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2021年7月

2021年7月30日 (金)

(予約必要)(10.27)オルタナティブな日本をめざして(第66回):「電力システム改革と脱原発」(吉田明子さん:新ちょぼゼミ)(2021年10月27日)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


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(2021年10月の2回目の「新ちょぼゼミ」のご案内です)

(別添PDFファイル)(チラシ)(10.27)「電力システム改革と脱原発」(吉田明子さん:新ちょぼゼミ)(2021年10月27日)
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「2020年までをめどに2015年から6年間にわたって進められてきた電力システム改革、実際に何がどう変わり、どのような影響があったのでしょうか? 現実には、大手電力による支配体制はほぼ維持されていたり、趣旨に逆行して原発や石炭火力発電が温存される制度がつくられたりと、大きな改革が実現できたとはいい難い状況です。一方で、再生可能エネルギーの拡大など、現実の変化は起こっています」(「どこまで進んだ? 電力システム改革と電力自由化」FoE Japan ニュースレター2020年秋号)。政府は新しいエネルギー基本計画を打ち出し、再生可能エネルギー比率を大きく向上させるとする一方で、旧態依然にも原発にしがみつき、20%を超える電力供給シェアを維持する方針をとるなど、アンビバレントなエネルギー政策に逡巡しています。今回はこの分野にお詳しい吉田明子さんにおいでいただき、電力システム改革の現状と今後のあり方に着目しつつ、脱原発とエネルギー政策のあるべき道を論じていただきます。皆様のご参加をお待ちいたします(なお、最初の1時間で主催者より事務連絡の他、若干のプレゼンを予定しています:国際放射線防護委員会(ICRP)の3つの勧告についてを予定)。

講師:吉田明子(よしだ あきこ)さん
国際環境NGO FoE Japan 気候変動・エネルギー政策担当
11年3月の東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所事故以後、福島に関する活動やエネルギーシフトに向けた活動に携わる。3・11後にできたネットワーク「eシフト」事務局、15年にスタートした「パワーシフト・キャンペーン」事務局なども担当。

 <次第>
日 時:2021年10月27日(水)18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、セブンイレブン、
 鉄建建設本社ビルを過ぎて、次の交差点(酒屋さん)を右折、ケバブ店の隣
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/      

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)

 <関連図書>
(1)最新電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本 発電・送配電の仕組みと概要を掴む-木舟辰平/著(秀和システム) https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034092889&Action_id=121&Sza_id=B0

(2)脱原発と自然エネルギー社会のための発送電分離-eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)/編(合同出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032811765&Action_id=121&Sza_id=GG

(3)まるわかり電力システム改革-公益事業学会政策研究会/編著(日本電気協会新聞部) https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033886346&Action_id=121&Sza_id=GG

(4)電力システム改革と再生可能エネルギー-諸富徹/編著(日本評論社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033335978&Action_id=121&Sza_id=E1


 <関連サイトその1:政府機関>
(1)電力システム改革について|資源エネルギー庁
https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/system_reform.html
(2)電力システム改革の概要(経済産業省 2014.10)
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000094529.pdf
(3)電力・ガス小売全面自由化の進捗状況について(資源エネルギー庁 2020.10.30)
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/denryoku_gas/pdf/028_03_00.pdf

 <関連サイトその2>
(1)今、再エネの電気を 選ぶ意味(パワーシフト・キャンペーン事務局・吉田明子 2020 年5月)
 https://www.foejapan.org/event/supt/pdf/200501.pdf
(2)脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会│eシフト
 http://e-shift.org/
(2)エネルギーシフト│eシフト
 http://e-shift.org/?cat=43
(3)国際環境NGO FoE Japan
 https://www.foejapan.org/

 <関連サイトその3:その他>
(1)(必見必読)(パンフ)STOP!! 原発・石炭火力を温存する新たな電力市場(eシフト 2020.6)
 http://e-shift.org/wp-content/uploads/2020/07/dnrkmndi_ver2.pdf
(2)「未来をつくる「でんき」のえらび方」キャンペーン情報 – power-shift.org
 https://power-shift.org/category/campaign/
(3)どこまで進んだ? 電力システム改革と電力自由化 - ふくしまミエルカPROJECT
 https://311mieruka.jp/info/report/energyrefrom/
(4)経済産業省に「容量市場の見直しに関する要請」提出 │ eシフト
 http://e-shift.org/?p=3908
(5)電力自由化から5年、原発事故から10年、パワーシフトのいま – power-shift.org
 https://power-shift.org/210403_powershift/
(6)電力システム改革|用語集|新電力ネット
 https://pps-net.org/glossary/2432


 <別添PDFファイル>
(1)どこまで進んだ? 電力システム改革と電力自由化(吉田明子『Foe Japan green earth 2020年秋』)
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(2)住宅用太陽光発電(木舟辰平『電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本』秀和システム)
(3)需給調整市場(木舟辰平『電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本』秀和システム)
(4)託送料金とその改革(木舟辰平『電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本』秀和システム)
(5)非化石価値取引(木舟辰平『電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本』秀和システム)
(6)非化石電源の比率目標(木舟辰平『電力システムの基本と仕組みがよ~くわかる本』秀和システム)
(7)価格高騰の震源地は欧州、脱炭素でLNG「世界大争奪戦」(『週刊ダイヤモンド 2021.7.24』)
 https://diamond.jp/articles/-/276925

(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

2021年7月29日 (木)

(予約必要)(10.14)オルタナティブな日本をめざして(第65回):「幻想の新型原子炉:高温ガス炉(HTGR)と小型原子炉」(後藤政志さん)(2021年10月14日)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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(2021年10月の1回目の「新ちょぼゼミ」のご案内です)

◆(別添PDFファイル)(チラシ)(10.14)「幻想の新型原子炉:高温ガス炉(HTGR)と小型原子炉」(後藤政志さん)
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福島原発事故を契機に我が国では、危険で汚くてコスト高の原発に見切りをつけ(脱原発)、再生可能エネルギーやコジェネ(熱電併給)型の高効率新型電源(天然ガス)にシフトする動きが強まっています。オンサイト電源(地産地消)を使ういわゆる分散ネットワーク型エネルギーシステムです。しかしながら、こうした動きに対抗するかのように、経済産業省や自民党政府、及び原子力ムラの御用学者らを中心に、再び核エネルギーにしがみついて「新型原子炉」と称しながら原発を復活・復興させようとする動きが表面化してきています。今回は原子炉工学にお詳しい後藤政志さんにおいでいただき、(超)高温ガス炉(HTGR、VHTR)や小型原子炉(モジュール炉)など、いわゆる「新型原子炉」について、お話をしていただきます。特に高温ガス炉は水素の大量生産にも使う計画が立てられており、そうなれば、来たる「水素社会」が大量の核のゴミを生み出す「本末転倒社会」となりかねません。みなさまのふるってのご参加をお待ちいたします。(なお当日は最初の1時間弱で主催者側より事務連絡の他、若干のプレゼンをさせていただきます)

講師:後藤政志(ごとう まさし)さん
元東芝、原子炉格納容器設計者、博士(工学)。東芝で原子炉格納容器の設計に従事。柏崎刈羽原発の6号機、浜岡原発の4号機、5号機、女川原発の2号機、3号機の設計に携わる。


 <次第>
日 時:2021年10月14日(木)18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、
 グローバルスポーツビル、セブンイレブン、鉄建建設本社ビルを過ぎて、
 次の交差点(酒屋さん)を右折、ケバブ店の隣
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/      

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


 <後藤政志さんのご著書>
(1)原発は日本を滅ぼす-青谷知己,小倉志郎,草野秀一,後藤政志,後藤康彦,山際正道/著(緑風出版)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034029114&Action_id=121&Sza_id=GG
(2)「原発をつくった」から言えること-後藤政志/著(クレヨンハウス)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032674921&Action_id=121&Sza_id=C0
(3)福島原発事故はなぜ起きたか-井野博満/編 井野博満・後藤政志・瀬川嘉之/(著〕(藤原書店)
 
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032607650&Action_id=121&Sza_id=C0

◆「新型原子炉」に未来はあるのか?(後藤政志、松久保肇、大林ミカ):原子力市民委員会
 http://www.ccnejapan.com/?page_id=11776
 (上から3つ目の動画です)

 <関連サイト>
(1)(別添PDFファイル)小型原発の開発、日本勢動く 脱炭素へ実用化探る、三菱重、建設費半額に、日立、カナダで商談(日経 2021.6.26)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73297070V20C21A6TB0000/
(2)関電 森本社長インタビュー 小型原子炉を検討 脱炭素化 原発・再エネが主力電源-産経ニュース
  https://www.sankei.com/article/20210226-BXERRWL3VBLMXPFPEZWQMACO7U/
(3)HTTRの概要(日本原子力研究開発機構 大洗研究所 高温ガス炉研究開発センター 2019年11月)
 https://www2.nsr.go.jp/data/000293979.pdf
(4)我が国における 高温ガス炉・超高温ガス炉 実用化の意義
 http://www.jaif.or.jp/ja/seisaku/htgr_report_tables&figures.pdf
(5)高温ガス炉とは - 資料 - 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 高温ガス炉研究開発センター
 https://www.jaea.go.jp/04/o-arai/nhc/jp/data/index.html
(6)政府 高温ガス炉による水素製造技術を開発へ 2030年めどに-電気新聞ウェブサイト
 https://www.denkishimbun.com/sp/102549
(7)動画:海南省に小型モジュール原発 世界初の着工(CGTN Japanese) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cca3aab06a8169b5b4705e8ff3a3c865acd98697
(8)三菱重工 - 高温ガス炉
 https://www.mhi.com/jp/products/energy/high-temperature_gas-cooled_reactor.html

(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

2021年7月28日 (水)

本日(7/28)のいろいろ情報:(1)「重要土地等調査規制法」はこれから廃止へ(2)IT機器「弾圧に悪用」(3)「奄美・沖縄」世界自然遺産に登録(4)東京五輪は五輪終(ご臨終)他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(9.11)オルタナティブな日本をめざして(第64回):「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)は何を問うているのか」(古川元晴弁護士・井戸川克隆元双葉町長)(「新ちょぼゼミ」 2021年9月11日)- いちろうちゃんのブログ(この日は事務連絡を除いて主催者側からのプレゼンはありません)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-c6d6f8.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.キャンペーン:株式会社 JTB沖縄- JTB沖縄による石垣島のポンツーン(浮島)設置計画に反対します · Change.org
 https://bit.ly/3xagRUv

◆NO OLYMPICS in TOKYO 2020 2021-デザインTシャツ通販【Tシャツトリニティ】
 https://www.ttrinity.jp/product/7914321


3.「黒い雨」裁判と被曝者救済

◆キャンペーンについてのお知らせ · 多くの方の署名のおかげです。 菅首相「黒い雨」裁判の上告を断念 · Change.org
 https://bit.ly/3f3e5tO

(関連)菅首相、選挙対策で上告断念か 「黒い雨」訴訟、被爆者救済するのに判決問題視する談話発表へ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/119516
(関連)「首相自ら局面変える」黒い雨訴訟で突然の決断、透ける思惑(西日本新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1ed4128f145c409ddf2130d629f389dfc11c5d8b

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)首相が突如として判決を受け入れることに転じたことで、厚生労働省幹部は、ため息をついた。「科学的知見に照らせば、線量にかかわらず内部被ばくの影響を認めるというのはどうなのか。われわれは総理の政治判断なので粛々とやるしかない…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(何が「科学的知見に照らせば」だ、ボケ! 広島原爆が落とされた時の内部被曝なんぞ、全くと言っていいほど無視され続けてきたし、また、実際問題として、こんな大昔の内部被曝線量など知り様がないではないか。「科学」と言えば、誰でもその言葉にひれ伏すとでも思っているのか!? 物事は逆なのであって、広島市周辺にいた方々の健康障害の状況から、逆にその方々がどれくらい放射線被曝(特に内部被曝)をしたのかを推し量るというのが「実証的科学」の方法であり、従ってまた、健康障害が出ている方々を含めて広島市周辺にいた方々は、全員が原爆被曝被害者なのだ。こんなものは「常識」のたぐいだぞ。かようなことを発言している厚生労働省の官僚は、直ちに更迭して閑職へ左遷しろ! ふざけるな!:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)「黒い雨」訴訟 上告断念、原告以外 個別認定も(毎日 2021.7.27)
 https://mainichi.jp/articles/20210727/ddm/003/040/042000c
(関連)黒い雨「原告以外も支援を」上告断念受け原告団(2021年7月27日配信『日本経済新聞』)-障害福祉&政治・社会・平和問題ニュースサイト
 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-25890.html

(関連)(別添PDFファイル)「黒い雨」訴訟原告以外も救済へ 政府、首相談話を閣議決定:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/119718
(関連)「黒い雨」訴訟 首相談話全文 - 政治 - ニュース - 読売新聞オンライン
 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210728-OYT1T50127/

(原告ではない同じ境遇にある多くの方々も同様の救済が必要だ、などと菅義偉首相は言っているようですが、本音はその逆。この判決が原告以外に広がることを様々な屁理屈をつけて妨害しようとしている政府の動きに対して(上記7/27付毎日新聞「原告以外 個別認定も」などがその一例)、これからも闘いを続けていかなければいけないことに加え、福島原発事故後の被害者完全救済についても、この判決と同様の論理を適用させていくことがこれからの課題です。まずは原子力損害賠償紛争審査会の出した「中間指針」を被害実態に合わせたものに抜本改定するとともに、行政のみならず司法の場においても「子ども被災者支援法」の完全実施を求めていくことが肝要です。:田中一郎)

(関連)復興庁 - 子ども被災者支援法関係
 https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat2/20140526155840.html
(関連)子ども・被災者支援法について - 福島県ホームページ
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16055b/hisaishashienho.html


4.野党の動き
 政権交代のチャンスが高まると、それに比例して「似非野党色」を色濃くする立憲民主党、いつまでたっても来たる衆院選勝利へ向けての取組をしようとはしない現執行部に、有権者・国民の失望感は高まるばかりです。こんなことをしていては、勝てる選挙も勝てなくなります。立憲民主党とは親しい政治学者の山口二郎法政大学教授も「ええかげんにせえ!」とお怒りですし、ジャーナリストの高野孟氏に至っては、かなり手厳しい批判をしているようです。

私は前々から申し上げているように、次のように考えています。①選挙に負けてばかりいては有権者・国民の信頼を失う、②現執行部の枝野幸男氏・福山哲郎氏・泉健太氏は今回がラストチャンス=菅義偉政権を退陣に追い込めなければ責任を取って執行部をやめていただくので、そのつもりで背水の陣を敷いて来たる衆院選に臨んでいただきたい(過半数の議席を取るところまではいかなくてもいいが、維新や無所属や国民民主党を含めても憲法改悪はできないレベルまで勝っていただきたい)、③世界を見渡しても、価値観の多様化を受けて時代は「連立政権」の時代=自公でさえ長く連立を続けているというのに、立憲民主党の現執行部にそれができないようなら「世直し勢力」の「総大将の器」ではない、ということを意味している、④御用組合「連合」は解体、その代理店の国民民主党とは当面は「棲み分け」程度でよい(玉木雄一郎などは相手にしなくていい)、⑤そんなことよりも、共産党を含む「市民と野党の共闘」を強化し、政策協定を市民も入れて締結して、一丸となって「世直し」キャンペーンを展開せよ、ということです。

そうしないと投票率も上がらない。立民・国民・社民の政治家だけで固まっても、そんなものは「負け組選挙互助会」のようなもので、有権者・国民が期待をして積極的に投票することはないでしょう。つまり、いつまでたっても選挙には勝てないということです。ひょっとして、それでいいと、立憲民主党は思っているのでは?

(関連)(別添PDFファイル)野党 進まぬ一本化、立憲 共産への接近に慎重 次期衆院選(毎日 2021.7.27)
 https://bit.ly/3zFAmG4
(関連)社民党、衆院選奮起へ決起集会 昨年、党分裂で存在感埋没 | 共同通信
 https://nordot.app/791584945608130560?c=39546741839462401
(関連)【LIVE】 横浜市 戸塚駅前 れいわ新選組 山本太郎代表 街宣(2021年7月20日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=b4bWUsrH7ng
(関連)野党共闘 - キーワード(赤旗)
 https://www.jcp.or.jp/akahata/web_keyword/key380/

◆もう、じれったい!野党共闘のいま【山口二郎のええ加減にせえ】20210722 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=xPDO_kY0rUs

◆【枝野幸男】「野党連合政権」を明瞭に打ち出せない立憲民主党の限界|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292238


5.民主主義が終わった前提で物書きに何ができるのか 存在理由を考える|斎藤貴男 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292474


6.横浜市長選
 郷原信郎氏や田中康夫氏はカジノ反対票を分散させる効果しかないのではないか? 住民投票が2つに割れたり(カジノ住民投票実施案と林文子市長リコール)、カジノ反対候補が乱立するなどの状況を見ていると、これじゃ、ダメだな、と思う。政治的未熟のままで「世直し」をしよう、なんて、100年早い。(「カジノ住民投票実施案」なんてダメに決まっている=市議会で否決される、横浜市長選挙候補者乱立の結果は小此木候補か林文子現職市長に「勝ってください」と言っているようなもの。何故、それがわからないの? 横浜の反カジノ市民運動・社会運動は、反カジノ候補の吟味を行い、「この人に投票しましょう」という「1本化」選挙運動を勝手連で展開し、有権者・市民はそれに応えて投票すればいいのではないですか? ともかく、オレガオレガ、はやめていただきたい。

(関連)カジノ反対の大本命-横浜市長選 山中氏勝利へ集い-来月8日告示
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-07-26/2021072604_03_0.html
(関連)横浜市長選、共産は山中竹春氏を支援 立憲民主が推薦:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP7P6RPSP7PULOB007.html
(関連)菅総理と立憲の大勝負 横浜市長選 古賀茂明〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/5ec1c608374bab1e7ad0ab0f8cbecddd8a69e383
(関連)横浜市長選 自民市連は自主投票 小此木氏支援で一本化できず - 毎日新聞
 https://bit.ly/3iU3mmO
(関連)藤村氏が出馬撤回「IR反対票が割れる」太田氏支援の方針 横浜市長選-カナロコ 神奈川新聞
 https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-596378.html
(関連)横浜市長選、田中康夫氏ら“反カジノ候補”が乱立。票の一本化に田中氏の意見は(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e5e153f7dc917d5c7938904db67d77e84721736d


7.たかが政治・されど政治
 菅義偉スカ政権も自公政治も、ここまでひどいのだから、これに代わってまともな政治ができる野党勢力が形成されていれば、政権交代の機は熟している。しかし、政権交代後に2009年の民主党政権のようなことをまたやるのなら、日本の没落は加速していくばかりだし、多くの有権者・国民も少しはそういうことが理解できるので、いくらダメ野党が団子になってみても政権交代は実現しない(形だけ政権交代しても「やっていることは同じ」となる)。今日の日本の問題は、政治が諸悪の根源で日本がどんどん破壊されていく、それにより経済的社会的危機が深まり、危うい情況が生まれつつある、③ホンモノの政権交代勢力=オルタナティブな政治を実現できる「市民と野党の共闘」が形成されない限り、問題解決はない、ということです。有権者・国民の覚醒が必要です。必要ならば、立憲民主党を消滅させ(既に大阪の地方議会ではそうなっている)、それに代わる野党第一党を一から創ることも必要ではないか。

◆内閣支持率34% 最低に:昼サテ:テレビ東京
 https://www.tv-tokyo.co.jp/mv/hiru/news/post_232769/

(1)~永田町の“選挙の神様”語る「現状のままなら衆院選、自民党30議席減の覚悟を」~(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4f1af1938a249874a9df6c306403ef21621ff15d
(2)【自民党】菅首相の五輪強行がトドメか?衆院選まさかの「自公過半数割れ」に現実味|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292310
(3)【菅義偉】自民を牛耳る3A+S「今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃござんせんか」が日本の姿|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292189
(4)<まだまだ下がる菅支持率>それ見たことか 「五輪強行」すべてが裏目(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/157.html
(5)アングル:五輪開催でも支持率浮揚せず、与党内に早期総裁選待望論 - Reuters
 https://jp.reuters.com/article/olympics-japanese-politics-idJPKBN2EW0LT
(6)稲田氏が著書で独自色…自民保守派は反発、安倍氏も距離 - 読売新聞オンライン
 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210724-OYT1T50405/
(7)共産、衆院選共闘に前向き 都議選踏まえ、立民は慎重対応:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070500834&g=pol
(8)首相、憲法改正「挑戦したい」 コロナ収束後に、月刊誌で強調:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/119370
(9)菅首相「無投票」狙い先手 異例の総裁選早期出馬表明 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210727/k00/00m/010/339000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210728
(10)<衆院選さが>佐賀県農政協、自民現職3氏を推薦 党と関係修復、2014年以来(佐賀新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d6dfb713b45913f91a8952a7f790f7e74aa8bbd0

(農協系統が腐りきっている=上記記事がそれをよく示している。この期に及んで自民党推薦!? 何を考えてんだ、この馬鹿ども、でしょ。農協組合員は、こんな組織からさっさと抜けてしまいましょう。農協という組織は、組合員のためにあるのではなく、農協という組織のためにあるのですから:田中一郎)

◆日刊IWJガイド・非会員版「東京の新規感染最多2848人で感染爆発! しかし菅総理は五輪『中止の選択肢ない』! IWJ今期残り4日! 最大の財政危機にご支援を」2021.07.28号~No.3240号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49165
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「本日(7/28)のいろいろ情報」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>
(1)パンケーキを毒見する(前川喜平 2021.7.25他)
(2)IT機器「弾圧に悪用」、スマホのデータ 抽出する製品、日本傘下イスラエル企業への指摘(朝日 2021.7.26)
(3)(レジメ)(7.27)土地規制法とは なんだ(たんぽぽ舎)(馬奈木厳太郎 2021.7.24)
(4)(レジメ)石垣島で起きている民主主義の危機(湯本雅典 2021.7.24)
(5)(チラシ)(国民監視、私権制限、運動弾圧)「土地利用規制法案は廃案に」(埼玉県平和委員会)
(6)社説:自衛隊の個人情報収集、「重要土地等調査法」の行方(八重山毎日新聞 2021.7.17)
(7)要オリンピック開幕:命のあり方 選ぶ岐路(加藤登紀子 毎日 2021.7.23)


1.(別添PDFファイル)パンケーキを毒見する(前川喜平 2021.7.25他)
https://yoshie-inoue.at.webry.info/202107/article_4.html
ダウンロード - e38391e383b3e382b1e383bce382ade38292e6af92e8a68be38199e3828befbc88e5898de5b79de5969ce5b9b3202021.7.25e4bb96efbc89.pdf

◆映画『パンケーキを毒見する』- 7.30(fri)Roadshow
 https://www.pancake-movie.com/

(関連)映画本編の冒頭映像『パンケーキを毒見する』 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Hw3VKRVX9js
(関連)映画本編の風刺アニメ特別映像『パンケーキを毒見する』 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=BhRCiZmbDk8

 <上映映画館>
(1)http://www.eurospace.co.jp/schedule/
(2)http://www.cinemarosa.net/nextschedule.htm
(3)https://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/index.html


2.「奄美・沖縄」世界自然遺産に登録決定 「生物多様性保全地域」評価 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210726/k00/00m/040/222000c?cx_fm=mailsokuho&cx_ml=article

(関連)NHKオンデマンド - サイエンスZERO 「“やんばる”世界遺産へ 奇跡の森になったワケ」
 https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2021114795SA000/index.html
(関連)(必見)NHK「サイエンスZERO」やんばるの森 - バラエティ - 無料動画GYAO!
 https://bit.ly/3eWAJUy
(関連)(必見)クローズアップ現代+「やんばる 世界自然遺産へ 奇跡の森の光と影」 0310 202107072200 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x82j8dd

(あとは在沖縄米軍に沖縄から出て行ってもらうこと、そのあと、自衛隊という日本軍にも出て行ってもらえば、沖縄はやっと戦後を迎えられる)


3.7/26の朝日新聞記事「IT機器「弾圧に悪用」、スマホのデータ 抽出する製品、日本傘下イスラエル企業への指摘」について

◆IT機器「弾圧に悪用」、スマホのデータ 抽出する製品、日本傘下イスラエル企業への指摘(朝日 2021.7.26)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d5eebcf94429fe5d5efe909f4d66ed2d1386b731
 https://www.asahi.com/articles/ASP7G56MVP72ULFA021.html


 <田中一郎コメント>
 記事を読んでいて感じたことは次の4点です。

(1)問題となったイスラエルの企業の日本の親会社「サン電子」(愛知県)が、朝日新聞の質問に答えないなど、イスラエルの当事者企業よりも態度が悪いことが目立つ。昨今の日本は、企業も政府も常にこういう態度で説明責任を果たさない。
 https://www.sun-denshi.co.jp/company/information/

(2)日本国憲法第21条「通信の秘密、検閲の禁止」に抵触している疑いが濃厚、昨今のグーグル社の言論妨害行為についても、優越的地位の濫用に加えて、日本国憲法第21条違反の疑いが濃厚です。
 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=321CONSTITUTION

(3)この「サン電子」グループでは、他にもロクでもない製品を製造販売しているのではないか。

(4)また、昨今では、日本のイスラエル傾斜の度が過ぎているのではないか、という点も気になります。下記の中山泰秀(菅義偉政権閣僚)などもそうで、こんな人間を防衛副大臣にしていること自体が大問題であり、また、それを国会で正そうとしない野党(特に立憲民主党)もまた問題です。(日本は平和国家である、という認識がイスラム圏の人々から消え、アメリカ&イスラエルに与する悪質国家だという認識に転換し始めているのではないかと懸念されます)

(関連)【東京五輪】東京五輪開会式“崩壊の引き金”は…お騒がせ中山泰秀防衛副大臣の「通報」だった|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/292306


4.20210727 UPLAN 馬奈木厳太郎「土地規制法を発動させないために」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=8_U-TpLAxiM
 https://www.youtube.com/watch?v=8_U-TpLAxiM

 <当日レジメ>
(1)(別添PDFファイル)(レジメ)(7.27)土地規制法とは なんだ(たんぽぽ舎)(馬奈木厳太郎 2021.7.24)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e59c9fe59cb0e8a68fe588b6e6b395e381a8e381af20e381aae38293e381a0efbc88e9a6ace5a588e69ca8e58eb3e5a4aae9838e202021.7.24efbc89.pdf
(2)(別添PDFファイル)(レジメ)石垣島で起きている民主主義の危機(湯本雅典 2021.7.24)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e79fb3e59ea3e5b3b6e381a7e8b5b7e3818de381a6e38184e3828be6b091e4b8bbe4b8bbe7bea9e381aee58db1e6a99fefbc88e6b9afe69cace99b85e585b8202021.7.24efbc89.pdf
(3)(別添PDFファイル)社説:自衛隊の個人情報収集、「重要土地等調査法」の行方(八重山毎日新聞 2021.7.17)
ダウンロード - e7a4bee8aaacefbc9ae887aae8a19be99a8ae381aee5808be4babae68385e5a0b1e58f8ee99b86e38081e3808ce9878de8a681e59c9fe59cb0e7ad89e8aabfe69fbbe6b395e3808de381aee8a18ce696b9.pdf
(4)地に落ちた石垣市議会 「石垣市自治基本条例」市民の権利を削除 - 市民自治ノート - NPOまちぽっとから
 https://ameblo.jp/npo-machipot/entry-12684966710.html
(5)(別添PDFファイル)(チラシ)(国民監視、私権制限、運動弾圧)「土地利用規制法案は廃案に」(埼玉県平和委員会)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89e3808ce59c9fe59cb0e588a9e794a8e8a68fe588b6e6b395e6a188e381afe5bb83e6a188e381abe3808defbc88e59fbce78e89e79c8ce5b9b3e5928ce5a794e593a1e4bc9aefbc89.pdf
(6)重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案
 https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g20409062.htm

(関連)20210723 UPLAN もの言えぬ社会の到来 沖縄つぶしの「土地規制法」は廃止!学習集会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=wxcgPlsvCSw

◆(メール転送です)「土地規制法廃止アクション」呼びかけ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「重要土地調査規制法案」反対緊急声明に賛同してくださった皆さん、土地規制法廃止アクション事務局の谷山です。
http://juyotochi-haian.org/

「重要土地調査規制法案」反対緊急声明事務局は、「土地規制法廃止アクション事務局」と名称を改めました。今後も緊急声明に賛同してくださった皆さんと土地規制法の廃止に向けて取り組んでいきますのでよろしくお願いします。

****************************************************************
土地規制法が施行される前に、法の運用に縛りをかけ、合わせて法の廃止に向けた流れを作っていくために、以下の行動を広く呼びかけます。
*****************************************************************

地域・地方から廃止に向けた行動を起こしましょう。土地規制法は区域指定も調査も処罰もすべて総理大臣の名のもと中央からの指令で行われますが、区域指定されるのも、調査協力させられるのも、住民や地域が分断されるのも、人権が侵害されるのも、経済的な不利益が生じるのもすべて地域です。だからこそ、地域・地方から国にNOを突きつけましょう。地域・地方から行う2つのアクションを呼び掛けます。

1.自治体に対する働きかけ
1)地方議会で法の廃止や調査協力拒否などを求める意見書・決議を採択させましょう
 土地規制戦争準備の法であると同時に地域に深刻な問題を引き起こすものであることをいち早く感じ取ったのは沖縄の自治体でした。6月18日沖縄県北谷町議会は全国に先駆けて廃案を求める意見書を採択し、続いて6月30日には名護市議会が「即時廃止を求める意見書」と「即時廃止と臨時的対応を求める決」を採択しました。また6月25日には旭川市議会も「土地利用規制法を施行することなく,更なる検討を求める意見書」を採択しています。

名護市議会の決議は廃案を求めるだけではなく、第2項で「内閣総理大臣からの情報提供要請に対し拒否すること」、第3項で「外部機関への市民の個人情報を提供する際はその個人及び法人に対し、提供した相手並びにその情報及び目的を通知すること」を市に求めています。本人が知らないところで調査と監視の網が張り巡らされ、そのことに市が協力させられる運用の闇をガラス張りにすることの要求です。

沖縄では市民の間にも動きが生まれています。自分たちの住む自治体の議会に意見書や決議の採択を求める動きです。議会への請願を署名運動とセットで行うことで広く住民に法の問題点と危険性を知ってもらうことができます。

<具体的なアクション>
*各地方議会の「請願・陳情の手引き」(資料)に則って自分が居住する地方議会、あるいは特定の地方議会に「廃止をもとめる意見書」や「廃止及び臨時的対応をもとめる決議」あるいはそれら両方を採択させる。

*「臨時的な措置を求める」とは名護市議会が採択した決議のように、当該自治体に住民調査の協力を拒否することや、政府から調査協力の要請があった場合に個人情報を提供した相手並びにその情報の内容と目的を通知するなどの対応求めることを言います。地方議会での意見書や決議の採択を求めるために署名活動とセットで議会に請願書を提出する。

*請願はだれでも一人以上で提出できます。また請願の署名は必ずしも当該自治体の住民でなくてもできます。当該自治体の住民が行う場合も広く全国に呼びかけて行う場合もどちらの形も有効です。

*署名を集めること自体が土地規制法の問題を多くの人たちに伝える行動になります。また署名運動は土地規制法の学習会やタウンミーティングと並行して行うことが効果的です。法の怖さを知ってもらうことが大切です。

意見書や決議の内容は多くの議員の賛同が得られるように土地規制法によって深刻な影響をうける各自治体個別の事情を反映したものが望ましい。

請願を行ったことを市民やメディアに広く伝えて議会の採択を促す。

2)自治体の首長に調査協力拒否などを要望しましょう。自治体によっては議会が首長に対する要求を意見書や決議で行うことが慣行上好ましくないとされるケースもあります。自治体の首長と議会との関係や議会の与野党構成によっては、議会に意見書や決議を請願するより市民が直接首長に要望する方が効果的な場合があります。その場合は首長に国からの住民についての調査協力要請を拒否すること、また協力した場合でも、国に提供した個人情報の内容や目的、提供先をその個人や法人に通知するよう要望書を提出しましょう。

<具体的なアクション>
各自治体の「首長への意見(要望)の提出」手続きに従って要望書を提出する。
要望書には期限を定めて回答を求めることを明記する。
要望書を提出したこと市民やメディア、地方議会議員に広く伝えて首長に英断を促す。

2.衆議院選挙に向けた地域での働きかけ
 土地規制法の廃止を秋の衆院選の争点に押しあげましょう。秋にも予定されている衆院選挙において、土地規制法の廃止が争点となるように、各政党と候補者に、土地規制法の廃止を政策に取り入れるようによびかけましょう。

野党共闘の中で、この法案に対する賛否が分かれました。立憲民主党、共産党、社民党、れいわ新撰組は法案成立に抵抗し、強く反対しましたが、国民民主党は留保付ではありましたが、結論は賛成でした。しかし、国民民主党の議員の質問の中にも、この法案の市民監視につながる危険性を指摘する発言もありました。市民監視についてはいったんご破算にすることを国民民主党の候補者のみなさんに納得いただき、土地規制法の廃止を野党政権が実現したときの政策・公約に取り入れさせるように活動していきましょう。

<具体的なアクション>
各政党の本部並びに地方組織に手紙、電話、ファックス、メールあるいは直接面談など で要望する。
各予定候補者の選挙事務所にも、手紙やファックス、メール、電話、直接面談などで質問や要望を行う。

以下資料のURLです。
重要土地等調査規制法の廃止を求める意見書(北谷町議会)
https://www.chatan.jp/chogikai/ikensho_ketsugi/ikennsyoketugi03.files/0315.pdf

重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律の即時廃止を求める意見書(名護市議会)
http://www.city.nago.okinawa.jp/soshiki/gikai-nav/2018070300096/file_contents/210701ikensyo12.pdf

重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律の即時廃止と臨時的対応を求める決議(名護市議会)
http://www.city.nago.okinawa.jp/soshiki/gikai-nav/2018070300096/file_contents/210701ketsugi07.pdf

土地利用規制法を施行することなく,更なる検討を求める意見書(旭川市議会)
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/council/6400/6430/d073349_d/fil/ikennsyoanndai3gou.pdf

請願・陳情の手引き(岡崎市)
https://www.city.okazaki.lg.jp/shigikai/734/p004122_d/fil/tebiki.pdf

市長宛要望書のサンプル(清水市)
https://dankaihonpo.up.seesaa.net/image/2019.8.22E5B882E995B7E5AE9BE381A6E381AEE8A681E69C9BE69BB8_01.jpg

7月23日に馬奈木弁護士を招いて開催された「言えぬ社会の到来沖縄つぶしの『土地規制法』は廃止! 学習集会」においても、上記の行動提案がなされました。
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5.(別添PDFファイル)東京オリンピック開幕:命のあり方 選ぶ岐路(加藤登紀子 毎日 2021.7.23)

◆「それでも、すてきな出会いのある大会に」歌手・加藤登紀子さん - 毎日新聞
 https://bit.ly/3f4nxgI

 <田中一郎コメント>
 上記2つは、全く同じ毎日新聞の記事なのに、記事の見出しが違っていて、それだけ見るとまるで逆の意味にとれる。実際に記事を読んでみれば、「東京オリンピック開幕:命のあり方 選ぶ岐路」くらいの表題は許せるが、「それでも、すてきな出会いのある大会に」などというのは、完全にこの記事を書いた加藤登紀子氏の論旨のすり替えである。一般的に記事の見出しは、その記事が外部の人間が書いたものであっても、当該新聞社の編集デスクが決めて書くものだから、この場合も、菅義偉スカ政権のオリンピック開催に尻尾を振って忖度する毎日新聞の編集デスクが、この記事の主旨をゆがめて、かような記事見出しにしたのではないかと推測される。加藤登紀子氏もコケにされたものである。

しかし、この「それでも、すてきな出会いのある大会に」という文言そのものは加藤登紀子氏の書いた記事の中に出てくる言葉で、おそらくは同氏は、サービス精神で八方美人的に「おまけ」として付けたしのように書いていたのではないかと想像する。でも、私から言わせれば、加藤登紀子氏のそうした態度は、今日的なオリンピックを巡る情勢の下では甘くて独善的であり、そこには、オリンピックに激しく反対をしている人たちとは私は違うのよ、という、お高く留まった、セレブ気取りの、鼻持ちならない雰囲気が感じ取れるのだ。日本の著名有識者には、意外とこういう人たちが多くいて、それをまた、猿真似しているオバカも少なからずいるので、読んでいて不愉快な気分が強くなってしまった。できれば物事の評価や価値表現は、愚直に率直に書いていただきたいものである。


6.東京五輪は五輪終(ご臨終)
 こんな時代遅れのバカ騒ぎ、さっさとやめていただけませんか? 当事者であるオリンピック・アスリートたちで「多くの有権者・国民が開催を疑問視されている中では、また、開催までの経緯があまりにアンフェアな事態の下では、今回は私たちは参加しない選択をいたしました」と一緒になって言う人物が、この日本では1人もいないというのが、なんとも情けない限りである。自分たちはスポーツに秀でた「上級国民」だと思い込んでいるか、思い込まされている、のだろう。かような「金儲けスポーツ興業」=ジコチュー・銭ゲバ・アンフェア祭典など、何の意味もない愚劣なイベントであるのは自明ではないか。こうしたことが理解できない「スポーツバカ」「体育会系」は、将来、山下泰裕JOC会長や森喜朗元総理のようになっていくということではないか。

