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2021年4月

2021年4月29日 (木)

(報告)(4.28)オルタナティブな日本をめざして(第58回)「新型コロナワクチンの正体を知る」(岡田幹治さん「新ちょぼゼミ」)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


さる2021年4月28日(水)、水道橋のたんぽぽ舎(移転後事務所学習室)におきまして、ジャーナリストの岡田幹治さんをお迎えして、下記の「新ちょぼゼミ」を開催いたしました。以下、当日の録画やレジメ、および関連資料などを添付して簡単にご報告申し上げます。

===============
◆(イベント情報)(4.28)オルタナティブな日本をめざして(第58回)「新型コロナワクチンの正体を知る」(岡田幹治さん「新ちょぼゼミ」)+ 直近「新型コロナ・ワクチン」関連情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-93605c.html

新型コロナワクチンの接種が4月下旬ごろから、高齢者を対象に本格化します。今回はゲノム編集という技術が用いられた新タイプのワクチンの正体に焦点を当て、1/27に続いてジャーナリストの岡田幹治さんに次のような内容のお話をしていただきます。是非ご参加ください。

▽新型コロナをめぐる「不都合な真実」=「真の感染者は発表数のわずか3%程度」「緊急事態宣言は不要だった」「医療逼迫をもたらした犯人はだれか」など。

▽新型コロナワクチンの「正体」=「新型コロナはワクチンが必要な感染症なのか」「新タイプのワクチンは人の遺伝子組み換えだ」「ファイザー社の治験はきわめて杜撰なものだ」「欧米では接種者に多数の死者が出ている」「ワクチンで健康被害が出ても、因果関係の証明が困難なので、ほとんど補償されない」など。


講 師:岡田幹治(おかだ もとはる)さん                   
1940年新潟県高田市(現・上越市)生まれ。1964年、一橋大学社会学部を卒業後、朝日新聞社に入社。ワシントン特派員・論説委員などを勤めて定年退社。『週刊金曜日』編集長を経て、フリーに。近著に『香害 そのニオイから身を守るには』(金曜日)、『ミツバチ大量死は警告する』(集英社新書)。

(前回)(報告)(1.27)オルタナティブな日本をめざして(第54回)「新型コロナ・パンデミックの「真実」」(岡田幹治さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-c67099.html


◆’(当日録画)20210428 UPLAN 岡田幹治「新型コロナワクチンの正体を知る」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=62635s9YmGg
 https://www.youtube.com/watch?v=62635s9YmGg

 <当日レジメ:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)新型コロナワクチンの正体を知る(岡田幹治 2021.4.28)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e696b0e59e8be382b3e383ade3838ae383afe382afe38381e383b3e381aee6ada3e4bd93e38292e79fa5e3828befbc88e5b2a1e794b0e5b9b9e6b2bb202021.4.28efbc89.pdf
(2)検査の陽性率(PCR・抗原)(2021.4.28)
ダウンロード - e6a49ce69fbbe381aee999bde680a7e78e87efbc88efbcb0efbca3efbcb2e383bbe68a97e58e9fefbc89efbc882021.4.28efbc89.pdf


 <岡田幹治さんのご著書>
(1)香害 そのニオイから身を守るには-岡田幹治/著(金曜日)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail
efShinCode=0100000000000033593376&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)ミツバチ大量死は警告する-岡田幹治/著(集英社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033022842&Action_id=121&Sza_id=C0
(3)アメリカ産牛肉から、食の安全を考える-岡田幹治/〔著〕(岩波ブックレット) https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031854353&Action_id=121&Sza_id=G1

 <岡田さんサイト>
(1)新型コロナ感染者数「大幅水増し」疑惑報道は本当か - DOL特別レポート - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/250443
(2)新型コロナ感染で、日本はすでに「集団免疫状態」にあるという説の根拠 - DOL特別レポート - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/articles/-/248087?page=2
(3)新型コロナの「指定感染症」は過剰。インフルエンザと同じ「5類感染症」に - 岡田幹治|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2020101800001.html
(4)新型コロナのワクチンは超スピード開発でウイルスよりむしろ危険? - 岡田幹治|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2020110400009.html
(5)英国で接種が始まった新型コロナワクチン。日本への導入は慎重にすべき理由 - 岡田幹治|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2020120300003.html
(6)「八ッ場ダム運用開始 利水も治水も必要性なくなった危険な水がめ」(岡田幹治、週刊金曜日) - 八ッ場(やんば)あしたの会
 https://yamba-net.org/51479/
(7)日本で新型コロナ対策はもう不要?「日本は集団免疫を獲得」説の中身 - 日刊SPA!
 https://nikkan-spa.jp/1696236

*岡田幹治 - 著者ページ - ダイヤモンド・オンライン
 https://diamond.jp/ud/authors/5a3b5be477656107e8000000

*岡田幹治 | 検索結果- | 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?s=%E5%B2%A1%E7%94%B0%E5%B9%B9%E6%B2%BB


 <関連情報>
(1)(別添PDFファイル)搬送先 決まらない、大阪・神戸 深刻な病床逼迫(朝日 2021.4.28)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14886954.html
(2)(別添PDFファイル)病床に使用率、10府県50%超(日経 2021.4.28)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71438880Y1A420C2EA1000/
(3)新型コロナワクチンは安全か(木村黒田純子『JERANEWS NO.177 2021.3』)
 https://kokumin-kaigi.org/?p=3602
(4)「強欲ファイザー」にカモられた日本(『選択 2021.3』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/20835
(5)コロナワクチン4つの落とし穴(鈴木隆祐『サンデー毎日 2021.2.28』)
 http://mainichibooks.com/sundaymainichi/life-and-health/2021/02/28/post-2730.html
(6)学ぼうワクチン、新型コロナと闘う(上中下)(東京 2021.2.23-25)
 (上)https://www.tokyo-np.co.jp/article/87642
 (中)https://www.chunichi.co.jp/article/207096
 (下)https://www.tokyo-np.co.jp/article/87982
(7)崩壊する文明の中で考える「ワクチンはそれにとどめを刺すかもしれない」こと(2021.3.2)
 https://indeep.jp/corona-vaccine-may-put-an-end-to-collapsing-society/
(8)どうなるワクチン接種 副反応、アレルギーある人は相談を(東京 2021.2.26)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/50358

 <関連サイト:直近「新型コロナ・ワクチン」関連情報>
(1)インドが、米ファイザー社のワクチンを承認せず - Pars Today
 https://parstoday.com/ja/news/asia-i71212
(2)コロナワクチンの副反応 まとめ - あべしっの保管庫
 https://abesi-no-burogu.fc2.net/blog-entry-5.html
(3)まだ治験が終わっていない新型コロナ・ワクチンを日本も特例承認!- 今ここの地球市民
 http://ecoyoko-archive.seesaa.net/article/480026075.html
(4)7種類あるって知ってた?「新型コロナワクチン」でいま知っておきたいこと - Business Insider Japan
 https://www.businessinsider.jp/post-223800
(5)『接種が始まるワクチンの安全性は?──コロナ世界最前線(16)』(谷本哲也:市民のためのがん治療の会 2021.3.2)
 http://www.com-info.org/medical.php?ima_20210302_tanimoto
(6)新型コロナワクチンについてのQ&A|厚生労働省
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00222.html
(7)ワクチン先行接種で副反応疑いのじんましん 政府発表 - 毎日新聞
 https://bit.ly/3uVOfyc
(8)ワクチンは不要に。新型コロナウイルス100%防御に成功! 長崎大学発表 中央のマスコミはあまり報道しない。 - 思索の日記 (クリックで全体が表示されます)
 https://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/93359d891f0b776278a33abec31827fb
(9)新型コロナウイルスのワクチン接種に関する献血の受入れについて|トピックス|血液事業|活動内容・実績を知る|日本赤十字社
 http://www.jrc.or.jp/activity/blood/news/210222_006549.html
(10)今知りたい新型コロナワクチン接種 さまざまな疑問にできる限り答えます 東京新聞TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/89020

*日刊IWJガイド・非会員版「重要! 記者会見の場でIWJ記者の質問に対し、田村憲久厚労大臣は、『ワクチン接種による感染予防効果は実証されていない』と明言! 」2021.02.25号~No.3087号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48370

(関連)新型コロナワクチンについてのQ&A|厚生労働省
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00222.html


 <いちろうちゃんのブログ>
(1)(拡散希望)(メール転送です)新型コロナ感染者数「大幅水増し」疑惑報道は本当か - DOL特別レポート - ダイヤモンド・オンライン(岡田幹治:ジャーナリスト)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-8951ac.html

(2)(報告)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-21863a.html

(3)新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(3):新型コロナ&PCR法 異説の驚愕内容- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-e283d0.html

(4)新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(4):PCRはRNAウイルスの検査に使ってはならない-大橋眞(徳島大学名誉教授-感染症専門家)著 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-081c84.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
早々 

(報告)(4.28)「「マイナンバー制度」の危険性と「デジタル改革関連法案」について」(新ちょぼゼミ:田中一郎)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


去る2021年4月28日、水道橋のタンポポ舎におきまして、今現在大問題となっております「デジタル改革関連法案」と、その中核的な制度である「マイナンバー制度」について勉強会を開催いたしました。以下、当日の録画や資料を添付して簡単にご報告申し上げます。

(当日録画)20210428 UPLAN 田中一郎「マイナンバー制度の危険性」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=tkx0wuTURIk
 https://www.youtube.com/watch?v=tkx0wuTURIk

 <当日のレジメ:別添PDFファイル>
(1)やっぱり怖いマイナンバー、ずさん再委託 中国へ流出疑惑、年金機構 再調査を拒否:再調査しないというのなら、この年金機構の幹部どもを解雇しろ!!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-d8009d.html

(2)やっぱり怖いマイナンバー、ずさん再委託 中国へ流出疑惑、年金機構 再調査を拒否、あらゆる個人情報「ひも付け」=丸ごと不正利用の恐れ(東京 2021.2.19)
ダウンロード - e38284e381a3e381b1e3828ae68096e38184e3839ee382a4e3838ae383b3e38390e383bce38081e3819ae38195e38293e5868de5a794e8a89720e4b8ade59bbde381b8e6b581e587bae79691e68391e38081e5b9b4e98791e6a99fe6a78befbc88e69db1e4baac202.19efbc89.pdf

(3)実装される監視社会ツール(イントロ部分)(武藤糾明『世界 2021.4』)
ダウンロード - e5ae9fe8a385e38195e3828ce3828be79ba3e8a696e7a4bee4bc9ae38384e383bce383abefbc88e382a4e383b3e38388e383ade983a8e58886efbc89efbc88e6ada6e897a4e7b3bee6988ee3808ee4b896e7958c202021.4e3808fefbc89.pdf

(4)個人情報保護法の抜本的改正なき個人情報保護法制の統合に反対します(2021年3月1日)
ダウンロード - e5808be4babae68385e5a0b1e4bf9de8adb7e6b395e381aee68a9ce69cace79a84e694b9e6ada3e381aae3818de5808be4babae68385e5a0b1e4bf9de8adb7e6b395e588b6e381aee7b5b1e59088e381abe58f8de5afbee38197e381bee38199.pdf



 <「デジタル改革関連法案」関連の参考文書>
(1)(必読)プライバシーという権利 個人情報はなぜ守られるべきか-宮下紘著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034162637&Action_id=121&Sza_id=B0
(2)世界 2021年4月号 - 岩波書店(特集:デジタル監視体制)
 https://www.iwanami.co.jp/book/b564337.html
(3)(必読)『週刊金曜日』(2021.4.23)(特集:デジタル監視社会)
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003225.php
(4)住民と自治 2021-5-自治体問題研究所/編集(自治体研究社)(特集:デジタル社会の陥穽と自治・くらし)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034197945&Action_id=121&Sza_id=GG
(5)あれからどうなった?マイナンバーとマイナンバーカード 待ち受けるのはプロファイリングと選別-黒田充/著(日本機関紙出版センター)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034141451&Action_id=121&Sza_id=GG


 <参考資料:その1「マイナンバー制度」>
(1)マイナンバーカード保有28%に - 最大5000円分のポイント還元で普及にはずみ - nippon.com
 https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00988/
(2)マイナンバーカード普及状況(市町村別)
 https://www.soumu.go.jp/main_content/000674166.pdf
(3)「いざというと時に早く支援を届けられる制度へ」 国民のためのマイナンバー活用PT - 旧・国民民主党 (2018年5月〜2020年9月)
 https://www.dpfp.or.jp/article/202998
(4)マイナンバー―民主党政権下で作った行政コスト削減の画期的法案 - 衆議院議員 岡田かつや
 http://www.katsuya.net/topics/article-2767.html
(5)(別添PDFファイル)他人が情報閲覧の怖れ、マイナンバー入力ミス、個人向けサイト(毎日 2021.3.27)
 https://mainichi.jp/articles/20210327/ddm/012/010/162000c
(6)(別添PDFファイル)マイナンバー事業、競争なき業者選定8割、随契を多発、デジタル政策 民間依存(東京 2021.4.27)
ダウンロード - e3839ee382a4e3838ae383b3e38390e383bce4ba8be6a5ade38081e7abb6e4ba89e381aae3818de6a5ade88085e981b8e5ae9a8e589b2e38081e99a8fe5a591e38292e5a49ae799baefbc88e69db1e4baac202021.4.27efbc89.pdf
(7)(別添PDFファイル)ワクチン接種 マイナンバー、ひも付け必要か(東京 2021.3.30)
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000204497.html
(8)マイナンバー制度における情報連携について:(元)全国市長会支部総会御説明資料(総務省個人番号企画室 2016.5)
 https://www.soumu.go.jp/main_content/000429540.pdf
(9)マイナンバー制度における情報連携について - マイナンバー(社会保障・税番号制度) - 内閣府
 https://www.cao.go.jp/bangouseido/case/individual/renkei.html
(10)(必読文献)ワクチン接種とマイナンバーの連結で国が狙うのは健康情報の一元管理(天笠啓祐『週刊金曜日 2021.2.12』)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-97ffaa.html


 <参考資料:その2「デジタル改革関連法案」>
(1)(別添PDFファイル)デジタル法案 個人情報に懸念、同意なき収集可能、デジタル法案 懸念ほかにも(東京 2021.3.30)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/94606
(2)(別添PDFファイル)個人情報保護委の権限、行政監督に強制力なし(毎日 2021.4.26)
 https://mainichi.jp/articles/20210426/ddm/004/010/018000c
(3)(別添PDFファイル)デジタル改革関連法案の問題と懸念:衆院内閣委員会が可決した28項目の付帯決議、問題の多さを物語る(佐藤和雄『週刊金曜日 2021.4.23』)
ダウンロード - 28e9a085e79baee381aee4bb98e5b8afe6b1bae8adb0e38081e5958fe9a18ce381aee5a49ae38195e38292e789a9e8aa9ee3828befbc88e4bd90e897a4e5928ce99b84e3808ee98791e69b9ce697a5202021.4.23e3808fefbc89.pdf
(4)(別添PDFファイル)デジタル改革関連法案:独立した強い権限を持つ監督・監視機関の設置を(イントロ部分)(三宅弘『週刊金曜日 2021.4.23』)
ダウンロード - e78bace7ab8be38197e3819fe5bcb7e38184e6a8a9e99990e38292e68c81e381a4e79ba3e79da3e383bbe79ba3e8a696e6a99fe996a2e381aee8a8ade7bdaee38292efbc88e4b889e5ae85e5bc98e3808ee98791e69b9ce697a54.23e3808fefbc89.pdf
(5)「デジタル改革関連法案」衆院内閣委で可決 本会議で採決へ - 菅内閣 - NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210402/k10012951951000.html
(6)【声明】デジタル改革関連5法案の衆議院本会議での採決に抗議する
 https://hodanren.doc-net.or.jp/news/teigen/210406_seimei_digi.pdf


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html


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(参考)4/28当日、私からご協力をお願いした3つのことの関連サイト

(1)認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね - トップページ
 https://tarachineiwaki.org/

(関連)ストロンチウム90はどうやって測っているの? 絵本『たらちね ストロンチウム90測定の巻』が完成しました【認定NPOいわき放射能市民測定室たらちね】 - 一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト
 https://www.actbeyondtrust.org/report/4986/
(関連)ご寄付についてのお問い合わせ - 認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね
 https://tarachineiwaki.org/contact/contact-donate

(2)子ども脱被ばく裁判のブログ- 「最終準備書面」発刊しました!(正誤表追記有)
 http://datsuhibaku.blogspot.com/2020/11/blog-post.html

(関連)子ども脱被ばく裁判のブログ- 子ども脱被ばく裁判とは?
 http://datsuhibaku.blogspot.com/p/blog-page.html
(関連)子ども脱被ばく裁判のブログ
 http://datsuhibaku.blogspot.com/

3.知ってましたか? いま 地層処分してはいけない8つの理由 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=8rxqNf56sjs

(関連)寿都町,神恵内村で明らかになった「核のゴミ」地層処分の問題点……小野有五
 https://www.iwanami.co.jp/kagaku/KaMo202101.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
草々

 

2021年4月27日 (火)

(報告)(4.24)出版記念集会「司法はこれでいいのか:裁判官任官拒否・修習生罷免から50年」:日本の司法・検察は「解体出直し的」な抜本改革が必要だ!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.李政美「あゝ福島」@福島原発_被害者証言集会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=_PlDOw-HooM
 https://www.youtube.com/watch?v=c6XgfaXwCls

(関連)李政美の世界-全歌詞コレクション
 http://leejeongmi.com/words_body.htm#a01

作詞:武藤類子・李政美
作曲:李政美

(とてもいい歌です。歌詞も曲も胸に響きます。私は福島県出身ではありませんが、若いころから福島県にはよく出かけていて、半分は自分の故郷のような気分でいます。伊達郡梁川町で若いころに研修を受けたこともあります。知人も学生時代に知り合った方々を中心に多くいます。とてもいいところ、とてもいい人たちの里です。この曲を聴いていると年甲斐もなく涙がこぼれてきます。あのすがすがしく美しい、四季折々の幸豊かな、そして、放射能汚染や放射線被曝のない福島はいつ、私たちのもとに帰ってくるのでしょうか? 東京では、この歌が毎週金曜日の経済産業省前テントひろばの抗議行動の際に歌われています。みなさまも是非、この歌を覚えていただいて、集会などでみなさまで歌ってください。:田中一郎)


2.(予約必要)(6.7)オルタナティブな日本をめざして(第60回)「福島原発事故から10年:放射能汚染の実態とその諸問題」(青木一政さん・中村順さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ(この日は主催者側からは事務連絡以外にプレゼンはありません)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-458ec6.html


3.(4.27)国政選挙に向けて議論されるべき外交・防衛課題とは―国会議員を迎えて|イベント|New Diplomacy Initiative(新外交イニシアティブ)
 https://www.nd-initiative.org/event/9438/


4.衆参3選挙、自民全敗 菅政権、初国政選で打撃 激戦広島は野党系制す 長野、北海道2区も立民:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/100448

*衆参3選挙で与党全敗 次期衆院選の前哨戦、菅政権に打撃 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210425/k00/00m/010/117000c?cx_fm=mailsokuho&cx_ml=article

(関連)「菅内閣に極めて厳しい有権者の審判が下された」3選挙の野党勝利で福山幹事長 - 立憲民主党
 https://cdp-japan.jp/news/20210425_1259

(関連)3補選・再選挙の勝利を受け、枝野代表らが連合に報告 - 立憲民主党
 https://cdp-japan.jp/news/20210426_1262

(関連)3国政選 市民と野党全勝 2021.4.25 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=NL2OVwtvTEs

(立憲民主党などの既成野党が勝ったのではなく、与党・自民党のアベ・スガ政治があまりにひどすぎるので、自民党の支持者らが「お灸」をすえるために投票に行かなかった結果とみるべきでしょう。補選だから「まあいいか」ということにして、です。そしてそれは、3つの選挙区とも投票率が低迷していることから見て取れます(衆院北海道2区:30.46%、参院長野:44.40%、参院広島:33.61%)。来る衆院選へ向けて既成野党、ないしは「市民と野党の共闘」の選挙態勢は整っておらず、従ってまた、有権者・国民の支持は結集できていないと見ておくべきです。この責任は、国民民主党や御用組合「連合」による「第五列」的振る舞いにもその一因はあるのですが、しかし決定的に重要なのは、立憲民主党の現執行部が「市民と野党の共闘」の態勢づくりをいつまでたってもやろうとしていないことです。

今回の選挙で勝ったからといって、来る衆院選で勝てる勢いがついたとはとても言えないような勝ち方です。依然として、既成野党ないしは立憲民主党を総大将とする「市民と野党の共闘」の地滑り的大敗北の可能性は残ったままです(デタラメな自公政権とダラシナイ野党連合の間隙をぬって台頭してくる可能性があるのが、今回同日の名古屋市長選挙で勝利した河村たかしや維新などに代表されるようなデマゴーグ・似非右翼の勢力です)。立憲民主党は何をしておるのか、と思います。上記の記事を見ると、枝野幸男立憲民主党代表は真っ先に御用組合「連合」への「ご報告」に参上しているようですが、これが「総大将」のやることなのか、と思います。真っ先にお礼に行かなければならない先は、協力してくれた野党各党と、選挙中も応援をしてくれた市民団体であろうに、です。:田中一郎)


5.河村たかし氏、4期目の当選確実 3新人退ける 名古屋市長選 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210425/k00/00m/010/106000c?cx_fm=mailsokuho&cx_ml=article

(言論・表現の自由を公権力を使って踏みつぶそうとし、更には、ゆがみ切った歴史観から大切な隣国である韓国を侮辱するという許されない暴挙まで働き、更には、そうしたことは差し控えておくべきだとした大村秀章愛知県知事までもをリコールで辞任させようとし、そのリコールが実は巨大な詐欺行為だったことが明らかになっている。自分はリコールのインチキ行為には関わっていないと言い張っているが、関わっていなくても、そんな詐欺師連中が進めていたリコール運動を懸命に応援していたという(政治的)責任は消えることはない。今回の名古屋市長選では、有権者は河村たかしを落選させなければいけなかったのだ。それがこんな結果になっている。

確かに一騎打ち相手の自民党候補者には全くの魅力がなく(自民党はもう存在意味がなくなっている政党だ)、河村たかしと「カネのバラマキ競争」のような選挙戦を展開して見事に敗北している(下記サイト参照)。競争相手がこれじゃ、河村たかし退治のためとはいえ、有権者が投票する気になれないのはよくわかる。が、しかし、である。この自民党の対立候補は元市議会議長らしい、ということは、名古屋市民がこういう自民党の政治家を「育ててきた」のではないか。だから、こんな時でも、まともな候補者が立候補してこないということだ。ともかく、河村たかしが名古屋市長に再選されたということは、この大都市が「愚民多数都市」となっていることをいみじくも示した結果となった。「昔は水の都・今はアホの都」大阪、緑のタヌキ女に騙されて「馬のくそ饅頭」政策を食わされ続けて喜んでいる首都東京と、日本の3大都市が「愚民都市」となってしまっているこの国の未来は非常に暗い。:田中一郎)

(関連)商品券や電子マネーで市民に還元? バラマキ批判に候補者は反論 名古屋市長選- 名古屋テレビ【メ~テレ】
 https://www.nagoyatv.com/news/?id=006156


6.#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 5・8(土)新宿デモチラシ 子ども脱被ばく裁判の理不尽の極み判決に抗議する!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2021/03/58.html


7.キャンペーン
(1)お知らせ · 学術会議の総会は終わりましたが「会員の任命拒否」は続いています。引き続き、ご協力をお願いします。 · Change.org
 https://bit.ly/3nkQnfA

(2)お知らせ · 世界の目を沖縄へ!! · Change.org
 https://bit.ly/2QU3GaK


8.リテラ
(1)東京五輪組織委が看護協会に「看護師500人を動員」要請する横暴! “国民の命より五輪ファースト”は検査やワクチンでも|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2021/04/post-5865.html
(2)安倍晋三「朝日の捏造体質は変わらない」発言に「お前が言うか」と非難殺到! コロナ対策放り出して改憲本部最高顧問に就任する厚顔無恥|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2021/04/post-5864.html
(3)名古屋市長選で河村たかし優勢も…リコール不正渦中の田中事務局長が公表した河村市長との焼肉会食の領収証、不正署名めぐる発言|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2021/04/post-5863.html
(4)緊急事態宣言発出で菅首相がついた自己正当化の大嘘!「IOCバッハ会長来日前に解除するための宣言期限か」の質問にも…… |LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2021/04/post-5862.html
(5)大阪で救急拒否が相次ぐ危機も吉村知事は…滋賀県の看護師派遣を回答前に公表、滋賀知事への要請電話を後回しにしてテレビ出演|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2021/04/post-5861.html
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さる4月24日(土)、東京市ヶ谷のアルカディア(私学会館)において、出版記念集会「司法はこれでいいのか:裁判官任官拒否・修習生罷免から50年」が開催されました。タイムリーでとても内容の充実した集会でした。私は日本の司法や検察は「解体出直し的」な抜本改革が必要だと考えており、今回の集会はその目的に向けての貴重な1つのステップだと受け止めています。以下、簡単にご報告申し上げます。

(イベント情報&録画)「司法はこれでいいのか―裁判官任官拒否・修習生罷免から50年」出版記念集会 – NPJ
 http://www.news-pj.net/movie/111082
 http://www.news-pj.net/movie/111082

◆弁護士と学者による集会で梓澤和幸弁護士が熱弁!「苦労して血と涙を流し、尊敬される弁護士だけが裁判官になるのが『法曹一元化』だ」~4.24 司法はこれでいいのか ―裁判官任官拒否・修習生罷免から50年― 出版記念集会 - IWJ Independent
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491308
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491308

◆司法はこれでいいのか 裁判官任官拒否・修習生罷免から50年-23期・弁護士ネットワーク著(現代書館)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034190731&Action_id=121&Sza_id=GG


 <別添PDFファイル:当日のレジメから3つだけ抜粋>
(1)開会のご挨拶(澤藤統一郎 2021.4.24)
ダウンロード - e9968be4bc9ae381aee38194e68ca8e68bb6efbc88e6bea4e897a4e7b5b1e4b880e9838e202021.4.24efbc89.pdf
(2)集会の最初の報告(村山晃 2021.4.24)
ダウンロード - e99b86e4bc9ae381aee69c80e5889de381aee5a0b1e5918aefbc88e69d91e5b1b1e69983202021.4.24efbc89.pdf
(3)「勝たなければならない裁判で勝てた理由:東海第二原発差止訴訟」(丸山幸司弁護士 2021.4.24)
ダウンロード - e3808ce69db1e6b5b7e7acace4ba8ce58e9fe799bae5b7aee6ada2e8a8b4e8a89fe3808defbc88e4b8b8e5b1b1e5b9b8e58fb8202021.4.24efbc89.pdf

 <関連サイト:当日、講師の話に出てきたもの>
(1) 木澤克之 – 最高裁判所の裁判官(前学校法人加計学園監事)
 https://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/kizawa/index.html
(2) 最高裁判所の裁判官 - 裁判所
 https://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/index.html
(3) 裁判所・裁判官のデータ多数:弁護士山中理司(大阪弁護士会所属)のHPです
 https://www.yamanaka-law.jp/
(4)弁護士山中理司のブログ
 https://yamanaka-bengoshi.jp/

(今回の集会が日本の(第二次)司法改革のキックオフになればと、切に願っております。次回は検察改革も含めて、何らかのアクションプランや、司法改革を目的とする広範な市民団体立ち上げの集会にでもなればいいなと思います。法律のプロである弁護士の方々が立ち上がってくださることが何と心強いことか、私は貴重な集会に参加できてうれしく思っています。主催者の皆様に感謝申し上げます。;幸いにして短時間の発言の機会も得ました。上記録画でNPJでは2時間18分くらいのところ、IWJでは2時間30分くらいのところです)

(拡散希望)(継続サイト)日本の司法・検察は抜本改革されなければならない:ポイントは(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの解放と、(2)有権者・国民からのフィードバック機能の強化、です- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-bbc6f8.html

 <集会で申し上げたかった事>
 全体像は上記の私のブログに掲載した4回の日本の司法及び検察に関する勉強会のレジメ(今回4/24集会の当日にお配りしたもの)ですが、以下、若干の補足を追記し下記に箇条書きにいたします。

 <「新ちょぼゼミ」>
(1)(報告)(11.12)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-63dc76.html

(2)(報告)(11.17)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-da08b2.html

(3)(報告)(1.27)「日本の検察(&法務省)を抜本改革する(その1)」(新ちょぼゼミ:田中一郎)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-78439d.html

(4)(報告)(2.25)「日本の検察(&法務省)を抜本改革する(その2)」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-27a0e5.html

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日本の司法改革 5つのポイント(総論)

1.組織的権力性の削ぎ落とし(裁判官が「個人」として機能)
2.民主主義的なフィードバック制度
3.有権者・国民の司法・検察への参加
4.裁判・裁判所・裁判情報の公開と文書管理
5.体制の拡充(裁判官数、補助者、施設等)

