(他のMLでの議論です)地球温暖化をめぐる議論の一例(その2):カーボンゼロよりNUKESゼロ、CO2より放射能の方がはるかに危ない=「地球温暖化」神学論議はやめて、原発核燃廃棄へ全力投入しよう
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.(令和演歌)傷だらけの人生 鶴田浩二 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0yZpvpxV5EI
「生まれた土地は荒れ放題、今の世の中、
右も左も真っ暗闇じゃござんせんか。」
何から何まで 真っ暗闇よ
すじの通らぬ ことばかり
右を向いても(安部晋三、維新)
左を見ても(中国共産党、スターリンのミニブタ)
ばかと阿呆の からみあい
どこに男の 夢がある
(今の日本にピッタリやと思いまへんか?)
2.(予約必要)オルタナティブな日本をめざして(第70回):「日本の感染症対策と731部隊」(加藤哲郎一橋大学名誉教授:新ちょぼゼミ)(2022年1月29日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-88b237.html
(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)
(関連)(別添PDFファイル)(チラシ)(12.18)帝銀事件と日本の秘密戦(山田朗明治大学教授)
https://drive.google.com/file/d/1csnL2SgQhY9blSsrglM0wZslOBGe7KYe/view?usp=sharing
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034089960&Action_id=121&Sza_id=GG
3.(別添PDFファイル)(チラシ)(12.22)「飯舘村原発被害者訴訟」損害賠償請求事件 第2回 口頭弁論期日のご案内
https://drive.google.com/file/d/1x7S6hTbQanDly18srlRQc6MwEIIa9ZmA/view?usp=sharing
4.キャンペーン
(1)Avaaz - ブラジル大統領の暴走を止める。環境に対する犯罪をストップ!
https://tinyurl.com/ycym9ztn
(2)日本大学の信頼回復のために社会的責任を果たしてください! · Change.org
https://bit.ly/3DKOGyD
(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 学長会見は行われましたが… · Change.org
https://tinyurl.com/2p8ftuyw
5.20211211 東海第二原発再稼動/全国一斉反対行動 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=8k9DAx68IPg
6.報道特集 コロナ支援金で相次ぐ訴え - TBS FREE
https://cu.tbs.co.jp/episode/20093_2013147_1000012494
(関連)デロイトで噴出「軽量CEO」永田氏への不満:FACTA ONLINE
https://facta.co.jp/article/202110005.html
(コレ、全くふざけています。やっているのは経済産業省(中小企業庁)、しかも、デロイト・トーマツとかいう「請負業者」をかませていて、ここが巨額の取扱手数料を取っている可能性もあります。こいつら、いったい何のためにいるのでしょうネ、こんな反国民的な役所、解体しませんか!?)
(コレもおんなじやないか!?)
(関連)”10万円給付”クーポン事務費967億円「過大な水準ではない」発言の鈴木財務相に怒りの声「国民目線の感覚が無い」:中日スポーツ・東京中日スポーツ
https://www.chunichi.co.jp/article/377011
(この無能な自民党のデクノボウ野郎のおかげで、アホ丸出しの事務に1000億円も使うのかよ!? アタマ腐ってんじゃねえの!? 鈴木財務相に負担させろ!)
