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2021年2月 7日 (日)

新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(4):PCRはRNAウイルスの検査に使ってはならない-大橋眞(徳島大学名誉教授:感染症専門家)著 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.東京高裁第5回控訴審は2月12日(金)午後1時集合です
 https://bit.ly/3rvCT1r
 https://sites.google.com/site/fukukanaweb/


2.キャンペーン
(1)女性蔑視発言「女性入る会議は時間かかる」森喜朗会長の処遇の検討および再発防止を求めます #ジェンダー平等をレガシーに · Change.org
 https://bit.ly/2YUMym6

(2)【署名のお願い】投獄された香港の若者10人に正当な権利を!
 http://amnesty.bmetrack.com/c/v?e=11DFAF3&c=56393&t=0&l=2B528339&

(3)(メール転送です)【リーフレットのご案内】「司法はこれでいいのでしょうか」を作成しました
 2015年に違憲立法を阻止しようと大きな反対運動が起こり、大多数の学者・知識人が違憲と声をあげた「安保法制法」ですが、これまで判決を下した裁判所はどれも判で押したように、憲法判断を回避し、戦争にならなければ権利侵害はない、などとする不当な判決を行なっています。全国の安保法制違憲訴訟を紹介するとともに、今一度、裁判所に憲法の砦としての司法の責務への自覚を促し、もう一度大きな波を起こすために、リーフレットを作成しました。「違憲訴訟の会ニュース」を受け取っておられる方たちには、次回、3月3日発送のニュースと一緒に、1部ずつ同封させていただきますが、これまでの7判決に続けて、3月には他の地裁での判決も予定されておりますので、現段階で、リーフレットの拡散にご協力いただける方は、下記より、お申込みいただければ、1セット(100枚)、500円(送料無料)でお送りします。
 https://anpoiken.jp/2021/02/04/leaflet/

【ポスターのご案内】
各地でご好評いただいておりますポスター「安保法制は違憲です。」についても、屋外用(耐水性)、屋内用ともに、まだ在庫がございますので、下記よりお申込みください。
 
https://anpoiken.jp/2020/07/22/poster/


3,新刊書
(1)関西電力原発マネースキャンダル 利権構造が生み出した闇の真相とは-末田一秀/著(南方ブックレット)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034128709&Action_id=121&Sza_id=GG

(2)学問の自由が危ない 日本学術会議問題の深層-佐藤学編 上野千鶴子・内田樹編 長谷部恭男・杉田敦・高山佳奈子・木村草太著(晶文社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034163785&Action_id=121&Sza_id=E1


4.政治と政治家が日本をダメにする(日刊ゲンダイ)
(1)【河井案里】河井案里被告が議員辞職願を提出 参院広島選挙区4月補選へ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284731
(2)【松本純】銀座クラブ飲食問題 嘘つきは自民党の“お家芸”ってことで|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284817
(3)【森喜朗】森会長だけじゃない!日本スポーツ界に今も蔓延る女性蔑視|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/284840
(4)【森喜朗】囁かれる“ポスト森” 安倍前首相が「組織委会長」に急浮上|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/284863
(5)【菅義偉】菅政権に大打撃!「差別発言」森喜朗“支持率9%男”の破壊力|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284858
(6)<さながら戦前並みの情報統制>五輪報道 マトモな発信は海外ばかり(日刊ゲンダイ)赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/860.html
(7)オソマツな自滅の五輪 このままでは漫画的幕切れの予兆 日刊ゲンダイh
 https://ameblo.jp/tigermaskfighter-4th/entry-12655029631.html
(8)議員辞職すべきなのは山ほどいる その筆頭は安倍晋三(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/823.html

*日刊IWJガイド・日曜版「本日午後7時より『「英語化」と「グローバル化」を警戒せよ! 大切なのは「翻訳」と「土着化」を通じた国づくり~岩上安身によるインタビュー 第621回 ゲスト 「英語化は愚民化」著者・施光恒氏 第2弾(1)』を再配信!」2021
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48261
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我が国では新型コロナ騒動が収まる様子がありません。私が見るところ、日本という国は、またぞろこの新型コロナ騒動を契機にして、そのロクでもない社会体質の「地金」を表にさらけ出すようになり(上(と意識するもの)へ向かっての頂点盲従主義、横(同)へ向かっての強い同調圧力、下(同)へ向かっての無限の無責任と差別意識)、無責任で批判力の乏しいマスごみ報道に煽られながら、おかしな方向へ向けて突撃している様子がうかがえます。はっきり申し上げて、この日本社会の今日のあり様はまずいでしょう。

私も昨年春の、この騒動の初めの頃は、新型コロナが人を死に至らしめる恐ろしい感染症であり、これに対処するには、先手先手でPCR検査を行って感染者を見つけ出し、その感染者を隔離して治療をすることで新型コロナPANDEMICを抑えるべきである、と考えていました。そのための態勢づくりが緊急に必要であるにもかかわらず、アベスカ政権や専門バカ会議、あるいは厚生労働省・国立感染症研究所などの、この問題を所管すべき責任官庁・組織が、全く愚かなことを繰り返していて、この必須の感染症対策を遅らせ、日本全国を新型コロナだらけにしてしまった、許せんな、と思っていました。世田谷区の保坂展人区長の対応などを「快挙」と見てエールを送ったりもしていたように記憶します。

しかし、昨年8月に、水道橋のたんぽぽ舎で行われた詩人アーサービナード氏の新型コロナに関する講演をお聞きして、考え方がガラっと変わりました。そもそもPCR検査や新型コロナの感染症疾患としての悪性度への大きな疑問が沸き上がったのです。その後は、それに関連した文献やネット情報なども見るようになり、その疑問はますます深まるばかりです。下記でも申し上げておりますが、アーサービナード氏や、先般1/27に「新ちょぼゼミ」でご講演をいただいた市民派ジャーナリストの岡田幹治さんや、徳島大学名誉教授の大橋眞氏らが、PCR検査や新型コロナ肺炎について、世の中の多数派説とは異なる議論を展開されているのですが、それに関して多数派説の提唱者や現状の態勢推進者、あるいは扇動報道に余念がないマスごみらは、この異説について、どう評価するのか、科学的実証的根拠を示して説明する必要があるでしょう。しかし、それが今日に至るも全く無視・軽視され、何の言及もないままに今日に至っています。全くおかしな、ある種の「翼賛社会」が出来上がっています。

