福島地裁での「子ども脱被ばく裁判」で、自己保身・自己栄達だけを念頭に下劣極まるクソ判決を下した、あの「腰抜けヒラメ」の裁判長=遠藤東路が、東京高裁の民事部に「栄転」しているようです
前略,田中一郎です。
(最初に若干のことです)
================================
1.衆議院選挙&最高裁判事の国民審査=これだけはご注意ください
(1)選挙による投票方法の違いについて
https://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/open_imgs/service/0000058308.pdf
(衆議院選挙での比例区の投票は、政党名を書かないと無効になります。山本太郎ではなくて「れいわ新選組」、志位和夫ではなくて「日本共産党」、枝野幸男ではなくて「立憲民主党」などなど、と書かないと、無効になってしまいます。参議院選挙の時とは違いますので要注意です。)
(2)総務省|国民審査|制度のポイントを知ろう!
https://www.soumu.go.jp/senkyo/kokuminshinsa/seido_point.html
(罷免を可とする裁判官に「×」をつける以外の記入はしてはいけません。「○」や「△」を記入すると、投票全体が無効になる可能性があります。この人はいいんじゃない、と思っても「○」を書いてはいけません。白紙のまま出してください。白紙で投票すると「信任」です。)
2.国政選挙の投票に行くときに聞くBGM
https://www.youtube.com/watch?v=HtGi2BKIf2o&t=71s
https://www.youtube.com/watch?v=Sy-zzET8DmE
(のさばる悪を何とする、天の裁きは待ってはおれぬ、この世の正義もあてにはならぬ、選挙で裁いて仕置する、南無阿弥陀仏=みなさま「お一人お一人」が「必殺仕事人」です。政治の「悪」を必殺剣=投票用紙で仕置きしてください。多くの民が政治の「悪」で泣かされています。無念を晴らしてください。)
3.乱鬼龍傑作集(3)「世直し石鹸」「なめんなよ飴」
https://bit.ly/3bdv9v2
(関連)マンガ・イラストを集めました。さまざまな市民運動・社会運動にお使いください- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-ad35.html
4.(別添PDFファイル)時代遅れの二大政党制チラシ(2021年10月)
ダウンロード - e69982e4bba3e98185e3828ce381aee4ba8ce5a4a7e694bfe5859ae588b6e38381e383a9e382b7efbc882021e5b9b410e69c88efbc89.pdf
<田中一郎コメント:他のMLに発信したものを加筆修正>
それにしても、Eメールによる選挙活動が自由にできない、この国の前近代的な選挙制度も腹立たしいですね。この国では、1925年に治安維持法と同時に制定された普通選挙法の「精神」をそのまま続けているのです。この大日本帝国「選挙制度」は当然ながら選挙への一般市民の参加を疎ましく思い、選挙活動への妨害条項をたくさんちりばめてあります。この国の政治のレベルの低さを象徴しているのです。野党各党は何をしているのかと思う次第です。
常々、選挙制度改正を目指す市民運動・社会運動に対して何度も申し上げてきたことですが、公職選挙法改正では、まず先に選挙活動の完全自由化を実現し(Eメール利用を含む)、並行して国民投票法改正を急いでください(CM規制など)。選挙制度の改正は、各政党の利害が絡み、容易ではありません。選挙制度改正論議が小田原評定にならぬよう、課題にメリハリをつけていただきたいと思います。