上記の1.は「ドラスティックな法曹一元化」を考えています。具体的には、裁判官は弁護士を10年以上実務経験した人物が「当番制」的に任期10年の裁判官となり、再任はない(つまり自分の人事について考慮する必要がない)形で職務を遂行する。検察庁は法務省から切り離し、法曹一元化は検察官については上席者についてのみ実施など。

上記の2.は、まずもって最高裁判事の国民審査を実効性のあるものにするとともに、その人選が民主的に行われるようにする。判検交流は禁止、検事出身の判事は認めない、判事出身の検事も認めない、裁判官弾劾裁判制度や裁判官リコール制度、実効性のある裁判官忌避制度なども検討。憲法裁判所は時期尚早、違憲判決・逃避判決を事後的に検証し、その是非を明らかにする仕組みなど。

上記の3.は、裁判員制度を刑事裁判で実施することをやめ、行政法裁判や、国や自治体や巨大企業などが被告となる民事裁判で実施、検察審査会の起訴要件緩和、裁判官プロファイルや判決アーカイブの作成・蓄積管理など。

上記の4.は、法廷にTVカメラを入れる(法的強制)とともに、法廷内での資料配布を自由化する。裁判長の無用の法廷指揮を拒否する権利、法廷の構造や設備を変える(裁判官の座る場所の高さを傍聴(市民監視)席と同じ水準他)など。

上記の5.は、文字通り、人・もの・カネを司法や検察にもっと投じよ、ということ。


福島第一原発事故後の原発関連裁判の動向
(1)原発・核燃料サイクル施設の運転・建設差止訴訟(民事と行政法の2タイプ)
 http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/list/

 2014年5月に福井地裁の樋口英明裁判長が大飯原発の運転差止判決を出して大いに盛り上がったけれども、その後、2015年12月に最高裁から派遣された林潤他3名の裁判官がその判決を覆し、それが分水嶺となった。ちょうどこの頃には、最高裁事務総局が主催する全国の裁判官を集めての研修会が開催されて、そこで原発の運転停止判決はよろしからぬ、というような雰囲気の申し渡しらしきものがなされた旨も耳に入っている。その後の原発運転差止訴訟は、ほとんどが「つるべ落とし」のように原告敗訴で、次々と出される判決のほとんどは福島第一原発事故以前と変わらない状態となった。そんな中、東海第二原発の原告勝訴は、原発の安全性ではなく避難計画の実効性を理由として差止判決が出ており、今注目されている。しかし、その東海第二原発の運転差止判決にしても、原発の工学的危険性や地震津波などの過小評価は見逃されており、およそまともな判決ではない。もはや日本の司法は原発・核燃料サイクル施設を止められない様子である。

(2)福島第一原発事故東電刑事裁判(東電幹部3人が被告)
 原発事故を引き起こした東京電力幹部や国(原子力安全保安院・原子力安全委員会など)の役人など、責任者たちを検察が起訴しないため、検察審査会を2度通して起訴に至るという、まさに針の穴に象を通すような努力で何とか東電幹部3人を起訴、しかし、それ以外の多くの責任者たちは何の罪にも問われずに無罪放免となった。そしてその3人に対しても東京地裁の永淵健一以下3人の裁判官が無罪判決を出している。信じがたい話だが、これで福島第一原発事故を引き起こした責任者は「誰もいなくなった」ということだ。この国の司法の異常がここにティピカルに現れている。

東電刑事裁判について申し上げれば、原発という国を亡ぼすかもしれないような大事故を引き起こす危険施設の管理に関して、裁判では、津波の予見可能性と事故の回避可能性という、まるで一般の業務上過失事件を裁くような枠組みで審理がなされているが、これが決定的な誤りだ。争うべきは、予見可能性ではなくて予見義務(間違っても大事故を起こさないように津波をチキンと予見する義務を果たしていたか)、回避可能性ではなくて回避義務(あらゆる手を尽くして大事故を回避する義務を果たしていたか)である。司法の感度というか、リアリティというか、市民感覚というか、そういうものが欠けていて、旧態依然の法律・裁判の枠内でしか物事を考えられなくなっている。一種の「脳硬化症」。

(3)原発事故に伴う損害賠償・補償を求める民事裁判(他に東電株主代表訴訟や原発メーカー訴訟などもある)
 http://nuclearpowerplant311.livedoor.blog/archives/12143668.html

 責任論では東京電力の責任は東京高裁群馬訴訟判決(足立哲あきら裁判長=極悪人)以外は認められているが、国の責任については判決が2つに割れるという、これまた信じがたい状態が続いている。国に責任がないなどと、どの口で言うか、ということだ。それはともかく、東電や国の責任を認めたとしても、その責任が次の損害論(損害賠償額)に反映されないで、単なる精神論のようなものにとどまっているのは、損害賠償裁判としては許しがたい暴挙である。そして、そうしたこともあってか、責任論で勝訴しても、損害論では「ほんのススメの涙」ほどの賠償金額しか裁判所が認めないため、原告の人々(原発事故被害者)は裁判所での勝訴をもってしても自分たちの生活や仕事の再建ができないでいる。私はずるがしこい裁判官どもが、名を捨てて実を取る、つまり実質的に意味のない名目論としての責任論を認めて、損害論を蹴飛ばし、もって原発事故のきちんとした賠償を拒否しているのではないかと疑っている。

(4)原発事故後の国や自治体の対応の悪さの不当性を追求する裁判(行政法)
 「子ども脱被ばく裁判」(福島地裁)と「井戸川裁判(福島被ばく訴訟)」(東京地裁)がある。前者は、山下俊一長崎大学教授(福島県立医大副学長)や鈴木眞一福島県立医大教授(甲状腺専門医、元福島県民健康調査検討委員)を法廷に呼んで証人尋問まで実施したが、判決では全面的に原告主張が却下され敗訴、まもなく仙台高裁へ移る。後者は東京地裁で現在も係争中である。上記で申し上げた加害者=東京電力や事故責任者=国の責任を問う刑事・民事の裁判で、予見可能性ではなく予見義務、回避可能性ではなくて回避義務、を問うべきだと立論されているのが、この井戸川裁判の主任弁護士である古川元晴弁護士である。詳しくは下記の著書をご覧ください。

(関連)福島原発、裁かれないでいいのか-古川元晴/著 船山泰範/著(朝日新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033212619&Action_id=121&Sza_id=E1
草々

(追)死刑執行男性の再審認めず 女児2人殺害 飯塚事件 福岡高裁 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=djgakZekKpc

(関連)(別添PDFファイル)飯塚事件 再審認めず、元市研修側の特別抗告棄却(東京 2021.4.24他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/100056
(関連)飯塚事件、6月に第2次再審請求へ 弁護団が表明 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20210424/k00/00m/040/165000c

(この集会があった4/24当日の東京新聞及び毎日新聞の朝刊に上記記事が掲載されました。この事件の概要については、だいぶ前にTBS報道特集でも取り上げて詳しく解説報道していました。私はそれを見て、これは冤罪くさい、と思いました。しかし、その後驚いたことに、一貫して無罪を訴え続けていて冤罪のにおいがプンプンしている、この事件の被告を、法務省は死刑執行をしてしまったのです。これが私には信じがたいことです。巨悪を逃し、無実の罪で被告を殺害する、こんな検察・法務省であっていいはずがありません。何故に死刑を急ぐ必要があったでしょう? 審理を尽くして真相を究明すべきだったのです。死刑執行後の再審というのは前例がないそうですが、そんな前例など踏襲する必要はないでしょう。:田中一郎)

 

2021年4月25日 (日)

時事問題4つ:(1)山本太郎「れいわ新選組」近況(TARO PRESS 2021年新春号)(2)デジタル改革関連法案の衆院内閣委付帯決議(3)リニア新幹線近況(4)新型コロナを巡って議論

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(6.29)オルタナティブな日本をめざして(第61回):「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん)- いちろうちゃんのブログ(この日は主催者側からは事務連絡を除いてプレゼンはありません)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-3b8e53.html

(関連)ブログ - 宗教者が核燃料サイクル事業廃止を求める裁判(宗教者核燃裁判)を東京地裁に提訴します(次回以降の公判期日などお知らせはこのサイトに掲示されるそうです)
 https://www.kakunensaiban.tokyo/blog/


2.#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 5・8(土)新宿デモチラシ 子ども脱被ばく裁判の理不尽の極み判決に抗議する!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2021/03/58.html


3.キャンペーン
(1)サナテックシード株式会社- 配らないで!植えないで!ゲノム編集高GABAトマト苗 · Change.org
 https://bit.ly/3tTyFm2
(2)法務省出入国在留管理庁:難民を「犯罪者」にする「入管法改定案」の廃案を求めます! · Change.org
 https://bit.ly/3sQ5RJy
(3)内閣総理大臣 菅義偉- 国は赤字の病院を救ってください! · Change.org
 https://bit.ly/3eJkb1N
(4)お知らせ · 13日、(40年超の老朽原発稼働するな)署名を提出しました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。 · Change.org
 https://bit.ly/2QX0xag
(5)お知らせ · 学術会議の総会は終わりましたが「会員の任命拒否」は続いています。引き続き、ご協力をお願いします。 · Change.org
 https://bit.ly/3tRJSDk


4.(メール転送です)『放射線被曝の隠蔽と科学』矢ヶ崎克馬(著)
 | 国際放射線防護委員会(ICRP)は科学体系ではない
 | どうすれば放射線被曝から市民のいのちと暮らしを守れるか
 | 運動の参考になる本が刊行されました
 └──── 上岡直見(環境経済研究所代表)

 原水爆や原発による放射線被曝は、ヒロシマ・ナガサキからチェルノブイリ・フクシマまで、これまで一貫して被曝防護の基準を核推進の国家や企業に有利になるように制定し、事実を隠蔽し、市民の健康を無視し被害を拡大してきた。その推進勢力こそが国際原子力機関(IAEA)・国際放射線防護委員会(ICRP)・原子放射線の影響に関する科学委員会(UNSCEAR)・世界保健機関(WHO)などの国際・国内原子力ロビーであり、エセ科学とエセ科学者を総動員し安全神話を捏造し、人びとを欺瞞してきた。本書は、国際放射線防護委員会などの防護の考え方や防護基準を科学の目で批判し、どうすれば放射線被曝から市民のいのちと暮らしを守れるかを考える。

目次の一部紹介
はじめに
第1部 東電原発事故で住民は保護されたのか?
第2部 科学を踏まえた放射線防護の考え方-ICRPは科学体系ではない
第3部 放射線の本質・定性
第4部 内部被曝と外部被曝
第5部 知られざる核戦争-内部被曝被害は隠されてきた
第6部 原子雲の構造・生成原理
第7部 物性物理学者が何故被曝研究に?
むすびに-我々は勇気を持って応えられるだろうか

『放射線被曝の隠蔽と科学』矢ヶ崎克馬(著) 緑風出版 A5判上製/284頁/3200円
 http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-2109-9n.html


5.原発安全神話再発~自民党「頭狂」集団の復活
 脱原発とは、アベスガ政治に代表される自民党政治・自公政権を終わらせることである:原発は政治の力だけで動いている=その際に大事なことは、脱原発に覚悟の決まらないフラフラ野党・ちょこざい政治家を選んではいけないということ。有権者・国民が覚悟を決めて、同じく覚悟が決まった政治家に選挙で投票をしなければ、原発・核燃料サイクルはいつまでたっても終わらない。従ってまた、このままいけば、福島原発事故を上回る巨大核施設事故が日本列島を襲い、いよいよこの国は永遠の放射能まみれに沈むことになる。原子力ムラとその代理店・御用人間たちを社会的に葬り去るか、我々が核事故により物理的生物学的に殺されるか、2つに1つの「最終戦争」だ。話し合いによる妥協など、ない!!

(1)(別添PDFファイル)安倍氏、原発新増設推進、首相退任後 議連顧問に就任(毎日 2021.4.17)
 https://mainichi.jp/articles/20210417/ddm/008/010/070000c
(2)「原発を最大限活用」自民議連が方針転換で提言|テレ朝news-
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000213919.html
(3)自民原発推進派、動き活発化 脱炭素の追い風期待「新型炉に」 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210419/k00/00m/010/291000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210420
(4)自民 議員連盟 原発の新設や増設求める提言案まとめる - 各地の原発 - NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210423/k10012991801000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_006
(5)原発再稼働・新増設を主張 温室ガス削減新目標で 経済界(時事通信)-Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f7d682f039801513186d6b05360c0ed6fd1d9142

(自民党という日本破壊勢力の背後には、経団連に集う大企業群のボンクラ経営者たちがいます。まとめて「最終処分」いたしましょう。この連中こそ「もう一つの放射性廃棄物」です。:田中一郎)


6.沖縄・辺野古
 http://sogakari.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421.png

(1)20210421 UPLAN【政府交渉】沖縄から北上田毅さん・具志堅隆松さんを迎え「政府交渉&院内集会」 -YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=V3cObS6Ca7Y&t=5s

(2)20210421 UPLAN【院内集会】沖縄から北上田毅さん・具志堅隆松さんを迎え「政府交渉&院内集会」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=4KxR4XIdwwk


7.直近原発情勢:巨悪を見逃す検察ほか
(1)関電前会長ら立件見送り 大阪地検が最終協議 報酬補塡・金品受領問題(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a7616c0d8687e191a5b672f0af72a699c5b122f2
(2)除染したはずが…福島のため池、大雨で線量上昇 なぜ?(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/21aa2ce0b5984b8a8093a7030dbe54bf08cf0417
(3)東京電力の賠償額が12兆円超えの見通し 賠償請求の時効にも真摯に対応(福島テレビ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b2f8f16a6990c2690c634949b8b5b6a6059eedd8
(4)福井県議会、再稼働容認へ 40年超の原発3基(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7dc8b59db63f81b39d19b06dda91087884d50039
(5)東電会長に小林氏就任へ エネルギー精通・統治経験期待- 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC225VL0S1A420C2000000/?n_cid=NMAIL007_20210423_A
(6)中国の次世代原発、兵器転用プルトニウムの製造可能に=米司令官(ロイター) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6af1a3e080451bbc8a792cd3027aa354a1f68c17

 <田中一郎コメント>
「スターリンのブタ」(Jオーウェル「アニマルファーム」)が支配する開発独裁の権威主義国家=中共中国など、まったくかばう気にも応援する気にもなりませんが、しかし、世界最大の核兵器国家であるアメリカの軍司令官が中国の核について上記のように発言をするのはいかがなものか、でしょう。何を目的に「敵対意識」を煽っているのでしょうか。あなたたちの方が、核兵器を中共中国の何十倍も持っていて、彼らを脅しつけているのですから、何をかいわんやです(中共中国は核兵器の先制不使用を宣言していますが、アメリカはしていません)。

そして翻って日本ですが、青森県に再処理工場という核兵器工場を持ち、高速炉という核兵器材料生産設備をあくまで追いかけて開発しようとし、ロケットを飛ばしてはミサイルや偵察衛星など、アメリカと一体になって宇宙の軍事利用にまい進する日本が、これまた中共中国のことを悪く言えるのか、ということです。同じ穴のムジナたちが、沖縄・南西諸島での中共中国との戦争の機会を虎視眈々とうかがっています。
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本日は4つの時事問題について、他のMLでの議論から下記にご紹介申し上げます。文言は一部加筆修正しています。

1.山本太郎「れいわ新選組」近況(TARO PRESS 2021年新春号)

(1)(別添PDFファイル)山本太郎「れいわ新選組」チラシ(2021年4月)
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(2)(別添PDFファイル)2020年 山本太郎 街宣活動一覧(TARO PRESS 2021年新春号)
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(3)(別添PDFファイル)特別対談:山本太郎×吉藤オリイ(TARO PRESS 2021年新春号)
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 山本太郎「れいわ新選組」の近況です。『TARO PRESS 2021年新春号』の記事を抜粋しました。
 危機に陥った現代日本社会を転換していけるパワーをもった政治勢力は、既成政党で言えば、この「山本太郎「れいわ新選組」」と日本共産党くらいでしょう。福島みずほ氏1人を国会議員として再スタートした(新)社会民主党は未知数ですが、福島氏本人はともかく、党の組織が全然と言っていいくらい変化がないように思われ、これでは福島氏がいなくなったら消滅かな、という印象です。しかし、その山本太郎「れいわ新選組」にしても、日本共産党にしても、ともに「いくつかの問題」を抱えていて、もろ手を挙げて「それいけ」と言える状態ではありません。これについては、支援者・支持者の有権者・国民にも責任の一端があると私は思います。

(関連)頑張れ社会民主党!:3つの弱点・欠陥を党員全員で克服し、日本国憲法を「守る」ではなくて「活かす」を旗印に、日本の未来を切り開く新しい政党として大きく羽ばたいて行け!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-8be0fb.html

(関連)「日本共産党の政権参画に向けた課題を分析する(上・下) - 田中信一郎|論座」をめぐって- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-483713.html

他方の野党第1党=立憲民主党ですが、下記の菅義偉スカ政権の最悪法案といってもいい「デジタル改革関連法」に対しても、あるいは今般の「もう一つの国際市場原理主義アホダラ教経済協定」であるRCEPに対しても、中途半端な対応であり、この政党のオルタナティブ性(自公政治とはきっぱりと縁を切り、有権者・国民のための「もう一つの」政治を実現すべく、ホンモノの政治改革を遂行する意思と覚悟と能力と政治力の度合い)が疑わしいことを暗示しているように思えます。

(関連)時事問題3つ:(1)もう1つの国際市場原理主義経済協定「RCEP」(日本の農林水産業が滅ぶ)(2)日本学術会議が御用団体となるかどうかの分水嶺(3)魚と大学は頭から腐る 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-af2d89.html

現状での山本太郎「れいわ新選組」の問題点とは下記の3つです。このうち、特に(1)は極めて深刻で、別添PDFファイルにあるチラシや同党のHPの「新型コロナ対策」その他にも顕著に表れています。松尾匡立命館大学教授を筆頭格とする「左派リフレ」派の「世間知らず」の経済政策論議にそそのかされてしまったといえば言い過ぎかもしれませんが、まるでMMTという危うい議論にのめりこむようにして(国債の大量発行による財源で)「一過性の巨額現金バラマキ政策」を提唱し続けていることは、山本太郎「れいわ新選組」にとっては致命的な失敗と言えるでしょう。要するに、仮に政権をとれたとしても、こういう政策に実現性はない、ということです。

 <山本太郎「れいわ新選組」が克服すべき3つの誤り>
(1)「一過性の巨額現金バラマキ政策」とはきっぱりと縁を切ること(消費税減税や、奢侈品物品税新設とセットの消費税廃止はOK)

(2)「市民と野党の共闘」に参加をして、そこでリーダーシップを発揮できるよう努力すること(政治的妥協の上手な使い方)

(3)少し前の東京都知事選挙への山本太郎代表の立候補のような「ダボハゼ型立候補」は今後しないこと(政治的判断として間違い)=当面は山本太郎代表は国政へ集中(衆参両院選挙へ全力投球他)

社会保障の拡充は、「一過性の巨額現金バラマキ政策」ではなくて、「必要な人に必要なだけの資金・財・サービスを提供する」(基本的人権)ことを「制度化」することで実現できます。今現在で言えば、自然人に対しては、生活保護改め生活保障制度と失業保険制度(休業補償を含む)の抜本拡充、中小零細企業に対しては、条件が大きく緩和された融資、を柱とした「制度化対策」がポイントです。そして、経済改革政策として、緊縮政策に走ることなく、財政支出の構造を抜本的に転換し、併せて税制もまた大きく根本的な転換(税金を払わない大企業、税金を払わない超富裕層、税金を払わない外国企業の3つを退治する)を行って税財政構造を大きく変えるとともに、当面は国債発行も慎重に利用しつつ、日本の経済や社会のあり方を少しずつ斬新的に不可逆的に改革していくことです。


(別添PDFファイル)特別対談:山本太郎×吉藤オリイ(TARO PRESS 2021年新春号)
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この対談は非常に貴重で興味深いものです。さすがは山本太郎さんです。こういう人を発見し、発掘していく、その動物的直観と言ってもいいであろう同氏のセンスは、いくらほめてもほめ足りません。みなさまも是非、この記事をご覧になってみてください。

実は私がこの対談で着目したのは、きわめてプラグマティックですが、21世紀の日本のこれからを切り開いていく新技術開発=イノベーションの在り方であり、その行方です(それ以外にも着眼点は多くあると思います)。アベ政権以降、今の菅義偉スカ政権も含めて、およそ研究や技術開発などとは縁もゆかりもないような、ボケた頭でノータリンの自民党政治家どもや閣僚たちが、あるいはその背後にいて、日本の企業や産業をすっかりダメにしてしまった経団連に集うボンクラ経営者たちが時の政権と結託して、湯水のように税金を使って、投資ファンドだの、補助金だの、減税だの、特別融資だのと、いろいろテコ入れを行っているイノベーションですが、しかし、そうしたものは、そのほとんどがうまくいかなくて失敗をし続けている状態にあります。そしてその返す刀で、日本国中の国公私立大学や公的研究所などにもちょっかいを出し、近視眼的で欲どおしい押しつけ政策を展開しては、今後のイノベーションや研究開発の可能性をつぶして回っている=若い研究者人材を浪費してしまっている、そんな状態です。

それに対して、この対談で吉藤オリイさんが語る技術開発のありようは、アベスガ政権がやってきた科学技術イノベーション会議のやっていることの対極にあるような感じがします。私の言葉で言えば、オリイさんの技術開発は「イノベーション」ではなくて「リノベーション」です。つまり、日常生活の質的向上を目指して、ドラスティックに従来の技術を大きく飛躍させるような開発ないしは発明のことです。私は国際競争力がどうとかこうとか、生産性がどうのこうの、などではなく、ましてや軍事利用を暗黙裡に前提とするデュアルユースなどでもなく、これからの日本を切り開く技術開発とは、たとえばこういうものだと思っているのです。「イノベーション」よりも「リノベーション」=私たちの生活の質を高めていく、改善していく英知の営み、それがリノベーションです。そして私は、その「リノベーション」こそが、近未来の日本の経済を活性化させ、地域経済を復活復興させ、もって私たちの生活を豊かにしていくものだと考えています。

私は、今の日本の貿易政策や国際経済対応は間違っていると思っていて、それは実は裏を返せば日本の産業政策が間違っているということでもあります。それを転換するには、どのようなことを念頭に置けばいいのか、それをこの対談が暗示してくれていると思います。

私が「リノベーション」の事例の1つとして挙げる事例に、BS放送番組で人気の「ビフォー・アフター」の老朽家屋のリフォーム技術があります。毎週日曜日の夕方に放送されているようですので、一度ご覧になってみてください。下記はネットでヒットした、その1つの番組録画のようです。ここで「匠」と言われている建築士他、現場で働く技術者など、住宅リフォームの世界にこうした「リノベーション」の担い手が全国各地にたくさんいたら、なんと素晴らしいことかと思います。人間生活の基礎の基礎ともいうべき住宅の建設やリフォームの世界での「新技術」の開発とその自在の応用は、これからの日本経済を大きく発展させ、また、私たちの生活も豊かにすることでしょう。

(関連)大改造!!劇的ビフォーアフター 16 01 10 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=_yiKu-3wXhI

オルタナティブな改革政権の経済政策・産業政策の柱の1つは「イノベーション」より「リノベーション」です。
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2.(別添PDFファイル)デジタル改革関連法案の問題と懸念:衆院内閣委員会が可決した28項目の付帯決議、問題の多さを物語る(イントロ部分)(佐藤和雄『週刊金曜日 2021.4.23』)
http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003225.php
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(関連)(別添PDFファイル)デジタル監視反対共同声明(2021.4)
ダウンロード - e38387e382b8e382bfe383abe79ba3e8a696e58f8de5afbee585b1e5908ce5a3b0e6988eefbc882021.4efbc89.pdf

 今週号の『週刊金曜日』です。2ページ目をご覧ください。菅義偉スカ政権の「デジタル改革関連法」に対する各既成政党の賛否が出ています。国民民主党がもはや自公政権の「補完物」であることは、これを見るだけでも明らかでしょう。こんな政党の「(似非)改革」など有権者・国民不在そのものです。他方、立憲民主党の中途半端な態度も見て取れます。特にデジタル庁設置法案に賛成するとは何事か、と思います。必要なのは、デジタル化推進政策などではなく、デジタル化適正化規制であり、そのための個人情報保護の徹底(当面は「EU一般データ保護規則」(GDPR:General Data Protection Regulation)とのハーモナイゼーション)でしょう。

今週号の『週刊金曜日』(2021.4.23)は是非ご覧ください。


3.リニア新幹線 近況
(1)(別添PDFファイル)夢か悪夢かリニアが通る!vol.29(井澤宏明 2021.3.4)
 https://lexp.ictkf.net/media/link_blog02.htm

(2)(別添PDFファイル)リニア中央新幹線、人命にかかわる大深度工事問題(樫田秀樹『住民と自治 2021.5』)
 https://www.jichiken.jp/jaj/202105/
(『住民と自治』は図書館などにあります)

(3)リニア工事で南アルプスどうなる 訴訟原告団調査委が出版(中日新聞2021年4月21日)
 https://www.chunichi.co.jp/article/240202?rct=h_shizuoka

 リニア中央新幹線工事が南アルプスに及ぼす影響について考えてもらおうと、工事を巡る訴訟の原告らが「リニアが壊す南アルプス エコパークはどうなる」(緑風出版)を出版した。(全国の皆様は、各地の図書館に、この新刊書の購入要求を出していただければ幸いです=何よりの支援となります)

(関連)緑風出版│リニアが壊す南アルプス
 http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-2107-5n.html

沿線住民ら約七百八十人が国の工事認可取り消しを求めて東京地裁に提訴した行政訴訟原告団の南ア調査委員会が執筆。工事が南アの国連教育科学文化機関(ユネスコ)のエコパーク認定に及ぼす影響に絞った点が特徴で、南アの概要からエコパークの定款との整合性までを丹念に検証した。エコパークは二〇一四年、静岡、山梨、長野の三県にまたがる南アルプス一帯が登録され、人と自然との共生を掲げた取り組みが進んでいる。

登録抹消の可能性を巡っては昨年七月、JR東海がトンネル直上の地下水位が三百メートル超低下する可能性を明らかにした点などを指摘。これらの変化がエコパークの定款の「持続可能な発展」にそぐわず、すぐ登録抹消となる可能性は低いものの、その可能性は十分あるとして徹底的な影響予測や計画見直しを求めている。

著者の一人で、東京地裁のストップ・リニア!訴訟と、静岡地裁で二十三日に第二回口頭弁論があるリニア工事差し止め訴訟の芳賀(はが)直哉事務局長は「リニア問題というより環境問題の観点からまとめた。内容は今後の裁判でも活用するが、訴訟に関わりのない人にも手に取ってほしい」と話した。通販サイト「アマゾン」などで購入できる。九百九十円。

(4)静岡県副知事「かなり驚いた」…リニアめぐる国の会議の中間報告案に「地下水への影響は極めて小さい」(静岡朝日テレビ2021/04/22 21:08)
 https://bit.ly/2Qy17Lw

静岡県 難波喬司副知事(17日):「きょう中間報告案が有識者会議で示されたが、これについては、かなり驚いた内容になっている」。難波副知事が「かなり驚いた内容」と話すのは、リニア問題を巡る国の有識者会議の議論をまとめた「中間報告案」についてです。17日に行われた会議で、事務局を務める国交省から示された案には、「トンネル掘削による大井川中下流域の地下水量への影響は、極めて小さい」と書かれていたのです。委員は…

この案に、有識者会議の委員からは…。

森下祐一委員(静岡県専門部会の委員)(17日):「私は大井川中下流域に住んでいたらどう思うかと考えた。私が流域住民だったら、極めて小さいというのはどの程度なのかと疑問に思う」

沖大幹委員(17日):「地下水への悪影響は、河川流量の季節変動などの影響に比べて極めて小さく、おそらく検知されないという言い方でよいと思う」

難波副知事「合意できる内容でない」。難波副知事は「県として合意できる内容ではない」と強調しました。

難波副知事(17日):「県が言ったことに対して、国交省の説明によると、しっかり受け止めたという言い方をしていたが、私の理解としては全く受け止められていない。ひょっとすると、我々が申し上げている内容を、理解していないのではないかと思う内容。私としては大変戸惑っているのが実態」。

一方で、川勝知事が福岡捷二座長を「御用学者」と批判し、交代を求めていることについては…。難波知事(17日):「私個人ということで言えば、私は交代を求めていません。ここまで分析・解析が進んでいることについては、座長が大変努力してまとめていると思うので、それは私としては感謝申し上げたい。ただ問題は、座長コメントが毎回「あれ?」ということになるので、川勝知事はそこの部分を捉えているのではないか」。「慢性的に水が足りない」と書くのが当たり前。

この発言の3日後、難波副知事の姿は御前崎市にありました。大井川の水を利用する流域自治体のひとつ、御前崎市の市議会に招かれたのです。ここでも、中間報告案には、重要なポイントが抜け落ちていると指摘しました。

難波副知事(20日):「まず地域の方々の理解を得るためにここに書かないといけないのは、大井川の水は『命の水』とも言われていて、高度に使用していて、『慢性的に水が足りない』というふうに最初に書くのが当たり前」

