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2021年4月13日 (火)

(拡散希望)(継続サイト)日本の司法・検察は抜本改革されなければならない:ポイントは(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの解放と、(2)有権者・国民からのフィードバック機能の強化、です

前略、田中一郎です。
(拡散歓迎)(別添PDFファイルは添付できませんでした)


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日本の司法=すなわち裁判所・裁判官や検察庁・検察官が、いよいよおかしくなっています。日本全土を震撼させた福島第一原発の過酷事故に伴い、事故を引き起こした当事者の東京電力幹部たちや、管理監督する立場から事故を防ぐべき立場にありながらも、それをしなかった原子力安全保安院や経済産業省の幹部たち、更には、緊急時に炉心冷却ができなくなり簡単に水素爆発が起きてしまうような欠陥原発をつくったメーカーまでもが告訴告発され、その責任が追及されています。しかし、皆様ご承知の通り、刑事裁判で申し上げれば、検察庁はただの1人も起訴することなく、事故加害者・事故責任者を一人残らず無罪放免し、福島第一原発事故の責任を不問にしたのです。今現在争われている裁判は、刑事訴訟は検察審査会による2度にわたる「起訴相当」議決によるものであり、それ以外は民事裁判、ないしは行政法裁判で争われています。検察に成り代わっての、心ある弁護士の方々の正義感に基づく(手弁当での)ご尽力があってこその起訴なのです。

また、絶対に安全だなどと嘘八百で騙されて被害を受けた地域住民らが起こした損害賠償訴訟や、原発事故の後の対応のまずさから無用の放射線被曝を強いられたことへの謝罪と賠償を求める裁判なども全国各地で提訴されています。しかし、東京電力福島原発事故刑事裁判の東京地裁判決に見られるように、一審(地裁)および二審(高裁)の判決の多くは原告側の敗訴、ないしは実質敗訴(判決が指示する損害賠償金額が少額すぎて話にならないなど)となるものがほとんどで、信じがたいような情勢が生まれつつあります。

加害者側の東京電力や原子力安全保安院の当時の幹部たちは、巨額の退職金をもらい、関係会社に天下りなどをして、原発事故後も悠々自適の生活を送り、事故直後には日本国内での批判を避けるために海外に居を移していたとも聞こえてくる。その一方で、被害を受けた多くの地域住民は、これまでの生活基盤すべてを奪われ、避難生活に疲れ、生活苦・経済的困難に追い込まれながら苦難の日々を送っています。昨今では、政府や福島県庁の被害者切り捨て政策(避難用住宅提供の打ち切りなど)により、自殺に追い込まれる人も出ています。

いい加減な原発安全管理で過酷事故を引き起こした加害者たちが恵まれた境遇を続け、何の罪もない多くの被害者住民が苦しみの中でもがき続けるという、この許しがたい社会的不正義を、日本の司法=裁判所や検察は「追認」をするという「歴史的犯罪」を繰り返しているのです。また、こんなことでは、あれだけの原発大事故を引き起こした関係者たちの責任が不問となり、原発業界におけるモラルハザードをもたらして、今後、同様の原発事故の再発を促すようなことになりかねません。今後もこの国が原発稼働を続けていくとすれば、原発の安全管理や防災対策、あるいは地域住民の安全確保などに関して、福島第一原発事故以前よりもひどい状況が生まれかねない事態ともなっています。

更に、福島第一原発事故によって「原発の安全神話」はもろくも崩れ去り、もう二度とあのような原発事故は御免だ、電気は他の発電手段で十分に足りているのだから、安全が確保できないどころか危険極まりない原発・核燃料サイクル施設の再稼働はもうやめろ、新たに原発をつくるなどということは絶対にまかりならぬ、という裁判も全国各地で提訴されています。しかし、これらの裁判の方もまた、原告側勝訴の状況は芳しくない。つまり、原発を巡る裁判では、大半の判決が、被告の原発推進側・原発事故加害者側の屁理屈や言い分などをことさらに取り上げて追認し、あるいは立証責任を原告側に押しつけたり、あるいは、妙な理屈をこじつけて「必ずしも○○とは言えない」などと、裁判官の判断をしっかりと示さないままに原告側の非を理由として訴えを退けるような卑劣な判決が出され続けているのです。