選挙制度では、衆議院は、ブロック制などの「妥協」を排し、全議席を全国1つの完全比例代表制度とし、非拘束名簿方式(今の参議院比例区)がいいように思いますが、参議院がそれと同じような選挙制度では、衆議院のコピーになってしまいます。
私は参議院は昔の全国区1つで、個人を選ぶ制度がいいのではないかと思っていて、大胆に、政党に属さない人が立候補可能にすればいいのではないか、と思っています。そして、法案については、可決・否決をするのではなく、国民投票にかける権限を持たせるのがいいのではないかと思います(国民投票付議可決要件は2/5以上)。こうすれば、法案可決権限を持つ衆議院に対してけん制機能を持つでしょう(これは憲法改正事項になるのでハードルは高いと思いますが)。
選挙制度がこのように変われば、国会議員に地域の代表という「色」がとれることで、利益誘導型の政治の可能性が低くなるようにも思えます(業界利益代表は依然として残ります)。
また、有権者・国民が直接、国政に参加できる制度をいくつか創っておく必要もあります。いずれにせよ、選挙制度を転換するには、ホンモノの政権交代が必要であり、小選挙区制度にしがみついている既成政党が国会での多数派では、おそらく実現することはないだろうと思われます。
(関連)東京12区:連立か 共闘か、維新も擁立、協力体制の象徴 総力戦(東京 2021.10.25)、
https://www.tokyo-np.co.jp/article/138674
(ここ東京12区(北区、足立区・豊島区・板橋区の一部)は私の地元です。与党からは自民党ではなくて公明党、野党からは立憲民主党ではなくて日本共産党(及び日本維新)が立候補しています、全国でもココダケの珍しい選挙区です。私は、この選挙区での選挙結果が、今回の衆議院選挙の結果を象徴するのではないかと思っています。:田中一郎)
5.(メール転送です)澤藤統一郎弁護士から、みなさまへの最高裁裁判官国民審査についてのお願い
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
親しいみなさまに、最高裁裁判官国民審査についてのお願いです。
ぜひ、下記URLの拡散をお願いします。
◆(別添PDFファイル)国民審査リーフレット
https://www.jdla.jp/shinsa/images/kokuminshinsa21_6.pdf
◆第25回国民審査リーフレット発表の記者会見で(澤藤統一郎)
http://article9.jp/wordpress/?p=17781
◆第25回最高裁国民審査に当たっての声明
https://www.jdla.jp/shiryou/seimei/211020.html
上記リーフレットで述べられているのは、下記5点のお勧めです。
★選択的夫婦別姓に反対した裁判官(林道晴、深山卓也、三浦守、岡村和美、長嶺安政)に「×」を!
★正規・非正規の格差是正に反対した裁判官(林道晴裁判官)に「×」を!
★冤罪の救済に背を向けた裁判官(深山卓也裁判官)に「×」を!
★一票の格差を放置した裁判官(林道晴、深山卓也、三浦守、草野耕一、岡村和美、各裁判官)に「×」を!
★裁判と裁判官を統制してきた司法官僚(林道晴、安浪亮介各裁判官)に、「×」を!
個人的にはこう考えています。
◆国民審査を、司法のあり方に対する国民の批判結集の機会として生かすために、任命経過不透明な全11裁判官に×を!
◆それでも、相対的に良い裁判官への×は避けるべきだとお考えの方は、宇賀克也裁判官だけを除いて、他の10裁判官に×を!
◆あんまりたくさん×を付けるのは気が進まないとおっしゃる方も、林道晴裁判官だけには×を!
