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2021年9月 9日 (木)

新型コロナ関連情報のご紹介(6):日本の医療は崩壊などしていない=「新型コロナ」感染対策に責任のある組織や人物が、その責任を果たしていないだけの話である(人災です!)

前略,田中一郎です。
別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.キャンペーン · 最高裁判所は福島原発事故被害者に公正な判決を出してください! · Change.org
 https://chng.it/9GVxwQ2D4D
(脱原発=脱被ばく=被害者完全救済)


2.医療・介護・保健所を本気で充実させる全国一斉蜂起0905 - ~政府・厚労省へ、私たちの思いを訴えよう~#いのちまもる緊急行動
 https://inochimamoru.net/


3.(必見)瀬戸内海がゴミ箱になる日 – YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=dKmLckL2MK4

(こういう方々としっかりタッグを組み、日本の海や海岸を汚すプラゴミを一掃する(徹底回収する)施策を、何故、日本政府・環境省は十分な予算を確保した上で展開しないのでしょうか? 私は「やる気の問題」だと思います。そして、こうした海ゴミを放出する会社や組織や人間たちをしっかりと追跡できるような仕組みをつくるとともに、ゴミの元となるプラスチック製造メーカーやプラ製品製造販売業者に対して、プラスチック総量規制を入れ、かつ、法的な回収及び適切処分義務を課し、違反すれば巨額罰金を課すようにしておけば、私は海のプラゴミは相当程度少なくなると思います。汚染者負担原則を徹底するのです。日本政府にこれができない理由は明確で、プラスチックを扱う産業・企業と癒着をしているからです。:田中一郎)


4.混迷深める自民総裁選 構図固まらず 衆院選控え乱れる派閥 - 毎日新聞
 https://bit.ly/3DRpK9X

(関連)次の首相に 河野氏トップ31% 石破氏26% 岸田氏は18%:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/129116?rct=politics
(関連)【河野太郎】河野氏は総裁選出馬で「脱原発」の封印を解くのか? それでも拭い去れない“悪太郎”の本性|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294347
(関連)【石破茂】石破茂氏が自民党次期総裁「党員人気」で首位 各紙世論調査では河野太郎氏がリード|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294349
(関連)【高市早苗】高市早苗氏まさかの自民新総裁“爆誕”も タカ派人気とアベ・ファーストで現実味|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294353

(関連)自民党総裁選の仕組みを「1枚の図」にしてみた!-なんでも図解-ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/281179

(自民党総裁選のしくみからみて、安部晋三の操り人形で単細胞右翼女=高市早苗が自民党総裁になる可能性は高い。自民党総裁選は候補者乱立で決選投票となるだろうことはほぼ確実だが、決選投票になった場合には一般党員投票は行われず、大半が国会議員だけ(一部都道府県代表)で決まってしまう仕組みだ。これでは、菅義偉を総理・総裁に決めた時と同じように、自民党の派閥ボスどもの談合で、安部晋三が推薦する高市早苗が総裁に押し上げられることも大いにあり得る話である。しかし、こんな現代のナチス突撃隊長のような右翼女が総理総裁にでもなれば、日本の没落・破綻はいよいよ決定的となるだろう。:田中一郎)

 <岸田文雄自民党総裁候補の発言に見る本音>
(1)岸田氏、公約で「医療難民ゼロ」 - Reuters
 https://jp.reuters.com/article/idJP2021090201000384
PCR検査やコロナワクチンではなく「医療難民ゼロ」を真っ先に掲げたのはGOODだが、さて、その具体策は?:田中一郎)

(2)岸田氏“当面、消費税増税は行わない”(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e634d0f6832afc3fefa3b13a99063a11d6baf533
「当面」などという正直形容詞をつけたため、この発言は近未来の消費税増税を宣言したことになる。コレ自民党の本音中の本音:田中一郎)

(3)岸田氏、自衛隊法改正を検討 日本のアフガン対応の「失態」受け
 https://www.fnn.jp/articles/-/234659
じゃあ、今度行くときには岸田もついて行けよ、そしてことが解決するまで日本には帰ってくるな。自衛隊という軍隊を平和国家である日本は海外派兵してはいけないのだ。言うべきことがさかさまだ。:田中一郎)

(4)森友問題「再調査考えぬ」軌道修正、安倍氏に配慮か―自民・岸田氏:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021090700752&g=pol
そうか、そんじゃまあ、お前は総理・総裁にはならなくていい、コレが有権者・国民の総意だ。なめんなよ! :田中一郎)


5.絶望の野党・立憲民主党
(1)3野党が「共通政策」締結へ 8日にも、市民連合仲介で | 共同通信
 https://nordot.app/807582749912743936?c=39550187727945729
(2)立憲と共産、「共闘」でずれる思惑 選挙協力進むか、予断許さず - 毎日新聞
 https://bit.ly/3ySi6sj
(3)立憲「ゼロコロナ」見直し論 名称「誤解招く」、封印の方向:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15035271.html
(4)野党は支持率低迷に危機感…「7%」の立民、自民「36%」に大きく水あけられる
 https://bit.ly/38M98C9
(5)正念場の立憲民主党 希望ある政権構想を示せ - 論説 - 福井新聞ONLINE
 https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1393062

◆「挙国一致「新型コロナ」内閣」でもなければ「共闘至上主義」でもなく、「オルタナティブな日本」を実現できる長期政権を目指し、それを担える「世直し」コア勢力を形成せよ!=2度目の失敗は今の野党には許されない- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-d9a6fa.html

◆日刊IWJガイド・非会員版「TBS生番組終了直後、ビートたけしさん暴漢に襲わる! 言論へのテロの可能性も!- TBSは証拠もないのに番組内発言とテロを無関係と否定」2021.9.6号~No.3280号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49387
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「新型コロナ関連情報のご紹介(6)」をお送りいたします。今回はメールの表題にある通り、「新型コロナ」に対する日本の医療体制の混迷の現状についてです。長期化する「新型コロナ」騒動の下、いわゆるデルタ株(インド株)の感染の広がりと並行して、重症化した患者が治療を受けられないままに「自宅療養」と称する「患者切り捨て」によって死亡する事例が相次いで現れてきました。昔々は「無医村」と言われた日本の過疎・農山漁村などにおいて治療が受けられずに亡くなる悲劇がありましたが、それと似たようなことが、今度は病床数で世界一を誇る現代の日本の医療現場で起きています。我々はいったいいつの時代に生きているのかと思わざるを得ないような状況です。