他方、検察もまた、原発に関しては裁判だけでなく、たとえば原発事故直後に立ち上げられた政府事故調の事務局を検察官たちが牛耳って、その結果報告を意図的に脚色作為し、福島第一原発事故をもたらしたと思われる原因や重要事項に関する事実をあえて伏せて非公開とし、あたかも当時としてはやむを得ない避けられない事故であり結末であったかのごとき雰囲気を醸し出すような「インチキ報告書」を作成していたことも明らかになってきた。社会正義を守り、法の秩序を維持して、社会の安寧を守る使命をもつ検察が、まるで原子力ムラや原発推進の自公政権に媚びへつらうかのような権力濫用を、福島第一原発事故後においてもしていてどうするのかという状態に陥っているのが現実なのです。放置するわけにはいかないでしょう。

上記は今日の裁判所や検察のデタラメぶりを、最もわかりやすい原発関連でご紹介したわけですが、しかし、日本の司法がおかしいのは何も原発関連だけではありません。事例を挙げればきりがないくらいに次々と出てきます。たとえば、検察で言えば、政府要人や幹部官僚など、支配権力の中枢にいる人間たちの悪事や犯罪行為に対して不起訴処分を乱発して無罪放免にする一方で、罪なき人々を虚偽の自白強要などで冤罪に追い込み、大量の「無実の罪」を生み出して多くの人々の人生を破壊しています。検察が検察としての機能を発揮しない、そんな事態が生まれています。

また、裁判所・裁判官で言えば、上記の冤罪を晴らすための「再審制度」が、下記の朝日新聞記事にも見られるように、担当する裁判官たちの「恣意」にゆだねられるという、これまた信じがたい人権侵害がまかり通っていて、およそ再審請求や冤罪事件の処理、及び無罪逆転判決後の被害者への救済措置である国家賠償制度についても、まるでいい加減なまま放置され、冤罪となった被害者は「やられ損・泣き寝入り」を強いられる、そんな状態が今もって続いています。

(関連)(別添PDFファイル)冤罪救済の壁、最新事件を放置する裁判所(木谷明
朝日 2021.4.6
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14861199.html

(関連)再審請求中の死刑、是非は? 法務省、慣例破り次々執行:朝日新聞デジタ
 https://www.asahi.com/articles/ASL9Q544LL9QUTIL01Q.html

もちろん、今日の日本の裁判所のひどさはそれだけではありません。下記に、私の方でとりまとめた昨今の裁判所判決の悪しき事例を「陳列」しておきますので、「え~、そんなことあるの?」などと思われた方は、一度、丁寧に目を通してみていただきたいと思います。さかのぼれば、1959年の砂川事件に伴う伊達判決(安保・在日米軍)や長沼ナイキ訴訟の福島判決(自衛隊)などにおける「統治行為論」という、まるで滑稽丸出しのインチキ論を持ち出してまで日本国憲法の「三権分立」を否定する最高裁から始まり、日本の安全保障政策における違憲状態は今もってなお、裁判所により追認され続けていることは申し上げるまでもありません。そしてそれは、今日に至って、従来以上に裁判所の出す判決の内容がひどくなり、およそ法治国家としての日本がデファクトで否定され続けている状態が誰の目にもはっきりとわかるような形になってしまっているのです。

(関連)全員アベ友裁判官の最高裁以下、日本の裁判所に生息する腐ったヒラメ裁判官が下した「ヘドロ判決」陳列台=衆院選時の最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけ続けましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-f89fc8.html