◆20210723 UPLAN オリンピック粉砕デモ2021 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=_TmuxqBQyQI&t=7s

(日刊ゲンダイのネット記事は「無料会員」になると一定程度まで見ることができます。お試しあれ)

(1)【東京五輪】ついに東京五輪開幕 国民を敵に回した菅内閣はご臨終|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292309
(2)【東京五輪】また五輪特例…「無症状選手は最短7日で競技復帰OK」に非難ゴウゴウ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/292469
(3)【東京五輪】日本人の「知性低下」を露呈した東京五輪…政治家も官僚も私利私欲に走る|三枝成彰 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/292330
(4)お台場の海水 「トイレ臭」はどうなった 怖いのは台風:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP7V5SQZP7VUTIL00X.html?ref=mor_mail_topix3_6
(5)トカゲの尻尾切りに奔走…東京五輪が皮肉にも教えてくれた「絶対に信じてはいけない政治家」の見分け方(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/654a3f1d6301eb8c9db95e24248f4ecfb2980db6
(6)森喜朗氏を「名誉最高顧問」に…五輪組織委で浮上、幹部「首相官邸にダメと言われた」- 読売新聞オンライン
 https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210723-OYT1T50169/
(7)菅首相が金メダル第1号選手に祝福電話も…「人気取り狙い」バレバレで逆効果(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6bed94dac7ddaa039335bc4855707d1f6f7aeb63
(8)精神的腐敗、凋落の象徴…小山田圭吾はむしろ五輪に適任だった|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292311
(9)東京の酷暑にテニス選手ら悲鳴 「常に脱水状態」、ジョコビッチは試合時間変更を要求:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/119261?rct=national
(10)東京五輪:「韓国選手には渡すな」放射能花束への懸念に日本憤慨(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1b24fdd999c99081c0a0771d7ceec8875cd76897

(憤慨するのは日本ではなくて韓国の方だ。外国の方々に差し上げるのに、何も福島原発事故の放射能で汚染された福島県産や宮城県産のものを使わなくてもいいはずだ。自分たちの自己都合を全面に押し出して、それを受け入れない奴は、みな「反日」だ、とか何とか、それが言うところの「おもてなし」なのか。韓国のみならず、世界中からの嫌悪の対象となり、島国根性丸出しの井の中の蛙、扱いされてもいいのか、という話である。:田中一郎)


◆日刊IWJガイド・非会員版「本日五輪開会式! しかし前日東京の新規感染1979人! IWJは本日開会式抗議デモ生配信! IWJ今期残9日! ご支援お願いします」2021.07.23号~No.3235号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49141

◆(メール転送です)村田光平(元駐スイス大使)より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
皆様
寄せられてくる市民の方々のメッセージを総括して所感を述べさせていただきます。

悪化しつつあるパンデミックの下で開催中の五輪は感染爆発とこれによる医療崩壊により中断に追いやられだしたと市民社会は判断せざるを得ません。日本が早急にイニ シャティヴを取り、IOCとは一線を画する生命最重視の姿勢を見せるべきです。

組織委の発表によると、25日時点で陽性が確認された大会関係者は132人。このうち選手は13人です。また、132人のうち15人が選手村の滞在者でした。PCR検査の政策的抑制は一向に改善されておりません!関係責任者の致命傷です。

組織委は132人の陽性者について、その後の詳細を明らかにしていません。都の医療提供体制に影響はないのか、選手村内でクラスターが発生することはないのか、「バブル方式」で一般市民と接触がないはずの五輪関係者がバブルの外で感染を広げるおそれはないのか、秘密主義一点張りの組織委のせいで、現状把握もできず、従って対策も打てません。透明性と公明性に立脚するべき組織委の責任は重大です。

都内の入院者数は2600人を超え、医療ひっ迫が確実に始まっております。下記岡部信彦内閣官房参与の発言に国民は重大な関心を寄せております。

_____________________________________________
Sent: Sunday, July 25, 2021 11:18 AM
Subject: 内閣官房参与による五輪中止の可能性への言及

皆様
今朝のフジテレビ「ザ・プライム」で岡部信彦内閣官房参与は医療崩壊が確認されれば五輪は中断される旨明確に発言しました。現政権のブレーンと言われる同参与の中断の可能性に言及した同発言は,第5波の到来が否定できない状況下で高く評価されます。

内外の市民社会は意義と目的がいまだに不明な東京五輪の現時点での危険性の具現性が強まる状況を前にして、ますます「未必の故意」(willful negligence)の犯罪性に着目しております。

村田光平(元駐スイス大使)<winmail.dat>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々 

2021年7月25日 (日)

(報告)(7.24)オルタナティブな日本をめざして(第62回)「東海第二原発運転差止水戸地裁判決:今後の原発裁判へ向けて」(後藤政志さん・上岡直見さん)

前略,田中一郎です。


去る2021年7月24日、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、下記「新ちょぼゼミ」を開催いたしました。当日のレジメや録画を添付して簡単にご報告申し上げます。

◆(イベント情報)(7.24)オルタナティブな日本をめざして(第62回)「東海第二原発運転差止水戸地裁判決:今後の原発裁判へ向けて」(後藤政志さん・上岡直見さん)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-92f344.html

さる3月18日、水戸地方裁判所第2民事部(前田英子裁判長)は東海第二原発の運転差し止めを認めました。「判決」では、深層防護1~4層(原子炉の安全性)については原告側主張が採用されませんでしたが、第5層での「立地審査指針」の趣旨および「原子力災害対策指針」を根拠として、「実現可能な避難計画や実行する体制が整えられていると言うにはほど遠く、防災体制は極めて不十分」として原告勝訴の判決を下したのです。今回は、この水戸地裁判決に関して、東海第二原発の原子力工学的な安全性については元東芝の原子炉格納容器設計技師の後藤政志さんに、また、避難計画の問題については交通計画の専門家で原発避難計画にお詳しい上岡直見さんに、それぞれ今後の原発運転・建設差止訴訟のあり方もにらみながら、詳しくご説明をしていただくことにいたしました。

講師:後藤政志(ごとう まさし)さん
元東芝、原子炉格納容器設計者、博士(工学)。東芝で原子炉格納容器の設計に従事。柏崎刈羽原発の6号機、浜岡原発の4号機、5号機、女川原発の2号機、3号機の設計に携わる。

講師:上岡直見(かみおか なおみ)さん
1953年東京都生まれ。環境経済研究所(技術士事務所)代表。「新潟県避難検証委員会」委員。


◆(当日録画)20210724 UPLAN 上岡直見・後藤政志「東海第二原発運転差止水戸地裁判決:今後の原発裁判へ向けて」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=f9a1PnBKoCY
 https://www.youtube.com/watch?v=f9a1PnBKoCY

 <当日レジメ:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)「東海第二原発運転差止水戸地裁判決」(上岡直見さん:2021年7月24日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e3808ce69db1e6b5b7e7acace4ba8ce58e9fe799bae9818be8bba2e5b7aee6ada2e6b0b4e688b8e59cb0e8a381e588a4e6b1bae3808defbc88e4b88ae5b2a1e79bb4e8a68be38195e38293efbc89.pdf
(2)(レジメ)「東海第二原発運転差止水戸地裁判決」(後藤政志さん)(2021年7月24日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e3808ce69db1e6b5b7e7acace4ba8ce58e9fe799bae9818be8bba2e5b7aee6ada2e6b0b4e688b8e59cb0e8a381e588a4e6b1bae3808defbc88e5be8ce897a4e694bfe5bf97e38195e38293efbc89.pdf


 <関連サイト:後藤政志さんご著書>
(1)原発は日本を滅ぼす-青谷知己、小倉志郎 草野秀一 後藤政志 後藤康彦 山際正道著(緑風出版) https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034029114&Action_id=121&Sza_id=GG
(2)「原発をつくった」から言えること-後藤政志/著(クレヨンハウス)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032674921&Action_id=121&Sza_id=C0
(3)福島原発事故はなぜ起きたか-井野博満/編 井野博満、後藤政志、瀬川嘉之/〔著〕(藤原書店)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032607650&Action_id=121&Sza_id=C0

 <関連サイト:上岡直見さんご著書>
(1)原発避難はできるか-上岡直見/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034045487&Action_id=121&Sza_id=GG
(2)日本を潰すアベ政治-上岡直見/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033888367&Action_id=121&Sza_id=GG
(3)原発避難計画の検証 このままでは、住民の安全は保障できない-上岡直見/著(合同出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033047339&Action_id=121&Sza_id=C0


 <関連サイト>
(1)東海第2原発差止訴訟団
 http://www.t2hairo.net/
(2)東海第2原発運転差止裁判の争点
 http://www.t2hairo.net/hanketsu/hanketsumaechirashi.pdf
(3)脱原発弁護団全国連絡会 - 速報:東海第二原発運転差止!
 http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/video/21-3-18-2/
(4)日本弁護士連合会:東海第二原発差止訴訟水戸地裁判決に対する会長声明
 https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2021/210326.html
(5)原告団見解(控訴にあたって)
 http://www.t2hairo.net/hanketsu/genkokudankenkai210331.pdf
(6)東海第二原発の運転禁じる 水戸地裁「防災体制は極めて不十分」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/92269
(7)「再稼働ストップできる」「裁判官に感謝」歓喜の住民たち<東海第二原発運転禁止判決>:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/92348
(8)<東海第二原発 再考再稼働>(29)危険性の立証に手応え 元原発設計技術者・後藤政志さん(71):東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/102688
(9)原発避難計画「機械的算定でいいの?」茨城県押し通す 東海第2 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210510/k00/00m/040/110000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210511
(10)東海第二差し止め訴訟 事故対策工事は予定通り 原電社長「地裁で安全認められた」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/95080
(11)東海第2原発 広域避難計画議事録、茨城県「機械的算定」に固執(毎日 2021.5.11)
 https://mainichi.jp/articles/20210511/ddm/012/040/122000c
(12)「判決は不合理」原電が控訴理由書、東海第二差し止め巡り(東京 2021.5.8)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fbea7a9ca9f43ca04320e7094485ac2537f5e6a1


◆20210416 UPLAN 河合弘之「水戸地裁 勝利判決をうけて(東海第二原発運転差止め訴訟)」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=_ZicQTYsC8U

◆(報告)(11.13)首都東京が危ない! 徹底検証 東海第二原発再稼働容認(緊急ちょぼゼミ 2018.11.13)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-ab41.html

(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々

(追)次回の「新ちょぼゼミ」
◆(予約必要)(8.25)オルタナティブな日本をめざして(第63回):「福島第1原発の廃炉をどうするか」(筒井哲郎さん:2021年8月25日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-c77831.html
(当日は主催者より「脱原発ロードマップ(再論その2)をプレゼンいたします」

新型コロナ関連情報のご紹介(4):コロナワクチンより治療薬=①イベルメクチン(大村智博士:ノーベル生理学医学賞受賞・北里大)②赤ワインや納豆に多く含まれる天然アミノ酸「5-ALA」(長崎大学)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(8.25)オルタナティブな日本をめざして(第63回):「福島第1原発の廃炉をどうするか」(筒井哲郎さん:2021年8月25日)- いちろうちゃんのブログ(この日は主催者から最初の1時間で「脱原発ロードマップ(再論その2)」を行います:第1回目は下記を参照)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-c77831.html

(関連)(報告)(7.13)脱原発ロードマップ(再論その1)(「新ちょぼゼミ」):「脱原発」は政治(家)を変えなければ実現不可能=「脱原発」を覚悟を決めてしっかりと進められない立憲主義・立憲野党は、みなニセモノである- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-955dc6.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)

◆「放射性ハチミツ」日本福島騒然…初の基準値超えるセシウム検出(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/db0ff4d546228c22448fd5c11cff08ed6fb44703


2.キャンペーン
(1)(本日が期限)広島市長・広島県知事及び厚生労働大臣は、 広島高裁の「黒い雨」判決を受け入れ、上告しないでください · Change.org
 http://chng.it/fPyYRCQr

(関連)「黒い雨」訴訟、政府が上告を要請 県・市は断念求める:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASP7R6G4JP7RPITB00H.html

(この国の態度、許しがたいものがあります。ミナマタ、フクシマとも共通しています。私たちのための政府ではなく、「あちら様」たちのための政府が取る態度は常にこうです。こんな政府が言う「新型コロナ」ワクチン、いったい誰のためのものでしょうか?:田中一郎)

(2)キャンペーンについてのお知らせ · ガマフヤー具志堅さんも全国の地方議会に陳情 · Change.org
 https://bit.ly/36ZY5Ve


3.(メール転送です)(8.5)対米発表「抑止一辺倒を越えて ―時代の転換点における日本の安全保障戦略」のご案内(午前8_30~)
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日頃よりお世話になっております、新外交イニシアティブ(ND)事務局です。

米国のバイデン政権は中国に対する強硬姿勢を継続し、中国もこれに反発を強めており、台湾海峡をめぐっては冷戦から熱戦に発展しかねない様相を呈しています。米中対立が激しさを増すなか、日本の安全保障は現在進められている防衛力拡大や、米軍と自衛隊との一体化によってまもられるのでしょうか。新外交イニシアティブ(ND)は今年三月、包括的な提言書「抑止一辺倒を越えて ―時代の転換点における日本の安全保障戦略」を発表し、安全保障政策の見直しを訴えました。

今回、その英語版を発表するにあたり、米国のシンクタンク「憂慮する科学者同盟」(Union of Concerned Scientists; UCS)との共催で、米国向けイベントを開催することと致しました。時間差の関係から早朝の開催となりますが、安全保障問題について日米双方の視点から考える貴重な機会です。皆様、どうぞご参加下さい。(日英同時通訳付き)。

政策提言は、こちらからダウンロードいただけます。
日本語版 https://www.nd-initiative.org/topics/9367/
英語版 https://www.nd-initiative.org/en/

また、イベント案内の拡散にもご協力いただけると幸いです。よろしければ、下記の案内文をSNSやメール等で転送・拡散していただけませんでしょうか。

(Twitterリツイートはこちら):
https://twitter.com/nd_initiative/status/1417655380272844803
(Facebook シェアページはこちら):
https://www.facebook.com/NewDiplomacyInitiative/posts/4205389712831771

どうぞ、よろしくお願いいたします。
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4.総選挙まで3か月?!市民の常識に立ち戻れ【山口二郎のええ加減にせえ】20210622 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-47fy2M8xuc

(関連)内閣支持最低31% コロナ対応「評価せず」65% 朝日新聞社世論調査:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14979090.html?ref=mor_mail_newspaper
(関連)<いよいよ始まるバカの祭典>ぼったくりに〝国賓級〟歓待のアホらしさ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/143.html

◆20210723 UPLAN オリンピック粉砕デモ2021 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=_TmuxqBQyQI&t=7s

(関連)岡林信康 おまわりさんに捧げる唄 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Hg1Fes8j5po


5.宅地造成等規制法の概要とハザードマップポータルサイト(国土交通省)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆ハザードマップポータルサイト(国土交通省)
 https://disaportal.gsi.go.jp/
(初めて見ました。自宅は一応「何もなし」?)

◆宅地造成等規制法の概要(国土交通省)
 https://www.mlit.go.jp/crd/web/gaiyo/gaiyo.htm

(関連)宅地造成等規制法って何? 宅地造成工事規制区域内の土地購入時の注意点とは? - 住まいのお役立ち記事
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/tochi/tochi_knowhow/takuchizousei_kisei/

(この法律はまともに機能していないのではないでしょうか? 伊豆山の盛り土には産廃が混じっていたとされていますが、この法律ではそれを是としているということでしょうか? また、盛り土をした業者の名前と責任者、産廃を持ち込んできた業者の名前と責任者、これまでのこの盛り土を含む土地改変に対する行政規制のあり様、土地所有者の対応と責任、などなど、熱海土石流事件を巡っては肝心なことは全くと言っていいほど報道されておりません。何故なのでしょう? ひどい国になったものです。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)熱海土石流 避難の在り方課題に、何を基準に逃げれば・・・(東京 2021.7.20)

(関連)週刊新潮 2021年7月29日風待月増大号
 https://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
(ここに「殺人盛り土、2人のワル」という記事が掲載されています)

(関連)熱海土石流、遺族も恐れる「盛り土」の所有者を初直撃「警察を呼ぶぞ、警察を!」(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/bce48340a0ad45c4a2a2acd458d048ea49de2b4a
(ひょっとして、河合弘之弁護士は、ここに出てくる土地所有者の代理人弁護士???:田中一郎)

(関連)熱海 土石流 崩落した盛り土、所有者代理人「造成地と知らずに購入」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=_vMnjQuHHXI

◆下記をある弁護士の方から教えていただきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
宅地造成規制法は熱海のような山林の盛土、埋立、土取りには適用がありません。宅地の造成の場合の規制法です。このような場合に適用される法律はなく、急傾斜地規制法以外の法律はなく、地方自治体が条例で盛土、埋立、土とりの規正している現状です。

急傾斜地規制法がありますが傾斜角度が30度以上となっていて現実にはあまり役立たない法律です。地方自治体の条例規正の場合は土砂の安全性の審査とか傾斜地の安全性の審査等の観点から規正しています。厳しい自治体もあるし、緩い自治体もあり条例の内容により異なっています

本来は静岡県、熱海市が規制条例を制定すべきだったと思います。作成している自治体は結構ありますが、静岡県のような山が多い自治体における規制の仕方が難しいのかもしれません。知事、市長、議員の規制する熱意がないと難しいようです

なお、このような危険な土取りをした業者名がマスコミが公表していない不自然さはご指摘の通りですね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 <田中一郎コメント>
 多数の死者まで出した今回の事件を契機に、住民生活の安全をしっかりと守る法規制と、その規制を実効性のあるものにする組織や人材の配置が必要と思われます。いろいろなところで訴えたいと思います。


6.日刊IWJガイド・日曜非会員版「開会後も日本の恥を世界に晒し続ける東京五輪! 設立以来最大の財政危機状態にあるIWJに緊急のご支援をよろしくお願いいたします!」2021.07.25号~No.3237号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49145
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「新型コロナ関連情報のご紹介(4):コロナワクチンより治療薬=①イベルメクチン(大村智博士:ノーベル生理学医学賞受賞・北里大)②赤ワインや納豆に多く含まれる天然アミノ酸「5-ALA」(長崎大学)」をお送りいたします。今回は「新型コロナ」の治療薬に関する情報を左記2つを中心にご紹介します。

(最初に)私のスタンスを再度書いておきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 既にお送りしたメールでも申し上げておりますが、私は科学者でも医学者でも医師でもないので、「新型コロナ」やそれに関連する諸問題について断定は致しません。しかし、この間1年半くらいの間のこの国の「新型コロナ」問題に対する対応は、いかにもおかしく疑問だらけで、その点についてはしっかりと発信しなければいけないと考えています。「新型コロナ」ワクチンについても同様です。なお、説得力ある形で科学的実証的に私が疑問に思うことについて説明がなされれば、私の考え方や見方は変わる可能性があることを申し添えておきます。
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 <別添PDFファイル>
(1)イベルメクチン(1)(大村智博士『サンデー毎日 2021.7.25』)
(2)イベルメクチン(2)(大村智博士『サンデー毎日 2021.8.1』)
(3)(レジメ)「マスコミが絶対に伝えない新型コロナワクチンの「危険性」」(岡田幹治さん 2021.7.13)
(4)(付属資料)「マスコミが絶対に伝えない新型コロナワクチンの「危険性」」(岡田幹治さん 2021.7.13)
(5)抗体カクテル療法を承認 コロナ軽症・中等症対象は初(朝日 2021.7.20)
(6)抗体カクテル療法承認、新薬2種を使用、厚労省 コロナ軽症者用で初、モデルナ12歳以上に(東京 2021.7.20)
(7)コロナ新薬候補、治験開始 国内で海外の大手2社(東京 2021.7.6)
(8)ワクチン「裏切り」の渦、国のやり方にあぜん(東京 2021.7.22)
(9)新型コロナ 日韓の水際対策を比較(イントロ部分)(吉方べき『週刊金曜日 2021.7.9』)


 <厚生労働省サイト>
◆第64回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第13回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催) 資料
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00026.html

*死亡 ファイザー(資料1-3-1) 746人
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000809324.pdf
*死亡 モデルナ(資料1-3-2)   5人(まだ接種している人が少ない)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000809325.pdf
*重症者数(男女別P6他)(資料1-1-1) 2,858人(男865人、女1,987人、不明6人)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000809311.pdf

(関連)厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_284075.html

(10年前のインフルエンザ・ワクチンの時は、報告された死亡者は3人だった、27人だった、という2つのネット情報があります。いずれにしても、今回の死亡者にしても重症者数にしても、桁違いの数字です。そして、報告されていない死亡者や重症者もかなりの数にのぼるのではないかと推測されます。ワクチン接種はいったん止めるべきです:田中一郎)

(関連)『近藤誠医師が警鐘「コロナワクチン“隠れ副作用死者”はまだいる」(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース』7/18(日) 7:05配信
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8ac090ecc65acadabf406919cc9baf03faf4f01a

(何故、すべての死亡事例・重症事例の報告を義務化しないのでしょうか? 中長期的な安全性を含めて、「新型コロナ」ワクチンの安全性は検証・確立されていないということは、ワクチンメーカーも厚生労働省も認めていることではないですか!? :田中一郎)


1.イベルメクチン(大村智博士:ノーベル生理学医学賞受賞・北里大)
 必読です。こんな立派な治療薬があるのに、厚生労働省はこれを認可することに消極的です。徹底的におかしい。「安い、安全、よく効く」=これみんなホント、小泉純一郎さん、これについてもスピーチしていただけませんか?

(1)(別添PDFファイル)本誌独占!ノーベル賞学者・大村智博士が激白45分「予防はワクチン 治療はイベルメクチン」〈サンデー毎日〉週刊エコノミスト Online
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210712/se1/00m/020/002000d

(2)(別添PDFファイル)第2弾!ノーベル賞学者・大村智博士が発見 やっぱりイベルメクチンはコロナに有効だ!〈サンデー毎日〉(サンデー毎日×週刊エコノミストOnline) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/44106e08ec73e4199bc49e391926eabcb610e20a


2,(再掲)(メール転送です)「新型コロナ」の特効薬は「納豆と赤ワイン」!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 長崎大学の研究チームが2月に発表した画期的な発見に関して大手メディアが沈黙しているのはなぜでしょう? 私は納豆大好きだし、赤ワインを毎晩ウィスキーグラスに1杯、食前酒として飲んでいるんので、新型コロナウィルスに「感染」しなかったのかなと思います。新型コロナワクチン未接種の方は接種の可否判断の参考にしてください。

*5-アミノレブリン酸(5-ALA)による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)原因ウイルスの感染抑制が判明? 今後の治療薬候補として期待? 長崎大学(2021年2月9日)
 https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/science/science225.html

*(必見)TBS(Nスタ)(動画1分)(2021年2月9日)
 https://www.youtube.com/watch?v=R5DnS9jKua8

*NBC長崎放送(動画6分)(2021年2月27日)
 https://www.youtube.com/watch?v=joZSfxatXaM

*Withコロナ 5-ALA 長崎大学が研究する新型コロナに有効なアミノ酸 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=l1vAPjf8yjs
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(納豆大好き、赤ワイン大好き、でも、赤ワインはプリン体が多く含まれていて痛風に悪いです。私も痛風で苦労しています(革靴がはけないので、毎日スリッパ生活です。夏はいいですが、冬は寒いです)。暴飲は考え物です。天然アミノ酸というのがいいですね。早く医薬品にしてもらえば「新型コロナ」なんぞ怖くない時が来そうです。「新型コロナ」ワクチンは慌てて打つ必要なし。:田中一郎)


3.(延期になった「7/13新ちょぼゼミ」)ジャーナリスト・岡田幹治さん作成のレジメです

◆(別添PDFファイル)(レジメ)「マスコミが絶対に伝えない新型コロナワクチンの「危険性」」(岡田幹治さん 2021.7.13)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e3808ce3839ee382b9e382b3e3839fe3818ce7b5b6e5afbee381abe4bc9de38188e381aae38184e696b0e59e8be382b3e383ade3838ae383afe382afe38381e383b3e381aee3808ce58db1e999bae680a7e3808de3808defbc88e5b2a1e794b0efbc89.pdf

(関連)(別添PDFファイル)(付属資料)「マスコミが絶対に伝えない新型コロナワクチンの「危険性」」(岡田幹治さん 2021.7.13)
ダウンロード - efbc88e4bb98e5b19ee8b387e69699efbc89e3808ce3839ee382b9e382b3e3839fe3818ce7b5b6e5afbee381abe4bc9de38188e381aae38184e696b0e59e8be382b3e383ade3838ae383afe382afe38381e383b3e381aee3808ce58db1e999bae680a7e3808de3808d.pdf


4.(IWJ)世界で最もワクチン接種進むイスラエルがワクチン有効性著しく低下と警鐘! 楽観論で規制撤廃の英国! デルタ株にワクチン有効か!- 英巨大空母で2回接種済の乗組員約100人感染! 9月に10隻が日本各地寄港のリスク!! 日本は8月デルタ株9割予測! -
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494587


5.抗体カクテル療法
 値段が高い、供給が限定的、などのネックが伝えられています。そもそも安全性はどうなのか? 「カクテル」という表現はいささか気持ちが悪い。こんなのより、イベルメクチンや天然アミノ酸「5-ALA」の方がシロウト目で見てもよさそうな気がしますが、厚生労働省は腰が重いというのです。変なの!!

(1)(別添PDFファイル)抗体カクテル療法を承認 コロナ軽症・中等症対象は初(朝日 2021.7.20)
 https://www.asahi.com/articles/ASP7M72ZNP7MULBJ00K.html

(2)(別添PDFファイル)抗体カクテル療法承認、新薬2種を使用、厚労省 コロナ軽症者用で初、モデルナ12歳以上に(東京 2021.7.20)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/117811

(関連)【新型コロナウイルス】コロナ治療に特例承認「抗体カクテル」って何? メリットとデメリットを専門家が語る|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/292237


6.井上正康大阪市立大学名誉教授
(1)2021-05-26 井上正康 特別講演会 at 福岡 part 1 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=LWVT8eiTrLY

(2)特番『井上正康先生に訊く!視聴者からの『新型コロナ』疑問、質問に答えます!』ゲスト:大阪市立大学名誉教授 井上正康氏 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=tcfX4eq-T60


7.(別添PDFファイル)コロナ新薬候補、治験開始 国内で海外の大手2社(東京 2021.7.6)
ダウンロード - e382b3e383ade3838ae696b0e896ace58099e8a39ce38081e6b2bbe9a893e9968be5a78be38080e59bbde58685e381a7e6b5b7e5a496e381aee5a4a7e6898befbc92e7a4beefbc88e69db1e4baac202021.7.6efbc89.pdf

(イベルメクチンや天然アミノ酸「5-ALA」はリストに入っていません!どうなってるの!?:田中一郎)


8.(メール転送です)ワクチンを打たない若者を愚弄する読売新聞記事(7/18)への多数のコメント
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7/18に「読売新聞オンライン」が配信した「「ワクチン効果ない」「不妊になる」SNSでデマ拡散、信じて接種しない若者たち」というタイトルの記事に500通近い反発のコメントが投稿されました
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210718-OYT1T50103/
https://news.yahoo.co.jp/articles/182e8574af81625b56693d356f1cdaf4a646d21c?page=2

とても全部を紹介できませんが、下にその内10個のコメントを引用してお知らせします。その他のコメントは上のアドレスにアクセスしてお読みください。新型コロナワクチン未接種の方は接種の可否判断の参考にしてください。【転送歓迎】

---------------------以下、引用---------------------
aae***** | 1日前
若者層の接種が伸び悩んでいるのは「デマに騙されて」ではありません「若年層は中高齢層と比較して重症化リスクが低い」「ワクチンの副反応は若年層の方が発生率が高い」という製薬メーカーも認めている「比較的信用できる情報」に基づいてのものです。「若年層はデマに騙されている」という「デマ」はもう止めましょうよ

pha***** | 1日前
相変わらずマスメディアは「SNSは悪」「ネットは悪」「若者がネット情報ばかりをうのみにする愚か者」って事にしたいようだね。自分たちの存在意義を守るためにレッテル張りに必死だ。実際はマスメディアに踊らされない世代だからこそコロナの重症化率とワクチンの重篤な副反応率、何より今は誰も分からない中長期的な薬害を警戒してるだけなんだけどね。

niw***** | 1日前
推進する側としては都合の悪い情報は真実であっても「デマ」となります。「リスクを判断して自己責任で打て」と言いながら、「打たないのはおかしい。正しい情報に接していないからだ」という論法は卑怯でしょう。副反応で命を落としても因果関係不明で処理されるのだから、迷うのは当然でしょう。宝くじは「自分が当たるかも」という根拠のない確信をもっているから買うのですが、ワクチンは「自分は死なない(あるいは観戦もしないあんぜんなもの)」という根拠のない確信で打っているのだと思います。接種しない他人を「間違った判断をしている人」呼ばわりするのは偏見でしょう。

ipp***** | 1日前
そんなことしたところで、すでに世の中矛盾だらけでしょう? どう考えてもワクチン接種必要、ということにならないですよ。・ワクチンばんばん打った国で陽性者急増。
・ワクチンはそもそも「重症化を防ぐ」と言っていたのに陽性者が増えたからといって緊急事態宣言。
・日本国民の99%近くはPCR検査に引っかかってもいないのにパンデミックを演出し、恐怖をあおる。
・元々少ない重傷者の中で、ちょっと割合が増えて「50代が危険」
といい、どんどんワクチン推奨する年齢を低年齢化する。・そもそもワクチンは「治験中」。

iwr***** | 1日前
もうそろそろ『「不妊になる」「ワクチン効果ない」などの「デマ」を信じて接種しない若者』呼ばわり辞めませんか? 逆に言わせてもらえば、メディアは本当のこと拡散していますか? 接種後に亡くなった方、重篤な副反応のことは一切伝えず、積極的な接種をいまだに推進しています。事実を伝えず、安心安全と…それこそ「デマ」ではないですか。

tet***** | 1日前
「ワクチンで不妊」は否定も肯定も断言できないのが真実。中長期的な治験データがないのだからどちらも言い切ることができない。若い人も馬鹿ではない。わからないから打たないという判断をしている人が多い。

nao***** | 1日前
インターネット上の真偽不明な情報を信じてるんじゃなく、テレビに洗脳されてないだけ。同調圧力も他の世代より少なく、他人の選択を重んじる教育を受けた世代だから、個々でメリットデメリットを判断していて賢いと思います。デマを信じてると決めつけている事の方がデマでは?

syu***** | 1日前
ワクチン打たない人は、ほとんどが中長期的なリスクを警戒してるのであって、効果があるのも知ってる。とんでもないデマを信じてる人なんて極々一部なのに、ワクチン打たない=デマを信じる変な人、みたいな空気を世界が作りつつある気がします。

nandakana... | 1日前
副反応が尋常でない事実があるのにそこは触れず事実の証拠がないことだけをデマと強調している記事がそもそもおかしい

hap***** | 1日前
ワクチンが有効でそんなに良いものなら、そんなに熱くならないで、落ち着いたらいかがですか。それほどまでにデマだデマだと必死に言われると、逆に何かあるのかと疑ってしまいますよー。
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9.その他
(1)(別添PDFファイル)ワクチン「裏切り」の渦、国のやり方にあぜん(東京 2021.7.22)
(2)(別添PDFファイル)新型コロナ 日韓の水際対策を比較(イントロ部分)(吉方べき『週刊金曜日 2021.7.9』)
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(3)中国製ワクチン 効果に疑問の声 新興国で敬遠の動きも [新型コロナウイルス]朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP7S5S3FP7RUHBI035.html?ref=mor_mail_topix1
(4)新型コロナワクチンへの不安とどう向き合うか - 医療プレミア特集 - 西田佐保子 - 毎日新聞「医療プレミア」
 https://bit.ly/2TxA7xk
(5)新型コロナ- モデルナ製ワクチン、対象12歳以上に引き下げへ 厚労省- 日本経済新聞
 https://s.nikkei.com/3ryWFKF
(子どもたちに「新型コロナ」ワクチンなど、危ないだけで必要なし。バカなことはヤメロ!:田中一郎)


 <「いちろうちゃんのブログ」>
◆新型コロナ関連情報のご紹介(1)PCR検査と新型コロナワクチン:新型コロナのワクチン、私は「絶対に打たない!」これだけの理由(ジャーナリスト 岡田幹治さん)他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-c9bba9.html

◆新型コロナ関連情報のご紹介(2)(他のMLでの議論です)いよいよ出始めた「新型コロナ」ワクチンの副反応=「新型コロナ」対応で最重要は、PCR検査拡充でもなければワクチンでもなく、重症患者への医療態勢の整備拡充です- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-4f700a.html

◆新型コロナ関連情報のご紹介(3):医薬品の世界に「やりたい放題の遺伝子操作」(安全規制撤廃)を入れるための「先兵」が「新型コロナ」ワクチンだった=その犠牲が大量の死者と重傷者(ワクチンが人を殺傷していいのか!?)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-7a3aae.html
草々 

2021年7月22日 (木)

東電株主代表訴訟 第60回公判「監視」記録:東電「ないない」男への証人尋問に見る原発管理のずさんと無責任=「推本」長期評価を「知見ではなくて意見だ」とのダジャレ発言に法廷からは軽蔑の笑い声

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(予約必要)(7.24)オルタナティブな日本をめざして(第62回)「東海第二原発運転差止水戸地裁判決:今後の原発裁判へ向けて」(後藤政志さん・上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ(この日は事務連絡を除いて主催者側からのプレゼンはありません)(開始時刻は後1時30分:開場午後1時)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-92f344.html

(関連)(別添PDFファイル)(パンフ)東海第二原発 再稼働差止水戸地裁判決
ダウンロード - efbc88e38391e383b3e38395efbc89e69db1e6b5b7e7acace4ba8ce58e9fe799ba20e5868de7a8bce5838de5b7aee6ada2e6b0b4e688b8e59cb0e8a381e588a4e6b1ba.pdf


2.(メール転送です)もっかい事故調第2回オンラインセミナーのお知らせ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 もっかい事故調は、市民の視点で福島第一原発事故の事故原因の解明、 原子力発電の安全(危険性)問題に取り組んでいます。事故発生から10年が経過し、今日の原子力発電が抱える問題点について、メンバーが様々な切り口で報告・議論し、その模様をYoutubeで公開致します。(申込み不要です)。

もっかい事故調オンラインセミナー(第2回)
 7月30日(金)19:00〜21:00
「福島原発事故と新潟県技術委員会 セッション.2」

報告と問題提起
佐藤暁さん(さとう さとし:原子力コンサルタント)
1984年から2002年まで米ゼネラル・エレクトリック(GE)社の原子力事業部に勤務。福島第一原発や柏崎刈羽原発に関わる。現在は原子力コンサルタントとして、内外の原子力情報を発信している。2012〜13年東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)協力調査員。2015〜20年、新潟県技術委員会委員。日本の原子力安全規制の問題点、住民・自治体の監視活動はどこまで可能か、諸外国の規制の実例など、原子力発電の「安全」は、どう確保されるべきか、お話いただきます。

ディスカッション
伊東良徳(弁護士)、小倉志郎(元原発技術者)、上澤千尋(原子力資料情報室スタッフ)、後藤政志(元原発技術者)、佐藤暁(原子力コンサルタント)、澤井正子(元原子力資料情報室スタッフ)、武本和幸(新潟県刈羽村在住)、田中三彦(サイエンスライター・元原発技術者)、渡辺敦雄(元原発技術者)

第2回セミナーYoutube視聴アドレス:(どなたでも、申込み不要でご覧いただけます)
https://youtu.be/iCx-2WMlx8o
   *進行の都合上、参加者、構成等変更の可能性があります。

参加費:無料

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もっかい事故調オンラインセミナーに関する問い合わせ先
mailto:mokkai.jikocho@gmail.com

第1回の中継が円滑に行えず、ご参加いただいた皆さまには、大変ご迷惑をおかけいたしました。お詫び申し上げます。第1回セミナーの模様は下記アドレスからご覧になれます。
 https://www.youtube.com/watch?v=QzKcdlEGvAE
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3. <横浜市長選>まさか再選挙も? 史上最多10人出馬 現職、元知事、元大臣、元教授…大乱立のなぜ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/118102

