ウクライナ情勢(11):①ウクライナ戦争は近未来の日本かもしれない(2つのネット記事から)②オリバーストーンへのインタビュー動画 ③ウクライナ戦争=幼稚な善悪二元論は問題をこじらせるだけです(第三次世界大戦への道)他
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
================================
1.(予約必要)(3.26)オルタナティブな日本をめざして(第72回)「福島原発事故の技術的教訓」(後藤政志さん:新ちょぼゼミ)(2022年3月26日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-0e2d31.html
(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)
(下記は予約受付を終了いたしました)
◆(予約必要)(緊急編)(3.29)オルタナティブな日本をめざして:「ウクライナ情勢」(孫崎享さん:「新ちょぼゼミ」)(2022年3月29日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-3db33b.html
(関連)日本外交と政治の正体|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2185
(関連)(別添PDFファイル)今の日本は一億総ロシア糾弾 国会で一方の意見だけを聞くことが正しい道なのか|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/302960
2.(別添PDFファイル)(チラシ)(3月27日28日)(外環陥没)陥没地域住民限定(マスコミ取材不可)オープンハウス開催
https://drive.google.com/file/d/1AUPgwiqN48y4YwvUPn-JS64yXmGPTrkf/view?usp=sharing
3.キャンペーン
(1)団体賛同 福島第一原発のトリチウム等を含む処理汚染水を海洋放出しないことを求める要望書
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfyi1YgcmegnlKbBRFBQ6hWS_JWp9HrGb2bbXQ0tFXXGAB41g/viewform
(関連)(増補版)福島原発の事故汚染水を海に捨てるな!(トリチウムの危険性を甘く見てはいけない)(田中一郎 2021.10.27)
https://drive.google.com/file/d/10OJXJ0Wtfzlwx4Z4MemH-nIXN6fLcKDp/view?usp=sharing
(関連)注水量毎時5.5トンに増 第1原発1号機、格納容器水位低下受け(福島民友新聞) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1fd2f7afcbdf35d116cf3b56b11090ab04c5944
(2)キャンペーンについてのお知らせ · 署名期間を延長致します · Change.org
https://tinyurl.com/5wvbeh7u
(関連)2030冬季オリンピック・パラリンピック招致に反対します · Change.org
https://bit.ly/3wGRA7T
(3)キャンペーンについてのお知らせ · 小池都知事が神宮外苑再開発計画を承認しましたが、ギブアップしません! 環境アセスメントへの「都民の意見」公述人募集は3-28締め切り!~みんなの意見を届けよう! · Change.org
https://bit.ly/3urhXM9
(関連)神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを! · Change.org
https://tinyurl.com/ycky832u
(関連)明治神宮外苑、「樹木1000本伐採」は許されるのか - 東洋経済オンライン
https://tinyurl.com/yckrpfu8
4.(別添PDFファイル)映画「教育と愛国」(前川喜平 東京 2022.3.20)
https://eiga.com/movie/96700/
(関連)映画「教育と愛国」公式WEBサイト
https://www.mbs.jp/kyoiku-aikoku/
5.戦争と解説(三木義一 東京 2022.3.24)
https://bit.ly/36l58Ly
◆日刊IWJガイド・非会員版「本日7時、岩上安身による国際政治学者・六辻彰二氏インタビュー『米国主導で大量の武器が送られ ウクライナで戦後「白人テロ」拡大の危険』」2022.3.25号~No.3480号 - What's New お知らせ
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50468