日本は、裁判所が日本国憲法の番人・監視員としての役割を放棄し、「三権分立」は「三権一体・役割分担」という、反吐が出るような支配構造へと変質させられ、まるで自分が自分のクビを締めるような格好で「自滅の道」を歩んでいます。ことは安全保障政策の関連だけではなく、ありとあらゆる分野に及び(例えば、給付削減される生活保護制度や、君が代・日の丸強制の教員の思想信条の自由の問題や、夫婦別姓問題や、巨額の選挙供託金違憲訴訟などなど、挙句の果ては野党の国会開催請求権問題まで)、日本国憲法が「空文化」させられる中、国民主権、(生存権を含む)基本的人権の尊重、平和主義、三権分立、地方自治権の保障、などなど、日本の国をきちんとしたものにするための制度仕組みや考え方が、こともあろうに司法・裁判所がその先陣を切るような格好で破壊されているということです。これを有権者・国民が総力を挙げてストップさせなければ、この国はまた再びの「敗戦」と「滅亡」の悲劇を繰り返すことになるでしょう。

(関連)(別添PDFファイル)(チラシ)安保法制違憲訴訟で憲法判断回避の判決続く:日本の司法はこれでいいのでしょうか?
 https://anpoiken.jp/2021/02/04/leaflet/
 https://anpoiken.jp/category/%E5%A3%B0%E6%98%8E/

(関連)選挙供託金違憲訴訟を支える会 - 選挙供託金違憲訴訟を支える会
 https://kyoutakukin.jimdofree.com/

(関連)臨時国会不召集、憲法判断せず 東京地裁、訴え退ける:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/93545

結論を急ぐようで申し訳ありませんが、私はこうした日本の司法における「機能不全」の解決策のポイントは次の2つではないかと思っています。ただ、裁判所や検察を巡るさまざまなことの範囲は広いので、今後の司法の抜本改革を考える場合の「たたき台」として、昨年秋(2020/11)から4回にわたり「新ちょぼゼミ」において、日本の裁判所と検察を考える勉強会を開催いたしました。私は、これをみなさまが契機にしてくださって、日本の司法=つまりは裁判所や検察のあまりにひどいありように目を向けてくださり、どうしたらこれをまともなものにできるかをお考えいただけたら幸いと考えています。

そして、できましたら、衆議院選挙のたびごとに行われている最高裁判事の国民審査への取組などから始めて、具体的に日本の司法をまともなものに転換していく取組に取り掛かっていただければと願っています。たとえば、法曹界や大学法学部教員などを引退された方々により、裁判官とその判決の監視のための市民運動・社会運動団体をおつくりいただき、日常的な活動に結び付けていただくとか、国会議員を交えた「第二次司法制度改革運動」のための市民運動・社会運動を立ち上げてくださるとかです。私は法律の世界は専門ではないので、「新ちょぼゼミ」開催についても、やや身に余る思いがしておりました。下記にその報告を掲載しておきますが、お粗末な勉強会が日本の司法正常化に少しでもお役に立てればと願っています。


 <日本の司法をまともなものに転換するための2つのポイント>
 詳しくは下記の4つの「新ちょぼゼミ」報告をご覧ください。

(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの裁判官や検察官の解放
 裁判所で言えば、最高裁事務総局を頂点とする裁判官の人事(評価)制度や、法務省・検察庁との人事交流など、現職の裁判官を司法官僚制度の枠組や桎梏から解放するため、ドラスティックな「法曹一元化」制度を導入する。裁判官任官は「ベテラン法曹人の当番制」のようなものとし、再任はできないことにして、裁判官の任命期間の10年間について、その独立と独自性を制度的に担保してやれば、今日のような最高裁へのヒラメ「忖度」型判決はかなりの程度までなくなるのではないか。また、検察についても、首相官邸が支配している法務省から切り離し、少なくとも検察庁の幹部たちについては、同様の「法曹一元化」で、一定任期・再任なしの当番制で運営していけばいいように思う。もちろん「判検交流」など禁止するのは当然として、である。