7.(おすすめ新刊書)戦後民主主義に僕から一票-内田樹/著(SB新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034270857&Action_id=121&Sza_id=B0
(関連)(別添PDFファイル)愛国的リバタリアンという怪物(内田樹『戦後民主主義に僕から一票』SB新書)
https://drive.google.com/file/d/1XrbtTvdQNuzEXmdLKkWafa5t_2cFzUzz/view?usp=sharing
(関連)(別添PDFファイル)「グローバリスト」のための憲法(内田樹『戦後民主主義に僕から一票』SB新書)
https://drive.google.com/file/d/1URrJvPSEbsUzwD_0-69U-_29k1GQ0mlV/view?usp=sharing
8.その他いろいろ
(1)「みんな壊れていく」-外国人技能実習生が劣悪労働を証言 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
https://www.ourplanet-tv.org/44175/
(2)「新しい資本主義」トーンダウン 「分配」後退、所得倍増など棚上げ 安倍・菅政権との違い見えづらく:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/136243
(3)「大きな一歩だと考えています」伊藤詩織さんが中傷ツイート訴訟判決で涙 漫画家らに賠償命令(1-2)〈AERA〉
https://dot.asahi.com/aera/2021113000074.html
(4)首相「身内の失業対策」重いツケ 石原氏辞任、求心力の低下必至 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20211210/k00/00m/010/345000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20211211
(5)高須HD社員らもリコール署名偽造の疑惑 高須院長の秘書「先生は知っている」と指示か:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/142943
(6)維新、元県議逮捕に「遺憾」愛知リコール偽造問題で [愛知リコール不正] 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASP5M6HDKP5MUTFK01X.html
(愛知県知事のインチキ・リコールの事務局を牛耳っていたのも元維新の県議だ。維新という政党は、こういう人間たちが多くいるニセモノ政党だ。有権者は維新(日本維新&大阪維新)への投票をやめなければいけない。)
(関連)それでもバカとは戦え|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3524
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「(他のMLでの議論です)地球温暖化をめぐる議論の一例(その2):カーボンゼロよりNUKESゼロ、CO2より放射能の方がはるかに危ない=「地球温暖化」神学論議はやめて、原発核燃廃棄へ全力投入しよう」をお送りします。
◆(予約必要)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-38ac7b.html
(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)
(予約が積み上がり、残り少なくなりました。参加ご希望の方は、ご予約をお急ぎください)
<別添PDFファイル>
(1)Climategate 事件(渡辺正『化学 2010.3』)
https://www.kagakudojin.co.jp/book/b62762.html
(2)続・Climategate 事件(渡辺正『化学 2010.5』)
https://www.kagakudojin.co.jp/book/b62760.html
(3)広瀬隆氏の再生エネ認識:再生エネの弱みと対処(『原発ゼロ社会へ、新エネルギー論』集英社新書 2012.11)
https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0666-b/
https://drive.google.com/file/d/1iA1Xfm_1SZa8xz3lN1ndGTqiia3cI1xj/view?usp=sharing
<参考書>
(1)「地球温暖化」狂騒曲 社会を壊す空騒ぎ-渡辺正/著(丸善出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033780955&Action_id=121&Sza_id=B0
(関連)(別添PDFファイル)まえがき:「地球温暖化」狂騒曲 社会を壊す空騒ぎ(渡辺正東京大学名誉教授 2018年夏)
https://drive.google.com/file/d/1FiqFsDmxK2O6rY1j5adAFdDi0Q3Aep41/view?usp=sharing
(一部抜粋)
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(著者が「よせばいいのに・・・」と思いつつ紹介した小説の一節)
(中略)人間の記憶というものは往々にして美化されるものだが、子どもの頃、東京の夏はもっとすがすがしく気持ちのいいものだった気がする。同じ暑さでも、暑さの性質が違った。温暖化は確実に進行して、東京の夏はその分、暑さを増している。しかも、それはただの暑さではなく、化学反応でも起こしたような酷い暑さだ。」(池井戸潤『ようこそ、わが家へ』)
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<田中一郎コメント>
わかっとらんやっちゃな。こういうのは「地球温暖化」ではなくて「ヒートアイランド現象」って言うんです。東京、横浜、名古屋、大阪などの日本の大都市で、みな夏が暑くなったのは、あたり一面、コンクリートと鉄ばかりにしてしまい、しかもそこにたくさんの人間が集中して活動し生活するから、排熱の逃げ場がなくなって、暑くてたまらん、ということになってるの。何でもかんでも「地球温暖化」にすんな! ヒートアイランド現象に対しては、CO2排出減らせではなくて、大都市一極集中をやめる、都市緑化や都市農業を復活させる、コンクリートを引きはがす、ビル建設をやめる、などが処方箋です。
(関連)気象庁|ヒートアイランド現象の要因は何ですか?
