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2022年11月

2022年11月30日 (水)

(重要:必見です)2022年11月25日 新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える勉強会(VTR)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(別添PDFファイル)(予約優先)(12.15)電力自由化と電力システム改革:歪められた電力システム改革(2)と、未来へ向けたあるべき電力システム改革の具体像(欧州の事例などから)(第4回目:新ちょぼゼミ 田中一郎)(たんぽぽ舎 午後6時~8時30分)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwfflVAbIOyMkiti?e=miJ7n9

(前回まで)(第1回目)~(第3回目)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-e59cf2.html


2.運転延長を止める意見広告を載せたい 原発からクリーンエネルギーへ!(地域の未来を考える会 2022-11-28 公開) -クラウドファンディング READYFOR
 https://readyfor.jp/projects/sayonaraNPP


3.イベント情報
(1)(チラシ)(12.16)福島原発かながわ訴訟 第1陣第⒔回控訴審(東京高裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxPaLoE5LKhpvsZV?e=34JX5X

(2)(チラシ)(12.17)核燃料サイクル・六ケ所再処理工場の危険とデタラメ(於松戸市:山田清彦さん=青森県から)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxIvoAGXGZHA0EwE?e=PjcgzX

(3)(チラシ)(1.12)福島原発かながわ訴訟 第2陣第3回公判(横浜地裁)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxTk5Pu4ryAN3hJW?e=KXzeC9


4.(別添PDFファイル)議会政治を立て直す「プランB」が必要だ(金子勝立教大学教授 日刊ゲンダイ 2022.1.30)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/315137

 <田中一郎コメント>
 金子勝立教大学教授の日刊ゲンダイ掲載の時事評論です。議論の枠組みは正論ながら、じゃあどうすればいいのか、という処方箋についての各論が薄い(ここでは野党の「プランB」)。同氏は従来から、自公政権(特にアホノミクス)の経済政策に加えて産業政策についても厳しく批判を展開してきた経緯があり、それ自体は他の経済学者も言わない正論中の正論ながら、ここでも「プランA」を追いかけるべしというように読み取れる議論を展開しつつ、やはり、どうすればいいのか、の各論・処方箋に乏しい議論だった。ここにきて、常々私が(処方箋の各論とともに)主張してきた「プランB」という言葉を同氏に使っていただいたことはうれしい限りである。どうか、今後の議論展開で、今度は「プランB」の各論・処方箋についても豊富に言及していただきたいと思う次第である。

ちなみに、「プランA」を追いかけるベンチャーキャピタル育成を含む「投資ファンド」(官民ファンド)は、たとえば下記の記事にあるように、これまで失敗に次ぐ失敗の連続だった。シーズ(タネ)を選択し、その支援を続けながら、新ビジネスを育てていくノウハウや経験を持たない、利権屋おやじのようなお粗末な人材をファンドの運営委員に任命し、自分の腹は痛まない「親方日の丸」方式でやっているから失敗ばかりして、巨額の税金・財源が無駄になっている。にもかかわらず、その失敗の反省や総括もしないまま、またぞろ巨額のファンドを立ち上げて税金浪費をやろうというのだから、ふざけるな、である。今般、批判が続く「大学ファンド」もまた、そうしたたぐいの1つと見ておけばいい。

(関連)(別添PDFファイル)多額損失で気候が改善計画、官民ファンド「クールジャパン」どうなった(東京 2022.11.25)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/215946

(関連)(別添PDFファイル)スタートアップ 新興企業育成へ10兆円投資目標、政府原案(朝日 2022.11.25)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15483928.html

(関連)大学基金損失1881億円 運用開始半年 債券下落で:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/215450

◆(関連)(別添PDFファイル)はじめに(兪炳匡『日本再生のための「プランB」、医療経済学による所得倍増計画』集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034181742&Action_id=121&Sza_id=HH
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-fee5fb.html

(佐久総合病院の色平哲郎先生に勧められて読み始めましたが、なかなかいい本です。私が申し上げてきたことと同じようなことを、この本の著者はおっしゃっています。著者は私と同じ大阪出身の人、医療経済学の専門家です。著者が提唱する「プランA」より「プランB」というのは、私の言葉で言えば「イノベーション」よりも「リノベーション」、著者が勧める「医療介護関連ビジネス」もいいと思いますが、私は加えて、農林水産業・食品産業の復権と再生可能エネルギービジネス、及び地場産業振興などを提唱し、それら「リノベーション型新産業」の担い手として、「地方振興公社」(新設)という公的機関でロスジェネ世代を中心に非正規の人たちを1千万人規模で正規職員採用し、地方定住を条件にして地方へ派遣したらいい、と申し上げています。みなさまも是非ご一読を!:田中一郎)


5.コスタリカに学ぶ - - 有明抄 - 佐賀新聞(非武装中立)
 https://www.saga-s.co.jp/articles/-/954305


6.マスごみ=毎日「忖度腰抜」新聞の「ゴミ報道」

◆(別添PDFファイル)立憲、秋葉氏を質問攻め 細部の詰めに「取り調べごっこ」批判も(毎日 2022.11.29)
 https://mainichi.jp/articles/20221128/k00/00m/010/332000c

(何が「取り調べごっこ批判」だ、ボケ! 時の政権・閣僚のロクデモナイ悪行を調べあげて追及するのは、本来ならお前らマスごみがすることだろ、それをお前らがしないから、野党政治家が苦労して調べて追及しているのに、何を外野席で茶化してんだ。かような誹謗中傷ヤジ発言をしているのは、どうせ統一教会と持ちつ持たれつをやっている自民党や維新のガラクタ政治家どもだろうに、何を書いて紙面をケガしているのか! 「取り調べごっこ」だと言ってる奴の名前さえ書いていない、それでお前ら新聞か!? 永田町の界隈を、新聞屋としてロクに仕事もしないでブラブラはいずり回っているから、こんなゴミ記事しか書けなくなるのだ! さっさと廃業してしまえ、ドアホ! :田中一郎)


7.当世マスごみ事情

(1)「独立系メディアは社会に不可欠」エイミー・グッドマン - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/36117/
(2)ポスト311時代のメディアとは~公共的なメディアを取り戻す作戦会議 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/36372/
(3)徹底検証!テレビは原発事故をどう伝えたか?Part1 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/38484/
(4)放送行政は政府から独立を〜国連特別報告者が来日講演 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/38682/
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 さる2022年11月25日、川田龍平参議院議員(立憲民主党)が主催して、厚生労働省の役人やワクチン被害者、並びに大学教授複数名らを招き、標記「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える勉強会」が開催されました。以下、当日のVTRも含めて、そのご紹介を申し上げます。内容は必読・必見です。コロナワクチンは危険極まりない「ただの毒物」であり、感染防止効果も重症化防止効果も怪しい限りです。しかも人間の遺伝子作用を利用する薬物ですので、危険性は接種を重ねるごとに累積していきます。マスごみや御用学者に煽られてコロナワクチン接種に走るのはおやめになった方がいいです。安全性が公開の形で確立されるまで、しっかりとこの「戦後最大の薬害」の行方を見届けましょう。以下、他のMLに発信した私のメールを下記に貼り付けます(一部加筆修正しています)。


1.(必見)【完全版】令和4年11月25日新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える勉強会
 https://bit.ly/3VEb4mM
 https://tinyurl.com/2a2x244p
https://odysee.com/@jimakudaio:9/2022-11-25-study-session-on-causal-relationship-between-covid19-vaccination-and-deaths:f

(下記のサイトは消去されました=上記サイトも消される可能性があり大至急ご覧ください 川田龍平議員、この録画を削除されない安全なサイトにアップしていただけませんか、言論妨害を受けていますよ!)
 https://www.nicovideo.jp/watch/sm41422950

 <田中一郎コメント>
 下記でご紹介いただいたサイトも消されてしまっています。消される前に早くご覧ください。必見です。消されるということが、この問題の正体をいみじくも示しています。国民のコロナワクチンの接種率は70%程度と言われていますが、厚生労働省の官僚たちの接種率は10%だそうです。政治家はどうでしょうか? いずれにせよ、この動画では、3つの大学の3人の大学教授がコロナワクチンの危険性や厚生労働省の体制・運営のおかしさを厳しく糾弾しており、コロナワクチンはたくさんの犠牲者を生み出しているだけでなく、感染率を下げるのではなくて逆に上げていると批判もしています。コロナワクチンが人間の自然免疫を抑えてしまうからだと説明されています。一方、同席された3名の遺族の方々の発言が痛ましい限りです。

また、この日は複数のマスごみも取材に来ていたそうですが、しかし、この会合を報道したマスごみは皆無です。あれだけ会合の中でマスごみがコロナワクチンの危険性や犠牲者のことを報道しないで、「新型コロナ」の危険性を煽り、コロナワクチンを打て打てと煽りまくっていることが問題だ、と言われていたにもかかわらず、報道していません。こうしたマスごみの態度は、この会合に出席・参加していた・会合に注目していた被害者遺族の方々に対する侮辱という他ありません。

(下記はメール転送です)
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コロナワクチンと死亡の関係について、川田龍平参議院議員(エイズ薬害被害者)が呼びかけた超党派議員による院内学習会が11月25日持たれました。遺族の方3名厚労省の担当官6名,医師3名,国会議員10名ほどとマスコミも入り行われたようです。マスコミでは殆ど報道されませんでした。しかしこの会合が唯一ニコニコ動画で公開されています。

動画を見ると、厚労省の職員の接種率が約10%とのことです。これは厚労省にワクチンによる死亡(副作用)などの情報が全国から集まり厚労省の職員間でその酷さのデータを独占しているからです。ワクチン製造のロット(連続製造ではなくバッチ方式で作るらしい)により死亡者が多いロットがあるようです。

厚労省がワクチン接種を宣伝し進めながら,自分たちは接種していなかった。国民への背信行為。すさまじい内容がこの動画でわかってきました。
 https://www.nicovideo.jp/watch/sm41420798

8分後から遺族の話があります。23分後から京大福島名誉教授の鋭い指摘が30分まであります。その後も驚くべき話や担当官との質疑応答があります。さしあたって8分から30分までを是非ご覧ください。

*私は3回打った後コロナになり1週間ほど自宅隔離,軽症で済みましたが,8月から4回はどうもおかしいことがわかってき止めました。
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2.コロナワクチンの犠牲者(救済制度対象者ほとんどゼロ?)

◆第88回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第18回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催) 資料(2022年11月11日)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html

*死亡 ファイザー(資料1-3-1) 1685人
*死亡 ファイザー(資料1-3-4)    2人(5歳~11歳) 
*死亡 モデルナ  (資料1-3-2)   205人
*死亡 アストロゼネカ(資料1-3-3)  1人
*死亡 竹田薬品 (資料1-3-5)    1人
  合 計              1894人

*重症者数(資料1-1-1のP5) 計 7911人
  男 2595人+1人+23人+657人+8人+3人=3287人
  女 4087人+2人+12人+514人+3人+6人=4624人
  不明 22人

(関連)厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_284075.html

(10年前のインフルエンザ・ワクチンの時は、報告された死亡者は3人だった、27人だった、という2つのネット情報があります。いずれにしても、今回の死亡者にしても重症者数にしても、桁違いの数字です。そして、報告されていない死亡者や重症者もかなりの数にのぼるのではないかと推測されます。戦後最大の薬害の様相を呈しています。ワクチン接種はいったん止めるべきです)

(関連)『近藤誠医師が警鐘「コロナワクチン“隠れ副作用死者”はまだいる」(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース』7/18(日) 7:05配信
 https://www.news-postseven.com/archives/20210718_1675838.html?DETAIL

(何故、すべての死亡事例・重症事例の報告を義務化しないのでしょうか? 中長期的な安全性を含めて、「新型コロナ」ワクチンの安全性は検証・確立されていないということは、ワクチンメーカーも厚生労働省も認めていることではないですか!? :田中一郎)

(追)ワクチンの有効率の計算(これで効くと言えるの?)
 そもそも「新型コロナ」ワクチンの有効性の計算がおかしいという点については、みなさま既にご承知でしょうか。念のために下記にその計算方法を略記しておきます。そして、いずれのワクチンメーカーもワクチンの有効性に関する臨床結果の詳細を明らかにしていません。また、その妥当性について第三者検証が難しいのです。しかし、そのことと、有効性計算のおかしさは別問題です。

 <計算例>
*ワクチン接種なし(プラセボ=偽薬)  20,000人のうち200人が感染
*ワクチン接種             20,000人のうち 10人が感染

 有効率は、(200人ー10人)÷200人で計算して、95%、とされます。しかし、見方を正してみると、20,000人の「ワクチン接種なし」で感染した人が200人、ワクチン接種したら10人になって190人減ったので、効果は190人÷20,000人で、0.95%(減少させた)ということではないのでしょうか? つまり、たいした効果らしい効果はない、ということを示しています。

この数字は架空の数字ですが、実際の数字は、それぞれのワクチンメーカーが許認可を握る政府・厚生労働省に提出した臨床結果を明らかにすればすぐにわかる話です(但し、臨床結果の妥当性は、対象となった人がワクチン接種の「あり」と「なし」に適切に無作為状態で区分されていたかどうか、言い換えれば、接種なし、の分類に高リスクの人が集められていなかったかどうかが厳しくチェックされなければなりません)。しかし、ワクチン、ワクチンと毎日大騒ぎをしているマスごみたちが、このワクチンの有効性について臨床結果の詳細を解説報道したものを私は見たことがない。つまり、「新型コロナ」ワクチンは、最初からその有効性についても「疑わしい」ということです。


3.(メール転送です)Twitter【新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える勉強会】で厚労省の面々を相手取り怒りをぶつける福島雅典京都大学名誉教授

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(録画は消される可能性があります、一刻も早くご覧ください)

◆(メール転送です)【新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える勉強会】で厚労省の面々を相手取り怒りをぶつける福島雅典京都大学名誉教授
 https://www.nicovideo.jp/watch/sm41420900
 https://twitter.com/Trilliana_z/status/1596042584551739393

(関連)福島雅典|プロフィール|HMV&BOOKS online
 https://twitter.com/Trilliana_z/status/1596042584551739393

(関連)最終的に数十億人のワクチン被害者(この動画の拡散をお願い致します) - ニコニコ動画
 https://www.nicovideo.jp/watch/sm41421841

 <田中一郎コメント>
 コロナワクチンはただの毒物であり、「新型コロナ」の感染を予防する効果も、重症化を防ぐ効果も、怪しい限りです。何の医学的実証性もありません(例:ワクチン承認時の臨床試験結果を公表せよ)。オミクロン株の死亡リスクは低く、特に子どもたちは、そもそも「新型コロナ」に対してほとんどリスクがないに等しいです。危険なコロナワクチンなど健康な体に打つ必要はありません。医薬品と違ってワクチンは健康な体に打つのですから、少しでも危険があることは許されないのです。

アメリカ・アングロサクソンの手下となっている自公政権(米国医薬品メーカーの製品はさっさと承認せよと、アメリカからの「年次改革要望書」に書いてあるそうな、ホントの話なのか?)、御用役人・厚生労働省・国立感染症研究所、ワクチン・医薬品御用学者、そしてマスごみが「新型コロナ」のリスクを煽り立て、リスク評価もロクスッポしていない危険なコロナワクチンをたくさんの日本国民に打たせているのです。あとは自己責任、何が起きても知りませんよと、国立感染症研究所のHPに少し前に書いてありました。ワクチンで健康障害が起きた人・死亡した人を救済する制度はあるけれど、その制度で救済された人は、1万人以上の死亡者・重傷者の中でわずか数人です。典型的な「口先やるやる詐欺」制度です。

日本で使われているコロナワクチンは人間の遺伝子作用を利用しているため、打てば打つほど累積的に危険性は増していきます。だから、接種の1回目や2回目ではなんともなかった人が、3回目以降の接種で急死したり重症化したりしているのです。コロナワクチンが体内に入ったのちに、その成分が人体内でどのような作用をし続けるのかは、定かにはわかっておりません。つまり、コロナワクチンは短期的であるだけでなく、中長期的な危険性も伴っており、いったん打てば、そのリスクは一生抱えていかなくてはいけないとも思われます。ともかく、こんなものは打ってはいけないのです。(少なくとも、動物実験や臨床試験を経て、安全性が公開された状態で確立されるまでは打つべきではありません)

グーグルが、コロナワクチンに関する言論妨害を続けています。コロナワクチンを批判するメールは、グーグルのメールソフト(Gメール)を使っていると排除されて届かない可能性があります。ウクライナ戦争や地球温暖化についてもグーグル(およびユーチューブ)は妨害を続けているようです。少なくとも「Gメール」を使うのはおやめになった方がいいです。知らない間に情報操作されて「ゆでガエル」にされてしまいます。

また、日本の左翼・左派・リベラルのかなりの人たちは、この「新型コロナ」およびコロナワクチン、ウクライナ戦争、そして人工排出CO2による地球温暖化説に対して、その科学的実証的根拠を確かめもせず、マスごみ報道への過信と「権威主義的態度の習慣」から判断を誤り、このコロナワクチン騒動の片棒を担ぐような結果になってしまっています。海外諸国では、この3つの問題に対して、きちんとした批判や異論が出されていて、民主的な言論情況がある程度存在しますが、この日本では、「陰謀論」だとか何とかレッテル張りを行い、翼賛情況が生まれています。この方が「新型コロナ」よりもよほど危険な情況だと言えるでしょう。

(関連)もうワクチンはやめなさい 予防接種を打つ前に知っておきたい33の真実-母里啓子/著(双葉社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033682386&Action_id=121&Sza_id=F3

(近々、コロナワクチンに関することをまとめてメールするつもりでいましたが、とりあえず、このことだけを先に送ります)

◆東京新聞「こちら特報部」記事に見る「陰謀論」批判報道の乱暴と職務放棄:報道機関は一般市民の「疑義申し立て」を攻撃するのではなく、支配権力側の説明責任全く不十分を徹底して追及せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-4c3b54.html


4.(日本の法医学は貧弱=死因とされているものは怪しい限り)RE: 参議院厚生労働委員会が反ワクチン議員に牽引されているのではないかという危惧

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(下記は、コロナワクチンに関して、政府・御用学者・マスごみ報道に盲従していると思われる人物からのメールに反論したもの)

 日本の法医学の体制は貧弱そのものです。そもそも人権を守る・一般有権者の命を守るという強い意志が警察にも医療界にも司法にも検察にも薄く、たまたま死因とされているものは怪しい限りなのです。年間、何万人という人が死因不明か、まともな死因を調べられることもなく、亡くなっています。コロナワクチンによる死亡と言われている方々が、何故、死因が比較的はっきりしているかというと、政府が定める報告制度に従っていることで(つまり未報告の死者が山のようにいる可能性があり氷山の一角ということ)、専門医による死体解剖調査などが実施されていること、そしてそれ以上に、ワクチンを打つまで何ともなく元気だった人がいきなり死亡する(&重症化する)という、強い状況証拠があるからです。

他方、「新型コロナ」による死亡は、現在の死亡リスクが非常に小さいオミクロン株よりもずっと前から、実にその死因特定がいい加減で信用が置けないものでした。死者の大半は持病のある老人であり(死者の年齢構成もまともに報道されたことなく、説明もされていない)、他の原因で死亡した可能性があるのに、死後の(誤判断が出やすい)PCR検査の結果が陽性の場合は全て死因を「新型コロナ」にしてきたという疑いが強く、過大カウントではないかという批判がずっと続いています。そして、これに対して、当局よりきちんとした説明がなされたことは一度もない・TV新聞その他の報道で見たことがない、というありさまです。「新型コロナ」感染被害は過大評価され、世論操作に使われている可能性大、と見ておいていいと思われます。(違うというのなら、しかるべき人間が、明確なエビデンスを公開して、説明すればいい)

コロナワクチン、信ずる者こそ、殺される なのです。

効きもしないワクチンを健康な子どもたちに打つなどと言うことは、絶対に避けなければいけません。子どもは自分で判断ができません。少しでも危険性があるのなら、避けなければいけないのです。コロナワクチン以外のワクチンについても同様です。あらゆるワクチンなるものが眉唾なのです。さきほどご紹介した母里啓子さん(ワクチン学・ウィルス学の専門家)の著書をご覧ください。今、厚生労働省と御用学者が再び持ち出してきた子宮頸がんワクチンなども絶対に打ってはいけません(数百人の女の子たちがこのワクチンで体がおかしくなり、一生を棒に振るような事態に陥り、今裁判をしているところです)。母里啓子さんがおっしゃるように、もうワクチンはおやめなさい、ということです。

(日本では、生まれたばかりの赤ちゃんが2歳くらいになるまでに、12~15種類のワクチンを打っているというから、驚きというほかありません。親は何をしているのでしょう? 免疫のしくみさえ、赤ちゃんの体にはしっかりと出来ていないときに、何をしているのか、と思います)


5.関連サイト
(1)(別添PDFファイル)新型コロナ ワクチン接種後死亡「体制に問題」「アドレナリン投与必要」愛知県医師会(毎日 2022.11.18)
 https://mainichi.jp/articles/20221118/ddm/041/040/029000c

(2)(別添PDFファイル)都民ワクチン3回目「接種しない」57.7%(毎日 2022.11.17)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/17412f35d53ae002c435ae902090c92f7a5fa0e2

(3)(別添PDFファイル)わずか9.7%、新ワクチンの接種が進まない(日刊ゲンダイ 2022.11.17)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/314535

◆(必見必読)岡田正彦新潟大学名誉教授の新しいコロナワクチン解説本:『本当に大丈夫か、新型ワクチン』(花伝社)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/07/post-8e4c12.html
草々

2022年11月28日 (月)

(予約必要)(1.30)オルタナティブな日本をめざして(第81回):「リニア新幹線は実現可能か?」(樫田秀樹さん:新ちょぼゼミ)(2023年1月30日)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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(2023年1月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)

◆(別添PDFファイル)(チラシ)(1.30)オルタナティブな日本をめざして(第81回):「リニア新幹線は実現可能か?」(樫田秀樹さん:新ちょぼゼミ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwgxGIOD-7GF9EtE?e=lhUgdz

 リニア新幹線は1973年に基本計画が策定され、形だけの環境アセスメントを経て、2014年に国が工事認可を出しています。しかし、このリニア新幹線は、工事残土の処分問題をはじめ、環境破壊(水枯れ問題、生態系破壊、大気質、騒音や振動、景観破壊など)や地域社会の分断と住民の反対、無事開通しても運転員無人走行のリニア新幹線そのものが危険な乗り物であることや、事業採算が合わずに赤字経営が常態化する予測など、多くの問題が浮上しています。昨今では、同じく大深度地下工事を進める東京外環道工事でも、住宅地の陥没事故や地下に巨大空洞ができるなど、地上住民や地権者に深刻な被害をもたらし、大深度地下工法への信頼が失われるとともに、大深度地下利用法自体が憲法違反の財産権の侵害だと告発される事態になっています(東京品川区でのリニアの大深度地下工事でもトラブルが発生して工事が止まっています)。はたしてこのリニア新幹線は今後、実現可能なのでしょうか? 今回はリニア新幹線問題に詳しいジャーナリストの樫田秀樹さんにおいでいただき詳しく解説していただきます。なお当日は、最初の1時間で主催者から別のテーマでプレゼンを行う予定です。皆様のご参加をお待ちしています。

講師:樫田秀樹(かしだ ひでき)さん 
フリージャーナリスト。社会問題や環境問題、リニア中央新幹線、入管問題などを精力的に取材している。『悪夢の超特急 リニア中央新幹線』(旬報社)で2015年度JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。

