮城県知事(いちごなどの宮城県農産品)や上田清司(元)埼玉県知事(狭山茶)などは、ロクスッポ検査も調査もしないで「安全だ」などと言ったりもしていて、全く信用ができません。
私はそもそも南東北・関東産の生鮮物は魚介類を含めて食べない・買わないで通していますが(それとわかるものは)、もちろん、南東北・関東産の柿も干し柿も口にするつもりはありません。我が家では柿は奈良県産を買って食べています。申し上げるまでもありませんが、「安全安心キャンペーン」「買って応援・食べて支援 キャンペーン」に乗せられることは愚かなことです。
(追)下記の動きがあるという情報が入っています。
◆柿の実の異形被害への対応 - 衆議院議員 亀岡偉民 公式website
https://www.kameokayoshitami.com/persimmon-strange-shape/
(参考)亀岡偉民 - Wikipedia(自民党)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%80%E5%B2%A1%E5%81%89%E6%B0%91
(これを読む限り、胡散臭い人物)
3.警察という組織を甘く見てはいけない
◆(別添PDFファイル)公安情報と政治:左翼監視から政治情報収集へ(イントロ部分)(青木理『週刊金曜日 2022.11.11』)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwtEC-RuiHt9lPvr?e=1pA2Fc
警察という組織を甘く見てはいけない。たまたま先々週号の『週刊金曜日』(2022.11.11)が「警察国家・日本」という特集を組み、そこに掲載されていたジャーナリストの青木理(おさむ)氏のレポートを別添します。警察は日本最大の暴力団であり、その使命は、有権者・国民を守ることではなく、有権者・国民を監視し、支配権力に逆らわせないよう、さまざまな方法で取り締まることです。この警察の基本的性格は、この国の圧倒的多数の有権者・国民が、政治について覚醒し、政治や政権や支配権力を自分たちの手に取り戻した時に変わります。それまでは、警察は、反国民的な支配権力の「忠犬」として仕事をし、「忠犬」としての警察権力を行使する、ということです。
(参考)高橋玄監督「ポチの告白」に見る警察腐敗の実態 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tsFy_BzAzok
https://www.youtube.com/watch?v=D1HonuIFk-c&list=PLC9CD3DE553EAB0A3&index=2
(「世の中にはなあ、逆らっちゃいけないもんが2つあんだ、1つは天皇陛下、もう1つは、ケイサツだ!」=この名セリフをスクリーンで吐いた竹田八生(通称タケハチ)という現場警察官の運命はいかに・・・・!? この名作映画を私は今から15年ほど前に渋谷のアップリンクという映画館で観ました。今は上映する映画館はないと思いますが、DVDは販売されているようです。一見に値します。生々しい警察組織の実態が描かれています。一途なタケハチもまたトカゲの尻尾でしかないようです。また、本日(11/19)の報道特集では、自衛隊組織内のハラスメントの実態とその告発について、特集報道がなされていました。日本の2つの暴力組織が、どうしようもなくロクでもない、ことがよくわかります。:田中一郎)
◆「心と体 汚されていく」「逃げ場がない」 自衛隊ハラスメントの実態【報道特集】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/54f721b19e4ed552719442daeb479048975f04e9
◆報道特集|TBSテレビ
http://www.tbs.co.jp/houtoku/
(まもなくこのサイトに録画がアップされると思います)
4.ウクライナ戦争とIWJ報道
ウクライナ戦争とコロナワクチン(及び人工排出CO2による地球温暖化)は、日本の左派・左翼・リベラル勢力の「不勉強」と「権威主義的態度」がもたらした誤りの典型事例だと私は見ています。多方面からの情報を入手して、ハードボイルドにそれを検証・評価していく態度が大事です。また、私たち市民は、科学者でも専門家でも研究者でもありませんから、常にものごとを相対的に認識する習慣を身に着け、断定的に情緒的に「思い込みをしない」「決めつけない」ことが大切だと思います。自分の認識と違う事実が出てきたら、勇気をもって認識を転換することも重要です。
(1)頭をよぎる「第三次世界大戦」の悪夢 (ポーランドへの)ミサイル着弾で世界に緊張 - 毎日新聞、他のTVニュースがウクライナミサイル説を報道する中、NHKだけがロシア攻撃説を放送、本日のIWJが詳細を報じています- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-edd884.html
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-edd884.html
(参考)ロシアの戦争、容易にNATOとの大規模戦闘に発展 ポーランド爆発が示す可能性(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/bad7ac8a5c71550a5c360a4a80376522e0d5cc76
