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2022年1月

2022年1月31日 (月)

JR東海はリニア新幹線の建設を中止せよ!(その2):(他のMLでの議論です)「事業を中止するためには、反対グループをまとめて「国民運動」に格上げすることは最低必要だと思っています」(いただいたご意見より)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(別添PDFファイル)(チラシ)(2.14)「子ども脱被ばく裁判 控訴審」第2回公判:仙台高裁
 https://www.facebook.com/photo/?fbid=2021097798064723&set=pcb.2021098008064702


2.(予約必要)(2.22)オルタナティブな日本をめざして(第71回)「いま日本大学でなにがおきているのか:日本の私立大学が抱える諸問題」(長沼宗昭さん:新ちょぼゼミ)(2022年2月22日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-853810.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


3.新刊書ご案内

(1)デザイナーベイビー-岡井崇/著(ハヤカワ文庫)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033331620&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)命は誰のものか-香川知晶/〔著〕(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034199961&Action_id=121&Sza_id=D1

(3)情報と国家 憲政史上最長の政権を支えたインテリジェンスの原点-北村滋/著(中央公論新社)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034246467&Action_id=121&Sza_id=C0

(4)治安維持法 なぜ政党政治は「悪法」を生んだか-中澤俊輔/著(中公新書)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032771925&Action_id=121&Sza_id=C0

 

4.(別添PDFファイル)「生きていくうえで大切なことは全部、憲法前文に書いてある」=松元ヒロさんの舞台から(『生活と自治 2022.1』)

 https://drive.google.com/file/d/1sth6TadULJkH-fySyVrmW98HcYIC4fHK/view?usp=sharing

 

(関連)自民が改憲運動の全国展開始動 2月から、集会など(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/777c5c62ed890197528f397e6236bf0e5799eac7

 

5.石田勇治 東京大学大学院教授 「ヒトラーとは何者だったのか」 2016.12.9 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=Mg5MlCZ-M6M

 

(関連)【橋下徹】菅直人元首相「橋下徹はヒトラー想起」批判のトンチンカン…愚鈍にも程がある|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/300586

(関連)泉立民代表、「ヒトラー投稿」関与せず 自民幹部は非難(時事通信)- Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/851f070600f8146f058ece663fc9533f019b439b

(関連)菅直人氏「脅し通用しない」 ヒトラー投稿巡り維新に反発 - 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20220129/k00/00m/010/169000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20220130

 

6.「性行為に同意なし」、控訴審判決も伊藤詩織氏の性被害認定(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/58ba23a3213279a2faf2c52ca6084648378cd2cb

 

(関連)伊藤詩織氏の性被害、二審も認める ただし公表内容の一部は「不法」(朝日新聞) 望まない性行為で精神的苦痛を受けたとし…|dメニューニュース(NTTドコモ)

 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi/nation/ASQ1S61MJQ1PUTIL05F

 

(関連)「一審同様、私(伊藤詩織氏)の同意のないままに行為が行われた事が認められた!」 高裁も山口敬之氏の性的暴行を認定!~1.25元TBS記者山口敬之氏の控訴審判決言い渡し後のジャーナリスト伊藤詩織氏と弁護団の記者会見 - IWJ Independent

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501545

 

7.「限界を超えた爆音を止める」原告数は40年前の40倍に 嘉手納基地周辺の「静かな夜」を求め提訴-沖縄タイムス+

 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/902007

 

8.(別添PDFファイル)米価はなぜ、こんなに下がったの? 米づくりは大丈夫?(『生活と自治 2022.2』)

 https://drive.google.com/file/d/1qPYVEOah-RIRJhVK1yphVU_7ZJho9d_p/view?usp=sharing

 

(国が国産米を買い上げて、それを学校給食や子ども食堂、あるいは貧困対策に使えばいい。「お米券」をつくって配ればいい。この国の政府は何をしているのか? ひん死状態の日本の農業や食料自給率を支えているのは稲作農業、これを大事にしないで何の政府か!? バカ丸出しにアメリカから大量の兵器を巨額なカネで買う財源があるのなら、そのカネを食料自給率向上のための政策に使えばいい。食料自給できない国が安全保障もへったくれもあるか! およそ主食を大切にしない国は、いずれ没落して滅亡する。:田中一郎)

 

(追:牛乳でも同じ愚かな農政を繰り返している=何故、国が国産生乳を買い上げてバター&脱脂粉乳にしておかないのか? 乳製品は元来、生産と消費のタイムラグを利用した牛乳の需給調整の1つの手段である。しかも、バターはこのところ恒常的に不足状態にある。「新型コロナ」騒動が解消し、牛乳・乳製品の販売が正常化したら、加工用生乳を飲用に回して(追加的に国が牛乳券を配ればいい)、国が買い上げた生乳でつくったバター&脱脂粉乳を使用に回せばいい。生産者・農家には主食米を作らずに飼料米を作れと言い、他方で日本の畜産・酪農をつぶすような農業政策をやっている、この国の馬鹿政府はどうしようもない。農業政策をきちんとするには生産者・農家は選挙で自民党や公明党の政治家どもを落選させればいい。そうしないと、まもなく日本の農業は「安楽死」させられるだろう。:田中一郎)

 

(関連)“生乳” 大量廃棄の可能性 業界団体が危機感強める - 新型コロナ 経済影響 - NHKニュース

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211211/k10013384611000.html

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今回は他のMLでのリニア新幹線をめぐる議論をご紹介するとともに、直近のリニア新幹線関連の情報をいくつかお送りいたします。

 

(関連)JR東海はリニア新幹線の建設を中止せよ!:財産権侵害の違憲工事、南アルプス環境破壊、大井川水枯れ、危険極まりない無人列車、うまくいっても不採算=有害無益の葛西敬之(よしゆき)独断事業- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-ba6916.html

 

1.河登一郎さんからのメール(1)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

皆さま;

*私は、本件は今のままだと完成してしまう可能性大だと思っています。

*JR東海も・政府(国交省・経産省・首相)も・愛知県も・大阪府も・途中の駅が生まれる自治体も「早く実行せよ」。

*一方、無数の団体が反対しています。反対する団体は無数にありますが、それぞれは小さくて力もない。

*ですから本事業を中止するためには、反対グループをまとめて「国民運動」に格上げすることは最低必要だと思っています。

*しかし、私ではこの運動をリードする力/名前がありませんので、反対訴訟の代表である「川村慶応大名誉教授」に「反対国民運動を先導して欲しい」と手紙を出しました。

*川村先生から丁重なご返事を頂き、「河登さんの発言には全く同感」「国民運動が必要なことも賛同する」「但し自分は現在訴訟を抱えていて時間が取れない」「だから2月末に予定されている1都6県の打ち合わせ事務局会議で相談したい」とありました。

*「赤旗」も反対していますし、大深度法に基づく工事に反対するグループもあります。

*これらの反対グループを、JR東海が静岡県に対して水の減量分をどこかから調達するまで(そうすれば静岡県が反対する理由がなくなる)に「国民運動」に盛り上げなければなりません。簡単ではありません。

*皆さまのご協力が頂けると心強いです。

 

2.私の返信

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おっしゃる通りです。

ポイントは、リニア新幹線工事が大深度地下利用法という、今では法的根拠を失い違憲状態となっている法律に基づいて行われている違憲工事であるということ、工事を進めるのなら、沿線上及びその周辺の土地所有者や地上権者の承諾を得て行う必要があり(事実上不可能)、それを無視して工事を進めるJR東海は、他人の財産権を侵害する犯罪組織ということになります。大深度地下利用法は典型的な違憲無効の法律です。

 

ものごとを根本から適正化するには、政治を変えなければなりません。ホンモノの政権交代です。このリニア新幹線がJR東海の葛西敬之(よしゆき)の「ツルの一声」ならぬ「蛇蝎の独断」で実施され、JR東海内にこの無謀な事業に反対できる人間たちがいなくなっていることも、大きな原因の一つです。このリニア新幹線事業を進めれば、やがてJR東海は大きなトラブルを引き起こし、かつ、正常に運営をしていても赤字路線となって、経営の足を引っ張ることになるでしょう。人口減少社会の日本には無用の新幹線であり、また、このリニア新幹線がカネクイムシであるがゆえに、今ある東海道新幹線のメンテナンス=特に安全の維持確保のための工事が手抜きされ、こちらでも大事故を招きかねなくなっていきます。つまり、リニア新幹線は「百害あって一利なし」です。沿線自治体が、静岡県を除いて(静岡市も賛成している様子)、かようなものを歓迎しているところに、今日の日本の歪んだ姿が見て取れます。

 

私が見るところの問題点を下記に列記しておきます。

 

(1)同じく大深度地下利用法に基づく工事で苦しめられているのが外環道、この反対運動としっかりと協力・連帯して進める必要があること。こちらはNEXCO東日本、中日本、共通するのは国土交通省です。国土交通省を抜本的に改革すれば、巨大ダムや巨大堤防や巨大防潮堤などを含む多くのバカバカしい「ゼネコン強靭化」政策は止められますが、自公政権である間はダメです。国土交通省の大臣は、自公政権下では公明党の議員だということも念頭においてください。諸悪の根源は政治であり、これを転換しない限り、この国は政治が主導して失敗を繰り返し、その反省もしないままに、どんどん没落していくでしょう。

 

(2)立憲民主党の態度が非常に気になります。外環道工事差止裁判の報告会には、以前は初鹿議員がよく来ていましたが、その後は姿を見せなくなっています。それ以外の立憲民主党の議員は来たことがなく(大河原まさこさんはたまに来てくれていたかな?)、また、大深度地下利用法に対して廃止法案を国会に提出して、議論を挑もうとする動きもありません。提案型だとか何とか言っていますが、自公政治を補完する提案くらいしかできなさそうなのが今の泉健太立憲民主党です。

 

(3)国民民主党はその背後に労働貴族の御用組合「連合」がおり、JR東海労組の主流派もその一員です。JR関連の労組の動きについては私は詳しくありませんが、ネット検索すると下記のようなものがヒットします。リニア新幹線に反対している労組は少数派であり、新規加入者は皆無と書かれています。およそ想像がつきますが、国民民主党は、たとえば代表の玉木雄一郎が下記のようなことをつぶやいていますから、基本はリニア新幹線「推進派」と見ていていいでしょう。国民民主党など、今日の日本にとってマイナス以外の何物でもなく、自公政治の補完物にすぎません。なお、社会民主党は、大深度地下利用法制定の際は賛成した様子ですが(社会民主党の弱点・欠点はこういうところです。今般も日本農業破壊のRCEPに賛成をしています)、現在はリニア新幹線の工事を中止しなさいと主張しています(福島みずほ氏)。

 

(参考)JR東海労働組合 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%B5%84%E5%90%88

(参考)東海旅客鉄道労働組合 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%97%85%E5%AE%A2%E9%89%84%E9%81%93%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%B5%84%E5%90%88

 

(参考)玉木雄一郎(国民民主党代表)さんはTwitterを使っています 「リニアと整備新幹線で全国を1つの経済圏に統合する「地方創生回廊」って、極めて昭和な風情…民営化したのだから、原則JR東海の経営判断に任すべき話なのに、まだ国鉄の頭なのか。それに「全国を

 https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/738971167835316224

(このサイトに出てくる私と同姓同名の人物は私ではありません)

 

(4)当面の注目は、リニア新幹線裁判(全国で確か少なくとも3つか4つあったと思います これも運動としては一本化して「連絡会」をつくってネットサイトをリンクさせるとか、共通会報をだしていくとか、いろいうろ課題があるでしょう)と、川勝平太静岡県知事の動きです。川勝平太静岡県知事は、浜岡原発の再稼働を止める役割も担ってくれていて、現段階ではとても貴重な存在です。しかし、私は川勝平太静岡県知事への有権者・市民の応援・支援・支持が不十分、ないしは足りないと感じています。川勝平太静岡県知事を孤立させてはいけない。特に静岡県民は、自民党や公明党や維新や国民民主党など、リニア新幹線と浜岡原発再稼働にはっきりと反対しない、こうしたゴロツキ・デタラメ・チンピラの類の政治家や政党を支持したり、応援したりしてはいけないのです。自分で自分のクビを締めることになります。

 

(5)この国は、第二次アベ政権成立以降の約10年間で、「2012年体制」(中野晃一上智大学教授)という、どうしようもない反知性主義の「翼賛型下劣政治体制」が出来上がっている様子です。かつての日本とは違い、市民運動・社会運動が個別問題で対応していても、にっちもさっちもいかない事態に陥っています。臭いにおいは元から立たなければダメ、であり、そのためには、市民運動・社会運動や「世直し」勢力が、覚悟を決めて、きちんとした改革のための政治勢力の「中核」を形成する必要があります。三本の矢ではありませんが、力を合わせる以外に、この厄介な情勢を切り開く方法はありません。

 

3.河登一郎さんからのメール(2)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*JR東海の中にも、国交省やMETIの官僚の中にも、自民党(以外も含めて)の政治家にも、持ちかけ方によっては、本音では「中止すべき」と思っている人が大勢いると思います。

*ただ、「利権と言う私益」が絡むと「推進」になるのだと思います。

*ご参考までに、私が自分の関連する市民団体などに投稿した「リニア新幹線は中止すべき」の原稿を添付します。

 

◆(別添PDFファイル)今からでも遅くない:リニア新幹線は中止すべきである(河登一郎:2021年9月)

 https://drive.google.com/file/d/1DLb-FTgvx57JiUGPzxCKRO5ytJ_PzigJ/view?usp=sharing

 

4.リニア新幹線 近況情報

(1)南アルプスルートの絞り込み 大量湧水、考慮の跡なく【大井川とリニア 最終章 環境アセスは機能したか①】|あなたの静岡新聞

 https://www.at-s.com/sp/news/article/shizuoka/1016999.html?lbl=542

(2)斉藤鉄夫国交相「JR東海への指導継続」中間報告の地元見解受け発言【大井川とリニア 最終章 環境アセスは機能したか】あなたの静岡新聞

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1018678.html

(3)工区設定 説明なく進行 湧水の県外流出、後出し【大井川とリニア 最終章 環境アセスは機能したか③】静岡新聞

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1018528.html

(4)平行線の地元説明 説得型からの転換が鍵【大井川とリニア 最終章 環境アセスは機能したか④】静岡新聞

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1019088.html?lbl=542

(5)課題山積 続く事後調査 流域、追加対策求める【大井川とリニア 最終章 環境アセスは機能したか⑤完】|あなたの静岡新聞

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1019396.html

 

(6)リニア「着工容認できず」流域一致 静岡県、JRと国に見解送付(静岡新聞2022年1月27日)

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1017988.html

(7)「静岡県民が悪、の印象操作」?池上彰・リニア特番に批判続出…JR東海が制作協力(Business Journal 2022.01.23)

 https://biz-journal.jp/2022/01/post_276165.html

(8)リニア線上に帯水層、差し止め訴訟東京地裁初弁論 原告住民が指摘(赤旗2021年10月27日)

 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-10-27/2021102715_01_0.html

(9)リニア訴訟 JR側、権利侵害の主張不十分と反論 静岡地裁(静岡新聞2022年1月22日)

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1015748.html

(10)リニアの行方「川は生活用水」原告側資料提出 工事差し止め訴訟 /静岡(毎日新聞静岡版 2022/1/22)

 https://mainichi.jp/articles/20220122/ddl/k22/020/138000c

(11)「JR東海、積極関与を」 リニア事故調査結果受け 県専門家会議 /岐阜(毎日新聞岐阜版 2022/1/18) 

 https://mainichi.jp/articles/20220118/ddl/k21/020/187000c

(12)【長野・リニアトンネル】 残土処分工事に不安噴出/盛り土30メートルも 中止運動広がる・・・今日の赤旗記事

 https://blog.goo.ne.jp/uo4/e/74e0dd4735849c57a2ceba1aea379e21?fm=entry_spawp

 

 <その他関連サイト>

(1)工事進まぬリニア 「大臣判断」の行政指導- 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA045JW0U2A100C2000000/?n_cid=NMAIL007_20220117_A

(2)20211202 UPLAN ストップ・リニア!訴訟第21回口頭弁論 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=PwIicOgoduo

(3)リニア新幹線でいま何が起きているか?ー現地報告 - OurPlanet-TV

 https://www.ourplanet-tv.org/44121/

(4)玉木雄一郎(国民民主党代表)さんはTwitterを使っています 「リニアと整備新幹線で全国を1つの経済圏に統合する「地方創生回廊」って、極めて昭和な風情…民営化したのだから、原則JR東海の経営判断に任すべき話なのに、まだ国鉄の頭なのか。それに「全国を

 https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/738971167835316224

 

(上記に出てくる田中一郎さんは、私と同姓同名の別人です。全国に私と同姓同名の人はたくさんいらっしゃいます。要するに他人と区別できる「名前」にはなっていないということです。昔は仙台の七十七銀行が普通預金の払い出し請求書の記入例に私の名前を使っていました。それはともかく、国民民主党はリニア新幹線には反対している様子がありません。かような自民党補完政党に投票するのは無意味です。少なくともリニア新幹線で迷惑を被る方々や静岡県民は、国民民主党などという政党に投票することは(自公・維新もしかり)、自分で自分の首を絞めることになります。それから、JR東海には複数の労働組合があるようですが、それぞれリニア新幹線に対してどのような態度を取っているかは私にはわかりません。:田中一郎)

草々

 

JR東海はリニア新幹線の建設を中止せよ!(その2):(他のMLでの議論です)「事業を中止するためには、反対グループをまとめて「国民運動」に格上げすることは最低必要だと思っています」(いただいたご意見より)

前略,田中一郎です。

別添PDFファイルのうち新聞・雑誌記事は著作権上の問題がありますので第三者転送・転載はご容赦ください。くれぐれも第三者転送・転載をなさいませんようお願い申し上げます。(新聞・雑誌記事以外については,私の下記メールも含めて転送・転載していただいて結構です)

 

(拡散歓迎:下記サイトはSNSなどで広げていただければ幸いです:下記メールと同内容)

  •  

 

 

(注:私の名前をかたった偽メールで下劣ないたずらや嫌がらせのメールがみなさまに届く可能性があります。もしそのようなメールを見つけられましたら、惑わされずに直ちに廃棄をお願い申し上げます。)

 

(私のメールは情報量が多いので、それらに全て目を通されるのは容易ではないと思います。ご関心のあるものを選んでご覧いただければ幸いです。また、ご多忙の場合には、記事の表題だけでもご覧いただいておいて、後日、詳しく見ていただければと思います)

 

(最初に若干のことです)

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2.(予約必要)(2.22)オルタナティブな日本をめざして(第71回)「いま日本大学でなにがおきているのか:日本の私立大学が抱える諸問題」(長沼宗昭さん:新ちょぼゼミ)(2022年2月22日)- いちろうちゃんのブログ

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3.新刊書ご案内

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 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033331620&Action_id=121&Sza_id=C0

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4.(別添PDFファイル)「生きていくうえで大切なことは全部、憲法前文に書いてある」=松元ヒロさんの舞台から(『生活と自治 2022.1』)

 https://drive.google.com/file/d/1sth6TadULJkH-fySyVrmW98HcYIC4fHK/view?usp=sharing

 

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 https://news.yahoo.co.jp/articles/777c5c62ed890197528f397e6236bf0e5799eac7

 

5.石田勇治 東京大学大学院教授 「ヒトラーとは何者だったのか」 2016.12.9 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=Mg5MlCZ-M6M

 

(関連)【橋下徹】菅直人元首相「橋下徹はヒトラー想起」批判のトンチンカン…愚鈍にも程がある|日刊ゲンダイDIGITAL

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6.「性行為に同意なし」、控訴審判決も伊藤詩織氏の性被害認定(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

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(関連)「一審同様、私(伊藤詩織氏)の同意のないままに行為が行われた事が認められた!」 高裁も山口敬之氏の性的暴行を認定!~1.25元TBS記者山口敬之氏の控訴審判決言い渡し後のジャーナリスト伊藤詩織氏と弁護団の記者会見 - IWJ Independent

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7.「限界を超えた爆音を止める」原告数は40年前の40倍に 嘉手納基地周辺の「静かな夜」を求め提訴-沖縄タイムス+

 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/902007

 

8.(別添PDFファイル)米価はなぜ、こんなに下がったの? 米づくりは大丈夫?(『生活と自治 2022.2』)

 https://drive.google.com/file/d/1qPYVEOah-RIRJhVK1yphVU_7ZJho9d_p/view?usp=sharing

 

(国が国産米を買い上げて、それを学校給食や子ども食堂、あるいは貧困対策に使えばいい。「お米券」をつくって配ればいい。この国の政府は何をしているのか? ひん死状態の日本の農業や食料自給率を支えているのは稲作農業、これを大事にしないで何の政府か!? バカ丸出しにアメリカから大量の兵器を巨額なカネで買う財源があるのなら、そのカネを食料自給率向上のための政策に使えばいい。食料自給できない国が安全保障もへったくれもあるか! およそ主食を大切にしない国は、いずれ没落して滅亡する。:田中一郎)

 

(追:牛乳でも同じ愚かな農政を繰り返している=何故、国が国産生乳を買い上げてバター&脱脂粉乳にしておかないのか? 乳製品は元来、生産と消費のタイムラグを利用した牛乳の需給調整の1つの手段である。しかも、バターはこのところ恒常的に不足状態にある。「新型コロナ」騒動が解消し、牛乳・乳製品の販売が正常化したら、加工用生乳を飲用に回して(追加的に国が牛乳券を配ればいい)、国が買い上げた生乳でつくったバター&脱脂粉乳を使用に回せばいい。生産者・農家には主食米を作らずに飼料米を作れと言い、他方で日本の畜産・酪農をつぶすような農業政策をやっている、この国の馬鹿政府はどうしようもない。農業政策をきちんとするには生産者・農家は選挙で自民党や公明党の政治家どもを落選させればいい。そうしないと、まもなく日本の農業は「安楽死」させられるだろう。:田中一郎)

 

(関連)“生乳” 大量廃棄の可能性 業界団体が危機感強める - 新型コロナ 経済影響 - NHKニュース

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211211/k10013384611000.html

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今回は他のMLでのリニア新幹線をめぐる議論をご紹介するとともに、直近のリニア新幹線関連の情報をいくつかお送りいたします。

 

(関連)JR東海はリニア新幹線の建設を中止せよ!:財産権侵害の違憲工事、南アルプス環境破壊、大井川水枯れ、危険極まりない無人列車、うまくいっても不採算=有害無益の葛西敬之(よしゆき)独断事業- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-ba6916.html

 

1.河登一郎さんからのメール(1)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

皆さま;

*私は、本件は今のままだと完成してしまう可能性大だと思っています。

*JR東海も・政府(国交省・経産省・首相)も・愛知県も・大阪府も・途中の駅が生まれる自治体も「早く実行せよ」。

*一方、無数の団体が反対しています。反対する団体は無数にありますが、それぞれは小さくて力もない。

*ですから本事業を中止するためには、反対グループをまとめて「国民運動」に格上げすることは最低必要だと思っています。

*しかし、私ではこの運動をリードする力/名前がありませんので、反対訴訟の代表である「川村慶応大名誉教授」に「反対国民運動を先導して欲しい」と手紙を出しました。

*川村先生から丁重なご返事を頂き、「河登さんの発言には全く同感」「国民運動が必要なことも賛同する」「但し自分は現在訴訟を抱えていて時間が取れない」「だから2月末に予定されている1都6県の打ち合わせ事務局会議で相談したい」とありました。

*「赤旗」も反対していますし、大深度法に基づく工事に反対するグループもあります。

*これらの反対グループを、JR東海が静岡県に対して水の減量分をどこかから調達するまで(そうすれば静岡県が反対する理由がなくなる)に「国民運動」に盛り上げなければなりません。簡単ではありません。

*皆さまのご協力が頂けると心強いです。

 

2.私の返信

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おっしゃる通りです。

ポイントは、リニア新幹線工事が大深度地下利用法という、今では法的根拠を失い違憲状態となっている法律に基づいて行われている違憲工事であるということ、工事を進めるのなら、沿線上及びその周辺の土地所有者や地上権者の承諾を得て行う必要があり(事実上不可能)、それを無視して工事を進めるJR東海は、他人の財産権を侵害する犯罪組織ということになります。大深度地下利用法は典型的な違憲無効の法律です。

 

ものごとを根本から適正化するには、政治を変えなければなりません。ホンモノの政権交代です。このリニア新幹線がJR東海の葛西敬之(よしゆき)の「ツルの一声」ならぬ「蛇蝎の独断」で実施され、JR東海内にこの無謀な事業に反対できる人間たちがいなくなっていることも、大きな原因の一つです。このリニア新幹線事業を進めれば、やがてJR東海は大きなトラブルを引き起こし、かつ、正常に運営をしていても赤字路線となって、経営の足を引っ張ることになるでしょう。人口減少社会の日本には無用の新幹線であり、また、このリニア新幹線がカネクイムシであるがゆえに、今ある東海道新幹線のメンテナンス=特に安全の維持確保のための工事が手抜きされ、こちらでも大事故を招きかねなくなっていきます。つまり、リニア新幹線は「百害あって一利なし」です。沿線自治体が、静岡県を除いて(静岡市も賛成している様子)、かようなものを歓迎しているところに、今日の日本の歪んだ姿が見て取れます。

 

私が見るところの問題点を下記に列記しておきます。

 

(1)同じく大深度地下利用法に基づく工事で苦しめられているのが外環道、この反対運動としっかりと協力・連帯して進める必要があること。こちらはNEXCO東日本、中日本、共通するのは国土交通省です。国土交通省を抜本的に改革すれば、巨大ダムや巨大堤防や巨大防潮堤などを含む多くのバカバカしい「ゼネコン強靭化」政策は止められますが、自公政権である間はダメです。国土交通省の大臣は、自公政権下では公明党の議員だということも念頭においてください。諸悪の根源は政治であり、これを転換しない限り、この国は政治が主導して失敗を繰り返し、その反省もしないままに、どんどん没落していくでしょう。

 

(2)立憲民主党の態度が非常に気になります。外環道工事差止裁判の報告会には、以前は初鹿議員がよく来ていましたが、その後は姿を見せなくなっています。それ以外の立憲民主党の議員は来たことがなく(大河原まさこさんはたまに来てくれていたかな?)、また、大深度地下利用法に対して廃止法案を国会に提出して、議論を挑もうとする動きもありません。提案型だとか何とか言っていますが、自公政治を補完する提案くらいしかできなさそうなのが今の泉健太立憲民主党です。

 

(3)国民民主党はその背後に労働貴族の御用組合「連合」がおり、JR東海労組の主流派もその一員です。JR関連の労組の動きについては私は詳しくありませんが、ネット検索すると下記のようなものがヒットします。リニア新幹線に反対している労組は少数派であり、新規加入者は皆無と書かれています。およそ想像がつきますが、国民民主党は、たとえば代表の玉木雄一郎が下記のようなことをつぶやいていますから、基本はリニア新幹線「推進派」と見ていていいでしょう。国民民主党など、今日の日本にとってマイナス以外の何物でもなく、自公政治の補完物にすぎません。なお、社会民主党は、大深度地下利用法制定の際は賛成した様子ですが(社会民主党の弱点・欠点はこういうところです。今般も日本農業破壊のRCEPに賛成をしています)、現在はリニア新幹線の工事を中止しなさいと主張しています(福島みずほ氏)。

 

(参考)JR東海労働組合 - Wikipedia

 https://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%B5%84%E5%90%88

(参考)東海旅客鉄道労働組合 - Wikipedia

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%97%85%E5%AE%A2%E9%89%84%E9%81%93%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%B5%84%E5%90%88

 

(参考)玉木雄一郎(国民民主党代表)さんはTwitterを使っています 「リニアと整備新幹線で全国を1つの経済圏に統合する「地方創生回廊」って、極めて昭和な風情…民営化したのだから、原則JR東海の経営判断に任すべき話なのに、まだ国鉄の頭なのか。それに「全国を

 https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/738971167835316224

(このサイトに出てくる私と同姓同名の人物は私ではありません)

 

(4)当面の注目は、リニア新幹線裁判(全国で確か少なくとも3つか4つあったと思います ⇒ これも運動としては一本化して「連絡会」をつくってネットサイトをリンクさせるとか、共通会報をだしていくとか、いろいうろ課題があるでしょう)と、川勝平太静岡県知事の動きです。川勝平太静岡県知事は、浜岡原発の再稼働を止める役割も担ってくれていて、現段階ではとても貴重な存在です。しかし、私は川勝平太静岡県知事への有権者・市民の応援・支援・支持が不十分、ないしは足りないと感じています。川勝平太静岡県知事を孤立させてはいけない。特に静岡県民は、自民党や公明党や維新や国民民主党など、リニア新幹線と浜岡原発再稼働にはっきりと反対しない、こうしたゴロツキ・デタラメ・チンピラの類の政治家や政党を支持したり、応援したりしてはいけないのです。自分で自分のクビを締めることになります。

 

(5)この国は、第二次アベ政権成立以降の約10年間で、「2012年体制」(中野晃一上智大学教授)という、どうしようもない反知性主義の「翼賛型下劣政治体制」が出来上がっている様子です。かつての日本とは違い、市民運動・社会運動が個別問題で対応していても、にっちもさっちもいかない事態に陥っています。臭いにおいは元から立たなければダメ、であり、そのためには、市民運動・社会運動や「世直し」勢力が、覚悟を決めて、きちんとした改革のための政治勢力の「中核」を形成する必要があります。三本の矢ではありませんが、力を合わせる以外に、この厄介な情勢を切り開く方法はありません。

 

3.河登一郎さんからのメール(2)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*JR東海の中にも、国交省やMETIの官僚の中にも、自民党(以外も含めて)の政治家にも、持ちかけ方によっては、本音では「中止すべき」と思っている人が大勢いると思います。

*ただ、「利権と言う私益」が絡むと「推進」になるのだと思います。

*ご参考までに、私が自分の関連する市民団体などに投稿した「リニア新幹線は中止すべき」の原稿を添付します。

 

◆(別添PDFファイル)今からでも遅くない:リニア新幹線は中止すべきである(河登一郎:2021年9月)

 https://drive.google.com/file/d/1DLb-FTgvx57JiUGPzxCKRO5ytJ_PzigJ/view?usp=sharing

 

4.リニア新幹線 近況情報

(1)南アルプスルートの絞り込み 大量湧水、考慮の跡なく【大井川とリニア 最終章 環境アセスは機能したか①】|あなたの静岡新聞

 https://www.at-s.com/sp/news/article/shizuoka/1016999.html?lbl=542

(2)斉藤鉄夫国交相「JR東海への指導継続」中間報告の地元見解受け発言【大井川とリニア 最終章 環境アセスは機能したか②】あなたの静岡新聞

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1018678.html

(3)工区設定 説明なく進行 湧水の県外流出、後出し【大井川とリニア 最終章 環境アセスは機能したか③】静岡新聞

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1018528.html

(4)平行線の地元説明 説得型からの転換が鍵【大井川とリニア 最終章 環境アセスは機能したか④】静岡新聞

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1019088.html?lbl=542

(5)課題山積 続く事後調査 流域、追加対策求める【大井川とリニア 最終章 環境アセスは機能したか⑤完】|あなたの静岡新聞

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1019396.html

 

(6)リニア「着工容認できず」流域一致 静岡県、JRと国に見解送付(静岡新聞2022年1月27日)

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1017988.html

(7)「静岡県民が悪、の印象操作」?池上彰・リニア特番に批判続出…JR東海が制作協力(Business Journal 2022.01.23)

 https://biz-journal.jp/2022/01/post_276165.html

(8)リニア線上に帯水層、差し止め訴訟東京地裁初弁論 原告住民が指摘(赤旗2021年10月27日)

 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-10-27/2021102715_01_0.html

(9)リニア訴訟 JR側、権利侵害の主張不十分と反論 静岡地裁(静岡新聞2022年1月22日)

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1015748.html

(10)リニアの行方「川は生活用水」原告側資料提出 工事差し止め訴訟 /静岡(毎日新聞静岡版 2022/1/22)

 https://mainichi.jp/articles/20220122/ddl/k22/020/138000c

(11)「JR東海、積極関与を」 リニア事故調査結果受け 県専門家会議 /岐阜(毎日新聞岐阜版 2022/1/18) 

 https://mainichi.jp/articles/20220118/ddl/k21/020/187000c

(12)【長野・リニアトンネル】 残土処分工事に不安噴出/盛り土30メートルも 中止運動広がる・・・今日の赤旗記事

 https://blog.goo.ne.jp/uo4/e/74e0dd4735849c57a2ceba1aea379e21?fm=entry_spawp

 

 <その他関連サイト>

(1)工事進まぬリニア 「大臣判断」の行政指導- 日本経済新聞

 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA045JW0U2A100C2000000/?n_cid=NMAIL007_20220117_A

(2)20211202 UPLAN ストップ・リニア!訴訟第21回口頭弁論 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=PwIicOgoduo

(3)リニア新幹線でいま何が起きているか?ー現地報告 - OurPlanet-TV

 https://www.ourplanet-tv.org/44121/

(4)玉木雄一郎(国民民主党代表)さんはTwitterを使っています 「リニアと整備新幹線で全国を1つの経済圏に統合する「地方創生回廊」って、極めて昭和な風情…民営化したのだから、原則JR東海の経営判断に任すべき話なのに、まだ国鉄の頭なのか。それに「全国を

 https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/738971167835316224

 

(上記に出てくる田中一郎さんは、私と同姓同名の別人です。全国に私と同姓同名の人はたくさんいらっしゃいます。要するに他人と区別できる「名前」にはなっていないということです。昔は仙台の七十七銀行が普通預金の払い出し請求書の記入例に私の名前を使っていました。それはともかく、国民民主党はリニア新幹線には反対している様子がありません。かような自民党補完政党に投票するのは無意味です。少なくともリニア新幹線で迷惑を被る方々や静岡県民は、国民民主党などという政党に投票することは(自公・維新もしかり)、自分で自分の首を絞めることになります。それから、JR東海には複数の労働組合があるようですが、それぞれリニア新幹線に対してどのような態度を取っているかは私にはわかりません。:田中一郎)

草々

(報告)(1.29)オルタナティブな日本をめざして(第70回)「日本の感染症対策と731部隊」(加藤哲郎一橋大学名誉教授:新ちょぼゼミ)

前略、田中一郎です。


去る2022年1月29日(木)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして「オルタナティブな日本をめざして(第70回)「日本の感染症対策と731部隊」(加藤哲郎一橋大学名誉教授:新ちょぼゼミ)」を開催いたしました。以下、当日のレジメや録画を添付して簡単にご報告申し上げます。

◆(イベント情報)(予約必要)オルタナティブな日本をめざして(第70回):「日本の感染症対策と731部隊」(加藤哲郎一橋大学名誉教授:新ちょぼゼミ)(2022年1月29日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-88b237.html

 文春オンラインは、「コロナ禍で浮かび上がる感染研、永寿病院と「七三一部隊」の数奇な縁、戦後も「元七三一部隊員」のネットワークが形成されていた」というサイト記事に、上昌広・NPO法人「医療ガバナンス研究所」理事長の発言を引用して次のように書いています。「感染研(国立感染症研究所)のルーツは戦前の『伝染病研究所』であり、それを支えたのは陸軍でした。軍の特徴は『自前主義』と『情報非開示』。政府の統制も受けません。そのDNAを連綿と引き継いでいるように見える。今回の事態だって(新型コロナ)、安倍政権の統制がきかない何かが働いている可能性さえあります」。実は日本の感染症対策・対応を行う医療組織は、昔は「防疫給水部」(大日本帝国陸軍)といい、人体実験・細菌戦で告発されている「悪魔の飽食」(森村誠一氏)の「満州ハルピン郊外:731部隊」と深いつながりのあることが分かってきました。今回は、この問題に関する歴史研究の第一人者=加藤哲郎一橋大学名誉教授においでいただき、詳しくお話をうかがいます。みなさまにはお聞き逃がしのないよう、ご参加をお待ちしています。

講 師:加藤 哲郎(かとう てつろう)さん 
 加藤哲郎 : 一橋大学名誉教授。1947年岩手県盛岡市生まれ。東京大学法学部卒業。博士(法学)。英国エセックス大学、米国スタンフォード大学、ハーバード大学、ドイツ・ベルリン・フンボルト大学客員研究員、インド・デリー大学、メキシコ大学院大学、早稲田大学大学院政治学研究科客員教授、などを歴任。専門は政治学・現代史。主な著書に『「飽食した悪魔」の戦後 731部隊と二木秀雄「政界ジープ」』『731部隊と戦後日本 隠蔽と覚醒の情報戦』『パンデミックの政治学 日本モデルの失敗』『日本の社会主義』『ゾルゲ事件』など。


◆(当日録画)20220129 UPLAN 加藤哲郎「日本の感染症対策と731部隊」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=3aqXTdIxQmE
 https://www.youtube.com/watch?v=3aqXTdIxQmE

◆(別添PDFファイル)当日レジメ
(1)(レジメ)「日本の感染症対策と731部隊」(加藤哲郎一橋大学名誉教授 2022年1月29日)
 https://drive.google.com/file/d/1bN8fxbDxJYmZV8OD8l2Tt_7EQCCG1kuF/view?usp=sharing

(2)(レジメ追加分)「日本の感染症対策と731部隊」(加藤哲郎一橋大学名誉教授 2022年1月29日)
 https://drive.google.com/file/d/1CslAtT9yKoRX1XHJzYpCCizVzjeOUuT4/view?usp=sharing


 <加藤哲郎先生のご著書>
(1)「飽食した悪魔」の戦後 731部隊と二木秀雄『政界ジープ』-加藤哲郎/著(花伝社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033609161&Action_id=121&Sza_id=GG
(2)731部隊と戦後日本 隠蔽と覚醒の情報戦-加藤哲郎/著(花伝社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033765331&Action_id=121&Sza_id=C0
(3)パンデミックの政治学 「日本モデル」の失敗-加藤哲郎/著(花伝社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034128936&Action_id=121&Sza_id=C0
(4)ゾルゲ事件 覆された神話-加藤哲郎/著(平凡社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033066116&Action_id=121&Sza_id=C0
(5)日本の社会主義 原爆反対・原発推進の論理-加藤哲郎/著(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033025793&Action_id=121&Sza_id=E1

 <関連サイト>
(1)コロナ禍で浮かび上がる感染研、永寿病院と「七三一部隊」の数奇な縁 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/37277
(2)731部隊の真実 ~エリート医学者と人体実験~ - NスペPlus
 https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20170915/index.html
(3)731部隊 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/731%E9%83%A8%E9%9A%8A
(4)防疫給水部 - Wikipedia
 https://bit.ly/3BGk3JM
(5)国立感染症研究所
 https://www.niid.go.jp/niid/ja/
(6)東京大学医科学研究所
 https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/
(7)明治大学平和教育登戸研究所資料館 - 明治大学
 https://www.meiji.ac.jp/noborito/
(8)侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館が超現代的にリニューアルされていた
 https://bit.ly/3byGE0j


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2021)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々

2022年1月30日 (日)

(報告)(1.29)市民運動・社会運動と党派運動(「新ちょぼゼミ」)

前略,田中一郎です。


去る2022年1月29日(土)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして「市民運動・社会運動と党派運動」(新ちょぼゼミ)を開催いたしました。以下、当日のレジメや録画を添付して簡単にご報告申し上げます。なお、このテーマの続編となります「日本の政治情勢と来たる参議院選挙」(「新ちょぼゼミ」)を3月以降のどこかで開催したいと考えておりますので、その際にはご案内をお送り申し上げます。その折にはどうかよろしくお願い申し上げます。


◆(当日録画)20220129 UPLAN 田中一郎「市民運動・社会運動と党派運動(増補版)」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=V7wfPuKTeow
 https://www.youtube.com/watch?v=V7wfPuKTeow

◆(別添PDFファイル)(当日レジメ)(レジメ)市民運動・社会運動と党派運動(増補版)(田中一郎 2021.12.4)
 https://drive.google.com/file/d/1wdta3u30eM4gmDtEZZAFgyd3T8y07gkd/view?usp=sharing


◆関連資料
(1)(別添PDFファイル)左翼セクト系統図(『1968(上)』小熊英二 新曜社)
 https://drive.google.com/file/d/11srWOgAcqSDj1J7nd-AmjRDaFGrnpMaa/view?usp=sharing

(2)(別添PDFファイル)(レジメ)2021衆院選結果と今後の「世直し」(2021年11月16日)
 https://drive.google.com/file/d/1wIMstSAJnIqT9BRmPz3KbhblxKarqHnk/view?usp=sharing

(3)(別添PDFファイル)マイナンバーカード新聞広告(朝日 2022.1.29)
 https://drive.google.com/file/d/1LNaftv-pKXWyWWlBnM750P37keas1-fW/view?usp=sharing

(4)(報告)(4.28)「「マイナンバー制度」の危険性と「デジタル改革関連法案」について」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-7e36d2.html

(5)日本の警察があなたのDNA情報を狙っています=微罪容疑であなたを警察署へ連れて行き、なんだかんだと言ってDNAや指紋などの個人情報を収集し、それを「潜在的犯罪者」のリストに載せてDBをつくるのです- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-1925cb.html

◆故小田実さん著書
(1)世直しの倫理と論理 上・下-小田実/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000000787149&Action_id=121&Sza_id=F3 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000000787158&Action_id=121&Sza_id=F3

(2)人間みなチョボチョボや-小田実/著(毎日新聞出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000003519448&Action_id=121&Sza_id=F4


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2021)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々

 

2022年1月28日 (金)

(報告)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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去る2022年1月27日(木)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして「特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)」を開催いたしました。以下、当日のレジメや録画を添付して簡単にご報告申し上げます。

◆(イベント情報)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-38ac7b.html

 「二酸化炭素による温暖化が進んだ結果、人類を破滅させる気候危機が到来した」と,TVや新聞がその危機を大声で唱えています。しかし、この温暖化説を唱える国連のIPCC集団が地球の気温データを捏造していることを、あなたは知っていますか? 彼らの解説が科学的に大嘘であることをご存じないでしょう。実は、この社会現象の原因は、福島原発事故を招いてどん底に落下した危険な原子力産業が、再び復活を目指して国連とEUを呑み込み、国際的でかつ組織的な活動をスタートし始めたことにあります。人類がとるべき災害防止の方法は「二酸化炭素対策」ではなく、違う方法に頭を使わなくてはならないのです。マスコミが道を間違えると、世の中がどれほど危険になるかを知っていただくため、地球温暖化と気候変動に関する科学的真実を伝える講演を急遽開催いたします(広瀬隆氏著書の要約)。二酸化炭素は植物の光合成に必要で必須のものです。「二酸化炭素悪者説 植物は光合成が出来ない 植物が育たない」となると人間も動物もとても困ります。「二酸化炭素地球温暖化原因説」は本当か? 本当に地球は温暖化しているのか? この分野に詳しい広瀬隆さんのご説明をお聞きします。みなさまのふるってのご参加をお待ちしております(当日は主催者からは事務連絡以外のプレゼンはありません)。

講 師:広瀬 隆(ひろせ たかし)さん
 著書例:「原子炉時限爆弾・大地震におびえる日本列島」「アメリカの経済支配者たち」「文明開化は長崎から」「二酸化炭素温暖化説の崩壊」「地球温暖化はSF小説だった」「日本の植民地政策とわが家の歴史」他多数


◆(当日録画)20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】広瀬隆「二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は科学的にまったく根拠がないデマである」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck

(1)20220127 UPLAN 【1-3】広瀬隆「二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は科学的にまったく根拠がないデマである」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7mBzcDj_64Y

(2)20220127 UPLAN 【2-3】広瀬隆「二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は科学的にまったく根拠がないデマである」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ZMK1KHBtdo0

