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2021年9月

2021年9月30日 (木)

高レベル放射性廃液タンクの爆発破損=大量の放射能環境放出を想定する国際原子力機関(IAEA)の安全指針を無視し、再処理工場の破局的な危険性を覆い隠す日本原燃と原子力「寄生」委員会・「寄生」庁:ゴマカシ審査を許すな!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(10.27)オルタナティブな日本をめざして(第66回):「電力システム改革と脱原発」(吉田明子さん:新ちょぼゼミ)(2021年10月27日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-8e0a19.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.イベント情報
(1)原子力資料情報室 連続ウェブ講座2021 - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/39435

(関連)原発に頼らない社会を。市民から世界へ34年の情報発信を継続したい~ ニュースレター「NUKE INFO TOKYO」へご支援をお願いいたします。 - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/40139

(2)函館市大間原発建設差止等請求訴訟 第25回口頭弁論期日
 10月1日(金)15:00 東京地裁103号法廷
 <抽選>当日14時40分までに指定場所に来られた方を対象予定
  https://tinyurl.com/c9d8mx34

 弁護団事務局:03-6384-1153さくら共同法律事務所(松田)

記者会見を兼ねた報告集会
午後16時30分~/参議院議員会館 講堂
午後15時から入館可能(入館証配布)

*弁護団報告 海渡雄一弁護士、中野宏典弁護士
*講演 「放射線、放射能の危害にどう対処するか」瀬川敏行さん
*現地からの報告

主催:大間原発反対関東の会 イロハネット(090-6517-3341 山本)
賛同:経産省前テントひろば 070-6473-1947


3.竹本修三(大飯原発差止訴訟[京都地裁]京都脱原発原告団長) さんから
 脱原発運動につらなってご奮闘の皆さまへ、常日頃からのご奮闘に敬意を表します。私どもは、京都地裁で原発差止裁判を闘っている「京都脱原発原告団」です。2012年11月に提訴し、裁判所の審理は、第30回口頭弁論に進んでいます。現在、3323名の原告を擁していますが、さらに多くの声を裁判所に届けたいと考えています。そこで、現在も第七次[追加]原告を募集しています。

・原告団新パンフ(原告申込書付)
 → https://nonukes-kyoto.net/?p=2787
(パンフでは9月末となっていますが、10月末まで大丈夫です)

・裁判についてのQ&A → https://nonukes-kyoto.net/?page_id=187

原告申込希望者各人で メール <meisei@pp.iij4u.or.jp>(吉田)に返信まで。
 京都脱原発訴訟 原告団  → https://nonukes-kyoto.net/
 京都原発裁判支援ネット → https://houteisien.wordpress.com/


4.キャンペーン
(1)定置網にかかって死んでしまうウミガメを救うため、相模湾の定置網にウミガメ脱出装置をつけてください! · Change.org
 https://bit.ly/3ihuqwu
(2)キャンペーンについてのお知らせ · 「移植」による破壊前の大浦湾のサンゴの姿(1) · Change.org
 https://bit.ly/2ZIr8MA
(3)虐待から逃げた18歳。頼みの綱は生活保護です。どうか選択肢をください。 · Change.org
 https://bit.ly/3oiLwhI

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 請願書の要旨を公開します。ご一読いただけますと幸いです。 · Change.org
 https://bit.ly/3uofoKr


5.(別添PDFファイル)インフル・ワクチンが重症化を防ぐ根拠はない、インフル・ワクチンは幼児には効かない(母里啓子『もうワクチンはやめなさい』双葉社)
ダウンロード - e382a4e383b3e38395e383abe383bbe383afe382afe38381e383b3e9878de79787e58c96e998b2e38190e6a0b9e68ba0e381afe381aae38184e38081e5b9bce58590e381abe58ab9e3818be381aae38184efbc88e6af8de9878ce59593e5ad90efbc89.pdf

◆もうワクチンはやめなさい 予防接種を打つ前に知っておきたい33の真実-母里啓子/著(双葉社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033682386&Action_id=121&Sza_id=F3

(母里啓子さんのこの本はとてもいいです。みなさまにもご一読をお勧めいたします。この本からの上記の抜粋で「インフルエンザ」(インフル)のところを「新型コロナ」と書き換えれば、そのまま当てはまるような感じがします。要するに有権者・国民をだましてワクチン利権が大儲けをしているというわけです(医者は楽をしている)。そのココロは、「インフルエンザ」ワクチンを打った人に健康被害です。死者まで出ているのは「新型コロナ」ワクチンと同じです。:田中一郎)


6.(別添PDFファイル)「割り勘」支払い 接待半年後、平井デジタル相 NTTと2回同席、発足デジタル庁 脇甘く(東京 2021.9.28)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/133316
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/133412

(記事を読んでいて、この居直りに猛烈に腹が立つ。できたばかりのデジタル庁もそうだし、接待を受けた(デジタル政策担当の)霞が関の幹部官僚どももそうだし、接待をしたNTTもそうだし、ジョインした平井卓也(デジタル担当相:自民党)とかいう四国のチンピラ野郎もそうだが、世の中を完全になめてかかっている。ついこの間も総務省の役人がNTTから接待を受けて問題になったばかりではないか。文句あるんなら選挙で落としてみろ! とばかりに居直っている。これで有権者・国民が自民党に投票するようなら、この国はもう終わりだな。自民党にはデタラメやっても居直ってもらって結構だ、ということだから。有権者がアホの国は救いようがない。:田中一郎)


7.自民党サル山陣取り合戦
 今日(9/29)は、NHKを筆頭にパープリンTV放送局が一日中、自民党総裁選という「サル山陣取り合戦」の実況中継に明け暮れていた。他に山ほど報道すべき重要なことがあるにもかかわらず、そんなものはそっちのけで、サルのやることに「尾びれ・背びれ」をつけて、もっともらしく報道していた。オリパラ馬鹿騒ぎが終わったと思ったらコレだ。そして、このサル山イベントに夢中になっているノーナシ愚民も少なからずいるらしい。いっそのことサルにでもなったらどうか。

(1)自民党新総裁に岸田文雄氏を選出 決選投票で河野太郎氏降す - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20210929/k00/00m/010/111000c?cx_fm=mailsokuho&cx_ml=article
(2)【自民党】見せつけられた自民党の正体 誰が首相でも次の政権は短命|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/295230
(3)【自民党】総裁選は空疎な論戦 悪辣な目くらましに大メディアも加担|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/295068
(4)「安倍前首相の影響を残せば腐敗が進む」法大教授が指摘する「総裁選の限界」〈AERA〉Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/47a5b6f865d82f6a97705069db5de5191be1df56
(5)「桜を見る会」回答、野田氏だけ 河野氏は質問状受け取り拒否 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1398749.html
(6)河野氏が総裁選で炙り出した、日本を破滅させる軍拡論者と守旧派の正体 - まぐまぐニュース!
 https://bit.ly/3zOgSPa
(7)総裁選党員票、女性が名前を勝手に使われた その一部始終 - 毎日新聞
 https://bit.ly/3opnTnH
(8)【新型コロナウイルス】コロナ対策の根本的間違いに反省ゼロ…切迫感ない自民党総裁選|金子勝立教大学教授 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/295283

◆自民64議席減の予測 石原伸晃 下村博文、萩生田光一も当落線上か(2021年9月29日配信『AERA.com』)障害福祉&政治・社会・平和問題ニュースサイト
 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-27956.html

(関連)(別添PDFファイル)自民 支持率持ち直し(日経 2021.9.28)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76105320X20C21A9PD0000/

◆田原総一朗「新総裁がやるべきは脱原発と森友再調査」〈AERA〉Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/deb5b7704c09a57ff92a26394bf1be940f24cd75

(田原さん、あなたカネに苦労したことがないのでしょう。「脱原発と森友再調査(+加計+サクラ+デジタル接待+広島選挙買収+ニワトリ疑惑+カジノ疑惑+香典疑惑+口利きいろいろ自民党・公明党)」はいいとして、あと2つ、「診療難民の解消(治療体制確立)」と「反貧困」を加えないといけません。忘れないでください。昨今、立憲民主党と枝野幸男代表が「分厚い中間層」を創るためと称して「収入1000万円以下世帯への所得税免除」などという、タチの悪いバラマキ政策まで提唱し始めています。かつて「一億総中流」とまで言われたこの日本が「貧困」が蔓延する国になってしまった今日、これを改め「分厚い中間層」を創るというのなら、一過性のバラマキのような、こんなことをしていては成就するわけがないでしょうに。

若い世代は非正規労働が50%まで来ている、これを改める(正規公務員の大量採用)とともに、貧困層の解消=中間層への引き上げ、こそが「分厚い中間層」を創ることにつながるし、人権問題としてもこの「反貧困」こそが緊急の課題です。山本太郎氏曰く「貧しさの苦しみはあなたが悪いのではない、政治が頑張らないから、頑張る政治家を選挙で選ばないことが、今日の山のような貧困苦の原因」なのです。枝野幸男代表・立憲民主党批判は別メールします。このままでは野党は来たる衆議院選挙でも、おそらく勝てないのではないかと思われてなりません(自民党の新総裁が、野党共闘の地滑り的敗北をもたらしかねない河野太郎でなくて、頼りない選挙に弱い岸田文雄でよかったですね、不幸中の幸いでしょう)。


8.サイテーのサイテーを駆け抜けた菅義偉スカ政権
(1)菅政権「頓挫」は1年前の“問題”から始まっていた 政治学者・杉田敦さんが指摘する「落ち目には通用しない」成功体験- AERA dot.
 https://dot.asahi.com/aera/2021090500010.html?page=1
(2)総裁選の裏で「スガちゃんまんじゅう」は駆け込み需要 新商品の意外な購入者第1号に販売店は歓喜(AERA dot.)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8b7045feb55744adf9959686a364700f87f23f22
(3)「サルの社会とそっくりだ」ゴリラ研究者が見た菅政権の忖度政治:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP9X4D6SP9HULBJ012.html?ref=hiru_mail_topix1

(このゴリラ研究者は少し前の元京都大学長だった人物、なかなかシャレたことを言うものだ。でもネ、このゴリラ研究者は、大学の運営についてはゴリラほどの知恵もセンスもない御仁で、京都大学の伝統的なボトムアップ文化を台無しにしてしまった張本人でもある。菅義偉スカ政権は確かに「サルの社会とそっくりだ」ったかもしれないが、他方で、この人物が学長だった時の京都大学当局は「ゴリラ社会以下」だったのではなかったのか。だったら人様の事は悪しざまには言えないでしょうに。:田中一郎)


9,(コレ本当の話ですか?)[最重要] グラフェンなどCOVID-19ワクチンの異物を全世界の専門家が確認 魑魅魍魎男
 http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/434.html

(ワクチンの製造現場がどうもいい加減で、製造機械の金属の摩耗カスが紛れ込んだり不純物が入っていたりしている様子だが、上記のようなことまで言えるのかどうか? 詳しい方がいたら解説してください。そもそも「グラフェン」って、何? いずれにせよ、ワクチンなんか打つのはおやめになった方がいいです。そもそも効果がありません。ウィルスはとうの昔に変異しています。百害あって一利なし、危険性は打てば打つほど蓄積していきます。:田中一郎)

(関連)<まだ続く「結果オーライ」の場当たり>なぜ感染が減ったのか 誰もわかっていない恐ろしさ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/371.html
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原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が、青森県六ケ所村再処理工場の安全性審査において、トンデモないデタラメなことをしています。メールの表題にも書きましたように、大地震・大津波・火山噴火・人為的事故などで、高レベル放射性廃液が何らかの理由で冷却できなくなった場合や、タンク内に発生する水素ガスを排出する装置が稼働しなくなった場合などに、その廃液タンクが爆発破損し(水素爆発&硝酸塩爆発)、大量の放射能が環境に放出される可能性があります。この重大な事故を想定する国際原子力機関(IAEA)の安全指針を原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が無視し、再処理工場の破局的な危険性を覆い隠しながら、安全審査をパスさせるという信じがたい背信行為を行っていることが、このほど「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の方々の努力で浮き彫りになりました。

この再処理工場の最悪事故については、海外でもすでに経験済みであり(マヤーク再処理工場爆発事故)、下記はその事例です。未だに再処理にしがみついている各国とも、この経験済みの大事故に対しては万全の警戒をしていますが、この日本だけが「手抜き審査」「(核燃料サイクル事業者の日本原燃との)談合審査」を行い、信じがたい安全対策のサボタージュを続けています。おそらくは、こんな事故が想定されると分かれば、地元青森のみならず、北海道・東北の各地域から猛烈な反対の声が上がることを見越して、再処理工場の危険性の実態を隠し通しているものと思われます。(高レベル放射性廃液タンクは茨城県東海村の東海第二原発のすぐそばにもあり、量的には六ケ所村のタンクよりも東海村のタンクの方が多い状態です。ガラス固化はともに進展していません。超危険状態が長期にわたって放置されたままです。まさに時限装置付水爆を抱えているようなものです。)

*ウラル核惨事 - Wikipedia(マヤーク再処理工場での硝酸塩爆発)
 https://bit.ly/3ij25pP
*仏ラアーグ再処理工場で高レベル放射性廃液タンクの冷却不能事故(SBO)=間一髪で冷却再開でスレスレセーフ(1980年)
 https://bit.ly/3ifzS36
*西ドイツ政府は、1977年1月15日の毎日新聞で「核再処理工場の重大事故」として報じられた政府のシミュレーション結果報告(国民の半数が死亡)を受け、再処理・核燃料サイクルを国家として断念
 http://sanriku.my.coocan.jp/131201forumcom.pdf

(関連)原子力・核・放射線事故の世界史 - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/books/6256


今回は、長きにわたり青森県六ケ所村の再処理工場施設の危険性を追求してきた「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の永田文夫さんが、再処理工場の安全性を巡る様々な資料を徹底調査し、その結果を反映させて、社会民主党代表の福島瑞穂参議院議員経由で「質問主意書」を政府に提出し、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁から見解を引き出しました。その見解に示された内容が、まさに屁理屈をつなげた「手抜き審査」であり「再処理工場の破滅的な危険性」の隠蔽でした。これが福島第一原発事故の悲惨な事態を経験したのちにできた原子力規制当局のやることかと思わざるを得ないものです。ゴマカシの再処理工場審査を断固として許してはならないと思います。脱原発を目指す野党の国会議員の方々も、あるいは青森県や岩手県の県議会議員の方々も、この問題を是非、国会で議会で追及をしていただくようお願いいたします。

以下、今回、永田文夫さんからお送りいただいたメールをもとに、私と永田さんとの若干のやり取りをしたものを下記に公開いたします。ご一読いただければ幸いです。「三陸の海を放射能から守る岩手の会」のみなさまや永田文夫様には心より感謝申し上げます。

 <関連サイト:その1>
(1)「三陸の海を放射能から守る岩手の会」HP
 http://sanriku.my.coocan.jp/
(2)(報告)(6.29)オルタナティブな日本をめざして(第61回)「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん:三陸の海を放射能から守る岩手の会)- いちろうちゃんのブログ
 https://www.youtube.com/watch?v=-7_75Asx-dw

 <関連サイト:その2>
(1)とめよう!六ヶ所再処理工場 - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/knowledgeidx/rokkasho
(2)六ヶ所再処理工場をめぐる現状 - 原子力資料情報室(CNIC)(2008/08/22)
 https://cnic.jp/686
(3)核燃料サイクル - 原子力資料情報室(CNIC)(今までのもの全て)
 https://cnic.jp/category/cat040
(4)行き詰まる核燃サイクル 先送り重ね国民負担に- 日本経済新聞
 https://s.nikkei.com/3l0dyMV
(5)総裁選の争点、核燃サイクル政策「破綻」の現実味- 東洋経済オンライン
 https://bit.ly/2WpSk1n
(6)著名科学者が警告する核燃料サイクルの「不合理」 - 資源・エネルギー - 東洋経済オンライン - 社会をよくする経済ニュース
 https://bit.ly/3AUhjZr

 <別添(PDF)ファイル>
(1)廃炉交付金(鎌田慧 東京 2021.9.28)
ダウンロード - e5bb83e78289e4baa4e4bb98e98791efbc88e98e8ce794b0e685a720e69db1e4baac202021.9.28efbc89.pdf
(2)動かぬ再処理工場、延期25回 完工目標不透明(デイリー東北 2021.9.21)
 https://www.daily-tohoku.news/archives/79341
(3)高レベル廃液貯槽とセルが入った図(1)
ダウンロード - e9ab98e383ace38399e383abe5bb83e6b6b2e8b2afe6a7bde381a8e382bbe383abe3818ce585a5e381a3e3819fe59bb3efbc88efbc91efbc89.png
(4)高レベル廃液貯槽とセルが入った図(2)
ダウンロード - e9ab98e383ace38399e383abe5bb83e6b6b2e8b2afe6a7bde381a8e382bbe383abe3818ce585a5e381a3e3819fe59bb3efbc88efbc92efbc89.jpg
(5)高レベル廃液貯槽に冷却パイプ取り付け中の写真
ダウンロード - e9ab98e383ace38399e383abe5bb83e6b6b2e8b2afe6a7bde381abe586b7e58db4e38391e382a4e38397e58f96e3828ae4bb98e38191e4b8ade381aee58699e79c9f.pdf
(6)高レベル廃液貯槽の図

ダウンロード - e9ab98e383ace38399e383abe5bb83e6b6b2e8b2afe6a7bde381aee59bb3.jpg
(7)高レベル廃液セルの施設内配置図
ダウンロード - e9ab98e383ace38399e383abe5bb83e6b6b2e382bbe383abe381aee696bde8a8ade58685e9858de7bdaee59bb3.jpg


1.(永田文夫さんからのメール)IAEA高レベル廃液の重大事故
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みなさんへ  永田です。

原子力規制委員会は六ケ所再処理工場の高レベル廃液に係る重大事故を「蒸発乾固」とし安全審査を終了させました。ところがIAEA指針では高レベル廃液に係る重大事故を「高レベル廃液貯槽の破裂」としていたことが最近わかりました(「蒸発乾固」という言葉は使用されていません)。安全審査では高レベル廃液貯槽の破裂の審査はしていません。

高レベル廃液に係る重大事故を国は矮小化し審査し,六ケ所再処理工場のハザード分類をⅡ(PAZ予防措置ゾーンなし,UPZ緊急防護措置計画ゾーン5km)とし,六ヶ所村や周辺自治体の避難訓練はほとんど行われていません。

これにより再処理規則(第一条重大事故)は世界一緩い基準であることがわかりました。以上については何度も福島みずほ議員から問い合わせていただき,9月16日回答を得,わかってきました。詳しくは以下をご覧ください。
 http://sanriku.my.coocan.jp/210916Q&A&C.pdf
 http://sanriku.my.coocan.jp/210916Q&A&C.pdf

重要、必ずご覧ください:田中一郎)

以下概要です。
・・・・・・・・・・・
高レベル廃液が起こす事故として現実のものとしてウラルの核惨事があります。また旧西独政府調査は「国民の半数死亡」というものでした。それが我が国の審査では「蒸発乾固」で事故が収束するとした審査が行われました。何度も「これは納得できない」と国に質問してきました。

原子力災害事前対策に関する検討会合(2016年11月)の資料を見て驚きました。原子力推進の中心国際原子力機関IAEAの再処理の重大事故基準として「大容量液体貯槽の破裂(蒸発乾固)」と出ていたのです。

1)IAEAの根拠資料は国の回答で:「IAEA安全指針GS-G-2.1 」(英文68頁表6)
 https://www-pub.iaea.org/MTCD/publications/PDF/Pub1265web.pdf

ここには再処理施設のハザードとして,「蒸発乾固」という言葉はなく,「大型の液体貯蔵タンクが破裂すると、大規模な介入が正当化される汚染が生じるであろう」と記載。

2)国は「大型の液体貯蔵タンク」とは六ケ所再処理工場にある「高レベル廃液貯槽(120m3)」のことであることを認めました。

3)国は「『高レベル廃液貯槽の破裂(蒸発乾固)』としたことは,水素爆発と蒸発乾固を重畳させて評価した」との回答です。⇒水素爆発で貯槽が破裂することについて国は評価していません。

4)IAEA安全指針の重大事故基準をなぜ,再処理規則の重大事故に取り入れなかったのかについては「この指針は原子力災害対策のものでありNS-R-5等を踏まえて策定した」との回答。 NS-R-5は核燃サイクル施設の建設・運転・廃止に係る指針であり,参考にならないものであった。原子力災害対策のものこそ使用するべきはずですが?。

5)IAEAのハザード(脅威)区分(UPZ:緊急防護措置計画ゾーン,等決定する基準)は高レベル廃液はこの基準の対象外である。六ヶ所再処理工場は日本原燃の評価に基づきハザード分類(PAZなし,UPZ:5km)としたと回答

 ⇒IAEAハザード区分推奨基準には 
(1)100PBqを超えるCs-137を有する使用済燃料を収容する施設/場所
 六ケ所再処理工場使用済燃料プールに収容している3000トンの使用済燃料にはCs-137に 限り調べたところ基準100PBqの100倍以上含まれていることがわかりました。これにより再処理工場はハザード区分(PAZ,UPZとも要設定)になるはずです。

(2)敷地外に緊急防護措置をとる線量をもたらす放射能を保持する施設
 安全指針の附属書Ⅲに計算方法が出ておりSr-90についてA/D2を求めたところ基準の100000を数倍超えていることがわかった。他の核種も多数含まれており,これにより高レベル廃液大貯槽についてもハザード区分に該当することがわかりました。

*質問の文章に反省点がありました,そのため「高レベル廃液貯槽は①に該当しない」とする回答がなされたわけです。再度確認の質問をする予定です。しかし,使用済燃料プールも高レベル廃液貯槽もその貯蔵放射能からIAEA基準によるとハザード分類Ⅰに該当します。それが原発(PAZ予防措置ゾーン5km,UPZ緊急時防護措置計画ゾーン30km)よりも危険性が少ないハザード分類(PAZはなし,UPZは5km)とは到底納得できません。

※世界一厳しい規制基準と豪語してきた,この国ですが,これでは世界一緩い基準です。この問題は①高レベル廃液事故の過小評価 ②避難等に係るハザード区分の過小評価の二つの論点があるように思います。

福島原発事故を経験しその反省に基づき原子力規制委員会が発足しましたが,原子力推進国際機関であるIAEAですら指摘している「高レベル廃液貯槽の破裂(爆発)」を不問にして安全審査を終えさせてはなりません。再処理工場の過酷重大事故は絶対に防がねばなりません。

◎今後この件に係る最終的質問主意書提出をお願いし,国の見解を確認後,重大事故防止のためのアクションを行いたいと考えています。ご意見などありましたならお願いします。


2.(田中一郎から返信)(いくつか申し上げます)RE: IAEA高レベル廃液の重大事故
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前略、田中一郎です。

永田様、いつもありがとうございます。
上記メールを拝見しましたので、いくつか申し上げます。

「この問題は、①高レベル廃液事故の過小評価 ②避難等に係るハザード区分の過小評価の二つの論点があるように思います。」
 ➾ おっしゃる通りだと思います。この2つから追及していけばいいと思います。

1.「Sr-90についてA/D2を求めたところ基準の100000を数倍超えていることがわかった」 言葉の意味が分かりません。「A/D2」とは何ですか?

2.規制庁は「「蒸発乾固」については、海外の例は承知していないが」と回答しているようですが、これは看過できません。国際的な基準をクリアすることもまた、原発・核燃料サイクル施設稼働の法定規則ではなかったですか?(原子力規制委員会設置法、または新規制基準違反) つまり「海外の例」=ここでは国際原子力機関(IAEA)ですが、ここの規則を無視することは許されないでしょう。深層防護の第5層=避難計画の審査拒否もまた同様です。

3.「液体状廃棄物のセル内において発生する蒸発乾固」
(1)まず、そもそも論ですが、「セル」とは何ですか? 廃液タンクのことですか? そして「セル」という密室の中で「蒸発乾固」するというのは私は想像しにくいのですが。高レベル放射性廃液のタンクが爆発して開放系になるから「蒸発」して「乾固」するのではありませんか? それが密室内(セル内)で起きるというのは???です。

(2)次に、何故「セル内」だけでしか「蒸発乾固」事故は起きないのでしょうか? 規制委は水素爆発も念頭に置いたようなことを言っていますが、水素爆発があっても「セル内」にとどまるというのは理解しがたいです。

(3)「蒸発乾固」が「セル内」で起きるとしているから、大量の放射能の環境放出も考えていないのでしょうけれど、それは危険性の審査放棄と同じです。「蒸発乾固」に至る過程でどれくらいの放射能が環境放出されるのか、「セル内」と「セルがぶっ壊れたとき」に分けて明らかにさせるべきです。

(4)おっしゃるように、「蒸発乾固」後の硝酸塩の引火爆発のもたらす悲惨な事態についても評価し審査すべきでしょう。ここでも環境放出される放射能の量を問題とすべきです。

(5)再処理施設について「全ての防止策が失敗した場合」でも、ハザード評価はたいしたことがないようなことを回答していますが、考えられないことです。詳細を回答させるべきです。

(6)使用済み核燃料貯蔵設備についても、事故評価の結果、たいしたことはないような回答をしていますが、これも考えられません。福島原発事故時における4号機の使用済み核燃料プールが倒壊し冷却できなくなった場合のハザード予想報告を忘れたのか、ということです。六ケ所村の貯蔵設備に格納されている使用済み核燃料が、原子炉から外されて年月が経過し、発熱量が少なく空冷でやっているから、貯蔵設備が壊れても、冷却ができなくてもたいしたことがないということでしょうか? ちょっと理解しがたいです。

3.下記メールに加え、上記の私のメールに返信くだされば、それも含めて全国に拡散したいと考えています。差支えがあればご一報ください。
草々


3.(永田文夫さんから返信)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
田中一郎さま   永田です。
早速詳しく読んでいただき,貴重なコメントありがとうございます。

1.「Sr-90についてA/D2を求めたところ基準の100000を数倍超えていることがわかった」 言葉の意味が分かりません。「A/D2」とは何ですか?

*D2とは核種毎に定められた,被ばくした人が深刻な障害を起こし得る放射性物質の量(TBq)。Aとは事故時に制御できなくなる可能性のある各放射性核種の放射能量(TBq)。以下の 第1回放射性同位元素使用施設等の規制に関する検討チーム会合 の資料4の2頁をご覧ください。
https://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/ri_shisetsu_kisei/00000013.html

関連して参考資料4は非常に参考になりました。こちらにA/D2の計算方法が出ています。私はまだ理解不十分のままです。

2.規制庁は「「蒸発乾固」については、海外の例は承知していないが」と回答しているようですが、これは看過できません。国際的な基準をクリアすることもまた、原発・核燃料サイクル施設稼働の法定規則ではなかったですか?(原子力規制委員会設置法、または新規制基準違反) つまり「海外の例」=ここでは国際原子力機関(IAEA)ですが、ここの規則を無視することは許されないでしょう。深層防護の第5層=避難計画の審査拒否もまた同様です。

*福島みずほ議員の質問主意書(204国会18号)の質問の2に答え「最新の科学的知見や国際原子力機関等の規制基準を参考にしつつ必要な基準を設定した」とありました。都合の良いところだけをつまみ食いし改正再処理規則(重大事故)に盛り込んだようです。再処理工場の技術の源フランスの規制法を主に参考にしたようです「海外の例は承知していない」ではなく「蒸発乾固」というような重大事故は海外の規制法にありませんので「承知していない」のだと思います。これは今後質問で抗議しいくようにします。

3.「液体状廃棄物のセル内において発生する蒸発乾固」

(1)まず、そもそも論ですが、「セル」とは何ですか? 廃液タンクのことですか? そして「セル」という密室の中で「蒸発乾固」するというのは私は想像しにくいのですが。高レベル放射性廃液のタンクが爆発して開放系になるから「蒸発」して「乾固」するのではありませんか? それが密室内(セル内)で起きるというのは???です。

*高レベルの放射能を取り扱ったり,貯蔵したりするために用いられるコンクリート1m以上もの放射線遮蔽をした独立した部屋をセルと呼んでいるようです。セルの中にある廃液貯槽の冷却が止まるとセル内で自己崩壊熱により,廃液の温度が上昇し沸騰,そして蒸発乾固,乾固物の溶融,揮発もしくは硝酸塩が熱により硝酸塩爆発を起こします。(貯槽は絶えず水素掃気がなされており沸騰した水蒸気は大気放出されます。出入り口が閉じられた場合は発生する蒸気圧が上昇し安全弁からセル内に出ます。安全弁が働かない場合は容器が耐えられなくなり破裂し高レベル廃液がセル内に,セルの弱いところから吹き出す,セルが破損等考えられます。)掃気も止まった場合には放射線分解水素により水素爆発の危険もあります。ただ水素爆発は硝酸塩の爆発よりも弱いのではないかと思います。しかしこれにより内部の冷却管が破損すると冷却ができなくなり,それこそセル内に漏洩が起こることが考えられます。破損状況によりお手上げになるのではないかとも推察されます。

 福島第一原発3号炉の水素爆発は水素0.4トンTNT火薬換算12トン
 ウラルの核惨事の硝酸塩爆発はTNT換算25〜29トンとのことです。(京大今中氏資料)
※ウラル核惨事では蒸発乾固物70〜80トンこれはTNT25〜29トン相当とありました。

(2)次に、何故「セル内」だけでしか「蒸発乾固」事故は起きないのでしょうか? 規制委は水素爆発も念頭に置いたようなことを言っていますが、水素爆発があっても「セル内」にとどまるというのは理解しがたいです。

*ウラル核惨事では天井が80cmのコンクリがありさらにその上に土がもられていたようですが,硝酸塩爆発でその天井も吹っ飛び300kmにも及ぶ広域汚染になったようです。

(3)「蒸発乾固」が「セル内」で起きるとしているから、大量の放射能の環境放出も考えていないのでしょうけれど、それは危険性の審査放棄と同じです。「蒸発乾固」に至る過程でどれくらいの放射能が環境放出されるのか、「セル内」と「セルがぶっ壊れたとき」に分けて明らかにさせるべきです。

*蒸発乾固時点までに放出される放射能はヨウ素やセシウム,ついで沸騰が始まり放出されるのは主にルテニウムだけです。ここまでの評価をして終えているので,超過小評価をしているわけです。蒸発乾固後硝酸塩の形態をした析出物は溶融しそして各核種の沸点に達すると揮発しはじめます。場合によってはウラルのように硝酸塩(抽出溶剤などの有機物も一部含有)大爆発(セルをも破壊する)を起こす可能性があります。

(4)おっしゃるように、「蒸発乾固」後の硝酸塩の引火爆発のもたらす悲惨な事態についても評価し審査すべきでしょう。ここでも環境放出される放射能の量を問題とすべきです。

*ウラルの核惨事では貯槽(タンク)内蔵放射能の約9割が施設とその周辺に約1割が幅数kmで300kmにわたり汚染したとされています。

(5)再処理施設について「全ての防止策が失敗した場合」でも、ハザード評価はたいしたことがないようなことを回答していますが、考えられないことです。詳細を回答させるべきです。

*全ての防止策が失敗したなら,硝酸塩爆発を覚悟しなければなりません。その場合はセル内注水をし、貯槽を外側から冷却する方式をとるようですが,果たして圧力が高まっているセル内に停電下で注水することができるでしょうか。電気系統が復帰しても水系統が破損したならそれもできないことになります。

(6)使用済み核燃料貯蔵設備についても、事故評価の結果、たいしたことはないような回答をしていますが、これも考えられません。福島原発事故時における4号機の使用済み核燃料プールが倒壊し冷却できなくなった場合のハザード予想報告を忘れたのか、ということです。六ケ所村の貯蔵設備に格納されている使用済み核燃料が、原子炉から外されて年月が経過し、発熱量が少なく空冷でやっているから、貯蔵設備が壊れても、冷却ができなくてもたいしたことがないということでしょうか? ちょっと理解しがたいです。

*福一原発4号機の使用済燃料は1331体(約226トン)が移送されました。六ケ所再処理工場にはその約13倍,現在3000トンがプールに保管されています。確か4号機の冷却水が抜けると福島第一原発から110kmまでの範囲については避難要請、200kmまでは自主的に避難したい人については認めざるを得ない線量まで上がる、という想定が当時の近藤原子力安全委員長から試算されました。その13倍も貯蔵されているのですから・・・。

ただこちらは4号機のプールのような不安定な状況ではありません。しかし大地震などでプールに亀裂が入ると水が抜けます。水が抜け使用済燃料が水面に顔がでるまでにはそれなりの時間がかかりますので急激に進行することはないようですが・・・。しかし,何かあればこの国の存続にかかわる災害になります。油断大敵です。

以上 お答えになっているかわかりませんが・・・。書いてみました。間違っているところなどご指摘いただけると幸いです。何とかみなさんで力を合わせ再処理から撤退させましょう。


4.(田中一郎から更に返信)お礼、確認、拡散しようと思いますが、よろしいでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
永田様、
丁寧なご説明、どうもありがとうございました。よくわかりました。

1つ確認です。
「高レベルの放射能を取り扱ったり,貯蔵したりするために用いられるコンクリート1m以上もの放射線遮蔽をした独立した部屋をセルと呼んでいるようです。」ですが、そうすると、廃液タンク(貯槽)の外側に「セル」という分厚いコンクリートの巨大な容器があるということですか? 原子炉の格納容器の分厚いものという感じですね。このセル(内部は貯槽)の外見写真はありますでしょうか? もしご存じでしたらご紹介ください。

それから「セルの弱いところから吹き出す,セルが破損等考えられます」=これを規制委は甘く見ているということでしょうね。セルから放射性物質が環境に出ることはほとんどない、だからリスクの度合いは低いのだ、と言いたいのでしょう。次回質問時は、これをもう少し追求してはどうかと思いました。

例:「セルの弱いところ」はどこか(ひび割れ、配管貫通部など)?
  セルの耐圧限度はいかほどか?
  セルの寿命は何年か?

それから、今回永田様に書いていただいたものは非常に貴重な文章です。多くの方に知っていただく、読んでいただくのが大事ではないかと考えております。この私とのメールのやりとりを全国に拡散してもよろしいでしょうか? よろしくお願い申し上げます。
草々


5.(永田文夫さんから更に返信)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
田中一郎さま   永田です。
 メールのやり取りについて等はどうぞ拡散ください。

1つ確認です。
「高レベルの放射能を取り扱ったり,貯蔵したりするために用いられるコンクリート1m以上もの放射線遮蔽をした独立した部屋をセルと呼んでいるようです。」ですが、そうすると、廃液タンク(貯槽)の外側に「セル」という分厚いコンクリートの巨大な容器があるということですか? 原子炉の格納容器の分厚いものという感じですね。このセル(内部は貯槽)の外見写真はありますでしょうか? もしご存じでしたらご紹介ください。

<別添ファイル>
高レベル廃液貯槽とセルが入った図 
高レベル廃液貯槽の図
高レベル廃液貯槽に冷却パイプ取り付け中の写真
高レベル廃液セルの施設内配置図 
日本原燃重大事故対応資料からの図 末尾に添付します。

それから「セルの弱いところから吹き出す,セルが破損等考えられます」=これを規制委は甘く見ているということでしょうね。セルから放射性物質が環境に出ることはほとんどない、だからリスクの度合いは低いのだ、と言いたいのでしょう。次回質問時は、これをもう少し追求してはどうかと思いました。

例:「セルの弱いところ」はどこか(ひび割れ、配管貫通部など)?
  セルの耐圧限度はいかほどか?
  セルの寿命は何年か?

厚いコンクリート壁に囲まれたセルの底には廃液貯槽から漏洩時の受け皿があり,この受け皿の廃液を移送する配管が他の貯槽へとつながっています。セル内には漏洩時に発生する放射性気体や揮発性核種を処理装置へ導くパイプがありコンクリートを貫いています。(普段は閉じられており,非常事態等に人が出入りできるようになる遮蔽部があると聞いたことがありましたが,真偽はわかりません)

以上の外部へ通じる配管部が弱いところだと思います。またステンレスの板厚22mmの貯槽(120m3直径約7m高さ約5m)は腐食に何年耐えるのでしょうか。貯槽を支えるフランジ部と支える壁面との関係(耐震や腐食)も気になります。

ご指摘については今後,日本原燃からも説明を求めるようにしたいと思います。
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以上です。永田文夫様には、わかりやすく丁寧なご回答をいただき、心より感謝いたしております。
草々

2021年9月28日 (火)

「第6次エネルギー基本計画」と「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」:まず真っ先になすべきことは、原発・核燃料サイクルのスクラップと、その後の安全対策・立地(振興)政策である

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(10.14)オルタナティブな日本をめざして(第65回):「幻想の新型原子炉:高温ガス炉(HTGR)と小型原子炉」(後藤政志さん)(2021年10月14日)- いちろうちゃんのブログ(この日は主催者側より「脱原発ロードマップ(再論その3)」のプレゼンを行います)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-260715.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)

(関連)(報告)(7.13)脱原発ロードマップ(再論その1)(「新ちょぼゼミ」):「脱原発」は政治(家)を変えなければ実現不可能=「脱原発」を覚悟を決めてしっかりと進められない立憲主義・立憲野党は、みなニセモノである- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-955dc6.html

(関連)(報告)(8.25)脱原発ロードマップ(再論その2)(「新ちょぼゼミ」):福島原発事故の後始末総見直し(脱原発・脱被ばく・被害者完全救済の三位一体)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-da16cd.html


2.緊急!募金・カンパのお願い:大崎住民訴訟で焼却炉の排ガス検査を原告提案方法で実施
 http://chikurin.org/wp/?p=6232


3.(新刊書)-新日本出版社-パンデミックと財政の大転換(合田寛/著)
 https://bit.ly/39Ij1Bp


4,イベント情報
(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.22)「子ども脱被ばく裁判」控訴審 第1回公判(仙台高裁)
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2021/09/blog-post.html
(2)(別添PDFファイル)(チラシ)特別集中講座「パンデミックと731部隊」(加藤哲郎一橋大学名誉教授)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89e789b9e588a5e99b86e4b8ade8ac9be5baa7e3808ce38391e383b3e38387e3839fe38383e382afe381a8efbc97efbc93efbc91e983a8e99a8ae3808defbc88e58aa0e897a4e593b2e9838eefbc89.pdf


5.新作映画情報『モーリタニアン 黒塗りの記録』(「9.11同時多発(対米)自爆攻撃」)
 昨日「MINAMATA」という映画を見に行きましたら、下記映画が予告編でやっていました。

◆映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』公式サイト
 https://kuronuri-movie.com/

(関連)モーリタニアン 黒塗りの記録 - 作品情報 - 映画.com
 https://eiga.com/movie/94658/
(上映映画館は書かれていませんが、有楽町の「TOHOシネマズ日比谷」他でやるようです。10/29金スタート)

(関連)この映画の紹介サイト・予告編など
 https://www.youtube.com/watch?v=nsGoLibv2JQ
 https://www.youtube.com/watch?v=NOP9bpN-TKw
 https://www.fashion-press.net/news/76268
 https://www.cinematoday.jp/page/A0008043

(私は「9.11同時多発(対米)自爆攻撃」の真相は隠されたままだと考えています)

◆東京新聞「こちら特報部」記事に見る「陰謀論」批判報道の乱暴と職務放棄:報道機関は一般市民の「疑義申し立て」を攻撃するのではなく、支配権力側の説明責任全く不十分を徹底して追及せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-4c3b54.html


6.キャンペーン
(1)ミャンマーの人たちが望む民主化を実現するため、ミャンマーの正当な政府NUGの日本政府承認を!NUG ကို ဂျပန်နိုင်ငံ အစိုးရက အသိမှတ်ပြုပေးပါ · Change.org
https://bit.ly/3D6JNAf

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 本キャンペーンにご賛同いただいている皆様へ【ミャンマーの現状報告など】 · Change.org
 https://bit.ly/2XXd3KN

(2)#JusticeForWishma 名古屋入管死亡事件の真相究明のためのビデオ開示、再発防止徹底を求めます · Change.org
 https://bit.ly/2ZHdsl7

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 9月25日、名古屋入管死亡事件の真相究明と再発防止を求めて全国でデモが行われました! · Change.org
 https://bit.ly/3m6rIuV

(3)有害化学物質の影響を最小化するために環境安全基本法を制定してください · Change.org
 https://bit.ly/3ujvqVG

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 「環境安全基本法」の制定を求める署名にご協力をお願いいたします! · Change.org
 https://bit.ly/3CMeuu6
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「カーボン・ニュートラル」を掲げて再生可能エネルギー推進を「飾り物」にしながら、原発・核燃料サイクルの(再)推進を軌道に乗せることを主眼に策定された時代錯誤の菅義偉スカ政権「第6次エネルギー基本計画」(別名「核による日本破壊計画」)に対する批判が高まってきています。この「計画」を審議する「総合資源エネルギー調査会」で、ある委員は「未来世代のために原発は廃止せよという声がありますが、私は未来世代のためにこそ原発を再び推進すべきだと考えています」と発言したそうです。経済産業省・資源エネルギー庁が主催する、この「総合資源エネルギー調査会」の正体をこれほど露骨に現すものはないでしょう。いつものごとく「言葉遊び」を重ねに重ねて、原発再推進の大合唱を繰り返していただけの「アホダラ調査会」です。

また、経済産業省・資源エネルギー庁の官僚たちの質の低下も目立つ「調査会」でもありました。この連中に日本の未来をゆだねるわけにはいきません。経済産業省・資源エネルギー庁は解体すべき時が来ています。経済産業省庁舎の真向かいにある財務省(かつての大蔵省が解体された結果生まれた省庁)のように、有権者・国民がその気になれば、脱原発も、核燃料サイクル中止も、経済産業省解体も、難しい話ではありません。国政選挙を含むすべての選挙で、自民・公明・維新・国民民主党(但し「市民と野党の共闘」候補を除く)を落選させてしまえばいいだけの話です。

さて、まもなく実施される衆議院選挙をにらみ、このほど日本共産党が「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」を発表いたしました。国内事情だけでなく、アメリカなどの海外の情勢も踏まえながら、今後のエネルギー政策のあり方を提言するもので、よくできた充実した内容になっています。この政党には、優秀なスタッフがたくさんいることをうかがわせる優れものの提案書と言えるでしょう。下記にそれをご紹介しつつ、関連情報や、私のエネルギー政策に関する考えも若干ばかりご披露したいと思います。

