「デジタル・ファシズム」への道:(1)拡大するグーグル&ユーチューブによるネット言論妨害=「新型コロナ」に続いて今度は地球温暖化(2)法制審議会が「懲役刑の侮辱罪」創設を答申へ=近未来の支配権力批判に対する弾圧手段
前略、田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初に若干のことです)
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1.(再掲)消された9本の動画- Bottom-Up!-ch(UPLAN(三輪さん))
https://bit.ly/3mnC4GV
https://bit.ly/3mnC4GV
(関連)ワクチン誤情報は削除 ユーチューブが指針改正:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021093000255&g=int
<田中一郎コメント>
UPLAN(三輪さん)がユーチューブに掲載した動画がユーチューブ(グーグル子会社)により一方的に削除され、また、削除対象の動画掲載が3回なされれば「アカウントも削除する」などという恫喝までされた結果、UPLAN(三輪さん)が避難していた動画が上記サイトに復活しました。この中には私とたんぽぽ舎が主催した「新ちょぼゼミ」の講演記録も入っています(故岡田幹治さん、天笠啓祐さん)。
しかし、です。こんなことが許されていいのでしょうか? 上記サイトにある動画は、そのいずれもが視聴者が特に多く、中には数十万人の人がご覧になっているものもあります。そもそも「誤情報」か否かを、何を根拠に、誰が、どういう手続きを取って決めているのでしょうか。かようなことを許せば、インターネット上は言論・表現妨害の「蜘蛛の巣城」になってしまいます。
私は、今の日本人が、市民運動・社会運動・政治運動に参加する人々も含めて、いわゆるGAFAやマイクロソフトなど、巨大プラットフォーマーの無料サービスを無邪気に無批判に使いすぎているのではないかと思っています。そして言論・表現の自由についての認識があまりにお粗末です。未だに市民運動・社会運動に参加する一般市民の言論・表現や活動を妨害したり統制をかけたりするオレサマ活動家(「スターリンのミニブタ」)が後を絶ちません。
要するにタダ(無料)より怖いものはないのです(例:たとえば今はやりの会議ソフトZOOMは、その暗号化KEYが北京のサーバを経由しているそうです=会議内容は中共中国の「スターリンのブタ」たちに筒抜けです)。日本の有権者・国民や、少なくとも市民運動・社会運動は、協力し合って「市民の、市民による、市民のための」プラットフォームを創る時が来ているのではないかと思います。
(関連)各国が警戒するオンライン会議ツール「ZOOM」(堤未果『デジタル・ファシズム』NHK出版新書)
https://bit.ly/3mmkHGD
2.キャンペーン
(1)沖縄高江への愛知県警機動隊派遣 控訴審判決に対して上告を断念するよう求める署名
https://chng.it/NfkYPQQLT8
2021年10月7日、名古屋高裁で、2016年7月に沖縄高江へ愛知県警が機動隊を派遣したことを違法と判断する判決が出ました。画期的なことです。訴訟の会では、愛知県並びに愛知県警に対して上告をしないように求める緊急署名を始めました。上告期限は10月22日です。14日には署名を提出したいと考えていますので、10月13日までに上記サイトで署名をお願いします。
なお、判決文は以下の訴訟の会のHPにアップしました。
https://aichi-okinawa-sosho.jimdofree.com/
(2)キャンペーンについてのお知らせ · 本日2021年10月4日経済産業省梶山弘志大臣宛に、16,402件のオンライン署名「私たちの電気代で問題だらけのパーム油発電ビジネスを促進するのは止めて下さい!」を提出しました · Change.org
https://bit.ly/3lti8TW
(関連)署名はこちら:https://www.change.org/NoPalmOilPowerPlants
3.イベント情報
(1)(別添PDFファイル) (チラシ)(10.24)そもそも命はだれのもの?:天笠、島薗、アーサー(ゲノム問題検討会議)
http://www.labornetjp.org/EventItem/1631082726444staff01
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会場 新宿歴史博物館講堂 東京都新宿 区四谷三栄町12― 16
https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/wp-content/uploads/2020/11/0c720397bbf70df00ce8f3fec24ba7bc.pdf
(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.16)外環被害住民連絡会・調布 住民集会開催のご案内:リアル&ZOOM
ダウンロード - efbc88efbc91efbc90efbc8eefbc91efbc96efbc89e5a496e792b0e8a2abe5aeb3e4bd8fe6b091e980a3e7b5a1e4bc9ae383bbe8aabfe5b883e38080e4bd8fe6b091e99b86e4bc9ae9968be582ace381aee38194e6a188e58685.pdf