中間報告案をめぐる対立に、赤羽一嘉国土交通大臣は20日、「17日付の副知事の記者会見の概要メモを一読した。その中で一つは科学的な分析に基づく議論については評価するという表現があった。他方、大井川の水の実現象についても論じてほしいとコメントがあった。いずれにしてもこうした指摘を踏まえ、次回の有識者会議においては、議論が行われるものと承知しているところ」と述べました。

(5)リニアの行方 有識者会議 中間報告案 知事選争点に浮上 副知事「記述に問題多い」 /静岡(毎日新聞静岡版 2021/4/24)
 https://mainichi.jp/articles/20210424/ddl/k22/020/151000c

 未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、国土交通省の有識者会議(座長、福岡捷二・中央大研究開発機構教授)で公表された中間報告案が注目されている。リニア問題が知事選(6月3日告示・20日投開票)の争点に浮上する可能性があるからだ。有識者会議の初会合から27日で1年。中間報告は大井川の水に関する議論を総括したものになり、県とJR東海の今後の話し合いに大きな影響を与える。

4選を目指して立候補を表明した現職の川勝平太氏(72)は、静岡工区の着工を認めていない。大井川の水や南アルプスの自然環境を守る姿勢を鮮明にしている。自民党県連は対立候補として、リニアを所管する国交省の副大臣を務める参院議員、岩井茂樹氏(52)の擁立を目指す。自営業の石原義裕氏(64)も出馬する意向だ。

川勝氏はリニア整備そのものに反対していない。国交省もリニアの早期実現と、水や自然環境への影響回避・軽減を両立させる方針だ。考え方にあまり違いはないように見えるが、水と環境の保全を重視するか、早期開通を重視するかで着工時期が大きく変わる。

4月17日にあった第11回有識者会議で、福岡座長は中間報告案の修正を事務局の国交省に指示した後、「私たちがどういう立場でJRを指導、助言してきたか原案を示して、次回はそれを中心に議論したい」と言って会議を締めくくった。

終了後、知事選との関係を問われた国交省の江口秀二・大臣官房技術審議官は「我々は科学的・工学的な観点から議論する。政治の話は別世界。選挙とは別次元でやる」と答えた。

中間報告案は有識者会議が条件付きで「リニアのトンネル工事をしても大井川の水への影響は小さい」という結論に傾いているように読める表現になっている。掘削でトンネル内に湧き出る水の県内への全量戻しが実現しない点についても、静岡工区内で同時期に発生する他の湧水(ゆうすい)を大井川に戻せば、「湧水が県外流出した場合も、椹島(さわらじま)地区(静岡市北部)付近より下流側の河川流量は維持される」と断定する。

これに対して、難波喬司副知事は記者会見で「中間報告案はかなり驚いた内容になっている。記述に問題が多々ある。我々の指摘が全く受け止められていない。科学的な詰めは相当されたが、合意に達する内容かは別評価だ」と述べ、県の考え方と中間報告案の内容に溝があることを明確にした。

県、疑問点示し国へ文書
未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、県は23日、有識者会議で公表された中間報告案の疑問点を示した文書を事務局の国土交通省に提出した。中間報告案の疑問点として、大井川の水は流域の住民生活や産業に欠かせない命の水であり、取水制限を繰り返して慢性的な水不足に悩まされている現状の記述がない▽(トンネル湧水(ゆうすい)を大井川に戻すために建設する導水路の出口がある静岡市北部の)椹島(さわらじま)地区付近の流量だけで、それより下流の流量を論じるのは科学的・工学的な正確性を欠く――などを挙げた。県は中間報告の取りまとめに慎重な検討を求めた。

(6)工事差し止め訴訟 「原告主張誤り」 JR東海が指摘 /静岡(毎日新聞静岡版 2021/4/24)
 https://mainichi.jp/articles/20210424/ddl/k22/020/167000c

 リニア中央新幹線の建設工事を巡り、大井川の流域住民ら107人がJR東海を相手取って県内区間(10・7キロ)の工事差し止めを求めた訴訟の第2回口頭弁論が23日、静岡地裁(増田吉則裁判長)であった。JR東海は準備書面で「原告の請求には理由がない」と主張した。次回は7月9日。

JR東海は1月の第1回口頭弁論で具体的な認否を明らかにしていなかった。この日は「トンネル工事で大井川の水量が毎秒2トン以上減る」という原告の主張が誤りだと指摘。「原告らの平穏生活権を侵害するとは言えない」などとした。原告団副代表の有元利通さん(71)は、意見陳述で「リニア工事で、多くの人の善意によって支えられてきた南アルプスの自然が破壊される」と訴えた。

 <田中一郎コメント>
 来る静岡県知事選挙では、自民党候補に対して絶対に勝利しなければいけません。このリニア問題だけでなく、浜岡原発の再稼働問題もあります。まさにターニングポイントであり、ここで有権者が判断を間違えば、静岡県の未来は暗くなるだけでなく、浜岡原発再稼働に伴って、首都圏も危うくなってきます。(最後の記事=邪悪な会社JR東海の態度の悪さが目立ちます。外環道のNEXCOなどと同じです。この国の大企業や役所は根本的におかしくなっています。日本破壊勢力と言っていいでしょう)


4.(メール転送です)新型コロナをめぐる他のMLでの議論
 下記は他のMLで私が発信したメールの転記です。一部文言を修正しています。

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新型コロナについて、簡単に現段階での私見を申し上げます。私は科学者でも医学者でもないので、断定は致しません。常に相対的に物事を見ていますので、場合によっては考え方が変わるかもしれませんが、今のところ、下記のように考えております。

(1)新型コロナは10年ほど前のインフルエンザ流行と比較して、その悪性度は低いと思われます(感染者数は1/10以下、死者数も少ない、死者のカウントの仕方もおかしい=過剰カウント)。にもかかわらず、マスごみに煽られて、日本社会全体が過剰反応をしています。この過剰反応の経済的ダメージが巨大で、生活苦に転落している人たちが、ものすごい数に達しています。社会全体でみた場合、この経済苦の方が重いです。

(2)英国など、海外の事情をご紹介されていますので先に申し上げますが、日本の新型コロナを巡る情勢を、欧米諸国のそれと比較しても、現段階では無意味だとみています。これまで1年以上の経過から見て、感染者数や死亡者数で日本と欧米では大きな差があり、これがなぜなのか、科学的実証的に明らかにされないといけないと思っています。つまり、新型コロナの危険性が、いまのところは、日本を含む東アジアや東南アジアと欧米諸国では、大きな差があって、単純には比較できない、ということです。(欧米の死亡者カウントが意図的に過剰計上されているというテクニカルな指摘もあります)

(3)しかし、新型コロナ(肺炎)はインフルエンザや風邪など、呼吸器系の感染症として、高齢者や基礎疾患をお持ちの方々に対しては脅威です(それ以外の方々は過剰反応する必要はありません)。ですので、十分な警戒をして生活をしていく必要があります。

(4)従ってまた、そうした方々を中心に、新型コロナに感染した方々に対しては、医療=つまりは病院がしっかりとした体制をとって、治療のための入院その他の対応をしなければいけません。私はこの点が現段階において最も重要なことだと考えています。決して新型コロナはたいしたことがないから、特に何もしなくてもいい、などとは考えておりません。むしろ逆です。アベスガ政権や各自治体は、新型コロナが騒動になってから、もう1年半くらいが経過しているのに、医療体制の整備をいまだにきちんとできず、何をやっておるのか! と憤りの気持ちを持っています。日本の民間医療機関や日本医師会、あるいは大学病院などの非協力の問題もありますが、私は最大の問題は政府=厚生労働省&国立感染症研究所と各都道府県の政治・行政に最大の問題があると思っています。新型コロナ対応に関して、今最も重要なことは、医療体制の拡充であり、医療従事者への徹底した支援なのです(やり方についてはいろいろ議論あり:省略)。

(5)PCR検査については、やるなとは言いませんが、私はその検査結果に疑義があると考えています。この点については、これまでお送りしたメールに詳しく書きました。ウィルスのRNAの断片=60個ばかりの塩基をとってきて、それをルールのないままに増殖させて感染の有無を調べるというのは、どうも怪しいとしか言いようがない=偽陽性・偽陰性が多数出て、その信頼性に欠ける、と見ています。仮に、わずかな数のウィルスRNAが発見されたからといって、それで新型コロナに感染しているとは言えませんし、ましてやそれだけで発症することもありません。ですから、極論すると、RNAの増殖回数を増やせば、日本国民全員が(偽)陽性となる可能性があります。

ですので、私はPCR検査体制を拡充させる、などということよりも、医療体制を完璧に整備して、いわゆる「治療難民」(=病院で治療を受けられないままに亡くなっていく方々)をゼロにすること、これを目標にすべきであると考えています。しかし、これに向けて政治と医療が一緒になって必死に取り組んでいるという印象はありません。とんでもない人権侵害です。その最大の責任は菅義偉スカ政権にあります。

(6)新型コロナワクチンは危険です。新型コロナよりも危険です。ご自分も含めて、子供や孫に打たせないよう、十分にご注意ください。新型コロナワクチンは巨大多国籍医薬品メーカーの利権の巣窟であり、我々一般市民が人体実験の材料にされているとお考えいただいていいと思います。そもそも感染症をワクチンで退治しようとすることが間違いであり、ワクチンはウィルスとの「軍拡競争」を招き、イタチごっこのまま事態をどんどん悪化させていくことになると思っています(ウィルスはワクチンに対して変異で対抗します)。今回の岡田幹治さんの講演は、この新型コロナワクチンのお話です。終了後、録画を添えて報告を予定しています。

(関連)(予約必要)(4.28)オルタナティブな日本をめざして(第58回)「新型コロナワクチンの正体を知る」(岡田幹治さん「新ちょぼゼミ」)+ 直近「新型コロナ・ワクチン」関連情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-93605c.html

(ここにこれまでの私のメールをブログにアップしたものをいくつか貼り付けておきました)

(7)ということで、簡単に結論を申し上げますと、新型コロナについては、海外と比べるのではなく、今から10年ほど前のインフルエンザの時を思い出して比較して、(医療体制の整備を除き)それと同程度の対応をしておけばいいだろうと思われます(基礎疾患者や高齢者を除く)。現状はまるで過剰反応です。そもそもマスクの常用など必要ありません。無症状の感染者などというのも、私は怪しい限りだと思っています。仮に真実だとしても、その感染力は非常に低いのではないかと思います。高齢者や基礎疾患者は注意してください。最も重要なことは医療体制の確立です。オリンピックの準備などではありません。PCR検査拡充でもありません。新型コロナワクチンは危険なのでやめておきましょう。新型コロナに対する対応に関して、体制がぜい弱化している保健所は外した方がいいでしょう。そのためには、新型コロナの感染症分類指定を、「2類」(サーズ、マーズなどと同じ)から「5類」にしなければいけません。いわゆる感染症利権勢力から切り離せ、ということです。

(関連)PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない-大橋眞/著(ヒカルランド)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034144966&Action_id=121&Sza_id=E1

(8)新型コロナが危険極まりないと主張する方は、そうではない、と言っている人たちに対して、科学的実証的な説明をしなければ説得力はありません。マスごみや一部の御用学者に振り回されてはいけないと思います。政治家や官僚たちは、今回の新型コロナ騒動を利用しており、けしからんことだとみています。(詳細はこれまでの私のメールをご覧ください)


<昨日のメールで新型コロナワクチンに関して1つ書き漏れていましたので追加いたします>

*新型コロナワクチンの有効性や持続性は極めて怪しい

(1)有効性に関しては1/27の岡田幹治さんの講演のレジメ「(レジメ2)スライドショウ:コロナ・パンデミックの「真実」(岡田幹治 2021.1.27)」から下記を引用しておきます。簡単に言えば、ワクチンなど打っても打たなくても大差なし、ということです。しかし、ワクチンを打ったことにより、重篤なアレルギー症状が出たり、不幸にして死亡する人まで出ていますから、こんなものは打たないほうがいい、ということです。

Ⅳ-2 有効性と危険性(1)有効性95%とは
有効率=接種した方が接種しない方と比べて、どれだけ発症を防げたかを示す数値
A(2万人)=ワクチンを接種→8人発症
B(2万人)=偽薬を接種→162人発症
154人(162-8)=162人の95%
Bの1万9838人(99.2%)=発症せず
ワクチン接種で恩恵を受けたのは0.8%

(関連)(報告)(1.27)オルタナティブな日本をめざして(第54回)「新型コロナ・パンデミックの「真実」」(岡田幹治さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-c67099.html

(2)持続性については、RNAウィルスは変異が早く、ワクチンはそれに追いつくのが容易ではないので、その持続性は限られたものになります。開発そのものはmRNAを利用したワクチンなら、ウィルスの変異に対応して早く追いかけることができるでしょうけれども、それから先=つまりワクチンの大量生産とそのロジスティクス(物流)、そして接種まで行くのに、その体制作りも含めて相当の時間がかかり、そうこうしているうちにウィルスの変異がまた先を行くという事態が推測されます。

私は、新型コロナなど、あまり重篤でない感染症については、ワクチンなんぞは打たなくていいし、そもそもワクチンなど開発する必要もない、と思っています。また、今般の新型コロナワクチンはゲノム編集技術を使って遺伝子を利用する全くの新しい型のものですから、中長期の悪影響・副反応も含めて安全性未確認のまま、こんなものを新型コロナなどというあまり重篤でない感染症に使うことは許されない、と思っています。

(関連)仕事やめる覚悟でワクチン拒否した話|中村 篤史-ナカムラクリニック|note
 https://note.com/nakamuraclinic/n/nff1e77092460

むしろ新型コロナについては、健康な人の体に打つ予防薬であるワクチンよりも、治療薬の開発に力を入れるべきでしょう。しかし、私が聞いているところでは、RNA型のウィルスは変異が早いため、治療薬の開発が容易ではない、ということのようです。野党政治家の一部に「ゼロ・コロナ」などと言っている人がいますが、ウィルスや感染症のことを知らない、不勉強で無責任な政治スローガンだとみて間違いないと思います。

高齢者や基礎疾患者を除いて、一般の人は、新型コロナに対しては、10年前のインフルエンザへの対応と同程度の対応で十分でしょう。あの時、日本国中がマスクだらけになりましたか? 少しバランス感覚があれば、理解できるのではないかと思います。政治や行政はバカ騒ぎばかりしていないで、医療体制の確立と医療従事者への万全の支援を行え、ということです。(新型コロナに対応している病院の看護婦さんの給与や賞与が、激務の続く中、半額以下に減額されている、という話をも耳にしています。ふざけるな! と思います。そもそも厚生労働省や小池百合子タヌキ東京都政・維新大阪府市あわせ政治は、公立病院をこの期に及んでも整理統合させて、数を減らそうとしています。しかし、その公立病院こそが、新型コロナに対応している地域の基幹病院なのです。医療費削減至上主義は感染症患者を踏みつけるものでしかありません)
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草々 

2021年4月22日 (木)

時事問題3つ:(1)もう1つの国際市場原理主義経済協定「RCEP」(日本の農林水産業が滅ぶ)(2)日本学術会議が御用団体となるかどうかの分水嶺(3)魚と大学は頭から腐る 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(4.28)オルタナティブな日本をめざして(第58回)「新型コロナワクチンの正体を知る」(岡田幹治さん「新ちょぼゼミ」)+ 直近「新型コロナ・ワクチン」関連情報- いちろうちゃんのブログ(最初の1時間で主催者側か
「マイナンバー制度」の危険性についてプレゼンを行います)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-93605c.html

(関連)(必読)リベラル21 新型コロナのワクチン、私は「絶対に打たない!」これだけの理由(その1):岡田幹治
 http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-5472.html

(その次と次の次と次の次の次:いずれも主催者側からは事務連絡以外にプレゼンはありません)

(予約必要)(5.20)オルタナティブな日本をめざして(第59回):「子ども脱被ばく裁判で見えたこと:福島原発事故と放射線被曝」(井戸謙一弁護士)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-35b23f.html

*(予約必要)(6.7)オルタナティブな日本をめざして(第60回)「福島原発事故から10年:放射能汚染の実態とその諸問題」(青木一政さん・中村順さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-458ec6.html

*(予約必要)(6.29)オルタナティブな日本をめざして(第61回):「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-3b8e53.html

*(予定)(7.24)オルタナティブな日本をめざして(第62回):「東海第二原発運転差止水戸地裁判決:今後の原発裁判へ向けて」(後藤政志さん・上岡直見さん)(2021年7月24日)


2.TV番組のご案内
(1)『第29回FNSドキュメンタリー大賞』|BSフジ(松元ヒロさん:4月24日28:00~28:55)
 https://www.bsfuji.tv/fns_award/pub/index.html 
(2)外環陥没問題の3回目:衛星放送BS-TBS噂の東京マガジン4月25日13時
 https://bs.tbs.co.jp/uwasa/


3.キャンペーン
(1)最高裁判所 第三小法法廷- 辺野古サンゴ訴訟 最高裁判所に法の番人として公正・中立な判決を下すことを求める · Change.org
 https://bit.ly/3v29xto
(2)法務省出入国在留管理庁:難民を「犯罪者」にする「入管法改定案」の廃案を求めます! · Change.org
 https://bit.ly/3gutjcN
(3)豊見城市議会- 戦没者の遺骨が含まれる沖縄南部の土砂を埋め立てに使わないでほしい!豊見城市議から防衛省へ意見書の提出を求めます。 · Change.org
 https://bit.ly/3eoCIA2
(4)キャンペーンについてのお知らせ · 扶養照会の運用が変わりました!申出書で扶養照会を回避しましょう! · Change.org
 https://bit.ly/2QfD18w
(5)キャンペーン · 内閣総理大臣 菅義偉- 国は赤字の病院を救ってください! · Change.org
 https://bit.ly/3arqtS8

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 政府が医療機関への減収補填の検討に入りました · Change.org
 https://bit.ly/3dEHHNW


4.キャンペーンについてのお知らせ · 国際署名は継続します(現在 68,800名) · Change.org
 https://bit.ly/3n8lLhr

(関連)キャンペーン · 日本政府、韓国政府、すべての国の政府- 福島原発事故10年、汚染水を海に流さないで! 原発もうやめよう! · Change.org
 https://bit.ly/3ax42eh

(関連)20210419 UPLAN 福島汚染水放流決定弾劾日韓同時記者会見 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=o-ZDHkw9RD0
(関連)ダブルスタンダードの米国、日本の汚染水放出を放任しながら食品は禁輸_中国網_日本語
 http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2021-04/15/content_77408877.htm
(関連)原発処理水「飲用に適さない」 台湾側、麻生氏に反論(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3c292a4849ad813f0b239f7e158fffb4358e2a4d

(関連)福島事故原発の汚染水を海に捨てるな!:軽視されるトリチウムの危険性=安全だと言うのなら、その汚染水は東京湾に捨てるだけでなく、自公政治家や関係省庁幹部や東電幹部が飲料水・生活用水として使え!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-6272d2.html

*トリチウムの人体への影響を軽くみてはならない(河田昌東分子生物学者) -インタビューズ 無料放送
 https://www.videonews.com/interviews/20210417_kawata


5.鹿児島県 南大隅町長選挙 石畑氏が初当選 「核のごみ」最終処分場誘致に反対(KKB鹿児島放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/f12f7a5c76267a2cdb278cc4e28ffbb0224a5591

(関連)南大隅町長選 石畑博氏が初当選|NHK 鹿児島県のニュース
 https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20210419/5050014344.html
(関連)核ごみ処分場誘致反対の新顔当選 鹿児島・南大隅町長選:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP4L74PPP4HTLTB00P.html

(ついこの間は北の北海道で核ゴミ最終処分場建設の話で騒動が起きたと思っていたら、今度は南の鹿児島でも核ゴミ処分場問題が表面化した。幸いにしてこちらでは、処分場建設反対の候補が町長に当選し、ひとまずヤレヤレです。それにしても、原発マネーにタカリを決め込む「タカリじじい」は日本国中いたるところにいるようです。用心、用心、タカリ用心、です。彼らの目当ては「目先のカネ」だけ、あとはどうでもいい。こんなものを支持するのはドアホで無責任な連中ばかりです。:田中一郎)


6.緊急事態宣言「五輪とは関係ない」IOCバッハ会長 - 東京オリンピック:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP4Q2GSVP4QUHBI003.html?ref=hiru_mail_topix2_6

(関連)IOC会長発言「火に油だ」 “緊急事態、五輪と無関係”に批判 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210422/k00/00m/050/057000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20210422
(関連)【菅義偉】菅首相にバイデン“塩対応”…五輪は「開催努力」支持どまり|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/288127
(関連)山梨県知事「五輪中止」発言 裏で糸引く二階幹事長の思惑|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/288174

(こちらは似非スポーツ興業タカリの”じじい”どもです。時代遅れの銭ゲバ・スポーツ興業と利権土建の祭典です。単純おバカのボランティアが自己責任のただ働きをさせられて喜ぶという、ドアホのバカ騒ぎ祭典でもあります。オリンピックなどというものは、新型コロナ如何にかかわらず廃止されるべきです。賞味期限など、とうの昔に切れています。およそアスリートとか言われておだてられている選手たちは、かような不正と愚行極まりないアンフェアなカネカネ主義の似非競技大会に出場していて恥ずかしくないのでしょうか? 何のためのスポーツですか? いずれ年を取ってくれば、自分もまた、こうした似非スポーツ興業タカリの”じじい”や”おばば”になりたいということなのでしょうか? だったらスポーツなどやめたらどうですか!? :田中一郎)


7.(メール転送です)(別添PDFファイル)村田光平(元スイス大使)インタビュー(月刊日本 2021.4.9)
ダウンロード - e69d91e794b0e58589e5b9b3e58583e382b9e382a4e382b9e5a4a7e4bdbfe382a4e383b3e382bfe38393e383a5e383bcefbc88e69c88e5888ae697a5e69cac202021.4.9efbc89.pdf

 皆様、本日発刊の「月間日本」(5月号)に掲載されたインタビュー記事をお届けいたします。同記事の末尾で「広島、長崎の悲劇に見舞われた日本は核、原子力は不道徳であると断言できます。これを支える原子力独裁を含め、歴史の法則の照準に収められていると断言できます」と述べました。変異株感染爆発の脅威を前にしての東京五輪開催への異常な執着は五輪そのものの徳性を問わしめるに至っております。村田光平(元駐スイス大使)
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本日(4/22)は時事問題として3つの点について、関連情報を簡単なコメント付きでお送りいたします。

1.(メール転送です)「RCEP協定(地域的な包括経済連携協定)の批准審議」参議院外交防衛委員会参考人質疑:内田聖子PARC共同代表

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今国会ではデジタル関連法案や入管法改定など重要課題がありますが、PARCが貿易協定のウォッチと提言活動として取り組んできたRCEP協定(地域的な包括経済連携協定)の批准審議も進んでいます。

RCEPについてはPARC会員の皆様には活動報告やPARC通信等で状況をご報告してきましたが、残念ながら日本全体での関心はTPP等と比べれば非常に低く、交渉の過程も妥結後も報道もほとんどない状態です。

ですが、この協定はASEAN10カ国と中国、韓国、日本、豪州、NZの15カ国で経済規模も人口規模も大きく、またこの30年間で推進されてきた自由貿易協定の矛盾や限界を含み込んだ重要協定であると言えます。PARCは韓国、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアなどアジア各国の農民団体、労働組合、NGOとともに交渉会合に赴き市民社会からの懸念を各国政府に伝え、RCEPの内容についても批判をしてきました。

しかしながら残念ながら今国会ではこれまで以上の拙速審議が進んでおり、衆議院ではわずか8時間の審議時間で4月14日に委員会採決、その後本会議で採決をされました。本日から参議院での審議に移りますが、おそらくこの2週間で審議が進められる可能性が高いです。

関連して、明日の参議院外交防衛委員会では参考に質疑が行われますが、こちらに私、内田が野党側の参考人として出席いたします。市民社会からの自由貿易、メガ協定への懸念を委員会にて議員に伝えられるよう努めたいと思います。皆様もぜひ今からでも協定について関心を持っていただけるよう、お願い申し上げます。

なお明日の委員会の様子は13:00~で、インターネットでご覧いただくことができますし、後日アーカイブも視聴可能です。
参議院インターネット:https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

【参考資料】(RCEPについて分析など)
★PARCのRCEPに関する政策提言のページ
 http://www.parc-jp.org/teigen/2021/rcep.html

★内田論文(雑誌『世界』2021年1月号のブログ転載)
「非対称な国家間のメガ協定 ―RCEP協定締結の持つ意味」
 http://uchidashoko.blogspot.com/2021/04/blog-post.html

★鈴木宣弘(東大教授)研究室によるRCEPの農業影響試算
「RCEPで誰が得て、誰が失うか【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】」
 
https://www.jacom.or.jp/column/2021/04/210415-50720.php
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20210414 UPLAN RCEP協定とグローバリズムを問う! - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=KCWZh5hYuas
 https://www.youtube.com/watch?v=KCWZh5hYuas

(貴重な講演&討論会です。是非ご覧ください。誰も詳しく批判的に調べようとしないRCEPについて、きちんとフォローして提言までしてくださっている内田聖子さんに感謝申し上げます。上記録画で、1時間42分くらいのところから、私が発言をさせていただいています。2つの質問(RCEPでは、個人情報保護とITはどうなっているか、RCEPでは海苔はどういう扱いになったか)と、意見を1つ(グローバリズムの国際市場原理主義経済協定から脱出していく戦略やプログラムを、政権交代を前提に具体的に市民側から打ち出していくべきではないか)申し上げました。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)「RCEP 協定」承認案について、慎重な審議を求めます(2021年4月20日)
ダウンロード - e3808crcep20e58d94e5ae9ae3808de689bfe8aa8de6a188e381abe381a4e38184e381a6e38081e6858ee9878de381aae5afa9e8adb0e38292e6b182e38281e381bee38199efbc882021e5b9b44e69c8820e697a5efbc89.pd


 <農民連
(1)「RCEP協定」で野菜と果物が危ない!  農民連- 土佐のまつりごと
 http://wajin.air-nifty.com/jcp/2021/04/post-4e489f.html
(2)われわれ農民はRCEP(アールセップ)を通じた新たな農業つぶしの動きを許さない(2017年3月13日 第1254号)
 http://www.nouminren.ne.jp/newspaper.php?fname=dat/201703/2017031305.htm
(3)農政を国連「家族農業の10年」の方向に転換させるチャンス!(4-10)(2020年12月14日 第1437号)
 http://www.nouminren.ne.jp/newspaper.php?fname=dat/202012/2020121406.htm

(関連)「グローバル企業のための貿易協定であるRCEPは、非民主的であり、不平等を深め、労働者と社会を犠牲に」アジア太平洋地域の労働組合のRCEP協定反対声明(和訳紹介) - 大石あきこ
 https://www.oishiakiko.net/2021-03-01-rcep/
(関連)RCEP協定の国内承認手続き完了、発効に向け企業に対する研修も実施(中国) - ビジネス短信 - ジェトロ
 https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/03/ba5ce956af008402.html

*#山尾志桜里:RCEP。問題を乗り越えるための5つの提案【2021年4月14日 外務委員会】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=fkaDhRAltqs

(関連)日本農業新聞 - 農業試算 「予定なし」 RCEP承認案 参院審議入り
 https://www.agrinews.co.jp/p54095.html
(関連)農業打撃 批准許さぬ-RCEP衆院委可決に抗議-国会前で農民連と食健連
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-04-15/2021041505_01_1.html

*#穀田恵二:RCEP承認案 互恵の協定か検証必要 2021.4.14 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=G2ia-jXN110

 <田中一郎コメント>
 TPP協定ほどにはひどくない、こんな程度の「ちょろい判断」で、共産党を除く野党各党までが賛成をして、ロクすっぽ審議も修正も行わずに衆議院で可決成立させてしまったRCEPだが、しかし、その中身はやはり「もう1つの国際市場原理主義経済協定」であり、これによって日本の未来を担うべき農林水産業や食品産業などの「地域地盤型産業」が壊滅的な打撃を受ける可能性が高くなっている。また、それ以外にも、多くの問題点が指摘され、市場原理主義アホダラ教に頭がイカれた自公や維新はともかく、国民民主党・立憲民主党・社会民主党という非共産党系の野党各党も、このRCEP批准に賛成に回ったようである(批准案衆議院通過のマスごみ報道はあるのに、どの党派がどういう賛否を示したかが伝えられないという欠陥報道ばかり。唯一、赤旗が衆議院の委員会通過の際の記事で、共産党(反対)以外は賛成した、と伝えている。これを「異常」と感じないマスごみや既成政党のセンスこそが「市場原理主義アホダラ教」とでも言うべきものである)。

何度言ってもわからぬ非共産系の野党のボケ議員たち、こんな連中が今後に政権交代を担っても、またぞろ2009年の「なんちゃって政権交代」になるのは目に見えているのではないか? 上記でご紹介した穀田恵二氏(共産)と山尾志桜里(国民民主党)の国会での発言を比較してみればいい。憲法問題で国会を「小中学校のホームルームお話合い室」にしたがっていた愚女が、今度はRCEPでまたぞろ内容希薄・気迫皆無の駄法螺発言を繰り返している。RCEPに問題があると思うのなら、きっぱりと反対しろよ、という話だ。それに、立憲民主党・社会民主党は何をしとるのか?(衆議院に社会民主党の議席はない)