<次第>
日 時:2023年1月30日(月)18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
 セブンイレブン、鉄建建設本社ビルを過ぎて、次の交差点(酒屋さん)を右折、
 ケバブ店の隣
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: tanpopo3238@yahoo.co.jp  URL: http://www.tanpoposya.com/       

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


<樫田秀樹さんのご著書>
(1)リニア新幹線が不可能な7つの理由-樫田秀樹/著(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033662836&Action_id=121&Sza_id=E1

(2)“悪夢の超特急”リニア中央新幹線 建設中止を求めて訴訟へ-樫田秀樹/著(旬報社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033476898&Action_id=121&Sza_id=C0

(3)“悪夢の超特急”リニア中央新幹線-樫田秀樹/著(旬報社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033152299&Action_id=121&Sza_id=G4

(4)自爆営業 その恐るべき実態と対策-樫田秀樹/著(ポプラ社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033090747&Action_id=121&Sza_id=F2

(5)「新しい貯金」で幸せになる方法 あなたの生活を豊かにする「NPOバンク」「匿名組合」のススメ-樫田秀樹/著(築地書館)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031714370&Action_id=121&Sza_id=E1


<参考文献>
(1)月刊『住民と自治』2022年9月号 - 自治体問題研究所(自治体研究社)
 https://www.jichiken.jp/jj/202209/
(2)環境と公害 2022年7月号 - 岩波書店
 https://www.iwanami.co.jp/book/b610333.html
(3)日本の科学者 Vol.57No.11(2022-11)-日本科学者会議/編
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034398624&Action_id=121&Sza_id=E1
(4)リニア新幹線と南海トラフ巨大地震「超広域大震災」にどう備えるか-石橋克彦著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034215651&Action_id=121&Sza_id=C0
(5)リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」-橋山禮治郎/著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033061485&Action_id=121&Sza_id=F2


<関連文献:別添PDFファイル>
(1)リニアの残土処分、候補地に重要湿地、岐阜 御嵩町(東京 2022.11.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/212691
(2)リニア行政訴訟、原告住民が語った「不都合な真実」、騒音、振動、証拠隠しなど続々(樫田秀樹『週刊金曜日 2022.11.18』)
 https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2022/11/23/antena-1164/
(3)リニア中央新幹線からみる国家「的」事業の歪み(イントロ部分)(樫田秀樹『住民と自治 2022.9』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgw2fPilDUi8y7izH?e=zTZgH5
(4)大規模開発に対するアセスメント、欠陥だらけの制度を乗り越える地域からの運動を(イントロ部分)(傘木宏夫『住民と自治 2022.9』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgw4c_KO5HN-Ef6im?e=fI455f
(5)リニア中央新幹線工事計画をめぐる静岡県の声(イントロ部分)(林克『住民と自治 2022.9』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgw95cRlJlsZkWw3_?e=x3y9fV
(6)京都の大深度地下利用問題:北陸新幹線大深度地下利用をめぐって(イントロ部分)(浅岡美恵『環境と公害 2022.7』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxBzv_fJ0kVGwhu1?e=HSHkO0
(7)東京外環道トンネル工事差止仮処分と大深度法の根本的問題点(イントロ部分)(武内更一『住民と自治 2022.9』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgxHtKCordflMPx6l?e=jfdRqY


 <関連サイト>
(1)建設中のリニア中央新幹線 巨大地震が起きれば「被害の恐れがある」地震学教授が警鐘(信濃毎日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/05203f7bf45f50c3778a90a09b6806bf2e025539
(2)水を守る第8話 リニア新幹線と大地震  - 東京の水連絡会
 https://tokyo924mizu.blog.fc2.com/blog-entry-138.html
(3)リニア、岐阜県御嵩町で議論されている要対策土(汚染土)の受け入れ候補地は国の重要湿地。だが、町長は「あそこは湿地の隣接地です」 - 記事の裏だって伝えたい
 http://shuzaikoara.blog39.fc2.com/blog-entry-796.html
(4)「県民の感情、懸念を全く無視した表現」難波理事が痛烈批判 JR東海リニア工事で「静岡県境まで掘削進める」(静岡放送(SBS)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f7d8efd468a0d0b3f18015e4150e189f3e018760
(5)「JRと県の合意なしにトンネル掘削は・・・」リニア新幹線 2027年開業は困難か【静岡発】(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f736a837f242659203026da23e0c9787c2454c11


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2022)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々

2022年11月27日 (日)

本日(11/27)のいろいろ情報:(1)被ばく裁判の証人尋問を却下する石栗裁判長(仙台高裁)(2)ウクライナ戦争とIWJ報道(3)福島・宮城県産の奇形柿大量発生(4)相続贈与税をめぐるバカバカしい税制議論他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(別添PDFファイル)(予約優先)(チラシ)(12.15)電力自由化と電力システム改革(その4):「電力システムの基礎知識」及び「歪められた電力システム改革」 (田中一郎 ちょぼゼミ:たんぽぽ舎)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwfflVAbIOyMkiti?e=OW6vdd

(関連)(拡散希望)(報告)(11.22)電力自由化と電力システム改革(第3回目):歪められた電力システム改革(1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-e59cf2.html

(関連)キャンペーン · 再エネ新電力が倒産のピンチ!政府は対策を講じてください · Change.org
 https://tinyurl.com/3vfdw696


2.(メール転送です)(12.6)東京外環道訴訟第17回口頭弁論と報告集会

◆東京外環道訴訟第17回口頭弁論
 12月6日(火)15時~(傍聴券抽選14時40分)
 東京地方裁判所1階103号法廷(地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口)

 傍聴お願いします。コロナ禍なので、ご無理なさらないでください。傍聴券抽選14時40分。14時30分頃(まで)にお越しください。(傍聴席は98席に戻ってますが)

■東京外環道訴訟は、2017年12月の外環道事業の無効確認・取消訴訟に2020年12月の事業施行期間延伸取消訴訟を併合して、大深度地下使用認可と都市計画事業承認認可の違法性を追及しています。

 前回9/14の法廷では、地盤工学の専門家による本件事故現場周辺地域の地盤調査に基づき、本件トンネル工事によってトンネルの周辺地域においても広く地盤のゆるみが生じていることを明らかにしました。今度の12/6の口頭弁論では、調布陥没事故原因と再発防止策について原告側の求釈明に対する事業者の応答が予定されています。また、原告の意見陳述も予定しています。

◆裁判終了後(16時頃~) 報告集会 
 衆議院第2議員会館(地下1階)第1会議室
 (16:00頃~1階ロビーで入館証配布します)
 丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」1番出口より徒歩6分

 弁護団から解説がされます。

(関連)(別添PDFファイル)東京外環道訴訟を支える会ニュース NO.18(2022.11.12)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwzpMGlPhdrRtatU?e=ifkz14


3.(メール転送です)【OurPlanet-TVより】年末寄付キャンペーンと「年末特番」のご案内

 いつもOurPlanet-TVをご支援いただきありがとうございます。2022年もあと1ヶ月ほどとなりました。ロシアによるウクライナ侵攻、安倍元首相銃撃と国葬、旧統一教会問題、急激な円安と物価高。今年もさまざまなニュースがテレビ画面を賑わせました。一方、そのかげで、大手のメディアからタブー視され、「可視化」されない出来事もあります。OurPlanet-TVは21年間、そうした出来事にカメラを向けてきました。現在、活動継続のためのご寄付を広く募る「年末寄付キャンペーン2022」を実施しています。ご協力をお願い申し上げます。

 小さくてもコツコツと積み上げる報道を、これからも丁寧に続けるために、引き続きみなさまの力が必要です。ご支援をお願いいたします。クレジットカード・郵便振替・銀行振込にてご寄付を受け付けています。
 https://syncable.biz/campaign/4047

■期 間 2022年11月18日(金)~12月26日(月)
■目 標 200万円
※OurPlanet-TV へのご寄付は、寄付金控除等の対象です。
ご寄付お振込の翌月に寄付控除に必要な領収書をお送りいたします。

(OUR PLANET TVは、「福島県民健康調査検討委員会」の動向をはじめ、脱原発・脱被ばく・福島原発事故・各種裁判・その他の多くの諸問題について、覆い隠された真実をキチンと私たちに伝える批判的ジャーナリズム活動を粘り強く続けています。日本の大手マスコミ報道が翼賛化し、支配権力や大資本の御用報道となり下がる中で、OUR PLANET TVは私たちにとって今や貴重な存在となっています。昨今では開沼博(東京大学大学院情報学環准教授)というロクでもない人物からスラップ訴訟を提訴されるなど、その経営に厳しさが増しています。みなさまのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。:田中一郎)


4.キャンペーン
(1)「普天間の子どもたちへ安全な空を!安全な土を!~ママたちからのお願い~」 · Change.org
 https://tinyurl.com/2a9a88k7

(2)自衛隊への18・22歳の名簿提供を撤回して下さい! · Change.org
 https://bit.ly/3F5JkSE

(3)前川喜平さんを次期NHK会長に! · Change.org
 https://bit.ly/3EH4iFT

(関連)20221122 UPLAN 「前川喜平さんを次期NHK会長に推薦します」NHK西口玄関前街宣 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=my4ZDxmv8ew


5.NPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議からイベントのお知らせ
 https://kokumin-kaigi.org/?page_id=6925

(11/28と12/5の2回に分けて、食品容器・包装から溶け出す有害物質についてのセミナーがあります:ZOOM無料)


6.永田町をめぐるゴミクズカス

(1)死人に口なしでは許されない 「安倍晋三とジャパンライフ」のずぶずぶの関係|適菜収 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/314995

(2)中条きよし氏(参議院議員:日本維新の会)、国会で新曲とディナーショー宣伝「不謹慎」と批判 - 毎日新聞 この「必殺仕置人」もそろそろ我々「必殺仕置有権者」が選挙で葬り去る時が来ているようです:田中一郎)
 https://tinyurl.com/mwj5cwxb

(3)岸田の次は自分。総理の椅子狙う茂木幹事長の隠せぬパワハラ体質 - まぐまぐニュース!
 https://tinyurl.com/3vsbw9p7

(4)松本剛明新総務相もう「カネと爆睡」で批判の嵐! 緊急登板で“政権短命”のジンクス繰り返すのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/314892

(5)「#三浦瑠麗をテレビに出すな」がトレンド入りの一方で…朝生2カ月連続“お休み”に心配の声|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/314688

(6)秋葉復興相の政治資金めぐり追及 “統一教会”関連団体に会費支払い 野党が岸田総理に更迭求める(日テレNEWS)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/eff526d861026e4d1988efa57cb577d2359ada41


7.自民党パワハラ四天王(他にも「このハゲ!」女もいました)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/314571

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)「パワハラ四天王」と名指しされている自民党の茂木敏充幹事長(67)、西村康稔経産相(60)、河野太郎消費者担当相(59)、元デジタル相の平井卓也衆院議員(64)の4人。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


8.日刊IWJガイド・非会員版「台湾統一地方選で独立派の与党・民進党が大敗! 親中派の国民党が伸長すれば、米中関係にも大きく影響、台湾有事が遠のく!-」2022.11.27号~No.3727号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51579

(関連)台湾の蔡英文総統、民進党主席辞任を表明 統一地方選での惨敗受け(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/5935ae1c6aa192bcf6389d6763cd83f408c0b4c5
================================


「本日(11/27)のいろいろ情報:(1)被ばく裁判の証人尋問を却下する石栗裁判長(仙台高裁)(2)ウクライナ戦争とIWJ報道(3)福島・宮城県産の奇形柿大量発生(4)相続贈与税をめぐるバカバカしい税制議論他」をお送りいたします。昨今、いくつかのMLに発信したものをまとめてブログアップいたしました。ご参考になれば幸いです。(それぞれ加筆修正しています)


1.被ばく裁判の証人尋問を却下する石栗裁判長(仙台高裁)

 福島地裁で争われた下記の2つの裁判ですが、福島地裁ではクソヒラメ裁判官により、アンフェアな公判運営の下、ロクでもない御用判決を下され仙台高裁に控訴されていたものです。仙台高裁では、担当する石栗正子裁判長が、福島地裁に比べれば、ずっとずっとまともな法廷運営をして、これまで原告の主張と被告の抗弁を闘わさせてきたわけですが、ここにきて、この2つの裁判にとっては必要不可欠と思われる証人尋問の原告側からの申し立てをすべて却下する判断を下しました。そしてその理由さえきちんと説明しようとはしていません。何故にこの裁判長はここにきて態度を豹変させたのでしょうか? 水面下で許しがたい不当な圧力がかけられている気配がします。

(1)子ども脱被ばく裁判第5回口頭弁論期日のご報告-子ども脱被ばく裁判ホームページ
 https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2022/11/5.html

(他のMLに発信したもの:抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)私は少なくとも内堀雅雄福島県知事については絶対に証人尋問をしなければいけないと思っています。証人尋問に関して私の推測は、裁判所から内々に証人が所属する組織に打診したところ、けんもほろろに断られ、それだけでなく、法務省か首相官邸を通じて最高裁事務総局に苦情が行き、そこから裁判長の石栗正子氏に圧力がかかったのではないかと推察します。およそ日本の司法は全く腐っていて信用できません。常々私が申し上げている「第二次司法民主化」=日本の司法・検察の抜本改革をしない限り、これを正すことは出来ないでしょう(その割には、法曹界(弁護士界・大学教授たち)の関心の低さ・改革の必要性の認識の低さには呆れるばかりです)。判決にも期待できません。脱被ばくの裁判は、脱被ばく運動の一つの手段として位置づけ、法廷でのことに一喜一憂しないこと、ロクでもない判決や法廷運営を繰り返す裁判所に対しては、常に反撃の方法を考え抜いて行動することが大事かと思います。

◆(拡散希望)(継続サイト)日本の司法・検察は抜本改革されなければならない:ポイントは(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの解放と、(2)有権者・国民からのフィードバック機能の強化、です- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-bbc6f8.html

脱被ばくの裁判で唯一完全勝訴した判決があります。それはついこの間に広島高裁が出した「黒い雨訴訟」の原告勝訴判決です。この「黒い雨訴訟」については、脱被ばく運動を進める上でしっかりと認識をしておく必要があります。

◆「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(137):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その21)=山田耕作京都大学名誉教授による福島子ども甲状腺ガン英語長論文解説、田村市バイオマス発電訴訟、黒い雨と原爆関連文献他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-31c475.html

(まもなく「黒い雨訴訟」のまとまったメールをお送りしますが、さしあたり上記サイトの下の方にある該当箇所をご覧ください)

(関連)「黒い雨」広島高裁判決から私たちが学ぶもの
 https://saiban.hiroshima-net.org/pub/panf02/20210830_kuroiame.pdf
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(2)(メール転送です)石栗正子裁判長が結審を宣言ー田村バイオマス住民訴訟

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2022年11月18日14時30分から田村バイオマス住民訴訟の第3回口頭弁論期日が開かれました。被告から第2準備書面、こちらから準備書面(4)(5)などを提出しました。

近日までに提出された書類の確認をした後、裁判長が、「これまでに提出された資料から、この事件の判決を書くことが可能だと思う。控訴人から出されている人証の申請、検証申立、文書提出命令申立、調査嘱託申立は、必要がないと考えるので、却下します。本日で結審します。判決の言い渡しは、来年2月14日(火)午後1時20分~に指定します」と言いました。この裁判は、結局、証人尋問も現地検証もしないで結審ということになりました。さらに詳しくはこちらから。
 http://chikurin.org/wp/?p=6516
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(なお、田村バイオマス発電訴訟の経緯については、上記でご紹介した「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(137)」(いちろうちゃんのブログ)に載せておきましたので、ご参考にしていただければと思います。:田中一郎)


 <これからの脱被ばく運動について>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 私はこれまでの脱被ばく運動は完全敗北でもないと思っています。何故なら、福島原発事故前の状態まで人々は帰還していないからです。飯館村では「老人ばかり村」になっているのではありませんか? 恒常的な低線量被ばく(外部被曝・内部被曝)の危険性についての認識はある程度、浸透しています。

しかし、先般の県知事選挙で内堀雅雄が福島県知事に再選されるなど、福島県民の政治的覚醒がいまだできていないことに加え、福島原発事故後の脱被ばく運動は鳴かず飛ばずが続いていますし、福島県民をはじめ、福島原発事故による放射能汚染地域での「運動づかれ」があるようにも見えます。

国・霞が関各省庁・外郭団体やその下僕と化している自治体の官僚たちは、官僚組織として組織化され、役割分担の上で専門的に特定問題に特化し、継続的計画的に被ばくをごまかし、被害者を切り捨て、原発・核燃料サイクルを推進し続けます。他方、我々は「よろず屋」稼業で、彼らが行うたくさんのロクでもないことに、たった1つの体で対応しなければならない宿命にあります。やってられませんよ、まったく。しかし、おっしゃる通り、これに対して私たちが、場当たり的に、情緒的に、無計画的に対応対抗していても、おそらくは、いつまでたっても「夜明け」は来ないような気がします。要するに、覚悟を決めて、戦線を立て直すしかないのです。

脱被ばく運動で申し上げれば、ポイントは、恒常的な低線量被ばく(外部被曝・内部被曝)が危険であることを圧倒的多数の方々に納得をしてもらうということ、また、原発・核燃料サイクル施設の事故も、他の事故と同じように、加害者が罰せられ、加害者が賠償・補償をシッカリとしなければいけない、という「当たり前」のことを、同じように、圧倒的多数の方々に納得をしてもらうということです。

そして、それに加えて更に重要なことは、上記で申し上げたことや原発・核燃料サイクル廃棄を含めて、脱原発・脱被ばく・被害者完全救済の三位一体を政治の抜本改革と結び付け、今日の自公中心の政治・国会・内閣を一掃することが必要不可欠です。私が見るところ、この覚悟が脱原発・脱被ばく・被害者完全救済の市民運動・社会運動に、まだ未成熟のままであること、これが大きな問題だと思われます。

原発も、核燃料サイクルも、放射線被曝も、被害者のひどい苦しみも、本当のことが多くの人々に伝わり、それをバネにして政治や行政を転換させるエネルギーにできた時、運動は大きく羽ばたくでしょう。そのためには知恵が必要です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2.(どうして異常柿のゲノムや染色体異常を調べないのでしょうか?)RE_ 変形した“柿”が大量発生その原因は?調べてみると大変なコトが…農家困惑 - TBS NEWS DIG

◆変形した“柿”が大量発生その原因は?調べてみると大変なコトが…農家困惑 - TBS NEWS DIG (1ページ)
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/198529?display=1

(参考)福島原発周辺で「動植物異常」相次ぐ チョウやニホンザルなどに異常、研究者が被曝影響と指摘(東洋経済オンライン) - 一般社団法人環境金融研究機構(2013-04-03 21:54:15)
 https://rief-jp.org/ct10/28769

 <田中一郎コメント>
 いい加減なことを言ってないで、何故、異常柿のゲノムや染色体異常を調べないのでしょうか? 真っ先に懸念されるのは福島原発事故による放射能汚染ですよ。もしこれが、放射能汚染の影響だとしたら大変なことです。柿で起きていることは、他の動植物でも起きることですから。もちろん人間も含めてです。福島県北から宮城県丸森町あたりの農産物や動植物をよく調べてみる必要がありそうです。柿は放射性セシウムを取り込み蓄積しやすい作物で、それを干したもの(あんぽ柿など)は放射能を濃縮させます。

これまで何度も申し上げてきましたが、福島県を含む福島原発事故による放射能で汚染された地域で生産される飲食物(水産物・林産物・加工食品を含む)の安全性は(農作業者も含めて)確保されていません。検査される食品の種類やサンプル数が極度に少なく(「統計学的に有意ではない」とはこういう時に使う言葉です)、定期的な土壌検査も行われず、放射性セシウム以外は調べられることもなく、検査の仕方も非公開で、かつ、たまに出る規制値オーバーのものの所在地や処分の仕方も不透明、生産された場所だけでなく流通の末端=小売店舗でも十分な検査も行われていない、出荷禁止作物の禁止解除のルールが甘い、農作業する人の放射線被曝が全く考慮されていない、などなど、要するに、食べる側・つくる人の懸念に対応した、公正でオープンな食品検査・労働環境調査が福島原発事故後、一度も実施されたことがありません。おまけに、村井嘉浩宮城県知事(いちごなどの宮城県農産品)や上田清司(元)埼玉県知事(狭山茶)などは、ロクスッポ検査も調査もしないで「安全だ」などと言ったりもしていて、全く信用ができません。

私はそもそも南東北・関東産の生鮮物は魚介類を含めて食べない・買わないで通していますが(それとわかるものは)、もちろん、南東北・関東産の柿も干し柿も口にするつもりはありません。我が家では柿は奈良県産を買って食べています。申し上げるまでもありませんが、「安全安心キャンペーン」「買って応援・食べて支援 キャンペーン」に乗せられることは愚かなことです。

(追)下記の動きがあるという情報が入っています。
◆柿の実の異形被害への対応 - 衆議院議員 亀岡偉民 公式website
 https://www.kameokayoshitami.com/persimmon-strange-shape/

(参考)亀岡偉民 - Wikipedia(自民党)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%80%E5%B2%A1%E5%81%89%E6%B0%91
(これを読む限り、胡散臭い人物)


3.警察という組織を甘く見てはいけない

◆(別添PDFファイル)公安情報と政治:左翼監視から政治情報収集へ(イントロ部分)(青木理『週刊金曜日 2022.11.11』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwtEC-RuiHt9lPvr?e=1pA2Fc

 警察という組織を甘く見てはいけない。たまたま先々週号の『週刊金曜日』(2022.11.11)が「警察国家・日本」という特集を組み、そこに掲載されていたジャーナリストの青木理(おさむ)氏のレポートを別添します。警察は日本最大の暴力団であり、その使命は、有権者・国民を守ることではなく、有権者・国民を監視し、支配権力に逆らわせないよう、さまざまな方法で取り締まることです。この警察の基本的性格は、この国の圧倒的多数の有権者・国民が、政治について覚醒し、政治や政権や支配権力を自分たちの手に取り戻した時に変わります。それまでは、警察は、反国民的な支配権力の「忠犬」として仕事をし、「忠犬」としての警察権力を行使する、ということです。

(参考)高橋玄監督「ポチの告白」に見る警察腐敗の実態 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=tsFy_BzAzok
 https://www.youtube.com/watch?v=D1HonuIFk-c&list=PLC9CD3DE553EAB0A3&index=2

(「世の中にはなあ、逆らっちゃいけないもんが2つあんだ、1つは天皇陛下、もう1つは、ケイサツだ!」=この名セリフをスクリーンで吐いた竹田八生(通称タケハチ)という現場警察官の運命はいかに・・・・!? この名作映画を私は今から15年ほど前に渋谷のアップリンクという映画館で観ました。今は上映する映画館はないと思いますが、DVDは販売されているようです。一見に値します。生々しい警察組織の実態が描かれています。一途なタケハチもまたトカゲの尻尾でしかないようです。また、本日(11/19)の報道特集では、自衛隊組織内のハラスメントの実態とその告発について、特集報道がなされていました。日本の2つの暴力組織が、どうしようもなくロクでもない、ことがよくわかります。:田中一郎)

◆「心と体 汚されていく」「逃げ場がない」 自衛隊ハラスメントの実態【報道特集】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/54f721b19e4ed552719442daeb479048975f04e9

◆報道特集|TBSテレビ
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/
(まもなくこのサイトに録画がアップされると思います)