マスごみは「医療崩壊」だ、「患者受入れはもう限界だ」、「患者を増やさないためには感染防止に全力を挙げろ」などと、相も変わらぬ無責任報道を続けていますが、さて、それは本当にそうなのでしょうか? 私は、世界一の病床数なのに、また、諸外国と比べて感染者数も重症者数も少ないのに(デルタ株の広がりで、そうも言えなくなってきました)、どうもおかしいなと思っていましたが、いろいろな情報に接しているうちに、これもまた、政治や行政の出来損ないが原因の「人災」であり、日本の医療は崩壊などしていないと思うようになりました。簡単に申し上げれば、メールの表題にもある通り「「新型コロナ」感染対策に責任のある組織や人物が、その責任を果たしていないだけの話である」ということです。以下、複数の情報をご紹介いたします。


(最初に)私のスタンスを再度書いておきます。
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 既にお送りしたメールでも申し上げておりますが、私は科学者でも医学者でも医師でもないので、「新型コロナ」やそれに関連する諸問題について断定は致しません。しかし、この間1年半くらいの間のこの国の「新型コロナ」問題に対する対応は、いかにもおかしく疑問だらけで、その点についてはしっかりと発信しなければいけないと考えています。「新型コロナ」ワクチンについても同様です。なお、説得力ある形で科学的実証的に私が疑問に思うことについて説明がなされれば、私の考え方や見方は変わる可能性があることを申し添えておきます。
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 <厚生労働省サイト>
◆第67回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第16回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料(2021年8月8日報告まで)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00029.html

*死亡 ファイザー(資料1-3-1) 1077人
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000823368.pdf
*死亡 モデルナ (資料1-3-2)   16人(まだ接種している人が少ない)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000823369.pdf
*重症者数(男女別P6他)(資料1-1-1のP6)3,689人(男1,195人、女2,485人、不明9人)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000823358.pdf

(関連)厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_284075.html

(10年前のインフルエンザ・ワクチンの時は、報告された死亡者は3人だった、27人だった、という2つのネット情報があります。いずれにしても、今回の死亡者にしても重症者数にしても、桁違いの数字です。そして、報告されていない死亡者や重症者もかなりの数にのぼるのではないかと推測されます。ワクチン接種はいったん止めるべきです:田中一郎)


 <別添PDFファイル>
(1)新型コロナ:診察拒否され妊婦流産、三重 PCR未検査理由に(東京 2021.9.4夕刊)
(2)自宅療養中の50代男性が死亡 保健所でカルテ作成されず2週間放置(毎日 2021.9.7)
(3)自宅療養 首都圏18人死亡、7月以降 半数は50代以下(朝日 2021.8.22)
(4)国の空床把握 機能不全、データは前日分、実態映さず 円滑な入院調整阻む(日経 2021.9.7)
(5)保健所逼迫「疫学調査」各地で縮小、濃厚接触 追いきれない(東京 2021.9.3)
(6)オピニオン:新型コロナ、迫られる「自宅療養」(朝日 2021.8.24)
(7)尾身会長率いる病院に異論続出、空床だらけでも補助金獲得(『週刊朝日 2021.9.17』)
(8)保坂展人世田谷区長に聞く:新型コロナ 明らかにした意外な事実(『週刊金曜日 2021.9.3』)
(9)コロナ病床 150床増へ、医療機関回答 都目安に900床不足(東京 2021.9.3他)
(10)接種拡大後の対策 提言、尾身氏案 反発受け大幅削減、政府分科会(朝日 20219.4)


1.切り捨てられる医療難民
 重大な人権侵害であり、低開発国家さながらのありさまです。しかし、菅義偉スカ政権や東京(小池百合子)タヌキ都政はもちろんのこと、厚生労働省・国立感染症研究所や医師会、及び保健所も含めて、「新型コロナ」対策の当事者たちに、自分たちが重大な人権侵害を犯しているという意識は希薄です。まるで感染した方が悪いと言わんばかりの態度を示す連中もいますし、医師の中には「医療崩壊はショーガナイ」などと言っているのもいます。ふざけるな、ということです。

ずっとずっと前から、私は「新型コロナ」対策で最も重要なことは、PCR検査の拡大でもなければ、コロナワクチンの接種強要でもなく、重症患者の受入体制の確立と、安価・安全な治療薬の開発・利用だと申し上げてきましたが(それと島国としての立場を活用し、空港や港湾での検疫強化・厳格化で、変異ウィルスの輸入をシャットアウトすること)、ようやく多くの犠牲者が出てから、私と同じようなことを言う人が出始めています。この国は、常に犠牲者が出ないと、物事が始まらない(しかも極めて不十分な形でしか)、愚かなことを繰り返しています。

(関連)(別添PDFファイル)オピニオン:新型コロナ、迫られる「自宅療養」(朝日 2021.8.24)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15019631.html

(この朝日新聞記事の3人のうち、岩田健太郎という医者がふざけた発言をしています。記事の見出しを見て、中島岳志氏だけは鋭いことを言っているのかなと思って読み進めてみたら、同氏のワクチン信仰は一般の人たちと変わらないし、政治に対しては「挙国一致「新型コロナ」政権」樹立のようなことを言っています。これではダメです。もう一人の人は「新型コロナ」に感染した経験談ですが、マスごみは「新型コロナ」に感染したが大したこともなく治ってしまった人にも取材をしたらどうかと思います。感染力が強いデルタ株が流行して感染者は増えているようですが、依然として感染しない人の方が圧倒的に多く、かつ、感染してもたいしたこともなく治ってしまう人の方が多いこともまた事実です。「新型コロナ」はワクチンを打たなければならないような劇症感染症や難病ではありません。仮に感染しても治療さえきちんと受けられれば、ほとんどの人は治るのです。マスごみは「新型コロナ」の危険性を煽り立てているだけです。それの方が一般の人の受けが良くて、書いたもの・録画したものがよく売れる・見られるからでしょう。でも、煽られてはいけません。:田中一郎)