================================
「ウクライナ情勢(11):①ウクライナ戦争は近未来の日本かもしれない(2つのネット記事から)②オリバーストーンへのインタビュー動画 ③ウクライナ戦争=幼稚な善悪二元論は問題をこじらせるだけです(第三次世界大戦への道)他」をお送りいたします。
1.(別添PDFファイル)【ウクライナ侵攻】この国会を見ていると日本も必ず戦争に巻き込まれる予感|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/302955
(日刊ゲンダイのネット無料会員になれば、ある程度まで記事が読めます)
(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)ロシアによる侵攻が続くウクライナのゼレンスキー大統領が23日、日本の国会で「オンライン演説」を行った。その様子をNHKはじめテレビ各局が生中継。衆院ウェブサイトでもネット中継され、夕方のテレビやモニター画面はゼレンスキーで埋め尽くされた。
(中略)「一日も早く戦争が終わって欲しいと願わずにいられません。ただ、戦争は力と力の論理であり、日本がウクライナ側についてロシアとの戦争という構図に踏み込んだことを忘れてはいけない。ゼレンスキー大統領の演説が、他国議会でのアジるような演説に比べて穏便で抽象的な内容だったのは救いです。侵略戦争を仕掛けたプーチン大統領が悪いのは間違いありませんが、単純な善悪二元論で判断すると、イケイケドンドンの好戦ムードが高まりかねない危険性がある。それを利用する為政者もいるし、戦争賛美にもつながりかねません」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)
ゼレンスキーの演説後に挨拶した山東参院議長が、「貴国の人々が生命をかえりみず祖国のために戦う姿を拝見し、感動しております」と声を張り上げたことは象徴的だった。
◆戦争は「感動」するものではない
山東は元俳優だが、これは映画などではなく、現実に起きている戦争である。多くの人の命が失われ、生活が破壊されている。断じて、感動しながら拝見する類いのものではない。家族や生活を奪われたウクライナ国民に心を寄せていれば、こんな言葉は出てこないはずだ。あくまで「国家」の為政者目線なのである。
山東は最後に「ゼレンスキー閣下、そして親愛なる日本の国会議員の皆さま、ともに頑張ってまいりましょう」と鼓舞していたが、「頑張る」って何をだ? 戦争をともに頑張るよりも、戦争を終わらせるために知恵を絞るのが政治家の仕事ではないのか。
「戦争に良いも悪いもない。このまま戦争が続けば、ウクライナ国民だけでなく、ロシアの若い兵士もたくさん死ぬのです。とにかく早く戦争を終わらせること、もっと言えば起こさないことが重要で、即時停戦を強く訴えることが、平和憲法を持つ日本の責務でしょう。難民の支援など、日本ができる人道支援は必要ですが、争いを長引かせるような支援はすべきではない。連帯すべきは戦争を継続するウクライナ政府ではなく、戦火に襲われているウクライナ国民のはずです」(五十嵐仁氏=前出)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(山東昭子にヘルメットと防弾チョッキを持たせてウクライナに派遣してやればどうか。そして戦争が終わるまで帰ってくるな!:田中一郎)
2.(別添PDFファイル)ロシア巡る緊張緩和、戦争放棄へ、被爆国の責務(千田悦子 朝日 2022.3.24)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15243250.html
私もこの記事に注目していました。賛成です。目指すべきは、停戦・和平合意であり、海外の「外野席」は、これに全力を挙げるべきです。善悪二元論に立っての戦争当事者の「色分け」ではありません。いまこそ「戦争放棄」の国際政治哲学を日本は強く打ち出すべきです。
私は停戦・和平合意において最も厄介なのが、ウクライナに潜入している「戦争屋」たち(ウクライナ政権側とロシア側の両方がいる)の扱いだと思っています。停戦破り・もぐりテロ行為などに走る可能性が高く、ようするにせっかくの停戦を「引っ掻き回し」に来るということです。戦争を続ければ続けるほど、憎悪の連鎖は広がりますから、ますます扱いが厄介になっていきます。早く戦闘行為=組織的殺人行為をやめさせないといけない。
ウクライナ国内での彼らの武装解除をどう進めるのかが、ずいぶんと厄介ではないかと推測します。それは言い換えると、時代遅れで偏狭なナショナリズムをどう克服していくか、という問題でもあります。
*「戦争屋」
ネオナチを含む武装した暴力極右
民間軍事会社(退役軍人が多い)
海外からの「義勇兵」という傭兵
一般市民(民兵)のうちの強硬派