4.ウクライナ戦争とIWJ報道

 ウクライナ戦争とコロナワクチン(及び人工排出CO2による地球温暖化)は、日本の左派・左翼・リベラル勢力の「不勉強」と「権威主義的態度」がもたらした誤りの典型事例だと私は見ています。多方面からの情報を入手して、ハードボイルドにそれを検証・評価していく態度が大事です。また、私たち市民は、科学者でも専門家でも研究者でもありませんから、常にものごとを相対的に認識する習慣を身に着け、断定的に情緒的に「思い込みをしない」「決めつけない」ことが大切だと思います。自分の認識と違う事実が出てきたら、勇気をもって認識を転換することも重要です。

(1)頭をよぎる「第三次世界大戦」の悪夢 (ポーランドへの)ミサイル着弾で世界に緊張 - 毎日新聞、他のTVニュースがウクライナミサイル説を報道する中、NHKだけがロシア攻撃説を放送、本日のIWJが詳細を報じています- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-edd884.html
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-edd884.html

(参考)ロシアの戦争、容易にNATOとの大規模戦闘に発展 ポーランド爆発が示す可能性(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/bad7ac8a5c71550a5c360a4a80376522e0d5cc76

(2)日刊IWJガイド・非会員版「大谷翔平らが経営破綻したFTX社の広告塔として訴えられた! このニュースの裏側にはマスメディアが報じない大スキャンダルが!-」2022.11.19号~No.3719号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51554

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■はじめに~<スクープ!?>大谷翔平と大坂なおみが破綻した暗号通貨取引業者・FTX社の「広告塔」として訴えられた! このFTX社が経営破綻したニュースの裏側には日本の記者クラブメディアが報じない大スキャンダルが!? FTX社とウクライナとバイデン政権は暗号通貨でつながっていた!? ウクライナは米国からの支援金をFTX経由で中間選挙資金として還流!? 共和党はブリンケン国務大臣に情報公開を請求!」

(中略)保守メディア、保守的なインフルエンサーがもっぱら拡散しているから、「フェイクニュースに決まっている」というレッテルを貼って、デマだと決めつけをして、情報を検証することなしに、スルーしてしまう姿勢はいかがなものかと思われます。

事実なのかどうか、まずは流通している情報を精査することが必要です。この問題を考察するときに、ウクライナに流れた資金には、2つのルートがあることをまず分ける必要があります。

(中略) FTXとウクライナ政府と民主党の選挙資金の関係が、ミカエル・ショバニアン副大臣の言うように、単なる陰謀論の一種なのか、現実の資金の流れだったのか、米国の情報公開とその分析が待たれます。

もしも民主党がウクライナに露骨に介入した2014年のユーロマイダン・クーデターに続き、2022年にも中間選挙で勝つためにウクライナに介入したことが事実であれば、先述したように、今後、ウクライナへの武器支援に米国民の合意は得られず、同様の政策は取れなくなるしょう。

これほど、重大な疑惑を、日本の大手新聞やテレビはまったく報道していません。どこまで、米国の太鼓持ちを続けるつもりなのでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(IWJの会員になると記事の詳細が読めます。みなさまもIWJの会員になられて、日本の御用マスごみが報道しない様々な情報をご覧になりませんか? また、みなさまの浄財で、IWJのような独立系のジャーナリズムを支えていただければ幸いとも思います。:田中一郎)

(3)日刊IWJガイド・非会員版「『ミサイル増税』は個人の負担増へ! IWJの警鐘通りに防衛費の増額は、法人税ではなく所得税や消費税の増税でまかなうと結論!!」2022.11.26号~No.3726号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51576

(4)日刊IWJガイド・非会員版「六ヶ所再処理工場がミサイル攻撃を受ければ、日本の総人口の約71%が避難を強いられる! 残されるのは、人が住めない荒廃した土地だけ!」2022.11.25号~No.3725号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51572


5.「日の丸ヤミ金」奨学金:若者から収奪する「日本学生支援機構」(三宅勝久さん:『週刊金曜日』連載)
 https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003547.php

 『週刊金曜日』に連載されている『「日の丸ヤミ金」奨学金』(三宅勝久さん)のシリーズ記事をネット上で見つけましたのでご紹介します。「日本学生支援機構」という「ヤミ金」による「奨学金」名目の収奪ビジネスが大手を振って展開されています。まさに若いこれからの日本を担う貴重な人材を、このドアホ組織がつぶして回っているのが手に取るようにわかります。この国の行政の劣化はひどいものがありますが、ほんとに「何をやっとるのか!?」と怒鳴りたくなります。

その「日本学生支援機構」を弁護する弁護士どもの言いぐさや、「日本学生支援機構」に対する情報公開訴訟を突然打ち切る裁判所・裁判官など、日本の司法のクサレ・ヒラメ状況を引きずっていることも嘆かわしき深刻な事態です。諸悪の根源は政治です。文部科学省の外郭団体である「日本学生支援機構」のことも、司法・裁判所のことも、すべてその頂点には政治が君臨しています。こうしたことを解決するためにも、今日の自公政権やそれに追従する政党・政治勢力を国会から追い払わなければ、事態の解決はありません。

<「日の丸ヤミ金」奨学金:若者から収奪する「日本学生支援機構」(三宅勝久さん)>

(1)2022年3月まで
 https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/tag/%E5%A5%A8%E5%AD%A6%E9%87%91/
(2)2022年4月、7月、10月
 https://tinyurl.com/3chb84h6
(3)2022年9月
 https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/tag/%E5%A5%A8%E5%AD%A6%E9%87%91-2/
(4)(別添PDFファイル)2022年11月20日 
 https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003547.php

(参考)週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/
(参考)デジタル金曜日
 https://www.kinyobi.co.jp/digitalkinyobi/

(関連)独立行政法人日本学生支援機構 - JASSO
 https://www.jasso.go.jp/index.html
 https://www.jasso.go.jp/about/organization/sosiki/yakuin_4.html


6.バカバカしい議論の事例:資産移転促進策、検討慎重に 高齢化時代の金融資産問題- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD0840T0Y2A101C2000000/

 <田中一郎コメント>
 どうして経済学者はかようなバカバカしい議論しかできないのかな。「資産移転促進」って、何のことはない、金持ち老人の所有資産の子どもや孫への相続を早めるということで、そのために、相続税より割高な税率にしてある贈与税率の税率を下げるとか、相続時点で過去にさかのぼって贈与金額と相続金額を合算して課税する(そうすれば贈与分の税率が少し下がる)とかいう話だ。金持ち老人が全金融資産の65%を保有していて、しかも年寄りだからあまりお金を使わない。これを子どもや孫の若い世代に早く移して、そのお金を使ってもらおう=消費を増やしてもらおうという話らしい。バカバカしくて読んでられないわな。

お金を使わない老人の保有資産(保有金融資産)をお金を使う若い世代に移して消費を増やしたいのなら、金持ち老人の相続に際してしっかりと(累進)課税をして国が相続税を徴収、そのお金を社会保障や失業保険などを充実させて貧しい若者や学生に生活費補助・返還無用奨学金として支給すればいい。貧しい人ほど消費性向は高いから、消費需要はどっと増える。また、こうすることで、所得の再配分効果も出るし、社会福祉水準も向上するし、貧困問題も解決に向かうし、若い世代の人生の機会均等もある程度確保できる。相続税の尻抜け(財産隠しや生前贈与など)を許さない厳格な金持ち老人への徴税制度を確立して、上記で申し上げたような相続贈与税の抜本的な制度見直しを行えばいいのだ。

それを「資産移転促進策」などと称して、相続税の尻抜けを公的に認めてやろうというのが上記の議論である(著者の結論は「慎重に」ではあるが)。私はかねてより、我が国の相続贈与税制は抜け穴だらけで、脱税や納税逃れが一般化しているザル法ではないかと疑っている。その証拠の1つが、相続税収が毎年2兆円~2兆5千億円くらいのところで推移していて、私の若い頃とあまり変わっていないことだ。日本経済はこの50年くらいでずいぶんと成長し、資産は毎年どんどんと積みあがっているはず。だから相続税収も、相続税がきちんと課税・徴収されていたら、もっと大きな金額の税収があり、それが年々増えてきていておかしくないと思われる。なのに横ばい状態だ。どこかで相続税収がじゃじゃ漏れの可能性大である。(毎年の推定相続税漏出金額は、10兆円~30兆円くらいかな? ともかく巨額であるはずだ)

◆相続税収の推移
 https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/property/141.pdf

世の経済学者どもは、こういう議論検討をし、その原因調査でもしてみればいい。相続贈与税制の歪みを浮き彫りにし「税金がきちんとルール通りに納付される制度」「公正公平に課税され徴収される相続贈与税制」にすることこそ、真っ先にしなければいけない検討であり、議論ではないのか!?


7.砂防ダムと森林整備

◆美しき川 - Patagonia Stories
 https://bit.ly/3u1DHye

砂防ダムは多目的ダムに比べると小さなものが多く、所管は国土交通省ではなく、もっぱら林野庁(農林水産省)です。私が怪しからんなと思っているのは、この砂防ダムの予算が、森林整備の名のもとに予算化されていることです。予算項目の名前とその実態が合っていません。森林整備予算については、それ以外にも、森林をめった伐りにする森林再生事業だとか、自然林を破壊しての拡大造林だとか、広大な森林を伐採してのソーラーパネル設置の林地開発だとか、ともかく森林の自然を壊すもので「てんこ盛り」になっています。昨今、使い道がないと言われて改正される予定の森林環境税は、民有林向けの自治体財源として使われますが、これもその使途が疑問なものが散見されています。

◆森林整備の資金、山間部を増額 政府与党、24年度にも:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/212383

森林関連予算の使われ方を厳しくチェックするオンブズマン制度が必要ですし、林野行政を行う役所には、森林・山林を「木材生産畑」と見る考え方を抜本的に転換させる必要があります。

◆日本の森林・林業政策のどこがおかしいのか=森林を木材生産畑としか見ない産業至上主義が「人工単一樹種針葉樹単層林」という貧相な生態系森林を「拡大造林」と称して造り続けたところに根本問題がある- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-c69e.html
草々

2022年11月25日 (金)

(拡散希望)(報告)(11.22)電力自由化と電力システム改革(第3回目):歪められた電力システム改革(1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)

前略,田中一郎です。(拡散希望)
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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 去る2022年11月22日(火)、水道橋のたんぽぽ舎において、標記「電力自由化と電力システム改革(第3回目):歪められた電力システム改革(1)(新ちょぼゼミ)」を開催いたしました。以下、当日の資料や録画を添付して簡単にご報告申し上げます。

今回から電力システム改革の本格的な話を始めました。電力システムを新時代に向けてどのように創り上げていくかが、将来の日本の有り方に大きく左右します。まかり間違っても原発再復活という愚かな選択は避けなければなりませんが、しかし、事態はその方向に向かって動いています。電力システム改革が地域独占(原発)電力会社(「独電」「毒電」)の経営を最優先する形で、政治が先頭に立って進められていること、これが問題の根底にあります。その具体的な説明をこれからしていきます。

私が懸念をしていますのは、この「電力自由化と電力システム改革」というテーマに関して、脱原発・反原発の方々も含めて、まだまだ関心が低く、この問題について具体的批判的に論じる有識者の方々もほとんどおられないことです。私の今回のシリーズの企画が契機となり、この問題について国民的な議論の高まりと、原発や「毒電」の経営を最優先させる経済産業省の電力システム設計に対する厳しく鋭い批判が巻き起こることを大いに期待し、みなさまにはこの「いちろうちゃんのブログ」サイトの拡散をお願い申し上げます。)

次回(第4回目)は12月15日(木)です。今回のご説明の若干の補足を行いながら「歪められた電力システム改革」について説明を続けていきます。先を急がず、ゆっくりと、丁寧にご説明したいと考えています。(これまでのご報告と今後の予定は下記です)


◆第1回目:(2022年10月12日)(報告)電力自由化と電力システム改革(第1回目):電力システムの基礎知識(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-f42582.html

◆第2回目:(2022年10月25日)(報告)電力自由化と電力システム改革(第2回目):電力システムの基礎知識(続)(新ちょぼゼミ:田中一郎)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-f143ef.html

◆(今回)(2022年11月22日)(報告)電力自由化と電力システム改革(第3回目):歪められた電力システム改革(1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)

◆(予約優先)(2022年12月15日)(たんぽぽ舎 午後6時~8時30分)電力自由化と電力システム改革(第4回目):歪められた電力システム改革(2)と、未来へ向けたあるべき電力システム改革の具体像(欧州の事例などから)(新ちょぼゼミ:田中一郎)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwfflVAbIOyMkiti?e=miJ7n9

◆(予約必要)(2023年1月30日)(たんぽぽ舎 午後6時~7時00分)電力自由化と電力システム改革(第5回目):未来へ向けたあるべき電力システム改革の具体像(続)(欧州の事例などから)(新ちょぼゼミ:田中一郎)=この日は樫田秀樹さんのご講演「リニア新幹線は実現可能か?」の前半の時間でお話いたします。樫田秀樹さんのご講演は午後7時~9時です。
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwgxGIOD-7GF9EtE?e=hBwWS1

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆(当日録画)20221122 UPLAN 田中一郎 「電力システムの基礎知識」及び「歪められた電力システム改革」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=eYHwlC-cqIg
 https://www.youtube.com/watch?v=eYHwlC-cqIg

<補足説明>
 11/22の私のプレゼンの中で、日本卸電力取引所(JEPX)の上場取引に関して「当日市場」を「前日市場」と言い間違える紛らわしい間違いをしております(上記VTRの54分あたり他)。お詫びして下記に訂正・整理しておきます。

◆日本卸電力取引所(JEPX)
 http://www.jepx.org/outline/index.html
 http://www.jepx.org/

*一日前市場(スポット市場):翌日に受渡する電気の取引を行う市場です。一日を30分単位に区切った48商品について取引を行います。約定方式はブラインド・シングルプライスオークションです。

ブラインド・シングルプライスオークションとは…
入札価格によらず約定価格で取引されます。例えば、¥10/kWhで売りの入札を出していても、約定価格が¥15/kWhであれば、¥15/kWhで売られることになります。ブラインドとは、入札時に他の参加者の入札状況が見えないことを指します。

*当日市場(時間前市場):一日前市場(スポット市場)で翌日に受渡する電気の取引がなされた後、実際の受渡までの間に不測の発電不調や需要急増が起こる場合があります。当日市場(時間前市場)はそのような翌日計画策定後の不測の需給ミスマッチに対応するための市場です。約定方式は、ザラ場(マルチプライスオークション)を採用しています。


<参考図書>
(1)最新電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本 発電・送配電の仕組みと概要を掴む-木舟辰平/著(秀和システム)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034317696&Action_id=121&Sza_id=B0

(2)入門再生可能エネルギーと電力システム 再エネ大量導入時代の次世代ネットワーク-諸富徹/編著(日本評論社)https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033926649&Action_id=121&Sza_id=E1


<ご参考(1)>
(1-1)いま、日本の電気に何が起こっているか ー電気価格高騰のカラクリー(録画)(竹村英明 2022.8.29)
 https://bit.ly/3MzaFP1

(1-2)(レジメ)いま、日本の電気に何が起こっているか:電気価格高騰のカラクリ(竹村英明 2022.8.29) 
http://sayonara-nukes.heteml.net/nn/wp-content/uploads/2022/08/b8fc936c0e1f4bc35edc37e51d89c1e0.pdf

(1-3)いま、日本の電気に何が起こっているか:電気価格高騰のカラクリ(イントロ部分)(竹村英明『世界 2022.9』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVglmF7ox8TH0xZdft?e=Bbmcqv


<当日使用したレジメ・資料>
 使用した順番に並べておきます。

(1)(報告)(10.25)電力自由化と電力システム改革(第2回目):電力システムの基礎知識(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-f143ef.html

(2)(別添PDFファイル)(総括)我が国の電力自由化と電力システム改革の茶番(インチキ)(田中一郎 2022年10月12日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgldL7tDVTInC-Iwc?e=LYWW62

(3)(別添PDFファイル)(レジメ)日本における電力自由化と電力システム改革(田中一郎 2022年10月12日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgliyzBcBVdluobk2?e=8Yrtlv

(4)(別添PDFファイル)MEMOⅡ(2022年10月25日)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgm3TNRvoXQ6fpO52?e=aGGXa7

(5)TOPICS(寄り道) 

(5-1)キャンペーン · 再エネ新電力が倒産のピンチ!政府は対策を講じてください · Change.org
 https://tinyurl.com/ycy4myec
(5-2)自動車税 走行距離で課税案も、EV時代 ガソリン税の大隊は(朝日 2022.11.15)
 https://www.asahi.com/articles/ASQCG7R03QCCULFA02G.html
(5-3)化石燃料の補助金、倍増 21年の主要国・地域、脱炭素に逆行 6日からCOP27:朝日新聞デジタル
 https://bit.ly/3AHVGOi
(5-4)(別添PDFファイル)誰のための総合経済対策? ガソリン補助金、販売店が中抜き(垣田達哉『週刊金曜日 2022.1.4』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwnMhgcK7-Ku6aec?e=KxcOmL
(5-5)非化石価値取引市場:新電力は生き残れない(松久保肇『原子力資料情報室通信NO.540 2019.6.1』)
 https://cnic.jp/8550
(5-6)電力会社に「血税補助金」の愚行(『選択 2022.11』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/22570
(5-7)グレタさん原発「擁護」発言、ドイツ推進派が歓迎? SNSで話題 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20221014/k00/00m/030/096000c
(5-8)2020年以降の枠組み:パリ協定|外務省
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page1w_000119.html

(6)3つの重要な解説図

(6-1)日本のCO2排出量:電力・電力以外(『電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本 第3版』木舟辰平:秀和システム)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVglqjyPBGO-_iVCF3?e=BClo0d
(6-2)送配電・発電・小売が分離分割されない日本(『電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本 第3版』木舟辰平:秀和システム)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgluRAaQjgkE4Ik10?e=byQ7RJ
(6-3)10ブロックに分かれる日本の送配電網(『電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本 第3版』木舟辰平:秀和システム)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVglx3C45NGz_YLGrZ?e=HRVrth

(7)電力市場:その運営と管理

(7-1)日本卸電力取引所(JEPX)
 http://www.jepx.org/
(7-2)電力・ガス取引監視等委員会
 https://www.emsc.meti.go.jp/
(7-3)電力広域的運営推進機関ホームページ
 https://www.occto.or.jp/
(7-4)日本卸電力取引所「JEPX」とは?電力市場の仕組みがわかる!
 https://enemanex.jp/jepx-dennryokusijo/
(7-5)直近の卸電力市場の動向(資源エネルギー庁 2022年4月26日)(注目:天然ガス輸入価格)
 https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/denryoku_gas/pdf/048_03_02.pdf
(7-6)電力スポット市場価格の推移(『電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本 第3版』木舟辰平:秀和システム)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwpJ34Ja94W1NEbH?e=EWV59Y

(8)FITからFIPへ

(8-1)FIT(フィット)電気ってなに?FIT制度(固定価格買取制度)ってなに?詳しく解説!
 https://bit.ly/3tZlS2S
(8-2)買取価格・期間等|固定価格買取制度|なっとく!再生可能エネルギー(資源エネルギー庁)
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/fit_kakaku.html
(8-3)再エネを日本の主力エネルギーに!「FIP制度」が2022年4月スタート|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁
 https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/fip.html
(8-4)費用負担調整機関 - 一般社団法人 低炭素投資促進機構(GIO)
 https://www.teitanso.or.jp/fit/

(9)その他

(9-1)(別添PDFファイル)大規模発電所に収入保証、経産省 20年間 電力不足解消へ(日経 22022.10.24)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA172U90X11C22A0000000/
(9-2)(別添PDFファイル)電力の東西融通拡大、逼迫緩和へ送電網増強(日経 2022.11.19)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66132850Y2A111C2EA4000/
(9-3)2023年12月再給電方式(一定の順序)の導入について(電力広域的運営推進機関 2022年7月29日)
 https://www.occto.or.jp/access/oshirase/files/220729_saikyuden_donyu.pdf
 https://www.occto.or.jp/access/oshirase/220729_saikyuden_donyu.html


◆(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2022)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html


(追)ご紹介した図書

(1)日米同盟・最後のリスク なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか-布施祐仁/著(創元社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034335695&Action_id=121&Sza_id=B0

(2)「私物化」される国公立大学-駒込武/編(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034240643&Action_id=121&Sza_id=G2 
草々

 

2022年11月17日 (木)

頭をよぎる「第三次世界大戦」の悪夢 (ポーランドへの)ミサイル着弾で世界に緊張 - 毎日新聞、他のTVニュースがウクライナミサイル説を報道する中、NHKだけがロシア攻撃説を放送、本日のIWJが詳細を報じています

前略、田中一郎です。


◆頭をよぎる「第三次世界大戦」の悪夢 ミサイル着弾で世界に緊張 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20221116/k00/00m/030/340000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20221117

◆日刊IWJガイド・非会員版「ロケット弾がポーランド領内に着弾! NATO対ロシアの戦争になると大騒ぎになるも、ポーランド大統領がロシア軍による攻撃説を否定!」2022.11.17号~No.3717号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51546

◆ポーランドにミサイル落下 何が起きた? NATOの対応は【詳しく】 - NHK - ウクライナ情勢
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221116/k10013881121000.html


 <田中一郎コメント>

1.ニュース・ステーション(TV朝日)をはじめ、昨日夜・深夜のTVニュースでは、民放放送各局が「ウクライナのミサイル説」を報じる中、ひとりNHK(日本ハッタリ協会)だけがロシア攻撃説もある、などと、度外れた「戦争扇動」放送をさしたる根拠もないままに放送していました。このハッタリ協会は公共放送の資格なく、視聴料金を支払う必要のないガラクタ放送局です。前川喜平氏を一刻も早くNHK会長にし、腐った御用放送を一から立て直しましょう。

(関連)2022.11.04 市民とともに歩み自立したNHK会長を求める会 主催 「前川喜平さんを次期NHK会長候補に!」記者会見―登壇:前川喜平氏(元文部科学事務次官) - YouTube(前川喜平氏の表明会見は28分くらいのところからです)
 https://www.youtube.com/watch?v=vvsdZpRC9JE

2.ウクライナのゼレンスキーもまた、今回のミサイルのポーランドへの着弾はロシアによるものだと、これまたさしたる根拠もないままに記者会見し、併せて、NATO諸国による対ロシア反撃を煽っていました。これまでも申し上げてきたように、ゼレンスキー・ウクライナ政権は、ネオナチを含む暴力極右に支えられた反ロシア政権であり、このウクライナ戦争そのものがアメリカによる対ロシア弱体化の「紛争づくり」政策であるにも関わらず、その仕掛けにまんまと乗せられて、国土を焦土化しながら戦争を遂行する「戦争屋」政権です。ロシアのウクライナ侵攻は、「プーチン・ロシア悪玉、ゼレンスキー・ウクライナ善玉」論の単純単細胞左翼諸君にご指摘を受けるまでもなく国際法違反であり、許されない軍事侵攻ですが(ロシア軍のロクでもなさは米軍のロクでもなさと同レベルのひどいものであることも有名な話)、しかし、その軍事侵攻をもたらした責任はロシアだけでなく、ミンスク2合意を踏みにじった他の多くのよからぬふるまいを続けてきたウクライナ側にもあるのです。そしてその背後には、アメリカのビクトリア・ヌーランドやハンター・バイデンら民主党ネオコン、ないしはアメリカ「軍産情報複合体」代理人たちの暗躍があるのです。