(1)<三百代言で医療決壊>千葉の妊婦 早産子供死 菅政権はなぜ総辞職しないのか(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/633.html
(2)新型コロナ:診察拒否され妊婦流産、三重 PCR未検査理由に(東京 2021.9.4夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/128780
(3)(別添PDFファイル)自宅療養中の50代男性が死亡 保健所でカルテ作成されず2週間放置(毎日 2021.9.7)
 https://mainichi.jp/articles/20210906/k00/00m/040/247000c
(4)(別添PDFファイル)自宅療養 首都圏18人死亡、7月以降 半数は50代以下(朝日 2021.8.22)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15017964.html
(5)「中等症Ⅱ」症状訴えた自宅療養の73歳、容体急変し死亡 - 毎日新聞
 https://bit.ly/2X0PqjF
(6)東京深刻 基礎疾患ない自宅療養の女性死亡|日テレNEWS24
 https://www.news24.jp/articles/2021/08/24/07928759.html

(上記の(3)などはひどいもので、半ば「手抜き殺人」のようなものです。行政の劣化のみならず、体制ぜい弱で機能マヒに陥っている保健所に「新型コロナ」対策の「要」の仕事をさせている点に原因があるのです。遺族は損害賠償を請求すべきです。また(2)も、千葉で同じような理由で入院ができず死産した妊婦のニュースが流れた直後の話です。日本の医者や病院のモラルの低さを象徴しているのではないでしょうか? :田中一郎)

(関連)コロナ感染の妊婦、入院できず自宅で出産 新生児が死亡:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP8M4CX0P8MUDCB001.html


2.京大教授が暴露。コロナ禍を悪用する腐敗医師らの「命より金儲け」主義 - まぐまぐニュース!
 https://www.mag2.com/p/news/509044
 https://news.goo.ne.jp/article/mag2/nation/mag2-509044.html

 <田中一郎コメント>
 少し前は「国土強靭化」政策のブレイン、直近では「MMT」の扇動者、まるで京都大学のランボー(乱暴)のようなオジサマ学者の議論なので、私は相当程度に割り引いて読むことにしていますが、このレポートは本人が書いたというよりは、知人の医師らの話を聞いてそれをスケッチしたものなので一読に値します。読んだ限りでの私の印象は、今までの私の多くの医者との個人的経験から「やっぱりそうか」というもの。そして医者個人よりも、医師会など、組織になれば更にひどいだろうと推測します。しかし、そうではない医師もいらっしゃることは常に心得ておかねばならないとも思っています。


3.(他のMLでの議論です:一部加筆修正)マスごみに煽られてはいけません。
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マスごみは肝心なことを報道しないで、くだらないバカ騒ぎをしているだけです。

ワクチンの有効性を示す臨床試験結果が詳しく報道されたことがありますか?
ワクチンの危険性を示す事例が詳しく報道されたことがありますか?
「新型コロナ」を受け入れている病院とそうでない病院の格差が激しいことが報道されていますか?

「新型コロナ」感染症で大事なことは、重症患者への医療体制の万全の整備と、感染しても重症化しないための治療薬(イベルメクチンや天然アミノ酸5ALA)や、重傷者用の回復へ向かわせる治療薬です。PCR検査はやるなとは言いませんが、その検査法から見て偽陽性が多そうで、医療体制が整っていないうちは、PCR検査をむやみに拡大すれば混乱が増すばかりです。(医療体制がばっちりできているのなら、偽陽性が少々出ようとかまわない、検査をしてしっかり隔離すればいい、ということですが、重症者・中症者さえ数千人規模で入院できない状態ですから、あるいは軽症者の収容施設もいい加減なままでしょうから、PCR検査で陽性だといわれても、どうしようもないでしょう。)

(関連)自宅療養者急増 滞る支援 食料「1000人待ち」届かず - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20210821/k00/00m/040/232000c

「新型コロナ」に感染してもたいしたことにはならない、という状態を早くつくり、「新型コロナ」の感染症分類を「2類」(「2類」はサーズやマーズと同じの重篤で危険な感染症の分類=保健所の介在と権限が法定されている)から「5類」(インフルエンザ並)に切り替え、体制がぜい弱な保健所ではなく、医師・診療所・病院が独自判断で患者を受け入れられるようにすれば、入院できないでいる方々は少しずつ解消していくでしょう。政治により体制がぜい弱にされてきて、仕事量が爆発的に増えてパンクしている保健所に「新型コロナ」を「分類2」にしたまま仕事をさせ続けていることもまた、人災の1つです(私は感染症利権が絡んでいるとみています)。

でも、中には重症化する方もいらっしゃるでしょうから、一般の診療所や病院が軽症・中症状の患者を受け入れて、もし重症化した時には改めて受け入れてもらえる特別の「駆け込み病院」がしっかりしていないと、怖くて軽症者・中症者も受け入れがたくなるでしょう。問題はその重症患者の受け入れ体制の整備です。この国は、この1年半の間、何をしていたのかと思いますね。プレハブ造りながらも内部は設備が整った臨時の病院は、神奈川県藤沢市(鎌倉市?)にだいぶ前につくられて、TVで放送していましたが、ああいうものをどんどん作ればいいのです。また、患者を受け入れる病院にはしっかりとした支援が必要です。しかし、コレはいったい何なんだ(下記)、という話です。頑張っている病院をつぶしていてどうするのか、です。

(関連)大阪のコロナ患者受け入れ病院が倒産 全国初、外来減少で資金繰り悪化|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293980

