「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(135):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その21)=この国は裁判に持ち込まないと放射能や被ばくのことをきちんとできないのか!? 田村バイオマス訴訟、長崎被爆者、3.11甲状腺ガン裁判他
前略,田中一郎です。
(最初に若干のことです)
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1.(新刊書)原発汚染水はどこへ(西尾正道北海道がんセンター名誉院長他著:学習の友社)
https://1drv.ms/u/s!ArtBTVAHlosVgX6jKBJxf1i9wzW3?e=9Qa0K1
2.大阪にカジノは、いらんよ!緊急署名 - 大石あきこ
https://www.oishiakiko.net/2021-12-24casino/
(関連)キャンペーン · カジノ誘致はやめてください。 · Change.org
https://tinyurl.com/5n8c6xnr
(関連)維新と大阪財界は「相互不信」、カジノ計画にあの巨大企業グループが距離を置く理由 - 「大阪」沈む経済 試練の財界 - ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/308250?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20220826
(関連)大阪万博「出展内定辞退」ドタバタ劇の深層、大阪外食産業協会を悩ます2企業の苦境 - 「大阪」沈む経済 試練の財界 - ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/308249?utm_source=wknd_dol01&utm_medium=email&utm_campaign=20220828
(時代錯誤で税金無駄遣いの利権公共事業&公約違反プロジェクトの大阪万博は大阪カジノの「前座」=裾払いです:田中一郎)
(関連)日本維新の会 新代表に馬場伸幸衆議院議員を選出|TBS NEWS DIG - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=P6jeIi6XZF4
(関連)維新「オーナー統治」終幕 馬場新代表に課された重い課題 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20220827/k00/00m/010/139000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20220828
(大阪には、この連中もいらんよ! それにしてもマスごみの「維新」報道は相変わらずひどいねえ、維新=似非右翼のチンピラ詐欺師なのよ、わかっとるの?:田中一郎)
◆(当日録画)20220510 UPLAN 清水ただし「「日本維新の会」って、どんな政党?」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mYDp5alRvh8&t=1s
3.沖縄県知事選挙:玉城デニーさん奮闘中
(1)2022年 県知事選挙 玉城デニー 第一声 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=H-uWw6kihGU
(2)玉城デニーさんはTwitterを使っています- 「今回、第一声に選んだ場所はうるま市屋慶名です。玉城デニーが生まれ育った場所、玉城デニーの選対本部長を引き受けていただきましたが先日急逝された故新里米吉さんの出身地です。誰ひとり取り残さない、平和で誇り
https://twitter.com/tamakidenny/status/1563005324725915648
(3)友利頌雅サタンさんはTwitterを使っています「#佐喜真淳は統一教会とズブズブ 全国放送で衝撃でしたよね https---t.co-cixnKL9oCb」
https://twitter.com/TonarinoJUGAsan/status/1562041527748395009
(4)玉城デニーさんはTwitterを使っています- 「山本太郎、れいわ代表。 沖縄、宜野湾に来ていただいたこどがホントにうれしくてうれしくて、思わず肩に手がかかってしまいました。感涙至極。 https---t.co-jBlCD19alb」 - Twitt
https://twitter.com/tamakidenny/status/1563149321025241095
(5)しんぶん赤旗日曜版🕊さんはTwitterを使っています- 「【スクープ】沖縄県知事選に立候補表明した佐喜真淳氏。統一協会系の米紙会長(現UPF最高幹部)との握手写真を2014年にフェイスブックに投稿。選挙母体役員にも統一協会と関係あった議員がゾロゾ
https://twitter.com/nitiyoutwitt/status/1559808841130582016