(もし仮に、今回のポーランド着弾のミサイルが、ウクライナが発射したミサイル迎撃ミサイルだったとしたら、これはウクライナがポーランドの方角へ向けて撃ったということであり、仮に狙ったミサイルに命中しなければ、そのミサイルはポーランドの方へ飛んでいくことは十分に予想できたことです。ウクライナのこの戦闘行為は看過できるものではありません。このように申し上げれば、そもそもロシアがウクライナ国内全土に向けて、ほぼ無差別のような攻撃を行ったことが諸悪の根源だ、叩くならロシアを叩け、などという御仁が必ず現れますが、そんなことは言われなくても「当たり前」の話であり、そうしたことをやめさせるためにも、ウクライナ戦争は「支援」ではなくて「停戦」の働きかけが大事なのです)

3.日本のチンピラ「戦争屋」(「チンピラ」である理由は、ウクライナの「戦争屋」とは違い、自分たちは戦場に行くことはなく、世界最大の米軍の側についていれば負けることもない、くらいにしか思っていない、戦争での戦闘・殺し合いは他人事である、という点=アジア太平洋戦争で「生きて虜囚の辱めを受けず」と扇動して多くの兵士や臣民を死に追いやった昭和軍閥どもが、敗戦とともに自決することもなく、おめおめと「生きて虜囚の辱めを受けた」ことと通底する下劣さ)が、ゼレンスキー・ウクライナの扇動に便乗し、ロシアの軍事侵攻だけをつまみ上げて危機を煽り、日本を日本国憲法下の軍隊を持たない平和国家(ないしは個別的自衛権のみを保持する軽武装国家)を解体再編し、アメリカの手下としての好戦的軍事国家に転換させようとしているのはご承知の通りです。

4.ウクライナもロシアも、まるで19世紀から20世紀にかけての国民国家主義=旧態依然イデオロギーのナショナリズムに染まり切り、自分の国を「祖国」などと称して、武力武闘でこれを防衛するという態度を、国を挙げて強くしてしまっています。これが諸悪の根源だと私は思っています。これと同じことが、25年ほど前にユーゴスラビアで起き、凄惨・悲惨な民族間どうしの殺し合いに発展してしまいました。背後には、セルビアと反セルビアの「戦争屋」たち、そしてその後ろにアメリカ・NATO諸国、及びロシアの「軍産情報複合体」がいたのです。それと同じ過ちを、今度はロシアとヨーロッパ各国が繰り返している、それが今日のウクライナ戦争です。ロシアの方は相変わらずのようですが、NATO諸国=つまりヨーロッパ各国は政治家たちの劣化がひどく、その典型がドイツ緑の党と北欧諸国と言っていいと私は思います(英国や仏は旧態依然、東欧諸国の反ロシア・反共至上主義ナショナリズムも旧態依然=戦争の火種アリ)。ウクライナの戦場へ大量の武器弾薬を送って戦争を煽っているのは、今回はアメリカだけではないのです。

5.ナショナリズムが背後にあるこの戦争を終わらせる=停戦して和平協定交渉の場につかせるためには、「戦争こそが人類最大の悪である」という考え方に立ち、国際政治のプラグマティズムに立脚した建前・面子・利害・などなど、さまざまな諸問題を、交渉当事者双方が納得いく形で解決していくしかありません。「プーチン・ロシア悪玉、ゼレンスキー・ウクライナ善玉」論のような単純単細胞の善悪二元論では、いつまでたっても戦争は終わらず、どちらか一方が徹底的に破壊されるまで闘いは続きます。そしてその中で、今回のような、第三次世界大戦へと展開していく危険性を伴う「偶発事故」「はみだし攻撃」「陰謀謀略作為による戦争の激化」(満州事変を思い出すべし)などをまねき、戦争が一地域の戦争でなくなる事態に発展していくのです。ロシアがアメリカと並ぶ世界最大規模の核兵器保有国であること、これをアメリカはともかく、欧州各国の政治家たちは忘れているのではないかと思われます。ウクライナ戦争は一刻も早く停戦させるべきものです。そして、和平交渉と並行して、ロシアやウクライナを含む全欧州の「新安全保障体制」確立のために政治家たちは全力を挙げるべきです。アメリカや欧州の「軍産情報複合体」とその代理人は排除されなけれなりません。

6.今日の自民党や維新、あるいは国民民主党・立憲民主党の一部のチンピラ「戦争屋」に引きずられて、この日本も、台湾・東シナ海か朝鮮半島を舞台に、アメリカの忠犬として、戦争の一翼を担いそうな雰囲気です。そして、またぞろこの国の少なくない愚か者たちが、戦争のリアリティ・リアリズムを喪失したまま「平和ボケ」の頭で、軍備拡張・軍国主義国家への道を追認する愚かな意向を示している様子がうかがわれます。原発・核燃料サイクル施設を60近くもこの狭い日本に並べて、しかも北朝鮮に対して「まるで射撃場の的のように日本海側にずらっと並べて」、戦争などできないのだということが思いも及ばない、そんなお粗末頭脳をもつ有権者・国民が増えています。アジア太平洋戦争敗戦から75年が過ぎ、戦争の責任、特に加害責任を徹底して問うことのないままに今日に至った、この東アジアの没落国家は、また再びの「偉大なる大日本」を夢見つつ(石橋湛山がかつて東洋経済で批判した大日本主義です=日本は世界に冠たる偉大な大国(政治・経済・軍事)でなければならぬという対欧米コンプレックスに裏付けられた成金思想=ちょぼちょぼ市民でいいんです!)、時代錯誤の万博・オリンピックを繰り返しつつ、アメリカの戦争に巻き込まれていきそうです。この国もまた、かつてのドイツと同様に、二度の過ちを犯すのでしょうか? 愚か極まりない。

私が生きている限り、この「時代の流れ」に抵抗していこうと考えています。
愚か者の日本の有権者・国民よ、いい加減にしないと、再び大日本帝国のように滅び去ることになるぞ!
草々

頭をよぎる「第三次世界大戦」の悪夢 ミサイル着弾で世界に緊張 - 毎日新聞、他のTVニュースがウクライナミサイル説を報道する中、NHKだけがロシア攻撃説を放送、本日のIWJが詳細を報じています

前略、田中一郎です。


◆頭をよぎる「第三次世界大戦」の悪夢 ミサイル着弾で世界に緊張 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20221116/k00/00m/030/340000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20221117

◆日刊IWJガイド・非会員版「ロケット弾がポーランド領内に着弾! NATO対ロシアの戦争になると大騒ぎになるも、ポーランド大統領がロシア軍による攻撃説を否定!」2022.11.17号~No.3717号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51546

◆ポーランドにミサイル落下 何が起きた? NATOの対応は【詳しく】 - NHK - ウクライナ情勢
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221116/k10013881121000.html


 <田中一郎コメント>

1.ニュース・ステーション(TV朝日)をはじめ、昨日夜・深夜のTVニュースでは、民放放送各局が「ウクライナのミサイル説」を報じる中、ひとりNHK(日本ハッタリ協会)だけがロシア攻撃説もある、などと、度外れた「戦争扇動」放送をさしたる根拠もないままに放送していました。このハッタリ協会は公共放送の資格なく、視聴料金を支払う必要のないガラクタ放送局です。前川喜平氏を一刻も早くNHK会長にし、腐った御用放送を一から立て直しましょう。

(関連)2022.11.04 市民とともに歩み自立したNHK会長を求める会 主催 「前川喜平さんを次期NHK会長候補に!」記者会見―登壇:前川喜平氏(元文部科学事務次官) - YouTube(前川喜平氏の表明会見は28分くらいのところからです)
 https://www.youtube.com/watch?v=vvsdZpRC9JE

2.ウクライナのゼレンスキーもまた、今回のミサイルのポーランドへの着弾はロシアによるものだと、これまたさしたる根拠もないままに記者会見し、併せて、NATO諸国による対ロシア反撃を煽っていました。これまでも申し上げてきたように、ゼレンスキー・ウクライナ政権は、ネオナチを含む暴力極右に支えられた反ロシア政権であり、このウクライナ戦争そのものがアメリカによる対ロシア弱体化の「紛争づくり」政策であるにも関わらず、その仕掛けにまんまと乗せられて、国土を焦土化しながら戦争を遂行する「戦争屋」政権です。ロシアのウクライナ侵攻は、「プーチン・ロシア悪玉、ゼレンスキー・ウクライナ善玉」論の単純単細胞左翼諸君にご指摘を受けるまでもなく国際法違反であり、許されない軍事侵攻ですが(ロシア軍のロクでもなさは米軍のロクでもなさと同レベルのひどいものであることも有名な話)、しかし、その軍事侵攻をもたらした責任はロシアだけでなく、ミンスク2合意を踏みにじった他の多くのよからぬふるまいを続けてきたウクライナ側にもあるのです。そしてその背後には、アメリカのビクトリア・ヌーランドやハンター・バイデンら民主党ネオコン、ないしはアメリカ「軍産情報複合体」代理人たちの暗躍があるのです。

(もし仮に、今回のポーランド着弾のミサイルが、ウクライナが発射したミサイル迎撃ミサイルだったとしたら、これはウクライナがポーランドの方角へ向けて撃ったということであり、仮に狙ったミサイルに命中しなければ、そのミサイルはポーランドの方へ飛んでいくことは十分に予想できたことです。ウクライナのこの戦闘行為は看過できるものではありません。このように申し上げれば、そもそもロシアがウクライナ国内全土に向けて、ほぼ無差別のような攻撃を行ったことが諸悪の根源だ、叩くならロシアを叩け、などという御仁が必ず現れますが、そんなことは言われなくても「当たり前」の話であり、そうしたことをやめさせるためにも、ウクライナ戦争は「支援」ではなくて「停戦」の働きかけが大事なのです)

3.日本のチンピラ「戦争屋」(「チンピラ」である理由は、ウクライナの「戦争屋」とは違い、自分たちは戦場に行くことはなく、世界最大の米軍の側についていれば負けることもない、くらいにしか思っていない、戦争での戦闘・殺し合いは他人事である、という点=アジア太平洋戦争で「生きて虜囚の辱めを受けず」と扇動して多くの兵士や臣民を死に追いやった昭和軍閥どもが、敗戦とともに自決することもなく、おめおめと「生きて虜囚の辱めを受けた」ことと通底する下劣さ)が、ゼレンスキー・ウクライナの扇動に便乗し、ロシアの軍事侵攻だけをつまみ上げて危機を煽り、日本を日本国憲法下の軍隊を持たない平和国家(ないしは個別的自衛権のみを保持する軽武装国家)を解体再編し、アメリカの手下としての好戦的軍事国家に転換させようとしているのはご承知の通りです。

4.ウクライナもロシアも、まるで19世紀から20世紀にかけての国民国家主義=旧態依然イデオロギーのナショナリズムに染まり切り、自分の国を「祖国」などと称して、武力武闘でこれを防衛するという態度を、国を挙げて強くしてしまっています。これが諸悪の根源だと私は思っています。これと同じことが、25年ほど前にユーゴスラビアで起き、凄惨・悲惨な民族間どうしの殺し合いに発展してしまいました。背後には、セルビアと反セルビアの「戦争屋」たち、そしてその後ろにアメリカ・NATO諸国、及びロシアの「軍産情報複合体」がいたのです。それと同じ過ちを、今度はロシアとヨーロッパ各国が繰り返している、それが今日のウクライナ戦争です。ロシアの方は相変わらずのようですが、NATO諸国=つまりヨーロッパ各国は政治家たちの劣化がひどく、その典型がドイツ緑の党と北欧諸国と言っていいと私は思います(英国や仏は旧態依然、東欧諸国の反ロシア・反共至上主義ナショナリズムも旧態依然=戦争の火種アリ)。ウクライナの戦場へ大量の武器弾薬を送って戦争を煽っているのは、今回はアメリカだけではないのです。

5.ナショナリズムが背後にあるこの戦争を終わらせる=停戦して和平協定交渉の場につかせるためには、「戦争こそが人類最大の悪である」という考え方に立ち、国際政治のプラグマティズムに立脚した建前・面子・利害・などなど、さまざまな諸問題を、交渉当事者双方が納得いく形で解決していくしかありません。「プーチン・ロシア悪玉、ゼレンスキー・ウクライナ善玉」論のような単純単細胞の善悪二元論では、いつまでたっても戦争は終わらず、どちらか一方が徹底的に破壊されるまで闘いは続きます。そしてその中で、今回のような、第三次世界大戦へと展開していく危険性を伴う「偶発事故」「はみだし攻撃」「陰謀謀略作為による戦争の激化」(満州事変を思い出すべし)などをまねき、戦争が一地域の戦争でなくなる事態に発展していくのです。ロシアがアメリカと並ぶ世界最大規模の核兵器保有国であること、これをアメリカはともかく、欧州各国の政治家たちは忘れているのではないかと思われます。ウクライナ戦争は一刻も早く停戦させるべきものです。そして、和平交渉と並行して、ロシアやウクライナを含む全欧州の「新安全保障体制」確立のために政治家たちは全力を挙げるべきです。アメリカや欧州の「軍産情報複合体」とその代理人は排除されなけれなりません。

6.今日の自民党や維新、あるいは国民民主党・立憲民主党の一部のチンピラ「戦争屋」に引きずられて、この日本も、台湾・東シナ海か朝鮮半島を舞台に、アメリカの忠犬として、戦争の一翼を担いそうな雰囲気です。そして、またぞろこの国の少なくない愚か者たちが、戦争のリアリティ・リアリズムを喪失したまま「平和ボケ」の頭で、軍備拡張・軍国主義国家への道を追認する愚かな意向を示している様子がうかがわれます。原発・核燃料サイクル施設を60近くもこの狭い日本に並べて、しかも北朝鮮に対して「まるで射撃場の的のように日本海側にずらっと並べて」、戦争などできないのだということが思いも及ばない、そんなお粗末頭脳をもつ有権者・国民が増えています。アジア太平洋戦争敗戦から75年が過ぎ、戦争の責任、特に加害責任を徹底して問うことのないままに今日に至った、この東アジアの没落国家は、また再びの「偉大なる大日本」を夢見つつ(石橋湛山がかつて東洋経済で批判した大日本主義です=日本は世界に冠たる偉大な大国(政治・経済・軍事)でなければならぬという対欧米コンプレックスに裏付けられた成金思想=ちょぼちょぼ市民でいいんです!)、時代錯誤の万博・オリンピックを繰り返しつつ、アメリカの戦争に巻き込まれていきそうです。この国もまた、かつてのドイツと同様に、二度の過ちを犯すのでしょうか? 愚か極まりない。

私が生きている限り、この「時代の流れ」に抵抗していこうと考えています。
愚か者の日本の有権者・国民よ、いい加減にしないと、再び大日本帝国のように滅び去ることになるぞ!
草々

2022年11月13日 (日)

老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その2):古い原発は「時限核爆弾」=40年超の運転や廃炉を前提としていない、設計図行方不明、人も入れ替わり設備の詳細を知らず、山のようにある老朽原発の超危険性

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(1.31)控訴審第1回公判 東京高裁(東海第二原発運転差止訴訟 原告団 News 2022-1)
 https://drive.google.com/file/d/1AE4zd5CG_qvb4qDHGB7SZ0a0fO55DszA/view


2.(新刊書)「私物化」される国公立大学-駒込武/編(岩波ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034240643&Action_id=121&Sza_id=G2

(読んでみて驚きました。いつの間に日本の国公立大学がかようなことになっていたのでしょう!? 簡単に申し上げれば、日本の全大学の「(田中英寿理事長支配下の)日本大学化」です。学部長人事・教授人事・新規採用、教員定数・学生定数、学部学科の新設・統廃合、軍産学情共同、自衛隊との連携などなど、ありとあらゆる大学運営が、大学構成員やステイクホルダーの意向や希望を無視し踏みつけながら、学長とそのとり巻き連中という一握りのゴロツキ集団によって決定され強行されています。大学の自治と学問の自由は「非国民」扱いされ、日本の全大学から追放されようとしています。これでは、科学や技術の発展どころか、研究開発の環境劣化と学術文化の衰退を招き、「学問と教育の府」は、ガラクタ政治権力と一握りの巨大企業群の「安上がり」下僕・植民地と化してしまうでしょう。もちろん優秀な人材は日本の大学を避け海外へ出ていくことになります。自民党というゴミクズカスの政治家どもとその手下と化した文部科学省が、支配権力を濫用して大学運営に容喙・介入し、日本の全大学を破壊しているのです。私たちはこれに対して断固として立ちはだかり、大学の本来のあるべき形を取り戻さなければなりません。このブックレットの著者の方々と共に立ち上がりましょう。日本をその根底から掘り崩すこの亡国大学政策をやめさせましょう。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)目次・はじめに(駒込武京都大学教授『「私物化」される国公立大学』岩波ブックレット)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwXMXBE6TaODAkaN?e=08gOw0
(↑ 東京大学、京都大学、北海道大学、筑波大学など、日本を代表するような国立大学の運営がメチャクチャです)

(関連)『法と民主主義』日本民主法律家協会:2022年11月号【573号】(目次と記事)特集大学・学問の軍事動員の危機を考える
 https://www.jdla.jp/houmin/


3.キャンペーン 介護保険:負担が2倍で使えない!~原則自己負担2割化、ケアプラン作成の有料化、要介護1と2の保険外しなど負担増に反対します~ · Change.org
 https://tinyurl.com/2p8jk5r7

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · ~新聞報道~さらなるシェア、共有をお願いします! · Change.org
 https://bit.ly/3O0Y7Rc

(介護保険料だけ取って、消費税率を引き上げられるだけ引き上げて、いざとなったら介護は知らねえ、そんな「公営ボッタクリ詐欺介護制度」が今の介護保険です。おまけに「市場原理主義アホダラ教」に染め上げられていますから、介護は民間で勝手にやっといて、ということになっています。特別養護老人ホームの入り口には50万人の人が順番待ちで並んでいますが、自公政権も政府も厚生労働省も「どこ吹く風」の態度です。「税金は何のために使ってんだ」だって? 「決まってるだろ、アメリカさまから武器弾薬を買うために今度予算を倍にするんだから、お前らの老後介護に税金など回すわけにはいかねえ」というのが、自民党のゴロツキ・チンピラ議員どもや「福祉と平和の党」改め「戦争準備と銀座クラブ遊び歩きの党」の公明党のゴミクズ議員たちの本音なのでしょう。要するに(下々は)年を取ったら早く死ねということですか? それが今の日本の政治ですね。:田中一郎)


4.「クレヨンハウス」吉祥寺へ移転 表参道で紡いだ46年の歴史に幕 ファン「街の魅力さらに高まる」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/213000


5.沖縄NEWS
(1)基地PFOS「人権侵害」国連報告者が問題視 先住民族の土地に「環境暴力」琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1614207.html

(2)「琉球先住民の権利保障を」国連委員会が再び勧告、ヘイト対策も - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1611431.html

(3)「世界一危険な米軍基地」から爆音が消えたのはなぜか? 沖縄を訪問した天皇陛下が見たのは「非日常」だった | 47NEWS
 https://nordot.app/958254740889059328

◆ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会「島々を再び戦場にさせない」―皆さまのご賛同を広く呼びかけます。
 http://nomore-okinawasen.org/


6.南無阿弥陀仏 岸田文雄さん
(1)また後手後手で悶絶の蟻地獄 次に辞めるのは寺田総務相か岸田首相か|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/314346
(2)(必見)徳光和夫さん、葉梨康弘法相の「失言辞任」に不快感「岸田内閣に落胆と幻滅が禁じ得ない」(スポーツ報知)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ecd5483eb1880eaa45566fffc5cd9060065c2cb9
(3)なぜ岸田首相は「女性」と「若者」から見放されたのか 望月衣塑子記者が見抜く“共感力のなさ”(AERA dot.)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/228d2713c6d4d965dc091ccdc1bdf25ed0d96e6d
(4)(別添PDFファイル)宗教法人審の「審議概要」(前川喜平 東京 2022.11.13)
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511015
(5)「何考えているのか?」岸田首相、旧統一教会「被害者救済法案」調整役に萩生田政調会長を指名 あきれる人が続出(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース( 岸田文雄”そうじ”大臣は自民党内のアベ派抑えに萩生田光一を使っている=情けない”そうじ”大臣だ:田中一郎)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/12e4cc761abacc7883f89fc06d8bef4bdbcf9653


◆日刊IWJガイド・日曜版「ウクライナで死亡した日本人義勇兵の『義』はどこに? 米露代理戦争のためにウクライナ人が殺しあう実相をメディアは正確に伝えてきたのか」2022.11.13号~No.3713号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51535

(関連)加川良「教訓 I」 Kagawa Ryo -Kyokun I- (Lesson One) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=FSaMY7TRgFI
================================


「老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その2):古い原発は「時限核爆弾」=40年超の運転や廃炉を前提としていない、設計図行方不明、人も入れ替わり設備の詳細を知らず、山のようにある老朽原発の超危険性」をお送りいたします。数日前の(その1)(下記)の続きです。今般の老朽原発運転期間延長の「陰謀」の首謀者は、経済産業省と原子力「寄生」委員会(山中伸介)です。この2つの組織は政権交代により必ずや解体・再編し、また、「陰謀」者たちは一人残らず(第二次)「公職追放」する必要があります。それが原発再推進根絶のための避けては通れない政治的過程です。

◆老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その1):何十年も前に造られた古い原発全体をくまなく点検・検査することなどできない=形式・体裁を整えて、さも安全審査を厳格にやっているかのように見せかける原子力「寄生」委員会のペテン- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-5b0861.html

◆【緊急署名】原発運転期間「原則40年」削除方針の撤回を https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdtGmImOFhpObetYPhx4GXyTwHiIBnZmGNnFAjZzNHBzTFnlA/viewform


・・・・・・・・
1.「運転期間延
認可の審査と期停止期間中の発電用原子炉施設の経年劣化との関係に関する見解」20207月29 日)
 https://www.nra.go.jp/data/000323916.pdf

 <田中一郎コメント>
(その1)でもご紹介した上記「見解」ですが、改めてそのお粗末で無責任な中身を簡単に批判しておきます。この「見解」は2020年7月に、前「寄生」委員長の更田豊志の時に出されたものです。かようなインチキ文書が出されていたことをマスごみどもがきちんと批判的に報道をしなかったため、この文書は今回初めて見るものです。朝日カバカバ新聞を筆頭に、福島第一原発事故から月日が経つにつれてマスごみどもの原発に対する危機感が薄れ、昨今ではまたぞろ原子力ムラに少し遅れながら追従していくような報道を繰り返しているようです。いい加減にしろという話です。かようなデタラメな文書は、それが出た時に徹底的に叩いておかないから、今日のように、これが老朽原発の運転期間延長の口実に利用されてしまった、と見ておいていいのではないかと思います。

(1)「原子力規制委員会としては、かねてから、運転期間の在り方について意見を述べる立場にない旨を表明してきたところである」「発電用原子炉施設を利用すること自体の正当化その他その利用の在り方に関する政策の企画立案及び実施は、いわゆる原子力利用の推進の機能に該当するものであって、原子力規制委員会が関わるべき事柄ではない。」(「見解」)

 ⇒ バカを言ってはいけない。原発の運転期間の定めは法定化されていて、これを遵守させるのが規制当局の役割。かつ、運転期間の定めは「利用政策」ではなく「利用規制」であり、いかなることがあっても「これ以上の運転は危険防止の観点よりまかりならぬ」とするために設けてある。それを「利用政策」だなどと「方便」を使って運転期限の定めを守らせようとはせず、自らの安全規制責任を放棄することは規制当局として許されない。