(関連)(別添PDFファイル)横浜市長選、小此木氏が出馬表明、IR誘致断念の可能性示唆(東京 2021.6.23)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/112767
(関連)(別添PDFファイル)田中康夫インタビュー「なぜ僕は横浜市長選に挑むのか」(倉重篤郎『サンデー毎日 2021.8.1』)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8df62cbc004020c837dd081fe75461860e1a6767
(関連)横浜市長選 林文子市長が立候補表明|NHK 首都圏のニュース
 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210715/1000067366.html
(関連)横浜市長選に過去最多9人が名乗り IRめぐり駆け引き:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP7J7FMKP7JULOB00G.html
(関連)郷原氏「私は反自民、利するの本意でない」 横浜市長選:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP777787P77ULOB009.html

◆過去最多の立候補者となりそうな横浜市長選、郷原信郎氏(元検事・弁護士)が立候補の意向を表明、立憲民主党が推す山中竹春氏(元横浜市大教授)との候補者調整は不発に終わる~7.16 横浜市長選 郷原信郎氏 出馬会見 - IWJ Independent We
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494395


4.伊波 洋一 (いは よういち)さんはTwitterを使っています 「7月18日、最近、地元紙に米海兵隊や自衛隊による南西諸島での戦争訓練の記事が毎日載る。尖閣や台湾有事のために南西諸島でいかに戦うかの訓練や演習の記事だらけだ。そこでは沖縄戦同様に沖縄
 https://twitter.com/ihayoichi/status/1416796248787406848

(関連)(別添PDFファイル)沖縄50島を戦場に、土地規制法の本当のねらいは(伊波洋一『とめよう戦争への道!:百万人署名運動全国通信 2021.7』)
ダウンロード - e6b296e7b88450e5b3b6e38292e688a6e5a0b4e381abe38081e59c9fe59cb0e8a68fe588b6e6b395e381aee69cace5bd93e381aee381ade38289e38184e381afefbc88e4bc8ae6b3a2e6b48be4b880efbc89.pdf

(関連)(別添PDFファイル)(チラシ)いま、やること?=不要不急の憲法「改正」、いま、やること=それは政治を変えること
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89e38184e381bee38081e38284e3828be38193e381a8efbc9fefbc9de4b88de8a681e4b88de680a5e381aee686b2e6b395e3808ce694b9e6ada3e3808d.pdf


5.活断層上のアリーナに防災事業債50億円 国知らず同意:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP7N4TRBP7GTIPE019.html?ref=mor_mail_topix3_6

(こんなものは分かった時点でさっさとやめればよろしい。国も佐賀県も何をやっとるのかということだ。それはともかく、この国の電力会社や政府は、活断層の上や、すぐそばに原発・核燃料サイクル施設を建設することを得意としている。そしてそれを屁理屈でごまかすことを名誉に思っている節もある。:田中一郎)

◆(必見必読)原発耐震基準策定のイカサマ(伊方原発広島裁判事務局)
 https://saiban.hiroshima-net.org/report/2021/pdf/20210707_ikasama.pdf


6.盛り土基準超、11年前把握か 元熱海市幹部が証言:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14982727.html?ref=mor_mail_newspaper


7.オリンピックは中止&廃止せよ!
 圧倒的多数の日本国民がオリンピックはヤメロと言っています。また、現状の金権オリンピックは社会悪です。オリンピックそのものを廃止いたしましょう。更にまた、石原慎太郎(当時都知事)が言い出して以降、ざっと東京オリンピックを巡る過去の経緯を振り返ってみて、この国の政権側にいる為政者たちにスポーツの国際大会を開催する資格も能力もないことは明らかです。スポーツ大会全部が悪なのではなくて、この国の為政者が悪なのです。つまり、来たる衆院選挙で自民党・公明党の政治家どもを全員落選させましょうと、天の神様が言っているということでしょう。「天命」には従うのが賢明な選択と思われます。

◆キャンペーンについてのお知らせ · 東京五輪開催反対を訴える書簡と皆様のご署名を菅総理大臣宛に手交しました。 · Change.org
 https://bit.ly/3zlv6qX

◆余録:「不幸というやつは… - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20210720/ddm/001/070/159000c

◆【菅義偉】菅首相の「9月退陣&五輪花道論」が再燃! 8月上旬の世論調査がトドメに|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292180

(1)小林賢太郎氏を解任 五輪開会式演出担当、ホロコーストをやゆ - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/040/070000c?cx_fm=mailsokuho&cx_ml=article
(2)開閉会式コンセプトに「復興五輪」記載ゼロ…式典Pの言い訳にも批判殺到(女性自身) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4881aff53c959f59fb75203945fb204cacf96ac3
(3)東京五輪、豪メディアが「水質汚染」懸念 トライアスロン選手ら「悪臭」報告...2年前も問題に(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a8a2b884e8944cb6c0f9c3d874f826bf166d2113
(4)トヨタが「オリンピックCM取りやめ」…そのウラで起きている「劇的な変化」の正体(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ea6dda83a1ebbc63c7a210ba7f2f923e5996435f
(5)<社説>開会直前の五輪 迷走生んだ無責任体質:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/118152?rct=editorial
(6)復興五輪と言われても苦しみ続く震災者「自分たちは取り残されている」東京新聞TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/118111?rct=national
(7)五輪開会式、「欠席」相次ぐ スポンサー企業・経団連会長も:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14982668.html

◆「五輪観戦にはコカ・コーラ社飲料を」「他社飲料はラベルはがして」茨城の小学校、保護者に「スポンサーに配慮」通知 組織委に忖度 東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/118042

(これが今の「学校」の生々しくも情けない実態です。戦前の学校とその体質が全くと言っていいほど変わっていないことを赤裸々に示しています。:田中一郎)

◆酒取引停止と金融機関による働きかけの「要請撤回」について西村大臣は「すべて自分の責任で行なった」と言うが菅総理の「監督責任」が問われるべき!~7.20西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 記者会見 - IWJ Independent Web Journa
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494516
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去る7月6日、東電株主代表訴訟 第60回公判が東京地裁で開かれました。相変わらず、「新型コロナ」を理由とした法廷監視市民の排除(私は裁判を見聞きすることを「傍聴」とは言わず「(市民による)監視」と表現しています。この市民排除は報道機関の排除とともに事実上の裁判の非公開化であり、明確な日本国憲法違反です。つべこべ言わずに報道機関を入れて、裁判の一部始終を報道できるようにすればいいのです。それが「公開裁判」というものです)、裁判所内での文書の配布や撮影の禁止などに加えて、今回は東電元幹部が証人尋問されるために法廷に立つというので、裁判所入り口での持ち物検査に加えて法廷入り口での厳重な持ち物検査を実施、更に、法廷への手荷物の持ち込み禁止を市民に押し付けておりました。スマホを含む電子機器類はすべて持ち込み禁止だなどと裁判所の官吏が叫んでいて、彼らにはこうしたことが重大な人権侵害であるという意識は皆無のようでした。かような一般市民を敵視し潜在的犯罪者扱いをするような裁判所が、およそまともな判決など出すわけがないと、強く思わせるような雰囲気でした。

私はこの日、午前中に行われた、東電元副社長で原発部門の技術面でのTOPだった武藤栄に対する原告側からの証人尋問を監視しました。この人物は東京電力の原発部門の技術系トップで副社長だったわけですから、福島第一原発事故の実務上の「最高責任者」と言ってもいい人物です。抽選ではずれて帰ろうとしていたところを、ある方の好意で入廷することができました。(そして持ち物検査と法廷持ち込み禁止で激怒=担当官吏の名前を聞いたけれど言わないという態度)

原告側の証人尋問は、最初は海渡雄一 弁護士、そのあと続いて甫守一樹弁護士が担当しました。海渡雄一弁護士は、どういうわけかこの日は声が小さく、マイクも使わないため、私がいた監視席の最後列からは声がよく聞き取れず困ったものでした。尋問内容は海渡雄一氏が自信をもって行ったであろう内容であることは衆知の事実ですから、ひょっとして、証人尋問をするということについて少し気が引けていたのかもしれません。海渡雄一弁護士らしくないふるまいです。

私はこんな時は、裁判長が「後ろの席の方は聞こえますか」と聞いて、海渡雄一弁護士に対して「マイクを使ってください」と促すべきものだと思います。また、尋問することは前もってわかっているのですから、せめて法廷に来た一般市民には、それを印刷したものを裁判所が用意をして市民に配るくらいのことはあってしかるべきです。しかし、およそ日本の裁判官で監視席にいる市民に気を使って法廷指揮を執る裁判官は皆無でしょう。裁判は「公開」されて多くの市民が見守る中で実施されるからこそ意味がある、ということを全く理解できていない裁判官ばかりです。

ですから、実際はむしろその逆で、裁判を監視しに来る市民は自分たちにとってはやっかいな「敵対者」ないしは「異物」であり、一人でも少ない方がいい、何故なら、これからロクでもない判決を言い渡すから、そんなものが世の中に広められては大変困る、とでも思っている裁判官が大半なのではないかと思われます。彼ら裁判官の念頭には、社会正義も、日本国憲法も、基本的人権の尊重も、国民主権もありません。あるのは自己保身と自己栄達と、そのための最高裁人事局(事務総局)へのへつらい忖度です。

他方、甫守一樹弁護士は、よく通る大きな声で尋問をしていましたから、最後尾の席でもはっきりと聞き取れました。日本の裁判・公判における「口頭弁論主義」はないがしろにされて久しいですが、それを改め、裁判に関心のある人々に対しては、何人もその経過をきちんと観察・監視できるようにすることが、日本の裁判所復権のイロハのようなものです。「声が小さくて聞こえません」などというのは、あまりにお粗末すぎます。裁判当事者は、甫守一樹弁護士の法廷での発声をしっかりと見習い、監視席にいる市民に対してもっと「気を使いなさい」ということです。

以下、本論の東電株主代表訴訟 第60回公判「監視」記録 を簡略にお届けいたします。


 <別添PDFファイル>
(1)東電元副社長の説明に裁判長「聞いていると国の地震本部はバカみたい」と皮肉 - 奥山俊宏|論座 2021.7.9
 https://webronza.asahi.com/judiciary/articles/2021070800001.html
(2)原発事故をめぐる東電株主代表訴訟で被告4人を尋問、旧経営陣「責任逃れ」に終始(小石勝朗『週刊金曜日 2021.7.16』)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a90bb5c5678728fc83a0125d9b4115f6dce4bd25
(3)東電元社長、否定繰り返す 大津波の説明「記憶にない」「知らない」 株主訴訟(朝日 2021.7.7)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14964739.html

 <東電株主代表訴訟 サイト>
(1)7月6日(火)10時~17時 第4回尋問期日(第60回口頭弁論期日) - 東電株主代表訴訟
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-384.html
(2)7月6日被告本人尋問と刑事裁判(海渡雄一) - 東電株主代表訴訟
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-386.html
(3)7月20日被告本人尋問 - 東電株主代表訴訟
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-387.html

◆東電株主代表訴訟 - tepcodaihyososho
 https://tepcodaihyososho.jimdosite.com/


1.(別添PDFファイル)(必読必見)東電元副社長の説明に裁判長「聞いていると国の地震本部はバカみたい」と皮肉 - 奥山俊宏|論座 2021.7.9
 https://webronza.asahi.com/judiciary/articles/2021070800001.html

 <田中一郎コメント>
 この記事は奥山俊宏氏という方がお書きになったようですが、同氏は朝日新聞の記者で社会部畑のようです。上記URLでは記事が途中で切れてしまっていますが、最後まで見ると10ページにもなる大部なレポートで、しかもその内容はしっかりしたものでした。必読の報告と言っていいでしょう。海渡雄一弁護士の聞き取れない声を聞きわけて、かつ、これまでの経緯や固有名詞もしっかりと踏まえて、ここまで書けるというのは「さすがはプロ」と敬服した次第です。朝日カバカバ新聞に限らず、どこの全国紙でもそのようですが、政治部や科学部が時流迎合の御用報道に埋没しているのに対して、社会部は比較的批判的な観点をもって取材・報道している観があります。朝日カバカバ新聞も、こういう人材を大事にした方がいい。

但し、書かれている内容に全面的に私が賛成・同意をしているわけではありません。著者の奥山俊宏氏は、この裁判の裁判長を肯定的にとらえ、株主代表訴訟にも詳しい良識的な裁判長であると評価し、今回の公判での証人尋問でも、何かとはぐらかしの回答しかしない被告=武藤栄に対して、厳しい指摘やポイントを得た質問をしていると伝えています。この「論座」サイトの表題などはその1例です。しかし私は、これまで約10年間の原発関連のさまざまな裁判とその判決を見てきた経験で申し上げれば、怪しい限りである、と言わざるを得ません。特に、被告の東電幹部らをかばって、法廷に入る監視市民を敵視する振る舞いなどを見せつけられれば、また今回も福島原発事故の深刻な被害をもたらした最重要責任者どもを免責し、無罪放免するのではないかと思われてならないのです。

それにしても、私が今回見聞きしたのは、午前中の2時間余りの証人尋問でしたが、そこでの東電元幹部=武藤栄の答弁は、実にひどいものでした。「知らない」「見てない」「聞いてない」「読んでない」「記憶にない」「覚えてない」「言ってない」「検討に値しない」「そこまでいかない」「ないないない」「何にもない」の「ないない」連発男になっておりました。

そして、私のメールの表題にも書きましたが、政府の「地震調査研究推進本部」(「推本」)が2002年の「長期評価」で東北地方太平洋側の津波被害の可能性を指摘したことについて、武藤栄は「それは新しい知見ではなくて(一部の学者の)意見だ」とダジャレで答えた際、法廷には軽蔑の笑いが流れました。それまでの「はぐらかし」答弁とあわせ、聞いている市民がその怒りを我慢しきれなくなったことの証左です。こんな連中が危険極まりない原発を「手抜き管理状態」で動かし、他方で、その連中の「虜囚」となった原子力安全保安院の役人どもや原子力安全委員会に御用学者たちにより、それが追認されて福島原発事故に至っているということが、改めてこの尋問で明らかになったということでしょう。許せる話ではありません。

(関連)武藤元副社長、正当性主張 長期評価「新知見でなく意見」―原発事故の東電株主訴訟:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070601115&g=soc


 <「論座」記事に書かれていないこと>
(1)津波常襲地帯である東北地方の太平洋沿岸の、わずか標高4mの基盤上に、原発の冷却に欠かせない装置を置き、更に本体のある標高10m基盤上では、地下室に相互補完的であらねばならない非常用電源を2つ並べて置いておき、更にその横には配電盤まで設置して、何の津波対策もせず、原発を漫然と稼働させていたこと、更に、福島原発事故に至るまでの間に、福島第一原発での非常用電源の水害事故もあってヒヤリハットを経験し(1991年)、更に、その後も「推本」のみならず、幾度となく福島第一原発を津波が襲うと大変なことになることを容易に推定させる情報が東京電力に対してもたらされていたにもかかわらず、何の対策も防止策を打たずに事故に至っているのです。これで原発過酷事故の責任が問われないなら、原発の安全対策手抜きは何でも許されるということになるでしょう。ド素人でも、これくらいのことは自明のこととして理解できます。(2つの電源と配電盤は別々の場所に置き、4m基盤には原発冷却装置は置かない、水密化や非常用電源車の用意、くらいは、容易にできることです)

(2)今回の福島第一原発事故では、過酷事故が初めてだったこともあり、事故に至る過程を立証できる多くの資料が出てきました(全部ではなく隠されているものもありますし(例:政府事故調ヒヤリング記録など)、その隠蔽に裁判所も1枚噛んでいます)。なので、証人尋問においても、当時の東京電力内部の津波対策検討経過が浮き彫りになる形でなされることが可能となり、刑事裁判と並んで、この裁判のおかげで多くの真実が明るみに出て、多くの有権者・国民を驚かせました(原発の管理状況はここまでひどいのか!?)。

しかし、これからもこのように事が進むとは限りません。おそらく次回の事故からは、責任追及の材料となるような情報類は焼却されて表に出ることはなくなるでしょう(敗戦時の大日本帝国陸海軍のように書類を焼き捨てる)。つまり、今回のような詳細な情報に基づいて責任を追及することはできなくなるということです。しかし、原発・核燃料サイクル施設のような超危険施設の管理状態が、それが理由で手抜きを許されるようなことがあってはなりません。裁判所・裁判官は、そのことを十分に念頭に置いて、原発事故を引き起こした最高責任者たちの管理責任を問うていかなければならないのです。

つまり、裁判で事故に至る詳細な経過がわからなくても、事故を引き起こした責任者たちの過失責任や手抜き責任はしっかりと問われなければならないし、裁判をすることで、その有罪立証のハードルが(事実上)引き上げられるようなことがあっては困るのです。従ってまた裁判は、津波の予見可能性ではなくて予見義務(が十分に果たされたか否か)が、原子炉大事故の回避可能性ではなくて回避義務(が十分に果たされたか否か)が争点にならなければなりません。

(3)武藤栄は「推本」の「長期評価」を根拠がないものと判断し、従って津波対策は「長期評価」に基づいて直ちに実施するのではなく、それを「土木学会」に検討をゆだねて、その結果を待って実施することにした、などと、もっともらしく答えていましたが、これこそが彼らのインチキ説明の権化のようなものです。

①「推本」は日本の地震学や地質学の第一級の学者を集めてつくられた組織で、阪神大震災の反省の上に立ち、地震やそれに伴う津波などの被害を少しでも少なくするために結成された組織、その組織が出した「長期評価」を地震学や地質学のシロウトの東京電力職員や武藤栄が「根拠なし」などと判断できるはずがない、

②「推本」の「長期評価」の責任者である島崎邦彦東京大学名誉教授が言うには、政府筋から同氏に圧力が加わり、その公表につべこべといろいろな「抑制文言」が加えられていた。背後には、「推本」の「長期評価」では都合が悪くなる原発電力の動きがあったものと思われる。

③武藤栄が検討を依頼する先の「土木学会」とは、電力業界と表裏一体で動いてきた典型的な「御用学会」であり、東京電力や電事連など、原発電力業界から様々な便宜供与をうけていた、まさに利益相反団体であった。「推本」を否定して、そんな組織に信頼を置くということが、そもそもトンチンカンな話である。海渡雄一 弁護士に「土木学会とはどのような組織かご存じでしたか」と問われた武藤栄は「よく知らない」と答え、東電「ないない」男をここでも演じていた。横で聞いていて私は、「推本」を否定した東京電力や武藤栄が、この「土木学会」という御用組織に津波対策をゆだねたという行為のおかしさ・犯罪性を、もっと「土木学会」とはどういう組織であったのかを詳しく説明して追及すべきであったように思われてならない。海渡雄一弁護士の追及は不徹底であるように思えた。

(参考)過去に公表した長期評価結果一覧 - 地震本部
https://www.jishin.go.jp/evaluation/long_term_evaluation/lte_summary/p_hyoka02_chouki_p/

(4)武藤栄は、さまざまな必然的契機があったにもかかわらず、それらを無視して津波対策を行わなかったことについて、「推本」の「長期評価」には新たな明確な根拠がなかったことに加えて、福島第一原発はその当時の判断で常識的に安全であると広く認識されていたから稼働していた、それを覆すほどの新知見がなかったのだから、水密化や電源配備の見直しなどの「すぐにできる対策」の検討もするにはいたらなかったし、それでおかしいとも思っていない、などと居直っていました。この「常識的に安全と判断されていた」という発言には強い違和感と反感を感じさせます。この点の追及も少し甘いように思われました。(海渡雄一弁護士だけでなく甫守一樹弁護士についてもしかり)

(関連)事故前対策「許されるレベル」武黒元副社長が反論 福島原発株主訴訟・東京地裁7/20(時事通信)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a0b5585701be9c4aa9ab6fed5c086d01c83c8169

(5)加害者=東京電力の福島第一原発事故に対する謝罪は「口先」だけ、事故責任者=現政府に至っては、福島第一原発を引き起こしてしまったことについての謝罪の観念は皆無(7/21開催の井戸川裁判(福島被ばく訴訟)公判では、被告=国の代理人が抗弁をしましたが、一言の謝罪もなかったのが1つの証拠)。まさにふざけんじゃねーぞ、という話です。この両者の態度を改めさせることが福島原発事故裁判の1つの大きな目的ですが、それは未だに達成されていません。日本の司法・裁判所は、かつてのアジア太平洋戦争敗戦後の時のように、誰1人として事故の責任を取らせずに幕引きをするつもりの様子です。この東電株主代表訴訟についても、この点について楽観は全くできません。有権者・国民は、原発・核燃料サイクル施設の再びの過酷事故を防ぐため、あらゆる手段で福島原発事故の責任追及と再発防止に取り組んでいく必要があるのです。今のままでは大事故はまた起きます。


 <「論座」関連サイト>
(1)東京電力元副社長「対策工まで議論がたどりつかず」株主代表訴訟で尋問 - 奥山 俊宏|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/judiciary/articles/2021060100001.html
(2)奥山俊宏|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/authors/2713060700002.html


2,東電株主代表訴訟 関連サイト
(1)津波対策見送りは「合理的だった」 東電元副社長、福島第一原発事故株主代表訴訟で証言 :東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/107024
(2)東電・清水元社長9年ぶり公の場に 原発事故の責任否定:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP766TTDP76UTIL019.html
(3)東電元社長 否定繰り返す 大津波の説明「記憶にない」「知らない」株主訴訟:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14964739.html
(4)東電株主代表訴訟で旧経営陣4人尋問も「責任逃れ」に終始(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/a90bb5c5678728fc83a0125d9b4115f6dce4bd25?source=rss
(5)長期評価「尊重されるべき」 元気象庁幹部が証言―東電株主訴訟・東京地裁:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021041601101&g=soc
草々 

2021年7月21日 (水)

原発脱被曝バック・ナンバー(53)(抜粋)(2021年7月~8月)

1.(報告)(7.13)脱原発ロードマップ(再論その1)(「新ちょぼゼミ」):「脱原発」は政治(家)を変えなければ実現不可能=「脱原発」を覚悟を決めてしっかりと進められない立憲主義・立憲野党は、みなニセモノである- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-955dc6.html


2.「南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟」で、福島原発事故被害者を踏みにじり、「自己保身・栄達」だけを念頭に置いて書いた判決文を残し、法廷からわずか10秒で逃走した「恥さらし」の東京地裁ヒラメ3匹(裁判官)たち- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-9443c4.html

3,原発「ブラック」ルネッサンス(1):島根原発再稼働と上関原発新規建設を強引に推し進める邪悪会社=中国電力と、それにまとわりつく「原発利権」の「寄生虫」たち(原子力「寄生」委員会・「寄生」庁を解体・再建せよ!)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-7148a7.html

4.(報告)(6.29)オルタナティブな日本をめざして(第61回)「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん:三陸の海を放射能から守る岩手の会)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-d07347.html


(その他)
◆本日(7/2)のいろいろ情報:(1)失われた「主権者」の気概、アスリートも意見を(白井聡氏)(2)「野党は反対ばかりしている」論に対して(3)2021年選挙と公選法改正(4)ゲノム編集製品の市場流通会合 他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-1fef44.html

◆リニア新幹線近況(1):各地で水枯れを起こし、有害危険なトンネル残土をばらまき、山々の樹木を伐り倒し、地域住民の生活を無残に破壊して、大深度地下利用法という「違憲」のインチキ法律を盾に居直る悪徳会社=JR東海- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-8f22ec.html

◆新型コロナ関連情報のご紹介(3):医薬品の世界に「やりたい放題の遺伝子操作」(安全規制撤廃)を入れるための「先兵」が「新型コロナ」ワクチンだった=その犠牲が大量の死者と重傷者(ワクチンが人を殺傷していいのか!?)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-7a3aae.html

◆開催費用は7340億円から3兆円超へ:カネ(税金)の使い方が示す東京オリンピックの正体=お人好しでオバカの国民をだまして「小さく生んで大きく育てる」ダム建設と同じのスポーツ興業バカ騒ぎ(電通の笑いが止まらない?)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-7e19ee.html

以上

2021年7月19日 (月)

原発「ブラック」ルネッサンス(1):島根原発再稼働と上関原発新規建設を強引に推し進める邪悪会社=中国電力と、それにまとわりつく「原発利権」の「寄生虫」たち(原子力「寄生」委員会・「寄生」庁を解体・再建せよ!)

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.7月20日被告本人尋問 - 東電株主代表訴訟
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-387.html

(何でもいいけど、裁判を監視しに来ている一般市民に対して、持ち物がどうとかこうとか、法廷にアレ持ち込むな・コレもダメなど、云々カンヌン、下らんことはヤメロ! ボケ! 公開裁判なのに法廷にスマホなどの電子機器類は持ち込み禁止だとか何とかぬかして身体検査までやってやがる。東電刑事裁判の時には東京地裁の職員が女性のスカートの中まで覗き込んだらしいとか? ロクでもないクソ判決ばかり出している裁判所だから、広く知れ渡ると困るというわけか!? 報道関係もすべてシャットアウトである。まったく何やっとるのか、という話だ。こんな日本の裁判所=ぶっ潰せ!:田中一郎)


2.【写真】ネットで拡散中の「自公以外に投票」ポスター - 東スポ
 https://www.tokyo-sports.co.jp/special/photo/3410469/

(関連)【菅内閣】菅内閣の支持率ついに危険水域に突入(29.3% 時事通信)|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/292072
(関連)低投票率でも勝てなくなった自民の誤算 - 声なき声を捕捉せよ - 平田崇浩 - 毎日新聞「政治プレミア」
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20210709/pol/00m/010/004000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=premier&cx_mdate=20210714
(関連)菅首相、続投に意欲 テレビ番組で自民党総裁選出馬を明言「時期来れば当然」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/117317

(今や「支持政党は自民党です」などと言ったら小学生からもバカにされます。自民党や公明党や維新に投票をしとるのは馬と鹿ばっかり! :田中一郎)


3.キャンペーン
(1)キャンペーンについてのお知らせ · 署名をIOCとIPC、東京都、政府、組織委に提出しました。 · Change.org
 https://bit.ly/3z1JGUq
(2)キャンペーンについてのお知らせ · 署名へのご協力、ありがとうございました。 · Change.org
 https://bit.ly/3intje7
(3)キャンペーンについてのお知らせ · ご賛同の皆様への中間報告です。 · Change.org
 https://bit.ly/3wHS9uo


4.東京オリンピック やめなはれ!(「新型コロナ」ウィルス変異株万国博覧会へ)
(1)-バブル方式-は機能しているか〜五輪施設を歩いた - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2583
(2)ここまでダメだと恐らく破滅的結末へ 無政府状態で五輪突入の恐怖(日刊ゲンダイ)赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/883.html
(3)【東京五輪】IOCバッハ会長に広島市民「帰れ!」の猛抗議 被爆地訪問強行の欺瞞|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/292074
(4)IOCバッハ会長ら歓迎で組織委が18日に大宴会 “酒抜き”も国民の反発は必至|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/292075
(5)バッハ会長〝不要不急〟歓迎会 JOC関係者もブチギレ「浮世離れ」「媚びる日本にも問題」(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9da4de9621f47221848a9e69c56f10c0d74ad171
(6)五輪選手村で海外関係者に初のコロナ陽性確認 国名など詳細公表せず「こんなことが世界に通用するはずがない」SNSで批判の声(中日スポーツ)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2202b1768fb45b369167a9929a51bfbd685c9e64
(7)【東京五輪】韓国が今度は遠泳会場を批判「東京湾は汚物のにおい」「競技継続困難」(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3f62ffea65039c2349304c28d3062fe1e06c12f9
(東京湾だけでなく、東京オリンピック全体が「汚物まみれ」「ドブだらけ」だから、耐えがたい悪臭なんです。:田中一郎)

*緊急出版!「OLYMPICS KILL THE POOR オリンピック・パラリンピックはどこにもいらない」
 http://www.labornetjp.org/news/2021/1626561613290staff01


5.(メール転送です)「新型コロナ」の特効薬は「納豆と赤ワイン」!?
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 長崎大学の研究チームが2月に発表した画期的な発見に関して大手メディアが沈黙しているのはなぜでしょう? 私は納豆大好きだし、赤ワインを毎晩ウィスキーグラスに1杯、食前酒として飲んでいるんので、新型コロナウィルスに「感染」しなかったのかなと思います。新型コロナワクチン未接種の方は接種の可否判断の参考にしてください。

5-アミノレブリン酸(5-ALA)による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)原因ウイルスの感染抑制が判明? 今後の治療薬候補として期待? 長崎大学(2021年2月9日)
 https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/science/science225.html

*(必見)TBS(Nスタ)(動画1分)(2021年2月9日)
 https://www.youtube.com/watch?v=R5DnS9jKua8

*NBC長崎放送(動画6分)(2021年2月27日)
 https://www.youtube.com/watch?v=joZSfxatXaM
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6.宮城の「すっとこどっこい」知事=村井嘉浩
 何があっても「支配権力を握る首相官邸へ向けて思い切り尻尾を振る」ことを最優先にしている自衛隊上がりのどうしようもない単細胞のガラクタ=それが今の宮城県知事だ。もちろん県民のことなど二の次扱いである。昨今では、オリンピック競技を有観客でやると言い張って仙台市長と対立し孤立しているという。こんな人物を宮城県民は知事にしていて恥ずかしくないのか? ついこの間は県民の命の水=水道を売り飛ばしていたぞ。その前は、東日本大震災ショックドクトリンで、漁業者の反対を踏みにじってアベ政権の意向通りに石巻に「漁業権(取り上げ)特区」を創り、更に、津波被害地域にはゼネコンが泣いて喜ぶ巨大防潮堤をあちこちに造って、漁業者の悲願だった漁港再建は後回しにしていた。まさに西の「昔は水の都、今はアホの都」は大阪、東の「昔は杜の都、今はバカの都」は宮城、となってしまっている。しっかりせんかい、宮城県民! 政治家を見る目がないのか!?

(関連)宮城でのサッカー、仙台市長は無観客を要請…「組織委から説明なく市民の懸念に応えられない」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c476436d6438d9b9267c03cd603b61678ad2a341
(関連)宮城知事、四面楚歌の構図続く 五輪有観客を譲らず(河北新報)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e7b18ea9e5ee9c10a5b6f88b67a7995cd44d599a
(関連)宮城でのサッカー、仙台市長は無観客を要請…「組織委から説明なく市民の懸念に応えられない」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c476436d6438d9b9267c03cd603b61678ad2a341


7.共産が「踏み絵」か 都議選協力の選挙区で対抗馬取り下げ(産経新聞)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/845ec22975ef1b2b52a009b8039f9466f8de9ea8

(関連)産経新聞記者が加藤勝信官房長官の議員秘書に! 問われる「政権とメディアの距離」(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c2b0676fe6d64afc5ec9e8298cfbd06cb29596e3

(また、産経新聞が野党分断促進の報道をやっている。選挙前になると、こういうヤジ(飛ばし)ウマのような記事がマスごみからたくさん出てきて、それに「B級国民」がまんまと乗せられて、自公政権維持継続に寄与する、ということが繰り返されている。そのサンケーとやらの新聞社、上記に見るように自民党政権とベターとくっついているのがよくわかる。こういう連中がこういう記事を書いているということなのだ。騙される奴がアホじゃ! それにしても、上記の記事によれば、立憲民主党執行部は未だに共産党や他の野党との選挙協力・政策協定・新政権作りの準備・一体的運動などに全く手を付けていないという。今回のことも、本来なら協力する共産党がするのではなく、協力してもらう立憲民主党が自ら進んですることではないのか? 要するに今の立憲民主党執行部は「総大将の器」ではないということなのではないのか!? だったら他の人と交代してくれませんかね? :田中一郎)

(メール転送です)地域の市民連合等が、統一候補の推薦という形態の例
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 事実上、政党間で棲み分けが出来ている選挙区において、地域の市民連合等が、統一候補の推薦という形態をとっている地域の例を紹介いたします。

(1)東京20区市民連合は、日本共産党の宮本徹氏を統一候補に決定
(2)ちば6区市民連合は、立憲民主党の生方幸夫氏の応援を決定写真と詳細はHPをご覧ください。

 https://tunagu2.jimdofree.com/
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8.その他(ヘドロ政治のありさま)
(1)【菅義偉】菅首相「承知していない」は逃げ口上 官房長官時代から国会答弁で42回も連発|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291999
(2)【西村康稔】西村康稔の発言は「日本は普通の国ではない」を再確認させた(適菜収「それでもバカとは戦え」)日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292031
(3)【林芳正】林元文科相が衆院鞍替え表明で山口3区は自民政局の縮図に!陰のキーマンは安倍前首相|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292030
(4)<政府ぐるみの違法ドーカツ>ガ然現実味「西村暴言」総辞職(日刊ゲンダイ)赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/868.html
(5)山口二郎教授 自民党重鎮の嘆き、最近の政治家は党幹部の顔色を見るだけの凡庸な存在(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f47726c58875375ebb37eb9e0c511d8b335a62e3
(6)菅政権「9月まで」49.4%「次の首相」石破氏トップ 時事通信世論調査 Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e46791c7febd6d87d34e046a04ca81f10082905e
(7)物事の判断基準に「反日か親日か」を持ち出す人の恐ろしい思考回路(青木理,安田浩一)現代ビジネス
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/84923
(8)横浜市長選に松沢成文参院議員が出馬へ 前神奈川県知事(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3e059f981a2f412e85ab3c8ed4d1df647fdd2f37

*日刊IWJガイド・非会員版「『人類がコロナに短期戦では勝てなかった証し』としての東京五輪、『被爆地を政治利用するな』の抗議の中、IOCバッハ会長が広島入り! 」2021.07.17号~No.3229号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49110
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メールの表題にある「原発「ブラック」ルネッサンス」の「ブラック」とは、労働基準法などの労働法規制に違反して企業や雇い主が働く人々をひどい賃金や労働条件でコキ使うことを意味しているのではなく、原発が世の中の一般常識から大きく外れ、場合によっては法規制や社会正義を捻じ曲げてでも運転をし、新規建設をして、やがて大事故による巨大環境汚染と人々の生活破壊・大量被ばくを生んでいく「サマ」を「色」で表現したものです。但し、原発・核燃料サイクル施設で働く人々の被ばく労働については、まさに本来の意味での「ブラック」そのものです。

この国は、この国の有権者・国民は、2011年福島原発事故で原発や核燃料サイクル施設の超危険性を十分すぎるくらいに「体験」したはずです。にもかかわらず、それから10年を経た今日において、それが原子力ムラに担がれた一部のガラクタ政治家どもや無能な官僚たちによって再び取り立てられ、地球温暖化対策を口実に「ルネッサンス」的復活がなされようとしています。「安い、クリーン、安全、これで全部ウソ」(小泉純一郎)であるにもかかわらず、まさに愚か極まる動きです。

しかし、この国の有権者・国民は、この原発・核燃料サイクル問題を、政治の争点として、各種選挙の政治家選択の基準として、持つことがいつまでたってもできないでいます。目先のくだらない雑事や、無知と無関心に立脚した思い込みで、自公・維新や国民民主党など、原発・核燃料サイクルを推進してはばからない無責任政治勢力に投票を続けたり、投票そのものを棄権・放棄したりしているのです。また、下記にあるように、今の若い世代に「自民党支持者」が増えているなどという「為にする報道」もなされ、この国が愚昧にまみれながら、坂道を転がるようにして、回復不可能な「放射能汚染地獄」への道を急いでいる様子が強く感じられる昨今です。お前ら、死にたいのか、ということです。

反原発・脱原発の市民運動・社会運動は、この事態をどうしたら転換できるかを真剣に考えないといけません。何故なら、原発・核燃料サイクルは、政治の力だけで推進されており、またそれが故に、政治を抜本転換しなければ止まることはないからです。

(関連)日本の若者5割が「自民党」を期待する政党として投票、2位「立憲」で1 割  学校総選挙プロジェクト調査 - AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア
 https://ampmedia.jp/2021/07/16/young-jimin/
(この国にいる「アホの実態調査」と思ってご覧になればいいでしょう)

原発・核燃料サイクル施設を動かすということ自体が、もはや「犯罪」であり、未必の故意の殺人・傷害・器物破損・環境汚染行為です。狭い日本列島の各地に核施設を置いて、中共中国や北朝鮮との戦争準備までしているこの国のバカ支配者たちは、原発・核燃料サイクル施設の何たるかを全く知らない、政治的原子力的リアリズムを喪失した「平和ボケ」の典型と言えるでしょう(全国各地の原発・核燃料サイクル施設や高レベル放射性廃液タンク(青森県六ケ所村と茨城県東海村にあります)にミサイルを1発撃ち込めば、この国は簡単に滅ぼせます)。

そしてその平和ボケで言えば、今日の自民党を支持してやまないという若い世代の「ボケ」状況こそが、この「令和」という「末法の時代」を象徴しているようにも思えます。生まれた時から何でもあり、日本国憲法や民主主義や基本的人権はあって当たり前で空気のような存在で、何でもかんでも与えられ、様々な問題は親や学校が解決をしてくれ、精神的インキュベータの中で餌付けされてきた世代の、何とも脆弱な「末期的症状」と言えば、取りつく島もなくなるのでしょうか。「いつまでも、あると思うな、親と円高と日本列島クリーン」です。この世代は、もはや自分の利害さえもよくわからなくなっているのではないかと思えてなりません。こんな国に明るい未来など、来るはずがないのです。