(3)20220127 UPLAN 【3-3】広瀬隆「二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は科学的にまったく根拠がないデマである」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=GkN8jSz_aoE

 <当日レジメ>
◆(別添PDFファイル)(レジメ:表紙のみ)二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:2022年1月27日)
 https://drive.google.com/file/d/165QlyAwsFW-AJCuc4Oyt4vXWPnvGEyNo/view?usp=sharing

 (レジメの入手方法)
(1) 広瀬隆さん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下記の郵便振替口座「広瀬隆文庫」に、 「温暖化パンフ」と書いて、注文【部数】と、送り先の住所・お名前を明記して(できれば電話番号またはメールアドレスも書いて)、お申し込み下さい。(送料無料で) 一部500円です

◆郵便振替口座名:広瀬隆文庫      口座番号:00160-8-588281 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(2)たんぽぽ舎
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/

(3)田中一郎
 手渡し方式のみ対応します。当分の間、数部を持ち歩きますので、声を掛けてください。


 <広瀬隆さんのご著書:テーマに関連する代表的なもの>
(1)地球温暖化説はSF小説だった その驚くべき実態-広瀬隆/著(八月書館)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034055718&Action_id=121&Sza_id=C0
(2)原発ゼロ社会へ!新エネルギー論-広瀬隆/著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032839231&Action_id=121&Sza_id=C0
(3)東京が壊滅する日 フクシマと日本の運命-広瀬隆/著(ダイヤモンド社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033308496&Action_id=121&Sza_id=C0
(4)二酸化炭素温暖化説の崩壊-広瀬隆/著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032448173&Action_id=121&Sza_id=C0
(5)原子炉時限爆弾 大地震におびえる日本列島-広瀬隆/著(ダイヤモンド社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032471409&Action_id=121&Sza_id=C0

  <関連情報:別添PDFファイル>
(1)Climategate事件:地球温暖化説の捏造疑惑(渡辺正東京大学生産技術研究所『化学 2010.3』)
 https://www.kagakudojin.co.jp/book/b62762.html
(2)続・Climategate事件:崩れゆくIPCCの温暖化親和(渡辺正東京大学生産技術研究所『化学 2010.5』)
 https://www.kagakudojin.co.jp/book/b62760.html
(3)広瀬隆氏の再生エネ認識:ガス・太陽光・太陽熱(『原発ゼロ社会へ、新エネルギー論』集英社新書 2012.11)
 https://drive.google.com/file/d/1o3Y-x3Kr0-HnTCcCgR0sQWG2XY5Jr8wu/view?usp=sharing
(4)広瀬隆氏の再生エネ認識:再生エネの弱みと対処(『原発ゼロ社会へ、新エネルギー論』集英社新書 2012.11)
 https://drive.google.com/file/d/1iA1Xfm_1SZa8xz3lN1ndGTqiia3cI1xj/view?usp=sharing
(5)巨大な無駄の電力消費(1)リニア新幹線(広瀬隆『原発ゼロ社会へ、新エネルギー論』集英社新書 2012.11)
 https://drive.google.com/file/d/1DaaSemyHZn__21Uo7kU7oLHEfNfpGtt3/view?usp=sharing
(6)巨大な無駄の電力消費(2)電気自動車(広瀬隆『原発ゼロ社会へ、新エネルギー論』集英社新書 2012.11)
 https://drive.google.com/file/d/1bpdzBod5U05SvnRU_hjpLO47NqLLBx3K/view?usp=sharing
(7)温暖化対策 原発も活用、欧州委方針 投資呼び込み(朝日 2022.1.3)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15160350.html
(8)現場へ!:地域と再生可能エネルギー(1)~(5)(朝日 2021.11.8~12)
 https://www.asahi.com/rensai/list.html?id=401

 <関連サイト>
(1)“不機嫌な”太陽 気候変動のもうひとつのシナリオ-Hスベンスマルク、Nコールダー著 桜井邦朋監修 青山洋訳(恒星社厚生閣)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032393438&Action_id=121&Sza_id=GG
(2)全国に広がる生態系を破壊する再エネの乱開発 - 全国再エネ問題連絡会
 https://saiene-news.com/?p=396#more-396
(3)プライベートジェット機、車列…各国要人の「排出量拡大」に「偽善」批判相次ぐ COP26で英メディア:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/140968?rct=world
(4)地球温暖化とカネ
 https://tinyurl.com/3a52v85t
(5)30年までに森林破壊停止、COP26で100カ国超が署名:朝日新聞デジタル
 https://tinyurl.com/eu78bus
(6)CNN.co.jp - 森林火災多発の北半球、二酸化炭素の放出量が過去最高を記録
 https://www.cnn.co.jp/world/35176989.html
(7)バイデン米政権の温暖化対策に暗雲 2030年の温室効果ガス半減目標、与党内の反対で法案縮小:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/138519?rct=world


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2021)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々 

(メール転送です)福島第一原発汚染水のトリチウムに関する量的分析について

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
================================
1.原自連公式サイト - 原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟
 http://genjiren.com/

◆「持続可能」でも「グリーン」でもない原発をEUタクソノミーに含めるべきではない(Change.orgのサイトです)
 https://chng.it/c9XXwhGkbT

◆団体賛同も追加募集します。こちらから。
 https://forms.gle/DU1ijJ4wtgx7B5p57

(関連FGGJ(日本外国特派員協会)YouTube映像
 https://www.youtube.com/watch?v=vXNi2gLjxmc

(原発が「持続可能」? アタマ腐ってんじゃねーの!? 広瀬隆氏によれば、EUでかようなクサレ謀略をしているフォン・デア・ライエン(ドイツキリスト教民主同盟(CDU)所属)も、原発推進に着手しているオランダの首相=マルク・ルッテ(自由民主国民党 (VVD)所属)も、ともにロスチャイルド・ファミリーに連なる人物らしい。「タ抜き」(たぬき)のクソノミー=「タクソノミー」とは、頭の悪い不勉強の連中をだまくらかす幼稚極まる「仕掛け」のようなもので、二酸化炭素が原因とする地球温暖化論とセットで原発の再生・再推進をねらっているということです。同じくロスチャイルド・ファミリー銀行出身のマクロン仏大統領が、このクサレ謀略の同伴者・推進親分です。:田中一郎)

 

2.お知らせ·ケア労働者の賃上げオンライン・電話相談会 広めてください·Change.org

 https://tinyurl.com/3fzs7xuc

 

(関連)キャンペーン·すべてのケア労働者の賃上げを求める 緊急オンライン署名·Change.org

 https://tinyurl.com/2u7nnzrr

 

3.米CDCがマスクのガイドライン変更「オミクロンに布マスクは効果なし」日刊ゲンダイヘルスケア

 https://hc.nikkan-gendai.com/articles/277199

 

(依然として、市民運動・社会運動のイベントなどでは、マスク・マスクと神経質にうるさいのがいますが、マスクでは「新型コロナ」を含めて感染症は防げません。マスクなしで咳やくしゃみをすると露骨に飛沫が飛ぶので、それを防ぐという消極的で心理的な効果程度です。まあ、言ってみれば、社交場のエチケットのようなものです。ですから、少なくとも子どもたちについては、咳やくしゃみを頻繁にしている場合を除いて、マスクを無理やりさせる必要はありませんし、大人でも、野外を一人で歩くときなどはマスクは外しておいた方がいいでしょう。むしろ常時付けているマスクはマイナスの方が大きいです(たとえば、マスクの素材にもよりますが、樹脂マスクなどの場合はマイクロプラスチックを常時吸い込んでいることになりますし、子どもたちには成長・発達に悪い影響をもたらすと言われています)。:田中一郎)

 

4.アベノミクスの“成果”はすべて虚構! 国交省不正統計1319年度も巨額カサ上げの衝撃(日刊ゲンダイDIGITAL - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/5dac13fc8fd7d76c4a5d8902c906638cdd7b1cd8

 

(アホノミクスを褒めたたえていた経済バカ学者、たくさんいたんだけど、どこに行っちゃったのかしら? 穴があったら入りたいということで、穴に入っちゃったのかもしれませんね。ならば、二度と出てくんな! そのまま死ぬまで入っていろ! :田中一郎)

 

5.加速する「四国新幹線」構想、カギ握る住民の支持-新幹線は街をどう変えるのか-東洋経済オンライン

 https://toyokeizai.net/articles/-/505244

 

(「ストロー効果」って知ってますか? 新幹線新設で観光客を導ける、などという話がありますが、実際はその逆、つまり、新幹線に乗って四国の人たちが大都市(神戸や大阪や京都や東京など)の方に行ってしまい、そこで買い物をしたりする、という社会現象のことです。まるで新幹線がストローのようになって、果汁をストローで吸い取るように、従来以上に顧客を地域外に吸い取られ、地域経済でカネが回らないまま衰退していくという話です。鹿児島新幹線の新設によって鹿児島の自治体が顧客を博多(福岡市)に取られているという話はよく聞きます。今や日本は高度経済成長の時代ではないのですから、新幹線新設=即経済繁栄ということにはなりません。更に、四国四県には既に各県に地方空港もあり、また、本州と四国を結ぶ高速道路の橋梁も3つもあるんだから、新幹線なんぞ要らんでしょう。しかも、新幹線を敷くと在来線が地元負担で自主運営となり、生活用の鉄道が斜陽化・赤字化して、地元経済の衰退はダブルで加速することになるのです。地域経済の再生のためには、もっと別のことを考えないとダメです。:田中一郎)

 

6.深津絵里「カムカムエヴリバディ」絶好調! アラフィフで18歳を演じる不可思議女優の原点|日刊ゲンダイDIGITAL - コピー

 https://www.youtube.com/watch?v=fwNjGvh6meg

 https://www.youtube.com/watch?v=bdUgw7DvvBk

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/300464

 

(カムカムにはまって、毎日見ています。深津絵里さんが50歳近いなんて、ちょっと信じがたいですね。:田中一郎)

 

7.「ヒットラー」ツイートの菅直人元首相「謝罪するつもりない」維新から立民への抗議文に対決姿勢(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/ab9eade6d9012d01f1c0d46c27604325ed85eba8

 

(関連)菅直人「ヒットラーを思い起こす」維新に謝罪する必要がどこにあるのか(まるこ姫の独り言) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/307.html

(関連)菅元首相「ヒトラー投稿」にモーレツ抗議 維新お得意の手口に惑わされるな!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/323.html

(関連)橋下徹は盟友・石原慎太郎から「ヒトラーに該当」と称賛されていた! 高須院長に協力の吉村、優生思想の松井、維新議員に反論の赤かぶ

 http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/313.html

(関連)【橋下徹】菅直人氏のツイートに維新が抗議文の過剰反応 「ヒトラーの大衆扇動術」読んで実践?|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/300477

 

8.三春充希(はる)Mitsuki MiharuさんはTwitterを使っています 「25日の常任幹事会にかけられた立憲民主党の衆院選総括案の原文を読みました。選挙のデータや事実関係の記述を除くと、共産党との連携に関する記述は12ページの文書中わずか5

 https://twitter.com/miraisyakai/status/1486174830970142722

 

 <田中一郎コメント>

(上記ツイートを引用しながら、マスコミ報道に一喜一憂せずに立憲民主党作成の原本を見てから反応しろという御仁に対して)少しばかり物事の見方が甘いというか、幼稚というか、ちょっとだけ言っておきますと、その後、立憲民主党は、あの毎日新聞の記事を見て猛烈に抗議しましたか? そして記者会見を開いて、「日本共産党をはじめ多くの協力いただける野党の皆様との「共闘」こそは、来たる参議院選挙のみならず、政権交代の実現とその後の政権運営にとって必要不可欠の営みだと心得ております。にもかかわらず、かような「意図的に歪曲した記事」を報道する毎日新聞に対しては満身の憤りを感じております」くらいの抗議文を公表しましたか? していたら教えてください。

 

(関連)泉健太=第二の前原誠司 が代表の立憲民主党が、今ごろになって断片的調査で衆院選敗北の原因を共産党に押し付ける背信行為=来たる参議院選挙での大敗北への道、それとも自公補完政党への道、どっちにしますか?- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-4c5385.html

 

(関連)「共産と連携が敗北の一因」に反発続々 立憲、衆院選総括大もめ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/2ab88e833ae1c1c42b6fbc60c2c2b133289be31c

 

してないでしょ? してないということは、立憲民主党の泉健太派と思わしき幹部の人間か、その秘書・関係者あたりが毎日新聞にリークし(あるいは口頭でその旨を伝え)、それを涼しい顔をして眺めているということだってありうるのです。マスごみを使う、というのはそういうことなどを含むのです。政治闘争などと言うものは、表面だけを見ていてもダメ、ということです。

 

とにもかくにも、あの毎日新聞の記事に対して立憲民主党が、憤りをもって反論していないことが、彼らの本音か、本音に近いことを示していると言えるのです。事実、半年先にせまった参議院選挙に向けて、泉健太立憲民主党は「市民と野党の共闘」を強化して選挙必勝を図るための取組をしていますか? 枝野幸男・福山哲郎時代以上に「何にも専務」状態でしょう。なにやっとるのか! ですよ。自公が情勢をナメてかかっていて、ウチワケンカまでしているというのに。

 

◆自民は公明を“なめている”…選挙協力めぐる“すきま風”の裏側(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/d4dea6d82607f544e6c8723d90f164ce1da0f9c3

 

ともかく、今の泉健太立憲民主党が態度を改めない限り、あらゆる選挙で立憲民主党への投票は避けてください。これ以上甘やかしてはいけない。今の立憲民主党に何の期待もできません。野党がバラバラに闘って、花と散る、それもいいかもしれませんね。今の立憲民主党・国民民主党なら、散々に散ってしまっていただいた方がすっきりしていいですよ。そして、全く別のメンバーで、野党第1党を形成していけばいいですから。いつまでたっても自民党に尻尾を振ったり、「世直し」世論形成の努力を怠って、国会内でのボス交のようなことばかりをやっている野党第1党など、はっきり言っていらんのです。危機の時代には、そんな政党や政治勢力は、やがて消えていきます。1920年代後半から1930年代後半にかけてのドイツ政治史をもう一度レビューしてみることです。

 

◆(新刊書)ヒトラー 虚像の独裁者-芝健介/著(岩波新書)

 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034241673&Action_id=121&Sza_id=B0

(昨日買ってきました。これから読んでいくところです)

 

 ところで、日本共産党との関係について書かれていたという5行には、具体的に何と書かれていたのですか?

================================

 

 

他のMLで、福島第一原発汚染水のトリチウムに関する量的分析をした簡単なレポートをお送りいただきました。非常に興味深いので、ご参考までにお送りいたします。私が唯1点だけ疑問に思った点を発信したものも、ご参考までに添付しておきますので、併せてご覧いただければ幸いです。それから、このメールの最後尾に、電磁波の危険性に関する必読必見の図書をご紹介し、併せてその図書の注目すべき一部分を添付しておきます。みなさまには、原本を入手の上、お読みいただくことを願っております。

 

◆(別添PDFファイル)汚染水海洋放出のナゾが解けた

 https://drive.google.com/file/d/1nvC51lvcZv02nYEfTFGVXLpaqDohl02h/view?usp=sharing

 https://drive.google.com/file/d/1nvC51lvcZv02nYEfTFGVXLpaqDohl02h/view?usp=sharing

 

(1つだけコメントしておきますと、東京電力も、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁も、経済産業省も、原子力ムラ御用学者たちも、どうも福島第一原発汚染水はトリチウム以外の危険な放射性物質は全て除去されて海洋放出されると考えている様子です。しかし、そこのところが極めて怪しいし、実際、海洋投棄が始まった場合に、そのことをどうやって検証しながら投棄していくのか、いっさいの説明はまだありません。前々から申し上げているように、ALPSという東芝製のポンコツ機械はしょっちゅうトラブルを起こしており、また、トリチウム以外の危険な様々な種類の放射性物質を完全には取り除けないと見ておく方がいいと思われます。マスごみ報道がこのことを問題にしていないからと言って、この問題が「存在しない」とか「大した問題ではない」ということではありませんので、十分に警戒をしていただければと思います。)

 

◆(増補版)福島原発の事故汚染水を海に捨てるな!(トリチウムの危険性を甘く見てはいけない)(田中一郎 2021.10.27

 https://drive.google.com/file/d/10OJXJ0Wtfzlwx4Z4MemH-nIXN6fLcKDp/view?usp=sharing

 

 <関連情報>

(1)(別添PDFファイル)(チラシ)トリチウム等汚染水の海洋投棄反対共同申し入れ:全国からメッセージ募集

 https://drive.google.com/file/d/1CA0HDbz2yyR7NVZJHzgQv3iink84AcB3/view?usp=sharing

(2)処理水関連の公文書 福島県が24点を「不開示」公開の会議も(テレビユー福島)

 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tuf/region/tuf-20220111-00004963

 

(内堀雅雄などという、東京・原子力ムラ本部から派遣されたサイテー最悪の人物を県知事なんぞに選んでいるからこういうことになる。福島県民は、何故自分たちの力強い味方になってくれる、もっとまともな人物を選挙で知事に選ばないのか? こんな調子だと、福島第一原発事故の後も、何度も何度も原子力ムラにそそのかされ、ひどい目にあわされることになりかねません。情報公開なんて、基本中の基本でしょうに。この記事の中に出てくる内堀雅雄福島県知事の態度をご覧になってみてください。:田中一郎)

 

1.最初に発信した私のメール

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「汚染水海洋放出のナゾが解けた」を興味深く拝見しました。1つ疑問があります。

 

炉心溶融し核燃料がデブリのまま格納容器内に存在している1,2,3号機ですが、そのデブリは依然として強い放射線を出しているでしょうから、トリチウムは格納容器内部で(つまり原子炉建屋内部で)新たに生じるのではないでしょうか? その量についての言及がないように思われます。

 

もし、今後も原子炉建屋内でデブリが発する放射線によってトリチウムが生み出されるとすると、汚染水の海洋放出は永遠に続くと思われますが、いかがでしょうか?

 

 

2.2番目に発信した私のメール

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ネットで検索すると下記サイトが出てきました。

 

◆トリチウムについて

https://wwwc.hepco.co.jp/hepcowwwsite/energy/atomic/data/pdf/about_tritium.pdf

https://www.jaif.or.jp/cms_admin/wp-content/uploads/understanding/eco-radiation/radiation_column118.pdf

 

そこには次のようにあります。

(2)原子炉で生成するトリチウムについて

 トリチウムは、原子力発電所の原子炉の中でも生成されます。原子炉の中におけるトリチウムの生成過程は主に次のとおりであり、PWR(加圧水型原子力発電所)の場合、主な発生源は②です。

 

① 原子炉の冷却に用いている水にわずかに含まれる重水素が中性子を吸収することで生成します。

② 原子炉の冷却に用いている水に添加しているほう素(B)やリチウム(Li)が中性子を吸収することで生成します。

③ 燃料に用いているウランの核分裂によって生成します。

 

このうちの③についてはいかがでしょうか? 燃料デブリの中にはウラン235も少しは含まれていないのでしょうか?

 

また、放射線によって水が電離分解され、それにより発生した水素イオンが中性子を吸収して重水素となり、さらにその重水素が中性子を吸収して三重水素=トリチウムになる、ということは「ない」と考えてよろしいですか?

 

 

3.知り合いの科学者の方に聞いてみました

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

事故原子炉内での今後の新たなトリチウム発生について、知り合いの科学者の方に聞いてみましたら、次のような答えが返ってきました。答えて下さったのは、カナダ在住の落合栄一郎さんです。

 

(メール転送です)

*******************

メルトダウンしたデブリがどんなものか、充分に分かっていない(いやほとんど分かっていない)状況ですから、そのデブリでトリチウムが今も作られているかどうかは、分からないでしょう。

 

可能性としては、残っているU-235(これは確実に残っている)とか,稼働中にできたPu-239とかCf252が極少量だが,自然に核分裂を起こして、中性子をつくることはあるでしょう。デブリには、中性子を抑制する成分B-10その他も含まれているでしょうから、そうした中性子は、それらに捉えられるでしょう。そういうことが、避けられた場合には、デブリにしみ込んでいる水に入っている重水素と結合してトリチウムをつくることはありうるでしょう。U-235の核分裂の際にも(1000回に1回)トリチウムはできますので、他の超ウラン元素の核分裂でもできるでしょう。原子炉を運転するためにはU-235の核分裂を起こすための中性子を与えなければならないが、そのためには、極微量のCf252とかRa-226とベリリウム(Be-9)の混合物を使うようです。1U-235の核分裂が起れば,中性子を作り出すので、核分裂は継続できる。

 

 なお,田中さんは,通常の水を分解して水素にしてそれが、2回中性子を取り込む必要があるように考えておられるようだが,それは必要ありません。水HOHでも重水 DOHのままでも、水素原子(HD)は中性子を取り込みます。なお、トリチウムの様々な問題点に関しては、拙著『放射線被ばくの全体像』(明石書店,2022)もご参照のほどを。

 

落合栄一郎

*******************

 

(関連)放射線被ばくの全体像人類は核と共存できない 原爆・核産業・原発における被害を検証する-落合栄一郎/著(明石書店)

 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034292967&Action_id=121&Sza_id=C0

 

「(再)臨界」という、放っておいても核分裂が続く連鎖反応が起きなくても、残存するU235の核分裂などでトリチウムは新たに発生するように思いますが、いかがでしょう。いずれにせよ、福島第一原発の事故原子炉内部のデブリの動向については今後も要注意だと思います。そして、トリチウムを含む汚染水を海に投棄することは許されることではないと思います。(私はALPSではトリチウム以外の危険な多種の放射性物質も除去しきれないと見ています=薄めて捨てればわからないという態度を当事者たちは取っています)

 

それから、改めて、いただいた別添PDFファイルのレポートを拝読いたしましたら、下記に気が付きました。下記で「新たに発生するトリチウム」とあるところは「新たに発生するトリチウム汚染水」でよろしいですね。

 

(別添PDFファイルの一部を転記)

*******************

問題は新たに発生する汚染水です。その量は2024年までは毎日150立方メートル(15万リットル)、それ以後は100立方メートル(10万リットル)です。汚染水の濃度はリットル当たり105万ベクレルです。そうすると新たに発生するトリチウムは2024年までは年58兆ベクレル、それ以後は年38兆ベクレル、年平均40兆ベクレルとなります。

*******************

 

従ってまた、別添PDFファイルにお書きになっているように、今後年22兆ベクレルを越えないように海洋投棄するとすると、トリチウムの自然減衰を考慮に入れても、貯留タンクの増設は一定程度せざるを得ない、ということでよろしいですね。今から年月が経過すると、トリチウムの自然減衰が進んで濃度は薄まっていきますから、新たに発生した汚染水は全て海に投棄する、ということですね。(事故原子炉内でのトリチウムの新たな産生はないと仮定して)

草々

 

(追)(低周波数)電磁波の危険性

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(低周波数)電磁波の危険性に関する下記図書からの一部抜粋です。

高周波数の放射線とはまた別の危険性が潜んでいると考えるべきであるような気がします。

 

◆身の回りの電磁波被曝 その危険性と対策-荻野晃也/著(緑風出版)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033895306&Action_id=121&Sza_id=GG

 

(1)(別添PDFファイル)生物の身体と電磁波(荻野晃也『身の回りの電磁波被曝 その危険性と対策』緑風出版)

 https://drive.google.com/file/d/1orZdaXXWrL5OZ0d8BkCts2xAkr9Omh2k/view?usp=sharing

(2)(別添PDFファイル)地球環境問題としての電磁波問題(荻野晃也『身の回りの電磁波被曝 その危険性と対策』緑風出版)

 https://drive.google.com/file/d/1vCRz8amWFg_UoHBRffNRWieJdlWOEZVy/view?usp=sharing

 

 

2022年1月26日 (水)

(拡散希望)目標・目的を明確にして実施される社会保障・福祉政策を「選別主義」などという軽蔑的言葉を使って攻撃する一部弁護士と日弁連=その根底には「市場原理主義アホダラ教」への白旗がある

前略,田中一郎です。
(拡散希望)



(最初に若干のことです)
================================
1.#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)20220127 甲状腺がん患者6名が東京電力を訴える裁判提訴 ご支援お願いします!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2022/01/20220127-6.html


2.キャンペーン
(1)筑波大学(国立大学協会 会長校)の大規模軍事研究に抗議し、その中止を求める! · Change.org
 http://chng.it/2NHGVyfCFp

(関連)軍学共同反対連絡会 – Japanese Coalition Against Military Research in Academia
 http://no-military-research.jp/

 

(2)いまのままでいいのでしょうか、私たちは「台湾有事」を拒否します · Change.org

 https://tinyurl.com/2p8amdtu

 

(関連)お知らせ · 現在、10000名めざして猪突猛進中 そこに嬉しいニュースが · Change.org

 https://tinyurl.com/msf6uhne

 

3.沖縄選挙イヤー初戦・名護市長選は政権側が制す 基地移設反対「オール沖縄」退潮のワケ|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300346

 

(関連)「1ミリもぶれない」「辺野古」反対候補の落選に玉城沖縄知事 - 琉球新報デジタル

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1459188.html

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 渡具知氏再選=民意は基地建設支持ではない! 立ち止まることなく進みましょう! · Change.org

 https://bit.ly/345idXF

 

(関連)<社説>名護市長再選 「辺野古容認」は早計だ:東京新聞 TOKYO Web

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/156219

(関連)名護市長選の最終投票率68.32% 市長選で過去最低 前回比8.6ポイント減 (琉球新報) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/35d1ec00fb2f27bc7aafc6b4d1984941ca1b7d45

(関連)南城市長に古謝氏が返り咲き 現職の瑞慶覧氏に1689票差-琉球新報デジタル

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1459184.html

 

(玉城沖縄知事のコメントがすばらしい。小さく感動しました。辺野古基地建設の暴挙は名護市だけの問題ではありません。日本全国・全国民の問題でもあります。米軍基地を沖縄に押し付けてはばからぬ自公政権を長期化させているのは日本の有権者ですから。:田中一郎)

 

4.20220123 UPLAN 前川喜平・永井幸寿「とめよう改憲!学習講演会『改憲の危険性と今後の運動』」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=1lHoQMUkXEk

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このほど日本弁護士連合会が社会保障政策に関する新たなパンフレットを作成し、それに関係したとみられる弁護士から、あるMLで拡散・公開がなされました。その内容は、簡単に申し上げれば、メールの表題にも書いたように「目標・目的を明確にして実施される社会保障・福祉政策を「選別主義」などという軽蔑的言葉を使って攻撃する一部弁護士と日弁連=その根底には「市場原理主義アホダラ教」への白旗がある」というものです。

 

◆リーフレット「若者が未来に希望を抱くことができる社会へ」のダウンロードはこちら

 https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/wakamono.pdf

 https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/wakamono.pdf

 

経済政策、特に社会保障・福祉政策の基本は、法律に基づく制度(恒久的制度)により「必要な人に必要なだけの資金・公共サービス・支援」が行き届くことがポイントであり、必要以上でも必要以下でもあってはならないというのが原則のハズです。ましてや今回の「新型コロナ」経済対策で与野党各党の提案に見られた「一過性の巨額現金バラマキ(1人当たりでは取るに足らない少額となる)」などは論外のことと言わざるを得ません。

 

この問題については、これまで当該MLで、今回のような日本弁護士連合会パンフにある社会保障・福祉政策の考え方がよろしくないことを批判し続けてきました。その根底には、社会保障・福祉は「怠け者」に対する「施し」であって、そんなことは無用の悪政策だとする「市場原理主義アホダラ教」の考え方に対抗せず(あるいは半ば屈服して)、日本国憲法で謳われている基本的人権としての生存権保障を明確に掲げるのではなく、財政負担をいたずらに巨額に増大させながら、実利だけを取って社会保障・福祉政策をやりすごそうとする態度があること、それはいわば玉木雄一郎「国民民主党」の「対決よりも解決」のごとく、問題の根本のところを放置したままに日和見的に表面だけで流して問題を処理していこうとする態度であり、それでは真の意味での「オルタナティブな日本」は創れないことを指摘してきました。

 

下品・下劣な言葉で表現すれば、社会保障給付を受けた人に対して、受けていない人が「何故、そいつにだけ給付するのだ、オレが払った税金なのに、オレは何ももらっていないぞ、もらっている奴は働きもしないでダラダラ暮らしているではないか」という虚偽に基づく悪意に満ちた罵声(いわゆる「自己責任論」)が出るので、それをかわすために社会保障給付は全員に配る、ということで事を収めようとしている、ということです。私はコレを認めるわけにはいかない、と申し上げているのです。

 

更に、今日的には、「新型コロナ」感染拡大に伴う様々な対策費用の巨額予算化に伴い、日本の財政事情も厳しい状況が従来より以上に深刻化しており、当面は緊縮政策をとるまでのことはないにせよ、その活用については、できる限り費用対効果が大きいものである必要性を強く感じる状況となっています。そんな中、ノー天気にも、かようなパンフを美辞麗句で飾り立てて発行し拡散することは、仮に政権交代によりこれが実現した場合には、近未来の日本財政の破綻や政策の行き詰まりが予想され、再びの「口先やるやる詐欺」に陥る危険性が大きいと言わざるを得ません。何故、日本の「世直し」リベラル勢力は、かくも時代時代の「流行」に弱いのか、情けなる思いもしています。

 

白井聡氏によれば、「新自由主義は(日本社会に)定着した時代精神」であり、「文明としての新自由主義」だそうです。私の言葉で申し上げれば、「新自由主義」のところが「市場原理主義アホダラ教」となります。そして、特にアベ政権となって以降、いわゆる「世直し」リベラル勢力からの言論・言動に首をかしげることが多くなってきたという悲しい現実があります。私から見て謬論に頑固に固執している諸君らは(例:「ベーシックインカム」)、どうも自分たちに対する批判やコメントは耳に入らない様子で、我信じるところをまい進するばかりなり、の態度で一貫して態度を変えず、自分たちの言いたいことだけを言って、批判や他者の疑問に答える態度を示さないという特徴があるように思えます。

 

いわば新興宗教のカルト集団のような様相となっている感じがして、これでは討議民主主義をベースとする市民運動・社会運動は成り立たず、ただただ「仲良しクラブ」(昔風に言えば「セクト」)の小粒の市民団体が、タコツボのごとく乱立することになってしまうでしょう。その不生産的な有りようは申し上げるまでもありません。今回のこの日本弁護士連合会パンフにある「普遍主義と選別主義」の問題の論じ方も、私はそうしたものの1つの事例として見ています。そしてもちろん、こうした態度は改められるべきです。

 

以下、私が発信したメールを2つばかりご紹介したいと思います。一部加筆修正しています。ご参考までにご覧いただければ幸いです。

 

1.(私のメール:その1)日本弁護士連合会が「選別主義」などという言葉を使うことがどうかしています。

 

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◆リーフレット「若者が未来に希望を抱くことができる社会へ」のダウンロードはこちら

 https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/wakamono.pdf

 https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/wakamono.pdf

 

 日本弁護士連合会が「選別主義」などと言う言葉を使うことがどうかしています。このパンフにある「普遍主義」と「選別主義」の対比表は呆れたものです。一種の対立煽りパンフですね。

 

政策とは、その目的や受益者のターゲットを決めて実施するものです。社会保障・福祉施策もまた同じで、基本は「必要な人に必要なだけの資金・公共サービス・支援が行きわたること」です。過剰でも、不足でも、よろしくありません。それが適正・適切・公正、かつ恒常的・継続的に実施され、実施される体制が整っていなければなりません。

 

また、社会保障や社会福祉は、基本的人権の1つである日本国憲法第25条の生存権で保障され、必要があれば誰でも、何の躊躇もなく妨害も受けずに受ける・受けられるのは「当たり前」のことです。権利としての社会保障です。その際、公金を投じる相手である「必要だとする人」を法令で適正に定義して決めることに何の問題があるのか、です。今日の生活保護制度のように、受給権者の定義の内容がおかしい、ということは大いにありうることで、それならば、その定義を適正化することを目指せばいいということです。それをせずに、「必要だとする人」を法令で決めること自体を「選別」だなどと軽蔑用語で表現するとは何事か、ではありませんか? これは事実上、今の生活保護のような歪んだ行政を前提にし、追認する態度から来る言葉です。恥ずかしくないのでしょうか?

 

私は、普遍主義を全否定するわけでもないし、ベーシックサービスを頭からダメと言っているわけでもありません。普遍的に=つまり条件を付けずに、必要だ・欲しいと言った方々全てに区別なく行政サービスが提供される場合もあっていいでしょう。既に義務教育の授業料や教科書代がそうなっています。昨今は公立高校の授業料無償化も実現しています。

 

しかし、のべつくまなく普遍主義でいけば、財政が破綻することは申し上げるまでもありません。財源や財政事情をにらみながら、普遍主義的な政策で対応したり、ターゲット施策を実施したりして、行政は進んでいきます。

 

財源のことをロクスッポ考えずに、普遍主義のお気楽スローガンで走って失敗をしたのが、2009年民主党政権の「子ども手当」でした。この時は、わずか5兆数千億円の財源が確保できなかったのです。また同じ失敗をするということでしょうか?

 

(関連)民主党政権失敗の検証 日本政治は何を活かすか-日本再建イニシアティブ/著(中公新書)

 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032984189&Action_id=121&Sza_id=F2

(この本は批判的な観点をもってご覧ください。多くの論文の主義主張や結論に「?」が付きます。しかし、書かれている内容でファクトファンディングはできると思われます。:田中一郎)

 

(関連)子ども手当―チルドレン・ファーストの蹉跌(『民主党政権失敗の検証』中公新書)

 https://drive.google.com/file/d/1uGsND9g4HJcinCOaOqmWKLBfksovizjC/view?usp=sharing

 

しかし、「市場原理主義アホダラ教」政策に脳内を染め上げられた連中が、「ベーシックインカム」だの「ヘリコプターマネー」だのと言い出し、先人たちが地道に積み上げてきた社会保障政策や社会福祉施策を否定するかのように、普遍主義とターゲット政策を対立させ、後者を「選別主義」などという意図的なマイナスイメージの言葉を使って、つぶそうとしているのです。これが日本の弁護士たちの現状か! 情けなくなりますね。「ベーシックインカム」は、あの竹中平蔵こそが、こよなく愛している政策です。

 

そしてもう一つ、このパンフの背後には、普遍主義的政策の財源を消費税増税でまかなうということが、阿吽の呼吸で前提とされています。しかし、そんなことはどこにも書いてありません。悪質な隠蔽というほかないでしょう。(もし違うというなら、普遍主義で実施する政策を全部並べ、その必要財源金額を示し、それをどのように調達するのか、明確にせよ、ということです)

 

消費税は経済的弱者いじめの悪税であり、この税制自体が「悪」です。馬鹿な主張はいい加減にしておけ! です。「世直し」勢力を分裂させ、事態を悪くするばかりです。

 

そういえば日本弁護士連合会は、弁護士会館内部で、一般市民の署名活動やチラシの配布を妨害する、言論・表現活動の自由権侵害を、自らが率先して行っている「スターリンのミニブタ」集団です。彼らの「憲法を守れ」は、一般市民のためではなく、彼ら弁護士たちだけのための護憲活動なのかもしれません。いい気なものです。どのツラ下げて「表現・言論の自由を守れ」「日本国憲法を守れ」と言っているのか、でしょう!? お前たちが、まず守れ! ということです。

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2.(私のメール:その2)間違った見当違いの反批判です

 上記の私の批判メールに対して、ある方から「(見当違いの)間違った批判です。おそらく多くの人はそう思っても、これほど酷い見当違いの批判には反応したくないでしょう」という反批判メールが送られてきました。下記は、それに対して反論したものです。

 

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間違った反批判です。おそらく多くの人はそう思っても、これほど酷い見当違いの反批判には反応したくないでしょう。

 

(1)「このパンフは選別主義批判のものです」

 

⇒ ターゲットを決めて政策を実施することを「選別主義」などとマイナスイメージで表現していること自体が間違いだと申し上げているのです。「ターゲットを決めて政策を実施すること」を批判していてどうするのか、ということです。のべつくまなくの現金バラマキ、あるいは公共サービスバラマキ以外にできなくなるでしょうに! 

 

(2)「例えば、新自由主義という言葉を使った途端、それも批判されるのでしょうか。」

 

⇒「新自由主義」と「市場原理主義アホダラ教」とは、私は区別していますが、それはともかくとして、新自由主義は一般に使われている言葉で、その概念はおおよそはっきりしています。しかし「選別主義」という言葉は、意図的にターゲット政策を否定し、のべつくまなく現金や公共サービスをバラマク政策を押し通すために考案された「作為ある言葉」「為にする言葉」「悪意のある言葉」(造語)であって、それを新自由主義という言葉と同列に扱うわけにはいきません。論点をずらさないでいただきたい。

 

(3)「このパンフでは、明確に普遍主義の対象を具体的に「学ぶ、働く、住む、家族、子育て」としてその具体的な内容も示しています。「のべつくまなく」ということではありません。」

 

⇒ これだけならべれば「のべつくまなく」でしょう。やり方によっては天文学的な金額になります。具体的にいくら必要なのか、その具体的な政策と所要財源と、その財源の調達方法を明示されればよろしい。財政に対するセンスが甘いと言わざるを得ません。既にお送りしたメールに書いていますが、5兆数千億円の「子ども手当」でさえ実現できなかった「実績」があるのですから。私は、巨額の財源が必要となる普遍主義政策は慎重に対応すべきであると申し上げています。具体的に、何を、いくらの財源で、それをどうやって調達するのかの検討もしないで、一般論・抽象論で、このパンフを公表したとすれば、そのお気楽さは2009年民主党政権とほぼ同じレベルです。(また、同時に、その政策財源を普遍主義的ではなく、ターゲット政策として実施した場合はどうなのか、その費用対効果などを比較検討する作業も必要です)

 

(2009年当時もそうでしたが、あの当時の我が国の子育て公共サービスのお粗末状態から考えて、現金などを「のべつくまなく」配るのではなく(親がその現金を持ってパチンコ屋に行けば無意味なカネになるでしょう)、まさに保育公共サービスの内容充実(公立保育所の新規増設もその1つ)や保育当事者の処遇改善のために(例えば保育士の給与を大きく引き上げる)直接使った方が、事態はずっと良くなる、と言われていましたが、お気楽民主党は、それを押しのけて現金給付に走り、結局は失敗をしています。財源をどうするか、まともに考えていなかったからです。また、保育サービス自体をどうよくするかもきちんと考えていなかった。このパンフはその失敗を巨大なスケールにして再現するかのごとき雰囲気があります。そして、このパンフにある政策を展開するために、仮に2桁兆円、3桁兆円の財源が必要となった場合、今度は、若者だけにかような多額な財源を回していいのか、老人や単身(女性)貧困世帯、あるいは障害者など、他の困っている方々に対してはどうするのか、ということにもなるでしょう。

 

(4)「ベーシックインカム」について

 

⇒ 「ベーシックインカム」については、これまで何度も申し上げてきました。現状での最低年間生活費=200万円×1億2千万人=240兆円が毎年必要ですが、こんな財源はどこにもありませんから、できないものはできないのです。夢を見るのはご自由ですが、現実の政治改革・オルタナティブ経済社会を議論している場に持ち込んでこないでください。「ベーシックインカム」も「ヘリコプターマネー」も、単なる現金のバラマキであり、政策などと言えた代物ではありません。また、「ベーシックインカム」の本来の姿は竹中平蔵がよく表現をしています。財源は公務員解雇による不要となった人件費や行政費用、つまり究極の「小さな政府」論であり、「市場原理主義アホダラ教」政策そのものです。そうでないものを持ち出して、これが「ベーシックインカム」だ、などというのは詐欺商売のようなものです。別の言葉をお使いください。

 

(関連)今ごろベーシックインカム(BI)の特集を組む岩波月刊誌『世界』編集部の知的錯誤と時流迎合:特集すべきはBIではなく、新型コロナ大失業時代における「(権利としての)生活保障」や「雇用・労働政策」のあるべき論だ- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-12905f.html

 

(5)「「このパンフの背後には、普遍主義的政策の財源を消費税増税でまかなうということが、阿吽の呼吸で前提とされています。」これまた不思議な批判で、「しかし、そんなことはどこにも書いてありません。悪質な隠蔽というほかないでしょう。」というのは、意味不明です。」

 

⇒ よくこういうことが言えますね。このMLで、あの慶応大学の世間知らずの経済学者(そうでなければかなり悪質な御用学者)の井出英策を散々もてはやして、消費税増税+「ベーシックサービス」で議論をしてきたではないですか。今回のパンフレットにも消費税のことがちらっと書いてあります。消費税の逆進性のことだけしか念頭にないようですが、消費税はそれ以外にも多くの「悪」があるのです。斎藤貴男氏の著書(下記)でもご覧になればいい。いや、本当に消費税増税など考えていない、というのなら、財源をお示しになればいいでしょう。そしてパンフレットには、消費税の増税は絶対にいたしません、それどころか、消費税はまず5%へ減税を行い、その後時期を見て廃止しますと明記すればいいでしょう。

 

(関連)ちゃんとわかる消費税-斎藤貴男/著(河出文庫)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033977555&Action_id=121&Sza_id=C0

 

ついでに申し上げておけば「消費税は税金として、徴税コストが低い」の認識も間違いです。日本の税制の中で最も延滞が多いのが消費税です。この延滞消費税を解消するための行政コストはバカになりません。なにせ延滞金額が数千億円にもおよび、件数もずば抜けて多い。そんな消費税の徴税コストが低い、などというのはトンチンカンの認識です。(所得税や法人税は所得や利益がなければ無税ですが、消費税は所得や利益とは無関係に課税されます。これが多額の延滞を生む1つの原因です)

 

(5)日本弁護士連合会の言論妨害行為・市民活動行為に対する妨害

 

⇒ このことに言及しているのは、このパンフレットの主張の態度と共通するものを感じるからです。簡単に申し上げれば「唯我独尊」です。日本弁護士連合会は、つべこべいわずに、これまでの妨害活動を謝罪し、二度とそのようなことは致しません、逆に、日本各地の公共施設で市民のまともな市民運動・社会運動の活動が妨害され排除されていることに日本弁護士連合会としては厳しく批判をし、その解消に全力を挙げて取り組みます、弁護士会館は、広く市民運動・社会運動の活発な活動を奨励すべく、極力自由な活動を保障するため市民に開放いたします、くらいのことを言ったらどうか、と思いますね。

 

もう一度申し上げますよ。

間違った反批判です。おそらく多くの人はそう思っても、これほど酷い見当違いの反批判には反応したくないでしょう。

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草々

 

 

2022年1月25日 (火)

泉健太=第二の前原誠司 が代表の立憲民主党が、今ごろになって断片的調査で衆院選敗北の原因を共産党に押し付ける背信行為=来たる参議院選挙での大敗北への道、それとも自公補完政党への道、どっちにしますか?