(2)有権者・国民から司法へのフィードバック機能の制度化と強化
 司法改革のもう一つは、有権者・国民から司法へのフィードバック機能の制度化による抜本的強化である。たとえば、最高裁判事の国民審査のやり方を大きく変えてその実効性を高めるとか、裁判官弾劾裁判制度を整えて、ロクでもない判決を下した裁判官を弾劾裁判にかける仕組みを整えるとか、裁判員制度を刑事裁判から行政法裁判にその対象を切り替えるとともに、一審だけでなく控訴審・上告審にも導入するとか、検察審査会の制度改正を行い起訴できる要件水準を引き下げる(過半数可決)とか、裁判所・検察庁に対するオンブズマン制度を設け、裁判官・検察官のリコール制度を入れるとか、いろいろ考えられるのではないか。いずれにせよ、裁判官や検察官は有権者・国民の厳しい監視下にあって、その巨大な権力の濫用は絶対に許されないのだという社会状況を、制度化改革によって作り上げることではないかと私は思っている。


最後に、以下、関連するサイトを掲載しておきますが、これからも、この日本の司法=裁判所・裁判官や検察庁・検察官の抜本改革のテーマは追いかけていきたいと考えています。今後、ことあるごとに、このサイトに関連情報を追加掲載し、みなさまに備忘録としてご覧いただけるよう継続運営をしていきたいと考えております。どうぞ引き続き、ご注目と可能な限りでの拡散をお願い申し上げます。

 <「新ちょぼゼミ」>
(1)(報告)(11.12)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-63dc76.html

(2)(報告)(11.17)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-da08b2.html

(3)(報告)(1.27)「日本の検察(&法務省)を抜本改革する(その1)」(新ちょぼゼミ:田中一郎)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-78439d.html

(4)(報告)(2.25)「日本の検察(&法務省)を抜本改革する(その2)」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-27a0e5.html

◆(報告)(2.13)オルタナティブな日本をめざして(第40回):「日本の司法制度と裁判官:何故おかしな判決が相次ぐのか」(新ちょぼゼミ:澤藤統一郎弁護士 )- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-ab6361.html

 <日独裁判官物語 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x200bke

(報告)(4.15)オルタナティブな日本をめざして(第57回)「どうする日本の司法:裁判員制度の問題点」(武内更一弁護士:新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-dfe6d9.html

◆(報告)(4.24)出版記念集会「司法はこれでいいのか:裁判官任官拒否・修習生罷免から50年」:日本の司法・検察は「解体出直し的」な抜本改革が必要だ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-3fe0a1.html

◆時事問題3つ:(1)『週刊金曜日』特集「これでいいのか裁判所」(2)(速報)第41回「福島県民健康調査検討委員会」結果(3)巨大愚昧都市=「府市あわせ」大阪&「リコール不正不問情緒」名古屋- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-aca1a8.html

◆(報告)(4.15)オルタナティブな日本をめざして(第57回)「どうする日本の司法:裁判員制度の問題点」(武内更一弁護士:新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-dfe6d9.html

◆全員アベ友裁判官の最高裁以下、日本の裁判所に生息する腐ったヒラメ裁判官が下した「ヘドロ判決」陳列台=衆院選時の最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけ続けましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-f89fc8.html

◆基本的人権を守らず、日本国憲法からは逃げ回り、社会正義を棚上げにして巨悪のはびこるに任せる「現代の悪代官所」=日本の司法・裁判所が、今度は「新たな訴訟手続」とやらで「裁判で訴える権利」を制限・侵害- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-993ffb.html


 <東京電力福島原発事故刑事裁判>
(1)東電福島原発事故刑事裁判
東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その1):東電旧経営陣無罪判決、裁判所が犯した七つの大罪 (海渡雄一弁護士:論座)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-264d98.html

(2)東電福島原発事故刑事裁判
東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その2):東電幹部3人を最初から無罪放免する方針で起訴・裁判に臨んでいた日本の司法・裁判所・検察- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-3ee520.html

(3)東電福島原発事故刑事裁判
東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その3):真相究明も、社会正義の実現も、日本を亡ぼす原発・核施設過酷事故再発防止も実現できない日本の裁判- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-679855.html