(関連)(別添PDFファイル)東京外環道トンネル工事、住宅街陥没から1年、広がる被害と住民のいらだち(丸山重威『週刊金曜日 2021.10.8』)
ダウンロード - e69db1e4baace5a496e792b0e98193e38388e383b3e3838de383abe5b7a5e4ba8be38081e4bd8fe5ae85e8a197e999a5e6b2a1e3818be38289efbc91e5b9b4efbc88e4b8b8e5b1b1e98791e69b9ce697a5202021.10.8efbc89.pdf
(関連)「立ち退きとは乱暴な話」 調布陥没で被害住民ら反発:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/95705
4.(別添PDFファイル)コロナ戦記(14)敗北と「公」の復権(イントロ部分)(山岡淳一郎『世界 2021.11』)
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(今月号の岩波書店月刊誌『世界』の山岡淳一郎氏(ジャーナリスト)の論文「コロナ戦記(14)敗北と「公」の復権」は必読です。よくまとまっていて、スキッと理解できます。解決策はコレです。今冬にも「新型コロナ」の第6波が予想されているわけですから、それに向けて医療・治療体制の抜本的拡充が強く求められています。PCR検査やコロナワクチンなんぞに注力するのではなく、1人の医療難民もださないための万全の対策が必要なのです。また、山岡淳一郎氏の論文では、中長期的な視野からの我が国の医療体制の整備(医療従事者の拡充を含む)についても言及がなされています。全国自治体病院協議会名誉会長の邉見公雄氏へのインタビューと、邉見氏の主張である「効率ではなく「三現主義」(国は現場に出る、現場を見る、現実を理解する)」にご注目下さい(私はこれに「現場を大切にする」を加えて「四現主義」としたいですね)。どうも政治を変えないとうまくいかないようにも思えます。:田中一郎)
5.【独自】山本太郎氏 衆院選、東京8区で出馬へ 石原伸晃元自民幹事長と対決 野党共闘の象徴目指す:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/135543
◆山本太郎氏が「東京8区」出馬を街宣で発表〜現場の市民からは率直な意見も - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=H6bWl4N7F3o
(関連)れいわ山本太郎代表「東京8区」殴り込みの勝算 相手は自民元幹事長・石原伸晃氏(日刊ゲンダイ 2021.10.11)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295813
(関連)れいわ新選組・山本太郎代表 衆院選で石原伸晃氏にリベンジ戦〝上級国民狩り〟となるか(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c443d1cb846a7956c8ecb0b647c1380626d6d87
(関連)立憲・枝野氏も、れいわ・山本氏も「困惑」東京8区出馬宣言で応酬 [2021衆院選] [れいわ] [立憲]:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASPB966W8PB9UTFK009.html
(山本太郎氏の出馬選挙区の表明が遅すぎるのは大いに問題だが(それだって立憲民主党現執行部の選挙協力の進め方に問題がある)、それ以上に「市民と野党の共闘」の総大将=枝野幸男氏や福山哲郎氏の発言は情けない。伝えられるところでは、立憲民主党は党内のまとまりが悪く(要するに党執行部の言うことを聞かずに「オレガ、オレガ」と言うとる奴が多くて)、来る衆議院選の小選挙区での候補者一本化調整が容易には進まない状態にある、という。冗談はやめてくれよ、と言いたくなる。今まで何をしていたのか!?
「れいわ新選組」代表の山本太郎氏が東京8区(杉並区)で立候補したいというのなら喜んで受けて、「市民と野党の共闘」の象徴的選挙区にし、返す刀で、予定していた立憲民主党の候補者は党内での比例区重点第一位にするとか(東京8区内の比例投票を同候補者にしてもらう選挙運動を強力に展開する)、他の立憲民主党が強い選挙区を用意するとか、杉並区長選での「市民と野党の共闘」統一候補にするとか、いろいろあるでしょうに。それを「できればやめてえ~」などと、総大将らしくもないグチを叩くからマスごみに付け込まれて無用の報道がなされてしまい、「ああ、やっぱり今回も野党はダメなんだ」などと思われてしまうのだ。もう選挙までの間は、マイナス情報については口にチャックでもつけて黙ってなさい。:田中一郎)
6.(別添PDFファイル)アベスガ政権を支持する人たちの社会心理(内田樹・姜尚中『新世界秩序と日本の未来』集英社新書)
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(新刊)新世界秩序と日本の未来 米中の狭間でどう生きるか-内田樹/姜尚中/著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034227150&Action_id=121&Sza_id=E2