それと、もう一つRCEPについてバカバカしいのは、中国が参加しているから、中国を利する条約なので反対だ、という「右翼”化石”頭」の連中である。そういう大雑把なことを言う前に、具体的にこの協定の中身を分析しろ、ということだ。「市場原理主義アホダラ教」VS「嫌中右翼”化石”頭」の対決=いやはやこの国の「政治」のお粗末さには唖然とするばかりなり。:田中一郎)

(組織を法改正で変えるぞ、と脅されて、TPP協定以降、日本農業を守る闘いからトンズラを決めこみ、このRCEPについても、日本の野菜や果実生産の農業に深刻なマイナス影響を及ぼしかねないにもかかわらず、我関せずのような態度をとり続けている農協系統=自分たちの組織だけが金融事業で生き残れれば、後は野となれ山となれでいい、などと思っているこの似非協同組合組織は、農家・組合員がイニシアティブをとって叩き直せばいいのではないか? 日本農業を守ろうともせず、日本農業を破壊する自民党の尻にしがみついている、この腐れ組織を、今こそスクラップ&ビルドすべきではないか?:田中一郎)


2.日本学術会議が御用団体となるかどうかの分水嶺
 日本学術会議の定期総会へ向けて、菅義偉スカ政権の日本学術会議「違憲・違法」政策に反対する動きが活発に展開されています。今がまさに日本学術会議が、ホンモノの学術会議=科学者たちの専門分野を超えた交流の場になるのか、それとも「ヘタレ牛」状態の梶田隆章日本学術会議会長(東京大学卓越教授・特別栄誉教授、2015年ノーベル物理学賞受賞=「卓越教授・特別栄誉教授」って初めて聞くけど何ですの? 名誉教授とは違うの?)に引きずられて、トボトボと「日本処世術会議」という御用団体に転落していくのか、その分水嶺にあるといっていいでしょう。以下、昨今の情報をご紹介します。

 <別添PDFファイル>
(1)(チラシ)菅首相による6名の任命拒否撤回を求めます(軍学共同反対連絡会 2021.4.21)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89e88f85e9a696e79bb8e381abe38288e3828b6e5908de381aee4bbbbe591bde68b92e590a6e692a4e59b9ee38292e6b182e38281e381bee38199efbc882021.4.21efbc89.pdf
(2)声明文:日本学術会議会員候補6名の速やかな任命と政府の権力介入の撤回を求めます(学問と表現の自由を守る会(仮称)2021.4.20)
 https://drive.google.com/file/d/1JhZTmUlzgx6Sxk9_MATNbvQVbBnZKgvO/view
(3)時代の正体 菅政治考:学術会議任命拒否 市民生活にも影響(神奈川新聞 2021.4.17)
 https://www.kanaloco.jp/news/social/article-472146.html
(4)学術会議にお墨付き どこへ、15年有識者報告「国機関ふさわしい」、元会長「独立要求は約束の否定」(毎日 2021.3.5夕刊)
 https://mainichi.jp/articles/20210305/dde/001/010/033000c

*(必見必読)キャンペーンについてのお知らせ·御礼と報告と今後の取り組み 増田善信·Change.org
 https://bit.ly/2QNCUk8

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 学術会議会員候補6人の任命拒否を撤回してください · Change.org
 http://chng.it/nKQkVNb4
(関連)【動画】97歳元会員、ネットで集めた6万人超の署名提出 学術会議任命拒否「不合理の極み」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/99167

 <田中一郎コメント>
 増田先生へ、今般の日本学術会議に関する強力な取組に感謝いたしております。増田先生におかれましては、年齢(97歳)を感じさせない剛健なるアピールをしていただき、先生のような方が、まだ日本の学界にご健在でおられることを心強く感じております。これからもお元気でご活躍ください(本当は私たちの世代や、そのもっと若い世代ががんばらなくてはいけないのに、申しわけなく思っております)。

(昔、福島原発事故の放射能・被ばくの問題で、ある市民団体の人たちと一緒に内閣府に公開質問状を出しに行ったことがあります。薄暗い監獄の部屋のようなところに入れられて、そこに内閣府の人間だという、陰気臭いじいさまのような官僚が現れ、何を恐れているのか聞き取りにくいヒソヒソ声で私たちの要請に答えていました。まさに慇懃無礼そのもので、しゃべる言葉は丁寧ですが、その顔には「書類を置いたらさっさと帰れ」と書いてあるようでした。市民団体側は、公開質問状なのだから、その回答はいつまでによこすのか、としつこく聞きましたが、内閣府の陰気じじいは「内閣府はいただいた書類を関係各省庁の担当部署に届けるまでが仕事、回答は担当各省庁が判断するでしょう」を繰り返し、回答する・しないの返答は最後までしませんでした。私はこのあわれな陰気じじいに対して「それなら、あんたや内閣府の仕事というのは、郵便局で郵便物の届け先を仕分けしているおじさんと同じやな」と皮肉りましたが、馬耳東風のようでした。つまり内閣府の役人どもは「馬」だ、少なくとも耳は馬だ、ということのようです。有権者・国民からの質問や陳情を受け付ける窓口に馬を置いておくとは何事か! と思います。「夜明け前」の日本政府の一幕です。:田中一郎)

軍学共同反対連絡会 NEWSLETTER 直近版
(1)軍学共同反対連絡会 NEWS LETTER NO.53(2021.3.5)
 http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2021/03/NewsLetter_No53.pdf
(2)軍学共同反対連絡会 NEWS LETTER NO.54(2021.4.10)
 http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2021/04/NewsLetter_No54.pdf
(3)軍学共同反対連絡会 NEWS LETTER NO.55(2021.4.16)
 http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2021/04/NewsLetter_No55.pdf

 <関連サイト>
(1)(社説)学術会議改革 任命問題の決着が先だ:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14868487.html?ref=mor_mail_editorial
(2)学術会議、任命拒否の5人は連携会員に 加藤陽子氏は希望せず - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210406/k00/00m/040/190000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210407
(3)学術会議 定例総会「6人の速やかな任命強く求める」で一致-日本学術会議-NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210421/k10012987331000.html
(4)日本学術会議「国から分離」大臣が梶田氏に検討要請(2020年11月27日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=tXkF0zIIZa4
(5)日本学術会議 “組織見直しを” 自民が井上科学技術相に伝える - 日本学術会議 - NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210416/k10012978511000.html
(6)「現行がふさわしい」学術会議が組織見直しで報告書案 - 大学ジャーナルオンライン
 https://univ-journal.jp/90089/

(日本学術会議の組織を見直せというのなら、「現行がふさわしい」ではなくて「推薦制(首相任命制)をやめて公選制にせよ」ではないのか? そうでないのなら「6人の速やかな任命」がなるまで、現在の日本学術会議委員は全員が辞任をし、6人を含めて改めて日本学術会議委員を自分たちで暫定的に決めて暫定的な運営を続けていけばよい。そのうちに政権交代が実現し、日本学術会議は「正常」な形に戻るだろう。また、そうでなければ困る。そして、そのうえで、新しい民主的で政治権力から独立した闊達な「科学者の交流の場」としての組織の在り方を熟慮すればいい。そのためにも「諸悪の根源=自公政治」の息の根を止めましょう。:田中一郎


3.魚と大学は頭から腐る=大学学長選挙に見られる大学自治破壊とゴロツキ「横やり」集団による大学占拠
 今や腐りきった日本の大学の学長選挙がいよいよおかしくなってきた。乞食と大学学長と自民党議員は3日やったらやめられない・笑いが止まらない、そんなふざけた職業になっているらしい(乞食だけはふざけた職業ではない)。マスコミでは、筑波大学、東京(頭狂)大学、旭川医大の学長(選)の異常が報じられた。昨今、大学内から、まだ良心と良識と常識を持ち合わせる人たちによる反撃が始まっている。下記は、その情報の一部です。「魚と大学は頭から腐る」=腐った頭は取り除かなければ、体全体も間もなく腐っていくことになる。日本の大学は危機の状態にある。学長選挙はその「現象形態」の1つである。ゴロツキ集団の学長選挙への横やりは退けなければならない。

 <別添PDFファイル>
(1)学長選考会議、権限強化へ チェック機能明確化 法改正案閣議決定(朝日 2021.3.3)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14819101.html
(2)国立大学法人法改定案、国の支配体制強化狙う、学内構成員の意向 ますます排除(赤旗 2021.4.20)
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-04-20/2021042010_01_0.html
(3)迷走の大学改革(日刊ゲンダイ 2020.12.29)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/283267

 <関連図書>
(1)危機に立つ国立大学-光本滋/著(クロスカルチャー出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033386973&Action_id=121&Sza_id=GG
(2)大学の危機打開を目指して-新日本出版社-雑誌経済-経済2019年4月号NO.283
 https://bit.ly/3sJtZgW

◆20210419緊急オンライン院内集会- 国立大学はどこへ行く?-国立大学法人法改正案の問題点を考える- - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=9b346GrB7ME
 https://www.youtube.com/watch?v=9b346GrB7ME

(ちょっと第三者にはわかりにくいプレゼンですが、概ね主旨は理解できます。願わくば、もう少し一般人向けにわかりやすくしてほしいですね:田中一郎)

(関連)「緊急オンライン集会:国立大学はどこへ行く?-国立大学法人法改正案の問題点を考える-」の録画をFacebookにアップしました。
 https://www.facebook.com/daxuezizhi2021/posts/106749831551543
(関連)発言者の用いている資料は下記の共有フォルダからダウンロードできます。
 https://1drv.ms/u/s!AnEUOnKuxAeZs3J69HVyHGE2-3B2?e=7fSnWV

*キャンペーン · 学長選考会議の権限強化に反対します―これ以上、大学を壊さないでください! · Change.org
 https://bit.ly/3sLaG6R

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 国立大学法人法改正案の廃案に向けて…さらなるご協力をお願いします · Change.org
 https://bit.ly/2QKx974

 <関連サイト>
(1)混乱の東大総長、選考の議長は「おかしなことしてない」:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP2P56KCP29UPQJ00H.html?ref=opinion_mail
(2)筑波大学長選への批判は「いちゃもん」再任の永田恭介学長ら正当性訴える:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/63374
(3)【新型コロナウイルス】旭川医大学長の解任請求へ 全教職員の半数近い署名集まる|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/285605
(4)「適格性に疑義」旭川医大学長の解任めぐり議事要旨公表:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP387422P38IIPE005.html
(5)旭川医大で何があったか 学長vs病院長 コロナ禍が深めた確執の背景 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210130/k00/00m/040/147000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article&cx_mdate=20210131
(6)騒動相次ぐ国立大トップ 選考の全権担う会議の功罪(朝日新聞デジタル)
 https://www.asahi.com/articles/ASP1Y4KFGP13UTIL01B.html

*日本の大学は腐っている(4):軍学共同猛進で居直る筑波大学&国大協(2)伊達市被ばくデータ巡り市議会が批判:福島医大&東大(3)日本大学「暗黒大陸」裁判(4)真っ黒真っ暗の東京大学学長選他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-9d46c6.html
草々 

2021年4月20日 (火)

(予約必要)(6.29)オルタナティブな日本をめざして(第61回):「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん)

前略,田中一郎です。
(6月2回目の「新ちょぼゼミ」のご案内です)


(別添PDFファイル)(チラシ)(6.29)オルタナティブな日本をめざして(第61回)「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」(永田文夫さん)
ダウンロード - efbc88efbc96efbc8eefbc92efbc99efbc89e3808ce99d92e6a3aee79c8ce585ade382b1e68980e69d91e5868de587a6e79086e5b7a5e5a0b4e381aee5ae9fe6858be381a8e3819de381aee58db1e999bae680a7e3808defbc88e6b0b8e794b0e69687e5a4abe38195e38293efbc89.pdf

高速増殖炉もんじゅの廃炉に加えて、福島原発事故に伴う各地の原発・プルサーマル発電の停止と脱原発への動きの強まりの中、核燃料サイクルは破綻状態にあります。また、これまで海外発注生産されたものも含めて我が国が保有するプルトニウムは50トン近くに積み上がり、その使途がない状態で、国際的にも核不拡散の観点から不信の目で見られています。しかし、アベスガ自公政権は、核燃料サイクルの中核である使用済み核燃料の再処理事業に依然として固執し、事業を止めようとはしておりません。また、原子力規制委員会も、政権のそうした方針を受け入れて、多くの危険性に目をつむりながら再処理工場にGOサインを出すに至っています。今回はこれまで長きにわたり青森県六ケ所村再処理工場のウォッチドッグ市民団体として活躍してこられた「三陸の海を放射能から守る岩手の会」世話人でいらっしゃる永田文夫さんに上京していただき、近況における再処理工場のすさまじいまでの実態とその危険性について詳しくお話をしていただきます。皆様のご参加をお待ちしております(なお、この日は事務連絡を除き、主催者側からのプレゼンはお休みです)。

講師:永田文夫(ながた ふみお)さん
「三陸の海を放射能から守る岩手の会」世話人

 <次 第>
日 時:2021年6月29日(火)18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分:水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、
 グローバルスポーツビル、セブンイレブン、鉄建建設本社ビルを過ぎて、
 次の交差点(酒屋さん)を右折、ケバブ店の隣
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/      

 <関連サイト>
三陸の海を放射能から守る岩手の会 HP
 http://sanriku.my.coocan.jp/

(1)六ケ所再処理工場に関する質問主意書ー重大事故を発生させないためー福島みずほ参議院議員提出2021年2月17日提出,答弁書受領3月2日のまとめ 
 http://sanriku.my.coocan.jp/210302Q&A&C.pdf

(2)答弁書の不明な点について再質問4月7日→4月12日原子力規制委員会回答その質問・回答・コメント(21.4.16)
 http://sanriku.my.coocan.jp/210412NRAans.pdf

(3)福島原発事故と小児甲状腺がん,福島県や東電は因果関係を認めるべきではないか 報告書(21.2.11)
 http://sanriku.my.coocan.jp/08_17hukusimathy.pdf

(4)高レベル放射性廃液(ガラス固化体)に含まれる放射能の経年変化 表と図(子孫核種は配慮せず集計,含有放射能の最小値の推定)(21.1.21)
 http://sanriku.my.coocan.jp/2101HLWVW.pdf

(5)改訂版(こちらがわかり易いです)「再処理後発生するガラス固化体1本に含まれる 全放射能の経年変化」(21.2.3)
 http://sanriku.my.coocan.jp/210203VWBq.pdf


●止めよう 再処理! 活動と六ケ所再処理工場の動きがよくわかる 《天恵の海》
 http://sanriku.my.coocan.jp/envr407.htm

(1)《天恵の海》第215号 福島原発事故後,小児甲状腺がん過剰発生!・・因果関係をなぜ認めない(21.4.7)
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.215.pdf

(2)《天恵の海》第214号 最終処分されるガラス固化体、1万年後以降も強力な放射能残留
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.214.pdf

(3)《天恵の海》第213号 プルトニウム等の回収率,申請目標に達せず,性能の技術上の基準項目:全削除の法改悪 院内集会報告
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.213.pdf

(4)《天恵の海》第212号 放射能汚染水放出絶対反対!日本は海洋汚染の加害国になってはいけない(20.10.27発行)
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.212.pdf

(5)《天恵の海》第211号 国と東電に責任あり賠償せよ!福島原発被害者訴訟:仙台高裁判決 20.10.11
 http://sanriku.my.coocan.jp/no.211.pdf


<「いちろうちゃんのブログ」>
(1)六ケ所再処理工場に関する「質問主意書」:重大事故を発生させないため,答弁書のまとめ(福島みずほ参議院議員経由提出:「三陸の海を放射能から守る岩手の会」)+ 原発・被ばくをめぐる看過できない情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-b4a906.html

(2)六ケ所村再処理工場の技術水準が「完全規制」をクリアできないので規制基準そのものを丸ごと廃止するとともに、法律改正までして「使用前検査」を骨抜きにした原子力ムラ&原子力「寄生」委・「寄生」庁 他いろいろ重要事項- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-6bf011.html

(3)青森県六ケ所村再処理工場 稼働許すまじ:大破局事故の危険性問題を棚上げにして稼働審査打ち切りの原子力「寄生」委員会・「寄生」庁=破綻した核燃料サイクル事業を早急に廃棄せよ!(三陸の海を放射能から守る岩手の会他)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-d77e28.html

(4)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(110):(1)日本を破滅させる再処理工場大事故(2)チェルノブイリの森林火災は他人ごとではない(3)原子炉(高温ガス炉)由来水素がクリーン??? 他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-04d11d.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

4.25政治決戦(衆参補欠選挙):アベ政治の「焼き直し」=菅義偉スカ政権の「できそこない」にNO!を突きつけよう! 選挙直前情勢他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(4.28)オルタナティブな日本をめざして(第58回)「新型コロナワクチンの正体を知る」(岡田幹治さん「新ちょぼゼミ」)+ 直近「新型コロナ・ワクチン」関連情報- いちろうちゃんのブログ(最初の1時間で主催者側から「マイナンバー制度」の危険性についてプレゼンを行います)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-93605c.html

(関連)(必読)リベラル21 新型コロナのワクチン、私は「絶対に打たない!」これだけの理由(その1):岡田幹治
 http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-5472.html


2.私たちの望むものは 岡林信康 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=MNrJ18P8k5s

(関連)岡林信康が語る 23年ぶり全曲書き下ろしアルバムへの想い|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/287653

(去る2021327日(土)、東京日比谷の野外音楽堂で、恒例の「さよなら原発大集会」が開催されました。よく晴れた日で暖かく、本格的な春の到来を感じさせた「春のよき日」でしたが、私はいつものように、山のようにチラシ数枚のセットを紙袋に入れて、集会開始約1時間半前に会場に行き、チラシ配布を始めていました。まだ、参加者来場は少なく、人もまばらでしたが、その会場周辺の日比谷公園内で、ひとり楽譜を見ながらギターを奏でて、この岡林信康の歌を歌っている(見知らぬ)男性を見つけました。とても上手に歌っていましたので、私は彼が歌い終わったときに拍手をして、その歌声をたたえ「懐かしいですね、岡林でしょ」と申し上げましたところ、彼はにっこりと笑って「いい歌でしょう!」と返答を返してくれました。

♪「私たちの望むものは、生きる苦しみではなく、私たちの望むものは、生きる喜びなのだ」♪「今ある不幸せにとどまってはならない、まだ見ぬ幸せに今飛び立つのだ」♪の歌詞が続くこの歌は、現代日本を生きる多くの人々への激励の歌のような気がします。そして、岡林がこの歌を歌った1960年代末から1970年代前半の頃の、あの多くの若い人々のまっすぐな正義感と、ボトムアップで湧き上がってくる活力が、今こそ現代の日本にもほしいものだと思います。私は彼の「いい歌でしょう!」という返答に「ええ、とてもいい歌ですね」と感動しながら返しました。自由闊達な市民運動・社会運動のよさを強く感じた瞬間でした。:田中一郎)

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ――今の日本社会はどう映りますか。
 地に足がついていない。人間にとって一番大切なのは食糧。それを非常にないがしろにしている。家の近くを散歩していると、昔、田んぼだったところが荒れ地の原っぱになっている。田んぼや畑を放置しておいて、食糧は何でも海外からお金で買えばいいという、日本は「荒れ果てた原っぱのような国」に見える。

 ――日本人は生き急いでいますか。
 快適さ、便利さがどんどんエスカレートしたら、人間ってどんどんせっかちになる。田植えして草取って稲刈りして、やっと食える。そんな面倒くさいことより、手っ取り早く金を稼いで、外国から輸入すればいいという発想ではないか。
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3.キャンペーン
(1)菅義偉内閣総理大臣と井上信治科学技術担当相- 日本学術会議の総会を控え、 任命拒否を撤回させる署名にご協力ください。 日本学術会議の総会を控え、 任命拒否を撤回させる署名にご協力ください。· Change.org
 https://www.change.org/p/27617172

(関連)キャンペーンについてのお知らせ· 「日本学術会議の総会前に 任命拒否を撤回させよう」の署名が55,646名に達しました。· Change.org
 https://bit.ly/3v2y15O

(2)学長選考会議の権限強化に反対します―これ以上、大学を壊さないでください!· Change.org
 https://bit.ly/3gkdbe3

(関連)キャンペーンについてのお知らせ· 国立大学法人法改正案の廃案に向けてさらなるご協力をお願いします· Change.org
 https://bit.ly/32twTM6

(3)キャンペーン
· 菅義偉 内閣総理大臣 - 日本学術会議会員候補6人の任命拒否を撤回してください。 · Change.org
 https://bit.ly/3x8HeLN

(関連)キャンペーンについてのお知らせ· 筑波大学の軍事研究にNOを! · Change.org
 https://bit.ly/3v0s21d

●日本学術会議総会に合わせ、「菅首相による6名の任命拒否撤回!」を求めるスタンディングを421日朝に実施します 軍学共同反対連絡会
 http://no-military-research.jp/?p=2076


4.20210413【コラム・月島スタジオから】汚染水海洋投棄「薄める」とは - 市民メディア放送局
 https://www.shiminmedia.com/video/186292

(関連)市民メディア放送局 - 市民活動を動画で可視化
 https://www.shiminmedia.com/
(関連)U PLAN - YouTube
 https://www.youtube.com/channel/UCsFcN5t3EpFTAkT-I2qMPkw/videos?view=0&sort=dd&shelf_id=0


5.その他
(1)(別添PDFファイル)総務省接待疑惑で元大臣ら政務三役を告発しました(検察庁法改正に反対する会 021.3.20
ダウンロード - e7b78fe58b99e79c81e68ea5e5be85e79691e68391e381a7e58583e5a4a7e887a3e38289e694bfe58b99e4b889e5bdb9e38292e5918ae799bae38197e381bee38197e3819fefbc882021.3.20efbc89.pdf
(2)(別添PDFファイル)BECO新聞 第8号(希望の牧場 ふくしま:2021.3
ダウンロード - becoe696b0e8819e20e7acacefbc98e58fb7efbc88e5b88ce69c9be381aee789a7e5a0b420e381b5e3818fe38197e381beefbc9a2021.3efbc89.pdf
(3)<だらだら続くボンクラ政治>支持率4割政権に国民の苛立ち 補選・再選挙3連敗で国民愚弄の悪辣政権に鉄槌を(日刊ゲンダイ)赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/262.html
(4)海外から五輪中止の声も…政府と組織委は“五輪選手だけ守る”コロナ対策で乗り切り画策! 数億円の療養施設、パラ選手を口実にワクチン優先 リテラ
 https://lite-ra.com/2021/04/post-5853.html
(5)自由と制約という「原則と例外が逆」! 日本は国際社会に反抗している!~国連特別報告者及び作業部会が日本政府に対し入管法改正案が国際法に違反していることを指摘する共同書簡を公開したことを受けての共同記者会見 - IWJ Independent Web
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490699


●(拡散希望)(継続サイト)日本の司法・検察は抜本改革されなければならない:ポイントは(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの解放と、(2)有権者・国民からのフィードバック機能の強化、です- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-bbc6f8.html
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来る衆議院選挙の前哨戦とも言われている衆参両院の補欠選挙が4月25日に迫っています。まるで日本国憲法を無視し続けたアベ政権に続いて、それを下回るような下劣で愚か極まりないふるまいを続ける民意無視の菅義偉スカ政権に対して、有権者・国民が「NO!」の審判を下し、今進められようとしている更なる日本の没落と政治・行政の劣化に歯止めをかける時が近づいています。特に、広島や北海道の選挙区では、カネの亡者のような自民党議員が立ち去った後だけに、あるいは、菅義偉首相の「天領」でもある総務省を舞台にしたバカバカしいまでのインチキ行政や、歴代の担当大臣を含む自公政治家たちや幹部官僚どものデタラメぶりを見せつけられた我々としては、いかに補選とはいえ、ここで平々凡々な投票行動をするわけにはいかないでしょう。

(関連)(別添PDFファイル)乱鬼龍傑作集(1)「接待漬」(ガースー商事)
ダウンロード - e4b9b1e9acbce9be8de58291e4bd9ce99b86efbc88efbc91efbc89e3808ce68ea5e5be85e6bcace3808defbc88e382ace383bce382b9e383bce59586e4ba8befbc89.pdf

(関連)(別添PDFファイル)乱鬼龍傑作集(2)「ふくのかみ」(ポケットティッシュ差し込み用ブロマイド)
ダウンロード - e4b9b1e9acbce9be8de58291e4bd9ce99b86efbc88efbc92efbc89e3808ce381b5e3818fe381aee3818be381bfe3808defbc88e3839de382b1e38383e38388e38386e382a3e38383e382b7e383a5e5b7aee38197e8bebce381bfe794a8efbc89.pdf

更にここにきて菅義偉スカ政権は、福島第一原発に貯留し続けてきた汚染水を海にぶん投げることを決めた、などと言い出しています。できもしない「廃炉」を、原子力ムラの企業や人間たちに、その食い扶持をあてがう目的で続けるため、膨大な量の放射能を福島沿岸の海に捨てねばならないなどと、本末転倒のようなことを言い訳にしているようです。いったい何のための「廃炉」なのか。そして、その汚染水には、危険なトリチウム(政府は原発安全神話に代わるトリチウムを含む放射能の安心神話を信じ込んだまま)に加えて、放射性ストロンチウムやイットリウム、放射性ヨウ素129(半減期1560万年=半減期8日間の放射性ヨウ素131とは別物)や炭素14など、さまざまな放射性物質が、東芝が開発した浄化装置のALPSでは取り切れずに残ったままに、野放図に海に捨てられようとしているのです。こんなことが許されるはずもなく、既に地元福島県内を含む全国各地からの批判に加え、国際的にも近隣諸国や国連、あるいは国際NGOや環境団体などからも、多くの厳しい批判が日本政府に対して投げかけられています。

もちろん、この福島第一原発汚染水の海洋投棄問題もまた、今般の補選の大きな争点の一つでもあり、また、来る衆院選での最大の争点の1つでもあるのです。実際の海洋投棄作業までには、まだ2年以上もの準備期間が必要になりますから、その間に今の菅義偉スカ政権のみならず、自公政治を終わらせることができれば、この汚染水の海洋投棄は止めることができます。今を生きる日本の有権者・国民は、同時代の自国国家犯罪ともいうべきこの行為に対してストップをかけるべく、自公政治家たちを選挙で落選させる歴史的使命を帯びているといっても過言ではないでしょう。

「お前(菅義偉)のやっていることは、一から十まで全部デタラメだ」=原発再推進のためのカーボンニュートラル、企業の金もうけ優先と有権者・国民の監視のためのデジタル政策(個人情報保護や自己情報主権の踏みにじり)、マヨネーズ並と言われる軟弱地盤の海底の上に建てる米軍のための辺野古基地建設強行と、過剰な基地負担の沖縄への押し付け、安倍政権時代から延々と続く「お友達」優先政治とクローニー資本主義、霞が関幹部官僚のみならず閣僚クラスの与党政治家どもの節操なしのデタラメ三昧 対米隷属色を一段と強め日米地位協定改定にそっぽを向く売国奴姿勢、やってるふりだけの新型コロナ対策と危険な新型コロナワクチンを巨大多国籍医薬品企業のために有権者・国民に押しつけ、バイデン米新政権の口車に乗せられて対中国戦争準備にまい進する火遊び「安保」政策などなど、やることなすこと、アベ政権も顔負けのデタラメと頓珍漢ぶりです。これで菅義偉スカ政権や自公政治に「NO!」と言えないような有権者なら、もはや生まれ変わった方が「世のため人のため」と言ってもいいくらいです。

以下、「4.25政治決戦」をめぐる政治情勢を、昨今の報道などから若干ご紹介いたします。まさに上記で申し上げたように、菅義偉スカ政権や自公政治に対しては腹立たしいことばかりでありますが、しかし、です。実は悲しいかな、これに対峙すべき野党の側もまた、情けないほどに「だらしがない」のです。今回の3つの補選は、少し前の下馬評では、野党ないしは「市民と野党の共闘」の楽勝情勢であり、ここで大きく3勝して、来る衆議院選挙へ向けて「政権交代」へ向けての勢いをつけていくはずでした。しかし、事態はそのようには推移しておりません。

あの支持政党=自民党が多数派を占める御用組合「連合」と、その代理店業務をつとめる国民民主党が、「市民と野党の共闘」にことあるごとにちょっかいを出し、足並みを乱れさせ、自公与党勢力やゴロツキ集団の「維新」が涙を流して喜ぶようなマネを続けているのです。そして、その情けない既成野党を追認するかの如く、今日の立憲民主党執行部(枝野幸男代表や福山哲郎幹事長とそのとり巻きたち)がそれになびくような態度をとって、自分たちから「市民と野党の共闘」の自壊させるようなふるまいを繰り返しています。そして、衆院選が目前に迫ってきているというのに、反自公・非自公の政治勢力をできる限り大きくまとめ、政策協定なども締結しながら、オルタナティブな日本実現を目指して、つまりはホンモノの政権交代を目指して努力していく、というごくごく当たり前の取り組みすらしようとしていないのです。致命的に出来損ないの「野党第1党執行部」というほかありません。これが「野党第1党」の、「市民と野党の共闘」の総大将の、やるべきことなのか!? もう、いい加減にしろ、という話ではありませんか?