(関連)新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(3):新型コロナ&PCR法 異説の驚愕内容- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-e283d0.html

私たちは、騒がしく危機を煽るマスごみとは距離を取り、科学的実証的根拠を求めて複眼的視点を持っておく必要があります。当分の間、新型コロナやPCR検査、あるいは新型コロナのワクチンや治療薬などについては、相対的に物事を考えて、特定の情報や判断を絶対視しないように、言い換えれば、信じ込み過ぎないように、のめり込まないように、注意していく必要があります。もちろん新型コロナと言えども一種の肺炎感染症ですから、感染しないに越したことはありません。日常生活での用心や感染防御対策は適度に続けていきながら、他方で新型コロナワクチンの接種はやめておきましょう(危険です=人体実験のようになっています:下記にご紹介する市民派科学ジャーナリストの天笠啓祐氏による「新ちょぼゼミ」講演(2020.11.12)をご覧ください)


1.(新刊書)PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない-大橋眞/著(ヒカルランド)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034144966&Action_id=121&Sza_id=F2

(関連)コロナパンデミックは、本当か- コロナ騒動の真相を探る - スチャリット・バクディ【著】-カリーナ・ライス【著】-大橋眞【監修】-鄭基成【訳】(日曜社):紀伊國屋書店ネットショップ
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0926065

(著者・監修者の大橋眞さんのプロフィール)
 医学博士、京都大学薬学部卒業。東京大学医科学研究所、宮崎医科大学(現宮崎大学)、米国ウィスター解剖学・生物学研究所を経て、徳島大学教授。現在は徳島大学名誉教授、モンゴル国立医科大学客員教授。専門は感染症・免疫学。マラリア・住血吸虫症などの感染症をモデルとした免疫病理学や診断法開発、自己免疫疾患に対するワクチン研究を専門としながら、市民参加の対話型大学教養教育モデルを研究してきた。開発途上国における医療の議題解決にも取り組んでいる。

上記の新刊書は、今現在、話題となり始めている新型コロナに関する市民向けの図書です。ご一読をお勧めいたします。「関連」のもう1冊は、より新しく出た本で、私もまだ目を通してはおりませんが、同じく大橋眞氏が「監修」しているものです。

 <別添PDFファイル:一部抜粋>
(1)はじめに(『PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない-大橋眞/著(ヒカルランド)』)
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(2)PCRは一体何を見ているのか(『PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない-大橋眞/著(ヒカルランド)』)
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(3)すべてがPCR検査によって作られた仮説である(『PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない-大橋眞/著(ヒカルランド)』)
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(4)感染力の根拠も無症状感染者もPCR検査でつくられた(『PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない-大橋眞/著(ヒカルランド)』)
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(5)感染実験は何を意味しているのか(『PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない-大橋眞/著(ヒカルランド)』)
ダウンロード - e6849fe69f93e5ae9fe9a893e381afe4bd95e38292e6848fe591b3e38197e381a6e38184e3828be381aee3818befbc88e5a4a7e6a98be79c9e20e38392e382abe383abe383a9e383b3e38389efbc89.pdf

 <関連サイト>
(1)特番『徳島大学名誉教授大橋眞氏 登場。PCR検査の真実は?そもそも新型コロナパンデミックとは?』ゲスト:徳島大学名誉教授 医学博士 大橋眞氏 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=1RIzcLFv8h0
(2)コロナ記者会見令和2年6月17日厚労省記者会見室 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=eHMoL5cQM5w
(3)『侍科学者 大橋眞 見参!コロナのすべてがわかる日』お詫びと訂正番組内で先生ご紹介テロップが元名誉教授と出てしまいましたが『名誉教授』の間違いです。謹んでお詫び申し上げます。 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ySn9kdbFpnE

以下は本書の私なりの要約です。
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PCR検査とは、「PCRは、遺伝子を試験管内において指数関数的に増幅させる技術であり、増幅反応を起こす前に試験管内に検体と核酸の構成単位、耐熱性DNA合成酵素、そしてプライマーを入れて混合する。この過程は、微量な液体を取り扱うために、細心の注意を要する。」(P28)とあり、要するに人体内の咽喉や鼻孔粘膜などにへばりついているRNAやDNAを見つけてきて、その一部を増殖させる仕組みのことである。問題は、その増殖された「一部」が果たして新型コロナウィルスであると言えるかどうか、また、それが新型コロナウィルスだとしても、それがどれくらいの数で人体内に存在しているのかは分からない。

(感染症検査として使う場合に、PCRによる増殖をどの程度行うのかの統一されたルールはない。PCRでの増殖では「熱して冷ます」で1回の増殖となり、1つのRNAやDNAが2つになり(2倍)、以降、これをくり返すことで「2」の乗数倍のRNAやDNAがつくれることになる。また、それ以外のPCR検査の手法として世界的に統一されたルールのようなものも存在していない:例えばプライマーが、採取されたRNAの断片と最もくっつきやすい温度についての統一された決まりはない)。

PCRはもともと感染症ウィルスの検査のためのものではない。また、そもそも新型コロナウィルスを特定して純化させた論文は見当たらず、昨年2020年12月に中国・武漢での感染症発生をめぐる論文が世界に出回り、それを根拠にPCRが検査として使われることが広まった。動物を使った感染実証実験においても、ウィルスの遺伝子が同定されておらず、コッホの4原則は満たせていない。(一説では、PCR検査(RNA・DNA検査)よりも抗原検査(タンパク質検査)の方がまだいい(抗体検査のことではない)ということも言われているようだ)

 <コッホの4原則>
1.ある一定の病気には一定の微生物が見出されること
2.その微生物を分離できること
3.分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること
4.そしてその病巣部から同じ微生物が分離されること