また、運転期間の絶対的期限が定められた理由は、そもそも原発のような巨大施設は隅から隅まで徹底してその老朽化による劣化を点検・検査・検証ができないだけでなく、構造上の理由から(特に古い原発はそうだ)人間が見ることができない個所や劣化状況を検査・検証し得ない個所があちこちにたくさんあり、かつ、仮に検査・検証できても取り換えることができない機器類や部品も多く存在している。だから、どうしても見切り発車で検査・審査をパスさせざるを得ない形で老朽原発の運転期間延長審査が行われるのが実情。従って、科学的・合理的・実証的に完璧な点検・検査・検証ができない以上、「老朽化による劣化でどこで何が起きるかわからない故に、いくら何でもこれ以上の運転はまかりならぬ」として決められたのが「40年の運転絶対期限」である(60年は2011年当時の民主党政権が政治的妥協で決めたいい加減なもの)。そもそも古い原発は、建設当時、その寿命を概ね30年程度として建設されており、40年を超える運転期間など、全く考慮外に造られている。

(2)「発電用原子炉施設を構成する機器及び構造物のうち取替困難なものについて、経年劣化の要因となり得る事象ごとに、長期停止期間中に劣化が進展するか否か等についての知見を整理したものである。そしてその結果として、次のことが確認された。」(「見解」)

「まず、中性子照射脆化、低サイクル疲労、クラッド下層部の亀裂2、腐食(FAC3)、疲労割れ、熱や放射線によるコンクリートの強度低下、熱によるコンクリート遮蔽能力の低下といった事象については、放射線が照射される環境にならないこと、大きな温度、圧力の変動がないこと、蒸気が高速で流れるような環境にはならないことから、劣化の要因として考慮しなくてもよいと考えられる。」(「見解」)

これもバカぬかせ!である。中性子照射脆化その他、原発運転中に劣化を加速させる環境下におかれた原発は、その運転が止まったとしても時間とともに劣化は進んでいく。たとえば頻繁に起きる地震の揺れにより原発機器類や配管の痛みはさらにひどくなる。この文章は、ただ単純に、原発稼働が止まれば原発稼働に伴う劣化は起きない、と言っているだけであり、一種のトートロジーと言っていい。原発は止まっても、老朽化による劣化はあちこちで進む。従って「劣化の要因として考慮しなくてもよいと考えられる」などと、何の実証的証拠も示さずに規制当局が軽々に言うことなのか! これでは規制委ではなくて「寄生」委丸出しではないか。

(3)「他方、コンクリート構造物の中性化、塩分浸透、アルカリ骨材反応、機械振動、凍結融解による強度低下、原子炉圧力容器のスタビライザ等の摩耗といった事象については、長期停止期間中もそうでない期間と同様に劣化が進展する。これらの劣化事象については、各事業者が、プラントごとに適切に保管及び点検することにより、進展を抑制することもできるが、規制当局としては、事業者の保管対策及び点検の適切性について、個別プラントごとに確認することが必要である。なお、長期停止期間中に劣化が進展して、適切な保管対策も補修もできないことになるような劣化事象は認められなかった。」「このように、これらの劣化事象の長期停止期間中の進展については、発電用原子炉施設を構成する各種機器・構造物の劣化の状況が様々であること、また、各事業者による個別プラントごとの保管及び点検の適切性にも依存することから、個別の施設ごとに、機器等の種類に応じて、評価を行う必要がある。」(「見解」)

これは重要な文章で「長期停止期間中もそうでない期間と同様に劣化が進展する」と言っている。だから「規制当局としては、事業者の保管対策及び点検の適切性について、個別プラントごとに確認することが必要である」とも言っている。経済産業省がこのたび出してきた原発運転の期間制限に関する「法律素案」は、これでその科学的・技術的・法的根拠を失ったことになる。ただ、「長期停止期間中に劣化が進展して、適切な保管対策も補修もできないことになるような劣化事象は認められなかった。」は嘘八百の強弁である。何故なら、上記でも申し上げたように、老朽原発の全施設を悉皆的に全部調べることは出来ないからであり、従ってまた、この「寄生」委の文章は「劣化事象は認められなかった」ではなく「劣化事象はあるかもしれないが確認・点検しきれていない」と表現すべきところである。

(4)「運転期間に長期停止期間を含めるべきか否かについて、科学的・技術的に一意の結論を得ることは困難であり、劣化が進展していないとして除外できる特定の期間を定量的に決めることはできない。」(「見解」)

「一律に決められない」だけでなく「全ての原発について、運転期間に長期停止期間を上乗せすることは危険すぎてできない」ということだ。経済産業省は今般の「運転期間に長期停止期間を上乗せする」という愚案を撤回せよ=科学的・技術的根拠がない。

(5)「発電用原子炉施設の利用をどのくらいの期間認めることとするかは、原子力の利用の在り方に関する政策判断にほかならず、原子力規制委員会が意見を述べるべき事柄ではない。」(「見解」)

バカぬかせ! 安全審査責任の放棄だ。この点について、このほど国会で立憲民主党の逢坂誠二衆議院議員が原子力「寄生」委員長の山中伸介を別の観点から追及をしている。下記のVTR、及び議事録をご覧ください(山中伸介が「原発の運転期間は利用政策マターなので資源エネルギー庁で決めてくれ」と言ったことに対して、法的根拠なし・撤回せよ、と迫っている)。


◆衆議院 2022年11月10日 原子力問題調査特別委員会 #08 逢坂誠二(立憲民主党・無所属) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=9K9mN5JLi4k

(関連)(別添PDFファイル)衆議院 2022年11月10日 原子力問題調査特別委員会:逢坂誠二議員(立憲民主党)(議事録)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwYRQNeHihqw6By-?e=RrSnPE 

(ポイントは下記です:一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)今御指摘になった四十三条の三の三十二、これが二つの柱で構成されていることは私も承知しておりますし、この条文が規制委員会の所管であるということは先ほど答弁いただいたとおりなんですが、規制委員会の所管であるこの法律に関してエネ庁があれやこれや言うということは、規制委員会の独立性に反するんじゃないですか。

そんなことを、御用聞きのように、向こうから要請もされていないのに、こちらから、規制委員会の方からエネ庁に来てくださいと言って話を聞いて、それに沿うような行動をするというのは、どう考えてみても独立性に反するんじゃないですか。いかがですか?

(中略)運転期間を限定させるという利用規制でもあるんですよ、規制。その規制については、科学的、技術的に明確に立証する、一律に確立することはできないという委員会の主張も私は分かりますよ。だからこそ、政治の政策判断として、四十年という利用規制を設けたんですよ。そうなんじゃないですか。利用規制なんですよ、これは。純粋な政策判断というものではないんですよ。規制なんですよ、これは。

だから、それでは、誰がこの規制をこれから中身を議論するのだということを規制委員会が発言すること自体がおかしいんじゃないですか。いかがですか。それは令和二年の見解に反するんじゃないですか。(「誰が」=資源エネルギー庁のこと:田中一郎)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 <田中一郎コメント>
 逢坂誠二議員の追及はいいところを突いていますが、しかし、同氏は他方で、「寄生」委の「発電用原子炉施設の利用をどのくらいの期間認めることとするかは、(中略)原子力規制委員会が意見を述べるべき事柄ではない。」という主張を受け容れて(認めて)しまっている点に弱点があります。こんなものを認めてはいけないのです。

◆これで「寄生」委の「原発安全審査」責任からの「逃亡」は併せて6つになりました。(その1)に記載したものを再掲しておきます。

 <原子力「寄生」委員会がこれまでに放棄した原発安全審査項目>
*原発・核燃料サイクル施設を再稼働するか否かは「寄生」委が決めることではない(田中俊一)
*原発の安全を保障するものではない=(でっちあげた)規制基準に適合しているかどうかを審査するだけ(田中俊一)
*避難計画の審査は「寄生」委のマターではない=IAEA深層防護第5層審査の放棄(田中俊一)
*原発・核燃料サイクル事業主体の適格性審査放棄(財務内容)=東京電力、及びその「植民地」会社・日本原電(債務超過)(更田豊志)
*原発・核燃料サイクル事業主体の適格性審査放棄(組織体質)=東京電力(不祥事多発)、及び日本原電(審査書類改ざん他)(更田豊志)
*原発・核燃料サイクル施設の稼働期間の絶対期限の定め審査放棄(山中伸介)

(関連)(別添PDFファイル)原発の40年ルール見直し 規制委自ら政府方針聴取は「独立性に反する」衆院特別委で野党が批判(東京 2022.11.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/213272


2.原発の現場(建設・メンテ他)はデタラメといい加減の塊である

 下記は故平井憲夫さんが遺書的に書き残してくださったレポートです。みなさまはもう読まれましたか? まだであれば必ずお読みください。平井さんがおっしゃるように、原発の建設現場・メンテナンス現場は、いい加減な設計、手抜き工事、工法無視、作業ミス、ゴマカシ、隠蔽、つじつま合わせ、ご都合主義、無責任で「てんこ盛り」であり、いつ何時、何が契機となり、どの個所が不具合となってトラブルを生じ、また、それに人為ミスが重なったり、複数個所が同時多発トラブルを引き起こしたりして大事故・過酷事故に至るかわからない、そんな危険な代物なのだ、とおっしゃっているのです。

原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、通産省・経済産業省・原子力安全保安院・原子力安全委員会の時代から、現場軽視で原発の実態とキチンと向き合わない体質を引きずり、また、その職員や委員の質的劣化から、原発の安全規制をきちんと遂行できる能力や経験に欠ける、いわゆる「原発(現場)のドシロウト」集団に成り下がっています。上記の故平井憲夫さんがご指摘のような現場実態がある中で、そんな「原発(現場)のドシロウト」集団が、原子力ムラの方針に盲従しながら行う原発の安全審査や老朽原発の劣化審査、そんなものに100%の信頼など置けるものではありません。

だからこそ、老朽化した原発の劣化状況は、科学的技術的に完璧な把握は難しいのだから、いくら何でも原発の運転期限はここまでだ、という最終期限(40年)が決めてあるのです。にもかかわらず、現在の原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、既に東海第二原発や高浜原発1・2号機、美浜原発3号機の4基の老朽原発の運転期限延長にOKを出しています。審査はゴマカシに次ぐゴマカシだったと市民団体が既に告発をしています。そんな「寄生」委であるのなら、60年までの延長規定は削除し(or事実上棚上げし)、40年で全原発は廃炉、30年を超えたら毎回の定期検査で徹底した老朽劣化状況の点検を行う、という規定に変えるべきでしょう(これは仮に私が原発の安全な推進の立場に立った場合の話=私は原発は即時廃棄を主張しています)。

◆原発がどんなものか知ってほしい(全)(故平井憲夫さん)
 https://iam-k.com/HIRAI/pageall.html


3.巨大施設である原発すべてを点検・検査することは出来ない

 既に上記で申し上げましたが、改めて箇条書きにしておきます。できないものはできないのです。理屈をこねてもできません。 

(1)巨大であること=全設備悉皆点検・検査はできない
(2)見ることができない設計構造になっている(古い原発ほどそうなっている)
(3)仮に劣化してダメだと分かっても取り換えることができない設計構造になっている 
(4)原発第1世代はとうの昔にリタイアーし、第2世代もほぼ退職=老朽原発を知る人間がいない、設計図は喪失されている場合もある
(5)原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の人間は原発現場ドシロウトが大半で問題個所を発見できる能力に欠ける
(6)常に原発再稼働へ向けて組織的な圧力がかかっていて、「見切り発車」する傾向が強い
(7)建設以来、一度も点検・検査されていない機器類や部品や個所が多く存在する
(8)定期検査を含めて、原発の安全に係る日常的な点検や検査は、とうの昔に形骸化している(安全神話は生き残っている)

(関連)「40年超」美浜原発3号機、過去には11人死傷する事故…140度の水が配管破り噴出 - 読売新聞オンライン
 https://www.yomiuri.co.jp/science/20210907-OYT1T50069/
(こういう事故はこれからも起きる可能性あり)

(関連)(別添PDFファイル)原子力安全規制の一層の充実:原子力事業者等に対する検査制度の見直し他(『時の法令 NO.2043 2018.2.15』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwIKnhHnBGnsYSY-?e=v7mdII

(既に原発の定期検査が上記のように形骸化されてしまっている。これにより、定期検査は「寄生」庁の役人が原発現地に赴いて実施するのではなく、原発電力会社が自ら実施して、その実施状況を「寄生」庁が点検するという形になる。要するに、実地検査から書類審査に変わるということ。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁としては、①定期検査の手抜き、②検査結果の責任を電力会社へ転化(責任逃れ)の一石二鳥を狙ったものと思われるが、その背景には「寄生」庁の役人の規制能力の低下=原発現場の問題点を見つけることができず見逃しが多発する可能性が高い、という情けない事情があるものと推測する。こんな原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の「老朽化点検・検査・検証など、信用できるはずがない。:田中一郎)


4.巨大施設全体を把握している技術者もいない

 原発の商用化が始まった当初から言われてきたことです。巨大設備である原発について、原子力ムラの科学者や技術者たちが、自分の専門領域の部分的パーツのことには詳しくても、多くのパーツパーツの連関性や全体的なバランスなど、原発をトータルで見て制御したり、弱点を前広に見抜いて対応したり、非常時には適切に対応して大事故に至らぬようする、などなどの、本来の原発トータルの安全制御はとてもじゃないができない状態で、これまで危険な原発運転を続けてきている。

だから福島第一原発事故の際には、そのお粗末さ加減があちこちで露呈し、収拾がつかないまま、4つの原発が爆発まで起こしてしまっているのです(例:1号機の非常用復水器(IC)の使い方を知らない・使ったことがないから、どうする・どうなるかがわからない)。原発が危険な巨大な化け物であることは最初から分かっていました。それを「停止期間中は運転期限に上乗せする」などという姑息極まりない屁理屈で運転期間延長などしていてどうするのか、ということです。


5.古い原発は設計上、40年超の運転や廃炉を前提としていない

 設計図が廃棄されて存在しない古い原発もある。原発商用化の最初の頃は、原発の寿命は概ね30年くらいと見られていた。それがご都合主義でジワジワと伸びて来て今日に至っている。


6.考えられる老朽化による設備劣化(例)

 中性子照射脆化、低サイクル疲労、クラッド下層部の亀裂2、腐食、疲労割れ、熱や放射線によるコンクリートの強度低下、熱によるコンクリート遮蔽能力の低下、コンクリート構造物の中性化、塩分浸透、アルカリ骨材反応、機械振動、凍結融解による強度低下、原子炉圧力容器のスタビライザ等の摩耗など。たびたび襲う地震の揺れ、海から吹き付ける潮風、空気中の酸素との反応、設備自体の重さによる圧力、人為的な点検操作ミスなどなど、様々な理由から原発は老朽化に伴い劣化していく。中でも致命的に危険な劣化として、下記に2つのこと挙げ、簡単にコメントしておく。

(①圧力容器の中性子照射による金属劣化と脆性遷移温度の上昇=緊急冷却などで圧力容器に冷水を入れると、ガラスのコップに熱湯を入れた時にコップがパリンと割れるように、圧力容器がパリンと割れる、②ケーブル劣化による制御不能のリスク=事故時の蒸気暴露と高放射線によって絶縁性が一挙に低下し、原子炉の状態把握や制御が困難になるという大問題)


7.(最大の危険性)圧力容器が緊急冷却その他のショックでパリンと割れる

 継続的な中性子照射による金属劣化=脆化が起き、脆性遷移温度が上昇していく。老朽原発の場合は、使われている金属素材に不純物が多く含まれ劣化が激しい。危険性は新しい原発よりもより大きい。詳しくは、下記の原子力資料情報室・山口幸夫さんのレポートをご覧ください。

◆原子炉圧力容器の脆化(ぜいか)の予測は可能だろうか ―40年超の関電・美浜原発3号機の再稼働は許されるのか― - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/39477

(関連)原発はどのように壊れるか 金属の基本から考える-小岩昌宏/著 井野博満/著(原子力資料情報室)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033744270&Action_id=121&Sza_id=GG

(関連)まるで原発などないかのように 地震列島、原発の真実-原発老朽化問題研究会/編(現代書館)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032128554&Action_id=121&Sza_id=E1


(参考)ええ、ウソだろ!! 原子炉や原発部品をつくる鉄鋼素材の強度不足がフランスで大問題、その鉄鋼が日本製だという=でも、日本では現物検査もしないで「大丈夫、大丈夫」と原子力規制委・規制庁が言ってるぞ!!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-7778.html

(この時(2016年)も原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の対応は実にいい加減で無責任だった、フランスの原子力規制当局とは雲泥の差だった。この時の経験から言って、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の言う「10年ごとに原発の厳しい経年劣化の点検・検査・検証と審査を実施する」などという「口先」リップサービスは全く信用できない。信用しろと言うのなら、まずは上記を「やり直せ」!:田中一郎)


8.ケーブル劣化による制御不能のリスク(美浜の会)
 下記サイトをご覧ください。ちょっと素人にはわかりにくいレポートですが、言わんとしていることは伝わります。

◆高浜1号の電気ケーブルの経年劣化
 http://www.jca.apc.org/mihama/News/news178/news178rek_cables.pdf

(関連)原発の運転期間の上限撤廃を阻止しよう
 http://www.jca.apc.org/mihama/News/news178/news178top.pdf


9.FoE Japan
(1)【連続オンライン学習会】老朽原発の危険性 第1回 40年廃炉訴訟で明らかになった規制委の審査の問題点(10-20)
 https://foejapan.org/issue/20221014/9751/

(2)【連続オンライン学習会】老朽原発の危険性 第2回 電気ケーブルの劣化の判断は?(10-27)
 https://foejapan.org/issue/20221019/9825/

(3)【連続オンライン学習会】老朽原発の危険性 第3回 政府審議会で議論されていることとは?(11-11)
 https://foejapan.org/issue/20221029/9974/

(4)【連続オンライン学習会】老朽原発の危険性 第4回 「40年ルール」法制化の際の国会審議とは(11-14)
 https://foejapan.org/issue/20221109/10206/


 <関連サイト>
(1)「40年ルール」見直しで再稼働する老朽原発――危険性はないのか?自治体の困惑と期待(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f39488643a513aff0f6421702ba7743852bb706f
(2)「原則40年、最長60年」原発の運転期間延長めぐり 経産省が3つの検討案を公表(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7da512c31320959fec69ce0d5c3929a3ac520402
(3)<報告>原発の運転期間延長の撤回を求める院内集会&政府交渉 - 原子力規制を監視する市民の会
 http://kiseikanshi.main.jp/2022/11/08/11223344-2/
(4)もはや“自爆テロ”。老朽原発の再延長を指示した岸田文雄の売国度 - まぐまぐニュース!
 https://tinyurl.com/2wru4f7t
(5)規制委は初心に返れ-衆院議運委 笠井議員が質問
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2022-03-04/2022030402_03_0.html
(6)原発の運転延長 なぜいま?リスクは?|NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/sci_cul/2022/11/story/nuclear_20221107/
(7)原発運転期間、40年から延長可能に 規制委、大きな異論なく容認(毎日新聞)
 https://mainichi.jp/articles/20221005/k00/00m/040/217000c
(8)(別添PDFファイル)原発停止中は「期間外」、経産省 60年超運転へ3案、老朽原発延命へ拙速論議(東京 2022.11.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/211683
(9)川内原発は「60年運転しても健全性維持できる」 九電、鹿児島県の専門委で説明(南日本新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/142a035b9687c13adc210946fabb61e113275334
(10)政府方針に「安全性無視している」川内原発運転延長検証の専門委員会・分科会委員(鹿児島ニュースKTS)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ad306b2aecc8ccadfedd4c7c40268fbd4d3964ec
草々

 

2022年11月12日 (土)

(報告)「311子ども甲状腺がん裁判」第3回口頭弁論(東京地裁)+ 若干の時事NEWS

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.(チラシ)(11.20)一審判決を破棄し、公正な判決を求める集会(福島原発刑事訴訟支援団:飯田橋神楽坂)
 https://shien-dan.org/wp-content/uploads/20221120-event.jpg

(関連)(11.21)東電刑事裁判控訴審 ランチタイム・スタンディング(12:00-13:00 東京高裁前)
 https://shien-dan.org/wp-content/uploads/lunchtime-standing-202209-12.jpg


2.キャンペーン
(1)原発の運転期間延長に反対します · Change.org
 https://tinyurl.com/2n2yft67

(2)給食用牛乳のプラスチックストローをなくしたい · Change.org
 https://bit.ly/3hzQSUq

(3)お知らせ · 札幌市長選挙 ご寄付のお願い(冬季オリンピックを中止へ) · Change.org
 https://tinyurl.com/45w9n63w

(関連)札幌冬季五輪に反対する会 HP(代表:高野馨)
 https://mo00n.hp.peraichi.com/

(4)強制動員問題解決に向けての共同声明 「被害者が生きているうちに解決を! 今こそ謝り、つぐなうとき」賛同フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdLccVIAi9250H37eCh5mHU-7-8VyHuA0mIbGODZ97UfypBgQ/viewform

(関連)ホーム - 強制動員問題解決と過去清算のための共同行動
 https://181030.jimdofree.com/


3.日刊IWJガイド・非会員版「日本の貿易収支の赤字額約9兆円は過去最大! 経常黒字は大幅に減少! 外貨準備高は赤字へ転落! IWJは財務省に直撃取材!」2022.11.11号~No.3711号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51529
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 去る2022年11月9日(水)に開催されました「311子ども甲状腺がん裁判」第3回口頭弁論(東京地裁)、及びその関連イベントについての簡単な報告です。この国では、原発・核事故の被ばく被害者が裁判に訴えなければいけないという、許しがたくもひどい情勢があり、この情勢は戦後約80年の間、さまざまな国策の絡む事件において繰り返されていることを私たちは胸に刻む必要があると思います。今回のこの裁判では、せめて原告の方々に、自分の甲状腺ガンが福島第一原発事故が原因の放射能・被ばくのせいであることを認めて差し上げ、それ相応の支援やケアを加害者=東京電力や事故責任者=国が責任を持って提供するよう、「当たり前の」被害者救済の道を開いていくようにしなければいけないと思っています。司法の責任は重大です。引き続き皆様のご支援をお願い申し上げます。

1.当日の録画:20221109 UPLAN 【街宣・記者会見】「311子ども甲状腺がん裁判」第3回口頭弁論 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=TQ3NBQbXQ-Y

2.OUR PLANET TV
(1)原告「被曝が原因」9割以上と主張〜甲状腺がん裁判 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/45931/

(2)アーカイブ「311子ども甲状腺がん裁判」第3回口頭弁論期日集会 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人  
 https://www.ourplanet-tv.org/45921/

(関連)ホーム - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
 https://www.311support.net/


3.たんぽぽ舎・冨塚元夫さん:11月9日、311子ども甲状腺がん裁判第3回口頭弁論期日の報告

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弁護団は今日の口頭弁論からこの裁判は佳境に入ったと判断しています。

9時30分からの裁判所前アピールに参加しました。井戸弁護団長から3月15日の第5回口頭弁論期日から大法廷での公判が認められたこと、さらに今回で最後と通告されていた原告本人陳述があと2回認められたと報告されました。嬉しいことで、この間の署名運動が効果あったと思われます。署名運動が意味あったのはよかったですが、毎回これだけ多数の傍聴希望者がいるのに、大法廷使わないのははじめからおかしいと思います。本人陳述についても口頭弁論は4回以降も続くのですから3人しか認めないのはおかしい判断です。弁護団はあと2回認められたので、1月25日と3月15日の口頭弁論で二人ずつ陳述してもらって7人全員の陳述を実現する計画です。

今日も25席の傍聴を求めて148人が並びました。前回は157人、第1回目の公判は220人が並びました。わたしは今日抽選で当たったのですが、遠方から来ている人に譲りました。アメリカからノーマ・フィールドさんが、京都からアイリーン・スミスさんと宇野さえこさんが参加しました。福島からは武藤類子さんほか多数参加しました。