(下記はメールの一部転記です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)千田さんは、ロシア人もウクライナ人もお互い親戚も多く本当は戦いたいとは思っていないことを、まず知っておいて頂きたいと書かれています。そして「核使用も辞さないと言うプーチン大統領を追い詰めることは、人類にとっては得策でないかもしれない。ロシアの歴代大統領が恐れてきたNATO拡大についてロシアの言い分を聞きつつ、今後の緊張を緩和する方向性をNATO全体で探る必要があるのではないだろうか。」と考えています。
そして最後に「世界が存続の危機に立つ今、唯一の被爆国であり、恒久平和を希求して戦争放棄した国民として、日本人が新しい戦争放棄というパラダイムを世界に提案すべきではないか。武装強化は問題解決どころか対立を深める。中庸が肝心だと私は考えている。」と書かれています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(山東昭子の発言(上記)と比べてみてください:田中一郎)
3.(必見)オリバーストーンへの直近インタビュー
(1)ウクライナ オン ファイヤーのオリバー・ストーン監督がプーチンについて語る
https://odysee.com/@Jano:7/20220321PBD-Podcast--EP-133--Legendary-Film-Maker-Oliver-Stone720p-1647793622076_exported:6
https://odysee.com/@Jano:7/20220321PBD-Podcast--EP-133--Legendary-Film-Maker-Oliver-Stone720p-1647793622076_exported:6
(2)ウクライナ オン ファイヤーのオリバー・ストーン監督がウクライナネオナチ・ドンバスの虐殺について語る
https://odysee.com/20220322OliverStone3:eaa9bc70b761488088f4dc31b0851f5ed8358984
https://odysee.com/20220322OliverStone3:eaa9bc70b761488088f4dc31b0851f5ed8358984
(3)ウクライナ オン ファイヤーのオリバー・ストーン監督がバイデンについて語る
https://odysee.com/@Jano:7/20220322OliverStone2:6
https://odysee.com/@Jano:7/20220322OliverStone2:6
(関連)ウクライナ・オン・ファイヤー(2016)、オリバー・ストーン監督
https://odysee.com/@jimakudaio:9/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC:6
4.私の発信メール
(1)(他のMLでの議論です)ウクライナ戦争=幼稚な善悪二元論は問題をこじらせるだけです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ある人のメールを一部抜粋)
◆「しかしながら今回のロシア軍のウクライナ侵攻は、NATOからの挑発などの理由をつけても正当化できないものだと思います。(中略)侵攻したロシアも悪いが、挑発したNATOも悪いという指摘は、今回の軍事侵攻の責任をあいまいにするだけです。」
・・・・・・・・・・・・・・
「しかしながら今回のロシア軍のウクライナ侵攻は、NATOからの挑発などの理由をつけても正当化できないものだと思います」⇒ 正当化している人がいるのですか? いないのに何故、かようなことを書くのでしょう? ロシアをやっつけたいから? だとすれば、まるで子どものように情緒的ですね。(私などは、何度もロシアの軍事侵攻は断固として許しがたいと言ってきましたが、それを「正当化」と情緒的に逆読みするのでしょうか?)
これまで何度も申し上げてきましたが、再度、申し上げておきます。幼稚な善悪二元論は問題をこじらせるだけです。
ロシアも悪ければ、アメリカ・NATO側も悪い、それだけのことです。どっちがどれだけ悪い、こっちが大きく悪いから、他方も悪いと言えば、その悪がボケる、こんな議論は国際紛争を解決方向で考える場合には、幼稚で有害でさえあります。外野席から和平交渉を妨害するものでしかありません。
昨日ご紹介した伊勢崎賢治氏の議論を熟読すべきです。ウクライナ戦争は日本と関係が薄いので、日本では評論家稼業のようなことで済んでいますが、日本と密接に関係する極東での武力紛争の場合には、そうはいかないでしょう。現在の一方サイドに傾いたマスごみ報道、これは極東紛争の場合にはもっと極端になり、日本国内での一種のヒステリー現象を生み出しかねません。想像しただけでもぞっとします。
戦争当事者に善悪の度合い付きレッテルを貼って、国外の外野席から一方サイドを叩くようなことは、戦火に油を注ぐことになるのです。ゼレンスキーの国会演説など、もってのほかです。招くのなら、停戦・和平合意後にすべきです。そもそもウクライナに潜り込んでいる「戦争屋」(暴力極右民兵や民間軍事会社PMCや義勇兵と言われる傭兵たち)にとっては、戦争の善悪や民主主義・自由など、どうでもいいことです。