人間の咽喉や鼻孔粘膜などにへばりついているウィルスは無数の種類があり、それを採取して新型コロナウィルスだけを特定していくことは容易ではない。新型コロナウィルスのRNA場合には、遺伝子を構成する塩基の数が約3万あるが、PCR検査でウィルス検出のために使われるプライマーはわずか60塩基(3つあわせて)に過ぎない。500分の一の塩基配列を手掛かりに3万の塩基配列のRNAを同定するというのは無理がある。

PCRを使った検査がはたして新型コロナウィルスを特定して発見できているかどうか、つまりPCR検査で陽性となったことが新型コロナに感染している証拠だと言えるかどうかは怪しい。言い換えれば、PCR検査では、偽陽性や偽陰性が大量に発生している可能性があり、特に今日的な情勢下では、偽陽性は医療崩壊につながる致命的な欠陥と言える。

無症状の感染者が飛沫感染により感染者をクラスター的に増やしているという点も科学的実証的な根拠に乏しい。そもそも無症状ということは、体内にいる新型コロナウィルスの数が少ないことを意味していて、それが強い感染力を持つということは考えにくいことに加え、感染源の飛沫についても、その中にいかほどの新型コロナウィルスがいるのかを実証的に確認した論文は見当たらない。

新型コロナウィルスはRNAウィルスなので変異が激しい。3カ月もすれば、元々存在していたウィルスのRNAは大きく変化し、それに対応してPCR検査の方もプライマーを変えるなど、それに対応した切り替えをしなければいけないが、そうした様子は見られない。ますますPCR検査が何を検出しているのかわからなくなっている。

ノーベル化学賞を受賞したキャリーマリス氏(2019年に謎の死をとげたと言われている)は、PCRを感染症検査に使ってはいけないとの遺言を残していたという。要するに病原となるウィルスの遺伝子が同定できないからである。
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(田中一郎コメント)
 私は感染症の専門家でもないし、新型コロナ騒動が起きる前までは、感染症やその治療薬、及びワクチンなどについては、何も知らない一般のド素人市民だったので、この新型コロナに関して断定的なことを申し上げるつもりは毛頭ない。日々、新型コロナに関連した文献やマスコミ報道、あるいはネット情報などを見ながら、暫定的・相対的・批判的に事の次第を見て、時々の自分なりの合理的な判断をするようにしているだけである。ですから、今後、事態を大きく転換するようなことが起きれば、その見方は大きく変わることもあると思っているし、今申し上げることが絶対真実で間違いがないものだとは全く考えていないことを最初に申し上げておきたい。よくわからないことについては、頭脳を相対的に構えておくことが大事である。

しかし、現在の日本社会の新型コロナをめぐる情勢は、私は「過剰反応」という意味で異常であるような気がしていて、もっと物事をきちんと判断し、それに対応した日々の行動する場合には、科学的実証的な根拠を確かめておくべきである。上記で申し上げたように、新型コロナウィルスの検出と新型コロナへの感染については、PCR検査への信頼性は低く、あまりPCR検査至上主義にならない方がいいと、私は現段階では思っている。

PCR検査を新型コロナウィルス検出のための「聖なるツール」として、その内容を科学的実証的に確認しないまま、マスごみの新型コロナ危機を煽り立てる報道に突き動かされて、検査検査と騒ぎ立てることはいささか疑問である。新型コロナは肺炎の一種なので、感染者の症状その他と、レントゲン写真やCTスキャンによる胸部映像の状況から、その感染状況はもっと正確に確認できるはずである。PCR検査は医師の判断でする・しないを決め、するということであれば直ちに実施できる状態であればいいのではないか。

そもそも新型コロナは、下記の岡田幹治氏の講演にもあるように、この日本では、感染者数もその死者数も10年ほど前に流行した新型インフルエンザと比べて、その毒性・悪質性は低く(現段階での新型コロナの感染者数は数十万人・死者は約6000人、新型インフルエンザの場合は、感染者数が約1000万人、死者数は約1万人である。しかも新型コロナの感染者数はPCR検査の結果にすぎず、死者数については過大計上との評価がなされている様子もある。そして、コロナもインフルエンザも、その犠牲者の大半は基礎疾患を持つ方々や高齢者である)、今日のような「マスク社会」「新型コロナ自警団社会」をつくらねばならぬような事態というのは明らかに「過剰反応」であり、その原因は日本のマスごみたちの「扇動報道」と、アベスカ政権(及び、その下にある専門(バカ)会議や厚生労働省・国立感染症研究所など)による新型コロナ対策の迷走にあると言っていいのではないか。

また、新型コロナワクチンについては、またもやマスごみ「煽り」報道により、あたかも新型コロナ退治の救世主=ホワイトナイトのように崇められるようになっているが、これも第2の「PCR検査」現象と言えるのではないか。下記に見るように、このワクチンの効果や安全性は確認されておらず、さながら人体実験の様相である。接種しないことをお勧めしたい。

大事なことは、PCR検査の拡充などではなくて、もちろんワクチン接種体制の整備などでもなくて、新型コロナに対して(また新型インフルエンザに対しても)弱者である基礎疾患を持つ方々や高齢者が、新型コロナと疑われる初期症状や、明らかに肺炎のような症状を生じた場合には、直ちに確実に医療サービスが受けられるという「あったり前」の社会態勢を創ること、そして、その態勢を担っていただける医療機関(主として国立・公立病院)と、そこで働く医師・看護士・看護婦と、その病院運営を支えているエッセンシャルワーカー(例:清掃員、配送員)に対する万全の支援や経営維持のための負担軽減策である。PCR検査などは、医師の判断で直ちに実施できるようにしておけば事足りるのであり、新型コロナ肺炎の診断はPCR検査以外の方法でも十分に可能である。