(関連)それでもバカとは戦え|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3524

そんな原発再稼働に今でも突っ走る「第4の極悪原発電力会社」=それが中国電力です。東京電力、関西電力、九州電力に次いで4番目の極悪原発電力会社ということです。今回は、この中国電力の昨今の動きに注目しました。

(関連)中国電力 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E9%9B%BB%E5%8A%9B

中国電力島根原発では、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁と一体になって安全対策の手抜き(コストダウン)を次々と重ねて危険極まりない状態に陥っています。かつては原発敷地の活断層の存在をごまかしていましたが、昨今でも島根県及びその沖合を東西に走る活断層を細切れにして、短くて相互に無関係なものとして過小評価しているようです。また、最近の報道では、下記のような不祥事も伝えられています。これなどは、会社トップの辞任が迫られるべきズサンな管理状態を暗示するもので、こんな状態の会社に絶対に大事故を起こしてはいけない原発の運営・運転を任せていいのかと強く感じさせます。

(関連)中国電力、テロ対策施設の資料誤廃棄 規制委から貸与:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062300622&g=soc

他方の上関原発は、これから建設するための調査その他の準備作業に着手しようとしているところですが、瀬戸内海を埋め立て漁場をつぶして原発を建設するのだから、当然そこで先祖代々漁業を営んできた祝島の漁民・漁協の承諾を得なければいけないのは常識の範疇、しかし、山口県が中国電力と「グル」になり、山口県漁協という合併巨大漁協にそれを「代行」させ、祝島はこの暴挙に踏みつぶされそうになっています。そしてその山口県漁協はこれまで不祥事の塊のようなロクでもない漁協だったのです。全くのデタラメです、この安部晋三元首相の地元の山口県でも政治が危険な原発を推進させているのです。

(関連)明るみに出る漁協合併の裏側 1人で1500万円も出資金抱え - 長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/yamaguchi/1215
(関連)信漁連の尻拭いさせ使い捨て 金融庁関知しない「4人体制」強要 - 長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/yamaguchi/1219

以下、島根原発と上関原発という、極悪会社=中国電力が進める2つの原発に関して、直近の情報をお届けいたします。すべての情報が原発を推進する側のデタラメなふるまいを伝える内容で、これら2つの原発の早期廃棄(上関原発は建設計画廃棄)を私たちに促すものと言えるでしょう。


 <別添PDFファイル>
(1)島根2号炉審査書案へのパブコメのタネ(原子力規制を監視する市民の会 2021.7.16)
ダウンロード - e5b3b6e6a0b92e58fb7e78289e5afa9e69fbbe69bb8e6a188e381b8e381aee38391e38396e382b3e383a1e381aee382bfe3838defbc88e58e9fe5ad90e58a9be8a68fe588b6e38292e79ba3e8a696e38199e3828be5b882e6b091e381aee4bc9a207.16efbc89.pdf

(2)中国電力が新設狙う上関原発に法的不備「地質調査に法的根拠はない」と原子力規制庁(山秋真『週刊金曜日 2021.7.16』)
ダウンロード - e4b88ae996a2e58e9fe799bae381abe6b395e79a84e4b88de58299e3808ce59cb0e8b3aae8aabfe69fbbe381abe6b395e79a84e6a0b9e68ba0e381afe381aae38184e3808de381a8e8a68fe588b6e5ba81efbc88e5b1b1e7a78be79c9fe3808ee98791e69b9ce697a52021.7.16e3808fefbc89.pdf


1.島根原発:2号機を動かそうとしています=その次は新設3号機の稼働です
 島根原発は福島原発事故を引き起こした沸騰水型の原発です。原発そのものだけでなく使用済み核燃料プールも危険極まりないことをご認識ください。沸騰水型の原子炉は、格納容器が小さくて、炉心溶融を起こすとすぐに水素爆発に至ることに加え、使用済み核燃料プールがビルで言えば4~5階の高い場所にあり、地震などの揺れでこれが破損して冷却不能になれば(例:プールごと崩れ落ちるか、ひっくり返るなど)、それこそ原発敷地には人は近づけなくなり、とてつもない広範囲の地域が深刻な放射能汚染に襲われます。福島原発事故を引き起こした沸騰水型の原発を再稼働させるなど、狂気の沙汰です。

(1)島根原発2号機 再稼働への審査 事実上の合格 原子力規制委員会 - 各地の原発 - NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210623/k10013099281000.html

◆中国電力株式会社島根原子力発電所2号炉の発電用原子炉設置変更許可申請書に関する審査書案に対する科学的・技術的意見の募集について-原子力規制委員会(2021年7月23日(金)まで)
 https://www.nsr.go.jp/procedure/index.html

◆(別添PDFファイル)島根2号炉審査書案へのパブコメのタネ(原子力規制を監視する市民の会 2021.7.16)
http://sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/3goro/pdf/20210704pabukome_reibun_4
ダウンロード - e5b3b6e6a0b92e58fb7e78289e5afa9e69fbbe69bb8e6a188e381b8e381aee38391e38396e382b3e383a1e381aee382bfe3838defbc88e58e9fe5ad90e58a9be8a68fe588b6e38292e79ba3e8a696e38199e3828be5b882e6b091e381aee4bc9a207.16efbc89.pdf

(この「パブコメのタネ」がわかりやすく、よくまとまっています。中国電力の「隠蔽・改ざん・技術的能力なし」の組織体質、基準地震動や基準津波の過小評価、火山噴火(大山に加えて三瓶山)による火山灰降下の過小評価、航空機落下事故無視、原子炉建屋強度不問、避難計画(IAEA深層防護第5層)無視、など、原子力規制委員会・規制庁が原子力「寄生」委員会・「寄生」庁としてふるまっていることに対する適切・的確な批判が満載状態です。:田中一郎)

(関連)中国電力・島根原子力発電所3号機の運転をやめさせる訴訟の会
 http://sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/3goro/
(関連)原子力規制を監視する市民の会
 http://kiseikanshi.main.jp/

(関連)新基準「適合」の島根原発2号機 規制委がパブコメ開始 7月23日まで 東京新聞TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/112460
(関連)島根原発、AIで異常検知へ 中国電力、運転員支援(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/518b4e5db06ab6a6170efb1546b6396dee33e1d9
(関連)島根原発で火災、放射性物質の流出はなし 前日にも事故:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP5N3G63P5MPTIB008.html

(関連)島根原発2号機「事実上の合格」立地自治体である松江市と島根県のトップは?
 https://www.fnn.jp/articles/-/200422
(関連)避難計画は「出たとこ勝負」 住民投票で島根原発の再稼働判断を - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20210614/k00/00m/040/100000c
(関連)島根県の丸山知事が原子力規制庁で原発の安全対策に関する要望活動「分かりやすい説明」求める(BSS山陰放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8a7f812249232d9fa7c348429b24bfcc801d745c

(知事や市長の仕事は、県民や市民の命とくらしと健康を原発から守ることでしょ。「分かりやすい説明」なんぞお話になりませんよ。避難計画の実効性などもノーチェックだし、ゴマカシちゃいけないんであって、県民・市民を全力で守る気がないのなら、早く辞任しなさい。:田中一郎)

(2)(メール転送です)中国電力島根原発2号機が「合格」~
 | 美浜原発3号機再稼働のどさくさ紛れか、島根原発の30km圏人口は46万人=全国で第3位、自力での避難が難しい要支援者数では全国最多
 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

◎東海第二原発や美浜原発3号機の話題に隠れて動向があまり伝わってこない中国電力の島根原発であるが、昨日(2021年6月23日)に、規制委員会は2号機の再稼働について審査書案を了承し、いわゆる「合格」の段階になった。工事関連は今年度中の完成を目指しているが、地元自治体の同意など具体的なめどは立っておらずまだ2~3年はかかるとの見方もある。なお1号機は廃炉が決定しているが、3号機は建設中で、稼働を目指して審査申請中である。

◎島根原発は西日本では珍しい沸騰水型(日立)である。地域的な特徴としては全国で唯一の県庁所在地(建設当初は八束郡鹿島町)にあり、一般には過疎地域のように思われている山陰地方にありながら、県庁所在地に近いこともあって30km圏人口は46万人で東海第二原発と浜岡原発に次いで全国で第3位であり、しかも自力での避難が難しい要支援者数では全国最多だという。

◎避難計画では県内(西)ほか鳥取(東)・岡山と広島(南)に避難する計画だが、東西方向の高速道路はまだ未整備区間があり小間切れ状態だし、岡山や広島に向かうには険しい中国山地を越えてゆかなければならない。道路状況としては「原発銀座」の福井よりも厳しい状況と思われる。福島第一原発事故後の2012年に原子力災害対策指針が制定された際に避難時間シミュレーションを一通り行っているが、それ以後の見直しはなく、避難計画の実効性は期待できない。

◎今回の審査書案の了承は申請から7年半もかかっていながら、わざわざこの時期に発表したのは、美浜3号機の再稼働が大きく取り上げられることを見越して目立たなくする意図があったかもしれない。しかし地元の「山陰中央新報」では「合格」を予期して「県都の原発-島根原発」という大きな連載記事を6月初旬から掲載している。 首都圏では閲覧しにくいが一部はネットでも見ることができる。
 https://www.sanin-chuo.co.jp/page/picture-book/20210608_genpatsu.pdf

(3)島根原発3号機(新設)
 こんなものをつくるカネとヒマがあったら他のことに回せ。稼働してトラブルになったら東電株主代表訴訟を起こして必ず損害賠償をしてもらうから、極悪会社=中国電力の役員どもは覚悟しておけよ!

(関連)島根原子力発電所3号機の概要(中国電力 2018.4)
 https://www.genshiryoku.pref.tottori.jp/upload/user/00004005-W8OzKR.pdf
(関連)島根原発3号機の建設状況|中国電力
 https://www.energia.co.jp/atom/atom13.html
(関連)島根県:島根原発3号機に係る最近の動き
 https://www.pref.shimane.lg.jp/bousai_info/bousai/bousai/genshiryoku/doukou3.html
(関連)島根原発3号機 住民ら差し止め提訴へ - ヒロシマ平和メディアセンター
 http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=9473

(関連)震災後初の「新設原発」なるか、島根3号機の内部を取材:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASL9L64FGL9LPLFA00W.html
(関連)再稼働反対 4万人署名 島根原発 - ヒロシマ平和メディアセンター
 http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=6227
(関連)島根原子力発電所3号機の新規制基準適合性審査事前了解申し入れ 抗議声明 - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/7995
(関連)「県都消失」にもなりかねない 中国電力・島根原発再稼働を許さない(党島根県委員会政策委員長(共産党県常任委員) 遠藤秀和)
 https://bit.ly/3Bfy3ev
(関連)(社説)島根原発3号「30キロ圏」が地元だ:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13522087.html

(バカ言っちゃいけない、「30キロ圏」ではなくて、少なくとも「80キロ圏」だ。福島原発事故の時のことを思い出せ!:田中一郎)

◆さよなら島根原発ネットワーク(このサイトの署名をお願いします)
 http://sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/network/


2.上関原発の建設を許さない!
 自然豊かで美しい瀬戸内の海を、祝島の人たちはこれまで命をかけて全力で極悪会社=中国電力の原発建設強行の暴力から守ってきてくださいました。今度は私たちがこれに「恩返し」をする番です。上関・祝島の「鶴の恩返し」ならぬ「ちょぼちょぼ市民の恩返し」です。

(1)(別添PDFファイル)中国電力が新設狙う上関原発に法的不備「地質調査に法的根拠はない」と原子力規制庁(山秋真『週刊金曜日 2021.7.16』)
http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003272.php
ダウンロード - e4b88ae996a2e58e9fe799bae381abe6b395e79a84e4b88de58299e3808ce59cb0e8b3aae8aabfe69fbbe381abe6b395e79a84e6a0b9e68ba0e381afe381aae38184e3808de381a8e8a68fe588b6e5ba81efbc88e5b1b1e7a78be79c9fe3808ee98791e69b9ce697a52021.7.16e3808fefbc89.pdf

(規制委でさえ「法的根拠がない」という埋立工事調査を、中国電力と山口県がグルになって強行しようとしています。山口県は何をしとるのか、という話でしょう、福島原発事故が起きてもまだ気が付かないのか? だったら県知事と一緒に福島の被害現地へ行って自分の目で確かめて来いよ!:田中一郎)

(関連)上関原発建設 反対派が漁船で抗議 中国電、ボーリング準備できず /山口 - 毎日新聞 2021.6.30
 https://mainichi.jp/articles/20210630/ddl/k35/040/319000c
(関連)7-4【緊急オンライン リレートーク】上関原発お断り! 海上ボーリング調査の中止を求める!! - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/39447

(関連)ストップ!上関原発!
 http://stop-kaminoseki.net/
(関連)上関原発問題
 https://www.iwaishima.jp/home/discuss/discuss.htm

(2)キャンペーン:中国電力・上関原発計画はいらない!第6次エネルギー基本計画に原発の新増設を明記させないために。 · Change.org
 https://bit.ly/3kylOUb

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 署名簿第一回提出について。 · Change.org
 https://bit.ly/3hQ8h93

(関連)(メール転送です)祝島島民の会、Change.orgで署名呼びかけ
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 上関原発を建てさせない祝島島民の会が、経済産業省、および資源エネルギー庁にあてて、署名プラットフォーム Change.org を使っての署名集めを始めました。http://chng.it/MfmzrZfytC より署名できます。以下呼びかけ文をコピペします。
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上関原発計画に反対します!原発の新設をわたしたちは望みません。経産省・資源エネルギー庁は、エネルギー基本計画に「原発新増設」を明記せず、脱原発に舵を切ってください。発信者:上関原発を建てさせない祝島島民の会 宛先:経済産業省・資源エネルギー庁

みなさんは現在、国内に原発を新設する計画があることをご存知でしょうか? 山口県の上関町で中国電力によって計画されている上関原発計画です。中国電力・上関原発計画は1982年に計画が持ち上がりましたが、地元の根強い反対運動によって阻まれ建設はいまだ実現されていません。2009年からは建設予定地の田ノ浦での埋め立て作業が強行されようとしていましたが、2011年3.11の原発震災発生を期に計画は凍結されました。しかし、中国電力はそれからも敷地内のボーリング調査や道路・トンネルの整備をすすめ、2019年からは埋め立て予定海域の海上ボーリング調査にも乗り出しました。

それに対し対岸の祝島の漁民は抗議の意を込めて海域に漁船を出して操業、中国電力は結果として準備作業に入れず海上ボーリング調査は手つかずのまま中止となりました。2020年にも同様の経過をたどり、今年も2021.7.7~10.6の3ヶ月間予定地海域の占用許可を申請し、海上ボーリング調査を行なおうとしています。(田ノ浦海域での祝島漁船による出漁は許可漁業・自由漁業にあたり、法的権利に基づく操業です)

○エネルギー基本計画に「原発の新増設」を明記させないで!
 現在、国のエネルギー基本計画には原発の新増設は明記されていません。つまり上関原発計画には政策としての根拠が存在しておらず、それにもかかわらず中国電力は建設の準備作業を着々と進めながら国のゴーサインを待っている状況なのです。

東京電力福島第一原発の破局事故によって国民の意識は脱原発にシフトし、現段階では原発の新増設について明文化できない状況にあり、このことが上関原発建設の再開にブレーキをかけています。2021年現在、国内で維持されている新設計画は上関原発だけです。今年策定される第6次エネルギー基本計画にも新増設の文言を明記させないことで、国内の新規原発建設の芽を摘み、日本の脱原発実現につなげていきたいと考えています。

国内では福島のメルトダウンから10年を過ぎ、悲惨な事故の記憶がうすれ行くのを背景に既存原発の再稼働が進められています。「日本の原発は安心です」という大きな幻想が崩れた今、これ以上未来に禍根を残す存在をながらえさせるべきではないと考えます。

○世界の潮流は脱原発
 ドイツでは福島の事故を受けて脱原発・再生可能エネルギーに舵を切り、2022年には脱原発実現の見通しと言われています。当事者である日本はいったいいつまでこの状況に留まっているつもりなのでしょうか。

○原子力発電は巨大利権
 昨今、国内で起こるさまざまな問題は、決まって利権がからんでいることに気づきます。原発をなくすことは、大きな利権を貪る構造的問題を社会からなくしていくことにもつながると考えます。

○私たちの願いは、原発のないままの海です
 私たちの暮らす祝島は、予定地・田ノ浦からわずか4kmに位置しています。祝島島民の会は1982年以来、39年間にわたって上関原発建設に反対してきました。祝島の島民は人生の長い時間を投げうって原発建設を阻止し、この海を守ってきました。高齢化の進む祝島住民を反対運動から解放し、地域の分断をなくしたいという思いも私たちには強くあります。「原発問題のなかった40年前のような島を取り戻したい」という声を原発白紙撤回によって実現させたいのです。

上関の海は「奇跡の海」と呼ばれるほど透明度が高く、予定地田ノ浦の海域には稀少な生物が多く息づいています。この美しい海を埋め立て、温排水によって生態系を破壊し、周辺住民を事故の危険にさらし、処理できない核廃棄物を生み出す原発を建設することは許されることではありません。私たちは、毎日対岸の田ノ浦を眺めて暮らしています。そして変わらない風景と安心して暮らせる毎日を望んでいます。どうかみなさんの力をお貸しください。上関原発建設計画を阻止するために、第6次エネルギー基本計画に「原発の新増設」を明記しないよう求める署名活動にご協力お願いいたします。

わたしたちは、原発の新増設に反対しています。経済産業省・資源エネルギー庁は国民の意思を汲み、第6次エネルギー基本計画に原発の新増設を明記せず脱原発の実現に努力してください。

呼びかけ:上関原発を建てさせない祝島島民の会
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(3)(メール転送です)たんぽぽ舎MGより
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◆7月14日に中国電力がボーリング調査の新たな論拠を提示
 山口地裁における2014年6月11日審尋調書和解条項を新たな論拠に、7月16日、祝島島民の会清水会長が反論書を中国電力に手渡し、「損失補償のない違法な埋立・調査に対して不作為義務を負うことはない」:連載「権利に基づく闘い」その19
 └──── 熊本一規(明治学院大学名誉教授)

◎中国電力は、7月14日、「調査場所付近におられる皆様へ」と題する文書を祝島漁民に示してきました。同文書には、「平成26年6月、祝島の方々と中国電力は裁判上の和解をしており、中国電力が埋立工事施行区域内で行う地質調査に関して、漁船等の船舶を進入・係留して同調査を妨げないというお約束をしていただいています」として、中国電力と祝島漁民との和解の内容を記した山口地裁2014年6月11日審尋調書が添付されています。同調書には、和解条項として、次のように記されています。

「…2.申立人らと被申立人は、被申立人が、本件公有水面につき、有効な公有水面埋立法による免許に基づき、適法に埋立てに関する工事を再開したときは、申立人らが被申立人に対し、本件仮処分決定主文第1項の不作為義務を負うことを確認する。…」

◎昨年11月~12月には、一週間に一度程度しか田ノ浦海域に来なかったのに、今年7月は2~3日に一度来ていて、不思議に思っていたのですが、中電の張り切りぶりの理由がわかりました。 従来の調査の論拠は2019年12月10日中国電力回答書に示されているもので、2019年12月16日「反論及び質問書」で論破されているのですが、新たな論拠を考えて提示してきたのです。今回の調査自体、新たな論拠を見つけたので企画した可能性もあります。

しかし、7月16日、午前9時15分頃田ノ浦に来るや、早速清水敏保さん(祝島島民の会会長)の船を訪ねてきた笹木中国電力上関事務所副所長にこの文書への反論書を手渡しました(15日は休みでした)。

◎反論書は、簡潔に言えば、適法な埋立・調査のためには、「事業者と民の関係」において損失補償することが必要だが、本件では損失補償がなされておらず、違法な調査である。したがって、祝島漁民が上記不作為義務を負うことはない、というものです。

違法な行為に伴って不作為義務が生じるはずがないことは、常識でもわかることですが、反論書を私のホームページ( http://kumamoto84.net )に掲載した7月3日オンライン学習会でのパワーポイント「上関原発と漁業権」と併せてご覧になれば充分にご理解いただけると思います。

◎反論書を手渡した後、笹木副所長が2回目(10時頃)に清水さんを訪ねた際、「話し合いを持てないか」と言ってきたそうですが、「埋立を中止しない限り、話し合いには応じない」と返答したところ、午後1時頃「内部で弁護士等と打ち合わせるので、当分調査はしない」と言って帰っていったそうです。満点以上の出来でした。

注:中国電力文書「調査場所付近におられる皆様へ」及び反論書もホームページに掲載しています。
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(関連)上関原発計画(山口県):熊本一規のホームページより
 http://www.kumamoto84.sakura.ne.jp/Kaminoseki/Kaminoseki.html
(関連)熊本一規のホームページ
 http://www.kumamoto84.sakura.ne.jp/
草々 

2021年7月17日 (土)

「南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟」で、福島原発事故被害者を踏みにじり、「自己保身・栄達」だけを念頭に置いて書いた判決文を残し、法廷からわずか10秒で逃走した「恥さらし」の東京地裁ヒラメ3匹(裁判官)たち

前略、田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(7.24)オルタナティブな日本をめざして(第62回)「東海第二原発運転差止水戸地裁判決:今後の原発裁判へ向けて」(後藤政志さん・上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ(この日は事務連絡を除いて主催者側からのプレゼンはありません:開始時刻は午後1時30分 ご注意!)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-92f344.html

(その次)(予約必要)(8.25)オルタナティブな日本をめざして(第63回):「福島第1原発の廃炉をどうするか」(筒井哲郎さん:2021年8月25日)- いちろうちゃんのブログ(この日は主催者から最初の1時間で「脱原発ロードマップ(再論その2)」を行います:第1回目は下記を参照)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-c77831.html

(関連)(報告)(7.13)脱原発ロードマップ(再論その1)(「新ちょぼゼミ」):「脱原発」は政治(家)を変えなければ実現不可能=「脱原発」を覚悟を決めてしっかりと進められない立憲主義・立憲野党は、みなニセモノである- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-955dc6.html

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


2.キャンペーン · 広島市長、広島県知事、JOC、日本政府- IOCバッハ会長の広島訪問が中止となるために動いて下さい。 · Change.org
 https://bit.ly/3rdkFTu

(関連)東京五輪は「五輪終」(ご臨終)で結構だ(1):「上級国民」意識のアスリートを持ち上げ、ボランティアを自己責任でこき使い、税金を湯水のごとく使いまくって、スポーツ利権に群がる「五輪貴族」がボロ儲け、挙句は国威発揚で翼賛化- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-531c85.html

(1)【西村康稔】西村大臣は反省ゼロ!今度は“密告奨励制度”も…ゴマスリ、パワハラ気質の悪評だらけ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291960
(2)五輪選手団、急に来日・空港客とタッチ…遮断「不可能」:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP7G677QP7GUTIL01R.html?ref=mor_mail_topix3_6
(3)東京都、酒販業者に誓約要求 支援金条件、提供店と「取引せず」 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210714/k00/00m/040/307000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210715

福島・聖火リレー「復興途上の街並み」ルート幻に 組織委同意せず - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210715/k00/00m/040/129000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210716
(10年たっても福島原発事故の悲惨な状態が続くフクシマは「見せない」「隠して隠す」が「復興五輪」の正体でした。怒りがこみ上げます。:田中一郎)


3.(新刊書)九電本店前に脱原発テントを張って10 年目(青柳行信、音成龍司、栗山次郎:柘植書房新社 2021.7)
 https://drive.google.com/file/d/1-SCQV5L9c62u3vFCCGeMN0FFMV5gLcSV/view


4.『今日ドキッ!報道スペシャル ネアンデルタール人は核の夢を見るか~高レベル放射性廃棄物の行方~』2021年5月29日放送 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=513FNR6tcyw

(寿都町の片岡春雄町長や神恵内村の高橋昌幸村長と、それに従う町村議会議員や経済団体役員たちは、典型的な「原発タカリじじい」どもです。国からカネをもらって自分が生きているうちはおしまい、あとは子どもや孫たちの世代で考えてテキトーにやってくれ、という態度です。そして、その自分勝手な態度を合理化するための屁理屈を、もっともらしくしゃべっているだけのゴミみたいな連中だといっていいいのでしょう。早く撤回しないと既成事実がどんどん積み上がり、やがて誰も近づかない「核のゴミ捨て場」にされてしまう危険性があります。「いつでも撤回できます」は怪しいです。国が言うように「安全」なら、何も北海道の過疎地域に持ってこなくったって、東京の国会議事堂か自民党本部の敷地にでも埋めればいい。核ゴミの地下処分場など、隣接する泊原発とともに、さっさと返上いたしましょう。地域振興は、こうしたこととは真逆の方向で可能です。:田中一郎)


5.リニア新幹線 近況NEWS
(1)リニア工事で注目される自然環境「南アルプスを未来につなぐ会」発足(静岡県)(静岡放送(SBS)2021/7/14(水) )
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fbdaefcb5bdae9c62985036334813e4ab0a1d0a9
(2)「南アルプスを未来につなぐ会」 設立総会開かれる(静岡第一テレビ2021/7/14(水) 20:41)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ff4be6994569b01340d475d6fff361d700c4d2c7

◆リニア新幹線近況(1):各地で水枯れを起こし、有害危険なトンネル残土をばらまき、山々の樹木を伐り倒し、地域住民の生活を無残に破壊して、大深度地下利用法という「違憲」のインチキ法律を盾に居直る悪徳会社=JR東海- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-8f22ec.html


6.「黒い雨」二審も原告全面勝訴〜広島高裁が対象を広げる判断 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 http://www.ourplanet-tv.org/

(国は上告せずに被害者を直ちに救済せよ。ぐずぐずと裁判を続けて原告が死去するのを待ってきたのがこれまでの国の原爆被爆者政策だ。こういう卑劣なことができないような「仕組み」が必要である。「官僚不作為罪」を創設し、適時適切に政策対応しなかった責任者を処罰・処分する法制度を検討いたしましょう。ともかくこの国は、為政者や官僚どもの「不作為」に対する対応が甘すぎます。これではこれからも同様の犠牲者が出続けます。:田中一郎)(例:アスベストが原因の中皮腫被害者も官僚不作為の被害者です、多くの人たちが何十年も前にアスベストの危険性を訴えていました)


7.立憲民主党は御用組合「連合」や国民民主党を「相手にするな」!
 立憲民主党が「市民と野党の共闘」の総大将として全力で取り組まなければいけないのは、有権者・国民からの「信頼の獲得」である。御用組合「連合」やその代理店政党の国民民主党にこだわって、ヘコヘコやっていると、肝心かなめの有権者・国民の信頼を失うぞ、こんな連中はいずれ「歴史のゴミ箱」へ行くのだから、相手にしなくていいのです。しっかりせいよ、立憲民主党!(下記のような報道はマスごみの自公政権への忖度記事の一種と見ておけばいい。選挙の前になると、こういう記事ばかりを書いて野党の足を引っ張りに来るのが今のマスごみ)

(関連)連合、衆院選での3者協定を断念 立憲と国民の共闘不透明に - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210715/k00/00m/010/013000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20210715

(関連)連合挟んで立憲、国民にらみ合い 個別に政策協定 野党共闘に溝 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210715/k00/00m/010/322000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210716

◆来たる衆院選は「消費税5%減税」を共通政策にして闘え!:「消費税5%への減税」案、馬淵澄夫・山本太郎両氏とりまとめ & (5.31)【live】消費税減税研究会シンポジウム- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-5fd4ce.html


8.(メール転送です)西東京市長選挙審査の申立て
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今朝の東京新聞朝刊とIWJの記事です。朝日の朝刊にも載りましたが、そちらはネット上では見られませんので、下記、ご参考までにお送りします。なお、IWJは都選管への審査申し立てのときの動画を無料で公開してくれていました。

*西東京市長選無効 審査申し立て棄却 都選管:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/116796

*「怪文書が届け出さえすれば法定ビラになってしまう!」西東京市長選無効を訴える審査申し立てを都選管は「配布を禁じることができない」と棄却!〜7.14東京都選挙管理委員会審査申し立て 審査裁決の報告記者会見 @iwakamiyasumiより
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494310

*2021.5.24 西東京市長選挙の無効を求めた都選管審査申し立ての意見陳述記者会見~「選挙のやり直しを!」対立候補・平井竜一前逗子市長への違法...
 https://youtu.be/LCSM8SWFyjo
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「『南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟』で、福島原発事故被害者を踏みにじり、「自己保身・栄達」だけを念頭に置いて書いた判決文を残し、法廷からわずか10秒で逃走した「恥さらし」の東京地裁ヒラメ3匹(裁判官)たち」をお送りいたします。福島原発事故関連の裁判で、ロクでもない判決はこれで何件目でしょうか? 日本の司法・裁判所は、もはや社会正義も基本的人権も日本国憲法も守ることができず、ただただ裁判官どもが自己保身・自己栄達だけを念頭に置いて、司法権力を濫用しながら最高裁に尻尾を振り、首相官邸にも忖度しながら、判決文を書くという、どうしようもないほどに下劣な「現代の悪代官所」「ヒラメ目付奉行所」に転落してしまっています。日本の司法・裁判所は、検察・法務省とともに、一度ドラスティックに解体・再建をする必要がありそうです。

まずは、有権者・国民のみなさまには、来たる衆議院選挙の際に行われるであろう「最高裁判事の国民審査」において、その候補者全員に「×××××」をつけていただければと思います。現状では、この「国民審査」は形骸化するように仕組まれており、そのこと自体に対する「NO!」の意味も込めて「×××××」をお願いいたします。みなさまが、この「最高裁判事の国民審査」をこれまでずっとサボってきたおかげで(白紙投票=承認になります)、今や最高裁判事たちは、「加計学園」の元監事就任を含めて、その全員が「アベ友」になってしまっています。これでは日本の司法・裁判所がまともに機能するはずもないのです。まずは私たちが行使できる権利をきちんと行使いたしましょう。裁判なんて、オレにはカンケーネー、などと思っていたらひどい目にあいますよ。

 <別添PDFファイル>
(1)南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟 今までの裁判の流れ(2021年7月12日)
ダウンロード - e58d97e79bb8e9a6ace383bbe981bfe99ba320e3839fe383aae382b7e383bce38399e383abe38388e59fbae6ba96e692a4e59b9ee8a8b4e8a89f20e4bb8ae381bee381a7e381aee8a381e588a4e381aee6b581e3828cefbc887e69c8812e697a5efbc89.pdf
(2)南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟 判決期日について(2021年7月12日)
ダウンロード - e58d97e79bb8e9a6ace383bbe981bfe99ba320e3839fe383aae382b7e383bce38399e383abe38388e59fbae6ba96e692a4e59b9ee8a8b4e8a89f20e588a4e6b1bae69c9fe697a5e381abe381a4e38184e381a6efbc887e69c8812e697a5efbc89.pdf


1.(メール転送です)【不当判決!】 司法は判断を逃げた! 20ミリの不当性も、解除の違法性も、主要論点はすべてスルー!!
 http://minamisouma.blogspot.com/2021/07/20.html

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みなさま、支援の会の事務局です。

この国の司法のあり方に打ちのめされる判決となりました。憤りを禁じえません。わずか12秒。主文を読み上げるだけで逃げるように退室した鎌野真敬裁判長は、6年間も闘い続け、5時間もの道のりを18回も通った原告の顔を直視した上で、判決理由を述べることができなかったのでしょう。司法は、20ミリシーベルトの不当性についても、解除の違法性についても判断を逃げたといえるでしょう。腐りきっています。

東京地裁の鎌野真敬裁判長は、特定避難勧奨地点の指定解除について「年間の被ばく線量が20ミリシーベルトの基準を下回ることが確実だという情報を提供するもので、帰還を強制したとはいえない」として、取り消す対象にはならないと判断し、住民側の訴えを退けました。特定避難勧奨地点の指定にも解除にも処分性(行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為)はないとし、「単なる情報提供」としたのです。また、解除にあたって、原告たちが被った不利益もないとしました。許しがたい判決です。

被告である国がこの主張をしたときも驚きましたが、まさかそんなわけのわからない主張は通らないと思っていました。司法はそれをそのままなぞった判決を出したました。以下のような主要論点はすべてスルーしたといえます。

・解除に伴い、一定期間後ではあったが、避難勧奨に伴う公的な支援がすべて打ち切られたこと。とりわけ、住宅提供が打ち切られ、住民は帰還を余儀なくされたこと。

・ICRPが勧告している公衆の被ばく限度としての年1ミリシーベルトを反映して現在の国の被ばく防護の規制は構築されていること(例:原発の敷地境界線上のti年1ミリシーベルトを守る義務を事業者にかしていることなど)

・ICRP勧告では、事故後の現存時被ばく状況を1~20ミリシーベルトとして、その下方から参考レベルを選び、それを1ミリシーベルトに向けて下げるべきとしている。実際は、避難指示の指定も解除も20ミリシーベルトであり、ICRP勧告ですら守られなかったこと

・ICRP勧告や原子力安全委員会の文書、原子力災害対策本部の避難指示解除の用件で求められていた「住民との協議」がまったく行われず、住民の反対を無視して解除されたこと

・解除の空間線量率(3.8マイクロシーベルト/時)の計算式は、屋内を屋外の0.4であるとして計算されているが、実際には屋内屋外の差は平均0.7くらいで、実際は屋内の方が屋外よりも高い例もあったこと

◆こちら判決および判決要旨です。
 http://minamisouma.blogspot.com/p/blog-page_89.html

本当に何のために司法が存在するのか絶望的な気持になります。しかし、国のあまりといえばあまりな20ミリシーベルト基準に、真っ向から立ち向かった原告のみなさんの勇気は決して無駄になったわけではありません。この裁判で多くのことが明らかになりました。心から感謝したいと思います。

※南相馬避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟とは2014年12月、政府は、南相馬市の特定避難勧奨地点について、年間積算被ばく線量が20ミリシーベルトを下回ることが確実になったとしてすべて解除し、その後順次支援策や賠償を打ち切りました。

これに対して、地点に指定されていた世帯や近隣の世帯合計808名が、解除の取消しなどを求めて、2015年4月および6月に、国(原子力災害対策現地本部長)を相手取って提訴しました。裁判では、年間20ミリシーベルトという基準による特定避難勧奨地点の解除の是非が争われました。原告は、年間20ミリシーベルト基準での特定避難勧奨地点の解除は、次の3点から違法であると主張し、その取消し等を求めています。

1)公衆の被ばく限度が年間1ミリシーベルトを超えないことを確保するべき国の義務に反する。

2)政府が放射線防護の基準として採用している国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告に反する。

3)政府が事前に定めた解除の手続(新たな防護措置の実施計画の策定、住民等の意思決定への関与体制の確保)を経ることがないまま解除を強行した。

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南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会
事務局:国際環境NGO FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
TEL: 03-6909-5983  / FAX: 03-6909-5986
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会- 弁護団より
 https://minamisouma.blogspot.com/p/blog-page_89.html
(判決要旨、判決文はこちらからご覧ください。)

◆南相馬避難20ミリシーベルト撤回訴訟支援の会のブログはこちらからご覧ください。
 https://minamisouma.blogspot.com/

◆南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会- 20ミリ基準撤回訴訟とは?
 http://minamisouma.blogspot.com/p/20.html


2.南相馬「特定避難勧奨地点」解除の取り消し認めず〜 東京地裁 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2579

(関連)南相馬「特定避難勧奨地点」解除の取り消し認めず〜 東京地裁 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=YlVGM6MHSgE


3.<不当判決>南相馬20ミリ基準による避難地点解除の違法性を問う裁判 - ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
 http://chikurin.org/wp/?p=6169

(メール転送です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みなさまへ

昨日、東京地裁(鎌野真敬裁判長)は、南相馬の特定避難勧奨地点の指定解除について「年間の被ばく線量が20ミリシーベルトの基準を下回ることが確実だという情報を提供するもので、帰還を強制したとはいえない」として、取り消す対象にはならないと判断し、住民側の訴えを退けました。怒りを禁じえません。

国側が、解除に処分性はないとの主張をしてくるであろうことは最初から想定されていたと思いますが、はじめて「単なる情報提供にすぎない」と言ったときには耳を疑いました。情報提供だからICRP勧告もそれにもとづく原子力安全委員会の助言も何も関係ないというのです。

裁判でこのことが議論になっていたとき、いくら何でもそれはないでしょうという感じで、弁護団だけでなく裁判所も国側を問いただしていたと思います。そのときの裁判長は交代してしまいました。

一番問題だと感じたのは、避難地点の解除により、一定の期間後に賠償が打ち切られ、自主避難扱いになったことによりのちに応急仮設住宅の提供が打ち切られ、兵糧攻めと住宅を取り上げられる形で帰還が事実上強要された実態をまったく無視したことです。判決には、解除したあと直ちに打ち切られたわけではないので関係ないとしか書いていません。

国連人権委員会のアナンドグローバーさんは「1ミリシーベルト以上の地域への帰還を強要してはならない」と勧告していました。判決はこれも頭ごなしに否定するものだと思います。
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草々 

2021年7月15日 (木)