<田中一郎コメント>
内田樹氏は姜尚中氏との議論の中で、自分にとっては少しもよくない無能な政権や政党を(具体的には自民・公明・維新=特に自民のこと)、何故、日本の有権者・国民は支持するのかについての分析で次の3つの点を挙げている。非常に興味深い(選挙)投票行動における社会心理分析であると思う。私がそれに少し補足をして下記に書いておきました。みなさまには、是非、原本をご覧いただいて、さてどうすればいいのかをお考えいただければと思います。私が思うには、少なくともこういう社会状況ができているときに、「猫なで声」を出して「投票に行きましょう」とか、「一方的に批判はしないでおきましょう」とか、「改革しましょうとは言わずに優しく呼びかけましょう」などというのは、全くのトンチンカン対応であって、事態を悪くするばかりだと思います。
(1)若い世代は生まれてきて以降、変えるとか改革とか言われてなされた結果がロクでもないことばかりだったので、「知らぬ仏よりも馴染みの鬼」で、改革して今よりも悪くなるくらいなら今のままの方がまだマシだ、という考えで、騙されるのを覚悟で自公政権の「インチキ保守」にしがみついている。
(➾ 本当は現在の自公政権や維新は今や「保守」などではなく、社会を「改悪」していく政権(日本破壊勢力)なのだが、多くの有権者・国民は言葉の上面だけでしか政治を考えようとしないから、当然こういうことになる。また、若い世代は、親や学校という(精神的)インキュベーターの中でモヤシのように育てられ、欲しいものは何でも与えられ、問題が起きても親や学校が解決をしてくれ、そもそも問題は何かまで親や学校が教えてくれ、自由や民主主義や社会的正義はそれなりに自分の周囲には存在し、自分から何かを求めて深く考えて頑張るという経験もないままに育った、そういう「ぬるま湯」社会の「受け身」型精神構造がこうした行動様式を生み出しているのではないか。時折見聞きする昔の人たちの「生きる強さ」とは雲泥の差がある。簡単に言えば「ハングリー精神がない」ということだ。:田中一郎)
(2)自分の経済状態(収入や豊かさ)は、その絶対的な水準よりも、他人と比べての相対的水準の方が、ずっとずっと気になる、日本人は伝統的に貧乏人が圧倒的に多いけれど、その貧乏は、みんな貧しければ気にならないが、身近な奴が少し貧しさがよい方向に動いたのに自分は変わらないときに、猛烈に憤りがわいてくる。そして、身近にはいない「上級国民」のことは別世界と思い込んで、全く気にならないし想像もできない。人間は自己利益を増大させることよりも、同じ集団内部で相対的優位に立つことを優先する。
(➾ こういう社会心理が例えば非正規や在日や生活保護受給者へのバッシングにつながり、人々を「どん底へ向けての競争」に駆り立てることになるのだろう。:田中一郎)
(3)自分自身は政権からいかなる恩恵も受けることのない最下層の労働者であっても、権力者と同じ「勝ち組」に属しているというファンタジーのおかげでいい気分になる、権力者との幻想的な一体化がもたらす愉悦の方が、自身がその無能な政権から受ける苦痛よりも大きい。
(➾ これは長く続いた徳川幕府時代に叩き込まれた「田吾作根性」(支配者である武士に逆らえば徹底的に弾圧されてロクなことにはならないからやめておこう=「カムイ伝」という名作漫画を見てほしい)に、社会学者のEフロムがかつて「自由からの逃走」で論じた現代社会におけるファシズムを醸成する大衆社会心理=大衆は孤立した不安定な自由よりも、強い支配権力に従属する安定した不自由を望む、と言ってもいいものだ。圧倒的に多くの人々が、自分の利害に目覚めて(覚醒)、自分の利害実現を求めて(経済的要求)、政治的経済的社会的行動(社会革命・経済革命)を開始しない限り事態は変わらない。中途半端な革新政党・日和見政党に希望を託すほど愚かなことはない。念のために申し上げておくが、ここで「革命」とはいわゆる左翼の「暴力革命」のことではない。あえて申し上げれば「永久革命としての民主主義」(故丸山真男)である。:田中一郎)
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巨大プラットフォーマーや巨大IT企業によるネット上の言論・表現の自由を踏みにじる動きが拡大しています。下記の2つの記事が直近の日本経済新聞に載りました。別添PDFファイルをご覧ください。
1.(別添PDFファイル)気候変動否定のサイト、グーグル、広告配信停止(日経 2021.10.9)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN080JG0Y1A001C2000000/
記事にある「気候変動を否定する内容を含むサイトの運営者などがグーグルの広告配信サービスで収益を得られないようにする」という文章の意味がよく分かりませんでした。しかし、それはともかく、気候変動については、地球が温暖化しているのか否か、しているとして、その原因が二酸化炭素なのかどうか、二酸化炭素は原因ではなくて結果ではないのか、などなど、専門家の間でも論争があります。こんなものを一方的に片方の議論に肩入れして他方を妨害する、などということは許されることではありません。私が予想したような動きになっています。