前略、田中一郎です。

 

◆立憲「共産との連携で一定層の離反」 衆院選総括案判明 - 毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20220124/k00/00m/010/332000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20220125

 

 <田中一郎コメント>
 記事を読んでいて腹が立ったのでメールします。今ごろになって、泉健太を代表とする立憲民主党が、自分たちの歪んだ路線選択を支持者や有権者に無理やり押し付けるために、昨年の衆院選の敗因を日本共産党のせいにする背信的調査なるものを進めているらしい。そりゃ、日本共産党の支持を受けたり、協力をしてもらったら、立憲民主党への投票を嫌がる人間もいないではないが、そんなピンボケ頭がどれほどいるか疑問だ。逆に、日本共産党の協力を得たからこそ、小選挙区での当選や接戦が実現できたのであって、日本共産党の協力がなければ、もっと悲惨なことになっていただろう。このことは山本太郎「れいわ新選組」についても言えることだ。そもそも立憲民主党は、衆院選協力政党に感謝とお詫びの表敬訪問くらいしたのか!? 野党第一党の自らの選挙敗北責任をどう総括しているのか。

 

こうした理由も不透明な日本共産党(および「れいわ新選組」)排除の主張は、実は前原誠司と全く同じで、この立憲民主党に潜入している元国民民主党組の議員どもは、労働貴族の御用組合「連合」とも示し合わせながら、立憲民主党を「遅れてきた自民党の補完政党」と変質させていくべく、屁理屈や美辞麗句で飾り立てた日和見方針をことあるごとに宣伝している。しかし、こんなものが仮に成功して立憲民主党が国会で議席を拡大したとしても、日本は何にも変わらないし、日本国憲法だって破壊されない保障は全くない。屁理屈と美辞麗句は簡単に濫造できるので、2009年の民主民進の政権交代よろしく、またぞろ「口先やるやる詐欺」を繰り返すのは目に見えているのである。

 

本来、今年夏の参議院選は、「世直し」運動のスタートとすべき国政選挙だったが、またぞろ野党第一党が、それを拒否して泉健太という代表選候補者4人の中で最悪の人間を代表に選んだため、その時点で、「世直し」は頓挫した。立憲民主党は、将来へ向けて「世直し」を拒否したということである。かような政党を、もはや野党第1党にしておくわけにはいかないのではないか。少なくとも、来たる参議院選では、泉健太立憲民主党が現在の党の方針を大きく「市民と野党の共闘」(国民民主党と労働貴族の御用組合「連合」を除く)に転換しない限りは、もはや躍進させるわけにはいかない。現執行部の立憲民主党の躍進は、野党第1党の「自民党補完政党化」と、国会の大政翼賛会化を促すものとなり、その先には日本の絶望的なまでの破壊が待ち受けているからである。

 

衆院選の総括など、下記の菅原琢氏の岩波書店月刊誌『世界』(2022/1号)論文ですでに明確になっている。勝敗の評価は前回衆議院選(2017年)と比較すれば明確で、元々の立憲民主党の議席は増えており、支持票も増えている、共産党との共闘で逃げた票など、無視できる程度である。日本共産党や「れいわ新選組」の協力は小選挙区で大い効果があったが、国民民主党はほとんど役に立っていない(維新に投票)、衆院選直前の議席に比べて議席減となった理由は比例区の議席減で、これは国民民主党から立憲民主党にやってきた泉健太や小川淳也ら、元国民民主党・元希望の党の連中が、自分たちの支持層の比例票を集めることができなかったからである(比例でも維新に投票)。そして、枝野幸男・福山哲郎という中途半端なノーナシ執行部が「市民と野党の共闘」に真剣に取り組まず、労働貴族の御用組合「連合」の使い走りか下僕のようなことを繰り返していたため、無党派層が立憲民主党に見切りをつけたということである。今の泉健太立憲民主党が、その態度や方針を大きく転換しない限り、この無党派層の傾向はより一層、日本維新など、右派勢力の方へ傾いていくことになるだろうと思われる。

 

(関連)国民民主党・玉木雄一郎代表が維新と連携表明、さらに改憲は「合意できるところから」と断言! しかし玉木代表は2019年参院選で「改憲発議そのものをさせないために全力つくす」との市民連合要望書にサインしていた!!

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501479

(国民民主党=こんなところと「共闘」などできるか!)

 

(関連)連合、支援政党明記せず、参院選方針 共産との共闘 推薦せず、新方針 野党は困惑(朝日 2022.1.22)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/1aa01eea031979369dd554bcc6a2cdc8731a0087

(労働貴族の御用組合「連合」は解体だ! 彼らの支持政党の筆頭は今や自民党である。存在自体が日本にとってマイナスだ)

 

つまり、今の泉健太立憲民主党の方針や態度を容認して、来たる参議院選挙においても立憲民主党に投票を続けることは、①泉健太執行部を躍進させ、彼らの「自民党補完政党への道」を追認する、あるいは、②全く魅力のない日和見政党=立憲民主党への無党派層の離反を益々招き、低投票率の下、地滑り的な大敗北を招き、日本維新に野党第1党の座を明け渡す、かのいずれかの選択ということになる。目くそか鼻くそか、どちらを選びますかと、我々一般有権者・国民は、この出来損ないの野党第一党・泉健太立憲民主党から、ヘドロの選択を突きつけられているということだ。

 

解決策は、明白である。

下記の私のブログに書いた通り、4つのトンチキ方針を撤回し、労働貴族の御用組合「連合」と国民民主党を毅然として突き放し、「世直し」市民や日本共産党、「れいわ新選組」、社会民主党など、協力野党と、一丸となった取組を強めることである。それでこそ野党第1党と言える。我々有権者は、このことを立憲民主党が直ちに断固として実施実践しない限り、今後、いっさいの選挙において立憲民主党に投票するのをやめましょう。こんな連中、こんな方針の野党第一党が導く先に、我々の幸福はないのですから。社会民主党、日本共産党、山本太郎(れいわ新選組)、革新系無所属らに投票すればいい、恐れることは何もなく、選挙は一定期間が過ぎれば、また来ますから、選挙のたびに立憲民主党を拒否して、やがて野党第1党を新たに創っていけばいいのです(社会民主党がその役にふさわしいのかもしれないが、それならそれで、社会民主党はしっかりせいよ!)。

 

これまで何度も申し上げてきましたが、選挙で勝利することは「世直し」のスタートにすぎません。きちんとした勢力で政権交代を実現しないと、政権を取っても何も変わらないどころか、政権交代前よりもひどくなることもあり得ます。政権交代後の政治は、急進的である必要もないし、もちろん過激である必要もなく、あれもこれもと欲張る必要もなくて、現状の政治主導でボロボロになったものを、丁寧に少しずつ修復し、その修復を実績として積み上げることで有権者の信頼を得ていくのです。たくさんのことを持ち出して来て、小田原評定をやっていてはダメなのです。だからこそ、きちんとした政治勢力を有権者が選挙で形成し、さまざまな風雨が吹き荒れても、ぶれないで初心を貫いていくだけの覚悟と能力と知恵で乗り越えていかなければなりません。しっかりしなければいけないのは、政治家だけでなく、我々有権者もそうです。勝負は、選挙の時だけではなく、むしろ選挙の後=政権交代後にあるのです。「選挙の時だけお祭り騒ぎ」「選挙が終わればお任せ民主主義」ではお話になりません。

 

泉健太執行部拒否=これを市民運動・社会運動の「総意」にいたしましょう。泉健太執行部、および立憲民主党は、オルタナティブな日本を目指す「世直し」改革の先頭に立ち、日本共産党や「れいわ新選組」を含む「市民と野党の共闘」に真剣に取り組め! それがいやなら、さっさと消えろ!

 

(1)泉健太立憲民主党代表に申し上げる:原発再稼働容認、維新との共同歩調、提案型野党、(衆院選敗北の原因だとの的外れな決めつけによる)共産党との共闘見直し、の4つを白紙撤回せよ!!- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-efc7f4.html

 

(2)「世直し」勢力=「市民と野党の共闘」は体制を立て直せるか(その1):2021衆院選結果分析と、その総括=総大将の枝野幸男立民執行部があまりにひどすぎたことが大敗北の原因だ- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-1df231.html

 

(3)「世直し」勢力=「市民と野党の共闘」は体制を立て直せるか(その2)「野党共闘は不発だったのか:2021年衆院選のデータ分析から浮かび上がる日本政治の現状」(菅原琢『世界 2022.1』)より- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-905813.html

草々

 

2022年1月24日 (月)

「世直し」勢力=「市民と野党の共闘」は体制を立て直せるか(その3):「市民連合」と「共同テーブル」、市民運動・社会運動がその体質を改善・強化して「世直し」勢力の先頭に立て!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(2.22)オルタナティブな日本をめざして(第71回)「いま日本大学でなにがおきているのか:日本の私立大学が抱える諸問題」(長沼宗昭さん:新ちょぼゼミ)(2022年2月22日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-853810.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.イベント情報
(1)(予約必要)(1.29)オルタナティブな日本をめざして(第70回):「日本の感染症対策と731部隊」(加藤哲郎一橋大学名誉教授:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-88b237.html

(2)(別添PDFファイル)(1.30)研究・利用のために「人の生命を作る」ことの倫理(ZOOM:ゲノム問題検討会議)

 https://reikochangeno.exblog.jp/29016027/

(3)(2.3)たんぽぽ舎講座 アーサー・ビナードさん講演 Part4 詩人が今をえぐり取って語ります(仮題)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1639612701898staff01

(4)(2.4)【ちくりん舎学習・懇談会のご案内】大崎市放射能ごみ焼却排ガス調査結果についてなど - ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)

 http://chikurin.org/wp/?p=6306

(5)(別添PDFファイル)(チラシ)(予約必要)(2.8)子どもの健康と食品添加物(安田節子さん たんぽぽ舎)

 https://drive.google.com/file/d/15HBOtXXi6iqfAXgyVFxUjcBGnC2OBuc7/view?usp=sharing

(6)(2.10)パスワードが危ない!?(小倉利丸さん:たんぽぽ舎)

 https://drive.google.com/file/d/1eFk4qGhMWTqltOXmExCyBh5OO3MRVcwc/view?usp=sharing

(7)(別添PDFファイル)(チラシ)(2.14)食卓に忍び寄るゲノム編集食品(リアル&ZOOM:天笠啓祐さん)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1640464925442staff01

(8)(別添PDFファイル)(チラシ)(2.19)進むいのちの切り捨てと遺伝子操作を考える(Zoom併用:主催:DNA問題研究会)

 https://reikochangeno.exblog.jp/29059310/

(9)(別添PDFファイル)(チラシ)(予約必要)(3.6)「治安維持法」の過去と現在:朝鮮との比較から見えること(荻野富士夫さん)

 https://drive.google.com/file/d/1dLyzmdUTGWi3H33CivQvjVSLk09GD50b/view?usp=sharing

 

3(別添PDFファイル).(1.21)官邸前金デモへメッセージ(「三陸の海を放射能から守る岩手の会」 :2022.1.21)

 https://drive.google.com/file/d/1nFoXZWsJlcC1AAGyPi8NPcJS5221ET4e/view?usp=sharing

 

(関連)20220121 UPLAN 第8回「原発いらない金曜行動」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=6Fh5sx3Arew

(上記録画の30分前後のあたりから、事務局の方が読み上げてくださいました)

 

(関連)再処理-岩手の環境-RI廃棄物

 http://sanriku.my.coocan.jp/

 

4.(別添PDFファイル)安保法制違憲訴訟を支える会 チラシ(2022.1.19)

 https://drive.google.com/file/d/1LXQffydJfzjJ1pM6lUXTYrPNXz9L-kQF/view?usp=sharing

 

 1/19「総がかり」抗議行動でもらったチラシの一部を別添します。安保法制違憲訴訟を支える会のものですが、ここに書かれている那覇地裁の判決文を見て驚きました。何だコレは! です。かようなことを判決文に書いて、恥も外聞もないのか!! です。この国の司法・裁判所・裁判官はもう駄目ですね。但し、日本の有権者・国民の裁判・裁判所への無関心が、このお粗末・下劣の根底にあります。

 

(関連)(拡散希望)(継続サイト)日本の司法・検察は抜本改革されなければならない:ポイントは(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの解放と、(2)有権者・国民からのフィードバック機能の強化、です- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-bbc6f8.html

 

(関連)【リーフレット】司法はこれでいいのでしょうか - 安保法制違憲訴訟の会

 https://anpoiken.jp/2021/04/23/leaflet/

(関連)安保法制違憲訴訟の会

 https://anpoiken.jp/

 https://anpoiken.jp/category/suport/

 

5.(別添PDFファイル)デュアルユース技術と特許制度による軍事利用防止の可能性について(軍学共同反対連絡会 2022.1.21)

 https://drive.google.com/file/d/1fQmQ2gy4kw-QJOeDyBXnsuX1GAz6jgz0/view?usp=sharing

 

(私が投稿したものを掲載していただきました。議論を受けて下さった松原弘様と「軍学共同反対連絡会」に感謝申し上げます。:田中一郎)

 

(関連)軍学共同反対連絡会ニュースレター63号(2022年1月21日)

 http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2022/01/NewsLetter_No63.pdf

(関連)軍学共同反対連絡会 – Japanese Coalition Against Military Research in Academia

 http://no-military-research.jp/

 

7.(他のMLでの議論です)「新しい資本主義」論争について

 「岸田文雄版『新しい新本主義』」批判のメールを送ろうかなと思っていますが、少し先取りして書きます。「岸田文雄版『新しい新本主義』」を「新自由主義」と変わらないと批判された方に対して発信した私のメールです(一部加筆修正)。

 

(1)私は「新自由主義」と「市場原理主義(アホダラ教)」とを区別しています。前者は、経済学者ハイエクに代表される「設計主義」に対する深い懐疑論に基づく経済学上のイデオロギーであり、後者は、1%が我田引水をして99%を搾取し支配するためのご都合主義です。後者の代表格は、Mフリードマン、レーガン、サッチャー、そして竹中平蔵、安部晋三です。従ってまた、前者の新自由主義は、可能な限り市場に全てをゆだねる自由放任の経済政策=「極力小さな政府」を提唱いたしますが、「市場原理主義アホダラ教」の方は、政府=政治権力を握らない限りは実現できません。つまり、「市場原理主義アホダラ教」は、口先だけの「小さな政府」論であり、実質は「いびつに膨れた大きな政府」ということになります(たとえば「軍産情報複合体」)。そして、ここでは縁故資本主義が跋扈し、特権者たちが不公正に保護されるのです。

 

(2)世界各国は既に上記を認識しており、「市場原理主義アホダラ教」政策を展開する国は今ではほとんどありません(途上国ではあるかもしれない)。いわゆる西側先進国で、この「市場原理主義アホダラ教」の政策や似非イデオロギー(民営化という私物化、規制緩和撤廃という特権企業のやりたい放題、「自己責任」(社会的弱者・有権者・国民への押しつけ)という為政者や大企業などの責任棚上げ・免罪、などを乱暴に推進)にしがみついているのは日本くらいでしょう。

 

(3)白井聡氏の議論を参考に申し上げれば、バブル崩壊前後から30年以上にわたって続いてきた「市場原理主義アホダラ教」は、小泉・竹中政権による改悪政策=日本破壊を経て、アベ政権・アホノミクスで日本国民の無意識の世界にまで浸透した固結イデオロギーと化してしまった、ということです。

 

(4)日本は、「市場原理主義アホダラ教」からの脱却をしている世界の潮流からずっこけ、米国ニューディールが創りだした福祉国家や、その前の段階の社会政策である工場法制定以前の、大昔の古い資本主義に先祖返りしながら、新しい装いも飾り付けて、「市場原理主義アホダラ教」というご都合主義にまい進しています。

 

(5)「岸田文雄版『新しい新本主義』」には「新しい」ものは皆無です。中身はスッカラカンだと言われています。それよりも、資本主義は所詮、資本主義だ、という議論が乏しいのが残念です。これは、日本人の多くが有識者も含めて、資本主義とは何なのか=資本主義の中核的本質を理解していないからだと私は見ています。

 

(6)資本主義とは、資本が主、ということです。資本が主、とは、資本を出資している私的な個人・法人が商品生産=すなわち人間が生存するための様々な財やサービスの供給を一元的・排他的に支配する、ということを意味します。東京電力や関西電力の株主総会を思い浮かべてみてください。あれが資本主義の赤裸々な正体です。ここから、資本主義の最大の矛盾は、「生産の社会的性格と所有の私的性格の矛盾」として現れてきます。マルクス訓詁学者の宇野弘蔵が言うような「労働力の商品化」が資本主義の根本矛盾ではありません。そして、生産手段(生産要素)の所有は、労働力も含めて、そのままそれぞれの所有者の「所得」につながっていきます。

 

(7)私は、「岸田文雄版『新しい新本主義』」が話題となっている今こそ、マルクスが書いた大著=『資本論』を多くの人に再度読んでほしいと願っています。この本を読まなければ、資本主義の何たるかは分からないだろうと、私は思っています。資本主義を理解していない謬論は、これまで歴史的にも山のようにあり、ゴミクズの山として積みあがっています。

 

(続きは、おいおい、メールでお送りいたします)

 

(関連)抱きつき戦略の岸田新政権「新しい資本主義」に騙されるな|金子勝立教大学教授 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/295923

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今回は、「「世直し」勢力=「市民と野党の共闘」は体制を立て直せるか(その3):「市民連合」と「共同テーブル」、市民運動・社会運動がその体質を改善・強化して「世直し」勢力の先頭に立て!」をお送りいたします。

 

1.「市民連合」=歴史の大きな曲がり角において「日和見主義」「閉鎖的志向」はよろしくない

 

◆市民連合と立憲野党の政策合意にあたっての声明(2021.9.8)

 https://shiminrengo.com/archives/4336

 

(関連)市民連合 HP

 https://shiminrengo.com/

 

 <私が見る「市民連合」の問題点>

*労働貴族の御用組合「連合」と、その代理店政党の国民民主党を何とか「市民と野党の共闘」に引き入れようとして、本来、「市民と野党の共闘」がしっかりと掲げなくてはいけない「大黒柱」の公約政策を歪めてしまっていること。

 

*「市民連合」が一般市民に開かれておらず、各都道府県や地域で組織された人たちだけで閉鎖的な議論をしている様子がうかがえる。市民運動・社会運動団体というよりは、まるで政党か政治結社のごときであり、この状態は広く有権者・市民の代表としての「市民連合」という名前にふさわしくない。運動のあり方を見直すか、名称を変更するか、なされてはどうか?

 

 <田中一郎コメント>

 私は「市民連合」に対して「清く、正しく、美しく、細く、小さく」なれと申し上げているのではない。戦後の左翼・左派運動にママ見られた「何が清く、正しく、美しいのか」を競い合うようなことは、現状ではマイナスにしかならないと思っている。そうではなくて、自公や維新の政治、あるいは国民民主党や立憲民主党の一部など、その補完政党・政治家がもたらす「政治主導の日本破壊」に対して、断固として「NO!」と立ちはだかる場合の自分たちの主張を曲げてはいけない、自公・維新政治とは異なるオルタナティブな政治を実現するための自分たちの政策公約の内容を、支持・共闘する政党・政治勢力を広げたいがために歪めてはいけない、ということだ。

 

上記でご紹介した2021年衆議院選挙の際の「市民連合と立憲野党の政策合意にあたっての声明(2021.9.8)」の文言で、このことを具体的かつ簡単に申し上げる。1つは、戦争法その他のアベ違憲立法のこと、もう一つは、脱原発のこと、である。そして更に、衆議院選挙の選挙公約をつくる場合には必ず入れておいていただきたいことが漏れている、ということについても言及する。この「漏れ」は、私は致命的欠陥だと思っていて、「そうしたこともおいおい考えて検討していきます」などと言って、その場限りの方便でごまかしてもらっては困ることなのだ。(こうした「漏れ」が起きる一つの原因として考えられるのが、「市民連合」の組織や議論の閉鎖性であり、また政治的未熟ではないかと私は思う)

 

(1)「1 憲法に基づく政治の回復

・安保法制、特定秘密保護法、共謀罪法などの法律の違憲部分を廃止し、コロナ禍に乗じた憲法改悪に反対する。

 

「法律の違憲部分を廃止し」⇒ どの部分が違憲なのかを示さずに、かような文言でゴマカシていたら、実際に政権交代になっても、アベ違憲悪法は廃止にはならない。どの部分が違憲なのかを巡って野党各党で「ああでもない、こうでもない」の小田原評定となり、意見不一致で棚上げになるのは目に見えている。そしてそれは、そのまま政権の崩壊へとつながっていく。戦争法その他のアベ違憲立法は、いったん全部、直ちに一括廃止する=「一括」ということと「即時廃止」(政権成立後直ちに)の2つがポイントである。いずれが欠けても政治的には「実効性」がなくなる。つまり、つべこべいわずに一旦全部廃止して、必要ならば、再び法律案を出して審議せよ、という形でないと、実効性がない。(注)

 

(注)下記でご紹介する「共同テーブル」の「1.20院内集会」では、纐纈厚山口大学名誉教授が、「「違憲部分を廃止」などと言っているが、はたしてアベ悪法に違憲でない部分があるのか?」とスピーチされていた。まさにその通りである。

 

また、下記の原発問題と表裏一体だが、狭い国土の日本列島に原発・核燃料サイクル施設を60基近くも並べておいて(原発・核燃施設本体だけでなく、使用済み核燃料(プール)もまた、原発・核燃本体以上に危険極まりないことは福島原発事故で思い知ったハズである)、武力や兵器で日本を守るなどと言うことが、いかにお気楽で戦争のリアリティを認識していないか、明白ではないか。「平和ボケ」とか「お花畑」とかいう言葉は、こういう「(日本が直面する)国際紛争の武力解決」論者に対して向けられる言葉である。こうした議論が、国会でも、街頭でも、「市民と野党の共闘」の中から繰り返し繰り返し沸き起こってこないことが、私は危機感の欠如だと思っている。

 

それから、政権交代実現後に直ちに一括廃止する法律は、例示として挙げられた安保法制、特定秘密保護法、共謀罪法だけでいいのか、少なくとも、「盗聴法」や「重要土地等調査規制法」は例示しておく必要があるのではないかという点も大事なところである。

 

(2)「地球環境を守るエネルギー転換と地域分散型経済システムへの移行

  ・再生可能エネルギーの拡充により、石炭火力から脱却し、原発のない脱炭素社会を追求する」

 

 何故、脱原発=原発・核燃料サイクル施設の(即時)廃棄を先頭に持ってこないのか。電気はこんなものがなくても十分に足りている。地震・津波・火山噴火が頻発するこの狭い国土の日本列島に約60基もの原発・核燃料サイクル施設を並べて、まあ、おいおい原発・核燃料サイクル施設は廃止していきましょう、すぐには無理ですよ、などという気分でいるとしたら、それはもう典型的な「オバカ」の天然記念物である。まさに福島原発事故を(あの時の恐怖を)忘れたか、ということだ。「原発推進」も「必要最低限の原発容認」も「今すぐではない段階的な原発廃止=先送り」も、こと原発・核燃料サイクルに関しては実質的には、みな同じであり、これらは政治家どもが事をゴマカス時の「言葉遊び」に過ぎない。これまでの経緯がこれを実証している。

 

「市民連合」が提案する「再生可能エネルギーの拡充により、石炭火力から脱却し、原発のない脱炭素社会を追求する」は、本来は「原発のない社会を実現する。そのための方法として、再生可能エネルギーの拡充を推進し、極力石炭火力に依存しない経済を志向する」とでもすべきである。脱炭素よりは脱原発の方がはるかに重要であり、その逆ではない。CO2よりも放射能の方がはるかに危険であることは申し上げるまでもない(違うというのなら、CO2と気体放射能を同じ量だけ大量に吸い込んでみたらどうか?)。

 

また、脱原発を早期に実現しなければ、今のままでは再びの原発・核施設過酷事故で、日本列島は近未来に放射能汚染地獄に沈むことになる。必ずそうなる。約束してもいい。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が機能していないことはもはや明白で、福島原発事故があったにもかかわらず、原発・核燃料サイクル施設の安全性は担保されてなどいない。カネカネカネと利権が優先の原子力政策が続いている。しかも、南海トラフ大地震や北海道・東北沖の日本海溝沿い大地震が高い確率で予想されている中、原発・核燃料サイクル施設の耐震性はプレハブ住宅以下であり、また、予想される大津波や火山噴火への対策もロクすっぽ取られていない。こんな状態を目の前にして、脱原発を先送りしながら「脱炭素」を主眼に置くような「共通政策」を提言することは許されることではない。まず、脱原発と使用済み核燃料の安全対策に万全を期すような政策を打ち出さねばならない。原発のない社会は「追及する」のではなくて、(即時に)実現するのでなければ、有権者・国民の生活・生存の安全や安心は担保できないのだ。

 

(3)「漏れた」たくさんの重要政策(致命的欠陥)

 下記に箇条書きにしておく。政治が主導して破壊した現状の経済・社会を、その政治を転換して「世直し」するというのであれば、どうしても掲げておいていただかないと困ることがかなり脱落し、これでは多様化している現代社会での政策綱領としては致命的欠陥と言わざるを得ない。

 

*「1.憲法に基づく政治の回復」のところで、「言論・表現・思想信条・集会・結社の自由」や「検閲の禁止・通信の秘密確保」や「生存権」や「幸福追求権」など、現状において日本国憲法の基本的人権条項が自公政権によってないがしろにされている重要項目をもう少し掲げて、それを正す旨の記載が必要である(憲法学者と相談すればいい、記載場所は、ココ(「1.」)でなければダメ=「壊憲」阻止の意味も込める)。

 

*「2 科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策の強化」のところでは、「医療難民」ゼロ(自宅療養で医療を受けられずに死亡する人をなくす)という文言をどこかに入れる。

 

*「3.格差と貧困を是正する」のところでは、①生活・生存のためのセイフティネットの拡充をはかる(特に、生活保護制度改め生活保障制度として、その内容を抜本的に改めること)、②「富裕層の負担を強化する」は「巨額の内部留保を抱えた大企業や富裕層の負担を強化する」と書き換え、更に「GAFAなどの多国籍企業の日本国内源泉所得への課税やタックスヘイブン課税の適正化」を追記、③「公平な税制」ではなくて「公正・公平な税制」とする。

 

*「地方経済・社会の再生」という大項目を1つ建てる。その中に「4.」のところにある「・農林水産業(「や地場産業へ」を追加)の支援を強め、(「食料自給率を向上させて」を入れる)食料安全保障を確保する」を入れ、さらに、①地方分権自治改革の再開(東京一極集中や中央集権国家を徐々に修正)、②カジノ法廃止、③リニア新幹線建設や巨大ダム建設などの巨大公共事業の中止や見直し=社会的共通資本政策の抜本的改革=再び「コンクリートから人へ」、④地域経済再生政策の具体的拡充、などを掲げる。

 

(関連)全国の「過疎」自治体、初の5割超 885市町村 地方衰退深刻化 - 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20220120/k00/00m/010/320000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20220121

 

*「食品・商品の安全確保と表示の適正化:消費者行政の拡充」という大項目を1つ建てる。そこには、①ゲノム編集食品の安全審査、環境影響審査、表示を実現させる(また、ゲノム編集技術に対する適正な規制=やりたい放題は危険)、②消費者主権の具体的な中身(「知る権利・知らされる権利」「選択する権利」「安全なものを供給される権利」他)③農薬や食品添加物などの化学物質に対する法的規制の強化、④輸入商品への検疫体制強化や表示適正化、⑤トレーサビリティ制度確立、⑥製造物責任者制度の拡充や汚染者負担原則の徹底、⑦消費被害者の公的救済制度創設、などを盛り込む

 

(参考)消費者が権利を実現し、責任を果たすとはどんなこと?

 https://tinyurl.com/3kv5829w

 

(関連)(必見必読)「ゲノム編集、神話と現実:煙幕の中のガイドブック」=「ゲノム編集食品」という遺伝子操作されたフランケンシュタイン生物を食品にしてゼニ稼ぎするバイオムラの詐欺師たち- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-f94057.html

 

(関連)(重要)クロモスリプシス=クリスパー・キャス9によるゲノム編集技術で「染色体破壊と、その断片のランダム再結合」という新たな「壊滅的」危険性が『Nature Genetics 』で伝えられた(安田節子『いのちの講座』より)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-dc5fa7.html

 

*「権力の私物化を許さず、公平で透明な行政を実現する」

 ここに、①情報公開法・公文書管理法の抜本改正、②デジタル化社会に対応できる個人情報保護法の拡充・法改正(EUのGDPR以上の内容)、③公職選挙法・政治資金規正法・あっせん利得処罰法の抜本改正(市民参加の選挙自由化(Eメール含む)、供託金廃止または大幅減額、比例代表制度を柱とした衆議院の選挙制度改正(民意を反映しない小選挙区制度は廃止)、政治資金規制の強化と尻抜け防止(企業・団体献金の廃止など))、④「公益通報者保護制度」の抜本改正、⑤巨悪を見逃さないための法律の整備、⑥司法・裁判所・検察の抜本改正(第二次司法改革)、などを盛り込む。

 

*更に、立憲民主党を説得して、下記なども入れられるよう努力していただきたい。

 ①新しい民主主義の制度化(常設住民投票法やリコール制度の充実、審議会運営改善(委員人選や事務局を役所に任せないなど)、オンブズマン制度、NPO・NGOの行政への参加の制度化など、市民が参加できる直接民主主義的な諸制度の整備)

 ②マイナンバー制度の廃止(個人情報の名寄せ一本化はせず(共通番号制度にはしない)、ナンバーは内部管理用とするなど)

 ③公務員の大幅採用増(数百万人単位)と地方振興のための公的人材派遣会社創設による「ニューニューディール政策」(NND)

 ④環境アセスメント法の抜本改正やプラスチックごみ対策法、リサイクル法の改正など、環境改善のための法律整備

 ⑤福島第一原発後の対応の抜本的見直し(被害者の完全救済や福島第一原発の二次災害防止など)

 ⑥大学運営制度の適正化(学問の自由と大学自治、人材育成、研究費の大幅増、大学生奨学金制度や授業料減免の拡充・無償化など)

 

2.「共同テーブル」いよいよ始動

 昨年2021年夏に発足した「共同テーブル」が、今年夏の参議院選挙も念頭に置いて、いよいよ活動を開始いたしました。去る2022年1月20日、衆議院第二議員会館において「第1回「共同テーブル」大討論集会」を開催、リアル集会には約120名が参加、これにZOOMで参加する市民も加わり盛況な集会となりました。これからの活躍が期待されています。「大討論集会」は「第1回」とあるので、今後も開催されていくのでしょう。1月20日の集会には多彩な弁士が登壇し、なかなかの充実した内容になっています。以下、簡単にご報告いたします。

 

私からは、「共同テーブル」について、さしあたり次の2点を申し上げておきます。今後に向けて関係当事者の皆様が考慮して行動していただければと願っています。

 

(1)「1.20院内集会」の登壇者(弁士)は多彩な人材でしたが、集会に参集していた政治家は、ざっとみたところ「社民党系(というよりは旧社会党左派系)」のようにお見受けした。現職の議員で参加していたのは福島瑞穂議員だけで、日本共産党や立憲民主党や「れいわ新選組」の議員はいなかったように思う。新社会党や緑の党の人は参加していたが、これではやや寂しいというほかない。今後の行動展開において、広く「市民と野党の共闘」に協力してくれる政治党派に声を掛け、市民運動・社会運動と政治運動が交わる「市民のためのプラットフォーム」として大きくなっていってほしいと思う次第だ。また他方、「市民と野党の共闘」に協力していただける政党や政治勢力は、是非、声掛けに応じて参加していただきたい。

 

(2)登壇者の発言で、原発・核燃料サイクルに関する発言がなかったように思う。誤解を招く可能性があるので、あまり使いたくない表現だが、原発・核燃料サイクル問題は「別格」と位置付けていただき、集会などの際には必ず最低1人は、この原発・核燃料サイクル問題についての発言をしていただくよう段取りを取っていただきたいと思う。何故なら、日本の現状の原発・核燃料サイクル施設は福島原発事故にも拘わらず非常に危険なままで、まもなく天災等の理由から再びの過酷事故を起こしそうだからである。憲法問題や経済政策などと並んで、政治の最重要課題としていただきたい。原発には何の合理性も安全性も経済性もなく、小泉純一郎氏が言うように、「安全、クリーン、安い、コレみんなウソ」であり、ただただ政治の力だけで稼働が続いているからである。原発には、現代日本の「全ての悪」が凝縮しているし、再度の過酷事故は日本を亡ぼしかねない。

 

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◆第1回「共同テーブル」大討論集会:総選挙の総括と今後の政治展望について PROGRAM他(2022年1月20日)

 https://drive.google.com/file/d/1FSdXt_BvMckpnjGa8WV6OLI7aw_NVnhJ/view?usp=sharing

 

◆2022.1.20 第1回「共同テーブル」大討論集会 110人が参加し熱く語り合う - akira-vp ページ!

 https://www.kyodotable.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E5%A0%B1%E5%91%8A/

 

(関連)(当日録画)(1.20)共同テーブル大討論集会 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=bOZRfkDVQWQ

 https://www.youtube.com/watch?v=bOZRfkDVQWQ

 

(ZOOM録画をユーチューブにアップしたようなので少し見にくいですが、声はしっかりと聞き取れます。佐高信氏と竹信三恵子氏のスピーチが特に記憶に残るいい内容でした。下記にお二人だけの録画もありますのでご紹介しておきます。また、私も発言の機会をいただきました(上記録画の3時間53分あたりから数分間です。私の後には北区の元区議(新社会党)の福田実さんもスピーチされました。:田中一郎)

 

(関連)2022-1-20「共同テーブル」第1回大討論集会(佐高信・服部良一 17分) - akira-vp ページ!

 https://www.kyodotable.com/%E5%8B%95%E7%94%BB/

 

 <佐高信氏のスピーチで強く脳裏に焼き付いた鶴彬(つるあきら)という川柳作家の話>

 佐高信氏が最後の締めのスピーチで話しました。上記の録画にはありません。その1つ上の「(当日録画)(1.20)共同テーブル大討論集会 - YouTube」の最後の方をご覧ください。

 

 「アリくいを かみ殺したまま 死んだアリ」(鶴彬)、佐高信氏が紹介したこの句は、私の脳裏に焼き付きました。鶴彬氏(本名は喜多一二(かつじ))は若齢29歳で監獄生活が原因で死去します(1938年)。劣悪な監獄環境下での打ち続く拷問で体が弱り、獄中で赤痢にかかって死去されたそうです。戦前の天皇制絶対主義権力の権化=特高警察に虐殺されたと言っていいでしょう。現在の入管庁による在日外国人虐殺のようなものです。その鶴彬氏のこの句が、彼の毅然と暴虐権力に立ち向かう不敵なまでの剛健な姿勢をしっかりと刻んでいるではありませんか。私はこの句を聞いて体が震えました。目頭も熱くなりました。

 

 でも、ちょぼちょぼ市民の端くれ、大阪下町出身のジャリ石である私には、とても「アリくいを かみ殺したまま 死んだアリ」の真似はできそうになく、せいぜいのところ「アリくいの 鼻ずらかんで また逃げる」くらいかな、と思いました。申し訳ない。

 

(関連)鶴彬獄死の末にある戦 開戦の日に考える:中日新聞Web

 https://www.chunichi.co.jp/article/166649

(関連)鶴彬 鶴彬全川柳

 https://www.aozora.gr.jp/cards/001674/files/54899_71675.html

 

 <竹信三恵子氏のスピーチ談>

「日本国憲法第9条は、もっと幅広く生かせば強力で切れ味のいい道具なのに、宝の持ち腐れ、改憲派の方が、その威力を知っているのではないかと思えるほどです。」=御意! その通りです。日本国憲法は、私たち日本の有権者・国民を最後の最後に守ってくれる「天下の宝刀」です。徹底的に使わない手はないのです。戦争反対だけではありません。竹信三恵子氏のVTR、見逃さずに必ずご覧ください(下記URL)。

 https://www.youtube.com/watch?v=qFddOSOH1Ms

 

 <「共同テーブル」関連サイト>

(1)1.20意見アンケート - akira-vp ページ!

https://www.kyodotable.com/1-20%E6%84%8F%E8%A6%8B%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88/

(2)20210818 UPLAN【記者会見】「共同テーブル」結成の理念と経過、ならびに今後の取り組みについて - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=e5uJHc7fkC4

(3)共同テーブル - IWJ Independent Web Journal

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%85%B1%E5%90%8C%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB

 

3.今、私が思うこと

 

(関連)(別添PDFファイル)連合、支援政党明記せず、参院選方針 共産との共闘 推薦せず、新方針 野党は困惑(朝日 2022.1.22)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/1aa01eea031979369dd554bcc6a2cdc8731a0087

 

(関連)立民の脱「批判ばかり」、与党利する おとなしさ(東京 2022.1.22)

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/156043

 

*維新(日本維新&大阪維新)の批判がなさすぎる=特に立憲民主党と市民運動・社会運動、何しとんねん!

*泉健太立憲民主党は応援する気にはなれん。第二の前原誠司や。泉健太総大将の「市民と野党の共闘」はありえない。

*労働貴族の御用組合「連合」を突き飛ばせ!(一つ下の産別労連、ないしは単協と付き合え) 解体させろ!

*国民民主党とは一緒にやれん、あきらめろ! 特に「市民連合」の日和見は問題。

*「ホンモノ政権交代同盟」をつくれ!(さしあたり、社会民主党、日本共産党、山本太郎(れいわ新選組)、革新系(沖縄の風他)、その他)

*立憲民主党は、辻元清美氏を(将来の代表含みで)党役員にした段階で「同盟」に入ればいい。辻元清美氏は参議院選に比例で立候補せよ。グズグズしている暇はない、日本国憲法が危ない。選挙区を「アホの都」の大阪・高槻市から、菅直人氏引退後の選挙区に引っ越せ!

*経済政策がなっとらん(例=山本太郎「れいわ新選組」の一過性巨額現金バラマキ)

(松尾匡立命館大学教授に責任を取らせて、自分が山本太郎氏に言ったことは一部誤りだった、と申し入れさせよう)

*社会民主党は何とかならないのか!? 何故、支持が拡大しないのか? (よく頑張っている)福島瑞穂氏に足りないものがあるのか?

 

◆(吉報!)立憲、辻元清美氏を参院選に擁立へ 比例で最終調整:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASQ1S3WDNQ1SUTFK009.html

 

(よっしゃ! よく決断した! 今夏の参議院選挙で立憲民主党を応援する気になってきたぞ。必ず当選させなあかん。そして当選したら、立憲民主党の幹事長か政調会長をやって頂戴。そのあと、いよいよ立憲民主党の代表になるねんで。第二次マドンナ旋風を吹かすんや! 土井たか子さんが天国から見守っとるぞ!)