(報告)(7.13)脱原発ロードマップ(再論その1)(「新ちょぼゼミ」):「脱原発」は政治(家)を変えなければ実現不可能=「脱原発」を覚悟を決めてしっかりと進められない立憲主義・立憲野党は、みなニセモノである

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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去る2021年7月13日、水道橋のたんぽぽ舎において「脱原発ロードマップ(再論その1)(「新ちょぼゼミ」)」を開催いたしました。以下、当日のレジメや録画を添付して簡単にご報告申し上げます。

福島第一原発事故から今年で早10年となります。しかし、あれだけの大災害・人災となり、数えきれないほどの人々が故郷を奪われ、土地も家も仕事も地域コミュニティも奪われ、無用の大量被ばくをさせられ、悲しみと苦悩と経済苦のどん底に陥れられているにもかかわらず、今日の自公政治=つまりはアベスガ政権は、原発事故被害者を無慈悲にも切り捨てながら、信じがたいことに原発や核燃料サイクルに今もしがみついて、これを何とか維持しようと画策しています。これにとどめを刺し、日本を晴れて脱原発の健全で健康で安全で豊かな国にするためには、こうした許しがたい反国民的な政治を行う政治家どもを大きく入れ替えて、新しい「オルタナティブな日本」を建設していく、良識と良心と知恵を備えた政治(家)を育てていくしかありません。

つまり脱原発は政治(家)を変えなければ実現できないプログラムだということです。しかし、その歴史的使命を背負い、全力で脱原発と新しい日本の建設にまい進してくれるかと思っていた「立憲野党」の中に、どうもそうではない、単に「脱原発」を自分たちが政権をとるための手段として政治利用するヤカラが、またぞろ出始めているような様子です(脱原発=「立憲主義」の根拠は、原発があらゆる基本的人権を踏みにじるものであり、また、現代の社会悪を様々な形で満載させているビジネスであることから、これを取り除くことがそのまま憲法を生かすことにつながるからなのです)。

しかし、メールの表題にも書きましたように、「「脱原発」を覚悟を決めてしっかりと進められない立憲主義・立憲野党は、みなニセモノである」ということです。私たちは、羊頭狗肉の「立憲主義」に騙されないようにしなければなりません。今回から複数回に分けて「脱原発ロードマップ」=つまり脱原発のための具体的な方策を、一種の「ベンチマーク」(比較対象とする標準型)として提案していきますが、しかし、こうしたものは「政治を変えないと実現できないのだ」ということを、日本の脱原発運動も市民運動・社会運動も、肝に銘じて、その行動を展開していかなければなりません。そして、その脱原発運動=市民運動・社会運動が政治家たちの先頭に立って、政治家たちを具体策で提案し誘導し、あるべき政治・政策の方向を示すことで、その政治家たちの覚悟を決めさせていく、そういう役割を積極的に担うべきではないかというのが私の思いでもあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

◆(当日録画)脱原発ロードマップ(再論その1)(田中一郎)
 
https://www.youtube.com/watch?v=PvqC63RxN-E
 https://www.youtube.com/watch?v=PvqC63RxN-E

(分割版録画)
(1)https://www.youtube.com/watch?v=EhjZHYzopD4
(2)https://www.youtube.com/watch?v=gI-Bl3W0qos
(3)https://www.youtube.com/watch?v=83UW5l5jhWQ
(4)https://www.youtube.com/watch?v=mxpMWHCc3YI
(5)https://www.youtube.com/watch?v=Mao0-3hUJMg

(別添PDFファイル)脱原発ロードマップ(再)(田中一郎「新ちょぼゼミ」レジメ:2021年7月13日)
ダウンロード - e884b1e58e9fe799bae383ade383bce38389e3839ee38383e38397efbc88e5868defbc89efbc88e794b0e4b8ade4b880e9838ee3808ce696b0e381a1e38287e381bce382bce3839fe3808de383ace382b8e383a1efbc9a2021e5b9b47e69c8813e697a5efbc89.pdf

(7/13当日の私の話の中で「2(3)原発・核燃料サイクルへのあらゆる公的支援を廃止」のところで、原子力損害賠償法と原発事故損害保険のことに言及をしておりません。これにつきましては第2回目で詳しくお話ししたいと考えております。下記は少し前の関連する「新ちょぼゼミ」報告です)

(関連)(報告)オルタナティブな日本をめざして(第23回):「これでいいのか!? 原子力損害賠償法」(福島原発事故の教訓から)(竹村英明さん)(2019年1月30日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/23-2019130-d8a3.html


 <関連資料:別添PDFファイル>
(1)立憲民主党代表 枝野幸男氏への公開質問状(原自連 2021年6月14日)
 https://genjiren.com/2021/06/17/ml_magazine69/
(2)「原発建て替え」盛らず エネ基本計画、脱炭素不透明に(日経 2021.6.30)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0176A0R00C21A6000000/
(3)特集ワイド 野党共闘 頂上見える? 仲介役山口二郎・法政大教授に聞く(毎日 2021.6.2夕)
 https://mainichi.jp/articles/20210602/dde/012/010/015000c
(4)原発廃炉と賠償費 電気代に上乗せ、消費者から広く薄く、託送料金「過去分を徴収」と暴論(東京 2021.7.11)
ダウンロード - e58e9fe799bae5bb83e78289e381a8e8b3a0e5849fe8b2bb20e99bbbe6b097e4bba3e381abe4b88ae4b997e3819be38081e8a897e98081e69699e98791e3808ce9818ee58ebbe58886e38292e5beb4e58f8ee3808defbc88e69db1e4baac207.11efbc89.pdf

 <関連サイト>
(1)原発ゼロ基本法案 - 原自連公式サイト
 https://genjiren.com/category/documents/basiclaw/
(2)「原発をやめるのは簡単じゃない」枝野氏に聞く|【西日本新聞me】
 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/692686/
(3)枝野氏「政権とったら原発ゼロ法案作らない」 課題強調:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP436WQYP43UTFK009.html
(4)原自連公式サイト - 原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟
 https://genjiren.com/

オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html


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(追)当日の最初にご案内した関連の資料

(1)認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね - トップページ
 https://tarachineiwaki.org/

(2)測定結果 - 認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね
 https://tarachineiwaki.org/radiation/result

(3)たらちねへのご寄付 - 認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね
 https://tarachineiwaki.org/donation

(4)(別添PDFファイル)被曝後の世界を生きるために、福島・市民測定の10年(鈴木薫『世界 2021.4』)
 https://bit.ly/3y9gudJ

(5)ストロンチウム90はどうやって測っているの? 絵本『たらちね ストロンチウム90測定の巻』が完成しました【認定NPOいわき放射能市民測定室たらちね】一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト
 https://www.actbeyondtrust.org/report/4986/
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草々

2021年7月12日 (月)

開催費用は7340億円から3兆円超へ:カネ(税金)の使い方が示す東京オリンピックの正体=お人好しでオバカの国民をだまして「小さく生んで大きく育てる」ダム建設と同じのスポーツ興業バカ騒ぎ(電通の笑いが止まらない?)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(別添PDFファイル)(チラシ)(7.16,8.20,9.17)(新)原発いらない金曜行動(新キンカン)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc887.162c8.202c9.17efbc89efbc88e696b0efbc89e58e9fe799bae38184e38289e381aae38184e98791e69b9ce8a18ce58b95.pdf

◎2021年 夏~秋の開催日 【毎月第三金曜日】
 7月16日(金)、8月20日(金)、9月17日(金)、いずれも18時30分~19時45分
◎場所:首相官邸前
 交通:丸の内線・千代田線「国会議事堂前」、南北線「永田町」、銀座線「溜池山王」
◎発言:鎌田 慧さん+市民の3分スピーチリレー…ほか

◎第二回=7月16日(金)「原発いらない金曜行動」にご参加を!
 フクシマは終っていない 放射能汚染水を海に流すな! 全ての原発を廃炉にしよう! 第6次「エネルギー基本計画」で原発ゼロ実現を、老朽原発・美浜3号再稼働糾弾、東海第二原発の再稼働を断念せよ、原発ゼロ法案を審議せよ 原発も核兵器も要らない

反原発の声を上げることの重要性がますます強まっています。そこで私たちは、政府に原発ゼロの実現を迫る新たな「場」をつくろうと話し合い、毎月第三金曜日、首相官邸前をその「場」に設定、去る6月18日(第3金曜日)に第一回を開催したところ、おかげさまで450名にご参加いただき成功させることができました。第二回目=7月16日(金)もさらに多くのみなさんの参加で、反原発の声を広げ、全国の仲間たちと連帯して「原発いらない」を訴え続けましょう。お待ちしております。

★手作りプラカードや、スピーチも大歓迎です。
★コロナ対策、よろしくお願いします。

・「原発いらない金曜行動」賛 同 人  67名
・「原発いらない金曜行動」賛同団体  22団体 7月2日現在
  引き続き、賛同人・賛同団体を募集しています。

主催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

(関連)20210618 UPLAN 原発いらない金曜行動 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=4RQBgQkXIqY


2.(お詫び&ご連絡)7/13「マスコミが絶対に伝えない 新型コロナワクチンの「危険性」」(岡田幹治さん)は延期いたします=他方、「脱原発ロードマップ(再論その1)」(主催者)は予定通り実施いたします(参加費無料)

多くの皆様にご予約をいただいておりました7/13(火)の講演「マスコミが絶対に伝えない 新型コロナワクチンの「危険性」」(岡田幹治さん)は、岡田幹治さんの緊急事情により延期いたします。みなさまには深くお詫び申し上げます。

なお、延期後の日程につきましては、後日ご連絡申し上げます(予約は改めてしていただくことになります)。また、当日の「新ちょぼゼミ」は下記の通り予定通り開催いたしますので、ご来場の皆様には、岡田幹治さん作成のレジメを無料で差し上げます。

また、もう一つの講演「脱原発ロードマップ(再論その1)」(主催者)は予定通り実施いたします。参加費は無料といたしますので、ご関心のある方はご参加ください。来る衆議院選挙での判断材料の1つにしていただければ幸いです。

従いまして、開始予定時刻は午後6時で変わりませんが、終了時刻は午後8時ごろに早まる予定でおります。よろしくお願い申し上げます。


3.サンマデモクラシー - 作品情報 - 映画.com(予告編見れます)
 https://eiga.com/movie/95126/

(関連)(別添PDFファイル)沖縄 民主主義求めた映画、「サンマ裁判」おばあの闘い(東京 2021.7.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/115915

(昔はサンマで、今はサンゴ、そして日本の司法・裁判所は相も変らぬアメリカの「金魚のフン」)

(関連)「沖縄の声を聞け!」辺野古サンゴ訴訟判決に抗議 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 http://ourplanet-tv.org/?q=node/2578
(関連)【辺野古】「木を見て森を見ず」の判決 辺野古基地サンゴ訴訟最高裁、県敗訴を受けて|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291627
(関連)沖縄 辺野古サンゴ移植訴訟 沖縄県敗訴も裁判官2人は反対意見 - 基地問題 - NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210706/k10013122781000.html?utm_int=news-new_contents_latest_001


4.土砂崩れの9割は林業が原因 政府が誘発する皆伐を推奨
 https://bit.ly/3wwW2lJ

(関連)日本の森林・林業政策のどこがおかしいのか=森林を木材生産畑としか見ない産業至上主義が「人工単一樹種針葉樹単層林」という貧相な生態系森林を「拡大造林」と称して造り続けたところに根本問題がある- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-c69e.html

(関連)(別添PDFファイル)土石流リスクの渓流、全国18万カ所 防災対策に限界(日経 2021.7.10)
 https://headtopics.com/jp/223033070727969503378-20861326


5.横浜市長選、候補者乱立の様相 8人表明、最多確実 告示まで1カ月 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20210708/k00/00m/010/272000c

(関連)横浜市長選 自民市連は自主投票 小此木氏支援で一本化できず - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210711/k00/00m/010/127000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210712

(関連)田中康夫氏、16年維新から参院選出馬は「黒歴史」 横浜市長選へ出馬表明(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e3ac945d3cd608036c5d9d1be3aeadf893a9b76a

(関連)現職林文子氏が4選出馬へ IR推進 地元経済人が支援 横浜市長選-カナロコ 神奈川新聞
 https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-567387.html

(林文子がまた「カジノ推進」を掲げて市長選に出てくるって!? どういう神経をしているのかしら!? 横浜市民はみなバカだ、とでも思っているのかもしれません。報道では「思案中」とは言うとるらしいけれど、こいつの「思案中」はアテにならないことは実証済みです。ともあれ昔の横浜はもっと「まとも」でしたけどネ。この各候補者の立候補の仕方一つ見ても支離滅裂です。横浜ドンキホーテより)


6.権力を握る政治を変えなきゃ基本は変わらないし、政治を変えるには、今の政治家を入れ替えなければいけない、当たり前でしょ!

 みなさま、原発・核燃料サイクル施設の再びの過酷事故が目前に迫っています。何故なら、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が機能していないからです。このままでは日本は原発の大事故で放射能汚染地獄に落ち、永久に被ばくまみれの国になって滅亡します。原発過酷事故再発は、おそらく際限のない円安を伴い(つまり食料も買えないようなひどい輸入インフレが襲う)、泣きっ面にハチのひどいことになるように思われます。原子力ムラとその代理店勢力に対する「最終戦争」が本格化しています。彼らに殺されるか、彼らを社会的に葬り去るかの2つに1つの戦いです。

妥協の余地などなく、話し合いなどでも解決いたしません。一刻も早く、今の自民・公明・維新・国民の政治家どもを政治の世界から追い払って、オルタナティブな日本を目指すホンモノの政治に転換しなければなりません。来る衆議院選挙で「生き残り」のための投票行動をいたしましょう。これは誰かが変えてくれるものではなくて、私たち1人1人が投票行動で変えていくしかないのです。目先のことだけを念頭にしての甘い考えは禁物です。なお、脱原発の具体策については、来たる7/13の「新ちょぼゼミ」以降、複数回に分けて丁寧にご説明していきます。乞うご期待です。

(1) れいわ・山本太郎代表 都議選の自民、都民ファの競り合いに「ただの茶番」「お仲間、一族でしょ」(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/eb1a3befb75e3a616f1bd0f0b3a906f200227468
(2)【山口那津男】公明党・山口代表ついに“菅切り”か 都議選惨敗の自民に強気と危機感が交錯|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291595
(3)【自民党】自民党ベテラン議員続々引退も…後継は世襲だらけの“出来レース”でウンザリ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291646
(4)【小池百合子】都ファ31議席獲得で小池知事は高笑い 奇手“寝たふり作戦”の全内幕と今後の政局|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291478
(5)【菅義偉】菅首相では「選挙の顔にならない」と示した都議会議員選挙|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291597
(6)国民はうんざり 菅首相のニュース7占拠 NHK忖度報道で接触率半減!鈴木祐司Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/suzukiyuji/20210710-00247258/
(7)立憲と共産、都議選の共闘で成果「1対1にすれば、票が来る可能性」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/732e261082603f8c1edbe665ff0c673acfc543a0
(8)立民・安住氏、連合東京より共産が「リアルパワー」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a64dba331a41e9082187ce0bcfb476587ffc0028
(9)立憲・安住氏の「リアルパワー」発言に国民民主反発 共産の反応は - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210708/k00/00m/010/025000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20210708
(10)共産との都議選共闘 立憲内に手応え、連合警戒も「リアルパワー」 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210706/k00/00m/010/314000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210708

◆(別添PDFファイル)「子飼い」の財務事務次官(前川喜平 東京 2021.7.11)
ダウンロード - e3808ce5ad90e9a3bce38184e3808de381aee8b2a1e58b99e4ba8be58b99e6aca1e5ae98efbc88e5898de5b79de5969ce5b9b320e69db1e4baac202021.7.11efbc89.pdf

 こういう人事をするから霞が関の官僚組織が機能不全に陥り、政治や行政の私物化を伴いつつ、日本を破壊する方向で知恵を働かせるようになるのです。官僚組織に対してだけバッシングをするのは、もうやめないといけません。そんなものは自民党が官僚組織に「おんぶに抱っこ」されていた昔の話です。今はゴロツキ・ガラクタの世襲議員どもによるサイテーの「政治主導」により、政治や行政がぐちゃぐちゃにされているのです。

臭いにおいは元から立たなきゃダメ、なのです。諸悪の根源は今の自公政治であり、アベスガ政権であり、権力を握る政治家どもです。下記はその一例です。ちなみに、この西村康稔とかいう政治家は、少し前に西日本豪雨で苦しむ人々をそっちのけで自民党ゴロツキ・ガラクタ議員どもが大宴会を「赤坂自民亭」で開催した時に、記念写真を撮ってネットに貼り付けてド顰蹙を買った男です。要するに、こんな奴に選挙で投票すんな! ということなのです。

(関連)「西村大臣を飲食店 “出禁” に!」発言撤回後も止まらぬ怒りの声SmartFLASH Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/262ae7ea2216a967ddd4cd2ca0e3a472b824facb

(関連)【西村康稔】居酒屋締め付け発言の西村大臣 耐えがたい軽さと舌先三寸|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291796
 (無料会員登録をしておけば見ることができます:日刊ゲンダイの定期購読をお勧めします)

(関連)豪雨前の「赤坂自民亭」写真投稿を陳謝 西村官房副長官:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASL7C55XJL7CUTFK00N.html
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毎日毎日、オリンピックと「新型コロナ」の話ばかり聞かされ見せられて、うんざりしています。この国には、もっと重要なことがたくさんあるのに、そんなことはどうでもいいかの如く、毎日毎日、これでもか、これでもか、と、くだらない情報の洪水がマスごみをゴミだらけにしています。どうせ再びの東京オリンピックなんぞ、石原慎太郎元東京都知事がやりはじめたことだから、ロクなことにはならないだろうと思っていたが、案の定である。もういい加減にさらせ~! と怒鳴りたい気持ちを抑えて、今回はこの東京オリンピックの正体を赤裸々に表す「カネの問題」を若干取り上げます。

(関連)オリンピック・マネー 誰も知らない東京五輪の裏側-後藤逸郎/著(文春新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034059987&Action_id=121&Sza_id=C0

この国には、まだオリンピックが「スポーツと平和の祭典」だなどと思い込んで、日の丸の旗を振るお人好しでオバカの有権者・国民が少なからずいるようですが、もういい加減に目を覚ました方がいいでしょう。この「金儲けのための利権興業」が、平和やスポーツ振興とは何の関係もないことは既に明らかになっています。

(関連)失敗から学ばない者は、必ず同じ過ちを繰り返すー伊丹万作「戦争責任者の問題」小倉正司@Tadashi|note
 https://note.com/tadashiogura1178/n/nb9bc8ed3269e

(「だまされたといえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘違いしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。

しかも、だまされるもの必ずしも正しくないことを指摘するにとどまらず、私はさらに進んで「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」ことを主張したいのである。」=この著作から数十年が経過していますが、この国の有権者・国民は依然として「騙される民」に留まっているのでしょうか?)

いわゆるアスリート・ファーストなどというのも大ウソで、アスリートという「スポーツ人形」に「上級国民」意識を植え付けて、それを背後から「黒子」(オリンピック貴族とスポーツ利権集団と広告代理店=電通)があやつるトンデモ茶番劇なのです。ボランティアなどという「目出度い人間」たちもいますが、彼らは今や「愚かなる操り人形の下僕」として、全世界へ向けて恥をさらしているようなものです。(但し、雇われ先の社長や幹部に命令されて、やむなくボランティアに出てきている不幸な方々は除きます=そういう方々は、匿名でその具体的な有様を告発してください)

以下、「オリンピックとカネ」問題で若干の情報をお届けします。簡単にまとめれば、メールの表題にも書きましたように「開催費用は7340億円から3兆円超へ:カネ(税金)の使い方が示す東京オリンピックの正体=お人好しでオバカの国民をだまして「小さく生んで大きく育てる」ダム建設と同じのスポーツ興業バカ騒ぎ(電通の笑いが止まらない)」となります。バッハ、電通、森喜朗元総理、諸悪のトライアングルです。


 <別添PDFファイル>
(1)2021東京オリンピック中止申立書 北海道知事 鈴木直道殿(中止市民連 2021.6.7)
(2)緊急宣言と「無観客」経済打撃、中小 五輪どころじゃない「開催のお金 支援に回して」(東京 2021.7.10)
(3)実感無視で突き進む「安全・安心」五輪 医療現場の葛藤に耳を傾けて(朝日 2021.7.7夕刊)
(4)成田で検査結果前に入国手続き 五輪選手ら、運用変更(東京 2021.7.8)
(5)猛暑×コロナ×芽鱗、政府が強いる三重苦、野外競技 激しい体力消耗(東京 2021.7.7)
(6)無理筋五輪に心折れた(イントロ部分)(本田・薄井『週刊金曜日 2021.7.9』)


1.(必見)報道特集:内部告発=このカネ(税金)の使い方を見よ!
 呆れた話である。IOC=オリンピック貴族どもや海外スポーツ利権団体の人間たちが好き勝手を言ってカネを湯水のように使い、(請求書)ツケ回しは東京都と日本政府へどうぞ、という態度のようです。そこに広告代理店(=電通?)が絡んでピンハネをし、笑いが止まらないボロ儲けをしていると内部告発されています。このデタラメな運営のあり方こそが東京オリンピックの「赤裸々な正体」を現しているのです。こんなものが「平和の祭典」ですか? 「スポーツの祭典」ですか? ざけんじゃねーぞ、という話でしょ!? 国会で追及の上、経費支出を決めた幹部たちを背任容疑で刑事告発し、かつ損害賠償請求の提訴をさせるべきです。(VTRはお早めにご覧ください)

◆報道特集 2021/7/10 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」-無料で動画見放題
 https://tver.jp/corner/f0078535

◆独自:組織委現役職員が証言 2021/06/13【報道特集】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ktEOpplDS-4

(関連)報道特集 - TBSテレビ(VTR)
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/
(2週間遅れで「報道特集」の録画が見れます)


2.「バッハッハ」ぼったくり男爵バッハIOC会長の笑い声が聞こえてくる
 この野郎は1泊300万円の部屋に4万円の負担で宿泊できるんだそうだ。バッハ以外のオリンピック貴族たちはどうなのか? また、日本の組織委幹部も破格の「報酬」を得ていると書いてある。♪タカレ、タカレ、この指、タカレ、同じタカリなら、タカラなきゃ損損♪(東京五輪タカリ音頭)。「どれだけ感染拡大してもIOCや組織委側が「中止」を言い出さないわけである」(下記記事より)。

(1)IOC幹部の特権 1泊300万円の宿に4万円で宿泊、差額は組織委が負担(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7dedcc43442d7dcdae859627838a167bc68e2a9d

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)「The Okura Tokyo」には、国内最高額とされる1泊300万円のスイート(720平米)があるが、IOC側の負担額の上限はどんな部屋でも1泊400ドル(約4万4000円)までと定められ、差額は組織委が負担する。さらに今年4月28日に開かれた政府と組織委、東京都の五輪コロナ対策調整会議で、感染防止のために大会関係者と選手の移動は「新幹線一両貸し切り」「航空機はチャーター」などと決められた。バッハ会長が「ぼったくり男爵」(米国ワシントン・ポスト紙)と報じられるはずである。

日本の組織委幹部の待遇も破格だ。東京五輪は開催しても中止しても大きな赤字が出ることが予想され、最終的には税金で穴埋めすることになるが、常勤役員報酬の最高額は月額200万円で、別に交通費、通勤費、旅費(宿泊費含む)、手数料等の経費が支給されると定められている。経費の見直しが行なわれても役員報酬は減らされていない。どれだけ感染拡大してもIOCや組織委側が「中止」を言い出さないわけである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(2)IOCバッハ会長の「The Okura Tokyo」 300万円スウィートルーム画像! 「お・も・て・な・し」はいくら - Your Magazine
 https://your-magazine.net/ioc-tokyo-olympics-hotel/
(3)バッハ会長のホテルはどこ? ホテルオークラ東京の1泊300万円の部屋に滞在? M's web café
 https://happymackeyblog.com/thomas-bach-hotel/
(4)IOCにナメられる日本人 五輪が炙り出す「NOと言えない国」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/481.html?c21%20-%20c21


3.特集:2021都議選&「これでも五輪をやるのか」|週刊金曜日公式サイト
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003268.php

(関連)(別添PDFファイル)無理筋五輪に心折れた(イントロ部分)(本田・薄井『週刊金曜日 2021.7.9』)
ダウンロード - e784a1e79086e7ad8be4ba94e8bcaae381abe5bf83e68a98e3828ce3819fefbc88e382a4e383b3e38388e383ade983a8e58886efbc89efbc88e69cace794b0e383bbe89684e4ba95e3808ee98791e69b9ce697a5202021.7.9e3808fefbc89.pdf


4.東京五輪開催に不満の声「感染拡大しても誰も責任取らない」「国民が普通の生活取り戻すほうが先」Yahoo! JAPAN
 https://article.yahoo.co.jp/detail/8a69092225ca0bb9641db94a4183519377ce2e98

(関連)(別添PDFファイル)緊急宣言と「無観客」経済打撃、中小 五輪どころじゃない「開催のお金 支援に回して」(東京 2021.7.10)
ダウンロード - e4b8ade5b08f20e4ba94e8bcaae381a9e38193e3828de38198e38283e381aae38184e3808ce9968be582ace381aee3818ae9879120e694afe68fb4e381abe59b9ee38197e381a6e3808defbc88e69db1e4baacefbc89.pdf

(関連)経産官僚給付金詐欺と”不備ループ”問題【報道特集】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=IhEHsa3K6tk

(「経産官僚給付金詐欺」以上にひどい「一時支援金」の給付実務の実態が内部告発されているところをご覧ください。そして、IOC関係者や組織委など、オリンピック・ボッタクリ集団が受けている特別扱いとの比較をしていただきたいと思います。「上級国民・上級外賓」VS「下級国民・下民」=これが今のアベスガ自公政権の本音です。担当大臣の梶山弘志経産相がVTRの中で記者会見をしていますが、全く現場を見ていない・見ようともしていないで、アホ丸出しの答弁をしています。有権者・国民が、自民党・公明党の政治家どもに選挙で投票をするということは、こういうやつらを当選させて、こういう結果を招いているのだ、ということを明々白々に認識するのに最適のVTRと言えるでしょう。:田中一郎)


5.(別添PDFファイル)2021東京オリンピック中止申立書 北海道知事 鈴木直道殿(中止市民連 2021.6.7)
ダウンロード - 2021e69db1e4baace382aae383aae383b3e38394e38383e382afe4b8ade6ada2e794b3e7ab8be69bb820e58c97e6b5b7e98193e79fa5e4ba8b20e988b4e69ca8e79bb4e98193e6aebfefbc88e4b8ade6ada2e5b882e6b091e980a3efbc89.pdf

(関連)(別添PDFファイル)実感無視で突き進む「安全・安心」五輪 医療現場の葛藤に耳を傾けて(朝日 2021.7.7夕刊)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14964250.html

(関連)(別添PDFファイル)成田で検査結果前に入国手続き 五輪選手ら、運用変更(東京 2021.7.8)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/115140

(今週号の『週刊金曜日』(2021.7.9)に「新型コロナ 日韓の水際対策を比較(吉方べき)」という「体験記事」が出ています。先進国の韓国に対して、後進国ニッポンの情けなくもスカスカの入国管理の実態がレポートされています。併せてご覧ください。これでは海外から「新型コロナ」の変異株はどんどん入ってきて、「変異ウィルス万国博覧会」のようになるでしょう。何をやっとるのか!? という話です:田中一郎)


6.(別添PDFファイル)猛暑×コロナ×芽鱗、政府が強いる三重苦、野外競技 激しい体力消耗(東京 2021.7.7)

(関連)【東京五輪】すでに陽性者12人…五輪選手村が“バイオハザード”ヴィレッジ化の懸念|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291566
(関連)五輪選手の感染リスクは? 東京「過去に例がない状況」東京オリンピック:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP6C6QZ9P6CULBJ003.html

(関連)【東京五輪】東京五輪「途中中止」の現実味…宣言発令、無観客でも強引開催が招く医療崩壊へのカウントダウン|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/291640

(これだけ有権者・国民が開催を反対しているのに、大会に出てきて三密(密集、密接、密閉)状態で競技をして「新型コロナ」に感染するのは、アスリートの自業自得だけれど、その結果、医者に診てもらって治療を受けられるのは、一般国民が全員、入院・治療を受けてからになると思っておいていただかないと困るのよね。あなたたちは一般国民に優先して医療・治療が受けられる「上級国民」ではないのだから。わかっとるのかな?:田中一郎)


7.「復興五輪、結局何だった」一転無観客の福島、落胆と納得(毎日新聞)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0cf782bd17da1967533d695e06d2d1071f7d3eb3

(関連)「復興五輪の意義、見いだせない」福島も無観客、現地しらけムード - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210710/k00/00m/050/272000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210711

(「復興五輪」って、結局何だったの?=「方便」だったの。「ある阿呆の一生=安部晋三」)


8.その他 関連サイト
(1)【東京五輪】忘れてねぇぞ! 五輪を政治利用しようとしたのは安倍さん本人|室井佑月 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291663
(2)五輪の魔力「商業主義で巨大な怪物に」 スポーツ研究者の憂慮 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210708/k00/00m/040/056000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20210708
(3)五輪反対署名に13万人 内田樹さん「開催は支離滅裂」東京オリンピック:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP7B4FSPP7BULEI001.html?ref=mor_mail_topix3_6
(4)東京五輪、首都圏4都県は無観客の方針固める 5者協議で決定へ - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210708/k00/00m/050/232000c?cx_fm=mailsokuho&cx_ml=article
(5)関口宏 五輪強行 かつての戦争と「似てるのかな」「どうにかなるで大惨事」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b95b3d0de8a7a356d123e432015428c677fee62c
草々 

2021年7月11日 (日)

(予約必要)(9.11)オルタナティブな日本をめざして(第64回):「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)は何を問うているのか」(井戸川克隆元双葉町長・古川元晴弁護士)(「新ちょぼゼミ」 2021年9月11日)

前略,田中一郎です。
(2021年9月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)


◆(別添PDFファイル)(チラシ)(9.11)「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)は何を問うているのか」(井戸川克隆元双葉町長・古川元晴弁護士)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc99efbc8eefbc91efbc91efbc89e3808ce4ba95e688b8e5b79de8a381e588a4efbc88e7a68fe5b3b6e8a2abe381b0e3818fe8a8b4e8a89fefbc89e381afe4bd95e38292e5958fe38186e381a6e38184e3828be381aee3818be3808d.pdf

この「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)」は、元双葉町町長である井戸川克隆さんが原告となり、東京電力と国が住民を放射線に被ばくさせた責任を正面から問う裁判です。原発立地自治体の首長だった井戸川克隆さんは、福島原発事故の前と後とで国や東京電力の地域住民や自治体に対する態度や対応が大きく違うことに愕然とし、これを放置したのでは住民が救われないだけでなく同じことがまた再び起きるだろうと判断し、過酷な被災生活が続く中、勇気をもって提訴をされました。また、この裁判の主任弁護士をつとめられる古川元晴弁護士は、2015年に『福島原発、裁かれないでいいのか』(朝日新書)を上梓。多くの福島原発事故関連の裁判で争点となっている「予見可能性」ではなく、「危惧感説(合理的危険説)」にもとづいて「予見義務」を争点とした裁判立証を展開されています。今回はいよいよ東京地裁での裁判が終盤となったこの「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)」について、お二人からお話をお聞きします。みなさまのご参加をお待ちします(なお、この日は事務連絡を除いて主催者側からのプレゼンはありません)。

講師:井戸川克隆(いどがわ かつたか)さん
 双葉町元町長 町民を県外避難させた唯一の首長 著書「なぜわたしは町民を埼玉に避難させたのか 駒草出版」

講師:古川元晴(ふるかわ もとはる)さん
 最高裁判所司法研修所上席教官、京都地検検事正などを歴任。2011年より弁護士。著書 『福島原発、裁かれないでいいのか 朝日新書』より

 <次第>
日 時:2021年9月11日(土)13時30分~17時(開場13時) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分:水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、
 グローバルスポーツビル、セブンイレブン、鉄建建設本社ビルを過ぎて、
 次の交差点(酒屋さん)を右折、ケバブ店の隣
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/       

(予約の受付窓口)
*たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)


<井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会>
 http://idogawasupport.sub.jp/
 https://www.facebook.com/idogawasupport/

(関連)裁判資料:井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会
 http://idogawasupport.sub.jp/report.html
(関連)会員登録:井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会
 http://idogawasupport.sub.jp/admission.html
(関連)井戸川かわら版:井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会
 http://idogawasupport.sub.jp/kawara.html


 <お二人のご著書>
(1)福島原発、裁かれないでいいのか-古川元晴/著 船山泰範/著(朝日新書)
 
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033212619&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)脱原発で住みたいまちをつくる宣言 首長篇-井戸川克隆/著 村上達也/著 桜井勝延/著 根本良一/著 笹口孝明/著 保坂展人/著 上原公子/著(影書房)
 
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032953315&Action_id=121&Sza_id=GG

(3)なぜわたしは町民を埼玉に避難させたのか 証言者前双葉町町長井戸川克隆-井戸川克隆/著 佐藤聡/企画・聞き手(駒草出版株式会社ダンク出版事業部)
 
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033252854&Action_id=121&Sza_id=C0


 <関連サイト>
(1)民をだまし、全てを奪った国と東電責任を問う井戸川裁判:原発もの
 
https://bit.ly/3wytRmg
(2)「被ばくは国の責任」井戸川前双葉町長が裁判で追及-OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1961
(3)井戸川克隆さん学習会の感想ご紹介 - 東電株主代表訴訟
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-296.html
(4)学習会資料:まやかしの原子力防災が生んだ福島東電原発事件(pdf)(井戸川克隆:2018.3.22)
 https://drive.google.com/file/d/1lF8Ixn3QUjHAOss5Ro0DMFAlp23An3x6/view
(5)〔犯罪レベルの「9つの嘘」の壁を暴く~井戸川裁判(福島被ばく訴訟)第10回口頭弁論〕 - indianlegendのブログ
 https://ameblo.jp/indianlegend/entry-12371268901.html

*脱被ばく運動はこれからが本番:(1)(報告)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会 第2期総会(2)第26回「福島県民健康調査検討委員会」結果(速報)(3)福島原発事故避難者を救済せよ 他 いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/226-7b8b.html

(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

2021年7月 9日 (金)

新型コロナ関連情報のご紹介(3):医薬品の世界に「やりたい放題の遺伝子操作」(安全規制撤廃)を入れるための「先兵」が「新型コロナ」ワクチンだった=その犠牲が大量の死者と重傷者(ワクチンが人を殺傷していいのか!?)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.「新ちょぼゼミ」予定
(1)(予約必要)(7.24)オルタナティブな日本をめざして(第62回)「東海第二原発運転差止水戸地裁判決:今後の原発裁判へ向けて」(後藤政志さん・上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ(この日は事務連絡を除いて主催者側からのプレゼンはありません)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-92f344.html

(2)(予約必要)(8.25)オルタナティブな日本をめざして(第63回):「福島第1原発の廃炉をどうするか」(筒井哲郎さん:2021年8月25日)- いちろうちゃんのブログ(なお、この日は主催者側から「脱原発ロードマップ(再)」のプレゼンも行う予定です:下記参照)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-c77831.html

(予約の受付窓口)
◆たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)

 <「脱原発ロードマップ(再)」の予定>
(第1回:7/13)脱原発実現のための各論詳細(法制化、財政政策、規制、核ゴミ対策、立地政策他)
(第2回:8/25)福島第一原発事故の後始末の抜本見直しと放射線被曝政策
(第3回:未定)電力システム改革・新エネルギー政策と再生可能エネルギー


2.キャンペーン
(1)経済産業省・資源エネルギー庁- 中国電力・上関原発計画はいらない! 第6次エネルギー基本計画に原発の新増設を明記させないために。 · Change.org
 https://bit.ly/3yBtj0y

(2)菅義偉首相- 医療・介護・保健所の「本気の充実」を求めます · Change.org
 https://bit.ly/3hMqtz8

(3)五輪中止・延期の署名キャンペーンの相互協力をしませんか · Change.org
 https://bit.ly/3ARIiWe


3.東京都議選の教訓を生かそう
(1)【賛同署名2】立憲野党間で、総選挙の共通政策作りの協議を開始してください
 https://bit.ly/3hU3mCu

(2)(メール転送です)都議選候補者一本化の中身は、A:共闘型、B:棲み分け型がほぼ半々
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021都議選では、42ある選挙区の内、21の選挙区で立憲民主党・共産党間での一本化が図られました(但し、北多摩第2は国民民主党と競合しているので、立憲野党間という意味では20)。

・その一本化の中身は、二つのタイプがほぼ半々と見られます。
A:共闘型(一本化候補を他の党も応援する)
B:棲み分け型(相互支援の合意までは至らなかったが、対立候補は立てない)

・東京第25区の市民連合は、共にBタイプの西多摩(立憲民主党宮崎太朗候補)、昭島(共産党永元きょう子候補)の二つの選挙区で、市民と野党の共闘を促進する働き掛けをしました。写真は、6/20「市民連合@昭島」主催の共同街宣において、二つの選挙区の両党候補者がグータッチしている写真です。地域で丁寧に信頼関係を構築してきた成果を象徴する写真です。
 https://tunagu2.jimdofree.com/

衆議院選においても、単なるB棲み分けではなく、Aタイプの本物の共闘で市民と野党が力を発揮する体制づくりが必要です。そのための、共通政策の協議開始を求める賛同署名にご協力ください。7/7を締切としておりましたが、提出が次週となるので、締切を7/11と致しました。
 https://forms.gle/rpf9YbNjsXYLyJoj6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(3)柔軟(無節操ともいう)自民 VS 硬直ダメ野党
 こんな調子だから、立憲民主党を総大将とする野党ないしは「市民と野党の共闘」はいつまでたっても選挙に勝てず、従ってまた、政権交代など夢のまた夢となってしまう。選挙のたびに負けて、多くの有権者・国民から「あそこはダメよ」とバカにされる羽目になる。それに比べて自民党はどうか。時々の政治情勢に対応して、まるでカメレオンのように体色を変化させながら、徹底して政権=つまりは支配権力を離さない(離したら「ただのスカタンおっさん・おばはん」になってしまうから)。このしぶとさ、この政権・権力への執着があってこその政権党である。

都議選での教訓が出ているのに、それを生かさないというのなら(「衆院選ぎりぎりまで話し合いはせず放っておけ」などとほざいているらしい)、立憲民主党は執行部を入れ替えよ。また、国民民主党は自分の方から立憲民主党とは組まないと言っているのだから好きにさせればいい。相手にしなくていい。やがて消える政党だ。そしてその背後にいる御用組合「連合」は突き放して当面は付き合いをやめ(こんなところの応援があったって、都議選では国民民主党は1人も当選できていない=応援を受けないほうが当選に近づく)、解体へ向けて一歩踏み出せ。まともな労組や労組連にだけ応援してもらえばいいのだ。およそ原発賛成などと言ってるような反有権者・国民の労組・労組連とは「きっぱりと縁を切る」と言明すればいい。

(関連)(別添PDFファイル)共産は前向き、立民は警戒感、衆院選共闘 すれ違い(東京 2021.7.6)
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070500834&g=pol
(関連)(別添PDFファイル)立憲との政策協定、国民民主 拒否へ、共産と選挙協力 問題視(朝日 2021.7.8)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14966012.html
(関連)(別添PDFファイル)自民 小池氏と連携論、中谷元防衛相「保守合同検討を」(東京 2021.7.8)
 https://www.youtube.com/watch?v=pkVVlsCD7eM


4.オリンピックはイランピックで(誰も)オランピックにしろ!
 60安保闘争の時は、ハガチーとかいうホワイトハウス報道官が来日するが、羽田空港で怒りを爆発させたデモ隊に阻まれて目的を達しないまま帰国した(アイゼンハワー大統領の訪日はならず)。今回もオリンピック貴族どもを羽田から追い返すようなデモはできないかな?