×を付けなければ、全裁判官を信任したことになります。
うっかり○を付けると、無効票になりますから、ご注意を。
◆改憲への危機感から、「憲法日記」毎日連載しています。
http://article9.jp/wordpress/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(関連)スクープ!【号外!第6弾】 日刊IWJガイド「衆院選スクープ第6弾! IWJは自民党の「マル秘」調査資料、10月15日から17日調査結果を独自入手! 289小選挙区の詳細な分析データで、候補者の当確予測をランク付け!! 注目の選挙区分析を公開!(その
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49675
================================
福島地裁での「子ども脱被ばく裁判」で、自己保身・自己栄達だけを念頭に下劣極まるクソ判決を下した、あの「腰抜けヒラメ」の裁判長=遠藤東路が、東京高裁の民事部に「栄転」しているようです。
本日(10/26)、東京地裁で、「リニアから住環境を守る田園調布住民の会」の原告の人たちが提訴した「リニア建設差止」の裁判の第1回公判が東京地裁でありました。裁判所の前では、公判が開かれる前にミニ集会が行われました。
◆リニア、田園調布と周辺地区の住民、ついに裁判に動く。調布市の陥没事故の二の舞は御免だ。 - 記事の裏だって伝えたい
http://shuzaikoara.blog39.fc2.com/blog-entry-730.html
その時です。今や東京地裁・高裁の名物となっている裁判官批判の立て看板に、見たことがある名前が書かれているのに気が付きました。ロクでもないであろう裁判官数名の名前がでかでかと書かれていて、その中にあの「遠藤東路」の名前がありました。東京高裁民事第4部(4部だったと思いますが、うろ覚えです)とありました。なるほど、福島地裁で、ゴミクズカスの判決を下して、その結果、東京高裁へと栄転してきたというわけなのかと、即時に思いました。この国の司法・裁判所システムでは、ゴミクズカスの判決を下せば下すほど、栄転していく「仕組み」になっているようです。看板に書かれている「遠藤東路」の名前を見ていて反吐が出そうになりました。こんな「仕組み」を主権者たる国民が叩き潰さない限り、およそ日本の裁判などは茶番であり、まともな判決など出るはずもないと、またまた確信をした次第です。
(関連)遠藤東路 - 裁判官 - 新日本法規WEBサイト
https://www.sn-hoki.co.jp/judge/judge452/
福島原発事故に対するさまざまな裁判を含む脱原発・脱被ばく・被害者完全救済の市民運動・社会運動の原動力は、一般的な正義感や倫理観、改善心や向上心などではなくて、文字通りの怒りと悲しみです。被害者の怒りと悲しみに塩をすり込むようなこの裁判官人事に対して、あらゆる手段で対抗する必要があります。東京地裁・高裁の前での集会では、遠藤東路の名前を出して、このクソ野郎、ドヒラメ裁判官、というスピーチを繰り返しましょう。
(東電刑事裁判の判事だった永渕健一(東京地裁)、福島原発群馬訴訟で国のみならず東電にも責任はないなどと判決した足立哲(あきら:東京高裁)、の2人はどこへ行ったのでしょうか? 行った先で、同じように街宣スピーチを繰り返す必要ありです。私は、ロクでもない判決を下したクソ裁判官どもに対して、「さそり座の女(男)」にならなければいけないかなと思っています。みなさまも、私と一緒に「さそり座の女(男)」になりませんか? 私利私欲の動機で社会正義や被害者の人権を踏みにじり、支配権力が犯した巨悪を見逃すなど、裁判官として「持ってのほか」の態度です。裁判所という巨大組織にぶら下がり、司法権力を濫用するなど、許せるはずもないふるまいであり、そもそもの巨悪犯罪者と同罪の共同正犯犯罪者と言えるでしょう。かような裁判官は地獄の果てまでも追いかけて、その責任を取らせるべきです。有権者・国民を甘く見るんじゃねえ、ということです。)
(関連)福島原発事故損害賠償「群馬」訴訟で国や東電の事故責任を免罪:東電3幹部に対する刑事裁判の無罪判決(永渕健一裁判長)と並ぶ、到底許すことのできない極悪判決を下した東京高裁(足立哲裁判長)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-595a42.html
(関連)♫ さそり座の女 ♫ 美川憲一 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WfRDxeZ-wFA
♪いいえ私は さそり座の女(男)
お気のすむまで 笑うがいいわ
あなたの判決 ゆるせない
地獄のはてまで ついて行く