 

(1)泉健太立憲民主党代表に申し上げる:原発再稼働容認、維新との共同歩調、提案型野党、(衆院選敗北の原因だとの的外れな決めつけによる)共産党との共闘見直し、の4つを白紙撤回せよ!!- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-efc7f4.html

 

(2)「世直し」勢力=「市民と野党の共闘」は体制を立て直せるか(その1):2021衆院選結果分析と、その総括=総大将の枝野幸男立民執行部があまりにひどすぎたことが大敗北の原因だ- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-1df231.html

 

(3)「世直し」勢力=「市民と野党の共闘」は体制を立て直せるか(その2)「野党共闘は不発だったのか:2021年衆院選のデータ分析から浮かび上がる日本政治の現状」(菅原琢『世界 2022.1』)より- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-905813.html

 

(4)衆院選2021レビュー(1):「市民と野党の共闘」を応援する市民の目から見た山本太郎・東京8区(杉並区)立候補騒動について=「市民と野党の共闘」をリードしない総大将・立憲民主党現執行部に最大の問題がある- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-b38a29.html

 

(5)衆院選2021レビュー(2):投票結果分析を巡る若干の議論=山積みとなる死票、有権者の民意を踏みつけにする小選挙区制と細切れブロック比例代表制(もはや選挙制度・公職選挙法の抜本改正は必要不可欠) - いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-329e54.html

 

◆現時点で日本が最も警戒すべき経済リスクは「際限のない円安」と「スタグフレーション」だ:さしあたり思いつくことだけを列記、後日まとめて詳論します- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-481f91.html

 

(明日の私のメール一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆キャンペーン · 辻元清美さん、早く国会に戻ってきてください。#辻元清美を国会へ · Change.org

 https://tinyurl.com/2p8jw4sc

 

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 署名3000を超え&辻元事務所に署名活動についてお知らせ! · Change.org

 https://tinyurl.com/yckn6n4y

 

(辻元はんには、早よう立憲民主党の代表になって日本を救ってほしいと思てますけど、代表になったら原発で妥協したらあかんのやで。原発は再稼働せずに廃炉、使用済み核燃料の安全対策に尽力して、二度と核事故を起こしたらあかんのや。原発なんぞなくても電気はなんぼでも作れる。原発で甘い汁を吸うとる奴らがウソこいで国民をだましとるのや。これに大ナタを振るってやめさせてな。よろしゅう頼みます。:田中一郎)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(今のままだと、参院選はボロ負け、仮に善戦しても「世直し」には結びつかず、「遅れてきた自民党補完政党」が跋扈するだけ。立憲民主党は、泉健太を代表にした段階で「世直し」を放棄した。)

草々

 

 

2022年1月21日 (金)

(追伸:1.18名古屋地裁判決の不十分) 日本の警察があなたのDNA情報を狙っています & 名古屋白龍 住環境を守る会 〜カルティア瑞穂ヶ丘・高層新築マンション建設反対運動

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(1.26)函館市大間原発建設差し止め裁判26回口頭弁論(東京地裁)
 https://drive.google.com/file/d/1xFhmPij2Ca6YScSCOhKDCDoU8sE5NyL-/view


2.キャンペーン · 中米日政府- いまのままでいいのでしょうか、私たちは「台湾有事」を拒否します · Change.org
 https://tinyurl.com/2p8amdtu

(関連)(必読)再び戦場の島とさせないために(伊波洋一参議院議員 2020.9)
 http://www.okinawaiken.org/wp13/wp-content/uploads/2020/09/YI_iwanami_202009.pdf
(関連)伊波洋一オフィシャルサイト - 沖縄の声を国会へ
 http://ihayoichi.jp/

 

3.“沖縄版モリカケ問題”勃発!名護市長の“不正入札”疑惑を現職市議が実名告発(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/dd2f4cf0b4b69fffe761e002f9b5da21b9a77b61

 

◆個人献金・Donation - Yohei Kishimoto

 https://www.yoheikishimoto.com/%E5%AF%84%E4%BB%98-donation

 

(関連)名護市長選挙、最終盤の争い “三日攻防”に突入 支持拡大へ全力 - 沖縄タイムス+プラス ニュース - 沖縄タイムス+プラス

 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/897958

 

4.野党第1党の気概も政権奪取の気迫も感じられない立憲民主党|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/300151

 

5.菅直人元首相 東京は「維新」に席巻されてしまう 強い危機感(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/49e77cefbb61ff441ea77a2b0e6fcc986a572f03

 

(一部抜粋:菅直人元首相が19日、ツイッターに新規投稿。「『維新』と戦う立憲有志の会の準備をしている」と日本維新の会との対決姿勢を鮮明にした。)

 

 ⇒ 菅直人氏は私のメールを見ているのかもしれません。市民運動・社会運動も、立憲民主党他の立憲野党も、日常的な維新(日本維新&大阪維新)に対する具体的な徹底的批判が足りません。泉健太立憲民主党代表にいたっては「維新と共同歩調」とまで発言しています。バカか! という話です。こういうことだから維新はのさばるのです。維新は現代版ファシスト勢力であり、日本破壊の先頭に立つ連中です。人間が誰しも持っている下劣な感情を、デマゴーグを交えて煽り立てて自分たちの勢力拡大に利用しています。彼らの「身を斬る改革」とは「他人様の身を斬る改革」であり「有権者・国民(特に弱い立場にある人たち)を斬って捨てる改革」です。

 

この菅直人氏の動きを、みんなで応援いたしましょう。でもコレ、「(選挙の)負け犬の遠吠え」にしないためには、立憲民主党がリーダーシップを取り、次期参議院選挙を見据えて「市民と野党の共闘」の態勢立て直しと、有権者・国民を最優先にした(労働貴族の御用組合「連合」を最優先ではなくて)マニフェストと骨太政権構想の早期公表が必要です。「日本共産党との連立はあり得な」としか発言せず、自ら「市民と野党の共闘」の強化に全く取り組まず、参議院選大敗北への道を歩んでいる筆頭役が泉健太立憲民主党現代表です。こんなことなら、一刻も早く代表を降りていただきましょう。枝野幸男・福山哲郎よりも更にひどい、史上サイテーの野党第一党党首です。

 

(関連)泉健太立憲民主党代表に申し上げる:原発再稼働容認、維新との共同歩調、提案型野党、(衆院選敗北の原因だとの的外れな決めつけによる)共産党との共闘見直し、の4つを白紙撤回せよ!!- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-efc7f4.html

 

(関連)「世直し」勢力=「市民と野党の共闘」は体制を立て直せるか(その2)「野党共闘は不発だったのか:2021年衆院選のデータ分析から浮かび上がる日本政治の現状」(菅原琢『世界 2022.1』)より- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-905813.html

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<昨日お送りした下記メールの追伸です>

◆ 日本の警察があなたのDNA情報を狙っています=微罪容疑であなたを警察署へ連れて行き、なんだかんだと言ってDNAや指紋などの個人情報を収集し、それを「潜在的犯罪者」のリストに載せてDBをつくるのです- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-1925cb.html

 

 (別添PDFファイル)

◆無罪確定の男性の指紋やDNAデータ、国に削除命令 名古屋地裁(朝日 2022.1.19)

 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15176534.html?pn=3&unlock=1#continuehere

◆DNA型データ抹消命じる、名古屋地裁 無罪確定後も警察保管(東京・毎日 2022.1.19)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/4361044db68f0216b25cb8b06d90700f344f1ad5

 

 朝日新聞の2枚目の記事が重要です。今回の判決は、警察のやりたい放題に少しメスが入った感じですが全くの不十分です。警察公権力の濫用に歯止めをかける判決には程遠いと言えるでしょう。

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)指紋やDNA型などのデータの抹消や採取などをめぐる訴訟は警察庁が把握しているところでは、これまで7件の判決が確定、いずれも国が勝訴している。

 

国は2020年末現在、容疑者のDNA型約141万件、指紋約1135万件をデータベースに登録。今回の判決は、データベースの有用性そのものは認め、余罪や再犯の捜査に使用するための情報の保管は許容されるとした。

 

指紋やDNA型などは同じものを持つ人がおらず、生涯変わらない。判決は、特定の人のみ登録・管理されるこうしたデータベースは、名前などに比べ高い秘匿性が認められるべきだと指摘。「公権力から指紋やDNA型などのデータをみだりに取得、利用されない自由」が憲法で保障されており、その自由の制限と、捜査上の必要性を比較検討する必要があるとした。

 

その上で国家公安委員会規則について、対象の犯罪や保存期間などの定めがなく、「脆弱(ぜいじゃく)な規定だ」と指摘。原告には、余罪や再犯のおそれといった「具体的な必要性」もないとして、国にデータの抹消を命じた。

 

同規則は本人の死亡時と「保管する必要がなくなった」ときにデータを抹消しなければならないと定める。また警察庁は、本人が99歳を超えた場合や誤認逮捕と分かった場合も抹消すると説明。だが判決は、保管権限を持つ国が自ら要件に当たるかどうかを判断することは「恣意(しい)的な解釈、運用がなされるおそれを否定できない」と批判した。

 

一方で判決は、原告が求めていた携帯電話のデータ削除は認めなかった。指紋などと異なり、刑事確定訴訟記録法によって保管され、新たな犯罪捜査に用いることを予定していないことを理由に挙げた。

 

 ■原告「逮捕前の私に」

 「(逮捕された2016年)10月7日以前の私に戻していただくという意味では非常によい判決だった」。原告の奥田恭正さん(65)は、判決後に開かれた報告集会で、晴れ晴れとした表情で語った。

 

一方、判決を受け、警察庁は朝日新聞の取材に「判決内容を精査して、今後の対応について検討して参りたい」とコメント。警察庁はDNA型などのデータについて、無罪が確定しても一律に抹消はせず、「個別のケースごとに判断している」と説明。捜査上の観点から「保管する必要性がなくなったかどうか」を判断しており、無罪確定後に抹消した例もあるとしている。ある幹部は「判決を受けて今の運用を変えることは現時点では考えていない」と話す。(編集委員・伊藤智章、大野晴香)

 

 ■保管の制度整え不安払拭を

 元警察大学校長の田村正博・京都産業大教授(警察行政法)の話 指紋やDNA型データの取得や蓄積、利用は捜査に不可欠。制度として無罪確定のケースだけを例外とすることはあり得るが、不起訴のときなどでも保管を継続する具体的な必要性を個別に要求されると、捜査が難しくなり、国民の利益を損なうことになる。保管や利用のわかりやすい制度を整え、国民の不安を払拭(ふっしょく)することが望ましい。

 

 ■法制度化の基準の一つにも

 「明るい警察を実現する全国ネットワーク」代表の清水勉弁護士の話 捜査を受けた当事者は自分の個人識別情報を「消してくれ」と声を上げることが難しいので、データベースの運用には明確なルールが必要だ。今回の判決は、どのような場合に抹消するのかなどを法制度化する際の基準の一つになりうる。警察による情報管理を適正化するきっかけにもなるだろう。

 

 ■主な争点をめぐる原告側主張と判決

 ◆指紋やDNA型などを取得・保管されない権利

 <原告側主張>

 憲法13条で保障されている

 <判決>

 憲法13条が保護する個人の私生活上の自由には、みだりに指紋やDNA型などのデータを取得、利用されない自由も含まれる

 

 ◆データベース運用の根拠

 <原告側主張>

 将来の犯罪捜査のために情報を持つ法令上の根拠はない

 <判決>

 対象犯罪や保存期間などがなく、諸外国と比べても脆弱な規定だ

 

 ◆無罪判決後のデータ保有

 <原告側主張>

 必要かつ合理的な措置とはいえない

 <判決>

 抽象的理由では不十分。余罪の存在や再犯のおそれなど具体的な必要性が示されなければならない

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 <田中一郎コメント>

(1)警察がDNA・指紋・顔写真その他の個人情報を採取する根拠が薄弱で重大な人権侵害であること

(2)採取した個人情報を削除・抹消するルールもいい加減、警察が採取・保管して、抹消も警察自身が決めるという典型的な「利益相反」

(3)警察が「抹消しました」と言っても、あるいは裁判の判決が「抹消せよ」であっても、それが確実になされたかどうかは不明 警察の業務に関する何らかの監視組織が必要(特に人権侵害に対するけん制機能が付与されるべき、「共謀罪法」や「盗聴法」についても同じ)

(4)警察や国・自治体の個人情報を巡る重大な法律違反・人権侵害に対して損害賠償を判決しない(今回もそう)。また仮に国家賠償などを認めても、その金額が人を馬鹿にしたように少額。

(5)今回の原告が起訴された事件とは下記(名古屋・白龍マンション地域住民紛争)だが、これ自体が、警察がマンション建設業者と癒着するかのごとき不当逮捕を行って起訴したものであり、こちらも被害者に対する損害賠償をマンション業者と警察・検察権力にさせる必要であり、かつ、逮捕・起訴を担当した警察官・検察官らを処分する必要のある悪質な権力乱用だ。

(6)かようなことを看過するようなら、この国はやがて警察権力・検察権力のやりたい放題の国となり、日本国憲法は空文化する。

(7)国会での追及の他、市民運動・社会運動でも取り上げて、マンション地域住民紛争と、個人情報保護の観点から問題化する必要あり。

 

◆名古屋白龍 住環境を守る会 〜カルティア瑞穂ヶ丘・高層新築マンション建設反対運動〜

 http://hakuryu-mansion.jp/column/170617.html

 

(関連)名古屋白龍のマンション紛争と裁判

 http://rigakuken.main.jp/akirayamada/report/pdf/20171031a.pdf

(関連)名古屋白龍 住環境を守る会 〜カルティア瑞穂が丘・高層新築マンション建設反対運動〜

 http://hakuryu-mansion.jp/

 

(確か少し前に、東京都杉並区の田中良現区政の下、区立学校の建て替え工事に反対する住民運動を巡り、似たような事件が起きてはいなかったか?:下記)

 

(関連)建設反対運動も「共謀罪」捜査対象? 弁護士ら懸念:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASK5Q5TVQK5QUTIL060.html

草々

 

From: 田中一郎

Sent: Thursday, January 20, 2022 9:14 AM

Subject: 日本の警察があなたのDNA情報を狙っています=微罪容疑であなたを警察署へ連れて行き、なんだかんだと言ってDNAや指紋などの個人情報を収集し、それを「潜在的犯罪者」のリストに載せてDBをつくるのです

 

前略,田中一郎です。

下記ブログをご覧下さい。

 

(拡散歓迎:下記サイトはSNSなどで広げていただければ幸いです)

◆ 日本の警察があなたのDNA情報を狙っています=微罪容疑であなたを警察署へ連れて行き、なんだかんだと言ってDNAや指紋などの個人情報を収集し、それを「潜在的犯罪者」のリストに載せてDBをつくるのです- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-1925cb.html

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-1925cb.html

 

(注:私の名前をかたった偽メールで下劣ないたずらや嫌がらせのメールがみなさまに届く可能性があります。もしそのようなメールを見つけられましたら、惑わされずに直ちに廃棄をお願い申し上げます。)

草々

 

 

2022年1月20日 (木)

(メール転送です)全国のみなさま、「地球温暖化は嘘」のパンフレットが完成したお知らせです・・・広瀬隆 2022年1月20日:「新型コロナ」感染拡大に対して用心をして1/27講演会は中止になりました

前略、田中一郎です。
(メール転送です)


(下記1/27講演会は「新型コロナ」感染拡大に対して用心をして中止になりました)
◆(予約必要)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-38ac7b.html

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)来週1月27日(木)に、私が東京の水道橋・東京学院で「地球温暖化は大嘘」の内容で、4時間の講演をする予定でしたが、コロナ感染が爆発的に広がってきたので、躊躇なく命を優先して、講演を中止させていただくことに決定しました。

講演会に出席される予定だった方には残念ですが、コロナがおさまってから、別の日に講演会を開催します。しかし一方、インターネット上では、みなさまに私の講演を1月27日(木)に録画して公開できますので、予定通りYouTubeの動画でお会いしましょう。その日に講演会場で配布する予定だった「地球温暖化は嘘」の美麗なパンフレットが、昨日完成したのでお知らせします。

   このパンフレットは、すべての人に、是非、読んでいただきたい内容です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

パンフレットは広瀬隆さんご自身が販売される他、たんぽぽ舎や私が取次販売をいたします。

◆アクセス - たんぽぽ舎
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
草々

 

(下記はメール転送です)

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From: 広瀬隆

Sent: Thursday, January 20, 2022 6:49 PM

Subject: 全国のみなさま、「地球温暖化は嘘」のパンフレットが完成したお知らせです・・・広瀬隆 2022年1月20日

 

全国のみなさま、「地球温暖化は嘘」のパンフレットが完成したお知らせです・・・広瀬隆 2022年1月20日

 

  テレビと新聞は、相変らず、科学的に何ひとつ根拠のない「二酸化炭素による地球温暖化」のデマを、恥ずかしくもなく、無神経に宣伝しているので、多くの人がその流言蜚語を信じきっています。しかし「人類の危機」は、トンガの海底火山大噴火が警告している通りです。そう、「温暖化」とは真逆の「寒冷化」と、「次の大地震の発生」が近づいています。みなさん、再び大地震が迫っている可能性があるのですよ。

  いいですか、13年前の2009年3月18日にも、トンガの海底火山の大噴火が起こり、噴煙と海水が数百メートルにも達しました。私は、太平洋プレートの境界で起こったこのトンガ海底火山の大噴火を見て、「太平洋プレートが激動している! これは日本の太平洋岸に続くプレート境界線だ。 大地震が間近に迫っている!」という予感につき動かされて、翌2010年に『原子炉時限爆弾~大地震におびえる日本列島』(ダイヤモンド社)を出版しました。タイトルの通り、日本に迫る大地震の危険性を警告したのですが、間に合いませんでした。トンガの火山大噴火後、2011年の3・11に東日本大震災が発生して多くの方が亡くなり、福島第一原発の大惨事が起こったのです!!

   ところが現在の日本は、再び大地震が迫っているというのに、いまだに「原発の再稼働」という危険な悪事を、平然と続けています。3・11に福島第一原発を襲ったのは、675ガルの揺れだったというのに、四国電力は、南海トラフ巨大地震が直撃しても、「伊方原発3号機は、181ガルの揺れにしか襲われない」と、頭がおかしくなったとしか思われない暴言を吐いて、広島地裁の裁判長も頭がおかしくなってその暴言を鵜呑みにし、伊方原発に再稼働にゴーサインを出して、12月2日から運転再開しているのですよ。

  すべての原発がこの通りで、日本全体は、完全に正気を失っています。   

  また、1991年6月には、フィリピンのルソン島にあるピナトゥボ火山が20世紀最大規模の大噴火を起こしたあと、火山灰が2万メートルの成層圏に達して空を覆い、翌1992年には全世界に大冷害が広がって、日本の農業も巻きこまれたのです。今回のトンガ噴火も、同様に、とてつもない規模で、噴煙の高さが2万メートルの成層圏に達したと伝えられます。それも不幸にして、太陽の活動が激減して「大寒冷化の危機」の到来が警告されているこの2022年1月に起こりました。寒さのため、野菜や穀物ができなくなったらどうしますか? 私は心中で、「どうか、寒冷化が加速しないように」と祈っています・・・

 

子供でも、誰でも、チンパンジーでもオランウータンでも理解できるこれらの科学的な話が、テレビと新聞でほとんど語られることなく、人類は、「環境」という言葉を掲げて「温暖化・温暖化」のデタラメキャンペーンに熱中し、ますます「環境破壊の犯罪」に熱中しています。国会議員も、バカばかりで、全員が間違った「エネルギー政策」を掲げています。

  来週1月27日(木)に、私が東京の水道橋・東京学院で「地球温暖化は大嘘」の内容で、4時間の講演をする予定でしたが、コロナ感染が爆発的に広がってきたので、躊躇なく命を優先して、講演を中止させていただくことに決定しました。

  講演会に出席される予定だった方には残念ですが、コロナがおさまってから、別の日に講演会を開催します。しかし一方、インターネット上では、みなさまに私の講演を1月27日(木)に録画して公開できますので、予定通りYouTubeの動画でお会いしましょう。その日に講演会場で配布する予定だった「地球温暖化は嘘」の美麗なパンフレットが、昨日完成したのでお知らせします。

    このパンフレットは、すべての人に、是非、読んでいただきたい内容です。

   世の中では、二酸化炭素CO2が悪者扱いされていますが、それはテレビと新聞が広めたトンデモナイ大嘘のコンコンチキです。二酸化炭素は、普通には「炭酸ガス」と呼ばれていますね。炭酸ガスは人間の血行を盛んにするので、低血圧にも高血圧にも、糖尿病にも、さまざまな医療効果が医学的に実証されています。肉食のヨーロッパ人は、動脈硬化で心臓発作になりやすいので、ヨーロッパでは昔からCO2濃度の高い炭酸泉浴が盛んなのは、そのためです。植物が太陽のエネルギーを利用して「光合成」をおこなう時、植物の成長を促進する最も重要な養分がこの炭酸ガスですから、炭酸ガスは植物の肥料そのものです。地球に緑を増やして、砂漠化を防ぐ、最も重要なガスです。同時に私たち動物に、たくさんの野菜と穀物と果実と、毎日呼吸する酸素を供給してくれるのが炭酸ガスであることを、中学で習いませんでしたか? 脱炭素だの、低炭素社会だのという人間たちは、完全に頭がおかしくなっているのです。この話は、国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」というペテン師集団が仕組んできたデマなので、現在も彼らは、地球の温度データを書き換えるという、悪意に満ちた犯罪を繰り返しています。そう現在も、です。その犯罪に加担しているのが、日本の気象庁なのです。低炭素社会なんて、トンデモナイ話ですよ。ですから流言蜚語に惑わされず、当たり前のことを伝え、すべての人が真実を共有することが、このパンフレットをつくった目的です。

   地球温暖化論者は、あまりに馬鹿げたことを、社会に広めようとしています。彼らが叫んでいる電気自動車なんてものを普及していいのか?・・・水素エネルギーなんてものを利用すべきなのか?・・・誰がどのように温度データを書き換えているか?・・・温暖化説を原発必要論に悪用してきたのは、一体誰なのか?・・・寒冷化を予告する太陽の黒点はどうなっているか?・・・正しいエネルギーの使用法は何か?・・・こうしたすべての内容を網羅して、パンフレットに説明してあります。

  温暖化論者のデマの結果、I PCCと手を組んでいるEU議会と、アメリカ政府の愚かさが、ついに私たちの生活を逼迫し始めました。この温暖化デマによって、天然ガス価格・石炭価格・原油価格の高騰が起こり、ガソリン価格(トラック輸送価格)・灯油価格(暖房費)が連動して高騰しています。電気代とガス料金の値上げから、食品などあらゆるものの物価も、値上げせざるを得なくなってきました。膨大な数のまともな労働者が、デマによって、全世界で失業して路頭に迷う危機に直面しています。地球上の全土に、急いでまともな知識を広めなければ、この問題は解決しません。

  このように全世界と日本の産業界を襲っている大きな経済的潮流を、テレビと新聞が伝えないからといって、市民がまったく知らずに傍観していてよいのですか? これらの世界的な地獄を招いている責任者は、誰なのか? 誰がもうけているか、知りたくないですか?

 反論がある人も、まず、私の話を、きちんと聞いてから、その議論を始めてください。ほとんどの人は、詐欺師に騙されているだけなのです。政治活動をする市民も、すべての国会議員も、テレビ局と新聞社、出版社に勤務する人も、若者の未来を案じる人も、すべての人が知っておかなければならない地球上で最も重要な話です。すべての人にとって、つまり一人一冊の必携書が、このパンフレットです。このパンフレットに書かれている当たり前の科学と理科を知らない人は、この地球という惑星に住む資格がないと言えます。

   絶望を、希望に変える明るい未来を、みなさんと共に築いてゆきましょう。このパンフレットは、多数の図版を使った512枚のスライドをすべてカラーで印刷し、分厚い64ページの冊子にまとめた、分りやすい資料です。

  完成したパンフレットは、「たんぽぽ舎」から発送しています(電話03-3238-9035──メール nonukes@tanpoposya.net あるいは、mailto:tanpopo3238@gmail.com
に注文して、代金などをお尋ねください)。

  たんぽぽ舎とは別に、私・広瀬隆からも直接、発送しますので、その場合は 下記の郵便振替口座「広瀬隆文庫」に、 「温暖化パンフ」と書いて、注文【部数】と、送り先の住所・お名前を明記して(できれば電話番号またはメールアドレスも書いて)、お申し込み下さい。

  (送料無料で) 一部500円です

 【郵送料が予想以上で、一冊230円もかかるので驚いています。しかし送料は私が持ちますので、一冊単位で遠慮せずにどんどんご注文ください。 たくさんの人に事実を広めてくださる方は、4~5冊以上のまとめ買いをして下さると、本当に助かります  (カンパ大歓迎)】。

     郵便振替口座名:広瀬隆文庫   口座番号:00160-8-588281 

   ではみなさま、コロナ・ウィルスに負けずに・・・くれぐれも、お体を大切になさって下さい。コロナに注意しすぎることはありません。万全の注意を心がけて下さい・・・草々

                                 広瀬隆

 

2022年1月19日 (水)

日本の警察があなたのDNA情報を狙っています=微罪容疑であなたを警察署へ連れて行き、なんだかんだと言ってDNAや指紋などの個人情報を収集し、それを「潜在的犯罪者」のリストに載せてDBをつくるのです

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(メール転送です)全国のみなさま、重要な講演会のお知らせです・・・広瀬隆:(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-40333d.html

(地球の温度までゴマカシ操作をしていると言われるIPCC、その科学的根拠薄弱な「CO2による地球温暖化」説が原発再推進の「口実」にされようとしています。こんなものに騙されてはいけません。いよいよ「CO2地球温暖化」論の周りで蠢く為政者や国際原子力マフィアの正体が現れてきたかと見るのが妥当です。CO2と放射能、どちらが危険なのか、論じるまでもないでしょう。:田中一郎)

(関連)[国際] ECがEUタクソノミーに原子力を含める方針表明 - 海外電力関連 トピックス情報 | 電気事業連合会
 https://www.fepc.or.jp/library/kaigai/kaigai_topics/1260654_4115.html

(関連)原発活用の欧州委方針に反対 環境NGOなど国内261団体が書簡(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/32437bc458702e1ea94ae7cf1138ad655622c376

(関連)原子力発電のグリーン認定をめぐりドイツとEUが対立:日経ビジネス電子版
 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00023/011100304/

(関連)ウルズラ・フォン・デア・ライエン – Wikipedia
 https://tinyurl.com/4fjbnt34

(新年早々、原発を持続可能なエネルギー源だと言い出したEU委員長のフォン・デア・ライエンはドイツキリスト教民主同盟所属の政治家であり、広瀬隆氏によれば、ロスチャイルド・ファミリーにつながる人脈の人物だそうです。こんなのがドイツの政治家とは信じがたい。江戸の仇は長崎で討て、と同じで、ドイツの仇はブリュッセルで討て、ということですか? 呆れたトンチキ人物です。他方、日本では、福島第一原発過酷事故の影響がまだ「政治的に」残っており、さしあたり岸田政権は慎重な構えですが、しかし、今後はわかりません。飛び出る機会を待ち構えていると言っていいでしょう。

 

(関連)「クリーンエネ戦略」に原発新増設盛り込まず 政府、参院選影響懸念(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/fa325c7365803bb07786c5fbcc8d0bab5a33e067

(関連)原発活用へ透ける思惑 首相が「クリーンエネルギー戦略」策定を指示(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/1166de8565f2e2a2c84bd59291dd75504e9c6995

 

皆様に申し上げたいのは、原発・核燃料サイクルを推進したり容認したりしている政治家を選挙で選んでいる限り、原発・核燃料サイクルはなくなりません、ということです。なくならないどころか。今のまま行けば、まもなく再びの大事故、しかも福島第一原発事故以上の巨大事故を招き、日本国土の大半が永遠の放射能汚染地獄に沈むことになるでしょう(例:放射性ヨウ素129の半減期は1560万年です)。一刻も早く、原発推進政治家どもを国会から一掃しなければなりません。泉健太立憲民主党などは、そうした政治家の類です。原発は「推進」も「最低限の容認」も中身は一緒です。言葉の遊びにすぎません。だまされたら、だまされた方の負けです。泉健太立憲民主党代表は枝野幸男以上に労働貴族の御用組合「連合」の使い走りであり、手下です。一刻も早く代表を降りていただきましょう。:田中一郎)

 

2.キャンペーン · 辻元清美さん、早く国会に戻ってきてください。#辻元清美を国会へ · Change.org

 https://tinyurl.com/2p8jw4sc

 

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 署名3000を超え&辻元事務所に署名活動についてお知らせ! · Change.org

 https://tinyurl.com/yckn6n4y

 

(辻元はんには早よう立憲民主党の代表になって日本を救ってほしいと思てますけど、代表になったら原発で妥協したらあかんのやで。原発は再稼働せずに廃炉、使用済み核燃料の安全対策に尽力して、二度と核事故を起こしたらあかんのや。原発なんぞなくても電気はなんぼでも作れる。原発で甘い汁を吸うとる奴らがウソこいで国民をだましとるのや。これに大ナタを振るってやめさせてな。よろしゅうに。:田中一郎)

 

3.(1.26)函館市大間原発建設差し止め裁判26回口頭弁論(東京地裁)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1639721793626staff01

 

(関連)大間原発の建設凍結のための提訴について - 函館市

 https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031000166/

 https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/tag/%E5%A4%A7%E9%96%93%E5%8E%9F%E7%99%BA

 

4.20220117 UPLAN 田園調布リニア差止訴訟第2回口頭弁論 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=sO5B8iB-e18

 

5.Bottom Up! Channel - YouTube

 https://www.youtube.com/user/DropOutTvOnline

 

6.(再掲)NHK捏造・虚偽放送問題で河瀬直美監督のコメントが無責任すぎる!ドラマの デモ描写に異議唱えた『相棒』脚本家と大違い|LITERA/リテラ

 https://lite-ra.com/2022/01/post-6144.html

 

(NHKもひどいが、河瀬直美監督とかいう奴もひどい。このリテラ記事、しっかりと読んでください。:田中一郎)

 

(関連)「河瀬直美が見つめた東京五輪」BPOは今度こそNHKの捏造テロップを徹底的に調べてほしい|斎藤貴男 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/300088

 

7.絶望の日本政治=有権者はどこにいる!?

(1)岸田総理の「涼しい顔」に騙されてはいけない 古賀茂明(- AERA dot.

 https://dot.asahi.com/wa/2022011400026.html?page=1

(2)【山口那津男】公明党ブチ切れた! 夏の参院選で「自民党とは選挙協力しない」のナゼ|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300020

(3)公明の5選挙区で自民が推薦へ 参院選へ茂木幹事長 自公の対立回避?(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/5c9b987b7312a1a7407b58c020a9ce6a698064ef

(4)足立政調会長が選挙公約とは真逆の増税議論 日本維新の会が「第2の民主党」と呼ばれる日(日刊ゲンダイDIGITAL)Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/903f46ec0590c78ebf2d4316bff90e4202fb6313

(5)透ける維新の企み 大阪府と読売の“包括協定”が炙り出した「カジノ誘致」まぐまぐニュース!

 https://tinyurl.com/yjb6b868

(6)【安倍晋三】Netflix「新聞記者」海外でも高評価 現実と同じ不祥事描写に安倍夫妻“真っ青”|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/300079

(7)それでも安倍晋三氏を支持するのか?北方領土2島返還への転換を認めた元宰相の「売国」ぶり - まぐまぐニュース!

 https://tinyurl.com/yeyr66w6

 

◆内閣支持上昇66%、コロナ対策に高評価…読売世論調査-読売新聞オンライン

 https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20220116-OYT1T50118/

 

(コレ、ゴミウリ新聞の記事ですから、あまり信用しないほうがいいですよ。自民党政権の広報部隊のようなものです。:田中一郎)

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日本の警察があなたのDNA情報を狙っています。微罪容疑であなたを警察署へ連れて行き、なんだかんだと言ってDNAや指紋などの個人情報を収集し、それを「潜在的犯罪者」のリストに載せてDB(データベース)をつくるのです。これほどのひどい個人情報保護法違反はないと言っていいでしょう。みなさま、オマワリにお気を付けください。声をかけられても無視いたしましょう。昨日、この警察が握る究極の個人情報であるDNA情報について、裁判の判決が出ています。以下、関連情報をご紹介いたしましょう。

 

ノーテンキの野党第1党の立憲民主党は、提案型野党とか何とかいって、菅義偉スカ政権の時に「デジタル庁設置法案」に賛成をしています。バカじゃねーのか、です。個人情報保護法制や情報公開法・公文書管理法さえきちんと制定されていないこの国で、必要なのは「デジタル化推進庁」ではなくて「デジタル化規制庁」です。上記で申し上げている「(警察による)潜在的容疑者DNA情報データベース」は、もちろんあなたの「マイナンバー」と紐付けにされます。グリコのおまけのようなマイナンバーカードに係る「プレゼント」欲しさにカードを創ることは愚か極まります。マイナンバーカードに関することも付記しておきますので参考にしていただければ幸いです。

 

◆「黒いかばん」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=09TKCm-Iq_U

 

1.【ワセクロ探査報道最前線】監視社会ニッポン あなたのDNAも警察庁に?200204 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=hFm4Jq3FQp8

 

(関連)監視社会ニッポン - Tansa

 https://tansajp.org/investigativejournal_category/kanshi/

(関連)Tansa - 探査報道に特化したジャーナリズム組織 Tansa

 https://tansajp.org/

 

(今現在、「ワセダクロニクル」は名前を「Tansa」と変えています)

 

(関連)【行き過ぎた捜査】男が愛知県を提訴 飼い猫を捜すチラシを貼っただけで指紋採取、DNAまで採取されかける

 https://2ch.vet/re_maguro_poverty_1517387178_a_0

 

2.無罪確定後、DNA型抹消命令 「保管の必要性、示されていない」 名古屋地裁判決:朝日新聞デジタル

 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15176508.html?ref=mor_mail_newspaper

 https://www.asahi.com/articles/ASQ1L4FDCQ1KOIPE002.html

 

(一部抜粋)

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 無罪判決が確定した男性が、警察が保管する指紋とDNA型、顔写真データの削除などを求めた訴訟の判決が18日、名古屋地裁であった。西村修裁判長は「保管すべき具体的な必要性は示されていない」と述べ、国にデータの抹消を命じた。原告側弁護士によると、同種の判決は初めてとみられる。

 

男性は名古屋市瑞穂区の奥田恭正さん(65)。2016年⒑月、自宅近くの高層マンション建設に抗議していたところ、工事業者の現場監督を突き飛ばしたとして暴行容疑で現行犯逮捕された。名古屋地裁は18年2月、突き飛ばす行為はなかったと認定して無罪を言い渡し、確定した。

 

西村裁判長は、指紋やDNA型などは、みだりに取得・利用されない自由が憲法13条で保障され、データベース化によって国民の行動を萎縮させる効果がないとはいえないとした。

 

データベース運用の根拠である国家公安委員会規則について、保存期間の定めがないなど「脆弱(ぜいじゃく)な規定にとどまる」とし、「保管する必要がなくなったとき」に抹消するとの規定について検討。無罪が確定したときは、抽象的理由ではなく、「余罪の存在や再犯の恐れ」などの具体的な必要性が示されない限り、保管する必要がなくなったと解するべきだと判断した。携帯電話データの抹消請求と、逮捕や起訴も不当だったとして、愛知県と国に求めていた計1100万円の損害賠償請求については退けた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(上から目線の危うい内容の判決ながら、一応原告が勝訴となっている。損害賠償も認めろよ、という話。:田中一郎)

 

(関連)容疑晴れた後もDNA型データ保管は「違憲」男性提訴 - 産経ニュース

 https://www.sankei.com/article/20210913-7RITDYWFBJJI5L2TRUGK2MZZNQ/

 

3.【共催シンポ】あなたは一生被疑者として扱われますか? 警察のDNAデータベース化問題に弁護士が警鐘 - Tansa

 https://tansajp.org/investigativejournal/5585/

 

(関連)究極の個人情報=あなたのDNAが狙われる:警察庁のやりたい放題を許していいのか=ジョージ・オーウェルのディストピア小説「1984」が現実化する「ウルトラ監視国家ニッポン」(ワセダクロニクルの告発と朝日カバカバ新聞)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-ac6191.html

 

4.(報告)(4.28)「「マイナンバー制度」の危険性と「デジタル改革関連法案」について」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-7e36d2.html

 

5.(別添PDFファイル)『週刊金曜日』連載記事

 https://tansajp.org/investigativejournal_category/kanshi/

 

(1)監視社会ニッポン:狙われるDNA編(1)(イントロ部分)(『週刊金曜日 2019.11.8』)

 https://drive.google.com/file/d/11T0-KC_yoRMzqe779HVEPZNY4VTXiUU2/view?usp=sharing

(2)監視社会ニッポン:狙われるDNA編(2)(イントロ部分)(『週刊金曜日 2019.11.15』)

 https://drive.google.com/file/d/10EyCb7ds6bwKoPR5yWEm1V18-m0abDJZ/view?usp=sharing

(3)監視社会ニッポン:狙われるDNA編(3)(イントロ部分)(『週刊金曜日 2019.11.22』)

(4)監視社会ニッポン:狙われるDNA編(4)(イントロ部分)(『週刊金曜日 2019.11.29』)

(5)監視社会ニッポン:狙われるDNA編(5)(イントロ部分)(『週刊金曜日 2019.12.6』)

(6)監視社会ニッポン:狙われるDNA編(6)(イントロ部分)(『週刊金曜日 2019.12.20』)

 

6.その他関連サイト

(1)(別添PDFファイル)DNAデータ問題から見る「監視大国」(川口創弁護士 2019.11.17)

 https://drive.google.com/file/d/1e2vnThi1wFUgNWPZP1Kvf3-oLd3m6IZ2/view?usp=sharing

(2)(別添PDFファイル)警察のDNA型登録、拡大 130万件、容疑者から採取 対象、重要犯罪に限らず:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASN8P6Q8HN7QULFA012.html?ref=mor_mail_topix1

草々

 

2022年1月18日 (火)

本日(1/18)のいろいろ情報:(1)身の回りの電磁波問題(2)「ニュース女子」レベルにまで堕ちたNHK(3)在日米軍は日本出国時には検査する(4)中共中国「歴史決議」他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.お詫びと修正・追加
 先般、下記表題のメールをお送りいたしましたが、一部誤記がありましたので訂正してお詫び申し上げます。また、書き漏れた重要事項がありますので追記いたします。既にブログは加筆修正しています。

◆(逐条的)徹底検証『東電福島原発事故、総理大臣として考えたこと』(菅直人著:幻冬舎新書)(その1):菅直人さん、総理大臣時代の「回想録」を不都合なことも含めて包み隠さず全て著書にして残してください- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-d1528b.html

(誤)「この本が書かれたのは2021年夏(おそらくは8~9月ころ)ではないかと思われる」
(正)「この本が書かれたのは2012年夏(おそらくは8~9月ころ)ではないかと思われる」

 <記載が漏れた重要事項>
◆「炉心溶融」という言葉を禁じたのは誰なのか - 震災と復興 - 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/123129

(事故直後の原子力安全保安院で記者会見した審議官は「炉心溶融」を強く示唆していたが、まもなく担当から外されている。結局、東京電力が「炉心溶融」を認めるのは5月24日になる。この「炉心溶融」の公表問題について、菅直人元総理は何故、著書で言及しないのか? 首相官邸が指示していたと認定したなどと書かれた、本当かどうか不透明な「東京電力第三者検討委員会調査報告書」があるらしいが、上記サイトを見ると、その報告書は「不当であったとは言えない」「当時の判断の当否については、当第三者検証委員会は判断できない」「国のなすべき避難指示等の実施に影響はほとんどなかったはず」「炉心溶融の隠ぺいがあったとしても違法性は問えない」などと、常識的な人間の神経を逆なでするようなデタラメな記述で満ち溢れており、全く信頼できない。いったい当時の政府の誰が「炉心溶融」隠蔽を指示したのか? 菅直人氏が自著の中で不都合なことを避けている典型事例の1つではないかと思われる。(この「炉心溶融」隠蔽は、次の原発事故を念頭におけば重大問題である)

 

2.(チラシ)(1.20)第1回「共同テーブル」大討論集会 総選挙の総括と今後の政治展望について

 http://www.labornetjp.org/news/2022/0120kyo

 

(関連)「2021衆議院選挙の総括と今後の取り組み方針」(市民連合 2022年1月17日)

 https://shiminrengo.com/archives/4761

 

(関連)泉健太立憲民主党代表に申し上げる:原発再稼働容認、維新との共同歩調、提案型野党、(衆院選敗北の原因だとの的外れな決めつけによる)共産党との共闘見直し、の4つを白紙撤回せよ!!- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-efc7f4.html

 

(関連)「世直し」勢力=「市民と野党の共闘」は体制を立て直せるか(その2)「野党共闘は不発だったのか:2021年衆院選のデータ分析から浮かび上がる日本政治の現状」(菅原琢『世界 2022.1』)より- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-905813.html

 

3.(1.17)さようなら原発 第3回オンライン学習会 Youtube視聴

 テーマ:六ケ所再処理工場の現状と裁判

 https://tinyurl.com/un3frd3e

 

4.キャンペーン

(1)キャンペーン · 吉村 洋文 大阪府知事- 松井 一郎 大阪市長- カジノ誘致はやめてください。 · Change.org

 https://bit.ly/3Fxzshf

(2)お知らせ · 大学内に巨大商業アリーナはいらない! 京都府立大学構内での巨大商業アリーナ建設を見直し、府立大生の要望に沿った体育館を建てて下さい! · Change.org

 https://tinyurl.com/3ud49694

(3)お知らせ·「カジノ・万博」問題を考える討論集会のごあんない · Change.org

 https://tinyurl.com/2p8rm3d2

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「本日(1/18)のいろいろ情報」をお送りいたします。

 

 <別添PDFファイル>

(1)生物の身体と電磁波(荻野晃也『身の回りの電磁波被曝 その危険性と対策』緑風出版)

(2)地球環境問題としての電磁波問題(荻野晃也『身の回りの電磁波被曝 その危険性と対策』緑風出版)

(3)オミクロン「発生源」、米軍基地を追う(鈴木隆祐『サンデー毎日 2022.1.30』)

(4)沖縄米軍の感染指標 欧米超え(東京 2022.1.18)

(5)賃上げ減税、赤字なら無縁の話(朝日 2021.12.29)

(6)政策減税 10年で17兆円、研究開発 賃上げ、効果不透明(日経 2022.1.9)

(7)「歴史決議」の狙い:党イデオローグと党人史家たちの共鳴(イントロ部分)(大澤武司『世界 2022.2』)

(8)NHK字幕問題、反五輪デモ「金で動員」波紋、活動に冷ややか・礼賛体質(東京 2022.1.18)

(9)BPOは今度こそNHKの捏造テロップを徹底的に調べてほしい(斎藤貴男 日刊ゲンダイ 2022.1.19)

(10)「隣の国」が落選運動を拡散? 甘利氏の「陰謀論」に周囲が唖然(『選択 2022.1』)

 

1.(必見)金子文子と朴烈 - 映画 - 無料動画GYAO!

 https://gyao.yahoo.co.jp/title/61cd80b5-d137-4004-989d-891a5db4aa38

 

(いい映画です。金子文子演じる女優さんや朴烈を演じる男優さんが素晴らしい。私は映画館で観ましたが、皆様も是非!:田中一郎)

 

2.身の回りの電磁波被曝 その危険性と対策-荻野晃也/著(緑風出版)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033895306&Action_id=121&Sza_id=GG

 

(関連)退職後に考える45年間の出来事 荻野晃也

 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No93/ogino030516.htm

 

(1)(別添PDFファイル)生物の身体と電磁波(荻野晃也『身の回りの電磁波被曝 その危険性と対策』緑風出版)

 https://drive.google.com/file/d/1orZdaXXWrL5OZ0d8BkCts2xAkr9Omh2k/view?usp=sharing

(2)(別添PDFファイル)地球環境問題としての電磁波問題(荻野晃也『身の回りの電磁波被曝 その危険性と対策』緑風出版)

 https://drive.google.com/file/d/1vCRz8amWFg_UoHBRffNRWieJdlWOEZVy/view?usp=sharing

 

 <田中一郎コメント>

 いわゆる電離作用を持たない電磁波は周波数が放射線(γ線やX線)よりもずっと小さく、従ってまた、電磁波が持つエネルギーの値も小さいので、電磁波が及ぼす人体への影響も放射線に比べればずっとずっと小さいと認識していました。しかし、この本を読んで、その見方が変わりつつあります。確かに周波数が大きい放射線の人体への影響は甚大なものがありますが、しかし、非電離作用の電磁波は放射線とは違う形での生物や人体への影響がありそうだということが、この本を読み始めて気が付きました。別添の2つのPDFファイルは、それを示す部分を一部切り抜いたものです。(電磁波が持つエネルギーの大きさは周波数に比例します)

 

ごくごく低周波の電磁波で、エネルギーの大きさから見たら大したことがなさそうでも、特定の周波数の電磁波が人間の体のミクロの世界で健康に重大な害を及ぼすというのです(この本では16Hz、50Hz、60Hzが危険だと指摘されています)。私はまだ読書継続中ですので、今回はこの程度のご紹介にとどめておきます。みなさまにも是非、この本をご一読願えれば幸いと思っています。著者は、先般惜しまれて亡くなられた荻野晃也先生(京都大学教員)で、荻野先生は反原発の運動においてもご尽力をいただいていたようです(私は存じ上げません)。この本が事実上の荻野先生の「遺書」になってしまいました。亡くなられたことをとても残念に思います。

 

3.この違いってなに…? 米軍、日本出国時はコロナ検査していた - 沖縄タイムス+

 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/894135

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

在日米軍が米国などから日本に入国する前に新型コロナウイルス感染症の検査をしていなかった時期、日本から米国への出国の際は感染検査をしていたことが13日までに分かった。県内では、オミクロン株の感染拡大は米軍基地由来とみられている。不平等な日米地位協定の実態がここでも浮き彫りになった形だ。

 

■日本入国の際は検査せず

■基地で大規模クラスター

■国の主権が問われる

■日米地位協定 見直し考えず

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(関連)(別添PDFファイル)オミクロン「発生源」、米軍基地を追う(鈴木隆祐『サンデー毎日 2022.1.30』)

 https://mainichi.jp/sunday/articles/20220110/org/00m/010/003000d

(関連)(別添PDFファイル)沖縄米軍の感染指標 欧米超え(東京 2022.1.18)

 https://drive.google.com/file/d/1GE0XXbAnX6a7kaLW3PfVugEh677tzLMi/view?usp=sharing

 

(関連)コロナ対策で弊害浮き彫りの地位協定 米軍の特権的地位を認める日本、では他国は…:東京新聞 TOKYO Web

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/154289

(関連)在沖米軍トップには説明責任がある 基地由来コロナ急拡大「良き隣人」の常識疑う-平安名純代の想い風-沖縄タイムス+

 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/892420

(関連)米軍基地周辺のコロナ感染拡大…「国の安保のために住民の安全が損なわれてはならない」 沖縄国際大・野添准教授インタビュー:東京新聞 TOKYO Web

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/153641

 

 <田中一郎コメント>

 上記でご紹介した『サンデー毎日』の記事の小見出しは、「米軍基地ブラックボックス」「腰抜け政府は米軍の言いなり」とある。まるで在日米軍による占領統治下の日本のような、いや、もっともっと下等で人間扱いされない無権利なレベルに置かれた被差別人種国家のような、そんな事態が生まれても、この国の政府=自公政権はアメリカ様に対しては「腰抜け」なのだ。そして、かような外国の軍隊が「日本を守ってくれる」「日本政府は国民を第一に考えているだろう」???=こんなことを信じ込むなど、極度のドアホかパープリンくらいのものではないかと思われるが、しかし、マスごみなどが実施する「世論調査」なるものでは、日米軍事同盟は70%~80%レベルで肯定的に見られているという。私はかような世論調査には何の意味もないだけでなく、かえってマイナス効果しかないと思っているが、しかし、情けない話である。

 

平和ボケしたNIMBY頭で、自分にはさしあたりカンケーネーから、日米安保の実態や在日米軍のことなど何にも知らないけれど、とりあえず「賛成」と言っときゃ、考えなくて済む=思考停止のままでいい、そんなノリで「肯定的」な態度を取っているのだろう。その返す刀で、アメリカ様にはへいつくばってペコペコしながら「自主憲法制定=押しつけ憲法断固改正」などと、どのツラ下げて言っとるのかというような、ゴミクズカスの政治家を選挙で選んでいるのも、こうした愚劣の民である。かようなお粗末な人間たちが、在日米軍から「新型コロナ」を感染させられ、重症になろうが死んじまおうが、それは正に文字通りの自業自得というものである。

 

(参考)日米安保のいま - 世論調査 - 社会や政治に関する世論調査 - NHK放送文化研究所

 https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/yoron/social/050.html

 

(関連)卑劣すぎる! 玉城知事憎しの岸田政権「沖縄振興予算」330億円削減の非情|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299873