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/himr_faq/02/qa.html
(2)“不機嫌な”太陽 気候変動のもうひとつのシナリオ-H.スベンスマルク/著 N.コールダー/著 桜井邦朋/監修 青山洋/訳(恒星社厚生閣)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032393438&Action_id=121&Sza_id=GG
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<下記は他のMLでの議論で私が発信したものです。一部加筆修正しています>
1.(議論その1)市民科学=現代科学と一般市民の「お付き合い」の仕方
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「新型コロナ」やコロナワクチンの時もそうでしたが、およそ現代科学と一般市民の「お付き合い」の仕方や原則のようなものを、よく理解できていないのではないかと思いますね。
まず、現代科学は常々私が申し上げているように、支配権力や巨大資本に包摂され、似非科学に変質している可能性が高いという、最初の前提的な認識を持つことが必要だということです。簡単に言えば、「科学」(医学も)や「科学者」(医学者や医者)は信用できない、疑ってかかれ、ということ、つまり、「科学」(医学)なる言葉を水戸黄門の印籠のように使って、自分たちの都合のいいように人間社会をだまして牛耳っていこうとする権力や資本が背後にいる可能性がある、という認識をもっておけ、ということです。(特にマスごみによく現れ、自分の専門外のことにまで言及しているような「科学者」「医者」「医学者」は、たいていが詐欺師です)
しかし、昨今では、こうした態度を「陰謀論」などと誹謗中傷している「陰謀」が跋扈している様子がうかがわれます。こんな「言葉遊び」に騙されてはいけない。また、この「陰謀論」という一種の「アカ攻撃」に立脚して、グーグル&ユーチューブやfacebook、twitterなど、巨大プラットフォーマー資本が、ネット上で言論妨害を始めていることも念頭に置いておく必要があります。(一般市民のネット家畜化)
(関連)東京新聞「こちら特報部」記事に見る「陰謀論」批判報道の乱暴と職務放棄:報道機関は一般市民の「疑義申し立て」を攻撃するのではなく、支配権力側の説明責任全く不十分を徹底して追及せよ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-4c3b54.html
ですから、逆に言えば、科学のことは科学に任せておけばいい、などということにはならないということです。だからこそ、現代科学は、常に市民の常識やバランス感覚や、あるいは可能な限りの知識や経験や知恵で、徹底的に検証されなければならないということを意味します。そして、科学の側は、その市民の疑問や異議や反対や検証結果など、様々なことに対して真摯に逃げないで答えていく必要があるのです。
私がメールで書いた3つのこと、私が「現代似非科学」ではないかと疑っている3つ=国際放射線防護委員会(ICRP)、「新型コロナ」&コロナワクチン、二酸化炭素による地球温暖化は、この「様々なことに対して真摯に逃げないで答えていく必要があるのです」のところが、デタラメ常態か、あるいはいい加減だ、ということを意味しています。ICRPや「新型コロナ」&コロナワクチンについては、これまで何度も書いてきましたから、「二酸化炭素による地球温暖化」説について、書いてみましょうか。
(1)今般、講演する広瀬隆氏の議論に対して、しっかりと反論してみよ、
(2)少なくない科学者が展開している地球温暖化論否定論(代表的でまともに思われる学説)について、しっかりと科学的実証的に反論してみよ(たとえば上記でご紹介した2冊の参考書で展開されている議論に対する反論)
(3)2009年のクライメートゲート事件(インチキを告白しているメールのやりとりが表面化)を、どういうことだったのか説明せよ(たとえば上記でご紹介した月刊誌『化学』掲載の渡辺正東京大学名誉教授のレポートについてコメントせよ)
(4)IPCCの情報公開はどうなっているか
(5)IPCCのメンバーはどのようなメンバーなのか? 利益相反はないのか?
(6)大気中に含まれる二酸化炭素は、わずかに「ゼロ、コンマ、数%」程度の話、その二酸化炭素が少々増えたとしても大勢に影響なしではないか=反論せよ
(7)過去50年間の地球の気温を、誰が、どのように測定してきましたか? 第三者のチェックは入っていますか? 具体的に、詳細に、ご回答ください。
(8)地球物理学や気象学の実証的証明はどのようなものなのか?(常識的に考えて容易ではありません=例:地球温暖化=地球全体が温暖化していることをどうやって実証していますか、また、それが人類排出の二酸化炭素が原因だという実証はどうやっているのでしょう?)