誤解しないでいただきたいのは、ご披露する私の考えが日本共産党の提言内容とは必ずしも同じではないからといっても、今回の同党の提案に反対をしているわけではありません。メールのボリュームを増やさないため、あえて同党の提案に賛成をする箇所を書き出すことは致しませんが、今回の同党の提案の大半に賛同していることは最初に申し上げておきます。その上で、更にこうしたことも考えてみてはどうか、という主旨で書いていますので、よろしくお願い申し上げます。

私は立憲民主党と社会民主党が協力をして、この今回の共産党の提案を内容的に上回る政策提言を策定し、多くの市民や社会運動団体と幅広く協議を行い、一刻も早く「原発ゼロ法案」という基本法の具体的な肉付け=各論法案を策定していただきたいと願っています。そしてその際には、①脱原発・核燃料サイクル廃棄だけでなく、②脱被ばく(放射能の危険性の歪曲・過小評価を正す)、③被害者完全救済(福島原発事故だけでなく全ての被ばく被害者)、④福島原発事故後始末の抜本的総見直し、⑤中長期エネルギー計画(新日本構造改革計画=日本版グリーン・リカバリー)、にも注力しながら「オルタナティブな日本」の全体像をお示し願いたいと考えています。この仕事こそが、立憲民主党・社会民主党に天が与えた「使命」である「救国のための挙国政策」であり、また、若い世代が胸躍る未来創造のための仕事です。市民の力も含めて「総力」を挙げて取り組んでいく政治的基盤を作ってください。お願いします。


1.(必読)気候危機を打開する日本共産党の2030戦略
 https://www.jcp.or.jp/web_policy/2021/09/post-882.html
 https://www.jcp.or.jp/web_policy/2021/09/post-882.html

(関連)気候危機打開 日本共産党が「2030戦略」2021.9.1 - YouTube(志位和夫委員長)
 https://www.youtube.com/watch?v=-23nE_lw8AY
 https://www.youtube.com/watch?v=-23nE_lw8AY

(関連)(別添PDFファイル)エネルギーの未来:政府計画案を読む(上下)(赤旗 2021,9,8,9)
 https://blog.goo.ne.jp/sugito-jcp/e/f3b919077c3781856a3c1dd26d0be383
(関連)気候危機打開 若者に連帯-田村政策委員長会見 党「2030戦略」紹介
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-25/2021092502_02_0.html
(関連)笠井・吉良議員、青年と一緒に宣伝-政治変え気候危機打開へ-共産党「2030戦略」を紹介 東京・渋谷
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-24/2021092401_01_0.html


 <田中一郎コメント>>
(1)地球温暖化論争について
 地球は本当に温暖化しているのか? 地球の気温は太陽の黒点の動きなど複雑な要因で変動していて二酸化炭素との一義的な因果関係は証明されていない。仮に温暖化しているとして、その原因は本当に二酸化炭素の大量排出なのか? 大気中の二酸化炭素の増加は地球温暖化の原因ではなくて結果なのではないのか? 大気中の二酸化炭素はわずか0.05%、その二酸化炭素が少々増えたところで地球の温暖化と関係するとは思えない、むしろ水蒸気の方が影響が大きいのでは? などなど、地球物理学(気象学)の専門家の間でも見解の対立がある。

私は、地球物理学(気象学)にド素人の一般市民が、この論争を肩代わりして闘わせてみても無意味だと考えている。私の考えは、下記の3つの理由から、化石燃料の継続的大量使用はやめた方がいい、従って結論は、地球温暖化説如何にかかわらず同じだということ、但し、カーボンゼロなど、極論はしなくてよくて、地球上の天然林を大切にしながら循環型で使える化石燃料は使えばいい(いずれなくなるが)、というもの、そして、二酸化炭素や温暖化ガスなどよりも放射能の方がはるかに危険であり、人類・生物と核とは共存不可能であること、更に、熱帯雨林の破壊や深海底あるいは北極・南極などの乱開発、金もうけのための無秩序な遺伝子操作や毒性化学物質の氾濫(農薬、肥料、食品添加物、化粧品、香料、洗剤、プラスチックなどの化学工業製品など)による生物多様性の破壊こそが、地球環境危機の中では気象変動などよりも一層危険なものだと考えている。

 <化石燃料大量使用をやめるべき理由>
(a)地球の酸性化をもたらす(酸性雨・土壌の酸性化、河川・湖沼・海洋の酸性化)

(b)SOx、NOx、PM2.5などによる深刻な大気汚染(フィルターで取り除けるという主張は世の中の有様を知らない書生的なただの(屁)理屈=現実の世界では途上国を中心に大気汚染が発生している)

(c)予防原則(温暖化ガスが地球温暖化の原因かどうかははっきりしないが、もし原因だった場合には取り返しがつかない)

 <私が懸念していること>
(a)石炭火力やめろ! の声が大きくなって、石炭産業つぶしのような雰囲気になってきている。欧米のように再生可能エネルギーの普及拡大が順調に進んでいるのならいいが、この日本では再生可能エネルギーは経済産業省をはじめ、原子力ムラ勢力により政治的に押さえつけられている。このままこの状態が続けば、いずれ電源不足の事態が発生して、電力使用ピーク時に一時的な大規模停電が起きる可能性がある。そうすると、やはり原発は停電を起こさないための電源として必要だという「為にする議論」が一気に台頭し、原発再推進が始まるのではないかと懸念される(日本人はショック・ドクトリンに弱い、)。私は原子力ムラの悪知恵が働く連中が、これを狙っているのではないかと思えてならない。

(b)市民運動・社会運動の進め方を少しファイン・チューニングしなければいけない(火力発電憎しのようなキャンペーンはやめて、原発・放射能は恐ろしい・直ちにヤメロ、再生可能エネルギー推進の目標が低く将来に向けて不安、経済産業省や原発電力会社などが再生可能エネルギー普及を妨害している、のキャンペーンをもっと強化すべし)。石炭火力・二酸化炭素よりも原発・放射能の方がはるかに危険であることを肝に銘ずべきである。

(c)現下、大人気の斎藤幸平氏著書『人新世の資本論』には「脱原発」や「反核燃料サイクル」の言葉はほとんど出てこない。従って、私は同氏の主張をあまり評価していない。原発は現代社会のすべての「悪」が盛り込まれた最悪「エネルギー」かつ「社会システム」であり、これに対して厳しい態度を取れない人物はすべてニセモノであると考えています。
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034111188&Action_id=121&Sza_id=A0

(関連)Vancouver Save Article 9-カナダ9条の会 Article 9 Canada - 気候変動と原発
 http://vsa9.blogspot.com/2020/08/blog-post.html

(2)過渡期としての21世紀エネルギー革命
 21世紀のエネルギー革命は「過渡期」ととらえるべき。しかも、エネルギーの供給構造の改革だけでなく、消費構造の変革も含めて、日本の、世界の、産業や社会のあり方をも大きく変えていく「社会革命」であるという認識が必要。それは言い換えれば、「油上の楼閣」と言われた「化石燃料文明」の終焉=コンクリートと鉄、内燃機関自動車と重化学工業、重厚長大、大量生産・大量消費・大量廃棄の時代から、軽薄短小・スマートで、ゼロエミッション、自然豊かな循環型社会の形成、平和と多様性・人権尊重・民主主義・人間解放へと向かう、人類史の大きな流れの一環として見るべきである。

そう考えた場合、今日の日本のエネルギー政策を巡る議論はあまりに視野狭窄で将来展望に欠けている(目先のことだけしか念頭にない:自民党&経済産業省に至っては原発復活のことだけしか考えていない、愚か極まりない)。以下、いくつかの各論を列記しておくが、こうした現状での低レベルの議論を払拭するためには、強力で新たな市民運動・社会運動とホンモノの政権交代が必要不可欠である。これが遅れれば遅れるほど、日本はどんどん厳しい状況に陥っていくであろうこと必至である。

(a)電力業界においては、再生可能エネルギーの抜本的推進体制の確立に加えて、過渡期において新設する化石燃料発電所は大型石炭火力ではなく、オンサイト・コジェネ・最新鋭高エネルギー効率(80%以上)の天然ガス火力とすべきである。老朽化した石炭石油発電を、この新型天然ガス火力に切り替えよ(二酸化炭素の排出は1/2以下となる)。この大きな電力改革の最大の抵抗勢力=妨害壁は既存の地域独占・原発電力会社である。何故なら、オンサイト・コジェネの分散型電源が普及すると、現状の地域独占・原発電力会社の経営は(今のままでは)大きな打撃を被るからである。

(b)電力卸売市場にしろ、消費市場にしろ、予備電源の確保と電力安定供給にしろ、今日の電力システム改革が容易にはうまくいかない最大の理由は、電力改革の最大の抵抗勢力であり妨害壁である既存の地域独占・原発電力会社である。これを解体し、送配電会社を分離独立させ、全国2つ(50Hzと60Hz)の公営送配電会社に集約するとともに、発電部門と小売部門を分割「民営」化し、発電・小売それぞれでの独占・寡占状態を解消することが必要不可欠である(独禁法違反)。

その上で、送配電網使用の託送料に上乗せする形で仕組まれた原子力ムラの我田引水政策をすべてスクラップする(現状では、発電も小売も、両部門とも既存の地域独占・原発電力会社が80%のシェアを持ち、電力市場にダントツのドミナントとして君臨するとともに、水面下で自民党・公明党ら与党系の政治家どもに働きかけを行って、歪んだ規制や法制化ルールを次々と創らせては自分たちの権勢維持を画策している状態にある。これにストップをかけることが絶対に必要だ)(申し上げるまでもなく、原発・核燃料サイクル施設は、即時廃棄=再稼働させない)。

(c)重化学工業の見直し=化石燃料を原料やエネルギーにした大量生産からの脱却
 *製鉄・鉄鋼業:悩ましい業界、1つは電炉だが、新技術はありうるか? 鉄から木材へ使用素材のメインを切り替えたらどうか
 *化学工業:プラスチック生産の総量規制と廃品回収義務、化学物質の審査と管理、および環境規制の法制度の抜本見直し

 *セメント:コンクリートから人へ、鉄鋼と同じく木材へ使用素材のメインを切り替えたらどうか

(3)エネルギー消費構造の抜本改革
 エネルギー消費構造は個々人のライフスタイルが大きく影響している。そのライフスタイルを変えるためにはビジネススタイルを変えることが先決であり必要不可欠。この逆ではない。また、エネルギー消費の大半は産業部門である。ビジネススタイルを変えるためには、まずは政治が変わり、その政治が大まかな方向性をもって政策を展開し、時間をかけて企業や産業部門を転換していくことが現実的な筋道、その場合に経済政策だけでなく、社会政策も並行して転換していく必要がある。その意味で、過渡期としての21世紀は、リベラル保守であろうが、ゴリゴリ保守であろうが、保守とは社会悪を意味する。以下、各論の事例を列記する。

(a)東京一極集中型の中央集権国家から地方分散分権のネットワーク型社会へ(首都移転や地方分権改革は必要不可欠)
 都市部=コジェネ・オンサイト(地産地消)
 地 方=再生エネ・オンサイト(地産地消)

(b)地方分権自治の基本は基礎自治体
 都道府県は「補完的機能」、国(中央政府)は権限と財源を地方自治体=特に基礎自治体へ移譲し、個々の政策・箇所付けには関与せず、国全体としての方針や政策誘導などを担う。地方分権改革は、2000年代の初頭に、小泉純一郎・竹中平蔵らによる「市場原理主義アホダラ教」政策により頓挫させられ、三位一体改革や平成の大合併という「詐欺政策」で地方疲弊が決定的となった経過がある。これを元に戻すところから始めなければならない。手段は「コンクリートから再び人へ」である。人間(人材)とその生活に着目した「イノベーションではなくてリノベーション」がキーワード。地方こそエネルギー革命の現場、再生可能エネルギーは地方から都市を包囲せよ。

(c)政策支援は「減税」ではなく「補助金・交付金」で
 補助率アップ、資金使途の厳格化と公開&第三者検証
 詳論は避けるが、「減税」は「課税ベース浸食」(TAX EROSION)をもたらし、租税政策に歪みを生む、資金使途不明確でもあり、そもそも納税していないと効果がない(負の所得税・法人税は、それはそれで問題あり) 政策支援は「補助金・交付金」で、情報公開して公正に実施

(d)人口減少社会に対応したまちづくりと交通
 人口が分散した日本列島をどうやって創っていくか
 都市計画法・建築基準法の抜本改正(現状は建築土木利権の巣窟)
 公共交通の復権(ローカル鉄道、バス、BRT、公共乗合タクシー、乗用カートなど)
 持家政策の終了(住宅減税)から公共住宅の建設・拡充へ
 リニア新幹線、新幹線新線、高速道路・高規格道路の建設中止 生活道路および公共インフラの選択的整備へ
 トラック物流から通運(鉄道)・船舶による物流へ
 地方定住政策と地方振興公社による正規公務員の大量採用・地方派遣

(関連)日本再生のための「プランB」 医療経済学による所得倍増計画-兪炳匡/著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034181742&Action_id=121&Sza_id=HH

(関連)はじめに(兪炳匡『日本再生のための「プランB」、医療経済学による所得倍増計画』集英社新書)
 https://bit.ly/3idUit8

(関連)ホンモノの地方再生へ向けて(その1):(他のMLでの議論です)(1)「コンパクトシティ」政策について(2)利用されない地方空港 & 直近(見たくもない聞きたくもない)政治情勢=されど政治- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-2cabcc.html

(佐久総合病院の色平哲郎先生に勧められて読み始めましたが、なかなかいい本です。私が申し上げてきたことと同じようなことを、この本の著者はおっしゃっています。著者は私と同じ大阪出身の人、医療経済学の専門家です。著者が提唱する「プランA」より「プランB」というのは、私の言葉で言えば「イノベーション」よりも「リノベーション」、著者が勧める「医療介護関連ビジネス」もいいと思いますが、私は加えて、農林水産業・食品産業の復権と再生可能エネルギービジネス、及び地場産業振興などを提唱し、それら「リノベーション型新産業」の担い手として、「地方振興公社」(新設)という公的機関でロスジェネ世代を中心に非正規の人たちを1千万人規模で正規職員採用し、地方定住を条件にして地方へ派遣したらいい、と申し上げています。まだ半分ほどしか読んでいませんが、全部読み終えたら、また追加コメントをしたいと思っています。みなさまも是非ご一読を!:田中一郎)

(e)農林水産業の再建と再生
 この30年間に進められてきた農林水産業「安楽死」政策を抜本的に180度転換、かつ、TPP協定など国際市場原理主義経済協定から離脱
 農林水産業に遺伝子操作(遺伝子組換え、ゲノム編集)は不要=法的に原則禁止へ(遺伝子汚染、生物多様性の否定)
 農業=有機農業化(肥料・農薬なし=脱炭素)、耕作放棄地は再生可能エネルギー用地ではなく農業用地として再活用、ソーラーシェアリングは限定的
 漁業=水産特区法廃止、漁業再生のカギは水産物流通の改革、沖合漁業(乱獲体質)は統廃合と近代化、資源管理の徹底と食品衛生
 林業=広葉樹林・混交林を中心とした生物多様性豊かな森林の醸成、自伐林業育成、環境破壊型の再生可能エネルギーは厳しく禁止 
 食品産業を地場産業として育成・奨励=食品の安全性徹底、食品表示と消費者の権利など、遅れた日本の消費者行政を抜本転換
 食料自給率(現状は37%)は10年間で80%を目指して徹底的にテコ入れ(食料安全保障:「新型コロナ」騒動で懲りたハズ)


2.「第6次エネルギー基本計画」について
 さまざまな脱原発市民団体が見解を表明しています。下記にご紹介をしておきますので、ご覧になってみてください。また、関連情報として、別添PDFファイル、および関連サイトも併せてご紹介しておきます。たとえば「容量市場」(予備電源確保市場)などは新電力から原発電力へカネを流し込むための「仕掛け」のようなものであり、直ちに廃止すべきです。

◆エネルギー基本計画(素案②)の概要(資源エネルギー庁 2021.8.4)
https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/2021/048/048_006.pdf

◆「第6次エネルギー基本計画」の政府案
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000224615

(関連)第6次エネルギー基本計画(案)に対するパブリックコメント(意見募集)資源エネルギー庁(期間:2021年9月3日(土)~10月4日(月)23:59)
https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/opinion/public.html

(関連)総合資源エネルギー調査会|資源エネルギー庁
 https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/

(1)原子力資料情報室
*第6次エネルギー基本計画素案に見る 危険な原子力政策 - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/40058
*【原子力資料情報室声明】 第6次エネルギー基本計画素案、原子力をやめる明確な道筋こそ描くべき - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/39703

(2)「声明:第6次エネルギー基本計画は原発ゼロを前提にすべきである」を発表しました - 原子力市民委員会
 http://www.ccnejapan.com/?p=12486

(関連)原子力市民委員会
 http://www.ccnejapan.com/

(3)【パブコメ】「第6次エネルギー基本計画」案に対するNDの意見|研究・報告|New Diplomacy Initiative(新外交イニシアティブ)
 https://www.nd-initiative.org/research/9953/

(4)【気候変動対策に関係あり】エネルギー基本計画案について政府があなたの意見を募集中 - 国際環境NGOグリーンピース
 https://www.greenpeace.org/japan/sustainable/story/2021/09/08/52818/

(関連)原子力発電維持、自然エネ導入は不十分ーー政府のエネルギー基本計画素案では気候危機は回避できず - 国際環境NGOグリーンピース
 https://www.greenpeace.org/japan/nature/press-release/2021/07/21/52384/

(5)<パブコメ意見文例>エネルギー基本計画 脱原発へ舵を切れ! - 原子力規制を監視する市民の会
 http://kiseikanshi.main.jp/2021/09/25/172777/

(6)FoE Japan
*連続オンラインセミナー エネルギー基本計画素案を読む|FoE Japan
 https://www.foejapan.org/event/supt/6thenergyplan.html
(1回~6回の当日資料と動画がこのサイトに全部あります)

*「カーボンニュートラル」は現状追認?!ーエネルギー基本計画の素案を読む(1) - FoE Japanブログ:Mobilize - Resist - Transform !
 https://foejapan.wordpress.com/2021/08/03/6thenergyplan/

*原発20-22%とは?ーエネルギー基本計画の素案を読む(2) - FoE Japanブログ:Mobilize - Resist - Transform !
 https://foejapan.wordpress.com/2021/08/05/6thenergyplan_02/

*バイオマス発電は大丈夫?――エネルギー基本計画の素案を読む(3) - FoE Japanブログ:Mobilize - Resist - Transform !
 https://foejapan.wordpress.com/2021/08/11/6thenergyplan_03/

*鉱物資源の需要拡大の先には?――エネルギー基本計画の素案を読む(4) - FoE Japanブログ:Mobilize - Resist - Transform !
 https://foejapan.wordpress.com/2021/08/18/6thenergyplan-4/

*エネルギー需要削減の本気度は? ーエネルギー基本計画素案を読む(5) - FoE Japanブログ:Mobilize - Resist - Transform !
 https://foejapan.wordpress.com/2021/08/26/6thenergyplan_05/


 <別添PDFファイル>
(1)点検 エネルギー基本計画原案(日経 2021.7.29)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74257910Y1A720C2M11100/
(2)「エネルギー基本計画」の危うい土台(岡田広行『週刊東洋経済 2021.8.7,14』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/27663
(3)カーボンプライシング:脱炭素への選択肢(イントロ部分)(有村俊秀『世界 2021.8』)
ダウンロード - e382abe383bce3839ce383b3e38397e383a9e382a4e382b7e383b3e382b0efbc9ae884b1e782ade7b4a0e381b8e381aee981b8e68a9ee882a2efbc88e382a4e383b3e38388e69c89e69d91e4bf8ae7a780e3808ee4b896e7958c202021.8e3808fefbc89.pdf
(4)無視される省エネ(明日香壽川『グリーン・ニューディール』岩波新書)
ダウンロード - e784a1e8a696e38195e3828ce3828be79c81e382a8e3838defbc88e6988ee697a5e9a699e5a3bde5b79de3808ee382b0e383aae383bce383b3e383bbe3838be383a5e383bce38387e382a3e383bce383abe3808fe5b2a9e6b3a2e696b0e69bb8efbc89.pdf
(5)送配電事業者(木舟辰平『電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本』)
ダウンロード - e98081e9858de99bbbe4ba8be6a5ade88085efbc88e69ca8e8889fe8beb0e5b9b3e3808ee99bbbe58a9be382b7e382b9e38386e383a0e381aee59fbae69cace381a8e4bb95e7b584e381bfe3818ce38288efbd9ee3818fe3828fe3818be3828be69cace3808fefbc89.pdf
(6)非化石電源の比率目標(木舟辰平『電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本』)
ダウンロード - e99d9ee58c96e79fb3e99bbbe6ba90e381aee6af94e78e87e79baee6a899efbc88e69ca8e8889fe3808ee99bbbe58a9be382b7e382b9e38386e383a0e381aee59fbae69cace381a8e4bb95e7b584e381bfe3818ce38288e3818fe3828fe3818be3828be69cace3808fefbc89.pdf
(7)容量市場の真実(一部抜粋)(山家公雄 2020.12)
ダウンロード - e5aeb9e9878fe5b882e5a0b4e381aee79c9fe5ae9fefbc88e4b880e983a8e68a9ce7b28befbc89efbc88e5b1b1e5aeb6e585ace99b84202020.12efbc89.pdf

 <関連サイト>
(1)総裁選の争点、核燃サイクル政策「破綻」の現実味 - 東洋経済オンライン
 https://bit.ly/3EVX28l
(2)2035年までに全米の電力供給量の半分近くを太陽光発電に Forbes JAPAN(フォーブスジャパン)
 https://forbesjapan.com/articles/detail/43377
(3)奈良県が止めたメガソーラー計画の現場から見えてきたもの(田中淳夫)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20210827-00255241
草々

2021年9月26日 (日)

新型コロナ関連情報のご紹介(7):「岡田正彦 新潟大学名誉教授,コロナ,ワクチン,危険, エビデンス, スパイク, トゲトゲ, ADE」拡充改訂版

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(お勧め新刊書)九電本店前に脱原発テントを張って⒑年目 キリスト者・青柳行信人権擁護と反原発の闘い-青柳行信/語り 音成龍司/構成 栗山次郎/聞き書き(柘植書房新社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034228424&Action_id=121&Sza_id=C0


2.映画『MINAMATA―ミナマター』公式サイト
https://longride.jp/minamata/?fbclid=IwAR3VoI5-1UVZhZl_2wCdBrAnFfSM9phguxZLbtMz46MlnPqAcrfaFHfnhJM

(関連)MINAMATA ミナマタ - 作品情報 - 映画.com
 https://eiga.com/movie/94900/
(関連)水俣病理解と継承に期待 映画「MINAMATA」に新潟の関係者:毎日新聞 Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3f9f93854afd44788da7e5d04606711ca9885fc3

(ミナマタは「過去の悲しい思い出」などではない。現在も進行形の、自公政権による、国家犯罪そのものである(何故、2009年民主民進党政権はミナマタ解決に全力を挙げなかったのか!? 所詮は自公政権と同じということか!?)。ミナマタ発覚から70年近くが経過し、裁判でも被害者勝訴が確定して50年近くが経過しているにもかかわらず、政府はこれまで一度たりとも被害者の実態調査を行わず、また、既知の通り、認定基準をいじくってその認定人数を不当極まりないまでに縮小し、ミナマタ企業犯罪被害者を切り捨てている。そしてそれは、オキナワ、ヒロシマ、ナガサキ、からミナマタ、フクシマへと続く、この国の一貫した棄民政策のなすところである。日本人の「人間解放」は、このミナマタ解決から始まるのだ。私が高校生の時に「(急進左派への)反発右翼」から「改革派」に転向した契機がこのミナマタだっただけに、この問題が未だに解決していないことが悔しくてならない。:田中一郎)


3.(別添PDFファイル)パンデミックと731部隊(加藤哲郎氏 講演予定)
ダウンロード - e38391e383b3e38387e3839fe38383e382afe381a8731e983a8e99a8aefbc88e58aa0e897a4e593b2e9838e20e8ac9be6bc94e4ba88e5ae9aefbc89.pdf

(関連)「飽食した悪魔」の戦後 731部隊と二木秀雄『政界ジープ』-加藤哲郎/著(花伝社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033609161&Action_id=121&Sza_id=GG

(関連)731部隊と戦後日本 隠蔽と覚醒の情報戦-加藤哲郎/著(花伝社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033765331&Action_id=121&Sza_id=C0

(関連)パンデミックの政治学 「日本モデル」の失敗-加藤哲郎/著(花伝社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034128936&Action_id=121&Sza_id=C0

(戦後日本の感染症対策とワクチン開発は、あの「悪魔の飽食」の731部隊の関係者やその弟子たちが戦後一貫して独占してきた世界だった。加藤哲郎一橋大学名誉教授の「新型コロナ」パンデミック(今回ばかりは私はパンデミックを「騒動」と意訳しています)についての歴史分析がスタートしています。みなさまにはマスごみに煽られて信じ込まされている「ワクチン信仰」を廃棄していただきたいと願っています。まずは「相対化」が必要不可欠です。また、この日本における感染症医療の世界から見えてくるのは、大日本帝国軍部(軍医)による日本医療界への強い影響力です。:田中一郎)

 731部隊 日本ブラッドバンク、国立予防研究所、東京大学伝染病研究所
  日本ブラッドバンク ミドリ十字 田辺製薬 田辺三菱製薬
  国立予防研究所 国立感染症研究所
  東京大学伝染病研究所 東京大学医科学研究所


4.(別添PDFファイル)マイナ保険証 遅れる準備(日経 2021.9.23)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75990200S1A920C2EP0000/

 <田中一郎コメント>
 マイナンバーカードなど、絶対につくってはいけません。ロクなことにはなりません。みなさまの「一挙手一投足」がすべて政府や治安当局や銭ゲバ不道徳企業に監視観察(要するに「のぞき見」「盗み聞き」)され、じわじわと真綿で首を絞められ、やがて「ゆでガエル」にされてしまいます。政府は「デジタル化」政策により、これに拍車をかけて、「新型コロナ」を契機にしたショックドクトリンで、勢いでもって一気にやってしまおうと画策しています。いわば有権者・国民の「家畜化」政策です。

マイナンバーカードとは、家畜牛の耳にぶら下げられている「番号タグ」を人間にも採用することを意味します。そして、その「おまけ」とも言うべき弊害は、実にうっとうしい「成りすまし」犯罪が横行する社会です。しかし、マイナンバーの「成りすまし」被害はすべて自己責任とされており、政府や自治体など、行政は助けてはくれません。クレジットカードのように損害保険もありません。マイナンバーカードは持ち歩くことさえも危険なカードです。くれぐれも騙されないよう、お気を付けください。

(関連)(報告)(4.28)「「マイナンバー制度」の危険性と「デジタル改革関連法案」について」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-7e36d2.html

◆(予約必要)(11.13)オルタナティブな日本をめざして(第67回):「デジタル政策の陥穽と、その危険性:自治・民主主義の観点から」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-68611a.html

(関連)デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える-堤未果/著(NHK出版新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034244153&Action_id=121&Sza_id=G2

(関連)監視資本主義 人類の未来を賭けた闘い-ショシャナ・ズボフ/著 野中香方子/訳(東洋経済新報社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034220634&Action_id=121&Sza_id=B0

(関連)マイナンバーカード保有28%に - 最大5000円分のポイント還元で普及にはずみ - nippon.com
 https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00988/

(こういうのに引っかかる奴というのは、はっきり言って、アホ、です。ただ、マイナンバーカードが増えている大きな理由の1つは、政府が国家公務員や地方公務員、関係団体職員にその保有を(事実上)強制しているからで、それ自体が重大な人権侵害です。官公庁の労働組合は何をしているのでしょうね!? :田中一郎)

◆♪デジタル監視社会の歌♪
 https://www.youtube.com/watch?v=RZIkBA0zdWM
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「新型コロナ」およびコロナワクチンに関して、みなさまへは多くのことをお伝えしたいのですが、今回は禁欲して「岡田正彦 新潟大学名誉教授,コロナ,ワクチン,危険, エビデンス, スパイク, トゲトゲ, ADE」拡充改訂版、に限定してご紹介いたします。かなりのボリュームで、かつ、相当に内容が充実していますので、丁寧にご覧いただければ幸いです。

(最初に)私のスタンスを再度書いておきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 既にお送りしたメールでも申し上げておりますが、私は科学者でも医学者でも医師でもないので、「新型コロナ」やそれに関連する諸問題について断定は致しません。しかし、この間1年半くらいの間のこの国の「新型コロナ」問題に対する対応は、いかにもおかしく疑問だらけで、その点についてはしっかりと発信しなければいけないと考えています。「新型コロナ」ワクチンについても同様です。なお、説得力ある形で科学的実証的に私が疑問に思うことについて説明がなされれば、私の考え方や見方は変わる可能性があることを申し添えておきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 <厚生労働省サイト>
◆第68回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第16回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料(2021年9月3日報告まで:2021年9月10日開催)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00030.html

*死亡 ファイザー(資料1-3-1) 1127人
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000830623.pdf
*死亡 モデルナ (資料1-3-2)    28人(まだ接種している人が少ない)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000830624.pdf
*重症者数(男女別P6他:死亡者含む)(資料1-1-1のP6) 
 4,210人(男1,457人、女2,744人、不明9人)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000830613.pdf
*(別添PDFファイル)「2.医療機関からの副反応疑い報告について(図表)」(P37)
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000830613.pdf
ダウンロード - e3808cefbc92efbc8ee58cbbe79982e6a99fe996a2e3818be38289e381aee589afe58f8de5bf9ce79691e38184e5a0b1e5918ae381abe381a4e38184e381a6efbc88e59bb3e8a1a8efbc89e3808defbc88efbcb037efbc89.pdf

(関連)厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_284075.html

(10年前のインフルエンザ・ワクチンの時は、報告された死亡者は3人だった、27人だった、という2つのネット情報があります。いずれにしても、今回の死亡者にしても重症者数にしても、桁違いの数字です。そして、報告されていない死亡者や重症者もかなりの数にのぼるのではないかと推測されます。ワクチン接種はいったん止めるべきです:田中一郎)

(「2.医療機関からの副反応疑い報告について(図表)」(P37)(別添PDFファイル)をご覧ください。「副反応疑い報告」の数が激減しています。明らかにおかしいと言わざるを得ません。これまでもコロナワクチンの副反応の報告漏れが女性週刊誌などで報じられていましたが、こんなグラフを見せられると、いよいよコロナワクチンの副反応副作用隠蔽工作が始まっているのではないか、という疑念が払しょくできません。)

(関連)(別添PDFファイル)「ワクチン後死亡350人超、年齢・性別・基礎疾患全リスト」『女性セブン 2021.7.15』
 https://ameblo.jp/wolfguy-007/entry-12684739513.html
(関連)(別添PDFファイル)ワクチン接種急死、遺族と医師が明かす体の異変と後悔(『女性セブン 2021.7.15』)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8ac090ecc65acadabf406919cc9baf03faf4f01a?page=2
(関連)(別添PDFファイル)日本人は副反応が驚くほど多い 内部報告(『女性セブン 2021.8.12』)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8e4b96a48dc13bcbd0bddde94bee5626e130ab90
(関連)新型コロナワクチン 接種直後に急死した日本人85人詳細データが公表(NEWSポストセブン)- Yahoo!ニュース 
 https://news.yahoo.co.jp/articles/973d766ea6c897c2217ca3998d96f710fdebfed9

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆岡田正彦 新潟大学名誉教授,コロナ,ワクチン,危険, エビデンス, スパイク, トゲトゲ, ADE
 https://okada-masahiko.sakura.ne.jp/
 https://okada-masahiko.sakura.ne.jp/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.公 開 質 問 状

内閣総理大臣 様
拝啓 ワクチン接種に関して、国民の一人として素朴な疑問があります。以下の諸点についてご説明をいただければ、不安を抱く人々の安心にもつながるものと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

(1)ワクチン接種が有効との説明は、いかなる根拠に基づくものか?(ファイザー社の第3相試験の報告論文には重大な誤りがある)
(2)同じく重症化を防ぐとの説明は、どのデータに基づくのか?(上記以外の関連研究はランダム化比較試験によるものでなくエビデンスとはなりえない)
(3)副作用や死亡の事例が、なぜ正しく収集されていないのか?
(4)報告された事例については、因果関係不明で終わらせることなく、検証のための追跡システムや新しい検査法の開発促進が必要ではないか?
(5)報道機関が、副作用などの問題点を正しく報じていないのは、政府が規制をかけているためか?
(6)偏った報道により国民の間に誤解が広がり、任意であるはずの接種が公的機関,民間企業,教育現場などで強制されている事実を把握しておられるか?
(7)科学的根拠に基づかない接種証明書の利用は、不当な差別を助長することになるが、国民の権利及び義務を定めた日本国憲法の第13条、第16条に反しないか?


2.Q0 接種後の重症者や死亡例が集計されていない?

答:「ワクチン接種後の副反応は2,3日で治るので心配ありません」。最近、政府広報と銘打ったテレビCMが流されるようになり、これは、その中で専門家が述べている言葉です。

当HPの読者から、ワクチン接種後に生じた特殊な病気や死亡例についての情報が多数、寄せられるようになってきました。患者さんの紹介状に「ワクチン接種後体調不良」という病名を目にすることも多くなっています。「自分が関係する範囲で新型コロナに感染して死亡した人の数と、ワクチン接種後に死亡した人の数が同じくらいになった」という話も聞きました。

厚生労働省が広報として発表している副反応(?)や死亡例は、氷山の一角ではないかと疑念を述べる人もいます。医師の中には、副作用ではないかと疑いをもっても、報告システムがないため、どうすればいいかわからないとか、因果関係を証明できないので触れないことにしているという人もいます。副作用の実態は誰も知らない、という背筋の寒くなるような状況に陥っています。

いかなる医療データも、公表を前提に収集するには世界共通の倫理規定を守らなければなりません。論文を書いて専門誌に投稿する際にも、順守している旨を明記する必要があります。概要は以下のようなものです。

1 詳細な研究計画書を作成する
2 所属研究機関の倫理委員会に提出し、審査を受ける
3 許可をえたのち、本人から直筆の同意書をえてから調査開始
4 英文で論文を作成し、専門誌に投稿する
5 厳しい審査を受けることになるが、多くの論文は採用不可となり返却される
6 採用の見込みがあっても実験のやり直しや原稿の書き直しが繰り返し求められる
7 掲載されるのは早くて半年から1年後

つまり副作用や死亡例の分析は、大学病院など研究機関でなければできないことと、いまの雰囲気では、倫理委員会も腰が引けて不許可としてしまう可能性もあります。だからと言って、上記の手続きを経ずに一般市民がデータを集めたとしても、いたずら投稿もあるでしょうから、正しさの検証ができません。何か良い知恵があれば・・・。


3.Q2 ワクチンを受けないと決めた人たちの災難とは?

答:私のもとには、「ワクチンを受けないと決めた人たち」から、悲痛な思いを綴ったお便りが、たくさん届いています。

「組織の中で受けていないの自分だけで、周りの目が恐ろしい」
「閑職に回された」
「もし集団感染が起こったらお前のせいだ、と言われた」
「医療人として失格だとなじられた」
「周囲の目が急によそよそしくなった」
「毎日、上司から人格を否定するような言葉を投げかけられている」
「接種を拒否することは許されない、との指示書が回ってきた」

重大な人権侵害であることはあきらかです。パワハラなどと生やさしいものではなく、傷害罪にも等しいレベルではないでしょうか。今後は法律問題と捉え、各自が行動していく必要があるかもしれません。

もし法律家の方が、この文章を読んでいただいているなら、ぜひ「お悩み相談窓口」を開設し、疎外されている人たちを救ってあげてください。医学的な問題については、及ばずながら私がサポートをさせていただきます。本ページの最初に記したアドレスあて、メールをお待ちしています。


4.Q7 専門家の言うことは正しいのか?
(2)アストラゼネカ社ワクチンの運び屋ウイルスは、DNAへの組み込みをしない?

答:同ワクチンでは、運び屋としてチンパンジーのアデノウイルス(風邪のウイルス)が使われています。人の風邪ウイルスは、すでに免疫を持っている人が多く、運び屋しては使えないからです。

多くの専門家は「アデノウイルスはDNAへの組み込みをしないので安心」と述べています。しかし最近の動物実験で、この説は覆されました。結論だけ言えば組み込みは必ず起こり、ワクチン接種を2回受けると、肝臓だけで96か所に組み込みが起こる計算が成り立ちます。つまり、このワクチンに含まれるコロナのトゲトゲ蛋白を合成する遺伝子は、あなたのDNAの中に永久に残ってしまう可能性があるということです。

【参考文献】
1) Stephen SL, et al., Chromosomal integration of adenoviral vector DNA in vivo. J Viol 84: 9987-9994, 2010.


5.(11)ワクチンはどれくらいの間、効いているのか?

答:待望のデータが7月31日に発表されました。ワクチンの効果がどれくらい続くのかを実証した、初めての報告です。中和抗体量ではなく、接種後の時間が経つにつれ、感染率がどれくらい悪化していくのかを実測したものです。

その方法が見事です。場所はイスラエル。早い時期から接種が行われていましたが、そのうち今年の「2月に接種を受けた人」と「4月に接種を受けた人」に限定して、比べたものです。対象は2回接種を終えた50万人ほどです。この2つのグループの全員に対して、6月1日からの約2ヶ月間で、いっせいにPCR検査を実施しました。

その結果は明快でした。感染した人の割合は、「2月に接種を受けた人たち」が「4月に受けた人たち」に比べて2.0倍も高くなっていたのです。ワクチンの効果は、そもそも世間で言われているほど大きくありませんから(Q10、Q12参照)、接種して2ヶ月もすると効き目は、ほとんどなくなるということになります。

この調査が優れていたのは、2つのグループを設定する際、年齢、性別はもちろん、居住地や収入、さらには肥満度、高血圧、糖尿病、心臓病、腎臓病、自己免疫疾患などを徹底的に調べ上げ、偏りがないようにコンピュータで調整していたことです。そのため対象から外されてしまう人も少なくありませんでしたが、設定としてはほぼ完ぺきだったと言えるでしょう。

このデータから言えるのは、2ヵ月前に接種を終えた人たちは、すでに効果が完全に切れてしまっている、ということです。ただし前項で述べたとおり、あくまで50歳以下の人たちに限る話であり、それ以上の年齢層では最初から免疫はついていなかったでしょう。

【参考文献】
1) Mizrahi B, et al., Correlation of SARS-CoV-2 breakthrough infections to time-from-vaccine; preliminary study. medRvix, Jul 31, 2021, in press.


6.その5 メッセンジャーRNAがDNAに逆変換され遺伝子に組込まれる?

答:ヒトの細胞の中に、「核」と呼ばれる場所があってDNAを保存しています。DNAを包んでいるのが袋状の「核膜」ですが、単なる膜ではなく、核から出ていく物資、入ってくる物質を厳格に区別しながら交通整理をしています。

核の外へ出ていけるのはほぼmRNAに限られていて、かつ逆戻りできません。したがってワクチンの改造mRNAが核内に入ることは決してなく、したがってDNAに組込まれることもありません。

核の中では、DNA→mRNA→DNA逆変換→遺伝子組み込み、という仕組みがまれに働き、自身の遺伝子改造に役立っていると言われていますが、あくまで核内に限られた出来事です。

このような「生物学の大原則」が侵される唯一の例外が、ウイルスに感染したときです。実際、新型コロナウイルスも、ヒトの核内にまで侵入し、遺伝子組み込みを行うことが確認されています。

たまたま肝炎ウイルスなどに感染している人がワクチン接種を受けると、そのウイルスのせいで組み込みが起こってしまうのではないか、と懸念する声もあります。しかし、mRNA→DNAという逆変換の仕組みの複雑さを考えれば、確率的にありえないことです。

この問いに対する答えは、「改造mRNAからDNAへの逆変換は起こらず、組み込みも起こらない」です。

【参考文献】
1) Zhang L, et al., Reverse-transcribed SARS-CoV-2 RNA can integrate into the genome of cultured human cells and can be expressed in patient-derived tissues. PNAS 118, 21, 2021.
3) Sit THC, et al., Infection on dogs with SARS-CoV-2. Nature, Oct 20, 2020.
4) Cullen BR, Nuclear RNA expot. J Cell Sci 116: 587-597, 2003.
5) Vargas DY, et al., Mechanism of mRNA transport in the nucleus. PNAS 102: 17008-17013, 2005.
6) Nirenberg E, No, really, mRNA vaccines are not going to affect your DNA. on line, Nov 25, 2020.


7.ワクチンはまったく効いていない?