(関連)自衛隊と米軍の共同作戦計画 あからさまな戦争準備に沈黙の大マスコミ|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/299471

 

4.外環道、2月中旬に掘削再開へ 陥没した調布以外の練馬などで 住民「前提が崩れた」と不安:東京新聞 TOKYO Web

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/154255

 

(この記事、目を疑いました。信じがたい悪質性です。大深度地下工事は何度も申し上げているように違憲工事(財産権侵害)です。)

 

5.賃上げ減税、赤字なら無縁の話(朝日 2021.12.29)

 https://bit.ly/3If5653

 

(関連)政策減税 10年で17兆円、研究開発 賃上げ、効果不透明(日経 2022.1.9)

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79076210Y2A100C2EA3000/

 

(所得税や法人税などを減税しても、元々所得が乏しい人や赤字企業には何の効果もない。つまり所得税や法人税の減税などは税財政政策としては「禁じ手」だと考えてほぼ間違いない(富むものを益々富まし、貧しきものを貧しきままに放置する)。減税ではなくて給付、所得控除ではなくて税額控除(負の所得税付)、これは現代日本の税財政政策の基本にすべきことだ。むしろ今の日本の場合は、所得税や法人税は、不公正不公平な税制を是正し、併せて税収の確保を図るため、高額所得者や内部留保をため込んだ企業に対して増税をすべきところである。

 

しかし、政治家どもは、与党も野党も減税減税と「バカの一つ覚え」のように新たな減税創設を繰り返し、仕事をしたような気分になっている。おかげで日本の税制は「課税ベース」が穴だらけとなり、景気が回復してきても税収が伸びず、もっぱら消費税に税収を依存するという、これまた自業自得のハチャメチャ税制になり果ててしまっているのだ。減税するなら消費税を減税せよ! :田中一郎)

 

6.《連赤に問う》序章 独房の隣人-上毛新聞社のニュースサイト

 https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/32092

 

《連赤に問う》第ニ章 厳寒の「総括」 兄の死

《連赤に問う》第一章 底流(3)反作用 暴力思想 現代に警鐘

《連赤に問う》第一章 底流(2)終焉への導線 2派合流 より過激に

《連赤に問う》第一章 底流(1)発覚の日 「総括」称し集団リンチ

《連赤に問う》序章 独房の隣人 集団殺人から半世紀 「間違い犯したと…」

 

(関連)<連赤に問う>(1)発覚の日-上毛新聞社のニュースサイト

 https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/32427

(関連)《連赤に問う》第三章 世代(1)弁護の原点 時代 共有した責任 (上毛新聞)-Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/e08aea97b321e860cbaca38a1081b35c25567552/images/000

 

(興味深そうな記事ですが、有料記事のためネット上ではほとんど見ることができません。また、著者は佐藤優なので、批判的な目をもって読むことを忘れないでください。:田中一郎)

 

7.(別添PDFファイル)「歴史決議」の狙い:党イデオローグと党人史家たちの共鳴(イントロ部分)(大澤武司『世界 2022.2』)

 https://drive.google.com/file/d/1EshfeILbs-WD13nlAbARZEhUQPFJd4n-/view?usp=sharing

 

(この「スターリンのブタ」官僚国家と日本がどう付き合っていくのか、悩ましい問題だ。もちろん戦争や武力による紛争や対立の解決などあり得ない。日本政府の対米隷属の外交姿勢を棚に上げたまま、国際問題のあらゆることは中共中国が悪いために引き起こされている、と言わんばかりの中共中国なんでも批判を展開しているマスごみ報道は、何の役にも立たない。しかし他方では、香港やウィグルなどでの中共中国の人権弾圧・民主主義踏みにじりを目の当たりにしながらも、「天安門事件」は中国人民が悪いかのような中共中国の露骨な御用言論を展開する「中国専門家」とやらが日本に少なからずいることも事実、そして政治家どもは、大日本帝国のアジア侵略戦争の歴史歪曲にいとまがない。この国の現代中国の認識、何とかならんのか!? :田中一郎)

 

(関連)「買いたいものがあれば何でも買える」中国共産党・習近平指導部の下で発展する国内経済と、裏に潜む人権問題【報道特集】|TBS NEWS

 https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4447283.html

 

(関連)NHKスペシャル 中国新世紀(5)「“多民族国家”の葛藤」 - 動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x86i8su

 

8.NHK「五輪反対デモ参加者」証言捏造の悪質性は“『ニュース女子』並み”!ふだんの厳重すぎるチェックと異常な落差 その理由は?|LITERA/リテラ

 https://lite-ra.com/2022/01/post-6143.html

 

(関連)(別添PDFファイル)NHK字幕問題、反五輪デモ「金で動員」波紋、活動に冷ややか・礼賛体質(東京 2022.1.18)

 https://www.asahi.com/articles/ASQ196WCCQ19PTFC004.html

(関連)BPOは今度こそNHKの捏造テロップを徹底的に調べてほしい(斎藤貴男 日刊ゲンダイ 2022.1.19)

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/1113/35

 

(関連)NHK捏造・虚偽放送問題で河瀬直美監督のコメントが無責任すぎる!ドラマの デモ描写に異議唱えた『相棒』脚本家と大違い|LITERA/リテラ

 https://lite-ra.com/2022/01/post-6144.html

(関連)NHKの「不確かな」字幕問題で問われているのは最初から「決め打ちの捏造」だったのかだ|適菜収 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299930

 

(関連)不適切字幕、NHKに報告求める BPOの放送倫理検証委員会 - 共同通信 ニュース - 沖縄タイムス+プラス

 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/894634

 

(NHKが、関係者を処分したり、再発防止策を策定するなり、きちんと「落とし前」をつけるまで、受診料を支払うのをやめましょう。公共放送NHK(日本ハッタリ協会)が「ニュース女子 東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)」レベルに成り下がって、オリンピック御用デマ放送をする時代となってしまったのでしょうか。これも「2012年体制」(中野晃一上智大学教授)の「アベ現象」の一つなのでしょう。こうしたことに対しては、有権者・国民は厳しく対応しないと、何度でもまた起きますよ。:田中一郎)

 

9.「佐賀県西南部の不漁深刻」漁業者ら農水省に窮状訴え 諫早湾干拓巡り意見交換

 https://tinyurl.com/2p8c4bd7

 

(関連)諫早・ノリ養殖の赤潮被害 農水省にヒアリング(しんぶん赤旗 2021年12月27日(月))

 http://jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-12-27/2021122702_01_0.html

(関連)イチから分かる諫早湾干拓問題 21日から差し戻し審- 日本経済新聞

 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55852500Q0A220C2ACYZ00/

 

(ギロチン堤防を撤去し、干拓地で農業を営む人たちを他の土地に公費で移転してもらって、この問題は解決する。つまり、ギロチン堤防建設前の状態に戻すということ。海が長期間汚染されて窒息しているので、その再生のための取組も必要。返す刀で、農林水産省から公共事業セクションをなくす。:田中一郎)

 

10.ちょっとだけ政治のショーモナイ話

(1)「希望の党」騒動の反省は? 国民民主党・玉木雄一郎が節操なさすぎ! 都民ファースト、維新、ネトウヨに媚び、安倍応援団の上念司に出馬要請まで…|LITERA/リテラ 

 https://lite-ra.com/2022/01/post-6145.html

(2)公明、自民推薦の見送りを検討 参院選、地方組織に伝達(共同通信)-Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/697cba53615e4b6f1d5ab6eafb997847ca6cdc6f

(3)大阪ワクチン断念で問われる吉村知事・松井市長の責任! アンジェス森下教授と維新を結びつけたのは日大事件で逮捕のあの人物か|LITERA/リテラ

 https://lite-ra.com/2021/11/post-6070.html

(4)無所属5人を「触媒」に自民党に代わる政治勢力をつくる~令和の政治改革という挑戦 - 福島伸享|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2022011200004.html

 

11.その他

(1)(別添PDFファイル)「隣の国」が落選運動を拡散? 甘利氏の「陰謀論」に周囲が唖然(『選択 2022.1』)

 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/21780

(2)外国人実習生を搾取する関係団体役員に麻生、二階、甘利ら大物政治家たちが! 劣悪な労働環境を放置し甘い汁を|LITERA/リテラ

 https://lite-ra.com/2018/11/post-4386.html

 

◆尾身クローン株、尾身クロン株が話題!新しい変異株「ニュー株」はオミクロン株

 https://tadatabilife.hatenablog.com/entry/2021/11/27/075505

 

(「オミクロン株」のことをネット上では「尾身クローン株」と言うのだそうである。上記サイトはその一例:田中一郎)

 

◆20220112 UPLAN 第42回とめよう!東海第二原発・第100回東電本店合同抗議 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=ixK_cmhOgiA

草々

 

2022年1月14日 (金)

現時点で日本が最も警戒すべき経済リスクは「際限のない円安」と「スタグフレーション」だ:さしあたり思いつくことだけを列記、後日まとめて詳論します

前略、田中一郎です。


◆(別添PDFファイル)賃上げは一部 物価高とオミクロンで庶民生活はお先真っ暗(日刊ゲンダイ 2022.1.14)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/299872

(お勧め)会員プラン一覧|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/users/info_plan
(無料会員になると、ある程度まで記事が読めます。みなさまには日刊ゲンダイの定期購読をお勧めします)

(関連)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2021)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
(経済政策に関するものは、上記サイトの下の方にまとめてあります。適宜選択してご覧いただければ幸いです)

(関連)この国を襲う新型コロナ第6波とスタグフレーションの出口|金子勝立教大学教授 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/299761
(金子勝立教大学教授の議論には賛同いたしかねますが、しかし、スタグフレーションのリスクを早々に指摘していることはその通りです)

========================
(以下、思いつくことを箇条書きにいたします)

1.現時点で日本が最も警戒すべき経済リスクは「際限のない円安」と「スタグフレーション」である。

 

2.国債よりも懸念すべきは、アホノミクス・クロダバズーガ日銀が行った最大の愚策=公的年金基金と日銀が持つ国内外の株式およびリスク資産。まもなく、クロダが打ったバズーガ砲弾がブーメランのように日本を襲ってくる可能性が高くなってきた。

 

3.国債については、日銀及び政府関係機関が保有する国債を除いて考える必要がある。そのうち日銀保有分については、時期を見て、無利息の永久債に切り替え、不胎化=塩漬けにして市場から切り離す。

 

4.円安になってきたから金利を引き上げる、売りオペを繰り返す、という金融政策の常套手段は使いづらい=金子勝立教大学教授が指摘するように、国債費(利払い金額)があっという間に増大し、かつ、それによる財政の所得分配政策が大きく歪められ(国債を多く保有するのは大企業や富裕層だから利払いは彼らの所得となる)、財政政策の大きな問題と化す。

 

5.まず真っ先に考えなければいけないのは、財政政策の適正化だ。常々申し上げたきたように、低迷を続ける日本経済を救える政策手段の最大のものは財政政策、要するに政府もまた、いろいろ言ったところで、先立つものがなければお話にならないということ。金融政策は、財政政策その他の政府の仕事を邪魔しない程度で脇に控えて居ればいい。(唯一、「新型コロナ」対策としての「中小零細向け特別融資」や奨学金返済負担で苦しむ大学卒業生などの救済に、個別政策として使う金融政策は例外)

 

6.具体的には、まず真っ先に、無駄そのものの次のような財政支出はやめる。

(1)巨額現金バラマキ(ベーシックインカム、ヘリコプターマネー、一律定額給付金、野放図なベーシックサービスなど)⇒「必要な人に必要なだけの現金、公共サービス、支援が行きわたる」よう、法律による制度化を伴いつつ、きめ細かく対応(権利としての社会保障・福祉)

 

(2)オリンピックや万博など、時代遅れの「腐れバカ騒ぎ」はやめろ! カジノなど言語道断!

 

(3)アメリカからのアメリカの言い値による巨額の兵器購入もやめろ! 東アジアで「戦争の危機」を煽るな!

 

(4)巨大ダム建設、リニア新幹線や新幹線追加建設、高速道路、巨大堤防など、「ゼネコン強靭化」政策による巨大公共事業をやめる 日常生活関連インフラ更新(例:上下水道、生活道路など)や公共交通手段の拡充に切り替えるなど「社会的共通資本」政策の抜本見直し

 

(5)内部留保を抱える一部大企業への財政支援を一切やめる

 

(6)「市場原理主義アホダラ教」政策との決別(賃金・労働条件切り下げに歯止め、民営化=私物化ではなくて公共サービスの拡充、やりたい放題の規制緩和ではなくて、安全・環境・消費者主権などの規制の強化・適正化)

 

7.税制の抜本改革(①税金を払わない巨大企業、②税金を払わない富裕層、③税金を払わない外国企業、④タックスヘイブン撲滅)=金融所得税制での分離課税を見直して総合課税へ、大企業及び富裕層へのマルサ体制を強化し課税回避を根絶、租税特別措置などの特定層への特別優遇を原則廃止、巨額納付義務のある相続税・贈与税を徹底的に調べよ他、他方、消費税は税率引き下げから廃止へ向かい、代わって奢侈品物品税へ転換

 

(単純増税は政治的に見て難しい、上記4つの税制改革は「増税」ではなくて、あくまで「税制の適正化」=つまり、本来払うべき人間や会社が税金を払っていないから、それを払ってもらうようにするだけの話で、増税するのではない)

 

8.人口減少社会を本格的に迎える中、東京一極集中をやめ、地方分散型の社会形成へ向けて、徐々に政策的な手を打っていく。まずは農林水産業・食品産業やその他の地場産業復活へ向け、政策的なてこ入れを図る。地方振興公社を設立し、大都市の非正規労働者を数百万人単位で採用して地方へ派遣、地方に定住して地方のハイクオリティな仕事ができるよう人材養成他

 

9.イノベーションよりもリノベーション(従来あるものの高付加価値化・高品質化)

 

10.ひょっこりひょうたん島戦略(国際的なグローバル競争に裸のまま立ち向かわない=国際市場原理主義からの脱却)

 

11.政府の仕事は、AIを人減らしに使わせない、デジタル化は推進ではなくて適正化ルール策定と規制・管理

 

12.円相場が金利を口実にして動いている間はまだいい。具体的な円安レベルで言えば、30~50円程度くらいまでのゆっくりとした円安ならば、あせることなく受け入れればいい。問題は、為替相場は各国の金利差では合理的な説明がつかないのだから、円安に行くときは、金利差など無視して一気に際限なく行ってしまう。これが最大のリスクだ。(世間知らず・実際の経済知らずの経済学者の言うことなどアテにしてはいけない)

 

今日の日本は、かつての技術立国でもなければ先進国でもない。インチキ技術をごまかす技術で何とかやりくりしている(三菱電機を見よ!)。また、政治・経済・社会、どれをとっても韓国や台湾にも追い抜かれ、低賃金劣悪な労働条件で多くの人たちがあえぐ中、特権的な会社や人間たちが甘い汁を吸っているのはご承知の通り。日本の将来を担うべき(なのに親にパラサイトする)若者ならぬバカモノは、ハロウィンや成人式などで酒を飲んでバカ騒ぎをやっていて、自分の国の政治・経済・社会のことなど全く関心がない。

 

こんな国の通貨が国際的な信認を得るはずもなく、まもなく際限なき円安=円相場の暴落が始まってもおかしくない。その契機は、原発・核燃料サイクル施設過酷事故や、リーマンショック並みの国際金融恐慌(公的年金と日銀の保有する巨額の株(約100兆円)が紙くずになる)、東シナ海での戦争、などが考えられる。いつまでも、あると思うな、親と円高、である。

 

円安に対して、大幅な金融引き締めでは対抗できない、国債の金利負担が膨張して財政が吹き飛ぶからだ。日本経済はいよいよ薄氷を踏むような危険で困難な時代に突入しつつある。日本の市民運動・社会運動も野党各党も、まともな経済政策がきちんと出せていないことを嘆かざるを得ない状況だ。

 

13.自公政権や維新、国民民主党などは、一刻も早く、国会から追い払わなければ、やがてこの国では「際限なき円安とスタグフレーション」が、有権者・国民の生活を破壊していくことになるだろう。それがわからずに、今まで通りの投票行動を繰り返し、あるいは投票に行かずに「無関心」という思考停止のボケを続けるのなら、それは文字通りの「自業自得」というものである。

 

14.泉健太を代表とする立憲民主党はダメ、投票するに値しない。代表を入れ替えて、ホンモノの政治改革・経済政策を覚悟を決めて遂行できる政党に生まれ変わって、出直せ。いまのままでは「遅れてきた自民党補完政党」に堕ちていくだけである。原発即時廃止など、当たり前の話だ。グズグズしている暇はない。

 

(注)「新型コロナ」対策の基本

*「新型コロナ」の感染症分類を2類から5類に転換する(ようやく今朝の羽鳥慎一モーニングショーで玉川徹が言い出した=遅い!)。今の保健所中心・司令塔型(2類)の脆弱な現場体制で有効な感染症対策は不可能

*検査数を増やすことよりも、病院や隔離施設の体制整備を急げ(病院や隔離施設の受け入れ態勢ができれば、PCR検査に偽陽性が多くても大丈夫)

*効果のある(しかも低価格)イベルメクチンとファイブALAの承認、および大量生産を急げ

*コロナワクチンは「ただの毒物」、しかも一生を含む長期に害を及ぼす可能性もある、ウィルスはとうの昔に変異していて効かない、

*「新型コロナ」経済対策は、法人はゼロ金利融資(&緩い返済条件)、個人は現金給付でつないで生活保護改め生活保障へ、が基本。今はこの逆をやっている(法人は役に立たないくらいのわずかばかりの現金給付、これに特権企業が給付ビジネスでタカリ行為を行い甘い汁を吸っている、個人にはわずかな金額の融資で対応し、食べるものもない人にも貸し出した金の返済を迫る、生活保護は瀬戸際政策をやって受給希望者を追い払う、在日外国人は全くの無保護で放置・入管は殺人組織)

 

◆鶴田浩二 傷だらけの人生 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=NyCG6epl1m8

(♪今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃ、ござんせんか♪)

 草々

 

 

2022年1月13日 (木)

JR東海はリニア新幹線の建設を中止せよ!:財産権侵害の違憲工事、南アルプス環境破壊、大井川水枯れ、危険極まりない無人列車、うまくいっても不採算=有害無益の葛西敬之(よしゆき)独断事業

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(2.22)オルタナティブな日本をめざして(第71回)「いま日本大学でなにがおきているのか:日本の私立大学が抱える諸問題」(長沼宗昭さん:新ちょぼゼミ)(2022年2月22日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-853810.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.マンガ・イラストを集めました。さまざまな市民運動・社会運動にお使いください- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-ad35.html

 

3.(別添PDFファイル)「平和と繁栄としての戦後」の幻影(白井聡『主権者のいない国』)

 https://drive.google.com/file/d/1DdcoVvG79x2o4nwsDshEI4kI4p78uMYs/view?usp=sharing

 

(関連)絶望がもたらした政権交代をしないという選択 - - 白井聡 - 毎日新聞「政治プレミア」

 https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20211115/pol/00m/010/002000c

(関連)(お勧めです)主権者のいない国-白井聡/著(講談社)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034187699&Action_id=121&Sza_id=C0

 

4.NNNドキュメント「20ヘクタールの希望」 - 動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x86lwjb

(最初に出てくる宣伝がしつこいですが我慢してください、いじると益々ひどくなります)

 

(関連)お米農家 中澤さん - オーガニックやまぐち|山口市有機農業推進協議会

 https://organic-yamaguchi.info/member/farminfo/nakazawasan/

(関連)NNNドキュメント|日本テレビ

 https://www.ntv.co.jp/document/

 

(とてもいい内容の放送でした。是非ご覧ください。でも、ひとつだけ気になるのは、何故、ご家族にガンや脳卒中などの病気が多いのでしょうか? ひょっとして昔使っていた残留農薬のせい・・・・??? :田中一郎)

 

5.2030札幌冬季五輪を止めよう!招致に反対する全国・全世界共同アピール - 2020年オリンピックおことわり!

 http://www.2020okotowa.link/2021/12/17/2030sapporo_nolympics_statement/

 

6.沖縄を再び戦場にするな!!

 危険な動きが積み重なっています。イノシシ並みの猪突猛進・愚昧なる平和ボケの思考停止状態です。「お花畑」を歩くのは正に戦争のリアリティが欠如した自民党や維新の政治家どもと言っていいでしょう。その先頭に立っているのは岸田文雄政権という「三人目のアベ政権」=「2012年体制(中野晃一上智大学教授の言葉)」です。一刻も早く政権を代えて対米隷属の「二軍」戦争国家への道を止めましょう。沖縄を「戦争ごっこ」「新兵器実験」の場にしてはいけない。東シナ海での戦争は「限定核戦争」や「AI兵器」などの新兵器が使われる可能性もあります。(在日米軍の軍人・軍属やその家族が、沖縄や南西諸島周辺から大挙してグアムやハワイや米国本土に引き上げ始めたら危ない!)

 

◆20211216 UPLAN 北上田毅「辺野古・設計変更申請不承認と遺骨混じりの南部地区の土砂問題」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=jASoptC1bDA

 

(1)辺野古工事「大幅変更も」と業者 15年に指摘、非公表文書で判明 | 共同通信

 https://nordot.app/853236575461867520?c=39546741839462401

(2)普天間飛行場返還、機能維持主眼 国防総省が主導権 96年米外交史料、琉大・山本氏分析 - 琉球新報デジタル

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1447650.html

(3)沖縄・辺野古で進む「既成事実化」3割近く陸地化というけど 軟弱地盤で必要土砂の8% 反対派は徹底抗戦へ 東京新聞 TOKYO Web

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/153454

(4)共同訓練、沖縄・尖閣占拠を想定 自衛隊と海保、類似地形の島で:東京新聞 TOKYO Web

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/151203

(5)台湾有事なら日本が最前線に? 米台「同盟」に巻き込まれる恐れ 一触即発の米中:東京新聞 TOKYO Web

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/151202

(6)<全国の基地でオミクロン拡大>米軍のせいにするな 歴代自民党政権の大罪だ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/147.html

 

7.その他

(1)同じような介護の仕事なのに…働く施設の違いで賃上げ対象外に 看護補助者の処遇改善を求める声:東京新聞 TOKYO Web

 https://tinyurl.com/4dk38vas

(2)竹中平蔵「私が弱者切り捨て論者というのは誤解」 見過ごされる若者の貧困-東洋経済オンライン

 https://bit.ly/3K6G4qE

(3)日本円の力、半世紀前の水準まで弱体化 急激な円安で暮らしに影響も:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASPDW632JPDQULFA034.html?ref=mor_mail_topix1

(4)2022年に変わる制度と法律の「素朴な疑問」徹底解説…春先には“値上げラッシュ”が家計を直撃|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299371

(5)【新型コロナウイルス】この国を襲う新型コロナ第6波とスタグフレーションの出口|金子勝立教大学教授 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/299761

(6)「円安はいいもの」という思い込みを続けていると、日本が「大変なことになる」理由(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/59dd121676449cd748f3a8cf6f2a61d734d9fcfe

 

(円安否定論で国際競争を煽るような議論では話にならないが、アホノミクスで円安肯定に走ってきたこれまでの考えを転換する契機にでもしていただければいいでしょう。これからの日本が直面する経済リスクは「際限のない円安とスタグフレーション」です。:田中一郎)

 

◆オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2021)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html

(このサイトの下の方に経済政策に関するものを集めてあります。ご参考までに:田中一郎)

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リニア新幹線をめぐる近況をお伝えします。特にコメントは要しないと思います。日本最悪の悪徳会社JR東海は、リニア新幹線建設を直ちに中止すべきです。その理由はメールの表題に書いた通りで、財産権侵害の違憲工事、南アルプス環境破壊、大井川水枯れ、危険極まりない無人列車、うまくいっても不採算=有害無益など、たくさんのネガティブなことがあるからです。この事業は、JR東海の「天皇陛下」=葛西敬之(よしゆき)が独断で「やれ!」と命じた破廉恥事業であり、今後工事を進めていけば様々なトラブルを引き起こして、いずれJR東海を倒産の悲劇に陥れることになるでしょう。JR東海自身のためにも、かようなドアホ事業はやめなさい、ということです。

 

*財産権侵害の違憲工事=大深度地下工事は地上に何の影響も及ぼさないという前提で法制化されているものですが、それが調布市の外環道建設工事で陥没事故や巨大地下空洞発見などがあったわけですから、その法的根拠はなくなっています。これ以上進めれば、他人の土地の地下を地主その他の権利者に承諾もなく勝手に掘り進むという重大な財産権侵害の日本国憲法違反となるのです。工事を続けるというのなら、予定路線の上にある土地のすべての関係者から承諾を得ろということです。

 

*南アルプスの環境破壊=自然環境豊かな山々の山腹に大きな穴をあけていくわけですから、とんでもない自然環境破壊です。おまけにトンネル掘削残土が山のように発生し、それを捨てるところがありません。無理に強行すれば土砂の不法投棄が増え「熱海の土石流」の二の舞となるでしょう。

 

*危険極まりない無人列車=毎時数百キロで走行中に大地震や大停電が起きた時、リニアは大事故になる可能性がありますが、この新幹線には乗務員は乗っていない無人列車です。何かあったら全部自己責任。空調付きの避難所などはなく、ただ地下から地表に出られるようにしてあるだけなので、仮に南アルプスの山中で真冬に事故が起きたら、まず救援が来るまでに時間がかかり、怪我でもしていたら凍死してしまうでしょう。しかも、磁気の力で浮き上がって猛烈な速度で走っているわけですが、その磁気・磁界を巡る技術的な問題は解決していないと週刊誌は伝えています(特に上り下りの列車が猛速度ですれ違う時が危ないそうです)。

 

*採算見込みゼロ=何の問題もなく建設工事が完成し、何の問題もなくリニア新幹線が運行しても、人口減少社会に入っていくわが国では、この新幹線は東海道新幹線と競合して採算が取れないと予想されています。JR東海自身がそういう見込みを立てているのです。まして、今や工事費が当初見込みよりも数兆円も上回りそうであるし、これからさまざまなトラブルが発生して、リニア新幹線の必要経費は益々ミミズ腫れのように膨張していくだろうと思われます。リニア新幹線はJR東海の「倒産一直線」ビジネスです。アホなことはやめなはれ!

 

*結局、リニア新幹線は、JR東海の「天皇陛下」=国鉄民営化(私物化)&歩く不当労働行為の葛西敬之(よしゆき)がやれと命じている事業にすぎず、葛西敬之(よしゆき)が死ねば、おそらく中止となるであろう可能性が高い事業である。だったら最初からやめとけ。

 

 <リニア新幹線をめぐる参考書>

(1)リニア新幹線が不可能な7つの理由-樫田秀樹/著(岩波ブックレット)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033662836&Action_id=121&Sza_id=E1

(2)必要か、リニア新幹線-橋山禮治郎/著(岩波書店)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032540910&Action_id=121&Sza_id=G1

(3)リニア新幹線と南海トラフ巨大地震-石橋克彦【著】(集英社新書)-紀伊國屋書店

 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784087211719

(4)リニアが壊す南アルプス エコパークはどうなる-「ストップ・リニア!訴訟」原告団南アルプス調査委員会/編著(緑風出版)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034190300&Action_id=121&Sza_id=GG

(5)環境と公害:リニア新幹線特集 2019年10月号 - 岩波書店

 https://www.iwanami.co.jp/book/b488002.html

(6)特集:持続不可能なリニア中央新幹線|週刊金曜日公式サイト

 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003359.php

 

 <別添PDFファイル>

(1)静岡県リニア工事差止訴訟の会 ニュースNO.16 2021.10.18

 https://drive.google.com/file/d/1n6jAT4F3asvMMvx4rpc5yjkmMJMyZetf/view?usp=sharing

(2)JR東海 リニア工事説明会、今回も住民から怒りの声噴出、「問題ない」強調に疑念高まる(樫田秀樹『週刊金曜日 2021.9.3』)

 https://drive.google.com/file/d/1AP_afBLRd-8gzQCMPolPtl4wHGvxx7f_/view?usp=sharing

(3)リニア工事で問われる大深度法の虚構と現実(『週刊東洋経済 2021.11.6』)

 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/28650

(4)巨大な無駄の電力消費(1)リニア新幹線(広瀬隆『原発ゼロ社会へ、新エネルギー論』集英社新書 2012.11)

 https://drive.google.com/file/d/1DaaSemyHZn__21Uo7kU7oLHEfNfpGtt3/view?usp=sharing

(5)リニア工事事故「作業手順書、不明確」JR東海、発注者として「落ち度ない」(朝日 2021.12.28)

 https://drive.google.com/file/d/1P1pz07nsY_1sVkZkXEjFMjtid4_E-jO2/view?usp=sharing

(6)20210919赤旗『リニア新幹線と南海トラフ巨大地震』石橋克彦著

 https://drive.google.com/file/d/1LMl-xH1WOnaZgqnVR7vWiP66We8jJsg_/view?usp=sharing

(7)20210704環境学会発表予稿「リニア中央新幹線建設と環境破壊」

 https://drive.google.com/file/d/1sOrFhziLKmyTZJ1fR7IekL8lbXCdYDjp/view?usp=sharing

(8)リニアプロジェクトの前途を問う:成否を決める中間評価の重要性(イントロ部分)(『環境と公害 2019.10』)

 https://www.iwanami.co.jp/book/b488002.html

(9)騒音による被害:新幹線公害からリニア新幹線公害へ(イントロ部分)(中川武夫『環境と公害 2019.10』)

 https://www.iwanami.co.jp/book/b488002.html

 

1.リニア着工「利水関係者の総意必要」水量 生態系…分野別見解示す方針 国交相中間報告踏まえ 知事会見(静岡新聞2022.1.12)

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1010877.html

 

(川勝知事を応援いたしましょう。大井川の水が元に戻りさえすればいいというものではないのです。:田中一郎)

 

2.27年開業は絶望的、「リニア新幹線」はもはやJR東海のお荷物状態!? (Asagei Biz 2022.1.11)

 https://asagei.biz/excerpt/37660

 

(この記事を書いた頭のイカレた記者は「しかもJR東海に大きな咎があるとは思えないのだから」などと、ゴマすり文章を入れていて、読むに堪えないが、「「リニア新幹線」はもはやJR東海のお荷物状態」は正しい。しかもその「お荷物」は年々重くなる一方である。:田中一郎)

 

3.地下水位、工事後回復せず 国交省会議委員が見解【大井川とリニア】(静岡新聞2022.1.8) 

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1009417.html

 

(委員に言われるまでもなく、山のおなかに大穴を空けるわけだから「当たり前」でしょうに。何をもったいぶっているの?:田中一郎)

 

4.手順書「指針対応不十分」JR東海の岐阜リニア工事事故調査(静岡新聞2021.12.28)

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1005799.html

 

(関連)リニア工事トンネル崩落「防げた事故」専門家指摘 安全対策急務 工期に影響も(毎日新聞岐阜版 2021/12/16)

 https://mainichi.jp/articles/20211216/ddl/k21/040/152000c

(関連)JR東海「落ち度なかった」リニア工事、2人死傷事故で:朝日新聞デジタル

 https://digital.asahi.com/articles/ASPDW66DSPDWOIPE00S.html

 

(事故で人が死んでいるのに、JR東海は「落ち度」はなくて、工事を受注していた奴らが悪い、などと言うとるぞ。何という会社か!?:田中一郎)

 

5.リニア新幹線建設、見通しない事業 中止しかない(しんぶん赤旗2021.12.23)

 http://jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-12-23/2021122301_05_0.html

 

6.【大井川とリニア 第8章 流域の理解は得られるか】

*JR東海の説明、丁寧さ欠き混乱 不信感(静岡新聞2021.12.14)

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/999443.html

*減水リスクの認識、情報開示不足 溝深める(静岡新聞2021.12.15)

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/999937.html?news=999443

*JR東海の企業体質 問われる地方への姿勢(静岡新聞2021.12.16)

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1000468.html

*指導役の国交省会議 肝心な議論不十分の声(静岡新聞2021年2021.12.17)

 https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1001010.html

 

7.リニア工事で相次ぐ事故、沿線住民がJR東海と国交省に中断求める「外環の陥没からも不安感じる」(東京 2021.11.9)

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/141858

 

(JR東海に常識というものがあれば、この工事はストップの上、再検討するハズ。しないということは、この会社は世の中での常識を持ち合わせていないということを意味する。この会社の新幹線運行免許を取り消して、別の会社に免許したらどうか。それが一番手っ取り早い。:田中一郎)

 

◆20211202 UPLAN ストップ・リニア!訴訟第21回口頭弁論 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=PwIicOgoduo

 

 <OUR PLANET TV:特定非営利活動法人>

(1)リニア新幹線でいま何が起きているか?ー現地報告 - OurPlanet-TV

 https://www.ourplanet-tv.org/44121/

(2)「リニア新幹線の工事を中止せよ」崩落事故を受け市民団体が申し入れ - OurPlanet-TV

 https://www.ourplanet-tv.org/44090/

(3)リニアが来るまち - OurPlanet-TV

 https://www.ourplanet-tv.org/40426/

 

 <その他関連サイト>

(1)「県民分断、間違いだった」 川勝・静岡知事、ノーサイド回帰宣言 - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20220103/k00/00m/010/036000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20220103

(2)「丁寧な協議」を指導へ リニア静岡工区でJR東海に―斉藤国交相:時事ドットコム

 https://tinyurl.com/29trun57

(3)JR東海社長の認識不足ぶりに関係者が唖然…リニア工事が暗礁の懸念、不要論も(Business Journal) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/587.html

草々

 

 

2022年1月12日 (水)

(予約必要)(3.26)オルタナティブな日本をめざして(第72回)「福島原発事故の技術的教訓」(後藤政志さん:新ちょぼゼミ)(2022年3月26日)

前略,田中一郎です。
(2022年3月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)


(チラシ)(3.26)オルタナティブな日本をめざして(第72回)「福島原発事故の技術的教訓」(後藤政志さん:新ちょぼゼミ)
 https://drive.google.com/file/d/1nMYGz763idWfpQjBucnnTf3gjyWEaOMP/view?usp=sharing

福島第一原発事故から早10年以上が経過しました。この大事故を契機に日本は脱原発に向かうかと思いましたが、実際には政治を原子力ムラが占拠して原発・核燃料サイクルから撤退せず、経済産業省や原子力規制委員会・規制庁などを拠点にして再稼働を画策しています。しかし、その場合でも、福島第一原発事故時には「あわや」と思われたたくさんの原発施設の欠陥や不十分さが明らかになっているのですから、そうしたものを教訓にして、二度と再び原発・核燃料サイクル施設が過酷事故を引き起こすことのないよう、万全の安全対策なり安全審査が行われていなくてはならないハズです。今回は、原発の工学的メカニズムにお詳しい元東芝の原子炉格納容器設計技師の後藤政志さんにおいでいただき、「福島原発事故の技術的教訓」をテーマにお話をしていただきます。皆様のご参加をお待ちしております(なお、この日は、主催者より約1時間プレゼンを行う予定です)。

講師:後藤 政志(ごとう まさし)さん
元東芝、原子炉格納容器設計者、博士(工学)。東芝で原子炉格納容器の設計に従事。柏崎刈羽原発の6号機、浜岡原発の4号機、5号機、女川原発の2号機、3号機の設計に携わる。

 <次第>
日 時:2022年3月26日(土)13時半~16時半(開場13時) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分:
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、 グローバルスポーツビル、セブンイレブン、
 鉄建建設本社ビルを過ぎて、次の交差点(酒屋さん)を右折、ケバブ店の隣
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: tanpopo3238@gmail.com URL: http://www.tanpoposya.com/    

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


 <後藤政志さんのご著書>
(1)原発は日本を滅ぼす-青谷知己,小倉志郎,草野秀一,後藤政志,後藤康彦,山際正道/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034029114&Action_id=121&Sza_id=GG
(2)「原発をつくった」から言えること-後藤政志/著(クレヨンハウス)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032674921&Action_id=121&Sza_id=C0
(3)福島原発事故はなぜ起きたか-井野博満/編 井野博満、後藤政志、瀬川嘉之/〔著〕(藤原書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032607650&Action_id=121&Sza_id=C0

 <関連サイト>
(1)川内原発運転延長を独自検証 県専門委 分科会設置へ 専門家4人新たに委嘱-読売新聞オンライン
 https://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20211223-OYTNT50086/
(2)川内原発「40年超運転」鹿児島県 専門委に特別委員4人追加、分科会で延長の可否議論へ(南日本新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f37a8442b99f9673c2b07b54e9a4c94c5717e641
(3)川内原発運転延長 鹿児島県、検証へ批判的委員の追加検討 知事「反原発団体の要望受け」(南日本新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8c7534595b27011a72890cc9eae95cc587097d2c
(4)<東海第二原発 再考再稼働>(29)危険性の立証に手応え 元原発設計技術者・後藤政志さん(71):東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/102688
(5)「新型原子炉」に未来はあるのか?(後藤政志、松久保肇、大林ミカ):原子力市民委員会
 http://www.ccnejapan.com/?page_id=11776
 (上から3つ目の動画です)


 <「新ちょぼゼミ」>
(1)(報告)(7.24)オルタナティブな日本をめざして(第62回)「東海第二原発運転差止水戸地裁判決:今後の原発裁判へ向けて」(後藤政志さん・上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-cd84b3.html

(2)(報告)(4.11)オルタナティブな日本をめざして(第26回):「なぜ原発の再稼働は認められないのか-原発の仕組みから安全性の根拠を問う-」(新ちょぼゼミ:後藤政志さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-f02127.html

(3)(報告)(10.14)オルタナティブな日本をめざして(第65回)「幻想の新型原子炉:高温ガス炉(HTGR)と小型原子炉」(後藤政志さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-c2b04c.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2021)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
草々   

(逐条的)徹底検証『東電福島原発事故、総理大臣として考えたこと』(菅直人著:幻冬舎新書)(その1):菅直人さん、総理大臣時代の「回想録」を不都合なことも含めて包み隠さず全て著書にして残してください

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)オルタナティブな日本をめざして(第70回):「日本の感染症対策と731部隊」(加藤哲郎一橋大学名誉教授:新ちょぼゼミ)(2022年1月29日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-88b237.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)

 

2.(別添PDFファイル)大みそかの歌番組、圧巻だったさくらと一郎「昭和枯れすすき」(日刊ゲンダイ 2022.1.10)

 https://drive.google.com/file/d/1hvWqErF-I7CRDWPTvPXx3_z0X6YANWiU/view?usp=sharing

 

(関連)プロフィール - さくらと一郎のホームページ

 http://www1.cts.ne.jp/~tokugawa/99_blank001.html

 https://www.youtube.com/watch?v=iHpdxhwgJpA

 

(何だかサクラと私が褒めてもらっているような気分です。:田中一郎)

 https://drive.google.com/file/d/1zCzr1Y6-BlT1ZEH7cMJGw_upGSRH-3Xh/view?usp=sharing

 

3.キャンペーン·吉村洋文大阪府知事-松井一郎大阪市長-カジノ誘致はやめてください·Change.org

 https://tinyurl.com/5n8c6xnr

 

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · IR区域整備計画案の住民説明会がはじまりました · Change.org

 https://tinyurl.com/bddcfd9x

(関連)“大阪のジャンヌ・ダルク”は国会でも物申す れいわ・大石晃子議員 - 毎日新聞

 https://bit.ly/3zK0Szp

 

4.(別添PDFファイル)首相の伊勢参拝は違憲だ(前川喜平 東京 2022.1.9)

 https://drive.google.com/file/d/1lHGPNrodJdvAp-E5KCh8ueEHDo4Rp1Jo/view?usp=sharing

 

(前川喜平さんのおっしゃる通りです。最近は、こうした当たり前の批判さえできない有識者なる人たちが増えてきました。嘆かわしいことです。また、下記のような政治家たちは、自称「立憲野党」を名のっています。しかし、これで「立憲主義」と言えるのでしょうか? 参拝するなとまでは言いませんが、もし行くなら1人で、個人として、個人名義を使って、こっそりと行ってこい、ということです。:田中一郎)

 

(関連)立憲民主党・枝野幸男代表のお伊勢参り、ネットで炎上したが…- 産経ニュース

 https://www.sankei.com/article/20190118-WZ5GFZNAPZJT5JRGFKNPZSQYLM/

 

5.(別添PDFファイル)水際対策 米軍の「大穴」、基地周辺地 まん延防止適用(東京 2022.1.8)

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/153013

 

(関連)米軍、9月以降は全基地での出国時PCR義務を解除 行動制限中も基地間は移動-琉球新報デジタル

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1444442.html

(関連)「報道特集」金平茂紀氏、在日米軍での感染拡大「日本は独立国なんでしょうか」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/0809ece370950194c1470bc6d8cff6ec14df1a81

 

(関連)感染防止策を要請したのは20日前…米軍、きょうから外出制限「遅すぎる」と沖縄知事が批判 - 沖縄タイムス+

 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/892112

(関連)<社説>米軍のコロナ対策 やはり基地封鎖しかない - 琉球新報デジタル

 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1450903.html

 

◆「国家主権にかかわる『検疫』を他国にゆだねている日米地位協定を、部分的にでも改定する必要性は感じないか?」IWJ記者の質問に、岸大臣は「考えていない」!~1.7岸信夫 防衛大臣 定例会見 - IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500897

 

(岸田文雄首相「日米地位協定は変えるつもりはありません」=国を守っても、国民を守るつもりはない、ということね。米国というより在日米軍の手下・御用聞きを日本の総理大臣がするというのか!? 情けないにもホドがある。これに対して泉健太立憲民主党代表曰く「国民の命よりも米軍の行動を最優先に考えているなら残念だ」=ああ残念、残念、残念だと、維新の遠藤敬国対委員長と口をそろえて「残念感想」の述べあいごっこをやっている。この連中、アメリカさまがお怒りにならない程度に国民向けポーズをとっているようである。こんな言葉しかないのか!? こいつらにとっては国民などよりもアメリカさまが大事、その本音が、この「残念」という表現ににじみ出ている。岸田自民、泉立民、遠藤維新、コレみな同じ穴のムジナで、アメリカさまにはたてつかない売国奴なり。そして、こいつらを国会議員にしているのが、その国民とやらだ。:田中一郎)

 

(関連)(別添PDFファイル)国民には閉塞感 また敵失で空虚な政権が生き延びるのか(日刊ゲンダイ 2022.1.10)

 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-31134.html

 

(日刊ゲンダイ一面の必読時事政治評論です。みなさまも日刊ゲンダイを定期購読いたしませんか? 目からウロコが落ちますよ。:田中一郎)

 

6.(別添PDFファイル)名護市長選 16日告示、米軍クラスターの沖縄 まん延防止適用、「選挙イヤー」陣営苦慮(東京 2022.1.8)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/f702d947f1cab114fd9d803ea6d99e250018fb70

 

(関連)沖縄自民に激震!1.23名護市長選“オミクロンショック”直撃の可能性、現職の資質にも難アリ|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299574

(関連)自衛隊基地を視察…「台湾有事」にあおられ沖縄の島の要塞化が着々と進む|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/299093

 

(関連)伊波洋一(いは よういち)さんはTwitterを使っています 「1月7日の日米2+2共同発表文書では、米海兵隊4千人と家族の沖縄からグアムへの移転の加速化でも一致。残りの5千人の家族もハワイや米本土、オーストラリアへ移っていく。台湾有事で戦場にする場所に置かないのは道理だ。台湾有事では、空軍も海軍も日本から避難する予定だ。

 https://twitter.com/ihayoichi/status/1479786407220891649

 