こんなことをしていて、(効きもしない)ワクチンだワクチンだと、騒いでいてもしょうがないのです。RNAウィルスは変異が早いからワクチンなどすぐに効かなくなるのです。しかも、そのワクチンの安全性は、ワクチンメーカーも厚生労働省も「保障いたしません」と言っているのですから、危なくて、こんなもの打てるか、という話です。既にワクチン接種後の死者は1千人を越え、重傷者も累積で数千人規模です。戦後最大の薬害になっています。

(関連)【新型コロナウイルス】コロナ死者急増はワクチン効果限界の凶兆か 医療、高齢者施設で接種後クラスター続々発生|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294352

そして、極めつけは、ワクチンがウィルスの変異を速め、ウィルスとワクチンのイタチゴッコが始まるのです。これこそが、医薬品メジャー資本の狙うところです。彼らの言うがままにワクチンなど打っていたら、毎日毎日、さまざまなワクチンを打ち続けることになりますよ。この世の中には、未知のウィルスや微生物は、山のようにいますから。人間は自然免疫で病気に打ち勝つようになっているし、そうしなければいけません。そして、どうしても勝てなかった時には、ちゃんとした医療体制が整ったところで治療が受けられる、そういう状態を創ることが政治の仕事なのです。医療現場は大変だ、というのは、「新型コロナ」を受け入れている医療機関が極端に偏っているからでしょう。法的な措置を取り、適正化を図るべきです。

この国の政治は、今回の「新型コロナ」対応においても全くダメ、しかし、その責任の一端は有権者・国民にもあるように思います。投票行動をしっかりと考えてしないと、そのツケは全部有権者・国民が支払うことになります。ともかく、マスごみに煽られないように気を付けましょう。高齢者や基礎疾患のある方(特に免疫機能が落ちている方)は、「新型コロナ」に限らず、感染症や各種病気は要注意です。外出を控えるなり、適度な運動をするなり、健康管理に気を付けた方がいいでしょう。しかし、コロナワクチンなど打つ必要はありません。


4.(別添PDFファイル)国の空床把握 機能不全、データは前日分、実態映さず 円滑な入院調整阻む(日経 2021.9.7)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75510970X00C21A9EA2000/

(この国は何をやってもダメな国、まともにできない国になってしまったようです。この問題はまさに行政の劣化です。ただこれも、情報を機能マヒの保健所に集約するようにしているとすれば、そもそも「制度設計」からダメ・出来損ない、ということになります。自民党のドアホの政治家どもが、これを何とか出来るはずもないのです。記事を読んでいて絶望しました。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)保健所逼迫「疫学調査」各地で縮小、濃厚接触 追いきれない(東京 2021.9.3)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/128494

(これまでの「市場原理主義アホダラ教」政策により、徹底して合理化・整理統合・人減らしをされてきたのが公衆衛生を担う保健所です。今をさること20年前、雪印乳業の食中毒事件や、その後の中国産品食害事件などの時も、保健所機能の低下が問題とされていましたが、こうした流れが改められるどころか、東京や大阪などでは加速させられてきました。その結果がこれです。今からにわか作りで体制強化などできません。悲劇が積みあがる前に、保健所を「新型コロナ」対策の「要」から外さなければだめです。そのためには感染症分類を「2」から「5」にしなければいけません。:田中一郎)

(関連)(社説)保健所の苦境 目詰まり見つけ支援を:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15033496.html

(保健所への支援が必要なのは当然ですが、しかし、「新型コロナ」対応では今から支援しても遅すぎます。対策の「要」から外す必要あり:田中一郎)


5.(他のMLに投稿:一部加筆修正)新型コロナ医療崩壊の原因は開業医の不作為だ - 新型コロナ、長期戦の混沌 - 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/450974
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d38d5bb943193ec843246055c39b9b89ce0b21cb

 <田中一郎コメント>
 上記サイトの報道は、相当程度に日本の医療界・医師界の現状の歪みをあぶりだしています。これまでも私から何度も申し上げてきたように、「新型コロナ」対応で重要なことは、検査の拡充でもなければ(偽陽性大量発生の疑い)、危険なコロナワクチンでもなく、重症患者入院体制を中心にした医療体制の抜本拡充であり、また、安価で安全な治療薬(イベルメクチンと天然アミノ酸「5ALA」)の活用であり、新薬の開発です。救える命を治療しないままに死亡に追い込む事態をゼロにしなければいけません。

感染症利権集団とも思わしき連中が、アホの菅義偉政権の政治家たちや、厚生労働省や自治体の官僚たちをたぶらかし、肝心なことをやらないで、事態をどんどん悪くして行っているという印象です。日本人が、いわゆる「リベラル」も含めて、マスごみ報道にいかに弱いかを赤裸々に示したのが今回の「新型コロナ」騒動だったと思われます。

 <重症患者入院体制を中心にした医療体制の抜本拡充>
 重症患者の病院受け入れ態勢ができれば、軽症者や中症状者の受入もやりやすくなります。いざとなれば重症患者用病院に運び込めるからです。一般の病院では重症患者を診療するのはなかなか容易ではないからです。もう一つ大事なことは、重症患者がよくなって症状が軽くなったときに、軽症者用の病院に転院できる仕組みも必要です。そうしないと、重傷者用の病床にいつまでも軽症者が居続けることになります。

(関連)(別添PDFファイル)開業医がコロナ治療に携わるべきだ(大崎明子『週刊東洋経済 2021.9.4』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/27962


6.(他のMLに投稿:一部加筆修正)医療機関は限界になど来ていない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 下記の2つのサイトを比べてみてください。たいした説明はいらないと思います。日本の医療は崩壊などしていないし、医療機関は限界になど来ていない=本来対応をしなければいけない病院や医師たちが、していないだけの話(対応してくれている一部の病院や医師や看護婦・看護士に負担がのしかかっている状態)。