しかし、新聞報道などを見る限りでは、この医療態勢の構築がいつまでたっても進まず、しかも、遅まきながらに着手された医療機関や医療関係従事者への支援も、的外れなことをやっているのか、ほとんど効果が出ていない様子である。日本は世界で最も医療機関の病床数が多く、かつ欧米諸国と比較して感染者数も格段に少ないにもかかわらず、何故か欧米諸国以上に医療崩壊が進み、感染者が治療や入院を希望しても受診することができず、自宅待機を事実上強要されたままなくなる(死去)という痛ましいケースが散見されるようになった。

また、新型コロナ患者の増加のおかげで、それ以外の疾患やケガへの対応=とりわけ救急患者の受け入れ態勢が、これまで以上に脆弱化し、死ななくてもいい命や重症化させなくてもよかった病気やケガが治療も受けられずに放置されて事態の悪化をまねいているようである。これらは重大・深刻なる人権侵害であるが、これに対してアベスカ政権には、反省の色も、また、これを真剣に改善せんとする意欲も意思も、今日に至るも見いだせないという状態である。これこそ断固として許せないことではないか。

(伝えられるところでは、新型コロナに対応している病院は国公立の医療機関がほとんどで、民間の大型病院や大学病院のほとんどは、新型コロナ患者の受入を拒否しているという。東京で言えば、東大病院や順天堂大学病院などは、ほとんど新型コロナ感染者を受入れていないという。日本全国でみれば、新型コロナ対応の病床数は全体の数%しか用意されず、それがいつまでたっても改善・解消しない状態が続いている。そして信じがたいことに、厚生労働省や東京都他の多くの自治体では、この肝心な感染症対応の中核的存在である公立病院を、これまで通りに整理・統合する計画を進めるというから驚きである。この日本における許しがたい人災としての医療崩壊現象=危機管理体制の脆弱性については別途のメールでご報告したい)

(関連)(別添PDFファイル)病床支援 予算消化0.4%、新規確保は90床止まり(日経 2021.2.6)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68899420V00C21A2EA3000/

薬品に関して言えば、健康な人が感染を防止するために接種するワクチン(副作用(副反応)の懸念が常にあり、とりわけ新型コロナワクチンは安全性の確認が出来ない程に短期間での開発で「見切り発車」されており、危険と言わざるを得ない。即発性の副作用だけでなく、中長期的な副作用にも注意が必要である)などよりも、新型コロナに対する治療薬開発の方がより重要である。しかし、新型コロナウィルスはRNAウィルスであり、変異が早くて激しいため、治療薬の開発が容易ではないと言われている。

(関連)(報告)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-21863a.html
(既にVTRの視聴者数が17万人を超えています。久々の大ヒットとなりました)

少し前の重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)の場合もそうだった。本日(2/7)の東京新聞「こちら特報部」では、国産治療薬のアビガンが厚生労働省に承認されなかった事情を報道しているが、アビガンならぬ「アベガン」などと言われた富山化学(親会社の富士フィルムホールディングスの会長が古森重隆というアベ友=元NHK経営委員会委員長)が開発したこの薬もまた、政治銘柄として承認を押し切ろうとしたものの、多くの反対が出て承認されなかった。(ましてや新型コロナワクチンについては、しっかりとした効果と危険性の検証がされないまま、ことが進んでいる。新型コロナウィルスのような変異が激しいRNAウィルスに対するワクチンの効果は疑問であり、そのせいもあってか、日本経済新聞では下記のような「変異対応ワクチンの開発スタート」の報道までがなされている。

(関連)(別添PDFファイル)変異型ワクチン開発急ぐ、英グラクソなど大手表明(日経 2021.2.4夕刊)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68807940U1A200C2MM0000/

(関連)(別添PDFファイル)アビガン承認見送りの内幕、難しかったコロナ禍の治験、「有効性 過大評価の可能性」内部資料から読み解く(東京 2021.2.7)
 https://jp.reuters.com/article/fujifilm-avigan-idJPKBN28V1LA

それからもう一つ、1990年前後から続く市場原理主義アホダラ教政策の一環で、日本全国の保健所は合理化に次ぐ合理化=つまりは人員削減と統廃合でボロボロにされてきた経緯がある。橋下徹市長下の大阪市が典型例である。しかも感染症だけでなく、たとえば食品衛生法上のさまざまなこと(食中毒事件他)なども併せて担当・所管していて仕事の幅は広い。しかし、アベスカ政権や専門バカ会議、厚生労働省・国立感染症研究所は、この保健所に対して、PCR検査の管理やクラスター調査(濃厚接触者調査)、あるいは新型コロナ対応病院の振り分けと患者への紹介、及びその事後フォローなど、現状での新型コロナ対策の主要部分を背負わせて、事態をにっちもさっちもいかなくさせてしまっている(一説には、厚生労働省医療技官を頂点に、国立感染症研究所や地域衛生研究所、及び保健所を含む、いわゆる「感染症利権」や「縄張り意識」がその背後にあると言われたりもしている=縦割り行政の典型的な弊害かもしれない)。加えて昨今では、この保健所に新型コロナワクチン接種態勢の整備の仕事までを押付けているのだから、現場が正常に回るはずもないのである。現場軽視もここまでくると、未必の故意による「犯罪」と言ってもいいだろう。

(関連)大阪の医療崩壊と看護師不足は維新の医療削減政策のせい! 橋下徹は大阪市長時代、看護師の給料を「バカ高い」と攻撃 (2020年12月5日) - エキサイトニュース
 https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_litera_11393/

バカなことはやめて、新型コロナ対策については、感染者=とりわけ重症患者、及び中症状の患者(重症患者の予備軍)の完全受入態勢の早期構築を柱にして、そのやり方を抜本的に改めなければならない。医療機関への補助金をはじめとする経営支援の在り方や、医療機関従事者への支援のやり方も、現場の事情をよく勘案して抜本的に改めなければいけないはずである。そして更に、老人介護施設での集団感染が非常に危険なので、その従事者や経営体への支援も含めて、新型コロナへの老人介護施設への支援対策も考え直して至急対応する必要がある(現状では費用がかかるなどとして切り捨てられているのではないか?)。