(関連)【立憲民主党】広がる不安感…枝野代表のままでは政権交代はおぼつかない|高野孟 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/286937

下記では、新聞や雑誌、ネット情報だけでなく、こうした悩ましい情勢の中で、首都東京としての責務を果たすべく市民団体「つなぐ・つながる通信」の方々の活躍も少しばかりご紹介しようと思っています。粘り強く、辛抱強く、そして決してその目的を見失うことなく日和見をせず、自公政治の終止符へ向けてたくましい活動を続けています。みなさまのご支援をお願い申し上げたいと思います。


 <別添PDFファイル>
(1)茂木敏充外相が応援ながら、少女と河野大臣も逃げ出す参議院補選(長野)(『週刊文春 2021.4.22』)
 http://shukan.bunshun.jp/
(2)4.25政治決戦:「安部案件」への良識を問う与野党対決=広島選挙区(イントロ部分)(角南圭祐すなみけいすけ『週刊金曜日 2021.4.2』)
ダウンロード - efbc94efbc8eefbc92efbc95e694bfe6b2bbe6b1bae688a620e5ba83e5b3b6e981b8e68c99e58cbaefbc88e382a4e383b3e38388e8a792e58d97e59cade7a590e3808ee98791e69b9ce697a5204.2e3808fefbc89.pdf

 <関連サイト>
(1)【参院補選・長野】“大物政治家”も続々…序盤から総力戦 与野党対決の構図 来る総選挙にらみ| NBS長野放送
 https://this.kiji.is/754298647356243968
(2)【自民党】4.25投開票「3つの選挙」に注目 自民を全敗に追い込めるか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/287979
(3)参院再選挙と補欠選挙告示 衆院選の前哨戦と与野党対決の構図-選挙- NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210408/k10012961891000.html
(4)参院広島、与野党が横一線 長野は立民先行、自民追う:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/98992?rct=politics
(5)衆院道2区補選 浮いた10万票争奪戦に 「共闘」野党、「乱立」保守 構図逆転(北海道新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/33d6ff4ad7968b5d5bfc755eaa7ddf3ae49e0451

20214月衆参補欠選挙・再選挙 - 立憲民主党
 https://cdp-japan.jp/election/april2021

2021衆参補選・再選挙 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/senkyo/2021hosen/


1.(メール転送です)漕ぎ着けました!国民民主も含めて長野・北海道・広島で共闘が決定
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つなぐ・つながる通信2021/4/7(転送歓迎、重複ご容赦) 

■ もしも、現地の市民組織の踏ん張りと、中央における市民連合による粘り強い働き掛けが無かったら、この際どい共闘成立は無かったかもしれません。(-_-;)

425日に投開票を迎える衆議院北海道2区、参議院長野県選挙区、参議院広島県選挙区の補選の三選挙を野党共闘で勝利することは、衆議院選挙に向けて極めて大きな意味を持ちます。この三選挙は市民と42会派(立憲民主党、日本共産党、社民党、国民民主党、沖縄の風、碧水会)の共闘でたたかわれることになりました。

■ 市民連合は、3月の要請行動に続いて、46日から7日にかけて、各党に申し入れと意見交換を行いました(市民連合HPに詳細)。
 https://shiminrengo.com/archives/4057

・国民民主党は、長野の羽田次郎氏も含めて、三候補を支援することの決定が4/7となったため、市民連合の申し入れも同日となりました。

・れいわ新選組は「山本太郎代表にこの申し入れ書を渡して、しっかり検討します」とのことでした。

●写真報告は、つなぐ会HPをご覧ください。
 https://tunagu2.jimdofree.com/
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(ひとまず、やれやれ、です。:田中一郎


2.広島、野党系やや先行 長野は立憲リード 北海道2区、立憲前職優勢 衆参3選挙、情勢調査:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14875456.html?ref=mor_mail_newspaper

(関連)参院広島 野党系やや先行、追う自民 朝日新聞情勢調査:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP4L7795P4LUZPS008.html
(関連)【菅義偉】広島再選挙は野党系リード菅官邸「負けたら岸田のせい」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/287853

(イクサと選挙は「時の運」、油断大敵です。今回の3つの補選は、ただ単に「勝つ」だけでなく、完膚なきまでに「圧勝」する必要があります。どれだけの得票差で「市民と野党の共闘」が勝てるのか、それが問われているのです。それが来る衆院選の結果を決めていくのです。今日のヘドロのような政治情勢は、選挙での圧倒的勝利の連続によって打ち破ることができるのです。:田中一郎)


3.(メール転送です)署名開始「立憲野党は選択肢を示してください」市民連合
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つなぐ・つながる通信2021/4/16(転送歓迎、重複ご容赦) 

■ 市民連合は、野党各党に15項目の政策要望を提出し、内容的にほぼ賛同を頂いています。にもかかわらず、野党間の政策協定も、統一候補づくりも進んでいません。政党内、政党間の諸事情はあるでしょうが、今は大義の下に大同団結し、人々に「選択肢」を示すべき時ではないでしょうか。


衆議院選も迫っています。早急に「選択肢」を提示するよう、
各立憲野党に求める市民連合の署名活動にご協力ください。

■ 署名方法は、
Change.orgのネット署名 https://bit.ly/3e62yc2
紙署名(団体用、個人5名連記用)があります。

詳しくは市民連合のHPをご覧ください。
https://shiminrengo.com/shomei-2021
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 <田中一郎コメント>
(「立憲野党」ではなく「立憲民主党」と言うべきです)

署名はしました。
「つなぐ・つながる通信」のみなさまに申し上げても仕方がないのですが、この署名は「立憲野党」ではなく「立憲民主党」と言うべきです。何故なら、立憲民主党は、「市民と野党の共闘」の「総大将」だからです。政治的な責任があるのです。総選挙に勝って、菅義偉スカ政権を退陣させる責務があります。しかし、「市民と野党の共闘」を妨害しているのは、今や立憲民主党だからです。

立憲民主党の政治家たちは、市民の力を国政に、ボトムアップ型で政治に取り組むという初心を忘れ、一部のろくでもない労組や、くだらないイデオロギーに毒されて、政権をとる前から早くも、迷走を始めています。こんな政党が政権をとっても、およそ政治がよくなるわけがないと思われてなりません。

今般、私の耳には、立憲民主党の茨城県本部が、東海第二原発再稼働反対の決議を、昨今開催された総会で決議できなかったという情報が入っています。もしこれが本当なら、先般の渡辺周とかいうドアホの「市民と野党の共闘」破壊行為に続く、「原発ゼロ政策」の頭からの否定、と言っていいでしょう。立憲民主党の政治家たちは、何の矛盾も感じていないのでしょうか?

(関連)立民・渡辺幹事長代行、日米基軸を強調「夢想論は支持されない」 - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/politics/news/210310/plt2103100027-n1.html

(関連)(報告)(3.24)「「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-f683e1.html

この情報が本当かどうか、ご確認ください。私は、今の立憲民主党や、今の「市民と野党の共闘」では、総選挙で勝てない、と思っていて、「統一候補」として推薦して、立憲民主党の現執行部と一緒に選挙戦を闘うのは、今回が最後と考えています。それにしても、東海第二原発を止めないで、どうやって原発ゼロを実現するのでしょうか? 東日本大震災で被災した40年超の老朽原発で、全国で最も危険で、裁判所でさえも、再稼働まかりならぬ、と言っている原発ですよ。

私は立憲民主党だろうが、なんだろうが、原発ゼロをしっかりとできないような政党など、応援する気は全くありません。今回の衆院選だけは騒ぎませんが、もし枝野・福山執行部が菅義偉スカ政権を退陣させられるだけの勝利を得られなければ、辞めていただかなければいけないと考えています。


4.長野・北海道・広島。市民の苦労と現状の報告
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つなぐ・つながる通信2021/4/4
下記動画は、「限定公開」とのことなので、転送は内部MLとし、一般公開SNS等への転載はご遠慮下さい。

●4/3 市民連合の主催で、全国意見交換会がオンライン開催されました。
 https://youtu.be/O7L5doaPRd

■動画19:50からの 長野「信州市民アクション」の報告は、現場の緊張感が伝わるものです。原発、日米同盟に偏った外交批判を盛り込んだ政策協定に対してリアクションはあったが、現場は、市民の力で持ちこたえて、困難を切り拓いているという報告です。

■ 動画12:50からの北海道は、立憲民主党の北海道連が中央の指示待ちとなり、貴重な時間を失い、市民の失望を招いているという嘆きの報告です。

■ 動画44:00から 東京の5野党登壇オンラインイベントの報告。1:16:40のところにも「ななれん」からの発言があります。また大阪、神奈川等各地の報告からも学べるものが沢山あります。


5.何度も聞いた「一から出直す」東電に原発を管理する資格なし -泉田裕彦-毎日新聞「政治プレミア」
 https://bit.ly/3eiulG8

(でもね、泉田さん、東京電力は今や実質破綻会社で、その経営は過半数の株式を握る政府=経済産業省であり、菅義偉スカ政権であり、自民党ですよ。東京電力がデタラメでだらしがないのは、その経営を牛耳っているこの3つの組織ないしは団体だと考えるのが常識ではありませんか?


そして泉田さん、あなたはそのうちの1つの自民党に所属していて、菅義偉スカ政権を支えているわけです。自己矛盾を感じませんか? 脱原発を実現するのに東京電力の悪口だけを言っていてもしょうがないのです。あなたも自民党を抜け出るか、あるいは政治生命をかけて自民党内部で脱原発、あるいは「原発のデタラメてんこ盛り」を徹底的に批判されてはいかがですか? 小泉純一郎氏のように、です。:田中一郎)


(関連)(メール転送です)★佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局)
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■「汚染水を海に流すな」国際署名を提出しました
(広めてくれたみなさん、ありがとうございました)

412日、24か国311団体がよびかけた国際署名「福島原発事故10年、汚染水を海に流さないで!原発もうやめよう!」 64,431筆(88か国)を、政府に提出し、記者会見、首相官邸前抗議アクションを行いました。しかし13日、政府は汚染水海洋放出を決定。国際署名は継続します(現在 68,200名)。

署名日本語:http://chng.it/rQ2DWbJk

【署名提出・記者会見、映像】
 https://www.youtube.com/watch?v=KdT1s7N7eDw&t=717s

【官邸前抗議アクション、映像】
 https://www.facebook.com/FoEJapan/videos/366567817923088

NHK 4.121分)】「トリチウム含む水 海洋放出で風評被害市民グループ訴え」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210412/k10012970511000.html?fbclid=IwAR1khoo9Kh9tgFI-bNV56HOnM2VkgRe3ZDptz5qxZ7r8Qu_Ha8ZfTVdgn1U

【日刊ゲンダイ 4.13】「菅政権『汚染水』放出決定の暴挙に国会周辺で抗議活動が広がる ー 海洋放出は10年間の漁師の努力を踏みにじる」
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6e284ba1a96f694967532f4b71d0c8218063d534

【ハンギョレ新聞 4.13】「世界の市民、日本政府に『放射能汚染水の放出やめよ』訴え」
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/39684.html?fbclid=IwAR2JKn7nI8HFvvhCqJ-6bALrDqND5ZPzDTXSb4ityVlw91xO-I51u0PQXtI


(関連)福島事故原発の汚染水を海に捨てるな!:軽視されるトリチウムの危険性=安全だと言うのなら、その汚染水は東京湾に捨てるだけでなく、自公政治家や関係省庁幹部や東電幹部が飲料水・生活用水として使え!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-6272d2.htm
草々

2021年4月18日 (日)

(報告)(4.15)オルタナティブな日本をめざして(第57回)「どうする日本の司法:裁判員制度の問題点」(武内更一弁護士:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。


さる2021415日(木)、水道橋のたんぽぽ舎(移転後事務所学習室)におきまして、武内更一弁護士をお迎えして、下記の「新ちょぼゼミ」を開催いたしました。以下、当日の録画やレジメ、および関連資料などを添付して簡単にご報告申し上げます。

●(イベント情報)(4.15)オルタナティブな日本をめざして(第57回)「どうする日本の司法:裁判員制度の問題点」(武内更一弁護士:新ちょぼゼミ)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-38efc4.html

第一次司法民主化の一環で新設された裁判員制度は2009521日に始まりました。この制度は、国民の中から選ばれる裁判員が刑事裁判に参加する制度です。裁判員は法廷で行われる審理に立ち会い、裁判官とともに被告人が有罪か無罪か、有罪の場合にはどのような刑にするのかを判断します。この制度が始まって10年が経過し、いろいろと問題のあることが見えてきています。たとえば裁判員に選ばれた一般市民の精神的を含む負担の問題や守秘義務の問題、あるいは裁判員裁判の進め方に関する問題などです(裁判前整理手続き他)。また、裁判員裁判は刑事事件が対象とされていますが、専門性が要求される刑事事件よりも、国や自治体などが被告となり、行政の在り方が争点となる行政法裁判にこそ、この裁判員制度を適用すべきではないかとも思われます。今後の制度改正もにらみつつ、今回はこの裁判員制度についてお詳しい武内更一弁護士にお話をいただきます。

講 師:武内更一(たけうち こういち)弁護士
東京外環道訴訟原告代理人、「憲法と人権の日弁連をめざす会」代表
虎ノ門合同法律事務所弁護士、在日外国人の指紋押捺拒否の弁護団で活躍。
国家賠償訴訟や行政訴訟の住民側弁護を行う


●(当日録画)20210415 UPLAN 武内更一「どうする 日本の司法:裁判員制度の問題点」 -YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=cq5xw_KMy8Y
 https://www.youtube.com/watch?v=cq5xw_KMy8Y

 <当日レジメ:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)「どうする日本の司法:裁判員制度の問題点」(武内更一弁護士)(2021415日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e3808ce381a9e38186e38199e3828be697a5e69cace381aee58fb8e6b395efbc9ae8a381e588a4e593a1e588b6e5baa6e381aee5958fe9a18ce782b9e3808defbc88e6ada6e58685e69bb4e4b880efbc89.pdf
(2)(レジメ追加)裁判員制度関連資料(武内更一弁護士 2021.4.15
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1e8bfbde58aa0efbc89e8a381e588a4e593a1e588b6e5baa6e996a2e980a320e8b387e69699efbc88e6ada6e58685e69bb4e4b880e5bc81e8adb7e5a3ab202021.4.15efbc89.pdf


 <関連図書>
(1)裁判員制度は本当に必要ですか? 司法の「国民」参加がもたらしたもの-織田信夫/著(花伝社)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034060609&Action_id=121&Sza_id=GG
(2)裁判員制度の10年 市民参加の意義と展望-牧野茂編 大城聡編 飯考行編 青木孝之〔ほか著〕(日本評論社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034063416&Action_id=121&Sza_id=E1
(3)ポピュリズムと司法の役割 裁判員制度にみる司法の変質-斎藤文男/著(花伝社)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033760373&Action_id=121&Sza_id=C0
(4)裁判員制度はなぜ続く その違憲性と不合理性-織田信夫/著(花伝社)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033487489&Action_id=121&Sza_id=C0

 <関連サイト>
(1)裁判員制度の課題と提言(市川清文(千葉県弁護士会)2010622日)
 https://www.chiba-ben.or.jp/opinion/pdf/voicelist/10.06.22.pdf
(2)10周年迎えた裁判員制度の問題点(しらかば法律事務所 20198月)
 https://www.potato.ne.jp/shirakaba/hkeizai/113.html
(3)導入から9年になる裁判員制度の現状と問題点|行列のできる法律相談所|日本テレビ
 https://www.ntv.co.jp/horitsu/articles/21t37t8svfz9jq9w2d.html
(4)特集 裁判員裁判の成果と問題点(LIBRA 20105月号)
 https://www.toben.or.jp/message/libra/pdf/2010_05/p02-14.pdf

●(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々

(報告)(4.15)「新ちょぼゼミ」核ゴミ地層処分問題:地震・津波・火山活動の多発地帯であるプレート境界地域の地下に超危険物を埋める愚かさと無責任=未来世代に対する冒涜だ(田中一郎)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


去る2021415日、水道橋のタンポポ舎におきまして、今現在大問題となっております北海道の寿都町・神恵内村における核ゴミ地層処分問題について勉強会を開催いたしました。以下、当日の録画や資料を添付して簡単にご報告申し上げます。

メールの表題にも書きましたように、地震・津波・火山活動の多発地帯であるプレート境界地域の地下に超危険物である高レベル放射性廃棄物などを埋める愚かさと無責任は看過しがたいものがあります。また更には、わずか数十年の発電のために、その後10万年以上もの想像を絶する超長期間に渡って危険な放射性廃棄物の管理を強いられるなどということは、未来世代に対する冒涜だといえるのではないかとも思われます。

今日では、全国各地の原発敷地に置いてある使用済み核燃料プールがいよいよ満杯に近づき、今後の原発稼働に支障が出る懸念が表面化し始めています。しかし、原発を始める時からわかっていた「トイレなきマンション」問題は、これまでずっと先送りされてきました。核燃料サイクルもまた、この問題を先送りするための施設でもありました。その矛盾と無責任が「核ゴミ地層処分問題」として火を噴き始めているのです。しかし、この地震・津波・火山列島の国である日本に、危険極まる高レベルの放射性廃棄物などを安全に処分できる土地などありません。これ以上の放射性廃棄物を出さないため、まずは原発・核燃料サイクル事業をやめることが先決です。もう先送りは許されないのです。


●(当日録画)20210415 UPLAN 田中一朗「核ゴミの地層処分問題」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=KEuJ1syaQh4
 https://www.youtube.com/watch?v=KEuJ1syaQh4

 <当日のレジメ:別添PDFファイル>
(1)(レジメ)核ゴミ地層処分問題(田中一郎 2021415日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e6a0b8e382b4e3839fe59cb0e5b1a4e587a6e58886e5958fe9a18cefbc88e794b0e4b8ade4b880e9838e202021e5b9b44e69c8815e697a5efbc89.pdf
(2)TRU廃棄物からの放射能漏れ(『知っていましたか?いま地層処分してはいけない8つの理由 2020.10』一部抜粋)
ダウンロード - efbcb4efbcb2efbcb5e5bb83e6a384e789a9e3818be38289e381aee694bee5b084e883bde6bc8fe3828cefbc88e4b880e983a8e68a9ce7b28befbc89.pdf
(3)活断層の真上の地層処分、地下水制御不可能(『知っていましたか?いま地層処分してはいけない8つの理由 2020.10』一部抜粋)
ダウンロード - e6b4bbe696ade5b1a4e381aee79c9fe4b88ae381aee59cb0e5b1a4e587a6e58886e38081e59cb0e4b88be6b0b4e588b6e5bea1e4b88de58fafe883bdefbc88e4b880e983a8e68a9ce7b28befbc89.pdf

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)(図解)日本列島周辺のプレート
 http://www5d.biglobe.ne.jp/~miraikai/nihonnopureito.htm
(5)北海道南西沖地震– Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E5%8D%97%E8%A5%BF%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87


 <直近の寿都町・神恵内村>
(1)「核のごみ」対話の場、初回終わる 対照的な2町村(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュー
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fe7a0545bc8a0b3aa8af0b84261bfd5adc07caad
(2)寿都町核ごみ議事録非開示は「妥当」町情報公開審査会:北海道新聞 どうしん電子版
 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/514188
(3)“核のごみ”寿都町民が「NUMO」に 公開討論会の開催を提案(HBCニュース)-Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/673f1fabfe1ae788254e95c910f55b922e87281c
(4)寿都町で初の「対話の場」反発相次ぎ対話は深まらず終了|NHK 北海道のニュース
 https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210415/7000032953.html
(5)神恵内村でも初開催 核ごみ最終処分場“対話の場“トラブルなく終了 北海道のニュース STV札幌テレビ
 https://www.stv.jp/news/stvnews/u3f86t00000avsdt.html


●【図解・行政】「核のごみ」処分場候補地選定の流れ(20173月):時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_seisaku-energy20170302j-04-w530

●最終処分地確保に向けた取組について(資源エネルギー庁:20076月)
 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2007/siryo24/siryo24-1-2.pdf
●放射性廃棄物 - 日本原子力発電株式会社
 http://www.japc.co.jp/atom/atom_7-2.html
●法律に基づく段階的な調査は、何を調べるのですか?|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構
 https://www.numo.or.jp/q_and_a/faq/faq100110.html
●廃炉に伴い発生する低レベル放射性廃棄物の処分について
 http://www.ensc.jp/pc/user/HOUDOU/h29/o290718/genshiryou2-2.pdf


 <日本学術会議提言>
(1)核のゴミ、暫定保管を 学術会議が処分法見直し提言- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXNASGG1003J_R10C12A9EB1000/
(2)高レベル放射性廃棄物の処分について(日本学術会議 2012911日)
 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-22-k159-1.pdf
(3)高レベル放射性廃棄物の処分に関する政策提言-国民的合意形成に向けた暫定保管(日本学術会議 2015424日)
 http://210.149.141.38/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-t212-1.pdf


 <関連情報>
(1)(別添PDFファイル)寿都町,神恵内村で明らかになった「核のゴミ」地層処分の問題(イントロ部分)(小野有五『科学 2021.1』)
https://www.iwanami.co.jp/kagaku/
ダウンロード - e5afbfe983bde794baefbc8ce7a59ee681b5e58685e69d91e381a7e6988ee38289e3818be381abe381aae381a3e3819fe3808ce6a0b8e381aee382b4e3839fe3808de59cb0e5b1a4e587a6e58886e381aee5958fe9a18cefbc88e5b08fe9878ee69c89e4ba94e3808ee7a791e5ada6e3808fefbc89.pdf
(2)(別添PDFファイル)核ごみ 次段階で住民投票、文献調査の寿町 条例案可決(東京・朝日 2021.3.9
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021030800799&g=eco
(3)「核ごみ」第2段階の調査に意欲 北海道寿都町長「そこまでやらないと」SankeiBiz
 https://www.sankeibiz.jp/business/news/200821/bsc2008210500004-n1.htm

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)核ごみ処分場の誘致、再び論争に 鹿児島・南大隅町長選:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP4B61MFP49TIPE00S.html
(5)核ごみ処分場誘致が争点に浮上 13日告示の南大隅町長選 賛成派「地域浮揚の好機」反対派「後世に負の遺産」 - 鹿児島のニュース - 南日本新聞 - 373news.com
 https://373news.com/_news/?storyid=135478

(この地域では、核ゴミ受入の動きが10年以上も前から水面下で画策されているとの週刊誌情報が時折出ていました。その中には、沖縄・辺野古基地建設のための埋立用土砂を採取した跡地に核ゴミ処分場をつくる、などというものもありました。それが北海道の動きに触発されて表面化してきたということでしょう。北海道でも「タカリ」行為が堂々となされているなら、鹿児島でも「タカリ」を行って何が悪いという、どうしようもない「無知で下劣なタカリじじい」どもが蠢いているということではないかと思います。:田中一郎)

(関連)利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その1)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-32d414.html

(関連)利権まみれ原子力ムラ代理店政府にも、一握りの無責任タカリじじい達にも、「核ごみ」受入で北海道全土を核汚染の破滅的リスクにさらす権利はない(その2)=道知事・道議会・道庁は政府と調査2町村に対して断固たる態度をとれ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-ecfa81.html


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(最初にご紹介した3つの文献等のご案内)

1.認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね - トップページ
 https://tarachineiwaki.org/

(関連)(別添PDFファイル)被曝後の世界を生きるために、福島・市民測定の10年(鈴木薫『世界 2021.4』)
 https://websekai.iwanami.co.jp/

(関連)ストロンチウム90はどうやって測っているの? 絵本『たらちね ストロンチウム90測定の巻』が完成しました【認定NPOいわき放射能市民測定室たらちね】 - 一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト
 https://www.actbeyondtrust.org/report/4986/

(関連)ご寄付についてのお問い合わせ - 認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね
 https://tarachineiwaki.org/contact/contact-donate

2.「最終準備書面」発刊しました!(正誤表追記有)
 http://datsuhibaku.blogspot.com/2020/11/blog-post.html

(関連)「子ども脱被ばく裁判」とは
 http://datsuhibaku.blogspot.com/p/blog-page.html

3.知ってましたか? いま地層処分してはいけない8つの理由 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=8rxqNf56sjs

4.(新刊書)菅義偉の正体-森功【著】(小学館新書)
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784098253920

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(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミバックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々

2021年4月17日 (土)

(報告)(必見必聴)河合弘之弁護士「東海第二原発運転差止水戸地裁判決」の法的意味と意義」:今後の原発裁判にどう立ち向かうか(当日VTR+配布資料)& 福島原発汚染水海洋投棄犯罪(続報:復興庁「ゆるキャラ」デマ他)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(4.28)オルタナティブな日本をめざして(第58回)「新型コロナワクチンの正体を知る」(岡田幹治さん「新ちょぼゼミ」)+ 直近「新型コロナ・ワクチン」関連情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-93605c.html

*(前回)(報告)(1.27)オルタナティブな日本をめざして(第54回)「新型コロナ・パンデミックの「真実」」(岡田幹治さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-c67099.html

(関連)医療従事者60代女性、ワクチン接種後死亡 長崎では初の確認|【西日本新聞ニュース】
 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/723648/
(関連)ワクチン接種の60代女性が死亡 脳出血、因果関係評価へ
 https://bit.ly/3aec6k0
(関連)60代医療従事者の女性が ワクチン接種3日後に死亡!! 国家賠償はあるのか? 因果関係は認めるのか? 無症状感染者に接種した場合安全なのか? ワクチンの感染予防効果は? IWJは厚労省に直撃取材! - IWJ Independent Web Jour
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490001
(関連)ワクチン接種、47人にアナフィラキシー 厚労省が公表 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP3V641ZP3VULBJ003.html

*国内での死亡例の発生状況について(厚生労働省 2021.4.9)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000767202.pdf

(関連)アストラ製ワクチン、広がる接種再考 デンマークで中止 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASP4H664PP4HUHBI00D.html?ref=mor_mail_topix3_6
(関連)新型コロナ- 米当局、J&Jワクチンの接種中断を勧告 血栓報告で- 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN13C1S0T10C21A4000000/?n_cid=NMAIL007_20210414_A

*20210227 UPLAN 天笠啓祐「新型コロナ・ワクチン接種で何が起きる?」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=tmfD-bN_qfY

(案の定、新型コロナワクチンの副反応で劇症疾患や死者が出ても、政府は「それは新型コロナとは無関係」と言い張り、補償など被害者サポートは一切しようとはいたしません。子宮頸がんワクチンの時と同じです。「新型ワクチンは、もしもの時は政府が補償します」=こんな大ウソに騙されてはいけないのです。新型コロナよりも新型コロナワクチンの方が危険です。ワクチンの安全性は検証・担保されていません。巨大多国籍製薬メーカーの利権が優先されています。ご自身のみならず、子どもや孫たちにも打たせてはいけないのです。:田中一郎)


2.#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 5・8(土)新宿デモ 呼びかけ人・賛同人
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2021/04/58.html

(関連)(予約必要)(5.20)オルタナティブな日本をめざして(第59回):「子ども脱被ばく裁判で見えたこと:福島原発事故と放射線被曝」(井戸謙一弁護士)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-35b23f.html


3.自己保身から故郷を原子力ムラに差し出す自治体政治家を差し替えましょう
 こういう連中は、それぞれの自治体の有権者・住民が選挙で落選させ、地方の政治を脱原発へ切り替えていくのが、その地方を守る最有力の手段です。それが民主主義です。10年前の、あの福島第一原発事故のすさまじいまでの惨状と福島県の破壊を目の当たりにして、まだ原発はやむを得ぬだの、核廃棄物を受け入れるなどと、戯言を言っている人間たちは、ただただ原発マネーが欲しいだけの欲タカリです。こうした連中をのさばらせておけば、結局は原発・核施設が再びの過酷事故を引き起こし、有権者・住民がひどい目にあうことになるのです。自分の故郷は自分で守ることが一番です。

(1)敦賀半島に中間貯蔵施設構想 区長会が「誘致」意見書 使用済み核燃料 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210415/k00/00m/040/471000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20210416

(2)舞鶴市長、高浜再稼働を容認 「頼らざるを得ない」エネ庁幹部に|経済|地域のニュース|京都新聞
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/548953  

(3)「核のごみ」対話の場 初回終わる 対照的な2町村(朝日新聞デジタル)-Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fe7a0545bc8a0b3aa8af0b84261bfd5adc07caad


4.その他原発関連
(1)「まるで喜劇」? 安倍晋三前首相、なぜ今「原発議連」顧問か - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210415/k00/00m/020/081000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20210416
(2)長期評価「尊重されるべき」 元気象庁幹部が証言 東電株主訴訟・東京地裁(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/17e2284992dbdc3ebbbc500da00a3ba0316c3fcc
(3)復興庁、電通に3年で10億円 原発事故の風評払拭事業 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210415/k00/00m/040/247000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210416
(4)「新しい電力会社は大赤字になりますよ」と市議に触れ回る九州電力の卑劣工作|週プレNEWS
 https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2021/03/19/113282/
(5)原発事故後、飯館村から姿を消した大手メディアの記者たち - 小田光康|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2021040200009.html?page=1


