(5.4)今夏の参議院選挙へ向けた市民の「意見交換会」(明石町区民館):これからの「脱原発」運動をどうするか、「壊憲」阻止はどうすればいいのか、ウクライナ戦争をどう見るか、円安とスタグフレーションの下で経済政策をどうするか他
前略、田中一郎です。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
まもなく参議院選挙が実施されます(7月上旬が投票日とのこと)。今回の参議院選挙が終わると、当分の間、国政選挙はない期間が長く続きます(衆議院の解散がなければ)。それだけに今後数年間の日本の政治の去就を決める重要な国政選挙となります。
しかしながら、今回の参議院選挙は、既にみなさまもご承知の通り、ウクライナ戦争に便乗した自民党・日本維新などの「戦争屋」政治勢力による「壊憲」と「戦争する国」への仕掛けづくりがマスコミを巻き込んで強められているだけでなく、原発・エネルギー問題や、アホノミクス行き詰まりによる円安とスタグフレーションの徴候、苦しくなるばかりの私たちの生活と貧困層の拡大、地方経済社会の一層の衰退、歪んだ形でのデジタル化社会の形成、財政の巨額赤字の累積などなど、これまで懸案とされてきた様々な問題が解決しないどころか、逆に政治主導で益々多くの問題が発生し、それが日本社会を蝕んでいく事態が生まれています。
そんな中、御用組合「連合」とその代理店政党である国民民主党は、野党の立場を投げ捨てて、遅れてきた自民党補完政党・政治勢力へ道を歩み始めているほか、「市民と野党の共闘」の総大将である立憲民主党が腰砕けとなり、今夏参議院選挙の前哨戦とも言うべき石川県知事選挙や参議院補選、あるいは京都府知事選挙や京都府議会補選では、無残なまでの野党勢力の惨敗となりました。また、立憲民主党は、5月に実施される新潟県知事選挙では「敵前逃亡」とも言うべき自主投票を決め込んでいます(御用組合「連合」及び国民民主党は柏崎刈羽原発再稼働推進の現職知事を支持)。現状のままでは、来たる参議院選挙では、野党勢力の地滑り的な大敗北の予想さえ出ています。また、仮に立憲民主党などの野党勢力が何とか持ちこたえて、議席も微増したとしても、現状での野党のあり方では、政治主導の日本破壊は止めることができないように思えてなりません。
◆参院選「前哨戦」は自公に軍配 焦る立憲民主 石川補選の教訓は - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20220425/k00/00m/010/235000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20220426
◆京都府知事選挙・京都府議会議員補欠選挙 投・開票結果/京都府ホームページ
https://www.pref.kyoto.jp/senkyo/senkyo20220410.html
◆立民あやふや どこへゆく、原発ゼロ示さず、自主投票(東京 2022.4.25).pdf
https://drive.google.com/file/d/1cPyYERNbtMUgD810JkR0NuPWVqJH4yV1/view
そこで今回、5月連休を利用して、市民による小規模な「意見交換会」を開催いたします。参加ご希望の方は、レジメの用意がありますので、私宛簡単なメールをお送りください。お電話でも結構です(090ー7284ー0617) MAX20人(今現在は9人です)まで。
<次 第>
日 時:2022年5月4日(水曜日:祝日)午後1時~5時、二次会予定あり(当日参加ご希望を募ります)
場 所:東京都中央区の明石町区民館会議室(5号室)
https://kyobashi7cityhall.jp/about/akashi.html
参加費:会場費1500円+レジメ印刷費 を参加人数で分担します(おそらく500円以内)
その他:当日は、署名・チラシ・レポートやレジメの持ち込みは一切自由です(例外:ヘイト・差別、暴力、児童ポルノ)。
ご留意:ENJOY DEBATE でお願いします。発言は「大きな声よりも中身」が大事です。
当日は、今般の情勢を念頭に置いたうえで、①既成野党をどう考え、有権者としてどう対応するか、②参議院選挙対応をどうするのがいいか、③今後の市民運動・社会運動あるいは政治運動の進め方・在り方、を中心に意見交換したいと思います。それ以外にも、メールの表題に書きましたように、「これからの「脱原発」運動をどうするか、「壊憲」阻止はどうすればいいのか、ウクライナ戦争をどう見るか、円安とスタグフレーションの下で経済政策をどうするか」などなど、いろいろなことに言及して、活発に意見交換をお願いします。
つきましては、下記の『週刊金曜日』(2022.2.25)、及び「れいわ新選組」HPを参考にしたいと思いますので、『週刊金曜日』については図書館等で目を通しておいていただければと考えております。
◆特集:ゆらぐ野党共闘、日本共産党は日本の政治を変えるのか|週刊金曜日公式サイト
https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003404.php
◆れいわ新選組
https://reiwa-shinsengumi.com/
草々
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