(関連)嵐の中のアイク訪日|中日映画社
 http://wx08.wadax.ne.jp/~chunichieigasha-co-jp/?p=6358

(この頃の学生たちはポロシャツにズボン、そして素手という格好でデモに参加していて、これに向かって武装した警官たちが警棒をもって殴り掛かるという「一方的な暴力シーン」が痛々しい。そんな中、樺美智子さんが亡くなった(殺された)。1968年頃の大学闘争の時代(ヘルメット・手ぬぐいマスク・ゲバ棒・火炎瓶)とはだいぶ景色が違っている。:田中一郎)

(1)(メール転送です)村田光平(元駐スイス大使)さんから
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(●1)五輪の抜本的改革の必要性
 皆様、中止もしくは中断に追いやられつつある東京五輪はコロナ犠牲者、犠牲国に対する冒涜であると言われ出しております。知人から下記のコメントが寄せられましたので共有させていただきます。

<数ケ月前だったかにバッハ会長が「緊急事態宣言下でも開催」と発言したときは大多数の日本人は大反発したものです。ところが、今や(緊急事態宣言期間中であろうがなかろうが)開催は規定事実化され、今問題は観客数をどうするかにすり替えられてしまっています。コロナ禍、緊急事態宣言下で(都道府県をまたぐ)移動の自粛が強く要請されている中、バッハ会長等の広島・長崎訪問もそうですが、IOCに完全に這いつくばっている日本という国の有り様を非常に嘆いています>

皆様、高尚な五輪憲章を掲げる五輪が緊急事態宣言下でも何ら影響を受けることなく開催されるものに変容している実態が東京五輪によりさらけ出されました。このことの危険性は、マフィア紛いの圧力を受けインド・デルタ型変異株の感染爆発の可能性が強まる中で、強引に開催に向かわせられている現状が明確に示しております。

五輪がその存否を含め抜本的改革が必要とされるに至ったことについての認識の共有が最優先で急がれます。皆様のご指導とご支援をお願い申し上げます。:村田光平(元駐スイス大使)

(●2)激しさを増す五輪批判
 皆様、国民は五輪開催に危機意識を深めております。各方面からメッセージが寄せられて参りますので共有させていただきます。市民社会の直観に基づく見識が益々貴重になっております。

(その1)
<安全安心は禁句 大賛成!>
(その2)
<オリンピックは止められない、コロナ感染拡大も、災害も止められそうにない、経済逼迫も....。日本のこれからの有り様がまったく見えない状況ですね。どうするのか説明が無い。不道徳、倫理観の欠如そのものです。>
(その3)
<このような緊急事態宣言下で 五輪を開催するという国民不在の異常事態の日本を誰もが不安視していると思います。このような状況で万が一の事があっても誰も日本を擁護してくれないでしょう。>
(その4)
<緊急事態宣言下で(都道府県をまたぐ)移動の自粛が強く要請されている中、バッハ会長等の広島・長崎訪問を始め、他の外国人の入国はもはや厳禁というのが、日本の現状です。自民の話がわかる長老か、各医療機関、医療研究所の最高責任者による菅政権への諫言が是非必要です。このままでは亡国の五輪開催となってしまいます。>

市民社会は事態のさらなる悪化が、混乱の深まりとパニックの発生を招くことを深刻に懸念しております。:村田光平(元駐スイス大使)
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(2)Tansa - 探査報道に特化したジャーナリズム組織
 https://tansajp.org/

(関連)「開催中の中止」にまで言及した迷走の五輪組織委 パートナー企業は驚愕 - Tansa
 https://tansajp.org/investigativejournal/8318/
(関連)「観客はスポンサー優先でいいのか」「納得感必要」、衆院厚労委でTansaの記事取り上げ審議 - Tansa
 https://tansajp.org/investigativejournal/8331/
(関連)【速報】五輪組織委が「日本でなければとっくの昔に中止になっていた」と協力呼びかけ/パートナー企業からは異論出ず - Tansa
 https://tansajp.org/investigativejournal/8365/

(3)日刊ゲンダイ
*【東京五輪】東京五輪「途中中止」の現実味…宣言発令、無観客でも強引開催が招く医療崩壊へのカウントダウン|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/291640

*【東京五輪】忘れてねぇぞ! 五輪を政治利用しようとしたのは安倍さん本人|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291663

*【東京五輪】すでに陽性者12人…五輪選手村が“バイオハザード”ヴィレッジ化の懸念|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291566

*【森喜朗】これぞ後出しジャンケン! 森喜朗・組織委前会長「早くから無観客と言っていた」どの口が?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/291590


5.菅義偉スカ政権・自民党とはガラクタの集まりだということの証拠
 最近で悪名が売れたのは、河井克行元法相・案里夫妻(広島金権選挙)、吉川隆盛元農水相(ニワトリ汚職)、秋元司(カジノ汚職)、菅原一秀元経産相(カニとメロンの出し惜しみ大臣)、これ皆、菅義偉の「お友達」ばかり。そしてそのもっと前にさかのぼれば、甘利にひどい甘利をはじめ、なんぼでも出てくる「ガラクタ」集積場=それが自民党だ。今どきこんな政党に投票をするような人間は、よほどのオバカかマヌケのような連中ばかりなり。

(1)【独自】緊急事態宣言の再発出を検討中に梶山経産相が”大臣規範破り”の政治資金パーティーを開催AERA dot.(おやじが天国で泣いておるぞ)
 https://dot.asahi.com/dot/2021070700087.html
(2)萩生田文科相「国立競技場に限っては感染拡大は抑えられる」に専門家ダメ出し(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d6cf601c29bfa9921137ec5f3d5e2d132932d49b
(3)平井デジタル相に資産公開法違反の疑い “五輪アプリ受注”の親密ITグループの株を不記載 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/46660
(4)麻生太郎の暴言に「史上空前のバカ大臣やべぇ…」国民ドン引き。「景気は悪くない」うそぶき史上空前の税金カツアゲ、“必殺仕事人待望論”まで飛び出す事態に - まぐまぐニュース!
 https://bit.ly/3k0xqPE
(5)民意を読まぬ安倍元首相のレッテル貼り「反日的な人が五輪に反対」に批判殺到 :東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/115259?rct=politics
================================


(最初に)私のスタンスを再度書いておきます。
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 既にお送りしたメールでも申し上げておりますが、私は科学者でも医学者でも医師でもないので、「新型コロナ」やそれに関連する諸問題について断定は致しません。しかし、この間1年半くらいの間のこの国の「新型コロナ」問題に対する対応は、いかにもおかしく疑問だらけで、その点についてはしっかりと発信しなければいけないと考えています。「新型コロナ」ワクチンについても同様です。なお、説得力ある形で科学的実証的に私が疑問に思うことについて説明がなされれば、私の考え方や見方は変わる可能性があることを申し添えておきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆【緊急】夏休み前に提出、子どもたちへの新型コロナワクチン接種の停止を求めます。募金もできるオンライン署名プラットフォームVoice(ボイス)。あなたの声で社会は変わる。
 https://voice.charity/events/112


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「新型コロナ関連情報のご紹介(3):医薬品の世界に「やりたい放題の遺伝子操作」(安全規制撤廃)を入れるための「先兵」が「新型コロナ」ワクチンだった=その犠牲が大量の死者と重傷者(ワクチンが人を殺傷していいのか!?)」をお送りします。今回の「新型コロナ」騒動やその後のワクチン問題の背後には、遺伝子操作(バイオテクノロジー)を医薬品の世界にも野放図に入れて、やりたい放題を現実のものにしたい巨大医薬品企業群の策略や利権が蠢いているものと思われます。その利権が、人々を思うように支配し統制したい政治家たちの思惑と利害が一致したということでしょう。1年半前に「新型コロナ」騒動が始まって以降、少なくともこの日本では、政府のみならず社会全体がおかしな方向に傾いて、事態への批判的な目を失ったまま翼賛的に猪突猛進をしている様子がうかがえます。

その必然的結果が、今回発覚した「新型コロナ」ワクチンによる大量の死者や重症者の発生ではないかと思われてなりません。これまでのワクチン被害者の数に比べて、今回の被害者はその数があまりに多すぎます(10年ほど前のインフルエンザ・ワクチンの際と比べてどうか?)。立ち止まって再検討の必要性を強く感じます。みなさまには、「新型コロナ」やPCR検査についての考え方はともかく、「新型コロナ」ワクチンは打たないことをお勧めします。しばらく様子をご覧になってはいかがですか。そして、子どもさんたちには打たせないよう、子どもたちを守って差し上げてください。子どもたちには未来がありますが、このワクチンはその未来を回復不可能な形で壊してしまう危険性があるからです。

(念のために再度申し上げておきますが、私は「新型コロナ」感染症に対する対応で、今現在最も重要なことは、(不特定多数への)PCR検査の拡充でもなければワクチン接種でもなく、医療体制の早急な構築により治療を受けられないまま亡くなる人をゼロにすることであり、ワクチンではなく「いい治療薬」の開発であり、変異株の海外からの流入を厳しく制限することであり、「新型コロナ」騒動で経済的に苦境に追い込まれた人々に対する血の通った支援である、と申し上げています。今の政府や自治体は、これらのことを全て棚上げにして、支離滅裂のようなことを繰り返しています。そしてそれに便乗してバカ騒ぎをしているのがマスごみです。)

「新型コロナ」という感染症については、変異株を除き、これまでの敬意を見る限りではそのリスクは限定的であり、危険なワクチンを打つ必要性を感じません。特に若い世代や子どもたちには、ワクチンのもつ中長期的な危険性も含めてデメリットが大きく、全く必要はない、と言い切っていいと思われます。要するに、「新型コロナ」ワクチンについては、必要性、有効性(特に変異株に対して)、持続性、安全性について疑義があり、これらに関してワクチンを進める側が説明責任を果たさないどころか、インフォームドコンセントもしっかりやらずに強引な推進を行って、結果的に犠牲者を多く出してしまっているということです。また、ワクチンはウィルス変異と「競争状態」に陥る可能性も高く、事態はワクチンでよくなるどころか、ひどくなっていく可能性もあるのです。

なさけないのは、御用学者とマスごみ、です。「新型コロナ」騒動のそもそもの原因を創っている張本人と言っていいでしょう。御用学者は毎度のことですが、マスごみの方は、今回ばかりは偏った報道で「新型コロナ」が危ない危ないと煽りまくってくだらない情報を垂れ流し、昨今では、「新型コロナ」騒動やワクチンに疑問を持つ人々に対して、フェイク呼ばわりや「陰謀論」などといった悪罵を投げかけるような「誹謗中傷」報道さえ見られるようになりました。まるで大日本「新型コロナ」帝国の様相です。

確かに「新型コロナ」騒動に疑問を持つ人たちの言動の中には首をかしげるものも散見されますが、他方では、傾聴に値するものもあります。要するに玉石混交なのであって、それは他の社会問題や科学的問題にも見られたし(例:放射線被曝問題)、そもそもマスごみがたれ流している報道にも「ゴミ情報」が満載になっていて、要するに「お互い様だ」ということです。そしてこうした愚かな動きに拍車をかけているのが、若い世代の学者や研究者の同じような言動ではないかと思えるのは、あの岩波書店でさえもが、その出版物で一方的な議論をするような著者たちに書かせ始めているからです。また、グーグルMLやユーチューブの主催者(グーグル社のこと)が、投稿される言論を一方的に削除・排除していることも由々しき事態と考えざるを得ません。フェイクか否かを判断するのは、それを見た市民であって、お前たち主催者(グーグル社)ではないからです。

そんな中、私が最も嘆かわしいと思っているのが、市民運動・社会運動の中での「新型コロナ」を巡る議論です。議論どころの話ではありません。賛否両サイドが、お互いをフェイクだ、まるでトランプだ、荒唐無稽だ、バカだ、無知だ、と言い合っています。私が見るところ、「新型コロナ」騒動について政府・マスごみと同じ方向を向いている「リベラル」と言われている市民ほど、反対論者叩きがひどく、無内容で浅学な知識をひけらかしながら「新型コロナ」騒動への強い疑問を訴える人々を侮辱している様子がうかがえます。この間まで、放射線被曝のインチキを告発していた人々が、今回はマスごみに煽られ、御用学者を信じ切って、そうした態度に出ています。日本の「リベラル」の底の浅さを今回ばかりは強く感じさせられました。こんな調子じゃ、歴史は繰り返されることになるだろうと私は思います。

1つだけ、議論をする際のポイントを申し上げておきます。「新型コロナ」感染症にしても、「新型コロナ」ワクチンにしても、その説明責任は誰にあるのか、どっちの側にあるのか、政府か、それとも市民か、という点が重要です、申し上げるまでもないでしょう。説明責任は政府の側にあるのです。しかし、あのバカ大臣の河野太郎が典型ですが、「新型コロナ」に関連して疑問を出す市民に向かって、あるいは医者たち・研究者たちに向かって、フェイクだ、嘘八百だ、とツウィッターで書き立てるだけで、何の説明もしない、典型的なオバカ男を演じています。そもそもこの人物は感染症やワクチンの専門家でも何でもない、ただのボンクラ政治家ですから、お前に何がわかるか、という話ではないでしょうか? 

こいつがしなければいけないことは、真の専門家を見つけ出し、賛否あるところはそれを明らかにし、一般人的な常識で判断をして、その根拠をきちんと有権者・国民に説明する、ということです。そして、すべてのふるまいについて有権者・国民に対して誠実でなければいけないハズです。有権者・国民に向かって自粛しろと言っている政治家や医師会が大パーティーを開催したり、バーやキャバクラを飲み歩いたりしている、こんな連中のことを誰が信用するか、ということです。日本医師会の中川会長などは事がバレても、まだ会長職を退いていません(ふざけんな、という話です、みなさまも、およそ医師会の話など聞く必要はありません)。オリンピックもしかり、多言を要しないでしょう(緊急事態宣言下のオリンピック=ブラックユーモアか、それとも「悪夢の祭典」か!? アスリートたちは何をしているのか!?)。そしてその日本のバカバカしい政治や行政に乗っかって、マスごみや御用学者に担がれて、「新型コロナ」騒動は進められているということを有権者・国民はしっかりと見抜いておく必要があります。原発安全神話や放射能安全神話と、その基本的なところは同じなのです。

以下、昨今の「新型コロナ」に関連する情報をいくつかご紹介いたします。


 <別添PDFファイル>
(1)ワクチン予防効果 64%に、イズラエル ファイザー製 95%から低下(東京 2021.7.6夕刊)
(2)変異型 接種後も感染、米英で拡大 重症化は予防(日経 2021.7.7)
(3)新型コロナウィルス、ワクチン、PCR検査、消毒剤の問題点(木村・黒田純子『JEPAニュース VOL128 2021.4』)
(4)新型コロナウィルス(木村・黒田純子『JAPAニュース VOL129 2021.7』)
(5)クローズアップ:新型コロナワクチン 子どもの接種、手探り 早い自治体「夏休みに」 学校、同調圧力懸念(毎日 2021.7.8)
(6)コロナ新薬候補、治験開始 国内で海外の大手2社(東京 2021.7.6)
(7)ワクチン間隔延びても2回接種を「不妊・流産」根拠なし、納得できない人 打たぬ権利も:宮川政昭日本医師会常任理事(東京 2021.7.7)

 <厚生労働省サイト>
第63回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第12回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料(ここに直近の「新型コロナ」ワクチンに関する情報が詰まっています:田中一郎)
 https://bit.ly/2UCq75Z

*死亡 ファイザー(資料1-3-1) 554人
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000802338.pdf
*死亡 モデルナ(資料1-3-2)  2人(まだ接種している人が少ない)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000802339.pdf
*重症者数(男女別P6他)(資料1-1-1) 2,262人(男614人、女1,642人、不明6人)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000802327.pdf

(関連)厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_284075.html


1.【緊急】夏休み前に提出、子どもたちへの新型コロナワクチン接種の停止を求めます。募金もできるオンライン署名プラットフォームVoice(ボイス)。あなたの声で社会は変わる。
 https://voice.charity/events/112
 https://voice.charity/events/112

(このサイトに「新型コロナ」およびワクチンについての詳しい解説がなされています。署名の有無にかかわりなくご覧になるといいでしょう:田中一郎)


2.(重要・必見)岡田正彦 新潟大学名誉教授,コロナ,ワクチン,危険
 https://okada-masahiko.sakura.ne.jp/
 https://okada-masahiko.sakura.ne.jp/


3.ワクチン後に脳出血・血管病死が多発(『薬のチェック NO.96 Vol21 2021.7』)
 https://npojip.org/chk_tip/No96-f06.pdf


4.子どもたちに新型コロナワクチン接種は必要ない(医療問題研究会 NEWS No.550 p01)
 http://ebm-jp.com/2021/07/news-550-2021-06-p01/

(関連)医療問題研究会 - エビデンスに基づく保健・医学・薬学(EBM)の実践的研究を!
 http://ebm-jp.com/


5.(メール転送です)たんぽぽ舎MG
 | 書籍紹介『新型コロナワクチン-その実像と問題点』天笠啓祐著
 | 「正確な情報を知り自主的に判断する必要がある」
 | 本書の特徴「ワクチン接種とマイナンバーの結合など、治安対策と表裏一体であることの危険性の指摘」
 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

 このメールマガジンでも新型コロナワクチンに関しては見解が分かれ、ネットでも多くの情報が氾濫している。ワクチンの危険性はこれまでにも多く指摘されているが、中には「ICチップを埋め込まれる」などという荒唐無稽な説もある。ワクチンを推進する側は、こうしたトンデモ説と、科学的な議論による反対論を故意に同一視して、ワクチンの危険性を指摘すること自体がデマであるかのような意識操作を行っている。

いずれにしても我々は正確な情報を知り自主的に判断する必要がある。本書はワクチンの有効性そのものを否定しているわけではないが、遺伝子組み換えや食の安全に関して多くの著作がある天笠啓祐氏による著書で、ワクチンの原理から解説し、考えられる危険性や、その背景にある環境問題・グローバリズム・製薬業界の利権までわかりやすく解説している。

*『新型コロナワクチン-その実像と問題点』
 http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-2110-5n.html

本書の特徴として注目したいのは、ワクチン接種とマイナンバーの結合など、感染症対策が治安対策と表裏一体であることの危険性の指摘である。ワクチン反対論の中でも、ワクチンそのものの危険性の議論が中心である一方で、治安対策としての側面に注目した議論はあまり見かけない。中国の市民監視・管理政策を批判する言説があるが、日本政府はコロナに便乗してそれどころではない暴挙を始めようとしている。

ただでさえ自粛警察・マスク警察などが「自主的」に発生する日本で、これにIT技術を駆使した市民監視システム(いわば「電子の隣組」)が加わったら、市民の自由は本当に制限されるだろう。すでに保守系のメディアでは、「ワクチンを打たない自由」などは認めるべきできないという言説が登場している。(※)こうした問題を考えるためにも一読をお勧めしたい。

※「大規模接種に感動の30分」『SPA!』2021年6月27日


6.ファイザー接種後に死亡「因果関係を否定できない」初報告…厚労省検討会-ヨミドクター 読売新聞
 https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20210707-OYT1T50245/


7.「いちろうちゃんのブログ」
(1)(拡散希望)『新型コロナワクチン接種中止』嘆願書の記者会見- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-1ec1d7.html

(2)新型コロナ関連情報のご紹介(1)PCR検査と新型コロナワクチン:新型コロナのワクチン、私は「絶対に打たない!」これだけの理由(ジャーナリスト 岡田幹治さん)他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-c9bba9.html

(3)新型コロナ関連情報のご紹介(2)(他のMLでの議論です)いよいよ出始めた「新型コロナ」ワクチンの副反応=「新型コロナ」対応で最重要は、PCR検査拡充でもなければワクチンでもなく、重症患者への医療態勢の整備拡充です- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-4f700a.html


8.木村・黒田純子さん:「NPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」
(1)(別添PDFファイル)新型コロナウィルス、ワクチン、PCR検査、消毒剤の問題点(木村・黒田純子『JEPAニュース VOL128 2021.4』)
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(2)(別添PDFファイル)新型コロナウィルス(木村・黒田純子『JAPAニュース VOL129 2021.7』)
ダウンロード - e696b0e59e8be382b3e383ade3838ae382a6e382a3e383abe382b9efbc88e69ca8e69d91e383bbe9bb92e794b0e7b494e5ad90e3808ejapae3838be383a5e383bce382b920vol129202021.7e3808fefbc89.pdf

(3)3月17日緊急セミナー「新型コロナウイルス ワクチン、PCR検査、消毒剤の問題点ー基礎研究者の視点からー」のご案内 - ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議(いくつかの論文が見れます)
 https://kokumin-kaigi.org/?p=3602

(木村・黒田純子さんは個人的にも存じ上げている誠実な方で信頼できる人です。PCR検査に対する見方・考え方や、無症状者の感染力、あるいは「新型コロナ」ワクチンへの評価について、私とは少し違いますが、ご紹介いたします。できればみなさまには、「NPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」の会員にもなっていただいて、「新型コロナ」に限らず、広く化学物質の危険で野放図な規制のあり方に関しても知っていただいて、おかしい、の声を上げていただければと思います。マイクロプラスチックを含むプラごみ問題や環境ホルモン問題なども扱っています。:田中一郎)


9.別添PDFファイルについての「一口コメント」
(1)(別添PDFファイル)ワクチン予防効果 64%に、イズラエル ファイザー製 95%から低下(東京 2021.7.6夕刊)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/114886
(2)(別添PDFファイル)変異型 接種後も感染、米英で拡大 重症化は予防(日経 2021.7.7)」
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73636670X00C21A7EA2000/

いずれも「新型コロナ」ワクチンの有効性が落ちているという主旨の記事です。「新型コロナ」のようなRNAウィルスは変異が速いので、ワクチンはすぐに効かなくなることが多いのです。そもそも「新型コロナ」ワクチンの有効性の計算がおかしいという点については、みなさま既にご承知でしょうか。念のために下記にその計算方法を略記しておきます。そして、いずれのワクチンメーカーもワクチンの有効性に関する臨床結果の詳細を明らかにしていなかったと思います。その妥当性について第三者検証が難しいのです。しかし、そのことと、有効性計算のおかしさは別問題です。

 <計算例>
*ワクチン接種なし(プラセボ=偽薬)  20,000人のうち200人が感染
*ワクチン接種             20,000人のうち 10人が感染

 有効率は、(200人ー10人)÷200人で計算して、95%、とされる。
 しかし、見方を正してみると、20,000人の「ワクチン接種なし」で感染した人が200人から10人になって190人減ったので、効果は190人÷20,000人で、0.95%(減少させた)ということではないのか? つまり、たいした効果らしい効果はない、ということです。  

(3)(別添PDFファイル)クローズアップ:新型コロナワクチン 子どもの接種手探り 早い自治体「夏休みに」学校 同調圧力懸念(毎日 2021.7.8)
 https://mainichi.jp/articles/20210708/ddm/003/040/144000c

(文部科学省は「学校での接種は現時点では推奨しない」と言っているが、こんなものは責任回避のためのアリバイ作りに過ぎない。思考停止のまま、マスごみ報道に煽られた全国各地の自治体は夏休みに向けて子どもへの「新型コロナ」ワクチン接種を準備している。中には、一般の成人よりも優先して子どもたちの接種を進めるところもあるようだ。記事を見ると、「新型コロナ」ワクチンは心筋炎・心膜炎をおこすとも書かれている。

そもそも「新型コロナ」感染で死亡したり重篤化したりしている子どもや若者はごくごく少数、ワクチンを打つメリットなどなく、逆に、検証されていないさまざまな「新型コロナ」ワクチンの危険性を一生背負いこむことになる、かようなワクチン接種はやめるべきである。ワクチンとは健康な人に打つものだということを忘れているのではないか。人体実験を未来のある子どもたちに対してやっていてどうするのか!? 愚かで無責任な自治体よ、「新型コロナ」ワクチンを子どもたちに打つのはやめろ! 文部科学省は「やめるよう」指導せよ!:田中一郎)

(関連)ワクチン接種後、まれに心筋炎 米2社、注意喚起:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/115243

(4)(別添PDFファイル)コロナ新薬候補、治験開始 国内で海外の大手2社(東京 2021.7.6)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/114802

(どうしてこの中に「イベルメクチン」が入っていないのか!? 効く薬は使わせない、という主旨か?:田中一郎)

(関連)大村博士発見のイベルメクチンは新型コロナの「奇跡の治療薬」? 海外で評価割れる(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7804f9ea6a8ee2c05746cf0ac7b57e925db4415d

(5)(別添PDFファイル)ワクチン間隔延びても2回接種を「不妊・流産」根拠なし、納得できない人 打たぬ権利も:宮川政昭日本医師会常任理事(東京 2021.7.7)
ダウンロード - e7b48de5be97e381a7e3818de381aae38184e4baba20e68993e3819fe381ace6a8a9e588a9e38282efbc9ae5aeaee5b79defbc88e69db1e4baac202021.7.7efbc89.pdf

 <田中一郎コメント>
 記事の中で「接種で不妊や流産が起きる、電気・磁気を帯びる、といううわさがある」と聞き手が聞いて、それに対して宮川政昭日本医師会常任理事という人物が「まったく根拠がない」「デマに惑わされずに」などと答えている。東京新聞でさえもが、こんな「ヤラセ」記事を掲載しているのだから、他の新聞やいかに、でしょう。「電気・磁気を帯びる」の方はお話にならないとしても、「不妊や流産が起きる」の方は軽々には答えられないハズである。この宮川氏はこの分野の専門家なのでしょうか? しかし、上記でご紹介した「いちろうちゃんのブログ」に掲載した下記の集会録画の中で、この問題が提起されているのでご覧いただきたい。こういうことは慎重に対応すべきことです。ワクチン接種を受けた妊婦や胎児に異常が出ていないか、十分に長期にわたって調べなければいけない。

『新型コロナワクチン接種中止』嘆願書の記者会見(録画)
 https://bit.ly/2TeCZPp


 <その他関連サイト>
(1)コロナワクチン 重いアレルギーは290件 厚労省部会:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP78001BP77ULBJ01J.html?ref=hiru_mail_topix2_6
(2)ワクチン接種強制に米軍内で「中国共産党か?」と反発の声
 https://bit.ly/3AIHe6T
(3)ワクチン接種後350人超が死亡!「死亡例リスト」にみるリスク要素は?|NEWSポストセブン
 https://www.news-postseven.com/archives/20210705_1672509.html?DETAIL&from=imagepage
(4)新型コロナワクチン 接種後20日以内に死亡した国内6例の詳細(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/914598cf8a5eaf286a51e7b2908485ce21df6aea
(5)首相「最後の緊急事態宣言に」 東京900人超感染で転換- 日本経済新聞
 https://s.nikkei.com/3xztnxW
(6)厚労省の委員会で、薬害の専門家がワクチンに対して重大な警告を発しました。河野大臣は反論できるか? それにしても事務局の回答はグダグダで、人の命を預かっている真剣さがない。 - 24-Twenty-Four-《特別編》
 http://ozakago.blog.jp/archives/9258237.html

 <くだらないゴミ記事の事例>
若者がワクチンを敬遠する深層 日本の公衆衛生教育の貧弱 - 毎日新聞
 https://bit.ly/3xvms8G
新型コロナ「反ワクチン派」は何を考えているのか - 毎日新聞
 https://bit.ly/2TJYXdG
草々 

2021年7月 5日 (月)

リニア新幹線近況(1):各地で水枯れを起こし、有害危険なトンネル残土をばらまき、山々の樹木を伐り倒し、地域住民の生活を無残に破壊して、大深度地下利用法という「違憲」のインチキ法律を盾に居直る悪徳会社=JR東海

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

(私のメールは情報量が多いので、それらに全て目を通されるのは容易ではないと思います。ご関心のあるものを選んでご覧いただければ幸いです。また、ご多忙の場合には、記事の表題だけでもご覧いただいておいて、後日、詳しく見ていただければと思います)


(最初に若干のことです)
================================
1.(予約必要)(7.24)オルタナティブな日本をめざして(第62回)「東海第二原発運転差止水戸地裁判決:今後の原発裁判へ向けて」(後藤政志さん・上岡直見さん)- いちろうちゃんのブログ(この日は事務連絡を除いて主催者側からのプレゼンはありません:いつもと違い、開始時刻が午後1時30分ですのでご注意ください、会場はたんぽぽ舎(水道橋)で、いつもの通りです)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-92f344.html


2.東京都議選 結果と現段階での雑感

開票速報 - 2021都議選(東京都議会議員選挙):朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/senkyo/togisen/2021/kaihyo/

◆開票結果 選挙区別(「開票速報一覧を見る」のところで選挙区をクリック)
 https://www.asahi.com/senkyo/togisen/2021/kaihyo/E17.html

*武蔵野市 開票速報・結果 - 2021都議選(東京都議会議員選挙) :朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/senkyo/togisen/2021/kaihyo/E26.html

*小金井市 開票速報・結果 - 2021都議選(東京都議会議員選挙) :朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/senkyo/togisen/2021/kaihyo/E32.html

・・・・・・・・・・・
今回の都議選は私がざっと見たところ、下記のような印象を受けています。
(1)共産・立民・生ネその他リベラルの「棲み分け」戦術が一定の効果を示した
(共倒れした選挙区が港区をはじめ3つもあったぞ:何しとるのか? まだわからんのか!?)
(2)しかし、まだ一つ、票の伸びが足りない(一丸となっていないためでは?)
(3)都民Fが予想以上に善戦し、自民が苦戦している(国政への批判、自民没落の兆し?)
(4)武蔵野の立民の五十嵐さん、小金井の「緑」の漢人さんの当選はすばらしい(1人区)
(5)「れいわ」や「社民」の議席がないのは悲しい(態勢立て直し必要)
(6)公明がしぶとい、御用組合「連合」と国民は早く解散した方がいい
(7)最悪政党=維新が伸びなかったのはよかった。東京は大阪とは少し違う? 
(8)投票率が低かった(42,4%)ようで、これが組織票優先型の選挙になったかもしれない
 (いわゆる浮動票が流れたのは、都民Fと立民か?)
(9)東京区部の東部がひどい(暗黒星雲化し始めている)
(10)政治の構造が変わっていない=このまんまの雰囲気で衆院選突入はマズイ
 (改革を求める側の努力が足りない=とりわけ立憲民主党執行部)

(特別雑感)依然として投票所の筆記用具はエンピツだった(期日前投票も含めて)。エンピツだと、開票前に第三者が消しゴムで消して他の人の名前を書き込めるからやめろ、ボールペンにしろ、鉛筆で書類を書くような役所の窓口なんかないだろうに、何故、選挙ではいつまでもこんなことをしているのか、と、選挙管理委員会に何度も申し入れをしているのに改まらない。それどころか、検討している様子もない。私はこれはやはり「選挙不正」ができる状態を維持しておきたい隠れた意図が働いているものと推定します。日本の前近代性の1つの象徴か?