幼稚な善悪二元論は問題をこじらせるだけです。この戦争で、我々は「戦争にどう対峙するか」「戦争時の情報の扱い方・受け止め方」をクールヘッドでしっかりと学習しなければいけません。
◆ウクライナ危機に国際社会はどう向き合うべきか 緩衝国家・日本も迫られる平和構築の課題 東京外国語大学教授・伊勢崎賢治氏に聞く - 長周新聞
https://bit.ly/3Ipgefb
今回の戦争と似たような事件として
*キューバ危機とケネディ・アメリカ
*ベトナムのポルポト・カンボジア侵攻
*ユーゴ内戦
*シリア内戦
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)こうした議論は第三次世界大戦への道です
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.旧東欧諸国にNATO拡大をしてきたのは欧米の「軍産情報複合体」と「戦争屋」たちです。その代表格が、今般死去したアメリカの元国務長官オルブライトです。彼女はチェコ出身です。ロシア嫌いが強烈だったのかもしれません。
(下記はメール転送です:一部加筆修正)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オルブライトはチェコ出身の移民で、反ロシア感情が強烈だったのではないかと思われます。NATOの東方拡大をアメリカから推し進めた第一人者ですね。しかし、おそらくは、その背後で、アメリカの「軍産情報複合体」と癒着して腐敗していたクリントン民主党政権がオルブライトを操っていたであろうことはほぼ間違いなく、今日のバイデン政権はその流れを汲んでします。
2016年の大統領選挙では、ウクライナがポロシェンコ大統領を筆頭に、政府組織を挙げてヒラリーを応援し、トランプ批判を露骨に展開していたと、先般お送りしたオリバー・ストーン氏の2019年映画で描かれています。
◆マデレーン・オルブライト - Wikipedia
https://tinyurl.com/ywpsdn66
◆オルブライト氏が死去 女性初の米国務長官- 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN23E420T20C22A3000000/?n_cid=NMAIL007_20220324_H
日本の民主民進党=つまりは国民民主党・立憲民主党が、同じようなことをしなければいいがと懸念するばかりです(「壊憲」勢力である自民党や日本維新は論外です)。台湾有事が危なくなってきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.NATOはウクライナの加盟が条件として難しいとしながら、今回、NATOやEUやアメリカは、何故、加盟国と同じような対応=つまり戦争当事国であるウクライナに軍事支援をしているのでしょう?
3.ウクライナ国内に潜入した「戦争屋」(アゾフ大隊やネオナチを含む暴力極右民兵、民間軍事会社PMC,海外からやってきた武装傭兵たち:ロシア側とウクライナ側の両方にいます)は、国会の手続きやNATO加盟の条件や、自由や民主主義や人権など、歯牙にもかけてはいません。
4.旧ソ連圏にNATOが進出したのは、それぞれの国でそれなりの手続きを取っていたのだから問題ないというのなら、アメリカ周辺の国が同じように核ミサイルを配備しても構わないということになりますね。キューバ危機の再現です。国際政治は、そういう「手続き論」では片づかないのです。
5.「プーチン・ロシア100%悪玉論 & ゼレンスキー・ウクライナ100%善玉論」では問題は解決しないと何度も申し上げています。
6.ウクライナ軍側は、正規軍だけでなく、海外部隊や民間軍事会社や一般市民民兵も混然一体になって、あちこちの民間施設を武力戦闘に利用し、武器弾薬を保管してみたり、民間施設をあたかもトーチカのように活用して、侵攻してくるロシア軍に発砲したりしていて、ロシア軍もこれに反撃しているのでしょう。特に被害がひどいマリウポリは、あの悪名高きネオナチ暴力組織と言われる「アゾフ大隊」の本拠地だそうです(水島朝穂早稲田大学教授)。「アゾフ大隊」の「アゾフ」とは、マリウポリ市の目の前にある「アゾフ海」(黒海の北東部の湾)からきているようです。
7.ロシアを追いつめる・強く敵対することは、冷戦時代は回避されてきました。下記のような議論を進めていけば、戦闘行為は終わることがなく、それを見かねたNATO軍や米軍が戦闘に介入すれば、あっというまに核戦争の第三次世界大戦へとエスカレートしてしまう危険性があります(かなり高い危険性だと見ています)。先般お送りしたオリバーストーンの3番目の映画「リビーリング ウクライナ」でも第三次世界大戦=核戦争が予想されています。単純な善悪二元論は禁物です。