答:次のグラフをご覧ください。ワクチン接種が進んでいることがご自慢の、あの3つの国における新規感染者数(上段)と死亡者数(下段)です。期間は、2020年2月16日~2021年9月7日。(グラフはサイト原本をご覧ください)

もう説明の要はないと思います。日本で言うところの第5波は世界共通なのですが、ワクチン接種が行き届いているはずの国々でさえ、過去の流行を上回るほどのペースで、感染者数が激増しています。

ワクチンの恩恵はまったくなかったと言ってよいのではないでしょうか。百歩譲って効果を認めたとしても、2ヵ月ほどで帳消し(効果消滅)ということです。「デルタ株の出現は想定外」との言い訳も無意味でしょう。ワクチンパスポートなるものの発想は、いったいどこを叩いたら出てくるのでしょうか。
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(関連)新型コロナワクチンは危険 - YouTube(岡田正彦新潟大学名誉教授)
 https://www.youtube.com/watch?v=WEM2xoyz900

(関連)ファイザー社とモデルナ社のワクチンで使われているmRNA改造法(By D Weissman and K Karikó 2021.6.16)
 https://okada-masahiko.sakura.ne.jp/mrna2.pdf

◆大丈夫か、新型ワクチン 見えてきたコロナワクチンの実態-岡田正彦/著(花伝社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034235603&Action_id=121&Sza_id=A0
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(参考)「いちろうちゃんのブログ」より

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◆新型コロナ関連情報のご紹介(1)PCR検査と新型コロナワクチン:新型コロナのワクチン、私は「絶対に打たない!」これだけの理由(ジャーナリスト 岡田幹治さん)他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-c9bba9.html

◆新型コロナ関連情報のご紹介(2)(他のMLでの議論です)いよいよ出始めた「新型コロナ」ワクチンの副反応=「新型コロナ」対応で最重要は、PCR検査拡充でもなければワクチンでもなく、重症患者への医療態勢の整備拡充です- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-4f700a.html

◆新型コロナ関連情報のご紹介(3):医薬品の世界に「やりたい放題の遺伝子操作」(安全規制撤廃)を入れるための「先兵」が「新型コロナ」ワクチンだった=その犠牲が大量の死者と重傷者(ワクチンが人を殺傷していいのか!?)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-7a3aae.html

◆新型コロナ関連情報のご紹介(4):コロナワクチンより治療薬=①イベルメクチン(大村智博士:ノーベル生理学医学賞受賞・北里大)②赤ワインや納豆に多く含まれる天然アミノ酸「5-ALA」(長崎大学)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-6651b6.html

◆新型コロナ関連情報のご紹介(5):①米CDCがPCR検査を「新型コロナ」に使わない通知、②「新型コロナ」ワクチンは効かない、③「新型コロナ」ワクチン死者が919人(7.30現在 報告ベース:戦後最大規模の「薬害」へ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-3b2e6b.html

◆新型コロナ関連情報のご紹介(6):日本の医療は崩壊などしていない=「新型コロナ」感染対策に責任のある組織や人物が、その責任を果たしていないだけの話である(人災です!)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-30f178.html
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草々  

2021年9月22日 (水)

安全審査なし、環境影響審査なし、表示なしの「ステルス型遺伝子いじくり回し(ゲノム編集)食品」が食卓にやってくる:遺伝子操作されたGABAトマトとマッチョ鯛、こんなフランケンシュタイン食品、食べたいですか? コレ、アメリカの言うなりです

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(11.13)オルタナティブな日本をめざして(第67回):「デジタル政策の陥穽と、その危険性:自治・民主主義の観点から」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-68611a.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.(至急)福島甲状腺がん「過剰診断」論撤回・検査拡充を求める署名のお願い
 https://chng.it/x5MbJKs6LB

皆様、小寺隆幸です。チェルノブイリ子ども基金共同代表としてのお願いです。2011年3月の東電福島第1原発の事故後、福島県は事故当時18歳以下だった子どもたち約37万人の甲状腺検査を行いました。これまでに少なくとも260名の甲状腺がんが見つかり、219人以上がすでに手術を受けています。小児甲状腺がんは100万人に1人と言われる珍しい病気で、福島県県民健康調査検討委員会(「検討委員会」)も多発と認めています。

甲状腺がんの多発は放射線被ばくの影響ですが、「検討委員会」は被ばく影響を否定し、「将来的に臨床診断されたり、死に結びついたりすることがないがんを多数診断している可能性が指摘されている」としています。いわゆる「過剰診断」論です。福島の甲状腺検査で「過剰診断」が生じているというエビデンスは何もありません。

「過剰診断」論は、早期発見・早期治療の機会を奪う暴論です。チェルノブイリ事故の5年後、現地で子どもたちの甲状腺異常が増えるさなかに、国際原子力機関IAEAは、重松放射線影響研究所(元ABCC)理事長を団長とする調査団を現地に派遣しました。しかし重松団長は事故の影響ではなく風土病だろうという報告を出し、その結果、子供たちの健診体制確立が遅れ、多くの子どもたちが手遅れで亡くなりました。そのことを繰り返させないために、私たちチェルノブイリ子ども基金もこの署名の賛同団体になりました。

署名は1,500名に近づきました。9月30日に第一次集約をして、福島県の検討委員会や小泉環境大臣などに申し入れを行ないます。福島の子どもたちを守るためにこの署名にぜひご協力ください。又お知り合いの方にも紹介していただければ都思います。このサイトに7分で署名の趣旨が分かる動画を見ることができます。

署名サイト https://chng.it/x5MbJKs6LB

呼びかけ団体(呼びかけ個人や賛同団体一覧は署名サイトで詳細版を開くとみることができます)
放射線被ばくを学習する会、NPOファーム庄野、東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)、311後の健康被害を考える会、「避難の権利」を求める全国避難者の会、よそものネットフランス、高木学校、京都脱原発原告団、原発止めよう!九電本店前ひろば、NPO Nos Voisins Lointains 3.11(遠くの隣人3.11)、原発賠償関西訴訟原告団


3.キャンペーン
(1)豊かな自然や地域の生活を破壊する再生エネルギー開発に規制をかけてください · Change.org
 https://bit.ly/3Avdie5
(2)キャンペーン · 離島の医療を増やしてほしい · Change.org
 https://bit.ly/3EEbjqe
(3)キャンペーンについてのお知らせ · 署名追加分を提出 · Change.org
 https://bit.ly/3CqQ8WK

(4)「長崎の黒い雨。知られざる真実。救済にあなたの力を貸してください!」
 http://chng.it/48WTLXSG

(関連)被爆者健康手帳の交付のため署名活動中【長崎県保険医協会】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=5NGHiPN2n6U

(5)辺野古大浦湾の埋め立て工事を中止し、沖縄ジュゴンの調査を求めます · Change.org
 https://bit.ly/2W60ZG8

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 賛同6600筆を超えました。まず1万筆を達成したいです。 · Change.org
 https://bit.ly/3hUI6NS


4.沖縄を再び「戦場の島」「標的の島」にしてはならない
 アメリカは「台湾有事」の際には、日本列島を最前線基地にして、自衛隊に米中戦争の「代理戦争」をさせるつもりのようです。そして、その代理戦争では、小型核兵器や宇宙兵器やAI兵器など、最先端の軍事技術が「試しに使われる」可能性もあると私は見ています。いわば、米中が水面下でツーカーの合意の下、極東に緊張関係を作り出すとともに、新兵器の実験台にする算段です。さすれば今後数十年間にわたり、兵器や軍需物資のニーズは絶えることがなく、米中の軍産情報複合体は笑いが止まらないということです。極東の「第二の中東」化です。第二次世界大戦レベルの「戦争観」や幼稚な防衛力増強論で自衛隊基地や米軍基地を九州以南の南西諸島や先島諸島に招き入れることは、戦争浄瑠璃人形(ピエロ)にされてしまう「自殺行為」と言えるでしょう。

(1)(別添PDFファイル)沖縄本島南部土砂採取計画に関する公開質問(自民党総裁候補者&各党代表宛)(具志堅隆松 2021.9.16)
https://news.yahoo.co.jp/articles/586e26ae6e5653ebb6cf8e77c0d6559035a98347
ダウンロード - e6b296e7b884e69cace5b3b6e58d97e983a8e59c9fe7a082e68ea1e58f96e8a888e794bbe381abe996a2e38199e3828be585ace9968be8b3aae5958fefbc88e585b7e5bf97e5a085e99a86e69dbeefbc89.pdf

(2)伊波 洋一 (いは よういち)さんはTwitterを使っています 「9月19日、「敵基地攻撃論」が総裁選でも議論になっているが、重要なことが隠されている。米国が日本のために中国を攻撃をしないので日本が攻撃するのだ。中国には日米安保の矛(攻撃)の役割を
 https://twitter.com/ihayoichi/status/1439786472349986819

(関連)2つのオフショア戦略
 https://pbs.twimg.com/media/E_sl641VcAcokNk?format=jpg&name=900x900

(3)新基地建設反対名護共同センターニュース NO.361 2021.9.22
 https://drive.google.com/file/d/1tdlk10JzlQs_89gAj9Fu1ayf2p4VIkpf/view

(4)半田 滋 Handa Shigeru - 現代ビジネス
 https://gendai.ismedia.jp/list/author/shigeruhanda


5.【ワクチン】エビデンスではなく政治で決まるワクチン推奨の政策転換|斎藤貴男 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295009

(斎藤貴男さん、子宮頸がんワクチン推奨再開の動きは、コロナワクチン「翼賛」体制に便乗したロクでもないことで、おっしゃる通りです。一種のショック・ドクトリンです。そしてその先兵は御用学者とマスごみです。しかし、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンも同じように山のような疑問点や危険の可能性があり、おっしゃるような甘い見方はよろしくありません。およそ、よほどの劇症型感染症や致死性の病気でもない限り、健康な体に打つワクチンなど必要ないのです(必要なのは治療薬です)。子宮頸がんワクチンも同様です。環境破壊やワクチン漬けの現代社会こそ、ウィルスの蔓延を許す最大の要因です。騙されないようにいたしましょう。:田中一郎)

(関連)子宮頸がんワクチン問題 社会・法・科学-メアリー・ホーランド/〔著〕 キム・M・ローゼンバーグ/〔著〕 アイリーン・イオリオ/〔著〕 別府宏(みすず書房)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034237953&Action_id=121&Sza_id=G1

(関連)もうワクチンはやめなさい 予防接種を打つ前に知っておきたい33の真実-母里啓子著(双葉社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033682386&Action_id=121&Sza_id=F3


6.安部晋三のための「自民党サル山陣取り合戦」(総裁選)
 オリパラ馬鹿騒ぎ報道の後、今度は「自民党サル山陣取り合戦」(総裁選)報道に明け暮れるマスごみ諸君。その背後には安部晋三への忖度=アベ悪隠しがあるのは、単細胞おバカな人間でない限り容易に見抜ける話である。4匹のサルが安部晋三という「サル回し」のために踊っているということだ。マスごみが悪質なのは、それがわかっているのに(肝心なことには知らぬ顔で)お囃子報道をやっているという点。マスごみの皆さま、世のため人のため、廃業されたらどうですか!? 「総裁選より総選挙!」(『週刊金曜日』)、「市民と野党の共闘」の躍進で、このヘドロ・クソまみれ事態を叩き潰しましょう。

(1)「総裁選の勝者は安倍晋三氏」と米有力紙が明言 そのワケとは?(飯塚真紀子)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20210920-00259108
(2)【高市早苗】安倍前首相が過剰なまでに“高市氏肩入れ”…本当の狙いは自身の再々登板か|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295002
(3)警察庁長官、警視総監、内調も 安倍前首相の“懐刀”が続々出世の怪|NEWSポストセブン
 https://www.news-postseven.com/archives/20210920_1693001.html?DETAIL
(4)山口二郎教授 安倍晋三前首相の動きに「醜聞を隠蔽するために誰がよいかとの観点」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/455f71070ecd6ad2b319364caa60f5d041b00167
(5)「こんなひどい政治は初めて」…日本最悪の首相は菅首相ではなかった=韓国報道(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cf6ca79fd7135ac4c4477805d923e5ed387b5897

◆【自民党】自民党総裁選“極右”を支えるイマドキの高齢者たち 応援デモ「中止」なのに参加者集結|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295003

(いわゆる「ネトウヨ」の大半はこういう連中のこと、大企業や役所を退職し、悠々自適の生活でヒマを持て余している連中に多い。そして、生活に困らない一部のワカモノならぬバカモノが、この連中のフォロワーとして「追っかけ」になっている、というのが実態ではないか。日々多忙な人は、こういうバカ丸出しの変態行為をしている時間がないのだ。:田中一郎)

(参考)特集:総裁選より総選挙!!|週刊金曜日公式サイト
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003307.php
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「安全審査なし、環境影響審査なし、表示なしの「ステルス型遺伝子いじくり回し(ゲノム編集)食品」が食卓にやってくる:遺伝子操作されたGABAトマトとマッチョ鯛、こんなフランケンシュタイン食品、食べたいですか? コレ、アメリカの言うなりです」をお送りいたします。この国の政治や行政は誰のためにあるのでしょうか? この第二の遺伝子組換え食品であるゲノム編集食品を巡る動きほど、この国の今日の政治や行政の正体を赤裸々に現しているものはありません。

そもそもクリスパーキャス9という道具を使ってのゲノム編集食品の開発など、高校生や大学生でも、それなりの知識とそれなりの設備があれば、誰でも容易にできることであり、こんなものを「科学技術イノベーション」などと称していることがチャンチャラおかしいと言うべきです。しかも何の規制も審査も管理ルールもないわけですから、いわゆる「DO IT YOURSELF GENOME EDITING(編集)」で、今後、あちこちでクリスパーキャス9を使った微生物を含む様々な生物ゲノムの「いじくり回し」がはびこる可能性があります(これは日本列島全土を遺伝子汚染列島にしてしまう危険な動きです)。知性も知識も常識もない、下劣な欲得だけで生きているようなアベスガ政権閣僚や自民党の政治家どもが考える「科学技術イノベーション」とはこの程度のものであり、笑止千万であるのみならず、近未来の日本に深刻なバイオハザードを招きかねない危険な政策の押し付けと言えるでしょう。

(しかもクリスパーキャス9関連の特許は、そのほとんどが米巨大企業ダウデュポンが握っていると言われており、日本でゲノム食品のようなものをビジネスにしてみても、そのうま味は日本企業にはほとんどないとも言われています。そうすると、わが国でのこうしたゲノム編集食品の半試行的販売の開始は、近未来にアメリカで開発され生産されたゲノム編集食品を大量に輸入するための「前座」とでもいえるようなものであり、すべてはアメリカの言いなりに、アメリカのゲノム改変資本・企業(多国籍アグリビジネス)のための仕掛けだと言えなくもないでしょう。政権にいる時に、一貫してアメリカの「ポチ」として、売国奴行為を働き続けてきた安部晋三や菅義偉のやりそうなことです。)

しかし、先般「市民と野党の共闘」の「共通政策」として合意されたものの中には、ゲノム編集についての言及は皆無です。私がかねてより「人類を滅亡へ向かわせる5つの危機」(注)のうちの2つとして申し上げてきた「2つの核:原子核と細胞核」のうちの後者=ゲノム編集に代表されるバイオテクノロジーに対する適切な社会規制の絶対的必要性についての認識が、野党各党にも(特に立憲民主党)、市民連合にも、それをフォローするリベラル学者にも、ない、ということを示しています。いずれタイミングを見て、今般の衆院選向け「共通政策」の問題点をご説明したいと考えています。(上記『週刊金曜日』にも「共通政策」が掲載された記事がありますので、是非ご覧ください:

(関連)(別添PDFファイル)総裁選より総選挙、衆院小選挙区での候補統一に弾み(伊田浩之『週刊金曜日 2021.9.17』)
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003307.php

(関連)市民連合と立憲野党の政策合意にあたっての声明 市民連合
 https://shiminrengo.com/archives/4336

(注)「人類を滅亡へ向かわせる5つの危機」
 ①②2つの核「原子核、細胞核」、③化学物質の氾濫、④生物多様性の破壊、⑤化石燃料の大量使用と大気汚染

(関連)キャンペーン · 有害化学物質の影響を最小化するために環境安全基本法を制定してください · Change.org
 https://bit.ly/3lTtkIG


ともあれ、ゲノム編集食品に関する当面する最大の課題は「食品表示」です。消費者・国民が「選択する」権利を行使するためには「適切な食品表示」が必要不可欠です。これを「見えない」化して、それとはわからなくして消費者・国民に食わせよう、などというのは、消費者・国民をバカにした許しがたい政策です。今の自公政権がやらないのなら、政権交代後の新政権が着任後直ちに実施すべきです。もう時間がありません。そして返す刀で、今般のゲノム編集食品の表示不要を決めた幹部官僚や御用学者どもを、有権者・国民の命と健康、そして消費者としての権利を踏みにじる「極悪人」として、政治・政策・行政の世界から永久追放してしまいましょう。この連中に対して甘い顔をすることが、同じようなことの繰り返しを生むのです。

(関連)OKシードプロジェクト
 https://okseed.jp/

以下、まもなく私たちの食卓に上がってくるであろう「遺伝子操作されたGABAトマトとマッチョ鯛」に着目して、昨今の情報をいくつかご紹介いたします。このままいくと、よほど素性が知れたものでない限り、トマトやその加工食品、鯛の刺身や切り身などは(焼き鯛など、姿形がわかるものなどは「でぶっちょ」なので見分けがつくでしょう)、食べられなくなりそうです。(私はGABAトマトの苗木を分けてもらった人間が3,000人近くもいると聞いて唖然としています。どんな人間たちなのかはわかりませんが、その愚かさは筆舌に尽くしがたいものがあります。この国は間違いなく滅亡に向かっています)


 <別添PDFファイル>
(1)世に放たれたゲノム編集野菜(イントロ部分)(河田昌東『世界 2021.10』)
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(2)「肉厚マダイ」(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2021.9.17』)
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(3)政府がゲノム編集トマトの販売を承認、やがて食卓にのぼる日が(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2021.1.15』)
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(4)改悪が進む食品表示、消費者の「選ぶ権利」が侵される(天笠啓祐『週刊金曜日 2021.7.30』)
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(5)ゲノム編集製品の市場流通へAPEC加盟国がハイレベル会合(安田節子『いのちの講座 NO.130 2021.8.31』)
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(6)ゲノム編集研究の現状と今後について(イントロ部分)(真下知士『科学 2021.1』)
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(7)フィリピンが遺伝子組換え(GM)ゴールデンライスの商業生産を承認(安田節子『いのちの講座 NO.130 2021.8.31』)
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(8)「みどりの食料システム戦略」にみるバイオテクノロジー偏重(イントロ部分)(天笠啓介『週刊金曜日 2021.5.28』)
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(上記はそれぞれ立派な論文やレポートですので、私からの解説は致しません。是非、原本にあたってご一読ください:田中一郎)


1.(メール転送です)有機農業ニュースクリップ

(1)(2021.09.10)ゲノム編集のマダイ 17日に「届出受理」へ 世界初のゲノム編集魚
 厚労省は9月10日、非公開の遺伝子組換え食品等調査会を17日に開催すると発表した。議題は「ゲノム編集技術応用食品等の個別品目(マダイ)について」であり、この調査会で日本発かつ世界初のゲノム編集魚が実質的に承認される模様だ。

遺伝子組換え食品等調査会は今年2月以来、ゲノム編集魚の実質的承認にあたる「届出受理」へ向けて会合を持ってきた。今回「届出受理」が判断されるゲノム編集のマダイについて、今年3月17日開催の同調査会に、開発した京都大学木下助教が資料を提出していた。木下助教の資料によれば、このタイは、ゲノム編集により、外来遺伝子を導入することなく、筋肉量を調節している4ないし8個の遺伝子をオフにするという。こ遺伝子操作により体重は1.2倍、可食部は1.5倍になるという。

昨年12月、日本で初となるゲノム編集トマトの「届出受理」の際は、調査会の「届出」に該当するとの判断により厚労省がサナティックシードの「届出」を「受理」した。今回議題に上がっているゲノム編集マダイについても同様の手続きを経て、実質的承認にあたる「届出」が「受理」されるものと思われる。このゲノム編集マダイついて読売新聞は先月、9月に「届出受理」と報じていた。

 ・厚労省, 21-9-10
  薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会遺伝子組換え食品等調査会(オンライン会議)について
  https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21021.html

 ・読売, 2021-8-19
  ゲノム編集で1・5倍肉厚にしたタイが流通へ…来月にも受理、魚では国内初
  https://www.yomiuri.co.jp/science/20210819-OYT1T50164/

(2)(2021.09.15)サナテックシード ゲノム編集トマトの一般向け出荷を開始
   ゲノム編集のマダイ 17日に「届出受理」へ 世界初のゲノム編集魚
   忍び込むネオニコチノイド系農薬 農民連食品分析センターがデータ公開 

≪ ゲノム編集
◆サナテックシード ゲノム編集トマトの一般向け出荷を開始
 サナテックシードは9月15日、ゲノム編集高GABAトマト「シシリアンルージュハイギャバ」の一般向け出荷を開始したと発表した。サ社の「シシリアンルージュハイギャバ」は、ゲノム編集によりGABA含有量を高めた系統をもとに交配で作られたF1種としている。

サナテックシードは4月23日、ゲノム編集トマトの苗の無償配布の応募者が5千人を超え、5月中旬から順次配布を始めると発表していた。同時に、青果物の販売は苗の配布のとどめ、21年冬から加工食品として販売するとしていた。しかし、モニターからの要望が多かったとして、当初予定していた加工食品(ピューレ)に先駆けて、青果のトマト販売を開始したという。生産は、熊本県の契約農家に委託しているという。

このトマトは、同社の開設したネットショップからの販売で、2キロで約6千円、3キロで約7千5百円という高い価格が設定されている。一方でサ社は、この数年、トマト農家は価格暴落で厳しい状況にあるとして、「相場よりできるだけ高い価格で購入します」「。契約農家が安心してトマトを作ることができるようにしたいと思っています」としている。さらに、契約農家として農副連携に力を入れている事業者と共にやっていきたいと、農家に「寄り添う」姿勢を見せ、ある種の攻勢に出ている。

この高い価格には農家も驚いている。長野県阿智村の有機農家は15日、「この価格だったら作付け希望者が殺到するのでは。これは由々しき事態」とツイッターで呟いている。

  ---------------------------
  阿智村有機農業日記 @kerokero100show
  3キロ7500円(キロ当たり2500円)ってご祝儀相場で
  しょうか(_;)

  ウチらの無農薬トマトの出荷価格はキロ450円です
  ので、大変破格な価格です。この価格だったら

  作付け希望者が殺到するのでは(*_*)。これは
  由々しき事態です。キロ450円は大玉トマトの価格
  で、ミニサイズでは600~700円です。
  ---------------------------
  https://twitter.com/kerokero100show/status/1438017067790135298

サナテックシードはゲノム編集高GABAトマト「シシリアンルージュハイギャバ」について、消費者庁に対して機能性表示の届出を行なっていないが、今後届出を行う予定だとしている。

 ・サナテックシード, 2021-9-15
  ゲノム編集トマト青果物の販売開始のお知らせ
https://sanatech-seed.com/wp-content/uploads/2021/09/%E3%82%B1%E3%82%99%E3%83%8E%E3%83%A0%E7%B7%A8%E9%9B%86%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%88%E9%9D%92%E6%9E%9C%E7%89%A9%E3%81%AE%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E9%96%8B%E5%A7%8B%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B-1.pdf

 ・サナテックシード, 2021-4-23
 「シシリアンルージュハイギャバ」の 苗の無償配布開始(申込は終了)のお知らせと一般販売について
  https://sanatech-seed.com/ja/210427/

 ・NHK, 2021-9-15
 「ゲノム編集」で品種改良のトマト 一般への販売開始 国内初
  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210915/k10013259991000.html

日本で最初のゲノム編集作物であるゲノム編集トマトの市場流通が、大きなニュースともならず、目立った消費者の反対のない中で進められていると言わざるを得ない。この17日には厚労省の遺伝子組換え食品等調査会の開催が予告され、京大・木下助教などが開発した世界初のゲノム編集動物となるマダイの「届出」が「受理」されることがほぼ確実視されている。これらのゲノム編集作物や魚は、外来遺伝子を組み込むことなく、遺伝子の一部機能を無効にすることで、環境影響や食品としての安全性を審査されることなく、これまでの遺伝子組み換え規制を潜り抜けている。ゲノム編集に伴う目的外遺伝子を改変してしまうオフターゲットも、実際の全ゲノムをチェックすることなく、単なるシミュレーションで問題なしとされている。安全性が着実に担保されているとは言えない「審査」が行われている現状は問題だ。

もう一つの問題は、こうしたゲノム編集食品に表示が不要とされていることだ。サナテックシードは、自主ラベルでトレーサビリティを確保するとしている。しかし、トマトやピューレの形で出荷される時はそうであっても、再販時やレストランなどで供された場合には、その表示が確実に担保されることはありえないだろう。ゲノム編集食品の制度上の欠陥が、消費者自身が何を選んで食べるかという《選択する権利》を奪っている。遺伝子組み換え食品にも共通するが、こうした遺伝子操作食品の表示を厳格にすべきだ。

ゲノム編集トマトが「届出受理」されるまで、世界中でゲノム編集作物は米国のカリクスト社の高オレイン酸大豆だけであった。日本は、世界に先駆けて、こうした食の安全性をなおざりにしたゲノム編集食品の実質的な承認が着々と進んでいる。なし崩し的な「ゲノム編集大国」化が濃厚といえるだろう。早急な歯止めが必要だ。

【関連記事】
 ・ゲノム編集トマトの受理撤回を求める意見書を提出 日本有機農業研究会など
  http://organic-newsclip.info/log/2021/21021105-1.html

 ・ゲノム編集トマトの流通が現実に まず家庭菜園用から供給
  http://organic-newsclip.info/log/2020/20121096-1.html

 ・日本初のゲノム編集食品の「届出」が間近に
  http://organic-newsclip.info/log/2020/20121095-1.html

 ・ゲノム編集トマト 米国農務省の非規制該当を確認 近く商品化か
  http://organic-newsclip.info/log/2020/20081060-1.html

 ・厚労省調査会 ゲノム編集魚類の議論を始める
  http://organic-newsclip.info/log/2021/21021105-2.html

 ・ゲノム編集の牛に組み込まれた抗生物質耐性遺伝子
  http://organic-newsclip.info/log/2019/19091004-1.html

◆ゲノム編集のマダイ 17日に「届出受理」へ 世界初のゲノム編集魚
 厚労省は9月10日、非公開の遺伝子組換え食品等調査会を17日に開催すると発表した。議題は「ゲノム編集技術応用食品等の個別品目(マダイ)について」であり、この調査会で日本発かつ世界初のゲノム編集魚が実質的に承認される模様だ。

遺伝子組換え食品等調査会は今年2月以来、ゲノム編集魚の実質的承認にあたる「届出受理」へ向けて会合を持ってきた。今回「届出受理」が判断されるゲノム編集のマダイについて、今年3月17日開催の同調査会に、開発した京都大学木下助教が資料を提出していた。木下助教の資料によれば、このタイは、ゲノム編集により、外来遺伝子を導入することなく、筋肉量を調節している4ないし8個の遺伝子をオフにするという。こ遺伝子操作により体重は1.2倍、可食部は1.5倍になるという。

昨年12月、日本で初となるゲノム編集トマトの「届出受理」の際は、調査会の「届出」に該当するとの判断により厚労省がサナティックシードの「届出」を「受理」した。今回議題に上がっているゲノム編集マダイについても同様の手続きを経て、実質的承認にあたる「届出」が「受理」されるものと思われる。このゲノム編集マダイついて、読売新聞は先月、9月に「届出受理」と報じていた。

 ・厚労省, 21-9-10
  薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会遺伝子組換え食品等調査会(オンライン会議)について
  https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21021.html

 ・読売, 2021-8-19
  ゲノム編集で1・5倍肉厚にしたタイが流通へ…来月にも受理、魚では国内初
  https://www.yomiuri.co.jp/science/20210819-OYT1T50164/

【関連記事】
  No.1118, 2021-9-4
 ・ゲノム編集のタイ 近く「届出受理」で流通へ道

≪ 農薬
◆忍び込むネオニコチノイド系農薬 農民連食品分析センターがデータ公開
 農民連食品分析センターはこのほど、ヒトの尿中のネオニコチノイド系農薬の予備的な検査結果を公開した。公開された検査結果は、スタッフ5名とその家族2名の計7人分。人によりバラツキはあるものの、全員から出荷量がトップのジノテフランが検出されている。また、2018年に出荷が始まったばかりのスルホキサフロルが2人から検出されていることが目を引く。気を付けていても摂取してしまう現状が反映されている結果になっている。

中でも、スタッフHさんからは、ほかの人に比べジノテフランが多く検出されている。Hさんはこのことについて、ご飯をたくさん食べていることと、近くにある家庭菜園のトマトをよくもらって食べていることからではないかという。この家庭菜園は公園付属の農園で、2週間に一度ネオニコを散布しているとの張り紙があったとのことで、これも理由ではないかという。

農民連食品分析センターはこれまでに、約300件の玄米の残留ネオニコチノイド系農薬の検査結果を公開している。そのデータによれば、3分の1から何らかのネオニコチノイド系農薬が見つかり、その77%がジノテフランだったという。言い換えれば全体の28%からジノテフランが見つかったことになる。ジノテフランは、2018年に167トンが出荷されている(国立環境研究所まとめ)。

このスタッフなどの公開データでは、2人からスルホキサフロルが検出されている。スルホキサフロルはダウ・ケミカルが開発した新しいタイプのネオニコチノイド系農薬。2017年12月に農薬登録され、2018年から出荷が始まっている。出荷量は、2018年が5.4トン(国立環境研究所・化学物質データベース)、2019年は10.3トン(『農薬要覧2020』から試算)と、まだあまり多くはないが、前年比192%と急増している。トランスフォーム(野菜・果物)、あるいはエクシード(稲)の商品名で販売されている。

農民連食品分析センターによれば、有機農家や有機農産物をよく食べている13人のデータでも、ジノテフランが多く検出されているという。給食に有機農産物や減農薬の材料を使っている保育園に通う幼児からも、結構なジノテフランが検出されているという。

日々の食事に気を付けていても、有機や無農薬が少ない果物や加工食品の摂取を通してネオニコチノイド系農薬は排除しきれない。慣行農産物や加工品を多く食べている人からは、どの程度のネオニコチノイド系農薬が見つかるのか。今後のデータの蓄積と公開が待たれる。

 ・農民連食品分析センター, 2021-9-9
  試験法開発中にスタッフとその家族の尿から検出が認められるネオニコチノイド系農薬ほかについて
  https://earlybirds.ddo.jp/bunseki/report/agr/neonico/urine/index.html

  尿中のネオニコ検査データの詳細
https://earlybirds.ddo.jp/bunseki/report/agr/neonico/urine/pretester_staff_1601x1131_210830.png

この尿に含まれるネオニコチノイド系農薬検査について、農民連食品分析センターは20名のプレテスターを募集している。募集期間は9月20日まで。費用は無料。応募多数の場合は、分析サポーター会員か、新規に分析サポーター会員に登録した申込者が優先されるという。

 ・農民連食品分析センター, 2021-9-10
  尿中ネオニコチノイド系農薬プレテスター募集
  https://earlybirds.ddo.jp/bunseki/news/urine/index.html

【関連記事】
 ・市販玄米の3分の1からネオニコ系残留農薬
  http://organic-newsclip.info/log/2020/20101084-1.html

(3)(2021.09.17)厚労省 ゲノム編集のマダイを「承認」、安全性の審査なし
 厚労省・遺伝子組換え食品等調査会は9月17日、筋肉量を増やしたゲノム編集のマダイ(可食部増量マダイ(E189-E90系統))について「「届出」に該当すると判断された」と発表した。公表された資料では、オフターゲットや安全性への言及はほとんどなく、実質的な安全性の審査が行われたとは思われない。この「届出」の「受理」により、世界初となるゲノム編集魚の流通にゴーサインが出た。

このゲノム編集のマダイは、京都大学・木下准教授らの研究グループが開発したもの。木下准教授も共同創業者のリージョナルフィッシュ株式会社が、自社の陸上水槽を使った養殖施設で生産し、パートナー業者を通して流通させるという。同社はまた、表示を徹底してパートナー飲食店で提供するとしている。

農水省は17日、「ゲノム編集技術の利用により得られた生物の使用等に関する情報提供書」と「ゲノム編集技術の利用により得られた生物の使用等に係る確認結果」を公表した。これらの公表情報によれば、ゲノム編集のマダイは、近畿大学が野生種から選抜した系統の受精卵に、クリスパーキャス9RNAとガイドRNAを導入して、筋肉の増強を抑制しているミオスタチン遺伝子の14塩基を欠失させることで筋肉量を増量させたとしている。こうして得られた親世代(T0)から集団交配させたF1世代の2個体を親としてF2世代を得たという。F1世代、F2世代で全ゲノム解析を行い、導入したRNAの複製物がゲノムに挿入されていないことを確認したとしている。

標的外の遺伝子を改変するオフターゲットについて、厚労省の公開資料では、ソフトウェアによる解析で得られた⒑か所の候補配列の解析の結果、いずれもオフターゲット変異がないことが確認されたとしている。

農水省の公表資料によれば、陸上施設の水槽からの逃げ出しや受精卵の逸出については、トラップを設けて施設外に出ないような措置を講ずるとしている。農水省は、こうした措置により近縁の野生動物と交雑して拡がることは想定し難いとしている。そして、生物多様性への影響は想定し難いと考えられ、生物多様性への影響は想定されないことを確認したとしている。

 ・厚労省, 2021-9-17
  遺伝子組換え食品等調査会議事概要
  https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000833477.pdf

  可食部増量マダイ(E189-E90系統)公開届出情報
  https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000833887.pdf

 ・農水省, 2021-9-17
  ゲノム編集技術の利用により得られた生物の使用等に関する情報提供書
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/tetuduki/attach/pdf/nbt_tetuzuki-9.pdf

  ゲノム編集技術の利用により得られた生物の使用等に係る確認結果
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/tetuduki/attach/pdf/nbt_tetuzuki-10.pdf

 ・朝日, 2021-9-17
  ゲノム編集マダイ、食卓へ 同じエサ量でも1.2倍肉付きよく
  https://www.asahi.com/articles/ASP9K4Q19P9JULBJ00T.html

なお、17日午後に公表された遺伝子組換え食品等調査会の「議事概要」は、ファイルの作成情報から、前日の16日の17時すぎに作成されたものであることがわかる。このことは、「情報提供書」が「届出」に該当するかを「審議」する遺伝子組換え食品等調査会が、その実、事前に筋書きが決まっている、形ばかりのものであることがよく分かる。


2.(別添PDFファイル)フィリピンが遺伝子組換え(GM)ゴールデンライスの商業生産を承認(安田節子『いのちの講座 NO.130 2021.8.31』)
ダウンロード - e38395e382a3e383aae38394e383b3e3818cefbca7efbcade382b4e383bce383abe38387e383b3e383a9e382a4e382b9e381aee59586e6a5ade7949fe794a3e38292e689bfe8aa8defbc88e5ae89e794b0e3808ee38184e381aee381a1e381aee8ac9be5baa7e3808fefbc89.pdf

(関連)遺伝子組み換えイネ: ゴールデン・ライスの危険 - Alter Trade Japan
 https://altertrade.jp/archives/9294

(関連)遺伝子組み換え米、商業栽培認可 フィリピンで世界初(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/83fb978acc7936ad198b9c7ded605c0d53dc50ea


3.遺伝子のスイッチ 何気ないその行動があなたの遺伝子の働きを変える-生田哲著(東洋経済新報社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034185768&Action_id=121&Sza_id=B0

(人間を含む生物の体は、遺伝子が支配し決定しているのではありません。エピゲノムともエピジェネティクスとも言われる「遺伝子のスイッチ」があり、このスイッチが生命の秩序とも言うべきものに従ってONになったりOFFになったりしています。上記の本はそれを平易に解説したものです。現代人の必読書と言えるでしょう。そして、遺伝子をいじくり回すことで、このエピジェネティクス(エピゲノム)がどうなるのか、非常に不安になるところでもあります。:田中一郎)

(関連)(想像してみてください)遺伝子(ゲノム)と遺伝子スイッチ(エピジェネティクス:エピゲノム)=ここに、恒常的な放射能・被ばくや、多種多様大量な化学物質が紛れ込んで来たらどうなると思いますか?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-4d2f76.html


4.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)遺伝子をいじくりまわした「フランケンシュタイン生物」を食わされる恐怖(ゲノム編集食品):安全審査なし・製造開発届け出なし・表示なしの「何にもなし・やりたい放題」が間もなくスタート 行き着く先は「毒物食品」と「遺伝子汚染列島」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-f5b18d.html

(2)(報告)(6.24)オルタナティブな日本をめざして(第29回):今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)(新ちょぼゼミ:天笠啓祐さん)- いちろうちゃんのブログ(2019年6月24日)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-058231.html

(3)(報告)(10.21)オルタナティブな日本をめざして(第35回):「ゲノム編集、どこに危険が潜んでいるか」(新ちょぼゼミ:河田昌東さん)- いちろうちゃんのブログ(2019年10月21日)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-8831d7.html

(4)(報告)(5.28)講演会「ゲノム編集トマトと食品の安全」安田節子さん(たんぽぽ舎)+ まったくもってグロテスクで危険で羊頭狗肉=菅義偉スカ政権の「みどりの食料システム戦略」- いちろうちゃんのブログ(2021年5月28日)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-e62a3c.html

(5)(報告)「食卓の危機:みどりの食料システム戦略とゲノム編集」(安田節子さん 2021年9月3日:たんぽぽ舎)=アメリカのために遺伝子操作食品の輸入を促進し、日本農業をつぶすための「売国奴」戦略- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-f4d42f.html
草々 

2021年9月20日 (月)

(予約必要)(11.13)オルタナティブな日本をめざして(第67回):「デジタル政策の陥穽と、その危険性:自治・民主主義の観点から」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(2021年11月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)
============================
◆(別添PDFファイル)(チラシ)(11.13)オルタナティブな日本をめざして(第67回)「デジタル政策の陥穽と、その危険性:自治・民主主義の観点から」(内田聖子さん)
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「デジタル貿易・デジタル経済については、日本では利用者・消費者の権利と、企業・発信者の責任、また今回の条項で登場した双方向コンピュータ・サービス提供者の役割と責任についての議論が足りず、社会的な合意形成や十分な政策決定がなされているとはいいがたい。このような状況の中で、条約である日米貿易協定で米国型のルールが先行して導入されることは、日本の今後の公共政策の選択肢が規定されてしまうという意味でリスクが大きい。(中略)そもそもどのような法規制やルールが日本社会にとって必要なのか、EUはじめ他国の事例なども比較検討した上で考えることが先決である。」「監視社会につながるようなデジタル化や、企業のみが独占的・支配的になるようなデジタル化は進めてはならず、利便性と公共性は対立する場合が多いのですが、日本の場合は何だかその議論以前に大きな課題があるように思えます」(いずれも内田聖子氏)。今回はデジタル政策にお詳しい内田聖子氏をお迎えし、デジタル庁スタートを迎える現段階において、我が国のデジタル政策や先般締結された日米デジタル協定の諸問題点について、基本的なところから解説していただきます(なお、この日は最初の1時間で主催者側からプレゼンを予定しています)。

講 師:内田聖子(うちだ しょうこ)さん 
 NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表、慶応義塾大学文学部卒業。出版社勤務などを経て2001年より同センター事務局スタッフとなる。自由貿易・投資協定のウォッチと調査、政府や国際機関への提言活動、市民キャンペーンなどを行う。TPPウォッチの国際NGOネットワークにも所属し、共著に『徹底解剖国家戦略特区―私たちの暮らしはどうなる?』(2014年、コモンズ)など。

 <次第>
日 時:2021年11月13日(土)14時~17時(開場13時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビル1階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
 セブンイレブン、鉄建建設本社ビルを過ぎて、次の交差点を右折。ケバブ店の隣
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/  

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


 <内田聖子さんのご著書他>
(1)日本の水道をどうする!? 民営化か公共の再生か-内田聖子/編著(コモンズ)
 http://u0u1.net/XSqf
(2)自由貿易は私たちを幸せにするのか?-上村雄彦、首藤信彦、内田聖子他著(コモンズ)
 http://u0u1.net/vQHr
(3)日米デジタル協定:TPPを超える米国型ルールが導入(内田聖子 2019.10.1)
 http://www.parc-jp.org/teigen/2019/USJTA/USJTA_degital_report.pdf
(4)日米貿易協定と日米デジタル貿易協定の何が問題なのか(内田聖子)-自治体問題研究所
 https://www.jichiken.jp/article/0164/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(5)内田聖子 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%86%85%E7%94%B0%E8%81%96%E5%AD%90
(6)内田聖子-Shoko UchidaさんはTwitterを使っています 「政府・与党、デジタル5法案を一括審議 看板政策、早期成立図る―通常国会 https---t.co-vYcJU9G2Ib 5つの法案とは、 デジタル庁設置法案 デジタル社会形成
 https://twitter.com/uchidashoko/status/1348685740687851523


 <別添PDFファイル>
(1)デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える-堤未果/著(NHK出版新書)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034244153&Action_id=121&Sza_id=G2

*各国が警戒するオンライン会議ツール「ZOOM」(堤未果『デジタル・ファシズム』NHK出版新書)
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*最高権力を持つ「デジタル庁」が来る(堤未果『デジタル・ファシズム』NHK出版新書)
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*公務員が要らなくなる(堤未果『デジタル・ファシズム』NHK出版新書)
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(2)岩波書店月刊誌『世界 2021.4』(特集1:デジタル監視体制)
 https://www.iwanami.co.jp/book/b564337.html

*人々による人々のためのデジタル社会へ(イントロ部分)(内田聖子『世界 2021.4』)
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(3)『週刊金曜日 2021.4.23』(特集:デジタル監視社会)
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003225.php

*デジタル改革関連法案:独立した強い権限を持つ監督・監視機関の設置を(イントロ部分)(三宅弘『週刊金曜日 2021.4.23』)
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*中央の一元管理で地方自治は形骸化、個人の格付けサービスがまかり通る社会の入り口:黒田充(イントロ部分)(須崎実『週刊金曜日 2021.4.23』)
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*デジタル関連法 衆院内閣委での28項目付帯決議、政党別法案賛否状況(『週刊金曜日 2021.4.23』)
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(4)その他
*記者解説:拙速 デジタル改革法(朝日 2021.5.17)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14905749.html
*巨大IT企業の暴走を止める=規制の動きと市民社会の力(編集部『世界 2021.9』)
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 <関連サイト>
(1)デジタル改革関連法の全体像(2021年5月19日公布)
 https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000782802.pdf
(2)デジタル改革関連法案について(内閣官房他 2021.3)
 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/dejigaba/dai14/siryou1.pdf
(3)日米貿易協定、日米デジタル貿易協定の概要
 https://www.cas.go.jp/jp/tpp/jpusinfo/pdf/190925_tpp_gaiyou.pdf
(4)<社説>デジタル庁 問題残る見切り発車だ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/127723?rct=editorial
(5)これでばっちり ニュースな言葉 私たちの人権は守られる!? スーパーシティ構想 – 全日本民医連
 https://www.min-iren.gr.jp/?p=40693

◆海渡雄一弁護士がデジタル改革関連法案の本質を指摘!「一握りの便利さと引き換えに市民のプライバシーを政府に売り渡す、まさにデジタル監視法」!~3・14 NO!デジタル庁 デジタル監視法案に反対する市民集会 - IWJ Independent Web J
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/489845

◆(報告)(9.24)オルタナティブな日本をめざして(第50回):「スーパーシティ構想の危険性:後退させられる自治と民主主義」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-70ec69.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

2021年9月18日 (土)

東京新聞「こちら特報部」記事に見る「陰謀論」批判報道の乱暴と職務放棄:報道機関は一般市民の「疑義申し立て」を攻撃するのではなく、支配権力側の説明責任全く不十分を徹底して追及せよ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.ただ鳴いているだけじゃない! 鳥のことばを徹底解説! 見逃し番組日記 その109 |NHK_PR|NHKオンライン
 https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=29423

(関連)小鳥の鳴き声は言語だった 文法まで突き止めた日本人研究者:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP9F3T1HP8VUPQJ00K.html?ref=hiru_mail_topix1

(たまたまTVを見ていたら、NHK「自然のアルバム」が始まって、上記のことが詳しく放送されていました。自然界の小鳥たち(シジュウカラと同種の5種の野鳥)って、すごいなと、見ていて思いました(ただ、人間と違って、小鳥たちの言葉は「1人称」=つまり自分の思いを発信するだけ、というものだそうです。二人称・三人称のような多角関係の会話はできないそうです)。また、軽井沢の林でバードウォッチングをして小鳥たちの言葉を4百近くも特定したという京都大学の若い教授ですが、この仕事で食べていけるなら、うらやましい、の一言です。ちなみに我が家にも小鳥が一羽いて(さくら君:下記に写真)、毎日、いたずらばかりして家じゅうを荒らしまわっていますが、言葉はそこそこ通じるようです。言葉というよりは「特定の音」なのかもしれません。今、何とか芸を仕込もうとしているのですが、どうも飼い主に似て頭が固くて融通がきかずで、うまくいきません。:田中一郎)

(おまけ)(別添ファイル)さくら君(こざくらインコ:雄)
 
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2.イベント情報
(1)(10.2)オンライン集会「東電刑事裁判・控訴審の勝利を求めて」(福島原発刑事訴訟支援団)
 https://shien-dan.org/online-event-2021002/

(2)有明海漁民・市民ネットワーク:有明海の再生を考えるオンライン連続講座
 http://www.ariake-gyomin.net/2021webiner/


3.キャンペーン · #JusticeForWishma 名古屋入管死亡事件の真相究明のためのビデオ開示、再発防止徹底を求めます · Change.org
 https://bit.ly/3kh4qD9


4.自民党総裁選(事実上の次期首相決定選挙)がヤバイ
 このままでは「決選投票」となり、安部晋三の操り人形でアナクロ右翼女の高市早苗が首相になる可能性が高くなっています。安部晋三とその追従者が、高市早苗総理の実現をはかるため全力で裏工作をしている模様です。高市早苗に対する批判を高める必要があります。

(1)野田聖子氏の出馬、他陣営の損得勘定は? 水面下で「勝ち馬」探し - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210916/k00/00m/010/316000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210917
(2)総裁選4氏で混戦 1回目投票、過半数困難との見方- 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA166970W1A910C2000000/?n_cid=NMAIL007_20210917_A
(3)高市氏でも野田氏でもシラける女の総裁選の闘い 直木賞作家・中島京子、望月衣塑子記者〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a8617bf7d10fde973172df99e9a886a47a684223
(4)安倍前首相、多数派工作に動く 河野氏の1回目「過半数阻止」狙う [自民党総裁選2021] [自民]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP9J6KL2P9JUTFK00B.html?ref=mor_mail_topix3_6
(5)【安倍晋三】“射程圏外”の高市早苗氏を「ガチ支援」するアベ断末魔…正式出馬表明で二番煎じのサナエノミクス|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294512
(6)高市早苗氏や稲田朋美氏、ネオナチ団体代表とのツーショット写真で波紋 - ハフポスト
 https://www.huffingtonpost.jp/2014/09/09/takaichi-nsjap_n_5794660.html

◆(メール転送です)新たな危険なポピュリストの出現か!? ネトウヨの星、高市早苗自民党総裁選候補の出馬会見Youtubeが200万回再生!コメント欄には 「マジで卑弥呼の再来」「天照大御神の化身」「日本と世界を救う方」「傑物」「圧倒的な風格。言葉の細部に宿った魂」「こんな政治家を待っていた」「戦後最大の総理大臣になる」など異様な熱量のコメントが!
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49450

自民党総裁選に出馬表明している高市早苗前総務相の出馬会見Youtubeが異様な盛り上がりを見せています。IWJでは、繰り返し高市前総務相の本質は属米極右ポピュリストが新自由主義の旗を掲げて登場したに過ぎないと批判しています。

なかでも、憂慮すべきなのは、対中強硬姿勢です。政治的な姿勢として「強硬」である、ということも易々と飛び越えて、戦闘ゲームのツール程度の気軽さで、途方もない軍事的手段の使用について、言及しているのです。それも笑顔で、楽しそうに。「電磁パルスで敵基地を無力化させる」、日刊IWJガイド9月11日号でも大きく取り上げましたが、これは9月10日の情報番組『ワイドスクランブル』に出演した高市早苗氏の発言です。

※自民党総裁選に出馬する高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 電磁パルスは高高度上空における核爆発によって起こすもの! 高市氏は日本の核武装と、中国の領空での核爆発と、中国の軍事基地無力化の3つを同時に公共の電波で言明! 世界中にこの妄言が、自民党総裁候補の公の場の発言として駆け巡った!!(日刊IWJガイド、2021年9月11日)
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49423#idx-1

こんな核ミサイルによる先制攻撃を前提にし、原発を54基も抱えた日本国家を報復攻撃で破滅させかねない発言を軽々しく行う高市氏の見識の低さに驚かされます。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご覧になってください!
 