4.(メール転送です)土曜メルマガ vol_53 警察庁長官の「茶番」記者会見28分(Tansa)
(関連)中村格警察庁長官は退職金ガッポリ8000万円 安倍氏銃撃事件の引責で辞職も「処分なし」|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/310396
(下記はメール転送です)
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編集長の渡辺周です。ここ数年、めっきりお酒の量が減りました。そのおかげかどうか、もう3年ほど痛風も発症していません。この調子でがんばります。今週の土曜メルマガです。
警察庁長官の「茶番」記者会見28分
警察庁の中村格(いたる)長官(59)が8月25日、やっと辞任を表明した。安倍晋三元首相が選挙演説中に殺害された事件から1か月半あまり。遅すぎる辞任である。ところが、翌日の朝刊各紙は中村長官への批判が弱い。警察庁が同時に公表した警護の検証結果に重きを置いている。「検証が終わったので辞任した」という中村長官の言い分を受け入れてしまっている。
しかし、中村長官は「検証する側」ではなく、事件時の警察トップとして「検証される側」ではないだろうか。検証が終わるまで留任するのは「自分には都合の悪い検証結果にしたくない」という目的があってのことではないか。私は疑念を持つ。一体どうなっているのか。記事を読んでいてもさっぱりわからない。私は、共同通信がYouTubeにアップしているノーカットの記者会見動画をみることにした。
中村長官の「覚悟」に記者は
中村長官はダークグレーのスーツに白のワイシャツ、紺のネクタイ姿で記者会見に臨んだ。演台には、警察のシンボルマークである旭日章があしらわれている。背景のパネルには、警視庁の「ピーポくん」や、島根県警の「みこぴーくん」など都道府県警のキャラクラーたちが・・・。なかなかのギャップだ。
中村長官は始めの発言で辞意を表明した。「人心の一心を図るべく、私自身については本日、国家公安委員会に辞職を願い出ました」質疑応答では、まず朝日新聞の記者が中村長官の辞職について聞いた。「ご自身の責任についてどのようなお考えで辞職を決断されたのか。事件から1か月半あまり、なぜこのタイミングなのか」。
中村長官が答える。「今回の事件を検証見直しする中で、わたくしども警察はですね、警護を一から出直そうという覚悟を決めたわけでございます。むしろ新たな体制、このタイミングで人心を一心するというのは、当然のことではないかという風にわたくしは考えております」
全く「当然」ではない。「このタイミング」が遅いのだ。私なら、「あなたは検証される対象だろう、辞任した上で聴取を受けるべきだったのでは」と再質問で詰める。しかし記者はそれ以上質問せずに言った。「ありがとうございました」
長官の「自白」
その後も食い下がる記者はいない。中村長官の発言は、「どうせ厳しい追及はない」と高を括ったようにひどくなっていく。例えば時事通信の記者の質問への回答だ。記者はなぜ今回の事件が起きるまで、警護のあり方を定めた「警護要則」の見直しをして来なかったのかを問うた。中村長官は言った。
「個別の警護を都道府県警任せにしていたことが根本には問題があると申し上げました。なぜそういうことを見直してこなかったのかというお話ではございますけども、警護について、これまで重大な結果といいますか、そういう事案がこれまで発生しなかったことをもってですね、まあいわば、そういうことに対する、省みる思いというかですね、そういったものがなかったかもしれません」「これまでは重大な結果が発生しなかったことをもってそれで良しとしてきた、ちょっとそういう雰囲気というのは、やっぱりそれは私は否定できなかったと思います」
要は、中村長官は「これまで大したことが起きていなかったから警護に緩みがあった」と「自白」しているのある。そもそも「重大な結果が発生してこなかった」という認識からしておかしい。例えば1995年には警察庁の国松孝次長官が銃撃されている。犯人が誰かもわかっていない。中村長官のこういう弛緩こそ、今回の事件の検証対象にするべきである。記者会見は28分27秒で終わった。
中村長官は最後まで引責辞任であることを認めなかった。ツッコミどころが満載にもかかわらず、記者の質問はいちいち途切れ、10秒間の沈黙が流れることもあった。会見の司会者は4回も「その他いかがでしょうか」と促し、最後も「よろしいでしょうか」と念を押してから会見を終了した。
泣く部下、笑う上司
記者会見の途中、中村長官は読売新聞の記者に「責任を取っての辞任か」と問われ、そうではないと釈明する場面があった。その際、中村長官は言葉をとちり「大変失礼しました」と口に手を当てて笑った。何がおかしいのか、理解不能である。一方で同じ日に記者会見を開いた奈良県警の鬼塚友章本部長(50)は対照的だった。終始言葉を詰まらせ、時々ハンカチで涙をぬぐった。中村長官は辞任を決めたタイミングについて問われた時に「私の内心の問題ですので、ここでお答えすることは控えたいと存じます」と逃げたが、鬼塚本部長は違った。
