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2022年2月27日 (日)

(予約必要)(4.27)オルタナティブな日本をめざして(第73回):「生命操作時代の科学・技術、社会」(上林茂暢先生:新ちょぼゼミ)(2022年4月27日)

前略,田中一郎です。
(2022年4月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)


◆(別添PDFファイル)(チラシ)(4.27)オルタナティブな日本をめざして(第73回):「生命操作時代の科学・技術、社会」(上林茂暢先生:新ちょぼゼミ)
 
https://drive.google.com/file/d/1ovPd6BmO7MOe1ad08-fIFzq2EjBGNUyp/view?usp=sharing

 
医療・医学やバイオ技術の発達により、現代社会では様々な生命操作が可能になってきており、自然界の生物や人体はもちろんのこと、人間の受精卵やiPS細胞などの活用についても、日進月歩でその検討が進められてきています。昨今では、CRISPR-Cas9という人工制限酵素を使ったゲノム編集という技術が注目され、既に食料品や医薬品、あるいは様々な素材の開発に応用されていますが(それはそれで大問題をはらんでいます)、他方で、人体への適用も具体化・本格化されようとしているところです。しかしながら、その科学技術の進め方については様々な問題が起きており、とりわけ科学技術の社会的な観点から見た在り方、あるいは科学技術の組織のされ方、展開の仕方などなど、幅広い分野の専門家や市民の意見が反映されるべきものが、あたかも置き去りにされているかの観があります。言い換えれば、科学技術というものが、科学者の興味関心の野放図な開放や、金もうけ資本の功利主義的な営為、あるいは国家権力の身勝手な思惑に無原則にゆだねられ、近未来において、予期せぬ悲劇をもたらしかねない事態を生み始めているということです。今回は医療の現場から、この分野に強い関心を持っておられる上林茂暢先生においでいただき、ご講演をいただきます。奮ってご参加ください(なお最初の1時間は主催者側からのプレゼンを予定しています)。

講師:上林 茂暢(かんばやし しげのぶ)さん
1967年東京医科歯科大学医学部卒業。1972年医療法人財団健和会柳原病院入職。1994年医療法人健和会みさと健和病院院長、1998年龍谷大学社会学部地域福祉学科教授を経て、現在、柳原病院在宅診療部、ゲノム問題検討会議賛同人


<次第>
日 時:2022年4月27日(水) 18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、セブンイレブン、
 鉄建建設本社ビルを過ぎて、次の交差点(酒屋さん)を右折、ケバブ店の隣
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: tanpopo3238@gmail.com  URL: http://www.tanpoposya.com/     

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


 <上林茂暢先生のご著書>
(1)診療科目の歴史と医療技術の進歩-上林 茂暢-山内 常男【共著】(日本医療企画)
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784864391818
(2)先端医療 - 上林 茂暢【著】(講談社)
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784061489745

 <関連サイト・情報など>
(1)(別添PDFファイル)医師・技術者が問う、原発と現代社会(上林・後藤・落合 2011.6.17)
 https://drive.google.com/file/d/10v7H5CAxz_lnSElCaKs07KMxWQcUhUHZ/view?usp=sharing
(2)バイオテクノロジー基礎講座:「バイオテクノロジーと生命倫理と法」(神戸大学大学院法学研究科 丸山英二)
 http://www2.kobe-u.ac.jp/~emaruyam/medical/Lecture/slides/041022trikobe.pdf
(3)いのちを“つくって”もいいですか? 生命科学のジレンマを考える哲学講義-島薗進著(NHK出版)
  https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033392554&Action_id=121&Sza_id=C0
(4)ゲノム操作と人権 新たな優生学の時代を迎えて-天笠啓祐著(解放出版社)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034095357&Action_id=121&Sza_id=E1
(5)ゲノム編集とは何? 何が問題?(天笠啓祐 2019.4.23)
 http://www.com-info.org/medical.php?ima_20190423_amagasa 


 <いちろうちゃんのブログ>
(1)(報告)シンポジウム「そもそも命はだれのもの?」(天笠啓祐、島薗進、アーサービナード)& (悪質言論妨害)福井の高校演劇から表現の自由を奪わないで!顧問会議は『明日のハナコ』の排除を撤回してください。 ·- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-cf4b86.html

(2)(報告)(6.13セミナー)一線を越えた生命操作=新たな世界とその危険性(天笠啓祐さん)=「ゲノム編集」無政府主義とともに規制緩和・撤廃でやりたい放題となってきた「遺伝子治療」と「新型コロナ」ワクチン- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-7cbb6d.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2021)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々

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