« (メール転送です)あわや破局大惨事:青森県六ケ所村再処理工場の高レベル放射性廃液タンクの冷却停止事故=ズサン極まる日本原燃の核燃施設管理態勢と、それを正さない規制委・規制庁の反国民的「超危険」 | トップページ | 本日(7/17)のいろいろ情報:①環境アセスと巨大ダム、②茶番の電力不足と原発再推進、③強い自国通貨は国益か?、④この最高裁判決(6.17)では、また原発事故が起きる、⑤新しいファッショ勢力の台頭と日本の自滅他 »

2022年7月16日 (土)

(報告)(7.9)オルタナティブな日本をめざして(第77回):「被ばくの戦後史」(高橋博子奈良大学教授 新ちょぼゼミ)(2022年7月9日)

前略,田中一郎です。


さる2022年7月9日(土)、水道橋のたんぽぽ舎において、高橋博子奈良大学教授をお招きして、下記講演会を開催いたしました。当日の録画やレジメを添付して簡単にご報告申し上げます。高橋さまにはご多忙中のところ、私ども主催の講演をお引き受けいただき感謝申し上げます。


◆(イベント情報)(7.9)オルタナティブな日本をめざして(第77回)「被ばくの戦後史」(高橋博子奈良大学教授 新ちょぼゼミ)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgRsKjXkvkiXd77Oj?e=XmOlt0

 「国際原子力ムラは、核拡散の防止という名目で、第二次世界大戦の戦勝国であるアメリカ、ソ連、イギリス、フランスなどの核保有国以外の国が核兵器を持てないように縛ることで、その政治的な優位性を維持する体制を築いてきました。それと同時に、世界に原発を普及させることで核保有国の原子力関連企業が継続的に利益を上げられる体制作りでも、大きな役割を果たしてきました。広島、長崎の被爆者や、福島第一原発事故後の福島県民に対する日本政府の対応を見る限り、これまでのところ日本政府は、国際原子力ムラ、特にその中心に居座るアメリカ政府の意向にそのまま従っているように見えます。この状況を変える一歩は、歴史的な事実を丹念に掘り起こすことです」(『核の戦後史』(木村朗・高橋博子著)より)。今回は戦後日本の放射線被曝の歴史に詳しい高橋博子先生にお話をしていただきます。

講 師:高橋博子(たかはしひろこ)さん
奈良大学教授・博士(文化史学)、専門は日米関係史、グローバルヒバクシャ研究、太平洋核実験

◆(当日録画)20220709 UPLAN 高橋博子「被ばくの戦後史」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=G3abtCi0ePg
 https://www.youtube.com/watch?v=G3abtCi0ePg

 <当日のレジメ>
(1)(レジメ1)被ばくの戦後史:パワポ(高橋博子 2022,7,9)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgTWR59ApMJR6Pnkk?e=R9BUwf
(2)(レジメ2)被ばくの戦後史:論文(高橋博子 2022,7,9)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgTYP1tFvH5yZGdNt?e=rnThLi
(3)(資料1)「小型核」の歴史的検証(高橋博子『日本の科学者 2021.1』)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgTelgHAAjtIMHLw-?e=5H8GdK
(4)(資料2)核のくびきからの解放を(高橋博子『出版OB九条の会ニュース』 2022.6.7)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVgTiD3TD2T0Cb7fPH?e=2rO9zY


 <高橋博子教授のご著書>
(1)核の戦後史 Q&Aで学ぶ原爆・原発・被ばくの真実-木村朗・高橋博子著(創元社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033406938&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)核時代の神話と虚像 原子力の平和利用と軍事利用をめぐる戦後史-木村朗/編著 高橋博子/編著(明石書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033313521&Action_id=121&Sza_id=C0

(3)ドラゴン・テール 核の安全神話とアメリカの大衆文化-ロバート・A・ジェイコブズ/著 高橋博子/監訳 新田準/訳 (凱風社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032915201&Action_id=121&Sza_id=D2

(4)封印されたヒロシマ・ナガサキ 米核実験と民間防衛計画-高橋博子/著(凱風社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032711367&Action_id=121&Sza_id=D2

(5)いまに問うヒバクシャと戦後補償 ヒロシマ・ナガサキ、ビキニ、グローバル・ヒバク 重慶爆撃、東京大空襲 通底するものは何か-グローバルヒバクシャ研究会/編 高橋博子/責任編集 竹峰誠一郎/責任編集(凱風社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031791586&Action_id=121&Sza_id=D2


 <関連サイト>
(1)放射線被曝の歴史 アメリカ原爆開発から福島原発事故まで-中川保雄/著(明石書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032660915&Action_id=121&Sza_id=F2

(2)パンフレット :ICRP勧告に支配される日本の放射線被曝対策人びとを危険な被曝被害に導く(伊方原発運転差止広島裁判)
 https://saiban.hiroshima-net.org/pub/panf05/panf05.pdf

(3)パンフレット :福島原発事故後の日本、内部被曝はより危険(伊方原発運転差止広島裁判)
 https://saiban.hiroshima-net.org/pub/panf03/202110_3.pdf


 <「いちろうちゃんのブログ」>
(1)(報告)(11.13)放射線被曝の基本的な解説(第1回目):科学的実証性のない国際放射線防護委員会(ICRP)の「学説」という「つくり話」と3つの勧告の正体(新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-996821.html

(2)(報告)(12.23)放射線被曝の基本的な解説(第2回目):国際放射線防護委員会(ICRP)3つの勧告の正体と、化学毒性・放射能毒性について(新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-ca2a92.html

(3)(報告)(5.21)放射線被曝の基本的な解説(第3回目):DDREF、電離作用と活性酸素、被ばく線量限度問題、子どもたちの被ばく感受性、放射線被曝とエピジェネティクス、福島原発事故の健康被害抹殺他(新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/05/post-eeba6f.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2022)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々

« (メール転送です)あわや破局大惨事:青森県六ケ所村再処理工場の高レベル放射性廃液タンクの冷却停止事故=ズサン極まる日本原燃の核燃施設管理態勢と、それを正さない規制委・規制庁の反国民的「超危険」 | トップページ | 本日(7/17)のいろいろ情報:①環境アセスと巨大ダム、②茶番の電力不足と原発再推進、③強い自国通貨は国益か?、④この最高裁判決(6.17)では、また原発事故が起きる、⑤新しいファッショ勢力の台頭と日本の自滅他 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« (メール転送です)あわや破局大惨事:青森県六ケ所村再処理工場の高レベル放射性廃液タンクの冷却停止事故=ズサン極まる日本原燃の核燃施設管理態勢と、それを正さない規制委・規制庁の反国民的「超危険」 | トップページ | 本日(7/17)のいろいろ情報:①環境アセスと巨大ダム、②茶番の電力不足と原発再推進、③強い自国通貨は国益か?、④この最高裁判決(6.17)では、また原発事故が起きる、⑤新しいファッショ勢力の台頭と日本の自滅他 »

最近の記事

無料ブログはココログ