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php


5.河野太郎よ、「原発・核燃同時多発廃棄」なら応援してもいいぞ
 自民党総裁選候補者の河野太郎が、核燃料サイクルの早期廃止に続いて、原発の新規建設にも否定的な見解を示したようだ。この際、中途半端なことを言ってないで、①原発・核燃はコスト面でもはや廃棄すべき時が来たエネルギーだ、②後始末が厄介な使用済み核燃料や核のゴミが増えるのも困る、③日本を脱原発に導き、再生可能エネルギーを中心としたエネルギー革命に全力を挙げてまい進する、くらいのことをブチあげてみたらどうか。さすれば有権者・国民の河野太郎への期待は大きく膨らむだろうし、我々も応援してもいいぞ。「白いネコも、黒いネコも、原発・核燃をやめるネコはいいネコだ」。小泉進次郎よ、河野太郎にアドバイスしてやれ! 私は原発・核燃からの脱却は、ひょっとすると小泉純一郎が言うように、腰抜け立憲民主党・枝野幸男などよりも自民党の方が早いかもしれないとも思う。

(1)河野太郎氏、核燃料サイクルを否定「核のごみをどうするか、テーブルに載せて議論しなければ」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/130280
(2)河野氏、原発建て替え否定 新増設含め「計画動かない」 -日本経済新聞
https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=1&n_m_code=012&ng=DGKKZO75795700V10C21A9PD0000
(3)河野氏「核燃サイクル不要」発言、青森県内に波紋 自民総裁選、国会議員「不支持」の声も(Web東奥) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/52b6c3296ef0e2514946c8edd74e4b6110147505
(4)【河野太郎】経済界に広がる河野政権誕生への警戒感…極端な独善性と“ちくわ耳”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/294734
(5)核燃料サイクル維持を 電事連が声明(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/369ab60d11937fa8ae5c8c8a875fdc0890326b86
(6)(別添PDFファイル)行き詰まる核燃サイクル 先送り重ね国民負担に- 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA26BK50W1A420C2000000/?n_cid=NMAIL007_20210916_A

(上記の「核燃行き詰まり」の記事は、日経が河野太郎の総理総裁就任を先取りして載せた一種の「忖度記事」と言えなくもない。:田中一郎)


◆(関連)枝野幸男よ、このいちばん「大事なとき」に君は何をやっているのか(週刊現代)現代ビジネス
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/87380

 <田中一郎コメント>
 全くその通りの表題が付けられたサイトだが、中に出てくる「甘ちゃん」リベラルの言うことはあまりアテにはできない。元祖「口先やるやる詐欺」で平成の小早川秀秋と言われる前原誠司と「だっこちゃん」ごっこをやっている井出英策氏や、ついこの間まで「「新型コロナ」挙国一致内閣」を提唱していた山口二郎氏らのことだ。唯一、注目すべきは白井聡氏、立憲民主党も白井聡氏を党の顧問にするか、枝野幸男の(政治)家庭教師にでもしたらどうかと思うくらいである。

政権交代をして日本の政治を大きく転換したいという「市民と野党の共闘」の総大将が、そのレゾンデートルである「脱原発」をあいまいにしたり先送りしたりする発言をたびたび行い、地方選挙では何の相談もない立民推薦候補をじっとこらえて(一方的に)応援しながら、閣外協力でいい・見解が違う問題を政権内部に持ち込まない・野党が一致協力してアベスガ政治を終わらせよう、と言っている共産党に対して「連立などありえない」などと無礼な発言をしてみたり、御用組合「連合」に参上しては、長野市民と地元立民が締結した政策協定(脱原発や日米地位協定の見直しなど)を頭から否定するように土下座して謝罪するなどというブザマを報じられたり、いつまでたっても政権構想を公表せず、協力する他の野党や市民との協議すらしないし、アベスガ政権打倒の国民運動を起こそうともしない。こんなことをしていて、衆議院選挙で勝利できると思っているのか、という話である。

いずれにせよ、枝野幸男・福山哲郎・泉健太の立憲民主党現執行部は今回がラストチャンスである。少なくとも憲法改悪ができないレベルにまで立憲野党(*)の議席増にならない場合は(国民民主党や日本維新は「壊憲」勢力とみなす)総退陣していただかねばならないので、そのつもりで「背水の陣」を敷いて衆院選に臨んでいただきたい。2012年野田佳彦民主民進党政権崩壊以降、国政選挙で負け続けてきた責任を取っていただくということだ。

(*)立憲野党=立憲民主党、社会民主党、共産党、「れいわ新選組」、革新系無所属

(関連)「挙国一致「新型コロナ」内閣」でもなければ「共闘至上主義」でもなく、「オルタナティブな日本」を実現できる長期政権を目指し、それを担える「世直し」コア勢力を形成せよ!=2度目の失敗は今の野党には許されない- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-d9a6fa.html
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今年は2001年の「9.11同時多発(対米)自爆攻撃」(私は「同時多発テロ」という表現がよろしくないと評価しています:「自爆」を欠落させてはダメだと思います)から20年目の年になります。全国紙各紙が「9.11同時多発自爆攻撃」を特集した記事をそれぞれ数日間にわたって紙面に載せ、社説でも各紙の主張がなされています。どこも概ね予想されるような内容で、どこか違う観点から批判的にこの事件を振り返っている新聞・雑誌や記事はないものかと思っていたら、たまたま9月9日の東京新聞「こちら特報部」の問題の記事に出くわしました。

そして、読み進むにつれて衝撃を受けるくらいに驚いたというわけです。東京新聞や「こちら特報部」といえば、福島原発事故以降、原子力ムラや放射線ムラと、その代理店政府や代理店自治体の、原発・核燃料サイクルに関するさまざまなゴマカシや隠蔽など、まさに権力犯罪とも言うべき事件や問題を徹底して追跡・調査し、有権者・市民の目線で評価して批判するという、新聞ジャーナリズムにふさわしい、(報道機関が総「マスごみ」化(巨大なゴミ化)する現代日本ではほとんど見ることができなくなった)貴重な記事を掲載し続け、多くの読者から高い評価を受け続けてきた報道機関です。

少なくない勇気ある優秀な記者たちが努力に努力を重ねて期待された使命を果たし、東京新聞という一地方紙を、そのクオリティにおいて全国紙以上のステイタスに引き上げていたとも言えるでしょう。支えていたのは望月衣塑子氏や榊原崇仁氏らの著名な記者たちだけではありません。ですから今回も、私はこの記事を期待をもって読んだのですが、その期待は見事に裏切られ、それどころか、「9.11同時多発自爆攻撃」のみならず「新型コロナ」を巡る言論についてまでも無残な「それはフェイクだ」「抹殺されて当然だ」攻撃がなされているのを発見して愕然としたということです。東京新聞よ、お前もか! 「こちら特報部」よ、お前もか! という気分です。

創業者やそれに続く先代が努力に努力を重ねて築き上げた暖簾や店、あるいは会社を、そのバカ息子やバカ娘が一瞬にして崩壊させてしまう、という話は、時折耳にすることです。築き上げるのは長い時間と大変な努力の積み重ねが必要ですが、それを崩す時は一瞬で終わる、ともよく言われています。東京新聞も「こちら特報部」もまた、これと同じことなのでしょう。今後は、東京新聞及び「こちら特報部」への高い評価を抜本的に見直し、ともに他の新聞や一般雑誌と変わらぬ「マスごみ」として、再評価しなければいけないと考え始めています。

今回のこの記事は、およそ新聞が書くようなものではありません。軍産複合体に支配された米国政府の手下(日本政府がその最たるもの)勢力が書くようなものであり、また、コロナワクチン利権にからめとられた御用機関、ないしは「新型コロナ」騒動の結果生まれてきた翼賛社会体制を良しとする勢力の広報係が書くような記事と言っていいでしょう。こんなものが編集デスクのチェックにも引っかからずに紙面を汚したことが、この新聞社の現状における組織体質を示しているとも言えるでしょう。東京新聞や「こちら特報部」は自らの判断で自滅したと言っていいと思います。以下、記事に沿って、私からのコメントを略記します。

◆(別添PDFファイル)発生から20年、9.11消えぬ陰謀論考(東京 2021.9.9)
 https://bit.ly/3kf5JlT
 https://bit.ly/3kf5JlT

(関連)9.11テロ「政府は知っていた」…アメリカで広まる陰謀論 記憶の風化に危機感高まる:東京新聞 TOKYO Web(2021,9.14朝刊掲載)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/130708?rct=world

 <田中一郎コメント>
(1)「気になるのが、事件の背景に米政府などの「陰謀」を示唆する荒唐無稽な言説が、いまだにネット上などで流れていることだ」(記事より)

 ⇒ 下記に例示するように、2004年7月の超党派による独立調査委員会の報告書の内容が、利益相反的なメンバーによる中途半端な報告に終わっていて、様々な疑惑にきちんと正面から答えることがなかったことによるところが大きい。たとえば、この「超党派による独立調査委員会」には、遺族の代表や事件を批判的に見ている有識者などは参加していたのでしょうか。当時の米国は、「アメリカ愛国者法」などという戦争翼賛法までできていて、国中を挙げてアフガンやアルカイダへの報復だ、大量破壊兵器や生物化学兵器を持つイラクのフセイン政権をつぶせ、などと熱狂していた時期です。

(関連)米国愛国者法 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E6%84%9B%E5%9B%BD%E8%80%85%E6%B3%95
(とても民主主義国家、人権尊重国家と自称する米国で成立したとは思えない、国家主義的・翼賛的なひどい法律です:田中一郎)

私は、東京新聞「こちら特報部」が「荒唐無稽の陰謀論」などと切って捨てていることの多くは、広く一般市民が自分たちの持つ限られた情報や未熟な知識の範囲で考え、どうもおかしいと声を上げた一種の「疑義申し立て」だと思います。そして、そうした「疑義申し立て」が出てくる最大の原因は、一般市民の側ではなく、支配権力の側が(今回で言えば米国政府)しっかりとした説明責任を果たさず、ものごとをごまかしたり、不都合な事実を隠蔽したりしているところにあるのです。

ならば、報道機関たるもの、情報や知識が不十分で時にはおかしなことも言う一般市民に向かって「荒唐無稽だ、黙れ!」と攻撃するのではなく、こうした「疑義申し立て」に対して徹底した調査報道で応えて「真実はこういうところにありそうだ」「政府や当局の言うことは、ここはおかしいけれど、他方で、疑義として言われているようなことはないと思われる」と報道すればいいだけの話です。そしてその際に重要なことは、支配権力側の言うがままの垂れ流し・広報機関になるのではなく、批判的な観点と一般市民的な常識的評価でもってことに臨むことが重要です。

(2)「ツインタワーから離れていて、ハイジャック機が衝突しなかったのに、短時間で崩壊した第7ビルのことを怪しむ声もある」(中略)「第7ビルの崩壊についても、米国立標準技術研究所(NIST)がツインタワーの崩壊の衝撃と熱で崩落したと分析している」(記事より)

 「ツインタワーの崩壊の衝撃と熱で(隣のビルが)崩落したと分析」=こんな説明で納得するわけがないでしょう。アメリカでは、ビルの大火災やガス爆発が起きたら、そのビルと隣接するビルも崩壊するのか、ということです。また、9.11の時には、他にもツインタワーに隣接したビルがあったでしょうが、それらはどうなっていたのかという疑問もわきますし、崩落の仕方が老朽化したビルを解体するときにやる爆破破壊とよく似ているという人もいて、こんな話では決着がつきません。そもそも現場検証はどこまでされた結果なのでしょうか。また、米国立標準技術研究所(NIST)なるところはどういう組織で、どういうメンバーが運営をしており、分析結果報告を書いたのはどういう人物で、米国政府や共和党(9.11当時のブッシュジュニア政権は共和党政権)との利益相反はないのか、など、疑問は山積です。東京新聞が市民の疑惑を「荒唐無稽」というのなら、これらを説明する義務がありますが、できんでしょうに!

(3)「ワシントン近郊の国防総省に突っ込んだのはハイジャック機ではなくミサイルと考える人も。ハイジャック機の残骸がすぐに消えたということなどを理由にする。ハイジャックされたユナイテッド航空93便の墜落にも米軍による撃墜説が出ていた。」(記事より)

前者の方はともかく、後者の方はあり得ない話ではありません。真相解明の努力が足りないのです。また、前者にしても、事件当時の報道ぶりは、もっぱらツインタワーの惨事ばかりを繰り返し繰り返し報道していて、国防総省の現場や、この事件をめぐる事情などは、映像も含めて詳細な報道はなされませんでした。私の記憶では、ツインタワーと国防総省との報道ぶりの大きな格差が強い違和感として残っています。一般市民のこの「疑義」もまた、全くの根拠なしとは言えないでしょう。

(4)サウジアラビア政府関与の疑惑
 下記の報道その他をご覧ください。現段階では、まだ関係資料が完全には公開されていません。今後が注目されます。いずれにせよ、この「9.11同時多発自爆攻撃」は、東京新聞「こちら特報部」が言うように、きれいさっぱり実態解明ができていて、あとは犠牲者を追悼するだけ、などという状態にはなっていないということです。米政府のこれまでの秘密主義・非公開の方針が犠牲者遺族や一般市民の「疑義」を深め、事をこじらせているのです。

◆「9.11 閉ざされた真相〜遺族と国家の20年〜」-NHKスペシャル
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/BJRWNG7V6G/

(関連)NHKスペシャル「9.11閉ざされた真相~遺族と国家の20年~」動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8447dx

(関連)(別添PDFファイル)9.11文書 機密解除指示、米大統領、遺族の圧力受け(東京 2021.9.4夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/128892
(関連)(別添PDFファイル)米の同時多発テロ、捜査資料16ページ公開 サウジ領事館男性聴取など(朝日 2021.9.13)
 https://www.asahi.com/articles/ASP9D53SMP9DUHBI007.html
(関連)米FBI 同時多発テロの捜査資料一部を初公開|テレ朝news
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000228684.html
(関連)FBI、米同時多発テロ文書を開示 サウジ共謀確認できず - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210912/k00/00m/030/128000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210913

(4)「明治大の海野素央教授(異文化間コミュニケーション論)は「米国社会では相手にされていないし、主張しても通用しない。18年の式典でもまったく聞かなかった。犠牲者を冒涜するのと同じことだ」と言う。」

 ⇒「米国社会では相手にされていないし、主張しても通用しない」のなら、放っておけば消えていくでしょう。しかし、今でも若い世代を中心に数十%の人たちが当時の米政府による事件への関与を疑っているという報道がなされています。また、それどころか、上記でご紹介したように、サウジアラビア政府の関与が米国政府の黙認の下でなされていたのではないのかという疑惑は消えてはいません。かような(御用?)学者の発言を引用して「犠牲者を冒涜するのと同じ」などと紙面を汚しているのは、まさに東京新聞「こちら特報部」による読者に対する冒瀆でしょう。(このあと「陰謀論」や「デマ」という言葉に関するくだらない説教のような解説が続きます。バカバカしいので引用は致しません)

(5)「ツイッターなどのSNSやYouTubeも対策を取っている。ワクチンについての誤情報を流すとアカウントを凍結したり、動画を削除したりしている。だが真鍋さんは「それでも陰謀論はなくならない。『真実だからこそ、自分の言論は封殺された』と逆に盛り上がってしまうからだ」と強調する。」

 
SNSやYouTubeなどのプラットフォーマーが、掲載された記載内容を根拠も示さず勝手に判断をして勝手に消去してしまう、ひどい場合にはアカウントを無効にしてしまう、などというのは、デジタル時代における悪質な言論妨害です。何が「対策をとっている」ですか!? おバカじゃないの? こんなものを軽々に認めれば、およそ支配権力側に不都合な言論や表現は、いずれ全てネット上から消えますよ。今度は東京新聞「こちら特報部」の番だと思った方がいいでしょう。新聞社のクセして、自分たちが何を報道しているのか、気が付かないのでしょうか? 自分たちが報道していることが「絶対に正しい」などと思い込むことが、そもそもの間違いです。言論・表現の自由やジャーナリズムの報道の自由とはどういうものかが全く理解できていないのです。

今回のこの記事は、「9.11同時自爆攻撃」を巡る事実認識が、アメリカ政府の2004年報告が絶対的に100%正しい、という立場から、何の疑問も批判的観点も持たずに「上から目線」で書かれています。また、「新型コロナ」やコロナワクチン(注)についての議論も100%政府の言う通りであり、ワクチンメーカーや御用学者たちの言う通りであって、それに異議を唱えている人々はデマ集団・フェイク人間たちだという評価をした記事です。新聞の風上にも置けないと私は見ています。(もちろん「新型コロナ」やコロナワクチンに関する荒唐無稽な珍説を披露して反対している言論もありますが、そんなことは何事についてもある話であって、上記でも申し上げたように、問題は「新型コロナ」やコロナワクチンに関する推進側=支配権力側の説明にあるのです)

読者市民も私も、福島原発事故以降、これまでの10年間、東京新聞並びに「こちら特報部」の報道ぶりを高く評価してきたわけですが、かような記事が、何の反省もなく掲載されるのですから、そろそろこの評価は撤回をして、東京新聞もまた、「こちら特報部」を含めて「マスごみ」(粗大ごみ)扱いをする時が来たかなという印象です。

こんな調子で台湾や朝鮮半島で武力衝突が起きたらどうなるか(きつい取材制限や言論統制が敷かれるでしょう)、考えただけでもぞっとします。マスごみたちが戦争遂行の政府の側に立ち、反戦・平和を訴える市民に向かって「陰謀論」攻撃やデマ呼ばわりを繰り返し、非国民は日本から出ていけと言わんばかりの記事を展開しながら、自身らは事実関係をしっかりと確認もせずに、政府や支配権力に対する批判力もないままに、かつての大本営発表のような御用広報報道を続けるであろうことは十分に予想されることです。今日の「新型コロナ」やコロナワクチンに関するマスごみたちの翼賛報道・煽り報道を見れば、この後に何が来るかは容易に想像がつくというものです。アフガニスタンやタリバンを巡るマスごみの報道にも偏りがあって、現地での実態とズレている、ということも、在野のジャーナリストから声が上がっています。要するに、東京新聞「こちら特報部」の立ち位置がおかしいのです。


(注)コロナワクチンと遺伝子操作
 このメールはコロナワクチンを論じるものではありませんので簡単に申し上げておきます。1つは、コロナワクチン(mRNAワクチン=ファイザーとモデルナのワクチン)が、米国防総省下の国防高等研究計画局(DARPA)(=インターネットを開発したARPAの後身です、ARPAの前に「国防(DEFENCE)」を示す「D」をつけた組織です)というところが資金を出して研究開発をさせていたことが下記の書物からわかります(P128)。つまりコロナワクチンの開発は米国軍部による(人間の遺伝子操作に関係する)生物兵器開発とリンクしてなされているということを意味します。

2つ目は、コロナワクチンが人間の遺伝子を操作するものであるということです。mRNAワクチンであれば、本来なら人間の遺伝子が作らないようなウィルスの抗原(たんぱく質の一種)を外からmRNAを体内に注入して人間自身の細胞器官(リボゾーム)に無理やりに作らせる、ベクターワクチン(アストロゼネカやJ&J)であれば、外から注入されたDNAが人間のDNAの中に入り込んで遺伝子情報を書き換え、以降、永久に抗原たんぱくを作り続けるというというものです。その外からの強制で人体自身がつくった抗原に人間の免疫が作用して「抗体」という新たなたんぱく質ができるという仕組みです。

いずれも人体の遺伝子を直接いじくり回すものであり、特に後者のベクターワクチンに至っては人間のDNAを変えてしまいますから、まさに恐ろしい話なのです(遺伝子改造人間となる)。何が起きるかわかりません。まさに人体実験そのものであり、だからこそ、ワクチンメーカー各社も厚生労働省も「安全性は保障しない」と公表をしています。この危険なワクチンを打て打てと扇動しているのはマスごみです。(副作用として、抗体依存性感染増強(ADE)や血栓症、心筋症などが言われていますが、ワクチン接種後の実態調査が不十分で不明のままです。ワクチン接種後の死亡者・重症者の報告が数千件出ているというのに、信じがたい対応と言わざるを得ません)

(関連)(別添PDFファイル)mRNAワクチンを開発したのはアメリカ国防総省だった(『合成生物学の衝撃』須田桃子 文芸春秋)
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(関連)合成生物学の衝撃-須田桃子/著(文藝春秋)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034210220&Action_id=121&Sza_id=B0

(関連)新型コロナ関連情報のご紹介(6):日本の医療は崩壊などしていない=「新型コロナ」感染対策に責任のある組織や人物が、その責任を果たしていないだけの話である(人災です!)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-30f178.html

(関連)(ご意見に対する現段階での私の考えです)「新型コロナ」とインフルエンザ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-4e719d.html


なお、上記で2つ目の「関連」記事は、私が9/13(月)に東京新聞の読者コーナーに相当厳しく9/9の「こちら特報部」掲載記事を批判・抗議した後にネット上に掲載されたものです。私の抗議が東京新聞の執筆記者や編集デスクに伝わったかどうかはわかりませんが、この2つ目の記事は私の抗議をほぼ完ぺきに無視しており、これは「未必の故意」による私の抗議に対する東京新聞としての、「こちら特報部」としての「返答」だと受け止めています。つまり、東京新聞も「こちら特報部」も、これからは「マスごみ」のお仲間入りだということです。朝日カバカバ新聞に向けて申し上げた通り、東京新聞にもまた、「新聞社として失格、廃業されたらどうですか」ということです。


ところで、東京新聞に限らず、全国各紙が「9.11同時多発自爆攻撃」20年を期して特集記事を掲載していますので、下記にその若干をご紹介しておきます。この2001年の事件は、その後の米軍によるアフガニスタン・タリバン政権への武力攻撃(戦争開始)やイラク戦争につながり、そのうちのイラク戦争はアメリカ・ブッシュジュニア政権の完全なでっち上げの侵略戦争であったことが明らかになっています。しかし、少なくとも米国については、反省している様子は皆無です(他方、イラク戦争に加担した英国では、当時の政権を担ったブレア元首相他、イラク戦争への加担に対する厳しい批判があり、彼はそれにより事実上、失脚しています)。

他方、アメリカが始めたアフガン戦争も、その根拠があやふやなままです。上記でも申し上げましたように、そもそも「9.11同時多発自爆攻撃」が実行されるのを米国と親密なサウジアラビア政府が直接間接に支援していた可能性や、それを米国治安当局がつかんでいた可能性があり、「未必の故意」で攻撃を見逃していたのではないかという疑惑があります。更には、「9.11同時多発自爆攻撃」自体が、米国内の勢力も加担した謀略だったのではないかという疑いも消えないままです。

また、攻撃計画の首謀者とされたビンラディン氏やアルカイダという組織にしても、彼らがこの事件の首謀者であるという確たる証拠はあるのでしょうか。私が記憶する限り、その詳細が報道されたという事実はありません(「決めつけ」報道はたくさんありました)。つまり、米国当局=支配権力を握る側は、この20年間、「9.11同時多発自爆攻撃」についての徹底調査や情報開示を渋り、説明責任を果たさずに来たことが、東京新聞「こちら特報部」が言うところの「陰謀論」の本当の原因なのです。

更にまた、仮に確たる証拠があったとしても、ビンラディンをかくまっているとする(これ自体も怪しいのでは?)タリバン政権のアフガニスタンに対して武力による無差別攻撃といってもいいような一方的攻撃で「報復戦争」をしていいのか、という問題も決定的に重要です。更に、ビンラディン氏個人についても、確たる証拠に基づく公正な裁判を受けることもなく、パキスタンに潜入した米国特殊部隊により殺害されるといったことが、許されていいのかという問題も残ります(*)。こんなことが許されれば、およそ米国のホワイトハウスや国防総省など、時の支配権力者が「この国は許さん」「こいつは死罪だ」と判断をすれば、いつでもどこでも攻撃可能・殺害可能となってしまうでしょう。こういうことは断固として許されない、というのが、近現代の国際社会の苦難の経験を経た不滅のルールなのではなかったでしょうか。

(*)この時の米国特殊部隊の潜入についてパキスタン政府が承認していたという報道はなかったと思います。むしろ逆に、米部隊はパキスタン軍が現場にやってこないうちにさっさと引き上げた、という報道を見た記憶があります。だとすると、これは米軍・米国によるパキスタン主権の重大な侵害ということになるでしょう。「ならずもの国家」とは、米国政府によって名指しされた中東やアフリカの国々ではなく、米国のことではないかと思ってしまいます。これと似たような事件が、1970年代に日本で起きた、韓国情報組織KCIAによる金大中氏(のち韓国大統領)拉致事件でした。当時は重大な日本主権の侵害であると大騒ぎになったものです。

(関連)映画『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』公式サイト
 https://unitedpeople.jp/shadow/
(上記のドキュメンタリー映画では、武器取引の裏側で、米国やイスラエルの諜報機関が反米的・反イスラエル的な国々や組織の要人を暗殺しているとされていました:田中一郎)

(関連)ソレイマニ暗殺の米国ドローン「超ハイテク攻撃」の衝撃 21世紀の戦争はこう変わる - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/27892

いずれにせよ、20年間続いたアフガニスタン戦争は、米兵の若者やアフガニスタンの罪なき子どもたちも含め、多くの犠牲者・戦傷者を生み出し、アメリカの完全敗北とタリバン政権の復活という形で幕を閉じました(それでもバイデン米大統領による米軍のアフガンからの完全撤退の決意は、やり方はともかくとして、私は肯定的に評価します)。この間、武力攻撃の応報による犠牲者の他にも、たとえばアルグレイブ刑務所(イラク)やグアンタナモ収容所(キューバ)など、耳を疑い目を覆いたくなるような米国による重大な人権侵害も表面化しています。

また、この米国の「ポチの国」=ニッポンもまた、武力攻撃こそ行わなかったものの、この米国の「ならず者」行為に追従し、米国の侵略戦争・加害戦争に加担してきました。それまでは平和国家として中東やアラブの人たちに素朴な形で高い評価と対日友好感情を得ていた(これこそが貴重な日本の財産だった)日本の評価は今や地に落ちてしまっています。このこともまた、上記で申し上げた、バカ息子・バカ娘たちが創業者や先代が築いたものを一瞬にして崩壊させてしまった一つの事例と言えるでしょう。最大のバカ息子は安部晋三という人物です。

(こうした事例は他にもいくらでもありますよ=世界遺産的価値があった築地市場が消滅、美しくも清らかだった日本全国各地の清流がムダなダムでダメになった、福島原発事故で安全で美しい福島が失われた、広葉樹林を中心とする天然林で覆われた自然豊かな緑の列島の貴重な木々がほとんど全部伐り倒され、それに代えて杉ヒノキの人工単一樹種針葉樹単層林という貧相な木材畑にされてしまった(これを愚かにも「拡大造林」などと称してきた)、高度経済成長時代に活躍し、長く日本経済に貢献してきて高齢化した多くの技術者を日本企業がリストラをし、その人たちが海外の企業に採用されて日本の技術が流出他)

米国も日本も、「9.11同時多発自爆攻撃」から20年間で、政府や政治家たちが行ってきた一連の「戦争行為」を徹底して検証し反省すべき時が来ているのです。日本のマスごみたちの社説を見る限りでは、あまり徹底した検証や総括は期待できないものの、各紙それなりにこの20年間に戦争に関与した政府や関係者・組織には、相応の反省と見直しを求めているように見えます。やはり未来へ向けて「武力で平和はつくれない」という短い言葉の意味をかみしめるように、過去20年のふるまいを振り返ってみることが大事なのではないでしょうか。米国や日本が、民主主義や基本的人権の尊重を基本原則とする国家だというのなら、それを実践して、自らの戦争行為の愚かさを見定めたうえで、二度と再び同じことを繰り返さない誓いが必要であると私は思います。

「9.11同時多発自爆攻撃」も、究極的には米国のそれまでの中東アフリカ政策や対イスラエル・パレスチナ政策の必然的結果と言えなくもでしょう。米軍は、自軍の若き米兵も含めて、罪もない人々をあまりにも多く傷つけ、あまりにも多く殺害しました。そんなことは自国では許されないようなことを、中東やアフリカ、あるいはアジアやラテンアメリカで繰り返してきました。これをもう二度と繰り返すな、ということです。

繰り返しになりますが、そのように考えたとき、今般の東京新聞「こちら特報部」の記事は、単に支配権力側の言い分に追従しているだけの、典型的な忖度記事の1つであるだけでなく、未来へ向けて何の役にも立たないどころか、ますます読者・市民を「支配権力翼賛」へと動員していく先兵の役割を果たすものと言えるのではないでしょうか。新聞という「社会の公器」が、支配権力や時の政府政権の側に立って報道するようになれば、その存在は「意義あるもの」から「悪質な御用機関」に転落します。もはや、東京新聞も「こちら特報部」も、この「悪質な御用機関」そのものとなり、従ってまた「マスごみ」になり果てたということだと評価せざるを得ません。

「9.11同時多発自爆攻撃」20年特集記事
(今回はメールが長くなりますのでコメントは控えます)

 <別添PDFファイル>
(1)(記者解説)米国、過ちの深層 歴史の誤用招いた、超大国のおごり 編集委員・三浦俊章(朝日 2021.9.6)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15033738.html?iref=pc_rensai_long_82_article
(2)米中枢同時テロから20年「あの日から世界は変わった」追悼に訪れた人々それぞれの「9・11」(東京 2021.9.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/130276
(3)9.11から20年 テロとの戦い、続く試練(日経 2021.9.11)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB317970R30C21A8000000/
(4)ほんとの姿は?(斎藤美奈子 東京 2021.8.18)
ダウンロード - e381bbe38293e381a8e381aee5a7bfe381afefbc9fefbc88e6968ee897a4e7be8ee5a588e5ad9020e69db1e4baac202021.8.18efbc89.pdf

 <関連サイト>
(1)(社説)週のはじめに考える 非寛容を打ち払いたい:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/130425
(2)(社説)9・11後の世界 傷ついた自由の理念、再生を:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15037696.html?iref=pc_rensai_long_16_article
(3)(社説)同時多発テロ20年 「不朽の自由」はるか遠く - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20210912/ddm/005/070/078000c
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)「9・11」後の20年 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/%E3%80%8C9%E3%83%BB11%E3%80%8D%E5%BE%8C%E3%81%AE20%E5%B9%B4/
(5)【特集】アメリカ同時多発テロから20年:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/topics/word/%E5%90%8C%E6%99%82%E5%A4%9A%E7%99%BA%E3%83%86%E3%83%AD.html
(6)浜矩子「米軍のアフガン撤退はパックス・アメリカーナーの終焉宣言」〈AERA〉Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/14c7aec52caecb22e1fb681366485928f5d3e801
草々 

2021年9月14日 (火)

福島第一原発の汚染水を巡る直近情報:(1)汚染水処理設備で排気フィルター破損 東電が公表せず交換(2)(必見必読)討論資料:放射線科学から見たトリチウムの危険性(概説)(渡辺悦司著:内部被曝問題研究会)

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
================================
1.(重要)キャンペーン
· 有害化学物質の影響を最小化するために環境安全基本法を制定してください ·Change.org(発信者:ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 宛先:国会衆議院及び参議院)
 https://chng.it/zzvcHR762F

(関連)キャンペーンについてのお知らせ· 環境安全基本法の必要性を説明した動画をアップしました ·Change.org
 https://bit.ly/3tCQl62
(関連)ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 - Japan Endocrine-disruptor Preventive Action
 https://kokumin-kaigi.org/

(よろしくお願い申し上げます。日本の環境と人々の健康を脅かしているのは、放射能と遺伝子汚染と有害化学物質です。今までの産業優先の政策や行政、あるいは、いい加減な規制のおかげで、巨大な「ツケ」が累積しており、もう一刻の猶予もない事態に追い込まれています。:田中一郎)


2.キャンペーン· 医療・介護・保健所の「本気の充実」を求めます · Change.org
 https://bit.ly/3nxbCNe

(関連)キャンペーンについてのお知らせ· 医療崩壊のさなかでも、病床「削減」を続ける政府に方針撤回を求めましょう ·Change.org
 https://bit.ly/3zb77dm

(まだ、こんなことしているのか!大量の医療難民が生まれているのに、信じがたい話である。これが自公政治の正か!? :田中一郎)


3.河野氏「核燃サイクルは手じまいすべきだ」「決断は一日も早い方がいい」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/5a734d810165a985f8e8b06027dcbbc296bbe349

(関連)「KIK連合」で安倍政治終結なるか 古賀茂明〈週刊朝日〉(AERA dot. - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2812557f3cd690e4cbc78fd4a76047befea47468

(河野太郎よ、核燃料サイクルを手じまいするのなら、一緒に原発も手じまいにせよ。さすれば、お前の名前は、令和の世に日本を救った名首相として歴史に名が残るだろう。それこそが天がお前に与えた「歴史的使命」なのだ。:田中一郎)


4.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)第二次世界大戦の戦後処理と原爆開発:ローズベルト、スターリン、チャーチルはどのように考え、どう動いたか
& 「中国共産党100年 紅い遺伝子の継承」で人民を翻弄する「スターリンのブタ」国家=中共中国- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-35d939.html

(2)(他のMLでの議論です)習近平体制下の中共中国をめぐって(市民はスターリニズム国家とどう向き合うか)&
自民党総裁選という「サル山陣取り合戦」と河野太郎の脱「脱原発」宣言(やっぱりこいつも「残りカス」だった)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-ad9f3f.html

(3)「挙国一致「新型コロナ」内閣」でもなければ「共闘至上主義」でもなく、「オルタナティブな日本」を実現できる長期政権を目指し、それを担える「世直し」コア勢力を形成せよ!=2度目の失敗は今の野党には許されない- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-d9a6fa.html

(4)(報告)「食卓の危機:みどりの食料システム戦略とゲノム編集」(安田節子さん 202193日:たんぽぽ舎)=アメリカのために遺伝子操作食品の輸入を促進し、日本農業をつぶすための「売国奴」戦略- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-f4d42f.html
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福島第一原発の汚染水を巡る直近情報です。

1.(信じられん!)福島第1フィルターほぼ全て破損 原因究明せずに運転続ける(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b6ebaa4d2fa9dbeb0db9175e5a209e8f102729af

(関連)(信じられん!)福島第一の汚染水処理設備で排気フィルター破損 東電が公表せず交換(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4103942589157fc8f53a76935b176e9ab2685ad1

(関連)「東電の管理極めて問題」規制委 福島原発の汚染水設備損傷で(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dbe3ca699afbbf92a4ce3812fc6dbeecac28086c
(関連)福島第一、認可外の廃棄物保管が急増…規制庁「マネジメントできていない」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dd285f446899bbcd0ce35c899c35c9edf034311a

 <破損したフィルターの写真>
 https://twitter.com/makomelo/status/1437298836964212748
 (写真をクリックすると大きくなります)

(これで何度目だ! 原子力「寄生」委員会は「口先」だけで厳しいことを言っているが何もしない。こんな会社に柏崎刈羽原発の再稼働を許していいのか!? またやるぞ! 今度は関東と南東北が全滅する。:田中一郎)

(関連)風評被害は抑えられるのか 福島第一原発の「処理水」放出で海底トンネル建設へ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/129660
(関連)柏崎刈羽原発で電源ケーブル焼く火事 漏電が原因の可能性か(TeNYテレビ新潟) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/470aa02537466a6aefaa359f4f5b19adb20e6cbd

(関連)原発「処理水」海洋放出12月メドにIAEAが安全性評価を開始(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d1bbded960ef591f09e2e80a88f63fd0df5a914c

(国際原子力機関(IAEA)は原発推進のための国際原子力マフィア組織、こんなところがわざわざ福島までやってきて、あらかじめ決めてある結論=「安全だ、海洋放出は容認できるし、それがBESTのシナリオだ」を公表したところで何の意味があるのか。典型的な利益相反行為である。:田中一郎)

(関連)東電側から研究費1千万円超 新潟県原発技術委2委員に(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/737290d8b87736fc9aed319bb30a178d9f7e4685

 

(ここでも利益相反だ! 東京電力からカネをもらっている人間を県の技術委員会の委員にしていてどうするのか! やめてもらえ!:田中一郎)


(関連)東電が新再建計画を公表 変わらぬ柏崎刈羽原発頼み:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASP7P6DZ0P7PULFA01F.html?pn=5


(関連)東京電力が虎の子「再エネ事業」を一部売却へ、仰天構想が判明【スクープ完全版】 - 東京電力 解体 - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/278174
(関連)「東電はもう死んでいる。早く介錯を」、東京電力エリートOB覆面座談会 - 東京電力 解体 - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/278178


2.(メール転送です)(必見必読)討論資料:放射線科学から見たトリチウムの危険性(概説)(渡辺悦司著:内部被曝問題研究会)