3.キャンペーン
(1)【賛同署名2】立憲野党間で、総選挙の共通政策作りの協議を開始してください
 https://bit.ly/3qLcbCJ
 https://forms.gle/rpf9YbNjsXYLyJoj6

(関連)市民と野党をつなぐ会@東京 - 市民と野党の共闘
 https://bit.ly/3hBFovI
 http://tunagu2.jimdo.com/

(2)辺野古埋め立て不承認を支持します · Change.org
 http://chng.it/pF6VLbzW

(3)エル・おおさか- 表現の不自由展かんさいの予定通り開催を認めてください · Change.org
 http://chng.it/myGpds7TJH

 <田中一郎コメント>
 東京でも、公的な施設での一般市民の言論・表現への妨害が後を絶ちません。由々しき事態が続いています。中でも東京都の施設(例:日比谷コンベンションホールや有明公園など)では、市民の活動妨害が日常茶飯に行われています。私の地元=北区の施設でもそうです。特に支障がないにもかかわらず、ガードマンが飛んできて妨害をしています。日本教育会館もまた、妨害のひどい施設として有名です。

また、今般は、グーグルMLでのグーグルによるメールの検閲・無断差止留保や、ユーチューブでの掲載作品のユーチューブによる無断削除などが、見られています。時代が悪い方向に変わりつつあることを感じさせます。言論・表現や活動の自由は、民主主義の基本中の基本です。

こんな中、市民運動・社会運動こそは、運動内部で、参加される一般市民の言論・表現や活動(チラシ配りや署名など)の妨害をしてはいけないでしょう。市民運動・社会運動は、市民の社交場として、参加される一般市民の方々に、言論・表現・活動の場をしっかりと保障するものでなければいけないのです。日本の今の社会情勢が上記のような状態だからこそ、市民運動・社会運動が「市民の自由」の先頭に立たないといけません。

にもかかわらず、未だに日本の市民運動・社会運動には「オレサマ活動家」のような連中が少なからずいて、参加市民の言論・表現や活動を統制したり、あれこれ指図したり、妨害したり排除したりしています。わたしはこういう連中のことを「スターリンのミニブタ」と呼んでいます。こうした振る舞いは、やる側が善意であっても「スターリニズム」の萌芽のようなもので、こんなことがデファクト・スタンダードになれば、実にうっとうしい社会ができてきます。そして彼らが権力を握れば、情勢次第では「スターリニズム国家」ができてしまうということは、歴史を振り返れば明らかなように思えます。「ミニブタ」とは作家のジョージ・オーウェルが旧ソ連を皮肉って書いた「アニマルファーム」をもじった表現です。

(関連)ジョージ・オーウェル「人間らしさ」への讃歌-川端康雄/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034081595&Action_id=121&Sza_id=A0

「スターリンのミニブタ」諸君は市民運動・社会運動から立ち去れ! みなさまも「スターリンのミニブタ」たちが主催するイベントには参加なさらないでください。みなさまが参加されなければ、こんな連中は消えていくでしょう。ケンカするより参加しない、です。

(数日前、「伊達判決を生かす会」提訴の「国賠訴訟」公判が東京地裁で開かれましたが、そこで私は開廷前に傍聴(監視)に来ておられた方々にイベントのチラシを配りましたが、裁判所職員は黙認していたようです。いつもは張り切ってチラシや書類の配布を妨害する連中がじっとしていましたので、おや、少し態度を改めたのかな、と思った次第です。黙認した理由は不明です)

(関連)(別添PDFファイル)すでに始まっていた「表現の不自由展」(本田雅和『週刊金曜日 2021.7.2』)
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4.(新)「ある阿呆の一生」=安部晋三(著者は芥川龍之介ではなくて田中一郎)
 「こんな人たちに負けてはいられません」(秋葉原駅前スピーチ)に続いて、また、この人物がトンデモ発言です。まさにオリンピック憲章に真っ向から歯向かい、東京五輪を「反日」扇動の道具に使おうとしているようです(オリンピックでナショナリズムを煽ってはいけないというのが憲章の主旨)。山のような批判が出されています。この人物の一生は、このようなことの繰り返しだったのでしょう。

安倍前首相「五輪に反対する人は反日的」またまたトンデモ主張|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/291434

(関連)安倍前首相“反日が五輪反対”発言に猛批判「1年延期」の責任問う声も(女性自身) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/88f21ef5c149741d34cd470a30b8f03d9d7022e1
(関連)安倍前首相「反日的な人が五輪反対」に怒りの声続出 今後は “トランプ化” 指摘する声も(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1c8140b981fb8ac17d5419abf1357546bf9d90c7

(関連)れいわ・山本太郎代表 五輪中止しかない「数十万単位でザルの水際を乗り越え東京に集結」(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9ae441553a6f733acba45ab4da99728c4e680bb9


5.日比谷公会堂の着工めど立たないのに…公園内のニレとケヤキの一斉伐採に疑問声:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/105973

(関連)トイレが大問題…どうなる日比谷公会堂の改修 着工めど立たず:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/105972
(関連)市政会館 - 歴史的建造物保全事業のご案内 - 公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(旧財団法人東京市政調査会)
 https://www.timr.or.jp/library/
 https://www.timr.or.jp/office/building.html

(日比谷公園の貴重な樹木を伐採した東京都の無能な木っ端役人のことではありません。都民が利用する大規模集会施設の日比谷公会堂が「工事開始」を理由に閉鎖されたのは2016年春、あれから5年も経過しているのに工事が進んでいる様子はありません。おかしいな、と思っていたら、上記の東京新聞記事です。そして、つい最近気が付いたのですが、日比谷公会堂への入り口と反対側の南側に「市政専門図書館」(上記サイト)があって、ここは今でも営業を続けているのです。建物は公会堂と市政図書館は「ひと続き」になっているようなので、これ、何か変だなという気がします。都民の集会場はさっさと閉鎖して5年間もほったらかし、貴重な公園の樹木まで伐採するおかしなふるまいをして、同じ建物の図書館はそのまんま、要するに、市民・都民の集会開催の妨害をしているだけなんじゃないのかな? その理由がトイレ!? バカバカしいと思いませんか? 私が都知事なら、こんなもの、大ナタふるって、さっさと片づけてしまいますが・・・・(都庁の木っ端役人も一緒に):田中一郎)


6.<特集>一時支援金の“不備ループ” TBSテレビ【報道特集】|JCCテレビすべて
 http://jcc.jp/news/17361100/

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<特集>一時支援金の“不備ループ”

いま問題となっている一時支援金の不備ループはなぜ起きているのか。審査担当者は「極力疑わず迅速な給付につなげていくと思っていたが、対応が違う」と語った。審査を担当しているのは、ほとんどがアルバイト。その1人が取材に応じた。審査の流れは、申請内容を一次審査、二次審査とダブルチェックをする。不備がないと判断されれば最終審査に経て給付される。

審査担当者は「不備ループの方々は抽出されている」と語った。最終審査まで通過した人の中から特定の人を抽出しているという。審査担当者は「申請者の画面に直接チェックを入れる。内容が“基礎控除以外の控除があるかないか”。上役に聞いた“控除がない方の中に不正者はひそんでいる”と」「同じ内容の申請者が2人がいて、疑われないほうに振り分けられた人は翌日に“振込確認中”に変わる。もう片方は厳しい追加書類の山」と語った。

周囲では不備ループに陥ってしまった人が、再度の申請で無事に給付されたという事例はほとんどなかったという。審査担当者は「税務署の調査より厳しい。あまりにも不親切すぎる」と語った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)「報道特集」金平茂紀キャスター 梶山経産相に「ひどい違和感」官僚の給付金詐欺(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e63dd256946dfd7130d3621f545047d49805919e

(関連)報道特集 - TBSテレビ(まもなくこのサイトに録画が掲載されると思われます)
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/

(先週7/3土の「TBS報道特集」ですが、私も見ました。経産省キャリア官僚の「新型コロナ」関連支給金(家賃補助金など)の不正詐取もひどいけれど、この(自営個人向け)一時給付金の恣意的な事務手続きはもっとひどい。全くのデタラメで、こんなものに振り回されている困窮者の方々が気の毒で見ていられませんでした。適正化して助けてあげなければいけないのですが、しかし、経済産業省を担当する梶山弘志大臣の説明や答弁もいい加減極まりなし、でした。行政の現場を全く見ていないという実態がアリアリとわかる発言で、TBS金平茂紀キャスターが「ひどい違和感」というのは、実に控えめな表現です。また、この一時金給付を請け負ったデロイト・トーマツとかいう会社の「問い合わせ取材」への対応も「木で鼻をくくった」ようなもので許せんな、という感じです。今の行政は万事、こんな調子なのでしょう。:田中一郎)(現段階ではネット上に録画見つからず)
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/human-capital/articles/hcm/global-mobility-jp-international-tax-Jun2020.html


7.(別添PDFファイル)この国の実力(北丸雄二 東京 2021.7.2)
ダウンロード - e38193e381aee59bbde381aee5ae9fe58a9befbc88e58c97e4b8b8e99b84e4ba8c20e69db1e4baac202021.7.2efbc89.pdf

(有権者がゴミのようなひどい政治家を選挙で選び続ける(「続ける」という点を強調しておきます)⇒ その政治家が権力や権限を長期にわたり握るので、官僚はその政治家に媚びへつらうようになる その媚びへつらった官僚が政治家に引き立てられて出世する 他方で、まじめに有権者のために仕事をする官僚は煙たがられて排除され仕事ができなくなる それを目の当たりにした若い官僚たちも、まじめにやって損をしてはいけないと、媚びへつらいの方の官僚を見習う 人員削減もあり、役所ではまともに仕事ができなくなり(やると失敗やミスばかりする)、体裁を整えてアウトソーシングという名の外部組織への丸投げをする 丸投げされた方の組織は発注主がノーナシであることをよく知っていて、テキトーなことをやってぼろ儲けする 政治の劣化が行政の劣化を招き、そのしわ寄せ・尻拭いは結局は有権者がくらうことになる。このどん底へ向けての日本の政治と行政の劣化は誰のせい? 決まっとるでしょ、政治家や官僚も悪いけど、選挙その他でちゃんとしない有権者が一番の原因です。:田中一郎)


8.(別添PDFファイル)殺人AI兵器 初の実戦欧入か、昨年のリビア内戦で 国連報告書(東京 2021.6.23)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/112104

(関連)ターミネーター (Terminator) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=KDTMs5p4-Cw

(人類史が悪い方向に新たな1ページを開きました。開発した人間たちを許してはいけないと思いますし、こうしたものを使う人間たちも許してはいけないでしょう。私は武力紛争を評価する場合、使われている武器がどこからどのようにして当事者にわたっているかをきちんと見ることが大事なことの1つだと思っています。:田中一郎)

(関連)映画『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』公式サイト
 https://unitedpeople.jp/shadow/

(関連)(社説)殺人AI兵器 実効ある規制が急務だ:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14961605.html
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リニア新幹線に関する近況の情報をお届けいたします。メールの表題にも書きましたように、このプロジェクトは、各地で水枯れを起こし、有害危険なトンネル残土をばらまき、山々の樹木を伐り倒し、地域住民の生活を無残にも破壊して進められており、東京オリンピックや大阪万博と同じように、馬鹿の一つ覚えの時代錯誤なものです。1時間程度、東京と名古屋の間を行き来する鉄道所要時間が短くなったからと言って、それがどうした、の世界ではありませんか。急ぐ人には飛行機もあるでしょう。他方で、このPJによって回復不可能な形で踏みにじられるもの、壊されてしまうものは、とてつもなく大きいのです。まるで宮崎駿監督のアニメ映画「風の谷のナウシカ」にでてくる「巨神兵」さながらのPJで、かようなものには南アルプスの「オーム」の怒りも鎮まることはないでしょう。

(関連)『風の谷のナウシカ』巨神兵は神か兵器か?9つの観点から謎多き存在を解説してみた - ciatr[シアター]
 https://ciatr.jp/topics/169608

そして、このデタラメPJは、環境アセスもいい加減、利用見込みもいい加減、工事費用の見積もりもいい加減、最初から赤字路線を覚悟の上、東海道新幹線占有という特権的独占の収益を浪費する計画で、利用客は強い電磁波の被ばくを受け、また、大事故の可能性もあって身の危険が大きい、ことに加え、無人列車で何かがあっても誰も助けに来ないという、まさに時代を象徴するかのごとく「自己責任列車」です。それこそこのリニア新幹線とは、失敗するPJの典型事例のようなものです。かようなものに我々の税金である財政投融資が巨額(数兆円)に突っ込まれていることに憤りを感じます。

リニア新幹線と南海トラフ巨大地震「超広域大震災」にどう備えるか-石橋克彦著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034215651&Action_id=121&Sza_id=A0

(東海道新幹線を(特権を濫用する)JR東海から取り上げて、これを運営する会社を入札にかけて決めたらどうか、さすれば、この悪徳会社=JR東海も少しは自粛して、まともな会社になるのではないか? あるいはJR東海が新幹線保有機構に支払う東海道新幹線の賃借り料金をもっと引き上げて、それをJR北海道やJR四国への経営支援金に充ててはどうか。いずれにせよ「不当労働行為」の塊であった国鉄民営化のデタラメの弊害が、今になって表面化してきていると言えるでしょう。少し前のJR西日本の尼崎大事故もそうした事例の1つです。今後、こういう事例が次々と出てくるように思えてなりません。「市場原理主義アホダラ教」の行きつく先と言ってもいいでしょう)

(関連)(動画)進まぬリニア工事 ~ 静岡県はなぜ不安なのか ~|DoGAS(ドガス)
 https://www.at-s.com/dogas/details.html?article_id=895315

それがここにきて、同じく大深度地下利用法を悪用したリニア新幹線と同様の工事である外環道で、陥没事故と巨大空洞の複数発見(今のところ3つですが、調べればもっとあるかもしれないし、今後もできてくるでしょう)という衝撃的な事件が起きました。かねてから言われていたように「大深度地下工事は地上には何の悪影響も与えない(だから地権者・地上権者の承諾も補償もいらない)」などという「たわごと」が嘘八百であったことが明らかとなり、この法律が違憲・無効であることが明々白々となっています。もはやこの工事を進めていく法的根拠は何もなく、外環道もリニア新幹線も、その工事を中止して、これまで着手した工事地域の方々に対して賠償と補償を誠意ある形でしていかなければならなくなっているのです(当然ながら、批判を馬耳東風で進めてきた関係会社ならびに国土交通省、及び東京都など関係自治体の責任者は刑事・民事・行政法上の責任が問われなくてはいけません。要するに、とっつかまえて監獄へ放り込んでもおかしくない、ということです。

ところが、外環道のNEXCO2社(旧道路公団)も、リニア新幹線のJR東海も、そしてそれを監督し許認可権を持つ国土交通省や東京都その他の自治体も、この違憲・違法な工事をやめる姿勢にありません。特にJR東海に至っては、住民説明会なる一方的なアリバイ行事を形だけやり、「住民の理解を得ることができました」などとふざけたことを言い放って、強引に工事を開始しようとしています。許されない話です。かようなものを許せば、日本は法治国家を棚上げにして、特権的な一握りの企業や事業者が政治権力の助けを借りて何でもできる国に落ちていくことになるでしょう。

以下、リニア新幹線の近況情報について、いくつかご紹介をいたします。


 <別添PDFファイル>
(1)大深度地下開発を考える(上):陥没事故が暴露した大深度地下法の違憲性(丸山重威『住民と自治 2021.4』)
(2)大深度地下開発を考える(中):リニア中央新幹線 人命にかかわる大深度工事問題(樫田秀樹『住民と自治 2021.5』)
(3)大深度地下開発を考える(下):大深度法=その経緯と問題点(武内更一『住民と自治 2021.6』)
(4)リニア工事の周りで(1)~(5)(朝日 2021.6.28夕刊~7.2夕刊)
(5)JAES2021(畑明郎1)「リニア中央新幹線建設と環境破壊」
(6)ニュースがわかるAtoZ:リニア静岡工区の行方(東京 2021.7.5)
(7)JR東海 コロナとリニアの「二重苦」(『選択 2021.6』)
 https://www.sentaku.co.jp/

 <関連サイト>
(1)リニア訴訟-ストップリニア訴訟原告団
 https://linearstop.wixsite.com/mysite
(2)リニア新幹線を考える相模原連絡会
 https://linearsagamihara.hatenablog.com/
(3)南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡 - ホーム - Facebook
 https://bit.ly/3jISkCI
(4)リニア工事 法廷に問う(1)弁護団事務局長・西ケ谷知成さん:中日新聞しずおかWeb
 https://www.chunichi.co.jp/article/170791


1.(別添PDFファイル)『住民と自治』掲載の「大深度地下開発を考える」
 『住民と自治』は地方自治に関する重要な論文を掲載する貴重な月刊誌です。みなさまのご注目に期待いたします。『住民と自治』は定期購読の他、図書館等で見ることができます。下記の3つの論文は、いずれもリニア新幹線と大深度地下利用法との関係を見る上で必読の論文です。

(1)大深度地下開発を考える(上):陥没事故が暴露した大深度地下法の違憲性(丸山重威『住民と自治 2021.4』)
ダウンロード - 28e4b88a29efbc9ae999a5e6b2a1e4ba8be69585e3818ce69ab4e99cb2e38197e3819fe5a4a7e6b7b1e5baa6e59cb0e4b88be6b395e381aee98195e686b2e680a7efbc88e4b8b8e5b1b1e3808ee4bd8fe6b091e381a8e887aae6b2bb202021.4e3808fefbc89.pdf

(2)大深度地下開発を考える(中):リニア中央新幹線 人命にかかわる大深度工事問題(樫田秀樹『住民と自治 2021.5』)
ダウンロード - 28e4b8ad29efbc9ae383aae3838be382a2e4babae591bde381abe3818be3818be3828fe3828be5a4a7e6b7b1e5baa6e5b7a5e4ba8be5958fe9a18cefbc88e6a8abe794b0e3808ee4bd8fe6b091e381a8e887aae6b2bb202021.5e3808fefbc89.pdf

(3)大深度地下開発を考える(下):大深度法=その経緯と問題点(武内更一『住民と自治 2021.6』)
ダウンロード - 28e4b88b29efbc9ae5a4a7e6b7b1e5baa6e6b395efbc9de3819de381aee7b58ce7b7afe381a8e5958fe9a18ce782b9efbc88e6ada6e58685e3808ee4bd8fe6b091e381a8e887aae6b2bb202021.6e3808fefbc89.pdf

(関連)月刊『住民と自治』 - 自治体問題研究所(自治体研究社)
 https://www.jichiken.jp/jajs/


2.(注目!)リニアホント通信 - YouTube
 https://www.youtube.com/channel/UCj5_Gtd-8Y8lW0ingOS3nQg
 https://blog.goo.ne.jp/ookute3435/e/0a7b82ff9895384a98c9782f4c0c7e2c

(関連)リニアホント通信 - リニア中央新幹線の情報 一覧
 https://lexp.ictkf.net/media/link_honto-tsushin.htm


3.(別添PDFファイル)リニア工事の周りで(1)~(5)(朝日 2021.6.28夕刊~7.2夕刊)
 朝日カバカバ新聞も、こういう記事で紙面を満載にしていれば、その不名誉な社名から「カバカバ」が取れるというものです。新聞たるもの、ジャーナリストたるもの、常に権力や巨大資本から虐げられ被害を受けている側、「やる側」ではなくて「やられる側」に立って取材をし報道をする、というのが基本中の基本である、ということを20年ほど前の大学時代のゼミの同窓会講演会に来ていただいた内橋克人氏(元神戸新聞記者)からお聞きしました。同じ朝日カバカバ新聞でも、東京オリンピックについては逆のスタンスで報道が繰り返されています。ところで内橋克人氏はお元気でいらっしゃるでしょうか?

(関連)(社説)リニア建設 中断し説明と再検証を:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14961604.html

(1)(現場へ!)リニア工事の周りで:1 住宅地走る大深度トンネル:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14954507.html

(一部抜粋)
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(中略)「安全安心の根拠が全然具体的じゃない」。説明会では工事中止を求める発言が相次ぎ、そのたび会場から拍手が起きた。だが、直後に開いたマスコミへの説明会で、JR幹部は「住民に理解していただけた。工事を進めていく」と言い切った。
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(2)(現場へ!)リニア工事の周りで:2 車両基地「まるで万里の長城」:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14955935.html

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)「農業科の牧場や農場、演習林もあって、出入り自由。自然に触れられる憩いの場所だった」。リニア新幹線を考える相模原連絡会の代表、浅賀きみ江(71)は振り返る。今は樹齢約100年のクスノキが2本残るだけだ。

浅賀は4月、その保全を求め県を訴えた。背景には「地域の生活環境がリニアによって破壊された」との思いがあるという。JR東海は神奈川県駅を地下30メートルにつくる計画だ。土留(どどめ)壁を打ち込み、用地を幅50メートル・長さ1キロにわたって露天掘りし、駅を造って埋め戻す。その工事の騒音や振動、残土を運び出すダンプの往来は激しい。

(中略)15キロ離れた山間地の鳥屋地区には、リニアの車両基地の建設計画がある。「滑走路か、万里の長城か」。計画地の地権者の一人、栗原晟(75)はその規模に驚いた。最大幅350メートル・長さ2キロ・面積50万平方メートル。山を削り、谷を埋めて標高310メートルにそろえる。栗原の自宅は標高270メートル。裏山に10階建てのマンションに相当する台地が造成されることになる。

19年10月の台風19号では近くの串川があふれ、農道が川になった。栗原の自宅も浸水し、間一髪避難した。「リニアの洗車に一日319トンの水を使う。それを串川に流されちゃ、たまらない」。木を切り、山を造成すれば、大雨の被害は増すとみる。洗浄剤による水質汚染も心配だ。栗原は3月、JRに要望書を出した。「洗車水の適切な処理」「基地周辺の雨量、風速、温度などの測定」「工事期間中の生活環境の確保」などを求めている。納得のいく回答が得られるまで、測量に応じない構えだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(3)(現場へ!)リニア工事の周りで:3 盆地横切る高架、暮らしに影:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14957164.html

(一部抜粋)
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(中略)駅周辺は防音フードの設置は予定されていない。むき出しのリニアの通過音は70~75デシベルで、昼間の住宅地の騒音基準値55デシベルを上回る。内田は技師として新東名高速道路の騒音調査に加わった経験から断言する。「防音壁が設置されたとしても、とても寝られない」

内田は「甲府盆地の地盤は、高架橋に向かない」とも指摘した。かつて脇を走る断層が動いて、盆地が沈み込み、そこに釜無川や笛吹川が運んだ土砂が堆積(たいせき)した軟弱地盤だ。地下数百メートルまで岩盤に当たらず、大地震で液状化する恐れも指摘されている。「高架橋の不等沈下が起きるのではないか」。内田の疑問をJRに書面でぶつけてみた。答えは短かった。「構造物は国の基準に基づき、ボーリング調査などの地質調査の結果を踏まえ、適切に設計しています」
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(4)(現場へ!)リニア工事の周りで:4 山に壁や穴、「理に合わない」:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20210701001880.html

(一部抜粋)
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(中略)「リニア工事はすべてが行き当たりばったりだ」と指摘するのは、ライターの宗像充。(中略)「大した反対運動もないのに、計画がずさんで予定通りに進まず、自滅しつつある」と苦笑する。「でも、一度失った自然は二度と戻らない」

鳥倉山の中腹にある南山牧場では、3年前から池が干上がった。近隣の牛30頭を夏季だけ預かって放牧している三池一矢(63)は「前は水深が50センチぐらいあってフナ釣りができた。冬はスケートもできたのによ」。山頂部の沢の水量も約20分の1に減った。JR東海はトンネル周辺でモニタリングを実施。「掘削に伴う水量や水位の顕著な減少傾向は見られていない」とする。宗像は「山はそれ自体が保水力のある水がめ。山裾に穴を開ければ、水がめの底が抜ける」と指摘する。

(中略)土屋は昨年、鉄塔建設予定地にある樹齢300年以上の2本のブナの保存運動を始めた。仲間と古木の写真ポスター1千枚を作り、ウェブ署名「#リニアは理に合わない」を立ち上げて、全国に支援を呼びかけている。村内9基の鉄塔を結ぶ送電線は全長4・5キロ。小渋川から赤石岳を望む絶景を無粋に横切る。村は電線の地中化を望んだが、「採算が合わない」と拒まれたという。
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◆キャンペーン · 東海旅客鉄道(株)- リニア送電線工事のために樹齢約300年のブナの木を伐採するのは止めてください! · Change.org
 https://bit.ly/3xh0EOc

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 最前線大鹿〜 · Change.org
 https://bit.ly/3qO6Smk

(5)(現場へ!)リニア工事の周りで:5 有害な残土、決まらぬ行き先:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20210702001514.html

(一部抜粋)
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(中略)付近には日本最大のウラン鉱床が広がる。リニアの地下トンネルは、月吉、美佐野など四つの鉱床の間を縫うように走る計画だ。

(中略)「全く安心できないね」というのは春日井リニアを問う会の川本正彦(77)だ。2016~18年、周辺6地点で地表と空間の放射線量を測定した。瑞浪市に隣接する御嵩町内のリニアトンネル直上では、最高毎時0.341マイクロシーベルトを計測した。年に換算すると2.98ミリシーベルト。一般公衆の実効線量限度の約3倍にあたる。「土の中は掘ってみないとわからん。工事中の作業員の被曝(ひばく)も心配だ」と川本。

(中略)残土の一部からは基準値を超えるヒ素、ホウ素、フッ素が検出された。こうした要対策土の仮置き場も瑞浪市内にある。元愛知県環境調査センター主任研究員の大沼淳一(76)らと訪ねた。白い囲いの上に、残土の山を覆う青いシートがのぞく。大沼は岐阜、愛知両県の土壌や水質汚染を調査してきた。「有害物質が川や地下水に流れ出ると取り返しがつかない」と案じる。
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4.(別添PDFファイル)ニュースがわかるAtoZ:リニア静岡工区の行方(東京 2021.7.5)
 https://www.tokyo-np.co.jp/

(関連)リニアの行方 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/ch201066246i/%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E8%A1%8C%E6%96%B9


5.(別添PDFファイル)JAES2021(畑明郎1)「リニア中央新幹線建設と環境破壊」
ダウンロード - jaes202128e79591e6988ee9838eefbc9129e3808ce383aae3838be382a2e4b8ade5a4aee696b0e5b9b9e7b79ae5bbbae8a8ade381a8e792b0e5a283e7a0b4e5a38ae3808d.pdf

(リニア新幹線に関する少し別の観点からのコンパクトな批判論文です。是非、ご覧ください。超伝導と常伝導、この違い、わかりますか?)

(関連)常伝導とは - コトバンク
 https://kotobank.jp/word/%E5%B8%B8%E4%BC%9D%E5%B0%8E-532646
(関連)超電導ってなあに
 http://www.istec.or.jp/description/description.html


6.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)(メール転送です)調布市の地表陥没事故や巨大地下空洞の発覚により、外環道・リニア新幹線の大深度地下工事を進める法的根拠はなくなった=ただちに工事を中止し、沿線全住民に損害賠償を開始せよ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-42413a.html

(2)3つあります:(1)リニア新幹線は地震で損壊する(石橋克彦氏)(2)必要なのは「デジタル庁」ではなくて「デジタル規制庁」だ(3)自民党バラマキ・タカリ議員連盟とMMT 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-1b0a06.html

(3)憲法違反の権利侵害インチキ法「大深度地下使用法」に基づく外環道・リニア新幹線工事を直ちに中止せよ!:外環道で新たに3つ目の地下空洞発見、NEXCO2社と国土交通省は被害者に万全の賠償・補償を行え!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-c0f1b2.html

(4)本日(6/22)のいろいろ情報:(1)静岡県知事選挙結果とリニア新幹線(2)オリンピックはイランピック(3)「寄生虫」委員長が「汚染水の濃度測定などしなくていい」(4)カジノ横浜はいずこへ? 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-7de065.html


7.その他
(1)静岡県知事選で問われるリニア新幹線トンネル工事の是非|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/290628
(2)新春・川勝知事に聞く リニアは考え直せ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/21909
(3)リニア工事費「1.5兆円増」、JR東海は耐えられるか-新幹線-東洋経済オンライン
 https://bit.ly/3ym5Ct1
(4)<社説>静岡県知事4選 リニア膠着打開の道は:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/112024?rct=editorial
(5)「大深度なら地上に影響ない」はずだったのに…リニア工事は大丈夫?<調布陥没>:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/75248
(6)JR東海「懸念解消努める」 リニア新幹線工事巡り(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b26f11adb6a1085e6b652ca7ebddaa166706bb0e
草々 

2021年7月 2日 (金)

本日(7/2)のいろいろ情報:(1)失われた「主権者」の気概、アスリートも意見を(白井聡氏)(2)「野党は反対ばかりしている」論に対して(3)2021年選挙と公選法改正(4)ゲノム編集製品の市場流通会合 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(緊急セミナー)(7.13)オルタナティブな日本をめざして(特別編)「マスコミが絶対に伝えない新型コロナワクチンの「危険性」」(岡田幹治さん:2021年7月13日)(なお、この日は主催者側から「脱原発ロードマップ(再)」のプレゼンも行う予定です:下記参照)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-f7f751.html

(予約の受付窓口)
◆たんぽぽ舎(水道橋):TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
(上記にお電話していただき「受付番号」をもらってください)

 <「脱原発ロードマップ(再)」の予定>
(第1回:7/13)脱原発実現のための各論詳細(法制化、財政政策、規制、核ゴミ対策、立地政策他)
(第2回:8/25)福島第一原発事故の後始末の抜本見直しと放射線被曝政策
(第3回:未定)電力システム改革・新エネルギー政策と再生可能エネルギー


2.福島原発告訴団より
(1)控訴審11月2日開廷が決まりました。11月2日(火)午後1時30分、東京高等裁判所104号法廷です。
(2)「裁判官を原発事故現地に」の署名を集めて下さい(7月6日第1回提出)。
 http://chng.it/YJT5HbNtMJ

(関連)東電旧経営陣の強制起訴 2審は11月から|NHK 福島県のニュース
 https://bit.ly/2UQ0oXW


3.南相馬・避難20ミリ撤回訴訟の判決期日は7月12日、15:00~
 https://minamisouma.blogspot.com/

〇事前集会 13:10-14:10
 場所:日比谷コンベンションホール(東京地裁から徒歩10分ほどです)
 内容:訴訟の経緯とポイント、南相馬の放射能汚染の実態 など
 先着:100名

〇判決 15:00
 (傍聴券交付はせず先着順、一般向けの傍聴席は35席程度となりそう、とのことです)

〇報告集会 15:30~17:30


4.キャンペーン
(1)オリンピック中止を求める声明文への賛同者フォーム - 安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会
 https://bit.ly/3jz0Xjb

(2)地域住民の命と健康を守りたい!保健師・保健所職員を増やしてください Change.org
 https://bit.ly/3ybgJ87

(関連)キャンペーンについてのお知らせ ·「住民の『命をつなぐ』対策に全力をあげてください」保健師、保健所職員、医療従事者 オンライン記者会見の開催について · Change.org
 https://bit.ly/3juygEa


5.【伊波洋一×福島みずほ】重要土地規制法の廃止に向けて - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=VYk0xNBz5LM

(関連)伊波洋一 (いは よういち)さんはTwitterを使っています 「6月19日、福島みずほ参院議員と「重要土地等調査規制法」で対談し、台湾有事の「戦時立法」であり、沖縄の有人離島50島の全てが「注視区域」と位置付けられ、空港や港湾のある島は「特別注視
 https://twitter.com/ihayoichi/status/1409886497231282177

(関連)尖閣諸島に43年使われていない米軍の射爆撃場、なぜ? 機密解除文書から浮かび上がる日米関係の曖昧な実相 | 47NEWS
 https://nordot.app/779925017602129920


6.(別添PDFファイル)GO TO トラベル「補助金」の闇(『選択 2021.5』
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/20968

(やっぱりな、という印象です。なお、『選択』という通販月刊誌は定期購読の他、図書館で見ることができます)


7.仏地方選でマクロン与党惨敗 大統領選にも影響か(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/932125b7f22c0eea97429776dd58513a9201c7b1

(「過去最低レベルの投票率のなか、地方に地盤がある従来の共和党系や社会党系が強さを見せた形」と報じられています。この国の有権者も日本と同様に、政治が原因で自国が困難に陥っているにもかかわらず、政治と真摯に向き合わずに、堂々巡りの政治選択や「政治からの逃走」を繰り返しているようです。こういう態度を続ければ、より悲惨な結果になることは歴史が証明しています。:田中一郎)


8.日刊ゲンダイより
(1)【東京五輪】バッハ会長は欲望ムキ出し!広島訪問要求の裏に「ノーベル平和賞」狙う凄まじいエゴ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/291229
(2)<よくも正気で嘘をつけるものだ>橋本聖子大臣の自我が壊れない摩訶不思議(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/565.html
(3)<異例の舞台裏の醜悪>横浜市長選をめぐる魑魅魍魎(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/613.html
(4)<目を覆う ダメさ 甘さ トンチンカン>いよいよ鮮明 ポンコツ政権と玉砕の運命(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/646.html
(5)入院は女帝都知事だけじゃない 東京が野戦病院化の懸念(2021.6.25『日刊ゲンダイ』)障害福祉&政治・社会・平和問題ニュースサイト
 https://gogotamu2019.blog.fc2.com/blog-entry-24776.html

*日刊IWJガイド・非会員版「五輪は『バブル』も穴だらけ! ウガンダ選手団以前に4人の陽性者! 6月最終日、IWJは赤字転落の危機! 緊急のご支援をお願いします」2021.06.30号~No.3212号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49007
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「本日(7/2)のいろいろ情報」をお送りいたします。相変わらずロクでもない話で満載です。

 <別添PDFファイル>
(1)失われた「主権者」の気概、アスリートも意見を(白井聡 毎日 2021.6.30)
(2)バイトとボランティア(三木義一 東京 2021.6.24)
(3)「コメ余り問題」は発想の転換を:米国の低所得舎支援に学ぶ(鈴木宜弘東京大学教授『時の法令 NO.2120 2021.4.30』)
(4)RCEPの農業への影響は「軽微」なのか(鈴木宜弘東京大学教授『時の法令 NO.2122 2021.5.30』)
(5)「営農型」太陽光発電の本質が歪められていないか(鈴木宜弘『時の法令 NO.2124 2021.6.30)』
(6)10月総選挙 支持率回復のワクチン戦略に黄信号、五輪強行 菅自民20減(『サンデー毎日 2021.7.11』)
(7)都議選 明言せぬ小池氏(朝日 2021.6.23)
(8)離島の自民3議員、復党論早すぎない?(東京 2021.6.23)
(9)「枝野党」から脱却探る、批判の受け皿へ難路 枝野幸男(日経 2021,6,30)


1.アスリートを「外化」させて認識する日本の有権者・国民のあやうい兆候:失われた「主権者」の気概、アスリートも意見を(白井聡 毎日 2021.6.30)より(他のMLでの議論です:一部加筆修正)

◆(別添PDFファイル)失われた「主権者」の気概、アスリートも意見を(白井聡 毎日 2021.6.30)
 https://mainichi.jp/articles/20210630/ddm/035/050/052000c

(関連)主権者のいない国-白井聡/著(講談社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034187699&Action_id=121&Sza_id=C0

 <田中一郎コメント>
 「失われた「主権者」の気概」=その通りですし、「アスリートは無力ではない」=私と同じことを言っています。さすがは白井聡氏です。そうです。アスリートたちが「今回のオリンピックには参加しない」とみんなで声をそろえて言えば、この大会は中止になります。そもそも開催に至るまでの一連の出来事がアンフェア丸出しで、スポーツがフェアでなければならない、という「原則中の原則」に反しています。また、「新型コロナ」のタチの悪い変異株が日本に持ち込まれる可能性があり、また、アスリート自身も競技内外での接触により感染してしまう可能性もあります。更に、「新型コロナ」ワクチンは、アスリートの体に不可逆的な「害」を及ぼす可能性だってあるのです。あらゆることを考慮すれば「やめましょう」になるはずで、これが今のアスリートたちにできないとすれば、①(白井聡氏が言うように)体育会系の「上から言われれば盲従する」という悪弊、②オリンピックが悪性権力を伴った「銭ゲバ興業」になっており、もはや「スポーツの祭典」などではない、ということを意味している、ということです。

他方、オリンピックやアスリートを見ている方の有権者・国民の多くも、その認識がおかしくなっています。「オリンピックはアスリートのためには開催するしかない」とか「オリンピック開催を巡ってアスリートを批判するのはお門違いだ」とか、いろいろ「お門違い」のコメントをする一般国民が少なくないでしょう。何を言うとんじゃ、という話で、アスリートもまた、普通の人間だ、ということを忘れています。組織に縛られているのも、他の一般の人たちと同じで、何もアスリートだから特別なことがあるわけではないのです。

オリンピック・ボランティアなどという「お人好しの愚か者」の人間集団も少なからずいます。下記の三木義一氏による東京新聞コラム記事は的を射ています。但し、今回の悪性オリンピックに賛同・翼賛する会社や雇い主から「ボランティアに行ってこい」と言われて来る人もいるかもしれませんし、その水面下では「オリンピック開催へのご協力を」という声掛けがそうした会社になされていて、それで背中を押されている場合もあり得ます。いずれにしても、電通や組織委は多くのボランティアを自在に「自己責任」かつ無料で使ってボロ儲けしているわけで、笑いが止まらないでしょう。

(関連)(別添PDFファイル)バイトとボランティア(三木義一 東京 2021.6.24)
 https://bit.ly/3y9HVUw

(関連)ブラックボランティア-本間龍/〔著〕(角川新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033787013&Action_id=121&Sza_id=E1

しかし、私が見るところ、いわゆるアスリートと言われる人間たちの多くは「上級国民」意識に染められ、自分たちはスポーツに秀でていることで特別扱いもおかしくなく、かつ、いろいろな人間関係から「沈黙は金」を押し通した方がいい、と信念をもって思っている可能性が高く、従ってまた、「今はただ、ひたすら練習に励むことだけです」などと、カマトトぶった言葉が口から出てくることにもなっています。そして、彼らが現役を引退した後は、順送りで、JOC会長の山下泰裕のような人間になり、そして同じようなこと=自民党の森喜朗のような人間と癒着をして、スポーツ利権の甘い汁を吸う味をおぼえ、それを断固として守ることに執着する、そういう人間たちになっていくのだろうと思われます(全員ではありませんが)。

(関連)体育会系 日本を蝕む病-サンドラ・ヘフェリン/著(光文社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034034336&Action_id=121&Sza_id=C0

白井聡氏は日本の有権者・国民について「主権者たろうとする気概がない」と指摘していますが、このアスリートを特別扱いする「社会現象」の背景には、「オリンピック・アスリート認識における外化(がいか:疎外)」があるのではないかと私は思います。ネット上にあまりいい解説がなさそうなので、私が簡単に書いてみると、「外化」とは、自分の理想とするものや美しいと思うもの(価値を認めるもの)を自分以外のものに転嫁して(外化=対象化ともいいます)、それを祭り上げて崇拝すること(呪物崇拝:フェティシズムという)で自分がその価値を実現できないことから逃れようとすること=免罪を受けようとすること、を意味します。初期マルクスの疎外論や、後期マルクスの「物神性論」などにも見られる西洋哲学の用語です。

一種の「価値あるものからの逃避」であり、ドイツ・ファシズムを分析して論じたE・フロムの「自由からの逃走」を連想させるものであり、私は一種のファシズム化現象の「走り」ではないかと見ています。いわば現代日本社会の病理の一種だということです。気鋭の政治学者である白井聡氏がそれを見抜いて、きちんと新聞紙面で論じていることは、私は高く評価したいと考えています。もちろん、アスリートのことだけでなく、スポーツを私物化して政治の道具に使い、オリンピック憲章から大きく逸脱しながら、目先の総選挙勝利のための状況づくりに使う菅義偉スカ政権もまた、厳しく批判されています。今日の日本で白井聡氏のような議論を展開する大学教授や有識者と言われている人間たちがほとんどいなくなったこと(昔はたくさんいた)、若い世代の大学教授や有識者がバカみたいなことを平然と言うようになっていること、これが今日の日本の病理の1つの現れであり、また悲劇でもあると私は思います。