(4)東電福島原発事故刑事裁判
東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その4):(報告)東京地裁判決を許さず逆転有罪判決をめざす福島県&全国集会 + 若干の関連情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-442b1f.html

●(報告)新ちょぼゼミ:東電経営者幹部3人の福島原発事故刑事裁判に見る日本の司法・裁判、裁判所・裁判官のデタラメとそのひどさ(日本の司法を解体・再編せよ:田中一郎)- いちろうちゃんのブロ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-42c18e.html


 <福島第一原発事故損害賠償裁判>
(1)福島原発千葉訴訟(第1陣)控訴審:国の責任を認めた東京高裁判決は一歩前進だが、賠償金額は減額となり損害賠償裁判としては敗訴=マスコミは何故、原発事故の賠償補償金額の不当な過少金額を問題視報道しないのか!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-ea1c4f.html

(2)福島原発事故損害賠償「群馬」訴訟で国や東電の事故責任を免罪:東電3幹部に対する刑事裁判の無罪判決(永渕健一裁判長)と並ぶ、到底許すことのできない極悪判決を下した東京高裁(足立哲裁判長)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-595a42.html

(3)(福島原発事故)生業(なりわい)訴訟仙台高裁判決をどう見るか:「責任論」ではほぼ完勝(但し、予見・回避義務は依然不問)、「損害論」では一歩前進あるも依然として敗訴- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-c5fe0c.html


 <その他原発裁判:抜粋>
(1)大阪地裁が大飯原発設置許可を取り消し=規制委・関西電力が決めた基準地振動は過小評価:設置許可取消判決は当然だが、判決理由には、もっと書いておくべきことが多くあるはずだ(原発のデタラメ極まれり)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-c2d3ce.html

(2)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会
 http://idogawasupport.sub.jp/

(3)子ども脱被ばく裁判 弁護団のページ
 http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/


 <「ヘドロ判決」陳列台>
(1)日本の司法・裁判所は、行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です、解体しよう、日本の検察・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-396c.html

(2)日本の司法・裁判所は、行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です、解体しよう、日本の検察・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官(その2)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-bc89.html

(3)日本の司法・裁判所は、行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です=解体しよう、日本の検察・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官(その3)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-531e.html

(4)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です=解体しよう、日本の司法・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官(その4)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-8f73.html

(5)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です=解体しよう、日本の司法・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官(その5)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-260f.html

(6)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です=解体しよう、日本の司法・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官(その6)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-4dad.html

(7)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です(その7):最高裁判事の国民審査で全員に「×××××」を!(口コミでどんどん広げてください)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/7-2c60.html

(8)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です(その8):国民のために何の役にも立たないどころか、ロクでもない判決を出しまくって害悪を垂れ流す日本の司法・裁判所を始末せよ- いちろうちゃ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-bde8.html

(9)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です(その9)=基地裁判:国と一体化する司法(『DAYS JAPAN 2019.1』)他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/days-japan-2019.html


 <冤罪事件関係>
(1)日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」=日本の司法・裁判所(その1):異常な刑事司法(警察・検察・裁判所)が罪なき人々を地獄へ突き落す大量の「冤罪」を生み出す(湖東記念病院事件再審他)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-5636b3.html

(2)(社説)袴田さんの再審 迅速に、適切な判断を:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14746264.html

(3)扉を開けたい、2人の40年 「大崎事件」再審請求の歩み、本に:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14862276.html

(4)石川一雄さん、石川早智子さんのビデオメッセージ(2020年夏) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=4hNdhud102g

(5)沖縄は問う、日本の司法は独立しているのかと - 桜井国俊|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/science/articles/2021021600005.html

(6)「警察の裏金」暴露した男が語る内部告発の苦悩顔出し・実名の記者会見から17年経た今の思い(東洋経済オンライン) -Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/608151a03bf8cfc1a199663bcddb0c530a68538c