7.(別添PDFファイル)通信No.1210 (2022-1-11 澤藤統一郎さんの「憲法日記」)

 http://article9.jp/wordpress/?p=18236

 http://article9.jp/wordpress/?p=18256

 

(関連)澤藤統一郎の憲法日記

 http://article9.jp/wordpress/

 

8.その他

(1)野党共闘が潰えて、今度は「改憲共闘」が台頭するのか|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/298458

(2)「言われたとおりにやれ」と怒鳴られ 不正続く大企業、見えた共通項(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/49a98ccc42ed5df912e2accd4116d74acec69fca

(3)こども家庭庁、23年度創設へ 首相直属、他省庁に勧告権:東京新聞 TOKYO Web

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/150156?rct=politics

(4)自民、安保戦略の見直しに着手 焦点は「敵基地攻撃」保有の是非 公明は慎重姿勢:東京新聞 TOKYO Web

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/150058?rct=politics

(5)東大を頂点とした“偏差値ヒエラルキー”が抱える「恐しい問題」(幻冬舎ゴールドオンライン) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/3a53e2c5235438ef68bba6ef2a64b884b2a8c993

(6)20220104 UPLAN 年始め経産省抗議集会 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=ZW3bNkWMOTw

 

8.「いちろうちゃんのブログ」より

(1)巨悪権力犯罪を逃がさないために:モリカケサクラの安部晋三を徹底追及せよ=機能しない日本の司法・検察こそ抜本改革 & EUタクソノミーと原発再推進(地球温暖化論の正体がいよいよ見えてきたか!?)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-d2a288.html

 

(2)(必見必読)「ゲノム編集、神話と現実:煙幕の中のガイドブック」=「ゲノム編集食品」という遺伝子操作されたフランケンシュタイン生物を食品にしてゼニ稼ぎするバイオムラの詐欺師たち- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-f94057.html

 

(3)本日(12/26)のいろいろ情報:(1)岸田政権デジタル政策の危険性(2)諫早湾の今(3)外環道事業のデタラメ続く(4)岸田政治はアベ政治の茶番延長(聞き流す「耳」)(5)金権違法の自民党選挙他- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-6b81b6.html

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2011年3月11日に東日本大震災と福島原発事故があり、それから1年半ほどしてからですが、福島原発事故事故当時の民主党政権で首相だった菅直人氏が、下記の著作を出しました。「絶対に大事故を起こすことはない」と、原発立地地元に対してデタラメな説明をしながら、構造上の欠陥を抱えた原発を、いい加減な手抜き管理を続けて大事故を引き起こした東京電力や日本政府と原発メーカー、未だにその未曾有の大事故の責任も取らぬまま、再び原発を再推進しようとしています。被害を受けた立地地元を含む多くの被害者の方々は切り捨てられ、大量の放射能が環境にばら撒かれているにもかかわらず、福島原発事故はたいしたこともなく、まもなく完全収束して、あとには何の被害も残らず、完全に復旧復興して健康被害者もゼロだった、そんな嘘八百の事故に仕立て上げられようとしています。冗談ではないですが、それが今現在、進行していることです。

 

◆東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと-菅直人/著(幻冬舎新書)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032831986&Action_id=121&Sza_id=C0

 

そんな中、この著書を書いた菅直人氏は、さすがに福島原発事故で目が覚めたらしく、事故前は原発を電力供給の過半にするだとか(原子力長期計画2010年)、原発輸出を自らが率先して推進奨励するとか、愚か極まることをしていたことを深く反省し、少し前は民主民進党で、今では立憲民主党で、最も熱心でゆるぎない脱原発論者となっているようです。結構なことだと思います。

 

しかし、今現在、この国で進められているのは、地球温暖化防止・脱炭素を口実にした原発再推進であり、与党自民党は昔とちっとも変わらないけれど、「原発ゼロ社会」を党の綱領に書き込んだ野党第1党の立憲民主党までもが、こうした動きに引きずられて、原発再稼働容認の発言が、党代表の泉健太や政調会長の小川淳也らの口から出るようになってきているのです。私が立憲民主党の菅直人氏の著作を(逐条的に)徹底検証してみようと思ったのは、こうした「のど元過ぎれば熱さ忘れる」の愚昧なる政治状況を何とか転換したいと思ったからです。

 

(関連)立憲民主党綱領

 https://cdp-japan.jp/about/principles

 

あの福島原発事故の際に、その対策・対応に国のトップとして立ち向かい、その時の恐怖と絶望の記憶を書き残した、今や熱心な脱原発論者=菅直人氏、言ってみれば野党第1党で最も原発の危険性や不合理に理解があり、福島原発事故の一部始終についても立憲民主党の中では最も経験知として知るところであるこの人物の著作を、徹底して検証してみることが、今後の立憲民主党を首班とする政権交代における原発政策の行方を見定める一つの重要なメルクマールになり、また、それが同じ過ちを繰り返す方向に行かないようにする・行かせないようにする「牽制機能」を持つのではないかと思うからです。

 

今日の立憲民主党には、国民民主党からやってきた泉健太や小川淳也に代表されるような、原発稼働を容認する文字通りのバカ者が、陰に陽に少なくない数でいる様子です(その背後には、終始一貫して原発にしがみつく労働貴族の御用組合「連合」がいます)。そのバカ者どもに福島原発事故の実態を認識させるためにも、また、菅直人氏の福島原発事故の認識の限界を示すことで、次の世代がそれを乗り越えてくれることを願って、これからかなり長い回数のシリーズで、この検証を始めていきたいと思っています。

 

菅直人氏には、私のこの検証に対して、怒り狂うのではなく、無視して逃げようとするのでもなく、今からでも遅くないから、私の検証結果を参考にして、自らの認識を自分自身で再点検し、残る政治人生を賭してホンモノの脱原発実現=原発過酷事故再発防止を徹底した日本へ向けて尽力をしていただきたい。そして、このメールの表題にも書いたように、何とか生きているうちに、総理大臣時代の「回想録」を不都合なことも含めて包み隠さず全て著書にして残していただきたいと願っています。

 

◆東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと-菅直人/著(幻冬舎新書)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032831986&Action_id=121&Sza_id=C0

 

 <別添PDFファイル>

(1)菅直人元総理著(幻冬舎新書)「東電福島原発事故、総理大臣として考えたこと」(1):番号1~番号7

(2)菅直人元総理著(幻冬舎新書)「東電福島原発事故、総理大臣として考えたこと」(2):番号8~番号12

 

最初に総論的に、福島原発事故対応について、私の菅直人氏への評価を簡単に書いておきます。

 

(1)菅直人氏が、かつて原発を肯定的に見ていたことを根本的に反省し、原発を否定して原発を廃止していく方向に転換した上で、その内容の是非はともかく、福島原発事故で体験したことについて、こうした「回想録」的な著作を残してくれたことは大いに歓迎し感謝申し上げたい。同じ民主党政権の首相でも、鳩山由紀夫氏は未だ何の回想録も書いてはいないし、野田佳彦に至っては、首相時代にあまりにロクでもないことばかりを繰り返していたので、回想録など書けるはずもなく、また書いたところでそんなものを相手にする人はいないだろうと思われる。

 

(2)菅直人氏の、東日本大震災&福島原発事故の原発震災直後における積極果敢なる振る舞いもまた、私は高く評価している。常人ではおそらくは動けなかったであろう彼のあの福島第一原発訪問や、その後の東京電力本社乗り込みなどのリーダーシップがなければ、福島原発事故はもっとひどい事態に展開していただろうと推測する。彼の体を張ってのあの行動があったからこそ、霞が関官僚組織や東京電力ら現代のゴロツキと言ってもいい原子力ムラの住民たちの原発事故対応姿勢に緊張感を走らせ、地元地域住民や有権者・国民への説明責任・情報提供義務の重要性を少しは認識させたのではないかと思われる。何よりも、日本破滅の可能性があった原発過酷事故を前にして逃亡しようとしていた東京電力幹部たちの前に立ちはだかり、福島原発事故を収束させることに全力を尽くせと叫んだ彼の姿勢は、称賛してもしすぎることはないだろう。彼はあの時、死を覚悟して自分が真っ先に現場へ飛び込んでいく覚悟だったと思われる。

 

福島原発事故当時、政府内の原子力ムラ組織である原子力安全委員会や原子力安全保安院や経済産業省は、原発事故が起きてからは首相官邸に何らの情報も対処策も知恵も提供せず、原子力安全保安院長などは「僕は文科系だから原発のことはよくわからない」などと言って首相官邸には姿を現さなかった(寺坂信昭=巨額退職金をもらって早々と退職し、今では悠々自適の生活を送っている。私は今でもコイツを見つけ出してぶっとばしてやりたいという気持ちだ)。デタラメハルキならぬ班目春樹原子力安全委員長にいたっては、水素爆発などあり得ないなどと言っていた、まさにその時に、1号機が水素爆発をしたため、あわわわわ、などと口から泡を吹いて地べたにへたり込んでしまったという。

 

また、事故当事者の東京電力も首相官邸に事故に関する情報を提供することなく、原子炉メーカーを含む自分たちだけのTV会議を、福島の2原発現場と柏崎刈羽原発とをつないで本店で繰り返していた。そこでは、原発事故後においても原発事業を温存するために、何とか自分たちだけで福島原発事故を抑え込んで、その実態を歪曲・矮小化しようとしていたのだった(注)。炉心溶融を始めている原子炉について、海水を入れて冷却したら原子炉が使えなくなるのでちょっと待てだなどと、いったい何を優先して対応しているのかと言いたくなるようなふざけた発言が東京電力幹部から出ていたことが、その1つの証拠でもある。

 

(注)Meltdown Countdown – 49 critical hours of the TEPCO teleconference - OurPlanet-TV:

 https://www.ourplanet-tv.org/40255/

 

そんな情けない、どうしようもないほどの危機管理能力ゼロの原子力ムラ代理店・日本政府の中にあって、菅直人氏だけが事故の拡大を防ぐべく、正気の頭と強い責任感に裏付けられながら、必死に思考を練り、自ら行動して指揮の先頭に立ち、事故収束へ向けて全力を挙げていた。私はこのこともまた、事故当時の菅直人氏を高く評価する理由の一つである。

 

世の中の原発を知らぬ、東京電力を知らぬ、原子力ムラを知らぬ、化石頭のトンチンカンたちは、この菅直人氏を侮辱するように事故収束の邪魔をしたと的外れの非難をし、また「フクシマ・フィフティ」とか何とかいって、吉田昌郎所長(注1)以下の福島第一原発職員を現代の「肉弾三勇士」(注2)に祭り上げて絶賛しているが、愚か極まる話である(それでいて、長期にわたり原発政策を展開し、福島原発事故を準備してきた自民党政治に対する批判は聞こえてこない=まさに為にする議論である)。そういう態度がまた再びの原発過酷事故を生み出す土壌になるとだけ、さしあたり申し上げておく。

 

(注1)吉田昌郎福島第一原発所長(当時)は、福島原発事故の少し前、東京電力本社において原発の災害対策(地震や津波)の実務トップの責任者として仕事をしていた人物で、その時には、福島第一原発の津波対策を経営判断から先送りするために奔走していた。福島原発事故は彼にとっては、まさに自業自得の災難だったのである。

 

(注2)爆弾とともに突撃自爆! 残酷すぎる「肉弾三勇士」に人々は熱狂した-文春オンライン

 https://bunshun.jp/articles/-/36355

 

(3)他方で、菅直人氏の失敗というか、総理大臣としての致命的な至らなさは、福島原発事故の被害者を救済せず、無用の被ばくから守りもせず、事故後の被害者の生活再建支援にも尽力せず、加害者である東京電力を救済したことにある。やっていることはまるでサカサマだ。これには「原子力損害賠償法」という悪法が大きく影響していることがあると思われ、また、水面下では巨額の国家賠償を嫌う財務省の暗躍があったのではないかと推察されるが、詳しくはおいおいこの検証の中で申し上げたい。

 

但し、この原発関連悪法である「原子力損害賠償法」は、今も全くと言っていいほど変わっておらず、今も健在のままである。つまり、再びの原発過酷事故が起きれば、「加害者が救済され、被害者が切り捨てられる」というサカサマ現象は、また再び起きるということを意味しているのだ。菅直人氏は、この原発事故被害者への対応において、決定的に人の道を踏み外している。そしてそれは菅直人政権以降に引き継がれてしまった。許せる話ではないのだ。

 

(4)最後に、菅直人氏のもう一つの非を指摘しておく。それは、この著書である「東電福島原発事故、総理大臣として考えたこと」という幻冬舎新書が、どうも「都合の悪いこと」を書かないで避けて通っている様子がうかがえることだ。私がこの本を読んでいて、ウソを書いている、という印象はほとんど受けなかった。書かれていることはおそらく本当のことだろうと私は受け止めた。しかし、いろいろなことについて、特に重要なことについて、あまりに舌足らずであり、あるいは無言・無視を決め込んでいるし、また、一部は書いていることが矛盾したりもしている。

 

つまり、今の菅直人氏が、まだ立憲民主党という野党第1党の国会議員であることが、福島原発事故当時のことを包み隠さず書き下ろすことに対して、後ろ髪を引いている可能性がうかがえることが問題だ。私がこの本を徹底検証しなければなならないと思った「もう一つの理由」がここにある。菅直人氏が今現在の立場からして「不都合であるが故に避けた」ことを、私が知る限りの情報で浮き彫りにしてみたいと思っている。みなさまには、今後、よろしくこの「(逐条的)検証」にお付き合いをいただきますよう、お願い申し上げたい。

 

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1.(別添PDFファイル)菅直人元総理著(幻冬舎新書)「福島原発事故、総理大臣として考えたこと」(1):番号1~番号7

 https://drive.google.com/file/d/1lGI0vvCGJBfOktoeOr1S6T_HmuewzZv4/view?usp=sharing

 

(附番①)この本が書かれた年月

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「総理退任から1年、大震災と原発事故から1年半」と書かれているので、この本が書かれたのは2012年夏(おそらくは8~9月ころ)ではないかと思われる。この2012年夏の前か後かは、この書物の検証をする上では重要だ。しかし、この検証の目的は、上記で申し上げた「フクシマ・フィフティ」や吉田昌郎所長を持ち上げて、返す刀で菅直人氏を非難・罵倒する人たちの意図するところではなく、福島原発事故の記憶を正し、併せて菅直人氏が所属する立憲民主党の今後の原発政策をきちんとしていくことが目的だから、2012年夏の「時」はそのために使われる必要がある。

 

例えば、原子炉のメルトダウンや、事故初期の汚染水対策などについて、事後的にわかったことか、最初からわかっていたことなのかは、福島原発事故の「事実」を知る上では重要であり、「知っていたのに知らぬふりをしていた」ということが検証されて事実と認められるとすると、それはそれで今後の大きな教訓の1つになる。それは菅直人氏が仮に「知らぬふりをしていた」としても、その責任云々のような個人的な問題よりも、何故、時の総理大臣がそのようなポーズをとらざるを得なかったかを考える方がより重要と思われるからである。

 

(附番②)「東日本大震災については、1995年の阪神・淡路大震災の記憶が鮮明で、初動の重要性を考え、まず自衛隊の出動を急いだ」

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 それはそれで結構だが、何故、初動の重要性だけしか頭に思い浮かばなかったのかという点が疑問だ。まず真っ先に、大地震・大津波の被害地域の住民のこと、そして原発が大変なことになったことが分かった3/11午後7時以降では、放射能の被害による住民の命や健康のことには思いが及ばなかったのだろうか? 菅直人氏の著書の記載は、どうも腑に落ちない。

 

私は井戸川裁判(福島被ばく訴訟)をずっと支援してきているが、その原告の井戸川克隆元双葉町長によれば、福島県では福島原発事故の前には何度も原発事故対応の訓練をやり、大事故が起きた時にはどのように対処するかという手順もあらかじめ決めてあり、東京電力と国と県と基礎自治体がしっかりと情報を共有しあって、地元住民を第一に考えた対応を取ることになっていたという。しかし、実際に事故が起きたら、それらのことはすべて反故にされ、原発立地住民は東京電力からも国からも何の情報も受けとれないまま、TVやラジオを見聞きしながら逃げ惑うばかりだったという。

 

(関連)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会

 http://idogawasupport.sub.jp/

 

つまり、菅直人氏個人はもちろん、当時の民主党政権にも、霞が関各省庁にも、原発立地の地域住民の安全や生活のことを考えて対応策を検討する人間は、誰一人としていなかったということのようだ。私が直感的に感じているのは。原発という一般人には「アンタッチャブルな(政治色の強い)」施設が大事故を起こしているので、政府関係者は政治家までを含めて、自分が率先して地域住民を守ろうなどとする人間は一人も出てこなかった(指示されたらある程度は対応する「指示待ちモード」)=一種の政治的懸念ないしは恐怖から「すくみ現象」を起こしていたのではないか、ということである。だとすると、原発・核燃料サイクル施設がまた再びの事故を起こせば同じことが起きるだろう。原発事故や原発災害に対しては、やはり特別法をつくり、まず真っ先に危険にさらされ生活が破壊される地域住民を守るための法律が必要なのではないか?

 

(附番③)「日本の原発技術は非常に優れていて世界でトップレベルなので、旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故のような事故は日本では起きないと思っていた」「原発安全神話だったことをいやというほど思い知らされた」

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 もう二度と同じ過ちを繰り返さないでね、と思うけれど、これを菅直人氏が口先だけでなく本気で思っていたのなら、何故、原発事故後に原子力規制委員会を発足させた時(2012年9月)、そのメンバーにあんな連中を選んだのか? また、原子力安全保安院は、ただ看板を変えただけで原子力規制庁となったけれど、何故それも体を張ってストップをかけなかったのか? 少なくとも福島原発事故時に原発安全審査に携わっていた中堅クラス以上の官僚(手抜きしていたのは明白)は原子力の世界から追放すべきだったと思われる。原発事故再発防止のためには誰でもが考える「当たり前」のことをしていないのであって、つまり菅直人氏は、原発の安全神話について言動が一致していないと言わざるを得ないのだ。

 

(附番④)「1999年東海村JCO臨界事故は人為的なミスによるもので、大きな原発事故につながるものではないと認識していた。今考えると、人間はミスを犯すという前提で原発事故に備えるべきだった」

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 これについても上記③と同じことが言える。だからこそ、危険な設備である原発・核燃料サイクル施設の安全審査をする組織は極めて重要なのに、まるで原子力ムラの住民のような人物を委員に選び、その実働事務局の原子力規制庁には抜本改革の手を付けないというのは、全く理解できない。それともう一つ、あのJCOの事故を目の当たりにして、日本の原子力産業の現場というものがいかにいい加減でお粗末であるか、ということには気が付かなかったのだろうか? もし気が付かなかったとしたら、想像力の欠如のみならず、社会をよくすることを職業としている政治家としても失格と言わざるを得ない。原発は、会議の場などで理屈をこねていてもその実態はわからない。原発は、その現場をしっかりと見定めることにより、その危険な正体=大事故と紙一重の状態をずっと続けていることが分かるのだ。

 

(関連)平井憲夫さん:原発がどんなものか知ってほしい(全)

 https://iam-k.com/HIRAI/pageall.html

 

(附番⑤)「原発は緊急停止後も冷却を続けなければメルトダウンを引き起こすことを知っていた」

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 知っていたなら、何故、メルトダウンだと認めるのが5月まで伸びてしまったのか? 要するに東京電力や首相官邸・民主党政権がメルトダウンという深刻な事態を隠蔽していて、隠しきれなくなったから白状したということではないのか。背信的な振る舞いである。菅直人氏は、この本のもう少し先のページで「のちほどメルトダウンしていたことが分かった」などと書いているが、それは虚偽だろう。ウソつきは泥棒の始まりだ。何故、そのような愚かなことをしたのか、東京電力や官僚たちが先走ってやっていたのであるなら、何故、それをやめさせなかったのか? この問題については、新潟県の技術委員会が分科会で詳しく分析・追及している。ウソをつき続けていた東京電力には原発運転免許はく奪の行政処分をしなければいけないのではないか。

 

(関連)安全管理に関する技術委員会がメルトダウンの公表に関して東京電力が設置した第三者検証委員会に要請しました-新潟県HP

 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/1356840157268.html

(関連)新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会 - 新潟県ホームページ

 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/gijyututop.html

 

(附番⑥)「福島第一原発には原子炉が6つ、使用済み核燃料プールが7つ、福島第二原発には原子炉が4つ、使用済み核燃料プールが4つ、つまり原発・核施設が集中立地している。この原発・核施設の集中立地に改めて驚き、これらが制御不能になったらと思うと背筋が寒くなった」

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 おっしゃる通りなのだけれど、この原発・核施設の集中立地問題が、その後の民主党政権でも、原子力規制委員会・規制庁でも、問題とされ、対策されたことは一度もない。何故なのか? 総理大臣一人の不安の表明・ボヤキにとどめておいていいのか?

 

(附番⑦)「非常用電源の確保で苦労した。電源車を送ったがプラグが合わなくて役に立たなかった」

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 お粗末な話だが、プラグが合わないくらいなら、接続器具を用意させてヘリコプターか何かで送れば間に合ったのではないか? 私はこの話に限らず、福島原発事故時における東京の東京電力本社や政府からの支援のやり方が実にお粗末で、菅直人氏が言うところの阪神・淡路大震災の教訓など全く生かされていないように思えた。事故原発・核施設への外部からの支援の仕方については、事が落ち着いてから、徹底してレビューし、反省して教訓化しなければいけないのに、そうしたことは全くやっていない。また、同じことを繰り返すに違いない。

 

それともう一つ、外部電源が地震と津波で一気に、簡単に、全部やられてしまった。これは外部電源が複数あるから、まず大丈夫だろうと、東京電力を含む関係者が現場も知らずに甘く構えていた結果だということが、例えば下記などを見ればよくわかる。外部電源を用意する変電所の敷地が地震でひどい液状化を起こしていて、これを復旧するのに1年近くかかるというありさま。いくら何でもかような土地に、原発に電気を送る変電所を建設するとは、平和ボケにもほどがあるというものだ。(原発の非常用電源は永久に動くという保障はない。その主旨は、外部電源復旧までの間、一時的に使うという前提だ。その復旧に1年近くもかかるというのでは、非常用電源もまた役に立たなくなる)

 

(関連)山本太郎氏 質問主意書

 https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/186/syup/s186142.pdf

 

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2.菅直人元総理著(幻冬舎新書)「東電福島原発事故、総理大臣として考えたこと」(2):番号8~番号12

 https://drive.google.com/file/d/14pWWByPhnoOUVaqJMCbmtWoB18EmPNka/view?usp=sharing

 

(附番⑧)「原発事故対策の初動がダメ、原子力安全保安院が全く機能しない」

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 上記で申し上げたように、福島原発事故時には経済産業省や原子力安全保安院、それに原子力安全委員会は、全くと言っていいほど役に立たず、機能しなかった。総理である菅直人氏が憤るのも無理はない。TVでは、原子力ムラの御用学者が現れては、とんでもない嘘八百発言を繰り返していた(例:水素爆発を爆破弁と虚偽説明など)。しかし問題は、事故がある程度落ち着いて以降の、これら原子力ムラ組織に対する菅直人氏、首相官邸、民主党政権の対応である。何故、大目玉を食らわせなかったのか。何のメスも入れられることなく、これらの組織も、原子力ムラの人間たちも、看板を変えただけで今でも政府に「寄生」をし続けているではないか? 菅直人氏も、民主民進党も、所詮は同じ穴のムジナだったということなのか。当時の経済産業大臣は海江田万里だった。この人物がダメだったということか? ともかく原発が過酷事故を起こした時に全く役に立たない原子力規制当局を放置したままで政権を去ったというのは、私は無責任極まると思う。

 

(附番⑨)「全電源喪失のため非常用炉心冷却装置(ECCS)が動かせなかった」

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 非常用炉心冷却装置(ECCS)は、1号機についていた非常用復水器(IC:アイソレーション・コンデンサー)以外は、全て稼働するのに電源が必要だ。これは非常用炉心冷却装置(ECCS)として欠陥品と言わざるを得ない。非常時は電源がなくても動かなければ役に立たない可能性が高い。物理学者の槌田敦氏は、福島原発事故の教訓から、直ちに全原発に非常用復水器(IC)を取り付けさせろと提言している。私もそう思う。

 

更に申し上げれば、全く偶然のことから、2号機では非常用炉心冷却装置(ECCS)のうちの原子炉隔離時冷却系(RCIC)が、また、3号機ではRCICに続いて高圧注水系(HPCI)が稼働していたのに、いずれもその冷却機能を万全には発揮できなかった様子がうかがえる。何故、期待されていた機能が発揮できなかったのか、ちゃんと調べたのか? 原発再稼働の前に、非常用炉心冷却装置(ECCS)の総見直し・総点検が必要不可欠ではないか?

 

(附番⑩)「3/14夜に東京電力が福島第一原発から撤退するという話」

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 話せば長くなるので、下記の図書をご覧いただきたい。要するに、東京電力も、朝日新聞経営陣も、ウソをついているということだ。東京電力による撤退話は、上記で申し上げたように、菅直人氏が体を張って阻止した。ただ、朝日新聞の気鋭の記者=木村英昭氏ら、優秀な記者たちが朝日新聞を去らなければいけない結末となっている。この朝日新聞の「しなくてもいい謝罪」事件は「平成の白虹事件」とでも言えばいいもので、このあと朝日新聞は「朝日カバカバ新聞」となり果てていく。情けないマスごみだ。

 

(関連)いいがかり 原発「吉田調書」記事取り消し事件と朝日新聞の迷走-『いいがかり-原発「吉田調書」記事取り消し事件と朝日新聞の迷走』編集委員会/編(七つ森書館)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033234843&Action_id=121&Sza_id=G1

 

(関連)朝日新聞「吉田調書報道」は誤報ではない 隠された原発情報との闘い-海渡雄一/著 河合弘之/著 原発事故情報公開原告団・弁護団/著(彩流社)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033267400&Action_id=121&Sza_id=E1

 

(関連)白虹事件とは - コトバンク

 https://kotobank.jp/word/%E7%99%BD%E8%99%B9%E4%BA%8B%E4%BB%B6-115008

 

(附番⑪)「原子力委員長 最悪シナリオ」

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 今となっては有名な話になっている。これも菅直人氏のお手柄というか、優れた危機対応だったと私は思っている。でも、そのあとがいけない。何故、これを生かして、原発事故が一段落した後に、日本全国すべての原発・核燃料サイクル施設を見直す契機に使わなかったのか。この本では菅直人氏は、地域住民の避難の大変さをいろいろと想像して書いている。避難については、国際原子力機関(IAEA)の深層防護の「第5層」として、原発緊急事態対応の必須事項ともなっている。だったら何故、この報告を生かして、脱原発へ向けた大きな材料にしていかなかったのか? 

 

今日では、原子力規制委員会・規制庁が、原発周辺自治体の避難計画の実効性審査を放棄するという信じがたいサボリをやり、また、東海第二原発運転差止訴訟では、避難計画の実効性がないということで、原告勝訴の「運転差止判決」が出されている。再度、立憲民主党は、菅直人氏の遺産とも言うべきこの報告書を生かし、例えば原発再稼働の際には、80km圏内の全ての周辺自治体の承認がない限りは原発・核燃料サイクル施設の稼働はできない旨の法制化を行うべきである。立憲民主党は、福島原発事故の際に地域住民の健康と生活をないがしろにした反省も込めて、この避難問題に真剣に取り組むべきである。

 

(関連)2011年3月、原発事故「最悪のシナリオ」を作った科学者の証言(近藤駿介、細野豪志) - 現代ビジネス - 講談社(1-5)

 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75005 

 

(附番⑫)「細野豪志首相補佐官」

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 細野豪志は旧民主民進党の「五悪人」の一人である(あと4人は、故仙石由人、前原誠司、長島昭久、野田佳彦)。かような(当時)若造政治家を引っ張り上げたのは、とりもなおさず菅直人、その人である。菅直人氏の人を見る目のなさ、貧しさをいみじくも示している。この後、細野豪志はロクでもない言動を繰り返し、結局、自民党に収まっていく。最初から自民党に行ってろ! という話である。

 

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草々


(追)<記載が漏れた重要事項>
◆「炉心溶融」という言葉を禁じたのは誰なのか - 震災と復興 - 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/123129

(事故直後の原子力安全保安院で記者会見した審議官は「炉心溶融」を強く示唆していたが、まもなく担当から外されている。結局、東京電力が「炉心溶融」を認めるのは524日になる。この「炉心溶融」の公表問題について、菅直人元総理は何故、著書で言及しないのか? 首相官邸が指示していたと認定したなどと書かれた、本当かどうか不透明な「東京電力第三者検討委員会調査報告書」があるらしいが、上記サイトを見ると、その報告書は「不当であったとは言えない」「当時の判断の当否については、当第三者検証委員会は判断できない」「国のなすべき避難指示等の実施に影響はほとんどなかったはず」「炉心溶融の隠ぺいがあったとしても違法性は問えない」などと、常識的な人間の神経を逆なでするようなデタラメな記述で満ち溢れており、全く信頼できない。いったい当時の政府の誰が「炉心溶融」隠蔽を指示したのか? 菅直人氏が自著の中で不都合なことを避けている典型事例の1つではないかと思われる。この「炉心溶融」隠蔽は、次の原発事故を念頭におけば重大問題である。:田中一郎)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年1月 8日 (土)

巨悪権力犯罪を逃がさないために:モリカケサクラの安部晋三を徹底追及せよ=機能しない日本の司法・検察こそ抜本改革 & EUタクソノミーと原発再推進(地球温暖化論の正体がいよいよ見えてきたか!?)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(別添PDFファイル)三角関係、サル山に乱?(毎日 2022.1.8夕刊)
 https://mainichi.jp/articles/20220108/dde/001/040/028000c

(この記事の見出しを見た時に、ああ、これは自民党のことを報道しているのだなと思いました。それで記事を読んでみましたら、やはり自民党のことでした。:田中一郎)

 

2.関電金品受領など旧経営幹部不起訴 市民ら検察審査会申し立て|NHK 関西のニュース

 https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220107/2000056177.html

 

(関連)関電金品受領 市民団体が検審に申し立て 旧経営陣9人不起訴受け(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/da3407148b4d929673dd74e0afe260a6945744ff

 

(既にみなさまご認識の通り、この国では、検察も裁判所も、その期待される機能を全くと言っていいほど果たせなくなっており、社会正義を踏みにじっても、自分たちだけの身の保身を最優先に「ヒラメ生活」を続ける、ゴミだめ官庁になり果てています。下記で申し上げる巨悪の支配権力犯罪を処断できないだけでなく、時の政府政権に異議を申し立てる勇気ある人々を権力濫用で踏みつぶしてはばからぬ「社会悪共犯」組織に変質しているのです。有権者が怒りをもって叩き潰すしかないでしょう。:田中一郎)

 

3.岸田文雄=こいつはこの2つの理由をもって日本国の総理大臣をクビにすべき人物です。

 日本の総理大臣に、国民の命と健康を守ろうとはせず、対米隷属の売国奴として「日米地位協定」服従を「現実主義」だなどと言っているバカ野郎を就任させておくわけにはいかないでしょう。一刻も早く、首相官邸から追い払いましょう。

 

(1)岸田首相 日米地位協定の見直し否定…「現実的な対応が大事」本紙「水際対策の抜け穴」と質問に<新型コロナ>東京新聞 TOKYO Web

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/152785

 

(関連)米軍基地からオミクロン、これが同盟国のすることか 日本の水際対策を水泡に帰す地位協定、米軍は日本人に配慮なしか - JBpress

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/68352?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=list

 

(2)(別添PDFファイル)水際対策 米軍の「大穴」、基地周辺地 まん延防止適用(東京 2022.1.8)

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/153013

 

(関連)米軍基地からのコロナ感染を防げぬ政府の対応に「これでは日本政府が独立国の政府だとは言えない」!! 核保有国共同声明には「いまだに核兵器固執だが禁止条約に圧され始めた」~1.6日本共産党 志位和夫委員長 記者会見 - IWJ Independent W

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500878

 

4.イベント情報

(1)1-13・1-20 再処理とめたい!新春連続講座 - 原子力資料情報室(CNIC)

 https://cnic.jp/41067

(2)1-17 さようなら原発 第3回オンライン学習会「六ケ所再処理工場の現状と裁判」 - 原子力資料情報室(CNIC)

 https://cnic.jp/41050

(3)【要申込】1/20(木)「共同テーブル」大討論集会 総選挙の総括と今後の政治展望について

 http://www.labornetjp.org/news/2022/0120kyo

 

5.(新刊書)放射線被ばくの全体像人類は核と共存できない 原爆・核産業・原発における被害を検証する-落合栄一郎/著(明石書店)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034292967&Action_id=121&Sza_id=F2

 

6.「慰安婦=売春」ハーバード大学教授がまた妄言…李容洙さんに「悪名高い」Joongang Ilbo中央日報

 https://japanese.joins.com/JArticle/286392

 

(関連)ラムザイヤー教授 またもや妄言…「慰安婦強制連行の証拠ない」hankyoreh japan

 http://japan.hani.co.kr/arti/international/42198.html

(関連)J・マーク・ラムザイヤー - Reischauer Institute of Japanese Studies

 https://rijs.fas.harvard.edu/ja/j-mark-ramseyer

 

(韓国国民を侮辱してやまない、この破廉恥「歴史歪曲」男が、東京(頭狂)大学をはじめ、日本の大学の教授どもとも密接な関係がありそうなことが何よりも恥さらしである。私が日本の大学を解体せよと申し上げている理由の1つが、このようなことに対して自浄能力を持たぬ今日の日本の大学の有りようである。大学とはゲスの集まりか!? :田中一郎)

 

(関連)「従軍慰安婦」をめぐる30のウソと真実-吉見義明/編著 川田文子/編著(大月書店)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000019985984&Action_id=121&Sza_id=F2

 

7.その他注目情報

(1)「見られて初めて劇なのに」嘆く部員 原発題材の高校演劇放送されず:朝日新聞デジタル

 https://digital.asahi.com/articles/ASQ135F1QPDJPISC014.html

(2)【東京五輪】河瀬直美監督に“ヒトラーの協力者”継承の懸念「五輪を招致したのは私たち」発言でバッシングの嵐|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/299594

(3)「家もない、仕事もない」小さな子どもを連れた母親も 年越し大人食堂 - AERA dot.

 https://dot.asahi.com/aera/2022010300014.html

(4)星野伊佐夫県議の離党をうけ 泉田裕彦衆院議員が会見で反論「“臭いものにふたをする態度”と言わざるを得ない」(TeNYテレビ新潟)

 https://www.teny.co.jp/nnn/news114sgs248dec6z1q95t.html

(5)五輪とは、平等とは、共生とは…東京大会を負の遺産にしないために立ち止まって 柔道元世界女王でJOC元理事・山口香さん:東京新聞 TOKYO Web

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/152987

 

(気持ちはわからないでもないけれど、もう遅いでしょう。2021年夏のオリンピックは、主催者とオリンピック貴族のおかげで下劣極まるスポーツ興業の「醜悪」を記憶する「負の遺産」として歴史に残ることとなっています。おそらくは将来の世代にとっては、今回の東京オリンピックは「軽蔑・侮蔑」の対象となるでしょう。私は当然のことだと思います。思い出すだけでも反吐が出ます。:田中一郎)

 

(関連)(新刊書)やっぱりいらない東京オリンピック-小笠原博毅・山本敦久著(岩波ブックレット)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033874246&Action_id=121&Sza_id=E1

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巨悪権力犯罪を逃がさないためには、どのような社会的な仕組みや法制度が必要でしょうか。他のMLでの議論を横で見ながら考えてみました。安部晋三の「モリカケサクラ」、こんなものを放置・見逃すわけにはいきません。徹底追及です。安部晋三が棺桶に入るまで、どこまでも追いかけていきましょう。ふざけるな! という話です。

 

◆森友改ざん訴訟 国が賠償金で強制幕引き…税金1億円使って“疑惑隠蔽”に怒りの声(2021年12月16日)|ウーマンエキサイト(1-3)

 https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_Jisin_2048158/

 

(関連)(別添PDFファイル)認諾官僚たちに告ぐ「ふざけるな」、「赤木ファイル」を読む(中)(イントロ部分)(金平茂紀『世界 2022.2』)

 https://drive.google.com/file/d/19C3bIDabGWB74tSuNDi4eq8xGfjWweif/view?usp=sharing

(関連)(別添PDFファイル)赤木雅子さん告白「国の奇襲に私は負けない」(『週刊文春 2021.12.30,2022.1.6』)

 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b2156

 

(関連)赤木さんへの1億円国賠で森友改ざんを強引幕引き! 改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣|LITERA

 https://lite-ra.com/2021/12/post-6099.html

(関連)【森友学園】赤木雅子さんと辻元清美氏 怒りの緊急対談「(岸田首相は)誠実そうに見えたけど裏切られた」|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298860

(関連)衆院選のドサクサにまぎれ、森友改ざん当時の近畿財務局長が日本郵便専務へ天下り(赤澤竜也) - 個人 - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/byline/akazawatatsuya/20211030-00265741

 

◆安倍元首相、再び不起訴で捜査終結 「桜を見る会」前日の夕食会費補塡問題で東京地検特捜部:東京新聞 TOKYO Web

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/151452

 

(関連)再捜査でも法の壁越えられず 東京地検特捜部、安倍元首相再び不起訴 - 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20211228/k00/00m/040/299000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20211229

(関連)サクラ不起訴で逃げ切り成功。はしゃぐ安倍晋三元首相が取るべき「責任」 - まぐまぐニュース!

https://www.mag2.com/p/news/523797?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000001_fri&utm_campaign=mag_9999_0107&trflg=1

(関連)前田朗Blog- 「桜を見る会」を追及する法律家の会・緊急声明

 https://maeda-akira.blogspot.com/2021/12/blog-post_84.html

 

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巨悪権力犯罪を逃がさないための制度的処方箋

 

1.政治家やその周辺にいる有力者たちの責任を問う制度的仕組みが弱すぎる・甘すぎる

 たとえば公職選挙法や政治資金規正法の違反、あっせん利得罪・贈収賄罪、あるいは脱税などに関する法規制が依然として甘く、ザル法と化していること。これを改めなければいけない。そのためには法改正だけでなく、検察を抜本改革しなければいけません。検察の改革については、私のブログをご覧ください(今回の事例で申し上げれば、刑事裁判の起訴権限を検察に独占させないという点が重要で、検察審査会の機能拡充がその対応策です)。

 

アベノマスクだって、単に無駄になったという政策の失敗だけでなく、アベノマスクを提供した業者と安部晋三一派との関係をもっと徹底的に追及しなければいけないでしょう。森友問題や加計学園問題や桜を見る会など、みな該当します。それから、権力者の周辺にいる有力者とは、たとえば最近の事例で言えば、日本大学の田中英寿理事長を思い浮かべてください。脱税容疑で起訴されても、背任容疑では起訴されません。

 

2.官僚の不始末の責任の取らせ方は、官僚組織の中で原則完結するような仕組みが必要・重要

 まず私は、官僚の退職金や給与を、過去にさかのぼって返上させる法制度が必要だと思います。会社法で言うところの背任や収賄、あるいは今回の公文書偽造など、明確な違法行為があった場合には、当該官僚を過去にさかのぼって処分し、それに相応する退職金減額・支給停止や減給なども、過去にさかのぼって適用して国庫に返還させるという制度です。天下りなどをしていたら、雇用先に対して解雇を国が要請するなどと言うことも考えていいでしょう(特に国や自治体の外郭団体など)。

 

他方で、官僚への政治家による違法行為押しつけを防止するため、官僚組織や政府の外部に(私は弁護士組織がいいと思いますが)、理不尽な違法行為の押し付けを政治家からされた場合の「駆け込み寺」=内部告発を受け付ける仕組みをつくっておくべきです。また、政治家と官僚の接触を公開させる仕組み(すべて録音・録画するなど)、正常化させる仕組みも必要です。私は官僚の不正は、官僚自身が発生原因である場合と、政治家が発生原因である場合とがあると思いますから、その2つのタイプで、丁寧に信賞必罰の仕組みを考えるべきでしょう。

 

現状で申し上げれば、官僚の伝統的な「悪」よりも、政治主導の「悪」の方が重大で(決定的なのは人事権の濫用です)、それが日本の官僚組織の伝統的な腐敗構造を一層ひどくして、行政の劣化を招いていると私は考えています。その政治家どもを選挙で選んでいるのは有権者・国民ですから、現在の事態に有権者・国民もまた、重い責任があるのです。

 

3.日本の社会正義を無視するヒラメ司法・腐った検察の抜本改革は避けて通れない

 繰り返しませんが司法・検察の抜本改革は必要不可欠です。が、しかし、「世直し」市民も含めて、この問題についての有権者・国民の関心が低すぎます。今回の森友問題についても、佐川に対する裁判での損害賠償請求は続きますから、徹底追及が必要です。日本の司法・検察の改革については下記サイトをご参照ください。

 

(関連)(拡散希望)(継続サイト)日本の司法・検察は抜本改革されなければならない:ポイントは(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの解放と、(2)有権者・国民からのフィードバック機能の強化、です- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-bbc6f8.html

 

4.時効延長と「公益通報者保護制度」の拡充

 政治家と官僚の違法行為や不祥事・不始末について、共通することを2点ばかり追記しておきます。いずれも法改正が必要です。今の立憲民主党にこの法改正の責務を担うだけの力量があるのか、疑問のように思います。でも。そんな野党第1党では「お話にならない」のです。

 

(1)内部告発は貴重な情報=「公益通報者保護制度」の抜本的拡充と、通報者の保護、及び奨励・顕彰の仕組みが必要

 

(2)時効を口実に違法行為などから「逃亡する」政治家・権力者が後を絶たない 権力犯罪について、時効を大幅に延長せよ。

 

(関連)(8.28)オルタナティブな日本をめざして(第32回):公益通報司法取引・自己認証制度 通報者保護はどこへ! 公益通報者保護制度改正とその問題点(新ちょぼゼミ:光前幸一さん)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-0ed37b.html

 

5.今回の財務省による「認諾」により必要になった1億円を税金で負担させていいのか

 会計検査院の「会計検査」で、その是非を判断させ、かつ、非だった場合には、この意思決定をした政治家及び幹部官僚に、この金額の「弁償」をさせる仕組みがあってもいいのではないか。何故なら、犯罪行為を隠蔽するために税金を使うなどということは許されないからです。

 

(関連)1億円を払ってでも政府が隠したかったことと、それでも「認諾」が許されない理由 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=Bo-2EEGm3_0

草々

 

(追)EUタクソノミーと原発推進

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◆[要請書賛同]原発をEUタクソノミーに含めるべきではない

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScPZH6xrdw5k05wzYosge3qUu7a3MkehHKR93SBVI3ZCQ--ng/viewform

 

(関連)脱炭素社会に備える上で知っておきたい「タクソノミー」とは? - GREEN×GLOBE Partners

 https://ggpartners.jp/article/000117.html

(関連)EUタクソノミーと原発をめぐる議論 - FoE Japanブログ:Mobilize - Resist - Transform !

 https://foejapan.wordpress.com/2022/01/05/taxonomy_nuclear/

 

◆(メール転送です)全国のみなさま、重要な講演会のお知らせです・・・広瀬隆:(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-40333d.html

 

 <田中一郎コメント>

 何が「タクソノミー」だ! 何が「原発をタクソノミーにリストアップ」だ! バカこぐでねえど。「タ抜き」の「クソノミー」が、何をぬかすか! 原発が「持続可能性に貢献する経済活動」だと、アタマ腐ってんのか!? 言い出したのはEU委員会委員長フォン・デア・ライエン、欧州グリーンディールなどを提唱しているという。脱炭素だの、グリーンだの、地球温暖化対策だのと、浮かれたきれいごとを並べている連中の「本音」がようやく見えてきたということか。この連中は、放射能よりもCO2の方が危険であるから、CO2を除去するためには原発と放射能は必要なんだそうだ。見上げたもんだぜ、フォンデの核ふんどしか!? 空想的環境主義、清く正しく美しくのなれの果てが原発とは、いやはや!