思いこんだら いのちいのち
いのちがけよ
そうよ私は さそり座の女(男)
さそりの毒は あとで効くのよ♪
そして下記をお忘れなく! あらゆる方法で下記を拡散宣伝してください。日本国憲法が定める有権者・国民の主権行使です(第79条)。まずは「×××××」の投票目標は1千万人です。(現状は4百数十万人のようです)
◆(拡散希望)来たる衆議院選挙時には、最高裁判事の国民審査で、候補者全員に「×××××」をつけて投票してください:今や最高裁判事は全員がアベ友です=おかしくなった日本の司法・裁判所にNO!を伝えましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-261b53.html
◆総務省|国民審査|最高裁判所裁判官国民審査の結果
https://www.soumu.go.jp/senkyo/kokuminshinsa/kekka.html
(但し、投票用紙に、この人はいい、と思っても、○や△を書いてはいけません。投票が無効になります。この人はいい、と思ったら、何も書かずに白紙にします。最高裁判事の国民審査投票は、×、または、何も書かない、のいずれかです。一人でも「○」をつけると投票用紙全部が無効になる可能性があります。これも併せて広めてください。よろしくお願い申し上げます。)
(関連)(別添PDFファイル)国民審査の前に知っておきたい裁判官人事(イントロ部分)(西川伸一『週刊金曜日 2021.10.22』)
http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003328.php
ダウンロード - e59bbde6b091e5afa9e69fbbe381aee5898de381abe79fa5e381a3e381a6e3818ae3818de3819fe38184e8a381e588a4e5ae98e4babae4ba8befbc88e382a4e383b3e38388e8a5bfe5b79de3808ee98791e69b9ce697a510.22e3808fefbc89.pdf
(メール転送:その1)
私は今の最高裁判事の国民審査という制度そのものが、最高裁を頂点とする司法官僚システムの日本支配役割分担体制を支える1つの「仕組み」であると考えており(簡単に言えば、有権者・国民は、いろいろ考えずに白紙で投票すればいいのだ=裁判所のやることにいちいち口など出さずに追認しろ、という本音がミエミエの制度)、こうした日本の司法制度・裁判所のあり方そのものに「NO!」を突きつけたいと考えています。巷では、今回の判事候補のうち、宇賀克也氏について「信任してもいいのでは」という声もありますが、私はやはり全員に「×××××」で投票する予定です。言い換えれば、三権分立など空虚な「お題目」であり、実態は「三権役割分担」にすぎず(行政権力追随)、1人1人の裁判官候補者を「審査」する仕組みにはなっていない、ということです。
みなさまにお気を付けいただきたいのは、宇賀氏以外の候補者全員に「×××××」をつけるのはいいのですが、最後に宇賀氏に「○」をつけると、投票が無効になる可能性があります。宇賀氏をOKだと思う方は、宇賀氏については何も書かない(白紙)で投票する方がいいでしょう。しかし、こういう仕組みそのものが詐欺的だということです。
(メール転送:その2)
最高裁の件「✕のみ有効、〇は厳禁」、これは、最高裁裁判官国民審査のシステム自体が間違っているのだと理解すれば合点が早いです。つまり、最高裁裁判官が国民から真に信任されているかどうかを審査するんだったら、信任投票という仕組みにすべきです。つまり、○が過半数を超えて初めて信任! だから、×とか無記名はすべてNG。
しかし、こんなことをしようもんなら、今のままなら、裁判官は全員、不信任になるのが明々白々、それを回避するため、もし裁判官の実態を国民に詳しく知ってもらおうとすると、それを知った国民は「こいつはアカン」となるのも明白なので、やっぱりダメ、その結果、最高裁が魔法使いであるためには、どんなことがあっても、この信任システムは採用できない。
そこで、三無主義でことが運ぶように、積極的な不信任投票をしたら初めて不信任となる制度を採用。このシステムなら無関心層が支持者に回ることになるので、魔法使いの最高裁は安泰。だから、このシステムははじめから茶番を承知で作られたものです。早晩、民主主義の歴史から消え去る粗大ゴミです。そう思って、とりあえず今は×をつけるんだ、と。
======
「子ども脱被ばく裁判」に詳しくない方は下記をご参考にしてください。なお、この裁判は、原告側が福島地裁での下劣な判決を不服として、仙台高裁に控訴し、去る10/22(金)に第1回控訴審公判が開かれています。
1.子ども脱被ばく裁判のブログ- 子ども脱被ばく裁判とは?