(2)日刊IWJガイド・非会員版「大谷翔平らが経営破綻したFTX社の広告塔として訴えられた! このニュースの裏側にはマスメディアが報じない大スキャンダルが!-」2022.11.19号~No.3719号 - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51554
(一部抜粋)
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■はじめに~<スクープ!?>大谷翔平と大坂なおみが破綻した暗号通貨取引業者・FTX社の「広告塔」として訴えられた! このFTX社が経営破綻したニュースの裏側には日本の記者クラブメディアが報じない大スキャンダルが!? FTX社とウクライナとバイデン政権は暗号通貨でつながっていた!? ウクライナは米国からの支援金をFTX経由で中間選挙資金として還流!? 共和党はブリンケン国務大臣に情報公開を請求!」
(中略)保守メディア、保守的なインフルエンサーがもっぱら拡散しているから、「フェイクニュースに決まっている」というレッテルを貼って、デマだと決めつけをして、情報を検証することなしに、スルーしてしまう姿勢はいかがなものかと思われます。
事実なのかどうか、まずは流通している情報を精査することが必要です。この問題を考察するときに、ウクライナに流れた資金には、2つのルートがあることをまず分ける必要があります。
(中略) FTXとウクライナ政府と民主党の選挙資金の関係が、ミカエル・ショバニアン副大臣の言うように、単なる陰謀論の一種なのか、現実の資金の流れだったのか、米国の情報公開とその分析が待たれます。
もしも民主党がウクライナに露骨に介入した2014年のユーロマイダン・クーデターに続き、2022年にも中間選挙で勝つためにウクライナに介入したことが事実であれば、先述したように、今後、ウクライナへの武器支援に米国民の合意は得られず、同様の政策は取れなくなるしょう。
これほど、重大な疑惑を、日本の大手新聞やテレビはまったく報道していません。どこまで、米国の太鼓持ちを続けるつもりなのでしょうか。
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(IWJの会員になると記事の詳細が読めます。みなさまもIWJの会員になられて、日本の御用マスごみが報道しない様々な情報をご覧になりませんか? また、みなさまの浄財で、IWJのような独立系のジャーナリズムを支えていただければ幸いとも思います。:田中一郎)
(3)日刊IWJガイド・非会員版「『ミサイル増税』は個人の負担増へ! IWJの警鐘通りに防衛費の増額は、法人税ではなく所得税や消費税の増税でまかなうと結論!!」2022.11.26号~No.3726号 - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51576
(4)日刊IWJガイド・非会員版「六ヶ所再処理工場がミサイル攻撃を受ければ、日本の総人口の約71%が避難を強いられる! 残されるのは、人が住めない荒廃した土地だけ!」2022.11.25号~No.3725号 - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51572
5.「日の丸ヤミ金」奨学金:若者から収奪する「日本学生支援機構」(三宅勝久さん:『週刊金曜日』連載)
https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003547.php
『週刊金曜日』に連載されている『「日の丸ヤミ金」奨学金』(三宅勝久さん)のシリーズ記事をネット上で見つけましたのでご紹介します。「日本学生支援機構」という「ヤミ金」による「奨学金」名目の収奪ビジネスが大手を振って展開されています。まさに若いこれからの日本を担う貴重な人材を、このドアホ組織がつぶして回っているのが手に取るようにわかります。この国の行政の劣化はひどいものがありますが、ほんとに「何をやっとるのか!?」と怒鳴りたくなります。
その「日本学生支援機構」を弁護する弁護士どもの言いぐさや、「日本学生支援機構」に対する情報公開訴訟を突然打ち切る裁判所・裁判官など、日本の司法のクサレ・ヒラメ状況を引きずっていることも嘆かわしき深刻な事態です。諸悪の根源は政治です。文部科学省の外郭団体である「日本学生支援機構」のことも、司法・裁判所のことも、すべてその頂点には政治が君臨しています。こうしたことを解決するためにも、今日の自公政権やそれに追従する政党・政治勢力を国会から追い払わなければ、事態の解決はありません。
<「日の丸ヤミ金」奨学金:若者から収奪する「日本学生支援機構」(三宅勝久さん)>
(1)2022年3月まで
https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/tag/%E5%A5%A8%E5%AD%A6%E9%87%91/
(2)2022年4月、7月、10月
https://tinyurl.com/3chb84h6
(3)2022年9月
https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/tag/%E5%A5%A8%E5%AD%A6%E9%87%91-2/
(4)(別添PDFファイル)2022年11月20日
https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003547.php
