(拡散希望)放射線被曝毒性と化学物質毒性、防護規制値の違い=放射線被曝防護の基準は化学物質毒性防護の基準の500~1,000倍の甘さだ(田中一郎)
前略、田中一郎です。
(拡散希望)
放射線被曝毒性と化学物質毒性の防護規制値の違いを比較してみました。
別添PDFファイルをご覧ください。
放射線被曝防護の基準は化学物質毒性防護の基準の500~1,000倍の甘さです。1ミリシーベルト(/年)以下なら安全、などというのは全くの偽りであることがお分かりいただけると思います。繰り返しますが、この数字でも、ガン・白血病以外の健康障害は全て無視されているということです。遺伝的障害についても考慮されていませんし、幼児・子供たち・青年の放射線被曝の感受性の高さについても全く無視されています。
(別添PDFファイルは「子ども脱被ばく裁判」最終準備書面(福島地裁)の記述から田中一郎がアレンジしたものです)
◆(別添PDFファイル)放射線被曝毒性と化学物質毒性、防護規制値の違い(田中一郎 2022.5.28)
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVcOabuaTwnq3S2Mw?e=VaSeu5
https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVcOabuaTwnq3S2Mw?e=VaSeu5
◆環境省_低線量率被ばくによるがん死亡リスク
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h28kiso-03-07-03.html
(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)今のところ病理診断のような方法でがんの原因が放射線だったかどうかを確認する方法は確立されていません。そのため、この100ミリシーベルト以下の増加分、つまり最大で1,000人中5人という増加分について実際に検出することは大変難しいと考えられています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上記は嘘八百の犯罪的大嘘です。放射線被曝や化学物質の人間に対する毒性の度合いを調べる場合は「疫学調査」を活用しますが、放射線被曝に関しては、問題だらけの「広島・長崎被爆者調査(LSS)」以外にも、世界中でたくさんの疫学調査結果が公表されており、国際放射線防護委員会(ICRP)が誤魔化している放射線被曝被害の数字よりも、もっと低線量で、もっと多くの健康被害が出ることが実証されています。また、放射線被曝の遺伝的障害についても、既にネズミの実験で立証済みであり(ゲノム不安定性)、人間では遺伝的障害はない、というのも、ほぼ間違いなく嘘八百です。
広島・長崎の原爆被爆被害者の2世・3世の健康状態の実態調査をやれば一目瞭然となるであろうことは明白なのにもかかわらず、戦後1度たりともそうした調査は行われていません。放射線被曝の世界は原子力ムラ・放射線ムラ、及びその代理店政府によって「隠せ、隠せ、隠せ、都合悪けりゃ、みな隠せ」で一貫しています。福島原発事故による甲状腺ガンをはじめ、さまざまな健康障害もまさにそうで、「安全安心キャンペーン」などに騙されていると、福島原発事故による健康障害は一切「なかったこと」(抹殺)にされることになります。
(関連)広島・長崎の原爆被爆者にかかるLSS調査の問題点(抜粋)(中川保雄『放射線被曝の歴史』明石書店)
https://drive.google.com/file/d/1ko0z4Vao4ZSiDklGPEFhJvIv4XmkL8p0/view?usp=sharing
(関連)放射線防護の考え方「年1ミリシーベルト」削除へ〜放射線審議会 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
https://www.ourplanet-tv.org/40321/#:~:text=%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E5%AF%A9%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E3%81%AF2,%E3%82%92%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%8F%E3%80%82
詳しくは、下記をご覧ください。
(1)(報告)(11.13)放射線被曝の基本的な解説(第1回目):科学的実証性のない国際放射線防護委員会(ICRP)の「学説」という「つくり話」と3つの勧告の正体(新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブロ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-996821.html
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-996821.html
(2)(報告)(12.23)放射線被曝の基本的な解説(第2回目):国際放射線防護委員会(ICRP)3つの勧告の正体と、化学毒性・放射能毒性について(新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-ca2a92.html
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-ca2a92.html
(3)(報告)(5.21)放射線被曝の基本的な解説(第3回目):DDREF、電離作用と活性酸素、被ばく線量限度問題、子どもたちの被ばく感受性、放射線被曝とエピジェネティクス、福島原発事故の健康被害抹殺他(新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/05/post-eeba6f.html
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/05/post-eeba6f.html
草々
« (報告)(5.16)コロナワクチンについて知っておいた方がいいこと(「新ちょぼゼミ」:田中一郎) | トップページ | (報告)(5.16)オルタナティブな日本をめざして(第74回):「「新型コロナ」ワクチンの正体と、その危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ) »
« (報告)(5.16)コロナワクチンについて知っておいた方がいいこと(「新ちょぼゼミ」:田中一郎) | トップページ | (報告)(5.16)オルタナティブな日本をめざして(第74回):「「新型コロナ」ワクチンの正体と、その危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ) »
コメント