 <その他>
(1)司法制度改革-21世紀の司法制度を考える - 裁判所
 https://www.courts.go.jp/about/sihou/kaikaku_sihou_21/index.html
(2)「これで終わりだ」賭けマージャンに定年延長の黒川元検事長問題、略式起訴した検察の狙いは:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/92317


(関連図書)
(1)(必読)絶望の裁判所-瀬木比呂志/著(講談社現代新書)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033051213&Action_id=121&Sza_id=E1
(2)黒い巨塔 最高裁判所-瀬木比呂志/〔著〕
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033996015&Action_id=121&Sza_id=C0
(3)安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル-村山治/著(文藝春秋)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034141453&Action_id=121&Sza_id=C0
(4)松川裁判から、いま何を学ぶか 戦後最大の冤罪事件の全容-伊部正之/著(岩波書店)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032319526&Action_id=121&Sza_id=C0


(参考)日本国憲法
 https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/dl-constitution.ht

草々


(追)ガラクタ判決・トンデモ裁判所陳列台
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(1)「南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟」で、福島原発事故被害者を踏みにじり、「自己保身・栄達」だけを念頭に置いて書いた判決文を残し、法廷からわずか10秒で逃走した「恥さらし」の東京地裁ヒラメ3匹(裁判官)たち- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-9443c4.html

(2)東電株主代表訴訟
60回公判「監視」記録:東電「ないない」男への証人尋問に見る原発管理のずさんと無責任=「推本」長期評価を「知見ではなくて意見だ」とのダジャレ発言に法廷からは軽蔑の笑い声- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-fbce23.html

(3)(拡散歓迎)これは「司法」か「末法」か!?
他の裁判の判決文をコピペして判決を下す究極の「ドヒラメ劣化裁判官」、司法の体をなさず=一旦、裁判官全員を解任して、法曹一元化の下で、日本の司法・裁判所を創りなおしましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-689866.html

(4)(別添PDFファイル)安保法制違憲訴訟を支える会 チラシ(2022.1.19
https://drive.google.com/file/d/1H89qs31lWz2IEel4-f-mmgdrt5QuHeat/view?usp=sharing

(上記サイトにある2021218日の那覇地裁判決をご覧ください)


(追2)裁判の運営もデタラメちゃんちゃこりん
(1)(拡散歓迎)これは「司法」か「末法」か!?
他の裁判の判決文をコピペして判決を下す究極の「ドヒラメ劣化裁判官」、司法の体をなさず=一旦、裁判官全員を解任して、法曹一元化の下で、日本の司法・裁判所を創りなおしましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-689866.html

(2)(別添PDFファイル)(チラシ)再審法改正(刑事争訟法の1部改正)を求める
 https://drive.google.com/file/d/1WeG9iVMCEsuWuZRxeylrNan0SpKEZHig/view

(関連)再審法改正(刑事争訟法の1部改正)を求める国会請願署名
 https://bit.ly/3qe81Ud
(関連)再審法改正をめざす市民の会HP

 https://rain-saishin.org/

(関連)再審法改正をめざす市民の会 - YouTube

 https://www.youtube.com/channel/UCrdGQBlGwsm9eI33n3VMoRQ

(関連)「再審法改正を」地方動く 49市町村議会、証拠開示など求め意見書|【西日本新聞me

 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/739664/

 

(冤罪を大量生産している日本の司法・裁判所・検察は、その誤りを正すための「再審」もまた、デタラメな運営をやっています。再審請求の取扱が裁判官の恣意にゆだねられ、重要かつ決定的とも言うべき「冤罪」の証拠を裁判所に提出しても、いい加減な扱い(長期間放置されるなど)で右から左に流されてしまうなど、人権無視の「役所の無謬性神話」を貫き通そうとしているかのごときです。日本の司法・裁判所・検察は、いったん解体して改めて民主的で人権や国民主権を守るものに創りかえる必要がありますが、再審関連制度もまた、その1つです。アベ友が占拠する最高裁が最大のガンとなり、日本の司法全体が腐っています。:田中一郎)

 

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