ノーマさんは、「40年経ったスリーマイル島原発事故でも健康被害が無視されて来たことが最近わかった。チェルノブイリ原発事故でも小児甲状腺がんが原発事故の為と10年後にやっと認められた。それは地元の医師たちの長年の努力のたまものです。専門家が健康被害を否定する日本は恥ずかしい国だ。」と言いました。「しかし、沈黙していた子どもたちが立ち上がったことに感動した」と話しました。

アイリーン・スミスさんは、水俣から帰って来たばかりですが、「水俣でも3歳、4歳の時有機水銀に曝露した人たちがいまだ裁判で闘っている。また生まれつきの患者がいます。そういう人たちから『甲状腺がんの闘い頑張って』とメッセージをあずかった。甲状腺がんの子供たちは今までにやったことのないことをやった。わたしたちも今までにやったことのない行動で応援しよう」と言いました。

甲状腺がんの子どもを長年支援してきたあじさいの会の千葉さんは、「国も福島県も原発事故の放射能による健康被害を認めず、被ばくや甲状腺がんのことを口にするとまだそんなこと言っていると言われて来た。やっと甲状腺がん患者が思いを話せるようになってよかった。」といいました。

弁護団によると、今日は被告・東電の主張「被ばく線量100ミリシーベルト以下では癌は発症しない、福島の子供たちの被ばく量は少ない」と主張していることに対し、反論したそうです。今日は岡山大学の津田教授の証言と原因確率という理論で反論したそうです。原因確率はこれまでの公害裁判で取り入れられた理論で、放射能(公害)に曝露したグループと曝露しなかったグループを比較して、別の理由を除いて当該原因による発病人が何パーセントいるかという理論で、80%以上であれば裁判で因果関係が認めらえたそうです。この理論にあてはめると、原告7人はすべて90%以上になるそうです。弁護団は今日の口頭弁論からこの裁判は佳境に入ったと判断しています。

今日陳述したのは一番無口な女の子です。報告会で彼女の予行演習の録音を聞きました。毎週担当の弁護士と会って被ばくした当時のことを少ずつ思い出して書いたそうです。「友だちと一緒におでんを食べている時震度6の地震が起こって、外に出たら外は吹雪だった。テレビの津波の映像は怖かった。おばさんが放射能を気にしていたが、わたしは気にしないで友だちと普通に遊んでいた。だんだん不登校になった。自分は大丈夫と思っていた。健康診断の通知は面倒くさいので無視していた。3回目の通知で診断受けた。診察の時イライラしていた。エコー検査でがんだと思った。細胞診の針は痛かった。誕生日に手術した。傷跡が大きく残った。再発して東京の病院で手術した。鼻に付けた管がつらかった。アイソトープ治療のことは覚えていない。3回目の手術が必要になるかもしれないと言われていて不安だ。一緒にあそんでいた友だちもがんになるかもしれない。友だちでなくてわたしががんになってよかった。」

以上 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


4.(チラシ)(12.3) チェルノブイリ並み初期被ばくにより多発した福島甲状腺がん:被ばく由来のがん発生を否定するUNSCEAR報告は崩れた(ZOOM)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwQSMg4usV3HDSSc?e=8ObAYy
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd4NHblmLjJeN3Aj1pBJYM0O8u3ZnA8jbV-5sFa2GDqW-gQCg/viewform

(関連)原発事故による甲状腺被曝の真相を明らかにする会
 http://natureflow.web.fc2.com/HP/index.html
草々

(追1)20221109 UPLAN 最高裁前11・9抗議宣伝行動~最高裁判決の多数意見に抗議し、三浦反対意見こそが正義の判決として支持広げよう~ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=LUnwupEzxUY


(追2)銭ゲバの祭典=オリンピック汚職

(1)会食確認も…森喜朗氏、竹田恒和氏の関与裏付けられず 五輪汚職 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20221109/k00/00m/040/242000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20221110

(2)五輪汚職事件は捜査終結、森元首相“また逃げ切り”…政界ルートに迫れない特捜部の腰砕け|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/314287

(3)元理事、賄賂計2億円 五輪汚職、捜査終結 4回目起訴:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/DA3S15470071.html?linkType=article&id=DA3S15470071&ref=mor_mail_newspaper_20221110

(4)五輪汚職、5ルートで計15人起訴 広告に紳士服…企業トップらも - 東京オリンピック:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQC95RQ1QC6UTIL010.html?linkType=article&id=ASQC95RQ1QC6UTIL010&ref=mor_mail_topix3_6_20221110

(「小さく生んで大きく育てる」=「安上がりの五輪」などと称して詐欺的手法で始めた2021年東京オリンピックだったが、結局、都民の税金・国民の税金を使い放題使って、グロテスクなバカ騒ぎを「観客なし」でやって、後に残ったレガシーが「汚職の告発提訴」とは、いやはや怒りを通り越してあきれるばかりである。こんなクソリンピックを、またぞろ札幌でやるなどというバカげたことが、未だに進行中なのが理解できない。横浜市が市長を入れ替えてカジノを追い払ったように、今の秋元克広札幌市長を入れ替えて、この銭ゲバの祭典=クソリンピックも追い払えばいい。もし札幌市民がこれをできないというのなら、札幌もまた、東京や大阪と同様に「昔は雪の都、今はバカの都」の仲間入りである。バカは死ななきゃ治らない。:田中一郎)


(追3)ノーナシ葉梨=かような人物を閣僚に選んだ岸田文雄も同罪

(1)“死刑のハンコ”葉梨康弘氏も更迭へ…《法務大臣ってロクなのいなくね》と国民が呆れる軽さ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/314328

(2)葉梨法相も“死刑のハンコ”発言で更迭へ…岸田政権は出身派閥「宏池会」が最大のアキレス腱|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/314288

(3)軽率すぎる葉梨法相《死刑のハンコ》以上に怒りの声が上がった問題発言|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/314252

(葉梨康弘がロクでもないガラクタ政治家だというよりも、自民党という政党が「ゴミ屋敷」になっていて、ゴミクズカスの政治家がたむろする悪臭迷惑施設なのだ。こんな政党に投票をし続ける人間たちの顔が見てみたい。恥をさらして生きているようなものだ。:田中一郎)


(追4)統一教会問題(岸田文雄にも自民党にも公明党にも「やる気」を感じない)

(1)旧統一教会“親密議員の筆頭格”萩生田氏が被害者救済法で党内調整…というブラックジョーク|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/314133

(2)公明党が教団被害者救済法案に保身の横やり…自民党の“下駄の雪”いまや大衆の敵に|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/314148

(3)創価学会へ統一教会批判が飛び火!それでも被害者救済法が「骨抜き」にされそうな訳 - 情報戦の裏側 - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/312632

◆宗教二世当事者の73%が「子どもでも親から教団から安全に離れられる制度」を要望! 実態調査を行った一般社団法人社会調査支援機構チキラボの代表は会見で「絶対に国会で議論してほしい」と訴え!~11.1 「宗教二世」当事者1,131人への実態調査記者会見
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/512122


(追5)岸田文雄も自民党も終わりにしましょう

(1)ヘトヘト岸田首相に自民支持層「離反」が追い打ち…内政ボロボロ、反転攻勢の手は外遊のみ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/314083

(2)岸田首相の朝令暮改の背景 法治主義を破壊した安倍政治の負の遺産|小林節 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/314217

(3)言葉の軽さは首相も同じ 岸田迷走政権で問題閣僚が続出のワケ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/314290

(4)支持率下落で場当たり・迷走に拍車 末期的な岸田内閣の政権運営|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/314215

(5)「次の総理」狙う茂木・萩生田両氏がやりたい放題!独断人事強行に岸田首相“激怒”も時遅し…|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/314210

(「ゴミ屋敷」自民党の中をきれいに掃除する役回りの岸田文雄”そうじ”大臣だが、その”そうじ”は一向に進みそうにない。だったらここで有権者が登場し、来たる統一地方選挙で、(カルト癒着政党の)自民党やそのお友達地方議員どもを全部落選させてやりましょう。来年は日本の地方政治の「大掃除」の年にすればいい。すっきりしまっせ。:田中一郎)

 

2022年11月10日 (木)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(60)(抜粋)(2022年9月~10月)

1.(注目!)原発緊急3大ニュース:(1)東電刑事裁判要請書(小林和博さん)、(2)電力不足がそもそも大ウソ、加えて原発は電力不足に役立たず、(3)規制庁新長官 片山啓という「悪性ガン細胞」他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-fc1b52.html

 

2.(報告)第45回「福島県民健康調査検討委員会」結果:どんどん増える子ども甲状腺ガン=初期被曝だけが原因ではないのではないか & その他放射線被曝(ゴマカシ)関連(胃がんも増えているようだ:明石昇二郎さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-bf8353.html

 

3.(報告)(9.13)福島原発事故11年(その3):使用済み核燃料プール核爆発の可能性と沸騰水型原子炉の危険性(新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-fee87e.html

 

4.「子ども脱被ばく裁判」近況報告:「子ども人権裁判と親子裁判の分離」が認められました & 昨今の「脱被ばく」関連情報- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-8f29a8.html

 

5.(その後の動き)あわや破局大惨事:青森県六ケ所村再処理工場の高レベル放射性廃液タンクの冷却停止事故(その2)=ズサン極まる日本原燃の核燃施設管理態勢と、それを正さない規制委・規制庁の反国民的「超危険」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-c742ce.html

 

6.今のままではミナマタもフクシマも終わらない:繰り返される「企業犯罪+国家犯罪」=司法の劣化がこれに拍車をかける権力犯罪大国ニッポン- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-0d6713.html

 

7.(拡散希望)福島第1原発が危ない!:1号機・2号機の原子炉基礎がボロボロ=震度4(440ガル)程度の地震でも倒れる可能性有=最も心配なのは使用済み核燃料プール(第二次福島原発事故が目前か!?)- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-644dab.html

 

8.(要熟読:これが原子力ムラ・放射線ムラの福島第1原発事故の教訓なのか!?)原子力災害時における避難退域時検査及び簡易除染マニュアル案=住民の安全を軽視した検査と除染の簡略化は許されない(避難計画を案ずる関西連絡会
2022.7.18)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-9acbd9.html

 

9.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(136):山中伸介・新規制委員長さん、原子力に「寄生」して原子力は「規制」できませんよ=老朽原発の運転期間延長、再稼働審査時間短縮、「革新軽水炉」、これみな「原発寄生虫」のやることです- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-e1990b.html

 

10.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(137):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その21)=山田耕作京都大学名誉教授による福島子ども甲状腺ガン英語長論文解説、田村市バイオマス発電訴訟、黒い雨と原爆関連文献他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-31c475.html

 

11.(報告)(10.12)電力自由化と電力システム改革(第1回目):電力システムの基礎知識(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-f42582.html

 

12.(報告)(10.12)オルタナティブな日本をめざして(第79回):「福島原発訴訟と6.17最高裁判決」(馬奈木厳太郎弁護士:新ちょぼゼミ)(2022年10月12日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-c1012b.html

 

13.(報告)(10.25)電力自由化と電力システム改革(第2回目):電力システムの基礎知識(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-f143ef.html

 

 

(その他)
◆第2次岸田文雄内閣閣僚の身体検査(日刊ゲンダイ):よくもまあ、ここまでゴミ・クズ・カスの人材を集めたものだ、日本社会のどこに行っても通用しないサイテーのガラクタ人士たち、アベスガ政権と同じく、まるで廃品リユース内閣だ!!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-9dc9d4.html

 

◆(新刊書)『水俣病闘争史』(米本浩二著 河出書房新社):国家ぐるみでチッソ・水俣の犯罪を今もなお続けるこの国が、今度は福島で東京電力や原子力ムラとともに、原発・被ばくの国家犯罪を繰り返している、許せない!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-1aac71.html

 

◆税金などバカバカしくて払ってられるか!(その1):租税特別措置=乱立し居座る税優遇、国減収8兆円超、大企業・富裕層に偏る恩恵(朝日カバカバ新聞記事より)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-e1fc56.html

 

◆(報告)(9.13)オルタナティブな日本をめざして(第78回):「戦後改革の歴史的位相:帝国の解体と象徴天皇制」(山田朗明治大学教授:新ちょぼゼミ)(2022年9月13日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-ab8c45.html

 

◆「東大安田講堂事件 あのとき学生は何と闘ったのか」:まるでヤジウマ・タカリ番組ながらも見ていてあの当時を思い出し、今日の大学の堕落ぶりは言語道断だと思う次第=日本のアカデミズムの没落は今後も続くだろう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-5f40ec.html

 

◆(TBS[報道特集」録画)有機農業・有機給食が日本を救う:消費者・国民の命と健康を守り、日本農業や地場食品産業を通じて地域経済社会を復興・活性化し、食育を通じて子どもたちを豊かに育てることができる- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-153012.html

 

◆NHKBS1スペシャル 「正義の行方~飯塚事件 30年後の迷宮」:冤罪事件の疑い濃厚=その再審をおさえつけるため、死刑執行の時期を早めた疑いもあり、許しがたい警察・検察・裁判所の態度に唖然=人の命を何だと思っているのか!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-d80960.html

 

◆ウクライナ情勢(19)劣化する欧州政治家たちの対ロシア戦争至上主義が第三次世界大戦(核戦争)を招く=戦争リアリズムと紛争解決プラグマティズムに立脚し、和平交渉妥結とロシアを含む全欧州の新しい安全保障体制を目指せ(&IWJ近況報道)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-2c2a42.html

 

◆「多くの人が苦しんでいる中で、一部の人だけを対象にした支援は分断や対立を生みます」=こんなことを「追認」していて「互いに支え合う連帯の社会にしていく」ことができるのか!? 「市場原理主義アホダラ教」経済社会政策の追認はもうおやめなさい!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-87eaed.html

 

◆岩波書店月刊誌『世界』連載の「デジタル・デモクラシー」全10回(内田聖子著)が終了:世界の市民が連帯してIT・デジタルの世界で民主主義・社会正義へ向かう中、ひとり日本だけが出遅れていていいのか!?- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-598bb9.html

 

◆際限なき円安へ向かうリスクの高まりと「強い日本経済」の消滅(いつまでも あると思うな 親と円高):有権者・国民の政治(家)選択の誤り・失敗と「市場原理主義アホダラ教」(アホノミクスがその典型)が招いた必然的結果としての円安・物価高・生活苦- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-05b0bc.html

 

◆戦争する国 絶対反対(6):(1)(メール転送です)ウクライナ戦争論(水上透)(2)布施祐仁著『日米同盟 最後のリスク』創元社(3)IWJ直近報道(4)岡山大学構内における自衛隊との共同防災訓練 他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-da4e5a.html

 

◆(報告)(10.25)オルタナティブな日本をめざして(第80回)「『虚構の地方創生』にみる自民党政治の末路(Tansa 新ジャーナリズム報道)」(渡辺周代表:新ちょぼゼミ)(2022年10月25日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-10c6a7.html

 

◆火だるまの岸田文雄「そうじ大臣」=優柔不断の決められないボンクラおやじ、統一教会と一体化したアベ派を中心に自民党は「ゴミ屋敷」、バカバカしい政治の動きに対して襲い掛かる「際限なき円安の危険性」「ドアホ小帝国」の崩壊は始まっている- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-c8fd67.html
草々

老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その1):何十年も前に造られた古い原発全体をくまなく点検・検査することなどできない=形式・体裁を整えて、さも安全審査を厳格にやっているかのように見せかける原子力「寄生」委員会のペテン

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約優先)(チラシ)(11.22)電力自由化と電力システム改革(その3):「電力システムの基礎知識」及び「歪められた電力システム改革」(田中一郎 ちょぼゼミ:たんぽぽ舎)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgm6aGDFBnYQ-cGRt?e=cgyYCV

(今回から電力システム改革の本格的な話になります。電力システムを新時代に向けてどのように創り上げていくかが、将来の日本の有り方を大きく左右します。まかり間違っても原発再復活という愚かな選択は避けなければなりませんが、しかし、事態はその方向に向かって動いています。電力システム改革が地域独占(原発)電力会社(「独電」)の経営を最優先する形で、政治が先頭に立って進められていること、これが問題の根底にあります。その具体的な説明をこれからしていきます。皆様のご参加をお待ちします。

◆第1回目(2022年10月12日)報告:電力システムの基礎知識(いちろうちゃんのブログ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-f42582.html

◆第2回目(2022年10月25日)報告:電力システムの基礎知識(続)(いちろうちゃんのブログ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-f143ef.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.イベント情報
(1)(11.14)控訴審第5回期日のご案内(仙台高裁)-子ども脱被ばく裁判ホームページ
 https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2022/10/5.html

(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(11.28)砂川事件裁判国家賠償請求訴訟 第10回口頭弁論(東京地裁#103)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwPUtrasLN9XawfZ?e=x7RgnH

(3)(12.4)講演会のお知らせ - 関東子ども健康調査支援基金
 https://kantokodomo.info/nenji2022.html

(4)(別添PDFファイル)(チラシ)(12.3) チェルノブイリ並み初期被ばくにより多発した福島甲状腺がん:被ばく由来のがん発生を否定するUNSCEAR報告は崩れた(ZOOM)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwQSMg4usV3HDSSc?e=8ObAYy
 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd4NHblmLjJeN3Aj1pBJYM0O8u3ZnA8jbV-5sFa2GDqW-gQCg/viewform

(関連)原発事故による甲状腺被曝の真相を明らかにする会
 http://natureflow.web.fc2.com/HP/index.html


3.キャンペーン
(1)食品を捨てれば捨てるほど儲かる仕組み・コンビニ会計の廃止を! ー実効的な「フードロス禁止法」の制定を求めますー · Change.org
 https://tinyurl.com/2mk5b74r

(2)お知らせ · 神田の街路樹を守る裁判:沿道の3人が訴えました · Change.org
 https://bit.ly/3DWn7Vb

(3)(メール転送です)鹿児島県薩摩川内市の方から受信しました。川内原発を停めるべく活動を続けています。
https://youtu.be/Qt1Ultv4B5o へのチャンネル登録のお願い」です。ご賛同のうえ、YouTubeチャンネル登録をお願いいたします。(また、「いいね」(高評価)もクリックしてください)
============================


「老朽原発運転期間延長は再びの原発大事故へ向かう直線コース(その1):何十年も前に造られた古い原発全体をくまなく点検・検査することなどできない=形式・体裁を整えて、さも安全審査を厳格にやっているかのように見せかける原子力「寄生」委員会」をお送りいたします。メールが長いので2つに分けました。今回は「その1」です。

・・・・・・・
◆岸田政権の新・原発推進政策に反対する緊急全国署名(締め切り 11月25日) - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/45819

 これまで政府は、東京電力福島第一原発事故を受け「原発への依存度低減」や「新増設の凍結」を表明していました。ところが岸田政権は、脱炭素社会の要求の高まりやロシアのウクライナ侵攻に端を発したエネルギー危機を口実に、原発の積極的利用推進に舵を切りました。現在、グリーントランスフォーメーション(GX)実行会議で、原発再稼働の推進、原発の新増設、老朽化した原発の運転期間制限(現行原則40年、特別に60年まで)の撤廃とさらなる延長、新型原子炉の開発促進など、原子力の利用・拡大をしようとしています。
・・・・・・・

 肝心なことは何も決められず、決断力も実行力もなく、自民党内にちらかるガラクタ政治家どもの「そうじ」さえきちんとできない「そうじ大臣」=岸田文雄が、愚かにも原発の再推進のアクセルを踏み始めました。先般のアベ国葬は ”あほう太郎(麻生太郎)” にそそのかされて決めたように、今回の原発再推進・老朽原発運転期間延長は、ひょっとして萩生田光一に代表されるアベ派ガラクタ議員どもや原子力ムラ代理店の経済産業省にそそのかされた可能性が大です。しかし、それはともかく、この岸田文雄の愚行は、近未来において福島原発事故を上回る、まさに亡国の巨大原発過酷事故を招く許しがたい反国民的行為と言わざるを得ません。「バカにもほどがある」とはこういう時に使う言葉でしょう。

そもそも何故に、古くなってボロボロの危険極まりない原発を使い続けるというのでしょうか? この福島原発事故を忘却したような常識外れの判断の背後には、電力自由化による競争激化や化石資源の価格高騰による経営不振、あるいは捨てるべき電源である原発にしがみついて巨額の安全対策費を浪費し続けてきたこと(既に数兆円がドブに捨てられた)、あるいは地域独占の上に胡坐をかいてきたため企業努力の術を知らず「楽して儲ける」ことしか思い浮かばない、そんな愚かしい経営を続ける解体すべき斜陽会社「地域独占(原発)電力会社」(独(毒)電)と、その経営維持を最優先し、その裏で政治家どもや経済産業省他の幹部官僚、あるいは原子力ムラ御用学者どもが「毒電」に癒着して甘い汁を吸い、同時に、原発を核兵器開発の潜在能力の1つとみなして核燃料サイクルとともに、どれだけ費用がかさもうが、どれだけ危険が伴おうが、手放さない「ドアホのおもちゃ」としての原発の存在があるのです。そして情けないことに、この歪み切った原子力ムラ構造に「地方のタカリジジイ」たちが群がるという構図です。お前たち、原発とともに死にたいのか! 滅び去りたいのか! という話です。

以下、老朽原発の超危険性について極力簡潔にまとめておきます。長く原発に反対をしてきた人たちにとっては既知のことであり、また同じことの繰り返しになります(ただ、老朽原発の超危険性について、簡潔にきちんとまとめたサイトがあまりなさそうですので、何かの役には立つだろうと自負しています)。言い換えれば、福島原発事故から11年半、ここにきて再び原発推進だ、などと言っている・賛同しているドアホ人間たちは、原発の何たるか・その実態を全く知らず、情緒的に、あるいは反対派に対する当てつけ・反発で、あるいは日本人の致命的欠陥である、①上に向かっての頂点盲従主義(「お上」が間違うことはない)と、②横に向かっての強い同調圧力、に負けて、馬鹿なことに同調しているにすぎません。その結果がどうなるかと言えば、③下へ向かっての無限の無責任(責任転嫁)となるのです。

私たちが子々孫々とともに生き残るためには、原発にしがみついて離れないこのドアホ集団を支配権力から除去するしかありません。つまり原子力ムラとの「最終戦争」に勝たなければなりません。生きるか死ぬか、彼らを社会的に葬り去るか、我々が彼らに物理的に破壊され生物学的に殺されるか、二つに一つの二者択一です。話し合いで解決するようなものではありません。話し合いで解決するなら、とうの昔に解決しています。

(その際、しっかりと認識しておくべきは、今回の原発再推進にしろ、老朽原発の運転延長にしろ、すべて「人工排出のCO2による地球温暖化」が「口実」となっていることです。言い換えれば、「脱炭素」のためには「脱原発」を棚上げにしてもしかたがない、という態度・方針が取られているということです。そしてこれに、一部の日和見環境団体や市民団体が同調して、愚かな主張を展開しています。欧州では、脱原発<脱炭素<対ロシア戦争継続の優先順位、日本では、脱原発<脱炭素<対中共中国戦争準備、の優先順位となっています。この愚かしさに私たちは断固として「NO!」を突きつける必要があるのです。)

そしてこの「最終戦争」は、現代日本社会では、原発を争点とする政治決戦=選挙で決着がつきます。政治を変えなければ原発は止まりません。原発は「安全、安い、クリーン」これみんなウソ(小泉純一郎)ですから、何の安全性も合理性も経済性もなく、ただただ政治の力(利権の力)だけで強引に推し進められているのです。昨今は、党是として脱原発を掲げているにもかかわらず「原発再稼働の容認」を言うニセモノ立民議員(泉健太や小川淳也他)や、それに政治的妥協をして「原発に依存しない脱炭素」(市民連合)だとか「野党共闘の共通政策に脱原発はさしあたり必要ない」(山口二郎法政大学教授:政治学)などと言う、腰抜け・日和見の「事実上の原発容認」を掲げる中途半端な連中も現れ始めています。かような動きは事態を益々悪化させていく「混乱の素」でしかありません。放射能とCO2、どっちが危険なのか!? よく考えてみよという話で、それでもよくわからないなら、放射能とCO2を大量に吸い込んでみろ、ということです。