(関連)キャンペーン · 地域住民の命と健康を守りたい!保健師、保健所職員を増やしてください。 · Change.org
 https://bit.ly/3jotFkK

(関連)いのち守るために「保健所職員増やして」キャンペーン展開し署名6万人分を提出-日本自治体労働組合総連合
 https://www.jichiroren.jp/issue/nakama/2021-567-11/

新型コロナについては、まだまだわからないことも多い。たとえば、①新型コロナウィルスの正体(RNA遺伝子同定を含む)、日本や東アジアと欧米との感染者数や死者数の大きな違いの原因は何か、後遺症や抗原・抗体の持続性はどの程度か、無症状の感染者と言われる人々が感染源となる程度はどれくらいか、などなどである。従ってまた、新型コロナについての断定的な判断は、少なくとも当面は、我々一般市民はしないこととし、新型コロナに限らないけれど、物事をある程度相対的に距離を取って観察し、自分なりに合理的に考え、常に異論に対してアンテナを高く張って、信頼がおける文献を頼りにして、斬新的・仮説的に考えを変えていけばいいだろう。妙なネット情報や危機を煽り立てるマスごみの報道には(逆に盲目的に翼賛賛美するワクチン報道などにも)要注意ということである。

新型コロナウィルスは変異するという恐怖=強毒化しつつ感染力が強まること、がありえなくはない(但し、大橋眞徳島大学名誉教授によれば、ウィルスが強毒化することは宿主を大きく傷つけて身動きが取れなくし、かつ宿主を死滅させるので、感染は広まりにくいし、ウィルス自身の生息も長続きしないので、そういう変異(のPANDEMIC)は非常にまれであるという)。従って、今後とも新型コロナの変異に対する警戒は怠れないが、しかし、我々一般市民が警戒するなどと言っても限界がある。本来は政府・厚生労働省・国立感染症研究所・大学および研究施設などが先頭に立って、この新型コロナウィルスの変異に関する情報を追いかけて有権者・国民に還元していくべきであるが、今日のこれら感染症関連の公的機関への信頼性は極めて低い。

こうしたことを鑑みた場合、政府・専門バカ会議や厚生労働省・国立感染症研究所はもちろんながら、他方で、児玉龍彦東京大学先端科学技術研究センター名誉教授ら、昨年来、新型コロナの危険性を大いに吹聴し、PCR検査を面的に徹底的に行えとPRしてきた学者たちの説明責任は重大である。児玉龍彦氏は金子勝立教大学教授と二人三脚で、ネットニュース解説サイトの「デモクラシー・タイムズ」などで、再三にわたり解説番組に登場し、このままでは大変なことになる、危ない危ないと、危機感を煽っていた。しかし、その根拠となっていたこととは違う説明が現れてきているのだから、これについて、自ら真っ先に進んで説明するというのが物事の筋ではないのか? しかし、残念ながら、児玉龍彦氏に今のところそのような動きはない。かつて同氏は福島第1原発事故後の放射線被曝の問題についても似たようなことをしていた経緯があり、私はそれを「児玉龍彦氏のジギルとハイド」という表現で批判した。今回もこの調子が続くのなら、同氏は「前科⒉犯」ということになる。

(関連)東京大学の児玉龍彦先生,もっと恒常的な放射線被曝環境の危険性と避難・疎開・移住の重要性を日本中にしっかりと伝えて下さい- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-0f1f.html

(関連)(拡散希望)(メール転送です)新型コロナ感染者数「大幅水増し」疑惑報道は本当か-DOL特別レポート-ダイヤモンド・オンライン(岡田幹治:ジャーナリスト)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-8951ac.html

それから最後にもう一つ、ここ1年くらいで、市民運動・社会運動がその「リアル性」を失い、多くの人が同じ場所に集いて語らい議論するのではなく、ZOOM、ZOOM、ZOOMで、バーチャル空間での集会や講演会などをやるようになってしまったことについてだ。これまでも私が批判してきたのは、市民運動・社会運動を牛耳る「スターリンのミニブタ」=オレサマ活動家たちが、一方通行で、自分たちの良しとする情報や考え方を、運動に参加する一般市民に押し付けるような旧態依然の左翼型運動であるが、そこではたいていの場合に、異論を含めたごく当たり前の発言や表現が妨害されたり、署名活動など、ごくごく当たり前の市民の活動が排除されたりしてきた。彼ら「スターリンのミニブタ」たちが好むのは、「団結ガンバロー」的な「乱れなき統一美」であり、それを乱すものは彼らにとっては「反革命」分子として退けられ排除される対象でしかない。屁理屈だけはご立派の「スターリンのミニブタ」諸君は、その排除や妨害に、もっともらしい理由をくっつけて合理化しているのが現状である、そしてその周りには、必ずと言っていいほど口先だけの似非リベラルがたむろしていて、このミニブタたちの共鳴盤を形成しているものである。そんなに「統一美」が大好きだというのなら、「左」ではなくて「右」へ行けばよい。たとえばヒトラーのかつてのドイツへ、だ。

私が申し上げたいのは、このZOOM・ZOOMの市民運動・社会運動の在り方が、上記の「スターリンのミニブタ」の牛耳るワンウェイビン(一方通行型)の運動の傾向を強めてしまい、市民運動・社会運動に必要不可欠な討議民主主義や、感性的肉体的リアリズムや、活動力・活力・多様性といったものが欠如した、消費社会型・頭でっかち型・不活性型・受け身型の市民運動・社会運動を創り出していくのではないかと危惧している、という点である。実際問題、「マスク自警団」のような人間は、一般社会よりも、市民集会などに参加している市民に多いという皮肉な現象もある。こうしたことは、いわゆる活動家に多いタイプの、ものごとを思い込み過ぎ、それをベースに他人様にすぐにちょっかいを出す傾向の表れではないか。