5.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)(拡散希望)(継続サイト)日本の司法・検察は抜本改革されなければならない:ポイントは(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの解放と、(2)有権者・国民からのフィードバック機能の強化、です- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-bbc6f8.html

(2)まるで政治家と幹部官僚と業界企業のズブズブ癒着腐敗の「肥溜め」状態:東北新社の次は、それ以上にどでかい規模でNTTともやっていた総務省の自民党大臣・政務三役と幹部官僚たち=お手盛り行政の土台は高額接待だったのか!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-ff7bbe.html

(3)電力卸売市場(JEPX)での価格暴騰の舞台裏:巨大原発電力会社9社の地域独占を温存したままの(似非)電力自由化こそが事の元凶=原子力ムラと癒着して新電力・再生可能エネルギーつぶしを画策する経済産業省- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-058860.html

*日刊IWJガイド・非会員版「4月半ば、ご寄付は目標額の29%どまり! どうか真の独立メディアIWJに皆さまのご支援をお願いします!」2021.04.16号~No.3137号 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48662
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昨日(2021年4月16日)、水道橋の東京学院において、映画監督(ついでに弁護士稼業も兼任)の河合弘之氏による「東海第二原発運転差止水戸地裁判決」についての講演がありました。素晴らしい内容のもので、皆様にも是非、ご覧いただきたく、当日の配布資料や関連情報とともにお送りいたします。私がこれまで拝聴した同氏の講演やスピーチの中でもBESTのものではないかと思っています。今後の脱原発へ向けた裁判法廷での取組のあり方などにも言及されており、必見・必聴のものになっています。(河合弘之氏講演の後、東海第二原発廃炉へ向けた運動の進め方の討論会となりました)

◆20210416 UPLAN 河合弘之「水戸地裁 勝利判決をうけて(東海第二原発運転差止め訴訟)」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=_ZicQTYsC8U
 https://www.youtube.com/watch?v=_ZicQTYsC8U

 <当日の配布資料:別添PDFファイル>
(1)(レジメ1)水戸地裁判決の解説:東海第二原発差止訴訟(河合弘之 2021.4.16)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc91efbc89e6b0b4e688b8e59cb0e8a381e588a4e6b1bae381aee8a7a3e8aaacefbc88e6b2b3e59088e5bc98e4b98b202021.4.16efbc89.pdf
(2)(レジメ2)東海第二原発運転差止等請求事件 水戸地裁判決要旨(前田英子、高田卓、山本隼人 2021.3.18)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc92efbc89e6b0b4e688b8e59cb0e8a381e588a4e6b1bae8a681e697a8efbc88e5898de794b0e88bb1e5ad90e38081e9ab98e794b0e58d93e38081e5b1b1e69cace99abce4baba202021.3.18efbc89.pdf
(3)(レジメ3)東海第2原発「再稼働時期は未定」は真っ赤なウソ!「来年9月までに原子炉稼働」をねらう日本原電
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc93efbc89e3808ce69da5e5b9b4efbc99e69c88e381bee381a7e381abe58e9fe5ad90e78289e7a8bce5838de3808de38292e381ade38289e38186e697a5e69cace58e9fe99bbb.pdf
(4)東海第二原発再稼働の工事中止を求める署名(第二弾)
 http://www.kinyobi.co.jp/event/20190628_002836.php
 https://stoptokai2-shutoken.jimdofree.com/
ダウンロード - e69db1e6b5b7e7acace4ba8ce58e9fe799bae5868de7a8bce5838de381aee5b7a5e4ba8be4b8ade6ada2e38292e6b182e38281e3828be7bdb2e5908defbc88e7acace4ba8ce5bcbeefbc89.pdf



 <関連情報:別添PDFファイル>
(1)東海第二 運転認めず、30キロ圏94万人 避難計画「不十分」(東京 2021.3.19)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/92347
(2)東海第2避難所1.8万人不足、2018年時点 スペース過大算定(毎日 2021.1.31)
 https://mainichi.jp/articles/20210131/ddm/001/040/093000c
(3)避難所 再調査も過大算定、東海第2 不足2万人超に(毎日 2021.4.3他)
 https://mainichi.jp/articles/20210402/k00/00m/040/171000c
(4)原発「第二の避難先」残る課題、東海第二 候補地に6県161市町村(東京 2021.4.8)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/96317

 <関連サイトその1>
(1)原告書面/東海第二原発訴訟団
 http://www.t2hairo.net/genshomen/index.html
(2)脱原発弁護団全国連絡会 - 速報:東海第二原発運転差止!
 http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/video/21-3-18-2/
(3)東海第2原発差止訴訟団
 http://www.t2hairo.net/

 <関連サイトその2>
(1)東海第2原発避難所 収容数過大算定、茨城県が15年には把握か - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210416/k00/00m/040/195000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210417
(2)東海第2避難計画へ情報を 6市村長原電に事故推移想定求める(茨城新聞クロスアイ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a8601360b172e67087f826dc0d832ccef98e7af1
(3)新型コロナ巨大災害下で「不要不急」の原発再稼働工事を進める日本原電、進めさせる茨城県 - ハーバー・ビジネス・オンライン
 https://hbol.jp/219954
(4)日本原電「ない」資料を提出 敦賀2号機安全審査書き換え 説明翻し存在認める(毎日新聞)
 https://mainichi.jp/articles/20201030/k00/00m/040/262000c
(5)日本原電本店に立ち入り 審査データ書き換えで 規制委(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121400328&g=soc
(6)東海第二原発再稼働への資金支援差止め訴訟で判決「東電に損害生じず」と断定(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9de83e1a19a09f09ce4daaab64278fa37f388107

*20210407 UPLAN 止めよう!東海第二原発日本原電本店前音楽アクション&抗議集会&「第91回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな! - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=uI99irRnDdg

*(報告)(11.13)首都東京が危ない! 徹底検証 東海第二原発再稼働容認(緊急ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-ab41.html


=============
(追)悪質フェイク組織=復興庁による福島第一原発汚染水「ゆるキャラ」デマ
 かつて旧「動力炉・核燃料開発事業団」が「プルト君」とかいう「ゆるキャラ」で厳しく批判された経験があるのに、また、ついこの間は「放射線のホント」とかいうインチキ・パンフレットを作っていたかと思えば、今度は福島第一原発の汚染水海洋投棄で、またもやフェイクを拡散。「ゆるキャラ」を使って嘘八百を説明し、全国から猛烈な批判を浴び、まもなく撤回したようだ。背後にいたのは、またもや、あの電通という会社、そして、復興庁担当大臣の平沢勝栄は「もし問題があれば謝る」(今は謝らない)と居直っているようだ。この悪質なるフェイク組織=復興庁は、東日本大震災や福島第一原発事故からの「復興」ではなく、原子力ムラ・放射線ムラの「復興」を促進するための組織のようである。担当大臣も含めて、メンバー全員を入れ替える必要がありそうである。国際的にも「恥さらし」であるという意識も必要だ。(韓国や中国や国連などから強い異議が出ている)

◆復興庁がトリチウムをゆるキャラにして紹介したけど消した動画 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=pITmQdR5PBE
 https://www.youtube.com/watch?v=pITmQdR5PBE

*「トリチウム」がゆるキャラに? 復興庁「親しみやすいように」原発汚染処理水の安全PR:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/97830
 ↓
*復興庁の「トリチウム」キャラ、公開中止 原発処理水の安全性PRに批判噴出:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/98124
 https://www.asahi.com/articles/ASP4G74WCP4GUTIL03F.html
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a3d6288cbf12918c4de7aeff77728ca20ed340c2


 <関連情報その1>
(1)(別添PDFファイル)原子力ムラ ゆるキャラ好き? かつてプルトニウム擬人化で批判…、今度はトリチウムで失敗(東京 2021.4.17)
ダウンロード - e58e9fe5ad90e58a9be383a0e383a920e38286e3828be382ade383a3e383a9e5a5bde3818defbc9f20e3818be381a4e381a6e38397e383abe38388e3838be382a6e383a0e693ace4babae58c96e381a7e689b9e588a4efbc88e69db1e4baac204.17efbc89.pdf
(2)「トリチウム」キャラ 平沢復興相「もし問題があれば謝る」会見一問一答:東京新聞TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/98635?rct=politics
(3)<社説>原発汚染水 不安は水に流せない:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/97972?rct=editorial
(4)処理水海洋放出、決定過程に不満の声 自民議員「あまりに拙速」(福島民報) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e7922d377ec12cff03afb9b6457eb22babde3fa6
(5)福島県知事、処理水放出にだんまり 県民から不満の声も(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6931b702692a489b59c80d3939b0f96831709da4
(6)処理水放出してもタンクは増える? 朝日新聞試算に政府関係者は(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9886a09f117f0891f4a3873acbca9799fc6260b4
(7)国連、処理水放出に「深い憂慮」福島原発で特別報告者(共同通信)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6979577576c3d5a248d49fcd7b4ce77f236cf650
(8)【原発】“汚染水”処理で頼みの綱ALPSは8年間「試験運転」のまま!|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/288030

 <関連情報その2>
(1)(別添PDFファイル)福島第一原発汚染水「処理の決定権と責任は東京電力にある」(経産省回答)(たんぽぽ舎 2021.4.14)
ダウンロード - e6b19ae69f93e6b0b4e3808ce587a6e79086e381aee6b1bae5ae9ae6a8a9e381a8e8b2ace4bbbbe381afe69db1e4baace99bbbe58a9be381abe38182e3828be3808defbc88e7b58ce794a3e79c81e59b9ee7ad94202021.4.14efbc89.pdf
(2)(別添PDFファイル)トリチウムの健康被害(西尾正道北海道がんセンター名誉院長 2021.1.15)
ダウンロード - e38388e383aae38381e382a6e383a0e381aee581a5e5bab7e8a2abe5aeb3efbc88e8a5bfe5b0bee6ada3e98193202021.1.15efbc89.pdf
(3)福島事故原発の汚染水を海に捨てるな!:軽視されるトリチウムの危険性=安全だと言うのなら、その汚染水は東京湾に捨てるだけでなく、自公政治家や関係省庁幹部や東電幹部が飲料水・生活用水として使え!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-6272d2.html


 <参考:デマを繰り返す悪質フェイク組織=復興庁>
*放射線のホント(復興庁)
https://www.fukko-pr.reconstruction.go.jp/2017/senryaku/pdf/0313houshasen_no_honto.pdf
 ↓
*放射線のホント - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/wp/wp-content/uploads/2018/11/honto_leaf-1.pdf

(関連)復興庁の「放射線のホント」を検証する① - level7
 https://bit.ly/3x26V0d
草々

2021年4月13日 (火)

(拡散希望)(継続サイト)日本の司法・検察は抜本改革されなければならない:ポイントは(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの解放と、(2)有権者・国民からのフィードバック機能の強化、です

前略、田中一郎です。
(拡散歓迎)(別添PDFファイルは添付できませんでした)


===============================
日本の司法=すなわち裁判所・裁判官や検察庁・検察官が、いよいよおかしくなっています。日本全土を震撼させた福島第一原発の過酷事故に伴い、事故を引き起こした当事者の東京電力幹部たちや、管理監督する立場から事故を防ぐべき立場にありながらも、それをしなかった原子力安全保安院や経済産業省の幹部たち、更には、緊急時に炉心冷却ができなくなり簡単に水素爆発が起きてしまうような欠陥原発をつくったメーカーまでもが告訴告発され、その責任が追及されています。しかし、皆様ご承知の通り、刑事裁判で申し上げれば、検察庁はただの1人も起訴することなく、事故加害者・事故責任者を一人残らず無罪放免し、福島第一原発事故の責任を不問にしたのです。今現在争われている裁判は、刑事訴訟は検察審査会による2度にわたる「起訴相当」議決によるものであり、それ以外は民事裁判、ないしは行政法裁判で争われています。検察に成り代わっての、心ある弁護士の方々の正義感に基づく(手弁当での)ご尽力があってこその起訴なのです。

また、絶対に安全だなどと嘘八百で騙されて被害を受けた地域住民らが起こした損害賠償訴訟や、原発事故の後の対応のまずさから無用の放射線被曝を強いられたことへの謝罪と賠償を求める裁判なども全国各地で提訴されています。しかし、東京電力福島原発事故刑事裁判の東京地裁判決に見られるように、一審(地裁)および二審(高裁)の判決の多くは原告側の敗訴、ないしは実質敗訴(判決が指示する損害賠償金額が少額すぎて話にならないなど)となるものがほとんどで、信じがたいような情勢が生まれつつあります。

加害者側の東京電力や原子力安全保安院の当時の幹部たちは、巨額の退職金をもらい、関係会社に天下りなどをして、原発事故後も悠々自適の生活を送り、事故直後には日本国内での批判を避けるために海外に居を移していたとも聞こえてくる。その一方で、被害を受けた多くの地域住民は、これまでの生活基盤すべてを奪われ、避難生活に疲れ、生活苦・経済的困難に追い込まれながら苦難の日々を送っています。昨今では、政府や福島県庁の被害者切り捨て政策(避難用住宅提供の打ち切りなど)により、自殺に追い込まれる人も出ています。

いい加減な原発安全管理で過酷事故を引き起こした加害者たちが恵まれた境遇を続け、何の罪もない多くの被害者住民が苦しみの中でもがき続けるという、この許しがたい社会的不正義を、日本の司法=裁判所や検察は「追認」をするという「歴史的犯罪」を繰り返しているのです。また、こんなことでは、あれだけの原発大事故を引き起こした関係者たちの責任が不問となり、原発業界におけるモラルハザードをもたらして、今後、同様の原発事故の再発を促すようなことになりかねません。今後もこの国が原発稼働を続けていくとすれば、原発の安全管理や防災対策、あるいは地域住民の安全確保などに関して、福島第一原発事故以前よりもひどい状況が生まれかねない事態ともなっています。

更に、福島第一原発事故によって「原発の安全神話」はもろくも崩れ去り、もう二度とあのような原発事故は御免だ、電気は他の発電手段で十分に足りているのだから、安全が確保できないどころか危険極まりない原発・核燃料サイクル施設の再稼働はもうやめろ、新たに原発をつくるなどということは絶対にまかりならぬ、という裁判も全国各地で提訴されています。しかし、これらの裁判の方もまた、原告側勝訴の状況は芳しくない。つまり、原発を巡る裁判では、大半の判決が、被告の原発推進側・原発事故加害者側の屁理屈や言い分などをことさらに取り上げて追認し、あるいは立証責任を原告側に押しつけたり、あるいは、妙な理屈をこじつけて「必ずしも○○とは言えない」などと、裁判官の判断をしっかりと示さないままに原告側の非を理由として訴えを退けるような卑劣な判決が出され続けているのです。

他方、検察もまた、原発に関しては裁判だけでなく、たとえば原発事故直後に立ち上げられた政府事故調の事務局を検察官たちが牛耳って、その結果報告を意図的に脚色作為し、福島第一原発事故をもたらしたと思われる原因や重要事項に関する事実をあえて伏せて非公開とし、あたかも当時としてはやむを得ない避けられない事故であり結末であったかのごとき雰囲気を醸し出すような「インチキ報告書」を作成していたことも明らかになってきた。社会正義を守り、法の秩序を維持して、社会の安寧を守る使命をもつ検察が、まるで原子力ムラや原発推進の自公政権に媚びへつらうかのような権力濫用を、福島第一原発事故後においてもしていてどうするのかという状態に陥っているのが現実なのです。放置するわけにはいかないでしょう。

上記は今日の裁判所や検察のデタラメぶりを、最もわかりやすい原発関連でご紹介したわけですが、しかし、日本の司法がおかしいのは何も原発関連だけではありません。事例を挙げればきりがないくらいに次々と出てきます。たとえば、検察で言えば、政府要人や幹部官僚など、支配権力の中枢にいる人間たちの悪事や犯罪行為に対して不起訴処分を乱発して無罪放免にする一方で、罪なき人々を虚偽の自白強要などで冤罪に追い込み、大量の「無実の罪」を生み出して多くの人々の人生を破壊しています。検察が検察としての機能を発揮しない、そんな事態が生まれています。

また、裁判所・裁判官で言えば、上記の冤罪を晴らすための「再審制度」が、下記の朝日新聞記事にも見られるように、担当する裁判官たちの「恣意」にゆだねられるという、これまた信じがたい人権侵害がまかり通っていて、およそ再審請求や冤罪事件の処理、及び無罪逆転判決後の被害者への救済措置である国家賠償制度についても、まるでいい加減なまま放置され、冤罪となった被害者は「やられ損・泣き寝入り」を強いられる、そんな状態が今もって続いています。

(関連)(別添PDFファイル)冤罪救済の壁、最新事件を放置する裁判所(木谷明
朝日 2021.4.6
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14861199.html

(関連)再審請求中の死刑、是非は? 法務省、慣例破り次々執行:朝日新聞デジタ
 https://www.asahi.com/articles/ASL9Q544LL9QUTIL01Q.html

もちろん、今日の日本の裁判所のひどさはそれだけではありません。下記に、私の方でとりまとめた昨今の裁判所判決の悪しき事例を「陳列」しておきますので、「え~、そんなことあるの?」などと思われた方は、一度、丁寧に目を通してみていただきたいと思います。さかのぼれば、1959年の砂川事件に伴う伊達判決(安保・在日米軍)や長沼ナイキ訴訟の福島判決(自衛隊)などにおける「統治行為論」という、まるで滑稽丸出しのインチキ論を持ち出してまで日本国憲法の「三権分立」を否定する最高裁から始まり、日本の安全保障政策における違憲状態は今もってなお、裁判所により追認され続けていることは申し上げるまでもありません。そしてそれは、今日に至って、従来以上に裁判所の出す判決の内容がひどくなり、およそ法治国家としての日本がデファクトで否定され続けている状態が誰の目にもはっきりとわかるような形になってしまっているのです。

(関連)全員アベ友裁判官の最高裁以下、日本の裁判所に生息する腐ったヒラメ裁判官が下した「ヘドロ判決」陳列台=衆院選時の最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけ続けましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-f89fc8.html

日本は、裁判所が日本国憲法の番人・監視員としての役割を放棄し、「三権分立」は「三権一体・役割分担」という、反吐が出るような支配構造へと変質させられ、まるで自分が自分のクビを締めるような格好で「自滅の道」を歩んでいます。ことは安全保障政策の関連だけではなく、ありとあらゆる分野に及び(例えば、給付削減される生活保護制度や、君が代・日の丸強制の教員の思想信条の自由の問題や、夫婦別姓問題や、巨額の選挙供託金違憲訴訟などなど、挙句の果ては野党の国会開催請求権問題まで)、日本国憲法が「空文化」させられる中、国民主権、(生存権を含む)基本的人権の尊重、平和主義、三権分立、地方自治権の保障、などなど、日本の国をきちんとしたものにするための制度仕組みや考え方が、こともあろうに司法・裁判所がその先陣を切るような格好で破壊されているということです。これを有権者・国民が総力を挙げてストップさせなければ、この国はまた再びの「敗戦」と「滅亡」の悲劇を繰り返すことになるでしょう。

(関連)(別添PDFファイル)(チラシ)安保法制違憲訴訟で憲法判断回避の判決続く:日本の司法はこれでいいのでしょうか?
 https://anpoiken.jp/2021/02/04/leaflet/
 https://anpoiken.jp/category/%E5%A3%B0%E6%98%8E/

(関連)選挙供託金違憲訴訟を支える会 - 選挙供託金違憲訴訟を支える会
 https://kyoutakukin.jimdofree.com/

(関連)臨時国会不召集、憲法判断せず 東京地裁、訴え退ける:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/93545

結論を急ぐようで申し訳ありませんが、私はこうした日本の司法における「機能不全」の解決策のポイントは次の2つではないかと思っています。ただ、裁判所や検察を巡るさまざまなことの範囲は広いので、今後の司法の抜本改革を考える場合の「たたき台」として、昨年秋(2020/11)から4回にわたり「新ちょぼゼミ」において、日本の裁判所と検察を考える勉強会を開催いたしました。私は、これをみなさまが契機にしてくださって、日本の司法=つまりは裁判所や検察のあまりにひどいありように目を向けてくださり、どうしたらこれをまともなものにできるかをお考えいただけたら幸いと考えています。

そして、できましたら、衆議院選挙のたびごとに行われている最高裁判事の国民審査への取組などから始めて、具体的に日本の司法をまともなものに転換していく取組に取り掛かっていただければと願っています。たとえば、法曹界や大学法学部教員などを引退された方々により、裁判官とその判決の監視のための市民運動・社会運動団体をおつくりいただき、日常的な活動に結び付けていただくとか、国会議員を交えた「第二次司法制度改革運動」のための市民運動・社会運動を立ち上げてくださるとかです。私は法律の世界は専門ではないので、「新ちょぼゼミ」開催についても、やや身に余る思いがしておりました。下記にその報告を掲載しておきますが、お粗末な勉強会が日本の司法正常化に少しでもお役に立てればと願っています。


 <日本の司法をまともなものに転換するための2つのポイント>
 詳しくは下記の4つの「新ちょぼゼミ」報告をご覧ください。

(1)「法曹一元化」による司法官僚制度からの裁判官や検察官の解放
 裁判所で言えば、最高裁事務総局を頂点とする裁判官の人事(評価)制度や、法務省・検察庁との人事交流など、現職の裁判官を司法官僚制度の枠組や桎梏から解放するため、ドラスティックな「法曹一元化」制度を導入する。裁判官任官は「ベテラン法曹人の当番制」のようなものとし、再任はできないことにして、裁判官の任命期間の10年間について、その独立と独自性を制度的に担保してやれば、今日のような最高裁へのヒラメ「忖度」型判決はかなりの程度までなくなるのではないか。また、検察についても、首相官邸が支配している法務省から切り離し、少なくとも検察庁の幹部たちについては、同様の「法曹一元化」で、一定任期・再任なしの当番制で運営していけばいいように思う。もちろん「判検交流」など禁止するのは当然として、である。

(2)有権者・国民から司法へのフィードバック機能の制度化と強化
 司法改革のもう一つは、有権者・国民から司法へのフィードバック機能の制度化による抜本的強化である。たとえば、最高裁判事の国民審査のやり方を大きく変えてその実効性を高めるとか、裁判官弾劾裁判制度を整えて、ロクでもない判決を下した裁判官を弾劾裁判にかける仕組みを整えるとか、裁判員制度を刑事裁判から行政法裁判にその対象を切り替えるとともに、一審だけでなく控訴審・上告審にも導入するとか、検察審査会の制度改正を行い起訴できる要件水準を引き下げる(過半数可決)とか、裁判所・検察庁に対するオンブズマン制度を設け、裁判官・検察官のリコール制度を入れるとか、いろいろ考えられるのではないか。いずれにせよ、裁判官や検察官は有権者・国民の厳しい監視下にあって、その巨大な権力の濫用は絶対に許されないのだという社会状況を、制度化改革によって作り上げることではないかと私は思っている。


最後に、以下、関連するサイトを掲載しておきますが、これからも、この日本の司法=裁判所・裁判官や検察庁・検察官の抜本改革のテーマは追いかけていきたいと考えています。今後、ことあるごとに、このサイトに関連情報を追加掲載し、みなさまに備忘録としてご覧いただけるよう継続運営をしていきたいと考えております。どうぞ引き続き、ご注目と可能な限りでの拡散をお願い申し上げます。

 <「新ちょぼゼミ」>
(1)(報告)(11.12)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その1)(新ちょぼゼミ:田中一郎)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-63dc76.html

(2)(報告)(11.17)「有権者・国民のための裁判所を目指して:第二次司法民主化」(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-da08b2.html

(3)(報告)(1.27)「日本の検察(&法務省)を抜本改革する(その1)」(新ちょぼゼミ:田中一郎)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-78439d.html

(4)(報告)(2.25)「日本の検察(&法務省)を抜本改革する(その2)」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-27a0e5.html

◆(報告)(2.13)オルタナティブな日本をめざして(第40回):「日本の司法制度と裁判官:何故おかしな判決が相次ぐのか」(新ちょぼゼミ:澤藤統一郎弁護士 )- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-ab6361.html

 <日独裁判官物語 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x200bke

(報告)(4.15)オルタナティブな日本をめざして(第57回)「どうする日本の司法:裁判員制度の問題点」(武内更一弁護士:新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-dfe6d9.html

◆(報告)(4.24)出版記念集会「司法はこれでいいのか:裁判官任官拒否・修習生罷免から50年」:日本の司法・検察は「解体出直し的」な抜本改革が必要だ!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-3fe0a1.html

◆時事問題3つ:(1)『週刊金曜日』特集「これでいいのか裁判所」(2)(速報)第41回「福島県民健康調査検討委員会」結果(3)巨大愚昧都市=「府市あわせ」大阪&「リコール不正不問情緒」名古屋- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-aca1a8.html

◆(報告)(4.15)オルタナティブな日本をめざして(第57回)「どうする日本の司法:裁判員制度の問題点」(武内更一弁護士:新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-dfe6d9.html

◆全員アベ友裁判官の最高裁以下、日本の裁判所に生息する腐ったヒラメ裁判官が下した「ヘドロ判決」陳列台=衆院選時の最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」をつけ続けましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-f89fc8.html

◆基本的人権を守らず、日本国憲法からは逃げ回り、社会正義を棚上げにして巨悪のはびこるに任せる「現代の悪代官所」=日本の司法・裁判所が、今度は「新たな訴訟手続」とやらで「裁判で訴える権利」を制限・侵害- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-993ffb.html


 <東京電力福島原発事故刑事裁判>
(1)東電福島原発事故刑事裁判
東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その1):東電旧経営陣無罪判決、裁判所が犯した七つの大罪 (海渡雄一弁護士:論座)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-264d98.html

(2)東電福島原発事故刑事裁判
東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その2):東電幹部3人を最初から無罪放免する方針で起訴・裁判に臨んでいた日本の司法・裁判所・検察- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-3ee520.html

(3)東電福島原発事故刑事裁判
東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その3):真相究明も、社会正義の実現も、日本を亡ぼす原発・核施設過酷事故再発防止も実現できない日本の裁判- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-679855.html

(4)東電福島原発事故刑事裁判
東京地裁判決は「全員無罪」=日本の司法は「暗黒時代」へ突入(その4):(報告)東京地裁判決を許さず逆転有罪判決をめざす福島県&全国集会 + 若干の関連情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-442b1f.html

●(報告)新ちょぼゼミ:東電経営者幹部3人の福島原発事故刑事裁判に見る日本の司法・裁判、裁判所・裁判官のデタラメとそのひどさ(日本の司法を解体・再編せよ:田中一郎)- いちろうちゃんのブロ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-42c18e.html


 <福島第一原発事故損害賠償裁判>
(1)福島原発千葉訴訟(第1陣)控訴審:国の責任を認めた東京高裁判決は一歩前進だが、賠償金額は減額となり損害賠償裁判としては敗訴=マスコミは何故、原発事故の賠償補償金額の不当な過少金額を問題視報道しないのか!?- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-ea1c4f.html

(2)福島原発事故損害賠償「群馬」訴訟で国や東電の事故責任を免罪:東電3幹部に対する刑事裁判の無罪判決(永渕健一裁判長)と並ぶ、到底許すことのできない極悪判決を下した東京高裁(足立哲裁判長)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-595a42.html

(3)(福島原発事故)生業(なりわい)訴訟仙台高裁判決をどう見るか:「責任論」ではほぼ完勝(但し、予見・回避義務は依然不問)、「損害論」では一歩前進あるも依然として敗訴- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-c5fe0c.html


 <その他原発裁判:抜粋>
(1)大阪地裁が大飯原発設置許可を取り消し=規制委・関西電力が決めた基準地振動は過小評価:設置許可取消判決は当然だが、判決理由には、もっと書いておくべきことが多くあるはずだ(原発のデタラメ極まれり)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-c2d3ce.html

(2)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会
 http://idogawasupport.sub.jp/

(3)子ども脱被ばく裁判 弁護団のページ
 http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/


 <「ヘドロ判決」陳列台>
(1)日本の司法・裁判所は、行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です、解体しよう、日本の検察・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-396c.html

(2)日本の司法・裁判所は、行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です、解体しよう、日本の検察・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官(その2)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-bc89.html

(3)日本の司法・裁判所は、行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です=解体しよう、日本の検察・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官(その3)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-531e.html

(4)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です=解体しよう、日本の司法・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官(その4)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-8f73.html

(5)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です=解体しよう、日本の司法・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官(その5)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-260f.html

(6)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です=解体しよう、日本の司法・裁判所、くたばれ日本の検察官・裁判官(その6)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-4dad.html

(7)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です(その7):最高裁判事の国民審査で全員に「×××××」を!(口コミでどんどん広げてください)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/7-2c60.html

(8)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です(その8):国民のために何の役にも立たないどころか、ロクでもない判決を出しまくって害悪を垂れ流す日本の司法・裁判所を始末せよ- いちろうちゃ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-bde8.html