http://datsuhibaku.blogspot.com/p/blog-page.html
(関連)子ども脱被ばく裁判のブログ
http://datsuhibaku.blogspot.com/
2.子ども脱被ばく裁判 弁護団のページ
http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/
(関連)(別添PDFファイル)子ども脱被ばく裁判 弁護団のページ- 2021.3.1 子ども脱被ばく裁判 第一審判決要旨
http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/2021/03/202131.html
(関連)子ども脱被ばく裁判 弁護団のページ- 2021.3.3 子ども脱被ばく裁判一審判決(福島地裁2021.3.1)の評価
http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/2021/03/202131202131.html
(関連)子ども脱被ばく裁判 弁護団のページ- 2021.3.11 控訴の声明&控訴状
http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/2021/03/2021311.html
http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/2021/03/blog-post.html
3.#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)
https://fukusima-sokai.blogspot.com/
4.たんぽぽ舎 MGより
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆首相官邸と福島県は地元自治体・住民を無視して違法に住民を被ばくさせた
| 内堀雅雄福島県知事は生き証人-証人尋問すべきの要望も
| 10/22(金)子ども脱被ばく裁判控訴審第一回期日に参加して
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
3月1日福島地裁の不当判決から約8か月後、仙台高裁で逆転勝訴めざし、第一日目は好スタートを切った。
1.始めにデモがありました。福島地裁での裁判ではデモはなかったので久しぶり。
仙台の中心部、繁華街を小一時間歩く。マイクで裁判の説明をして支援を訴える。「子供をひばくから守ろう」のほかに、馴染みのないコールもある。「放射性廃棄物の焼却を止めよう!」など。仙台高裁の近くの公園に着いた。デモに間に合わなかった人が合流する。久しぶりに見る原告のかた。デモ参加者75人。福島地裁のときは見なかった顔が多い。宮城・仙台の人たちが参加してくれた。
あとで知ったのだが、女川原子力発電所反対運動や大崎放射性廃棄物焼却反対運動をしている人たちでした。裁判の傍聴券を求めて並んだ人たち約80人に対して入れる人は39人。私は抽選に外れたのに親切な人のおかげで傍聴できた。原告側弁護士さんは井戸さん始めみな簡潔に控訴理由を訴えた、原告代表の今野さんは、お子さんが浪江町津島地区で無用の被曝をさせられた悔しさ、国と県の犯罪的事故対応とその後の無責任な言い逃れを批判した。思わず傍聴席から拍手が起こった。裁判長の注意があった。
2.傍聴メモ(弁護団の控訴理由説明)
◎行政訴訟(子ども裁判)
学校における子どもの安全については、文科省によって学校環境衛生基準が定められています。しかし、放射性物質については基準がありません。定めるべきことを怠っている国の責任です。ベンゼンなど他の毒物の場合、環境省が定める環境基準によれば、閾(しきい)値のない毒物の環境基準は10のマイナス5乗、すなわち生涯70年間さらされて10万人に一人に健康被害が生じるレベルで定められています。
ICRPの理論では、100mSvの被爆で100人に0.5人が余分にがん死しますから、年1mSvの被ばくをすれば、生涯で10万人に350人が余分にがん死します。年1mSvでも高すぎるのに、まして年20mSvでは7000人が過剰にがん死します。基準の7000倍というのは、豊洲のベンゼン汚染地下水を毎日6リットル飲むのと同じです。