皆さま、渡辺悦司より

ご活躍、いつも勇気をいただいております。以前お送りしておりました私の討論資料「放射線科学から見たトリチウムの危険性(概説)」、皆さまからいろいろなフィードバックをいただき、深く感謝します。いただいたご議論を合わせまして、以下のサイトに掲載していただきました。ご検討や討論、転送・拡散などにご活用いただければとてもうれしく思います。

引き続き、ご感想、ご意見、ご批判、アドバイスなど、お寄せいただければ幸いです。がん療養中で、すぐに対応することがかなわないかもしれませんが、さらに検討したいと思っております。このメール、転送・拡散歓迎です。


討論資料:放射線科学から見たトリチウムの危険性(概説)その1
http://blog.torikaesu.net/?eid=107

討論資料:放射線科学から見たトリチウムの危険性(概説)その2
http://blog.torikaesu.net/?eid=108

討論資料:放射線科学から見たトリチウムの危険性(概説)その3
http://blog.torikaesu.net/?eid=109

PDFについては:
http://nukecheck.namaste.jp/ronbun/ronbun_index.html

あわせて、京都市民放射能測定所のサイトにも掲載していただきました。
http://nukecheck.namaste.jp/ronbun/ronbun_index.html


3.帰還困難区域30年までに帰還方針〜避難基準は年20ミリを継続 OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2598
草々

 

2021年9月13日 (月)

(報告)(9.11)オルタナティブな日本をめざして(第64回):「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)は何を問うているのか」(井戸川克隆元双葉町長・古川元晴弁護士)

前略,田中一郎です。


去る2021年9月11日(土)、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、下記「新ちょぼゼミ」を開催いたしました。当日のレジメや録画を添付して簡単にご報告申し上げます。

◆(イベント情報)(予約必要)(9.11)オルタナティブな日本をめざして(第64回):「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)は何を問うているのか」(井戸川克隆元双葉町長・古川元晴弁護士)(「新ちょぼゼミ」 2021年9月11日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-c6d6f8.html

 この「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)」は、元双葉町町長である井戸川克隆さんが原告となり、東京電力と国が住民を放射線に被ばくさせた責任を正面から問う裁判です。原発立地自治体の首長だった井戸川克隆さんは、福島原発事故の前と後とで国や東京電力の地域住民や自治体に対する態度や対応が大きく違うことに愕然とし、これを放置したのでは住民が救われないだけでなく同じことがまた再び起きるだろうと判断し、過酷な被災生活が続く中、勇気をもって提訴をされました。また、この裁判の主任弁護士をつとめられる古川元晴弁護士は、2015年に『福島原発、裁かれないでいいのか』(朝日新書)を上梓。多くの福島原発事故関連の裁判で争点となっている「予見可能性」ではなく、「危惧感説(合理的危険説)」にもとづいて「予見義務」を争点とした裁判立証を展開されています。今回はいよいよ東京地裁での裁判が終盤となったこの「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)」について、お二人からお話をお聞きします。みなさまのご参加をお待ちします(なお、この日は事務連絡を除いて主催者側からのプレゼンはありません)。

講 師:井戸川克隆(いどがわ かつたか)さん
 双葉町元町長 町民を県外避難させた唯一の首長 著書「なぜわたしは町民を埼玉に避難させたのか 駒草出版」

講 師:古川元晴(ふるかわ もとはる)さん
 最高裁判所司法研修所上席教官、京都地検検事正などを歴任。2011年より弁護士。著書 『福島原発、裁かれないでいいのか 朝日新書


◆(当日録画:第一部)20210911 UPLAN【前半】古川元晴「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)は何を問うているのか」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=D6de2OyL9xA
 https://www.youtube.com/watch?v=D6de2OyL9xA

 <古川元晴弁護士レジメ:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)井戸川裁判:原告主張の全体像(要点)(古川元晴弁護士 2021年9月11日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e4ba95e688b8e5b79de8a381e588a4efbc9ae58e9fe5918ae4b8bbe5bcb5e381aee585a8e4bd93e5838fefbc88e58fa4e5b79d202021e5b9b49e69c8811e697a5efbc89.pdf
(2)(参考資料)井戸川裁判関連(古川元晴弁護士 2021年9月11日)
ダウンロード - efbc88e58f82e88083e8b387e69699efbc89e4ba95e688b8e5b79de8a381e588a4e996a2e980a3efbc88e58fa4e5b79de58583e699b4e5bc81e8adb7e5a3ab202021e5b9b49e69c8811e697a5efbc89.pdf


◆(当日録画:第二部)20210911 UPLAN【後半】井戸川克隆「自分力を磨け~集団幻覚に騙される人間は私のように地獄を見る」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=kno6p2iFIgA
 https://www.youtube.com/watch?v=kno6p2iFIgA

 <井戸川克隆元双葉町長レジメ:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)洗脳されている「自分力を磨け」(井戸川克隆元双葉町長 2021年9月11日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e6b497e884b3e38195e3828ce381a6e38184e3828be3808ce887aae58886e58a9be38292e7a3a8e38191e3808defbc88e4ba95e688b8e5b79d202021e5b9b49e69c8811e697a5efbc89.pdf
(2)(参考資料)アトムふくしま NO.194((財)福島県原子力広報協会 2008.12)
ダウンロード - efbc88e58f82e88083e8b387e69699efbc89e382a2e38388e383a0e381b5e3818fe38197e381be20no.194efbc88e7a68fe5b3b6e79c8ce58e9fe5ad90e58a9be5ba83e5a0b1e58d94e4bc9a202008.12efbc89.pdf


<井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会>
 http://idogawasupport.sub.jp/
 https://www.facebook.com/idogawasupport/

(関連)裁判資料:井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会
 http://idogawasupport.sub.jp/report.html
(関連)会員登録:井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会
 http://idogawasupport.sub.jp/admission.html
(関連)井戸川かわら版:井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会
 http://idogawasupport.sub.jp/kawara.html


 <当日、主催者からご紹介した図書&記事>
(1)原発の安全性を保証しない原子力規制委員会と新規制基準-奈良本英佑/著 eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)(合同出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033285629&Action_id=121&Sza_id=C0
(2)グリーン・ニューディール 世界を動かすガバニング・アジェンダ-明日香壽川/著(岩波新書) https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034207835&Action_id=121&Sza_id=B0
(3)合成生物学の衝撃-須田桃子/著(文藝春秋)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034210220&Action_id=121&Sza_id=B0
(4)(別添PDFファイル)発生から20年、9.11消えぬ陰謀論考(東京 2021.9.9)
ダウンロード - e799bae7949fe3818be3828920e5b9b4e38081efbc99efbc8eefbc91efbc91e6b688e38188e381ace999b0e8ac80e8ab96e88083efbc88e69db1e4baac202021.9.9efbc89.pdf


 <お二人のご著書>
(1)(必読)福島原発、裁かれないでいいのか-古川元晴/著 船山泰範/著(朝日新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033212619&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)脱原発で住みたいまちをつくる宣言 首長篇-井戸川克隆/著 村上達也/著 桜井勝延/著 根本良一/著 笹口孝明/著 保坂展人/著 上原公子/著(影書房)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032953315&Action_id=121&Sza_id=GG

(3)なぜわたしは町民を埼玉に避難させたのか 証言者前双葉町町長井戸川克隆-井戸川克隆/著 佐藤聡/企画・聞き手(駒草出版株式会社ダンク出版事業部)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033252854&Action_id=121&Sza_id=C0

 <関連サイト>
(1)民をだまし、全てを奪った国と東電責任を問う井戸川裁判:原発ものしり帖(配信).xlsx
 https://bit.ly/3wytRmg
(2)「被ばくは国の責任」井戸川前双葉町長が裁判で追及 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1961
(3)井戸川克隆さん学習会の感想ご紹介 - 東電株主代表訴訟
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-296.html
(4)学習会資料:まやかしの原子力防災が生んだ福島東電原発事件(pdf)(井戸川克隆:2018.3.22)
 https://drive.google.com/file/d/1lF8Ixn3QUjHAOss5Ro0DMFAlp23An3x6/view
(5)〔犯罪レベルの「9つの嘘」の壁を暴く~井戸川裁判(福島被ばく訴訟)/第10回口頭弁論〕indianlegendのブログ
 https://ameblo.jp/indianlegend/entry-12371268901.html


◆脱被ばく運動はこれからが本番:(1)(報告)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会 第2期総会(2)第26回「福島県民健康調査検討委員会」結果(速報)(3)福島原発事故避難者を救済せよ 他 いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/226-7b8b.html

(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

2021年9月12日 (日)

(他のMLでの議論です)習近平体制下の中共中国をめぐって(市民はスターリニズム国家とどう向き合うか)& 自民党総裁選という「サル山陣取り合戦」と河野太郎の脱「脱原発」宣言(やっぱりこいつも「残りカス」だった)

前略、田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(10.14)オルタナティブな日本をめざして(第65回):「幻想の新型原子炉:高温ガス炉(HTGR)と小型原子炉」(後藤政志さん)(2021年10月14日)- いちろうちゃんのブログ(この日は主催者側より「脱原発ロードマップ(再論その3)」のプレゼンを行います)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-260715.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)

(関連)(報告)(7.13)脱原発ロードマップ(再論その1)(「新ちょぼゼミ」):「脱原発」は政治(家)を変えなければ実現不可能=「脱原発」を覚悟を決めてしっかりと進められない立憲主義・立憲野党は、みなニセモノである- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-955dc6.html

(関連)(報告)(8.25)脱原発ロードマップ(再論その2)(「新ちょぼゼミ」):福島原発事故の後始末総見直し(脱原発・脱被ばく・被害者完全救済の三位一体)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-da16cd.html


2.キャンペーン · 有害化学物質の影響を最小化するために環境安全基本法を制定してください · Change.org
 https://bit.ly/3ljMbfs

(関連)環境安全基本法制定を求める請願署名へご協力を - ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
 https://kokumin-kaigi.org/?p=3879


3.福島映像祭2021予告編 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=pMT-93MKW_c


4.【経済評論家・内橋克人さんを悼む】「共生経済」理論の祖、逝く(寄稿 鈴木宣弘・東京大学大学院教授)農業協同組合新聞
 https://www.jacom.or.jp/noukyo/news/2021/09/210908-53777.php


◆TieLabs HomePage - level7
 https://level7online.jp/
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(他のMLでの議論です)「習近平体制下の中共中国をめぐって:市民はスターリニズム国家とどう向き合うか」をお送りいたします(一部加筆修正)。

◆第二次世界大戦の戦後処理と原爆開発:ローズベルト、スターリン、チャーチルはどのように考え、どう動いたか & 「中国共産党100年 “紅い遺伝子”の継承」で人民を翻弄する「スターリンのブタ」国家=中共中国- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-35d939.html


1.「中共中国の習近平政権の政治基盤は決して無前提に持続可能性を約束されたものではない」

(1)おっしゃる通りだと思いますが、私の不勉強で習近平政権や中共内部の権力関係・派閥関係・人的関係が理解できていません。中国内部の政治勢力は、①守旧派(天安門事件で弾圧を主導したグループのタカ派のみならずハト派もおそらくはいるハズ)、②改革派(これがはっきりしません、どういう風に改革しようとしているのかですが、言われているのが市場原理主義的な経済改革中心だという点です、それに大きな齟齬をきたさない限りで政治体制をつくる、くらいでしょうか? 社会主義市場経済などという言葉があります)、③民主派(驚くべきことに中共中国の民主派は、そのほとんどが市場原理主義提唱なのだそうです)に分けて説明されていた図書を読んだことはあります。市場原理主義ではない主張が改革派には見当たらず、あえて反市場原理主義といえば、いわゆる守旧派だ、ということだそうで、現在の中共中国は人民の持つ社会改革のビジョンも悲しい状態にあります。中共中国の近未来は明るくないのです。

(2)人民解放軍=つまり中国軍部内部の派閥や力関係が中共中国の場合重要ですが、これについてもよくわかりません。外から見ていると、どうもタカ派が力をつけていて、習近平政権を背後から突き上げているのではないか、と思われることが気になります。対外的な緊張を作り出し、自らの存在感を高めるような動きもある(どこの国の軍部もこうした性癖を持っていますが:アメリカなら軍産情報複合体)。中共中国の軍部と習近平政権の関係・力関係がポイントの一つですが、これもよくわかりません。

(3)こんな中、私が書きましたように、中共中国は、古くはチベット、昨今は香港やウィグル、更には内蒙古などで、乱暴な権力的支配を進めて、多くの人民を苦しめる暴挙に出ていること、更には、思想統制や思想教育、治安対策や反政府主張への弾圧などを強化して、国内をがんじがらめの権威主義的体制へ、更には全体主義的な体制へと歩を進めている点です。簡単に言えば、北朝鮮のような国へと、一歩一歩近づいているということです。一党独裁体制の潜在的危機が表面化することを権力と暴力で抑え込もうと画策しているということです。そして、改革開放による高度経済成長に成功した中共中国の現在の経済的繁栄が、このような中国支配者たちの腹黒い政策や思惑を覆い隠し、残念なことにその中共中国経済との利害共有というか、欧米や日本などの資本主義諸国の「金儲け」優先の共栄ご都合主義が、これを間接的に支えている、そんな気がします。中共中国の圧倒的多数の人民が、民主主義体制を体験したことがない、知らない、ということも大きな一因であるとも思います。

(4)台湾が中共中国の次のターゲットであることもほぼ確実です。台湾問題は中国の国内問題であって外国の干渉は許さない、これが中共中国の昔からの主張ですが、それは基本的人権や民主主義がきちんと守られていての話であって、国内問題だからその国の国家権力は何をやってもいい、ということにはならないのです。言い換えれば、中共中国に限らず、およそ権威主義国家や全体主義的国家、暴力支配の国家=すなわち基本的人権や民主主義(国民主権ないしは人民主権)が踏みにじられている国家は、国際社会では認めてはならない、ということです(最近ではミャンマーがしかり)。問題は世界にまだまだ多くあるそうした国々と、我々日本の市民はどう付き合っていくか、向き合っていくか、ということです。その際、最もやってはいけないことは軍事・武力による解決です。

(5)そう考えたとき、今日の日本の政府ないしは自公政権のあり様は最悪の一途をたどっています。3つだけ事例を挙げておきます。1つは、歴史歪曲主義を政府自らが採用して、アジア太平洋戦争時における大日本帝国陸海軍の「犯罪」行為を相対化し、次に歪曲し、更に捻じ曲げて合理化してしまう、そういうことを平然とやるようになっていることです。特に似非右翼政権だったアベ政権以降、ひどくなっています。昨今の事例は下記サイトです。今回の件に限らずこうしたことは、朝鮮半島の方々のみならず、中国を含む大日本帝国の旧支配地域のアジア民衆に対する最大の侮辱行為であると言えるでしょう。自公政権の政治家どもやそのフォロワーたちは、これまでもさんざんやってきた歴史改ざんをどんどんエスカレートさせています(改ざんは公文書だけではありません)。こんな調子だと、やがて世界中に「慰安婦の銅像」が建立され、この国は世界中から軽蔑され警戒視される国へと転落し、かつて国際連盟を脱退したような破目に追い込まれていくことになるだろうと私は思います。自国史を含む近現代史を全く知らないまま育った現代の若い世代が、近隣諸国に対してこうした下劣な態度で臨むことだけを継承するというのなら、この国は世界中から厳しいしっぺ返しを受けることを覚悟しなければいけないでしょう。こんなものは愛国心でも何でもありません。

(関連)「日本の教科書から“従軍慰安婦”や“強制連行”の表記修正」非常に遺憾=韓国報道(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d8ed6c377ef99c8f00add5965313167a7904b94c

2つ目は、これが最も重要ですが、米中対立を煽り、日本がその一方当事者のアメリカに肩入れ・追従し、我が国を外国の侵略から「防衛」するという大義名分で置かれている自衛隊を在日米軍と一体化させ、台湾有事にでもなれば、米軍とともに対中戦争に加担していく、そのための軍事的準備を南西諸島や先島諸島など、沖縄を捨て石にしてどんどん進めていく、こういう「抑止力」信仰に基づく対中国を意識した軍事的行為です。アメリカは沖縄の島々だけでなく、日本列島全部を対中国・北朝鮮への最前線軍事拠点と位置付けているのは明白で、できれば戦時の戦闘行為も自衛隊限りでやってもらうのがベスト、米軍は極力後方にいて自衛隊を支援し、攻撃は米軍の最新鋭兵器を省力化ないしは無人化して使いたい、くらいに考えているでしょう。今般バイデンが、退場予定の菅義偉首相をワシントンに呼びつけたのも、そのためだという報道まであります。「クアッド」などという新たな4か国(日米豪印)による対中国軍事同盟形成の動きまであるとも言われています。

(関連)菅偉義首相をワシントンに呼びつけたバイデン大統領の本心(2021年9月11日)|BIGLOBEニュース
 https://news.biglobe.ne.jp/international/0911/jbp_210911_8540891774.html

愚かなのは、今日の「軍事革命」の進展を知らずに、第二次世界大戦レベルの戦争観を持ち、アジア蔑視・欧米崇拝のコンプレックスも抱えたまま、戦争のリアリティ喪失状態で、対中戦争に突入していきかねない日本政府・政権のバカ者どもと、それのフォロワー似非右翼たちです。日本列島には原発・核燃料サイクル施設が約60基ばかり並べてあり、ここへ一発ミサイルをぶち込めば、この狭い島国は一瞬にして終わる、ということが念頭に浮かばないのでしょう。これを典型的な「平和ボケ」というのです。日米安保条約は日本を守るためにある、などという思考停止が圧倒的多数になっているこの国で、困難が予想されますが、日米安保条約はアメリカの戦争を日本が肩代わりをするための条約であり、日本を戦争の危機から救うのではなくて、逆に戦争の危機に突き落としていくものであることを繰り返し繰り返し具体的に伝えていく必要があります。

(関連)日刊IWJガイド・非会員版「自民党総裁選出馬の高市早苗氏がテレビで中国との戦争では『電磁パルスで敵基地を無力化する』と爆弾発言!! 核爆発を必要とするこの電磁波パルス攻撃発言が世界を駆け巡る!」2021.9.11号~No.3285号 - What's
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49423

3つ目は、日本の経済界や多くの企業人たちが、中国の国家体制や社会のあり様に無関心のまま、ご都合主義で「金儲けのためのパートナー」としてだけ中共中国と付き合ってきたことの問題です。私はもっと早い段階で、こうしたご都合主義・カネもうけ主義・「今だけ、カネだけ、自分たち企業だけ」の得手勝手なふるまいをやめていなければいけなかった、と思っています。特に日本とも密接な関係にあった香港の今日の状況は看過しがたいものがあります。日本が率先をして中共中国への経済的依存を低減させ、サプライチェーンから中共中国を外し、中共中国の経済的対外拡張を極力抑えこんでいく必要があるように思っています。少なくとも今日の中共中国のような権威主義国家・全体主義的国家を「世界の第二の盟主」に押し上げていくようなふるまいはやめるべきである(目先は便宜を享受できるかもしれませんが)と考えています。


2.「民主主義も専制主義も、どちらかが一方的に世界を支配するということにはならないのではないか」

(1)アメリカがアフガニスタンや中東でやっていること
 下記のニュースは昨今の米バイデン政権によるイスラム国勢力への報復として行われたものですが、何の罪もない市民が誤爆され死傷している可能性が高いという記事です。少し前にも書きましたが、こんなことがアメリカ国内で認められるのかということであり、自国で認められないようなことは他国でもするなということであり、こういうことをアメリカは中東やアフリカやアフガニスタンで繰り返してきたからこそ、他の国でのアメリカによる民主主義国家の建設、あるいは民主主義体制の確立はうまくいかなかったということだと思います。一種の皮肉と言ってもいいかもしれませんが、アメリカが権威主義的な軍国主義専制国家を民主化することに曲がりなりにも成功した事例は唯一つあります。それはアジア太平洋戦争後の大日本帝国=つまりかつての日本です。今日のアメリカが、軍部や国務省も含めた当時のアメリカ政府が日本について取り組んだことをよく研究し、慎重に対応しておれば、中東政策などはある程度の成功は可能だったかもしれません。しかし、中東やアジア・アフリカの人々を蔑視するような見下した態度で、自国の決めたルールを軍事の力で押し付けて、自らは甘い汁を吸おうとしている今日のアメリカの外交や軍事戦略が成功するはずもなく、結果は、武力による報復合戦となっているということでしょう。今から20年ほど前の「9.11対米自爆攻撃(suicide bombing)」(「同時多発テロ」などという表現自体が歪んでいる)もまた、その報復合戦の1つです。アメリカが中東でやったことの必然的結果でしょう。 

(関連)米軍のカブール空爆 “誤爆の可能性” 米複数メディア報じる - アフガニスタン – NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210911/k10013254741000.html

(2)つまりアメリカの民主主義は欠陥だらけだということでもあるのです。日本に至っては、民主主義は憲法に書いてある「絵に描いた餅」のようなもので、戦後「付け焼刃」で無理やりに日本社会に導入され、そして実質的に棚上げされている(メッキがはがれている)、悲しい、しかししっかりと目指すべき政治制度・社会体制であると私は思っています。何故なら、基本的人権の尊重と民主主義(人民(国民)主権と言ってもいい)とは表裏一体だからです。そして今日の世界は、1991年のソ連崩壊と東西冷戦の終結以降は、欠陥民主主義国家=アメリカを頂点とする「民主主義」体制が支配的な社会でした。そこに中共中国が急速に対抗勢力として台頭してきたのです。しかも、経済力や軍事力では、まだアメリカをしのぐほどにはなっていないものの、科学技術と軍事力を保持・拡大・水準アップしつつ、アメリカに対抗的に、いわゆる全世界へ向けての帝国主義的進出に積極的に打って出ています。このままでは世界が米ソ冷戦時代に代わって、米中冷戦時代へと突入していく、そんな雰囲気になってきました。この情勢下で日本という国や日本に住む市民はどうするかが問われています。

(3)日本を含む民主主義国政府は平和共存政策、他方、全世界の市民は中共中国批判と中国製品への不買、企業は中共中国からの段階的撤退

 これが私の当面の暫定的結論です。民主主義各国政府は戦争や武力解決をしないで、さらには武力による威嚇はしないで、自国市民を代表して、中共中国の強権的対応を自重するよう繰り返し説得、中共中国国内での人権尊重と民主主義の進展に大きな期待を訴える、他方、民主主義国の市民は上記に書いたようなことで、主として経済的・精神的に中共中国の支配者たちを追いつめていく必要があると思います。市民の動きが世界的に巨大な反中共中国、反権威主義、反一党独裁専制体制に対する批判の渦になったとき、いかにスターリニズム支配者たちとはいえ、転換を余儀なくされる時が来るように私は思います。短気を起こして武力に走らず、妙なご都合主義に陥らずに、この世界的な改革運動を続けていけば、いつか巨大な「悪政支配の重み」は取り払われる時が来るでしょう。そして、その勢いは、返す刀で、不十分な民主主義を抱え込んで、偉そうなことを言い続けている日米の悪性支配者どもをも撤去していく、市民の政治革命・社会革命へと転化していくだろうと私は見ています。

(いただいたメール)
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「中国共産党100年 紅い遺伝子

私見です。皆さんいかがお考えでしょうか。
「どうして左派、左翼革命はみんなこんなふうになってしまうのだろうか」と、いつも答えをお持ちの田中一郎さんが珍しく自問されているのに触発され考えてみました。

問題意識は「21世紀において果たして習近平の専制は持続可能か、また、民主主義は中国式専制に勝てるのだろうか」です。「銃口から政権は生まれる」と宣言し、地主を何万人も粛清し、「解放」された農民を兵士にして中国の統一を果たした毛沢東(大躍進政策、文化大革命でのさらに数千万ともいわれる犠牲者は、人類史上最悪)の登場は、政権交代のたびに前皇帝の支配層を何万人も根絶やしにして、新たな皇帝の専制が始まるという、「中国4千年の歴史」のごく自然な一ページではないでしょうか。

習近平は自らをそうした「現代の皇帝」とし、中国の庶民は今までどうり「上に政策あれば、下に対策あり」で、この治世をやりすごしていくのでしょう。共産党員が100万人(国民の1400人に一人)もいますが、実利的な中国人にとり、党員になることは、半分は思想信条、半分は処世術、ではないでしょうか。「皇帝の支配になじみやすい伝統をもつ」中国では、少なくとも経済成長の分け前が皆に行きわたっているうちは、現体制は持続可能と思います。超監視社会も犯罪がすくなくなり歓迎、というのが若い人も含め社会の多数派のようです。

しかし、経済成長の限界とひずみが顕著になってきた現在、結婚も子作りも持ち家も出世もあきらめた「寝そべり族」という若者世代が出現しているように、格差是正の為「協同富裕」を唱えざるを得ないように、また、小中校で習近平思想を必修にせざるをえなくなっているように、専制体制の維持に習近平は必死であり、その政治基盤は決して無前提に持続可能性を約束されたものではないというのが、第一点に関する小生の私見です。

また、複数の部族による支配の共存という現実を無視して民主主義の押し付けに失敗したアフガンでの教訓をみても、各々の国はさまざまに固有であり、(民主主義国家と一口にいっても大統領制から議会制民主主義まで様々ですし)その意味で、民主主義も専制主義も、どちらかが一方的に世界を支配するということにはならないのではないか、というのが、中途半端ではありますが、第二点に関する小生の私見です。
以上
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草々

(追)自民党総裁選という「サル山陣取り合戦」(日刊ゲンダイ)のくだらなさ:その2
(全く見る必要はありませんが、しかし、ちょっとくらいはヤジウマ根性でみておいてもいいサイト)

◆河野氏「安全な原発は再稼働」よくわかる自民党総裁選- 日本経済新聞
 https://s.nikkei.com/3lbTndA

(自民党元総裁=河野洋平氏が子育てに失敗した結果とも言うべきバカ息子の河野太郎から「脱原発」を取ったら、後には何も残らんでしょうに。総理に就任する前から「脱原発ヘタレ牛」のへっぴり腰では話になりません。やっぱりこいつも「残りカス」だったということです。野党第一党の原発容認議員どもとともに、歴史のゴミ箱へ消えていただきましょう。:田中一郎)

(1)河野氏、原発再稼働を当面容認 総裁選へ軌道修正:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021090800801&g=pol
(2)河野氏、原発の再稼働必要 高市氏は処理水放出否定的 | 共同通信
 https://nordot.app/808280387725508608?c=39546741839462401
(3)河野太郎氏が自民党総裁選出馬したら「原発どうなる?」 - 経済プレミア・トピックス - 川口雅浩 - 毎日新聞「経済プレミア」
 https://bit.ly/3A5XUVc
(4)皇位継承、原発で河野氏「持論封印」 保守系への配慮、もろ刃の剣か - 毎日新聞
 https://bit.ly/3nmLViB
(5)【河野太郎】河野太郎氏「総裁選」出馬会見で手柄自慢も発言ブレブレ…ゴマカシとスリ寄りで評判散々|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294621
(6)【河野太郎】退陣する菅首相の渡米は米国の“呼びつけ” バイデン大統領「次は河野太郎だ!」と強行指名か|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294579


(関連)(動画)報道特集 総裁-候補-に問う 格差と貧困 - TBS FREE
 https://cu.tbs.co.jp/episode/20093_2009204_1000009469

◆省庁再編、自民総裁選の争点に 厚労省分割や新設…3氏が主張 - 毎日新聞
 https://bit.ly/2Vzpfjw

(自民党総裁選という「サル山陣取り合戦」(日刊ゲンダイ)の争点など、どうでもいいのだが、この中央省庁再編がそのまま来たる衆議院選挙の争点にされるようなことがあれば、それこそ「真の争点をそらす・ボカす」タチの悪い話になる。しかし、野党共闘の総大将=立憲民主党の「争点づくり」の下手くそ加減に加え、マスごみの忖度報道などを考慮すると、今後は十分に用心をして、積極的な街宣活動その他によって、衆議院選挙の真の争点づくりに全力集中しなければならない。そしてその真の争点とは、アベスガ政治を続けるのか否か=市場原理主義経済政策を続けて格差社会を一層ひどくしていくのか否か、対米隷属の軍事国家として危険な戦争への道を歩むのか否か、原発・核燃料サイクルを継続してまもなく永遠の放射能汚染地獄に沈むのか否か、「新型コロナ」で治療を受けられないままに命を落とす人をゼロにするという「医療砂漠」の解消に全力で取り組むのか否か、ということだ。:田中一郎)

2021年9月10日 (金)

第二次世界大戦の戦後処理と原爆開発:ローズベルト、スターリン、チャーチルはどのように考え、どう動いたか & 「中国共産党100年 “紅い遺伝子”の継承」で人民を翻弄する「スターリンのブタ」国家=中共中国

前略、田中一郎です。


戦後の世界を理解するためには、第二次世界大戦の戦後処理がどのようになされたのかについての知識がなければなりません。下記の2つの番組&図書が、そのためのお役に立てば幸いです。繁華街でハローウィンなどのバカ騒ぎをしている若い連中にこそ、見てほしい、読んでほしい、資料です。また、あれだけの犠牲者を出しながら、やっとのことで実現させた中国革命が、こんな国家をつくってしまったということの悲劇が目に沁みます。毛沢東とは「もうたくさん」と読むべき名前の人物です。

1.NHKオンデマンド - BS1スペシャル 「暗号名チューブ・アロイズ~原爆投下・秘められたチャーチルの戦略~」
 https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2019095147SA000/

(1)BS1スペシャル「暗号名チューブ・アロイズ~原爆投下・チャーチルの戦略」(前編)20190127 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x71dwfz

(2)BS1スペシャル「暗号名チューブ・アロイズ~原爆投下・チャーチルの戦略」(後編)20190127 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x71e2pi


2.ローズベルトとスターリン
 1945年ヤルタ協定がどういうものだったのかを知らずして現代日本の所以は理解不能です。

(1)ローズヴェルトとスターリン テヘラン・ヤルタ会談と戦後構想 上-スーザン・バトラー/著(白水社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033664595&Action_id=121&Sza_id=E1

(2)ローズヴェルトとスターリン テヘラン・ヤルタ会談と戦後構想 下-スーザン・バトラー/著(白水社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033664597&Action_id=121&Sza_id=E1

著者等紹介
バトラー,スーザン[バトラー,スーザン] [Butler,Susan]
ニューヨーク育ちで、ベニントン大学卒業後、コロンビア大学で教養学修士号を取得。フリーランスの著述家としてニューヨーク・タイムズ紙などに定期的に記事を書いている


3.NHKオンデマンド - BS1スペシャル 「中国共産党100年 “紅い遺伝子”の継承」<前編>
 https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/L8R9Z118Z4/

(関連)BS1スペシャル「中国共産党100年 “紅い遺伝子”の継承」part1 20210823A - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x83ujgw

(関連)BS1スペシャル「中国共産党100年 “紅い遺伝子”の継承」part2 20210823A - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x83ujej

(関連)「紅い遺伝子を植え付ける」“習近平思想”を小学~大学院まで - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7I3ygH53svg

 <田中一郎コメント>
 中国人民と祖国のためならば命も惜しまない、中国人民とともに生き、ともに苦しみ、ともに戦う、「中国の赤い星」毛沢東共産党も人民解放軍も、とうの昔の「神話」となってしまった。今日の中国を支配するのは、「スターリンのブタ」官僚、銭ゲバ中共党員、人民解放軍ならぬ人民抑圧弾圧軍であり、その生々しい証拠は、チベット、ウイグル、香港、内蒙古がどうなっているのかを見れば明らかだ。放送を見ていて吐き気がした。どうして「左翼・左派革命」は、みんなこんな風になってしまうのだろうか。古くはフランス革命にまでもさかのぼる。

しかし、翻って我が国=現代ニッポンを見てみれば、市民運動・社会運動の中にも「スターリンのブタ」ならぬ「ミニブタ」や「はなくそロベスピエール」のような連中があちこちにいて、イベントに参加される一般市民に向かって統制をかけたり、イベント参加市民の言論や活動を妨害してる輩は後を絶たない。こんな連中がやがて権力を握るようになれば、今日の中共中国のように、今以上にうっとうしい「疑似全体主義国家」のようなものが出来上がり、日々の一般市民の言動にも、このミニブタやハナクソ連中の容喙が絶えなくなるのだろう。もういい加減にしろよという話である。

ということで、近々、このミニブタやハナクソ連中の固有名詞を明らかにして「これがスターリンのミニブタによる言論妨害だ」をシリーズでみなさまにお送りしようかと思っているところだ。でも、彼らとケンカなどしなくていいのです。みなさまが、こういう連中の主催する運動やイベントに参加されなければ、彼らは現状では権力を握っているわけではないので、やがて消滅するでしょう。でも、そんなことたいしたことはないワ、などとやっていたら、やがて彼らが権力を握り、社会情勢が厳しくなっていくにつれ、フランス革命のギロチン時代や旧ソ連、あるいは現在の中共中国のようになっていくのです。第二次世界大戦後の東欧をはじめ、世界各地で見られたことが、この日本でも起きる可能性は大です。
草々

(追)自民党総裁選という「サル山陣取り合戦」(日刊ゲンダイ)のくだらなさ
(全く見る必要はありませんが、しかし、ちょっとくらいはヤジウマ根性でみておいてもいいサイト)

◆<所属議員全員、頭の中は「手前」のことだけ>今満天下に曝されているサル山政党 自民党の正体(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/894.html

(1)<もう辟易、権力亡者たちの国民無視>馬脚を現してきた河野太郎 悪相になった石破茂(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/117.html
(2)メディアが騒いでいる自民党総裁選挙とは「闇の金」が左右するイベントだ(立岩陽一郎)(日刊ゲンダイDIGITAL)立岩陽一郎
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nikkangendai/entertainment/nikkangendai-764216
(3)総選挙後の“ブタ箱送り”を恐れる安倍晋三氏。「森友」焦点の総裁選で自己保身に奔走、岸田氏を恫喝し高市早苗を支援する前首相の末路は哀れ塀の中か?(MAG2 NEWS)自民党総裁選に立候補を表明している岸田文…|dメニューニュース(NTTドコモ)
 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mag2/nation/mag2-510584
(4)自民党総裁選「党員調査結果」の衝撃 石破・河野一本化の舞台裏|NEWSポストセブン
 https://www.news-postseven.com/archives/20210908_1690067.html?DETAIL
(5)次期自民総裁に森友再調査を要求 赤木さん妻、岸田氏に失望(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/bf30a11976a9d8b188696e8827889d25984457e3
(6)【高市早苗】高市早苗氏の出馬表明会見で袋叩きに…ジャーナリスト横田一氏に「質問」の真意を聞いた|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294550
(7)経産省による「河野太郎叩き」が意味すること〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e3cdefcb9a0801e0983015441b3fc90dc28995ed
(8)山口二郎教授 総裁選立候補者に問いたい「放置され亡くなった人に何とお詫びを」-芸能-デイリースポーツ online
 https://www.daily.co.jp/gossip/2021/09/07/0014659944.shtml


(追)(「スターリンの(ミニ)ブタ」の語源=「アニマルファーム」(Jオーウェル原作)

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(参考)アニマル・ファーム-石ノ森章太郎著 ジョージ・オーウェル原作(ちくま文庫)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033843020&Action_id=121&Sza_id=C0

(参考)映画:アニマルファーム
 https://www.youtube.com/watch?v=pkpWVWq7ywM
 https://www.youtube.com/watch?v=kF0ipHQsmCA
 https://www.youtube.com/watch?v=cGzRf0Ow1qU

(関連)寛容になれと不寛容に主張 支持広がらぬリベラル勢力、固定客見誤る:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP985CTXP93UPQJ017.html?ref=hiru_mail_topix1



(ご意見に対する現段階での私の考えです)「新型コロナ」とインフルエンザ

前略、田中一郎です。


(最初に)私のスタンスを再度書いておきます。
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 既にお送りしたメールでも申し上げておりますが、私は科学者でも医学者でも医師でもないので、「新型コロナ」やそれに関連する諸問題について断定は致しません。しかし、この間1年半くらいの間のこの国の「新型コロナ」問題に対する対応は、いかにもおかしく疑問だらけで、その点についてはしっかりと発信しなければいけないと考えています。「新型コロナ」ワクチンについても同様です。なお、説得力ある形で科学的実証的に私が疑問に思うことについて説明がなされれば、私の考え方や見方は変わる可能性があることを申し添えておきます。
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昨日お送りした「新型コロナ」に関する私のメールに建設的なご意見をいただきました。それについて、私が現段階で考えるところを下記に申し上げます。これからも「建設的なご意見」は歓迎です。よろしくお願い申し上げます。

◆新型コロナ関連情報のご紹介(6):日本の医療は崩壊などしていない=「新型コロナ」感染対策に責任のある組織や人物が、その責任を果たしていないだけの話である(人災です!)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-30f178.html

(書き込まれたご意見については、上記サイトの一番下をご覧ください)


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(関連)新型コロナウイルス 日本国内の感染者数・死者数・重症者数データ|NHK特設サイト
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/

(関連)新型インフルエンザに関するQ&A|厚生労働省
 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html

1.「新型コロナ」によると言われる死者は1万66百人、他方、インフルエンザによる死者は約1万人、だそうです。両感染症とも、およそ総人口1億2千万人のうち、死者は0.01%前後、私は大差がないと思います。ほとんどの方は、この感染症で死ぬことはない(今のところ:今後ウィルス変異があるとどうなるかわかりません)。いずれも死者のほとんどは高齢者、あるいは基礎疾患のある方です。「新型コロナ」の死者がインフルエンザに比べて膨らんでいるのは、まともに治療も受けられずに切り捨てられている人がたくさんいらっしゃる影響が大きいとみています。デルタ株が広がり始めたここ数カ月で感染者も死者も急増しています。空港や港湾の検疫が甘く海外からウィルスが持ち込まれていることと、オリパラのバカ騒ぎの結果でしょう。

2.インフルエンザに比べて「新型コロナ」は「政治色」が強くなっていて、「新型コロナ」の死者数が水増しされている疑惑が払しょくできません(何でもかんでも死因を「新型コロナ」にしているという噂があります)。医者の言う死因がいい加減なのは、私の実父がなくなったときに医者の死因指定に疑問を感じたことなどから、あてにできないな、と思うようになりました。福島原発事故後の放射能汚染地域でもおそらくそうではないかと危惧しています。急死した人たちが特に怪しいように思います(死因は放射性セシウム心筋症では?)。この国では、法医学的な対処がいい加減で途上国並なのです。年間数万人の死因不明者がいて、行方不明者も出ていると言います。しかし、これでは人権は守れません。昨今、岩波新書で法医学の本が出ましたから読んでみようかと思っています。

(関連)法医学者の使命 「人の死を生かす」ために-吉田謙一/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034232037&Action_id=121&Sza_id=A0

3.コロナワクチンが「新型コロナ」の感染を防ぎ、重症化を防ぐ(=死者が減る)という実証的根拠は示されたことがありません。ワクチンが使用OKと認可された時のメーカーの臨床試験結果の詳細が公表されるべきです。また、ウィルスが変異するとワクチンは効かなくなりますから、デルタ株にワクチンは効いていないと見るのが正解だと思います。そもそもmRNAワクチンによる抗体は数カ月もすればほとんど消えてしまうなどという情報もあります。あとには中長期的なリスクが残るだけです。ブースター接種(3回目の接種)などトンデモないと思います。更に、既にブログでもご紹介したように、コロナワクチンを打っても打たなくても死亡率は変わらない、という臨床結果がファイザーから示されています(今ごろになって)。

(関連)ワクチン接種者と偽薬接種者の死亡率が同じ ファイザー公表データの意味(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0e155350d5c1ff80d4c0bfc0dca7f94c23a74b80

4.昨今の「新型コロナ」による致死率の低下(その大半はデルタ株でしょう)は、私は「新型コロナ」ウィルスの変異による結果ではないかと思っています。ウィルスは種の生存を維持するため、ワクチンを無効にするように変異をし、その際、感染力を高めるとともに、宿主との共存を維持するために毒性を低下させることがほとんどです(そうしないと宿主が死亡すればウィルスも心中させられます)。ただ、例外もありますから油断はできませんが、デルタ株については、おそらく毒性は低下しているでしょう。その結果だと思います。ただ、感染力が強くなって感染者が増えていますから、死者の絶対数は減る傾向にありません。これに医療難民の激増が拍車をかけています。

5.そして、ウィルスの変異そのものがワクチンによるものだと私は言えると思います。日本がワクチン依存を強めれば強めるほど、ウィルスは変異を続け、そのイタチごっこは終わることはありません。また、他の未知のウィルスも並行して変異を起こし、ある日突然に毒性を持つということも考えられなくはないでしょう。今現在、デルタ株の後を追いかけるように、ラムダ株(南米ペルー産)やミュー株(南米コロンビア産)が日本に上陸していると伝えられています。空港港湾での検疫措置がユルアマで、ワクチン依存を続ける限り、日本は「新型コロナ」地獄から抜け出すことはできないのではないかと私は思います。ですから、昨日と一昨日に報道された専門バカ会議の対処方針提案(ワクチン接種とPCR検査受検を前提にした差別)や経団連の提案(ワクチン接種証明による空港港湾検疫の簡素化)には断固反対です。

(関連)(別添PDFファイル)ワクチンでウィルスと闘うな:強力化する変異株にどう対抗するか(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2021.9.3』)
http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003299.php
ダウンロード - e383afe382afe38381e383b3e381a7e382a6e382a3e383abe382b9e381a8e99798e38186e381aaefbc88e382a4e383b3e38388e5a4a9e7aca0e59593e7a590e3808ee98791e69b9ce697a5202021.9.3e3808fefbc89.pdf

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草々 

2021年9月 9日 (木)

新型コロナ関連情報のご紹介(6):日本の医療は崩壊などしていない=「新型コロナ」感染対策に責任のある組織や人物が、その責任を果たしていないだけの話である(人災です!)