「新型コロナ」やコロナワクチンの言論妨害でうまくいったから、今度は地球温暖化・気候変動でやってみる、これもうまくいったら、今度は○○・・・、と、今後次々と続いていき、ネット言論は「支配権力が制御する偏向御用言論空間」と化していくでしょう。すでにワクチンの世界では、「新型コロナ」ワクチンでうまく国民をだませたから、今度は危険で効かない子宮頸がんワクチンを再開する動きになっています。私たちが甘い態度で構えていると、これから様々な分野で、これと似たような動きが出てくるだろうと思います。
(関連)もうワクチンはやめなさい 予防接種を打つ前に知っておきたい33の真実-母里啓子著(双葉社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033682386&Action_id=121&Sza_id=F3
皆様ご承知のように、「スターリンのブタ」たちが支配する中共中国では、インターネットサイトは政府・政権・中国共産党に不都合なものは遮断されて一般の人は見ることができません。そんな社会に向かって、じりじりと世の中が歪められていく気配が感じられます。GAFAや巨大プラットフォーマーの独断専行を許してはならないのです。
(関連)(マンガ)アニマル・ファーム-石ノ森章太郎/著 ジョージ・オーウェル/原作(ちくま文庫)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033843020&Action_id=121&Sza_id=C0
(愚かにも立憲民主党も賛成をして創設されたデジタル庁は、民間のITビジネスや巨大プラットフォーマーの人間がたちが出入りする「回転ドア」の組織としてスタートし、また、既に平井卓也や牧島かれんら(いずれも自民党政治家)、担当大臣が幹部職員らとともにNTTから高額接待されていたことが公になっても居直り態度で対処するなど、腐った省庁のとしての性格も併せ持ったものになっています。このデジタル庁が、GAFAなどの巨大IT企業に手玉に取られながら、ネット空間を支配権力の便利な御用装置・広報機関として使っていくであろうことは容易に想像できることです。:田中一郎)
(関連)(別添PDFファイル)赤石氏の脱法的昇任人事(前川喜平 東京 2021.10.10)
https://twitter.com/Lanikaikailua/status/1447153830651523073/photo/1
(関連)牧島デジタル相、NTTの接待は「一議員の活動」就任前に2度:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASPB84FQHPB8ULFA00R.html
(関連)デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える-堤未果/著(NHK出版新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034244153&Action_id=121&Sza_id=A0
(この本に、巨大な権限を握ることになる「デジタル庁」の危険性が解説されています:必読の書です)
2.(別添PDFファイル)法制審部会が要綱案「侮辱罪に懲役刑」答申へ、ネットの中傷 厳罰化(日経 2021.10.7)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76402920W1A001C2CM0000/
https://nordot.app/818378391054303232?c=39546741839462401
最初は非政治的な世界でスタートしていき、やがて支配権力への批判を「誹謗中傷」から「侮辱」と言い換えて、言論弾圧に使われるのはほぼ間違いなしでしょう。現代版「治安維持法」の一種です。「日の丸・君が代」や「元号」が、当初の「強制はしない」という約束が反故にされ、教育やスポーツの現場、あるいは役所の手続きで今、どうなっているかを見れば明白でしょう。とんでもない話です。「日の丸・君が代」強制は、まもなく役所や会社にも入ってくるだろうと私は見ています。
支配権力が有権者・国民に向かって「侮辱するな」というのなら、アベスガと続いてきた自民党や公明党の政治家どものたくさんのロクでもない振る舞いこそ、有権者・国民に対する侮辱ではないのですか。モリカケサクラ ヤジコロナ カワイモバレテ クロカワシクジリ アベトモツイカ ニチダイヤブモト と、連歌にも歌われるような事態こそ、権力を握るゴロツキどもの有権者・国民に対する侮辱でしょう。まずはこれを退治する法制審答申を出しなさいよ。
(関連)日大背任逮捕の前理事長は安倍元首相が「ヤブちゃん」と呼ぶ仲だった|NEWSポストセブン
https://www.news-postseven.com/archives/20211007_1697546.html?DETAIL
(関連)「日大汚職事件」の容疑者は“アベ友”だった! モリカケ・桜に続く新疑惑にネットは大騒ぎ(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/c04a5515d30c6fdbcdb20f2449131c2397307338
日本社会の伝統的ビョーキ=上へ向かっての頂点盲従、横へ向かっての強い同調圧力、下へ向かっての無限の無責任(責任転嫁)が蔓延している中で、戦後の民主主義を支えてきた言論・表現の「曲がりなりにも自由」が風前の灯火となっています。
草々
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