私は新型コロナの毒性度合いは、新型インフルエンザほどではない弱毒性の感染症ではないかと思っているので、室内で開催されるイベントについては「3密」(密閉、密集、密接)を防止して、用心した方がいいとは思うが、少なくとも野外で開催されるイベントについては、あまり神経質になる必要なないだろうと考えている。今後、ZOOM・ZOOMにのめり込んでいる市民運動・社会運動のリーダー諸君には、少しリアル集会の重要性について、再考願いたいものだと思う。


2.(再掲)(報告)(1.27)オルタナティブな日本をめざして(第54回)「新型コロナ・パンデミックの「真実」」(岡田幹治さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-c67099.html

(こちらのVTRも、天笠啓祐氏のワクチン講演ほどではないが、講演後のわずかな期間で視聴者が6千件近くになる大ヒットです)

 <別添PDFファイル>
(1)2021年新型コロナとどう闘うか、コロナに負けない生き方(イントロ部分)(鎌田實『週刊金曜日 2021.2.5』)
ダウンロード - e382b3e383ade3838ae381a8e381a9e38186e99798e38186e3818be38081e382b3e383ade3838ae381abe8b2a0e38191e381aae38184e7949fe3818de696b9efbc88e382a4e383b3e38388e98e8ce794b0e3808ee98791e69b9ce697a5202021.2.5e3808fefbc89.pdf
(2)報道に惑わされない「医療崩壊」の本当の理由(イントロ部分)(森田洋之『週刊金曜日 2021.2.5』)
ダウンロード - e5a0b1e98193e381abe68391e3828fe38195e3828ce381aae38184e3808ce58cbbe79982e5b4a9e5a38ae3808de381aee69cace5bd93e381aee79086e794b1efbc88e382a4e383b3e38388e6a3aee794b0e3808ee98791e69b9ce697a5202021.2.5e3808fefbc89.pdf
(3)科学の森:複製ミス、好都合だと拡大、ウィルス 変異で環境適用(毎日 2021.2.4)
 https://mainichi.jp/articles/20210204/ddm/016/040/013000c

以下はメール転送です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2021年2月4日付たんぽぽ舎MG)

◆新型コロナ・パンデミックの「真実」(講師:岡田幹治さん)
「病気になったらゆっくり休める、高齢者に優しい社会へ」「事実を学び、新型コロナへの過度の恐怖をすてる」…など、1/27「スペースたんぽぽ」学習会に参加して (上):冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

項目紹介
1.新型コロナ感染症とはどのようなものか
2.季節性インフルエンザとは?
3.新型コロナ感染症にどう対処すべきか
  以上を(上)に掲載

  以下を(下)に掲載
4.新型コロナ騒動にはどんな問題があるか
5.ワクチンは新型コロナ解決の決め手なのか
6.10年前にどんなことが起きていたか
7.どうしたらよいか?


1.新型コロナ感染症とはどのようなものか
・ウイルス=RNAかDNA遺伝子のかけらが膜に包まれたもの。宿主細胞の中でしか存在できず、自己増殖はできない→生き延びるには弱毒化した方が有利・SARS(重症急性呼吸器症候群)とMERS(中東呼吸器症候群)は強毒だったので、感染者が出歩かず、感染が広まらなかった。

・新型コロナが世界的に流行したのは弱毒性だから(マスコミは感染力が強いと毒性も強いような報道をして恐怖をあおっているが嘘)

・ウイルス干渉=細胞は2つのウイルスに同時に感染しにくく、2つの感染症が同時に流行することはない。毒性の強いウイルスが駆逐され、弱いウイルスが流行

例1=2009年の新型インフルエンザ流行で、毒性の強いソ連型インフルが消えた
例2=新型コロナの影響で、インフルの感染者が1999年末から急減した

・「ほとんどの感染者は軽症または中等症の呼吸器疾患を経験し、特別な治療を必要とせずに回復する」(WHO)

・感染者の98%が自然免疫で克服。2%で獲得免疫が始動して発熱など。ごく少数でサイトカインストーム(免疫機構の暴走)が出現し、重症化

・大多数の人には「風邪程度のウイルス」、高齢者・基礎疾患のある人には「死のウイルス」

2.季節性インフルエンザとは?
・日本の年間の感染者は約1000万人、直接死が約3000人、間接死を合わせ約1万人

・日本の感染者が少ない理由=免疫力が強い、高齢者を厳重に隔離している、生活習慣が衛生的、医療体制が整っているなどの複合的効果

・ワクチンはあるが、予防効果はない

・12~3月には1日平均で7万人、ピーク時には10万人が感染し数百人が死亡。インフルエンザで起きる症状=高熱、筋肉痛、関節痛が現れ、肺炎になることもある。心筋症、筋炎、敗血症などの合併症が起こることも

・以上からインフルエンザの方が新型コロナより強毒であることがわかる。弱毒性ウイルスは潜行するので、水際作戦を必ず潜り抜ける。12~1月は冬型のウイルスが勢いを増すので、流行は拡大する。いまの流行(「第三波」と呼ばれている)は、2020年6~7月に始まった第二波が気温低下とともに活発になったもの。遅くとも3月ごろまでには収束し、その後はインフルエンザと同じように冬に流行する。

・「第三波」感染者が急増した理由:東京都の場合=12月31日に1337人→1月7日に2447人へ異常な急増、理由の一つは検査数の激増=3~4月は1日500件前後→8月は最大、1000件→12月に1万件超→1月は1万5000件超。またPCR陽性者=感染者としているため

3.新型コロナ感染症にどう対処すべきか
・感染を防ぐにはどうしたらよいか-政府・自治体の対応は間違いだらけ、新型コロナとの共生を前提に、感染拡大のスピードを緩め、医療や社会インフラの破綻を防ぐこと、ただし、できるのは流行の拡大速度を抑制することであり、感染を止めることはできない。「ゼロコロナ」はありえず、新型コロナウイルスがなくなることはない。弱毒性ウイルスの封じ込めに成功例はない。

・政府がなすべきこと-重症患者を救う:重症化した人の命を守るために医療崩壊を起こさないこと、存在している医療施設を十分に活用せず、医療が逼迫(厚労省や日本医師会の責任)。東京都内=ベッドは約10万6000床あるが、新型コロナ用は4000床(3500床が使用中)、ICUなどは2545床あるが、新型コロナ用は250床(129床が使用中)=大木隆生氏調べ