こうしたことに、自分の頭で考えて、きちんと答えられないのであれば、地球温暖化を「信仰」してはいけないでしょう。常に、地球温暖化はひょっとしたら虚偽かもしれないと考えて、でも、本当だったら困ったことになるとも思い、いろいろ悩みながら「処方箋」=つまりは自分の対応の仕方を暫定的に考えていくしかないでしょう。このしんどい思想的態度をとっている人が、「二酸化炭素による地球温暖化」説を信じる人にも信じない人にも少ないので、私は、そういう態度はよろしくない、と申し上げているわけです。
何も、地球温暖化説についてだけ、特別な方法的態度をとるべきだとは申し上げていません。科学は科学=科学者でやってください、市民は科学者の結論を信じるか信じないかの違いです、というのでは困るのです。
二酸化炭素による地球温暖化が真実である、人類はこれに即時に徹底的に対応すべきである、というのなら、それなりの説明をせよ、ということです。しかし、およそ、その説を提唱している人間たちの書いたものは、ほとんどが「新興宗教」の経典のごとく、結論しか書いてありません。説得力ゼロで、信じる者こそ救われる、という説教が書かれています。
だから、私たち一般市民は、(どうせ自力では立証できない)地球温暖化論争などに熱を挙げるのではなく、地球温暖化がどうであれ、なすべきことは何なのか、エネルギー政策はどう変えるべきなのかを考える方が建設的です、と申し上げているのです。私自身は、化石燃料の大量継続使用はよろしくないと考えていて、少しずつ減らしていくべきだと思っています。私の詳しい主張は既にお送りしたものをご覧ください。
2.(議論その2)「地球温暖化説は真実か否か」を我々ドシロウト市民が議論すること自体が不毛
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若干のコメントだけをしておきます。既に申し上げているように、専門家たちの間でも見解が分かれている地球物理学的(気象学的)議論である「地球温暖化説は真実か否か」を我々市民が議論すること自体が不毛であり、意味がないと考えていますから、深入りは避けておきます。下記はカナダの化学者のサイトです。
◆気候変動と原発
http://vsa9.blogspot.com/2020/08/blog-post.html
(1)IPCCは信用できない(2009年にはクライメートゲート事件も起こしている、何も問題はなかったなどという「もみ消し」までしたそうだ、その後はすべてのメールは公開されているのか?)。IPCCやそれに迎合的な現時点の「権威筋」の議論を並べて「真実だ」と言ってみても説得力はない。ヨーロッパ中世の「ローマカトリック教会」の権威のようなもの。広瀬隆氏は、気温上昇さえも「書き換えられ」「偽装されてきた」と主張しているようです。シロウトの市民には判断がつかない。おかしなことをやり、それをきちんと説明しない組織は信用しない。
(2)真鍋氏の理論もノーベル賞受賞も、申し上げたように信用できない。政治的なにおいがする。
(3)大気中に0.3~0.03%の割合で含まれる二酸化炭素が少し増えたところで、大勢に影響なし、と見るのが常識的。そうでないという明白な証拠がない。そもそも気候変動の要因が数えきれないほどあるのに、CO2だけ取り出してそれを攻撃するのはどうも変だ。
(4)カーボンゼロとか、再生可能エネルギー100%とか言った「極論」で火力電源をつぶし、その代替電源を確保しなければ、やがて大規模停電に至ることは自明のこと。しかし、再生可能エネルギーは現段階でも10%そこそこ(新聞などに掲載される22%とかいう数字の約半分は巨大ダムによる発電で、ゆくゆく解体しなければいけない電源です)、しかも現在の政治情勢を転換しながら、環境破壊や農業破壊をしない再生可能エネルギーが、この日本で短期間にどこまで伸びるかは、そうそう楽観的ではない。リアリティがないものへの固執は、大規模停電によるショックドクトリンを経て、「必要悪」としての原発再推進にいたる危険性大。既に論じた通り。
(5)エネルギー革命の見方が甘い。経済や社会構造を大きく変えることになるので、短期間でできるものではない。エネルギーの供給構造だけでなく消費構造も大きく転換する必要がある。
(6)化石燃料の大量使用をこれからも継続していくことについては、地球温暖化とは別の理由で反対、しかし、カーボンゼロだとか再エネ100%などの極論についても反対、時間をかけて過渡期の社会構造改革としてのエネルギー革命に取り組むべき。気候変動リスクよりも生物多様性破壊リスクや放射能のほうが懸念大。地球温暖化説にドタバタと緊急に化石燃料完全追放を促すだけの説得力はない。要するに、正誤どちらなのかよくわからない。
(7)熱帯雨林破壊STOPとか、老朽石炭火力をオンサイト型天然ガスコジェネに切り替えろとか、環境破壊メガソーラーはいらないとか、発展途上国向けの支援や輸出は再生可能エネルギーにせよとか、具体的な行動指針のところで一致することを求めた方が賢明。原発のような巨大発電所を消費地から遠いところにつくるのではなく、消費する場所で発電する(オンサイト)分散型電源で、かつ熱電併給方式(コジェネ)をとってエネルギー効率を現状の30%程度から80%以上に引き上げればいい。何故、これを提唱しないのか?