前略,田中一郎です。
別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.キャンペーン · 最高裁判所は福島原発事故被害者に公正な判決を出してください! · Change.org
 https://chng.it/9GVxwQ2D4D
(脱原発=脱被ばく=被害者完全救済)


2.医療・介護・保健所を本気で充実させる全国一斉蜂起0905 - ~政府・厚労省へ、私たちの思いを訴えよう~#いのちまもる緊急行動
 https://inochimamoru.net/


3.(必見)瀬戸内海がゴミ箱になる日 – YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=dKmLckL2MK4

(こういう方々としっかりタッグを組み、日本の海や海岸を汚すプラゴミを一掃する(徹底回収する)施策を、何故、日本政府・環境省は十分な予算を確保した上で展開しないのでしょうか? 私は「やる気の問題」だと思います。そして、こうした海ゴミを放出する会社や組織や人間たちをしっかりと追跡できるような仕組みをつくるとともに、ゴミの元となるプラスチック製造メーカーやプラ製品製造販売業者に対して、プラスチック総量規制を入れ、かつ、法的な回収及び適切処分義務を課し、違反すれば巨額罰金を課すようにしておけば、私は海のプラゴミは相当程度少なくなると思います。汚染者負担原則を徹底するのです。日本政府にこれができない理由は明確で、プラスチックを扱う産業・企業と癒着をしているからです。:田中一郎)


4.混迷深める自民総裁選 構図固まらず 衆院選控え乱れる派閥 - 毎日新聞
 https://bit.ly/3DRpK9X

(関連)次の首相に 河野氏トップ31% 石破氏26% 岸田氏は18%:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/129116?rct=politics
(関連)【河野太郎】河野氏は総裁選出馬で「脱原発」の封印を解くのか? それでも拭い去れない“悪太郎”の本性|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294347
(関連)【石破茂】石破茂氏が自民党次期総裁「党員人気」で首位 各紙世論調査では河野太郎氏がリード|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294349
(関連)【高市早苗】高市早苗氏まさかの自民新総裁“爆誕”も タカ派人気とアベ・ファーストで現実味|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294353

(関連)自民党総裁選の仕組みを「1枚の図」にしてみた!-なんでも図解-ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/281179

(自民党総裁選のしくみからみて、安部晋三の操り人形で単細胞右翼女=高市早苗が自民党総裁になる可能性は高い。自民党総裁選は候補者乱立で決選投票となるだろうことはほぼ確実だが、決選投票になった場合には一般党員投票は行われず、大半が国会議員だけ(一部都道府県代表)で決まってしまう仕組みだ。これでは、菅義偉を総理・総裁に決めた時と同じように、自民党の派閥ボスどもの談合で、安部晋三が推薦する高市早苗が総裁に押し上げられることも大いにあり得る話である。しかし、こんな現代のナチス突撃隊長のような右翼女が総理総裁にでもなれば、日本の没落・破綻はいよいよ決定的となるだろう。:田中一郎)

 <岸田文雄自民党総裁候補の発言に見る本音>
(1)岸田氏、公約で「医療難民ゼロ」 - Reuters
 https://jp.reuters.com/article/idJP2021090201000384
PCR検査やコロナワクチンではなく「医療難民ゼロ」を真っ先に掲げたのはGOODだが、さて、その具体策は?:田中一郎)

(2)岸田氏“当面、消費税増税は行わない”(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e634d0f6832afc3fefa3b13a99063a11d6baf533
「当面」などという正直形容詞をつけたため、この発言は近未来の消費税増税を宣言したことになる。コレ自民党の本音中の本音:田中一郎)

(3)岸田氏、自衛隊法改正を検討 日本のアフガン対応の「失態」受け
 https://www.fnn.jp/articles/-/234659
じゃあ、今度行くときには岸田もついて行けよ、そしてことが解決するまで日本には帰ってくるな。自衛隊という軍隊を平和国家である日本は海外派兵してはいけないのだ。言うべきことがさかさまだ。:田中一郎)

(4)森友問題「再調査考えぬ」軌道修正、安倍氏に配慮か―自民・岸田氏:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021090700752&g=pol
そうか、そんじゃまあ、お前は総理・総裁にはならなくていい、コレが有権者・国民の総意だ。なめんなよ! :田中一郎)


5.絶望の野党・立憲民主党
(1)3野党が「共通政策」締結へ 8日にも、市民連合仲介で | 共同通信
 https://nordot.app/807582749912743936?c=39550187727945729
(2)立憲と共産、「共闘」でずれる思惑 選挙協力進むか、予断許さず - 毎日新聞
 https://bit.ly/3ySi6sj
(3)立憲「ゼロコロナ」見直し論 名称「誤解招く」、封印の方向:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15035271.html
(4)野党は支持率低迷に危機感…「7%」の立民、自民「36%」に大きく水あけられる
 https://bit.ly/38M98C9
(5)正念場の立憲民主党 希望ある政権構想を示せ - 論説 - 福井新聞ONLINE
 https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1393062

◆「挙国一致「新型コロナ」内閣」でもなければ「共闘至上主義」でもなく、「オルタナティブな日本」を実現できる長期政権を目指し、それを担える「世直し」コア勢力を形成せよ!=2度目の失敗は今の野党には許されない- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-d9a6fa.html

◆日刊IWJガイド・非会員版「TBS生番組終了直後、ビートたけしさん暴漢に襲わる! 言論へのテロの可能性も!- TBSは証拠もないのに番組内発言とテロを無関係と否定」2021.9.6号~No.3280号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49387
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「新型コロナ関連情報のご紹介(6)」をお送りいたします。今回はメールの表題にある通り、「新型コロナ」に対する日本の医療体制の混迷の現状についてです。長期化する「新型コロナ」騒動の下、いわゆるデルタ株(インド株)の感染の広がりと並行して、重症化した患者が治療を受けられないままに「自宅療養」と称する「患者切り捨て」によって死亡する事例が相次いで現れてきました。昔々は「無医村」と言われた日本の過疎・農山漁村などにおいて治療が受けられずに亡くなる悲劇がありましたが、それと似たようなことが、今度は病床数で世界一を誇る現代の日本の医療現場で起きています。我々はいったいいつの時代に生きているのかと思わざるを得ないような状況です。

マスごみは「医療崩壊」だ、「患者受入れはもう限界だ」、「患者を増やさないためには感染防止に全力を挙げろ」などと、相も変わらぬ無責任報道を続けていますが、さて、それは本当にそうなのでしょうか? 私は、世界一の病床数なのに、また、諸外国と比べて感染者数も重症者数も少ないのに(デルタ株の広がりで、そうも言えなくなってきました)、どうもおかしいなと思っていましたが、いろいろな情報に接しているうちに、これもまた、政治や行政の出来損ないが原因の「人災」であり、日本の医療は崩壊などしていないと思うようになりました。簡単に申し上げれば、メールの表題にもある通り「「新型コロナ」感染対策に責任のある組織や人物が、その責任を果たしていないだけの話である」ということです。以下、複数の情報をご紹介いたします。


(最初に)私のスタンスを再度書いておきます。
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 既にお送りしたメールでも申し上げておりますが、私は科学者でも医学者でも医師でもないので、「新型コロナ」やそれに関連する諸問題について断定は致しません。しかし、この間1年半くらいの間のこの国の「新型コロナ」問題に対する対応は、いかにもおかしく疑問だらけで、その点についてはしっかりと発信しなければいけないと考えています。「新型コロナ」ワクチンについても同様です。なお、説得力ある形で科学的実証的に私が疑問に思うことについて説明がなされれば、私の考え方や見方は変わる可能性があることを申し添えておきます。
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 <厚生労働省サイト>
◆第67回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第16回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料(2021年8月8日報告まで)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00029.html

*死亡 ファイザー(資料1-3-1) 1077人
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000823368.pdf
*死亡 モデルナ (資料1-3-2)   16人(まだ接種している人が少ない)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000823369.pdf
*重症者数(男女別P6他)(資料1-1-1のP6)3,689人(男1,195人、女2,485人、不明9人)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000823358.pdf

(関連)厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_284075.html

(10年前のインフルエンザ・ワクチンの時は、報告された死亡者は3人だった、27人だった、という2つのネット情報があります。いずれにしても、今回の死亡者にしても重症者数にしても、桁違いの数字です。そして、報告されていない死亡者や重症者もかなりの数にのぼるのではないかと推測されます。ワクチン接種はいったん止めるべきです:田中一郎)


 <別添PDFファイル>
(1)新型コロナ:診察拒否され妊婦流産、三重 PCR未検査理由に(東京 2021.9.4夕刊)
(2)自宅療養中の50代男性が死亡 保健所でカルテ作成されず2週間放置(毎日 2021.9.7)
(3)自宅療養 首都圏18人死亡、7月以降 半数は50代以下(朝日 2021.8.22)
(4)国の空床把握 機能不全、データは前日分、実態映さず 円滑な入院調整阻む(日経 2021.9.7)
(5)保健所逼迫「疫学調査」各地で縮小、濃厚接触 追いきれない(東京 2021.9.3)
(6)オピニオン:新型コロナ、迫られる「自宅療養」(朝日 2021.8.24)
(7)尾身会長率いる病院に異論続出、空床だらけでも補助金獲得(『週刊朝日 2021.9.17』)
(8)保坂展人世田谷区長に聞く:新型コロナ 明らかにした意外な事実(『週刊金曜日 2021.9.3』)
(9)コロナ病床 150床増へ、医療機関回答 都目安に900床不足(東京 2021.9.3他)
(10)接種拡大後の対策 提言、尾身氏案 反発受け大幅削減、政府分科会(朝日 20219.4)


1.切り捨てられる医療難民
 重大な人権侵害であり、低開発国家さながらのありさまです。しかし、菅義偉スカ政権や東京(小池百合子)タヌキ都政はもちろんのこと、厚生労働省・国立感染症研究所や医師会、及び保健所も含めて、「新型コロナ」対策の当事者たちに、自分たちが重大な人権侵害を犯しているという意識は希薄です。まるで感染した方が悪いと言わんばかりの態度を示す連中もいますし、医師の中には「医療崩壊はショーガナイ」などと言っているのもいます。ふざけるな、ということです。

ずっとずっと前から、私は「新型コロナ」対策で最も重要なことは、PCR検査の拡大でもなければ、コロナワクチンの接種強要でもなく、重症患者の受入体制の確立と、安価・安全な治療薬の開発・利用だと申し上げてきましたが(それと島国としての立場を活用し、空港や港湾での検疫強化・厳格化で、変異ウィルスの輸入をシャットアウトすること)、ようやく多くの犠牲者が出てから、私と同じようなことを言う人が出始めています。この国は、常に犠牲者が出ないと、物事が始まらない(しかも極めて不十分な形でしか)、愚かなことを繰り返しています。

(関連)(別添PDFファイル)オピニオン:新型コロナ、迫られる「自宅療養」(朝日 2021.8.24)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15019631.html

(この朝日新聞記事の3人のうち、岩田健太郎という医者がふざけた発言をしています。記事の見出しを見て、中島岳志氏だけは鋭いことを言っているのかなと思って読み進めてみたら、同氏のワクチン信仰は一般の人たちと変わらないし、政治に対しては「挙国一致「新型コロナ」政権」樹立のようなことを言っています。これではダメです。もう一人の人は「新型コロナ」に感染した経験談ですが、マスごみは「新型コロナ」に感染したが大したこともなく治ってしまった人にも取材をしたらどうかと思います。感染力が強いデルタ株が流行して感染者は増えているようですが、依然として感染しない人の方が圧倒的に多く、かつ、感染してもたいしたこともなく治ってしまう人の方が多いこともまた事実です。「新型コロナ」はワクチンを打たなければならないような劇症感染症や難病ではありません。仮に感染しても治療さえきちんと受けられれば、ほとんどの人は治るのです。マスごみは「新型コロナ」の危険性を煽り立てているだけです。それの方が一般の人の受けが良くて、書いたもの・録画したものがよく売れる・見られるからでしょう。でも、煽られてはいけません。:田中一郎)

(1)<三百代言で医療決壊>千葉の妊婦 早産子供死 菅政権はなぜ総辞職しないのか(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/633.html
(2)新型コロナ:診察拒否され妊婦流産、三重 PCR未検査理由に(東京 2021.9.4夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/128780
(3)(別添PDFファイル)自宅療養中の50代男性が死亡 保健所でカルテ作成されず2週間放置(毎日 2021.9.7)
 https://mainichi.jp/articles/20210906/k00/00m/040/247000c
(4)(別添PDFファイル)自宅療養 首都圏18人死亡、7月以降 半数は50代以下(朝日 2021.8.22)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15017964.html
(5)「中等症Ⅱ」症状訴えた自宅療養の73歳、容体急変し死亡 - 毎日新聞
 https://bit.ly/2X0PqjF
(6)東京深刻 基礎疾患ない自宅療養の女性死亡|日テレNEWS24
 https://www.news24.jp/articles/2021/08/24/07928759.html

(上記の(3)などはひどいもので、半ば「手抜き殺人」のようなものです。行政の劣化のみならず、体制ぜい弱で機能マヒに陥っている保健所に「新型コロナ」対策の「要」の仕事をさせている点に原因があるのです。遺族は損害賠償を請求すべきです。また(2)も、千葉で同じような理由で入院ができず死産した妊婦のニュースが流れた直後の話です。日本の医者や病院のモラルの低さを象徴しているのではないでしょうか? :田中一郎)

(関連)コロナ感染の妊婦、入院できず自宅で出産 新生児が死亡:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP8M4CX0P8MUDCB001.html


2.京大教授が暴露。コロナ禍を悪用する腐敗医師らの「命より金儲け」主義 - まぐまぐニュース!
 https://www.mag2.com/p/news/509044
 https://news.goo.ne.jp/article/mag2/nation/mag2-509044.html

 <田中一郎コメント>
 少し前は「国土強靭化」政策のブレイン、直近では「MMT」の扇動者、まるで京都大学のランボー(乱暴)のようなオジサマ学者の議論なので、私は相当程度に割り引いて読むことにしていますが、このレポートは本人が書いたというよりは、知人の医師らの話を聞いてそれをスケッチしたものなので一読に値します。読んだ限りでの私の印象は、今までの私の多くの医者との個人的経験から「やっぱりそうか」というもの。そして医者個人よりも、医師会など、組織になれば更にひどいだろうと推測します。しかし、そうではない医師もいらっしゃることは常に心得ておかねばならないとも思っています。


3.(他のMLでの議論です:一部加筆修正)マスごみに煽られてはいけません。
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マスごみは肝心なことを報道しないで、くだらないバカ騒ぎをしているだけです。

ワクチンの有効性を示す臨床試験結果が詳しく報道されたことがありますか?
ワクチンの危険性を示す事例が詳しく報道されたことがありますか?
「新型コロナ」を受け入れている病院とそうでない病院の格差が激しいことが報道されていますか?

「新型コロナ」感染症で大事なことは、重症患者への医療体制の万全の整備と、感染しても重症化しないための治療薬(イベルメクチンや天然アミノ酸5ALA)や、重傷者用の回復へ向かわせる治療薬です。PCR検査はやるなとは言いませんが、その検査法から見て偽陽性が多そうで、医療体制が整っていないうちは、PCR検査をむやみに拡大すれば混乱が増すばかりです。(医療体制がばっちりできているのなら、偽陽性が少々出ようとかまわない、検査をしてしっかり隔離すればいい、ということですが、重症者・中症者さえ数千人規模で入院できない状態ですから、あるいは軽症者の収容施設もいい加減なままでしょうから、PCR検査で陽性だといわれても、どうしようもないでしょう。)

(関連)自宅療養者急増 滞る支援 食料「1000人待ち」届かず - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20210821/k00/00m/040/232000c

「新型コロナ」に感染してもたいしたことにはならない、という状態を早くつくり、「新型コロナ」の感染症分類を「2類」(「2類」はサーズやマーズと同じの重篤で危険な感染症の分類=保健所の介在と権限が法定されている)から「5類」(インフルエンザ並)に切り替え、体制がぜい弱な保健所ではなく、医師・診療所・病院が独自判断で患者を受け入れられるようにすれば、入院できないでいる方々は少しずつ解消していくでしょう。政治により体制がぜい弱にされてきて、仕事量が爆発的に増えてパンクしている保健所に「新型コロナ」を「分類2」にしたまま仕事をさせ続けていることもまた、人災の1つです(私は感染症利権が絡んでいるとみています)。

でも、中には重症化する方もいらっしゃるでしょうから、一般の診療所や病院が軽症・中症状の患者を受け入れて、もし重症化した時には改めて受け入れてもらえる特別の「駆け込み病院」がしっかりしていないと、怖くて軽症者・中症者も受け入れがたくなるでしょう。問題はその重症患者の受け入れ体制の整備です。この国は、この1年半の間、何をしていたのかと思いますね。プレハブ造りながらも内部は設備が整った臨時の病院は、神奈川県藤沢市(鎌倉市?)にだいぶ前につくられて、TVで放送していましたが、ああいうものをどんどん作ればいいのです。また、患者を受け入れる病院にはしっかりとした支援が必要です。しかし、コレはいったい何なんだ(下記)、という話です。頑張っている病院をつぶしていてどうするのか、です。

(関連)大阪のコロナ患者受け入れ病院が倒産 全国初、外来減少で資金繰り悪化|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293980

こんなことをしていて、(効きもしない)ワクチンだワクチンだと、騒いでいてもしょうがないのです。RNAウィルスは変異が早いからワクチンなどすぐに効かなくなるのです。しかも、そのワクチンの安全性は、ワクチンメーカーも厚生労働省も「保障いたしません」と言っているのですから、危なくて、こんなもの打てるか、という話です。既にワクチン接種後の死者は1千人を越え、重傷者も累積で数千人規模です。戦後最大の薬害になっています。

(関連)【新型コロナウイルス】コロナ死者急増はワクチン効果限界の凶兆か 医療、高齢者施設で接種後クラスター続々発生|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294352

そして、極めつけは、ワクチンがウィルスの変異を速め、ウィルスとワクチンのイタチゴッコが始まるのです。これこそが、医薬品メジャー資本の狙うところです。彼らの言うがままにワクチンなど打っていたら、毎日毎日、さまざまなワクチンを打ち続けることになりますよ。この世の中には、未知のウィルスや微生物は、山のようにいますから。人間は自然免疫で病気に打ち勝つようになっているし、そうしなければいけません。そして、どうしても勝てなかった時には、ちゃんとした医療体制が整ったところで治療が受けられる、そういう状態を創ることが政治の仕事なのです。医療現場は大変だ、というのは、「新型コロナ」を受け入れている医療機関が極端に偏っているからでしょう。法的な措置を取り、適正化を図るべきです。

この国の政治は、今回の「新型コロナ」対応においても全くダメ、しかし、その責任の一端は有権者・国民にもあるように思います。投票行動をしっかりと考えてしないと、そのツケは全部有権者・国民が支払うことになります。ともかく、マスごみに煽られないように気を付けましょう。高齢者や基礎疾患のある方(特に免疫機能が落ちている方)は、「新型コロナ」に限らず、感染症や各種病気は要注意です。外出を控えるなり、適度な運動をするなり、健康管理に気を付けた方がいいでしょう。しかし、コロナワクチンなど打つ必要はありません。


4.(別添PDFファイル)国の空床把握 機能不全、データは前日分、実態映さず 円滑な入院調整阻む(日経 2021.9.7)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75510970X00C21A9EA2000/

(この国は何をやってもダメな国、まともにできない国になってしまったようです。この問題はまさに行政の劣化です。ただこれも、情報を機能マヒの保健所に集約するようにしているとすれば、そもそも「制度設計」からダメ・出来損ない、ということになります。自民党のドアホの政治家どもが、これを何とか出来るはずもないのです。記事を読んでいて絶望しました。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)保健所逼迫「疫学調査」各地で縮小、濃厚接触 追いきれない(東京 2021.9.3)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/128494

(これまでの「市場原理主義アホダラ教」政策により、徹底して合理化・整理統合・人減らしをされてきたのが公衆衛生を担う保健所です。今をさること20年前、雪印乳業の食中毒事件や、その後の中国産品食害事件などの時も、保健所機能の低下が問題とされていましたが、こうした流れが改められるどころか、東京や大阪などでは加速させられてきました。その結果がこれです。今からにわか作りで体制強化などできません。悲劇が積みあがる前に、保健所を「新型コロナ」対策の「要」から外さなければだめです。そのためには感染症分類を「2」から「5」にしなければいけません。:田中一郎)

(関連)(社説)保健所の苦境 目詰まり見つけ支援を:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15033496.html

(保健所への支援が必要なのは当然ですが、しかし、「新型コロナ」対応では今から支援しても遅すぎます。対策の「要」から外す必要あり:田中一郎)


5.(他のMLに投稿:一部加筆修正)新型コロナ医療崩壊の原因は開業医の不作為だ - 新型コロナ、長期戦の混沌 - 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/450974
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d38d5bb943193ec843246055c39b9b89ce0b21cb

 <田中一郎コメント>
 上記サイトの報道は、相当程度に日本の医療界・医師界の現状の歪みをあぶりだしています。これまでも私から何度も申し上げてきたように、「新型コロナ」対応で重要なことは、検査の拡充でもなければ(偽陽性大量発生の疑い)、危険なコロナワクチンでもなく、重症患者入院体制を中心にした医療体制の抜本拡充であり、また、安価で安全な治療薬(イベルメクチンと天然アミノ酸「5ALA」)の活用であり、新薬の開発です。救える命を治療しないままに死亡に追い込む事態をゼロにしなければいけません。

感染症利権集団とも思わしき連中が、アホの菅義偉政権の政治家たちや、厚生労働省や自治体の官僚たちをたぶらかし、肝心なことをやらないで、事態をどんどん悪くして行っているという印象です。日本人が、いわゆる「リベラル」も含めて、マスごみ報道にいかに弱いかを赤裸々に示したのが今回の「新型コロナ」騒動だったと思われます。

 <重症患者入院体制を中心にした医療体制の抜本拡充>
 重症患者の病院受け入れ態勢ができれば、軽症者や中症状者の受入もやりやすくなります。いざとなれば重症患者用病院に運び込めるからです。一般の病院では重症患者を診療するのはなかなか容易ではないからです。もう一つ大事なことは、重症患者がよくなって症状が軽くなったときに、軽症者用の病院に転院できる仕組みも必要です。そうしないと、重傷者用の病床にいつまでも軽症者が居続けることになります。

(関連)(別添PDFファイル)開業医がコロナ治療に携わるべきだ(大崎明子『週刊東洋経済 2021.9.4』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/27962


6.(他のMLに投稿:一部加筆修正)医療機関は限界になど来ていない
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 下記の2つのサイトを比べてみてください。たいした説明はいらないと思います。日本の医療は崩壊などしていないし、医療機関は限界になど来ていない=本来対応をしなければいけない病院や医師たちが、していないだけの話(対応してくれている一部の病院や医師や看護婦・看護士に負担がのしかかっている状態)。

「新型コロナ」の騒動が始まって、もうかれこれ1年9カ月にもなる。政府・厚生労働省・国立感染症研究所や専門バカ委員会は、いったい何をしているのか。東京都やその他の医療難民が大量に出ている道府県の知事や都道府県庁の役人どもは何をしているのか。小池百合子都知事に至っては、おめかし着物を着て、オリンピック旗を振っていた。旗を振る場所が違うだろうに、である。都民の命と健康は二の次でいい、あの「旗振り」がタヌキ女の本音を見事に露出させてくれた。(そして、パフォーマンスにタカるマスごみどもがこれをもてはやし、マヌケのB級愚民がこれを見て喜ぶ、といういつものパターンが繰り返されている)

(関連)五輪旗 パリ市長に引き継ぎ コロナ下の大会「全関係者に感謝」小池都知事:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080800378&g=pol

一言で申し上げれば、役人たちを使えないアベスカ政権=自公政治のノーナシ・バカさ加減、ということになるだろうし、日本の医者どもの倫理感・使命感の喪失ともいえる。そもそも、医療資材の調達が不十分のまま(昨今では治療薬や酸素吸入器などが不足=イベルメクチンなどはメーカーが他の高価な薬を売るために出荷制限をかけている様子だ)だし、医療機関への支援の仕方もトンチンカン、かつ、不十分のままである。大阪ではコロナ対応病院が倒産までしてしまっている。

日本の政治・行政が「総無責任体制」になり、それに日本の専門バカや医師どもが便乗し、大量の医療難民を生み出している。いつの時代の話か、と思ってしまう。有権者・国民に対して、あれしろ・これしろ、と言うまえに、お前たちがやるべきことを全力を挙げて全部やれ。中川俊男日本医師会長のように、手下を引き連れて自民党国会議員の政治資金パーティーに出かけていてどうするのか! やれないというのなら、法律で義務付けしてでもやり通せ! こんな調子じゃ、いつまでたても「新型コロナ」騒動からは抜け出すことができない。今、最も重要なのは、重症患者の受け入れ態勢の徹底整備であり、安価で安全で有効な治療薬の利用(イベルメクチン、5ALAなど)と開発である。PCR検査の拡大やワクチン接種の強要ではない。

◆自宅療養 迫られる「命の選別」【報道特集】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ovVINYlHcJA

◆コロナ病床 国管轄病院は? 受け入れ数% 都内1カ所は専用に(朝日 2021.9.2夕刊) 
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15030832.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

(抜粋)
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新型コロナに感染しても入院できずに自宅療養を求められる患者が増えている。酸素吸入が必要な状態になっても、救急搬送先を見つけるのが難しいケースがある。ベッド不足は民間病院の受け入れが進まないせい、と言われるが、国が管轄する病院の受け入れも低調だ。

厚生労働省管轄の「国立病院機構」(NHO)は旧国立病院が独立行政法人化した組織で、全国に140病院を持つ日本屈指の病院グループ。同じく厚労省管轄の「地域医療機能推進機構」(JCHO)は旧社会保険病院、旧厚生年金病院、旧船員保険病院の三つの病院グループを統合した独立行政法人で、理事長は政府対策分科会の会長の尾身茂氏だ。

両機構のコロナ患者の受け入れ状況をまとめた内部資料を入手した。それによると、NHO系列の病院は計約3万9千床あるがコロナ病床がある病院は95で計1854床(7月末時点)。全体の4.8%だ。JCHOは全国57病院の計約1万4千床を持つが、コロナ病床は43病院の計816床(同)。5.7%にとどまる。実際の受け入れ患者数は、8月6日時点でNHOが695人(1.8%)、JCHOが345人(2.4%)と、なぜもっと受け入れられないのかと疑問に思う水準だ。

その後、厚労省は東京都とともに、都内すべての医療機関に病床確保などを要請。JCHOは8月28日、五つある都内の病院の一つをコロナ専用にすると表明した。国管轄の病院が動く効果は大きい。厚労相は、公衆衛生上重大な危害が生じたとき、両機構に必要な業務の実施を求めることができる。コロナ感染は全国に広がっている。さらなる対応を期待したい
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(関連)(別添PDFファイル)尾身会長率いる病院に異論続出、空床だらけでも補助金獲得(『週刊朝日 2021.9.17』)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b7d53a203635ef158d9d8c027941d174efa28d19

(こういう記事が事実に反しているのなら、具体的な実証数字を挙げて、しっかり反論すればいいし、看護師・看護婦が確保できなくて病床が開いているのなら、それは他の医師や医院にお貸しすればいいのではないか? ともかく有効活用ができていないのなら、補助金は返上すべきです。:田中一郎)

(関連)「コロナ病床5%」旧国立・社保庁197病院への疑問 - 新型コロナ、長期戦の混沌 - 東洋経済オンライン
 https://bit.ly/3kZqalS

(関連)なぜ病床の8割が空いているのに「緊急事態」なのか 小規模病院の「空き病床」を行政が借り上げよ(1-3) - JBpress (ジェイビープレス)
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/63564


7.(別添PDFファイル)保坂展人世田谷区長に聞く:新型コロナ 明らかにした意外な事実(イントロ部分)(『週刊金曜日 2021.9.3』)
ダウンロード - e4bf9de59d82e5b195e4babae58cbae995b7e381abe8819ee3818fefbc9ae696b0e59e8be382b3e383ade3838a28e382a4e383b3e38388e3808ee980b1e5888ae98791e69b9ce697a5202021.9.3e3808fefbc89.pdf

 <田中一郎コメント>
 さすがは行動派政治家=保坂展人氏です。注目すべき点が多々あります。このインタビュー記事は、「新型コロナ」感染の広がりに対して、世田谷区民の命と健康を守るため全力で対応をした政治家のこれまでの努力を、本人の口から説明させるタイムリーでいい記事です。みなさまにはこの記事全文を是非お読みいただきたい。しかし、私から見ると、いくつかの点で評価できる対応が見られますが、他方で、やはり問題だなと思うところもあります。以下、それをいくつか抜き出して箇条書きにしておきます。ただ、保坂展人区長も政治家ですから、マスごみに煽られた多数の区民が思い込んでいることに真逆に逆らって政策対応することは困難です(そんなことをしたら次の選挙で落選します)。ですから、事の責任を保坂展人氏にだけ求めるのは酷だと思います。この問題についてもそうですが、さまざまなことについて、有権者がもっとしっかりして、ものごとを判断していく上でのリテラシーを持たないと、逆に言えば、デマゴギーのマスごみ報道(特にTVがひどい)に振り回されているようでは、事態はよくならないということです。

最初にPCR検査についての私の認識を申し上げておきます。私はPCR検査の手法から判断して偽陽性を大量に生み出している可能性があり、医療体制が整わない中でPCR検査をむやみに拡大することは混乱を招くだけでほとんど無意味だと見ています。何故なら、仮にPCR検査で陽性だと判定されても、だから設備やケアがきちんと用意された病院や隔離施設があてがわれるわけではなく、ほとんどの人が「自宅療養」などという「名ばかり」隔離に追いやられて、あとはほったらかしの状態にされている現状があるからです。PCR検査は、ただ、人の背中に「この人は陽性です」というラベルを貼るだけのことになります。また、下記に申し上げるように、検査結果が偽陽性の可能性も大いにあり得るため、PCR検査をすればするほど偽陽性患者が増えて、ただでさえたいへんな医療現場が益々火の車になってしまうのです。(ウィルス感染症の検査にPCR検査を使うな、というのが、この検査法でノーベル賞を受賞したキャリーマリス氏の遺言でもありました)

PCR検査とは、人の喉の奥にあるウィルスのRNA断片らしきものを拾って、それをプライマーというウィルスのRNAと同じ塩基配列の一部断片と、ポリメラーゼという酵素を用いて増幅していき、それが一定の数を越えれば感染しているとみなす検査法です。しかし、拾ったRNAの断片が、はたして生きているウィルスのものなのか、また間違いなく「新型コロナ」ウィルスのものなのかは確定的なことは言えません。また「熱して冷ます」で1回のRNAの増幅法ですが、それを何回繰り返すのかをCt値といいます。日本では、このCtをいくらにすればいいのかがきちんと公定の形で定義されておらず、検査キットやそれを使う検査官の恣意にゆだねられています(定義されているという報道を見たことがない)。ですから、極論をすると、Ct値をあげれば、日本人全員が陽性だ、との検査結果を出すことも可能だということです。聞くところでは、日本はCt値を30~35(回)にしているそうです。アメリカは40回以上、ニュージーランドは20~25回だったように思います。つまり国によっても違うのです。

 <保坂展人区長の政策を評価する点>
(1)PCR検査を戦略的に使ったこと=クラスター感染が起こりやすい高齢者施設や病院などで集中的にPCR検査を実施し、(偽陽性があっても必要悪だとみなして)感染拡大の未然防止につとめたこと。私はこの世田谷区のPCR検査の使い方(戦略的に選んだ限定エリアで集中的に実施し、偽陽性の人も含めて対応を取る=偽陰性は偽陽性に比べて少ないと言われている)が正解ではないかと思います。感染力が強くなっているデルタ株はともかく、それまでの「新型コロナ」の集団感染は、そのほとんどが高齢者施設や病院などで起きています。これをしっかりと防ぐには効果的なやり方です。他に、保育園、学校(まずは先生から)、人がたくさん集まる公的施設などでPCR検査を集中的に実施するのがいいでしょう。

(2)PCR検査のCt値に着目し、Ct値の低い値で陽性判断がなされた人を、感染度が高い(ウィルスを大量に抱えている=感染力も強いスーパースプレッダー)とみなして、厳重に対応対処したという点。記事によれば、スーパースプレッダーの大半(8割)は高齢者だったそうです。

(3)国や東京都が「新型コロナ」感染に対応する病院の体制をいつまでたっても整備しようとせず、世田谷区に対しては要望も連絡も何もない、という信じがたい事態がずっと続いている。そんな中、基礎自治体の区長には法的な根拠はないのだけれど医療関係者と区役所職員との情報連絡会を創り、患者の受入体制の拡充を図ったこと。国や東京都は、「新型コロナ」患者を受け入れるための医療関係者の訓練もしようとしないし、確保したとされる病院や隔離施設も、人員不足などの理由で実際は動いていない、それが改善されている様子もない、都内病院で「新型コロナ」の治療にあたっている病院は5%くらいだというありさまだと保坂展人区長はインタビューで述べています。(これがマスごみによるデマ報道の「医療崩壊」の実態です=医師会や医者たちに政治家どもとともに忖度しているのかもしれません)

 <保坂展人区長の政策で評価できない点>
(1)「新型コロナ」ワクチンの「効果」を信じ切っている様子であること、コロナワクチンは、そもそもたいして効かないだけでなく、ウィルスの速い変異には追い付けず、たちまちのうちに全く効果がない状態になるだけでなく、ファイザーのmRNAワクチンでは、人体内にできた抗体もまた、短期間で消えてしまうということが起きていることが伝えられています。それでいて、他方で、コロナワクチンには中長期も含めて深刻なリスクがあり、ワクチンメーカーも厚生労働省も、ワクチンが安全ではないことを認めているのです。私はこんなものの接種を行政のトップが旗を振ってはいけないだろうと思っています。(昨今は「ブースター」接種とか言って3回目の接種を強要するような動きがありますが、効きもしないワクチンを何度打ったところで効果は乏しく、危険性は累積していくだけだと思われます)。

(関連)ファイザー社の新型コロナワクチンで、接種約3ヶ月後に抗体価が低下することを発表しました - 藤田医科大学 - Fujita Health University
 https://www.fujita-hu.ac.jp/news/j93sdv000000b3zd.html

(関連)都内で高齢者のコロナ感染が増えている不気味…8割超がワクチン接種なのにナゼ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294030

(コロナワクチンがどれくらいの効果があるかは、各ワクチンメーカーの認可前の臨床試験結果を公表すれば一目瞭然だと思いますが、私はそれを見たことがありません。おそらく、ワクチンを打っても打たなくても、大半の人は感染しないのです。また、昨今ではファイザー社の臨床試験で、ワクチンの接種の有無が死亡率とは無関係、むしろ打った人の方が感染した場合には死亡率が高くなるのではないか、と思わせる結果が出ています。)

(関連)ワクチン接種者と偽薬接種者の死亡率が同じ ファイザー公表データの意味(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0e155350d5c1ff80d4c0bfc0dca7f94c23a74b80

(2)ワクチン接種が行きわたったことを理由に、高齢者施設でのPCR検査の集中実施をこの9月で終了にしてしまうこと。今流行しているデルタ株は感染力が強いだけでなく、コロナワクチンはほぼ効かなくなっていますから、せっかく今まで続けてきたものをここでやめるのは愚かです。

(3)与野党が政治休戦して「新型コロナ」対策で挙国一致内閣をつくれと言う政治提言=既に別メール申し上げているとおり愚かな提言です。

(関連)「挙国一致「新型コロナ」内閣」でもなければ「共闘至上主義」でもなく、「オルタナティブな日本」を実現できる長期政権を目指し、それを担える「世直し」コア勢力を形成せよ!=2度目の失敗は今の野党には許されない- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-d9a6fa.html


8.(別添PDFファイル)コロナ病床150床増へ 医療機関回答 都目安に900床不足(東京2021.9.3他)
 https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/514914

(関連)「名ばかり」のコロナ病床確保 東京、利用7割で頭打ち- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD0271E0S1A900C2000000/
(関連)新型コロナ- 東京、病床上積みできず 国・都が要請も目標7000床遠く- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC020SA0S1A900C2000000/

(国も東京都も医療体制整備は依然としてやる気がなさそうな雰囲気です。開業医や医師会に極度に遠慮しているのかもしれません。無責任極まりなしです。それどころか、厚生労働省は地方の公立病院などの基幹病院を整理・統廃合する方針を変えず、また、東京都も都立病院の独法化=財政支援打ち切り方針を変えようとはしていません。相も変らぬ「市場原理主義アホダラ教」政策を続けています。国も東京都も有権者が為政者を選挙で大きく入れ替える時が来ているのです。今日の「新型コロナ」騒動での医療難民の大量発生は、いわば(そうした政治家を選んだ)有権者の投票行動の結果でもあり、いわば自業自得の面があることを私は強調しておきたいと思っています。福島原発事故の悲劇なども皆、お粗末政治の結果です。:田中一郎)

(関連)「自宅療養のコロナ患者は移動手段がなく外来にも行けない!『抗体カクテル療法をぜひ自宅でも』という医師の要望にも、対応は遅々として進んでいない!」~9.3 野党合同国会「コロナ対策ヒアリング」 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495823

(関連)小池都知事肝いり「酸素ステーション」は稼働率9%! 設置130床で利用者1日平均12人と“空回り”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294403


.(別添PDFファイル)接種拡大後の対策 提言、尾身氏案 反発受け大幅削減、政府分科会(朝日 20219.4)
 https://www.asahi.com/articles/ASP936G8BP93ULBJ00Y.html
 https://news.yahoo.co.jp/articles/692a52fbd7c5fc9beba2dfe885c73923284ececb

(関連)接種で秋に旅行容認 分科会提言 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6403520
(関連)経団連:ワクチン接種記録(ワクチンパスポート)の早期活用を求める (2021-06-24)
 https://www.keidanren.or.jp/policy/2021/058_honbun.html

 <田中一郎コメント>
 効きもしないコロナワクチンの接種と、偽陽性・偽陰性の大量発生の可能性があるPCR検査を「基準」にして、それをまるで「パスポート」のように使わせる施策は、根本のところで間違っているし、間接的にワクチン接種やPCR検査を個々人に強制することにつながっていきます。トンデモない話です。既に妊婦さんに被害が出ている(医療サービスを受けられない)にもかかわらず、その反省は全くと言っていいほど見られません。また、別掲の経団連のサイトにもあるように、経団連という「反社会的組織」は、外国人らの入国にあたって空港や港湾での検疫を簡素化し、ワクチンパスポートを使えなどと提言しているようです。何をバカ言っているか、ということでしょう。

(関連)コロナ死者急増はワクチン効果限界の凶兆か 医療、高齢者施設で接種後クラスター続々発生|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294352

多くの有権者・国民が「やめてくれ」と言っていたオリパラを強行し、その時に外国からやってくる人たちの空港での検疫がいい加減で、結局、デルタ株が日本へも持ち込まれてしまうことになっています。デルタ株はインド株と言われるように、原産地はインドです。日本国内にはなかった変異ウィルスです。感染力が強く、これまでほとんど患者がいなかった若い人にまで感染が広がっている様子です(ウィルスが変異する場合は、感染力は強くなる方向で、逆に毒性や死亡率は低下する方向で、変異していくのが一般的と言われています。そうすることでウィルスもまた、種の生存を確保しようとするのです。実際問題、デルタ株では死亡率は低下していますが感染者は増大し、従ってまた、死亡者の絶対数は減少する傾向にありません)。

更に昨今では、デルタ株を追いかけるようにして、ラムダ株(南米ペルー産)が「来日」しているし、更に感染力が強いミュー株も現れたという報道がなされています。日本は島国ですから、国境措置を厳格にすれば相当程度海外産変異ウィルスの侵入は防ぐことができます。しかし、経団連の言うようなワクチン頼みの国境措置=空港港湾検疫では、外国産変異ウィルスに「どうぞ日本にもいらしてください」と言っているようなものです。バカでねえのか、と言わざるを得ません。なすべきことは経団連の提言とは真逆で、海外からやってくる人間に対する検疫の強化と厳格化です。

(関連)「検査数も水際もスカスカ…冬なら致命的」ラムダ株の追跡不十分、政府は五輪に『忖度』して非公表に?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/125755

(関連)南米由来「ミュー株」、ワクチン効果は7分の1以下…従来株に比べ - 読売新聞オンライン
 https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210908-OYT1T50345/


10.日刊IWJガイド・非会員版「都民の命よりパラ優先の小池知事! 東京都では先週の死者26人中5人が自宅療養中! そのうち4人が50代以下!」2021.8.24号~No.3267号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49319

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都が五輪関連施設の臨時医療施設への転用を検討と産経が報じる! 事実なら「スクープ」で「朗報」だが、都庁オリパラ担当部署に確認すると「検討の事実はない」と回答! 産経は回答せず! 真実は!?