(9)日本の司法・裁判所は行政(安倍・自民党政権)よりもひどい日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」です(その9)=基地裁判:国と一体化する司法(『DAYS JAPAN 2019.1』)他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/days-japan-2019.html


 <冤罪事件関係>
(1)日本国憲法無視・人権踏みにじりの「現代の悪代官所」=日本の司法・裁判所(その1):異常な刑事司法(警察・検察・裁判所)が罪なき人々を地獄へ突き落す大量の「冤罪」を生み出す(湖東記念病院事件再審他)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-5636b3.html

(2)(社説)袴田さんの再審 迅速に、適切な判断を:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14746264.html

(3)扉を開けたい、2人の40年 「大崎事件」再審請求の歩み、本に:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14862276.html

(4)石川一雄さん、石川早智子さんのビデオメッセージ(2020年夏) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=4hNdhud102g

(5)沖縄は問う、日本の司法は独立しているのかと - 桜井国俊|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/science/articles/2021021600005.html

(6)「警察の裏金」暴露した男が語る内部告発の苦悩顔出し・実名の記者会見から17年経た今の思い(東洋経済オンライン) -Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/608151a03bf8cfc1a199663bcddb0c530a68538c


 <その他>
(1)司法制度改革-21世紀の司法制度を考える - 裁判所
 https://www.courts.go.jp/about/sihou/kaikaku_sihou_21/index.html
(2)「これで終わりだ」賭けマージャンに定年延長の黒川元検事長問題、略式起訴した検察の狙いは:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/92317


(関連図書)
(1)(必読)絶望の裁判所-瀬木比呂志/著(講談社現代新書)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033051213&Action_id=121&Sza_id=E1
(2)黒い巨塔 最高裁判所-瀬木比呂志/〔著〕
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033996015&Action_id=121&Sza_id=C0
(3)安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル-村山治/著(文藝春秋)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034141453&Action_id=121&Sza_id=C0
(4)松川裁判から、いま何を学ぶか 戦後最大の冤罪事件の全容-伊部正之/著(岩波書店)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032319526&Action_id=121&Sza_id=C0


(参考)日本国憲法
 https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/dl-constitution.ht

草々


(追)ガラクタ判決・トンデモ裁判所陳列台
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)「南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟」で、福島原発事故被害者を踏みにじり、「自己保身・栄達」だけを念頭に置いて書いた判決文を残し、法廷からわずか10秒で逃走した「恥さらし」の東京地裁ヒラメ3匹(裁判官)たち- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-9443c4.html

(2)東電株主代表訴訟
60回公判「監視」記録:東電「ないない」男への証人尋問に見る原発管理のずさんと無責任=「推本」長期評価を「知見ではなくて意見だ」とのダジャレ発言に法廷からは軽蔑の笑い声- いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-fbce23.html

(3)(拡散歓迎)これは「司法」か「末法」か!?
他の裁判の判決文をコピペして判決を下す究極の「ドヒラメ劣化裁判官」、司法の体をなさず=一旦、裁判官全員を解任して、法曹一元化の下で、日本の司法・裁判所を創りなおしましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-689866.html

(4)(別添PDFファイル)安保法制違憲訴訟を支える会 チラシ(2022.1.19
https://drive.google.com/file/d/1H89qs31lWz2IEel4-f-mmgdrt5QuHeat/view?usp=sharing

(上記サイトにある2021218日の那覇地裁判決をご覧ください)


(追2)裁判の運営もデタラメちゃんちゃこりん
(1)(拡散歓迎)これは「司法」か「末法」か!?
他の裁判の判決文をコピペして判決を下す究極の「ドヒラメ劣化裁判官」、司法の体をなさず=一旦、裁判官全員を解任して、法曹一元化の下で、日本の司法・裁判所を創りなおしましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-689866.html

(2)(別添PDFファイル)(チラシ)再審法改正(刑事争訟法の1部改正)を求める
 https://drive.google.com/file/d/1WeG9iVMCEsuWuZRxeylrNan0SpKEZHig/view

(関連)再審法改正(刑事争訟法の1部改正)を求める国会請願署名
 https://bit.ly/3qe81Ud
(関連)再審法改正をめざす市民の会HP

 https://rain-saishin.org/

(関連)再審法改正をめざす市民の会 - YouTube

 https://www.youtube.com/channel/UCrdGQBlGwsm9eI33n3VMoRQ

(関連)「再審法改正を」地方動く 49市町村議会、証拠開示など求め意見書|【西日本新聞me

 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/739664/

 

(冤罪を大量生産している日本の司法・裁判所・検察は、その誤りを正すための「再審」もまた、デタラメな運営をやっています。再審請求の取扱が裁判官の恣意にゆだねられ、重要かつ決定的とも言うべき「冤罪」の証拠を裁判所に提出しても、いい加減な扱い(長期間放置されるなど)で右から左に流されてしまうなど、人権無視の「役所の無謬性神話」を貫き通そうとしているかのごときです。日本の司法・裁判所・検察は、いったん解体して改めて民主的で人権や国民主権を守るものに創りかえる必要がありますが、再審関連制度もまた、その1つです。アベ友が占拠する最高裁が最大のガンとなり、日本の司法全体が腐っています。:田中一郎)

 

2021年4月11日 (日)

(予約必要)(6.7)オルタナティブな日本をめざして(第60回)「福島原発事故から10年:放射能汚染の実態とその諸問題」(青木一政さん・中村順さん:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(2021年6月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)


◆(別添PDFファイル)(予約必要)(チラシ)(6.7)オルタナティブな日本をめざして(第60回)「福島原発事故から10年:放射能汚染の実態とその諸問題」(青木一政さん・中村順さん)
ダウンロード - efbc88efbc96efbc8eefbc97efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be69585e3818be3828910e5b9b4efbc9ae694bee5b084e883bde6b19ae69f93e381aee5ae9fe6858be381a8e3819de381aee8abb8e5958fe9a18cefbc88e99d92e69ca8e383bbe4b8ade69d91efbc89.pdf

福島原発事故から10年が経過しました。政府は復興五輪だとか、安全安心キャンペーンだとか、食べて応援・買って支援だとか、イノベーションコースト構想だとか、手を変え品を変えて福島の復興を演出していますが、放射能汚染はそう簡単に解消するものではありません。今回は事故10年後の福島の放射能汚染の実態を「ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト」の中村順さんと「ちくりん舎」の青木一政さんにお話いただきます。実測に基づく迫力ある情報ですので、お聞きのがしなくご参加ください。(この日は主催者からのプレゼンはありません:事務連絡のみ行います)

講師:青木 一政(あおき かずまさ)さん
ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)副理事長、フクロウの会(福島老朽原発を考える会)事務局長.

講師:中村 順(なかむら じゅん)さん
「ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト」共同代表


 <次第>
日 時:2021年6月7日(月)18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分:水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、
 グローバルスポーツビル、セブンイレブン、鉄建建設本社ビルを過ぎて、
 次の交差点(酒屋さん)を右折、ケバブ店の隣
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1 tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: nonukes@tanpoposya.netURL : http://www.tanpoposya.com/     


 <関連サイトその1>
(1)ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト HP
 http://www.f1-monitoring-project.jp/
(2)「ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト」について
 http://www.f1-monitoring-project.jp/about_us.html
(3)公開データ
 http://www.f1-monitoring-project.jp/open_deta.html
(4)土壌分析
 http://www.f1-monitoring-project.jp/dirts.html

 <関連サイトその2>
(1)ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター) - ちくりん舎は、行政から独立して放射能汚染を監視・測定、情報発信する市民団体・個人の共同ラボです。
 http://chikurin.org/wp/
(2)プレスリリース:ハウスダスト(家庭の掃除機のごみ)のセシウム濃度測定による 福島県内外の放射能汚染調査 - ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
 http://chikurin.org/wp/?p=5982
(3)引き続きハウスダスト測定を受け付けます - ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
 http://chikurin.org/wp/?p=6004
(4)ニュースレター第12号が発行されました―田村バイオマス訴訟支援の会 - ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
 http://chikurin.org/wp/?p=6008

(前回2018年11月 8日 (木)のご講演)
(報告)(11.6)(福島)原発事故による放射能汚染の実態:隠された汚染とその深刻な現実- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-c1db.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

福島事故原発の汚染水を海に捨てるな!:軽視されるトリチウムの危険性=安全だと言うのなら、その汚染水は東京湾に捨てるだけでなく、自公政治家や関係省庁幹部や東電幹部が飲料水・生活用水として使え!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.「新ちょぼゼミ」の予定
(1)(予約必要)(4.15)オルタナティブな日本をめざして(第57回)「どうする日本の司法:裁判員制度の問題点」(武内更一弁護士:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-38efc4.html

(最初の1時間で事務連絡の他、「核ゴミ地層処分問題」について、主催者側よりプレゼンを行います)

(2)(予約必要)(4.28)オルタナティブな日本をめざして(第58回)「新型コロナワクチンの正体を知る」(岡田幹治さん「新ちょぼゼミ」)+ 直近「新型コロナ・ワクチン」関連情報- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-93605c.html

(最初の1時間で事務連絡の他、「マイナンバー制度の危険性」について、主催者側よりプレゼンを行います)

(3)(予約必要)(5.20)オルタナティブな日本をめざして(第59回):「子ども脱被ばく裁判で見えたこと:福島原発事故と放射線被曝」(井戸謙一弁護士)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-35b23f.html

(最初の事務連絡以外は、この日は主催者側からのプレゼンはありません)


(4)(別添PDFファイル)(チラシ)(6.7)オルタナティブな日本をめざして(第60回)「福島原発事故から10年:放射能汚染の実態とその諸問題」(青木一政さん・中村順さん)
ダウンロード - efbc88efbc96efbc8eefbc97efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae4ba8be69585e3818be3828910e5b9b4efbc9ae694bee5b084e883bde6b19ae69f93e381aee5ae9fe6858be381a8e3819de381aee8abb8e5958fe9a18cefbc88e99d92e69ca8e383bbe4b8ade69d91efbc89.pdf

(最初の事務連絡以外は、この日は主催者側からのプレゼンはありません)


2.#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 5・8(土)新宿デモチラシ 子ども脱被ばく裁判の理不尽の極み判決に抗議する!
https://ja-jp.facebook.com/fukushimasokai/photos/pb.529853570392339.-2207520000../4257006731010319/?type=3&theater
https://fukusima-sokai.blogspot.com/2021/03/58.html

(関連)(福島第一原発事故による環境放射能汚染)公害物質の基準、あなたは7000倍を受け入れますか?
https://ja-jp.facebook.com/fukushimasokai/photos/pb.529853570392339.-2207520000../4261310963913229/?type=3&theater


3.(メール転送です)「さあ!控訴審へ!東電刑事裁判・逆転勝利をめざす集会」のご案内
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会員のみなさま、支援者の皆様、「さあ!控訴審へ!東電刑事裁判・逆転勝利をめざす集会」のお知らせ

東電刑事裁判は、指定弁護士が控訴をしてから1年4か月。いよいよ今年、控訴審が始まる見込みです。不当判決を覆し、原発事故の罪を認めさせるため、2021年も力を合わせていきましょう! @事前申込が必要です。コロナ対応のため、会場の定員が少なくなっております。@福島県内の方を優先したいと思いますので、遠方の方はなるべく、[支援団ホームページに掲載する録画] をご覧いただきますようお願いいたします。

(日時)2021年 4月25日(日)14:00~16:00
(場所)郡山市労働福祉会館中ホール(コロナ対応;定員50人)
(内容)弁護団報告 原発事故被害者のスピーチ
(主催)福島原発刑事訴訟支援団 チラシはこちらから https://shien-dan.org/
(問い合わせ)福島原発刑事訴訟支援団
 Infoアットマークshien-dan.org  080-5739-7279
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4.イベント情報
(1)4月16日第2回証人尋問 - 東電株主代表訴訟
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-377.html

(関連)12月25日の口頭弁論期日と今後の証人尋問日程 - 東電株主代表訴訟
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-374.html
(関連)東電株主代表訴訟 HP
 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/

(2)4月16日「水戸地裁で勝利判決!東海第二原発をとめよう!」18:00-20:30
 お 話:河合弘之弁護士(東海第二原発訴訟弁護団共同代表)ほか
 会 場:「東京学院」貸会議室 (JR水道橋駅西口1分)
 https://www.kaigishitu.com/detail/12861/14624/
 資料代:800円(タンポポ舎主催)

(3)(別添PDFファイル)(チラシ)(5.28)大間原発裁判第24回口頭弁論 & 報告と講演集会
ダウンロード - efbc88efbc95efbc8eefbc92efbc98efbc89e5a4a7e99693e58e9fe799bae8a381e588a4e7acac24e59b9ee58fa3e9a0ade5bc81e8ab9620efbc8620e5a0b1e5918ae381a8e8ac9be6bc94e99b86e4bc9a.pdf


5.キャンペーン · 新潟県知事- 柏崎刈羽原発の再稼働の是非の判断は県民の意見を聞いてくだい · Change.org
 https://bit.ly/3262Dqp


6.その他
(1)道路陥没原因、実は地下47mに 大深度地下工事は安全なのか - 毎日新聞 大深度地下の公共工事は土地の権利者に対する一切の許諾や補償なしで進めていいなどという「大深度地下利用法」という法律が、土地の所有権者他の権利を侵害する違憲立法だということが明白となっている=直ちに工事を中止しろ!(裁判でも係争中)
https://mainichi.jp/articles/20210319/k00/00m/040/184000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article

(2)生活保護申請を退ける役所窓口「非情な言い分」 - 週刊女性PRIME - 東洋経済オンライン いわゆる「瀬戸際政策」を行って正当な生活保護申請の受付を違法に妨害している自治体職員たちを、行政法・民事・刑事の3つのサイドから告訴告発提訴し,しかるべき刑罰を与えよ。これは明々白々なる違法行為であり犯罪だ! 人の命がかかっている! ふざけるなという話だ。
 https://bit.ly/2Qe87ga

(3)新型コロナ- 民間病院の4割、コロナ対応せず 病床逼迫の懸念強まる- 日本経済新聞 世界で最も1人当たりの病床数が多く、かつ新型コロナ患者が少ない日本で「医療崩壊」が起きるのは、民間病院と大学病院の「非協力」と、これらの病院に「協力できる環境づくり=ヒト・モノ・カネを用意」しない自公政権、および厚生労働省の政策にその原因がある。日本は医者がひどい。政府や厚生労働省、東京都や大阪府市などの一部の自治体行政もひどい。放射線被曝についてもしかりである。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG30BMT0Q1A330C2000000/?n_cid=NMAIL007_20210403_A

(4)特権を問う:米軍ヘリ、六本木で安全への配慮欠く離着陸 移動の手間省略か - 毎日新聞 米国本国では絶対にできないような違法なふるまいを在日米軍は沖縄を含む日本列島各地で平然と繰り返している。これに「モノ申し」てやめさせない日本政府・自公政権とはいったい何なのか!? アメリカの植民地における傀儡政府か!? これを売国奴政権と言わずして何というのか!
https://mainichi.jp/articles/20210316/k00/00m/040/277000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20210317

(5)武田総務相とNTT澤田社長が会食していた(文春オンライン) - Yahoo!ニュース 閣僚だけでなく国会議員も辞めてもらわんと、総務省その他の霞が関官僚たちにシメシがつかんぞ! 大臣だったら「接待会食漬け」でもOK、などと開き直るつもりか!(田中一郎)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b934ca3697b346225a04f6679cb2d621ac361c63

(6)伊波 洋一 (いは よういち)さんはTwitterを使っています 「3月22日外交防衛委でバイデン政権と日米2プラス2協議を開催し米中対立の最前線に立とうとする防衛大臣に日本を取り巻く安全保障環境を質した。日本は尖閣諸島の防衛が主題だが、アメリカは尖
 https://twitter.com/ihayoichi/status/1373914599834021897

*(報告)(3.24)「「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策」(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-f683e1.html
================================


◆署名のお願い
(1)福島原発の汚染水を海に流すな!
 http://chng.it/rQ2DWbJk
 https://act.greenpeace.org/page/59529/petition/1?locale=ja-JP
 https://eleminist.com/article/651

(2)キャンペーン· 40年超の老朽原発は動かさないで!· Change.org
http://chng.it/Qxr5497Nkd https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdSi9iK0TkwvK7ZOhfNMYy9myKc8wrrVWS_zF7CQJj1vPi_rw/viewform

*福井県外用署名用紙(1枚に、署名1人です)
 http://ur0.work/ZYHd


◆福島第一原発汚染水を海にたれ流すな! 抗議行動
(1)(4.12)「汚染水を海に流すな!」緊急アクション(4-12 15-30~、首相官邸前)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1618031150433matuzawa

(2)(4.13)放射能汚染水を海へ流すな!「首相官邸」前緊急抗議行動に行こう!
 日 時:4月13日(火)12:00より13:00
 場 所:首相官邸前
 内 容:鎌田 慧さん、参加者からのアピール、
     福島県民大集会からのメッセージなど
 主 催:さようなら原発1000万人アクション実行委員会
 連絡先:原水爆禁止日本国民会議/フォーラム平和・人権・環境 TEL:03-5289-8222
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


原子力ムラ代理店政府の菅義偉スカ政権が、福島県民やその近隣県をはじめ、多くの有権者・国民の反対を無視して福島事故原発の汚染水を海に捨てようとしています。半減期が約12年のトリチウムは、しばらく待てば放射能は大きく減衰します。また、トリチウムを水の中から回収する技術も開発されつつあり、近未来に実用化ができそうな雰囲気です。にもかかわらず、何故に汚染水の海洋投棄を急ぐのでしょうか。

(関連)福島第1処理水、ロシア技術に脚光 トリチウム除去- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61172270U0A700C2000000/
(関連)トリチウム水の分離可能に。近大などが装置を開発 - 電気新聞ウェブサイト
 https://www.denkishimbun.com/sp/29684
(関連)モジュール型トリチウム分離システム(MDS®) - Veolia Nuclear Solutions
https://www.nuclearsolutions.veolia.com/ja/our-expertise/technologies/moshiyuruxingtorichiumufenlishisutemumds

*ALPS処理水の取扱い (METI-経済産業省)
 https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/alps.html


私はこの動きに2つの意味を見ています。一つは、(今日の自公政治家たちや日本政府幹部官僚たちの放射能や放射線被曝に関する認識に基づき)トリチウムをはじめ福島第一原発事故によって環境に放出される放射能はたいしたことはなく、放射線被曝の危険性を声高に訴える動きはみな「過剰反応」であって福島の復興を遅らせるものだということの「見せつけ」効果(これまでは政治的に判断して海洋投棄を先送りしてきただけ)、であり、もう一つは、現在の菅義偉スカ政権にとっては「民意」などどうでもよくて、政策や物事の次第は自分たち一握りの政治家たちで決めていく=原発や核のことなど、有権者・国民は口を出しても無駄だ、ということを暗に示す、ということです。いやだというなら選挙で落としてみろ、くらいに思っているのでしょう。だらしのない野党に投票するのか!? と居直っているのです。

(関連)福島県沖 クロソイから基準超の放射性物質 出荷を停止-福島第一原発- NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210222/k10012880681000.html

(念のために申し上げておきますが、ここで言うところの「放射性物質」とは放射性セシウム(ガンマ核種)のことです。トリチウムや放射性ストロンチウム、イットリウムなどのベータ核種は検査していませんから、福島県沖で獲れた魚介類を含む福島県産の飲食品は、ベータ核種に汚染されているか否かはわからないままです。何故、魚の骨や貝殻、あるいはエビカニの甲羅などを集めて放射性ストロンチウムを継続的に計測しないのでしょうか? また、陸上でも、屠殺後の家畜の骨や野生生物の骨なども放射性ストロンチウムを検査すべきですが、原発事故直後から政府や自治体ははかろうとはしておりません。:田中一郎)

認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね - トップページ
 https://tarachineiwaki.org/

(日本で唯一の「ベータ核種」を一般向けに測っている市民測定所です=みなさまのご支援をお願い申し上げます)


上記のうち、前者は愚かな誤った認識であって、近未来の日本を放射能で破壊していく亡国のふるまいであり、後者は申し上げるまでもなく国民主権の民主国家にとっては許しがたい権力の濫用です。みなさま、もし彼ら菅義偉スカ政権が福島第一原発の汚染水の海洋投棄を決めたら、今度こそ、この亡国政権を退陣させ自公政治を終わらせませんか? 原発・原子力は何の合理性もなく、ただロクでもない政治の力だけで動いています。まもなく実施される次期衆議院選挙で「市民と野党の共闘」の候補に投票をすることで、自公維新の政治家たちを全員落選させましょう。それが福島第一原発汚染水の海洋投棄を中止させ、脱原発を実現し、再エネを中心とした新エネルギー体制を構築していく最も健全な近道です。

(関連)処理水海洋放出方針で与党動揺 次期参院選「東北全滅」危惧も - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210408/k00/00m/010/226000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20210409

(自民党や公明党のドアホ議員どもに聞きたいのだが、汚染水の海洋投棄は国政選挙が終わった後だったらいいのか? どういうセンスしてんの? :田中一郎)


(福島第一原発汚染水を海洋投棄する背景事情)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)福島第一原発の汚染水にはトリチウム以外にも多くの危険極まる放射性核種が含まれており、かつそれを分離するALPSなどの浄化装置の性能はイマイチである。故障も多く稼働率も悪い。今のまま汚染水浄化と貯留を続けていると巨額のコストがかかるので、この辺で見切りをつけて海に捨ててしまえばラクでいい。「海は広いな大きいな」だから、少々捨てたって薄まってしまうから問題ない、という「愚か極まる」認識。環境を汚染しないことよりも「目先のカネ」(費用節約)が大事だということ。

(2)ちなみに申し上げておけば、福島第一原発から海に捨てられようとしている汚染水は、東京電力や政府及び御用学者たちが言うように、あるいは、マスごみが報道するように、「低濃度のトリチウム水(わずかな量のトリチウムしか放射能を含まない水)」だとは思わないほうがいい。実際に捨てられるときに、その汚染水をどのように検査され、間違いなく「トリチウム水」であることが検証・確認されるのか、第三者も入っての厳重なチェックが必要だ。私はいい加減なもの・怪しい限りだと思っている。

(3)貯水タンク設置場所は福島第一原発周辺にたくさんある。場所はない、などという言い訳は通用しない。要するに「やる気」の問題、こちらも周辺地域の用地確保を含めて手間暇や費用が掛かるからやりたくないという態度。ふざけるな!

(4)貯水タンクがたくさんあると廃炉ビジネスに邪魔になる。貯留タンクのメンテナンスにも手間暇コストがかかるからいやだという。しかし、そもそも廃炉作業を優先して放射能汚染を拡大するという考え方が本末転倒ではないか。何のための「廃炉」か? 更にそもそもを言えば、事故原発の福島第一原発の廃炉などは放射能が強くて「できもしない」無駄な作業に過ぎないのに、これを巨額の費用をかけて、しかも、あたかも可能であるかのような「演出」までして続けている最大の理由は、原子力ムラの「食い扶持」確保のための巨額財源浪費事業であり(今のところ8兆円だが、とても足りない)、犯罪的ともいえる「焼け太り」の無駄の塊だということだ。

(5)更には、廃炉優先で対応するから、放射能の環境放出は止まらず、また、福島第一原発の二次災害対策が間に合ってない(危険)。再度、巨大地震・巨大津波・巨大火山噴火が福島第一原発を襲えば、今のままでは大惨事になるぞ。できもしない「廃炉」などやめて、放射能を封じ込め、二次災害にも耐えられる「石棺化」で放射能減衰を待て!(仮にデブリを取り出せたとして、それをどうするの? どこへ持って行くの? そんな危険極まりないものを受け入れてくれるところなどないよ。結局、福島第一原発敷地に保管しておけということになるから、それなら取り出すことなどやめて「石棺化」してしまえと言うておるのだ)

(6)今でも大量の放射能を空と海に放出し続けている福島第一原発をめぐる放出放射能のモニタリング体制が全く不十分だ(例えば、放射性ストロンチウム、放射性ヨウ素129(半減期1560万年)、ホットパーティクルなど)。飲食品などもベータ核種の検査・計測や放射性物質の有機結合物の生体濃縮観察などは全くなされていない。放射性ストロンチウムなどは危なくてしょうがない。

(関連)放射性ストロンチウムをなぜ調べないのか (放射性セシウムの数百倍の危険性を警戒しよう)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-4cee.html

(7)トリチウムは安全だ、という嘘八百をマスごみとともに大宣伝している。「安全安心キャンペーン」翼賛体制の一環だ。こんなものに騙されてはいけない。核と放射線被曝は「信ずるものこそ殺される」のだ!

(8)漁協系統は地元漁協から全漁連まで一丸となって「汚染水放出反対」を訴えてほしい。また、こういう時こそ、農協系統や森林組合系統、あるいは生協などを含むすべての食品流通業者も「汚染水放出反対」の声を漁協系統とともに挙げていただきたい(例:福島沖で獲れた魚を魚粉にして肥料にしたらトリチウム汚染は田畑に広がります)。汚染水の海洋放出などを認めたら、いずれ我々の食卓に濃縮された有機結合トリチウムが上がってくることになる。また、太平洋沿岸地域はトリチウム被ばくの危険性が高まり、白血病その他の健康被害が出始めるだろう(既にトリチウム放出が多い加圧水型原発周辺では白血病などが多発)。

但し、全漁連や福島県漁連に申し上げておくが、この「汚染水海洋投棄反対」の運動を「条件闘争」にして、補償金などの「モノカネくれくれ運動」にしたら、その段階であなたたちの「漁業者生命」が終わるから、そのつもりで。過去には原発を巡って漁協系統のロクでもないふるまいが多く見られていたから念のために申し上げておく。下記の報道では、菅義偉スカ首相と面会した全漁連会長(島根県漁連会長)は「5つの要望」などを出したそうだが、これがそういうことになっていかないよう、断固とした反対姿勢を貫いていただきたい。

(関連)《原発処理水》総理「海洋放出が確実・現実的という提言を踏まえる」全漁連は「絶対反対」で5つの要望(福島テレビ)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/dc690af17d275fefc0c4b0b44b019453a8cf2182

(9)近隣国の韓国や中国などからは「十分な協議」など、今般の福島第一原発汚染水放出に関して「異議」が出ている。これに対してどう対処するのか。決めてしまってから「丁寧なご説明をする」などという「腐ったセリフ」は国際的には通用しないぞ。

(関連)(別添PDFファイル)福島第一処理水 海洋放出方針、中国政府「十分な協議を」、韓国報道「納得しがたい」(東京 2021.4.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/96911


山のように申し上げたいことがありますが、詳しくは下記の(別添PDFファイル)の私のレポートをご覧ください(今年に入って地元の区議さんから依頼を受けて、ある雑誌に投稿したものです)。

(別添PDFファイル)「福島事故原発の汚染水を海に捨てるな!:軽視されるトリチウムの危険性」(田中一郎 2021.1.1)
ダウンロード - e7a68fe5b3b6e4ba8be69585e58e9fe799bae381aee6b19ae69f93e6b0b4e38292e6b5b7e381abe68da8e381a6e3828be381aaefbc81e8bbbde8a696e38195e3828ce3828be38388e383aae38381e382a6e383a0e381aee58db1e999bae680a7efbc88e794b0e4b8adefbc89.pdf

(一部抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)(注)原発排出のトリチウムへの規制
(1)告示濃度限度           WHO基準(トリチウム=10,000ベクレル/㍑)       
 トリチウム水     60ベクレル/cm3(60,000ベクレル/㍑)(6千万ベクレル/m3)
 トリチウム水蒸気   0.005ベクレル/cm3(5ベクレル/㍑)  (5千ベクレル/m3)
 有機結合型トリチウム 20ベクレル/cm3(20,000ベクレル/㍑)(2千万ベクレル/m3)
 一般化合物トリチウム 40ベクレル/cm3(40,000ベクレル/㍑)(4千万ベクレル/m3)

(その他の放射性核種)                        WHO基準
 放射性セシウム134           60ベクレル/㍑   10ベクレル/㍑
 放射性セシウム137           90ベクレル/㍑   10ベクレル/㍑
 放射性ストロンチウム90         30ベクレル/㍑   10ベクレル/㍑

(2)福島第1原発汚染水に係る東京電力自主基準
 放射性セシウム134           1ベクレル/㍑
 放射性セシウム137           1ベクレル/㍑
 放射性ストロンチウム90         5ベクレル/㍑
 トリチウム              1,500ベクレル/㍑

福島原発汚染水の海洋投棄は許されない:政府の説明(1)貯留タンクの設置場所がない=場所は福島原発周辺にいくらでもある、ないのは用地ではなくて政府や東電の「やる気」。

(2)事故原発である福島第一原発廃炉作業に支障が出る」=そもそも廃炉作業自体が矛盾だらけ、猛烈な放射能のため炉心の状況把握すらままならず、かつ、仮にデブリなどを取り出しても、それをどこへ持ち出しどうするのかの計画も定まっていない。廃炉には作業員のひどい放射線被曝が必然的に伴い、廃炉と共に出てくる大量の核ゴミ処分先も決まらない、こんな状態にもかかわらず既に廃炉に8兆円ものカネをかけることを決めてしまっている(が、おそらくこんな金額ではとても足りない:一説ではその10倍)=原子力ムラのための廃炉工事になっている 当面は石棺化してこれ以上の放射能環境放出を防ぎ放射能減衰を待つのが正解。