(8)いい機会ですから、食わず嫌いをせず、広瀬隆氏の講演もお聞きになることをお勧めします。
3.(議論その3)残念ながら地球温暖化説肯定論に説得力ナシ
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書かれていること全てについて疑義があります。間違っていると申し上げているのではなくて、疑義がある、と申し上げています。こうした議論を、おたくっぽい話を持ち出して、何百回やってみても、おそらく合意には達しがたいでしょう。だから「不毛だ」ということです。
若干の例
(1)地球物理学的な因果関係を実証することは非常に難しい ⇒ 答えになっておりません、どうやって実証するのですか? を聞いているのです。
(2)0.3~0.03%の二酸化炭素が仮に倍に増えたとして、どれだけの温室効果があるというのでしょう? ⇒ 答えになっておりません。どうやって実証するのですか?
(3)(二酸化炭素)10万年周期の氷期の平均が180ppm、間氷期の平均が280ppm ⇒ どうやって分かったのですか?
(4)「二酸化炭素の濃度が2倍になると気温が2.3℃上がるとすでに予測していた」⇒ 1967年の地球の二酸化炭素の量はどうやって図りましたか? また、地球全体の気温はどう測っていますか? また、このことが事実だとした場合、これが相関関係ではなくて因果関係だということは、どうやって実証しているのですか?
(5)(地球温暖化説を信じている方にもう一つ質問)
過去50年間の地球の気温を、誰が、どのように測定してきましたか? 第三者のチェックは入っていますか? 具体的に、詳細に、ご回答ください。
疑義は挙げればきりがありません。地球物理学や気象学は、地震学や火山学と同じで、実証することが難しく、ほとんどの議論は「仮説」として、暫定的に認知され、従ってまた、その暫定的な議論が現実の現象と齟齬をきたさないか、常にチェックされ、修正され、(新知見が)追加されて、展開されていきます。二酸化炭素による地球温暖化説だけが、確定的な学説だ、ということ自体に、説得力がないのです。そうかもしれないし、そうでないかもしれない、ということしか、少なくともドシロウトの市民は認識できない、ということです。不毛な議論よりも、行動方針を議論した方がいい。
4.(議論その4)二酸化炭素より放射能の方がはるかに人類や地球上の生物にとって脅威であることがポイントです
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拙文メールをご覧いただき感謝申し上げます。
おっしゃる通り、CO2よりも、放射性セシウムや放射性ストロンチウムの方が、はるかに危険で、はるかに脅威です。CO2を減らすために、放射能を大量に環境放出する原発・核燃料サイクル施設を利用する、などというのは本末転倒です。
既に福島第一原発事故による放射性ヨウ素がたくさんの小児甲状腺がんを発症させていますし、下記および別添PDFファイルにご紹介するように、昨今では「テルル」という放射性物質により、子どもを中心に「水頭症」が増えているという悲しいニュースが話題になっています。「水頭症」は一生治ることはないそうです。ニュースを聞いて悲しくなりました。
私は、福島県を中心に、宮城、栃木、茨城、千葉、群馬、新潟南部、埼玉や東京や神奈川の山間部、及び東京湾に、原発事故でばら撒かれたさまざまな放射性物質が、豪雨や水害などにより、あちこちに広がり、湖沼や河川、下水道や運河など、水辺や水面下の底泥などに蓄積し、これから様々な形で、人間や環境生物の健康や生殖に悪い影響を与えていくのではないかと懸念しています。環境生物には食物連鎖という避けられない現象があり、人間の食料となる生物にも放射性物質が濃縮・蓄積していく可能性は高いのです(放射性ストロンチウムは超危険・要注意です)
ついこの間の福島県や宮城県丸森町での水害で、人間が居住するところにまで、こっそりと放射性物質が忍び込んできているのではないかと大いに心配しています。(福島県のハウスダスト(掃除機で集めたチリ・ホコリなど)から数万ベクレルの放射性セシウムが検出されたりしていますから、ぞっとします。)
(下記はメール転送です)