おはようございます。IWJ編集部です。東京都は昨日23日の新型コロナウイルスの新規感染者を2447人と発表しました。前の週の月曜日から515人減りましたが、7日間平均は4659.3人で、前の週の4275.0人より増えています。新規感染者数は、検査件数そのものを抑制している現状では、増えた、減ったと一喜一憂していられません。

問題は重症者です。重症者は272人で、前日より1人増えました。命の危機に瀕している人たちが、都内だけでこんなにいるのです。新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(第2378報)(東京都福祉保健局、2021年8月23日)
 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona2378.html

また、もうひとつ重要なのは、自宅放置されている人の数です。東京都の発表によると、22日時点で自宅療養者は2万4704人、入院・療養等調整中は1万4726人です。4万人近い感染者が自宅放置されていることになります。一人暮らしであれば、生活をしてゆくこと自体、大変なことになります。自由に外出して買物をしたり、食事をしたりすれば、人にうつしてしまいますが、部屋にこもりっぱなしで誰の援助も得られなければ、心身ともに行き詰ってしまいます。発熱などの症状がある場合、なおさら困難です。急変しても、自分自身で119番に連絡する前に、意識を失って、孤独死してしまうケースも続出しています。

逆に家族と同居の場合だと、家庭内感染してしまいます。自宅放置状態は、一刻も早く解消し、陽性と判明したら、ただちに入院なり入所なりできる臨時医療施設や隔離施設を、即、つくり、自宅放置ゼロをめざすべきです。

※都内の最新感染動向(東京都)
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

そのような中、22日付け産経新聞が「東京都が新型コロナウイルスの感染急拡大に伴う医療提供体制の逼迫に対し、臨時医療施設の設置に向け検討を始めたことが21日、関係者への取材で分かった。東京五輪・パラリンピックの競技会場など関連施設の転用案が浮上している」と報じました。この記事は「都は検討を急ぐが、24日に開幕するパラリンピックは9月5日まで行われるため、競技会場や関連施設の転用は早くても同月6日以降となる」と続いています。

※五輪関連施設、コロナ病院に転用 パラ閉幕後、都が検討(産経新聞、2021年8月22日)
 
https://www.sankei.com/article/20210822-LF6BD3H5G5POTJPMOZPD2G625A/

ところが、IWJがこの産経の報道について、東京都に直接確認したところ、都のオリパラ担当部署からは、検討の事実は聞いていないとの回答がもたらされました。これはどういうことなのでしょうか? 産経の誤報なのか、東京都の広報課も知らないほどのスペシャルなスクープなのでしょうか? ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
 https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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11.その他関連サイト
(1)「世界最多」の病床数なのに、なぜ東京でひっ迫するのか(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dbad395be5bb81a42fbb61bb83041ba98bf8e929
(2)綾瀬はるかコロナ感染、即入院でネットいまだ“大荒れ”…医療崩壊下ゆえ「上級国民」批判も根強く|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/294146
(3)【東京五輪】東京オリパラ選手が初めてコロナ入院…組織委「重症ではない」の説明が“火に油”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/294243
(4)コロナで一般医療も崩壊危機…熱中症でも“手遅れ死”リスクも(女性自身) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/5f6c2dad166ca20d5e96d904528541d19c32ffaa
(5)コロナで病院搬送、65件が「5時間以上」 東京で急増
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/63564
(6)都のコロナ療養施設がこっそり「五輪選手用」に差し出されていた! 別の施設では五輪関係の十数人が収容され国内感染者と同居|LITERA
 https://lite-ra.com/2021/08/post-5979.html

(7)新型コロナ 重傷除き自宅療養原則化に「治療放棄」との批判噴出(週刊金曜日)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3c647502cd6f843388557802f8fe712ea7c89703
(このデタラメ方針を政府はいったん撤回したようですが、デファクトとして、こうなってしまっています:田中一郎)


◆新型コロナ関連情報のご紹介(5):①米CDCがPCR検査を「新型コロナ」に使わない通知、②「新型コロナ」ワクチンは効かない、③「新型コロナ」ワクチン死者が919人(7.30現在 報告ベース:戦後最大規模の「薬害」へ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-3b2e6b.html

(「新型コロナ関連情報のご紹介(1)~(4)」は上記サイトの一番最後にあります)
草々 

2021年9月 7日 (火)

「挙国一致「新型コロナ」内閣」でもなければ「共闘至上主義」でもなく、「オルタナティブな日本」を実現できる長期政権を目指し、それを担える「世直し」コア勢力を形成せよ!=2度目の失敗は今の野党には許されない

前略、田中一郎です。


自民党は、マスごみ報道と団子状態になりながら、何の意味もない総裁選挙に埋没し、「新型コロナ」感染や経済的苦境に苦しむ多くの有権者・国民をそっちのけで、またぞろバカ騒ぎをしています(「AKB」総選挙ならぬ「KAB総選挙」(漢字読めない(簡単にやめない)アホバカ総選挙)。オリパラのバカ騒ぎが終われば、今度は自民党総裁選だという、このお粗末、どうしようもないヘドロ事態が続いていますが、この最大の原因は、有権者・国民が選挙を通じて、まっとうな政治家を選ばないことにあります。先般の茨城県知事選挙などは、その最たるものであり、かような知事を再選させた茨城県民は東海第二原発やそのそばにある高レベル放射性廃液の大事故が起きても、今度は自業自得だということにもなるでしょう。棄権も含めて愚かな投票行動だというほかありません。また、茨城の立憲民主党は、定期県総会において、東海第二原発再稼働反対の決議すら挙げられず、知事選挙からは逃亡してしまっています。「原発ゼロ」など、カンケーネー、という態度です。

(関連)次の首相に、河野氏トップ31% 石破氏26%、岸田氏は18%:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/129116?rct=politics

(関連)茨城県知事選 現職の大井川和彦氏 2回目の当選 - NHK政治マガジン
 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/67225.html


こんな政治情勢の中、今度は山口二郎氏、保坂展人氏、中島岳志氏ら、いわゆる(ゆるあま)リベラルらは、「政争をやめて与野党大団結の挙国一致内閣」をつくり、「新型コロナ」対策に一致協力して当たれ、などと提言し始めました。これもまた愚か極まりない提言です。自公政権対比で1/4程度の立憲野党議席と、自民党支持率対比1/5程度の有権者・国民の支持率しかない立憲民主党が、ロクでもないことを繰り返している自民党の政治家集団と肩を組んで、いったい何ができるのか、という話です。まともなことは何らできないまま、自民党不始末の責任の共有を余儀なくされ、有権者・国民の立憲野党への幻滅感をより高めるだけに終わるでしょう。戦前の政友会と民政党が、ことあるごとに挙国一致を提唱し、問題を解決できないどころか、自分たちが率先して軍部の力に依存しようとして、政党政治を没落させています。この甘ちゃんリベラルたちは、その二番煎じをやれとでもいうのでしょうか。

(関連)野党は支持率低迷に危機感…「7%」の立民、自民「36%」に大きく水あけられる
 https://bit.ly/3jMtOQU

共闘が大事なのは言うまでもありませんが、一方で、烏合の衆や負け組寄せ集めの「ニセ共闘」では、選挙で仮に勝っても、すぐに空中分解してしまうのです。そのあとには、政権交代前よりも、もっとグロテスクな政権が生まれてきます。アベ政権がその一例です。「選挙の時だけお祭り騒ぎ」はダメなのです。選挙に勝つということは、ゲートボールでいえば、「第一ゲート通過」にすぎず、物事の始まりでしかありません。そして、日本の今日の政治情勢で申し上げれば、一度2009年の政権交代で民主民進党が「口先やるやる詐欺」を行って大失敗をしていますから、今度の政権交代では失敗は許されないのです。野党には悲しいかな、二度目の失敗は許されない、ということです(二度目の失敗をすると、野党に対する有権者・国民の信頼は全面喪失し、場合によっては、立憲民主党・社会民主党あたりは消滅するかもしれません)。政権交代をしたら、それを10年間続ける「長期政権」にしなければなりません。

「世直し」には時間がかかりますし、また、抵抗勢力にもすさまじい勢いがあります。原発などその最たるもので、脱原発をしようというのなら、相当の覚悟をしなければ、できるものではありません。かつて、道路公団改革の際には、猪瀬直樹はゼネコン・土建の仕事を奪う人間だ、として、命が狙われていたこともありました。今日の立憲民主党執行部のような態度では、おそらく脱原発などできません。有権者・国民の過半数が脱原発を望んでいるのに、それさえできないのですから、他のことの抜本改革など、できると思う方がオバカです。だったら何のための政権交代か、ということになります。「口先やるやる詐欺」の再現です。

ポイントは、共闘を極力維持しながら、他方で、世直しのコア勢力を創らなければいけません。国会議員の人数で言えば、まずは衆参合計で100~200人です。そして、積極的に街宣その他の活動に打って出て、有権者・国民を説得しなければいけません。有権者・国民から、圧倒的な支持を得られるまで、何度でも繰り返し繰り返し「世直し」メニューを説明して、腹に落としてもらうのです。「世直し」メニューは「急進的」「過激」である必要はありません。脱原発・福島原発事故被害者救済、日本国憲法の継承発展、日米関係の適正化(地位協定など)、辺野古基地建設中止、アベ悪法(集団的自衛権を認める戦争法制、特定秘密保護法、共謀罪法、盗聴法、「重要土地等調査規制法」など)の一括スクラップ、権利としての生活保障制度新設や不公正税制改正などの緊急経済対策などが盛り込まれた骨太なものでいいのです。しかし、これを実践しているのは、国会議員では山本太郎氏ただ一人、という状態です。しかも、山本太郎氏の「超バラマキ」主張は困ったものだとみています。ともあれ「世直し」のコア勢力がないままでは、「世直し」などできるはずもないのです。

(関連)【LIVE】 横浜市 戸塚駅前 れいわ新選組 山本太郎代表 街宣(2021年7月20日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=b4bWUsrH7ng

当面の衆議院選は、政権交代までいかなくてもいい(いかないほうがいい=現在の立憲民主党に衆議院過半数を取らせても、参議院の多数は自公や維新に押さえられていますから、政権運営でにっちもさっちもいかない立憲民主党新政権は野田佳彦政権のようなことをやり始めるであろうこと、ほぼ確実です)から、憲法改悪ができないレベルまで、ともかく立候補者の調整を行って、立憲野党が議席を獲得していただきたい。その場合、日本維新や国民民主党はダメだ、ということです。もしそれができなければ、立憲民主党の現執行部は総退陣してもらって態勢の立て直しが必要です。

私は、日本の近未来を決める「天下分け目の政治決戦」は、来年夏の参議院選挙だとみています。この選挙までに、立憲野党や「市民と野党の共闘」が「ホンモノの政権交代」「オルタナティブな日本を目指す政治運動」を「共闘」の形でしっかりと形成し、連立内閣(閣外協力を含む)成立へ向けて、一丸となった運動を形成できなければ、来夏の参院選挙も、その次に来る次々回の衆院選や参院選でも勝つことはできず、その結果、日本の近未来は暗く、場合によっては原発・核燃料サイクル施設の再びの過酷事故で、この国は永久にダメ、ということいなりかねないとみています。

いつ火を噴くともわからぬ原発・核燃料サイクル施設をきちんと対処せずに、時流に流されて「新型コロナ」対策をボケた形で出してみたところで、有権者・国民がそれをOKとすることもなければ、支持率が上昇することもないでしょう。「世直し」勢力は、その覚悟とビジョンが問われているのです。

(関連)正念場の立憲民主党 希望ある政権構想を示せ - 論説 - 福井新聞ONLINE
 https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1393062


原子力ムラとの最終戦争は甘くないのです。
「選挙の時だけお祭り騒ぎ」はダメ、
「お任せ民主主義」「観客民主主義」もダメ
「政治的カマトト主義」(政治的中立主義)もダメ

世直しの覚悟と行動と連帯が求められています。

(私の政治的立場は「改革主義的無党派主義」であり、「市民と野党の共闘」に協力してくれる政党・政治家を支持しています。)
草々

(追)(必見サイト)日刊IWJガイド・非会員版「安倍前総理の支持表明で高市早苗氏が新総理本命に急浮上!『虎ノ門ニュース』出演の極右政治家は、はじめからキングメーカー安倍の隠し玉だった」2021.9.7号~No.3281号 - What's New お知ら
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49400

 

 

2021年9月 6日 (月)

(報告)「食卓の危機:みどりの食料システム戦略とゲノム編集」(安田節子さん 2021年9月3日:たんぽぽ舎)=アメリカのために遺伝子操作食品の輸入を促進し、日本農業をつぶすための「売国奴」戦略

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(お勧め)経済学は誰のためにあるのか 市場原理至上主義批判-内橋克人/編(岩波書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000019997577&Action_id=121&Sza_id=F3


2.キャンペーン
(1)キャンペーン · 医療・介護・保健所の「本気の充実」を求めます · Change.org
 https://bit.ly/3zRFNCf
(2)キャンペーンについてのお知らせ · オリンピック・パラリンピック閉幕にあたっての声明 · Change.org
 https://bit.ly/38MaXz7


3,さらば菅義偉、さらば自公政治
(1)【安倍晋三】来たる総選挙は日本が完全に終わるか、自民党が終わるかの二択|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294263
(2)「お前と一緒に沈められねえだろ」声を荒らげた麻生氏 首相“孤立”の瞬間(西日本新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/481e681b3599f30e3e24c4a850e31096bb1f24fc
(3)【菅義偉】菅首相を待ち受ける「本当のイバラの道」は衆議院選挙 お膝元に「後ろ盾」はもういない|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294289
(4)「自爆のぶん投げ」の全真相 万策つきた菅首相 辞任の必然(2021年9月4日配信『日刊ゲンダイ』)障害福祉&政治・社会・平和問題ニュースサイト
 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-27211.html
(5)たとえ菅が辞めようと、臨時国会を開かない自民党には政権を任せられない|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
 https://www.newsweekjapan.jp/fujisaki/2021/09/post-20.php

(「「お前と一緒に沈められねえだろ」⇒ 沈めばいいんだよ、それが世のため人のためだ!:田中一郎)
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去る9月3日、水道橋のたんぽぽ舎において、「食政策センター“ビジョン21”」の安田節子さんの「食卓の危機:みどりの食料システム戦略とゲノム編集」と題するご講演がありました。重要な内容で必見・必聴と思われますので、以下、当日のレジメや参考資料を添付して簡単にご報告申し上げます。

結論だけを簡単に申し上げれば、

(1)菅義偉スカ政権下で農林水産省が打ち出した「みどりの食料システム戦略」は、まさに羊頭狗肉のトンデモ戦略であり、我が国に、ゲノム編集や遺伝子いじくり回し技術による、取り返しのつかない「遺伝子汚染列島」をもたらすものであり、その結果生まれてくる食品や新農薬などは、(短期的のみならず中長期的にも)われわれの体を蝕み、また、生物生態系をメチャメチャにしてしまう「毒物」である可能性が否定できません。

(2)「有機農業」という虚偽表示を使い、農薬は一部の劇薬使用を控えるだけで抜本的に少なくなるわけではなく、EUなどの「有機農業戦略」とは似ても似つかぬニセモノ政策であること(言葉に惑わされてはいけない=アベ政権以降、日本政府が使う政策用言葉がニセモノになっている)。今現在、有機食品の表示をゲノム編集食品にも認めさせようとする動きが表面化しており(おそらくはRNA農薬もOK)、そんなことにでもなれば、我々消費者・国民は、健康に良い有機食品だと思って買った食品により、知らない間に遺伝子をいじくり回したフランケンシュタイン食品を食わされる羽目になる。(既にゲノム編集食品は表示なし・安全審査なし、遺伝子組換え食品は加工食品を含めて事実上表示なし、の状態にある。とんでもない話だ!)

(関連)(別添PDFファイル)「みどりの食料システム戦略」にみるバイオテクノロジー偏重(天笠啓祐『週刊金曜日 2021.5.28』)
ダウンロード - e3808ce381bfe381a9e3828ae381aee9a39fe69699e382b7e382b9e38386e383a0e688a6e795a5e3808de381abe381bfe3828be38390e382a4e382aae38386e382afe3838ee383ade382b8e383bce5818fe9878defbc88e5a4a9e7aca0e98791e69b9ce697a5205.28efbc89.pdf
(ここにRNA農薬のわかりやすい説明があります)

(関連)このままだと「遺伝子組換えでない」の表示がなくなる? なぜか分かりにくい、日本の遺伝子組換え表示|KOKOCARA(ココカラ)−生協パルシステムの情報メディア
 https://kokocara.pal-system.co.jp/2018/11/19/gmo-labeling/

(3)ゲノム編集ビジネスの基本となるクリスパー・キャス9関連の特許は、その大半をダウ・デュポンが押さえている可能性が高く、日本での日本資本によるビジネス展開はうまみがなく難しい。今回のこの「みどりの食料システム戦略」は、主としてアメリカで開発されたゲノム編集食品や作物、あるいは遺伝子いじくり回し製品(RNA農薬などを含む)を海外からスムーズに輸入するための、一種の「売国奴戦略」であると推察される。当然ながら、こんなものがわが国で広がれば、日本農業は壊滅的な打撃を受けるだろう。

 ともあれ、消費者・国民が、自分たちが日々食するものに対して高い関心を持ち、「食」や「農林水産業」を一部のバイオビジネス資本やトンチキ学者どもの好き勝手・やりたい放題にはさせない、食の安全と表示は徹底して適正化させ守らせる、それを妨害したり歪めたりする政治家どもは一人残らず選挙で落選させる、という厳しい態度をとらない限り、時間をかけて我々の「食」は、取り返しのつかない「全滅」へと導かれ、その先には「飢えますか、それとも毒を食らいますか」の選択が待ち受けています。

原発を規制する政府機関が原発を推進する側の虜になって福島原発事故のような取り返しのつかない大事故を招いたように、遺伝子操作や農薬による汚染を防ぐべき立場にある政府機関(厚生労働省、農林水産省、環境省、消費者庁、食品安全委員会、消費者委員会など@「)が遺伝子操作や農薬の使用を進める側の虜になっている今日、原発で起きたことと同じようなこと(巨大バイオハザード)が、このままでは近未来に起きることはほぼ確実です。私たちと私たちの子どもたちの命と健康が危機を迎えています。この問題を甘く見ないでください。

◆(当日録画)20210903 UPLAN 安田節子「みどりの食料システム戦略とゲノム編集」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=NwAUVS0nYGA
 https://www.youtube.com/watch?v=NwAUVS0nYGA

(いちばん最後のところで発言させていただいています。アメリカ・北米大陸からの輸入食品だけでなく、中国からの輸入食品(青果物や加工食品が多い)に対しても、十分な監視と注意が必要だと申し上げています。中国産品については食品も含めて2000年代に様々な問題が表面化しましたが、どうも忘れ去られている様子です。昨今は、消費者運動の低迷と消費者・国民の意識の低下で、中国輸入産品の危険性への関心が薄れています。また、先般締結されたRCEPという国際市場原理主義経済協定についても言及し、日本の青果物が大打撃を受けること、こともあろうに立憲民主党・社会民主党がこの協定の批准に賛成をしていること(反対をしたのは「れいわ新選組」と共産党だけ)など、日本の野党の相も変らぬダメさ加減を批判しました:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)RCEPの農業への影響は「軽微」なのか(鈴木宜弘東京大学教授『時の法令 NO.2122 2021.5.30』)
 https://www.jacom.or.jp/column/2021/04/210415-50720.php

◆(別添PDFファイル)当日のレジメ
(1)(レジメ)「食卓の危機」(第2回)みどりの食料システム戦略:前半(安田節子 2021.9.3)
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(2)(レジメ)「食卓の危機」(第2回)みどりの食料システム戦略:後半(安田節子 2021.9.3)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e3808ce9a39fe58d93e381aee58db1e6a99fe3808defbc88e7acac2e59b9eefbc89e381bfe381a9e3828ae381aee9a39fe69699e382b7e382b9e38386e383a0e688a6e795a5efbc9ae5be8ce58d8aefbc88e5ae89e794b0e7af80e5ad90efbc89.pdf


1.安田節子さん(食政策センター「ビジョン21」)関連
(1)# 安田節子ドットコム
 https://www.yasudasetsuko.com/
(2)食政策センターVsion21公式サイト
 https://www.yasudasetsuko.com/vision21/
(3)食卓の危機 遺伝子組み換え食品と農薬汚染-安田節子/著(三和書籍)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034130295&Action_id=121&Sza_id=C0
(4)食べものが劣化する日本 命をつむぐ種子と安心な食を次世代へ-安田節子/著(食べもの通信社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033974926&Action_id=121&Sza_id=C0

 <「いのちの講座」より:食政策センター「ビジョン21」>
(1)(別添PDFファイル)グリホサート考(安田節子『いのちの講座 NO.130 2021.8.31』)
ダウンロード - e382b0e383aae3839be382b5e383bce38388e88083efbc88e5ae89e794b0e7af80e5ad90e3808ee38184e381aee381a1e381aee8ac9be5baa720no.130202021.8.31e3808fefbc89.pdf
(2)(別添PDFファイル)ゲノム編集製品の市場流通へAPEC加盟国がハイレベル会合(安田節子『いのちの講座 NO.130 2021.8.31』)
ダウンロード - e382b2e3838ee383a0e7b7a8e99b86e8a3bde59381e381aee5b882e5a0b4e6b581e9809ae381b8efbca1efbcb0efbca5efbca3e58aa0e79b9fe59bbde3818ce3838fe382a4e383ace38399e383abe4bc9ae59088efbc88e5ae89e794b0e38184e381aee381a1e381aee8ac9be5baa7efbc89.pdf
(3)(別添PDFファイル)フィリピンが遺伝子組換え(GM)ゴールデンライスの商業生産を承認(安田節子『いのちの講座 NO.130 2021.8.31』)
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(4)(別添PDFファイル)FAOがサバクトビバッタプログラムにCropLifeとの協力進化(安田節子『いのちの講座 NO.130 2021.8.31』)
ダウンロード - efbca6efbca1efbcafe3818ce382b5e38390e382afe38388e38393e38390e38383e382bfe38397e383ade382b0e383a9e383a0e381abefbca3roplifee381a8e381aee58d94e58a9be980b2e58c96efbc88e5ae89e794b0e3808ee38184e381aee381a1e381aee8ac9be5baa7e3808fefbc89.pdf

(みなさまも食政策センター「ビジョン21」(安田節子さんが主催)が定期的に発行している「いのちの講座」を定期購読なさいませんか? 新聞や雑誌、TVなどを見ていてはわからないさまざまな「真実」が、迫真の下に記載されています。ご購読をお勧めいたします。連絡は下記へ。:田中一郎)

*ビジョン21事務局
 〒227-0046 横浜市青葉区たちばな台 1-14-39
 TEL/FAX   045-962-4958
 メールAD  vision21@ps.catv.ne.jp


2.(参考)みどりの食料システム戦略の策定について:農林水産省
 https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kankyo/210512.html


3.関連サイトなど
(1)(別添PDFファイル)本当に実現できるのか?「みどりの食料システム戦略」(イントロ部分)(垣田達哉『週刊金曜日 2021.9.3』)
ダウンロード - e69cace5bd93e381abe5ae9fe78fbee381a7e3818de3828be381aee3818befbc9fe3808ce381bfe381a9e3828ae381aee9a39fe69699e382b7e382b9e38386e383a0e688a6e795a5e3808defbc88e382a4e383b3e38388e59ea3e794b0e98791e69b9ce697a5202021.9.3efbc89.pdf
(2)(別添PDFファイル)「みどりの食料システム戦略」は多国籍バイオ企業の利益のため(印鑰智也『食べのも通信 2021.8』)
 https://www.tabemonotuushin.co.jp/
(3)農地の25%を有機に、農薬を半減する「みどりの戦略」。専門家の指摘する問題点とは? - 国際環境NGOグリーンピース
 https://www.greenpeace.org/japan/sustainable/story/2021/04/09/51180/
(4)RCEPの農業への影響は「軽微」なのか(鈴木宜弘東京大学教授『時の法令 NO.2122 2021.5.30』)
 https://www.jacom.or.jp/column/2021/04/210415-50720.php
(5)RCEP(アールセップ)の基礎知識 - 参加国は? 関税の影響は? 日本企業のメリット&デメリットは?…ほか - 海外 - 海外進出ノウハウ - Digima〜出島〜
 https://bit.ly/3n9Lcky
(6)地域的な包括的経済連携(RCEP)協定 (METI-経済産業省)
 https://www.meti.go.jp/policy/trade_policy/epa/epa/rcep/index.html
(7)APECの概要|外務省
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/apec/soshiki/gaiyo.html


◆「いちろうちゃんのブログ」より
(1)(報告)(5.27)オルタナティブな日本をめざして(第45回):「食べものが劣化する日本:命をつむぐ種子と安心な食を次世代へ」(新ちょぼゼミ:安田節子さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-068652.html

(2)時事問題3つ:(1)もう1つの国際市場原理主義経済協定「RCEP」(日本の農林水産業が滅ぶ)(2)日本学術会議が御用団体となるかどうかの分水嶺(3)魚と大学は頭から腐る 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-af2d89.html
草々 

2021年9月 5日 (日)

本日(9/5)のいろいろ情報:(1)ウィシュマさん監禁殺害事件の犯人=名古屋入管職員どもを刑事・民事裁判にかけろ!(2)朝鮮人虐殺事件 追悼文送らずの小池百合子(3)野党の地滑り的敗北があり得ないわけではない 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(9.11)オルタナティブな日本をめざして(第64回):「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)は何を問うているのか」(古川元晴弁護士・井戸川克隆元双葉町長)(「新ちょぼゼミ」 2021年9月11日)- いちろうちゃんのブログ(この日は事務連絡を除いて主催者側からのプレゼンはありません)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-c6d6f8.html
 (開始時間がいつもとは違い、午後1時30分ですので、ご注意を!)

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.イベント情報
(1)東京外環道訴訟第12回口頭弁論
  9月6日(月)15時~(傍聴券抽選14時40分)
  東京地方裁判所1階103号法廷(※傍聴50席)
   (地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口)
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  裁判終了後(16時頃~) 報告集会 
  衆議院第2議員会館(地下1階) 第1会議室
     (15:55頃~1階ロビーで入館証配布します)

(関連)東京外環道訴訟を支える会ニュース NO.12 (2021.8.8)
 https://bit.ly/3DMSrFa

(2)【9・25オンライン集会】止めよう!放射能をまき散らす汚染木バイオマス発電 ~田村バイオマス訴訟結審を控えて~ - ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
 http://chikurin.org/wp/?p=6208

(3)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.1)大間原発訴訟 第25回公判(東京地裁)&報告集会(参議院議員会館)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc91efbc90efbc8eefbc91efbc89e5a4a7e99693e58e9fe799bae8a8b4e8a89f20e7acac25e59b9ee585ace588a4efbc88e69db1e4baace59cb0e8a381efbc89efbc86e5a0b1e5918ae99b86e4bc9a.jpg


3.キャンペーン
(1)立憲野党は新しい政治の「選択肢」を示してください! · Change.org(「立憲野党は」ではなくて「立憲民主党は」です)
 https://bit.ly/3n4owlB
(2)宮城秋乃さんの威力業務妨害での家宅捜査は不当なものであり、起訴の無いように求めます · Change.org
 https://bit.ly/3zMKBbZ
(3)宮城秋乃さんの不当な威力業務妨害での家宅捜査に強く抗議します。 · Change.org
 https://bit.ly/3BBQ45S
(4)虐待から逃れた18歳。頼みの綱は生活保護です。どうか選択肢をください。 · Change.org
 https://bit.ly/3jHID75


4.内橋克人氏死去、89歳=経済評論家、市場原理主義に警鐘
 https://bit.ly/3DKXQfR

(内橋克人さんには生前に大変お世話になりました。ゼミの同窓会&恩師をしのぶ会(10回忌)にも来ていただいてご講演を受けたりもし、また、たくさんの著作から多くのことを学ばせていただきました。穏やかな話しぶりの奥にある、スキッとそびえたつジャーナリスト=物書きとしての正義感、使命感、誇りを感じさせ、そのまなざしは優しさとともに剛健なる強さを感じさせるものでした。ご講演のお話の中で「新聞記者・ジャーナリストは、殺す側・傷つける側・虐げる側・支配抑圧する側ではなく、常に殺される側・傷つけられる側・虐げられる側・支配抑圧を受ける側にいて、取材し、レポートを書かねばならない」とおっしゃっていたことを今でも忘れることができないでいます。どうぞ安らかにお休みください。長い間、本当にご苦労様でした。おこころざしは不肖、私たちが継いでいきます。:田中一郎)
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「本日(9/5)のいろいろ情報」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>
(1)「ニュース女子」制作会社に賠償命令 基地反対めぐり名誉毀損認定(朝日 2021.9.2)
(2)「自分たち」だけの国(北丸雄二 東京 2021.9.3)
(3)戦略見直し、迫られる野党 「政権の失敗、白紙に」衆院選に焦り 菅首相退陣(朝日 2021.9.4)
(4)<野党に問う>社民・福島瑞穂党首インタビュー 「全ての人の命と尊厳が守られる社会を」(東京 2021.9.1)
(5)<野党に問う>れいわ・山本太郎代表インタビュー:徹底公助で支える「心配するな。あなたには国がついている」(東京 2021.9.2)
(6)巨大IT企業の暴走を止める=規制の動きと市民社会の力(編集部『世界 2021.9』)
(7)JR東海 リニア工事説明会、今回も住民から怒りの声噴出、「問題ない」強調に疑念高まる(樫田秀樹『週刊金曜日 2021.9.3』)
(8)JR東海に「リニア新幹線シールドトンネル工事申し入れ」(洗足池をリニアから守る会 2021.8.24)
(9)リニアトンネル残土盛り土工事、長野・豊丘村(赤旗 2021.8.10)


(最初に)ウィシュマさん監禁殺害事件の犯人=名古屋入管職員どもを刑事・民事裁判にかけろ!
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◆スリランカ女性・見逃された“異常数値”【報道特集】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=pAckPeZLP_k
 https://www.youtube.com/watch?v=pAckPeZLP_k

(関連)スリランカ女性死亡 関連書類がほぼ黒塗り・・・(2021年8月17日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=w7xsJN161l8
(関連)「編集された2時間でなく全ての開示を!」/ウィシュマさん事件「最終報告書」うけて遺族が会見
 http://www.labornetjp.org/news/2021/0810kaiken
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210817/k10013208741000.html

(絶対に許してはいけない。このままの幕引きはあり得ない。ウィシュマさん殺害に関連した名古屋入管の役人どもはもちろん、その隠蔽を助けたものも皆、殺人罪あるいは殺人ほう助罪で起訴すべきである。これは業務上過失致死罪などではない。アジア人に対する差別意識に基づいての意図的な監禁殺人事件だ。殺人鬼どもを放置するわけにはいかない。直ちに全員を懲戒免職にした上で、刑事裁判、続いて損害賠償の裁判にかける必要がある(民事は名古屋入管も被告)。入管庁はその後解体だ。元の「局」に戻してメンバー全員を入れ替えよ。

殺人罪を犯して、それを組織ぐるみで隠ぺいしていることが明々白々な、悪質極まる事件である。上記の記事にある「関連資料」や「ビデオ」は直ちに全部公開して有権者・国民に明らかにせよ! 人を殺しておいて「訓告」処分にしたなどと、遊んどるのか、という話だ。ふざけんじゃねーぞ、人の命を何と思ってやがる。こんなものをいい加減な形で幕引きさせてたまるか!:田中一郎)

(1)開示文書1.5万枚ほぼ黒塗り スリランカ女性死亡で入管:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081701111&g=soc
(2)「入管、人権意識欠く」 当時の局長ら4人処分 ウィシュマさん死亡で最終報告書<動画あり>:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/123413
(3)「鼻から牛乳や」「ねえ、薬きまってる?」衰弱していたウィシュマさんに入管職員 「命預かる施設」とかけ離れ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/123396
(4)「何人亡くなったら体制変えるのか」スリランカ女性遺族:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP8B6QZRP8BUTIL01F.html?ref=mor_mail_topix3_6
(5)「誰が亡くなった責任を取るのか」 ウィシュマさん遺族、最終報告発表の入管庁に不満あらわ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/123385
(6)ウィシュマさん死亡問題、入管庁が報告書公表 職員の「誇張やアピール」疑う意識を問題視<動画あり>:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/123261
(7)スリランカ人女性のビデオ開示 遺族、衝撃受け視聴中断:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP8D6TZ0P8DUTIL00T.html?ref=mor_mail_topix2
(8)最終報告書の検証は不十分だ 入管女性死亡事件 - - 安田菜津紀 - 毎日新聞「政治プレミア」
 https://bit.ly/3kYiyQP
(9)入管女性死亡でビデオ映像開示 遺族「動物のように扱われていた」 - 毎日新聞
 https://bit.ly/38EeUWz
(10)入管行政の人権侵害<名古屋の入管施設で亡くなったウィシュマ・サンダマリさん。監視カメラの映像を見て衝撃を受けた妹さんたちは「姉は動物のように扱われた」「入管は人の道を外れている」と訴えた。> - 平和憲法を世界へ未来へ
 https://sasakitosi.exblog.jp/amp/28819995/

◆指宿昭一弁護士「ビデオの中に真実がある。ビデオを見れば入管に殺されたという事がわかる」~8.13名古屋入管ウィシュマさん死亡事件の真相究明のためのビデオ開示、再発防止徹底を求めるオンライン署名提出後記者会見 - IWJ Independent Web
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495279

◆「名古屋局が隠蔽したのではないですか!-」ウィシュマさんの死因に係る尿検査の結果を中間報告で公表しなかった入管庁を指宿弁護士が追及!~8.20第29回 難民問題に関する議員懇談会 総会 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495399

◆外務省はアフガン残留の救援保護対象人数の公表を拒否! 名古屋入管ウィシュマさん死亡問題では、庁内担当医師がウィシュマさんの尿検査の結果を把握していたかが焦点に!~8.26第30回 難民問題に関する議員懇談会 総会 - IWJ Independent
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495575


1.「ニュース女子」制作会社に賠償命令 基地反対めぐり名誉毀損認定(朝日 2021.9.2)
 https://www.asahi.com/articles/ASP9161ZKP91UTIL02K.html

(関連)「ニュース女子」判決に関係者評価 「偏見や差別に屈せず」 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1385948.html
(関連)「ニュース女子」名誉毀損 高江住民をテロリスト 辛さんは「黒幕」と放送-琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1385947.html

(関連)「不当判決だ」 DHCテレビ社長、控訴の意向 「ニュース女子」名誉毀損訴訟 - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1385953.html
(関連)DHCが韓国撤退表明 差別文章に反発高まる | 共同通信
 https://nordot.app/806069531128233984?c=39546741839462401


2.関東大震災の朝鮮人追悼式典、小池知事は今年も追悼文送らず:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP915SJCP91UTIL008.html

(関連)(別添PDFファイル)「自分たち」だけの国(北丸雄二 東京 2021.9.3)
ダウンロード - e3808ce887aae58886e3819fe381a1e3808de381a0e38191e381aee59bbdefbc88e58c97e4b8b8e99b84e4ba8c20e69db1e4baac202021.9.3efbc89.pdf

(関連)小池百合子が関東大震災の朝鮮人追悼式典に5年連続で追悼文拒否!「朝鮮人虐殺はなかった」デマを喧伝するヘイト団体と関係|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2021/09/post-6007.html

(関連)関東大震災で犠牲の朝鮮人追悼式、山田洋次監督ら「朝鮮人虐殺、忘れてはならない」 - 日本•国際 - hankyoreh japan
 http://japan.hani.co.kr/arti/international/40986.html

(北丸雄二氏が東京新聞「こちら特報部」のコラム記事に、なかなか鋭いことを書いています。ご覧ください。:田中一郎)


3.野党の地滑り的敗北があり得ないわけではない

◆(別添PDFファイル)戦略見直し、迫られる野党 「政権の失敗、白紙に」衆院選に焦り 菅首相退陣(朝日 2021.9.4)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15032362.html

(今の立憲民主党を総大将とする野党共闘体制にあるのは「敵失」だけ、枝野幸男・福山哲郎・泉健太の現執行部の選挙協力の進め方の「下手」「不透明」「対話なし:市民不在」「他の協力政党への無礼」は、およそ「総大将の器」「総司令部の資格」を疑わせるに十分な代物だ。こんな野党共闘が、今般の「敵失大将=菅義偉」(戦後最低の下を行く総理・政権)を失った今、何を持って闘うのか。枝野幸男立憲民主党代表は「政権交代の準備はできている」などと大ボラを吹いているが、何の準備もできていない。できたような気分になっているということは、万が一、政権を担えば、菅義偉以上に独断専行で、自民党もできなかった悪政へと突っ込んでいく可能性大だということを暗示している。アベ政権の多くの「悪行」が、その1つ前の政権=野田佳彦民主党政権時代に用意され、準備されていたことを忘れてはならない。

今般の菅義偉退陣表明により、野党の地滑り的敗北の可能性が出ている。「市民と野党の共闘」を進める勢力、脱原発・立憲勢力は、試練の時である。何度でも申し上げるが、政権交代は「オルタナティブな日本」を実現できる、覚悟が決まった、ホンモノの政権でなくては意味がない、そして、それを遂行していける能力と勇気と行動力と政治力を持ち合わせた「コアの政治勢力」が形成されていなければならない。負け組を集めた合従連衡で「勝てる」などと思うのは、これまでの経験を踏まえない、愚かな甘い考えである。しかし、その「コアの政治勢力」は未だ形成されていない。:田中一郎)

(関連)枝野氏、単独過半数掲げる 衆院選、共産との連立否定(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a1dba080682d8240f354e009502d73ed06075c3e
(関連)立民、共産との候補者一本化進む 残り10余りで調整(産経新聞)立憲民主党が次期衆院選で政権交代を実現す…|dメニューニュース(NTTドコモ)
 https://bit.ly/3h3rHq6
(関連)近づく衆院選 野党の選挙協力は?菅内閣の支持率が落ちているのに… 北海道(HBCニュース)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/281a4ee4c311cf0c4f482bd2ee54776485e3fd90

◆自民党は”奥の手”使う?内田樹さん「延命の秘策は『立憲民主党との連立』」 権力保つためなら「なんでもやる政党」と指摘:中日スポーツ・東京中日スポーツ
 https://www.chunichi.co.jp/article/323014

(関連)【IWJ号外1!2021.09.03 18:00】「菅総理が総裁選不出馬を表明! 野党は政権交代を訴え!」 - IWJ Independent Web Journal
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495892

(関連)【IWJ号外2!2021.09.03 22:00】 「菅総理の総裁選不出馬表明で渦中の河野太郎氏が会見!「出馬の意向」と報道される中、「周囲とじっくり相談して決めたい」と、あくまで明言を避ける!」 - IWJ Independent Web Jour
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495898


4.ガンバレ社民党!
 https://sdp.or.jp/

◆(別添PDFファイル)<野党に問う>社民・福島瑞穂党首インタビュー「全ての人の命と尊厳が守られる社会を」(東京 2021.9.1)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/128034

(関連)社民が衆院選ポスター 大型の中づり広告風 「憲政史上初では」 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20210902/k00/00m/010/001000c
(関連)社民党、衆院選奮起へ決起集会 昨年、党分裂で存在感埋没 | 共同通信
 https://nordot.app/791584945608130560?c=39546741839462401


5.ガンバレ山本太郎「れいわ新選組」!
 https://reiwa-shinsengumi.com/

◆(別添PDFファイル)<野党に問う>れいわ・山本太郎代表インタビュー:徹底公助で支える「心配するな。あなたには国がついている」(東京 2021.9.2)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/128282

(関連)れいわ・山本太郎代表が菅政権の「悪政ワースト5」発表! 3位にデジタル庁設置(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/34be9d21add1ffce0e3011057326ceadad8c40f5
(関連)れいわ新選組・木村英子参議院議員インタビュー 8月24日・オンライン(ZOOM) 市民連合
 https://shiminrengo.com/archives/4312


6.(別添PDFファイル)巨大IT企業の暴走を止める=規制の動きと市民社会の力(編集部『世界 2021.9』)
https://websekai.iwanami.co.jp/
ダウンロード - e5b7a8e5a4a7efbca9efbcb4e4bc81e6a5ade381aee69ab4e8b5b0e38292e6ada2e38281e3828befbc9de8a68fe588b6e381aee58b95e3818de381a8e5b882e6b091e7a4bee4bc9ae381aee58a9befbc88e3808ee4b896e7958ce3808fefbc89.pdf


7.憲法違反のリニア新幹線計画は中止せよ!
 大深度地下工事は地上への影響があることが明らかとなったため、大深度地下利用法は、その法的根拠を失い違憲状態にある。違憲の法律は無効だから、リニアも外環道も工事の法的裏付けがない状態になっている。これ以上の工事は、財産権侵害の不法行為として、刑事罰並びに民事損害賠償の対象となる。直ちに計画を中止せよ。工事をこのまま続ければ、責任者は全員逮捕・起訴だ!