・予防対策やり過ぎが多い
 無症状者による二次感染=非常にまれ(WHO、中国の研究)、マスク着用による子どもの健康障害=身体・行動・学習・情緒などで非常に多彩な副作用がある(ドイツでの大規模調査) (下)に続く


=============
(2021年2月6日付たんぽぽ舎MG)

◆新型コロナ・パンデミックの「真実」(講師:岡田幹治さん)
「病気になったらゆっくり休める、高齢者に優しい社会へ」「事実を学び、新型コロナへの過度の恐怖をすてる」…など、1/27「スペースたんぽぽ」学習会に参加して (下):冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)


4.新型コロナ騒動にはどんな問題があるか
・PCR陽性者=感染者ではない。 死者数が過大に発表されている
・「指定感染症」が足かせになっている
・連日の恐怖をあおる報道で「一億総恐怖症」になった
・対策が経済・生活・文化を破壊している
・「専門家」による「2週間予言」(間違いについて訂正や反省がない人々)
 「日本は手遅れに近い、対策を強化しないと死者十万以上(数十万、約42万)になる」(昨年4月、10月)山中伸弥、渋谷健司、西浦博、  
 「東京も2-3週間前のイタリアやニューヨークのようになりかねない」(昨年4月、7月)島田悠一、岡田春恵、児玉龍彦

5.ワクチンは新型コロナ解決の決め手なのか
・新型コロナワクチンはどのような仕組み?  従来のワクチン=ウイルスやウイルス様タンパク質(抗原)を体内に入れ、人工的に抗体をつくらせる、新タイプ=RNAまたはDNAの断片を細胞内に送り込み、抗原を作り出して作用させる。ヒトの体をワクチン製造装置にするヒトの遺伝子組み換えであり、ヒトの遺伝子改造につながる。

・新型コロナワクチンの有効性と危険性は? 有効率=接種した方が接種しない方と比べて、どれだけ発症を防げたかを示す数値
 A(2万人)=ワクチンを接種→8人発症
 B(2万人)=偽薬を接種→162人発症 154人(162-8)=162人の95%
 Bの1万9838人(99.2%)=発症せず
 ワクチン接種で恩恵を受けたのは0.8%、

米CDC=ファイザーワクチンの5日間の接種(12月14日~18日)の結果を公表
 アナフィラキシーは6人、他の健康被害(普通の日常生活が送れないなど)が18日は3150人(2.79%)
 ノルウェーで高齢者23人がファイザーのワクチン接種後6日以内に死亡。多くは持病があり、介護施設に入所中だった

6.10年前にどんなことが起きていたか
・2009年4月メキシコと米国で豚インフル(後に新型インフル=H1N1に変更)を確認
・5月WHOがパンデミックの基準を改定(症状の重さ・致死率の高さなど削除)
・6月WHOがパンデミック・フェーズ6を宣言
・WHO「感染者のほとんどは症状が軽く、治療なしで1週間以内に回復」。しかしマスメディアが大げさに騒ぎたてた。
・秋以降、感染が拡大したが、2010年に入ると、季節性インフルと変わらなくなった
・2010年6月、WHOが「深刻な時期を脱した」、8月、WHOが収束宣言
・先進国で100万人死亡との予測も発表されたが、世界の死者は1万8000人(季節性インフルの死者は25~50万人)
・各国はワクチンの確保に懸命になり、巨大製薬企業と購入契約を結んだ(副作用の責任は各国政府)→使われなかった
・欧州=GSK社のワクチンが3000万人に投与→12か国でナルコレプシー(突然、睡眠状態に陥る病気)の報告副反応ではないと認定
・日本=国産ワクチンが約2200万回接種され、副反応報告は2428人。うち重篤が416人、死亡が133人。ただし、副反応と認定は2011年76件、2012年23件など

7.どうしたらよいか?
・公衆衛生軽視を改める

・医療・健康政策=1980年代に感染症から生活習慣病(がん・循環器病・糖尿病)へ転換→保健所の縮小、ワクチン漬けへ(これが最悪)

・新自由主義政策を大転換し、病気になったらゆっくり休める、高齢者に優しい社会へ

・事実を学び、新型コロナへの過度の恐怖をすてる

・感染症への抵抗力(免疫力)をつける

・きちんとした食事=筋肉と腸内細菌の強化=高タンパクな食材、農薬・食品添加物の少ない食材、適度な運動、ストレスの少ない生活、ウイルスや細菌を敵視する清潔志向を改める。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


3.(報告)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-21863a.html
(既にVTRの視聴者数が17万人を超えています。久々の大ヒットとなりました)

(関連)【新型コロナウイルス】ワクチン効果薄 英国型×南ア型「スーパー変異株」上陸恐怖|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284789
(関連)“ワクチン・ミックス”は救世主になるか?英で臨床試験開始(日刊ゲンダイ 2021.2.5)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284859

(関連)新型コロナのワクチンは超スピード開発でウイルスよりむしろ危険?-岡田幹治 論座
 https://webronza.asahi.com/national/articles/2020110400009.html
(関連)新型コロナ禍についてのブログ記事一覧- 今ここの地球市民(川崎陽子さん)
 http://ecoyoko-archive.seesaa.net/article/478526130.html

(田中一郎コメント)
 新型コロナワクチンは、従来型のワクチンとは全く違うもので、現在、その技術のさまざまな問題点が噴出しているゲノム編集技術(遺伝子をいじくりまわしている)が使われた新型であるにもかかわらず、中長期的な副作用(副反応)のみならず短期的な副作用についても十分な検証が行われないままに、拙速なかたちで開発され見切り発車されています。さながらゲノム編集医薬品の人体実験と言ってもいいようなものと言えます。下記のように、ノルウェーでの接種者の死亡事件他、アメリカその他の国でもワクチンの副作用のような症状が出ているとの報道が後を絶ちません。しかも、上記で申し上げたように、新型コロナのRNAウィルスは変異が速く激しいので、そもそもワクチンの効果に疑問も出ています。