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前略、田中一郎です。
(メール転送です)
こちらのMLに先に送ります。
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◆山田 國廣 - テルル毒ニュース第19号:2021年11月26日、山田國廣... - Facebook
https://tinyurl.com/2p82u8t8
テルル毒ニュース第19号:2021年11月26日、山田國廣(京都精華大学名誉教授)
ニュース第19号は「福島第一原発事故由来のテルル毒により東日本12県のこどもたちに水頭症が増加していた」ことの詳細情報です。
水頭症とは「脳室という脳の空洞に脳脊髄液が過剰に貯留した状態を指します。症状は、嘔吐、嗜眠状態、頭痛、頭部肥大、発作などが起こります。治療はできますが完治は難しく、生涯にわたる疾患です。水頭症を脳水腫とよぶこともあります。(水頭症、メドトロニック:https://www.medtronic.com/jp-ja/your-health/condition/hydrocephalus.html?fbclid=IwAR1Y1mZ-_mccmRWjbGQAsDeIC6QHPnPZJjO0Yqm7ZwH0nduns1UJUmFEp58
より抜粋して引用)
国立環境研究所発行の「テルル及びその化合物」12pの「生殖・発生毒性」から、テルルによる水頭症発生の毒性を引用します。
「100匹を超えるラットに0.05、0.125,0.25%の濃度でテルルを餌に添加して妊娠期に投与した結果、0.05%群のラットではごく一部の母ラットが水頭症の仔を出産しただけであったが、0.25%群では仔の100%、0.125%群では仔の60%~90%が水頭症であった」
「ラット雌30匹を1群として、0.3%の濃度でテルルを餌にして妊娠期を通して投与し結果、出産した24匹中20匹(83.3%)で仔のすべてが水頭症であった。また、この13%が死産であり、3日齢、10日齢、1年齢の生存率は76,26,19%であった」
以上のようにラットなどの動物実験において妊娠したは母親にテルルを混入した餌を与えた場合、生まれた仔に水頭症が多発していました。それだけでなく死産や、生まれてからの周産期死亡も明確でした。
添付資料1は、東日本12県のDPC登録主要病院で、原発事故後に水頭症治療数が増加していたことを算定したデータ表です。事故前の2010年の登録数を基数として2017年の登録数倍率では埼玉県が20.6倍、千葉県が4.7倍、茨城県が2.8倍、神奈川県が2.3倍、東京都は2.2倍と2倍以上です。福島県については2010年度の水頭症登録データがないので高倍率増加としています。
添付資料2は、東京都と埼玉県の小児専門病院での水頭症の増加傾向グラフです。東京、埼玉ともに指数関数的増加を示しています。その理由は、治療が専門的であるため他地域からも、子ども専門病院に患者さんが集中してきたためだと想定されます。
水頭症は、チェルノブイリ原発事故後のベラルーシやウクライナで多発していました。アメリカの映画監督アリマン・デレロはNGO:チェルノブイリのこどもの国際プロジェクト代表のエディ・ロッシュとともに2002年に原発事故で大きな影響を受けたベラルースを訪れ、疾患や先天奇形のこどもたちの状況を「チェルノブイリハート(心臓疾患をもつ子供たちの意味)」という題名ので映像化しました。この作品は翌年のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞しました。日本では、福島第一原発事故後の2011年8月に公開されました。
添付資料3は、チェルノブイリハートにおける代表的なシーンとなった「水頭症の子供抱く母親」です。
「ウクライナ国立アカデミー脳外科研究所(キエフ)のデータによると、チェルノブイリ大惨事後に発生した中枢神経系奇形(脳や脊髄の奇形)のうち98%が水頭症を呈していた。中枢神経は1981年以降1985年まで登録数が2209例だったのに対して、1987年から2004年にかけて3歳未満の脳腫瘍の発生が2倍になり、1歳未満の乳児で7.5倍の増加した(アレクセイ・V・ヤブロコフ他著、チェルノブリ被害の全貌、岩波書店、130pより)」