◆ウクライナ情勢(10):①ウクライナの原発近況報告(川崎陽子さん)②映画「オリバーストーン・オン・プーチン」(2017年)③日刊IWJ号外(1)~(5)④いわゆる「経済制裁」についての私の基本的な考え方他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-597cdc.html
8.ロシアの今回の軍事侵攻は国際法違反の暴挙であり、断固として認めるわけにはいきません。また、ロシアにはたくさんの問題があり、とりわけ人権侵害や国家主権侵害の罪悪は深刻です。改めていただかないといけません。しかし、それは、アメリカもまた、同じです。
9.目指すべきは、停戦・和平交渉妥結であり、善悪二元論による「色分け」ではありません。あらゆる戦争は人類にとって「最悪」のふるまいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.ゼレンスキーは「英雄」か? ウクライナに武器と金を送ることは本当に「正義」なのか?(川口 マーン 惠美) - 現代ビジネス - 講談社(1-4)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/93698
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3ca93568d88dc9b4360dcf8ebeac67bd64d9e2f
(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オンラインスピーチに感じる違和感
ウクライナのゼレンスキー大統領が、世界各国であたかも英雄のように奉られている。 2月19日、ロシアの大軍がウクライナ国境に張り付き、緊張が高まっていた最中、突然、ミュンヘンの安全保障会議に現れてスピーチをしたのには大いに違和感を持ったが、今では立て続けにオンラインスピーチが続く。
鈴木宗男の激白「ゼレンスキーが挑発しなければ、こんなことにならなかった」 皮切りとなった3月1日のEUの欧州議会では、最後にほとんどの議員が立ち上がり、モニターに向かって拍手喝采という大成功。8日にはロンドンの下院、16日には米ワシントンの議会、17日にはドイツの国会、20日はイスラエルの国会「クネセト」、22日にはイタリアの国会、ついに23日には日本、フランス。他にもありそうだが、フォローしきれない。
それにしても、いったい各国の国会議事堂は、いつからウクライナ劇場になったのか。すでに3月19日、岡本裕明氏がご自身のブログで、「そもそも何かがおかしいゼレンスキー大統領の演説」として次のように書いている。
〈まず、シナリオライターが誰で、何の目的で議会演説をアレンジしているのでしょうか? 私は彼のそばにアメリカ人の補佐がいると聞いています。そして彼の演説には武器供与などの支援を求め、ウクライナへの賛同を呼び掛けていますが、これは主要国を戦争に巻き込む行為に近く、世界を二分化するリスクをはらみます 〉
〈もちろん、現在、置かれている状況に対して皆さんと同様、深い懸念とただちの停戦を求めますが(略)、なぜ、ウクライナがあんな事態にならなくてはいけなかったのか、政治的な判断ミスはなかったのか、外交的交渉でとどめることはできなかったのか、プーチン氏がなぜ、あそこまで踏み込んだのかなど、それらの背景が必ずあるはずなのです。ゼレンスキー氏はヒーローではないのです。ここまで混とんとさせた当事者だということは頭の片隅に置いておくべきでしょう 〉 全く同感だ。
ウクライナから流されてくるのは、ロシア軍が攻めてきたとき抵抗するために、市民がビールの空き瓶でせっせと火炎瓶を作ったり、若い女性が機関銃の操作を教わったりしている映像だ。そして、そんな市民に向かってゼレンスキー氏は、祖国防衛だ、武器を持って戦え! と発破をかける。これではまるで玉砕の勧めだ。しかも、彼は、ウクライナは世界の民主主義の防衛のために戦っているのだからと、世界中に向かって、自分達を助けろ、武器をくれと、せっせと呼びかける。援助を受けることが、まるで彼らの当然の権利であるかのように。
武器や資金を拠出することの意味
しかし、戦争は目下進行中であり、状況は単純ではない。もちろん他国に攻め込んだロシアに弁解の余地はなく、これを許してはいけないことは当然だが、しかし、戦争の意味を判定するのはのちの歴史であり、国会議員でもNATOでもない。
いや、戦争の歴史は概ね勝者が作るものなので、いくら時間が経っても、本当はどちらが正義であったかがわからないことがほとんどだ。それなのに、今、戦争当事者の一方を善と決めつけて、援助一本槍でいこうとしている欧米、および日本の態度には大きな落ち度があるのではないか。
(続きは上記サイトをご覧ください)
====================
<「いちろうちゃんのブログ」>