東電福島第一原発事故から10年が経過し空間線量は下がってきましたが、学校周辺の土壌汚染についてはいまだに放射線管理区域の基準を超える汚染が広範に残っています。そして土壌中の放射性セシウムは不溶性微粒子を構成しているので、子どもが土埃を吸い込んで内部被ばくを招く危険性にさらされている深刻な状況です。国は答弁書において「年1mSv程度の被ばくは法的保護に値しない」と主張していますが、このような居直り違法発言は言語道断です。
◎国賠訴訟(親子裁判)
事故の情報を県民に速やかにできるだけ正確に伝え、住民の避難の判断に資するべき国・県は山下俊一を使って逆のことをしました。放射能を実態以上に低く伝え、この程度は心配ないと住民を汚染地域にくぎ付けにしました。地裁での証人尋問で、山下俊一はでたらめ発言の数々を追及され、「記憶にない」とか、「そうだとしたら間違いだった」とか言い逃れに終始しました。しかしその内実は確信犯でした。そのような国の違法を不合理でないという地裁の裁判官も犯罪者です。
事故後、子どもに安定ヨウ素剤を服用させなかった背景について、国は甲状腺がんを回避できるベネフィットを無視し、副作用のリスクをWHOの6000倍大きく見積もっていました。福島県の県民健康調査検討委員会は、チェルノブイリ原発事故と比べ被ばく量が少ないから、福島での患者発見は放射能と関係ない、見つける必要のない患者を発見し、必要ない手術をしていると主張しています(スクリーニング効果)。
しかし、大多数の手術を行った鈴木眞一医師は福島地裁で、患者の症状は早期手術が必要な進行性のがんだった証言しています。放射線無関係論は結論ありきの主張でとうに破綻しています。これは水俣病を始め多くの公害事件が辿ってきた悲劇の歴史と同じです。
3.報告集会は仙台弁護士会館において90人ほどの参加者で開かれました。共同通信、時事通信、河北新報、福島民友新聞、Our Planet TV、民の声新聞なども参加しました。
弁護団は今日の裁判官の態度が、早急に判決を出す恐れのない聞く耳のある姿勢と受け止めたようです。マスメデイア記者の質問は内容のないものばかりでしたが、独立系メディアからは困難な状況をいかに切り開くか真剣な問いがありました。山下俊一をもう一度証人尋問したいという声や、内堀(福島県知事)を証人尋問すべきという要望もありました。
福島県のかつての広報誌「アトムふくしまNo.194 2008.12月号」によりますと、内堀雅雄福島県知事は事故当時は副知事でした。当時の内堀副知事は事故前、平成20年(2008年)10月に行われた原子力総合防災訓練に参加しました。この訓練は福島第一原発3号機の原子力災害特措法10条事故(原子力緊急事態)を想定したもので、国・県・地元自治体等2500人以上が参加したものでした。
この訓練では、首相官邸、経産省、県、大熊町、双葉町、浪江町、富岡町、オフサイトセンターをテレビ会議で結び、情報共有が行われました。安定ヨウ素剤が配布されました。このように訓練として定められたことは実際の事故後は一切行われず、地元自治体・住民を無視して官邸と福島県は違法に住民を被ばくさせました。内堀雅雄福島県知事は生き証人です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々
« (予約必要)(12.23)オルタナティブな日本をめざして(第69回):「私見・原発賠償集団訴訟の到達点と課題」(村田弘さん:新ちょぼゼミ)(2021年12月23日) | トップページ | (報告)(10.27)トリチウムの危険性を甘く見てはいけない:福島原発汚染水を巡る「伝えられない危険性」と嘘八百(新ちょぼゼミ) »
« (予約必要)(12.23)オルタナティブな日本をめざして(第69回):「私見・原発賠償集団訴訟の到達点と課題」(村田弘さん:新ちょぼゼミ)(2021年12月23日) | トップページ | (報告)(10.27)トリチウムの危険性を甘く見てはいけない:福島原発汚染水を巡る「伝えられない危険性」と嘘八百(新ちょぼゼミ) »


コメント