「事件発生以来、深く悩み、苦しみながらも、家族をはじめ支えてくれる方にも相談をいたしまして、事案の重大さと深刻さから、管轄責任を有する警察本部長として、これ以外に責任をとる道はないと考えた次第であります」部下が泣き、上司は笑う。警察庁は要人警護で都道府県警を主導していく方針だが、一糸乱れぬチームワークが必要な仕事を、こんな組織にできるのか。
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◆IWJより(2022.8.29)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51235
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(135):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その21)=この国は裁判に持ち込まないと放射能や被ばくのことをきちんとできないのか!? 田村バイオマス訴訟、長崎被爆者、3.11甲状腺ガン裁判他」をお送りいたします。
(最初に:再掲)(新刊書)原発汚染水はどこへ(西尾正道北海道がんセンター名誉院長他著:学習の友社)
https://1drv.ms/u/s!ArtBTVAHlosVgX6jKBJxf1i9wzW3?e=9Qa0K1
(関連)癌と核をめぐる闇【原発】汚染水の海洋放出は人類への「緩慢な殺人」~西尾正道氏【注目の人直撃インタビュー】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QBp0NxVeToE
(関連)西尾正道氏 原発汚染水の海洋放出は人類への“緩慢な殺人”via日刊ゲンダイ – The Atomic Age
https://bit.ly/3Tr2Ei4
1.「体験者」じゃない被爆者だ!!~長崎 置き去りにされた私たち~|NNNドキュメント
https://www.ntv.co.jp/document/backnumber/articles/1894twtk2931g27ff7nr.html
(関連)【NNNドキュメント'22予告】「体験者」じゃない「被爆者」だ!! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mW_Kh7iJfJY
◆黒い雨-訴訟 長崎での救済は...「被爆体験者は被爆者だ」KTNテレビ長崎
https://www.ktn.co.jp/mottele/2022/06/post-140.html
(まもなくNNNドキュメントの録画がネット上に出ると思いますが、さしあたり上記サイトの動画をご覧ください)
(この国は、この国の政治家は、官僚は、何をしているのか! 広島と長崎の原爆被ばくに違いはない。30分間のフィルムだったが、見ていて強い怒りが込み上がってきた。もう一度申し上げる。アジア太平洋戦争で敗戦して、もう77年にもなる。この国は、この国の政治家は、官僚は、何をしているのか! この方たちを救えないのなら、お前たち政治家や官僚に存在意義はない。:田中一郎)
2.田村市バイオマス訴訟
(1)報告:ちくりん舎オンライン学習懇談会~田村バイオマス訴訟
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2022年7月27日、ちくりん舎主催でオンライン学習懇談会~田村バイオマス訴訟とは? 福島地裁での不当判決と仙台高裁での予想外の展開~が開かれました。学習会には北海道から福岡まで各地から延べ30名以上の方が参加されました。
学習会ではちくりん舎の青木一政から約40分の報告がありました。その後、田村市の「大越町の環境を守る会」の皆さんから、裁判にかけた思いや、稼働後の最近の状況などの報告がありました。田村バイオマスがある工業団地の調整池にはヘドロ状の白や黄緑色の浮遊物が浮いており、それが周辺水路へ流れ出し農作物などへの影響を心配する声が上がりました。
原告代理人の坂本博之弁護士からは、「裁判所を信じてはいけない。原告に寄り添った姿勢を見せながら目茶苦茶な判決を出す裁判官も多い」と、今回の高裁の対応にあまり浮かれないよう一同を引き締める発言がありました。またこれまで以上に、証人尋問と裁判官の現地検証の要請を強めていく決意が語られました。
質疑応答、懇談の中では、福島県伊達市の梁川町工業団地でバイオマス発電が問題になっていること、住宅地にも近く、住民は反対の意見が多く出ていることが報告されました。木質バイオマス発電と言いながら、住民説明会では「建築廃材60%、廃プラ40%」が燃やされるとの説明が有ったこと、これではバイオマス発電の名を借りた産廃焼却場ではないか、この点を問題にしたらどうかなどの意見が出されました。
◆詳しくはこちらからどうぞ。
http://chikurin.org/wp/?p=6442
◆(必見)(別添PDFファイル)ちくりん舎学習懇談会(田村バイオマス訴訟)報告配布資料
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgX9-fm1rCInTbEN4?e=8qIiTE
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(2)ウソにウソを重ねて収拾がつかなくなる被告-田村バイオマス控訴審第2回期日(1)