(参考)週刊金曜日オンライン
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/
(参考)デジタル金曜日
https://www.kinyobi.co.jp/digitalkinyobi/
(関連)独立行政法人日本学生支援機構 - JASSO
https://www.jasso.go.jp/index.html
https://www.jasso.go.jp/about/organization/sosiki/yakuin_4.html
6.バカバカしい議論の事例:資産移転促進策、検討慎重に 高齢化時代の金融資産問題- 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD0840T0Y2A101C2000000/
<田中一郎コメント>
どうして経済学者はかようなバカバカしい議論しかできないのかな。「資産移転促進」って、何のことはない、金持ち老人の所有資産の子どもや孫への相続を早めるということで、そのために、相続税より割高な税率にしてある贈与税率の税率を下げるとか、相続時点で過去にさかのぼって贈与金額と相続金額を合算して課税する(そうすれば贈与分の税率が少し下がる)とかいう話だ。金持ち老人が全金融資産の65%を保有していて、しかも年寄りだからあまりお金を使わない。これを子どもや孫の若い世代に早く移して、そのお金を使ってもらおう=消費を増やしてもらおうという話らしい。バカバカしくて読んでられないわな。
お金を使わない老人の保有資産(保有金融資産)をお金を使う若い世代に移して消費を増やしたいのなら、金持ち老人の相続に際してしっかりと(累進)課税をして国が相続税を徴収、そのお金を社会保障や失業保険などを充実させて貧しい若者や学生に生活費補助・返還無用奨学金として支給すればいい。貧しい人ほど消費性向は高いから、消費需要はどっと増える。また、こうすることで、所得の再配分効果も出るし、社会福祉水準も向上するし、貧困問題も解決に向かうし、若い世代の人生の機会均等もある程度確保できる。相続税の尻抜け(財産隠しや生前贈与など)を許さない厳格な金持ち老人への徴税制度を確立して、上記で申し上げたような相続贈与税の抜本的な制度見直しを行えばいいのだ。
それを「資産移転促進策」などと称して、相続税の尻抜けを公的に認めてやろうというのが上記の議論である(著者の結論は「慎重に」ではあるが)。私はかねてより、我が国の相続贈与税制は抜け穴だらけで、脱税や納税逃れが一般化しているザル法ではないかと疑っている。その証拠の1つが、相続税収が毎年2兆円~2兆5千億円くらいのところで推移していて、私の若い頃とあまり変わっていないことだ。日本経済はこの50年くらいでずいぶんと成長し、資産は毎年どんどんと積みあがっているはず。だから相続税収も、相続税がきちんと課税・徴収されていたら、もっと大きな金額の税収があり、それが年々増えてきていておかしくないと思われる。なのに横ばい状態だ。どこかで相続税収がじゃじゃ漏れの可能性大である。(毎年の推定相続税漏出金額は、10兆円~30兆円くらいかな? ともかく巨額であるはずだ)
◆相続税収の推移
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/property/141.pdf
世の経済学者どもは、こういう議論検討をし、その原因調査でもしてみればいい。相続贈与税制の歪みを浮き彫りにし「税金がきちんとルール通りに納付される制度」「公正公平に課税され徴収される相続贈与税制」にすることこそ、真っ先にしなければいけない検討であり、議論ではないのか!?
7.砂防ダムと森林整備
◆美しき川 - Patagonia Stories
https://bit.ly/3u1DHye
砂防ダムは多目的ダムに比べると小さなものが多く、所管は国土交通省ではなく、もっぱら林野庁(農林水産省)です。私が怪しからんなと思っているのは、この砂防ダムの予算が、森林整備の名のもとに予算化されていることです。予算項目の名前とその実態が合っていません。森林整備予算については、それ以外にも、森林をめった伐りにする森林再生事業だとか、自然林を破壊しての拡大造林だとか、広大な森林を伐採してのソーラーパネル設置の林地開発だとか、ともかく森林の自然を壊すもので「てんこ盛り」になっています。昨今、使い道がないと言われて改正される予定の森林環境税は、民有林向けの自治体財源として使われますが、これもその使途が疑問なものが散見されています。
◆森林整備の資金、山間部を増額 政府与党、24年度にも:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/212383
森林関連予算の使われ方を厳しくチェックするオンブズマン制度が必要ですし、林野行政を行う役所には、森林・山林を「木材生産畑」と見る考え方を抜本的に転換させる必要があります。
◆日本の森林・林業政策のどこがおかしいのか=森林を木材生産畑としか見ない産業至上主義が「人工単一樹種針葉樹単層林」という貧相な生態系森林を「拡大造林」と称して造り続けたところに根本問題がある- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-c69e.html
草々
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