水頭症は、チェルノブイリ大惨事後のウクライナやベラルーシで多発していましが、セミパラチンスク核実験後のカザフスタンや、ビキニ核実験後のマーシャル諸島でも発生事例が報告されていました。そして、このニュース以前にはこれまでほとんど知られいませんでしたが、福島第一原発事故後の東日本12県においても水頭症が多発していました。
原爆、原発の核分裂により、テルルの同位体(Te-127.Te-127m,Te-128,Te-129,Te-129m,Te-130,Te-131m,Te-132・・)が生成されます。このうち、Te-128,Te-130は半減期無限大の安定テルルで水頭症を発生させるテルル毒は永続します。その他の放射性テルルには水頭症を起こすテルル化学毒が一時的にあるとともベータ線による放射能毒があります。
原爆、原発事故後の水頭症の多発は「核分裂により生成された毒物テルル1族の化学毒+放射能毒による、低線量内部被毒・内部被ばくにより、時間と場所は異なるが、原因と因果関係は共通して起こっていた」というのが、「テルル毒による水頭症多発の真相」です。
********************************
それから、ご指摘の「石炭火力と原子力発電について、建設から発電、施設と燃料の維持・管理、使用済核燃料の冷却、廃炉と燃料の後始末まで、同じ土俵で、二酸化炭素 ガスの排出についての比較検討」ですが、ネット上でとれるのは、例えば下記のようなもので、いずれも、原発推進をしている組織によるものです。
◆CO2を排出しない - 原子力発電の特徴 | 電気事業連合会
https://www.fepc.or.jp/nuclear/state/riyuu/co2/index.html
◆「CO2排出量」を考える上でおさえておきたい2つの視点|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/lifecycle_co2.html
「ライフサイクルアセスメント(LCA)」と言うようですが、こういうものの計算は、根拠となった前提条件を変えれば、数字はいくらでも変わります。たとえば、福島第一原発事故による混乱で、事故がなければ必要がなかった人間や人間組織の活動により、累積では膨大な量の二酸化炭素が排出されているでしょうけれど、そうしたものは、上記ではカウントされていないと思われます。そして決定的なのは、原発・核燃料サイクルのあとに残る使用済み核燃料や放射性廃棄物の、気の遠くなるような期間(10万年以上)の安全保管や管理にどれほどのCO2排出がなされるのか、これも考慮外になっているという点です。また、おっしゃる温排水の問題もあります。
わずか40年程度の不安定で汚い発電のために、そのあとは数十万年の放射性廃棄物の管理が必要となる原発・核燃料サイクルは、未来世代に対する犯罪です。
<「いちろうちゃんのブログ」>
(1)(メール転送です)全国のみなさま、重要な講演会のお知らせです・・・広瀬隆:(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-40333d.html
(2)(参考)(他のMLでの議論です)地球温暖化をめぐる議論の一例:気象学や地球物理学のドシロウトが「新興宗教」ではないかと思わせるような態度で片方に肩入れした主張をしても説得力はありません- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-8d2e9a.html
(3)地球温暖化が原発再推進の口実に使われている:「カーボンゼロのためには原発は必要悪だ」=冗談ではないワ! &(報告)福一、放射能汚染水の海洋放出は許されない:世界三大漁場に放射能を流すな(湯浅一郎さん)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-d9749e.html
(参考)地球温暖化とカネ
https://tinyurl.com/2fvbjbkn
草々
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