 

(関連)EU MAG 初の女性委員長が率いるフォン・デア・ライエン新欧州委員会

 https://eumag.jp/feature/b0120/

 

 <関連サイト>

(1)<再考エネルギー>なぜ欧州で「原発回帰論」が広がっているのか 再エネ大国にも異変(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/6f99432ef2cb16b88d1db8daf65308f860b45061

(2)パリの窓から - 原子力は気候も人類も救わない

 http://www.labornetjp.org/news/2021/1221pari

(3)太陽光発電「乱開発」、小規模装い監視逃れの実態- 東洋経済オンライン

 https://toyokeizai.net/articles/-/500808?utm_source=author-mail&utm_medium=email&utm_campaign=2022-01-09

(4)東電、4電力から緊急調達 送電網の増強急務- 日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC063Z80W2A100C2000000/?n_cid=NMAIL007_20220107_A

(5)CO2地下貯留、30年までに導入 経産相「火力発電必要」- 日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA077FW0X00C22A1000000/?n_cid=NMAIL007_20220108_A

 

(このノータリン男、CO2地下貯留のコスト計算をしてみたことがあるのかね? 確か少し前には「核燃料サイクルは必要だ」とか言っていたワナ。こういう人間が国を亡ぼすのよ。早く追い払え! それと、わずかエネルギー供給シェアが10%そこそこの自然再生可能エネルギーで、日本が必要とするエネルギーが賄えると思っているのかしら? お目出度いという他ないでしょうに。再生可能エネルギー100%・石炭火力全廃などという乱暴な運動は、そのまま原発推進復活を促すことにつながっていくということが理解できないの? :田中一郎)

草々

 

 

 

2022年1月 7日 (金)

(必見必読)「ゲノム編集、神話と現実:煙幕の中のガイドブック」:「ゲノム編集食品」という遺伝子操作されたフランケンシュタイン生物を食品にしてゼニ稼ぎするバイオムラの詐欺師たち

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.【リアル集会・Zoom】(1.15)東電刑事裁判控訴審・東京高裁に証人尋問と現場検証を求める集会:福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/tokyo-event-20220115/

 

(関連)福島原発刑事訴訟支援団ニュース第12号 青空 – 福島原発刑事訴訟支援団

 https://shien-dan.org/news-letter-no012/

 

2.(別添PDFファイル)乱鬼龍傑作集(4):2022年新春「世直し」餅大作戦

 https://drive.google.com/file/d/1McBI57cRZ4_ez4u6ift1e5ce6Lk6ztNL/view

 

(関連)マンガ・イラストを集めました。さまざまな市民運動・社会運動にお使いください- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-ad35.html

 

3.キャンペーン

(1)吉村洋文大阪府知事、松井一郎大阪市長- カジノ誘致はやめてください · Change.org

 https://tinyurl.com/5n8c6xnr

(2)岸田首相- 森友改ざん/赤木雅子さんを加えた真相究明第3者委員会設置を強く求める · Change.org

 https://bit.ly/32P8zZ7

(3) 徴用工問題は“解決済み”ではありません。今こそ被害者の人権と尊厳の回復を求めます。 · Change.org

 http://chng.it/mhFWr9r9YS

 

(関連)お知らせ「徴用工問題を考える市民の会」からのメッセージ · Change.org

 https://tinyurl.com/j8bsa6h9

 

4.<岸田政権はニンマリだろう>悪魔の原発 「脱炭素」が免罪符の倒錯(日刊ゲンダイ)赤かぶ

 http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/873.html

 

(関連)(メール転送です)全国のみなさま、重要な講演会のお知らせです・・・広瀬隆:(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-40333d.html

 

5.つまらなく、くだらない、されど(諸悪の根源)政治の話

(1)(別添PDFファイル)「日本に必要な政権交代、劣化したメディアと政治」(東京民報 2022.1.2)

 https://drive.google.com/file/d/1nMaec3TMtm6gep9B0I2HZj_PRh-qVVLs/view?usp=sharing

(2)山中横浜市長が陰湿ないじめに遭っている “ハマのドン”藤木幸夫氏が訴え-日刊スポーツ

 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202201040000440.html

(3)無車検疑いで書類送検の武井衆院議員、与野党から批判相次ぐ - 読売新聞オンライン

 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220105-OYT1T50168/

(4)参院選が分水嶺…野党は分裂、瓦解し、大政翼賛会という政界再編も|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/299424

(5)岸田政権は一歩間違えば支持率ガタ落ち…問われる「本当の危機対応」と「3つの距離感」|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299423

 

6.その他

(1)「すべて中国のせいにする病」の米国に服従する日本という重症国家 - まぐまぐニュース!

 https://www.mag2.com/p/news/523536

(2)65%の企業がすでに払ってない…「賃上げで法人税減税」効果に疑問視 - 女性自身

 https://jisin.jp/domestic/2050423/

(3)姑息な自公政権。財務省が返せぬ6千億円の借金を自賠責保険料に上乗せの卑劣 - まぐまぐニュース!

 https://tinyurl.com/3umv2bj8

(4)選択と集中、外国人“排除”…内田樹さんが憂う「意地悪ニッポン」 - 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20211231/k00/00m/010/049000c?cx_fm=mailcp&cx_ml=article&cx_mdate=20220105

 

◆批判噴き出す「資本主義」は結局、何が問題なのか - 経済学 - 東洋経済オンライン

 https://toyokeizai.net/articles/-/479820?display=b

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「(必見必読)「ゲノム編集、神話と現実:煙幕の中のガイドブック」:「ゲノム編集食品」という遺伝子操作されたフランケンシュタイン生物を食品にしてゼニ稼ぎするバイオムラの詐欺師たち」をお送りいたします。

 

 <別添PDFファイル>

(1)CRISPR-Cas9ゲノム編集の「壊滅的な」意図しない影響の発見(安田節子『いのちの講座 NO.131 2021.10.30』)

(2)ゲノム編集トマトの一般向け集荷と家庭菜園用苗の販売を開始(安田節子『いのちの講座 NO.131 2021.10.30』)

(3)フィリピンが遺伝子組換え(GM)ゴールデンライスの商業生産を承認(安田節子『いのちの講座 NO.130 2021.8.31』)

(4)(レジメ)「そもそも命はだれのもの?」(天笠啓祐 2021.10.24)

(5)日本の食卓はどうなっちゃうの? ゲノム編集トマトが販売開始(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2021.10.15』)

(6)トマトにマダイ、フグに稲など、ゲノム編集食品の最新状況(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2021.11.12』)

 

1.(必見必読)ゲノム編集、神話と現実:煙幕の中のガイドブック(2021年12月)

 https://okseed.jp/media-download/163/adae725f584e2323/

 https://okseed.jp/media-download/163/adae725f584e2323/

 

(関連)『ゲノム編集ー神話と現実:煙幕の中のガイドブック』OKシードプロジェクト

 https://okseed.jp/genomemyths.html

 

2.遺伝子操作は自然・環境という編み物を守るか壊すか(生命に特許はいらない! キャンペーン 2021.11)

 https://www.columban.jp/upload_files/data/LJ0124_knitting_of_nature.pdf

 https://www.columban.jp/upload_files/data/LJ0124_knitting_of_nature.pdf

 

3.ダーウィン・ジャーナル

 https://darwin-journal.com/

 

(1)ゲノム編集とは?図や動画でわかりやすく簡単に原理や倫理的問題を解説 CRISPRCas9(クリスパーキャスナイン)とは|ダーウィン・ジャーナル

 https://darwin-journal.com/gene_editing_crispr

(2)遺伝子ドライブとは?図や動画で原理・メカニズムをわかりやすく解説|ダーウィン・ジャーナル

 https://darwin-journal.com/gene_drive_overview_mechanism

(3)自然消滅型の新・遺伝子ドライブ「デイジードライブ」とは?無限拡散の危険対策|ダーウィン・ジャーナル

 https://darwin-journal.com/daisy_chain_gene_drive

(4)CRISPR-Cas9遺伝子ドライブに「抵抗性」の壁ー最新研究2017 マラリア解説動画あり|ダーウィン・ジャーナル

 https://darwin-journal.com/crisprcas9_gene_drive_resistance

 

4.「いのちの講座」(安田節子 食政策センター「ビジョン21」)

 https://www.yasudasetsuko.com/vision21/

 

(1)(別添PDFファイル)フィリピンが遺伝子組換え(GM)ゴールデンライスの商業生産を承認(安田節子『いのちの講座 NO.130 2021.8.31』)

 https://drive.google.com/file/d/1x5K3gbo_S3aaXd6U2ijmmWZT4TDq45e4/view?usp=sharing

(2)(別添PDFファイル)CRISPR-Cas9ゲノム編集の「壊滅的な」意図しない影響の発見(安田節子『いのちの講座 NO.131 2021.10.30』)

 https://drive.google.com/file/d/1vAI0lX55ho0fDAqZGbS8_9_Sp7ueXYrE/view?usp=sharing

(3)(別添PDFファイル)ゲノム編集トマトの一般向け集荷と家庭菜園用苗の販売を開始(安田節子『いのちの講座 NO.131 2021.10.30』)

 https://drive.google.com/file/d/10GEJxci_LO5tPXOzU-roTwuqh2rU0b1m/view?usp=sharing

 

(関連)(重要)クロモスリプシス=クリスパー・キャス9によるゲノム編集技術で「染色体破壊と、その断片のランダム再結合」という新たな「壊滅的」危険性が『Nature Genetics 』で伝えられた(安田節子『いのちの講座』より)- いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-dc5fa7.html

 

5.2030 未来への分岐点 (4)「“神の領域”への挑戦〜ゲノムテクノロジーの光と影〜」NHKスペシャル

 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/16RLZZ5YJV/

 

(関連)NHKスペシャル 2030 未来への分岐点(4)「ゲノムテクノロジーの光と影」 0310 202106062100 - 動画 Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x81t85v

 

6.(録画)20211024 UPLAN 天笠啓祐、島薗進、アーサー・ビナード 「そもそも命はだれのもの?」.mp4 on Vimeo

 https://vimeo.com/643147113

 

(関連)(別添PDFファイル)(レジメ)「そもそも命はだれのもの?」(天笠啓祐 2021.10.24)

 https://drive.google.com/file/d/15UI4LJ941_6zv34ol43GnGbQj-FASdMX/view?usp=sharing

 

(私からパネラーの3人に質問をしています。録画の2時間12分くらいからご覧になってみてください:田中一郎)

 

7.その他

(1)(別添PDFファイル)日本の食卓はどうなっちゃうの? ゲノム編集トマトが販売開始(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2021.10.15』)

 https://drive.google.com/file/d/1yjPoRpZJU_j4gR6IoolwZBq5l7rHz7PH/view?usp=sharing

(2)(別添PDFファイル)トマトにマダイ、フグに稲など、ゲノム編集食品の最新状況(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2021.11.12』)

 https://drive.google.com/file/d/1utgW2OJMfx6N7liNZBTpF-Iz9-88Mbgb/view?usp=sharing

(3)遺伝子組み換えイネ: ゴールデン・ライスの危険 - Alter Trade Japan

 https://altertrade.jp/archives/9294

(4)遺伝子組み換え米、商業栽培認可 フィリピンで世界初(日本農業新聞)Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/articles/83fb978acc7936ad198b9c7ded605c0d53dc50ea

 

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(追)(メール転送です)有機農業ニュースクリップ 2021.10.10

 公開サイト:http://organic-newsclip.info

 ツイッター:http://twitter.com/OrganicNewsClip

 

━ No.1121 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

     有機農業ニュースクリップ

                  2021.10.10

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≪ 今日の目次

■穂発芽を遅らすゲノム編集小麦 11月から屋外試験栽培開始

■ゲノム編集で穂発芽耐性大麦を開発 ターゲットはビール用

■英国 ゲノム編集小麦の野外試験を承認

 

≪ ゲノム編集

■穂発芽を遅らすゲノム編集小麦 11月から屋外試験栽培開始

 岡山大学や農研機構などが開発した穂発芽を遅らすゲノム編集小麦について、文科省は9月22日付けでこのゲノム編集小麦が遺伝子組み換え生物に該当せず、実験計画案通りでも生物多様性に影響を与えないとして屋外試験栽培の計画を「承認」した。岡山大学の研究グループは、ゲノム編集を使った穂発芽耐性大麦の開発も進めている。

 

 公開された農研機構提出の実験計画報告書によれば、このゲノム編集小麦「アラニンアミノ酸転移酵素を改変した穂発芽耐性コムギ」は農研機構(茨城県つくば市)と岡山大学(岡山県倉敷)の屋外圃場で試験栽培を計画している。岡山大学の実験計画書では、栽培予定として今年11月中旬から来年6月上旬としているが、農研機構は「種子休眠性を複数年にわたり評価」するとしている。

 

 実験計画報告書によれば、これまでの遺伝子組み換え作物と同じようにアグロバクテリウムを使い、ゲノム編集に必要な遺伝子や選抜用のハイグロマイシン耐性遺伝子など組み込んだとしている。最終的に組み込んだ遺伝子は残っておらず、オフターゲットは確認されなかったとしている。

 

 ・文科省, 2021-9-22

  研究段階におけるゲノム編集技術の利用により得られた生物の使用等に 関する確認結果

  https://www.lifescience.mext.go.jp/files/pdf/n2285_02.pdf

   ゲノム編集技術の利用により得られた生物の使用等に係る実験計画報告書

https://www.lifescience.mext.go.jp/files/pdf/n2285_01.pdf

 

 ・岡山大学, 2021-9

  ゲノム編集作物 栽培実験計画書

  https://www.rib.okayama-u.ac.jp/barley/GEwheat1.pdf

 

 ・岡山大学, 2021-9-24

  令和3年度 ゲノム編集技術により得られたアラニンアミノ酸転移酵素を改変した穂発芽耐性コムギの栽培実験について

  https://www.rib.okayama-u.ac.jp/information/research_activities202109/

 

 ・農研機構, 2021-9-24

  令和3年度 ゲノム編集技術により得られたアラニンアミノ酸転移酵素を改変した穂発芽耐性コムギの栽培実験について

  https://www.naro.go.jp/project/research_activities/laboratory/nics/143925.html

 

 今回屋外栽培が認められた穂発芽耐性小麦は、ゲノム編集技術を使い小麦の3種類の遺伝子を操作して不活性化(ノックアウト)して種子休眠を長くするというもの。岡山大学と農研機構などの研究グループが2019年7月に専門誌に発表している。日本では麦の収穫時期の6月から7月にかけて梅雨に重なる場合があり、雨にあたって穂発芽してしまうことが問題となっていた。このゲノム編集穂発芽耐性小麦は、吸水後の発芽を遅らせる効果があり、そうした品質低下対策を狙ったものといえる。

 

 ・岡山大学, 2019-7-31

  <ゲノム編集で迅速にコムギの特性を改良>-収穫前の雨で発芽せず良質な小麦生産に向けて

  https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id651.html

 

 ・Cell Reports, 2019-7-30

  Genome-Edited Triple-Recessive Mutation Alters Seed Dormancy in Wheat

  https://doi.org/10.1016/j.celrep.2019.06.090

 

 農水省や厚労省はゲノム編集作物について、外来遺伝子を挿入しないノックアウトであれば遺伝子組み換え作物とはみなさない。先ごろ流通が始まった高GABAゲノム編集トマトも外来遺伝子の組み込みないノックアウトのみということで届出が「受理」されている。この穂発芽耐性小麦が将来に商業栽培された場合、遺伝子組み換えではない一般的な作物、食品としての取扱いを受け、表示も不要である。また、この小麦を交配親として新たな穂発芽耐性品種が開発された場合、後代品種について届出が不要とされることから、消費者の知らないうちにゲノム編集小麦の加工品が普通に流通することになる。

 

 しかし、従来育種による穂発芽耐性のパン用品種が開発され、その栽培面積が増加しているという。小麦の栽培面積が横這いにもかかわらず、この10年でパン用品種の栽培面積は、2万ヘクタールから5万ヘクタールと2.5倍に増加しているという。佐賀県で栽培が増えている「はる風ふわり」は、九州沖縄農業研究センターが育成した穂発芽耐性品種で、同賀県の奨励品種となっているという。梅雨入りが平年より20日早く、穂発芽が生じやすい条件も「はる風ふわり」は品質が低下しなかったという。愛知県では穂発芽耐性の「ゆめあかり」が、宮城県で穂発芽耐性の「夏黄金」の栽培が増えているという。

 

 ・日本農業新聞, 2021-10-3

  穂発芽に強いパン用小麦続々 国産シフトに期待 10年で作付け2・5倍

  https://www.agrinews.co.jp/news/index/29444

 

 従来育種で「はる風ふわり」のように穂発芽耐性品種の開発が進み、栽培が増えている中で、現行の十分な安全性が確認されないゲノム編集作物が拙速に実用化されつつある状況は、将来に禍根を残しかねない。

 

【関連記事】

 ・サナテックシード ゲノム編集トマトの一般向け出荷を開始

  http://organic-newsclip.info/log/2021/21091119-1.html

 ・英研究所 ゲノム編集で低アスパラギン小麦 商業化には5年から10年

  http://organic-newsclip.info/log/2021/21031107-2.html

 

■ゲノム編集で穂発芽耐性大麦を開発 ターゲットはビール用

 岡山大学と農研機構などの研究グループはこのほど、ゲノム編集(Crisper-Cas9)により穂発芽に強い大麦の開発に成功したと発表した。研究グループは、これによりビール醸造に適した品種や発芽に強い品種の開発に貢献するとしている。論文はPlant Biotechnology Journalに発表された。岡山大学は今年から穂発芽耐性のゲノム編集小麦の野外試験を実施すると発表している。

 

 研究グループによれば、アグロバクテリウム法を使い、2つの遺伝子を操作しノックアウトした結果、野生型の子実が10日ほどでほぼ100%発芽するのに対して、休眠をコントロールする遺伝子を操作し一部が欠失したタイプでは大きく発芽が抑制されたとしている。

 

 今の日本のゲノム編集食品に関する「規制」では、このタイプには安全性の審査も表示も不要となっている。将来、原料表示に「ゲノム編集」の文言がないゲノム編集大麦を使ったビールが出てくる可能性も十分に考えられる。消費者が「要らない」の声をあげ、ビールメーカーに伝えることが重要だ。

 

 ・岡山大学, 2021-9029

  ゲノム編集技術によってオオムギの種子休眠の長さを調節することに成功!ビール醸造に適した穂発芽に強いオオムギの開発に期待

  https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id881.html

 

 ・Plant Biotechnology Journal, 2021-8-29

  Regulation of germination by targeted mutagenesis of grain dormancy genes in barley

  https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/pbi.13692

 

■英国 ゲノム編集小麦の野外試験を承認

 英国・ロザムステッド研究所は8月24日、ゲノム編集で開発した低アスパラギン小麦の野外試験が英国政府より許可されたと発表した。パンなどの加熱時に生ずる発がん性のあるアクリルアミドを減らすことが可能になるとしている。この承認を受けて9月から播種が始まるという。

 

 研究責任者によると、今回の野外での試験栽培は、「低アスパラギン小麦を圃場で評価し、圃場環境下で生産された穀物中のアスパラギン濃度を測定すること」を目的としているという。プロジェクトは5年を予定し、戻し交配により組み込み遺伝子を取り除くとしている。英国政府は外来遺伝子を組み込まないゲノム編集作物の規制緩和に向けて動いている。ロザムステッド研究は、こうした動きをにらみつつ、日本や米国などと同様な非遺伝子組み換え作物化を狙っている。

 

 ・Rothamsted Research, 2021-8-24

  GENOME EDITED WHEAT FIELD TRIAL GETS GO-AHEAD FROM UK GOVERNMENT

https://www.rothamsted.ac.uk/news/genome-edited-wheat-field-trial-gets-go-ahead-uk-government

 

【関連記事】

 ・英研究所 ゲノム編集で低アスパラギン小麦 商業化には5年から10年

  http://organic-newsclip.info/log/2021/21031107-2.html

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(「軍学共同」(軍事研究)はやるわ、ゲノム編集・遺伝子操作をご都合主義で使うワ、「新型コロナ」やコロナワクチンでもあやしげなやり方に追従するワ、など、岡山大学というところはロクでもないところだな、ちゃんと説明責任を果たせよ!:田中一郎)
草々

 

 

2022年1月 4日 (火)

泉健太立憲民主党代表に申し上げる:原発再稼働容認、維新との共同歩調、提案型野党、(衆院選敗北の原因だとの的外れな決めつけによる)共産党との共闘見直し、の4つを白紙撤回せよ!!

前略、田中一郎です。

 

泉健太立憲民主党代表に申し上げる。あなたの次の4つの発言=政策方針、すなわち、①原発再稼働容認、②維新との共同歩調、③提案型野党、④(衆院選敗北の原因だとの的外れな決めつけによる)共産党との共闘見直し、の4つを白紙撤回せよ!! 全てのことは、それを直ちに行ってからの話である。有権者・国民のみなさまは、泉健太立憲民主党代表が、この4つの発言=方針を撤回しない限り、来たる参議院選挙のみならず、あらゆる選挙において、立憲民主党候補への投票を避けてください。社会民主党、日本共産党、山本太郎(れいわ新選組)、ホンモノの革新系無所属への投票をお願いいたします。

 

日本の「世直し」は、ホンモノの「改革勢力」を先頭に立て、小異をそのままに大同(共通公約)で一致団結し、一丸となって自公政権・岸田文雄「聞き流し」政権を打倒することからスタートです。選挙での勝利は「世直し」のスタート地点に立つことにすぎません。ニセモノ寄せ集めで「負け組選挙互助会」を創ってみても、「世直し」などできるはずもありません。自公や維新に代表される「日本破壊勢力」と妥協・なれ合いをするのではなく、彼らのデタラメな政治を断固として退け、日本国憲法と脱原発・エネルギー革命、民主主義と基本的人権の尊重、そして「戦争する国絶対反対」の徹底平和主義に立脚して、国民の生活を最優先した政治・政策を展開していく必要があります。

 

その時に、労働貴族御用組合「連合」の代理店で典型的な「第五列」・日和見政党である国民民主党など、相手にする必要はありません。国民民主党など、いずれ消えてなくなります。また、今や自分たちだけの目先の利益にのみに固執し、組合員の最大多数が自民党を支持してやまない御用組合「連合」は解体すべきです(大半の農協も同じ)。ましてや、自民党の体細胞クローンとして生まれ、日本「破壊」勢力の先頭を走っていく、チンピラ似非右翼の維新(日本維新&大阪維新)などは、真っ先にその正体を暴いて撲滅させるべき「危険な政治勢力」です。昔で言えば、ナチスドイツの突撃隊か、大日本帝国下の誇大妄想右翼の出来損ないのようなものです。かような政党を「改革政党」と勘違いして支持するドアホの有権者(私の故郷=「昔は水の都・今はアホの都 大阪」の有権者がその典型)は自分で自分の首を絞めているだけですから、そんなものに迎合する必要などありません。

 

(参考)参院選次第では翼賛体制 小沢一郎の不気味な予言は当たるのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/299346

(関連)会員プラン一覧|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/users/info_plan

 

いずれにせよ、立憲民主党が徹底して有権者・国民の側に立ち、ホンモノの「世直し」勢力として立ち直るまでは、彼らを甘やかしてはいけません。現代日本の最大の問題は、政治が諸悪の根源となって、戦後築いてきた平和と繁栄を加速度的にぶち壊しているにもかかわらず、これにストップをかけ、日本を没落と衰退から立ち直らせていく「世直し」野党政治勢力がしっかりと形成されていないところにあります。原発も、貧困も、ヘイトも、教育・保育・介護も、経済も、社会福祉も、地方社会も、何もかも、政治が破壊しているにもかかわらず、それを転換していく潮流がきちんと形成されていないのです。

 

繰り返します。有権者・国民のみなさまは、泉健太立憲民主党代表が、下記の4つの発言=方針を撤回しない限り、来たる参議院選挙のみならず、あらゆる選挙において、立憲民主党候補への投票を避けてください。社会民主党、日本共産党、山本太郎(れいわ新選組)、ホンモノの革新系無所属への投票をお願いいたします。

 

1.小川氏、泉氏は限定的な原発再稼働を容認 他候補は否定 立憲代表選 [立憲]:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASPCT3H40PCSUTFK01M.html

(今の原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が何をしているか、よく見てみろ! 福島第一原発事故を、もう忘れたのか!!)

 

2.立民政調会長(泉健太)、維新と「やれる部分は一緒に」- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA10DFG0Q1A111C2000000/

(お前は第二の前原誠司か(元祖「口先やるやる詐欺」で平成の小早川秀秋)!? 維新は日本破壊の先頭に立つチンピラ似非右翼の塊であり、自民党の最も悪質な部分が分離独立した「自民党の体細胞クローン」政党である。東宝怪獣映画「サンダ対ガイラ」の「ガイラ」だ。そんな政党とは共同歩調ではなく、徹底批判してつぶさなければいけない)

(関連)それでもバカとは戦え|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3524

 

3.泉氏、立民代表に選出 共産との共闘、修正方針:中日新聞Web
 https://www.chunichi.co.jp/article/37677

(2021衆院選敗北の原因は自分たち立憲民主党自身のふるまいにある。当時の枝野幸男・福山哲郎に加え、あなた=泉健太政調会長や同党幹部たちが、「市民と野党の共闘」に全力を挙げて取り組まず、労働貴族の御用組合「連合」の御用聞きのようなことを繰り返しているから、有権者・国民に嫌われたのだ。日本共産党のみならず、広く協力野党と抜本改革を望む市民との広範な共闘を放棄すれば、来たる選挙で大敗北をすることは必至、参院選まで1年を切っているときに、かようなことをグタグタ言っているときか! こんな発言は謝罪して撤回しない限り、あなたが「市民と野党の共闘」の総大将になることはないと断言しておく)

(関連)「世直し」勢力=「市民と野党の共闘」は体制を立て直せるか(その2)「野党共闘は不発だったのか:2021年衆院選のデータ分析から浮かび上がる日本政治の現状」(菅原琢『世界 2022.1』)より- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-905813.html

 

4.立民新代表、泉健太氏 提案型野党めざす- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA255K60V21C21A1000000/

(「批判ばかりしている」などという自公政権への忖度マスごみ報道にユリ動かされて、これからは「提案型野党」を目指すなどと、典型的な日和見「議会政党」のようなことを言っている。自分たちに有権者・国民のための政治実現を目指す全国運動を展開する自信がないのかと疑ってしまうような発言だ。自公政権や与党の国会議員・地方議員どもが、ロクでもないことばかりをしている時に、これに対して覚悟を決めて、断固として許さないという態度を示して徹底批判することは、何の引け目を感じる必要もない、野党として真っ先にしなければならないことである。そして、次になすべきは、自民党の政策や政治への国会での代替提案ではなく、有権者・国民に対してホンモノの政権交代の提案をすることだ。自公政治による日本の没落・破滅を絶対に転換させるという覚悟と自信を持ち、「提案型野党」ではなく「政権交代野党」を目指せ!)

(関連)[山口二郎コラム]批判しない日本の野党?(ハンギョレ新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/71456d7d0912f4bed44e2a3082c0793813e2857a
草々

 

 

2022年1月 2日 (日)

日米(英)開戦から80年(その3):(1)大日本帝国陸軍 経済謀略組織「秋丸機関」をめぐって、(2)内田樹氏の日本国憲法論議について、(3)アジア侵略主義の淵源としての吉田松陰に関する補足説明 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.放射線被曝関連の新刊書
(1)汚染水海洋放出の争点 トリチウムの危険性-渡辺悦司・遠藤順子・山田耕作著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034285290&Action_id=121&Sza_id=GG

(2)地震・福島・子どもの健康・チェルノブイリ森林火災 - 竹野内真理, ユーリ・バンダジェフスキー
 https://www.amazon.co.jp/dp/4991176115?ref=myi_title_dp


2.(2.14)学習会 - 食卓に忍び寄るゲノム編集食品 いったいどんなもの? 本当に安全? Zoom併用
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1640464925442staff01

(関連)ゲノム編集、神話と現実:煙幕の中のガイドブック(2021年12月)
 https://okseed.jp/media-download/163/adae725f584e2323/


3.キャンペーン
(1)(必見)キャンペーンについてのお知らせ「日本大学の再生に向けての提案書」訂正版です · Change.org
 https://tinyurl.com/yey8r6uz

(2)再審法改正(刑事争訟法の1部改正)を求める国会請願署名
 https://bit.ly/32I7emL

(関連)再審法改正をめざす市民の会 HP
 https://rain-saishin.org/


4.2021年・岩上安身が選ぶ必見!ピックアップ集!新春特設サイト~新春・2021年振り返り!注目の切り抜き動画で時事をおさらい! - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500566


5.「縮小のスパイラル(連鎖)」―…:山陽新聞デジタル|さんデジ
 https://www.sanyonews.jp/sp/article/1212439/

(リニアや新幹線・高速道路網などよりも、日常生活に直結している在来線やバス路線の方がはるかに重要な「社会的共通資本」であり、本来、こうしたものは公的資金で維持されるべきものです。離島と本州を結ぶフェリーや連絡船などもそうです。これからの日本の地域振興の柱の一つは、地方公共交通の「楽しく快適な復活・復興」です。乗って楽しい、乗って快適な、ローカル交通網・交通手段の整備こそが大切です。そのためには、地方に住む人たちがそれに早く気が付き、今の自民党や公明党に代表される中央利権に毒された政治・政治家どもを全部入れ替える気構えを持たなければいけません。人々の足が確保されてこそ、文化が花咲きます。:田中一郎)


6.(川辺川ダムのバカバカしい復活)熊本県内の記者が一年を振り返りつづった「記者メール」(朝日新聞2022年1月1日)
 https://digital.asahi.com/articles/ASPD07VK3PD0TLVB006.html

(上記の「地方公共交通の復活・復興」(地方公共交通の衰退対策)と根っこは同じです。治水ダムはカネばかりかかって役に立ちません。そりゃそうでしょう。ダムの貯水量以上には雨は降らないという約束を天がしてくれるわけではないですから。もういい加減に気が付けよ、という話です。カバシマとかいう熊本県知事が逆立ちをして、バカシマになって、ダム利権の巣窟である国土交通省に、穴あきダムをつくってくれ、などと頼み込んでいるのです。水面下で何が起きていたのでしょう? 熊本県民は、この逆立ちカバ知事を一刻も早く更迭すべきです。:田中一郎)


7.原発「グリーンな投資先」と認定 EUが方針、低炭素移行で役割 共同通信
 https://nordot.app/850128470917218304?c=39546741839462401

(関連)原発は「低炭素への移行を加速」 欧州委が位置づけ方針発表:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASQ120HHTQ11UHBI00B.html

(関連)なぜいま電力逼迫?「脱炭素」への重い課題|日テレNEWS24
 https://www.news24.jp/articles/2022/01/01/061004583.html

 <田中一郎コメント>
 既に繰り返し申し上げてきたように、地球温暖化・脱炭素が原発・核燃料サイクル再推進の「口実」にされようとしています。ちなみに、地球温暖化論者の代表格=斎藤幸平氏の売れ筋著書『人新世の資本論』には、原発のゲの字も出てきません。私は今の日本の若い世代が危ないと見ています。経産省前に脱炭素政策について抗議に来ていた大学生たちもまた、大間原発裁判のチラシの受け取りを拒否したりしていましたから、このままいくと、原発は脱炭素の有力な手段として「祭り上げられてしまう」でしょう。

既に今月、広瀬隆氏に下記の講演をお願いしています。地球温暖化論については、私はその科学的実証的根拠が危ういと見ています。脱炭素を極論的に展開するのではなく、まずは、原発・核燃料サイクルの完全廃棄と生物多様性の確保=熱帯雨林破壊防止や石炭石油コンビナートの公害防止(特に途上国)や(環境を破壊しない)再生可能エネルギーやコジェネ・オンサイト型電源などの推進、プラスチック環境汚染防止などに力点を置いて運動を展開すべきでしょう。

◆(メール転送です)全国のみなさま、重要な講演会のお知らせです・・・広瀬隆:(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-40333d.html

***(下記は再掲)***

(関連)(別添PDFファイル)欧州に原発回帰の動き 脱炭素・エネ安保で、日本は停滞- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR180F40Y1A211C2000000/
(関連)(別添PDFファイル)EUタクソノミー- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78829730Y1A221C2EA2000/
(詳細は昨日12/28の日本経済新聞原本をご覧ください)

 <田中一郎コメント>
 EUタクソノミー=タヌキ(た抜き)のクソノミーで原発を「環境に配慮した持続可能な投資」に分類し、原発を再推進することで「脱炭素社会」を目指すなどという動きが、フランスなどを中心にEUで台頭しています。原発再推進の口実が「地球温暖化」であり「脱炭素」です。

これを全力を挙げて徹底的に批判し、市民運動・社会運動でつぶしてしまわないといけません。日本は福島原発事故の「余韻」が残っていて、まだ慎重なようなスタンスを表面上では取っていますが、水面下では、全面展開のタイミングを見計らっているものと思われます。

再生可能エネルギー100%などという空想的環境主義は、一時的な大規模停電でもくらえば一気に崩壊して、原発・核燃料サイクルの再びの跋扈を許す羽目になるでしょう。放射能とCO2、どちらが人間や生物にとって危険か、申し上げるまでもありません
**********************


8.若干のその他
(1)2022年は選挙イヤー 名護市長選は1月23日投開票 「辺野古」争点に一騎打ち - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1448021.html
(2)文春「口利き100万円」報道の裁判で片山さつきが敗訴!「係争中」を盾に説明逃れをしてきた片山議員は判決が出ても「連絡つかず」|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2021/12/post-6117.html
(3)生活保護攻撃と弱者排除はDaiGoだけではない! 片山さつき、世耕弘成、麻生太郎、石原伸晃ら自民党政治家も同罪だ|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2021/12/post-6128.html
(4)台湾総統「軍事では解決できず」 新年談話で習指導部に呼び掛け - 河北新報オンラインニュース
 https://kahoku.news/articles/knp2022010101000265.html
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「日米(英)開戦から80年(その3)」をお送りいたします。最初に、昨日お送りした私のメールに書いた「アジア侵略主義の淵源としての吉田松陰」に関する補足説明を若干いたします。説明不十分のご指摘をいただきました方には感謝申し上げます。

◆日米(英)開戦から80年(その1):対米隷属下の「被害者戦争観」から抜け出せぬまま、アジア蔑視の歴史歪曲主義に引きずられるこの国の末路=オレサマ帝国の似非愛国主義が行きつく先は国際的孤立と自滅だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-53d3ec.html

◆日米(英)開戦から80年(その2):連合艦隊による真珠湾奇襲攻撃は大日本帝国による帝国主義的海外侵略の「一段階」にすぎない=その淵源は長州・松下村塾を開いた狂人=吉田松陰にある- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-b7ea84.html


1.アジア侵略主義の淵源としての吉田松陰(補足説明)

 <ちょっとだけ補足>
◆吉田松陰は本当に「高潔な教育者」だったのか(P3) - リーダーシップ・教養・資格・スキル - 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/188987?page=3

明治維新と大日本帝国の成立を批判的に見ている人々の間では、吉田松陰とその弟子たち(長州出身の大半の明治政府幹部たちは吉田松陰の弟子たちです)がアジア侵略主義の思想に取りつかれていたことは、ほぼ常識のエリアではないかと思っていましたから、この点でお叱りを受けるとは思ってもみませんでした。上記はさらにネット検索をして見つけたものです。私も歴史家ではないので、専門的で詳細なご説明は困難ですが、私の現状での認識としては、大日本帝国のアジア侵略の「淵源」(あくまで「淵源」であり「全責任」ではありません、吉田松陰は井伊直弼江戸幕府に処刑されていますから明治の時代には生きてはいません)は吉田松陰・松下村塾の思想と行動にあったと見ています。

もちろん、明治帝国(その後大日本帝国となる)の対外侵略が吉田松陰一人によるものであるとは思っておりません。しかし、明治政府の幹部たちが若い頃に松下村塾で「薫陶」を受けた影響は大きく、その後、富国強兵政策を成功させていくにつれて、その若き頃の思想を実践してみたいという欲望に駆られていった可能性は高いだろうと思います。それが帝国主義としての資本主義の拡大方向とも合致していたということです。

しかし、私の若い頃から、日本のマスごみなどでもてはやされる(その典型事例はNHKの大河ドラマで、今回の渋沢栄一の話以外は、すべて薩長藩閥政府肯定論に立脚しています)明治史などは、日本の近代化の過程を、欧米列強による帝国主義的侵略からいかに国を守るかという自己防衛的抵抗史観で塗り固められていました。私はこれを大嘘だ、と思っています。

明治初期の2つの事件がそれを示しています。一つは、明治5年の政変と征韓論です。西郷隆盛らの征韓論を大久保や岩倉らの建国優先論が勝利したなどと説明されていますが、それなら、そのすぐあとに明治政府が行った台湾征討という戦争行為は説明がつきません。征韓論は明治政府内部での権力争いの大義名分にされただけであり、西郷も大久保も、ともにアジア侵略の思想家たちであったのです。大久保の背後には、たくさんの長州人=つまりは松下村塾の元塾生たちが付き従っていました。

もう一つは、その数年後に起きる江華島事件です。まだ戊辰戦争から10年もたつか経たないかのこの時期に、日本の朝鮮半島進出の野望は露骨に現れています。この江華島事件のやり方が、その後の大日本帝国軍部=特に陸軍の中国大陸侵略のやり方とほとんど同じです。ちなみに陸軍は長州の人間たち(=その総大将が山県有朋)が実権を握っていました。

海軍の薩摩は吉田松陰や松下村塾の思想とは切り離されていたとは思います。海軍はその後の山本五十六に代表されるように、時がたつにつれて優柔不断の日和見になっていき(2.26事件の時などは皇道派将兵の反乱を鎮圧する側に回っていたのに)、日米開戦間近になると、当時の海軍大臣などのように時流に迎合して、無理だと分かっているのに強硬論を吐く人物も現れてきました。5.15事件を引き起こしたのも海軍将校ではなかったでしたっけ?(但し、アジア太平洋戦争へ突入していく過程での大日本帝国海軍のとった行動と役割は再考してみる必要がありそうです)

大日本帝国のアジア侵略を先頭に立って強引に引っ張っていたのは陸軍です。(その3)では経済謀略組織「秋丸機関」についてお送りする予定です。この組織も陸軍がつくったものです。731部隊も陸軍ですが、海軍もまた、似たようなこと=つまり細菌戦の研究をしていたらしいです。

 <もうちょっと補足>
◆吉田松陰は本当に「高潔な教育者」だったのか(P1) - リーダーシップ・教養・資格・スキル - 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/188987

このサイトを最初からご覧になるだけでも、吉田松陰の「頭のおかしさ」がお分かりいただけるのではないかと思います。政治的「狂気」です。当時の長州の藩力・軍事力を客観的に顧みることができずに、長州の激情派は英・仏・米・蘭4か国連合艦隊と戦争を始めますが、コテンパンにやっつけられます。更に久坂玄瑞らの長州激派は、その翌年には京都で禁門の変を引き起こして京都の街に災禍をもたらします。こうした幕末における無謀とも言うべきクーデター行動は、すべて吉田松陰にその思想的よりどころをたどっていけると私は見ています。西郷隆盛も武力討幕を遂行するため、大政奉還後の江戸の町で火付け盗賊辻斬りによる幕府挑発を部下に命じています。とんでもない連中だったということです。

江戸の武士政権に対抗する大義名分を尊王攘夷に求めた幕末の「志士」たちの思想的なよりどころは吉田松陰・松下村塾であり、吉田松陰の誇大妄想とも言うべき「狂気の国学」が、若い下級武士たちの情動をゆすぶり続けたのだと思います(もう一つが「水戸学」)。日本の近代化がかような形で、かような人物の思想がよりどころとなって進められたところに、アジア太平洋戦争で滅亡する大日本帝国の歴史的悲劇性、ないしは狂気性があったのではないでしょうか? その「淵源」が狂人=吉田松陰だと私は思います。日本近代における似非愛国主義の発祥の地です。

吉田松陰の狂気とは、政治的な誇大妄想と、自身の行動に合理的一貫性がない、場当たり的で、その行動が日本社会に大変な迷惑的影響をもたらすにもかかわらず、それを気に留めることもないという、極端な自己中心主義です。伊藤博文や山県有朋ら、長州の松下村塾塾生たちが若い頃に横浜の外人館を襲撃するテロリズム行為を行っていたことも今日では知られるところです。狂気の一つの帰結です。私は今でも、日本の「世直し」政治、ないしは左翼右翼の一部に、この吉田松陰・松下村塾以来の「政治の狂気」を感じることがあります(例:内ゲバ、連合赤軍事件、三島由紀夫)。


2.大日本帝国陸軍 経済謀略組織「秋丸機関」をめぐって

◆日本が“無謀にも”米軍と開戦した理由に迫る 日本陸軍・謀略機関の「極秘報告書」を発掘(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/33dbe1887234816b4b16d23fbe1df00ec0fabc9c
 https://news.yahoo.co.jp/articles/33dbe1887234816b4b16d23fbe1df00ec0fabc9c

 <田中一郎コメント>
 昨年末に上記サイトを見つけました。ここに出てくる「秋丸機関」という大日本帝国陸軍の組織については知りませんでしたので、このサイトの記事を興味深く読みました。また、関連サイトをネット上で探しましたら、下記が見つかりました。「新潮」だとか「読売」だとか「日経」だとか、日頃マユツバで見ている出版組織のサイトにある情報なので、書かれているものをそのまま真実として受け取っていいのかどうか、逡巡しています(一読した限りでは大筋において違和感はありませんでした)。みなさまでお詳しい方がおられたらコメントをお願いいたします。できればこのメールの内容とともに全国拡散をしたいと考えております。

 <関連図書>
(1)経済学者たちの日米開戦 秋丸機関「幻の報告書」の謎を解く-牧野邦昭/著(新潮選書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033767754&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)日米開戦 陸軍の勝算 「秋丸機関」の最終報告書の通販-林 千勝 祥伝社新書 - 紙の本:honto本の通販ストア
 https://honto.jp/netstore/pd-book_27226807.html

 <関連論文>
(1)(別添PDFファイル)『英米合作経済抗戦力調査』(陸軍秋丸機関報告書):牧野邦昭(現在は慶応大学経済学部教授)
 https://drive.google.com/file/d/1L3CNPlqd6C4gbGP3l0V4eGvdS0bq5e1K/view?usp=sharing

 <関連サイト>
(1)秋丸機関 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E4%B8%B8%E6%A9%9F%E9%96%A2
(2)開戦直前にも「消された報告書」秋丸機関とは - 読売・吉野作造賞 - 読売新聞オンライン
 https://www.yomiuri.co.jp/choken/y-yoshino/20201016-OYT8T50059/
(3)最新の行動経済学が解く日米開戦の謎(摂南大学・牧野邦昭准教授に聞く(上))|日経BizGate
https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO3403740010082018000000?channel=DF200320183519
(4)陸軍「秋丸機関」が戦後に果たした役割(摂南大学・牧野邦昭准教授に聞く(下))|日経BizGate
 https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO3419874015082018000000

上記で書いたメールを他のMLにお送りしたあと、上記の「関連サイト」のうち「日経BizGate」の上下2つと「読売新聞オンライン」の記事も読み進めてみました。それでやはり、ちょっとすんなりとは受け入れにくいな、という感覚を今は持っています。いくつか疑問点を挙げておきます。

*1941年7月に「秋丸機関」が大日本帝国陸軍上層部に報告を行ったとされる。しかしその時、陸軍の誰がその報告を聞いたのかよくわかっていないという。また、その時に報告を聞いた杉山元(はじめ)参謀総長は、この報告書が当時の国策に反しているから破棄せよと指示したというが、これは事実ではないとも言う。この辺の事実関係はどうなのか?