「原発に依存しない脱炭素」ではなく「化石燃料に過度に依存しない脱原発」の旗を高く掲げ、老朽原発の運転期間延長や再稼働を認めず、原子力ムラが支配するこの国の政府政権を転換して、私たちの未来を私たちの手に取り戻しましょう。ともかく政治・政権を転換することが最重要です。脱原発は今や時間との勝負になってきています。何故なら、原発・核燃料サイクル施設を襲う大地震・大津波・大噴火・大事故などは、私たちの都合を優先して待っていてくれはしないからです。


 <別添PDFファイル>
(1)原発30年運転後10年ごと審査、規制委方針、60年超を容認(東京 2022.11.3)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/211683
(2)原発運転 60年超も可能案、規制庁提示 30年以降10年ごと審査(朝日 2022.11.3)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15463756.html
(3)30年超原発 10年ごと認可、60年超運転可能に、規制委新制度案(毎日 2022.11.3他)
 https://mainichi.jp/articles/20221103/ddm/001/010/125000c
(4)原発停止中は「運転期間外」、経産省「60年超」案最終調整(朝日 2022.11.8)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/aaf585e0a52b8e2f79677afa3e9971fa16ebceae
(5)原発「停止期間除外」軸、経産省 運転延長へ3案(毎日 2022.11.8)
 https://mainichi.jp/articles/20221108/ddm/002/020/053000c
(6)原発停止中は「期間外」、経産省 60年超運転へ3案、老朽原発延命へ拙速論議(東京 2022.11.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/212726
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/213046
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/212795
(7)原発の運転延長、世論意識し調整、経産省が2案「停止中除外」有力(朝日 2022.11.9他)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15468995.html
(8)原子力安全規制の一層の充実:原子力事業者等に対する検査制度の見直し他(『時の法令 NO.2043 2018.2.15』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgwIKnhHnBGnsYSY-?e=v7mdII


1.はじめに:しょしょり出る経済産業省と原子力ムラの「猿芝居」

 11年半ほど前に福島原発事故を引き起こし、規制する側が規制される側の「虜」となっていた、と批判されたことが、また再び繰り返されている。本来であれば福島原発事故直後にその責任を取らせて(かつての大蔵省解体のように)「解体」されているべきだった経済産業省がそのままほぼ無傷で生き残り、事後後もロクでもない原発・核燃サイクル温存を画策して陰に陽に立ち回ってその利権構造を維持し(他方、福島原発事故の被害者切り捨ては着々と進行中)、今般、有権者・国民の「物忘れ」に乗じて岸田文雄「そうじ」大臣をそそのかして、原発再推進へと大きくアクセルを踏ませることに成功したようである。しかも、経済産業省単独プレイではなく、水面下で原子力「寄生」委員会・「寄生」庁と「談合」して「屁理屈合わせ」を行い、更に、原発利権が欲しいだけの自公のガラクタ政治家どもも掌の上に載せて、原発を使えの大合唱を始めたのだ。直近の報道その他から、この動きを少しだけご紹介しておく。


(1)(別添PDFファイル)東京新聞(上記6)原発停止中は「期間外」、経産省 60年超運転へ3案、老朽原発延命へ拙速論議(東京 2022.11.9)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/212726
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/213046
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/212795
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/212791
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/206868
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/206651

<予想される今後:経産省と「寄生」委の「ちょうちん持ち」二人三脚>

*運転期間は「寄生」委が所管する炉規法から削除し、経産省所管の電気事業法で新たに定める。その上で、①電力の安定供給につながるか、②脱炭素に貢献するか、③電力会社の安全への取組は十分か、といった「利用政策上」の観点から延長の可否を審査する。原則40年・最長60年の規定は現行のままとするが、運転期間のカウントから除外できる期間を「電力会社の意思とは無関係のあらゆる他律的な理由による運転停止期間」とし、規制基準適合審査期間、行政命令や裁判所の運転禁止命令によるもの、などは全て原則40年・最長60年に上乗せが許されることになる。

*安全性の確認は「寄生」委が担う。停止期間は除外せず、運転開始から30年を起点に、10年を超えない期間ごとに建物や原子炉の劣化具合を審査することを炉規法で定める。

 本来は規制委が一元的に「安全性」の観点から運転期間を審査・制限すればいいだけの話を、電力業界・原子力ムラの代理店である経済産業省がしょしょり出て来てそれに口を挟む。上記③電力会社の安全への取組は十分か、などは噴飯物で、ふざけるなという話である。規制される側が規制する側に口を出し、規制を緩くして原発を長く使えるようにしろと言い、言われた方が、はいそうします、運転期間はそっちでご勝手に決めてください、と投げ返したのが今回の一連の動きである。まさに原子力規制の職務放棄であり、規制される側がする側に指図してはばからない態度であり、従ってまた、今回これに関連した連中はすべて公職追放の必要性有だ。

 下記でも改めて申し上げるが、そもそも複雑で巨大な施設・設備である原発・核燃料サイクル施設は、その全体をくまなく悉皆的に経年劣化の度合いを点検・検査・審査など、することは出来ない。そもそも巨大複雑装置の原発をトータルで理解・認識し、非常時でも適切に対応できる人間・技術者などいない。だから危険なのだ。10年ごとに厳しくチェックするなどと耳障りのいいことを言っているが、そんなものはリップサービスにすぎず、人間が目で見ることも触ることも、近づくこともできない(放射能)、多くの機器類や部品類が原発にはわんさとある。また、10年ごとに厳しくチェックするというのなら、毎回の定期検査でそうしておけということだ。それでも、チェックなどできないものはできない。そして、仮に劣化が確認できても、取り換えることが設計構造上できないものも少なくないのである。

だから、原発・核燃料サイクル施設には、いかなることがあってもここまでの期間しか運転してはならないという「最終期限」が決めてあるのであって、それは言い換えれば、原発・核燃料サイクル施設の安全性をくまなく完璧に科学的実証的技術的に点検・検査・検証・実証することができないということを意味している。原発の科学的技術的安全性を見ないままに運転期限を区切るのは「非科学的」などとうそぶく詐欺師がたくさん現れているようだが、そもそも原発の科学的技術的安全性を見ることなどできない、という事情を覆い隠して、素人向けに嘘八百のハッタリをかましているということなのだ。原発の寿命は40年で十分、60年規定など削除すればいい、いや、それどころか、いつ何時福島原発事故を上回る巨大放射能汚染事故を引き起こすかわからない原発・核燃料サイクル施設は、直ちにスクラップし、使用済み核燃料の安全対策に全力を挙げなければいけない、というのが、偽らざる現在の日本の現状である。原発などなくても電気は足りているし、これからも原発などなくても十分にやっていける。


<原子力「寄生」委員会がこれまでに放棄した原発安全審査項目>
*原発・核燃料サイクル施設を再稼働するか否かは「寄生」委が決めることではない(田中俊一)
*避難計画の審査は「寄生」委のマターではない=IAEA深層防護第5層審査の放棄(田中俊一)
*原発・核燃料サイクル事業主体の適格性審査放棄(財務内容)=東京電力、及びその「植民地」会社・日本原電(更田豊志)
*原発・核燃料サイクル事業主体の適格性審査放棄(組織体質)=東京電力(不祥事多発)、及び日本原電(審査書類改ざん他)(更田豊志)
*原発・核燃料サイクル施設の稼働期間の絶対期限の定め審査放棄(山中伸介)

(これらのことは、根拠法をスクラップすることで現在の原子力「寄生」委員会・「寄生」庁を解体し、改めて上記のような安全審査からの「逃亡」を許さない文言を盛り込んだ新法を制定し、かつ、原発・核燃料サイクルの安全性に厳しい態度を取る専門家を委員に任命する必要性が急務であることを示している。また、日本を破滅に導く経済産業省は、遅ればせながら「完全解体」し、原子力ムラの人間たちは(第二次)公職追放を行って、政府をはじめ公的機関から一掃する必要がある)


(2)FoE Japan
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みなさま(重複失礼、拡散歓迎)

原子力規制委員会は、10月5日、原発の運転期間を原則40年とする原子炉等規制法の規定を削除することを容認する方針を示しました。規制委の山中伸介委員長は、「原発の運転期間は利用政策であり、規制委が意見を述べるべきではない」としましたが、果たしてそうでしょうか。原発の老朽化に関する審査にはおのずと制約があり、運転期間に上限を設けることは規制の一部として極めて妥当な手段だと思います。

規制委の今回の決定は、福島原発事故から得た教訓を蔑ろにし、規制委自らの責務を放棄したものといえます。FoE Japanでは、以下の抗議声明を出しました。ぜひご一読ください。

◆原発運転期間「原則40年」ルール、規制委の削除容認に抗議
 https://foejapan.org/issue/20221006/9567/

原子力規制委員会は10月5日、原発運転期間を原則40年、原子力規制委員会の審査を経て1回だけ20年延長できると定めた原子炉等規制法の規定を削除することを容認する意向を示した。私たちはこれに強く抗議し、方針の撤回を求める。

初代の原子力規制委員会委員長の田中俊一氏は、「40年運転制限制は,古い原子力発電所の安全性を確保するために必要な制度。40年を超えた原発は厳格にチェックし、要件を満たさなければ運転させない」と述べていた。

福島第一原発事故のとき、第一原発1号炉は運転開始40年の特別な検査に合格したばかりであった。それでも事故は起きた。事故の教訓として2012年の原子炉等規制法の改定で原則40年の寿命が定められた。

老朽原発を動かすことは極めて大きな危険を伴う。運転により原子炉が中性子にさらされることによる劣化に加え、運転休止中も時間の経過に伴い、配管やケーブル、ポンプ、弁など原発の各設備・部品が劣化する。交換できない部品も多く、電力会社の点検できる範囲も限定的である。また設計が古く、構造的な欠陥をかかえていることも深刻な事故を引き起こす原因となる。規制委の審査は電力会社の申請に基づくものであり、万全とは程遠い。

規制委の山中伸介委員長は、「原発の運転期間は利用政策であり、規制委が意見を述べるべきではない」としたが、果たしてそうだろうか。原発の老朽化に関する審査にはおのずと技術的物理的な制約があり、運転期間に上限を設けることは規制の一部として極めて妥当な手段である。規制委の今回の決定は、福島原発事故から得た教訓を蔑ろにし、規制委自らの、国民を守るべき責務を放棄したものだ。強く抗議し、撤回を求める。
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(追)
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みなさま(重複失礼、拡散歓迎)

FoE Japanの満田です。風雲急をつげています。今日の資源エネ庁の原子力小委員会で、1)現状維持案、2)運転期間の上限撤廃案、3)運転期間から休止期間を除外する案、の3案が示されました。原子力資料情報室の松久保さんなど2名の委員を除き、こてこての推進派の委員たちからは2)を推す声が多かったですが、今朝の報道などをみると、資源エネ庁としては3)でまとめたいようです。2)にしろ3)にしろ、原子炉等規制法の規定(第四十三条の三の三十二)を変えることになるります。

資源エネ庁と規制庁は年内に案を確定させるつもりのようです。そうすると、年明け?にも国会にかかるかもしれません。そうさせないためにも、市民からの声を大きくしていく必要があります。SNSなどで拡散されやすいChange.orgでも署名サイトを立ち上げました。

 https://chng.it/y9KYN6ZgNV
↑署名まだの方、ぜひこちらから。100人に達するとChnage.orgのおすすめ署名にのるみたいです。すでに署名された方は、SNSなどで拡散していただけますと嬉しいです。

(中略)昨日の集会および政府交渉では、原発運転期間の上限は、2012年の議論の経緯からいっても、原子炉等規制法に盛り込まれたことからいっても、利用政策ではなく「規制」の一部であり、原子力規制委員会の責任であることが明らかになったと思います。また、原子炉の劣化やケーブルについて、規制委員会の「審査」は単に事業者が点検した結果をなぞっているだけであり、監視試験の原データを確認するなどをしていないこと、明確な審査基準を有していないことが明らかになりました。ポイントを、原子力規制を監視する市民の会の阪上さんがまとめてくださっています。こちらからご覧ください。
 http://kiseikanshi.main.jp/2022/11/08/11223344-2/
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(4)規制委員会は原子炉等規制法を守り上限撤廃に加担するな(美浜の会)
 http://www.jca.apc.org/mihama/News/news178/news178top.pdf
 http://www.jca.apc.org/mihama/index.html

(一部抜粋)
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(中略)<1>「見解」(*)の発端と経緯:電力会社が停止中期間を運転期間から除外するよう求める

 2017 年 1 月から規制委と電力会社等との意見交換会が続いていた。意見交換会は、電力会社による、停止中の期間を運転期間から除外してほしいという要求から始まった。関電の豊松氏(金品受領で市から告発。当時は副社・原子力事業本部)は、2017 年当時既に 20 年延の認可を受けていた高浜1・2号、美浜3号が、審査や安全対策工事で再稼働できないため、20 年延といっても、実質は短期間しか運転できなくなると発言している(高浜1・2号は、2016 年 6月に延認可を受けているが、再稼働予定は来年 2023 年 6 月)。

(*)「見解」「運転期間延認可の審査と期停止期間中の発電用原子炉施設の経年劣化との関係に関する見解」20207月29 日)
 https://www.nra.go.jp/data/000323916.pdf

規制委は、運転期間は原子炉等規制法で定められており、停止中を運転期間から除外するかの検討は、法の定めから逸脱する旨を表明している。この時点では、法の順守を責務としている。そして、「技術的な議論」として会議が続けられた。その後、原子力メーカも含めた経年劣化管理に関する「技術的な」意見交換会が行われた。これも、報告書には「意見交換会は法令等の制定又は改正を目的としていない。したがって、現行の原子炉等規制法の規定の範囲で意見交換を行った」と記している。(4頁)

<2>「見解」と山中委員長発言の問題点

①「見解」を歪めて、運転期間について「規制委が口をはさむものではない」とする委員長「見解」のリードでは、「この意見交換は・・・一定の期間を運転期間から除外してはどうかとの提案がなされたことに端を発するものである」と述べている。このように経過からして「見解」は、「期停止期間中」に関するものである。しかし、10 月 5 日の山中委員の発言では、「期停止期間中」に関する「見解」を根拠にして、運転期間の上限一般について、「規制委員会が口をはさむものではない」としてエネ庁に歩調を合わせている。この発言は「見解」の拡解釈であり、「見解」の内容を意図的に歪めたものだ。

②「見解」は、40 年を「運転することができる期間」→「評価を行うタイミング」にすり替え、法に反している

原子炉等規制法では(43 条の3の 32 の 1 項)、「運転することができる期間は、(運転開始から)起算して 40 年とする」と規定している。しかし「見解」の3番では「運転期間を 40 年とする定めは、このような原子力規制委員会の立場から見ると、かかる評価を行うタイミング(運転開始から一定期間経過した時点)を特定するという意味を持つものである」としている。40 年を「評価を行うタイミング」という全く異なる概念にすり替え、法に反している。

③40 年は法で定められたものと認めるのであれば、それを遵守するのが規制委の役割「口をはさまない」ではなく、法を順守し「40 年が原則」と表明すべき「見解」の6番では、「40年という期間そのものは・・運転期間についての立法政策として定められたものである」と、法律で定められたものだと認めている。そして「発電用原子炉施設の利用をどのくらいの期間認めることとするかは、原子力の利用の在り方に関する政策判断にほかならず、原子力規制委員会が意見を述べるべき事柄ではない」と結んでいる。

ここには矛盾がある。40 年の定めは、国会で与野党合意の下で法律となった。法律であるのだから、それを遵守するのが規制委の役割だ。それにも関わらず山中委員は、「政策判断」だとして、「口をはさむことではない」と繰り返している。あたかも「口をはさまない」ことが、推進側から「独立」しているかのような言いぶりだ。しかし、そうではない。はっきりと口をはさむべきだ。40 年という法の定めを守ると表明し、推進政策からは独立していることを示す必要がある。原子炉等規制法は、規制委員会が所管する法律であることからして、規制委が法を順守するのは当然だ。
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(5)原発運転60年の維持を要求 原子力規制委に市民団体 11/7(月) 19:10配信 共同通信
 https://news.yahoo.co.jp/articles/18437c1332e82bdf2946a70e2bed7c08de42f13f

(6)若干の有識者の言
*「現行ルールを守らずに運転延長をすることは、福島第一原発事故の教訓を放棄することに他ならない」(松久保肇 原子力資料情報室)

*「このような拙速な進め方では、原子力行政への信頼が失われる」(村上千里 消費生活アドバイザー)

*「古くなれば安全性が損なわれる可能性が高まるのが一般的だ。国が運転期間に責任を持つ形にする必要がある」(杉本達治福井県知事)

*「中性子照射脆化は防ぐ手立てがない。科学や技術に100%はない。運転期間が延びれば延びるほど脆化が進むため、その分リスクも高まる」「原子炉容器全体をくまなくチェックするといっても、構造物などが邪魔になって直接見られないところもある。欠陥を見つけられるかどうかは検査員の技量にも左右される。リスクが見逃される恐れが潜在的にある」(井野博満 東京大学名誉教授)

*「40年ルール、形骸化しかねず」(鈴木達治郎 長崎大教授)(
かような中途半端な人間は、いざという時には役に立たないので、市民団体はこういう人間を日頃講演会などに引っ張り出したりしてチヤホヤするなということ。世論が歪む原因となる。:田中一郎)
 https://www.asahi.com/articles/ASP6Q6K10P6PPLFA00V.html
以上

(あとは「その2」に続きます)

 

2022年11月 3日 (木)

(予約優先)(11.22)電力自由化と電力システム改革(その3):「電力システムの基礎知識」及び「歪められた電力システム改革」 (田中一郎 ちょぼゼミ:たんぽぽ舎)

前略、田中一郎です。
(別添PDFファイルは添一部付できませんでした)


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(2022年11月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)

◆(別添PDFファイル)(予約優先)(チラシ)(11.22)電力自由化と電力システム改革(その3):「電力システムの基礎知識」及び「歪められた電力システム改革」 (田中一郎 ちょぼゼミ:たんぽぽ舎)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgm6aGDFBnYQ-cGRt?e=cgyYCV

(今回から電力システム改革の本格的な話になります。電力システムを新時代に向けてどのように創り上げていくかが、将来の日本の有り方を大きく左右します。まかり間違っても原発再復活という愚かな選択は避けなければなりませんが、しかし、事態はその方向に向かって動いています。電力システムが地域独占(原発)電力会社(「独電」)の経営を最優先する形で、政治が先頭に立って進められていること、これが問題の根底にあります。その具体的な説明をこれからしていきます。皆様のご参加をお待ちします。


◆第1回目(2022年10月12日)報告:電力システムの基礎知識(いちろうちゃんのブログ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-f42582.html

◆第2回目(2022年10月25日)報告:電力システムの基礎知識(続)(いちろうちゃんのブログ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-f143ef.html


(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


(次第)
日 時:2022年11月22日(火)18時~20時30分(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
 セブンイレブン、鉄建建設本社ビルを過ぎて、
 次の交差点(酒屋さん)を右折、ケバブ店の隣
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/


<関連資料:抜粋>
(1)(別添PDFファイル)あおられる「電力危機」:安田陽京都大学大学院特任教授(朝日 2022.10.29)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15458977.html

(2)(別添PDFファイル)再生エネ推進型の欧米諸国の電力システム(諸富徹編『入門:再生可能エネルギーと電力システム』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgnxJN-6mnataSKIy?e=6P8rk7

(3)(別添PDFファイル)電源所有の構造(『電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本 第3版』木舟辰平:秀和システム)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgn0KzpDeiaJM_I36?e=TKeGA0

(4)非化石価値取引市場―新電力は生き残れない - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/8550

(5)FIT(フィット)電気ってなに?FIT制度(固定価格買取制度)ってなに?詳しく解説!
 https://tinyurl.com/yuhpukx5

(6)再エネを日本の主力エネルギーに!「FIP制度」が2022年4月スタート|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁
 https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/fip.html


<参考図書>
(1)最新電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本 発電・送配電の仕組みと概要を掴む-木舟辰平/著(秀和システム)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034317696&Action_id=121&Sza_id=B0

(2)入門再生可能エネルギーと電力システム 再エネ大量導入時代の次世代ネットワーク-諸富徹/編著(日本評論社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033926649&Action_id=121&Sza_id=E1


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2022)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々

 

 

2022年11月 2日 (水)

火だるまの岸田文雄「そうじ大臣」=優柔不断の決められないボンクラおやじ、統一教会と一体化したアベ派を中心に自民党は「ゴミ屋敷」、バカバカしい政治の動きに対して襲い掛かる「際限なき円安の危険性」「ドアホ小帝国」の崩壊は始まっている

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約優先)(チラシ)(11.22)電力自由化と電力システム改革(その3):「電力システムの基礎知識」及び「歪められた電力システム改革」 (田中一郎 ちょぼゼミ:たんぽぽ舎)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgm6aGDFBnYQ-cGRt?e=cgyYCV

(今回から電力システム改革の本格的な話になります。電力システムを新時代に向けてどのように創り上げていくかが、将来の日本の有り方を大きく左右します。まかり間違っても原発再復活という愚かな選択は避けなければなりませんが、しかし、事態はその方向に向かって動いています。電力システムが地域独占(原発)電力会社(「独電」)の経営を最優先する形で、政治が先頭に立って進められていること、これが問題の根底にあります。その具体的な説明をこれからしていきます。皆様のご参加をお待ちします。

◆第1回目(2022年10月12日)報告:電力システムの基礎知識(いちろうちゃんのブログ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-f42582.html