「新型コロナ」の騒動が始まって、もうかれこれ1年9カ月にもなる。政府・厚生労働省・国立感染症研究所や専門バカ委員会は、いったい何をしているのか。東京都やその他の医療難民が大量に出ている道府県の知事や都道府県庁の役人どもは何をしているのか。小池百合子都知事に至っては、おめかし着物を着て、オリンピック旗を振っていた。旗を振る場所が違うだろうに、である。都民の命と健康は二の次でいい、あの「旗振り」がタヌキ女の本音を見事に露出させてくれた。(そして、パフォーマンスにタカるマスごみどもがこれをもてはやし、マヌケのB級愚民がこれを見て喜ぶ、といういつものパターンが繰り返されている)

(関連)五輪旗 パリ市長に引き継ぎ コロナ下の大会「全関係者に感謝」小池都知事:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080800378&g=pol

一言で申し上げれば、役人たちを使えないアベスカ政権=自公政治のノーナシ・バカさ加減、ということになるだろうし、日本の医者どもの倫理感・使命感の喪失ともいえる。そもそも、医療資材の調達が不十分のまま(昨今では治療薬や酸素吸入器などが不足=イベルメクチンなどはメーカーが他の高価な薬を売るために出荷制限をかけている様子だ)だし、医療機関への支援の仕方もトンチンカン、かつ、不十分のままである。大阪ではコロナ対応病院が倒産までしてしまっている。

日本の政治・行政が「総無責任体制」になり、それに日本の専門バカや医師どもが便乗し、大量の医療難民を生み出している。いつの時代の話か、と思ってしまう。有権者・国民に対して、あれしろ・これしろ、と言うまえに、お前たちがやるべきことを全力を挙げて全部やれ。中川俊男日本医師会長のように、手下を引き連れて自民党国会議員の政治資金パーティーに出かけていてどうするのか! やれないというのなら、法律で義務付けしてでもやり通せ! こんな調子じゃ、いつまでたても「新型コロナ」騒動からは抜け出すことができない。今、最も重要なのは、重症患者の受け入れ態勢の徹底整備であり、安価で安全で有効な治療薬の利用(イベルメクチン、5ALAなど)と開発である。PCR検査の拡大やワクチン接種の強要ではない。

◆自宅療養 迫られる「命の選別」【報道特集】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ovVINYlHcJA

◆コロナ病床 国管轄病院は? 受け入れ数% 都内1カ所は専用に(朝日 2021.9.2夕刊) 
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15030832.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

(抜粋)
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新型コロナに感染しても入院できずに自宅療養を求められる患者が増えている。酸素吸入が必要な状態になっても、救急搬送先を見つけるのが難しいケースがある。ベッド不足は民間病院の受け入れが進まないせい、と言われるが、国が管轄する病院の受け入れも低調だ。

厚生労働省管轄の「国立病院機構」(NHO)は旧国立病院が独立行政法人化した組織で、全国に140病院を持つ日本屈指の病院グループ。同じく厚労省管轄の「地域医療機能推進機構」(JCHO)は旧社会保険病院、旧厚生年金病院、旧船員保険病院の三つの病院グループを統合した独立行政法人で、理事長は政府対策分科会の会長の尾身茂氏だ。

両機構のコロナ患者の受け入れ状況をまとめた内部資料を入手した。それによると、NHO系列の病院は計約3万9千床あるがコロナ病床がある病院は95で計1854床(7月末時点)。全体の4.8%だ。JCHOは全国57病院の計約1万4千床を持つが、コロナ病床は43病院の計816床(同)。5.7%にとどまる。実際の受け入れ患者数は、8月6日時点でNHOが695人(1.8%)、JCHOが345人(2.4%)と、なぜもっと受け入れられないのかと疑問に思う水準だ。

その後、厚労省は東京都とともに、都内すべての医療機関に病床確保などを要請。JCHOは8月28日、五つある都内の病院の一つをコロナ専用にすると表明した。国管轄の病院が動く効果は大きい。厚労相は、公衆衛生上重大な危害が生じたとき、両機構に必要な業務の実施を求めることができる。コロナ感染は全国に広がっている。さらなる対応を期待したい
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(関連)(別添PDFファイル)尾身会長率いる病院に異論続出、空床だらけでも補助金獲得(『週刊朝日 2021.9.17』)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b7d53a203635ef158d9d8c027941d174efa28d19

(こういう記事が事実に反しているのなら、具体的な実証数字を挙げて、しっかり反論すればいいし、看護師・看護婦が確保できなくて病床が開いているのなら、それは他の医師や医院にお貸しすればいいのではないか? ともかく有効活用ができていないのなら、補助金は返上すべきです。:田中一郎)

(関連)「コロナ病床5%」旧国立・社保庁197病院への疑問 - 新型コロナ、長期戦の混沌 - 東洋経済オンライン
 https://bit.ly/3kZqalS

(関連)なぜ病床の8割が空いているのに「緊急事態」なのか 小規模病院の「空き病床」を行政が借り上げよ(1-3) - JBpress (ジェイビープレス)
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/63564


7.(別添PDFファイル)保坂展人世田谷区長に聞く:新型コロナ 明らかにした意外な事実(イントロ部分)(『週刊金曜日 2021.9.3』)
ダウンロード - e4bf9de59d82e5b195e4babae58cbae995b7e381abe8819ee3818fefbc9ae696b0e59e8be382b3e383ade3838a28e382a4e383b3e38388e3808ee980b1e5888ae98791e69b9ce697a5202021.9.3e3808fefbc89.pdf

 <田中一郎コメント>
 さすがは行動派政治家=保坂展人氏です。注目すべき点が多々あります。このインタビュー記事は、「新型コロナ」感染の広がりに対して、世田谷区民の命と健康を守るため全力で対応をした政治家のこれまでの努力を、本人の口から説明させるタイムリーでいい記事です。みなさまにはこの記事全文を是非お読みいただきたい。しかし、私から見ると、いくつかの点で評価できる対応が見られますが、他方で、やはり問題だなと思うところもあります。以下、それをいくつか抜き出して箇条書きにしておきます。ただ、保坂展人区長も政治家ですから、マスごみに煽られた多数の区民が思い込んでいることに真逆に逆らって政策対応することは困難です(そんなことをしたら次の選挙で落選します)。ですから、事の責任を保坂展人氏にだけ求めるのは酷だと思います。この問題についてもそうですが、さまざまなことについて、有権者がもっとしっかりして、ものごとを判断していく上でのリテラシーを持たないと、逆に言えば、デマゴギーのマスごみ報道(特にTVがひどい)に振り回されているようでは、事態はよくならないということです。