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2022年8月26日、仙台高裁において、田村バイオマス訴訟控訴審第2回口頭弁論期日がありました。この内容を複数回に分けて報告したいと思います。
控訴審第1回期日では、裁判長から被告側に釈明を求める驚きの展開になりました。①HEPAフィルタの内容がはっきりしない。具体的資料を出すように。②昨年の「定期点検」でバキュームカーで掃除、交換したというがその具体的説明。③燃料チップを1分で測定できるという具体的説明。の3点の説明要求に対して、被告側は「控訴審第1準備書面」を出してきました。
その内容が、技術的に見ればオウンゴール連発、ツッコミどころ満載のものでした。裁判所や原告をこの程度のものでごまかすことができると考えたのでしょうか。早速、反論の意見書を作成、その内容も含んで坂本弁護士が原告「控訴審準備書面(2)(3)」を提出しました。
開廷前に坂本弁護士は「今日で結審になるかもしれない」との可能性を口にしましたが、結局裁判長は「被告は原告の準備書面に反論しますか?」と問い掛け、被告側弁護士が「はい、2か月ほど時間をいただきたい」ということで、次回口頭弁論期日は11月18日(金)14時30分からと決まりました。
被告側はウソにウソを重ねて収拾がつかない状態になっています。多岐にわたりますので、その象徴的な事例をいくつか紹介したいと思います。
◆詳しくはこちらから
http://chikurin.org/wp/?p=6457
3.「3.11子ども甲状腺ガン裁判」
放射線被曝による健康被害は、甲状腺ガンだけでなく、さまざまな臓器や部位にさまざまな形で出てきます。時間がたてばたつほど被害もたくさん表面化してきます。しかし、証拠が明らかな子どもの甲状腺ガンでさえ、福島原発事故の放射能による健康被害であることを認めないというのなら、それ以外の健康被害と放射能の関係も否定されてしまいかねません。被告はさっさと被害を認め、早急に被害者救済に全力を尽くすべきです。裁判を長期化させてはなりません。原発事故の被害者である原告が、裁判に訴えなければいけないまでに追い込まれていること自体が、加害者=東京電力や事故責任者=国の責任であり、罪であり、社会的犯罪です。
◆20220823 UPLAN 311子ども甲状腺がん裁判「原告の意見陳述」と「大法廷での裁判」を求める署名提出記者会見 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ykkuI4tJPgY
◆「原告の声を聞いて」署名提出〜小児甲状腺がん裁判 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー
https://www.ourplanet-tv.org/45580/
(関連)「原告本人の意見陳述」と「大法廷での裁判」を求める署名が8月23日現在で6395筆!! 311被爆の被害者である原告本人の苦しみの声をより多くの人々に届けるために!!~8.23「311子ども甲状腺がん裁判」署名提出後の記者会見 - IWJ Indep
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509773
(関連)福島原発事故裁判「手術しないと23歳までしか生きられない」と言われ…原告の20代女性が悲痛な訴え |日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309701
◆ホーム - 311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
https://www.311support.net/
4.(別添PDFファイル)(パンフ)内部被曝は超高線量慢性被曝(「伊方原発運転差止広島裁判」応援団 2022.8)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVggHmA0KUzA6cOLCR?e=E6n6v5
(関連)パンフレット:ICRP勧告に支配される日本の放射線被曝対策、人びとを危険な被曝被害に導く
https://saiban.hiroshima-net.org/pub/panf05/panf05.pdf
(関連)伊方原発運転差止広島裁判
https://saiban.hiroshima-net.org/
草々
(追)NPT会議決裂について(ウクライナ戦争を善悪論・被害加害論で議論をしている限り、戦争は延々と続いていきます)
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◆NPT再検討会議、再び決裂 ロシアの反対で最終文書採択できず 核軍縮の機運後退:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/198408
◆NPT再検討会議 ロシアの反対で「最終文書」採択できず - NHK - ロシア