◆第2回目(2022年10月25日)報告:電力システムの基礎知識(続)(いちろうちゃんのブログ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-f143ef.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.イベント情報(日程順)
(1)(チラシ)(11.2)在留資格のない外国人の生存権を求める院内集会&晴雨交渉(衆議院第2議員会館)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgmc6OvqIX2ysIkuh?e=IP6GZK
(2)(チラシ)(毎週第1水曜日)日本原電・東京電力 定例合同抗議(今月は11/2です)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgnJOuX2AR5iKTR2e?e=XhWRcP
(3)(毎月3日)澤地久枝さん:「アベ政治」をゆるさない国会前スタンディング抗議(午後1時ー1時半頃)
 https://sites.google.com/site/hisaesawachi/
(4)「11・3憲法大行動」- 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動
 http://sogakari.com/?p=6228 
(5)(11.5)沖縄の闘いに連帯するつどい「沖縄・南西諸島における軍事化阻止の闘い」山城博治さん(18:30~ さいたま市浦和)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1666347478031matuzawa
(6)(要予約)(11.6)軍学共同反対連絡会オンラインシンポジウム(ZOOM):政治に翻弄される学術=大軍拡と軍学共同の深化
 http://no-military-research.jp/
(7)(チラシ)(11.7)避難住宅追い出し訴訟 第4回公判(東京地裁#606)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgkPBB7Xeq50GID9O?e=0Rq7l1
(8)(チラシ)(11.9)最高裁前宣伝行動チラシ:6.17最高裁判決を許さない
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgmhurbcYbFd6sGYY?e=dr4VBR
(9)「3.11子ども甲状腺がん裁判」=11月9日に第3回口頭弁論が開かれます!
 https://bit.ly/3zyO9R0 
(10)(11.12)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 新宿デモ 時間変更のお知らせ!!  開始時間が早まります! 11月12日土曜日12時50分からアピール 13時半デモ開始に
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2022/10/20221022-1112125013.html
(11)(チラシ)(11.13)原発・核燃料サイクルをめぐる日本の現状(京都&ZOOM 有料)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgnRCWwnJwTRV1r6n?e=WlPfCn
(12)(11.14)控訴審第5回期日のご案内(仙台高裁)-子ども脱被ばく裁判ホームページ
 https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2022/10/5.html
(13)(要予約)(11.16)「2022 秋の夜長の講演会」のご案内(ゲスト前川喜平さん)- 福島みずほ公式サイト(星陵会館)
 https://mizuhoto.org/schedule/3427
(14)(チラシ)(11.18 毎月第3金曜日)原発いらない(官邸前)金曜行動(新キンカン:主催は反原連ではありません)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgnPWh9MsGBAb4b0G?e=Yapnvv
(15)(11.19)『統一協会癒着徹底追及!軍拡やめろ!改憲発議反対!辺野古新基地建設中止!いのちと暮らしを守れ!11・19国会議員会館前行動』( #1119議員会館前行動 ) - 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動
 http://sogakari.com/?p=6296
(16)(チラシ)(11.20)一審判決を破棄し、公正な判決を求める集会(福島原発刑事訴訟支援団:飯田橋神楽坂)
 https://shien-dan.org/wp-content/uploads/20221120-event.jpg
(17)(11.21)東電刑事裁判控訴審 ランチタイム・スタンディング(12:00-13:00 東京高裁前)
 https://shien-dan.org/wp-content/uploads/lunchtime-standing-202209-12.jpg
(18)(予約優先)(チラシ)(11.22)電力自由化と電力システム改革(その3):「電力システムの基礎知識」及び「歪められた電力システム改革」(田中一郎 ちょぼゼミ:たんぽぽ舎)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgm6aGDFBnYQ-cGRt?e=cgyYCV
(19)(チラシ)(11.23)井戸川克隆特別講演会「原発事故に抗う:核テロと妖怪たち」(日比谷図書館大ホール:ZOOM予定あり)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgnjgiZQN39d2gCCy?e=1LTamt
(20)(チラシ)(11.26)井戸弁護士に聞く:司法の最前線で原発被害者の人権を取り戻す(横浜)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgnV_-ZT4KM4_54Xf?e=sDeV8e
(21)(チラシ)(11.27)東海第2原発を動かすな! 11.27廃炉デー集会(文京区民センター3A)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgnbYKO3gmU50PiT-?e=tKS8QF
(22)2022年11月28日開催・国際セミナー3回目「食品容器・包装から溶け出す 有害化学物質」のご案内 - NPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議(JEPA)
 https://kokumin-kaigi.org/?p=9373
(23)(予約必要)(チラシ)(11.30)有機農業が拓く世界:安田節子さん(たんぽぽ舎)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgnnRrMeCsQ_hz6Vk?e=hKClTV

(関連)原発いらない官邸前金曜行動(新キンカン:主催は反原連ではありません)
 https://nonukes0311.blog.fc2.com/
 https://www.facebook.com/groups/898602647676402/


3.キャンペーン
(1)「40年原則を守れ」署名を広げていきましょう(個人と団体。12月末期限)。
 ネット署名  https://forms.gle/t3gpc5iYVnDDyCVm8
 紙版署名用紙 https://foejapan.org/wpcms/wp-content/uploads/petition_40years-2.pdf

(2)来年10月まで待てないので、4月にも最低賃金を上げてもらえませんか。署名やコメントを募集中 · Change.org
 https://tinyurl.com/4u44tn6r
 https://tinyurl.com/28zp9fhh

(3)お知らせ · リンさんの無罪を求める署名にご賛同頂いた方々へ 現時点でのご報告 · Change.org
 https://bit.ly/3U3TYxQ

(4)お知らせ · 東京都議会都市整備委員会に請願書を提出しました · Change.org
 https://tinyurl.com/4tzbxueb


4.メルマガ65号 – ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会
 http://nomore-okinawasen.org/3279/

(関連)ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会 - 「島々を再び戦場にさせない」――皆さまのご賛同を広く呼びかけます。
 http://nomore-okinawasen.org/


5.20221020 UPLAN貧困問題の抜本的解決を求める院内集会&対話集会 - YouTube
(1)院内集会:https://www.youtube.com/watch?v=DvRxzus3AgQ
(2)対話集会:https://www.youtube.com/watch?v=g7BAoMfeDoI

(政府各省庁の官僚どもの態度がなってない=この若い官僚連中の責任というよりは、その上に君臨する自公政権の政治家どもや、そのガラクタ政治家どもに忖度・媚びへつらって、自身の栄達のみを念頭に動いている霞が関のゴミクズカスの幹部官僚たちに責任がある。国が没落していくときはこういうものだという典型事例のように見えるが、しかし、そのガラクタ政治家どもを毎度毎度の選挙で選んでいるのは有権者・国民なのだから、最終的な責任は有権者・国民にある。民主主義とはそういうものであり、今日の日本のように、あるいはかつてのナチスドイツのように、自滅・破滅へ向かう衆愚政治体制になることが常にありうるということを強く認識しておく必要がある。日本の政治や行政のハチャメチャは、何もこの分野に限った話ではなく、我々の生活・生存を掘り崩す形で様々な分野で展開されている。日本の諸悪の根源は政治(家)であり、昨今はようやく人々にも自覚が出てきたのか、ツウィッターで「#自民党に投票するからこうなる」がトレンド入りしたそうである。簡単に申し上げれば、自民党に投票するということは、大半の有権者にとっては、もっとオレのクビを締めてくれ、という意思表示のことだということである)

(関連)「自民党に投票するからこうなる」がトレンド入り…消費税、退職金、雇用保険に国民年金まで負担増の “超重税国家” に
 https://bit.ly/3TRKHcD


6.日刊IWJガイド・非会員版「西アフリカで頻発するクーデターの指導者は、みな米国で軍事訓練を受けていた!」2022.11.1号~No.3701号 - What's New お知らせ(以下。抜粋)
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51475

■はじめに~冷戦時、ラテンアメリカで親米独裁政権を黙認した米国が、今、西アフリカを標的に!? 頻発するクーデターの指導者は、みな米国で軍事訓練を受けていた! 国防総省は訓練終了後の外国人将校の動向にあえて無関心!? 米軍は「都合のいい無知」を貫いている!? 日本の記者クラブメディアは、お得意の米国「大本営」プロパガンダに専念!?

■<速報>財務省は10月31日、「外国為替平衡操作の実施状況」を更新、9月29日から10月27日の間に行われた外国為替平衡操作額が6兆3499億円であったことが明らかに! 単月の円買い・ドル売り介入として過去最大の額! 何度やっても「焼石に水」の「水」の金額が膨れ上がっていく!!

■<IWJ取材報告 1>伊波氏が台湾有事を「米国のため国土を戦場にして犠牲になる日本」「負けるための戦争」と指摘!~10.13 「2022年秋 沖縄のいま、そして・・・」―講演:伊波洋一参議院議員、岡本厚氏(前岩波書店社長)

■<IWJ取材報告 2>「過去の公害裁判よりはるかに高い『原因確率』を提出できるだろう」! 原告側弁護団は次回口頭弁論で通常の数十倍の小児甲状腺がん多発を主張予定~10.14 311子ども甲状腺がん裁判 個別の因果関係立証に関する勉強会
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「火だるまの岸田文雄「そうじ大臣」=優柔不断の決められないボンクラおやじ、統一教会と一体化したアベ派を中心に自民党は「ゴミ屋敷」、バカバカしい政治の動きに対して襲い掛かる「際限なき円安の危険性」「ドアホ小帝国」の崩壊は始まっている」をお送りいたします。岸田文雄政権が末期症状だというよりは、戦後日本の民主主義が、いやそれよりも「日本というドアホ小帝国」が末期症状を呈していると言っていいでしょう。近未来にまた再び、ロクでもないことが起き、それが我々の生存・生活をさらに脅かすことになるだろうと予測します。諸悪の根源は、繰り返しますが、政治(家)です。かような連中に国家権力を持たせるからこうなるのです。

◆もはや「政権交代」でしかこの国は救えない…政治の使命を怠った“自公政権”|小林節 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/313348


 <別添PDFファイル>
(1)「オール沖縄」市長選7連敗(東京 2022.10.27他)
(2)マーケティング視点の政治学、なぜ自民党は勝ち続けるのか(堀内勇作『日経ビジネス 2021.12.27/2022.1.3』)
(3)山際氏辞任「当然」77%、後藤氏の起用「評価」39%(日経 2022.10.31)
(4)山際氏、地元が不信感 説明会が突然延期/ポスター撤去要望(朝日 2022.10.24)
(5)もうあと戻りできない(前川喜平 東京 2022.10.23)
(6)この相場は市場からの退場勧告 岸田首相が辿る英国・トラスと同じ道(日刊ゲンダイ 2022.10.25)
(7)覆面介入、7円超高騰 政府・日銀、投機筋を牽制か(朝日 2022.10.23)
(8)貿易赤字最大11兆75億円、22年度上半期、資源高と円安響く(東京 2022.10.20夕刊)
(9)岸田首相肝いり「電気代支援策」やっぱり1世帯2000円ぽっち…茂木幹事長明言で批判殺到(日刊ゲンダイ 2022.10.26)
(10)トラス英首相辞任(朝日 2022.10.21)


1.直近の選挙結果

 これらの選挙結果は、日本の有権者・国民が、統一教会と一体となって日本の破壊と没落を進める自公政権(及びその推薦政治家)に支持を与えたということを意味し、もはや常軌を逸しており、正常な判断とは言えない状態を意味している。地方選だから、その地域の問題に過ぎないという見方は甘い。沖縄ですらが「このアリサマ」である。野党がだらしがないからだ、というのも見方が甘い。そんなレベルではもうないからだ。有権者の半分以上が選挙に行かずに政治に対してシニカルに構え、選挙権棄権が一種の政治への抗議であるかのように思い込んでいたり、政治が全くの関心外となっている。既成政党は特定の「世直し」政党を除き「総与党化=翼賛化」し始めている。頭の上から中共中国のミサイルや、原発過酷事故の放射能が降ってきて初めて自分たちの愚かさに気が付くのかもしれないが、しかし、永久に気が付かないかもしれない。この「現代のファシズム化」と「政治や行政の劣化」の激流の中で、「世直し」勢力がどのように言動していけばいいかが問われている。従来型ワンパターンを繰り返しても事態はおそらく変わらないだろう。この国はもはや危ういのである。

(1)那覇市長選 新人の元那覇市副市長 知念覚氏が初当選 自公推薦 - NHK - 選挙
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221023/k10013867921000.html

(2)(別添PDFファイル)「オール沖縄」市長選7連敗(東京 2022.10.27他)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgnrQFuKqpeEbsshZ?e=X6qKap

(3)那覇市長選で「オール沖縄」敗北「新たな軸」問い直す声も [沖縄はいま]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASQBS75PBQBSUTIL01M.html

(4)福島県知事選 現職の内堀雅雄氏 3回目の当選 - NHK - 選挙
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221030/k10013875171000.html

(5)新潟市長選 現職の中原八一氏 2回目の当選 - NHK - 選挙
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221023/k10013867911000.html

(6)(参院選沖縄選挙区)沖縄知事選へ流れつくれず:日経ビジネス電子版
 https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00115/00183/

(7)沖縄県知事選、大差の理由と参院選への影響:日経ビジネス電子版
 https://business.nikkei.com/atcl/opinion/16/122000032/100300089/

(「世直し」勢力は、こうした選挙結果とその背後にある政治情勢としっかり向き合う必要がある。コレをやればうまくいく・解決するという処方箋はなく、試行錯誤だが、しかし、これまでの「世直し」の方針の「背骨」はしっかりと堅持して、次の局面に移っていく必要がある。こういう場合にやってはいけないことは、衆愚的・反動的な動きに対して、迎合したり、日和見したり、つまらぬ妥協をして「背骨」を曲げてしまったり、無理に協調しようとしたりすることである。そういう動きは「世直し」勢力の更なる分裂と弱体化を招き、ロクなことにはならないからだ。まずは手の付けやすいところから、つまり、①ネット選挙の展開方法は問題ないのか、②PRの仕方に問題はないのか、③掲げた政策が有権者の心をとらえるものだったか、また、どこまで浸透していたか、などを再点検してみることから始めたらどうか。私は沖縄にしろ、新潟にしろ、福島にしろ、「世直し」勢力の側に大きな問題はないと見ている。問題なのは有権者・国民の方、つまり、世代交代とともに衆愚化し「ドアホ小帝国」を築き始めている一般の日本人に大問題があると見る。いずれにせよ、この国は政治を抜本転換しなければ「右肩下がり」は変わらない。やがて没落から衰退・滅亡へと向かっていくと私は思っている。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)マーケティング視点の政治学、なぜ自民党は勝ち続けるのか(堀内勇作『日経ビジネス 2021.12.27/2022.1.3』)
 https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00150/121700013/
(こんなものを見せられると唖然とするばかりです)


2.「掃除当番」の掃除をサボる岸田文雄そうじ大臣

 岸田文雄が、(安倍晋三の猿真似をするくらいしか)何もできない情けない「ただのおっさん」だということが、この数カ月で日本の有権者・国民の理解するところとなったのだから、せめて政府政権や自民党内部の「そうじ」くらいちゃんとしろよと言いたくなる。それがあんた(岸田文雄)の仕事=当番なんだよ。

(関連)旧統一教会の解散命令「請求すべきだ」82% 毎日新聞世論調査(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cec84510156acd9daa41f3f8b3b801e96460e61e

(関連)(別添PDFファイル)もうあと戻りできない(前川喜平 東京 2022.10.23)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgnsPl5dHOuLloj9e?e=XJS437

統一教会という反日反社会的似非宗教団体の後始末をつけられないどころか、それと癒着合体して甘い汁を吸い続け、選挙のたびごとにゴマをすってはヘイコラヘイコラ統一教会のために尽力してきた自民党のガラクタ政治家どもの処理処分すら、まともに手を付けられない。国会議員だけを「形式的に(自主申告)調査」して、ハイ一件落着なんて、ふざけるなでしょう。

まずは自民党外部の人で統一教会について詳しく厳しい姿勢でいる有識者で構成される第三者委員会を創り、政府政権の閣僚・政務3役や、自民党の全国会議員・全地方議員・全幹部党員、それに自民党が推薦してきた自治体の首長までもを徹底的に調査して、岸田文雄そうじ大臣が言うように「統一教会とは縁を切る、今後は統一教会との癒着は認めない」のための「しかるべき対処」を行えと言いたい。いまは一般論を評論家のように言いながら、事態を先送りして、有権者・国民の関心が薄まるのを待っているだけの態度だ。ちゃんとそうじしろよ、しないのなら、バケツを持って国会の外に立ってろ! ボケ! こんな調子じゃ、被害者救済・支援策だって危ういぞ。

(関連)(必見)2022年10月18日 衆議院予算委員会 長妻昭質問 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Ey4BotAMwnQ

(関連)2022年10月24日 衆議院 予算委員会 - YouTube(長妻昭質問は1時間9分目くらいから)
 https://www.youtube.com/watch?v=nJra1zyNzaw

(関連)(必見)10月19日 参議院予算委員会 辻元清美(立憲民主・社民) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=mr1YMwne2JQ

(例えば、①故安倍晋三や細田博之衆議院議長と統一教会との関係を徹底して調べて公開せよ、②富山県知事は統一教会との関係を追及されて居直っている様子だ=こんな人間を今後自民党は推薦するな!)

(関連)新田知事の認識に問題 旧統一教会問題で弁護団:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASQBF6RWWQBFPISC00H.html


3.「せとぎわ」大臣が「ひきぎわサイテー大臣」(大河原雅子立民衆議院議員)になって辞任

 大河原さんのネーミングに座布団10枚! こんなクソ野郎を誰が閣僚に任命したのか!? 岸田文雄くん、あんたでしょ。さっさと切ればいいものを、何をしてたんだ! 自分に任命責任(正確には「任命&在任引き延ばし」責任)があると言うておるのなら、その責任を取りなさい。(「ひきぎわサイテー大臣」は日本学術会議も担当していたそうだ、お粗末丸出し)

(1)山際大志郎氏が経済再生相を辞任 事実上の更迭 旧統一教会との関係を小出しに認め批判招く:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/209926
(2)(別添PDFファイル)山際氏辞任「当然」77%、後藤氏の起用「評価」39%(日経 2022.10.31)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65583550Q2A031C2PE8000/
(3)(別添PDFファイル)山際氏、地元が不信感 説明会が突然延期/ポスター撤去要望(朝日 2022.10.24)
 https://www.asahi.com/articles/ASQBM6FLGQBFUTIL038.html
(4)首相が更迭否定…3時間後に急転 山際氏辞任、自民党内から不満噴出 [岸田政権] [自民]:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/345tnjvz
(5)(社説)山際大臣辞任 首相の責任は重大だ:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/DA3S15454837.html?linkType=article&id=DA3S15454837&ref=mor_mail_editorial_20221025
(6)「ドミノ辞任が心配」 政権、傷口広げた後手の対応 山際氏更迭 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20221024/k00/00m/010/337000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20221025

(それで更に、こいつらはどうするんだ!? こんなのを政府政権の幹部に置いておいていいのか!?)

◆寺田稔総務相  妻の政治団体が“脱税”していた<大臣秘書官が認める>(2022年10月5日配信『文春オンライン』) - 障害福祉&政治・社会・平和問題ニュースサイト
 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-39197.html

◆総務相、規正法違反の認識 会計責任者死亡届け出怠る:中日新聞Web
 https://www.chunichi.co.jp/article/573836

◆旧統一教会“癒着”で岸田政権またも大揺れ…最側近の木原官房副長官もズブズブだった|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/313656

◆萩生田政調会長はまるで旧統一教会の“番犬”…「解散請求」を阻む嘘とゴマカシ(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/62a0851ff4bade1425e320f9b6422eaa469036d1

(参考)ごみ屋敷、全国で件数調査-環境省(日経 2022.10.24夕刊)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65390490U2A021C2CE0000/
(自民党「ごみ屋敷」の政治家どもを先に調べた方がいいのでは?)


4.火だるま岸田文雄=総理大臣の「器」ではないということか

 日本の政治が「かつて3流、いま論外」なのは、やはり政治家がボロボロで、そんな奴らを、何度選挙をしても、手を変え品を変えて、自民党&同党候補に投票したり、棄権したりしている、ドアホ有権者がいるからだ。いい加減、頭から水かぶって目を覚ませ!

(1)息子襲名披露、ふみお君(三木義一 東京 2022.10.13)
 https://tinyurl.com/yckaezmx
(2)岸田首相 辻元清美参院議員に「人ごと総理」と批判され〝プチ切れ〟 - 東スポWEB
 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/242395
(3)岸田首相「決断」3度目の裏目 マイナカード“実質義務化”保険証廃止ブチ上げで霞が関大混乱|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/312870
(4)岸田首相「旧統一教会調査」指示の姑息な魂胆 有田芳生氏「追及かわし」と本気度に疑問符|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/312971
(5)岸田首相が靖国神社に“真榊奉納”…憲法原則である「政教分離」を理解していない|小林節 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/313103
(6)岸田首相の“右腕” 寺田稔・総務相が“脱税疑惑”巡り国会で虚偽答弁の疑い《証拠音声公開》 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/58195
(7)岸田総理の「3兆円ガソリン補助金」ホントに大丈夫?経産省幹部が危機感を語った(週刊現代) - 現代ビジネス - 講談社(1-2)
 https://gendai.media/articles/-/100853
(8)焦る岸田首相 国会“開店休業”批判され逆ギレ!チンタラ地方視察は空回り、やること全て裏目|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/312676
(9)内閣支持率下げ止まらずついに27%! 旧統一教会解散命令「請求すべき」は82%に=毎日調査|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/313344
(10)岸田首相、解散命令請求の要件拡大 世論・野党追及で方針転換(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b53d87155d2a0676472f8ac9be5ecc804024e2f6


5.(別添PDFファイル)この相場は市場からの退場勧告 岸田首相が辿る英国・トラスと同じ道(日刊ゲンダイ 2022.10.25)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/313347

(関連)(別添PDFファイル)覆面介入、7円超高騰 政府・日銀、投機筋を牽制か(朝日 2022.10.23)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15453383.html
(関連)(別添PDFファイル)貿易赤字最大11兆75億円、22年度上半期、資源高と円安響く(東京 2022.10.20夕刊)
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022102000286&g=eco
(関連)(別添PDFファイル)岸田首相肝いり「電気代支援策」やっぱり1世帯2000円ぽっち…茂木幹事長明言で批判殺到(日刊ゲンダイ 2022.10.26)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/313345

(関連)(別添PDFファイル)トラス英首相辞任(朝日 2022.10.21)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/30592396e6322114724b29ea50452bfa338b874c
(関連)円安と物価高 英国は44日間の誤り、日本は10年間の亡国政策|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/313302

(岸田文雄や自公政権の政治家たちは、日本経済が危機的な状態に陥りつつあるということが理解できているのだろうか? 最近騒ぎになってきた円相場、これが日本経済を象徴的に現している。しかし、岸田文雄政権が今般打ち出した緊急経済対策(29兆円)の目玉=石油・ガス・電気の値上げ阻止のために12兆円もの税金を日本国民全員にバラマクという政策は、危機感ゼロのお粗末対症療法にすぎず、ヤブ医者でもこんな処方箋は書かないという代物だ。今回もまた、巨額の税金・財源が無駄になりそうである。円安はおそらく止まらない=こんな「英国トラス」以下のガラクタ政治家が国家権力(経済政策)を濫用している国の通貨が強くなるはずがない。「英国トラス」の辞任により「トリプル安」(ポンド、株、国債)は止まったが、岸田文雄自公政権の場合は、そうはいかないかもしれない。:田中一郎)


◆際限なき円安へ向かうリスクの高まりと「強い日本経済」の消滅(いつまでも あると思うな 親と円高):有権者・国民の政治(家)選択の誤り・失敗と「市場原理主義アホダラ教」(アホノミクスがその典型)が招いた必然的結果としての円安・物価高・生活苦- いちろう
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-05b0bc.html


この国が直面している最大の危機は次の3つ、有権者・国民は、この3つを直ちに回避できる政治家を選挙で選ばないと、いずれガラクタ政治家やゴミクズカス幹部官僚どもとともに「一国心中」になると思っておいた方がいい。つまり「世直し」勢力にとってもまた、「世直し」は時間との勝負になりつつあるということだ。

①原発・核燃料サイクル施設(過酷事故)

②戦争(台湾周辺、朝鮮半島)

③際限のない円安(放漫財政はその原因の1つ)


 <その他関連サイト>
(1)連合、5%賃上げ要求(日経 2022.10.21)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65321370R21C22A0EA2000/
(2)「分配」はどうなった 岸田政権の看板倒れ - - 稲葉剛 - 毎日新聞「政治プレミア」
 https://bit.ly/3TWxD5t
(3)遅過ぎた山際更迭劇で露見した、自民党執行部「機能不全」の深刻 - 永田町ライヴ! - ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/311903?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20221028
(4)岸田総理の目玉政策「賃上げ税制」7割の企業は無関係…それでも高まる「賃上げ圧力」に中小企業の悲鳴(幻冬舎ゴールドオンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/19c688d7eea77cde7874323ccb8c709756c5a567
(5)旧統一教会が自民議員に「政策協定」署名要求をしていた 国政選挙前に数十人規模|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/313168
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