最初にPCR検査についての私の認識を申し上げておきます。私はPCR検査の手法から判断して偽陽性を大量に生み出している可能性があり、医療体制が整わない中でPCR検査をむやみに拡大することは混乱を招くだけでほとんど無意味だと見ています。何故なら、仮にPCR検査で陽性だと判定されても、だから設備やケアがきちんと用意された病院や隔離施設があてがわれるわけではなく、ほとんどの人が「自宅療養」などという「名ばかり」隔離に追いやられて、あとはほったらかしの状態にされている現状があるからです。PCR検査は、ただ、人の背中に「この人は陽性です」というラベルを貼るだけのことになります。また、下記に申し上げるように、検査結果が偽陽性の可能性も大いにあり得るため、PCR検査をすればするほど偽陽性患者が増えて、ただでさえたいへんな医療現場が益々火の車になってしまうのです。(ウィルス感染症の検査にPCR検査を使うな、というのが、この検査法でノーベル賞を受賞したキャリーマリス氏の遺言でもありました)

PCR検査とは、人の喉の奥にあるウィルスのRNA断片らしきものを拾って、それをプライマーというウィルスのRNAと同じ塩基配列の一部断片と、ポリメラーゼという酵素を用いて増幅していき、それが一定の数を越えれば感染しているとみなす検査法です。しかし、拾ったRNAの断片が、はたして生きているウィルスのものなのか、また間違いなく「新型コロナ」ウィルスのものなのかは確定的なことは言えません。また「熱して冷ます」で1回のRNAの増幅法ですが、それを何回繰り返すのかをCt値といいます。日本では、このCtをいくらにすればいいのかがきちんと公定の形で定義されておらず、検査キットやそれを使う検査官の恣意にゆだねられています(定義されているという報道を見たことがない)。ですから、極論をすると、Ct値をあげれば、日本人全員が陽性だ、との検査結果を出すことも可能だということです。聞くところでは、日本はCt値を30~35(回)にしているそうです。アメリカは40回以上、ニュージーランドは20~25回だったように思います。つまり国によっても違うのです。

 <保坂展人区長の政策を評価する点>
(1)PCR検査を戦略的に使ったこと=クラスター感染が起こりやすい高齢者施設や病院などで集中的にPCR検査を実施し、(偽陽性があっても必要悪だとみなして)感染拡大の未然防止につとめたこと。私はこの世田谷区のPCR検査の使い方(戦略的に選んだ限定エリアで集中的に実施し、偽陽性の人も含めて対応を取る=偽陰性は偽陽性に比べて少ないと言われている)が正解ではないかと思います。感染力が強くなっているデルタ株はともかく、それまでの「新型コロナ」の集団感染は、そのほとんどが高齢者施設や病院などで起きています。これをしっかりと防ぐには効果的なやり方です。他に、保育園、学校(まずは先生から)、人がたくさん集まる公的施設などでPCR検査を集中的に実施するのがいいでしょう。

(2)PCR検査のCt値に着目し、Ct値の低い値で陽性判断がなされた人を、感染度が高い(ウィルスを大量に抱えている=感染力も強いスーパースプレッダー)とみなして、厳重に対応対処したという点。記事によれば、スーパースプレッダーの大半(8割)は高齢者だったそうです。

(3)国や東京都が「新型コロナ」感染に対応する病院の体制をいつまでたっても整備しようとせず、世田谷区に対しては要望も連絡も何もない、という信じがたい事態がずっと続いている。そんな中、基礎自治体の区長には法的な根拠はないのだけれど医療関係者と区役所職員との情報連絡会を創り、患者の受入体制の拡充を図ったこと。国や東京都は、「新型コロナ」患者を受け入れるための医療関係者の訓練もしようとしないし、確保したとされる病院や隔離施設も、人員不足などの理由で実際は動いていない、それが改善されている様子もない、都内病院で「新型コロナ」の治療にあたっている病院は5%くらいだというありさまだと保坂展人区長はインタビューで述べています。(これがマスごみによるデマ報道の「医療崩壊」の実態です=医師会や医者たちに政治家どもとともに忖度しているのかもしれません)

 <保坂展人区長の政策で評価できない点>
(1)「新型コロナ」ワクチンの「効果」を信じ切っている様子であること、コロナワクチンは、そもそもたいして効かないだけでなく、ウィルスの速い変異には追い付けず、たちまちのうちに全く効果がない状態になるだけでなく、ファイザーのmRNAワクチンでは、人体内にできた抗体もまた、短期間で消えてしまうということが起きていることが伝えられています。それでいて、他方で、コロナワクチンには中長期も含めて深刻なリスクがあり、ワクチンメーカーも厚生労働省も、ワクチンが安全ではないことを認めているのです。私はこんなものの接種を行政のトップが旗を振ってはいけないだろうと思っています。(昨今は「ブースター」接種とか言って3回目の接種を強要するような動きがありますが、効きもしないワクチンを何度打ったところで効果は乏しく、危険性は累積していくだけだと思われます)。

(関連)ファイザー社の新型コロナワクチンで、接種約3ヶ月後に抗体価が低下することを発表しました - 藤田医科大学 - Fujita Health University
 https://www.fujita-hu.ac.jp/news/j93sdv000000b3zd.html

(関連)都内で高齢者のコロナ感染が増えている不気味…8割超がワクチン接種なのにナゼ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294030

(コロナワクチンがどれくらいの効果があるかは、各ワクチンメーカーの認可前の臨床試験結果を公表すれば一目瞭然だと思いますが、私はそれを見たことがありません。おそらく、ワクチンを打っても打たなくても、大半の人は感染しないのです。また、昨今ではファイザー社の臨床試験で、ワクチンの接種の有無が死亡率とは無関係、むしろ打った人の方が感染した場合には死亡率が高くなるのではないか、と思わせる結果が出ています。)