(関連)(別添PDFファイル)JR東海 リニア工事説明会、今回も住民から怒りの声噴出、「問題ない」強調に疑念高まる(樫田秀樹『週刊金曜日 2021.9.3』)
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003299.php

(関連)(別添PDFファイル)JR東海に「リニア新幹線シールドトンネル工事申し入れ」(洗足池をリニアから守る会 2021.8.24)
ダウンロード - jre69db1e6b5b7e381abe3808ce383aae3838be382a2e696b0e5b9b9e7b79ae382b7e383bce383abe38389e38388e383b3e3838de383abe5b7a5e4ba8be794b3e38197e585a5e3828ce3808defbc882021.8.24efbc89.pdf

(関連)(別添PDFファイル)リニアトンネル残土盛り土工事、長野・豊丘村(赤旗 2021.8.10)
 https://blog.goo.ne.jp/ookute3435/e/90842049ef5fb47542f70e577e7fe75f

(関連)リニア工事 地上影響「わからない」-国、山添氏らに無責任回答
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-04/2021090415_02_0.html


8.村田光平(元駐スイス大使)より
 http://kurionet.web.fc2.com/murata.html

皆様
御存知の通り今年4月、日本政府は福島第一からの汚染水海洋放出を決定しました。放出予定は2023年からであり、まだ2年間あります。国際社会はトリチウムを含む放射性汚染水の海洋放出を許す筈はありません。知人から米国のNGO Beyond Nuclearのケヴィン・キャンプスさんのメッセージが寄せられましたので共有させていただきます。
 https://www.youtube.com/watch?v=OX1gVUK8Xuw

2003年3月、小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞者)、長谷川晃(元米国別離学会プラズマ部会長)両氏の意向を受け、「国際核融合実験装置(ITER)の誘致を見直すよう」との嘆願書を小泉総理(当時)に提出して誘致が断念されたことが想起されます。同装置で使われる2キロのトリチウムはわずか1ミリグラムで致死量とされる猛毒で、チェルノブイリ原子炉の事故の時の放射線量に匹敵することが同嘆願書で指摘されました。

放射性汚染水の海洋放出は不道徳・無責任です。歴史の法則が立ちはだかる筈です。「倫理資本主義」が世界の耳目を集めるに至ったのは世界に倫理と哲学が欠如することへの反省がその背景にあると思われます。

世界に存在する430余基の原発の過酷事故の発生は何としても防がねばなりません。これらの禍根の全廃が急がれます。市民社会はかねてより地球倫理、母性文明、そして核廃絶への道を開く国連倫理サミットの開催を呼びかけてきておりますが、同サミットで原発全廃の国際的合意の成立を目指すことは緊急の課題と言えます。日本一新、世界一新に思いを馳せる皆様の御指導と御支援をお願い申し上げます。


9.横浜新市長
(1)横浜市・山中新市長への質疑応答を全文掲載!新聞テレビが疑惑スルーの本音もゲット – SAKISIRU(サキシル)
 https://sakisiru.jp/9246
(2)横浜市長選「野党統一候補」がパワハラメール…学内から告発「この数年で15人以上辞めている」(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a592b56754f0a6b53101e3a58d5feff77dc1320e
(3)横浜市長選で初当選の山中竹春氏に「疑惑」横浜地検に刑事告発状提出 – SAKISIRU(サキシル)
 https://sakisiru.jp/9005

◆(メール転送です)号外!「菅総理、敗れる!横浜市長選で当選したのは山中竹春氏!総理肝煎りのハマのドンが菅総理に激怒!『これは俺と菅の喧嘩だ!』と最終街宣で吠える!他方敗れた小此木氏は五輪中止を菅総理に進言するも聞き入れられず」- いちろうちゃんのブロ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-166cd0.html
草々 

2021年9月 1日 (水)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(53)(抜粋)(2021年7月~8月)

1.(報告)(7.13)脱原発ロードマップ(再論その1)(「新ちょぼゼミ」):「脱原発」は政治(家)を変えなければ実現不可能=「脱原発」を覚悟を決めてしっかりと進められない立憲主義・立憲野党は、みなニセモノである- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-955dc6.html


2.「南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟」で、福島原発事故被害者を踏みにじり、「自己保身・栄達」だけを念頭に置いて書いた判決文を残し、法廷からわずか10秒で逃走した「恥さらし」の東京地裁ヒラメ3匹(裁判官)たち- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-9443c4.html


3,原発「ブラック」ルネッサンス(1):島根原発再稼働と上関原発新規建設を強引に推し進める邪悪会社=中国電力と、それにまとわりつく「原発利権」の「寄生虫」たち(原子力「寄生」委員会・「寄生」庁を解体・再建せよ!)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-7148a7.html


4.(報告)(6.29)オルタナティブな日本をめざして(第61回)「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん:三陸の海を放射能から守る岩手の会)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-d07347.html


5.東電株主代表訴訟 第60回公判「監視」記録:東電「ないない」男への証人尋問に見る原発管理のずさんと無責任=「推本」長期評価を「知見ではなくて意見だ」とのダジャレ発言に法廷からは軽蔑の笑い声- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-fbce23.html


6.(報告)(7.24)オルタナティブな日本をめざして(第62回)「東海第二原発運転差止水戸地裁判決:今後の原発裁判へ向けて」(後藤政志さん・上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-cd84b3.html


7.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(125):福島第1原発事故10年(その5)=いつまでたってもダメな東電- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-e1cf19.html


8.告発! サカサマ帝国ニッポンの巨悪(1):リニア新幹線 直近情報、(ふくかな)福島原発事故被害者原告に牙をむき始めた加害者=東京電力、東京電力刑事裁判控訴審へ向けて- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-b611a1.html


9.(メール転送です:原自連MG)立憲民主党・枝野幸男が原自連の公開質問に「やぎさん答弁」で「ゼロ回答」= 脱原発棚上げか!? 再び三度の「口先やるやる詐欺」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-1506a9.html


10.直近「福島県民健康調査検討委員会」(第42 2021.7.26)結果の概要と、「放射線ムラ」ずっこけグループを集めた福島原発事故被ばく被害の似非科学「過剰診断・過剰診療」セミナーを嗤う- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-1cc95e.html


11.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(126):国際原子力機関(IAEA)の基準を無視して六ケ所村再処理工場の安全審査を「手抜き」する規制委・規制庁(「三陸の海を放射能から守る岩手の会」より)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-f78bcd.html


12.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(127):放射線被曝の危険性と健康被害をゴマカスのはヤメロ! 原爆投下の時代から続く放射能・被ばくの危険性過小評価・歪曲と被害者踏みつぶし- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-63fddd.html


13.放射線被曝の遺伝的影響について日本政府のゴマカシは看過できない:「放射線防護の考え方原案に「10ミリ基準」〜内閣府の意向で削除 - OurPlanet-TV」より + 「黒い雨」裁判関連情報- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-9cf012.html


14.(報告)(8.25)脱原発ロードマップ(再論その2)(「新ちょぼゼミ」):福島原発事故の後始末総見直し(脱原発・脱被ばく・被害者完全救済の三位一体)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-da16cd.html


(その他)
◆本日(7/2)のいろいろ情報:(1)失われた「主権者」の気概、アスリートも意見を(白井聡氏)(2)「野党は反対ばかりしている」論に対して(3)2021年選挙と公選法改正(4)ゲノム編集製品の市場流通会合 他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-1fef44.html


◆リニア新幹線近況(1):各地で水枯れを起こし、有害危険なトンネル残土をばらまき、山々の樹木を伐り倒し、地域住民の生活を無残に破壊して、大深度地下利用法という「違憲」のインチキ法律を盾に居直る悪徳会社=JR東海- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-8f22ec.html


◆新型コロナ関連情報のご紹介(3):医薬品の世界に「やりたい放題の遺伝子操作」(安全規制撤廃)を入れるための「先兵」が「新型コロナ」ワクチンだった=その犠牲が大量の死者と重傷者(ワクチンが人を殺傷していいのか!?)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-7a3aae.html


◆開催費用は7340億円から3兆円超へ:カネ(税金)の使い方が示す東京オリンピックの正体=お人好しでオバカの国民をだまして「小さく生んで大きく育てる」ダム建設と同じのスポーツ興業バカ騒ぎ(電通の笑いが止まらない?)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-7e19ee.html


◆新型コロナ関連情報のご紹介(4):コロナワクチンより治療薬=①イベルメクチン(大村智博士:ノーベル生理学医学賞受賞・北里大)②赤ワインや納豆に多く含まれる天然アミノ酸「5-ALA」(長崎大学)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-6651b6.html


◆本日(7/28)のいろいろ情報:(1)「重要土地等調査規制法」はこれから廃止へ(2)IT機器「弾圧に悪用」(3)「奄美・沖縄」世界自然遺産に登録(4)東京五輪は五輪終(ご臨終)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-ec7213.html


◆政治の話:衆議院選直前予測(週刊文春)=自民過半数割れ、立民伸び悩み、維新3倍増こんな結果になったら日本の政治は微塵も変わらないどころか、更にひどくなる- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-9d49b7.html


◆新型コロナ関連情報のご紹介(5):①米CDCがPCR検査を「新型コロナ」に使わない通知、②「新型コロナ」ワクチンは効かない、③「新型コロナ」ワクチン死者が919人(7.30現在 報告ベース:戦後最大規模の「薬害」へ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-3b2e6b.html


◆韓国関連情報:「韓国は敵じゃない:2021年夏、日韓関係の現状についての私たちの見解=このまま放置は許されない」他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-82e466.html


◆基本的人権を守らず、日本国憲法からは逃げ回り、社会正義を棚上げにして巨悪のはびこるに任せる「現代の悪代官所」=日本の司法・裁判所が、今度は「新たな訴訟手続」とやらで「裁判で訴える権利」を制限・侵害- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-993ffb.html


◆(メール転送です)号外!「菅総理、敗れる!横浜市長選で当選したのは山中竹春氏!総理肝煎りのハマのドンが菅総理に激怒!『これは俺と菅の喧嘩だ!』と最終街宣で吠える!他方敗れた小此木氏は五輪中止を菅総理に進言するも聞き入れられず」- いちろうちゃんのブロ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-166cd0.html


◆(他のMLでの議論です)世界金融市場の構造と金融取引税について(若干のMEMO:加筆修正):私が発信した2つのメール- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-816714.html


◆本日(8/30)のいろいろ情報:(1)環境破壊の再生エネ(2)菅義偉の側近に横浜カジノ接待疑惑(文春砲)(3)権利としての生活保障(4)やりたい放題在日米軍(5)人殺し入管 続報 他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-100e7a.html


◆「戦争と武力で平和はつくれない」が批判する3つのこと=(1)バイデン報復(無差別)攻撃(日刊ゲンダイ)(2)自衛隊機のアフガン派兵(九条壊すな実行委)(3)開発が進むAI兵器がついに実戦で使われた(週プレ)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-99b6a1.html

以 上

「戦争と武力で平和はつくれない」が批判する3つのこと=(1)バイデン報復(無差別)攻撃(日刊ゲンダイ)(2)自衛隊機のアフガン派兵(九条壊すな実行委)(3)開発が進むAI兵器がついに実戦で使われた(週プレ)他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(予約必要)(10.27)オルタナティブな日本をめざして(第66回):「電力システム改革と脱原発」(吉田明子さん:新ちょぼゼミ)(2021年10月27日)- いちろうちゃんのブログ(この日は最初の1時間で主催者側から事務連絡の他、プレゼンを行う予定です)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-8e0a19.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.(別添PDFファイル)東京電力福島第一原発事故で発生した被曝被害を明らかにするため、公調委への申立てを!
https://readyfor.jp/projects/30209
ダウンロード - e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be69585e381a7e799bae7949fe38197e3819fe8a2abe69b9de8a2abe5aeb3e38292e6988ee38289e3818be381abe38199e3828be3819fe38281e585ace8aabfe5a794e381b8e381aee794b3e7ab8be381a6e38292.pdf

(東電福島原発事故による被ばく被害が否定・隠蔽されている状況を踏まえ、国の公害等調整委員会に原因裁定の申し立てをすることが現在準備されているようです。ご確認いただき、是非、申立人や賛同人になっていただけると嬉しいです。:田中一郎)


3.イベント情報
(1)【全6回:連続オンラインセミナー】「責任は誰がとるのか ~東電刑事裁判 控訴審始まる~」開催のお知らせ – 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/online-seminar-202108/

(2)終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」NHK(9/4再放送)
 https://www.nhk.jp/p/ts/77NKRR6Y1J/list/
 (このメールの最後尾をご覧ください)


4.キャンペーン
(1)長崎の黒い雨ー全ての被爆体験者に速やかに被爆者健康手帳を交付してください · Change.org
 https://bit.ly/3BuLoyY

(2)もんじゅ(核燃料サイクル)西村事件 遺品を返して! · Change.org
 https://bit.ly/3BuCGAB

(3)原発不正マネーの還流を受けた関電幹部の起訴を求めます · Change.org
 https://bit.ly/3gOxmQP

(4)【リーフレット】司法はこれでいいのでしょうか - 安保法制違憲訴訟の会
 https://anpoiken.jp/2021/04/23/leaflet/

(関連)安保法制違憲訴訟の会
 https://anpoiken.jp/


5.(別添PDFファイル)東京都教育長の法律違反(前川喜平 東京 2021.8.22)
 https://blog.goo.ne.jp/setuko70/e/ab1cd83b86a9d28cfdf8b2221db67d45

(東京都教育委員会の異常は石原慎太郎が都知事になって以降、20年間以上にわたりずっと続いています。最大の被害者は、これまでは良識と良心を持ち合わせた教員たちでしたが、今度はいよいよ子どもたち生徒にまで、その害悪が及ぶようになってきました。石原慎太郎以降、都知事にまともな人間を選挙で選出できない、首都東京の有権者・愚民たちの選択の結果がココにも現れています。コロナ禍の下、オリパラに独断専制で子どもたちを「学徒動員」するこのクソ野郎=東京都教育長・藤田裕司を更迭せよ! 都議会は何をしている! また市区町村の教育委員会や各学校の校長以下教員たちは一致団結して子どもたちをコロナ禍下のオリパラ観戦から守れ! 子どもの命と健康を守れなくて、何が教育か! :田中一郎)

(関連)都教育委員、自省の思い パラ学校観戦「なぜ止められなかった」 出席の4人全員が反対意見:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/127089
(関連)東京パラの学校連携観戦、都教委に出席した委員全員が「やるべきでない」 事務局は実施方針 8自治体が参加の意向:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/125272
(関連)教育委員反対も「安全な形で」 パラ学校連携観戦 小池都知事(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dfac6b65c598ae7b4eeded65eeb6bdf93a334992


6.首相の肝いり デジタル庁が発足 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6403239

(関連)社説:デジタル庁あす発足 安心の確保へ課題は多い - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20210831/ddm/005/070/138000c
(関連)デジタル庁、迷走の末の船出 まずは〝ベータ版〟として- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK282DV0Y1A820C2000000/?n_cid=NMAIL007_20210831_A
(関連)(社説)デジタル庁 国民の信頼を第一に:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15027247.html?iref=pc_rensai_long_16_article
(関連)<社説>デジタル庁 問題残る見切り発車だ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/127723?rct=editorial

(関連)迷走するデジタル庁…今度はオリパラアプリを仕切っていた慶大教授の不適切行為が発覚(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f8e2ab202f45810b241b71ac34e7463ea6564993

 <田中一郎コメント>
 必要なのは「デジタル庁」などではありません。独立した「デジタル化監視委員会」です。その下に事務局として、デジタル化の適正化を図るための事務局の「デジタル監視庁」を置き、それに並べてしっかりとした権限をもった個人情報保護委員会を設置するのです。菅義偉スカ政権が成立させた「デジタル庁」設置法他のデジタル関連法は、デジタルで一儲けしたい連中のための「規制緩和法」であり、また、政府に反対したり異議申し立てしたりする人たちを治安当局がやりたい放題に監視するための法制度です。個人情報保護など、どこへやら、になっています。


7.【長崎】石木ダム 対話実現せぬまま本体工事着工へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed7b1f32ef512d65e42b75a22a656ed8a7fd229c
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20210831/5030012620.html
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASP806X31P80TOLB003

(この県知事、どっち向いて仕事してんのかな? 土建屋の利益代表か? それとも国土交通省の裾払い・ちょうちん持ちか? 残り少ない自然豊かな里山や、そこでの県民の生活をつぶして、全く必要のない「利水ダム」をつくるとは、頭がイカレているだけでなく、利権がらみの強烈な悪意を感じるぞ。中村法道とかいう長崎県知事、確か諫早干拓事業の関係でも、佐賀県の漁民を踏みつけて堤防の開門に反対もしていた。こいつをさっさとクビにしろ! そして、この川原(こうばる)の里山を「世界遺産」「日本遺産」にしましょう。:田中一郎)

◆映画『ほたるの川のまもりびと』予告編 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=R3qhzcIyIis
 https://www.youtube.com/watch?v=hq2F3uyP5JQ

(何度見ても感動する美しさです。そして、大阪下町のドブの中で育った私は、こうしたすばらしい故郷を持つ方々をとてもうらやましく思います。澄んだ水と空気が伝わってきます。でも昔は、日本国中全ての人がこうした故郷を持っていました。高度経済成長の過程で、愚かにもそれを次々と破壊し、汚染していった、その反省はもうずっとずっと前に十分にしたはずだったのにです。長崎県庁と佐世保市。それに国土交通省、この役所の石木ダム建設責任者に対しては、このまま続ければ、必ずや人事処分をするから、そのつもりでいろ! :田中一郎)

◆石木川まもり隊 : 長崎県川棚町川原(こうばる)の自然豊かな暮らしをダム建設から守るために
 http://ishikigawa.jp/


8.菅義偉スカ政権断末魔
 くだらなくも見苦しい動きにマスごみがタカっています。同じ穴のムジナです。

(1)“二階幹事長交代”党内は冷ややか「大負けする」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8c3a01c5d4b1396ce4fb2a28bb26e38e74ce6659
(2)「河野太郎首相だけは絶対に避けたい」自民党内で-菅おろし-が盛り上がらない根本理由(プレジデントオンライン)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/30e9098e24fd79537a3fc165ce3a23e28d43861b
(3)「菅では無理」見切りをつけた二階幹事長が石破を担ぐ自民のカオス - まぐまぐニュース!
 https://bit.ly/3jvOxrP
(4)【安倍晋三】安倍前首相が自民総裁選“岸田氏切り捨て”か…河井夫妻「1億5000万円問題」が逆鱗に触れた?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294032
(5)【菅義偉】菅首相の「恫喝&パワハラ体質」が浮き彫り 総裁選めぐる露骨な対抗馬潰しに批判殺到|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294116
(6)自民議員が首相に「自分の延命だけ」 党内に渦巻く不信:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP80660KP80UTFK00K.html?ref=mor_mail_topix3_6
(7)首相、9月中旬解散意向 党役員人事・内閣改造後 総裁選先送り - 毎日新聞
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cdb78a41c92a9f3739e484d466dc3b2d7966b24a
(8)「9月中旬解散」観測も 首相、党役員を刷新- 日本経済新聞
 https://s.nikkei.com/3DBklnb
(9)「任期満了選挙」浮上 菅首相、総裁選先行検討―衆院選:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081901048&g=pol
(10)菅首相、「今は衆院解散できる状況ではない」-9月中旬と報道 - Bloomberg
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-31/QYPI9RDWRGG301
(11)無党派層、わかりやすい「菅離れ」 でも、現状維持が3割…やり場のない不満、行き先は?(withnews) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2de02d7be92b2e1e0af654a34b4aee0aae72538e
(12)菅首相の強気の根拠、内閣支持率「低調」でも党支持率は「好調」(JBpress) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/af155e1da806fb1f6499acbd52133c496264b80d
(13)菅首相〝笑みを浮かべ〟ながら突き進む権力闘争 夏休みの宿題も先送り 断固として開かない国会(withnews) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0b84d83c986d839df2547934392f8c0e35a7f997
(14)臨時国会拒否 「逃げ」「憲法違反」「危機感ない」野党一斉批判 - 毎日新聞
 https://bit.ly/3t3rlV1
(15)山口二郎教授 菅義偉首相に「そんなに国会が嫌なら、落選したら?」(デイリースポーツ) 山口二郎法政大学教授が30日、ツイッタ…|dメニューニュース(NTTドコモ)
 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dailysports/entertainment/20210830145

◆37億円超が自民党本部から二階幹事長へ「適正に処理」? 使途は公表されず【政治資金の闇】(立岩陽一郎)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/tateiwayoichiro/20210831-00253894
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「戦争と武力で平和はつくれない」=今回のアフガニスタンからの米国軍隊の撤退は、いみじくもこのことを再度立証したと言えるでしょう。「戦争する国 絶対反対」の旗を掲げて、いくつかの「戦争関連情報」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>
(1)リビアで「自立型AI兵器、ついにヒトを攻撃」の衝撃!!(『週刊プレイボーイ 2021.7.5』)
(2)「殺人ロボット」リビアで使用の可能性、AI搭載 人の意思を介さず攻撃、高まる兵器拡散の恐れ(東京 2021.9.1)
(3)mRNAワクチンを開発したのはアメリカ国防総省だった(『合成生物学の衝撃』須田桃子 文芸春秋)
(4)コロナ、生物兵器説は否定 起源調査、進展見えず 米情報機関(朝日 2021.8.29)
(5)東アジアINF条約というリアリティ(一部抜粋)(前田哲男『世界 2021.9』)
(6)尖閣はどうなっているか:安定が失われる真のリスクとは(文谷数重『世界 2021.9』)
(7)抵抗の拠点から:真の教訓(青木理『サンデー毎日 2021.9.12』)
(8)米軍のアフガニスタン撤退、バイデン氏の決断は正しい(チャールス・カプチャン『週刊東洋経済 2021.9.4』)


1.(別添PDFファイル)リビアで「自立型AI兵器、ついにヒトを攻撃」の衝撃!!(『週刊プレイボーイ 2021.7.5』)
 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2021/07/19/114083/
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cff9d837e5a07c826514e1ec6d814b54b16b8c29

(関連)「殺人ロボット」リビアで使用の可能性、AI搭載 人の意思を介さず攻撃、高まる兵器拡散の恐れ(東京 2021.9.1)
 https://www.asahi.com/articles/ASP6R7FDQP6RUHBI00R.html

(関連)映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』特別版予告 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=7rhQM7GAlWw
 https://www.youtube.com/watch?v=EsmKj3IKNzQ

(ついに人類は滅亡へ向けて次の段階に入ったようである。核兵器、ステルス・精密誘導兵器につぐ「第三の兵器革命・軍事革命(RMA)」と言われるAI兵器が、いよいよ実戦で登場した。人間が自分たちの作った機械(AI)の判断で殺される、そんな時代がやってきた。まさに上記映画の「ターミネーター」のプリミティブなモデルの登場である。AIの軍事利用技術を開発・提供した科学者・技術者は人類に対する犯罪者であり、厳しく罰せられなければならないし、また、AI兵器の使用禁止条約も早急に国際社会が取り組まなければならない課題である。そして、下記に見るように、更にこれに続いて「生物兵器開発」が待ち構えている。:田中一郎)


2.(別添PDFファイル)mRNAワクチンを開発したのはアメリカ国防総省だった(『合成生物学の衝撃』須田桃子 文藝春秋)
ダウンロード - efbd8drnae383afe382afe38381e383b3e38292e9968be799bae38197e3819fe381aee381afe382a2e383a1e383aae382abe59bbde998b2e7b78fe79c81e381a0e381a3e3819fefbc88e59088e68890e7949fe789a9e5ada6e381aee8a19de6928320e9a088e794b0efbc89.pdf

(関連)合成生物学の衝撃-須田桃子/著(文藝春秋)
 https://bit.ly/3BrCD8I

 <田中一郎コメント>
 「新型コロナ」ワクチン開発はアメリカ国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)がカネを出し、その主導・采配の下で行われていたようです。その向こう側には生物兵器開発があります。情報出典の『合成生物学の衝撃』(須田桃子/著:文藝春秋)という本は非常に興味深い本ですので、みなさまにご一読をお勧めいたします。

また、この間の米国と中国の「新型コロナ」ウィルスの発祥を巡ってのやりとりは、まさに生物兵器開発実態の暴露合戦のようなものではないかと見ています。特に米国がしつこく中国を告発するような形をとっている点は、自分たちもまた生物兵器開発ないしは研究をしているから、開発や研究の現場事情をよく熟知していて、中国よ、お前もそうだろう、ウィルスを漏らしただろう、みたいなインスピレーションが働いているように見えますし、それに対する中共中国の反発の仕方も尋常ではありません。査察にでも来られたら生物兵器開発・研究がバレてしまって、やっかいなことになるという危機感が強く働いているようにも見えます。

◆(別添PDFファイル)コロナ、生物兵器説は否定 起源調査、進展見えず 米情報機関(朝日 2021.8.29)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15025542.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

「新型コロナ」ウィルスやコロナワクチンと生物兵器との直接的なつながりは、ほぼないと思われますが、微生物を使った研究所で生物兵器開発のための何らかの作為が行われているのではないかという疑いはぬぐえません。アメリカ国防総省が、世のため人のために善意でコロナワクチン開発の研究をするとはとても思えませんから、今回のことはまさに軍事と関連があることをいみじくも示しているのです。

◆生物兵器禁止条約(BWC)の概要|外務省
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bwc/bwc/gaiyo.html

そして、生物兵器禁止条約(1972年4月10日署名開放,1975年3月26日発効)には、IAEAのような査察の取り決めがないので、第三者機関による検証のしようがない、法的権限がない、というのが実態です。早急にこれを改正し、第三者による査察が可能な形にして「生物兵器開発・研究」ができないような国際的監視体制が強く求められています。日本でも、今現在P4施設を創ろうとしている、武蔵村山市の国立感染症研究所と、長崎市の長崎大学の2つは、この生物兵器開発に関係しているのではないかと私は疑っています。

(関連)国立感染研村山庁舎施設のBSL4施設としての指定について:厚生労働省
 https://www.niid.go.jp/niid/images/meeting/murayama-c/mc06-01.pdf
(関連)長崎大学のBSL-4施設 - 長崎大学感染症共同研究拠点 -
 https://www.ccpid.nagasaki-u.ac.jp/bsl4/


3.参議院議員 伊波洋一 (いは よういち)さん(沖縄)から
(1)伊波 洋一 (いは よういち)さんはTwitterを使っています 「8月29日、2001年のストックホルム条約で残留性有機汚染物質の製造・使用の原則禁止、使用中や保管中の適正な管理と廃棄物の適正な処分が定められたのは、発がん性や胎児奇形の誘発など防ぐ
 https://twitter.com/ihayoichi/status/1431803016089276422

(2)伊波 洋一 (いは よういち)さんはTwitterを使っています 「8月30日、日本自然保護協会から「~世界に認められた世界の宝の海『ホープスポット』を未来へ~ 辺野古・大浦湾シンポジウム2021」の案内が届いた。防衛省による辺野古・大浦湾とやんばる
 https://twitter.com/ihayoichi/status/1432279467364261893

(関連)(報告)(11.17)オルタナティブな日本をめざして(第53回) 「再び戦場の島とさせないために:沖縄・南西諸島への自衛隊基地建設を巡って」(伊波洋一参議院議員:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-4fcffe.html


4.岩波書店月刊誌『世界』(2021年9月号)
 https://websekai.iwanami.co.jp/

(1)(別添PDFファイル)東アジアINF条約というリアリティ(一部抜粋)(前田哲男『世界 2021.9』)
ダウンロード - e69db1e382a2e382b8e382a2efbca9efbcaeefbca6e69da1e7b484e381a8e38184e38186e383aae382a2e383aae38386e382a3efbc88e4b880e983a8e68a9ce7b28befbc89efbc88e5898de794b0e593b2e794b7e3808ee4b896e7958c202021.9e3808fefbc89.pdf

(2)(別添PDFファイル)尖閣はどうなっているか:安定が失われる真のリスクとは(イントロ部分)(文谷数重『世界 2021.9』)
ダウンロード - e5b096e996a3e381afe381a9e38186e381aae381a3e381a6e38184e3828be3818befbc9ae5ae89e5ae9ae3818ce5a4b1e3828fe3828ce3828be79c9fe381aee383aae382b9e382afe381a8e381afefbc88e382a4e383b3e38388e69687e8b0b7e695b0e9878de3808ee4b896e7958ce3808fefbc89.pdf

 <田中一郎コメント>
 岩波書店月刊誌『世界』(2021/9)が「最前線列島:日米安保70年」という特集を組んで、必読の重要文献を掲載しています。上記にはそのうちの2つをご紹介しておきますが、みなさまには、是非、原本にあたって全文をお読みいただきたいと思います。

前田哲男氏の論文では、この間の日米軍事同盟当事者の動きから、日本列島に中共中国を狙った中距離核ミサイルの配備を行おうとしている様子がうかがえること、これを何としても阻止するための2つの処方箋などが論じられています。また、文谷数重氏の論文は、尖閣を巡る非常にリアリティに富んだ現状分析が行われていて、東シナ海での安全保障問題を考えるには必読の文献だと思われます。文谷数重氏のお名前には初めて出会いましたが、なかなかの内容です。なお、以下には私が認識する我が国の安全保障政策の問題点を列記しておきます。日米安保条約を解消しなくても、少なくとも下記くらいは「市民と野党の共闘」の「政治政策」に盛り込まれている必要があります。市民運動・社会運動内部でも、この問題にどう対応するか、議論されてしかるべきだと私は考えています。(立憲民主党がちゃんとできるかな?)

 <我が国の安全保障に関する現時点での具体的問題点>
(a)対米隷属内容の日米地位協定(密約を含む)を独・伊と同レベルの対等の日米関係に転換すること
(b)対米隷属内容の在日米軍経費負担(思いやり予算を含む)を独・伊と同レベルの対等の日米関係に転換すること
(c)在日米軍と自衛隊の日本国憲法違反の「一体化」をどう解消するか
(d)専守防衛を厳格化し自衛隊の海外派兵を禁止する法制化(災害支援は別途、組織を創る)
(e)アメリカ産兵器の爆買い停止とそのツケ払いを(法的に)禁止
(f)海外の自衛隊基地であるジブチ基地を閉鎖
(g)自衛隊内教育の民主化・平和主義の徹底と防衛大学校および自衛隊内部の陰湿な組織的いじめの厳禁(日本国憲法精神の徹底、厳罰他)
(h)アベ戦争法、及びその関連法を一括即時廃止(憲法違反)(関連法:特定秘密保護法、共謀罪法・盗聴法、重要土地等調査規制法など)


5.「米国は国益にならないと判断すれば、支援対象国を切り捨てる」とIWJ記者が指摘! 枝野代表は「日米同盟を基軸とする以外の日本の外交姿勢にはリアリティーがない」と断言!~8.31立憲民主党・枝野幸男代表記者会見 - IWJ Independent We
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495757

(関連)2021年8月31日 #枝野会見 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Ety6xex618M

「現行の東アジアの外交安全保障状況を踏まえたときに、日米同盟を基軸とする以外の日本の外交姿勢にはリアリティーがない、と確信しています。そして、中国が覇権主義的、また国内的には非人権的に行動していることに対して、米国と共にこれを変えさせていく努力をするということは、日本の国際貢献としても大変重要なことだと思っています」(枝野幸男立憲民主党代表)

 <田中一郎コメント>
 「リアリティーがない」のではなくて、あなた(枝野幸男)に政策創造能力・政治力・平和国家構想力がない、ということですよ。こんなことでは、仮に立憲民主党が政権を取ったとしても、自民党と似たような対米隷属路線が続いていくことになりますね。「オルタナティブな日本」では、日米関係の再構築=対等・平等・互恵・友好・非軍事・国際協力の日米関係が必要不可欠です。この枝野幸男氏の発言は、それを実現する能力はございません、と言っているようなものです。


6.艦艇の建造予算、陸自が初の要求、対中強化(朝日 2021.8.22)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15017875.html

(専守防衛の陸軍に船はいりまへん。船に乗って、どこ行くの!? :田中一郎)


7.怒りのアフガン、ついに米軍撤退
 まず最初にこれをご覧ください。

◆声明:「邦人救出」を名目にした自衛隊の戦闘部隊のアフガン派兵について(憲法9条を壊すな!実行委員会 2021.8.30)
 http://kyujokowasuna.com/?p=3773

(関連)(社説)自衛隊機派遣 情報開示し徹底検証を:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15027245.html?ref=mor_mail_editorial
(関連)【加藤勝信】アフガン救出は期限切れで数百人置き去りに? 加藤官房長官「予断を許さない」とお手上げ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/293979

 2001年の同時多発自爆攻撃と、その後の米軍による狂気のアフガン侵攻から20年、ついに米軍がアフガニスタンから撤退しました。「戦争と武力で平和はつくれない」ということが、また再び歴史的に実証されたことになります。何よりもアメリカが、この20年間の戦争を徹底的に総括する必要があるでしょう。報道では、米国共和党が、アフガン撤退を決めたバイデン大統領を(ISによる自爆攻撃で米兵に犠牲者が出たことで)批判して辞任までを要求し(要するに「弱腰だ」という批判)、それに少なからぬ米国国民が追随していると伝えています。愚か極まる話です。そして、日本でもまた、小泉純一郎政権以降の対米追随の戦争政策に対して、徹底した総括と反省が求められています。

◆ランボー 怒りのアフガン 予告編 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ZAWkglSl1LM

(この映画に出てくる悪玉=ソ連軍と同じことを米軍がアフガニスタンでやっていたということです:例 グアンタナモ収容所:田中一郎)

(関連)グアンタナモ湾収容キャンプ
 https://bit.ly/3mMonDv
(まだ閉鎖されていないようです)

(関連)(別添PDFファイル)抵抗の拠点から:真の教訓(青木理『サンデー毎日 2021.9.12』)
ダウンロード - e68ab5e68a97e381aee68ba0e782b9e3818be38289efbc9ae79c9fe381aee69599e8a893efbc88e99d92e69ca8e79086e3808ee382b5e383b3e38387e383bce6af8ee697a5202021.9.12e3808fefbc89.pdf
(関連)(別添PDFファイル)米軍のアフガニスタン撤退、バイデン氏の決断は正しい(チャールス・カプチャン『週刊東洋経済 2021.9.4』)
 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/27903

また、バイデン大統領のアメリカは、自爆攻撃を行ったISに対して「報復攻撃」と称する無差別爆撃を行い、またも無実の一般人を殺りくしています。こんなことは米国国内では許されないでしょうに、全くの「人殺し」政権というほかありません。こういうことの繰り返しが多くの一般人の犠牲を増やし、現地の人々のアメリカに対する憎悪を燃え上がらせ、新たな自爆攻撃につながるという悪循環を生んでいます。バイデン大統領にとっては「報復攻撃」は本音ではない・やりたくはない、けれども、タカ派的なスタンスに立ってバイデン政権を批判する共和党支持者を中心とした愚か者のアメリカ有権者に向けて、強気の態度も示さなければ政治的に持たないということなのでしょうが、しかし、もっとやり方を考えろ、ということです。「人殺し」は「人殺し」です。自国ではできないことは他国でもするな、ということです。(日本の一部マスごみが、この米共和党支持者のバイデン批判に追随するかのような報道をしているのには、いささか呆れるどころか怒りを感じます。米共和党(及びネオコン)こそがアフガン戦争の開始者であり、問題をこじらせている張本人たちだからです)

(関連)<憎悪の連鎖でもう泥沼>バイデンの報復をなぜ批判しないのか(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/770.html
(関連)「首都が戦場に」逃げ惑う市民 アフガン、米軍とISの攻防激化 - 毎日新聞
 https://bit.ly/3gP0cR5
(関連)早期撤収、バイデン氏が固執 「拙速」批判やまず、支持率最低に - 毎日新聞
 https://bit.ly/38s7Zj9
(関連)米空爆で民間人に死者、タリバンが非難=中国国営TV - Reuters
 https://jp.reuters.com/article/afghanistan-conflict-china-media-idJPKBN2FV0KV

 <アフガニスタン問題で私が疑問に思っていること>
 上記2つの別添PDFファイルのアフガン関連の評論は、まあまあもっともなことですが、私から見ると、どうも物足りない。以下、「アフガニスタン問題」について私が疑問に思っていることを箇条書きに略記しておきます。

(a)アメリカがテコ入れしたアフガニスタン政府は腐敗していたとも言われ、今回あっという間に崩壊した。何故なのか?

(b)反政府勢力タリバンに武器や弾薬を供給していたのは誰か?(アメリカの最新兵器まで入手していたとの報道あり)

(c)そもそもアフガニスタン戦争に「正当性」があったのか(2001年の9.11同時多発自爆攻撃の顛末には多くの疑問があるし、そもそもこの攻撃をビンラディンやアルカイダなる組織が行ったという証拠や、それをタリバンが国内にかくまっているという証拠はあったのか? あったとして、アフガン戦争のようなやり方で問題解決をしようとしていいのか?)

(d)2001年の9.11同時多発自爆攻撃を生んだ「アメリカが憎い」という感情はどうして生まれたのか? 2001年までのアメリカの中東政策(特にパレスチナ紛争と対イスラエル政策)に問題はなかったのか?

(e)善玉=米軍・アメリカ、悪玉=タリバン、というわかりやすい構図は大いに疑問である。

(f)日本政府のアフガン戦争への関与はあれでよかったのか?(トンデモナイことだと私は思っている=アラブや中東の方々が抱いていた素朴な平和国家としての日本のイメージを大きくブチ壊してしまったのがアフガン戦争時の日本の動きだった=ここでも戦後、先人たちが営々と積み上げてきた平和国家としての遺産を、ゴクツブシの息子や娘たちが食いつぶしていると言える。特に、当時の総理大臣=小泉純一郎の責任は重大だ!)

 <アフガニスタン関連の報道から>
(1)もはやポーズにすらなっていない…日本は「独自外交」の看板は下ろした方がいい|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/294099
(2)(社説)米国のアフガン撤退 この「敗北」から何を学ぶか:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15028528.html?ref=mor_mail_editorial
(3)「20年間の駐留終了」と米大統領(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/542dc8b66307a1518340d11a4b9d7b8ca88eb41a
(4)アフガンどこへ 米の撤収戦略見通し甘く タリバン実権で治安悪化 - 毎日新聞
 https://bit.ly/3DA3RM5
(5)<大メディアは何も報じていない>泥沼のアフガン 自衛隊機 救出失敗 外務省も大失態(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/740.html

◆混迷するアフガニスタンのこれから|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/4245


8.(メール転送です)土地規制法廃止アクション事務局ブログ
 http://juyotochi-haian.org/
に「土地規制法は廃止!リーフレット」をアップしました。三つ折り用です。

(1)トップページ/サイドバー右上:http://juyotochi-haian.org/
(2)投稿記事:http://juyotochi-haian.org/2021/08/29/leaflet_202108/
(3)ダウンロードページ:http://juyotochi-haian.org/dl_p01/


9.その他
(1)変貌する日本の安全保障-半田滋/著(弓立社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034193594&Action_id=121&Sza_id=C0
(2)司法はこれでいいのか。 裁判官任官拒否・修習生罷免から50年-23期・弁護士ネットワーク/著(現代書館)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034190731&Action_id=121&Sza_id=GG
(3)米軍処理水放出 防衛相、環境相も抗議「一方的」「極めて遺憾」-毎日新聞( お前ら評論家か!? 何とかしろ!:田中一郎)
 https://mainichi.jp/articles/20210827/k00/00m/040/332000c
(4)防衛費5・4兆円超要求へ 南西防衛、兵器の研究開発を増強:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/125479
(5)辺野古サンゴ約830群体の移植終了 沖縄防衛局 護岸工事着手へ-琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1380401.html
草々


(追)(メール転送です)9月4日夜10時半、九州帝大生体解剖事件のドラマ拡大版が放送されます
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軍学共同反対連絡会の皆様(事務局より)

NHKが8月13日に放送した終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」をご覧になった方も多いと思います。その拡大版(14分長いもの)が9月4日夜10時半からBSプレミアムで放送されますので紹介します。NHKのHPより引用します。https://www.nhk.jp/p/ts/77NKRR6Y1J/

《太平洋戦争末期に行われた「生体解剖」。命を救うはずの医師が犯した恐ろしい罪とその裏に隠された真相。死刑判決を受けて自分自身と向き合う医師と、その判決に異議を唱え、公正な裁きを求めて奔走する妻。苦悩の果てにたどりついたありのままの真実とはいったい何なのか? 人間の狂気と正気を描き出すヒューマンサスペンス!》

ドラマでは大学名は伏せていますが、これは実際に1945年に九州帝国大学で行われた生体実験をもとにしています。5月5日、九州を爆撃したB29二機が撃墜され乗員が捕虜になりました。軍は捕虜のうち2名を斬首しましたが、小森軍医が九州帝大の石山主任外科部長と共に8名を生体解剖に供することを軍に提案し軍が認めたのです。

実験手術の目的は、「不足する代用血液の開発」「結核の治療法確立」「人間の生存に関する探求」「新しい手術方法の確立」などでした。その手術方法は「血管へ薄めた海水を注入する」「肺の切除」「心臓の停止実験」「脳や肝臓などの臓器等の切除実験」「どれだけ出血すれば人間が死ぬかを見るための実験」とされています。「手術はすべて石山の専門分野に及んでおり、彼の業績に対する野心が明らかである」と考えられています。

戦後、石山は人体実験を否認し拘置所で自殺。石山に強要され手術に立ち会った鳥巣太郎助教授ら医師3名と軍人2名が絞首刑判決となりましたが、その後減刑され釈放されました。(以上は「Wikipedia九州大学生体解剖事件」による)参加した講師の1人は、後に回想録にこう記しているそうです。「そこにあるものはただ如何にこの“患者”の手術を終了せしめるかの意識だけであった。これは実に奇妙な錯覚と云われるかもしれないが、少くとも外科医たる人には誰にも理解され得るものだと思う」。命を救うことではなく手術が目的となってしまうのでしょうか。
(2015/7/22 ダヴィンチニュース https://ddnavi.com/news/249294/a/

鳥巣さんは10年服役後釈放され、九州で外科医を開業。氏の供述によれば、石山教授に指示され捕虜を助ける手術と思って参加したが、実験で捕虜を殺してしまったことから数日後、教授に中止を進言したが「軍の命令だ」と聞き入れられなかったとのことです。もう1回は手術に加わったが、その後の2回は用事をつくって参加しなかったと供述しています。

鳥巣さんのめいの熊野以素(いそ)さんは高校の社会科教師でしたが、95年から裁判資料や伯父、伯母の手記を読みこみ2015年、伯父の視点から描いた「九州大学生体解剖事件」(岩波書店)を出しました。鳥巣氏は、「たとえ焼き殺されても抗議すべきだった」「(戦争中だから)しかたなかったと言うてはいかんのです」と軍や教授の命令に逆らえず医の倫理を踏み外したことを晩年まで悔いていたそうです。
(西日本新聞2021/8/11 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/783471/

熊野さんは「伯父は手術を止められなかった自らの過ちを認め、苦しみ続けた。歴史がなかったことにされる風潮があるが、私たちは何が起きたか見つめ続けなければならない」と話しています。
(毎日新聞 2020/4/8 https://mainichi.jp/articles/20200408/k00/00m/040/009000c

その本を読んだ熊野さんの次男の律時(のりとき)さんはNHKでドラマ製作をしていましたが、事件について一切語らなかった大伯父の思いに触れ、衝撃を受け「これは戦争中のひどい出来事という昔話にとどまらない。私たちは、大きなあらがいがたい流れの中で『もう止められない』『仕方ない』と目をつむり、それがとんでもない結果を生み出す。今に通じる話だ」と思い、6年がかりで今回の企画を創ったのです。(西日本新聞2021/8/11)こうしてこのNHKのドラマには当事者に連なる多くの人々の思いが込められているのです。

この「生体解剖事件」に当時学生として立ち会い、戦後証言を続けてこられた東野利夫さんがこの4月に95歳で亡くなりました。(朝日新聞2021年4月14日 https://digital.asahi.com/articles/ASP4G6HZHP4GTIPE010.html また8月21日のテレビ西日本の放送の概要は下記でみられます
 https://www.fnn.jp/articles/-/224768?display=full) 

こうして当事者が亡くなられていく中で、この事件に改めて光を当て、「しかたなかったと言うてはいかんのです」と医学・科学の倫理を問う問題として作られたこのドラマを多くの方が見ていただきたいと思います。なおドラマでは鳥巣太助教授は鳥居太一と名前を変えています。そして、息子が帝国大学医学部の助教授になったことを誇りに思ったが生体解剖事件で戦犯となったことを深く悲しむ父親を俳優座の名優、辻萬長さんが演じています。

辻さんは放送後の8月18日、ガンのためお亡くなりになりました。まだ77歳でした。個人的にも親しくさせていただいた方で残念でなりません。辻さんは井上ひさしさん主宰のこまつ座の中心として、戦争の愚かさと平和の尊さを生涯演じ続けてきました。その辻さんの最後の作品が、戦争責任の問題に正面から取り組んだ画期的なドラマだったのは偶然ではなく、辻さんの遺言のようにも思います。
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