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220827/k10013790091000.html
会議の詳細はまだ確認していませんが、第一印象としては、欧米の戦争屋とその代理店をつとめる劣化政治家たちが、核兵器削減から廃止への道を探るべきNPT会議を、ウクライナ戦争の延長で「ロシア叩き」に使ったため、交渉は当然のごとく決裂したと見えます。
私がNPT会議で注目していたのは、ウクライナの原発のことではなく、「核兵器の先制不使用」の宣言が出るかどうか、これを核保有国が認めるかどうかでした。しかし、日本のマスごみたちは、このことについて、まともな報道さえしていません。上記の2つのサイトには、この件は書かれていません。NPT会議が何のためにあるのか、よく考えてみろ、と私はマスごみどもを怒鳴りつけたい気持ちです。
また、ウクライナ戦争をめぐっては、善悪論・被害加害論で議論をしている限り、戦争は延々と続いていくことになるでしょう。ウクライナ戦争の基本的性格については、既に申し上げているとおりです。この戦争は、ロシアとウクライナの「戦争屋」が率先してやっていることであり、その背後には欧米及びロシアの「軍産情報複合体」がいて、薄笑いを浮かべていて、被害を受けているのはウクライナとロシアの一般市民です。
ナショナリズムや国家主義などよりも、一般市民の命と健康、平和で豊かな生活の方がずっとずっと大事なことです。戦争そのものが最大の悪であるという認識が、このウクライナ戦争については必要不可欠です。それは、ウクライナ戦争に至る過程を振り返ってみることで明確になるでしょう。およそ両国の戦争屋たちが「武力衝突」を本気で回避しようとした気配は希薄です。
ロシアは他国侵攻の軍を引き、海外諸国はウクライナへの軍事援助をやめよ、両国代表は第三者を介して直ちに和平交渉の席につき、交渉がまとまるまで停戦せよ、ということです。
ウクライナの原発は非武装地帯として国連軍が占拠して管理し、原発から数十キロの範囲内には原発関係者以外は立ち入り禁止にする、くらいでいいのであって、NPTを「ロシア叩き」に使って「原発はウクライナの管理が重要だ」などと言っているようでは、ロシアが拒否するのは当然に予想されたことです。つまり、決裂してもいい、いや、した方がいい、という意思でNPT会議が運営されていたことを示しています。「核兵器の先制不使用」の宣言も、このバカバカしい「ロシア叩き」問題で、どこへやら吹っ飛んでしまうし、それでいい、ということなのでしょう。
(関連)「原発の管理権、ウクライナに返還を」NPT再検討会議が最終草案(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdddbb6645e9119f433ee87bc61444dff3cf8092
(アメリカの金魚のフンにすぎない日本政府の動きについてはコメントいたしませんが、みなさまもおおよそ推測がつきますよね)
(関連)NPT会議は「失敗」とICAN 最終文書案批判:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/198342
「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のフィン事務局長は26日、米ニューヨークで記者会見し、核拡散防止条約(NPT)再検討会議の最終文書案改定案についてロシアのウクライナ侵攻や核威嚇を「明確に非難していない」と指摘、最終文書が採択されてもされなくても「会議は失敗だ」と訴えた。」
➾「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」という団体は、こういうことを言う団体なのか!? 原発容認の問題もあり、この団体に対する見方や評価を少し変えなくてはいけないのかなと思い始めている。かようなことを言っているから(「ロシア叩き」に専念しているから)、この会議で肝心の核兵器廃絶・削減への道筋が切り開けなかったのではないのか。ロシアに限らず、全ての核保有国の条約上の責任を果たさせるべく、非核保有国や市民平和団体が一致結束をして、全ての核保有国を追及していかなくてはならないハズ。戦争屋の二番煎じをしていてもしょうがない。
(アメリカが主導したINF条約破棄やABM条約破棄についても、その代替の核兵器制限条約の締結を、中共中国なども入れて検討させるべきだったのではないか。日本でのマスごみ報道は、この問題についても情報皆無だった。:田中一郎)
(関連)ABM条約とは - コトバンク
https://kotobank.jp/word/ABM%E6%9D%A1%E7%B4%84-181443
(関連)中距離核戦力全廃条約とは - コトバンク
https://tinyurl.com/yve55x4h
「核兵器の先制不使用宣言」については、NPT会議の場でなくても、国連その他の外交の場で追及していけるはず。可能な限り多くの有志国を集めて連名で(あるいは国連決議を経て)、「核兵器の先制不使用宣言」に関する質問&要請書を全ての核保有国に出状してみてはどうか?
以上
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