(関連)ワクチン接種者と偽薬接種者の死亡率が同じ ファイザー公表データの意味(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0e155350d5c1ff80d4c0bfc0dca7f94c23a74b80

(2)ワクチン接種が行きわたったことを理由に、高齢者施設でのPCR検査の集中実施をこの9月で終了にしてしまうこと。今流行しているデルタ株は感染力が強いだけでなく、コロナワクチンはほぼ効かなくなっていますから、せっかく今まで続けてきたものをここでやめるのは愚かです。

(3)与野党が政治休戦して「新型コロナ」対策で挙国一致内閣をつくれと言う政治提言=既に別メール申し上げているとおり愚かな提言です。

(関連)「挙国一致「新型コロナ」内閣」でもなければ「共闘至上主義」でもなく、「オルタナティブな日本」を実現できる長期政権を目指し、それを担える「世直し」コア勢力を形成せよ!=2度目の失敗は今の野党には許されない- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-d9a6fa.html


8.(別添PDFファイル)コロナ病床150床増へ 医療機関回答 都目安に900床不足(東京2021.9.3他)
 https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/514914

(関連)「名ばかり」のコロナ病床確保 東京、利用7割で頭打ち- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD0271E0S1A900C2000000/
(関連)新型コロナ- 東京、病床上積みできず 国・都が要請も目標7000床遠く- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC020SA0S1A900C2000000/

(国も東京都も医療体制整備は依然としてやる気がなさそうな雰囲気です。開業医や医師会に極度に遠慮しているのかもしれません。無責任極まりなしです。それどころか、厚生労働省は地方の公立病院などの基幹病院を整理・統廃合する方針を変えず、また、東京都も都立病院の独法化=財政支援打ち切り方針を変えようとはしていません。相も変らぬ「市場原理主義アホダラ教」政策を続けています。国も東京都も有権者が為政者を選挙で大きく入れ替える時が来ているのです。今日の「新型コロナ」騒動での医療難民の大量発生は、いわば(そうした政治家を選んだ)有権者の投票行動の結果でもあり、いわば自業自得の面があることを私は強調しておきたいと思っています。福島原発事故の悲劇なども皆、お粗末政治の結果です。:田中一郎)

(関連)「自宅療養のコロナ患者は移動手段がなく外来にも行けない!『抗体カクテル療法をぜひ自宅でも』という医師の要望にも、対応は遅々として進んでいない!」~9.3 野党合同国会「コロナ対策ヒアリング」 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495823

(関連)小池都知事肝いり「酸素ステーション」は稼働率9%! 設置130床で利用者1日平均12人と“空回り”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294403


.(別添PDFファイル)接種拡大後の対策 提言、尾身氏案 反発受け大幅削減、政府分科会(朝日 20219.4)
 https://www.asahi.com/articles/ASP936G8BP93ULBJ00Y.html
 https://news.yahoo.co.jp/articles/692a52fbd7c5fc9beba2dfe885c73923284ececb

(関連)接種で秋に旅行容認 分科会提言 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6403520
(関連)経団連:ワクチン接種記録(ワクチンパスポート)の早期活用を求める (2021-06-24)
 https://www.keidanren.or.jp/policy/2021/058_honbun.html

 <田中一郎コメント>
 効きもしないコロナワクチンの接種と、偽陽性・偽陰性の大量発生の可能性があるPCR検査を「基準」にして、それをまるで「パスポート」のように使わせる施策は、根本のところで間違っているし、間接的にワクチン接種やPCR検査を個々人に強制することにつながっていきます。トンデモない話です。既に妊婦さんに被害が出ている(医療サービスを受けられない)にもかかわらず、その反省は全くと言っていいほど見られません。また、別掲の経団連のサイトにもあるように、経団連という「反社会的組織」は、外国人らの入国にあたって空港や港湾での検疫を簡素化し、ワクチンパスポートを使えなどと提言しているようです。何をバカ言っているか、ということでしょう。

(関連)コロナ死者急増はワクチン効果限界の凶兆か 医療、高齢者施設で接種後クラスター続々発生|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294352

多くの有権者・国民が「やめてくれ」と言っていたオリパラを強行し、その時に外国からやってくる人たちの空港での検疫がいい加減で、結局、デルタ株が日本へも持ち込まれてしまうことになっています。デルタ株はインド株と言われるように、原産地はインドです。日本国内にはなかった変異ウィルスです。感染力が強く、これまでほとんど患者がいなかった若い人にまで感染が広がっている様子です(ウィルスが変異する場合は、感染力は強くなる方向で、逆に毒性や死亡率は低下する方向で、変異していくのが一般的と言われています。そうすることでウィルスもまた、種の生存を確保しようとするのです。実際問題、デルタ株では死亡率は低下していますが感染者は増大し、従ってまた、死亡者の絶対数は減少する傾向にありません)。

更に昨今では、デルタ株を追いかけるようにして、ラムダ株(南米ペルー産)が「来日」しているし、更に感染力が強いミュー株も現れたという報道がなされています。日本は島国ですから、国境措置を厳格にすれば相当程度海外産変異ウィルスの侵入は防ぐことができます。しかし、経団連の言うようなワクチン頼みの国境措置=空港港湾検疫では、外国産変異ウィルスに「どうぞ日本にもいらしてください」と言っているようなものです。バカでねえのか、と言わざるを得ません。なすべきことは経団連の提言とは真逆で、海外からやってくる人間に対する検疫の強化と厳格化です。

(関連)「検査数も水際もスカスカ…冬なら致命的」ラムダ株の追跡不十分、政府は五輪に『忖度』して非公表に?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/125755

(関連)南米由来「ミュー株」、ワクチン効果は7分の1以下…従来株に比べ - 読売新聞オンライン
 https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210908-OYT1T50345/


10.日刊IWJガイド・非会員版「都民の命よりパラ優先の小池知事! 東京都では先週の死者26人中5人が自宅療養中! そのうち4人が50代以下!」2021.8.24号~No.3267号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49319

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都が五輪関連施設の臨時医療施設への転用を検討と産経が報じる! 事実なら「スクープ」で「朗報」だが、都庁オリパラ担当部署に確認すると「検討の事実はない」と回答! 産経は回答せず! 真実は!?