いわば効くか効かないかよくわからないものを、安全性も確認されていないのに、摂取する必要があるのか、という根本的な問題があるのです。また、新型コロナ肺炎の症状は新型インフルエンザと比較すれば、基礎疾患のある方々や高齢者以外の一般の人々にとっては、それほど重篤なものでもなく、感染しても特に重症化することもなく回復してしまうことが大半なので、これに対してワクチンまで打って感染回避をする必要があるのかという問題もあります。(逆に基礎疾患者や高齢者は、ワクチンのために逆に健康が悪化する可能性があります)

しかし水面下では、ワクチンや治療薬の開発にしのぎを削り、特にゲノム編集技術を医療分野に大々的に持ち込みたい医薬品会社(巨大多国籍資本)や御用学者たち、あるいは時の政府・支配権力の思惑が先行し、いい加減な審査で新型コロナの新型ワクチンが普及推進されようとしています。そして、日本では愚かにも、またしてもマスごみが、この新型コロナワクチンの大々的な接種を無批判的に、まるで政府や薬品会社や御用学者の思惑を代弁するかのように、連日、ワクチン急げ、の報道をくり返しています。「ワクチン頼みのオリンピック」などという批判のされ方はあっても、ワクチンそのものの危険性を突っ込んで報道したものはマスごみには皆無に近いでしょう。

新型コロナワクチンの接種は見合わせておきましょう。もう少し、様子を見た方が無難です。

(関連)CNN.co.jp - ノルウェー、ワクチン接種の高齢者23人の死亡例を調査
 https://www.cnn.co.jp/world/35165203.html

(関連)米でアナフィラキシー症状29人 コロナワクチン接種後(共同通信)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/28519bf48a99a53666a1ac00d2d6f6b96e2055dc


以下はメール転送です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本でも、ファイザーのワクチンの審査結果が来週でる予定です。
現在まで、私が調べた資料を送ります。(転送も可能です)

------
ファイザーのワクチンの催奇形性、胎児への毒性はわかっていないので、若い女性医療スタッフにはこの情報を伝えることが必要です。ファイザーのワクチンは緊急使用許可(EUA)であることをまず伝える。「以下は接種を受けるべきではない」とされています。
・ 妊娠中か、妊娠を予定している女性
・ 母乳で授乳中である女性

-------
ワクチンの添加物として、4種類の資質が含まれます。
コレステロールとホスホコリンは既に使われています。

後の2つは、LNP (lipid nanoparticle)で新しい添加物です。

ALC-0315
 (4-hydroxybutyl)azanediyl)bis(hexane-6,1-diyl)bis(2-hexyldecanoate))
ALC-0159 PEGylated lipid
 (2-[(polyethylene glycol)-2000]-N,N-ditetradecylacetamide).

---------
米国FDA(2020/12/10)
BNT162b2 Vaccine Candidate Against COVID-19 Vaccines and Related Biological Products December 10, 2020 https://www.fda.gov/media/144325/download

A Combined Fertility and Developmental Study (Including Teratogenicity and Postnatal Investigations) of BNT162b1, BNT162b2 and BNT162b3 by the Intramuscular Route in the Wistar Rat

日本語版
ワクチン接種を受ける人と介護従事者のためのファクトシート
https://www.fda.gov/media/145509/download

-------
英国 (2021/1/28)
Summary of the Public Assessment Report for Pfizer/BioNTech COVID-19 vaccine Updated 28 January 2021 https://www.gov.uk/government/publications/regulatory-approval-of-pfizer-bio

ntech-vaccine-for-covid-19/summary-public-assessment-report-for-pfizerbionte
ch-covid-19-vaccine

(以下はgoogleの翻訳ですので、お確かめください)
生殖および発達毒性
生殖能力と初期胚発生と胎児の発達
一般的な毒性試験では、男性および女性の生殖組織の巨視的および顕微鏡的評価は毒性の証拠を示さなかった。ラットにおける生殖能力と発達の組み合わせ研究(催奇形性および出生後の調査を含む)が進行中である。

毒性結論
生殖毒性データの欠如は、臨床試験とその急速な発達のためにCOVID-19 mRNAワクチンBNT162b2を最初に同定し、選択する開発のスピードを反映しており、緊急の緊急の健康ニーズを満たす。原則として、生殖毒性研究動物のデータなしにワクチンのライセンスに関する決定をこれらの状況で行うことができるが、進行中の研究があり、可能な場合は提供される。

In the context of supply under Regulation 174, it is considered that sufficient reassurance of safe use of the vaccine in pregnant women cannot be provided at the present time:

規制174の下での供給の文脈では、現時点では妊婦におけるワクチンの安全な使用の十分な安心を提供できないと考えられている:

however, use in women of childbearing potential could be supported provided healthcare professionals are advised to rule out known or suspected pregnancy prior to vaccination. Women who are breastfeeding should also not be vaccinated.

しかし、医療従事者がワクチン接種前に既知または疑わしい妊娠を排除することをお勧めする場合、出産可能な女性での使用はサポートできる。母乳育児をしている女性も予防接種を受けるべきではありません。

These judgements reflect the absence of data at the present time and do not reflect a specific finding of concern. Adequate advice with regard to women of childbearing potential, pregnant women and breastfeeding women has been provided in both the Information for UK Healthcare Professionals and the Information for UK recipients.

これらの判断は、現時点でのデータの欠如を反映しており、懸念の特定の発見を反映していません。出産の可能性のある女性、妊婦、授乳婦に関する適切なアドバイスは、英国の医療従事者のための情報と英国の受取人のための情報の両方で提供されています。

--------
Information for Healthcare Professionals on Pfizer/BioNTech COVID-19 vaccine Updated 28 January 2021 https://www.gov.uk/government/publications/regulatory-approval-of-pfizer-bio

ntech-vaccine-for-covid-19/information-for-healthcare-professionals-on-pfize
rbiontech-covid-19-vaccine
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草々 

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