*1941年の日米開戦は「避けられない歴史的流れ」のようなものがあり、当時の昭和軍閥幹部たちが「秋丸機関」の報告(日米開戦はほぼ高い確率で敗北となる)を十分に理解したとしても、行動経済学が言うところの生身の人間の「リスク選択」は論理的合理性の通りにはいかないことが多く、日米開戦決断はその一例としてみることができるという結論 ⇒ これでは、大日本帝国を亡ぼし、日本臣民のみならず多くのアジア民衆を犠牲にし、また、多くの米兵・英兵・中国兵などを死傷させたあの戦争を、事後的に「やむを得ないもの」として追認することになりはしないか?

*1940年頃の大日本帝国中枢、特に陸軍幹部たちは、ヨーロッパにおけるナチスドイツの大戦における快進撃に大いに感銘を受け、情報を多面的に収集するとともに情勢を慎重に判断していくという国家指導者としての基本中の基本の態度を怠って、他力本願的な楽観主義に陥っていたように思われる。それは大島浩駐独大使などのボンクラ外交官が本国に送ってくる偏った情報だけを信奉してはばからない、当時の政府・軍部のご都合主義的な姿勢もあったのではないかと思われるけれども、そうしたことについて、あまり考慮されている様子はない。

*行動経済学という方法論を私はあまり信用していない。たとえば「秋丸機関」が当時提示していたリスク選択を下記のように定式化していいのだろうか? 私はこれ以外の選択肢もあったように思う。そもそもこのサイトのレポートにも書いてあるが、当時の大日本帝国中枢の人間たちは、短視眼的で場当たり的な決定を繰り返して既成事実を積み上げ、その既成事実を転換させる勇気や気力を持たぬまま、楽観論だけを拾い食いするように同じ行動パターンを繰り返して、破滅へと突き進んでいったのではなかったか。当時の陸軍幹部たちの行動は、もっと広い視野から分析されるべきではないか。

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――当時の日本の状況に当てはめると

A 開戦しない場合。2、3年後は国力を失い戦わずして米国に屈服する

B 開戦した場合。非常に高い確率で敗北。しかし極めて低い確率ながらドイツが勝利し、日本も東南アジアを占領して英国が屈服すれば、米国は交戦意欲を失って講和するかもしれない――となりますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*「読売オンライン」の記事には、下記のように明らかな誤りがあり、信用しがたい。大日本帝国が「日ソ中立条約を」をむすび、「北進論」を放棄して北部仏印に進駐したのは1940年の話であり、「秋丸機関」報告がなされた1941年7月よりもずっと前のことである。

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)分析した結果は「英米」「独逸」「日本」などに分かれて出された。最も注目された英米班の報告は昭和16年(1941年)7月にまとめられ、陸軍の上層部に報告されている。

(中略)牧野さんは、報告書が「国策に反する」とされたのは、「国力で比較すれば英米には勝てない」という点ではなく、「強いて活路を見出すなら南進だ」という部分ではないか、と見ている。報告書がまとめられた当時、陸軍内ではドイツと呼応してソ連と戦うべきとする「北進論」と、資源を確保するためにまず南方に進出すべきとする「南進論」が対立していた。陸軍の参謀本部は北進論を唱え、秋丸が所属する陸軍省、特に軍務局は南進論を主張していた。秋丸機関の「独逸」報告書は秋丸の立場上、北進論を否定し、南進論の支持をにじませた内容となっていた。

北進論の参謀本部は、だから異議を唱えたのだ、というのが牧野さんの説だが、そうだとすれば報告書が出た時には明確な「国策」はまだなかったのだから、報告会での発言は意見の表明に過ぎないことになる。現にこの数か月後、日本は早期の対ソ開戦を見送って南進路線を選択している。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*「秋丸機関」の中核的学者の一人だった有沢広巳は、戦後政府の経済政策ブレインに採用され、そこでこの「秋丸機関」の経験を生かして戦後復興に取り組み、いわゆる石炭と鉄に生産力を集中させる「傾斜生産方式」を導入したという。しかし、この「傾斜生産方式」は日本側の「国を挙げてのやる気」をGHQに見せつけるための「形だけのもの」であって、その真の狙いは「ガリオア・エロア」のアメリカによる西側諸国支援だったという。本当か?

*独ソ戦に関しては、下記のような参考書があり、非常に参考になります。スターリン支配下の1930年代後半のソ連では、共産党及び軍幹部を大量に粛清してしまったため、軍隊を実戦の中で指揮する将校が不足し、独ソ戦の最初の段階では敗北に継ぐ敗北をしていたという、スターリン指導体制の大問題があります。また、そのソ連を背後から支援し、大量の武器弾薬や戦争物資をソ連に輸送・投入していたのはアメリカのルーズベルト政権であり、それがソ連の独ソ戦を最後のところで支えていた。しかし、このアメリカによるソ連への軍事支援は、国内の共和党や反戦運動と、英国チャーチル首相に猛反対をされ、それをかわすのにルーズベルトが苦労していたことが下記の図書に書かれていました。

(その結果、スターリンのルーズベルトに対する信頼は厚く、ルーズベルトはこの信頼をベースにして戦後世界の米ソ協力関係を創ろうとしていました。逆に、スターリンのチャーチルへの信頼度はゼロに近かったようです。そして、ルーズベルトの早すぎる死去により、戦後世界はチャーチルの考えた冷戦路線=ソ連封じ込めに沿って展開してくことになります)

(関連)独ソ戦 絶滅戦争の惨禍-大木毅/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033934657&Action_id=121&Sza_id=A0

(関連)ローズヴェルトとスターリン(上)(下) - 白水社
 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b308967.html
 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b308968.html

そしてついでに追記しておけば、当時の日本は、こうした第二次世界大戦の当事者・当事国たちの動きをほとんど正確に把握することができないまま(把握しようともしないまま)、ドイツの進撃だけをまぶしく見て、ご都合主義的にドイツと同盟関係を結んでいくのです。「秋丸機関」のせっかくの報告も、結局は当時の政府を握る者たちにとっては馬耳東風に終わったということです。大日本帝国の自滅は必然的結果だったというべきであり、今日に至っても、かような大日本帝国に郷愁を感じたり、復活を願ったりしている連中は、みな底抜けのアホウということになります。

・・・・・・・・・
しかし、いずれにせよ興味深いサイトでしたし、研究された慶応大学の牧野邦昭教授には感謝申し上げたいと思います。また今後も、もう少し、この「秋丸機関」とそのメンバーに関する研究の成果を追いかけて、大日本帝国の滅亡への道筋を史実に沿ってしっかりと把握しておきたいと考えています(1930年頃からの海軍内部の動きも知りたいところ)。詳しい方には是非、ご教授をお願い申し上げます。


3.内田樹氏の(日本国)憲法論
 以下、簡単にご紹介いたします。同氏の立論は鋭いな、と思う反面、いやしかし、実際には戦後の日本人は経済成長とともに堕落し、戦争の悲劇を忘却し、過去や親の世代の経験や教訓を軽視し、そもそも歴史を学ばず、歴史にも学ばずで、今日に至っている、そして、21世紀に入ってからは、支離滅裂の政治家を「選択」して、天にツバするようなことをし続け、政治主導で自滅へと一目散に突撃している、・・・私にはそのように見えるのです。確かに内田樹氏がおっしゃるような良心的で良識的で善意の戦前・戦中派の方々はいらっしゃったでしょう。私の子どもの頃で言えば、学校の先生に多かったように思います。しかし、そうした方々も多くはこの世を去り、あとには出来損ないのドラ息子・ドラ娘が残されてしまったように思えます。その意味では、現状に関する認識は、私と内田樹氏とで大差はないのかもしれません。

◆戦後民主主義に僕から一票-内田樹/著(SB新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034270857&Action_id=121&Sza_id=C0
(下記はこの著書からの抜粋です。この新書はぜひ原本をご熟読ください。非常に興味深い内容です:田中一郎)

(関連)内田樹の研究室
 http://blog.tatsuru.com/

(1)憲法の話:「平和の継続」と「自衛力の向上」を同時に達成するためには(内田樹『戦後民主主義に僕から一票』SB新書)
 https://drive.google.com/file/d/1V-GHkMH6JHYpz29gf5RdbvzBX45XpY7J/view?usp=sharing
(2)憲法制定過程における戦中派の善意ある沈黙(内田樹『戦後民主主義に僕から一票』SB新書)
 https://drive.google.com/file/d/1t58sV6gQFW52Tf4WSTcpkbvVPTfKGasu/view?usp=sharing
(3)憲法制定過程を明らかにすることを怠った「不作為」(内田樹『戦後民主主義に僕から一票』SB新書)
 https://drive.google.com/file/d/1Z1RpvpFP7o65KufKlZjRcoA8GiMYzc5N/view?usp=sharing
(4)修正困難な「ねじれ」を呼び込んだ「戦中派の沈黙」(内田樹『戦後民主主義に僕から一票』SB新書)
 https://drive.google.com/file/d/13pSL-g_FFFNf_WS9hmVesz1SPj396Wk2/view?usp=sharing
(5)法治から人治へ(内田樹『戦後民主主義に僕から一票』SB新書)
 https://drive.google.com/file/d/1h-2SgMtn_Riwg5VG-sQsO4DI2ejHKdQm/view?usp=sharing


(下記は戦争中に日本軍が中国大陸で何をしたのかを語る人がいることの実例です)
◆図書出版 風媒社 - 日本軍兵士・近藤一忘れえぬ戦争を生きる(青木茂)
 http://www.fubaisha.com/search.cgi?mode=close_up&isbn=0532-2

(メール転送です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
元日本軍兵士・近藤一さんの想い(青木茂さん著)

めでたい正月の話題としてはあまりふさわしくないかもしれない話で恐縮ですが、元日本軍兵士の近藤一(はじめ)さんが2021年5月4日に逝去されました。享年101歳の大往生でした。

近藤さんは、1940年12月に20歳で徴兵されると直ぐに中国に派兵され、3年8カ月にわたり主に華北の山西省で中国人民に対し暴虐の限りを尽くしました。そのあと、1944年8月に所属部隊と共に沖縄に転戦した近藤さんは、強大なアメリカ軍と戦う最前線で理不尽な戦闘を強いられ、戦友のほとんどを殺されました。

このような経歴を持つ近藤さんは、1980年代の初めから2010年代の中頃まで、中国侵略と沖縄戦の無慈悲で残忍な実相を語り続けました。その近藤さんと近藤証言の掛け替えのなさを三つの観点から確認しておこうと思います。

その一つ目は、一般論(他人事)としての加害を「証言」するのではなく、自身と自身の所属部隊が中国で実際に行なった加害・悪行を証言し続けたことです。二つ目は、自身の所属部隊が行なった(日本軍)性暴力と自身の強姦体験や慰安所通いも証言していることです。加害一般を証言する元兵士ですら極めて少数ですが、その中で日本軍性暴力を証言する人は更に少ない希有な存在なのです。

三つ目は、天皇を頂点とする「指導者」の侵略・加害責任を明確に指摘し断罪していることです。それで、歴史改竄主義者らからの執拗な攻撃にさらされる日本では、侵略戦争における加害・悪行を証言することは相当に難しく、天皇の侵略責任・戦争責任を指摘・断罪する人は命すら危うくなるという実情を理解しておいてほしいと思います。

そして、そんな近藤さんの原点であり終生想い続けたのは、「この国を二度と戦争への道へ加担させてはならぬ」ということです。近藤さんのこの想いをしっかりと受け継いでいきたいと思います。なお、近藤一さんについて詳しく知りたい方は、拙著『日本軍兵士・近藤一 忘れえぬ戦争を生きる』(風媒社)を参照していただければと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


4.「日米(英)開戦から80年」を期して
(1)新・ドキュメント太平洋戦争 「1941 第1回 開戦(前編)(後編)」 - NHKスペシャル - NHK
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/8RWXKRQX8W/
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/9VZRMKKM56/

(関連)NHKスペシャル 新・ドキュメント太平洋戦争「1941 第1回 開戦(前編)(後編)」_0310_202112042100 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x862sf6
 https://www.dailymotion.com/video/x863q5d

(2)NNNドキュメント「ふれてください、戦争に 伝えてください、未来に」_0510_202112130055 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x869iil

(3)Vancouver Shinpo - アジア太平洋戦争終結70周年 バンクーバー実行委員会主催 琉球大学名誉教授・高嶋伸欣氏講演会
 http://v-shinpo.com/special/1794-2014-01-24-20-14-54-36425864

◆(メール転送です)おっしゃる通り、危険な動きになっています(田中一郎)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おっしゃる通り、危険な動きになってきています。戦後の日本の繁栄を曲がりなりにも支えてきた日本国憲法に、政治的に見て典型的なドアホどもが手を付けて壊そうとしています。

国民主権、基本的人権の尊重、徹底平和主義、

これを柱とする現在の憲法を、大日本帝国憲法以下の国民支配指図のゲロゲロ告知書に切り替えて、日本国民を自分たちの下僕にせんとするヤカラが台頭してきています。安部晋三を筆頭に、です。自民党2012年憲法改悪草案など、まるで頭がイカレています。

私が危ないな、と思っているのは、こういうドアホ政治家というのはいつの時代にもいるものですが、この動きを有権者・国民が断固として止める・退ける姿勢を持たず、また、そのいい加減でたるんだ有権者・国民の姿勢を代弁するかのように、公明、維新(日本維新&大阪維新)、国民民主党、そして昨今では泉健太代表の立憲民主党までもが、この危険な流れにずるずると引きずられていることです。

いつか来た「自滅への道」を、平和ボケした多数の有権者・国民が歩み始めている、そういう感じが強くするということです。しかし「それでもバカとは戦え!」です。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3524
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


5.「2022年2月22日22時22分22秒に不戦の宣言を」戦争体験した“長老”著名人が東アジアの首脳に呼び掛け:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/60495
草々 

2022年1月 1日 (土)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(55)(抜粋)(2021年11月~12月)

1.(報告)(11.13)放射線被曝の基本的な解説(第1回目):科学的実証性のない国際放射線防護委員会(ICRP)の「学説」という「つくり話」と3つの勧告の正体(新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-996821.html

 

2.(報告)シンポジウム「そもそも命はだれのもの?」(天笠啓祐、島薗進、アーサービナード)& (悪質言論妨害)福井の高校演劇から表現の自由を奪わないで!顧問会議は『明日のハナコ』の排除を撤回してください。 ·- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-cf4b86.html

 

3.(他のMLでの議論です)地球温暖化をめぐる議論の一例:気象学や地球物理学のドシロウトが「新興宗教」ではないかと思わせるような態度で片方に肩入れした主張をしても説得力はありません- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-8d2e9a.html

 

4.(報告)(12.4)オルタナティブな日本をめざして(第68回)「UNSCEAR報告書を覆した未公表データと初期被曝:小児甲状腺がんをめぐって何が起きているか」(白石草さん)- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-f20941.html

 

5.地球温暖化が原発再推進の口実に使われている:「カーボンゼロのためには原発は必要悪だ」=冗談ではないワ! &(報告)福一、放射能汚染水の海洋放出は許されない:世界三大漁場に放射能を流すな(湯浅一郎さん)他- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-d9749e.html

 

6.(他のMLでの議論です)地球温暖化をめぐる議論の一例(その2):カーボンゼロよりNUKESゼロ、CO2より放射能の方がはるかに危ない=「地球温暖化」神学論議はやめて、原発核燃廃棄へ全力投入しよう- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-ebdb5a.html

 

7.(報告)2つの原発関連院内集会:(1)(12.8)「原発・核燃サイクルの即時中止を!」省庁・全国市民・議員の院内集会、(2)(12.13)第11回核ゴミに関する政府との会合- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-8c94db.html

 

8.(続報)第11回核ゴミに関する政府との会合:主催者にいちゃもんをつけて会合出席をドタキャンしていた経済産業省から「中身ゼロ」の文書回答=経済産業省HPにある「リスクコミュニケーション」の説明と正反対の欺瞞と虚偽- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-e93a96.html

 

9.(報告)(12.23)放射線被曝の基本的な解説(第2回目):国際放射線防護委員会(ICRP)3つの勧告の正体と、化学毒性・放射能毒性について(新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-ca2a92.html

 

10.(報告)(12.23)オルタナティブな日本をめざして(第69回):「私見・原発賠償集団訴訟の到達点と課題」(村田弘さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-ff7187.html

 

 (その他)

2021年衆議院総選挙 速報と、とりあえずのコメント- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-64e08c.html

 

◆衆院選2021レビュー(1):「市民と野党の共闘」を応援する市民の目から見た山本太郎・東京8区(杉並区)立候補騒動について=「市民と野党の共闘」をリードしない総大将・立憲民主党現執行部に最大の問題がある- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-b38a29.html

 

◆(重要)クロモスリプシス=クリスパー・キャス9によるゲノム編集技術で「染色体破壊と、その断片のランダム再結合」という新たな「壊滅的」危険性が『Nature Genetics 』で伝えられた(安田節子『いのちの講座』より)- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-dc5fa7.html

 

◆衆院選2021レビュー(2):投票結果分析を巡る若干の議論=山積みとなる死票、有権者の民意を踏みつけにする小選挙区制と細切れブロック比例代表制(もはや選挙制度・公職選挙法の抜本改正は必要不可欠) - いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-329e54.html

 

◆(報告)(11.13)オルタナティブな日本をめざして(第67回):「デジタル政策の陥穽と、その危険性:自治・民主主義の観点から」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-e37931.html

 

◆世直し」勢力=「市民と野党の共闘」は体制を立て直せるか(その1):2021衆院選結果分析と、その総括=総大将の枝野幸男立民執行部があまりにひどすぎたことが大敗北の原因だ- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-1df231.html

 

◆ベーシックサービス論(井出英策慶応大学教授&立憲民主党)批判(1)=公共サービスを適正・適切・公正に提供できる体制を創ることが先決だ(11.27「公正な税制を求める市民連絡会」主催講演会より)- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-57c2a6.html

 

◆(報告)(11.22)食卓の危機(第3回)「有機給食で地域をひらく」(安田節子さん たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-5ca5f4.html

 

◆日本の大学は腐っている(6):軍学共同へ走る3つの国立大学(岡山大、大分大、豊橋技術科学大)=天下り文部官僚が大学運営を独断的に牛耳る中、抗議の声も出てこないのか!? 岡山大学はどうなっているのか!?- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-f08b16.html

 

◆(事件発覚後の調布市、及び国土交通省の対応もデタラメだ! 被害者市民も参加して第三者委員会を設置し事実解明をせよ)RE- 調布漏えい「単純ミス」苦しい説明 公文書か判断せずメール削除?国交省はなぜ止めなかった?- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-3aa8cd.html

 

◆北京オリンピックには何の幻想もない・市民こそ率先してボイコットせよ!=オリンピックとは、もはや「スポーツの祭典」「国際平和のためのイベント」などではなく、五輪貴族やスポーツたかりたちの「カネあさり」と「利権一直線」の「銭ゲバ興業」である- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-61620b.html

 

◆(拡散歓迎)これは「司法」か「末法」か!? 他の裁判の判決文をコピペして判決を下す究極の「ドヒラメ劣化裁判官」、司法の体をなさず=一旦、裁判官全員を解任して、法曹一元化の下で、日本の司法・裁判所を創りなおしましょう- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-689866.html

 

◆本日(12/26)のいろいろ情報:(1)岸田政権デジタル政策の危険性(2)諫早湾の今(3)外環道事業のデタラメ続く(4)岸田政治はアベ政治の茶番延長(聞き流す「耳」)(5)金権違法の自民党選挙他- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-6b81b6.html

 

◆「世直し」勢力=「市民と野党の共闘」は体制を立て直せるか(その2)「野党共闘は不発だったのか:2021年衆院選のデータ分析から浮かび上がる日本政治の現状」(菅原琢『世界 2022.1』)より- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-905813.html

 

◆(メール転送です)「科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術・イノベーション会議有識者議員との会合」(CSTI有識者会議)の「日本学術会議の在り方に関する政策討議」1223日の資料について- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-ce172a.html

 

◆日米(英)開戦から80年(その1):対米隷属下の「被害者戦争観」から抜け出せぬまま、アジア蔑視の歴史歪曲主義に引きずられるこの国の末路=オレサマ帝国の似非愛国主義が行きつく先は国際的孤立と自滅だ- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-53d3ec.html

 

 

日米(英)開戦から80年(その2):連合艦隊による真珠湾奇襲攻撃は大日本帝国による帝国主義的海外侵略の「一段階」にすぎない=その淵源は長州・松下村塾を開いた狂人=吉田松陰にある

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(2.22)オルタナティブな日本をめざして(第71回)「いま日本大学でなにがおきているのか:日本の私立大学が抱える諸問題」(長沼宗昭さん:新ちょぼゼミ)(2022222日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-853810.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)

(関連)キャンペーンについてのお知らせ· オール日大の教員有志159名による「提案書」の提出 · Change.org
 https://tinyurl.com/2p9epjew

(関連)(別添PDFファイル)日大が再生会議設置、再発防止策など来春提言(毎日 2021.12.29
 https://mainichi.jp/articles/20211229/ddm/041/100/022000c

(ことは日大だけの問題ではなくなってきています。火事場泥棒的に文部科学省とその背後にいる自民党及び一部財界人たちが、日本の私立大学を自分たちの「御用機関」に変えてしまおうと画策しているようです。また、国立大学については下記の本をご覧になれば、同じような危機的事態に追い込まれていることが分かります。さて、しかし、こうした事態に対して、日本の大学に在籍する当事者たち(教員や学生)が、どこまでこうした動きに真剣に対抗・抵抗しているか、対抗・抵抗できるかはいささか疑問なところがあります。下記に内田樹氏の直近本から教育に関する2つの簡単なコメントをご紹介しておきますが、これにピンとこないような人間は、およそ大学の運営に関与してはいけないし、させてはいけないのです。自民党政治家どもや一部財界人などは「させてはならぬ」の典型人種です。:田中一郎)

(関連)学校法人ガバナンス有識者会議とりまとめへの危惧・留意点について|アルカディア学報|私学高等教育研究所|日本私立大学協会
 https://www.shidaikyo.or.jp/riihe/research/698.html

(関連)(別添PDFファイル)私大ガバナンス改革、迷走 有識者・私学が対立、議論越年(朝日 2021.12.30
 https://digital.asahi.com/articles/ASPDY722ZPDRUTIL02C.html
(関連)私学ガバナンス改革案は越年 関係者交えた会議設置へ 文科省(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/763be5842002ea0762262f705bf73540ef49b3b1

◆危機に立つ国立大学-光本滋/著(クロスカルチャー出版)

 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033386973&Action_id=121&Sza_id=GG

(関連)(別添PDFファイル)教養教育とは何か(内田樹『戦後民主主義に僕から一票』SB新書
 https://drive.google.com/file/d/1QRxXvT7NtP4THRe8S1xUNmP3-z-rUVHC/view?usp=sharing
(関連)(別添PDFファイル)大学院の変容・貧乏シフト(内田樹『戦後民主主義に僕から一票』SB新書)
 https://drive.google.com/file/d/1J9j5y4XpFfQjMy9bWpmzQrf9wZe6vA24/view?usp=sharing

◆戦後民主主義に僕から一票-内田樹/著(SB新書)

 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034270857&Action_id=121&Sza_id=B0


2.キャンペーン
(1)辻元清美さん、早く国会に戻ってきてください。#辻元清美を国会へ · Change.org
 https://chng.it/xHyFw7Kkwz

(2)ミャンマー国軍の資金源を断て
日本政府はミャンマー国軍の暴挙を止めるために日本からの国軍への資金の流れを止めてください Change.org
 https://bit.ly/32xCjJT

(関連)ミャンマー国軍、ガス田収益に関心 日本政府など出資- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM16F0S0W1A211C2000000/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ミャンマーの非政府組織「ジャスティス・フォー・ミャンマー」は16日、マレーシア国営石油大手ペトロナスなどが運営する海底ガス田について、国軍当局の内部文書を入手したと明らかにした。クーデターで全権を掌握したミンアウンフライン国軍総司令官が事業者からの支払いについて報告を指示したとの記述があり、天然ガスの外貨収入への関心をうかがわせる。このガス田には日本政府やENEOSホールディングス傘下のJX石油開発も出資している。

(中略)イェタグンガス田の権益はペトロナスが40.9%、ミャンマー石油ガス公社が20.5%を保有。日本政府、JX石油開発、三菱商事の3社による共同出資会社は19.3%を出資している。産出した天然ガスはパイプラインを通じタイに輸出される。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(日本政府、JX石油開発、三菱商事の3社は何をしとるんか!? さっさと縁切りせんか!!)

(関連)防大、ミャンマー軍「士官候補生」受け入れの矛盾-アジア諸国-東洋経済オンライン

 https://toyokeizai.net/articles/-/479905?utm_source=author-mail&utm_medium=email&utm_campaign=2022-01-02


3.(1.22)第158回市民憲法講座<無責任な政治>の責任を考える 高橋純子さん(新聞記者)(1-22
1400
~ 文京区民センター)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1640331706609matuzawa


4.(メール転送です)地球温暖化防止のための原発推進は、世界の破滅をもたらす

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 皆様、尊敬する知人から寄せらた下記メッセージを共有させて頂きます。世界の危機を招いたのは倫理の欠如であるとの認識が広がりを見せております。2023年4月にスイスで開催予定の「世界倫理フォーラム」はその証左です。地球環境の危機を背景に激甚化する天災は残存する430余基の原発の脅威を改めて想起させております。「良心なき科学(知識)は魂の廃墟にすぎない」との先哲(フランソワ・ラブレー)の警句は重大欠陥が指摘される小型原発の開発に向けられます。国連倫理サミットの場で脱原発の国際化を実現して原発の全廃を達成する必要性が改めて認識され出しております。(村田光平:元駐スイス大使)

             記
原自連・吉原毅会長の寄稿に全面的に賛同いたします:原発事故は国家を消滅させる「亡国のエネルギー」「世界破滅エネルギー」であることを改めて肝に銘じたい。

◆欲望の資本主義特別編「生き残るための倫理」が問われる時 BS1スペシャル-NHK
 https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/1KMZV21R6P/

今年9月放送の再放送を見ました。後半の締めは:“政府はもう決める立場には立っておらず力もありません。暴走をとめるのは個人の道徳か?業界の自主規制か?それは社会の倫理となりうるのか? 善悪を決める資本主義の神はどこに?・・・マックスウエーバーはかつて禁欲という倫理が資本主義の精神となって経済の秩序を築き上げた。しかし今日鉄の檻から禁欲の精神は抜け出してしまった。この巨大な発展が終わる時、鉄の檻の中に住むものは誰か?まだ誰にも分からない。彼が正しければ、私達はどんな構えで倫理と向き合うべきか?” 色々な観点から“倫理”についての考察を目にするようになりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)BS1スペシャル 欲望の資本主義 特別編「生き残るための倫理」が問われる時 part1 20210923 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x84eiyu

(関連)<再考エネルギー>なぜ欧州で「原発回帰論」が広がっているのか 再エネ大国にも異変(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6f99432ef2cb16b88d1db8daf65308f860b45061
(関連)「カーボンマイナス」実現へ全力 池辺和弘・九州電力社長(毎日新聞)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/46dadfdd30627a472bf2e52d0f892d7da1cbf1c1
(関連)プルサーマル同意で交付金 来年度、原発立地自治体へ(共同通信)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7264999424ce2a5fd59ed0c73c95eca2b11292e3

(科学的実証的根拠があやふやな「地球温暖化論」が原発再推進の「口実」にされつつあります。「黄色信号」です。原発は断固排除いたしましょう。田中一郎)

◆(予約必要)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-38ac7b.html


5.大阪府/読売新聞大阪本社との取組み(包括連携協定締結式)
 https://www.pref.osaka.lg.jp/gyokaku/kohmin/20211227yomiurikyout.html

(関連)本社と大阪府包括連携協定- 関西発 - 読売新聞オンライン
 https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20211228-OYO1T50000/
(関連)読売新聞と大阪府との包括協定で問われるジャーナリズムの役割(立岩陽一郎)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/tateiwayoichiro/20211228-00274722
(関連)大阪府が読売新聞と包括連携協定-教育など8分野・万博も協力
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-12-28/2021122804_01_0.html

(こんな新聞社、報道機関と言えるのかしら??? 下記も大問題です。この国は政治的アホばかりなのか!?:田中一郎)

(関連)ローソンの関西2400店舗に吉村大阪府知事の顔写真入りポスター! “G20記念フェアにかこつけ参院選前の政治宣伝|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2019/06/post-4805.html

■(メール転送です)<IWJ取材報告 3>前代未聞! 巨大新聞である読売と行政機関である大阪府が包括連携協定を締結!? 公正・中立への懸念に読売・柴田社長の答えは「読売新聞はそうそうやわな会社じゃない」!?
12.27 株式会社読売新聞大阪本社と大阪府との包括連携協定締結式後の記者会見

 1227日午後145分より、大阪府大阪市の大阪府庁本館 特別会議室にて、株式会社読売新聞大阪本社と大阪府との包括連携協定締結式後の記者会見が行われました。

発表によると、大阪府と読売新聞大阪本社は、教育・人材育成、情報発信、安全・安心、子ども・福祉、地域活性化、産業振興・雇用、健康、環境など、既に行われている8分野にわたる連携・協働を一層促進させ、地域の活性化と府民サービスの向上を図るために、包括連携協定を締結するとのことです。包括連携協定の締結にあたり、両者は「取材・報道とは関係ない、また制約も一切設けない」と主張しています。

フリーランスの立岩陽一郎氏は、「メディアの中で自己規制が働いてしまうのではないか」と質問しましたが、読売新聞大阪本社・柴田岳代表取締役社長は、自社の記者行動規範「取材・報道に当たって社外の第三者の指示を受けてはならない、特定の個人・団体の宣伝や利益のために事実を曲げて報道してはならない」をあげ、これに沿って行動すると述べました。また吉村洋文大阪府知事は、「協定を結んだからと言って、何かそれによって左右されるものではない」と述べました。

フリーランスのマツモト氏は「行政と報道機関の間でウィン・ウィンの関係は想像しにくい」と懸念・指摘しましたが、柴田社長は、「新聞社というのは、学校への新聞の寄贈などの教育支援・活字文化を広めていく活動といった取材・報道以外の活動も行っているので、それによって新聞を読んでいただける層を増やし、地域社会に貢献することでウィン・ウィンの関係を築く」と主張しました。

※ここから先は【中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご支援ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
 
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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前回に続いて「日米(英)開戦から80年(その2)」をお送りいたします。NHKを中心に80年前の日米(英)戦争についての番組をご紹介します。また、今年は参議院選挙へ向けて「日本国憲法改悪問題」が焦点になってくるとマスごみが騒いでいます。しかし、そんなものは何の緊急性も持っていませんし、今の国会のメンバーから見て、日本国憲法をいじくってもロクなことはしないであろうことが見通せます。2006年の第一次アベ政権による教育基本法改悪の時を思い出させます。なので、以下、日本国憲法に関することについても若干、ご紹介しておきます。

◆日米(英)開戦から80年(その1):対米隷属下の「被害者戦争観」から抜け出せぬまま、アジア蔑視の歴史歪曲主義に引きずられるこの国の末路=オレサマ帝国の似非愛国主義が行きつく先は国際的孤立と自滅だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-53d3ec.html


 <別添PDFファイル>
(1)全ての国の核兵器禁止条約の批准に向けての提案(井端淑雄 2021.12.5
(2)地方踏みにじる米軍再編交付金、防衛省基地反対なら見送りも(東京 2021.12.24
(3)県の移植許可撤回は違法、辺野古サンゴ、農水省取り消し採決(朝日 2021.12.29
(4)「生きていく上で大切なことは全部、憲法前文に書いてある」松元ヒロさん(『住民と自治 2022.1』)
(5)施行から75年、日本国憲法の今と不断の努力(『生活と自治 2022.1』)
(6)世界にはどんな「憲法」があるの? そもそも憲法って何?(『住民と自治 2022.1』)

◆太平洋戦争80年 関連番組のお知らせ |NHK_PRNHKオンライン
 https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=31839

◆開戦、その時何が起こっていたのか|特集|NHK 戦争証言アーカイブス
 https://www.nhk.or.jp/archives/shogenarchives/special/vol16.html


1.(メール転送です)キューバ危機を回避した二つの奇跡を核禁運動のキモに

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1962年のキューバ危機を回避した二つの奇跡、これがなければ核戦争勃発が必至だった件について、ご案内します。

(1)米軍が、カリブ海でソ連の潜水艦を発見し、浮上を求めるための被害のない程度の爆雷を投下した。これをソ連の潜水艦の艦長が攻撃と捉え、核弾頭魚雷を発射しそうになったが、副艦長等がこれを制止して浮上し、核戦争を回避することができた。(これは既にwikipediaに記載あり)

*キューバ危機 - Wikipedia
 https://tinyurl.com/yckv4vu8
4.5.5 カリブ海での一触即発の項目参照)

*ヴァシーリイ・アルヒーポフ - Wikipedia
 https://bit.ly/32KgNkW
(キューバ危機の項目参照)

(2)沖縄読谷のミサイル基地に4発の核弾頭巡行ミサイルの発射命令が出されたが、現場の判断で発射を見合わせ核戦争をさてることができた。これは2015314日に米軍技師が明らかにし、自衛隊速報、東京新聞、琉球新報、福島新報が報じたが、他の大手メディアは報じておらず、ほとんどの人は、このことを知らないと思われる。この件については、先々週のサンデーモーニングに代表が出席していた「カクカワ広島」に添付の「全ての国の核兵器禁止条約の批准に向けての提案」を案内文と共に発信済。
 https://kakuwakahiroshima.jimdofree.com/  カクカワ広島

(関連)(別添PDFファイル)全ての国の核兵器禁止条約の批准に向けての提案(井端淑雄 2021.12.5
 https://drive.google.com/file/d/1u2kJSStst-85RM_u1Q2IA3Vg7fzqH2vv/view?usp=sharing
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2.無理が通れば道理は引っ込む
 下記報道は、米軍基地をめぐる日本政府のデタラメの氷山の一角です。権力の濫用と言っていいでしょう。被害は沖縄に限りませんが、実際問題としては沖縄に集中しています。これが平和憲法を持つ国の政府のやることなのか、と思います。

(関連)(別添PDFファイル)地方踏みにじる米軍再編交付金、防衛省 基地反対なら見送りも(東京 2021.12.24
 https://drive.google.com/file/d/1BP-O-J4WoBbl_6LPEzGswXM2cz7z7yuq/view?usp=sharing

(関連)(別添PDFファイル)県の移植許可撤回は違法、辺野古サンゴ、農水省取り消し採決(朝日 2021.12.29
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8af1034d0a628cdefba01c91c40394a6c955dc5f


3.NHKオンデマンド - ETV特集 「昭和天皇が語る 開戦への道 前編 張作霖爆殺事件から日中戦争 1928-1937」
 https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2021117401SA000/index.html

(関連)ETV特集「昭和天皇が語る 開戦への道 前編 張作霖爆殺事件から日中戦争」_0210_202112042300 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8686o6

(関連)ETV特集「昭和天皇が語る 開戦への道 後編 日中戦争から真珠湾攻撃」_0210_202112112300 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8686o4

(最近、dailymotionの動画では、広告動画がかなりしつこく入るようになっていますが辛抱してください。「広告をスキップ」をクリックすると、同じ広告動画が繰り返されるので「逆効果」ですので、クリックしないほうがいいです。:田中一郎)

(関連)(日米開戦80年)昭和天皇、開戦「覚悟」の秋 侍従長日記に記述、内大臣「ご先行お引きとめ」朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15133675.html?ref=mor_mail_newspaper
(関連)苦悩にじむ昭和天皇、転機うかがわせた10月 側近が記した開戦直前:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASPD44K1TPCVUTIL05G.html?ref=mor_mail_topix1


4.日米作戦・台湾有事「沖縄を戦場にさせない」超党派組織を結成へ 学者ら、保守系にも賛同募る(琉球新報) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3416af8e39467846469250b81a2dfb18df5ab205

(関連)伊波洋一 (いは よういち)さんはTwitterを使っています 「1129日、オール沖縄会議の沖縄防衛局前抗議集会は、抗議声明手交後も玄関前で行われた。前日に地元両紙が一面トップで埋立着手の3年前に地質調査で軟弱地盤に問題ありと指摘されたが防衛局
 https://twitter.com/ihayoichi/status/1465337091596828675

(関連)伊波洋一 (いは よういち)さんはTwitterを使っています 「1129日、玉城デニー知事が沖縄防衛局の辺野古埋立て設計変更申請に「不承認」と決定したことを受け、オール沖縄会議で沖縄防衛局へ埋立て即時中止を求める申し入れ行動を行った。100名を
 https://twitter.com/ihayoichi/status/1465332645357776898

(関連)伊波洋一 (いは よういち)さんはTwitterを使っています 「121日、青森でも沖縄でも、地域住民や地方自治体を置き去りにして、米軍はやりたい放題だ。辺野古新基地建設の強行もそうだが、やりたい放題の米軍を擁護し続ける従属国家の「日本政府」には
 https://twitter.com/ihayoichi/status/1466051061693648897

◆(報告)(11.17)オルタナティブな日本をめざして(第53回) 「再び戦場の島とさせないために:沖縄・南西諸島への自衛隊基地建設を巡って」(伊波洋一参議院議員:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-4fcffe.htm


5.BS1スペシャル 20151115日 『戦争を継ぐ~山田洋次・84歳の挑戦~』 1080p - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x3phf9g

(関連)映画『母と暮せば』予告 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hvrs_103jRw


6.アジア蔑視による歴史の歪曲は次の戦争を準備する
(1)ウトロ放火事件、動機に差別意識か。「嫌い」と供述 奈良の韓国民団でも不審火、関連を捜査

 https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/utoro-1?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharefaceboo
(2)南京事件から84年「新時代が求める関係を築きたい」|テレ朝news-
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000238262.html
(3)「真実の歴史を直視してこそ未来を考えられる」南京大虐殺東京証言集会-人民網日本語版-人民日報
 http://j.people.com.cn/n3/2021/1213/c94474-9931982.html
(4)日本の学者が政府を批判「まやかしの姿勢を取る限り、南京大虐殺は過去のことではない」―中国メディア - ニコニコニュース
 https://news.nicovideo.jp/watch/nw10264709?news_ref=ranking24_ranking24


7.日本国憲法を変える必要など全くない(立憲フォーラムメールから抜粋)
 岸田文雄首相は1日付で年頭所感を発表した。厳しさを増す国際情勢を踏まえ「外交・安全保障の巧みなかじ取りと安定政権の確立がますます求められている」と強調。首脳外交を本格的に始める年だと訴えた。憲法改正は「本年の大きなテーマだ」として国民的議論の喚起に意欲を示した、と「共同」。――先の臨時国会では、衆院憲法審査会が2021年度補正予算案を審議中の参院予算委員会と並行して開催された。これは異例の日程で、自民と維新が強く求め、立民が受け入れた。通常国会でも、改憲論議をめぐり自民などによる立民包囲網に変化はないとみられる。立民幹部は「通常国会では国民投票法の改正と、改憲項目の論点整理にとどめたい」と、苦しい胸の内を明かした、と時事。

(1)首相、安定政権確立に意欲 年頭所感「改憲は大きなテーマ」
 https://news.yahoo.co.jp/articles/bffea2e5dd66302487853ef93b2c9358507ed473
(2)「現憲法は独立を回復するまでの憲法」安倍晋三が祖父・岸信介という“政治家”を語る" 
 https://share.smartnews.com/o5JEz
(3)改憲勢力に勢い 緊急事態条項で進展目指す―立民苦慮、狭まる包囲網
 https://share.smartnews.com/cwXmJ

(国民投票法さえきちんと制定されていない状態で、安部晋三らのデマゴーグがバカバカしい発言を繰り返している。有権者・国民は日本国憲法の改悪など望んではいない。マスごみがいつもの調子で騒いでいるだけの話だ。にもかかわらず、野党第一党の立憲民主党が何故に「苦しい胸の内」なのか、さっぱり理解できない。有権者・国民とともに「壊憲」を阻止し、「壊憲」を画策した政治勢力を一掃するチャンスだと、どうして受け止められないのだろうか? 立憲民主党の政治家どもの多くは、そもそも本音では「壊憲」を支持しているのではないのか? 何をやってもダメな、こんな野党第一党しか、日本の有権者・国民は持つことができないのか? 情けない限りである。:田中一郎)

 <別添PDFファイル>
(1)「生きていく上で大切なことは全部、憲法前文に書いてある」松元ヒロさん(『住民と自治 2022.1』)
 https://drive.google.com/file/d/1HENv2JKXespHdU7awpICKhsylGJjeblQ/view?usp=sharing
(2)施行から75年、日本国憲法の今と不断の努力(『生活と自治 2022.1』)
 https://drive.google.com/file/d/1naVq0K0WGkG6WFG25yxPy7UQ5ftEAm8s/view?usp=sharin
(3)世界にはどんな「憲法」があるの? そもそも憲法って何?(『住民と自治 2022.1』)
 https://seikatsuclub.coop/seikatsutojichi/

(関連)20218515日号_「改憲」はなんのために 緊急事態条項あったらコロナ対策は?
 https://hodanren.doc-net.or.jp/news/unndou-news/210805_kaiken.html

(関連)コロナ禍を口実に改憲による緊急事態条項の導入は不要!(続編)日本海溝巨大地震で原発リスクは想定せず!- ~岩上安身によるインタビュー第1062回 ゲスト 弁護士 永井幸寿氏 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500470

(関連)「今日は太平洋戦争が始まった日!」「岸田首相は所信表明演説で『敵基地攻撃能力』の保有、憲法改正を言った!」「絶対に戦争しない政治を社民党は全力でやる!」~12.8社会民主党 福島瑞穂党首 定例会見 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500002

(関連)「敵基地攻撃の検討を行う」と表明した岸田総理の所信表明演説に「これまでの憲法解釈を180度転換することになる! 断固反対する!」と厳しく糾弾!~12.6日本共産党
志位和夫委員長 記者会見 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499928


8.吉田松陰とアジア侵略思想
(1)思海 - 吉田松陰とアジア――「雄略」論の転回(日本思想史学会大会、2004年10月30日)
 https://www.kinjo-u.ac.jp/kirihara/log/eid625.html

(2)天皇制と対アジア侵略の淵源―吉田松陰にも触れつつ
 http://www.lcv.ne.jp/~mourima/08.7.29tennousei.html


9.その他
(1)真珠湾攻撃で開戦は誤った認識 忘れられた1時間5分前の陸軍上陸:朝日新聞デジタル
 
https://www.asahi.com/articles/ASPD64K7LPD6UPQJ00B.html?ref=mor_mail_topix2
(2)軍学共同反対連絡会ニュースレター62号(20211219日)
 http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2021/12/NewsLetter_No62.pdf
(3)ウーマン村本大輔の「答えなさいよ」に細野豪志氏が応じる 台湾有事の沖縄対応(東スポWeb - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f1fb7e7ef99b498780263d13a0ec00dc5438d995
草々

 

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