上に向かっては盲従、横に向かっては強い同調圧力、下に向かっては無限の無責任の連鎖、これが日本社会の「執拗低音」であり(悪しき)「伝統」ではないか、その日本における「再びのファシズム」の芽が、あちこちでチラホラ見えるような気がしています。「外化」と言われる社会現象(社会心理学的現象)もまた、そうした危険な兆候の1つと見ておいた方がよさそうな気がします。下記は昨今、放送された番組です。ドイツは2度失敗(世界大戦)をしていますが、日本は1度だけです。歴史は繰り返すのかもしれません。

(関連)映像の世紀(3):時代は独裁者を求めた
 https://www.dailymotion.com/playlist/x4etjz
 https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20151220

(関連)ヒトラーの経済政策 世界恐慌からの奇跡的な復興-武田知弘/〔著〕(祥伝社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032223438&Action_id=121&Sza_id=F3


2.(メール転送です)APEC加盟国 ゲノム編集製品の市場流通へハイレベル会合(有機農業ニュースクリップ速報版 2021.07.1)

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 国際アグリバイオ事業団(ISAAA)によれば、アジア太平洋経済協力(APEC)の農業バイオテクノロジーに関するハイレベル政策対話が6月29、30日にわたりウェブ会議で開催されたという。会合では、ゲノム編集技術の規制政策と、ゲノム編集製品の加盟国の市場準備状況について議論したという。参加はAPEC、ISAAA、米国国務省、および米国農務省としている。

 アジア太平洋経済協力(APEC)は日本のほか、米国、カナダ、中国、韓国、など21か国が加盟しており、一部がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)加盟国と、また東アジア地域包括的経済連携(RCEP)とも重複している。

 このハイレベル政策対話の内容からは、ゲノム編集作物・食品の国際的な流通を前提とした準備が進んでいることを窺わせる。APEC加盟21か国のうち、ゲノム編集作物を解禁したのは米国と日本の2か国だけで、それぞれカリクスト社の油糧用高オレイン酸大豆と、サナテックシードの高GABAトマトの2品目が承認され、一部流通が始まっている。APEC加盟国では、カナダが解禁に向けて作業を始めている。日本では、厚労省の新開発食品調査部会遺伝子組換え食品等調査会がゲノム編集魚の解禁へ向け「一般的な」議論を始めている。

 今回、このハイレベル政策対話を報じた国際アグリバイオ事業団(ISAAA)は、一貫して遺伝子組み換え作物の「普及」を進めてきた団体で、毎年の年次報告書で世界の遺伝子組み換え作物の栽培状況を公表している。

 ・ISAAA, 2021-7-1
  APEC Members Discuss Genome Editing Technology and Policy Strategies
  https://www.isaaa.org/kc/cropbiotechupdate/article/default.asp?ID=18869

 ・薬事・食品衛生審議会 (食品衛生分科会新開発食品調査部会遺伝子組換え食品等調査会)
  https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-yakuji_148834.html

【関連記事】
 ・ゲノム編集由来の大豆油が米国市場に 加工は有機認証大豆製油所
  http://organic-newsclip.info/log/2018/18100969-1.html

 ・ゲノム編集トマトの流通が現実に まず家庭菜園用から供給
  http://organic-newsclip.info/log/2020/20121096-1.html

◆有機農業ニュースクリップ
 公開サイト:http://organic-newsclip.info
 ツイッター:http://twitter.com/OrganicNewsClip
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(関連)(報告)(5.28)講演会「ゲノム編集トマトと食品の安全」安田節子さん(たんぽぽ舎)+ まったくもってグロテスクで危険で羊頭狗肉=菅義偉スカ政権の「みどりの食料システム戦略」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-e62a3c.html

(安田節子さんの次回の講演会は9/3(金曜日)の午後7時、たんぽぽ舎(水道橋)で予定されています:予約受付中)


3.鈴木宜弘東京大学教授よりの貴重な報告
(1)(別添PDFファイル)RCEPの農業への影響は「軽微」なのか(鈴木宜弘東京大学教授『時の法令 NO.2122 2021.5.30』)
 https://www.jacom.or.jp/column/2021/04/210415-50720.php

(国際市場原理主義経済協定の1つであるRCEP批准に反対したのは、共産党と山本太郎「れいわ新選組」のみ、他の野党は立憲民主党や社会民主党も含めて批准賛成に回っている。相も変らぬ「市場原理主義アホダラ教」に与野党とも染まり切っている。いつになったら目が覚めるのか。鈴木宜弘東京大学教授が指摘する「農業を犠牲にして自動車が利益を得る構造~自動車の独り勝ちと農業の独り負け」の構造は、1993年GATTウルグアイラウンド妥結とWTO協定の頃からずっと続いている。今回のRCEPも、TPPや日米FTAほどのひどさはないかもしれないが、日本農業は野菜や果樹が数千億円規模の壊滅的打撃を受ける可能性が高く、日本農業つぶしの国際協定であることに変わりはない。「チンはたらふく食っておるぞ、汝人民飢えて死ね」「貧乏人は(麦ではなくて遺伝子組み換えの危険な)家畜のエサを食え」が、もうそこまで来ている。自国の食料生産や主食・食料を粗末にする国民や国が反映することなどあり得ない。日本は人口わずかな都市国家ではないのだ。ブッシュ・ジュニア元米大統領も(おそらくは日本を念頭に)そう言っていた。:田中一郎)

(関連)時事問題3つ:(1)もう1つの国際市場原理主義経済協定「RCEP」(日本の農林水産業が滅ぶ)(2)日本学術会議が御用団体となるかどうかの分水嶺(3)魚と大学は頭から腐る 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-af2d89.html

(2)(別添PDFファイル)「コメ余り問題」は発想の転換を:米国の低所得者支援に学ぶ(鈴木宜弘東京大学教授『時の法令 NO.2120 2021.4.30』)
 https://www.jacom.or.jp/column/2021/03/210304-49831.php

(一部抜粋)
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(中略)なぜ人道支援のコメ買い入れさえしないのか

米国などでは、政府が農産物を買い入れて、コロナ禍で生活が苦しくなった人々や子供たちに配給して人道支援している。なぜ、日本政府は、「政府はコメを備蓄用以上買わないと決めたのだから断固できない」と意固地に拒否して、フードバンクや子ども食堂などを通じた人道支援のための政府買い入れさえしないのか。無理やりコメを作付けするなと言っている場合ではない。メンツを保つだけのために、苦しむ国民、苦しむ農家を放置する政治・行政に存在意義があるのかが厳しく問われている。

米国では、トランプ大統領(当時)が2020年4月17日、コロ禍で打撃を受ける国内農家を支援するため、「コロナウイルス支援・救済・経済安全保障法(CARES法)」などに基づき、190億ドル規模の緊急支援策を発表した。このうち160億ドルを農家への直接給付に、30億ドルを食肉・乳製品・野菜などの買上げに充てた。補助額は原則1農家当たり最大25万ドルとした。農務省は毎月、生鮮食品、乳製品、肉製品をそれぞれ約1億ドルずつ購入し、これらの調達、包装、配給では食品流通大手シスコなどと提携し、買上げた大量の農畜産物をフードバンクや教会、支援団体に提供した。

そもそも、以前にも本コラムで詳しく紹介したとおり、米国の農業予算の柱一つは消費者支援策なのである。米国の農業予算は年間1000億ドル近いが、驚くことに予算の8割近くは「栄養(Nutrition)」、その8割はSupplemental Nutrition Assistance Program (SNAP)と呼ばれる低所得者層への補助的栄養支援プログラムに使われている。なぜ、消費者の食料購入支援の政策が、農業政策の中に分類され、しかも64%も占める位置づけになっているのか。この政策の重要なポイントはそこにある。

つまり、これは、米国における最大の農業支援政策でもあるのだ。消費者の食料品の購買力を高めることによって、農産物需要が拡大され、農家の販売価格も維持できるのである。経済学的に見れば、農産物価格を低くして農家に所得補填するか、農産物価格を高く維持して消費者に購入できるように支援するか、基本的には同様の効果がある。米国は農家への所得補填の仕組みも驚異的な充実ぶりだが、消費者サイドからの支援策も充実しているのである。まさに、両面からの「至れり尽くせり」である。

これが食料を守るということだ。農業政策を意図的に農家保護政策に矮小化して批判するのは間違っている。「農は国の本なり」、農業政策は国民の命を守る真の安全保障政策である。米国の言いなりに何兆円も武器を買い増すのが安全保障ではない。いざというときに食料がなくてオスプレイをかじるのか。
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(農林水産省のことは「のうりんすいさんしょう」と読むのではなくて「ノータリンすいさんしょう」と読みます。農林水産省は農協とともに日本の農林水産業のためになることは何一つしなくなった=というよりは、「市場原理主義アホダラ教」に染まったアベスガ政権以降は、業務命令でできなくなったと言うべきか。こんな事をし続けていれば日本農業は壊滅するでしょうし、農林水産省もまた、まもなく経済産業省にでも吸収合併されてなくなるでしょう。:田中一郎)

(3)(別添PDFファイル)「営農型」太陽光発電の本質が歪められていないか(鈴木宜弘『時の法令 NO.2124 2021.6.30)』
 https://www.jacom.or.jp/column/2021/04/210429-50998.php

 <田中一郎コメント>
 「ソーラーシュアリング」などと耳障りのいい言葉で飾り付けされていますが、その多くが「農林水産業潰し」につながっていることを忘れてはいけません。まして、こんな形で農林水産省が乗り出してくるのならなお更です。耕作放棄の農地は「農地に戻して耕作する」が原則でなくてはいけません。そのための農業政策です。日本の食料自給率は38%しかありません。「供給されない苦しさ」は「新型コロナ」騒動で経験したではないですか(例:マスクや医療用品)。あれが食料だったら、と思うとぞっとします。

農地をつぶしたり、農業の生産性を落としたり(ソーラーシェアによる日照不足、ソーラー設備が農作業の邪魔)、山林を大規模に伐採してソーラーパネルを置くとか、沿岸漁場をつぶしてまで大規模洋上風力を設置する必要はないのです。再生可能エネルギーは、各設置される地域と調和して共存共栄で運営されることに加え、小規模分散型でオンサイトで消費されることがポイントです。設置場所は優先順位をよく考えてなされる必要があり、農地や沿岸漁場や山林などに設置する前に、各家庭や会社事務所の屋根、あるいは公共施設などに設置されることを優先すべきです。メガソーラーなどが優先されている今日の電力政策・再生可能エネルギー推進政策は転換される必要があります。:田中一郎)


4.【速報】五輪組織委が「日本でなければとっくの昔に中止になっていた」と協力呼びかけ/パートナー企業からは異論出ず - Tansa
 https://tansajp.org/investigativejournal/8365/

(関連)Tansaを知る - Tansa
 https://tansajp.org/about/


5.(メール転送です)「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」のメール通信です。

*来る7月4日実施される東京都議会議員選挙を前に、立候補予定者 に対して外環道路に関して【緊急アンケート】を行いました。昨年10月の陥没事故を受けて、今回は、事故に関わる質問も行いました。ぜひ、下記サイトにて、ご覧いただければと思います。
 http://www.gaikangaikan.info/blog/

<<過去のアンケートもご覧になれます>>
 市民からの問いかけに、毎回きちんと答える候補者・・・
 市民からの問いかけを、無視し続ける候補者・・・・・
 以前には答えたのに、答えなくなった候補者・・・・・
 候補者の姿勢が、浮かび上がるように思います。

*外環道路の中止を求める署名の提出を予定しています!! 昨年10月18日の調布の陥没事故から1年にあたる、今年10月に外環道路の中止を求める署名の提出を考えています。さらなる署名活動へのご協力をお願い致します。署名用紙は、下記で、ダウンロードできます。ぜひ、力を合わせて、外環道路事業を中止に追い込みましょう!!
 http://www.gaikangaikan.info/blog/?p=2550

*【予告】7月17日(土) online講演会【三鷹の地形と外環トンネル】を開催します。稲積真哉さん(芝浦工業大学 工学部 土木工学科 教授)を講師にお招きしonline講演会【三鷹の地形と外環トンネル】を開催します。(15:00~17:00) 詳しくは、また、ご連絡致します。
 
http://www.gaikangaikan.info/blog/?p=2538


5.(他のMLでの議論です:一部加筆修正)お約束のフレーズ『野党は反対ばかり』の裏にある「本当の意味」ー FRIDAYデジタル
 https://friday.kodansha.co.jp/article/189428?s=01

 <田中一郎コメント>
 上記サイトを拝見しました。しかし、気になることがあります。確かに書かれていることはその通りで、素直な気持ちで読めば「そうだな」と思うはずでしょう。でも、私の過去の経験からは、「野党は反対ばかりしている」などと言っている連中は、たいていは素直な気持ちにはならない、理屈で攻めると、攻められた、討論で勝てなかった、などという印象・感情ばかりが肥大化して、やっぱり「野党は反対ばかりしている」と言わなくなっても、より一層、野党に強く反対する人が相当多数いるということです。

昔、小泉政権時代に「B級国民対策」などというのがありましたね。こういう人間たちは、「B対策」で、まさにその時々の政権に利用されているのだけれど、マスごみが「与野党叩き」を煽ることで、利用されているという意識が生まれず、結構、自分は時代に潮流に乗っている、などという勘違いをしてしまっているという状態です。情緒的に政治をチラチラ見ているだけで、ケチはつけても、きちんと考える姿勢にありません。

さて、こういう人たちに、上西克充子教授の論評は有効に機能するだろうかという懸念が残るのです。言い換えれば、この上西教授の論評で説得される人というのは、「野党は反対ばかりしている」などというバカなことは言わない人たちだと私は思うのです。

対策はどうすればいいと思いますか。1つの方法として、私は、小泉純一郎氏と同じように、ワンフレーズ戦法がいいのではないか、と思っています。「野党は反対ばかりしている」⇒「与党は賛成ばかりしている」てな具合です。

それともう一つは、私が常々言っているように、有権者自身の「利害」の自覚を促すことが必要、ではないか、ということです。「野党は反対ばかりしている」から何? 時の政権党の方が、与党の方がいいっていうの? 損するよ、という話です。これをコンパクトに打ち出せるか(ワンフレーズに近い形)どうか、がポイントかなという感じです。

それともう一つは、山本太郎方式、彼の低姿勢の誠心誠意のスピーチは人々の胸を打ちます。「野党は反対ばかりしている」というのは、その言葉の意味そのものを伝えたいのではなく、野党はもっとしっかりして、事態を変えるだけの実力を持たないとダメじゃん、と思っていることを表現したモノである可能性もあります。そういう方々には、山本太郎方式は有効です。

また、大事なことは、選挙に負け続けることは、最悪の事態を生む、ということ、これを野党第1党が肝に銘じることです。いくらいいことを言い、美辞麗句を発していても、選挙に負け続ける敗軍の大将は、民衆からは軽蔑され、相手にされなくなるのです。戦国時代と同じです。まして、野党第1党でいいや、なんて思っているのだとしたら、最悪です。

現代政治はどこの国でも、大衆社会の下で衆愚化しています。「世直し」勢力は、これに対する対応の仕方も鍛えなければいけないだろうと思います。


6.2021年の選挙と公選法改正
 今年は都議選と衆院選の2つがあり、その合間を縫って各地域の地方選挙もあります。また、来年夏には参議院選挙が予定されています。しかし、この国では「公職選挙法」という、戦前の大日本帝国時代の治安維持法下で制定された「有権者に選挙運動をさせないための法律」「既成政党以外は新規参入がしにくいように仕掛けがしてある法律」により、がんじがらめの「現体制維持」が図られている状態にあります。こんな国が民主主義国家であると言えるでしょうか。以下、少し考えてみました。

(1)選挙制度に関する私の当面の考えです。これだと衆参ともに「選挙区」はなくなります。
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*選挙の完全自由化(市民参加選挙の制度保障:Eメール自由化を含む)

*衆議院は完全(全議席)「非拘束名簿式比例代表制度」(今の参議院比例区と同じ)⇒ 政党が掲げる政策による政権選択(但し、全国を5つくらいのブロック選挙区に分けることはOK、あまり小さいブロックは死票が多くなるので不可)

*参議院は「政党制の廃止、個人を選ぶ全国1区の大選挙区制」=衆議院のコピーでは意味がないから。

*憲法問題は国民投票法が「正常化」されるまでは断固として「投票させない」(TV等の広告宣伝以外にもいろいろあり)

*既成政党が有利になるあらゆる仕組みや制度を全廃し、候補者平等原則を貫く公職選挙法

*企業・団体献金の禁止、公職選挙法・政治資金規正法・あっせん利得罪法の抜本改正(時効の延長を含む)による金権選挙絶滅

*選挙供託金廃止、ないしは大幅減額(今のままでは金持ちしか立候補できない)+ 選挙運動費公的助成(資金使途の厳格化付き)

*「ムサシ」製造集票機械の総点検、期日前投票の管理状態厳格点検他(不正選挙対策に万全を期す)
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(2)10月総選挙 支持率回復のワクチン戦略に黄信号、五輪強行 菅自民20減(『サンデー毎日 2021.7.11』)
 今週号の『サンデー毎日』に「10月総選挙 支持率回復のワクチン戦略に黄信号、五輪強行 菅自民20減(『サンデー毎日 2021.7.11』)」が出ています。また、ネット上にも選挙結果予測が出ていていますが、都議選結果予想はだいたい似たような傾向です。他方、衆院選結果予想の方は自公の勢力維持と後退の2説に分かれているようです。こういう「選挙予想」は、常に「当たらずとも外れず」くらいで見ておけばいいでしょう。

◆(別添PDFファイル)10月総選挙 支持率回復のワクチン戦略に黄信号、五輪強行 菅自民20減(『サンデー毎日 2021.7.11』)
 https://mainichi.jp/sunday/articles/20210628/org/00m/010/004000d

*東京都議会議員選挙・最新議席予測 現場からみた終盤情勢と衆院選への影響を考える(大濱崎卓真) - 個人 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/oohamazakitakuma/20210629-00245275/

*2021年総選挙予測 自民公明の大物苦戦で「自公協力」に亀裂も|NEWSポストセブン - Part 2
 https://www.news-postseven.com/archives/20210105_1624574.html/2

(関連)7.4首都決戦攻防|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/4219

まず都議選は、都民Fが大きく議席を減らす中、自民が大量当選、公明は横ばいで、自公で過半数を獲得、他方、立憲民主党も議席が倍増し、共産党や生活者ネットも議席増となる、という予想です。要するに都民Fの「一人負け」という予想(=小池都政成立前に戻る)です。小池百合子都知事は今期でおそらく終わり、国会に戻っても、たいしたことは多分できないでしょう(かつて言われていた「総理の座」はまず無理)。「れいわ」が議席を獲得できないという予想は少し意外な感じです。(公職選挙法の関係で、これ以上のコメントはできません)。

(関連)都議選 明言せぬ小池氏(朝日 2021.6.23)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14948105.html

次に10月とされた総選挙結果予想ですが、『サンデー毎日』は自公維新の「勢力維持」説。自民が少し議席を減らすものの、その分を維新が議席増でカバー、国民民主党も議席が若干増えて、結局、自公維新+国民民主党という「壊憲」勢力(あと無所属数名)が依然として2/3を占める危険な状態が続く、菅義偉スカ政権が退陣するかどうかは微妙、また、今回も立憲民主党を総大将とする「市民と野党の共闘」は勝てずで、日本の政治改革は先送りとなる(もちろん脱原発もできない)、という予想内容です。

他方、『週刊ポスト』(NEWSポストセブン)は自公「後退」説です。この結果だと、菅義偉スカ政権はおそらく退陣せざるを得なくなるでしょう。しかし、この予想でも維新+国民民主党という「壊憲」勢力が議席を伸ばし、2/3には少し届かない議席ですが、立憲民主党から背信者が出れば、やはり2/3を超えてしまうので危機は続きます。もちろん日本の政治は変わりません。立憲民主党の議席も相当程度伸びるので、執行部の責任論からの退陣とはなりにくいでしょうが、この調子では1年後の参議院選でもおそらく勝てないので、立憲民主党執行部は総入替をしてイメージチェンジをした方がよさそうです。

とりわけ国政で維新が増えてくるのは最悪、今回の予想に従えば、「市民と野党の共闘」は、また勝てず=もし、『サンデー毎日』のような選挙結果になったとしたら、総大将の枝野幸男・福山哲郎・泉健太ら立憲民主党現執行部には、その責任を取って退陣してもらわなければなりません。今回もまた、国政に大きな変化なしという予想が大半ですが、「市民と野党の共闘」がきちんと展開できていれば、過半数獲得とまではいかなくても、菅義偉スカ政権を確実に退陣に追い込み、かつ、「壊憲」勢力を2/3未満にまでは追い込めることができる選挙のはず。勝てなかったとしたら、全責任は「総大将」にあります。政治は結果責任が問われます。

(関連)特集:ようやく公開された森友問題「赤木ファイル」週刊金曜日公式サイト
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003264.php

(今週号に辻元清美氏へのロング・インタビュー記事が掲載されています。私は同氏が立憲民主党代表の有力候補の1人であり、かつまた、日本の近未来の首相候補の1人でもあるとみています。:田中一郎)

次は来年夏の参議院選挙、「市民と野党の共闘」の総大将=立憲民主党の執行部メンバーを大きく女性中心に変えて、勝利へ向けて直ちに態勢の立て直しをしなければいけない、そんな選挙結果予想と言えるでしょう。ともかく、国政におけるホンモノの政権交代を実現しないことには、「世直し」も「政治転換」もできず、日本の没落を止めることもできません。

(関連)離島の自民3議員、復党論早すぎない?(東京 2021.6.23)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14944019.html

(関連)「枝野党」から脱却探る、批判の受け皿へ難路 枝野幸男(日経 2021,6,30)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA312SM0R30C21A5000000/

(関連)新型コロナ- 小池都知事が公務復帰 会議にリモートで参加- 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC015810R00C21A7000000/?n_cid=NMAIL007_20210701_Y
草々 

2021年7月 1日 (木)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(52)(抜粋)(2021年5月~6月)

1.風化させてはならないSPEEDI問題:福島原発事故を何倍にも悲惨なものにした事故直後の文部科学省と福島県庁を徹底検証せよ! そして内堀雅雄(現福島県知事)は県議会や裁判所で徹底尋問だ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-370dd2.html


2.朝日新聞朝刊(2/28)1面のスクープ記事「(東日本大震災10年 311の現在地)途切れていたベント配管 謎だった高線量、東電の設計不備」の逐条的解説をいたします- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-c08637.html


3.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(123):福島第1原発事故10年(その4)=福島原発事故の実態解明・原因究明を徹底しろ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-113316.html


4.(報告)(5.20)オルタナティブな日本をめざして(第59回):「子ども脱被ばく裁判で見えたこと:福島原発事故と放射線被曝」(井戸謙一弁護士)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-ccfc78.html


5.(至急拡散希望)よくわかる「重要土地等調査規制法案 & 立憲民主党修正案」(海渡雄一 弁護士著)+ 市民団体から: 「これでは総選挙を共にたたかえない」戸惑いの声をFAXしました- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-78335b.html


6.時事問題3つ:(1)『週刊金曜日』特集「これでいいのか裁判所」(2)(速報)第41回「福島県民健康調査検討委員会」結果(3)巨大愚昧都市=「府市あわせ」大阪&「リコール不正不問情緒」名古屋- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-aca1a8.html


7.(報告)(6.7)オルタナティブな日本をめざして(第60回)「福島原発事故から10年:放射能汚染の実態とその諸問題」(青木一政さん・中村順さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-dc2b22.html


8.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(124):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その17)(放射線被曝の隠蔽と科学-矢ケ崎克馬著、山田耕作京都大学名誉教授、西尾正道北海道がんセンター名誉院長)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-524c6a.html


9.(必読)福島県の甲状腺検査についてのファクトシート(20214月アップデート版)(平沼百合:岩波書店月刊誌『科学 2021.6』)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-d3d635.html


10.(報告)(6.29)オルタナティブな日本をめざして(第61回)「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん:三陸の海を放射能から守る岩手の会)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-d07347.html


(その他)
◆時事問題4つ:(1)正念場を迎える日本のアカデミズムと日本学術会議(2)新型コロナを巡る議論(3)「朝日カバカバ新聞」が益々「カバカバ化」(4)(メール転送です)ふくかな(福島原発事故賠償裁判 神奈川)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-c1a37b.html

◆台湾を巡る米中戦争に巻き込まれるな!(1):対中国戦争準備を進める日米タカ派勢力と、新外交イニシアティブ(ND)の提言、そして立憲民主党の覚悟の決まらない中途半端な態度- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-87fd78.html

◆「戦争する国・できる国」の総仕上げ=「重要土地等調査・規制法案」に対する反対運動を強めましょう(あいまい規定で有権者・国民をいかようにも始末できます)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-2a60b4.html

◆昔はこういう大学教授がたくさんいらっしゃった:水田洋名古屋大学名誉教授:国家は手段、まず先に個人がある、権力への抵抗 行動で示す- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-ea1379.html

◆税財政改革は米バイデン政権に続け:日本の税制の3つの歪み(1)税金を払わない大企業(2)税金を払わない大金持ち(3)税金を払わない外国企業 の解消こそが基本中の基本- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-ad8b51.html

◆(拡散希望)日本の司法・裁判所は抜本改革されなければならない:みなさま、来たる衆院選挙時の「最高裁判事 国民審査」では、候補者全員に「×××××」を付して投票してください- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-939da2.html

◆ホンモノの地方再生へ向けて(その1):(他のMLでの議論です)(1)「コンパクトシティ」政策について(2)利用されない地方空港 & 直近(見たくもない聞きたくもない)政治情勢=されど政治- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-2cabcc.html

◆時事問題4つ:(1)ガザへの空爆への抗議行動報告とオンライン報告会(2)冤罪製造司法と再審請求(大崎事件)(3)立民・共産が東京都レベルでトップ対談(4)神社本庁、“土地ころがし裁判”で敗訴 他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-604989.html

◆新型コロナ関連情報のご紹介(1)PCR検査と新型コロナワクチン:新型コロナのワクチン、私は「絶対に打たない!」これだけの理由(ジャーナリスト 岡田幹治さん)他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-c9bba9.html

◆現代アメリカの政治をどう見ていくか(1):国際ジャーナリスト=田中宇氏サイトのレポート批判=バイデン民主党とトランプ主義化する共和党の下で展開する社会運動- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-c8e78b.html

◆(報告)(5.28)講演会「ゲノム編集トマトと食品の安全」安田節子さん(たんぽぽ舎)+ まったくもってグロテスクで危険で羊頭狗肉=菅義偉スカ政権の「みどりの食料システム戦略」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-e62a3c.html

本日(5/30)のいろいろ情報:(1)菅内閣の支持率続落(2)陰謀論とポピュリズム(3)村本大輔と在日・韓国(4)航空機部品の落下事故(5)小出裕章氏「福島原発は石棺で閉じ込めるしかない」 他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-fee5fb.html


(メール転送です:その通り、消費税は経済弱者いじめのボッタクリ税制です)消費税は格差拡大の根源です:日本人と消費税の相性は悪い。国民は壮絶なレベルで嫌っています- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-4eb254.html

◆「アベスガ政権・自公政治をみんなで力を合わせて終わらせましょう」:このスローガンが気にいらない御用組合「連合」が「市民と野党の共闘」に反対声明と妨害工作=立憲民主党はこの自民党補完勢力に対して毅然たる態度で臨め!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-feab96.html

◆東京五輪は「五輪終」(ご臨終)で結構だ(1):「上級国民」意識のアスリートを持ち上げ、ボランティアを自己責任でこき使い、税金を湯水のごとく使いまくって、スポーツ利権に群がる「五輪貴族」がボロ儲け、挙句は国威発揚で翼賛化- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-531c85.html

◆「護れ要塞、防げよスパイ」=今から80年前の「三浦半島観光マップ」に見る「重要土地等調査規制法」(台湾有事のため「日本全土1000ヶ所にミサイル配備」の要請を米国から受けた日本政府が急遽法制化を画策か!?)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-c0b668.html

◆来たる衆院選は「消費税5%減税」を共通政策にして闘え!:「消費税5%への減税」案、馬淵澄夫・山本太郎両氏とりまとめ & (5.31)【live】消費税減税研究会シンポジウム- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-5fd4ce.html

◆(報告)(6.13セミナー)一線を越えた生命操作=新たな世界とその危険性(天笠啓祐さん)=「ゲノム編集」無政府主義とともに規制緩和・撤廃でやりたい放題となってきた「遺伝子治療」と「新型コロナ」ワクチン- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-7cbb6d.html

◆没落都市=首都東京の都議会選挙2021(1):小池百合子幼稚園「タヌキ組」=「都民ファーストの会」を退治したと思ったら、今度は「税金寄生怪獣」カネゴンならぬ「ジミゴン」の跋扈を許すのか!?- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-254d3b.html

◆本日(6/22)のいろいろ情報:(1)静岡県知事選挙結果とリニア新幹線(2)オリンピックはイランピック(3)「寄生虫」委員長が「汚染水の濃度測定などしなくていい」(4)カジノ横浜はいずこへ? 他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-7de065.html

◆(至急)『新型コロナワクチン接種中止』嘆願書の記者会見- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-1ec1d7.html

◆新型コロナ関連情報のご紹介(2)(他のMLでの議論です)いよいよ出始めた「新型コロナ」ワクチンの副反応=「新型コロナ」対応で最重要は、PCR検査拡充でもなければワクチンでもなく、重症患者への医療態勢の整備拡充です- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-4f700a.html
以 上

(報告)(6.29)オルタナティブな日本をめざして(第61回)「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん:三陸の海を放射能から守る岩手の会)

前略,田中一郎です。


去る2021629日、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、下記「新ちょぼゼミ」を開催いたしました。講師をして下さった永田文夫様(三陸の海を放射能から守る岩手の会)には、わざわざ岩手県よりこの勉強会のために駆けつけて下さり心より感謝申し上げます。以下、当日の資料や録画を添付して簡単にご報告申し上げます。

●(イベント情報)(6.29)オルタナティブな日本をめざして(第61回)「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん)
 https://bit.ly/2TSz1fj

高速増殖炉もんじゅの廃炉に加えて、福島原発事故に伴う各地の原発・プルサーマル発電の停止と脱原発への動きの強まりの中、核燃料サイクルは破綻状態にあります。また、これまで海外発注生産されたものも含めて我が国が保有するプルトニウムは50トン近くに積み上がり、その使途がない状態で、国際的にも核不拡散の観点から不信の目で見られています。しかし、アベスガ自公政権は、核燃料サイクルの中核である使用済み核燃料の再処理事業に依然として固執し、事業を止めようとはしておりません。また、原子力規制委員会も、政権のそうした方針を受け入れて、多くの危険性に目をつむりながら再処理工場にGOサインを出すに至っています。今回はこれまで長きにわたり青森県六ケ所村再処理工場のウォッチドッグ市民団体として活躍してこられた「三陸の海を放射能から守る岩手の会」世話人でいらっしゃる永田文夫さんに上京していただき、近況における再処理工場のすさまじいまでの実態とその危険性について詳しくお話をしていただきます。

講師:永田文夫(ながた ふみお)さん
「三陸の海を放射能から守る岩手の会」世話人


●(当日録画)20210628 UPLAN 永田文夫「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」 -
YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-7_75Asx-dw
 https://www.youtube.com/watch?v=-7_75Asx-dw

●当日のレジメ・資料

(1)(レジメ)「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん 2021.6.29
 http://sanriku.my.coocan.jp/210629RokuRPLec.pdf
(2)(資料)高レベル放射性廃液内に含まれる放射能
 http://sanriku.my.coocan.jp/PRHAWComp2.pdf
(3)(別添PDFファイル)再処理工場周辺の放射能汚染マップ(三陸の海を放射能から守る岩手の会)
ダウンロード - e5868de587a6e79086e5b7a5e5a0b4e591a8e8bebae381aee694bee5b084e883bde6b19ae69f93e3839ee38383e38397efbc88e4b889e999b8e381aee6b5b7e38292e694bee5b084e883bde3818be38289e5ae88e3828be5b2a9e6898be381aee4bc9aefbc89.pdf
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)(別添PDFファイル)「はつりガラス」はほったらかし、処理処分があいまいで危険な高レベル廃棄物(『原子力資料情報室通信NO.583 2021.5.1』)
 https://cnic.jp/39066


 <関連サイト>
●三陸の海を放射能から守る岩手の会HP
 http://sanriku.my.coocan.jp/

(1)六ケ所再処理工場に関する質問主意書ー重大事故を発生させないためー福島みずほ参議院議員提出2021217日提出,答弁書受領32日のまとめ 
 http://sanriku.my.coocan.jp/210302Q&A&C.pdf
(2)答弁書の不明な点について再質問47→412日原子力規制委員会回答その質問・回答・コメント(21.4.16
 http://sanriku.my.coocan.jp/210412NRAans.pdf
(3)福島原発事故と小児甲状腺がん,福島県や東電は因果関係を認めるべきではないか 報告書(21.2.11
 http://sanriku.my.coocan.jp/08_17hukusimathy.pdf
(4)高レベル放射性廃液(ガラス固化体)に含まれる放射能の経年変化表と図(子孫核種は配慮せず集計,含有放射能の最小値の推定)(21.1.21)
 http://sanriku.my.coocan.jp/2101HLWVW.pdf
(5)改訂版(こちらがわかり易いです)「再処理後発生するガラス固化体1本に含まれる 全放射能の経年変化」(21.2.3
 http://sanriku.my.coocan.jp/210203VWBq.pdf

●止めよう再処理! 活動と六ケ所再処理工場の動きがよくわかる 《天恵の海》
 http://sanriku.my.coocan.jp/envr407.htm

(1)《天恵の海》第215号 福島原発事故後,小児甲状腺がん過剰発生!・・因果関係をなぜ認めない(21.4.7)
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.215.pdf
(2)《天恵の海》第214号 最終処分されるガラス固化体、1万年後以降も強力な放射能残留
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.214.pdf
(3)《天恵の海》第213号 プルトニウム等の回収率,申請目標に達せず,性能の技術上の基準項目:全削除の法改悪 院内集会報告
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.213.pdf
(4)《天恵の海》第212号 放射能汚染水放出絶対反対!日本は海洋汚染の加害国になってはいけない(20.10.27発行)
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.212.pdf
(5)《天恵の海》第211号 国と東電に責任あり賠償せよ!福島原発被害者訴訟:仙台高裁判決 20.10.11
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.211.pdf

<「いちろうちゃんのブログ」>
(1)六ケ所再処理工場に関する「質問主意書」:重大事故を発生させないため,答弁書のまとめ(福島みずほ参議院議員経由提出:「三陸の海を放射能から守る岩手の会」)+
原発・被ばくをめぐる看過できない情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-b4a906.html

(2)六ケ所村再処理工場の技術水準が「完全規制」をクリアできないので規制基準そのものを丸ごと廃止するとともに、法律改正までして「使用前検査」を骨抜きにした原子力ムラ&原子力「寄生」委・「寄生」庁
他いろいろ重要事項- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-6bf011.html

(3)青森県六ケ所村再処理工場
稼働許すまじ:大破局事故の危険性問題を棚上げにして稼働審査打ち切りの原子力「寄生」委員会・「寄生」庁=破綻した核燃料サイクル事業を早急に廃棄せよ!(三陸の海を放射能から守る岩手の会他)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-d77e28.html

(4)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(110):(1)日本を破滅させる再処理工場大事故(2)チェルノブイリの森林火災は他人ごとではない(3)原子炉(高温ガス炉)由来水素がクリーン??? 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-04d11d.html

(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html


==================
(追)当日の最初にご案内した関連の資料

(1)認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね - トップページ
 https://tarachineiwaki.org/
(2)測定結果 - 認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね
 https://tarachineiwaki.org/radiation/result
(3)たらちねへのご寄付 - 認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね
 https://tarachineiwaki.org/donation
(4)(別添PDFファイル)被曝後の世界を生きるために、福島・市民測定の10年(鈴木薫『世界 2021.4』)
 https://bit.ly/3y9gudJ
(5)ストロンチウム90はどうやって測っているの? 絵本『たらちね ストロンチウム90測定の巻』が完成しました【認定NPOいわき放射能市民測定室たらちね】一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト
 https://www.actbeyondtrust.org/report/4986/
(6)(別添PDFファイル)小児甲状腺検査「検査縮小ではなく、充実を」(『週刊金曜日 2021.6.4
 https://bit.ly/3dxDUS8

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(7)子ども脱被ばく裁判のブログ- 子ども脱被ばく裁判とは?
 http://datsuhibaku.blogspot.com/p/blog-page.html
(8)子ども脱被ばく裁判のブログ- 「最終準備書面」発刊しました!(正誤表追記有)
 http://datsuhibaku.blogspot.com/2020/11/blog-post.html
(9)(別添PDFファイル)放射線障害防止と子どもたち(一部抜粋)(子ども脱被ばく裁判最終準備書面 2020.11
 https://bit.ly/2Ue5Qnd
草々

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