おはようございます。IWJ編集部です。東京都は昨日23日の新型コロナウイルスの新規感染者を2447人と発表しました。前の週の月曜日から515人減りましたが、7日間平均は4659.3人で、前の週の4275.0人より増えています。新規感染者数は、検査件数そのものを抑制している現状では、増えた、減ったと一喜一憂していられません。

問題は重症者です。重症者は272人で、前日より1人増えました。命の危機に瀕している人たちが、都内だけでこんなにいるのです。新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(第2378報)(東京都福祉保健局、2021年8月23日)
 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona2378.html

また、もうひとつ重要なのは、自宅放置されている人の数です。東京都の発表によると、22日時点で自宅療養者は2万4704人、入院・療養等調整中は1万4726人です。4万人近い感染者が自宅放置されていることになります。一人暮らしであれば、生活をしてゆくこと自体、大変なことになります。自由に外出して買物をしたり、食事をしたりすれば、人にうつしてしまいますが、部屋にこもりっぱなしで誰の援助も得られなければ、心身ともに行き詰ってしまいます。発熱などの症状がある場合、なおさら困難です。急変しても、自分自身で119番に連絡する前に、意識を失って、孤独死してしまうケースも続出しています。

逆に家族と同居の場合だと、家庭内感染してしまいます。自宅放置状態は、一刻も早く解消し、陽性と判明したら、ただちに入院なり入所なりできる臨時医療施設や隔離施設を、即、つくり、自宅放置ゼロをめざすべきです。

※都内の最新感染動向(東京都)
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

そのような中、22日付け産経新聞が「東京都が新型コロナウイルスの感染急拡大に伴う医療提供体制の逼迫に対し、臨時医療施設の設置に向け検討を始めたことが21日、関係者への取材で分かった。東京五輪・パラリンピックの競技会場など関連施設の転用案が浮上している」と報じました。この記事は「都は検討を急ぐが、24日に開幕するパラリンピックは9月5日まで行われるため、競技会場や関連施設の転用は早くても同月6日以降となる」と続いています。

※五輪関連施設、コロナ病院に転用 パラ閉幕後、都が検討(産経新聞、2021年8月22日)
 
https://www.sankei.com/article/20210822-LF6BD3H5G5POTJPMOZPD2G625A/

ところが、IWJがこの産経の報道について、東京都に直接確認したところ、都のオリパラ担当部署からは、検討の事実は聞いていないとの回答がもたらされました。これはどういうことなのでしょうか? 産経の誤報なのか、東京都の広報課も知らないほどのスペシャルなスクープなのでしょうか? ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
 https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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11.その他関連サイト
(1)「世界最多」の病床数なのに、なぜ東京でひっ迫するのか(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dbad395be5bb81a42fbb61bb83041ba98bf8e929
(2)綾瀬はるかコロナ感染、即入院でネットいまだ“大荒れ”…医療崩壊下ゆえ「上級国民」批判も根強く|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/294146
(3)【東京五輪】東京オリパラ選手が初めてコロナ入院…組織委「重症ではない」の説明が“火に油”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/294243
(4)コロナで一般医療も崩壊危機…熱中症でも“手遅れ死”リスクも(女性自身) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/5f6c2dad166ca20d5e96d904528541d19c32ffaa
(5)コロナで病院搬送、65件が「5時間以上」 東京で急増
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/63564
(6)都のコロナ療養施設がこっそり「五輪選手用」に差し出されていた! 別の施設では五輪関係の十数人が収容され国内感染者と同居|LITERA
 https://lite-ra.com/2021/08/post-5979.html

(7)新型コロナ 重傷除き自宅療養原則化に「治療放棄」との批判噴出(週刊金曜日)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3c647502cd6f843388557802f8fe712ea7c89703
(このデタラメ方針を政府はいったん撤回したようですが、デファクトとして、こうなってしまっています:田中一郎)


◆新型コロナ関連情報のご紹介(5):①米CDCがPCR検査を「新型コロナ」に使わない通知、②「新型コロナ」ワクチンは効かない、③「新型コロナ」ワクチン死者が919人(7.30現在 報告ベース:戦後最大規模の「薬害」へ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-3b2e6b.html

(「新型コロナ関連情報のご紹介(1)~(4)」は上記サイトの一番最後にあります)
草々 

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コメント

日本の感染者数と死者数を見ていると、致死率は1.8%程から徐々に下がり、今は1.2~3%です。これは、高齢者へのワクチン接種の進行による効果ではないのでしょうか。又、下がったとはいえ100人に一人以上が亡くなるという深刻な病であることは間違いなく、致死率が0.03%前後と圧倒的に低い季節性インフルエンザと同じ分類にするというのは無理があるのではないでしょうか。
上記2点、素朴な疑問を呈させていただきます。

日本の感染者数と死者数を見ていると、致死率は1.8%程から徐々に下がり、今は1.2~3%です。これは、高齢者へのワクチン接種の進行による効果ではないのでしょうか。又、下がったとはいえ100人に一人以上が亡くなるという深刻な病であることは間違いなく、致死率が0.03%前後と圧倒的に低い季節性インフルエンザと同じ分類にするというのは無理があるのではないでしょうか。
上記2点、素朴な疑問を呈させていただきます。

日本の感染者数と死者数を見ていると、致死率は1.8%程から徐々に下がり、今は1.2~3%です。これは、高齢者へのワクチン接種の進行による効果ではないのでしょうか。又、下がったとはいえ100人に一人以上が亡くなるという深刻な病であることは間違いなく、致死率が0.03%前後と圧倒的に低い季節性インフルエンザと同じ分類にするというのは無理があるのではないでしょうか。
上記2点、素朴な疑問を呈させていただきます。

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