(3)トリチウムは弱いベータ線だけを出す物質で、人体に入ってもその形態は水なので、すぐに排出され危険性は低い=重大な認識違いでトリチウムは危険(下記参照)。

更に、政府やマスコミが報じないことで大事な点を5点ばかり申し上げる。

(1)ALPS処理水がいわゆる「トリチウム水」ではなく、トリチウム以外の危険な放射性核種を規制基準以上に含むものだということが明らかになった(ALPSの機能不全)=仮に海に捨てるとして、その汚染水が確かにトリチウム以外の放射性物質が規制通りに除去されていることやトリチウムの排出濃度基準が守られていることをどの様に検査するのか(巨大なタンク1つに対して、その上澄み液を少しばかりとって測定するなどということでは話にならない)。

(2)福島近海で獲れる魚介類・海産物の放射能検査をどうするのか。今は放射性セシウムだけをガンマ線測定で測っているので容易にできているが、ベータ核種のトリチウムや放射性ストロンチウムなどを計測するのは容易ではない。ここがきちんとできないようでは福島県産の魚介類・海産物の安全性は担保されない。

(3)仮に海洋放出をするとしても、福島原発には依然として日々汚染水が発生しているため、貯留量はそう簡単には減っていかない。当分の間は貯留タンクを増設しなければならず、かつ、何十年もかけて海洋放出が続いていくことになるが、それについてはどう考えているのか。2020年12月に開催された政府交渉の場での経産省役人の回答は「ALPS処理水の処分方法については未定」として回答を拒否した。「海に棄てる」ことだけを決めているという印象だった。

(4)福島原発汚染水の海洋放出に関して環境アセスメントを実施せよ。

(5)カナダのキャンデュ原子炉(重水炉:重水が中性子を吸収して大量のトリチウムが発生)や、英セラフィールド・仏ラアーグ(ともに再処理工場)周辺の白血病その他の健康被害多発などについて、どう考えているのか
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(別添PDFファイル)「多核種除去設備等処理水の取り扱いに関する小委員会報告及び東電報告」批判(山田耕作、渡辺悦司 2020年5月29日)
ダウンロード - e587a6e79086e6b0b4e381aee58f96e3828ae689b1e38184e381abe996a2e38199e3828be5b08fe5a794e593a1e4bc9ae5a0b1e5918ae58f8ae381b3e69db1e99bbbe5a0b1e5918ae689b9e588a4efbc88e5b1b1e794b0e38081e6b8a1e8bebaefbc89.pdf


 <別添PDFファイル>
(1)処理水 海洋放出決定へ、風評対策島さぬまま、福島第一原発(東京 2021.4.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/96861
(2)処理水 海洋放出決定へ、菅首相「近日中に判断」、福島第1(毎日 2021.4.8)
 https://mainichi.jp/articles/20210408/ddm/001/040/141000c
(3)福島第一原発処理水の海洋放出、菅首相「近日中に判断」全漁連会長「絶対反対」伝えたのに…(東京 2021.4.8)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/96489
(4)福島第一処理水 海洋放出方針、中国政府「十分な協議を」、韓国報道「納得しがたい」(東京 2021.4.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/96911

(紹介…放射能汚染水海洋放出問題に役立つパンフ)
 『放射能で汚染された水で海を汚染するな!』-国と東電の責任は重い-
 遠藤順子(健生病院非常勤医師)山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
 たんぽぽ舎パンフレットNo103 B5判 32頁 頒価400円
 お問い合わせ・ご注文は、たんぽぽ舎へ


 <関連サイト>
(1)「いくら薄めても消費者は離れる」海洋放出に渦巻く漁師らの不安(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9be261c9b057b074c78db5f1b7689e4dfa571ff2
(2)「政府は押し切るのか」原発汚染処理水の海洋放出に福島の漁業関係者が憤慨:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/96490
(3)海洋放出、漁業者の受け止めは 福島県漁連会長「淡々と意思を表明したい」(河北新報) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/07d59aaa99f885fe092ddd0f27761af02aed0ce5
(4)事故を起こしたのは東電なのに…「顔」も主体性も見えぬまま 原発処理水の海洋放出方針決定へ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/96486
(5)福島第一原発処理水の海洋放出 日本共産党宮城県議団が県に反対するよう求める(KHB東日本放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/594e95ab6e9e563830d59077770c507bc8b3b51f


 <「いちろうちゃんのブログ」>
(1)(再論)食べものの放射能汚染:汚染のホット・スポットが見過ごされる危険=放射能汚染地域産の飲食物は極力避けましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-d742.html

(2)(福島原発事故)食べものの放射能汚染を甘く見てはいけない:食べる人の安全を最優先に考えず、放射性セシウムだけをわずかばかりのサンプルで測っているだけの検査=飲食品のホット・スポットへの警戒を高めましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-f5bc8c.html

(3)(報告)(12.4)福島原発被害東京訴訟・第2陣・第6回公判 & 西尾正道氏 原発汚染水の海洋放出は人類への“緩慢な殺人(日刊ゲンダイ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-8f7f82.html


◆(メール転送です)層原子力市民委員会(CCNE)事務局の村上 さんから:
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4/5に開催したCCNE連続オンライン企画第3回「原発事故の後始末、なぜ焦ってはいけないのか?」の動画を掲載しましたのでお知らせします。
https://youtu.be/rwIPq4s-Umg

第3回では、福島第一原発の「廃炉ロードマップ」には根本的な無理があり、技術的にも工期的にも資金的にも見通しの立たない「燃料デブリ」の取出しを止め、100年以上の長期的な視野を持って、「長期遮蔽管理」を行うことが必要であることを示しています。さらに、汚染処理水について、海洋放出ではない「代替案」があることを改めて強調しています。

ご存じの通り、政府が週明けの13日にも汚染処理水の海洋放出を決定すると報道されています。CCNEではこれまで何度も、海洋放出ではなく「大型タンクによる保管の継続」または「モルタル固化による処分」こそが、責任ある汚染水対策であることを強調してきました。これらの報道においても、私たちが示してきた現実的な「代替案」がほとんど見落とされていることは極めて残念であり、ぜひ皆さんにはこの動画をご覧いただき、また、まわりの方々にお知らせいただくことで、拙速な海洋放出を許さないという世論を強く示していくことに、ご協力をお願いいたします。

政府は、海洋放出の理由として「タンクの敷地がない」「廃炉作業に支障が出る」などを上げていますが、これは非現実的かつ虚構の「廃炉ロードマップ」を前提としたものです。今、私たちが向き合うべきことは、福島第一原発事故サイトの後始末のあり方を長期的かつ根本的に見直すことです。その中には当然、汚染水の処理の検討も含まれます。

なお、汚染水問題については、昨年10月に開催したウェビナー第1回「福島第一汚染水の海洋放出は避けられる――再考すべき現実的な選択肢」でより詳しくあつかっています。
http://www.ccnejapan.com/?p=11570

汚染水の海洋放出を決めることが、いかに地元の漁業者との約束を反故にするものであるかという点や、「海洋放出がより現実的」などとした有識者会議の問題点なども指摘しています。またこれまでCCNEが発信してきた汚染水問題に関する情報をまとめたサイトは以下になります。
http://www.ccnejapan.com/?page_id=10884

CCNEのこれまでの提言や声明はこちらです
http://www.ccnejapan.com/?page_id=10971

以上、どうぞよろしくお願いいたします
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(メール転送です)三陸の海を放射能から守る岩手の会(永田文夫さんより)
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首相官邸へ抗議を提出するには官邸HPの「ご意見募集」からできることがわかりました。
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

意見提出の様式をみると,団体連名で出すような形は無理のようです。つきましては,団体や個人名で沢山の意見を提出するほうが効果的だと思いました。したがって,私から提出するのは「三陸の海を放射能から守る岩手の会」のみにさせてください。各団体・グループ,個人からさまざまご意見を提出してください。

◯ 原子力市民委員会の下記がこの問題のポイントを押さえており参考になりました。
 http://www.ccnejapan.com/?p=11570

特に満田さんの資料が考えを整理する上,役立ちました。
http://www.ccnejapan.com/wp-content/2020-10-22_CCNE_Mitsuta.pdf

◯ 三陸の海を放射能から守る岩手の会として提出案は環境基本法違反に焦点をあわせた以下です。(これは小泉環境大臣,河野太郎大臣へも発信する予定です。)

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福島原発事故で発生した汚染処理水の海洋放出に反対します

「天恵の海への恩を仇で返す行為ではないでしょうか。
 1993年11月に環境を守り,これを将来に引き継いでいく国民の強い意思として,両議院とも全会一致で環境基本法が成立しました。基本法理念(第三条:限りある環境を健全で恵み豊かなものとして維持すること,第四条:環境への負荷をできる限り低減すること,第五条:国際的協調による地球環境の保全),第六条(国の責務)としてこれらの「基本理念にのっとり環境の保全に関する基本的かつ総合的な施策を策定し,及び実施する責務を有する。」とあります。

 汚染水の海洋放出はこの基本法の理念を全て否定することになります。しかも,実施者は国であり「国による不法行為」になります。我が国は法治国家だったはずです,どのように説明できるのでしょうか。

 環境基本法の精神は原子力事故で一変してしまいました。取り返しがつかない放射能による汚染がありました。しかし,その後のこの国の倫理的あり方が今国内・国際的にも問われています。古来海洋国として海の恵みにより私達は生かされてきました。この豊穣の海に処理できないからとして放射能汚染水を放出をすることは,自然への冒涜かつ国の責任の放棄です。

汚染水の貯留容量を増やしトリチウムの半減期により自然界の濃度まで減衰を待つことが差し当たってベターな選択ではないでしょうか。」
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(メール転送です)タンポポ舎より
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■福島第一原発から汚染水を流すな-暴挙だ
 | 放射性廃棄物海洋投棄は国際法でも禁止
 | 「福島復興」の名の下に環境汚染
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

 暴挙。表現するならば、これに尽きる。東京電力福島第一原発事故から10年を経て、国は汚染水を海洋放出することを政府決定しようとしている。地元、福島県の漁民を始め、全国漁業協同組合連合会(全漁連)も反対し続けてきた海洋投棄。これを4月13日の閣議決定により政府決定とすることが報じられている。汚染水増加を止められない東京電力-減らすための取り組みに失敗し続けた。

福島第一原発は、事故から10年を経ても安全確保さえ出来ていない。2月13日の地震で原子炉格納容器で損傷が進み、たまり水の水位が低下したため冷却水の量を増やしている。汚染水の元はデブリに接触する地下水や雨水、注入水だから、減らすための取り組みに失敗し続けたことが、今日の汚染水問題の背景にある。過去に放射性物質の投棄を阻止した日本-旧ソ連の原潜解体による放射性廃棄物の海洋投棄に反対した。

海洋投棄は国際法で禁止されている。国や東京電力は、船に積んで海洋投棄するわけではなく、陸上施設からの排出なので条約上問題はないとしている。しかし、旧ソ連の放射性物質の日本海海洋投棄が1993年4月に報道され、これに対して日本は、ロシアの原子力潜水艦解体で発生する放射性廃棄物の海洋投棄を防止するため液体放射性廃棄物処理施設(スズラン)が建設された。ロシアの破棄物と福島第一原発のそれとは異なるが、放射性廃液の海洋投棄という、似たシチュエーションにおいて日本は明らかに異なる対応をしている。これについては明確に説明をしたことはない。

汚染水問題には解決策はある-海に捨てる以外に方法はいくらでもある。東京電力に対しても、海洋投棄をさせない取り組みが必要だ。大量に林立するタンク、見かけは「どうしようもない」との印象かも知れない。マスコミもそういう立場で報道しがちだ。しかし方法はいくらでもある。

東京近郊には環七通りや神田川周辺などに大量の雨水貯水池か施設が存在し、そこには数千トンの雨水を溜める能力がある。これらのおかげで都内の冠水被害は大幅に減っている。このような地下貯水システムを福島第一原発の敷地内に建設すれば良い。トリチウム汚染水とはいえ、事実上はただの水。地盤への漏えい防止のためには二重構造にすれば良いだけだ。地下タンク方式でも、2年もあれば何基も出来る。排出設備建設期間で貯蔵施設が十分作れる。

海に捨てる以外に方法はいくらでもある。現実に海に流そうとしても設備建設に2年、それから開始して40年もかかる。その間もタンクは相当期間林立している。結局、危険度も景観も、場所を塞ぐことも何にも変化はない。国が決定をしても、主体は東京電力である。東電が貯蔵を決断すれば可能だ。東京電力に対しても、海洋投棄をさせない取り組みが必要だ。

★参考論文:小出裕章(元京大原子炉実験所助教)
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 原子力利用は必然的にトリチウム汚染を引き起こす。いま、福島のトリチウム汚染水を海に流していいかどうかという議論をしている-このことは日本の原発の死命を結する程、重要なこと

(前半略)
原子力を利用するということは、ウランを核分裂させるということで、必ずトリチウムが生まれます。トリチウムは汚染水をどんなにきれいにして不純物(放射性物質)を取り除いても、トリチウム自身は、水素の同位体なので、水素の構成要素そのものになっていて、絶対に取り除くことはできません。それ故、国は海に流すといっているのです。

では福島の事故が起きなかったら、このトリチウムはどうなったのでしょうか。このトリチウムを含む燃料は再処理するというのが日本の原子力政策の基本であり、もともと海に流すという計画で、国も安全であるというお墨付きを与えたものなのです。それを海に流したらいけないと言われたら、日本の原子力は成り立たなくなるということになります。

いま、福島のトリチウム汚染水を海に流していいかどうかという議論をしているのですが、このことは日本の原発の死命を結する程、重要なことなのです。日本の原子力政策が根本的にひっくり返るという重要なターニングポイントがいま、始まっています。(後半略)

 (「NEWS LETTER」2021.3・4 NPO「現代の理論・ 社会フォーラム」発行「2/14小出裕章講演(松本市中央公民館)」より抜粋)
草々 

2021年4月 8日 (木)

(報告)(3.24)オルタナティブな日本をめざして(第56回): 「菅政権グリーン成長戦略は「グリーン」か(あやしいカーボンニュートラル)」(上岡直見さん:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


去る2021324日、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、上岡直見さんをお招きして、下記「新ちょぼゼミ」を開催いたしました。以下、当日の録画やレジメ、参考資料などをアップして簡単にご報告申し上げます。上岡直見さんにはご多忙のところをおいでいただき、ありがとうございました。これからもお元気でご活躍されますことを陰ながら祈っております。


●(イベント情報)(3.24)オルタナティブな日本をめざして(第56回)「菅政権グリーン成長戦略は「グリーン」か(あやしいカーボンニュートラル)」(上岡直見さん)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-28c380.html

昨年末、菅政権は2050年の脱炭素社会実現に向けた「グリーン成長戦略」を発表し、その実行計画で14の重点分野を設けました。電源構成を再生エネ5060%目標とし、風力発電やアンモニア利用発電の大幅拡大に加え、住宅やビル屋根での太陽光発電パネルの大量導入などを計画し、また、電力以外の分野でも、自動車の脱ガソリン化や製鉄における水素活用など、今後の技術革新と設備投資に大きく期待する内容です。政府は「50年カーボン実質ゼロは成長の制約ではなく戦略だ」とし、経済の好循環を生み出したいとしています。しかし他方では、全産業にわたり水素活用が強調され、その水素の大量生産は実は新型原子炉に依存した形で展開されそうであるとか、現在ある旧型原子炉を選択的に温存しながら、新たに小型炉(SMR)や高温ガス炉(HTTR)などの新型原子炉を開発して、引き続き原発依存を続けていく方針も掲げています。この菅政権の「グリーン成長戦略」をどう評価すればいいのか、今回は特に原発と水素に着目しつつ、この問題に詳しい上岡直見さんにご講演をいただきます。是非、お聞き逃しなく、みなさまのご参加をお待ちします.

講師:上岡直見(かみおか なおみ)さん 
1953年東京都生まれ。環境経済研究所代表。1977年早稲田大学大学院修士課程修了。技術士(化学部門)。1977年~2000年化学プラントの設計・安全性評価に従事。2002年より法政大学非常勤講師(環境政策)。2004年国立市「自転車の似合うまちづくり委員会」委員。2005年国土交通省中国運輸局「環境負荷に配慮した瀬戸内海スローツーリズム創出検討委員会」委員。2005年松本市「松本・四賀直結道路市民意向確認研究会」委員。2007年荒川区「荒川区環境交通省エネルギー詳細ビジョン策定委員会委員」委員。2006年~2018年交通エコロジー・モビリティ財団「環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会」委員


●(当日録画)20210324 UPLAN 上岡直見「菅政権グリーン成長戦略は「グリーン」か(あやしいカーボンニュートラル)」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=NIOJzitwhIw
 https://www.youtube.com/watch?v=NIOJzitwhIw

 <当日レジメ>
●(別添PDFファイル)(レジメ)菅政権グリーン成長戦略は「グリーン」か:あやしいカーボンニュートラル(上岡直見さん:2021.3.24
ダウンロード - e88f85e694bfe6a8a9e382b0e383aae383bce383b3e68890e995b7e688a6e795a5e381afe3808ce382b0e383aae383bce383b3e3808de3818befbc88e4b88ae5b2a1e79bb4e8a68befbc9a2021.3.24efbc89.pdf


 <上岡直見さんのご著書>
(1)原発避難はできるか-上岡直見/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034045487&Action_id=121&Sza_id=GG
(2)新型コロナ禍の交通-上岡直見/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034134307&Action_id=121&Sza_id=GG
(3)自動運転の幻想-上岡直見/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033934291&Action_id=121&Sza_id=GG
(4)日本を潰すアベ政治-上岡直見/著(緑風出版) 
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033888367&Action_id=121&Sza_id=GG
(5)Jアラートとは何か-上岡直見/著(緑風出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033776508&Action_id=121&Sza_id=GG
(6)JRに未来はあるか-上岡直見/著(緑風出版)
 https://cutt.ly/ndVQFYz
(7)鉄道は誰のものか-上岡直見/著(緑風出版)
 https://cutt.ly/QdVRX25
(8)脱・道路の時代-上岡直見/著(コモンズ)
 https://cutt.ly/jdVRDOw
(9)持続可能な交通へ シナリオ・政策・運動-上岡直見/著(緑風出版)
 https://cutt.ly/kdVE0OO
10)高速無料化が日本を壊す-上岡直見/著(コモンズ)
 https://cutt.ly/cdVELvo

●水素・燃料電池戦略協議会
METI-経済産業省)
 https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/suiso_nenryo/index.html


 <参考情報:別添PDFファイル>
(1)(東日本大震災10年、3・11の現在地)脱炭素の裏、原発復権画策 エネルギー基本計画改定へ経産省(朝日 2021.3.7
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14824581.html
(2)50年脱炭素へ重点14分野、再生エネ 電動車に本腰、政府成長戦略(東京 2020.12.26
 https://this.kiji.is/715076237654573056?c=39546741839462401
(3)経産省有識者会議、原発支持続々、段階的廃止求める世論と溝、エネルギー基本計画改定論議(東京 2021.1.20
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/80859
(4)再生エネ比率、欧州40%台 日本は現状22%、50年の目安も後れ(東京 2021.3.9
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/90302
(5)送電線が壁、風力伸びず、再エネ 政府、環境評価あり方検討(東京 2021.3.9
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/90306
(6)脱炭素 14分野で目標、政府 成長戦略発表、新技術頼み 実現へ壁(毎日 2020.12.26
 https://mainichi.jp/articles/20201226/ddm/012/010/142000c
(7)脱炭素、原発新増設に含み、2050年グリーン成長戦略 政府発表(朝日 2020.12.26
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14744893.html

 <関連サイト>
(1)「温室効果ガス排出ゼロ」を目指すも自然エネルギーに立ちはだかる「送電線の容量不足問題」「先着優先ルール」試される政府の本気度〈AERA〉(AERA dot. -
Yahoo!
ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7e63bae0054873e3355c74ca728514592c6dd790
(2)原発:「温室効果ガス実質ゼロ」を隠れ蓑に菅政権が原発再稼働にまい進するワケ - 週刊エコノミスト Online
 https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20201215/se1/00m/020/045000c
(3)2050年の電源構成参考値、再生可能エネが6割 原子力の位置づけが実現のカギ握る?(THE PAGE - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a98a741bc792b21699b9d5b8232c0a5ce5b0db4e
(4)エネルギー基本計画見直し―原発や石炭火力依存から脱却し、システムチェンジを!| FoE Japan
 https://www.foejapan.org/energy/eshift/201218.html
(5)もう「ムダな研究」とは言わせない…脱炭素社会では「水素エネルギー」が大活躍する(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6f5c6cebc624f222be338caa6e5c09b804bc42d5
(6)止まらぬ日本のCO2排出、原因は「粗悪な住宅」にあると言えるワケ(ビジネス+IT
 https://www.sbbit.jp/article/cont1/49842
(7)脱炭素化~2050年の社会像「電力幕藩体制」で続く原発依存 IT活用で脱却を 立憲・阿部知子衆院議員 - 毎日新聞
 https://bit.ly/39BTlY5
(8)炭素の価格付け推進 首相、経産相・環境相に指示へ- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE200YS0Q0A221C2000000/
(9)排出ゼロ実現へ、水素製鉄で世界に先行 日本製鉄社長- 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ146K70U0A211C2000000/
10)林中電社長:脱炭素化に全力 再エネ電源拡充:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010400140&g=eco

Vancouver Save Article 9- 気候変動と原発
 http://vsa9.blogspot.com/2020/08/blog-post.html

 <「いちろうちゃんのブログ」より>
(1)菅義偉スカ政権の「カーボンニュートラル」とは「原発偏向政策」のことだ:放射能とCO2のどっちが危ないのか、ちょっと考えればわかること=「温暖化ガス排出ゼロ」より先に「放射能排出ゼロ」を実現しろ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-78495a.html

(2)(報告)(新ちょぼゼミ「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 当日録画 & レジメ(201797日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/201797-9b54.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミバックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々

2021年4月 7日 (水)

(報告)(3.24)「「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策」(新ちょぼゼミ:田中一郎)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


さる2021年3月24日(木)、水道橋のたんぽぽ舎(移転後事務所学習室)において「新ちょぼゼミ」を開催し、私から「「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策」をプレゼンさせていただきました。以下、当日の録画や資料を添付して簡単にご報告申し上げます。次期衆議院選挙が近づく中、「市民と野党の共闘」の掲げるべき経済政策など、衆院選「(改革派)市民マニフェスト」を確定させていかなくてはいけない時期です。今回のプレゼンが少しでもお役に立てば幸いと思います。


(当日録画)20210324 UPLAN 田中一郎【プレゼンテーション】「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=5OM1uW4JMl4
 https://www.youtube.com/watch?v=5OM1uW4JMl4

 <別添PDFファイル>
(1)(レジメ1)「市民と野党の共闘」が掲げるべき経済政策(エッセンス)(田中一郎 2021年2月25日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc91efbc89e3808ce5b882e6b091e381a8e9878ee5859ae381aee585b1e99798e3808de3818ce68eb2e38192e3828be381b9e3818de7b58ce6b888e694bfe7ad96.pdf
(2)(レジメ2)立憲民主党&「市民と野党の共闘」支持率挽回策(田中一郎 2021.3.24)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc92efbc89e7ab8be686b2e6b091e4b8bbe5859aefbc86e3808ce5b882e6b091e381a8e9878ee5859ae381aee585b1e99798e3808de694afe68c81e78e87e68cbde59b9ee7ad96.pdf
(3)立憲、共産と連合の板挟み、参院長野補選 衆院選共闘に影響も(毎日 2021.3.20)
 https://mainichi.jp/articles/20210319/k00/00m/010/260000c
(4)立憲合流 伸び悩む支持、原発政策 連合・共産の「板挟み」(朝日 2021.3.23)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14842946.html
(5)コロナ政策 2年目の試練(上):中小融資 近づく期限(日経 2021.2.8-10)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68911250X00C21A2NN1000/
(6)4.25補選、まさかの「野党3敗」も見えて、菅政権は高笑い(日刊ゲンダイ 2021.3.22)
 https://www.excite.co.jp/news/article/Gendai_716695/
(7)枝野代表のままでは政権交代はおぼつかない(高野孟 日刊ゲンダイ 2021.3.25)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/286937
(8)始動した国際金融センター構想(イントロ部分)(笠井哲也『世界 2021.4』 )
ダウンロード - e5a78be58b95e38197e3819fe59bbde99a9be98791e89e8de382bbe383b3e382bfe383bce6a78be683b3efbc88e382a4e383b3e38388e383ade983a8e58886efbc89efbc88e7aca0e4ba95e593b2e4b99fe3808ee4b896e7958c202021.4e3808f20efbc89.pdf


 <関連サイト>
止めよ!政治の劣化 枝野よ!ええ加減にせえ【山口二郎のええ加減にせえ】20210223 YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=oReDDT2yQKA

(山口二郎氏のスタンスはちょっと弱いように思えます。たとえ立憲民主党であっても「ダメなものはダメ」と発言するのが政治学者の「使命」では?:田中一郎)


 <「いちろうちゃんのブログ」>
(1)(他のMLでの議論です)高福祉・高負担を主張して消費税減税・廃止に反対する人たちへ発信したメール:消費税は中小零細や貧者を苦しめる悪税であり、その代替手段を考えることこそが政治改革の基本中の基本(加筆修正)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-8932f9.html

(2)「日本共産党の政権参画に向けた課題を分析する(上・下) - 田中信一郎|論座」をめぐって- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-483713.html

(3)頑張れ社会民主党!:3つの弱点・欠陥を党員全員で克服し、日本国憲法を「守る」ではなくて「活かす」を旗印に、日本の未来を切り開く新しい政党として大きく羽ばたいて行け!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-8be0fb.html

(4)新型コロナ騒動と経済対策:山本太郎「れいわ新選組」からのメールとその問題点=一過性の現金給付やバラマキではなく、「必要な人に必要なだけの支援」を制度化してください- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-8a8f8b.html 

(5)生活苦の個人(自然人)に対しては貸出、経営難の法人に対しては現金給付という「サカサマ」はいけない:生活困窮者支援の現場で何が起きているのか 年末年始を迎えて(大西連)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-4d6bd8.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々

2021年4月 5日 (月)

東京新聞連載「この道:河合弘之」=これは東京新聞版「私の履歴書」であり、河合弘之氏にとっては♪「MY WAY」♪の歌のようなものです

前略、田中一郎です。
(みなさま、新聞をとるなら東京新聞です)


◆11月から5ヶ月間、東京新聞夕刊に「この道」連載 │ 河合弘之(かわいひろゆき・弁護士)公式サイト
 http://lawyer-kawai.com/news/tokyonp_port.html

(関連)この道 河合弘之(東京新聞・夕刊)が面白い - 見る 読む 歩く
 http://seppo.sepo.but.jp/?eid=154
(関連)原自連公式サイト - 原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟
 http://genjiren.com/

 昨年11月11日の東京新聞夕刊から、標記「この道:河合弘之」の連載記事が掲載されています。LASTは2021年3月30日でした(合計110回)。なかなか読み応えのある興味深い「自伝」記事で、さながら河合弘之氏(映画監督兼(ついでに)弁護士稼業)の東京新聞版「私の履歴書」であり、河合弘之氏にとっては♪「MY WAY」♪の歌のようなものに思えます。

*♪「MY WAY」♪
 https://www.youtube.com/watch?v=1z7-_mQVfNo
 https://www.youtube.com/watch?v=o6IhHaF-YPY

こうした長編の「自伝」ないしは「私の履歴書」が新聞や雑誌に掲載されますと、その方は往々にしてまもなくお亡くなりになることが多いのですが、河合弘之氏(映画監督兼(ついでに)弁護士稼業)には、まだまだ脱原発の完全達成まではお元気で頑張っていただかなければいけませんので、これからも同氏のご健康とご健勝を陰ながら祈りたいと思います。


 <追>最近の日刊ゲンダイより

(1)(必見必読)<参考人招致不発、河井もトンズラ>全てが尻切れトンボ 予算成立への怒りと絶望(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/817.html

(2)「国益を守る」なら、まずは嘘つき恥知らずの責任追及を|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/287388
(3)【テレビ朝日】報ステCM“上から目線”大炎上 TV界の悲しきジェンダー意識|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/286987
(4)【河井克行】河井元法相が突然の変心…議員辞職は自公選挙への“忖度”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/286929
(5)【吉村洋文】大阪感染再拡大は民意無視“吉村・松井コンビ”が招いた災厄|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/287318
(6)【新型コロナウイルス】厚労省の大宴会に抗議殺到!発案“更迭”課長の華麗なる経歴|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/287270
(7)【カンニング竹山】カンニング竹山強制謝罪か…小池都政の広告費総額は11億円|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/287429
(8)【小池百合子】焦る小池知事…コロナ対策と称した“二階詣で”で面会拒否に|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/287046
草々

 

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