1.ウクライナ情勢(1):(メール転送を含む)ウクライナ情勢についての情報が、この日本では偏りすぎているのではないか(欧米やロシアという国外勢力だけでなく、ウクライナ内部に「戦争屋」がいるのではありませんか?)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/02/post-4931c8.html
2.ウクライナ情勢(2):松尾匡立命館大学教授(「薔薇マークキャンペーン」)による「戦争反対!」声明について- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/02/post-09d303.html
3.ウクライナ情勢(3)他のMLでの議論です:「ロシア100%悪玉論&ウクライナ・欧米100%善玉論」では問題は解決しない=「悪玉」は戦争・武力行使による国際紛争の解決であり、暴力を伴うナショナリズムである- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-1b4ad9.html
4.ウクライナ情勢(4):この戦争に対して日本の市民運動・社会運動はどう対応すべきなのか?=あくまで早期停戦・平和的解決の提唱です(この間まで対米隷属・首相官邸忖度のマスごみによる煽り報道を真に受けるな!)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-2fa3b2.html
5.ウクライナ情勢(5):3つのメールとウクライナ戦争に関する関連サイトなど:ロシアとウクライナ双方が武力行使をやめ(停戦)住民の命と生活を最優先にした戦後処理のための交渉の席につけ、日本の戦争屋はこの悲劇に便乗するな!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-a50d8d.html
6.ウクライナ情勢(6):(メール転送です)ウクライナの原発近況=依然として実態が不明のまま、懸念は大きいままです- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-ccd198.html
7.ウクライナ情勢(7):(メール転送です)ウクライナの原発近況(続)=チェルノブイリ原発他:「三陸の海を放射能から守る岩手の会」永田文夫さん提供他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-2a7850.html
8.ウクライナ情勢(8)(メール転送です):今回、ロシアが何故ウクライナに侵攻したかを過去の経緯に遡って理解することと、停戦・和平協定実現のためのリアリズムとプラグマティズムを持つことが大事(愛国主義で戦争を煽るな!)(必見サイトなど)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-6fb210.html
◆(メール転送です)【日刊IWJガイド号外】岩上安身です。ウクライナ関連のスクープです:ウクライナのネオナチ・民族主義極右民兵について & ウクライナ戦争関連の必見サイト- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-783a79.html
9.ウクライナ情勢(9):この戦争はプーチン・ロシアだけでなく、ウクライナ国内外に跋扈するネオナチや暴力極右民族主義者たち「戦争屋」が一般市民を巻き込んで展開する殺し合いではないのか!?(その背後に欧米NATOの「軍産情報複合体」)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-5f8059.html
10.ウクライナ情勢(10):①ウクライナの原発近況報告(川崎陽子さん)②映画「オリバーストーン・オン・プーチン」(2017年)③日刊IWJ号外(1)~(5)④いわゆる「経済制裁」についての私の基本的な考え方他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-597cdc.html
草々
« ウクライナ情勢(10):①ウクライナの原発近況報告(川崎陽子さん)②映画「オリバーストーン・オン・プーチン」(2017年)③日刊IWJ号外(1)~(5)④いわゆる「経済制裁」についての私の基本的な考え方他 | トップページ | (他のMLでの議論です)諫早湾干拓事業裁判で、また日本の司法は職責を放棄して「行政追従判決」:国の請求認め、諫干開門命令「無力化」 請求異議訴訟差し戻し控訴審判決 »
« ウクライナ情勢(10):①ウクライナの原発近況報告(川崎陽子さん)②映画「オリバーストーン・オン・プーチン」(2017年)③日刊IWJ号外(1)~(5)④いわゆる「経済制裁」についての私の基本的な考え方他 | トップページ | (他のMLでの議論です)諫早湾干拓事業裁判で、また日本の司法は職責を放棄して「行政追従判決」:国の請求認め、諫干開門命令「無力化」 請求異議訴訟差し戻し控訴審判決 »
コメント